第2947号 令和8年1月18日
新年賀詞交歓会の準備着々と
ロボット展の出展受付終了迫る
愛機工組合 令和7年度12月理事会開催
愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長/以下、愛機工と表記)は2025(令和7)年12月2日、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で理事会を開催。理事・監事24名が出席した。MECT2025結果報告や全機工連関東大会報告のほか、2026年新年賀詞交歓会準備進捗報告等も行い、理事全員で情報を共有した。
冒頭、賛助会員のイチネンから自動車リース等に関する提案の場が設けられ、その後に以下の議題について審議・報告がなされた。
【議題1】組合員・賛助会員数の状況報告(12月1日現在)▽組合員214社、賛助会員111社。
【議題2】第84回愛機工組合親善野球大会報告▽12月1日までに15試合(内1試合は棄権試合)が行われたが、今大会は雨天中止が多く、計4日間・10試合が中止もしくは順延となっている。雨天の影響もあり、決勝戦は2026(令和8)年3月21日の開催が予定されている。
【議題3】第51回愛機工組合親睦ゴルフ大会報告▽愛知県春日井市西尾町の春日井カントリークラブ(東コース)で11月13日に開催され組合員や賛助会員ら51名が参加。同ゴルフ場は2026年アジア競技大会開催コースとして全面リニューアルされ、その難易度の高さに参加者は四苦八苦しながらも楽しく交流を深められたようだ。今大会の上位入賞者は以下の通り。●優勝=足立達哉氏(ハタヤリミテッド)●準優勝=花村泰廣氏(山善)●第3位=橋本昌義氏(オーエスジー)●第4位=世古雅人氏(三葉利工具)●第5位=滝澤有一氏(松本商店)。
【議題4】青年部活動報告▽①バスレク=12月13日に「嵯峨野トロッコで非日常を満喫! 嵐山散策で自然と歴史に包まれる特別な一日」と題した日帰りバス旅行を企画(本紙発行時、開催済み)。理事会当日現在、組合員各社社員やその家族ら55名が参加予定。②青年部創立60周年記念他産業視察=2026年3月6日・7日の2日間、TOWA京都東事業所の視察等を予定。理事会当日現在、青年部員に案内を発信済み。③その他、1月の新年会、2月の講演会開催等が報告された。
【議題5】愛知県中小企業青年中央会活動報告▽●6月5日=青年中央総会を開催。●10月29日=レディース中央会全国フォーラム(愛知)を開催。●11月14日=組合青年部全国講習会(岩手)を開催。
【議題6】セールスエンジニアスクールについて▽2025年度第2回SEスクールを12月4日~6日までの3日間で開催。会場はポリテクセンター中部。講師はポリテクセンター指導員が務める(本紙発行時、開催済み)。
【議題7】経営対策部セミナーについて▽2月6日午後6時より「選ばれる機械工具商社へ~GXで築く信頼とAIで実現する生産性改革~」と題したセミナーを開催予定。会場は理事会当日現在、未定。講師は、賛助会員のブロードリーフが務める。
【議題8】MECT2025結果報告▽10月22日~25日までの4日間、名古屋市港区のポートメッセなごやで開催。524社・団体が2092小間に出展した。愛機工組合関係出展は135社487小間。来場者数は7万7613名を数えた。11月25日には、名古屋市東区のメルパルク名古屋で報告会を実施。次回MECTは、2027年10月20日~23日までの4日間、ポートメッセなごやでの開催が予定されている。
【議題9】RTJ2026について▽ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2026は6月11日~13日の3日間、愛知県常滑市の愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で開催される予定。目標来場者数4万5000名、目標出展小間数1200小間(組合関係出展60社300小間)を目指す。出展募集受付は1月20日まで。
【議題10】全機工連関東大会報告▽第45回全機工連関東大会が11月4日に東京国際フォーラムで開催され、全国から約450名が参加。愛機工組合から27名が参加した。「激動の時代を乗り越えろ!! ~掴め!世界のトレンド~」をテーマに4部構成で進められた。
【議題11】2026年新年賀詞交歓会について▽1月28日、名古屋市中区のホテルグランコート名古屋で開催。尾張支部が幹事を務める。11月に組合員、賛助会員に案内は郵送済み。
【議題12】その他▽①今後の理事会日程=●2月5日㈭(理事会後に懇親会開催予定)●4月21日㈫(午後2時30分~三役会、同3時30分~常任理事会、同4時30分~理事会)。②中部ブロック会議について=2月24日㈫、都ホテル岐阜長良川で開催予定。岐阜機工会が幹事を務める。③各部会の開催=年度内(3月まで)に実施する。④通常総会について=5月26日㈫の開催が予定されている。
2025年10月の産業機械受注高
前年同月比9.7%増の3983億円
日本産業機械工業会 内需6.2%増、外需18.1%増
日本産業機械工業会(会長=金花芳則氏・川崎重工業会長)が12月15日発表した2025年10月の産業機械受注高は、前年同月比9・7%増の3983億1700万円で、6か月連続して前年を上回った。
内需は、6・2%増の2723億3500万円で、5か月連続して前年を上回った。このうち製造業向けが18・8%増、非製造業向けが20・7%減、官公需向けが26・9%増、代理店向けが2・2%増だった。
内需で増加した機種は、ボイラ・原動機(前年同月比10・5%増)、タンク(97・4%増)、ポンプ(3・8%増)、変速機(11・4%増)、その他機械(58・3%増)の5機種。減少した機種は、鉱山機械(27・2%減)、化学機械(3・5%減)、プラスチック加工機械(27・7%減)、圧縮機(11・7%減)、送風機(12・4%減)、運搬機械(19・0%減)、金属加工機械(25・0%減)の7機種だった。
外需は、18・1%増の1259億8200万円で、3か月連続して前年を上回った。プラント案件はなかった。
外需で増加した機種は、ボイラ・原動機(前年同月比67・8%増)、鉱山機械(44・4%増)、化学機械(42・3%増)、プラスチック加工機械(98・0%増)、変速機(27・6%増)、その他機械(7・2%増)の6機種。減少した機種は、タンク(0・0%減)、ポンプ(2・6%減)、圧縮機(44・9%減)、送風機(75・6%減)、運搬機械(40・5%減)、金属加工機械(65・4%減)の6機種だった。
出展者、実行委員らが集まり
次回展に向けて活発な意見交換
愛機工組合「MECT2025報告会」を開く
愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、11月25日午後4時より名古屋市東区のメルパルク名古屋にて「メカトロテックジャパン(MECT)2025報告会」を開催した。組合関係の出展者42社67名、実行委員21名ほか、同展を主催したニュースダイジェスト社から3名、報道・事務局など合計100名近くが出席した。
MECT2025は、10月22日㈬~25日㈯の4日間、ポートメッセなごやの全館を使用し、過去最多の出展者数524社・団体、出展小間数2092小間(内、組合関係は135社、487小間)の展示規模で開催された。来場者数は前回展(7万7225名)を上回る7万7613名を記録した。
冒頭、水谷理事長が「今回のMECT2025は前回を超す来場者を集めて益々盛大なものとなった。名古屋市によると3つの展示館(第1・第2・第3展示館)をすべて使う展示会は他に無いそうで、中部地区ではMECTが他産業の展示会を含めて最大であることは間違いない。こうして皆様のご協力によりMECTを続けて開催できていることに心から感謝申し上げる。課題や反省点などお気づきの点を伺い、次回2027年の展示会の成功に結びつけていけるよう、ご協力を重ねてお願いしたい」と挨拶。
報告会は髙田研至実行委員長(組合副理事長、井高社長)の司会で進められ、ニュースダイジェスト社の平野清嗣MECT2025事務局長より、展示会の概要や出展者・来場者アンケートの結果など今展に関する詳細な報告が行われた。
今展では例年通り、開会式および開会レセプションを初日に開催。コンセプトゾーン(主催者企画展示)では、医療をテーマに高度な技術を持つ中小企業3社による加工実演が披露された。セミナーも会期中3日間(22~24日)に渡り、自動車、航空・宇宙、先進工場の3つのテーマを掲げて開催された。
来場促進に向けては、新聞・雑誌・テレビ・ラジオ・WEB広告や交通広告(駅貼ポスター((画像を含む))、車内吊り広告)のほか、テレビ番組、ポッドキャストでの紹介等々、さまざまな方法で広報・宣伝に注力したことが報告された。
来場者アンケート(回答数2785名)によると、来場の目的は「情報・資料収集」が84・1%と最も多く、次いで「先端技術の研究、調査」が45・8%で、「次回のMECT2027にも来場したい」と回答した来場者は79・2%だった。
出展者アンケート(回答数445社)からも出展によるPR・販売促進効果が「あった」「非常にあった」を合わせて75・7%と好評が窺われ、「次回展にも出展したい」とした出展者は90・8%に上った。
次回のMECT2027は、2027年10月20日㈬~23日㈯の4日間、ポートメッセなごやで開催される予定。
意見交換では、課題として立体駐車場の出庫対応、休憩スペースの拡大など次回展に向けた意見・要望が出された。
最後に髙田実行委員長の「長年、MECTの実行委員長を拝命しているが、今回は本当に大成功だったと感じている。展示会での商談も中身の濃いものになったものと存じる。是非、皆様と共に来年(2026年)を良い年にしたい」との言葉で締められた。
報告会の後は懇親会が催され、懇親会から参加したニュースダイジェスト社八角秀社長の音頭で乾杯。親睦が深まる中、森田乾嗣副実行委員長(組合副理事長、モリタ社長)が「来年はロボットテクノロジージャパン(RTJ)2026を6月11日㈭~13日㈯の3日間、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催させて頂く。自動化・省人化をテーマにした展示会なので、メーカーの皆様には是非ご出展を賜りたい。我々はニュースダイジェスト社と共にこれから展示会が盛り上がるよう一生懸命取り組んでいく所存なので、引き続きご理解とご協力をお願いします」と述べて、一丁締めでお開きとした。
ねじの日記念品は「エコバッグ」
1月21日名鉄グランドホテルで賀詞交歓会
愛鋲協 令和7年度第6回理事会開催
愛知鋲螺商協同組合(理事長=小倉正嗣氏・小倉商店社長)は、12月2日午後6時30分より安保ホール(名古屋市中村区名駅)において令和7年度第6回理事会を開催した。理事7人が出席し、今後の行事や青年部活動などについて審議・報告した。
第1号議案=ボウリング大会の件
担当の松原徳幸理事(千代松螺子社長)より、現時点での参加人数が105人(男性59人、女性38人、小学生以下8人)、そのほか応援者数人と報告された。開催日は12月14日、名古屋グランドボウル(名古屋市緑区忠治山)で行う。午前10時スタート。参加者、理事の集合時間などを最終確認した。
第2号議案=令和8年新年賀詞交歓会の件
1月21日に名鉄グランドホテル(名古屋市中村区名駅)で開催する。当日は理事会を午後5時~同6時30分に行い、新年賀詞交歓会を同6時30分より開始する。終了は同8時30分を予定。青年部にも参加を呼びかける。
藤田守彦理事(藤田螺子工業取締役)は、長年、組合の新年賀詞交歓会や総会の会場としてきた同ホテルが、名古屋鉄道が進める名古屋駅前の再開発計画により2026年3月をもって閉店(その後、計画未定となり宿泊部門の継続が決定)するため、今回が同ホテルでの最後の行事開催となると話した。
第3号議案=青年部活動報告の件(藤田理事が報告)
忘年会を11月28日、ザ・カワブン・ナゴヤ(名古屋市中区丸の内)で開催した。今後の予定は、1月に役員会、2月6日にセミナー、4月24日に総会を木曽路錦店(名古屋市中区錦)で開催する。
第4号議案=その他の件
鈴木浩久理事(八幡ねじ)の退任に伴い、奥田勝彦副理事長(東邦精器社長)が後任としてセミナーを担当することが承認された。
また、11月14日に名鉄グランドホテルで開かれた日本ねじ商連第1回常任理事会の報告が小倉理事長から行われ、その中で2026年のねじの日記念品「エコバッグ」について説明された。
次回理事会は1月21日、名鉄グランドホテルにて午後5時より開催予定。
理事会終了後は、ラクスの嶋崎純氏、橋本徳仁氏による電子帳票発行システム「楽楽明細」についての説明会が約1時間にわたって行われた。
羽賀昭雄氏逝去
東陽代表取締役会長
東陽(社長=羽賀威一郎氏、本社=愛知県刈谷市)の代表取締役会長・羽賀昭雄氏はかねてより病気療養中のところ、1月6日逝去された。満87歳。
密葬は同月12日、近親者にて営まれた。後日、「お別れの会」が開かれる予定。
なお、自宅への弔問ならびに供花供物香奠の儀は固く辞退されている。
創業70周年記念事業の㆒環
岐阜第2工場(組立工場)完成
SANEI 12月5日に竣工式を挙行
SANEI(社長=西岡利明氏、本社=大阪市東成区)は2025(令和7)年12月5日、SANEI岐阜工場の新工場棟(組立工場)の完成に伴い、関係者を集めて竣工式を執り行った。新工場棟(通称/第2工場)は、2024(令和6)年に竣工した工場棟(鋳造~研磨工程を集約した工場、通称/第1工場)に続く増設となり、さらなる増産と生産性向上を目的に組立の自動化機能も取り入れられている。本事業は、国内・外での高付加価値水栓の需要拡大に対応し安定的な供給体制を確立することを目的として推進されたもので、SANEIの創業70周年記念事業として位置づけられている。
西岡社長は、「弊社は2024年に創業70周年を迎えましたが、その年に岐阜の第1工場が生まれ変わり、そして戦後80年、昭和100年という節目の年となる2025年にこの第2工場が新しく生まれ変わりました。2025年は大阪・関西万博が開催され世界中から人が集まりました。55年前の大阪万博以降、バブルの崩壊やリーマンショックなどを経験し、世界の構造、変化も含めてガラリと変わった気がします。しかし今、株価は5万円を超え、これから日本は力強く進んでいくものと信じております。先にも述べましたが、創業70周年を迎え、昭和100年と語呂の良い2025年の今日12月5日は記憶に留めやすい日になることでしょう。この第2工場、そして第1工場は非常に良い設備を備えており、より良い製品を生み出せます。そして、ここから世に出るモノをお客さまに使っていただいて喜んでいただけることと確信しています。これからもSANEIは良いモノを造り続けていくことを誓いますので引き続き応援をよろしくお願いいたします」(要約)と、竣工式の場で挨拶した。
SANEIは1954(昭和29)年の創業以来「人類ある限り水は必要である」を理念とし、地球に生きる一員としての自覚を持ち企業活動に取り組んできた。水と人とをつなぐ企業として「地球のこれから」について考え、行動しているということだ。社内にはカーボンニュートラル推進委員会が設置されており、2050年に温室効果ガスの排出を全体でゼロにすることを目標にしているが、岐阜新工場の太陽光パネル設置による自家発電は、その施策のひとつでもある。工場敷地内の緑地化も計画しているようで、企業として環境保全に貢献。緑地による休憩所は、従業員の憩いの場として利用されるという。
国内・海外市場におけるさらなる水栓金具(高付加価値水栓)の需要拡大にも対応できるよう、水栓の生産力増強と生産効率の向上を図る同社。多くの受注に対しても安定的な供給ができるよう既存工場の生産ラインも含めて再構築し、生産活動の高効率化を目指す。あわせて、自動化設備を多数導入することで省力化を実現。従業員の負荷軽減、品質の均一化(品質向上)も可能となり、一層、SANEIのマザー工場としての生産機能が強化されることとなるだろう。
◇
【新工場棟概要】
◆所在地▽岐阜県各務原市鵜沼朝日町1丁目136番4号
◆敷地面積▽約2万9000㎡
◆建築面積▽約1900㎡
◆延べ床面積▽約3000㎡
来期役員人事について意見交換
新年賀詞交歓会の進行等確認
岐阜県管工機材商組合 12月度理事会・忘年会開催
岐阜県管工機材商組合(副理事長=渡部勝裕氏・大東社長)は2025(令和7)年12月4日午後6時より、ホテルグランヴェール岐山(所在地=岐阜市柳ケ瀬通6)で12月度理事会ならびに忘年会を開催。理事ら10名が出席した。
理事会冒頭、森浩前理事長が「女性初となる高市総理が誕生し、その影響か株価も上がり、金の値段も上がっていると聞きます。一方で対外政策の面で懸念が浮かび上がってくるなど注視しなければいけない事案があるのも事実です。さて、今年1年、皆さまの会社は景気も良かったのではないかと思いますが、今一度手綱を締めて、来年に向かって進んでいきたいと思います」と挨拶。続いて、オブザーバーとして出席した大東の森嶋将隆副社長が紹介された。
理事会では、以下の議事について審議・報告された。
【議事1】2026年新年賀詞交歓会について▽開催日時は2026(令和8)年1月29日㈭、会場は本理事会と同じくホテルグランヴェール岐山。当日の司会進行は横野悟理事(安田本店)が務める。案内状は12月1日付けで組合員、賛助会員へ発送済み。
【議事2】来期(2026年度)役員について▽同組合の定款には『理事10名以内、監事2名』と明記されている。本紙発行日現在空席となっている理事長ならびに監事1名の人事については、3月開催予定の理事会で審議のうえ総会に諮る流れとなる。
以上、すべての議事審議を終え理事会は終了。同会場で忘年会を楽しみ、最後は渡部副理事長の掛け声とともに一丁締めでお開きとなった。
アカギ熊本営業所開設
本社、札幌営業所新築移転
配管支持金具トップメーカーのアカギ(社長=渋谷宏明氏、新本社=東京都中央区新川)が、2025(令和7)年11月4日に本社、同12月1日に札幌営業所を相次いで新築移転した。さらに、2026(令和8)年1月5日には新たに熊本営業所を開設。これで、北海道から沖縄まで全国を網羅する同社の営業所は30拠点となる。
◇
【本社概要】
●所在地▽〒104―8251 東京都中央区新川2―28―7
●TEL▽03(3552)7331
●FAX▽03(3552)1877
●移転日▽2025年11月4日
◇
【札幌営業所概要】
●所在地▽〒065―0043 北海道札幌市東区苗穂町12―1―18
●TEL▽011(786)0131
●FAX▽011(786)0171
●移転日▽2025年12月1日
◇
【熊本営業所概要】
●所在地▽〒869―0532 熊本県宇城市松橋町久具1296―1
●TEL▽0964(42)8881
●FAX▽0964(42)8871
●営業開始日▽2026年1月5日
令和8年 年頭所感
挑戦と新たな出会いによりさらなる飛躍を
名古屋商工会議所
会頭 嶋尾 正
明けましておめでとうございます。
皆さまには、令和8年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年11月より会頭としての2期目がスタートいたしました。3年前の就任時に掲げたキャッチフレーズ「未来の名古屋を拓く力~支える・繋がる・広がる~」を一層深化・発展させ、具体的な取り組みを重ねながら、当地のさらなる発展に全力で取り組んでまいります。
【中小企業支援で地域経済を支える】
さて、我が国経済は足元では緩やかな回復傾向を維持しており、賃上げ基調を背景とした成長型経済への動きが着実に進んでおります。一方、米国関税措置の影響や日中関係の動向など、依然として数多くの不確実性を抱えています。
とりわけ中小企業では、物価高騰や人手不足、DXへの対応などが深刻な課題となっており、価格転嫁の動きは広がりつつあるものの、転嫁率は未だ3~4割程度にとどまるなど、厳しい経営環境が続いております。地域経済の屋台骨ともいえる中小企業をしっかりと「支える」ことこそが、商工会議所の最重要の使命であり、全役職員が一丸となってサポートしてまいります。
会頭に就任以降、会員企業を100社訪問するなかで、各企業が〝百社百様〟の強みと創意工夫で、他社との価格競争のみに陥らず、付加価値の高い商品やサービスの開発・提供に挑戦している姿を見てまいりました。
厳しい環境下だからこそ、自社の強みを今一度見つめ直し、従来の枠に捉われない新たな取り組みで未来を切り拓いていただきたいと思います。前向きにチャレンジする企業を1社でも増やすべく、本年も経営指導の充実を図りながら、伴走支援体制の強化に取り組んでまいります。
また、人手不足への対応や賃上げの原資を確保していくためにも、DXの推進やAIの活用による業務効率化や付加価値の創出が不可欠です。昨年度は、先進的に取り組む企業を顕彰する「NAGOYA DX・生産性向上アワード」を実施いたしましたが、本年度は受賞企業の視察会や他地域の先進企業を招いた勉強会など、DX推進に向けた環境整備や実践支援を本格化させております。特に、中小・小規模事業者の皆さまにはPit‐NagoyaによるIT導入支援やAI活用の相談も受け付けており、DX推進の取り組みの裾野拡大に注力しています。
【つながりから新たな価値やイノベーションを創出】
不確実性が増す時代において、企業が持続的な成長を遂げるためには、新たなビジネスへの挑戦やイノベーションの創出が不可欠です。異業種・異分野間の連携はもちろん、行政や研究機関、スタートアップなど多様なステークホルダーとのつながりはますます重要となります。
このため、「メッセナゴヤ」や「アライアンス・パートナー発掘市」などの展示会・商談会を実施し、企業同士が直に出会い、協業や販路拡大に「繋がる」場を一層充実させてまいります。
また、産業の分野では、ものづくり産業の集積地としての強みを活かし、航空機や医療機器、環境・エネルギーに加え、これから成長が期待される宇宙産業への参入支援にも取り組み、次世代産業の育成・振興に注力しているところです。
さらに、「なごのキャンパス」などを通じたスタートアップ支援や異業種交流の促進により、イノベーション創出に繋がる環境づくりを進めてまいります。
【広がる国際交流と都市機能の強化に向けて】
今年は、最大45の国や地域から約1万5千人が集まるアジア最大のスポーツの祭典「アジア・アジアパラ競技大会」が当地で開催されるほか、2027年の「アジア開発銀行総会」、2028年の「技能五輪国際大会」と、この先、国際的な会議やイベントが連続して開催されます。加えて、今年は、当地を舞台としたNHK大河ドラマの放送も予定されており、愛知・名古屋への注目が高まる大変重要な年となります。こうした好機を最大限に活かし、地域の魅力をさらに磨き上げ、国内外へ積極的に発信しながら都市のブランド力の向上に努めてまいります。
また、都市の発展・活力向上には交通インフラの整備も極めて重要です。中部国際空港や名古屋港、広域幹線道路の整備促進と機能強化、リニア中央新幹線の建設促進など、関係機関と連携しながら着実に推進し、国際交流都市として機能の強化を図っていきたいと思います。
【結び】
本年の干支である「午」は、力強く駆ける姿から「物事が順調に進み、発展や成功へ導く」と言われています。皆さま方には、変化の激しい経営環境の中でも果敢に挑戦を続け、着実に歩みを進めていただきたいと思います。
2026年も、会議所活動への一層のご理解とご支援をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
「稼ぐ力の強化」をサポート
岐阜商工会議所
会頭 村瀬 幸雄
皆様には、令和8年の新春を清々しい気持ちでお迎えのことと心よりお祝い申し上げます。
昨年の世界経済は、各国中央銀行による金融引き締めの効果が表れ、インフレは鎮静化に向かいました。
国内は、「米」と「熊」に揺れた一年でした。年前半には、米国の一方的な経済ルールの変更、令和の米騒動が話題となりました。年後半には、熊被害に加え、中国との友好の象徴であるパンダ(熊猫)が返還の運びとなりました。
一方、10月には女性初の首相が誕生し、政府の新たな政策・実行への期待が高まっています。
さて、岐阜市内においては、県都に新たな玄関口となる、東海環状自動車道「岐阜インターチェンジ」の供用が開始されました。道路網の整備は、地域経済の活性化だけでなく、広域的なダブルネットワークの形成や、災害時における迂回機能(リダンダンシー)の強化など、効率的な物流や事業継続計画(BCP)において重要な役割を担い、地方創生の礎ともなります。
引続き、東海環状自動車道の全線開通、岐阜南部横断ハイウェイ、名鉄高架立体化などの早期実現に向けて、本年もしっかりと要望活動をして参ります。
次に、昨年8月、第3回目となる「ぎふ長良川花火大会」は、天候にも恵まれ、盛会裏に終えることができました。長良川や金華山を臨むロケーションを活かした特色ある大会として、地域に愛され、また、全国に誇れる開催内容となるよう、今夏に向け一層の魅力向上に努めております。
昨年12月に岐阜市は、金華山、岐阜城について、仙台市の仙台城跡、松山市の松山城と並ぶ、「日本三大山城夜景」とする新ブランドを立ち上げました。岐阜商工会議所においても、この趣旨に賛同し、岐阜を全国有数の夜景の名所として育てるとともに、商業施設との連携や交通アクセスの向上、駐車場の整備を促し、ナイトエコノミーの拡充に注力します。
長良川鵜飼では、観覧客数がコロナ前の水準まで回復し、海外からの来訪客は統計以来、過去最多を更新するといった嬉しいニュースもありました。
花火、夜景、鵜飼など、市内には魅力的な観光資源が多くあります。当所では、観光を単なる「集客」や「交流」だけでなく、地域ならではの歴史・文化・自然・食などを活用し、観光の高付加価値化を後押ししてまいります。
中小企業・小規模事業者の支援では、事業者の皆様の「稼ぐ力の強化」に向けて、寄り添ったサポートをいたします。地域経済を取り巻く環境変化は加速し、深化しています。従来の延長線上では解決できない課題に対して、当所職員が事業者の変革を後押しいたします。経営を担う人材の確保・育成に向けた支援や、デジタル活用による生産性向上など、新たな付加価値の創出・拡大をサポートします。
まちづくりに関して、地方のまちは、地域の稼ぐ力を新たな投資・消費につなぐ「地域経済循環の結節点」として、また、圏域形成を担う「顔」として大切な役割を担っています。
当所では、職員が、これまでの常識に囚われず、「未来思考」で岐阜のまちの将来像を深く考察し、理想として思い描く「ぎふまち未来ビジョン」の策定に向けて始動しました。地域に新たな付加価値を生み出すエンジンとして、岐阜の魅力や特性等を踏まえたまちづくりを進めてまいります。
結びに、皆様方の本年一年のご健勝と管内事業所のさらなるご繁栄を祈念いたしますとともに、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。
年頭所感
新たな飛躍を果たす年に
(㆒社)日本産業機械工業会
会長 金花 芳則
新年あけましておめでとうございます。
会員企業ならびに関係各位におかれましては、健やかに2026年の新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
2025年は、米中対立の常態化や東アジア情勢の緊迫、ロシアのウクライナ侵攻の継続、中東での緊張の高まりなど、地政学的緊張が引き続きました。これらは経済安全保障の強化・確保の必要性の認識をさらに強め、サプライチェーンの見直しなど世界的に展開されるに至りました。
世界経済を振り返りますと、経済協力開発機構(OECD)が昨年12月2日に公表した経済予測では、2026年にかけて緩やかに減速すると予測しています。しかし、人工知能への投資ブームが米関税引き上げによる影響の一部を相殺し、世界の経済成長は予想以上に持ちこたえているとして、米国やユーロ圏など一部の主要国・地域では成長率見通しを上方修正しました。一方で、昨年4‐6月は世界貿易の伸びが減速しており、より高い関税は今後徐々に物価上昇に繋がり、家計消費と企業投資の成長は抑えられることが見込まれると発信しています。
こうした中での産業機械業界の状況ですが、昨年度上半期(4月~9月)の産業機械受注実績は、金額で3兆5909億円(前年同期比27・5%増)となり、上半期としては過去最高金額を記録しました。内需・外需ともに2桁の伸びを示し、国内外市場での設備投資意欲に応えたことで、成果として実を結んだ数字となりました。
また、当工業会としては国際交流事業において、大きな成果がありました。
第30回目となる海外貿易会議をスウェーデンで開催し、現地産学官を代表する方々に参加いただき熱心な議論および意見交換を実施しました。経済連携の活性化に向け、今次の成果を活かしてまいります。さらに、第1回グローバルサウス調査を実施しました。成長著しいインドへの調査ミッションを派遣し、ベンガルールおよびチェンナイの産業動向やインフラ整備需要、環境規制の最新動向を把握してまいりました。これら二つのミッションを核に、今後、さらに国際的な存在感を高めていけるよう取り組んでまいります。
さて、2026年ですが、これらの確かな実績を力に、新たな飛躍を果たす年としてまいりたいと考えており、次の点に重点をおいて取り組んでまいります。
まず、カーボンニュートラル社会の実現への対応です。政府が掲げる目標の達成に向け、また、国内外からの需要に応えるためには、継続的な革新技術の開発が必要です。私が産機工会長就任後に始めた水素・アンモニアの早期社会実装に向けた勉強会は、本年も推し進めてまいります。わが国経済の成長力を押し上げるため、イノベーションの加速やDXを推進し、他国を凌ぐ高付加価値製品・サービスを追求することで、わが国の数多産業の競争力強化に貢献していく所存です。
さらに、経済安全保障強化策として世界規模でのサプライチェーンの再整備が重要となります。サプライチェーンの安定は、わが国経済を支える根幹に当たります。我々産業機械業界は、サプライチェーンを構成する製造装置・部素材・原料等の製造能力の強化に資するよう技術を開発し、生産設備の提供に取り組んでいく必要があります。
また、人材の確保・強化に向けた取組も重要です。産業機械業界全体として活性化されるよう知恵を絞って対応してまいりたいと考えます。
産業機械は、日本経済の屋台骨であり、同時に世界の持続可能な未来を支える重要な鍵でもあります。当工業会は、会員の皆さまの諸課題に応え、地球環境保全、国際交流、標準化などの各種事業を推進し、産業機械業界並びに会員企業の皆様の事業発展に向けた活動に力強く取り組んでまいります。
年頭にあたり考えるところを述べさせていただきましたが、関係各位におかれましては一層のご指導、ご協力をお願いしますとともに、皆様のご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
10月のJIMTOF2026で
最先端技術・製品を発信
(㆒社)日本工作機械工業会
会長 坂元 繁友
2026年の新春を迎え、謹んで年頭の御祝詞を申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、ロシアとウクライナの戦闘をはじめ世界各地域には依然として地政学的リスクが顕在化しておりました。また、通商面では、いわゆるトランプ関税の発動や通商拡大法232条など、米国が矢継ぎ早に通商政策を打ち出し各国はその対応に追われるなど、世界情勢は混沌とした中で、不透明・不確実な状況が続いた1年でした。そのような局面にあって、産業や社会の構造はDX(デジタルトランスフォーメーション)、GX(グリーン・トランスフォーメーション)が進展しており、製造業では関連する設備投資が進められました。この結果、工作機械の受注総額は昨年の年初に発表した1兆6千億円を下回るものの、高水準を確保する事が出来たと見込まれます。
本年につきましても、世界はデジタル・グリーン・レジリエンスをテーマに、あらゆる製品・サービスが生み出され、設備投資はグローバル規模で継続していくと見込まれます。日本の工作機械産業は、AI/IoT、デジタルツインの活用、ロボット・計測機・搬送装置類等との連携による自動化/省人化、カーボンニュートラルを見据えた省エネ技術、これらを搭載した、社会課題の解決に寄与する高付加価値機械の提供を通じて、世界の製造業の発展に貢献して参ります。そして、国際情勢は不安定な状況が継続していくと想定せざるを得ず、輸出管理・経済安全保障には細心の注意をはらい、適宜適切に対処して参ります。
本年は、我が国工作機械業界最大のイベントであるJIMTOF2026を10月に東京ビッグサイトで開催致します。「果てなき高度へ 羽ばたく技術」をコンセプトに、最先端の工作機械技術・製品を世界に向けて発信致します。JIMTOFでは国内外の技術者が集う「国際工作機械技術者会議」を開催するほか、全国の学生を招待して実施する「工作機械トップセミナー」や盛沢山の併催行事を用意して、工作機械産業の魅力を来場者の皆様にお伝え致します。是非、多くの方にご来場頂きたいと存じます。
日本工作機械工業会は、日本の工作機械産業の国際競争力を維持・強化していくための活動、そして、日本の製造業に存在する多くの老朽機を最新設備に更新させていく取り組みを、本年も鋭意進めて参ります。関係各位には当工業会の事業に対する一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
令和8年 年頭所感
「強い日本に期待。
希望のある明るい㆒年に」
(㆒社)日本鍛圧機械工業会
代表理事会長 磯部 任
新年明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。
平素は、当工業会の運営に格別のご支援とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。
昨年を振り返りますと、1月にスタートした第2次トランプ政権での関税引き上げによる日米関税協議の行方に振り回された感を否めません。ウクライナ紛争の終結は一向に見通せないものの、2023年のハマスによるイスラエル攻撃が端緒となった紛争も10月に停戦合意が結ばれ、世界情勢の不安定な要因の一つが解消されました。国内では政権与党の過半数割れによる不安定な政情、〝令和の米騒動〟とも言われる米価の高騰など何かと落ち着かない一年でした。
一方、大阪・関西万博が惜しまれながら閉幕し、また訪日観光客数が年間4000万人を超えることが見込まれ、オーバーツーリズムではあるものの、日本が海外から注目を集めていると言えましょう。また、昨年終盤には連立与党の枠組み変更を経た女性初の高市総理大臣の誕生に株式市場も好反応を示しました。スピード感のある積極的な取り組みから、今年は期待の持てる明るい年になると予感しております。
昨年はMF‐TOKYO2025 第8回プレス・板金・フォーミング展を盛況裏に無事終了する事が出来ました。過去最大規模で開催出来ましたのも、ひとえに関係諸団体の皆様の絶大なるご支援・ご協力の賜物とこの場を借りまして、心より感謝申し上げます。昨今の人手不足を反映して、省力化、自動化等の展示が多く、インパクトある展示内容であったと思います。また、未来のものづくりの担い手となる大学生や工業高校生にご来場頂く「学生バスツアー」では、1000名近い学生・生徒の皆さんにお越し頂きました。塑性加工分野へ進学、就職される学生の減少は深刻な問題であります。次回のMF‐TOKYO2027は、6月に東京ビッグサイトで開催しますが、少しでも若者に興味関心を持ってもらえるよう、鍛圧産業の強みや魅力をMF‐TOKYOを通して更にアピールしていきたいと考えております。
次に、本年の展望を述べさせて頂きます。
まず2025暦年の受注は、12月の調査統計委員会での見通しでは3380億円で、前半はトランプ関税の先行き不透明な状況下で設備投資が抑えられた感があったものの、後半はその関税率も決まり、更には国内が堅調に推移するも、トータルでは若干の前年割れとなるものと予想されます。また、同委員会によると、2026暦年の受注予想は、3460億円とみており、高市政権下での積極的な経済対策による設備投資も期待され、2025暦年よりも若干ではあるが上向くものとみています。
工業会活動では、本年はMF技術大賞がございます。日鍛工会員メーカとそのユーザ様が共同で達成された優秀な製品を表彰するもので、日本の技術力を示すユニークな表彰です。また、会員企業単独で応募できるMF新技術賞もございますので、会員各位の奮ってのご応募をお待ちいたします。
本年も工業会活動に関係各位のご支援、ご協力をお願いしたいと存じます。また、会員の皆様の積極的なご参加をお願いいたします。
皆様方にとりまして本年が良い年でありますようご祈念申し上げますと共に、益々のご繁栄とご健勝をお祈り申し上げます。
業界のプレゼンス
向上に貢献
全日本木工機械商業組合
理事長 福本 寛之
常日頃は当組合に多くのご支援を賜り誠にありがとうございます。2026年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
2025年の政局は、参議院議員選挙で与党が過半数を割り石破政権が幕を下ろし、23年間続いた自公連立政権体制が終焉しました。1998年の民主党政権誕生時以来、久方ぶりに国民が政治に関心を寄せた1年となったのではないでしょうか。
産業界では、円安傾向が続くことで調達コストが高くなり、結果、物価の高騰に繋がりました。労働力の確保の難しさ、人件費の上昇傾向も止まる事は無く、企業経営に少なからず負担が掛かっているように思えます。そのような中でも、「2025大阪・関西万博」が木造リングと共に大きな話題を呼びました。開催前の多くのネガティブな情報を払拭しつつ総来場者数は2558万人となり、20年前に開催された「愛・地球博」の入場者数を大きく超える結果となりました。
一方、国外では、ロシア‐ウクライナ間の紛争が未だに続いており、イスラエルとパレスチナ自治区における混乱も全く収束の気配を見せていません。アジアでは中国の覇権主義がアジア諸国に圧力をかけ、衝突を繰り返しています。世界経済は、所謂トランプ関税により混乱が生じた1年となりました。
さて、木工機械業界の2025年は、(一社)日本木工機械工業会が主催する日本木工機械展が開催され、出展社数、出展小間、来場者数共に今世紀最大となる勢いを見せました。国内外の情勢が芳しくない中、木工機械業界を取り巻く環境もまた、新設住宅着工戸数が伸び悩んで決して順風満帆ではないものの、機械メーカー及び機械販社が、低迷する住宅業界等に「一石を投じたい!」と願った結果が、同展の大盛況に繋がったのだと思います。
2026年の干支は丙午です。過去、丙午の年には、気性の激しい子になるという迷信から生み控えが起きたりしてきました。ですが、丙という言葉は火を意味し、太陽に象徴される情熱、明るさ等を想起させます。近年の変化が激しい国際情勢や経営環境を、明るさ、情熱を持って午の如く走る1年にしていきたい、と願っています。
当組合では、3年に1度実施される技能検定試験を新年早々設営、運営致します。木工機械業界に集う方々に技術の面で誇れる技能士になって頂くべく、微力ながら業界のプレゼンス向上に貢献して参ります。木工機械業界に従事して良かったと思える業界を目指して、2026年も丙午の如く走って参ります。
結びに当たり、業界の発展、企業の皆様の隆盛、これから迎える1年が充実した年となる事を祈念して2026年 年頭の言葉と致します。
さらなる技術革新と
生産性向上を追求
DMG森精機㈱
取締役社長 森 雅彦
新年明けましておめでとうございます。
米国関税や輸出管理の厳格化・長期化などの影響が続く中、工作機械業界の需要は回復の歩みを進めており、着実に上向き傾向にあります。このような環境下において、当社は近年、非常にロバストで高精度な5軸加工機や複合加工機をデジタル技術と組み合わせ、開発を進めてまいりました。当社が提唱するMX(マシニング・トランスフォーメーション)は、単なる製品提供にとどまらず、お客様の生産性向上とGXを実現する付加価値提案として、着実に浸透しています。これにより、工程集約や自動化を実現する5軸・複合加工機の受注比率が高まり、平均単価と粗利益率の改善に寄与しています。
工作機械の安定稼働は、お客様の生産性向上に直結します。昨年本格稼働を開始した、オンラインショップ「my DMG MORI eMarket」では、工具・消耗品・素材といった生産現場で必要なすべてのものをオンラインで迅速に購入できます。さらに、工具選定、加工プログラム作成など、専門的なノウハウが求められる課題を相談できる場でもあります。また、当社は、予防保全やリビルド、オーバーホールを含む包括的なサービスを拡充し、グローバルで迅速かつ高品質なサービス、エンジニアリングを直接ご提供することで、お客様に高付加価値なソリューションをお届けしています。これらのMRO( メンテナンス・リペア・オーバーホール)、スペアパーツ、エンジニアリングは、機械本体に加えて、安定した収益を支える重要な柱であり、今後さらに体制を強化してまいります。当社は今後も世界中のお客様にとって、信頼できるサポーターであり、コミュニケーターであり、共に走る良きパートナーであり続けたいと考えています。
2025年4月には、改装工事を行っていた奈良事業所(大和郡山市)が、世界最大級のシステムソリューション工場として稼働を開始しました。さらに、第二本社である奈良商品開発センタ(奈良市)の1階にAMイノベーションセンタを開設し、金属積層造形技術と当社が培った切削加工を融合した研究開発を加速しています。これにより、最良の自動化システムやAM技術による革新的なソリューションをご提案できる環境が整いました。
2025年9月にドイツ・ハノーバーで開催されたEMO2025では、「DMG MORI World」というコンセプトのもと、当社の最新技術を結集し、航空・宇宙、モビリティ、金型、医療、データ・半導体の産業別エリアを構成し、未来の製造業を体現する展示を行いました。30以上の自動化を含む40台以上の工作機械、AIを活用した予知保全、そしてGXを支える高効率なエネルギーソリューションを披露し、MXの進化を体感いただきました。
人材面では、社員の健康維持・増進の取り組みが評価され、健康経営に優れた上場企業として、経済産業省と東京証券取引所による「健康経営銘柄2025」に2年連続選定されました。今後も、「よく遊び、よく学び、よく働く」の理念のもと、社員一人ひとりが高いアウトプットを発揮できる環境づくりを進めていきます。
本年も、さらなる技術革新と生産性向上を追求し、お客様と共にサステナブルな未来の実現に向けて邁進してまいります。引き続き、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
令和8年 年頭所感
世界で戦える商社へ
岡谷鋼機㈱
取締役社長 岡谷 健広
新年明けましておめでとうございます。皆様健やかに新年を迎えられたことと存じ、心からお慶び申し上げます。
●今年2月にゴールを迎える中期経営計画GIC2025は、定量目標を前倒しで達成することができました。次期中期経営計画は、さらなる高い目標に向け一致団結して、世界で戦える商社となるべく新たなスタートを切りたいと思います。グローバルビジネスの拡大、イノベーション、全社員のチャレンジ精神発揚は引き続き重要テーマとして取り組みます。
●今年は、米国の関税政策を起因とする経済ブロック化や地産地消の流れが一層強まる中、世界規模でサプライチェーンの再構築が進むことが予想されます。当社は、グローバルネットワークを活用した新市場・新規ユーザーの開拓、有力グローバル企業との取引拡大に注力します。各地域のビジネスチャンスを的確に捉え、素材・部品供給のサプライチェーン複線化も推進します。
●イノベーションについては、デジタル・AI領域を中心とする技術革新を積極的に追求し、半導体やデータセンターなどのハードウェア・インフラ関連、デジタル技術・AIの社会実装化を目指したソフトウェアの両面に注力していきます。また、製造業の付加価値向上やものつくりの高度化のため、リアルとデジタルの世界をつなぐ事業をさらに強化します。
●AIが進展するほど「三現主義(現地・現物・現人)」が重要となり、当社が創造力と情熱をもって人と人との間に立つことで、その存在感を一層発揮することができます。ミラノ・コルティナ冬季オリンピック、地元愛知県でのアジア・アジアパラ大会など、今年開催予定の多くの国際スポーツ大会を通じ、改めて人の力、チームワークに世界が魅了される一年となることも期待しています。
世界23か国の社員とご家族皆様のご健勝とご多幸を祈念し、年頭の辞とします。
セーフティドライビングアワード2025
営業車部門で優秀賞を受賞
丸尾興商 交通安全の取り組みが評価
丸尾興商(社長=丸尾高史氏、本社=静岡県島田市)は12月2日、「Safety Driving Award(セーフティドライビングアワード) 2025」(主催=Safety Driving Award 2025実行委員会)において、営業車部門の優秀賞を受賞したと発表した。
「Safety Driving Award」は、社用車を保有する企業を対象に、優れた交通事故削減の取り組みを表彰する賞。社用車の安全管理に関する効果的な取り組みが多くの企業に知られることで、交通事故の減少に寄与することを目指して2024年から始められた。
同社では交通安全を全社の最優先課題に位置づけ、社長号令により、ハンズフリー通話を含め運転中の携帯電話使用を全面禁止。社内ポータルを通じて、社長及び安全管理責任者からの呼びかけを継続して行っている。
また、走行データや映像をAIが解析し危険挙動や改善点を可視化する、次世代AIドラレコサービス『DRIVE CHART』を導入。運転スコアを人事評価制度に組み込むことで、社員一人一人の安全意識が大きく向上した。
さらに、「運転中は電話に出ない」というルールを徹底するために、独自の標語を掲げ、車両にステッカーを貼付してドライバーへの周知を徹底。併せて、取引先にもチラシを作成し、理解が得られるよう働きかけを行っている。
これらの継続的な取り組みにより、同社では交通事故件数が着実に減少し、危険運転に関する指摘も大幅に改善するなど、安全意識の向上という確かな成果が現れているという。
同社は創業70年以上の地域密着型の総合卸商社として、管工機材・機械工具・住宅設備機器・産業機器・環境エネルギー機器・空調・建材など多種に渡る商材を、地元のあらゆる業種の顧客へワンストップでデリバリーできることを強みとしてきた。
今後も、地域に根ざした企業として、顧客の事業支援と新たな商流の創造に挑戦していく方針である。
服部商会 GRAND THANKS PARTY 2025開催
創業50周年に向け感謝と決意を表す
服部商会(社長=服部嘉高氏、本社=愛知県津島市)は、11月21日午後6時30分より名古屋駅前のJRゲートタワー13階ジョニーズブラッセリーにおいて「GRAND THANKS PARTY 2025」を開いた。仕入先メーカー・商社および同社の社員あわせて113人が参加し懇親を深めた。
パーティーはヒューター嘉緒里常務の司会進行で開会し、冒頭、服部社長が登壇。
服部社長は挨拶で、多数の参加と平素の支援に感謝した後、「当社は先月決算を迎えたが、素晴らしいスタッフのおかげで最高の着地ができたことを、この場でご報告させて頂きます。来年(2026年)創業50周年を迎えるにあたり、先週、先立って三菱マテリアルの工場見学を70人のお客様を招いて開催した。来年は更なる飛躍をしたい。皆様のご支援、ご協力を宜しくお願いします」と述べた。
続いて、メーカーを代表して寺尾純三菱マテリアル国内営業部東海ブロック長が「本日は、このような盛大な会にお招き頂き、誠にありがとうございます。服部商会様は1976年創業で、来年がちょうど節目の50年となり、併せてお慶び申し上げます。バブル崩壊、リーマンショック、コロナ禍など、激動の50年だったと思う。足元の状況も材料の高騰、人件費の問題や人手不足など、我々生産現場も厳しい状況が続いているが、やはり服部商会様のような販売店がいて、我々の商品・技術が広くお客様に浸透していくと思っている。この先も60年、70年、80年、100年とどんどん発展して頂いて、服部商会様、代理店様、我々メーカーが一緒になって東海地区を盛り上げてまいりたい」と挨拶。
乾杯に際し、商社を代表して上村伸行山善専任役員名古屋支社長が「このパーティーが始まると、そろそろ忘年会だという気持ちになる。服部商会様におかれては、5月にキャラバンカーEXPO、今年は暑い時期を避けて利進会ゴルフコンペは10月の中旬にされて、今回例年通り11月にGRAND THANKS PARTYと、常にお世話になっている。少し早いかもしれないが、一年の垢を落とすようなつもりで、楽しく飲んで食べて話をしながらパーティーを盛り上げて頂きたい」と述べて乾杯の音頭をとった。
美味しい料理を味わいながら和やかに歓談が進み、途中、ゲームやMVP表彰も行われ参加者は楽しいひと時を過ごした。
最後に、服部商会の社員が来年への意気込みを語る動画が披露され、司会者の御礼の言葉でパーティーはお開きとなった。
岡谷鋼機
挨拶する服部社長
アジア・アジアパラ大会の
岡谷鋼機(社長=岡谷健広氏、本社=名古屋市中区)は12月25日、公益財団法人愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会と「第20回アジア競技大会」および「第5回アジアパラ競技大会」におけるパートナーシップ契約を締結したと発表した。
1669年に名古屋の地で創業以来、地域とともに発展してきた同社。今回、地元で開催される両大会の成功を願い、オフィシャルサプライヤーとして協賛し、全アスリートを応援する。
同社の協賛ランクは両大会とも「Tier4」オフィシャルサプライヤー、協賛カテゴリー・業種は「鉄鋼商社」。契約期間は本年12月31日まで。
【第20回アジア競技大会】
▽開催期間=2026年9月19日㈯~10月4日㈰
▽メイン会場=名古屋市瑞穂公園陸上競技場
▽選手団=最大1万
5千人(選手・チーム役員)
▽実施競技=41 競技
▽参加国数=アジア45の国と地域
【第5回アジアパラ競技大会】
▽開催期間=2026年10月18日㈰~10月24 日㈯
▽メイン会場=名古屋市瑞穂公園陸上競技場
▽選手団=3600人~4000人(選手・チーム役員)
▽実施競技=18 競技
▽参加国数=アジア45の国と地域
新社長に丹羽晋太郎氏
六浦本店
産業機器総合卸商社の六浦本店(本社=名古屋市中区)は12月、過日開催された定時株主総会および取締役会で役員改選を行い、六浦康正代表取締役社長が社長を退任して代表取締役会長に就き、丹羽晋太郎取締役総務部長が代表取締役社長に就任したと発表した。
丹羽新社長は「今後さらなる社業の発展に努力いたす所存でございますので、何卒倍旧のご支援ご指導を賜りますようお願い申し上げます」とコメントしている。
山田貞夫音楽賞・特選受賞者
松村詩史氏(大阪府出身)が指揮
山田貞夫音楽財団 第7回新進指揮者コンサート
公益財団法人山田貞夫音楽財団(代表理事=田中真紀代氏、所在地=名古屋市中村区・ダイドー内)は12月1日、「第7回新進指揮者コンサート」を名古屋市青少年文化センター・アートピアホールで開催した。2025年度山田貞夫音楽賞・特選を受賞した松村詩史氏がセントラル愛知交響楽団の演奏で指揮を披露した。
同財団では愛知県内で活躍している将来有望な新人クラシック音楽家に「山田貞夫音楽賞」を贈り、その活動を支援している。指揮者部門は今回で7回目となり、10月9日に開かれたオーディションには愛知県で指揮者として演奏実績のある38歳以下の若手指揮者がエントリーし、選考により4人が山田貞夫音楽賞を受賞、このうち松村氏が特選に輝いた。
コンサートでは、シューベルトの交響曲第7番ロ短調D759「未完成」、ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調Op. 67「運命」を松村氏が指揮し、会場から大きな拍手が送られた。
松村氏は、大阪府岸和田市生まれ。慶應義塾大学文学部美学美術史学専攻にて音楽美学を学び、同大学卒業後、東京音楽大学音楽学部作曲指揮専攻(指揮)に入学。
これまでに、指揮を広上淳一、田代俊文、増井信貴、時任康文、三河正典、船橋洋介、ピアノを森早苗、野田清隆、川端千絵、ヴァイオリンを舘市正克、尺八を柿堺香、音楽理論を植田彰の各氏に師事。また、東京音楽大学在学中に、ボリス・ベルキン氏、故汐澤安彦氏のマスタークラスを受講した。
2019年より現在に至るまで、東京音楽大学指揮研究員として学内外で広上淳一氏のアシスタントを務め、2022年夏に開催された「グランシップ音楽の広場」では、急病のために降板した氏の代役に指名され、野平一郎氏の新作《祝祭の打~煇け五大陸~》(和太鼓=林英哲氏、英哲風雲の会)の世界初演を含む公演を成功に導いた。
首都圏をはじめとする各地のオーケストラや合唱の指揮・指導をおこなう傍ら、テレビドラマ『相棒』への音楽制作協力・指揮者役としての出演や、グリーグ《音楽劇『ペール・ギュント』》の語りを務めるなど、活動の幅を広げている。
2026年度よりセントラル愛知交響楽団のアソシエイトコンダクターに就任予定。
今後の支部事業なども話題に
愛機工北支部 木曽路黒川店で忘年会
愛知県機械工具商業協同組合・北支部(支部長=野田典嗣氏・ノダキ社長)は、11月28日午後6時30分より名古屋市北区の木曽路黒川店において忘年会を開催した。支部員ら9人が参加し、互いの1年の労をねぎらった。
司会の長村理事(長村商店社長)による開会の辞に続いて、野田支部長が「このように皆さんと集まって、競争相手ではなく共に共創する相手として情報交換をする機会が一回でも多くあれば、また我々のビジネスにつながって、日本のものづくりの柱となるこの業界(機械工具業界)を突き進んでいけるチャンスの一つになると思っている。本日も闊達な話し合いをしながら、皆様と懇親を深めてまいりたい」と挨拶。支部長の音頭で乾杯した。
歓談が進む中、初参加の牧野組合事務局長が挨拶に立ち「北支部のこのような会合に出席するのは初めてなので、名前だけでも覚えていって頂ければと存じます。組合行事が多いのでバタバタとしながらやっており、拙い点も多々あるかと思いますが、お許しを頂いて是非ご協力をお願いしたい」と述べた。
同支部が独自に開催している事業のスケジュール確認なども行われ、最後に長村理事が「今年度事業として来年(2026年)、行事1つと総会を準備しているので、ご参加のほど宜しくお願いします」と述べて、一丁締めでお開きとした。
健康に留意し、明るい一年に
愛機工三河支部 四国郷土料理で年忘れ
三河支部(支部長=三井重信氏・三井機工社長)は、12月11日午後6時30分より藁家88東岡崎店(愛知県岡崎市)で、支部員、賛助会員が参加して忘年会を開いた。
冒頭、病気療養中の三井支部長と所用のため欠席した斉藤健治副支部長(三豊社長)に代わって幹事を務めた、支部員の三井一輝エムテーアイ社長(三井支部長の長男)が「11月に父が急病で入院し、皆様に大変ご心配をお掛けしました。その関係で私が急遽引き継ぎましたので、至らない点もあるかと存じますが、本日は宜しくお願いします」と挨拶。
続いて峰澤彰宏MINEZAWA社長が「三井支部長が退院され、本当に良かったです。復活を心よりお待ちしています。皆様もくれぐれも健康には留意して頂いて、来年がさらに明るく楽しい一年になるよう共にやっていきたい」と述べて乾杯の音頭をとった。
参加者は四国の郷土料理と地酒を楽しみながら懇親を深め、1月に大阪支社長に栄転する枅川修ジーネット三河営業所長の中締めで盛会のうちに終了した。
