第2846号 令和5年4月2日

令和5年度は役員改選期
総会開催に向け準備着々と
愛知県管工機材商協組 3月理事会開催


 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=峰澤彰宏氏・MINEZAWA社長、以下、愛管協と表記)は3月7日(火)、名古屋市中区伊勢山の愛管協事務所で3月理事会を開催。理事ら20名が出席した。本理事会では、本年10月に開催予定の愛管協創立60周年祝賀会の開催概要が説明されたほか、5月に開催される通常総会の進行方法の確認などが行われた。
 開会に先立ち、峰澤理事長が「少しずつ暖かくなってきて、また、コロナも落ち着いてきたことから、今日は久しぶりにこの組合事務所で理事会を開催させていただきました。あっという間に3月を迎え、当組合も2022年度が終了いたします。4月からまた新しい年度を迎えるわけですがそれに先立って、今日の理事会では2023年度に向けていろいろとご審議いただくことが盛りだくさんですので、本日はどうぞよろしくお願いいたします」と挨拶。以下の議事に関して審議・報告が行われた。
 【経過報告】●1月25日(水)▽LIXILオンライン工場見学会接続テスト。●同日▽岐阜グランドホテルで開催された岐阜県管工機材商組合新年賀詞交歓会に村井善幸副理事長(オータケ社長)が出席。●2月7日(火)▽名古屋マリオットアソシアホテルで開催された兼工業創業者・落合初美氏お別れの会に峰澤理事長と事務局長が出席。●同8日(水)▽LIXILオンライン工場見学会。●同14日(火)▽組合事務所火災保険更新支払い。●同16日(木)▽組合創立60周年祝賀会(総務部会主管)の準備会合を開催。峰澤理事長、安井文康理事(総務部会部会長・錦興業社長)、成田幸隆理事(総務部会副部会長・大成工機商会社長)、鈴木克利理事(米津物産社長)、伊神敏雅理事(双葉製作所社長)、事務局長が出席。●3月1日(水)▽全日本労働福祉協会東海診療所で職員健康診断。
 【議事1/新年賀詞交歓会開催報告の件】安井総務部会長より収支等の報告があり、これが承認された。
 【議事2/令和5年度社員数(役員・従業員数)報告方法の件】安井総務部会長より、組合員に配布される案内(案)ならびに返信用紙について説明があり、これが承認された。
 【議事3/来期(2023年度)賦課金算定方法(案)ならびに賛助会費(案)の件】安井総務部会長より、賦課金算定方法案ならびに賛助会費案について説明があり、これが承認された。
 【議事4/令和5年5月理事会ならびに通常総会運営の件】5月理事会ならびに令和5(2023)年度・第61回通常総会は5月16日(火)、名古屋マリオットアソシアホテルでの開催が予定されている。組合員には3月2日(木)に日程案内を発信済み。決算書が添付された正式招集状は4月26日(水)以降随時郵送予定だという。役員改選期を迎える令和5(2023)年度通常総会では役員選考委員会が同時開催される。また、政府が新型コロナを5月8日(月)より5類へ移行する方針と発表していることから今回の通常総会終了後には懇親会の開催も予定されている。その場において第34回管工機材・設備総合展(令和6年開催予定)の展示会実行委員長ならびに同実行副委員長の発表などが予定されている。
 【議事5/組合創立60周年祝賀会に関する件】愛管協は、令和5(2023)年に組合創立60周年を迎えるにあたり、10月23日(月)に名古屋マリオットアソシアホテルで記念祝賀会(総務部主管)の開催を予定している。これに先立ち、2月16日(木)に、組合創立60周年祝賀会準備会合が開催された。新年度(通常総会終了後)には「組合創立60周年祝賀会実行委員会」が編成される予定となっている。ちなみに、愛管協の過去の周年祝賀会開催概要は以下の通り。●創立10周年▽昭和48(1973)年5月28日、ホテルニューナゴヤ(ナゴヤキャッスルの前身)で通常総会・記念式典・祝賀会開催。●創立20周年▽昭和58(1983)年5月28日、都ホテル名古屋(当時)で通常総会・記念式典・祝賀会開催。●創立30周年▽平成5(1993)年2月25日、都ホテル名古屋(当時)にて記念式典・祝賀会開催。●創立40周年▽平成15(2003)年1月28日、名古屋マリオットアソシアホテルにて記念式典・新年賀詞交歓会兼祝賀会開催。●創立50周年▽平成25(2013)年5月23日、ウェスティンナゴヤキャッスルで通常総会・祝賀会開催。
 【議事6/各部会報告】
 ①経営対策部会(部会長=竹内裕二理事・丸金商会社長)▽1月25日(水)にLIXILオンライン工場見学会接続テスト、2月8日(水)にLIXILオンライン工場見学会(1回線で何名でも視聴可)を開催した。見学会には(時間により増減はあったが)接続アカウント・同時視聴者・組合事務所への出席者、以上のトータルで総勢74名が参加した。終了後に同部会が実施したアンケート結果は以下の通りだ。●Q1/今回のイベントはどのくらい満足されましたか? A1/「非常に満足した」「満足した」が合わせて全体の80%に。●Q2/何名で参加されましたか(男性)? A2/1回線1名での参加が多くみられたが、1回線10名での参加もみられた。●Q3/何名で参加されましたか(女性)? A3/1回線1名、1回線3名。●Q4/今後もオンラインでのセミナーや勉強会があれば参加したい? A4/「はい」65%、「内容による」35%。●Q5/セミナーや勉強会は現地(リアル)が良い? A5/「はい」25%、「内容による」75%。●Q6/自由記述 A6/「各工程を普段よりも近くで見ることができ、オンラインでの見学会も良いと感じた」「オンライン工場見学会をお客さまにも提案してみたいと思います」「メーカーや商社と情報共有でき有意義な企画だと思いました」「他メーカーの企画にも応用できますね」「各部会の会議やミーティングにも活用していきたい」など。
 ②広報部会(部会長=鈴木克利理事)▽「組合だより第149号」を3月下旬に発送予定。
 ③福利厚生部会(部会長=倉地克明理事・倉地社長)▽4月4日(火)を皮切りに巡回健康診断を実施予定(既に4月4日~6月21日(水)分までの配車決定済み)。
 ④加入促進部会(部会長=山田雄一理事・岡谷鋼機本部長)▽1月19日(木)に組合加入促進部会会合を開催。また、本理事会においてベンカン(本社=東京都大田区)の賛助会員新規加入が承認された。
 ⑤青年部「愛青会」(部長=福元良貴理事・山信社長/総務部会管轄)▽3月17日(金)、東建多度カントリークラブで「ネクストヒロインとラウンドするゴルフ会」を開催予定(本紙発行時、開催済み)。青年部員や青年部OBら15名(女子プロ除く)が参加。そのほか、「愛青会」の現況・展望を鑑み、同会の今後について活発な意見交換がなされた。2023年度に「愛青会」の部員数減少が懸念されることから同年度は部員の勧誘活動に専念することとなった。「愛青会」加入希望者は愛管協事務局(052-323-4115)に連絡を。
 すべての報告、議案審議が終了し、小川誉之副理事長(小川管商社長)の挨拶で本理事会は閉会した。次回理事会は4月25日(火)、組合事務所での開催が予定されている。

第46回通常総会開催に向け
2023年度事業などについて意見交換
岐阜県管工機材商組合 2月度理事会開催


 岐阜県管工機材商組合(理事長=渡部勝裕氏・大東社長)は2月21日(火)17時より、岐阜市長良の岐阜グランドホテルで2月度理事会を開催。理事ら9名が参加した。渡部理事長が「お忙しいなか2月度理事会にお集まりいただき誠にありがとうございます。本日は議題も多いことですし、早速議題の審議に入らせていただきたいと思います。本日もよろしくお願いいたします」と挨拶。以下の議題についての審議・報告がなされた。
 【議題1/令和5(2023)年新年賀詞交歓会の報告】1月25日(水)18時より岐阜グランドホテルで令和5(2023)年新年賀詞交歓会を開催した。組合員22名、賛助会員84名、来賓ほか6名、計112名が参集し新年の挨拶を交わした。「着座方式で、どこに誰が座っているのかあらかじめ分かっていたので挨拶に行きやすくて良かった」「例年と比べ時間を短縮したのは良かった」「帰りのバスを用意してくれたのは大変ありがたかった」「参加者全員の名前を紹介していたが、あれは無くてもよいのでは」「恒例のクジは今回無かったが、次回以降その都度やるかどうか考えればよい」などといった、メーカーや組合員から各理事に寄せられた意見が発表された。
 【議題2/令和5(2023)年度第46回通常総会の件】本理事会にて同組合の令和5(2023)年度第46回通常総会に関する詳細が決められた。開催日時は5月11日(木)17時30分より。岐阜グランドホテルでの開催が予定されている。政府が新型コロナを5月8日以降に第5類へ引き下げるとの方針を発表したことから、総会終了後には、コロナ前のように懇親会の開催も予定されている(ただし時短開催となるもよう)。総会ならびに懇親会への参加人数は1社2名まで。3名以上は有料参加とされるようだ。そのほか、当日の司会進行や収支報告等の発表者などの役割決めが行われたほか、懇親会の食事内容なども決められた。なお、当日の総会開催前には同組合5月度理事会が開催される。
 【議題3/令和5
(2023)年度のゴルフ会、全員例会の件】令和5(2023)年度のゴルフ会だが、4月中旬頃の開催を予定。日程など決まり次第、組合員らに発信される予定だ。全員例会については、これまで行われていた4月の開催を中止。理事会当日現在では、9月頃の開催に向け日程などの調整が進められているようだ。
 【議題4/その他】①新規賛助会員加入希望▽日之出水道機器より加入希望が寄せられており、これが満場一致で承認された。②今年度の表彰対象者▽これについては該当者なしとなった。
 以上で議題審議は終了した。次回理事会は、総会当日の開催が予定されている。

次年度は年4回のセミナーを計画
5月26日に第50期通常総会
愛鋲協 令和4年度第9回定例理事会


 愛鋲協の令和4年度第8回定例理事会は2月14日、安保ホールで午後6時30分より開かれ、理事9名が出席した。
 同理事会では、令和4年度決算予想において数十万円の赤字が見込まれると事務局より報告され、当面の対策として、理事会の交通費を不支給とすることを決めた。また、総会後の懇親会や新年賀詞交歓会は受益者負担(会費制)とすることが提案された。
 大野理事長は組合運営の安定化に向けて「共同購入はじめ収益事業関係で組合に少しでもプラスになるよう、良いものがあれば提案してほしい」と話した。今後は中間報告(3か月に一度程度)を出せるよう検討し、収支を改善していくと共に、組合員に有益な企画を充実させて会員増強にも努め、次年度黒字化を目指すとした。
 組合50周年記念誌に関しては、協賛金を募っているが目標金額には遠く及んでいない状況を踏まえ、正副理事長が元理事長らに意見を聞いて協賛の依頼をすることとした。令和5年度中に組合の将来につながる記念誌の発行を目指すことを確認した。
 セミナーについては、ビジネスマナーに関するセミナーを4月7日に予定していたが、会場の都合により実施日を10日に変更する。また、担当の鈴木理事(八幡ねじ専務)より、令和5年度セミナーの内容について案が求められた。
 4月から活動を開始する青年部は、同理事会時点で11名が参加を希望。3月6日に準備会を開き、今後の方針などを決めて行く。
 また、同日は理事会開会前に、貨物軽自動車運送事業又は一般貨物自動車運送事業を行う事業者でつくる「東海セントラーゴ物流協同組合」の大淵理事長(キャリーフラップ社長)より同組合の事業紹介が行われた。

各種収益事業の取り組み強化へ
愛鋲協 令和4年度第8回定例理事会


 愛知鋲螺商協同組合(理事長=大野正博氏・中部製作所社長)は、3月10日午後6時30分より名古屋駅前の安保ホールで令和4年度第9回定例理事会を開いた。理事8名が出席し、令和5年度のセミナーや通常総会などについて協議した。
 令和5年度セミナーは、年4回(4月、7月、10月、2月)の開催を計画。4月10日の第1回セミナーは、当初、令和4年度第4回セミナーとして予定していた新入社員研修の内容から、経営者や上司が社員への指導の際に参考になる「リーダーシップ・コーチングセミナー」に切り替えて開催する。
 第2回セミナーは、顧客満足を向上させるための従業員向け研修(仮)。第1、2回は三井住友海上の支援を得て開催する。第3回は、現場での見学会を実施する考えで、転造ねじ・切削ねじの講習会を予定。第4回は、DXの研修を行う予定としている。
 組合50周年記念誌に関しては、前回理事会で正副理事長が元理事長に意見を聞くとしていたが、もう少し時間が必要との報告があり、次回理事会に持ち越しとなった。
 令和4年度決算予想については、前回報告より赤字幅が縮小される見込みとなったが、次年度は黒字転換するよう努力していくことを再確認した。総会後の懇親会は有志による開催を決め、新年賀詞交歓会は会費制で行うことを検討する。
 第50期通常総会は、5月26日に安保ホールで開催することを決定。令和5年度予算案の詳細を詰め、次回理事会に諮るとした。
 その他の件では、福利厚生事業として組合が取り組んでいる、中小企業共済の追加の加入状況が報告された。次回理事会は4月21日、安保ホールで午後6時より監査理事会を開催し、その後理事会を行う。

働き方改革と共に就業規則の見直しを
「会社を守る就業規則見直しポイント」
愛鋲協 令和4年度セミナー第3弾


 愛知鋲螺商協同組合(理事長=大野正博氏・中部製作所社長)は、2月10日午後5時30分より名古屋市中区にある三井住友海上名古屋ビルの会議室にて「会社を守る就業規則見直しポイント~働き方改革と共に就業規則を見直しましょう~」をテーマに、セミナーを開催した。
 企業を取り巻く法律が大きく改正されており、総合労働相談件数も14年連続で100万件を超え高止まり傾向にある中、今回のセミナーでは講師の三井住友海上経営サポートセンター経営リスクアドバイザー・早川一郎氏が、会社を守るための就業規則の見直しポイントを分かりやすく解説した。当日は組合員ら18名が参加した。
 冒頭、大野理事長が「法律も色々変わり、一番新しいもので昨年10月、産後パパ育休や育休の分割取得が法律で決まっています。それとアルコール呼気検査、セクハラ・パワハラなどが最近は問題に。当然、働き方改革も大きな話題となっています。就業規則は、会社と社員のお互いの権利を守り、お互いの義務を果たし、会社が発展していくためにあると謳われています。そういった就業規則に向けて、本日はいつもお世話になっている早川先生にご講義頂きます。少しでもヒントとなるものを持ち帰って頂けたら幸いです」と挨拶した。
 セミナーで早川氏は、令和3年度の民事上の個別労働紛争の相談件数で「いじめ・嫌がらせ」が最多となっていることを指摘。これはハラスメントであり、以前は解雇の問題がトップだったと説明した。
 同氏は「就業規則の内容は、労働契約の内容よりも優先され、法令に抵触することはできないが、法令基準に達しない部分は無効となる」として「就業規則は会社を守るためにギリギリまで厳しく作ること」を勧め、就業規則の記載例を詳しく紹介した。
 ハラスメントについては、2022年4月よりパワーハラスメント(パワハラ)の雇用管理上の措置が中小事業主にも義務付けられた。セミナーでは、職場におけるパワハラの定義をはじめ、パワハラに該当する例/しない例、正当な業務指導やパワハラ予防のポイントなどを解説。また、セクシュアルハラスメント(セクハラ)、マタニティハラスメント(マタハラ)の実例とその予防法、新たなものではテレワークハラスメント(リモートハラスメント)やコロナハラスメントに関しても例を挙げて説明した。
 最後に、怒りのマネジメント(アンガーマネジメント)ができると、ハラスメント防止にもつながるとして「怒りを感じた時に『6秒待つ』と大半の怒りは収まる。また、怒りに『点数をつける』と段々怒りが収まっていく」と怒りのコントロールの仕方を紹介した。
 同組合では令和4年度、事業担当の鈴木浩久理事(八幡ねじ専務)と片岡森夫理事(片岡商店社長)の企画運営により、組合員の関心が高いテーマを選んでセミナーを実施しており、今回はその3回目。次回は4月10日に「リーダーシップ・コーチング」のセミナーを予定している。

アンケート結果も好感触
オンラインの利点を最大限活用
愛知県管工機材商協組 オンライン工場見学会


 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=峰澤彰宏氏・MINEZAWA社長/以下、愛管協と表記)は2月8日(水)、経営対策部会(部会長=竹内裕二常任理事・丸金商会社長)主管の『LIXIL オンライン工場見学会』を開催した。
 令和3(2021)年、愛管協に「経営対策部会」という新たな部会が創設されたものの、コロナ禍のなかで思うような活動ができていなかった。そんな経営対策部会がリードし、愛管協では令和4(2022)年よりZOOMを導入して複数回の理事会を開催。感染症予防対策として人同士の接触機会を減らすことはもちろん、リアルとオンラインを使い分け、参加者の移動時間削減など、コロナ禍のなかでの効果的な会議の開催を模索してきた。
 こうした流れのなか、愛管協全体にZOOMを活用した事業がなにかできないものかとの気運が高まり、今回、賛助会員であるLIXILの協力のもと、オンラインでの工場見学ならびにセミナーが企画された。
 愛管協事務所での参加となった峰澤理事長の挨拶の後、オンライン上で今回の見学対象であるLIXIL榎戸工場、知多工場(共に愛知県)ならびに鹿島工場(佐賀県)についての事業概要が紹介され、実際の工場見学ルートに沿って事前に撮影された映像なども交えながら、参加者は衛生陶器の作り方からトイレが完成するまでの工程を学んだ。途中、普段では絶対に入ることのできない焼き窯の内部を特別に撮影した映像が見られるなど、オンラインの見学会ならではの利点が最大限に活かされた見学会であった。
 終了後に実施された参加者へのアンケートでは「満足」「非常に満足」が合わせて8割に。「ZOOMでの工場見学は新鮮でした」「衛生陶器の製造工程を、カメラの位置によっては普段よりも近くで見られることができ、オンラインでの見学会の利点を理解できた」「オンラインでの工場見学会をお客さまにもご提案しようと思いました」「事務局からの音声や画像が途切れることがあった」「機会があれば次も参加したい」など、多少の改善点は見られたものの概ね好感触な意見が寄せられており、愛管協では今後もこうした機会を設けたいという。

INTERMOLD/金型展/
金属プレス加工技術展2023
東京ビッグサイトで12日(水)から4日間


 一般社団法人日本金型工業会と一般社団法人日本金属プレス工業協会は4月12日(水)~15日(土)、東京ビッグサイトにて金型・金属プレス加工の専門見本市「INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展2023」を開催する。金型設計・製造から金属プレス・プラスチック成形に至る一連の工程における最新製品やサービスなど、注目のソリューション提案を行う。運営はインターモールド振興会。
 同展示会は完全事前来場登録制となっており、現在、公式サイト(https‥//intermold.jp)から登録を受付中。
 会場内では注目テーマの展示企画フェアを実施予定。金型業界にも大きな波として押し寄せつつあるプラスチック加工に焦点を当てた「次世代プラスチック加工フェア」や、生産性向上・業務効率改善をテーマにした「製造業DXフェア」、次世代加工技術として注目される「3Dプリンティング&AM技術フェア」など、合計6つのフェアを展開する。
 会期中は、デンソー経営役員・海老原次郎氏が「環境変化に対応するデンソーのモノづくり革新」と題して基調講演を行うのをはじめ、各フェアと連動した専門的な講演も多数開講。一部講演は事前登録が必要となっている。
 展示会の開催時間は午前10時~午後5時、最終日15日(土)は午後4時まで。入場料3000円(税込・事前来場登録後、来場者証持参者は無料)。


主催者ご挨拶
一般社団法人日本金型工業会
会長 小出 悟


 はじめに『INTERMOLD2023/金型展2023/金属プレス加工技術展2023』開催に際し、いまだに続くコロナ禍にもめげず多大なるご支援・ご協力を賜りました各出展企業、関係諸官庁ならびに関連諸団体の皆様のおかげで本展開催に至りましたことを厚く御礼申し上げます。
 ウィズコロナの時代に入りこのタイミングを待っていたかのように世の中の様々な価値観が変わっていくような感覚を覚えるのは、おそらく私だけではないと思いますが、それほどの大きな環境変化の中での本展開催となるわけで、正直それをも抱擁できるほどの展示会に仕切れた自信は無いものの、十分満足していただける展示会であることは感じていただけるものと思います。この変化もまだ始まったばかりであり、今後の本展の開催骨子にも今回の東京開催は大きく影響を及ぼすものになるだろうと感じています。今後ともあらゆる変化を見逃さず好機と捉え、果敢に新しい取り組みをし、それらを通じておぼろげながらでも新時代の啓示となるものが表現される展示会へと発展させなければならないと思う次第です。このような時代を強く生き抜いていくために改めて面直での人との交流が大切であると思い知らされ、そんなタイミングでの今回の展示会ですが、21世紀のビジネスはどの様な状況で推移するのか、情報はどのように入手し、どのように処理をしていかなければならないのか、デジタル化の進む時代は今とどんな違いで立ち向かうべきかに気づける展示会になればと、ワクワクする心持ちで臨めるような気も致します。いまの時代は正しい情報を大量に瞬時に入手しながら、分析・解析を滞ることなく進められ、それなりの回答として即活用でき、そうして行動に反映することにより、今までの具合の悪い仕組みにも改善の手を施すことができ、省人化さらには無人化へと工程を進ませ、どうしても進ませることのできないものは中核となる人財にて対処解決をする、いわゆるIT化の徹底の末の自動化の実現、その環境を持続的に管理する新しい人間の働き方を想像し、新しい自分ならではの仕組みを垣間見る良い機会であると言えます。
 本展では、DXを念頭に置いた展示も数多くなされております。コロナのことはもう頭から拭い去り変化する時代の流れを、ご自身で体感していただきながらこれからの皆様の活動に活かしていただけるよう切にお願い申し上げます。最後になりますが日本のものづくりがこの変化の激しい中で、私たちのあくなき探求心と努力のもとさらなる活発的に発展し、それに対しても皆様が迷うことなく突き進んでいかれますことを祈念申し上げ挨拶とさせていただきます。

ペップトークでポジティブな言葉かけ
「周囲のモチベーションを高める言葉の基礎」
愛機工青年部 3年ぶり講演会開催


 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の青年部(部長=滝澤有一理事・松本商店社長)は2月10日(金)、名古屋市中区の名古屋都市センター会議室で手指消毒、検温、ソーシャルディスタンスなど感染症対策を徹底したうえで、日本ペップトーク普及協会認定講師で健康運動指導士でもある岡田康邦氏を講師に招き、『周囲のモチベーションを高める言葉の基礎』と題した講演会を開催。青年部員ら17名が聴講に訪れた。
 ペップトークとは「もともと米国でスポーツの試合前に監督やコーチが選手を励ますために行っている短い激励のスピーチです。【PEP】は英語で、元気・活気・活力という意味があります。日本を代表するアスレチックトレーナーの岩﨑由純氏が米国のスポーツ現場で学んだ〝勇気を与える感動のスピーチ〟を、自分、家族、仲間に伝えるコミュニケーションスキルとして確立いたしました。スポーツ現場はもちろん、家庭で、職場で、教育現場ですぐに実践できるシンプルでポジティブな言葉を使ったコミュニケーション」(日本ペップトーク普及協会ホームページhttps‥//www.peptalk.jpより引用)である。
 参加者は熱心に岡田講師の話に耳を傾け、1時間30分の講演会もあっという間に終了。その後の質疑応答では「会社の就業規則は基本的に〝~してはいけない〟的な言い回しが多いと思います。逆に、ペップトーク的な就業規則を謳っている会社ってご存知ですか?」「部下から上司をその気にさせる会話の方法はありますか?」「社内で互いの良いところを言い合ったらと仰いましたが、今のご時世、特に異性に対して外見的なことを言えば、それが褒め言葉のつもりでもセクハラと取られる可能性もあると思います。相手を褒める時は内面のことのみにしておいた方が良いのでしょうか?」など予定時間をオーバーするほど多くの質問が投げかけられていた。
 最後に、滝澤部長から「ペップトークというものを今回初めて知りました。非常に奥の深いものだと感じました。青年部は年間に多くの事業を開催していますが、講演会はおよそ3年ぶりの開催です。コロナ以降、青年部の活動に対して部員のみんなのモチベーションが下がっていたことを感じていましたが、今日の話を聞けてとても良かったと思います。早速、会社でも今日学んだことを活かしていきたいと思います」と挨拶があり、この日は散会となった。

超耐熱合金加工用超硬ソリッドドリル
「DSAシリーズ」サイズ拡充
三菱マテ DC12・3~15・0㎜追加


 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=田中徹也氏、住所=東京都千代田区)は、このほど超耐熱合金加工用超硬ソリッドドリル「DSAドリルシリーズ」にDC12・3㎜~15・0㎜サイズを追加し販売を開始した。追加サイズは受注生産品となる。
 DSAドリルシリーズは、一般鋼と比較し加工硬化しやすく、切削熱が上がりやすい超耐熱合金の加工において、長寿命かつ優れた穴品位を実現し、高い評価を得ている。
 主な特長として、①加工径5㎜以上の内部給油式は独自のクーラント穴形状により、ドリル剛性を低下させることなくクーラント吐出量を増大させ、潤滑性、冷却性を向上②頑丈な直線状切れ刃と超耐熱合金加工用ホーニングにより、安定した切りくず生成およびチッピングを抑制③超耐熱合金加工用に設計されたマージンにより、接触面積を最小化させ、切削熱と加工硬化を抑制④新PVDコーテッド超硬材種「DP9020」を採用し、靭性を維持しながら硬度を高めることにより、耐摩耗性を向上―が挙げられる。
 今回、適用範囲の拡充を図るため、DC12・3㎜~15・0㎜サイズ計24アイテムをラインアップに追加した。
 標準価格(代表型番)は「DSAS1230Ⅹ03S140 DP9020」が3万1100円、「DSAS1500Ⅹ05S160 DP9020」が4万1600円(いずれも税抜価格)。

ユーザー直送などの取り組み強化により
売上高過去最高の2464億円
トラスコ中山 2022年12月期(第60期)連結決算


 機械工具卸売商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)が2月9日発表した2022年12月期(第60期)連結決算は、売上高が前期比8・6%増の2464億53百万円、営業利益が同12・8%増の146億67百万円、経常利益が同11・1%増の150億65百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8・4%減の106億26百万円だった。売上高および各利益は期初の計画を達成した。
 「ユーザー直送サービス」や置き薬ならぬ置き工具「MROストッカー」の取り組み強化により、eビジネスルートをはじめとした大手得意先の同社へのルート集約につながり、売上が伸びた。また、原材料不足などから仕入先の減産や値上げが続く一方で、在庫拡充を継続的に実施し、販売の機会損失を防ぐことで販売量が増加。売上高は過去最高となった。
 販売費及び一般管理費は、売上の拡大に伴う運賃及び荷造費の増加、従業員の生活支援を目的とした臨時賞与支給(プラス約5億円)などにより前期比8・1%増。前期に土地の売却による特別利益(約34億円)を計上しているため、親会社株主に帰属する当期純利益は前期を下回った。
 セグメント別売上高は、ファクトリールートが前期比5・1%増、eビジネスルートは同16・2%増、ホームセンタールートは同20・7%増、海外ルートは同24・4%増だった。
 第60期の設備投資額は、仕入先との業務連携サイト「POLARIO(ポラリオ)」の改修や、在庫拡充を目的としたプラネット東関東のパレット自動倉庫棟新築および堺ストックセンター(大阪)新築などで計47億99百万円となった。
今期は更なる増収増益を見込む
 2023年12月期(第61期)の連結業績予想については、売上高2650億90百万円(前期比7・6%増)、営業利益157億円(同7・0%増)、経常利益159億70百万円(同6・0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益109億20百万円(同2・8%増)と更なる増収増益を見込む。
 第61期の設備投資は、商品データベース「ステラ」の刷新、新設するプラネット愛知の建物建設・設備導入、プラネット東関東のパレット自動倉庫の新築など、総額137億55百万円を計画している。
 また、投資計画の成果を見える化し、成果をより確実なものとするため、3か年計画(2023年12月期~2025年12月期)を策定。引き続き、在庫アイテム数・商品データの拡充、また荷合わせとユーザー直送サービス、MROストッカーなど顧客の利便性向上と環境負荷軽減を実現するサービス、さらに2026年のプラネット愛知の稼働を見据え、プラットフォーム戦略である「TRUSCO HACOBUne(トラスコ ハコブネ)」をはじめとした顧客の利便性向上につながる施策を実行し、最終の2025年12月期には連結売上高3042億円、営業利益201億円、経常利益205億円を目指す。
 同日、本社で対面とオンラインを併用して開かれた決算説明会で中山社長は、同社の取り組みについて説明した。その冒頭、「我々の会社は、どちらかと言うと数値目標より、どんな能力を持った会社になるかという能力目標が優先する会社です。そのために色々な投資を毎期続けています」とし、3か年計画は「一つの目安として見て頂きたい」と話した。
 同社が取り組んでいる荷合わせ(複数の商品をできるだけ一つの箱に詰めて送ること)とユーザー直送サービスは、顧客の手間と環境負荷を軽減するサービス。ユーザー直送は2022年実績が出荷個口355万個(前年比71万個増)、売上高238億28百万円(前年比57億68百万円増)と伸長した。これを実現しているのが、同社の多種多様大量の在庫と高密度収納機器、高速荷合わせ機器、高速自動梱包出荷ライン。中山社長は「1日1万個以上の荷物を送るのは至難のわざなので、このサービスも大好評です。荷合わせとユーザー直送で環境保全に対する貢献も高めながら、自社の売上拡大にもつなげていきたい」と話した。
 また、工場内でいつでも消耗品の調達が可能な「MROストッカー」は、2022年末に累計導入件数が775件(前年比446件増)となった。商談中が395件あり、設置拡大を進める。「ユーザーさんにとっては何のリスクもなく、非常に喜んで頂いています。今後の新しい流通の一つとして成長させていきたい」と中山社長。今後は1件あたり月30万円の売上を目指す。
 同社では1998年から「やさしさ、未来へ。」のメッセージとともに、省エネに心掛けた企業運営を実施。各施策(荷合わせ、ユーザー直送、MROストッカー、修理工房「直治郎」、固定費型物流、在庫保有)による2022年の年間CO2排出削減量は概算で1万1365トンになったことを報告した。
プラネット愛知、2026年7月稼働予定
 愛知県北名古屋市に新設する物流センター「プラネット愛知」については、稼働開始を2026年7月に予定していると明らかにした。敷地面積1万2595坪、延床面積2万7184坪を計画しており、倉庫面積は埼玉県幸手市にある「プラネット埼玉」の約2倍となる。東海地区から九州までカバーする広域センターの役割を担う。在庫は100万アイテム、1日あたりの出荷能力は10万行、出荷金額は約2億円を目標とする。投資金額は約288億円で、このうち建物に約170億円、設備に約100億円を投じる。
 その他、プライベート・ブランド「TRUSCO」の全面刷新、ユーザーの声を集める「ユーザーズ・ボイス」、厚生労働省主催の「グッドキャリア企業アワード2022」大賞受賞についても紹介した。

2022年12月期連結決算を発表
連結受注額、利益とも過去最高
DMG森精機 今期も最高益更新予想


 DMG森精機(社長=森雅彦氏)が2月8日に発表した2022年12月期連結決算は、売上高にあたる売上収益が前期比19・9%増の4748億円、営業利益が同78・7%増の412億円、当期利益は同88・7%増の254億円だった。営業利益、当期利益ともに過去最高(AG連結時に伴う変則決算期を除く)を更新した。
 連結受注額は前期比18・9%増の5424億円で過去最高となった。1台当たりの受注平均単価が4980万円(前期は3940万円)へ上昇したことが大きく寄与した。
 同日開かれたオンライン決算会見で森社長は「為替の影響もあるが、基本的に工程集約、自動化、DX化によって高価格な機械システムが受注でき、さらに値引き率を下げたことにより、この単価を達成した」と述べた。
 業種別では、宇宙、航空、医療、EV(電気自動車)、エネルギー関連の需要が増加。地域別では、全市場で引合いは堅調に推移し、米州、中国の受注額が過去最高になったほか、欧州、アジアも過去のピーク水準に並んだ。
 2023年12月期の連結業績予想については、売上収益5000億円(前期比5・3%増)、営業利益500億円(同21・3%増)、当期利益320億円(同26・0%増)を計画。各国、各産業からの引合い件数は比較的高い水準を維持しているが、受注確定までのリードタイムが長期化していることなどを踏まえ、連結受注額は前期比7・8%減の5000億円程度と見込む。
 一方、機械本体の受注残高は2022年12月末に2540億円と2021年12月末の1640億円から大幅に増加しており、「受注残からの売上2540億円に、サービス・パーツの安定的な受注が1000億円強、グループ会社の受注・売上が500億円ほど乗ってくるので、2023年の数字はかなり確実なものになる」(森社長)。工程集約、自動化、DX化による収益率の改善が引き続き見込まれ、営業利益率10%以上を目指す。営業利益、当期利益は最高益更新を予想する。
 同社では人材への投資を加速させており、2022年度はグローバルで従業員の給与改定を行い、業界内最高水準に達したという。DMG森精機単体従業員は2022年7月から給与改定し年度換算ベースで従来比24%増となった。人件費が118億円増加したことが主な要因となり、2022年12月期の営業利益は計画した450億円に届かなかった。2023年12月期業績予想および中期経営計画に給与改定は織り込み済みとした。
 2023年度を初年度とする「中期経営計画2025」では、同社が目指す工程集約、自動化、DX化、GX化によるマシニングにおける大変革MX(マシニング・トランスフォーメーション)を実現するため、事業モデル及び経営基盤の進化に取り組む。
 最終年度の2025年度に売上収益6000億円、営業利益720億円、当期利益480億円を目指す。

半導体製造設備向けの好調持続
増収増益、売上高は過去最高に
キッツ 2022年12月期連結決算を発表


 キッツ(社長=河野誠氏、本社=千葉市美浜区)が2月13日発表した2022年12月期連結決算は、売上高が前期比17・8%増の1599億14百万円となり、2007年3月期の1495億12百万円を上回り過去最高を更新した。
 バルブ事業では、半導体製造設備向けの好況継続や、原材料価格高騰の影響を受け実施した価格改定の効果、米州向け・アセアン向けを中心とした増収及び為替影響により、売上高は前期比17・3%増の1251億89百万円となった。伸銅品事業は、原材料相場の上昇に伴う販売価格の上昇及び販売量の増加により、同18・8%増の325億13百万円だった。
 利益面では、営業利益は、バルブ事業において半導体製造設備向けが好調を維持したほか、景気回復に伴う国内及び海外市場における増収による増益等により、前期比22・9%増の110億51百万円。経常利益は同34・2%増の120億45百万円、当期純利益は同72・6%増の85億49百万円となった。なお、同社グループでは「収益認識に関する会計基準」等を同会計年度の期首から適用しており、従来の方法に比べて売上高は10億25百万円、営業利益は3億5百万円それぞれ減少している。
「第1期中期経営計画2024」定量目標を上方修正
 2023年12月期の連結業績予想については、売上高1670億円(前期比4・4%増)、営業利益119億円(同7・7%増)、経常利益123億円(同2・1%増)、当期純利益86億円(同0・6%増)と発表。
 また、「第1期中期経営計画2024」の初年度である2022年12月期の連結売上高及びセグメント別売上高が、最終年度である2024年度の計画値を上回ったことから、更なる業績の向上を目指して定量目標(連結業績、セグメント別売上高、セグメント別営業利益)を見直し、2024年度の連結売上高を1500億円↓1700億円、連結営業利益を120億円↓130億円に引き上げた。
配当金も過去最高
 2022年12月期の期末配当金は、2月22日開催の取締役会にて1株当たり18円と決定した。これにより既に実施済の中間配当金15円と合わせて、年間配当金は33円と過去最高になった。

昨年を1400名以上上回る来場者
次の世代につなぐ基盤技術を目指して
TECH Biz EXPO2023開催


 第12回次世代ものづくり基盤技術産業展「TECH Biz EXPO 2023」が、2月8日(水)・同9日(木)の2日間、名古屋市千種区の名古屋市中小企業振興会館・吹上ホールで開催された。100社・団体が138小間(同時開催展含む)に出展。2日間の総来場者数は、前回展より1400名以上も多い4797名(8日▽2936名、9日▽1861名)を記録した。
 「TECH Biz EXPO 2023」は『次の世代につなぐ基盤技術を目指して』をテーマに、我が国の基幹産業である製造業の発展を支え、中部地区の産業技術の高度化と新技術の開発に寄与するものづくり最新要素技術を幅広く紹介するとともに、ものづくりの高度化と関連産業の商取引拡大を図ることを目的とした展示会であり今回が12回目の開催となった。
 今回展の見どころは、ノーコードでアプリを開発できるツールや、オーダーメイドのシステム開発など中小企業のDX化を支援する技術や、強固な締結力を持つねじや高精度な歯車、ミクロン精度の一品物の製造など精密かつ精巧な加工技術、また素材分野での最新の技術シーズの紹介ということで、多くの来場者から注目を集めていた。
 同時開催「産業用ロボット企画展」では、国内有数の産業用ロボットメーカーや、それを動かすためのシステムインテグレーターなどを紹介。FAシミュレーターやVR機器で仮想空間上に産業用ロボットを完全再現。さらに、多種類の用途に合わせた多数のツールチェンジャー、高速で作業をする産業用ロボットなども展示されていた。
 TECH Bizシンポジウム・講演会には、ロボット研究50年の佐藤知正東京大学名誉教授のほか、その道のエキスパートらが参加。ロボット研究の観点から「中小企業のものづくりのこれから」を提言していた。
 今回展との同時開催である『ロボット・AIシンポジウム2023名古屋』は、ロボットや人工知能関連研究者、技術者が最新の技術情報の交換や技術交流と併せて、人工知能により進化しているロボットの実演展示などを通じて、人工知能の研究開発の振興と、産業での利活用の促進を図ることを目的に9社が10小間に出展した。8日(水)13時から開催された関連講演会には多くの聴講者が参加していた。
 そのほか、会場内ではさまざまなドローンの実機や活用法なども展示されていた。次回の本展示会も、今からその開催が待ち遠しいものだ。

「Coromant Capto(R)
回転工具ホルダプラス」を導入
サンドビック・コロマント ホルダの状態を見える化


 サンドビック・コロマントは3月1日、「Coromant Capto(R)回転工具ホルダプラス」を日本市場で導入したと発表した。
 Coromant Capto(R)回転工具ホルダプラスは、同社が提供するデジタルソリューションCoroPlus(R)のシリーズに属する製品で、ターニングセンタ向けにCoromant Capto(R)のインターフェースを搭載した回転工具ホルダ内にセンサーを内蔵し、ホルダの状態を見える化する。
 センサーが取得したデータは同じくホルダ内に内蔵された通信ユニットからBluetoothの無線信号の形で機外に送信され、機外ではその信号をPC等で受信し専用ソフト上で見える化する。例として、スピンドルの振動レベルや回転数と回転方向、温度などをモニターすることが可能。
 また、それらのデータからホルダのメンテナンスが必要なタイミングまでの残時間を算出し表示する。さらに振動レベル、回転数、温度の最大値の履歴をホルダごとに記録し保持する機能も持っている。
 これにより、従来は一定期間で定期的なメンテナンスをしていたものが、ホルダごとの負荷や使用状況を考慮しつつ最適なタイミングでメンテナンスを行えるようになる。
 必要以上に早過ぎるタイミングでのメンテナンスや、逆に遅過ぎるタイミングでのメンテナンスによって生じる無駄を削減でき、同時にメンテナンス不良による突発的な停止リスクの低減も可能になる。
 現在、DMG森精機、ヤマザキマザック、オークマの機械に対応したラインナップを展開している(上記メーカーであっても適応する回転工具ホルダが無い場合もある)。

第2846号 PDFはこちら

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