第2853号 令和5年6月11日

10月23日、60周年祝賀会開催
役員改選で峰澤理事長再任へ
愛知県管工機材商協組 第61回通常総会


 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=峰澤彰宏氏・MINEZAWA社長)は5月16日、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルにて5月理事会ならびに第61回通常総会を開催した。当日は委任状含め66名の組合員の参加が確認され、本総会は成立している。今期は同組合の役員改選期であり、慎重審議の結果、峰澤氏が理事長に再任した。
 丹羽一幸氏(丹羽機材社長)の司会進行で第61回通常総会は開会した。冒頭、峰澤理事長が「5月8日からコロナも感染症法上の位置づけが第5類に引き下げられ、私たちの周りにもいろいろ変化が現れているように思います。私は2年前の総会で理事長を拝命いたしました。とはいえ、令和3年度はご記憶の通り、まず行ったのが書面決議ですとか、計画していた各事業のほとんどが中止を余儀なくされ、仕方ないとはいえ非常に寂しい1年間を過ごしました。令和4年度に入り少しずつ規制が緩和されつつあるなか、4年越しとなりましたが『第33回管工機材・設備総合展』を開催することができました。一方で、コロナ禍のなかで私たちはリモートでの理事会開催、あるいは初めての経験でもあるリモート工場見学会など、コロナだからやれないではなく、コロナでもやれる方法を考えようといろいろ取り組んでまいりました。ご担当いただきました実行委員会や各部会の理事の皆さま、本当にありがとうございました。また、ご協力、ご参加いただいた組合員、賛助会員の皆さまには重ねて御礼申し上げます。本年度は当組合の60周年にあたる年です。来年開催予定の『第34回管工機材・設備総合展』への準備も鋭意進めてまいりたいと思います。いずれにしましても、組合というのは皆さま方お一人おひとり、一社一社のお支えがあって事業を進めていくことができるのであります。本年度も、どうか皆さまのご理解とご協力、積極的なご参加を心よりお願い申し上げます」と挨拶。伊神敏雅氏(双葉製作所社長)が議長に選任され、以下の議案について慎重審議が行われた。
 【第1号議案】令和4年度(令和4年4月1日~令和5年3月31日)事業報告書、決算関係書類(財産目録、貸借対照表、損益計算書ならびに剰余金処分案)承認の件▽慎重審議の結果、これらはいずれも満場一致で承認可決された。
 【第2号議案】令和5年度(令和5年4月1日~令和6年3月31日)賦課金および賛助会費徴収方法決定の件▽慎重審議の結果、いずれも満場一致で承認可決された。
 【第3号議案】令和5年度事業計画案ならびに収支予算案承認の件▽慎重審議の結果、これらはいずれも満場一致で承認可決された。令和5年度事業計画は以下の通り。●展示会実行委員会¥文字(G0-935A)委員会を結成し、令和6年秋に計画する『第34回管工機材・設備総合展』に向けた準備を進める。●60周年祝賀会実行委員会¥文字(G0-935A)委員会を結成し、10月23日¥文字(U+322A)に計画する祝賀会に向けた準備を進める。●総務部会¥文字(G0-935A)①9月12日¥文字(U+322B)開催予定の名管会ゴルフ大会の企画運営。②青年部「愛青会」の活動管理。③令和6年1月23日¥文字(U+322B)開催予定の新年賀詞交歓会の企画運営。④通常総会の準備・運営。●経営対策部会¥文字(G0-935A)業界全般に関わる経営セミナー等を開催。●広報部会¥文字(G0-935A)「組合だより」および「2024年度版組合員名簿」を編集・発行。●福利厚生部会¥文字(G0-935A)組合員および組合員企業社員対象の巡回健康診断を実施。●組合加入促進部会¥文字(G0-935A)未加入の販売店・製造業者の加入を促進。●その他、関係官庁・諸機関、全国および各地区業界団体、愛知県内関連団体との連携。●奇数月および4月に理事会開催。●三役・常任理事会、各部会会合の開催。等。
 【第4号議案】役員改選の件▽同組合は今期が役員改選期であり、役員選考委員会により21名の理事、2名の監事が本総会で指名された。なお、理事・監事は全員留任である。その後、指名された21名の理事により第1回理事会を開催。以下に記載する三役等が選任された。●理事長▽峰澤彰宏氏●会計担当副理事長▽小川誉之氏(小川管商社長)●副理事長▽村井善幸氏(オータケ社長)●展示会担当副理事長▽石原太郎氏(原芳商会社長/新任)●「第34回管工機材・設備総合展」展示会実行委員長▽石原太郎氏(副理事長と兼任)●組合60周年祝賀会実行委員長▽成田幸隆氏(大成工機商会社長)。
 ここで、理事長に再任した峰澤理事長が改めて登壇し「先ほどの第1回理事会において、もう1期2年、理事長をやりなさいとのことでしたので謹んで務めさせていただきたいと思います。少しでも当組合のためになるようにしっかり務めてまいりたいと思いますが、組合事業というのは組合員の皆さまのご理解、ご協力と積極的なご参加がなければしっかりと運営していくことができません。何卒、皆さまのご指導ご鞭撻、ご協力、そしてご参加を心よりお願い申し上げます」と挨拶。組合事業への協力を組合員らに要請した。
 上程されたすべての議案審議が滞りなく終了し本総会は閉会となった。

 会場を移し、北村憲正氏(龍玉精工社長)の司会進行で懇親会が開会。総会後の懇親会開催は実に4年ぶりである。峰澤理事長の挨拶の後、総会で選任された石原展示会実行委員長が登壇。「前回の展示会では展示会実行副委員長として(当時の)坪井研二展示会実行委員長(ツボイ常務)のもと、コロナの影響もあり足掛け4年掛かりましたが、組合員さま、賛助会員さま、皆さまのおかげで成功裡に終えることができました。来年の第34回展示会も一生懸命頑張りますので応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。また、石原展示会実行委員長はこの場で、展示会実行副委員長に倉地克明氏(倉地社長)を指名。倉地展示会実行副委員長が登壇し参加者に挨拶した。
 これまでは総会後の懇親会で、前年度に新規加入した賛助会員を組合員に紹介していたが、この3年間はその機会が無かったことから、紹介できずにいた6社の新賛助会員がここで紹介された。その後は、伊藤辰之相談役(イトウ社長)が登壇して乾杯の音頭をとり懇親会がスタートした。
 宴もたけなわとなったところで、小川信相談役(山信会長)が登壇。中締めの挨拶をし、三本締めで散会となった。

 総会前に開催された5月理事会では、以下の議題が上程された。
 【議題1】令和5年度第61回通常総会運営の件▽総会出席者数の確認、総会・懇親会での各理事の役割の確認、総会・懇親会の流れ・進行の再確認、など。
 次回理事会は、7月5日午前10時より13時まで、名古屋市熱田区の熱田神宮会館での開催が予定されている。

新しい形を取り入れて活動再開へ
「第12期通常総会」を開催
遠州機工会 青年部休部のため神谷氏は幹事退任


 遠州機工会(会長=前嶋孝行氏・前島商会社長)は、5月15日午後5時より浜松市中区のホテルコンコルド浜松にて第12期通常総会を開催した。議案審議では今年度の事業計画・予算案など全議案が原案通り可決された。約30年間活動してきた青年部については、部員減少により活動の継続が困難になったため一時休部とすることが報告された。総会終了後は4年ぶりとなる懇親会が催され、賛助会員も参加して交流を深めた。
 鈴木大造総務幹事(丸尾興商取締役)が総会の司会進行を務め、開会に先立ち、立会人として出席した賛助会員の役員等が紹介された。
 前嶋会長が「5月8日より、(新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが)2類相当から5類になったので、大分動きやすくなったと思います。ここ3~4年間は何も行事ができなくて、その中でも役員会は行ってきましたが、今年はできることを新しいやり方でやっていこうということで役員一同まとまっていますので、ぜひ皆様のご協力を得ながら1年間活動をしていきたいと存じます」と挨拶。
 鈴木総務幹事より出席状況の発表があり、正会員17名全員(委任状含む)の出席により総会が成立すると宣言された。
 前嶋会長が議長を務めて議事に入り、第1号議案=第11期事業報告、第2号議案=第11期会計報告及び監査報告、第3号議案=第12期事業計画案、第4号議案=第12期予算案について審議し、いずれも原案通りに可決された。
 前嶋会長より、今期は活動を積極的に行うために会費を徴収することが説明された。また、青年部の休部について「コロナ禍の3年間、ほとんど活動ができていなかった。さらにこの間、メンバーの卒業が相次ぎ、5名の青年部員を残すのみとなってしまった。新入部員もいないため、青年部と役員で時間をかけて打ち合わせしてきた結果、残念ながら一旦休部することになったが、今後皆様のご理解とご協力を得て、復活を目指していきたい」との考えが示された。
 報告事項として、青年部の休部に伴い、青年部部長を担当していた神谷紀彦幹事(サカエ社長)が幹事を退任することが報告された。幹事の補充は行わないとした。その他、会員名簿、委員会名簿について報告があり、杉浦一暢副会長(三賀社長)の閉会の辞で総会を終了した。
 総会の後は、賛助会員を交え総勢53名が参加して懇親会が開かれた。
 引き続き鈴木総務幹事が司会を務め、はじめに前嶋会長が挨拶で遠州機工会の活動について「皆様に少しでも役に立つことを一生懸命企画していきたいと考えていますので、ご協力をお願いしたいと思っています。この3~4年間を今年1年で取り返して、皆様と一緒に遠州地方を盛り上げていきたい」と話した。
 稲葉秀樹宇野営業本部長の音頭で乾杯し、歓談の場となった。賛助会員の新任者の紹介などもあり、杉浦副会長の中締めで盛会のうちに終了した。

通常総会の準備進める
愛鋲協 令和4年度第10回定例理事会


 愛知鋲螺商協同組合(理事長=大野正博氏・中部製作所社長)は、4月21日午後6時より名古屋駅前の安保ホールにて、令和4年度第10回定例理事会を開催した。
 理事会に先立って同日午前中に、佐野康介監事(佐野螺子工業専務)による監査が行われ、決算関係書類について適正であるとの意見書が提出された。
 理事会では、令和4年度会計決算報告を小倉正嗣副理事長(小倉商店社長)が行い、続いて監査意見書が読み上げられ、承認された。
 その他、5月26日開催の令和5年度(第50期)通常総会に向けて、総会資料の内容を詳細に確認した。

キッツ 7月3日出荷分から
製品価格を5~15%値上げ
 キッツ(社長=河野誠氏、本社=千葉市美浜区)は5月31日、製品販売価格を5~15%値上げすると発表した。7月3日出荷分から実施する。
 対象製品と値上げ率は次の通り。
▽青黄銅製バルブ…10%
▽鋳鉄製バルブ・ダクタイル鉄製バルブ…5%
▽バタフライバルブ…5%
▽バタフライバルブ(ステンレス鋼製)…10%
▽ステンレス鋼製バルブ(ねじ込み継手含む)…10%
▽鋳鋼製バルブ(一般弁)…15%
▽鋳鋼製バルブ(ボールバルブ)…10%
▽プラスチック(ボールチャッキ)…10%
▽マジックジョイント…10%
▽自動操作バルブ…10%
▽部品・ソフト費用…10%
 同社では、昨年6月に価格改定を実施したが、依然として主要材料相場は高止まり傾向であり、エネルギーコストや付随した物流費用の上昇、長期化する円安傾向等により、製造コストの上昇に拍車がかかったことに加え、バルブ本体材料以外の付属品、梱包資材等の外部購入品の価格上昇も続いており、経費削減や生産工程合理化などの企業努力だけで吸収することは困難であると判断し、販売価格の値上げを決めたと説明している。

橋本総業とみらい会会員ら四位一体で
CS向上・成長追求・進化活動目指す
中部みらい会総会 中部・静岡合同方針説明会


 橋本総業(社長=阪田貞一氏、本社=東京都中央区)と愛知県・岐阜県・三重県の仕入先・販売店からなる中部みらい会(会長=伊藤辰之氏・イトウ社長)は4月28日、名古屋市中村区の名鉄グランドホテルで第18期中部みらい会総会を開催した。本総会は出席者が全会員数の過半数を超えており成立が宣言されている。
 事務局担当の宇佐見徳秋橋本総業中部ブロック長が司会進行を務め、以下の議案について審議を進めた結果、いずれの議案も満場一致で承認可決された。
 【議案1】第17期(令和4年4月1日~令和5年3月31日)活動報告。
 【議案2】第17期会計報告/監査報告。
 【議案3】第18期(令和5年4月1日~令和6年3月31日)事業計画。同会の本年度事業(予定)は以下の通り(4月28日現在)。●当日▽中部みらい会総会ならびに中部・静岡みらい会合同方針説明会●6月17日▽2023三重みらい市(メッセウイングみえ)●10月12日▽みらい会全国合同総会(ホテルニューオータニ)●同13日¥文字(U+322E)・14日▽東京みらい市(東京ビックサイト東2・3ホール)●10月▽中部みらい会実務責任者会(名鉄グランドホテル)●10月27日▽中部みらい会親睦ゴルフ会(名古屋ゴルフ倶楽部和合コース)●令和6年3月▽中部みらい会幹事会(名鉄グランドホテル)●2023年度▽製販懇談会(各地区会場)、ショールーム商談会(各地区ショールーム)、新商品研修会・現調研修会(みらい研修センター)、工場研修会(メーカー工場/研修施設)。
 【議案4】第18期予算(案)。
 【議案5】令和5年度新入会員報告▽新入会員のいし満(社長=石原和典氏、本社=名古屋市中区)ならびにホームパートナー(社長=柴田誠氏、本社=名古屋市中川区)が紹介された。
 休憩後、静岡みらい会会員が合流し、中部・静岡みらい会合同方針説明会が開会した。冒頭、伊藤中部みらい会会長が登壇し「先日、某工具商社さんの入社式の記事を新聞で読みました。その社長は新入社員に向け『今は勇気と努力と根性だけでは便利さに勝てない』『相談するな。すればするほど思考力が低下する』と話したそうです。私が考えますに、チャットGPTと関連しているのかなと思います。チャットGPTはスピーチや質問事項などを考えてくれて確かに便利ですが、自分で考えなければ自分の身に付きません。(中略)物流や建築業界では休日や労働時間の問題があります。いわゆる2024年問題ですが、管材業界では商品を運ぶことはサービスの一環となっていますが、値上げの波も来ていますので、今後は配送・搬入などもサービスではなくコストとして見ていかなければいけないのではと考えています」と挨拶。
 続いて、賛助会員を代表して伊藤竜一TOTO中部支社長が登壇。「コロナ禍で落ち込んだ消費ですが、第5類への移行で消費行動が増加するのではと言われています。できれば住宅に使っていただきたいですが、総じて言えるのが『ちょっと高くても使う』傾向にあるようです。高付加価値商品が売れるチャンスが巡ってくるものと思われます。また、インバウンド効果も今後見込めるものと思います。そんななか、コロナ禍でも業績が良いと言われた企業さまが共通して行っていたのが、お客さまのニーズをしっかりと取りに行き、お客さまに寄り添うことでした。この姿勢を見習い、我々もお客さまに寄り添って、さらに素晴らしい提案をしていきたいと思っております」と挨拶した。
 特別会員の橋本総業を代表し、橋本政昭会長がVTRでマーケット動向などを解説。阪田橋本総業社長、田所浩行橋本総業専務から2023年度の同社の方針説明、宇佐見橋本総業中部ブロック長から中部ブロックの方針の説明、ならびに橋本総業各支店長から支店方針が説明された。その後は休憩をはさみ、賛助会員各メーカーが分野別に登壇。各社の今後の方針や新商品の説明などが行われた。

今年度より事業活動を活発に
青年部総会は6月14日開催決定
愛機工青年部 5月度役員会開催


 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長/愛機工)の青年部(部長=滝澤有一氏・松本商店社長)は5月19日午後5時30分より、名古屋市中村区のダイドー(社長=山田貞夫氏、本社=名古屋市中村区)ロボット館4階会議室で5月度青年部役員会を開催。10名が参加した。本役員会では、青年部総会や全国若手交流会についての確認事項などの情報共有、その他、各部からの経過報告などが行われた。
 【議題1】青年部総会について▽令和5年度青年部通常総会は、6月14日午後6時(午後5時30分受付開始)より名古屋市中区の東京第一ホテル錦3階で開催される。総会終了後、午後6時30分より会場を同ホテル2階へ移して懇親会の開催が予定されている。関係者に向けた案内は発信済み。本役員会の翌週を目途に青年部内総務部のメンバーで会合を開き、総会当日の役割分担など詳細を決めることで合意した。
 【議題2】全日本機械工具商連合会(全機工連)主管「若手交流会」について▽8月24日¥文字(U+322D)午後3時(午後2時30分受付開始)より、ホテルグランヴィア大阪での開催が予定されている。本会は大阪機械工具商青年会(OMJC)が中心となって運営する。当日は、中山哲也トラスコ中山社長や古里龍平ジーネット社長らをパネラーとして招き『これからの流通における商社・販社の役割』と題したパネルディスカッションが企画されている。その後は懇親会へと移行し、参加した各組合から代表者1名が挨拶に立つこととなっている。若手交流会と銘打ってはいるものの、これまで50代経営者らも全国から参加していたことから、愛機工青年部では青年部員の参加はもちろん、青年部OBらにも声掛けして参加を促したらどうかといった意見があった。
 【議題3】総務部より連絡事項▽総務会を5月25日¥文字(U+322D)に開催する(本紙発行時、開催済み)こととなっている。その場で青年部総会における各役割分担を決定するほか、コロナ禍で会合が大幅に減ったなかで総務部メンバーも大幅に入れ替わっているため、この総務会は、メンバーの顔合わせも兼ねるようだ。また、愛機工野球大会運営の手伝いについての役割分担も話し合われた。
 【議題4】厚生部より連絡事項▽「キャンプの集い」に関する第1回目の打ち合わせのため、5月12日¥文字(U+322E)に厚生部会を開催。厚生部メンバー全員が参加した。6月12日¥文字(U+322A)に、組合事務所より組合員各社へ参加募集案内を発信予定。キャンプの集いは8月19日¥文字(U+322F)・20日¥文字(U+3230)に開催される。厚生部キャンプスタッフユニフォームの制作についても承諾された。
 【議題5】教育部より連絡事項▽昨年、3年ぶりに講演会を実施し、今年はコロナも第5類に引き下げられたことから、講演会や他産業視察を盛大に開催したいとのことだった。
 その他のイベント・事業として、青年部忘年会や合同委員会、ビアパーティーなどについては総務部で今後検討していくこととなった。
 すべての議題を審議し終え、この後、久しぶりとなる役員懇親会が催された。

「INTERMOLD/金型展/
金属プレス加工技術展 名古屋」
21日よりポートメッセで開催


 一般社団法人日本金型工業会と一般社団法人日本金属プレス工業協会は6月21日¥文字(U+322C)~23日¥文字(U+322E)の3日間、ポートメッセなごやの新第1展示館にて金型・金属プレス加工の専門見本市「INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展 名古屋」を開催する。
 国内外の工作機械などの設備機器メーカーや金型メーカー、プレス加工メーカー337社・団体が492小間に出展し、金型設計・製造から金属プレス・プラスチック成形に至る一連の工程における最新製品やサービスなど、注目のソリューション提案を行う。
 完全事前来場登録制をとっており、現在、公式サイト(https¥文字(G0-9370)//intermold.jp/nagoya/)から登録を受付中。運営はインターモールド振興会。
 会場内では注目テーマの展示企画フェアを実施予定。金型業界にも大きな波として押し寄せつつあるプラスチック加工に焦点を当てた「次世代プラスチック加工フェア」や、生産性向上・業務効率改善をテーマにした「製造業DXフェア」、次世代加工技術として注目される「3Dプリンティング&AM技術フェア」など、合計6つのフェアを展開する。
 また、デンソー経営役員・海老原次郎氏による基調講演「環境変化に対応するデンソーのモノづくり革新」をはじめ、各フェアと連動した専門的な講演も多数開講。製造業におけるDXなどモノづくり革新のほか、自動車部品製造、電動化といった技術進化、バイオ・生分解性プラスチック、AM/3Dプリンティングなど、金型・金属プレス加工を取り巻く最先端のテーマで連日講演を実施する。参加には事前の登録が必要(一部登録不要で聴講可能なセミナーもあり)。詳細はhttps¥文字(G0-9370)//intermold.jp/nagoya/seminar/で確認を。
 同展入場料は3000円(税込)。ただし、事前来場登録後、来場者証を持参すれば無料となる。


ご挨拶
一般社団法人日本金型工業会
会 長 小出 悟


 『INTERMOLD名古屋/金型展名古屋/金属プレス加工技術展名古屋』開催に際し多大なるご支援・ご協力を賜りました関係諸官庁ならびに各出展企業、関連諸団体の皆様には、開催を迎えることができましたことを厚く御礼申し上げます。
 さて、コロナもほぼ意識せず物事をリアルに対応させる社会活動が戻ってまいりました。本展も昨年に続き名古屋で開催させていただく運びとなり、今回は開催期間を一日短くしての展示会となりますが、おそらく東京に引き続いてリアル展示の醍醐味をご堪能いただけるものと思っております。
 社会環境の変化は止まるところを知らず、日々、変化の度合いを増しているようにも思え、G7サミットでもウクライナ戦争の終息後の環境づくりに取り掛かったとも思われる変化も見て取れるように思います。コロナ・戦争ともに終息方向に進んだとすれば、そこからはっきりと見えてくるものはグローバル社会経済の進化・発展する様であると予測いたしますが、それにはどうしても解決していかなければならない労働力不足と予想を超えるデジタル化対応であり、SDGsをベースに置いたカーボンニュートラルの社会づくりにあると考えます。
 本展示会にご出展ご参加の皆様もまさに力を入れているところであると思いますので、進んで足をお運びいただき、面直にて実物に触れながら、ご説明していただく方々の力の入った意気込みも感じていただき、東京にも負けない新設の会場での商談話が絶えないことを祈念するばかりです。
 最後になりますが、関係各位の多大なるご尽力とご協力のもと、本展が開催できますことを御礼申し上げますとともに、今後のすべてのモノづくり産業および関連業界の益々の発展を祈念しご挨拶とさせて頂きます。

4年ぶりに開催
管継手類の製造現場を見学
岡谷管栄会 入社3年目までの新人対象勉強会


 岡谷鋼機(社長=岡谷健広氏、本社=名古屋市中区)と販売店、メーカーで作る岡谷管栄会(会長=一色哲巳氏・一色機材社長)は5月17日、同会会員各社に入社3年目までの男女新人を対象とした「プロテリアル(旧・日立金属)工場・物流センター見学会および管材商品勉強会」を、プロテリアル桑名工場(所在地=三重県桑名市大福)および、同社中央物流センター(所在地=三重県三重郡朝日町、通称=CBC)で実に4年ぶりに開催した。会員から12社・およそ50名が参加した。
 午前10時30分より桑名工場で始まった座学第1限目では、プロテリアル商品を中心とした『管継手類』について、継手とは何なのか? その役割などのほか、プロテリアルや他メーカー含め継手にはどんな種類があるのか? その用途やメリット・デメリットも併せて学習した。また、日立金属から社名変更したプロテリアルの創業からの歴史や、長年愛され続けているひょうたんマークの由来、同社が手掛ける継手やバルブ以外の商品(機器など)についての解説もなされた。
 休憩を挟んで座学2限目は『バルブの基礎』と題し、バルブの種類やその基本構造などを学び、午前中のスケジュールはすべて終了となった。
 昼食休憩をはさみ午後1時より、参加者は3つの班に分かれてプロテリアル桑名工場内を見学。およそ1400度に熱せられた金属の鋳造技術を目の当たりにし、焼鈍(しょうどん)処理の必要性を学び、同社商品である「エレクトロフュージョン継手」などの製造現場を、各所担当者の解説付きでおよそ1時間強にわたり見学した。
 続いて一行は、プロテリアル桑名工場から車でおよそ10分の位置にあるプロテリアル中央物流センター(通称CBC)へと移動。商品の入庫から出荷までの流れ、在庫管理のシステムなどを見学し、この日の全日程が終了となった。
 この春入社したという参加者は「今日いただいた資料を帰ってからもう一度しっかりと読み込んで、これから自分が取り扱うこととなる商品の基礎をしっかりと確実に理解して、営業活動にしっかりと活かしていきたいです」とコメントしてくれた。
 岡谷鋼機は「コロナの影響から中止を余儀なくされてきたこの勉強会ですが、今回、岡谷管栄会の恒例行事として4年ぶりにようやく再開することができました。入社3年目までの新人の方々には、この機会に少しでも商品知識を増やしていただいて、これからの業務に活かしていただければ幸いです」とコメントを寄せてくれた。

NaITO 2023年2月期は増収増益
東日本物流センター8月移転予定
今期売上高6.8%増を予想


 NaITO(社長=坂井俊司氏、本社=東京都北区)は、4月28日午前11時よりWEB記者会見を開き、2023年2月期(第72期)決算概要と近況の報告を行った。
 同社の連結決算は、売上高が444億57百万円(前期比1・9%増)、営業利益が8億86百万円(同41・1%増)、経常利益が9億32百万円(同39・4%増)、当期純利益は有価証券売却による特別利益の計上もあり7億32百万円(同63・3%増)と、2年連続の増収増益になった。
 業績予想に対して、営業利益、経常利益、当期純利益は上振れしたが、売上高は未達に終わった。取扱商品分類別の売上高は、売上の約半分を占める切削工具が前期比1・6%増、計測が同4・3%増、産業機器・工作機械等が同1・8%増。
 坂井社長は「自動車の生産が上がらないというのは、非常に我々も苦慮しているところ。昨年度つくった設備販売部が少し貢献してくれている」と会見で振り返った。
 第72期は、中期経営計画「Achieve2025(令和3年3月1日~令和8年2月28日)の2年目として、工作機械、ロボット及び工場ライン周辺の設備販売を強化するため、昨年3月に設備販売部を新設した。営業活動として、6月にはロボットテクノロジージャパン2022に出展し、協働ロボットやIoT関連の商材等を展示。11月にはJIMTOF2022において、新製品の同社オリジナルブランド「Victoryエンドミル」の発売を発表した。海外については、景況の回復とともに、新型コロナウイルス感染症の影響はあったものの徐々に営業活動も通常の形に戻ったと報告された。
 2024年2月期の連結業績については、売上高475億円(前期比6・8%増)、営業利益8億円(同9・7%減)、経常利益8億円(同14・2%減)、当期純利益5億円(同31・8%減)を見込む。同社は業容拡大等を目的として、今年3月に中部物流センターを名古屋市中川区へ移転。また、8月には東日本物流センター及び北関東支店を群馬県太田市に新築移転する予定で現在建設を進めており、これらの移転費用などを加味して減益予想とした。
 坂井社長は「物流センターの構築も含めて色々施策を講じているので、景気が良くなってくれば効果が出てくるのではないか」と期待を示した。

2023年1~3月期産業用ロボット
受注額18.9%減、生産額0.3%増
日本ロボット工業会【会員ベース】


 日本ロボット工業会(会長=山口賢治氏・ファナック社長兼CEO)が4月27日発表した「マニピュレータ、ロボット統計 受注・生産・出荷実績【会員ベース】」によると、2023年1~3月期の産業用ロボットの受注額は、前年同期比18・9%減の2082億円で、実装機を中心に大きく減少し2四半期連続の減少となった。生産額は同0・3%増の2168億円で10四半期連続の増加となった。
 出荷実績をみると、国内向けは、自動車製造業向けを中心に依然として勢いは弱いものの、電気機械製造業向けや半導体用などの好調さが継続し、国内出荷額は前年同期比0・9%増の553億円。輸出は、実装用で引き続き減少がみられ、溶接用も減少に転じたものの、全体としては横ばいで、輸出額は同0・2%増の1654億円となった。
 国内向けと輸出を合わせた総出荷額は同0・3%増の2206億円で10四半期連続の増加となった。
 新型コロナウイルス感染症や地政学的緊張などの各種リスクの下にあっても広がりをみせていた自動化需要は、全体としては継続しているものの、一部業種・用途での急速な需要減少や世界経済の先行き不透明感が、今後の見通しに影響を及ぼすことが懸念されるとした。

5軸加工機など実機でのトレーニングを提供
「DMG MORI ACADEMY 浜松」開所
DМG森精機 浜松を皮切りに全国5か所へ展開


 DMG森精機(社長=森雅彦氏)は4月26日、顧客や学生向けの研修施設「DMG MORI ACADEMY 浜松」(静岡県浜松市東区篠ケ瀬町1168)を開所した。同社の顧客や地域の学生に対し、基礎的な内容から5軸加工機での高度な加工に関するトレーニングを提供する。
 同施設は、建物面積680㎡の2階建て。1階を機械の展示スペースとスクール教室、2階をオフィスとしている。5軸加工機「DMU 50  3rd Generation」、複合加工機「NTX 1000 2nd Generation」をはじめ同社の工作機械を複数台設置するほか、デジタル・トランスフォーメーション(DX)ツールである「TULIP(チューリップ)」も備え、経験豊富な同社のエキスパートによるプライベートレッスンを顧客のスキルに応じて提供する。
 丹波優DMG森精機専務執行役員(DMG森精機セールスアンドサービス社長)はアカデミー新設について「お客様に100%機械を有効活用して頂くために、各種スクール、トレーニングを行うことが目的。加えて、学生さんにもスクールを開催しトレーニングをする予定」と趣旨を説明した。
 同社ではこれまでも製造業全体の若手技術者育成と、顧客のNC機械導入時の立ち上がりをスムーズにすることを目的として、東京都江東区、三重県伊賀市、愛知県名古屋市の同社施設3か所にて機械加工や操作方法のスクールを開催してきた。
 また、2018年より同社5軸加工研究会の会員企業にエンジニアを派遣して行う週末スクールを全国約200か所で累計約2500回開催し、6000人以上の顧客に実機トレーニングの機会を提供してきた。
 さらに今回、より多くの顧客と地域の学生に最寄りの場所で同社実機でのトレーニングに参加してもらう機会を拡充するために、2025年にかけて全国5か所に研修施設を新設することとした。浜松を皮切りに、5月に金沢、8月に仙台、2024年に岡山、福岡と順次開所を予定している。
 今回開所した浜松の施設では、eラーニングと実習を組み合わせた、より効果的・効率的な教育を実現する「デジタルアカデミー」を導入。顧客は、各自eラーニングにて座学を学習し、週末に実機でのトレーニングを組み合わせるなど、より柔軟なスケジュールで参加することができる。
 同社では今後も客先での工程集約、自動化によるDX、さらに単なるCO2排出量の削減だけでなく、世界中の製造現場から不要な仕掛品・中間在庫を減らす高効率な生産で世界の省資源化を進めるグリーン・トランスフォーメーション(GX)の実現を支援する、DMG MORIのマシニング・トランスフォーメーション(MX)を進めていくとしている。

社会人としての心構えや
ビジネスマナーを学ぶ
愛機工 2日間の新入社員研修を開催


 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、経営対策部(部長=林正人氏・広商NEXUS会長)が主管する社員教育事業の一環として、恒例の「新入社員研修」を4月11、12の2日間の日程で名古屋都市センター(名古屋市中区)にて開催した。18名参加。講師を名南経営コンサルティングの池野知行氏が務めた。
 新入社員はじめ入社1年前後の社員を対象に、社会人、組織人としての意識づけから生産性の高い職場活動を実践するために必要な能力とスキルの習得を主旨に行われ、参加者は2日間を通して、社会人としての「ものの考え方」や「職場での基本的な動作・マナー」を学んだ。
 研修の開会にあたり山崎公明組合事務局長が挨拶し、同組合の活動や行事などを紹介した。その中で、今回配付した機械工具の入門書『機械器具・工具の基礎知識』について「大阪機械器具卸商協同組合が2016年に編纂したもので、営業の方、業務の方、どなたにとっても分かりやすい教本となっているので、目を通して頂ければ」と勧めた。

4年ぶりの開催に大盛り上がり
岐阜機工会 ボウリング大会を開催
優勝は服部与一氏(服部商会)


 岐阜機工会(会長=嶋﨑晴久氏・シマザキ商会社長)は、新型コロナウイルス感染症の影響から長らく延期としていた同会恒例行事であるボウリング大会を、ボウリング場「A・C・グランド」(所在地=岐阜市茜部大川1-77)で5月26日午後7時より、実に4年ぶりに開催した。この日は、会員企業19社から62名が参加。ストライクにガターに参加者は一喜一憂し、久しぶりに開催された2ゲームのボウリングを、皆おもいっきり楽しんでいた。
 嶋﨑会長は「長らく延期になっておりましたボウリング大会を、今日ここで、4年ぶりにようやく開催することができました。今日はおもいっきり楽しんでいただいて、日頃のストレスをボールにぶつけていただいて、会員相互の親睦を深める絶好の機会としていただければと思います。今年の岐阜機工会は、コロナ前に開催しておりました夏のビアパーティーも開催を予定しております。また改めて案内を送りますので、そちらにも皆さんぜひともご参加いただければと思います」と参加者に挨拶。岐阜機工会の事業も、ようやく通常運転へとシフトチェンジした。
 今回のボウリング大会だが、女性参加者には1ゲーム20ポイント×2ゲーム、シニア参加者には1ゲーム30ポイント×2ゲームのハンディキャップが付与されており、各賞受賞者には豪華景品が岐阜機工会から贈呈された。上位入賞者は以下の通りだ。
     ◇
◆優勝▽服部与一氏(服部商会)/2ゲームトータル351ポイント(ハンディキャップ60ポイント)
◆準優勝▽河村敦氏(徳光)/2ゲームトータル346ポイント
◆3位▽佐藤瑚子氏(杉本商事)/2ゲームトータル345ポイント(ハンディキャップ40ポイント)

第82回親善野球大会開幕
愛機工 4月23日開会式を開催
今年は総勢29チームが出場


 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の第82回親善野球大会(大会委員長=野崎憲昭福利厚生部長・常磐精機社長)が4月23日、開幕した。今大会には29チームが出場し、Aゾーン(14チーム)・Bゾーン(15チーム)でそれぞれ優勝をめざす。
 この日は江南緑地公園(草井球場)において1回戦の2試合(A、B各1試合)が行われた。
 試合に先立って開催された開会式では、山崎事務局長の司会進行により、はじめに水谷理事長が「快晴のもと、第82回親善野球大会が開催されます。怪我の無いよう、29チームの皆様で頑張っていただければと存じます」と挨拶。
 続いて野崎大会委員長が「勝つことも大切ですが、それ以前に楽しみましょう。勝つか負けるかは運の問題もあります。野球大会は組合の福利厚生部、山崎事務局長、審判団の皆さん、そして青年部の協力があって開催できるものだと思いますので、そのような意識を忘れずに、皆で力を合わせて盛り上げてまいりたい」と挨拶し、開会を宣言した。
 ピッチャーを野崎大会委員長、キャッチャーを福利厚生部の石川理事(石川工具社長)が務めて始球式が行われた。

 試合結果は次の通り。
 ◆第1試合 Bゾーン
ミズタニ機販 000=0
落   合 262=10

 ミズタニ機販対落合の試合は、1回裏に落合が2点を先制。続く2回裏にも一挙に6点を取りリードを広げ、ミズタニ機販の反撃を零点に抑えた。さらに3回裏に2点を追加し、10対0で落合が勝利した。
 ◆第2試合 Aゾーン
中 央 工 機 001030=4
ユアサ商事  010008=9
 中央工機対ユアサ商事の試合は、初回は両チーム無得点。2回裏にユアサ商事が1点を先制した。中央工機が3回表に1点を返し同点にした後、5回表にも3点を追加しリード。しかし、6回裏にユアサ商事が猛反撃、一挙に8点を取り9対4と勝ち越した。この時点で、1試合1時間30分を超えた時点で新たな回に入らないという規定により試合終了。ユアサ商事が勝利した。

ユアサ商事 今年度より本格稼働する
経産省の「GXリーグ」へ参画
2050年カーボンニュートラル実現に向け


 ユアサ商事(社長=田村博之氏、本社=東京都千代田区)は5月23日、経済産業省が設立した「GX(グリーントランスフォーメーション)リーグ」へ参画したことを発表した。
 「GXリーグ」とは2050年カーボンニュートラル実現に向け、企業と官・学が連携し、経済社会システムの変革(GX)のための議論と新たな市場の創造のための実践を行う場として設立されたもの。
 参画企業には企業自らの排出削減や、自らに関連するバリューチェーンへの排出削減への行動に加えて、生活者が自ら能動的な選択ができるようなGX市場の拡大に賛同し、変革に向けた取り組みをすることが求められている。
 同社グループは、2021年10月に「サステナビリティ宣言」を策定し、2030年度までにグループ全体のカーボンニュートラル(対象範囲はScope1&2)を目指すとともに、気候変動への対応とサプライチェーン全体での環境負荷低減に努めている。
 具体的には、省エネコンサルティング部隊を中心とした取引先のカーボンニュートラル取り組み支援や、公益社団法人日本マレーシア協会を通じたマングローブ林の植樹等の環境保全活動、また建築工事現場のCO2排出量の自動計測と可視化システムの開発などに取り組んでいる。
 こうした取り組みは「GXリーグ」の考えと一致するものであるとして、同社は2023年度より本格稼働する同リーグへ参画することを決定した。リーグ参画を通じて、同社グループにおけるCO2排出量の削減を着実に進めるとともに、日本政府が目標とする2050年カーボンニュートラル実現に貢献すべく、事業活動を通じて持続的な社会の構築に尽力していくとしている。

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