第2942号 令和7年12月7日(最新版)
高山グリーンホテルで開催
2025年度秋季総会に110名が集う
日本機械工具工業会 2025年度工業会賞表彰式も挙行
日本機械工具工業会(会長¥文字(G0-935A)佐橋稔之氏・住友電気工業常務)は、10月29日午後3時より高山グリーンホテル(岐阜県高山市)において「2025年度秋季総会」を開催した。正・賛助会員、来賓など110名が出席し盛会となった。総会では2025年度(第11回)日本機械工具工業会賞の発表をはじめ、委員会活動報告、2025年度機械工具生産額改訂見通しの発表などが行われた。
冒頭、佐橋会長が挨拶で景況について、米国関税や中国のタングステン規制の影響により今年度上期は非常に厳しく、下期に入っても景況が見えづらい状況との認識を示した上で、同工業会が取り組んでいる3つの重点項目に関して説明。「タングステン原材料の調達については、官民協力してこの難しい状態を克服する。タングステンのリサイクルをいかに推進するかも念頭に置いて、現在進めている。国際化に関しては、色々な活動を通じて会員企業の海外展開の支援を進めている。また、互いに切磋琢磨しながら日本の技術力をトータルとして高めていく中で、工業会もその支援をしていく。非常に厳しい状況の中だからこそ、我々工業会の役割も大きいと考えている。会員の皆様と更にタッグを組んで業界として盛り上げていきたい」と話した。
続いて、経済産業省製造産業局産業機械課の是安俊宏課長補佐が来賓挨拶を行い、併せて最近の政策動向(¥文字(G0-8022)米国関税動向¥文字(G0-8023)中国輸出管理の最新動向)について詳述した。
議事に移り、2025年度日本機械工具工業会賞の業界功労賞1名、技術功績大賞1件、技術功績賞7件、技術奨励賞1件、環境賞(環境大賞1件、環境賞1件、環境特別賞3件)が発表された。
委員会報告では、総務委員会(田中滋彦委員長・住友電気工業)、技術委員会(髙橋秀史委員長・三菱マテリアル)、環境委員会(村上竜一委員長・不二越)、国際委員会(田中博信委員長・オーエスジー)より活動報告が行われた。
2025年度改訂生産額見通し
前年度比1.7%増の4802億円
2025年度機械工具生産額改訂見通しについては、6月の当初見通し4840億円(前年度比2・5%増)を下方修正し、4802億円(同1・7%増)と発表された。
上期生産額は、8月までの実績値に9月分を推定値で算出し、2347億95百万円(前年同期比1・2%増)の見込み額とした。下期生産額見通しは、正会員へのアンケート調査集計を基に、機械関連業界の傾向や観測調査の意向も踏まえ、2454億4百万円(同2・3%増)と見込んだ。
正会員へ実施した「機械工具生産額観測調査(DI値)」によると、全体業況は足元(2025年度上期)が悪く下期は多少改善するもののプラスまで至らない。機械工具の生産額は増加予測で、内需・外需で下期は若干プラスに転じると見られている。業種別では航空機関連、半導体・電子部品がプラス、自動車は厳しく、一般機械向けは横ばい傾向。外需地域別では中国向けが悪く、欧州・北米向けは横ばいとの見方が多い結果となった。中国による原材料輸出規制と価格高騰、国際紛争、自動車関税、地球温暖化による災害などを考慮すると、経済環境の完全回復は2027年度上期以降になると予想する回答が多くを占めた。
2026年の主要行事としては、1月13日に新年賀詞交歓会(丸の内東京會舘)、2月6日に2025年度技術交流発表会(機械振興会館)、3月13日に2025年度環境活動交流発表会(大阪科学技術センター)、6月2日に2026年度定時総会(東京マリオットホテル)を予定している。また、9月15~19日にドイツのMesse Stuttgartで開かれる「AMB2026国際展示会」に共同展示を行う予定。
議事終了後、大沢伸朗副会長(オーエスジー社長兼COO)が総括で「今回この飛騨高山での開催となり、お忙しい中、ご参集賜り有難うございました。是安様には、現在業界が直面している問題についての最新情報を共有させて頂き、御礼を申し上げます」と感謝の言葉を述べた。国内の閉塞感や様々な課題に対し「長年ものづくりに携わり、現場力、加工技術を磨いてきた業界の皆様が集まり、課題を共有し、互いに知恵を出し合って、何らかの活路を見出していく場でありたい」と話し、改めて積極的な参加と連携を求めた。
石川則男氏(オーエスジー)が
業界功労賞を受賞
総会終了後は「2025年度日本機械工具工業会賞」の表彰式が執り行われ、受賞者を代表して業界功労賞の石川則男氏(オーエスジー会長兼CEO)が謝辞を述べた。
同氏は、2015年から4年間副会長を務めた後、2019年6月に第3代会長に就任。折しも新型コロナウイルス感染拡大の最中で、会合はオンラインをメインとする活動を余儀なくされ、2021年新年賀詞交歓会も中止となりビデオメッセージを配信した。「人の行き来は制限を受けても私たちが作り出す製品に制限はありません、回復しない不況はありません」とポジティブな発言を発信し会員を鼓舞した。
一方、会員統計ではデータベースを整え会員向けオンラインシステムを稼働させ、蓄積されたデータを会員がいつでも自由に有効活用することを可能とするシステムを立ち上げた。
謝辞では、会員統計の取り組みを振り返り「当時は、この日本機械工具工業会を世界の中で存在感のあるものにしたいと考えており、数字(生産額)を製品毎にきめ細かく正確に世界に発信することで、存在感が高まるだろうと思った。加えて、会員一社一社の立ち位置が明確になることで、経営の一助になればと考えていた」と述懐。最後に「日本機械工具工業会が世界のものづくりのど真ん中で、ずっと輝いていてほしいというのが私の願い。本日は有難うございました」と結んだ。
(技術功績大賞、技術功績賞、技術奨励賞、環境賞については次号以降に掲載予定)
会場を移して午後5時20分から行われた懇親会は、森誠副会長(富士精工会長兼社長)による乾杯の発声で開宴。飛騨牛や高山の地酒などを味わいながら歓談して交流を深め、田野井優美副会長(田野井製作所社長)の中締めで終了した。
翌日は、和井田製作所(岐阜県高山市)の工場見学などが行われた。
正会員20社、賛助会員15社出席
すべての議事が原案通り承認
岡谷管栄会 2025年度総会を開催
岡谷管栄会(会長¥文字(G0-935A)峰澤彰宏氏・MINEZAWA社長)は10月27日、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルで2025年度岡谷管栄会総会ならびに懇親会を開催。翌28日は有志による懇親ゴルフ大会が愛知県豊田市の中京ゴルフ倶楽部石野コースで開催された。総会には、同会の正会員、賛助会員、幹事会社の岡谷鋼機含めて40名が出席した。
冒頭、峰澤会長が「皆さまは世の中の景気、今の状況をどのように感じていらっしゃいますでしょうか? ニュースでは株価が5万円を超えたとか、トヨタ自動車さまが過去最高の世界販売台数を記録など、景気の良さそうな話が聞こえてきますが、私たちの業界ではなかなか景気の良さは実感できにくいのではないかと思います。さて、コロナ禍を経てリモート会議なども私たちの生活で当たり前のようになりました。そんななかでも、私はこうして皆さんと実際にお会いしてコミュニケーションをとるこの時間を大切にしたいと思っています。本日は総会の後は意見交換会も控えています。皆さんといろんなお話をさせていただければと思っております」と挨拶。
続いて、幹事会社を代表して岡谷鋼機の平野隆裕名古屋本店長が「岡谷グループは10月頭に本年度上期の決算発表をいたしました。昨年同期比で増収増益となっております。上期はなんとか乗り切りましたが、下期は、鉄鋼業界、建築業界の不況もあり厳しい見方をしております。本年度は5ヵ年の中期経営計画の最終年度です。今回の目標につきましては23年度に達成しており、今は次の5ヵ年計画を一生懸命策定しております。現状では厳しい数字が並ぶばかりですので、かなり手を入れた改革を進めて参る所存です。事業の中心は新技術・新マーケット・海外という構想を今のところ持っております。一方で、国内のシェアアップ、省人化、効率化、DXを用いたスムーズな商談と、新しい取組をどんどん取り入れて行きたいと思います」と挨拶。総会参加者の紹介を経て以下の議事審議に入った。
【議事1】2024年度(2024年1月1日~同12月31日)開催事業報告▽これが満場一致をもって承認された。
【議事2】同会計報告▽これが満場一致をもって承認された。
【議事3】同会計監査報告▽これが満場一致をもって承認された。
【議事4】2025年度(2025年1月1日~同12月31日)事業計画(案)審議▽これが満場一致をもって原案の通り承認された。岡谷管栄会の今期事業は以下の通りだ。●2月18日¥文字(G0-935A)名古屋マリオットアソシアホテルで2025年度役員会を開催。●5月12日¥文字(G0-935A)桑名金属工業桑名工場他で新人向け研修会(工場見学会および管材商品勉強会)を開催。●10月7日¥文字(G0-935A)岡谷鋼機会議室で中堅社員向け新商品研修会を開催。●同27日(当日)¥文字(G0-935A)名古屋マリオットアソシアホテルで2025年度総会を開催。●同28日¥文字(G0-935A)中京ゴルフ倶楽部で懇親ゴルフ大会を開催。
【議事5】同予算(案)審議▽これが満場一致をもって原案の通り承認された。
【議事6】「岡谷管栄会」会則9項会費の改定(案)について▽これが満場一致をもって原案の通り承認された。
【議事7】その他
以上、議事審議も滞りなく終了し、賛助会員を代表してキッツの君田雅弘中部支社長が近況報告を。最後は岡谷鋼機の大野学配管建設本部長から「皆さまご存じかと思いますが、弊社ではただ今355周年記念キャンペーンを開催中でございます。賛助会員さまの多大なるご協力を得て、正会員の皆さまのお役に立てるよう我々メンバーからいろんな提案をさせていただきたいと存じます。なんとかこのキャンペーンを成功させて、なおかつ中期計画最終年度をしっかりと締めくくり、来年度から始まる次期中期経営計画に向けて弾みをつけていきたいと思っております。引き続き管栄会の皆さまのお役に立てるような提案を継続的にいろいろな面からさせていただきます」と挨拶があり本総会は閉会した。
会場を移して小川誉之副会長(小川管商社長)の「本日は20社の正会員さま、15社の賛助会員さまにお集まりいただきました。これからの時間は皆さまといろんなお話ができるものと私も楽しみにしております」という挨拶と乾杯の掛け声で懇親会が幕を開けた。
翌日開かれた懇親ゴルフ大会は大藪淳一氏(大清社長)が見事優勝を果たした。上位入賞者とスコアは以下の通り。
●優勝▽大藪淳一氏(大清社長)/グロス84/HDCP12・0/ネット72・0
●準優勝▽大竹裕幸氏(オンダ製作所支社長)/グロス90/HDCP16・8/ネット73・2
●第3位▽志知富一氏(睦産業社長)/グロス89/HDCP14・4/ネット74・6
●ベストグロス▽大藪淳一氏、峰澤彰宏氏
峰澤彰宏岡谷管栄会会長
平野隆裕岡谷鋼機名古屋本店長
名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテル16階タワーズボールルームで10月23日午後1時30分より『第74回中小企業団体愛知県大会』~変革の時 連携の力で拓く 愛知の未来~ が開催された。主催は愛知県中小企業団体中央会。後援は中部経済産業局、愛知県、名古屋市。当日はおよそ200名の関係者が集まった。
本大会内で、愛知県知事賞、愛知県中小企業団体中央会会長賞の各表彰が行われ、愛知県管工機材商業協同組合(理事長¥文字(G0-935A)石原太郎氏・原芳商会社長)から以下の3名が選出され、表彰された。
●愛知県知事賞(組合功労者)▽北村憲正副理事長(龍玉精工社長)
●愛知県中小企業団体中央会会長賞(組合功労者)▽倉地克明常任理事(第35回展示会実行委員長/倉地社長)・竹内裕二常任理事(広報部会長/丸金商会社長)
大会の後は付帯行事として講演会「〝孫子の兵法〟とビジネス戦略~勝負師の条件~」が午後3時30分より開催された。グロービス経営大学院特任教授で作家の守屋淳氏が講師を務めた。
MECT2025盛況のうちに終了
4日間で7万7613人が来場
製造業の課題解決に直結する提案多数
FA技術専門展「メカトロテックジャパン(MECT)2025」(主催¥文字(G0-935A)ニュースダイジェスト社、共催¥文字(G0-935A)愛知県機械工具商業協同組合)が10月22日から25日までの4日間、「この発見、激アツ¥文字(C-12113)¥文字(C-12113)¥文字(C-12113)¥文字(C-12113)」をテーマにポートメッセなごやで開催され、期間中、前回展を上回る7万7613人が来場し賑わいを見せた。工作機械業界では国内需要に慎重な動きが見られる中、主催者はじめ関係者は同展示会が新規需要を取り込む起爆剤になればとの意気込みで臨んでいた。
20回目の開催となったMECT2025には、過去最多の524社・団体が出展。ポートメッセなごや全館を会場に展示規模は過去最高だった前回展に次ぐ2092小間で、今年国内で開催される工作機械見本市としては最大規模となった。
人手不足に対応する省人化・自動化、AI・IoTの活用による製造業のDX、脱炭素化に向けたGXなど様々な課題に対応する、最新の加工技術やデジタルソリューションが多数展示され、製造現場の課題解決につながる提案が行われた。
会場には最新情報を求めて初日から大勢の来場者が訪れ、連日盛況。各ブースでのメーカー担当者の対応にも熱が入っていた。
4日間の来場者数(内訳)は10月22日¥文字(U+322C)1万8728人▽23日¥文字(U+322D)2万1194人▽24日¥文字(U+322E)2万3714人▽25日¥文字(U+322F)1万3977人だった。
初日の午前9時30分からポートメッセなごや交流センターで行われた開会式では、主催者を代表してニュースダイジェスト社の八角秀社長が「今回も国内最大規模の工作機械見本市として開催できるのは、出展者の皆様のご協力のおかげと心より感謝申し上げる。国内市況が中々回復しない要因は色々あるが、国外的な要因で日本の製造業が設備投資に踏み切りにくいという所がある。日本中の工場で生産設備はフル稼働しており、老朽化していくと生産性も陳腐化していき、結果的に競争力がそがれていっている。やはり競争力を維持するには設備投資が必要。3か月後、半年後に振り返ってみて、このMECTが転換点であったと言えるように祈念する」と挨拶。
共催者を代表して挨拶に立った、愛知県機械工具商業協同組合の水谷隆彦理事長(ミズタニ機販社長)は「2年ぶりのMECTがこうして順調に開会式を迎えられ、関係者の皆様に感謝する。会場では出展メーカー各社の新技術、新製品が見られるほか、コンセプトゾーンでの『医療を支える加工術』と題した実演展示や、6人の講師による自動車、航空・宇宙、先進工場をテーマにしたセミナーなど、ものづくりの先端技術が紹介される。不透明な時代が続いているが、未来は必ず明るいと信じ、これらの技術を持って我々自身で切り開いていきたい」と述べた。
来賓祝辞では経済産業省製造産業局産業機械課の須賀千鶴課長が「本日、MECT2025が盛大に開催されることを心よりお慶び申し上げる。本展示会は、国内最大級の工作機械加工技術の専門展として、今年で通算20回の節目を迎えられた。製造業が集積する中部地域において524の企業が出展をし、7万人規模の来場が見込まれるこの展示会は、まさに日本のものづくりの強さを最前線で感じられる貴重な機会となっている」とし、製造現場の課題解決に直結する提案がなされるとともに、実機による加工実演や専門家によるセミナーを通じて来場者の学びや体験の場となることに期待を寄せた。
続いて、協賛団体を代表して特別協賛の日本工作機械工業会・坂元繁友会長(芝浦機械社長)、出展者を代表して牧野フライス製作所・宮崎正太郎社長が挨拶し、MECTへの期待と意気込みを語った。
登壇した来賓の紹介に続いて、主催者および共催者、来賓によるテープカットが行われ、華々しい展示会の開幕となった。
開会レセプション
MECT開幕初日の正午~午後1時には、出展者や協賛団体らが出席して「開会レセプション」がポートメッセなごやコンベンションセンターで行われた。
冒頭、ニュースダイジェスト社前社長の樋口八郎相談役が挨拶し「私どものこの展示会は1987年に、今の2号館のこけら落としで第1回目を迎えた。幸運にもリーマンショックやコロナ禍を乗り越え、2年に一度の開催を一度も中止することなく、出展者の皆様のおかげをもって20回目の節目を迎えることができた」として深謝するとともに、今年5月に同社社長に就任した八角新社長に対する支援と指導をお願いした。
続いて、出展者を代表してTHKの寺町彰博会長が「MECTは、JIMTOF(日本国際工作機械見本市)の翌年に開催される、我々工業会の各社にとっては重要な展示会となっている。特に自動車産業の集積地であり、ものづくりの中心にある名古屋で開催され、今日もお客様が沢山来られているのを見ると、勢いがあると感じる。AIやロボットが活躍する時代、人に取って代わることが明らかになってきたように感じる。人間が磨かなくてはならないのは感性だと言われている。このような展示会で、物を見たり、触ったりして、実際の現場の様子を感じることが大事で、是非引き続き開催して頂きたい」などと述べて、乾杯の音頭をとった。
和やかに情報交換をして交流が深まる中、愛知県機械工具商業協同組合の髙田研至副理事長(井高社長)が登壇。「本日はMECT2025を多くの出展者のおかげで盛大に開催でき、共催団体として嬉しく思っている。日本の製造業の競争力を高めるために、ビンテージの機械を新しくしていくということを日本工作機械工業会の稲葉前会長(ファナック会長)が以前から経済産業省と交渉されており、ようやく(同省が)動くということだ。工作機械が新しくなれば、それに付随するツーリング、治具、そして測定機器や切削工具も新しい物になっていく。新しい機械にプラスしてそれらを売ることも、我々の仕事だと思っている。MECTには作業着を着た方が多くお見えになる。そして現場から改善点を指摘していく。そんな所がこの展示会の良さだと思っている。是非、皆様には積極的なPR活動をお願いしたい」と挨拶し、一丁締めでお開きとした。
第20回T2025リポート
10月22~25日にポートメッセなごやで開催された「メカトロテックジャパン(MECT)2025」では、過去最多の出展者524社・団体が製造現場の生産性向上、DX、自動化、さらに脱炭素化への対応などに役立つ最新の製品・技術を実演を交えて展示した。ここでは、その一部を紹介する。
問題無くアクリルを加工
イワタツール『ドリルミル』
今回注目したのはイワタツール、トライエンジニアリング、田野井製作所の合同出展ブースだ。
イワタツール(社長=岩田昌尚氏、本社=名古屋市守山区)から、現在絶賛好評発売中のヘリカル穴加工エンドミル『ドリルミル』は、ヘリカル動作による穴あけ加工専用に開発された、まったく新しい形状のエンドミル切削工具だ。大幅な切削抵抗低減と、加工時の切削物への押込み負荷低減により、薄板材料への穴あけでも変形のない加工を実現するという。
イワタツールの岩田昌尚社長は、抵抗を減らすことに主眼を置いてこの『ドリルミル』を開発したが、その結果、①ロボットマシニングに使用でき、②アルミを超スピードで加工でき、③アクリルを透明のまま加工できる、といった予期せぬ副産物を得られたという。展示会場では加工実演を行っていたが、一般的に15分~20分程度を要するアルミ加工は、わずか2分14秒で完了。アクリルにいたっては、アルミ加工と同条件で何の問題もなく加工してみせた(最高周速1200m/min))。
アクリルは熱に弱いプラスチック素材であることから、加工中の切削速度が速すぎたり、冷却が不十分な場合は摩擦熱が蓄積してしまい、素材表面が溶けたり白く濁ってしまうことがあるが『ドリルミル』には、その心配は要らない。
配線・配管のトラブル解消
近藤製作所 『ロータリージョイント』
近藤製作所(社長=近藤茂充氏、本社=愛知県蒲郡市)は、ロボットの配線・配管をスッキリまとめて絡みを防止する『ロータリージョイント』を展示し、断線のトラブル回避や配回し作業の工数低減を提案した。
さらに同製品の使用により、ロボット手首まわりの省スペース化が可能となり、作業パフォーマンスの維持と安全性の確保が期待できる。特に協働ロボットにおいては配線・配管が人に当たるのを防ぐことができる。
接点レスで電気の送受が可能な非接触伝送タイプや、吸着搬送に最適な大流量タイプなどをラインナップしている。
ツールホルダでワークを自動交換
ユキワ精工 『ワークハンドリングホルダ』
製造業の人手不足への対応としてユキワ精工(社長¥文字(G0-935A)酒巻弘和氏、本社=新潟県小千谷市)が提案したのが、切削用工具ホルダを搬送用途に応用した『ワークハンドリングホルダ』。主に切削加工に用いられる工具ホルダをワークの搬送用途としてデザインし、工作機械内に設置されたワークストッカーから自動でワークの供給、排出を可能にした。
工作機械内で自動化できるため、搬送ロボットを導入するよりも安価で容易に設置することができ、複数個のワークの機械加工を自動化することが可能。夜間運転を有効に活用し機械の稼働率を向上させることができる。さらに搬送ロボット用の電力や駆動用のエア源が不要になり、省エネも実現する。2023年度グッドデザイン賞受賞。
また、合同出展のトライエンジニアリング(社長=片山誠二氏、本社=名古屋市守山区)では、同社が10年以上にわたり進化させ続けてきた、ロボット1台で複合加工を実現できる「ロボットマシニングシステム」に、田野井製作所(社長=田野井優美氏、本社=埼玉県白岡市)では、長寿命×最高品質×超高速加工と謳う「ゼロチップタップ」や「シームレスタフレット」等に注目が集まっていた。
第20回 切削加工ドリームコンテスト
DMG森精機(社長¥文字(G0-935A)森雅彦氏、東京グローバルヘッドクォータ¥文字(G0-935A)東京都江東区)は、同社が主催する「第20回切削加工ドリームコンテスト」の応募作品をMECT2025のDMG MORIブースにて展示した。
切削加工ドリームコンテストは、加工業に携わり、切削型工作機械、アディティブ・マニュファクチャリングやレーザ加工機などの先端加工機を使用している企業および学校、研究機関を対象に、技術・技能の研鑽と向上、交流を目的として2004年より開催されている。
本年の受賞作品は、審査委員長の茨木創一広島大学教授をはじめとする6人の審査委員による厳正な審査の結果、全応募作品64点の中から、産業部品加工部門より2点、試作・テスト加工部門より8点、芸術造形加工部門より4点、先端加工部門より4点、アカデミック部門より4点が選出された。
各部門の金賞受賞作品および受賞企業・学校・研究機関は次の通り。
【産業部品加工部門】
金賞「ミニチュア精密ボールねじ」…ケーエスエス(新潟県小千谷市)
〈評価ポイント〉
医療用ロボットの関節部に用いられている小型ボールねじを量産している、加工技術と組立技術を高く評価した。難度の高いナット内径加工や、微細な部品を組立、滑らかな動作を実現していることから精度の高さが分かる。
【試作・テスト加工部門】
金賞「超極細真鍮hair」…TOTO(福岡県北九州市)
〈評価ポイント〉
普通旋盤で真鍮をφ0・06mm、長さ45mmという微細な棒状を加工した点に驚嘆した。切りくずの処理や作品のたわみを考慮し、加工方法に工夫を凝らした点も非常に素晴らしい。
【芸術造形加工部門】
金賞「メタルフェニックス」…キャステム(広島県福山市)
〈評価ポイント〉
微細で複雑な形状のフェニックスを、高硬度材から削り出した高い技術と芸術性を評価した。羽の先端やつばさの躍動感、目・足・尾の細部まで美しく加工しており素晴らしい。
【先端加工部門】
金賞「Metal Rose」…静岡県工業技術研究所浜松工業技術支援センター(静岡県浜松市)
〈評価ポイント〉
生花のばらを¥文字(G0-815A)線CTでスキャンし、内部まで3Dモデル化したことで、バラの花びらの薄さや形状、多重的な構造を実現した芸術性の高い作品。3Dモデル生成やサポート材の形状、加工条件、表面処理など多くの工夫を施した点も評価した。
【アカデミック部門】
金賞「デファレンシャルギヤ」…中部大学(愛知県春日井市)
〈評価ポイント〉
モジュール0・1mmの微細なデファレンシャルギヤの加工技術と組立技術を高く評価した。動作も滑らかで精度の高さが分かる。また微細ギヤを加工し、創り上げるという課題は教材として非常に良い。
第20回切削加工ドリームコンテストの審査委員は次の6人。(審査委員長以外、氏名五十音順)
茨木創一広島大学教授(先進理工系科学研究科)※審査委員長▽柿沼康弘慶應義塾大学教授(理工学部システムデザイン工学科)▽杉田直彦東京大学教授(大学院工学系研究科)▽鈴木教和神戸大学教授(大学院工学研究科機械工学専攻)▽竹内芳美中部大学理事長▽松原厚京都大学教授(大学院工学研究科マイクロエンジニアリング専攻)
事務局変更
岐阜県冷凍空調設備協会
岐阜県冷凍空調設備協会(理事長=渡部勝裕氏)は、11月5日より事務局を次のように変更した。
【住所】〒500-8358 岐阜市六条南3-14-1(大東株式会社内)
【電話】058-213-6018
【FAX】058-213-7371
【Eメール】rsd 85512@nifty.com
【事務局長】大橋利正氏(理事)
賛助会員メーカー新商品のほか
住宅設備業界の最新情報学ぶ
中部みらい会 実務責任者会開催
中部みらい会(会長=伊藤辰之氏・イトウ会長/橋本総業と販売店・メーカーの集い)は10月22日午後4時より、名古屋市中村区の名鉄グランドホテル11階にて、今期下期事業の『令和7(2025)年 中部みらい会 実務責任者会』を開催した。
開会にあたり伊藤会長が「本日は実務責任者会ということで、お集まりの皆さんのなかには現場でご苦労されている方も多いと思います。我々のような仕事は勉強も大事ですが、人と顔を合わせて信頼を作り上げていくことが大事だと思っています。橋本総業さんは人とのお付き合いを非常に大事にされる会社です。せっかく本日お集まりいただきましたので、ぜひ今日の実務責任者会を皆さんそれぞれが有意義に過ごしていただけたらと思います」と挨拶。
続いて、賛助会員を代表してTOTO中部支社の尾花久司販売推進部長が「円安や物価高など、諸々の事情が重なり我々の事業を取り巻く環境は日々刻々と変化しています。また、世の中ではニーズの多様化が求められています。こうした状況においては皆さまと情報交換し、知恵を出し合って具体的なアクションプランニングへ落とし込んでいく必要があると思います。常に現場の第一線で活躍される皆さまの鋭い視点と、これまで積み上げられてきた経験値から生まれる有効的なご意見をカタチにしていくことが大切であり、必要となってきます。現在の厳しい経済状況下にあっても、健全な経営基盤を構築して安定した事業拡大を図っていくためには、売り上げを伸ばすことはもちろん、適切なリスク管理も求められます。本日の講演会では、皆さまが日々実務で直面されている課題に近しいお話も聴けるかと思います。この機会を有効にご利用ください」と挨拶。本会が幕を開けた。
はじめに、特別会員の橋本総業から田所浩行専務が登壇。現在の国内・海外の社会情勢の解説にはじまり、住宅・非住宅の着工数の推移、建築・リフォーム業界のトピックスの話題等々、建築設備業界の状況について説明が行われた。
続いて「分野別業界動向・商品研修」と題し、賛助会員を代表して、①積水化学工業、②TOTO、③ノーリツ、④リンナイ、⑤クリナップ、⑥パナソニック、⑦ダイキン、⑧三菱電機の8社が各業界の現状等を交えながらそれぞれの新商品・重点販売商品を解説。参加者は、それら商品の情報を学んだ。
10分間の休憩を挟んだ後、ソニー生命保険名古屋第5支社でファイナンシャルプランナー兼ライフプランナーを務める市川吉隆氏を講師に招き、「与信管理・強化につながる銀行の〝格付け〟」と題した講演会が開催された。
午後5時50分、会場を移し、大野管材の大野洋揮社長の乾杯の挨拶で懇親会がスタート。同じテーブルを囲んだ参加者同士が懇親を深め、話も弾み、宴もたけなわとなったところで、ダイキンHVACソリューション東海の大瀧充雄名古屋支店長が登壇。中締めの挨拶をして、午後7時30分、散会となった。
〝THE BEST〟な結果残し
売上・動員共に目標達成
第34回キタガワフェア2025開催
住宅設備、空調機器、水道配管資材等の総合商社キタガワマルカネ(社長=北川光裕氏、本社=岐阜市島栄町)が主催する「第34回キタガワフェア2025」が10月11日、一宮市総合体育館いちい信金アリーナAで開催された。今回展のテーマは“THE BEST”。この言葉には「来場されるお客さまに、これがBESTと言える商品を提供させていただく」「最高のBESTな結果を伴う展示会にしたい」という、展示会実行委員メンバー全員の想いが込められている。
展示会開場前、今回展の実行委員長を務めた波多野耕市次長は「おかげさまでキタガワフェアも今回で無事34回目を迎えることができました。これも、ご協力いただいたすべての皆さまのおかげだと感謝申し上げます。さて、今回の売上目標は1億7500万、来場動員目標は350社670名とさせていただきました。今回のテーマである〝THE BEST〟の言葉通り、お客さま、出展者さまが共に最高の笑顔になれる、そんな展示会にしたいと思っております」と意気込みを語っていた。
また、宮本広宣取締役部長は「実行委員長はじめ実行委員メンバー全員のチカラでキタガワフェア2025〝THE BEST〟を本日開催することができました。そして、本日お集まりいただいたメーカーさまにおかれましては、こうして出展していただけたことに感謝申し上げます。キタガワフェアは今から33年前に第1回が開催されました。今回展は〝THE BEST〟の言葉通り、弊社若手から中堅、ベテラン社員まで、全員が一丸となって最高の状態で臨んでおります。今日1日、ここに居る全員でGOODでもBETTERでもなく、BESTな1日にしようではありませんか!」と、メーカー、スタッフ全員に向け気合のこもった挨拶をした。
今回展の出展メーカー数は、キタガワマルカネと取引のある45ブース。当日は、あいにくの天気であったにもかかわらず売上、来場動員共に目標を上回る大盛況ぶりだったようだ。
会場内には、土曜日開催ということもあり家族連れも多く見られ、そんな来場者向けに「エア遊具」を用意。ここは子供たちの笑い声の絶えないコーナーだった。別室には、「似顔絵コーナー」や「ヘアアレンジコーナー」を準備。おしゃれな髪型に変身して嬉しそうな子供たちの笑顔が印象的だった。会場の出口付近には、大きく「大抽選会」の文字が。豪華景品を前に、来場者は引いたクジの結果に一喜一憂。さらに、ドリンクの無料サービスや来場者全員に来場記念品を配布するなど、来場者を終始飽きさせない工夫が満載の展示会だった。次回の「キタガワフェア」が、今から待ち遠しい。
サウジアラビア王国に現地法人設立
TOTO 2026年3月期第2四半期決算発表
中間期減収減益も通期増収増益へ
TOTO(社長=田村信也氏、本社=福岡県北九州市)の2026年3月期第2四半期連結業績は、売上高3493億7200万円(前年同期比1・8%減)、営業利益は207億8100万円(同13・9%減)と減収減益となった。国内市場の低迷や原材料価格上昇の影響を受けたカタチだが、通期では増収増益を見込んでいるという。
通期の連結業績予想は売上高7345億円(前期比1・4%増)、営業利益490億円(同1・1%増)、経常利益500億円(同0・7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益290億円(従来予想310億円)を見込んでいる。前期に比べ増収増益を予想しているようだが、経常利益はわずかに減少する見通しのようだ。
また、TOTOはこの日、サウジアラビア王国リヤドに現地法人「TOTO AR Company(トートー・エーアール・カンパニー)」(社長=東本浩之氏/以下、TOTO ARと表記)を2025年9月21日に設立したと発表した。同社はアジア・オセアニア住設事業を成長セグメントと位置づけており、中東地域では、2005年にアラブ首長国連邦のドバイに営業所を設け、商品の拡販に取り組んできた。今回新たにサウジアラビア王国に現地法人を設立することで同国での販売活動を強化し、中東地域におけるTOTOブランドの拡大を図るのが狙いだ。
高い経済成長率を誇るサウジアラビア王国は、大規模な国際イベントを控え公共施設やホテル建設が進んでおり、現在、さらなる経済発展が期待される市場である。経済成長に伴い水消費量が年々増加しており、大便器の平均洗浄水量は3・5リットル以下に制限されている。TOTOは、その基準を満たしながら優れた洗浄性能を発揮する節水便器を品揃えしており、同国での持続可能な社会づくりに水まわりからの貢献を目指す。
TOTO ARでは今後、建築専門家向けの「TOTOテクニカルセンター」を2026年5月、リヤドに開設する予定だ。同施設を通して、デベロッパーやインテリアデザイナーなどへTOTOの技術力やデザインを訴求し、ホテルや商業施設などへの提案活動を強化していく。
第25回利進会ゴルフコンペ開催
優勝は池田吉彦氏(タチバナ製作所 )
服部商会 東建多度カントリークラブで
機械・工具の総合商社服部商会(社長¥文字(G0-935A)服部嘉高氏、本社¥文字(G0-935A)愛知県津島市)は10月18日、「第25回利進会ゴルフコンペ」を同会では初の開催地となる「東建多度カントリークラブ・名古屋」(三重県桑名市)で行った。日程も例年の9月上旬から、暑い時期を避け10月中旬へと変更した。
当日は同社の得意先・仕入先など総勢95人が参加。心配された天候の大きな崩れもなく、楽しく交流を深めながらラウンドした。競技はWペリア方式で行われ、池田吉彦氏(タチバナ製作所)が優勝した。
主催者挨拶およびメーカー・商社の代表挨拶、順位発表は当日配付されたパンフレットのQRコードにより動画配信された。
主催者挨拶で服部社長は「私どもは来年、創業50周年という節目の年を迎えます。これも偏に、こうして長年に渡りお付き合いを頂いている皆様のおかげだと、心より感謝申し上げます。昨年は岐阜営業所を新たに開設し、更なるサービス向上を目指す一歩を踏み出しました。これからも地域の皆様に愛される会社を目指し、スタッフ一同努力をし続けてまいります。本日は、日頃の感謝を込めての開催で、皆様に楽しい時間を過ごして頂ければ幸いです」とコメント。
メーカー代表挨拶では寺尾純三菱マテリアル東海ブロック長が「今回から名門東建多度カントリークラブ・名古屋での開催ということで大変楽しみです。服部商会様および主力代理店、主力メーカーの方々と楽しくプレーできることを心待ちにしています」と。
また、商社を代表して上村伸行山善専任役員名古屋支社長が「服部商会様におかれては、プレ50周年の今年、これまた節目の25回目の開催となる利進会ゴルフコンペの開催、誠におめでとうございます。今年は会場を移し秋空の下での開催となり、絶好のコンディションだと思います。皆様、ベストスコアを目指して頑張りましょう」と述べた。
上位入賞者は次の通り(敬称略)。
▽優勝=池田吉彦(タチバナ製作所)N69・2H4・8
▽準優勝=川上哲也(アイピー・ファインテック)N70・6H14・4
▽第3位=谷口正樹(三明製作所)N72・0H12・0
▽第4位=早坂順一(早坂鉄工)N72・2H4・8
▽第5位=杉原宏治(稲沢工機)N73・2H10・8
組合員・賛助会員44人が参加
優勝は伊藤慎英氏(オンダ製作所)
静岡県管工機材商組合 第74回ゴルフ大会
静岡県管工機材商組合(理事長=丸尾高史氏・丸尾興商社長)の第74回ゴルフ大会が10月28日、快晴の静岡カントリー島田ゴルフコース(静岡県島田市)で開催され、伊藤慎英氏(オンダ製作所)が優勝した。
今大会には組合員、賛助会員あわせて44人が参加し、日頃の腕前を競いながら懇親を深めた。大会幹事は伊藤りゅういち副理事長(ヌマカン社長)。
上位入賞者は次の通り(敬称略)。
▽優勝=伊藤慎英(オンダ製作所)N72・4H15・6
▽準優勝=伊藤りゅういち(ヌマカン)N73・2H4・8
▽3位=村松直樹(斎長物産)N73・2H16・8
▽4位=大村敏之(大村商会)N73・6H14・4
▽5位=江崎竜介(SANEI)N73・6H38・4
棚橋浩司氏(タナハシ機工)が優勝
三重県機械工具商組合 ゴルフコンペ開催
三重県機械工具商組合(理事長¥文字(G0-935A)水野隆次氏、共栄商会社長)は10月7日、三重県四日市市のグレイスヒルズカントリー倶楽部においてゴルフコンペを開催した。
正・賛助会員12人が参加。18ホールを和気あいあいと楽しくラウンドし、親睦を深めた。優勝は棚橋浩司氏(タナハシ機工)。
プレー後はコンペルームにて表彰式と懇親会が行われた。
上位入賞者は次の通り(敬称略)。
▽優勝=棚橋浩司(タナハシ機工)N70・4H21・6
▽準優勝=西脇隆裕(三菱マテリアル)N71・8H13・2
▽3位=栂野洋之(日伝)N74・4H27・6
▽4位=枅川修(ジーネット)N74・6H26・4
▽5位=高橋良治(日東工器)N75・4H9・6
