第2939・2940号 令和7年11月2・9日(最新版)
全機工連東京大会に29人参加
MECT集客に協力呼びかけ
愛機工組合 令和7年度10月理事会を開催
 愛知県機械工具商業協同組合(愛機工組合、理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、10月14日午後4時30分より東京第一ホテル錦(名古屋市中区)において理事会を開いた。理事20人が出席した。理事会では、約1週間後に開幕を迎えるメカトロテックジャパン(MECT)2025の最終打ち合わせをはじめ、11月4日に開催される全機工連東京大会の概要説明などが行われた。また、当日は「機工グループ展」の紹介、ブロードリーフの「GrowLeaf(グローリーフ)」の提案もあった。
 理事会の冒頭、水谷理事長が「大阪・関西万博が閉幕したが、終盤の混みようは凄いと感じた。来週のMECT2025は、経済の活性化につながるような、ゆっくりと商談ができる展示会になればと思っている。多くのお客様に来場頂き盛会となるよう、皆様の協力を宜しくお願いします」と挨拶。続いて各議題について審議・報告が行われた。
 1、組合員・賛助会員数の状況(組合員214社・賛助会員110社、2025年10月1日現在)
 TMW(稲沢市)の賛助会員加入(推薦=ミズタニ機販)が報告され、これを承認した。
 2、第84回愛機工組合親善野球大会報告…矢野茂雄福利厚生部長(滝川物産社長)
 第84回大会は、10月11日までに12試合(内、1試合は棄権試合)を行った。今年度は雨天中止が多く、4日間10試合が中止・順延になり進行が遅れている。決勝は3月に行う予定。
 3、第51回愛機工組合親睦ゴルフ予告…矢野福利厚生部長
 第51回親睦ゴルフを11月13日、春日井カントリークラブ東コースで開催する。スタート時間は午前8時(アウトイン同時スタート)、参加者45人(10月14日現在)。10月27日に福利厚生部会を行い、組み合わせを確定して大会要項を発送する。
 4、青年部活動報告…服部嘉高青年部副部長(服部商会社長)
 第43回青年部キャンプの集いを8月23~24日の2日間、組合員各社やその家族など24社196人が参加し、すぎの子キャンプ場バンガロー村で開催した。来年は2026年9月5~6日の開催を予定している。
 また、青年部の事業として、今後は講演会、他産業視察、従業員・家族対象レクリエーションに加えて、今年度は青年部創立60周年記念事業を開催する。バスレクを12月13日、60周年記念事業を2026年3月6~7日に開催する予定。
 5、セールスエンジニアスクールについて…伊藤哲生経営対策部長(春日鋼機社長)
 2025年度第2回セールスエンジニアスクールを12月4~6日の3日間で開催する。募集定員20人。会場はポリテクセンター中部(愛知県小牧市)で、同センター指導員が講師を務める。
 6、MECT2025について…髙田研至実行委員長(組合副理事長・井高社長)
 会期は10月22~25日の4日間、ポートメッセなごや全館(第1・第2・第3展示館)を使用して開催する。「この発見、激アツ!!!!」をテーマに、開催規模は524社・団体2092小間。このうち組合関係は135社487小間(前回122社489小間)となった。
 今展のコンセプトゾーン(主催者企画展示)では「医療を支える加工術-異業種に学ぶ成功のヒント-」をテーマに、高度な加工技術を培ってきた3社による加工実演を被露する。また、セミナーでは「自動車」「航空機」「先進工場」をテーマに、ものづくりの最先端事例と将来像について講演する。
 なお、前回同様に駐車場は「金城ふ頭駐車場」が専用となる。組合事務局を従来通り第2展示館に設置し、理事および実行委員が来場の際は事務局にて駐車券および食事を準備する。また、11月25日にメルパルク名古屋にて報告会を実施する。
 7、RTJ(ロボットテクノロジージャパン)2026について…森田乾嗣実行委員長(組合副理事長・モリタ社長)
 ロボット展「RTJ2026」を2026年6月11~13日の3日間、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)にて開催する。
 第1回実行委員会を8月22日、東京第一ホテル錦にて開催した。出展勧誘先として(1)過去のロボット展出展者(2)組合員にアンケートを行い、出展者候補を抽出(3)国際ロボット展出展者(4)全機工連中部ブロック推薦の企業-を対象に勧誘リストを作成し、実行委員の担当者を決め、各担当者が宛先・窓口担当者を確認して出展案内を送付した。
 RTJ2026の目標は来場者4万5千人、小間数1200小間(組合は300小間)。出展者募集を9月1日より開始しており、状況としては前回展の同時期を上回る申し込みがあり好調に推移している。
 8、全機工連東京大会について…水谷理事長
 全機工連東京大会が11月4日午後1時30分~同7時、東京国際フォーラム(東京都千代田区)にて開催される。第1部・式典▽第2部・機械工具商における生産性向上~生成AIがもたらす革新~、講師は大岡明氏(ブロードリーフシニアエバンジェリスト)▽第3部・基調講演「日本のモノづくりへの期待」、講師は西川廣人氏(元日産自動車社長兼CEO)▽第4部・懇親会。愛機工組合から29人が参加する。
 9、2026年新年賀詞交歓会予告…事務局
 新年賀詞交歓会を2026年1月28日、ホテルグランコート名古屋で開催する。担当幹事は尾張支部。同支部は12月9日に会場ホテルで試食会を開催し、当日の段取りをまとめる。
 10、その他
 今後の理事会日程は12月2日、2026年2月5日。賀詞交歓会は2026年1月28日、再来年は2027年1月26日を予定している(担当幹事は西支部)。中部ブロック会議は2026年2月24日(岐阜で開催予定)、通常総会は2026年5月26日。
    ◇
 同日は理事会の前に、11月4日から9日まで東桜会館ギャラリー(名古屋市東区)で開かれる「第22回機工グループ展」の紹介が同展運営委員の谷英夫氏(元組合理事)より行われた。機械工具関連業界に携わる美術愛好家による展示会で、今回は絵画・写真・陶器・ガラス工芸など26人の作品が展示される。
 また、伊藤正人総務部長(伊藤信産業社長)が6月23日に札幌で開催された全機工連の「第100回機工メイト推進委員会」について報告した。坂井俊司会長(NaITO社長)はじめ全国より21人の委員が参加。会議では機工メイトの2024年度販売台数及び全機工連加盟会員の導入比率について報告があった。販売台数は近年年間1000台以上の販売実績が続いており、2025年度は1200台を目標として運営がなされている。
 賛助会員のブロードリーフからは、SDGsの取り組みの一つとして同社が推進する「GrowLeaf」への参画提案が行われた。持続可能な循環型社会の実現を目的に、各企業と連携し、植樹を中心に地球環境を守る活動を行うプロジェクトで、活動実績や参加特典等が紹介された。
2025年8月の産業機械受注高
前年同月比56・9%増の5326億円
 日本産業機械工業会(会長=金花芳則氏・川崎重工業会長)が10月15日に発表した2025年8月の産業機械受注高は、前年同月比56・9%増の5326億900万円で、4か月連続して前年を上回った。
 内需は前年同月比23・0%増の2871億3400万円で、このうち製造業向けが56・2%増、非製造業向けが55・5%増、官公需向けが32・6%減、代理店向けが7・0%減だった。
 内需で増加した機種は、金属加工機械(96・1%増)、ボイラ・原動機(79・8%増)など6機種。減少した機種は、鉱山機械(32・3%減)、プラスチック加工機械(26・8%減)など6機種だった。
 外需は前年同月比131・9%増の2454億7500万円。プラントは5件で384億7500万円だった。
 外需で増加した機種は、ボイラ・原動機(655・6%増)、金属加工機械(450・3%増)など8機種。減少した機種は、鉱山機械(59・3%減)、プラスチック加工機械(49・1%減)など4機種だった。
新年賀詞交歓会は1月21日
名鉄グランドホテルで開催
愛鋲協 令和7年度第5回定例理事会
 愛知鋲螺商協同組合(愛鋲協、理事長=小倉正嗣氏・小倉商店社長)は、10月7日午後6時30分より安保ホール(名古屋市中村区)において理事会を開いた。理事6名が出席。小倉理事長の挨拶の後、今後の行事日程や内容などを確認した。
 第1号議案=研修会に関する件は、ボルト・ナットの素材メーカー「名北工業」(岐阜県美濃加茂市)の工場見学について、鈴木浩久理事(八幡ねじ)より説明された。日程は令和8年3月10日午後1時30分から2時間程度とし、約20名の参加を予定している。
 第2号議案=ボウリング大会に関する件。12月14日午前10時より名古屋グランドボウル(名古屋市緑区)で開催する。担当の松原徳幸理事(千代松螺子)を中心に、案内文の内容を検討。プレー代や弁当代の上昇により、参加費を値上げすることを確認した。
 第3号議案=優良従業員の表彰に関する件。10月20日午後2時より名古屋ガーデンパレス(名古屋市中区)において、令和7年度表彰式(名古屋商工協同組合協会主催)が行われる。愛鋲協からは優良従業員として3社10名が表彰される。表彰式には小倉理事長も参加する予定。
 第4号議案=令和8年賀詞交歓会に関する件。令和8年1月21日午後6時より名鉄グランドホテル(名古屋市中村区)12階「蘭の間」において開催する。定員20名。当日は理事会を賀詞交歓会開始1時間前の午後5時から30分程度行う予定。
 第5号議案=青年部に関する件は、神奈川県鋲螺協同組合NKBK(若手有志の会)との交流会について、藤田守彦理事(藤田螺子工業)より報告された。10月3日、愛鋲協青年部から9名、NKBKから5名が参加して、みなとみらい21熱供給(神奈川県横浜市)を訪問。地下の共同溝に熱供給を含むインフラを集約し、効率的な整備を実現した設備を見学した。
 第6号議案=その他、楽楽明細などの「ラクス」との協業については、次回理事会での同社担当者による説明会の実施が承認された。
 また、第15回懇親ゴルフコンペを12月6日に四日市カンツリー倶楽部で開催することが告知され、案内状を組合員に送付することとした。
 次回理事会は、12月2日午後6時30分より安保ホールで開催予定。
170社出展,現場の課題解決を提案
「日本木工機械展2025」盛況
前回展を上回る1万9912人が来場
 木工機械の展示会「日本木工機械展/Mokkiten Japan 2025」(主催=日本木工機械工業会)が10月2~4日、ポートメッセなごや第1展示館及び屋外展示場を会場に開催され、3日間で1万9912人(2023年比106%)が来場し賑わった。
 同展は、製材・合板・集成材・木工・プレカット・窯業系サイディング・樹脂等の加工技術が一堂に会する日本最大級の木材加工機械の展示会。国内外の木工機械メーカーが集結し、最新技術・製品を披露する。
 47回目の開催となった今回は「木匠の技・機械の業」をテーマに、170社・団体が1180小間に出展(内、海外からの出展者数は32社・団体)。業界が抱える人手不足や技術継承の課題に対応する、AIやロボットを用いた省人化・自動化システム、CAD/CAM・IoT連携ソリューションなどが提案された。
 初日の午前8時30分より会場2階のホワイエで開かれたオープニングセレモニーでは、馬場淳史氏と幹遼太鼓氏による津軽三味線&和太鼓の演奏に続いて、同展実行委員長・田中秀幸氏(オーアイ・イノベーション社長)の主催者挨拶、経済産業省製造産業局産業機械課長・須賀千鶴氏、林野庁林政部木材産業課長・福田淳氏の来賓挨拶が行われ、テープカットで展示会の開幕となった。
 また、同日午後3時から「2025技術優秀賞」の発表及び授賞式がホワイエで執り行われた。
 同賞は、申請のあった出展物のうち、木材産業及び関連産業の発展に寄与する優秀なものと認められた製品に授与されるもの。技術水準、独創性、経済効果等の評価に基づき、事前の書類審査で選ばれた11製品の中から、現物審査により次の5製品が受賞した。( )は出展者名。
 【2025技術優秀賞】ポリゴノビットWB(兼房)▽T-スキャナーW(太平製作所)▽安全機構付き軸傾斜丸鋸盤SawStop(フクモト/SAWSTOP LLC)▽柱材加工機MPS-36(宮川工機)▽ニューホットメルトスカーフコンポーザNHS-L6(名南製作所)。
大阪・関西万博オランダパビリオン
岡谷鋼機 関連学部の学生・教授を招待
設計者による特別講演を開催
 岡谷鋼機(社長=岡谷健広氏、本社=名古屋市中区)は大阪・関西万博期間中の9月23日、オランダパビリオンにおいて同パビリオン設計者トーマス・ラウ氏の来日特別講演「サーキュラーエコノミーがもたらす未来」を開催した。
 同社は、オランダパビリオンのテーマである「コモングラウンド(共創の礎)」ならびに設計者のトーマス・ラウ氏が提唱する「サーキュラーエコノミー」に賛同し、同パビリオンに協賛。講演には中部・関西圏の建築・環境・経済系学部の学生、教授など70人が招待された。
 オランダパビリオンは、建設物やその備品を「再利用可能な材料貯蔵設備(マテリアルデポ)」と捉えて設計されており、すべての材料はマテリアルパスポート(素材や原材料一つ一つにIDを付与し、経済システムの中で永遠に循環させようとする試み)で識別、登録、文書化され、再利用が可能となる予定。
 同社グループは、「ものつくりに貢献するグローバル最適調達パートナー」を企業理念に世界23カ国にネットワークを広げ、オランダにおいてはアムステルダムに欧州岡谷鋼機会社オランダ支店を構えて事業を展開。今後も産業材を扱う商社として、世界の産業と地域の持続的発展に貢献していく方針である。
ECサイト「タケコム」、水処理装置「ピュアキレイザー」
業績順調な両社のトピックスに興味
第37回大嶽北沢会総会ほか開催
 オータケ(社長=金戸俊哉氏、本社=名古屋市中区)、キッツ(社長=河野誠氏、本社=東京都港区)と、その販売店の会「大嶽北沢会」が10月6日、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルで、第37回大嶽北沢会総会、講演会ならびに懇親会を開催した。同会会員や、オータケとキッツの社員ら合わせて71名が出席した。
 はじめに、金戸オータケ社長がマイクを握り「日頃より弊社をご愛用賜り、また、キッツさまの製品の販売にご尽力いただきまして心より感謝申し上げます」と参加者に謝辞を述べ、この1年間の同社の実績や取り組みを発表。そのなかでとくに今、同社がチカラを入れている『ECサイト タケコム』と『BCP戦略』について、金戸オータケ社長は深く掘り下げて説明した。
 『タケコム』は、これまでオータケが運営していたECサイトをさらに進化させて2025年6月に新たに開設された。本サイトの特徴は、〝探す時間を減らせる〟ことにある。「必要な商品を、すぐに見つけて、お客さまの時間を大切に」をコンセプトに、利用者の業務効率化にとことんこだわったECサイトが誕生した。これまでのECサイトと比べ、問い合わせリードタイムは平均20分から平均5分へ75%の削減に成功。注文ミスも大幅に減り、利用者からは「以前は商品を特定するだけで15分かかることもありましたが、タケコムを使うようになって検索から在庫確認、発注まで5分程度で完了できるようになりました」といった声も寄せられているという。使い勝手の良さは今後もどんどんと進化していくようだ。
 『BCP戦略』について金戸オータケ社長は、愛知県・名古屋市の災害リスクを例に挙げ、名古屋市中川区にある同社物流センターをはじめ、同社の災害対策と事前準備内容等を発表した。
 次に、河野キッツ社長がマイクを握り、「昨年の総会からあっという間に1年が経ちましたが、景気は今ひとつといったところでしょうか? 国内、海外含め、簡単に右肩上がりでいくような状況ではありません。だからこそ、どの企業もビジネスチャンスを確実にものにし自分たちが取り組むべき対策をすべて実行して、ようやく何とか目標を達成できると躍起になっています。なかなか追い風が吹かず厳しい状況が続いてますが、今、何とか耐えれば2026年以降、少しは良い風が吹くのではないかと見ています」と挨拶。第2四半期決算の概要、通期業績見通し、最近のトピックスを報告した。
 既に周知の通り、2025年1月にキッツは東洋バルヴを吸収合併したが、その東洋バルヴの人気製品のひとつであった水処理装置「ピュアキレイザー」をキッツは現在、重点拡販製品と位置付けている。河野キッツ社長は、その機能や用途を説明。参加者へPRしていた。
 また、同社はグループ会社のキッツエスシーティー本社、キッツエスジーエス東京営業所、キッツエンジニアリングサービス本社を、ワンチームの完結を目的として東京汐留ビルディングへと集約。これにより迅速な意思決定ができるようになり、グループ利益とグループシナジーの最大化が実現した。
 続いて、情報番組のコメンテーターなどでお馴染みの、信州大学社会基盤研究所特任教授で弁護士の山口真由氏を講師に招き、「正しい女性活躍の進め方」と題した講演会が催された。
 最期は懇親会が催され、お開きとなった。
正会員実務責任者ら11社27名が参加
キーワードは「脱炭素」「省力化」「防災」
岡谷管栄会 商品研修会を開催
 岡谷管栄会(会長=峰澤彰宏氏・MINEZAWA社長)は10月7日、岡谷鋼機(社長=岡谷健広氏、本社=名古屋市中区栄2)本社に正会員各社の実務者らを集め「商品研修会」を開催した。この日の正会員企業参加者は11社27名。翌日の業務からすぐに使える賛助会員メーカー5社の新商品や重点販売商品などに関する情報や知識を詳しく学んだ。
 開会に先立ち、八幡樹幸岡谷鋼機配管建設部長が「本日は11社27名の方に、お忙しいなかお集まりいただきました。この研修会が少しでも皆さまのお役に立つことができたなら幸いでございます。今後、商品について不明点などありましたら弊社の担当に何なりと聞いていただければと思います。さて、岡谷管栄会は1995年に発足し、おかげさまで本年創立30年目を迎えさせていただきました。現在は正会員さま(販売店)20社、賛助会員さま(メーカー)17社、合計37社で構成されています。この業界の足元は非常に厳しい状況が続いておりますが、この中部地区はモノづくりの集積地であり、潜在能力の高い場所だと思っております。今は厳しいかもしれませんが、これから明るい兆しも出てくるのではないかと期待しております。これからも皆さま方と頑張ってまいりたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします」と、岡谷管栄会の概要などを交えながら参加者に挨拶した。
 引き続き、八幡部長から、今、岡谷鋼機がチカラを入れている電力削減推進支援アイテム等についての説明が行われた。連日続いた猛暑、慢性的な人材不足、自然災害などへの対策が急務と叫ばれている昨今、「脱炭素」「省力化」「防災」これらのキーワードをもとに厳選された商品や対策プランの数々について紹介があった。
 今回の商品研修会では同会賛助会員から、桑名金属工業(旧プロテリアル配管機器事業部)、日立グローバルライフソリューションズ、キッツ(東洋バルヴを吸収合併)、オーエヌ工業、ショーボンドマテリアルの5社が講師として参加。各社の新商品やイチ押し商品、重点販売商品に関する詳しい資料などをもとに、その特徴や用途、使用方法などが参加者へレクチャーされた。
 各社の講義内容は以下の通り。桑名金属工業は「ベローズバルブ・膨張タンク他」について。日立グローバルライフソリューションズは「ルームエアコン他」について。キッツは「耐塩素ゴムシートバタフライ弁・エスロハイパーAW用ゲートバルブ他」について。オーエヌ工業は「ナイスジョイントⅩ他」について。ショーボンドマテリアルは「ストラブカップリング他」について。各社の持ち時間は35分と非常に短くはあったものの、各社スタッフともに、分かりやすく商品情報をレクチャーしていた。
 あっという間に講義の時間も終わり、参加者は岡谷鋼機本社地下にあるサロンオカヤへと移動。催された懇親会の場で、正会員企業参加者とメーカー担当者が名刺交換をするなど、交流を深めていた。
次世代の自動化システム
「MATRIS WPH」を開発
DMG森精機 変種変量生産の効率的な自動化を実現
 DMG森精機(社長=森雅彦氏)は9月16日、ワークとパレットを自在にハンドリングし、柔軟な生産を実現する次世代の自動化システム「MATRIS WPH」を開発したと発表した。
 多品種少量生産の増加により工程集約や自動化に取り組む現場が増えているが、多品種少量生産は、ワーク1種あたりの生産数が少なく頻繁に治具交換作業が発生するため、ワークハンドリングの自動化のみでは長時間の無人生産や複数種ワークの無人生産の実現が困難だった。また、パレットハンドリングの自動化のみではパレット数に合わせた治具を購入する必要があり経費が増加するなど、効率的な自動化システムの構築にはさまざまな課題があった。
 「MATRIS WPH」は、これらの課題を解決する新しい自動化パッケージシステムで、ワークハンドリングとパレットハンドリングを1つのシステムに集約し、さまざまなワークの変種変量生産に対応することが可能。ロボットの最大可搬質量が70¥文字(G0-8432)の「MATRIS WPH 70」と210¥文字(G0-8432)の「MATRIS WPH 210」の2種類を揃えた。「MATRIS WPH 210」はパレットサイズの組み合わせにより最大38パレット収納できる。
 操作は、引き出しストッカ横に設置している「DMG MORI Automation Controller」に集約。直感的な操作を可能にするユーザーインタフェースにより、ノーコードでロボットの操作や稼働状況の確認などができる。
 また、長時間の無人生産を実現するため、加工三悪(切りくず、クーラント、ミストによるトラブル)の対策ソリューションとして、加工中の切りくずを清掃する「AIチップリムーバル」、タンク内に溜まったスラッジを効率的に攪拌・回収するクーラントタンク「zero-sludgeCOOLANT」、加工時に発生するミストを効率的に捕集する「zeroFOG」を搭載している。
 同社の5軸加工機「DMU/DMCシリーズ」「monoBLOCKシリーズ」「eVoシリーズ」や「CMXシリーズ」「NVXシリーズ」など幅広い工作機械に連結でき、工作機械2台との連結したシステム構築も可能。迅速なシステム構築を可能にする設計や、タッチプローブを用いた自動ティーチングを採用したことで、システムの立ち上げ日数を既存機のMATRISと比べ50%短縮し、垂直立ち上げも可能になった。
 販売価格は「MATRIS WPH 70」が3430万円、「MATRIS WPH 210」が3920万円(いずれも税別)。
 同社Webサイトでカタログおよびデジタルツインショールームを公開している。
災害時の物資調達に関する協定を
伊勢原市、丸越鋼具伊勢原と締結
トラスコ中山 自治体との協定締結は13例目
 機械工具卸売商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は9月22日、伊勢原市(神奈川県)および同社得意先の丸越鋼具伊勢原と「災害時における生活必需物資の調達に関する協定」を締結した。
 同協定は、大規模災害時における避難所の居住環境向上や市民生活の早期復旧のため、男女の視点に立った避難所用資機材や在宅避難者用の生活必需物資等を迅速に調達することを目的としたもの。災害時に伊勢原市より必要な物資調達の要請を受け、同社が全国に保有する物流センターの多種多様な在庫を活用し、丸越鋼具伊勢原を通じて、被災地へ速やかに必要な物資・資機材を提供できる体制を構築する。
 トラスコ中山が同様な協定を締結するのは全国の自治体で13例目、県内では横浜市、川崎市につぐ3例目となる(令和7年9月時点)。
 伊勢原市内にある同社の物流センター「プラネット南関東」で9月22日午後1時より開催された協定締結式には萩原鉄也伊勢原市長、同社の中山社長、丸越鋼具伊勢原の越場琢夫社長が出席し、協定への署名、記念撮影などを行った。
 トラスコ中山は、BCP対応として発電機やビニールシートをはじめとする災害時復興支援物資2万1800アイテムを独自に設定、常時在庫し、そのうち118アイテムはBCP対応強化品として通常の在庫より多い6カ月分以上を保有している。また、万が一供給ルートが寸断された場合でも、全国28カ所の物流センターよりフォローできる体制を構築している。本年4月には「BCP対応推進課」を新設し、災害時復興支援物資の在庫アイテム拡大や在庫の積み増しを進め、今後さらに、自治体や大手企業との協定締結を拡大していくことにより、災害時でも役に立てる企業づくりを進めていく方針。
一部製品を値上げ
オーエスジー
 オーエスジー(社長=大沢伸朗氏、本社=愛知県豊川市)はこのほど、一部製品の価格を値上げすると発表した。計画品は12月1日受注分から、特殊品については2026年2月2日受注分から実施する。
 対象製品と値上げ率は次の通り。
(1)タップ(ハイス・SK S・超硬)=+5~7 %
(2)ハイスエンドミル、ハ イスドリル=+5%
(3)超硬エンドミル、超硬 ドリル、ダイヤ、CB N=+7%
(4)ゲージ=+5%
(5)圧造工具=+10%以上
(6)その他の製品=最大+ 7%
(7)上記(1)~(6)の修正品= +7%以上
 同社は、今後も引き続き製品の品質維持と安定供給、及びサービスの維持・向上を図っていく考えを示し、価格改定の実施に理解と協力を仰いでいる。
ゴミ捨てもワンタッチで楽々!
業界最軽量約1.0㎏を実現
山善 軽量紙パック式スティッククリーナー発売
 山善(社長=岸田貢司氏、本社=大阪市西区)は、紙パック式スティッククリーナーとして業界最軽量(2025年8月末日現在/同社調べ)となる新商品「軽量紙パック式スティッククリーナー」を、ホームセンターおよび同社が運営するインターネット通販サイト「山善ビズコム」やECモール「くらしのeショップ」にて2025年7月中旬より順次発売を開始した。
 今回発売された「軽量紙パック式スティッククリーナー」は、紙パック式ならではの「ゴミに触れずに捨てられる」という清潔性と扱いやすさを保ちながら、他社従来品の最軽量だった1・1㎏をさらに下回る業界最軽量の重さ約1・0㎏を実現したモデルだ。ワンタッチで簡単にゴミ捨てが可能で、ゴミに直接触れることがないため手を汚さず快適に利用できる。
 また、6月上旬より発売されている「軽量コードレススティッククリーナー」は紙パック不要のサイクロン式で、フィルターとダストカップは簡単に取り外して水洗いが可能だ。
 どちらもミニマルでスタイリッシュなデザインが美しく、住空間に自然に溶け込むデザインとなっている。また、軽量なので場所を選ばずラクに持ち運びでき、階段やエアコンなどの天井まわりといった負荷のかかる場所でも活躍。後処理の負担も少ないため、忙しい日々のなかでも掃除をより快適なものにしてくれる一台として話題となっている。
 使いやすくて便利な機能はこれだけではない。紙パック式スティッククリーナーの紙パック内部には逆流を防ぐダストロック弁を搭載。運転停止時や持ち運び時に発生しやすいゴミの逆流やゴミを捨てる際のホコリの舞い上がりをしっかりブロック。ドーム構造を採用したダストカップは、ボタンひとつでスムーズにゴミ捨てが可能。紙パックも簡単に装着できる。吸引したゴミに直接触れずに捨てられるので衛生面でも安心だ。ヘッドには細かな隙間や溝のゴミをしっかりと掻き出すパワーブラシを搭載しており、ラグやカーペット、畳の溝のゴミも取り残さない。ヘッドの前方部を薄くし壁との距離が短くなるように設計されているため、壁際までブラシが届き隅々までキレイに掃除できる。
 軽量コードレススティッククリーナーはサイクロン構造により吸引力の低下を最小限に抑え、メンテナンス頻度を削減。紙パック不要のサイクロン式で、フィルターとダストカップは簡単に取り外して水洗いできる。
 販売価格など本商品に関して詳しくは山善サポートセンター▽電話(0570)00―2112、または同社WEBサイトへアクセス。
ミストシャワーの高精度流体シミュレーション実現
2度目の優秀成果賞受賞
TOTO スーパーコンピュータ『富岳』利用し
 TOTO(社長=田村信也氏、本社=福岡県北九州市)が、スーパーコンピュータ「富岳」を利用して実施した研究「水まわり住宅設備機器のためのミスト状微小水滴飛散シミュレーション」において「HPCI利用研究課題優秀成果賞」を受賞した。同賞の受賞は2022年に続き今回で2回目となる。
 HPCIは「革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(High Performance Computing Infrastructure)」の略称で、国内の大学や研究機関のスーパーコンピュータやストレージを高速ネットワークで結んだ共用計算環境基盤である。HPCIの計算資源として中核を成しているのが理化学研究所のスーパーコンピュータ「富岳」だ。本研究は、HPCIシステム利用研究課題(課題番号▽hp230239)を通して、理化学研究所のスーパーコンピュータ「富岳」の計算資源の提供を受け、2023年10月1日から2024年9月30日にかけて実施された。
 TOTOは、水まわり商品の開発に活用するため、水と空気が混在する(気液二相流)流体シミュレーションソフトウェアの独自開発に2000年から取り組みはじめ、2010年代半ばから衛生陶器(便器)の商品開発に全面的に活用している。今回受賞した研究はミストシャワーの開発に高精度流体シミュレーションを適用させることを目的としたものである。
 TOTOの独自ソフトを「富岳」に最適化させたうえで、ミストシャワー生成用のノズルから円錐状の水膜が形成され、先端から分裂することで0・1㎜レベルのミスト水滴が生成し、ミスト水滴が空間を飛散するまでの一連のシミュレーションを実現。さらに、水・空気に「汚れ」を加えた三相流シミュレーションにより、皮膚の溝の汚れの洗浄力を評価するシミュレーション技術を構築している。
 なお本研究は2025年10月23日・24日に開催される「第12回『富岳』を中核とするHPCIシステム利用研究課題成果報告会」〈主催▽高度情報科学技術研究機構(RIST)〉で成果発表および表彰・講評が行われる。(本紙発行時、開催済み)
 優秀成果賞は、HPCIシステムを利用して前年度に実施・完了した産業利用課題・一般課題・若手人材育成課題のなかから成果報告会プログラム委員会により選出された、特に優秀な成果が認められた課題に与えられる賞である。今回はTOTOを含めて8課題が選出された。今回「優秀成果賞」を受賞した同社の研究は、ミストシャワーの開発に高精度流体シミュレーションを適用する目的で実施されたものである。
下半期事業に向け
愛機工青年部 全員で盛り上げると誓う
 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の青年部(部長=滝澤有一氏・松本商店社長)は9月26日午後6時30分より、名古屋市中区のプリンセスガーデンホテル地下にある、時間無制限呑み放題の店QWAN(クワン)栄店にてビアパーティーを開催。部員ら21名が参加した。ここ数年の猛暑の影響もあって、青年部では昨年から、暑い時期を避けて9月下旬にビアパーティーを開催している。
 開会に先立ち志知秀昭青年部統括幹事長(志知社長)が「9月ももうすぐ終わり、青年部も今年度の活動期間の半分を終えようとしています。残り半分ですが、バスレクリエーションや講演会、年が明ければ青年部60周年事業といった大きな事業がまだまだ残っています。これからの事業は青年部全員で盛り上げて、良いものにしていきたいと思っております。そのためには、総務・教育・厚生の各幹事長の〝巻き込むチカラ〟が必要不可欠になってくると思います。3名の幹事長は、今でも素晴らしい活躍をされていますが、今まで以上に周りを巻き込んで盛り上げてもらえればと思います」と挨拶。そのまま乾杯の音頭をとってビアパーティーがスタートした。
 参加者は長時間にわたって飲んで、食べて、懇親を深め、宴もたけなわとなったところで滝澤部長が「今年で青年部も60周年を迎えます。何事も長く続けていればマンネリになってしまうこともあるかと思います。そんな時こそ〝発想の転換〟が必要です。これからの青年部事業に、青年部員が一人でも多く参加してもらえるよう発想を転換していきましょう。そんな青年部の今後の展開が楽しみです」と挨拶。最後は一丁締めで散会となった。
大盛況裡に閉幕した大阪・関西万博視察
ジュニアー会 2025年事業活動の一環で
 愛知県の金属商業団体に所属する若手経営者で構成されるジュニアー会(幹事長=伊神敏雅氏・双葉製作所社長)は10月3日と同4日の2日間、2025年日本国際博覧会(通称/大阪・関西万博)を視察した。会員ら7名が参加した。
 傘が手放せないあいにくの天気ではあったものの、現地の最高気温は25度前後と比較的過ごしやすかった当日。お昼頃に会場入りした一行を出迎えてくれた公式キャラクター「ミャクミャク」をバックに、まずは記念撮影。その後に向かったのが、隈研吾建築都市設計事務所が手掛けた「カタールパビリオン」。ここでは、展示品や動画を通してカタールと日本の強い二国間関係を学んだ。
 続いて一行は、万博のシンボルとも言うべき「大屋根リング」を歩いて「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」へ。パビリオンの外で、片膝立ちして宇宙に向け手をかざすガンダム¥文字(U+00AE+fwid)像と記念撮影した後、万博公式グッズ販売店に立ち寄るなど自由に時間を過ごして「三菱未来館」へ。〝いのち”をテーマにした映像展示を楽しんだ。
 万博会場を後にし、大阪市内で会食を済ませてこの日はホテルに戻り散会。翌日は、参加者それぞれが大阪を満喫して、夕方の新幹線で帰路に就いた。
協働ロボットによる自動化事例など展示
「ダイドーコネクトフェア2025」
大阪で開催 5千人を超える来場者で盛況
 ダイドー(社長=田中慎悟氏、本社=名古屋市中村区)は9月25、26日の2日間、〝技術をつなぐ、未来へつなぐ〟をテーマに「ダイドーコネクトフェア2025」をグランキューブ大阪(大阪市北区)のイベントホール3階で開催した。2日間で5千人以上が来場した。
 広さ2600¥文字(G0-8429)の会場に、省エネ、省人化、省力化、生産性向上、品質向上、安全・作業環境改善、設計・試作・開発支援、監視システムに関するメーカー約80社が出展。各ブースで最先端FA機器の展示やデモンストレーションが行われた。
 「出張ダイドーロボット館 in Osaka」のエリアでは、協働ロボットセルの連結ラインを提案。一例として、製造現場を想定した部品供給バラ積み取出しに始まり、加工~清掃~検査~梱包~配膳の一連作業を自動化したデモラインが展示された。また、現場の人手不足を解消するヒューマノイドロボットや多様なAMRが実動展示され注目を集めたほか、自動化設備構築に活用できるロボットシミュレータや生産現場のDX化ツール、映像とAIで設備の異常の兆しを常時監視する異常検知ソリューションなども紹介された。
 特別セミナーは、初日の午前中に行われた宇宙飛行士山崎直子氏による『宇宙時代を拓く~訓練・ロボット・産業動向~』(オンラインセミナー)をはじめ、出展メーカーによるセミナーが2日間にわたって実施され、多くの人が聴講した。
 出展メーカーのセミナーは次の通り。
 [9月25日]三菱電機によるAI外観検査革新への挑戦(三菱電機)▽THK製品の最新情報と導入事例の紹介(THK)▽誰でもできる!Facilea×ExiaStudioで実現する目視検査の自動化と人手不足解消(CKD)▽職場における熱中症対策について(SDG)。
 [9月26日]製造業におけるAI活用の先進DX事例(キャディ)▽人手不足はファナックロボットで解決!最新ロボットによる製造の自動化事例(ファナック)▽Mech-Mindが目指すお客様との「共生」(Mech-Mind)▽倉庫の自動化をロボットで、もっと身近に(ラピュタロボティクス)▽3D機械設計がもっとスムーズに!IRONCADで簡単ラクラク設計セミナー(クリエイティブマシン)。
今年度の山田貞夫音楽賞特選受賞者
3名がオーケストラと協演
山田貞夫音楽財団 第13回新進演奏家コンサート
 公益財団法人山田貞夫音楽財団(代表理事=田中真紀代氏、所在地=名古屋市中村区・ダイドー内)は9月26日、「第13回新進演奏家コンサート」を名古屋市青少年文化センター・アートピアホールで開いた。
 同財団は、愛知県におけるクラシック音楽の振興並びに担い手である音楽家の支援を行い、音楽文化水準の向上に寄与することを目的に設立され、同コンサートの開催も主な事業のひとつ。将来有望な新進演奏家にオーケストラとの協演の機会を提供している。
 コンサートでは、7月24日に行われた「第13回新進演奏家コンクール」で特選を受賞した、清水麗楽さん(ヴァイオリン)、滑川敬一さん(クラリネット)、福場桜子さん(ヴァイオリン)がセントラル愛知交響楽団と協奏曲を演奏した。
 演奏曲は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト「ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219『トルコ風』」(ヴァイオリン独奏=清水麗楽さん)▽ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト「クラリネット協奏曲イ長調K.622」(クラリネット独奏=滑川敬一さん)▽フェリックス・メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64」(ヴァイオリン独奏=福場桜子さん)。指揮はセントラル愛知交響楽団桂冠指揮者小松長生氏。
