第2927・2928号 令和7年7月6・13日(最新版)
経産大臣表彰や感謝状贈呈など行う
創立70周年記念式典を開催
日本工作機器工業会 250名が集い業界の更なる発展誓う
日本工作機器工業会(会長=寺町彰博氏・THK会長)は、5月20日午後3時30分より東京會舘(東京都千代田区丸の内)において創立70周年記念式典を開催した。会員企業をはじめ、関係官庁、関係団体等から約250名が出席し、同工業会の節目を祝った。式典では、長年にわたって業界の発展に貢献した個人及び企業に対して表彰が行われた。
会員らが参集し70周年を祝う
経産省・須賀課長が祝辞
日本工作機器工業会は1955年に「工作用機器工業会」として設立された。92年に「社団法人日本工作機器工業会」に改組。2012年に一般社団法人への移行を経て、本年4月1日、70周年を迎えた。
寺町会長は式辞で、1950年代から急速に発展した日本の機械産業の歴史を振り返り、2000年代以降は「IoTやAI技術の進展によりスマート工場や自動化システムの導入が進み、より高度な生産体制が構築された。また、新興市場の需要拡大により、グローバルな競争力を維持するための技術革新が求められた。情報技術の進展により、工作機械もより高度な制御とデータ管理が可能となり、製造現場の効率化と生産性向上が実現した。工作機器をはじめとする部品産業においても、新材料や新技術の導入により、更なる製品の性能向上が求められるようになった。これからの日本の機械産業は、更なる技術革新と持続可能な開発を追求し、社会のニーズに応えることが求められるようになると思う」と話し、特にAIやロボティクス、クリーンエネルギーの活用や、人材育成と国際協力を進め世界中の課題解決に貢献することが重要と強調。「我々工作機器業界も新技術の導入や各種ニーズへの対応を図り社会に求められる製品を提供し、世界のお客様のニーズに対応し、業界の発展を図ってまいりたい。一方で、従来の先進国からグローバルサウスと言われる新興国にマーケットが移動する中で、どのように対応して地位を確保していくかが今後の業界にとっての大きなポイントとなる。工業会が一丸となり、皆様方の支援をいただきながら、一つずつ着実に課題を解決していくことによって、工作機器産業の更なる発展を実現できると確信している」と述べた。
表彰状授与に移り、①経済産業大臣表彰(永年役員)4名②製造産業局長表彰(永年役員)1名③会長感謝状(学識経験者3名、永年役員6名、業界関係者3名)計12名④会長感謝状(永年会員=創立当初からの会員5社、会員歴60年以上14社、同50年以上8社、同40年以上12社、同30年以上2社)計41社⑤会長感謝状(事務局永年職員)1名に賞状ならびに感謝状が贈呈された。
経済産業大臣表彰を受けた堀越栄次郎氏(リューベ社長)は謝辞で「工作機器は、幅広い製造業に必要不可欠な重要部品を供給することによって、ものづくりの基盤技術を支える役割を担ってきた。需要環境の急激な変化やSDGsに対応するための様々な課題に迅速に応えることにより、更なる信頼をいただけるよう精進していくので、今後ともご指導ご鞭撻をお願いしたい」と述べた。
来賓祝辞では、武藤容治経済産業大臣の祝辞を須賀千鶴経済産業省製造産業局産業機械課長が代読した。その中で「この70年間を振り返ると、貴工業会及び会員企業の皆様は高精度な機械加工の基盤となる工作機器を提供することで日本の製造業の発展に寄与し、業界の礎を築いてこられた。戦後の復興期から始まり、経済成長の波に乗り、国際競争が激化する中で皆様の不断の努力と情熱があったからこそ、今日の日本の産業基盤が築かれたと言っても過言ではない。他方で、かつてのオイルショックやバブル崩壊、近年では東日本大震災や新型コロナウイルス感染症といった歴史的試練と言うべき、大きな環境変化もあった。こうした中でも、新たな技術の導入と品質向上に向けた努力を続け、業界の基盤を強化し、わが国全体の産業競争力強化に大きく貢献されてきたことに深く敬意を表する」とし、同省としては「今後とも工作機器業界の事業環境を取り巻く多くの課題の克服に向けて、貴工業会の活動と充分に連携を図りながら、力強く政策を展開していきたいと考えている。70周年という節目を迎えた貴工業会が、これまで積み上げてこられた歴史を土台にしつつ、新たな時代を切り開くべく、今後も業界を牽引され、工作機器工業の地位を確固たるものとして更なる発展を遂げられることを心より祈念する」と祝いの言葉が贈られた。
式典終了後は会場を移して祝賀会が開かれ、午後6時半過ぎ盛会のうちに終了した。
2025年5月度鍛圧機械受注額
日鍛工 前年同月比5.6%減の257億円
日本鍛圧機械工業会(代表理事会長=磯部任氏・アマダ会長)が6月9日発表した月次会員受注統計によると、2025年5月度の鍛圧機械受注総額は257億46百万円で前年同月比5・6%減となった。
前月(4月)に続いてプレス系とサービス系が前年割れとなる一方、板金系は大幅に前年を上回った。板金系は3か月連続のプラスとなり回復基調がうかがえるが、プレス系は自動車関係において関税問題による今後の成行きの不透明感が影響しているとみられる。
プレス系機械は82億76百万円で前年同月比32・8%減。小型プレスのみ41・2%増と伸長したが、中型・大型・超大型プレス、油圧プレス、フォーミング、自動化装置が軒並みマイナスだった。
板金系機械は94億13百万円で前年同月比39・2%増となった。パンチングが91・0%増、ブレーキ・シヤーが63・4%増と好調、レーザ・プラズマも0・6%の微増だった。
サービス系は80億57百万円で前年同月比2・0%減となった。
内外別(機種計)では、国内が77億88百万円で前年同月比7・7%減。鉄鋼が3・2倍、電気が22・7%増と伸長する一方、金属21・1%減、一般2・3%減、輸送は57・4%減だった。
輸出は99億1百万円で前年同月比6・9%減となった。中国向けが12・0%増、韓国向けが4・7%増、東南アジア向けが26・9%増、インド向けが2・3倍、欧州向けが23・0%増とそれぞれ増加。北米向け、中南米向けはマイナスだった。
理事11名・顧問1名を承認
新理事長に水野隆次氏(共栄商会社長)
三重県機械工具商組合 第15回通常総会を開催
三重県機械工具商組合は、5月30日午後5時より都ホテル四日市(三重県四日市市)において「第15回(令和7年度)通常総会」を開き、提出された全議案を原案通り承認可決した。役員改選では、正会員と賛助会員から選出された理事と顧問(会計監査)計12名を承認。山田浩理事長(コジマ・フジ通商社長)が退任し、新理事長に水野隆次副理事長(共栄商会社長)が就任した。また、新たな青年部長に須藤清範副部長(須藤鋼機社長)が就任した。
総会は大津裕史理事(大津屋社長)の司会で進行され、冒頭、山田理事長が「この1年の間に新型コロナウイルス感染症は沈静化したと思うが、トランプ関税なるものがあらゆる分野に影響しており、先行きが非常に不透明な状態。そんな中で物価の高騰が続いており、いま一番注目されているのが米の値上がり。国の内外で〝米〟にかき回されているような状態になっている。閣僚の対応に期待したい」と挨拶。
司会者より、出席状況(会員総数75社中、出席53社、委任状19社)の発表があり、会則に基づき総会が成立すると報告された。
議長に山田理事長を選出して議案審議を行い、第1号議案=令和6年度事業報告、第2号議案=令和6年度会計報告及び監査報告を原案通り満場一致で承認した。
第3号議案=役員改選については、新役員案が示され、満場一致でこれを承認した。
続いて、第4号議案=令和7年度事業計画(案)、第5号議案=令和7年度収支予算(案)を審議し、原案通り満場一致で承認した。
今後の事業として、理事会(2か月毎)、青年部活動(納涼会など)、親睦ゴルフコンペ、全機工連東京大会、令和8年新年賀詞交歓会、全機工連中部ブロック会議、工場見学会または勉強会、全国若手交流会を計画している。
以上で議事を終了し、門脇匡伸顧問(門脇商店社長)の閉会の辞で総会を終えた。
総会後の懇親会では、水野新理事長が就任の挨拶で「まずは、今まで7年という長きに渡って理事長を務めて頂いた山田さんに御礼を申し上げる。私は副理事長や総務など約10年理事の仕事をさせて頂いているが、今回、理事長という大役を拝命した。皆様のお力を借りて、本当の意味のある組合作りをしていきたい。また、青年部の部長職も須藤鋼機の須藤清範社長に引き継ぎ、私は顧問という形になる。青年部はメンバーも増えて活発に活動している。さらに問屋・メーカーさんの部員も増やして、ますます三重県を活発にしていきたい」と所信を述べ、会員各位に協力を求めた。
栂野洋之理事(日伝鈴鹿営業所長)の乾杯の発声で開宴した。
途中、理事並びに青年部長に就任した須藤氏の紹介が行われた。
最後に山田前理事長が、理事長退任と同時に組合を退会することを報告し「コロナの関係で本来2期4年のところ理事長を7年もさせて頂いたので退会が急な形となってしまったが、協同組合から数えると理事になって20年の節目となり、自分の中では一つの区切りと決めていた。またどこかでお会いできるかと思うので、お声掛け頂ければ幸いだ。皆様のご支援ご協力と理事の方々の支えでここまで来られたことに改めて感謝する。これからは水野新理事長を中心として、新しい理事の方も多くいらっしゃるので皆様方にはご指導ご鞭撻をお願いし、組合がますます発展するよう祈念する。本当に長い間、ありがとうございました」と退任の挨拶。
若林久義理事(若津精密工機社長)の中締めでお開きとした。
【新役員】敬称略
▽理事長=水野隆次(共栄商会社長)
▽副理事長(総務・事務局)=大津裕史(大津屋社長)
▽副理事長(事業担当)=平井宏幸(平井マシンツール社長)
▽理事(会計)=亀井隆典(亀井機工社長)
▽理事=戸谷真基(常盤機工社長)
▽理事=棚橋浩司(タナハシ機工社長)
▽理事=若林久義(若津精密工機社長)
▽理事=市川則行(市川社長)
▽理事=福田真実(NaITO名古屋第二支店長)
▽理事=枅川修(ジーネット三重営業所長)
▽理事=栂野洋之(日伝鈴鹿営業所長)
▽顧問(会計監査)=門脇匡伸(門脇商店社長)
70有余年の歴史に幕
通常総会(解散総会)を開催
愛知県金物商工協同組合
愛知県金物商工協同組合(理事長=印藤武司氏・印藤産業社長)は、5月21日午後5時より東京第一ホテル錦において令和7年度通常総会(解散総会)を開催した。
同組合は、3月19日に開いた臨時総会の決議により令和7年3月31日付で解散し、今総会の議案可決をもって清算手続きに入る。
総会は伊藤事務局長が司会進行を務め、組合員総数33名中、25名出席(委任状出席を含む)で総会が成立すると報告された。
印藤理事長(清算人)が「本日はお忙しい中、たくさんの方に出席して頂き有難うございます。70年の歴史ある組合の最後の会です。議事進行がスムーズにいくようご協力のほど宜しくお願いします」と挨拶。
印藤理事長を議長に選出して第1号議案の令和6年度事業報告書、財産目録、貸借対照表、損益計算書及び損失処理(案)承認の件を審議し、満場一致で可決した。
同組合は、前身の名古屋銅鉄金物協同組合を含め通算70年以上の歴史を有する組合だが、ここ数年は組合員数や賛助会員数の減少などで組合運営が厳しくなっていた。
清算業務は今年の秋頃までに完了させる予定としている。
青年部創立60周年イヤー
年間を通じて印象に残る活動を!
愛機工青年部 令和7年度通常総会開催
愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長/以下、愛機工と表記)の青年部(部長=滝澤有一氏・松本商店社長)は6月13日、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で令和7年度青年部通常総会を開催。部員総数39名中、委任状を含め34名が出席し、本総会の成立が宣言されている。滝澤部長、続いて、来賓を代表して水谷理事長の挨拶を経て、滝澤部長が議長へと選出されて以下の議案審議へと移行した。
【第1号議案-①】令和6年度(令和6年4月1日~令和7年3月31日)事業報告について▽これが満場一致をもって承認可決された。
【第1号議案-②】令和6年度青年部費収支決算報告について▽これが満場一致をもって承認可決された。
【第1号議案-③】令和6年度青年部会費収支決算報告ならびに監査報告について▽これらはいずれも満場一致をもって承認可決された。
【第2号議案-①】令和7年度(令和7年4月1日~令和8年3月31日)事業計画(案)について▽これが満場一致をもって原案通り承認可決された。愛機工青年部の令和7年度事業計画は以下の通りだ。●6月13日(当日)=東京第一ホテル錦にて令和7年度青年部通常総会を開催済み。●8月23日(土)~同24日(日)=岐阜県関市すぎのこキャンプ場バンガロー村にて第43回青年部キャンプの集いを開催予定。●8月/12月/令和8年3月=ビアパーティー/忘年会/合同委員会を開催予定。日時等、総会当日現在未定。●令和7年度内=愛機工青年部創立60周年記念事業を開催予定。詳細は今後、役員会等で企画立案していく。●年度内各1回=講演会/他産業視察を開催予定。日時等総会当日現在未定。●年度内=従業員・家族対象レクリエーション(バスレク)を開催予定。日時等、総会当日現在未定。●随時=各事業担当委員会を開催。●月1回(予定)=役員会を開催。●その他、愛機工親善野球大会の試合進行をサポート、関係先団体行事への参加等。
【第2号議案-②】令和7年度収支予算(案)について▽これが満場一致をもって原案の通り承認可決された。
【第3号議案】令和7年度青年部会費徴収方法について▽これが満場一致をもって原案の通り承認可決された。
【第4号議案】役員変更の件▽これが満場一致をもって原案の通り承認可決された。
【第5号議案】その他の件▽部員名簿の確認等。
以上、すべての議案審議を滞りなく終え、滝澤部長が議長を退任し閉会となった。第二部の懇親会では、新入部員の挨拶等が行われ、大いに盛り上がりをみせていた。
今期も活発な事業開催を予定
新会長に嶋﨑晴久氏(シマザキ商会)
名機工同友会 令和7年度定時総会開催
名機工同友会(新会長=嶋﨑晴久氏・シマザキ商会社長)は5月29日、名古屋市中区にある東京第一ホテル錦で令和7年度定時総会を開催した。会員24社中、委任状を含めて全会員が出席し、本総会の成立が宣言されている。司会進行は徳永和也氏(徳光社長)が務めた。
和久田修志会長(当時/三和商事社長)の挨拶の後、杉浦一暢氏(三賀社長)が議長へと選出され、以下の議案について慎重審議が行われた。
【第1号議案】令和6年度(令和6年4月1日~令和7年3月31日)事業報告ならびに収支決算報告および監査報告承認に関する件▽これらはいずれも満場一致をもって承認可決された。
【第2号議案】令和7年度(令和7年4月1日~令和8年3月31日)事業計画(案)ならびに収支予算(案)承認に関する件▽これらはいずれも満場一致をもって承認可決された。名機工同友会の令和7年度事業計画は以下の通り。●5月29日(当日)=東京第一ホテル錦にて令和7年度定時総会を開催(開催済み)。●6月17日=東京第一ホテル錦にて6月例会を開催(開催済み)。●7月12日(土)~同13日(日)=7月例会として北海道への視察旅行を開催予定。●8月6日(水)=ミッドランドスクエア「天空のビアガーデン イタリアンBBQ CARVINO」にて8月例会としてビアパーティーを開催予定。●10月14日(火)=東京第一ホテル錦にて10月例会として講演会を開催予定。●12月2日(火)=12月例会ならびに忘年会を開催予定。会場は総会当日現在未定。●令和8年1月22日(木)=東京第一ホテル錦にて1月例会ならびに新年情報交換会を開催予定。●同3月中=幹事会を開催予定。開催日時は、総会当日現在未定。
【第3号議案】役員改選の件▽名機工同友会は今期が役員改選期にあたり、以下に挙げる新役員案が本総会に上程され、これが満場一致をもって承認可決された。●会長=嶋﨑晴久氏(シマザキ商会社長)、●副会長=近藤幹浩氏(大東通商社長)、●会計幹事=時津達也氏(新栄商会社長)、●監査=田中秀典氏(ミユキ商會社長)、●幹事長=徳永和也氏(徳光社長)、●幹事=服部嘉高氏(服部商会社長)・加藤茂氏(藤清商会社長)・小浦正喜氏(こうら社長)、●相談役=和久田修志氏(三和商事社長)、●顧問=鈴木俊雄氏(マルマン商事)・吉野栄一氏(吉野機械工具)。本総会終了後より新役員体制が発足した。また、今期より会員となったポリマー機械商事の加藤功社長がこの場で紹介された。
【第4号議案】その他の件▽①休会ならびに退会に関する会則の見直しについて。②令和7年度年会費改定について。③会員名簿について。以上の確認が行われた。
8年ぶりに取引先招き開催
社員や取引先関係者へ感謝伝える
イトウ 社員全体会議・講演会・懇親会開催
住宅設備機器の専門商社イトウ(社長=伊藤弘晃氏・本社=名古屋市北区)は6月5日、名古屋市中区にあるTIAD AUTOGRAPH COLLECTION HOTELSで社員全体会議(総会)、講演会ならびに懇親会を開催した。今回は、伊藤辰之氏から伊藤弘晃氏へと社長交代した直後ということもあり、2017年以来8年ぶりに取引企業関係者らを招いての開催となった。総会幹事長はイトウの都築真一氏が務めた。
午後2時30分、イトウ社員を対象とした2025年度社員全体会議(総会)が開会した。はじめに伊藤弘晃新社長が登壇し、「本日は年に一度の全体会議の日ですが、初めて参加される方もいらっしゃいますので、会について少し触れたいと思います。この会には、永年勤続の方、営業MVPの方等に感謝を伝える表彰の場として、また、新入社員の方の紹介の場として、そして、売上や事業方針をお伝えする場としての役割があります。年に一度、弊社社員全員が一堂に会する貴重な場として、今後もこの会を大切にしていきたいと思っています。今年は社長交代というタイミングもあり、皆さまには『イトウの歩み』を綴った冊子をお配りしています。ここには簡単ではありますが昭和、平成、令和時代のイトウの歴史が分かるようまとめてあります。イトウは昔から家族的な“一体感”のある社風を持ち、今までコツコツとやってきて少しずつですが社員数も売上も上がってきました。ただ、この先ずっと同じことをやっていてもなかなか成長にはつながらないと思います。その時代に合ったやり方へとシフトチェンジしながらやっていく必要があると思います。一方で、イトウの家族的な一体感のある社風は、今ではもしかしたら時代遅れなのかもしれませんが、私は、先代たちが築き上げてきたこの社風が大好きですし、これからも大切にしていきたいと思っています。変えるべきところはどんどん新しく変えていき、良いところは変えずに後世に残していく。そんな会社にしていきたいと思っています。現状、売上的に見ればあまり良い状況とは言えませんが、私を含め、社員一人ひとりが意識を変えて行動することを心掛けてください」と、全社員に向けて社長としての意気込み、抱負を語った。
引き続き、昇進辞令発表、定年退職者表彰、永年勤続(30年・20年・10年)表彰が執り行われ、昨年の全体会議以降に入社した新入社員が紹介された。
2025年度イトウ事業方針発表では、伊藤弘晃社長が再び登壇し、今年度の売上目標と10個の事業方針を語った。伊藤社長によると、同社の今年度目標は前年度比108%必達。目標達成のために必要な“粗利率にこだわる”“東京エリアの強化”“コスト意識を持つ”“営配一体で取り組む”“人事評価制度の見直し”“学びを大切に”“健康経営”等、10のキーワードを挙げ、今年度の取り組みを社員に語った。
その後も、営業部方針説明、配送センター方針説明、健康経営プロジェクトとSDGsプロジェクトの発表、営業MVPやセンターエース、最優秀アシストの各発表等が続き、最後に伊藤辰之会長が登壇。「今年は社長交代という節目の年となりました。社長が交代すると会社もいきなり変わるかといえば、そうではありませんが、これからは新しい価値観を持った若い社長に頑張っていってほしいと思います。私から社員の皆さんにお願いしたいことがひとつだけあります。皆さんにはぜひ経営者的な視点をもって仕事に取り組んでいただきたいということです。新入社員の皆さんには難しいと思いますのでまずはリーダー、管理職の皆さんから、経営者の視点を持ってください。『自分が経営者だったらどうする?』という視点で考えるとモノの見方がガラっと変わります。いきなりは難しいと思います。少しずつこのことを意識していてください。32年間、私がこうして社長を続けてこられたのも社員の皆さんの支えがあってこそだと思います。心からお礼を申し上げます。これからは、私以上に新社長を支えていただいて、会社がますます発展できるよう皆さんにお願い申し上げます」と、これまでの感謝の気持ちを語っていた。
休憩をはさみ、第二部では取引先企業関係者らが招かれ、“商売繁盛・人生繁盛は、こころ元気から!”と題した講演会が開催された。こころ元気研究所所長兼エンパワーコミュニケーション社長の鎌田敏(びん)氏が講師を務めた。
その後は、生バンド演奏に迎えられ、参加者全員で懇親会を開催。伊藤弘晃社長の挨拶のあと、大垣共立銀行大曽根支店の小久保俊之支店長が乾杯の音頭をとって宴は幕を開けた。宴もたけなわとなったところで伊藤辰之会長が登壇し、取引先関係者に感謝の言葉を贈り、最後はこの日の総会幹事長を務めた都築氏の中締めで散会となった。
新機能「便スキャン」搭載
ネオレストLS-W/AS-W
TOTO 8月1日より発売開始
TOTO(社長=田村信也氏、本社=福岡県北九州市)は、新機能「便スキャン」を搭載したウォシュレット一体形便器『ネオレストLS-W』『ネオレストAS-W』を2025年8月1日から日本国内で発売する。
TOTOでは従前より「きれいと快適」と「環境」が両立したトイレを追求してきた。2024年4月からはマテリアリティの「きれいと快適」に「健康」を加え、同社ならではの価値創造を目指している。その皮切りとして、本商品より「健康に寄り添う」という新たな価値を提案する。
近年、日本では健康寿命の延伸や生活習慣病予防への関心が高まり、日々の健康管理に対する意識が向上している。TOTOの調査によると、約69%の人が自身の健康や体調と便に関連があると思うと回答し、排便後に便の状態を確認する人は76%に及ぶ。一方、便の状態をスマートフォンのアプリ等でデジタル情報化している人はわずか6%。便の状態を確認しても、日々記録している人は少ないという実態が伺える。
「便スキャン」は、ウォシュレットに内蔵した便スキャンセンサーで落下中の便をスキャンし便の形(硬さ)・色・量を自動で計測する機能だ。必要な操作はリモコンの個人設定ボタンを押すだけ。いつも通りにトイレを使うだけで、簡単にデータを取得できる。計測データは、対応サービス「TOTOウェルネス」アプリに送信され、毎日の便の状態や傾向を分かりやすく表示。さらに最新のデータに基づいた生活の気づきとなる情報も提供してくれる。もちろん、便器やウォシュレットのノズルを自動除菌する機能など、トイレを清潔に保つ高度なクリーン技術、癒しと寛ぎをもたらすデザインなど、従来からのネオレストLS/ASの特長は本商品にも変わらず備わっている。
TOTOは本商品を手始めに、無理なく自然と続けられる健康習慣「デイリーウェルネス」を、今後も提案していくという。詳しくは同社ウェブサイトへアクセスを。
国内外86名が10種目を競い合う
技能向上と育成風土醸成を目的に
三菱電機ビルソリューションズ 技能競技大会開催
三菱電機ビルソリューションズ(社長=織田巌氏、本社=東京都千代田区)は、同社稲沢ビルシステム製作所(所在地=愛知県稲沢市)において6月19日と同21日の2日間、昇降機(エレベーター・エスカレーター)のものづくりに携わる従業員の技能研鑽と技術力向上、ならびに職場における育成風土の醸成を目的とした技能競技大会を開催した。48回目となる本大会には、同社従業員のほかに国内外のグループ会社から合計86名が参加し、昇降機製造における構造物、配電盤組立、金属塗装、曲げ板金など10職種で日ごろ培った技能を競い合った。
本大会は、後日、三菱電機グループ全体で開催される「全社技能競技大会」の予選会も兼ねており、上位入賞者(一部職種除く)は「全社技能競技大会」に出場できる資格を得る。
同社は、利用者に安全・安心を提供することを最も重要な使命と捉え、技能の伝承や、技能・技術力の向上を目的とした社内競技大会を各地で開催している。昇降機の開発・製造を行っている稲沢ビルシステム製作所では、ものづくりに携わる従業員の技能・技術を競う大会を1977年に開始し、以降、コロナ禍等で中止を余儀なくされた時期もあったが、定期的に開催している。
また、同社教育センター(所在地=東京都小平市)では昇降機や空調・冷熱機器などのビル設備の保守に携わる技術者の技能・技術を競う大会を1981年に開始し、以降、こちらも定期的に開催している。
有川真明稲沢ビルシステム製作所長は開会式で「練習で培った技能、競技に対する情熱を本番で大いに発揮していただくとともに、大会を通じてお互いが切磋琢磨しながら技能交流を深め、グローバルな大会として大いに盛り上げてください。上位入賞者には三菱電機グループの「全社技能競技大会」への出場権利が与えられ、参加者は技能だけでなく人としても磨かれて大きく成長できる機会となります。昨年の「全社技能競技大会」では、稲沢ビルシステム製作所は銀メダル1つ、銅メダル3つを獲得しました。日々の努力が実を結んだ結果です。皆さんも出場を目指し、さらなる成長と当社の技能レベルの底上げに繋がる活躍を期待しています」と挨拶した。
心と技のある専門商社を目指す
新中期経営計画スタート
山 善 2025名古屋山善エース会総会開く
山善名古屋支社(専任役員名古屋支社長=上村伸行氏)は、5月22日午後2時より「2025名古屋山善エース会総会」をANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で開催した。同社の主力販売店である会員103名が出席する中、2025年3月期(第79期)の決算報告や新中期経営計画の概要説明などが行われた。
第1部総会の開会にあたり上村支社長が挨拶し、名古屋支社の現況報告を行った。同支社の第79期の業績は、売上高が前期比102%の微増。部門別では機械事業部が93%、産業ソリューション事業部が108%、ツール&エンジニアリング事業部が103%という結果だった。現場第一主義に則り、得意先、仕入先との関係強化に努めるとともに、活動面においては脱炭素・資源循環・自動化・熱中症対策などをテーマとした展示会や、工場見学、工作機械・測定機器の受注を目的としたメーカーとのコラボ展示、相談会などを積極的に推進した。
今期(第80期)については「売って、売って、売りまくる支社を目指す」とし、そのための方策として「まずエース会の皆様を軸とした主力のお客様に対し、最適な更なる提案と売り込みを企画させていただく。そして『木を見て森を見る』をスローガンに、日々の商売からその先を想像して次の一手を打つ、地に足の付いた提案から次のビジネスにつなげる活動を推進していく」と説明。中部どてらい市の取り組みも合わせ、会員に引き続き支援をお願いした。
次いで、エース会を代表して挨拶に立った佐野太亮佐野社長は「新型コロナウイルス感染症以降、景気の回復が期待される中、社会やお客様のニーズの多様化が進んでいる。特に近々の課題として認識しているのが、カーボンニュートラル。山善様は2008年よりグリーンボールプロジェクトを開始して環境優良商品の販売に尽力され、既に17年間で60万トン以上のCO2削減効果を上げておられる。また、2024年10月より製造現場のスムーズな商品購入や我々販売店の業務効率化のサポートを目的とした『ものづくり総合プラットフォーム(テライド)』をスタートさせてDX化を図ったほか、本年1月には最新の物流システムを導入して物流の効率化と省人化を実現した『ロジス大阪』を稼働させるなど、様々な社会課題に対して投資をされている。その積極的な姿勢は、今期より指針を示された新中期経営計画を必ずや成功させてくれるものと期待している。我々もアドバイスや指導をいただきながら協力していきたい」と述べた。
続いて岸田貢司山善社長が挨拶に立ち、2025年3月期連結決算、新中期経営計画と今後の取り組み方針について説明した。
同社の2025年3月期は、売上高が5161億26百万円(前期比1・8%増)、営業利益が95億35百万円(同3・6%減)、経常利益が100億18百万円(同4・0%減)、当期純利益が78億45百万円(同20・9%増)。海外生産財事業と住建事業が堅調に推移し増収となった。一方、営業利益は基幹システム関連費用や人件費及び物流費の増加等で販管費が4・5%増加したことにより減益となった。
岸田社長は、2025年3月期を最終年度とする中期経営計画「CROSSING YAMAZEN 2024」(第77~79期)を振り返り、「当社は売上高の約65%がものづくりに関わる生産財だが、この3年間なかなかフォローの風が吹かなかった。成長投資としてシステム投資を108億3000万円、ロジス・物流センター等の設備投資を61億円行った。事業投資枠も200億円用意したが、18・5%(36億9000万円)しか達成できなかったのは反省すべき点だ。今後の3年間で、より積極的な投資をしていきたい」と述べた。
新中期経営計画「PROACTIVE YAMAZEN 2027」(第80~82期)については、名前に“先んじる、前に向かう”という意味のPROACTIVEを用い、今年の山善グループ経営スローガンとあわせて「先行きが見通せない世界情勢の中で、固定観念を捨て去ってPROACTIVEに行動していこう」という思いを込めた。前中期経営計画の機能拡充期からステップアップする「価値創造期」と位置付け、「世界のものづくりと豊かなくらしをリードする」というVISION実現のため、成長ドライブへの投資と卸売ビジネスの強靭化に取り組む。
岸田社長は、達成したい5つの戦略ポイントとして①価値創造の深化②グローバル展開の加速③営業活動の高度化④経営基盤の強化⑤サステナビリティ経営の強化―を挙げる中で、価値創造の深化では「エンジニアリング機能を拡充し、お役に立てる専門領域を深化させていく」との考えを示した。また、グローバル展開の加速に関しては4月1日から海外事業部を立ち上げたことなどを紹介した。最終年度となる2028年3月期(第82期)の通期目標を売上高6000億円、営業利益160億円、経常利益160億円、当期純利益110億円とし、「心と技のある専門商社を目指して、3年間駆け抜けていく」と決意を語った。
2026年3月期(第80期)の通期見通しは、売上高5300億円(前期比2・7%増)、営業利益90億円(同5・6%減)、経常利益90億円(同10・2%減)、当期純利益70億円(同10・8%減)。売上高は過去最高を目指す。
岸田社長は各事業部の第80期の取り組みを紹介した後、どてらい市誕生50年にも触れ「様々な苦難を乗り越え50年を迎えられたのも、皆様のご協力のおかげと感謝する。『商機は常に現場にあり』の精神のもと、『進取果敢』な姿勢で共により高く、より遠くへ進んでいきたい」と結んだ。
山善の役員と名古屋支社の部門長が紹介され、総会を終了した。
第2部の特別講演会では、元プロ野球選手で野球評論家の広澤克実氏が「私の野球人生~野村、長嶋、星野監督に学んだこと~」と題して講演。
講演会の後は会場を移して第3部懇親会が開かれ、参加者相互の親睦が図られた。
穴あけ加工用ヘッド交換式ドリル
「CoroDrill(R)DE10」を発売
サンドビック・コロマント ドリルボディの寿命を大幅アップ
サンドビック・コロマントが、このほど「CoroDrill(R)DE10」の販売を開始した。
同製品は、ドリルボディの寿命を大幅にアップするとともに、高い送りで安定した穴あけ加工を可能にするヘッド交換式ドリルで、旋盤加工、傾斜面の入り際抜け際、凹凸面、交差穴においても安定した性能を発揮する。
特許取得済みのクランピングインターフェースを採用しており、ヘッドとボディとのコンタクト面を傾けることで、加工中に発生する力がヘッドを締め付ける方向にかかり、よりクランプ力が安定して維持され、予測可能な長いボディ寿命が期待できる。これにより「ドリル加工で重要な左右のバランスが取りやすい」「スクリュー等のスペア部品が必要ない」「迅速で簡単にヘッドの取り付け取り外しが可能」「トルク管理が必要ない」といった従来のクランプ方式のメリットを持ちながら、課題となっていたドリルボディの寿命の短さや不安定さを解決した。
ヘッドは、中心部の食い付き性、コーナ部の強度を考慮した複数の先端角からなるジオメトリを持ち、求心性が格段に向上。また、ヘッドコーナ部が強化され、高い切削条件により、コーナ部で溶着や逃げ面摩耗が集中しても、チッピングの発生を抑えることができる。
さらに、ツイストクーラントチャネルと、切りくず処理と剛性を考慮したフルート形状により、突出しが長い加工でも切りくず詰まりのない安定した加工が可能。突出し8Dにおいてもパイロット穴は不要で、サイクルタイムを短縮することができる。
ラインナップは、ドリル径11・00~17・90(0・1㎜刻み)、ドリルヘッドM5ジオメトリ、ドリルボディは円筒平取り付きシャンクISO9766準拠、加工深さは3D、5D、8D。今秋にはドリル径9・00~10・90(0・1㎜刻み)のドリルヘッドとドリルボディの導入を予定している。
日本ダイカストマシン工業会主催
「第24回技術セミナー」
EV化に対応する先進技術が一堂に
日本ダイカストマシン工業会は、ダイカスト製造と設備に関する最新技術を紹介する「第24回技術セミナー」を、7月25日に機械振興会館(東京都港区)で開催する。自動車業界を中心としたEV化の加速や軽量化ニーズに応える先進技術が一堂に会し、現場の課題解決や今後の技術戦略に資する場となる。
同セミナーは同工業会の主催によって毎年開催されており、今回は日本ダイカスト協会、日本ダイカスト工業協同組合、日本自動車部品工業会、日本鋳造協会、日本鋳造工学会、日本マグネシウム協会、素形材センターの7団体が協賛に名を連ねる。参加対象は会員・非会員問わず幅広く、定員は70名。参加費は会員1万7千円、非会員2万2千円(いずれも税込、テキスト・昼食付き)。
冒頭では、経済産業省製造産業局による支援施策の紹介に続き、需要動向の分析を踏まえた基調講演が行われる。メインの技術講演では、EV部品やギガキャストへの対応を視野に入れた「ハイサイクル鋳造による省エネ性、生産性の向上について」(UBEマシナリー)、ひけ巣低減を目的とした「ダイカストマシンの増圧電動駆動を利用した鋳造技術のご紹介」(TOYOイノベックス)、大型製品への対応とコスト削減を目指す「低圧化鋳造における品質改善の取組み」(芝浦機械)が発表される。
さらに、リサイクルを重視した材料技術として、山田製作所による「最近時の自動車用アルミダイカスト技術と材料技術動向」が報告される。また、中央発明研究所は「ダイカストにおける真空装置と高速遮断弁」を紹介し、EV市場における高精度・多品種対応の鋳造ニーズに応える。
セミナー終盤では、日産自動車が長年にわたる車体用アルミ鋳物の開発成果を披露するとともに、ギガキャストに向けた新たな挑戦として「車体用アルミニウム鋳物の市場動向と日産自動車における歴史およびギガキャスト開発について」を語る。閉会後には講師と参加者による交流の時間も設けられ、実務レベルでの疑問や情報交換が期待される。
参加申し込みは7月7日まで。申し込み後に請求書が送付され、支払いは7月14日までに行う。定員に達し次第締切となるため、関心のある企業・技術者には早めの申込が推奨される。EV時代のダイカスト技術の展望を掴む機会として、業界関係者の注目が集まっている。
申し込みは日本ダイカストマシン工業会のホームページ(https://www.sokeizai.or.jp/pages/22/)から。
(提供=機械振興会館記者クラブ)
昨年を上回るメーカー30社が出展
「キャラバンカーEXPO2025」
服部商会 多数の来場者で盛況裏に終了
機械工具の総合商社、服部商会(社長=服部嘉高氏、本社=愛知県津島市)は5月14、15の2日間、仕入先メーカー各社のキャラバンカーを集めた展示会「キャラバンカーエキスポ2025」を同社駐車場で開催した。
この展示会は、コロナ流行時の2022年に最適な商品を発信する場を模索する中で開催されたのが始まり。以来、年々規模を拡大し、4回目となる今回は昨年を上回る30社が出展した。
同時開催セミナーも充実。メーカーによる技術セミナーをはじめ、経営者向けセミナーなど全9種が行われ、いずれも好評を博した。
会期中はキッチンカーの出展や、来場特典としてライブ抽選会も行われ、会場は賑わいを見せた。
出展メーカーはじめ関係者が参加して行われた開会式では、服部社長が「この企画を始めて4年になり、展示会の必要性も変わってきた。新商品を是非PRしたいところだが、お客様にとってその日初めて知ったものはすべてが新しい商品。今ある商品をお客様が把握できているかの再確認と、今のシステムを更に良くする商品を皆様と一緒に提案し、お客様に販売していきたい」と挨拶。
メーカーを代表して挨拶に立った、寺尾純三菱マテリアル加工事業カンパニー営業本部国内営業部東海ブロック長は「今回主力ユーザー様が250名以上来場されるとお聞きしている。我々メーカーは自信をもって、対面でお客様に物を触って頂きながら色々な商品を紹介できればと思っている。新しい案件、引き合いを目指して共に頑張りたい」と意気込みを述べた。
商社を代表して、上村伸行山善専任役員名古屋支社長は「コロナ禍の時代、何とかお客様との接点をと、工夫をして考え出された展示会。今ではすっかり服部商会様の年中行事として定着した感じだが、出展されるメーカー様にとっては、キャラバンカーでそのまま来て展示ができるので、本当に効率が良い、言い換えれば生産性が上がる展示会だと思っている。この2日間しっかりと展示会を盛り上げていきたい」と挨拶した。
過去最高の90名が参加し交流
優勝は渡辺盛道氏(三信商会)
岐阜機工会 ボウリング大会を開催
岐阜機工会(会長代理〈当時、現会長〉=田口健一氏・タグチ社長)は、5月16日午後7時よりACグランド(岐阜市茜部)にて恒例のボウリング大会を開催した。
今大会には会員企業から過去最高の90名が参加。和気あいあいと楽しくゲームを進め、2ゲームのトータルスコアで順位を競った結果、351点を獲得した渡辺盛道氏(三信商会)が見事優勝に輝いた。
表彰式では、田口会長代理が「本日はお忙しい中、たくさんの方にご参加いただき有難うございます。また夏にはビアパーティーもあるので、多くの皆様と楽しい時間を過ごせればと思います」と挨拶。
成績発表が行われ、各賞受賞者に豪華景品が贈呈された。
上位入賞者は次の皆さん。
▽優勝=渡辺盛道(三信商会)351点
▽準優勝=筧隆一(澤商)338点
▽第3位=佐高幸平(澤商)334点
▽第4位=高橋直正(澤商)324点
▽第5位=高井淳(澤商)313点
※敬称略