第2924号 令和7年6月1日
適正利潤を確保し賃上げ目指す
事業計画案など全議案を承認
岐阜県管工機材商組合 第48回通常総会を開催
岐阜県管工機材商組合(理事長=森浩氏・山兼社長)は、5月8日午後5時30分よりホテルグランヴェール岐山(岐阜市柳ケ瀬通)において第48回通常総会を開催した。事業計画案など4議案が上程され、いずれも承認された。今年度も引き続き、組合のスローガンである「適正利潤の確保による健全経営の確立」の実現のために、理事会・研修会及び実務責任者会議(木曜会)の一層の充実に努力すると共に、諸行事を通して親睦交流を密にし、組合参加意識の高揚を図っていく。
総会は組合員20社中15社の出席により成立し、司会の横野悟理事(安田取締役)が開会を告げた。
冒頭、森理事長が「ここの所、本当に物価高で国民が皆、喘いでいる状況。米の価格は1年前の倍以上になってしまっている。政府の政策がなかなか追いつかない状態だ。私どもも従業員を抱えている身なので、皆でたくさん売って儲けて、賃金アップしていけるよう頑張りたい」と挨拶。森理事長を議長に選出して議事に入った。
第1号議案=2024年度事業報告並びに収支決算報告承認の件は、事務局を担当する木野村文彦理事(木野村社長)より事業報告と収支決算報告、岩田充監事(イワタ社長)より監査報告がそれぞれ行われ、満場一致で承認された。
第2号議案=2025年度事業計画並びに収支予算案承認の件は、木野村理事より事業計画と収支予算案の説明があり、満場一致で承認された。本年度事業は、第48回通常総会(本総会)▽理事会=4回(7月17日、10月16日、12月4日、2月26日)、於ホテルグランヴェール岐山▽親睦ゴルフ=2回(11月6日、3月26日)、於岐阜関カントリー倶楽部▽新年賀詞交歓会=1月29日、於ホテルグランヴェール岐山を予定している。
第3号議案=実務責任者会議(木曜会)報告承認の件は、大野圭太幹事長(瓶由)と会計担当の髙橋宏明氏(白木商会)より①2024年度事業報告・収支決算報告②2025年度事業計画・収支予算案の説明が行われ、満場一致で承認された。
第4号議案=その他は、特になし。
以上で議案審議を終え、渡部勝裕副理事長(大東社長)の閉会の辞で総会を終了した。
この後、木曜会の会員らも含め総勢21名が参加して懇親会が開かれ、和やかに歓談し親睦を深めた。
マニピュレータ、ロボット統計
受注額が前年同期比32.2%増
日本ロボット工業会2025年1~3月期【会員ベース】
一般社団法人日本ロボット工業会(会長=橋本康彦氏・川崎重工業社長)が4月24日発表した「マニピュレータ、ロボット統計 受注・生産・出荷実績【会員ベース】」によると、2025年1~3月期の産業用ロボットの受注額は前年同期比32・2%増の2091億円、生産額は22・2%増の1986億円だった。
受注状況は、前四半期に続き電子部品実装機が強い回復を示したほか、垂直多関節ロボットを中心としたマニピュレーティングロボットも同様の傾向を示し、受注額は3四半期連続の増加となった。
出荷実績をみると、総出荷額は前年同期比16・5%増の2018億円。このうち、国内出荷額は2・3%増の542億円で3四半期連続の増加、輸出額は22・8%増の1476億円で8四半期ぶりに増加に転じた。
国内向けは、電気機械製造業向け、自動車製造業向けともに主要用途で減少が見られたものの、トータルで増加となった。用途別では、スポット溶接用や半導体用などが大きく増加した一方で、アーク溶接用は大きく減少、実装用も勢いのない状況が続いた。
輸出は、アジア向けが中国を中心に増加し、実装用は1年を通して前年同期を上回ったほか、溶接用や他用途も堅調だった。北米向けもマテハン用、溶接用を中心に増加し、7四半期ぶりに増加に転じた。マテハン用やスポット溶接用の大幅な減少が続いているものの、実装用や半導体用が引き続き増加した。一方、欧州は2020年の水準にまで落ち込んでいる。
同工業会は「内外需ともに着実な回復が見込めるものの、世界経済の分断が需要環境を覆い、先行きに不透明感が漂っている」との見解を示した。
全国大会(大阪)に19社が参加
岩田理事長はじめ全役員留任
名古屋伝動機商組合 令和7年度総会を開催
名古屋伝動機商組合(理事長=岩田典之氏・イワタ社長)は、4月23日午後6時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦において令和7年度総会を開いた。当番幹事の大喜産業中田博規氏とダイドー竹中克徳氏が司会進行を務めた。
冒頭、岩田理事長が挨拶で「景況感はトランプ関税、賃上げ、物価高と三重苦の中、皆さん企業を運営されている。この会は全国展開している企業も地場企業もあるので、意見交換をして良いものを取り入れながら、各社で工夫し発展できればと思っている」と述べた。
また、全国大会について「5月の全国大会(大阪大会)には19社が参加する予定で、盛り上がると思う。3年後は名古屋での開催となるので、理事や若い方にも入ってもらいプロジェクトを進めていきたい。大阪のように万博という目玉はないが、皆さんの力をお借りして名古屋の元気な所を見せたい」と話し、協力を求めた。
議長に岩田理事長を選任して議案審議を行い、令和6年度事業報告、同会計報告、同会計監査報告を承認。
役員改選では岩田理事長以下、全役員の留任を決定した(別掲)。また、後任の育成にも取り組んでいくことを確認した。
引き続き令和7年度事業計画案、同予算案について審議し、原案通り承認可決した。
今年度の主な事業として、本総会の他、全国大会総会(5月21日、於ANAクラウンプラザホテル大阪)・観光(翌22日、於大阪・関西万博)、通常例会(7月、10月)、ボウリング大会(11月)、新年会(1月)、ゴルフコンペ(3月)を予定している。
その他、岩田理事長が大阪大会について次第などを詳述。交通手段に関しても意見交換した。
総会終了後は懇親会が催され、情報交換などしながら和やかに過ごし、中締めで長村康義副理事長(長村商店社長)が「楽しい懇親会と、本日は総会も滞りなく終わり、有難うございました。大阪大会の2日目に行く大阪・関西万博では現金が使えないそうなので、電子マネーの使い方を1カ月間特訓するつもり。皆さんで大阪の全国大会を盛り上げて、楽しい会にしたい」と挨拶し、散会した。
【役員】
▽理事長=岩田典之氏(イワタ社長)
▽副理事長=長村康義氏(長村商店社長)
▽会計理事=村瀬広幸氏(ムラセ社長)
▽常任理事=大矢顕氏(大矢伝動精機社長)
▽常任理事=服部将康氏(服部社長)
▽会計監査=本田政臣氏(本田商店社長)
『青年部らしい楽しく強固な組織へ』
新部長は佐藤健一氏(中部製作所)
愛鋲協青年部 令和7年度第2回総会開催
愛知鋲螺商協同組合(理事長=大野正博氏・中部製作所/以下、愛鋲協と表記)の青年部(部長=土方一憲氏・金城螺子製作所)は4月22日、名古屋市中区の木曽路錦店で令和7年度第2回愛鋲協青年部総会を開催した。開会前に本総会の成立が宣言されている。
冒頭、土方部長が「部長に就任して2年、いろんなことがありました。なかでも、昨年11月に開催されました、東京・大阪・神奈川の鋲螺商組合が4年に1度集まる『NOST交流会』に参加させてもらうことができ、本当に有意義な時間を過ごすことができました。その一方で、時には弟のように、また、時には兄のように親しく接してくれたねじのスーパー大和の木村さまがご逝去され非常にショックだったのを覚えています。力足らずで何事も進めるのが苦手だったのですが、皆さんのおかげでいろんな青年部事業を行うことができ、本当に感謝しています。来期から新体制になりますが、いろんな新しいことが展開されるものと期待しております。さて、中小企業を取り巻く環境は今、非常に厳しくなっております。円安、トランプ関税、賃上げ、人材不足等々いろんな懸念材料がありますが、中小企業のこうした集まりで何ができるかをしっかりと考えてやっていければ、愛鋲協、そしてこの青年部が価値あるものになっていくと思います。引き続きご協力の程よろしくお願いします」と挨拶。そのまま議長へと選出され、以下の議案審議へと移行した。
【第1号議案】令和6年度(令和6年4月1日~令和7年3月31日)事業報告ならびに収支決算および監査報告の件▽これらはいずれも満場一致で承認可決された。
【第2号議案】青年部規定改定(案)の件▽愛鋲協青年部規定の一部改訂案が上程され、これが満場一致をもって承認可決された。
【第3号議案】青年部役員改選(案)の件▽本総会をもって役員改選期を迎え、以下の新役員人事案が上程され、これが満場一致をもって承認可決された。愛鋲協青年部新役員は以下の通りだ。
●部長▽佐藤健一氏(中部製作所)●副部長▽片岡憲昭氏(片岡商店)●総務▽土方一憲氏(金城螺子製作所)●会計▽小倉英嗣氏(小倉商店)・佐野康介氏(佐野螺子工業)●監事(書記)▽福元信俊氏(藤田螺子工業)●顧問▽鈴木憲一氏(エフシーテック)※以上7名。
新部長への就任が正式決定した佐藤氏は「ただいま部長職を拝命いたしました中部製作所の佐藤でございます。青年部が再結成されて2年間、土方部長のもとでしっかりとしたカタチに出来上がっておりますので、それを引き継いで、力不足ではございますが、しっかりと務めさせていただきたいと思います。よろしくお願いします」と挨拶し、土方前部長から本総会の議長職を引き継いで会の進行を務めた。
【第4号議案】令和7年度(令和7年4月1日~令和8年3月31日)事業計画(案)・収支予算(案)の件▽これらは、いずれも満場一致をもって承認可決された。今期は『青年部らしい楽しく強固な組織へ』~日々変わりゆく時代の流れに対応し、協調力を発揮する~ という指針を掲げ、他地域との交流を深めていくとのこと。
【その他】本総会のゲストである佐藤卓哉氏(サトースクリュウ)の青年部加入が、この場で発表された。
以上、すべての審議を終え、総会は閉会した。
理事会の様子
自動化システム構築エリアが4倍に
奈良事業所リニューアルオープン
DMG森精機 4月14日に開所式を開催
DMG森精機(社長=森雅彦氏)は4月14日、かねてより改装工事を行っていた奈良事業所(奈良県大和郡山市)の開所式を執り行った。
奈良事業所では、自動化需要の高まりにより、工作機械製造を伊賀事業所(三重県伊賀市)に集約し、工作機械の組み立てを行っていたエリアを改修して、自動化システム構築エリアを従来比4倍の約2万㎡に拡張。業界で世界最大級のシステムソリューション工場として生まれ変わった。投資額は建物と設備で約90億円。
従来のシステムソリューション工場には、AIおよびEV向け実装基板自動外観検査装置を手掛けるグループ会社のサキコーポレーション奈良事業所が移転し、本年2月より稼働を開始した。
開所式の挨拶で森社長は「奈良事業所では、伊賀事業所やドイツで作った高度で耐久性に富み精度の高い5軸機、ミルターン機を中心に、自動化システムを付けて、2~3カ月テストをする。同時に全世界からオペレーターやプログラマーが来て、機械の使い方を覚え、各国に帰っていただく。お客様の現場では垂直立ち上げを行うというのが、この工場のミッションだ」と話した。
自動化システムはユーザーの加工ワークだけでなく、工場環境、勤務形態、生産数などに応じて多種多様な生産形態をとるため、顧客ごとに最適化されたソリューションが必要となる。奈良事業所では、パレットハンドリングシステム、ワークハンドリングシステムなど、多彩な自動化システムの設計から組み立て、出荷前のユーザー立ち会いまでを同社エンジニアが連携し、一貫した生産体制で高品質な自動化システムをワンストップで提供する。長さ100m以上の自動化システムラインも構築可能で、操作盤の組み立てや制御盤の試作品組み立ても行う。
奈良事業所で自動化システムを構築し、精度やシステム動作を確認してもらった後、ユーザーの工場で再構築する。事前に課題を解決してから出荷するため、立ち上げまでのリードタイムを大幅に短縮できる。また、厳格な入室規制や監視カメラの設置など、高度なセキュリティ体制を確立しており、機密性が高い案件にも対応する。
奈良事業所には北工場、制御盤工場、南工場の3つの工場と6階建ての事務所棟があり、延床面積は約4万㎡(うち、自動化システム構築エリアは約2万㎡)、220名ほどの社員が働く。3、4階は主に自動化開発部門のオフィスフロア、5、6階にはセミナールーム、カフェなどがある。また、工場屋根には大規模な太陽光発電パネルを設置し、工場内で使用する全ての空調と照明の電力をカバーする。
奈良事業所の近辺には、JR奈良駅前に第二本社・奈良商品開発センタ(奈良市)があり、その1階にグループ最大のアディティブ・マニュファクチャリング(AM)の研究開発施設「AMイノベーションセンタ」が4月開所した。また、奈良事業所の隣にグループ会社のサキコーポレーション奈良事業所があり、さらに近隣にはグループ会社マグネスケールのレーザスケール工場が2026年に稼働する予定。
森社長は「現在、奈良地区の売上は200億円弱だが、2030年にはこの4拠点で600~700億円にしていく計画。様々な周辺機器の会社と協力しながら、世界中のお客様を迎え入れて、日本の生産技術の拠点にしていきたい」と期待する。
開所式では、山下真奈良県知事、須賀千鶴経済産業省産業機械課課長・製造産業DX政策企画調整官、稲葉善治ファナック会長が祝辞を述べ、来賓らによるテープカットが行われた。
◇
この日は開所式前に、奈良商品開発センタ内の「AMイノベーションセンタ」が報道陣に公開された。
同施設では、DED方式とSLM方式の2種類の金属積層造形機を5台設置。ユーザーの多様なニーズに対して、同社エンジニアがDfAM(Design for Additive Manufacturing)により、革新的で創造的な形状の最適設計から積層条件の提案、実際の造形まで行う。
また、積層造形の前後工程で必要な粉末保管庫や3Dスキャナーなどの周辺機器も設置し、AMのショールームとしての役割だけでなく、実際に最先端の金属積層技術を用いて、ユーザーの製品開発から生産準備、検証までの一連のプロセスを体感できる。
なお、DMG森精機は4月1日付でAM事業のさらなる強化を目的に、新会社「DMG森精機Additive」を設立した。
令和6年度会計報告を承認
総会への提出議案を審議
愛鋲協 令和6年度第8回定例理事会
愛知鋲螺商協同組合(理事長=大野正博氏・中部製作所社長)は、4月24日午後6時30分より名古屋駅前の安保ホールで、理事6名が出席して令和6年度第8回定例理事会を開催した。なお、同日は理事会に先立って午後6時より監査が行われた。
冒頭、大野理事長が「理事会の前に会計監査があり、無事に印鑑をいただけたことを報告します。本日は、総会準備と組合活性化を目指した取り組みについてが主な議題になるので、慎重審議をお願いします」と挨拶。
理事会では、会計担当の小倉正嗣副理事長(小倉商店社長)が令和6年度会計決算報告を行った。また、佐野康介監事(佐野螺子工業専務)による監査で決算関係書類が適正であると確認されたことも併せて報告した。
第52期通常総会(開催日=5月23日)の準備に関しては、令和6年度事業など総会資料の原稿を確認した。
令和7年度会計予算案について小倉副理事長より説明があり、前年度実績を基に慎重に審議し承認された。現在の賦課金収入を中心とした組合運営は厳しい状況が続いており、組合事業を活性化し、組合員への還元という点でも有効な、以前実施していたETCカード事業の復活を検討していくことを確認した。
また、令和7年度組合員実態調査の結果により、令和7年度の賦課金収入はほぼ前年度並みとなることが事務局より報告された。
役員改選については、理事数を現行の9名から8名に減らすことを承認し、役員候補者の選定を行った。
6月5日(木)~7日(土)の3日間
「2025中部どてらい市」開催
どてらい市誕生50年特別企画も
工作機械・産業機器・機械工具・住設建材・ライフ特選品の展示即売会「2025中部どてらい市」が6月5日(木)~7日(土)の3日間、ポートメッセなごや第3展示館で開かれる。山善名古屋支社(専任役員名古屋支社長=上村伸行氏)の有力販売店94社が主催店となり、出展メーカー297社(いずれも5月20日現在)参加のもと、山善が事務局を務めて開催される。今年はどてらい市誕生50年を迎え、特別企画も予定されている。
山善の「どてらい市」は、メーカー・山善・販売店が三位一体となって取り組む展示即売会で、地域のユーザーを招いて毎年全国20カ所以上で開催されている。1975年(昭和50年)4月に東大阪市で第1回を開催したのが始まり。
今年のメインテーマは「現場の課題解決を、リアルで体感!」。第48回目となる今回の中部どてらい市では、モノづくりを応援する生産財から暮らしを豊かにする消費財まで、幅広く各社選りすぐりの新商品や売れ筋商品、特価商品などを展示する。売上目標115億円、来場者は1万人を見込む。
誕生50年特別企画として、クイズの参加者に粗品をプレゼントする「どてらい市クイズ」(5日(木)・6日(金)、各日先着1千名)や対象商品の購入でプレゼント券がもらえる「プレゼントセ―ル」を新たに実施するほか、好評のスタンプラリー「どてらいナンバーズ5」(7日(土))も当選本数を大幅アップして行う。
また、恒例のお買い上げ特典をはじめ、ふれあいどうぶつえん、バルーンピエロ(子ども向け企画)、お菓子販売会の催しやキッチンカーの出展など、盛りだくさんの企画で来場者を迎える。
開催時間は、5日(木)・6日(金)が午前10時~午後5時、最終日7日(土)は午前9時30分~午後4時。来場には事前登録が必要で、中部どてらい市HP(https://www.chubu.doterai.com/)から登録できる。事前登録し、展示会期間中に会場受付でQRコードを提示すると、抽選で素敵な景品が当たる「お楽しみ来場抽選」も行われる。
各部門の取り組み方針
【機械事業部】
「『未来を切り拓く、固定観念を超えた挑戦』~革新的な技術やアイデアを紹介~」をテーマに、①高付加価値製品の提案②メーカーコラボによる加工改善の提案③鍛圧板金機械における加工提案④各種補助金やデジタルサービスを活用した機械の提案―を行う。
高付加価値機では、5軸加工機・複合加工機の出展に加え、自動化装置や計測装置等とのコラボ展示を実施。加工改善では、加工機+周辺機器(治具・ツーリング・刃物・CAM・測定等)のコラボ展示によるソリューション提案を行う。活況の鍛圧・板金機械業界における最新機能・技術を紹介する鍛圧板金コーナーや、補助金コンサルタント会社が申請を支援する補助金相談コーナー、製造現場向けデジタルサービスを提案する「ゲンバト」ブースを設ける。
【産業ソリューション事業部】
「現場課題をソリューションし、新たなムーブメントを共創!!」をテーマに、①労働人口減少・省力機器による労働環境改善(動きを目で見て、さわって実際の導入をイメージしてもらう)②省エネ/脱炭素/環境(CO2・電気代削減等に貢献する環境優良機器の提案)③物流現場の重労働の軽減、労働環境の改善(2024年問題への対応加速…待ち時間削減、人材確保)④暑熱対策機器―を提案する。
取り扱い分野は、マテハン機器▽メカトロ機器▽環境対策機器▽産業機器▽暑熱対策機器▽自動化関連機器。
【ツール&エンジニアリング事業部】
「持続可能な生産体制~変えよう現場の未来~」をテーマに、①生産性向上・作業効率化の提案②現場の労働環境改善/安全・安心サービスの提案③省エネ・カーボンニュートラルに即した商品提案―などを行う。
取り扱い分野は、切削工具(超硬/ハイス工具・インデキサブル工具)▽補要工具(ツーリング・マシンバイス・治具)▽測定・計測機器(測定工具、測定・計測機器)▽産業機器(電動・空気・作業工具、切断・研削砥石、発電機)。カーボーイ(安全・保安用品)、アラオ(同)、シュンク・ジャパン(ツーリング・グリッピングシステム)が新規出展する。50周年どてらい市にちなんだ、各出展メーカーオリジナルキャンペーンを実施。工作機械と周辺工具のコラボ展示や、機工製品YZブランドコーナーを拡充する。
【住建事業部】
「豊かでエコな暮らしとサステナブルな社会の実現」をテーマに、住宅分野では次世代高性能住宅へ向けた住宅設備の提案、非住宅分野では企業の脱炭素に向けた取組支援を行う。
GX志向型住宅向け商材や省エネ・創エネ・蓄エネ商材の展示、デザイン・利便性を備えた最新のキッチン、バスや高効率給湯設備等の展示のほか、補助金活用、非住宅リニューアル関連の提案などを行う。特売品コーナーでは数量限定の特価商材、当日限定の超特価商材を展示する。
【ライフ】
テーマは「『LINK OF HAPPINES』人々の幸せ、社会の幸せにつながる活動に取り組みます!」。①健康経営、労働環境改善、福利厚生、SDGsにつながる商材の提案(↓従業員エンゲージメントの向上、企業価値の向上)②BCP(防災・備蓄品)の提案(↓企業の不安解消)③ワクワク商材の提案(↓心と身体、個人と企業の健康の充実)に重点を置いて取り組む。
新規出展は、ナチュレ・ホールディングス(高級健康飲料・定期購入)とDENBA JAPAN(家庭用電位機器)。各テーマ(BtoB・BtoC向け)に合わせたレイアウトや特設ブースを設け、様々な角度から情報発信する。
出展メーカー
工 作 機 械
相澤鐵工所▽アイセル▽アイトス▽アマダマシナリー▽育良精機▽Aiソリューションズ▽エスカディア▽オークマ▽岡本工作機械製作所▽キャドマック▽キャムタス▽黒田精工▽ゲンバト▽三共製作所▽C&Gシステムズ▽ジェービーエムエンジニアリング▽ジェイテクト▽シギヤ精機製作所▽静岡鐵工所▽シチズンマシナリー▽澁谷工業▽ゼネテック▽ソディック▽ダイキンHVACソリューション東海▽大日金属工業▽宝機械工業▽TAKISAWA▽タクテックス▽ツガミ▽テクノソリューションズ▽東京精密▽ナガセインテグレックス▽中村留精密工業▽ニデックオーケーケー▽ニデックマシンツール▽はしづめ財務コンサルタンツ▽ファナック▽FANATEC▽フジ産業▽ブラザー工業▽プランベース▽ブルーム‐ノボテスト▽牧野フライス製作所▽松浦機械製作所▽三井精機工業▽三菱HCキャピタル▽三菱電機メカトロニクステクノロジーズ▽村田ツール▽安田工業▽山崎技研▽ヤマザキマザック▽レニショー
産 業 機 器
赤松電機製作所▽アマノ▽アムンゼン▽有光工業▽岩崎電気▽AIRMAN▽エアモア▽エクセン▽SDG▽エレクター▽オークラ輸送機▽OTファテック▽大阪ジャッキ製作所▽オリオン機械▽鎌倉製作所▽河原▽菅機械産業▽岐阜プラスチック工業▽協和製作所▽クリーンテックス・ジャパン▽ケミカル山本▽コガネイ▽コマツ産機▽蔵王産業▽サンキン▽三甲▽CKD▽シージーケー▽ジェイ・アンド・エス▽シグマー技研▽新東工業▽スイコー▽鈴木製機▽象印チェンブロック▽ダイアディックシステムズ▽ダイキンHVACソリューション東海▽DAITO▽大東精機▽ダイヘン▽大有▽TAIYO▽タケダ機械▽タスクイクイップメント▽田中インポートグループ▽田中技研▽THK▽寺田ポンプ製作所▽デンヨー▽トーヨーコーケン▽ナカトミ▽ナンシン▽日保▽日機▽日工▽日本セック▽NIVAC▽日本ホイスト▽花岡車輌▽パレス▽BXテンパル▽富士製作所▽扶桑金属工業▽ブラザー販売▽フルタ電機▽ブンリ▽ボッシュ・レックスロス▽マイト工業▽マックス▽丸山製作所▽三木プーリ▽三井精機工業▽宮川工業▽メイコー商事▽明治機械製作所▽山金工業▽ラクソー▽両備ホールディングス▽ワイエス工機▽ワタベ産業▽をくだ屋技研
機 械 工 具
アイゼン▽アサダ▽旭エンジニアリング▽アラオ▽イーグルクランプ▽育良精機▽イズミコーポレーション▽イチネンケミカルズ▽イチネンTASCO▽エスティジェイ▽nji▽エヌピーケイ▽NBCエンジニア▽MSTコーポレーション▽MCCコーポレーション▽エンジニア▽オーエスジー▽オーエッチ工業▽大阪製罐▽岡崎精工▽オグラ▽カーボーイ▽カクイ▽カトウ工機▽カネテック▽亀倉精機▽北川鉄工所▽京セラインダストリアルツールズ▽ケルヒャージャパン▽コスモキカイ▽三協リール▽サンドビック▽GVSジャパン▽静岡製機▽シュンク・ジャパン▽ショーワグローブ▽聖和精機▽スーパーツール▽スイデン▽鈴木油脂工業▽住友電気工業▽スワロン▽ダイキンHVACソリューション東海▽大同興業▽タクト▽タック技研工業▽田中技研▽田村総業▽津田駒工業▽鶴見製作所▽トーチョーマーキングシステムズ▽TONE▽ナカニシ▽名古屋ダイヤモンド工業▽ナベヤ▽日動工業▽日研工作所▽日進工具▽日新被服▽日東工器▽日本製紙クレシア▽日本オートマチックマシン▽長谷川工業▽ハタヤリミテッド▽パナソニック▽濵田プレス工藝▽ピカコーポレイション▽ビックツール▽藤井電工▽富士製砥▽フナソー▽ベッセル▽豊和工業▽ボッシュ▽前田シェルサービス▽マサダ製作所▽増田精機▽ミツトヨ▽三菱マテリアル▽ミツワ東海▽美濃工業▽ムラキ▽室本鉄工▽モトユキ▽MOLDINO▽柳瀬▽ヤマダコーポレーション▽山田マシンツール▽やまびこジャパン▽ユキワ精工▽淀川電機製作所▽日本精密機械工作▽レヂトン▽ロブテックス
住 設 建 材
アルインコ▽SFA Japan▽エスケー化研▽河村電器販売▽クリナップ▽コーホク▽コロナ▽サイエンス▽シャープエネルギーソリューション▽シャープマーケティングジャパン▽ダイキンHVACソリューション東海▽タカギ▽田窪工業所▽長州産業▽南海電設▽ニチコン▽日本アイ・エス・ケイ▽ノーリツ▽バスシステムデザイン研究所▽ハタノ製作所▽パナソニックハウジングソリューションズ▽パロマ▽日立グローバルライフソリューションズ▽プロス▽三菱電機住環境システムズ▽吉建▽淀鋼商事▽LIXIL▽リンナイ▽ワンド
ラ イ フ
アートギャラリー政次郎▽アイロボットジャパン▽アテックス▽アドバンス▽アラミック▽梅辰▽ウライ▽AMS▽エース企画販売▽MJ▽エルカジャポン▽かとう▽カメラのフレンド▽木神▽紀の国食品▽ケルヒャージャパン▽コイノテックス▽コラントッテ▽THANKO▽シティライフ▽ダイキンHVACソリューション東海▽中京医薬品▽テクノホライゾン▽DENBA JAPAN▽東洋羽毛東海販売▽トップスタイル▽ナチュレホールディングス▽日本ENJO▽日本トリム▽ニン▽ハートランド▽HARIMAYA▽廣畑▽ブオーノプラス▽フジ医療器▽冨士ファニチア名古屋営業所▽ブルマン▽メルシー▽山田電器工業▽ヤマト▽ユピテル▽ヨシノ▽利久▽リナーテジャパン▽ロイヤル
◇
※2025年5月20日現在。出展メーカーは予告なく変更になる場合があります。
シリーズ累計15万本突破
曲げ自在「LEDテープライト」
ハタヤリミテッド オプションパーツも充実
コードリールや照明器具の専門メーカーであるハタヤリミテッド(社長=足立達哉氏、本社=名古屋市中区大須)で人気の、使用場所に合わせてフレキシブルに曲げられるLED照明「LEDテープライト」は全13バリエーション。そのすべてが、難燃グレードⅤ-0(UL94規格に基づく)と高水準の難燃性を有している。ユーザーの使用目的に合わせて選べる豊富なラインアップのなかから最新の2製品を紹介する。
『ハイクラス両面発光タイプ』は全光束1800ルーメン(1mあたり両面合計)と、作業灯としてもしっかり使える明るさだ。連結部分は防水仕様となっており、100m以内であれば連結可能となっている。屈曲試験は“耐衝撃保護等級IK10”を誇り、これは40㎝の高さから5¥文字(G0-8432)の衝撃に耐えられることを意味している。また、防塵防水性能もIP55と優れた性能を発揮する。
『蓄光両面発光タイプ』は全光束1400ルーメンと、こちらも作業灯として十分に使える明るさとなっている。名前の通り“長持ち蓄光”が特長で、消灯直後から徐々に暗くなっていくものの、最大でおよそ90分間は視認することが可能だという(蓄光状態や周囲の明るさにより視認時間に変動あり)。また、耐衝撃性や防塵防水性も非常に優れており、その性能はハイクラス両面発光タイプと同等レベルを誇る。
いずれの製品にも、持ち運びや収納に便利な収納袋がセットタイプに付属。20m、10m、5mの3タイプセットから用途や使用環境に合わせて選べるほか、延長用として各タイプ単体も用意されている。
シリーズ累計販売数15万本を突破したハタヤリミテッドのLEDテープライトは、今なお進化を続けており、「T字型分岐ケーブル」「専用マグネットホルダー」など、LEDテープライトシリーズ専用オプションパーツもラインアップを拡大中。今後も新たなオプションパーツの発売が予定されているという。
各タイプのセット内容や販売価格など、本製品について詳しくは同社の顧客サービスデスク▽通話無料のフリーダイヤル(0120)686-888、または同社各支店などに問い合わせを。
衛生陶器製造80周年を迎え
『トイレの文化館』オープン
LIXIL INAXライブミュージアム内に4月17日
LIXIL(社長兼CEO=瀬戸欣哉氏、本社=東京都品川区)が運営する、土とやきものの魅力を伝える文化施設「INAXライブミュージアム」(所在地=愛知県常滑市)内に新たに完成した、日本のトイレ文化を発信する展示館『トイレの文化館』が、2025年4月17日から一般公開となった。それに先駆け4月16日には多くの関係者や報道陣が集まり、盛大にオープニングセレモニーが開催された。
LIXILの日本国内の水まわり・タイル事業は、日本六古窯の街として知られる愛知県常滑市に伊奈製陶(後のINAX、現LIXIL)が設立された1924年から数えて、2024年に100周年を迎えた。同様に、トイレなどの衛生陶器は、太平洋戦争終結直後の1945年から製造が始まり、2025年に80周年を迎えた。80年の歴史のなかで同社は、温水洗浄機能付き便器を初めて国産化して発売するなど、数々のイノベーションを創出してきた。トイレの進化をリードしてきた同社の水まわり事業の節目となる年に、日本のトイレ文化を世界に向けて発信する展示館がいよいよ開設となったのである。
『トイレの文化館』はLIXILの水まわり・タイル100周年を記念して、INAXライブミュージアムの7つ目の館として開設。木製便器の時代から、華やかに装飾された陶磁器製便器、水洗化を経て和魂洋才の技術的な発展を遂げ、空間としても充実した現代のトイレに至る日本のトイレの歩みを、約50点の実物と豊富な資料を実際に見て学んでいく。
展示室には江戸時代の絵図面をもとに復元された木製の樋箱(ひばこ)や、白地に青で美しい絵付けが施された染付古便器、世界に先駆けて発明された19世紀イギリスの水洗トイレなどの貴重なコレクションに加え、国産初の温水洗浄機能付き便器(シャワートイレ)など、日本のトイレ史を飾るエポックメーキングなトイレの数々が並ぶ。建物にもこだわりが。1階をコンクリート造、2階を木造としたこの建物には、廃材をマテリアルリサイクルして製作したモザイクタイルや階段吹き抜けの塗り壁など、随所にこだわりが見受けられる。
清潔さにおいても、技術においても、世界から注目を集めている日本のトイレ。その進化を辿るとともに、背景にある、清浄性や清らかさをトイレに求めた日本の心と技を世界に向けて発信する注目のスポット。ぜひ、足を運んでみてほしい。
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『トイレの文化館』施設概要
■所在地▽愛知県常滑市奥栄町1-130(INAXライブミュージアム内)
■電 話▽(0569)34-8282
■休館日▽水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
■INAXライブミュージアム・共通入館料▽一般/1000円、学生/800円、中高生/500円、小学生/250円
■敷地面積▽約732㎡
■建築面積▽約260㎡(1階ピロティ約90㎡、2階展示室約180㎡)
■設 計▽南の島工房一級建築士事務所(共同/森川設計)
■施 工▽小原建設株式会社
■内装・展示▽株式会社丹青社
■建築物▽鉄筋コンクリート造/木造、2階建屋内展示館
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本件に関して詳しくは、「INAXライブミュージアム」で検索を。
最上位商品「ネオレスト」
国内外累計出荷台数400万台突破
TOTO 発売開始から32年
TOTO(社長=田村信也氏、本社=福岡県北九州市)のウォシュレット(R)一体形便器「ネオレスト」が、2025年3月に国内・海外合計で累計出荷台数400万台を突破した。
「便器でない便器をつくる」。従来の固定観念を捨ててTOTOが持つ技術を結集し、機能、デザインすべてにおいてユーザーに最高水準の満足を提供できる次世代トイレを目指してネオレストの開発プロジェクトはスタートした。業界に先駆けて温水洗浄便座と一体になった便器の上にタンクが無いローシルエット形状のトイレの開発に成功。1993年4月に「ネオレストEX」を発売した。洗浄水量はそれまで主流だった13リットルから8リットルへと大幅な節水を実現。デザインも世界を見据えたものであった。以降30年以上にわたり機能とデザインを磨き続け、iFデザイン賞、レッドドット・デザイン賞など世界的なデザイン賞を受賞するとともに洗浄水量も節水が進み、現在では3・8リットルにまで減少している。今ではTOTOを代表する商品のひとつとして、日本のみならず世界で広く愛用されている。また、1987年から販売を開始したウォシュレット一体形便器は、ネオレストを含めてこれまでに累計出荷台数1300万台を突破(2024年7月時点)している。
ネオレストは「新しい(Neo)トイレ(Rest-room)」という意味が込められているウォシュレット一体形便器だ。初代「ネオレストEX」以降、TOTOトイレの最上位商品として、テクノロジーとデザインの両面でトイレの“新常識”を次々と生み出し、レストルームの新たな文化を創造し続けている。ウォシュレット一体形便器「ネオレスト」は「便器で無い便器を作る」というテーマのもと、日本のタンクレストイレの草分けとなる商品として1993年に誕生した。2017年にはウォシュレットの機能部分を陶器に内包した真の一体形便器として機能とデザインを両立させたネオレストNXが誕生。2022年には、優美な曲線で空間を上質に彩るハイデザインタイプのネオレストLSがラインアップされている。
「ネオレスト」には、毎日の掃除の手間を省く機能や節水機能など、さまざまな便利機能が搭載されている。
■ノズルきれい
「ウォシュレット」使用前後に水でノズルを洗浄する「セルフクリーニング」に加え、トイレ使用後「きれい除菌水」がノズルの内側も外側も自動で洗浄・除菌。使用していないときも定期的に洗浄することで、ノズルのきれいが長持ちする。
■きれい除菌水
「きれい除菌水」は、水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作られる除菌成分(次亜塩素酸)を含む水で、薬品や洗剤を使わず水から作られている。きれい除菌水は安全性の観点から水道水質基準の範囲内の濃度で作られており、安全で、さらに時間が経つと元の水に戻るので環境に優しいのが特徴だ。
■便座きれい
トイレ使用後に「きれい除菌水」を便座裏の先端部分まで吹きかけ、汚れをしっかりと漂白・除菌。普段は見えず、汚れに気づきにくい便座裏のきれいが長持ちする。
■トルネード洗浄
渦を巻くような「トルネード洗浄」が、少ない水で効率的に便器ボウル内を洗浄。汚物が付着しやすい便器後方に勢いよく水が当たるので、汚れをしっかり洗い流す。また便器正面から吐水口が見えないので、見た目もすっきりだ。
■フチなし形状
汚れが溜まりやすかったフチ裏を無くした便器形状。手前から奥までぐるりとフチなしなので、汚れが見えにくかった死角も解消。トイレ掃除はサッとひと拭きで完了する。
■オート機能
誰もが快適に使えるトイレを目指して、使う人の動きに合わせてさまざまな機能が自動で作動。トイレに入るときから出るときまで、面倒な操作を行うことなく快適に使用できる。
矢野福利厚生部長の挨拶で開会
2024年度開催組合野球大会閉幕し
愛機工 第83回組合親善野球大会反省会
2024年4月に開幕した愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)主催の『第83回組合親善野球大会』(組合福利厚生部主管/福利厚生部部長=矢野茂雄氏・滝川物産社長)も、2025年3月15日の決勝戦をもって無事に閉幕した。同4月21日には、毎年恒例となっている組合野球大会反省会が、名古屋市中区(東京第一ホテル錦地下)の喰海錦亭で開催された。年間を通じて務め上げた審判員、運営に携わっていた福利厚生部員、そして毎試合のように試合進行の手伝いを買って出ていた青年部のメンバーら20名ほどが集まり、その労をねぎらっていた。
午後6時15分、反省会の開会に先立ち、矢野福利厚生部部長が、「第83回組合親善野球大会も、3月に無事終えることができました。これもひとえに、出場していただいた選手の皆さまはもちろんですが、今日お越しいただいた審判の皆さま、試合を開催するたびに進行のお手伝いに来てくれていた青年部の皆さまのご協力があってこそだと大変感謝しております。第84回組合親善野球大会は既に4月5日に開幕しておりますが、2025年内には決勝戦を終わらせられるよう、できるだけスムーズな進行に努めてまいりますので、今大会もまたご協力の程よろしくお願いいたします。至らない点や改善してほしいことなどがございましたら、ぜひ今日のこの場でどんどん言っていただいて、第84回大会以降を少しでも良い大会にしていけたらと思っております」と挨拶。そのままグラスを手に乾杯の音頭を取って、反省会が開会した。
次々に運ばれる美味しい料理を堪能し、参加者同士で会話を弾ませていると間もなく宴たけなわとなり、滝澤有一青年部部長(松本商店社長)が中締めの挨拶をして、この日はお開きとなった。
社会人としての心構えと
ビジネスマナーを学ぶ
愛機工 2日間の新入社員研修を開催
愛知県機械工具商業協同組合は、経営対策部(部長=伊藤哲生氏・春日鋼機社長)が主管する社員教育事業の一環として、恒例の「新入社員研修」を4月15、16の2日間の日程で名古屋都市センター(名古屋市中区金山)にて開催した。
新入社員はじめ入社1年前後の社員を対象に、社会人としての「ものの考え方」や「職場での基本的な動作・マナー」を習得することを目的に行われ、今年は組合員企業から16名が受講した。
名南経営コンサルティングの池野知行氏が講師を務め「この研修は、一人前の社会人としてより早く自立し、より気分良く、より楽しく毎日を送り、よりスピーディーに仕事をこなしていくためのものです」と説明。
受講者は2日間を通して、学生から社会人への意識の切り替えをはじめ、挨拶、言葉遣い、身だしなみ、電話対応、名刺交換、指示命令の受け方と報告の仕方などのビジネスマナーを実習も交えながら学習した。
今後の生産能力増強に向けて
ミツトヨ 栃木県下野市に工場用地取得
ミツトヨ(社長=沼田恵明氏、本社=川崎市高津区)は4月1日、2019年より進めてきた宇都宮地区再開発計画の4次工事として新規工場建屋の建築を行うことを決定し、栃木県と土地売買契約を締結したと発表した。
同社は、2025-2029年中期経営計画で、「お客様の期待を超える」「測定器を“生産財”に変える」「ミツトヨの強みをつなぐ」をスローガンに掲げ、顧客への品質の高いサービス提供、生産の更なる効率化とスピードある柔軟な生産体制づくりを進めており、今後の生産能力の増強と製品の安定供給体制の構築に向けて、栃木県下野市に工場用地を取得することを決定した。
取得用地の面積は約9万9千㎡で、精密測定機器の製造拠点として活用する。
所在地は、栃木県下野市下坪山字結城道西1522番6および1550番1。