第2923号 令和7年5月18日

知恵と知識を出し合い共存共栄
新入会員として2社を承認
遠州機工会 令和7年度第14期通常総会


 遠州機工会(会長=前嶋孝行氏・前島商会社長)は、4月17日午後5時より浜松市中央区のホテルコンコルド浜松にて第14期通常総会を開催した。議案審議では今年度の事業計画・予算案など全議案を承認可決。正会員に伊藤機工(社長=伊藤寿浩氏)、賛助会員にNTKカッティングツールズ(浜松営業所長=増田俊氏)の新入会を承認した。

 辻有紀男会計(大弥社長)が総会の司会進行を務め、開会に先立ち、立会人として出席した賛助会員の役員等が紹介された。
 総会の冒頭、前嶋会長が「昨年役員のメンバーが変わって若返り、色々な提案が出てくる。少しずつ遠州機工会も変わってきたような気がしている。皆様の力をお借りして、また1年間活動していくので宜しくお願いします」と挨拶。
 杉浦一暢副会長(三賀社長)より会員総数17社中17社出席(本人出席15社・委任状2社)で総会が成立すると報告された。
 前嶋会長が議長を務めて議案審議を行い、第1号議案=第13期事業報告▽第2号議案=第13期会計報告及び監査報告▽第3号議案=第14期事業計画案▽第4号議案=第14期予算案をいずれも原案通り承認可決した。
 第5号議案=入退会の件では、新入会員として伊藤機工(正会員)、NTKカッティングツールズ(賛助会員)の2社を承認。また、北川鉄工所(賛助会員)の退会も承認した。
 その他、会員名簿、委員会名簿について報告があり、以上で総会を終了した。
 総会の後は、賛助会員を交え総勢60名が参加して懇親会が開かれた。
 引き続き辻会計が司会を務め、前嶋会長が挨拶で「遠州機工会の一番の課題は会員の増強。今年は正会員1社、賛助会員1社の2社にご入会いただき感謝している。先行き不透明な中、我々正会員、賛助会員の皆様との共存共栄を踏まえて頑張っていきたい」と述べた。
 新入会員の紹介があり、代表者が登壇して挨拶した。
 続いて、坂井俊司全機工連会長(NaITO社長)が「コロナ禍以来、なかなか景況が上向かず、皆様も苦労をされているのではないか。自動車の認証や電動化の問題がある中で、さらにトランプ米政権の関税措置と、前が良く見えない状況だ。色々な仕事に取り組んだり、商品の勉強をしたりと、様々な形で切磋琢磨していく時代だと思う。色々な苦難があったにも拘らず、まだまだ力のある機械工具業界なので、この大変な時期を乗り切っていけるのではないか。これから問題になるのは人手不足。生産人口が減少する中で、どのようにカバーしていくかを見つけるビジネスチャンスと考えられるので、全機工連も含めて皆様で考え抜いて、新しい取り組みができればと考えている」と挨拶。11月4日の全機工連全国大会(東京大会)、全機工連が後援するMECT2025(10月22~25日)への参加も呼びかけた。
 高橋良治日東工器中日本支社販売部長の発声で乾杯し、歓談の場となった。賛助会員の新任者の紹介などもあり、杉浦副会長の中締めで盛会のうちに終了した。

日工会 2025年3月分工作機械受注総額
前年同月比11.4%増の1511億円
2024年度累計は2年ぶりの1兆5000億円超え


 一般社団法人日本工作機械工業会(日工会、会長=稲葉善治氏・ファナック会長)が4月24日発表した2025年3月分の工作機械受注額(確報値)は、総額が前年同月比11・4%増の1511億1百万円で、6カ月連続して前年を上回った。1500億円超えは30カ月ぶり。
 内需は、前年同月比横ばいの492億64百万円。主要4業種では「一般機械」と「電気・精密」が減少した一方、「航空・造船・輸送用機械」は76・0%増と大幅に増加した。「自動車」も25・1%増となったが、国内での新車開発方針が定まらない中、2022年4Q以降弱い動きが続いている。
 外需は、17・9%増の1018億37百万円で、6カ月連続して前年を上回った。欧州、北米は減少したが、アジアが12カ月連続の増加で堅調を持続。中でも、インドは127・5%増となり過去最高額(98億21百万円)を記録した。中国は政策効果により42・2%増と好調だった。
 日工会は今後について「米国関税措置の影響拡大も懸念され、動向を注視」するとの見解を示した。
 併せて発表された2024年度累計の受注総額は、前年度比3・9%増の1兆5097億36百万円で、2年ぶりに増加に転じた。
 内需は、2・9%減の4441億62百万円。主要4業種では「航空・造船・輸送用機械」のみ増加(4年連続)し、「一般機械」と「自動車」は2年連続、「電気・精密」は3年連続の減少となった。
 外需は、7・0%増の1兆655億74百万円で、過去4番目の高水準だった。主要3極では、アジアのみ増加し2年ぶりの5000億円超え。欧州は4年ぶりの2000億円割れ。北米は前年度比減ではあるものの4年連続の3000億円超えとなった。
 外需比率は前年度から2・1pt上昇して70・6%となり、過去最高を更新した。

第63回通常総会を控え
上程議案等を慎重審議
愛知県管工機材商協組 4月理事会開催


 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=峰澤彰宏氏・MINEZAWA社長)は4月22日、名古屋市中区伊勢山にある組合事務所で4月理事会を開催した。理事20名全員が参加し、5月22日に開かれる第63回通常総会に上程される予定となっている議案についての審議等が行われた。
 峰澤理事長の挨拶に続き、以下の報告ならびに議事についての審議が行われた。
 【経過報告】●3月6日▽社員数報告用紙ならびに返信用封筒を組合員へ発送。●同18日▽全日本労働福祉協会東海診療所(笹島)で事務局員健康診断。●同21日▽組合だより第153号発送。●同25日▽組合事務所で三役・常任理事会開催。●4月10日▽会計事務所にて顧問税理士と決算ならびに予算の件で打ち合わせ。●同15日▽組合事務所で会計監査会開催。
 【議事1】令和7年度第63回通常総会開催および議案項目承認について▽これが満場一致で承認可決された。第63回通常総会開催概要等は以下の通り。●日時/令和7年5月22日(午後3時~理事会、同4時~総会受付開始、同4時30分~総会開会)。●場所/コートヤード・バイ・マリオット名古屋(所在地=名古屋市中区栄)。●総会の正式招集は決算書同封のうえ郵送。
 【議事2】令和6年度事業報告内容承認について▽これが満場一致で承認可決された。
 【議事3】令和6年度決算報告承認について▽これが満場一致で承認可決された。
 【議事4】令和7年度事業計画(案)承認について▽これが満場一致で承認可決された。
 【議事5】令和7年度収支予算(案)承認について▽これが満場一致で承認可決された。
 【各部会報告】●総務部会▽①総会・懇親会の件/総会後の懇親会についての段取り等が報告されたほか、令和8年度総会会場ならびに開催日時に関して、その候補日等が報告された。②名管会の件/名管会ゴルフ大会開催日時や場所に関して話し合われた。③新年賀詞交歓会の件/令和8年1月21日、名古屋マリオットアソシアホテルで開催予定。●広報部会▽3月27日付「組合だより」第153号発行。●組合加入促進部会▽令和7年度組合員81社、賛助会員131社。●福利厚生部会▽4月21日現在、巡回健康診断申込は30社。随時申込受付中。●青年部「愛青会」▽令和7年3月、渡邉久修氏(ワタナベ鋼管)が入会し部員数は9名に。また、伊藤弘晃氏(イトウ)の新部長就任が報告された。
 【その他】次回理事会は5月22日午後3時からコートヤード・バイ・マリオット名古屋で開催される。
 すべての議事審議ならびに報告を終え、最後に小川誉之副理事長(小川管商社長)の挨拶で散会となった。

グループ内再編でシナジー創出加速
ジーネット 決算関連の記者発表行う


ジーネット(社長=古里龍平氏、本社=大阪市中央区)は、4月7日午後1時より大阪市中央区のマルカビル会議室にて、ジーネット及びフルサト・マルカホールディングスの決算に関する記者発表を行った。
 冒頭、古里社長がフルサト・マルカホールディングスの2024年12月期連結決算の概要を報告。売上高は主に「機械・工具」セグメントが減少した影響で前期比6・5%減の1617億16百万円、営業利益は減収の影響に加え販売管理費が増加したことにより32・3%減の38億60百万円、当期純利益は特別利益(政策保有株の売却益)の計上等により1・8%減の46億13百万円で、減収減益となった。
 ジーネットを含む最大セグメント「機械・工具」(売上構成比64・8%)の売上高は10・6%減の1047億67百万円、営業利益は46・3%減の20億19百万円だった。
 古里社長は同セグメントの結果について「国内機械は、自動車産業を中心に設備が若干増加傾向だが、前年売上計上できる物件は少なく、11・5%の減収となった。海外機械は23・9%の減収。国内工具は切削工具の動きが極めて鈍く0・2%の減収となった」とし、海外の増減要因についても詳細に説明した。
 2025年12月期の連結業績予想は、売上高1700億円(前期比5・1%増)、営業利益45億円(同16・6%増)、当期純利益33億円(前期の特別利益の影響により同28・5%減)を見込んでいる。
 併せて、中期経営計画「UNISOL」(2022~2026)の最終年度定量目標の見直しを発表。2026年12月期の売上高を当初目標の2000億円から1800億円に、営業利益を100億円から58億円に下方修正した。
 見直しの理由について「中期経営計画策定時に比べて市況の悪化が著しい。特に工作機械は25%需要が減少。同時に鉄骨の需要量も16%減っている。販売管理費についても、人件費の上昇は想定していたが、運賃等が高騰しており、その結果、営業利益を下げざるを得なかった」と古里社長は話した。
 トピックスとしては、グループ内再編の一環として機械・工具セグメントの中核会社であるジーネットとマルカを2026年1月に経営統合し、「ユニソル㈱」を設立する。マルカの建機部門は新会社を設立して分社化、またジーネットの住宅設備部門は建設資材セグメントのフルサト工業に事業移管する計画で、「事業ねじれを解消し、更なるシナジー発現に向けてスピードアップさせていく」とした。また、同時にフルサト・マルカホールディングスも「ユニソルホールディングス㈱」に社名変更する。
 続いて、大谷秀典常務取締役がジーネットの営業活動について報告。「感動提案を販売店を通じてエンドユーザーに届ける一つの手段として、リアル展示会の活用を本部方針として進めている」と述べ、2月に開催した「2025中部機械加工システム展」、3月の「2025大阪機械加工システム展」について報告した。中部機械加工システム展には前回展を約300人上回る3318人が来場。「ジーネット主導の実演加工セミナーを行い、多くの案件獲得が進んでいる」と話した。
 今後も各地で様々な展示会を開催する予定。10月にポートメッセなごやで開かれるMECT2025にも出展する。
 また、大谷常務は販売戦略として、ギガ・セレクションの新商品を中心とした冊子の発行を挙げ、今年の新商品を紹介。さらに超硬切削工具に特化したギガ・セレクション-リミテッドのラインナップ増強のため、主力製品の「ラフィングエンドミルRCEM440シリーズ」に刃径3㎜・11㎜・13㎜を拡充するとした。ユーザーの食堂や会議室等を借りて行う「ユーザー軒先展示会」についても説明した。

創部60周年記念事業を計画
総会に向け意見交換活発に
愛機工青年部 4月度役員会開催


 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の青年部(部長=滝澤有一氏・松本商店社長)は4月15日午後6時30分より、名古屋市熱田区三本松町にある同組合事務所で4月度役員会を開催。青年部役員ら14名が出席した。この日は、6月に開催予定の青年部総会に向けた確認事項等について話し合われたほか、総務・教育・厚生の各部報告など、活発な意見交換が行われた。
 【議題1】青年部総会ならびに懇親会について▽青年部総会は6月13日(金)午後6時(受付開始午後5時30分)より名古屋市中区の東京第一ホテル錦で開催することが決定。本紙発刊時現在、青年部部員には出欠案内を配信済み。本役員会では、総務・教育・厚生各部内での役員変更等の確認のほか、慶弔関係の規定に関する意見交換等が行われた。
 【議題2】各部から報告(役員変更等含め)▽●教育=2024年11月20日に講演会「九星気学で運気アップ」を、2月28日に講演会「ハラスメント(対策)について」を企画・運営。予算感含め、2025年度企画概要等について意見交換した。●厚生=2024年8月24・25日の2日間、キャンプの集いを企画・運営。22社186名が参加。3月8日、日帰りバスツアーを企画・運営。24社80名が参加。教育同様、2025年度の企画概要等について予算感含め意見交換した。●総務=5月12日、総会運営の件で打ち合わせを行う予定となっている。
 【議題3】組合野球大会について▽5月~6月の試合開催日程について事務局から報告があり、各開催日の試合進行スタッフ(試合運営のお手伝い)について、人数の確認等が行われた。
 【議題4】その他▽①会計から2024年度収支報告、2025年度予算案等に関する報告があり意見交換が行われた。②青年部創部60周年記念事業について意見交換が行われた。③統括幹事長から、青年部全体の動き等を把握する意味でも各部の打ち合わせにできる限り参加させてほしい旨の要望があり、これが承認された。④組合事務局から、組合野球大会反省会(4月21日開催済み)について、参加確認が行われた。

『献血会』で社会貢献
社員や関係者ら約100名が協力
マルマン商事 年々規模を拡大し実施


 切削工具や測定工具などを取り扱う企画提案型専門商社のマルマン商事(社長=橋爪庄二氏、本社=名古屋市中区)は4月7日、毎年この時期の恒例事業となっている『マルマン商事献血会2025』を本社駐車場ほかで開催した。今年は例年以上に力を入れた取り組みとなり、同社社員や関係者など100名ほどが献血に協力した。
 マルマン商事が重要視している社会貢献活動の一環として、同社が2020年から続けているのがこの『献血会』だ。今年は、例年より30分早い午前9時スタートの第1部(主に社員対象)と、午後1時スタートの第2部(主に取引先関係者対象)の2部構成で献血が行われた。集まった多くの協力者は、マルマン商事本社横の駐車場に停まる献血バスに乗り込み、医療機関からの要請も多い400ミリリットル献血に協力していた。
 コロナ以降続く抗原検査や室内換気、手指消毒液の設置など、感染症対策を十分に施した同社社屋内で問診を行った後、こちらも感染症対策済みの献血バスへと移動して採血へ。協力者全員の体調管理などにも十分な配慮がなされていた。
 「弊社が日頃から力を入れている地元地域の皆さまへの恩返し、社会貢献活動の一環として毎年この時期に行っている献血会ですが、今年は100名ほどの方々にご協力をいただきました。誠にありがとうございます。日本赤十字社のご指導のもと十分な感染症対策もして、今回も実施いたしました。来年2026年の献血会も、どうかご協力をよろしくお願いいたします」とは同社のコメントだ。
 輸血用血液の有効期限は血小板で4日、赤血球で28日と言われている。現在では、従来の献血カードがスマホアプリになった「ラブラッド」で手軽に献血できるので、ぜひとも協力を。

春恒例の宴を今年も開催
岡善製作所 およそ30名が駆けつける


 創業1899(明治32)年、ポンプ・ポンプ装置の販売・取り付け・点検・修理等を行う岡善製作所(社長=髙木繁年氏、所在地=名古屋市瑞穂区)は、桜の季節の恒例行事『春の宴』を4月4日、名古屋金山ホテル「旗籠茶屋かやかや」で開催。仕入先ポンプメーカーや施工業者などからおよそ30名が参加した。今回も昨年同様、参加者の交通の便を考慮して便利な金山駅付近を会場とした。
 午後6時30分、髙木社長が「私たちは技術と知識でお客さまのお役に立ちたいという思いでやっております。協力会社の皆さま、メーカーの皆さま、これからも応援、そしてご指導をお願いします」と挨拶し、宴会がスタート。参加者は隣席同士での挨拶や情報交換でひとしきり盛り上がりを見せ、その後は、豪華景品の当たるビンゴゲームやじゃんけん大会を思いっきり楽しんでいた。

 19世紀末、初代・岡田善七により「木製消防用手押しポンプ」の製造を開始。1899年、現在の熱田区金山町に手押しポンプの製造・販売を手掛ける岡善製作所が誕生する。時代の流れと共に手押しポンプは木製から鋳鉄製へ、井戸ポンプとして各家庭に広く普及することとなり、砂対策として「沈殿器」(大正2年特許出願第25427號)を考案し、これが大ヒット。その後、小型電動機の技術発展と共に電動機搭載のカスケードポンプ「OZP 岡善式セルオートポンプ」の製造を開始し、ポンプメーカーとして名古屋・津・小田原を中心に広く知られる企業へと成長する。現在は自社製ポンプの製造は終了しているが、ポンプ製造で培った専門技術と経験を各ポンプメーカーの代理店・特約店として生かしている。

愛機工組合 令和7年度支部総会
西支部
ビアパーティー、BL大会など
令和7年度事業計画を承認


 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の西支部(支部長=内藤和美氏・内藤商事社長)は、4月3日午後6時30分より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて支部総会を開いた。
 司会進行役の矢野茂雄理事(滝川物産社長)が開会を告げ、内藤支部長が「本日は総会にお集まりいただき有難うございます。皆様、充分にご審議のほど宜しくお願いします」と挨拶。
 司会者より支部員総数29社中、出席者14社、委任状10社、合計24社で総会が適法に成立することが報告された。
 矢野理事が議長を務めて議事に入り、令和6年度事業報告ならびに会計報告(矢野理事)、会計監査報告(波羅密文彦支部役員・ハラミツ商店社長)、令和7年度事業計画ならびに予算案など全議案が満場一致で承認された。
 今年度の主な事業は、本総会のほか、ビアパーティー(8月)、忘年会(12月)、ボウリング大会(2月)、役員会(3月)。なお、退会が1社あり支部員数は28社となる。
 また、支部役員1名の退任により役員を従来の8名から7名とすることが報告された。
 総会終了後の懇親会では情報交換が活発に行われ、午後8時過ぎに散会した。


南支部
支部員を元気づけるべく多くの事業を計画


 南支部(支部長=中川雅夫氏・ナカガワ社長)総会は4月11日、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋(名古屋市中区)で開催。支部員総数44社中39社(委任状含む)が出席し、本総会の成立が宣言されている。中川支部長が議長へと選出され、以下の議案についての審議報告が行われた。
 【第1号議案の1】令和6年度(令和6年4月1日~令和7年3月31日)事業報告書承認に関する件▽これが満場一致をもって承認可決された。
 【第1号議案の2】令和6年度収支決算報告書ならびに監査意見書承認に関する件▽これらが満場一致をもって承認可決された。
 【第2号議案の1】令和7年度(令和7年4月1日~令和8年3月31日)事業計画書(案)承認に関する件▽これが満場一致をもって承認可決された。南支部の令和7年度事業計画は以下の通り。●4月11日=支部総会。●支部ゴルフ大会開催。●支部ビアパーティー開催。●支部忘年会開催。●支部ボウリング大会開催。※いずれも開催日時等未定。●随時=支部幹事会開催。●その他、支部員に有効な諸事業の開催等。
 【第2号議案の2】令和7年度収支予算書(案)承認に関する件▽これが満場一致をもって承認可決された。
 【第3号議案】その他の件▽支部会計幹事が和久田修志氏(三和商事社長)から可児宜彦氏(近代精機社長)に変更となっている。


三河支部
MECTへの参加を呼びかけ製販一体体制の強化を図る


 三河支部(支部長=三井重信氏・三井機工社長)の総会は4月18日、岡崎市内の城北飯店を会場に午後6時45分より開催された。
 過半数を超える支部員が出席(委任状含む)して三井支部長を議長に各議案の審議を行い、令和6年度事業報告並びに収支決算報告・監査報告、令和7年度事業計画案並びに収支予算案を原案通り承認可決した。
 三井支部長は冒頭、「今年は10月22日から4日間、メカトロテックジャパン(MECT)2025がポートメッセなごや全館を使用して開催されます。ご来場とご支援をお願いします」と挨拶。
 事業計画ではMECT視察助成金の配付が承認され、支部員各社のスキルアップ、集客及び実際の営業活動への活かし方等を検討するため、意見交換会を兼ねて納涼会を行う。
 また、忘年会を12月12日に、次年度の支部総会を令和8年4月17日にそれぞれ開催する予定。その他、10月頃に有志ゴルフ会を開催する。
 総会終了後は賛助会員も交えて懇親会が催され、製販の融和が図られた。


中南支部
親睦を深める事業活発に円滑運営のため幹事を増員


 中南支部(支部長=橋爪庄二氏・マルマン商事社長)の総会は4月4日、名古屋市中区にある喰海・錦亭で午後6時30分より行われた。
 司会の森川友英幹事(サカイリフテク)が開会の辞を述べた後、橋爪支部長が「一番の目的である懇親を深めるために今後色々な活動を行ってまいりますので、積極的なご参加を宜しくお願いします」と挨拶。
 総会の出席状況について、支部員総数19社中、出席11社、委任状6社、合計17社で総会が適法に成立することが司会者より報告された。
 議長に森川幹事を選出して議案審議を行い、第1号議案=令和6年度事業報告、会計報告並び監査報告、第2号議案=令和7年度事業計画案並び予算案は原案通り承認可決された。
 今年度の主な事業として、総会(4月4日)▽親睦事業①(6月20日)▽納涼会(8月1日)▽親睦事業②(10月10日)▽忘年会(11月21日)を計画。各事業の担当幹事も決定された。その他、熱田支部と合同イベントの協議を進めることや、幹事会の開催が承認された。
 第3号議案=その他の件では、支部事業の円滑な運営を図るために現在の4名の支部幹事に2名を加え6名体制とすることが承認された。
 以上で総会を終了。この後、懇親会が開かれ支部員同士で親交を深めた。


北支部
3月に開催したバスツアー盛況
今年度も豊川稲荷初詣など計画


 北支部(支部長=野田典嗣氏・ノダキ社長)は、4月9日午後8時より名古屋市北区の木曽路黒川店にて総会を開催した。
 司会の長村康義理事(長村商店社長)が、開会の辞を述べた後、支部員総数14社中、本人出席7社、委任状出席を含め出席が過半数を超えており総会が成立することを宣言した。
 挨拶に立った野田支部長は「昨年度は、恒例の豊川稲荷初詣が中止(参加者が少なかったため)となりましたが、日帰りバスツアー(滋賀県)では沢山の方にご参加いただき有難うございました。数年前は22社あった支部員が現在は14社と減っていますが、少ないながらも皆様と良い会を作っていきたいと思います」と話した。
 野田支部長を議長に選出して令和6年度事業報告、同収支報告、令和7年度事業計画(案)を審議し、すべての議案を満場一致で承認した。
 今年度事業計画では①忘年会(12月3日)②豊川稲荷初詣(1月17日)③幹事会(2~3月)④総会(4月1日または8日)を予定。
 来賓として出席した愛機工組合事務局の滝川氏が祝辞を述べた。
 総会後は引き続き懇親の場となり、熊田誠司理事(久満田商会社長)の中締めで終了した。

熱田支部
支部員相互の交流を図り
地域での融和、共存を目指す


 熱田支部(支部長=山本員彰氏・センサスヤマモト社長)は、4月8日午後6時より名古屋市熱田区のサイプレスガーデンホテルにて総会を開いた。
 山本支部長が「日頃は組合活動にご協力いただき有難うございます。昨年度は総会後、8月にプロレス観戦を行い、忘年会は日間賀島でふぐを食べながら年の瀬を楽しく過ごしました。今年度も忘年会までの間に事業を1~2つできればと考えています。本部から従来の補助に加えて、現在MECTとRTJを交互に開催しており加算金があるので、その資金を有効に使いたい。皆様からご要望をお聞かせいただいて検討していきたいと存じます」と挨拶。
 司会の滝澤有一理事(松本商店社長)より、支部員総数21名中過半数を超える19名の出席(本人出席14名、委任状出席5名)と総会成立が報告された。
 山本支部長が議長を務めて議案審議を行い、すべての議案を原案通り承認可決した。
 今年度の事業計画では①産業視察会②他支部合同会③忘年会④その他―を予定。支部費を有効活用して支部員の意見を反映した事業に取り組み、支部員相互の交流を図ると共に情報交換の機会を密にして地域での融和、共存を目指すとした。
 役員変更(令和6年度から)については、昨年の総会で滝澤理事の支部長再任を決めたが、同氏が青年部部長(常任理事)に再任したため、常任理事は支部長を兼務できないという本部の規定により、山本理事が支部長に就くことになったと報告された。
 その他、中南支部と合同によるボウリング大会の開催を検討する。
 総会終了後は懇親会が催された。


東支部
役員全員の留任決定
令和7年度事業も承認


 東支部(支部長=安藤義和氏・安藤専務)総会は4月17日、東京第一ホテル錦(名古屋市中区)で開催。支部員総数27社中23社(委任状含む)が出席し本総会の成立が宣言されている。安藤支部長が議長へと選出され、以下の議案についての審議・報告が行われた。
 【第一号議案】令和6年度(令和6年4月1日~令和7年3月31日)本部決算報告・監査報告ならびに令和7年度(令和7年4月1日~令和8年3月31日)本部予算(案)について▽これらはいずれも満場一致をもって承認可決された。
 【第二号議案】令和6年度支部事業報告について▽これが満場一致をもって承認可決された。
 【第三号議案】令和6年度支部決算報告ならびに監査報告について▽これらは満場一致をもって承認可決された。
 【第四号議案】令和7年度支部事業計画(案)について▽これが満場一致をもって承認可決された。東支部の令和7年度事業計画は以下の通り。●4月17日=支部総会。●8月頃=ビアパーティー。●時期未定=親睦イベント。●11月頃=親睦ゴルフ会。●12月頃=忘年会。●令和8年3月頃(1回予定)=幹事会。
 【第五号議案】令和7年度支部予算(案)について▽これが満場一致をもって承認可決された。
 【第六号議案】役員改選について▽役員全員の留任が上程され、これが満場一致をもって承認可決された。
 以上、全ての議案審議を終え散会となった。


中北支部
工場見学、親睦ゴルフを計画
支部の活性化に向けて審議


 中北支部(支部長=大矢顕氏・大矢伝動精機社長)は、4月21日午後6時30分より民芸割烹「八雲」(名古屋市東区)にて総会を開いた。
 松吉正訓支部幹事(ジーネット名古屋支社長)の司会進行のもと、大矢支部長が「本日(4月21日)行われた組合本部の理事会で話があり、各支部への補助金の予算が少し増額されることになります。支部を活性化させたいという思いを汲み取り、中北支部としても少しでも多くの方に参加してもらえるような会づくりをしていきたいと思っています」と挨拶。
 支部員数22社中、出席12社、委任状8社、合計20社で出席が過半数を超えており、同総会は適正に開催されると司会者より報告された。
 大矢支部長が議長を務めて、第1号議案の1=2024年度事業収支報告、第1号議案の2=監査報告を一括審議し、原案通り承認可決した。
 第2号議案=2025年度事業収支案については、補助金増額を反映させるため「支部補助金」の金額を修正し、その他は原案通り承認可決した。
 今年度事業では総会、工場見学会(9月)、親睦ゴルフ会(9月)、忘年会(12月)を計画。親睦ゴルフ会は春日井カントリークラブでの開催(4組)を予定している。
 議案審議の後は懇親会へと移り、同支部所属の髙田研至副理事長(井高社長)の発声で乾杯。支部員相互の親睦を深め、森田乾嗣副理事長(モリタ社長)の中締めでお開きとなった。


尾張支部
新たな試みとしてイベント開催を企画へ


 尾張支部(支部長=服部嘉高氏・服部商会社長)の支部総会は、4月10日午後6時30分より濱の季(名古屋市中村区)にて開催された。
 総会は熊澤直幸理事(クマザワ社長)の開会の辞で始まり、資格審査発表において司会者から支部員総数20社中、11社出席で総会が成立すると宣言された。
 服部支部長が挨拶で「経済状況は色々ありますが、皆様方それぞれ対策を取られていることと存じます。明るい未来を見据えて頑張っていただきたい。本日は総会ですが、新たな試みを今年度考えており、色々なご意見を聞かせていただいて、尾張支部の皆様のためになる事業を行っていきたいと思います。宜しくお願いします」と述べた。
 議長に服部支部長を選出して各議案の審議に移り、令和6年度事業報告並びに収支決算報告、同監査報告、令和7年度事業計画案並びに収支予算案を原案通り承認可決した。
 令和7年度事業として総会(4月10日)、役員会(年2回)、忘年会(11月)、イベント(年1回)が予定され、メカトロテックジャパン2025(10月22~25日、ポートメッセなごや)への参加も呼びかけられた。
 また、忘年会は、同支部が今回担当支部となる令和8年愛機工組合新年賀詞交歓会(2026年1月28日、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋)の下見を兼ねて行う。賀詞交歓会の司会進行役に石川真理事(石川工具社長)を決め、成功に向けての意思を固めた。
 牧野組合事務局長から祝辞があり、総会を終了。その後は懇親会が催され、歓談して親睦を深めた。

A・Bゾーンで計29チームが出場
=第1日・2日の試合結果=
第84回愛機工親善野球大会開幕
 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の第84回親善野球大会(福利厚生部主管、部長=矢野茂雄氏・滝川物産社長)は4月5日開幕し、Bゾーンの1試合が江南市営グランド(KTXアリーナ)で行われた。
 Bゾーン「日伝」対「山下機械」の試合は、日伝が初回表に相手投手の立ち上がりを攻めて4点を先制。その裏、山下機械も1点を返したが、日伝は2回以降も得点を重ね12対1で勝利した。
 予定されていたAゾーン「井高」対「三栄商事」の試合は、三栄商事が仕事等で選手が揃わないため棄権し、井高の不戦勝。当日は両チームで練習試合を行った。
 大会第2日は4月12日、一宮総合運動場(いちい信金スポーツセンター)で2試合が行われ、Bゾーン「太田廣B」対「志知」は10対5で太田廣Bの勝利、Aゾーン「岡谷鋼機」対「東陽A」は7対0で東陽Aが勝利を収めた。

 【第1日】4月5日
 ■第1試合・Bゾーン
日  伝 462=12
山下機械 100=1
 ■第2試合・Aゾーン
井  高
三栄商事 棄権
 【第2日】4月12日
 ■第1試合・Bゾーン
太田廣B 050113=10
志  知 023000=5
 ■第2試合・Aゾーン
岡谷鋼機 00000 =0
東 陽 A 06001x=7

高精度かつ高速な仕上げ加工を実現
ダイジェット工業 「Diemaster 5G」新発売


 ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区)は、中仕上げ~仕上げ加工に対応した高精度倣い加工用刃先交換式カッタ「Diemaster 5G」本体(XFG/MXF形)及びインサート(WNHU形)を4月18日発売した。
 同製品は、経済性と高精度加工を両立し、かつ小径多刃仕様とすることで高能率加工を実現する刃先交換式ラジアスカッタ。高精度本体(マスターにて+0.01/-0.05)に高精度H級インサートを組付けた時の正面・外周の振れ精度を最小限に抑え、高品位な加工面を実現する。
 インサートは、両面使用可能な6コーナ仕様で経済的、かつ小型化しカッタを多刃仕様とすることで高能率な加工が可能。インサートの底面と外周切れ刃に最適なワイパー切れ刃を設け、切削抵抗を低減しながら、優れた加工面が得られる。
 オール超硬シャンクアーバ「頑固一徹」とモジュラーヘッドタイプの組み合わせで、長い突出しの加工にも対応する。
 炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、高硬度材、ステンレス鋼、鋳鉄などの被削材の平面削り、曲面加工、ポケット加工、ヘリカル加工、突き加工を主な用途としている。
 サイズ・標準価格(税抜価格)は次の通り。
 【Diemaster5G ボアタイプ】形番「XFG形」φ50~φ66(4形番)▽6万4800円~7万6100円。
 【Diemaster5G モジュラーヘッドタイプ】形番「MXF形」φ16~φ42(7形番)▽2万6200円~5万8300円。
 【Diemaster5G インサート】形番「WNHU04T310ZER」(材種JC8015/DH103)▽1640円。

第2923号 PDFはこちら

おすすめ