第2888号 令和6年6月2日

事業計画案、収支予算案共に承認
組合活動を円滑に進めるため一致団結
三重県管工機材商業組合 令和6年度総会開催


 三重県管工機材商業組合(理事長=岸江伸幸氏・三重合成商事社長)は5月9日、津市新町のプラザ洞津(どうしん)で令和6年度総会を開催した。本総会は成立となっている。
 冒頭、岸江理事長が「昨今は、会社経営にとってなかなか厳しい時代ではありますが、そんななかでどうやって生き抜くのか、そのために何をやっていくのかを常日頃から考えて、新しいことにも取り組みながら未来にどう繋げていくかが課題であります。加えて、組合活動を円滑に進めさせていただくのも課題のひとつと思っています。この環境をより良くし、続くことを願っております」と挨拶した後、議長へと選任され、さっそく議案審議へと移行した。司会進行は野村剛弘会計幹事(野七社長)が務めた。
 【第一号議案】令和5年度(令和5年4月1日~令和6年3月31日)事業報告承認について▽これが満場一致で承認可決された。
 【第二号議案】令和5年度会計報告ならびに会計監査報告承認について▽これが満場一致で承認可決された。
 【第三号議案】令和6年度(令和6年4月1日~令和7年3月31日)事業計画(案)承認について▽これが満場一致で承認可決された。同組合の令和6年度事業内容は以下の通り。●当日=プラザ洞津にて総会開催。●同=鈴鹿カンツリークラブにて正会員親睦ゴルフ会開催。●10月=製版親睦ゴルフ会開催予定。会場未定。●令和7年1月9日=プラザ洞津にて新年賀詞交歓会開催予定。●随時=理事会(3回)開催予定。
 【第四号議案】令和6年度収支予算(案)承認について▽これが満場一致で承認可決された。
 【第5号議案】賛助会員新加入・退会承認について▽これが満場一致で承認可決された。入退会賛助会員は以下の通り。●入会=鶴見製作所名古屋支店。●退会=日本プラスチック工業名古屋支店。
 【第六号議案】その他の件。
 すべての議案審議を終え、本総会は閉会。その後、参加者は懇親会で親交を深めた。

 総会開催前には正会員親睦ゴルフ会が津市芸濃町の鈴鹿カンツリークラブで開催されている。上位入賞者は以下の通り。
 〈優勝〉石塚浩一氏(林建材営業本部長)▽GR103/HDCP35・2/NET67・8
 〈準優勝〉岸江義朗氏(三重合成商事会長)▽GR103/HDCP27・2/NET75・8
 〈3位〉岸江伸幸氏(三重合成商事社長)▽GR104/HDCP27・2/NET76・8
 〈ベスグロ〉野村剛弘氏(野七社長)▽グロス99

海の幸や名湯を堪能
三重県有数のリゾート地で遠征総会
名古屋水栓販売協会 第67回総会開催


 名古屋水栓販売協会(理事長=在田忠之氏・在田商店社長)は5月10日と11日の2日間にわたり、三重県鳥羽市安楽島町のエクシブ鳥羽別邸にて同協会恒例の遠征総会を開催。正会員18社中16社(うち委任状3)が出席した。司会進行を務めた安井文康副理事長兼庶務(錦興業社長)より本総会の成立が宣言されている。
 冒頭、在田理事長が「今回は大野社長(大野管材)の計らいで、このような素晴らしいところでの開催が実現いたしました。今日は、皆さんお忙しいなかご足労いただきまして誠にありがとうございます。これからいくつかの議案についてご審議いただきますが、何卒よろしくお願いいたします」と挨拶。そのまま議長へと選任され、以下の議案についての審議へと移行した。
 【第一号議案】2023年度(2023年4月1日~2024年3月31日)事業報告承認の件について▽これが満場一致で承認可決された。
 【第二号議案】2023年度決算報告ならびに会計監査報告承認の件について▽これが満場一致で承認可決された。
 【第三号議案】2024年度(2024年4月1日~2025年3月31日)事業計画(案)承認の件について▽これが満場一致で承認可決された。同協会の2024年度の事業計画案は以下の通りだ。●4月17日=役員会を開催。●当日=三重県鳥羽市にて遠征総会を開催。●6月26日=役員会を開催予定。●7月24日=賛助会員も交え納涼例会を開催予定。●8月21日=役員会を開催予定。●9月25日=例会を開催予定。●10月9日=賛助会員も交えゴルフ同好会を開催予定。●同23日=役員会を開催予定。●11月20日=例会を開催予定。●12月4日=役員会ならびに忘年会を開催予定。●2025年1月15日=賛助会員も交え新年例会を開催予定。●同2月26日=役員会を開催予定。
 【第四号議案】2024年度予算(案)承認の件について▽これが満場一致で承認可決された。
 【第五号議案】その他の件▽同協会の会則の改定ほか、について。
 以上、すべての議案審議が終了し、本総会は閉会となった。
 その後は各自自由時間となり、大浴場で入浴などを楽しみながら一時休憩。会場を移しての懇親会では、伊勢湾の海の幸に舌鼓を打ちつつ皆で親交を深めた。翌日はホテルで伊勢志摩地方ならではの豪華朝食をめいっぱい堪能し、一同は岐路へついた。

エクシブ琵琶湖で総会開く
片山会長(片山機材社長)留任
一宮機鋼組合 事業計画などを承認


 一宮機鋼組合(会長=片山政勝氏・片山機材社長)の令和6年度総会が4月13日、エクシブ琵琶湖(滋賀県米原市)を会場に一泊2日の日程で開催された。
 総会の冒頭、片山会長が挨拶で「本日はご多用の中、お集まりいただき感謝します。こちらへ来る途中、桜が満開のところもありました。コーワさん(コーワ精工販売)、設営ありがとうございました。今日明日と、皆さんよろしくお願いします」と述べ、前年度幹事(油傳商店、小木曽鋼機)の労をねぎらうとともに、新年度幹事(豊田商会、コーワ精工販売)を紹介した。
 議事に入り、令和5年度会計報告並びに会計監査報告を満場一致で承認。
 役員の選任では、片山会長、石川真副会長(石川工具社長)の留任を決めた。
 続いて令和6年度事業計画案について審議し、忘年会の日程調整などを行い可決した。
 その他、会費の徴収や新年度以降の幹事の予定についても確認し、意見交換の後、閉会した

前回展RTJ2022の会場風景
産業用ロボット・自動化システムの専門展
事前来場登録とセミナー聴講予約開始
ロボットテクノロジージャパン2024


 ニュースダイジェスト社(社長=樋口八郎氏、本社=名古屋市千種区)と愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏、所在地=名古屋市熱田区)は5月7日、産業用ロボットと自動化システムの専門展「ロボットテクノロジージャパン(RTJ)2024」の事前来場登録の受け付けを開始した。
 同展示会は来る7月4日(木)~6日(土)に愛知県常滑市のAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開かれる。公式ウェブサイト(https://robot-technology.jp)から事前来場登録をすると、通常1000円の入場料が無料になる。
 同時に、会場内主催者ステージで開催するセミナーの聴講予約の受け付けも開始した。会期初日の7月4日は「ロボットが現場を変える」と題した2つの基調講演を企画。製造や物流の現場の将来像につい、業界のフロントランナーが語る。2日目の5日には、愛知県が主催する「WRS2025開催記念シンポジウム」と、日本ロボットシステムインテグレータ協会が主催する「SIers’ Day in中部(愛知)」を開く。※「SIers’ Day in中部(愛知)」への参加申し込みは日本ロボットシステムインテグレータ協会の特設サイト(https://www.jarsia.com/SI/188.php)から。3日目の6日には「ロボットでこんなことも!最新活用法」と題し、航空機メーカーのボーイングや、エンジニア育成に取り組む次世代ロボットエンジニア支援機構での活用事例を紹介する。
 各セミナーとも無料、定員は300人。事前登録制で申し込みは先着順となる。
 RTJ2024は、出展者242社・団体、1315小間(5月1日現在)の規模で開催が予定されており、産業用ロボット・自動化システムの展示会としては西暦奇数年に東京で開かれる国際ロボット展(iREX)に次ぐ国内2番目の規模となる。
 ロボットメーカーはもちろん、ロボットハンドやセンサーなどの周辺機器、無人搬送車(AGV/AMR)、計測システムなど、自動化に関わる幅広い分野の企業が出展する。
 また、ロボットの現場への設置やシステム構築を担うシステムインテグレーター(SIer)が集まる「SIerゾーン」では、実践的で現場の用途に近い「ロボットの使い方」の展示が見込まれる。そのほか工作機械をはじめとした大手産業機械メーカーなども多数出展し、産業機械や機器と産業用ロボットが連携した実用的な自動化システムの展示も注目される。

ChatGPTの機能や
仕事での活用方法を学ぶ
愛鋲協 組合員対象セミナー開催


 愛知鋲螺商協同組合(理事長=大野正博氏・中部製作所社長)は、4月18日午後5時30分より名古屋市中村区の安保ホールにて「ChatGPTをどのように仕事に活用するか」をテーマにセミナーを開催した。講師は愛知県よろず支援拠点コーディネーター山田浩司氏(中小企業診断士)。組合員とその社員ら24名が参加した。
 担当の鈴木浩久理事(八幡ねじ専務)が司会進行を務める中、冒頭挨拶で大野理事長は組合活動について「外国人技能実習制度に代わる新たな制度の対象となる12分野の業種に我々の流通業が入っておらず、商業側も対象業種になりたいと愛鋲協から日本ねじ商連に伝え、東京・神奈川・大阪組合にも確認いただき、できたら役所の方に働きかけをしていこうと現在取り組んでいる。また、ねじ商工連盟では今後に向けた商と工の意見交換なども考えられている」と報告。「本日のセミナーはChatGPT、生成AIがテーマで、現在お使いの企業の方も沢山お見えになるかと思うが、使ったことがない方も今回学んで役立てていただきたい」と述べた。
 2022年11月に公開されたChatGPTをはじめとする生成AIは、文書生成だけでなく画像・動画・音楽・コード生成のAIツールが次々と登場し、セミナーでは講師の山田氏が、生成AIのここ1年の進化と業務への活用事例を紹介。業務自動化による人手不足解消・コスト削減、業務サポートによる品質・スピードの向上、マーケティングの最適化・費用対効果向上など社内外への様々なメリットを挙げた上で、具体的なChatGPTの機能・活用方法や他のAIの機能についても説明した。
 最後に山田氏は「AI時代は望むと望まざるとも来る。個人レベルではリスクを恐れず、様々なツールをトライ&ラーンすべき」と提言した。

ポートメッセなごや第3展示館で
「2024中部どてらい市」開催
6月6日(木)~8日(土)の3日間


 工作機械・産業機器・機械工具・住設建材・ライフ特選品の展示即売会「2024中部どてらい市」が6月6日(木)~8日(土)の3日間、ポートメッセなごや第3展示館で開催される。山善名古屋支社(専任役員名古屋支社長=上村伸行氏)の有力販売店91社が主催店となり、出展メーカー289社(いずれも5月14日現在)の参加を得て今年も盛大に開かれる。
 山善の「どてらい市」は、メーカー・山善・販売店が三位一体となって取り組む展示即売会で、地域のユーザーを招いて全国各地で開催される。
 今年のメインテーマは「駆け上がれ、さらなる高みへ!」。第47回目となる今回の中部どてらい市では、モノづくりを応援する生産財から暮らしを豊かにする消費財まで、幅広く各社選りすぐりの新商品や売れ筋商品、特価商品などを展示する。売上目標は105億円。
 各部門の主な取り組み方針は次の通り。
 【機械事業部】「最新技術の即時導入を応援!!~現場にBenefit!~」をテーマに、①省力化/自動化/カーボンゼロの提案②メーカーコラボによる加工改善の提案③鍛圧板金機械における加工提案④即売機・短納期の提案―を行う。省力化・自動化・環境改善に関する各メーカーによる機械・機能・取り組みの紹介や「なんでも相談コーナー」の設置、コラボ展示では加工機+周辺機器(治具・ツーリング・刃物・CAM・測定等)の展示によるソリューションの提案を行う。
 【産業ソリューション事業部】「現場課題をソリューションし、新たなムーブメントを共創!!」をテーマに、①ユーザーの企業価値向上の提案「脱炭素(カーボンニュートラル)・BCP・SDGs」②労働環境改善、省人化の提案「安全・安心・快適・法令遵守」③自家消費型太陽光発電、蓄電池、EV充電器の紹介(住建ブース)などを行う。取り扱い分野は、マテハン機器▽メカトロ機器・ロボット▽環境対策機器▽産業機器▽季節商品。
 【ツール&エンジニアリング事業部】「体感・感動空間 ものづくり・新価値提案」をテーマに、①生産性向上=スモール自動化の提案、簡単で安価な商品で効率化②現場環境改善=安全・安心・健康、日常の潜在的な問題を解決③集客・即売=YZコーナー・コラボ展示の充実(機械周辺・切削)などに取り組む。取り扱い分野は、切削工具(超硬/ハイス工具・インデキサブル工具)▽補要工具(ツーリング・マシンバイス・治具)▽測定・計測機器(測定工具、測定・計測機器)▽産業機器(電動・空気・作業工具、切断・研削砥石、発電機)。
 【住建事業部】「省エネへ善(全)力 暮らしにいいコト 地球にいいコト 丸ごと善(全)部」“おトクでエコな暮らしを”をテーマに、住宅分野では①脱炭素に向けた住宅設備の提案②補助金対応商品の提案③快適な暮らしの提案④特価商材の提案、非住宅分野では電力(太陽光)自家消費・リニューアル工事の提案―をアピールポイントとして取り組む。
 【ライフ】テーマは「『LINK OF HAPPINES』人々の幸せ、社会の幸せにつながる活動に取り組みます!」。人々と社会の健康幸福度の向上▽安全・安心な暮らしへの貢献▽環境にやさしい私たちの行動▽働きやすい会社づくり―を取り組み方針とし、健康経営・SDGs関連、労働環境改善・DX関連、労働安全衛生関連、BCP関連などのおすすめ商材を紹介する。

 展示会企画では、好評のスタンプラリー「どてらいナンバーズ・ファイブ」を今年も開催。また恒例のお楽しみ企画として、対象商品お買上げプレゼント、お買上げ特典、子ども向け企画「バルーンピエロ」を用意するほか、新たに「ふれあいどうぶつえん」「お菓子販売会」を開設する。キッチンカーも出展し、盛りだくさんの企画で来場者を迎える。
 開催時間は、6日(木)・7日(金)が午前10時~午後5時、最終日となる8日(土)は午前9時30分~午後4時。今回「どてらい市シスターズ」が復活し、展示会を盛り上げる。
 来場には事前登録が必要。中部どてらい市HP(https://www.chubu.doterai.com/)から登録できる。事前登録し、展示会期間中に会場受付でQRコードを提示すると、抽選で素敵な景品が当たる「お楽しみ来場抽選」も行われる。
出展メーカー
■機械
 相澤鐵工所▽アイセル▽アマダマシナリー▽Aiソリューションズ▽エスカディア▽オークマ▽岡本工作機械製作所▽北村製作所▽キャムタス▽黒田精工▽三共製作所▽三和ロボティクス▽C&Gシステムズ▽ジェイテクト▽ジェービーエムエンジニアリング▽シギヤ精機製作所▽静岡鐵工所▽芝浦機械▽澁谷工業▽ゼネテック▽ソディック▽大日金属工業▽宝機械工業▽TAKISAWA▽タクテックス▽DMG森精機▽テクノソリューションズ▽東京精密▽ナガセインテグレックス▽中村留精密工業▽ニデックオーケーケー▽ニデックマシンツール▽HILLTOP▽ファナック▽フジ産業▽ブラザー工業▽ブルーム‐ノボテスト▽牧野フライス製作所▽松浦機械製作所▽三菱HCキャピタル▽三菱電機▽村田ツール▽安田工業▽山崎技研▽ヤマザキマザック▽レニショー
■産業ソリューション
 愛知産業▽赤松電機製作所▽アマノ▽アムンゼン▽有光工業▽岩崎電気▽エクセン▽SDG▽エレクター▽オークラ輸送機▽大阪ジャッキ製作所▽オリオン機械▽鎌倉製作所▽河原▽菅機械産業▽岐阜プラスチック工業▽協和製作所▽クリーンテックス・ジャパン▽ケミカル山本▽コガネイ▽蔵王産業▽サンキン▽三甲▽CKD▽J&S▽シグマー技研▽新東工業▽スイコー▽スイデン▽鈴木製機▽象印チェンブロック▽ダイアディックシステムズ▽DAITO▽大東精機▽ダイヘン▽大有▽TAIYO▽タケダ機械▽鶴見製作所▽THK▽寺田ポンプ製作所▽デンヨー▽トーヨーコーケン▽ナカトミ▽ナンシン▽日機▽日工▽NIVAC▽日本セック▽日本ホイスト▽花岡車輌▽パレス▽BXテンパル▽富士製作所▽扶桑金属工業▽ブラザーインダストリアルプリンティング▽ブラザーエンタープライズ▽フルタ電機▽ブンリ▽北越工業▽ボッシュ・レックスロス▽マイト工業▽増田精機▽丸山製作所▽三木プーリ▽三井精機工業▽宮川工業▽メイコー商事▽明治機械製作所▽山金工業▽ラクソー▽ワイエス工機▽ワタベ産業▽をくだ屋技研
■ツール&エンジニアリング
 愛知時計電機▽アイトス▽アサダ▽旭エンジニアリング▽足立総業▽イーグルクランプ▽育良精機▽イズミコーポレーション▽イチネンケミカルズ▽イチネンTASCO▽エスティジェイ▽nji▽エヌピーケイ▽NBCエンジニア▽MSTコーポレーション▽MCCコーポレーション▽エンジニア▽遠州工業▽オーエスジー▽オーエッチ工業▽大阪製罐▽岡﨑精工▽オグラ▽カクイ▽カトウ工機▽カネテック▽亀倉精機▽北川鉄工所▽京セラ▽京セラインダストリアルツールズ▽ケルヒャージャパン▽コスモキカイ▽三協リール▽サンドビック▽サンワ▽シージーケー▽GVSジャパン▽静岡製機▽聖和精機▽ショーワグローブ▽スーパーツール▽鈴木油脂工業▽住友電気工業▽大同興業▽タクト▽田中インポートグループ▽田中技研▽田村総業▽津田駒工業▽トーチョーマーキングシステムズ▽トスマック▽TONE▽ナカニシ▽名古屋ダイヤモンド工業▽ナベヤ▽日動工業▽日研工作所▽日進工具▽日新被服▽日東工器▽日本オートマチックマシン▽日本製紙クレシア▽日本精密機械工作▽長谷川工業▽ハタヤリミテッド▽パナソニック▽濵田プレス工藝▽ピカコーポレイション▽ビック・ツール▽藤井電工▽不二空機▽富士製砥▽フジ矢▽フナソー▽ベッセル▽豊和工業▽ボッシュ▽前田シェルサービス▽マサダ製作所▽マックス▽ミツトヨ▽三菱マテリアル▽ミツワ東海▽美濃工業▽ムラキ▽室本鉄工▽モトユキ▽MOLDINO▽柳瀬▽ヤマダコーポレーション▽やまびこジャパン▽ユキワ精工▽淀川電機製作所▽レヂトン▽ロブテックス
■住建
 アルインコ▽SFA Japan▽カツデン▽河村電器販売▽京セラインダストリアルツールズ▽草川工業▽クリナップ▽コロナ▽サイエンス▽四変テック▽シャープエネルギーソリューション▽シャープマーケティングジャパン▽新コスモス電機▽ダイキンHVACソリューション東海▽タカギ▽田窪工業所▽長州産業▽ニチコン▽日東▽日本アイ・エス・ケイ▽ノーリツ▽ハタノ製作所▽パナソニックハウジングソリューションズ▽日立グローバルライフソリューションズ▽プロス▽三菱電機住環境システムズ▽吉建▽淀川製鋼所・淀鋼商事▽LIXIL▽リンナイ▽ワンド
■ライフ
 アートギャラリー政次郎▽アイロボットジャパン▽アテックス▽アドバンス▽アラミック▽アルインコ▽梅辰▽AMS▽エース企画販売▽MJ▽エルカジャポン▽カメラのフレンド▽木神▽紀の国食品▽ケルヒャージャパン▽コイノテックス▽コラントッテ▽ゴルフショップかとう▽サンコー▽シティライフ▽下阪老舗▽中京医薬品▽テクノホライゾン▽東洋羽毛工業▽トップスタイル▽日本ENJO▽日本トリム▽日本ムートン▽ニン▽ハートランド▽HARIMAYA▽廣畑▽ブオーノプラス▽フジ医療器▽冨士ファニチア▽ブルマン▽メルシー▽ヤマト▽ユピテル▽ヨシノ▽利久▽リナーテジャパン▽ロイヤル

 ※2024年5月17日現在。出展メーカーは予告なく変更になる場合があります。

サンドビック
「コロマント会ストラテジック カンファレンス」を開催
6月、名古屋に新センター開設


 サンドビック㈱コロマントカンパニー(カンパニープレジデント=高宮真一氏、本社=名古屋市西区)は、従来のコロマント総会を「コロマント会ストラテジックカンファレンス」と改称し、オンラインで開催した。4月8~12日の間、東・中・西日本の3地区に分けて動画配信され、販売店・代理店に向けて同社の戦略を説明した。
 中日本コロマント会では、冒頭、黒川学会長(中央工機社長)が挨拶で「今回より総会の場は名称を変え、サンドビック様にとっての会の位置づけがより明確になったと感じている。ストラテジック、直訳すると戦略となるが、自動車業界においてはEVを巡り企業レベルは勿論のこと、国や地域レベルでの戦略がせめぎ合っている」とし、EV勢力図や国内の動向に触れた後、「2024年は日本国内も各社の戦略が現実に色濃くなってくると期待している。目先の需要だけに捉われず、大局観をもって臨みたい」と述べた。
 続いて、高宮プレジデントが「自動車、航空機、半導体製造装置など景況感は確実に上向いており、今年後半には昇竜の如く、大きく回復してくると信じている。常に業界の最先端をいく活動を提案、強化推進し、皆様と共に持続可能な組織を目指していきたい」と挨拶し、サンドビックグループの戦略について紹介した。
 同戦略は①成長へのシフト②持続可能へのシフト③お客様に一番に選ばれる企業へ④速い経済環境の変化への迅速な適応⑤選ばれる雇用主へ⑥デジタル化へのシフト―の6つのカテゴリーで構成され、このうち成長へのシフトでは既存事業の更なる拡大と企業買収による成長の2つの柱を掲げ、既存事業においては「戦略的に重要な航空宇宙産業、機械搭載事業をより強化し、同時にソリッド工具、自動車用アルミ加工製品、デジタル製品などの強化製品や旋削分野の新製品を投入し続け、集中的にマーケティングや営業活動を実行し、マーケットシェアを獲得しながら引き続き超硬工具メーカーとして成長していく」と強調。また、昨年第4四半期にはタングステン粉末製造のバッファロータングステン(アメリカ)、ギア工具製造向けソフトウェアのエスコ(ドイツ)、センサーツール・自動化ソフトウェアのプロマイクロン(ドイツ)の3社を買収しており、今後も戦略的に注力する分野については積極的なM&A活動を行い成長を加速させるとの方針を示した。
 持続可能へのシフトについては、生産性向上や加工時間短縮によるCO2削減等を達成する付加価値の高い製品を提供し、顧客やビジネスパートナーの持続可能なビジネス活動を強化推進していくために「今後もサステナビリティに貢献する製品、ソフト、サービスを開発、導入していく」とした。
 高宮プレジデントは、名古屋市中川区に新設するサンドビック・コロマント・センターについて「今年前半の本格稼働を目指して準備を進めている。トレーニングだけではなく、5軸マシニングセンタでのパワースカイビング提案やプロジェクトサポート、グローバルを結んだデジタル協業、CAMシミュレーションソフトをコラボさせた様々な斬新な改善、アイデア提案なども強化し、高いレベルのサポートを展開していく」との考えを示し、顧客サービス向上などを通じてビジネスの成長につなげていく。
 主要営業戦略に関しては、「未来の製造業を創造する新しい取り組み」をテーマに、田中悟史流通部長より2024~2028年の長期的戦略が具体的に説明された。また、2024年フォーカス製品も紹介された。
 この後、2023年優秀特約店の発表が行われ、引き続き「未来を形作るデジタルソリューション」と題して河野史尚執行役員機械搭載推進部長が講演した。

ジーネット
フルサト・マルカホールディングス2023年12月期決算
機械・工具セグメントが好調
提案の幅広げ、付加価値向上めざす


 ジーネット(社長=古里龍平氏、本社=大阪市中央区)は3月21日、フルサト・マルカホールディングスの2023年12月期決算ならびにジーネットの営業活動に関する報告会を、大阪市中央区のマルカビル会議室で開催した。
 冒頭、古里社長が「厳しい状況が続いており、工作機械においても中々受注が上がってこない中で、我々としては中長期的に成長を遂げることをベースに施策を打っている」と述べ、決算報告を行った。
 フルサト・マルカホールディングスの2023年12月期連結決算は、売上高が前期比6・5%増の1729億80百万円、営業利益が同3・2%減の57億5百万円、純利益が同3・7%増の46億98百万円だった。
 セグメント別では、ジーネットの工作機械・FA機器、機械工具、エンジニアリング等を含む「機械・工具セグメント」は、部品不足が緩和された自動車業界の堅調な生産やEV関連を中心とした設備投資などを受け、売上高が前期比9・4%増の1171億28百万円、営業利益は同16・2%増の37億58百万円となった。このうち海外売上高は同6・0%増の316億90百万円で、北米は射出成形機の販売が前年度コロナ禍対応の大量発注があった反動で大きく減少した一方、工作機械の売上は増加。中国は景気減速が続く中、EV関係の部品メーカー向けの大口案件捕捉により売上が増加した。
 古里社長は同セグメントの結果について「比較的好調だったが、それほど勢いがある訳でもない。特に米国の減速が顕著である。中国で唯一良いのはEV関連だが、日系自動車メーカーは開発が遅れており、足元は苦しい状況。東南アジアは国により異なるが、総じて堅調に推移している。ただ、中国などの台頭により従来のビジネスモデルが大きく変わってきている」と説明した。
 トピックスとしては、本業を通じた社会問題解決を実現するため、従業員の環境問題への理解度向上をめざし「環境社会検定試験(eco検定)」の受験を推奨、240名が合格した。引き続き社員の約半数にあたる1000名の合格をめざす。
 また、フルサト工業大阪配送センター及びジーネット大流センターの老朽化・スペース不足対策のため、物流センター「UNISOL L.C.OSAKA」を堺市の三宝IC近くに新設した。延床面積が拡大、交通アクセスも改善し、新在庫カテゴリー等導入による物流機能強化や、集荷・入荷・出荷・配送業務の効率化のほか、新物流管理システム導入による在庫施策強化などが図られた。業務開始は5月7日から。
 2024年12月期の連結業績予想は、売上高1740億円(前期比0・6%増)、営業利益55億円(同3・6%減)、純利益42億円(同10・6%減)とした。
 続いて、大谷秀典常務取締役営業本部長がジーネットの2024年上期営業報告を行う中で「各エリアで規模は様々だが、リアル展示会を積極的に推進し、エンドユーザーに我々の提案を直に届ける活動を強力に進めている」と取組方針を説明し、2月21・22日にポートメッセなごやで開催した「2024中部機械加工システム展」、3月6・7日にインテックス大阪で開催した「2024大阪機械加工システム展」について報告。今後各地で開催予定の展示会も紹介した。同社は11月に東京ビッグサイトで開かれる「JIMTOF2024」にマルカと共同出展する。
 また、1月からイスカルジャパンの正規代理店となり、イスカル社製切削工具の取り扱いを開始。「現在、随時在庫を整えている。機械加工を中心に、トータル的に色々な提案ができる幅を広げながら、市場の中で付加価値を高めていきたい」と大谷常務は意欲を示した。
 一昨年から強力に進めているアルム社製NCプログラム自動生成ソフトウェア「ARUMCODE(アルムコード)」については、昨年7月よりサブスクリプションのサービスを開始し、現在の契約状況を報告。複合旋盤加工用も今年中に開発されるとし「日進月歩でソフトを進化させながら、エンドユーザーの自動化に貢献していく」と話した。

日本のDX事情と進め方について学ぶ
「業務改革セミナー」を開催
愛鋲協 令和5年度第4回セミナー


 愛知鋲螺商協同組合(愛鋲協、理事長=大野正博氏・中部製作所社長)は、2月9日午後5時30分よりマイナビ伏見オフィス(名古屋市中区)にて、令和5年度第4回セミナーを実施した。タイトルは「業務改革セミナー~経営×ⅠTでビジネスを進化させる~」。愛知県デジタル人材育成アドバイザーの植木准氏(バリューソフトネクスト社長)を講師に、組合員とその社員ら14名が参加して、日本のDX事情と進め方について学んだ。
 広報担当の奥田勝彦理事(東邦精器社長)が司会進行を務め、冒頭、大野理事長が「DXはデジタルトランスフォーメーションの略で、デジタルで業務を変革して行くことだそうだ。最近は自分の書いた文字をAIがすべて認識し、簡単にデジタル化できる。プログラムやデザインといったものもAIが作ってくれる時代になるという。しかし、AIは『ねじ』を作ることはできないので、我々は最後まで残って行けるだろうと思う。とはいえ、DXを取り入れて業務改善を進めることも必要だと思っているので、本日は勉強させていただきたい」と挨拶。
 セミナーでは植木氏が、日本の労働生産性が低い要因として「国内市場の縮小」「国内市場の成熟化」「グローバル化の進展」「ⅠT技術の発展」といった経営環境の変化を挙げ、労働生産性とIT投資額には相関性があるとのデータを示しつつ、今後の企業経営におけるⅠT活用、DX推進の重要性を強調。日本企業ではまだ少ない「攻めのIT化」の鍵となる、経営・業務・ITの視点でIT化を先導する「CIO(最高情報責任者)」の役割や設置の効果を説明した。
 また、一般社団法人IT顧問化協会(eCIO)が提供する、企業のリスク回避と効率的な経営をサポートする「DXコンシェル」についても紹介した。
 最後に質疑応答が行われ、終了した。

最強のコミュニケーションツールを身に着ける
マジックも営業活動もその心得は同じ
愛機工青年部 マジック講習会開催


 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の青年部(部長¥文字(G0-935A)滝澤有一氏・松本商店社長)が2月29日18時30分より名古屋市中区金山の金山南ビル内・名古屋都市センターで『マジックにおける技術革新と発想の転換』と題した講習会を開催した。この日は青年部員ら18名が参加した。
 マジックとは相手を錯覚させて楽しませる技術であり、最強のコミュニケーションツールであるという。場を盛り上げ、話の掴みに使えるコミュニケーションツールのひとつとしてマジックを学び日々の営業活動に役立ててほしいと、青年部内教育部(教育幹事長=志知秀昭氏・志知社長、講演会担当幹事¥文字(G0-935A)高橋和也氏・山下機械)が企画・運営を担当。講師には、中部地方を中心に活躍する、マジシャン歴53年のマージー小倉氏が招かれた。
 まず初めにマージー小倉氏が挨拶代わりにマジックを披露。間近で見る機会はなかなか無いとあって参加者からはため息が漏れ、皆、その手先に見入っていた。続いてマジックの歴史、マジック技術の進化を学んだ後、マージー小倉氏の指導のもと、いくつかのカードマジックにチャレンジし披露し合った。
 『マジックは営業などへの応用が利く』とマージー小倉氏は言う。相手の心を読む〝読唇術〟、強制的にひとつを選ばせる“フォース”、同じくひとつを選ばせる“マジシャンズチョイス”といった技を自分なりにアレンジして応用すれば、なるほど営業成績も上がることだろう。
 最後に、マージー小倉氏は参加者へ『マジックの心得』を伝授した。①一に練習、二に練習、三に練習、四に練習。②失敗が出尽くすまで、たくさんの方に見せる。③失敗したらそこを修正。この3つの教えはそのまま『営業の心得』と言って過言ではないだろう。
 最後は滝澤部長の「今日は皆さん、非常にリラックスして笑顔で、こんな講習会は初めてじゃないかというくらい楽しませてもらいました。機会があれば、ぜひ2回目、3回目とお願いしたいくらいです。今日のマジック講習は基礎中の基礎だったかと思いますが、私たちも腕を磨いて、どこかで使えるような技を勉強したいと思います」との締めの挨拶でこの日は散会となった。

プロテリアル(旧日立金属)の
配管機器事業を譲受
岡谷鋼機 今年7~8月予定


 岡谷鋼機(社長=岡谷健広氏、本社=名古屋市中区)は3月21日、プロテリアル(社長=ショーン・スタック氏、本社=東京都江東区)の配管機器事業部の全事業を譲り受けると発表した。同日に契約を締結し、具体的なスキーム等の協議を進め、2024年7~8月に譲受を実行する予定。
 同社は、プロテリアルの前身である日立金属の「ひょうたん印」の継手を扱う特約店として、1918年に指定され、以来、鋳物継手からステンレス、バルブ、ポリエチレン製品、配管機器と品目を拡充しながら100年以上にわたり扱ってきた。
 今回、ガスや水道など社会インフラの一端を担う重要な事業である「継手バルブ事業」に加え、半導体製造装置メーカーを主要顧客とし今後の成長が期待される「ファインフロー事業」(半導体製造装置向け精密流体制御装置、気化器の開発・製造・販売)を譲受することになった。
 岡谷鋼機の生活産業セグメントに属する配管建設部門が事業を譲受するが、同社グループの国内外販売拠点及び物流拠点も活用しシナジー効果を発揮していく方針。
 同社は、プロテリアルにより培われた技術を継承し、高い信用力を持つ「ひょうたん印」を始めとする配管機器事業のブランドを維持しながら、市場のニーズに対応した製品の開発を進め、社会インフラの整備に貢献していく考えを示している。

大倉中部ブロック長以下新体制で臨む
6月14日・15日開催『中部みらい市』成功へ
中部みらい会 総会&方針説明会


 中部みらい会第19期の事業計画は以下の通り。①当日▽中部みらい会総会/中部ブロック方針発表会。②6月14日・15日▽吹上ホールで2024中部みらい市開催。③10月10日▽ホテルニューオータニでみらい会全国合同総会開催。④同11日・12日▽東京ビッグサイトで東京みらい市開催。⑤10月▽名鉄グランドホテルで中部みらい会実務責任者会開催。⑥10月25日▽名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで中部みらい会親睦ゴルフ会開催。⑦2025年3月▽名鉄グランドホテルで中部みらい会幹事会開催。⑧随時▽各地区ショールームやみらい研修センターでショールーム商談会、新商品研修会、現調研修会、工場研修会開催。
 続いて行われた方針説明会の冒頭、伊藤会長が登壇し「4月に入り、物流業界や建築業界では、いわゆる2024年問題が危惧されております。建築関連ではまだ影響はさほど出てないように思いますが、物流関連ではさっそく単価が上がるなどの影響が出始めているようです。また、最近の新聞紙面では賃上げの記事が多く見られます。中小・零細企業はこの流れについていけるかと言われればなかなか難しいところもあると思いますが、こうした問題は我々の業界にも着実に波及しつつあると思います。賃上げが全然できないとなると今後生き残っていくのは難しいでしょうから、我々としても、できることからやっていかなければいけないのかなと考えています」と挨拶のなかで昨今の業界問題に関して触れていた。
 賛助会員を代表して登壇した中村徹郎TOTO中部支社長は「この中部地区には富裕層の方々が多くいらっしゃると言われています。実際に厚生労働省の調査を見てみると、中部地区の世帯数は全国の11%にすぎませんが世帯所得1000万円以上の世帯は全国の16・5%にのぼるとされています。私は、まだまだこの地区で高価格品が売れるのではと考えております。一方で、この地区はお値打ち重視志向もあると言われており楽観視できないことも承知しております。だからこそ橋本総業さまの存在が必要ですし、正会員の皆さまのご協力が必要不可欠であります。我々メーカーも精一杯活動していきますので今後ともよろしくお願い申し上げます」と挨拶のなかで語っていた。
 特別会員である橋本総業の阪田貞一社長からは2024年度の同社の活動方針が語られた。
 中部みらい会方針説明会にあたり、まずは田所浩行橋本総業専務が業界の動向を解説。大倉中部ブロック長以下、各支店長らが各拠点の方針を発表した。
 休憩をはさみ、メーカーによる分野別企業動向の発表を経て方針説明会は閉会。参加者は、その後の懇親会で親交を深めた。

NETIS登録製品
LEDテープライト(両面発光・片面発光)
ハタヤリミテッド作業灯として使える明るさ確保


 コードリールや照明器具の専門メーカーであるハタヤリミテッド(社長=足立達哉氏、本社=名古屋市中区大須)で今、注目を集めているのが、使用場所に合わせてフレキシブルに曲げられるLED照明『LEDテープライト』(ベーシック両面発光タイプ/ベーシック片面発光タイプ)だ。
 ベーシック両面発光タイプ/ベーシック片面発光タイプ共に最大50mまで連結可能。その連結部分は防水仕様となっており、コネクターキャップが付いている。ハイクラスタイプ、直流電源タイプを除くすべてのテープライトシリーズと連結が可能だ。
 本製品の耐衝撃保護等級はIK10を誇る。これは、40㎝の高さから5㎏の衝撃に耐えられる仕様である。防塵防水性能もIP55と優れている。また、メンテナンス性にも優れており、万が一の断線時でも故障箇所だけを切除し、専用の補修キット(別売)で簡単に修理ができる(50㎝間隔で切断可能)。セットタイプには、社名などの表示物を入れられる、持ち運びや収納に便利な収納袋が付属する。
 ベーシック片面発光タイプは、コネクター根元のラベル色で消灯状態での点灯色の識別が可能である。
 ベーシック両面発光タイプ/ベーシック片面発光タイプ共に、セット内容は以下の通り。①LEDテープライト(5m・10m・20mの各タイプを用意)、②電源ケーブル、③エクスバンド(グレー色)、④収納袋。LEDテープライトの長さによって価格が異なる。テープライトの延長用として2・5m、5m、10m、20mの各タイプを単体でも購入可能だ。
 本製品の価格など詳しくは同社顧客サービスデスク▽通話無料のフリーダイヤル=0120(686)888、または同社ウェブサイトへアクセスを。

売上高1兆円超え達成
3年連続の増収増益
岡谷鋼機 令和6年2月期決算説明会


 岡谷鋼機(社長=岡谷健広氏、本社=名古屋市中区)は3月28日、名古屋証券取引所において令和6年2月期連結決算の説明会を開催した。
 売上高は前期比15・6%増の1兆1119億円で、初の1兆円超えとなった。営業利益は同10・1%増の324億円、経常利益は同10・1%増の358億円、当期純利益が同0・6%増の236億円と、3年連続の増収増益。自動車関連の生産回復を受け、特殊鋼や車載部品などの販売が順調で、全セグメントにおいて増収増益となった。
 岡谷社長は「前年に比べ、約1500億円の増収となった。中でも、情報・電機セグメントが987億円の増収。これは昨年1月に子会社化した会社の寄与が大きかった。また、産業資材セグメントは、自動車関連が比較的順調だったことなどから、328億円の増収となった」と説明した。
 令和7年2月期の連結業績は、通期で売上高1兆1500億円(前期比3・4%増)、営業利益310億円(同4・4%減)、経常利益340億円(同5・2%減)、当期純利益225億円(同4・9%減)を見込む。国内外の景気動向や政治情勢、また人件費・物流費を含めたコスト増、金利・為替の影響など依然不透明な状況が予想されることを加味した。
 配当に関しては、令和6年2月期の期末配当を当初予想の1株当たり125円から10円増配して135円とし、中間配当金125円と合わせて年間260円となる。また令和7年2月期は、中間配当金135円、期末は普通株式1株を2株とする株式分割の実施を計画し配当金67円50銭を予定(株式分割を反映しない場合の期末配当金予想は135円、年間配当金は270円となる)。
 中部みらい会(会長=伊藤辰之氏・イトウ社長)は4月26日、名古屋市東区葵にあるホテルメルパルク名古屋で『中部みらい会総会』ならびに『中部みらい会方針説明会』を開催した。
 中部みらい会総会では事務局の大倉明久橋本総業中部ブロック長の司会進行のもと以下の議案について審議が行われ、いずれも満場一致で承認可決されている。なお、当日は正会員の半数以上が出席しており、本総会は成立している。
 【第1号議案/第18期(令和5年4月1日~令和6年3月31日)活動報告ならびに会計報告・会計監査報告承認の件】
 【第2号議案/第19期(令和6年4月1日~令和7年3月31日)事業計画(案)ならびに予算(案)承認の件】

故宇佐見徳秋橋本総業中部ブロック長
お別れの会しめやかに営まれる


 令和6年3月13日に逝去した、橋本総業(社長=阪田貞一氏、本社=東京都中央区)の故宇佐見徳秋執行役員中部ブロック長(当時の役職/享年75)のお別れの会が4月26日、名古屋市東区葵のホテルメルパルク名古屋にてしめやかに営まれた。当日は、在りし日の故人を偲び、およそ400名の関係者らが献花に訪れた。
 お別れの会の後に開催された中部みらい会総会ならびに方針説明会の場で伊藤辰之中部みらい会会長(イトウ社長)は、「今日のお別れの会で実感しましたが、宇佐見さんがいかに広く、深く、多くの皆さんとお付き合いされていたか。たくさんの方がお別れにいらっしゃって、宇佐見さんの人望を垣間見ることができました」と語り、中村徹郎TOTO中部支社長は「私がこの中部に着任したころ、この地域のお客さま方とのやりとりを手取り足取り丁寧に教えてくれたのが宇佐見さんでした。宇佐見さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます」と故人への思いを語った。
 ここに、謹んで故宇佐見徳秋氏のご冥福をお祈り申し上げます。

低流量の流れをひと目で確認
「フローモニターFMC-25」発売
日東工器 小口径タイプをラインアップ


 日東工器(社長=小形明誠氏、本社=東京都大田区)は、水配管の流れをひと目で確認できる「フローモニターFMC-25」をこのほど発売した。金型の小型化に伴う成型用途など、低流量仕様のフローモニター需要の高まりを受け、2020年発売の「フローモニターFMC-30」と比べ低流量向けの小口径タイプを追加した。
 「フローモニターFMC-25」は、射出成形品の品質の安定を低コストで実現する。冷却水の流入口または出口の配管に設置することで通水していることがひと目でわかる。モニターレンズ内で視認性の高い赤色と黄色の2色の羽根が回転するため、低流量時でも流体の流れを確認できる。使用流量範囲は0・6~6L/minまで。流量計などを設置するよりコストを抑制することが可能。
 また、既存品と比べ、形状が長さ方向で最大16%、直径は最大22%コンパクトになり、狭い箇所や小ピッチでの取付けが容易にできる。
 水配管内の汚れによる視認性の低下対策として独自の交換可能なモニターレンズを採用。配管に取付けたまま交換ができるため、メンテナンスが簡便で短時間で行え、ランニングコストを抑えることができる。
 標準価格は、取付ねじサイズRc1/8が5490円、Rc1/4が5580円、交換部品のモニターレンズは1790円(いずれも税別)。目標販売台数は合わせて年間3000個としている。

大型の袋搬送向けグリッパーがリニューアル
サックグリッパーPSSG
シュマルツ 耐久性向上・軽量化を実現


 真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区)がこのほど、様々な材質、形状、重量の袋物ワーク搬送に好評のサックグリッパーをリニューアルした。
 新しい「サックグリッパーPSSG」は、吸着面にゴム材質のシーリングを使用。従来のスポンジ状シーリングと比較して、高い耐摩耗性を実現した。スポンジの摩耗によるコンタミネーションの発生も抑制できる。FDA規格に準拠し追従性に優れたシリコーンゴムタイプと、より耐久性に優れたニトリルゴムタイプをラインアップしている。
 さらに、本体設計の見直しやハウジングに樹脂材を使用することで、本体重量を従来品から最大50%軽減。これにより、搬送速度の向上が可能なだけでなく、軽可搬のロボットで対応できるため、システム全体の導入コスト削減にも貢献する。ロボット・自動機向けタイプと真空バランサー「ジャンボ」向けタイプの2種類を用意し、使用するアプリケーションに合わせて選ぶことができる。
 また、自動搬送向けとして新たに真空発生器一体型タイプをラインアップ。効率的な真空エジェクタを搭載し、圧縮エアの供給のみで使用できるため、選定やセットアップの工数を削減し容易に使用することができる。自動搬送向けタイプにはサポートプレートが内蔵されており、吸着時にワークを引き込むことによる表面の変形や破損を抑制することが可能。
 本体はモジュール設計を採用しており、吸着面のフィルターやシーリングを容易に分解・交換することができる。メンテナンスや交換の工数削減に貢献する。

トラスコ中山 大阪本社を移転
「トラスコ セントラルビル」へ


 機械工具卸売商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は、大阪本社を新町から大阪のオフィス中心街である本町へ移転し、5月7日より業務を開始した。同社はこれを機に、アクセスの利便性、並びに企業の周知度の向上を図るとともに、大阪本社の業容拡大につなげていきたい考え。
 4月4日には移転先の大阪本社(トラスコ セントラルビル)の竣工式が、中山社長はじめ、設計・施工を担当した竹中工務店などが参列して執り行われた。
 【新本社概要】
 ▼住所=大阪市中央区本町4-2-5 トラスコ セントラルビル(〒541-0053)
 ▼電話番号=06-6243-9830(代)
 ▼アクセス=大阪メトロ御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町駅」4番・8番出口より徒歩1分、阪神高速「阿波座IC」より約500m(車で2分)
 ▼敷地面積=318坪(1054㎡)
 ▼延床面積=3302坪(1万916㎡)
 ▼建物構造=複合構造(地下2~5階SCR造、6~屋上階RC造)
 ▼階数=地下2階、地上9階

新社長に川島宏紀氏
川島商事 健一氏は代表権のある会長に


 ゴム・樹脂製品製造販売の川島商事(本社=名古屋市熱田区)では5月、川島健一代表取締役社長が退任して代表取締役会長に就き、後任として川島宏紀氏が代表取締役社長に就任した。
 新社長の宏紀氏は「微力ながら社業に精励する所存。今後とも倍旧のご指導、ご鞭撻をお願いします」と所信を表明している。

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