第2858号 令和5年8月6日
新理事の近藤氏(大東通商)を紹介
愛知大会開催に向け準備進む
愛機工 令和5年度6月理事会開催
愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、6月21日午後4時30分より名古屋市中区の東京第一ホテル錦において理事会を開いた。理事24名が出席し、10月17日に開催する全機工連愛知大会、その翌日開幕のメカトロテックジャパン(MECT)2023の準備状況をはじめ、各種事業の報告が行われた。
理事会は志知総務部長(志知社長)の司会で進められ、冒頭、水谷理事長が「先日、MECT2023の出展者説明会が(ポートメッセなごやの)新しいコンベンションセンターのホールであり、新しくなった会場の見学会も行われ、出品される多くのメーカーさんに来ていただき盛況でした。いよいよ10月にMECT、そして全機工連の愛知大会があるので忙しくなってくるとは存じますが、色々議論をして準備をしっかり行っていきたいと思います。皆さん、宜しくお願いします」と挨拶。理事長が議長を務めて議事に入った。
(1)新理事紹介では、南支部の理事退任に伴い、次点登録の近藤幹浩氏(大東通商社長)が新理事として紹介された。
(2)組合員・賛助会員数の状況(組合員222社・賛助会員106社、2023年4月1日現在)について、事務局より米津物産(社長=鈴木克利氏、本社=名古屋市南区、管材・住設機器販売)の組合員加入と賛助会員3社の退会が報告され、承認された。
(3)令和5年度通常総会報告が、志知総務部長より行われた。総会は5月23日、名古屋ガーデンパレスで開催された。組合員222社中、本人出席73名、委任状78名、合計151名。他に来賓9名、賛助会員35名、事務局2名、報道4名が出席した。総会は、近藤理事(油傳商店社長)が司会を務め、斉藤理事(三豊社長)を議長に議案審議が行われ、第1号議案から4号議案まで原案通り承認可決された。また、理事退任に伴う新理事補填については近藤幹浩氏が承認された。次年度総会は2024年5月28日、名古屋ガーデンパレスでの開催を予定。
(4)第82回組合野球大会報告が、野崎福利厚生部長(常磐精機社長)より行われた。大会は4月23日に草井球場で開会し、雨天による順延等により6月17日までに3日間8試合が実施された。7月22日に4試合を行った後、8月は熱中症を避けるため中断し、9月23日に再開される。なお、今大会では岡谷鋼機や杉本商事をはじめコロナ禍で参加を見合わせていたナカガワ、日伝も復活して参加している。
(5)セールスエンジニアスクール報告は、事務局より、今年度第1回スクールを6月1~3日の3日間、中部ポリテクセンターで同センター指導員を講師に開催し、20名が受講したと報告された。第1回スクールでは申し込みが20名を超えたため、漏れた人の第2回スクール受講が優先される。第2回スクールは10月12~14日を予定。
(6)青年部総会報告が、服部青年部副部長(服部商会社長)より行われた。令和5年度総会は6月14日、東京第一ホテル錦で開催され、令和4年度事業報告、同収支決算報告、令和5年度事業計画、同予算案が原案通り承認された。今年度事業については、コロナ禍で休止していたキャンプの集いや社員・家族を対象にしたレクリエーション等、厚生事業を復活させる他、講習会や全国若手交流会への参加が予定されている。なお、8月24日の全国若手交流会(OMJC幹事)には愛知青年部より13名が参加する。
(7)МECT2023出展者説明会について、森田副実行委員長(組合副理事長・モリタ社長)より報告された。МECT2023は10月18~21日の4日間、ポートメッセなごやの新第1展示館を含む全館を使用して開催される。開催規模は前回展を大幅に上回る492社・団体、2103小間(前回は426社・団体、1795小間)。このうち組合関係は122社、489小間。
6月16日にコンベンションセンターで開かれた出展者説明会では、新第1展示館~第3展示館の業容の振り分け及び小間の配置が発表された。今展のコンセプトゾーンでは“驚きのスゴ技「加工のヒントがここに」門外不出の加工技術”の一端が会場で披露される。また、「自動車」「航空機」「自動化」をテーマにしたセミナーが行われる。
(8)ロボット展(ロボットテクノロジージャパン/RTJ)予告が、森田実行委員長(モリタ社長)より行われた。RTJ2024は来年7月4~6日の3日間、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)にて開催される。出展受付が本年9月1日より開始されるため、組合においても前回同様に実行委員会を設置して出展小間の勧誘事業に取り組む。
¥文字(U+277E)全機工連愛知大会について、水谷理事長より準備状況が報告された。
・DXパネルディスカッションについて…大会第3部で実施するDXパネルディスカッションについての第1回小委員会が5月18日、第2回小委員会が6月19日にそれぞれ事務局で開催され、パネラーを務める服部理事(服部商会社長)・伊藤理事(春日鋼機社長)・林龍一氏(広商NEXUS社長)の発言が確認された。また、大会当日にスマホによるDXに関わるアンケートを行い、リアルタイムに集計をスクリーン上で発表し議論の課題とする構想も検討するとした。9月11日の第3回小委員会ではパネリストの発言を確認するとともにコーディネーターの幡野理事(朝日社長)が議論をまとめる予定。
・大会リーフレット素案…大会案内に同封するリーフレットの素案がまとめられた。A4版三つ折。ただし、文字の書体・レイアウト・デザイン等の詳細については依頼する印刷業者と調整するとした。
・会場下見…6月21日(同理事会当日)、森田副理事長はじめ関係理事による会場の下見が行われ、①会場レイアウト②2階・3階の移動動線③ホテル入口箇所や受付場所④案内者の配置(役割)⑤控え室⑥来賓エスコート⑦来場者への案内ボード(立ち位置)⑧その他が確認された。
・大会要項…①大会日程2023年10月17日、開始13時30分(受付12時30分)②会場名古屋観光ホテル③大会テーマ『不確実性の時代を生き抜く機械工具商』“新たな未来を求めて”④式典13時30分~14時⑤講演会14時15分~15時45分、演題「アイデアで市場を創るユーザーイン経営」、講師はアイリスオーヤマ会長の大山健太郎氏⑥DXパネルディスカッション16時~17時⑦懇親会17時20分~19時。
¥文字(C-10514)その他、事務局夏季休業は8月11~16日。次回理事会は8月2日を予定。
以上で理事会を終了。なお、理事会前には賛助会員の匠ライフデザイン(保険代理店)南泰行社長より同組合における保険の委託実績の報告があり、取扱い商品のPRも行われた。
熱田神宮に組合の発展を祈念
新体制で展示会、創立祝賀会に臨む
愛知県管工機材商協組 7月理事会を開催
愛知県管工機材商業協同組合(理事長=峰澤彰宏氏・MINEZAWA社長、以下、愛管協と表記)が7月5日(水)、名古屋市熱田区の熱田神宮会館で7月理事会を開催。理事、監事、相談役ら24名が参加した。本会では常任理事、相談役、各部会長が承認されたほか、『第34回管工機材・設備総合展』(2024年開催予定)準備進捗状況、組合創立60周年祝賀会(10月23日開催予定)準備進捗状況の報告などが行われた。また、本会開催前に熱田神宮で御垣内参拝と御神楽奉納を執り行い愛管協ならびに組合員各社の繁栄を祈念した。
当日は、理事19名のほかオブザーバーとして小川信相談役(山信会長)、大藪淳一相談役(大清社長)、伊藤信哉監事(伊藤柳商店社長)、山本員彰監事(センサスヤマモト社長)が出席。熱田神宮への参拝後、熱田神宮会館へ会場を移して7月理事会が開催された。
会冒頭、峰澤理事長挨拶「ここにお集まりの理事の皆さまと2年間また一緒に組合の運営に携わってまいりたいと思っております。私、理事長を仰せつかりましたので2年間しっかりと務めてまいります。さて、世の中はアフターコロナと言いますか随分変わってきていると思います。電車の駅も空港も物凄く混んでいて、外国からのお客さまも多くなり随分活気が出てきたように思います。私たちの組合も数年間はコロナ禍ということでさまざまな事業に制限を受け、いろんな苦労もしてきましたが、これからの2年間は、今までできなかったことや新たにやってみようと思うことを、各部会の活性、積極的な部会運営を取り計らっていきたいと思っております。しかしながら、コロナ禍において私たちが経験した“リモート”という手法を今後も使っていくのも一考ではないかと思います。現実に今でも管機連(全国管工機材商業連合会)ではリモート参加とリアル参加のハイブリッド形式で理事会に参加できる方法をとっておられます。私たちも、同じ愛知県内ではありますが、豊橋、岡崎、一宮の理事の方もいらっしゃいます。皆さんが理事会へ参加しやすくなるようリモートを積極的に取り入れていきたいと考えております。さて、来年開催予定の『第34回管工機材・設備総合展』につきましてはこれから始動して準備に取り掛かっていきます。また、本年、当組合は創立60周年を迎えます。既にご案内もしておりますが、10月23日に各方面からお客さまをお招きして記念祝賀会の開催を予定しております。ご担当いただく理事の方々には運営についてのご準備をいただき、組合全体で協力して皆で創っていけたらと思っております。いずれにしましても、あっという間に時は過ぎていきます。いろんな準備につきまして、理事の皆さんのご理解とご協力をお願いしたいと思います」。
【経過報告】●5月16日(火)▽名古屋マリオットアソシアホテルで第61回通常総会開催。68名参加(委任状含め)。●同17日(水)▽名古屋東急ホテルで開催された名水協(名古屋市指定水道工事店協同組合)総会に峰澤理事長と事務局長が来賓として出席。●6月19日(月)▽組合事務所で4部会長による部員調整打合せ。●同21日(水)▽グランドアーク半蔵門で開催された管機連総会ほかに大藪相談役と峰澤理事長が出席、事務局長がリモート出席。●同23日(金)▽名鉄グランドホテルで開催された愛管連(愛知県管工事業協同組合連合会)総会に小川誉之副理事長(小川管商社長)と事務局長が来賓として出席。
【議事1】相談役委嘱承認の件▽伊藤辰之氏(第14代理事長/イトウ社長)、小川信氏(第15代理事長)、大藪淳一氏(第16代理事長)の相談役委嘱の件は、これが承認された。任期は2年。
【議事2】2023年度組織構成(案)承認の件▽正・副理事長の担当分け、部会長および部員構成について上程された案が承認された。本理事会終了後、事務局から各組合員に編成表を送付し所属部会を伝達。各部会長などは以下の通りだ。●第34回管工機材・設備総合展実行委員会〈峰澤理事長担当〉/実行委員長=石原太郎氏(原芳商会社長)、実行副委員長=倉地克明氏(倉地社長)。●組合創立60周年祝賀会実行委員会〈峰澤理事長担当〉/実行委員長=成田幸隆氏(大成工機商会社長)。※以上、いずれも5月16日開催の新理事による第1回理事会で承認済み。●総務部会〈村井善幸副理事長(オータケ社長)担当〉/部会長=竹内裕二氏(丸金商会社長)※青年部「愛青会」(荒木彌一郎部長・荒木商事社長)を管轄。●経営対策部会〈村井副理事長担当〉/部会長=福元良貴氏(山信社長)。●広報部会〈小川副理事長担当〉/部会長=粂内洋氏(名古屋機器社長)※組合だより、組合員名簿の編集発行。●福利厚生部会〈小川副理事長担当〉/部会長=鈴木克利氏(米津物産社長)※巡回健康診断の運営。●組合加入促進部会〈小川副理事長担当〉/部会長=山田雄一氏(岡谷鋼機本部長)※夏季休暇前に今年度第1回会合開催。加入勧誘の方針ならびに情報共有。
【議事3】常任理事委嘱(案)承認の件▽各部会長である竹内理事、福元理事、粂内理事、鈴木理事、山田理事、ならびに倉地理事、成田理事、荒木理事が常任理事として指名され、これが承認された。
【議事4】組合創立60周年祝賀会実行委員(案)承認と準備進捗の件▽同実行委員案が上程され、これが承認された。実行委員は以下の通り。●実行委員長=成田理事、●実行委員=伊神敏雅理事(双葉製作所社長)、竹内理事、福元理事、鈴木理事。進捗状況だが、来賓案内用の二つ折り案内状を作成中(理事会当日現在)。完成後、発送。
【各報告事項】①第61回通常総会開催報告▽名古屋マリオットアソシアホテルにて5月16日(火)に開催。本人出席48名、有効委任状20通を数えた。また、総会開催における収支報告が行われた。②第34回管工機材・設備総合展準備進捗の件▽以下に列記する、展示会実行委員会内の各部長が指名された。●総務部兼出品対応=土橋治彦氏(岡谷鋼機)、竹内理事。●受付部兼抽選部=伊神理事、安井文康理事(錦興業社長)。●会場部および案内=田中勝次理事(タナカ社長)、丹羽一幸理事(丹羽機材社長)。●開催日程について=理事会当日現在、2024年10月10日(木)~同12日(土)開催で調整中。本年9月以降に確定の予定。また、7月25日(火)に東京組合主催の第55回管工機材・設備総合展を視察(本紙発行時、開催済み)。③管機連社員総会・理事会報告▽●本年12月19日(火)=管機連創立60周年記念式典ならびに祝賀会が開催される。管機連代議員である愛管協常任理事に招待案内予定とのこと。●2024年3月6日(水)=管機連理事会開催予定。など。
【その他】次回の愛管協理事会は9月5日(火)、組合事務所での開催が予定されている。
2024年新年賀詞交歓会日程決まる
全員例会は9月に開催の予定
岐阜県管工機材商組合 7月度理事会開催
岐阜県管工機材商組合(理事長=渡部勝裕氏・大東社長)は7月13日(木)午後5時より、岐阜市長良にある岐阜グランドホテルにて7月度理事会を開催した。本理事会には理事ら10名が参加した。
冒頭、渡部理事長は挨拶のなかで「最近、『今後、中国はどうなっていくのだろうか?』ということが気になっていて新聞などに目を通しています。中国の、海外への不動産投資や外貨投資には不安材料が多く、一帯一路によって中国元の通用する国を増やそうとする政策もここにきて上手くいっていないようです。他国への中国産鉄道の建設に関しても似たようなものですし、中国国内でも不動産関連が上手くいっていなかったりで、今は失業率が過去最高となっているとか。そうした背景もあり、今、日本の株が世界から注目を集めているようです。今後、もしかしたら4万円台も見えてくるのではとさえ言われています。とはいえ、中国がいよいよという状況になったら日本にも影響が必ずあるので、被害を最小に抑えるための準備を今のうちからしておいた方が良いと思っております」と語っていた。
続いて、以下の議題について審議、報告などが行われた。
【議題1】全員例会(講演会)開催の件▽担当は白木伸道理事(白木商会)。本理事会では日程調整が行われた。9月理事会を9月21日(木)もしくは同22日(金)に開催し、理事会終了後に開催することとなった。なお、日程については講師の都合に合わせたうえで最終調整となるもよう。
【議題2】ゴルフ会開催日時の件▽担当は森浩副理事長(山兼)。10月下旬で日程調整を行うことが確認された。理事会当日現在、10月25日(水)もしくは同27日(金)のいずれかを中心に日程調整を進めていくようだ。
【議題3】その他▽①東京組合主催「第55回管工機材・設備総合展」(7月25日(火)~同27日(木)開催)の告知。②2024年新年賀詞交歓会の件▽開催日時、開催会場について、本理事会当日現在、2024年1月25日(木)、岐阜グランドホテルでの開催が予定されている。③10月23日(月)に開催される愛知組合主催「創立60周年祝賀会」について▽森副理事長の参加が確認された。
以上で、全議題の審議が終了した。次回理事会は岐阜グランドホテルにて、9月(全員例会と同日)に開催が予定されている。
2023年6月度鍛圧機械受注額
2か月連続の300億円超え
日鍛工 緩やかな回復基調続く
一般社団法人日本鍛圧機械工業会(代表理事会長=北出安志氏・コマツ産機社長)が7月10日発表した月次会員受注統計によると、2023年6月度の受注総額は前年同月比22・4%減の340億94百万円となった。前年同月が突出していた反動によりマイナスとなったが、2か月連続で300億円を超えており、緩やかな回復基調にあるとした。
一方で、世界の経済環境は依然不安定要因が混在しており、しばらくは横ばい状況が続くと予想した。
機種別にみると、プレス系機械は前年同月比37・0%減の125億80百万円となり、小型プレス24・5%減、中型プレス15・0%減、大型プレス52・2%減、超大型プレス61・0%減、油圧プレスも53・9%減で、フォーミングのみが65・1%増となった。
板金系機械は前年同月比15・6%減の136億46百万円で、パンチングが23・5%減、レーザ・プラズマ13・1%減、プレスブレーキも10・6%減だったが、全体では3か月ぶりの100億円超えとなった。
サービスは前年同月比1・0%増の78億69百万円だった。
内外別(機種計)では、国内が前年同月比27・4%減の152億54百万円となり、金属製品が18・2%減、輸送機械30・5%減、一般機械39・2%減、電機も23・5%減といずれもマイナスだった。
輸出は前年同月比27・4%減の109億72百万円となり、欧州向けが11・8倍、インド向け2・7倍、東南アジア向け18・1%増となったが、北米向けは横ばい、中国向けは64・9%減、韓国・台湾向けも54・8%減だった。
2023年6月分工作機械受注総額
前年同月比21.1%減の1220億円
日工会 調整局面の中でも底堅い動き
一般社団法人日本工作機械工業会(日工会、会長=稲葉善治氏・ファナック会長)が7月20日に発表した2023年6月分の工作機械受注額(確報値)は、総額が前年同月比21・1%減の1220億25百万円となり、6か月連続して前年を下回った。前月比は2・1%増と3か月ぶりに増加し、2か月ぶりの1200億円超え。調整局面の中でも底堅い動きが続いた。
内需は、前年同月比30・4%減の408億50百万円で10か月連続して前年を下回ったが、補助¥文字(U+2FA6)効果などもあり、2か月ぶりの400億円超えとなった。
内需の主要業種のうち一般機械計は、産業機械等、金型とも底堅い動きで、2か月ぶりの190億円超え。自動車関連需要は部品、完成車とも盛り上がりに¥文字(U+2F4B)ける状況が続き、自動車計は2020年9月以来33か月ぶりの75億円割れとなった。
外需は、前年同月比15・5%減の811億75百万円となり、6か月連続で前年を下回った。欧米は底堅い動きが継続したものの、中国が大きく減少し、2か月連続の850億円割れ。今年の最低額となった。
日工会は「6月の受注は内外需ともこれまでの市況に大きな変化は¥文字(U+2F92)られず、調整局面からの持ち直しの時期について今後の動向を注視する」としている。
2023年上期の受注総額は
前年同期比 15.7%減の7684億円
同日発表された2023年上期(1~6月)の受注総額は、前年同期比15・7%減の7684億円となり、上期としては3年ぶりの減少。2年ぶりの8000億円割れとなった。
内需は同19・9%減の2521億円、外需は同13・5%減の5164億円で、内外需ともに上期としては3年ぶりの減少となった。内需は全11業種中9業種で減少。外需は欧州のみ増加し、北米、アジアは減少した。
外需比率は67・2%で、前年同期から1・7Pt上昇した。
来年の創業70周年に向けて
岐阜工場をリニューアル
SANEI 2023年度方針説明会を開催
水栓メーカーのSANEI(社長=西岡利明氏、本社=大阪市東成区)は、7月4日午後4時より大阪市内にあるホテル日航大阪において、2023年度方針説明会を開催した。協力企業約100社・150名が出席。西岡社長は挨拶で「VERSE(ヴァース)とは、洋楽でサビに入る前の部分。これから盛り上がる一歩前。来年2024年9月にSANEIは創業70周年を迎え、新たな歴史を刻んでいく。2023年はその序章にあたる年となる」と述べ、出席した協力企業に一層の支援を求めた。
方針説明会は、東京二期会オペラ研修所マスタークラス所属の岡﨑陽香さんが歌う「ジュピター」(ピアノ伴奏・古野七央佳さん)で幕を開けた。
西岡社長は挨拶で、同社の現状と取り組みなどを説明。水栓金具の市場はその約50%が住宅市場、残りが非住宅市場(オフィスビル、ホテル、公共設備など)となっており、「市場規模はほぼ横ばい状態。私どもSANEIは住宅系のシェアが高い。これからの我々の戦いの一つは非住宅、特にテナントビルに対してどのような提案をしていくかが大きな課題」と指摘、非住宅市場に対するシェアアップに注力していく考えを示した。
また、創業70周年に向け、生産拠点の再整備として「高効率化・省力化・環境対策」をコンセプトに岐阜工場のリニューアルが進行中であり、生産ラインの増設や自動化生産設備の導入により生産性の向上を図る。同時に、地域と調和する工場を目指して、小学生ロボットコンテストの審査会場を提供するなど、岐阜工場が主体となり近隣との交流も進めていることを紹介した。
環境への取り組みでは、岐阜工場の太陽光発電増設など製造・販売、製品の使用、調達、廃棄の各段階において具体的な方策を打ち出し、CO2削減を推進。2016年に2555トンだった工場からのCO2排出量は、昨年2022年に1569トン(2016年比38%減)まで削減、2030年には1320トン(同48%減)とする目標を掲げている。西岡社長は「最終的なゴールが2050年、いわゆるカーボンニュートラルを目指していこうと思っている。是非、私どもと一緒にSANEIの商品を作っていくという思いで、協力をお願いしたい」と述べた。
その他、東京・表参道に続く2号店として5月に大阪市中央区でオープンしたショールーム&ショップ「WAILEA御堂筋」の紹介や、展示会、新商品の紹介が行われた。さらに、宿泊施設や富裕層に向けた商品ラインナップの強化や、アジア市場での更なる拡販と米国・ベトナムなど新市場への本格進出により海外販売の基盤を構築する方針も示された。
来賓を代表して挨拶に立った酒井智浩三菱UFJ銀行常務執行役員西日本拠点統括は「さまざまな取り組みを拝見していると、SANEI様の今後ますますの成長は間違いないものと確信できる。弊行はMUFGグループとして『世界が進むチカラになる。』をパーパスに掲げているが、まさにSANEI様が進む力になるべく、グループの総力を挙げて精一杯サポートしていく所存」と述べ、今後の躍進に期待した。
各部門の方針説明では、ものづくり本部方針について、夏目和典専務取締役執行役員ものづくり本部長が「昨年は品質第一ということで1年間取り組んだ。その結果、ものづくり本部社員の品質に関する意識が向上、質が上がってきた。今年はより品質を高めるために『品質革新』を定め活動している」とし、創業70周年に向けた岐阜工場の建て替えをはじめ、「組立エキスパートの認定試験を実施しており、今後は鋳造、機械加工、研磨、メッキの各部もエキスパートを育成し、より質のいいSANEIのものづくりへと向かっていこうと取り組んでいる」と説明。
丸川達也取締役執行役員開発本部長は「開発本部の方針は『開発力強化』。新しい取り組みとして、従来のSANEIに加えブランド価値を飛躍的に高めるような、新しい価値基準を実現する。新基準でアウトプットされる図面は標準品とは違った思いを詰めた形となり、皆様には非常に高いレベルを要求することになるかと思うが、是非応えていただきたい」と新製品開発に対しての協力を求めた。
続いて、購買部方針を原田淳ものづくり本部購買部長が、品質保証部方針を森重倫ものづくり本部品質保証部長がそれぞれ説明した。
「ものづくりchallenge2022」受賞者の発表があり、優秀賞を受賞したフクシマ化学の福島康貴社長が「今回3度目の挑戦ということで、社員の頑張りが認められ光栄に思っている。SANEI様の70周年に向けて、社員一同、環境にダイレクトに影響していく品質への努力を一層重ねていきたい」と謝辞を述べた。
方針説明会終了後は会場を移して懇親会が開かれ、吉川正弘SANEI副社長が「今年になって、やっと人々の活動も活発になり、経済活動もコロナ以前の状態に戻りつつある。その一方で、電気代など色々なものが値上がりし、確実に経営の負担になってきている。私が担当している小売りのマーケットでも、一方では非常に高額なシャワーヘッドが売れているが、他方で節約・節水といった生活防衛の商品も売れてきている。私たちSANEIは、水まわりを通じて人々を幸せにするという創業以来のスタンスは変えずに、マーケットの変化に対応しつつ、更なる成長を目指していきたい」と挨拶。
髙井宏児SANEI共栄会理事長(多喜プラスチック社長)の乾杯の発声により、交流の場となった。岡﨑さん(歌)と古野さん(ピアノ)がオペラやミュージカル曲を披露して会に花を添え、東口勝紀SANEI共栄会副理事長(岡本製作所社長)の中締めで盛会のうちにお開きとなった。
『進取果敢』な姿勢で取り組む
岸田新社長が今期方針を説明
山善 2023名古屋山善エース会開く
山善名古屋支社(支社長=岡村尚文専任役員)は、5月29日午後2時より名古屋マリオットアソシアホテルで「2023名古屋山善エース会」を開催した。総会では同社の主力販売店である会員109名が出席する中、名古屋支社の現況報告などが行われた。今年4月に社長に就任した岸田貢司社長は挨拶で「『進取果敢』な姿勢で、皆様とともに、未来を切拓いてまいりたい」と決意を語り、出席者に支援を求めた。
第1部総会の開会にあたり岡村支社長が挨拶し、名古屋支社の現況報告を行った。同支社の2023年3月期(第77期)売上高は前期比101%となり前期を上回った。事業部別では機械事業部が104%、機工事業部第一営業部(現ツール&エンジニアリング事業部)が102%、同第二営業部(現産業ソリューション事業部)が98%。エース会会員の売上ウエイトは69・5%と前期より伸長した。
岡村支社長は今期、専門力、商品力、エンジニアリング力、グリーンビジネス支援、カーボンニュートラルへの対応などの強化に取り組むとし、その一環として、専門性強化のため旧機工事業部を産業ソリューションとツール&エンジニアリングの2事業部に分割したと報告。「これらの活動を通じて、皆様の業績アップに貢献することのできるパートナーになることが、山善名古屋支社の役割」との考えを強調した。今期の支社経営方針については、DXを活用しながらコミュニケーション能力を高め、高い情報収集能力とその共有などにより「現場力を高め、変化に柔軟で、対応力の高い組織を目指す」とした。
次いで、エース会を代表して挨拶に立った佐野太亮佐野社長は、大手製造業を中心にカーボンニュートラルへの活動が活発化していく中、山善が2008年より「グリーンボールプロジェクト」を掲げて環境優良商品の販売に注力し、15年で50万トン以上のCO2削減効果を上げていることについて、「まさに、『ともに、未来を切拓く』というスローガンに見合った、山善様ならではの環境型の活動をいち早く実行され、その期待感はますます高まるばかり」との思いを述べた。また、「岸田社長は環境の大きな変化をしっかり受け止め、デジタル戦略等に先回りして手を打っていると表明されており、変化対応企業としてプロアクティブな姿勢であられるようなので、必ず計画は達成されることと思うが、我々も微力ながらご協力させていただきたい」と話した。
続いて岸田社長が挨拶に立ち、同社の2023年3月期連結決算報告と今年度の取り組みを紹介した。
2023年3月期は、売上高が5272億63百万円(前期比5・1%増)、営業利益が165億63百万円(同3・3%減)、経常利益が172億80百万円(同1・1%増)、当期純利益が125億27百万円(同4・2%増)となった。
岸田社長は「売上高と当期純利益は当社始まって以来の記録。厳しい中だったが、この数字を達成できたのは山善エース会のメンバーの支援によるもの」として謝意を表し、「生産財の売上高は前年対比6・7%増。機械事業と機工事業は売上高構成比で社内シェアをともに伸ばした。下期の10月以降に少しブレーキが掛かったが、それを含めても生産財で3532億円と走りきれたと思っている。消費財においては、住建事業が堅調に推移し9・4%増の680億円、売上高と営業利益は住建事業部発足以来の新記録」と振り返った。
同社は社会における存在意義であるパーパスを「ともに、未来を切拓く」、2030年に向けて同社のありたい姿を示す企業ビジョンを「世界のものづくりと豊かなくらしをリードする」と制定。岸田社長は「このビジョンとパーパスで、私は今回の社長就任にあたり『進取果敢』を自らのキーワードとして取り組んでいきたいと思っている。『進取果敢』とは、自らが進んで積極的に事を成し、強い決断力で大胆に突き進む様。この気概をもって、山善のリーダーとして事業を推進していきたい」と意気込みを語った。
2030年ビジョンを実現するため、「顧客密着戦略」「トランスフォーム戦略」「デジタル融合戦略」、これらをクロスオーバーする「人財マネジメント戦略」の4つの戦略を軸に事業を推進していく方針。
各事業の取り組みとして2024年3月期(第78期)は生産財事業で3730億円(前期比5・6%増)、消費財事業で1760億円(同4・3%増)の売上高を目指す。生産財事業の国内機械事業部では、エンジニアリング事業やシステム案件に注力するとともに、データドリブン営業を推進していく。産業ソリューション事業部では、自動化ビジネスの追及、カーボンフリーニーズへの的確な対応などに注力。ツール&エンジニアリング事業部では、技術営業の投入、課題解決型展示会の開催などを行っていく。
岸田社長は「山善の強みである対面営業に、データベース部門の組み込みを加速し、ハイブリッド営業を展開していく」との考えを示したほか、今年は全国24か所でどてらい市をリアル開催する予定で、中国をはじめとする新興国の技術革新が勢いを増す中「地方から日本のものづくりを支援していく起爆剤になれば」と期待した。
物流については、産業ソリューション事業部とツール&エンジニアリング事業部の在庫アイテムの拡充・最適納品のため、関東で現在稼働している物流センターに加えて、「新ロジス大阪」を新設する(2025年1月本格稼働予定)。
グリーン戦略に関しては、太陽光でクリーンエネルギーを提供するPPAモデル事業「DayZpower(デイズパワー)」や、環境優良商品の販売促進に向けた「グリーンボールプロジェクト」のCO2排出量を見える化したアプリのサービスを紹介。商社として、環境活動と経済活動の両立を図りながら、サプライチェーン全体の温室効果ガスの排出削減に着手しているとした。
2024年3月期は、売上高5500億円(前期比4・3%増)、営業利益150億円(同9・4%減)、経常利益150億円(同13・2%減)、当期純利益100億円(同20・2%減)を計画。売上高は過去最高。成長のための投資費用を計画しているため減益を見込む。また、中期経営計画「CROSSING YAMAZEN 2024」の最終年度(2025年3月期)は、売上高6000億円、営業利益210億円、経常利益210億円、当期純利益140億円を目指す。
山善の役員と名古屋支社の部門長の紹介が行われ、総会を終了した。
第2部講演会では、ビジネス・デザイナーの小島雄一郎氏が「これからの中心『Z世代』が世の中を変える!」と題して講演。講演会の後は第3部懇親会が催され、出席者らが交流を深めた。
産業の未来を作り出していく場
「2023中部どてらい市」盛況
受注目標達成で成功裡に終了
山善(社長=岸田貢司氏、本社=大阪市西区)の「2023中部どてらい市(第46回)」が6月8~11日、新築移転されたポートメッセなごや第1展示館で開催された。山善名古屋支社が事務局を務め、支社管轄の有力販売店96社が主催店となって行われ、メーカー290社が出展。昨年はコロナ対策で小間の間隔を広く取るなどの制限をしていたが、今年は2019年以来4年ぶりにフル規格での開催となり、多くのユーザーが会場を訪れ賑わった。受注金額も目標の100億円を超え、成功裡に終了した。
初日に行われた開会式では、冒頭、主催店を代表して羽賀威一郎東陽社長が挨拶で「今回の2023中部どてらい市では、カーボンニュートラル、SDGs、環境対策、省エネ対策に関する提案から、省人化・自動化、工程集約、BCP対策、ダイバーシティに関する提案に至るまで、あらゆる提案が準備されていると聞いている。来場いただいたお客様に見て・触って・確かめていただいて、お客様が抱えている課題や悩みを皆様で協議することが大事。このような過程を経ることで、メーカーサイドは更なる品質向上を図り、お客様は向上した品質の商品を購入することで更に生産性を高めていくことができるという、正のスパイラルに続いていくものだと信じている。そして、このどてらい市の役割も、単にお客様に商品を知っていただいて売るという場から、産業の未来そのものを作り出していく場に転用していくものと確信している」と述べ、実りある展示会になることを期待した。
出展メーカーを代表して挨拶に立った大沢伸朗オーエスジー社長は「ものづくりという業界の中で、改めて我々も今の変化の激しい時代にどう対応していくか考えざるを得ないと思う。この23年度から山善様も長尾会長、岸田社長の新体制で、新しく多くの取り組みを掲げている。その中でも、特にリアルで、この先のゲームチェンジにつながるヒントを掴む絶好の機会が、このどてらい市ではないか。最近よく聞くのは、UI、UX。UIはユーザーインターフェースで、お客様といかに接するかという所。ネットや対面型など様々な方法がある。重要なのはUX、ユーザーエクスペリエンス。ユーザーの実体験に訴えかける。実体験をどの様にして刺激するか。そのヒント、アイデア、あるいは更なるチャンスが数多く埋蔵されているという思いで、この3日間を実りあるどてらい市にすべく、我々も強い決意で臨みたい」と述べた。
中部どてらい市本部を代表して岸田山善社長が「待ちに待ったフル規格のどてらい市。2月の主催店会から始まり、事前商戦、事前PRを走りぬき、今日を迎えた。この3日間でこれまでの結果を出すべく、事務局社員一同、心を引き締めてフォローしていきたい。ものづくり産業は、世界情勢の混沌とは全く別の所で、しっかりと進んでいる。チャットGPTに代表される生成AI、バッテリー技術も含めたEVの更なる進化、そしてつい先日発表されたアップル社のビジョンプロ(ゴーグル型端末)。その様なものが今後どんどん出てきて、これを作り供給していく。このエネルギーは日本でも変わらないと私は思う。日本のものづくりのハートランドはこの中部地域であり、それは世界のものづくりのハートランドであると思っている。その気概をもって、中部どてらい市を開催させていただく。皆様方も思う存分活躍していただき、新しいこの会場は柱がない無柱の空間、来られるお客様全員が夢中になっていただける、その様な展示会にしていきたい」と意気込みを語った。
開会式ではこのあと岡村山善名古屋支社長より決意表明があり、スローガン隊によるどてらい市必勝スローガンの唱和、代表者によるテープカットで展示会が開幕した。
会員各社の対応など発表
タイムリーな話題で意見交換
名機工同友会 6月例会を開催
名機工同友会(会長=和久田修志氏・三和商事社長)は6月21日(水)午後6時30分より、名古屋市中区にある東京第一ホテル錦で6月例会を開催した。当日は、会員15名が出席した。
会の冒頭、野崎憲昭副会長(常磐精機社長)が「以前から、幹事の皆さんより『仕事に関する具体的な情報交換をしたらどうか?』との提案をもらっていましたので、本日は、事前に皆さんに発信させていただいている議案内容について、皆さんの会社ではどのような対応をしているのかをお聞かせいただきたく意見交換の場を設けました」と、挨拶のなかで今回の主旨を説明した。
本例会では、タイムリーな話題や、対応に苦慮するようなシチュエーションへの向き合い方など計6項目について、経営者の立場としてどのような対応をとっているのか? 全参加者が発表を行い、活発な意見交換が行われた。なかには、かなり踏み込んだ内容もあり、参加者は皆、非常に勉強になったと口を揃えて感想を述べていた。この日、議題に上ったテーマは以下の通り。
①【社内マスク着用について】コロナ禍が終息に向かいつつありコロナ自体も第5類となりマスク着用は個人の判断となったが、現状、社内ではどうか? まだほとんどがマスク着用している、半分くらいマスク着用している、来客に対してマスク着用している、独自の社内ルールを作った、など。に対する参加者の意見▽●現在の着用率は40%くらい。●客先への納品時には着用させている。●全員外している。●ほとんど今も外していない。●女の子の方が外している。●若い子の方が外している。など。
②【現在の景況感・コロナ禍との実績の比較について】コロナ禍は終息に向かっているものの、今年になっても数字(実績)が全然上がらない、コロナ禍よりも悪い、といった取引先の声を多く聞く。会員各社やその取引先はどうか? に対する参加者の意見▽●コロナ禍前レベルに戻っている。●今年は我慢。2024年以降は良くなると見込んでいる。●まだ戻っていないお客さんも居ると聞く。●型番のある商品の受発注がネットに流れてしまった。など。
③【円安・物価高を乗り切るための対策について】電気代・消耗品など会社経費も上がり、その他、工具の値上げもあり利益が減っているなか経費削減で何かしていることは? に対する参加者の意見▽●海外取引に対して元やドルを使い、円は使わないようにしている。●具体策ということではないが、2割物価高なら売上2割アップしましょうと社員に話している。など。
④【夏のボーナス支給について】コロナ禍前までは実績が戻っておらず利益も減り物価も上がっているなかで迎える夏のボーナス支給。その予算はコロナ禍より増やす? 減らす? 現状維持? に対する参加者の意見▽●昨年並み。●社員さんには申し訳ないですがコロナ禍以降減ってしまっている。●コロナは関係なく個人の評価シートに基づいて支給額を決めている。など。
⑤【各ハラスメント・社員とのトラブルについて】昨今、指導・教育をするなかで事細かに「それってハラスメントですよね?」と言われることが多くなっているとメディアなどでも取り上げられているがそんな体験したことは? に対する参加者の意見▽●幹部に対してハラスメント研修を開催した。など。
⑥【Z世代と向き合っていくには】Z世代の社員とどう向き合っているか? に対する参加者の意見▽●この世代はしっかり話せばしっかり理解してくれる。●世代関係なく社員同士は仲良いので特に気にしていない。●若い子に対してこちらから報・連・相を“取りに”いっている。●逆に“昭和世代はこう思っている”的なセミナーが若い子には必要なのでは?共に歩み寄る姿勢が重要で若い子だけを特別視しない。など。
中締めの挨拶で時津達也会計幹事(新栄商会社長)が「本日皆さんのお話を伺って、Z世代への対応に関するご意見が一番多かったように思いました。ちゃんと話せば彼らにはしっかりと伝わり理解してくれるとのご意見もありましたが、その通りだと思います。一方で、ちょっとした“イジり”もパワハラと捉えられかねないとの意見もありました。このような両極端な意見が出るほど難しいテーマかなと思いますが、そのちょうど良いところを探していくことが我々経営者にとって大事だろうなと思います。もちろんひとくくりにはできませんので、個々に丁寧な対応をしていかなければと学ばせていただきました」と結び、この日は散会となった。
これまでと趣向を変え大盛り上がり
中部タンガロイ特約店会ビアパーティー
中部タンガロイ特約店会(会長=水谷彰宏氏、東亜機工社長)が7月21日(金)、名古屋市中区の名古屋クレストンホテルで2023年・第26回タンガロイビアパーティーを開催した。
和田健二タンガロイ中部支店長は「日頃よりタンガロイ製品の拡販にご尽力たまわりまして誠にありがとうございます。本日は暑いなか足を運んでいただきまして重ねてお礼申し上げます。毎年恒例のビアパーティーでしたが今回4年ぶりの開催ということで、趣向を変えた催しをご用意させていただいております。いつも電話でお世話になっている内勤の皆さま方、営業活動で汗をかいている皆さま方の交流とコミュニケーションを図る絶好の機会として、今日はおもいっきり楽しんでいただければと思います」と挨拶した後、同社が現在展開(~9月29日(金))している『火の弾(ひのたま)プロモーション』や昨年10月に竣工した新生産棟、SDGsへの取り組みと現状での成果などを紹介した。
続いて、加藤久佳井高営業本部長が登壇。「今我々の業界もちょっと状況は良くなく、皆さまも相当頑張ってやってみえるかと思いますが、それでも苦戦しているのではないかと思います。しかし、暑い夏が過ぎ去れば心地良い風が吹いてくるように、皆さまの業績、タンガロイさまの業績も良くなってくると思います。タンガロイさまには新製品をどんどん出していただいておりますので皆さまからお客さまにいろんなご提案をしていただければと思います。今日はこのビアパーティーで英気を養っていただいて、明日からのタンガロイ製品の拡販につなげていきましょう」と挨拶。乾杯の音頭をとってビアパーティーが開幕した。
タンガロイ製品と絡めたクイズ大会や豪華景品の当たるビンゴ大会などで大いに盛り上がりをみせ、宴もたけなわとなったところで近藤勝NaITO中部営業部長が登壇し、「今日のタンガロイさまのビアパーティーは大変盛り上がりました。この盛り上がりを火の弾プロモーションにつなげて、今後もタンガロイさまを一生懸命サポートしていきます」と挨拶。最後は1本締めでこの日は散会となった。
待ちに待った4年ぶり納涼会
三重県機械工具商組合青年部主催
三重県機械工具商組合(理事長=山田浩氏/コジマ・フジ通商社長)の青年部(部長=水野隆次総務・事務局担当副理事長/共栄商会社長)が主催する納涼会(ビアパーティー)が7月20日(木)、近鉄「四日市」駅すぐのアサヒビアケラー四日市で開催された。正会員・賛助会員から30社78名が参加した。司会進行は枅川修理事(ジーネット)が担当した。
まず初めに山田理事長が「皆さん、大変お忙しいなかお集まりいただき誠にありがとうございます。昨年も開催を予定していたのですが直前で中止となり、本日、4年ぶりに当組合の納涼会をようやく開催することができました。ここ数日、すごく暑い日が続いておりますが、今日は楽しく飲んで、食べて、暑気払いをしていただいて、まだまだ続く暑い夏を乗り切っていきましょう」と挨拶。
続いて、水野青年部部長が「4年ぶりの開催ということで、ようやく待ちに待った日が来たなという感じです。今日は4年分おもいっきり楽しんでください」と挨拶して乾杯へ。
名刺交換や近況報告、豪華賞品の当たるジャンケン大会などで大いに盛り上がり、宴もたけなわとなったところで、平井宏幸会計担当理事(平井マシンツール社長)が中締めの挨拶をし、最後は1本締めで散会となった。
製品販売価格を改定
東洋バルヴ 7月3日出荷分より
東洋バルヴ(社長=平崇司氏、本社=東京都中央区)は、昨今の原材料やエネルギーコスト、物流費用の高騰や長期化する円安傾向などの理由から、7月3日(月)出荷分より、やむなく製品販売価格の改定を行ったと発表した。
同社はこの件に関し、「弊社は2022年6月に価格改定を実施させていただきましたが、その後も依然として主要材料相場は高止まり傾向で、エネルギーコストや付随する物流費用の上昇、長期化する円安傾向等により、製造コストの上昇に拍車がかかりました。また、バルブ本体材料だけでなく、付属する電動モーター、アクセサリー、梱包資材等の外部購入品の相次ぐ価格改定要求が後を絶たたない状況となっております。弊社では全社全部門での徹底した経費削減や業務の効率化により最大限のコスト低減に努めておりましたが企業努力だけで吸収することは困難であると判断し、誠に不本意ながら製品販売価格の改定に踏み切らざるを得ない状況となりましたのでお知らせいたします。お客さま各位におかれましては、何卒諸般の事情をご賢察いただき、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」とコメントしている。
改定対象製品と主な改定率は以下の通りだ。
●青黄銅製・ステンレス鋼製バルブ▽10%
●鋳鉄・ダクタイル鉄製バルブ▽5%
●バタフライバルブ▽5%
●バタフライバルブ(ステンレス)▽10%
●鋳鋼・鍛鋼製バルブ(一般弁)▽15%
●鋳鋼製バルブ(ボールバルブ)▽10%
●自動操作バルブ(駆動部)▽10%
●部品・ソフト費用▽10%
詳細については同社ホームページ、または同社より配布されている『TOYOVALVE 価格表』を参照のこと。
彫刻界の巨匠5人とAIのコラボ作品
「不可能を可能にする彫像」を発表
サンドビック デジタル加工能力の可能性示す
サンドビックは、AIと最先端ソフトウェアソリューション、最先端製造技術を駆使して創られた、現代のエンジニアリングの傑作という「不可能を可能にする彫像」をこのほど発表した。
スウェーデンの国立科学技術博物館Tekniska Museetに展示されているこの芸術作品は、500年の時間を隔てた偉大な芸術家、ミケランジェロ、ロダン、コルヴィッツ、高村光太郎、サヴェージの作品を基にして創られている。AIのモデリング機能と最新の製造ソリューションの革新的な活用により実現した。
この彫像は、ミケランジェロのダイナミックなオフバランスポーズや、ロダンの筋肉と黙想など、彫刻界の巨匠5人のそれぞれの特性のバランスに配慮しながら、多数のAIモデルをトレーニングすることで設計された。
彫像の製作には、CAD(コンピュータ支援設計)モデリング、CAMプログラミング、加工のエキスパートチームが参加。プロセスにおいては4000万行のGコードが生成され、製造においてCNC(コンピュータ数値制御)機でのさまざまなパーツの加工をガイドするために使用された。最後に、サンドビックグループ傘下のMetrologicグループの先進的な計測ソフトウェアを使用して、彫像のディテールが確認された。
完成した彫像は、重さ500㎏、高さ150㎝。デジタル設計との誤差は30マイクロメートル(0・03㎜)未満で、その大きさと3Dモデルの複雑さを考えると、驚くべき数値と言える。これは例えば、スイス製の時計の製造に求められる精度と同じで、最適な彫像製造方法の仮想シミュレーション、デジタルツインテクノロジーとツールパス最適化技術を活用して達成されたものだ。
エンジニアリンググループ会社であるサンドビックは、最先端の切削工具とソフトウェアソリューションを提供し、切削加工の分野で世界をリードしている。その切削工具と専門知識は航空宇宙産業から一般機械産業、医療機器産業に至るまで幅広い産業分野で使用され、同社の工具は航空宇宙産業用エンジン、医療用インプラント、電気自動車部品などの品質要件の高い部品の製造に使用されている。
サンドビック・マシニング・ソリューションの社長ナディーン・クラウヴェルス氏は、「『不可能を可能にする彫像』を作製するために用いられた加工方法は、私たちが日々お客様に価値を提供するために用いているのと同じものです。デジタルソリューションと切削工具にわたる卓越した能力により、当社は世界の主要産業において部品加工を推進し、全加工プロセスにおけるすべてのステップを連携させ、効率と持続可能性を改善するのに絶好な立場にあります。『不可能を可能にする彫像』の作製は、そのことを示すために実現したもので、すべての可能性を活用することで製造効率を大幅に改善し、無駄を省き、加工の各工程において最高の品質を確保することができました」と述べている。
同プロジェクトに関する動画が公開されている(日本語字幕の表示可)。▼The Impossible Statue – YouTube(1分動画)▼The Making of the Impossible Statue – YouTube(5分動画)。
6月からの配送で
緩衝材を「環境配慮型フィルム」へ変更
八幡ねじ SDGsへの取り組み
八幡ねじ(社長=鈴木則之氏、本社=愛知県北名古屋市)は6月から、配送の際に使用するエアー緩衝材を、バイオマス原料を10%配合した、バイオマスフィルム製のもの(写真)へと切り替えたと発表した。
元来、エアー緩衝材は、ほかの梱包材と比べて約6分の1の資源量で空間を埋めるため、資源節約・ゴミ排出量の削減に効果的であった。同社は、バイオマスフィルムへ変更したことによりCO2排出量を年間約0・5トン(自社調べ)削減できると見込んでいる。今回使用したものは、日本有機資源協会によるバイオマス認定(10%)を受けている。
バイオマスフィルムには、植物由来のバイオマス原料が含まれている。製品を焼却した際に発生するCO2の量が、原料である植物が成長する過程の光合成で吸収されるCO2量で相殺されるため、大気中のCO2が増えることがないとされている。
同社は、このほかにもSDGsに関する数多くの取り組みを積極的におこなっている。詳しくは同社ウェブサイト(https‥//www.yht.co.jp/)へアクセスを。
八幡ねじグループは1946年9月10日の創業以来〝三方善〟(さんぽうぜん)という考え方を基本理念としている。この“三方善”とは「自分だけではなく取引先、そして社会の三方が共に幸せな状態でなければ長続きをしない」という、持続性・継続性に重きを置いた思想で、昨今、CSRやSDGsなど、ますます社会から重視される考え方だ。同社は、これまでも、そしてこれからも“三方善”の精神に基づき、取引先や社会が抱える課題を解決することを使命とし、この社会への貢献を通じて常に必要とされ続ける企業となることを目指していく。
非接触で流体の流量を測定
大好評のクランプオン式超音波流量計
ヨシタケ UFM-100
発売以来、大好評となっているヨシタケ(社長=山田哲氏、本社=名古屋市昭和区)のクランプオン式超音波流量計「UFM-100」は、非接触で流体の流量を測定することができる流量計である。パイプの外側からセンサーを取り付け、超音波を利用して流速を測定。パイプに直接接触することなく測定できるため、測定対象の流体に影響を与えることなく、取り付けやメンテナンスが容易だ。また、測定範囲が広く測定精度も比較的高いため、産業分野をはじめ、さまざまな分野で使用されているという。
「UFM-100」の流量検出原理はこうだ。上流から下流(順方向)および下流から上流(逆方向)に伝播する超音波の伝播時間差から流体の流速・流量を算出。順方向の超音波は流体の流れに乗って伝播するので、流れが早いほど短い時間で伝播する。反対に、逆方向の超音波は流れに逆らって伝播するので、流れが早いほど長い時間で伝播する。順方向と逆方向の伝播時間の差が流量に相関することから流量が計測できるのである。
本製品の仕様(一部抜粋)は以下の通りだ。
●用途▽工場の生産設備/ボイラー給水システム/空調分野の冷却水/化学産業のアプリケーション/醸造プロセス、医薬洗浄用水/製鉄プラント、船上の設備ライン/設備の定期的なメンテナンス
●製品種別▽流体監視システム
●適用流体▽液体全般(水、薬品など)、油(15A~25Aのみ)
●接続▽クランプオン式
●最高温度▽50℃(配管表面の凍結なきこと)
●測定流速範囲▽0・5~5・0m/s(油は1・0~4・0m/s)
●供給電源▽DC12~30V
●表示/言語▽瞬時流量、積算流量、流速/ENGLISH(英語)
●瞬時流量表示分解能▽0・001/0・01/0・1/1
●アナログ出力▽4-20
mA
負荷抵抗600Ω以下
●本体材質▽アルミニウム合金(センサ本体、取付金具)
本製品に関して詳しくは、同社ウェブサイト(https‥//www.yoshitake.co.jp/)へアクセスするか、同社TECHNICAL HOTLINE=電話0568(75)4336、または全国各営業所へ問い合わせを。
2023年度
健康経営優良法人に認定
ワシノ機器 初回は2021年度交付
ワシノ機器(社長=佐々木忍氏、本社=名古屋市南区)は、経済産業省の認定制度である健康経営優良法人認定制度で「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として評価され、2023年度の認定証が交付されている。同社の初回認定は、2021年度交付であった。
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取り組みや、日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、とくに優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度である。
ヘッド交換式 ドリル『DrillMeister』に
モジュラーボディを追加
タンガロイ 長い突き出し加工を最適化
タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市)は、ヘッド交換式ドリル『DrillMeister(ドリル・マイスター)』シリーズにモジュラーボディを追加し、6月26日発売した。
『DrillMeister』シリーズは、超硬ソリッドドリルの切削性能と刃先交換式ドリルの利便性を兼ね備えた画期的なヘッド交換式ドリル。汎用のDMP形や高精度加工用DMC形など5種類のヘッドがあり、加工用途や加工深さに応じて最適な工具を選定することができる。
今回、同シリーズに、TungFlexシャンクを使用できるモジュラータイプのドリルボディを設定。このボディとTungFlexシャンクとを組み合わせることで、工具の突き出し長さをこれまで以上に自由に選定でき、干渉物によって必要以上に突き出しが長くなる穴あけにおいても、安定した高能率加工が可能となる。
特に壁際底部の穴あけなど、干渉物を回避するために長い突き出しが必要となる加工において非常に有効であり、超硬など高剛性シャンクを使用することで、切削条件を大幅に落とすことなく加工が可能。
また、寿命などによる工具ボディ交換時にも、先端のドリルモジュールの交換だけで済むため、機械停止時間を大幅に短縮することができる。
このモジュラーボディには『DrillMeister』用ヘッドは全て使用可能であり、さまざまな加工要件や被削材に柔軟に対応できる。
加工径φ6-φ14・9㎜に対応するL/D=2仕様とφ6-φ18・9㎜に対応するL/D=3仕様を設定した。
主な形番と標準価格は、「TID060M6-2」が3万2200円、「TID140M10-2」が3万5800円、「TID140M10-3」が3万9200円(いずれも税抜価格)。計39アイテム。
◇
また同社は同日、ヘッド交換式ドリル『DrillForceMeister(ドリル・フォース・マイスター)』用SMP型ヘッドにおいて「AH9130」材種の工具径設定を拡充し、販売を開始した。
φ20・1㎜~φ41・0㎜の20アイテムを追加し、各種穴径への対応力を強化した。
TungFlexシャンクとの組み合わせで、干渉部際でも最適な突き出し長さを選択可能
水を溜めない設計で衛生性を確保
「ドライリンW リニアキャリッジ」
イグス FDA準拠、無潤滑を実現
イグス(本社=ドイツ)がこのほど、FDAに準拠した、水分の滞留を防ぐ衛生設計の「ドライリンW リニアキャリッジ」を開発した。
同製品は、高機能ポリマー製キャリッジとステンレス製レールで構成され、無潤滑を実現。食品機械での薬品を使用した洗浄工程にも対応する。EHEDG(イーヘッジ)のメンバーである同社が、衛生的な設計ガイドラインに基づいて製造した最初のリニアガイドである。
特別な要件が課される食品、医薬品、化粧品業界で、とりわけ重要となるのが「衛生性」。機械メーカーや設備管理者は、製品の汚染を防ぐため、常に衛生要件を満たす素材を用いて部品を設計する。またFDAやEUの規制も遵守する必要がある。
近年、衛生的な設計原則に沿った製品を望むユーザーが増えており、化学薬品、蒸気、高圧水による定期的な洗浄工程に耐え、洗浄が行き届く設計の部品が求められる。また、無潤滑で迅速な洗浄に対応できる部品を使用すれば、ダウンタイムを最小限に抑えることも可能。同社はそうした要望に応えて、衛生的な設計ガイドラインに沿った同製品を開発した。
水が溜まらない構造を実現したのが、液体を自由に排出できる排水誘導形状のキャリッジおよびレール。衛生仕様の既存ソリューションの多くは、完全密閉式のユニットを採用しているため、この構造はリニア技術の市場において革新的といえる。この新しい排水誘導形状キャリッジは、FDAおよびEU10/2011に準拠した同社独自の高機能ポリマー「イグリデュールA160」材質のみで構成されている。この無潤滑の材質は、すべり軸受の素材として食品機械で数多くの実績がある。
その他にも、水が溜まらないように衛生的なネジや大きな溝を採用し、洗浄液が流れ落ちやすいようにエッジを面取りしている。底部のシールは、レール下の空間を汚れから保護し、食材の残留を防ぐ。シャフトは、残留物がたまらないように、すべてシールされている。レールには、汚れが付着しにくい微細な表面構造を持たせるため、耐食性のステンレスSUS316を使用している。
同製品の詳細はホームページでも見ることができる。https‥//www.igus.co.jp/info/hygienic-design-drylin-w