第2836号 令和4年12月18日

管機連の橋本会長を招聘し講話も
新年賀詞交歓会3年ぶりに開催予定
静岡県管工機材商組合 令和4年度11月理事会開く


 静岡県管工機材商組合(理事長=大村敏之氏・大村商会社長)は、11月4日午後3時より静岡市葵区の無庵にて理事会を開催した。理事ら13名が出席した。
 冒頭、大村理事長より挨拶があり、続いて議事に入った。
 新年賀詞交歓会の件は、来賓や開催方法について協議した。日程は1月12日午後4時より、グランディエールブケトーカイ(静岡市葵区)にて開催する。同日午後3時から理事会も行う。来賓祝辞は橋本政昭氏(全国管工機材商業連合会[管機連]会長・橋本総業会長)と堀田康之氏(キッツ会長)、乾杯を村井善幸氏(オータケ社長)、中締めを久保淳一氏(前澤化成工業社長)に依頼。開催の方法は、ホテル側も可能ということから(11月4日現在)、例年の立食スタイルで準備を進めていることが報告され、承認された。当日の司会進行は野村勝也理事(野村商店社長)が務める。
 「3年ぶりの通常の賀詞交歓会となりますので、ご協力をお願いいたします」と大村理事長より言葉があった。
 10月25日に開かれた第68回組合コンペについて、伊藤りゅういち理事(ヌマカン社長)が報告した。沼津ゴルフクラブで開催し、48名が参加。「ハーフコンペで9ホールのみの集計となったが、大変盛り上がった」として参加協力に礼を述べるとともに、組合役員をはじめ賛助会員から多数の協賛があったことを報告した。
 令和5年度通常総会日程の件は、5月19日で会場を仮予約しているが、翌日ゴルフコンペの開催が困難な状況のため、総会を5月11日に変更し、翌12日にゴルフコンペを予定することとした(ゴルフ場は未定)。
 事務局については、令和5年4月より鈴木隆佳副理事長(山田商工社長)から大河公也理事(大河機材社長)に移ることが報告された。
 次回理事会は12月2日午後3時よりGRILL炙之介にて開催。部会は住設水栓衛陶部会を予定。
管機連の取り組みと
マーケットについて
橋本会長が講話
 理事会終了後、管機連の橋本会長による講話が行われた。
 その中で同氏は管機連の活動について、今年度のテーマ①管機連組織の増強②賛助会員の加入促進③官公庁との連携強化④工販との連携⑤各地区組合の防災協定の推進⑥製販との連携⑦「管工機材の将来を考える研究会」の継続実施⑧情報発信の強化⑨青年部活動支援⑩管工機材・設備総合展への支援⑪働き方改革、人材不足へのサポート活動―に沿って、総務・人材・IT推進・経営推進・環境の各委員会を中心に具体的な活動を展開していると説明。地方自治体との取り組みについても紹介した。
 また、管材業界の現状については「そんなに悪くない。業界全体の需要はそれほど減らない」との見方を示した。

新年賀詞交歓会開催に向けて
感染症対策含め綿密に協議
岐阜県管工機材商組合 令和4年12月度理事会を開催


 岐阜県管工機材商組合(理事長=渡部勝裕氏・大東社長)は、11月28日午後6時より割烹・宮房(岐阜市若宮町)で、理事9名が出席して理事会を開いた。
 冒頭、渡部理事長が今年最後の理事会開催にあたって「コロナはほぼ終息に向かっているかと思っていますが、今年はびっくりすることが幾つも起こりまして、一番印象に残っているのは、ウクライナにロシアが侵攻したことです。日本の防衛費も倍にした方が良いと、8割の国民が賛同する方向になっています。また、安倍元総理大臣の狙撃事件などというのは、今までの日本ではあり得ない。銃で撃たれて亡くなるのは年に1人か2人という中で、安倍さんが亡くなってしまった。そして、劇的な円安。1ドル140円、150円になり驚いた訳ですが、経済全体から見ると、円安だから非常に悪くなったということではないようで、少し安心しています。今年もあと1か月ですが、悪いことが起こらないことを願いまして、来年は卯年なので日本もぴょんぴょんと跳ねられたらいいと祈念しているところです。今年はお力添えを頂きまして有り難うございました」と挨拶した。
 理事会では、3年ぶりの開催となる新年賀詞交歓会について協議。感染症に配慮し、岐阜グランドホテルで着座式にて行う。賛助会員の参加人数は1社2名までとし、名刺交換で立ち回らないように依頼をする。従来行っていた抽選は今回実施しない。また、開催時間を短縮するため、料理を早めに出してもらうようホテルに依頼をしている。受付、来賓の案内は木曜会(実務責任者会議)が担当する。以上のことなどを申し合わせた。
 次回理事会は、2月21日午後5時より岐阜グランドホテルにて開催の予定。

受注総額、24か月ぶりの前年割れも
1400億円を超える高水準持続
日工会 2022年10月分工作機械受注


 日本工作機械工業会(日工会、会長=稲葉善治氏・ファナック会長)が11月24日発表した2022年10月分の工作機械受注額(確報値)は、総額が前年同月比5・5%減の1410億62百万円となり、24か月ぶりに前年を下回った。前月比も6・5%減で2か月ぶりの減少となったが、2か月連続の1400億円超えで、10月としては2021年に次ぐ過去2番目の受注額。引き続き高水準の受注が持続した。
 内需は、前年同月比11・4%減の445億60百万円となり、2か月連続で前年を下回った。前月比は15・0%減で2か月ぶりの減少。年度半期末の反動や、JIMTOF前の買い控えなどが影響し、5か月ぶりの500億円割れとなった。
 外需は、前年同月比2・5%減の965億2百万円となり、24か月ぶりに前年を下回った。前月比は2・0%減で2か月ぶりの減少となったが、2か月連続の950億円超えで、10月としては2021年に次ぐ過去2番目の受注額。高い受注水準を維持した。主要地域は総じて堅調に推移した。
 2022年10月の受注残高は、前年同月比44・3%増の9200億89百万円となった。8月に初めて9000億円を超え、9月に減少したものの、10月は再び9000億円を超え過去最高額を記録。前回ピークの2018年の受注残高は最大でも8500億円強であり、販売額も2018年時の水準には届いておらず、部品部材不足による長納期化の影響が見られるとした。
JIMTOF2022
期間中11万4千人が来場
 同日開かれた日工会の月例記者会見で稲葉会長は、11月8日~13日に開催されたJIMTOF2022についても報告した。
 今回のJIMTOFは4年ぶりに東京ビッグサイトで開催され、期間中11万4158人(重複無し、速報値)が来場した。来場者数は2018年の15万3103人を下回ったが、出展した多くの会員企業から「接客対応上、程よい混み具合であり、今後に向けて中身のある商談ができた」と概ね高評価を得られた。
 出展動向では「デジタルツインによるシミュレーションや段取りの自動化などDXへの対応と、加工状況に合わせた柔軟な電力制御、クーラントや切り屑の適切な処理などGⅩに向けた提案も多く見られた。自動車の部品加工についても、新エネルギーへのシフトを意識した説明やワーク展示が具体性を増しており、こうした点が大きく進展したように思う」などと話した。

メカトロテックジャパン2023
満小間で出展申し込み受付を終了
 来年10月に名古屋市で開催される「メカトロテックジャパン(MECT)2023」を主催するニュースダイジェスト社(社長=樋口八郎氏、本社=名古屋市千種区)は、12月5日をもってMECT2023の出展申し込み受付を締め切ったと発表した。
 出展申し込み小間数が会場の収容力の上限に達したため。当初は受付期間を2023年2月28日までとしていたが、前倒しして終了した。
 ポートメッセなごや新第1展示館の開設に伴い、今展示会の開催規模は前回展(MECT2021)の1795小間を上回る見込みとされている。小間数は2023年6月頃確定する。
 MECTは、2年に一度東京で開催される日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に次ぐ、国内で2番目の規模の工作機械・技術の専門見本市。通算18回目となった前回展には426社・団体が出展し、会期4日間で約7万人が来場した。
 樋口社長は「製造業を取り巻く事業環境は近年、目まぐるしく変化しています。自動化や環境対応などの製造業各社が抱える課題を、展示会を通じて1つでも多く解決する手助けができるよう、MECT2023の開催に向けてしっかりと準備を進め、皆さまの期待にお応えします」とコメントしている。
 【MECT2023概要】
●会場=ポートメッセなごや
●開催期間=2023年10月18日(水)~10月21日(土)の4日間
●開場時間=10時~17時
※最終日21日(土)は16時まで
●主催=ニュースダイジェスト社
●共催=愛知県機械工具商業協同組合
●予測開催規模=2000小間 ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため出展小間数を調整する場合がある
●予測来場者数=7万人

タカショー、ニチコンと共同開発
V2H機器搭載宅配ボックス付門柱
ユアサ商事 12月1日より発売開始


 ユアサ商事(社長=田村博之氏、本社=東京都千代田区)は、ガーデンライフスタイルメーカーであるタカショー(社長=高岡伸夫氏、本社=和歌山県海南市)と、コンデンサや環境・エネルギー製品のメーカーであるニチコン(会長=武田一平氏、本社=京都市中京区)の3社で共同開発した『V2H機器搭載宅配ボックス付門柱』を12月1日(木)より発売開始した。
 電気自動車の普及が加速している近年、自宅での発電と充電はもちろん、余った電力を家庭で消費することができるV2H(Vehicle to Home)システムが注目されている。V2Hシステムは、災害などによる停電時でも電気が使える非常用電源としての活用や、電気料金が安い夜間に電気を蓄えて電気代の節約になる点など、エコでサスティナブルな生活を実現してくれる。
 再生可能エネルギー関連の商品で多数の販売実績を有するユアサ商事と、家と庭での暮らしをより豊かにするガーデン・エクステリアメーカーであるタカショー、V2Hシステムを世界で初めて開発し2012年に市場導入したニチコンの異業種3社が、デザイン性にも優れV2Hシステムや宅配ボックスなどのさまざまな機能を備えた機能門柱を開発した。
 現在主流のV2Hシステムの多くは、機器そのままを家のカーポートや車の駐車スペース付近に設置しているが、タカショーが誇るデザイン性に優れた木目柄デザインの門柱を採用することで、家と外構に溶け込むV2H機器搭載門柱が実現した。また、V2H機器は門柱にすっきりと納まり、宅配ボックスや郵便ポストなどさまざまな機能も備えることができるデザインとなっている。本商品は、ユアサ商事を通じた販売となる。

第19回/2022年“超”モノづくり部品大賞にて
『Boost Master』奨励賞受賞
エヌティーツール MC用高圧洗浄ツール


 モノづくり日本会議と日刊工業新聞社が主催する「第19回/2022年“超”モノづくり部品大賞」において、エヌティーツール(社長=太田智広氏、本社=愛知県高浜市芳川町)のマシニングセンタ用高圧洗浄ツール『Boost Master』(型式‥BMA)が奨励賞を受賞した。
 業界内では、“これまでの工作機の常識が覆った!”と話題騒然のマシニングセンタ用高圧洗浄ツール『Boost Master』。従来、M/C加工後のワークに残った切屑は高圧洗浄機や手作業で取り除く必要があった。本製品はATC対応の高圧洗浄ツールであり、主軸の回転によりクーラントを増圧・吐出してくれる(MAX15 MPa)。これはほんの一例だが、φ7、深さ100㎜穴底の切屑を0・5秒で除去が可能だという。また、省エネ・省スペースも実現。本製品導入の際には機外高圧ポンプや冷却装置を必要とせず、加工から洗浄までをM/C1台に集約でき、工程改善による生産性向上や大幅な省エネ化によるカーボンニュートラルの実現も期待できるとの声も上がっている。
 『Boost Master』の仕様は以下の通りだ。▽対応主軸‥BT、HSK等各種インターフェース▽クーラント入力圧‥7MPa以下▽クーラント流入量‥3¥文字(U+2113)/min以上▽最大クーラント吐出圧‥15 MPa▽吐出流量(15 MPa時)‥1・23¥文字(U+2113)/min▽標準ノズル孔径‥0・4㎜。
 本製品に関して詳しくは同社ウェブサイトへアクセスするか、通話無料のテクノコール▽0120(04)0102へ問い合わせを。

「公益信託山本猛夫記念奨学基金」
新規奨学生は4名、累計125名に
今年度の認定書授与式を開催


 山善(社長=長尾雄次氏、本社=大阪市西区)は、経済的な理由等により修学困難な学生をサポートすることを目的に、「公益信託山本猛夫記念奨学基金」を設立し、委託者として支援している。今年度は新たに4名の学生が新規奨学生に認定され、認定書の授与式が11月24日、大阪市内で行われた。
 「公益信託山本猛夫記念奨学基金」は、同社の創業者である山本猛夫氏の「勉強したくても十分に出来なかった悔しさをバネに経営に打ち込んできた。一人でも多くの人に勉学に励んで欲しい」という強い遺志を継承し、1992年に設立された。同基金から奨学金を受けた学生はアジアからの留学生を含め、今回の認定で累計125名となった。奨学生は各方面で活躍している。
 授与式には3名の新規奨学生が出席し、基金運営委員長である大阪大学大学院の潮俊光教授と山善取締役常務執行役員山添正道氏が奨学生に向けて激励の言葉を送った。奨学生は認定書を受け取り、さらなる学業への精進を誓った。
 今後も同社は、パーパスである「ともに、未来を切拓く」のもと、一人でも多くの学生が勉学に励む機会を持ち社会で活躍できるよう支援を行うなど、「人財育成」を通して社会に貢献していくとしている。
 【創業者・山本猛夫氏について】
 山本猛夫氏(やまもと・たけお 1921~1991)
 1921年福井県生まれ。
 1943年に山善の前身である「大阪工具製作所」を設立。その後太平洋戦争に応召、生還。
 1947年に「山善工具製販株式会社」を設立。1970年には東京・大阪株式市場の第一部への上場を果たす。1971年に「株式会社山善」に社名変更。1973年には自身をモデルにした小説「どてらい男」がテレビドラマ化され、3年半にわたり全国放映されるなど人気番組となった。1991年に会長に就任、同年逝去。正五位叙位、勲三等瑞宝章受章。

3年ぶり忘年会で親睦深める
愛機工中南支部 「一楽鮨」にて


 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の中南支部(支部長=志知亨氏・志知社長)は11月25日(金)、名古屋市中区の「一楽鮨」で、実に3年ぶりとなる支部忘年会を開催。支部員ら9名が参加した。
 会の冒頭、志知支部長が「新型コロナウイルス感染症の影響で、この中南支部の忘年会も2019年以降3年ぶりの開催となります。今、こういった会を開催すると、枕詞として『3年ぶりの〇〇』と付いてきますが、ご多分に漏れず今日は3年ぶりの忘年会となります。今日はせっかく集まったのですから、情報交換などしていただいて、お時間まで楽しく過ごしていただければと思います」と挨拶。
 続いて、水谷理事長が「会社を移転し、昨年から中南支部に入れていただきました。私の祖父が会社を立ち上げたのが中区伏見の辺りで、その後は昭和区、熱田区と移転し、端っこの方ですがまた中区に戻ってまいりました。これから皆さんと仲良くお付き合いしていければと思っています。私が理事長を仰せつかって4年ほどになりますがうち半分以上が、新型コロナウイルス感染症の影響で活動できておりません。ここにきてそろそろ活動を開始しても大丈夫かなとは思っておりますが、皆さんもこの会場も感染症対策をしておられますので、今日は久しぶりの忘年会を楽しみたいと思います。初めてお会いする方、久しぶりにお会いする方もいらっしゃいますが、これから組合活動も活発にしていきたいと思いますので何卒よろしくお願いします。特に2023年10月17日には全機工連(全日本機械工具商連合会)全国大会がこの愛知の観光ホテルで開催されますので、ぜひお時間のご都合をつけていただきご参加ください。ほかにも、各社の社員さんやご家族の方々も交えた活動などもしていければと思っています」と挨拶。乾杯の音頭をとった。
 宴もたけなわとなったところで赤地洋司サカイリフテク営業部長が「皆さん今日はお疲れさまでした。宴もたけなわではございますが、このあたりでお開きにしたいと思います。次回、2023年4月の中南支部総会でお会いしましょう」と中締めの挨拶をし、最後は一本締めで本会は散会となった。

得意先・仕入先ら95名が参加
第45回どてらいゴルフコンペ
山善名古屋支社 3年ぶりの開催、新たな企画も


 山善名古屋支社(専任役員名古屋支社長=岡村尚文氏、所在地=名古屋市熱田区)は10月17日、中京ゴルフ倶楽部・石野コースにおいて『第45回どてらいゴルフコンペ』を開催し、95名が参加した。
 今開催は3年ぶり。新たな試みとして、愛知県春日井市出身の女子プロ田中亜依さんを招き、6番ホールでニアピンを競い、プロを凌いだプレーヤーには賞品が贈られるなど、一段と楽しさを増したコンペとなった。
 従来通り三部門に分けて集計が行われた結果、シニアの部では、THKの村中淳浩氏、得意先の部では、大久保商事の大久保聡氏、仕入先の部では、ハタヤリミテッドの足立達哉氏がそれぞれ優勝した。足立氏は三連覇を成し遂げた。
 パーティーで挨拶した山善長尾社長は「歴史と伝統ある『どてらいコンペ』が3年ぶりに開催できて感謝している。今年度名古屋支社は岡村支社長以下新体制で臨んでいる。変わらぬご支援を願いたい」と述べた。
 また成績発表の後は、参加者を代表してオーエスジーの風岡和則氏が「今日の絆を機に、山善さんを軸に三位一体となって、一層のシェアアップを図っていきたい」と挨拶。次いで、岡村支社長の御礼の言葉で締めくくられた。
 なお、各部門の上位者は次の通り。(敬称略)
 【シニアの部】
 優勝=村中淳浩(THK)N72・6H20・4▽2位=森美智明(フタキ機工)N74・0H12・0▽3位=森井悟(イーグル・クランプ)N74・4H15・6。
 【得意先の部】
 優勝=大久保聡(大久保商事)N72・2H16・8▽2位=杉田欣也(大辻米吉商店)N72・4H15・6▽3位=久留俊弘(三和精機)N73・0H18・0。
 【仕入先の部】
 優勝=足立達哉(ハタヤリミテッド)N72・2H10・8▽2位=錦織利行(アマノ)N72・8H13・2▽3位=野倉代吉(長谷川工業)N73・0H24・0。

親睦ゴルフコンペ開催
三重県機械工具商組合


 三重県機械工具商組合(理事長=山田浩氏、コジマ・フジ通商社長)は11月5日、三重県鈴鹿市の中日カントリークラブにおいて親睦ゴルフコンペを開催した。事業担当は戸谷真基氏(常盤機工社長)。
 当日は快晴に恵まれ、正・賛助会員ら14名が参加。ダブルペリアで行い、熱戦の末、山岡直樹氏(三重日立)がネット70・2で優勝した。
 上位入賞者は次の通り(敬称略)。
▽優勝=山岡直樹(三重日立)N70・2、H28・8
▽2位=戸谷真基(常盤機工)N72・2、H22・8
▽3位=棚橋浩司(タナハシ機工)N73・4、H15・6
▽4位=堀田正祟(日東工器)N74・4、H27・6
▽5位=水谷俊晶(東亜機工)N75・4、H9・6

「TRUSCOアルカリ乾電池10年」
10月12日発売開始
 機械工具卸売商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は10月12日(水)、プライベート・ブランド(PB)商品『TRUSCO アルカリ乾電池10年』の発売を開始した。
「防災備蓄品として長期保管できる乾電池が欲しい」といったユーザーのニーズに応えるため同社は、これまでの、推奨使用期限5年『TRUSCO アルカリ乾電池』を、推奨使用期限10年へとモデルチェンジ。『TRUSCO アルカリ乾電池10年』として販売を開始した。使用期限が10年になったことから、普段使いから災害備蓄用まで幅広い用途で、また、さまざまな場面での活用が可能となる。
 『TRUSCO アルカリ乾電池10年』は液漏れ耐性が向上しており、使用推奨期限がこれまでの5年から10年へ、同社従来品の2倍に進化。また、長期保存後の放電性能も向上しており、備蓄品としての安心感も高まっている。「パワー・長持ち・長期保存」で高い信頼性と品質が自慢の日本製。普段使いから災害備蓄用までと幅広い用途でさまざまな場面で安心して使用できる。
 メーカー希望小売価格は税別330円(単2の2本セット)からとなっている。発表日現在。なお、予告なく変更となる場合もある。
新エフエイコム営業開始
岡谷鋼機子会社

岡谷鋼機子会社
新エフエイコム営業開始
 岡谷鋼機(社長=岡谷健広氏、本社=名古屋市中区)子会社の新エフエイコム(社長=大矢英貴氏、本社=栃木県小山市楢木)は、オフィスエフエイ・コムからの一部事業譲受を進めてきたが、12月1日(木)、営業を開始したと発表した。
 岡谷鋼機グループは従来、機械やロボットの販売に加え、システムおよびソフトウェア開発を強化してきた。今回、新エフエイコムのシステムインテグレーター機能を充実させることにより、これまで扱ってきたハードウェア、ソフトウェアと合わせ、トータルソリューションとして提供することで事業を拡大していくという。
 新エフエイコムの事業内容は以下の通りだ。①生産管理・製造実行等の各種システムおよびソフトウェアの設計・開発、②自動制御およびロボット制御システムの設計・開発、③生産装置・検査装置・省人化装置および産業用ロボットの設計・開発・製造、④画像処理装置および計装・監視システムの設計・開発。
 岡谷鋼機は「〝ものつくりに貢献するグローバル最適調達パートナー〟として当社グループは設計・開発機能を含むデジタル分野を一層強化し、国内外の製造業やロジスティクスの自動化・DX化にますます貢献してまいります」とコメントしている。

【新エフエイコム概要】
●所在地▽栃木県小山市楢木293-21
●代表者▽大矢英貴氏(岡谷鋼機取締役)
●資本金▽30百万円(岡谷鋼機100%)
●設 立▽2022年10月21日(金)
●人 員▽192名(2022年12月1日現在)
●売上計画▽50億円(2023年度予想)

電動ドリル用40V対応軸交換式ソケット
「強替軸ソケット」新発売
トップ工業 耐久性は5倍以上


 作業工具の総合メーカー、トップ工業(社長=石井真人氏、本社=新潟県三条市)は、電動インパクトドライバーの高トルク化に対応する「電動ドリル用強替軸(つよかえじく)ソケット」「電動ドリル用強替軸ソケットアダプター」「替軸ソケット用強替シャンク」を12月1日より販売開始した。
 新製品は、従来品「電動ドリル用替軸ソケット」の40V対応タイプ。軸交換タイプで、シャンクが折れてしまっても別売りの専用シャンクに交換が可能。「電動ドリル用替軸ソケット」のシャンクを「強替シャンク」に交換することで、40V対応ソケットに変更することができる。シャンク交換はワンタッチで行える。
 また、シャンク部の材質を見直し、高耐久特殊鋼に変更するとともに、ロングシャンクを採用してインパクト使用時にシャンクにかかるねじれ応力を緩和することで軸折れを軽減、さらなる高耐久・高寿命を実現した。40Vインパクト使用時の耐久性は同社比で5倍以上(32㎜、36㎜のソケットは耐久性3倍以上)。18V使用時はさらに高い耐久性を発揮するという。
 【電動ドリル用強替軸ソケット】
 ◎対辺寸法=17㎜/19㎜/21㎜/24㎜/26㎜/27㎜/30㎜/32㎜/36㎜
 ◎製品番号=ESK-17TS/19TS/21TS/24TS/26TS/27TS/30TS/32TS/36TS
 ◎標準価格=3950~7900円(税別)
 【電動ドリル用強替軸ソケットアダプター】
 ◎差込角=9・5㎜(3/8“)/12・7㎜(1/2“)
 ◎製品番号=ESA-3TK/4TK
 ◎標準価格=3400~3500円(税別)
 【替軸ソケット用強替シャンク】
 ◎製品番号=ESK-TS
 ◎標準価格=1100円(税別)※1パック2本入れ

会員親睦ゴルフに30名が参加
優勝は加藤淳二氏(アクティーツール)
桑名カントリー倶楽部で開催


 中部タンガロイ特約店会(会長=水谷彰宏氏・東亜機工社長)は10月26日、三重県桑名市の桑名カントリー倶楽部にて会員親睦ゴルフコンペを開催した。好天に恵まれ、30名が参加。加藤淳二氏(アクティーツール)がネット72・4で優勝した。
 表彰式では、木下聡タンガロイ社長が「皆様、お疲れさまでした。本日は水谷社長がここのメンバーということで、立派なコースを取っていただき有難うございました」と挨拶。
 同社の現況については「非常に忙しい状況。海外が景気の良い状態で推移しており切削工具が売れている状況ですが、日本は2019年のぺースに戻るのが少し遅れているというのが景況感です。タンガロイでは、27の海外エリアがあり、国内に中部、東部、西部があり、合わせて30エリアあります。一番悪いのがロシア、次に悪いのが中国、その次が中部となり、ワースト3に入っている状態。中部は自動車関連が多く、やはりタンガロイの中でも国内の自動車メーカーに付随する所は非常に難しい。ただ、建機や農機、一般機械といった所は非常に今忙しい。中部も自動車だけではないので、皆様もいろいろな所で活動していただければと思います。弊社は12月が決算ですので、あと2カ月ご協力いただけたらと存じます」と述べた。
 優勝の加藤氏は「ゴルフを始めたのが3年前。コンペの優勝は初めてで、非常に嬉しいです。仕事でもタンガロイさんに貢献できるように、タンガロイ製品を売ってまいりたい」と喜びを表した。
 【上位入賞者】(敬称略)
 ▼優勝=加藤淳二(アクティーツール)N72・4H15・6
 ▼準優勝=池田隆之(イケダ)N73・0H18・0
 ▼3位=高橋直正(澤商)N73・2H4・8
 ▼4位=嶋﨑晴久(シマザキ商会)N74・4H27・6
 ▼5位=服部嘉高(服部商会)N74・8H19・2
 ▼ベストグロス=高橋直正(澤商)78

タンガロイ 新製品
BallFinishNoseに
バレルタイプインサート登場
三次元曲面の高能率仕上げ加工に最適


 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市)は、三次元曲面や複雑形状の仕上げ加工用刃先交換式エンドミル「BallFinishNose」(ボール・フィニッシュ・ノーズ)シリーズに、さらに高能率な仕上げ加工を可能にする「バレルタイプインサート」を拡充し、このほど発売した。
 BallFinishNoseは、金型の意匠面や、航空機部品等の複雑な形状の仕上げ加工に最適な工具。インサート底面を左右非対称としたクランプ機構を備え、高い刃先位置の繰り返し精度と着座安定性によって、優れた仕上げ面品位と安定した長寿命を実現する。
 今回、三次元曲面の高能率仕上げ加工用として拡充したバレルタイプインサートは、樽(バレル)のような大きな曲率半径の円弧切れ刃を有するインサート。同じ工具径のボールタイプインサートに比べて切れ刃の曲率半径が大きくなっていることから、ピックフィードを長くしてもパス間の段差(カスプ高さ)が変わらず、その分パス数を減らせるため大幅な加工能率の改善が可能となる。
 従来の同シリーズのエンドミルボディと共用可能。工具径φ12~φ30㎜に対応しており、φ12㎜でバレルタイプはR=30㎜の設定、φ30㎜ではR=75㎜の設定となる。
 また、従来の同シリーズ同様、インサート上面に切削油の供給溝を設けているので、刃先に確実に切削油が供給され安定した長寿命を実現する。
 バレルタイプには最新の「CH315」材種を設定。極めて高い耐摩耗性を示す最新PVDコーティングと耐欠損性に優れた専用母材との組み合わせによって、三次元曲面の仕上げ加工において驚異的な長寿命を実現する。
 バレルタイプインサートは全5アイテム。標準価格は1万900円~1万6700円(いずれも税抜き価格)。
ヘッド交換式ドリル
DrillMeister
自動盤専用スリーブを設定
 同社は、ヘッド交換式ドリル「DrillMeister」シリーズのうち、欠損に強い刃先強化型ヘッドDMH形の設定ドリル径を拡充し、このほど発売した。
 DMH形は、刃先強度と切りくず処理性能を両立させる特殊な刃先処理を施したヘッド。特に薄板等の貫通穴加工を行う際に発生するワークの跳ね戻りや、出口バリを原因とした切れ刃の突発的な欠損の低減に大きく貢献する。
 今回φ10・0~φ20・0㎜の間に新たに48アイテムを追加した。これによりさらに幅広い加工形態への対応が可能となった。
 標準価格(主な形番)は、「DMH101 AH9130」が9020円、「DMH197 AH9130」が1万4600円(いずれも税抜き価格)。
DrillMeister
刃先強化型DMH形を拡充
 同社は、操作性に優れたヘッド交換式ドリル「DrillMeister」(ドリル・マイスター)を自動盤に簡単展開するための専用スリーブシリーズを設定し、このほど発売した。
 DrillMeisterは、超硬ソリッドドリルと肩を並べる切削性能と刃先交換式ドリルの利便性を兼ね備えた画期的なヘッド交換式ドリル。工具径φ6・0~φ25・9㎜に対応し、シンプルかつ高精度なヘッドクランプ機構によって、抜群の刃先位置の繰り返し精度を実現する。また、汎用タイプ、高精度タイプや、座繰り穴用など5種類のドリルヘッドを設定し、幅広い穴あけ加工に対応している。
 今回同社は、DrillMeisterを自動盤で使用するための、自動盤円筒ホルダ径φ16~φ32㎜に合致する専用スリーブシリーズを設定。シリーズにはインチ径シャンク(φ19・05㎜、φ25・4㎜)もラインアップしており、幅広い自動盤に対応する。また、すべてのスリーブの後端にテーパねじを設置し、切削油供給ホースを簡単に接続できるようにした。
 今回設定するスリーブはシンプルな構造で、ドリルボディの組付けも簡単。さらに従来のソリッドドリルに比べて工具交換時間を大きく短縮できるというDrillMeisterのメリットが生かされ、作業スペースの狭い自動盤での機械ダウンタイムの大幅な削減が可能となる。
 同時に、DrillMeisterの特徴である再研削レス、工具寿命の安定化によって工具管理コストも大幅に削減でき、ユーザーの加工費低減にも大いに貢献する。
 DrillMeister専用スリーブシリーズは全20アイテム。標準価格(主な形番)は「BLM16-12LF」が1万5900円、「BLM32-16LR」が1万9600円(いずれも税抜き価格)。

「山田貞夫音楽賞」3名受賞
第4回新進指揮者オーディション
特選はゴンザレス氏、岡田倫弥氏
山田貞夫音楽財団
セントラル愛知交響楽団


 公益財団法人山田貞夫音楽財団(代表理事=田中真紀代氏)は、11月1日午後1時15分より名古屋市中区の三井住友海上しらかわホールにて「2022年度(第4回)新進指揮者オーディション」を開催した。若手指揮者3名が山田貞夫音楽賞を受賞、このうちリカルド・アルサーテ・ゴンザレス氏(メキシコ出身)と岡田倫弥氏(広島市出身)が「特選」に選ばれた。特選の2名は、12月15日に同ホールで開催された「第4回新進指揮者コンサート」にも出演した。
 このオーディションは、愛知県内で演奏経験のある指揮者の活動を支援し、愛知県の文化・芸術の振興に寄与することを目的に同財団が実施するもの。2019年に第1回が開かれ、今年で4回目となった。愛知県内で指揮者として演奏実績のある38歳以下の人が対象。
 当日は、第一次選考(書類審査)を通過した10名がオーディションに臨み、課題曲であるベートーヴェンのエグモント序曲を指揮した。オーケストラはセントラル愛知交響楽団。選考委員の審査・採点により、石井勇魚氏、ゴンザレス氏、岡田氏の受賞が決定した。さらに受賞者が選択曲を指揮し、選考の結果、2名の特選受賞が決まった。その他、山田弘子特別賞が藤田和宏氏に贈られた。
 田中代表理事は開会にあたり「私ども財団は、今年度10周年を迎えることとなりました。皆様のお蔭であり、御礼を申し上げます。指揮者オーディションは第4回。先日、新進演奏家コンクールで受賞したヴァイオリン、オーボエ、ピアノの素晴らしい演奏家によるコンサートが行われましたが、そちらも盛況となり感謝申し上げます。今後とも、皆様のご協力のもとコンクール、コンサートが開催できますよう、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。そして、本日エントリーされている指揮者の方々には、日頃の努力の成果を思う存分発揮していただいて、12月に行われるコンサートで素晴らしいタクトをしていただけることを楽しみにしています」と挨拶した。
 選考委員は、瀬戸和夫氏(愛知芸術文化協会理事)、佐藤惠子氏(名古屋音楽大学学長)、竹本義明氏(名古屋芸術大学学長)、寺田史人氏(寺田弦楽四重奏団、プシャーテルアンサンブル主宰/セントラル愛知交響楽団コンサートマスター)、榊原利修氏(セントラル愛知交響楽団コントラバス奏者、楽団長)、吉岡秀和氏(セントラル愛知交響楽団ヴァイオリン奏者、アシスタントコンサートマスター)、本橋裕氏(セントラル愛知交響楽団チェロ奏者)の7名。
 表彰式では、選考委員でセントラル愛知交響楽団の常務理事でもある瀬戸氏が「今年は10名の方が参加され、皆様しっかり指揮していただきレベルの高いものとなりました。また12月にセントラル愛知交響楽団がベートーヴェンを演奏できますことを楽しみにしております。これからも、ぜひ頑張ってください」と講評を述べた後、田中代表理事から受賞者に賞状が手渡された。
 最後に、財団創設者の山田貞夫会長(ダイドー社長)が「音楽は字のごとく、音を楽しむ。一般の方にも広く知っていただき、もっともっと音楽を楽しめる会にしていきたいと存じます。皆さん、本日はおめでとうございました」と祝いの言葉を述べ、閉会した。

モリタ本社移転
11月1日より


 精密測定機器、工作機器、FA産業用機器の専門商社モリタ(社長=森田乾嗣氏)は、このほど本社を移転し11月1日より業務を開始した。
 同社は「これを機に社員一同気持ちも新たに、皆様のご期待に沿えるよう一層社業に邁進してまいります」としている。
 ■移転先住所=〒460-0013 愛知県名古屋市中区上前津1丁目5番11号(森田ビル3階・4階)
 ■電話番号=052-322-5522(従来通り)
 ■FAX番号=052-322-5526(従来通り)
 なお、登記上の本店所在地(名古屋市中区上前津1丁目2-29)に変更はなし。

第2836号 PDFはこちら

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