第2960号 令和8年6月7日(最新版)

ロボットテクノロジージャパン2026
6月11日㈭~13日㈯ Aichi Sky Expoで
今年度最大級の産業用ロボット専門展


 産業用ロボット・自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)2026」が6月11日㈭~13日㈯の3日間、愛知県常滑市のAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催される。開催規模は出展者数272社・団体、1378小間(5月12日現在)で過去最高。産業用ロボットや自動化システムの展示会としては西暦奇数年に東京で開かれる国際ロボット展(iREX)に次ぐ国内2番目の規模となる。主催はニュースダイジェスト社、共催は愛知県機械工具商業協同組合。
272社・団体が1378小間に出展
最新ヒューマノイドを多数展示
 RTJは、製造業や物流などの産業集積地「中部」で開催される、産業用ロボット・自動化システムに特化した展示会。生産現場・物流拠点の自動化、省人化に関するヒント作りや課題解決の場を目指す。2024年に開催された前回展には244社・団体(1320小間)が出展し、4万6405人が来場した。
 3回目の開催となるRTJ2026では出展対象を拡大し、近年注目が高まるヒト型ロボット「ヒューマノイド」やドローンが初登場する。製造現場への導入を想定したデモが披露される予定で、次世代の自動化技術をいち早く体感できる。トヨタ自動車が開発した新型AIバスケットボールロボット「CUE7」によるフリースローの実演なども見どころ。
「今まで困難だった社会課題を解決する手段として、AIとロボットの組み合わせが可能性を持ち始めている。これら最新ソリューション、最新技術をこの中部地区で色々な形で見て頂くことに意義を感じている」。ニュースダイジェスト社の八角社長は先日開かれた記者会見でこう述べた。
 今回展示されるロボットの数は520点(前回展395点)、1年以内に発表された新製品の数は385点(同366点)、今展で初公開される製品の数は239点(同176点)。出展者数272社・団体のうち、91社・団体(同65社・団体)がSIer企業となっている(いずれも5月12日現在)。
 同展には主要な大手ロボットメーカーをはじめ、ロボットハンドやセンサーなどの周辺機器、無人搬送車(AGV)、計測システムなど、自動化に関わる幅広い分野の企業が出展する。工作機械などの大手産業機械メーカーも多数出展しており、産業機械や機器と産業用ロボットが連携した実用的な自動化システムの展示も注目される。
 また、自動化需要が急拡大する物流分野向けのロボットや搬送ソリューションの出展も充実。食品や包装業界向けの展示と合わせて、現場への導入を見据えた具体的な提案が多数行われる。
ロボットの実用例が見られる
「SIerゾーン」が拡大
 会場には産業用ロボット本体やその周辺機器の展示ゾーンに加え、ロボットの現場への設置やシステム構築を担うシステムインテグレータが集まる「SIerゾーン」を過去最大規模で設置。ここでは実践的で現場の用途に近い「ロボットの使い方」の展示が見込まれ、より具体的に導入方法をイメージできる場を提供する。
 会期を通じて会場内で実施されるセミナーでは、大手ロボットメーカーや搬送機器メーカーなどから講師を招き、ロボット化や自動化の将来像について講演が行われる。国産ヒューマノイドをテーマにした講演では、開発動向や実用化に向けた展望が語られる。
 また、主催企画展示として、引き続き「産業用ロボット体験ゾーン」を設ける。各種ゲームや体験を通して産業用ロボットへの理解を深めてもらうコーナーで、ロボットの安全性や扱いやすさを感じてもらい、導入検討中あるいは新しい導入の形を模索する人へのヒントを提示する(2面参照)。
 その他、出展者によるワークショップも連日開催される予定。さらに13日㈯には常滑市在住の小学生と保護者(40組80人)を対象にした「ロボット体験ツアー」を実施し、若い世代の産業用ロボットへの関心を高めることにも貢献する。
 現在、登録すると入場料金(通常1000円)が無料になる「事前来場登録」を受け付け中。詳細は、公式ウェブサイト(https://robot-technology.jp)で確認できる。

ロボットテクノロジージャパン2026開催にあたって
=主催者ご挨拶=
㈱ニュースダイジェスト社
  代表取締役社長 八角 秀


 「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(RTJ) 2026」は産業用ロボットや自動化システムの専門展で、愛知県常滑市のAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催されます。3回目を迎える今回展は272社・団体、1378小間と、過去2回をさらに上回る規模で開催する運びとなりました。これもひとえにご出展者、ご関係者各位のご支援のたまものと、心から厚く御礼申し上げます。
 RTJは、産業用ロボットやヒューマノイド、ロボット用の周辺機器、無人搬送車や自律走行型搬送ロボット、ロボットが組み込まれた各種機械・設備などの展示に特化しています。製造業が集積する中部地域との相性が良く、会場では製造や物流の現場で役立つ新製品や新技術が一堂に展示されます。
今回のテーマは「好奇心って、引力だ。」です。万有引力のように出展者と来場者が共に引き寄せられる環境づくりを目指しました。主催セミナーや産業用ロボット体験ゾーン、出展者各社のワークショップなどのコンテンツもご用意しております。今年下半期の需要獲得に向けた起爆剤として今回展を活用していただければ幸いです。

=共催者ご挨拶=
愛知県機械工具商業協同組合
  理事長 髙田 研至


 このたび、第3回目の産業用ロボット・自動化システム専門展示会「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN  2026」が、ここAichi Sky Expoにて盛大に開催出来ますこと、共催者として大変喜ばしく思います。先ずもって出展者を始めご関係の皆様方に心より感謝申し上げます。
 本展が日本の産業集積地、中部地区で開催出来ますことは、工場自動化の先端技術をご紹介できる場としてふさわしく、誠に意義深いものと感じております。また、私ども愛知県機械工具商業協同組合は、出展企業の皆様の製品PR支援をはじめ、ご来場者の集客や会場でのアテンドを担う立場として、本展の価値を最大化する役割を果たしてまいります。
 「製造業から物流、食品、包装まで、自動化の未来が見つかる」と銘打って行われます今展示会は、前回展を大きく上回る272社、1378小間の出展を得て、中部地方随一の広い展示会場を使用いたします。産業用ロボット・ヒューマノイドロボット、自動化機器メーカー、AI技術の活用、システムインテグレータ(SIer)らの技術・サービスは、必ずやご来場される皆様のご期待に沿えるものと自負しております。
 本年のテーマは「好奇心って、引力だ。」でございます。新たな技術や発想に対する好奇心が、人と人、企業と技術を引き寄せ、新たな価値創出へとつながる場として本展が機能することを強く願っております。
 会期中はセミナー、シンポジウムや出展者ワークショップを連日開催し、加えてロボットの魅力を体感していただける産業用ロボット体験ゾーンも設け、皆様のお越しをお待ち申し上げております。新しくロボット導入をご検討のユーザー様はもちろん、生産現場の自動化でお困りの方々には必ずやお役に立つ内容となっております。人手不足の時代に生産現場がどのように自動化されていくかを目の当たりにできる機会として、どうぞRTJ2026をご活用ください。
 この展示会を通じて、ご来場の皆様と出展メーカーの皆様の素晴らしい出会いがありますことを切に願っております。

RTJ2026開催概要
【名称】ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2026
【会場】Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
【開催期間】2026年6月11日㈭~13日㈯の3日間
【開催時間】10時00分~17時00分(最終日は16時00分まで)
【主催】ニュースダイジェスト社
【共催】愛知県機械工具商業協同組合
【入場料金】1人1000円/団体10人以上1人500円(いずれも税込)※事前登録者、海外来場者、学生は無料
【対象出展製品】垂直多関節・水平多関節・パラレルリンク・直交・協働など各種産業用ロボット、ガントリーローダー、AGV/AMR/AGF、ドローン、ヒューマノイド、自動倉庫、ソーター、マテハン装置・機器、ピッキングシステム、その他物流機器、各種ハンド、ロボット構成部品、周辺機器、各種センサー・制御機器、ソフトウエア、AI・IoT関連装置およびシステム、ロボット搭載機械・装置、自動化技術提案など

主催企画展示
産業用ロボット体験ゾーン


 各種ゲームや体験を通して産業用ロボットへの理解を深めてもらうためのコーナー。
 ロボットの導入を考える方へ、触れて学べる7つのシステム(写真)を紹介する。
 【開催場所】会場内Fホール内
 【開催日】6月11日㈭~13㈯
 【開催時間】開催終了時刻の30分前まで入場可能(最終日の6月13日㈯のみ15時30分最終受け付け)
 【協力】中部地域SIer連携会、日本ロボットシステムインテグレータ協会
 【参加料金】無料
 ※予約不要。ただし、主催者都合により受け付けを見合わせる場合があります。

セミナー


 ●6月11日㈭
 基調講演「ロボット化・自動化が当たり前の時代に」
 講演①13時00分~14時00分▽「人手不足の課題解決に向けた自動化への取り組みとオープンプラットフォームによるフィジカルAIの加速」▽登壇者=ファナック常務執行役員ロボット研究開発統括本部長兼ロボット機   構研究開発本部長兼ロボットアプリケーション技術本部長 安部健一郎氏
 講演②14時15分~15時15分▽「完全自動化ソリューションと課題」▽登壇者=ダイフク ビジネスイノベーション本部副本部長 浮須賢一氏
 講演③15時30分~16時30分▽「技術革新と生産現場での成熟度向上―安全性と成立性の両立」▽登壇者=ボーイングジャパン ボーイング・テクノロジー・イノベーション・ジャパン ロボティクス&オートメーテッド・プロダクション・システム・エンジニア 松尾大介氏
 ●6月12日㈮
 ①ロボット活用スタートガイド~事例で学ぶ導入のコツ~
 10時30分~12時30分▽主催=愛知県
 ②ロボットに命を吹き込む仕事~ロボットシステムインテグレータの紹介
 13時30分~16時30分▽主催=日本ロボットシステムインテグレータ協会
 ●6月13日㈯
 特別セミナー「国産ヒューマノイドロボットの可能性」
 講演①10時30分~11時15分▽「トヨタ自動車未来創生センターが取り組むヒューマノイドロボット開発について」▽登壇者=トヨタ自動車未来創生センターR‐フロンティア部ヒューマノイドロボット研究領域リサーチリーダー 野見知弘氏
 講演②11時30分~12時15分▽「人と一緒に働くヒト型ロボットの開発と展望~なぜカワダはヒト型ロボットをつくり続けるのか?~」▽登壇者=カワダロボティクス取締役会長 川田忠裕氏
 【開催場所】会場内Dホール「主催者ステージ」
 【聴講料金】無料
 【申し込み方法】公式ウェブサイト(https://robot-technology.jp)セミナーページから受け付け
 ※6月12日㈮に開催予定の②のみ、〈https://www.robo-navi.com/webroot/siersdayap
 plication/275.php〉からお申し込みください。
 【定員】各セミナーとも300人(先着順)

併催イベント
robot digest公開取材


 これまで多数のロボット導入事例を発信してきたウェブマガジン「robot digest(ロボットダイジェスト)」が、RTJ2026の会場で「公開取材」を実施する。
 現役記者と、ロボット導入に成功した中小製造業3社が登壇し、導入成果や失敗を防ぐノウハウなど、ロボットユーザーだからこそ語れる〝リアルな声〟をお届けする。
 【開催場所】会場出入口付近モール内
 【申し込み方法】予約不要

RTJ2026 出展製品・見どころ
Aegis-ⅰシリーズ
全自動プリセットシステム
エヌティーツール 小間番号D55


 エヌティーツール(愛知県高浜市芳川町113970591407139705914010)から「全自動プリセットシステム」を紹介する。こちらは、工作機械で使用されるツーリング(工具保持具)の「脱着・洗浄・プリセット(寸法計測)」の全工程をロボットとソフトウェアの連携により完全自動化するシステムである。熟練技能者の経験に頼っていたセッティング作業を自動化することで、生産現場が直面している深刻な人手不足の解消と、ヒューマンエラーの削減に直結するソリューションとして開発された。
 非接触式ツールプリセッタ「Raptor(ラプター)」を中核に、ロボットを組み合わせた仕組みを構築。IDチップによる個体識別を行い、データ連携をしながらホルダと刃具の脱着、洗浄、精密計測までを一切の手作業なしで完結させる。最大の特徴は、ユーザーのニーズに応じた柔軟なシステム構成が可能な点だ。自社製のハードとソフトによる制御のため、ユーザーが既に保有している他社製の脱着機や洗浄機をシステムに組み込むことができる。「洗浄工程を省き脱着とプリセットのみ行いたい」といった現場ごとの個別要求に対してもハード・ソフトの両面から最適なユニット構成を提案する。現在はコレットチャック、ハイドロチャック、ミーリングチャックなど主要なツーリングに対応しており、自動車や航空機産業を中心に導入が始まっている。今後は、要望の多いフェイスミルやボーリング工具のチップ交換作業への適応など、さらなる機能拡張を目指しているようだ。
 本システムは、ユーザーからの「使用済み工具の取り外しや洗浄、振れ精度出しといった付帯作業を自動化したい」という要望が開発の起点となったという。同社は、自社製の脱着機や超音波洗浄機をラインアップしており、ロボットの選定からソフトウェア制御まで一貫して内製化できる強みを持つ。これにより、事前の打ち合わせからシステム構築までをワンストップで完結させることが可能となっている。

1台で30通りのトルク設定が可能
自動機専用ブラシレスデルボ
日東工器 小間番号E68

 創業以来「省力・省人化」をテーマに時代のニーズに応える独創的な製品を開発してきた日東工器(東京都大田区仲池上2‐9‐4)。今展では、電動ドライバ・ブラシレスデルボCシリーズ(電流制御タイプ)の新製品「DLV45C12A‐AZK」をはじめとする、組立加工の自動化ニーズに対応した製品群を展示紹介する。
 ブラシレスデルボCシリーズ「DLV45C」は、トルク電流制御式で低電圧ブラシレスモータを内蔵した電動ドライバ。最大30台のトルク設定および締め付け条件を、1台のドライバに集約できる。9段階の回転速度調整機能、3段階の自動速度可変機能を搭載。
 「DLV45C12A‐AZK」は自動機専用で、ビット/スリーブケースの自動交換機構により多種多様のねじに対応することができる。

RTJ2026 出展製品・見どころ
ヒューマノイドロボットなど
最新ソリューションを展示
井高 小間番号F01


 井高(名古屋市中区上前津1‐6‐3)の展示コンセプトは「ワクワクする、モノづくり ~TSU・NA・GU(つなぐ)~」。製造・物流・サービス業など幅広い現場で活用できる各社のヒューマノイドロボット、モバイルマニピュレーター、認知型ロボット、簡易版AMRなどを展示する。
 主な出展製品は、ネットスターロボットソリューションズ(中国)が取り扱うヒューマノイド「EngineAI」など。AIと高度なセンサー技術を融合した認知型ロボットを開発するニューラ・ロボティクス(ドイツ)は、AMRの上に認知型7軸ロボットと棚が搭載されているモバイルマニピュレーターを出展。
 世界トップスラスのゲーミングPCメーカーであるマイクロスター・インターナショナル(台湾)は、半導体製造現場の省人化と高効率な生産ラインの構築に活用されている、MSI製AMRにTechman Robotの協働ロボットを搭載したモバイルマニピュレーターを紹介する。
 川崎重工航空宇宙プロダクションテクノロジーは、航空機ボデー向け難削材加工を実現する、川崎重工業の産業用ロボットとKEBA製電磁スピンドルのコラボレーションソリューションを共同出展する。

フィジカルAIで工場内自動化
人型ロボット「G2」を出展
ダイドー 小間番号E05


 ロボット・システム年間3千台の納入実績を誇るダイドー(名古屋市中村区名駅南4‐12‐19)の展示テーマは、「フィジカルAIとダイドーロボティクス進化」。
 同社は、世界最高峰のフィジカルAIメーカーAGIBOTとの連携や産学官・ベンチャー企業との共創を通じて、フィジカルAIを活用した製造現場・物流倉庫向けのロボット技術の革新を進めている。人型ロボット 「G2」は、従来は属人的だった複雑な工程を自律制御へ転換し、新たなFAの形を提案する。また、現場の課題に即した実用的な自動化も幅広く紹介する。
 主な出展製品は次の通り。
 ■ヒューマノイドロボット G2(中国)…VLA・フィジカルAIが導く、真の汎用ヒューマノイド「AGIBOT G2」。複雑な環境下でも自ら考え、柔軟に行動する圧倒的な適応力を誇る。
 ■犬型ロボット D1‐Ultra‐W(中国)…犬型ロボの歩行点検とAI異常検知を実演。D1‐Ultra‐Wが捉えた画像をImpulseが解析、CSVで自動データ化。人手不足を解消し、保全をデジタル化する。
 ■自動倉庫 RENATUS ROBOTICS…世界初の高速・高密度自動倉庫「RENATUS」の圧倒的優位性を披露する。物流を革新する次世代ソリューションと確かな信頼。
 ■AMR P200…YOUIBOT P200は、拡張性に優れたAMRプラットフォーム。アームやコンベヤとの統合も自在。360度安全監視と大容量バッテリーを搭載。
 ■バラ積み取出しロボット FANUC×Mech‐Mind…Mech‐Mindの新商品①ULTRA M ②2DVを搭載したFANUC CRXバラ積み取出しロボット。Mech‐Mind初の2次元カメラで安価で高精度なハンドリングを実現。

「測るをまかせる」
自動測定ソリューション
モリタ 小間番号F36 


 モリタ(名古屋市中区上前津1‐5‐11)は、協働ロボットと3Dスキャナーのコラボレーションや、3Dプリンターで作成した治具やマテハンの実用デモの展示を通して、製造現場の省人化・省力化を提案する。
 出展製品の「Revopoint Trackit」は、マーカー不要の光学トラッキング式で、10㎜~6mまで大小問わず高速・高精度にスキャンできる次世代3Dスキャナー。ブースではロボットが最適姿勢で3Dスキャンを行い、測定の再現性・省人化・スピードを大幅に向上させる自動測定ソリューションを実演する。さらに「Artec Leo」によるケーブルレス高速スキャン、「SpiderⅡ」の微細形状の高精度計測を比較体験できる。
 3Dプリンターでは、連続カーボンファイバー補強により〝アルミ並みの強度〟を実現し、治具や機能部品を卓上サイズで高精度に造形できる、「Markforged Mark Two」を紹介。治具製作や試作の リードタイム短縮を実感できる。
 共同出展は、3D関連技術を提供するデータ・デザインと、半自動化で中小企業の人手不足解消と生産性向上に寄与するPLANSEED。スキャン→自動測定→設計→造形までを一気通貫で見られる点が見どころである。

現場を変えるロボット
ソリューションを紹介
三機 小間番号E81


 三機(名古屋市熱田区白鳥2‐8‐24)は、現場の省人化を実現するロボットソリューションを紹介する。ブース内に設けた「近未来ゾーン」では、ヒューマノイドや4足歩行ロボットを活用したソリューションで省人化の将来像を提案。導入実績のある遠隔点検ソリューションを披露する。
 「リアルゾーン」では、各メーカーのAMRを展示。100㎏の積載能力を有し多種多様なカスタマイズや既存システムとの連携が可能な米国製AMR「Carti100」をはじめ、可搬重量は30㎏・60㎏の2種類あり現場ですぐに使える国産の自律移動ロボット「KeiganALI」、⼩型・安価・簡単操作のAMR「kachaka Pro」など、注目度の高い多彩な搬送ロボットが見られる。

RTJ2026 出展製品・見どころ
ロボットマシニングシステムなど
ロボット加工の新技術展示
トライエンジニアリング 小間番号F18


 ロボット技術を駆使して画期的な生産・加工システムを世界中に提供しているトライエンジニアリング(名古屋市守山区花咲台2―601)。今回展では、大型ロボットと専用のBBT50番スピンドルモータを組み合わせた重切削用のロボットマシニングシステム、小型ロボットに高回転スピンドルモータを組み合わせたヘリカル穴加工用ロボットなど、SUS材から樹脂材まで幅広い加工ロボットを提案する。ロボット用に開発された低抵抗切削ツール「ドリルミル(イワタツール製)」を組み合わせた高精度穴加工システムも展示する。
 ロボットマシニングシステムは、①多関節ロボットアームにより、5軸加工機に相当する加工自由度を実現。②ロボット1台に対し、複数加工テーブル設置や、走行軸と組合せた長尺物加工。③BT規格ツール自動交換機能。④ワーク搬入出など加工以外の作業も対応可。といった特長が挙げられる。自動車産業はもちろん、航空機産業や造船業など幅広いモノづくり現場が着目している。
 切削加工を行う装置では、高い剛性を担保した躯体に対しⅩ・Y・Z方向の直動軸の先端に主軸モータを取り付けて高精度の加工を行うが、一方で、加工製品サイズに対して装置自体が大型になる、装置のコストが増大するなどのウイークポイントもあった。また、加工製品のなかには加工精度の要求値が低い物や、大型製品のため専用機でしか加工できないものも存在している。「ロボットマシニングシステム」は、切削加工装置と比較すると精度、加工速度で若干劣りはするものの、装置コストや設置の自由度、自動化への対応容易性など多くのメリットを有している。トライエンジニアリング製ロボットマシニングシステムは、汎用重可搬ロボットの先端に、専用開発した主軸モータを取り付け、その駆動用インバーターをロボット制御盤から直接制御するソフトにより、これまで困難とされてきた汎用ロボットによるフライス加工、エンドミル加工、穴明け加工を実現できる。

RTJ2026出展者一覧(社名50音順)
出展者名(小間番号)



アイエイアイ(F32)/アイシンシロキ(E86)/愛知県〈バイナス、エスクリエイト〉(E99)/愛知産業・スリーエム ジャパン(F22)/IDECファクトリーソリューションズ(F06)/アサ電子工業(E90)/Agile Robots(E01)/アジリル(E30)/アスカ(E25)/アスク(E91)/アナログ・デバイセズ(E07)/アフレル(F45)/安藤(E52)/IZUSHI(D23)/井高〈ネットスターロボットソリューションズ、マイクロスター・インターナショナル、ネウラロボティクス、Doog、川崎重工航空宇宙プロダクションテクノロジー〉(F01)/イチグチ(D73)/伊藤信産業〈上海軒特机械設備〉(D07)/イネイブル(F25)/イマオコーポレーション(E89)/イルメジャパン(D62)/イレイズ(F50)/イワタツール(F19)/インタコンポ(D35)/インプローブ( D11)/A&Cサービス(F28)/HCI(F11)/エイテック(E13)/エウレカロボティックス(E76)/エージーアイロボッツ(D29)/ABB Robotics Japan(E35)/エクセディ(F46)/SMC(D04)/エヌアイシ・オートテック( E51)/NTNテクニカルサービス(E45)/エヌティーツール(D55)/エフ・アイ・ティ(F26)/Effecto Group S.p.A.(D18)/FNS(E71)/MES甲信(F15)/MSTコーポレーション(D67)/M2X(E83)/エムティーシートレーディング〈Eurotech Vacuum Technologies〉(D59)/Elite Robots(E66)/遠誠(E08)/オイヒナー(D21)/オーエスジー(D24)/オークマ(D03)/太田廣(D44)/オーツカ光学(E32)/岡谷鋼機〈新エフエイコム〉(F21)/沖電線(D27)/オムロン(D12)/オリエンタルモーター〈オリムベクスタ〉(E64)/オリオン機械(D72)

Kardex Japan(F63)/カサイ製作所〈カサイエレック、マルセン〉(F23)/カトウ工機(D47)/カトー機械(F58)/カミナシ(E74)/加茂精工(E63)/川崎重工業(E12)/キーエンス 画像システム事業部 (E69)/キーエンス メトロロジ事業部(E73)/北川鉄工所(D06)/キトー(D54)/キビテク(F59)/ギフノテック(F09)/キャプテンインダストリーズ(E28)/京セラ(D38)/グリーンプラス(E61)/グローブ・テック(E79)/ケーエスエス(E44)/コスメック(E36)/小原歯車工業(E15)/近藤製作所(F44)/コンバム(D31)

サトーパーツ(D19)/SAWA(E47)/三桜工業(E18)/三機(E81)/三共製作所(E85)/三協デザインソリューション(F62)/三桂製作所(D68)/三明(F33)/山洋電気(E59)/山陽マシン(E17)/三和ロボティクス(F05)/
CMIベアリング(E50)/CKD(E27)/ジーニック(E92)/ジーベックテクノロジー(D30)/ジェイテクト(D40)/シチズンマシナリー(E06)/シナノケンシ(E10)/シュンク・ジャパン(E34)/Thinker(D33)/新光電子(E49)/進和〈JAKA Robotics〉( D14)/スギノマシン(E29)/スターテクノ〈スター精機、国盛化学〉(F14)/SmartOne(F41)/Zrek〈Cominix〉(F52)

タイカ(D61)/大喜産業(F35)/大昭和精機(E46)/ダイドー(E05)/ダイトーエムイー(F10)/ダイナミックツール(E72)/Diver-X(E84)/ダイヘン(D01)/高松機械工業(D52)/田口鉄工所(F39)/竹中電子工業(E55)/立花エレテック(F48)/ダッソー・システムズ(E39)/タツタ電線(D56)/中央工機〈ユニバーサルロボット〉(F17)/中部地域SIer連携会(F64)/中部部品加工協会〈フラクタル、ジェービーエムエンジニアリング、丸正精工〉(F37)/ツガミ(D13)/津田駒工業〈共和電機工業〉(F27)/槌屋〈艶金〉(D25)/テイアイテイ(D22)/DMカードジャパン(E96)/DMG森精機(E03)/TMW(D37)/THK(D15)/ディジタルメディアプロフェッショナル〈Kinco Electric(Shenzhen)〉(D45)/江蘇鼎智智能控制科技股份(D60)/データ・デザイン(E23)/テクノア(D17)/テクノダイナミックス(E97)/テクノ21グループ(E20)/TECHNO REACH(F07)/テクロック(F38)/TechShare(E70)/TECHMAN ROBOT(E26)/Tebiki(D51)/デュコジャパン(D65)/デンソーウェーブ(F03)/東亜精機工業(E93)/DOBOT JAPAN(E04)/トゥーワン(D66)/東京精密(E14)/東陽(F02)/トーチョーマーキングシステムズ(E57)/TRIART(E53)/トライエンジニアリング(F18)/トラスト・テクノロジー(D58)/Troaxセーフティシステムズ(D64)

NaITO(F47)/ナカニシ(E87)/長堀工業(E21)/中村留精密工業(E11)/名古屋モーションコントロール〈湊ハマ、FAIR INNOVATION〉(D36)/NACOL(D48)/名高精工所(E56)/鍋屋バイテック会社(D50)/新潟精機(D32)/ニコン(E60)/日伝(F29)/日刊工業新聞社(E95)/日進ProSOL(F53)/ニッセイ(E78)/日鉄テックスエンジ(D46)/日東工器(E68)/日本精工(E82)/日本トムソン(E24)/日本ベアリング(E80)/日本システム開発(F55)/日本ピスコ(E33)/日本ローターバッハ(E48)/日本ロボットシステムインテグレータ協会(E100)/ノガ・ウォーターズ(E77)

ハーモニック・ドライブ・システムズ(D28)/ハイウィン(F34)/パスカル(F60)/八田製作所(E58)/羽根田商会〈テムザック〉(E62)/浜松貿易(F24)/ピアブ・ジャパン( D16)/VISUAL COMPONENTS(E16)/Vision Components(E40)/ファナック(F49)/FingerVision(D20)/FOVAテック(E22)/Phoxter(E09)/フジキカイ( E02)/二村機器(D34)/ブライセン(F30)/ブラザー工業(D41)/プラックス(E98)/ブリヂストン ソフトロボティクス ベンチャーズ(E75)/フレアオリジナル(F08)/ベッコフオートメーション(D09)/ペンギンソリューションズ(E38)/北菱電興(D70)/ボンダス・ジャパン(E94)

牧野フライス製作所(D49)/松本機械工業(D43)/マブチモーター(D63)/三木プーリ(D10)/ミニター(E54)/MINEZAWA(F51)/ムラキ(D57)/村田精工(D08)/明和eテック(F56)/Mech-Mind(D02)/モバイルインダストリアルロボット(E67)/モリタ〈データ・デザイン、PLANSEED〉(F36)/モリテツ電機(D71)/MOLDINO(E19)

安川電機(D39)/YATOMIエンジ〈Airion、住友重機械工業 ドライブテクノロジーズSBU〉(F43)/柳瀬(E65)/ヤマザキマザック(D05)/山下機械(F16)/YUASA〈オークマ、ミツトヨ、北川鉄工所、山洋電気、AiTEN Robotics、ロボットバンク、Cistron〉(F04)/ugo(E43)/YOODS(F57)/豊電子工業(F31)/ユニバーサルロボット(E67)/ユニパルス(D53)/横山商会(D69)

ラヴォックス(E37)/リックス(E41)/リンケージ(F13)/レニショー(E31)/ロボット加工技術研究会(F20)/ロボットテクニカルセンター(F12)/ロボティクスソリューションズ〈ミスミ〉(F40)

和ロボ(F61)

重切削用大型ロボットマシニングシステム

※㈱、㈲などは省略
※2026年5月13日現在

RTJ2026 出展製品・見どころ
工具在庫・寿命管理システム搭載
「ツールセラージェネシス」
大昭和精機 小間番号E46


 大昭和精機(大阪府東大阪市西石切町3‐3‐39)は、工具の在庫・寿命管理システムを搭載した工具収納棚「Tool Cellar GENESIS(ツールセラージェネシス)」を出展する。
 同製品は、汎用性と利便性を兼ね備えた工具棚。LEDとガイド機能により収納位置が一目でわかり、工具の払い出しや補充ミスを防止する。
 棚は通常ロック状態で、入出庫処理により該当する引出しのロックを解除する棚ロック機能、ロック解除と同時にカメラによる録画を開始する録画機能を搭載。豊富なデータ検索機能により、運用方法に沿った操作性を実現する。
 また、在庫管理に必要な「入庫」「出庫」「返却」「発注」「棚卸」に対応。収納する区画ごとに在庫管理ができるため、工具特有の再研削管理、寿命管理に最適である。治具やゲージなどの管理にも利用できる。
 製造情報管理ソフトウェア「Factory Manager(ファクトリーマネージャ)」との連動により、ホルダから取外した工具の寿命値を棚内で継続管理することが可能。工具寿命管理により加工不良の防止をサポートする。

工場の省人化・人による
目視検査の完全自動化実現
MINEZAWA 小間番号F51


 明治元年の創業以来、モノづくりと共に歩み続けてきたMINEZAWA(愛知県岡崎市井田南町4‐5)は、自動化設備のワンストップ提供・設計検証・動作テストを行う専門工場として「MAAF(MINEZAWA Automation Accele rate Factory)」を本社隣に新設。4月より本格稼働している。MAAFは、自動化設備開発を加速させるためのテスト・検証専用拠点と位置付けられており、取引先が求める仕様に合わせた装置のセットアップ、デバッグ、AI等を駆使した実証評価を一貫して行うことが可能だという。
 近年、モノづくり業界では人手不足や生産性向上が課題となっており、より高度な自動化・省人化ソリューションへの期待が高まっている。MAAFの新設により「設計→試作→テスト→改善」というサイクルを同社内で迅速に回すことが可能となり、設備導入前の技術検証や品質向上をこれまで以上に効率的に行えると既に注目を集めている。これからさらに設備提案の精度向上、導入リスクの低減、現場課題に即したソリューションの開発を実現してくれることだろう。
 今回初出展となるMINEZAWAは『AI画像検査自動機(AI CAMERA CHECKING Automation)』他を出品。AI画像検査の自動化を協働ロボットを活用して実現するという。同社エンジニアリング部の野口良人部長は、「MAAFでお客さまの生産現場の自動化を加速させます。今回の展示機や未来へ向けた最新の技術にアンテナを張り、その各種技術を組み込み、お客さまの設備標準や安全仕様に沿ったセットアップを行い、自動化、省人化への具体的な提案を行います。お客さまを知り、メーカーさまを知る! 私たちが、この場所から『稼働となる最後まで』対応を行います!」とコメントしている。

加工実演は必見!
低抵抗切削工具が話題
イワタツール 小間番号F19


 ロボットマシニングにおける剛性不足は、加工時の抵抗負荷を低減することで解決できると考えたイワタツール(愛知県名古屋市守山区花咲台2‐901‐1 テクノヒル名古屋E‐3)。本展示会では、ヘリカル穴加工の性能を大幅に向上させた『ドリルミル』をはじめ、ロボットマシニングに適した低振動・低抵抗工具を多数展示する予定とのこと。
 好評発売中のヘリカル穴加工エンドミル『ドリルミル』なら、オイルホールで切粉を効率よく排出し、加工時の負荷を大幅に低減できる。すでに発売中のアルミ・樹脂用に加え、新たなラインアップに加えるべく、ラフィングタイプや鉄ステンレス用なども鋭意開発中だという。
さらに、本展示会で新しい形態の加工を初公開するという、トライエンジニアリング、YASKAWAやファナックとコラボした加工実演は必見だ。同社ブースに立ち寄れば、ロボット加工の新たな出会いに期待できるだろう。

高精度一発加工を可能に
工程集約にひとつの答え
二村機器 小間番号D34 

 二村機器(名古屋市中村区岩塚町字九反所55)のワークドライビングセンターは、両センター加工における保持安定性と工程効率を高めてくれる製品だ。端面に多少の傾斜のある加工物でも爪が均等に把握し、チャックの掴み代なしで端から端まで一度で加工できる。反転工程が不要となり、材料歩留まり向上と精度の均一化を実現できるだけでなく、ケレーを使わず段取り性も向上。アダプターによる簡単取り付けと交換爪対応で現場運用性にも優れている。
 本展示会では、ワークドライビングセンターを使用して、焼き入れされた加工物のハードターニング加工、研削加工におけるサイクルタイム削減や工程集約を提案する。また、日頃からセンターを利用している来場者に対しては、〝今、解決したい〟困りごとなどを同社ブースで相談してほしいとのことだ。二村機器は、喫緊の対応に迫られている工程集約、省人化対策にひとつの答えを示してくれる。

アジア競技大会見学会を予定
新役員体制で新年度スタート
中部みらい会 第21期総会・方針説明会


 橋本総業と東海地方の販売店、住設メーカー等で作る中部みらい会(会長=伊藤辰之氏・イトウ会長)は4月27日、ホテルTIAD.オートグラフコレクション(名古屋市中区栄5)にて「第21期中部みらい会総会」ならびに「2026年度中部みらい会方針説明会」を開催した。
 第一部の総会では、中部みらい会事務局担当の伊藤貴弘橋本総業名古屋支店長が司会進行を務め以下の議案に対する慎重審議が行われた。なお、当日は過半数を超える正会員・賛助会員が出席しており、本総会の成立が宣言されている。
 【第一号議案】2025年度(2025年4月1日~2026年3月31日)活動報告の件▽これが満場一致をもって原案通り承認可決された。
 【第二号議案】2025年度会計報告・監査報告の件▽これらはいずれも満場一致をもって原案通り承認可決された。
 【第三号議案】2026年度(2026年4月1日~2027年3月31日)事業計画(案)の件▽これが満場一致をもって原案通り承認可決された。中部みらい会は以下に挙げる2026年度事業を予定している。●4月27日(当日)=中部みらい会総会ならびに2026年度方針説明会を開催。●第20回アジア競技会見学研修会開催予定。●10月下旬=中部みらい会実務責任者会を開催予定。●11月5日=ホテルニューオータニでみらい会全国合同総会を開催。●11月6日~同7日=東京ビッグサイトで2026東京みらい市開催・視察。●11月下旬=多治見カントリーで中部みらい会親睦ゴルフ会を開催予定。●2027年3月下旬=中部みらい会役員会を開催予定。●2026年度内=製販懇談会、ショールーム商談会、新商品提案会、各種研修会、工場見学研修会等を随時開催予定。※開催日時・会場等は総会当日現在、未定となっている。
 【第四号議案】2026年度事業予算(案)の件▽これが満場一致をもって原案通り承認可決された。
 【第五号議案】新入会ならびに退会報告の件▽㈱HNC(社長=安井智裕氏、本社=岐阜市太郎丸北郷)から正会員加入申請が上程され、これが満場一致で承認された。また、賛助会員3社から退会届が提出され、これが承認された。
 【第六号議案】役員改選(案)の件▽事務局より中部みらい会新役員案が上程され、これが満場一致をもって原案の通り承認可決された。新役員は以下の通りだ。●会長=伊藤辰之氏(イトウ会長)●会計監査(新任)=大藪淳一氏(大清社長/管機連会長)●役員=大野洋揮氏(大野管材社長)・北村憲正氏(龍玉精工社長)・大戸隆弘氏(新任/大戸社長)・片山政勝氏(新任/片山機材社長)・粂内洋氏(新任/名古屋機器社長)。※順不同。
 休憩をはさみ第二部方針説明会が開催された。冒頭、伊藤会長が「皆さん、中東情勢で大変だと思います。コロナのときは機器の納入遅延はありましたが、今回はモノが無く、現場の方は本当にご苦労なさっていると思います。一日でも早く、我々の業界にとっても、中東情勢をはじめとするいろんな問題が解決されることを望んでいます。さて、今年は愛知県・名古屋市を中心にアジア競技大会が開催されます。当みらい会は毎年楽しい事業が盛り沢山ですが、今年度はアジア競技大会の見学会等も考えていますので、共に当会を盛り上げていきましょう」と挨拶。続いて、賛助会員を代表して中村徹郎TOTO中部支社長、特別会員の田所浩行橋本総業副社長が挨拶。橋本総業東海ブロックの各支店長らよりそれぞれ報告・説明が行われた。

他地域と交流通じて情報収集も
青年部活動の充実と組織の拡大目指す
愛鋲協青年部 令和7年度第3回総会開催


 愛知鋲螺商協同組合(以下、愛鋲協と表記/理事長=小倉正嗣氏・小倉商店社長)の青年部(部長=佐藤健一氏・中部製作所)は4月24日午後6時30分より、名古屋市中区の木曽路錦店で、『令和7年度 第3回青年部総会』を開催した。司会進行は佐野康介青年部会計(佐野螺子工業)が担当。本総会は青年部員全員が出席し、成立が宣言されている。
 開会の辞、来賓の小倉理事長の紹介、佐藤部長の挨拶を経て、以下の議案について慎重審議が行われた。
 【第1号議案】令和7年度(令和7年4月1日~令和8年3月31日)事業報告ならびに収支決算報告・監査報告の件▽慎重審議の結果、本議案は上程された原案が満場一致をもって承認可決された。
 【第2号議案】令和8年度(令和8年4月1日~令和9年3月31日)事業計画(案)ならびに収支予算(案)承認の件▽慎重審議の結果、本議案は、上程された各原案が共に満場一致をもって承認可決された。佐藤青年部長は「今年も〝青年部らしい楽しく、強固な組織〟を指針とし、より一層強固な青年部を築いてまいります。また、新たな仲間を迎え入れ、組織の活性化にも努めていきたいと思います。引き続きご協力を心よりお願い申し上げます」と令和8年度の方針を発表。この方針に則った令和8年度事業計画が以下の通りだ。●4月24日(当日)午後6時30分より▽愛鋲協青年部総会ならびに懇親会を開催。●7月▽セミナーを開催予定。●10月▽大阪組合青年部との交流会を開催予定。●12月▽忘年会を開催予定。●令和9年2月▽メーカー等工場見学会を開催予定。※総会当日現在、各事業の開催日時や開催場所は未定だ。
 【第3号議案】その他の件▽総会資料に添付された部員名簿の確認等。
 以上、すべての議案審議を終え、本総会は閉会した。その後は参加者全員で懇親会を開催し、大いに盛り上がった。

令和7年度会計監査を実施
総会への提出議案を審議
愛鋲協 令和7年度第10回理事会開く


 愛知鋲螺商協同組合(愛鋲協、理事長=小倉正嗣氏・小倉商店社長)は、4月23日午後6時30分より名古屋駅前の安保ホールにて令和7年度第10回理事会を開催した。理事6名が出席し、第53期通常総会の議案や令和8年度事業などについて審議した。
 この日は理事会に先立って、午後6時より令和7年度会計監査が行われた。小倉理事長、事務局立ち会いのもと、佐野康介監事(佐野螺子工業専務)が決算書類をチェックし、適正であると確認された。
 理事会では、小倉理事長より監査を無事終了したことが報告された後、通常総会の開催案内および総会資料の内容・修正箇所を確認。上程議案を承認し、直ちに組合員に発送することとした。また、総会における理事の役割分担についても協議した。総会の開催日時は5月18日午後6時30分、会場は名古屋ガーデンパレス1階のレストラン「ホウ・エヴァー」(名古屋市中区錦)。
 続いて、日本ねじ工業協会中部支部との合同企画として4月17日に開催した「サイバーセキュリティ(対ランサムウェア攻撃)」の講演会について、参加した小倉理事長が報告。ボルトメーカー「メイラ」の伊藤直彦氏(情報システム部セキュリティ専任)が実際に体験したインシデントと対応、その後の対策などについて約2時間講演した。小倉理事長は「セキュリティの重要性を認識でき、非常にためになった。今後も工業会との連携を密にしていきたい」と感想を交えて述べた。
 5月18日に本格稼働する機械工具卸売商社・トラスコ中山最大の物流センター「プラネット愛知」(愛知県北名古屋市)の見学会については、奥田勝彦副理事長(東邦精器社長)が同社名古屋支店に見学の申し入れをした所、快諾いただけたと報告。今後、開催日程などを調整する。
 青年部に関しては、藤田守彦理事(藤田螺子工業取締役)より4月24日に木曽路錦店(名古屋市中区錦)で総会の開催が予定されていると報告された。
 その他、例年12月に開催している親睦ボウリング大会について、小倉理事長より若手の意見を取り入れるため青年部からスタッフ(2名ほど)を出してもらえるよう協力を打診する考えが示された。

半導体製造における基幹要素
レーザスケールの新工場稼働
マグネスケール 奈良事業所開所


 DMG森精機(社長=森雅彦氏、グローバル本社=東京都江東区)のグループ会社であるマグネスケール(社長=大野治氏、本社=東京都江東区)は4月9日、高精度リニアエンコーダ「レーザスケール」の生産拠点として奈良県大和郡山市に奈良事業所を開所した。本工場は半導体製造における基幹要素であるレーザスケールの需要増加に伴う生産能力の拡大、事業継続計画(BCP)強化を目的に建設された。
 最先端の半導体製造装置に使用される高精度リニアエンコーダをマグネスケールではレーザスケールと呼称している。リニアエンコーダの検出ヘッドには、回折格子スケールからの回折光を利用して回折格子の記録ピッチより細かい信号周期を得る格子干渉計という原理と、温度や気圧・湿度の変化の影響を光学的にキャンセルする独自の光学原理を兼ね備えることで高分解能かつ高い安定性で位置検出が可能に。信号処理においては検出ヘッドの干渉信号を高分解能で内挿し最適な状態に波形補正することで内挿誤差を極限まで小さくすることができる。スケールは、発売当初から一貫してホログラフィックに作る干渉露光法を採用することで非常に優れたリニアリティを持っていることが特長である。
 マグネスケールでは近年、先端半導体の微細化に加え半導体後工程の需要拡大を背景に既存の生産拠点である神奈川県の伊勢原事業所との相互バックアップを可能とすることで、地政学的リスクや自然災害発生時においても供給を途絶えさせないサプライチェーンの構築を実現している。伊勢原事業所と新設の奈良事業所を合わせて年間6万軸の生産能力を確保するとともに、2030年には売上300億円を目指すという。
 奈良事業所では、AGV(無人搬送車)と生産管理システムを連携させた自動搬送システムを導入することで生産効率と品質の両立が図られている。部材から仕掛品に至るまで工程間搬送を自動化し、最適なルートでの自律走行を実現することで生産リードタイムの短縮と生産性の向上を推進する。また、同社は製造工程における環境負荷の低減を最重要課題のひとつと捉えており、持続可能なエネルギー対策として2026年2月から工場屋根に大規模な太陽光発電パネルを設置し再生可能エネルギーの供給を開始している。発電容量は約491kW、年間想定発電量は約54万kWhで、発電した電力の全量を本工場に供給する。これにより、年間約225トンのCO₂排出量の削減が見込まれている。工場内で使用するすべての空調と照明の電力を賄い、再生可能エネルギーを活用したサステナブルな生産が実現する。

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