第2963・2964号 令和8年7月5・12日

4期8年務めた水谷理事長が退任
新理事長に髙田研至氏(井高社長)
愛機工 令和8年度通常総会を開催


 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、5月26日午後4時30分より名古屋市中区のホテル名古屋ガーデンパレスにて「令和8年度通常総会」を開催した。組合員、賛助会員、来賓ら145人が出席した。任期満了に伴う役員改選では、4期8年にわたり理事長を務めた水谷理事長が退任し、新理事長に髙田研至副理事長(井高社長)が就任。副理事長には引き続き森田乾嗣氏(モリタ社長)と新たに矢野茂雄氏(滝川物産社長)が就任した。
 総会は髙田副理事長の開会の辞で始まり、資格審査発表で司会の荒木直哉氏(NaITO中部営業部名古屋第一支店長)より組合員総数211人中、本人出席78人、委任状95人、合計173人で本総会が適法に成立すると宣言された。
 水谷理事長が挨拶に立ち「本日は多数の来賓の方をお迎えし、こうして総会が開催できますこと、誠に喜ばしく皆様に感謝申し上げます。円安・株高、物価高、人手不足の中、皆様におかれては会社経営に大変ご尽力されていることと拝察します。組合も時代に合わせた事業を行っていく必要があると考えています。いま私たちはDX、SDGs、ロボット、AI、働き方改革とともに、変化への対応に取り組んでいかねばなりません。令和8年度も皆様の絶大なるご協力を宜しくお願いします」と述べた。
 議長に可児宜彦理事(近代精機社長)を選出して議案審議が行われ、第1号議案=令和7年度事業報告書、収支決算書、貸借対照表、損益計算書、財産目録並びに剰余金処分(案)承認に関する件▽第2号議案=令和8年度事業計画書(案)ならびに収支予算書(案)承認に関する件▽第3号議案=令和8年度加入手数料および賦課金(案)ならびに徴収方法(案)承認に関する件▽第4号議案=令和8年度借入金残高の最高限度額(案)▽第5号議案=令和8年度役員報酬額(案)はいずれも原案通り承認可決された。
 第6号議案=任期満了に伴う役員改選の件では、理事5人・一般組合員4人の委員からなる理事選考委員会(委員長=近藤幹浩理事・大東通商社長)の審査を経て、各支部より推薦された理事候補者34人全員の理事就任と監事2人の就任が承認された。このあと直ちに開かれた第1回理事会で、理事互選により三役が選出され、理事長に髙田研至氏(井高社長)《新任》、副理事長に森田乾嗣氏(モリタ社長)《再任》と矢野茂雄氏(滝川物産社長)《新任》、会計理事に和久田修志氏(三和商事社長)《再任》が就任した。
 髙田新理事長は就任挨拶で「水谷前理事長には4期8年の長きにわたり理事長職を務めて頂き、有難うございました。前理事長のこれまでの方針、尽力をしっかり引き継ぎ、今後も組合の発展に努めてまいる所存です」と述べた上で、今後の方針について「まず、お客様のニーズが多様化する中で社員のレベルアップは不可欠と考え、勉強会の拡大・充実に取り組んでまいります。また、各支部においては、工場見学会を企画し最新の技術や環境を実際に体験できる機会を増やして頂きたいと思っています。さらに、将来を担う若手社員や若手経営者向けに勉強会、交流会、海外視察を計画し、広い視野で物事を見、業界の未来を託せる人材の育成を進めていきたいと考えています。そしてニュースダイジェスト社主催のメカトロテックジャパンやロボットテクノロジージャパン展においても、共催団体として出展企業の募集、集客、事前PRなど今後も積極的に協力してまいります。三役をはじめ各理事、組合員、賛助会員の皆様のご協力の下、組合員各社が取引先や仕入先から必要とされる商社を目指して発展できるように、愛機工組合が皆様の活動の一助となればと思っています。今後とも宜しくお願いします」と抱負を語った。
 滞りなく議事は終了。続いて来賓紹介があり、愛知県経済産業局中小企業部商業流通課課長補佐の山田恵美氏が祝辞を述べた後、森田副理事長の閉会の辞で総会を終えた。
 会場を移して行われた懇親会は、野田道典組合相談役(ノダキ顧問)による乾杯の発声で開宴。水谷前理事長が退任の挨拶を行い、髙田新理事長より花束が贈呈された。和やかに歓談して懇親が深められ、伊藤高潤組合相談役(春日鋼機会長)の中締めでお開きとした。
    ◇
 承認された「今年度重点実施事業」は次の通り。
 ①ロボットテクノロジージャパン2026展示会事業(会期=2026年6月11日㈭~13日㈯、会場=Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)②メカトロテックジャパン2027出展者募集事業(会期=2027年10月20日㈬~23日㈯、会場=ポートメッセなごや第1展示館~第3展示館)③教育事業④SDGsへの取組…Grow Leaf プロジェクトへの参画(植樹活動→CO2削減)⑤中小企業共済保険の加入推進⑥車両燃料油取次事業の推進⑦社員・組織診断システム(CUBIC)の普及推進⑧カーリース取次事業の推進⑨業界情報の提供(組合報、ホームページ、理事会、企業情報等)⑩教育、福利厚生事業の新たな企画・運営。
令和8~9年度愛機工組合役員
 ■理事(34人)
 【三役】理事長=髙田研至(井高)中北支部※新任▽副理事長=森田乾嗣(モリタ)中北支部▽副理事長=矢野茂雄(滝川物産)西支部※新任▽会計理事=和久田修志(三和商事)南支部
以下、支部別・順不同
 【東支部】安藤義和(安藤)▽田中秀典(ミユキ商會)▽時津達也(新栄商会)▽三木喜昌(三起工機)
 【南支部】伊藤正人(伊藤信産業)▽奥田勝彦(東邦精器)▽可児宜彦(近代精機)▽近藤幹浩(大東通商)▽中川雅夫(ナカガワ)
 【西支部】梅村龍盛(梅村本店)▽内藤和美(内藤商事)▽服部将康(服部)
 【北支部】長村康義(長村商店)▽熊田誠司(久満田商会)▽野田典嗣(ノダキ)
 【中南支部】志知秀昭(志知)※新任▽橋爪庄二(マルマン商事)▽水谷隆彦(ミズタニ機械)▽六浦康正(六浦本店)
 【中北支部】伊藤哲生(春日鋼機)▽大矢顕(大矢伝動精機)
 【熱田支部】小浦正喜(こうら)▽滝澤有一(松本商店)▽服部康志(大宝)※新任
 【尾張支部】石川真(石川工具)▽坂倉慶信(コーワ精工販売)※新任▽服部嘉高(服部商会)
 【三河支部】斉藤健治(三豊)▽中島忠幸(オーエヌ技研)▽三井重信(三井機工)
 ■監事(2人)
 林正人(広商NEXUS)▽吉野栄一(吉野機械工具)
  〈敬称略〉

すべての議案は満場一致で承認
印象に残る青年部活動を
愛機工青年部 令和8年度通常総会開催


 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=髙田研至氏・井高社長)の青年部(部長=滝澤有一氏・松本商店社長)は6月12日、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で令和8年度通常総会ならびに懇親会を開催した。青年部員総数37名中、委任状1名を含む35名が出席。過半数以上の参加が認められたため、本総会は成立している。
 開会にあたり滝澤部長が「昨年度、青年部は創部60周年を迎え『記憶に残る事業』をやろうと皆で頑張ってきました。これまでの周年事業では海外メーカー工場の視察等を行ってきましたが、海外となると皆さんの仕事の日程調整も難しいとのことから、今年3月に行った周年記念事業は国内で開催しました。京都市に本社を構える半導体関連メーカーのTOWAさまの工場と本社にお邪魔してきました。何事にも通じることですが、創業者から受け継がれている〝あきらめない心〟〝妥協しない心〟に非常に感動し、また、勉強にもなった周年事業でした。このように、毎年いろんな事業を行っている青年部ですが、今日はじめて参加される方もいらっしゃるかと思います。なかには『なんで俺が青年部なの?』『めんどくさいなぁ』と思われる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。しかし、ここでの活動が人間関係を築くうえで非常にプラスに働いてくれることは事実です。別々の会社の同年代同士が同じ目標を持ってひとつのことをやり遂げるという、なかなか経験できない会が青年部ですので、ひとつでも多くの事業に参加していただいて、ここで得た知識、経験、人脈などを自分のなかに蓄積していってください。ここ最近、非常に活発な、為になる意見が青年部の皆さんから多く出ているなぁと感じています。この雰囲気や空気感のままこれからの1年、印象に残る青年部活動をしましょう。楽しみにしています」と、集まった青年部員に向け挨拶した。
 続いて、本総会の来賓を代表して髙田理事長が登壇し「今年度から理事長を務めることになりましたが、今思うことは、組合活動のなかで青年部は非常に大事な組織だということです。今日は、この後の懇親会も含めて青年部の皆さんからいろんな話を聞かせてもらいながら、これからの組合活動をどうしていくか考えていきたいと思っています。そして、皆さんで活発に意見交換をしていただき、我々組合理事に提案してください。組合としても、できる限りしっかりとサポートしますので、共に青年部を盛り上げていきましょう」と挨拶のなかで語り、組合としても青年部を全力でサポートしていくことを約束した。
 両名が挨拶を終え、滝澤部長が満場一致で議長へと選出され、以下の議案についての慎重審議が執り行われた。
 【第1号議案】①令和7年度(令和7年4月1日~令和8年3月31日)事業報告/②令和7年度青年部費収支決算報告/③令和7年度青年部会費収支決算報告ならびに監査報告▽審議の結果、これらはいずれも満場一致をもって原案の通り承認可決された。
 【第2号議案】①令和8年度(令和8年4月1日~令和9年3月31日)事業計画案/②令和8年度収支予算案▽慎重審議の結果、これらはいずれも満場一致をもって原案の通り承認可決された。今年度の青年部事業活動は以下の通り。●当日=東京第一ホテル錦で「令和8年度通常総会&懇親会」を開催。●各年1回=「講演会」「他産業視察」を開催予定。●9月5日㈯~6日㈰=岐阜県関市板取の『すぎのこキャンプ場バンガロー村』で「キャンプの集い」を開催予定。●年1回=組合員企業従業員やその家族を対象とした「バス・レクリエーション」を開催予定。●9月ならびに12月=ビアパーティー、ならびに忘年会を開催予定。●随時=組合事務所ほかで、各事業担当委員会、役員会を開催予定。●組合親善野球大会の試合進行サポート等。その他、関係先団体行事への参加。等。※総会当日現在、開催日時や開催場所等の詳細未決。
 【第3号議案】令和8年度青年部会費徴収方法▽これが満場一致をもって原案の通り承認可決された。
 【第4号議案】役員変更▽これまで青年部副部長を務めてきた服部嘉高氏(服部商会社長)が今年度から組合厚生部長に就任したことから青年部副部長の座を退任。総会当日現在、副部長の後任は未定。また、青年部各部の担当幹事長の変更等も見られた。
 【第5号議案】その他▽総会資料に添付されている組合員名簿の住所や氏名等の再確認。
 以上、すべての議案審議を終え滝澤部長が議長を退任。その後、今年度より青年部に加わった新メンバーの自己紹介を経て閉会となった。
 会場を移して催された懇親会は志知秀昭青年部統括幹事長(志知社長)が乾杯の挨拶をし、和やかなムードのなかで開会した。途中、青年部各部幹事長らの自己紹介を経て宴もたけなわとなったところで服部前副部長が登壇。中締めの挨拶をして散会となった。最後は青年部らしく服部前副部長を胴上げして名残を惜しんだ。

新会員として2社が加わる
令和8年度事業も充実
名機工同友会 令和8年度定時総会開催


 名機工同友会(会長=嶋﨑晴久氏・シマザキ商会社長)は5月29日、名古屋市中区にある東京第一ホテル錦で「令和8年度定時総会」を開催した。当日は委任状2社含め全会員が出席し、司会進行を務めた徳永和也名機工同友会幹事長(徳光社長)から本総会の成立が宣言されている。嶋﨑名機工同友会会長の挨拶の後に、大津裕史氏(大津屋社長)が議長へ選出され、以下の議案について審議・報告が行われた。
 【第1号議案】令和7年度(令和7年4月1日~令和8年3月31日)事業報告ならびに収支決算報告、監査報告承認に関する件▽慎重審議の結果、これらはいずれも満場一致をもって原案の通り承認可決された。
 【第2号議案】令和8年度(令和8年4月1日~令和9年3月31日)事業計画案ならびに収支予算案承認に関する件▽慎重審議の結果、これらはいずれも満場一致をもって原案の通り承認可決された。名機工同友会の今年度の事業活動内容は以下の通りだ。●当日=東京第一ホテル錦で令和8年度定時総会を開催。●7月15日㈬=名古屋市北区にあるIGアリーナで大相撲名古屋場所4日目観戦。観戦後に会場を移してビアパーティーを開催予定。●8月18日㈫=東京第一ホテル錦で8月例会を開催予定。●9月29日㈫=同会場で9月例会・講演会を開催予定。●12月1日㈫=12月例会・忘年会を開催予定。会場は総会当日現在、未定。●令和9年1月21日㈭=東京第一ホテル錦で、仕入先メーカーや商社を招いての1月例会・新年情報交換会を開催予定。●同3月25日㈭=東京第一ホテル錦で幹事会・3月例会を開催予定。
 【第3号議案】正会員異動の件▽令和7年度末で3社が退会。令和8年度より新たに以下の2社
が新会員として加わった。
 総会員数は23社となった。●住田達亨氏(マシナリーサポート㈱/四日市市平町)、●森圭介氏(㈱森哲/名古屋市瑞穂区)。
 【第4号議案】その他の件▽会則変更が報告されたほか、総会資料に添付された会員名簿の確認が行われた。
 すべての議案審議が滞りなく終了し、大津氏が議長を退任して本総会は散会となった。

自動化の導入事例などを紹介
「2026プライベートショー」盛況
山下機械 2日間で600人を超える来場者


 山下機械(社長=近藤敏之氏、本社=名古屋市熱田区)の「2026プライベートショー」が5月21、22両日、同社イノベーションセンターおよび本社3階特設会場で開催され、ユーザーら326社・632人が来場した。受注額30億円を目標に取り組む中、会期中270件の引き合いがあり活況を呈した。
 今年は、人手不足を補完する「自動化・省人化ソリューション」、高付加価値加工を実現する「複合・工程集約化」、エネルギー使用量削減に寄与する「省エネ・高効率化」をテーマに開催。工作機械、工具、周辺機器メーカーなど36社が出展し、顧客の生産現場における課題解決と持続的な競争力強化につながる新製品・新技術を展示紹介した。
 会場では出展各社が具体的な活用効果をアピールするとともに、山下機械のスタッフやメーカーの技術担当者が個別の相談・要望にきめ細かく対応していた。
 さらに同時開催されたセミナーでは、BIG DAISHOWA、アクシズエンジニアリング、ブラザー工業、オーエスジーが自社製品の最新情報を発信した。
 初日の朝礼で近藤社長は「現在の世界情勢や、政治的な要因も加わり、タングステンや石油由来の材料調達が困難になってきており、製造業の生産維持が心配される話も増えている。自動車産業の先行き不透明感は未だに続き、物価高騰や人手不足も続いており、益々製造現場の課題が多岐に渡っている。このプライベートショーは、人手不足や生産が不安定な中でも、生産性を更に向上できる自動化・省力化、また省エネやDX化につながる提案を含め、今後のお客様の生産活動に貢献できる展示会にしたい。前回を上回る成果を目指し、最終的に出展メーカー様と良い年だったと共感し合えるようにしていきたい」と挨拶した。
    ◇
 【出展製品紹介】
 除菌を兼ね備えた浮上油回収装置で工場の「臭い」を改善
 工業用潤滑油・機器コンサルティングを行っているSSRカンパニー(静岡県浜松市)が出展した浮上油回収装置「OSSシリーズ」は、「浮上油回収」と「除菌・殺菌」を同時に行うのが特徴で、一台でクーラントの臭い・腐敗を根本から防止する画期的な装置である。
 クーラント劣化の最大要因である「浮上油」を特殊フロートと分離槽で効率的に回収するとともに、内部の特殊装置により細菌・微生物を適正数に抑制。装置内で生成した殺菌水を既存タンク内へ安定循環させ、長期にわたり清潔な状態を保つ。
 これにより、クーラントの長寿命化を可能にし、製造現場の環境改善、コスト削減、生産性向上を実現する。
 コンパクトで導入しやすい標準モデル「OSS‐01」と大容量処理が可能なハイスペックモデル「OSS‐02」があり、用途に合わせて選択できる。

2026年4月の工作機械受注総額
前年同月比45.1%増の1889億円
日工会 前月に次ぐ歴代2番目の高水準


 日本工作機械工業会(日工会、会長=坂元繁友氏・芝浦機械社長)が5月26日発表した2026年4月の工作機械受注額(確報値)は、総額が前年同月比45・1%増の1889億67百万円となり、10カ月連続で前年を上回った。4割以上の高い増加率は、コロナ禍のペントアップ需要が盛んだった2022年1月以来4年3カ月ぶり。期末効果の剥落により前月比は2・3%減と3カ月ぶりに減少したが、2カ月連続で1800億円を超え、3月(1934億70百万円)に次ぐ歴代2位の受注額となった。
 中東情勢が世界経済に影響を及ぼす懸念がある中でも、北米及びアジアでは引き続き需要が旺盛で、日本及び欧州でも前向きな動きが広がりつつある。
内需も改善傾向が続く
 内需は、前年同月比43・4%増の492億86百万円となり、4カ月連続で前年を上回った。前月比は2・4%減と期末効果の反動減が見られたが、昨年期及び本年第1四半期の平均受注額を大きく上回った。
 業種別では、「一般機械」(157億円)や「電気・精密」(78億円)において、データセンターに関連した、予備電源、液冷循環ポンプやバルブ、免振装置、流体軸受などの加工需要が広く見受けられるほか、半導体製造装置や各種発電に関連した需要も高まっている。「自動車」(113億円)はモデルチェンジ需要の高まりから13カ月ぶりの100億円超え。「航空機・造船・輸送用機械」(38億円)は鉄道関連のスポット受注もあり7カ月ぶりに35億円を超えた。年度の期末明けにも関わらず、主要4業種は「一般機械」を除き前月比で揃って増加した。
 中小企業のユーザーにおいては、年央に採択が予定される省エネ補助金への関心が窺えるが、全体的に繁忙感が高まる中で、補助金を待たず早めに設備投資に踏み切る動きも一部に見られる。
外需は歴史的な高水準で推移
 外需は、前年同月比45・8%増の1396億81百万円となり、19カ月連続で前年を上回った。前月比は2・3%減と2カ月ぶりに減少したが、外需は昨年12月以降の各月が歴代1~5位を占め歴史的な高水準で推移しており、4月の受注額は2位に相当する。
 地域別では、北米(411億円)は、航空・宇宙や自動車、電気・精密での好調が持続し、2カ月連続で400億円を上回った。欧州(203億円)は、航空機や商社・現法でのストック増強が堅調で、2カ月連続で200億円を上回った。
 アジア(763億円)は、主要市場で唯一4月も前月比で増加し、2カ月連続で過去最高額を更新。中国(533億円)は、一般機械がはじめて200億円を超えるなど主だった業種が引き続き好調で、2カ月連続で500億円を上回った(過去最高額)。インドも3カ月連続で70億円を超えた。
 同工業会は設備投資環境について、自動化・高効率化、環境対応の需要が恒常的に存在し、長期的に設備投資を抑制してきたユーザーを中心に老朽機更新の必要性が高まっていると指摘。技術革新への対応や生産拠点の見直しが強力なドライバーとなり、これまでの投資抑制の反動もあって、設備投資は世界的に拡大傾向にあるとした。
 今後の見通しとして、データセンターや半導体製造装置関連の需要が多地域で顕著。地域別では、北米はジョブショップ、エネルギー、建設機械、自動車、航空・宇宙関連などで高水準の需要の継続が見込まれる。欧州は、ドイツの受注額が40億円前後で安定し復調しつつあり、イタリア、スペインでも設備案件が増加傾向にある。米国やドイツ、イタリアなどでは思い切った税制措置や利下
げも追い風になっている。
 アジアは、中国で輸出向け自動車、通信機器、発電、ロボットなどで需要の更なる高まり又は高原状態の持続が予想されるほか、インドでも自動車・二輪車、農業機械、通信機器など各分野での活発な投資が見込まれている。日本(内需)は、自動車関連需要が今後も持続的に増加すれば「一般機械」など他分野での設備投資にも波及が期待されるとした。
 中東情勢の影響については、現時点で発注の見合わせや先送りは少ない。一方で、調達面ではシンナー、潤滑油など油脂類の調達遅れが深刻化。特に中小企業や外注加工先で影響が大きいと見られる。事態が悪化した場合、旺盛な需要に対する供給遅延が発生し、中小企業ユーザーの老朽機更新の動きの妨げになることも懸念される。政府当局の目詰まり対策の一段の拡充に期待するとした。

新会長に北川祐治氏(北川鉄工所)
日本工作機器工業会


 日本工作機器工業会では、去る5月19日開催の第34回通常総会において、18年間にわたり会長を務めた寺町彰博氏(THK会長)が会長を退任し、後任として副会長の北川祐治氏(北川鉄工所会長)が新会長に選任された。寺町氏は理事顧問に就いた。
黒田浩史副会長(黒田精工社長)、宮地茂樹副会長(日本トムソン会長)はそれぞれ重任、さらに新任の副会長として長濱明治氏(日研工作所社長)が選任された。相沢一宏専務理事は重任。

人事異動の意思決定プロセスを高速化
異動案作成工数を約98%削減
トラスコ中山と富士通が共同で構築


 トラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)と富士通(社長兼CEO=時田隆仁氏、本店=神奈川県川崎市)は、富士通の事業モデル「Uvance」のデータ活用から業務実行までを一体化したオールインワンオペレーションプラットフォーム「Fujitsu Data Intelligence PaaS」を活用し、トラスコ中山の人事異動における意思決定の高速化を実現した。本取り組みではAIと数理最適化モデルを活用し、トラスコ中山の多様な人事制度と人事担当者の判断軸を反映した人事異動案を提案するアプリケーションをおよそ4か月で構築。2026年4月の人事異動から運用開始している。
 トラスコ中山は、部門を越えた人事異動を通じて従業員一人ひとりの成長を促すとともに、組織全体の最適化を図る人材戦略を推進している。こうした人材戦略のもと、人事異動案の検討にあたっては個人の成長と組織全体の最適化を考慮した配置判断を行ってきた。反面、従業員が安心して長く働ける環境づくりの一環として多様な人事制度を設けてきたことから、人事異動において考慮すべき事項が複雑化していた。その結果、これらの要素を踏まえた人事異動案の検討に多大な時間を要することとなってしまったという。
 本取り組みでは、担当者の経験や暗黙知、状況に応じた判断が重要となる人事業務の特性があることから、富士通のFDE(Forward Deployed Engineer)が現場に入り、トラスコ中山の人事部門と伴走しながら人事異動業務の理解と業務プロセスの整理を行った。そのうえで両社はデータとAIを活用した人事異動の意思決定プロセスの高速化に取り組み、複雑な要素を考慮した人事異動案を担当者に提案するアプリケーション(以下、アプリ)の開発に成功した。このアプリが人事担当者の配置案検討・判断を支援することで、トラスコ中山の人事異動における意思決定の効率化は一気に加速する。
 また、このアプリではトラスコ中山の社内に点在する複数のシステムやExcelなどで管理された人事データを「Fujitsu Data Int
elligence PaaS」上に集約し一元管理。これで、人事異動案の検討に必要な情報を網羅的に活用できるようになり、多角的な検討が可能となる。
 トラスコ中山では、1回の人事異動でおよそ100人規模の配置を検討することもあり、その組み合わせは10の158乗通りにも及ぶ。このアプリは所属年数などの項目の定量的な判断軸を入力条件とし、本取り組みのために富士通が独自に構築した数理最適化モデルを用い膨大な組み合わせのなかから各種条件を満たす配置案を導き出す。これにより人事異動案作成にかかる工数を約98%削減できたという。
 トラスコ中山の人事情報に加え、人事異動において人事担当者が日常的に重視してきた判断の観点を整理し、人事異動案作成時に担当者が参考として活用できるAIチャット機能を構築。本機能の活用により人事担当者は数理最適化モデルで作成された人事異動案に対して網羅的な視点で考慮ができているか、また、対話を通じて確認することが可能となる。人事担当者は、定量データだけでは十分に配慮しきれない従業員のキャリア志向や配置による影響などについて、AIとの対話を通じて得られる示唆を参考にしながら、最終的な人事異動に関する判断を下す。
 トラスコ中山は「今後、本アプリを活用し、各項目を考慮しながらも高速に提示される人事異動の初期案をもとに戦略的人事異動を推進し、従業員一人ひとりの成長と事業の持続的な発展を継続する人材戦略の仕組みづくりを進めていきます」とコメントしている。富士通は「今後、FDEによる共創型アプローチをさらに強化し、現場に入り込みながら迅速にプロジェクトを推進していきます。そのうえで、テクノロジーを通じて人事領域にとどまらず、さまざまな経営・業務課題に対するデータドリブンな変革を支援していきます。また、社会課題を起点とする事業モデル『Uvance』のもと、データとAIによる財務・非財務の両面における意思決定の高度化を実現し、企業価値向上と持続的な成長を前進させます」とコメントしている。

THECUT MTMSスーパー面取丸が好調
『超硬リサイクル事業』開始


丸一切削工具 今、注目の製品・事業 丸一切削工具(社長=衣斐剛氏、本社=大阪府東大阪市)には、無垢の状態からエンドミルのような加工や溝加工、45度タイプには4C・7Cも一発で加工できる商品もあり、これが好評を得ている。今回は、そんな人気商品の「THECUT MTMSスーパー面取丸」を紹介する。
 本製品は、独自の3面拘束構造(外側に拘束面を設けること)により、インサートの外広がりを抑え、ホルダーの座の崩れを防止。また、それによりインサートの保持力が格段に向上し、美しい仕上げ面を得ることができるという。
 面取り加工に最適なブレーカー付きインサートはブレーカーのすくい角度を20度とし、先端のR形状のストレート部分を無くすことで切屑の排出性が向上。切屑が小さなカール状に分断して排出されるので、その仕上げ面の美しさに驚かされることだろう。また、多種の被削材に対して、インサートの長寿命も約束されている。
 各種メーカーの旋盤用ポジインサートも装着可能で、旋盤で使用したインサートでも、先端以外を使用していなければ、再利用して使用可能だ。※インサートの使用状況により異なるので、使用を保証するものではない点に注意。
 そのほか、無垢の状態からエンドミルのような加工が可能(45度タイプ)、ミゾ加工や、4C・7Cも一発で加工が可能(45度タイプ)といった特長も挙げられる。
 ◇
 丸一切削工具についてもうひとつ注目のニュースが飛び込んできた。同社はこの度、大阪府公安委員会 金属くず業許可証:第5279号を取得し、『超硬リサイクル事業』を行うと発表した。この件に関して、「回収させて頂いたスクラップは全て国内でリサイクルし、新しい工具に生まれ変わることにより、日本のモノづくりの安定に貢献させて頂きます!」とコメントしている。

簡単かつ安全な導入
高速フライス加工の新たな基準確立
セコ・ツールズ・ジャパン ER HPコレットチャック発売


 高速フライス加工と5軸加工に対応するER HPコレットチャックシリーズをSecoR(社長=大場博史氏、名古屋本社=名古屋市中村区)がさらに進化させた。高精度なバランス調整と高剛性設計により、ER HPは、より滑らかな仕上げ面、工具寿命延長、そして信頼性を実現した。
 新しいER HPコレットチャックは、工具の滑りや振動、不安定なクランプが、高額なダウンタイムや材料ロスにつながる現代の機械加工の課題に応えるよう設計されている。優れた振れ精度と堅牢で対称性の高い構造により、ER HPは安定した加工品質、工具コストの削減、サイクルタイムの短縮を可能にした。高いクランプ力と確実な把持力により重切削でも高い加工安定性を確保。さらに、直感的なローラーキーシステムにより、誰でも迅速かつ安全にセットアップできる。
 ER HPコレットチャックなら、迅速、安全かつスムーズに導入できる。専門的なトレーニングやリスクの高いセットアップを要する複雑なツールホルダシステムとは異なり、ER HPはシンプルなローラーキーで取り付けられるため、段取り替えを迅速化し、ダウンタイムを最小限に抑えてくれる。
 「ER HPコレットチャックは、精度や信頼性を損なうことなく、メーカーが加工能力をさらに高めていけるという確信をもたらします。高精度なバランス、高いクランプ力、そして導入のしやすさを兼ね備えることで、お客様がより滑らかな仕上げ、工具寿命の延長、そして現場の持続可能性向上を実現できるよう支援しています」と、Machine Solutionsのグローバルプロダクトマネージャー、Y
ves Heitz氏はコメントしている。
 本製品に関して詳しくは、同社ウェブサイトへアクセスを。

キッツ所属の須﨑優衣選手
明治杯全日本選抜選手権優勝


 5月21日~同24日に駒沢オリンピック公園総合運動場体育館(所在地=東京都世田谷区)で開催された「令和8年度 明治杯全日本選抜レスリング選手権大会」の女子50キログラム級にて、キッツ(社長=河野誠氏、本社=東京都港区)所属の須﨑優衣選手が、見事に優勝を果たした。
 本大会は、2026年秋に愛知県名古屋市ほかで開催される「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」ならびに、カザフスタンで開催される「2026シニア世界選手権」の代表選考会を兼ねており、須﨑選手は、明治杯優勝とあわせてこれら国際大会への出場権を獲得した。
 須崎選手は、準々決勝で米原実穂選手(ケアサポート所属)、準決勝で伊藤海選手(フォーデイズ所属)と対戦。順調に勝ち上がり、決勝で小川凜佳選手(育英大学所属)を下し優勝を決めた。
 須崎選手は2022年4月にキッツに入社。2023年に世界選手権にて見事優勝し、パリオリンピックのレスリング女子50キログラム級日本代表に決定。パリオリンピックでは逆境を跳ねのけ銅メダルを獲得。その勇姿は日本中に大きな感動を与えてくれた。キッツは逆境にあっても高みを目指す須﨑選手の姿勢に共感し、2028年に開催されるロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲得するという大きな目標に向かって努力する須﨑選手の競技活動を支援すると発表。現在、両者は共にチャレンジを続けている。
 須崎選手は所属するキッツを通じて、「温かいご声援、ありがとうございました」とコメントを寄せてくれた。

箱根・宮ノ下の「富士屋ホテル」で
第36回ワシ会総会を開催
二村機器 創業80周年記念事業の一環


 二村機器(社長=二村忠宏氏、本社=名古屋市中村区)は5月12日、同社の代理店で組織する「ワシ会」(会長=森田乾嗣氏・モリタ社長)の第36回総会を開いた。同会の総会は2年ぶり。創業80周年の記念事業の一環として、今総会は神奈川県箱根町宮ノ下にある「富士屋ホテル」を会場に行われた。
 翌13日は、富士屋ホテル仙石ゴルフコース(箱根町仙石原)で晴天のもと親睦ゴルフコンペが開催され、髙田研至氏(井高)がNet72・6、HDCP26・4で優勝した。準優勝は安藤義和氏(安藤)、3位は加藤圭太氏(岡谷鋼機)。
 総会では、森田会長、二村社長よりそれぞれ挨拶があった。(以下、挨拶抜粋)
 【森田会長挨拶】
 2026年は、高市総理の台湾発言に中国が過剰に反応し、産業界の貿易に混乱をきたす事態となり、いまだに輸出入が滞っています。また、2月28日から続く米国のイラン攻撃によりホルムズ海峡が封鎖され、日本国内に原油が届かず、燃料費の高騰のみならず、石油製品の製造が止まり、基幹産業である自動車の生産にも支障をきたす事態になってまいりました。このままでは自動車を始めとする製造業の設備投資意欲も失われてしまいます。人手不足や人件費の高騰、物流問題なども解決せず、製造業のみならず、我々商社も難しい経営判断を迫られる厳しい状況が続いております。
 そのような中で、二村機器さんにおかれましては、今年3月に創業80周年を迎えられました。心よりお慶び申し上げます。また、このような素敵なホテルにお招きを頂きましてありがとうございます。
温故知新をモットーとした創業者二村忠男社⾧が1946年(昭和21年)3月に二村製作所として個人創業して以来、豪放快楽な二代目忠則社⾧が安定成⾧に導き、緻密でアイデアマンの三代目忠宏現社⾧が、津島新工場を新設、他メーカーとの国内コラボや海外販売強化策を打ち立て、業績の拡大をはかってまいりました。
 これからの二村機器さんの展開が益々楽しみであり、創業100年に向けて飛躍されることを祈願しまして、我々代理店もイーグル印製品の拡販に努めてまいりたいと思っております。
 若干37歳で社⾧に就任された忠宏社⾧の横には、常に弟の茂則さんの姿がありました。常務として製造部門を一手に引き受けてくれていたからこそ、現在の二村機器があると思っております。その茂則常務は2024年9月に他界されましたが、ご存命なら今日も笑顔で、この会に席を並べていたことでしょう。
 享年48歳です。故・茂則さんの御霊に哀悼の意を表し、皆さんで黙祷をささげ、私の挨拶に代えさせて頂きたいと思います。(全員で黙祷)
 【二村社長挨拶】
 平素は、弊社ワシ印ローリングセンターの販売にご尽力を賜り誠にありがとうございます。弊社は本年2026年3月に創業80周年を迎えました。ひとえにワシ会会員代理店の皆様のご理解とご協力のおかげと感謝しております。
 ワシ会は昭和35年5月に第1回ワシ会総会を「西浦温泉富士見荘」で開催し、22社の代理店各社様のご参加で、なにぶん資料欠落が多く初代会長は水谷商会殿(現ミズタニ機販殿)であったかと認識しております。
このワシ会も今回で36回目の総会を迎えました。創業80周年の記念事業として、本総会は箱根・宮ノ下にございます、富士屋ホテルでの開催とさせていただきました。無事開催できましたこと改めまして感謝申し上げます。
 さて、私共を取り巻く環境は年々厳しくなっております。弊社では特に超硬価格が4倍強、調達数の制限等の影響を受けており、今月の値上げのお願いとともに、超硬素材を含む当社製品につきまして標準小売価格の廃止、都度見積に変更せざるを得ない事態となりましたこと、この場をお借りいたしましてお詫び申し上げます。
 現在、超硬素材の在庫等を活用し、可能な限り現状維持に努めてまいる所存でございますので、なにとぞご理解のほどよろしくお願いいたします。
 弊社の近年の活動といたしましては、EV、電気自動車の新規受注はもとより、航空宇宙産業、半導体、ロボット、搬送装置など、他のあらゆる分野での駆動装置関連の受注を獲得していくなど、弊社ワシ印製品の領域拡大に努めております。
 また、地産地消が海外市場でも成熟しており、海外での販売展開もタイ国をはじめ、他国でも精力的に進めているところです。本年は、タイ国のほか、津田駒工業殿・イワタツール殿にご協力いただき、ドイツ、中国、インドネシアの展示会での出展をとおして、拡販に向けた活動を展開してまいります。ワシ会代理店の皆様には弊社展示会出展に際して、お客様もしくは商圏のございます代理店様をご紹介いただき、海外展開へのご協力をお願いできればと思っております。
 これまで以上に弊社製品に磨きをかけ、ユーザー様のあったらいいなを形にしていくべく研鑽を積み重ねていく所存でございます。なにとぞ代理店の皆様方のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 ◇
 なお、同社は9月11日に名古屋観光ホテル(名古屋市中区)で代理店・仕入先を招いて「創業80周年記念祝賀会」を開催する予定としている。

成績優良特約店最優秀賞に新栄商会
2026年度事業等決まる
中部タンガロイ特約店会 第34回定時総会開催


 中部タンガロイ特約店会(会長=水谷彰宏氏・東亜機工社長)は5月14日、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルで「2026年度第34回定時総会」を開催した。当日は全会員の過半数以上が出席し本総会は成立している。水谷会長の挨拶に続き同氏が議長へと選出され、以下の議案について慎重審議が行われた。
 【第1号議案】202
 5年度(2025年4月1日~2026年3月31日)事業報告▽満場一致をもって原案通り承認可決された。
 【第2号議案】202
 5年度収支決算報告ならびに会計監査結果報告▽これらは満場一致をもって原案通り承認された。
 【第3号議案】会員の移動▽1社の社名変更、正会員・賛助会員の入退会情報が報告された。
 【第4号議案】2026年度(20
 26年4月1日~2027年3月31日)事業計画(案)▽満場一致をもって原案通り承認可決された。同会の今年度の事業計画は以下の通り。●当日=定時総会ほか。●12月・2027年3月=役員会。●7月17日北陸地区(ホテル日航金沢)・同31日東海地区(メルパルク名古屋)の販売促進懇親会。●11月4日=桑名カントリー倶楽部(三重県桑名市)で会員親睦ゴルフコンペ。●2027年1月12日=名古屋マリオットアソシアホテルで新年賀詞交歓会。●随時=同社新製品等WEB説明会、同社カッティングツールズセミナー。
 【第5号議案】202
 6年度収支予算(案)▽満場一致をもって原案通り承認可決された。
 総会終了後は、方針説明会や表彰式、懇親会が催された。

加藤丈人氏と加藤製作所が
清洲城(愛知県清須市)へ絵画を寄贈
中村麻美作「濃姫 祈願の鼓」


 バルブ・継手・給水栓等を製造する加藤製作所(社長=加藤紘平氏、本社=愛知県清須市清洲)の会長加藤丈人氏と同社は、日本画家・中村麻美作「濃姫 祈願の鼓」をこのほど清洲城(清須市朝日)に寄贈した。
 この作品は、加藤氏が中村氏に直接作画を依頼し制作されたもので、織田信長が「桶狭間の戦い」への出陣前に舞った「敦盛」の鼓を打つ、正室・濃姫の姿が描かれている。
 絵画は、清洲城の入口正面に、加藤氏が以前に寄贈した「疾風 織田信長」(作・戸屋勝利氏)と並べて展示され、展示初日の5月18日には作者の中村氏も清洲城を訪れた。
加藤氏と加藤製作所はこれまでに濃姫の銅像なども寄贈。現在、濃姫像は、清洲城の対岸にある清洲公園(清須市清洲)内に、信長の銅像を見上げるように設置されている。
 【中村麻美氏プロフィール】
 三重県津市生まれ。三重県立津西高校、津田塾大学学芸学部国際関係学科卒。大学在学中、深層心理学をメソッドに日本人の精神性を研究、また日本画塾で(田中峰雪氏に師事)作画の基礎を学ぶ。
 英語個人教授業、NHKBSニュースキャスター、絵本翻訳業を経て、日本の心を伝えるメディアとして絵画を志す。書籍、雑誌、新聞、テレビ番組等で歴史物、武人画、創業者等の挿画を手がけ、近年は歴史上の人物の本画作品制作にも新境地を開く。
 代表作(公財)日本武道館発行月刊『武道』表紙絵「伝えたい日本のこころ」シリーズ(企画ならびに絵と文2008~)では、語り継がれるべき日本人のよい行い、精神伝統を伝える物語を描き続ける。
 作品を通して、日本人の心の深層に宿る、誰もが共感できる善なる心のようなものをよびさます仕事、特に若い世代への語りかけに注力し、全国各地で個展、挿画展ならびに講演活動を行っている。(中村麻美オフィシャルウェブサイトより)

三浦芳美氏(古島)が優勝
静岡県管工機材商組合 第75回組合ゴルフ大会を開催


 静岡県管工機材商組合(理事長=丸尾高史氏・丸尾興商社長)は5月15日、「第75回組合ゴルフ大会」(幹事=伊藤りゅういち副理事長・ヌマカン社長)を静岡市清水区の富嶽カントリークラブで開催した。
 正会員と賛助会員合わせて40人が参加。天候にも恵まれ、和気あいあいとゴルフの腕を披露し合いながら親睦を深めた。
 上位入賞者は次の皆さん。
 ▽優勝=三浦芳美氏(古島)N72・4H21・6
 ▽準優勝=後藤善徳氏(TOTO)N72・4H9・6
 ▽3位=吉川弘樹氏(積水化学工業)N72・8H13・2
 ▽4位=西村聖哉氏(岡谷マート)N73・0H12・0
 ▽5位=森本正徳氏(ノーリツ)N73・2H28・8

標準品など値上げ
オートメーション


 オーエスジー(社長=大沢伸朗氏、本社=愛知県豊川市)は6月11日、標準品、特殊品、修正品の価格を値上げすると発表した。標準品は7月1日受注分から、特殊品及び修正品については8月3日受注分から実施する。
対象製品と値上げ率は次の通り。
(1)標準品
 ①タップ(ハイス・SKS・超硬)=+7~25%
 ⓶エンドミル(ハイス・超硬)=+10~50%
 ③ドリル(ハイス・超硬)=+10~75%
 ④ダイヤ、CBN=+10~25%
 ⑤ゲージ=+10%
 ⑥その他の製品=+7~75%
(2)特殊品
 都度見積もり
(3)修正品
 +10%以上
  ◇
 同社は、昨今の世界的なインフレの影響により、原材料価格の高騰に加え、エネルギー費、人件費、副資材費及び物流費などの上昇が継続しており、自助努力のみでは現状の価格を維持することが困難な状況となっていると説明。「今後も製品の品質維持と安定供給、ならびにサービスの維持・向上を図るため、価格の見直しを実施することとした」としている。

第2963・2964号 PDFはこちら

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