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2007年(平成19年)5月
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19年5月6日2273号
中部経産局管内最近の地域総合経済動向
 中部経済産業局は4月10日、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)における最近の経済動向をまとめた。それによると、生産は高水準で推移している(18年2月の発表以来14カ月ぶりに生産判断を前月までの「増加傾向」から下方修正した)。個人消費は持ち直している。住宅投資はおおむね横ばいで推移している。また、設備投資は増加している。さらに、雇用情勢は人手不足が続き、労働需給が引き締まっている。これらのことから、管内の経済活動は「緩やかに改善している」と、17年8月の発表以来20カ月ぶりに総括判断を前月までの「改善している」から下方修正した。なお、先行きについては、生産は自動車、金属工作機械、電子部品・デバイスなどを中心に、当面、高水準で推移すると見込まれるが、原油・原材料価格や為替・金利の動向等については留意する必要があるとまとめている。(比較は断りのあるものを除き、平成19年2月の実績値による。)
鉱工業生産・出荷・在庫
 鉱工業生産の動向を指数(二月速報)でみると、輸送機械工業、電気機械工業、一般機械工業等が上昇したことから、前月比0.9%増と2カ月ぶりの上昇となった。また、前年同月比は2.3%増と28カ月連続の上昇となった。
 出荷は、電子部品・デバイス工業、精密機械工業等が低下したことから、前月比1.5%減と2カ月連続の低下となった。また、前年同月比は2.8%増と25カ月連続の上昇となった。
 在庫は、輸送機械工業、一般機械工業等が上昇したことから、前月比1.0%増と2カ月ぶりの上昇となった。また、前年同月比は8.6%増と5カ月連続の上昇となった。
 なお、大口電力需要は、中部電力管内では42カ月連続で前年を上回り、北陸電力管内では39カ月連続で前年を上回った。
主要業種の動向
◆輸送機械

 輸送機械の生産は、緩やかな増加傾向となっている。
 乗用車は、国内向けは普通車に持ち直しの動きがみられるものの小型車の低迷により伸び悩んでいるが、海外向けが、北米を中心に引き続き好調であることから、緩やかな増加傾向となっている。
 自動車部品は、国内完成車向けが順調であり、国内メーカーの海外現地工場や海外メーカー向けの輸出も順調であることから、緩やかな増加傾向となっている。
 航空機体部品は、航空業界の機体調達が好調であることから、緩やかな増加傾向となっている。
◆一般機械
 一般機械の生産は、高水準で推移している。
 金属工作機械は、国内需要が一般機械向けを中心に、海外需要が北米、欧州向けともに堅調なことから、高水準で推移している。
 繊維機械については、織機は主力の中国向けが堅調であり、紡績・準備機械は中国向けが堅調、インド向けが順調なことから、緩やかな増加傾向となっている。
 その他の一般機械では、半導体製造装置等が海外向けに順調で、機械工具が自動車関連向けなどに順調であることなどから、高水準で推移している。
◆電子部品・デバイス
 電子部品・デバイスの生産は、高水準で推移している。
 半導体素子・集積回路は、記憶素子(メモリ等)が携帯電話向けなどで堅調なことから、高水準で推移している。
 液晶素子は、情報通信機器向けが堅調なことから、高水準で推移している。
◆電気機械
 電気機械の生産は、緩やかな増加傾向となっている。
 開閉制御装置・機器は、半導体関連向け、自動車関連向けがともに順調なことから、高水準で推移している。
 内燃機関電装品は、自動車向けが順調なことから、緩やかな増加傾向となっている。
 電動機は、順調な自動車向けを中心に、緩やかな増加傾向となっている。
◆情報通信機械
 情報通信機械の生産は、緩やかな増加傾向となっている。
 民生用電子機械は、デジタルカメラが順調であり、テレビ、カーナビゲーションが堅調であることなどから、緩やかな増加傾向となっている。
 電子計算機は、振れを伴いつつも緩やかな増加傾向となっている。
◆金属製品
 金属製品の生産は、横ばいとなっている。
 アルミニウム建材は、ビル用に動きがみられるものの、木造住宅用が振るわないことなどから、横ばいとなっている。
 ばねは、自動車向けが順調なことから、緩やかな増加傾向となっている。
 ガス機器は、単体普及品を中心に弱い動きが続いていることから、緩やかな減少傾向となっている。
◆鉄鋼
 鉄鋼の生産は、高水準で推移している。
 鋼板は、造船・産業機械向けが好調であり、自動車向けも順調なことから、高水準で推移している。
 棒鋼は、民間建築向けが堅調なことから、緩やかな増加傾向となっている。
 特殊鋼鋼材は、順調な自動車関連向けを中心に、高水準で推移している。
◆化学
 化学の生産は、高水準で推移している。
 自動車関連向けが順調なことなどから、高水準で推移している。
◆ファインセラミックス
 ファインセラミックスの生産は、高水準で推移している。
 触媒担体・ガスセンサ素子は、自動車向けが世界的な環境意識の高まりから順調であり、高水準で推移している。
◆繊維・陶磁器
 繊維・陶磁器の生産は、低水準で推移している。
 繊維は、染色整理などに持ち直しの動きがみられるものの、中国等からの輸入品に押され、低水準で推移している。
 陶磁器は、タイルで、内装タイルに動きがみられるものの、飲食器が、安価な輸入品に押されて低迷していることから、低水準で推移している。

消費・投資などの需要動向
◆個人消費
 個人消費は、持ち直している。
 大型小売店販売は、スーパーが4カ月連続で前年を下回ったものの、百貨店が2カ月ぶりに前年を上回ったことから、全体では4カ月ぶりに前年を上回った。
 コンビニエンスストア販売額は、5カ月連続で前年を上回った。
 乗用車販売は、普通車が5カ月連続で、軽自動車も14カ月連続で前年を上回ったものの、小型車が13カ月連続で前年を下回ったことから、全体では2カ月連続で前年を下回った。
 家電販売は、携帯電話やゲーム機などの情報家電が順調であることから、2カ月連続で前年を上回った。
◆設備投資
 設備投資は、増加している。
 製造業において、半導体素子・液晶素子関連で引き続き能力増強投資が進捗していることや、自動車関連で積極的な姿勢が継続していることに加え、非製造業でも投資を増加する動きがみられる。
 なお、管内主要八社の金属工作機械受注(国内向け)をみると、一般機械工業向けが2カ月ぶりに、自動車工業向けが14カ月ぶりに前年を上回り、全体でも4カ月ぶりに前年を上回った。
◆公共投資
 公共投資は、低調に推移している。
 公共工事請負金額をみると、「独立行政法人等」(前年同月比134.6%増)、「県」(同6.4%増)、「地方公社」(同40.7%増)、「その他」(同88.9%増)で前年を上回ったものの、「市区町村」(同39.3%減)、「国」(同33.3%減)で前年を下回り、全体では5カ月ぶりに前年を下回った。
◆住宅投資
 住宅投資は、おおむね横ばいで推移している。
 新設住宅着工戸数をみると、持家が3カ月ぶりで、貸家が2カ月連続で、分譲が2カ月ぶりで、いずれも前年を下回り、全体では2カ月連続で前年を下回った。
◆輸出通関額
 輸出通関額(円ベース)は、25カ月連続で前年を上回った。
 名古屋税関管内の輸出通関額(円ベース)を品目別でみると、「自動車」、「二輪自動車類」などが前年を上回った。主要地域(国)別でみると、米国向けは25カ月連続で、アジア向けは59カ月連続で、EU向けは20カ月連続で前年を上回った。
◆雇用情勢
 雇用は、人手不足が続き、労働需給が引き締まっている。
 新規求人数は、サービス業、飲食店・宿泊業、医療・福祉など幅広い業種で増加している。有効求人倍率は、引き続き高い水準にある。完全失業率は、着実に改善している。
◆企業倒産
 企業倒産(件数)は、2カ月ぶりに前年を下回った。
 企業倒産は、落ち着いているが、今後の動向については引き続き注視する必要がある。

笠井理事長以下全役員留任
全国大会の在り方など審議
名古屋伝動機商組合平成19年度総会を開催

 名古屋伝動機商組合(理事長=笠井善元氏・笠井社長)は4月11日午後5時30分より、名古屋市西区浄心の大森において平成19年度総会を開催、組合員20社中19社が出席した。
 総会は、当番幹事であるアイチ伝導機と伊藤伝動工業が司会進行を務めて定刻通りに開会。
 冒頭の挨拶で笠井理事長は、「19年度名古屋伝動機商組合の総会にご出席賜りまして有り難うございます。各議案をご審議いただく中で、忌憚の無い声をお聞かせいただき、組合活動の活性化に役立てたいと存じます」と述べた。
 会則により、理事長が議長を務めて議案審議を進め、第1号議案・平成18年度事業報告、第2号議案・平成18年度会計報告、第3号議案・平成18年度監査報告をいずれも承認可決。
 第四号議案・任期満了に伴う役員改選では、全役員の留任を満場一致で決めた。
 再選された笠井理事長が「個人の意見としては、長期間務めるのは組合活動のマンネリ化を招く恐れがあり、活性化ということでは障害になります。新しいお考えのある方に順次交代していくという形が望ましいと感じております。今回、何の準備も進めておりませんので、もう一期は務めさせていただきます。皆様のご協力をお願いいたしたいと存じます」と挨拶。
 続いて、第5号議案・平成19年度事業計画並びに収支予算案について審議、原案通り承認した。
 第6号議案・その他の件では、5月28日に大阪で正副理事長の意見交換会が開かれるにあたり、そこで述べる名古屋の意見が聴取された。また、大阪組合から全国大会についての再アンケート依頼がきており、名古屋組合員の集計結果も同時に報告することとした。
 以上で総会を終了。このあと懇親会が開催され、意見交換するなど和やかなひと時を過ごした。

総会役割分担等を決める
5月17日に通常総会
静岡県管工機材商組合4月定例理事会開催

 静岡県管工機材商組合(理事長=丸尾氣窮雄氏・丸尾興商社長)では、4月6日午後3時より静岡市内の“マイホテル竜宮”において「四月度定例理事会」を開催し、5月17日の通常総会の役割分担を決める一方、管機連地区代表者会議の模様が報告された。
▽第1号議案=第37回通常総会開催の件
 5月17日に“静岡グランドホテル中島屋”で開催される「第37回通常総会」の開催時間、懇親会時間、当日の役割分担について決めた。
 開催時問は、正会員による総会を午後2時30分より行い、午後4時からは、来賓、賛助会員を交えた懇親会に臨む。
 本総会は任期満了による役員改選が行われる。
 当日は、総会に万全を期すため、午後1時30分より理事会を開催する。
 また、翌18日は第37回製販親睦ゴルフ会を新沼津カントリークラブで開催する。
【総会役割分担】
司会進行=伊藤副理事長(沼津管材社長)
開会の辞=村松副理事長(村松商店社長)
議長=大河副理事長(大河機材社長)
閉会の辞=村松副理事長(村松商店社長)
▽第2号議案=管機連地区代表者会議報告の件
 3月7日午後2時より東京鉄道会館ルビーホールにて、各地区理事長等が出席して開催され、各議案を審議し、承認された。
【決議事項】
夏季休暇の決定=夏季休暇(8月11日〜14日)
報告事項=19年度会計見込み、地区代表者会議の日程、各地区組合行事の日程等について報告された。
東京組合=第39回管工機材展(8月2日〜4日)
大阪組合=第13回管工機材展(9月13日〜15日)

環境保護三団体に助成金贈呈
オータケ環境基金

 自然環境の保護活動に地道に取り組む団体などを支援する「公益信託オータケ記念愛知県自然環境保護基金」の本年度の助成団体が決まり、贈呈式が4月10日、名古屋市中区の名古屋銀行協会であった。
 基金は1993年、配管機材卸業オータケ(本社=名古屋市中村区名駅三丁目)の元代表取締役・故佐藤健一氏の意思を継ぎ、遺産を自然保護活動に役立てようと遺族らが立ち上がり設立.以降、オータケも,鈴木社長が同基金の理事として、また同基金への寄付金を実施するなど、物心両面において環境保護を通じて積極的な社会貢献をしている。
 本年度は、地域の企業や店舗にヒマワリや菜の花の種を配布する「NPOエコバンクあいち」(一宮市)に30万円、トビハゼの人工飼育、放流活動に取り組む「半田こどもエコクラブ」(半田市)に約14万円、ホタルの里の環境整備をする「フッチーほたる会」(碧南市)に12万円の助成を決めた。
 贈呈式には鈴木オータケ社長をはじめ、各団体の代表が出席し、基金運営委員長の田村新次氏(中日新聞社参与)が「地味で目立たない活動かもしれないが、皆さまの取り組みは地域の中で大きな役割を果たしている。子どもたちに受け継いでもらいながら、今後も環境保全意識を高めていってください」と呼び掛けた。

北陸地域経済の動向
業況は「改善している」
中部経産局第19回地域経済産業調査報告

 中部経済産業局は3月5日、第19回北陸地域経済の動向(ヒアリング企業数=71社)をまとめた。それによると、先行きについては、原油・原材料高による企業収益への影響が依然、懸念されるものの、一般機械、電子部品・デバイスが堅調であることから、現在の改善基調が続くものと見込まれる。北陸地域の経済は引き続き改善している。
個別の動向
【業況】

「北陸地域の業況は、改善している」
 製造業においては、一部の業種に厳しさが残るものの、国内外からの旺盛な受注が続いている一般機械や、IT関連向けが高水準で推移している電子部品・デバイスに下支えられ、全体として改善している。非製造業においては、住宅投資増加により建設業に一部回復の動きがみられ、小売業では購買意欲の高まりにより、百貨店や大型ショッピングセンターなどで一部高額商品や高付加価値製品が好調であることから、全体として持ち直しの動きとなっている。
 先行きについては、原油・原材料高による企業収益への影響が依然、懸念されるものの、一般機械、電子部品・デバイスが堅調であることから、現在の改善基調が続くものと見込まれる。

 一般機械は、自動車関連の設備投資にやや一服感があるものの、建設機械、繊維機械が好調。電子部品・デバイスは、薄型テレビ等IT関連向け受注良好により、高水準横ばい傾向。金属製品(主に建材関係)は、一般住宅用は弱めに推移するも、ビル用はマンション需要により増加の状況。原材料高騰は、依然一部にアルミ地金高騰の影響が出ている。繊維は、自動車等の非衣料向け、スポーツ衣料向け製品等が売上げを伸ばし、また、ユニフォーム特需もあるものの、原材料価格高騰影響等により、全体として低水準横ばい状況。化学は、ジェネリック医薬品の市場拡大や電子材料等の生産が増加している。製造業全体としては、一部の業種に厳しさが残るものの、総じて改善が続いている。
 建設業は、価格競争が厳しく、公共投資が抑制基調のため、減少傾向であるものの、製造業の設備投資関連等での受注の伸びや住宅投資におけるマンション等が増加しており、一部に回復の動きがみられる。小売業は、購買意欲の高まりにより、百貨店や大型ショッピングセンターなどで一部高額商品や高付加価値製品が好調であることから、持ち直しの動きとなっている。非製造業全体としても、持ち直してきている。
 中小企業においては、製造業では、建設機械関連の一般機械や金属製品が好調、繊維工業については、高機能繊維は増加も汎用製品の落ち込みから弱い動き。非製造業では、建設業において、新築・リフォーム需要の高まりにより一部に動きがみられるものの、官公庁工事を主体とした中堅・中小建設業の倒産が続いており、全体として弱い動き。小売業については、大型ファッションビルの開業効果により、一部の中心商店街等で客足の増加から持ち直しの動き。なお、業績好調な分野もあるが、周辺商店街では中核をなす地場資本の食品スーパーが郊外の大型店に押され撤退するところがあり、加えて高齢化・後継者難という厳しい状況が一部にみられる。
 今後の動向については、製造業では、依然、原油・原材料価格の高騰を懸念する声が聞かれ、自動車向けにやや一服感がみられるものの、建設機械の世界的な市場拡大による一般機械の好調さや、IT関連需要が高水準横ばいから、改善の基調が続くものと見込まれる。非製造業では、公共工事などに依然抑制的な基調が続いているものの、住宅投資の増加により、建設業の一部に回復の動きがみられることや、小売業における購買意欲の高まりにより、全体として持ち直しの動きとなっており、今後の更なる回復が期待される。
【生産】
「生産は、上昇傾向となっている」
 生産は、繊維工業は依然として弱含みに推移しているものの、一般機械、電子部品・デバイス、化学工業などは引き続き好調を維持していることや金属製品工業は持ち直しの動きがみられることから、全体として上昇傾向となっている。
 一般機械は、国内の自動車向けなどに一服感がみられるものの、建機、航空機、IT関連向けなど受注、生産ともに好調で高水準に推移している。電子部品・デバイスは、民生用電子機器や自動車向けが好調であることから、引き続き上昇傾向となっている。金属製品は、民需を中心に鉄骨、ビル用アルミニウムサッシなどにおいて受注、生産が増加しており、持ち直しの動きがみられる。輸送用機械は、自動車部品については海外向けが緩やかに増加しているものの、バス、トラック車体については、排ガス規制による買い替え需要が一巡したことと燃料の値上がりによる買い控えなどから減少傾向にある。繊維は、高機能、高付加価値商品やカーシート、エアバックなどの非衣料向けは堅調な動きとなっているものの、衣料分野の海外製品との競合などにより依然として弱含みに推移している。化学は、ジェネリック医薬品や産業用資材が増産傾向にあることから、好調に推移している。
【設備投資】
「設備投資は、増加している」
 製造業は、中小企業も含め、一般機械、電気機械、電子部品・デバイス、化学等の自動車、IT関連企業では、受注増加等から工場拡張、能力増強を行っている企業が多くみられる。
 非製造業は、小売業では、競争力強化のための新規出店やリニューアルへの投資をする動きが続いている。
 先行きについては、今年度をピークとして来年度は例年並みの投資に抑える企業が多いなど、やや一服感がみられるものの、製造業を中心に自動車やIT関連企業などにおいては、引き続き増産や生産性向上に向けた投資の動きもみられることから、急激に落ち込むことはなく堅調に推移するものと見込まれる。
【雇用情勢】
「雇用情勢は、改善が続いている」
 業績の回復を反映し、人手不足を感じている企業が多くなっている。派遣社員の活用に加え、新規採用を拡大している企業が多くみられる。また、即戦力として中途採用を積極的に行う企業が多いなかにあって、雇用を確実にするため、採用形態が派遣、契約社員から正社員にシフトしている傾向がみられる。
 なお、採用については、大企業の採用活発化の影響から、優秀な人材の確保が困難となっている。特に、中小企業においては、必要な採用人員が確保できない企業もみられる。
 団塊世代の定年退職者の増加に対しては、技術継承を図るため、再雇用を中心に実施している企業が多い。また、今後の懸念事項としては、中堅・中小企業において、優秀な人材の確保を問題として挙げる企業が多い。
【個人消費】
「個人消費は、持ち直しの動きとなっている」
 百貨店販売は、大型ファッションビルオープンの影響により落ち込んだ時期もあったが、年末商戦や初売りは好調となり、暖冬の影響で冬物は振るわなかったが、春物の衣料品などが早めに動いている。また、客数は減少傾向となっているものの、客単価については、生活密着の部分で「おしゃれな暮らし」、「ちょっといい暮らし」を求める方向が持続している様子が窺え、上昇している。大型ショッピングセンター販売についても暖冬の影響により、冬物については大幅減となったものの、宝飾品や靴、カバンなどの高額商品は引き続き好調で、食料品についても生ものや地産地消で高くても美味しい物は売れ行きが良く、客単価は上昇傾向にある。家電販売は、大画面の薄型テレビを中心としたデジタル家電や携帯電話が好調。自動車販売は、引き続き原油高の影響等により軽自動車は好調に推移しているが、一方では高級車にも動きがみられ、購買意欲の高まりが感じられる。観光は、法人の需要が伸びなかったことから、全体としてはやや弱含みとなったものの、個人は増加している。
 客数は、百貨店は減少しているが、大型ショッピングセンター、商店街、ドラッグストアでは増加している店舗が多い。客単価は、眼鏡・宝飾品、身の回り品などの高額商品が引き続き好調であることから、百貨店、大型ショッピングセンターとも上昇傾向にあり、全体として個人消費は持ち直しの動きとなっている。
 消費行動についてみると、高額商品は好調に推移している一方で、価格に対する消費者の目に厳しさが増すなど二極化の傾向がみられる。
 先行きについては、景気回復を反映して消費者の購買意欲の高まりが窺えることから、一層の消費回復が期待される。
 なお、生活用品を中心に扱う周辺商店街は、当該商店街の中核をなす地場資本の食品スーパーが郊外の大型店に押され撤退するところもあり、加えて高齢化・後継者難から厳しい状況が続いている。
【公共事業】
「公共事業は、引き続き低調な動きとなっている」
 公共事業は、全体としては国、都道府県、独立行政法人等の予算状況を反映して、引き続き低調に推移しているところであるが、今後は、北陸新幹線整備に伴う需要などが期待される。

特別講演はビジネスマンのストレス対策
第21回SanQフェスタ2007開催
三機商事 今年度売上100億円を目指す

 三機商事(社長=木島好規氏、本社=名古屋市熱田区白鳥2-8-24)は4月7日午前10時より、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で「SanQフェスタ2007」(第21回)を開催した。当日は、三機グループ社員約150名が参加し、プロジェクト報告、QC発表、特別講演などが行われた。
 木島社長は開会にあたり、「本日のSanQフェスタは21回目になり、継続は力と感じております。三機グループで三機商事、サンキマシン、海外の拠点からは韓国支社、サンキノースアメリカ、サンキヨーロッパからも参加いただいております。本日一日、大いに勉強し、語らい、楽しんでいただきたいと思います」と挨拶し、会社概況と新年度方針について「昨今の景気につきましては、昨年11月にいざなぎ景気を超えて、この景気がまだまだ持続しそうだという期待感と、反面、海外企業の減速等の日本への影響に対する不安感が錯綜しております。先行きとしては、年度前半はこのような減速が続くものの、後半に入ると輸出、設備投資が盛り返し力強く拡大していくのではというのが一般的な見通し。ここ中部におきましては、トヨタ自動車をはじめ、まだまだ好調を継続している状況。その様な中で、私共の2006年度の業績を見ますと、2005年度が一気に大きく伸びたことの反動もあり、昨年実績を下回る結果となりました。これは環境面におきまして、主取引先であります自動車関連ユーザーの一部で、新製品対応設備に一服感が出てきたことや、品質不良対策に追われ新期案件に取り掛かることが遅れたことで、設備投資の消化率が上がらず、踊り場の状況にあったことが原因と思われます。2005年大きく売り上げに寄与していただいたところが落ち込みまして、他のユーザーでも伸ばしていただきましたが、特に特機部の関係が苦戦をいたしました。さて、2007年度は既に3月から実質的にスタートを切っておりますが、今年の自動車関連ユーザーは昨年より設備投資に期待が持てるという状況にあります。然しながら、ユーザー各社、同じユーザーでも部署の間で大きくバラツキがあるという状況です。当社においても、限られたユーザーの仕事量が落ち込むと全社の業績に大きく影響することに、まだまだ問題があるのではないかと思っておりますし、また注文が増えたことで増加したという単なる棚ぼた式で政策、施策が確りないという状況ですと、理由なき売上拡大も今後要注意なことになるのではないかと思っております。このようなことが毎年繰り返され一喜一憂するだけでは、私共の本来の目的であります安定した持続的成長にはつながらない訳であります。そうした課題を解決するには、他者から真似をされない高度な仕組み作りをすることが鍵となります。顧客の要求に対して変化点を敏感に察知できるか、それに先んじて手が打てるような体制作りが大きな問題になります。私共は一品一様の商品が多いですが、継続的な仕事につなげるような製品の構成をいかに高めていくか。また同じ仕事の中でも、切り口、角度を変えた新たなビジネスモデルの開発といったことが必要。儲かる仕組みを一つでも多く生み出すことが、今後の安定につながります。部課長をはじめ社員全員で目先の課題解決の改善に加え知恵と創造を結集して思い切った新しい事へのチャレンジを期待しています。そして中期3力年計画最終年度としての数値目標達成を図り、次への飛躍のために質と真の実力を高め、社会やお客様に貢献できる会社を目指しましょう」と述べ、2006年度の達成状況及び2007年度の目標とその着眼点を示した。
 3月1日から営業効率を上げるために組織を変更。韓国は昨年夏に支社に格上げした。これは韓国国内での営業展開、売上確保を視野に入れたもの。人員は136名で昨年より6名プラスした。2007年度の目標は売上で100億円、売上総利益が18億600万円、営業利益5億2,000万円。本年度の着眼点は、優良仕入先の商品開発、新規窓口開拓、既存窓口の底上げの強化。一ユーザーだけでの売上維持ではなく、幅広い客先確保で売上アップを目指す。CAPS(客先が同社を体質評価したもの)の評価を高いものにし、より一層の体質改善を目指し、更なる活動強化を図る。サンキナンバーシステム(受発注基幹システム)を新たに使いやすく効率的なものに切り替える。また、人材育成にもより一層力を入れていく。
 続いて、新入社員の紹介が行われた後、各部門からプロジェクト報告がなされた。

【特機部】(柴田取締役)
 2007年度は、@社内の体質の強化A新規窓口の開拓B新商品・新客先の開拓Cグローバル化の推進を基本方針としている。業務の効率化を引き続き推進。ミニ展示会を継続して開催し、取扱商品はじめ三機商事を客先に理解してもらうことなどを挙げた。
【メカトロ部】(池上取締役)
 システム事業とデバイス事業の確立、利益を出せる強い体質作り、ユーザー開拓と商品開発を中期計画方針として行っており、2007年度の方針は商品開発の推進、営業利益率五%の達成、短納期対応などを掲げた。これを達成するためチームワーク、融合をキーワードに進めていく。
【機器部】(高橋部長)
 2007年度の基本方針は、オペレーターとして適正な収益確保が可能な体質作りの確立。また、2007年度計画の重点方針として、@新規顧客の増客A顧客満足度の向上A業務の改善などを掲げ、取り組んでいく。
【総務部】(平田部長)
 2007年度の取り組みとして、@次期受発注基幹システムのスムーズな立ち上げ支援A社員教育システムの充実B経営管理手法の改善(海外グループ会社を含む)C総務部業務のさらなる改善推進を挙げた。
【サンキマシン】(打田取締役)
 サンキマシンは三機商事の顔として、非常に責任の重い部署と認識している。2007年度は、三機専用機製作グループで担当部門の垣根を取り外したやる気集団として更なる結束を図る。客先のCAPSで弱点の強化を図り、85点以上の達成を目指す。
 昼食をはさんで午後は、三機グループの海外からの参加者の紹介と、海外新拠点紹介(サンキノースアメリカのノースキャロライナ事務所・ミシガン事務所、韓国支社)が併せて行われた。
 続いてQC発表に移り、3チームが発表した。
▽検査業務の効率化(特機部・営業管理課)
▽国家検定用部品納期遅れ“O”を目指して(メカトロ部・設備営業課)
▽経理体制の見直し(総務部・経理課)
 このあと表彰式が行われ、永年勤続表彰では30年勤続の藤井三幸氏、20年勤続の直江浩二氏・石田有貴宏氏(海外勤務のため不参加)、10年勤続の徳田耕作氏の4名が表彰された。QC効果例発表最優秀賞はカンリーズ(特機部営業管理課)、QC模範サークル賞はサイザンス(特機部海外業務課)、改善提案優秀賞〈個人〉は「ぽかよけユニット開発」の乃一章夫氏、最多改善提案賞〈個人〉は後藤英則氏、最多改善提案賞〈課別〉は総務部経理課がそれぞれ受賞。また、売上総利益目標達成賞に特機部海外業務課・メカトロ部開発営業課・特機部特機一課が、営業利益最高賞にはメカトロ部開発営業課が輝いた。
 午後3時からの特別講演は、阪口由美子氏(トータルヘルスアドバイザー・ヒューマンヘルス研究所代表)が「ビジネスマンのストレス対策」〜心身をタフにして疲れをとる方法〜と題して講演した。(講演要旨は次号以降に掲載。)
 講演会終了後は懇親会が開かれ、各部が自己紹介を兼ねた余興を行い和やかなひと時を過ごし、午後6時半前にお開きとした。

国際情報通信技術見本市
「セビット2007」盛況
昨年を上回る専門ビジター

 世界最大の国際情報通信技術見本市「セビット2007」(主催=ドイツ産業見本市、社長=ゼップ・ヘックマン氏)は、去る3月15日より21日までドイツ・ハノーバー国際見本市会場で開催され、盛況のうちに閉幕した。今回の出展社は77カ国から6,153社(前回は6,167社)、総小間面積は28万202u(前回は30万3,757u)、ビジターは48万人(前回43万3,965人)に上った。
 日本から直接申し込んだ出展社(現地法人・代理店からの出展社は含まず)は、アメリカンメガトレンド、APDC(次世代PDP開発センター)、ビルコン、シチズン・システムズ、電波新聞社、デジタルエクスプレスジャパン、グロウアップ・ジャパン、グリーンハウス、日立製作所、ローレルバンクマシン、ムサシ、日本電気、日本プリメックス、プラネックスコミュニケーションズ、サイズ、ソニーNECオプティアーク、東和メックス、トリスター、ヤマハ。この他、現地法人や日系出展社が数多く出展した。
 「セビット2007」が開催された国際見本市会場は前回比10%以上の増加を見せたビジターで盛況となった。専門ビジターが増え、それに伴って購入決定に関与するビジター数が決定的に増加。今回の見本市では、約110億ユーロの投資額に相当する取引がかわされたこと、ビジネス顧客を対象としたイノベーション、公共分野、さらにはコンシューマー分野が特徴であった。
 外国出展社は3,344社にのぼり、これまでの最高を記録。これらの76カ国からの出展企業は、ドイツやヨーロッパを超えたグローバルビジネスのために、この見本市を集中的に利用した。ヨーロッパで出展社が最も多かったのはイギリス、次は、イタリア、オランダが続いた。アジア太平洋地域からは、前回に引き続き台湾がトップ、そして中国、韓国、日本の順であった。また、今年の「パートナーの国」ロシアは約170社が出展し、ロシアが新興でありながら多角的なICT立国であることを印象づけた。
 さらに今回は、これまで以上に会議や講演に力を入れ、結果として1,000以上の会議、フォーラム、セミナーが開催された。
 次回の「セビット」は、2008年3月4日〜9日に開催される。

「新入社員・新人営業マン研修」
ビジネスマナー学ぶ
愛機工新入社員ら43名参加

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は、4月5、6の両日、名古屋市中区橘の東別院会館において「新入社員・新人営業マン研修」(経営対策部担当、部長=林正人氏・広島商事社長)を開催。組合員企業の新入社員ら43名が参加した。
 冒頭、野田理事長は挨拶で「皆さんおはようございます。愛機工組合は愛知県の機械工具商社の集まりで、約280社が加盟している協同組合です。私共の組合は、全国的にも大きな組織で、活動も精力的に行っております。本日は、皆さんほとんどの方が新しく社会人になられた比較的経験の浅い方がお集まりです。学生と社会人との違いについて、私はいつも2つ言います。1つは、時間を守りなさいということ。人との約束の時間を守る。もう少し平たく言いますと、会社に遅れないようにする。当たり前のことですが、学生さんは学校を平気で遅刻してしまう。社会人ではそれは駄目です。もう一つは、会社で居眠りをするなということです。これから、この地域で一番大きなシンクタンク名南経営のプロの先生に講師を務めていただきます。是非2日間、緊張感をもって楽しく過ごしてください」と参加者を激励。
 続いて、林経営対策部長より研修会の趣旨説明を含めた挨拶が行われ、研修に移った。
 はじめにスケジュールの説明と参加者一人一人の自己紹介があり、続いて「幸せについて」「私にとって仕事とは」と題して講演が行われた。
 このあと、社会人に必要とされるビジネスマナーとして「挨拶」「言葉遣い」「身だしなみ」「電話対応」「応対・応接・名刺交換」「ビジネス文章」について、講義だけではなく、討議やロールプレイングなどを交え実践に即した形で研修が2日間行われた。
 2日目の午後からは、ペーパーテストと実際に挨拶や電話対応をして研修の成果を確認。最後に、各自の社長宛に新社会人としての決意を手紙に記し、終了した。

世界最小シャフト加工機“NZ―S1500”に
長尺ワーク対応機新登場
森精機製作所心間1,000mmでより多くのワークに対応

 森精機製作所(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区名駅2-35-16)は、シャフト加工用二タレット旋盤NZ―S1500シリーズに、新たに心間1,000mmとした「NZ―S1500/1000」の受注を4月16日から開始した。
 NZ―S1500/1000は、最大加工径φ20mmのシャフト加工に特化、最大加工長さを1,055mmとしており、NZ―S1500/500と比較して2倍の長さのワークまで対応できる。据付面積は従来機の3分の2で、単位面積当たりの生産性を大きく向上させる。機械高さも1,583mm(機械カバー上部)と従来機に比べ大幅に低くすることで、設備をラインで構築した場合でも工場内を見渡すことが可能になり、工場全体の設備の管理、保守が容易になる。
 作業性や切りくず排出性の良さを追求した結果、主軸に対し二つの刃物台が対称となるシンメトリック構造、直立ベッド構造などを採用している。
 販売先・市場は自動車部品(カムシャフト、ドライブシャフト他)、モータシャフト、その他シャフト加工。
 価格は1台1,610万円で、月産5台。
【NZ―S1500/1000の主な特長】
@シャフト加工に特化した仕様
A機械高さが1,583mm
B据付省スペース化
Cシンメトリック構造
D垂直ベッド構造により、接近性、切りくず排出性が良い
E垂直プロテクタにより切りくず堆積なし
F三点支持構造による簡単な据付

国内外から161社・団体が出展
微細精密加工技術展2007
5月23日から4日間インテックス大阪で開催

 微細精密加工技術展2007実行委員会(実行委員長=岩田一明阪大・神大名誉教授、近畿2府5県1市の中小企業支援財団等で構成)は5月23日から26日までの4日間、インテックス大阪において「微細精密加工技術展(略称=MMTS)2007」を開催する。
 “微細加工”“精密加工”に的を絞った同展は2005年に初開催し、その展示構成や企画展示などで多くの注目を集めた。2回目となる今回は、これらの技術への注目・需要が一段と高まりをみせていることもあり、開催前からより多くの関心を集めている。
 今回は国内外から161社・団体が285小間に出展(3月末現在)。その内、新規出展者は約50社にのぼる。展示館内は「加工技術・部品」「加工機械・関連機械機器」等で構成し、前回に引き続き「企画展示」も予定している。
 併催行事では、トヨタ自動車相談役・技監の池渕浩介氏による基調講演「トヨタのグローバル経営と人づくり」、シャープ生産技術開発センター副所長兼第5開発室長の的場宏次氏による特別講演「オンリーワンを支えるシャープの技術力」をはじめ、東芝機械、入曽精密、セイコーエプソンなど、モノづくりで注目を集める企業による講演を多数開催。また、出展者によるワークショップも連日行われ、各社の最新技術・製品等の情報が得られる。
 公式ホームページ(http://www.mmts.jp)で事前来場登録・聴講申し込みの受付を開始しており、登録を行うと入場料(1,000円)が無料となる。
【開催概要】
◇名称=微細精密加工技術展(MMTS)2007
 Micro Manufacturing Technology Show2007
◇会期=2007年5月23日〜26日、午前10時〜午後5時(26日は午後4時終了)
◇会場=インテックス大阪二号館
◇入場料=1,000円(事前登録者・招待状持参者は無料)
◇開催規模=161社・団体、285小間(2007年3月末現在)
◇展示構成=「加工機械・関連機械機器ゾーン」「加工技術・加工部品ゾーン」「海外出展ゾーン」「産学連携ゾーン」「文献・出版物ゾーン」「企画展示ゾーン」
◇併催事業
@講演会 5月23日、24日で合計5本、聴講無料、事前登録制。(当日、席に余裕がある場合のみ当日受付を実施。)
A出展者によるワークショップ 5月23日〜26日で合計15本、聴講料無料、事前受付・当日受付。

必ず会社が繁栄する“実践”
人事労務管理・人材育成セミナー
名機工同友会3月例会で講演会を開催

 名機工同友会(会長=時津忠氏・新栄商會会長)は3月28日午後6時より、名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦において、講師に近藤圭伸氏(デライトコンサルティング社長)をを招いて講演会を開催した。演題は「必ず会社が繁栄する“実践”人事労務管理・人材育成セミナー」〜人事労務管理の仕組みと人材育成・定着のコラボレーション〜。人事管理や人材育成はどの企業にも必要不可欠なものということもあり、当日参加した22名は熱心に聴講していた。
 講演会で近藤氏は、従業員が労働基準監督署、ユニオンに駆け込むことが近年多くなってきており、企業防衛の第一段階として就業規則を作ることが大切と強調。また、就業規則があるからと安心せずに、現状にマッチしているかを検証し、絶えずマッチしたものに更新していかないと効果は薄いとする。
 労使間トラブルは意外と見えないことに起因していることが多いので、絶えず社長、上司と部下のコミュニケーションをとるようにする。
 会社が繁栄する「人事労務管理」は、労使トラブルが少なく高定着率の人材マネジメントをすること。若手社員を納得させ、希望を持たせる人事賃金制度の整備・運用が肝要と説いた。
 「技能承継」を円滑に進める人事労務管理・人材育成の在り方として、OJTを中心とした人材育成を挙げ、近年注目されているコーチング、コンピテンシーの考え方・スキルを活用することによりOJTの効果を一層促進することができると同時に、職場コミュニケーションの活性化、知識とノウハウの共有にもつながると語った。
 講演会終了後は懇親会が行われ、参加者は和やかに親睦を深めた。

北見昌朗氏(北見式賃金研究所所長)を講師に
「卸売業の賃金管理ココが問題!」
ジュニアー会 19年度研修会を開催

 ジュニアー会(幹事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は3月27日午後6時30分より、先ごろグランドオープンした名古屋ルーセントタワー(名古屋市西区牛島町)16階の会議室において、講師に北見昌朗氏(北見式賃金研究所所長)を迎え「卸売業の賃金管理 ココが問題!」をテーマに平成19年度第1回目の研修会を開催した。
 当日は、会員19名が参加。水谷幹事長の挨拶に続いて、北見氏より卸売業(問屋)の賃金管理の問題点について話された。
 【要 旨】
 4年前頃から、従業員の出入りが激しくなってきたと感じている。それにより無駄が多くなった。
 入社3年ほどで辞められると、企業にとっては人件費、教育などの費用として1,000万円位掛けてきた費用が無駄になる。
 一人の費用として考えれば安いかもしれないが、数が増えると高くなる。優秀な人材に高い給料を払うことは、高いと感じるが、実際の費用としては安く済む。
 また、人の入れ替わりによって、不慣れな人が作業(営業)することにより、不良品(不手際)が増加する。その事によって企業の受ける損害は、儲け損ないという目に見えないものを含めると大きなものになる。
 「人材」を「人財」とする努力が必要。部・課長が報いられる会社を作らないといけない。
 卸売業の賃金については、初任給の数字だけを比べれば全業種の平均とほぼ同じではあるが、賃金総額では若干低い。製造業と比較すると、卸売業の場合、営業ということで残業代が含まれないために、その時点で数万の開きができてしまう。
 また、ある一例として、人材のスカウトをする専門業者の話として、優秀な営業マンを獲得するためには、まず卸売業で活躍している人材に目をつける。卸売業は全体的に給料が安いと不満を持っているから、転職の話に乗ってくるという。
 企業は優秀な営業マン数人で、大多数の売上を上げている。彼らに辞められてしまうと、会社の業績、成長に大きなダメージを受ける。
 優秀な部・課長クラスには、年収800万円(月収50万・賞与200万円)を払えるようになる、それが中小企業にとって幸せと感じられる経営に心がけて下さい。

「当事者意識こそ人間成長の原点」
トラスコ中山19年度入社式開催

 トラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=大阪市西区新町1-34-15)は3月30日午後1時30分より、大阪厚生年金会館・ウェルシティ大阪において平成19年度新入社員入社式を開催し、この春入社した総合職56名、一般職36名の合わせて92名(男性23名、女性69名)が式に臨んだ。
 入社式は、父兄など多数の来賓を迎えて、定刻通り開会。信貴山で研修を終えたばかりの新入社員が整然と入場し、国歌斉唱が行われた。
 中山社長は挨拶で、「今日から皆さんは社会人として踏み出すこととなりました。誰もが未知なる可能性を秘めての第一歩なのであります。充実した仕事を成し遂げるために絶対不可欠なものは、最大級の当事者意識。直面する課題に誰よりも深く徹底的に考え抜く当事者意識力こそ、これからの皆さんを支える最大の武器となります。人頼み、他人任せのチャランポランでは駄目。自分捜しと称し、つぎはぎの転職を繰り返す人もいますが、続けてこそ見えてくる誇りや愛着が世の中には沢山あるもの。一度きりの人生、できれば何事にも満ち足りた人生であって欲しい。そんな人生に絶対不可欠なものが、最大級の当事者意欲であることを皆さんへの贈る言葉とします」と語った。
 新入社員1人1人が、自己紹介を兼ねて、両親への感謝の言葉と社会人としての抱負を述べる中で、感極まって言葉に詰まるものもあったが、他の新入社員から「頑張れ」の声が掛けられるなど心温まる場面もあった。
 続いて入社2年目の神原台氏(明石営業所)が「共に頑張りましょう」と歓迎の挨拶。
 このあと新入社員に記念品が贈呈され、新入社員からは1人1人の特長を綴った「新入社員のオレンジブック」が中山社長に贈られた。
 最後に、新入社員を代表して熊谷賢輔氏が謝辞を述べ、新社会人としての決意を新たにした。
 入社式後は歓迎パーティーが開かれ、新入社員が研修の時に教官を務めた先輩社員と共に寸劇を披露するなど和やかなムードの中、午後4時過ぎに終了した。

WM会 19年度第1回ゴルフ大会
永井稔氏(静岡機工製作所)優勝
ザ・トラディションGCで

 今年で40周年を迎える木工機械研究会「WM会」(会長=若原裕氏・若原工機会長)の19年度第1回ゴルフ大会が4月4日、岡崎市岩中町のザ・トラディションゴルフクラブに会員12名が参加して開かれた。
 当日は、朝方の好天も束の間で次第に気温は下がり寒い1日のコンディションとなった。熱戦の末、永井稔氏がパープレーで優勝と同時に取切り戦を制してカップを手中にした。上位入賞者は次の各氏。
▽優勝=永井稔氏(静岡機工製作所)N72、H13
▽1位=稲垣昌弘氏(稲垣加工所)N80、H10
▽2位=福本豊彦氏(フクモト)N81、H10
▽3位=森光則氏(三光刃物製作所)N85、H8
 なお、WM会では第2回目大会で40周年記念コンペを予定している。

INAX・トステム共同ショールーム1周年
ありがとうフェア開催
INAX工務店等多数来場

 住生活グループ(社長=水谷千加古氏)傘下のINAXとトステムは、昨年二月に全国初となる共同運営型のショールーム「INAX・トステムショールーム」を岐阜市鶉三丁目に誕生させ、このほど1周年を記念して、1年間お世話になった工務店はじめとした建築・施工関係の方への感謝を込めた「2007ありがとうフェア」を3月31日と4月1日の両日に開催し、約450名の来場者で連日賑わった。
 INAXブースで、今回のフェアの目玉となった商品は、浴槽の排水を利用してうず流を発生させ、そのうずの力で髪やゴミをまとめて捨てやすくして、浴室掃除の不満箇所を一挙に解決した「くるりんポイ排水口」を装備した、お手入れ簡単なシステムバスルームの「ルキナ」、「プレシオ」をはじめ、調理汚れもひと拭きのバリアコートワークトップ、汚れた手で触れずに済むタッチレス水栓採用のシステムキッチンの「グランビアッセ」、「イスト」、6?の超節水で環境に優しい機能トイレに、空気も温度も音楽も、快適を極めた全自動トイレの「サティス」、トイレでよく使うものをしっかり収納する収納一体型便器「ピタ」、空気の質からお部屋の印象を美しく演出するインテリアデザインタイルの「エコカラット」、マイホームの外観をライフスタイルでコーディネートする住宅外壁の「スイートウォール」などを展示紹介し、来場者に応えた。
 来場プレゼントとしては、換気乾燥暖房機、食洗機5万円バック、サラット便座への無償交換などが抽選でそれぞれ提供された。
 INAX岐阜営業所の伊奈正司所長に一年問を振り返ってのお話を伺った。
 「共同運営型のショールームの魅力としましては、先ず第一に展示規模が大きく取れることです。ここは、敷地面積約千坪に約350坪の建築面積を有しており、駐車スペースも30台分確保しております。12名のアドバイザーがお客様のご要望に沿うようなご提案に務めています。また、2番目は水まわりからトイレ、外壁、ドア、サッシ等の建材商品が一堂に展示紹介でき、ユーザーの方のご要望にお応えできることが大きな魅力となっています。既に16,000名のお客さんに来て頂いており、両者の商品を複合的に提案することでの相乗効果を発揮しております」と、共同運営型の利点を強調する一方、「業者さん単独でのフェアや合同でのフェア、更には多目的ルームを活用した料理教室、各種セミナーの充実を図りたいと思います」と、今後のショールーム展開に臨んでの所信を述べている。

17台分の駐車スペースも確保
本社西倉庫が完成
川島商事商品在庫も充実

 川島商事(社長=川島健一氏、本社=名古屋市熱田区花町1-20・TEL052-682-2262)では、かねてより建設中であった「本社西倉庫」がこのほど完成し、既に業務を行っている。
 西倉庫は、本社西側にあった旧倉庫を解体し、駐車場の整備を兼ねて、昨年から工事に取り掛かっていたもので、重量鉄骨造りの2階建て、延べ床面積は約80坪で、大型車の出入りに配慮して出入り口の高さを通常よりも高く設定している。一階の天井も高く、大型車荷台からの商品の積み下ろしも無理なくこなせる。高所への商品の搬出搬入はフォークリフトを利用する。敷地面積は約200坪。
 川島社長も、「今まで来客者の方の駐車ではご迷惑をかけておりましたが、倉庫の完成を機に、駐車スペースも17台分確保することができました。これで駐車問題も一挙に解決できると思います。倉庫も、旧倉庫と比べますと約3倍となり、商品在庫も今まで以上に充実し、迅速な納品にも寄与できるものと期待しております」と、述べている。

デザイン水栓の新シリーズ
「Kiwitap」新登場
三栄水栓思い通りに調節可能

 三栄水栓製作所(大阪市東成区玉津・社長=西岡利明氏)では、デザインシリーズの新シリーズ「Kiwitap(キウィタップ)」をこのほど新発売した。
 同シリーズの製品コンセプトは、思い通りに湯や水が調節できる水栓を目指した。手の動きがしっかりと伝わるテクノロジー。どの手にも優しくフィットするハンドル。
 デザインは世界的なプロダクトデザイナー喜多俊之氏が担当。人が主役、人があってモノがある。と言う喜多氏のデザインコンセプトと三栄水栓製作所の確かな技術が調和したグローバルスタンダードを目指す製品。
 この後も順次バリエーションを追加して行く。
 基本表面仕上げは「クロームメッキ」。他にベロアメッキ仕様もある。また、それぞれ寒冷地仕様も揃えている。
 価格は、シングルワンホール混合栓(K87710JV)が4 ,950円、べロアメッキ仕様のK87710JV―MCが46,200円、シングルワンホール洗面混合栓K4770NJVが33,600円、ベロアメッキ仕様のK4470NJV―MCが38,850円。
 その他詳細については、同社名古屋支店(名古屋市天白区平針2-909・TEL052-800-8688)へ問い合わすとよい。

災害時の備えに威力発揮
ステンレス製手押しポンプHDS形ドラゴン
川本製作所好評裏に拡販中!

 川本製作所(本社=名古屋市中区大須4-11・TEL052-251-1717)は、災害時の備えとして威力を発揮する「ステンレス製手押しポンプ・HDS形ドラゴン」を好評裏に拡販している。
 水道や電気などのライフラインが停止しても、水を確保できる手押しポンプが、今、改めて注目されている。
 主な特長は次の通り。
@押し上げ揚程15メートル
 地上からの押し上げ揚程は15メートル。井戸からの吸上げはマイナス八メートルまで可能、さらに軽量、コンパクトで取り扱いも容易。
Aステンレス製で衛生的
 主要材質にステンレスを使用した完全赤水対策品。
B安全性を重視
 地上部分が完全に密閉式になっているので、外部からの異物混入を防ぐことができる。
C小口径の井戸にも対応
 吸込み口径は、25mm。吐出し口径20mm。小口径井戸でも据え付けられる。
D故障が少ない
 構造はいたってシンプル。そのため、機械的なトラブルが極めて少なく、誰にも安心して使用できる。
E簡単でスピーディーな保守管理
 消耗部品であるピストン作動弁(パッキング等)の交換は、ロッドシャフト等を引き上げる必要がないため、力もいらず保守管理が容易。
 主な用途は、一般家庭用から災害時の水の確保に最適。
【仕様】
 ▽液質/液温=清水PH5.8〜8.6、砂50mg/?、5〜40℃▽設置場所=屋内・屋外(ポンプ据付位置は水面より上)▽口径=吸込み口径25mm、吐出し口径20mm▽吸込条件=吸上げ全揚程マイナス8m以内▽H―Q性能=揚水量約380m?/1ストローク、押上揚程15m▽材質=本体・SCS、弁・ゴム▽質量=6kg
 その他詳細については、同社名古屋支店(TEL052-249-9810)へ問い合わすとよい。

竹内正人氏
社長ご尊父
丸金商会

 丸金商会(社長=竹内清人氏、豊橋市問屋町1-8)の創業者で代表取締役会長の竹内正人氏が薬石の効無く4月6日にご逝去された。享年94歳。
 告別式は、長男で代表取締役社長の竹内清人氏が喪主を務めて、4月10日午前11時より豊橋市東新町のイズモ葬祭セレモニーホール豊橋貴賓館において執り行われ、関係者多数が焼香に訪れて故人のご冥福をお祈りした。

輸出契約高1,928億8,400万円前年比3.7%減
プラント8件で646億2,900万円前年比204.5%増
日本産業機械工業会2月産業機械輸出契約状況

 日本産業機械工業会がまとめた平成19年2月の産業機械輸出契約状況によると、主要約70社の2月の輸出契約高は前年同月比3.7%減の1,924億8,400万円となった。
 プラントは八件で、アジア、ヨーロッパの増加により前年同月比204.5%増の646億2,900万円となった。単体は、前年同月比28.4%減の1,282億5,500万円。
 機種別にみると、ボイラ・原動機はアジア、中東、ヨーロッパの減少により前年同月比41.2%減、鉱山機械はアジアの減少により同90.0%減、化学機械は中東の減少により同40.4%減、プラスチック加工機械はアジア、中東の減少により同0.6%減、風水力機械はアジアの増加により同15.4%増、運搬機械はアジア、ヨーロッパ、北アメリカの減少により同5.6%減、変速機はアジア、北アメリカの増加により同15.5%増、金属加工機械はアジアの減少により同36.6%減、冷凍機械はアジア、ヨーロッパの増加により同40.1%増となった。
 地域別構成比は、アジア60.3%、ヨーロッパ21.9%、オセアニア6.3%、北アメリカ4.9%、ロシア・東欧2.1%、となっている。

新しいボールエンドミルを発売
従来工具に比べ高能率
三菱マテリアルツールズ金型加工に最適安定切削

 三菱マテリアルツールズ(社長=高田修氏、住所=東京都墨田区横網1-6-1)は、三菱マテリアル神戸ツールズが開発、製造する「インパクトミラクル強力型ボールエンドミル」2種を新たに追加し、販売を開始した。
 このエンドミルは、高送り・高切り込みや、深彫りなどの不安定切削でも、従来工具に比べ高能率加工を実現する、新しいボールエンドミルシリーズ。
 欠けに強い新刃先により、金型加工において抜群の安定切削を実現している。
 ロングシャンクタイプもラインナップし、充実のシリーズ構成。
 新たに追加した2種類の「インパクトミラクル強力型ボールエンドミル」の主な特長は次の通り。
@高送り・高切り込みや、深彫りなどの不安定切削においても従来工具に比べ高能率な加工を達成。
A耐欠損性を向上させた新刃先形状を適用し、金型加工において抜群の安定切削を実現した。
B靭性が高く、耐欠損性に優れた超硬母材を採用。
Cインパクトミラクルコーティングの採用により、高速切削においても長寿命を実現した。
品名/型番▽2枚刃インパクトミラクル強力型ボールエンドミル(S)/VF―2SDB・サイズ=R0.5〜R10mm全14サイズ
品名/型番▽2枚刃インパクトミラクル強力型ボールエンドミルロング(S)/VF―2SDBL・サイズ=R0.5〜R10mm全11サイズ
標準価格(税込み)▽VF―2SDB R0.5mm@11,500円〜R10mm@105,000円、VF―2SDBL R0.5mm@12,180円〜R10mm@113,400円。

愛機工組合 各支部総会
MECT07出展申込み大盛況
すべての議案を全会一致で承認

東支部 メルパルク名古屋で 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)東支部(支部長=田中知之氏・ミユキ商會社長)は、4月4日午後6時より名古屋市東区のメルパルク名古屋にて平成19年度東支部総会を開催した。
 支部長挨拶で田中支部長は「日頃は、この東支部に対しまして、多大なるご協力とご理解をいただき、大変感謝いたしております。本日は、このあとの懇親会の席を、皆様方の情報交換の場として、ぜひとも活用していただきたいと思っております。また、当支部で行っております、ゴルフ大会・ビアパーティー・忘年会・総会をとおしまして、皆様方のご意見をたくさんいただいて、より発展的な東支部にしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします」と語った。
 続いて、時津副理事長(新栄商會会長)は「平成19年度は愛機工組合にとって最大のイベントである、メカトロテックジャパン07が開催されます。本日、事務局長といろいろ話をしましたが、会場の規模から最大で1,800小間の収容能力に対して、現在、内定も含めまして約2,100小間集まりそうな状況であり、どうしても300小間ほどはみ出してしまいます。この問題の対策については明日、関係者で打ち合わせを行いますが、ただ小間数を集めればいいというものではありません。重要なのは、出品なさったメーカー様が次回も出したい、また、ご来場いただいたお客様に次回も来たいと思っていただける展示会にすることであり、それがわれわれの任務ではないかと思っております」と挨拶。
 東支部会員数33社のうち、出席21社、委任状出席12社で総会は成立し、議案の審議に移った。
 野崎氏(常磐精機社長)の議事進行により、議案の審議が行われ、@平成18年度事業報告A平成18年度決算報告B平成19年度事業計画C平成19年度予算のすべての議案が全会一致で承認された。
 総会後の懇親会では、フレンチのコース料理を味わいながら、和やかな雰囲気のなか、会員同士楽しい時間を過ごした。
MECT07への参加を呼び掛け
支部員増強に取り組む
西支部 東京第一ホテル錦で

 西支部(支部長=滝川和彦氏・滝川物産社長)は、4月4日午後6時より名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦において平成19年度支部総会を開催した。
 冒頭、滝川支部長は日頃の組合活動並びに支部活動への参加協力に感謝の意を表し、「メカトロテックジャパンが隔年に開催され、組合としても最大のテーマとして取り組んでおります。非常に好調で、予定小間数が3月末現在で一杯になってしまい、新たな申し込みのお断りをしている状況と聞いております。正に嬉しい悲鳴です。これも業界が好調の現れと思います。私共にもいつかはこの恩恵が来るだろうと期待しておりますが、一向に来る気配がないし、努力が足りないと反省はしております。現在、支部員34社(一社移転のため南支部へ転出。一社退会)となりまして、少し寂しくなってきております。支部員の増強活動にも力を入れていきたいので宜しくお願いいたします」と挨拶。
 来賓として参加の山崎愛機工組合事務局長より、現在の組合活動の概況報告と、5月の組合の総会、メカトロテックへの参加が呼び掛けられた。
 議長に梅村理事(梅村本店専務)を選出。出席状況について34社中29社出席(委任状含む)と報告され、併せて同総会の成立が宣言された。
 議事に移り、@平成18年度会計報告及び監査報告、A平成19年度予算案及び事業計画をそれぞれ審議し、満場一致で原案通り承認した。
 総会終了後は懇親会を開き、服部理事(服部社長)の力強い発声で乾杯。支部員同士、胸襟を開いて忌憚の無い意見交換が行われた。

19年5月13日2274号
3月の月間受注額1,373億円は史上最高
35ヵ月連続1,000億円超は最長記録
日本工作機械工業会3月工作機械受注実績

 日本工作機械工業会がまとめた、2007年3月分の工作機械受注実績調査報告によると、3月の受注額は1,373億円で前月比は4.5%増と2カ月連続のプラス、前年比は9.7%増と3カ月連続のプラスになった。35カ月連続での1,000億円超えはバブル期を13カ月抜き最長記録を更新中。さらに、月間受注額で前月の1,314億円を上回り、史上最高額を2カ月連続して更新した。また、2006年度の受注額1兆4,746億円(前年度比6.8%増)は年度ベース・暦年ベースとも史上最高額となった。
 内外需別にみると、内需は672億円で前月比は6.1%増と2カ月連続のプラスとなったが、前年同月比は0.7%減とマイナスに転じた。主要産業の前月比では、自動車1.2%増、一般機械3.1%増、電機・精密33.9%増といずれもプラスになった。
 外需は701億円で初の700億円超えとなり、2006年12月の692億円を上回り史上最高額を3カ月ぶりに更新した。前月比は3.0%増で2カ月連続のプラス、前年同月比は21.9%増と19カ月連続のプラスになった。地域ごとでは主要三極とも拮抗し、いずれも200億円を超えており、概して好調に推移している。産業別では、世界各地域で自動車向けが好調なほか、欧米を中心に航空機、エネルギー関連、建機、IT関連、医療など多くの分野で好調に推移している。
 内需の内訳をみると、一般機械は282億円で前年比3.3%減と2カ月ぶりのマイナスながら高水準で推移している。このうち、金型は53億円で同14.6%減。2006年8月以降前年比マイナスで推移している。自動車は202億円で同1.9%増と2カ月連続のプラス。このうち、部品は90億円で同13.2%増と3カ月ぶりにプラスとなった。電気・精密は80億円で同0.3%減。2006年12月以降マイナスで推移している。
 外需の内訳では、アジアが235億円で前年比5.2%増。東アジアでは中国が昨年末より前年比プラスで推移しており、韓国は9カ月ぶりに同プラスとなった。その他アジアではインドが好調。欧州は220億円で同57.8%増。前年比は主要三極で最も高い伸びとなった。EU主要国はすべて同プラスとなっている。北米は233億円で同16.4%増と、2005年12月より前年比プラスを維持しており好調を持続している。
【2006年度の受注額】
 受注総額1兆4,746億円は前年度比6.8%増で、2002年以降5年連続の同プラス。年度ベースでは、1990年度バブル期の1兆3,965億円を超えて史上最高額を16年ぶりに更新した。2006年暦年との比較では、基本的にはほぼ同じ傾向であるが、足元の外需好調を反映し内需に比べて外需が力強さを増している。
@内需7,316億円(前年度比1.7%減/内需比率49.6%)は1988年度〜1991年度、2006年度に次ぐ史上6番目の受注額となった。
 一般機械、電気・精密が好調を持続し、自動車は前年比2割の減速。
▽一般機械3,306億円(前年比7.1%増)で2年連続3,000億円超え▽自動車1,963億円(同18.6%減)▽電気・精密856億円(同4.4%増)。
A外需7,430億円(前年度比16.7%増/外需比率50.4%)
 年度でも3年連続で史上最高額を更新し、初の7,000億円超えとなった。地域別では、欧州・北米が好調を持続し、アジアは高水準ながら前年を幾分下回った。
▽アジア2,501億円(前年比2.3%減)最高額を記録した前年を幾分下回るも高水準▽欧州2,282億円(同51.6%増)史上最高額を更新、初の2,000億円超え▽北米2,487億円(同15.1%増)。

生産量前年同月比鋳鋼、鍛鋼とも増
鋳鋼18年度予想279,000t確保の見通し
日本鋳鍛鋼会鋳鋼・鍛鋼生産速報19年2月分

 日本鋳鍛鋼会は鋳鋼(全国77工場)、鍛鋼(同19工場)の2月分の生産実績(速報)を集計し、4月3日に発表した。それによると、2月の鋳鋼の生産量は23,812トンで、前月比3.1%増、前年同月比3.4%増となった。一方、鍛鋼の生産量は62,747トンで、前月比15.2%増、前年同月比3.5%増となった。
 現在のところ、鋳鋼の生産量は日本鋳鍛鋼会の予想通り推移しており、18年度予想27万9,000トンは確保できそうである。鍛鋼は8月と1月に稼動日数の減少及び定期検査等により60,000トン割れと低調な月があったため、18年度予想751,000トンまでは届かず、74万トン程度になる見込み。
 各機種の需要堅調に変化はないが、スクラップ、ニッケル等原材料が暴騰していることで、収益圧迫が顕著となっており、改善のため今後さらに収支改善活動を進めていくと思われる。
 また、2月の各地区の生産状況については次のとおり(※数字は前年同月比)。
【鋳鋼】
 北海道150.0、東北104.0、関東信越96.7、東海北陸108.7、近畿95.3、中国116.0、四国92.3、九州104.5、以上。
【鍛鋼】
 北海道97.4、関東信越107.3、東海北陸98.8、近畿109.7、中国122.1、九州97.8、以上。

新旧役員懇親会を兼ね
愛機工青年部4月度役員会開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)の青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)は4月19日午後7時より、名古屋市中区栄の上海湯包小館において、4月度の役員会と新旧役員懇親会を開催。森部長はじめ新旧の各統括幹事長、正副担当幹事長ら30名が参加した。
 冒頭、森部長は挨拶で、長年青年部活動に尽力し今回退任する役員の労をねぎらうと共に、今年度の重要案件として東西(全国)青年部交流会(愛知担当)の開催などを挙げ、新役員に「成功に向けて頑張ろう」と檄を飛ばした。
 各種報告事項のあと、4月24日に青年部交流会の打合せを行うことを決めた。また、総会を6月1日に開催することも併せて報告した。
 引き続き、懇親会が行われ、上海料理を味わいながら和やかに歓談し、午後9時過ぎに終了した。
青年部交流会を検討
 青年部は、今年開催の東西(全国)青年部交流会についての検討会を4月24日午後7時より組合事務局において開催した。
 開催日・場所については、当初、愛機工組合が共催する「メカトロテック・ジャパン2007」に合わせて同展示会場内での開催も検討されたが、移動を考えると時間的に問題があることから断念し、展示会会期中の10月20日に開催し入場券を配布することとした。会場は名古屋駅前のミッドランドスクエアを予定。
 テーマについても活発に意見が交わされ、次回の会議で更に検討することを確認した。

MECT07第3回実行委員会
組合の目標を大きく超える
愛機工減小間の依頼も

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は4月16日午後5時より、メカトロテック・ジャパン(MECT)2007の第3回実行委員会(実行委員長=時津忠副理事長・新栄商會会長)を名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦で開催した。今回は出品募集開始直後より申し込みが好調で、組合の目標を超え過去最大のものとなった。展示会全体でも、募集期間5月末までのところを、3月末で満小間となり募集を締め切った。しかし、この時点でも展示会が行われるポートメッセなごや(全館使用)のキャパシティを大きく超える2,000小間以上の申し込みがある状態で、主催者の名古屋国際見本市委員会より全体で120小間削減の要請があった。
 冒頭、野田理事長が「MECTの申し込みが想定以上に好調ということで、皆様のご尽力の賜物と御礼申し上げます。減小間をお願いするとの話も出ていると聞いておりますが、何れにいたしましてもMECTを成功させることが我々の使命でございます。小間の申し込みの依頼と盛況のうちに展示会を成功させるということだと思います。我々のもう一つの大きな仕事に来場者の確保があります。まだまだ課題が山積していると思いますので、是非お力をお貸しいただきたい」と挨拶。
 続いて、MECT07の申し込み状況と減小間の依頼について黒田ニュースダイジェスト社常務より「例年この3回目位の会議になりますと、MECT募集大成功ということになりますが、今回は少し様子が違い皆様にもお願いしなければならないことがございます。既に皆様ご存知の通り、会場でありますポートメッセなごやのキャパシティの問題で、最大小間数を抑えざるを得ない状況となってまいりました。前回の実績が、主催者の小間の分を含めて1,783小間でした。これでも会場が一杯で過去最高となり、JIMTOF(日本国際工作機械見本市)の開かれない年最大の国内の展示会だと、かなり評価をいただきました。今回は、募集当初から前回を上回る勢いで申し込みがあり、11月、12月はそれまでの3割増しのスピード。2月頃になりますと一杯になりそうだとの噂で、一気に2月から3月にかけて申し込みが増え、あっと言う間に会場のキャパシティを超えてしまう事態になりました。3月の末には満小間御礼を掲載させていただきました。正式に受付をされている小間数が1,700小間。これだけでも、主催者企画を除いた数を上回っている。このほか申込書到着済みが324小間あり、合計すると2,034小間になります。これを全て展示するとしますと、会場面積に対する展示面積が55%になってしまう。名古屋国際見本市委員会の標準では、あの会場でゆったりと見られるというのが40%。3分の1以上膨らました形になってしまうので、これでは駄目だと先々週、三者と搬入を行う日本通運が集まり会議を開き、小間のシミュレーションを行った。その結果、最大収容1,913小間ということになりました。お申し込みいただいた方に減小間をお願いできないだろうかということになりました。一割とは申しませんが、約120小間減らすことができれば、申し込み済みのところは出展していただける。申し込み以外(締切以降)のところは53小間ほどあり、現在キャンセル待ちということにしていただいております。第一段階といたしまして、私共(ニュースダイジェスト社)も動き始めております。幾つかの会社はご理解を示していただいております。私共も努力いたしておりますので、組合さんにおかれましてもご理解、ご協力いただきたいと存じます」と要請があった。減小間作業が済み次第、小間割作業に入り、5月末までには最終確定する。当初、7月10日に出品者説明会を行う予定だったが、可能であれば前倒しして実施する場合があることも併せて報告された。
 時津実行委員長は「実行委員長を6回務めさせていただいておりますが、減小間という辛いことは初めてです。私も実行委員長として昨年の夏以降、新規のお願い、復活のお願い、増小間のお願いをして参りました。このような減小間という辛いお願いをしなければならない。実行委員の皆様も、メーカー様に辛いお願いをすることになります。安易にお願いするのではなく山崎事務局長と相談の上、事を進めていただきたい」と述べた。
 閉会の辞で高田副実行委員長(組合事業部長・井高社長)は「このように多くの小間が集まりましたのは皆様のご協力のお陰だと思っております。本当に有り難うございます。理事長からお話がありましたように、これからは集客に向けてご協力をお願いいたします」と述べ実行委員会を終了した。
 このあと懇親会が開かれれ、募集の労をねぎらうと共に、来場者の獲得に向けて英気を養った。

5月22日の総会に向けて
監査と上程議案など審議
愛鋲協第9回定例理事・役員会

 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田K氏・藤田螺子工業社長)は4月23日午後5時30分より、組合事務所で理事・役員七名が出席して第9回定例理事・役員会を開催した。またこれに先立ち、午後4時からは会計監査を行った。
 理事・役員会では、藤田理事長の挨拶に続いて議案審議を行い、第1号議案の平成18年度会計決算報告及び監査報告に関する件は、会計決算報告を鈴木副理事長(会計担当)が行いこれを承認した。続いて監査報告については、大野、山田両監事が藤田理事長から提出された各種決算関連資料を監査した結果、内容を適正と認めた旨を報告。これを承認した。
 第2号議案の平成19年度会計予算(案)に関する件は、鈴木副理事長から説明があり、原案通り承認した。
 第3号議案の平成19年度第34期通常総会準備に関する件では、総会の役割分担を行った。総会の司会は阿部理事、懇親会の司会を馬場理事が務める。
 第4号議案の広報部委員会に関する件では、広報誌「愛鋲協27号」が3月30日完成、4月3日組合員各位宛に送付済みと報告された。
 第5号議案の平成19年度組合員実態調査のまとめに関する件は、調査結果の報告が行われた。
 第六号議案のその他(報告事項)では、@ねじの日記念品の注文が4月23日現在で6社146ケースあること、A名札を変更することが報告された。B青年部のベトナム視察については山田青年部顧問より報告があった。C平成19年度役員構成(案)を検討し、各委員会に委員を拡充し活動を活性化することを確認した。
 5月の理事・役員会は5月22日の総会前の午後3時から名鉄ニューグランドホテル7階で。また、6月の理事・役員会は6月25日午後6時から組合事務所にて行う予定。

支店長に松本欣也氏
タンガロイ中部支店

 タンガロイ(社長=徳永昭大氏、本社=川崎市幸区堀川町580)では、4月1日付で中部支店長に松本欣也氏が就任した。前任の藤原敏明氏は営業本部営業企画部長に就任した。

5月16日の総会に向けて
議案などを慎重に審議
岐阜県機械金属商協組18年度第7回理事会開催

 岐阜県機械金属商業協同組合(理事長=福生雅利氏・ギフベア社長)は4月18日午後7時より、岐阜市城東通りの松葉ヨーロッパ館で理事ら7名が出席して平成18年度第7回理事会を開催した。
 冒頭、福生理事長が「本日は、総会へ提出する議案等についてご審議いただきたいと存じますので、宜しくお願いいたします」と挨拶。
 第37回通常総会に向けて、平成18年度の事業報告、同収支決算報告並びに監査報告について審議を行い承認した。
 平成19年度の事業計画案、同収支予算案の審議では、一泊研修会の実施や、講演会の回数を増やすなど原案より充実した内容の計画案となり、これを承認した。
 役員改選にあたっては理事役員の総数の見直しが提案され、協議の結果、組合の定款規約を確認し、関係諸団体に相談した上で検討することとした。
 また、組合員増強並びに組合活性化に向けて引き続き努力することを確認した。

前年比22%増の37億9,000万円で
過去最高の売上を記録
ジェムス 更なる飛躍を確認

 ブラザー製品のCNCタッピングセンター等を販売するジェムス(社長=山下隆蔵氏、本社=名古屋市中区正木2-13-1)は4月13日、第22期総会を開催し、過去最高の売り上げを今期もさらに拡大するための展示会や研修などの具体策を検討、更なる飛躍を確認した。
 同社の22期の売り上げは、21期に続き前年対比で122%の37億9,000万円となり過去最高を伸ばした。販売台数はタッピングセンターが450台、ワイヤカットが36台とこちらも大幅続伸。
 23期の目標は高原状態を維持し売上高38億円としている。
 好調な業績を受け、総会後の懇親会も和気あいあいで、金子コーポレーションの金子静二会長が開会の辞で「ジェムスも我慢の時代があったがそれを乗り越え、今日の花開くときを迎えた。今後も花を咲かせ続けたい」と述べ、次いで来賓として挨拶に立ったブラザー工業M&Sソリューションの川那辺裕プレジデントは「先月タッピングセンターの累計生産台数が40,000万台を超えた。08年に弊社は創業100周年を迎える。皆様のご協力で50,000台を売りぬき、100周年に添えることができればうれしい」と挨拶。ブラザー販売の港晃一常務が「底固い景況が続いているが、今後の目標は自動車産業への更なる拡販とシステムの露出度アップ。ミニ展示会や地方展などを通じ、もっと機械を見てもらい高速・高精度機を実感してもらう」と抱負を述べ乾杯し、歓談に入った。

三機商事SanQフェスタ07
阪口由美子氏講演要旨@
ビジネスマンのストレス対策
― 心身をタフにして疲れをとる方法 ―

 肩というのは一番最初に肉体の疲労が現れるところ。疲労が現れた時にすぐさま取り除いておけば、疲労が蓄積をしていくということはない。取り除かずに我慢して、がんばり続けると段々蓄積し、疲労が体に広がっていく。肩凝りから首の凝り、そして片頭痛になったり、肩凝りから背中に広がって腰痛になるケースもある。
 疲労が肉体的なものであるなら、健康問題はとても簡単なもの。ゆっくり休養したら直る。そうではないから厄介である。精神的な疲労もある。こちらの方が、もしかすると大きな問題であるかもしれない。
 この精神的な疲労も、やはり体に現れてくる。色々なところに現れるが、やはり一番最初は肩に現れる。
 健康というのは肉体的なものと、精神的なものが大切である。人の健康状態を@心と体が元気=らくらく体、A体は元気だが心が重い=のんびり体、B心は元気だが体が重い=がんばり体、C心も体も重い=おちこち体の4つに分けることができる。
 おちこち体の方はこの会場には一人もいない。なぜなら二重苦なので、何らかの症状が現れ入院したりしている。
 がんばり体の方が一番多い。それは皆がんばっているから。がんばって責任ある仕事をしていると気力はある。気力は自分でがんばれる。だけど体はどうしようもない。これは全ての方が生まれた時から、死に向かって進んでいるので仕方のないことだ。
 がんばり体をらくらく体にするのは最も簡単。物理的に硬い体を柔らかい体にするだけ。がんばり体で少し疲れている状態から、気力があり心も体も元気ならくらく体にすることができる。
 問題はおちこち体とのんびり体の方。両方とも気力を上げなければならない。体というものは、ゆっくり変化する。ただ、心は一瞬で変わってしまう。心というのは一瞬でころころ変わるということから来ていると、清水寺の高僧が仰っておられた。
 心を安定的に上に持ってくるには、エネルギーの法則が必要。これには食事や呼吸を使う。
 心や体の健康は、脳が全てを司っている。心の働きは脳の働きそのもの。脳の研究は、ここ10年で飛躍的に進んできた。脳の中では4つのことをしている。@行動A思考B感情C生理反応。ワクワクした気持ちになると、生理反応で若返りホルモンがドンドン出てくる。いやな感情になると老化ホルモンが出る。
 脳の中では同時に先の4つのことを行っている。この4つの中には、自分自身でコントロールできるものとできないものがある。行動と思考はコントロールできる。感情と生理反応はコントロールできない。
 感情をコントロールするには、思考と行動を変えることにより行う。心理学の中では、人間の脳は車だといわれている。そして、コントロールできる行動と思考は前輪だといわれる。感情と生理反応は前輪にくっついているだけのもの。行動と思考が人生の幸せに向かっていないと、感情と生理反応はアラーム警報を出してくれる。

最新加工技術の研修と
生産ラインを見学
服部商会 OSG技術研修会開催

 服部商会(社長=服部利一郎氏、本社=愛知県津島市百島町字三正六歩23)は4月14日、「服部商会OSG技術研修会」を開催し、得意先ら150名が参加した。
 当日は、午前8時に服部商会に集合し、バス3台に分乗して出発。車中、OSGの概要についてのビデオを見て、午前10時前に愛知県豊川市のOSG本社カスタマーセンター(CS)に到着した。
 服部社長は挨拶で「皆様、おはようございます。週末の土曜日の早朝より多数の方々にご出席を賜りまして誠に有り難うございます。例年行っております『わくわく市』を今年は中止して、今回OSGさんの工場見学並びに技術研修会を企画させていただきました。一昨年は大阪の日研工作所さんを220名で見学させていただきました。今回はOSGさんの見学をさせていただきます。通常では見ることの出来ないルートで、工場を見せていただけると聞いております。少しでも明日からの企業活動にお役に立ちますことを吸収していただければと感じております。また、航空宇宙産業界で多く用いられておりますインコネルの切削実演も行っていただきます。このような無理をお聞きいただきましたOSGさんに対しまして厚く御礼申し上げます」と述べた。
 続いて、小林OSG常務が「本日は朝早くから大変お忙しいところ、私共OSGに来ていただき誠に有り難うございます。また日頃は、服部商会様を通じてOSG商品をご使用いただき有り難うございます。私共は来年、創業70周年という節目の年を迎えます。昭和13年の設立で、従業員は連結で4,500名程おります。連結子会社が現在世界に50社(海外33社)あります。工場としては新城工場(ハイスのエンドミル・ドリル生産)、八名工場(世界最大のタップ専用工場)、豊橋工場(転造工具・ゲージ類・カッターボティ生産)、大池工場(超硬のエンドミル・ドリル生産)、そして全ての工場の設計技術者を集結したデザインセンターとグローバルテクノロジーセンターのあるOSGアカデミーがあります。また、新城工場には22機のコーティング炉があります。その他に、豊川工場でダイヤモンドコーティングができ、コーティングできる材料は日本一多い。全て工場は豊川インターから20分以内のところにあります。OSGの社名の意味は大澤のO、スクリュウ(螺子)のS、グラインド(研削)のGから来ている。生産品目は、タップ、ドリル、エンドミル、スローアウェイチップ、転造ダイス、ネジゲージ等。昨年の売上は連結で880億円となった」とOSGの概要を説明。「メーカーとして感じる景気の見方は幾つもある。一つは、皆様との会話。皆様の情報が一番正しい。もう一つは、OSGには在庫センターがあります。ここには、各商社が在庫しても中々でにくいものを在庫している。ここの数字が、私共にとって景気のバロメーターになります。三つ目は、圧造工具。塑性変形でネジを作る。ネジというのは、景気がよければよいほど部品として使われる。景気が悪くなると圧造工具のダウンが一番早く来る。そのような意味では、圧造工具に対しての注文も底固いものがあります。四つ目は、交通量。私共の在庫センターは幹線道路の近くにあり、そこの交通量で景気の良し悪しを感じることができる」と語り、切削工具業界について「工具業界には、三業界がある。ハイス工具の業界、超硬工具の業界、ダイヤモンド工具の業界。05年は2,700億円の国内生産高のうち、ハイス工具は約1,000億円。ダイヤモンド工具も徐々に増えてハイス工具に近づいてきており、ほぼ同じ。日本の市場は3,800億円。パチンコ業界は30兆円、ラーメン屋が1兆円と言われており、それよりはるかに小さな市場での競争です。ハイス工具の中で最も生産が多いのはタップで三百四十三億円。次にドリル。ハイスのエンドミルの生産が一番少ない。これは、エンドミルが超硬に替わってきたため。ダイヤモンド工具もCBNが徐々に増えている。超硬工具の01から05年での伸び率は、チップが57%、超硬工具が46%。その中で最も伸びているのは、超硬ドリルで90%。超硬エンドミルが50%伸びている。超硬が伸びている分、ハイスが減っている。OSGでは超硬ドリルが240%の伸び率。エンドミルは50%の伸び」と報告。最後に「服部社長から、インコネルの切削という大きな課題をいただきました。何か皆様のお役に立てばと熱く語っておられました。私共も精一杯のことをさせていただきたいと思いますので宜しくお願いいたします」と述べ挨拶とした。
 最新加工技術の紹介として、@新開発WXLコーティングシリーズA低抵抗ポジティブミルF4042Bアルミの高速・高能率加工F3040Cびびり抑制多機能エンドミルUP―PHSの解説が行われ、続いてインコネル加工をはじめ各製品の加工実演が行われた。
 このあと、OSGが世界に誇る世界最大のタップ工場である八名工場と超硬エンドミル・ドリルのメイン生産拠点の大池工場を見学。
 OSGの最新の加工技術や生産ラインに触れ、参加者にとって大変有意義な一日となった。
【八名工場】
 平成2年に稼動を開始した八名工場は、タップ専門工場としてハイクオリティー、省エネ、低コスト、最短リードタイムを追求、月産100万本体制を構築している。「健康会社」づくりをめざして、工場空調設備、切削油浄化装置、研削油冷却装置、圧縮空気設備等を工場外に設置して集中管理すると共に、工場を囲む自然環境の保全にも十分な配慮を行っている。また縦120m、横200mの工場内に一切の仕切りを設けない合理的な工場レイアウト、CIM化を進める生産システムなどを通して安全性・効率性・合理性を徹底的に追求。品質面に関しても、工具メーカーでも他に類のない充実した設備機器を駆使して、製品検査、切削試験、改良試験、新製品検査など徹底した検査・評価活動を行い、高品質・高信頼性の製品を届けている。
▽所在地=愛知県新城市富岡字赤岩五〇―五
▽土地面積=77,266u
▽建物面積=29,000u
▽工作機械=780台
【大池工場】
 昭和42年に設立され、OSGの主力工場の一つである大池工場は、平成12年5月に機械設備の集約化のため、工場再編成を行った。これに伴い、工場内に定温室を増設。24時間室内温度を一定に保つことにより製品の一層の高精度化、さらには機械設備の24時間稼動が可能となった。また、生産性向上、納期厳守を目的に工場内の各班がライン全体を生産管理、マネージメント管理する取り組みを実施している。
 現在、大池工場では超硬のドリルとエンドミル、カッターボディなどOSG独自の開発商品を国内並びに世界に提案している。
▽所在地=愛知県豊川市一宮町上新切450
▽土地面積=62,900u
▽建物面積=17,315u
▽工作機械=320台

機構改革と
人事異動
ダイジェット工業

 ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区加美東2-1-18)は、4月1日付で次の機構改革並びに人事異動を行った。
@機構改革
 内部統制強化のため、「検査役」を改め「内部監査室」を設置する。
A人事異動
 敬称略・( )内は旧職
▽製造本部生産企画部長=古林雄一(製造本部生産企画部長兼ダイジェット・カッティングツール代表取締役社長)
▽ダイジェット・カッティングツール代表取締役社長=松本泰三(製造本部大阪事業所長)
▽内部監査室長=小柳正泰(検査役)
▽営業本部素材営業部中西部担当部長兼名古屋支店長=小境茂植(営業本部素材営業部中西部担当部長)
▽製造本部三重事業所長代行兼合金工場長兼工具工場長=太田映(製造本部三重工具工場長)
 また、同社では発展著しいインド市場における販売拡大を図るため、今年4月にムンバイ駐在員事務所を開設した。
●住所=A-3/204,Happy Valley Homes,G.B.Road,Near Ti-ku-ji-ni Wadi,Chitalsar Manpada,Thane(West) Mumbai 400 607,India
●所長=RAVI SANE(ラヴィ・サネ)氏

最新の製品と技術を一堂に
浜松テクニカルフェア開催
サカエ目標を上回り成功裡に終了

 サカエ(社長=神谷竹彦氏、本社=浜松市中区野口町336)は創業60周年を記念して“最新技術の提供と課題解決の支援”をテーマにした「浜松テクニカルフェア」を4月13、14の両日、浜松市東区流通元町の浜松市総合産業展示館で開催した。初日の13日は開場前から来場者が詰めかける盛況ぶりで、2日間を通して目標の1,500名を大きく上回る2,000名が来場した。
 13日の午前9時30分より開会式が行われ、小田サカエ豊橋営業所長が同フェアの開会を宣言。
 神谷社長は挨拶で、「浜松市は4月1日に政令指定都市になりました。82万都市となり、大きく発展してまいります。本日は、私の後輩でもあります、安間東区長が祝いに駆けつけてくれました。昨日この会場に来たときは間に合うのかと感じましたが、このように立派な式、そしてイベントが出来る運びとなりました。仕入先をはじめ、皆様方の本当に熱い思いを有り難く感じております。こんなに沢山の方々がサカエを支援していてくれたのかと、つくづく感じております。当社の社員も恥をかきたくない、頑張らなければいけないという決意が出ていると思います。本日のために沢山の来場者に来ていただくように頑張りました。そしてまた、今日を機会に明日からの営業活動を力強く行っていくための仕掛け作りが出来ました。まずは、集客ということで沢山のお客様が我々の展示会を見に来てくれます。何か良いものはないかとの気持ちで来ておられます。迎える私たちもそのような気持ちで、お客様の悩みを解決できるような展示会にしてまいりたいと思っております。しかしこの展示会は、あくまでも序盤であります。この先もお客様に対して、サカエが、そしてサカエグループがお客様のためになるような商品を提供することにより、より良い商品をお客様に作っていただく。そのためのお手伝いが少しでも出来ればよいと思っております。私、本日は私共の社員を非常に頼もしく思います。そしてまた、仕入先の皆様方の熱い気持ちを感じます。どうぞこの2日間を大切にしていただきまして、サカエの発展にお力をお貸しいただければと思っております」と述べた。
 続いて、実行委員長の神谷部長が「皆様おはようございます。このテクニカルフェアに際し、ご支援、ご協力いただきまして誠に有り難うございます。ここにいる皆様と、お客様と、そして展示物が一体となった時に、そこに素晴らしい感動が生まれます。いよいよテクニカルフェアの幕が上がります。お客様と私たちとの真剣勝負が始まります。全国で一番熱い2日間をここで過ごせるよう、皆様一体となって頑張りましょう」と挨拶。
 出展メーカーを代表して高橋NTN名古屋支店長より「テクニカルフェア開催おめでとうございます。並びにサカエさんがこの4月で創業60周年を迎えられました。重ねてお祝い申し上げます。熱い2日間がこれから始まるということで我々出展者、体が震えるくらいの熱い思いです。浜松も全国12番目の政令指定都市になり、尚且つここ60年間躍進を続けられてきたサカエさんのこれからの新しい第一歩となる4月に、このように素晴らしいフェアに参加をさせていただける。今日、明日のテクニカルフェアが成功のうちに終わりますように頑張らせていただきます」と決意が述べられた。
 同展には百社を超すメーカーが出展。今回は、「商品がお客様の方に向いた、能動的な展示をした。お客様の困っているレベルが高くなってきている。お客様の気が付かないニーズをどのように満足させるか。お客様が良い商品を作っていくためにどのようにするか。商品の単なる羅列ではなく、我々も外に出て行くような展示をしていかなければ大きなところに負けてしまう。我社にしかない商品の育成が大事。ノウハウ(エンジニアリング)を持って商売をすれば、どこでも商売が可能。お客様に喜んでいただき、呼んでいただけるような商社になりたい」と神谷社長が語るように、各展示ブースではそれぞれにテーマを持ち、技術とノウハウで提案型の展示がされていた。
 10時の開場と同時に、待ちかねた来場者が目当ての製品の展示ブースに行き、熱心に商品を見たり説明に聞き入る姿がみられた。また、サカエが協力会社と開発したオリジナル商品(商品の詳細は次号掲載予定、秋のMECT07にも出展)も注目を集めていた。

親睦旅行などを計画
岐阜商工同好会19年度総会を開催

 岐阜商工同好会(会長=竹中孝之輔氏・西濃機工社長)は4月13日午後6時より、岐阜市日ノ出町のグランヴェール岐山において「平成19年度定期総会」を開催、会員13人中12人が出席した。
 服部総務(服部商会社長)の司会で進められ、冒頭、竹中会長が「総会の開催にあたり、ご出席いただき有り難うございます。この1年間、色々皆様のご協力により事業を進めさせていただき厚く御礼申し上げます。また、19年度の計画案を役員で作成いたしましたので、宜しくご検討の程をお願いしたいと存じます。今年も1年宜しくお願いいたします」と挨拶。
 白木氏(白木商会社長)を議長に選出して議案を審議。平成18年度事業報告、同決算報告並びに監査報告、平成19年度事業計画を原案通り可決した。
 また、白木氏より緊急動議として出された会の運営のあり方については、会員から色々な意見が出され、協議の末、本年度は原案の計画通りに事業を進め、今年1年かけて検討、修正していくこととした。また、併せて白木氏より提出された退会届を受理した。
 総会終了後は懇親会が開かれ、今後の会のあり方について胸襟を開いて忌憚のない意見交換を行った。
【19年度主な事業計画】
@4月13日 総会(グランヴェール岐山)
A7月7日 食事会
B10月6、7日 懇親旅行会(南木曽方面)
C平成20年1月25日 新年会(グランヴェール岐山)
D4月11日 総会(グランヴェール岐山)

世界初のオイルフリー
小形ブースターコンプレッサ
アネスト岩田TFBSシリーズを発売

 アネスト岩田(社長=森本潔氏、住所=横浜市港北区新吉田町3176)は、オイルフリー小形ブースターコンプレッサTFBSシリーズを発売する。
 ブースターコンプレッサとは、圧縮空気やガスを供給圧力より更に高い圧力に増圧(昇圧)するために使用される製品。
 生産工場において、圧縮空気設備の省エネルギー手段のひとつとして、圧縮空気の供給圧力を下げる方法がある。この方法では、低圧化による省エネルギー対策により、圧力が不足してしまう機器・生産ラインが発生してしまうため、供給空気の部分的な増圧が必要となる。そのため、部分的な増圧を行うためのエネルギーロスが発生してしまう。
 そこで、増圧弁からブースターコンプレッサへ切り替えることにより、増圧が必要とされる設備・機器への圧縮空気供給量は約半分となり、コンプレッサの負荷軽減、もしくは運転台数減少が可能となる。
 ブースターコンプレッサを駆動するための電機動力は必要となるが、増圧空気消費量減少(コンプレッサの動力削減分)との差が大きいので、圧縮空気設備の更なる省エネルギーを実現できる。
 今回発売した新型ブースターコンプレッサはコンパクトで、増圧が必要とされる設備・機器の近くに付属させて使用することを容易にし、部分的に且つ計画的に増圧弁からの代替を行うことを可能にした。
【主な特長】
@世界初のオイルフリー小形ブースターコンプレッサ
A内部加圧型圧縮機を採用
 コンパクトな構造と昇圧時の漏れを最小化
B長寿命
 メンテナンスサイクル=10,000h中間メンテ(増圧弁の約3倍)
【標準価格(税抜き)】
TFBS04-8.5@18万円
TFBS07-8.5@23万5,000円。

フローピア魔法びん浴槽
「KGシリーズ」好評
TOTO洗面所間口10cm拡大

 TOTOでは、戸建住宅用システムバスルーム「フローピア魔法びん浴槽KGシリーズ」に、新たな機能「スッキリカベ」を搭載し好評を得ている。
 また、オプションとして浴室と洗面所の間仕切りの壁厚を薄くし、洗面所の間口を10cm広げることができる「ひろがる洗面間仕切りユニット」、出入り口方向の扉と壁の素材をガラスにすることで空間に広がりを与える「フルスクリーンドア・FIX窓セット」、月明かりのような光浴が楽しめる「ブルーダウンライト」を品揃えした。
【特長】
@汚れが落としやすい「スッキリカベ」を搭載
 「スッキリカベ」は従来の壁パネル表面を特種樹脂でコーティングし、皮脂汚れなどの汚れを落としやすくしたカベ。汚れがついても落としやすく、同社の実験では壁掃除にかかる付加を削減することができた。
 従来の浴室の壁は、ナノレベルまで拡大すると表面に凹凸があり、少ない回数では汚れを落としにくい構造だった。
 しかし、「スッキリカベ」は、特殊樹脂コーティングにより表面が凹凸で滑らかなため、汚れがついても従来に比べ落としやすい使用になっている。
B豊富なオプションを品揃え
◆洗面所間口を10cm広げられる「ひろがる洗面間仕切りユニット」
 「ひろがる間仕切りユニット」は間柱を取り払い浴室と洗面所の間の壁厚を薄くし、洗面所の間口を10cm広げることができる。10cm広げることにより、より大きなサイズの洗面化粧台や、収納棚などを置くことが可能になる。浴室・洗面所のどちらからでも開けられる収納棚付きの「キャビネットタイプ」、間仕切りの上面が窓になった「FIX窓タイプ」、全面一枚板の「ボードタイプ」の3種類を品揃えした。
◆浴室と洗面所が一体感のある空間に「フルスクリーンドア&FIX窓セット」
 出入り口方向の壁とドアがガラスになるので、壁を切り取ったような印象になり、浴室から洗面所までが一体化した広々した空間となる。
◆心身癒す、新しい“光浴”「ブルーダウンライト」
 浴室は単に体を洗うだけの場ではなく、一日の疲れを癒すリラックス空間でもある。今回、新たに天井から月明かりのように青い光を照らす「光浴」が体感できる「ブルーダウンライト」を品揃えした。

第9回LIFAプランニングコンテスト入賞作品集
『LIFA Quality』を発刊
INAX06年度厳選23物件の実例を紹介

 INAXが応援する地域密着型リフォーム専門店「LIFA(ライファ)」の厳選された2006年度のリフォーム実例を紹介した『LIFA Quality(ライファ クオリティ)』をこのほど発刊した。
 「第9回LIFAプランニングコンテスト」入賞作品をまとめた50頁の作品集で、暮らしのニーズに合わせて「新しい生活を始める」「自分らしく暮らしを楽しむ」「家族や仲間との時間を楽しむ」「機能と工夫で課題を解決する」の四つのスタイルで、選りすぐりの23物件を紹介。リフォームの満足は人で決まるといわれる中、INAXが認定したリフォームコンシェルジュが施主の言葉にじっくり耳を傾ける様子や、施主がライフスタイルコンパスを通じて新しいライフスタイルを発見し、実現していった上質で快適なリフォームの実例をわかりやすく解説している。
【解説】
1、第9回LIFAプランニングコンテストについて
@コンテスト概要
 全国のLIFA店が設計・施行したリフォームの中から、優れた実例を選び表彰するとともに、作品集を発刊し、リフォームの魅力を広くアピールするためのコンテスト。LIFA全店を対象に、リフォームにおける提案力の向上と、実例を通じたリフォームノウハウの共有化をめざしている。
〈応募対象〉LIFA店
〈対象物件〉2006年4月1日〜同年11月30日にリフォームが竣工した住宅
〈作品募集期間〉2006年9月1日〜同年11月30日
A結果概要
 「第九回LIFAリフォームプランニングコンテスト」では、「お客様の要望や条件に対し、プラン・デザイン・コストなどの面で適切であり、プラスアルファの提案がなされていること」を審査基準に、応募総数178点から23点の入賞作品を選定。今回は、新しい生活へ踏み出そうとするお客様の希望をしっかり受け止め、プロならではのアイデアで新鮮な住まいを提案したリフォーム、さまざまな角度からお客様の好みを伺い、その人らしさを最大限に引き出すことを狙ったリフォームなどの事例が多く寄せられた。
 特に、家族の絆と心地よい距離感を実現した新三世代スタイルの「S邸」で、東京都のライファ中野が最優秀賞を受賞。傷んでいた外壁をタイルなどでリフォームし、美観とお手入れを両立させた「小林邸」ほか一物件が「エクステリア・ウォール賞」を受賞。また、コミュニケーションに配慮したキッチンリフォームを対象にした「リビングキッチン賞」、タイルを使ったデザイン性の高い物件を対象にした「タイルズ・スタイル賞」、100万円以下の小額で優れた提案を行った物件を対象にした「バリューリフォーム賞」を設けており、それぞれ2〜3物件が受賞した。
2、作品集「LIFA Quality」の読みどころ
 暮らしのニーズに合わせて「新しい生活を始める」「自分らしく暮らしを楽しむ」「家族や仲間との時間を楽しむ」「機能と工夫で課題を解決する」の四つのスタイル、選りすぐりの23物件を紹介。今回はA4横長の50頁の作品集。ワイドな見開き頁に、豊富なビジュアルを掲載し、施行事例をたのしく、分かりやすく解説した。
3、リフォームコンシェルジュ
 プロの提案力や技術力に加え、リフォームを通じて上質な快適な明日を実現することで、施主の期待以上の満足を提供する、INAXが認定するリフォーム専門家のこと。
4、ライフスタイルコンパス
 膨大な住宅建築経験者のリサーチ結果をもとに、施主のライフスタイルを施主自身に発見してもらうために開発されたLIFA独自のコミュニケーションシステム。

スリム/ウッディータイプ
埋込手洗キャビネット
INAX広い動作空間を確保

 INAXは、狭いトイレでも、広い動作空間が確保でき、収納もたっぷりとれる『埋込手洗キャビネット スリム/ウッディータイプ』をこのほど新発売した。
 従来の埋込手洗キャビネットより手洗器下の収納部を、壁側にさらに30mm深く埋込むことで、収納容積を約20%アップし、たっぷりの収納スペースを実現。お掃除ティッシュ・洗剤・ブラシ等がきれいに収まる。
 開口の大きい手洗鉢も新たに投入。水はねをしっかりと受け止める。タンクレストイレ『サティス』とセットで使えば、0.4坪程度の狭いトイレでも、快適な空間が実現できる。
 メーカー希望小売価格は、86,100円〜131,775円。
【特長】
1、埋込ならではの収納力抜群のキャビネット
 手洗器下の収納部を、従来の埋込手洗キャビネットより壁側に30mm深く埋込むことで収納容積を20%アップし(同社従来品比)、たっぷりの収納スペースを実現。
 従来品は、自動水栓・温水自動水栓仕様にすると収納スペースがごく限られていたが、『埋込手洗キャビネットスリム/ウッディータイプ』なら、お掃除ティッシュや洗剤・ブラシがきれいに収まる。オプションとして手洗器の上部に設置する埋込収納棚も用意、トイレットペーパーなら最大12個(1パック)が丸ごと入る。
2、開口が広くて使いやすく、キズ・汚れに強い手洗い鉢形状
 開口が広く手を包み込む形状なので、水はねをしっかり受け止め、周りはいつも清潔。材質はキズ・汚れに強い陶器製。
 もちろん、水アカ汚れに強く、お手入れ簡単なプロガード仕様。
3、好評のほのかライトがついた、水栓・手すりカウンター
 自動水栓・温水自動水栓は、吐水と同時に手元をやわらかく照らす「ほのかライト」を搭載。さらに、「ほのかライト付の手すりカウンタータイプ」も用意。『サティス』など、「ほのかライト」が付いた便器と組合せて使用すれば、夜間のトイレがより快適になる。

受注高4,731億5,400万円前年比1.9%増
前年比内需8.4%増、外需5.9%減
日本産業機械工業会2月産業機械受注状況

 日本産業機械工業会がまとめた平成19年2月の産業機械受注状況によると、当月の総受注高は前年同月比1.9%増の4,731億5,400万円で、このうち内需は同8.4%増の2,753億2,600万円、外需は同5.9%減の1,978億2,800万円となった。
 内需のうち、製造業向けは前年同月比17.4%増、非製造業向けは同1.4%減、官公需向けは同8.9%増、代理店向けは同2.5%増であった。
 内需で増加した機種は、ボイラ・原動機(前年同月比0.2%増)、化学機械(冷凍含む)(同23.9%増)、タンク(同480.3%増)、ポンプ(同19.5%増)、圧縮機(同14.4%増)、送風機(同93.7%増)、運搬機械(同9.2%増)、変速機(同0.3%増)、金属加工機械(同12.1%増)の9種類であり、減少した機種は、鉱山機械(前年同月比23.2%減)、プラスチック加工機械(同14.8%減)、その他機械(同7.8%減)の3機種であった。
 一方の外需では、2月のプラントは8件で646億2,900万円となった。前年同月比は204.5%増であった。
 外需で増加した機種は、圧縮機(前年同月比69.5%増)、送風機(同814.3%増)、変速機(同15.6%増)、その他機械(同348.5%増)の4機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(前年同月比46.2%減)、鉱山機械(同86.8%減)、化学機械(冷凍含む)(同7.3%減)、タンク(同99.4%減)、プラスチック加工機械(同3.5%減)、ポンプ(同10.5%減)、運搬機械(同10.9%減)、金属加工機械(同22.5%減)の7機種であった。
 機種別の動向をみると、ボイラ・原動機は電力、外需の減少により前年同月比20.2%減、鉱山機械は外需の減少により同60.2%減、化学機械(冷凍機械含む)は石油・石炭、官公需の増加により同6.4%増、タンクは外需の減少により同71.3%減、プラスチック加工機械は繊維、化学、電気機械、自動車、精密機械、外需、代理店の減少により同8.3%減、ポンプは官公需、代理店の増加により同10.9%増、圧縮機は化学、外需、代理店の増加により同39.0%増、送風機は鉄鋼、自動車、官公需、外需の増加により同114.7%増、運搬機械はその他非製造業の増加により同0.8%増、変速機は窯業土石、鉄鋼、外需の増加により同3.9%増、金属加工機械は外需の減少により同3.9%減となった。

自動車関連にやや停滞感
役員改選三井会長が再選
第11回NACHI工具共栄会中部支部総会開催

 NACHI工具共栄会中部支部(支部長=三井一男氏・三井機工会長)は「第11回NACHI工具共栄会中部支部総会」を4月11日午後5時より名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルにて開催した。
 滝川副支部長(滝川物産社長)による開会の辞で総会は始まり、挨拶を行った三井支部長は「最近は、全国的に格差の問題が発生しておりますが、この中部地区におきましては、トヨタ自動車をはじめ、三菱の航空機関係、その他にも工作機械関係などが大変な勢いを持っており、国内で最も恵まれた地域であると感じております。しかしながら、この地域の企業すべてが好調というわけではなく、一部では経営破綻となったお店もあるようです。これは、戦後60数年となるこの業界がいろいろな経緯から様変わりしてきているということだろうと思います。トヨタは今年度、世界第1位の自動車メーカーになるといわれておりますが、それには海外の生産、販売がかなり寄与しているわけで、生産全体が国内に回ってくるということではありません。そういう点では、トヨタが良ければ、われわれも良いという考えでいると、大変なことになるのではないかと思っています。また、新しい経済の流れの中で、M&Aということが非常に叫ばれ、いままでの流通というものが、まったく変わってきています。ですから、NACHI工具共栄会の皆さんには、ぜひご自分のマーケットを見直していただいて、ユーザーが求めるモノについてお互いに研究をし、それぞれが個性をもった商売をできるようになれば、また、流通の整理ができてくるものと思っています。ただし、現在の状況からすると、かなり難しくなっていると感じております」と語った。
 続いて、三井支部長による議事進行のもと、@平成18年度事業報告及び会計報告A平成18年度会計監査報告B平成19年度事業計画案及び予算案C役員改選の議案についてそれぞれ審議が行われ、すべての議案が全会一致で承認された。
 不二越挨拶で中河常務は「先月、大阪から広島、岡山、九州あたりを回ってきたのですが、どこへ行っても名古屋は景気いいですね、というお話しが出ます。福岡県では、機械工具商が20数社しかないと言っておられました。広島、岡山、山口、福岡は西日本地区の工業出荷額でベスト5に入っているわけですが、どの県も約5〜7兆円規模でございまして、この三河地区はそれを大きく上回る工業出荷額となっています。トヨタさんがあり、工作機械メーカーでも森精機さんが本社を構えるなどすごい地域だなと思っております。また、非常に有り難い環境にいるということを改めて痛感しております。ただ、設備投資が旺盛であった一昨年、昨年前半と違い、自動車関連につきましては、少し停滞が出てきている感じがいたします。それに伴って、切削工具の流れも少し落ちてきたかなということで、昨年の決算は比較的順調だったのですが、ここにきて伸び悩みというよりも、むしろ少し下がり気味になっておりまして、今年は是非、みなさんとともにお願いしながら進んでいかないといけないと思っております」と述べた。
 総会に引き続き、不二越工具の現状と事業方針について、八重崎機械工具事業部副事業部長から説明が行われた。
 会場を変えての懇親会は、嶋崎副支部長(シマザキ商会代表取締役)の乾杯の音頭で始まり、賑やかな雰囲気の中、活発な情報交換、交流が行われていた。

鋳鋼、鍛鋼とも5年連続増加予測
鍛鋼の設備投資効果に期待
日本鋳鍛鋼会平成19年度生産見通し結果

 日本鋳鍛鋼会は、鋳鋼・鍛鋼の平成19年度生産見通し結果について、4月3日発表した。内容は次のとおり。
【平成19年度生産見通しの概要】
 日本鋳鍛鋼会では、平成19年度鋳鋼、鍛鋼の生産動向について、上・下期別、需要機種別に想定作業を行い、とりまとめた。
 結果として、鋳鋼28万5,000トン(前年度実績見込み比1.4%増加)、鍛鋼75万2,000トン(前年度実績見込み比1.6%増加)と、19年度も引き続き主要需要産業の好調な活動が予想されるため、ともに5年連続で生産が増加するものと予測している。しかしながら、ともに17年度以降2年間絶えず製造能力上限の操業を継続してきた中で、設備・人員上供給能力が急激な需要増加に対応できにくい鋳鋼については、18年度下期の実績見込みレベルが現状精一杯の生産対応力と判断した一方、2年前から効率的な生産体制の構築と一部生産設備導入等により需要増加にある程度の供給能力を対応させてきた鍛鋼については、その対応努力効果が19年度も期待できるものと判断した。
【平成18年度の実績見込み】
 鋳鋼は、船舶、土木建設・鉱山機械、発電用機器等、全19需要機種のうち11機種が前年度実績を上回り、年度実績は前年度比0.6%増加の28万1,000トン程度になるものと見込まれる。
 一方鍛鋼は、年度を通してロール、自動車、船舶、建設機械等の需要好調を受け、設備の効率的な運用と前年に投入された増産設備も順調に生産増加に寄与した結果、全12需要機種のうち10機種が前年度実績を上回り、年度実績は前年度比2.7%増加の74万トン程度になるものと見込まれる。
【平成19年度の生産見通し】
 国内景気と設備投資の動向や、中国を主体としたアジア諸国や北米、中東向け輸出の動向と、需要業界の見通し等を参考にしながら、鋳鋼、鍛鋼の生産環境について需要機種ごとに検討した。その結果、19年度は前年度に引き続き内外の設備投資関連、資源・エネルギー関連需要等、鋳鋼、鍛鋼の需要は衰えをみせないで推移するものと判断し、限られた供給能力で予想される需要増加にどのように対応できるかについても検討を行った。
 結果として、鋳鋼は、船舶、土木建設・鉱山機械向けは生産の集中化によって更なる需要増加に対応可能と判断した。しかしながら、鋳鋼全体としては、現状一部設備の更新と製造要員の確保に積極的な動きがようやくみられるようになったものの、戦力として効力を発揮するのに時間がかかること、また木型・機械加工等の外注依存度の高い工程も依然として逼迫状態にあること等を総合的に判断して、18年度下期の生産レベルが供給対応力の上限とみた。
 一方鍛鋼は、船舶、発電用機器を主体に19年度分の生産枠がすでに決定済みのメーカーが多く、18年度中に実施された設備投資(加熱・熱処理、ハンドリング、機械加工等)の効果と、19年度に計画されている更なる生産性向上・効率化投資を勘案した上で、船舶、発電用機器を中心に対応努力を期待して前年度実績見込みに対し、更に生産積み増しを行った。しかしながら、今回もまた供給努力目標の色彩の強い見通し数字となった。
 なお、鋳鋼の19年度生産見通し28万5,000トンは平成10年度(27万6,805トン)を超えるレベルである。また、鍛鋼の75万2,000トンは過去のピークであった昭和48年度(78万6,836トン)に次ぐ史上2番目の生産レベルとなる。

昇給問題テーマに意見交換
短所を克服し長所にする経営
名機工同友会 4月例会を開催

 名機工同友会(会長=時津忠氏・新栄商會会長)は、4月13日午後6時30分より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて4月例会を開催した。
 冒頭の挨拶で時津会長は「明日、第67回となる愛機工組合の親善野球大会が開幕いたします。一宮総合グランドに37チームが集合しまして、開会式に続いて第一試合が開始されます。明日試合ができるか天気は微妙ですが、山崎事務局長の方針としては、開幕を強行する予定のようです。野球の話はこのくらいにしまして、ごく最近のことですが、うちの会社で幹部社員に無記名で会社の長所と短所について書かせました。短所というのは、私の立場ではわからないものでして、如実にいくつもの短所が出てきて知ることができました。今回出てきた我が社の弱点である15項目の案件をひとつひとつ克服することにより、さらにグレードの高い短所が明らかになってくると思っています。名機工同友会の若手経営者の方々が先代を越える経営者になるためには、自分の会社の短所をいかに知るか、そして、それを克服してどのように長所にもっていくかにかかっていると思います」と語った。
 各部報告では、経営対策部から、3月28日に実施したデライトコンサルティングの近藤先生による講演会についての報告がなされた。厚生部からは、5月28日に行われる総会の役割分担が伝えられた。
 情報交換では、4月の昇給問題をテーマとして、それぞれの会社の仕組みについて話し合い、活発な意見交換が行われた。

第67回愛機工野球大会開幕
総勢37チームが参加
愛機工4月14日開会式を開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は、4月14日午前8時30分より一宮総合運動場にて第67回愛機工野球大会の開幕を迎えた。
 開会式で時津副理事長(新栄商會会長)は「この野球大会も今回で、67回目となりました。会社の名誉とプライドをかけ、グラウンドで日頃の実力を存分に発揮していただきたいと思います。また、これを機会にお互いに親睦を深めていってください」と挨拶。
 続いて、福利厚生部長として挨拶を行った、六浦氏(六浦本店社長)は「本大会は、桜の咲くこの季節から8月までの長丁場となりますが、日頃の練習の成果を発揮して頑張ってください。また、相手チームとの交流をぜひ図っていただきたいと思います」と語った。
 第1試合開始に先立ち行われた始球式では、時津副理事長がピッチャー、六浦福利厚生部長がキャッチャーを務めた。
 開会式直後の第1試合となった、Aゾーン「新栄商會対協和工業」戦、Bゾーン「太田廣対ユアサ商事」戦より数カ月間におよぶ戦いの幕が開けた。
【試合結果】
第1日目
〈第1試合〉Aゾーン
 新栄商會×協和工業=8対1
〈第1試合〉Bゾーン
 太田廣×ユアサ商事=8対1
〈第2試合〉Aゾーン
 ナカガワ×山下機械=3対1
〈第2試合〉Bゾーン
 日本コーティング×東郷産業=12対7
〈第3試合〉Aゾーン
 中央工機×カツヤマキカイ=8対2
〈第3試合〉Bゾーン
 愛機工青年部×安藤=6対5
〈第4試合〉Aゾーン
 井高×日伝=8対5
〈第4試合〉Bゾーン
 サンコー商事×三枝電機=7対0
〈第5試合〉Aゾーン
 杉本商事×サカエ=5対4
〈第5試合〉Bゾーン
 西野産業×黒田精工=20対11
第2日目
『草井球場』
〈第1試合〉Bゾーン
 志知×日研工作所=9対8
〈第2試合〉Bゾーン
 大久保商事×モリタ=12対2
『江南市民球場』
〈第1試合〉Aゾーン
 川島商事×山善=9対2
〈第2試合〉Bゾーン
 ノダキ×ミズタニ機販=12対2
※対戦カードに一部変更あり

CNCタッピングセンター
多様な生産方式に対応
ブラザー工業TC-32BNQT販売開始

 ブラザー工業(社長=平田誠一氏、住所=名古屋市瑞穂区苗代町15-1)は、工作機械「CNCタッピングセンター」の新製品として、「TC‐32BNQT」の販売を開始した。
 従来からの工具収納本数26本の仕様に加え、新たに40本の仕様を用意しており、工程集約や多品種加工など多様な生産方式への柔軟な対応が可能となる。
 産業機器事業の主力製品である「CNCタッピングセンター」シリーズは、自動車や二輪車、IT関連機器などに搭載される幅広い部品の加工を主な用途とし、日本や中国、東南アジア向けを中心に、1985年の販売開始以来、生産を拡大している。
 コラム移動方式のラインナップで最上位機種となる今回の新製品「TC‐32BNQT」は、自動車部品加工を主なターゲットとし、従来機種(TC‐32BQT)からの高い生産性と大型の2面式回転テーブルによる効率性を継承している。
【主な特長】
@多様な加工方式に対応
 従来の工具収納本数26本仕様に加え、40本仕様を用意。これにより、同時に2つの加工部品を取り付けられる大型の2面式回転テーブルの強みを生かし、工程集約や多品種加工などの幅広い加工方式に柔軟に対応できる。
 また、複数の工程を1台の機械へ集約することにより、工程ごとに機械を分ける場合に比べ、稼働率の向上や設備投資コストの削減を実現する。
A生産性の追求
 早送り速度(70m/min)と加速度(X軸=1.2G・Y軸=0.9G・Z軸=1.5G)を高めるとともに、主軸の加減速の改善などにより最高回転数16,000回転からの工具交換時間2.1秒という高速化を実現した。
Bトラブルに強い構造
 クーラントの流量を増やすとともに、最大30度の傾斜角のあるベースの流動性をさらに高めたことで、加工時に大量に発生する切粉を機外へと確実に排出する。また、加工室と機械室の間をカバーで分離することにより、機械室への切粉の侵入を遮断し、切粉によるトラブルを未然に防ぐ。さらに工具収納部分やコラムまわりのカバー形状を改善したことでメンテナンスがしやすくなり、万一のトラブル発生時の平均復旧時間(MTTR)を従来機種と比べ約50%短縮した。
C操作性の追求
 USBインターフェースの標準搭載や工具交換を容易にするマガジン逆転スイッチの追加など細部にわたり使いやすさを追求している。また、加工形状に合わせて自動的に加工速度をコントロールする高精細モードAの搭載により、微細な加工も美しく仕上げ、曲面加工も可能。さらに内臓PLC機能(オプション)により、FA電装関連の簡素化と、FA機器のプログラミングや編集が行なえる。
【標準価格(税込み)】
工具収納本数26本仕様@1,323万円
工具収納本数40本仕様@1,391万2,500円
【目標販売台数】
30台/月


19年5月20日2275号
『やらまいか』の精神で
工具業界を盛り立てる
浜松機械工具商協組第37回通常総会開催

 浜松機械工具商協同組合(理事長=神谷竹彦氏・サカエ社長)は4月26日午後6時より、浜松市中区元城町のホテルコンコルド浜松において「第37回通常総会」を開催した。19年度事業としては、昨年好評だった「視察見学会」を今年度も実施しツーリングメーカーの日研工作所の見学を計画。また、組合活動を広く認知してもらうため、組合員・賛助会員の家族や友人なども参加できる日本茶講座を実施する。これに伴い支出の増加が見込まれることから、賛助会員の了解の下、賛助会員会費の値上げについても承認された。
 総会は、山口理事(ヤマグチ機工社長)の司会で進められ、冒頭、昨年逝去された組合功労者の児玉祐治氏に対し黙祷が行われた。続いて、総会立会人(賛助会員・青年部役員等)の紹介があり、杉浦副理事長(三賀社長)の開会の辞で開会。
 神谷理事長は挨拶で、「期の始めのお忙しい中、当会の総会にお集まりいただき誠に有り難うございます。そして立会人という形で、当会を盛り立てていただく賛助会員、青年部の方々にもお集まりいただきました。出世城と言われる浜松城を見られる非常に良い場所でございます。我々もこの出世城の名に相応しく、上へ上へと業績を向上していきたいと思います。賛助会員の皆様方のご支援があります。そして地場のお客様の好業績にも恵まれ、当会のメンバーの方々はこぞって3月期の決算を意気揚々と迎えられていることと存じます。浜松は今、凧祭りの準備の最中でございます。浜松人気質の『やらまいか』精神で、益々皆様と共々、良い業界、そして良い会社にするために、この業界を盛り立てて行きたい。この業界の性格として、切磋琢磨が一番大事ではないかと常々感じており、私が理事長に就任して以来、このことを申し上げてまいりました。このような組合が衰退していくところが多いのですが、私共の組合は切磋琢磨と同時に福利厚生なども含めて、日頃の活動が大きな成果を上げているのではないかと思っております。本日は、より有意義な浜松機械工具商協同組合になります様に、皆様におかれましては慎重審議をお願いいたします」と述べた。
 慣例により、神谷理事長を議長に選出。事務局より組合員総数33社中27名と委任状6で全員が出席と報告があった後、議案審議に移った。
 第1号議案・平成18年度事業報告承認の件、第2号議案・平成18年度決算諸表及び剰余金処分承認の件は、いずれも原案通り承認可決された。
 第3号議案・平成19年度事業計画決定の件では、各委員会毎に計画案の詳細が説明され、全て承認された。昨年実施された「視察見学会」は、より親密な交流が図れたと好評で、今年度も実施する。訪問先は、大阪のツーリングメーカー大手の日研工作所本社工場を予定。また、組合活動を広く知ってもらうため組合員・賛助会員のみでなくその家族や友人なども参加可能な日本茶講座を実施。更には、今秋静岡県で開催される技能五輪国際大会の視察など、盛り沢山の行事を計画している。

 第4号議案・平成19年度収支予算及び会費賦課徴収方法決定の件では、支出の増加に伴う賛助会員会費の改定(値上げ)に関し一部議論があったものの、協議の末、承認された。
 吉田副理事長(吉田社長)の閉会の辞で総会を終了。
 このあと会場を移し、賛助会員も加わって懇親会が開かれ、懇親会の冒頭、神谷理事長が「皆様のご協力により大変スムーズに総会が出来ましたことを感謝申し上げます。新しい年度になりました。各企業では、賛助会員のご支援の下、精一杯社業の発展のために頑張っていることと存じます。総会でもお話しいたしましたが、私のモットーは切磋琢磨ということです。縁あってこのような仕事を通じて集まっている我々でございます。切磋琢磨して良いところを自分の中に取り入れながら、業界、そして各企業の発展のために頑張る。そのための組合活動であり、このような集まりではないかと思っております。大変貴重な時間であります。我々組合員と賛助会員の商社、メーカーの皆さんとの懇談の場でございますので有意義に過ごしていただき、自社の発展、業界の発展のために尽くしていただければと思っております」と挨拶。
 続いて、来賓の松下静岡県中小企業団体中央会西部事務所副所長より「景気の状況ですが、静岡県内は10期続けて回復基調にあるということです。企業の方々が創意工夫で経営に励んでいただくことが大事。中央会も経営革新の相談窓口として地域の中小企業支援センターに指定されました。皆さんの中で企業としての新たな取り組みを計画されているということがありましたら、ご相談いただければと思います。私共は組合関係の支援をする機関ということで、組合の関係で情勢と申しますと、四月一日から改正中小企業協同組合法が施行された。組合のガバナンスの強化と、もう一つは共済事業の強化です。組合員さんの権限が強化され、監事の業務監査権が認められた。それに伴いまして定款の参考例も新しく出来ている。組合は組合員が同じテーブルに着くというのが基本。今後も色々な意味で議論を尽くして事業を展開していただきたい。浜松機械工具商協同組合さんが今後益々発展されますことを祈念いたします」と祝辞が述べられた。
 乾杯に際し、来賓の白井浜松商工会議所事務局長が「4月1日に浜松市も17番目の政令指定都市となりました。全国政令指定都市の中で一番広い浜松。魅力ある浜松にしなければならない。『やらまいか』ブランド(58品目)を前面に、浜松を全国に売って行きたい」と語り、力強い発声で乾杯。
 参加者は歓談しながら交流を深め、午後8時半過ぎに杉野理事(浜松機材社長)の「正組合員、問屋さん、メーカーさんの3つが三位一体となって、今年もいろいろな行事が企画されておりますので参加していただき、楽しみながら切磋琢磨してまいりたい」との言葉と一本締めでお開きとした。

“Do(創造する)Do(対応する)Do(貢献する)”をテーマに
第38回社内展示見本市
ナスコム 本社で19、20日開催

 建築機器・刃物工具専門商社ナスコム(社長=大島和彦氏、本社=名古屋市中川区乗越町一丁目17)の「第38回社内展示見本市」が5月19、20日の2日間に亘り、メーカー協賛の下、ナスコム本社で開催される。
 今回は“Do(創造する)・Do(対応する)・Do(貢献する)”をテーマに、メーカー約90社が人気商品、定番商品から新製品までを一堂に展示する。
 また企画展示では、昨年に引き続いて「アスベスト対策」を取り上げる。今年は昨年に増してアスベストの害に関心が高まっており、注目を集めるものと期待される。
 恒例となっているこの見本市は、本社一階から4階までの各フロアーを展示場とし、各メーカーの製品を実演展示。出展者であるメーカーとしては、顧客の生の声が聞ける交流の場として活用でき、そこで得た情報を製品に活かせるなどのプラス面がある。ナスコムは情報のパイプ役としてこの場を提供して来ている。
 来場者には様々な特典が用意されているほか、5階には食事・喫茶コーナーも設けられる。

総会に上程する議案等審議
MECT07満小間申込み締切り
愛機工4月定例理事会開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は4月24日午後4時より、名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦で4月の定例理事会を開き、理事30名が出席して5月11日の総会に提出する議案等を審議、総会に備えた。
 理事会は矢田理事(ナゴヤカット社長)の司会で進められ、冒頭、野田理事長が「大変お忙しい時期だと思いますがご出席いただき有り難うございます。私が理事長のご指名をいただいて約1年になります。いきなり全国大会がありまして皆さんのご協力でこの1年滞りなくできましたことを御礼申し上げます。もう1年頑張っていこうと思っております。本日は総会前の理事会ということで、1年のまとめと新年度の計画等、総会に諮る議案についてご審議をいただきたいと存じます」と挨拶し、議事に移った。
 @会員の異動については渡辺産業(中区金山・中南支部)、清友(昭和区鶴舞・東支部)、昭永機械工業所(瑞穂区大喜新町・南支部)の3件の脱退が報告された。
 A採用・社員戦力化事業については、林経営対策部長(広島商事社長)が報告。04年度から3年間にわたり実施した「採用・社員戦力化事業」が07年3月を以て終了した。
 最終年度は、モデル事業セミナーを開催したほか、就業規則マニュアルを作成し組合員に配付する。また、3年間の事業を報告書にまとめ総会にあわせ組合員に配付する。
 第2回モデル事業セミナーが2月23日午後3時より、時津忠氏(新栄商會会長)を講師に「明日につなげる採用と人材育成の戦略」“創業者が語る成長の秘訣”と題して行われ、53名が熱心に聴講した。
 B経営対策部教育事業については、引き続き林経営対策部長が報告。新入社員研修を4月5、6日の2日間にわたり青少年会館において実施した。参加者43名。研修は、18年度事業として計画されたが会期の都合により19年度事業として実施した。募集人員30名に対し43名の申込みがあったが、講師(名南経営)の承諾を得、全ての申込みを受付けた。ただし次回申込み多数の際は、2回に分けた開催も検討する。また、今回の収支報告も併せて行われた。
 C中部ブロック会議については、伊藤ブロック長(組合副理事長・春日鋼機社長)が報告。中部ブロック会議を2月16日午後3時よりホテル・キャッスルプラザにおいて開催した。岐阜組合17名、三重組合7名、浜松組合4名、愛知組合40名(組合員27名、賛助会員11名、事務局2名)、新聞社3社の総勢68名が参加。会議は、第1部で各組合による現況報告、第2部で佐藤良二氏(市川工務店)を講師に迎えた講演会、第3部で懇親会を開催した。
 D第六十七回組合親善野球大会報告は、伊藤福利厚生部理事(伊藤商事社長)が行った。組合親善野球大会が4月14日、一宮総合運動場において開幕した。参加は37チーム(Aゾーン16チーム、Bゾーン21チーム)。試合に先立ち、時津副理事長(新栄商會会長)、六浦大会委員長(六浦本店社長)はじめ関係理事、青年部員が参加して開会式が執り行われ大会をスタートした。試合は、同会場二面を使用しA・B両ゾーンの10試合が予定通り行われた。大会2日目は、翌15日、江南市営球場及び草井球場で4試合が行われた。
 今後の日程は、5月12日一宮総合運動場、5月19日稲永公園野球場で開催される。
 EMECT07展(会期=2007年10月17日〜20日、会場=ポートメッセなごや)状況報告は、時津副理事長が行った。目標勧誘小間数1,500小間(組合目標350小間、ニュースダイジェスト社千百五十小間)で小間募集活動をスタート。当初懸念された会場の収容規模に対する申込みの増加が現実のものとなった。既に申込みは締め切っているが、現状は、最大収容小間数1,913に対し2,034小間の申込みがあり、約120小間の減小間の必要がある。ついては、ニューズダイジェスト社と組合で調整して減小間の要請(前回実績比、増小間の出品者)を行っている。組合関係では、約470小間の申込みを受けているが、正式な数は確定していない。
 また、組合として2小間の出展を予定していたが、この事態を受け出品を辞退することにした。ただし2号館事務局控え室は従来通り使用する。
 第3回実行委員会を3月16日に開き現状説明と減小間協力への依頼をした。最終的な出品小間数については5月中旬に明らかになると思われる。
 F19年度通常総会については、伊藤総務部長(伊藤信産業会長)が報告。総会は5月11日にメルパルク名古屋を会場に午後4時30分より行う。
 4月19日に三役・常任・顧問理事会を開き、18年度決算及び19年度予算案について審議した。
 予算計画については各部より詳細な説明が行われた。
 また、来年度(20年度)は、協同組合法の改正により、理事会の承認を受けた決算関係書類、事業報告書および監査報告を総会案内に添付するため総会を5月下旬に開催する。08年5月28日メルパルク名古屋を仮予約済と報告があった。
 G1017基金現況報告は、伊藤副理事長が行った。2月14日に基金の理事会代議員会が開催され、19年度の基金の予算と2月15、16日に開催された事業主説明会の運営方法を協議。事業主説明会では代議員会で「基金の解散の方向性の決議」に至った経緯を説明し、今後の方向について、基金を解散するには加入員の大幅な減少もその理由の一つとして認可条件にあること等を説明し、理解してもらえるように説明された。
 その後、任意脱退の申請が大幅に進行し、現時点では申請もしくは申請準備中の加入員総数が2,400名を超えそうな状況となっている。この事態をふまえて、4月27日に理事会を開催し、解散の申請を提出する時期などを協議する予定。
 このあと部会報告が行われた。
〈総務部〉19年度通常総会を円滑に運営する。定款・規約改正について。
〈情報部〉組合ホームページの行事案内、報告等を都度更新する。
〈経営対策部〉新入社員研修(実施済)のほか、技術研修(7月予定)、営業社員または管理者研修(10月予定)を計画している。中部ブロック会議(愛知担当)は08年2月開催する。
〈事業部〉MECT展はじめ共済保険の加入促進、CUBICの普及など事業収入の増加を図る。また「環境にやさしい『クルマ』の技術産業展」への出品、見学を依頼した。
〈青年部〉3月17、18日にキョウセイ交通大学と八丁味噌の郷を訪れ、講演会と他産業視察を合わせて行った。青年部総会を6月1日に開催する。行事としては、キャンプ等定例行事のほか、東西(全国)交流会を幹事組合として設営する。また、40周年事業として海外視察を企画している。
〈福利厚生部〉野球大会キャプテン会議を3月16日東京第一ホテル錦にて開催し、大会が4月14日に開幕した。ゴルフ大会は9月または11月に開催する。従業員表彰は11月16日に東京第一ホテル錦にて開催する。
 そのほか事務局より理事会の年間スケジュール案が示され、6月5日、8月7日、10月3日、12月4日、08年2月5日、4月24日にいずれも東京第一ホテルでの開催を承認した。

色々使える手のひらサイズ
業界最小ガチャ登場!
TOP「短ガチャ」販売開始

 トップ工業(社長=渡辺一郎氏、本社=新潟県三条市大字塚野目2190-5)はコンパクトショートラチェットレンチ「短ガチャ」(RM―17×21CS)の販売を開始した。
 「短ガチャ」は265gと超軽量で、握りやすさはそのままに全長を従来品より70ミリ短くした。ヘッドの部分も約15%のコンパクト化を実現。また、多機能ソケットと切替え爪でボルト・ナットを傷めず軍手で掴んでも滑ることなく、通常品よりも細かい送りができ荷重もがっちりキャッチする。
 用途・特長は、@込み入った配管周りや設備の組み立ておよび仮設足場工事等の高所作業に適する、A軽量なため疲労軽減に役立つ、B腰袋内でもかさばらない。
 標準価格は、一丁3,080円(税別)。

ゴルフは杉山氏が優勝
田中理事長を再選
三重県管工機材商組合19年度総会開催

 三重県管工機材商業組合(理事長=田中邦洋氏・五光商会社長)では、4月24日午後5時より、志摩市磯部町の伊勢志摩ロイヤルホテルを会場に「平成19年度通常総会」を開催し、平成18年度行事報告、同決算報告、平成19年度事業計画、同予算案をそれぞれ審議し承認する一方、任期満了による役員改選では、田中理事長を再選した。
 総会は、杉山副理事長(杉山機工社長)の司会開会の辞で開会され、挨拶に臨んだ田中理事長は遠路のところを出席して、頂いたお礼を述べたあと「今年は任期満了によります役員改選が控えておりますので、慎重審議をお願いいたします。これからも新役員さんのもとで、組合がますます発展出来ますよう、ご協力をお願いいたします」と、挨拶。
 引き続いて、恒例により田中理事長が議長を務めて直ちに、各議案に沿って審議を行った。
▽第1号議案=平成18年度事業報告の件
▽第2号議案=平成18年度決算報告の件(監査報告=一色監事・一色商会社長)
▽第3号議案=任期満了による役員改選の件
 去る3月6日の理事会で、内定した新役員が発表され承認された。
【新役員】
理事長=田中邦洋氏(五光商会社長)
副理事長=杉山克雄氏(杉山機工社長)、尾藤彰氏(旭工機社長)
会計=角野日左夫氏(協成四日市営業所所長)
監事=一色克己氏(一色商会社長)
北勢地区理事=水谷輝幸氏(伊藤管材商店社長)
中勢地区理事=中川正巳氏(東晋商事社長)
南勢地区理事=大戸純夫氏(大戸社長)
▽第4号議案=平成19年度事業計画
▽第5号議案=平成19年度予算案
▽第6号議案=その他の件
 各議案を慎重審議し、何れも承認可決した。
【19年度事業計画】
19年度総会=4月24日(伊勢志摩ロイヤルホテル)
正会員親睦ゴルフ会=4月24日(合歓の郷ゴルフクラブ)
製販親睦ゴルフ大会=秋に予定
新年賀詞交歓会=平成20年1月上旬に予定
定例理事会=年3回程度開催
 総会終了後は、杉山副理事長の乾杯音頭で懇親会に移り、終始和やかに歓談に興じ、尾藤副理事長の中締めで終宴し投宿。
 一方、4月24日に開催した正会員による「親睦ゴルフ会」は、午前9時31分スタートで合歓の郷ゴルフクラブで正会員12名が参加して開催し、杉山克雄氏(杉山機工社長)がネット73.6で優勝した。
 上位入賞者は次の皆さん。
優勝=杉山克雄(杉山機工)N73.6H20.4
2位=一色克己(一色商会)N76.8H19.2
3位=岸江義朗(三重合成商事)N77.0H12.0
4位=伊藤嘉隆(伊藤管材商店)N77.8H19.2
5位=金森繁人(三立商会)N77.8H25.2
ベスグロ=岸江義朗89
(敬称略)

講演会・勉強会の充実
更なる会の発展目指す
一宮機鋼組合平成19年度総会を開催

 一宮機鋼組合(会長=大崎政雄氏・大崎機工社長)は4月21、22の両日、蒲郡三谷温泉「松風園」において「平成19年度総会」を開催した。
 参加した14名は、21日午後2時に油伝商店の駐車場に集合しマイクロバスで出発。途中、豊川稲荷を参詣し、商売繁盛を祈願した。
 総会は19年度の当番幹事である近藤油伝商店専務と小木曽小木曽鋼機社長の司会で進められ、冒頭、大崎会長が「1年経ちました。前年度の幹事さん、1年間ご苦労様でした。日頃は皆様方に色々ご協力いただきまして有り難うございます。昨年度の事業は、例会のほかに家族会、忘年会を開催いたしました。なるべく会員の皆様のご意見を参考にして、講演会、勉強会を開催したいと感じております。最近メッキについてはRoHSの関係で、ユニクロ、亜鉛メッキ等は駄目で、酸化クローム、酸化ホワイト、酸化ブラックでないと、機械の一部として使われていてもヨーロッパには輸出できないというのが現状です。我々が納品したネジなども機械に付けられて輸出されておりますので、このような勉強会の開催も考えております。5月はカナフレックスさんの勉強会を予定しております。会員の皆様のご意見をお聞きしてより良い会にして行きたいと存じます」と挨拶。
 大崎会長を議長に議案審議を行い、平成18年度収支決算報告、同監査報告を原案通り承認可決した。
 役員人事については、大崎会長、坂倉副会長(コーワ精工販売会長)、片山副会長(片山機材専務)の留任を満場一致で可決。
 年間仕入ベスト3社表彰では、組合の仕入商品売上げ1位の油伝商店、2位の豊田商会、3位の大崎機工が表彰された。
 平成19年度事業計画は、5月11日午後1時30分より一宮金物組合と合同で献血(会場=油伝商店駐車場)、5月例会でカナフレックスの勉強会、6月頃に家族会(猿投温泉を予定)、12月に忘年会を開催する。
 このほか意見交換で、例会の会場に関する提案があり、幹事に一任することにした。
 坂倉副会長の閉会の辞で総会を終了。
 温泉で日頃の疲れを癒したあと懇親会が行われ、終始和やかに歓談に興じた。
 翌日は朝食後、帰路に着いた。

新会長に田中邦洋氏を選出
19年度通常総会開催
岡谷管栄会京都の初夏を満喫
 
岡谷管栄会(会長=鈴木章夫氏・米津物産社長)では、4月26日午後4時より、京都駅上の“ホテルグランヴィア京都”を会場に「平成19年度総会」を開き、平成18年度事業報告、同決算報告、平成19年度事業計画、同予算案を慎重審議し、承認可決する一方、任期満了による役員改選では五光商会の田中邦洋氏が選出された。
 総会当日は、午前10時に名古屋駅西を貸切りバスで一路京都を目指して出発。途中円山公園内の平野家本家にて、京名物のいもぼうを味わい、京都国立博物館で、特別展覧会の藤原道長展を鑑賞し、午後2時半前にホテルグランヴィア京都に到着。
 総会は、岡谷鋼機配管住設室の鈴木室長の司会進行で始まり、冒頭挨拶に臨んだ鈴木会長は、出席方のお礼を述べた後、「地球温暖化が大きな問題になっておりますが、私共の米津物産では、昨年6月に環境マネジメントシステム“ISO14001”を認証取得し、丁度1年が過ぎようとしています。企業活動を拡大しながら、常に全社員が環境を意識し、経営ができたことに少しは企業の社会的責任を果たせたと満足感を感じております。具体的に環境目標5項目を掲げ、@省エネ商品の拡販及び普及推進、A紙使用量の削減、B電気使用量の削減、Cガソリン・軽油使用量の削減、D産業廃棄物の削減に取り組んでおりますが、特に@の省エネ商品の拡販及び普及促進では、省エネエアコンとエコキュートを取り上げました。家庭やオフィスが、全てこの省エネエアコンとエコキュートを使用すれば、日本の温暖化ガス(CO2)の発生量を今よりマイナス8%減らすことが可能と言われております(東京電力の試算)。これからの時代は、いかに地球環境に優しい企業であるか、又、商品であるかを常に配慮し経営する時代になったと思います」と、地球環境保全の必要性について所信を述べた。
 次いで出席者の紹介の後、議案審議に臨み、何れも承認可決した。
▽第1号議案=平成18年度事業報告
▽第2号議案=平成18年度会計報告(監査報告=峰澤会計監査)
▽第3号議案=役員改選の件
▽第4号議案=平成19年度事業計画
▽第5号議案=平成19年度予算案
【新役員】
▽会長=田中邦洋氏(五光商会社長)
▽副会長=小川信氏(山信社長)
▽理事=辻亮一氏(辻さく社長)、河西洋氏(マルニシ社長)、大藪淳一氏(大清社長)
▽会計監査=峰澤彰宏氏(峰澤鋼機社長)
▽会計=岡谷鋼機
 議案審議の後は、日立金属中部東海支店小蜚z管グループ部長、アロン化成森實名古屋支店長、日新製鋼金谷鋼管チームリーダーの順で、業界の動向について説明してもらった。また、岡谷鋼機の北野配管住設本部長からは、配管住設部門の概要について説明を受けた。
 以上で第一部の総会を終え、暫し休息の後、懇親会に移り、田中新会長の「皆様方のお力をお借りしまして、管栄会の発展のために一生懸命に努めてまいります」の挨拶並びに乾杯で開宴。終始和やかに親睦を深め合い、三菱樹脂揚村部長の中締めでお開きとした。
 翌日は、ゴルフ組と観光組に分かれて、初夏真っ盛りの京都を満喫した。
 ゴルフ組は、ホテルを午前7時に出発し、琵琶湖カントリー倶楽部で26名が参加して腕前を競った結果、峰澤鋼機の峰澤社長がネット73.6で優勝した。
 観光組は、ホテルを午前9時に出発し、世界文化遺産の二条城や金閣寺、時代劇の名優大河内傳次郎の別荘として有名な大河内山荘等を見学した。
【ゴルフ組入賞者】
▽優勝=峰澤彰宏(峰澤鋼機)N73.6H14.4
▽2位=嶋岡健治(JFE継手)N74.2H16.8
▽3位=河西洋(マルニシ)N74.8H13.2
▽4位=杉山克雄(杉山機工)N76.0H24.0
▽5位=田中邦洋(五光商会)N76.0H24.0
(敬称略)

◆ 窪田経営塾メルマガより C
【人生経営】
〜人生の氣づき〜その十五「思い」 窪田貞三
 
成功者とは「結果」ではなく「思い」に自信を持っている人である
 (著書「顔で笑って心で冷めて」より)
〈メッセージ〉
 「思い」があるから人は動きます。動くから「結果」が出ます。「結果」には良い結果もあれば悪い結果もあるでしょう。そして、良い結果が出れば自信を持てるでしょうが、悪い結果が出れば自信を無くすこともあるでしょう。しかし、「結果」にばかり囚われていると、いつの間にか「思い」を忘れてしまうことさえあります。「思い」がないのに「結果」を出したとしても、その「結果」に真の自信というものは生まれないでしょう。「思い」がないのに「結果」を出した人のことを成功者と呼べるでしょうか?疑問です。私は思います。真の成功者とは、「結果」に囚われず、「結果」に右往左往しないで、「結果」に自信を持つことも自信も無くすことなく、自分自身の「思い」に自信を持てる人だと。
【企業経営】
〜組織の氣づき〜その15「業績」 窪田貞三
 
自信を持つことは大切でしょうが、その自信が「なにに対する自信」であるかが重要なのです。例えば、マスコミによるベンチャー企業経営者などの評価は、数字などの「業績=結果」に対する評価がほとんどであるといえます。このような評価は、「理念があるか?ないか?」「社員や顧客を大切にしたか?していないか?」などの「思い」ではなく、「業績」中心になりがちなのです。評価された経営者は有頂天になり「業績」を出す事ばかりに執着してしまうのです。その途端、「思い」が疎かになるのです。しかし、そのベンチャー経営者が経営に失敗した途端、「思い」の評価をされるのです。このように失敗する原因の一つに「業績に自信を持つ」ということがあります。その逆に、真の成功者とは「結果」に囚われずに、「思い」を大切にし、「思い」に自信を持つ人ではないでしょうか?「思い」に人が集まり、「思い」によって事業や商品が生まれ、その結果が数字となって現れるのではないでしょうか?

総会提出議案等を審議
7月3日第30回総会
岐阜県管工機材商組合4月定例理事会開催

 岐阜県管工機材商組合(理事長=山田康博氏・山彦社長)では、4月23日午後5時より岐阜市長良川岬の“岐阜グランドホテル”を会場に「4月定例理事会」を開催し、7月3日に第30回通常総会を大阪で開催することを決めた。
▽第1号議案=第30回通常総会開催の件
 来る7月3日にスイスホテル南海大阪またはホテル日航大阪で開催することを決めた。
 総会当日の日程や役割分担については次回6月の理事会で決めることにした。
▽第2号議案=総会提出議案審議の件
 平成18年度事業報告並びに収支決算書を承認する一方、平成19年度の事業計画(案)、同予算(案)をそれぞれ承認し、来る7月3日の通常総会に上程することにした。
▽第3号議案=全管連全国大会開催の件
 6月20日に岐阜グランドホテルで開催するに当たり、記念誌を編纂することになり、協賛広告の募集に携わった管工機材組合の協賛広告依頼先が、当初目標を大幅に上回る結果となった。
▽第4号議案=第52回製販親睦ゴルフ会開催の件
 4月24日に岐阜関カントリー倶楽部において、正会員、賛助会員ら29名が参加して開催する運びとなっている。
▽第5号議案=管機連地区代表者会議報告の件
 3月7日に開催された管機連地区代表者会議の模様が理事長から報告された。
▽第6号議案=次回理事会開催の件
 協議の結果、6月14日午後5時より岐阜グランドホテルで開催することを決めた。

交通・環境広大な土地の3条件を満たす
中川配送センター開設
イトウ 敷地900坪、建物300坪

 イトウ(社長=伊藤辰之氏、本社=名古屋市北区紅雲町44-1)では、かねてより建設を進めていた3番目の配送センターとなる、「中川配送センター」がこのほど完成し、5月7日より業務を始めている。
 天白配送センター(14年5月稼動)、北配送センター(16年3月稼動)に次いで3番目となる中川配送センターは、東名阪自動車道名古屋西JCから南へ約500mの、国道302号線から西へ約100m入った所にあり、千音寺IC、名古屋西ICへは車で数分の距離。
 建物は、重量鉄骨造り2階建て、延べ床面積約900uで、1階は事務所と倉庫、2階は休憩室、男女別更衣室、倉庫からなり、240kg積載のポーリフト(荷物用エレベーター)も備えている。
 正面となる東側には、1階に3カ所の出入り口と、2階には2カ所の出入り口を設け、2階への商品の積み下ろしも大型車から難なくスムーズに行える。倉庫内は、1階、2階ともスチール棚を十分に導入するなど、商品の在庫管理を徹底している。
 敷地は約3,000uもあり、大型車が10数台入ってもまだ余裕があるほど、駐車問題とは縁がない広さを実感できる。
 「中川配送センターの開設に際しましては、交通面・環境面・広大な土地の3つの条件を考慮に入れました。3つの条件を満たした配送センターの機能を最大限に引き出せる土地に巡り合うことが出来ました。今後は、交通と広大な土地を活かして遠方の配送地域を網羅し、北、天白、中川の三センターの中心的な役割を目指して、お客様・メーカー様から愛されるセンターを、センターの仲間達と築いて行きたいと思います。当面のスタッフは10名で、将来的には増員も視野に入れています」と、中川配送センターの法山センター長は所信を述べている。
 中川配送センターの住所、TEL、FAXは次のとおり。
▽住所=名古屋市中川区島井町1301
▽TEL=052-432-8261
▽FAX=052-432-8262
▽業務開始日=5月7日

売上、動員とも目標上回る
大管まつり大盛況
大垣管材会場内終日賑わう

 大垣管材(社長=五島道久氏、本社=大垣市長沢町)では、恒例の展示即売会「第23回大管まつり」を今回は、“一致団結!感謝をこめて 今年もやります大管まつり”をキャッチフレーズに、4月28日・29日の2日間に渡って本社特設会場において開催した。
 初日の28日は、午前9時よりオープニングセレモニーが行われ、大石実行委員長の開会宣言に引き続いて、五島社長が挨拶に臨み「大管まつりも今回で23回目を数えます。マンネリ化を打ち破るため、いつもとは違う会場レイアウト、出品内容を多少変更いたしましたが、基本の大垣管材らしさを発揮できるよう、23歳に相応しい大管まつりにして頂きたいと思いますので、今まで以上にご協力の程宜しくお願いいたします」と、所信を述べ、協賛メーカー代表挨拶(東陶機器常務執行役員名古屋支社近藤支社長)、鏡割り(近藤支社長、毛利荏原テクノサーブ取締役中部支社長、五島社長)、士気高揚アピール(特販部杉山氏)で2日間の展示即売会の幕を切った。
 初日は、午前中を中心に通り雨に見舞われたが、その後は天候も回復し、家族連れで終日賑わい、商談を兼ねた休息コーナーは来場者の途絶えることがなかった。
 会場には“住いに優しい”住設機器や器具をはじめ、配管機器、情報関連機器、新機能満載の新商品やニーズに対応できる多種多彩な有力メーカー50余社が一堂に出展、技術革新、情報化の進展等の急速な環境変化に迅速に対応する、最新の製品や魅力あふれる商品が展示実演されるなど、有効な商談の場として大好評であった。また、前回から新設した大垣管材コーナーも、最新のDVDシステム、プラズマテレビ等を展示即売し、来場者の注目を集めた。
 また、特設会場には岐阜地区量販店大手のヤナゲンの協力を得ての、特選品バザールも併催するなどして来場者の期待に応えていた。
 お楽しみ豪華商品の当たる抽選会も、日帰り豪華グルメツアーご招待とあって、抽選会場は終日賑わった。
 また、恒例のシェフ北さんの炎のステーキハウス、花のオークション、ビニール管早切り競争、子供達の金魚すくい、ポップコーン、アニメ映画などの他、新企画の吉本若手芸人お笑いライブも行われ、会場内は、あちこちで笑いが絶えなかった。
 一方の飲食コーナーも、うどん、揚げシューマイ、フランクフルト、枝豆、杏仁豆腐が飛ぶように売れ、屋台村は終日戦場と化し、炊事当番の社員たちも汗だくで対応していた。
 会期中1,000名を超える来場者が訪れるなど、売上も所期の目標を達成することが出来たと関係者は喜んでいた。

通常総会に向け議案とりまとめる
中部支部総会は片山津温泉で開催
中日本木工商組・全木商中部支部合同理事役員会開催

 中日本木工機械商工協同組合(理事長=木村秀夫氏・昭元産業社長)と全日本木工機械商業組合中部支部(支部長=島田昭三氏・シマダ機械社長)は、4月26日午後5時より、名古屋市中川区の中日本木工機械商工協同組合事務局にて「合同理事役員会」を開催した。
 冒頭、木村理事長は「本日は、総会に向けての議題がメインでございます。総会をどのようにしていくかを決めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします」と挨拶。
 まずは、木村理事長が議事進行役を務め、中日本木工機械商工協同組合「第四十五回通常総会」における議案等の取りまとめについて話し合われた。議案内容については、次のとおり。@平成18年度事業報告A平成18年度収支決算報告並びに監査報告B平成19年度事業計画(案)C平成19年度収支予算(案)D組合借入金最高限度額決定並びに組合員に対する貸付金最高限度額決定E組合新加入者加入金、以上。
 また、永年勤続従業員表彰について確認がなされた。
 続いて、島田支部長の議事進行により、全日本木工機械商業組合中部支部の各議題について確認と話し合いが行われた。内容については、次のとおり。@中部支部第38回通常総会を11月10日に片山津温泉にて行うことを確認した。A技能向上研修会の計画については、7月21〜22日にポリテクセンター中部で行う方向で調整。講師の手配を検討する。B5月25日に熱海で開催される、全木商本部第40回通常総会での最大の懸案事項である還付金問題については、本部の意向に従うことで確認した。

5月29日の総会に向けて
上程議案を審議
ナゴヤ西部機械協組監査と理事会開催

 ナゴヤ西部機械協同組合(理事長=近藤和夫氏・近藤金属工業社長)は4月20日午後4時より、組合事務局において監査を行い、引き続き5時から4月度定例理事会を開催した。
 理事会では、はじめに近藤理事長が「本日、監査理事会ということで、理事会前に監事の方に詳細を見てもらい署名をいただき、無事監査が済みましたことをご報告いたします。また、本日は総会に向けての最終理事会です。総会資料の承認と当日の役割分担を行いますので宜しくご審議の程をお願いいたします」と挨拶。
 議事に移り、第1号議案の平成18年度決算報告並びに監査報告の件は、新ケ江監事(林鉄工社長)より、適正に処理されていることが報告された。
 第2号議案の平成19年度通常総会資料については細部にわたって審議を行い承認した。
 第3号議案のその他の件では、組合ホームページの刷新と自動車紹介キャンペーンの実施を確認。また、19年度の主な行事として、恒例のボウリング大会を10月12日に「わくわくボウル」にて開催する。
 総会の主な役割は、開会の辞・伊藤副理事長(伊藤精工社長)、議案報告・宮木理事(宮木製作所社長)、監査報告・加納監事(加納製作所社長)、閉会の辞・出口理事(システム社長)。
 次回理事会は、5月29日の総会前の午後5時より行う。

総出荷額は 前年同期 2.2%増
9四半期連続のプラス成長
マニピュレータ・ロボット統計1〜3月期

 日本ロボット工業会が4月26日に発表した「マニピュレータ、ロボット統計生産・出荷実績(会員ベース)2007年1〜3月期」は、同会の月別統計調査をもとに作成したもので、同会の正会員及び賛助会員対象企業55社の実績(同会会員のみ)による。
 それによると、受注額は、対前年同期比8.9%減の1,267億円となり、2四半期ぶりにマイナスに転じた。これは昨年、一部ロボットの高実績による特異な傾向があったためマイナスとなったが、実績値でみると今期は例年並みと言える。
 生産額は、対前年同期比2.7%増の1,404億円となり、2002年7〜9月期以来、19四半期(4年9カ月)連続でプラス成長。2006年の年間生産額(会員及び非会員)は、対前年比8.1%増の7,100億円となる見込み。これは過去最高であった2005年の6,565億円を上回ることとなる。また、4年連続で前年を上回るとともに初めて七千億円台に達する。2007年の年間生産額(会員及び非会員)については、輸出が引き続き好調であることと、自動車産業向けが上向きになることが期待され、対前年比5.6%増の7,500億円を目標としている。
 総出荷額は、対前年同期比2.2%増の1,434億円となり、2005年1〜3月期以来、9四半期(2年3カ月)連続でプラス成長となった。出荷内訳でみると国内出荷額は、同11.7%増の611億円、輸出額は同3.9%減の823億円となった。国内出荷額は、2四半期ぶりにプラスに転じた。一方、輸出は2002年1〜3月期以来、20四半期(5年)ぶりにマイナスに転じた。
 主要ユーザ向けでみると、電子・電気機械産業向けは薄型テレビ等デジタル家電の旺盛な販売を背景に好調を維持している。一方、2006年にやや一服感がみられた自動車産業向けは回復に転じているため、出荷トータルでは前年同期を上回る結果となった。
【国内出荷内訳】
 自動車産業向けは、対前年同期比21.4%増の266億円となり、5四半期(1年3カ月)ぶりにプラスに転じた。電子・電気機械産業向けは、同10.9%増の209億円となり、3四半期連続でプラス成長。液晶デバイス・半導体デバイスメーカー向けの実績が伸びており、FPD(フラット・パネル・ディスプレイ)用(ガラス基板搬送)や半導体用(ウェハ搬送)が好調であった。
【輸出内訳】
 溶接用は、対前年同期比14.5%増の132億円となり、2四半期連続でプラス成長。欧州は引き続き好調。アジアの特に中国に向けた期待が大きい。また、北米、中南米にて日系自動車メーカの新規設備投資や増設が予定されていることから、年後半からの回復が期待される。電子部品実装用は、同17.3%減の439億円となり、2005年4〜6月期以来、7四半期(1年9カ月)ぶりにマイナスに転じた。これは中国向けが一巡したことが大きく影響している。半導体用(ウェハ搬送)は引き続き伸長している一方で、FPD用のマイナスは韓国、台湾の液晶パネルメーカが予定していた2007年設備投資を削減した影響が出ている。

サイコロの目を自由に整列
「Dice―Ki(大好機)」
サカエ 今秋のMECT07にも出展

 サカエ(社長=神谷竹彦氏、本社=浜松市中区野口町336)は、過日行われた浜松テクニカルフェアにおいて技術協力会社のクリエイティブ・システム(浜松市南区飯田町)と共同開発した「Dice―Ki(大好機)」を発表、展示した。
 Dice―Kiは、パーツフィーダ等での形状選別がしにくいものを「Checker」を使用することにより選別できるようにした装置。
 サンプルワークに名称の由来になったDice(ダイス・サイコロ)を使用。操作盤にて任意の目を設定すると、Checkerが識別して設定された目だけを通しシュート上に整列させ、違う目のものはパーツフィーダ内へ戻す。
 このシステムは、認識物に合わせてカスタマイズできる。
 価格は、画像認識は高いというイメージを打ち破り、同機の仕様で20万円ほどと手頃な設定となっている。
 【主要機器】
▽Checker=CKR―101―00(COGNEX)
▽パーツフィーダ=YK12/SC20(CREATIVE SYSTEMS)
▽タッチパネル=LT3201―A1―D24―K(Digtal)
 また、同製品は今秋にポートメッセなごやで開催されるメカトロテック・ジャパン2007にも出展される。

ものづくり・まちづくりを応援
07 スプリングフェア開催
吉岡幸 売上・動員目標共に上回る

 建設・産業資材のトータルサプライヤー吉岡幸(社長=吉岡正盛氏、本社=福井市宝永3-22-5)は、「2007吉岡幸スプリングフェア」を福井市二ノ宮の同社テクノセンターにて開催した。同フェアはものづくり編とまちづくり編に分け、「ものづくりスプリングフェア」を4月24日に、「まちづくりスプリングフェア」を4月26日にそれぞれ行った。
 24日の午前8時30分より行われた開会式で吉岡社長は、70社のメーカー・商社の出展に対し感謝の意を表した上で、1月の決算で売上高が過去最高の199億円に達したことを報告し、仕入れ各社の協力のお陰と礼を述べた。昨年よりスプリングフェアを製造業向け〜ものづくりと建設業向け〜まちづくりの二日に分け、ターゲットを絞った展示方式にし、「ものづくりでは特に機械加工周辺機器の提案を、まちづくりでは現場作業と住宅設備での環境改善についての提案を主に展示を行う。本年度の当社の経営指針である「総・幸・主」を展示会の中で表現し、特に主・主導力ということでお客様のニーズに対し先頭に立って新しい提案を積極的に行って欲しい。また、エコアクション21ということでは、今回も環境優良品にはエコマークのシールを商品に添付し展示していただきたい。毎回スプリングフェアを新しく進化させているが、このテクノセンター(展示会場)は展示しやすいように改修工事を行った。2日間の来場目標を300名とし、目標クリアを目指して頑張りましょう」と挨拶。
 メーカーを代表して大房光雄不二越北陸支店長、商社を代表して益田邦明ユアサ商事北陸支店長からそれぞれ決意を込めた挨拶があり、開会した。
 2007スプリングフェアの目標は、売上4億5,000万円、来場者数300名。これに対し、2日間を通して目標を大きく上回る六億円以上の売上を達成し、会場には332名が足を運んだ。
 また、会期中に行われたエコセミナーでは、@オール電化の市場AエコキュートBオール電化販売サポートサービスについて話され(講師・北陸電力リビングサービス)、空調工事業者、水道工事業者、配管設備業者らが参加し好評であった。
【ものづくり出品メーカー】

 前田金属工業=ツールセット・チェス▽北川鉄工所=スタンダードチャック▽Zテック=Zハンマー▽ユキワ精工=CNC円テーブル▽住友電工ハードメタル=GS MILLシリーズ▽タンガロイ=ストリームジェットバー▽岡崎精工=MCO工具▽津田駒工業=BOCKシステム▽ベッセル=静電気除去ファン▽オーエスジー=WXLシリーズ▽タイホーコーザイ=プロユースケミカル商品▽三菱マテリアルツールズ=ミラクルWSTARドリル▽カトウ製作所=生爪▽京セラ=ステンレス解決セット▽日研工作所=メジャードリームホルダー▽不二越=アクアドリル▽武田機械(バイス)=ACEシリーズ▽サカエ=ニューパールワゴン▽中村製作所=トルク見え〜る▽TRUSCO=プロツール▽スーパーツール=エアーグラインダー▽東京精密=サーフコム▽TESA=ダイヤルノギス▽ライカマイクロシステムズ=実体顕微鏡▽エヌジェイアイ=ダンディホルダー▽ナベヤ=ロックタイトマシンバイス▽をくだ屋技研=サントカー▽JBM=Master CamX▽三井精機工業=i―14000シリーズ▽アンドソー=TA―300L▽ミツトヨ=クイックイメージ▽スイデン=スーパークリーナー▽三立機器=JXシリーズ▽日本オートマチックマシン=EXCS
’▽大昭和精機=デジタルボーリングヘッド
【まちづくり出品メーカー】
 ダイキン=エコ給湯器・省エネエアコン▽三菱電機=エコ給湯器・IH調理機▽コロナ=エコ給湯器・床暖房システム▽ノーリツ=エコフィール給湯器・床暖房システム▽荏原テクノサーブ=インバータ制御ホームポンプ▽鶴見製作所=水中ポンプ・高圧洗浄機▽日立工機=各種電動工具▽日立製作所=コンプレッサー・ホイスト▽新ダイワ工業=発電機・エンジン溶接機・電動工具▽松下電工=各種充電工具▽エスコ=各種工具▽ミヤナガ=コアドリル・ドリルビット・ホルソー▽MCCコーポレーション=電動ネジ切機・各種配管工具▽レッキス工業=配管用電動工具▽ロブテックス=ダイヤモンドホイール・配管工具▽イーグルクランプ=吊クランプ・クレーンスケール▽タクト=砥石・研磨材▽マイト工業=バッテリー溶接機・焼け取り機▽大同興業=クランプ・メタル切断機・ベンダー▽タケダ機械=鋼材加工機▽ハタリー精密=開先加工機▽大東精機=ドリルマシン・ノコ盤▽キトー=チェンブロック・レバーブロック▽アネスト岩田=ロータリーコンプレッサー▽日東工器=エア工具・電動工具・カプラ▽TRUSCO=プロツール▽デンヨー=発電機・エンジン溶接機▽ハタヤリミテッド=コードリール・ガスリール・投光器▽日本ダイヤモンド=ダイヤモンドブレード・コアドリル▽DAITO=焼却炉▽東洋エクステリア=景観用手すり

三機商事SanQフェスタ07
阪口由美子氏講演要旨A
ビジネスマンのストレス対策
―心身をタフにして疲れをとる方法―

 前向きに考えれば、良い気分になる。良い気分になると若返りホルモンがジャンジャン出る。更に前向きになり、内臓の働きも良くなり、頭の回転も良くなる。行動も歩く姿も活発になってくる。口の利き方も前向きになってくる。表情も明るくなってくる。明るい人には、類は友を呼ぶで、同じような前向きな友人が集まってくる。
 同じ物を見たときにも、いかにプラスに捕らえられるかということが重要。
 安定的に心(気力)を高い位置でキープするために何をしたらよいか。一つは健康。健康のポイントは食(食事)・息・心・体と日本古来の本に書かれている。人間は心と体を持って生まれてきている。心と体を維持するために、食べ物を食べて呼吸をする。それによって心と体を健康に生かせている。健康を害するときは、食・息・心・体のどれかに誤りがある。
 心は、ものの考え方一つで自分を変えることができるが、ころころと変わって中々捕らえ所がない。だったらつかまえるためには、後の三つを駆使する。息という字は、自らの心の状態が息だと教えてくれている。心が安定しているときは深い息をしている。不安定のときは浅く速い息をしている。
 私たちは食べ物を食べなければ生きていけないが、息をしなければもっと生きていけない。食事は1カ月とらなくても生きていけると言われているが、息は十分止められたら死んでしまう。だから私たちの60兆の細胞は、酸素をとても必要としている。中でも一番酸素を必要としているのは脳細胞。
 大きく息をしてしっかり空気を吐くことにより、より多くの新鮮な酸素をとる。空気を吸っているときは、マイナスなとき。ビックリしたり、怖かったときは息を呑むというように吸っている。安心したときは、息をほーと吐き出す。笑うときも息を吐いている。ところが泣くときは、息を吸っている。
 息を吐くのは、一番はしゃべるとき、二番は歌うとき、三番は笑うとき。これをしている人は長生きしていませんか。元気な人は良くしゃべり、歌い、笑っている。
 しゃべっている人は元気な人。多くの人は間違っています。あの人は元気だからしゃべっている。違うんです。しゃべっているから元気でいられるのです。明るく前向きな人は、大きな声でハキハキとしゃべります。段々心が暗くなってくると小さな声でしゃべるようになってくる。普段から大きな声でハキハキ話すという習慣をつけることが大切。歌ったり、大笑いすることも大切。
 また、食も大切です。人を良くすると書く。食べたものが血となり、肉となっている。そして脳を働かせている。食べたものがその人の体そのものであり、心そのものである。まっとうなものを食べているお母さんからは、まっとうな母乳が出る。それは少し青みがかった白い母乳。赤ちゃんが喜んでこくこくと飲む。おなか一杯になった赤ちゃんは幸せな寝息を立ててくうくう寝る。今の赤ちゃんは寝ないと聞く。なぜか。今のお母さんは、忙しいためにファストフードやコンビニの弁当などで自分の食事の手間を省く。途端に母乳が黄色がかる。そうすると赤ちゃんが母乳を飲まなくなり、おなかがすいたと泣く。永遠に泣き続けるからお母さんが眠れない。だからドンドン育児ノイローゼが増えていく。

NaITO
売上高521億5,500万円、純利益26億5,900万円
再建三ヵ年計画終了
筋肉質の企業へ中期計画 スタート

 NaITO(社長=鈴木斉氏、本社=東京都北区昭和町2-1-11)は4月13日午後1時30分より、名古屋支店において会見を開き、平成19年2月期の決算概要と近況の報告を行った。
 NaITOの19年2月期決算は、売上高521億5,500万円、営業利益15億300万円、経常利益19億3,000万円、当期純利益26億5,900万円。
 当初の予想は、売上高500億円、経常利益18億円、当期純利益18億1,000万円で、売上高が21億5,000万円の上昇、経常利益も1億3,000万円の微増となった。当期純利益が計画より八億5,000万円と大幅に増加したのは、引当金の若干の流入益と、一番大きなものは、以前から税効果会計を適応していたが、今回5億2,500万円の繰り延べ税金資産を計上したことによるもの。このことで大幅な計画増となった。自己資本比率は51.7%と50%を超えた。
 今期の業績予想は、通期で売上高540億円、経常利益18億円、当期純利益16億5,000万円。当期純利益は税金等を考慮したもの。また、今期からは優先株式、普通株式とも配当を行っていく計画と発表された。
 NaITOは、3年前の平成16年1月29日に臨時株主総会を開き、鈴木斉氏が社長に就任した。その年の6月に株主総会があり、そこから新たな出発としてNaITO再建3カ年計画がスタート。その後、親会社である岡谷鋼機の関係で決算月を2月に変更し、正確には35カ月で3年を迎えた。
 鈴木社長は「17年の2月期、18年の2月期、今年の2月期と3回決算をした。3年半前の計画では、この2月期で売上高が385億円。これに対し、521億5,500万円となった。経常利益で7億200万円に対して19億3,000万円、当期純利益で6億6,400万円に対して26億5,900万円という数字で3年を終えた。これは、景気に恵まれたことが一つ。誰も予想し得なかった景気であった。当時は良くなって欲しいとの願望はあったが、ここまでは想像しなかった。バブル期よりも良い状態だった。2つ目は、メーカーさん、販売先さんの理解の賜物。この3年を見ると、メーカーさんにはほとんど変わりなく、むしろメーカーさんによっては前以上に支援をしてくれた。販売先のお客さんも色々な形で助けてくれた。仕入先、販売先に恵まれた。3つ目は社員。ピーク時には570名ほどいた社員が、350名位になった。人員減を含めて、売上の確保も難しいのではという話もあったが、幸いにもバランスよく残ってくれた」と述べた。
 今後については「3月から2010年を目標に4カ年中期経営計画をスタートさせた。これは数字のない中期計画で、仕事のやり方、会社のあり方を掲げ、メインは仕事のやり方を見直すということ。570名いた時に570億円の売上があった。現在はパートを含めても400名ほどで520億円の売上があり、1人当たりの生産性が随分と変わってきた。仕事のやり方を変えていかないといけないということで、業務フローの改革を一つの目玉にした。内容的には、筋肉体質の会社にして行こうと、現在自己資本比率が51.7%だが、これをもう少し高めていく。借金も当初34億円ほどあったが、経理部長の思いもあり、一度はゼロにしたい。これは一つのけじめとして、四年と言わずもっと早い時期に実現したい」と意気込みを語った。NaITOは、この3年間で見事に立ち直り、更なる発展へ向けて土台作りの4カ年計画をスタートさせた。

第1回親睦ゴルフコンペ
大藪淳一氏が優勝
ジュニアー会春日井CCで

 ジュニアー会(幹事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は4月21日、愛知県春日井市西尾町の春日井カントリークラブ東コースで「第1回ジュニアー会親睦ゴルフコンペ」を開催、五組18名(内オープン2名)が参加した。
 当日は八時十二分より順次スタート、日頃の腕前を競った結果、大藪淳一氏(大清社長)がグロス80、ネット67でベスグロ優勝した。
 プレー終了後は、懇親会と表彰式が行われ、水谷幹事長の挨拶に続いて上位入賞者に賞品が贈られた。
 上位入賞者は次の通り。
(敬称略)
▽優 勝=大藪淳一N67H13(大清)
▽準優勝=山崎公明N68H25(愛機工組合・オープン)
▽第3位=高田研至N74H15(井高)
▽第4位=印藤明延N76H16(印藤商店)
▽第5位=植田慎一郎N77H30(ウエダ)

第52回製販ゴルフ会
中山 健氏が優勝
岐阜県管工機材商組合会員29名が参加

 岐阜県管工機材商組合(理事長=山田康博氏・山彦社長)では、「第52回製販親睦ゴルフ会」を4月24日に、関市山田芳洞の“岐阜関カントリー倶楽部”を会場に正会員、賛助会員29名が参加して開催され、賛助会員の栗本鐵工所の中山健氏がネット72.6で優勝した。
 上位入賞者は次の皆さん。
▽優勝=中山 健(栗本鐵工所)N72.6H32.4
▽2位=松久浩幸(森松工業)N73.0H6.0
▽3位=湯浅 茂(前澤工業)N73.2H22.8
▽4位=広瀬 功(瓶由)N73.6H8.4
▽5位=河合恒雄(愛知時計)N74.0H24.0
▽ベスグロ=松久浩幸79
(敬称略)

川本睦子さん
川本第一製作所
社長ご令室

 川本第一製作所(名古屋市中区橘・社長=川本貢司氏)社長ご令室の川本睦子さんが薬石の効無くご逝去された。享年71歳。
 告別式は、5月7日正午より、名古屋市千種区千種二丁目のいちやなぎ中央斎場において、ご長男の川本浩也氏が喪主となり執り行われ、関係者ら多数が参列して故人のご冥福をお祈りした。