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2007年(平成19年)2月
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19年2月4日2264号
会社の基礎固めに努力 新年賀詞交歓会開催 愛知県機械工具商協組正会員等360余名出席 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は1月18日午後6時より、金山総合駅南のホテルグランコート名古屋で「2007年新年賀詞交歓会」を開催、組合員並びに賛助会員ら360名余りが出席して新年の幕開けを祝った。年頭挨拶で野田理事長は、全機工連愛知大会が成功裡に終了したことへの感謝を表したほか、今年十月のMECT07(メカトロテックジャパン2007)について触れ参加協力を呼びかけた。 2007年新年賀詞交歓会は、東支部(支部長=田中知之氏・ミユキ商會社長)が設営を担当し、野崎憲昭東支部役員(組合理事・常磐精機社長)の司会で進められた。 冒頭、挨拶に臨んだ野田理事長は「皆様明けましておめでとうございます。本日は、組合員の皆さん、賛助会員の皆さんに多数ご参加いただき、また愛知県中小企業団体中央会様、並びに名古屋都市産業振興公社様はじめ、ご来賓の皆様にも大変お忙しいところご出席を賜りまして誠にありがとうございます。私は昨年五月に当組合の理事長のご指名をいただきましてヨチヨチ歩きで今来ておりますが、昨年は秋に全機工連の全国大会という大きな事業を行いました。皆様方の絶大なるご協力で全国大会が成功裡に開催されましたことを、改めてこの場を借りて御礼申し上げます。その時の開催テーマが事業継承でした。渡す人と渡される人、それぞれ悩みがあると随分議論をさせていただきました。私の今の心境を含めまして、先代が出来過ぎるものですから後継者は非常にしんどいというのが実感でございます。どなたかが言われておりましたが、先代とは同じ様に出来ないから、それはそれで気持ちを切り替えて自分の出来る範囲で一生懸命することが大切だという話でした。何とか過ごさせていただいておりますので、皆様の一層のお力添えをいただきたいと思っております。今年はどの様な年になるかとお話をお聞きいたしますと、昨年の順調が今年も継続するのではないかという方が大勢でございまして、大変ありがたいことでございます。とは言いましても、格差という言葉があちらこちらで聞かれます。企業間格差、あるいは企業規模による格差。大企業さんは非常に好調でございまして、始まって以来の好決算という所が沢山ございます。私共中小企業にとっては、中々それが実感としてはどうかという感じを持っております。むしろ先々を見ますと、大変厳しいのではないかと私は思っております。そのような一歩先に備えて、今年は会社の基礎固めをしていきたいと思っております。そういう意味では、人材を確保するということが大きなテーマでございます。私共組合といたしましては、2月6日に採用と社員の戦力化事業の一環として『職場定着セミナー』を開催いたします。若い人材を採用できる企業が生き残るというテーマで行います。コンサルタントの講師の話もございますが、現役の学生さんをお呼びして、彼らが就職先に期待するものは何かということを聞く機会でございます。是非多くの方にご参加をいただきたいと存じます。また、今年はMECT07の年でございます。当組合にとっても重要な事業です。組合を挙げてMECTの成功に向けて頑張りたいと思います。本日はメーカーの方も大勢お出でいただいておりますが、是非お力をいただきたいと思います。最後に当組合にとって、また皆様方のお会社にとっても是非今年が良い年になりますように祈念申し上げます」と年頭にあたり挨拶。 来賓の紹介があり、代表して平田武司愛知県中小企業団体中央会事務局長より祝辞が述べられた。 名古屋地区を中心に活躍する弦楽四重奏「アンサンブルパーチェ」のメンバーによる雅なクラシックの演奏が行われ、引き続いて組合相談役の水谷栄一氏(ミズタニ機販会長)の発声で乾杯、晴れやかに新年の幕開けを祝った。 業界の好調さはしばらく続くものと期待され明るい雰囲気の中、出席者は互いに新年の挨拶を交わすなどし、組合相談役の山下隆蔵氏(山下機械会長)の中締めで盛況のうちにお開きとした。 一体となって向上、発展目指す 新年賀詞交歓会開催 三重県機械工具商協組正会員等130余名出席 三重県機械工具商協同組合(理事長=松山廣氏・松山機工社長)では、1月12日午後6時より四日市駅前の“四日市都ホテル”において、「平成19年度新年賀詞交歓会」を開催し、正会員はじめ、来賓、賛助会員等130余名が出席して丁亥年の新春を祝った。 交歓会は、芦川理事(タイセー社長)の司会、開会の辞で開会。 冒頭、挨拶に臨んだ松山理事長は、出席方のお礼を述べたあと、「昨年の景気は市場の拡大と設備投資で好調に推移しました。今年は、持続的な回復が期待されますが、その一方、原材料等の高騰により、値上げ、品不足も目立ちます。企業間格差もますます拡大しつつあります、そうした中で、今年も組合員が一体となって、業界の向上、発展につなげたいと思います。また、若手経営者の育成にも積極的に取り組んで行きたいと考えております」と所信を述べた。 次いで来賓の紹介のあと来賓を代表して、四日市機械器具工業協同組合の佐久間理事長より祝辞を頂戴した。 佐久間理事長は、「昨年よりも皆様方の笑顔が増えたと思います。笑顔が増えたと言うことはそれだけ皆様方に余裕が出てまいった証拠だと思います。その笑顔を私共組合にも分けて頂きたいと思います。今年も元気一杯で組合がますます発展され、ここにご臨席の各位が健康で、一層ご自身の会社が成長されることを祈念いたします」と結んだ。 引き続いて、伊藤副理事長(大信工機社長)の乾杯音頭で一同乾杯して開宴、互いに今年一年を占ったりして親睦を深め、戸谷副理事長(常盤機工社長)の中締めで閉会した。 出荷額4年連続最高を更新 60周年に向け更なる発展を 超硬工具協会新年賀詞交歓会開催 超硬工具協会(理事長=杉山高義氏・住友電気工業専務)は1月11日正午より、東京都千代田区丸の内の銀行倶楽部で過去最多の220名余りが出席して「平成19年新年賀詞交歓会」を開催、平成18年度超硬工具協会賞の表彰式も併せて行った。年頭の挨拶で杉山理事長は「協会を挙げて新しい分野の開拓、世界水準の技術開発を進めてまいりたい」と抱負を語った。 新年賀詞交歓会は、御園一郎専務理事の開会の辞により開会。 冒頭、杉山理事長は挨拶で、昨年の超硬工具業界を取り巻く環境について振り返った後、「昨年度の当超硬工具協会での出荷額は3,270億円(07年3月までの見込み含む)と、前年対比約8%増の見込み。お陰様で四年連続して過去最高を更新する見込みとなりました。ただ皆様方もご承知の如く、タングステンの急騰に対応いたしまして一部お客様に値上げをお願いしたものも入っておりますので、実質的には8%より少し低い伸びであろうと思っております。内需の伸びは3%に止まりました。輸出のほうが5年連続して二桁成長で、昨年も12、3%伸び、海外依存が年々高まってきている状況にあります。私共工具協会全体といたしましては、まだ内需に依存するウエイトが75%を占めておりまして、今後の国内の市場動向を慎重に見守る必要がございます。昨年の実績を、過去のピークでありました1990年度と比較してみますと、生産重量が年間6,250tでありまして、これは90年当時のボリュームに比べ1.9倍に伸びている。出荷金額も3,270億円というのは、90年当時に比べますと1.5倍になっている。今日新聞にも出ておりましたが、最も私共に身近に関係しております工作機械は、昨年度の受注額が1兆4,000億円。これは1990年のピークを超え、しかも内容的には内需の伸びは横這いで、自動車関連の工作機械の伸びは若干マイナス。その様な中にあって過去最高になった。今年は、いま少し一服しております自動車関連も年の中ごろからは回復してくるのではないかという見通しがあり、更に今年は前年比で伸びると、私共に取りましても心強い見通しをされていると伺っております。日本の工作機械もそうではございますが、自動車部品を支える素形材産業も、歴史的に大変厳しい環境下で皆様ご承知の如く縮小の歴史を辿ってきた鋳物、鋳造とかダイキャスト、あるいは鍛造が完全に復活しておりますし、金型あるいは各種のプレス、粉末冶金という独自の技術を現在保有しておりまして、また、世界水準に向けて更に高度な開発を進めなければならないと考えております。さて本年度につきましては、来年の4月に当超硬工具協会は晴れて創設60周年を迎えます。何とか今年も、楽観できない市場環境もございますが、5年連続過去最高を記録いたしまして、その暁に、60周年に繋げるという形に向けてまいりたいと考えております。それからまた、将来に向けての人材教育、人材育成といった面、あるいは技術開発は勿論ですが、地球の環境負荷低減の問題にも更に加速させる年としてまいりたい。超硬工具協会賞、生悦住賞、新庄賞の表彰等を通して我々協会の更なる活性化を図っていきます。この超硬工具協会賞につきましては、今年がちょうど30回目と節目の年でございます。会員の皆様におかれましては、開発や改善の成果を奮ってご応募いただきたいと存じます。次に、タングステンの問題につきましては、本年度は経済産業省のご支援をいただきまして、3R(Reduce・Reuse・Recycle)システム化可能性調査事業の一環として、超硬スクラップのリサイクルを取り上げていただくことになりました。リサイクルの状況の調査をすると共に、国内におけるリサイクル技術の再開発、新技術開発に繋げていきたいと思っています。最後になりましたが、近年、企業の信頼性、コーポレートガバナンス、CSR、あるいは経営の品質がキーワードとなってまいりました。ご存知の如く、当協会は今日まで長年に亘って諸先輩が築いてこられた紳士的な中で、お互いに尊重をするという相互信頼と、相互の切磋琢磨、時には和気謁藷とした親睦、これは当協会の誇りであると存じます。今後もこのような姿勢を堅持して、その上で皆様方のご健勝と会員各社の益々のご発展を祈念申し上げます」と年頭にあたり挨拶。 来賓を代表して高橋泰三経済産業省製造産業局産業機械課長より祝辞があり、そこで同氏は、経済産業省の施策の概要に続いて「足元が忙しければ明後日のことをしっかり考えることも大切ですし、忙しい中には必ずリスクがあるということですので、気を引き締めてまいりたいと思います。私共のキーワードは“イノベーション”。これはなにも天才が発明するイノベーションではなく、現場にある。現場感覚を大切にして、皆様方との連携を第一の目標としてまいりたい」と述べた。 続いて、平成18年度超硬工具協会賞の表彰式が執り行われた。この賞は、同協会創立30周年を機に設けられた表彰制度に基づき毎年実施されているもので、今回は通算29九回目にあたる。今年度の表彰は業界功労賞1名、技術功績賞14件、作業・事務・生産技術等の改善賞が3件。受賞者を代表して業界功労賞の新庄鷹義氏(元協会副理事長、冨士ダイス創業者・名誉会長)より謝辞が述べられた。 この後、吉田省三副理事長(日本タングステン社長)の力強い発声で乾杯。 祝宴に移り、あちらこちらで年始の挨拶が交わされるなど和やかな時をすごし、午後1時30分過ぎに松本康三副理事長(共立合金製作所社長)の中締めで盛況のうちにお開きとした。 【平成18年度超硬工具協会賞】 業界功労賞(1名) ◎新庄鷹義氏(元協会副理事長、冨士ダイス創業者・名誉会長) 技術功績賞(14件) ◎ナノ粒径炭化タングステン粉末の開発(アライドマテリアル) ◎ブラックゴールド旋削チップ材種「GC4225」の開発(サンドビック) ◎旋削加工用工具「SumiTurn T―REXバイト」の開発(住友電工ハードメタル) ◎断続用CBN焼結体「BN350、BNC300」の開発(住友電工ハードメタル) ◎超精密金型用超微粒子WC基焼結体「CW500」の開発(ダイジェット工業) ◎旋削加工用サーメットシリーズ「GT/NS700」の開発(タンガロイ) ◎焼入れ鋼加工用CBN材種「BX530」の開発(タンガロイ) ◎ダイヤモンドコーティング材種「UCシリーズ」の開発(日本特殊陶業) ◎TiC―TiN固溶体粉新規製法の開発(日本新金属) ◎超硬オイルホールノンステップボーラーの開発(日立ツール) ◎鋼旋削用CVDコーティング「HGシリーズ」の開発(日立ツール) ◎耐摩耗工具用超高硬度高強度超微粒超硬合金の開発(冨士ダイス) ◎アルミ合金高能率加工用エンドミル「BXD形」の開発(三菱マテリアル) ◎CBNエンドミルの開発(三菱マテリアル神戸ツールズ) 作業・事務・生産技術等の改善賞(3件) ◎物がよどみなく流れる小さな工場への改善活動(アライドマテリアル) ◎砥石センサー取付けによる稼働率向上と品質向上(富士精工) ◎メーカーカスタマイズによるプログラム作成時間の短縮(富士精工) 互いが発展するには節度が肝要 新年賀詞交歓会開催 三重県管工機材商組合正会員等百余名出席 三重県管工機材商業組合(理事長=田中邦洋氏・五光商会社長)では、1月12日午後4時15分より、四日市駅西の“四日市都ホテル”を会場に「平成19九年新年賀詞交歓会」を開催し、正会員はじめ賛助会員ら百余名が出席して丁亥年の新春を祝った。 賀詞交歓会は、杉山副理事長(杉山機工社長)の司会進行・開会の辞により開会。 冒頭、挨拶に臨んだ田中理事長は、出席方のお礼を述べたあと、「年始にいろいろな方のお話を伺いましたが、今年は景気は拡大するものの、昨年以上に気を引き締めて、慎重にやって行きたいとのお言葉が多く聴かれました。我々の業界は公共事業も削減され、右肩下がりの状態が続いております。仕事は増えているとの声もありますが、価格が厳しいのが現状です。今年は設備投資に減速感もあり、地方の需要はより厳しい状況になるのではないかと懸念されています。また、大手の旺盛な採用意欲に対して、我々中小企業は人材の確保が困難になってきていることも企業運営にとって大きな課題です。このような中、組合におきましては、お互いが発展するには節度ある競争の中で、お互いが切磋琢磨してこの一年を乗り切っていきたいと思います。亥年にあやかりまして猪突猛進とまいりたいのですが、もやもやとした中で、自助努力とメーカーさんのご支援を賜り乗り切りたいと思います。皆様方におかれましては組合に対しまして、これまで以上のご支援を、お願いたします」と所信を述べた。 引き続いて来賓の愛知県管工機材商業協同組合の伊藤副理事長(イトウ社長)、賛助会員代表のキッツ中部支社小出支社長より祝辞を頂戴した。 伊藤氏は、「名古屋は景気が良いと言われております。確かに、大企業、製造業は潤っておりますが、我々中小零細企業にはその恩恵が波及していないと思います。有効求人倍率も回復しつつありますが、それが返って裏目に出て、良い人材が大企業に採られ、我々中小零細企業は、苦戦しております」と述べる一方、小出氏は「メーカーに対しまして、多種多様なアドバイスをお願いしまして、良い製品造りに取組みたいと思います。皆様方の絶大なるご支援、ご意見をお願いいたします」と結んだ。 引き続いて、ヨシタケ営業本部佐藤部長の乾杯音頭で,交歓会に移り、それぞれに賀詞を交歓し一層の親睦を深め合い、一色監事(一色商会社長)の中締めで盛況の内に賀詞交歓会をお開きとした。 18年度優秀省エネ機器表彰 ジェイテクトに経産大臣賞 日本機械工業連合会(住所=東京都港区)では、昭和55年度より国の省エネルギー推進政策に呼応して、機械工業の立場からこれを推進するため、省エネルギー効果の著しい産業用機器を開発し、実用化した者および企業その他の団体を表彰する事業を実施している。 平成18年度募集(募集期間=平成18年7月5日〜28日)の結果、幅広い分野にわたり、33件の応募があった。 それらの機器につき、同連合会内に設置された優秀省エネルギー機器審査特別委員会(委員長=中島尚正氏・産業技術総合研究所理事・東京大学名誉教授)および幹事会(幹事長=松野建一氏・先端加工機械技術振興協会専務理事・日本工業大学教授・工業技術博物館長)において慎重な審議を重ね、表彰機器12件を選定し、2月5日午後4時よりホテルグランドパレスにおいて表彰式を行うこととなった。 今回、ジェイテクトから申請のあった「超低トルク損失円すいころ軸受(LFT―V)」が経済産業大臣賞に選定された。この機器は省エネルギー効果が顕著であり、また独創性および経済性において優れ、審査特別委員会委員全員が一致して経済産業大臣賞の申請に賛意を示した。 また、資源エネルギー庁長官賞は千代田化工建設・富士石油・住友化学から申請があった「複数工場間の低位エクセルギー利用システム」、および日精樹脂工業から申請があった「回転数制御油圧式射出成型機(エコジェクト)」が受賞した。 その他、9機器はいずれも日本機械工業連合会会長賞を受賞した。 なお、詳細については後日、同連合会のホームページに掲載される。 (URL http://www.jmf.or.jp) 今年も力強く羽ばたきたい 19年新年宴会を開催 名機工同友会会員等40余名集う 名機工同友会(会長=時津忠氏・新栄商會会長)は1月9日午後6時より、名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦において「平成19年名機工同友会新年宴会」を開催した。当日は会員の他に、メーカー、商社などの来賓も加わり42名が出席した。 冒頭、時津会長は新年の挨拶と来賓出席者に対して感謝の言葉を述べた後、「昨年の第2四半期(7月19月)を迎えた頃より、この景気は一つの踊り場に来ているのではないか、もしくは一服感があるのではないかとのお話をされておりました。中部地区はモノづくりのメッカでございまして、ここ4、5年は高原状態が続いている。その高原状態が続いている中で、7月―9月は少し伸びている時期。ですから一服感とか踊り場に来ているという表現はおかしいと思った。当時から、2007年の春からは上がると感じておりました。ここに来て、その様な話もぼちぼちと出てきたように感じております。いずれに致しましても我々の業界というのは、多少の温度差、客筋により業績の差はありますが、常に足元を見据えながら一歩一歩前進していくことが肝要ではないかと思っております。決して後ろを振り返ることなく、常に我々名機工同友会の同志26名が、本日ご臨席いただいたメーカー、商社の皆様のご協力を得ながら、2007年も力強く羽ばたいていくことを皆様にお誓い申し上げます」と力強く語った。 続いて、金原カネキ商会社長の発声により乾杯して祝宴に移り、出席者は和やかな雰囲気の中、今年の抱負を語るなど交流を深めた。 【1月例会】 新年宴会に先立ち午後5時30分より、同会場で1月例会を開催。各部の報告が行われ、その中で経営対策部より3月に講演会を開催する予定であることが伝えられた。 また、新年宴会を主管する厚生部からは当日の出席状況(来賓19社20名、会員22名の合計42名)が報告され、内容についての詳細な打ち合わせを行い新年宴会に備えた。 次回は2月26日に開催。 祖父江鉄雄氏 取締役会長 祖父江産業 祖父江産業(名古屋市北区清水三丁目・祖父江秀雄社長)取締役会長の祖父江鉄雄氏が、薬石の効無く1月15日にご逝去された。享年91歳。 告別式は1月18日午後1時より、千種区のいちやなぎ中央斎場にて、秀雄氏が喪主を務めて執り行われ、業界関係者ら多数が焼香に訪れて故人のご冥福をお祈りした。 秩序ある競争に心掛けたい 第10回賀詞交歓会開催 静岡県管工機材商組合正会員等160余名出席 静岡県管工機材商組合(理事長=丸尾氣窮雄氏・丸尾興商社長)では、1月11日午後4時より、静岡駅西の“静岡グランドホテル中島屋”を会場に「第10回新年賀詞交歓会」を開催し、正会員はじめ賛助会員ら160余名が出席するなどして丁亥年の新春を祝った。 賀詞交歓会は、伊藤副理事長(沼津管材社長)の司会進行開会の辞により開会。 冒頭、挨拶に臨んだ丸尾理事長は出席方のお礼を述べる一方、「今年は経営的見地からの利益を含めての、社員教育の重要性を、かつ、その自助努力を組合を通じて訴えたいと思います。我々の組合は、お互いに競争は厳しいものがありますが、毎月の理事会では業界問題と共に、幅広い話題情報を取り上げては、情報交換を有意義に行っております。組合活動を一層活発化して、お互いに秩序ある競争を心掛けて、何とかして適正利潤の確保に努めたいと思います」と、更なる協力を要請した。 引き続いて、全国管工機材商業連合会の橋本会長、愛知県管工機材商業協同組合の石原理事長より祝辞を頂戴し、橋本会長は、80歳を過ぎたら節制せずに、人に迷惑を掛けないように、好きなことをやり、最期を迎える心構えを綴った某医師の手習書を披露して「夫婦円満に暮らせることが、何よりも代え難いと思います」と、心情を披露された。 石原愛知組合理事長は、昨年開催の第26回管工機材展に静岡組合挙げて参観して頂いたことに感謝を述べる一方、「これからも、静岡組合さんと仲良くやってまいりましょう」と、ますますの交流を懇請した。 引き続いて、キッツ小林社長の発声で一同乾杯を行い、終始に渡り和やかに賀詞を交歓し一層の親睦を深め合い、オータケ鈴木社長の中締めで盛況の内に賀詞交歓会をお開きとした。 また、当日は午後3時より新年会に先立っての記念講演会が行われ、東條英機元首相の孫にあたる東條由布子氏を招き、「連合軍によって封印された真実の歴史」を演題に解説してもらい、戦前、戦後、現在といった真実の歴史に耳を傾けた。 【東條由布子氏】 東條英機元首相の長男英隆氏(故人)の長女。本名は岩浪淑枝。ソウル生まれ。66歳。現在は特定非営利活動法人(NPO法人)環境保全機構理事長。元日本兵の遺骨収集のほか、戦没者慰霊に訪れる人の休憩所「ゆうとぴあ三ケ根」(愛知県幡豆町)で慰霊事業をしている。著書に「祖父東條英機『一切語るなかれ』」など。 東條由布子氏招き 記念講演会も開催 【講演要旨】 「近隣諸国への配慮」と「国策を考えて」等と、経済界からも首相の靖国神社参拝の中止を求める声が上がっているが、中国、韓国の動性を見ながら、日本の進路を図っていることが非常に残念。自分の国の歴史を周知していないと反論もできない。東京裁判の正式名称は「極東国際軍事裁判」。A級戦犯といわれる28名が起訴され裁かれ、東條英樹元首相はじめ七名が絞首刑にされた。裁判官・検事団対弁護団が厳しく対立し、渡り合うことになる「平和に対する罪」と「人道に対する罪」という新しい犯罪名が適用された。キーナン主席検事は、冒頭陳述で、「東京裁判が世界を破滅から救うための文明の闘争である」と位置付けた。 これに対して弁護側は、「平和に対する罪」「人道に対する罪」へと拡大された戦争犯罪の概念が、国際法上未確立である上、「日本に侵略する意図はなく、満州事変から太平洋戦争に至る戦争は全て自衛のための戦争」と反論、厳しく対立した。判決は多数決によったが、少数意見の裁判官もいた。 その内の1人ブレークニー弁護人は「戦争での殺人は罪に当たらない。国際法的にも、戦争は合法であり、個人がその責任を問われて裁かれるのは不当」、また、インドのパール判事は、日本の「無罪」を主張し、アメリカの原爆投下を非難した。 GHQにより徹底した報道管制が敷かれていたことから、東京裁判に対する疑問や批判は封じられたばかりか、被告全員を無罪としたパール判事による判決書は、刊行が禁止された。 国際法の平等・厳格な適用という観点に立つなら、当然「人道に対する罪」に問われてもよい東京大空襲をはじめ、日本各都市への無差別爆撃、さらには広島・長崎への原爆投下などの「連合国の犯罪」は、この国際軍事裁判では一切審理の対象にしないと言う「法の下の不平等」もまたこの裁判の大きな特長と言える。 絞首刑になった7人をはじめ14人は、昭和53年10月から靖国神社に「昭和受難者」として合祀された。7人も、国内法では「刑死」ではない、「公務死」の扱いになっており、昭和26年以降、遺族は、国内法による遺族年金または恩給の支給対象にもなっている。 平成3年に、日本傷病軍人会代表団が、大東亜戦争の敵国であったオランダを訪問した時の、アムステルダム市長主催の親善パーティでの市長の歓迎挨拶には心を打たれる。 「あなた方日本は、先の大戦で敗け、勝った私共オランダは勝って大敗した。今、日本は世界2位を争う経済大国になった。オランダはその間屈辱の連続。勝ったはずなのに、世界一の貧乏国になった。戦前はアジアに本国の36倍もの植民地があり、石油などの資源・産物で本国は栄耀栄華を極めた。今のオランダは九州と同じ広さの本国だけになった。あなた方日本は、アジア各地で侵略戦争を起こして申し訳ないと、ペコペコ謝罪しているが、これは間違い。あなた方こそ自ら血を流して東亜民族を解放し、救い出す、人類最高の良いことをした。何故ならあなたの国の人々は、過去の歴史の真実を目隠しされ、大戦の目先のことのみ取り上げ、あるいは洗脳されて、悪いことをしたと、自分で悪者になっているが、ここで歴史を振り返って、真相を見つめる必要がある。本当は私共白人が悪いのだ。100年も300年も前から競って武力で東亜民族を征服し、自分の領土として勢力下にした。植民地や属領にされて永い間奴隷的に酷使されていた東亜諸民族を解放し、共に繁栄しようと、遠大崇高な理想を掲げて、大東亜共栄圏という旗印で立ち上がったのが、日本だったはず。本当に悪いのは侵略して権力を振るっていた西欧人の方。日本は敗戦したが、その東亜の解放は実現した。即ち日本軍は戦勝国の全てを東亜から追放して終わった。その結果アジア諸民族は各々独立を達成した。日本の功績は偉大。血を流して闘ったあなた方こそ最高の功労者。自分をさげすむのを止めて、堂々と胸を張って、その誇りを取り戻すべき」。 目標を立てて地道に努力 19年新年会を開催 名古屋水栓販売協会亥年の新春を祝う 名古屋水栓販売協会(理事長代行=内藤善徳氏・三和管材社長)では、1月17日午後7時より、名古屋市中区新栄の別館ツルを会場に「平成19年新年会」を開催し、協会員10余名が出席して丁亥年の新春を祝った。 新年会は、伊藤理事(イトウ社長)の司会開会の辞に次いで、挨拶に臨んだ内藤理事長代行は出席方のお礼を述べた後、「昨年は会員であります錦興業の安井会長のご逝去と悲しい出来事がありました。また、いじめ、妻が夫を殺戮するという痛ましい事件が相次ぐ等、余り良い年ではなかったと思います。業界につきましては、名古屋は元気だと言われておりますが、一部の会社を除いては、余り実感がないと思います。今年は、猪年ですので、猪突猛進の年にするのか、夫々に目標を立てて、その目標に向かって地道に努力して行く一年になると思います」と、挨拶を述べた。 引き続いて、年男の土方氏(東洋物産社長)の乾杯音頭で宴会に移り、今年一年の景況等について和やかに歓談し、河野氏(ウメムラ社長)の中締めで盛宴の内にお開きとした。 好況感無き経済成長 自助努力で発展を 名古屋金物業界賀詞交歓会開催 愛知県金物商工協同組合(理事長=鬼頭宏治氏・丸政会長)、名古屋建築金物卸商組合(理事長=岡本忠史氏・岡新社長)、名古屋利器工匠具卸業組合(理事長=鬼頭宏治氏)の三組合による「名古屋金物業界賀詞交歓会」が1月12日正午より、名古屋市千種区池下町の愛知厚生年金会館において開催され、各組合の組合員及び賛助会員(メーカー)、来賓を含め百四名が出席して新年の幕開けを祝った。 印藤印藤産業社長が司会を務め、開会にあたり三組合を代表して鬼頭名古屋利器工匠具卸業組合理事長より「皆さん、新年明けましておめでとうございます。本日はご来賓をはじめ、メーカー様、組合員の皆様多数のご参加をいただきまして、盛大に賀詞交歓会が出来ますことを心から喜んでおります。新しい年を迎えまして、アメリカ経済や、上海万博、北京オリンピックを控えて大変高成長をしております中国の問題など経済も色々と取りざたされておりますが、我々の業界としては非常に厳しい一年であったと反省いたしております。我が国の経済も、ご承知のように戦後最長のいざなぎ景気を超えたと昨年からマスコミが報道しておりますが、我々としては好況感無き経済成長というようなことであります。然しながら、我々の業界といたしましても自助努力をしながら、そして本日皆様とこのようにお集まりいたしまして、少しでも業界の発展の為にお役に立てばと思っております。今年から、従来の立食パーティーから着座のビュッフェスタイルに切り替えました。粗食ではございますが、どうぞ時間の許す限りゆっくりご歓談をいただきたいと存じます」と挨拶が行われた。 国歌斉唱に続いて、来賓紹介があり、代表して社本名古屋市市民経済局産業部産業経済課長より松原名古屋市長のメッセージが代読された。 祝電の披露に続いて、出席のメーカーを代表して加藤マキタ営業部長より「この一年、素晴らしい年にしたい」との力強い発声により乾杯。 祝宴では、出席者らが互いに親睦を深め、岡本名古屋建築金物卸商組合理事長の閉会の辞で午後2時前にお開きとした。 四位一体で取り組みたい 新年賀詞交歓会開催 中部みらい会販売店等60余名出席 中部みらい会(橋本総業と販売先、メーカーの集い)では、1月15日午後5時30分より、東区葵のメルパルクNAGOYAにおいて「中部みらい会新年賀詞交歓会」を開催し、販売先、メーカー等60余名が出席して丁亥年の新春を祝った。 交歓会は、冒頭、橋本総業の衣斐専務が挨拶に立ち、日頃の拡販に対してお礼を述べた後、「フルカバー、フルライン、フル機能という3つのフルの追求で、管材卸ナンバーワンを目指すとともに、業界のプロを育成する人づくりやITの活用によるシステムづくりに注力したい。また、みらい市、みらい会等のみらい活動を充実し、得意先、仕入先、販売先、当社の四位一体で増分10パーセントに取り組んで行きたい」と挨拶。 次いで、橋本総業中部支店の宇佐見支店長(中部ブロック長)より、集客及び受注拡大を狙った新しい企画のショールームスタンプラリーカード(ポイントに応じて景品を進呈)の説明、7月28日の中部みらい市(吹上ホール大展示場)の開催、47,000アイテム掲載の「管材百科」の紹介、中部ブロック4月〜12月の成績が発表され、「今年も格別のご愛顧をお願いします」と懇請。 引き続いて、同社自主制作映画の「しあわせになるリフォーム」の上映会を行った。作品は、2DKマンションに一人暮らしをする独身女性のリフォームを中心に、リフォーム業者との触れ合いを温かく表現し、退屈な日常から、リフォームを切っ掛けに生活が楽しくなる主人公の姿を描いている。上映時問は20分。制作費は、通常の動画制作費の約半分。 終了後は、イトウの伊藤社長による乾杯発生で情報交換会を兼ねた懇親会に臨み、抽選会などの余興で盛り上げた。 これまでの努力が報われる 亥年は商売繁盛の年 岐阜県機械金属商協組19年新年賀詞交歓会 岐阜県機械金属商業協同組合(理事長=福生雅利氏・ギフベア社長)は1月12日午後6時30分より、岐阜市司町の岐阜会館において「平成19年新年賀詞交歓会」を開催、組合員・賛助会員が参加して新春を祝った。 賀詞交歓会は、嶋崎理事(シマザキ商会社長)が司会を務め、服部副理事長(服部商会社長)の開会の辞により開会。 福生理事長は年頭の挨拶で「明けましておめでとうございます。毎年、岐阜県機械金属商業協同組合の賀詞交歓会を開催させていただいておりますが、こうして元気に皆様のお顔を見ることができ大変嬉しく思っております。今年は亥年です。1950年に日経平均株価が始まりましたが、亥年は4期連続プラスの成長を遂げている。今年は第5回目の亥年を迎えますけれども、多分日経平均株価も上がるだろうと推測されております。世の中の景気は、ここのところ国の発表でも良いという話が出ておりますが、これは企業の業績が非常に良いということです。ここ数年前からリストラ等々を行ってきて、収益の出る企業体質が出来上がっている。けれども一般庶民のサラリーマン、そして一般の庶民の感覚としては、本当に景気がいいのは企業だけではないのか、というところだと私は理解しております。これは企業が、収益は上がってもまだ色々なところに負債を抱えており、これを解消しないと社員に給料として出せないという状況にあるからだと思います。ですから経済の回復も、ここ二年後くらいにはやっと社員にもその恩恵が来るであろうという予測を色々なところでしているようです。亥年は商売繁盛の年だということです。今まで色々な努力をされてこられたと思います。多分これまでの努力が実る年ではないかと感じております。組合員の皆様方や賛助会員の皆様方も、今年は恐らく溌剌と仕事が出来ていくのではないかと考えております。これからもこの一年、皆様と一緒に頑張っていきたいと思いますので宜しくお願いいたします」と挨拶、さらに2月16日に岐阜組合が主管して開催される、全機工連中部ブロック会議への参加も併せて呼びかけた。 乾杯に際し、賛助会員を代表して三好ジーネット名古屋支社機工担当部長が「今年のキーワードは“人”。人材教育がこれからの課題になってくるのではないかと言われております。社会に貢献するのも我々“人”でございます。足元を固めて更なる成長を目指したい」と挨拶し乾杯。 祝宴では和やかに歓談が行われ、午後8時過ぎ,石田組合顧問理事(石田商会社長)の中締めでお開きとした。 ユーザー・販売店・メーカーの ベクトルを合わせて邁進 東海イゲタロイ会 07年新年会を開催 東海イゲタロイ会(会長=田中知之氏・ミユキ商會社長、イゲタロイ製品を販売する販売店・代理店と住友電工ハードメタルの集い)は1月16日午後6時より、JR名古屋駅の名古屋マリオットアソシアホテルにおいて新年会を開催し、会員ら100名余りが参加して新春を祝った。 新年会は鈴木住友電工ハードメタル市販グループリーダーの司会で進められ、冒頭、田中会長は「明けましておめでとうございます。東海イゲタロイ会も皆様方のご理解とご協力により頑張っております。今年は中身を更に充実いたしまして、皆様方に喜んでいただけますよう、役員一同頑張ってまいりたいと存じます。今年は十二支の最後の干支、亥年でございます。皆様方はこの12年の間に、何かやり残したことはございませんでしょうか。もし成し遂げてないことがありましたら、この1年間をフルに活用していただき、商売そして健康に十分に頑張っていこうではありませんか。私事で誠に申し訳ございませんが、私は亥年生まれです。先輩方に少しでも届くようになりました。そして来年からは、また一才となり頑張っていきたいと存じます。中部圏は非常に元気でございます。一時の坂を上がっている状況ではありませんが、いい状況での高原状態が続いているのではないでしょうか。皆様方と共に今年一年頑張っていけますれば、また新しい光が見えてくるのではないでしょうか。是非ともこの東海イゲタロイ会が益々発展していきますように、皆様方のお力をお借りしたいと思います。宜しくお願いいたします」と挨拶。 続いて倉阪住友電工ハードメタル社長が、日頃の愛顧に感謝を表し、超硬工具業界の概況について触れた後、「住友電工ハードメタルとしては10%前後の上昇で推移しております。この中部地区については、若干伸びが弱いといった所です。これは05年度が好調でしたので、06年度は少し鈍化していると考えます。切削工具市場が最も沸騰している、中部地区で頑張りたいと存じます。今年の重点といたしましては、横軸をカスタマーマインド(お客様思考)、縦軸をマス(数量)と考えますと、工具というのは、お客様の使い勝手を考えると横軸に引っ張られていく。色々な広い切削のソリューションを求めますと、縦軸のほうへ上がっていく。両方併せて、横と縦四十五度位の所に正解があるのではないかと考えます。マーケティングではマス・カスタマーゼイションというようですけれど、その様な点で、昨年は流通ビジネスを強化しようと頑張ってまいりました。流通部門の数字が増えてまいり、非常に心強いものを感じております。二つ目は、新しいドメインを開拓していく。新しいことを見つけてください、と。新しいマーケット、あるいは同じお客様でも、違った材料で違った加工が始まっているから、我々が見ている分野だけでなく、知らなかった分野はもっともっと大きいのではないか。これを積極的に行っていき、シェアーアップに繋げたい。航空機一つ取りましても色々な材料があり、新しい取り組みとして行い、フィードバックさせていきたい。三つ目は、住友電工社長の今年の方針の話の中で、『ベクトルを合わせろ』ということがありました。ベクトルは方向と大きさを持っている。お客様のニーズとか皆様方の利益に合っているのかとの大きな反省があり、その様なことを方向付けていこうと考えます。その一つが、伊丹(大阪府)に昨年の10月オープンしたTAセンター(Tool Engineer Center)。これにより、従来より更に迅速な対応ができるようになっている。また、ツールエンジニアグループがあり、お客様に技術的なサービスをしていく。これはドメインを増やしていく、一つの切り口になるのではないかと感じております。このようなことを一つ一つ力強く、結束を固めて行ってまいりたいと考えております。昨年も大変お世話になりました。今年も皆様方のお力をお借りいたしまして元気にやりたいと思いますので、本年も一つ宜しくお願いいたします」と今年の取り組みについて語った。 この後、企画キャンペーンの説明が行われた。 乾杯に際し、伊藤東海イゲタロイ会副会長(伊藤信産業会長)が「住友電工ハードメタルさんは流通を第一に重点的に取り組む、と常々倉阪社長も仰っておられます。我々流通業者には心強いお言葉をいただいております。我々はメーカーさんの力がなければ、何も出来ません。住友さんと共に今年の亥年のように猪突猛進で頑張っていきたいと思います」と述べ、力強い発声で乾杯。 会場では、あちらこちらで年始の挨拶が交わされる中、倉阪社長も会場を回って歓談。途中、恒例となった豪華賞品が当たる福引きで大いに盛り上がり、午後8時前、田中市販推進部長の中締めで盛況のうちにお開きとした。 住友電工ハードメタル 刃先交換式エンドミルSEC―ウェーブミル WEX2000型/3000型発売 住友電工ハードメタルの新製品、刃先交換式エンドミル「SEC―ウェーブミルWEX2000型/3000型」は、高い信頼性での高能率加工を実現するとともに、優れた加工面品質が得られることにより仕上げに近い領域まで使用することができる。 近年の機械加工分野においては、携帯電話などの消費財のライフサイクル短期化に伴い、それを量産するための金型も、より短納期で、より精度良く、より安く仕上げることが求められている。これに伴ってこれまで一般的に、粗加工用途に使用されてきた刃先交換式工具にも、より高能率な加工と、仕上げ加工領域への適用範囲拡大に対する要求が高まっており、これら市場ニーズに応えるためにウェーブミルWEX2000型/3000型は開発された。特長は次の通り。 @高い信頼性と高能率な加工 チップは、独自の曲線状切れ刃の採用と刃先形状の最適化により、刃先強度を向上させつつ切削抵抗の低減を図った。またボディは、高剛性な設計とネジ強度の向上を図り、高能率加工においても耐欠損性に富んだ高い信頼性を実現した。 A精度が高く、かつ滑らかな仕上げ面を実現 従来の刃先交換式工具に比べ、本体とチップそれぞれの寸法精度を大幅に向上させ、高精度高品位な加工面を実現した。 B豊富なチップバリエーション チップは、低抵抗型から高強度型まで3種類の刃型を取り揃え、多種多様な使用環境に対応する。さらに、超多層膜新PVDコーティング「スーパーZXコート」を含む五種類の新材種を採用、鋳物・鋼・ステンレスなど多様な被削材に合わせたチップ材種を使用することで、長寿命を実現する。 ボディは柄つきタイプ49アイテム(φ14〜φ63)、シェルタイプ11アイテム(φ63〜φ125)を、チップは3刃型5材種で計70アイテムをシリーズ化し、幅広い加工をサポートする。 日工会中村会長受注額1兆4000億円台と予測 10月にMECT07開催 07年FA業界新年賀詞交歓会開催 ニュースダイジェスト社(社長=樋口八郎氏、住所=名古屋市千種区内山3-5-3)主催の「2007年FA業界新年賀詞交歓会」が1月12日午後2時より、名古屋市中村区のキャッスルプラザで開催され、工作機械ならびにFA関連機器メーカー、商社、官公庁などから500名余りが参加した。 冒頭、主催者である樋口社長は「改めまして皆様、新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、今年は実に穏やかな正月をお迎えになられたのではないかと思っています。非常にありがたいことに昨年もわが業界は順風満帆、大変心地良い追い風にのりまして好業績の会社が多くございました。そうした中でここにきて内需に一部やや一服感が出はじめておりますが、今しばらく高い水準の受注状況が続くものと思っております。さて、私共は今年の10月に『メカトロテックジャパン2007』を開催いたします。主催は名古屋国際見本市委員会で、共催が弊社ならびに愛知県機械工具商業協同組合にて行います。1987年に第1回目を開催しましたので、今年でちょうど満20年になります。皆様のご支援のおかげで回数にして11回目を迎えることになりました。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。ご存知のとおり中部のモノづくりは自動車産業を中心といたしまして、近年、航空機、液晶関連、建設機械関連など新たな需要が沸き起こっております。したがいまして、需要新鮮『広がる』『深まる』『極める』中部のモノづくり≠今年のテーマとして、ポートメッセなごや全館を使用いたしまして開催いたします。昨年の10月より出展募集を開始させていただきまして、極めて順調にお申し込みを頂戴いたしております。どうか奮ってご出展いただきますようお願い申し上げます。お願いついでにもうひとつ、約30年にわたり毎年続けております海外研修ツアーについてですが、今年は4月に北京で開催されます『CIMT2007』に合わせた研修ツアー、また九月にはハノーバーでの『EMO2007』に合わせた研修ツアーを予定しておりますので、是非ともご参加ください。この一年も全社を挙げて業界の良き潤滑油として、精一杯邁進いたしてまいります。あくまでも皆様のサポーター役に徹し、今年も頑張ってまいる所存でございます」と挨拶。 今年の業界展望については黒田常務が以下のとおり語った。 「日本工作機械工業会より昨日発表されました2006年12月分の受注額速報によると、その金額は1,255億7,500万円(前年同月比97.6%)で2005年12月が非常に高い受注額であったため、若干の減となりました。これにより2002年11月から続いていた前年同月比プラスの記録は2006年11月までの50カ月連続で途絶えることとなりました。この12月分の内訳をみますと、内需が566億7,700万円(前年同月比85.3%)、外需が688億9,800万円(同110.9%)と内需の減速、外需の拡大がみえてきます。それでも、50カ月続いた前年比プラスは、バブル期が38カ月でしたので、それを凌ぐこと一年と、この業界は非常にいい風に恵まれているのではないかと思います。昨年、日本工作機械工業会が年初に発表された予測が1兆2,000億円でした。8月に期中で修正し1兆4,000億円とされたのですが、さらにそれをも上回る成績となり過去最大であった1990年実績を抜き、1兆4,364億円となりました。一方、私共の予測では、1兆2,500億円と日本工作機械工業会より若干高めの設定でした。そして、今年の受注予測につきましては、1兆3,500億円という金額としています。その根拠としまして、@内需関係で自動車の設備投資の回復が期待される。ただし、回復の時期は後半になりそうであり、今現在、内需が少し下降気味であることを考慮すると若干の減となりそう。A外需では米国の需要が伸びてきており、欧州も堅調に推移している。また、アジアも設備投資が多くなっている。これらから、今年は外需主導になるであろうと私共はみております。1兆3,500億円の内訳としましては、内需が6,500億円(前年比12.0%減)、外需が7,000億円(同0.6%増)としております。今年は内需が減速傾向、外需は高原状態で横ばいとの予測から内外需逆転すると思われます。次に2006年(暦年ベース)の工作機械生産総金額は、経産省機械統計をもとに算出して1兆2,200億円(11、12月については推定値、前年比九・九%増)の見込みです。また、2007年の予測は、1兆2,450億円(前年比2.0%増)としております。財務省貿易統計をもとに算出した2006年(暦年ベース)の輸出総金額は9,125億円(11、12月については推定値、前年比11.9%増)の見込みで、2007年の予測は9,445億円(前年比3.5%増)としております。同じく2006年(暦年ベース)の輸入総金額は1,365億円(11、12月については推定値、前年比27.0%増)の見込みで、2007年の予測は1,480億円(前年比8.4%増)としております」。 続いて、2006年度NDマーケティング大賞、同ホームページ部門賞の贈呈式が行われた。大賞は株式会社スギノマシン社長の杉野太加良氏が、同ホームページ部門賞はクボテック株式会社がそれぞれ受賞した。 スギノマシンは、その70年の歩みにおいて、ウォータージェットという、水を使った技術を抜きにしては語れない。同社は水圧技術を核とし、これを進化・応用展開することで、多種多様な技術領域を開拓し、商品を生み出してきた。今日、それらは超高圧技術をはじめ、メカトロニクス技術、自動切削加工技術、ロボット技術などの「要素技術の太い幹」となり、さらにその先に枝葉が生い茂る「成長を続ける独創商品の大樹」となっている。そんなスギノマシン社長の杉野氏は、“わが社の経営戦略”と題した受賞講演で以下のような考えを披露した。 「ハンガリーで流体科学者として有名なカルマン博士は、『サイエンスとは、現在あるものを発展すること。また、エンジニアリングとは、その知識を駆使して、これまでに存在しなかったものを生み出すことである』ということを語っております。当社はこの言葉に大変感銘し、今日も大切にしておりまして、新しい商品を次々と世に出してまいりました。さらに、これからも出し続けていきたいと思っております。小さなマーケットではございますが、企業の姿勢・理念としてはそういったことをきちんと今日まで守ってきましたし、今後もそのように展開していきたいと思っております。私が常々社員に伝えておりますのが、『まず考えなさい』ということで、これはさきほどのカルマンの言葉に由来しているわけでございます。そこから、我が国初の“チューブクリーナ”を開発し、いろいろなアイデアをどんどん拡大、発展させてきたわけです。また、いずれの商品も単なる商品ではなく、常にそこには“超”いわゆるどこにもない“超”の技術を入れていきたいと思っています」。 新春トップインタビューは、社団法人日本工作機械工業会会長の中村健一氏(中村留精密工業社長)とトヨタ自動車株式会社常務役員の宝田和彦氏をゲストに招いて行われた。工作機械業界の今年の見通しについて、中村会長は「今年は1兆4,000億円台ということでニュースダイジェストさんの数字より500億円以上高めの数字になりました。元来、私は堅めの予想をする方なのですが、今年はどういう訳か、1兆4,000億円から低くなる理由が出てこなかったのです。落ちる要素を見つけることができませんで、みんな去年並みにいくのではないか、というところがほとんどであります。ある意味では内需の見方がどのくらいになるのか、いろいろあるでしょうし、1兆4,300億円は大きい数字ではありますが、少なくとも昨年の実績に対してそんなにひけをとらないかたちで十分にいけるのではないかと思っています。また、皆さんご存知のように内需も重厚長大産業において引き続き大変好調な状況が続いておりまして、今年はそれらが急に途切れるという雰囲気はひとつもありません。IT・電機・電子などは頻繁に変動が生じ、読みにくいのですが、水準としては高めに推移していくのではないかなと思っています。そして、問題は自動車産業でして、私はここが昨年より今年は絶対に良くなる、良くなってもらわなければ困るという面も含めまして、そう思っております。トヨタだけでなく自動車産業全体の数字として昨年より今年は良くなって欲しいのです。当然主役となる産業なわけですから、ここが昨年より良くならないと、1兆4,000億円台もギリギリどうかなという心配も出てきます。ただ、私共の情報の中で昨年より悪くなるような要因はないという面と継続しているという面から見ましてこのような数字を申し上げました」と語った。 トヨタのグローバル戦略と設備投資について宝田常務は、「1990年代は、国内と海外を合わせた生産台数がほぼ横ばい状態でした。2001年から海外販売を含めて非常に好調となり、生産が大きく拡大しております。年平均50万台以上の増加ペースで推移しています。今後、2010年に向けて1,000万台を目指すということで、成長を加速させる計画で現在進めています。当然、私共は、量を追うということよりも、常々品質を中心としてビジネスの質を高める結果としての量であると考えておりますので、量が最終目的ではないとの考えにご理解いただきたいと思います。このグローバル戦略の生産計画を達成するためには、海外生産の能力の拡大が重要になってまいります。これは、需要のある所で生産をするという基本的スタンスを私共は持っておりまして、北米・欧州・中国・アジアにおける地域別のここ最近での工場の新設および能力増強の計画につきましては、伸びで一年に2つほどの新工場の立ち上げということで進めてまいりましたが、今年は新しく4つの工場が立ち上がります。1つはタイで第3工場を立ち上げ、米国では富士重工との連携で富士重工の工場を活用して、カムリの生産を開始する予定にしておりますし、5月には中国天津の第3工場でカローラを含めた生産の開始を計画しております。そして、12月にはロシアで新工場を立ち上げるということで、今年は生産能力の拡大が急務となっております。さて、設備投資に関係するところは必ずしも新工場の建設や能力増強に限らず、新製品への切り替えも非常に関係しております。特にエンジン・トランスミッションなどのユニット系につきましては、ここ最近急激に切り替え数が増えている状況にあります。車輌とユニットを合わせますと、年間で約50の切り替えがあります。ということは、毎週世界のどこかで新製品の立ち上げ発表を行うことになっているということで、私共にとりまして非常に大変な対応であると考えております。トヨタ連結ベースの設備投資額につきましては、2004年度までは、1兆円弱で推移しておりました。2005年度で1兆5,000億円超えとなり、2006年度も同レベルの1兆5,500億円ほどになりそうでございます。こういった高いレベルになりましたのは、さきほど申しましたように新工場、能力増強、切り替えが急増しているというなかで全体の投資を押し上げてきているということです」と説明した。 第二部の懇親パーティーは、大勢の参加者で大変な賑わいとなり、腕時計や加湿器などの賞品が当たる「新春福引き大会」も行われ、会場は大いに盛り上がっていた。また、和やかな雰囲気の中、参加者同士で交流を深める場ともなった。 受注高4568億2600万円、前年比9.4%増 内外需とも前年比プラス 日本産業機械工業会11月産業機械受注状況 日本産業機械工業会がまとめた平成18年11月の産業機械受注状況によると、当月の総受注高は前年同月比9.4%増の4,568億2,600万円で、このうち内需は同10.9%増の2,869億9,100万円、外需は同6.9%増の1,698億3,500万円となった。 内需のうち、製造業向けは前年同月比14.9%増、非製造業向けは同10.8%増、官公需向けは同7.6%増、代理店向けは同3.4%増であった。 内需で増加した機種は、ボイラ・原動機(前年同月比8.5%増)、化学機械(冷凍含む)(同24.0%増)、タンク(同2.7%増)、プラスチック加工機械(同33.6%増)、圧縮機(同19.1%増)、変速機(同14.3%増)、金属加工機械(同42.6%増)、その他機械(同10.7%増)の8機種であり、減少した機種は、鉱山機械(同73.3%減)、ポンプ(同12.5%減)、送風機(同19.5%減)、運搬機械(同12.0%減)の四機種であった。 一方の外需では、11月のプラントは5件で323億8,100万円となり、前年同月比5.9%減。 外需で増加した機種は、化学機械(冷凍含む)(前年同月比39.5%増)、プラスチック加工機械(同15.1%増)、圧縮機(同17.0%増)、変速機(同24.4%増)、金属加工機械(同58.4%増)、その他機械(同321.1%増)の六機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(同31.2%減)、鉱山機械(比率は今月の受注金額がマイナスのため計上できず)、タンク(同79.8%減)、ポンプ(同23.3%減)、送風機(同88.9%減)、運搬機械(同20.3%減)の六機種であった。 機種別の動向をみると、ボイラ・原動機は石油・石炭、外需の減少により前年同月比10.0%減、鉱山機械は窯業土石、鉱業、建設、外需の減少により同84.1%減、化学機械(冷凍機械含む)は石油・石炭、その他非製造業、外需の増加により同28.3%増、タンクは外需の減少により同73.2%減、プラスチック加工機械はその他製造業、外需の増加により同23.8%増、ポンプは官公需、外需の減少により同14.7%減、圧縮機は外需の増加により同18.0%増、送風機は外需の減少により同41.1%減、運搬機械は鉄鋼、卸・小売、外需の減少により同15.0%減、変速機は窯業土石、鉄鋼、外需の増加により同16.3%増、金属加工機械はその他非製造業、官公需、外需の増加により同52.8%増となった。 顧客満足度を追求する '07チャレンジフェア 丸政 10・11日ポートメッセで開催 丸政(社長=鬼頭保雄氏・本社=名古屋市南区星崎1・TEL052-823-2188・)では、来る2月10日・11日の両日にわたって、名古屋市港区金城ふ頭の“ポートメッセなごや”を会場に「2007チャレンジフェア」(34回目)を関係各位メーカー多数の協賛を得て盛大に開催する。 今回のチャレンジフェアは、「高い顧客満足度を追求する住関連のパートナー・チャレンジの歴史が新たな可能性を拓く」をテーマに掲げ、出展メーカー各位の絶大なる協力を得て開催するもので、展示場内には、春の需要期に向けてのニーズに応える新製品・季節商品・売れ筋商品の他、格安な提供商品を取り揃えて展示即売する。 同社では、前回以上の動員と売上を見込んでおり、準備万端整えて開催当日を待つほか、入場者の動員に全社を挙げて取り組んでいる。 開催時間は、初日の10日が午前9時より午後5時まで、11日は午前9時より午後4時までとなっている。 会場までの交通機関は、あおなみ線「金城埠頭駅」で下車し、徒歩約5分。所要時間は名古屋駅から約30分。 車の場合は、東名高速名古屋IC及び名神高速一宮ICより共に約60分、東名阪名古屋西IC及び蟹江ICから共に約30分、東名豊田JCTから伊勢湾岸道に入って名港中央ICから直ぐ。 1月27日昼神温泉日帰りバスツアー 愛機工青年部1月度役員会開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)は、1月19日午後6時30分より名古屋市熱田区の素材屋金山店にて1月の青年部役員会を開催した。 最初に、青年部忘年会についての反省が行われた。全般的に楽しく盛り上がっていたので忘年会としては成功だった。ただ、案内状の地図がわかりにくかったことと、ビンゴゲームはマンネリ化しているので来年は何か新しいゲームを考えるべきとの改善点があげられた。 続いて、レクリエーション(バスツアー)・講演会+他産業視察・合同委員会の各議題について話し合われた。 レクリエーションは、1月27日に昼神温泉への日帰りバスツアーを行う。定員40名に対して62名の参加となり、貸し切りバスを1台追加し二台とした。予算的にはバスの増額分を含めても何とかやりくりできる範囲内に収まっている。温泉入浴・イチゴ狩りのほかにもオプションとして、そば打ち体験・岩盤浴・エステ・足ツボマッサージを手配してある。スケジュールなど詳細をまとめた参加者向けの資料は作成済み。 講演会+他産業視察では、今回は「キョウセイ交通大学(亨成自動車学校)」にて安全運転研修会≠ニいう体験研修を受講することとした。日程は、3月17日午後に体験研修を受講し、一泊して翌18日に岡崎周辺で他産業視察を行う予定。現時点では視察先は未定でこれから検討する。 合同委員会については、とりあえず日程のみ3月2日で仮予定とした。 次回の役員会は2月14日に行う。 役員会終了後、青年部OBとの合同懇親会が行われ、参加者は楽しいひと時を過ごした。 19年2月11日2265号 環境保全に尽力していきたい 新年賀詞交歓会開催 愛知県管工機材商協組正会員等290余名出席 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=石原徳和氏・原芳商会会長)では、1月23日午後6時より、名古屋城西の“ウェスティンナゴヤキャッスル”を会場に「平成19年新年賀詞交歓会」を開催し、来賓はじめ正会員や賛助会員ら290余名が出席するなどして丁亥年の新春を祝った。 賀詞交歓会は、大藪新年会幹事長(大清社長)の司会開会の辞で開会。 冒頭、挨拶に臨んだ石原理事長は、出席方のお礼を述べたあと、「昨年は第26回管工機材展を開催させて頂き、皆様方のご協力によりまして成功裏に終えることができましたことを感謝いたします。景気は少しずつ好転していると言われております。特に愛知は、セントレアのオープンや愛・地球博、名古屋駅前の開発等で、他県と比べても良いデータが出ております。政治に関しましても小泉政権から安倍政権に移りましたが、小泉路線の改革を安倍政権は継続していってもらえるものと期待しております。私共も安倍首相の唱える美しい国というものを考えながらやってまいりたいと思います。さて、地球博は環境をテーマに開催されました。私共の設備業界も何と申しても地球を守らなければなりませんので、環境設備に従事しております、私共組合を含めます設備業界八団体で来月8日に、愛知県環境設備団体連合会を発足させ、環境保全に尽力していきたいと思います」と、挨拶を述べた。 引き続いて、来賓を代表して、愛知県空調衛生工事業協会の足立会長、賛助会員代表のINAX中部統括支社神谷取締役支社長からそれぞれ祝辞を頂いた。 足立会長は「環境問題は我々にとりましてはビジネスチャンスと捉えています。2月8日には管材組合さんはじめ8団体で、愛知県環境設備団体連合会を立ち上げ、環境設備業界の存在を積極的にアピールしてまいり、若い人たちを受け入れるような魅力のある業界に発展させたいと思います」と、抱負と決意を述べ、一方の神谷取締役支社長は「元気のよい名古屋、中部と言われておりますが、数字面でもそれを実証しております。住宅着工率も全国平均の103%を上回り、この地域は111.5%とダントツです。今年も多くの需要が期待できるものと思います。水道工事の役割はインフラから見た場合も大きな役割を果たしておりますが、これからの時代は、ふんだんに水を使う発想から、如何にして水を制限し、環境に如何にして貢献するかが問われております。その観点からも新しく発足されます愛知県環境設備団体連合会の設立が期待されます」と、愛知県環境設備団体連合会の設立を称えた。 次いで、成田幹事(大成工機商会社長)から来賓紹介、新賛助会員紹介のあと、大阪管工機材商業協同組合一瀬理事長(一ノ瀬社長)の発声で一同乾杯を行い、フルート演奏の奏でるクラシックからポピュラーまで、様々な曲を聴きながら皆それぞれに賀詞を交歓し、一層の親睦を深め合い、愛知県管工事業協同組合連合会森本会長の手締めで、盛宴の内に賀詞交歓会を終了した。 また、当日は午後4時より「理事会」を行い賀詞交歓会に万全を期した。 事業の繁栄から、家庭の繁栄へ 新年賀詞交歓会開催 岐阜県管工機材商組合正会員等130余名出席 岐阜県管工機材商組合(理事長=山田康博氏・山彦社長)では、1月24日午後6時より岐阜市長良河畔の“岐阜グランドホテル”において、「平成19年新年賀詞交歓会」を開催し、正会員はじめ賛助会員等130余名が出席して、丁亥年の新春を祝った。 賀詞交歓会は、白木理事(白木商会社長)の司会進行開会の辞で開会。 冒頭、挨拶に臨んだ山田理事長は出席方のお礼を述べたあと、「景気もいざなぎ景気を超え、戦後最長といわれておりますが、この景気は大がつく景気と理解しています。大企業と大都市圏での景気です。国民の80%は実感がない景気です。今年は、小のつく景気になってもらいたいと思います。小企業、地方都市が潤う景気を期待しています。消費を盛り上げるためには、昨年に沢山儲けて頂いた会社の社長さんが、社員の給料を上げることだと思います。事業の繁栄から、家庭の繁栄によって、自ずから消費が盛り上がってくるものと思います」と挨拶。 引き続いて、来賓の紹介のあと、岐阜県管設備工業協同組合戸島理事長、賛助会員代表日本プラスチック工業吉田常務取締役の順で祝辞を頂戴した。 戸島理事長は、「今年6月には地元岐阜で全管連の総会を開催いたします。全国から700名の方がこられ、2泊3日の行程で開催されます。岐阜県の業界630社が結集して、一生懸命にやりたいと思いますので、皆様方におかれましては、一段とお力添えを頂くことを切にお願いいたします」と述べる一方、吉田常務は、「この処、セメントの需要が対前年比140%と伸びております。名古屋駅前開発、岐阜駅前開発、東海沖地震、南海沖地震などの対策等でセメント需要が伸びているものだと思います。セメントの需要と管工機材の量とは比例しておりますので、やがて管工機材業界にもその恩恵がもたらされるものと期待しております」と祝辞を述べた。 引き続いて、木曜会の廣井氏(西垣ポンプ製造)の司会進行で第2部の懇親会に移り、愛知県管工機材商業協同組合の石原理事長(原芳商会会長)の乾杯音頭で一同乾杯を行い懇親会に移り、互いに賀詞を交歓しながら親睦を深め、豪華商品が当たる福引抽選会も行って宴を盛り上げ、森嶋副理事長(大東社長)の中締めで盛宴の内にお開きとした。 全国中央会会長表彰の栄誉に浴し 更なる組合の活性化を 愛知鋲螺商協組19年新年会を開催 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田K氏・藤田螺子工業社長)は1月25日午後6時より、名古屋駅西の名鉄ニューグランドホテルにおいて「平成19年新年会」を開催し、組合員ら33名が新春を祝った。 新年会は大野理事(中部製作所社長)の司会で進められ、土方副理事長(金城螺子製作所社長)の開会の辞で開会。はじめに来賓の紹介が行われた。 続いて藤田理事長が挨拶に立ち、「昨年は、私共の組合の活動に対してご協力を賜り有り難うございました。また、本日は愛知県中小企業団体中央会の櫻井部長、榊原さんにご出席賜り厚く御礼申し上げます。私共の組合が全国中小企業団体中央会会長表彰を頂戴いたしました。大変名誉なことでございまして、組合として今日まで何十年と活動をしておりますが、この様な賞を頂戴したことは初めてでございます。これも、皆様方のお陰だと思っております。また、愛知県中小企業団体中央会創立50周年の式典の折に、立派な賞状を頂きました。事務局のほうに掲示をさせて頂いておりますので、是非とも皆様方にご覧頂きたいと存じます。昨年3月に岡本事務局長が退任され、不安もありましたが、理事の方々の協力を得て何とか滞りなく進めてまいりました。以前は裏方の作業を岡本さんが全てこなされておりましたが、理事が携わることにより、より理解も深まり組合活性化が出来たのではないかと感じております。また、ボウリング大会も98名の参加者を得て盛大に開催させて頂きましたことをご報告いたします。100名以上の参加をここ数年の悲願として行っておりますが、今年こそはこれを達成いたしたいと存じますのでご協力を賜りたいと存じます。そのほかの組合活動に対しましても、今年も継続してご協力を賜りますことをお願いいたします」と述べ年頭の挨拶とした。 続いて、来賓を代表して櫻井愛知県中小企業団体中央会情報調査部長より「人材は重要な資源で、“人財”として活用して頂き、皆様方の各会社の発展を願います」と祝辞が述べられ、また鈴木組合相談役(日本ねじ商連会長・エフシーテック社長)からは「中小企業の我々にとってはグローバル化する社会にどの様に対応するかが経営の課題。知恵を出し合っていきたい」と挨拶があった。 懇親会に移り、司会を山田理事(山田螺子工業所社長)が引き継ぎ、榊原愛知県中小企業団体中央会情報調査部課長補佐による発声で乾杯。 参加者が和やかに歓談する中、午後8時前に鈴木副理事長(八幡ねじ社長)の中締め、山田理事の閉会の辞でお開きとした。 第六回理事・ 役員会開催 新年会に先立ち午後4時からは定例の理事・役員会が開かれ、新年会の打ち合わせを中心に審議が行われた。 元気な木工機械メーカーと共に 我々商社も良い年に 中日本木工・全木商中部新年合同賀詞交歓会 中日本木工機械商工協同組合(理事長=木村秀夫氏・昭元産業社長)と全日本木工機械商業組合中部支部(支部長=島田昭三氏・シマダ機械社長)による「平成19年新年合同賀詞交歓会」が1月19日午後5時より、名古屋市中川区の○ホ寿司において開催され、来賓をはじめ組合員ら24名が参加して木工業会並びに組合員企業の更なる発展を祈念した。 賀詞交歓会は、定刻より村瀬中日本木工副理事長(ムラセ社長)の司会で進められ、開会にあたり福本中日本木工副理事長(フクモト社長)が「本日は工業会より宮川会長、伊藤専務理事にご出席を頂いております。またこの様に沢山の組合員の方々にご出席頂き嬉しく思います。先日、私も工業会の賀詞交歓会に参加させて頂きましたところ、合板機械メーカーは約2年の受注残を抱えているそうです。非常に明るい中で新年が始まったわけですので、我々もそれにあやかりまして今年1年が良い年になりますように祈念申し上げ、開会のご挨拶と致します」と述べた。 年頭の挨拶に臨んだ木村中日本木工理事長は、年始の挨拶と日頃の組合活動に対する礼を述べた後、「今年は亥年でございます。猪の如く真直ぐに進んでまいりたい。メーカーさんは非常に景気が良いということでございますが、我々商業組合もあやかりたいものだと思います。10月31日から11月3日まで第38回名古屋国際木工機械展が開催されますので、今まで参加されていなかったところも是非ご参加頂き、業界の活性化のお役に立てて頂ければと考えております」と挨拶。続いて、島田全木商中部支部長が新年の挨拶を行った。 来賓祝辞で宮川全国木工機械工業会会長は「昨年は木材業界にとって大きな変化のあった年。輸入木材の急騰により国産材への回帰があり、更に国産材の活用という面から見ましても、新しい需要創造のビッグチャンスになるのではと感じております」と述べ、続いて弊紙岩田が挨拶。 乾杯に際しては、酒鑑評会で十年連続金賞を受賞した名古屋の常盤酒造の酒で、その杜氏が引退前最後に作ったというものが木村理事長よりふるまわれ、伊藤中部木工機械工業会専務理事の発声で乾杯した。 祝宴に移り、参加者が和やかに歓談する中、西木全木商中部支部副支部長(ニシキ機械社長)の万歳三唱、若原中日本木工理事(若原工機社長)の閉会のことばで盛況のうちにお開きとした。 また、賀詞交歓会に先立って開催された合同理事役員会では、年度計画、会員増強などについて審議が行われた。 岡山県テクノフェアin愛知 2月22・23日開催 刈谷市産業振興センターで2007 岡山県と岡山県産業振興財団は2月22日、23日の2日間、県内中小企業が保有する優秀な製品開発力、加工技術をメーカーの設計・開発・資材・購買等の担当者および商社、流通関係の商品企画・仕入等の担当者に広く紹介し、新規取引先の開拓、情報収集の場として活用してもらうため、「岡山県テクノフェア2007in愛知」を刈谷市産業振興センター1階のあいおいホールで開催する。 このフェアには岡山県内の中小企業等39社・3団体が出展し、創造力と機動性を発揮して開発された新技術・新製品の数々を一堂に集め展示する。 【開催概要】 ▽開催日時=平成19年2月22日午前11時〜午後5時、23日午前10時〜午後5時 ▽会場=刈谷市産業振興センター一階「あいおいホール」(愛知県刈谷市相生町1-1-6) ▽主催=岡山県、岡山県産業振興財団 ▽出展企業=39社・3団体 ▽案内ホームページ=http://www.optic.or.jp/zaidan/s24/techno/2007/ ▽問合せ先=岡山県産業振興財団・経営支援部・取引支援グループ、TEL086-286-9670 06年受注額1兆4370億円史上最高額更新 12月受注額51ヵ月ぶり前年比マイナス 日本工作機械工業会12月工作機械受注実績 日本工作機械工業会がまとめた、2006年12月分の工作機械受注実績調査報告によると、12月の受注額は1,261億円で前年同月比では1.9%減と51カ月ぶりにマイナスに転じ、前年同月比連続プラスは50カ月で途切れた。それでも、32カ月連続での1,000億円超えはバブル期を10カ月抜き最長記録を更新中であり、依然として高水準を持続している。なお、2006年の受注額は一兆4,370億円で、1990年の1兆4,121億円を超え、16年ぶりに史上最高額を更新した。 内外需別にみると、内需は569億円で前月比8.5%減、前年同月比は14.3%減となり2カ月ぶりにマイナスに転じた。自動車の減速を中心に2006年における最低水準となった。主要産業の前年比では一般機械は好調を持続しているが、自動車、電気・精密機械でマイナスとなった。 外需は692億円で前月比17.9%増、前年同月比は11.3%増となり16カ月連続でのプラス。6月の630億円を上回り史上最高額を6カ月ぶりに更新し、外需比率は54.9%と今次受注拡大局面で最大となった。地域別では、アジアが255億円と史上最高額だった昨年12月の反動で前年比二桁減を示しているものの、概して主要三極は拮抗し同時好況にある。 内需の内訳をみると、一般機械は281億円で前年比8.3%増と底固く推移しており、19カ月連続前年比プラスと内需の好調を牽引している。自動車は131億円で同43.8%減。基本的に2004年後半〜2005年前半にかけての急拡大期以前の水準と同程度である。電気・精密は65億円で同10.8%減。増加基調にあったが、前月比でも4カ月ぶりにマイナスとなった。 外需の内訳では、アジアが220億円で前年比14.0%減。東アジアでは韓国が前年比46%減となったが、中国は2006年で最高額となった。その他アジアではインドが好調。 欧州は228億円で同67.9%増となり、史上最高額を2カ月ぶりに更新した。EU主要国はすべて同プラスとなっている。北米は226億円で同3.2%増と昨年12月より前年比プラスを維持しており好調を持続している。 【2006年の受注累計額】 受注総額1兆4,370億円(前年比5.4%増)。年間受注での1兆円超えは3年連続となる。 @内需7,330億円(前年比1.8%減/内需比率51.0%) 全11業種中、8業種で前年比プラスであったが、自動車の調整もあり、内需全体では前年を若干下回る水準となった。一般機械は建設機械を中心に好調に推移している。自動車は3年ぶりに2,000億円を下回り、急拡大した2004年後半〜2005年前半時以前の水準にある。電気・精密は半導体・IT関連材の投資拡大にともない2000年ITバブル時を上回り、1990年の976億円に次ぐ史上2番目の受注額となった。▽一般機械3,301億円(前年比9.2%増)▽自動車1,955億円(同24.5%減)▽電気・精密891億円(同15.5%増)。 A外需7,040億円(前年比14.2%増/外需比率49.0%) 3年連続で最高額を更新し、初の7,000億円超えとなった。地域別では、欧米の伸びが顕著であり、アジアは前年を若干下回る水準にある。欧州は4年連続の増加で、初めて2,000億円を超えた。北米も同じく4年連続の増加で、5年ぶりにアジアを上回り三極の中で最高額を記録した。アジアは前年比で5年ぶりにマイナスとなったが、昨年に次ぐ史上2番目の受注額であった。また、外需比率は1998年(53.8%)、1999年(52.2%)に次ぐ水準にある。▽アジア2,413億円(前年比1.6%減)▽欧州2,040億円(同37.1%増)▽北米2,436億円(同17.1%増)。 【2007年工作機械受注額見通し】 日本工作機械工業会経済調査委員会では、2007年の受注額について、「1兆4,000億円台で引き続き高水準の受注額が持続する」と見通した。 『内需』▽高水準が持続 @゜一般機械、電気・精密では、生産活動が引き続き好調に推移していくとみられるが、設備投資はこれに先行し長期間好調に経過してきたことなどを踏まえ、高水準ながら緩やかに若干の減速も予想する。 A自動車は年央以降再拡大が見込まれる。 『外需』▽受注額はさらに拡大 @アジアは自動車産業の成長が持続する。 A北米は航空機・エネルギー関連・最先端医療機器等の投資が持続する。 B欧州は自動車・医療・航空機等の投資顕在化が見込まれる。 第6回ボウリング大会について報告 新年会で親睦深める 名古屋伝動機商組合1月度例会を開催 名古屋伝動機商組合(理事長=笠井善元氏・笠井社長)は、1月24日午後6時より名古屋市西区の大森にて1月度例会を開催した。 理事長挨拶で笠井理事長は「昨年中は、当組合のためにいろいろとご協力、ご尽力を賜りましてありがとうございました。本年もまた、倍旧のご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。本日は、新年会ということでございますので、大いに飲み、大いに食べ、また大いに語り合って、楽しいひと時を過ごしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。また、4月に総会を控えておりますので、その節には大変お世話になりますが、何卒よろしくお願いいたします」と語った。 続いて、長村理事(長村商店社長)から昨年開催したボウリング大会についての報告がなされた。「昨年の11月2日に第6回ボウリング大会を開催させていただきました。今回は、パーティ会場を変更させていただきまして、例年よりも多めに会費を使わせていただきましたが、その分、参加していただいた方には好評でした。この場をお借りしましてお礼申し上げます。ありがとうございました。各社平均してご参加いただきましたが、結果はダイドーさんの上位独占となりました。できましたら、今年もまた開催したいと思っておりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします」と同理事。 椿井会計理事(椿井精工社長)の乾杯の発声で宴席が始まり、参加者はちょっと遅い新年会で楽しいひと時を過ごし、お互いに親睦を深めていた。 輸出契約高1602億9700万円、前年比5.4%増 プラント5件で323億8100万円、前年比5.9%減 日本産業機械工業会11月産業機械輸出契約状況 日本産業機械工業会がまとめた平成18年11月の産業機械輸出契約状況によると、主要約70社の11月の輸出契約高は前年同月比5.4%増の1,602億9,700万円となった。プラントは5件で、アジアの減少により前年同月比5.9%減の323億8,100万円となった。単体は、前年同月比8.7%増の1,279億1,600万円。 機種別にみると、ボイラ・原動機はアジアの減少により前年同月比36.0%減、鉱山機械はアジア、南アメリカの減少により同75.8%減、化学機械はアジア、アフリカの減少により同49.7%減、プラスチック加工機械はアジアの増加により同19.6%増、風水力機械は中東、アフリカの減少により同13.5%減、運搬機械はアジア、北アメリカの減少により同33.6%減、変速機はヨーロッパ、アジアの増加により同23.9%増、金属加工機械はアジアの増加により同821.6%増、冷凍機械は中東、ヨーロッパの増加により同6.6%増となった。 地域別構成比は、アジア35.7%、ヨーロッパ25.4%、中東20.3%、北アメリカ13.6%、アフリカ2.6%となっている。 タンガロイ製品の更なる拡販を誓い 『猪突躍進』の年とする 中部タンガ特約店会新年賀詞交歓会開催 中部タンガロイ特約店会(会長=大久保武氏・大久保商事会長)の新年賀詞交歓会が1月17日午後6時より、名古屋市東区葵のメルパルク名古屋で開催され、会員ら約70名が参加して新年の幕開けを祝った。 藤原タンガロイ名古屋支店長の司会進行で、開会にあたり大久保会長は「3、4年間好調裡に経過してきており、一部成長率が鈍化している感もありますが、今年は亥年にちなんで猪突猛進ではなく『猪突躍進』の年とし、再度タンガロイ製品の拡販に努め我々の業績を高めていきたいと思っております。昨年の平成18年はタンガロイさんにとって大きな動きのあった年でした。夏にオーエスジーさんと資本・業務提携がなされ、当面は海外事業の展開が主になりますが、両社の英知を結集してより良い商品の発展を期待したいものです。また超硬工具の主原料であるタングステンの安定調達のため、中国の『南昌硬質合金』というメーカーへの資本参入を発表致しました。我々も納期面、価格面でも安定した供給を期待すると共に、更なる拡販に努めてまいる所存です。また、昨年11月のJIMTOFには新商品を中心とした展示をして頂きましたが、当地区でもアフターJIMTOFとしてライジングキャンペーンを展開し、約20カ所でユーザー講習会を開催し1,400名の方に集まって頂き、効果を上げることが出来ました。その節には代理店、特約店の皆様にご尽力頂きありがとうございました。タンガロイさんが“新生タンガロイ”として上場させたい意向は皆さんもご存知の通りですが、そのためにはより良い実績を積み重ねるという条件があります。今年もそのために新たな気持ちでタンガロイ製品の拡販に努めていくことを全員で誓い新年のご挨拶と致します」と挨拶。 続いて、徳永タンガロイ社長が新年の挨拶と日頃の愛顧に謝意を示した後、「昨年の後半あたりより事業環境が落ち込んで来たと言われておりますが、お陰様でタンガロイは4月から12月は対前年比で更に上回っております。昨年は、タンガロイにとりましては大変変化の激しい年となりました。本年も引き続いて重要な年であり、また楽しみな年でもあると感じております。その一つは、オーエスジーさんとの業務提携。タンガロイはここ数年、国内事業と海外事業の2本の柱で長期的に安定して成長していく、そのような会社でありたいと取り組んでまいりました。幸いに国内のほうは、皆様の長年のご支援で安定して事業が出来るような体制になってきております。しかし海外は、社内で見ますと急激な伸びを示しておりますが、まだ世界のレベルで見ると伸びが足りないと思っております。オーエスジーさんと組むことによりまして、海外の事業の柱を確りしたいということが今回の目的です。幸い昨年内に、ヨーロッパ、アジアの現地法人の社長同士が互いに話し合いをして、ほぼ拡販をするための体制が整い、1月からそれぞれ販売を開始しました。そのようにスピーディーに対応していきたいと思っております。2つ目は、中国の『南昌硬質合金』というメーカーへ21%の資本投入を致しました。ここ3年間で、タングステンが3倍から4倍に上がりました。これは中国政府の長年の戦略で、タングステンの80%から85%が中国で生産され、この値段を上げようとする中国政府の考えが見事に成功した。次に指示が出されているのが、海外に対するタングステンの輸出を絞るということです。特に加工しない原料での輸出を極力抑えて、最終的には製品を輸出するという形でタングステンを使いたい。我々タングステンの原料が入らなければ、製品が出来ません。中国でタングステンの輸出のライセンスを一番沢山持っている会社と幸いにして手を結ぶことが出来ました。これにより皆様に安心していただけるのではないかと思います。最後に、上場については皆様のご想像にお任せ致したいと存じます。今後も頑張ってまいりますので、本年度も宜しくご支援のほどをお願い致します」と語った。 賛助会員を代表して挨拶に立った高田井高社長は、「先程、徳永社長様から、本当にタンガロイさんの将来はバラ色だと感じる力強いお話を聞かせて頂きました。昨年の超硬業界は過去最高の数字と聞いておりますし、また工作機械業界も1兆4,000億円超と過去最高の数字とうかがっております。先日来行われております各新年会でも、色々な団体が今年の予測をしております。工作機械は悪くても1兆3,000億円以上、日工会では悪くても1兆4,000億円でそこからどれだけ上積みが出来るかというような予想で、今年も明るいかなと感じております。また、昨年は地元の大手自動車メーカーで設備投資等が止まっておりましたが、今年は夏から秋にかけて大きな動きが予想されます。昨年11月に井川トヨタ自動車専務の話を聞く機会がありました。その時のお話では、設備に対する考え方は基本的にはシンプルでスリム、そしてスピード、そのような設備を作りたい。その中でもう一つの大きなキーワードは“非常識への挑戦”。発想を転換し今までの製造方法から大きく変えることで、部品価格は十分の一を目指す、と言われておりました。このことを考えると、我々の置かれている立場は非常に厳しいということも考えられる。いずれに致しましても、全体的に見れば今年は良いということですが、将来を見ますとまだまだ先は見えない状況の中、良い時に何かをするということが大切ではないかと考えております」と述べた。 この後、石原中部タンガロイ特約店会幹事(石原商事社長)の「タンガロイさんにとっても、新しい大きな動きの起きる年。タンガロイ商品の拡販に向けて猪突躍進で頑張ろう」との力強い発声で乾杯。 祝宴では、賛助会員協賛の豪華賞品が当たる福引会などで大いに盛り上がり、午後7時前、伊藤中部タンガロイ特約店会幹事(大信工機社長)による三本締めで終了した。 ナンバーワンではなく オンリーワンを目指したい 中部青年やまずみ会賀詞交歓会を開催 ユアサ商事(社長=谷慈義氏、本社=東京)の中部青年やまずみ会(会長=松池博之氏・ジャックスワン統括部長)は1月18日午後3時より、名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦にて「平成19年中部青年やまずみ会賀詞交歓会」を開催した。 年頭の挨拶で松池会長は、「元気ある中部として全国から注目を集めています。然しながら、地域、業種、規模において温度差がある。景気回復の実感がない。賃金格差も広がり、富裕層も増える一方、低所得者も増えているのが実情。この様な時こそチャンスと捉え、人とは違う会社、小回りの効く人と人との触れ合いを重視し、ナンバーワンではなくオンリーワンの会社を目指していきたい」と抱負を語り、更に今年6月に行われる全国大会(東欧海外研修会)への参加も呼び掛けた。 続いて、中村ユアサ商事常務が「今年は物事が盛んになる年と言われ楽しみにしております。私共では昨年より現場力の強化をテーマに取り組み、要望処理の意識改革をしております。皆様のご意見を頂き、更により良いものにしてまいりたい」と挨拶、併せて同社の中間決算の概況を報告した。 湯淺ユアサ商事名誉会長も元気な姿を見せ、「次世代を担う、青年やまずみ会の皆さんのご健闘を祈ります」と挨拶し、引き続いて倉橋副会長(明興社長)の発声で乾杯が行われた。 祝宴では、和やかな雰囲気の中、出席した40名余りの会員らは親睦を深め、午後4時30分に水谷副会長(ミズタニ機販社長)の中締めでお開きとした。 GT(グローバルテクノロジー)センターを披露 全国合同賀詞交歓会開催 OSG 全国より100余名が集う オーエスジー(社長=大沢輝秀氏、本社=愛知県豊川市本野ヶ原3-22)は1月19日正午より、同社グローバルテクノロジーセンターにおいて「2007年オーエスジー全国合同賀詞交歓会」を開催、全国より卸売代行店、特約代理店ら約百名が参加し新年の幕開けを祝った。会場となったグローバルテクノロジーセンターは、昨年12月26日に竣工し1月より稼働を始めたばかりで、当日はこのセンターの完成披露の場ともなった。 はじめに大沢社長は挨拶で、「グローバルテクノロジーセンターで賀詞交歓会を開催することとなりました。この建物その他、まだ完成ではございませんが、ほぼ主要な部分が完成いたしましたのが昨年の12月末で、準備が何とか間に合ったという次第です。この地はもともと製糸工場があった所で、戦中に疎開工場をここに求めました。あちらこちらに散らばっておりました疎開工場をここに集めて、ここで昭和21年からオーエスジーは新しい出発をしたわけでございます。数年前、ここへオーエスジーの頭脳を集めようと、各工場におりました設計部隊を全部集め、デザインセンターを作りました。次に、開発部隊を集めて、この建物の1階に各工場にありましたテスト用の機械も集結させ、ここで新しい開発をしていくというアイデアです。ご承知のように昨年7月25日に、私共はタンガロイさんと業務提携及び資本注入という形で、大変大きなステップを踏みました。タンガロイさんと私共を合わせますと、世界シェアの八%を少し超えるかというところになる。これにより世界三位グループに入ることが出来ております。さらにグローバルテクノロジーセンターをもとに新しい世界に向けた製品の開発を担っていき、そうする事により世界第2位を狙うということを夢見ています」と語り、さらに「私自身、海外の開発を昭和30年代から手がけ、以来40年、確かに海外事業というのはオーエスジーにとって大変大きな財産となりました。同じようなスケールの大きな仕事をこれから先40年すると、一体幾つになるのかと考えたときに、この仕事はオーエスジーの若い社員にやらせたいと考えました。来年の70周年を待つという考え方もありましたが、色々な事情から、タンガロイとオーエスジーの業務提携という話が入り、このことが両社共に一番重要であり、また夢のある仕事でございます。この夢を若いオーエスジーのメンバーに託していこうと、急遽会長に就任し、海外で人を育ててきた石川常務を社長にいたします」と社長交代についても触れた。この交代は、2月17日の同社の定時株主総会で正式に決定し、大沢社長は会長に就任する。 続いて石川則男常務が挨拶に臨み、「海外経験が長いので、海外重視ではないかと思われる方もいらっしゃるでしょうが、オーエスジーという会社はあくまでも創業以来、この日本の地で日本の経済成長、そしてここにお集まりの皆様のお力をお借りして成長した会社ですので、この気持ちは私が社長という大役を仰せつかりましても忘れずに、日本の市場については分からないことも多いですが、初心に戻りまして勉強していきたいと思います。今後の抱負として、世界第2位のグループへタンガロイさんのお力をお借りして目指していこうではないかと先ほど発表されましたが、これを確りと見つめて、ここにお集まりの皆様のご期待に添えるようなオーエスジー製品をこのグローバルテクノロジーセンターで開発し、オーエスジー流の人のサービスをきちんとして、皆様の期待に応えていきたい」と所信を表明した。 この後、代表五名による鏡開きに続いて、吉居亨山善社長の発声で乾杯。 懇親会では、大沢茂樹専務より同社のバスケットボールチーム「OSGフェニックス」の活動が紹介され、参加者は終始和やかに歓談。安藤仁己安藤社長の中締めで盛況のうちにお開きとした。 サンドビック営業本部を設置 営業本部長に藤村宝氏 サンドビック(本社=神戸市西区室谷2-2-9)は、事業の拡大に即応し迅速な組織運営を図るため、今年1月1日付で営業本部を設置した。執行役員営業本部長には藤村宝氏が就任(新任)。以下、執行役員中部営業統括兼経営企画室長に福岡信彦氏、大宮支店長に藤巻資也氏(新任)、横浜支店長に羽垣内勇氏(新任)、名古屋支店長に高宮真一氏、大阪支店長に矢代拓巳氏(新任)、広島支店長に加藤一雄氏がそれぞれ就任した。 セミナーなど勉強会へ積極参加を MECTでの協力を依頼 愛機工中部支部中北支部新年会開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)中北支部(支部長=高田研至氏・井高社長)は、1月23日午後6時より名古屋市中区のローズコートホテルにて「中北支部2007年新年会」を開催した。 冒頭の挨拶で高田支部長は「中北支部としましては、年に3回しか行事をしておりません。総会、ゴルフ、忘年会か新年会のどちらかという形ですが、今年もまた同じようにやらせていただくことになると思います。ただし、組合活動としましては、昨年の全国大会をはじめ、さまざまな活動をさせていただいております。2月6日には採用セミナーを開催しますし、3月には時津会長の講演会も予定しております。その他にもいろいろな行事がありますので、それらの勉強会にぜひ参加していただき、勉強に励んでいただきたいと思います。また、3月には支部総会がございますので、多くの方にご参加いただきますようよろしくお願いいたします。それから、10月にはMECTが開催されます。組合活動のなかでいちばん大きな資金稼ぎの場ですので、みなさんのご協力を賜り、より多くの集客を目指し大成功となるようにしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします」と語った。 森田理事(モリタ社長)の乾杯で宴席が始まり、和やかな雰囲気のなか、忘年会の分も含めた大変楽しい、親睦を深める場となった。 快適性・清掃性を進化 NEWアプリコット発売 TOTO便利な機能を搭載 TOTOは、1980年の発売以来多くのユーザーに支持を頂いている「ウォシュレット」も、年々進化を続け、1999年には左右に貯湯タンクや操作部のない、袖なしタイプの「アプリコット」が誕生し、コンパクトなデザインなどでユーザーから高い評価を得ている「アプリコット」にさらに便利な機能を追加し、「NEWアプリコット」として、2月1日に新発売した。 ウォシュレット一体形便器「ネオレストAタイプ(2006年8月発売)」で大変好評の“フチなしウォシュレット”をはじめ、“クリーンコート便座”・“フラットリモコン”・“スーパーおまかせ節電”など、便利な機能をシートタイプ(便座のみでも購入できる、便器と便座が別々になったタイプ)に初めて搭載した。 “フチなしウォシュレット”は、便器と便座の接合部において、便器フチに沿って便座の機能部分を切り欠いた形状のもの。 見た目には気づかない汚れ’が付着する部分をなくすことで、“トイレの臭い”対策にもなる。 フチなしトイレとセットすることで、掃除のしやすさが格段に向上する。 便座の裏側は、汚れをはじく効果の高い特殊樹脂で加工しているので、汚れがつきにくく、落しやすくなっている。 また、“フラットリモコン”は、よく使うスイッチを四隅に配置し、スイッチ一つ一つが大きいので押しやすく、家族みんなに使いやすいユニバーサルデザイン設計。 そして、“スーパーおまかせ節電”は、使用しない時間帯は自動でヒーターを切る便利な機能。 さらに、凹凸のない形状、シンプルな色使いなど、デザインも一新した。 【特長】 @掃除がしやすい形状の「フチなしウォシュレット」 機能部を便器のラインと一体化させ、汚れの溜まりやすいフチ裏をなくした「フチなしウォシュレット」。 便器と一緒にさっと拭くだけで常に清潔に保てる。 Aクリーンコート便座 便座の裏側は、撥水性のある特殊樹脂で加工している。汚れをはじくので、汚れがつきにくくなっている。また時間が経ってこびりついた汚れもサッとふき取れる。 Cユニバーサルデザイン!使いやすい形状にこだわった「フラットリモコン」 「おしり洗浄」「止」「やわらか洗浄」「ビデ洗浄」など、よく使うスイッチを四隅に配置した。またスイッチが大きくなったので、指先だけでなく、手のひらや甲で押すこともできる。 誰もが使いやすく、快適に使用できる工夫がされている。 D節電!スーパーおまかせ節電 従来のおまかせ節電に「切り」モードを追加したことでさらに節電効果を高める。生活パターンを学習し、ほとんど使わない時間帯を見つけ、自動で便座の温度を下げたり、ヒーターを切る。 Eその他快適機能も満載 ・オートサウンドリモコン 心地よい音楽でトイレを快適に。トイレに入ると自動で音楽を再生。 ・オートフレグランス トイレ使用時に、心地よい香りを風にのせて届ける。香りは、四季を演出する4つのフレグランスを用意している。 ・やわらかライト 便器の前に立つとセンサーの働きで、自動でやわらかい光が灯るので、暗い室内でも便器や便座の位置を知らせるのに役立つ。 鋳鋼、鍛鋼とも生産前月・前年比減少 高操業も収益面で厳しい状況続く 日本鋳鍛鋼会鋳鋼・鍛鋼生産速報18年11月分 日本鋳鍛鋼会は鋳鋼(全国77工場)、鍛鋼(同20工場)の11月分生産実績を集計し、1月12日発表した。それによると、11月の鋳鋼の生産量は24,226トンで、前月比1.3%減、前年同月比0.4%減となった。また、鍛鋼の生産量は63,956トンで、前月比0.5%減、前年同月比0.2%減となった。 下期に入っての生産基調について、鋳鋼は建設機械、船舶、発電用機器等に支えられて2カ月連続で24,000トン台を記録するなど生産水準は高位安定している。鍛鋼は自動車、船舶、産業機械・産業設備を中心に主要需要機種のほとんどが前年上期実績比プラスになるなど量的には堅調に推移している。 市況面においては、原材料・副資材価格の高騰が著しく、特に鋳鋼は企業間の温度差はあるものの、コストアップ上昇分の販価への反映が遅れているため、高操業下でも収益面ではまだまだ厳しい状況に置かれている。 なお、11月の各地区の生産状況は次のとおり(※数字は前年同月比)。 【鋳鋼】 北海道58.2、東北100.9、関東信越99.9、東海北陸101.1、近畿100.0、中国102.3、四国100.1、九州95.1、以上。 【鍛鋼】 北海道94.0、関東信越101.3、東海北陸93.4、近畿107.6、中国131.6、九州97.5、以上。 第23回新春ボウリング大会 四ノ宮さんダイコ技研が連覇 クマザワ 過去最高130余名参加 クマザワ(社長=熊澤清信氏、本社=愛知県一宮市大字柚木颪字池ノ内26)は1月21日、同社の得意先並びに仕入れ先メーカー・商社らを招き、愛知県稲沢市の稲沢グランドボウルで「第23回新春ボウリング大会」を開催した。 当日は、過去最高となる130余名がゲームに参加し、取引先各社の社員およびその家族は大いに楽しんだ。 熊澤常務の始球式で大会は始まり、3ゲームのトータルスコアで順位を決定。女性と中学生以下に各ゲーム30ピンがハンデキャップとして加算された。 参加者は豪華賞品をゲットしようと、老若男女を問わず白熱した戦いを繰り広げ、各レーンで次々と歓声が沸き起こっていた。 そして、606ピンのハイスコアを出したダイコ技研の四ノ宮和子さんが、前回に続き見事優勝に輝いた。 ゲーム終了後は、ミーティングルームに会場を移してパーティーが開かれ、参加者は懇親を深めた。パーティー後半には、成績発表と表彰式が行われ、大型液晶テレビや折りたたみ式高級自転車、洋蘭など豪華賞品が受賞者に贈呈された。その他にも多数の賞品が用意されており、参加者全員が賞品を受け取り、会場では各賞受賞者に対し、盛んな拍手が送られていた。 和やかな雰囲気の中で進められたパーティーの締めくくりとして、熊澤常務は参加者に感謝の言葉を述べるとともに、今後、更なる事業発展に努めていくことを誓った。 【ボウリング大会結果】 ※敬称略 ▽優勝=四ノ宮和子 606ピン(ダイコ技研) ▽準優勝=永井直貴 571ピン(黒田製作所) ▽第3位=山田龍也 540ピン(黒田製作所) 創業精神を継ぎながら 新しいカツヤマ目指す 中部カツヤマ会のれん会合同19年新春懇親会開催 中部カツヤマ会(会長=中川啓二朗氏・ナカガワ会長)は1月25日午後6時より名古屋市中区のグランコート名古屋にて平成19年度中部カツヤマ会・のれん会合同新春懇親会を開催した。 冒頭の挨拶で中川会長は「日本の景気は、いざなぎ以来の好景気が続いておりますが、私共のような中小企業にはあまり関係ないと思います。経済界の状況については、ここにおられる機械工具組合の時津副理事長が業界の動向等を詳しく説明してくれると思いますので、私はカツヤマさんの人事について報告させていただきます。昨年10月、木村雄一社長が会長に、木村吾郎副社長が社長に、木村公治専務が副社長にそれぞれ昇格されましたので、お祝い申し上げます。中部カツヤマ会の本年度の行事についてはまだ決まっておりませんので、何かご意見がございましたら、お申し出下さい。私が取りまとめいたします。本日、ご参加の皆様が十分に意見交換をされ、和やかな会になることをお願いしまして私の挨拶とさせていただきます」と語った。 カツヤマキカイを代表して木村社長は「先程、中川会長様から温かいお言葉を拝聴いたしましたように、昨年の10月に現会長から社長ということで事業の継承をいただきました。昨年、全機連の愛知大会で勉強させていただいたなかに事業継承をテーマとしたこともありました。いろいろな事実関係とともにこれから挑戦しなければならないことがたくさんございまして、自分自身まだまだ至らないところは実践のなかで仕上げていかなければいけないなと思いながら聞かせていただきました。いずれにしましても、年が明けまして、またさらなる飛躍を目指しまして、カツヤマキカイ一体となって皆様のご期待にお応えしてまいりたいと考えております。さて、本年3月31日にカツヤマキカイは第62期の決算を予定しておりますが、おかげさまをもちまして、のれん会のメンバーの皆様のご商品を軸に約180億円の売上げを、これは二桁成長になるのですが、目指しております。ただ、あまり無理をするのはよくないのですが、中身の濃い収益の構築をしっかりやっていきたいということで、プロセスの明確な売上げの追求をしっかりしていこうと考えています。然るに第63期、来期の予定として200億円近くまでいくようにするには、どうしても第62期のなかで180億円の達成に結びつけたいと考えている次第でございます。1月、2月、3月と現状の見通しでは順調ですが、2月、3月とまだございますので、カツヤマキカイを通じまして皆様の温かいご協力をいただきたいと考えております。しかしながら、受動態でおわるわけにはいきませんで、やはりカツヤマキカイはこの業界のなかでもしっかりと足元を固めまして、安定路線の営業活動を力強く進めていきたい、それはわれわれがアナログに徹するということで、いわゆる心をともなう商いを展開していきます。創業者が語った『商売は人間である』というコンセプトは、まさにそのとおりでして、私は創業精神を継ぎながら、新しいカツヤマを目指していきたいと思っております」と挨拶。 続いて時津副会長(新栄商會会長)が「木村社長からお話しがございましたように、昨年の10月20日に全機工連愛知大会を開催させていただきました。全国から500余名の方々のご参加をいただきまして、『事業継承と後継者問題』を最大のテーマとしてやらせていただきました。この時には、タナベ経営の田辺社長のご講演とパネルディスカッションを行いました。まさしく田辺社長のおっしゃるとおり、事業継承には、ご自分の身内がいちばん良いのではないかというお話しがありました。カツヤマキカイさんは、昨年10月1日の人事発表であったと記憶しておりますが、見事に二代目前社長の木村現会長さんがご長男の吾郎さんを社長にされまして、次男の公治さんを副社長ということで、まさしく時代の先取りをなさった、われわれ機械工具業界のモデルケースではないかな、と私は関心いたしておりました。そして、新聞紙上で木村会長の談話を見させていただきましたところ、『経営は若い者に任せて、私は黒子に徹する』というようなことが載っておりました。私も55歳で会長になって以来、現社長にすべてを任せております。木村会長がこれからどのような黒子に徹するか、じっくりと見させていただきまして、私自身も参考にさせていただきたいと思います。そして、本日、この業界を代表する素晴らしいメーカー様が59社お集まりと伺っております。この59社のメーカー様の製品の拡販をするとともに、中部カツヤマ会がさらにさらに発展されますことと、本日ご臨席賜りました皆様方の企業のさらなるご繁栄、そしてご健勝を心よりご祈念申し上げまして乾杯をさせていただきたいと思います」と乾杯の挨拶を述べた。 立食パーティー形式で懇親会が行われ、和やかな雰囲気のなか、参加者同士親睦を深める場となった。 水平方向に対して、外れにくい H形鋼用『エイム補強金具』 アカギ 簡単施工で後付けOK 配管支持金具を製造・販売するアカギ(社長=渋谷宏明氏・本社=東京都中央区入船2-1-1)は、天井に固定された建築構造躯体の一般鋼材に穴を開けずに、はさみ込むだけで吊ボルトを設置できる配管支持金具「エイム」シリーズに、ニューフェイスを追加した。 従来H型鋼の空調・衛生・電気工事等の吊り込み作業は、鋼材に全ねじボルトを溶接する作業のために火災や有毒ガス発生などの危険性や溶接後の錆止処理問題があった。 それらの問題を解消するために、現在好評発売中の「エイム」シリーズを開発した。 しかし、近年様々な設計条件が加味されることにより、従来の「エイム」による施工では、現場状況に合わせたフレキシブルな対応が容易に行えなく、水平方向にある一定の荷重(振動や地震力など)が作用した場合も考慮しなければならなくなった。 そこで、問題点である「水平方向に対して、外れにくくする製品」として、「エイム補強金具H(エイチ=英知[すぐれた知恵])」を開発した。 見た目はシンプルなデザインだが、必要な安全性を確保しつつ、狭い場所でも柔軟な配管施工を可能にした。 施工は簡単で、後付け可能。無溶接工法なのでコスト削減のメリットが大幅にアップすると同社は考えている。 適合H型鋼は、フランジ幅100〜200mm、フランジ厚7〜12mm、標準梱包全ねじボルトW3/8×285mm。 問い合わせは(TEL03・3552・7331)まで。 刃先交換式「WSTARインサートドリル」 深穴加工可能な8D用ホルダ追加発売 三菱マテリアルツールズ切りくず排出性と剛性両立 三菱マテリアルツールズ(社長=高田修氏、住所=東京都墨田区横網1-6-1)は、三菱マテリアルが開発、製造する刃先交換式ドリル「WSTARインサートドリル」に、従来の加工深さ(3D、5D)より深穴加工が可能な8D用ホルダを追加し、販売を開始した。 「WSTARインサートドリル」は、切りくず処理性に優れ、高精度・長寿命であるといった特長を有する。 「WSTARインサートドリル 8D用ホルダ」は、「WSTARインサートドリル」の切削性能をそのまま踏襲し、フルート形状を改良して切りくず排出性と剛性を両立させた形状にすることで、L/D=8の深穴加工を可能にしたドリル。その特長は次の通り。 @刃先近傍のフルート形状はコンパクトな切りくずを生成させる(断面)形状にし、終端部のフルート形状は切りくず排出性を向上させるワイドな(断面)形状にし、さらにフルート部に平滑処理を加えることで、よりスムーズな切りくず処理を可能にした。 Aホルダの外周面は面粗度を向上させることで、切りくずの噛み込みによる溶着を防止した。 BTAWLNH1400S16・1500S20を除くホルダについては、従来からのU溝インサートも使用可能だが、深穴加工をより安定的に使用するためには、丸穴インサートの使用を推奨している。 品名/型番▽WSTARインサートドリル 8D用TAW型・ホルダ 17型、販売目標▽2,000万円/初年度、標準価格(税込み)▽(ホルダ代表型番)TAWLNH1400S16(8D用)@45,465円・TAWLN2000S25(8D用)@52,395円・TAWLN3000S32(8D用)@57,750円。 第14回ダイドーニューイヤークラシックコンサート バレエくるみ割り人形と音楽を鑑賞 愛知県芸術劇場大ホールで開催 |