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2006年(平成18年)8月
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18年8月6日2246号 7月11日現在253小間確定 各部の責任者を発表 愛知県管工機材商協組第5回展実委員会 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=石原徳和氏・原芳商会会長)の第26回管工機材設備総合展の展示会実行委員会(委員長=在田忠之氏・在田商店社長)は、「第5回実行委員会」を7月11日に、東別院会館で開催し、既に目標の250小間を達成したことを把握する一方、今後の進め方について協議した。 実行委員会は、石原理事長の「既に253小間の正式な申し込みを頂いております。未着分を入れますと263小間となります。これも偏に皆さん方のご協力のお陰と感謝いたしております。開催まであと3カ月を切りましたので、皆さん方の力を合わせて喜んでいただける展示会を目指してください」との挨拶のあと、在田委員長からは、7月11日時点での出品申し込み状況をはじめ、これまでの経過報告が発表された。 続いて、小川副実行委員長(山信社長)の進行で、展示会への取り組み方、各部担当部長の発表と役割分担について説明を受け、出品者に喜んでもらえる展示会を目指すため、実行委員会全力で取り組むことを確認する一方、展示会の成否を分ける集客動員についても、意見交換した。 次回、第6回実行委員会は、9月4日に開催する。 【各部担当正副部長】(前者が部長) ▽渉外(来賓接待)=竹内清人氏(丸金商会)、中川邦比古氏(米津物産) ▽抽選=植田慎一郎氏(ウエダ)、藤田久光氏(オータケ) ▽受付=小川誉之氏(小川管商)、田中勝次氏(タナカ) ▽商談コーナー(イベント)=大藪淳一氏(大清)、成田幸隆氏(大成工機商会) ▽総務=峰澤彰宏氏(峰澤鋼機)、高岡幸夫氏(ユアサ商事) ※当日発表された申込書による出品確定先は次の通り。 【出品者一覧】 ◎4月4日現在・順不同 ▽愛知時計電機▽帝国金属▽テクノフレツクストーラ▽トーゼン産業▽ナゴヤ▽山本計器産業▽FMバルブ製作所▽オーエヌ工業▽ベネックス▽川本製作所▽前澤化成工業▽前澤給装工業▽リケン▽アロン化成▽イノック▽中日技研工業▽藤井高圧工業▽ミヤワキ▽ワシノ機器▽日本エマソン▽ベン▽三国プラスチックス▽アカギ▽三栄水栓製作所▽東栄管機▽スギヤス▽松阪鉄工所▽アサダ▽オオタケファンドリー▽児玉工業▽日邦バルブ▽日本ヘルメチックス▽前田バルブ工業▽山王工業▽西垣ポンプ製造▽三井化学▽神戸樹脂▽キャタピラー三菱▽アスコット▽日動工業 ◎5月19日現在・順不同 ▽つまりぬきにじゅうよん▽日栄インテック▽ミヤコ▽兼工業▽喜多村合金製作所▽大和バルブ▽エーアンドエーマテリアル▽JFE継手▽ショーボンドカップリング▽ナノプラスチック▽日立金属▽日立バルブ▽フシマン▽レッキス工業▽カナフレックスコーポレーション▽三菱樹脂▽旭有機材工業▽因幡電機産業▽KVK▽ブリヂストン▽シーケー金属▽コンサス▽アキレス▽テラルキョクトウ▽東亜高級継手バルブ製造▽クボタシーアイ▽コロナ▽日立工機▽日立産機システム▽日立アプライアンス▽マキタ▽小島製作所▽積水化学工業▽日本プラスチック工業▽フジトク▽フネンアクロス▽MIEテクノ▽ヨシタケ▽旭日産業▽栗本鉄工所▽育良精機製作所▽大肯精密▽日本鋳鉄管▽テイ・アイ・エス▽名古屋水栓バルブ工業協同組合▽タカヤマ金属工業▽ダイキン工業▽騰亜(南京)塑料五金製品有限公司▽リエゾンインターナショナル ◎7月11日現在 ▽INAX▽イノアックコーポレーション▽ヴァンテック▽荏原テクノサーブ▽オーケーエム▽オンダ製作所▽架橋ポリエチレン管工業会▽カクダイ▽川西水道機器▽カンキョウエンジニアリング▽キッツ▽協成▽コスモ工機▽三興製作所▽三相電機▽昭和コーポレーション▽昭和電工建材▽住金機工▽住友軽金属工業▽全国設備IT推進会▽大成機工▽ダイキン空調東海▽ダイドレ▽大洋弁栓▽タブチ▽単管式排水システム協会▽ツツイ▽鶴見製作所▽東陶機器▽東洋バルヴ▽ドレックス▽名古屋バルブ工業▽ナスコフイッティング▽日東工器▽日本テクノ▽日本銅センター▽ノーリツ▽ハタヤリミテッド▽P・C・Gテクニカ▽富士ゴム化成▽プラスバイプラスドットコム▽古林工業▽松下電工▽三菱化学産資▽三菱電機住環境システムズ▽未来工業▽ユーシー産業▽ユニテック▽吉年 役員改選で全員を再選 第13回総会を開催 北陸桃友会提案者表彰を実施 北陸桃友会(会長=宮重清氏・ミヤシゲ社長、ベンと特約店の集い)では、7月4日午後5時より、金沢駅前の“金沢都ホテル”を会場に「第13回総会」を開催し、任期満了による役員改選では、全役員を再選し、全議案をいずれも承認可決したあとは、懇親会を行い互いに親睦を深めた。 総会は、ベン金沢営業所の小笠原所長の司会進行に次いで、宮重会長より、出席方のお礼と総会での慎重審議の要請が述べられたあと、宮重会長を議長に選出して各議案審議に移った。 ▽第1号議案=平成17年度事業報告・決算報告承認の件 ▽第2号議案=平成17年度監査報告承認の件 ▽第3号議案=役員改選の件 ▽第4号議案=平成18年度事業計画案・収支予算案承認の件 ▽第5号議案=その他の件では、恒例の提案者表彰が行われ、延べ29件の提案事項(採用5件・類似提案24件)の発表が、ベン西日本営業部弘田部長より発表され、深澤社長よりそれぞれ表彰された。 以上で総会を終了し、ベンの深澤社長が、日頃の拡販に対してのお礼を述べ、「この会も13回目を数え、私共もお陰様で増収増益で決算を終わらせて頂きました。特に北陸地区では、IT、自動車産業を中心とした設備投資が功を奏したと感謝いたしております」と、挨拶。 引き続いて、メーカー資料の説明と新商品紹介(バイパス付スチームトラップ、KT型ストレーナシリーズ、ALLステンレス製吸排気弁、新型二位置制御ボール式電動弁等)を、ベンの横沢副本部長より説明されたあとは、席を移して懇親会に移り、終止に渡り歓談に興じるなどして、互いに親睦を深めた。 会長に昭雄氏、社長に象二郎氏 社長就任披露パーティー開催 東陽 仕入先等600名集う 東陽(刈谷市中山町5-10)では、去る6月開催の定時株主総会において、代表取締役社長羽賀昭雄氏の代表取締役会長就任と、取締役副社長羽賀象二郎氏の代表取締役社長就任を祝って、7月13日午後5時より名古屋城西の“ウェスティンナゴヤキャッスル”において、「社長就任披露パーティー」を仕入先等約600名の出席を得て盛大に開催した。 披露パーティーは、冒頭創業者で名誉相談役の犬飼芳雄氏の「振り返ってみますと、鍛冶屋から出発いたし、50数年はまさに激動する世界を目の当たりにしてまいりました東陽も、時代とともに変化してまいりました。鍛冶屋であった事業が、機械工具分野へ進出をし、今や従業員550名を数え、売上も850億円を超えるまでに成長を遂げ、業界でも屈指の機械工具商社となり日々研鎖を積んでおります。1,000億円を目指したいと孫の新社長が抱負を述べておりますので、今後とも絶大なるご支援並びにご協力をお願いいたします」との謝辞のあと、新社長の羽賀象二郎氏が「ここにお集まりの皆様に支えられ、ご後援をいただいて、商品を売らせていただき、お客様に取り入れられて、素晴らしい皆様方の供給体制に守られながら、お客様のご要望に精一杯努力を重ねてきた結果、ここまで会社を持ってこられたと感謝いたしております。まだまだ若輩者であり、知識も経験も不足しておりますが、誠意で足りない部分をカバーし、社員の皆さんの経験と熱意の輪で、皆様から寄せられるご要望、ご期待に誠心誠意でお応えしていきたいと思います」と決意の程を述べた。 次いで、京セラ代表取締役副会長の森田直行氏が「今や東陽さんは日本一の機械工具商社に発展され、更なる発展を遂げられることは間違いないと確信しております。新社長さんにおかれては、不安と期待が入り混じった心境だと思いますが、人生の先輩として申し上げたいのは、勇気を持って取り組んでいただき、ますます発展させる方向での舵取りを期待しております。更に焦らず、ゆっくりと腰を据えて行っていただきたいと思います」との祝辞に次いで、乾杯音頭を行い宴会に移り、東陽の軌跡と題したビデオを上映したあと、羽賀会長の「私が携わってきた30年余り、変動の激しい機械工具業界でただの一度も赤字を出さず、地方の一工具商から日本ナンバーワンの売上の会社になることができました。成長する自動車産業に身を置き、その中でトヨタグループ様とのお取引。そしてここにお集まりいただきました仕入先の皆様が与信枠を大幅に増加して、商品を供給し続けて下さりました。また、お客様の為にという会社方針に、ただひたすら献身的に仕事をしてくれた社員。この様な皆様のご支援に深く感謝申し上げます。私も会長として全面的に新社長をサポートしてまいりますので、今後ともご支援ご厚情のほど宜しくお願いいたします」との謝辞のあと、羽賀会長・羽賀社長親子が各テーブルへお礼挨拶に回り、森精機製作所代表取締役社長の森雅彦氏の中締めで盛宴の内にお開きとした。また当日は、就任披露パーティーに先立っての記者発表会も行った。 新社長の羽賀象二郎氏は、平成7年3月東大法学部卒業と同時に富士銀行に入行、同10年10月東陽入社、同12年12月取締役副社長就任、今年6月に代表取締役社長就任。昭和45年6月生まれ36歳。 会社沿革 昭和30年1月 刈谷機械工業協同組合工具販売部解散に伴い、その業務一切を継承して創業 昭和38年2月 株式会社東陽商会を設立 昭和46年6月 富山営業所新設 昭和55年7月 東陽商会を株式会社東陽に社名変更 昭和60年12月 岡崎営業所開設 平成2年9月 和泉支店開設 平成2年11月 刈谷市に本社社屋完成 平成3年10月 半田営業所開設 豊橋営業所開設 平成5年5月 熊本営業所開設 平成12年4月 ISO9002認証取得 平成16年1月 本社物流センター増築、三ヶ根営業所開設 平成18年4月 福岡営業所開設 仕入先等200余名が集う 設立55周年祝賀会開催 村松商店第12回元浜会併催 村松商店(浜松市常光町・社長=村松孝一氏)では、5月25日に会社設立55周年を迎えたのを機に「第12回元浜会並びに設立55周年祝賀会」を7月7日午後6時より、浜松駅北のオークラアクトシティホテル浜松において仕入れ先等約200名が出席して開催した。 祝賀会は、社長のピアノ演奏に迎えられ、各自指定の席に着席したあと、村松専務の司会進行で開会。 冒頭挨拶に臨んだ村松社長は、出席方のお礼を述べたあと、「5月25日に会社設立55周年を迎えることができました。私の年輪と同じ分だけ色々な出来事がありました。希望に満ちた素晴らしい楽しい時もあれば、会社の存続が危なくなるような様々な困難が重なった時もありました。現在まで続けて来られたのは皆様方のご支援とご協力の賜物と深く感謝しております。伸びやかに、次の村松らしさを追求し、明るさと健康さに加え、これからも研鎖を重ねながら、逞しさと頼もしさを兼ね備えた会社を目指してまいります」と、決意の程を述べた。 引き続いて、来賓を代表して橋本総業の橋本会長、栗本鐵工所の横内社長より祝辞を頂戴した。 橋本会長は、「社長と専務(奥方)は一心同体の鴛鴦夫婦で堅実経営を目標にされ、人材を大切にされて堅実に伸ばされております。心からお祝いを申し上げますとともに、ますます発展されますことをご祈念申し上げます」と、社長ご夫妻の鴛鴦振りを称える一方、栗本鐡工所の吉本社長は、「55年、60年、75年、100年と継続的な発展をもって村松商店様がご発展されますことを祈念申し上げます」と、益々の発展を祈念した。 次いで、キッツの小林社長の乾杯音頭で開宴し、富士機材千賀社長、オータケ鈴木社長、JFEスチール三浦支社長等、多数の出席者へのインタビューはじめ、祝電披露や、社長のピアノ演奏をバックに、若手社員とのポピュラーミュージックの共演などをして宴を盛り上げる一方、社員より、村松社長に感謝の意を込めての花束贈呈の一幕もあり、終始和やかに歓談に興じ、古島の北垣社長の中締めで盛宴の内にお開きとした。 また、各テーブルには社長が収集した焼酎が配置され、銘柄が異なる焼酎を各自で味わっていた。 ライジングキャンペーン 特約店・代理店等173名参加 第12回タンガロイビアパーティー開催 タンガロイ(社長=徳永昭大氏、本社=川崎市幸区堀川町580)は、7月7日午後6時30分より、名古屋市中区の栄マルベリーホテルにて第12回タンガロイ・ビアパーティーを開催した。 冒頭の挨拶でタンガロイ中部支店の藤原支店長は、「本日は大変お忙しい中、中部特約店会行事の一環であり、恒例となりましたタンガロイ・ビアパーティーに多数ご参加いただきまして誠にありがとうございます。このビアパーティーも今年で12回目を迎えまして、年々たくさんのお客様にご参加いただいております。今年は、特約店様、代理店様、われわれを含めまして、総勢173名の方々にご参加いただいておりまして、会場は満員でございます。また、切削工具の勉強をしていただいているTACスクールの受講生36名の方々にもご参加いただいていますので、この機会にコミュニケーションを図っていただければと思っております。私は今年の4月から前支店長の堀に代わりまして流通を担当させていただいております。この3カ月間、みなさんのお店を回らせていただきましたが、まだお伺いできていないところもございます。時間の許す限り、各テーブルを回らせていただき、ご挨拶させていただきますので、よろしくお願い致します。それから、本日はライジングキャンペーンのバッジを強制的にみなさんの胸につけさせていただきました。この7月からライジングキャンペーンがいよいよスタート致します。新しいサーメット『NSGT700シリーズ』、『ストリームジェットバーアナグリーホルダー』等いろいろな新製品をキャンペーンのアイテムに盛り込んでおります。これらは、お客様の稼働率向上、生産性アップに必ずつながってくる商品であると信じておりますし、サーメットのチップにつきましては、すでに5月に発売しておりまして、お客様が増えてきております。何とか勢いをつけて頑張っていきたいと思っておりますので、ご協力お願い致します。それから、このバッジは来週からお仕事の時、あるいは、PRで私共の営業と同行していただく時につけていただきますようお願い致します」と語った。 Naito第一営業所所長の棚木氏は、「平素は拡販にご尽力いただきまして、誠にありがとうございます。代理店を代表いたしまして御礼申し上げます。また、本日は、梅雨のじめじめした中、173名様もお集まりいただきましてありがとうございます。7月からはライジングキャンペーンということで、10年ぶりとなる他社に絶対負けないチップとホルダーを出していただきましたので、今回は、かなりいけるのではないかと思っております。ライジングキャンペーンを成功させましょう」と挨拶し、乾杯の発声を行った。 この後、ビールの早飲み大会、ひとり100円出してのジャンケン勝ち抜き大会、ビンゴ大会などのイベントで最後まで会場は大いに盛り上がった。 来年創業60周年を迎える 滝川会 第15回ビアパーティー開催 滝川会(会長=須藤清勝氏・須藤鋼機会長)は7月15日午後6時より、名古屋市中村区のビアレストラン「スーパードライ名古屋」において、ビアパーティーを開催、会員等183名が参加した。 冒頭の挨拶で須藤会長は「本日ご参集のみなさま、この初夏の暑い日にご来場いただきましてありがとうございます。私の個人的な話をさせていただきますが、今年の6月に中京大学瀬戸校にて、『緊急事故を生き抜く企業づくり』というテーマで名古屋大学環境研究科の先生のお話を拝聴しました。そして、80年前の関東大震災から最近の阪神淡路の大震災まで、地震被害による影響について多くを学びました。私どもの会社と自宅は、海岸沿いにありますので、津波などによる被災時の対策について社内で検討したいと考えております。私事の話で長くなってしまいましたが、本日のビアパーティーを楽しくやりましょう」と語った。 引き続いて御礼のあいさつで滝川社長は「おかげさまをもちまして、この会も15回目を迎えることができました。本日は、183名様のご参加ということで、この場に入りきらないような状況でして、うれしい悲鳴でございます。これも、滝川会のみなさまのご指導、ご協力をいただきました賜物と厚く御礼を申し上げさせていただきます。ありがとうございます。実は当社は、来年で創業60周年を迎えることとなりました。創業が昭和21年の11月でございます。さて、今年もみなさまのおかげをもちまして、順調に計画どおり進んでおりますので、今年は計画に近いところでいけるのではないかな、できれば来期もスムーズにいけたらなと思っております。60年、会社も還暦を迎えます。みなさまのご愛顧に対して、何らかの御礼ができるようにぜひ頑張りたいなと思っております。本日は、ゆっくりと飲んで食べていただいて、日頃の疲れを癒していただければ、幸いでございます。最後に少しお時間をいただきまして、みなさまにご報告がございます。実は、私に義理の息子ができまして、去年の秋に弊社に入社いたしました。現在、しかるべく勉強にいそしんでおります。数年後には、バトンタッチすることを考えております。あとでゆっくりとお席へと回らせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。本日は、どうもありがとうございます」と述べた。 石原商事の石原社長による乾杯の発声で、会場は大いに盛り上がった。大勢の人たちが行き交う大変賑やかな雰囲気の中、中日・阪神戦やグランパス戦のチケットをはじめ、さまざまな賞品が当たる抽選会が行われ、会場はさらなる盛り上がりをみせた。 ナラシマキエヤーリール ハタヤリミテッド一歩進んだ巻取リール ハタヤリミテッド(名古屋市中区大須4-10-90・電話052-261-3821)は、ハンドルを回すだけで、手を添えずに巻き取りができる「ナラシマキ高圧エヤーリール」をこのほど新発売した。 ハンドルを回すだけで、ホースに手を添えずに巻取りができる新機構「ナラシマキ(ならし巻き)ガイド」が使いやすいと、発売以来好評を得ている「ナラシマキエヤーリール」に、新たに高圧ホースタイプを追加した。 高圧タイプのエアータッカー、釘打ち機等への高圧エアー供給に扱いやすいソフト高圧ホースとの組合せで、作業性の向上とホース収納を簡単に行える。 【特長】 @常用圧力3.0MPaの高圧エアー専用型。 A歯車やベルトを一切使わないシンプルな駆動方式(特許出願済)で、ハンドルを回すだけで手を添えずにホースの巻取りが可能。 B本体はトライアングル形の安定感のあるデザイン。 C一次側ホース用の丈夫なアルミダイキャスト製収納ラック付。 Dホースの仕様は 5φ(内径)×20m・30m、 6φ(内径)×20m・30m、または本体のみの計五種類を用意。 Eホース先端には高圧用ワンタッチのソケットカプラを標準装備。 価格は、42,000円から52,000円まで。 お笑いとケーキで憩う グランド花月とケーキバイキングの旅 大垣管材延べ120余名を招待 大垣管材(大垣市長沢町・社長=五島道久氏)は、大管まつり(4月29日・30日開催)に協賛した顧客を対象に、「なんばグランド花月&スイスホテル南海大阪のケーキバイキング」を7月6日に開催し、招待者120余名を、笑いの殿堂として知られる“なんばグランド花月”と数十種類のケーキが味わえる“スイスホテル南海大阪”に招待した。 当日は、大垣、岐阜羽島、南濃営業所をバス3台に分乗して、一路大阪を目指して名神高速道を南進。 なんばグランド花月には午前10時45分に到着。 午前11時の開演に合わせて入場し、事前にいただいた豪華な弁当を味わいながら、笑福亭仁鶴、坂田利夫・前田五郎、中田カウス・ボタン等の漫才コンビの漫談に爆笑する一方、辻本茂雄率いる吉本新喜劇では、お笑いあり涙ありの新喜劇に拍手喝采。 お笑いのあとは、スイスホテル南海大阪のケーキバイキングを思う存分に堪能した。 招待者も、「本当に芯の底から爆笑しましたね。こんなに笑ったのは初めてですよ。くよくよせず、笑うのが健康にも一番いいですね」と、大満足していた。 往路の車中にて、五島社長より「大管まつりでは、本日ご出席の皆さん方には、多大なご協賛を賜りましたことを厚くお礼申し上げます。大管まつりも今年で22年目を迎え、大垣管材らしさを発揮できたと思います。これからも皆様方のご期待にお応えできるよういろいろな企画をやってまいりたいと思います。本日は日頃の疲れを癒して、鋭気を養っていただきまして、明日からのお仕事を頑張っていただきたいと思います」と、出席方のお礼を述べていた。 役員人事発表 KVK 6月27日付け KVK(岐阜市黒野・社長=北村和弘氏)では、去る6月27日開催の定時株主総会並びに取締役会において、次の通り役員が選任され就任された。 ▽代表取締役社長=北村和弘氏 ▽専務取締役=北村治弘氏 ▽常務取締役(経営管理本部長)=末松正幸氏(昇任) ▽取締役(研究開発本部長、品質保証室担当)=長屋修道氏(新任) ▽取締役(生産本部長、海外事業担当)=河合照雄氏(新任) ▽取締役(営業本部長兼営業推進部長)=後藤節夫氏(新任) なお、常務取締役山田善昭氏、取締役山田隆志氏及び大澤芳久氏は、任期満了をもって退任した。 島内美佐子さん 島内製作所社長ご令室 島内製作所(社長=島内司氏、本社=名古屋市西区丸野2丁目189-1)の社長ご令室・美佐子さんは予てより病気療養中のところ薬石効無く6月27日逝去された。享年52歳。 通夜は6月28日午後6時30分より、告別式は翌29日午前10時より、いずれも名古屋市中村区竹橋町の太閤通愛昇殿でしめやかに執り行われ、余りにも若い旅立ちに参列者は皆涙した。 野洲工場(滋賀)も見学 島日立ツール新社長を迎え盛大に 第19回中部日立ツール特約店会総会 中部日立ツール特約店会(会長=鈴木惟史氏・鈴商社長)は7月6日、京都市下京区のリーガロイヤルホテル京都で第19回総会を開催し、島順彦日立ツール新社長が出席して挨拶を行った。また翌七日は、ゴルフ会と京都市内観光を行い親睦を図った。 総会当日は、午前10時20分に名古屋駅に集合しバス二台で出発。途中、日立ツールの野洲工場(滋賀県野洲市三上35-2、三上地区工業団地)を訪ねた。 そこでは、酒井日立ツール中部営業部長が「6月23日から新体制になりました。開発技術の日立ツール、加工半減と環境配慮型製品の開発に力を入れます。製造についてはコア技術の強化を図り、愛される期待を持っていただける商品の開発に尽力いたします」と挨拶。続いて、日立ツールの生産体制と野洲工場の概況の説明を受け、4班に分かれて工場内を見学した。 午後3時過ぎに、総会会場であるリーガロイヤルホテル京都に到着。 総会は、田辺日立ツール名古屋営業所長が司会を務め、宮本中部特約店会副会長(かねき社長)の開会の辞で午後4時に開会。 鈴木中部特約店会会長は挨拶で、「第19回中部日立ツール特約店会に早朝よりご参加いただきましたことを感謝いたします。特約店各位様には日々日立ツール製品の拡販に多大なご協力をいただいておりますことを重ねて感謝申し上げます。今回の総会は、6月23日に新任されました島社長をお迎えしての開催ですので、どうぞよろしくお願いいたします。日本経済は自動車産業を中心に堅調に推移しております。そんな中、環境問題、特にCO2問題が叫ばれていますが、各業界エネルギー効率の高い商品開発に懸命です。日本には『モッタイナイ』という言葉がある。この言葉を他国の言語に訳すと、単に無駄ということになるそうです。そこには惜しいという概念がありません。しかし、環境問題が叫ばれ始め、この惜しいという感情が世界の人々にも芽生え始めているのも事実です。そして今日、この概念が見直され、『モッタイナイ』は世界共通語で使われるようになりました。これからのモノづくりは、今まで以上に環境への配慮、効率化が求められるのは必至であります。現在日立ツールでは、地球環境の保護と加工半減を謳い文句にしております。切削工具が出来る社会貢献を総合的に考えた時に、いかに環境を汚さず、しかも省エネで加工できるかがテーマであります。私たちは今後もお客様に喜んでもらえる商品を期待しておりますので、よろしくお願いいたします。柔軟な思考での商品開発が重要です。今後も、得意なコーティングを活用してエポックが開発されたように、画期的な工具の出現を楽しみにしております。日立ツールの特長は、日本国内の生産にこだわり技術開発をしているメーカーであるということです。日本国内で日本の重要な技術を担っていく、日立ツールを見直していただいて、日本の有り難さを感じていただきたいと思います。我々の手で良いものを地道に販売していくことが特約店の使命であると考えております。日立ツールさんをはじめ、我々も共に発展していきたいと思います」と述べ、引き続いて中部特約店会の役員が紹介された。 続いて、島日立ツール新社長が挨拶に立ち、「先月23日の株主総会で株主の皆さんからご承認いただきまして、社長に就任することになりました。若輩でまだまだ色々勉強しなければならないことが多々ありますが、ご指名を受けました以上は一生懸命やりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。本日は大変お忙しい中、ここ京都までお集まりいただき本当に有り難うございます。また平素は私共の製品をご愛顧賜りまして、この席を借りまして厚く感謝いたします。私事ですが、昭和54年、当時第二次オイルショックの真っ只中にあったと思いますが、東亜冶金という川崎にあった日立ツールの前身の会社に入社いたしました。大変厳しい状況の中で是非この会社を良くしようと思って現在に至っております。今日、日立ツールという会社はしっかりした会社となり嬉しく思っております。これは勿論私共の努力もありますが、皆様方に長い間ご愛顧をいただき、拡販にご尽力いただいた賜物と感謝申し上げます。私は根っからの技術屋で、技術以外のことは全くやったことがございません。研究開発しか経験がございません。従いまして、販売とか営業の方が全く分かりません。これから一生懸命勉強して参りますので、忌憚の無いご意見ご指導を賜りますようよろしくお願いいたします」と語り、続けて同社の概況を説明した。 また、蛭間日立ツール常務が営業の現況と今期の方針について報告し、日立ツール相談役の竹内前社長が「私は名古屋市で生まれ半田市、三重の員弁で育ち、学校も名古屋ということで皆様には格別のご支援を有り難うございました。色々教えていただきましたし、大変楽しい時間でありました。今後とも島社長を中心に日立ツールの経営者、従業員一生懸命努力いたしますので、私の時と変わりませぬご支援をよろしくお願いします」と挨拶した。 議事では、会員51社中36社の出席で総会が成立すると宣言され、鈴木会長を議長に第1号議案=平成17年度事業報告、第2号議案=平成17年度会計報告・同監査報告、第3号議案=平成18年度事業計画、第4号議案=平成18年度予算を審議、それぞれ承認可決した。 また、新入会の2社が紹介された。 表彰に移り、最優秀特約店10社、優秀特約店10社、躍進賞3社の表彰が行われた。 この後、加工半減と新商品の紹介があり、杉浦三賀社長の閉会の辞で総会を終了した。 引き続き行われた懇親会では、舞妓さん、芸子さんが踊りを披露するなど京都らしい華やかな雰囲気の中、互いに歓談し親睦を深めた。 翌日は、ゴルフ組と観光組に分かれ、ゴルフ組は瀬田ゴルフコースで日頃の腕を競った。観光組は京都御所等を見学、昼食は貴船の川床料理を満喫し、予定通りに全員無事帰名した。 HM1250Sなど 最新機種を一堂に展示 OKK西日本・中部プライベートショー 大阪機工(社長=土井隆雄氏、本社=伊丹市北伊丹8-10)は7月7日・8日の両日、本社・猪名川製造所において「2006年7月西日本・中部OKKプライベートショー」を開催し、最新機種を紹介した。期間中は、西日本・中部地区より多数のユーザーが来場して賑わいを見せた。 大阪機工名古屋支店主催による見学会は8日に行われ、午前八時半に名古屋駅に集合してバス二台で出発、正午過ぎに展示会場の猪名川製造所に到着した。 はじめに土井大阪機工社長が「日頃は当社の機械をご愛顧いただき有り難うございます。景気は非常に良い状況が続いております。昨日(7月7日)の日経を見ますと、日本の経済成長率が少し上方修正された。それも個人消費と設備が好調なお陰で日本経済も少し上昇したと書かれておりました。我々の実感といたしましては、バブルの時よりも量的には少し多く、工作機の業界がこの様に良い時期が続くというのは少なかったのですが、非常に良い状況が続いており有り難いと思っております。当社も、受注が計画の数字よりも多く、中々生産が追いついていないという状況です。納期的にまだまだご迷惑をおかけしていると思いますが、今度新しく工場も建て大きな機械も作れるようになりましたので、出来るだけ皆様の要望にお応えできるように頑張りたい。当社の新しい展示室、新しい工場をご覧いただきたいと存じます」と歓迎の挨拶。 技術センター展示室には、精密金型対応マシニングセンタVD300、VP400Dをはじめ、五軸仕様のハイパーマシニングセンタVP400―5AX、VP600―5AXなどの主力機種が展示され、実演も行われた。 また工場内では、各製造ラインを見学。今秋開催のIMTS2006(シカゴショー)に出品されるHM1250S、HM500S、KCV1000―5AX、VP9000―20L、VP500―2APCの最新機種を見ることができた。この他、各協賛メーカーの展示ブースでは各ユーザーに合った加工方法などが提案され、盛況であった。 モノづくりの高付加価値化 支援する生産技術展 サンコーフェア06を開催 サンコー商事(社長=井内敬氏、本社=名古屋市名東区高社2―245)は、「サンコーフェア2006〜新たな出会いinJTEKT〜」を7月7日午後1時より午後6時30分にかけて、愛知県刈谷市のジェイテクト・カスタマーセンターにて開催した。 当日は、サンコー商事の取り扱いメーカー42社の製品ならびにサンコー商事ブランド商品が出品され、多くの来場者で会場は大変な賑わいとなった。今回のテーマは「モノづくりの高付加価値化を支援する生産技術展」とし、加工、測定、アセンブリー・搬送、環境関連機器の四つのゾーンで技術および製品が展示された。 また、メーカー三社によるテクニカルセミナーが会場内プレゼンテーションルームにて行われた。 【テクニカルセミナー】 @ジェイテクト『より幅広い加工とより大きな加工領域を高速マシニングセンタで実現』 A黒田精工『焼きばめホルダの煩わしさを解消する新提案! 圧入方式ホルダパワーグリップ』 B日立ツール『加工半減と環境負荷低減工具のご提案』 さらに、汎用横形マシニングセンタを生産しているジェイテクトの組立工場見学会や会場内で「横形マシニングセンタFH630SX」を使った加工実演も行われていた。 エンジニアリング部門拡充 専用工場を購入し稼動 こうらユーザーサイドに 機械工具専門商社のこうら(社長=小浦喜一氏、本社=名古屋市熱田区河田町115)は先頃、ユーザーの生産技術や保全の代行をするエンジニアリング部門の専用工場を購入し、稼動を開始した。 同社は、昭和34年に創業し、機械工具商として日本の産業界と共に生きてきた。ものの無い時代は、ユーザーが欲しがっているものを揃えて収めるという物流は重要なポジションであった。しかし、バブル崩壊後からつい最近まではもの余り傾向で、必要なもの意外は幾ら安くてもユーザーは買わない時代。小浦社長は商社の本来の姿を再確認しようと、本当にユーザーが欲しているものをいかに見つけ出すかに努め、またユーザーの希望を的確にメーカーに伝えてより良い商品をメーカーが開発するために役立て、新開発された商品を素早くユーザーに伝えることに注力してきた。 その一環としてここ数年は、客先のニーズに合わせた専用機の開発や最適な商品の開拓などにも力を入れており、これが好評となり、昨年からは専従のスタッフを置きエンジニアリング部門を開設。各種専用機の製作と改造、生産設備のメンテナンスと改造の請負、組付・検査冶具製作、設備メカトロ機器の選定代行を行ってきた。 そして今回、このエンジニア部門の更なる拡充のため、本社近くに専用工場を購入。専用機の組立工場の他、2階部分にはセミナーや打ち合わせのできる会議室が設置されている。 新社長登場 「信頼関係」が最も大切 株式会社 澤 商 代表取締役社長高橋直正氏 今回は、5月17日付で代表取締役社長に就任し、社名を「沢田商会」から「澤商」に変更した高橋直正氏にお話を伺った。 高橋氏は高校、大学と野球に打ち込む生活を送ってきた。その中で大学時代の4年間を過ごした寮生活は、とにかく厳しいものだったようだ。「先輩後輩の上下関係がとても厳しく、毎日いろいろと指導を受け大変でした(苦笑)。入部時には128名いた同級生のうち、4年生まで続いたのは私を含め、わずか6名でした」と同氏。 一方で「寮生活を送ったことで、先輩への接し方など礼儀作法を徹底的に教え込まれたことと、上の立場になった時の考えも学ぶことができたのは、その後の人生において大変役立っています。有意義な四年間でした」とも語った。 大学卒業後、機械工具卸の商社を経て、家業を継ぐべく沢田商会(当時)に戻った。 代表取締役に就かれて、まだ1カ月ほどだが、会社を経営していくうえでのこだわり・ポリシーについて尋ねた― 「ひとことで言えば、『信頼関係』が最も大切だと思っています。従業員、取引先、お客さん、仕事にかかわる、あらゆる人たちから信頼される経営者でありたいのです。広く周りの人たちと信頼関係を築くことが、会社の発展に繋がっていくと考えています」。 人と人との信頼関係を何よりも大切に考える同氏のこだわりが強く伝わってきた。 今までに印象に残っているエピソードについて伺った― 「私は、陰日なたなく、どなたにでもこちらから積極的にご挨拶するように心がけています。ある営業先で、いつもそうじをしていた女性にも、経営者の方と同様にこちらから毎回挨拶をしていました。やがて、その女性が資材関係の部署に配属となり、その部署から新規で注文をもらえるようになったのです。誰にでも同じように挨拶をすることの大切さをあらためて感じました」。 誰に対しても、笑顔と大きな声で挨拶をする、同氏ならではのユニークなエピソードである。 さらに、社長として今後、取り組んでみたいことについて尋ねた― 「社員みんなが気持ちよく仕事に取り組める職場環境づくりをしていきたいと思っています。仕事を通じて、社員それぞれが達成感を得たり、社員同士で喜びを分かち合える雰囲気づくりをしていきたい。お金では決して得ることのできない、仕事での充実感を社員に与えることができる会社にしたいと考えています。そして、将来は『岐阜といえば、澤商さん』といわれるような会社にしたいと思っています」。 たえず周囲に対する気配りを怠らない同氏らしい考えである。 社長の印象について、ある女性社員は「社員よりも社長自身よく動かれる。社員と同じ目線で話をしてくれるので話し易い。ただ、声が大きいので、もう少し音量を下げてもらってもいいのでは…」と率直な意見を聞かせてくれた。こんなところからも同氏の人柄が伝わってくる。 最後に同氏は「社員の協力あっての私なので、今の気持ち(初心)をいつまでも忘れることなく業務に取り組んでいきたい。また、社員は私を映す鏡だと思っていますので、社員の良き手本となるよう頑張っていきます」と力強く語ってくれた。 受注額45カ月連続前年比 プラスは史上最長タイ 日本工作機械工業会6月受注実績 日本工作機械工業会がまとめた、2006年6月分の工作機械受注実績調査報告によると、6月の受注額は1,278億円で前月比3.2%増となり、26カ月連続での1,000億円超えは、バブル期を4カ月抜き最長記録を更新中。前年同月比では11.0%増と45カ月連続での前年比プラスで、1997年回復期に並び、史上最長となった。また、1,278億円は、単月として、史上2番目の受注額。これまでの勢いに変化はみられず、依然として好調な水準を持続している。 これを内外需別にみると、内需は649億円で前月比5.6%増となり、前年同月比では3.7%増で2カ月連続のプラスとなった。600億円を5カ月連続して上回っており、全体として高水準といえる。 外需の630億円は、前月の625億円を上回り、史上最高額を2カ月連続して更新。前月比は0.8%増、前年同月比は19.8%増で10カ月連続のプラスとなり、依然として力強い動きを示している。6月単月でみれば、アジア、北米及び欧州の三極はほぼ同水準となっている。 内需の内訳をみると、一般機械は299億円で前年同月比12.0%増と引き続き好調であり、今次回復局面での最高額を3カ月ぶりに更新した。自動車は172億円で、前年同月比16.2%減。急拡大した2004年後半〜2005年前半時に比べてやや調整気味ではあるが、それ以前との比較では依然として高水準にある。電気・精密は75億円で前年同月比14.8%増。IT関連財の生産拡大に伴い、2005年半ばより徐々に増加傾向にある。 外需の内訳では、アジアは216億円で前年同月比1.3%減となり、3カ月連続のマイナスではあるが、受注額は高水準にある。欧州は197億円で前年同月比60.4%増となり、史上最高額を2カ月連続して更新した。EU主要国ではドイツ、イタリア、イギリスが好調。北米は202億円で前年同月比19.6%増となり、2カ月連続して二百億円を超えた。米国、メキシコ、カナダともに前年比プラスとなった。 【1〜6月の受注累計額】 受注総額7,215億円(前年比7.3%増)。暦年半期ベースでは、1990年下期の7,068億円を上回り、史上最高額を更新した。6月時点の累計額としては、ピークであった1990年の7,053億円を上回るペースで推移している。年初見通しの1兆2,000億円は、残りの半年間で、月次800億円のペースで達成する。 @内需3,762億円(前年比0.6%増/内需比率52.1%) 全11業種中、7業種で前年比プラス。自動車の調整もあり内需全体の前年比は昨年並みとなった。主な業種では、一般機械が好調持続、電気・精密は昨年の調整の反動もあり23%のプラス、自動車はマイナスとなっている。▽一般機械1,647億円(前年比10.6%増) ▽電気・精密452億円(同23.3%増)▽自動車1,060億円(同22.4%減)。 A外需3,453億円(前年比15.6%増/外需比率47.9%) 暦年半期ベースでは、2半期連続で史上最高額を更新した。主要三極ともに前年比プラスとなった。▽アジア1,251億円(同6.9%増)▽欧州924億円(同24.7%増)▽北米1,207億円(同20.4%増)。 チーム・マイナス6%活動にも参加する ISO14001認証取得 米津物産本社など相次いで取得 米津物産(名古屋市南区明治・社長=鈴木章夫氏)では、近年の組織を取り巻く環境リスクヘの対応を最重要課題として捉え、これらの環境リスクに対応した環境パフォーマンスの向上を図る環境マネジメントシステムに昨年から取り組みこのほど環境マネジメントシステムのISO14001の認証を、本社・名古屋支店、安城支店、中濃支店、豊田支店で相次いで取得した。 美しい地球環境を考え、環境保全の取り組みに関する基本理念及び方針を定めチーム・マイナス6%活動にも参加し、環境保全活動を継続的に推進して行くことを主眼にしている。 《環境方針》 T、基本理念 水は人類の、そして地球上のあらゆる生命のみなもと。米津物産は、水のある暮らしをより便利で快適に演出するための、さまざまな水回り製品を提案しています。快適な生活とは、便利で心地よいだけでなく、安全で環境にやさしい生活のこと。私たちはこれからも美しい地球環境を考えながら都市生活の基盤を支え、環境にやさしい企業を目指します。 U、基本方針 米津物産は、事業活動を行うにあたり、以下の方針に従い、環境負荷をできるだけ低減することで、この環境の基本理念の実現に努める。 1、環境関連法規の遵守 業務を適正に行うために、環境に関する法令及び当社が同意するその他の要求事項を遵守する。 2、循環型社会構築への寄与 廃棄物の発生抑制・再利用・リサイクルに取り組み、循環型社会の構築に向けて努力する。 3、環境管理の確立 環境マネジメントシステムを活用して、環境目的・目標を設定し、定期的な見直しを行い、その継続改善を図りつつ、汚染の防止に努める。 4、具体的改善項目 省資源、省エネルギー、廃棄物の適切な処理を推進し、下記の事項を中心に改善する。 @省エネ商品の拡販及び普及推進 A紙使用量の削減(裏紙使用等で8年度末までに10%削減) B電気使用量の削減(無駄な残業時間の減少等で八年度末までに3%削減) Cガソリン・軽油使用量の削減(省資源運転ルールの確立等で8年度末までに5%削減) D産業廃棄物の削減(廃棄物の適正処理ルールの確立等で八年度末までに10%削減) 5、環境方針の周知と公開 この環境方針を全社員に周知すると共に、社外からの求めに応じ広く一般にも公表する。 懇親深め鋭気を養う 納涼会を開催 愛機工中南支部 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)の中南支部(支部長=志知亨氏・志知社長)は、7月14日午後6時30分より、名古屋市中区栄の遥「はる」にて「中南支部納涼会」を開催した。 今年いちばんの暑さを記録したこの日の納涼会は、炭火を使った網焼き料理を味わっての暑気払いとなった。猛烈な煙に包まれながらも、生ビールや冷酒、焼酎とともに牛、鶏肉や魚など豊富な食材を堪能。 仕事のことは忘れ、楽しい会話で場は大いに盛り上がり、鋭気を養った。 支部親善ゴルフ開催 森氏(森哲社長)優勝 愛機工南支部 愛知県機械工具商業協同組合の南支部(支部長=伊藤照之氏・伊藤信産業会長)は6月24日、支部親善ゴルフ大会を豊田市の貞宝カントリークラブで開催。支部員・賛助会員ら20名が参加して行われ、森庸一氏(森哲社長)が優勝した。 上位入賞者は次の通り。 優勝=森庸一氏(森哲)N73.4H9.6▽準優勝=酒井克己氏(日立ツール)N74.4H9.6▽第3位=伊藤久輝氏(丸正)N74.6H14.4 愛機工組合 新理事紹介 本部と支部つなぐ役割担う 伊吹産業 代表取締役社長服部 健氏 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)で、今年度に誕生した4名の新理事のうち、今回は北支部の服部健氏(伊吹産業社長)をご紹介する。 理事になられた経緯について伺った― 「坂田前北支部長(金太郎商店社長)のご指名どおりに今年度の北支部の理事は決められました。私の場合、昨年の段階で次点でしたので、持ち上がりとなったのではないかと思っています」と同氏。 新理事としての抱負について尋ねた― 「少しでも野田理事長のお役に立てたらと思っています。それと、いままでは支部までだったのが、これからは本部ということで知り合いも増えるでしょうし、情報交換も活発にできるのではないかと思っています。また、実際に本部理事になってみて、はじめてわかることも多いと思いますので、本部での活動内容、情報等について、より詳しく支部に伝える役割を果たしていきたいです」。 今後は本部理事として、本部と支部をつなぐ重要な役割を担っていく同氏の活躍に期待したい。 18年8月13日2247号 18年度機械工業生産額見通し 79兆5千585億円前年度比2.8%増 日機連 4年連続増加の見通し 日本機械工業連合会では、機械工業の平成17年度生産額および輸出額の実績と平成18年度生産額の見通しに関し本年5月時点での調査を実施し、この程とりまとめた。この調査は、機械関係の各機種別工業会51団体に対しアンケートにより回答を求めたもの。この結果、平成17年度の生産額は前年度比3.6%増の77兆4,070億円となり、平成18年度の生産額は前年度比2.8%増、金額で前年度と比べて2兆1,515億円増の79兆5,585億円と4年連続で増加する見通しとなった。同会のまとめた概況は次のとおり。 平成17年度の生産動向 日本の機械工業は好調さが鮮明となった企業収益を背景に、旺盛な設備投資と底堅い個人消費に下支えされ、輸出も好調であった。懸案であった、原油価格の高騰等による諸問題もあったが、力強い生産活動、設備投資による増加傾向が明らかであった。 こうした中で平成17年度の機械工業生産額は前年度比3.6%増の77兆4,070億円となった。 機械工業の動向を業種別にみると、上昇した業種は一般機械(前年度比5.7%増の14兆5,098億円)、電気機械(前年度比2.4%増の7兆6,181億円)、輸送機械(前年度比7.0%増の30兆4,023億円)、精密機械(前年度比8.0%増の1兆2,483億円)、金属製品(前年度比6.6%増の3兆488億円)、鋳鍛造品(前年度比8.5%増の2兆7,201億円)、低下した業種は情報通信機械(前年度比2.7%減の8兆2,068億円)、電子部品・デバイス(前年度比5.3%減の九兆2,565億円)となった。 平成18年度の生産動向 日本の機械工業は好調が続く企業収益を背景に、内需面での企業の設備投資と底堅い個人消費に支えられている。株価の動向や、米国景気減速の不安はあるものの、生産は緩やかながら拡大基調が続く。 こうした中で平成18年度の機械工業生産額は前年度比2.8%増の79兆5,585億円となる見通しである。 機械工業の動向を業種別にみると、上昇する見通しの業種は一般機械、電気機械、情報通信機械、電子部品・デバイス、輸送機械、精密機械、金属製品、鋳鍛造品であり、各業種の主な動向は次のとおり。 @一般機械 一般機械の生産額は前年度比(以下同様)4.3%増の15兆1,336億円となる見通しである。 機種別にみると、ボイラー・原動機はボイラー・タービン、内燃機関が共に増加し3.6%増、土木建設機械は建設用クレーン等の更新需要、輸出も油圧ショベルを中心に増加することが予測され8.4%増、印刷・製本・紙工機械は零細企業の設備投資先送りや縮減が続くが、大手企業等での高付加価値設備の需要顕在化、輸出も印刷機械を中心に欧米、アジア主要国向けが増加し3.6%増、ポンプ・送風機・圧縮機は内需は弱含むが、外需が好調で2.5%増、油空圧機器は油圧機器、空気圧機器ともに内外需が堅調に推移し3.5%増、運搬機械は内需・外需ともに物流システム機器が堅調で5.0%増、ロボットは全体として自動車産業向けに一巡感が見られるほか、電子電気機械産業向けが昨年後半同様減速し、国内出荷は前年並みの水準を維持するのが困難とみられるが、輸出が好調で全体の出荷が前年を上回るペースにあり2.3%増、農業用機械器具は国内が「食料・農業・農村基本計画」に基づく、「品目横断的経営安定対策」が導入され、対象を絞った経営全体に着目した政策に転換、今後は営農規模の拡大による農機の大型化進行を見込むが、海外はトラクタが主力市場の米国の景気が減速しており、横ばいもしくは下振れを懸念、コンバインは中国でのさらなる伸長を見込むが全体では1.0%減、金属工作機械は若干の踊り場を経るとしても、中期的には好調が持続するものと思われ5.8%増、第二次金属加工機械は国内外における自動車産業及びデジタル家電機器が引き続き好調であることに加え、昨年から多少の陰りが出てきている輸出も、中国の自動車産業が伸展し0.5%増、繊維機械は輸出増加の顕著な化学繊維機械において、中国での金融引き締めがここにきて大幅に緩和されたこともあり13.4%増、木材加工機械はチップ機械が大幅増の見通しであるが、合板機械が大幅減となるため全体では5.2%減、事務用機械は国内でのカラー複写機の需要の伸びが高いものの、それ以外では現地生産が進み3.5%増、ミシンは引き続き生産の海外移転が進展するが、東南アジア向けの工業用の高単価機種の需要が高まることから、横ばい、冷凍機・同応用装置は家庭用、業務用エアコンについては更新時期に入り、リニューアル需要の構成比率が高まるが、一部の製品にはまだ厳しい状況が続き0.3%減、軸受は需要先の自動車、工作機械、建設機械、産業機械等が好調であり4.1%増、半導体製造装置及び液晶パネル製造装置は海外向けのなかでも、特に韓国、中国、台湾の半導体製造業界の回復が顕著で、輸出額の増加が見込まれることから6.2%増加する見通しである。 A電気機械 電気機械の生産額は前年度比(以下同様)1.9%増の7兆7,663億円となる見通しである。 機種別にみると、回転電気機械・静止電気機械器具・開閉制御装置は産業用システム機器は好調ながら、民間設備投資の拡大が一巡し、大型既受注品の伸びにかげりが見え、一服感が見られることから0.3%減、民生用電気機械は海外生産シフトとアウトイン拡大に伴い国内生産台数が減少するものの、新規・高付加価値商品の需要が増加すること、生産単価が上昇することにより2.5%増、電球はバックライト用蛍光ランプは引き続き好調を保ち、前年度に減少したプロジェクタ用ランプが増加に転じることから5.0%増、電気計測器は放射線計測器、環境計測器が減少する一方で、電気計器、電気測定器、工業用計測制御機器が増加し全体では2.6%増加する見通しである。 B情報通信機械 情報通信機械の生産額は前年度比(以下同様)2.5%増の8兆4,111億円となる見通しである。 機種別にみると、有線通信機器の内、有線端末機器は、市場自体の縮小が続いているため、引き続き生産総額が減少、有線ネットワーク関連機器は、交換機は逓減するものの、光伝送装置を含むその他の搬送装置が好調を維持、ネットワーク接続機器は、IP化・ブロードバンド化の進展に乗り、堅実に伸びることから全体では1.3%増、民生用電子機器はDVDビデオ、デジタルカメラは価格下落や市場の成熟などから伸び悩みが予測されるが、薄型テレビ、カーナビゲーションシステムは引き続き堅調な伸びが見込まれ2.5%増、産業用電子機器は主力のパソコンが価格下落、海外生産移転等により伸び悩みが予測されるものの、携帯電話はナンバーポータビリティ制度の導入や、第三世代機への移行の本格化により伸長が期待できることから全体で2.6%増加する見通しである。 C電子部品・デバイス 電子部品・デバイスの生産額は前年度比(以下同様)2.4%増の9兆4,796億円となる見通しである。 在庫調整もほぼ終了し、景気も回復基調になり、デジタル家電の海外市場への拡大も本格化してくることから、電子部品は1.7%増加、電子デバイスは2.7%増加する見通しである。 D輸送機械 輸送機械の生産額は前年度比(以下同様)2.3%増の31兆994億円となる見通しである。 機種別にみると、自動車は乗用車では、景気回復に伴い個人消費が底堅く推移すること、各社の積極的な新型車投入による市場活性化により、需要押し上げ効果が期待される。また商用車では、年度後半に自動車NOx・PM法の対象車種が減少すること、軽トラックにおける小規模商店や農家の構造的減少による需要減等から、自動車全体では1.0%増の見通し。自動車部品は国内外での日系自動車メーカーの堅調な生産により増加傾向が続くものと期待され3.0%増、産業車両は主力機種のフォークリフト、ショベルトラックともに生産は好調を維持すると見込まれるものの、前年度水準が高いこともあり、伸び率は年度後半になるに従って鈍化が見込まれ6.5%増、鋼船は、受注残により建造量が増加することと、船価の回復も顕著であり10.8%増、航空機は、機体が減少するものの、好調を維持する部品の輸出に支えられ、全体で9.8%増加する見通しである。 E精密機械 精密機械の生産額は前年度比(以下同様)4.0%増の1兆2,986億円となる見通しである。 機種別にみると、計測機器は、自動車等製造業の設備投資が引き続き高い水準で推移する影響で3.3%増、光学機械は、写真機が引き続きデジタルカメラ(民生用電子機器に含む)の影響により6.6%減、望遠鏡・顕微鏡が3.0%増、カメラの交換レンズ・付属品が16.2%増、光学機械全体で8.4%増加する見通しである。 F金属製品 金属製品の生産額は前年度比(以下同様)3.1%増の3兆1,443億円となる見通しである。 機種別にみると、鉄構物・架線金物は4.3%増、ばねは1.0%増、機械工具は新製品で需要を拡大すれば伸びる可能性は高く、特殊鋼工具、超硬工具、ダイヤモンド工具すべてが増加し、全体では3.9%増加する見通しである。 G鋳鍛造品 鋳鍛造品の生産額は前年度比(以下同様)4.4%増の2兆8,396億円となる見通しである。 機種別にみると、粉末冶金製品は6.1%増、鍛工品は需要業界の国内設備投資や輸出の伸びにより3.2%増、銑鉄鋳物は2.8%増、可鍛鋳鉄・精密鋳造品は1.9%減、非鉄金属鋳物は3.5%増、ダイカストは8.0%増加する見通しである。 青年部ベトナム研修は3月に ISO内部監査要員養成講座好評 愛知鋲螺商協同組合7月定例理事・役員会 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田K氏・藤田螺子工業社長)は7月24日午後6時より、組合事務所にて第2回定例理事・役員会を開き、藤田理事長はじめ7名の理事・役員が出席して各議案を審議した。 冒頭、藤田理事長が挨拶を行い、続いて議事に移った。 第1号議案=日本ねじ商連第31期通常総会に関する件では、藤田理事長、鈴木副理事長、土方副理事長の出席と、当地区の業界動向については鈴木副理事長が発表することを確認した。 また、日本ねじ商連から出されている、ねじ類の取引価格改定文書について、内容の文言等を慎重に審議した上で、愛知組合の意見として一部を訂正し日本ねじ商連に送付することとした。 第2号議案=事業部委員会に関する件では、事業部より7月の共同購入の収支が報告された。ファスナーカレンダーの購入案内は8月上旬に送付予定。 第3号議案=ISO内部監査要員養成講座に関する件では、7月21・22日に東別院会館で6社延べ64名が参加して行われ、受講者からは「ケーススタディが多く内容も充実していた」との声もあり好評であったと報告された。 第4号議案=広報部委員会に関する件では、広報誌「愛鋲協」26号を9月30日発行予定で、原稿締切は8月31日とした。内容については従来の踏襲にとどまらず、「価格改定文書」等のタイムリーな話題も掲載してほしいとの意見が出された。 第5号議案=青年部活動報告に関する件は次の通り。@7月11日、気晴亭にて午後7時より第3回役員会を開催した。A11月予定のベトナム研修旅行は、APEC開催のため延期となった。最有力予定日は平成19年3月21日〜26日。改めて参加者を募る。B異業種見学会はカクダイ製菓が土曜日休日のため他業種をあたる。また、日程も調整する。COBと現役員との懇親会は9月1日に決定。午後7時より、「札幌かに本家栄中央店」にて、会費は8,000円。各自に案内を送る。 第6号議案=平成18年度表彰者申請に関する件では、申込状況等が報告された。 第7号議案=その他の件では、日本ねじ商連第28回ねじ流通商社経営実態調査を8月上旬に実施予定。また、7月20日の中小企業共済代理所会議に事務局が出席したことが報告された。 次回は、9月27日午後6時より組合事務所で開催する。 水まわり商品の提供に努める 三栄水栓岐阜工場を見学 愛知県管工機材商協組優良工場見学会開催 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=石原徳和氏・原芳商会会長)の事業部(部長=植田慎一郎氏・ウエダ社長)主管による「18年度優良工場見学会」が、7月21日に開催され、創業以来、暮らしの向上に寄与する水まわり商品の提供に努めている、三栄水栓製作所の岐阜工場(各務原市鵜沼)を見学した。 当日は午後1時30分に栄のテレビ塔を貸切バスで出発。 車中にて石原理事長、植田部長の挨拶を踏まえて約40分で岐阜工場に到着し、同社名古屋支店の高田支店長の歓迎挨拶に続いて、同工場の概要説明を桜井次長より説明を受けた後、水栓の製造工程を紹介したビデオを鑑賞し、次いで3班に分かれて岐阜工場内(材料・鋳造・加工・研磨・組立・検査)、車で5分の大伊木メッキ工場(鵜沼大伊木町)を見学した。 工場見学の後は、日本ライン河岬の臨江館にて、大薮相談役(大清会長)の乾杯音頭で懇親会を行い、お互いに親睦を深め、伊藤副理事長(イトウ社長)の中締めで閉宴し、午後8時30分に帰名した。 【岐阜工場概要】 1980年2月鋳造工場建設、その後加工工場、組立工場、中部物流センター増設、大伊木工場建設、98年4月にISO9001、2001年にISO14001を取得している。生産品目は、各種混合栓はじめ、単水栓、散水器具やアクセサリー類を生産。鋳造生産量は月産55トンで生産数量は月産27万個。敷地面積は両工場合わせて約3万u。 鮎料理と芭蕉ゆかりの大垣散策 岐阜商工同好会 夫婦同伴会を開催 岐阜商工同好会(会長=竹中孝之輔氏・西濃機工社長)は7月22日、恒例となっている夫婦同伴会を開催し、季節の鮎料理と大垣散策を楽しみ親睦を図った。 当日は午前11時に大垣駅北口に集合し、送迎バスで神戸町斉田の揖斐川河川敷にある河合ヤナへ。梅雨末期の大雨により前日まで休業していたヤナだが、この日は梅雨の晴れ間の好天に恵まれ、河川敷の水位も下がり無事開催できた。参加者は鮎の刺身から塩焼き、田楽、フライ、雑炊と鮎のフルコースに舌鼓を打った。 食後は、地元の観光ガイドの案内で大垣市内の名所旧跡を巡り、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅を終えたとされる奥の細道むすびの地や、郷土館、大垣城を散策。大垣名物金蝶園の水まんじゅうで疲れを癒した後、守屋多々志美術館で大垣出身の守屋画伯の絵を鑑賞し、午後4時過ぎに大垣駅で解散した。 なお、同企画に弊紙と共に取材に同行した中部機工新聞社の小澤忠男社長が不慮の事故でお亡くなりになられました事を慎んでお悔やみ申し上げます。 世界60ヵ国から約6千社出展 ハノーバー・メッセ07 出展申込み締切は8月31日 複数の産業見本市を同一会場で、同時期に開催する世界最大の産業技術統合見本市「ハノーバー・メッセ2007」が、2007年4月16日〜20日までの五日間、ドイツのハノーバー国際見本市会場で、ドイツ産業見本市(社長=ゼップ・ヘックマン)の主催により開催される。 「ハノーバー・メッセ2007」には、世界60力国から約6,000社が出展し、有料ビジターは20万人と予想される。日本からは直接出展社および現地法人・代理店からの出展を含めると50社以上になる見込み。ハノーバーにおける見本市の対日サービスをはじめ、出展社並びに訪問者のプロモーション及びコンサルティングサービス活動を行っているドイツ産業見本市日本代表部では、現在、「ハノーバー・メッセ2007」の出展社を募集中。 「ハノーバー・メッセ」に出展することで、幅広い層のクライアント、バイヤー、それに競合社などと直接コンタクトがとれ、さらに、世界中から来るデシジョンメーカーとも個人的に話をすることもできる。また、市場イメージの拡大を図ることも可能。 「ハノーバー・メッセ」は各分野の専門見本市を並列展示する複合見本市。全出展社の約6割はお互いに売買し合うビジネス関係にある。20万人のビジターだけではなく、出展社にも製品を販売できる見本市は他にはないだろう。 出展の準備に関しては、長年の経験に基づいたサービスがシステマティックに提供されている。また、予算やメッセの目的に応じて様々なパッケージも用意されている。なお、日本代表部のサービス活動やコンサルタント活動は一切無料。 【問い合わせ先】 ドイツ産業見本市日本代表部(村田) 〒164―0003 東京都中野区東中野2-22-21 TEL=03-3363-6631 FAX=03-3363-7582 http://www.hannovermesse.co.jp E-mail:info@hannovermesse.co.jp 「ハノーバー・メッセ2007」開催概要 ◇名称 国際産業技術見本市「ハノーバー・メッセ2007」 ◇会期 2007年4月16日〜20日までの5日間 ◇会場 ドイツ・ハノーバー国際見本市会場 ◇主催 ドイツ産業見本市 ◇展示プログラム @NTERKAMA+(国際計測・制御・自動化専門見本市) Aファクトリーオートメーション Bインダストリアル・ビルディング・オートメーション Cモーション・ドライブ・自動化技術 Dデジタルファクトリー E産業用部品 Fエネルギー Gパイプライン テクノロジー HFMソリューションズ(Facility Management)〔新〕 IComVac(圧縮空気及び真空技術) J表面処理技術及びPOWDER COATING EUROPE Kマイクロテクノロジー L研究開発及びテクノロジー ◇規模 「ハノーバー・メッセ2005」 ▽出展社数=6,090社、ビジター数=20万5,000人、出展小間面積=20万5,100u 「ハノーバー・メッセ2007」 ▽出展社数=約6,000社、ビジター数=約20万人、出展小間面積=約20万u ◇出展参加料金 @スペースのみ申込み▽基本料金百78ユーロ/uから。開放面数チャージ、PR料金、ドイツ見本市協会(AUMA)納付金、スタンド設営費、カタログエントリー費用、各種サービス費など別料金。詳細は出展資料を参照。または、日本代表部まで問い合わせ。 Aフェアパッケージ(スペース+基礎スタンド+各種サービス)▽開放面数や面積、パッケージタイプに応じて様々なタイプを用意。 (例) 15u、1面開放。Classicタイプ=4,993.20ユーロ〜 30u、一面開放。Classicタイプ=9,102.80ユーロ〜 申込み締切▽2006年8月31日 @、Aとも8月31日までに申込みの場合はディスカウントあり。 この期限後もスペースがある限り受け付ける。 詳細は、日本代表部まで。 6月の工作機械受注 一般機械工業向け37・8%増前年比 中部経産局管内主要9社 中部経済産業局が7月25日発表した管内金属工作機械メーカー主要9社(オークマ、大隈豊和機械、テクノワシノ、ジェイテクト、日平トヤマ、富士機械製造、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の平成18年6月度金属工作機械受注状況によると、総受注高は483億1,500万円で、前年同月比14.9%増と2カ月連続で前年を上回った。前月比は1.2%増となった。 国内受注では、自動車工業向が74億1,100万円と6カ月連続で前年を下回ったものの、一般機械工業向けが107億3,200万円と4カ月連続で前年を上回り、全体でも217億3,300万円、前年同月比10.1%増と2カ月連続で前年を上回った。前月比は17.7%増となった。 一方の海外受注は、アジア向けが3カ月連続で前年を下回ったものの、ヨーロッパ向けが10カ月連続、北米向けが7カ月連続で前年を上回ったことから、全体でも265億8,200万円、前年同月比19.2%増と2カ月連続で前年を上回った。また前月比は9.1%減となった。 国別にみると、1位のアメリカが91億1,400万円(前年同月比12.5%増)、以下、ドイツ29億7,600万円(同90.0%増)、イギリス22億3,300万円(同75.3%増)、中国19億8,600万円(同17.7%減)、イタリア13億9,100万円(同59.9%増)の順となった。 販売額は、411億4,900万円となり、前年同月比は8.6%増と3カ月連続で前年を上回り、前月比は0.9%増となった。受注残高は、2,272億2,900万円となり、前年同月比7.8%増と30カ月連続で前年を上回った。また前月比は横ばいとなった。 全機工連愛知大会の準備始める 8月にキャンプビアパーティーを開催 愛機工青年部7月青年部役員会 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)は、7月18日午後6時30分より、名古屋市熱田区の愛機工組合事務局にて7月の青年部役員会を開催した。 この日の議題は、@8月5〜6日に行われるキャンプAパーティークルーズ船による船上ビアパーティーB組合野球大会C全機工連愛知大会D他産業と教育(研修)Eその他、以上6点について話し合いが行われた。 具体的には、@キャンプの内容と当日の段取り等についてA8月25日午後7時に出航し、帆船「エンゼルハープ号」で名古屋港を周遊。7月14日現在、案内62名、そのうち出席30名・欠席5名・未返信27名。当日の企画内容等についてB8月の試合スケジュールおよび人の手配についてC10月に行われる全機工連愛知大会のスケジュール、人員確保、当日の役割分担等についてD他産業の視察等研修の実施について、2月を予定E青年部設立40周年の記念について、以上確認等が行われた。 オーエスジータンガロイグローバルアライアンス 世界No.1の総合工具メーカーを目指す タンガロイオーエスジーと資本・業務提携 タンガロイ(社長=徳永昭大氏、本社=神奈川県川崎市幸区堀川町580番地ソリッドスクエア)は7月25日、新たな成長戦略としてオーエスジー(社長=大沢輝秀氏、本社=愛知県豊川市本野ヶ原3-22)と資本・業務提携を結んだと発表した。オーエスジーはタンガロイの発行済株式数35,200株の19.18%に相当する6,750株を取得し、野村プリンシパル・ファイナンスに次ぐ株主になる。両社は今回の提携を「オーエスジー・タンガロイ グローバルアライアンス」と名付け、互いの経営の自立性と独立性を尊重しながら、一つの企業集団として世界1の総合工具メーカーへ飛翔することを目指す。 タンガロイは2004年4月に東芝グループから独立し、タンガロイとして発足後、事業体質の強化に全社上げて取り組み、また業界の好況にも恵まれ、業績は大変好調である。しかしながら超硬工具業界の将来を中期的に眺めると、日本国内市場は穏やかな成長に転ずると思われ、海外市場もアジア、BRICsを中心にマーケットの規模は増えるものの、国内外競合メーカーとの競争は激しさを増す。 こうした事業環境をふまえ、経営のベースとなる国内市場のポジションを堅持しながら海外事業を強化し、グローバル企業として成長、発展することを事業の基本方針として来た同社は、これを一層早く実現するために同業で優良な企業との提携が必須と考え、今回の提携に至った。 タンガロイとオーエスジーは、製品レパートリーの重複がほとんどないことから、両社が総合的に連携することで、@営業品目の補完A製品シリーズの充実B顧客サービスの多様化C共同の販売施策D経営資源の相互有効活用等のシナジー効果が得られ、競争力強化と事業強化が実現できるとしている。 具体的な業務提携内容は次の通り。 日本国内販売 ・流通チャネルを通じての販売は、従来の慣行を尊重し当面現状通り。 ・顧客へ直接販売している分野は、両社で総合的なサービスを提供することで、販売拡大を目指す。 海外販売 ・商品を相互に補完し、グループとして販売拡大を狙う。 ・販売会社及び代理店に対しては、グループ方針、共通の販売店政策を浸透させる。 ・一部の国、地域については販売会社、代理店の共通化、共有化を図る。 ・今後新規に進出する国、地域については共同の販売会社設立を前提とする。 ・各地域に有するサービス工場は相互利用可能とし、顧客サービスを強化する。 技術交流と共同開発 ・両社が有する技術(開発、生産技術、サービス)について積極的な交流を行い、製品競争力を強化する。 生産分業 ・共通する製品分野については、設備、人の有効活用を目的に、一部製品の生産集約、生産分業を検討する。 焼結金属ブレーキパッド製販会 社をベトナムに設立 タンガロイと日信工業 タンガロイと日信工業(社長=阿部保氏、本社=長野県上由市国分八四〇番地)は、ベトナム国ビンフー省にて、焼結金属ブレーキパッドの製造販売会社を設立することで基本合意に達した。 タンガロイは、摩擦特性に優れた焼結金属ブレーキパッドの製造販売を手掛けており、主要取引先である日信工業と合弁で新会社を設立し、ATV(All‐Terrain Vehicle=全地形型車両)向けに、競争力の高い焼結金属ブレーキパッドを製造し、世界的な顧客需要に呼応した製品の供給により、販売拡大を図っていく方針。 新会社の名称はTUNGALOY FRICTION MATERIAL VIETNAM CO.,LTD.(仮称)で、設立時期は2006年10月1日を予定。2007年10月から量産を開始し、当初20名の従業員数により月産7万個、2010年までには月産30万個レベルまで生産を拡大する計画。 新会社の概要 ▽会社名=TUNGALOY FRICTION MATERIAL VIETNAM CO.,LTD.(仮称) ▽予定地=ベトナム国ビンフー省 ▽資本金=1億7,000万円 ▽出資比率=タンガロイ51%、日信工業49% ▽事業内容=ATV用焼結金属ブレーキパッドの製造販売 新形状チップで旋削倣い加工領域拡大 「YNMG16形」を発売 タンガロイ良好な切りくず処理実現 タンガロイは、新製品「旋削倣い加工用YNMG16形」の販売を全国で開始した。 YNMG16形は先端角25度の新形状チップ。旋削倣い加工においては、工具の被削材との干渉を回避するために、先端角55度のDNMGタイプや先端角35度のVNMGタイプなど先端角が小さなチップが使用され、既存の最小先端角35度のVNMGタイプでも干渉が発生してしまう場合は、特殊チップで対応することを余儀なくされていたが、今回発売されたYNMG16形は既存VNMGタイプ用のホルダに装着でき、干渉回避可能な領域を拡大した。 また、旋削倣い加工では切込み・送り変動等により切りくず処理が困難となる場合が多いが、YNMG16形はインクリネーション形状(切れ刃を傾けることにより横すくい角を増加させる)の切れ刃設計により、不安定な切りくずを解消することにも成功。仕上用ZFブレーカおよび中切削用ZMブレーカとの組み合わせにより、安定した切りくず処理性を実現した。材種には汎用性の高いCVDコーティング材種T9025と、高速加工や加工面粗度向上に対応するPVDコーティングサーメット材種GT730を設定し、広範な加工領域に対応できるラインナップとなっている。 標準価格は、ZF形・ZM形ともにCVDコーティング材種T9025@1,430円、PVDコーティングサーメット材種GT730@1,160円で、初年度4,000万円の販売を見込む。 放流ポンプ一体型浄化槽 「ランドセル型」新登場 前澤化成省スペース化実現 前澤化成(東京都中央区八重洲)は、好評のVRC型浄化槽に放流ポンプ一体型の「VRC15.7(ポンプ付)ランドセル型」(全浄協登録国庫補助指針適合浄化槽・流量調整型嫌気濾床担体流動生物濾過方式)が新登場した。 放流ポンプ槽を一体化したので、従来型(別置型)よりも省スペース化(23%縮小)を実現。狭い敷地への設置が可能になり、また掘削量も少なくてすむうえ、放流ポンプが取り付け済みなので、面倒な接続配管が不要。 また、放流ポンプ槽用の基礎コンクリートが不要なので、工期の短縮、コストの縮減を実現する。 一方、戸建て住宅の駐車場への設置は、支柱工事が不要なので、工期は約二日短縮でき、コンクリート使用量も約半分、工事スペースも小さくすみ、鉄筋使用量も低減できるので、工事費用が軽減できる。積雪1m以下の地域に施工する場合にも、四隅の支柱は不要。 ▽流入水質(BOD200mg/?)▽放流水質BOD20mg/?以下、SS10mg/?以下 同社では、その他にも放流窒素を10mg/?以下にする処理を可能にした、高度処理タイプの「高度処理型浄化槽」や、浄化槽から排水された汚水を、遠い排水溝に放流する場合に必要となる、水位に応じて稼動・停止を自動でおこなう自動交互運転を採用した「別置型放流ポンプ槽」がある。 詳細については、同社中部支店(名古屋市中村区名駅3-17-34・電話052-582-0946)へ問い合わすとよい。 大型流量実験装置(400Aまで可能) 環境温度変化による変位を5〜8μmに抑えた 新熱変位制御機能を開発 森精機製作所JIMTOF06で公開 森精機製作所(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区名駅2丁目35-16)は、新熱変位制御機能の開発に成功し、CNC旋盤NLシリーズに搭載して実証テストを開始したと発表した。 新熱変位制御機能は、環境温度変化やボールねじ、モータなどの発熱による構造体の熱変位を補正し、誤差を最小にする機能。ベッド、コラムなどに取り付けられた熱センサにより温度を測定、リアルタイムに変位量を予測し主軸や刃物台の位置修正を行う。 1μm単位の精度を追求する工作機械にとって、環境温度変化は非常に大きな問題となる。鉄の場合、1℃の温度上昇で、1mに対し12μm変位する。これら変位を抑制するためには、一般的に機械の暖気運転後の加工や、工場の温度管理を行うため空調を増設するなどの非効率さや設備投資が必要となる。 これら問題点の解消のために開発されたのが新熱変位制御機能。熱変位のメカニズムを熟知し、コンピュータシミュレーションとテストを繰り返し、最適な熱センサの取り付け位置の設定と高速なデータ演算により送り軸の位置を補正することで、これらの問題を解決することができる。結果、環境温度変化10℃(4時間での変化)に対し、補正無しの場合、機種によって異なるが最大50μmに達していた熱変位量を5〜8μmに抑制することができた(実験値)。 同社は、高剛性・高精度CNC旋盤NL2500と立形マシニングセンタNV6000DCGにこの機能を搭載し、今年の11月1日から東京ビッグサイトで開催されるJIMTOF2006(第23回日本国際工作機械見本市)で発表する。その後、NシリーズのマシニングセンタとCNC旋盤12機種に順次搭載し、環境変化による加工精度のばらつきや寸法不良からユーザーの不安を解消する。 ワシノ機器 マルチセンター完成 国内唯一の大型実験可能 ワシノ機器(名古屋市南区道全町・社長=阪野博安氏)では、このほど本社社屋東側に、400Aまでのストレーナーの圧力損失の測定が可能な「マルチ(多目的)センター」を完成させた。総工費は約2億円。 同センターは、@倉庫機能、A立会い検査場、B大口径の実験等に使用される。敷地面積は約200坪で、ALC工法2階建て延べ床面積は約240坪。1階の天井は約6メートルと高く2.8トン吊りクレーンが2機あり、2階は1トン吊りクレーンが一機ある。1、2階ともコンプレッサー、エア配管、空調まで完備し、立会い検査では、作業着に着替える必要もない。また、1階には自社にて設計・製作した検査定盤(1,800mm×3,600mm)を2台設置している。 また、屋外には国内唯一の大型実験装置があり、大型ポンプ(吐出量1,000m3/h、全揚程47.5m)を完備している。400Aまで大口径のストレーナーの圧力損失の測定が可能で、流れの状態を具に観察できる。口径100Aまでは小型ポンプも配備している。 豊富なラインナップで新発売 ニューダブルクランプシリーズ 三菱マテリアルツールズシンプルかつ高剛性 三菱マテリアルツールズ(社長=高田修氏、本社=東京都墨田区横網一丁目6番1号)は、三菱マテリアルが開発、製造する「ダブルクランプシリーズ」に、VNMG型と内径用シリーズを追加、同時に従来の外径用もマイナーチェンジして販売を開始した。 「ダブルクランプシリーズ」は、ワンアクションでインサートの底面と側面を強固にクランプできる刃先交換式バイト。インサートの着脱が簡単・確実に行えるため、ユーザーより好評を得ている。 今回強い要望に応えて追加発売する製品は、VNMG型インサート用と内径用シリーズ。これにより、全13タイプ84アイテムの豊富なラインナップとなる。また、従来の外径用もマイナーチェンジにより、切りくず排出性と対摩耗性を向上させた。 「ニューダブルクランプシリーズ」の主な特長は次の通り。 @ボディーの特殊表面処理の採用で、ボディーの耐腐蝕性と切りくずさっ過による耐摩耗性を向上させた。 A新型クランプ駒は切りくずの流れを考慮した形状で、切りくず詰まりを解消。また、右・左勝手ホルダに共用可能な勝手無しタイプとなっている。 Bクランプねじの両端にトルクス穴を設けており、逆バイト時でも容易に着脱が可能。 C内径用ホルダにはディンプル形状とクーラント穴を設けており、耐防振性と切りくず排出性を向上させた。 標準価格は、(外径用本体)DVJNR2525M16が14,300円(税込み15,015円)、(内径用本体)A25R―DCLNR12が23,500円(税込み24,675円)。 産業機械受注状況 日本産業機械工業会平成18年5月 日本産業機械工業会がまとめた平成18年5月の産業機械受注状況によると、5月の総受注高は前年同月比5.8%増の3,650億5,200万円で、このうち内需は同一・六%減の2,209億7,600万円、外需は同19.5%増の1,440億7,600万円となった。 内需のうち、製造業向けは前年同月比14.6%減、非製造業向けは同39.0%増、官公需向けは同22.9%減、代理店向けは同2.1%減であった。 内需で増加した機種は、ボイラ・原動機(前年同月比17.0%増)、化学機械(冷凍含む)(同四0.8%増)、ポンプ(同4.0%増)、圧縮機(同36.9%増)、送風機(同150.7%増)、変速機(同8.9%増)の6機種であり、減少した機種は、鉱山機械(同8.8%減)、タンク(同28.8%減)、プラスチック加工機械(同12.2%減)、運搬機械(同20.9%減)、金属加工機械(同87.6%減)、その他機械(同18.6%減)の6機種であった。 一方の外需では、5月のプラントは3件で前年同月比14.5%減の258億1,100万円となった。 外需で増加した機種は、ボイラ・原動機(前年同月比59.9%増)、プラスチック加工機械(同31.3%増)、ポンプ(同192.6%増)、圧縮機(同9.3%増)、送風機(同87.2%増)、運搬機械(同7.6%増)、変速機(同9.4%増)、その他機械(同248.9%増)の八機種であり、減少した機種は、鉱山機械(同66.9%減)、化学機械(冷凍含む)(同42.0%減)、タンク(同83.3%減)、金属加工機械(同43.5%減)の4機種であった。 機種別の動向をみると、ボイラ・原動機は電力、外需の増加により前年同月比32.7%増、鉱山機械は外需の減少により同16.8%減、化学機械(冷凍含む)は化学、石油・石炭の増加により同3.7%増、タンクはその他非製造業、外需の減少により同四8.8%減、プラスチック加工機械はその他製造業、外需の増加により同8.4%増、ポンプは外需の増加により同57.0%増、圧縮機は化学、石油・石炭、外需の増加により同24.8%増、送風機は運輸の増加により同145.0%増、運搬機械は鉄鋼、一般機械の減少により同9.4%減、変速機は窯業土石、その他輸送機械の増加により同9.0%増、金属加工機械は鉄鋼、外需の減少により同72.7%減となった。 産業機械輸出契約状況 日本産業機械工業会平成18年5月 日本産業機械工業会がまとめた平成18年5月の産業機械輸出契約状況によると、主要約70社の5月の輸出契約高は前年同月比19.3%増の1,363億3,800万円となった。 このうちプラントは3件で258億1,100万円。アジア、北アメリカが増加したものの中東が減少したことから前年同月比14.5%減となった。 単体は、前年同月比31.4%増の1,105億2,700万円。機種別にみると、ボイラ・原動機はヨーロッパ、北アメリカの増加により前年同月比14.6%増、鉱山機械はアフリカの減少により同67.7%減、化学機械は中東、ヨーロッパ、北アメリカの増加により同45.4%増、プラスチック加工機械はアジア、ヨーロッパ、北アメリカの増加により同35.8%増、風水力機械は中東の増加により同95.7%増、運搬機械はアジアの増加により同6.3%増、変速機はアジア、ヨーロッパの増加により同9.6%増、金属加工機械はアジア、北アメリカの増加により同324.5%増、冷凍機械はアジア、ヨーロッパ、オセアニアの減少により同17.4%減となった。 地域別構成比は、アジア40.4%、ヨーロッパ26.2%、北アメリカ18.7%、中東12.8%、アフリカ0.7%となっている。 HOMECENTER SHOW06 改!ホームセンターでDIY&リフォーム 日本DIY協会8月24〜26日の3日 社団法人日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会(会長=坂本洋司氏、住所=東京都千代田区、略称=日本DIY協会)は、国内外のDIY・ホームセンター関連商品(約10万アイテム)を一堂に集めた国内有数の住関連イベント「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW2006」(実行委員長=大里秀明氏)を8月24日〜26日の3日間(一般PRデーは25、26日)、千葉県の幕張メッセ国際展示場(2〜5番ホール)で開催する。 「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW」は、DIY(Do It Yourself)の普及と啓発を目的に1978年からはじまったもので、東京・大阪での開催をあわせて今年で42回目となる。参加出展企業は国内外を含め、555社、1,301小問(2006年7月3日現在)、来場者十万人を見込んでおり、住関連イベントとしては国内有数の規模となる。 【今年のテーマは、「改!ホームセンターでDIY&リフォーム」】 近年、新築住宅着工戸数の減少、住宅ストックの増加、住宅の長寿化などにともない、リフォーム市場の活性化が進んでいるが、これまで住関連商品を総合的に取り扱ってきたホームセンターが地域社会の信頼に応えて、リフォーム事業に取り組むケースが急速に増えている。そこで、日本DIY協会では、ホームセンターのリフォーム事業への取り組みを支援するため、昨年(2005年)より“リフォームはお近くのホームセンターで”というキャンペーンを展開するとともに、「HC リフォームの手引き」を発行し、「リフォーム担当者養成研修講座」などを実施してきた。 今年のショーでは、このホームセンターリフォームを一般生活者により身近に感じてもらうために「改!ホームセンターでDIY&リフォーム」をショーテーマとし、小さな修理から大きな改装まで生活者のニーズに応えて“ホームセンターでリフォーム”という新しいリフォームスタイルを来場者に提案するとともに、「安心」、「安全」、「快適な住改善」、「ものづくりの楽しさ」を中心にDIYの普及・啓発機会として展開していく。 「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW2006」開催概要 ◇名称 JAPAN DIY HOMECENTER SHOW2006 ◇テーマ 改!ホームセンターでDIY&リフォーム ◇会期 2006年8月24日〜26日 ※一般PRデーは25、26日 8月24日 バイヤーズデー(午前時30分〜午後5時) 8月25日 バイヤーズデー/一般PRデー(午前9時30分〜午後5時) 8月26日 一般PRデー(午前9時30分〜午後4時) ※最終日は午後4時まで ◇会場 幕張メッセ国際展示場(2〜5番ホール)〒261-0023 千葉市美浜区中瀬2-1 ◇主催 社団法人日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会 ◇後援 経済産業省、林野庁、千葉県、千葉市、NHK、NHK出版、NHKエデュケーショナル、日本貿易振興機構(JETRO)、IHA(国際ハードウェア・ハウスウェア産業団体連合会)(以上予定) ◇協力 新潟県三条市・三条商工会議所、兵庫県三木市・三木商工会議所、兵庫県小野市・小野商工会議所、在日各国大使館(以上予定) ◇協賛 日本ホビー協会、日本家庭園芸普及協会、日本建材・住宅設備産業協会、日本セルフ・サービス協会、店舗システム協会、日本日曜大工クラブ(以上予定) ◇入場料 一般500円(税込)中学生以下無料 ※日本DIY協会ホームページ上で事前登録された方は入場料が400円になる。 ◇出展品目 大工道具・工具/金物/建材・木材/補修材/塗料と塗装用品/電気用品・照明器具/住設機器と関連用品/リフォーム資材/インテリア・ホームファニシング用品(組立家具・収納用品含む)/エクステリア用品(石材含む)/水道用品/カー・サイクル用品/園芸用品(農業資材含む)/作業用品/ホビー用品(ヒーリング・リラックス用品含む)/アウトドア・レジャー用品(スポーツ用品、乾燥・非常食品含む)/ペット用品/省エネ・防災・防犯用品/家庭用品/ハウスキーピング・キッチン用品/店舗設備・用品(什器・ディスプレイ機器含む)/文具・事務用品/福祉・介護用品/健康関連用品/情報 ◇一般の問い合わせ先 社団法人日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会電話03-3256-4475 〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町1-8-5 新神田ビル5階 ◇ホームページ URL-http://www.diy.or.jp/(日本DIY協会ホームページ) ◎主な見どころ 【DIY&ホームセンターリフォーム】 ■ホームセンターリフォームを学んで快適な住まいづくりを実践! 「リフォームはあなたの街のホームセンターで」をテーマに、ホームセンターにおけるリフォーム事業の実例紹介や、快適な住まいづくりのためのホームセンターリフォームの活用法について、DIYアドバイザーや専門家がセミナーの中で実演を交えながら紹介する。 また、バリアフリーの観点から、特に介護保険を利用した住宅改修を提案する介護リフォームや、リフォームの専門家による相談コーナーを設置するなど、日常生活ですぐに実践できるホームセンターリフォームの情報を来場者に提供する。なお、本ショーの開催にあわせて、会員小売業のリフォーム取り扱い店舗情報を都道府県別にリスト化、ホームページ上に掲載し、ショー会場内でお披露目する。 ■NHK「住まい自分流〜DIY入門」のスタジオを会場内に再現! NHK「住まい自分流〜DIY入門」の番組スタジオセットを会場内に再現する。番組出演者やテキストで連載中のDIY愛好家によるトークショーをはじめ、テキストで紹介されたテーマ作品の展示や実演を行う。 【防犯・防災対策】 ■一人暮らしの女性や高齢者必見!ーDIYで空き巣・ストーカー対策 「防犯対策」コーナーでは、特に一人暮らしの女性や高齢者を対象に、マンションやアパートにおける空き巣や強盗、ストーカー対策に有効なDIY防犯術を提案する。防犯性能の高い建物部品に関するCPマークの説明から女性や高齢者でもDIYで簡単にできる防犯対策まで、DIYアドバイザーが犯罪者の心理や行動を読み解きながら、住宅部位別にその対処方法を紹介する。 ■9月1日の“防災の日”に向けて住まい再点検! 「防災対策」コーナーでは、九月一日の“防災の日”に向けて、「我が家の安心化計画」をテーマに、特に地震被害から家族の身を守るためのDIY防災術を提案する。地震によって想定される住まい被害状況を解説しながら、ホームセンターでできる地震対策や有効な防災用品を紹介する。 また、会場内には「防犯・防災ギャラリー」を設置し、最新の防犯・防災関連用品・グッズを一堂に展示する。 【参加体験イベント】 ■団塊の世代のDIY「セカンドライフ」講座 昨年に引き続き、アウトドアライフの啓発活動にも力を入れているタレントの清水國明氏プロデュースによるDIY講座を開講する。今年は、今後、DIYマーケットの中心的支持層となり得る世代として、団塊の世代を中心としたアクティブシニア・シルバー層を対象に、趣味や暮らしのヒントとなる“DIY的セカンドライフ”の過ごし方を提案する。 ■親子で夏休みの工作、思い出づくりはここで 親子で参加して気軽に手づくり木工工作が体験できる「親と子の木工教室」や、国産材を使った実験や森林・木材資源をゲーム感覚で楽しく学べる「日本の木を楽しむフォーラム」など、ものづくりの楽しさを体感しながら、夏休み最後の週末を家族で楽しめるイベントを展開する。 ■日本の文化と技を堪能 日本有数の金属加工産地、新潟県三条市の鍛冶職人の技を披露する「三条鍛冶道場」では、来場者も包丁づくりが体験できます。また、芸術品の域にも入る商品の展示、即売も行う。 会場では、これらのイベントのほか、毎年恒例の「DIY新商品・ヒット商品コンクール」や「園芸チャリティー・オークション」など、楽しいイベントを多数予定している。 モジュラーヘッドシリーズ フルラインナップ化 ダイジェット工業金型加工の新しい提案 ダイジェット工業(住所=大阪市平野区加美東2-1-18)は、モジュラーヘッドシリーズのフルラインナップを完成させ、販売開始した。 【開発の経緯】 一昨年の12月にオール超硬シャンクアーバ『頑固一徹』と高送りダイマスターモジュラーヘッドタイプを発売以降、ユーザーよりラインナップ拡張のリクエストが数多く寄せられた。今回、これに応えるため、荒加工のみならず、仕上げ加工も含めた金型加工用工具全般に拡張した。 また、ヘッド部工具径を大きく、超硬アーバ部径を小さくしたタイプも追加。深彫り加工時でも干渉が少なく、ストレートシャンク採用で、突き出し長さを自由に変えられるようにした。 これらのラインナップにより、モジュラーヘッドシリーズのフルラインナップが完成した。 オール超硬シャンクアーバと、各種モジュラーヘッドとの組み合わせによる、高速高能率加工工具。 【特徴】 『頑固一徹』はシャンク材がオール超硬のため、より高速高能率加工が可能となった。 ヘッドはネジ止め式で全種類が交換可能。 【主用途】 ワーク…炭素鋼、プリハードン鋼、工具鋼、焼き入れ鋼、鋳鉄。 ・サイドチッパーモジュラーヘッド▽平面削り、肩削り、溝削り ・スウィングボールモジュラーヘッド▽曲面加工、肩削り、溝削り(コーナR)加工等の荒加工 ・ミラーボールモジュラーヘッド▽曲面加工、ポケット加工、溝削り(コーナR)加工等の仕上加工 ・ミラーラジアスモジュラーヘッド▽平面削り、肩削り(コーナR)、ポケット、曲面、ヘリカル等の仕上加工 ・スーパーエンドチッパーモジュラーヘッド▽肩削り、溝削り、局面加工、ポケット加工、ヘリカル加工等 【サイズ・販売価格】 ・サイドチッパーモジュラーヘッド…φ16〜φ40(13アイテム)▽18,800円〜 ・スウィングボールモジュラーヘッド…φ20〜φ32(4アイテム)▽35,000円〜 ・ミラーボールモジュラーヘッド…φ16〜φ32(5アイテム)▽16,600円〜 ・ミラーラジアスモジュラーヘッド…φ16〜φ32(5アイテム)▽17,600円〜 ・スーパーエンドチッパーモジュラーヘッド…φ16〜φ33(8アイテム)▽24,800円 ・頑固一徹ストレートタイプ…φ18八〜φ32(17アイテム)46,900円 【初年度販売金額】 3億円 石鹸、吐水、乾燥の3機能を完備 「ジェットボウル」多機能洗面器 INAX業界初の乾燥機内蔵 INAXは、手洗い時の一連の動作をすべて洗面器内で自動操作できる多機能洗面器『ジェットボウル』を新発売した。 一連の動作がすべて洗面器内で行えるため外部への「水濡れ」が抑えられる。そのうえ、ポーチなどちょっとしたモノをおける化粧棚が洗面ボウルの上部に付いており、化粧直しなども快適にできる。 店舗や公共施設の手洗いでは、カウンターの「水濡れ」が気になったり、荷物の置き場所に困ると言う声をよく聞く。調査によると、パウダースペースでの使用者の不満の一位は「洗面カウンターがいつも濡れている」ことで、全体の54.1%も占めることから、多くの使用者がカウンターの「水濡れ」に不満をもっていることが分かる。また、手洗い時に邪魔になる荷物に関しては「肩にかける・小脇に抱えるなど、荷物を持ったまま洗う」人が46%、「荷物をカウンターに置いて手を洗う」が42%。もしカウンターが濡れていたら荷物を置くことができない。そこで、INAXではドライで快適な洗面空間を提案する多機能洗面器『ジェットボウル』を発売し、パウダースペースの快適化を図った。 『ジェットボウル』は「水濡れ」防止になるだけではなく、自動吐水のため節水率が高くジェット乾燥機能でペーパーレスを実現する省エネ設計。また、今までの壁掛け多機能洗面器はハンドドライヤーを別途設置するとスペースをとったが、業界初の乾燥機内蔵によって狭いスペースでも設置でき空間を広々使える。そのうえ、洗面器下部にスタイリッシュなトラップカバーが付いているので配線や配管が気にならず、壁もすっきりした。 希望小売価格は36万7,500円(税込み) ※排水トラップ、工事費別途 発売1年後の販売目標は5,000台/年。 【商品の特長】 1、使いやすい機能 ・使う順に横一列でわかりやすく機能を配置。スムースなオペレーションを実現した。 ・風速105m/秒のジェット風で手の水を吹き飛ばす。洗面器の手前に水返しが付いている深鉢形状なので水じまいがよく、顔への不快な風の吹き返しがない。 ・使用者を不快にさせる水濡れが解消されドライで清潔な空間になる。 2、メンテナンスもカンタン ・ジェット風で飛ばされた水は直接洗面器内に落ち、排水される。たまった水を掃除する必要はない。 ・水石けんの不足はLEDで知らせる。洗面器内で補充がおこなえるので、カウンターや床が汚れない。 ・洗面器の下の配管を隠しているので床の掃除がラク。 3、快適に使える省エネ設計 ・自動吐水のため節水率が高く、ジェット乾燥機能内蔵なのでハンドペーパーが不要。 環境にやさしく維持費を軽減できる。 4、用途に応じて選べる3つの機能と4色のカラーバリエーション ・選べる三つの機能と価格 @A3タイプ 自動水栓 オートムース ジェット乾燥 36万7,500円 AA2タイプ 自動水栓 ジェット乾燥 31万5,000円 BA1タイプ 自動水栓 オートムース 26万2,500円 ・洗面器とトラップカバーの組み合わせで4色。洗面器2色(ピュアホワイト・オフホワイト)、トラップカバー2色(ホワイト・ブラック) 大企業は「明」、中小「暗」 小売、建設業等マイナス続く 大垣信金最近の景気概況から 大垣信用金庫が発表した、西濃地区の取引先企業385社の、最近の景気概況がこの程発表された。 調査期間は、今年4月〜6月期実績と7月〜9月期の見通しについて、同金庫の西濃地域取引先企業385社からのアンケートの結果を纏めたもの。 それによると、西濃地方の最近(4〜6月)の企業の業況判断指数DI(「好転」した企業割合から「悪化」した企業割合を差し引いた数値)はプラス3.3であり、前期に比べると4.1ポイント改善し、プラス台に回復した。 これを業種別に見ると、業況DIがプラス台の業種は、製造業、卸売業、不動産業の3業種、マイナス台は小売業、サービス業、建設業の三業種となっている。 収益状況は、収益DIが△9.1と前期と比べ3.5ポイント悪化、特に今回調査においては全業種で収益DIがマイナス台となり厳しい収益状況となっている。 販売単価が横ばいの中、仕入単価の上昇が続いており、今後の景気に対する不透明感が高まっている。 このような状況の中、来期(7月〜9月)の業況DIは△2.4と今期に比べて5.7ポイントの悪化で、マイナス台となると予測している。 中でも、建設業については、業況DIは△9.8と前期と比べて14.4ポイントの悪化、受注高は△18.0と前期と比べて14.9ポイントの悪化、工事施工高も△16.4と前期と比べて22.6ポイント悪化となっている。 施工高を受注先別で見ると、大企業型で改善、官庁型で後退、中小企業型、個人型で悪化している。 また、職種別では、総合工事、識別工事、設備工事の全ての職種で悪化している。 資金繰りのDIは△3.2と水面下ながら前期と比べて1.5ポイント改善している。 経営上の問題点では、「受注・施工高の停滞.減少」が67.2%、「競争の激化」が57.4%となっているが、この他に「請負単価の値下がり」が37.7%、「材料価格の上昇」「人件費以外の経費の増加」が各々26.2%となっている。 来期の業況DIは△13.2ポイント悪化すると予測している。 このような景気概況を受けて、地元の岐阜県管工機材商組合の山田理事長(山彦社長)は「景気が良いと言われていますが、私共にはまったく実感が伴いません。この景気と言いますのは、二極化しておりメーカーを中心とした大企業は絶好調です。私達の管材業も二極化しており、工場をターゲットにする管材業者は非情に良く、反対に公共投資、建築設備をターゲットにしているところは、良くて横ばいとなっているようです。さらに追い討ちを掛ける要素として、管材全般にわたる素材価格の高騰です。メーカー、商社は値上げ攻勢に出ていますが、我々はそれをそのまま価格に転嫁することが出来ない弱い立場にあることも理解してほしいです」と、管材業者の抱える課題の大きさを吐露している。 チューブ継手・アダプター継手 チューブ2種販売開始 日本スウェージロック最高使用圧力105MPa対応 日本スウェージロック(代表取締役=ジェームズ・D・ドミンゴ氏、住所=兵庫県西宮市)は、代替燃料や石油・ガス業界から要望されていた「高圧環境に対応する流体制御製品の導入」に応えるため、最高使用圧力105MPa対応のSwagelokミディアム・プレッシャー・チューブ継手、アダプター継手とチューブ二種類を新たに発表した。同製品は、国内のスウェージロック指定販売会社八社を通じて販売が開始された。 ミディアム・プレッシャー・チューブ継手およびアダプター継手は、おすナット、めすボディ、フロント・フェルール、バック・フェルールで構成されており、フェルールのヒンジ・コレット機能(特許申請中)により、チューブに特別な処理を施さずに確実なグリップとシールを実現する。また、既存のSwagelokチューブ継手同様、優れたシール性と振動に対する耐性を有し、専用のギャップ検査ゲージを使用することで、締め付けが適切になされているか確認することができる。(初回取り付け時) 同製品は316ステンレス鋼製で、1/4、3/8、1/2インチのチューブ外径サイズに対応し、ユニオン、バルクヘッド・ユニオン、レデューシング・ユニオン、エルボー、ティー、ユニオン・クロス、キャップ、プラグなど、さまざまな形状を取り揃えている。 このミディアム・プレッシャー・チューブ継手には、他にも以下のような特徴がある。 @ステンレス鋼製の焼きなまし厚肉チューブ、または、冷間引抜き1/8ハード・チューブに対する容易な接続 A特殊な工具を一切必要としない簡単な取り付け Bコンパクトなデザインにより、軽量で、省スペースの設計が可能 C継手の締め付けは、手動または自動のいずれにも対応できるように、ナットを指締め後一回転まわすか、またはトルク値により施工 Dおすナット、フロント・フェルールおよびバック・フェルールがひとつのカートリッジに組み立てられており、正しいフェルールの位置および向きを維持 Eフェルールおよびナットに対する特許取得済み低温表面硬化処理により、幅広い用途における性能と耐腐食性の向上を実現 F第三者機関によるテスト・レポートおよび各種スウェージロック製品テスト・レポートが提供可能 また、最高使用圧力105MPa対応のミディアム・プレッシャー・チューブは、316/316Lステンレス鋼製で、焼きなまし厚肉チューブ、または、冷間引抜き1/8ハード・チューブが供給可能。外径サイズが1/4、3/8、1/5インチのチューブを2mまたは4mの長さで提供する。 ミディアム・プレッシャー・チューブの特長は以下のとおり。 @Swagelokミディアム・プレッシャー継手に対する、最高の適合性 ASwagelokベンチ・トップ・チューブ・ベンダーによる曲げ加工が可能 Bサイズ、材質、種別、ヒート番号または製造番号を刻印 7月例会で暑気払い 名古屋水栓販売協会終始に渡り和やかに歓談 名古屋水栓販売協会(理事長=加藤文隆氏・加藤鋼機会長)では、7月25日午後6時より、名古屋市中区栄の“唐観月“で「7月例会」を開催し、自慢の会席料理を満喫しての暑気払いをおこなった。 例会は、伊藤理事(イトウ社長)の司会開会の辞に次いで、挨拶に臨んだ加藤理事長は、出席方のお礼を述べた後、「長引いております梅雨明けも、今日の晴天で2、3日中には梅雨明け宣言も出るのではないかと思っております。いよいよ夏本番となりますので、健康には十分に注意していただきたいと思います。今日は色々な食材が用意されていると聞いておりますので、大いに食べて、飲んでいただいてこの暑い夏を乗り切って下さい」と挨拶を述べ、引き続いて内籐副理事長(三和管材社長)の乾杯音頭で宴会に移り、同館自慢の会席料理を囲みながら、終始に渡り和やかに歓談に興じ、祖父江副理事長(祖父江産業社長)の中締めで盛宴の内にお開きとした。 秋に親睦旅行会を予定 落合名古屋支店の入会を承認 名古屋伝動機商組合7月例会を開催 名古屋伝動機商組合(理事長=笠井善元氏・笠井社長)は7月25日午後6時より、名古屋市東区葵のメルパルク名古屋で7月例会を開催した。 例会は光伝動機とヒラノ機工が当番幹事を務め、はじめに笠井理事長が「本日は大変お忙しい中、名古屋伝動機商組合の7月の例会にご出席いただきまして本当に有り難うございます。厚く御礼を申し上げます。景気は大企業を中心に回復しておりますが、それ以外では地域別、産業別でバラ付きがあります。また、これから真夏に向かって大変厳しい季節になりますので、健康に留意して益々ご活躍をいただきたいと存じます」と挨拶。 大喜産業の中筋氏が前名古屋支店長の清水氏の後任として名古屋支店長に着任したことから、同氏の紹介が行われた。 続いて、総会時に提案された組合活性化を図るための親睦旅行会について、伊藤副理事長(伊藤伝動工業会長)が説明を行い、6月の役員会で検討した数案を提示した。開催日については10月頃と決め、詳細は役員会に一任することを承認した。 新入会の件については、落合名古屋支店より入会の申し込みがあり、満場一致でこれを承認。落合は次回行事より正会員として参加する。 また、同日の早朝、不慮の事故で亡くなった中部機工新聞社の小澤社長に対し組合より供花と香典を出すことを決めた。以上で議事を終了。 この後開かれた懇親会では近況などを語り合い、和やかなうちにお開きとした。 環境ISO内部監査要員養成講座 2日間で延べ64名が受講 愛知鋲螺商協同組合7月21・22日に開催 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田K氏・藤田螺子工業社長)は7月21・22日の両日、事業部(部長=馬場將嘉氏・メイナン社長)が担当する「ISO14001-2004内部監査要員養成講座」を名古屋市中区橘の東別院会館・葵の間で開催した。 昨年に引き続いての実施で、前回の一日研修では時間が短い上にカリキュラムの内容が多く中々理解しきれなかったとの指摘をふまえ、今回は二日間の開催とし、延べ六十四名が受講した。 協同組合ティーイーエフの櫻井氏を講師に、内容は、2004年版規格要求のポイント説明、ISO14000シリーズ概要の講義のほか、環境マネジメントシステムの理解問題やいくつかの事例を基にした不適合摘出演習が盛り込まれ、グループ毎に検討・発表することで更に理解を深めるようになっている。受講者からは「大変わかりやすく充実した内容」との声も聞かれた。 22日の午後4時30分に全日程を終了し、受講者には修了証書が授与された。 本格的な夏に向かい ビールで暑気払い GKC ビアパーティー開催 岐阜県機械金属商業協同組合(理事長=福生雅利氏・ギフベア社長)は7月28日午後6時30分より、毎年恒例となっているビアパーティーを岐阜市柳ヶ瀬通のグランヴェール岐山で開催し、組合員とその従業員並びに賛助会員ら六十名余りが参加した。 冒頭、福生理事長が「大勢の方々にご出席いただき有り難うございます。本日は十分に飲んで、食べて、楽しんでいただき、この夏を乗り切るための英気を養っていただければ幸いです」と挨拶、引き続いて力強い発声で乾杯した。 バイキング方式によるバーベキューやジョッキで生ビールを堪能しながら、賑やかに歓談して親睦が深められ、石田理事(石田商会社長)の中締めで午後8時過ぎにお開きとした。 20周年記念行事で ベトナムを視察 ジュニアー会 11名が参加 ジュニアー会(幹事長=植田慎一郎氏・ウエダ社長)は7月13日から17日の5日間、会創立20周年記念行事として、会員11名が参加しベトナムのホーチミン等の視察旅行を実施した。 ベトナムは、南北に長く日本の本州とほぼ同じ大きさで、首都はハノイ。今回は商業の中心地であるホーチミンを訪れた。 ホーチミンはベトナム戦争中、南ベトナムの首都サイゴンで、その頃の名残も多く、ヨーロッパの文化の香りもする。 市内のインフラは、30年前に戦争が終わった当時とほとんど変わりなく、しかし人口は爆発的に増えて、2,000万人が住んだり働いたりしている。 そのため、交通はあちこちで渋滞。信号の無い大きな道路を車・バイク・自転車・人が無秩序に溢れている(地元の人に聞くと、それなりに秩序はあるとのこと)。電柱には電線が一杯張られて太い帯のように見えた。 また、郊外へも行ったが、その景色はのどかな水田が広がり、米の生産高が世界2位というのが頷けた。 現在インフレで、ドンの価値が下がっており、給与水準も高くないベトナムではあるが、そこに暮らす人々には活気が溢れていた。 飛行機の都合で立ち寄った台湾では、世界一の高層ビル「101タワー」、故宮博物館等を見学。円山飯店で夕食したりし、17日の午後8時過ぎ、セントレアに全員無事帰着した。 18年8月20日2248号 案内状の発送や会場設営など 愛知大会に向け準備進む 愛機工8月理事会を開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は8月2日午後4時より、理事31名が出席して名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦で理事会を開催した。10月に控えた全機工連愛知大会への準備を中心に12議案の審議を行った。 理事会は伊藤照之総務部長(伊藤信産業会長)の司会で進められ、野田理事長の挨拶に続いて、議事に移った。 第1号議案=会員の増強活動の件は、一社より賛助会員へ加入の打診があったと報告された。 第2号議案=会員の異動の件は、退会申し込みが一件あり、担当の支部長が慰留に努めることが確認された。 第3号議案=全機工連愛知大会は、「事業継承を考える」―明日に繋げる機工商社の後継者対策―を大会テーマに10月20日、名古屋マリオットアソシアホテル(JR名古屋駅ツインタワー16階)で開催される。基調講演は田辺次良氏(タナベ経営社長)の「失敗しない事業継承の極意」。基調講演後の第一分科会では、後継者問題をテーマとしたパネルディスカッションが予定されており、7月12日の実行委員会でパネリストに長橋護氏(都機工社長)、中口篤氏(センナン社長)、富田稔氏(富田工機社長)の3氏とコメンテーターに田辺次良氏(タナベ経営社長)を迎え、司会は山下隆蔵氏(山下機械会長)と時津忠氏(新栄商會会長)が務めることを決め、最終的な案内原稿を確認した。大会案内及びアンケートは7月19日に発送。参加申し込み及びアンケートは8月末に締切り、9月に集計する。当面の準備としては、会場の設営(受付・式典・講演会・分科会・懇親会/ホテルとの打ち合わせ)、青年部の配属、来場者の誘導など。近々当日の進行表(シナリオ・タイムスケジュール)を作成し各担当部会の役割を明確にする。以降は部会毎に打ち合わせを行う。大会プログラムは、順次資料を揃え参加者がまとまり次第編集に入る。8月2日(理事会前の午後3時より)実行委員会を開催し、当日までのスケジュールを確認した。野田理事長は「愛知大会当日まで、理事はじめ組合員の方々には色々ご迷惑をお掛けしますが、ご協力を賜りたい」と大会の成功に向けて協力を呼び掛けた。 第4号議案=採用と社員戦力化事業については、今年度は@経営事例報告会A就業規則マニュアル(モデル)の作成B成果報告書作成及び報告会C事業定着調査を行い、@〜Cについては愛知大会終了後、来年2月までに順次まとめる予定。組合員にとって中身のあるものとしていきたいと話された。 第5号議案=会社法改正説明会・教育事業については、@会社法説明会は鷲野直久氏(愛機工組合会計顧問)を講師に、8月2日の理事会終了後に開催する。内容は、多くの組合員が該当すると思われる役員報酬の損金不算入制度(同族会社の役員報酬を企業の利益とみなし課税する制度)と交際費の取り扱いについて、その要項と対応策を説明する。出席申し込みは56名。A教育事業は技術研修と新入社員研修があり、技術研修は戦力化事業で実施したTE(ツールエンジニア)スクールの内容を改善し、9月23日、29日、30日の3日間で集中して開催する。募集人員は25名、参加費用15,000円.新入社員研修は、戦力化事業で実施した新入社員研修を継続する。開催日は07年3月下旬もしくは4月上旬の2日間で、募集人員は30名、参加費用5,000円。 第6号議案=MECT2007は、10月17日から20日までの4日間、ポートメッセ名古屋で行われる。前回のMECT2005は、組合として募集した小間数が過去最高となった。今回も前回並みを目指し、10月2日の出品者募集開始に先立ち、第1回実行委員会を8月下旬から9月上旬に開催する予定と報告された。 第7号議案=親善野球大会経過報告は、大会5日目(7月8日)を終え34試合中24試合を実施、今後の日程は8月5日に準々決勝戦5試合(一宮総合運動場)、8月26日に準決勝戦四試合(江南市民球場)、優勝戦は9月9日稲永公園野球場にて開催の予定と報告された。 第8号議案=組合親善ゴルフ大会については、第35回ゴルフ大会を9月14日にオールドレイクゴルフ倶楽部(春日井市)において開催する。会費は組合員・賛助会員共に24,000円、参加予定人員72名。 第9号議案=1017基金現況報告は、伊藤高潤副理事長(春日鋼機社長)より行われた。 第10号議案=駐車違反取締強化については、6月1日から施行された「新駐車取締法」に対し運送業界や建設業界同様に、組合として公安委員会へ陳情してほしい旨の提案が組合員よりあり、先の理事会で継続審議となっている。理事から報告された各社の現状は、有料駐車場を利用するように指導しているため、現時点では駐車場確保並びに出先での駐車場利用などで費用の増加はあるもののそれほど大きな問題は出ていない。当面組合としては陳情書の提出等は行わないが、各業界が何らかの動きを見せた場合は再考するとの結論に至り承認した。 第11号議案=各部報告は次のとおり。 ・総務部―当面は愛知大会に向け準備を進める。 ・情報部―7月19日に愛知大会案内の発送業務を行った。組合報夏号を8月に発行する。景況調査の実施及びホームページの充実を目指す。 ・経営対策部―7月19日に部会を開催。愛知大会・中国調査報告会をパネルディスカッション形式で行うことを決めた。社員戦力化事業及び教育事業の企画に注力する。 ・事業部―CUBICの普及を推進する。理事を中心にCUBICシステムの運用テストを行っているが既に約60名の診断を行い、現在100名の予約がある。正式な案内は全組合員に8月に配布する予定。 ・青年部―愛知大会については25名から30名の部員を派遣する予定。役員会や合同委員会にて協力を要請する。当面の行事は、「キャンプの集い」を8月5日・6日に板取黒谷キャンプ場でバンガロー40棟、参加者160名で行う。また、8月25日の合同委員会は昨年好評であった「エンゼルハープ号」による名古屋港クルーズを行う。 ・福利厚生部―ゴルフ大会の7月31日現在の参加者は34名で、更なる参加が呼び掛けられた。 第12号議案=その他、次回理事会は10月3日午後4時より東京第一ホテル錦で開催する。また、事務局の夏期休暇は8月12日より16日とすることを承認した。 経営と衛陶の両部会開催 「経営の心得」を研修 静岡県管工機材商組8月度理事会開催 静岡県管工機材商組合(理事長=丸尾氣窮雄氏・丸尾興商社長)では、8月4日午後3時より静岡市内の“マイホテル竜宮”において「8月度理事会」を利用して、経営部会と衛陶部会を開催した。 経営部会では、「経営の心得」と題して、@信念こそ最大の経営力(完璧を求めすぎ革新の芽を摘んではいけない)、A儲かるビジネスの本質を押さえる(成功に奇策はない、儲けの真髄は深謀遠慮である)、B社員を育て、動かす急所を押さえる(問題社員でもいつかは育つという度量を持つ)、C管理者の心得(部下は稼ぐために存在すると割り切れ)、D経営の名言(君主は善徳を、全て備える必要はない。ただ、備えているように思わせることが必要なのである=マキャベリの「君主論」)等について研修した。 衛陶部会では、INAX静岡営業所の田中課長を招き、従来は8?から13?流していた水を、6?まで削減した、驚異の節水性を可能にした「eco6超節水トイレ」について研修した。 また、素材価格の高騰で他のメーカーが価格改定を行っている最中、INAXは当面の間は現行価格を維持することを打ち出している。 以上で各部会を終了し、情報交換に移った。 情報交換では、靖国参拝問題から、パロマのガス器具問題、パレスチナ問題まで多岐に渡った。 靖国参拝問題は、個人の信仰の自由を他国が干渉することはナンセンスという意見が多数を占めた。A級戦犯を合祀したことが今回の問題の根底にあると言われるが、戦犯という解釈は戦勝国が一方的に決め付けたものであり、日本にとっては功労者ともいえる。との意見もあった。 パロマ問題では、21人の犠牲者を出しながら、今日まで具体的な対応策もないまま推移したメーカー責任を強く非難。未上場ゆえに株主の監視もなく、経営はベールに包まれていることを憂えていた。 激しさを増すパレスチナ問題では、ユダヤ人が神と契約を結ぶために選ばれた人々であるという選民思想が根源にあり、これが2,000年に亘る民族意識の高揚、団結心が現代のシオニズム運動の原点となっているが、選民であるという感覚は、しばしば特定のイデオロギー運動と関連し、人々を目的の達成へより激しく駆り立て、ユダヤ、イスラムに至っては、宗教戦争に陥っている現実を捉えて、何のための宗教かと、非難する向きもあった。 単水栓など価格を改定 平均10〜15%程度 KVK10月2日出荷分より KVK(岐阜市黒野・社長=北村和弘氏)では、今年四月に価格改定を実施したが、その後も予想を大幅に上回る原材料価格の高騰により、もはや企業努力のみで吸収することが困難な状況になったとして、販売価格の改定を10月2日出荷分より、平均10〜15%改定することになり、理解と協力を呼び掛けている。 記 ▽対象製品 単水栓、混合栓、シャワー付混合栓 ▽実施日 10月2日出荷分より ▽改定率 平均10〜15%程度 名古屋地区の景況存続に努力 人材確保で活発な意見交換 7月例会を開催名機工同友会 名機工同友会(会長=時津忠氏・新栄商會会長)は、7月25日午後6時30分より、名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて「7月例会」を開催した。 冒頭の挨拶で時津会長は、「本日、オーエスジーさんとタンガロイさんの資本提携についてのニュースがFAXでまいりました。当然、各社長さん方はご存知と思いますが、オーエスジーさんがタンガロイさんの株を19.18%取得したということが大まかな話だと思います。オーエスジーさんは、切削工具の雄でございます。一方、タンガロイさんは、2年前でしょうか、東芝タンガロイから独立された、私からみると、超優良企業であります。強い企業が強い企業を統合なさるということは、足腰を強くするという意味では大変立派なことでありますし、今後、グローバルな展開をなさるにあたって、いいことではないかなと思っております。暑い最中、大変ではございますが、活況を呈した名古屋地区の景況をいつまでも長く存続できるように皆様方とともに力を合わせ、努力していきたいと思います。よろしくお願いします」と語った。 情報交換の場では、人材確保について、活発な意見交換が行なわれた。 @適性試験(ペーパーテスト)の結果をどう判断するべきかA面接なども含めトータルでの試験結果が良いので正式採用したが、辞退されてしまったB費用だけかかって、一人も採用できない場合がある、といった悩みについて問題提起がなされた。それから、いろいろな意見が出され、積極的な議論が行われた。また、社員とのコミュニケーションのとり方についても話し合われた。 初の日本人社長誕生 松田剛一氏社長に セコ・ツールズ・ジャパン セコ・ツールズ・ジャパン(住所=東京都千代田区三番町8-7)は、8月1日付けで代表取締役社長に松田剛一氏が就任したことを発表した。同社で初の日本人代表取締役社長の誕生である。 松田氏は、ドイツの工作機械メーカーにて修行し、過去25年にわたりドイツと日本のトップ工作機械メーカーに従事してきた。 【略歴】 ・1982年▽ドイツKarl Jung GmbH社(精密研磨盤メーカー、現Schleifring GrouP) ・1986年▽Goeppingen市立職業学校金属科卒業、ドイツ商工会議所公認検定「機械工」の資格を取得 ・1990年▽Dr.-lng.TeuberVDI技術専門学校卒業、ドイツBaden Wuertemberg州公認検定「機械技師」の資格を取得 ・1991年▽ドイツYamazaki Mazak GmbH社 ・2000年▽ドイツDMG Vertriebsund Service GmbH社 ・2001年▽日本ディエムジー代表取締役社長 ・2006年▽セコ・ツールズ・ジャパン代表取締役社長 9月2日(土)・3日(日)の2日間 産業とくらしのグランドフェア06 ポートメッセなごや3号館で開催 ユアサ商事中部支社(支社長=寺島修氏)傘下の販売店で組織される中部ユアサやまずみ会主催の「産業とくらしのグランドフェア2006」(第28回)が9月2日・3日の両日、名古屋市港区金城埠頭のポートメッセなごや3号館で開催される。協賛・中部ユアサ炭協会、後援・ユアサ商事。今回は久々の土、日開催となり、動員目標8,000名、売上目標100億円で行われる。 今年は「新発想を、新展開へ。―体感・実感、リアルコミュニケーション。」を全国統一テーマとして展開。今年のグランドフェアで目指すものは、「説得」ではなく「納得」。新しい発想を用意して一方的に「情報」として羅列するのではなく、体験を通じて来場者に近未来を予見させるような「実体感」をしてもらう。新商品・新分野を実際に見て、触れてもらうための場を提供し、「リアルコミュニケーション」により、顧客にとっての新しい需要を掘り起こし、「満足のいく購買」「リピート」につながる未来への「商流」につなげて行きたいとしている。 “工業”と“建設”という2大専門分野に分け、豊富な商品群を一堂に展示。さらに隣り合わせるフィールドに関連する商品を展示し、来場者が目的の商品を探しやすく、見やすい会場レイアウトとする。 新商品の展示比率を50%以上とし、昨年から採用した、新商品のアイキャッチマークのステッカーを四種類から16種類に増やし、表示も大きく見やすくして一目で特徴が判別できるようにしている。 各部門展示内容 ◆工業ゾーン テーマ【進化する「ものづくり」に広く貢献する商品・技術を提案する】 「ものづくり」の重要性をテーマに、来場者が実感でき、また製造現場の明日の人材を育成しうる高機能の機械・装置・機器、技術・技法をわかりやすく展示する。 《機械エンジニアリング本部》 複合加工機、CAD/CAM、物流機器・環境機器の展示を充実する。 五軸・複合加工機コーナー、精密加工機コーナー、新商品コーナー、バリ取りコーナー、洗浄コーナー、CAD/CAMコーナー、海外紹介コーナー。加工サンプルの提示。 《機電本部》 〈機電系〉高品質な製品づくりのために、さまざまな分野の商品を揃える。 〈物流系〉現場に適合する「トータルな包装・梱包・物流」をサポートする。 切削ゾーン、制御ゾーン、油空圧ゾーン、空気伝導工具ゾーン、金型ゾーン、環境機器ゾーン、測定ゾーン、理化学ゾーン、安全保護具ゾーン、物流ゾーン。加工サンプルの提示。 ◆建設ゾーン テーマ【業界の近未来を「想造」する商品を提案する】 《流体設備本部、建築設備事業部、プラント事業部》 環境の分野における水と空気の新しい価格の創造を提案する。 《機械ソリューション本部(建設機械)》 進化する市場で、新たな需要喚起のため、未来に向けた国内外の新製品を提案する。 《建材本部》 「住む・働く・歩く」住宅エクステリア・ビル・工場・町並景観の未来像を提案する。 テーマゾーンでは、「工場の屋根が変わります!」をテーマに工場屋根の屋上緑化、工場屋根の改修・リフォームを提案。 《住宅本部》 快適なエコ・ハウジングを提案する。 よりよい生活空間、よりよい安心・安全性と最新のエコロジーをテーマに展示。 仏ラゼレック社 新しいUVレーザーマーキング装置 ULYS LINE全産業部門向け 航空機産業向けケーブルマーキング及びカッティング装置を製造するフランスのラゼレック社は、品質・生産性・競争力に対する要求が高まる中、UVレーザー識別のような新技術の使用が必要不可欠となる全産業部門向けに新しい装置を提供している。 新型マーキング装置「ULYS LINE」は、船舶・自動車・鉄道・電気通信などの分野で生産量に関係なく使用することができ、「MRO200」シリーズ及び「ULYSTM」シリーズを補完し、自動供給・自動再巻取システム付きの新しいマルチスプールキャビネットを備えている。 「新システムが提供する高い柔軟性は当社の技術的ノウハウを反映している。マルチスプールキャビネットは、スプールを四〜二十四個入れる容量があり、ケーブル供給は手動でも自動でも可能で、生産性の高さは他に類を見ない。自動システムは、スプールをわずか数秒で取り替えることができる。極めてユーザーフレンドリーな生産ソフトウエアにより使い易さは最良です」とセールスディレクターのマリー リンヌ・クレマンソン ラヴァル氏は語る。 ラゼレック社はこの程、エアバスグループの非常に厳しい仕様に適合し、エアバス用アルミニウムケーブルのマーキングが可能な機能を開発した。同社は、エアバス仕様に適合するアルミケーブル・マーキング装置を製造できる唯一のメーカーであり、その結果今後、A380だけでなくA350及びA400Mに装備されるアルミケーブルの特殊マーキング装置の独占的供給者としてケーブルメーカーに採用されることになっている。 ラゼレック社は、現在、自社レーザーを採用する唯一のUVレーザーケーブルマーキング装置メーカー。当該分野の他業者と異なり、この重要部品の製造を下請に出さないため、製品を完全にコントロールし、装置のメンテナンス及びアフターサービスを提供する卓越した能力を有している。設計段階からメンテナンス・運転コストを考慮した製品を開発し、市場で最先端の技術による装置を非常に競争力ある価格で提供している。 また、同社は国際市場におけるダイナミズムが評価され、“Grand Prix Export2005"を受賞したほか、最もダイナミックなフランスの中小企業として“GAZELLE2005"ラベルが授与された。 日本国内総代理店は村上実業東京営業所、TEL03-5269-3390。 製販懇・講演会等の 年内行事を審議 GKC 8月理事会を開催 岐阜県機械金属商業協同組合(理事長=福生雅利氏・ギフベア社長)は8月1日午後5時より、岐阜市柳ケ瀬通のグランヴェール岐山において理事会を開催し、年内の行事予定等を審議した。 製販懇談会は9月13日、グランヴェール岐山で開催し、総合司会を白木理事(白木商会社長)が務める。有意義な組合にするために、製造と販売が忌憚のない意見交換を行う場とする。 10月20日開催の全機工連・愛知大会へは、基本的に全理事が出席することとし、参加費は組合が補助する。但し交通費は各自負担。 講演会は11月24日、岐阜市出身の三遊亭歌武蔵を招いて落語会を行う。組合員・賛助会員の社員も参加できるようにし、100名程度の参加を見込む。 また、各行事への参加者を増やすために、各自が他の賛助会員、組合員に声掛けをして参加を呼び掛けるようにすることを決議した。 この他、賛助会員に落合名古屋支店より入会申し込みがあり、これを承認した。 理事会後に行われた講演会は後日掲載予定。 鉱工業指数生産出荷とも前月比増 在庫率は4ヵ月連続の低下 経産省 景気指標6月速報値 ◆鉱工業指数(IIP) 6月(速報値)の生産は前月比1.9%増と2カ月ぶりの上昇、出荷は同0.7%増と同じく2カ月ぶりの上昇、在庫は同0.5五%増と3カ月ぶりの上昇、在庫率は同1.1%減と4カ月連続の低下。 6月(速報値)の財別生産指数をみると、資本財は前月比4.5%増と3カ月連続の上昇、建設財は同0.4%増と同じく3カ月連続の上昇、耐久消費財は同2.3%増と2カ月ぶりの上昇、非耐久消費財は同3.3%増と3カ月ぶりの上昇、生産財は同0.9%増と2カ月ぶりの上昇。 ◆生産動態統計調査 6月(速報値)の主な品目の動向をみると、情報化関連品目ではパーソナルコンピュータが前年同月比5.6%減と3カ月連続の減少、PHS・携帯電話が同2.7%増と9カ月連続の増加、半導体集積回路(モス型)が同12.8%増と8カ月連続の増加。また、乗用車が同10.1%増と同じく8カ月連続の増加。 ※半導体集積回路(モス型)はその他のモス型を除く。 このほか、液晶素子が前年同月比25.4%増と11カ月連続の増加、数値制御ロボットが同30.3%増と8カ月連続の増加、半導体製造装置が同29.6%増と5カ月連続の増加、粗鋼が同2.5%増と3カ月ぶりの増加、エチレンが同2.7%増と四カ月ぶりの増加、印刷・情報用紙が同2.3%減と7カ月ぶりの減少。 ◆第三次産業活動指数 5月の第三次産業活動指数は前月比0.5%増と上昇。大分類業種をみると、サービス業(前月比1.6%増)、医療・福祉(同2.1%増)、卸売・小売業(同0.8%増)、学習支援業(同5.2%増)、飲食店・宿泊業(同0.4%増)、複合サービス事業(同0.8%増)、不動産業(同0.1%増)が上昇。情報通信業(同1.9%減)、電気・ガス・熱供給・水道業(同2.3%減)、金融・保険業(同0.3%減)、運輸業(同0.1%減)が低下。 サービス業の内訳をみると、対事業所サービス業(前月比0.5%増)は、専門サービス業、その他の事業サービス業などが増加したことから上昇。対個人サービス業(同3.9%増)は、洗濯・理容・美容・浴場業、自動車整備業が増加したことから上昇。 ◆特定サービス産業動態統計調査 5月(確報)の対事業所サービスは、物品賃貸(リース)業が前年同月比0.5%減と3カ月連続の減少、情報サービス業が同5.7%増と5カ月連続の増加、広告業が同6.5%増と4カ月ぶりの増加。対個人サービスは、ゴルフ場が同3.1%減と4カ月ぶりの減少、遊園地・テーマパークが同3.5%増と3カ月連続の増加。 ◆商業動態統計調査 平成18年6月の商業販売額は47兆9,420億円、前年同月比5.1%増となった。 これを卸売業、小売業別にみると、卸売業は37兆3,650億円で同6.5%増。小売業は10兆5,570億円で同0.4%増となった。 なお、商業販売額の季節調整済前月比は、0.0%の横ばいとなった。卸売業は同0.3%減、小売業は同0.1%増となった。 ◆全産業活動指数 4月の全産業活動指数は前月比1.3%増と上昇。産業別にみると、第三次産業活動指数(前月比1.3%増)、建設業活動指数(同1.1%増)、公務等活動指数(同0.4%増)、鉱工業生産指数(同1.4%増)ともに上昇した。 平和テクニカ商品説明会06in名古屋 最新のファインカットはじめ 新商品を中心に展示紹介 平和テクニカ(社長=小池達夫氏、本社=東京都中央区日本橋浜町2-48-4)は7月28日午前10時より、名古屋市熱田区六番町の名古屋市工業研究所において「平和テクニカ商品説明会2006in名古屋」を開催し、終日賑わいを見せた。 中部地区は、自動車産業を中心に数多くの製造業があり、技術革新によりワークが多岐にわたり、その加工法も複雑になって来ている。今回は「切ることはものづくりの第一歩」をテーマに、同社の誇る高速精密切断機「ファインカット」を使った、自動車部品に用いられる難削材や新素材の低コスト加工などが提案された。 会場には第17回中小企業優秀新技術・新製品賞を受賞した「ファインカットSP―310型ZVタイプ」をはじめとするファインカットシリーズ(精密万能自動切断機・手動量産切断機・万能小型切断機等)や、精密切断トイシ「トクウストイシ」「ナストンゴールド」、クーラントオイル「ファインクール」が一堂に展示され、トイシによる切り込み制御システムの実演も行われた。 また、ファインカットシリーズは各種研究機関、企業の研究・開発部門で使用されていることが多く、そこで使用される研磨機・埋込機・金属顕微鏡等をシステムとして提案していた。 今回の説明会に先立ち、26日と27日には販売代理店の営業担当者を集め商品講習会も行われた。 逆シノ曲がりラチェット シノ曲がり方向選択可能 トップ工業19・21mm 側ユーザー向け発売 トップ工業(社長=渡辺一郎氏、本社=新潟県三条市大字塚野目2190-5)は、新製品「逆シノ曲がりラチェットレンチ(NS)型」と「逆シノ曲がりショートラチェットレンチ」の販売を開始した。 従来品のシノの曲がり方向は、17mm側の使用頻度の高いユーザーを主な対象としており、19、21mm側の使用頻度の高いユーザーにとっては、荷重をかける方向にシノが曲がっているため、荷重をかけにくい形状だった。 そのため、同社は従来品では満足していないユーザーの要望に応えるため、逆シノ曲がりタイプを開発した。 特長はオールメッキ仕様で、19、21mmナットの締め付けで荷重をかけやすい逆シノ形状。フォームタイ、羽子板ボルトなどのナット締め付けに適している。 「逆シノ曲がりラチェットレンチ(NS)型」〈製品番号RG―17×21N―S〉は一丁3,129円、「逆シノ曲がりショートラチェットレンチ」〈製品番号RG―17×19S〉は一丁3,728円、〈製品番号RG―17×21S〉は一丁3,444円でいずれも税込価格、小箱入数六丁。 この他、トップのラチェットレンチには両口、片口タイプや、ロング、超ロング、薄型、ショート、コンパクト、高トルク型など用途に合わせて選べる多種・多サイズが取り揃えられている。 ステンレスバルブ等 0〜25%値上げ キッツ 10月1日より キッツ(社長=小林公雄氏、本社=千葉市美浜区中瀬1-10-1一)はこの程、原材料費の高騰により、ステンレス鋼バルブ(一般弁、ボール弁、バタフライ弁)、ステンレス鋼ねじ込み継手、ステンレス鋼ミニチュアバルブ等の価格を0%から25%値上げすると発表した。実施時期は2006年10月1日より。 同社は2004年5月にステンレスバルブ製品の全面的な価格改定を行い、さらに昨年12月にも一部製品について再度値上げを実施している。しかしながら、今年の年明けから主要材料であるニッケル価格が急激に上昇し始め、現在ステンレス素材も含めて著しい高騰を持続。また、原油価格も高値圏を維持し続け副資材、輸送コストなどの間接費用も増加している。 同社では、生産性の向上や合理化などによる徹底したコストダウン・諸経費の削減を行い、製品原価の上昇を抑えてきたが、企業努力のみで吸収することが困難な状況となったため、今回の値上げに踏み切ったとしている。 【対象製品と改定率】 ▽ステンレスBシリーズ=15% ▽ステンレスA・Kシリーズ=15% ▽ステンレスC・Eシリーズ=20% ▽ねじ込みボールバルブ=5〜15% ▽フランジボールバルブ=0〜10% ▽トラニオンボール=0〜10% ▽ねじ込み継手=15〜25% より良いパートナーシップを目指し 第2回 「機工百社会」開催 ジーネット 96社が出席し盛大に ジーネット(社長=古里龍平氏、本社=大阪市中央区)の名古屋支社(支社長=安田豊治氏、住所=名古屋市中区)は7月27日午後3時30分より、名古屋市中区金山のホテルグランコート名古屋にて第2回ジーネット「機工百社会(ハンドレッドクラブ)」を開催した。 この会は、昨年末に名古屋支社機工部(部長=三好直樹氏)の主力得意先を対象に、主力仕入先との共同主旨にて「パートナーとして連携意識の向上と販売増につながる仕組みづくり」として設立されたもの。今回は、昨年を上回る96社が参加して更に発展した形での開催となった。 冒頭、古里社長は、平素のジーネットへの支援・協力に対し謝意を表した後に「名古屋は活気に溢れ、今は一服感がありますが景気も底堅いと感じます。中部圏は日本の活力の中心であると強く感じました。その中で、中部地区を代表される機械工具業界のお客様にこの様に多くご出席をいただいたということは、心より感謝いたしますと共に、その様なお客様とお付き合いをさせていただいているジーネットの誇りでもあり強みでもあると考えております。1年ぶりにこの様にお会いさせていただき感慨深いものがあります」と挨拶。続けてジーネットを含めたフルサトグループの決算の概要を説明する中で、「過去を振り返ってみると、ジーネットはピーク時には1,050億円の売上がありました。それに比べるとまだまだその6割(前期約600億円)の水準。シェアーを取り戻せていないのが現状ではないか。しかし、経常利益は過去最高を出すことが出来ました。この5年、6年位でジーネットの体質変換が少しずつ進んできた。それと不況時に対する抵抗力がついて来たのではないかと考えます」と述べ、「前期の決算については、非常に強いフォローの風が吹いて、結果としてよい数字が出たというのが正直な感想。まだまだそれだけの数字を確保するだけの実力は備わっていない。唯一つ言えるのは、ちゃんとした球が打てなければフォローの風に乗ることは出来ない。そう考えると、普通のスイングで普通の球を打てるような形になってきたと感じています。我々としては、まだまだお客様に満足いただいていない点等は、重々理解しているつもりです。今期も足腰を鍛えながら、チャレンジしながら皆様に満足していただけるようにしていきたい」と語った。具体的には、物流の改善。幅広い在庫とデリバリー面で満足できるシステムを構築し、顧客の機会損失を減らすようにしていく。また、商品構成を仕入先の開拓により更に充実させていく。最後に「最も重要視しているのが人。人の数の確保と、質の確保。特に中部地区は、人の確保が厳しい状況。商社、卸というのは人次第です。優秀な人を確保できれば、会社は発展していく。従業員の質を上げるしか発展はないと思っています。研修会(ポリテクセンターで旋盤を使う実習など)を活発に行っている。また、来年の春から機工部門の営業系で、総合職の女性社員を採用する。仕事では男女はないと考えている。業界の中に違った風を吹き込むためにも、女性の総合職を活用していきたい。それにより、ジーネットのカルチャーを変えていきたい。また、皆様に対する提案のアプローチも変えていきたい。そうすれば我々の業界でも、女性の活躍の場が増えていくのではないかと思います。我々は色々なものにチャレンジしながら、皆様に対して恩返しが出来るようにしていきたい」と結んだ。 続いて、安田名古屋支社長が名古屋支社の近況報告として今期第1四半期の状況について説明した。2008年までの新中期計画「安定した数字は実行力にある。やってみなはれ、失敗は成功の素」のテーマの下、それを実現するために支社方針として「更なる創意工夫、小が大に勝つ方法を考えよう」を打ち出し4つのCSを挙げている。 @靴底を減らせ。お客様への訪問頻度のアップ。 A納期回答率90%のための創意工夫。 B名札をつけよう。名札をつけることにより自分自身を一歩前に出す。 C利益を手のひらに残す。 安田支社長は「商売にとっての原点をもう一度見つめ直し実行すれば、皆様のご協力をいただき、必ず中期計画は達成できるものと確信しております」と述べた。 この後、三好機工部長より機工部の前年の数字を基に詳細な報告が行われた。今期の方針としては、顧客満足の追求を基に、商品知識、商売知識の向上を図り、小が大に勝つために、量ではなく質の向上を社員一人一人が目指す。また、東京、大阪の物流センターに続いて、昨年秋より改修工事をしていた名古屋物流センターの工事が完了し、更に使いやすくなった。基本コンセプトは「お客様重視の姿勢の下、合理的な物流体制をつくる」ことで、約10,000アイテムの在庫をもつ。三好部長は「皆様の(物流)センターとして活用してほしい」と呼び掛けた。 引き続いて、懇親会が同ホテル28階のクリスタルルームで行われ、参加者は和やかに歓談して交流を図った。 4〜6月期マニピュレータ・ロボット統計 生産・出荷ともにプラス成長 日本ロボット工業会会員企業対象に 日本ロボット工業会は8月7日、マニピュレータ、ロボットの2006年4〜6月期生産・出荷実績を発表した。これは、同会の月別統計調査を基に、正会員及び賛助会員対象企業57社のうち回答のあった55社による実績をまとめたもの。これによると、4〜6月期の生産額は前年同期比7.8%増となり、また出荷額も、国内出荷額が前年同期比5.6%減となったものの、輸出額が同14.9%増となったことから、トータルでは同7.2%の増加となった。 同会の発表によると、06年4〜6月期の受注額は前年同期比9.4%増の1,540億円となり、05年4〜6月期以来5四半期(1年3カ月)連続でプラス成長。引き続き高水準で推移している。今後も前年実績並みの高い水準が期待される。 生産額は前年同期比7.8%増の1,367億円となり、02年7〜9月期以来16四半期(4年)連続でプラス成長。主要ユーザー向けでみると、05年来好調が続いた自動車産業向けにやや一服感が見られる一方で、電子・電気機械産業向けはデジタル家電や情報通信機械等の旺盛な販売を背景に好調を維持しており、生産トータルでは前年同期を上回る結果となった。今年の年間実績(会員ベース)は、前年実績を上回る可能性が高い。 また、総出荷額は、前年同期比7.2%増の1,344億円となり、05年1〜3月期以来6四半期連続(1年6カ月)でプラス成長となった。出荷内訳でみると、国内出荷額は同5.6%減の442億円、輸出額は同14.9%増の902億円となった。 国内出荷額は2四半期連続でマイナス成長。一方、輸出は02年4〜6月期以来17四半期(4年3カ月)連続でプラス成長。輸出は引き続き高水準をキープしており、今後も伸長していく見通し。 国内出荷のうち、自動車産業向けは前年同期比17.0%減の159億円となり、2四半期連続でマイナス成長。用途別にみるとスポット溶接用が同17.8%減で、国内出荷トータルのマイナス要因となっている。同産業向けに一服感が見られるものの、今後の受注の回復は期待される。 また、電子・電気機械産業向けは同0.8%減の172億円となり、2四半期連続でマイナス成長。しかし情報通信機械向け(主に、薄型テレビ、携帯電話、カーナビなど)は引き続き好調。用途別では、FPD用(ガラス基板搬送)や半導体用(ウェハ搬送)が伸長しており今後も好調の見込み。 輸出のうち、溶接用は前年同期比20.1%減の108億円となり、2四半期連続でマイナス成長。前年までの好調の反動からマイナスに転じ、一服感が出ているが、今後は大きな需要が見込まれている。 また、電子部品実装用は、同30.7%増の536億円で、05年7〜9月期以来4四半期(1年)連続でプラス成長となった。今後も、中国向けを中心に高い実績が見込まれる。 輸出の今年の年間実績(会員ベース)も、前年実績を上回る見通し。 多機能ショルダカッタ 「APX4000形」を販売開始 三菱マテリアルツールズ低抵抗・高耐欠損性等を実現 三菱マテリアルツールズ(社長=高田修氏、住所=東京都墨田区横網1-6-1)は、三菱マテリアルが開発、製造する、刃先交換式・多機能ショルダカッタ「APX4000形」の販売を開始した。 2004年10月に販売開始した、多機能ショルダカッタ「APX3000形」のシリーズ展開として、「APX4000形」の販売を開始。「APX4000形」は最大切り込み量15mmを可能にし、基本コンセプトは「APX3000形」を継承、低抵抗・高耐欠損性・長寿命を実現した。インサート材種は幅広い被削材に対応可能な「VP15TF」を採用し、工具に必要とされる三要素を高次元で実現。多機能ショルダカッタ「APX4000形」の主な特長は以下のとおり。 @切れ刃の最大切り込み量は15o。 A独特な凸状刃形と強いスクイ角を有し、切りくず排出性が良く、低抵抗。低剛性な工作機械使用時においても、性能を十分に発揮する。 Bエキセントリックな逃げ面を有し、高剛性な切れ刃を実現。 C幅広い被削材に対応可能なコーティング材種「VP15TF」を採用し、長寿命。 D高壁面精度を有し、後工程での工具負荷が大幅に減少した。 E大きいランピング角を有し、ポケット加工や曲面加工等で高能率な三次元加工が可能となった。 ・品名/型番▽多機能ショルダカッタ「APX4000形」(切刃径φ25〜63)インサート1形状、ホルダはスタンダードタイプ9型番(以後アーバータイプまで展開し切刃径φ160まで拡大予定) ・販売目標▽15億円/初年度 ・標準価格▽インサートAOMT184808PEER―M◇1,365円(税込)▽シャンクホルダAPX4000R323SA32SA◇37,695円(税込) 超小型・軽量のチェーンブロック CX形を発売開始 キトー操作性と安全性にも考慮 キトー(社長=鬼頭芳雄氏、住所=東京都新宿区西新宿3-20-3)は、超小型・軽量に加えて抜群の操作性と安全性を考慮した「キトーチェーンブロックCX形」を8月1日より発売開始した。 【種類】 0.25t(定格荷重)形式▽CXOO3 【特長】 @小型・軽量化 ・フック間最小距離▽217o ・CXOO3 0.25tで自重▽2.4kg A操作性の向上及び安全設計 ・他に類を見ない巻上平均手引き力▽15s ・オーバーロードリミッターの標準装備により、過度な負荷の巻上を防止。 Bメンテナンス性の向上 ・外部衝撃によるネジの損傷を防ぐため、本体締付用ボルトの出っ張りをなくし、小型ながらメンテナンスも容易な構造となっている。 C安全性の向上 ・強靭で耐食・耐摩耗性を併せ持つ「ニッケルメッキチェーン」を採用。 ・ハンドチェーンは耐食性に優れたSUS304を採用。 ・横ずれ防止付フックラッチを採用。 【標準小売価格】 29,800円 【販売目標台数】 年間10,000台 70HRCの高硬度材まで加工可能 「ワンカット70」登場 ダイジェット工業バリューコートシリーズ第3弾 ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、住所=大阪市平野区加美東2-1-18)は、70HRCの高硬度材まで加工可能なスクエアエンドミル「ワンカット70 DV―SEHH/S形」の販売を開始した。 【開発の経緯】 近年、コスト削減とリードタイム短縮を実現するために、高硬度材の直彫り加工への移行、高速切削による加工能率と加工精度の向上が求められている。この要求に対応するため、「ワンカット70」を開発した。 【特徴】 @剛性のある本体設計と独自の切れ刃形状の採用で、高硬度材加工において高精度、高性能を発揮する。 A高硬度材の中仕上げから仕上げ加工までのスムーズな加工を実現する。 B新開発の超微粒子合金および新開発のバリューコートの採用で、高硬度材の高速長寿命を実現する。 【主用途】 合金鋼、工具鋼、プリハードン鋼、70HRCまでの焼き入れ鋼の肩削り加工。 【サイズ】 φ3〜φ32の合計28型番 【販売価格】 7,860円(φ3)〜157,100円(φ32) 【初年度販売金額】 1億円 ワイドパネルセレクション フローピアKGシリーズ TOTOトータルデザイン可能 TOTOは、保温効果の高い『魔法びん浴槽』を標準搭載した戸建住宅用システムバスルーム「フローピアKGシリーズ」に、浴室の壁全周をボーダーラインでつなぐアクセントパネルを採用した「フローピアKGシリーズワイドパネルセレクション」をこのほど発売した。 これまで「フローピアKGシリーズ」は、洗い場カウンター側の正面壁一面に、周辺壁パネルと異なるカラーを用いて、浴室にアクセントを出す「アクセントパネルプラン」を販売し、好評を得ている。今回の、壁全周をボーダーラインでつなぐ「ワイドパネルセレクション」は、従来の壁一面のアクセントパネルでは出せなかった空間を広く見せる演出効果を実現している。 カラーバリエーションは、濃い色目のウッド系・ブルー系・ベージュ系など全五色。鏡や照明なども合わせ、自分好みに浴室空間をカスタマイズできる。また、アクセントパネルの色味は、洗面化粧台や、キッチン、トイレ商品にも採用しているため、水まわり4空間のデザイン統一が可能。 価格は、1坪タイプが1,147,000円〜1.25坪タイプの1,866,000円まで。 販売目標は、発売3年目で5,000台/年を見込んでいる。 【商品の主な特長】 @ボーダーラインを基調とした新しいデザインのシステムバスルーム 従来のシステムバスは、長方形の壁パネルを縦に並べていく縦割り構造を採用していた。フローピアKGシリーズでは洗い場カウンター正面側一面を周辺壁パネルと異なるカラーにする「アクセントパネル」を選択することができるが、縦割り構造のため、壁パネルと壁パネルの境が入っていた。 今回発売の「ワイドパネルセレクション」は視覚的な空間の広がりを見せるため、全周の壁パネルの真ん中にボーダーラインが入る横割構造を採用した今までにない新しい構造のシステムバスルーム。壁パネルとアクセントパネルの境が同じなので、壁一面に無用なラインがなくなり、すっきり美しいバスルームが実現できた。カラーは全5色のワイドアクセントパネルを品揃えした。 A洗面所やキッチン、トイレなど水回り4空間と統一したデザインが可能 TOTOは「4+1」という考えで商品開発を行っている。「4+1」とは、全ての商品において「スッキリひろびろ」「お掃除らくらく」「ユニバーサルデザイン」「エコロジー」の四つの基本性能に加え、「トータルデザイン」するTOTOの考え方。 「ワイドパネルセレクション」は、キッチンや洗面所などの部材と調和し、水回り全ゾーンでのトータルデザインを実現した。 本格的な健康志向に対応 ルームエアコン「うるるとさらら」 ダイキン発売以来好評得る ダイキン工業(本社=大阪市)は、本格的な健康志向に応えるルームエアコン「うるるとさらら(Rシリーズ)」を発売し好評を得ている。 「温度」、「湿度」、「空気清浄」、「気流」の四要素を、快適で安心できる@健康空気Aを実現するための不可欠な要素として考え、それぞれの機能を向上させた。快適に冷暖房や加湿、除湿が出来るだけでなく、部屋の空気を綺麗にする「ストリーマ空気清浄」や、ぐっすり睡眠が取れる「快眠プログラム」、10m離れた足元部分まで暖める「あったかロング気流」などの健康機能を搭載し、本物の空気環境を実現している。 「うるるとさらら(Rシリーズ)」はオンリーワン機能である「うるる加湿」を搭載しているので、"健康空気"の4大要素である「温度(冷房+暖房)」「湿度(加湿+除湿)」「空気清浄(室内浄化+換気)」「気流」を全てコントロールできる世界で唯一のエアコン。 【特長】 @業界トップクラスの省エネ性能で、十五年前に比べ電気代を六十%節約。 A「年間湿度コントロール」で快適健康湿度に自動コントロール。 B「ストリーマ空気清浄」の"スピード脱臭"と"パワフル除菌"で、年中クリーンな室内環境を実現。 C「パワフル給気換気」で、建築基準法適合の大換気量(16畳まで)を満たしている。 D「快眠プログラム」で、健康の源である"ぐっすり睡眠"の環境をつくりだす。 詳細については、ダイキンコンタクトセンター(お客様総合窓口・TEL0120-88-1081)へ。 年間約27kgのCO2削減効果 「アメージュV便器」 INAXエコマークを取得! 超節水6?洗浄を実現した『ECO6(エコシックス)』トイレの主力品、『アメージュV便器』が、7月21日に大便器として初めてエコマークを取得した。風呂なら2日で一杯分以上の節水を可能とするだけでなく、年間約27kgのCO2削減効果(1台あたり)があり、地球温暖化防止にも貢献する。なお、『アメージュV便器』は、サイホン式として日本で初めて六リットル洗浄を実現している。 今年四月から住宅用便器の約八割に『ECO6』トイレを一挙展開しているが、このたびエコマークを取得したのは、サイホン式の『アメージュV便器(床排水タイプ)』とネオボルテックス式の『アメージュC便器(床排水タイプ)』の2商品。今後は、ニューコンセプトシャワートイレ『サティス』・『アメージュVシャワートイレ』・収納一体型便器『Pita(ピタ)』なども含め、『ECO6』トイレ全商品のエコマーク取得をめざす。 INAXは、「毎日使う水」を「毎日確実に節約」する『ECO6』トイレの普及に努めていく。 【エコマークを取得した『アメージュV便器』『アメージュC便器』の特長】 高い節水効果を発揮し、地球温暖化防止にも貢献 超節水『ECO6』トイレが使う水は、一回あたりわずか6?。旧来型便器に比べ、60%少ない水で強力な洗浄・排出を実現。たった2日でお風呂一杯分以上の節水効果を発揮する。また、河川の水を浄化したり下水を処理するときには、1m3(1,000?)あたり0.59kgのCO2を排出しているが、『ECO6』トイレは旧来型便器に比べて、一台あたり年間45,260?節水するので、年間約27sものCO2削減が可能。地球温暖化防止にも貢献するトイレ。INAXでは、今年四月から住宅用便器の約八割に『ECO6』トイレを一挙展開している。 美観上も均一な仕上がり フネンメジフリー継手 フネンアクロス目地施工が不要! フネンアクロス(東京都板橋区上板橋1-19-16)は、特殊熱膨張性目地材を耐火二層管の継手に組み込んだ「フネンメジフリー継手」を秋口にかけて新発売する。 目地の後施工が不要で、配管施工と同時に目地施工が完了する優れもの。 美観上も均一仕上がりで、誰が施工しても簡単に美しく仕上がる。 【特長】 @目地施工が不要で施工時間が大幅に短縮する。 配管と同時に目地施工も完了。継手の接着シロ寸法通りに施工出来る。 A優れた膨張性能。 4倍発泡により、万一の火災時に優れた耐火性能を発揮する。 B狭い箇所でも確実な目地施工が可能。 C目地施工確認検査が不要。 【認定・評定】 国土交通大臣認定-PS060FL―0271(床) PS060WL―0273(壁) (財)日本消防設備安全センター性能評定-評17―043号 【品質】 ▽主成分 有機質バインダー(エチレンプロピレンゴム)、無機質化合物(水酸化アルミニウム)、無機質熱膨張材(熱膨張性黒鉛)、その他(加工助成剤等) その他詳細については同社最寄の各営業所か名古屋営業所(名古屋市西区砂原町347・TEL052-509-0591)へ問い合わすとよい。 エムスターハイパワーエンドミルを追加販売 三菱マテリアルツールズ優れた切くず排出性 三菱マテリアルツールズ(社長=高田修氏、東京都墨田区横網1-6-1)は、三菱マテリアル神戸ツールズが開発、製造する「エムスターエンドミル」に新たなシリーズ「エムスターハイパワーエンドミル」を追加し、販売を開始した。 このエンドミルは、側面加工はもちろん、溝加工においても高能率加工が可能な重切削加工用のエンドミルシリーズ。 【主な特長】 @優れた切りくず排出性を実現する特殊溝形状を採用。 A側面加工はもちろんのこと、溝加工においても高能率加工を達成。 Bφ2o〜φ25oまで、全62サイズの豊富なサイズバリエーションによってさまざまな加工形態に対応可能。 【品名・型番】 品名▽エムスターハイパワーエンドミル(M)、型番▽MSMHD、サイズ=φ2o〜φ25o 全62サイズ 【標準価格】 φ2=@4,704円(税込)〜φ25=@88,935円(税込) 会期・会場などを変更 JISSO PROTEC 日本ロボット工業会他展と同時開催も 日本ロボット工業会(JARA、会長=井村健輔氏)は、これまで幕張メッセで開催していた「実装プロセステクノロジー展」(略称-JISSO PROTEC)を、次回開催(第9回・2007年)から「JISSO PROTEC2007」(第9回実装プロセステクノロジー展)に名称の表記を変え、会期、会場、運営者も変更して開催する。 この展示会は、情報通信機器の小型軽量化、多機能化、高性能化を実現するためのキー・テクノロジーとして重要性が注目される実装プロセス技術や関連製品の最新成果を一堂に会して情報発信する専門展。次回からは、「JPCA Show2007」(第37回国際電子回路産業展)、「2007マイクロエレクトロニクスショー」(第21回最先端実装技術・パッケージング展)と同時開催し、さらに総合的な展示会となる。 JISSO PROTEC2007(第9回実装プロセステクノロジー展) ▽会期=2007年5月30日から6月1日まで ▽会場=東京ビッグサイト東展示棟 ▽主催者=日本ロボット工業会(JARA) ▽運営者=日本電子回路工業会(JPCA) 4〜6月の生産量前年同期比 鋳鋼横ばい、鍛鋼8.7%増 日本鋳鍛鋼会6月生産速報 日本鋳鍛鋼会は鋳鋼(全国77工場)、鍛鋼(同20工場)の6月分生産実績を集計し、8月1日発表した。 それによると、6月の鋳鋼の生産量は前年同月比2.0%増の24,033トンで、前月に対し稼動日数の増加もあり前月比では6.8%の増加となった。また、鍛鋼の生産量は前年同月比7.9%増の64,932トンで、鋳鋼と同様に前月比は8.1%の増加となった。 この結果、平成18年度第1四半期(4〜6月)の鋳鋼の生産量は前年同期比0.2%減の69,576トンで、前年並みのレベルを維持している。前期比では0.1%の減少となった。また、鍛鋼の生産量は前年同期比8.7%増の189,592トン、前期比でも3.0%の増加となった。 現在の生産基調は、鋳鋼は上期の月平均予想23,167トンに対し4〜6月の月平均が23,192トンと横ばいで推移。また、鍛鋼については船舶、自動車等全機種が高水準で推移しているため上期月平均予想62,167トンに対し4〜6月の月平均が63,197トンで堅調に推移している。 同会では、鋳鋼は先行きの不透明感を払拭できないながらも現在の生産水準を維持し、鍛鋼も当分現状の高水準を持続できるものと予想している。 夏の思い出づくり 愛機工青年部第27回キャンプの集い 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)の青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)が主催する「第27回キャンプの集い」が8月5日・6日の両日、岐阜県関市の板取黒谷キャンプ場で開催された。 当日は、午後1時から受付を開始。バンガロー40棟を借り、組合員の社員とその家族ら約160名が参加した。 午後4時からは入村式が行われ、青年部を代表して滝沢有一副部長(松本商店社長)が「恒例のキャンプとなりました。夏の思い出づくりに家族や同僚の皆さんと楽しんでいって下さい」と挨拶しスタート。 同キャンプ場のシンボルの一つでもあるつり橋を渡り、板取川の川原で大人も子供も入り混じってマスのつかみ取りに挑戦。今年のマスは元気が良く動きも機敏で、水着に軍手の完全装備でバケツ一杯のマスを取る子供や、大人でも1匹も取れない人もいたようだった。 その後、夕食の準備に移り、短時間で準備を終えて優雅にアウトドアのディナーを楽しむ家族がある一方、中々火が起こせず悪戦苦闘の末にやっと夕食にありつくグループもあった。 午後7時30分よりキャンプファイヤーの点火式を合図に、火を囲んでの合唱、西瓜割り、風船釣りなど、部員らが趣向を凝らしたイベントが行われ賑わいを見せた。 後半には、花火で一層の盛り上がりを見せ、参加したメンバーは思い思いにキャンプを満喫していった。 |