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2004年(平成16年)8月
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平成16年8月1日2174号
10月12日〜15日 中国上海セマット・アジア04 現在出展社を募集中 ハンドリング・自動化技術・輸送システム・ロジスティックス見本市「セマット・アジア2004」が、中国・上海市の上海新国際見本市会場(SNIEC)で、10月12日〜15日の4日間にわたり開催される。 前回の『セマット・アジア2003』は、「PTCアジア」、「ファクトリーオートメーション・アジア」、「エネルギーアジア」等四つの見本市が併催された。その内「セマット・アジア2003」の出展社は、155社、展示小間面積は10,900uだった。日本からは村田機械、アイオイ・システム、松下電工、富士通システムエンジニアリング、岡村製作所、トヨタL&F等が出展した。 日本、ヨーロッパ、アメリカでは既にイントラロジスティクスのような革新的な物流ソリューションが導入されているが、中国企業ではコンピューター化されたカーゴトラッキングやバーコードスキャニング機能などの標準的な物流サービスさえ、十分にない状況である。このように中国経済が発展する為には、海外の技術・製品・サービスが早急に必要である。マテリアルハンドリング・自動化技術・輸送システム。ロジスティックス分野の技術導入が待たれている。 すでに中国産業界に幅広く認知されている「セマット・アジア」では、質の高いプロフェッショナルビジターと多くのビジネスコンタクトが達成でき、将来の企業提携や継続的な商談の実現など強固なビジネス基盤を確立できるため、同見本市への出展は市場の急成長が見込まれる中国での事業発展にますます役立つものと思われる。 【開催・出展概要】 ◎名称=第5回アジア国際マテリアルハンドリング・自動化技術・輸送システム・ロジスティックス見本市「セマット・アジア2004」 ◎会期=10月12日〜15日 ◎会場=上海新国際見本市展示場(SNIEC) ◎出展対象品目=メカニカルハンドリング、倉庫保管技術、マテリアルフローコントロール/ロジスティックス、ロジスティックスサービス、プロジェクト・マネージメント、プランニング・コンサルティング・出版、ロボット及び自動化技術、輸送システム等 ◎出展参加料金 ▽「スペース料金」最小スペース18u・US$310/1u当たり。 ▽「レンタルスタンド」(含むスペース料金)最小スペース9u・US$383/1u当たり(スペース料金、間仕切り壁、カーペット、コンセント、受付台、イス、照明、社名入り看板) ◎申込先=ドイツ産業見本市日本代表部(佐々木/樋渡) 〒164-0003 東京都中野区東中野1-51-3-501、電話03-3363-6631、FAX03-3363-7582 URL=http://www.hannovermesse.co.jp E-mail=hannmesejp@asahi-net.or.jp インライン・エジェクタ シュマルツ SEAシリーズ 真空搬送のスペシャリストである、シュマルツ(本社=横浜市都筑区茅ヶ崎町403)から、高速エジェクタ「SEAシリーズ」を発売した(写真)。 高速真空発生器である「SEAシリーズ」エジェクタは自動車産業のプレス加工工程で多くの作業者が求める問題、すなわち製造ラインを停止させることなくサイクルタイムを最小限に抑えるという要望に応える。SEAシリーズは真空破壊機能を一体化したインライン・エジェクタ。この機能の一体化により、「真空達成」と「真空破壊」との切り換え時間を数ミリ秒にまで短縮する。 従来のポンプやエジェクタアッセンブリでは、真空達成・真空破壊の切り替えは一サイクルあたり2回、1本のホースで逆方向にエアを流すことで行われた。SEAエジェクタでは、スリムな「一方向流れ」回路を採用し、真空達成時間と真空破壊時間を最小限に抑える。 さらに、真空パッドの一つがワークを適切に保持できない場合でも、他のパッドへの影響はない。このため、これまでの様にバックアップ用の真空パッドを取り付ける必要が無い。SEAシリーズは特に薄鋼板のハンドリング用に設計されているが、その他の大型ワークを取り扱う高速ハンドリングシステムでの使用が可能。 【製品特長】 ◎超高速で真空達成 ◎最短時間での真空破壊 ◎プレス加工用オイルの付着したワークでも問題なくハンドリング ◎超小型・軽量 事業計画等を検討 愛機工青年部7月役員会 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=山下隆蔵氏、山下機械社長)青年部(部長=水谷隆彦氏、ミズタニ機販社長)の「7月役員会」を7月13日に開催した。 出席は12名。当日審議した議題は次の通り。 ▼第1号議題=総会の件 6月4日“東京第一ホテル錦”で開催。出席部員は36名、委任状11名、当日の総出席52名。 来年度も同じ場所を使用することを了承した。 ▼第2号議題=キャンプの件 8月6・7日に行われる「キャンプの集い」の参加状態は順調。今年は6畳バンガローが多めで、4.5畳バンガローが予約状況により少なめとなっている。 7月21日に再度関係者の会合が行われる予定。 ▼第3号議題=野球の件 現在行われている「野球大会」は、雨天中止が続き1回戦は半分程終了。 ▼第4号議題=合同委員会の件 例年7月に行われている「合同委員会」は、9月3日にビアパーティとして開催予定。 ▼第5号議題=浜松組合青年部との交流 現在、浜松組合青年部より交流会を打診されている。キャンプ、レクリエーション、他産業視察等で交流を企画する予定。 ▼第6号議題=事業計画の件 事業計画として、他産業視察を1月か3月に予定。レクリエーション、10月か11月に昨年度好評だったJリーグ観戦を計画中。8月21日には、青年部ゴルフ大会が行われる。 次回役員会は8月4日。 5月金属工作機械受注 前年同月比52・0%増 中部経済産業局では、6月1日に管内金属工作機械メーカー主要9社(オークマ、大隈豊和機械、テクノワシノ、豊田工機、日平トヤマ、富士機械製造、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の平成16年5月度受注状況を発表した。 総受注高は、40,091百万円、前年同月比52.0%増と20カ月連続で前年を上回った。また、前月比は12.4%となった。 国内受注は、一般機械工業向けが6,765百万円と20カ月連続で前年を上回った他、自動車工業向けも7,915百万円と2カ月ぶりに前年を上回ったことから、全体でも前年同月比61.0%増と3カ月連続で前年を上回った。また、前月比は6.0%増となった。 海外受注は、ヨーロッパ向けが六カ月連続で前年を上回った他、アジア向けも四カ月連続で、北米向きも二カ月連続でそれぞれ前年を上回ったことから、全体でも前年同月比45.3%増と21カ月連続で前年を上回った。また、前月比は18.1%増となった。 国別に見ると、1位のアメリカが8,028百万円(前年同月比24.5%増)、以下、中国3,186百万円(同290.0%増)、ドイツ一、976百万円(同61.8%増)、ポーランド1,492百万円(同557.3%増)、イタリア1,133百万円(同54.1%増)の順となった。 販売額は、23,938百万円、前年同月比27.9%増と14カ月連続で前年を上回った。また、前月比は14.2%増となった。 受注残高は、134,611百万円、前年同月比10.7%増と5カ月連続で前年を上回った。また前月比は10.6%増となった。三菱マテリアルツールズ ねじ切りMMTインサート対応ホルダ 複合加工機用HSKツール□20角シャンク三本取付ホルダ 三菱マテリアルツールズ(社長=高田修氏、住所=東京都墨田区横綱一丁目6番1号)は、三菱マテリアル神戸ツールズが開発・製造する『複合加工機用HSKツール』に、ねじ切りMMTインサート対応ホルダと□20角シャンク三本取り付けホルダを追加し、6月21日より販売を開始した。 『複合加工機用HSKツール』は、HSK-A63サイズの高精度旋削加工用ツールホルダで、超硬切削工具メーカー九社と工具ホルダメーカー八社から成る複合加工機インターフェース委員会が制定したICTM-HSK規格に準拠している。近年、国内外で普及が進む複合加工機の主軸にHSKを採用することで、マシニングセンタとのツールホルダ共用化が可能となり、市場で高い評価を得ている。 今回追加販売するツールホルダは、豊富な種類・高精度・高寿命で好評を博している「外径ねじ切り用MMTタイプインサート対応型」の三タイプ、機械主軸を120度毎にインデックスすることで様々な旋削加工に対応することができる「□20角シャンク3本取り付けタイプ」2アイテム。 いずれも複合加工機の機能を活かした高能率加工が可能。同社の複合加工機用HSKツールのシリーズは、52種210アイテムのラインナップとなり、更にアプリケーションが拡大する。 ねじ切り用ホルダは標準価格30,765円(税込)、角シャンク三本取り付けホルダは同84,735円(税込)。 高圧温水で威力を発揮 温水洗浄機3シリーズ発売 アサダ優れた安全設計でコンパクト アサダ(本社=名古屋市北区上飯田西町3-60、社長=浅田一吉氏)では、洗車・機械部品・食品工場・畜産・養鶏場などの洗浄作業に威力を発揮する「温水洗浄機シリーズ」を発売した(写真)。 この温水洗浄機は、30〜80℃の高圧温水で頑固な油汚れをクリーンに洗浄する。また、優れた安全機能を持つ、安全設計で「7.5/40H」、「15/80H」、「15/100H」の3シリーズをラインナップ。 対象となるユーザーは、各種工場設備、自動車整備、鈑金、洗車、運送業者、タクシー業者、オートバイ自動車整備、廃棄物処理業者、土木建設、工場現場、航空機、車輌、食品加工、製造ライン、各種産業用、農業、林業、農場、畜産、養鶏、浴場、温泉、ホテル、レストラン、給食、ビルメンテナンス、塗装、空調、配管内部洗浄、部品洗浄など。 【製品特長】 ◎油汚れなどの洗浄に最適 ◎コンパクトボディ ◎優れた安全機能を標準装備(モータ過負荷保護装置、空焚防止装置、炎監視装置、過熱防止装置、凍結防止ヒータ、減圧逆止弁、安全弁、漏電遮断器/200V仕様タイプ) ◎扇形ガン、キャスター付 【標準価格】 ●温水洗浄機7.5/40H=545,000円 ●温水洗浄機15/80H=585,000円 ●温水洗浄機15/100H=715,000円 ワルターAG機械部門 ケーバー・シュライフリング グループへ売却 サンドビック傘下の子会社ワルターAG(本社=ドイツ、チュービンゲン市)は研磨機・測定機器を扱う機械部門をハンブルグに本拠地を置く、ケーバー・シュライフリング・グループに売却した。5月19日に両社で契約が交わされた。 同社は今後、主力部門の超硬工具と工具管理ソフト開発、製造、販売の拡大に傾注する事となる。 同社CEO、ピーター・ビテチェック氏は、機械部門の戦略的な売却決定に関し、「当社の目的はサンドビック・グループとの相乗効果により、全ての部門の利益を確実に上げること。機械部門はサンドビック・グループとしての利益や強みを生かすことができなかった」と説明した。 ワルターAGの機械部門はスチューダー、イワッグ等の研磨機メーカーを含む七つのグループ企業を有し、世界二八カ国に展開するシュライフリング・グループという強力なオーナーを持つことになった。 「売却先を選ぶ際、その企業が機械部門の将来について最高の展望をもたらしてくれることを第一に考えた。ワルターAG機械部門とシュライフリング・グループは相乗効果が期待できる。機械部門はシュライフリング・グループの製品ラインナップを完璧に補強して行くはずだ」とビテチェック氏は語った。 なお、ワルターAGとケーバー・シュライフリング・グループにおけるこの契約は、公正取引委員会の承認を経て有効となる。 サンドビック パレナイトジャパンと協力体制へ 相乗効果に期待 サンドビック・コロマント事業部(本社=神戸市西区室谷二丁目2-9)では、日本におけるパレナイトとの協力体制を敷くことに合意した。優れた顧客サービスとマーケットシェア上昇を確保する強固な組織を確立すると同時に、パレナイト・ジャパンの事業に対して強力サポートと体制を提供するのが、合意の目的。 日本市場において、パレナイトは自動車産業と工作機械産業向けの特殊品に焦点を当ててきた。すでに日本での事業体制が確立しているサンドビック・コロマントジャパンと協力体制を取ることにより、パレナイトのノウハウと市場に対する専門性はより有効に生かされ、発展していくものと思われる。 この様な事業協力体制によって、特殊品ビジネスは大きな相乗効果を生み、顧客に更なる利益をもたらし、計画よりも早いビジネスが成長する。パレナイト全体にとっては、日本での事業拡大のために経営資本を核となる事業に注ぐ事が可能となった。 最高レベルの製品提供顧客への加工解決に向けた一連の製品やサービス提供を可能とするため、この合意の実施は6カ月に渡る予定である。 初のプライベートブランド 住商グレンジャー 7月中旬より発売 中小規模事業所向け間接資材通信販売を手がける住商グレンジャー(本社=大阪市中央区、社長=瀬戸欣哉氏)では、7月中旬より海外メーカーとの提携による初のプライベートブランド商品の販売を開始する。 同社は高品質・低価格な商品を提供するため、本年より海外からの輸入商品を取り扱い始めたが、今後さらにリーズナブルな価格で高品質な商品を提供するため、初の試みとして海外メーカーとの提携による、日本国内向けプライベートブランド商品の発売を決定。ホームページとダイレクトメールによる販売から開始し、カタログでは10月発刊予定号から掲載する。 今回、販売開始するプライベート商品は、購入頻度の高い消耗品から、ユーザより要望の高かった商品のうち、発売によるメリットの大きい研磨剤・マスク・電池・マテリアルハンドリングを選択。全ての商品を日本の同等商品の半額に価格を設定している。最初の投入商品である研磨剤は、海外メーカーとの提携により10数種類の商品を取り揃えた。今後も顧客のニーズに応え、消耗品を中心にプライベート商品をさらに拡充し、高品質・低価格な商品を提供していく。 【カタログ請求先】 電話06-6262-3509、FAX0120-883-488 URL=http://www.monotaro.com サンコー商事 豊田工機カスタマーセンターで開催 VEのヒントはここにある 「サンコーフェア2004 サンコー商事(社長=井内敬氏、本社=名古屋市名東区高社)は、豊田工機の協力を得て、7月9日午後1時より豊田工機カスタマーセンターを会場に「サンコーフェア2004」を開催した。 今回は「VEのお手伝いヒントはここにある!」をテーマに、生産コスト削減提案展示会として顧客のVE活動に役立つ製品と技術を紹介。豊田工機・三井精機工業共同開発横形マシニングセンタFH550S・FH550R・FH630Sをはじめ、超高速金型加工機、CNC複合研削盤などが展示されたほか、サンコー商事Vプロジェクトチームによるダイカスト関連技術プレゼンテーションも好評を博した。 当日は好天に恵まれ、愛知県下はもとより静岡からもバスを連ねるなど、当初の目標を上回る約500名が来場した。 【出展内容】 《豊田工機》 〇三井精機工業共同開発横形マシニングセンタ FH550S・FH550R・FH630S 〇CNC複合研削盤 GU5R 〇生産型円筒研削盤 GL5P-H 〇超高速金型加工機 UH55 〇超高速切削加工機 LineaM 〇汎用円筒研削盤 GOP32 〇パラレルリンク型加工機 HexaM 〇新コンセプトシリンダブロック加工用 TOPCENTER他 《サンコー自社ブランド》 〇ダイカスト鋳造関連技術紹介 ・サンコー商事Vプロジェクトチーム VPコントローラー ・米ビジトラックワールドワイド社 新型コントローラー ・独アルキャンBDW社 高真空ダイカストシステム「High Q Cast/MFT」 ・加アルキャン社 半凝固ダイカストプロセス「SEED」 ・日本ESI社 鋳造シミュレーションソフト「Procast」 〇ケミカル関連製品展示 ・三工ケミカル 低CODクリンエース他 【出品メーカー】 ・イマオコーポレーション ・エヌティーツール ・MSTコーポレーション ・カトウ工機 ・技研工業 ・北川鉄工所 ・キャムタム ・黒田精工 空気圧機器事業部 ・黒田精工 ツーリング営業部 ・近藤製作所 ・サンドビック ・昭和電機 ・ダイナミックツール ・太陽鉄工 ・高橋金属 ・東京精密 ・東日製作所 ・豊興工業 ・豊田バンモップス ・トルンプ ・ナノテック ・日本オートマチックマシン ・パスカル ・日立ツール ・フォーミックス ・フクダ ・三井精機工業 ・UFJセントラルリース ・ヨコタ工業 ・ワイテック 100万分の1gのギヤの樹研工業 松浦社長の話聞く ジュニアー会優良企業工場見学会 ジュニアー会(幹事長=大藪淳一氏、大清社長)は、6月21・22日の両日、優良企業工場見学会を開催、樹研工業(社長=松浦元男氏、本社=豊橋市小向町字北小向140-1)を訪問した。参加者9名。 当日の21日は、季節はずれの台風が東海地方に接近。暴風雨警報が出され、JR新幹線・在来線、名鉄が運休になるなど参加者の到着が心配されたが、全員無事定刻どおり現地に集合。 世界最小「100万分の1g」の樹脂製ギアを作る技術を持ち、国内外から高い評価を受けている同社社長に直接話が聞けるとあって、参加者の意気込みも高かった。 松浦社長は、中小企業が勝ち残るためには「独自の技術を持つことが大切。そうすることにより、大企業とも対等にものが言えるパートナーになり得る」とし、先ごろ、超精密加工が出来る高価な機械を購入したことに触れ、「過大投資ではないかと言われることもあるが、そこの会社にとって必要かどうか、財務内容がどうかで判断すれば良い」と語った。 人材についても、「人を採用する時は来た順番で選ぶ」と。人は見た目では分からない。育てながら判断しなければならないし、経営者からの目では分からない部分があり、周りとのコミュニケーションの中で判断した方が良い場合もあると話した。 また、社内教育用の資料も見せてもらうなど、一時間半にわたって若手経営者には大変為になる話を聞くことが出来た。 その後、暴風雨もおさまり、本社工場と関連子会社を見学。午後5時過ぎに終了した。 翌日は台風一過の晴天の下、有志によるゴルフ会が行われた。 【樹研工業 会社概要】 樹研工業は、世界各地へプラスティック小型精密部品を供給。 主に電子部品、カメラ、コンピューター関連、腕時計、自動車部品等で使用される小型部品を製造。 高性能の小型成形機、標準化された精密金型及び業務推進手順、これら生産における重大な要素を満たしているジュケンシステムを立ち上げ、トライ作業、精密測定、量産、品管の四セクションの活動が、同社の品質を保証している。 知恵を出す前向きの 姿勢が大切では オリエンタル会開催 オリエンタル会(東洋工具・社長=竹中京一氏の協力工場並びに得意先の集い)は、7月3日「美人の湯天然温泉しろとり美粧館」(岐阜県郡上市白鳥)において親睦会を開催、31名が参加した。 武藤東洋工具専務の司会で進められ、はじめに加藤オリエンタル会副会長(三和製作所社長)が挨拶を行い、引き続き竹中東洋工具社長が「オリエンタル会も今年で13回目となります。景気がようやく上向き、特に東海地区はトヨタをはじめ工作機械が非常に好調で、景気が戻ってきました。但し零細企業は、まだまだ良くなっていない。異常に温度差が出来て、良い所と悪い所がハッキリしている。良い所は良い所なりに努力をしております。努力していない所はドンドン淘汰されるというのが今の世の中です。不誠実な事故で、大企業ですら経営の危機になってしまう。このような中で、我々が生きて行くにはどうしたらよいか。小さい所はみな集まって、色々な知恵を出し合ってやっていけば、大きな会社にもついて行けるのではないかと感じております。大阪の町工場では人工衛星を作っております。このような前向きな姿勢が大切ではないかと感じております。景気は良くなりました。今度万博が行われます。その前に中部国際空港が開港されます。一方、イラクでは色々な問題が起きております。我々はあまりにも幸せ過ぎます。先日、台湾に行って参りました。台湾も資源のない国。日本と同様ですが、日本の若者と台湾の若者を比べると、先ず目の色が違います。若者がハングリーで、向上心を持っている。日本は豊かな生活に慣れてしまい、働く意欲が感じられなくなっている。日本の将来はどのようにしたらいいかと感じて帰って参りました。本日は親睦会でもございますので、宜しくお願い致します」と挨拶。 藤木ミニター会長が東京から、また新海アサマツール社長夫妻も長野県上田から駆けつけた。 会は、作詩家の梓由美先生(代表作・琵琶湖旅情、岐阜放送・カラオケ番組審査員)を審査員に迎えてカラオケ大会が行われ、大いに盛り上がりを見せた。また美人の湯を楽しむなど会員同士の交流を深めた。 道中、恐竜の可動模型を製作する「郡上ラボ」の見学も行った。 名機工同友会 懇親旅行会は 「花水木」で 名機工同友会(会長=時津忠氏、新栄商會会長)は、6月24日午後6時30分より東京第一ホテル錦(名古屋市中区錦)において6月例会を開催。 各部報告では、事業部より共同購入の実績が報告された。 また、厚生部からは懇親旅行会の件について、従来遠方までバスで移動していたが、今秋は業界全体で色々な行事が目白押しとなっており、例年の10月から11月の土・日開催が難しくなっていることを考慮して、今回は近場に会場を設定して「花水木」(三重県桑名郡長島町)での宿泊とし、開催日も金・土とすることが報告された。 次回は7月30日に開催。 「五合庵」で納涼会 愛機工中南支部 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=山下隆蔵氏、山下機械社長)の中南支部(支部長=志知亨氏、志知社長)は、7月2日午後6時30分よりサッポロビール名古屋ビール園2階「五合庵」(名古屋市千種区)において「支部納涼会」を開催、支部員とその従業員10数名が参加した。 冒頭、志知支部長が「日頃は、組合活動にご理解ご協力いただきありがとうございます。今後も組合活動・支部活動にご支援ご協力を賜りたいと存じます」と挨拶。 続いて山崎組合事務局長より、組合事業等について報告された。 連日茹だるような暑さの中、参加者はおいしい料理と酒で暑気払いをした。 秋に愛知組合展示会を参観 行事担当理事を選任 岐阜県管工機材商組合7月定例理事会開催 岐阜県管工機材商組合(理事長=山田康博氏・山彦社長)では、7月6日午後5時より、岐阜市長良川河畔の“岐阜グランドホテル”を会場に「7月定例理事会」を開催し、新年度の行事担当理事を選任する一方、各種報告事項を審議した。 当日審議された事項は次のとおり。 ▽第1号議案=第27回通常総会収支報告の件 5月26日午後5時30分より、料亭ひら井で、正会員はじめ木曜会員ら30名が出席。各議案を審議し承認したあとは、懇親会を行い、かに会席料理を囲んで和やかに歓談した。 ▽第2号議案=第42回管機連通常総会報告の件 6月16日に東京鉄道会館ルビーホールで開催され、組合からは山田理事長と五島前理事長(大垣管材社長)が出席。 当日は、「日本経済の現状と展望」について、日本総合研究所の柿本寿明理事長による記念講演が開催された。 また、退任役員として五島前理事長が感謝状と記念品を受賞した。 主な決議事項としては、夏季休暇(8月13日から15日)、年末年始休暇(12月30日から1月4日)を決めた。 ▽第3号議案=16年度行事担当理事選任の件 ・全員例会=10月森嶋副理事長(大東社長)、塚原会計理事(協栄商事社長)、広瀬理事(瓶由社長)、2月山田理事(関建材社長) ・新年賀詞交歓会=山田理事、五島理事、西垣理事(西垣ポンプ製造社長) ・ゴルフ部会=五島理事、福井理事(安田本店長)、広瀬理事 今年は愛知組合の展示会(10月14日から16日開催)が開催されるため、10月の全員例会を研修会を兼ねて実施する予定。 ▽第4号議案=慶弔規定の件 実情にそった内容に変更することになり、同業組合の規定を参考にして、次回理事会までに内容を吟味することにした。 ▽第5号議案=その他の件 ○賛助会員の日立金属中部東海支店(新住所=名古屋市中区錦2-13-19瀧定ビル7階・電話052-220-7463)と、三晃プラスチック(茨城県新治郡霞ケ浦穴蔵5691・電話029-830-0211)の住所が変更された。 ○次回理事会開催日を9月2日に開催することを決めた。 ドイツ産業見本市社 PTCアジア04にて CMCAとの共催決定 ドイツ産業見本市社では、10月12日〜16日に行われる、第9回アジア国際パワートランスミッション・自動制御・油空圧・エンジン・ガスタービン見本市「PTCアジア2004」のメカニカルトランスミッション・パーツ及びイクイップメント分野で中国一般機械部品工業会(CMCA)との共催を決定した。 これにより、中国及びアジア市場をターゲットにするギア・チェイントランスミッション・軸継手・ファスナー・スプリング及び粉末冶金業界の企業に理想的な場を提供する。ドイツ産業見本市社では、共催により豊富な経験とノウハウが活かされ、今展は購入決定権を持つプロフェッショナルビジターや団体により、今後ますます重要な見本市となると期待。 ◎問い合わせ先=ドイツ産業見本市日本代表部(佐々木/村田) 〒164-0003 東京都中野区東中野1-5-3-501、TEL03-3363-6631、FAX03-3363-7582 URL=http://www.hannovermesse.co.jp E-mail=hannmesejp@asahi-net.or.jp ミヤワキ 新役員が就任 6月22日付け ミヤワキ(本社=大阪市淀川区田川北二丁目1番30号、社長=神戸鐵夫氏)では6月22日に行われた定時株主総会および取締役会において、新役員を承認した。 ▽代表取締役社長=神戸鐵夫氏 ▽専務取締役営業本部長=宮脇健輔氏(昇任) ▽取締役相談役/非常勤=野口敬一氏 ▽執行役員/管理本部長=田中孝佳氏(新任) ▽執行役員/生産本部長=藤岡敏雄氏(新任) ▽執行役員/営業副本部長=谷沢孝一氏(新任) ▽監査役/非常勤=宮脇美子氏 新役員が就任 KVK 6月25日付け KVK(岐阜市黒野308・社長=北村和弘氏)は、6月25日開催の定時株主総会並びに、その後の取締役会において、次のとおり役員が選任されそれぞれ就任。 記 ▽代表取締役社長=北村和弘氏 ▽専務取締役(生産本部長)=北村治弘氏 ▽常務取締役(営業本部長)=山田善昭氏(昇任) ▽取締役(研究開発本部長、品質保証室担当)=山田隆志氏 ▽取締役(海外事業担当、大連北村閥門有限公司総経理、大連保税区北村国際工貿有限公司総経理)=大澤芳久氏(新任) ▽取締役(経営管理本部長)=末松正幸氏(新任) なお、常務取締役浅野浩一郎氏は、任期満了をもって退任された。 有志ゴルフ会を実施へ 継手部会を開き研修 静岡県管工機材商組合7月定例理事会開催 静岡県管工機材商組合(理事長=丸尾氣窮雄氏・丸尾興商社長)では、7月8日午後3時より静岡市内の“マイホテル竜宮”において「7月度定例理事会」を開催し、4月出荷分から価格改定した、継手メーカーの価格改定の経緯について「継手部会」を開いて研修した。 理事会では、6月16日に開催された、「管機連通常総会」の報告が丸尾理事長から報告され、回復基調にあるとの政府や日銀の経済見通しとは裏腹に、低迷している業界の動向が、各地区理事長から報告されていた。 申し合わせ事項としては、夏期休暇(8月13日〜15日)と年末年始休暇(12月30日〜1月4日)が発表された。 恒例の有志によるゴルフ会が、7月28日9時スタートで静岡カントリー浜岡コースで開催する。参加者は四組を予定している。 以上で理事会を終え、「継手部会」に移り、四月出荷分から価格改定した大手継手メーカーの価格改定の経緯について、説明してもらった。 価格改定の経緯については、原材料の高騰に加え、需要の減少と小口化で生産・物流効率の悪化により、自社の合理化努力だけでは限界があるため、価格改定に踏み切った―と理解と協力が懇請され、価格改定前の駆け込み需要の発生により、一部の製品の欠品も生じたが、今では落ち着きを取り戻し、新価格も定着しつつある―と説明された。 継手の中でも、昔から配管材料として各方面に幅広く使われている、可鍛鋳鉄継手は、建築需要の減少や樹脂管、ステンレス管など他材質への転換が進み、ここ10年間で需要が半減し、最盛期と比較すると三分の一程度まで大幅に落ち込んでいる。そのような中、中国の好調な需要を背景に、原材料価格が高騰し、さらにコストを押し上げるという圧迫要因により、自社の合理化だけでは全てを吸収するのが困難となっていたという背景も見逃せない。 年度後半の事業を審議 第2回理事会を開催 三重県機械工具商協組青年部設置に本腰 三重県機械工具商協同組合(理事長=松山廣氏・松山機工社長)では、7月9日午後6時より、四日市市新正の組合事務局で「第2回理事会」を開催し、年度後半の事業等について審議した。 審議された議案は次の通り。 ▽第1号議案=通常総会収支報告の件 5月7日に四日市都ホテルにおいて開催され、正会員はじめ賛助会員を交えた懇親会では、71名が出席して、互いに情報交換等を行い和やかに過ごし、収支も予算枠内に収まった。 ▽第2号議案=各委員会の行事計画の件 ◎総務委員会=新規会員の拡充に本腰を入れるため、タウンページを活用してのダイレクトメールの関係者への発送を行い、勧誘に努めることにした。既に数社からの申し込みもあり、次回理事会に諮ることにした。 一方、理事長の念願である、青年部設置については、幅広く意見等を募り、設立に向けて前向きに取り組むことにした。 ◎広報委員会=組合ニュースを年2回発行することを決め、協賛広告の拡充に努める一方、内容の充実を図るために全国のイベント情報の掲載も行うことにした。 ◎企画委員会=次回理事会までに行事計画を立案することにした。ゴルフ会を予定している。 ◎福利厚生委員会=恒例のクリスマス会を、12月23日(祝)に四日市文化会館で開催することを内定した。詳細については、次回開催の理事会に報告する。 ◎経営対策委員会=組合員会社の営業マンとメーカーとの集い(交流会)を行いたいとした。 ▽第3号議案=その他の件 四日市まつりへの寄付金の承認。 全機工連第37回京都大会(10月22日京都リーガロイヤルホテルで開催)への出席者の募集。 メールの活用を促すことから、理事会等の案内にFAXとメールの共用を行うことにした。 次回第3回理事会を9月2日に開催することを内定した。 スプリング付車止めや各種グレーチングを充実 扱い品目従来の2倍へ オオタケファンドリー幅広い製品を提供 オオタケファンドリー(名古屋市港区本星崎町字4047-16・社長=小川信夫氏)では、マンホールカバー、格子蓋、フロアーハッチ、ボックス、排水トラップをはじめ各種グレーチングなど、創業以来、一貫して建築排水設備資材の開発・生産に携わり、品質第一をモットーに製品を提供している。 この度は、本社倉庫の拡張を機に、新品種の導入に力を注ぎ、製品の一層の充実を図り、扱い品目も従来の二倍に増やす一方、八月末完成の新版カタログ刷新を利用して、拡販に挑む。 主な新製品としては、デザイン面でも、安全性でも優れている上下式「車止め」をはじめ、耐食性・耐候性に優れたステンレス製・鋼製・長スパン用IB・FRP製グレーチングの充実を図った。 「鋳物を主材料とした建築排水設備用資材および関連製品の専門メーカーとして、幅広い製品を提供し、ユーザーの皆様にお応えしていきたいと思います」と、小川社長は所信を述べている。 【スプリング付車止め】 人や自転車、自動車が接触してもやさしく衝撃を吸収し復元する。写真のように過度の力が加わっても、車止めの埋没部分を傷めることがなく安心して使用できる。 スプリング部分はゴムでカバーしてあるので、金属の腐食もなく、曲がった時に誤って指を詰めることもない。 デザイン的にも洗練され景観にも優れているので、どんな場所にもマッチする、これからの車止めとして注目を浴びている商品。 面倒なホースバンド取付不要「ナスフィッター」 ブレードホース用バンドレス継手 ナスコフィッティング確実なロックとシール性で安心 ナスコフィッティング(名古屋市港区名四町九・電話052-653-8775・社長=水口憲男氏)では、面倒なホースバンドの取り付けを伴わず、ナットを締め付けるだけで接続できる、ブレードホース用バンドレス継手「ナスフィッター」(PAT.P)を発売し好評を得ている。 ナスフィッターは、従来のホース継手の概念にとらわれず、水の配管システムを演出する配管シリーズの一員としての、コンセプトを基本として製品化したもので、他に、ワンタッチ継手とブレードホース用継手が一体となり、機器との取り外しが簡単に出来るワンタッチ継手「ナスカップ」、自在にホースが回る自在回転継手「ナススイベル」、ナスフィッターとボールバルブが一体となった「ナスバルブ」、多連式回転分岐管「ナスヘッダー」など水の配管システムを演出する「ナスフィッターシリーズ」が用意されている。 適合するホースも、各社のブレードホースをはじめ、最近ホースメーカーが相次いで発売している、環境に優しい脱塩ビホースの多層管ホースへの適合として、継手サイズもホース内径六から25まで7品種の継手を揃えている。 【ナスフィッターの特長】 @ホースの取り付けが簡単 取り付けナットを継手本体端部に当たるまで締め付ければ取り付け完了。 A確実なるロックとシール性 締め付けナットを継手本体端部のドン突きに当たるまで締め付ければ、ロックとシールが完了。しかもロック部材がホースの外周面を強く圧接し、シールする構造のため確実に締め付ければ、より高いロック性とシール性が得られる。 Bホースとの供回りを防ぎ接続が容易に出来る 締め付けナットに装着している、ロック部材のホースへの押し付け喰い込み力が、ナットの締め付け回転力よりも強いため、ホースとの供回りを極力防ぎ、機器との接続が容易に出来る。 Cワンタッチカプラ付を使用すれば機器との着脱接続が簡単に出来る ブレードホース用継手とカプラーが一体となった継手のため機器等の取り付け取り外しが簡単に出来る。 【仕様】 ▽ホースサイズ(内外径)=6、8、9、10、12、15、19、25 ▽継手材質=真鍮製(ニッケルクロームメッキ)※SUS製 ▽使用圧力=1.5MPa ▽接続適合ホース=塩化ビニールテトロンブレードホース 【ナスフィッター性能試験】 ▽気密試験 ホースを接続した状態で空気圧を0.1MPa加え、空気の漏れの有無を調査。0.7、1.5MPaでも同様に調査した。 ▽耐圧試験 接続したホースの最高使用圧力の1.5五倍の水圧を加え、亀裂、変形などを調査した。 ▽破壊試験 ホースが破裂するまで水圧を加え、継手の離脱、破損などの調査をした。 ▽引張試験 ホースを接続し、基準の軸荷重を加え、抜け、その他の有無を調査した。 ▽脈動繰り返し試験 水圧をゼロからホースの使用圧力の範囲まで脈動数25回/分、常温時などの条件にて10,000回繰り返し、漏れ、その他の有無を調査した。 結果は、いずれの試験においても漏れ、亀裂、変形、離脱、破損、抜け、その他の異常はなかった。 その他詳細については直接同社へ問い合わすとよい。 グッドデザイン商品 ののじUDお玉シリーズ 大阪デザインセンター最優秀賞 大阪デザインセンター(大阪市住之江区南港北二丁目1-10、理事長=坂下清氏)では、全国で販売されている商品を対象に優れたデザインを選ぶ『平成16年5月期 住・生活環境グッドデザイン部門デザイン商品』最優秀賞・優秀賞を発表した。優れたデザイン商品を選定することにより、さらに優れた商品が作られ、使われるための指針となることで産業社会の発展や生活文化の向上に貢献。 最優秀賞には、給食時に子供たちが使用しやすい機能美に溢れたデザインのレーベン販売「ののじUDお玉シリーズ」が選ばれた。 優秀賞には、手触りも良く、抜群の保持力を誇るコクヨ「超強力マグネット〈プニュプニョマグネット〉」。 中小企業優秀賞には、ベランダ等建物の外観を損なわない、丸みのある意匠を持つタカラ産業「上下可動式物干金物DRY・WAVESC50」がそれぞれ選定された。 選定された各商品は、大阪デザイン振興プラザ デザインショーケースにて、八月十日まで展示される。 【問合わせ先】 大阪デザインセンター業務部(担当/小黒) 電話06-6615-5571、FAX06-6615-5573 http://www.osakadc.jp E-mail=odc@osakadc.jp 鉄骨3階建ての新工場完成 愛幸発條永年の夢を実現 更なる飛躍に向けスタート 特殊精密バネ製造・販売の愛幸発條(社長=神納征二氏、本社=愛知県日進市藤島町長塚75-766、電話0561-73-3777)では、15年来の夢であった新工場が今年5月に完成。 その竣工披露式が6月12日午前11時より、新工場の食堂と会議室において執り行われた。 席上、神納社長は「皆様のお陰で、このように新社屋が完成致しました。厚く御礼申し上げます」と感謝を示し、「絶対に実現する、信念をもってやり抜くことが大切」と、ここまできた経緯の一端を披露した。 また、新役員になった神納幸司専務と神納弘典工場長より決意の程が表明された。 新工場は、敷地面積2,200u(約667坪)、建物総面積1,485u(約450坪)の鉄骨3階建て。 【加工内容】 ◎加工材料=鉄・真鍮・銅・ステンレス・アルミ・硬鋼線・ピアノ線・板材等。 ◎加工可能範囲=径0.3φから6.0φまで(試作・組付け加工も対応)。 ◎製品展開長=600mm位まで。 【主要設備】 ▽フォーミングマシーン=33台 ▽NCフォーミング=2台 ▽マルチフォーミング=1台 ▽プレスフォーミング=2台 ▽電気テンパー炉=1台 ▽投影機=2台 ▽バネ試験機=1台 ▽研磨機=1台 ▽フライス=1台 ▽旋盤=2台 ▽ボール盤=3台 ▽コンタマシーン=1台 【会社沿革】 1973年1月、日進市藤島町五反田108-1にて個人で創業。 1983年1月、日進市藤島町五反田58-2に移転。 1983年5月、同所にて株式会社愛幸発條を設立。 2004年5月、日進市藤島町長塚75-766に新工場完成、移転。 愛機工北支部 我が国初の大規模ロック フィルダム「御母衣ダム」を見学 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=山下隆蔵氏、山下機械社長)の北支部(支部長=坂田多喜男氏、金太郎商店社長)は6月26日、平成16年度親睦会を開催。支部員・従業員とその家族ら28名が参加し、日帰りで「御母衣ダム」の地下発電所見学などを行った。 当日は午前九時に黒川バスターミナルに集合、バスにて自然あふれる岐阜県の荘川へ。 「御母衣ダム」では、普段は見ることの出来ない地下百mの地下発電所を見学。巨大な発電施設に参加者は驚いた様子だった。 昼食は、コージュ高鷲(岐阜県郡上市高鷲町鷲見)で山の幸を満喫。同施設内の「ふたこえ温泉」へ入ったり、カラオケを楽しみ互いに親睦を深めた。 参加者からは「来てよかった」、「また次回も参加したい」との声も多く聞かれた。 【御母衣ダム】 我が国初、堤高131mの大規模ロックフィルダム。機械化施工を駆使して建設。「20世紀のピラミッド」とも形容された。現在でも、既設のロックフィルダムとしては、総貯水容量は日本一。湛水面積第2位、堤高第5位。 平成16年8月8日2175号 日本機械工業連合会機械工業景気動向調査 日本機械工業連合会では、平成16年5月に機械工業景気動向調査を行い、結果をまとめた。同調査は業種別主要企業181社を対象にアンケート方式により四半期ごとに実施。今回は平成1〜3月期実績および4〜7月期、7〜9月期見通しについて調査した。@平成16年度上期の売上額は前年同期比3.6%増の見通し。この内、平成16年度上期の輸出売上額は前年同月比9.7%増の見通し。A平成16年上期の受注額は前年同期比0.3%減の見通し。この内、平成16年度上期の輸出受注額は前年同期比3.0%減の見通し。B平成16年度設備投資計画額は、前年度12.3%増の見通し。C所定外労働時間は平成14年7月から21ヶ月連続前年水準を上回っている。D平成16年度下期の営業利益は「増加」を見通す企業の比率は55.1%。平成16年度上期の売上額は輸出の下支えもあり、回復の兆しが顕著に現れてきており、平成16年度設備投資も能力増強などを中心に全体で2桁伸びを計画している。労働関係指標にも改善の動きが見られ、3ヶ月前に比べ在籍従業員数の下げ止まりや従業員数の過剰感の緩和とともに不足感が増加してきている。また、平成16年度下期の営業利益「増加」を見通す企業の比率は50%を超えており、「横ばい」まで含めると80%を超える見通しにある。 売上16年度上期前年同期比3.6%増見通す 平成16年1〜3月期の売上額実績は19兆7,794億円。前期比2.1%減少、前年同期比1.2%増加(54半期ぶりプラス)した。 業種別に見ると、前期比では一般機械は4.7%増加、電気機械は2.5%減少、輸送機械は5.0%減少、精密機械は1.0%減少した。 今後の見通しでは平成16年4〜6月期は前期比で3.3%増加、前年同期比では4.3%増加を見通している。この結果、平成16年度上期の売上額は、前期比1.7%増加、前年同期比3.6%増加する見通しである。 平成16年度上期を業種別に見ると、前期、前期比では一般機械が2.8%増加、電気機械は0.2%増加、輸送機械は1.3%増加、精密機械は17.7%増加する見通しである。 今後の見通しについては、平成16年4〜6月期は前期比3.0%増加、前年同期比14.7%増加、平成16年7〜9月期は前期比6.2%減少、前年同期比4.8%増加を見通している。この結果、平成16年度上期の輸出売上額は、前期比では2.0%増加、前年同期比では9.7%増加する見通しである。 受注16年度上期前年同期比0.3%減見通す 平成16年1〜3月期の受注額実績は7兆9,021億であった。前期比で5.3%減少(34半期ぶりマイナス)、前年同期比で3.6%減少(34半期連続マイナス)した。 業種別に見ると、前期比では一般機械は0.8%減少、電気機械は2.3%増加、輸送機械は44.0%減少、精密機械は14.3%減少した。また、前年同期比では、一般機械は8.7%減少、電気機械は0.1%増加、輸送機械は3.7%減少、精密機械は6.6%増加した。 今後の見通しでは、平成16年4〜6月期は前期比9.9%増加、前年同期比1.1%増加、また平成16年7〜9月期は前期比9.2%減少、前年同期比1.6%減少する見通しである。この結果、平成16年度上期の受注額は前期比2.0%増加、前年同月比0.3%減少する見通しである。 平成16年度上期を業種別に見ると、前期比では一般機械は8.4%増加、電気機械は2.0%減少、輸送機械は2.9%増加、精密機械は4.2%減少する見通し。また、前年同期比では一般機械は1.8%減少、電気機械は0.9%増加、輸送機械は4.1%減少、精密機械は6.9%増加する見通しである。 今後の見通しでは、平成16年4〜6月期は前期比6.5%減少、前年同期比0.3%増加、また平成16年7〜9月期は前期比で1.8%減少、前年同期比では6.2%減少を見通している。 この結果、平成16年度上期の輸出受注額は前期比で3.9%減少、前年同期比で3.0%減少する見通しである。 設備投資「能力増強」比率高い前年度比12・3%増全体として 平成16年度の設備投資計画額は2兆7,229億円で、前年度比12.3%増加する見通しである。 業種別では一般機械が8.7%増加、電気機械が17.3%増加、輸送機械は10.3%増加、精密機械は0.4%減少となる見通し。 投資動機別構成比を平成16年度について見ると、「能力増強」が全体の43.5%と最も比率が高く、以下「合理化・省力化」が15.0%、福利厚生を中心とした「その他」が13.1%、「更新・維持・補修」が12.9%、「研究開発」が12.5%、「環境・安全対策」が2.1%、「省エネ」が1.0%の順となっている。 これを前年度と比べると「能力増強」、「合理化・省力化」、「研究開発」の占める比率が上昇している一方、「更新・維持・補修」、「省エネ」、「環境・安全対策」、「その他」の占める比率は低下している。 営業利益増加見通す企業16年度上期46・5% 平成16年度の営業利益は前年同期に比べて、「増加」を見通している企業の構成比が60.6%、「横ばい」が23.1%、「減少」が16.3%となっている。 また平成16年度上期の営業利益見通しは前年同期に比べて、「増加」を見通している企業の構成比が46.5%、「横ばい」が28.3%、「減少」が25.3%。 平成16年度下期は前年同期に比べて、「増加」を見通している企業の構成比が55.1%、「横ばい」が27.6%、「減少」が17.3%となっている。 この結果、平成16年度上期と下期を比較すると、下期では「増加」を見通している企業の比率が8.6ポイント上昇する一方、「横ばい」を見通している企業の比率が0.7ポイント低下、「減少」が8.0ポイント低下する見通しである。 平成16年5月環境装置受注 前年同月比63・5% 343億3千700万円 5月の受注高は、343億3,700万円で、前月比67.8%、前年同月比63.5%となった。 各装置別 ○大気汚染防止装置/前月比は石油石炭向け重・軽油脱硫装置、電力向け排煙脱硫装置、排ガス処理装置の減少により、68.0%。 前年同月比は、石油石炭向け重・軽油脱硫装置の減少により、53.9%。 ○水質汚濁防止装置/前月比は、官公需向け下水汚水処理装置、汚泥処理装置、関連機器の増加により一一一・〇%。 前年同月比は機械向け産業廃水処理装置、官公需向け下水汚水処理装置、汚泥処理装置、関連機器の増加により一四〇・一%。 ○ごみ処理装置/前月比は、機械向け事業系廃棄物処理装置、その他非製造業、官公需、海外向け都市ごみ処理装置の減少により四七・二%。 前年同月比は、官公需向け事業系廃棄物処理装置の減少により、40.3%。 ○騒音振動防止装置/前月比18.3%、前年同月比33.3%。 需要部門別 ○製造業/前月比は、石油石炭向け重・軽油脱硫装置、機械向け産業廃水処理装置、事業系廃棄物処理装置、その他向け産業廃水処理装置の減少により、51.3%。 前年同月比は、食品向け事業系廃棄物処理装置、石油石炭向け重・軽油脱硫装置、その他向け産業廃水処理装置の減少により、42.1%。 ○非製造業/前月比は、電力向け排煙脱硫装置、排ガス処理装置、その他向け都市ごみ処理装置の減少により、50.3%。 前年同月比は、その他向け事業系廃棄物処理装置の減少により、31.4%。 ○官公需/前月比は、都市ごみ処理装置の減少により、85.0%。 前年同月比は、事業系廃棄物処理装置の減少により、69.3%。 ○外需/前月比は、下水汚水処理装置、都市ごみ処理装置の減少により、14.1%。 前年同月比は集塵装置、排煙脱硫装置の増加により、225.2%。なお、外需は月により変動が大きい。 児玉興業を中心とした KODAMAグループで ISMS・BS7799同時に認証を取得 児玉興業(社長=松田有司氏、本社=名古屋市西区児玉3-25-14)を中心としたKODAMAグループ(エムズプランニング・児玉興業・児玉テクニカ)は、先ごろ情報セキュリティマネジメントシステム(Information Security Management System:ISMS)の認証を取得。これを記念して7月17日午後6時より、名古屋駅前のホテルキャッスルプラザにおいて記念式典が開催された。式典には、KODAMAグループ社員や関連企業の代表者が招かれ、盛大に執り行われた。 式典は定刻の午後6時に開会し、冒頭、児玉社長が「私共、製造業として何十年かやって来て、その間日本の体制が徐々に変わって来ました。会長の方から『本業を続けるな、されど本業を忘れるな、離れるな』と言われるように、この児玉興業で培った経験、躾、モノの考え方、モノの作り方、それを本業として、永遠に忘れる訳にはいきません。しかし形というのは、随分変えて行かなければならない。何処かでこれらがコラボレイトして、総合的な、総合力をつけなければならない。日本人は非常にハーモニーを大切にする。ハーモニーというのは和音。音程も重要だが、音の強さも重要。それが調和して,全体が膨らみとなり、奥行きになり、バランスよくなる。我社はロシアを中心として、中央アジア、アフリカ、中東などと取引をしておりますが、何故そんな訳の判らないところと取引をするのかと言われる方もおります.訳が判らないから、このようなISMSのような確りとした資格を取り、訳の判らない国と正しく、正しい姿勢で進めていく。正しく製造業で培ったシステムを使って、物事を遂行していくということが重要です。今は、エムズプランニングで世界のマーケットをみております。やはり日本は、モノづくりの国。モノづくりをしなければ、絶対に駄目。エムズプランニングで色々な物を売って悲哀を感じるのは、あくまで商社なので、メーカーにはとてもかなわないということ。我々は確固たる技術を持っているので、その技術を持っている私共しか出来ない何かをやって行かなければいけない。先日、技術を活かした製品の製造を産・官・学共同で研究をする調印をいたしました。世界に通用する技術を確立していきたい。これも物事を正しく進めるという一環で行っております。その一歩としてISMSを認証取得。世の中に我々を認知していただくには、それなりの効果があるものではないかと思います。これから、このシステムを取って良かったとしていかなければいけない。それが大事ではないかと存じます。KODAMAグループも形を変えながらグローバルになろうとしております。今日は、それの本当の第一歩ということです」と挨拶。 続いて、認証取得証が披露された。 今回、KODAMAグループは2つの認証を取得。一つはISMSで、これは日本国内の規格。オリジナルは、イギリスのBS(British Standard)7799で、こちらも同時に認証取得した。国際的に共通の規格にしようという動きがあり、ここ数年の間にISO17799という形で国際規格化される予定で進められている。 引き続いて、経営コンサルタントの山崎氏、國分氏よりISMSに関する記念講演が行われた。 この後の懇親会では、児玉会長の力強い発声で乾杯し、皆で認証取得を祝った。 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS) 適合性評価制度の概要 【ISMS適合性評価制度の創設】 我が国では情報処理サービス業のコンピュータシステムが十分な安全対策を実施しているかどうかを認定する制度として、昭和56年7月20日通商産業省告示342号による「情報システム安全対策実施事業所認定制度」(以下、安対制度という)があった。安対制度では、集中管理されていた情報システムの施設・設備等の物理的な対策に比較的重点がおかれていたが、技術的対策だけでなく人的セキュリティ対策を含む組織全体のマネジメントを確立する必要性がでてきた。 こうした状況を受けて、経済産業省では「情報セキュリティ管理に関する国際的なスタンダードの導入および情報処理サービス業情報システム安全対策実施事業所認定制度の改革(平成12年7月31日)」を公表するとともに、従来の安対制度を平成13年3月31日をもって廃止することを決定した。 この安対制度の廃止に伴い、技術的なセキュリティのほかに、人間系の運用・管理面をバランス良く取り込み、時代のニーズに合わせた新しい制度として、情報セキュリティマネジメントシステム(Information Security Management System-以下、ISMSという)適合性評価制度を創設することとなった。 【ISMS適合性評価制度の目的】 インターネットの急速な普及を背景に、わが国においても電子政府実現に関連する法規の整備、技術的な検証、情報通信インフラの整備等を積極的に推進しているところである。 しかしながら、その一方では、セキュリティ対策の不備に起因する機密情報や個人情報の外部への漏洩、コンピュータウイルス、不正アクセス行為やシステムダウンによる事業の中断などさまざまなセキュリティ事故などが相次いでいる状況である。 こうした情報セキュリティヘの意識が高まる中で、組織として情報セキュリティマネジメントを確立するためには、技術的なセキュリティ対策と組織全体のマネジメントの両面から取り組む必要がある。ISMS適合性評価制度は、国際的に整合性のとれた情報セキュリティマネジメントに対する第三者適合性評価制度であり、本制度は、わが国の情報セキュリティ全体の向上に貢献するとともに、諸外国からも信頼を得られる情報セキュリティレベルを達成することを目的としたものである。 【ISMS適合性評価制度における認証基準】 ISMS認証基準(Ver.2.0)は、ISMS適合性評価制度において、第三者である審査登録機関が本制度の認証を希望する事業者の適合性を評価するための基準である。本基準は、英国規格BS9977-2-2000に基づき作成したもので、本基準で使用する用語、表現については、JIS X 5080-2002(国際規格ISO/IEC17799-2000)との互換性を確保している。 【ISMS適合性評価制度の対象範囲】 ISMS適合性評価制度のパイロット事業(平成13年度事業)では、対象範囲を主として情報技術関連分野(情報処理サービス業を含む)としていたが、平成14年4月の本格運用からはこの制限を外し、全ての業種・業務分野を対象範囲とした。 三菱マテリアルツールズダイヤモンド コーティングエンドミル グラファイト加工用ロング・ネック磨き時間を短縮化 三菱マテリアルツールズ(社長=高田修氏、住所=東京都墨田区横網一丁目6番1号)は、三菱マテリアル神戸ツールズが開発・製造する、新しいダイヤモンドコーティングエンドミルシリーズ「グラファイト加工用ロングネックボールエンドミル/テーパネックボールエンドミル」の販売を開始した。 同シリーズは、金型加工に欠かせない「グラファイト電極」加工に最適な、エンドミルシリーズ。独自開発のダイヤモンドコーティングの適用により、従来品に比べ非常に安定した寿命が得られ、良好な仕上げ面により磨き時間の短縮を図る事ができる。 【主な特長】 @金型加工に欠かせない「グラファイト電極」の深彫り加工に最適な、ダイヤモンドコーティングエンドミルシリーズ。超硬エンドミル(アルミナ系コーティング品含む)に比べ、10〜20倍の長寿命を発揮。 Aロングネックタイプとテーパネックにより、ボール半径0.2R〜3R、最大20Dの深堀り加工まで対応する。 【品名/型番】 ◎「ダイヤモンドコーティンググラファイト加工用ロングネックボールエンドミル」/DC12XLB・26サイズ ◎「ダイヤモンドコーティンググラファイト加工用テーパネックボールエンドミル」/DC1XB・12サイズ 総額3千217万円を助成 中山視覚障害者福祉財団 中山視覚障害者福祉財団(理事長=中山哲也氏、トラスコ中山社長)では兵庫県下の視覚障害者の方々へ助成及び奨学金の給付により、社会参加促進活動支援、福祉向上に寄与するため平成16年度の助成先選定と総額3,217万円の助成額を理事会の承認を経て交付を開始した。 平成16年度は関係団体(ボランティア団体を含む)への助成、運動用具、盲導犬二頭、パソコン4台の寄贈、当財団体独自事業として音楽公演、視覚障害者による第3回音楽祭の開催及びパソコン講座の実施を継続するのに加え、本年度は、一団体に新規助成を組み入れた事業展開を決定した。 なお、平成16年3月24日付で、創立者中山注次氏が理事長職を辞任。今後は理事として引き続き財団活動に関与する。降任には中山哲也氏が就任した。 【助成内容】 ◎社会参加促進活動の支援(59万円)=兵庫県視覚障害者福祉協会など、県、市町村の諸団体が実施する各種協議会への助成 ◎社会参加活動を行う団体に対する助成(436万円)=点訳や朗読、伴走のボランティアグループ、神戸市視力障害者福祉協会等関係団体への運営費、自動点訳用パソコン、神戸市立盲学校への教材用備品などの寄贈 ◎当財団主催の音楽公演開催費用(1,350万円) ◎盲導犬二頭寄贈(440万円) ◎パソコン講座開催費(300万円) ◎視覚障害者(セミプロ・無名)演奏家、声楽家等発表会(85万円) ◎視覚障害を有する大学生等に対する奨学金給付(144万円) ◎視覚障害者団体が実施する視察、研修旅行への支援(276万円) ◎視覚障害者のためのスポーツ活動に対する支援=視覚障害者用運動用具の寄贈、各種スポーツ大会開催費用の助成 【平成15年度事業報告の概要】 ◎助成金額/64件=3,210万円 ◎社会参加促進活動の支援/6件=49万円 ◎社会参加活動を行う団体に対する助成/18件=342万円 ◎音楽公演開催費「小林幸子コンサート、視覚障害者中心に約1,900名を招待/1件=1,299万円 ◎盲導犬寄贈/2頭=420万円 ◎パソコン講座開催費/1件=367万円 ◎視覚障害者による音楽祭開催費/1件=81万円 ◎視覚障害を有する大学生等に対する奨学金普及/5名=150万円 ◎視覚障害者の視察、研修旅行への支援/24件=289万円 ◎視覚障害者のためのスポーツ活動に対する支援/6件=213万円 平成16年5月産業機械受注 前年同月比96・6% 3千426億5千900万円 5月の受注高は、3,426億5,900万円で、前月比106.5%、前年同月比96.6%となった。 5月の内需は、1,781億6,900万円で、前月比79.5%、前年同月比86.0%となった。 内需の前月比で増加した機種は、鉱山機械(107.2%)、化学機械(101.2%)、冷凍機械(113.4%)、タンク(241.2%)、プラスチック加工機械(116.0%)。 前年同月比では、鉱山機械(104.6%)、タンク(422.3%)、圧縮機(118.3%)、送風機(200.9%)、変速機(107.9%)、金属加工機械(183.8%)が増加した。 外需は、1,644億9,000万円で、前月比168.6%、前年同月比111.4%となった。本月のプラントは3件、484億8,000万円で、前月比200.1%、前年同月比99.2%となった。 外需の前月比で増加した機種は、ボイラ・原動機(120.6%)、鉱山機械(709.4%)、化学機械(298.4%)、タンク(1500.0%〈15倍〉)、プラスチック加工機械(114.7%)、ポンプ(108.9%)、圧縮機(110.3%)、送風機(127.8%)、運搬機械(191.0%)、変速機(141.1%)、金属加工機械(333.4%)。 前年同月比では、ボイラ・原動機(512.8%)、鉱山機械(176.0%)、冷凍機械(102.5%)、タンク(4776.3%〈48倍〉)、プラスチック加工機械(116.6%)、ポンプ(211.2%)、運搬機械(296.1%)、変速機(147.7%)、金属加工機械(177.6%)、その他(144.1%)が増加した。 各機種の動向と需要部門 ◎ボイラ・原動機/前月比は、電気機械、電力、その他非製造業の減少により70.9%、前年同月比は、外需は増加より139.6%となった。 ◎化学機械(冷凍機械含む)/前月比は、外需の増加により155.5%、前年度月比は、石油・石炭製品、電力、外需、代理店の減少により80.4%となった。 ◎タンク/前月比、前年同月比ともに石油・石炭製品、外需の増加によりそれぞれ、409.2%、762.0%となった。 ◎プラスチック加工機械/前月比は、化学、一般機械、外需の増加により115.2%、前年同月比は電気機械の減少により99.7%となった。 ◎ポンプ/前月比は、建設の減少により98.5%、前年同月比は外需の増加により、116.8%となった。 ◎圧縮機/前月比は、化学、非鉄金属、外需が増加したが、代理店の減少により100.0%、前年同月比は外需の減少により98.9%となった。 ◎送風機/前月比は官公需の減少により78.2%、前年同月比は外需の減少により76.5%となった。 ◎運搬機械/前月比は、外需の増加により117.2%、前年同月比は食品、運輸、卸・小売、外需の増加により116.8%となった。 ◎金属加工機械/前月比は、外需の増加により174.9%、前年同月比は鉄鋼、非鉄金属、金属製品、一般機械、外需の増加により178.8%となった。 GKC本格的な夏に向かって ビールで暑気払いビアガーデンの集い 岐阜県機械金属商業協同組合(理事長=石田勝俊氏、石田商会社長)は、毎年恒例となっている「ビアガーデンの集い」を7月23日午後7時よりグランヴェール岐山(岐阜市日の出町)において開催。組合員とその家族・従業員並びに賛助会員等40名余りが参加して行われた。 冒頭、石田理事長が「大勢の方々にご出席いただきありがとうございます。本日は十分に飲んで、食べて、楽しんでいただき、この夏を乗り切るための鋭気を養っていただければ幸いです」と挨拶、引き続いて力強い発声で乾杯。 バイキング方式によるバーベキューやジョッキの生ビールを堪能しながら、賑やかに歓談して親睦が深められ、午後9時前にお開きとなった。 創業30周年記念行事の一環で 日研の新本社工場を見学 服部商会 ユーザー等200名余招待 服部商会(社長=服部利一郎氏、本社=愛知県津島市百島町字三正六歩23)は7月19日、創業30周年行事(昭和50年創業)の一環として、昨年に本社・工場を新築移転し今年1月より本格稼働した日研工作所(社長=松本政一氏、本社=大阪府大東市南新田1-5-1)の工場見学を、主力ユーザー二百名余りを招いて開催した。 当日は、朝7時45分に服部商会本社と員弁地区(三重)で集合し、バス5台に分乗して出発。午前11時前、日研工作所本社工場に到着し、大会議室に移動した。 はじめに、進行役の元井日研工作所営業本部長より「大東工場は鉄削り60年の集大成の工場と位置付けている。松本社長が鉄削りを始めて60年になります。古い技術と新しい技術との組み合わせ。また、日研が本当に零細企業の時代から、ヨーロッパを中心に全世界を200数十回飛び回る中で仕入れた、色々な技術等もこの工場建設に際しては随分取り入れております。本日は200名という大人数で、中々キメ細かいご案内は難しいかと存じますが、一つでも二つでも参考にしていただければ有り難いと思います」と歓迎の言葉が述べられた。 服部服部商会社長が「本日は遠方より、早朝にも関わらずこれだけの素晴らしい方々にご参加をしていただきまして、誠に有り難うございます。私も工具屋として産声をあげて、来年満30年になります。これも偏に、ユーザー様、メーカー・商社の方、そして社員が一つになり、ここまで来れたと感じております。本日は松本社長のお陰で、祝日にも関わりませず工場を動かしていただきました。感謝を申し上げます」と挨拶。 続いて、松本日研工作所社長より「社長と紹介されましたが、私は2つの顔を持っておりまして、工場長も兼務しております。工場長をしているのが似合う人間なのです。職人上がりの顔でご案内させていただきたい。現場のほうは、3見たら10わかっていただける方が多いと思います。昨今、人間重視と言うと、おだてて人間を甘えさすような感じがします。人間重視とは、もう少し愛の鞭も大事ではないかと感じます。これから一番大事なことは、モノづくり。モノづくりと簡単に言いますけれど、そこに携わっている人の心意気、それが今後の日本に一番大事な事ではないかと思います。私が現在自分の頭の中にためている世界の産業環境の知識を、62年間鉄削りをしてきた中で先人、先輩の指導力の良さなどを踏まえて、お話したい。先ずは、日本の現況を再認識していただく意味で、製造現場の魅力について。トヨタ自動車だけで全世界で七百万台以上生産をする。実行されるのは目の前だろうと思います。昨年の自動車産業は、日本人の息のかかった自動車が全世界で1,502万台できたと言うことをご認識いただきたい。昔、一番力があったのはアメリカのビッグスリー。ゼネラルモーター、フォード、クライスラー。35年から40年前はいかなトヨタでも、ビッグスリーと言われるだけで顔色が変わった。当時の国産車の技術は米国、欧州車には及ばない所があった。私も13年前まで欧州車を50年間乗ってきた。その13年前にやっと日本の車に乗り換えた。その頃から現在に至るまで、日本の車産業は勝ち組ではないかと思います。今では海外の、特に欧州の関連会社のスタッフが日本へ来て、私の車に乗りたがる。数10年前の逆になっている。日本の自動車産業は勝ち組産業。日本の工業力を大きくPRしていただいた。カメラも20年から25年前には世界を席巻して現在まで続いているが、やはりカメラに命は預けていない。世界各国で日本の車は高い評価を得て、日本の工業力のPRをしている。次に、NC工作機。50数年前に欧州に行ったときに一番感じたことは、力で負けるなぁと言うことです。技術で負ける。唯負けないのは、母親から教わった『躾』文化。それだけは欧州には負けないと頑張り、欧米の技術を身につけた。その当時のことを走馬灯のように思い出すことがある。よく此処まで、日本の産業が来たと感じる。先人たちが築き上げてくれた努力のお蔭だと感じております。NC工作機のメリットを出しているのは自動車産業ではないかと思われる。働かない国には、知恵が出ない。寝ていたのではアイデアも出ない。現在欧州には、そのような毒素が回ってきたのではないかと感じている。あれだけの素晴らしい工作機械を作っていたのが、衰退してしまっている。四十年前の汎用機は素晴らしいものであった。現在でも素晴らしいものであるが、NC化には遅れをとってしまった。また、我々の商売のツーリングですが、ここ数年間輸入はゼロ。それは何故か。『目配り、気配り』の行き届いた日本の商品に、海外から入る隙間がないのではないか。17・8年前までは、米国をはじめ色々と日本のマーケットに入ってきたが、現在は殆ど無くなっている。これだけ強い自動車ですら、7から9%の輸入車がある。ツーリングはゼロ。この10年間は勝てる相手は先ず出てこないという自信を持っている。もう一つは、CNCテーブル。自動車産業にとっては夫婦みたいなもので、自動車産業が伸びるとCNCテーブルが伸びる。これは30年前から輸入はゼロ。完全な勝ち組。これは私のノウハウ、決して新しい技術を入れているのではなく、60年前に師匠や兄弟子から教えてもらった技術です。次にロボット。14・5年前はトラブルも多く、信頼していなかった。その当時は自分たちで作り上げたものを使っていた。現在は信頼性も向上し、この工場でも多く使っている。その次、ベアリング。40年前のベアリングは、音がする、振動する、発熱するという具合であった。しかし、現在は最高のレベルで、世界がついて来れないようになっている。建設機械も一人勝ちになりつつある。これは非常にラッキーで、欧米のメーカーがこの10数年間中国で袖の下営業をして、技術的向上を怠ってきた。日本のメーカーは技術が向上し信頼性を高めていたので、そのことが信頼され、このように世界から認められた。次に新幹線を代表とする鉄道技術。勝利をしようとすれば性能と言うのも大切だが、心意気が大切。人間の重要さを今後は考えないといけない。幾ら良い物を作っても、人間性が大切。同僚とも話をし、朝の『おはよう』から始まって、仕事の話や仲間の話をする。言葉は偉大なる技術。現代の日本では、言葉でコミュニケーションをとるということが出来ていない。言い換えれば、日本のモノづくりの将来は皆さんの手にあるように思えます。会社の職場には『喜怒哀楽』、嬉しい事があれば皆で底抜けに喜び、悲しい事があれば慰め合い激励し合う。また、欺瞞や失敗があれば机を叩いて怒り、そのように喜怒哀楽のある職場をもう一度作り上げないといけない。日本人同士の絆。日本人と言うのは特殊な何か。日本人は他の人種と比べて何かが違う。戦後の焼け野原から、此処での一人勝ちに結びついていったのは、『躾』文化ではないかと感じている。それが根底に流れているのではないか。明日から皆さんが職場で『喜怒哀楽』を、自分が音頭とりとなってリーダーシップを発揮し、頼もしさを発揮すること。これが日本の将来に対するキーになっていくのではないかと感じております。今日来ていただいたことをご縁に、もう一度人間に戻っていただくことが大切ではないかと感じている」と自身が持つ日本の製造業への信念などが語られた。 その後、新製品「TiNベアリングブッシュホルダーとスイングチャック」の説明を受け第一部を終了。 昼食後、午後1時からは昨年に完成し、今年より本格稼働を始めた新工場を見学。この工場は日研工作所の「モノづくり工場」の集大成として、働き易い高生産工場、人の温かさを感じるコミュニティある本社事業所を目指して作られた。NCマシンの能力、刃物・ツーリングを最大限に利用し、旋削―フライス―焼入―研磨仕上―組立・検査の一貫生産システム。また精度を高めるために、他のツーリングメーカーでは行われていない、熱処理時にマイナス九十度の超低温で金属の分子を安定させ経年変化を防ぐサブゼロ処理を施す工程などを3時間に渡り興味深く見学。参加者からは大変参考になったとの声も聞かれた。 国際産業技術見本市 ハノーバー・メッセ05 出展社募集8月31日締め切り 国際産業技術見本市「ハノーバー・メッセ2005」は同一会期・会場で複数の専門見本市が開催される基幹産業総合見本市。2005年4月11日〜15日までは、ドイツ・ハノーバー国際見本市会場にて開催される。 主催のドイツ産業見本市社では、出展社を募集している。 【開催・出展概要】 ◎名称=ハノーバー・メッセ2005国際産業見本市 ◎会期=2005年4月11日〜15日 ◎会場=ドイツ・ハノーバー国際見本市会場 ◎主催=ドイツ産業見本市株式会社 ◎展示プログラム=「ファクトリーオートメーション」、「モーション・ドライブ・自動化技術」、「デジタルファクトリー」、「マイクロテクノロジー」、「研究開発及びテクノロジー」、「エネルギー」、「ComVac」、「表面処理技術及び POWDER COATING EUROPE」、「産業用部品及び工業用材料」、「工業サービス及び工場設備」 ◎予想規模=出展社数/5,000社(うち、日本直接出展社20〜30社)、ビジター数/200,000人、出展小間面積/200,000u ◎出展参加料金 「スペースのみ申込」 ◎スペース料金(最小小間面積15u)175ユーロ/u ◎PRサービス料九・20ユーロ/u ◎ドイツ見本市協会(AUMA)納付金0.76ユーロ/u ◎カタログ登録料121ユーロ/社 「フェアパッケージ」 小間料、スタンド及び基本サービス料がセットになったパッケージ。2004年価格例/15u、一面開放の場合、4,649.40ユーロ(税別)。開放面や面積、パッケージタイプに応じて色々なタイプを用意。 ◎出展申込方法=申込用紙(代表部に用意)に必要事項を記入後、日本代表部までFAXにて申し込み ◎出展申込締切=2004年8月31日 ◎申込先=ドイツ産業見本市日本代表部(佐々木/樋渡) 〒164-0003 東京都中野区東中野1-5-51-3-501、TEL03-3363-6631、FAX03-3363-7582 URL= http://www.hannovermesse.co.jp E―mail:hannmesejp@asahi―net.or.jp ユキワ精工人気CNC円テーブル JNCシリーズ拡充 250も加わり4機種構成 ユキワ精工(本社=新潟県小千谷市千谷2600-1、社長=酒巻和男氏)では、人気CNC円テーブルであるコストパフォーマンスに優れた高性能機「JNCシリーズ」へ新たに250を加え、ラインナップ拡充。 【主な製品特長】 ◎同社比で1.7倍の切削力を誇る強力クランプ。 ◎オートパージ(PAT)を標準装備して、結露を防止。 ◎割出精度四十秒、耐久性に優れたウォームホイールを採用。 ◎SNC/YNCシリーズとテーブル上面&センター高さが同じであり、チャックフランジ、テールストックがそのまま使用可能。 ◎クラス最小のボディーサイズ。ターンテーブル付小型マシンに最適。 ◎専用コントローラAC3シリーズとの組み合わせにより、優れたコストパフォーマンスを実現。 【製品仕様】 ▽形式=JNC200を含め4機種▽テーブル直径=200mm▽センター高さ=160mm▽テーブルインロー穴径=70H7深さ10▽テーブル中心貫通穴径=56mm▽ガイドピース巾=18h7▽クランプ方式=空圧0.5〜0.7MPa▽クランプトルク=空圧0.5MPaにて450N・m▽許容作業過重=垂直荷重7,000N、水平荷重4,000N、円周方向荷重2,600N▽許容慣性モーメント=縦使用時1.0(φ200で200s)、横使用時0.5(φ200で100kg)▽ワーク最大径(o)=200▽潤滑方式=オイルバス方式▽総減速比1/90▽割出速度=累積40秒以内▽本体取り付け方向=横 第6回中国国際金属加工見本市 メタルワーキングチャイナ2004 出展社募集中 第6回中国国際金属加工見本市「メタルワーキング・チャイナ2004」が中国・上海市で10月12日〜15日までの4日間にわたり開催される。 同展は隔年で開催され、今回で六回目を数える金属加工・工作技術・機械工具の総合見本市である。前回は総展示小間面積11,500uにドイツ、イタリアをはじめスイス、スウェーデン、日本、韓国、イギリス、フランス、イスラエル、アメリカ、チェコ、トルコ、シンガポール、台湾、中国など世界15カ国から205社の出展社と20,256人のビジターが集まった。 日本からは山善、ナカニシ、椿本チェイン、大田区産業振興協会、葵精螺製作所、ケット科学研究所、大田精工、ティーピーエスが出展した。 「メタルワーキング・チャイナ」は、金属加工に関する全ての分野を網羅するものであり、ヨーロッパのみならず、日本を含む全世界の最新製品と技術が展示され、メーカーの技術力を見せる理想的な場を提供してきた。出展社は、購入決定権のある質の高いビジターに対し、最新技術と製品を提供する事で、市場へのダイレクトなアクセスが可能となるため、多くの充実したビジネスコンタクトが達成できると予想される。 会場となる上海新国際見本市展示場(SNIEC)では、今展の他複数の展示会が共催され、互いの見本市による相乗効果も期待される。 【開催・出展概要】 ◎名称=第6回中国国際金属加工見本市「メタルワーキング・チャイナ2004」 ◎会期=10月12日〜15日 ◎会場=中国・上海市 上海新国際見本市展示場(SNIEC) ◎出展対象品目=工作技術、板金製造及び加工のための技術・機械・設備、管及び針金製造のための技術・機械・設備、接合技術、金属表面処理技術、精密工具、産業用ロボット、金属加工用計測機器・計測装置及びシステム、工作機械用コンピューター技術、アッセンブリー・ハンドリング技術 ◎出展参加料金 ◎「スペース料金」最小スペース18u・US$295/1u当たり。 ◎「レンタルスタンド」(含むスペース料金)最小スペース9u・US$365/1u当たり(スペース料金、間仕切り壁、カーペット、コンセント、受付台、イス、照明、社名入り看板)。 ◎申込先=ドイツ産業見本市日本代表部(佐々木/樋渡) 〒164-0003 東京都中野区東中野1-51-13-501、TEL03-3363-6631、FAX03-3363-7582 URL=http://www.hannovermesse.co.jp E―mail:hannmesejp@asahi-net.or.jp ダブルブロックブリードバルブ スウェージロックコンパクト・軽量化 流体システム・コンポーネントを提供するスウェージロック(本社=米国オハイオ州ソロン、社長兼最高経営責任者=アーサー・F・アントン)日本法人・日本スウェージロック(本社=兵庫県西宮市、代表取締役=木原照隆氏)では、プロセス・システム側から計装システム側へのスムーズな変換接続を可能にする、「スウェージロック・ダブル・ブロック/ブリード・バルブ」を発表(写真)。 「スウェージロック・ダブル・ブロック/ブリード・バルブ」は一体型鍛造製ボディに、2個のブロック用ボール・バルブと一個のブリード用ニードル・バルブが組み込まれている。これにより、複数のバルブの組み合わせによって構成されていた従来のシステムに比べ、漏れの箇所を低減し、コンパクト化や軽量化などを実現。フランジ接続は、ASME16.5RF及びRTJに準拠しており、サイズは1/2から二インチまで供給可能。また、使用温度範囲はマイナス46〜04℃、圧力クラスはASME B16.34で規定される150〜2500クラス。 省力化、自動化の波 第10回建設ロボットシンポジウム 8月23日締切り参加者を募集中 9月2日〜3日の2日間、早稲田大学国際会議場・井深大記念ホール(総合学術センター)にて日本建設機械化協会、土木学会、日本建築学会、日本ロボット学会、先端建設技術センター、日本ロボット工業会主催による、「第10回建設ロボットシンポジウム」を開催。現在、参加者を募集している。 後援は経済産業省、国土交通省、建設業協会、国土技術研究センター、製造科学技術センター、全国建設業協会、日本建設業団体連合会、日本建築センター、日本土木工業協会。 建設分野における自動化・ロボット化への志向は厳しい社会環境の中で、「安心・安全」をキーワードに進められている社会基盤施設整備の中で、試験的な導入段階から実用化を目指した発展期に向けて着実に踏み出そうとしている。建設ロボットに対するニーズも高まり、効果的な活用が強く望まれている現状でもある。また、ロボット技術や情報処理技術等の急速な進歩は、従来極めて困難とされてきた建設工事における高度な省力化・自動化・ロボット化の実現を可能としたが、同時に解決しなければならない多くの問題も残されている。 この様な時代背景の下、我が国の建設産業における建設ロボット分野の技術革新と、建設生産システムの近代化を促進するために前回と同様に「建設業界をリードするロボット技術(RT)&情報技術(IT)」をシンポジウムのテーマとした。 その中で、今回は『画像処理』、『バーチャルリアリティ』、『要素技術』、『適用事例』、『海洋工事』、『トンネル工事』、『ダム・大規模土木工事』といったセッションを設け、土木・建築をめぐる施工分野でのロボット技術(RT)と情報技術(IT)との現状と将来を展望するとともに、建設生産の将来展望、計画・管理技術、要素技術、適用事例等の発表を予定。 【開催概要】 ◎会期/2004年9月2日〜3日 ◎会場/早稲田大学国際会議場 井深大記念ホール(総合学術情報センター)東京都新宿区早稲田1-120-14、電話03-5286-1755 ◎併催事業/ビデオセッション9月2日〜3日(国際会議場第二会議室)、パネル&ポスター展示9月2日〜3日(国際会議場ロピー) ◎レセプション/優秀論文賞表彰式・懇親会9月2日(国際会議場第一会議室) ◎特別講演/「惑星探査とロボット技術」独立行政法人宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部 的川泰宣氏 【参加登録】 ◎参加方法/シンポジウムへ参加登録は、所定参加登録申込書を使用の上、事務局宛へ申し込みのこと。 ◎登録締切/8月23日事務局必着(定員になり次第締切)。 ◎登録料/登録料には、シンポジウム参加費、論文予稿集一冊、消費税を含む(懇親会は主催者招待のため参加費は無料)。 ◎論文発表者(一名/論文)及び論文共著者=25,000円。 ◎8月2日までに登録した方。会員(主催六団体所属)=25,000円、一般(会員以外)=30,000円。 ◎8月3日以降に登録した方。会員(主催六団体所属)=30,000円、一般(会員以外)=35,000円。 ◎学生(ただし、論文集は除く)= 10,000円。 ◎問い合わせ先/東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館 社団法人日本ロボット工業会 建設ロボットシンポジウム事務局。 TEL03-3434-2919、FAX03-3578-1404 E―mail:sympo@jara.jp URL=http://www.jara.jp 機械工学・ロボット見本市 ファクトリーオートメーション・アジア04 現在出展社募集中 第2回アジア国際ファクトリーオートメーション・電気機械工学技術・産業用IT&ソフトウェア見本市『ファクトリーオートメーション・アジア2004』が10月12日〜15日に中国・上海市上海新国際見本市会場(SNIEC)にて開催される。 主催はドイツ産業見本市社とハノーバー・フェアーズ・チャイナ社。現在、出展社を募集している。 成功裏に終了した昨年に続き、『ファクトリーオートメーション・アジア』は今年二度目の開催を迎える。機械工学・ロボット・組立及びハンドリング技術・産業用画像処理及びIT&ソフトウェアのプロフェッショナルが一堂に会する場として開催される。 前回展は「PTCアジア」、「セマットアジア」、「エネルギーアジア」等4つの見本市が併催され、総展示小間面積38,300uに世界20ヶ国から合計909社と33,000人以上の質の高いビジターが集まった。『ファクトリーオートメーション・アジア2004』の出展社は130社、展示小間面積は約5,000u。 日本からはくまもとテクノ財団、生産技術開発共同組合(プレシード、セイブ、テラシステム、熊本アイディーエム、アラオ、サンワハイテック)、和泉電気、ニッタコーポレーション、キーエンス、椿本チェイン、パトライト、不二輸送機工業、日置電機、コーセル等が出展した。 【開催・出展概要】 ◎名称=第2回アジア国際ファクトリーオートメーション・電気機械工学技術・産業用IT&ソフトウェア見本市「ファクトリーオートメーション・アジア2004」 ◎会期=10月12日〜15日 ◎中国・上海新国際見本市会場(SNIEC) ◎「出品対象品目」 ◎機械工学技術=アセンブリー技術、ハンドリング技術、ロボット、産業用画像処理、自動化アセンブリー技術及びハンドリング技術の為のシステム及びコンポーネント、品質保証 ◎電気工学技術=コントロール技術、産業用パソコン、ネットワーク/産業用通信、電動機、計測、一九ラックシステム、マグネット技術、センサー技術、アクチュエーター技術、ワイヤレス産業用通信、エンペディッドシステム、レーザー技術、電気工学、パワーサプライ、電動スイッチギア ◎産業用IT&ソフトウェア=産業用ソフトウェア、ITハードウェア、PLM、CAD、CAM、ERP工学技術、マシナリーソフトウェア、製造用ソフトウェア、産業用インターネット/イントラネット/エクストラネットソリューション ◎「出展参加料金」 ◎スペース料金=最小スペース18u・US$310/1u当たり ◎レンタルスタンド(含むスペース料金)9u・US$383/1u当たり レンタルスタンドには、スペース料金・間仕切り壁・カーペット・受付台と椅子・照明・コンセント・社名入り看板 ◎申込先=ドイツ産業見本市日本代表部(佐々木/樋渡) 〒164-0003 東京都中野区東中野1-51-3-501、TEL03-3363-6631、FAX03-3363-7582 URL=http://www.hannovermesse.co.jp E―mail:hannmesejp@asahi―net.or.jp 上海新国際見本市会場 PTCアジア2004 随時出展社募集中 第九回アジア国際パワートランスミッション・自動制御・油空圧・エンジン・ガスタービン見本市「PTCアジア2004」が、中国・上海市の上海新国際見本市会場(SNIEC)で、10月12日〜15日の4日間にわたり開催される。 当見本市は1991年より開催、最先端のパワートランスミッション・コントロール技術を展示することで、中国で急成長する産業界に幅広く認知されてきた。今年九度目の開催を迎える今展は、現在世界で最も活気に満ちた中国及びアジアにおいて、新規及び既存顧客に対し製品やサービスを提供するには、最適な見本市といえる。 出展社は質の高いプロフェッショナルビジターと多くの充実したビジネスコンタクトを達成でき、商談を成立させ、契約書にサインをすることも出来る。 前回展では、日本、中国、台湾、シンガポール、イタリア、ドイツ、イギリスなど27カ国から498社が出展し、展示小間面積は約9,659u。日本からは日本フルードパワー工業会、住友重機械工業、SMC、CKD、油研工業、不二越、三共製作所、理研機器、アクト電機工業が出展した。 会場となる上海新国際見本市会場(SNIEC)では、今展の他、第2回アジア国際ファクトリーオートメーション・電気機械工学技術・産業用IT&ソフトウェア見本市「ファクトリーオートメーション・アジア」、第3回アジア国際発電・配電・電力技術・エネルギー施設&サービス・再生エネルギー見本市「エネルギー・アジア」、第5回アジア国際マテリアルハンドリング・自動化技術・輸送システム・ロジスティックス見本市「セマット・アジア」の4つの見本市がすべてドイツ産業見本市社で併催されるので、互いの見本市による相乗効果が出展社及びビジターにとっても期待される。 ドイツ産業見本市社では、現在出展社を募集している。 【開催・出展概要】 ◎名称=第9回アジア国際パワートランスミッション・自動車制御・油空圧・エンジン・ガスタービン見本市「PTCアジア2004」 ◎会期=10月12日〜15日 ◎会場=中国・上海新国際見本市会場(SNIEC) ◎出展対象品目=油空圧、メカニカル・パワートランスミッション、エレクトロ・パワートランスミッション、内燃機関及びガスタービン、モーション・コントロール技術、コンプレッサー技術等、ベアリング技術 ◎出展参加料金 ◎「スペース料金」最小スペース18u・US$310/1u当たり。 ◎「レンタルスタンド」(含むスペース料金)最小スペース9u・US$383/1u当たり(スペース料金、間仕切り壁、カーペット、コンセント、受付台、イス、照明、社名入り看板)。 ◎申込先=ドイツ産業見本市日本代表部(佐々木/樋渡) 〒164-0003 東京都中野区東中野1-51-3-501、TEL03-3363-6631、FAX03-3363-7582 URL=http://www.hannovermesse.co.jp E―mail:hannmesejp@asahi―net.or.jp 25回展示会のPRに愛知から訪問 10月21日製販親睦ゴルフ会 三重県管工機材商組合第1回理事会開催 三重県管工機材商業組合(理事長=闇雲明男氏・旭工機会長)では、7月23日午後4時30分より津市新立町の“木曽路津店”において、「第1回理事会」を開催し、10月21日(木)に製販親睦ゴルフ会を開催することを決める一方、平成17年度新年賀詞交歓会を17年1月14日(金)に開催することを申し合わせた。 理事会に先立ち闇雲理事長より挨拶があり、「今年初頭に掛けて各種商材の大幅な値上がりで、生産の様相が大きく変わりました。構造改革も民間の努力によりまして、明るい兆しが観えるようになってきました。まだ、鉄関係は流動的ですが、塩ビは落ち着いたと思います。何れにしましても過当競争だけは避けたいと言うのが皆さんの強い要望ですので、組合を永続させる気持ちで取り組んで戴きたいと思います」と、組合運営に理解と協力を呼びかけた。 引き続いて、闇雲理事長が進行役をつとめて各議題を審議し、次の通り承認された。 ▽第1号議題=製販親睦ゴルフ会開催の件 10月21日(木)に久居市榊原町の“富士カントリー榊原温泉ゴルフ倶楽部”で開催と決定。 参加費は、前回同様の20,000円前後になる模様。(プレー代、パーティー代その他を含む)。 参加人員は八組を予定している。 当日は午前9時集合の9時30分アウト、イン同時スタート。 ▽第2号議題=新年賀詞交歓会開催について 1月14日(金)に津新町駅西の“プラザ洞津”で開催と決め、会費、開催時間については次回理事会で正式に決めることにした。 以上で議案審議を終え、引き続いて、来る10月14日〜16日に開催される愛知組合主催の「第25回管工機材設備総合展」のPRと参観勧誘に駆けつけた、愛知組合の石原理事長と伊藤、在田正副展示会実行委員長より、展示会の見処等の説明がされ、「今日お集まりの理事さんから、全組合員さんにお声を掛けて頂きまして是非に、展示会の参観をお願いいたします」との参観依頼がなされた。 役員改選で全役員再選 第11回総会を開催北陸桃友会 提案者表彰も実施 北陸桃友会(会長=宮重清氏・ミヤシゲ社長、ベンと特約店の集い)では、7月13日午後4時より、金沢市の“金沢都ホテル”において「第11回総会」を開催し、平成15年度事業報告並びに決算報告、平成16年度事業計画並びに予算案を審議し、いずれも承認可決する一方、任期満了による役員改選では、全役員を再選した。 総会に先立ち、宮重会長より、出席方のお礼が述べられたあと、「ベンさんにおかれては増収増益とのことで経営戦略がしっかりされている証だと思います。我々管材業界は益々厳しい状態が続いております。メーカーさんの協力を頂いて乗り切って行きたいと考えております。来年はベンさんの55周年とのことで、この会も記念行事を考えていくつもりです」との旨の挨拶のあと、宮重会長を議長に選出して各議案審議に移った。 ▽第1号議案=平成15年度事業報告並びに決算報告承認の件 ▽第2号議案=平成16年度事業計画案並びに収支予算案承認の件 ▽第3号議案=役員改選の件(全役員再選) 以上を慎重審議し、原案通り承認可決した。 引き続いて製品開発・改良案表彰に移り、採用提案、類似提案併せて25件の提案表彰が行われた。 以上で総会を終了し、メーカーを代表してベンの深澤社長が挨拶を述べ日頃の拡販に対してのお礼を述べる一方、「この3月決算では前年比で増収増益となりました。全体としては、建築設備は振るいませんでしたが、工場関係がプラスとなりました。今年は13年振りの価格改定を行いました。新価格が定着しますよう宜しくお願いします。新製品は昨年の7品目に続き、今年は5品目出します。何卒拡販にご協力頂きますよう宜しくお願いいたします」と、結んだ。 引き続いて、メーカー資料の説明と新製品紹介がベン菊地副本部長より説明され、引き続いて懇親会に移り親睦を深めた。 マット・ピラティス体験セミナー 愛機工熱田支部18名が参加 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=山下隆蔵氏、山下機械社長)熱田支部(支部長=水谷隆彦氏、ミズタニ機販社長)では、7月22日午後6時より、「マット・ピラティス体験セミナー」を“大宝小学校体育館”にて開催した。 マット・ピラティスとは、現在アメリカで流行中の運動方法で、ハリウッドスターを始め、著名人らがエクスサイズとして採り入れている。ストレスや緊張から体を解放し、機能的な体作りをするプログラムで、西洋版の太極拳。 今回はインストラクターにルネッサンス所属の茂呂あすかさんを迎え、18名が参加した。 初めに幹事の小浦氏(こうら社長)より「経営者は健康が命。今回はアメリカで流行のマット・ピラティスを紹介します」と挨拶。続いて水谷支部長が「大変暑い中、もうひと汗かいていただきたい。今日のセミナーは健康をテーマにしているので、こうした機会を是非ものにしていただきたい」と述べた。 セミナーに参加した一同は、ゴルフに使う筋肉を中心に呼吸法を組み合わせたプログラムに、汗まみれになりながらも取り組んでいた。 4人の講師を招き研修 『前田先生と語る会』 須藤鋼機ゴルフなども楽しむ 須藤鋼機(四日市市八田・社長=須藤清勝氏)の須藤社長が世話役を務めている「前田先生と語る会」が、7月17日に鈴鹿国定公園内の“希望荘”において開催された。 今回は四人の講師を招聘し、@運は「自分で掴むもの」―努力する人が報われる―(公認会計士前田勝昭氏)、A原価低減活動の進め(住友電装顧問前田良行氏)、BリーダーシップPM理論概要(人間科学研究所社長高岡章一氏)、C近況報告(考えさせられた出来事・中小企業大学瀬戸校三代目校長三宅直彦氏)等について研修した。 @では、あらゆる事柄に市場原理が働いており、したがって、役立つ商品をより安く提供できる会社のみが生き残れる基本的な心構えと、常に前向きな気持ちでチャレンジし、そして努力すれば、何事もかなえられるという、トヨタ流改善の基本を学んだ。 Aでは、同期生産方式の基本思想は、ムダの徹底排除であり、同期生産方式を導入する目的もモノづくりにおけるムダを徹底的に排除するためであるというコンセプトから、ムダに対する感度を高め、新商品開発などにおいて、価値の創出につなげることを学んだ。 Bでは、リーダーシップとは、「集団の目標を設定し、その目標に向けて集団成員を動機付け、集団成員間の相互作用を強化し、集団凝集性を高め、集団資源を有効に用いるようにする集団状況的機能である」と定義していることを学んだ。 Cでは、イラク復興支援と自衛隊の派遣に関する報道から三菱自動車のリコール隠しと組織の犯罪、最近読んで印象に残った書(日本の敵は日本人、敵は中国なり等)について学んだ。 研修会後は、親睦会を行い和やかに歓談し投宿、翌日は、三重CC湯ノ山ゴルフ場でゴルフに興じたり、御在所ロープウェイで御在所岳に登頂したり、朝明渓谷にて昼食会をして楽しんだ。 中部タンガ会恒例のビアパーティー 販売店140名余が参加し 互いに交流を深める 中部タンガロイ特約店会(会長=大久保武氏、大久保商事社長)は7月9日午後6時30分より、「タンガロイビアパーティー2004」を栄マルベリーホテル(名古屋市中区錦)の一階「ラ・ミュール」において開催、140名余りが参加して盛大に行われた。 堀タンガロイ名古屋営業所長が司会を務め、「このビアパーティーも、今年で10回目を迎えることになりました。毎年お越しいただくお客様が増えて、こんなに大きな会場を使う運びとなりました。この会は、タンガロイ特約店会の年間行事の一つで、『拡販懇談会』の名で毎年実施させていただいております。日頃ライバル同士というところもあると思いますし、私共タンガロイも内勤者も全員揃えてフルスタッフでお邪魔しております。中々電話だけで顔を合わせない状況ですので、この機会に色々なことを話し合っていただきたいと思います。昨日今日と非常に暑い天気となりまして、ビアパーティーにはもって来いの気候となりました。名古屋のこの暑い夏を乗り越えるために、今日は大いに飲んでいただきたいと思います」と述べ、開会の言葉とした。 江崎タンガロイ中部支店長より「暑い中、お忙しい中、栄のど真ん中にお集まりいただきました。年に一度の行事でございますが、皆様とリラックスしてお話できるのは、色々な行事の中でこのビアパーティーだけかと感じております。日頃硬い物を売っていただいておりますので、あまり堅苦しい話は抜きにして、ほんの一時ではございますが十二分に愉しんでいただければと思っております。また、この4月からタンガロイも新生タンガロイとしてスタート致しまして、皆様方により評価をいただけるようにと、意識をもって動いております。皆様方よりどしどしご指摘をいただきまして、是非タンガロイを盛り上げていただきたいと思います」と挨拶。 続いて、伊藤大信工機社長が「日々激戦をし、忙しい毎日ですが、利益があがらないというのが現状。しかし本日は、営業活動を忘れて、皆様と和気藹々ビールを飲んでいただきたいと思います」と挨拶し、「新生タンガロイさんの益々の発展を祈念して、乾杯」と力強く音頭をとった。 恒例となったビールの早飲み大会、ビンゴゲーム、ジャンケン大会など盛りだくさんの企画で大いに盛り上がり、午後8時30分過ぎに、矢田ナゴヤカット社長の中締めで終了した。 愛機工3支部合同ゴルフ 岡山氏が優勝ベスグロは馬場氏 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=山下隆蔵氏、山下機械社長)の熱田支部(支部長=水谷隆彦氏、ミズタニ機販社長)、中南支部(支部長=志知亨氏、志知社長)、中北支部(支部長=高田研至氏、井高社長)は7月10日、三支部合同による親睦ゴルフ会を東名古屋カントリークラブ(豊田市篠原町)西コースで開催。27七名が参加した。 当日は、午前9時6分のスタートから曇り空で涼しく、途中土砂降りにも見舞われたが一日楽しくプレーし、岡山敏雄氏(宇野専務・中北支部)がN71.2の好スコアーで見事優勝した。 支部対抗戦では、優勝から4位までを独占した中北支部の優勝となった。 【上位入賞者】 (敬称略) ▽優勝=岡山敏雄N71.2H10.8(宇野) ▽準優勝=馬場良祐N73.4H3.6(朝日) ▽第2位=森田乾嗣N73.4H15.6(モリタ) ▽第4位=高田研至N73.8H25.2(井高) ▽第5位=小島康史N74.0H18.0(司工機商会) ▽ベストグロス=馬場良祐77 岐阜商工同好会 「みなとかん」で2年振に同伴会を開催 会の運営について話し合うなど 岐阜商工同好会(会長=服部与一氏、服部商会社長)は7月4日、ホテルパークみなとかん(岐阜市)において平成16年度同伴会を開催。 午前11時より白木総務(白木商会専務)の司会進行で開会。 冒頭、服部会長は参加者に対し礼を述べた後、「中部国際空港、愛・地球博、東海環状自動車道など多くのイベントが目白押しでございます。特に中部地方は景気が良いという話を聞きますが、我々中小企業にとっては中々実感がございません。私たちの同好会も歴史がございますが、年々会員数も減少し、大変寂しい思いをしております。これからの行事などを皆さんと相談し進めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します」と挨拶。 会の今後のあり方について会員より忌憚の無い意見が出され、これからの活動の参考にすることとなった。 その後、ホテル自慢の料理を満喫。いろいろなアトラクションなどもあり、楽しい一時を過ごした。 平成16年8月15日2176号 採用・社員戦力化事業スタート 中部経産局管内 最近の地域総合経済動向 中部経済産業局では、管内(愛知、三重、岐阜、富山、石川の5県)における最近の経済動向を7月6日に発表した。それによると、生産は上昇傾向となっている。個人消費は横ばいとなっている中、一部に引き続き明るい動きが見られる。設備投資は、回復の動きが広がっている。雇用情勢は引き続き厳しい状況が残るものの、改善傾向が続いている。総括判断は前月の「緩やかな改善の動きが続いている」から「緩やかに改善している」に上方修正。 ポイント @生産は「上昇傾向」となっている。鉱工業生産指数は、前年同月比で23ヶ月連続の上昇となった。半導体素子・液晶素子が拡大基調で推移している中、自動車が高水準となっており、一般機械も緩やかな上昇傾向となっている。 A原油の価格上昇については、石油製品の価格などに影響が出ており、今後の動向を注視する必要がある。 B先行きについては、生産が液晶・デジタル家電工場の本格稼動や堅調な輸出などを背景に、当面緩やかな改善が続く事が見込まれる。需要面でも、所得・雇用環境の改善傾向を背景に個人消費で明るい動きが広がる事が期待される。ただし、原油の価格上昇、国際情勢など引き続き懸念事項があり、今後の動向には十分注視していく必要がある。 【自動車】 自動車の生産は、高水準となっている。 完成車は国内向けでは、新車効果が薄れたが、輸出向けが好調なことから高水準で推移している。 自動車部品は、国内完成車生産が高水準に推移していることや、輸出先の現地工場、海外メーカーが増産している事から好調に推移している。 【金属工作機械】 金属工作機械は国内向け、輸出向けともに一般機械、自動車関連を中心に増加傾向となっている。 主要9社の受注状況を見ると、国内受注は3ヶ月連続して前年を上回るとともに、海外受注は21ヶ月連続して前年を上回り、全体では20ヶ月連続して前年を上回っている。 【ファインセ ラミックス】 生産は持ち直しの動きが見られる。 自動車向けの触媒担体、ガスセンサ素子が国内外ともに高水準に推移しているなど、全体として持ち直しの動きが見られる。 【電子部品 ・デバイス】 電子部品・デバイスの生産は、拡大基調で推移している。 記憶素子(メモリ等)は、デジタルカメラ、携帯電話の需要に支えられ、拡大基調で推移している。 論理素子(マイコン等)は、DVD装置向け、薄型テレビを中心に高水準となっている。 液晶素子は、携帯電話、パソコンなど情報通信機器向けに、拡大基調で推移している。 【電気機械】 生産は、好調に推移している。 電動機は、自動車向けを中心に増加している。 制御機器は、自動車関連に加え、液晶・半導体関連向けに伸びており、全体では好調に推移している。 【普通鋼鋼材】 鉄鋼の生産は、堅調に推移している。 鋼板は自動車向けが堅調に推移し、造船・産業機械向けが好調に推移している。 棒鋼は、民間建築や輸出向けに動きが見られる。 特殊鋼鋼材は、自動車関連向けを中心に好調に推移している。 【個人消費】 個人消費は、慎重な消費行動が続き、横ばいとなっている中で、一部に引き続き明るい動きが見られる。 大型小売店販売は、衣料品、飲食品とも振るわず、7ヶ月連続で前年を下回った。 乗用車販売は、普通車、軽自動車に引き続き新型車効果が見られるが小型車の減少傾向が続き、2ヶ月連続で前年を下回った。 家電販売は、デジタル家電が引き続き好調を維持しているが、パソコン本体・周辺機器の不振が続き、3ヶ月連続で前年を下回った。 【住宅投資】 住宅建設は、雇用所得に対する将来不安から住宅所得マインド低下が続き、全体では引き続き低調に推移しているなかで、若年層を中心に一部に動きが見られる。 なお、新設住宅着工戸数を見ると、貸家で前年を下回ったことから、全体では2ヶ月連続で前年を下回った。 【公共投資】 公共投資は、地方公共団体での抑制基調が続くなど、低調に推移している。 なお、五月の公共工事請負金額を見ると、公団・事業団等、国、都道府県、市町村で前年を下回り、9ヶ月連続で前年を下回った。 【情報通信機器】 生産は、好調に推移している。 テレビは好調な薄型テレビの需要動向を受け、拡大している。 デジタルカメラは、国内は一服感があるものの、海外の旺盛な需要動向を受け、高水準で推移している。 【雇用】 新規求人数は、サービス業、運輸業を中心に幅広い業種で増加傾向にある。有効求人倍率は、上昇基調が続いている。完全失業率は、高水準で推移している。 雇用情勢は、引き続き厳しい状況が残るが、改善傾向が続いている。 鋳鋼鍛鋼生産速報 日本鋳鍛鋼会 6月分 日本鋳鋼会では、7月30日に鋳鋼(全国78工場)、鍛鋼(同20工場)の6月分生産実績(速報)を発表した。 鋳鋼の生産量は22,273トンで前月比6.7%増(1,406トン増)、前年同月比16.0%増(3,077トン増)。 鍛鋼の生産量は55,444トンで前月比6.2%増(3,242トン増)、前年同月比12.2%増(6,019トン増)。 この結果平成16年度第一4半期(4〜6月)の生産実績(速報)は次の通りとなった。 鋳鋼の生産量は65,043トンで前期比2.4%増(1,538トン増)、13.6%増(7,803トン増)。 鍛鋼の生産量は163,860トン、前期比4.0%増(6,332トン増)、前年同期比11.6%増(16,980トン増)。 現在の状況は鋳鋼・鍛鋼共、受注・引き合いの好調を反映して高水準で推移している。鋳鋼は自動車(大型トラック)、建設機械等を中心に辛うじて上期予想21,000トン/月近くで推移している。鍛鋼は船舶、発電用機器、自動車を中心に生産量が安定しており、上期予想50,000トン/月を上回って推移している。 この様な状況から、ここしばらくは現在の生産水準を維持できるものと思われ、鋳鋼は平成16年度上期予想126,000トンをほぼ横ばい、鍛鋼は上期予想300,000トン/月を上回って上期を終わりそうである。 【民間設備投資】 設備投資は回復の動きが広がっている。 日本銀行六月短期観測調査の一六年度計画等を見ると、液晶関連、自動車関連で積極的な姿勢が継続しているほか、幅広い業種で投資を上積みする動きが見られる。 また五月の管内主要九社の金属工作機械受注(国内向け)を見ると、一般機械向けなどを中心に、3ヶ月連続で前年を上回った。 【輸出】 名古屋税関管内の輸出通関額(円ベース)は、6ヶ月連続で前年を上回った。これを品目別で見ると、「繊維機械」などは前年を下回ったが、「自動車」、「船舶類」などが前年を上回った。また、主要地域(国)別でみると、米国向けは2ヶ月連続で前年を下回った。一方、アジア向けは26ヶ月連続、EU向けは2ヶ月ぶりに前年を上回った。 【企業倒産】 企業倒産は、5月としては過去10年で件数、負債額ともに最も低く、減少している。ただし、今後の動向については引き続き注視する必要がある。 国際工作機械見本市 JIMTOF2004 11月1〜8日開催 日本工作機械工業会と東京ビッグサイトでは、世界三大工作機械見本市と称される『JIMTOF2004(第22回日本国際工作機械見本市)』を11月1日〜8日までの8日間、東京ビッグサイトで開催する。 前回展では展示規模5,031小間、出展社764社、総来場者99,251人(海外来場者は3,534人)。今回は、展示面積約45,000u、展示規模5,019小間、520社(6月1日現在)を予定しており、来場者数は約130,000人を見込んでいる。 今展の見どころは、工作機械メーカー各社による幅広いユーザーニーズに対応し、高性能・多機能を備えた「高付加価値・複合化工作機械」及び「生産ライン向け小型化工作機械」の出展。他の出展物は工作機械・鍛圧機械・工作機器・特殊鋼工具・超硬工具ダイヤモンド/CBN工具・研削砥石・歯車/歯車装置・油圧/空圧/水圧機器・精密測定機器・光学測定機器・試験機器・その他工作機械に関連する環境対応機器装置/機器/資材/製品/技術/情報等。 併催企画として、11月3日にはデンソー・岡部弘取締役会長による「基調講演」、11月5日には岩手県立大学・西澤潤一学長による「特別講演」が予定されている。 また各国の工作機械関連の研究者・技術者が一堂に会し、国際的なレベルの技術交流を行う「第11回国際工作機械技術者会議」や出展者によるワークショップ、各種企画展示や各大学研究室による研究成果を発表するポスターセッションも併催。 【開催概要】 ●名称=第22回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2004) ●テーマ=“モノづくり”で豊かな未来を実現 ●会期=2004年11月1日〜8日/午前9時30分〜午後5時(最終日のみ午後4時迄) ●会場=東京ビッグサイト(東京国際展示場)東京都江東区有明3-21-1 ●会場総面積=243,420u ●展示場総面積=82,660u ●展示総面積=約45,000u(5,019小間) ※平成16年6月現在 ●出展社=520社・団体 ※平成一六年六月現在 ●登録入場料=前売り1,000円(事前登録)、当日登録3,000円、学生無料 〈一般来場者〉 @オフィシャルホームページからの登録 http://www.jimtof.org A来場者登録用紙の前売り購入(CNプレイガイドにて、来場者登録用紙を販売/TEL03-5802-9999) B電話による前売り券購入(日本旅行イベント・コンベンション営業部にて販売/TEL03-3504-9922) C当日の窓口登録 〈一般学生〉 @オフィシャルホームページからの登録 A当日の窓口登録 ※高校生以下の来場者は登録が必要。中学生以下は保護者が同伴している場合に限り入場可能で登録不要 ●後援=外務省・経済産業省・NHK ●協賛=日本工作機械輸入協会・日本鍛圧機械工業会・日本小型工作機械工業会・日本工具工業会・超硬工具協会・日本工作機器工業会・日本精密測定機器工業会・研削砥石工業会・ダイヤモンド工業協会・日本光学測定機工業会・日本フルードパワー工業会・日本試験機工業界・日本歯車工業会 ●出展物=工作機械・鍛圧機械・工作機器・特殊鋼工具・超硬工具・ダイヤモンド/CBN工具・研削砥石・歯車/歯車装置・油圧/空圧/水圧機器・精密測定機器・光学測定機器・試験機器・その他工作機械に関連する環境対応機器装置/機器/資材/製品/技術/情報等 ●出展参加国=13カ国・地域(イタリア・英国・韓国・スイス・スウェーデン・スペイン・タイ・台湾・中国・チェコ・ドイツ・米国・日本) ●併催会議 「第11回国際工作機械技術者会議」 次世代の工作機械について、各国の工作機械関連の研究者・技術者が一堂に会し、国際レベルでの技術交流を行う会議。 総合テーマ/工作機械技術のグローバル戦略を探る 開催日/11月4日・5日 会場/レセプションホール 使用言語/英語及び日本語(同時通訳) 参加定員/250名(先着順で定員になり次第締切) 「企画展示」 @全国技能五輪大会上位入賞者による実演 A自動車関連加工製品の展示 B全日本学生フォーミュラ大会上位入賞チームマシンの展示 「ポスターセッション/工作機械のニューテクノロジーポスター展」 各大学研究室による、研究成果をポスターセッション形式で発表 期間/11月1日〜8日 場所/北コンコース ダイキンエアコンUXシリーズ最優秀賞 大阪デザインセンターグッドデザイン商品 大阪デザインセンター(大阪市住之江区南港北二丁目1-10、理事長=坂下清氏)では、全国で発売している商品を対象に優れたグッドデザインを選ぶ『平成15年7月期 住・生活環境グッドデザイン部門デザイン商品』最優秀賞・優秀賞を発表した。 今回は、調理器具・用具、光学機器・カメラ、電気製品、一般機器、住宅設備機器・工具、事務用品など42点を選定。このうち3点を最優秀賞・優秀賞に決定。 最優秀賞には、インテリア性とメンテナンス性を重視した凹凸の少ないフラットデザイン形状のダイキン工業「エアコンディショナーUXシリーズ AN22EUXS」が選ばれた。 優秀賞には握りやすさ・スリムさ・軽さを踏まえたデザインバランスを備えた、三洋電機「電動歯ブラシNTB-S1/S1DX」。同じく、二WAYの新しいリクニングスタイルを提案した松下電器産業「ポータブルMDプレーヤー SJ-MJ57」がそれぞれ選ばれた。 選定された各商品は、大阪デザイン振興プラザ デザインショーケースにて、9月15日まで展示紹介される。 【問合わせ先】 大阪デザインセンター業務部(担当/小黒) TEL06-6615-5571、FAX06-6615-5573 http://www.osakadc.jp E-mail:odc@osakadc.jp ビアパーティ開催 愛機工 東支部 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=山下隆蔵氏、山下機械社長)東支部(支部長=田中知之氏、ミユキ商會社長)では、7月23日午後7時より中区錦3丁目の“wine&dining shows miyacho"にて「ビアパーティ」を開催。 当日は30数名が参加し、田中支部長の挨拶によりスタート。 夜になっても蒸し暑い季節の中、参加した組合員及び従業員らは、笑い声が絶えない楽しいひと時を過ごしていた。 全国より1,500名が参集 60周年には年商50億を目指す 鈴木油脂工業55周年記念祝賀会開催 国歌斉唱に続いて、主催者挨拶として鈴木桂祐会長より「本日はお暑い中をこうしてたくさんの方に祝福に来ていただいたことを心から感謝申し上げます。思い返すに55年前と言いますと、大東亜戦争(第二次世界大戦)が終わって間無し。特に大阪なんかは焼け野原だった。そしてバラックが建ち始め、大東亜戦争に出征されていた兵隊さんがドンドン引き上げてきた頃。日本の国土を見てこれは大変と、『よし、わしらが日本を再建しよう』との意気込みでおられた。この人たちが、日本の再起を遂げてくれた。昭和30年代、40年代の頃は、もの凄い勢いで日本の産業が蘇ってきた時期。それから後は、鈴木油脂はじめ企業、そして一般の方々の景気が良くなって、世界から『日本の景気は凄い、奇跡だ』と言われるようになり、国民は豊かな経済を味わっていたが、段々と日本の国民の感情が荒んで来ました。物とお金を追う時代が来ました。そして、バブルと共に日本の繁栄は朽ちた。だけど日本人は、昔から心豊かな人種。この21世紀になってから、心の時代であると言われ始めました。企業では心をもった経営ということが叫ばれ、この鈴木油脂は、初代の社長が非常に信仰心の有る方で、真に心の時代を先行しておりました。そして、これからは益々、心の大切な時代。ここにお集まりのお一人お一人が日本の精神、日本魂を蘇らせていただきたい。鈴木油脂はこの55周年をGOGO、行こう行こうとし、心の中に日本魂が沸々と沸いてきております。是非、日本の心をこれから発揮していただきたい。大和魂を忘れることなく、頑張っていきたい」と挨拶。 続いて、鈴木隆夫社長が「この様に大勢の方においでいただきまして誠に有り難うございます。現在、鈴木油脂工業は社員が250名、営業170名がおります。弊社は3部門ございまして、第1に工場ケミカル。この工場ケミカルから始まりました。昭和61年にマイクロカプセルを始め、これが2つ目になります。平成3年に家庭ケミカルに進出。3部門で年商20億円。今期は23億円を目標としています。インフラの整備が整い、60周年には50億円、60拠点、従業員500名を目指して頑張ります」と決意を新たにした。 来賓の中道全日本機械工具商連合会会長(山善会長)と、鈴木油脂工業初代の代から代理店となり現在も鈴木油脂工業の製品の拡販に努めている木村カツヤマキカイ社長より機械工具業界を代表して祝辞が述べられた。また、各方面からも多くの来賓が祝賀会に招かれ祝辞を述べた。鈴木油脂工業の女性営業部隊(150名)も会場を駆け回り祝賀会に華を添えた。 清水オーエッチ工業社長の中締め、鈴木秀夫鈴木油脂工業課長の閉会の挨拶で午後3時前にお開きとなった。 ◎会社紹介 鈴木油脂工業は、工業用ベルトワックスの製造・販売をスタートした1938年から半世紀を越えて、現在全国で約70%の供給シェアを持つ工業用手洗い洗剤を主力に、各種業務用洗浄剤、切削剤、防錆浸透剤、家庭用ケミカル商品など、常に顧客のニーズを優先した製品の研究開発を基本姿勢とする化学工業メーカー。 工業用洗剤の製造上で不可欠な水と油をなじませる乳化(エマルジョン)技術をはじめ、各種ケミカル製品の分野で独自のテクノロジーを築き上げてきた。 1977年、永年の技術の研鑽と蓄積から量産化に成功した無機質マイクロカプセル「ゴッドボール」の画期的な有用性が、各産業から大きな注目を集めている。 《会社概要》 ▽商号=鈴木油脂工業株式会社 ▽設立=昭和25年12月31日 ▽本社所在地=大阪市東淀川区井高野2-1-37 ▽資本金=8,000万円 《役 員》 ▽会長=鈴木桂祐氏 ▽代表取締役=鈴木隆夫氏 ▽取締役=三輪勝也氏 ▽監査役=伊勢晋一氏 《事業内容》 @各種業務用手洗い洗剤、各種業務用洗浄剤の製造および販売 A各種業務用ケミカル製品の製造および販売 B球形・多孔質・中空・微粒子粉体の製造、これらに付帯するいっさいの事業 《沿 革》 昭和13年 創設者鈴木幸三郎氏が大阪市東淀川区下新庄1-18-22に鈴木油脂工業所を創設し、ベルトワックスの製造を開始。 昭和25年 鈴木油脂工業株式会社として法人改組。 昭和35年 大阪市東淀川区下新庄4-5-1に第2工場を設立、業務用手洗い洗剤の製造を開始。 昭和46年 大阪市東淀川区上新庄2-6-8に営業所を開設。 昭和47年 第2工場を3階に増設。 昭和48年 鈴木桂祐現会長が代表取締役就任。 昭和54年 大阪市東淀川区井高野2-1-37に工場を移転、生産力・販売力の拡大を図る。 昭和62年 西宮市西宮浜1-25に西宮工場が完成、マイクロカプセルの製造を開始。 鈴木油脂工業(社長=鈴木隆夫氏、本社=大阪市東淀川区井高野二丁目1-37)は7月28日正午より、リーガロイヤルホテル大阪(大阪市北区中之島)において55周年記念祝賀会を開催。全国よりおよそ1,500名の関係者を招き盛大に執り行われた。 満小間に、現在キャンセル待ち イベント企画も8割方決まる 第6回展示会実行委員会を開催 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=石原コ和氏、原芳商会会長)は、7月29日午後6時より「第25回管工機材・設備総合展」(10月14日から16日まで開催)の第六回実行委員会(B班・第2回)を東別院会館において開催した。 はじめに石原理事長が「早いものでB班に移り2回目の実行委員会です。小間集めが終われば90%の準備が終了したというような感覚でしたが、今度の展示会は伊藤実行委員長(イトウ社長)はじめ実行委員の皆様が、従来の殻を破って新しい形の展示会にしようということで、出品者に喜んでいただける、皆が愉しめる展示会を目指しています。本当の手作りの展示会で、新しい企画が盛りだくさんございます。特に皆様は若くて、新しい発想で伊藤実行委員長を中心として、『良かった』といえる展示会にしていただきたいと思います」と挨拶。また、植田相談役(ウエダ会長)が組合事務局の下階に組合の歴史や展示会の歴史が一目でわかる「組合歴史資料室」(開設期間は9月半ばまで)を設けた事が報告された。 続いて、伊藤実行委員長が「理事長のお話の通り、従来ならこの時点ですとかなり終盤に近づいて、ほぼ仕事は終わりだというところだったのですが、今回は展示とか企画を色々取り入れますので、まだ半分ぐらいであるという状況です。これは水道展が無くなったのが大きな要因です。委員の皆様にはお骨折りをいただかないといけないと存じます」と協力を呼びかけ、現況報告として7月29日現在265小間の申込みがあり、歴史コーナー等の企画小間を加えると280小間近くになることから、キャンセル待ちを宣言。 イベント企画も順調で、出演者との交渉も進んでおり八割方決まっている。 管材モノ作り歴史コーナー(企画展示)には地元メーカー八社(KVK・アロン化成・愛知時計電機・小島製作所・川本ポンプ・日立金属・兼工業・INAX)に展示を依頼し、快諾されたことが報告。 今後の予定としては、8月2日に小間割を行い、3日にイベント出演予定の勤勉亭親不孝氏を訪問。26日にはメルパルクNAGOYAにて出品者会議を開催する。 続いて、総務部、受付部、抽選部、イベント部の各部担当業務が検討確認された。 今回マスメディアの活用として、ラジオにスポット広告を出し、展示会初日にレポーターによる訪問取材を検討中。また、イベント企画の一つの「パネルディスカッション」のテーマについて色々意見が出され、様式なども含めてラジオ取材共々継続審議とされた。 アルバイト募集方法と、大学生参観動員についても話し合われた。 また、ガイドブック(出品者名簿)に協賛広告を募集することが報告された。 次回の実行委員会は9月1日。 オーエスジー鋳鉄の荒加工を解決 重切削加工用カッタF2260 専用チップ タイガーテック オーエスジー(本社=豊川市本野ヶ原3-22)では、鋳鉄の荒加工を一気に高能率化する重切削加工用カッタ「F2260」、専用チップ「タイガーテックWAK25」を発売した。 鋳鉄用重切削加工用カッタF2260 タフなFC加工専用モデルとして開発された「F2260」は、最大切り込み11o、一刃送り最大1o/t、最高切削速度380m/minを持ち、大幅な荒加工時の加工能率の上昇と時間の短縮を誇る。 【製品特長】 @刃先剛性の高い、独自チップクランプ方式 A60度の切込み角、最大11oまでの深切込み B切れ味に優れ、高い剛性のブレーカ付きチップは4コーナー使用可能 C鋳鉄の高速・長時間加工が可能な専用チップ・タイガーテック タイガーテック WAK25 FC加工を高能率化させる専用チップとして開発。高能率化と共に長寿命化も実現した。 【製品特長】 @高温度に優れた新皮膜 室温での硬さ2,800(HV) A皮膜の剥離を防ぐ中間層 膜間に互いの成分が混ざり合う様な中間層を生成。皮膜同士の密着性を高め、皮膜の剥離を抑える Bツートンカラーの外観 非常に滑らかな黒い光沢のあるすくい面=切屑による発熱を抑制 金色の逃げ面=チップの使用状況が容易に判別可 サンドビック 全ての加工領域を一台で コロミル300プラス新発売 サンドビック・コロマント事業部(本社=神戸市西区室谷二丁目2-9)では、全ての加工領域を一台でこなす、万能カッター「コロミル300プラス」を発売。 「コロミル300プラス」は従来のコロミル300トロイドエンドミルから、サイズ・性能共に充実し、加工領域が一段と広がった。浅切り込みの高送り加工やハイフィードカッターの削り残し部分の処理といった、金型・タービンブレードの中荒加工のニーズに応える仕様に仕上がっている。 金型業界のみならず、一般機械産業でも生産性をプラスする工具として期待を寄せている。 【製品特長】 ◎ダブルポジ形状のカッター本体と、ポジブレーカを持つ新チップの組み合わせで、従来のラジアスカッターを超える低切削抵抗を実現。ビビリ抑制にも大きな効果を発揮。 ◎チップの刃先は加工内容に最適な強化形状を持ち、高い安全性も兼ね備える。丸チップにより経済性も抜群。 ◎チップブレーカは三種類 @M級Mジオメトリ…ポジ20度+強化平行ランド AM級Hジオメトリ…ポジ5度+強化ネガティブランド BE級Mジオメトリ…0度+シャープエッジ ITスキル標準 ITSSユーザー協会 名古屋初のセミナー開催 社団法人愛知県情報サービス産業協会(AiA、会長=田中富雄氏)は、人材確保推進事業の一つに「ITスキル標準普及事業」を掲げており、今回ITスキル標準とITSSユーザー協会の意義・活動内容を広く知るため、7月23日午後2時より名古屋商工会議所第五会議室において「ITSSユーザー協会説明会〜ITスキル標準の普及に向けて」のセミナーを名古屋地区で初めて開催。ITスキル標準(ITSS)とは、2002年12月に経済産業省より発表されたITサービス提供に必要な実務能力を体系化した指標で、各業界の経営者をはじめ、ITサービス産業に従事する技術者などから注目が集まっており、当日はほぼ満席の120名が参加した。 セミナーは、経済産業省商務情報政策局情報処理振興課係長の平山利幸氏が講師となり「IT業界を変革するITスキル標準の狙い」をテーマに話され、続いて、情報処理推進機構(IPA)ITスキル標準センター研究員島田高司氏より「ITスキル標準とITスキル標準センターの活動について」説明された。 休憩をはさみ、ITSSユーザー協会専務理事の高橋秀典氏より「ITSSユーザー協会の活動とその目的」が紹介された。 「ITSSユーザー協会」は、企業や個人がITSSを最大限に活用できるよう、ITサービスプロフェッショナルの育成に向けて、さまざまな主体との有機的な連携を図り、実践的な有効活用を目指すNPO法人。 10月8・9日親睦旅行会 17年新年会は1月7日 名機工同友会 次回はビアパーティ 名機工同友会(会長=時津忠氏、新栄商會会長)は7月30日午後6時30分より、東京第一ホテル錦(名古屋市中区錦)において、7月定例会を開催。 冒頭、時津会長より、先月の例会を病気のために欠席したことと心配を掛けたことについてのお詫びと、「皆様も健康に留意され、企業の繁栄にご尽力いただければと感じております」と復帰の挨拶が行われた。 各部報告は、事業部より先月の実績が報告。 福利厚生部からは、8月例会を恒例のビアパーティーとして24日午後6時30分より「ファニー」(名古屋市中区錦)にて行うこと、また、秋の親睦旅行会は10月8日・9日に「ホテル花水木」(三重県桑名郡長島町)において現地集合、現地解散で開催することが報告された。 平成17年新年会は、1月7日開催を予定。 9月の例会は21日に開催。 情報交換では、今年の夏季休暇の時期について意見が交わされた。 東京国際木工機械展04 9月22日〜25日開催 9月22日〜25日までの4日間、東京ビッグサイトにおいて「2004東京国際木工機械展」が開催される。 今展は初めて西1ホールの使用となり、屋外展示場も充実。出展社数は87社、出展小間総数は350小間となる。 東京展の特長として、4回目となる“東京国際木工機械展オフィシャルサポーター”の存在がある。全国の木工機械・刃物ディーラーが、オフィシャルサポーターとして展示会に参加。集客に協力を行う。今回も200社以上の参加が予定されている。 出展内容は内外の最新木工機械や刃物、機械部品、ソフト、木材用の粉体塗料、粉砕器、焼却炉、集塵機などの公害防止、リサイクル機器などに及ぶ。また今回初めて、中国から木工機械の業界団体の情報展示と機械の出品を予定している。 また出品物人気コンテストは来場される方々の投票により、あらかじめエントリーされている出品物の中から人気商品を選定するもので、今回四回目。 官学コーナーでは、森林総合研究所、東京大学、東京農工大学が見どころのある物を出展する予定。 【問合わせ先】 日本木工機械協同組合・東京国際木工機械展事務局 〒135-0042 東京都江東区木場5-3-8 TEL03-3643-0631、FAX03-3630-9497 http://www.mmjp.or.jp/nichimoku E-mail:nichimoku@tokyo.email.ne.jp JIMTOF出品予定の注目新製品を勉強 東海イゲタロイ会「一線会」を開催 東海イゲタロイ会(会長=田中知之氏、ミユキ商會社長)は8月4日午後4時より、日頃営業の第一線で活躍中の営業マンを集めた「一線会」を東京第一ホテル錦(名古屋市中区錦3)において開催。営業マン六十名が参加して、今秋に開催されるJIMTOF2004に出品予定の新製品について勉強会が行われた。 定刻の午後四時に開会し、冒頭、住友電工ハードメタル名古屋営業部の中堂部長より「本日はお忙しい中、本当に暑い中おいでいただき有り難うございます。また、日頃は私共のイゲタロイ製品、ダイヤ製品の拡販にご尽力いただきまして厚く御礼申し上げます。季節は夏で暑いという事でございますが、私共業界のお客様も非常に熱い状況が続いております。この状況は9月からの下期も続くのではないか。その背景は名古屋地区ですと、トヨタさんが前年対比9%生産台数を増やすという要因がございます。今年は11月にJIMTOFがございまして、我々それに向けて新製品を色々作っております。本日は新製品の紹介を致します。今までと毛色の違った新製品もございまして、皆様がお客様に説明し易く売り易い商品ばかりを取り揃えております。この商品を武器に致しまして、皆様の拡販に少しでもお力になればと思います。また、新製品紹介が終わりましたら、ささやかではございますが暑気払いということを兼ねまして懇親の場を設けてございますので、皆様もぜひご参加の程を宜しくお願い致します」と挨拶。 住友電工ハードメタル新芝参事よりJIMTOF2004の概況と、住友電工のブースの詳細なる概要説明が行われた。 JIMTOF2004の見どころとして、同展示会に出品される注目の新製品8点(うち3点は発表前の商品の為、その概要のみが紹介された)について住友電工ハードメタルの松浦氏より解説。 また、1999年に業務提携し、研究開発・共同販売している不二越の商品説明(通常扱う機工商品ではなく、超精密金型や、IT産業、デジタル家電等で使用されている商品)が不二越中日本支社工具営業部の川口部長代理より行われた。 この後、会場を11階に移して懇親会が行われ、途中「お楽しみ抽選会」などで大いに盛り上がり、明日から更なる住友商品の拡販を誓い、終了した。 【勉強会で紹介された住友電工の新製品】 ▽鋳鉄断続加工用途コーティング材種「エースコートAC700G」 特長は、@高速・高能率加工 A長寿命 B乾式加工。 ▽ポジ仕上用ブレーカ「ポジLU型」 特長は、@内径仕上げ加工での切りくず処理を大幅に向上する、A切れ味重視の刃先設計で美しい仕上げ面が得られる、B超硬コーティング材種新AC2000及びコーテッドサーメット材種T3000Zとの組み合わせで安定長寿命を実現。 ▽SEC隅削りカッタ「CNP型」 特長は、@強度、信頼性の高い縦使いチップの採用で高能率加工が可能、AM級(無研磨)チップを高精度化し高い経済性をもつB外周ビス止めクランプで容易にチップ交換が可能、Cサイドカッタにも最適可能で汎用性の高いチップ形状。 ▽高硬度材加工用エンドミル「GSミルハード」 特長は、@新開発の超アルミリッチなAl-Ti-Cr系積層コーティング「GSハードコート」により1,100度での耐酸化性を従来の3倍以上に高め、超高速加工における耐熱・耐磨耗性能を向上、A表層の面粗さは従来のGSコート同様、非常に平滑で切削中の摩擦抵抗を減少、B高硬度な超微粒子系低Co超硬合金を新開発し母材強度の向上を図ることにより、超高速加工中に発生するミクロな塑性変形を抑え、耐久性を向上、C独自の新断面形状により切りくず排出性と工具剛性を両立。 ▽新型マルチドリル「T型マルチドリル」 特長は、@低抵抗刃型を採用し従来比スラスト力30%低減、低剛性機でも安心、A耐摩耗性と強度を両立した専用材質の採用で寿命が従来比50%向上、B1o飛びシャンクで統一されコレット管理が容易、Cφ3.97〜6.97、L/D=20.25で在庫化決定。 他に、発表前の新製品三点の概要が報告。また、ツーリング設計を短時間で行う「ツーリングサポート」についても紹介された。 中国上海新国際見本市展示場にて エネルギーアジア04出展社を募集中 第3回アジア国際発電・配電・電力技術・エネルギー施設&サービス・再生エネルギー見本市「エネルギーアジア2004」が、アジア及び中国市場へのさらなる足掛りの場として、前回より規模を拡大して開催。 前回展では、ドイツ・日本・台湾・中国等世界各国より約百社が出展。日本からは古河電工が出展した。また世界各33,449人(他の併催見本市を含む)の専門ビジターが来訪。 「エネルギーアジア」のほか、第2回アジア国際ファクトリーオートメーション・電気機械工学技術・産業用IT&ソフトウェア見本市「ファクトリーオートメーション・アジア」、第九回アジア国際パワートランスミッション・自動制御・油空圧・エンジン・ガスタービン見本市「PTCアジア」、第5回アジア国際マテリアルハンドリング・自動化技術・輸送システム・ロジスティックス見本市「セマットアジア」、第6回中国国際金属加工見本市「メタルワーキング・チャイナ」が、全てドイツ産業見本市社の主催で併催され、互いの見本市による相乗効果が出展社及びビジターにとっても期待される。 【開催・出展概要】 ◎名称=第3回アジア国際発電・配電・電力技術・エネルギー施設&サービス・再生エネルギー施設&サービス・再生エネルギー見本市「エネルギーアジア二〇〇四」 ◎会期=10月12日〜15日 ◎会場=中国・上海新国際見本市展示場(SNIEC) ◎出展対象品目=エネルギー発電(電気、ガス、石炭、石油、水)、エネルギー技術/エネルギーインフラ、発電所、エネルギーソフトウェア、エネルギーコンサルティング、エネルギーマネージメント他関連諸サービス、水素電池/燃料電池 ◎申込先=ドイツ産業見本市日本代表部(〒164-0003 東京都中野区東中野1-51-3-501、電話03-6636-6631、FAX03-3363-7582) URL=http://www.hannovermesse.co.jp E-mail:hannmesejp@asahi-net.or.jp 藤田螺子工業全社ボウリング大会開催 岩田氏(男性)、吉田さん(女性)が優勝 地区対抗では豊田工場に栄冠 藤田螺子工業(社長=藤田K氏、本社=名古屋市中村区名駅南三丁目9-3)では、毎年恒例となっている「全社ボウリング大会」を7月24日午前10時15分より星ヶ丘ボウル(名古屋市千種区)において開催。 大会当日は、名古屋工場地区、名古屋地区、小牧地区、豊田地区、豊田工場地区、本社地区から全社員のおよそ3分の1にあたる百三十名が参加した。 藤田社長と当日最初に受付を済ませた参加者の2人による始球式に続いて、各レーン一斉にスタート。 男女別で熱戦(2ゲーム・ヨーロピアン方式)を繰り広げた結果、男性の部では岩田博氏が391ピン、女性の部では吉田一代さんが329ピンで見事優勝した。 一時間あまり個人戦を戦った後、地区別対抗戦(六地区)に移り、各地区の代表選手5名が一投ずつ交代で一ゲームを行い、トータルスコアーを競った。その結果、豊田工場地区が168ピンの好スコアーで優勝した。 ゲーム終了後は隣接するパーティールームに会場を移し、成績発表と賞品の授与式が行われた。 式では、藤田社長から大会参加への礼の言葉があり、先程タイのバンコクの藤田螺子現地法人を訪問したことについて、「数年前とは大きく様変わりし、自動車全体で日本車が占める割合も拡大した。その大きな要因に、従来の安い車を販売していく戦略から、同車種でもグレード高い高級車を販売する戦略に変更。それが現地のニーズにつながった」と報告。また、「藤田螺子工業としても今後更に海外へ目を向け、ここにいる皆様の中から海外での勤務(短期)が出るかもしれない」と海外展開の拡大も示唆。最後に「今日の大会でお互いに親睦を深めることが出来たと思います。仲間とのチームワークを更に大切にし、今後の仕事に活かして下さい。また、本日大会の運営にあたって下さったスタッフの皆さんに感謝します」と締めくくられた。 なお、表彰式は男女別上位入賞者と、地区別表彰及び新入社員を対象とした男女別の表彰が行われた。 上位入賞者は次のとおり。(敬称略) 【男性の部】 ▽優 勝=岩田博 391ピン ▽準優勝=近藤俊和 384ピン ▽第3位=民谷直喜 367ピン ▽第4位=矢沢亮 360ピン ▽第5位=庵原勇一郎 353ピン 【女性の部】 ▽優 勝=吉田一代 329ピン ▽準優勝=村田由美子 263ピン ▽第3位=飯田恭子 261ピン ▽第4位=中原千晶 258ピン ▽第5位=内野淳子 253ピン 「スピード・変革・信頼」をキーワードに 販売システムを刷新 KVK代表取締役社長北村和弘氏 「“スピード・変革・信頼”をキーワードに全社一丸となってあらゆる無駄の排除、限りない生産性の向上、業務効率化に取り組み、トータルコスト削減にチャレンジしたい」と、抱負を語る北村社長。 -平成15年度の業績は、連結では4期振り、単独では七期振りのV字回復となった。 単独における営業利益率で5%以上の利益がなければ及第点とはいえない。15年度はまだ、1%未満に過ぎず、うっかりしていると逆戻りしかねない。ユーザーからのコストダウンや新製品の短納期化は一段ときつくなっており、素材価格も上昇し、一層の強い企業体質の構築が急務となっている。 -住宅市場にも少し明るさが見えてきたが。 「アクションプログラム以降、住宅需要は厳しい環境にさらされてきた。ここにきて、景気回復感が高まり、住宅ローン減税の駆け込み需要もあり、明るさが見えてきたものの、少子高齢化が進む中で、バブル絶頂期の新設住宅着工戸数170万個台は夢のまた夢。しかし、毎年110万個の住宅リフォーム需要は発生しており、いかに他社との争奪戦に勝ち抜くかに掛かっている。 -主な取り組み事業について。 「KPS活動を柱に徹底したムダの排除。売上原価率は、前年に比べ1ポイント改善することが出来た。また、業務プロセスの効率化を目指し約20年振りに販売システムを刷新した。採算性を考えながら受注を伸ばしていく。中国国内販売の本格展開にも取り組む。そのためにも、開発、営業、生産、管理が一体となって“お客様の立場”で物事を思考することが何よりも大切だ。 -ユーザー思考での発想が必要。 物が売れないと値段を下げて売ろうとする。値下げは価格競争に巻き込まれるだけだ。買い手市場の時代には、新製品を次々に提案しないと市場の変化に取り残されていく。製品も、売り方もサービスも提案型に変えなければいけない。 -一人一人の能力を最大に生かすためには何が必要か。 経営と人事を連動させること。つまり、全社の目標がブレークダウンされ、業務一体の活動として各職場の目標、各個人の目標へとつながるシステム作りが欠かせない。最近、成果主義否定論が広がっているが、業績と個人の成果との結びつきがはっきりしていないと成果主義といっても社員はどうしてもやらされ感になってしまう。何を持って成果とみなすかといった評価基準をより明確にすることが課題だと思う。 -これからのKVK像は。 グローバル競争が激化、海外展開も加速する時代、よりフレキシブルな生産体制を国内で構築し、生産そのものの付加価値をつけ、品質、コスト、納期で勝負したい。水栓と水まわりを軸に水栓金具メーカーとして培ってきたその技術を糧に、新たなる挑戦に取り組んでいきたい。 愛機工野球大会 7月17日(一宮総合運動場) ▽第1試合 安 藤000000=0 新栄商會301111=7 ▽第2試合 ミズタニ機販04013 =8 サンコー商事01152×=9 ホームラン・北村氏(ミズタニ機販) ▽第3試合 日 伝0000 =0 マルマン商事2341×=10 ホームラン・三輪氏(マルマン商事) 7月24日(稲永公園) ▽第1試合 日研工作所4044=12 黒 田 精工1010=2 ▽第2試合 愛機工青年部455=14 山 善200=2 ▽第3試合 カツヤマキカイ22400=8 協 和 工 業02000=2 7月25日(江南市民) B T T31130=8 ナカガワ20040=6 平成16年5月輸出契約高 前年同月比109・7% 1,580億6,800万円 5月の輸出契約高は、1,580億6,800万円で、前月比179.1%、前年同月109.7%となった。 本月のプラントは3件、484億8,000万円で、前月比200.1%、前年同月比99.2%となった。 単体は、1,095億8,800万円で、前月比171.2%、前年同月比115.0%となった。 地域別構成比は、アジア州44.5%、南アメリカ州24.9%、中東州16.1%、北アメリカ州8.5%、ヨーロッパ州4.4%となっている。 富美男・清オンパレード 御園座観劇会を実施 中京製作所販売先40余名招待 中京製作所(名古屋市中川区柳川町・社長=竹田隆一氏)では、毎年恒例の「御園座観劇会」(第9回目)を8月1日に実施し、招待客ら40名を梅沢武生劇団・梅沢富美男・前川清特別出演の“バラエティー華の舞台”に招待した。 第1部の花道を飾る演目は、お馴染みのお笑い勧進帳。 清の義経が追っ手を逃れて陸奥の国へ落ち延びる途中、安宅の関で偽山伏であることを見破られそうになりながらも、富美男の弁慶の機転、富樫の温情で無事通り抜けるというあらすじの笑劇。抱腹絶倒迷コンビならではのお笑い劇は、ハラハラドキドキどうなるかと固唾を呑んで見守ったがお笑いで決着した。 第2部は、夢の競演“歌のビッグショー”、直立不動で熱唱する清、五年振りに歌を出した富美男の“時を捨てて”も聴かせた。気合いも入っていた。 第3部は、座長・梅沢武生の名口上も聞き逃さずに聞き入った。 第4部は、艶やかな“夏祭り華の舞踏絵巻”。花魁に扮して踊る清もなかなかのもの。また、8,000万円?(総額1億円怪獣勢揃い)掛けて作ったという大きなサメも一見の価値ある見所の一つ。 第5部のフィナーレ“夢又夢富姫物狂”では、清と富美男が、宙吊り相勤めた。 艶やかな姿に笑いをまぶし、芝居、歌、踊り、サメ、宙吊り等何でもありの“抱腹絶倒、豪華絢爛”の舞台と、富美男・清のゴールデンコンビによる息のあった軽妙なやりとりに、招待客も大変に満足し、見送りの竹田社長に「また来年も楽しみにいたしておりますので、良い出し物をお願いします」と、みな口々に御園座観劇会をことのほか大いに喜んでいた。 名古屋水栓販売協会7月例会開催 中華囲み暑気払い陳年老酒も登場して 名古屋水栓販売協会(理事長=加藤文隆氏・加藤鋼機会長)では、7月28日午後6時より、名古屋市東区泉の“かっぱ園菜館”で「7月例会」を開催し、自慢の中華料理を満喫して暑気払いをおこなった。 例会は、伊藤理事(イトウ社長)の司会開会の辞に次いで挨拶に臨んだ加藤理事長は、出席方のお礼を述べた後、「毎日猛暑が続いております。健康には十分に注意してこの暑い夏を乗り切って下さい。最近、福井豪雨のお役に立てて下さいと、2億円当選の宝くじを寄贈された方をはじめ、多くのボランティアには感心しました。日本人の意気も捨てたものではないと安心した次第です」と挨拶を述べ、引き続いて内藤副理事長(三和管材社長)の乾杯音頭で宴会に移り、終始に渡り和やかに歓談に興じ、また、同館の計らいで8年(通常は3年ものが多い)ものの紹興酒陳年老酒の鏡割りをおこなうなどして盛り上げ、祖父江副理事長(祖父江産業社長)の中締めで盛宴の内にお開きとした。 |