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2004年(平成16年)6月
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平成16年6月6日2168号
16年度通常総会開催 愛知県管工機材商協組新組合員6社入会 第25回管工機材展の出品小間262小間内定 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=石原徳和氏・原芳商会会長)では、5月18日午後4時30分より、名古屋マリオットアソシアホテル≠会場に「平成16年度通常総会」を開催し、事業報告、収支決算、財産目録、貸借対照表、損益計算書並びに余剰金処分案、賦課金の算定、新年度事業計画、収支予算案などを審議し、いずれも承認可決された。 総会は、祖父江理事(祖父江産業社長)の司会進行、資格審査発表(97名中97名出席、委任状含む)に次いで、伊藤副理事長(イトウ社長)の開会の辞で開会。 引き続いて挨拶に立った石原理事長は出席方のお礼を述べた後「展示会の出品も皆さん方のご協力によりまして、目標を上回る目処がつきましたことを感謝致します。昨年の役員改選では、役員の若返りを図る一方、定款の見直しも行いまして、時代に即応した組合運営に心掛けたいと思っております。そのためにも組合員の増強を図りまして、新たに6社の方に加入して頂き、103社となりました。景気も少しずつ上向いてきましたが、ここ最近の商材の値上げ、一部商品の欠品がこれからどのように影響するのかが気掛かりですが、反面売上増に繋がることも期待できます。組合スローガンにあります、適正利潤の確保に向けて、組合の使命をまっとう致したいと思っていますので、皆様方のご理解とご支援をお願い致します」と、挨拶。 次いで議長にウメムラの河野社長を選出して直ちに議案審議に入り、次の各号を満場一致で承認可決した。 ▽第1号議案=平成15年度事業報告、収支決算報告、財産目録、貸借対照表、損益計算書並びに余剰金処分案承認の件 ▽第2号議案=定款変更承認の件 ▽第3号議案=規約制定及び承認の件 ▽第4号議案=平成16年度賦課金及び賛助会費徴収方法決定の件 ▽第5号議案=平成16年度事業計画案並びに収支予算案承認の件 以上で全議案の審議を終え、河野議長が降壇の後、閉会の辞を川島副理事長(川島商事社長)が行い総会を終了した。 引き続いて席を移して、祖父江理事の司会、石原理事長の挨拶、伊藤展示会実行委員長の「小間の申し込みも内定分を入れますと262小間ほぼ確実となり、目標の250小間を上回ります。これも実行委員の皆さんはじめ、役員、組合員の皆さんのご協力の賜物と感謝致します。これからの進め方と致しましては、出品者の皆さんが展示会に何を期待するかと言う事を第一に考えたいと思います。一つ目は、集客を高めること、二つ目は、出品者にとって何か参考となるメリットを考えること、三つ目は、出品者の皆さんが3日間、楽しく、心地よく過して貰えるような展示会を目指して、取り組みたいと考えております。出品者のニーズを掴み、新しい試みをして、出品者の皆さんに次回も是非出品したいと言って貰えるような展示会を目指していきます」、との挨拶に次いで、新規組合員(シミズ、スカイ工商、中部旭有機販売、富屋、トラスト、若山機材の6社)の紹介のあと、加藤会計理事(加藤鋼機会長)の乾杯音頭で懇親会を行い、お互いに親睦を分かち合い、川島副理事長の中締めで盛宴の内に、平成16年度総会の全日程を終了した。 また当日は午後3時より役員会を行い、総会に万全を期した。 16年度通常総会開催 愛知県金物商工協組 異議なく原案承認時代に即応した組合目指す 愛知県金物商工協同組合(理事=印藤栄一氏印藤商店)「平成16年度通常総会」が5月16日午後4時より、市内中区錦三丁目の東京第一ホテル錦≠ノ於いて開催して、各議案報告事項承認及び提出議案の承認を行った。 水谷事務局長の司会により定刻通り開会し、組合員総数54名の内、委任状含む出席者48名で総会は成立との宣言を行った後岡本副理事長(岡信)の開会の辞、物故者への黙祷に続き挨拶に立った印藤理事長(写真)は多忙に関わらず出席した組合員に対し御礼を述べる中、現在の株価の動向と中国との関わりの中での原材料の値上げ等々について懸念を示した。又組合の事業収入についても触れ、今後組合運営費の捻出方法等について一策が必要と述べた。 印藤理事長を議長に選任して議案の審議に入った(以下提出議案) ▽第1号議案=平成15年度事業報告書、財産目録、貸借対照表、損益計算書、及び損失金処理(案)承認の件 ▽第2号議案=平成16年度事業計画書(案)及び収支予算(案)承認の件 ▽第3号議案=平成16年度経費の賦課徴収方法(案)承認の件 ▽第4号議案=その他報告事項(特になし) 尚、今期総会席上に於いて会計監事の異動について書類提出して承認を得た。 以上各議案共、原案通り承認可決し、鬼頭副理事長(丸政)が閉会の辞を述べて無事総会を終えた(関係団体からの祝電も披露された)。 この後、懇親会場に移行して開宴に先立ちナスコムの大島会長が来賓として挨拶に立ち、国内外の現況について金物業界を取り巻く現状等について述べた後乾杯の発声を行い開宴した。 共に成長し発展目指す 第11回通常総会開催 三重県機械工具商協組松山理事長を再選 三重県機械工具商協同組合(理事長=松山廣氏・松山機工社長)では、5月7日午後5時より、四日市駅前の“四日市都ホテル”を会場に「第11回通常総会」を開催し、任期満了による役員改選では松山理事長が再選された。総会のあとは、全体会議を開き、各委員会の年度方針の概要をまとめた。 総会は、伊藤専務理事(大信工機社長)の司会、開会の辞で開会。 挨拶に臨んだ松山理事長は、出席方のお礼を述べたあと「我々業界も、長引く不況を少し脱したと見受けられますが、一部原材料の高騰やデフレ化等まだまだ厳しい状況の中、今こそ一致団結して組合の総合力を発揮し、大変な時代を乗り越え、未来に希望を膨らませたいと思います。本日は役員改選も控えておりますので、慎重審議をお願い致します」と、挨拶。 続いて議案審議に移り、司会者一任の声により、議長に能登谷商店の能登谷忠興氏を指名し、次の各議案に添って審議された。 ▽第1号議案=平成15年度事業報告、財産目録、貸借対照表、損益計算書及び余剰金処分について ▽第2号議案=理事、監事選任について 選考委員の指名のあと、選考委員会を行い、理事9名、監事2名を選出し、そのあと別室にて第1回役員会を行い、次の新役員が発表された。 【新役員】 ▽理事長=松山廣氏 ▽副理事長=須藤清勝氏(須藤鋼機)、戸谷克己氏(常盤機工) ▽専務理事=水谷彰宏氏(東亜機工) ▽顧問=日置記平氏(大扇)、中村信通氏(ナック) ▽理事=石橋美弘氏(イシバシ機工・経営対策委員長)、大津征夫氏(大津屋・広報委員長)、門脇匡伸氏(門脇商店・福利厚生委員長)、山田浩氏(コジマ・フジ通商・企画委員長)、芦川弘樹氏(タイセー・総務委員長) ▽監事=伊藤紀昌氏(大信工機)、江川貫次氏(釜屋) 次いで松山理事長より「若い後継者が増え、若い人の感性を取り入れるために今回の理事は若い人になって頂きました。組合活動のこれからの考えを述べさせて頂きますと、お互いの商売を進めていく上で、競争するということが大事なことは言うまでもありませんが、その競争はあくまでも正しい意味の競争でなくてはなりません。そうしないと、過当競争になり、成長発展どころか、業界に大きな混乱を生み出します。共に成長し発展していく共存共栄のための競争でなければならないと思います。そのために、組合活動において、業界の将来のために一生懸命行動していきたいと思います」との、決意の程が述べられた。 ▽第3号議案=平成16年度事業計画及び収支予算案承認の件 ▽第4号議案=手数料、賦課金の額及び徴収方法の決定について ▽第5号議案=組合借入金の最高限度額について ▽第6号議案=役員報酬額決定について ▽第7号議案=取引金融機関の決定について 以上を満場一致で承認可決した。 引き続いて、全体会議に移り、新しく選任された各委員会のメンバーによる年度方針の概要を協議しまとめた。 【各委員会の年度方針】 ▽総務委員会=情報収集の手段としてのメールの活用、正会員加入推進 ▽広報委員会=年2回の機関紙の発行、賛助会員加入推進 ▽経営対策委員会=製販懇談会、意見交換会の実施 ▽福利厚生委員会=クリスマス会の実施 ▽企画委員会=ゴルフ会の実施 以上で第一部総会を終え、続いて賛助会員を交えた懇親会に移り、松山理事長の挨拶、来賓を代表して四日市機械器具工業協同組合佐久間理事長の祝辞のあと、須藤副理事長の乾杯音頭で終始和やかに懇談に興じた。 迅速な配送に心掛けたい 北配送センター稼動 イトウ ISO14001視野に イトウ(名古屋市北区紅雲町44-1・社長=伊藤辰之氏)は、3月18日に2番目の物流拠点として竣工した「北配送センター」(名古屋市北区大曽根1-6-29・電話052-914-6128・所長=大村道利氏)がこのほど本格稼動をはじめた。 天白配送センターに次いで、2番目の物流拠点となる北配送センターは、本社から南東約700mの位置に在り、名鉄瀬戸線森下駅から徒歩数分の距離。 配送センター新設に伴い、本社周辺の賃貸倉庫の返却が可能となることから、経費の削減が見込める一方、仕入先のトラックがセンター内に楽に往来できるため、荷降ろし作業の省力化はもとより、道路の占有による交通障害も軽減される。 伊藤社長は、「職場環境を新装することで、社員のモチベーションが上がり、サービス面の充実が図れ、売上増に寄与すれば、配送センター開設の価値が目に見えて実感できると思います。近い将来のISO14001の取得に向けての布石としたいと考えております」と、抱負を述べている。 配送エリアは、名古屋市北部と尾張地区が中心で、近い将来の本社新装オープンに向けて重要な役割を果たす。 初代所長に就任した大村所長は、「立派な配送センターの責任者として身が引き締まる思いです。お客さんの要望にお応えできるよう、常に商材の確保に努め、無駄のない、迅速な配送に心掛け、配送センターとしての使命を果たして行きたいと思います。また、物流情報や商品情報など、流通の各段階で発生する諸情報を提供することで、お客さんの販売促進を、所員一丸となって支援していきます」と、所信を述べている。 第34回通常総会開催優良従業員表彰式も挙行 静岡県管工機材商組合 親睦ゴルフ会山下氏村松商店優勝 静岡県管工機材商組合(理事長=丸尾氣窮雄氏・丸尾興商社長)では、5月11日午後3時より、静岡駅前の“ブケ東海静岡”を会場に「第34回通常総会」を開催し、平成15年度事業報告、同収支決算報告、平成16年度事業計画、同予算案を審議し、それぞれ承認する一方、恒例の第30回優良従業員表彰も併せて行った。 総会は、伊藤副理事長(沼津管材社長)の司会進行、村松副理事長(村松商店社長)の開会の辞で開会。 理事長挨拶に臨んだ丸尾理事長は、出席方のお礼を述べた後、「世界の工場として躍進が著しい中国の原材料の買占めを受けて、管材製品が軒並みに値上るというマイナス面もありますが、一方ではこれにより、日本のデフレスパイラルにストップが掛かればと期待しております。お話は変わりますが、経営の目的は利益を生み出すことです。利益は、企業の健全化また、働く社員の生活の幸せの糧となります。利益を阻むものに競争があります。しかし、競争があることによって、創意工夫、新しい製品、新しい生産方式、販売方式等世の中の進歩に貢献しております。競争のない社会は必ず腐敗、沈滞し、歴史の示す通りであります。しかし、自社のコストの念頭にない競争は避けるべきで、フェアーな競争でなければなりません。人間万事塞翁が馬、恵まれている事が必ずしも将来を約束されている訳でもなく、逆だから必ず悪い事とは限りません。事業の継承は順風満帆よりも、むしろ努力しなければ危ない位の方が永い目で見て、後継者のためには良いかも知れません。“稼ぐに追いつく貧乏なし”何れにしましても、お互いの商売において疑心暗鬼に陥らないように、支部会の活性化と融和により、更なるお互いの繁栄と健全化を図りたいと思いますので、皆様方のご協力をお願い致します」と、挨拶。 引き続いて司会者一任の声により、議長に大河副理事長(大河機材社長)を選任して直ちに各議案審議に入った。 ▽第1号議案=平成15年度事業報告並びに収支決算報告承認の件 ▽第2号議案=平成16年度事業計画並びに収支予算案承認の件 ▽第3号議案=その他の件 以上の議案審議を終え、閉会の辞を村松副理事長が行い、第1部総会を終了し、引き続いて橋本連合会会長、愛知組合の石原理事長(原芳商会会長)はじめ、賛助会員を交えた第2部懇親会に移り、伊藤副理事長の司会、丸尾理事長の挨拶、一色前理事長への記念品贈呈、一色前理事長のお礼挨拶に次いで、第30回優良従業員表彰式を行い、4社8名に感謝状と記念品が授与され、続いて、来賓を代表して、橋本連合会会長、石原愛知組合理事長の祝辞の後、積水化学工業静岡営業所の矢口所長の乾杯音頭で終始和やかに歓談に興じ、日立金属静岡営業所の加太所長の中締めで盛況の内に総会の全日程を終了した。 【優良従業員表彰者】 ▽大河機材=進藤秀昭 ▽浜松管材=小杉守孝 ▽丸尾興商=鈴木大造、鵜飼重光、田中広幸、森塚千鶴子、長谷川和世 ▽村松商店=常盤健之助 (敬称略) また、翌12日には「第31回親睦ゴルフ会」が、正会員並びに賛助会員等40名が出席して開催され、村松商店の山下 勉氏がネット70.6で優勝した。 上位入賞者は次の皆さん。 ▽優勝=山下 勉(村松商店)N70.6H20.4 ▽2位=小竹敏義(斉長物産)N71.2H22.8 ▽3位=小林 智(ヘルメチック)N72.2H4.8 ◎ベスグロ=小林 智77 (敬称略) 活性化と融和により、更なる お互いの繁栄と健全化に努力 中部HAT会上期方針発表会開催三位一体での共有化 中部HAT会(橋本総業と販売店、メーカーの集い)では、5月10日午後3時より名古屋市東区葵の“メルパルクNAGOYA”を会場に「平成十六年度上期方針発表会」を開催した。 発表会に際し、冒頭、衣斐常務が日頃の拡販と出席方のお礼を述べる一方、「皆様方のご厚情によりまして売上も予想を上回る模様です。本日は私共の方針発表とメーカーさんの方針発表をさせて頂きます。本日の方針が皆様方のご商売のお役に立てば幸いです。私共と致しましては、流通機能の強化を図り、お得意様にとってベストパートナーとなりますよう努力をしてまいります」と挨拶し、世界の状況、日本の状況、建設業界の状況等について説明した。 次いで、同社中部支店の宇佐見支店長より、中部支店の方針が発表された。 方針としては、流通としてのベストパートナーをキーワードに、「すぐやる」「必ずやる」「できるまでやる」をスローガンに、販路の拡大、商材拡大、機能強化を図り、チャレンジ10に挑戦。そのためには、得意先・仕入先との三位一体での共有化(目的・行動・成果)の取り組みを強化し、5つのテーマ(人作り、仕組み作り、仕掛け作り、客作り、商材作り)にそっての共存共栄を図りたいとした。 次いで、同社浜松支店の狩野支店長からも同様の方針発表がされた。 引き続いて、同社の井上センター長より、各種商材の値上げ状況と、7月1日の全国合同HAT会総会、7月2日〜3日開催の「みらい市」の説明が行われ、続いてメーカー19社の方針説明会が発表された。 方針発表のあとは、懇親会に移り、大清の大薮社長の乾杯で懇親会に入り、終始に渡り互いに親睦を分かち合い、竹田支配人の謝辞についで、住友金属の中田課長の中締めで懇親会を終了した。 原材料の高騰により製品価格を改定 オオタケファンドリー10〜35%以上 オオタケファンドリー(名古屋市港区本星崎町・社長=小川信夫氏)は、原材料であるステンレス、鉄・非鉄金属、鋳物等の大幅な値上がりによるコスト高で、企業努力だけではコストの吸収が非常に困難な状況となっており、ついては、時節柄誠に不本意ながら現行価格を次のとおり改定することになり、理解と協力を呼び掛けている。 今後も技術の改善及び品質の向上を図り、一層のコスト低減に取り組む所存なので変わらぬお引き立てを賜りたいと述べている。 記 一、対象商品と価格改定率 @鋳物製品・トラップ=改定率10〜15%以上 AFCD鋳物フランジ=改定率15〜20%以上 BSS(鉄)ネジ=改定率20〜35%以上 Cステンレス・非鉄金属=改定率25〜30%以上 二、実施日 3月21日出荷分より 日本バルブ工業会創立50周年記念式典に 全国より250名余参集 経産大臣表彰はじめ各表彰も 日本バルブ工業会(会長=岡野正敏氏、岡野バルブ製造社長)は、5月18日午後4時より帝国ホテル(東京都千代田区内幸町)において「創立50周年記念式典・祝賀パーティー」を開催。経済産業省や関係団体などの来賓、会員、賛助会員ら250名余りが参加し、創立50周年を盛大に祝った。また工業会発展に尽くした役員・会員などに対し、経済産業大臣表彰はじめ各表彰が行われた。 創立50周年記念式典は、午後4時より比企諭専務理事の開会の辞により開会し、はじめに岡野会長が式辞を述べた。 続いて表彰式に移り、経済産業大臣表彰、経済産業省製造産業局長表彰、会長特別表彰、役員表彰、功労者表彰、従業員表彰、50周年記念行事の一環として実施されたロゴマーク・キャッチフレーズ表彰、事務局職員表彰が行われた。 この後、来賓を代表して経済産業省製造産業局の舟木隆参事官より祝辞が述べられた。 式典行事を終えた後、50周年記念事業実行委員会の西岡明委員長(三栄水栓製作所社長)の閉会の辞で式典は終了した。 引き続き午後5時30分より、会場を移し来賓を交え祝賀パーティーを開催。 パーティーでは、岡野会長より「ご来賓の皆様、会員の皆様、大変お疲れ様でございました。お陰をもちまして無事創立50周年記念式典を終えることが出来ました。大変感謝致します。また、この50周年記念式典を盛り上げるために支えていただきました実行委員の方に、この席を借りて心からお礼申し上げます。ゆっくり50年の歴史を振り返りながら皆さんとご歓談いただければと思っております。本日は本当にありがとうございました」と挨拶があり、大山忠一副会長(光陽産業社長)の力強い発声で乾杯した。 途中獅子舞などのアトラクションも行われ、祝いの席を一層盛り上げた。午後7時に田渕宏政副会長(タブチ社長)の中締めでお開きとなった。 創立50周年表彰一覧 (敬称略) 〈特別功労者表彰〉 ▽経済産業大臣表彰 西岡明(元日本バルブ工業会会長・三栄水栓製作所)、藤島正夫(元日本バルブ工業会会長・元フシマン) ▽経済産業省製造産業局長表彰 清水雄輔(前日本バルブ工業会会長・キッツ)、岡野正敏(日本バルブ工業会会長・岡野バルブ製造) 〈会長特別表彰〉 竹中俊夫(東京工業大学名誉教授) 〈役員表彰〉 ▽副会長 都丸久男(キッツ)、落合初美(兼工業)、瀬崎行雄(フジキン)、大山忠一(光陽産業)、北村和弘(KVK)、廣瀬一輝(廣瀬バルブ工業)、田渕宏政(タブチ) ▽理事・監事 石田明(石田バルブ工業)、水谷千加古(INAX)、杉野正博(INAX)、佐藤喜一(金子産業)、中村善典(金子産業)、北村祐一(北村バルブ製造)、小林公雄(キッツ)、江副茂(東陶機器)、新開庸晃(東陶機器)、重渕雅敏(東陶機器)、小林榮(元東洋バルヴ)、鈴木貞郎(ニイガタ・メーソンネーラン)、岩原徹(日邦バルブ)、石田洋一(日本ダイヤバルブ)、秋山三郎(日立バルブ)、藤島建夫(フシマン)、久我正五郎(前澤給装工業)、青島一司(前澤給装工業)、松尾隆生(前澤工業)、小澤賢一(前澤工業)、石山貞夫(本山製作所)、菅野洋一(本山製作所)、森田昌明(森田鉄工所)、河内淳(山武)、前田康雄(前田バルブ工業)、水谷直義(ミズタニバルブ工業)、奥村清一(オーケーエム)、茅野文男(清水合金製作所)、中川哲(昭和バルブ製作所)、古川昌孝(古川工業)、中村與四郎(オーエヌ工業)、中村政弘(オーエヌ工業)、濱口禮雄(共栄バルブ工業)、矢野智(クボタ)、常盤寛仁(クボタ)、越田稔(栗本鐵工所)、川端保男(栗本鐵工所)、小川修平(フジキン)、小川洋史(フジキン)、藤原良康(テイエルブイ)、佐々木篤(東亜バルブ)、中北博(中北製作所)、福井勲(福井製作所)、横山巖(東工・バレックス)、長尾冨士夫(宮部鉄工)、三輪元一郎(三元バルブ製造)、石渡徳彌(東京都立短期大学長)、大野高裕(早稲田大学教授)、柴田晃一(元日本バルブ工業会)、比企諭(日本バルブ工業会) 〈功労者表彰〉 ▽部会長・委員長 五味知佳士(キッツ)、村上忠博(キッツ)、永野務(キッツ)、高嶋弘明(東陶機器)、櫻井文隆(東陶機器)、北島弘美(東陶機器)、阿部正(イハラサイエンス)、小口博義(東洋バルヴ)、河合真(山武)、野口敬二(ミヤワキ)、紀谷文樹(神奈川大学教授)、松本洋一郎(東京大学教授)、小久保邦雄(工学院大学教授) ▽副部会長・分科会長 桂真人(INAX)、松尾秀孝(キッツ)、永関武(キッツ)、田中和平(東工・バレックス)、松原幹(ニイガタ・メーソンネーラン)、田名網宏一(ベン)、大石秀浩(大和バルブ)、冨田豊(タブチ)、大村純(東亜バルブ)、益川弘(備後バルブ製造所) ▽幹事・主査 倉田丈司(INAX)、松井正広(岡野バルブ製造)、仲本卓(キッツ)、栗原等(キッツ)、渡辺正春(キッツ)、斉藤俊夫(光陽産業)、高橋紀典(昌立製作所)、竹内栄多(ティヴィバルブ)、木村潤(東陶機器)、塔鼻幹雄(東陶機器)、芦田健一(東洋バルヴ)、牛山和夫(東洋バルヴ)、小川清彦(東洋バルヴ)、清水文泰(東洋バルヴ)、小坂蔦夫(東洋バルヴ)、吉田栄孝(日邦バルブ)、落合勲(日本ダイヤバルブ)、田村勝俊(日本フイツシヤ)、伊藤清(日立バルブ)、飯塚進(平田バルブ工業)、八巻龍郎(平田バルブ工業)、藤林秀典(前澤給装工業)、内藤宏(三吉バルブ)、小出幸成(三吉バルブ)、奥津良之(山武)、野村仁司(喜多村合金製作所)、杉島公彦(喜多村合金製作所)、松村義弘(KVK)、粟野秀広(KVK)、佐藤博信(ヨシタケ)、本原隆治(ヨシタケ)、川浦敏男(ヨシタケ)、松尾誠吉(松尾バルブ工業)、田中重孝(栗本商事)、西岡利明(三栄水栓製作所)、石川和夫(タブチ)、岡本雅克(テイエルブイ)、赤松直樹(フジキン) ▽部会員・委員 橋本健二(INAX)、安藤智明(INAX)、高木繁(INAX)、神林由己夫(INAX)、高井規(INAX)、林滋郎(岡野バルブ製造)、山口徹(金子産業)、石坂吉則(北村バルブ製造)、足立頼彦(北村バルブ製造)、大滝光夫(キッツ)、堀込昭彦(キッツ)、浅井修(キッツ)、橋岡由男(キッツ)、萩原光一(キッツ)、斎藤茂(キッツ)、鍛冶省一(キッツ)、小口泰範(キッツ)、北澤茂男(キッツ)、武井幸男(武井製作所)、依田晃(竹村製作所)、山岸泰文(竹村製作所)、濱崎雅幸(東陶機器)、大森孝治(東陶機器)、酒井和仁(東陶機器)、福谷賢一(東陶機器)、下田義人(東洋バルヴ)、逸見憲昭(ニイガタ・メーソンネーラン)、羽田盛栄(ニイガタ・メーソンネーラン)、河西武志(日邦バルブ)、紺野誠司(日本ダイヤバルブ)、佐野隆(日本フイツシヤ)、伊藤一成(日本フイツシヤ)、国府田裕(日本フイツシヤ)、三好洋二(BS&Bセイフティ・システムズ)、長枝昌彦(光合金製作所)、長島洋一(光合金製作所)、和田晴司(光合金製作所)、丹羽豊(日立バルブ)、近藤靖(日立バルブ)、中川進(フシマン)、松崎寿広(前澤給装工業)、布施谷広樹(三吉バルブ)、松崎茂(大和バルブ)、佃道昭(大和バルブ)、大舘正博(本山製作所)、池内一夫(本山製作所)、渡辺勝次(森田鉄工所)、木下博之(兼工業)、西村友志(兼工業)、福井勝美(喜多村合金製作所)、佐々木泰仁(喜多村合金製作所)、山田康司(喜多村合金製作所)、松浦勝浩(喜多村合金製作所)、新木達司(岐阜カクダイ製作所)、河口晴彦(KVK)、安達正範(KVK)、小川隆(KVK)、波多野学(KVK)、又場則夫(ジャニス工業)、鈴木義文(ジャニス工業)、水野博隆(前田バルブ工業)、藤原孝雄(前田バルブ工業)、奥村政信(オーケーエム)、佐藤精一(オーケーエム)、村井米男(オーケーエム)、常藤和治(オーエヌ工業)、島田昌作(クボタ)、高宮慶一(クボタ)、澤田善弘(クボタ)、後藤秀樹(栗本商事)、中西信之(栗本鐵工所)、堀江武夫(三栄水栓製作所)、森孝(三栄水栓製作所)、藤田靖(大成機工)、酒井一夫(タブチ)、大谷泰重(タブチ)、角川真也(タブチ)、森川久志(東亜バルブ)、寺谷弘(東亜バルブ)、桑原敏行(中北製作所)、寺本恵成(日阪製作所)、福井洋(福井製作所)、岩井本也(福井製作所)、長谷川千尋(福井製作所)、尾崎新一(フジキン)。 〈従業員表彰〉 広中賢(昌立製作所)、大塚一弘(昌立製作所)、柳田幸男(昌立製作所)、菅野飭生(東工・バレックス)、上田富茂(東工・バレックス)、竹田勝利(東工・バレックス)、安藤敏夫(日立バルブ)、吉川儁祐(平田バルブ工業)、覚張正隆(平田バルブ工業)、山口寿之(兼工業)、後藤一己(兼工業)、浜口伊勢男(兼工業)、宮岡和夫(清水合金製作所)、吉田武治(清水合金製作所)、嘉村隆(清水合金製作所)、桜井雅明(昭和バルブ製作所)、中川研一(昭和バルブ製作所)、山崎春美(昭和バルブ製作所)、川島修(一ノ瀬)、中谷雅行(一ノ瀬)、岩本邦夫(一ノ瀬)、白井保(共栄バルブ工業)、木村剛明(共栄バルブ工業)、日上雅夫(タブチ)、橋本博己(タブチ)、水関清和(タブチ)、冷水親雄(タブチ)、高見忠(東亜バルブ)、岡本幾三(東亜バルブ)、村田正志(東亜バルブ)、船引保彦(東亜バルブ)、広瀬稔(ミヤワキ)、宿南博史(ミヤワキ)、川瀬道夫(ミヤワキ)、出本潔(ミヤワキ)、水口卓(ミヤワキ)、阿部俊治(ミヤワキ)、三沢史郎(ミヤワキ)、吉口義光(ワシノ機器)、上田隆久(日本ピラー工業)、青山博(日本ピラー工業)、 〈ロゴマーク表彰〉 岩谷剛(東陶機器) 〈キャッチフレーズ表彰〉 坂下誠(テイエルブイ)、稲田敏之(フジキン) 〈事務局職員表彰〉 熊谷功(日本バルブ工業会)、加藤加代子(日本バルブ工業会)、海老原京子(日本バルブ工業会) 式辞 日本バルブ工業会 会長 岡野 正敏 本日は当工業会が創立50周年を迎えるにあたり、ご多用中にもかかわらず多数のご出席を賜り、心から感謝申し上げます。また、これまで幾多の困難を克服し当工業会の育成・発展に尽力されました諸先輩、会員の皆様、関係各位に深く敬意を表する次第でございます。 さて当工業会は、戦後復興期の昭和29年3月バルブ業界の親睦と技術の振興を目的とし会員百社をもって任意団体日本弁工業会が設立されたのが、そのスタートとなっております。その後昭和37年日本バルブ工業会に改称。さらに昭和54年に法人格を得て社団法人日本バルブ工業会と改組され、会員・賛助会員合わせて188社をもって現在に至っております。 昭和29年設立当時のバルブ年間国内生産高は僅か68億円でございましたが、昭和30年代の空前の好景気による高度成長、生産技術の進歩、昭和40年代の輸出振興に伴う第2次高度成長によりバルブ業界も大きな成長を遂げまして、昭和43年には生産額が1,000億を超えました。その後、ドルショックと変動相場制による円高、オイルショック等により景気の変動を経て、バブルと言われる平成景気に至り、平成3年には5,103億とピークを示しました。しかしながら、バブル崩壊に伴う金融危機、急激な円高、企業のリストラ、阪神淡路大震災、湾岸戦争、同時多発テロ、イラク戦争、北朝鮮問題等、社会経済システムを揺るがす出来事が続発し、日本の政治経済が沈滞する中、生産額も減り、生産の海外シフトもあって、平成15年には3,691億円と低迷致しております。 このような状況の中、業界として環境問題対策、生産の海外シフトに伴う対策、IT化の推進、新エネルギー開発への対応等、多くの課題に取り組まなければなりません。さらにITの変化、商品の変化、流通の変化、ワークスタイルの変化、組織の変化、そして物からサービスに変わる時代の中、付加価値の高い差別化商品の開発に努めるのは無論、次期産業へのジャンプアップを目指し常に新しいビジネスモデルを模索していかなければなりません。今後も数々の試練に直面することとなりましょうが、50周年を機に諸先輩の築かれました貴重な体験を生かすと共に、バルブ工業の重要性を再認識し、創立60年いや100年に向けて常に志と勇気、そして誇りを持って課題に取り組もうではありませんか。 終りに、業界の繁栄と会員各位のご健勝・ご発展をお祈り申し上げると共に、関係官庁、関係団体、ユーザー各位の変わらぬご支援とご指導を心からお願い申し上げ、創立50周年のご挨拶とさせていただきます。 コンパクトソケットテーパー下穴錐 六角シャンクテーパー下穴錐 コンパクトソケット発売トップ工業共に新サイズ追加 トップ工業(本社=新潟県三条市大字塚野2190-5、電話0256-33-1681、社長=渡辺一郎氏)ではこの程、電動ドリル用の「六角シャンクテーパー下穴錐」(木工用六サイズ)と「コンパクトソケット」を発売した。 【六角シャンクテーパー下穴錐】 開発の背景としては、近年の電動工具の普及と住宅施工方法の変化により木工ビス等が広く使われるようになっており、最近特に使用されているスリムビスにも対応する。 木工用として開発された同製品は、木材、竹、アルミサッシ等の釘・木ネジの下穴あけに最適(材料の割れを防ぎ、釘打ちが容易に出来る)。 従来のサイズに加え、新たに2.0、2.5、3.5、4.5、6.0ミリの新サイズが増えたことでユーザーの要望に応え、作業性を良くした。 【主な特長】 @独自の二条溝=錐が食いつかず、安心して作業が行え木屑の排出もスムーズ。 Aテーパー錐=1本で広範囲の穴あけを実現。釘・木ネジのキキが抜群。 Bハイス鋼HSS=大変、耐久性に優れている。 C六角シャンク=電動ドリルにワンタッチでの取付けが可能。 D主な用途=木工・竹・アクリル板、石こうボード、パーティクルボード等の下穴あけに最適。 ▽製品番号=ETK2.0〜6.0迄の八種類▽呼び寸法=20.0〜6.0ミリ迄▽本体長さ=95〜135ミリ▽小箱入数は各6丁▽標準価格=940円〜1,360円迄。 【コンパクトソケット】(EDS-22C・24C) 22ミリと24ミリの新サイズが加わり、作業内容の幅を広げた。奥行き四五ミリの長さが新基準とした開発の背景としてコンパクトソケットはすでに発売されているが、今回新サイズとして22ミリ・24ミリを追加発売して品揃え、サイズ・ラインナップの拡充を図った。 建築・土木・設備・配管工事の組立及び解体作業に最適。 【主な特徴】 @取り回しやすい長さで作業効率アップA20%の軽量化実現で、軽くて疲れないB軽量化を実現したことで電池の消耗を抑え、長持ちする。 ▽製品番号=EDS-8C〜EDS-24C迄▽呼び寸法=8〜24ミリ迄▽本体長さ=各機種88ミリ▽重量=50〜180グラム迄▽小箱入数は共に6丁▽標準価格=920円〜1,960円迄。 その他、詳細は名古屋営業所迄 〒460-0012名古屋市中区千代田2-7-2、電話052-252-0728、FAX052-269-1065 ニーズは自ら創り出す 第31期通常総会開催 愛知鋲螺商協組事務所移転6/1より業務開始 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田 K氏、藤田螺子工業社長)「第31期通常総会」が5月21日午後5時より名駅前の“ホテルキャッスルプラザ”に於いて開催。各提出議案(原案)異議なく承認可決した。尚、当日は総会に先立ち午後3時30分から「第10回定例理事役員会」を行い、総会資料等々確認と報告を行い総会に臨んだ。尚、次回理事・役員会は6月22日午後6時より(会場は中村区名駅三丁目のオータケビル四階)。 定刻通り開会して、総数55名の内委任状含む出席50名で総会は成立すると宣言が行われ、藤田理事長が挨拶した後、司会者一任で議長に橋本理事(橋本屋商店社長)を選出、議案の審議に入った。 ▽第1号議案=平成15年度事業報告及び収支決算報告承認の件について。 ▽第2号議案=平成16年度事業計画(案)及び収支予算(案)承認の件について。 ▽第3号議案=組合規約に関する件について。 ▽第4号議案=その他報告事項及び質疑等々。 開会を前に各関係団体等よりの祝電を披露した。 懇親会会場に於いては来賓として愛知県中小企業団体中央会の水野情報調査部長、乾杯の音頭に船橋相談役(船橋商店社長)、閉会の辞を奥田理事(奥田商会社長)が夫々務めた。 【事業計画】 ◎基本目標=平成16年度の経済は、前年度末の好調さを持続することが期待されており、中小企業に波及するには、まだまだ時間がかかるものと思われる。これからはバブル時代の負債、グローバルな厳しい事業環境の中で、日本の風土に合った経営シーズを見極め、ニーズは自ら創り出すという強い意志を持つことこそが、次代に存在出来る唯一の方策と考える。組合の基本目標としては、本年も組合新規加入増大活動を継続展開すると共に、組合員の協力、支援を得て、一層の組合活動の活性化と充実を図って行くとしている。 @総務活動=組合員相互の親睦を高め、業界の活性化に努める。 A経営部活動=組合員の体質の改善を図ると共に、人材の育成に努め、組合活動の活性化を図る。 B事業部活動=各種共同事業活動の一環として組合並びに組合員にメリットのある購買事業の発展強化を図っていく。 C福利厚生部活動=組合員及び従業員の福利向上のための諸行事を計画し、実施する。 D広報部活動=関係諸団体との連絡を密にして得た情報は組合員に連絡し知識の向上を図ると共に、組合機関誌の発行を積極的に行う。 E青年部活動=会員相互の情報交換、業界及び中小企業経営問題の研修を行っていく。 【組合事務所移転】 同組合事務所として従来熱田区事務所は5月31日迄とし、6月1日より次の所在地にて業務を開始する。 ▽移転先住所及び電話・FAX 〒450-0002名古屋市中村区名駅三丁目17-30名古屋機工新聞社内 電話052-561-7631 FAX052-561-7632 URL=http://www.aiweb.or.jp/neji/ e-mail=aibvoura@dI.dion.ne.jp “大きく育つ明日への力” ナスコム第35回社内展示 見本市好評閉幕 ナスコム(名古屋市中川区乗越町一丁目17番地、社長=大島和彦氏)の「第35回社内展示見本市」が、5月15・16日の2日間に亘りメーカー協賛の元開催。来場した各販売店との交流を深めた。今回のテーマは“大きく育つ、明日への力”と題し、人気商品、定番商品から新製品を1階から4階まで展示して好評を博した。 恒例となっている同展示会は、本社一階から四階までの各フロアーを展示場とし、各メーカーの主力製品や新製品を実演展示したもの。出展者であるメーカーとしては、顧客層の生の声が聞ける交流の場として活用出来、そこで得た情報を製品に活かせる等プラス面がある。 ナスコムとしては情報のパイプ役としてこの場を提供した。 初日、定刻通り開場して同社スタッフが来場者を迎えて案内役を務めた。出展メーカー製品も従来製品に加え新製品も随所に展示して、各メーカーの担当者による実演と説明が行われた。 例年のごとく利器、刃物、工具を始め関連商品が所狭しと並べられていた。 又、来場者には休憩室を五階に設けて食事、飲物をも用意。ナスコム社員の心のこもった接待が行われていた。 この会場を交流の場と位置づけナスコム相談役、会長、社長各営業担当者が顧客との交流を密に図っていた。 また展示会の他に、今まで培ってきた経験や知識を生かして出店及び店舗改装等へのアドバイスも行っており、今期の展示会四階会場の入口に事例を元にした店舗の写真を掲示。店舗の構想から基本計画、実施計画、店舗デザイン、内装、売場計画等々オープンまでのトータル相談コーナーも設置されていた。 新会員にウメムラ入会 第43回通常総会開催 名古屋水栓販売協会ゴルフは土方氏優勝 名古屋水栓販売協会(理事長=加藤文隆氏・加藤鋼機会長)では、5月8日午後4時より恵那郡藤岡町の“料理旅館ふじ”を会場に会員25名中19名が出席して「第43回通常総会」を開催し、平成15年度事業報告、決算報告、平成16年度事業計画、予算案をそれぞれ審議し承認された。翌日は有志によるゴルフ会を行い親睦を深めた。 総会は、伊藤理事(イトウ社長)の司会開会の辞で開会。 引き続いて加藤理事長が挨拶に立ち、出席方のお礼を述べたあと、「株価も一時的には12,000円台を回復し、上場会社の3月決算も空前の利益ということです。これが本物なのかは解りませんが、こんな状態で推移していくのではないかと思います。しかし、身近な処で行き詰まったところもありますので、十分に気をつけて頂きたいと思います。それともう一つの問題は、価格改定と品不足にどう対応していくのがよいのか、本音で話し合って、情報を得て頂いて、判断材料にして頂きたいと思います。嬉しい話題としましては、ウメムラさんが新しく会員に入られ25社となりました」と挨拶。 引き続いて加藤理事長が議長を務めて各議案にそって審議した。 第1号議案=平成15年度事業報告並びに収支決算承認の件、監査報告(安井正敏監事・錦興業社長) 第2号議案=平成16年度事業計画並びに予算案承認の件 第3号議案=正会員新規加入の件 ウメムラ(名古屋市東区芳野1-9-5、社長=河野実氏)が新規に加入し、会員数は二十五名となった。 第4号議案=その他の件 以上で全議案を終了し、内藤副理事長(三和管材社長)の閉会の辞で総会を終了、引き続いて、祖父江副理事長(祖父江産業社長)の乾杯音頭で懇親会に臨み、終始に渡り和やかに懇談を深め、石原前理事長(原芳商会会長)の中締めで盛宴の内に懇親会をお開きとした。 翌9日は、有志による懇親ゴルフ会が愛岐カントリークラブで開催され、土方隆氏(東洋物産社長)がネット77.2で優勝を飾った。 上位入賞者は次の皆さん。 ▽優勝=土方隆(東洋物産)N77.2H16.8 ▽2位=祖父江秀雄(祖父江産業)N77.4H27.6 ▽3位=石原徳和(原芳商会)N78.6H26.4 (敬称略) 【平成16年度事業計画】 @会員相互の親睦を深め、連帯意識の高揚を図るとともに、業界情報の交換、商品知識の向上を促進する。 A第一条の目的を推進するため、役員会を偶数月に開催し会の運営方法等を協議する。また例会を奇数月に開催し商品研修、意見交換の場とし、その他問題があればその都度取り上げ検討する。 B同好会を設け、会員及び業界関係者との相互の親睦を図る。 C同好会の開催の際は、これを補助するものとする。会の開催については、その責任者に一任する。 Dその他会員の利益となる事項については種種協議する。 国光工業黄綬褒章を受章 自動車登録番号標製作 国光工業(愛知県海部郡大治町大字西条字尼ケ須賀172、社長=稲垣秀樹氏)会長の稲垣浩義氏がこの程、黄綬褒章を受章した(4月29日政府発令)。 受章に際しては車社会への対応に尽力し、“その道一筋に励んだ人”として、受賞となった。 この黄綬褒章受章者は281人。受章にあたり稲垣会長は「ナンバープレートを警板と呼んでいた父の時代から今日に至るまで、長年にわたって自動車登録番号票の製作をさせて頂く中、日々品質向上への努力が認められたものとして喜ばしいことと受けとめております」との感想を述べている。 【会社概況】 ▽創立=昭和15年11月 ▽工場=本社及び松下工場(現在) ▽取り扱い品目=自動車番号標製作他多種。 “私のスナップ” 佐藤会長個展第7回写真展を開催 ネジの佐藤想いを作品に ネジの佐藤(名古屋市熱田区八番二丁目14-22、社長=佐藤清治氏)会長の佐藤清行氏による「第7回写真展」が、4月23日から28日まで“写真館ワキタ”で開催された、撮り溜めたスナップ写真約50点により見る人の目を楽しませた。 佐藤氏は現在、東海読売写真クラブの理事を務める傍ら、休日を利用して各地で風物をカメラに収めた、作品群の中から自選して、個展を開催し、今回で七回目を数える。 作品には人物、風景等はじめ様々な材料が被写体として展示。 又、撮影にあたり、佐藤氏は「一見して平静な日常風景の中にも千万無量の秘め事の有ることが忘れられません。町並み、人の流れ、日常風景、風俗等その他貴重な資料を私の印として決定的瞬間のナイスショットでまとめてみました」と、感想を述べていた。 【スナップ写真の語源】 不意の事相を敏速に撮影することをスナップ写真と言う。 この言葉の起源は狩猟用語にあり、不意に出現する獲物を敏速に狙い撃ちをすることを「スナップショット」と言い、1858年イギリスのサー・ジョン・ハーシェルが「スナップショットをするように写真を撮る」と言ったのがその後、写真用語に転用されたものと言われている。 折れた管も楽々抜ける 内径レンチ好評販売 松阪商事配管リフォームに最適 松阪商事名古屋営業所(名古屋市中区正木二丁目15-13、電話052-332-4559)より販売している「内径レンチ」が水道設備業者及び配管作業者に好評。現在も品薄により工場がフル稼動している。 この内径レンチは折れた管も楽に抜け、作業者の間では配管リフォームの必携工具として重要視されている。 洗面台やトイレでの配管の交換時にアングル止水栓が錆びてネジ部分が途中で折れてしまい、壁の配管にネジ部分が残ってしまい泣く泣く壁を壊さねばならなくなってしまったことはその道の人なら一度や二度は経験があるはず。真に作業者泣かせと言われている。 こうした作業上の手間と無駄を一挙に解決したのが、折れ残った配管ネジを楽に取り出せる画期的な工具である「内径レンチ」で、折れ残ったネジ部分にレンチを挿入して手で少し回すと偏心ロック機能によりネジを内側から強力にロックする機構から成っている、後はスパナ等で内径レンチの六角部分を回すだけで取出せる。 ▽サイズ=15Aと20Aの2サイズ▽使用可能な管の種類=配管用炭素鋼鋼管、給水管(装飾用クロムニップル等)▽重量=155と290グラム▽商品価格=5,160円より。 ナゴヤ西部機械協同組合3名の若手理事誕生 加藤理事長は留任 意義ある組合を目指す ナゴヤ西部機械協同組合(理事長=加藤丈人氏、加藤製作所社長)は、5月12日午後5時30分より東京第一ホテル錦“チャーロ”(名古屋市中区錦三丁目)において「平成16年度通常総会」を開催。 組合員総数33人出席者総数30人(委任状含む)と総会の成立宣言があり、近藤和夫副理事長(近藤金属工業社長)の開会の辞で開会した。 加藤理事長が「本日は組合員の皆様、ご来賓の皆様、お忙しいところご参加頂き誠にありがとうございます。また日頃は、ナゴヤ西部機械協同組合の活動に関し色々御尽力頂きまして御礼申し上げます。昨年度は、景気の低迷ということもあり企業経営も大変で、組合運営の方も中々大変なところがございまして、一年間組合員の皆様のご期待に添うような事業が余り出来なかったことをまずもってお詫び申し上げます。そんな中で、組合財政の改善ということを念頭に置きまして、組合員の方からお預りしている預り金を何とかして返済するということを目的と致しまして、永年親しんでまいりました組合の事務所を売却致しましたことをご報告します。これからも微力ではありますが、組合員の方が力を合わせ、中々難しい時代ではありますが少しでも組合が長く続きますように、また意義のある組合として存続できるように努力していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願い致します」と挨拶。 会則に則り、議長を加藤理事長が務めて議事審議が行われ、第1号議案=平成15年度事業報告書及び決算関係書類承認の件、第2号議案=平成16年度事業計画(案)及び収支予算(案)承認の件、第3号議案=会費賦課徴収方法承認の件、第4号議案=組合の借入最高限度額承認の件は、全て原案通り可決承認された。 第5号議案=理事・監事改選の件では、指名推選方式で、選考委員に伊藤稔浩氏(伊藤精工)、上野平雅裕氏(名上鈑金工業所)、宮木良郎氏(宮木製作所)、辻桝男氏(辻精機)、河合淳介氏(田知工業所)を選出して審議した結果、理事・役員に加藤丈人氏、近藤和夫氏、伊藤稔浩氏、實松良美氏(フジキカイ)、上野平雅裕氏、宮木良郎氏、出口知宏氏(システム)、島内司氏(島内製作所)、水谷雅之氏(日鐵商会)、加納勝年氏(加納製作所)、新ヶ江勇氏(林鉄工)を推選。全員が承認され、直ちに第一回理事会を別室において開催し理事・役員互選の結果、理事長に加藤丈人氏、副理事長に近藤和夫氏、監事に加納勝年氏、新ヶ江勇氏を決めた。 続いて来賓の紹介があり、愛知県中小企業団体中央会振興部リーダーの高木和俊氏と雇用能力開発機構愛知センター企画部門長の池田雄次氏より祝辞が述べられ、以上で総会は無事に終了した。 愛管材商協組理事ら6人のバンド 「P&Fing」 赤い靴で初LIVE 60年代GSを中心に熱唱 愛知県管工機材商業協同組合の理事を中心としたバンドTHE P&Fing(ピー&エフ アイエヌジー)は5月15日、カクテルバー「赤い靴」(名古屋市中区錦三丁目)で初ライブを行った。 このバンドは加藤文隆氏(加藤鋼機会長)をリーダーに、伊藤辰之氏(イトウ社長)、伊藤清司氏(伊藤商店社長)、植田慎一郎氏(ウエダ社長)が昨年5月に結成。伊藤清司氏は別のジャンルでべーシストとしてライブ活動をしているが、他は音楽が好き、楽器が好きといった人たちの集まりで、毎週行う練習でも一進一退で中々思うように上達しなかったが、昨年暮に助っ人として現在もライブ活動をしている倉地久雄氏(倉地社長)と学生時代プロのギタリストを目指したという川島健一氏(川島商事社長)をメンバーに加え、一気に音楽レベルが上がり、今回のライブとなった。 リーダーの要望で懐かしい60年代のGSを中心に演奏が行われ、会場一杯につめかけた観客と一体になって大いに盛り上がった。 メンバーはライブを終えて、「決して上手いバンドではないが、何かができるということを見て頂きたかった」と語った。 産業技術・環境優良工場ものづくり コラボレーション表彰候補募集 素形材センター(会長=濃野滋氏)では、今年度の「素形材産業技術賞」、「素形材産業環境優良工場」及び、「ものづくりコラボレーション表彰」候補の募集を開始した。 毎年11月の素形材月間事業の一環として実施しているもので、「素形材産業技術賞」は第20回目、「素形材産業環境優良工場」は第19回目、「ものづくりコラボレーション表彰」は第3回目となる。 「素形材産業技術賞」、「素形材産業環境優良工場」の表彰種類は、@経済産業大臣賞A中小企業庁長官賞(技術賞のみ)B経済産業省製造産業局長賞C素形材センター会長賞D環境負荷量低減表彰(環境優良工場のみ)。「ものづくりコラボレーション表彰」には、@大賞A素形材センター会長賞及びB奨励賞。 【募集締め切り】 「素形材産業技術賞」は6月23日、「素形材産業環境優良工場」は6月30日、「ものづくりコラボレーション表彰」は7月15日。 表彰式は11月12日機械振興会館大ホールにて開催される。 【問合せ・募集要項の請求先】 素形材センター(東京都港区芝公園3-5-8機械振興会館内、電話03-3434-3907、FAX03-3434-3698) URL=http://sokeizai.jp E‐mail:mail@sokeizai.jp 平成16年6月13日2169号 山下理事長再選により今期改選 流通の担い手として認められる様に 愛機工 平成16年度通常総会 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=山下隆蔵氏、山下機械社長)では、5月21日午後4時30分より“メルパルク名古屋”において『平成16年度通常総会』を開催。平成15年度事業報告及び収支決算報告、平成16年度事業計画並びに予算案が原案通り承認可決された。平成16年度重点実施事業には、「採用と社員戦力化事業」、「メカトロテックジャパン05出品者勧誘及び組合小間出展」、「海外調査企画準備(05年10月11月予定)」、「ホームページ拡充」等、流通変革の時を見据え、情報発信基地としての組合のあり方を示した。 総会では、開会の辞を時津副理事長(新栄商會会長)が務め、「本日は会員、賛助会員を含め百名を越える出席となり、以前にも増して組合への関心が高い事が窺える。また、今年度は理事の改選期でもあり、6人の新理事候補が出ていることから本総会を実りあるものにしたい」と挨拶した。 続いて山下理事長が挨拶に立ち、「もの作り産業は順調に回復基調にある。めっき、自動車関連の組合が目立って良い方向にあり、他の組合組織との落差が広がっている状態。長い間組合に関わってきたが、今にして思えば大ハシャギしていたバブル絶頂の時が、実は下り坂ではなかったかと思っている。少なからずトヨタ自動車の恩恵に与っている我々としては、これからもその成長を願うとともに、落とし穴に気をつけて進んでいきたい。また、今年度より社員教育事業がスタートするが、流通商社として一番のポイントである“人”をきちんと育てていかなければならない」と述べた。 またグローバル化が進む中国への視察の件に触れた後、メカトロテック展についても話し、組合の重要な財政基盤であることから前回同様の協力を求めた。最後に「生産財流通の担い手としてユーザー、メーカーから認められるように努力したい」と締めくくった。 引き続き議案審議に移り、原案通り承認可決された。 ▼第1号議案=平成15年度事業報告書、収支決算報告書用、賃借対照表、損益決算書ならびに剰余金処分案承認に関する件 ▼第2号議案=平成16年度事業計画案ならびに収支予算書案承認に関する件 ▼第3号議案=平成16年度加入金および賦課金案ならびに徴収方法案承認に関する件 ▼第4号議案=役員改選の件 ▼第5号議案=その他 今期役員改選に伴い、再選した山下理事長が「理事長を2期4年、副理事長(4期8年)時代を入れると12年やってきた。思い起こせば昭和49年に理事になり、30年。よくもこんな長いこと組合の仕事をやってきたものだと思うが、その間業界の皆様と取り結んだ関係を本当に喜んでいる。後1期勤めさせていただき、2年後は後進にバトンタッチをするつもり。中部地区と言うのは、我々機械工具商社にとって全国ベースで一番強いマーケット。当組合も先輩の皆様方の力によって東西に負けない活動を続けており、中部から全国に発信をしていくという力強い組合にすべく、皆様のご協力をお願いしたい」と就任挨拶を行った。 さらに来賓を代表して、愛知県産業労働部商業流通課杉浦課長補佐が、「愛知県機械工具商業協同組合の平成16年度通常総会が盛大に開催されたことを心からお慶び申し上げたい。皆様方には日頃から県政に対して、格別なご理解とご協力を賜りこの席を借りてお礼申し上げる。貴業界においては、本県の基幹産業である自動車をはじめ、工作機械から機械家庭用工具に至るまで、幅広い流通に携われ地域産業の活性化に大きく貢献。日々のご努力に対して改めて深く敬意を示したい。さて、最近の経済動向は設備投資が自動車関連の製造業を中心に増加するなど明るい情報が多くなってきたが、未だ回復が実感できる業種は少なく、総じて厳しい状況が続いている。また、企業家においては、取引業の海外生産移転や流通形態の多様化、グローバルな価格競争への対応が大きな課題となっている。このような状況の中、貴組合においては、組合員に対する関連産業の動向や、海外の同業界の実態などの情報提供や、講習会の開催など組合活動に積極的に取組まれ、組合員の競争力強化と業界の発展に尽力されていることは、誠に心強い限り。県としても、引き続き厳しい経営環境にある中小企業の経営基盤の強化のため、資金繰りの円滑化や経営革新に努めると共に将来にわたって地域の活力を維持するための産業施策にも力を入れている状態。また来年二月に中部国際空港が開港し、さらに三月には愛知万博が開幕。地域を上げて長年にわたり準備を進めてきた、二大事業がほぼ同時に実現し、この地域に与えるインパクトは計り知れないものがある。この二大事業を大成功させ、愛知の一層の飛躍に向けて全力で取組んでいるので、今後とも皆様の一層のご支援とご協力をお願いしたい」と、知事の祝辞を代読した。 野田副理事長の閉会の辞で終了し、懇親会へと移行。交流と歓談の輪が広がった。 平成16年度事業計画 【重点目標】 @機工流通変革の時代を迎えて、組合は会員生き残りのための情報の発信基地を目指す A製造業(ユーザー)の動向(機工商品の流通含む)を調査し、今後の機工商社を模索する B放置すれば減少傾向にある組合員数を増強し、組合の基盤を確保する C各種事業を積極的に行い、組合の財務を充実させる D組合員、社員の質的向上と福利厚生に資する行事を行う E次世代の後継者の育成を念頭に、青年部の活動を積極的に支援する F支部活動を充実し、地域での会員の融和、協調を図る 【今年度重点実施事業】 @採用と社員戦力化事業 Aメカトロテックジャパン2005(05年10月19日〜22日)の出品者勧誘及び組合小間出展 B業界情報の積極的提供(組合報、理事会、企業情報、講演会、見学会等) C組合ホームページの拡充 D海外調査企画準備(05年11月、視察先/中国予定) E各種制度の情報提供 【実施事業】 @流通機構の変化に対応する為の研修会開催及び情報の提供 A経営に関する講演会の開催 B組合報及びホームページを活用した経営に関する資料と情報の提供 C共済保険、損害保険、労働保険、特定退職金共済の加入促進及び委託増加を図ると共に加入者の利益サービスに努力する D福利厚生事業の実施 E第64回野球大会の実施 F第33回ゴルフ大会の実施 Gその他福利厚生事業の実施 H青年部事業 Iキャンプの集い実施 Jボウリング大会の実施 K若手経営者及び幹部の育成(講演会、研修会の実施) L青年部員の増強 M組合野球大会参加 N組合員・賛助会員を対象にした福利厚生事業 O定款に定める各号に付帯する事業 P全機工連事業への参画協力(全国大会「京都大会/04年10月22日」、中部ブロック会議等) 新社長に古里龍平氏 ジーネット役員異動 ジーネット(本社=大阪、社長=古里龍平氏)では3月25日及び5月18日に開催された、取締役会において代表取締役社長異動及び役員人事が内定した。新社長には古里龍平氏、会長には古里龍一氏が就任する。 就任日は、6月24日に開催される、第56回定時株主総会および総会後の取締役会において、正式に決議される予定。 【人事異動】 ( )内は旧職を示す ■代表取締役会長=古里龍一氏(代表取締役社長) ■代表取締役社長=古里龍平氏(専務取締役) ■専務取締役営業本部長=今吉正利氏(常務取締役営業本部長) ■常務取締役大阪支社長=樫原崇氏(取締役大阪支社長) ■取締役営業本部住設システム統括担当部長兼大阪副支社長=下見信博氏(営業本部住設システム統括担当部長兼大阪副支社長) 全議案原案通り承認可決 新理事長に神谷氏(サカエ社長) 浜松機械工具商協同組合第34回通常総会を開催 浜松機械工具商協同組合(理事長=西村邦夫氏、マルニシ社長)は、5月17日午後6時よりホテルコンコルド浜松(浜松市元城町)において組合員全員出席(委任状含む)の下、「第34回通常総会」を開催。第1号議案から第5号議案までを審議し、それぞれ原案通り承認可決された。任期満了に伴う役員改選では、神谷竹彦(サカエ社長)が新理事長に就任した。 総会は児玉宏専務理事(コダマキカイ専務)の司会で進められ、冒頭、西村理事長が「本日は大変お忙しい中、特に我々の業界は他の業界と比較して中々忙しいと思います。そうした中、本組合の第34回通常総会にご出席いただきまして誠に有り難うございます。今日は役員改選等もございますので、皆様方より絶大なるご協力を得てスムーズにご審議いただきたいと存じます」と挨拶。 理事長を議長に選出して、議案審議に移った(1号から3号は西村氏、4号・5号は神谷氏)。 第1号議案=平成15年度事業報告承認の件、第2号議案=平成15年度決算諸表及び剰余金処分案承認の件、第3号議案=理事及び監事任期満了につき改選の件、第4号議案=平成16年度事業計画案決定の件、第5号議案=平成16年度収支予算案決定の件を審議し、それぞれ原案通り承認可決された。 選任された理事・監事は次の通り。 ▽理事長=神谷竹彦氏=写真=(サカエ) ▽副理事長=杉浦脩三郎氏(三賀) ▽副理事長=吉田治郎七氏(吉田) ▽専務理事=児玉宏氏(コダマキカイ) ▽理事=佐山僖男氏(日研) ▽理事=板垣浩行氏(八幡機械) ▽理事=杉野泰治氏(浜松機材) ▽理事=西村邦夫氏(マルニシ) ▽理事=山口敏夫氏(ヤマグチ機工) ▽監事=辻方展氏(大弥) ▽監事=前嶋數嘉氏(前島商会) 就任の挨拶に臨んだ神谷新理事長は「只今、ご承認いただきまして有り難うございます。非常に経験が浅く、力が不足している私ではございますが、全力を尽くして業界のためにも頑張りたいと思います。この様な時期、仕入先のメーカーさん、商社さん、そしてお客さんをも、我々非常に厳しく選択をしていくようなことになろうかと思います。一致団結して組合員としての向上を図っていかなければならないと存じますので、精一杯力を尽くして参ります。力不足の私を支えていただき、任期を全うするためにも、是非とも会員皆様方の倍旧のご支援をいただきますように心からお願い致しまして、就任の挨拶と致します」と述べ、以上で総会を終了した。 引き続き、賛助会員を含めて懇親会が行われ、席上、先程承認された新役員の紹介があり、神谷新理事長が「『切磋琢磨』、お互いが良い意味で競争し合いながら、より良い自分たちを作っていく。より良い明日を築いていく業界になって行きたい。そのためには後継者に恵まれ、より良い人材が来るような業界を作る。我々理事共々、業界の健全化、発展に頑張って行きたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します」と新任の挨拶を行った。 続いて来賓より祝辞が述べられ、賛助会員の役員(商社五名、メーカー五名)と、新事務局の小栗清志氏(サカエ)が紹介された。 吉田副理事長の音頭で乾杯し、和やかに歓談が行われ、午後8時30分過ぎ、杉浦副理事長の中締めでお開きとした。 互いに情報交換を密にし 組合活性化を更に進める 岐阜県機械金属商業協同組合第34回通常総会を開催 岐阜県機械金属商業協同組合(理事長=石田勝俊氏、石田商会社長)は、5月14日午後六時より「第34回通常総会」を岐阜会館(岐阜市司町)において開催し、全議案原案通り承認可決した。 総会は林修史総務担当理事(ダイヤトイシ社長)の司会進行で、服部与一副理事長(服部商会社長)の開会の辞により開会した。 石田理事長より「お忙しいところ多数ご出席いただき、誠に有り難うございます。景気の動向は、皆様ご存知のようにトヨタさんが1兆1,100億円を超える過去最高の利益を出され、中国の景気もあいまって、我々の業界は全般的に好景気に近い状態になっている。工作機械も納期は3カ月から3カ月半、長いものでは16カ月というものも出ているようです。メーカーから値上げが要求され、お客さんに話をしておりますが、中々認めていただけない昨今であり、苦慮しております。1月から順次良くなって、3月、4月はビックリするような数字で推移してきており、皆様のところも同じではないかと思います。組合は毎年同じような行事を行っておりますが、その中で放談会も年に2、3回ほど行っており、会員さんに参加していただけるものが年に7、8回ございます。更に皆様と触れ合える会を設けて、皆様と情報交換して行きたいと存じます。組合活性化の為にも、出席いただけることが大事だと感じておりますので、今後とも更なるご支援・ご理解を賜りますようお願い致します」と挨拶。 議長に石田理事長を選出して議案審議に移り、第1号議案=平成15年度事業報告並び財産目録、貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分承認の件に決算承認の件、第2号議案=平成16年度事業計画案及び収支予算案承認の件、第3号議案=平成16年度賦課金徴収すべき経費の額並びにその納入方法承認の件、第4号議案=平成16年度賛助会員の負担すべき経費の額及びその納入方法承認の件、第5号議案=平成16年度組合取引金融機関承認の件をそれぞれ審議し、全議案とも原案通り承認可決した。 続いて来賓の岐阜県農林商工部商工局産業経済室の井上勇室長より祝辞が述べられ、白木伸道(白木商会専務)の閉会の辞で、総会を終了した。 その後会場を移し、12名の賛助会員も参加して懇親会が行われ、より一層親睦を深めて、午後8時過ぎにお開きとした。 儲かる様な前向き姿勢で 58期は約33億円経常利益 中部山善エース会04総会開催 名古屋山善エース会(会長=犬飼芳雄氏、東陽会長)「2004総会」が5月14日午後2時より、“名古屋東急ホテル”にて行われた。 初めに緒方文由専務より開会の挨拶があり、その中で自身が今年度より大阪本社勤務になった事を報告すると共に、「この中部地方は、活気ある地区なので、これからも引き続き支援願いたい」と述べた。 続いて新名古屋営業本部長に就任した、寺坂充生氏より名古屋営業本部の現況報告が行われ、58期売上は前期比9.2%アップ。生産財では前期比73.6%、消費財では前期比26.4%、エース会のシェアは69.6%、経常利益は約33億円となった。 「将来的には、この数字を倍にしていくつもり」と述べて挨拶を締めくくった。 エース会からは会長の犬飼芳雄氏が挨拶に立ち、「トヨタ自動車が部品メーカーに対し、一層のコスト削減を要求している。しかし、製造業に恵まれる愛知はそれでも潤う。また国内のピークは今年一杯と見ており、中国や他のマーケットへ移行していくものと思われる。これらの地域の素早い経済成長に追いつき、そして対等に付き合うためにも、絶えず努力をしていかなければならない」と中国マーケットに対しての姿勢を示した。 山善代表取締役会長である、中道真蔵氏は「生産財は昨年の秋口ぐらいより、少しずつ伸びてきている。中部地区では頑張れば必ず数字が出ると考えている。そのためにも、山善は更なる努力を行っていく方針である」と話した。 最後に吉居亨社長が「59期は下限2,700億売上、経常利益40億を目標にするつもりである。エース会との関係を強固にしつつ、前向きにどうしたら会社が儲かるかを考えていきたい。そのためローコスト化、受注センターの設置、キャッシュフロー経営、エコビジネスの普及、ISO14000の全社取得を目指すつもり。また、取り組みとしては生産財・消費財・家庭機器販売部の三つをコア事業として位置づけていく」との目標を掲げた。さらに相手に依存せず、有限実行をスローガンに提案し続けていくと語った。 総会終了後は、今話題のよし川代表取締役社長・吉川幸枝さんを講師に迎え、「前向き人生一直線」と題した講演会を行った。その後、懇親会へと移行した。 アネスト岩田オイルフリーレシプロ パッケージコンプCOMG PAC発売 1.4MPa仕様ラインナップ アネスト岩田(本社=横浜市港北区新吉田町3176、社長=森本 潔氏)は、この度オイルフリーレシプロパッケージコンプレッサ「COMGPAC」(コングパック)5.5kW/7.5kW/11kW 1.4MPa仕様を新発売する。 この「COMGPAC」は、1.4MPa仕様としては、業界初の標準ラインナップとなる。圧縮機本体は、低圧オイルフリー機で高い評価を得ているコンポジット樹脂ピストン採用の“COMG・オイルフリーシリーズ”をベースに、1.4MPa機を開発して搭載。 現在工場の標準的なライン圧力は、オイルフリー化と省エネの推進により、低圧化が進んでいる。従来はメインラインでオイルフリーエアーを使用しながら、中圧エアーが必要な場合、オイル式コンプレッサにて対応していたが、今回の製品ラインナップにより、1.4MPaの中圧レンジの用途にオイルフリーコンプレッサで圧縮エアーの供給が可能となる。 【用途】 ◎レーザー加工機用のオイルフリーエアーの供給 ◎医療機器設備用エアーの供給 ◎自動車整備業界での整備機器エアー用コンプレッサのオイルフリー化 ◎工場エアーでの部分最適圧力の供給 【製品特長】 ◎潤滑油を使わないオイルフリー式により、油分を含まないクリーンな空気を供給 ◎排出されるドレンも油分を含まないため、処理がしやすく、環境にも配慮 ◎耐熱性熱硬化性樹脂を使用した世界初のコンポジネット採用により、コンプレッサに致命傷を与える焼き付きやカジリなどの不安を解消 ◎1.4MPa仕様では、業界初のパッケージタイプで低騒音・低振動を実現 【主な仕様】 ■形式=CFP55-14D、本体形式=F553P-14、吐出空気量(L/min)=540、制御方式=圧力開閉器制御、制御圧力(MPa)=1.15〜1.4、定格出力(kW)=5.5、電源(V)=三相200、騒音値(dB)=57、タンク容量(L)=70、ドライヤ加圧露点(℃)=15以下、寸法/幅×奥行×高さ(mm)=1,170×745×1,480、質量=315、価格(円)=1,300,000 ■形式=CFP75-14D、本体形式=F75P-14、吐出空気量(L/min)=725、制御方式=圧力開閉器制御、制御圧力(MPa)=1.15〜1.4、定格出力(kW)=7.5、電源(V)=三相200、騒音値(dB)=57、タンク容量(L)=70、ドライヤ加圧露点(℃)=15以下、寸法/幅×奥行×高さ(mm)=1,230×870×1,495、質量=375、価格(円)=1,600,000 ■形式=CFP110-14D、本体形式=F1103-14、吐出空気量(L/min)=1055、制御方式=マニュアルデュアル制御、制御圧力(MPa)=1.15〜1.4、定格出力(kW)=11、電源(V)=三相200、騒音値(dB)=60、タンク容量(L)=70、ドライヤ加圧露点(℃)=15以下、寸法/幅×奥行×高さ(mm)=1,230×870×1,495、質量=405、価格(円)=2,000,000 【発売開始時期/販売台数見込み】 2004年5月/100台(初年度) 新旧役員揃う 愛機工青年部5月役員会 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=山下隆蔵氏、山下機械社長)青年部(部長=水谷隆彦氏、ミズタニ機販社長)の「5月役員会」が5月13日午後6時30分より、中区金山“ジャパニーズ・キュイジーヌHANABI”にて開催。当日は新旧の役員が出席して、総会を中心に話し合いが行われた。 総会については、6月4日午後6時より“東京第一ホテル錦”に於いて開催予定。同役員会では決算及び予算関係資料、また新入部員の確認等が行われた。さらに当日の担当者を決定し、当日に向けた準備を整えた。 その他議題では、組合事業である「社員戦力化事業」への協力要請、5月15日に開催の野球大会の担当補助員の人選が行われた。青年部の初戦は、6月12日に予定との報告がなされた。 平成16年3月輸出契約状況 日本産業機械工業会 前年同月比77・8% 日本産業機械工業会では、平成16年3月の産業機械輸出契約状況。 3月の輸出契約高は、2,015億2,300万円で、前月比170.4%、前年同月比77.8%となった。 本月のプラントは14件、382億8,100万円で、前月比275.0%、前年同月比77.9%となった。 単体は1,632億4,200万円で、前月比156.5%、前年同月比77.9%となった。 地域別構成比は、アジア州65.7%、中東州12.6%、ヨーロッパ州10.5%、北アメリカ州4.0%、アフリカ州2.8%となっている。 平成15年度産業機械受注 対前年度比6.4%増加 4兆8千680億円高水準の前年を上回る 日本産業機械工業会では、5月に平成15年度産業機械受注状況を発表した。 平成15年度は、内需が減少したが、輸出の拡大により3年ぶりに前年度実績を上回る結果となった。民需は製造業を中心に回復を続けたが、電力向けを始めとする非製造業の不振により、民需全体で減少した。また官公需も環境装置の内、水質汚濁防止装置が大幅に減少したことにより、前年度実績を下回った。一方外需は中国市場が好調なアジア向けを始めとする殆どの地域で増加し、特にプラント等の大型設備を複数受注したことから、高水準だった前年度実績をさらに上回る結果となった。 この結果、平成15年度受注総額は、対前年度比6.4%増の4兆8,680億円となった。このうち内需は対前年度比4.3%減の2兆9,994億円、外需は対前年度比29.7%増の1兆8,685億円となった。 需要部門別受注状況 ◎内需/民間製造業は、17業種中14業種が増加し、特に食品、化学、石油・石炭製品、電気機械、その他製造業向けでは大幅に増加したことから、対前年度比12.4%増の9,541億円となった。 民間非製造業は、電力向けの大幅減に加え、建設、不動産、その他非製造業向け等多くの業種でも減少し、対前年度比22.3%減の8,028億円となった。 官公需は鉱山機械、タンク、運搬機械、その他機械が増加したが、ボイラ・原動機、化学機械、ポンプの減少により、対前年度比2.8%減の9,030億円となった。 その他代理店を含めた内需全体は、対前年度比4.3%減の2兆9,994億円となった。 ◎外需/単体機械、プラントともに増加し、単体では主力のアジア向けが大幅増した事に加え、中東、欧州、オセアニア向けも増加し、プラントでは大型プロジェクトを受注したロシア・東欧向けが大幅増し、さらにアジア、オセアニア向けも増加した。 なお、機種別に見ると鉱山機械、タンク、その他機械を除く全ての機種が前年度実績を上回った。 この結果、外需全体では対前年度比29.7%増の1兆8,685億円となった。 各種装置別受注状況 ◎ボイラ・原動機/内需は化学、石油・石炭製品、その他製造業、鉱業向けが増加したものの、主力の電力向けやその他非製造業、官公需向けの減少により、対前年度比23.6%減となった。一方外需は、ほとんど全ての地域で増加し、特にアジア、欧州、北米、オセアニア向けでは大口契約もあって大幅に増加したことから、対前年度比126.0%増となった。その結果、総合では対前年度比11.0%増の1兆1,932億円となった、 ◎鉱山機械/内需は、窯業土石、鉄鋼、一般機械、建設、官公需向けが前年度の大口契約の剥落から大幅減となり、対前年度比44.3%減となった。その結果、総合では対前年度比0.8%増の322億円となった。 ◎化学機械(冷凍機械、大気汚染防止装置、水質汚濁防止装置を含む)/内需は石油・石炭製品、電気機械、電力向け等の民需や代理店向けが増加したが、官公需向け大気汚染防止装置や水質汚濁防止装置が大幅に減少したことから、対前年度比2.9%減となった。一方外需は欧州、北米、南米、アフリカ向けで減少したが、ロシア・東欧向けが天然ガスの大型プロジェクトにより大幅増し、さらにアジア、中東向けも増加したことから、対前年度比5.0%増となった。その結果、総合では対前年度比0.4%増の1兆6,036億円となった。 ◎タンク/内需は、化学、その他非製造業、官公需向けの増加により、対前年度比74.9%増となった。一方外需は、アジア、中東向けの減少により、対前年度比3.1%減となった。その結果総合では、対前年度比40.6%増の四二九億円となった。 ◎プラスチック加工機械/内需は、電気機械、自動車、その他製造業、代理店向けの増加により対前年度比16.1%増となった。一方外需もアジア向けの大幅な増加により、対前年度比33.9%増となった。その結果、総合では、対前年度比27.2%増の1,972億円となった。 ◎ポンプ/内需は、電気機械、卸・小売向けが増加したが電力、官公需向けで大きく減少し、対前年度比3.0%減となった。その結果、総合では対前年度比1.5%増の3,361億円となった。 ◎圧縮機/内需は、石油・石炭製品、建設、代理店向けが増加したものの、鉄鋼、電気機械、官公需向けの減少により、対前年度比2.7%減となった。一方外需は、アジア、中東、アフリカ、オセアニア向けが大口契約もあって大きく増加し、対前年度比25.2%増となった。その結果、総合では対前年度比7.8%増の1,592億円となった。 ◎送風機/内需は、鉄鋼、造船向けが増加したが、その他製造業、電力、代理店向けの減少により、対前年度比4.6%減となった。一方外需はアジア向けが大口契約もあって大きく増加し、対前年度比113.7%増。その結果、総合では対前年度比7.6%増の239億円となった。 ◎運搬機械/内需は、食品、化学、自動車、卸・小売、その他非製造業、代理店向けの増加により、対前年度比4.5%増となった。一方外需もアジア、アフリカ、オセアニア、ロシア・東欧向けが増加し、特にアジア向けでは大型設備を複数受注し、対前年度比12.1%増となった。その結果、総合では対前年度比6.8%増の3,348億円となった。 ◎変速機/内需は、窯業土木、鉄鋼、一般機械、その他輸送機械、その他製造業、運輸、卸・小売向けの増加により、対前年度比7.2%増となった。一方外需もアジア、北米向けの増加により対前年度比13.5%増となった。その結果総合では、対前年度比8.5%増の540億円となった。 ◎金属工作機械/内需は鉄鋼向けが増加したが、金属製品、電気機械、自動車向けの減少により、対前年度比1.1%減となった。一方外需はアジア、ロシア・東欧向けが大きく増加し、特にアジア向けでは大型設備を複数受注し、対前年度比11.8%増となった。その結果、総合では対前年度比7.8%増の1,760億円となった。 ◎その他産業機械/メカニカルシールや業務用洗濯機等を含むが、中核を成すのは官公需を中心としたごみ処理装置である。内需は、官公需向けごみ処理装置(主にPCB処理設備)の増加に加え、民需も食品、紙・パルプ、その他製造業向けのごみ処理装置が増加したことから、対前年度比10.8%増となった。外需はアジア向けごみ処理装置の減少により、対前年度比2.1%減となった。その結果、総合では対前年度比8.9%増の7,143億円となった。 平成16年3月産業機械受注 前年同月比72・1% 7千6億4千300万円 日本産業機械工業会では、平成16年3月の産業機械受注状況を発表した。 3月の受注高は7,006億4,300万円で、前月比217.7%、前年同月比72.1%となった。 内需は、4,863億1,800万円で、前月比245.4%、前年同月比68.7%。内需の前月比で増加した機種は、ボイラ・原動機(296.5%)、鉱山機械(183.8%)、化学機械(207.1%)、冷凍機械(163.3%)、プラスチック加工機械(112.0%)、ポンプ(162.4%)、圧縮機(178.9%)、送風機(271.7%)、運搬機械(313.3%)、変速機(131.9%)、金属加工機械(209.9%)、その他(366.1%)。 前年同月比では、鉱山機械(222.9%)、冷凍機械(118.0%)、タンク(152.7%)、プラスチック加工機械(125.4%)、圧縮機(118.2%)、送風機(126.1%)、運搬機械(112.5%)、変速機(121.8%)、その他(128.6%)が増加した。 外需は2,143億2,500万円で、前月比173.4%、前年同月比81.4%となった。本月のプラントは、14件、382億8,100万円で、前月比275.0%、前年同月比77.7%となった。外需の前月比で増加した機種は、ボイラ・原動機(114.4%)、鉱山機械(353.8%)、化学機械(177.0%)、冷凍機械(142.3%)、プラスチック加工機械(193.8%)、ポンプ(157.4%)、圧縮機(214.4%)、送風機(235.1%)、運搬機械(184.4%)、変速機(132.4%)、金属加工機械(748.2%)、その他(218.7%)であり、前年同月比では、鉱山機械(127.1%)、冷凍機械(131.0%)、プラスチック加工機械(133.4%)、ポンプ(206.4%)、変速機(114.3%)、その他(164.4%)が増加した。 各機種の動向と需要部門 ◎ボイラ・原動機/前月比は化学、石油・石炭製品、造船、電力、外需、代理店の増加により200.5%、前年同月比は、電力、その他非製造業、外需の減少により36.4%となった。 ◎化学機械(冷凍機械を含む)/前月比は、鉄鋼、一般機械、電気機械、その他非製造業、官公需、外需の増加により182.6%、前年同月比は化学、官公需、外需の減少により92.3%となった。 ◎タンク/前月比は、ゴム・皮革、建設の減少により87.4%、前年同月比は化学、石油・石炭製品、電力、官公需の増加により150.4%となった。 ◎プラスチック加工機械/前月比、前年同月比ともに、その他製造業、外需の増加によりそれぞれ、156.7%、130.7%となった。 ◎ポンプ/前月比は、電力、卸・小売、官公需、外需の増加により161.2%、前年同月比は、官公需の減少により91.1%となった。 ◎圧縮機/前月比は石油・石炭製品、一般機械、その他製造業、外需、代理店の増加により192.6%、前年同月比は電気機械、外需の減少により93.0%となった。 ◎送風機/前月比は鉄鋼、官公需、外需の増加により268.1%、前年同月比は鉄鋼、官公需の増加により116.1%となった。 ◎運搬機械/前月比は建設、運輸、卸・小売、その他非製造業、外需、代理店の増加により274.6%、前年同月比は、化学、鉄鋼、運輸、卸・小売、その他非製造業、代理店の増加により107.9%。 ◎金属加工機械/前月比は、鉄鋼、外需の増加により541.9%、前年同月比は、鉄鋼、自動車、外需の減少により89.0%となった。 平成15年度環境装置受注 対前年度比5.8%減少7千981億円 民需は前年実績上回る 日本産業機械工業会では、5月に平成15年度環境装置受注状況を発表した。 平成一五年度の受注額は、対前年度比5.8%減の7,981億円となった。 主力の官公需向けは、ごみ処理装置が増加したが、水質汚濁防止装置の大幅な減少により、前年度実績を大きく下回った。また外需も、アジア向けを中心に大型契約等があったが、高水準だった前年度実績には及ばなかった。一方民需は、非製造業向けが減少したが、製造業向けがごみ処理装置の大幅増に加え、大気汚染防止装置、水質汚濁防止装置も増加したことから、民需全体では前年度実績を上回った。 需要部門別受注状況 民需製造業は食品、パルプ・紙、石油化学向け事業系廃棄物処理装置、石油石炭向け重・軽油脱硫装置、窯業向け排煙脱硫装置、鉄鋼向け集塵装置、機械向け産業廃水処理装置、その他向け産業廃水処理装置、都市ごみ処理装置の増加により、対前年度比36.1%増の1,009億円となった。 民需非製造業は、電力向け排煙脱硫装置、排煙脱硝装置が増加したが、電力向け集塵装置、事業系廃棄物処理装置、その他向け都市ごみ処理装置の減少により、対前年度比19.3%減の397億円となった。 官公需は、PCB処理設備などを含む事業系廃棄物処理装置が大幅に増加したことから、ごみ処理装置は前年度実績を上回ったが、大気汚染防止装置や水質汚濁防止装置のほとんどの装置が前年度実績を下回り、特に下水汚水処理装置や汚泥処理装置が大幅に減少したことから、対前年度比7.3%減の6,122億円となった。 外需は集塵装置や排煙脱硫装置、下水汚水処理装置では増加したが、都市ごみ処理装置が前年度に受注した大型設備の反動により大きく減少したことから、対前年度29.2%減の451億円となった。 各装置別受注状況 大気汚染防止装置は、石油石炭向け重・軽油脱硫装置、窯業向け排煙脱硫装置、鉄鋼向け集塵装置、電力向け排煙脱硫装置、排煙脱硝装置、海外向け集塵装置、排煙脱硫装置の増加により、対前年度比12.0%増の824億円となった。 水質汚濁防止装置は機械、その他製造業向け産業廃水処理装置や海外向け下水汚水処理装置の増加により、民需と外需は前年度実績を上回ったが、官公需向け下水汚水処理装置や汚泥処理装置の大幅減により、全体では前年度実績を下回り、対前年度比12.6%減の3,828億円となった。 ごみ処理装置は、食品、パルプ・紙、石油化学、官公需向け事業系廃棄物処理装置やその他製造業向け都市ごみ処理装置が増加したが、電力向け事業系廃棄物処理装置、その他非製造業向け都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置、官公需向け都市ごみ処理装置の減少により、対前年度比1.0%減の3,308億円となった。 騒音振動防止装置は、製造業、非製造業、海外向けの騒音防止装置、振動防止装置が増加したが、官公需向け騒音防止装置が減少したことから、対前年度比6.5%減の19億円となった。 平成16年1〜3月期ロボット・マニピュレータ統計 実績受注8四半期生産出荷連続プラス ロボット工業会見通し明るい判断 ロボット工業会では、平成16年1〜3月期のマニュピレータ、ロボット統計・生産出荷実績(会員ベース)を5月13日に発表した。 【受注】 受注額は、対前年同期比33.5%増の1,316億円となり、8四半期連続プラス成長。 受注動向は、前年の平成15年から国内外ともに需要回復基調に入り、今年1〜3月期は前年をさらに上回る実績となった。月次ベースにおける受注金額は、23カ月連続で前年同月を上回っており、今後の見通しも明るい状況。 【生産】 生産額は、対前年同期比22.6%増の1,162億円となり、7四半期連続でプラス成長。 生産動向は、国内外の需要増加によって好調であった前年の生産実績を大きく上回った。月次ベースでも18カ月連続のプラス実績。 今年1〜12月の生産額については、内需回復と共に輸出好調の継続が期待されることから、前年より一割増の5,500億円が見通される。 【出荷】 総出荷額は、対前年同期比25.3%増の1,135億円となり、7四半期連続でプラス成長となった。そのうち国内出荷額は、同13.6%増の4,663億円、輸出額は同34.8%増の673億円となった。 出荷動向は、国内需要が回復基調に入り、海外向けは引き続き旺盛な需要を維持し、出荷全体を牽引したことから、国内出荷額、輸出額ともに前年を大きく上回った。月次ベースでは、国内出荷額は12カ月連続プラス、輸出額においては23カ月連続でプラス成長が続いている。総出荷額は12カ月連続のプラス成長となっている。今後も、前年同月を上回る実績が継続していくものと見込まれる。 【国内出荷内訳】 ◎自動車産業向け/対前年同期比11.1%増の146億円となり、2四半期連続でプラス成長。 ◎電子・電気機械産業向け/対前年同期比9.9%増の140億円となり、6四半期連続でプラス成長となった。 ◎国内出荷動向/月次ベースでは、12カ月連続で前年同月を上回っている。自動車産業向けが堅調に推移する一方、電子・電機産業向けが牽引している。特にデジタル家電(主にデジタルカメラ、薄型テレビ、DVDレコーダー、カメラ付き携帯電話)などの販売好調を受け、電子部品実装用やガラス基板搬送用などの需要が好調に推移していることが要因とされる。また、同様にウエハ搬送用などの半導体関連も回復している。これらの傾向は今後も続く見通しにある。 【輸出内訳】 ◎溶接用/溶接全体で対前年同期比12.3%増の107億円となり、2四半期連続でプラス成長となった。今後も堅調に推移する見通し。 ◎電子部品実装用/対前年同期比37.5%増の329億円となり、8四半期連続でプラス成長となった。今後も安定した需要が見込める。 ◎輸出動向/溶接用(自動車産業向けがメイン)は、前年に引き続き米国向けが堅調であったことがプラスの要因となった。中国向けは、出荷実績がまだ小規模ながらも出荷伸び率が益々高くなってきており、今後の大きなマーケットとして期待できる。 電子部品実装用は、中国、台湾、韓国を中心にアジア向けの需要が引き続き大きく伸びた。これらの要因から輸出全体に占める割合は四九%と高い比率になった。 また、クリーンルーム内作業用として、ガラス基板搬送用は、パソコン用ディスプレイや薄型テレビ(液晶、PDP)などの売上好調や大型化に伴う設備投資の増加により、台湾、韓国向けを中心に実績を伸ばした。一方、ウエハ搬送用も半導体需要の回復を受け米国向けを中心に上向いており、今年は前年をさらに上回る見通しにある。 ヒーター付レギュレーター スウェージロック2シリーズで販売 スウェージロック(本社=米国オハイオ州ソロン、社長兼最高経営責任者=アーサー・F・アントン氏)の日本法人である日本スウェージロック(本社=兵庫県西宮市、代表取締役=木原照隆氏)では液体試料の気化、またはガス試料の過熱を可能にする、ヒーター付きレギュレーターを発表した。 同レギュレーターは2シリーズで販売され、いずれの製品もボディの材質に316ステンレス鋼を使用し、材料の追跡管理が可能。 【KEVシリーズ】 ◎ATEX(CENELEC)及びCSAの防爆認証を取得したヒーター付レギュレーター ◎熱効率を最大限に高める様に設計されており、一次側の最高使用圧力は最大24.8MPaまで対応 ◎ヒーターは40、50、100、150及び200ワットから選択可能 ◎取外し可能で、クリーニングも容易 【KSVシリーズ】 ◎内容量の小さい蒸気加熱式レギュレーター ◎一次側の最高圧力は24.8MPaで、二次側の圧力調整範囲は最大3.44MPa 「商品問合せ先」 日本スウェージ・ロックマーケティング・コミュニケーションズ(担当/海老根、阪田、伊藤) 〒663-8142 兵庫県西宮市鳴尾浜1-1-1 TEL0798-41-2043、FAX0798-41-7496(マーケティング・コミュニケーションズ直通) URL=http://www.swagelok.co.jp E-mail=marketing.sji@swagelok.com 国際情報技術見本市 セビット2005 出展社を募集中7月31日締め切り 国際情報通信技術見本市「セビット2005」が、2005年3月10日から16日までの7日間、ドイツ・ハノーバー国際見本市会場で開催される予定で、現在出展社を募集。 今回で20回目を迎え、OA機器・情報・通信の統合見本市、BToB型見本市、IT分野のショーウィンドウとして、またインパクトを与える見本市として世界中から、出展社やビジターが集う。今年行われたセビット2004には、62カ国より6,411社が出展し、100カ国から51万人のビジターが訪れた。 【展示プログラム】 ▽デジタル機器&システム/コンピュータ、周辺機器&コンポーネント、ストレージ・システム機器、OA機器&アクセサリー、デジタルカメラ、デジタルエンターテインメント ▽コミュニケーションズ/移動通信、固定回線、テレコミュニケーションズ&インターネットサービス、ネットワークス、ブロードカスト ▽ビジネスプロセス/システムズソフトウェア、企業アプリケーション、文書管理ソリューション、人材・ジョブ&キャリア市場、セキュリティ、サービス 出展の申込は次の二つから選択。締め切りは7月31日。これ以降も、スペースがある限り、受付を行う。 「スペース料金/1u当り191ユーロ」 ▽最低小間面積は15uから申込可能(7月31日までに申込の場合、187ユーロ/u)。 ▽スタンド構築・撤去費及び各種サービスの申込が別途必要。 ▽スタンド/主催者では、スタンド構築・撤去・基本設備をパッケージにしたレンタルシステムスタンドを各種用意(2004年費用例=72〜109ユーロ/u)。 ▽各種サービス/カタログエントリー、電気・通信設備等は別途申込が必要。 「フェアパッケージ/1u当たり357.8〇ユーロ〜」 ▽スペース料金、スタンド、各種サービス(電気、ISDN接続、カタログ登録等)がセット。 ▽「クラシック」、「コンフォート」、「プレミアム」と3種類中より選択。 ▽パッケージ内容に含まれないサービスで、別途必要なサービスについても追加オーダー可能。 ▽最低小間面積は、15u〜。タイプにより様々な大きさが設定。 ▽7月31日までに申込の場合、ディスカウントあり。 【問合わせ】 ドイツ産業見本市日本代表部(担当=佐々木/村田) 〒164-0003 東京都中野区東中野1-51-3-501 TEL03-3363-6631、FAX03-3363-7582 URL=http://www.hannovermesse.co.jp E‐mail=hannmesejp@asahi‐net.or.jp スウェージロック 正確・安定した細かなピッチ調整も可能 圧力背圧レギュレーター 流体システム・コンポーネントを提供するスウェージロック(本社=米国オハイオ州ソロン、社長兼最高経営責任者=アーサー・F・アントン氏)の日本法人である日本スウェージロック(本社=兵庫県西宮市、代表取締役=木原照隆氏)では、様々な分析及びプロセス計装用途において正確且つ安定した圧力制御が可能な、圧力レギュレーター10種と背圧レギュレーター5種を販売した。 圧力、背圧レギュレーターは、分析装置用ゼロ点/スパン・ガス制御、試料採取システム、パイロット・プラント、油圧テスト・ベンチなどの様々な用途に対応する為、「ピストン・タイプ」と「ダイヤフラム・タイプ」を用意。いずれのタイプも細かいピッチでの調整が可能で、一次側にメッシュフィルターが組み込まれている。 ピストン・タイプ ピストン・タイプ・レギュレーターは、内容積が小さい為、迅速なパージが可能であり、汚染にさらされる表面積も抑えられている。またレギュレーターに過剰圧が加わった場合、ピストンの動きが機械的に制限される構造を持っている。 【圧力レギュレーター】 ▽コンパクトで小さい内容量の小型レギュレーターKCPシリーズ ▽高圧用のKHPシリーズ ▽高圧液体用のKHRシリーズ ▽大流量用のKPFシリーズ ▽中高圧用のKPPシリーズ 【背圧レギュレーター】 ▽試料採取システムにおいて、高感度の圧力制御が得られるコンパクトなレギュレーターKCBシリーズ ▽高圧用のKHBシリーズ ▽中高圧用のKPBシリーズ ダイヤフラム・タイプ ダイヤフラム・タイプ・レギュレーターは、ダイヤフラムの材質に合金X750を使用し、金属同士のダイヤフラム・シールにより、漏れ可能性を最小限に抑えている。また堅牢な構造はプロセス流体の純度を保つのにも役立つ。 【圧力レギュレーター】 ▽2つのガス供給源の切り替えが可能なレギュレーターKCMシリーズ ▽2段式制御のKCYシリーズ ▽大流量用のKHFシリーズ ▽小流量用のKLFシリーズ ▽汎用のKRPシリーズ 【背圧レギュレーター】 ▽背圧用途における、高感度制御が可能なレギュレーターKBPシリーズ ▽大流量用のKFBシリーズ 「問合せ先」 日本スウェージロック マーケティング・コミュニケーションズ(担当/海老根、阪田、伊藤) 〒663-8142 兵庫県西宮市鳴尾浜1-1-1 TEL0798-41-2043、FAX0798-41-7496(マーケティング・コミュニケーションズ直通) URL=http://www.swagelok.co.jp E‐mail=marketing.sji@swagelok.com サンドビック境界摩耗無く、均一摩耗 難削材用旋削チップXcel新発売 合金耐熱チタンに最適化 サンドビックコロマント事業部(本社=神戸市西区室谷2丁目2-9)では、中荒旋削加工用・耐熱合金及びチタン用チップ「Xcel(エクセル)」を開発した。 これまで耐熱合金及びチタン合金の中荒旋削加工では、チップのノーズRを超える様な切り込み量になると、チップ境界部に損傷が発生し、切削条件を上げられない。また、同時に工具寿命が短くなるといった問題があった。 そこで「Xcel」は、今までのノーズR概念を捨て去り、切り入み角45度以下の領域では、境界損傷が発生しない原理に着目。中荒加工の切り込み量(最大2.5mm)でも切り込み角が45度で一定となる直線切刃採用により、問題を解決。使い勝手の良さも向上し、一つのチップで1.4倍の高送りと3倍の工具寿命が可能となり、生産性向上とコストダウンを実現した画期的アイテム。また、切り込み角が45度で使用できるSNMGに比べて刃先位置の測定が簡単かつ近接化に優れるため、肩削り残し減少も可能となった。特に航空機・タービン関連メーカーのニーズに応えて開発された。 今回の「Xcel」シリーズでは、三材種を取り揃えている。 ▽S05F/世界初の耐熱合金用チップとして、PVDより耐熱性に優れるCVDコーティングを採用。 ▽1005/汎用耐熱合金用PVD材種。 ▽H13A/チタン合金用ノンコーティング材種。 【製品特長】 ◎境界磨耗無し。 ◎切り込み角が四五度と一定。 ◎ブレーカは耐熱合金、チタン合金中荒専用-SM。 ◎CNMG型チップと同じ使い勝手。 ◎CNMG型チップと同じホルダー(要ホルダー修正、シム交換)。 ◎専用ブレーカ-SMは、耐熱合金とチタン合金の中荒加工用に、ポジティブなすくい角と幅を新設計し、最適化。 鋳鋼・鍛鋼生産速報 日本鋳鍛鋼会 平成16年3月分 日本鋳鍛鋼会では、4月28日に鋳鋼(全国78工場)、鍛鋼(同20工場)の平成16年3月分生産実績(速報)を発表した。 3月の鋳鋼生産量は、21,988トンで前月比5.7%増(1,195トン増)、前年同月比は14.8%増。 また鍛鋼生産量は54,766トンで前月比4.1%増(2,143トン増)、前年同月比は15.7%増(7,477トン増)。 この結果、鋳鋼の平成15年度第4・四半期(1〜3月)の生産実績は、生産量が63,505ト前期比2.1%増(1,305トン増)、前年同期比13.3%増(7,466トン増)。 平成一五年度全体としては、生産量が242,818トン、前年同期比6.0%増(13,682トン増)。 鍛鋼の平成15年度第4四半期の生産実績は、157,528トン、前期比5.3%増(7,965トン増)、前年同期比16.8%増(22,657トン増)。 平成15年度全体としては、592,796トン、前年同期比9.5%増(51,657トン増)。 現在の生産環境は鋳鋼が平成13年11月以来の21,000トン台を、鍛鋼は平成3年3月以来13年ぶりに54,000トン台を記録するなど、高水準で推移している。 現在の状況から見て、平成16年度も鋳鋼・鍛鋼共、概ね現生産レベルで推移するものと予測されており、鋳鋼の場合は特需に沸いた大形トラックに一服感が出始めたが、建設機械を始めとして他の機種に若干の増加傾向が感じられてきたので、昨年並みか多少の増加が期待される。一方の鍛鋼は、自動車の好調持続やその他の機種の増加に支えられ、前年度からの生産回復基調を継続するものと思われる。 市況面については、各メーカーは現在も収支改善に努力しており、鋳鋼においても価格改善が成された様な話しもかなり出てきてはいるが、達成率については必ずしも満足できるものではなく、今後も継続して収支改善努力を行っていくものと思われる。 無彩色セラミック・ミニチュア -プライベート・プロダクツ-建築のフィギュア展 INAXギャラリー名古屋8月10日まで開催 INAXギャラリー名古屋では、6月4日から8月10日まで、「建築のフィギュア展-プライベート・プロダクツ-」を開催している。今展では作者たちが、建築や景観を独自の視点で切り取った、それぞれに個性的な模型をご覧いただく。建築家が設計段階で制作するスタディ模型とはまた異なる大らかさや繊細さがあり、鳥になったように、あるいは映像の中に紛れこんだように楽しむことのできる作品ばかり。 顕微鏡の技術者だった藤沢みのる氏は、イギリス在勤中に出会ったミニチュアハウスに魅せられ、帰国後に粘土細工で製作を始めた。先生もお手本も仲間すらもいない、手探りで始めたミニチュアづくりも15年になった。明治・大正・昭和初期の西洋館を中心に130点以上の作品が完成し、彩色しない白い作品は清楚で貴婦人のような趣。美術家の糸崎公朗(いとざき・きみお)氏は、ある日「実物が立体なら写真も立体にすれば良い」と閃いて「フォトモ」を発明した。「フォトモ」は造語でフォトグラフ(写真)+モデル(模型)。切り抜かれた写真がパーツとなり、実物そっくりのミニチュアに組み立てられると、つい見過ごしてしまうような日常の街並みが、魔法にかかったように楽しい空間に変身し、目に飛びこんでくる。グラフィック・デザイナーでペーパー・エンジニアの坂啓典(さか・けいすけ)さんは紙を使って手のひらサイズの世界遺産をつくった。人類の大いなる遺産が、どことなく愛らしい佇まいにデフォルメされ、思わず微笑みがこぼれてしまう。大阪の景観模型工房では、JICA国際協力機構と国立民族学博物館の要請を受けて、1997年から海外の研修生に模型製作の実習指導を行なっている。テーマは自国の心の風景で、縮尺は300分の一(人間は約5o)、台座サイズはA4で統一している。お国柄と研修生の環境や思い入れまで伝わってくる秀作揃い。このほかに海外からは、ウイーンの保険会社勤務で団地で暮らしていたペーター・フリッツが、ボール紙、布やボタンやテープ、壁紙の切れ端など身の回りの材料を使ってつくり続け、死後に発見された建築の模型387点から一部を写真で紹介する。 会期中の2004年7月31日には関連ワークショップ「ペーパーエンジニア坂啓典さんとつくる世界遺産」を開催する。ペーパー・エンジニアリングとは耳慣れない言葉だが、紙を扱う工芸や芸術の中でも特に大量生産で加工することを前提とした分野をいい、具体的には、飛び出す絵本やパッケージ製作やキット販売のペーパークラフトが含まれる。大勢の人が楽しめるように、組み立て加工の作業が効率よくできるように考えながらデザインされている。坂氏の紙の世界遺産シリーズから、ギャラリーにも展示する「モン・サン・ミシェル(初級用)」、または「フィレンツェの大聖堂(中級用)」のいずれかのキットを選び、作家自らの手ほどきを受けながら製作にチャレンジする。 開催概要 ▽期間=6月4日〜8月10日 ▽企画=INAXギャラリー企画委員会 ▽制作=株式会社INAX ▽会場=INAXギャラリー名古屋(名古屋市中区錦1-16-20グリーンビルディング2F INAX名古屋ショールーム内、TEL052-201-1716、FAX052-201-1730) ▽時間=午前10時〜午後6時 ▽休館日=水曜日 ▽入場無料 スウェージロック分岐マニホールドJ6 鍛造製ニードルバルブ F10シリーズ新製品2種発売 流体システム・コンポーネントを提供するスウェージロック(本社=米国オハイオ州ソロン、社長兼最高責任者=アーサー・F・アントン氏)の日本法人である、日本スウェージロック(本社=兵庫県西宮市、代表取締役=木原照隆氏)では、コンパクトで汎用性に優れた「スウェージロック分岐マニホールドJ6」、鍛造製ボディのニードル・バルブ「スウェージロック鍛造製ニードル・バルブF10シリーズ」を発売する。 【スウェージロック分岐マニホールドJ6】 ◎単一入口からのガスや液体などの流体を複数の出口へ分岐するバルブ。 ◎四個から最大一八個までの分岐出口数が選択でき、個々のニードルバルブによって、各々で精密な制御を行う事も可能。 ◎軽量で高い強度の一体型ボディにより、従来の分岐マニホールドに比べて漏れが生じる可能性を低減。 ◎最高使用圧力は四一・四MPaまで使用可能。 【スウェージロック鍛造製ニードル・バルブF10シリーズ】 ◎ストレート型、アングル型(九〇度)及び傾斜型のボディ形状があり、硬化処理された無回転ステム式のニードルが確実な締め切りを実現。 ◎強度が高く、スムーズに動作する冷間加工されたステムねじ。 ◎ステムねじが、パッキンより上部に位置し、システム流体から保護された構造。 ◎ステムねじへの汚れや埃の侵入を防止する構造。 ◎確実なハンドル操作性と耐震ロック・ナットの装着も可能なステンレス鋼製ハンドル。 ◎パッキン材質は、PTFEまたはグラファイトから選択可能。 〈問合せ先〉 日本スウェージロック マーケティング・コミュニケーションズ(担当=海老根、阪田、伊藤) 〒663-8142 兵庫県西宮市鳴尾浜1-1-1 TEL0798-41-2043、FAX0798-41-7496 URL=http://www.swagelok.co.jp E-mail=marketing.sji@swagelok.com 会期中36もの講座を開設セミナー会場は終日満員御礼 リフォームフェア20041万7千人の来場者で盛況 水回りから、屋根、外壁工事まで、家丸ごとのリフォームを一堂に集めた、「住宅リフォームフェア2004」が5月14日と15日の2日間、名古屋市吹上ホールで開催され、会期中約17,000名の来場者で賑わった。 会場は出展メーカーによるブースと、リフォーム会社による相談コーナーで構成され、どちらのブースも大賑わいで活況を呈した。 特別展示として、マンションリフォームとコンバーションコーナーが展示され、また2日間で36もの講座を開設したリフォームセミナーやIHクッキングヒーターを使ったキッチンスタジオでの調理実演も人気を集めた。 注目セミナーでは、主婦のための料理作りが楽しくなるキッチン作りや、利便性を解説した「キッチンは我が家の主役」をはじめ、自分の家の状態にあった耐震改修を行うために、素人でも出来る耐震強度チェックの方法から、耐震改修者の選び方まで失敗しないためのポイントを紹介した「耐震工事を失敗しないための五つのポイント」、リフォームをこれから考えるユーザーが知っておきたい予備知識などを解説した「これだけ押さえれば安心」の各セミナーが話題を呼んだ。 また、体験コーナーでは左官のプロになるワークショップコーナー、カンナがけや小物作りが楽しめる木工・家具作りコーナー、畳や和紙、柿渋など和の伝統素材を見直すコーナー、誰でも作れる簡単エコごみ箱作りのコーナーなども参加者から好評であった。 カンデンレスコードリール発売 ハタヤリミテッド重大な感電事故防止 ハタヤリミテッド(名古屋市中区大須4-10-90、TEL052-261-3821、代表取締役社長=足立謙祐氏)は「カンデンレスコードリール」をこのほど発売し、好評を得ている。 「カンデンレスコードリール」は電動工具・機器を使用する際、接地アースが不完全であった場合に発生する感電事故を防止するため、アースが確実に接続された場合のみ電源が入る安全回路を内蔵したコードリール。 工事や工事現場で電源を取る場合、一次入力側のアース線に万一不具合があっても目では確認できない。「カンデンレスコードリール」は確実にアースが取れた時のみブレーカースイッチが入り、アース接続状態を監視する高輝度LEDランプが点灯し「安全」を目視確認できる。アースが不完全な場合使用できない「安全回路」と「過負荷付漏電遮断器」により、安全に安心して作業ができるようになっている。 【特長】 ▽アース状態を常時監視。アースが不完全な場合、ブレーカーをONにできない安全回路を内蔵。 ▽漏電を感知すると0.1秒以内に作動して電源を遮断。また、過負荷(使いすぎ)や短絡(ショート)など15A以上使用の場合も電源を遮断。 ▽電線の温度上昇を感知し80℃前後でコンセントへの給電をストップさせ、電線の溶解・発火事故を防止。 明るくてモダンな印象 新本社ビル堂々完成 三栄水栓製作所4月19日より営業 三栄水栓製作所(大阪市東成区玉津1-12-29、社長=西岡 明氏)では、かねてより建設中であった「新本社ビル」がこの程完成し、4月19日より業務を始めている。 新本社ビルは、鉄骨造り七階建てで、延べ床面積は約2,500u。ビル正面はガラスとタイルをバランス良く組み入れた壁面が特徴的で、特にガラス部分を大幅に取り入れるなどして、明るくてモダンな印象を与えている。 エントランス(玄関ホール)は、通路の両脇に新製品をはじめとした、メイン商品をディスプレイし、クリームカラーの床タイルとのマッチングも良く、来場者をソフトムードで迎えてくれる。 一階のショールームは、ガラステーブルとミラーをふんだんに組み合わせて、さながら商品が宇宙間を遊泳している感覚を与える、斬新且つ大胆なディスプレイとなっている。 各フロアの構成は、1階がショールームで、2階・3階は大阪支店が入居(営業一課、二課とお客様相談係)、5階は貿易部、4階・6階・7階は本社が占有(使用)する。 一階のショールームは、土曜、日曜、祝日、年末年始が定休日。営業時間は午前9時から午後5時まで。 【電話・FAX番号】 ▽本社=TEL06-6972-5921・FAX06-6974-7001 ▽営業一課=TEL06-6972-6981・FAX06-6972-5929 ▽営業二課=TEL06-6972-6341・FAX06-6972-5980 ▽お客様相談係=TEL06-6976-8661・FAX06-6972-5980 軽量コンパクトで便利スライド穴付SRB−R ラチェットレンチ新シリーズ スーパーツール安全ロープ穴付き スーパーツール名古屋支店(名古屋市中区伊勢山1-2-4、支店長=嶋川 穣氏)では、曲りしの付・両口・ラチェットレンチ(ショートタイプ)SRBシリーズと、ソケット部とハンドル部が一体となったRNシリーズ(ショートからロングまでの各サイズ)が好評を得ている。 【SRBシリーズ】 仮設足場や住宅施工現場では従来より使用されており、新たにコンパクトタイプの曲りしの付・両口・ラチェットレンチ・ショートタイプ(SRBシリーズ)が加わり、幅広いニーズに対応出来る。 そのうちスライド穴付「SRB-R」は、色でサイズが一目で識別出来ることが特長。軽量でコンパクトなので使い易い。全サイズ安全ロープ取付穴を設けており、作業中の落下も防止出来る。安全ロープ取付スライド穴は48mmと長く、作業時やホルダーへの出し入れがこれによってスムーズに出来、使い勝手が良い。この他本体には、グリップ部に滑り止めの溝を付け、クロムメッキ仕上げが施してある。 ▽品番〓SRB1721R(赤色)、SRB1719R(黄色)、SRB1921R(青色)の3機種▽本体長さ=各種240mm▽重量=各種380g 【RNシリーズ】 ニューシリーズの両口・蓄光プレート・スライド穴付「RNR」は、防錆効果の高いカチオン電着塗装を施したラチェットレンチで、ソケット部とハンドル部が一体となり、ボルト・ナット締付けや取り外しに使われ、ハンドル部先端のしの部は鉄骨・鉄塔・橋梁工事等のボルト穴合せや、仮設工事の番線締付けに便利な設計となっている。 また、光る特殊蓄光プレート付で、暗がりでもよく見える。 ▽品番=RNR1012〜RNR2427の13種類▽本体長さ=225〜355mm▽重量=150〜680g その他、各シリーズを用意している。 めネジ不良を再生補強 スプリューリペアーキット 日本スプリュー1工場に1セット 日本スプリュー(本社=東京都港区新橋5-16-5、社長=本道房秀氏)では、この程発売した利用度の高い各サイズを一括収納した「スプリュー リペアーキット」(写真)が好評。 この「スプリュー リペアーキット」は不良のネジ山をもとの正常なネジ山に簡単に修理(再生)出来るもので、その上より“堅固なネジ山”に補強出来る特性を持った工具として作業者に喜ばれている。(一工場に一セットの“必需品”として常備)。 めネジ山の不良結果としては、@不良製品をつくってしまったA機械がストップしてしまったBまだ充分に使用出来るのにも関わらず新しい高価な部品を購入せざるを得なくなった等、誰しも一度や二度の経験はあるもので、こうした無駄を無くす意味においても作業者の必需工具と言える。 【キット内容】 主なサイズはM3=0.5、M4=0.7、M5=0.8、M6=1.0、M8=1.25、M10=1.5(以上のサイズは専用部品と共用部品との組合せで使用する)。 平成16年6月20日2170号 組合本部組織編成決まる 若手起用と実務を配慮 愛機工 6月理事会を開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=山下隆蔵氏、山下機械社長)は、6月2日午後4時より「6月理事会」を第二トヨタビル西館“第二豊田ホール”(名古屋市中村区名駅四)において開催。組合本部組織編成、各部新年度事業方針、採用と社員戦力化事業などについて審議された。 定刻の午後4時より開会、山下理事長の挨拶に続いて各議案審議に移った。 第1号議案=会員の異動では、組合員の瀬戸大同(東支部)と明和商事(南支部)の脱退を承認。組合員数は291社となった。 第2号議案=総会報告は伊藤総務部長より、5月21日にメルパルク名古屋において通常総会を開催し、第1号議案から第4号議案を原案通り承認可決した。また、第1回の理事会で理事長(任期2年)に山下隆蔵氏が選任(留任)された。当日262名が出席。次年度総会は2005年5月20日、メルパルク名古屋で開催予定と報告された。 第3号議案=組合組織編成・新理事紹介は山下理事長より、5月25日、組合事務局において三役会を開催し役員編成を行った。編成に当たっては、若手の起用と実務の遂行を配慮して決定。また、各部長及び副部長経験者で実務経験の豊かな理事を新たに設けた「部顧問理事」に配置。各部運営に関して相談・助言すると報告された(別掲)。 第4号議案=各部新年度事業方針は、各部長より報告された。 ・総務部=組合事業の円滑な運営。定款・規約の見直し。 ・情報部=ホームページの充実。組合報の見直し(様式、ホームページへの移行等)。 ・経営対策部=社員戦力化事業の遂行及び海外調査企画準備。 ・事業部=メカトロテック・ジャパン事業(出品者勧誘)の強化及び各種保険事業の推進。 ・青年部=若手経営者及び幹部社員の育成。組合員・賛助会員を対象にした福利厚生事業の実施。 ・福利厚生部=第64回野球大会(進行中)及び第33回ゴルフ大会の実施。 第5号議案=採用・社員戦力化事業については野田副理事長より、5月27日、愛知労働局の認可(助成事業)が下り、6月10日を目安に雇用・能力開発機構に申請書を提出予定。同機構の承認(6月中旬)を得て実質的な活動に入る。第1回(認可後)委員会全体会議を6月28日午後5時から東京第一ホテル錦において開催し年次計画をまとめる。経営者セミナーについては年に2〜3回の開催を予定し、実施要項は一般組合員に参加を募り理事会と併催する予定と報告された。 第6号議案=海外調査については森経営対策部長より、訪問先は中国(上海〜珠洲(湖南省)〜広州)日系企業及びローカル企業(メーカー、ユーザー、商社)、実施日(予定)は2005年11月20日〜26日、テーマ「拡大する中国市場における機工流通を探る」。目的は@日系メーカーの動向(生産・流通)、A機工流通の実態調査(1994年比較含)、B現地メーカー製品の品質検証とし、定員は30名(予定)、他組合(岐阜、三重、浜松)へも参加を募る。団長は山下理事長、副団長は野田副理事長と報告された。 第7号議案=野球大会については服部福利厚生部長より、大会は4日目まで進行し12試合を終了。6月の日程は12日と26日、会場は共に一宮総合運動場と報告された。 第8号議案=機工メイトセミナーについては森経営対策部長より、第四回セミナーを5月28日、東京第一ホテル錦において開催、参加七名。セミナーには都度7〜8名の参加者があるが、既に導入している組合員の参加も多く、今後は新規組合員と既に導入している組合員を区別したセミナーを検討。新規については、これまでに参加した組合員と既にデモを行っている組合員を対象に絞りセミナーの内容も変更して実施する。既存の組合員には、実質的なレベルの操作、技術等を伝授する。次回セミナーは新規対象に8月25日、東京第一ホテル錦において開催予定と報告された。 第9号議案=年金基金状況については、山下理事長より近況が報告された。 第10号議案=訃報は、事務局より一件報告された。 第11号議案=理事会スケジュールは、8月3日、10月5日、12月2日、2005年2月3日、4月22日。 第12号議案=その他は事務局の夏季休業などの報告が行われた。 【愛機工組合役員】※は新任、敬称略 ▽理事長=山下隆蔵(山下機械) ▽副理事長=時津忠(新栄商會) ▽副理事長=野田道典(ノダキ) ▽会計理事=伊藤高潤(春日綱機) 《総務部》 ▽部長=伊藤照之(伊藤信産業) ▽副部長=志知亨(志知) ▽部員=犬飼芳雄(東陽)・近藤文彦(油伝商店)・長田稔夫(ナガタ機工) ▽顧問理事=矢田多蔵(ナゴヤカット) 《情報部》 ▽部長=椿井基男(椿井精工) ▽副部長=田中知之(ミユキ商會) ▽部員=坂田多喜男(金太郎商店)・鈴木俊雄(マルマン商事)・中川雅夫(ナカガワ) 《経営対策部》 ▽部長=森庸一(森哲) 副部長=林正人(広島商事) ▽部員=※中島忠幸(オーエヌ技研)・※小浦喜一(こうら)・※森田乾嗣(モリタ) 《事業部》 ▽部長=高田研至(井高) ▽副部長=大久保武(大久保商事) ▽部員=木村彰志(木村北)・※山田勝巳(サンコー商事)・※谷英夫(岡谷機販) ▽顧問理事=滝川和彦(滝川物産) 《青年部》 ▽部長=水谷隆彦(ミズタニ機販) ▽副部長=※滝沢有一(松本商店) ▽顧問理事=金原進一(カネキ商会) 《福利厚生部》 ▽部長=服部利一郎(服部商会) ▽副部長=六浦康正(六浦本店)・長村康義(長村商店) ▽部員=熊田達也(久満田商会)・伊藤由男(伊藤商事)・服部誠(服部)・梅村龍盛(梅村本店) 《監事》 可児悦彦(近代精機)・服部繁一(大宝) 【支部長】 ▽東支部=田中知之▽南支部=伊藤照之▽西支部=滝川和彦▽北支部=坂田多喜男▽中南支部=志知亨▽中北支部=高田研至▽熱田支部=水谷隆彦▽尾張支部=服部利一郎▽三河支部=大久保武 新理事長に山田康博氏 第27回通常総会開催 岐阜県管工機材商組合木曜会幹事長に奥村氏 岐阜県管工機材商組合(理事長=五島道久氏・大垣管材社長)では、5月26日午後5時15分より岐阜市内の“料亭ひら井”を会場に「第27回通常総会」を開催し、平成15年度事業報告、同収支決算報告、平成16年度事業計画、同収支予算案をそれぞれ承認する一方、任期満了による役員改選では、新理事長に山田康博氏(山彦社長)を選任した。 総会は、塚原理事(協栄商事社長)の司会、開会の辞で開会。 冒頭挨拶に立った五島理事長は、出席方のお礼を述べた後「3月決算も出始めており、その中でUFJ銀行の大きな赤字が気になりましたが、東海地方の地銀、第二地銀九行においては全てが増益になったと発表されていました。その理由としては、景気上昇で倒産件数が減少したことと、株価上昇によって有価証券の損失が大幅に減少したことが挙げられております。地元の十六銀行、大垣共立銀行においても最高益を達成しております。この春先、いろんな商品が値上げされ、皆さんの理解を頂きまして、業界発展のために値上げを浸透させたいと思います。何とかこの機会に景気の後押しを受けて、われわれ業界も発展することをお祈りしたいと思います」と、挨拶。 次いで、山田副理事長(山彦)を議長に推挙し、次の各議題に沿って審議し、いずれも満場一致で承認可決された。 ▽第1号議案・平成15年度事業報告並びに収支決算報告 ▽第2号議案・任期満了に伴う役員改選の件 5期10年の長きにわたって、理事長を務められてきた五島理事長の引退の意向を受けて、山田副理事長の理事長就任が承認され、山田新理事長から五島前理事長に記念品が贈られた。 新理事長に就任した、山田理事長は、副理事長に森嶋理事(大東社長)、会計に塚原理事(協栄商事社長)の就任を発表する一方、「組合・業界が全体として発展していく気持ちは人一倍持っています。いろんな商品が値上げしている環境の時こそ、経営を刷新するチャンスと思います。また、利益を得るチャンスでもあります。地位の向上はそれぞれの会社が真面目に商ルールに乗っ取って努力してこそ成り立つものです。一社でも商ルールから外れて単独行動をとることになれば、波紋が広がり自分たちの経営を揺るがすことになります。業界の発展に絞って行動していきたいと思います」と、所信を述べた。 ▽第3号議案・平成16年度事業計画並びに収支予算案承認の件 ▽第4号議案・実務責任者会議(木曜会)報告承認の件 松岡幹事長(大垣管材部長)の後任に奥村氏(安田)が選任された報告を承認した。 ▽第5号議案・その他の件 引き続いて懇親会に移り、広瀬理事(瓶田社長)の乾杯音頭で一同乾杯を行い懇親会に臨み、互いに親睦を深め、西垣理事(西垣ポンプ製造社長)の中締めで盛宴の内に終了した。 【新役員】 ▽理事長=山田康博氏 ▽副理事長=森嶋靖雄氏 ▽会計=塚原正義氏 ▽理事=五島道久氏、白木伸道氏(白木商会専務)、西垣壽朗氏、広瀬功氏、福井健治氏(安田本店長)、山田芳弘氏(関建材社長) ▽監事=木野村国広氏(木野村社長)、山田謙一氏(山兼社長) 篠田理事長勇退41年間組合発展に尽力 新理事長に木村氏が就任 中日本木工機械商工協同組合16年度通常総会を開催 中日本木工機械商工協同組合(理事長=篠田秀雄氏、篠田機械社長)は、5月21日午後3時よりルブラ王山(名古屋市千種区)において「第42回通常総会」を開催。任期満了に伴う役員改選では、篠田理事長が後進に道を譲るために勇退し、木村秀夫副理事長(昭元産業社長)が新理事長に就任した。 総会は、村瀬会計理事(ムラセ社長)が司会を務め「33社中31社出席(委任状含む)で本総会が適法に成立する」と宣言。 冒頭、篠田理事長より「昨年、私共の組合が創立40周年を迎え素晴らしい式典を致しまして、そのときの感激もまだまだ新たですが、今日は42回目の総会でございます。今年は五黄土星で、9年毎にやってくる変革の年です。いい変革になるようにしたいと思います。木工機械業界も多少なりとも動きが出ております。ますます一致団結し、この難局を打破していき、私共組合員がますます隆盛するように祈りたいと思います」と挨拶。 毎年行われている優良従業員表彰では、永年勤続者五名が表彰され、被表彰者を代表して福井友好氏(宮川工機)が謝辞を述べた。 西木理事(ニシキ機械社長)を議長に選出して議案審議に移り、第1号議案=平成15年度事業報告承認の件、第2号議案=平成15年度決算報告並びに監査報告承認の件、第3号議案=平成16年度事業計画(案)承認の件、第4号議案=平成16年度収支予算(案)承認の件、第5号議案=組合借入金最高限度額決定並びに組合員に対する貸付金最高限度額決定に関する件、第6号議案=組合新加入者加入金に関する件、第7号議案=役員改選に関する件を審議し、第1号から第6号議案は原案通り承認された。 任期満了に伴う役員改選では、新理事長に木村副理事長を選任。 篠田前理事長より「41年間、理事をやらせていただきました。組合理事長の重責も皆様方の協力により出来たと思います。厚く御礼申し上げます。新しい時代でございます。組合も新理事長さんの下、新しいことを取り入れて新しいことにどんどんチャレンジする。良いリーダーシップをとられると存じます。どうぞ皆様方ご協力をいただき、中日本木工機械商工協同組合がますます発展しますようお祈り致します」と退任の挨拶が行われた。 福本副理事長(フクモト社長)の万歳三唱、北嶋監事(ジャパンユーズドマシンセンター社長)の閉会の辞で総会を終了した。 中部経産局管内 最近の地域総合経済動向 中部経済産業局では、5月11日に管内(愛知、三重、岐阜、富山、石川の五県)における最近の総合経済動向を発表した。生産面では、デジタル情報家電関連の電子部品・デバイスを牽引役に、引き続き堅調に推移している。個人消費は、横ばいとなっているなか、一部に引き続き明るい動きが見られる。設備投資は、回復に動きが拡がっている。雇用情勢は引き続き厳しい状況となっているが、一部で改善の動きが見られる。総括判断は前月の「緩やかな改善の動きが続いている」から据え置き。 ポイント @生産は、「堅調」(4カ月連続)に推移しており、鉱工業生産は、前月比で2カ月ぶりの上昇となり前年同月比で21カ月連続の上昇。半導体素子・液晶素子は拡大基調で推移し、電気機械や自動車部品も引き続き好調。さらに薄型テレビは生産設備増強により、拡大の動きが見られる。 A原材料の価格上昇については、スクラップを主原料とする電炉メーカーや鉄鋼製品のユーザー業界などで価格上昇や品不足による収益面等への影響が出ており今後の動向を注視する必要がある。 B先行きについては、生産が液晶・デジタル家電工場の本格稼動や米国景気の力強い回復、好調な中国経済などを背景に、当面は堅調な推移が見込まれる。 需要面でも所得・雇用環境の持ち直しを背景に、個人消費や住宅で明るい動きが拡がることが期待される。ただし、原材料等の価格上昇、為替の動向、国際情勢など引き続き懸念事項があり、今後の動向には十分注視していく必要がある。 【自動車】 自動車の生産は堅調に推移している。 完成車は、国内向けは新型車効果から、また輸出向けは引き続き高水準となっていることから、総じて堅調に推移している。 自動車部品は好調に推移している。駆動伝動・操縦装置部品は、完成車メーカー向けに加え、輸出向けも現地完成車の増産を受けて好調に推移している。 機関部品、シャシー・車体部品、懸架制動装置部品等は、完成車の動向を受け、堅調となっている。 【金属工作機械】 金属工作機械は、国内の一般機械、自動車関連向けを中心に引き続き堅調に推移している。 主要九社(オークマ、大隈豊和機械、テクノワシノ、豊田工機、日平トヤマ、富士機械製造、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)を見ると、国内受注は2カ月ぶりに前年を上回るとともに、海外受注は19カ月連続して前年を上回り、全体では18カ月連続して前年を上回っている。 【情報通信機器】 情報通信機器の生産は、好調に推移している。 カラーテレビは、好調な薄型テレビの需要動向を受け、拡大している。 デジタルカメラは、旺盛な需要動向を受け、好調に推移している。 【ファインセ ラミックス】 ファインセラミックスの生産は、横ばいとなっている。 ICパッケージは、国内外の情報通信機器需要の動向を受け、緩やかながら持ち直しの動きが見られる。 触媒担体・セラミックフィルターは、自動車の排気ガス浄化用を中心に堅調に推移している。 ガスセンサ素子は、国内向けが高水準となっており、米国向けも持ち直している。 【普通鋼鋼材】 鉄鋼の生産は、堅調に推移している。 鋼板は、自動車向けが堅調に推移し、造船・産業機械向けが好調に推移している。 棒鋼は、民間建築に動きが見られるが、原材料価格の高騰もあり、減産している。 特殊鋼鋼材は、原材料価格高騰の影響が僅かに残っているが、自動車関連向けを中心に好調に推移している。 【電気機械】 電気機械の生産は、好調に推移している。 電動機は、自動車向けを中心に増加している。 制御機器は、自動車関連に加え、液晶・半導体関連向けに伸びており、全体では堅調に推移している。 【民間設備投資】 民間設備投資は、回復の動きが拡がっている。 日本銀行3月短期観測調査の16年度計画等を見ると、製造業で液晶関連や自動車関連で積極的な姿勢が継続しているほか、中小企業を中心に収益好転などから、投資を上積みする動きが見られる。 また3月の管内主要九社の金属工作機械受注(国内向け)を見ると、一般機械向けを中心に2カ月ぶりに前年を上回っている。 【雇 用】 雇用情勢は、引き続き厳しい状況となっているが、一部で改善の動きが見られる。 新規求人数は、サービス業、製造業を中心に幅広い業種で増加傾向にある。有効求人倍率は、上昇基調が続いている。完全失業率は、高水準で推移している。 【企業倒産】 企業倒産は件数、負債額ともに小康状態であるが、販売不振などを理由とした不況型倒産が依然として大半を占め、概ね横ばいで推移している。 【化 学】 化学の生産は増加している。 自動車向けが高水準となっており、汎用樹脂も輸出を中心に好調なことから、全体として増加している。 【金属製品】 金属製品の生産は、横ばいとなっている。 アルミニウム建材は、ビル用サッシが弱含みとなっている事に加え、木造住宅用サッシが減少している。 ガス機器は、高付加価値製品を中心に動きが見られる。 【公共投資】 公共投資は、地方自治体で財政状況等を受けて抑制基調が続いており、低調に推移している。 なお、3月の公共工事請負額を見ると、国、都道府県、公団・事業団等で前年を下回っており、7カ月連続で前年を下回っている。 【個人消費】 個人消費は、横ばいとなっている中で一部に引き続き明るい動きが見られる。 個人消費は、慎重な消費行動が続いており、横ばいとなっているなかで、一部に引き続き明るい動きが見られる。 大型小売店販売は、百貨店、スーパーともに前年を下回ったことから、5カ月連続で前年を下回った。 乗用車販売は、小型車が減少傾向にあるものの普通車、軽自動車に引き続き新型車効果が見られ、2カ月ぶりに前年を上回った。 家電販売は薄型テレビ、DVD等デジタル家電が引き続き好調となっているが、パソコン本体・周辺機器が不振で、2カ月ぶりに前年を下回った。 【住宅投資】 住宅投資は、引き続き低調に推移している中で、一部に動きが見られる。 住宅着工は、壮年世代で雇用・所得に対する将来不安から住宅取得マインドが低下しており、全体では引き続き低調に推移しているなかで、一部に動きが見られる。 なお新設住宅着工戸数を見ると、持家、賃家で前年を上回ったことから、全体では3カ月連続で前年を上回っている。 【輸 出】 名古屋税関管内の輸出通関額(円ベース)は、4カ月連続で前年を上回った。これを品目別で見ると、「船舶類」などは前年を下回ったが、「自動車」「自動車の部分品」などが前年を上回った。また、主要地域(国)別で見ると、アジア向けは24カ月連続、EU向けは17カ月連続、米国向けは2カ月連続で前年を上回った。 【電子部品 ・デバイス】 電子部品・デバイスの生産は、拡大基調で推移。 記憶素子(メモリ等)は、デジタルカメラ、カメラ付携帯電話の需要に支えられ、拡大基調で推移している。 論理素子(マイコン等)は、DVD装置向け、携帯電話向けを中心に高水準となっている。 液晶素子は、パソコン、携帯電話、テレビなど情報通信機器向けに、拡大基調で推移している。 【繊維・陶磁器】 繊維は、合繊長繊維織物では、自動車など産業向けに動きが見られるが、毛織物では、消費の低迷等から、引き続き低調であり、全体として低調に推移している。 陶磁器は、タイルでは内装タイルが代替製品の影響により低迷し、モザイクタイルも需要が弱く、また飲食器では消費の低迷からともに引き続き低調となっている。 新生タンガロイを盛り立てる メーカーには素早い対応を期待 中部タンガロイ特約店会平成16年度定時総会を開催 中部タンガロイ特約店会(会長=大久保武氏、大久保商事社長)は5月16・17日の両日、「平成16年度定時総会」をホテル百万石(石川県加賀市山代温泉)において開催した。挨拶の中で大久保会長は、今年の4月より独立したタンガロイに対し、独自の製造計画や販売計画を立てることによる素早い対応に期待を寄せた。 16日の午後2時より総会が行われ、はじめに開会の挨拶として大久保会長より「皆さんご承知のとおり、タンガロイさんは今年の4月1日から頭にあった『東芝』がとれて、タンガロイとして新たな一歩を踏み出したところでございます。勿論、我々特約店がタンガロイの商品を販売していく上で全く支障はないわけですが、やはり『東芝』というビックネームがありました。それが外れますと、独自の製造計画、販売計画が立てられます。一日でも早く素晴らしいタンガロイさんになっていただくこと、そしてそれを支えていくのは我々特約店であり、また代理店の皆様ではなかろうかと思います。更なるタンガロイ製品の拡販にご協力をお願い致します。時節柄、3月の決算発表が新聞等を賑わしておりますが、皆様はご覧になってどのようにお感じになっておられますでしょうか。多くの企業が増収増益であります。それはどういうことか申しますと、我々がお世話になっております製造業においてリストラの効果ではなくて、本業の営業成績が上向いているということの表れです。タンガロイさんの方から、新しい商品、拡販のポイント等のご説明もあろうかと思います。それぞれ今日お聞きになったことを皆さんの会社に持ち帰っていただいて、ご活用していただければ、よりタンガロイ製品の拡販に繋がって行くのではないかと感じております」と挨拶。 徳永タンガロイ社長より日頃のタンガロイ製品の愛顧に対するお礼に続いて、超硬業界の動向、今年の4月1日よりタンガロイとして新たなスタートをきった経緯と現況についての報告があり、更なる支援・協力が要請された。 議案審議では大久保会長を議長に選出し、第1号議案=平成15年度事業報告、第2号議案=平成15年度収支決算報告並びに会計監査報告、第3号議案=平成16年度事業計画案、第4号議案=平成16年度収支予算案をそれぞれ慎重に審議し、原案通り承認可決した。 賛助会員を代表して高田研至氏(井高社長)より「今年は数字的には過去最高が達成できるのではないかと感じております。我々の中部地区では、トヨタさんはじめ自動車産業で2005年まで増加(値段は別として)が見込める。利益が薄いので色々問題がありますが、これから我々自身どのように守っていかなければならないかと思います。タンガロイさんにおかれましては、今年から『タンガロイ』として変わられました。従来より営業・技術とも新しいものを我々に提案し、ユーザーにも認められている企業だと感じておりましたが、その中でひとつ心配だったのは、製造現場が少し複雑になっているのでは、ということです。先日代理店を中心として、茨城工場を拝見させていただいた時、現場ではイキイキと働かれておりました。自分たちで何か新しいことをやってみたいという気持ちで取り組まれている感じがしました。これを見まして、タンガロイさんはこれから益々伸びていくと思いました。その中で我々と致しましては、タンガロイ製品を更に販売していき、そしてタンガロイさんのバックアップを受けながらこれから一段とレベルアップをしていくことが大切ではないかと感じております」と挨拶。 伊藤紀昌幹事(大信工機社長)の閉会の辞で第1部総会を終了。 第2部のタンガロイ行事に移り、タンガロイの日比和雄営業本部長と斎藤豪技術本部長より、営業・技術の面からそれぞれメーカー方針が発表された。 続いて、平成15年度成績優良店表彰が行われ、販売実績の優秀な26社が表彰された。受賞者を代表して杉木泰博氏(伸栄商会社長)より謝辞が述べられた。 また、営業活動の実例発表として、タンガロイ名古屋営業所の青山隆重氏より、自動車部品加工における提案営業の取り組みの報告があった。 第三部の記念講演会では、日本でも四名しかいない太鼓持の一人(関西・北陸では唯一)である太鼓持あらい氏を講師に「太鼓持あらいから見た伸びる経営者とは」と題し、ユーモアを交えて伸びる経営者の特徴が話された。 第四部は懇親会が行われ、抽選会や講演会講師のあらい氏による太鼓持の芸なども披露され、大いに盛り上がった。 翌日は、ゴルフ組と観光組に分かれ親睦会が行われた。ゴルフ組は芦原ゴルフクラブ「湖コース」でゴルフを楽しんだ。 一方の観光組は大リーグ・ニューヨークヤンキースで活躍中の松井秀喜選手の「野球の館」や金沢・妙立寺(通称=忍者寺)を見学、昼食後は金沢の台所と言われる近江市場を散策した。 名神高速道路の集中工事のため、ゴルフ組は芦原温泉駅から、観光組は金沢駅からそれぞれ「しらさぎ」に乗り、午後6時15分に名古屋駅に到着し、全日程を終了した。 使い易いサイズ構成銅電極加工用 CRNエンドミルシリーズ 三菱マテリアルツールズ126サイズ追加 三菱マテリアルツールズ(本社=東京都墨田区横網一丁目6番1号、社長=高田 修氏)では、三菱マテリアル神戸ツールズが開発、製造する「銅電極加工用CRNエンドミルシリーズ」に新たな126サイズを追加し、販売を開始した。 同シリーズはミラクルコーティング技術を応用し、銅合金加工用として開発したCRNコーティングを適用したエンドミルシリーズ。小径サイズを中心に126サイズを追加、全五シリーズ計248サイズのバリエーションを展開し、特に銅電極加工ユーザーに使い易いサイズ構成となっている。 【製品特長】 ◎二枚刃スクエアタイプから最小径を〇・一Rに拡大したロングネックボールエンドミルシリーズをはじめとする全5シリーズ、248サイズのバリエーション展開 ◎ミラクルコーティング技術を応用し、銅合金加工用に開発したCRNコーティングを採用 ◎優れた耐溶着性と切屑排出性により、良好な仕上げ面精度を長時間維持 ◎長時間シャープエッジを維持することにより、優れた切れ味を保ち、バリの発生を抑制 【品名/型番】 ●銅電極加工用2枚刃スクエアエンドミル(M)/CRN-2MS、φ0.2〜φ12、計35サイズ(今回φ0.2〜φ1.9、計13サイズ追加) ●銅電極加工用4枚刃スクエアエンドミル(J)/CRN-4JC、φ3〜φ12、計7サイズ ●銅電極加工用2枚刃ボールエンドミル(M)/CRN-2MB、R0.2〜R6、計20サイズ ●銅電極加工用2枚刃ロングネックエンドミル/CRN-2XL、φ0.2〜φ6、計68サイズ(今回φ0.2〜φ1、計22サイズ追加) ●銅電極加工用2枚刃ロングネックボールエンドミル/CRN-2XLB、R0.1〜R3、計118サイズ(今回R0.1〜R2、計91サイズ追加) 【発売開始時期】 2004年5月 【販売目標】 初年度1億8千万円 【価格】 ◎CRN-2MS=φ0.2/6,920円(税込7,266円)〜φ1.9/4,610円(税込4,841円) ◎CRN-2XL=φ0.2/10,500円(税込11,025円)〜φ1/11,500円(税込12,075円) ◎CRN-2XLB=R0.1/13,800円(税込14,490円)〜R2/12,600円(税込13,230円) 「ハノーバー・メッセ04」 会期中約18万人を動員 景気不透明さを払拭 産業技術見本市『ハノーバー・メッセ04』はドイツ・ハノーバー国際見本市会場で、4月19日から24日まで、ドイツ産業見本市(社長=ゼップ・D・ヘックマン氏)の主催により開催された。 同展には世界各国より5,040社が出展、総小間面積は151,500uに至った。世界各国からのビジターは約180,000人に上り、その内約50,000人が外国人ビジター。また40%がヨーロッパ以外の国からのビジターであり、アジアは70%増となった。 日本からの直接出展社は次の通り。 ▽産業技術総合研究所 ▽富士電機 ▽福井鋲螺 ▽和泉電気 ▽協和ステンレス岡崎製作所 ▽パトライト ▽栄通信工業 ▽堺市産業振興局商工部 ▽太盛工業 ▽多摩川電機 ▽テクノアオヤマ ▽東芝 ▽竹内精工 ▽ベッセル ▽山崎 (現地法人やパートナー会社から出展した日本企業を含めると50社以上) 今展では、8つの専門見本市が同時開催されたが、中でも産業用自動化、即ちプロセス及び製造自動化が焦点となった。そのプロセス自動化の世界リーディング見本市である「INTERKAMA+」は、今回よりハノーバーへ移って完璧なスタートを切った。従来に無いビジターのターゲットグループを得て、市場の潜在力も獲得することとなった。 また、景気の先行きの不透明さもさらに払拭。見本市経過の成功、国際的で優れたコンタクト、多くの出展社による閉幕後のビジネスへの期待等により、景気好転への明確なサインが出たと見られている。 『ハノーバー・メッセ04』では新たな構成による開催でビジターにも好評を持って迎えられた。あらゆる分野に亘る総合的な展示で、産業生産プロセスと自動化のためのコンポネントと方法が紹介された。テクノロジー・プロセスや方法の紹介に加え、多数のテーマ別特別展やワークショップ、フォーラムなどの同時開催により、分野をクロスオーバーした知識のトランスファーとネットワークキングが実現。 例として、「INTERKAMA+」と「パウダー・コーティング・ヨーロッパ」の導入、Husm Wind展との協力関係、新専門見本市「デジタル・ファクトリー」、特別展「オートメーションライブ」、専門見本市「産業用部品」の重点である車両建設等、第1回バイオニック会議、第1回全表面処理技術ヨーロッパ専門会議、国際マイクロ流体工学シンポジウム、ウーマンパワー会議等。さらに今回初めて、テクノロジー賞「ヘルメス賞」が設けられ、100,000ユーロの賞金が贈られた。 また、あらゆる知識のプラットホームとして、六日間にわたって専門家、出展社、ビジターが産業のトレンドと今後の展望について話し合った。テーマ特別展、フォーラム、講演等、約百六十の催しが行われ、産業用自動化の世界について多くの知識が提供された。内容は最新の産業トレンド、インフォメーション・プラットホーム「テク・トランスファー」、EU加盟国の協力関係の樹立、キャリアセンター「ゴー・フォー・ハイテク」など多岐に亘った。 さらに、以前にも増して政治と経済間のネットワークと意見交換が活発に催された。オープニングはドイツ首相ゲアハルト・シュレーダー氏と供にナザルバイエフ・カザフスタン首相により執り行われ、見本市には国や州の大臣や事務次官、市長など政界で重要なポストを占める政治家が多数視察に訪れた。視察の結果は、産業立国ドイツの政治にさらにポジティブな影響を与えると思われる。EU加盟国の関係者や代表も多くのフォーラムやシンポジウムに参加して共同活動の可能性を探り、輸出の機会を改善する方法を話し合う場となった。 海外出展社の割合は今展で43%以上に上り、国際的な意義がさらに実証された結果となった。今回は60カ国2,190社が参加。最多外国出展社のトップは前回同様イタリアで218社、2位は中国の190社、3位はスイスで160社。 外国出展社の大多数は今回の『ハノーバー・メッセ04』に満足していると回答し、期待を上回る多くの国際的コンタクトを取ることができた。また、全分野のサプライ・チェーンを展示したことで、新しいターゲットグループを得ることができたという評価も出た。 次回の「ハノーバー・メッセ05」は2005年4月11日〜15日に開催を予定。 【問合わせ】 ドイツ産業見本市日本代表部(担当=佐々木/村田) 〒164-000東京都中野区東中野1-51-3-501 ジェービーエス内 電話03-3363-6631、FAX03-3363-7582 URL=http://www.hannovermesse.co.jp E-mail=hannmesejp@asahi-net.or.jp 新社長に勝利氏 伊藤伝動工業6月30日付で 伊藤伝動工業(本社=名古屋市熱田区五本松町6-4、社長=伊藤政男氏)では、6月30日付で伊藤政男氏が代表取締役社長を退任。次期代表取締役社長へは、伊藤勝利氏(社長長男・現副社長)が就任。退任した伊藤政男氏は、取締役会長職に就任する。 シュマルツ真空クランプシステム VCI―Tシリーズ 加工作業時間を大幅短縮 真空搬送のスペシャリスト、シュマルツ(本社=横浜市都筑区茅ヶ崎町403、電話045-949-2980)では、真空クランプシステム『VCI-Tシリーズ』を新開発した。 『VCI-Tシリーズ』は、アルミニウム・プラスチック・木材加工用CNCルーターに最適な真空クランプ。新たに開発された機能を採用する事で、ワーク位置の自由な設定が可能となり、加工作業時間の大幅短縮が可能となる。 ベースプレートSteel Plate-Tにはシールキャップの代わりに自動マグネットバルブを搭載しているため、従来のように、使用しない真空口を開閉する必要が無く、真空ブロックを自由自在に配置できる。これにより、2時間のセットアップ時間を要していたのが、5分以内へ短縮される。また加工後、突出部が無いため、クリーニングも容易。 ベースプレートSteel Plate-Tは、取り付ける真空ブロックに合わせて2種類を取り揃えている。「真空ブロックMono Base-T」はワークの形状に合わせて数箇所に配置できる。「真空ブロックQuad Base-T」は4つの真空カップ付で保持力も通常の四倍となり、大型ワークのハンドリングなどに最適。これらの真空ブロックはベースプレートに直接取り付けることができ、真空圧が供給されていない時でもしっかりと固定されているため、ワークの取換えも容易且つ安全に行うことができる。 【製品特長】 @自動マグネットバルブの採用により、真空ブロックを自在に配置。セットアップ時間を大幅短縮。 A突出部が無くクリーニングが容易。 Bフレキシブルなワークの取扱いで加工時間を大幅短縮。 URL=http://www.schmalz.co.jp E-mail=info@schmalz.co.jp 経営の王道は利益指向 「第18回総会」を開催 中部桃友会提案者表彰も行う 中部桃友会(会長=山田康博氏・山彦社長、ベンと特約店の集い)では、6月3日午後4時より、名古屋駅上の“名古屋マリオットアソシアホテル”に於て「第18回総会」を開催し、平成15年度事業報告並びに決算報告、平成16年度事業計画並びに予算案を審議し、いずれも承認可決する一方、総会終了後は懇親会を行ない互いに親睦を分かち合った。 総会は、ベン名古屋営業所の木下所長が司会進行役を務め、開会の辞を述べて開会。 会長挨拶に臨んだ山田会長は、遠路の処を集まって戴いた会員にお礼を述べる一方、「先日、日産のゴーン社長の会見を観ていましたら、これからはシェアではなく、利益指向で行くと言っておられました。経営の王道はそこにあると思いますが、私どもの住宅産業はあらゆる業界の中で一番立ち後れた業界と思います。経営状態を立て直すためには、利益が必要です。一にも二にもどうしたら利益が取れるかということを一生懸命に考えた人が勝ちということだと思います。ベンさんにおかれましても、私たちの会社が儲かるような商品をしっかりと出していただきたいと思います」と、結んだ。 引き続いて、山田会長を議長に選出して、各議案審議に入った。 ▽第1号議案=平成15年度事業報告承認の件 ▽第2号議案=平成15年度決算報告並びに監査報告承認の件 以上の件を一括上程し事務局の木下所長が報告、監査報告を柳瀬会計幹事(大成工機商会社長)が行ない原案通り承認可決された。 ▽第3号議案=平成16年度事業計画案承認の件 ▽第4号議案=平成16年度収支予算案承認の件 これも木下所長より一括上程され、原案通り承認可決した。 以上で全議案の審議を終え、恒例の提案者表彰に移り、ベン西日本営業部弘田部長より提案事項の報告があり、桃友会表彰とベン表彰合わせて四十件が表彰された。 以上で総会を終了し、メーカーを代表して、ベンの深澤社長が挨拶に立ち、日頃の拡販に対してのお礼を述べる一方、「昨年後半から中国での鉄鋼関連需要急増等に端を発した原材料・石油二次製品・諸経費等の高騰が続いており、我が社におきましても13年振りに製品価格を全面的に改定させていただきました。何卒ご理解を賜りますようお願いいたします。今年度も、創業以来の皆様を通じての“製販協調”という理念の下、皆様のお力添えをいただきながら、新商品の拡販強化を図るとともに、さらなる魅力ある新商品の開発、品質向上、コスト競争力の強化に向けて全力を尽くして皆様のご期待にお応えいたしたいと思います」と、所信を述べた。 引き続いて、メーカー資料の説明と、新商品の発表がベン菊池副本部長より解説されたあと、席を移して懇親会に臨み、一色幹事(一色機材会長)の乾杯音頭で一同乾杯を行ない、お互いに情報交換を交えながら終始和やかに歓談に興じ、柳瀬会計幹事の中締めで盛宴の内に懇親会を終了した。 【新商品】 @水道メーターユニット 水道メータ周りの止水栓、伸縮管、逆止弁、減圧弁等をユニット化したもの。軽量化により、施行が容易。 Aディスク式スチームトラップ ねじ込み形とフランジ形がある。ディスク弁はステンレス製で、広い作動圧力範囲がある。 Bフロート式スチームトラップ 最高使用圧力0.9MPaで、高圧ラインおよび熱交換器等に最適。 Cステンレス製T型ストレーナ U型、Y型と比較して、圧力損失値が小さい構造となっている。また、ネットを上から取り出す構造のため、カバー開放時に液体の溢水がない。 Dトラップ内蔵蒸気用減圧弁 立ち上がり配管など、ドレンの滞留しやすい部分に取り付ける減圧弁として最適。ドレン排出穴は90度毎に360度回転できるので、現場に応じた配管が可能。 浜松・袋井・島田各営業所で 『総合展示会』大盛況 丸尾興商5千名以上来場し賑う 丸尾興商(本社=袋井市川井981・社長=丸尾氣窮雄氏)では、恒例の「2004年総合展示会」を、浜松営業所(4月10日・11日)、袋井営業所(4月19日・20日)、島田営業所(4月24日・25日)において開催し、展示期間中約5,000名の来場者が訪れるなどの盛況を博した。 それぞれの展示会場には、有力メーカーの新商品や展示会のために出品した特別商品をはじめ、機械工具・管工機材・電気機器・住設機器・衛陶機器、それにシステムキッチン、システムバス、ポンプ、モートル、ボイラー、温水器、伝導用品、ホイストなどの充実したラインアップで、展示商品を直接目にすることができ、訪れた来場者はこの機会にと、展示商品に触れあい、実際に動かしてみては、その動きに納得していた。 開会挨拶で丸尾社長は「今日ご出展の半数以上の方々は、私が理事長をしております一昨日の静岡県管工機材商組合の総会並びに、翌日の親睦ゴルフ大会にご参加して頂き、盛大に盛り上げて頂きましたことをお礼申し上げます。春と秋に行っております展示会も今回で35回目を迎えます。10年前からはじまりました秋の展示会も、バブル崩壊以後、当社にとりましても、また、ご出展の皆さんにとりましても、少なからず業績に貢献していると自負しております。こちらからお伺いしてもなかなかお会いできないお客様が、ご家族、社員同伴で貴重な時間を割いてお出かけ下さるまたとない機会ですので、お客様の経営のプラスに繋がる魅力ある製品のPRを、しっかりとやって頂きたいと思います。また、先月末、静岡県ナショナル住宅設備機器代理店会の総会において、伊藤忠、ガステック、トーカイ、鈴与さん他、上場企業や全国展開されておられる会員さんの中において、10社に満たないメンバーの中で、田舎の商店である私が、責任ある会長に推され大変恐縮しております。クボタをはじめ、他の会の会長、役員を兼務しておりますので非常に多忙ですが、業界に貢献しなければならない年齢になったかと覚悟を決め、最善の努力をしたいと思っております」と、所信を交えながら、展示会を有意義なものにしてほしいと述べていた。 豪華景品が当たる抽選コーナーは、ヤマハスクーター、折りたたみ自転車、ビデオデッキ、CDコンポ、高級腕時計、カラーテレビが当たるとあって、終日長蛇の列が出来るなどして賑わい、契機付けの太鼓は終日鳴り止まなかった。 また、たる酒、ビール、たこ焼き、おでん、焼き鳥などの飲食コーナーも、お昼時間に関係なく終日賑わい、あちこちで飲食をしながらの歓談に興じていた。 新会長に岸氏が就任 峰澤氏会長を退任 中部青年やまずみ会平成16年度総会開催 ユアサ商事中部支社傘下販売店の若手で組織する、中部青年やまずみ会(会長=峰澤彰宏氏、峰澤鋼機社長)の「平成16年度総会」が、5月28日午後3時より“メルパルク名古屋”にて開催された。 会の初めに峰澤会長より「自分が会長となった99年より、全国大会がスタートし、嬉しいことに毎年継続されている。今年は8月に京都にて開催される。本年も多くの方々に参加して欲しい。また、恒例のグランドフェアも是非とも成功させたい」と挨拶。 続いてユアサ商事の石橋常務より、同社の情勢が述べられ、「機械系においては景況に春が来たと実感。海外へ進出した企業においても国内へ戻ってくるところもあり、新たな設備投資をこれまで以上に力を入れてきている。こうしたことから、機械系の好況はあと2年続くのではと予測している。建設市場においては、新規より、リニューアルが目立ち、明るい見通し。こうした面を踏まえて、ユアサでは再生3カ年計画を立てており、6月をもって、当社の社長を交代する予定である」と発表した。同社恒例のグランドフェアーについては、昨年よりもさらに見やすい展示を目指し、商品別・マーケット別の2大ジャンルに分けていく。また新規参加メーカーも300を数え、斬新な企画で成功させていくと語った。 引き続き議案審議へ移行し、原案通り承認可決された。 ▼第1号議案=平成15年度事業報告案、会計報告案並びに監査報告 ▼第2号議案=平成16年度事業計画案並びに予算案 ▼第3号議案=役員改選の件 ▼第4号議案=顧問の件 ▼第5号議案=第6回青年やまずみ会全国大会について ▼第6号議案=中部グランドフェアー2004開催について この中で3号議案である「役員改選」については、峰澤氏の会長職退任により、規定通り副会長の岸信夫氏(岸保産業常務取締役)が会長に就任した。 峰澤氏は、「一身上の都合により、退任させていただくが、任期中は大変貴重な経験をさせてもらったと思う。会長会でも様々な方々と交流でき、成長できたと思う。これからはやまずみ会の方で頑張っていきたい」と退任の挨拶を行った。 総会後は、人事・賃金コンサルタントである北見昌朗氏を迎えて講演会を行い、続いて懇親会へ移行した。 平成15年度産業機械輸出 対前年度比29・0%増 1兆7千941億円大幅増加する 日本産業機械工業会では、5月に平成15年度産業機械の輸出契約状況を発表した。 平成15年度の産業機械輸出は、中国市場が好調なアジア向けや中東、欧州、ロシア・東欧向け等の増加により殆どの機種が前年度実績を上回り、またプラント等の大型設備を複数受注したことから大幅に増加し、対前年度比29.0%増の1兆7,941億円となった。 単体機械は、金属加工機械が減少したが、ボイラ・原動機、化学機械、プラスチック加工機械、風水力機械、運搬機械等殆どの機種が増加し、対前年度比39.7%増の1兆2,833億円となった。 プラントも発電、化学・石化、製鉄非鉄殆どの機種が増加し、対前年度比8.2%増の五千百八億円となった。 地域別に見ると、主な輸出先であるアジア向けは、単体、プラントともにほぼ全てが増加し、単体では特にボイラ・原動機やプラスチック加工機械、風水力機械、運搬機械等が、プラントでは発電、製鉄非鉄等が大幅に増加し、対前年度比43.4%増の1兆118億円となった。 中東向けは単体の化学機械や風水力機械等が大幅に増加、対前年度比22.0%増の2,438億円となった。 欧州向けは、単体のうちボイラ・原動機が大口契約を確保したことから、大幅に増加、対前年度比45.8%増の1,595億円となった。 北米向けは単体のボイラ・原動機や風水力機械が増加したが、化学機械、運搬機械、金属加工機械等が減少し、さらにプラントも発電、製鉄非鉄が減少したことから、対前年度比8.0%減の1,294億円となった。 アフリカ向けでは、単体の化学機械や海水淡水化プラントが減少し、対前年度比七4.4%減の300億円となった。 オセアニア向けでは単体のボイラ・原動機、化学機械、風水力機械等が増加し、対前年度比九3.5%増の234億円となった。 ロシア・東欧向けでは、年度前半に化学・石化プラントの大型プロジェクトを確保した事から大幅に増加し、対前年度比556.4%増の1,979億円となった。 平成16年3月環境装置受注 1千621億9千500万円 前年同月比144・5% 日本産業機械工業会では、平成16年3月の環境装置受注状況を発表した。 3月の受注高は1,621億9,500万円で、前月比474.2%、前年同月比144.5%となった。 各装置別 ●大気汚染防止装置/前月比は、電力向け排煙脱硝装置、海外向け排煙脱硫装置、排煙脱硝装置の増加により、236.4%。 前年同月比は、電力向け排煙脱硝装置、海外向け排煙脱硫装置の増加により、119.3%。 ●水質汚濁防止装置/前月比は、機械向け産業廃水処理装置、官公需向け下水汚水処理装置、し尿処理装置、汚泥処理装置、関連機器、海外向け下水汚水処理装置の増加により258.0%。 前年同月比は、機械向け産業廃水処理装置、官公需向け汚泥処理装置、海外向け下水処理装置の増加により、116.8%。 ●ごみ処理装置/前月比は、石油化学、その他非製造業向け事業系廃棄物処理装置、その他製造業、海外向け都市ごみ処理装置、官公需向け都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置、関連機器の増加により、1267.8%(12.7倍)。 前年同月比は、パルプ・紙、石油化学向け事業系廃棄物処理装置、その他製造業向け都市ごみ処理装置、海外向け都市ごみ処理装置の増加により、175.0%。 ●騒音振動防止装置/前月比141.6%、前年同月比46.0%。 需要部門別 ●製造業/前月比、前年同月比ともにパルプ・紙、石油化学向け事業系廃棄物処理装置、機械向け産業廃水処理装置、汚泥処理装置、その他向け都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置の増加により、それぞれ375.1%、192.2%。 ●非製造業/前月比は、その他向け事業系廃棄物処理装置の増加により、370.6%。 前年同月比は、電力、その他向け事業系廃棄物処理装置の減少により、48.1%。 ●官公需/前月比は、下水汚水処理装置、し尿処理装置、汚泥処理装置、水質汚濁防止装置関連機器、都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置、ごみ処理装置関連機器の増加により、445.3%。 前年同月比は、汚泥処理装置、都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置の増加により、135.4%。 ●外需/前月比、前年同月比ともに排煙脱硫装置、下水汚水処理装置、都市ごみ処理装置の増加によりそれぞれ、2268.9%(22.7倍)、381.5%。 なお、外需は月により変動が大きい。 愛機工第64回親善野球 3日目 〈第1試合〉 川島商事8×山下機械3 〈第2試合〉 サカエ1×タンガロイ2 〈第3試合〉 協和工業3×トラスコ中山3(ジャンケンで協和工業) 〈第4試合〉 ノダキ2×ゼノー商事3X 4日目 〈第1試合〉 モリタ9×ジーネット9 (ジャンケンでモリタ) 〈第2試合〉 中日本オリオン2×日研工作所2(ジャンケンで日研工作所) 〈第3試合〉 中央工機2×日伝6 〈第4試合〉 尾張支部7×東郷産業2
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