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2003年(平成15年)1月
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平成15年1月19日2119号
日本機械工業連合会機械工業景気動向調査
日本機械工業連合会では、平成十四年十二月に機械工業景気動向調査を行い、このたびその結果をまとめた。同調査は、機械工業の最近時の景気動向を判断するため、業種別主要企業百八十一(内百十社から回答有り)を対象にアンケート方式により四半期ごとに実施しているもので、今回は、平成十四年七〜九月期実績および、平成十四年十〜十二月期、平成十五年一〜三月期見通しについて調査した。それによると、@平成十四年度下期の売上額は前年同期比一・三%増加の見通し、A平成十四年度下期の受注額は前年同期比九・五%増加の見通し、B平成十四年度設備投資計画額は輸送機械が増加しているものの、機械工業全体では前年度比三・〇%減と以前低い水準にある、C所定外労働時間は、平成十四年七月から三ヶ月連続で、前年水準を上回り、D平成十四年度下期の営業利益は「増加」を見通す企業の比率が六三・五%と前回調査から五・八ポイント上昇、という結果になった、E機械工業の景気は、設備投資の回復が遅れているものの、十四年度の売上額、受注額とも前年同期を上回る見通し、また所定外労働時間の増加や下期の企業利益にも好転の兆しが出てきている。
仕入先メーカー・商社招き
服部商会忘年会開催
 服部商会(社長=服部利一郎氏、本社=津島市)は、昨年12月21日午後6時30分より、愛知県南知多町内海の「かねもと」に於いて忘年会を開催。取引先、仕入先メーカー・商社等60名余が参加して行なわれた。同忘年会は互いの親睦を図るために毎年行なわれている恒例行事で、昨年に引き続いての遠征開催となった。
 冒頭、服部社長が「今年は三名の新卒者が入社。若い力が加わり、全社員一層の努力し、会社の発展に邁進いたしますので、ご協力の程よろしくお願い致します」と挨拶。
 創業以来、絶えず前向きな姿勢で発展しつづけている同社とその仕入先の会とあって、出てくる話も前向きな話ばかりと大いに盛り上がりを見せた。翌日は、朝食後に解散。
ふれあいダイヤチタニット豊削2002「見て・触れて・学んで」をテーマに
主要新製品講習会等を行い一層の三位一体での結束の強化
中部ダイヤチタニット会(会長=山下隆蔵氏、山下機械社長)は、「ふれあいダイヤチタニット豊削2002」を十一月二十六日午後四時十五分より「ヒルトン名古屋」(名古屋市中区栄)において開催され、全員参加で「見て・触れて・学ぶ」をテーマに、JIMTOF2002出展の主要製品を中心としたゲーム感覚の新製品講習会。特約店及び代理店の営業マンの表彰。豪華景品があたる抽選等の懇親会で、マテリアル商品の知識向上と、啓発並びに、三位一体での結束の強化が図られた
例会を年6回から四回へ年間行事内容検討
名古屋伝動機組合12月例会で発表
 名古屋伝動機商組合(理事長=大矢巌氏、大矢伝動精機会長)の「12月例会」が、12月18日午後6時より、名古屋市西区の「大森」に置いて開催され、例会開催月の見直し、およびその他事業について内容を検討した。
今後の例会と行事については、@例会は現在の年6回開催を年4回とする(1月・4月・7月・10月と決定)。A秋のレクリエーションは、11月にボウリング大会を実施する(恒例行事)。B高宴会、工場見学会、メーカー勉強会等を実施していく。等の発表が行われた。
グッドデザイン賞に続き
第36回SDA賞受賞
八幡ネジ空間デザイン重視
 八幡ネジ(本社=愛知県西春日井郡西春町)では、この程、先のグッドデザイン賞に続いて、第36回SDA賞を受賞した。
 今回の受賞は、空間のデザインを重視して、ネジに対するイメージの向上とその技術を更に磨いた。ねじは、生活、産業には欠かすことの出来ない重要なものであり、その認識を高めようとするもので、展示会場において空間のデザイン(ディスプレィ)の重要性を更に強くアピールするもの。
関西圏の営業サービス強化
アサダ大阪支店を移転
 アサダ(本社=名古屋市北区上飯田)では、現在の経済構造の激変に対応するため今後の方針を明確化していく中で、この程、大阪支店を移転して業務を開始した。
 同社では、新しい時代への対応を更に機敏に行い、顧客層へのサービス面を徹底強化すべく活動を開始した。これによって大阪府内および関西圏を地域に根ざした営業面を教化すると共に、サービス面をもさらに教化して、顧客層の満足後を改めて行う。
移転先住所は東大阪市長田中四丁目137-1 電話06-6743-3991 FAX06-6744-9910
三菱マテリアルツールズ社 人事異動内定
 三菱マテリアルの加工製品カンパニー(プレジデント=植田善久氏)は、国内超硬工具販売体制強化のため、MMCダイヤチタニットとMMCコベルコツールの国内販売部門を統合し、「三菱マテリアルツールズ」を四月に発足させるが、このたび主要人事が内定した。
 販売組織は東日本・中部・西日本の三支店体制で、傘下の二十営業所を合せ二十三拠点で国内営業を行なう。販売組織以外には管理本部と営業企画本部が設けられる。
 主要人事(内定)
▽取締役社長=高田修(現MMCコベルコツール常務取締役)
▽取締役副社長=増田照彦(現三菱マテリアル加工製品カンパニー超硬製品事業部副事業部長)
▽専務取締役(管理本部)=清水絋(現MMCダイヤチタニット常務取締役)
▽取締役相談役=中里和男(現MMCダイヤチタニット代表取締役社長)
▽非常勤取締役=嶋田文夫(現三菱マテリアル加工製品カンパニー超硬製品事業部長)
▽非常勤取締役=太田拓夫(現MMCコベルコツール代表取締役社長)
▽常務執行役員(営業企画本部長)=伊藤久須男(現MMCダイヤチタニット常務取締役)
▽常務執行役員(東日本支店長)=津田幸男(現MMCダイヤチタニット取締役)
▽常務執行役員(中部支店長)=望田一貫(現MMCダイヤチタニット常務取締役)
▽常務執行役員(西日本支店長)=神田収(現MMCダイヤチタニット執行役員)

平成15年1月12日2118号
中部経産局内最近の地域総合経済動向
中部経済産業局は、十一月六日、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の五県)における最近の経済動向をまとめた。生産活動は、輸出向けを中心に堅調に推移している自動車関連に加え、デジタル民生機器向け電子部品が好調なことから、総じて緩やかに改善している。個人消費は、横ばいとなっており、設備投資は一部に動きがみられるものの、前年水準を下回る傾向となっている。また、公共投資は低水準で推移しており、宅投資は、減少傾向となっている。なお、雇用情勢は一部に動きがみられるものの、引き続き厳しい状況となっている。以上のように管内の経済活動は、生産面が緩やかに改善し、全体として横ばいの状況にある。なおい、雇用情勢、輸出環境など、内外に懸念事項が多く、先行きは依然不透明であり、引き続き今後の動向を注視する必要がある。
@生産は、輸出機械などが引き続き輸出に主導され、また電気機械でも需要動向にばらつきが窺われるものの、引き続き増加しており、総じて緩やかに改善している。自動車関連では、自動車部品が内外需に動きがあり、順調に推移している。半導体集積回路では、内外におけるIT関連需要の先行き不透明感から、一部では生産態度に慎重さが窺われるものの、好調なデジタル民生機器の需要動向を受け、総じて増加している。鉄鋼・化学では、輸出の自粛や市況の軟化から、一部に生産を調整する動きがみられる。
A消費は、大型売店販売が、飲食料品に底堅さがみられる等、横ばいとなっている他、家電販売でも底堅さがみられる。ただし、雇用・所得環境が引き続き厳しいことから、今後の本格的な回復は不透明。
B先行きについては、米国景気の動向や緊迫する国際情勢など、輸出環境に不安定要因があり、加えて国内でも一部産業における市況軟化や不安定な株価の動向など、一段と懸念事項が多くなっている。
主要業種の生産動向は、主力の自動車は、米国向け輸出に牽引され、引き続き堅調に推移している。一般機械は、繊維機械が好調な中国向け輸出に支えられ、好調に推移している。金属工作機械も自動車向けに動きがあるなど、全体で持ち直しの動きとなっている。 
電気機械は重電機や電動機などに自動車関連向けを中心とした持ち直しがみられる。半導体素子・集積回路がメモリーなど、好調なデジタル民生機器の需要動向を受けて増加し、全体では改善。なお、繊維・陶磁器などの地場産業では、依然厳しい情勢が続いている。
「自動車」
完成車の生産は、国内向けが一部小型車で動きが続いていることや、米国を中心とする輸出向け好調となっていることから、全体では高水準で推移している。管内生産車種の国内販売(シャーシベース)をみると、普通乗用車、商用車が前年を下回っているものの、小型乗用車が前年を上回っていることから、全体では前年を上回っている。完成輸出(名古屋税関・台数ベース)は、欧州向けが前年を下回っているが、米国向け、アジア向けが前年を上回り、全体では上回っている。
自動車部品の生産は、順調に推移している。駆動伝導・操縦装置部品は完成車メーカー向けに増加の動きがあり、輸出向けが好調、増加が続いている。
機関部品・シャシ・車体部品・懸架制動装置部品等は、完成車の生産動向を受け、高水準で推移している。
「金属工作機械」
金属工作機械の生産は、輸出向け、国内向け共に自動車関連において動きがみられ、底堅く推移している。8月の受注状況をみると、主要9社では海外受注が14ヶ月連続して前年を下回ったものの、国内受注は18ヶ月ぶりに前年を上回っている。全体的には16ヶ月連続して下回っている。
「重電機」
重電機の生産は、持ち直しの動きがみられる。
電動機及び制御機器は、半導体関連向け、自動車関連向けを中心に、引き続き持ち直しの動きがみられる。 
変圧器は、電力向けが一段落したことから、弱含みとなっている。
「家電」
家電の生産は弱含みとなっている。カラーテレビは、国内向けに動きがみられる。
ビデオカメラは、主力の米国向け輸出が一段落したことに加え、国内販売が振るわないことから、弱含みとなっている。
洗濯機は洗乾一体型が一段落するなど、全体として弱含みになっている。
「電子計算機」
電子計算機・同関連装置の生産は弱含みとなっている。パソコンは、新製品対応により、動きがみられる。表示装置は、液晶タイプが横ばいとなり、CRT需要の減退により全体として弱含みとなっている。
専用端末は更新需要を中心に一時的な動きがみられる。
「半導体」
半導体集積回路の生産は、一部に生産を調整する動きがみられるものの、全体としては増加している。
記憶素子(メモリ等)は、デジタルカメラ需要に支えられ、増加傾向。
論理素子(マイコン等)は、引き続きDVD装置向けに動きがあることから、高水準となっている。
液晶素子は、パソコン・情報通信機器向けに高水準ながら増加のテンポが緩やかになっている。
「普通鋼鋼材」
主力の薄板は、完成車向けの動きを受け、高水準で推移している。
鋼管は民間建築向けが低迷し、輸出を自粛する動きが見られることから、減少している。 
棒鋼は、民間建築向けが低迷しているものの、公共土木向けが中部国際空港のターミナル建設など、大型プロジェクト関連に動きがみられることから、高水準で推移している。大型形鋼は、引き続き内外の造船向けが、高水準で推移している。その中で、一部に輸出を自粛する動きがある。
またH形鋼は、建築需要が低迷していることから、低調となっている。
厚板は、土木・建設機械向けが減少していることから、弱含みとなっている。
「ファインセラミックス」
ファインセラミックスの生産は、横ばいとなっている。 
ICパッケージは、海外の情報通信機器需要の動きを受け、横ばいとなっている。圧電素子(主に携帯電話やプリンターに利用)は、低調となっているものの、年末需要に向け一部に動きがみられる。
ガスセンサ素子(自動車排気ガス感知器として車載)は欧米向け、国内向けに引き続き動きがみられることから、好調となっている。
触媒担体は、自動車の生産動向を受け、堅調となっている。
「個人消費」
個人消費の大型小売店販売では飲食料品のほか、高級ブランド品など、身の回りの品が堅調。2ヶ月連続で前年を上回った。
家電販売では、薄型テレビ・DVDなどが好調であり、2ヶ月連続で前年を上回った。
「民間設備投資」
日本銀行9月短期経済観測調査の一四年度計画をみると、東海地方は製造業が前年を上回る計画に、非製造業が前年を下回る計画となっている。北陸地方は製造業が前年を下回る計画に、非製造業が前年を上回る計画となっている。
日本政策投資銀行8月調査の一四年度計画をみると、製造業が前年を下回る計画に、非製造業が前年を上回る計画となっている。
金属工作機械受注(国内向け/8月)は、発注態度の慎重化などが引き続きみられるものの、自動車工業向けで動きがみられ、18ヶ月ぶりに前年を上回った。
「公共投資」
公共投資は、中部国際空港などの大型プロジェクト関連で動きがみられるものの、地方自治体が財政状況の悪化から公共事業を抑制、全体では低水準で推移している。
なお、9月の公共工事請負金額(請負保障額べース)をみると、市区町村等が前年を下回っており、2ヶ月連続で前年を下回った。
「住宅投資」
新設住宅着工戸数は、分譲が前年を上回ったものの、持家・貸家が前年を下回った。全体では2ヶ月連続で前年を下回った。
新設住宅着工床面積は、2ヶ月連続で前年を下回った。
「輸出」
輸出通関額(円ベース)は、2ヶ月ぶりに前年を上回った。
主要寄与別では「二輪自動車類」、「事務用機器」などが前年を下回ったものの、「自動車」、「自動車の部分品」、「船舶類」などが前年を上回った。主要地域(国)別にみると、対アメリカ(構成比42%)は、「二輪自動車類」、「航空機類」などが減少。「自動車」、「自動車の部分品」、「原動機」などが増加し、2ヶ月ぶりに前年を上回った。対アジア(同23・6%)は、「自動車」、「繊維機械」などが増加したことから、6ヶ月連続で前年を上回った。また対EU(同15・1%)は、「事務用機器」、「自動車」などが減少したことから、三ヶ月ぶりに前年を下回った。なお、主要4品目を数量ベースでみると「自動車」が6ヶ月連続、「自動車の部分品」が9ヶ月連続、「原動機」が7ヶ月連続、「工作機械」が5ヶ月連続で前年を上回った。
「輸入」
輸入通関(円ベース)は、2ヶ月ぶりに前年を上回った。
主要寄与別にみると、「衣類及び同付属品」、「綿花」などがそれぞれ前年を下回ったものの、「事務用機器」、「自動車」、「自動車の部分品」などが前年を上回った。
「企業倒産」
企業倒産件数は、146件と3ヶ月連続で前年を上回った。このうち、10億円以上の大型倒産は10件発生。
負債額は、6ヶ月連続で前年を上回った。
「金融動向」
法人資金需要の低迷から、貸出は前年割れが続いている。貸出金利は横ばい圏内で、推移している。
「雇用」
雇用情勢は、新規求人数が3ヶ月連続で前年を上回ったなど、一部に動きがみられるものの、有効求職数が19ヶ月連続で前年を上回っており、失業率も高水準にあるなど、引き続き厳しい状況となっている。なお、雇用保険受給者実人員数は、4ヶ月連続で前年を下回った。

百五銀行経営企画の堀田乙圭氏招き四日市・桑名支部講演会を開催
三重県機械工具商業協同組合講演会と忘年会
 三重県機械工具商協同組合(理事長=鈴木正泰氏、タイセー社長)の四日市・桑名支部(支部長=須藤清勝氏、須藤鋼機社長)では、12月10日午後4時より東亜機工の会議室にて支部会を利用しての「講演会」を開催。講演会には、支部会員をはじめ会員、賛助会員等20名余が出席し、「如何なる日本経済・日本企業の中国進出」を演題に、百五銀行営業企画の堀田乙圭氏を講師に招聘。講演内容は、@中五の基礎データ、A中国進出状況、B日系企業の進出傾向、C進出形態、D中小企業の海外展開に伴う主な障壁、E中国は脅威かチャンスか等。
次年度役員改選に伴い選考委員を推薦
岐阜機械金属商業協同組合役員会・忘年会開催
岐阜県機械金属商業協同組合(理事長=石田勝俊氏、石田紹介社長)は、「12月理事役員会」が、12月3日午後6時30分より「岐阜会館」(岐阜市司町)において開催され、役員改選における選考委員の氏名について検討。
カツヤマ会・のれん会
カツヤマキカイ合同忘年会開催
 カツヤマキカイ(社長=木村雄一氏、本社=大阪)名古屋支店の、中部カツヤマ会(会長=中川啓二朗氏、ナカガワ会長)とのれん会(メーカーの会)は、12月3日午後6時より「グランコート名古屋」において合同忘年会を開催。関係者等役80名が参加して和やかに行われた。
環境にやさしい鉛レス対応戸別
給水用減圧ベン「ワイズマンECO」
ヨシタケ家庭への給水ライン
 ヨシタケデハ、省力化と省資源化を実現させた、人と環境にやさしい鉛レス対応の「と別給水用減圧弁ワイズマンECO」を発売し好評を博している。今年四月より、水道水への鉛の浸出は0.01r/リットルと改正されることから、同社では、水道方基準適合品の鉛レスと別給水用減圧便を発売。集合住宅等の給水ラインに使用され、安定した給水圧力を保つ。
座付推薦得る簿・目地いらず片差しチーズなど好評
前澤化成施工に配慮した商品群
 前澤化成工業(本社=東京都中央区八重洲)では、パイプ周りをはつることなく配管することができる「片差しチーズ」、ボイド管が不要な「目地いらず」、継手と座を一体成型した「座付水栓エルボ」を好評発売中。
情報欄から活用へ
オーエスジーHP全面リニューアル
 オーエスジー(本社=豊川市本野ヶ原3‐22、社長大澤輝秀氏)では、ホームページの全面リニューアルを行った。新ホームページでは、より使いやすく、シンプルなデザインに変更。単に情報を閲覧するだけのものから、「情報を活用する」ページに。常に移り変わる、技術情報はユーザーでの二次利用を考え、ダウンロードが容易にできるような仕組みを採用している。また無料メールマガジン「ОSG E‐mail倶楽部」との併用で、より多くの方々に最新の情報や、新企画を活用してもらえる様、工夫をこらしている。
URL=http://www.osg.co.jp/tool/
入浴の新しい形を提案i-bath2003
INAXグツドデザイン賞受賞
 INAXは、戸建住宅用システムバスルーム「i-bath(アイバス)2003」をフルモデルチェンジして公表発売中。「i-bath」浴室の使用や清掃の再に生じるストレスや不満を解消をコンセプトとしたまったくあたらしい「ストレスフリー」発送の信バスルームとして、99年10月の発売以来、好評を博してきた。「i-bath2003」では、入浴の新しいカタチとして、「モダン」と「トラディショナル」をテーマにした『二つのデザインスタイル』、ゆったりゆったりひろびろ入浴」と「シャワー・ド・バスによる信シャワー浴」の『二つの入浴スタイル』を提案。さらに、多彩な新発想機能で『もっとストレスフリー』を実現した。もちろん、全機種とも「ラクラクお手入れ」「人と地球を考えたもの作り」を基本設計にしている。なお、『i-bath2003モダンシリーズ』と『シャワー・ド・バス』は、2002年度グッドデザイン賞を授賞した。
公共施設の洗面台に最適湯ぽっとオート壁掛型
TOTO業界一薄型タイプ
 TOTOでは、奥行きわずか13cmと薄型設計の自動水栓一体形電機温水器「湯ぽっとオート壁掛型」をこのほど新発売した。電機温水器の採用が増加しているパブリック(病院・オフィス・公共施設・店舗等の設備)向け。
遠隔通信監視システムK-COMET
東海コベルコスクリュ会臨時総会開催
コベルコ・コンプ中部支店新型機種を説明
 コベルコ・コンプレッサ(本社=東京)汎用圧縮機西日本営業本部中部支店(名古屋氏中村区名駅南)の「東海コベルコスクリュ会臨時総会」(会長=橋本和久氏、ハシテツ専務)が11月26日午後3時より「宝生苑」において開催され、総会席上において上程されたた各議案の承認と新商品説明会(コベライアン遠隔通信監視システム・K-COMETと新型オイルフリー機)および質疑応答を行った。

水道本官のフランジボルトナットトルク締めに
弓形トルクレンチ単能型
トップ工業本管レンチ弓形伸縮形も用意
 トップ工業では、この程、水道管のフランジボルト、ナット締めに最適な「単能型・弓形トルクレンチ」を発売。この弓形トルクレンチは設定トルク60M・mのRM-24LYTと、同トルク100M・mのRM‐30LYTの2種類を備えている。この他に埋設配管に便利な弓形と伸縮形「本管レンチ」も取り揃えている。
地震や災害から水を守る緊急遮断システム好評
日立バルブ命の「水」を確保!
 日立バルブ中部支店では、地震や災害が起きた場合に万が一の命をつなぐ水の確保を司る「緊急遮断システム」を好評のうちに拡販している。

規模や構造・予算に応じた耐震・免震プランを提案
アンシティ突然やってくる「その時に」に
コ 阪神大震災以来、往来の地震対策では不十分とされ、より強固なものが必須となってきている。しかも建築の世界では、今までのように、古くなった建物を一から作り直す「スクラップ・アンド・ビルド」から、ストックを保持したまま、補強や耐震対策を図る事で資源を節約し、環境破壊を抑制しようとする「環境保全」の方向へと進みつつあるのが現状だ。
こうした時代のニーズに合せ、建築・不動産のコンサルタント企業である、アン・シティ(本社=名古屋市中区千代田3‐15‐8)では、予算や建物の規模に応じ、最適な「耐震・免震」プランを提案している。診断から施工までトータルに行うことにより、コストのスリム化も実現。
現在、最も需要が高いとされる「耐震対策」においては、夜間・休日の作業により、日常業務も可能。通常勤務に影響を与えないように配慮している。
主な工法として、鋼製補強製作設置工事、鋼製ブレース耐震壁工事、炭素繊維による柱・梁補強工事、耐震壁・梁の補強工事を施工。 
最近、最も力を入れているのが、地震のエネルギー(揺れ)を直接建物に伝えない「免震対策」。聞きなれない言葉かもしれないが、この対策により、建物の被害を防ぐだけでなく、家具の転倒や破壊を抑え、二次災害の被害を極力小さくすることができる。既に一部官公庁等の建物では、積極的に取り入れられ、関心も高い。
具体的な工法として土台に積層ゴムを設置。地震の際、エネルギーを逃がす。またダンパーを併用することで揺れをゆっくりと静止させ、建物を安定させていく。また積層ゴムに、ベアリングを使用した二方向スライダー機構をプラスすることで、免震機能の幅を高める工法もある。
免震は建物の土台だけでなく、最小限必要なスペースだけにその機能を持たせることもできる。これは「床免震」と呼ばれるシステムで、地震による被害を防ぎたい建物内部の床に、免震装置を設置し、設備機器や人を揺れから守るもの。膨大なデータを管理するコンピュータールーム、消防本部等に多く導入されている。
応用として、美術品等の展示物、大切な機器類と床を切り離す「機器免震」があり、こちらは美術館等に採用されている。
前触れもなく突然やってくる地震。日頃からの万全な対策により、被害を最小限に食い止めることができる。大切な機器や情報、財産を一瞬のうちに失わないためにも、是非一度検討してみては、いかがだろうか。
販売及び問い合わせについては、ダイドー(本社=名古屋市中村区名駅南4‐12‐19)まで。
平成15年1月5日2117号
新年特集号
各種業界団体代表の年頭所感