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2019年(1年)5月
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2019年5月5日(日)
12日(日)・2705号・2706号 5月28日の通常総会に向けて 予算案など上程議案を審議 愛機工 平成31年度4月理事会を開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、4月23日午後4時30分より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて理事会を開いた。理事ら32名が出席し、平成31年度通常総会に諮る議案内容の審議を中心に、中部ブロック会議の報告や各部会の活動状況報告などを約1時間半にわたって行った。 水谷理事長の挨拶に続いて、議事に入った。 1.会員の増強活動について、事務局より報告された。【加入】パール金属(名古屋市瑞穂区、社長=堀口武人氏、担当=福信男氏、業容=機械工具、配電盤部品製造販売)が組合員に加入。Sharing FACTORY(名古屋市瑞穂区、社長=長谷川祐貴氏、業容=工場遊休設備〔機械・測定・加工等〕の売買・賃借マッチング等)が賛助会員に加入。【異動】組合員のビーティーティー(北支部)が賛助会員へ異動(3月1日付)。組合員のエイテック(南支部)が賛助会員へ異動(4月1日付)。【脱退】組合員の知多機工(熱田支部)が業務内容の変更により脱退(3月1日付)。 2.中部ブロック会議報告が、高田ブロック長(組合副理事長・井高社長)より行われた。2月18日午後3時より東京第一ホテル錦にて開催。幹事を岐阜機工会が務め、出席者は97名(1部・2部)、懇親会には79名が出席した。第1部は、全機工連関連事業の報告と各団体代表が各地域の業界の状況を報告した。第2部では、名南経営の渡邉圭蔵氏を講師に招き「働き方改革…ホワイトカラーの生産性向上」をテーマにセミナーを開催した。第3部では、坂井全機工連会長(NaITO社長)を交え中部ブロック4団体の会員相互の交流を図り懇親会を開催した。次回は愛知組合が幹事組合を務める。 3.研修会報告が、林経営対策部長(広商NEXUS社長)より行われた。新入社員研修を4月8、9日の2日間、ナディアパークにて開催した。受講者26名。講師は渡邉圭蔵氏(名南経営)。研修は、挨拶や行動など社会人としての基本的なビジネスマナーと学生から社会人への意識の切り替えを中心に実施された。 4.研修会計画について、引き続き林経営対策部長より説明された。@第1回セールス・エンジニアスクール…6月6〜8日、ポリテクセンター中部にて。A第2回セールス・エンジニアスクール…9月26〜28日、ポリテクセンター中部にて。講師はポリテクセンター指導員。B社員研修…切削・研磨に関わる座学および実習(2日間)。C若手社員・中堅社員の研修。D経営者・管理者セミナー…@BCP(事業継続計画・緊急事態への対策/マニュアル策定)セミナーA高齢者社員の戦力化(活用)。 5.第78回親善野球大会報告が、長村福利厚生部長(長村商店社長)より行われた。A・Bゾーンの優勝戦が3月16日、江南市の草井球場にて開催され、Aゾーンは東陽とダイドー、Bゾーンはモリタと三栄商事が対戦し、東陽とモリタが優勝を飾った。Bゾーン優勝戦では規定回数終了時に同点となっていたが、Aゾーンの試合が残っており日没が懸念されたため抽選となった。試合終了後は、関係役員および青年部、江南審判部が参加し表彰式が行われた。 6.第79回親善野球大会報告が、引き続き長村福利厚生部長より行われた。第79回大会が4月13日、江南市民球場で開幕した。参加27社28チーム(Aゾーン16、Bゾーン12)。当日は、関係役員および青年部役員が参加して開会式を行い、各ゾーンの1回戦2試合が行われた。開幕に先立ち、3月22日には東別院会館でキャプテン会議が開かれた。 7.MECT展報告が、高田実行委員長(組合副理事長)より行われた。同展の出展者がまとまり、開催規模は480社1941小間となり、出展者数では過去最多となる。組合関係では130社454小間。今後の予定は、5月9日に主催のニュースダイジェスト社と小間割の調整を行い、6月7日にポートメッセなごやで出展者説明会を開催する。また、会期(10月23〜26日)に合わせ来場者の動員に努める。 8.ロボット展(ロボット・テクノロジー・ジャパン)報告が、森田実行委員長(組合副理事長・モリタ社長)より行われた。2020年7月2〜4日の3日間を会期として、中部国際空港島に今年8月オープンする愛知県国際展示場で開催。組合はニュースダイジェスト社が主催するロボット展に共催団体として出展者の勧誘および来場者の動員に取り組む。ロボット展は、生産現場や物流などのFAロボットと自動化に特化した専門展で、AIやIoTの技術を活用した自動化システムを提案する。組合は、ロボットや自動化システムに積極的に取り組む組合員で実行委員会を立ち上げ、決起大会を兼ねた第1回実行委員会を3月20日にサイプレス・メルキュールホテルにて開催した。委員会では、ロボット工業会はじめインテグレータ協会やMECT展関連企業など約1700社をリストアップして実行委員各社の取引関係等、関わりを調査した。今後はリストアップした企業を絞り込み、担当する実行委員を選考する。第2回の委員会は6月に開催する予定。 9.三役常任理事会について、水谷理事長より、理事会前に三役会、三役常任理事会を開き、30年度決算および31年度予算案について打ち合わせたと報告された。 10.平成31年度通常総会について、服部総務部長(伊吹産業社長)より説明された。総会は5月28日午後5時よりホテル名古屋ガーデンパレスで開催される。30年度決算報告、31年度予算案について梅村会計理事(梅村本店社長)より、30年度事業報告および31年度事業計画案、賦課金徴収方法案は事務局よりそれぞれ示された。総会司会を佐々木理事(太田廣常務)が務める。総会・懇親会参加者の会費は従来通り。次年度会費は賛助会員の見直しを検討する。 11.部会報告【総務部】2月27日に部会を開き、通常総会の進行等、段取りを打ち合わせた。【情報部】3月8日に部会を開き、組合報春号の掲載項目を確認した。春号は5月連休明けに発送予定。【経営対策部】今年度事業の概要をまとめた。詳細は今後の部会で具体化する。また、中部ブロック会議は愛知が幹事組合になるため同部で開催要項を企画設営する。【事業部】MECT展の出展者がまとまり、今後は来場者の動員活動に並行して、ロボット展の出展者勧誘事業に取り組む。ガソリンの給油カードは、4月1日より従来のエッソ・モービル・ゼネラルに加え、既存のカードでエネオスの給油所でも使用が可能となり、これを機にカード発行の拡販を図る。また、出光・シェルの給油カードも発行できるため今後はほとんどの給油所で対応が可能となる。【青年部】3月28日に合同委員会を開催し、31年度の組織編成および事業方針をまとめた。31年度青年部総会は6月7日に開催する。【福利厚生部】3月22日、キャプテン会議終了後、第78回野球大会の反省会を青年部、江南審判部を交え開催した。ゴルフ大会は9月または10月に開催するとした。会場・日程は6月の理事会で決定する。 12.レクスト(旧愛昇殿)との提携について、事務局より説明された。レクスト社と提携し葬儀や結婚式場、ホテル、レストラン等、同社が経営する施設を会員および社員家族の福利厚生サービスとして割引で利用できる。葬儀については、既にイズモ葬祭、ティアと割引の提携をしている。 13.訃報▽名古屋鋼機(西支部)の前社長・森一正氏が2月21日、永眠された。通夜式が2月22日、告別式が翌23日に営まれた。92歳。▽サンユー商事(熱田支部)の社長・野村利光氏が3月10日、急逝された。通夜式が3月11日、告別式が翌12日に営まれた。77歳。 14.その他、次回理事会は6月5日午後4時30分から東京第一ホテル錦にて開催予定。 理事会終了後は、19年間組合事務局員として勤めた渡辺さんの送別会と、新事務局員・滝川さんの歓迎会が、有志によって行われた。 5月22日に令和元年度通常総会 提出議案や役割などを審議 愛知県管工機材商協組 4月理事会を開催 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=大藪淳一氏・大清社長)は4月23日午後6時より名古屋市中区の同組合事務所にて理事会を開催し、理事20名(委任状含む)が出席した。理事会では主に、5月22日開催の「令和元年度通常総会」に提出する議案について審議が行われ、いずれも承認された。 理事会の冒頭、大藪理事長より挨拶があった後、次の経過報告が行われた。 3月18日に三役・常任理事会を組合事務所にて開催。三役4名、常任理事6名、事務局長が出席した。▽3月20日に全国管工機材商業連合会の理事会がホテルグランドアーク半蔵門にて開催され、大藪副会長、伊藤理事、村井代議員、および愛知事務局が出席した。▽3月31日付で公益社団法人愛知建築士会の賛助会員を退会した。▽4月15日に岡部会計事務所にて顧問税理士と決算・予算に関する打ち合わせを行った。大藪理事長、小川副理事長、事務局長が出席した。▽4月17日に会計監査会を組合事務所にて開催。岡部税理士、野尻税理士、竹田監事、山本監事、大藪理事長、小川副理事長、事務局長が出席した。 続いて議事に移った。 1.令和元年度通常総会開催と、議案項目について 5月22日午後4時30分より東京第一ホテル錦にて開催する総会に関連した「第57回通常総会開催のご案内」「通常総会出欠届け」「令和元年度・『組合員』一覧」を確認した。 議案項目は、第1号議案=平成30年度事業報告書、決算関係書類(財産目録、貸借対照表、損益計算書並に剰余金処分案)承認の件▽第2号議案=令和元年度賦課金及び賛助会費徴収方法決定の件▽第3号議案=令和元年度事業計画案並に収支予算案承認の件▽第4号議案=役員(理事・監事)改選の件―が承認された。 事業報告書・決算関係書類、監査報告書及び議決報告書を添付し、「開催のご案内」(招集通知)を、組合員に向け4月26日までに事務局から発出予定とした。 2.平成30年度事業報告内容について 「総会・役員会並に各部会・各委員会等事業報告」の内容が峰澤副理事長より報告され、承認された。 3.平成30年度決算報告・令和元年度予算案について 「会計監査資料」(予算案を含む)、「監査報告書」について小川副理事長より説明があり、承認された。 決算内容は監事の監査を受けたもの、予算案は三役・常任理事会での検討をベースに顧問税理士の指導を経て完成したものであることが報告された。また、平成29年度より剰余金の中から「60周年記念式典積立」を開始していることが報告された。 4.令和元年度事業計画等について 「令和元年度事業計画書」について村井副理事長より説明があり、承認された。また、従業員交流会(仮称)開催に関して大藪理事長より詳細に説明され、今後検討していく。 5.総会・懇親会進行について 司会(総会会議)○近藤理事▽司会(懇親会)○黒宮理事▽来賓(総会から)○岡部税理士・野尻税理士▽来賓(懇親会から)○伊藤相談役・小川相談役▽スピーチ等予定○理事長・展示会実行委員長・小川相談役(乾杯)・伊藤相談役(中締め)等の役割が承認された。 6.各部会等報告 経営研究部会の報告が伊藤部会長より行われた。平成30年3月6日(3月理事会終了後)にセミナー「税理士も知りたいマル秘 節税の話」を開催。講師は野田巨樹氏(東京海上日動あんしん生命)。名古屋国際センタービル第1会議室にて行われ、組合員25名、賛助会員22名、報道2名、事務局の計50名が参加した。セミナー終了後に部会会合を開催した。 組合加入促進部会の報告が山田部会長より行われた。3月27日に組合事務所で、大藪理事長、村井副理事長、山田部会長、宇佐見氏(橋本総業)、滝川氏(ユアサ商事)、事務局長が出席して部会会合を開催。議論に沿い、愛知未加入で東京・大阪に加入のメーカーを調査した。また、4月9日にジーネット名古屋支社を大藪理事長、山田部会長、事務局長が訪問。松吉支社長、枅川三河営業所長と面談・勧誘説明を行った。 令和元年の名管会ゴルフ大会の日程について、三役・常任理事会で絞り込んだ日程が示され、10月17日に開催することを決定した。 7.全国管工機材商業連合会(管機連)理事会報告 3月20日に平成30年度第3回理事会がホテルグランドアーク半蔵門(東京都千代田区)で開催され、大藪副会長、伊藤管機連理事、村井代議員、愛知事務局の計4名が出席した。主な報告・議事内容は、@管機連名簿冊子を作成(事務局より組合員宛に発送済み。在庫有り)A第7回定時社員総会を6月10日に開催予定。愛知組合から理事長、伊藤管機連理事、事務局長が参加予定Bその翌日6月11日には東京管工機材展を参観予定C7月10日の東京組合ゴルフ大会を「管機連ゴルフ大会」とするD年末年始休暇申し合わせ。令和元年12月28日〜令和2年1月5日とするE沓澤莉子さんを管機連イメージガールとする―が大藪理事長より報告された。 8.その他 当日参加した理事から一言ずつ近況などについての発言があった。 村井副理事長の閉会の辞で理事会を終了した。 新年度の役員人事などを審議 愛機工青年部 3月度役員会を開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の青年部(部長=滝澤有一氏・松本商店社長)は、3月5日午後7時より名古屋市熱田区の組合事務局で役員会を開いた。役員12名が出席した。 主な議題は、@他産業視察(3月23日に大原ガラスリサイクルとアサヒビール名古屋工場を視察)A新年度青年部役員人事B青年部合同委員会(3月28日に柚柚栄駅前錦店にて開催)C組合野球大会について。 役員人事に関しては、毎年部員の入れ替わりがあるため慎重に審議された。 組合野球大会については、例年通り運営の手伝いを行うことに加え、青年部チームを再結成しBゾーンでエントリーすることが報告された。 次世代に繋げるプラットフォーム 2日間で約4000名が来場し盛況 東 陽 イノベーションフェア2019 東陽(社長=羽賀象二郎氏、本社=愛知県刈谷市)のプライベートショー「TOYO Tnnovation Fair(東陽イノベーションフェア)2019」が3月7、8日の両日、刈谷市産業振興センターあいおいホールで開催され、2日間で目標の3800名を大幅に上回る3962名が来場し賑わいを見せた。商談も活発に行われ、成功裡に終了した。 今回の展示会は次世代に繋げるプラットフォーム≠ニ題して行われ、出展したメーカー約80社がユーザーの生産効率向上、省人化、品質向上などに役立つ最新の製品・技術を、実演を交えて展示した。 会場には加工コーナー、Assyコーナー、測定コーナー、省エネ・環境コーナー、工作機械コーナー、東陽ブースが設けられ、各ブースで高能率加工、工程集約、省エネ、不具合・メンテナンス低減などを実現する各メーカーの機械・工具などが紹介された。 また、働き方改革、人手不足への対応として、ロボットやIoTなどを活用した自動化に関するセミナーなども出展メーカーによって行われた。1日目のアイエイアイによる「ロボシリンダ、エレシリンダ採用事例と導入効果紹介」、安震による「アンカー不要で簡単施工・しっかり固定。安震アジャスターの実例公開」、2日目のファナックによる「ファナックが推進する製造ToTFIELD System≠ノついて」、デンソーウェーブによる「人協働ロボット『COBOTTA』の開発と他社コラボレーションが生み出す可能性」は、いずれも好評を博した。 初日に行われた開会式で羽賀社長は「東陽イノベーションフェア2019を今日と明日の2日間、行います。予報では雨かも知れないと言われていましたが、見事に晴れわたって、お客様も気持ち良くこのイノベーションフェアに来場していただけると思います。我々営業ももちろん、たくさんのお客様をここにお連れして皆様の素晴らしい製品を紹介してまいります。会場隣の相生駐車場が一杯になることがあるので、私どもの本館の前に新しくできた立体駐車場を今回開放しており、例年以上に多くのお客様をお迎えする準備ができています。メーカーの皆様も例年以上に熱意を込めて、これからの未来、これからの自動車産業がどう変わっていくか、多くの人々、先進国の人々だけではなく、新興国の人々にもより良い車を提供していくためにはどういったものが必要になっていくのか、是非皆様の素晴らしい製品をお客様に紹介しPRしていただきたいと思います」と挨拶。 出展メーカーを代表して宮島義嗣OKK社長が「今こそ、メーカーと東陽さんが一体となって、自動化、無人化をトータル的にソリューションして提案する必要があるのではないでしょうか。これを実現していくには、我々機械メーカーと周辺メーカーさん、東陽さんの三者が一致団結して、ユーザーの要望に応えるために情報を顕在化、具体化、そして共有化して行くことが必要になってきます。展示会に来られるお客様の色々な悩みに対して我々皆が協力して提案することで、東陽さんを支え、そして世界の産業の発展に向けて貢献したいと思っています」と挨拶で決意を述べた。 この後、東陽の若手営業マン沢田氏(営業15課)と山本氏(刈谷営業所)がリードして「見せるぞいいもの500億、思いを伝えて3800人、未来に輝け東陽パワー」とスローガンを唱和し、展示会の成功を祈念した。 橋本美穂氏招きセミナー開催 『女性社員のヤル気が会社を変える』 名機工同友会 3月例会 名機工同友会(会長=吉野栄一氏・吉野機械工具社長)は3月27日(水)、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で、2018年度最後となる3月例会を開催。会員ら19名が参加した。 この日の例会は、広商NEXUSの林正人社長を通じてミップ・ステーションの橋本美穂社長を講師に招き「女性社員のヤル気が会社を変える」と題した講演会が催された。橋本社長は、女性社員にモチベーションをアップしてもらうためにはどう接したら良いか?などを、自身の経験などを踏まえながら同会会員にレクチャーした。 質疑応答の時間には、「例えば今日の講演会のように自社でセミナーなどを開くとして、女性講師の話を女性社員はどのように受け止めるのでしょうか?」「女性に限らず、業務担当社員のなかには意外にも自社の取扱商品を知らない社員が居ます。そこに興味を持ってもらうにはどうしたら良いのか教えてほしい」など、活発な意見交換が行われた。 その後に開かれた懇親会の冒頭で吉野会長から「非常に分かりやすくてスピーディーな講演で、大変参考になりました。先生のお話を伺って、これまで自分が女性社員にあまり声掛けができていなかったと気づきましたし、面談も年に1回しか行っていなかったことも反省しました。早速明日から、女性社員の声にもっと耳を傾けるよう心掛けたいと思います」と、講演に対する感想が述べられた。 中締めに立った林社長は「人・モノ・金と言われますが、会社で一番大切なものはやっぱり人だと思います。女性社員も会社の大切な人財です。そんな女性社員にもっともっと活躍してもらいたいと考えております」と挨拶。最後は1本締めでこの日は散会となった。 ◇ 【橋本美穂ミップ・ステーション社長プロフィール】▽名古屋のFMラジオ放送局ZIP-FMで現在ニュース&ウェザーを担当。番組「J-BREAK」内『ノーテンキ』コーナーに出演中。イベント・式典・婚礼の司会などを多数務める傍ら、アナウンサーとして培ってきたノウハウを生かし「話し方講師」としても活躍中だ。また「ZIP-FMナビゲーター&ナレータースクール」を運営し多くのプロを輩出している。気象予報士のほか、個性心理學研究所認定講師(動物占い)の資格も持つ。 マシニングセンタ用ねじ切り工具 SolidThreadの拡充発売 タンガロイ 需要が高まる航空機産業向けなど タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市)は、マシニングセンタ用ねじ切り工具「SolidThread(ソリッド・スレッド)」を拡充した。 拡充されたのは、航空機産業向けねじ切り工具(「MTECSシリーズ」UNJ内径ねじ、MJ内径ねじ)と、低抵抗な1山仕様ねじ切り工具(「MTECIシリーズ」60度普通刃、ISOメートル内径ねじ)。特に需要が高くなっている航空機産業向けにラインナップ拡大を行い、広い範囲のピッチ(山数)の適応が可能となった。 また、1山仕様のねじ切り工具は、切削抵抗を軽減でき切削中のびびり振動を生じやすい加工や、M1×0・25等の小径ねじ加工時の信頼性向上を実現する。 今回の22形番の拡充により、SolidThread全体で合計293形番のシリーズ設定となり、ユーザーの使用目的にあった最適工具を選定できるようになった。 今回の拡充の主な特長は次の通り。 @航空機産業向けねじ切り工具の拡充により、加工可能な対応ピッチ(山数)を拡大。「MTECSシリーズ(短刃長仕様)」▽UNJ内径ねじ…山数32-13▽MJ内径ねじ…ピッチ0・7-2o A1山仕様MTECIシリーズの拡充により、加工環境に応じた工具選択の幅を拡大。「MTECIシリーズ」▽60度普通刃内径ねじ…ピッチ0・35-3・0o/山数72-8▽外径ねじ…ピッチ0・35-2・5o/山数72-10▽ISOメートル内径ねじ…ピッチ0・25-0・5o 標準価格(税抜)は、「MTECSシリーズ」UNJ内径ねじ「MTECS06033C1032UNJ AH725」が2万9000円など。拡充分のみで初年度4億円の販売を見込んでいる。 なお、UNJねじ及びMJねじをマシニングセンタで加工する際のNCプログラム作成は、同社ホームページ上で無料公開しているソフト(ThreadMilling Advisor:http://www.imc-companies.com/mtt/)にて作成可能としている。 溝入れ加工用工具TungCutに 新PVD材種AH7025を拡充 タンガロイ 多様な被削材で高生産性が可能に タンガロイは、溝入れ加工用の汎用PVD材種「AH7025」を、多機能溝入れ加工用工具「TungCut(タング・カット)」へ大幅に拡充し発売した。 TungCutは、独自のインサートクランプ方式により、インサートのクランプ剛性が高く、安定した長寿命を提供する。また、小物加工から一般加工まで幅広くカバーし、あらゆる溝入れ加工に対応する。 AH7025は、専用の超硬合金母材とコーティング膜の組み合わせにより、溝入れ加工で要求される耐チッピング性と耐塑性変形性に優れ、加工の安定性と能率の向上が可能。また、多様な被削材においても安定した長寿命が得られることから、既に多くの溝入れ加工で使用されている。 今回、多機能加工が可能なTungCutシリーズのインサート全てにAH7025を設定することで、多種多様な溝入れ加工において、さらなる高生産性な溝入れ加工が可能となった。 主な形番と標準価格(税抜)は、「SGS3-020-15R AH7025」が1450円、「DGM3-020-6L AH7025」が2440円、「DTE415-015 AH7025」が3370円、「DTR500-250 AH7025」が4030円。アイテム数は83。 初年度1億1000万円の販売を見込んでいる。 創業60周年を記念して建設していた 4階建ての新社屋が完成 常磐精機 5月7日より営業開始 機械工具商社の常磐精機(社長=野崎憲昭氏、本社=名古屋市昭和区福江1-12-5)は、昨年の創業60周年を機に立替中であった新社屋が3月に完成し、新元号「令和」と共にゴールデンウィーク明けの5月7日より営業を開始する。 4階建ての新社屋は、1階が倉庫、2階・3階が旧社屋より広くなった事務所となっており、4階には会議室、食堂、女性用更衣室のほか、社員の健康増進のためのフィットネスルームも設置した。 その他、建物にはエレベーターを完備し、「エントランスホール(1階)の快適さにもこだわった」(野崎社長)という。 新社屋に建て替える決断をした理由について野崎社長は、「お客様の積極的な設備投資に刺激を受け『弊社も一歩前に出たい』という気持ちが高まったこと。次に若い社員が多くなり『夢だった新社屋を現実にしたい』という想いが高まったこと。最後に創業者でもある亡き父へ『感謝・恩返し』をしたいという思いで今まで仕事をしてきたことなどがある」と話す。 さらに、平成14年に32歳という若さで社長を受け継いだ時には倒産寸前だったことや、当時は営業部(男性)が社長の自分より全員歳上という厳しい環境のなかで、その多くの挫折や試練に立ち向かい、常に未来を見つめながら「改善」を繰り返してきた結果だとも語った。 創業者で父親の野崎宇義氏が残した「誠意と努力、絶えざる前進」という創業精神を引き継ぎ、現在は製造業である顧客の生産性向上やコストダウン、改善につながる提案を行うパートナーとして存在感を高めている。 野崎社長は、「今いる社員さんに快適な業務をしていただきたいといった『社員愛・チーム愛』を大切に、これからもブレることなく努力を積み重ねて行きたい」と決意を新たにしている。 サービスセンタから 修理復旧センタへ DMG森精機 名称変更 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区)は、4月1日付で「サービスセンタ」を「修理復旧センタ」に名称変更した。 修理復旧センタは、ユーザーを支え続ける修理/復旧活動の中心拠点として、最短ルートで問題解決を行うために、コール機能を集約し、顧客情報や納入機械情報、機械修理履歴を日々データベースに蓄積している。高い技術を持った専門家により、問題点をスピーディに解決する。 これに併せ、問い合わせ窓口の名称も同様に「サービスセンタ」から「修理復旧センタ」へ変更した。電話番号等は従来通り。 電話0120-124-280(通話料無料)、0077-78-0222(通話料無料)。 設投機運上昇もあり17億円を突破 「2019岐阜どてらい市」 盛況 山 善 活気ある商談と情報交換 工作機械・産業機器・機械工具・ライフ特選品の総合展示会「2019(第42回)岐阜どてらい市」が3月9、10日の2日間、山善名古屋支社(支社長=吉村泰典上級執行役員)岐阜支店傘下の販売店主催により、岐阜市六条南の岐阜産業会館で開催された。会期中は昨年並みの2698名が来場。活発な商談が行われ、受注額は目標の17億円を大きく上回る17億2021万円に達した。 2019岐阜どてらい市には主催店16社、出品メーカー139社が参加し、メーカー各社の新製品・新技術が展示紹介された。生産現場の人手不足を背景に、自動化・省人化や工程集約などの提案が行われ、生産性・作業効率の向上につながる製品やシステムに注目が集まった。 開催初日は午前9時30分より開会式が行われ、主催店を代表して渡辺宗晃三信商会社長が「今年は平成最後の岐阜どてらい市となります。各メーカーさん、販売店の皆さんにとっても、平成最後の大きなイベントとなっています。是非この2日間、皆さんの力を結集して受注目標を達成しようではないですか。中部では、この岐阜どてらい市と中部どてらい市が毎年開催されています。岐阜県の販売店の誇りを持って、岐阜県の企業は岐阜県の販売店で守るのだという思いを持って、皆さん取り組んでいただきたいと思います」と挨拶した。 続いて、出品メーカーを代表して岡本知彦ナベヤ社長が「大手でも人が入らないのでは、私の会社などはもっと入らない。それでも生産をしていかなければならない。片側で、休みの数は増やしていかなければならない。そんな中で当然経営として考えるのは、生産性向上のための省エネ、省人化、自動化更新をやらなければ、次の成長の時代を迎えられないということ。そういう時代になっていると思います。働き方改革、労働生産性向上のための色々な投資が始まる。もう一つ、大手の組立メーカーさんのアウトソーシング、コアの業務ではない開発、製造などの仕事が中堅・中小企業、それも特徴ある中堅・中小企業に集まってきているという流れがある。働き方改革、労働生産性向上に関わるこの2つの投資の流れは、景気が若干変動しようとも、日本がこれから国際競争力を高めていくには必要不可欠なものです。このどてらい市は、我々メーカーと主催店様、そして山善様との商売の場です。そして、そのようなお客様、エンドユーザーの情報を共有する場であります。是非ともこの2日間、三位一体となって、それぞれがWin・Winの関係を持って目標を必達させましょう」と意気込みを語った。 事務局本部を代表して野海敏安山善代表取締役専務執行役員が「ここに来て、景況は大きく変わってきました。皆様ご承知のとおり、米中貿易摩擦、イギリスのEU離脱問題、スマホの販売不振による電子部品の停滞と、幅広く先行き不透明な状況となりました。しかしながら、先程岡本社長のお話にもあったように、一方で設備投資意欲はまだまだ底堅い業種があると思います。会場に来られる大事なお客様の相談、要望に主催店様と出品メーカー様、それと私ども山善がしっかりとお応えしていく、その場が正にこの岐阜どてらい市だと思います。正しく情報をキャッチし、正しく判断、選択をし、正しく対応することが最も大事だと思います。各社それぞれの計画を大きく達成されますことを、心より祈念いたします。今日から2日間どうか宜しくお願いします」と挨拶した。 続いて、伊藤徳行山善岐阜支店長が決意表明で目標に向かって挑戦することを誓い「我々社員、全力疾走で頑張りますので、ご支援を宜しくお願いいたします」と述べた。 スローガン隊によるどて市必勝スローガンの唱和、どて市シスターズの大手締め、主催店・メーカー・事務局の代表によるテープカットで華々しく開幕した。 記念すべき初大会 優勝は安井文康氏(錦興業) 名古屋水栓販売協会 麻雀同好会 名古屋水栓販売協会(理事長=伊藤辰之氏・イトウ社長)が麻雀同好会を立ち上げ、3月15日〓に第1回麻雀大会を名古屋市中村区の東風荘(とんぷうそう)で開催した。記念すべき初大会には正会員、賛助会員ら16名が参加した。 伊藤理事長が「初めての大会ですが、今後も継続して開催していきたいと思っておりますのでよろしくお願いします」と挨拶し、大会ルールを説明。あらかじめクジ引きで各卓へと別れていた参加者は、そこから4時間以上にわたる熱戦を繰り広げた。 初の開催となった今大会で見事優勝を果たした安井文康副理事長(庶務理事、錦興業社長)は、「今日の優勝は本当に運でした。今日は第1回目の大会でしたが、また来年もX2を目指して頑張ります!」と喜びのコメントを残した。 上位入賞者は以下の通りだ。●優勝▽安井文康氏(半荘4回計81ポイント)。●準優勝▽大野直樹氏(同協会例会担当理事、大野管材社長/同61ポイント)。●3位▽宮本大輔氏(川島商事/同20ポイント)。 脳神経内科医師を講師に迎え 「認知症は…恐い?怖くない!」 愛鋲協 平成30年度セミナーを開催 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田守彦氏・藤田螺子工業専務)は、3月1日午後7時30分より名古屋駅前の安保ホールで、脳神経内科医師を講師に迎えて「認知症は…恐い?怖くない!」と題したセミナーを開催した。組合員16名が聴講した。 大野正博副理事長(中部製作所社長)が司会進行を務め、冒頭、藤田理事長が挨拶で「本日の話は認知症についてですが、私の母親も認知症で施設におります。たまに会いに行くと、あんた誰?と言われてガクッときますが、これが現実です。言葉を変えると、社員のお父さん、お母さんも認知症になられて、社員が会社を退社する場合もあります。本日、先生の話を聞いてお役に立てていただければと思います」と述べた。 講師が登壇し「本日はできるだけ実践に近い形でお役に立てるようなお話ができればと思っています」と前置きして本題に入った。 【セミナー要旨】 本日のテーマの認知症ですが、一体どのくらいの人数になっているのか、どのくらい大変なことになっているのか。1994年に介護事業を行うための試算が出され、2020年には292万人になるだろうとまず言われて、これは大変なことだと介護保険が始まっていきます。 実際は2013年に既に462万人と、予想を大きく超えている状態に。2017年のデータでは、2025年には700万人になるだろうと言われています。 65歳以上が21%を超えると超高齢社会と定義されています。いま日本は、23%以上になっています。 残念ながら、長生きをすればするほど、認知症になる確率は高くなってしまう。つまり認知症は誰もがなりうる病気です。 認知症になったら治らないと思っている人もおられると思いますが、実はそんな訳ではありません。早期発見と適切な治療や対応で、どんどん悪化していくという状況を抑えることができる。このことを今日知っていただきたいと思います。 認知症には定義があります。一旦、正常に発達した知能が、何らかの原因で記憶、判断力等の障害が起きて、日常生活や社会生活に支障をきたす状態を認知症と言います。 認知症には、アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性型、前頭側頭型など、他にも認知症の種類はありますが、アルツハイマー型の認知症が全体の半分ぐらいと最も多い。アルツハイマー型を中心に話を進めて行きます。 認知症による物忘れは、体験全体をスコーンと忘れてしまうような物忘れ、記憶の障害です。体験の一部を忘れるのは、加齢による健康な物忘れということになります。体験そのものが抜け落ちるのに加えて、ヒントを与えても思い出さない、時間や場所の見当がつかないというのも、大きな症状の一つです。 アルツハイマー型認知症の初期は、覚えることが苦手になる。記憶の引き出しにしまえなくなる状態になる。脳の形をチェックすると、正常な人に比べて、海馬の部分に黒い隙間が大きくなる。これは脳が縮んでいるということです。 脳の形自体は異常がなく萎縮も全くないがエピソードが少しおかしいという人が、外来を受診されることが増えてきました。そういう人には脳血流シンチグラフィーを行う場合があります。初期のアルツハイマー型認知症がかなり正確に判定できるようになっています。 日常生活でそれほど困っていないが、ちょっと物忘れがあるというような人は、軽度認知障害(MCT)とされる場合があります。MCTから認知症への移行は年間10〜15%と言われています。MCTから進行せず元に戻ることもあり得るので、このような人には定期的な診察や検査を勧めています。 認知症予防は、@発症予防A早期発見B進行予防の3段階。認知症になりやすい人の特徴は、生活習慣病(糖尿病、肥満、高血圧、高脂血症)▽運動習慣がない▽65歳以上の女性(特にアルツハイマー型認知症の場合)▽趣味が少ない▽会話が少ない▽お酒とタバコ▽栄養不足(特にビタミン類)など。アルツハイマー型認知症は本当のところ、どうしてなるかは、まだ分かっていません。若年性の場合は遺伝も多いです。 まずは食事。満腹にならないと気がすまない、早食い、味の濃いものが好き、揚げ物・炒め物が好きといった人は注意が必要です。偏った食事を避ける。 次に運動。1日30分程度の適度な運動が良い。頭を働かせるデュアルタスク(二重課題)はさらに効果的です。 ときめくことをすると、脳の活性化につながると言われています。さまざまな脳トレの他、やはり人と話をすることがとても大切だと思います。 介護の立場から見た認知症ですが、初期の段階、中期の段階、非常に重篤な段階と分けて対応していただくと良いかと思います。 初期の段階は、まずは症状のサインを見逃さずに受診をして貰うこと。認知症は、残念ながら少しずつ変わって行き、色々な症状が出てくるのですが、なるべく本人のプライドを傷つけないように、それまで長い間、社会を支え、家族を支えてきた方々であり、決して子供に戻ってしまった訳ではないので、そのことを注意しながらやっていただけたらと思うのです。 高度になってくると、着替えや入浴を嫌がる、家族の区別がつかない他、普通の動作、例えば立つ、座るといった動作も分からなくなってしまう。本人はもちろん大変ですが、介護する人も物凄く大変。1人で抱え込まずに、他の家族も巻き込む、福祉のサービスを利用するなどして介護体制を見直し、介護する人の人生はまだこれからもある訳なので、仕事は絶対に辞めないで済むように何とか工夫していただく。施設への入所に抵抗感がある人もおられますが、そこに預けて家族も少し心のゆとりを持っていただいて、行った時に笑顔で接すれば患者さんも安心感を持って貰えるので、施設も上手に使いながら看ていかれることが大切だと感じます。 我々は多分、皆認知症になっていくのですが、認知症があっても何とか豊かに過ごしていける社会を作っていただきますよう、皆さんどうぞよろしくお願いいたします。 1980年6月の販売開始から38年8か月 ウォシュレット累計出荷台数5000万台突破 TOTO 海外でも販売好調 TOTO(社長=喜多村円氏、本社=福岡県北九州市)は4月3日、同社が販売する温水洗浄便座「ウォシュレット」の累計出荷台数が3月に5000万台を突破したと発表した。1980年6月の販売開始から着実に出荷台数を伸ばし、38年8か月での達成となった。 内閣府の調査によると、日本国内における2018年の温水洗浄便座の一般世帯普及率は80・2%。商業施設、交通施設、オフィス、学校などのパブリックトイレにおいては、2018年度よりスタートした同社の中期経営計画「TOTO WILL2022」で“日本を世界のショールームに”を掲げてウォシュレット設置を加速させ、増加する訪日客への体験促進を図っている。 同社では海外での販売もこの10年で出荷台数が約5倍に伸びたといい、世界各地でウォシュレットの普及を促進し、さらなる伸長をめざしていくとしている。 ウォシュレットは、1980年6月に「Gシリーズ(貯湯式)」「Sシリーズ(瞬間式)」の2タイプを発売。1986年11月から海外販売を開始した。その後、便器とウォシュレットを一体化した「ウォシュレットQUEEN」や「パブリック向けウォシュレット」などを発売し、1998年7月には累計出荷台数が1000万台を突破した。 近年は、機能とデザインが融合した製品の開発に注力。創立100周年の2017年に発売した「ネオレストNX」は、ウォシュレットと便器の“真の一体形”をめざしたフラッグシップモデルで、ウォシュレット機能部を陶器に納め“ノイズレスデザイン”を追求し、「iFデザイン賞」と「レッドドット・デザイン賞」をダブル受賞している。 その他、同社では海外で人気のワンピース便器やヨーロッパで一般的な壁掛便器にフィットする多様なデザインのウォシュレットなどを展開。今後も各国・各地域のニーズにあわせてウォシュレットを進化させ、快適で清潔なトイレ文化を国内外に広めていくとしている。 TDY製品による「次世代住宅 ポイント制度」の活用ガイドを発行 TOTO、DAIKEN、YKK AP(以下、TDY)の3社は、国や地方自治体による住宅の取得やリフォームに対する様々な税制優遇や補助・融資などの支援制度に関する情報提供を4月から強化している。 各種支援制度の情報をまとめた「TDY住宅取得・リフォーム支援制度ガイドブック」と、消費税増税に合わせて導入される「次世代住宅ポイント制度」について“リフォーム”を中心に詳細をまとめた「次世代住宅ポイント制度活用ガイド(リフォーム編)」の2種類の冊子を発行した。 「住宅取得・リフォーム支援制度ガイドブック」は、2014年から毎年最新情報を掲載し、今年で6年連続の発行となる。2019年度版では、これまでの「税制(住宅取得)」「税制(リフォーム)」「補助・融資制度」情報に加え、「消費税率引上げに伴う住宅取得支援制度特集!」を新設。住宅ローン減税、すまい給付金、贈与税の非課税措置、次世代住宅ポイント制度について詳しく紹介している。 また、省エネ・断熱・バリアフリー・耐震などのリフォームに対する優遇制度や、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に対する補助制度なども、わかりやすく紹介している。 「次世代住宅ポイント制度活用ガイド(リフォーム編)」は、10月の消費税増税に合わせて新たにスタートする「次世代住宅ポイント制度」の活用方法を発信。「次世代住宅ポイント制度」とは、一定の省エネ性、耐震性、バリアフリー性能等を満たす住宅や、家事負担の軽減に資する住宅の新築やリフォームをした人に対し、様々な商品と交換できるポイントを発行する制度で、リフォームで最大30万ポイントが付与される。 同冊子では、「次世代住宅ポイント制度」対象予定のTDY製品を、リフォーム内容と付与ポイントと共に紹介。また、具体的な「リフォームプラン例」を挙げ、希望に合ったリフォームと付与ポイントをわかりやすく提案している。 冊子の内容については、「TOTO・DAIKEN・YKK APリフォーム情報サイト」でも公開中。 〈住宅取得・リフォーム支援制度の紹介〉https://re-model.jp/about/reform/subsidy/support.html 〈次世代住宅ポイント制度の紹介〉https://re-model.jp/about/jisedaijutakupoint/ サンドビックの新体制、方針を説明 新会長に箕浦康弘氏(中央工機社長) 中部日本コロマント会 平成31年総会開く サンドビック・コロマントカンパニーの中部地区における販売店・代理店でつくる「中部日本コロマント会」の平成31年総会が2月14日午後3時30分より名古屋マリオットアソシアホテルで開催された。会員をはじめ、サンドビックのマイケル・エネベリ社長、サンドビック・コロマントカンパニーの山本雅弘バイスプレジデントらが出席した。 総会では2年間の任期満了による役員改選があり、会長に箕浦康弘中央工機社長、副会長に澤田武稔三和精機専務取締役、幹事に白蜿G雄大誠社長、大霜登三登工販社長、折敷地稔イチネン前田共栄事業所会長、佐藤祐一羽根田商会社長が承認された。 3期6年にわたり会長を務めた白蜴≠ノ感謝のしるしとして記念品(オレフォスのワイングラス)が贈られ、白蜴≠謔闌范轤フ言葉が述べられた。 箕浦新会長が挨拶に立ち「中部日本コロマント会は1987年にスタートしました。1期2年ということで、今期17期を迎えることができました。その間、前会長の白蜑長をはじめ、歴代の会長皆様方の多大なる貢献に対し敬意を表すとともに、その重責に身の引き締まる思いです。2019年がやや不透明な状況でスタートしました。自動車業界に至っては、100年に一度の変革期と言われています。そうした中、お客様は止まることなく、見えないことに対するリスク管理や、生き延びるための研究開発に多くの投資を行う。我々を取り巻く環境のキーワードはCASE(ケース)、ロボット、人工知能等、またこれらの神経の役割をする5G。そのように移り変わり、変革の時代へと進んでいくように思われます。同時に、お客様の求める姿が少しはっきりしてきたということもあると思います。それは、素晴らしい商品を機械を止めることなく作り続ける、要はスマートファクトリーといったことだと思います。これから本当に真のパートナーであるサンドビック様と同時に、新しい商品、新しい取り組みといった新たな武器を持って、皆様と共に不透明な時代に対応していきたい。お客様にトータルソリューションを提供していこうではありませんか。私は、中部日本コロマント会の最大の存在意義はこうした皆様との交流の場だと思っています。このような交流の場をさらに発展させ、その結果、お客様とサンドビック様、そして会員の皆様がWin・Winになればという期待で頑張っていきたいと思います。微力ながら中部日本コロマント会会長として、この任期を会の発展のために努力していく所存です。皆様のお力添えをお願いします」と述べた。 1月1日付でサンドビック・コロマントカンパニーバイスプレジデントに就任した山本氏は「当社は2019年から新たな体制でスタートすることになりました。当社のマーケットシェアの拡大とビジネスの成長軌道をさらに加速させるというミッションを遂行する任務を引き受けることを非常に光栄に思っています。皆様と共に日本市場でさらなる成長をするために、知恵の限りを尽くす所存です」と決意を語り自己紹介した後、同社の2018年の実績、2019年の体制、取り組みを紹介した。 2018年の業績については「世界の経済拡大、特にアジアでの力強い成長を背景に、自動車関連産業、半導体産業が好調で、設備投資も非常に順調に行われた。工作機械やロボットの受注も内需、外需とも非常に堅調に伸びている中で、当社の業績も前年と比較して良い結果となりました。過去10年を見ても非常に良い業績(2009年を100とした場合、2018年は180)で終えることができました。特に機械搭載案件が2桁以上の伸び。皆様のご支援のもとに、流通ビジネスも引き続き好調でした。皆様方への勉強会のようなトレーニングを行うコロマントアカデミーも再開しました。一方で、業務サービスで皆様方には2017年からご迷惑をかけており、改善努力はしましたが、2018年も皆様に満足していただけるレベルにはなっていないと営業の方から聞いていますので、2019年も引き続き改善の努力を行っていく所存です」と話した。 新体制については、日本の市場を西日本と東日本に分け、西日本営業統括本部、東日本営業統括本部を置く。山本バイスプレジデントが西日本と東日本の本部長を兼任するが、山本氏は中部をベースに西日本に注力し、東日本に関しては、武井篤史氏が東日本営業統括本部長代理という形で管轄し、山本氏をサポートしていく。東日本では、支店を2つ増やして4支店体制とし、より地域に根付いた営業を行い新規開拓等によるシェアアップを図ると説明された。 2019年の取り組みとして、営業マンのテリトリーを効率の良いものに見直し、ユーザー訪問件数と質の向上に注力しユーザーとのコミュニケーションを強化する。価格戦略では、ユーザー自身がグローバル化している中で、昨年に引き続き価格もグローバルレベルで標準化していく方針。販売に関しては、グローバルに四半期毎に販売強化製品を決め、戦略的に販売活動を行う。3月発売の世界初という3Dプリンタで製造されたチタン合金製ミーリングカッタ「軽量型コロミル390」など高付加価値製品の開発や、コネクテッドツール及びソフトウェアのプラットフォーム「コロプラス」のセンサ内蔵防振工具「サイレントツールプラス」を発売予定などデジタル戦略も引き続き行っていく方針が示された。 続いて、2018年サンドビック・コロマント製品の販売に大きく貢献した16社を優秀特約店として表彰。このほか特約店5社に躍進賞が贈られた。受賞者を代表して近藤正和大東通商取締役営業部長より成功事例が発表された。 休憩を挟んで、河田洋一サンドビック技術製品開発部長より、サンドビックのデジタルマニュファクチャリングについての講演が行われ、以上で総会を終了した。 総会終了後は懇親会が催され、代理店を代表して吉村泰典山善上級執行役員名古屋支社長の挨拶、澤田中部日本コロマント会副会長の音頭で乾杯した。歓談や抽選会を通して親睦を深め、折敷地同幹事の中締めでお開きとした。 TECH Biz EXPO 2019 最新技術を発信 1万名超が来場 第8回次世代ものづくり基盤技術産業展「TECH Biz EXPO2019」が2月6、7日の両日、名古屋国際見本市委員会の主催により名古屋市千種区の吹上ホールで開催された。2日間で来場者数1万518名を数えた。 同展示会は「次世代自動車・航空機などに活かすものづくり」をテーマに、レーザ応用技術、3Dプリンタ応用技術、CFRP・GFRP・CNFの製造・加工技術、AI(人工知能)・IoT関連技術など、進化し続けるものづくりを支える最新の要素技術や製造加工技術を幅広く展示紹介するもの。第8回目となる今回は、121社・団体が164小間に出展した。 併せて、「日本のものづくりを考える2日間」と題して、各専門分野から60名を超える講師陣を招き、最新かつ高度な技術講演会なども行われた。 初日の午前9時30分より吹上ホール会館棟1階エントランスホールにて開会式が行われ、主催者を代表して名古屋国際見本市委員会会長の河村たかし氏(名古屋市長)が挨拶で「名古屋市内からは国税として1兆5000億円以上を上納しています。東京を除き、税金上納率の1位は名古屋、2位が川崎。皆さんの商売、技術革新によって稼いだお金が国に入っていき、全国に分配されています。名古屋は毎年約100億円ずつ減税されていますが、これは日本で名古屋だけです。この10年で約1000億円が減税されています。減税をしたら税収が増えることを実証しているただ1つの街が名古屋です。日本一税金が安くて、日本一福祉がいい街がここに出現していることを、頭の片隅においていただきたい。皆さんのお陰で、この地区もそうですが、日本中が支えられているということです」と述べた。 同時開催の「フロンティア21 エレクトロニクスショー2019」を主催する中部エレクトロニクス振興会理事長の松尾隆徳氏(東洋電機会長)は「ご承知のように、この地区は製造業の工業出荷高日本一を誇る地域です。色々な機械の制御・連携、現在ではコンピュータ、情報通信技術を使った底支えの産業が我々のこの地区のエレクトロニクス産業であり、サポートインダストリーという位置付けになると思っています。キーワード、キーテクノロジーが、この産業展の中にたくさん潜んでいると思います。それを見つけていただき、皆様方の企業がこれから益々ご発展されるための材料として、ご活用の道を作っていただければありがたいと思っています」と挨拶した。 来賓を代表して経済産業省中部経済産業局稿淳局長が挨拶に立ち「4か月前にこちらに参りまして、色んなものづくりの現場を拝見しましたが、こだわり抜いた現場管理をどこの現場でも日々実践されている。こういう意識が徹底しているのは、真似したくてもできるものではなく、これは長年の蓄積がもたらしている強みなのだと痛感しました。もう1つ感じたのは、ものづくりの現場で、匠の技のような職人芸の世界と最新鋭のテクノロジーは、頭の中で考えると相反するもののように感じるのですが、この2つを非常に上手い具合に両立させておられる。あるいは、両立させようと苦心しておられる。ATとかIoTという言葉は良く分からないことがありますが、恐らくそういったものが進んでいくと、この匠の世界と最先端の技術がより近づいていくのだろうと思われます。今回の企画のように、様々なものづくりの基盤技術、サポーティング技術が一堂に介する場というのは、正に新しく何かを作っていくのにどういった技術があったら付加価値が高まるかを見つけていただくのに、大変良い機会だろうと思っています。今日ご参加の皆様が、新たなものづくりのブレークスルーに結び付けられることを心より祈念しています」と話した。 ガラスリサイクル工場で 分別廃棄の重要性など学ぶ 愛機工青年部 他産業視察開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の青年部(部長=滝澤有一理事・松本商店社長)は3月23日(土)、同部員らを対象とした恒例の他産業視察(研修担当幹事=水野友博氏・丸一切削工具)を開催。18名が参加した。当日は大原ガラスリサイクル岩倉工場ならびにアサヒビール名古屋工場を視察。午後4時30分に散会となった。 大原ガラスリサイクル(本社=名古屋市中村区)は1946年(昭和21年)創業のガラスリサイクル企業(旧・大原硝子店)で、今回訪れた岩倉工場(所在地=愛知県岩倉市)では、家庭や事業者から回収したガラス瓶などを細かく砕き「カレット」と呼ばれる再生原料を生成・販売している。同社はこのほか、資源再生処理部門の西春工場(所在地=愛知県北名古屋市)を有している。「カレット」は、ガラス瓶などの素となるバージン原料よりも溶けやすいため、資源・エネルギーの節約、CO2排出量の削減にも役立っており、現在「カレット」の使用比率はおよそ90%を占めているという。一行は「カレット」の生成過程を見学し、ガラス資源の分別廃棄の重要性などを学んだ。 昼食をはさみ、アサヒビール名古屋工場(所在地=名古屋市守山区)へと移動した一行は、同工場内で缶ビールなどの製造工程を見学。最後に同社の飲料を楽しんだ。 桜の季節恒例 お花見会を取引先と 岡善製作所 約30名集め 創業1899年(明治32年)、ポンプ・ポンプ装置の販売・取り付け・点検・修理を行う岡善製作所(社長=木努矛氏、所在地=名古屋市瑞穂区姫宮町)の桜の季節恒例「お花見会」が今年も4月5日(金)に開催され、仕入先のポンプメーカーや施工業者などおよそ30名が集まった。 市営地下鉄名城線・桜通線「新瑞橋」駅近くの飲食店に集まった一行。午後6時、参加者は乾杯の音頭を皮切りに、挨拶や情報交換、食事やビンゴゲームにと大いに盛り上がりを見せていた。 木社長の中締めの挨拶の後、一行は地下鉄と徒歩で一路、山崎川へ。残念ながら夜桜のライトアップは前日で終了していたものの、街灯に照らされた薄ピンク色の桜を写真に収めたりして思い思いに楽しんでいた。 ◇ 岡善製作所は、ビル・マンションの給排水設備、工場の産業用ポンプや特殊ポンプ、家庭用給水ポンプ、井戸用水中ポンプ、エンジンポンプ、汎用送風機などの「販売」「取り付け・取り替え工事」「点検・修理」を行う、明治32年創業の老舗企業だ。そのほか、「ビル・マンションの給水管更生工事」「排水管更生工事」なども得意としている。 名古屋市瑞穂区の“区の木”“区の花”は桜。区のほぼ中央を流れる山崎川は両岸に桜並木が続き、“さくら名所100選”にも選ばれるほどお花見スポットとして有名で、毎年桜の季節になると多くの見物客で賑わっている。 2019年5月19日(日)・2707号 好景気と言われる中でも 常に足元を見て着実に 遠州機工会 第8期通常総会を開催 遠州機工会(会長=前嶋孝行氏・前島商会社長)は、4月17日午後6時より浜松市中区のホテルコンコルド浜松にて第8期通常総会を開催した。総会では事業報告・会計報告、事業計画・予算案など全議案が原案通り可決された。前嶋会長は来賓・賛助会員を交えた懇親会で「遠州機工会も8期から10期、15期と少しずつ成長していきたい」と話し、引き続き協力を求めた。 総会は鈴木大造総務(丸尾興商取締役浜松支社長)の司会で進められ、立会者(賛助会役員)等の紹介に続いて、前嶋会長が「本日はお忙しい中、お集まりいただき誠にありがとうございます。遠州機工会は第8期を迎えることができました。偏にここにいらっしゃる皆様方のお陰だと思っています。今日1日、宜しくお願いします」と挨拶。 司会者より、会則に基づき、正会員数18名、出席16名と委任状2名で本総会が成立すると報告された。 議事に入り、第1号議案=第7期事業報告、第2号議案=第7期会計報告及び監査報告、第3号議案=第8期事業計画案、第4号議案=第8期予算案について審議し、いずれも原案通り可決された。 報告事項として会員名簿、委員会名簿、青年部名簿についての説明があり、その中で、新たに東亜機工が青年部に加入し部員数が11名となったことなども報告された。 総会終了後、午後6時45分から懇親会が催され、来賓・賛助会員などを含め総勢65名が参加した。 引き続き司会を鈴木総務が務め、冒頭、挨拶に立った前嶋会長は「先ほど、皆様のご協力のもと総会が無事終了しました。遠州機工会は8期目を迎え、私も2期会長職を務めさせていただいて4年目に入りました。過去3年間を振り返ると、各委員会活動を中心に皆様にお手伝いをいただいて、レクリエーションだけではなく、ここ数年は色々な研鑚事業にも力を入れてきました。特に青年部に関しては、この中部圏から飛び出し、東北や北陸など遠方まで一泊2日で行って色々な勉強をしています。皆様方から様々なお声を頂戴していますが、あまり無理することなく、遠州機工会は遠州機工会のやり方でやれば良いのかと、私は常日頃から思っています。2020年に向かってオリンピックもありますし、景気はまだここ1、2年は良いのではないかと思います。その反面、色々な方からお話を聞きますが、日本は10年周期でちょっと悪いことが起こったりする。この好景気と言われる中でも、よく足元を見つめていただいて、つまずかないように、転ばないように頑張っていきたいと思っています。遠州機工会も少しずつ成長していきたいと存じますので、引き続き皆様のご協力をお願いします」と述べた。 来賓の墨岡聖人静岡県中小企業団体中央会西部事務所主事補は祝辞で「通常総会が無事終了されましたこと、誠におめでとうございます。近年、各企業様で人手不足が課題となっていて、新入社員の確保に非常に苦慮されていると思います。その様な中で、一週間前に中央会と商工会議所が連携して合同入社式を行いました。これは、1社では1人、2人の新入社員に入社式は中々できないという企業様に向けて、合同入社式を行うことで支援をしていこうと実施したものです。非常に多くの新入社員の方々を迎えて、社員の定着の1つの支援になったのかと思います。中央会は、協同組合を通じて支援を行うというのが基本ではありますが、近年では個社に対する支援、特に最近は人材確保、事業承継、働き方改革、労務改善支援メニュー等々を充実させて、皆様企業の課題に対応できる重点的な取り組みを行っています。中央会をご活用いただければと存じます」と話した。 乾杯に際し、石黒衆浜松商工会議所副会頭(イシグロ社長)が「景気は自分で作るものです。次の時代を考えて、次の時代に積極的に投資をする。それをしないと絶対景気は良くならない。皆様が活力ある企業をそれぞれに作っていただくことが、この遠州機工会が何代も続く礎となる」と述べ、力強く乾杯の音頭をとった。 懇親の場となり、歓談が進む中、転勤・代表者の交代などで初参加した賛助会員が紹介された。また、青年部の紹介があり、杉浦理之部長(三賀専務)から部員増強への協力が呼びかけられた。 最後に杉浦一暢副会長(三賀社長)より「本日、石黒副会頭からお言葉をいただきましたが、景気は自分で作るものということで、大変素晴らしい言葉だと思いました。周りの景気とか外部要因のせいにして商売をするのではなく、外部要因をしっかりと見極めながら、そういう中でどうやって成長していくかということではないかと思います。そのためにもこの遠州機工会は、皆様との情報交換の中で新しいヒントを見つけながら切磋琢磨していけたらと思います」と挨拶があり、散会した。 遠州機工会は、静岡県浜松市とその周辺の機械工具商が正会員となり、機械工具販売業をより良くしていくための活動を行っている。現在、正会員18社、賛助会員43社(商社24社、メーカー19社)が加盟。 今年度の主な事業は次の通り。 @広告宣伝事業…業界誌へ広告掲載を行い、本会を周知 A教育情報事業…機械工具商のための研修会、講演会等▽全機工連中部ブロック会議 B視察事業…モノづくりに関する視察見学会 C福利厚生事業…会員企業の従業員と家族のための福利厚生事業 D青年部事業…ビアパーティー▽自己研鑚事業▽ボウリング大会 E通常総会…平成31年4月17日(水) F賀詞交歓会…令和2年1月6日(月)予定 Gその他…本会の目的達成のために必要な事項は役員会に諮り実施 フジキンに聞く! 水素ステーション普及に貢献 名古屋ものづくりワールド2019 ものづくりの集積地・名古屋で、製造業向けに各種ソリューションを紹介する「名古屋ものづくりワールド2019」が4月17日(水)から同19日(金)の3日間、名古屋市港区のポートメッセなごやで開催された。 今回初開催となる「次世代3Dプリンタ展」をはじめ、「機械要素技術展」「航空・宇宙機器開発展」「設計・製造ソリューション展」「工場設備・備品展」の5つの展示会から成る『名古屋ものづくりワールド2019』。そのなかで「航空・宇宙機器開発展」に出展したフジキン(社長兼COO=野島新也氏、本店=大阪市西区)に話を聞いた。 ―メインとなる出展製品・サービスは? 「水素ステーション用のバルブ・継手を一番オモテに出しております。というのは、ここは愛知県で自動車関係の会社さまが多いので一番目立つところに展示しております。また、これまで宇宙ロケットの関係も手掛けておりまして、そこにも水素が使われており、同じ水素つながりということで展示しています」 ―様々ある流体のなかで水素が得意? 「今、一番引き合いが多いのが半導体の製造装置向けで、そこにはいろんなガスが使われています。また、最近出てきた新しい産業に水素ステーション関係があり、さらに、従来からロケット関係に携わってきたことから水素に関しては実績があるということです。その他のいろんなガスも全般的に得意としております」 ―ロケット関係の仕事は今も? 「あるにはありますが製品が大量に出ていく仕事ではないので。実績はもちろんありますが、収益の何%を占める事業とまではいかないです。これからは水素ステーション関係の事業が柱となればと思っております」 ―水素ステーションの普及はまだまだこれからという感じですが? 「最初の話が立ちあがった時点から参加させていただいているので、おかげさまで水素といえばフジキン≠ニいうイメージが定着しています。これからも、その都度お客さまとやり取りさせていただき、しっかりとニーズに応えられるようにしていきます」 ―本店は大阪ですが、この中部エリアでの業績は? 「もともと弊社の売り上げのメインとなるのが半導体・液晶業界関連で中部地区にはそうした関連のお客さまが結構居られまして、おかげさまでこの地区での売り上げは近年伸びております」 ―リーマンショック以前と比べてどうですか? 「先ほども申し上げたように弊社は半導体関係が売り上げのメインですので、そこに関して言えば良いですね。それを除いた場合はどうかと言いますと、自動車関係での取り組みに注力しているのでこちらも良いです。ただ、業界ごとにバラつきはありますが、エリア別で見ると中部エリアは好調な部類に入ると思います」 ―このエリアでの展示会に今後も出展する? 「今後、このエリアでのこうした展示会には、機会があれば積極的に出展したいという思いはあります」 ◇ フジキンカープグループは1930年の創業以来、常に極限に挑戦し、技術の究極を超えることを企業ポリシーとしてきた。同社の創りだす特殊精密バルブ機器を代表とする超精密ながれ(流体)制御システムは、陸・海・空・宇宙の多彩なフィールドで貢献する製品として日々絶え間なく研究創造開発が行われている。 第7回通常総会に向け 新役員選定などを審議 岐阜機工会 第3回幹事会 岐阜機工会(会長=嶋ア晴久氏・シマザキ商会社長)は4月18日(木)、岐阜市橋本町のじゅうろくプラザで第3回幹事会を開催。幹事ら9名が参加した。5月に開催するボウリング大会や、第7回通常総会などを議題に挙げ、各事業における決定事項を詰めるなどした。 【議題1】会計報告▽会計担当の市橋定之幹事(市橋商店社長)より会計報告が行われ、これが満場一致で承認された。 【議題2】ボウリング大会の件▽岐阜機工会の毎年の恒例事業であるボウリング大会を、今年も5月17日(金)午後6時30分より岐阜市茜部のACグランドで開催することが決まった(本紙発行時、開催済み)。担当は輿宗太郎幹事(KSコシ商会社長)。正会員ら各社への参加募集案内は既に発信済みだ。幹事会当日現在、12社46名から参加希望が寄せられている。当日の受付は輿幹事と市橋幹事が務める。 【議題3】第7回通常総会の件▽岐阜機工会第7回通常総会は7月2日(火)午後6時30分より、岐阜市長住町のホテルリソル岐阜で開催することが本幹事会で決まった。当日の司会進行は徳永和也幹事(徳光社長)が、受付は市橋幹事、林修史幹事(ダイヤトイシ社長)、渡辺宗晃幹事(三信商会社長)がそれぞれ務める。このほか、正会員各社へ発信される案内状の内容や、当日の会費についても確認された。 【議題4】役員改選の件▽岐阜機工会は、2019年度が役員改選期にあたる。そこで本幹事会では7月に開催する通常総会までに新幹事候補者の選定を進めていくことで合意。同時に会員増強活動にも注力していくことが確認された。 【議題5】ビアパーティーの件▽今年の岐阜機工会のビアパーティーは8月2日(金)、岐阜市柳ヶ瀬通のホテルグランヴェール岐山で開催することが本幹事会で決まった。正会員、賛助会員らおよそ100名の参加が見込まれる。案内状は後日発信される。 【議題6】ゴルフコンペの件▽本幹事会では、9月28日(土)に開催することが決定した。 以上、約1時間半におよぶすべての議題審議が滞りなく終了し、この日は散会となった。 バーチャル展示会で情報発信力を強化 2019中部機械加工システム展盛況 ジーネット名古屋支社 来場者は目標上回る約4900名 ジーネット(社長=古里龍平氏、本社=大阪市中央区)の名古屋支社傘下の有力販売店が主催する「2019中部機械加工システム展」が3月15、16日の2日間、ポートメッセなごや第3展示館において開催され、期間中、目標の4000名を大きく上回る約4900名が来場し活況を呈した。 中部機械加工システム展は、ものづくり産業の集積地である中部地域で開催される機械加工に的を絞った展示会で、6年連続の開催となった。 機械加工に関する最新機械・機器の展示を通してものづくり現場の問題解決を提案する展示会として評価を高め、主催店・出品メーカー・来場者数は年々増加。今回は主催店181社、出品メーカー188社(工作機械・CAD/CAMメーカー他=25社、機械加工周辺機器メーカー=163社)が参加した。 「製造業の未来に向けて」をテーマに、会場には各メーカーの最新鋭の工作機械をはじめ、切削工具、ツーリング、治具、産業ロボット、測定機器、環境機器等の機械加工周辺機器などが展示され、ユーザーの生産性向上、高精度加工につながる幅広い提案が行われた。 今回新たな取り組みとして、ユーザーの各部門をイメージしたメーカー分類を取り入れ、これまで加工内容等を中心に分類されていた展示から、総務や管理担当者にも見てもらいやすい展示となり、好評を博した。「製造」…バリ取り、切削工具、治具、ツーリングメーカーなど▽「生産技術」…自動化、搬送・ポカヨケ関連メーカーなど▽「品質管理」…測定関連メーカーなど▽「保全」…設備劣化防止・設備寿命の長期化関連メーカーなど▽「総務・管理」…BCP対策、環境・省エネ関連メーカーなどに分類し、ユーザーの社内部署・部門担当を想定した提案を集めて展示された。 また、会場内を原則一方通行とし、メーカーの小間の前を通り会場全体に人が流れるよう、会場レイアウトを工夫したことも効果的だった。 併催セミナーは、従来の機械加工に関する最新セミナーに加えて、「働き方改革」に関するマネジメント担当者向けセミナーなども行われた。世界の多くの自動車メーカーが部品調達基準として採用している「IATF16949(自動車産業向け品質マネジメントシステム)」入門セミナーや、専業主婦から社長になった「町工場の娘」ダイヤ精機・諏訪貴子氏によるセミナーなど注目のセミナーもあり、全てのセミナーで満席、受講者総数は1000名を超える盛況ぶりだった。 さらに今回、新たにweb上であたかも実際の会場へ行ったかのような体験ができる「バーチャル展示会」を導入(大阪機械加工システム展と共通)。展示会の開催に合わせて動画などで各メーカーの出展内容を公開することにより、会場への集客アップが図られた。また、出品された商品を展示会後にユーザーが確認することもでき、情報発信力が強化された。 初日は午前9時30分から主催店ならびに出品メーカー、ジーネットの社員など関係者らが参加して開会式が行われ、古里ジーネット社長が挨拶で「2019中部機械加工システム展にご参加いただき、誠にありがとうございます。今回は、昨年より更に進化をしています。機械というのはユーザーニーズとともに進化し続けなければならないと思っています。主催店は前回の164社から181社となり、ご賛同いただいている主催店様が増えました。また、出品メーカーも前回の185社から188社に増えています。この展示会は、開催ごとに展示の質が高まってきているのではないかと、手前味噌ですがそう感じています。前回と違う点で言うと、1つはバーチャル展示会を並行して開催しています。ネット上で展示会を併設しており、これの良い点は、例えば生産技術の方が展示会に来られて、これは製造の部分で使えるのではないか、あるいは総務の方が使えるのではないかということを帰ってから会社のなかで伝え、それをバーチャル展示会で担当者の方に見ていただける、こういうやり方もできるのではないかと思っています。今回の展示会は、我々だけではなく、メーカー様も色々な試みを行っています。皆様にも是非、バーチャル部分もご体験いただければと思っています。セミナーでは諏訪貴子さん(「町工場の娘」の著者)に女性社長としての奮闘記などを講演していただきます。そんなこともあって、今回はセミナーに1000名を超える参加者があり、全てのセミナーが満席となっています。我々はそのようなソフトの部分でも努力を続けていきたいと思っています」と同展を紹介。 さらに古里社長は、4月1日付で長年名古屋支社長を務めた大谷秀典支社長が本社に転勤となり、その後任として松吉正訓支社長が就任することを報告し、「今回この展示会が平成最後の展示会で、かつ大谷にとっても最後の名古屋の展示会となります。是非皆様方の最後のご協力をお願いします」と述べた。 続いて出品メーカーを代表して、深田宙司ヤマザキマザックトレーディング統括部長が「中部市場は大変重要な市場と考えられます。そして有力な販売店様が主催されるこの展示会は毎年大きな成果を上げておられます。4月より働き方改革、安全法案などが順次施行される中で、製造業の皆様が何を困られているか。その対応には労働生産性向上など、待ったなしの要望があります。そんな中、この展示会では最新鋭の機械、周辺機器、環境改善機器など、機械加工システムに的を絞った、そして製造現場でお困りの問題の解決策を提示する展示会となっています。ジーネット様はじめ、皆様の企画力と綿密な準備の賜物と深く感謝いたします。そして皆様とご一緒にこの2日間、多くの商談を獲得できる機会として頑張っていきたいと存じます。ジーネット様はじめご協賛の皆様には、この展示会の好機を生かしていただきますよう、この2日間ご来場されるお客様への最高のもてなしでご商談につなげていただき、お客様とさらに良い関係の構築を実現できますように祈念いたします」と挨拶した。 産業用ロボット受注額28.7%減 国内出荷額は増加を維持 ロボット統計 2019年1〜3月期 一般社団法人日本ロボット工業会(会長=橋本康彦氏・川崎重工業取締役)が4月25日発表した「ロボット統計受注・生産・出荷実績2019年1〜3月期(会員ベース)」によると、産業用ロボットの受注額が前年同期比28・7%減で2四半期連続の減少、生産額が同11・6%減で3四半期連続の減少となった。前年同期が大幅増であった影響もある程度考慮されるが、昨年下期から続く鈍化傾向はより鮮明になっているとしている。 国内は出荷額トータルで前年同期比増加を維持し、主要業種の電子・電気機械、自動車製造業用とも底堅く推移している。 輸出は各用途向けで減少し、溶接用輸出額は2016年7〜9月期以来10期ぶりに200億円を切った。主要国では米国・中国向けに加えて、比較的堅調だった欧州でも減速となっている。一方、東南アジアは堅調に推移している。 発表された2019年1〜3月期の受注・生産・出荷の各状況は次の通り。 1.受注 受注台数…4万1075台(前年同期比35・4%減)、3四半期連続の減少 受注額…1560億円(同28・7%減)、2四半期連続の減少 2.生産 生産台数…4万2185台(前年同期比24・4%減)、3四半期連続の減少 生産額…1625億円(同11・6%減)、3四半期連続の減少 3.出荷 総出荷台数…4万3089台(前年同期比24・2%減)、3四半期連続の減少 総出荷額…1676億円(同11・3%減)、2四半期ぶりの減少 国内出荷台数…1万3233台(同2・2%増)、8四半期連続の増加 国内出荷額…582億円(同4・3%増)、2四半期連続の増加 輸出台数…2万9856台(同31・9%減)、3四半期連続の減少 輸出額…1094億円(同17・9%減)、3四半期連続の減少 @国内出荷内訳 〈電気機械製造業向け〉 国内出荷台数…3600台(前年同期比8・2%増)、9四半期連続の増加 国内出荷額…164億円(同0・5%増)、3四半期ぶりの増加 〈自動車製造業向け〉 国内出荷台数…4829台(前年同期比3・0%減)、7四半期ぶりの減少 国内出荷額…205億円(同1・3%増)、2四半期連続の増加 A輸出内訳 〈電子部品実装用〉 輸出台数…2388台(前年同期比17・1%減)、2四半期ぶりの減少 輸出額…421億円(同10・7%減)、2四半期ぶりの減少 〈溶接用〉 輸出台数…6802台(前年同期比29・5%減)、4四半期連続の減少 輸出額…180億円(同25・6%減)、4四半期連続の減少 総受注高24.0%減の393億円 5か月連続で前年下回る 中部経済産業局 平成31年3月度金属工作機械受注 中部経済産業局が4月26日に発表した平成31年3月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、FUJI、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比24・0%減の393億4500万円となり、5か月連続で前年を下回った。前月比は11・6%増だった。 国内受注は、前年同月比30・9%減の127億9500万円となり、4か月連続で前年を下回った。前月比は7・4%増だった。 主力の一般機械工業向けが前年同月比14・9%減の62億8400万円と5か月連続で前年を下回り、自動車工業向けも同27・5%減の40億8200万円と4か月連続で前年を下回った。 海外受注は、前年同月比20・1%減の265億5000万円となり、5か月連続で前年を下回った。前月比は13・8%増だった。海外受注比率は67・5%となっている。 北米向けが前年同月比31・7%減と2か月連続で前年を下回り、ヨーロッパ向けが同17・8%減、アジア向けが同18・1%減とともに5か月連続で前年を下回った。シェアは、アジア(トルコを含む)向け35・6%、北米向け33・5%、ヨーロッパ向け25・1%。 国別にみると、1位のアメリカが85億1900万円(前年同月比29・2%減)、以下、中国59億3000万円(同17・1%減)、ドイツ15億1200万円(同24・6%減)、イタリア12億3900万円(同24・8%減)、ブラジル9億3900万円(同526・0%増)の順となった。 販売額は、前年同月比2・8%増の576億8900万円となり、16か月連続で前年を上回った。前月比は54・3%増だった。 受注残高は、前年同月比1・9%増の2177億1900万円となり、24か月連続で前年を上回った。前月比は10・1%減だった。 爪のないダイヤモンドリング 個性的なデザインが可能に 北川ダイヤモンド工業 接着技術を独自開発 北川ダイヤモンド工業(社長=北川正樹氏、本社=名古屋市中区)は、爪のない一点留めダイヤモンドリングの製作販売を開始した。 ダイヤモンド工具メーカーとして65年間培ってきた技術力で、指輪の台にダイヤを接着する技術を開発。爪をなくしたことで、デザインの幅が大きく広がった。世界初の技術という。 ダイヤにも個性があり、工具職人は色々な色があることを知っている。同社はこれを活用しようと工業用ダイヤを使ったジュエリーブランドANOTHER DIAMOND(アナザー・ダイヤモンド)を2年前に立ち上げた。 今回、開発した爪のないリングは、爪によって隠れる部分がないため、ダイヤの色や形をこれまで以上に生かすことができる。 また、どこにでも接着できるのでデザインの自由度が高い。外部機関による強度試験で、真珠の一点留めの3倍以上の接着強度が確認されたという。 リングは4デザイン(イエローとホワイトの2色、合計8種類)が用意され、好きなダイヤを選び、つける場所、向きもカスタマイズして接着できる。価格は20万円(税別)から。 平成30年度会計決算報告を承認 総会への提出議案を審議 愛鋲協 平成30年度第7回定例理事役員会 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田守彦氏・藤田螺子工業専務)は、4月18日午後6時30分より名古屋駅前の安保ホール会議室で理事5名と監事2名が出席して定例理事役員会を開き、5月24日に名鉄ニューグランドホテルで開催する「第46期通常総会」に提出する各議案の内容や当日の役割分担などを審議した。 冒頭、藤田理事長より挨拶があり、続いて議案審議が行われた。 第1号議案=平成30年度会計決算報告及び監査報告に関する件は、事務局より決算内容の説明があった後、剰余金処分案が示され、いずれも承認された。 また、同日午後6時より同会議室にて、藤田理事長ほか理事会出席理事立ち合いのもと、監事の佐野康介氏(佐野螺子工業専務)と奥田勝彦氏(東邦精器社長)による監査が実施された。理事会で佐野監事より監査報告が行われ、承認された。総会当日の監査報告も佐野監事が行うこととした。 第2号議案=令和元年度・第46期通常総会準備に関する件は、総会次第に沿って担当を確認した。総会の司会進行を松原徳幸理事(千代松螺子社長)が担当。来賓として中央会に臨席の依頼をする。懇親会の司会進行を鈴木憲一理事(エフシーテック社長)、開宴の辞を小倉正嗣副理事長(小倉商店社長)、乾杯の発声を前理事長の馬場將嘉理事(メイナン会長)、閉会の辞を大野正博副理事長(中部製作所社長)がそれぞれ担当する。 その他、総会資料の内容を確認し、誤字脱字を訂正した。総会資料は5月8日頃組合員宛に郵送することとした。 第3号議案=令和元年度会計予算(案)に関する件は、事務局より、収入の部で組合員が3社減の37社となり賦課金収入が減少すること、支出の部ではねじ商連の総会費用負担が発生するため諸団体費が増加することなどが説明され、予算案が承認された。 第4号議案=令和元年度組合員実態調査のまとめに関する件は、事務局より賦課金の差等割による金額分布などが報告された。 第5号議案=その他は、総会資料の内容チェックについて、週末までに確認し訂正があれば事務局に連絡することとした。 最後に、次回理事会を5月24日(総会当日)午後4時30分より名鉄ニューグランドホテルで開催することを確認し、以上で理事役員会を終了した。 今年は総勢28チームが出場 愛機工 4月13日開会式を開催 第79回愛機工親善野球大会開幕 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は4月13日、第79回愛機工親善野球大会の開幕を迎えた。今大会には28チームが出場し、Aゾーン(16チーム)・Bゾーン(12チーム)でそれぞれ優勝を目指す。 開会式は午前8時40分から3年ぶりに球場として復帰した江南市民球場で行われ、第1試合の太田廣Bチームと日伝チームのメンバー、江南市軟式野球連盟審判団、組合からは、滝澤有一青年部長(松本商店社長)をはじめとする青年部員、福利厚生部の理事らが参加した。 山崎公明組合事務局長の司会で進められ、六浦康正理事(福利厚生部・六浦本店社長)が第79回大会の開会を宣言した。 続いて、野崎憲昭理事(福利厚生部副部長・常磐精機社長)が「先月第78回野球大会が終わったばかりですが、今日からいよいよ第79回野球大会が始まります。絶好の天気でスタートでき、非常に良かったと思っています。野球を通して、優勝を目指すこともそうなのですが、やはりここに見える審判団の皆さん、愛機工組合の事務局の山崎さん、福利厚生部の理事、そしてお手伝いをしている青年部の方々の支えがあって野球ができるということも、忘れないでいていただきたいと思っています。フェアプレーで怪我の無いように、優勝を目指して頑張ってやっていただきたいと存じます。1年間、皆で組合の野球大会を作り上げていきたいと思いますので、皆様方よろしくお願いいたします」と挨拶。 滝澤青年部長がピッチャー、服部嘉高青年部副部長(服部商会社長)がキャッチャーを務めて始球式が行われ、熱戦の火蓋が切られた。 大会1日目の試合結果は次の通り。 【第1試合】 Bゾーン太田廣B対日伝の試合は、共に実力のあるチーム同士の戦いとなり、息詰まる試合運びで3回まで両チーム共に無得点。この状態を打ち破ったのは日伝、4回裏に1点を取り先制した。その後も緊迫したゲーム展開で共に点を上げられず、日伝が1点を守りぬいて勝利した。 太田廣B 0000000=0 日 伝 000100X=1 【第2試合】 Aゾーン東陽対太田廣Aの試合は、東陽が、ほぼ1か月前に終了した前回大会で優勝した勢いをそのままに、1回表に2点を先制。続く2回にも3点、3回には5点をとり大量のリード。太田廣Aの反撃を0点に抑え、10対0で東陽が連覇を目指して幸先良いスタートを切った。 東 陽 235=10 太田廣A 000=0 故伊藤笹子副会長偲び イトウ お別れの会営む かねてより病気療養中だったイトウ(社長=伊藤辰之氏、本社=名古屋市北区)の伊藤笹子副会長が2月9日(土)夕刻、逝去された。享年93歳。葬儀・告別式は近親者のみで執り行われたが、4月12日(金)、改めて伊藤笹子副会長のお別れの会が名古屋市中区の名古屋東急ホテルで営まれた。当日は多くの関係者が参列し故人を偲んでいた。 伊藤社長は「故伊藤笹子のお別れの会に際しましては、お忙しい中にもかかわらずご参列賜り厚く御礼申し上げます。皆様のお陰をもちまして、滞りなく会の方、相済ますことができました。故人は社業の発展に一貫した志をもって一生を捧げることができました。故人がこれまでに皆様から頂戴致しました数々のご厚情に感謝申し上げますとともに、故人同様、今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます」と、関係者に感謝の言葉を送った。 ここに、改めて故伊藤笹子副会長のご冥福をお祈り申し上げます。 野村利光氏 サンユー商事社長 機械工具商社サンユー商事(本社=名古屋市熱田区外土居町9-14トキワ外土居ビル)の創業者で社長の野村利光氏が3月10日、急逝された。享年77歳。 通夜が3月11日午後7時より、告別式が翌12日午前10時より、いずれも名古屋市港区の平安会館みなと斎場にてしめやかに執り行われた。仕事一筋、真面目で誠実な人柄で人望が厚く、突然の訃報にも関わらず多くの関係者などが故人との別れに駆けつけた。 野村利光氏は、名古屋大和機械器具の専務として活躍していた頃、新社屋を建築して直ぐに親会社が倒産し苦境に立たされたが、部下とともに現在の会社を設立、輸入工具・金型工具を中心に取扱う専門商社として業績を伸ばしてきた。 告別式では、喪主を務めた長男の野村周司氏が挨拶で「本日はお忙しい中、父利光の葬儀にご会葬くださいまして厚く御礼申し上げます。働くことが好きだった父で、私が小学生の頃、平日に顔を合わすことはほとんどありませんでした。忙しい毎日でしたが、日曜日には私の大好きな愛知青少年公園に毎週のように連れて行ってくれる、子ども思いの一面もありました。大阪出身で、笑うこと、笑わせることが大好きな父でしたので、皆様にも是非笑顔で見送っていただきたいと思っております。苦しい時も問題ない、大丈夫だと口癖のように言っていました。多分今頃は、問題ない、天国は天国だと言っているように思います。生前父が皆様にお世話になりましたことを、心より感謝申し上げます」と会葬の御礼を述べた。 愛機工組合 支部総会 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の各支部は、2月下旬から4月中旬にかけて各地で支部総会を開催。5月28日(火)に名古屋市中区の名古屋ガーデンパレスで開催される本部組合の通常総会に備えた。 【熱田支部】 野村氏へ黙とう捧げる 今年度事業決まる 熱田支部(支部長=滝澤有一理事・松本商店社長)は3月28日(木)、名古屋市熱田区のサイプレスガーデンホテルで支部総会を開催。支部員総数26名中、過半数を超える20名(委任状含む)が出席し、本総会の成立が宣言された。 司会進行は後藤聡幹事(喜一工具中部営業ブロック)が務め、木奈崎孝二幹事(山善名古屋支社)の開会の辞で総会はスタート。冒頭、滝澤支部長が野村利光氏(サンユー商事)の逝去について触れ、全員で黙とうが捧げられた。その後、滝澤支部長が議長に選出され以下の議案について審議・報告が行われた。 【第1号議案の1】平成30年度事業報告承認の件▽●MRJミュージアム見学会および歴史探索会(平成30年6月30日(土)・29名・担当=吉川勝朗幹事・山下機械)、●大相撲名古屋場所観戦(同7月20日(金)、愛知県体育館・9名・担当=服部繁一幹事・大宝)、●忘年会(同12月25日(火)・割烹「安兵衛」・19名・担当=小浦正喜理事・こうら)について各担当幹事から報告され、いずれも満場一致で承認された。 【第1号議案の2】平成30年度収支決算報告承認の件、監査報告▽平成30年度収支決算について会計担当の小浦理事より報告。これに対して会計監査を担う稲垣昌之幹事(三立興産)より監査報告が行われ、これが満場一致で承認された。 【第2号議案の1】2019年度事業計画(案)の件▽2019年度事業計画案が発表され、満場一致で承認された。熱田支部の今年度事業は以下の通り。●7月頃=産業視察会(セントレア見学を予定)、●10月頃=歴史探索会、●8月頃もしくは11月頃=スポーツ(プロレスを予定)観戦、●12月20日(金)=熱田支部が本部組合2020年新年賀詞交歓会の幹事を務めることから、会場で振る舞われる料理の試食会を兼ねた支部忘年会がこの日に開催されることが決定した。 【第2号議案の2】2019年度収支予算(案)の件▽2019年度の収支予算案が発表され、これが満場一致で承認された。 【第3号議案】その他▽支部員名簿の記載内容の確認などが行われた。 以上、すべての議案審議が滞りなく終了し、閉会の辞をもって熱田支部の総会は終了した。 【南支部】 本部組合新年賀詞交歓会 設営担当務めあげる 南支部(支部長=森庸一理事・森哲社長)は3月29日(金)、名古屋市中区のMIRAIEで支部総会を開催。支部員総数44社中、過半数を超える33社(委任状含む)が出席し、本総会の成立が宣言された。 司会進行は加藤茂幹事(藤清商会)が務め、中川雅夫副支部長(ナカガワ)の開会の辞で総会はスタートした。森支部長が挨拶の後に議長に選出され以下の議案についての審議・報告などが行われた。 【第1号議案】平成30年度事業報告書、収支決算報告書承認に関する件▽●平成30年度支部総会(平成30年3月28日(水)・東京第一ホテル錦・39社)、●第26回支部ゴルフ大会(同6月27日(水)・貞宝カントリークラブ・19名)、●支部ビアパーティー(同7月27日()・名古屋国際ホテル・20名)、●支部忘年会(同12月7日(金)・名古屋国際ホテル・22名)、●本部組合新年賀詞交歓会(平成31年1月17日(木)・ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋・設営担当支部)、●支部幹事会(同2月22日(金)・名古屋国際ホテル・10名)、以上について報告され、いずれも満場一致で承認された。また、平成30年度収支決算について棚木基之会計担当幹事(NaITO)より報告が行われた。これに対して伊藤久輝会計監査担当幹事(丸正)より監査報告が行われ、これも満場一致で承認された。 【第2号議案】2019年度事業計画書(案)ならびに収支予算書(案)承認に関する件▽2019年度事業計画案ならびに収支予算案が発表され、これらは満場一致で承認された。南支部の今年度事業は以下の通り。●2019年3月29日(金)(当日)=支部総会開催(担当実行委員/森哲)、●同6月26日(水)=貞宝カントリークラブで支部ゴルフ大会開催予定(担当実行委員/ナカガワ、NaITO)、●同8月7日午後6時30分より=名古屋国際ホテルで支部ビアパーティー開催予定(担当実行委員/丸正)、●同12月3日(火)午後6時より=東区白壁の老舗料亭「か茂免」で支部忘年会開催予定(担当実行委員/三和商事、近代精機)、●随時=支部幹事会(担当実行委員/森哲)、●その他=支部員に有効な諸事業の開催、など。 【第3号議案】その他の件▽支部員名簿の記載内容の確認などが行われた。 以上、すべての議案審議が滞りなく終了し、閉会の辞をもって南支部の総会は閉会した。 【東支部】 恒例のPRタイムで 各社事業など情報を共有 東支部(支部長=野崎憲昭理事・常磐精機社長)は4月3日(水)、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で支部総会を開催。支部員総数29社中、過半数を超える28社(委任状含む)が出席し、本総会の成立が宣言された。 司会進行を務める坂井一斉氏(サンコー商事)の開会の辞で総会はスタート。野崎支部長の挨拶の後、林正人理事(広商NEXUS)が議長に選出され、以下の議案について審議・報告が行われた。 【第1号議案の1】平成30年度事業報告▽●支部総会(平成30年4月4日(水)、東京第一ホテル錦、22名)、●支部ビアパーティー(同8月22日(水)、ガーデンキッチンフラリエ、30名)、●親睦ゴルフ会(同12月1日(土)、富士カントリー可児クラブ、14名)、●支部忘年会(同年同月12日(水)、東京第一ホテル錦、39名)、●支部幹事会(平成31年3月26日(火)、レストランHOE・EVER、7名)、以上について時津達也副支部長(理事、新栄商会)が報告。いずれも満場一致で承認された。 【第1号議案の2】平成30年度決算報告ならびに監査報告▽平成30年度決算について細川幸明支部会計幹事(日伝)より報告が行われた。これに対して支部会計監査を担う浅野英之氏(中央工機)より監査報告が行われ、これが満場一致で承認された。 【第2号議案】交付金について▽本部組合事務局の山崎公明事務局長より説明があった。 【第3号議案の1】2019年度事業計画(案)▽2019年度事業計画案が時津副支部長より発表され、これが満場一致で承認された。東支部の今年度事業は以下の通りだ。●2019年4月3日(水)(当日)=支部総会を開催、●同8月頃=支部ビアパーティーを開催予定、●同12月頃=支部忘年会を開催予定、●未定=支部幹事会を1回開催予定、●同11月頃=親睦ゴルフ会を開催予定、など。 【第3号議案の2】2019年度予算(案)▽2019年度予算案が細川会計幹事より発表され、これが満場一致で承認された。 【第4号議案】その他▽支部員名簿の記載内容の確認、支部員交代の報告などが行われた。 以上、すべての議案審議が滞りなく終了し、倉地克明支部幹事(倉地社長)の閉会の辞をもって東支部の本総会は閉会した。 【三河支部】 有志ゴルフ会 開催日時等、要検討 三河支部(支部長=三井重信理事・三井機工社長)は4月19日()、愛知県岡崎市井田町の日本料理「重の家」で支部総会を開催。過半数を超える支部員が出席(委任状含む)し、三井支部長より本総会の成立が宣言された。 三井支部長が冒頭の挨拶の後、そのまま議長へと選出され、以下の議案についての審議・報告が行われた。 【第1号議案の1】平成30年度(期間/2018年4月1日〜2019年3月31日)事業報告▽●支部通常総会開催(平成30年4月20日(金)・和食「石川」にて)、●JIMTOF有効利用検討会および暑気払い会開催(同7月27日(金)・香楽にて)、●JIMTOF視察(同10月29日(月)・支部員各自)、●JIMTOF視察報告会および忘年会開催(同12月14日(金)・城北飯店にて)、以上について報告があり、これらはいずれも満場一致で承認された。なお、当初計画のあった有志ゴルフ会は参加希望者が定員に達することなく、今回は開催が見送られた。今後、開催曜日や場所を一考することとなった。 【第1号議案の2】平成30年度収支報告ならびに監査報告の件▽平成30年度収支決算について、三井支部長より報告が行われた。これに対して斉藤健治支部会計監査(三豊社長)より監査報告が行われ、これが満場一致で承認された。 【第2号議案の1】2019年度(期間/2019年4月1日〜2020年3月31日)事業計画(案)の件▽2019年度事業計画案が三井支部長より発表され、これが満場一致で承認された。三河支部の今年度事業は以下の通り。●2019年4月19日(金)(当日)午後7時=重の家で支部総会を開催、●同7月12日(金)=城北飯店でMECT開催有効利用検討会および支部納涼会を開催予定、●9月頃=有志ゴルフ会を開催予定、●同10月23日(水)〜同26日(土)=ポートメッセなごやでMECT開催、●同12月初旬頃=MECT展視察報告会および支部忘年会を開催予定、●2020年3月中旬〜4月中旬頃=支部総会を開催予定。 【第2号議案の2】2019年度収支予算(案)の件▽2019年度収支予算案が発表され、満場一致で承認された。 【第3号議案】その他▽初参加の支部員・賛助会員の紹介など。 以上、すべての議案審議が滞りなく終了し、閉会の辞をもって三河支部の総会は閉会した。 【尾張支部】 支部員の勧誘に注力 増員に向けて協力呼びかけ 尾張支部(支部長=大崎政雄氏・大崎機工社長)の支部総会は2月23〜24日の1泊2日の日程で、滋賀県米原市のエクシブ琵琶湖を会場に行われた。 総会は初日の午後4時より服部嘉高理事(服部商会社長)の司会進行、佐々木伸之理事(太田廣常務)の開会の辞で始まり、資格審査発表で近藤尚文理事(油傅商店社長)より支部員数23社中、23社出席(委任状含む)で総会が成立すると宣言された。 大崎支部長が挨拶に立ち「当支部の問題点として、支部員数の減少があります。ここ3年間で支部員が自主廃業で3社、社長さんが急逝されたという事情で1社が退会し、4社減っています。支部員数25社が理事4名の境界線で、25社を割ると理事が3名になるそうです。2020年の改選期までに支部員を増やせば、今のままです。私たちを取り巻く景気は悪くないのですが、組合に対して無関心な方が多く、なかなか難しいという状態です。皆様のお知り合いで該当する企業がありましたら、ご紹介いただければ幸いです」と話した。 議長に坂倉幹和氏(コーワ精工販売会長)を選出して議案審議に移り、平成30年度事業報告並びに収支決算報告、同監査報告、平成31年度事業計画案並びに収支予算案を原案通り承認可決した。平成31年度事業計画には総会、忘年会、役員会(年3回)のほかに、支部員の勧誘(2社位)も盛り込まれた。 総会終了後は懇親の場となり、和やかに歓談して親睦を深めた。この日は同ホテルで宿泊し、翌朝解散した。 【北支部】 9月に日帰り懇親会 事業内容と日程を決定 北支部(支部長=長村康義氏・長村商店社長)は、3月13日午後6時30分より名古屋市北区の木曽路黒川店にて総会を開催した。 司会の清水純司支部幹事(清水商店社長)が、開会の辞に続いて、支部員総数21社中、12社出席により総会が成立することを宣言した。 長村支部長が「本日は急に寒い中、北支部の総会にご参集いただきありがとうございます。今年度は役員改選もありません。残り1年間の支部長の任を務めてまいります。北支部の中でも色々な行事を少しでもやって盛り上げて行きたいと思います。本日は粛々と総会を進めてまいりたいと存じますので、宜しくお願いします」と挨拶。 服部健理事(伊吹産業社長)を議長に選出して、第1号議案=平成30年度事業報告、第2号議案=平成30年度収支報告、同監査報告、第3号議案=平成31年度事業計画(案)を審議し、全議案を承認可決した。 来賓として出席した山崎公明組合事務局長が挨拶で「組合からの連絡事項は2点。まずメカトロテックジャパンが今年10月に開催されます。今回の展示会も申し込み開始と同時に満小間になるという状況でしたので、盛況裡に開催できるものと存じます。ご協力ありがとうございました。もう1点、また新たに2020年7月にロボット展を開催します。共催として出展者の勧誘、動員に取り組んでまいります」と組合事業について話した。 総会終了後は懇親会が催され、和やかに情報交換などして親睦を深め、午後9時前に服部理事の中締めでお開きとした。 今年度の主な事業として、6月にゴルフコンペ(西支部と合同で開催、詳細未定)、9月7日に日帰り懇親会、12月11日に忘年会、2020年1月18日に豊川稲荷初詣、3月18日に総会、そのほか支部役員会の適宜開催を予定している。 【中北支部】 10月のメクト展へ協力呼びかけ 来年7月にはロボット展を共催 中北支部(支部長=幡野裕幸氏・朝日社長)は、3月22日午後6時より名古屋市中区のローズコートホテル地下1階「比翼」にて総会を開催した。支部員13名が出席した。 司会の稲葉秀樹支部幹事(宇野執行役員営業本部第2ブロック長)の進行により、冒頭、幡野支部長が挨拶で「皆様の会社でも人手については色々と頭を悩ませておられると思いますが、弊社も年末に募集をしたところ、初めて外国の方に名乗りを上げていただきました。この大須界隈でもコンビニの定員はほぼ外国人であったりと特別違和感はないのですが、我々の業界ではまだ外国人を採用して営業や配達に回っているケースは少ないのではと思っています。今回は見送りとなりましたが、5年、10年を見越せば我々の業界も当たり前になっているということもあるかもしれません。それでは中北支部の総会を始めさせていただきます」と話した。 規約により幡野支部長が議長を務め、第1号議案=@平成30年度事業収支報告A監査報告、第2号議案=平成31年度事業収支案について審議し、すべての議案を原案通り承認可決した。今年度の主な事業は、親睦ゴルフ会(7月13日)、忘年会(12月)、総会(2020年3月)を予定している。 総会後の懇親会では、高田研至副理事長(井高社長)が、10月開催のメカトロテックジャパンと、来年7月に初開催されるロボットテクノロジージャパン(実行委員長=森田乾嗣副理事長・モリタ社長)への協力を呼びかけた後、乾杯の音頭をとった。 和やかな雰囲気で情報交換などが行われる中、4月1日付けで本社(大阪)営業本部長に栄転する大谷秀典ジーネット取締役名古屋支社長から挨拶が行われた。 最後に、森田副理事長が「愛機工組合はニュースダイジェスト社さんと共催でロボットテクノロジージャパンを開催します。ロボットはこれから我々の業界で本当に必要なものになってくると思いますし、新しい分野に我々が挑戦していかないと業界も立ち行かない。機械工具という分野にとらわれず、色んな物を集めてロボット展を成功させたい」と意気込みを語り、懇親会を終了した。 【西支部】 ゴルフ大会、ビアパーティー、 ボウリング大会などで交流 西支部(支部長=内藤和美氏・内藤商事社長)は、4月5日午後6時30分より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて総会を開いた。 冒頭、内藤支部長が「日頃は支部活動、組合活動にご尽力いただき、誠にありがとうございます。本年度はメカトロテックジャパンの年ですので、また皆様にご尽力をお願いすることと存じます。来年には、新しくロボットテクノロジージャパンの開催も控えていますので、こちらも宜しくお願いします。西支部の活動としては、昨年度は色々やり過ぎたかと思うほど盛りだくさんの企画を実施しました。今年度は少し控えさせてはいただきますが、皆様の方でご検討を宜しくお願いします」と挨拶。 支部員総数30社中、出席25社(委任状含む)で過半数を超えており、総会が成立すると報告された。 司会進行ならびに議長を矢野茂雄理事(滝川物産社長)が務めて、議案審議に入った。 第1号議案=平成30年度事業報告ならびにこれらの会計報告承認の件、および平成30年度会計監査報告▽第2号議案=平成31年度事業計画ならびにこれらの予算案承認の件を審議し、いずれの議案も原案通り承認された。 今年度の主な事業は、西・北支部合同親睦ゴルフ(6月頃)▽ビアパーティー(8月頃)▽忘年会(12月頃)▽ボウリング大会(2020年2月頃)▽幹事会(同3月頃)を計画している。 第3号議案=その他の案件は、本社住所移転により南支部から新しく西支部に加わった丹野砥石興業が紹介され、丹野吉道社長より挨拶が行われた。 総会終了後は懇親会が催され、内藤支部長の乾杯の発声で開宴。支部員らが親交を深めるなか宴もたけなわとなり、吉野栄一理事(吉野機械工具社長)の中締めにより盛況のうちにお開きとなった。 また、この日の総会開始前にはイチネン名古屋支店の矢野光春氏より、組合本部が15年ほど前から普及を推進しているガソリンの給油カードについて、利用可能SSブランドが4月1日より拡大し、全国の8割ほどのガソリンスタンドで使用できるようになり利便性が向上したことが説明された。その他、同社の自動車リース、自動車高価買取サービス、自動車管理サービスなども紹介された。 【中南支部】 2019年度事業計画を承認 担当幹事など決まる 中南支部(支部長=鈴木俊雄氏・マルマン商事会長)は、3月29日午後6時30分より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて総会を開催した。 冒頭、鈴木支部長が挨拶で、日頃の支部活動並びに組合活動に対しての支援協力に御礼を述べ、本総会がスムーズに進むよう協力を求めた。 なお、本総会は支部員総数17社中、過半数の出席(委任状含む)を得て成立している。 議案審議では、第1号議案=平成30年度事業報告、会計報告並び監査報告▽第2号議案=平成31年度事業計画案並び予算案について審議し、いずれも原案通り承認された。今年度の事業として、納涼会(8月)、忘年会(12月)、支部総会(2020年3月)を予定している。 総会に出席した山崎公明組合事務局長は、組合事業の報告として「メカトロテックジャパン2019が10月に開催されますが、お陰様で申し込み開始とともに満小間状態となり、最終的な小間数が4月上旬には決定するかと思いますが、約1950小間と過去最高規模となりました。会期中は盛況に開催されることと思います。また、2020年7月にニュースダイジェスト社が新たな展示会の企画として、ロボットテクノロジージャパンを開催します。こちらも共催という形で出展者の勧誘、来場者の動員に取り組んでまいりますので宜しくお願いします」と話した。 九州、中・四国のユーザー向けに 産業用ロボット常設展示施設 ダイドー 国内3拠点目、福岡営業所内に新設 メカトロニクスの専門商社ダイドー(社長=山田貞夫氏、本社=名古屋市中村区)は、同社が今後の事業展開の柱の1つと考える産業用ロボット販売を効率的に行うために、国内3拠点目となるロボット常設展示施設(ロボット実験工場)を福岡営業所(福岡市博多区上牟田2-2-27)内に新設した。4月19日午後2時より九州、中・四国地区の主力販売店、取引メーカーなどを招待してお披露目した。 同社は、ロボットシステムの構想提案、導入支援、アフターに至る一貫したサポート体制で、自動車関連から食品・化粧品・医療まで幅広いユーザーのニーズに対応。「導入リスクは極力小さく、運用効果は最大限に」を目標に活動し、あらゆるユーザーのロボット導入に役立ち、ロボット業界の活性化に寄与することを目指している。 今回開設されたロボット常設展示施設は、2016年6月に本社隣に開館した「ダイドーロボット館」、2018年6月に東京支店近く(東京都江戸川区)に開館した「ダイドー東京ロボット館」に続く3つ目の施設となり、主に九州、中・四国の販売店、ユーザーを対象に、ロボット・関連機器の見学や、産業用ロボットの実験施設としてシミュレーションによる適用検討を行いニーズに合った仕様かを確認する機能などを備えている。 見学の後、会場を博多駅前のホテル日航福岡に移して午後4時より開設祝賀会が開かれた。 山田社長は挨拶で「福岡営業所においでいただき、ありがとうございます。私どもは2018年11月期にダイドー単体で売上高が念願の1000億円となりました。これも偏にお客様とわが社に商品の供給をしていただいているメーカー様のお陰と、深く感謝申し上げます。私どもでは東京・大阪・名古屋にロボット専門のエンジニアが60名います。今のところは先行投資で、5年先には今の5倍ぐらいの需要が出てくるかと思います。皆様方には、そういう我々の苦境をご理解いただき、3〜5年先にはロボットメーカーさん、システムインテグレーター(STer)さんに必ず御礼を申し上げますので、それまでご指導とご支援をお願いします」と述べた。 来賓の坂下久二郎ファナックロボット事業本部ロボット国内セールス本部長が「福岡ロボット実験工場の落成、誠におめでとうございます。九州地区、中国地区の有力なお客様に省人化、ロボット化の問題解決の場として、このロボット実験工場を是非とも活用していただいて、この地区の産業をどんどん盛り上げていただきたいと思います。私どもファナックも全面的にご支援させていただく所存です」と祝いの言葉を述べ、乾杯の音頭をとった。 当日参加したロボットメーカー3社(FUJI、デンソーウェーブ、ファナック)の紹介とPRスピーチに続いて、江上昌弘ダイドーロボット事業部長が参加した同部社員を紹介。その他、ロボット事業部の事業内容の説明や九州営業部の社員紹介も行われた。 最後に、樋口博也ダイドー西日本営業本部長が御礼の挨拶で「1974年に、この九州福岡の地に営業所を構えてちょうど45年になります。この地区の皆様に有益な提案ができるようにやって行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします」と述べ、終了した。 |