back namber

2015年(平成27年)9月
戻る
2015年9月611(日 25732574
全機工連人材開発委員会の
事業方針・取り組みを報告
愛機工 8月定例理事会を開催
 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)は、8月19日午後4時40分より東京第一ホテル錦において理事会を開いた。7月に実施された海外調査、10月21日開幕のMECT展(メカトロテックジャパン2015)の準備状況、人材開発委員会の報告などが行われた。
 冒頭、伊藤理事長より挨拶があり、続いて議事に入った。
 @会員の増強活動の件は、退会の意向を示している1社に対し、慰留に努めることを確認した。
 A海外調査報告は、林実行委員長(経営対策部長・広島商事社長)より行われた。ベトナム業界調査が7月5日(日)から11日(土)に実施され23名が参加、ハノイ地区からは高田副理事長(井高社長)、広島商事・上海の鍾氏が合流した。
 調査地域は、南部のホーチミン地区と北部のハノイ地区。日系ユーザーを中心に機工商品の調達や流通の問題点など流通形態をはじめ、ベトナム市場の今後の動向を調査した。ハノイでは39名が参加してパネルディスカッション及び懇親会が開催された。今後は実行委員会にて報告書の編集作業を行い、9月または10月に発行する予定。報告会については開催を検討するが、今年度の中部ブロック会議(幹事=愛知組合)の中で発表する事も考えると報告された。
 BMECT展報告は、高田実行委員長(副理事長)。会期は10月21日(水)〜24)(土)の4日間、ポートメッセなごや全館を会場に444社・1915小間(うち組合分465小間)の規模で開催される。
 開催要項は従来同様。特別展では「軽量化革命!Mg〜燃えない・割れない≠ェ世界を変える〜」をテーマに1000℃の高温に加熱しても燃えないマグネシウム合金の自動車・航空機・鉄道車両に関わる切削技術を紹介する。また、住友電工が開発した割れないマグネシウム合金の深絞り技術を紹介する。23日(金)は午後7時までのナイター開催。
 懸念される駐車場については、代替地として「空見駐車場」を使用しシャトルバスでピストン輸送する(所要時間約10分)。ただし周辺は渋滞が想定されるため関係者には金・土曜日の来場を避けるか、あおなみ線の利用を勧める。
 今後は、組合として来場者の動員に注力する。動員については従来同様、招待券を組合員に配布しユーザーに手渡しで来場を呼びかける。他、関係先として中部ブロック、金属連、全機工連近隣組合および東京組合・大阪組合、中央会機械金属製造業30団体に配布を予定。組合事務所は前回と同じ2号館西側に設置し休憩や食事、打合せ等、組合関係者に開放される。展示会終了後は、関係出展者を招き報告会および懇親会を11月に開催する予定と報告された。
 C人材開発委員会報告は、水谷委員長(副理事長・ミズタニ機販社長)より行われた。8月18日、名古屋駅前の安保ホールにて人材開発委員会が開催され、一條全機工連事務局長、中川情報部長(ナカガワ社長)、滝澤青年部副部長(松本商店社長)、三井理事(三河支部長・三井機工社長)も出席してEラーニングシステムや全機工連で承認されている全国機工商若手交流会への支援について議論した。出席13名。若手交流会については、2016年に岐阜で開催が予定されている。10月23日に全国青年部交流会を開催するが、今後は両会の統一を検討する。また推薦図書は、日本工具工業会が5月に発行した「切削工具の手引書」、ND社発行の「初めての工作機械」、大阪組合発行の「機械器具・工具の基礎知識」等を検討することなどが報告された。
 D社員研修について、林経営対策部長が説明。ツール・エンジニア・スクールを9月10日(木)〜12日(土)の3日間、中部ポリテクセンターにおいて開催する。受講者は4月の開催で受講できなかった20名を優先するため募集案内は配信せず、現在、受講者の意向を確認中と報告された。
 E経営者・管理者セミナーについて、引き続き林経営対策部長が報告。8月19日(理事会前)、マイナンバー制度説明会を開催した。講師はブロードリーフの豊蔵裕次氏。出席51名。説明会では「マイナンバー導入後の対応」をテーマに▽マイナンバー導入後に起こる工具業界関連の問題点と将来の課題とは何か▽従業員のマイナンバー管理の対処方法、セキュリティーの考え方▽法人番号の活用方法などマイナンバー導入後の具体的な対策…など工具商社の視点で説明を受けたと報告された。
 F第75回親善野球大会報告は、長村福利厚生部長(長村商店社長)より行われた。大会8日目を終え、Bゾーンのベスト4進出チームが決まった。Aゾーンは調整が難航し進行が遅れており、A・Bゾーンの決勝戦は10月初旬になる見込みと報告された。
 G部会報告【総務部】組合および理事会のスムーズな運営に努める。【情報部】組合報を近日中に発送する。人材開発事業に参画する。【経営対策部】当面は海外業界調査報告書に注力する。【事業部】8月3日に事業部会を開催しMECT展の動員について要項をまとめた。会期中混雑が懸念される駐車場や周辺道路の案内を作成しユーザーや関係者に周知する。事業部は会期中交代で常駐する。【青年部】キャンプの集いを8月1〜2日に実施した。参加218名。ビアパーティーを8月5日「ざぶん」にて開催した。参加32名。当面の事業は、10月23日に大阪組合が幹事組合として企画設営する全国青年部交流会に参加する。その他、日帰りバスツアーや勉強会を企画している。【福利厚生部】当面は、野球大会の運営に努める。大会終了後は審判、青年部を交え反省会を開催する。ゴルフ大会については、今理事会にて10月28日に春日井カントリークラブで開催することを確認、準備を進めることとなった。
 H訃報 ユタカ(東支部)の社長奥田豊氏が8月3日永眠された。82歳。通夜式が8月5日、告別式が翌6日に執り行われた。
 Iその他 平成28年度総会日程について、当初予定した5月24日は都合により変更となり、日程が決まり次第知らせると事務局より連絡された。次回理事会は10月13日の開催。

受注・生産・総出荷台数が
前期を超え過去最高実績に
ロボット統計 受注・生産・出荷実績2015年4〜6月期

 一般社団法人日本ロボット工業会は7月30日、ロボット統計受注・生産・出荷実績2015年4〜6月期(会員ベース)を発表した。これによると、同会員対象企業32社の受注額は前年同期比10・1%増となり8四半期連続のプラス成長となった。生産額は同13・8%増、総出荷額も同13・1%増とそれぞれ7四半期連続のプラス成長となった。受注台数、生産台数、総出荷台数はいずれも前期を上回り四半期ベースで過去最高実績となった(サービスロボットは調査対象外)。
 概要は次の通り。
 1、受注について
 受注台数は、前年同期比で0・9%増の3万5891台となり、9四半期連続のプラス成長となった。また、受注額では、同10・1%増の1467億円と、8四半期連続のプラス成長となった。
 なお、受注台数は前期を上回り四半期ベースで過去最高実績となった。6月の受注台数においても、同年3月実績を上回り月ベースで過去最高実績となった。
 2、生産について
 生産台数は、前年同期比で8・2%増の3万6126台となり、8四半期連続のプラス成長となった。生産額では、同13・8%増の1386億円となり、7四半期連続のプラス成長となった。
 なお、生産台数も前期を上回り過去最高実績となった。
 2014年(会員+非会員)の生産額は、前年比20・6%増の5940億円と3年ぶりにプラスに転じた。また、受注台数など全ての台数で過去最高実績となった(国内出荷台数を除く)。
 今年2015年(会員+非会員)の生産額は、引き続き海外需要の拡大と国内設備投資が増加し、現況では7000億円となる見通し。
 3、出荷について
 国内自動車産業向けが伸び悩む中で、電気機械産業向けは国内外ともに好調であった。海外市場で見ると、欧米向けは堅調に伸び、アジア向けは前年並みの高い水準を維持している。
 総出荷台数は、前年同期比で6・9%増の3万5927台となり、8四半期連続のプラス成長となった。総出荷額では、同13・1%増の1349億円となり、7四半期連続のプラス成長となった。
 なお、総出荷台数も前期実績を超え、過去最高実績となった。
 国内出荷台数は、同14・9%増の7354台となり、7四半期連続のプラス成長となった。国内出荷額は、同37・9%増の351億円となり、7四半期連続のプラス成長となった。
 輸出台数は、同5・0%増の2万8573台となり、8四半期連続のプラス成長となった。輸出額は、同6・4%増の998億円となり、8四半期連続のプラス成長となった。
 なお、輸出台数も2014年4〜6月期の実績を超え、過去最高実績となった。
 @国内出荷内訳
 自動車産業向けは、前年同期比で18・1%減の2128台となり、6四半期ぶりにマイナスに転じた。出荷額は、同5・0%減の92億円となり、6四半期ぶりにマイナスに転じた。スポット溶接用が半減したことがマイナス要因となった。
 電子・電気機械産業向けは、前年同期比で61・7%増の2802台となり、8四半期連続のプラス成長となった。出荷額は、同68・9%増の137億円となり、4四半期連続のプラス成長となった。電子部品実装用や一般組立用、半導体用(ウェハ搬送など)が好調であった。
 A輸出内訳
 溶接用は、前年同期比で2・9%増の9285台となり、8四半期連続のプラス成長となった。出荷額は、同6・1%増の236億円となり、8四半期連続のプラス成長となった。欧州やアジア向けの需要は好調であったものの、米国向けは前年同期を下回り、全体を押し下げる要因となった。
 電子部品実装用は、前年同期比で5・3%増の2513台となり、8四半期連続のプラス成長となった。出荷額は、同24・2%増の393億円となり、6四半期連続のプラス成長となった。電機向けの主要用途である電子部品実装用は、主要輸出先である中国向けがほぼ前年並みとなった。
 輸出は、米国景気の好調と欧州経済の回復、中国市場の伸長を背景に、先行きへの期待感が高い。

東京・大阪青年部と交流を密に
規約は随時見直すことで合意
愛青会 第1回例会開催

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=倉地久雄氏・倉地社長)の青年部「愛青会」(部長=山田康成氏・山彦)は7月16日、倉地理事長、峰澤彰宏担当副理事長(峰澤鋼機社長)を交え、名古屋市中村区にある居酒屋「座座はなれ」にて、平成27年度第1回例会ならびに懇親会を開催した。当日は、報道を含め13名が参加した。
 冒頭、挨拶に立った倉地理事長は、発足当時より青年部(当時の呼称は「愛管商青年部」)に携わっていたことから、これまでの歴史を織り交ぜながら青年部規約に触れ、「平成22年6月に制定された愛青会の規約ですが、このなかに記載されている名称も以前の『愛管商青年部』のままです。こうした点も踏まえ、随時この規約を見直し、これから愛青会を担っていく皆さんが気持ち良く活動できるようにしてもらいたい」と語っていた。
 引き続き、今年度より愛青会に加入した伊藤弘晃氏(イトウ)と福元良貴氏(山信)の紹介を経て、愛青会の今後の方針ならびに活動案について山田部長より報告と提案がなされた。愛青会の今後の方針として、@オープン化▽皆が情報の共有と開示を常とし、愛青会だけでなく、組合全体を巻き込んで、さまざまな企画を立案・実行していくこと。A結束と準備▽愛青会会員の横のつながりを密にし、まずは来年開催される「第31回管工機材・設備総合展2016」をスムーズに迎えられるようにすること。以上の2点が提案され、これが承認された。また、愛青会の今後の活動案として、2カ月に1度の例会、年末年始の忘年会または新年会、親睦ゴルフコンペ、BBQなどと組合せた勉強会、ゴルフ以外のスポーツ会、メーカー・工場見学など研修会兼懇親旅行、東京・大阪青年部との交流会、新規会員スカウト活動が挙げられた。これら活動案は今後の例会などで随時検討していくことで合意されたが、特に東京・大阪青年部との交流会については峰澤担当副理事長からの強い勧めもあり、実現に向けて活動していくこととなった。冒頭の倉地理事長の挨拶にもあった青年部規約については、随時、意見などを持ち寄り、検討することで合意された。
 例会終了後は、峰澤担当副理事長の「皆さんと一緒に楽しむためにも、一致団結して、愛青会活動を一生懸命やっていきましょう」との挨拶で懇親会がスタート。会員同士、テーブルを挟んで仕事や組合活動などの話題で大いに盛り上がりを見せるなか、最後は荒木彌一郎前副部長(荒木商事)の中締めの挨拶で会はお開きとなった。

MECT2015
トヨタ、ホンダ、
ボーイングなどがセミナー
聴講申込は公式Webサイトから

 ニュースダイジェスト社(社長=樋口八郎氏、本社=名古屋市千種区)は、主催する国内最大級の工作機械見本市メカトロテックジャパン2015(MECT2015)で実施するセミナーの聴講予約を8月24日より開始した。トヨタ自動車上郷工場長兼下山工場長の花井幹雄氏や本田技研工業設備金型企画推進室長の田岡秀樹氏、ボーイング・ジャパン社長のジョージ・L・マフェオ氏など各分野に精通した6人の講師が、「自動車」「航空機」「軽量化」をテーマに、ものづくりの今後について講演する。
 今年10月に名古屋市で開催されるMECT2015は、2年に一度東京で開催される日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に次ぐ国内で2番目の規模の工作機械・技術の専門見本市。今回は過去2番目となる1915小間(444社)の開催規模となる予定。
 各セミナーとも定員は400人。申し込みは公式Webサイトからのみ。事前登録制で申し込みは先着順となる。
 【セミナー概要】
 開催初日10月21日(水)のテーマは「クルマづくりのいま」。ニッポンのクルマづくりのいま、そしてこれからについて、トヨタのエンジン製造の中枢を担う上郷工場長兼下山工場長の花井幹雄氏が、ホンダの世界拠点に対する金型戦略の企画推進役である田岡秀樹氏が、思う存分語り尽くす。
 2日目、22日(木)のテーマは「航空機産業、次の一手」。ボーイング・ジャパン社長のジョージ・L・マフェオ氏が、航空機業界の最新動向、日本のサプライチェーンについて語る。また、ボーイング製航空機の機体製造を手掛ける企業の1社、富士重工業が航空機製造に関わる新$カ産技術の一端を紹介する。
 3日目、23日(金)のテーマは「日本発、新素材が世界を変える」。日本で生まれ、さらなる飛躍が期待される「KUMADAI不燃マグネシウム合金」と「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)」。両素材の第一人者が現在の開発、技術トレンドを通して、今後製造業が目指すべき「軽量化」技術の可能性を示す。
 ◆開催場所=ポートメッセなごや交流センター3階会議ホール
 ◆開催日時=10月21日(水)〜23日(金)@13時〜14時A14時30分〜15時30分
 ◆聴講料金=無料 ※会場への入場料1000円は別途必要
 ◆申込方法=公式Webサイト(mect-japan.com)のセミナーページから受け付け
 ◆講演内容 
 10月21日(水)
 テーマ「自動車」 クルマづくりのいま
 講演=トヨタの生産現場におけるものづくり・人づくり「〜日本でものづくりを継続し、年輪的成長をするための取組み〜」…トヨタ自動車常務理事上郷工場長兼下山工場長 花井幹雄氏
 講演=「ホンダの真ん中には『人間』がいる!寄居プレス工場の世界最速生産スピードと金型工程短縮+軽量化STRIP Body」…本田技研工業四輪生産企画統括部設備金型企画推進室長 田岡秀樹氏 
 10月22日(木)
 テーマ「航空機」 航空機産業、次の一手
 講演=ビジネス環境とサプライチェーン「日本とともに民間航空機を製造」…ボーイング・ジャパン社長 ジョージ・L・マフェオ氏
 講演=「航空機製造の新技術により新しい価値を創造し続ける富士重工業〜さらなる成長を目指して」…富士重工業航空宇宙カンパニー生産技術部部品生産技術課担当 木村志郎氏 
 10月23日(金)
 テーマ「軽量化」 日本発、新素材が世界を変える
 講演=「世界が注目!軽い・強い・燃え難いKUMADAIマグネシウム合金」…熊本大学先進マグネシウム国際研究センター長 河村能人氏
 講演=「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)による自動車・航空機の軽量化」…東レ・アドバンスドコンポジットセンター所長 古川正人氏

鋳鋼生産9か月連続前年割れ
増加基調の鍛鋼にも天井感
日本鋳鍛鋼会 6月の鋳鋼・鍛鋼生産実績

 一般社団法人日本鋳鍛鋼会が8月17日に発表した、鋳鋼(全国74工場)、鍛鋼(同18工場)の平成27年6月分の生産実績は、鋳鋼が前年同月比5・5%減の1万3680トンとなり9か月連続して前年を下回った。鍛鋼は同1・1%増の5万7279トンとなり3か月ぶりにプラスに転じた。前月比は鋳鋼8・9%増、鍛鋼10・9%増といずれも増加した。
 この結果、平成27年度第1四半期(4〜6月)の生産実績は、鋳鋼が前年同期比8・6%減の3万9247トン(前期比1・3%減)、鍛鋼が同2・3%減の16万7990トン(同2・2%増)となった。
 同会によると、鋳鋼の生産は、主力の土木建設・鉱山機械向けの停滞が継続し、回復の兆しが見えない状況。船舶向けも微増にとどまるなど、主力2機種の低調さから全体的にマイナスとなっている。加えて、鋳鋼管やバルブ、金型など多くの機種が減少している。その他では、プレス向けが省エネ補助金による鍛圧機械の受注増加から好調に推移しているものの、下支えには至っておらず、鋳鋼の先行きの不透明さが続いているとしている。
 鍛鋼については、自動車向けが牽引しているが、国内四輪車生産が低水準となっていることから、微増にとどまっている。関連して、ロールや型用鋼も一服感が出ている。発電用機器は国内原子力動向の不透明さや海外案件の停滞により、厳しい状況が続いている。鍛鋼も第1四半期で前年割れとなったことから、これまでの増加基調から一転し、天井が見えてきた格好だとの見方を示した。

青年部全国大会の支援など
人材開発委員会
全機工連中部ブロック 事業方針を確認

 全日本機械工具商連合会(会長=前西孝夫氏・エバオン会長)の中部ブロック(ブロック長=高田研至氏・井高社長)が担当する人材開発委員会(委員長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、8月18日午後3時30分より名古屋駅前の安保ホールにて、委員ら13名参加による会合を開いた。
 今回から愛機工組合の滝澤青年部副部長(松本商店社長)、中川情報部長(ナカガワ社長)、三井三河支部長(三井機工社長)が加わり、東京から全機工連の一條事務局長も参加。各氏の紹介と改めて事業方針の確認が行われた。三方針は@青年部全国大会の支援A社員教育関連図書・DVDの推薦・活用BEラーニングシステムの構築。
 青年部全国大会の支援については、滝澤副部長から青年部全国大会の経緯を聞き、どのような支援ができるかを探った。現在隔年で行われている全国大会は、平成元年の東名阪青年部・青年会による「東西交流会」から始まり、途中から隔年開催になり、今年の大阪で17回目となる。3年前に被災地仙台で、昨年浜松で行われた回を含めると19回、来年開催が決まっている岐阜で20回目を迎える。これを機に青年部を持たない組合、機工会からも広く次世代を担う人材の参加を呼びかけ、「若手交流会(仮称)」として発展させていく道筋を作るための予算が全機工連で組まれた。10月初めにまずは東名阪3地区の青年部・青年会代表で話し合うこととした。
 教育関連図書・DVDの推薦・活用では、全機工連推薦を示すシールが完成し、手始めに全機工連で購入した船井総合研究所の「機械工具商社『管理職』の基本シリーズ」DVD(テキスト付)に貼り、全国6ブロックに配付された。今後は利用方法の検討が必要とされる。推薦図書は、ニュースダイジェスト社の「はじめての工作機械」、日本工具工業会の「切削工具の手引書」、トラスコ中山の「ココミテ」、大阪組合発行の「機械器具・工具の基礎知識」があり、全機工連で購入し各組合、機工会への配付が考えられている。それぞれに冊数・価格などを交渉することとした。
 また、前回紹介された、社員教育研究所のDVD教材を使った(講師付)セミナーを、中部ブロックで開催することを決めた。当面は愛機工組合で行い、内容が良ければ全機工連に諮り各地での開催を検討していく。
 Eラーニングシステムについては、中川情報部長の協力を得て、数年前に作成した愛機工組合のリクルート用ビデオをYouTubeで組合ホームページにアップさせることを決めた。名南経営に依頼したコンテンツは保留中とした。
 その他、人材適性診断システムCUBICの活用について、岐阜の嶋ア氏(シマザキ商会社長)は社員全員に実施、三重の水野氏(共栄商会社長)と浜松の吉田氏(吉田社長)も利用してみることを確認した。ビジネスマネジャー検定試験の結果は出ていないが、今後の課題として一條事務局長にも案内された。

11月6日にボウリング大会
行事を見直し福利関係充実へ
名古屋伝動機商組合 7月例会を開催

 名古屋伝動機商組合(理事長=服部将康氏・服部社長)は、7月22日午後6時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦において例会を開催した。藤原落合名古屋支店長と宮部大喜産業中部ブロック長が当番幹事を務めた。
 例会前に、ムラセ会長村瀬幸男氏、大矢伝動精機創業者大矢巖氏、椿井精工社長ご母堂の訃報が伝えられ、全員で黙祷を捧げた。
 服部理事長が挨拶に立ち「総会で理事長を拝命しましたが、まだまだ実感のない状態です。早いもので、2015年度も4か月経ちました。皆さんの景況感はどうか非常に興味深いですが、私どもの会社の場合、4、5、6月と結果的には前年を少し上回るくらいで来ています。特別良いということもなければ、悪いと感じることもなく、ぼちぼちと思う中で仕事をしています。そのような中で、私どもの会社で日々当たり前のように行っている業務であった仕事の内容を、当たり前に行うなと朝礼で話をしています。どうしても流れで仕事をしているところが多々あるので、このぼちぼちの景況感の中、少しでも上を目指そうと思うと、一つ一つ細かいところを見直さなければいけないとの思いからです。この伝動機商組合においても、しっかりした精査と言いますか、行事においても皆さんに吟味していただいて、色々な意見を吸い上げていけたらと感じています。本日の例会、議題がいくつかありますので、忌憚のないご意見を賜ればと存じます」と述べ、続いて議事に入った。
 親睦ゴルフ会については、「第2回組合懇親ゴルフ」を7月25日に藤原ゴルフクラブ(三重県いなべ市)で日伝の細川名古屋支店長が世話役となり、3組11名の参加を得て開催。服部理事長は「若干、台風が懸念されますが、少しでも楽しい会となるように準備をしていますし、今後、第3回、4回に続けていけるような会になればと努力していきます」と話した。
 秋のボウリング大会については、長村副理事長(長村商店社長)より説明され、昨年は全国大会(名古屋大会)の開催もあり、ボウリング大会に代えて夏にビアパーティーを行ったが、今年は戻して「第13回ボウリング大会」として開催すると話された。開催日は11月6日、スポルト名古屋(名古屋市中区)にて午後7時より開始の予定。併せて大会への参加も呼びかけられた。
 その他の件で、服部理事長より、組合員名簿を更新し今後は毎年更新していくことが提案され、承認された。また、組合の行事を見直して組合員の従業員を対象にした行事を増やしてはとの意見が出され、継続して審議していくことを確認した。

第1四半期(4〜6月)連結決算
DMG森精機 AG社連結で売上収益960億円

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区名駅2-35-16)は8月7日、2015年12月期第1四半期(2015年4〜6月)の連結決算を発表した。
 同社は、この第1四半期より国際会計基準(IFRS)を適用。また、ドイツDMG MORI AKTIENGESELLSCHAFT(AG社)に対する公開買付を完了し、AG社の株式の議決権所有割合が52・54%となったため、2015年4月1日より連結対象とした。
 第1四半期の売上収益は960億6500万円(前年同期372億4100万円、※IFRSに準拠)となった。その他の収益には、AG社グループが連結対象となったことに伴い、同社が過去に取得したAG社株式等の段階取得に係る差益372億9600万円を計上した。地域別の受注環境は、国内の受注が好調に推移したほか、中国、アジア地域も堅調だった。
 営業利益は339億6500万円、税引前四半期利益は336億7800万円となり、親会社の所有者に帰属する四半期利益は323億1800万円(前年同期16億7200万円、※IFRSに準拠)となった。
 財政状態に関しては、AG社グループを連結対象としたことにより、第1四半期連結会計期間末における資産合計は5816億9800万円となった。資本合計は2474億3200万円となり、親会社所有者帰属持分比率は32・0%となった。
 連結業績予想については、期初の通期(2015年4月〜12月の9か月間)予想を据え置いた。
 同時に発表された「2020年ビジョン」では、世界市場のシェアを現在の8%から10%に伸ばすことで、2020年に売上高6000億円、営業利益率13〜15%の達成を目指すとした。

グループ全社で“省エネ”に取り組む
工場やオフィス向け最新動向発表
三菱電機中部支社 省エネセミナー開催

 三菱電機中部支社(支社長=村井武夫氏、所在地=名古屋市西区)は7月15・16日の2日間、名古屋市東区にある同社名古屋製作所内FAコミュニケーションセンターにて「三菱電機グループ環境・省エネセミナー&展示会2015in名古屋」と題した、工場・ビル・店舗・オフィス向け省エネ製品などの最新動向を中心に紹介するセミナーならびに展示会を開催した。セミナーは2日間で計8回開催され、延べ800人の受講者が参加した。
 今回のセミナーならびに展示会開催にあたり、同社執行役員中部支社長の村井武夫氏は「各企業が環境に配慮するようになり、その活動を後押しするように国は補助金などの支援策を打ち出しています。技術および製造を通じて、環境に優しい、豊かな社会の実現に我が社も寄与したいと考えています。今回のセミナーでは、我が社の省エネへの取り組みをご説明させていただきます」とコメントを発表した。
 セミナー会場に隣接した展示スペースには、三菱電機グループ各社から、LED照明器具、太陽光発電システム用高効率パワーコンディショナーなどの省エネ製品≠竅A統合ビルセキュリティーシステム「MELSAFETY」、CCTVシステム「MELOOK3」を始めとするセキュリティ$サ品などが数多く展示された。またFAコミュニケーションセンター入口では、トラックキャラバンによる「三菱電機グループの空調・照明製品及び新型インバーターチラー展示」も行われた。セミナーのタイトルは以下の通りだ。
【15日】
@「三菱電機名古屋製作所の省エネ取り組み事例〜新生産棟のご紹介〜」
A「IPM・三相モータにおけるインバータを活用した省エネ対策」
B「LED照明の最新動向と2015年度新商品のご紹介」
C「直流給電システムを利用した省エネ化」
【16日】
D「三菱電機名古屋製作所の省エネ取り組み事例〜新生産棟のご紹介〜」
E「フロン排出抑制法と新型インバーターチラーのご紹介」
F「LED照明の最新動向と2015年度新商品のご紹介」
G「賢く学び上手に活かす太陽光発電システム」

アルミ高能率加工に的を絞った「a40」
発表会と技術セミナーを開催
オーエスジーと牧野フライス製作所が共催で

 オーエスジー(社長=石川則男氏、本社=愛知県豊川市本野ケ原3‐22)は7月30、31日の2日間、オーエスジーアカデミー内展示場(豊川市一宮町宮前149)において、牧野フライス製作所(社長=牧野二郎氏、本社=東京都目黒区中根2‐3‐19)と共催で、牧野フライス製作所の「新製品 横形マシニングセンタa40発表会」と合わせて、最新アルミ高能率加工を実現するための「技術セミナー」を開催した。今回は特に東三河から静岡西部地区のユーザーを対象に行われ、セミナーには約100名が参加した。
 会場では、今年6月に牧野フライス製作所から発表されたばかりの最新横形マシニングセンタ「a40」の実機を使用して、アルミダイカスト部品加工の超高能率加工実演が行われた。自動車部品などのアルミダイカスト部品加工において求められる品質・生産性・コストに応える、最新・最先端加工をアピールした。
 また、オーエスジーが今年の4月にライセンス契約をした独ハイマー社の「焼ばめ装置」も展示された。13kWという非常に強い出力で加熱できることが特長で、ボタンひとつで12ミリシャンクでも素早く(約5秒)で加熱が完了する。
 1日2回、計4回実施された技術セミナーではオーエスジーの中山氏が「高付加価値を生み出すアルミ加工用工具技術」について解説。アルミニウム合金は、工具寿命から見た被削性は非常に良いが、軟らかいため溶着を生じやすい。アルミ加工の問題の多くはこの溶着に起因し、加工面のむしれによる精度や粗さ不良が生じやすくなると説明し、タップ加工の溶着によるトラブルと対策法を紹介した。
 ドリル加工は、剛性よりも切りくず排出性が重要として、工具の@切りくずをカールさせる溝形状A広いチップルームBきれいな溝面が、溶着を防ぎ切りくずの流れをスムーズにすると説明。オーエスジーが開発したアルミ加工用特殊3枚刃ドリルは、2枚刃よりもガイド性が向上し、アンバランスな切削抵抗を分散する特長を紹介した。
 アルミ加工に適したエンドミルの溝フォームや刃先形状、耐溶着性・潤滑性が高いDLC(Diamond Like Carbon)コーティングの効果も紹介、約1μmの薄膜がシャープなエッジと良好な仕上げ面を生み出すと話した。
 牧野フライス製作所は、横形マシニングセンタ「a40」の特長を説明。アルミダイカストの加工に特化し、従来機種に比べサイクルタイムを25%短縮できるという。スピンドルの径を小さくすることで、40番テーパ機の加工能力で小型機並みの俊敏性を実現。主軸立ち上がり時間は従来機種の3分の1で12000回転に達すると話した。

新登場 立形マシニングセンタ
ecoMillVシリーズ
DMG森精機 究極の加工精度・耐久性・価格を実現

 DMG森精機(社長=森雅彦氏,本社=名古屋市中村区名駅2-35-16)は、ECOLINEシリーズの新たなラインアップとして立形マシニングセンタecoMillVシリーズ「ecoMill600V」「ecoMill800V」「ecoMill1100V」の3機種を開発し、販売・出荷を開始した。
 ECOLINEシリーズは高い機能を備えながらも、操作性の良さとユーザーに満足してもらえる価格、短納期を実現するDMG MORIブランドの究極の実用機。ecoMillVシリーズは、ECOLINEシリーズの立形マシニングセンタとしてDMG MORI AGと共同で開発され、両社の高い技術力を融合した設計により高精度と高剛性を実現し、高い生産性を誇る機械となっている。
 国内では千葉事業所(千葉県船橋市)での生産を開始している。千葉事業所は、同じくECOLINEシリーズのCNC旋盤ecoTurn450や、共同開発機であるMILLTAP700、DMG MORI AGの5軸加工機であるDMU50の生産も行っており、協業のシンボル工場となっている。
 【ecoMillVシリーズの特長】
 @高生産性
 設置面積はわずか5・14u(ecoMill600Vの場合)と省スペースを実現している。チップコンベヤは、左出し、または背面出しから、設置スペースに応じて選択が可能。省スペースながらも加工エリアは600×560×510(X/Y/Z)mm(ecoMill600Vの場合)と大きく、単位面積あたりの生産性が飛躍的に向上する。インライン構造を採用した自社製の主軸は、最高回転速度を8000min−1から12000min−1に高速化している。
 ecoMillVシリーズは、ユーザーの用途に合わせて、ecoMill600V(最大積載質量600kg)、ecoMill800V(同800kg)、ecoMill1100V(同1000kg)の3種類から選択できる。
 A高剛性
 機械構造はFEM解析により最適化し、高い剛性と熱安定性を実現している。案内面には高剛性な超重荷重用ローラガイドを採用しており、剛性を高めている。剛性の高い構造により、大型の重量ワークの加工にも十分対応できる。
 B高精度
 X軸とY軸には高品質なダイレクトドライブ方式のボールねじを採用しており、バックラッシゼロを実現している。ダイレクトスケールフィードバック無しでも位置決め精度は6μm以内を達成しており、高精度な加工を実現する。
 C作業性
 操作盤で開閉操作が可能な天井カバーは、開口部を広くした設計になっており、クレーンを用いて安全に大型ワークや治具を設置することができるため、段取り性が向上している。X軸には傾斜角30度の急勾配カバーを採用し、切りくずの排出性を向上させている。
 ATCはサーボモータ駆動によるインテリジェントな工具交換が可能な新開発の「toolSTAR」を2016年1月より搭載予定。工具に合わせて、最適な動作で工具交換を行うことができるため、更なる高速化、効率化が可能。標準でATCシャッターを搭載しており、工具マガジン内への切りくずの侵入を防ぎ、清掃やメンテナンスに関わる作業者の負担を軽減する。
 D操作性・Industry4・0
 操作盤にはECOLINEシリーズで統一の操作盤となる15インチディスプレイのSLIMlineを搭載している。対話型自動プログラミング機能や3次元シミュレーション機能により、複雑形状の加工においても、容易に加工プログラムを作成できる。ネットワークに接続したパソコンを使用して、プログラミング作業を行うことも可能。
 センサや監視システムをネットワークで接続し、生産工程のリアルタイムな情報を取得するなどIndustry4・0に対応した生産体制をサポートする。
 E接近性
 人間工学に配慮した設計を行い、従来機よりも機械幅を小さくした設計ながらも、ドアの開口部を従来機よりも大きくし、加工エリアへの接近性を高めている。テーブルの高さは850mm、機械正面からテーブルまでの距離は313mmとなっており、テーブルへの接近性も良く、ワークの設置も容易に行える。
 主軸頭には工具交換用のボタンを搭載しており、主軸を作業者の方へ移動させることができるため、接近性が良くダイレクトの工具交換も容易に行うことができる。
 F省エネルギー
 省エネルギー性能に優れた回生ドライブシステム、LED照明、オートシャットダウンモードなどを備えている。これらの省エネルギー機能により、消費電力量は従来機と比較して、約22%削減している。
 G安全性
 ISO規格、IEC規格、UL規格、JIS規格など全世界各地域の安全規格に対応している。

ベン65周年を記念し熊本へ
新会長に大清の大藪淳一氏
中部桃友会 第29回総会開催

 中部桃友会(新会長=大藪淳一氏・大清社長、ベンと販売商社の集い)は、ベン創業65周年記念行事として、また、同会会員同士の親睦を深めるため、7月22・23日の2日間にわたり熊本・福岡を訪問。第29回総会、懇親会ならびに親睦会を開催した。熊本ホテルキャッスルにて開かれた総会には,会員20社中14社が出席。出席会員数が過半数を超えたため、会則第8条により本総会は成立した。
 事務局担当の後藤邦彦ベン名古屋営業所所長より、今回出席の会員紹介が行われた後、伊藤捷三会長(ヌマカン会長)が「景気が上向いてきたと言われていますが、我々の業界の誰に聞いても良いところで前年並み、厳しいところは前年比85%など今年度も厳しいスタートとなりました。先日の日経新聞には、夏のボーナスがリーマンショック後はじめて80万円台を超えたとありましたが、この業界ではそのような声は聞こえてきません。しかし弱音を吐いてばかりもいられません。ここに居る皆が社員とともに笑顔で仕事ができるよう、力を合わせて今年一年頑張りましょう」と、挨拶のなかで現在の経済状況に挑む姿勢を示した。本総会議長には、会則第6条により伊藤会長が選出され、議案審議へと移行した。
【第一号議案】平成26年度事業報告・決算報告承認の件
 事務局の後藤氏より@平成26年6月17日開催の第28回総会(弊紙の同年7月6・13日発行号に内容掲載)A提案表彰(平成25年度分)B平成26年10月16日開催の名古屋地区技術研修会C同17日開催の静岡地区技術研修会D提案募集、以上の事業報告ならびに決算の報告がなされた。決算報告に関しては大藪会計幹事より適正に処理されている旨の報告があり、以上が全会一致で承認、可決された。
【第二号議案】役員改選の件
 今年度が役員改選の時期であることから横沢好夫ベン社長より、新会長に大藪会計幹事、会計幹事に小川誉之小川管商社長が推薦され、これが全会一致で承認、可決された。尾藤彰幹事(旭工機社長)、村松孝一幹事(村松商店社長)は留任となった。本総会をもって退任となる伊藤会長は「あまりにも任期が長くなりましたが、皆さんには非常にお世話になり、また多大なご協力をいただきました。新会長の大藪さんは若さも、行動力もある方です。中部桃友会を大いに発展させてくれるものと信じております。皆さんも今後は大藪新会長にご協力いただき、この会を素晴らしいものにしていってください。長い間ありがとうございました」と挨拶し会長席を大藪新会長へとバトンタッチ。大藪新会長は「昭和63年に中部桃友会第1回総会が開催され、翌平成元年に私はこの業界に入りました。私とこの会は、ほぼ同時期に歩み出したことになります。その歴代会長のリストを拝見させていただきました。錚々たるメンバーの後を引き継ぐことは大変心もとないのですが、頑張ってやらせていただきます」と抱負を語った。本総会議長が大藪新会長へと変わり、議案審議が再開された。
【第三号議案】平成27年度事業計画(案)・収支予算(案)承認の件
 事務局の後藤氏より@平成27年7月22日開催の第29回総会(当日)A同11月開催予定の商品技術研修会(名古屋地区・静岡地区)B通期、提案募集受付中、以上の事業予定ならびに収支予算案が発表された。これらは、いずれも全会一致で承認され可決された。
 すべての議案審議終了後、鈴木一実ベン執行役員西日本営業部部長より、製品開発・改良提案表彰が発表された。総提案件数21件(20社)中、採用件数5件、実施件数は0件だった。今回は熊本での総会開催ということもあり、表彰は後日ということとなった。
 引き続き挨拶に立った横沢ベン社長は「桃友会には会員の皆さまに集まっていただき、情報交換し懇親を深めていただくほかに、日常的な開発・改良提案を各社社員さまからいただき、我々メーカーの開発に役立てていくという目的がございます。また、若手社員を中心に技術研修会を開催し、知識を深めて仕事に役立ててもらうことも目的のひとつです。そうした活動を続ける中部桃友会が29回目の総会を迎えられたことを非常に嬉しく思っております。今後も一層中身を深め、継続していきたいと考えております。そして、65周年を迎えた当社は今年から岩手、相模原両工場の改装に着手します。70周年を迎える年には、近代的な建物と設備になっている岩手工場をぜひご覧いただきたいと思います。管材業界内での『ベン』ブランドとしての信頼される企業基盤をさらに強めるべく努力いたしますので、皆さまも、お力添えをお願いいたします」と語り業界内での確固たるブランド力の確立を誓っていた。鈴木西日本営業部長からは、同社の組織図変更や品目別売上構成などの発表が、虎谷貴文静岡出張所所長からは新商品「ポンピングトラップ」「小型定流量弁」、販売強化商品「小型機械式緊急遮断弁」「ストレート形ストレーナ」などの説明が行われ、総会は終了した。
 場所を移し、小川新会計幹事の挨拶ならびに尾藤幹事の乾杯の挨拶で懇親会がスタート。この日はあいにくの天気だったが、日本三大名城のひとつである熊本城を眼前に臨む会場で皆の話も弾んでいた。宴もたけなわとなったところで村松幹事の中締めの挨拶により懇親会は終了した。翌日の親睦会当日、前日とは打って変って快晴に。熊本城から水前寺公園、福岡へと移動して昼食を兼ねて柳川下りへ。九州の観光名所を満喫し、皆、英気を養っていた。

8年連続提案件数全国一
北陸桃友会 第22回総会

 北陸桃友会(会長=辻亮一氏・辻さく社長、ベンと販売店の集い)は7月29日午後3時より、東京都品川区にある品川プリンスホテルにて第22回総会を開催した。会員11社全社出席のもと、全議案がいずれも承認可決された。その後、懇親会を銀座・竹葉亭本店にて行ない、互いに親睦を深めた。
 総会は、ベン金沢営業所の中野英二所長が司会進行を務め、開会の辞を述べて開会された。出席者紹介のあと辻会長が挨拶として、今回出席した会員へのお礼と東京の建築物への感想、および地元北陸の仕事への意気込みを述べた。会則に従い辻会長が議長へと選出され、各議案の審議が行なわれた。
【第一号議案】平成26年度事業報告・決算報告承認の件
 平成26年度決算に関し会計幹事の宮重清氏(ミヤシゲ社長)が監査報告し、原案通り承認可決された。
【第二号議案】平成27年度事業計画案・収支予算案承認の件
 こちらも原案通り承認可決された。
【第三号議案】その他、報告事項
 引き続き製品開発・改良提案表彰へと移り、実施表彰1件、採用提案9件、類似その他提案79件が発表され、8年連続提案件数全国一の偉業を達成したことが報告され、総会は終了した。
 その後、メーカーを代表してベンの横沢社長より挨拶で、平成26年度の収支報告ならびに岩手・相模原両工場のリニューアルが発表された。ベン西日本営業部の鈴木部長からはメーカー資料の説明が行なわれ、次いで中野所長より商品紹介が行なわれた。
 懇親会は宮重会計幹事の挨拶と辻会長の乾杯の音頭で開宴。皆が終始和やかな懇談に興じ、上坂泰啓幹事(中島管材鋼機社長)の中締めで閉宴した。翌日は、東京ビッグサイトにて行なわれていた第47回管工機材・設備総合展を見学した後、赤坂璃宮において昼食会を楽しんだ。東京への行き帰りともに、本年3月14日に開業した北陸新幹線を利用し、参加した会員全員が、その利便性と乗り心地を体験した。

予定を超える44棟を使用し
組合員ら19社218名が参加
愛機工青年部 第36回キャンプの集い

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)の青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)が主催する「第36回キャンプの集い」が8月1、2日の2日間にわたり岐阜県関市の板取スイス村「黒谷キャンプ場」で開催され、組合員の社員とその家族ら218名が参加した。
 初日は午後1時から現地での受付を開始。受付開始時間より早く訪れる参加者もいて定刻にはほぼ全員が到着した。
 午後4時からは入村式が行われ、横井キャンプ担当幹事(大矢伝動精機)が「本日はお忙しい中、しかも大変暑い中、ご参加いただきまして誠にありがとうございます。今回、参加会社数19社、参加人数218名。昨年が225名でしたので人数は若干減っていますが、バンガローの棟数は、当初予定していた40棟を超えて、急遽4棟を増やし44棟での開催の運びとなりました。皆様の協力の下、楽しく開催したいと存じますので、盛り上げをよろしくお願いいたします」と開村宣言。
 組合を代表して滝澤理事(青年部副部長・松本商店社長)が挨拶し「毎年参加していますが、今年は一番暑い。皆さん、遠い所までこの暑い中、たくさんお集まりいただき本当にありがとうございます。熱中症をはじめ、事故の無いように気をつけていただきたいと存じます。楽しい会を今後も続けてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。今日、明日と会社の同僚、家族、また業界の方々と親睦を深め、楽しんでいただければ幸いです」と述べた。
 当日参加した青年部厚生担当スタッフの紹介とスケジュール、注意事項の説明が行われた後、林厚生幹事長(常磐精機)の音頭で元気よく「エイエイオー」の掛け声を唱和しスタートした。
 魚のつかみ取りは毎年人気で、冷んやりとした水が心地よく、子供から大人まで歓声を上げながら元気に泳ぎ回るアユや虹マスを追いかけて捕まえていた。また昨年から始めた流しそうめんにも、涼を求めて多くが参加した。
 その後、各々夕食の準備に取りかかり、取った魚を塩焼きにしたり、持ち寄った食材でバーベキューをしたりと、野外での食事を楽しんだ。
 また、好評につき今年も屋台コーナーが設けられ冷えた生ビール、かき氷、焼き鳥の店が並んだが、早くから売り切れが出る盛況ぶりだった。
 日が沈んでようやく涼しくなった午後7時30分、参加各社の紹介を兼ねたコーラの早飲み大会で夜の部のイベントが始まった。三木統括幹事長(三起工機)の挨拶、キャンプファイヤーの点火式を合図に、火の灯りの下、豪華景品が当たるビンゴ大会をはじめ部員らが趣向を凝らしたイベントが催され、参加者は思い思いにキャンプの夜を満喫した。
 翌日は、朝からキャンプ場の清掃と資源ゴミの分別作業をし、その後は各自でバンガローの周りを片付け、三々五々家路に就いた。
 来年のキャンプの集いは、平成28年7月30、31日に今回と同じ板取スイス村「黒谷キャンプ場」で開催予定。

キャンプの集いの成功を報告
ビアパーティーで親睦図る
愛機工青年部 8月役員会も開催

 愛知県機械工具商業協同組合青年部は8月5日午後7時より名古屋市中区のざぶん錦店においてビアパーティーを開催、部員31名が参加した。
 司会進行を竹中広報担当幹事(ダイドー)が務め、冒頭、森部長が「皆様、キャンプの集いは本当にご苦労様でした。200名を超える大勢の方に参加していただき、皆様のお陰で無事に終了できましたことを嬉しく思っております。野球も若干のスケジュールの誤差が出ているようですが、決勝戦に向けて進んでおります。皆様のご協力によりスムーズな運営ができますようにお願いいたします。今後もいろいろ行事がありますので、積極的に参加し見聞を広めて、さらに素晴らしい青年部になりますように、ご研鑽ください」と挨拶し、力強く乾杯の音頭をとった。
 参加者はジョッキ片手に楽しく語り合って親睦を深め、滝澤青年部副部長(松本商店社長)の中締めで終了した。
8月定例役員会
 ビアパーティーに先立って同日午後6時30分から開かれた役員会では、キャンプの集いの報告をはじめ、講演会、野球大会、ビアパーティーなどについて審議された。
 はじめに川島会計幹事長(六浦本店)が、7月末までの青年部費の入金状況を報告。
 横井キャンプ担当幹事(大矢伝動精機)は、8月1、2日に開催された「第36回キャンプの集い」について、19社・218名が参加、バンガロー数は通常40棟のところ44棟になったと報告し、「昨年より参加者は若干少なかったが、引き続きたくさんの方にお越し頂きありがとうございました。翌日は、参加してくれた方々がしっかり掃除をしてくださり、我々青年部が掃除をしなくてもよい状況で、本当に感謝します」とお礼を述べた。次回は平成28年7月30、31日の開催を予定している。
 横山講演担当幹事(山下機械)は、講演会講師の候補に野村證券投資情報部長の竜沢俊彦氏を挙げ、開催は11月18日午後7時頃を予定、内容については今後打ち合わせをして決めると話した。
 梅本野球担当幹事(杉本商事)は、組合野球大会の経過について報告し、引き続き今後の運営に対して協力を呼びかけた。
 近藤会合担当幹事(長村商店)は、同役員会のあと開かれる青年部ビアパーティーについて「本日ここ『ざぶん』において、31名の参加を得て行います。会場を若干広めにし、交流を図りやすくしました」と話した。
 次回役員会は、9月8日午後7時より開催される。

新商材などを交え
内視鏡&測定工具セミナー開催
ノダキ メーカーらと共同企画

 産業機械、各種工具・部品の専門商社であるノダキ(社長=野田道典氏、本社=名古屋市西区)は7月16日、名古屋市工業研究所(所在地=名古屋市熱田区)にて、カールストルツ・エンドスコピー・ジャパン(所在地=東京都千代田区)、中村製作所(社長=岡村清治氏、本社=東京都品川区)と共同で「工業用内視鏡&測定工具活用セミナー」を開催。20名の受講者が参加した。本セミナーに関して野田典嗣氏(ノダキ取締役経営企画室室長)は「時代の流れとともに、我が社もここ数年で新しいことを進めていこうと考え、測定に関する商材を扱うようになりました。そうして出会ったカールストルツさま、中村製作所さまとともにこのような場を設けることができ、大変嬉しく思っております」とコメントした。
 セミナー第1部はカールストルツ・エンドスコピー・ジャパンによる「工業用内視鏡」について。検査や測定の場で内視鏡を使うメリットや、目的別の内視鏡の選定方法、各用途により必要となる機材、それぞれの運用上の問題点、同社新製品の性能体験などがレクチャーされた。続いて第2部は中村製作所による「ノギス活用セミナー」。初心者も理解できるよう計測用語の解説から、ノギス、マイクロメータ、ダイヤルゲージ、ブロックゲージの正しい使用法など、測定工具の基礎知識がレクチャーされた。
 ノダキは、今後もこのようなセミナーなどを企画・実施し、取引先らとの技術や知識、情報の共有を図っていくという。

第41回従業員組合総会開催
新委員長に磯部高文氏
オータケ 総会後は納涼会で交流

 管工機材の総合商社オータケ(本社=名古屋市中村区名駅3‐9‐11)の平成27年度(第41回)従業員組合総会が8月7日午後6時30分より名古屋市西区のレセプションハウス名古屋逓信会館で開かれ、石田委員長の退任により、新委員長に磯部高文氏(設備営業部)が就任した。総会後に催された納涼会に来賓として出席した吉川富雄社長(当時)は、「一番大切なことは、社員のレベルアップです。これをなくして商社はない、というのが最終的な私の思いです」と述べ、社長として人材育成に力を注いだ8年間を振り返った。
 従業員組合総会では、執行委員の改選で3期委員長を務めた石田氏が退任し、後任として磯部氏が新委員長に就任した。その他の本社・各支店営業所の新執行委員が紹介され、代表して磯部新委員長が「オータケ従業員組合も無事に41期を迎えることができました。組合としては、皆様から頂いている組合費を大切に使い、今期以降、社内の交流が深まる組合行事を実施できるよう協議して、具体的に皆様の楽しめる企画を報告できるよう努めてまいります。また、より働きやすい職場を作るために会社側と話し合いの席を設けてまいりますので、ご意見がありましたら執行委員のメンバーに気軽に声をかけて頂ければと存じます」と挨拶。
 続いて、第40期決算報告を原案通り承認可決し、総会を終了した。
 納涼会は来賓を交えて別室で開かれ、磯部委員長が挨拶で、従業員組合総会が無事終了し新執行部にて新しいテーマで運営して行くことを報告した後、「我々を取り巻く環境はまだまだ予断を許さない状況にあります。これを乗り越えていくには、競争が激しく厳しい環境下であっても毎日の業務を確実に行い、そしてまた新しいことにも挑戦し奮励努力していく姿勢が大切かと存じます。組合としても、その様な活気のある会社づくりに貢献できるよう努力してまいりますので、ご来賓の方々、従業員組合の皆様も、より一層のご協力を宜しくお願いいたします」と述べた。
 来賓を代表して吉川オータケ社長が挨拶に立ち「41回従業員組合総会を無事に終えられたという事で、本当におめでとうございます。前期も従業員の皆様のお陰により増収増益で終えることができました。私どもは平成7年3月23日にジャスダックにて上場を果たし、そこから数えて20年の節目であり一つの区切りと考えています。特に前年度は、社員の資質向上に努めてまいりました。私も社長に就任して丸8年が過ぎ、一つの区切りをつけようと思っています。今後は、営業基盤の強化、収益力の強化のために、商品の変化を捉えそれに合わせた在庫を充実させていく。もう一つ、物流体制の強化、お客様に対してのサービスを充実させていかなければなりません。現在それらに合わせて取り組んでおり、今年度も更に前進できるような体制づくりをしてまいります。皆様に有効に活用していただき、オータケを良い会社にしていこうではありませんか。是非、今の勢いを止めないよう頑張ってまいりたい」と話した。
 河村副委員長(名古屋支店)の音頭で乾杯し懇親の場となった。転勤者、新入社員の紹介や抽選会で楽しいひと時をともに過ごして社員同士の親交を深め、加納書記長(設備営業部)の中締めで終了した。

総額約1550万円を助成
TOTO 第11回 水環境基金助成団体募集

 TOTO(社長=喜多村円氏、本社=福岡県北九州市)は、第11回「TOTO水環境基金」の助成団体を募集中だ。応募期間は10月10日(土)まで。助成総額は約1550万円が予定されている。
 今回で11回目となる本基金は市民の水に関わる環境への取り組みを支援するため2005年に設立。これまでの助成総額は1億8471万円。国内37都道府県および海外9カ国で活動する107団体(延べ180団体)に対し助成を実施してきた。2013年度には助成金の算出方法が見直され、消費者や株主、そして社員による環境貢献への関わりが増すほど、助成金が増えていく仕組みに一新された。また今年度からはグローバルな社会的課題の解決に寄与するため、海外助成の応募資格が拡大されている。さらに、節水効果、ボランティア活動実績などの寄与度を国内・海外それぞれで測り、寄与度に応じて助成金が配分されるようにもなっている。
 選考にあたっては同社グループ社員が選考委員となり、書類選考のほか実際に応募団体の活動地域を訪ね、活動現場の状況および活動内容や熱意などが直接確かめられる。また、同社は地球環境に貢献するボランティア活動を「グリーンボランティア」として全グループで推進しており、助成団体の実施するイベントには同社グループ社員がボランティアとして参加する。2013年度からは、助成団体のネットワークづくりや活動のステップアップ支援を目的とした「助成団体交流会」も開催されている。
 海外助成は、基本的に日本国内に本部もしくは支部を有する団体であることが求められるが、日本国内に本部・支部がない場合でも、本基金事務局(日本)と随時コンタクトがとれる団体であれば応募可能だ。応募方法その他、詳しくは「TOTO水環境基金」ホームページ▽URL=http://www.toto.co.jp/company/environment/social/mizukikin/index.htm、または、お客様相談室▽フリーコール=0120(03)1010まで。

2015年9月20(日 2575
第31回管材展は来年10月6〜8日
運営組織更新について審議
愛知県管工機材商協組 9月理事会を開く

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=倉地久雄氏・倉地社長)は9月1日午後6時より名古屋市昭和区の名古屋市公会堂・第2集会室において理事会を開催し、組織更新とそれに伴う規約改訂等を審議。また主な日程として、第31回管工機材・設備総合展は平成28年10月6〜8日の3日間、来年の新年賀詞交歓会は1月19日と発表された。
 理事会は峰澤副理事長(峰澤鋼機社長)の開会の辞で始まり、倉地理事長が「本日は9月の1日という大変お忙しい時に理事会にお集まりいただき誠に有難うございます。7月、8月の初めは大変な猛暑でしたが、8月後半は天候不良で、あっという間に9月になってしまいました。5月の総会で私、理事長という大役を拝命しまして、7月に熱田さんで方針を発表させていただきました。いよいよ、その具体的な方向付けをしていく大事な理事会です。ご審議のほど宜しくお願いいたします」と挨拶。また倉地理事長は会場となった名古屋市公会堂について「今回の会場は植田副理事長(ウエダ社長)の発案で決定しました。この公会堂は、昭和5年に昭和天皇の結婚を祝して建設された、85年という長い歴史のある建物です」と紹介した。
 経過報告として、7月28日に実施された東京管工機材・設備総合展の視察について倉地理事長より「色々なアイデアをいただき、新しい出品者の勧誘ができた」と報告された。
 議事に移り、組合景況調査について、集計結果がまとまり組合員各社にFAXにて送付することが確認された。
 組織更新とそれに伴う規約改訂の件では、「総務部会」の新設が発議された。基本的に総会、新年賀詞交歓会の企画運営等を行うとし、設置に向け継続して審議していく。
 また、組合加入促進部会を委員会に改組することが承認され、あわせて関連規約の改変についても承認された。委員会規約に基づき、組合員の中から理事長、服部透氏(オータケ)、岡本喜一郎氏(岡谷鋼機)、鈴木啓由氏(ユアサ商事)、宇佐見徳秋氏(橋本総業)の5名が委員に指名され、承認された。
 展示会実行委員会人数上限の変更については、「展示会実行委員会規約」第3条「組織」での人数上限30名とすることが提案され、承認された。
 名管会幹事会を事業部会の傘下に置く件は、改組が承認され、「幹事会規約」第2条の「名管会幹事会」について補足し、承認された。
 組合組織図は同理事会終了以降整備し、11月理事会での発表を予定。組織図完成後、改訂後の規約掲載も含め年内に「組合ガイド2016」を編集、発行することとした。
 「第31回管工機材・設備総合展」準備進捗報告は、小川展示会実行委員長(小川管商社長)より行われ、7月28日に東京管工機材展、9月10日に大阪管工機材展を視察し、東京展では新規出品者獲得のため各小間を訪問、大阪展でも引き続き努力すると報告された。
 第31回管工機材展の開催日は平成28年10月6〜8日の3日間。会場の名古屋市中小企業振興会館吹上ホールは本日(9月1日)申込み済み(利用13か月前)と報告された。展示会実行委員の23名が指名され、承認された。
 今後は、第1回実行委員会会合を10月8日に組合三役を交え東京第一ホテル錦にて開催予定。また11月24日頃までに出品説明会を開催する。
 流通部会と事業部会の共同企画について、従来は別々に開催していたが今回合同で企画開催することとし、開催時期は2月頃を予定していると、大野流通部会長(大野管材社長)・安井事業部会長(錦興業社長)より説明された。
 福利厚生部会報告は、成田福利厚生部会長(大成工機商会社長)より行われ、8月21日に部会会合を開催、「第35回ボウリング大会」は11月14日に星ケ丘ボウルにて開催の予定で案内状を配付する。
 経営研究部会報告は、伊藤経営研究部会長(伊藤柳商店社長)より行われ、9月14日に部会のメンバー8名で会合を開催、講演会を11月10日に黒田昌義名古屋市住宅都市局長を講師に招聘して開催すると伝えられた。
 第47回名管会ゴルフ大会は、11月6日に開催予定と安井事業部会長より話された。
 平成28年新年賀詞交歓会は、1月19日に名古屋マリオットアソシアホテルにて開催予定で、幹事長に在田理事(在田商店社長)、その他、近藤理事(油傳商店社長)、粂内理事(名古屋機器社長)、鈴木理事(米津物産副社長)がメンバーとなって幹事会を組織することが承認された。
 青年部「愛青会」報告と今後の予定については、峰澤担当副理事長より報告。7月16日に例会を開催した。管機連から要請があり9月9日開催の研究会・理事会に4名、意見交換会に6名が参加する。翌10日には大阪管工機材展を参観。
 生涯現役システム構築事業の件は、理事長より、前回の理事会前に説明を受けたが廃案とすると報告された。
 組合功労者表彰については、事務局より被表彰予定者が報告された。・組合功労者表彰(愛知県知事表彰)=愛知県中小企業団体中央会から推薦=大藪副理事長(大清社長)、峰澤副理事長(峰澤鋼機社長)・組合功労者表彰(中央会会長表彰)=組合から推薦=石原理事(原芳商会社長)、安井常任理事(錦興業社長)。
 次回理事会は11月10日、会場未定。理事会の開会時刻を繰り上げ、講演会を同日開催する。
 植田副理事長の閉会の辞で理事会を終了した。
第31回管工機材・設備総合展 実行委員会
               【敬称略】

・実行委員長=小川誉之(小川管商)
・実行副委員長=成田幸隆(大成工機商会)
・総括部長=安井文康(錦興業)
・総括副部長=竹内裕二(丸金商会)
・受付部長=田中勝次(タナカ)
・抽選部長=山田康成(山彦)
・抽選副部長=伊神敏雅(双葉製作所)
・委員=近藤尚文(油傳商店)、滝澤昇一(オータケ)、大野直樹(大野管材)、土橋治彦(岡谷鋼機)、安藤博司(川本第一製作所)、倉地克明(倉地)、加藤喜和(クリエイト)、黒宮誠一(クロミヤ商店)、坪井研二(ツボイ)、粂内洋(名古屋機器)、丹羽一幸(丹羽機材)、大倉明久(橋本総業)、石原太郎(原芳商会)、福元良貴(山信)、鈴木啓由(ユアサ商事)、鈴木克利(米津物産)

総受注高11か月連続で前年上回る
国内受注は24か月連続増
中部経済産業局 7月度金属工作機械受注状況

 中部経済産業局が8月31日に発表した、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、富士機械製造、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の平成27年7月度金属工作機械受注状況によると、総受注高は前年同月比16・5%増の441億5000万円となり11か月連続で前年を上回った。前月比は1・4%減となった。
 国内受注は、一般機械工業向けが前年同月比42・5%増の99億5600万円と10か月連続で前年を上回り、自動車工業向けも同71・9%増の52億6600万円と6か月連続で前年を上回ったことなどから、全体では同49・9%増の188億2900万円となり24か月連続で前年を上回った。前月比も1・5%増となった。
 海外受注は、ヨーロッパ向けが2か月ぶりに前年を上回ったものの、北米向けが4か月ぶりで、アジア向けも3か月ぶりでそれぞれ前年を下回り、全体では前年同月比0・1%減の253億2100万円となり2か月ぶりに前年を下回った。前月比も3・5%減となった。海外受注比率は前年同期に比べて9・5ポイント減、前月より1・2ポイント減の57・4%となっている。
 国別にみると、1位のアメリカが79億4600万円(前年同月比6・0%増)、以下、中国42億4500万円(同36・5%増)、ドイツ22億3600万円(同24・4%増)、フランス10億3300万円(同90・2%増)、韓国9億9800万円(同58・7%増)の順となった。
 地域別シェアは、北米向け35・6%、アジア(トルコを含む)向け31・6%、ヨーロッパ向け29・9%。
 販売額は、前年同月比19・4%増の360億8900万円となり、5か月連続で前年を上回った。前月比も11・6%増となった。
 受注残高は、前年同月比12・9%増の1861億6900万円となり、21か月連続で前年を上回った。前月比も3・6%増となった。
ヘッド交換式エンドミル
「iMXエンドミルシリーズ」拡大
三菱マテリアル ヘッドとホルダを追加

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=鶴巻二三男氏、住所=東京都千代田区大手町1‐3‐2経団連会館11階)は、ヘッド交換式エンドミル「iMXエンドミルシリーズ」に多刃テーパラジアスヘッド、面取りヘッド、鋼ホルダを追加し、9月1日販売を開始した。
 「iMXエンドミルシリーズ」は、ソリッド工具と刃先交換式工具の長所を融合させることで高精度・高剛性・高能率加工を可能にした、画期的なツーリングシステム。ヘッドとホルダの締結面をすべて超硬製とすることでソリッド工具に近い剛性を発揮するとともに、アプリケーションに応じた多彩なヘッド交換が可能なため経済性に優れている。
 今回、さらなる加工形態に対応するため、@ブレードなどの3次元自由曲面加工に適した、底刃中心クーラントホール付多刃テーパラジアスヘッドA輪郭面取り加工用は能率・寿命を優先し、穴面取り加工用には耐びびり性を重視した、加工部位ごとに最適化された面取りヘッドB短い突出しや低切込みなどの加工用に、経済的な鋼ホルダを追加した。
【品名】ヘッド交換式エンドミル「iMXエンドミルシリーズ」
【型番】底刃中心クーラントホール付多刃テーパラジアスヘッド10型番▽3枚刃面取りヘッド4型番▽6枚刃面取りヘッド3型番▽アンダーカットタイプ鋼ホルダ5型番▽高剛性ストレートタイプ鋼ホルダ5型番
【標準価格】ヘッド1万1700円〜3万5200円、ホルダ1万4300円〜2万5400円(いずれも税抜)
超硬エンドミル
「MS plusエンドミルシリーズ」拡大
三菱マテリアル

 三菱マテリアル加工事業カンパニーは、一般鋼から50HRC程度までの高硬度鋼の金型材や部品加工の幅広い範囲で安定した寿命を発揮する超硬エンドミル「MS plusシリーズ」に、耐欠損性に優れ鍛造型などの荒加工や中荒加工に最適なボールエンドミル「MP2SDB」を追加し、9月1日販売を開始した。
 「MP2SDB」は、MS+(エムエスプラス)コーティングを採用。炭素鋼から50HRC程度の高硬度鋼まで、幅広い被削材で優れた耐摩耗性を発揮する。
 また、荒加工に対応する強S字切れ刃は優れた耐欠損性を発揮。深堀り加工に対応した首ぬすみ設計によりL/D(突出し長さ/エンドミル外径)=7まで対応できる。
【品名】超硬エンドミル「MS plusエンドミルシリーズ」
【型番】「MP2SDB」15型番
【標準価格】代表型番MP2SDBR0050=3120円▽MP2SDBR0100S06=4220円▽MP2SDBR0600=1万6700円▽MP2SDBR0600A140=1万9200円(いずれも税抜)

生産性向上と省エネ・高効率化を提案
2015駿河機械加工システム展
ジーネット 好評をもって終了

 ジーネット名古屋支社(取締役支社長=大谷秀典氏)管轄の静岡地区における有力販売店59社が主催店となって8月28、29日にツインメッセ静岡(静岡市駿河区)で開催された「2015駿河機械加工システム展」は、2日間で目標の1500名を超えるユーザーらが会場を訪れ、盛況のうちに幕を閉じた。
 同展は、機械加工に特化した展示会で「生産性向上と省エネ・高効率化のご提案」をテーマに、ものづくり現場の問題解決の場として開かれ、前回展(2013年2月に沼津卸商社センター展示場で開催)を上回る86社のメーカーが出展し、最新鋭の工作機械、切削工具・ツーリング・治具などの周辺機器ならびに環境改善機器を中心に展示紹介した。動員目標も前回展の来場者数800名の2倍近い1500名に設定された。
 また、今回は展示小間に「かんたん解決」パネルを設置しユーザーに見やすい工夫が施された。機械加工周辺機器メーカーの小間では、省力化・省人化・労働安全衛生対策▽品質向上・不良品発生防止対策▽高精度・高剛性・高効率・短納期対策▽環境対策▽工場設備の改善対策▽工作機械用冶具の生産性向上・コストダウン対策など、さまざまな問題解決のための提案が行われ、商談も盛んだった。
 2日間に渡って行われた各種セミナーも好評を博した。
 初日の28日はオープン前の9時30分から開会式が行われ、事務局を代表して古里龍平ジーネット社長が「本日は2015駿河機械加工システム展にご参加いただきまして誠にありがとうございます。静岡、浜松の営業所、静岡機械部、名古屋支社が力を合わせて準備をしてまいりました。本展は主催店様59社、事業所としては90拠点の皆様に集客のご尽力を賜りました。機械メーカー18社、関連メーカー68社、合計86社のメーカー様にご出展いただいています。機械加工システム展は各地で開催しています。この駿河は少し規模が小さいですが、この展示会は規模を追求するものではありません。ユーザー様にご来場いただき、何か得るものがある、持ち帰っていただける、これがこの展示会の趣旨です。私どもは潜在ニーズを顕在化させることを推進しています。これが機械工具卸商社の本当の意味での付加価値ではないかと考えています。この2日間、よろしくお願いいたします」と挨拶。
 出展メーカーを代表して挨拶に立った、中西正純ヤマザキマザックシステムセールス常務取締役は「この展示会のテーマが、潜在的問題解決のご提案。ユーザー様の問題解決、ソリューション提供の場として取り組んでおられます。現在、日本の製造業は各種施策のおかげで非常に良い雰囲気となっており、工作機械業界の内需向けは活況を呈しています。しかし輸出は大きく後退しており、全体的に見ると一喜一憂の状況です。日本の製造業は元気を取り戻しつつあります。設備内容が競争力のあるものに急速に変わって行っております。この地は関東圏と中部圏の中間に位置し、地理的に非常に有利なところ。製造業の皆様に生産性向上のヒント、ソリューション提供する場を設けていただいたことは、誠にありがたいことです」と述べ、展示会への期待を示した。

全国の登録建築士で組織
 JHS  日本建物検査協会設立

 戸建住宅の地盤調査・建物検査を手掛けるジャパンホームシールド(社長=斉藤武司氏、本社=東京都墨田区、JHS)は、全国で建物検査業務を行なう登録建築士とともに業界全体の品質向上を目的とした「日本建物検査協会」(会長=松田隆模氏・検ネット社長)を今年7月1日に設立した。
 近年の住宅市場において、新築住宅施工時の品質確保を目的とした第三者による検査の重要性が認知を高めており、さらには今後のストック住宅の流通量増加を見据えて中古住宅検査にも注目が広がっている。こうした現状を踏まえ、建物検査において全国規模の検査ネットワークを構築し累計12万件におよぶ検査実績を有している同社は、業界のさらなる品質向上と発展を目的として、全国の登録建築士で組織する「日本建物検査協会」を設立し、事務局として同協会の運営にあたっている。
 同協会は今後、会員の技術力や知識向上のための情報提供・情報交換や検査品質向上に向けた研修などを実施していくと同時に、行政や関連団体と連携しながら、業界全体の発展に寄与すべく活動を続けていく。
日本建物検査協会概要
●設立▽2015年7月1日
●会長▽松田隆模氏(検ネット社長)
●会員数▽321名
●事務局▽ジャパンホームシールド
●目的▽住宅の建築に起因する不具合の撲滅や安全衛生・品質確保に向けた研さんを行ない、行政や関連団体と連携していくことで業界全体の発展に寄与することを目的とする。
●事業内容▽建物検査業務の技術品質向上への研究および教育に関する事業。会員に対する実務的な情報提供・情報交換に関する事業。そのほか、同協会の目的達成に必要な事業を行なうこととする。
 本件に関する問い合わせなど詳しくはJHSカスタマーサービス部▽電話=03(5624)1546まで。

自動車・航空機・軽量化をテーマにセミナー
企画展示は 新合金の加工実演
メカトロテックジャパン2015主催者企画

 国内最大級の工作機械見本市メカトロテックジャパン2015(MECT2015)が10月21日(水)から24日(土)までの4日間、ポートメッセなごや(名古屋市港区金城ふ頭)で開催される。
 メカトロテックジャパンは2年に一度東京で開催される日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に次ぐ国内で2番目の規模の工作機械・技術の専門見本市で、今回は過去2番目となる1915小間(444社)の開催規模となる予定。国内外から8万名以上の来場が見込まれる。
 同展を主催するニュースダイジェスト社(社長=樋口八郎氏)は、近未来加工技術を紹介するコンセプトゾーンの展示や、いま最も話題となっている分野のセミナー開催に力を注いでおり、MECT2015の見どころとして紹介する。
コンセプトゾーン
 今回、主催者企画展示コーナー「コンセプトゾーン」では、「軽量化革命!Mg〜燃えない∞割れない≠ェ世界を変える〜」をテーマに、新たな研究で進化したMg(マグネシウム)2種の加工実演が行われる。Mgは実用金属の中で最も軽く、最も埋蔵量の多い材料だが、「発火温度が低く発火しやすい」「成形加工時に割れやすい」という欠点を持っている。
 熊本大学が開発した“燃えない”Mg「KUMADAIマグネシウム合金」はMgの沸点である1091℃を超えても燃えずに沸騰する性質を持っており、会場ではこれを材料に使った切削加工が披露される。
 また、独自の金属組織制御技術により塑性加工を可能にした、住友電気工業が開発した割れない≠lg「AZ91」のプレス成形加工も実演される。
 会場内の特設ステージでは「Mgの安全な取り扱い方」についてのセミナーも開催される。
◆開催場所=ポートメッセなごや1号館内特設会場
◆実施期間=10月21日(水)〜24日(土)
セミナー    
 主催者セミナーは、3日間に渡って開催される。
 開催初日21日(水)のテーマは「クルマづくりのいま」。ニッポンのクルマづくりのいま、そしてこれからについて、トヨタ自動車のエンジン製造の中枢を担う上郷工場長兼下山工場長の花井幹雄氏と、ホンダの世界拠点に対する金型戦略の企画推進役である田岡秀樹氏が、それぞれ講演する。
 2日目、22日(木)のテーマは「航空機産業、次の一手」。ボーイング・ジャパン社長のジョージ・L・マフェオ氏が、航空機業界の最新動向、日本のサプライチェーンについて語る。また、ボーイング製航空機の機体製造を手掛ける企業の1社、富士重工業が航空機製造に関わる新$カ産技術の一端を紹介する。
 3日目、23日(金)のテーマは「日本発、新素材が世界を変える」。日本で生まれ、さらなる飛躍が期待される「KUMADAI不燃マグネシウム合金」と「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)」。両素材の第一人者が現在の開発、技術トレンドを通して、今後製造業が目指すべき「軽量化」技術の可能性を示す。
◆開催場所=ポートメッセなごや交流センター3階会議ホール
◆開催日時=10月21日(水)〜23日(金)@13時〜14時A14時30分〜15時30分
◆聴講料金=無料 ※会場への入場料1000円は別途必要
◆申込方法=公式Webサイト(mect‐japan.com/2015)のセミナーページから受け付け
◆定員=各セミナーとも400名(先着順)
MECT2015概要
●会場=ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
●開催期間=2015年10月21日(水)〜24日(土)の4日間
●会場時間=10時〜17時※23日(金)は19時までナイター開催、最終日24日(土)は16時まで
●主催=株式会社ニュースダイジェスト社
●共催=愛知県機械工具商業協同組合
●出展対象製品=工作機械/鍛圧・板金加工機械/射出成形機/工作機器/精密測定機器、光学測定機器、試験機器/機械工具/切削工具/研削砥石、研磨材/鋸刃物/油圧・空気圧・水圧機器/歯車、歯車装置/環境・安全対応機器装置/CAD、CAM、CAE/産業用ロボット/物流搬送機器/制御装置、関連ソフトウェア/洗浄機械装置/品質管理・安全・試験認証機関/新素材/マイクロマシン、ナノテクノロジー関連―など

プラトンホテル四日市を会場に
53名が参加して暑気払い
三重県機械工具商組合 第4回納涼祭を開催

 三重県機械工具商組合(理事長=水谷彰宏氏・東亜機工社長)は、8月29日午後5時30分より三重県四日市市のプラトンホテル四日市において第4回納涼祭を開催した。会員・賛助会員ら53名が参加して親睦を深めた。
 小倉貴志理事(日伝鈴鹿営業所長)の司会進行で開会し、冒頭の挨拶で水谷理事長は「当初、会場に『なぎさまちビアテラス』を予定していましたが、下見に行ったら少し遠いということで、四日市での開催となりました。四日市での開催ということで、このように50名を超える多くの方にご参加いただいたと思います。まだまだ参加希望があったと聞いていますが、会場の都合により50名で打ち切りとさせていただきました。平素は組合の活動に色々ご尽力いただきありがとうございます。本日は、土曜日の夕方ということで、特に賛助会員におかれましてはお休みのところをご参加いただきありがとうございました。皆様で切磋琢磨しながら、賛助会員さん共々力を合わせてやっていければと思います。本日は短い時間ですが、情報交換も含めて、和気藹々とご歓談していただければ幸いです」と述べた。
 門脇匡伸副理事長(門脇商店社長)の発声で乾杯し、懇親の場となった。
 歓談が進む中、イギリスの有名家電メーカーの「羽根なし扇風機」など豪華景品が当たる大抽選会も行われ楽しいひと時を共に過ごし、日置記平大扇社長の中締めで終了した。

日本初!“梱包から包装”へ 
 DMG MORI製品の輸出梱包に
 自社オリジナルシートを採用

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区名駅2-35-16)では、日本から世界各地に向けて工作機械を輸出する際に、自社ブランドロゴ「DMG MORI」掲載の自社製シートで工作機械を“包装”するという新しい取り組みを、9月1日より開始した。
 工場から出荷された工作機械は、海貨事業者の倉庫に搬入され、主に海上輸送に適した梱包を施して船積みされている。しかし、工作機械は、海上輸送に通常多く使われる箱型のドライコンテナに入らない大きさのものも多く、特殊なフラットラックコンテナというコンテナに積載して輸送する。フラットラックコンテナには、屋根と2面の側壁がないため、外部環境から工作機械を守るための鉄製の枠内にいれ、その上から防塵・防滴のためのシートをかけている。このシートには、一般的にブルーシートが使用されているため、どの貨物も同じような外観になる。そのため、海貨事業者にとっては、どのような製品が中に入っているのか外観から判断することはできず、精密機械といっても他の貨物同様の扱いを受けているのが現状だという。
 今回同社では、ユーザーから発注された大切なDMG MORI製品をユーザーの手元まで大切に届けたいという思いから、海貨事業者と協議の上、自社シートを製作。自社ブランドロゴ「DMG MORI」を掲載するとともに精密機械であることを明確に表示、さらに荷扱上のケアマークを充実させて取扱上の注意を強く喚起するようにした。
 これにより、同社では「お客様にお届けする最高の工作機械を、製品にふさわしい形でお届けすることができるようになりました。また、海貨事業者においても、DMG MORIブランド製品を取り扱っているという意識を常に持っていただくことで、お客様にお届けするまでのサプライチェーンにおける一層の品質向上につながることを期待しています。お客様には、外観・品質ともによりご満足いただけるものと考えています」としている。
 自社製シートの対象は現在のところ、日本で生産された工作機械でフラットラックコンテナに積載するサイズのものとなる。このフラットラックコンテナに積載する貨物の梱包シートをメーカー自らがマネジメントすることは日本で初めて。今後は、ドライコンテナに積載可能な工作機械や、国内のユーザーに届ける工作機械、また、DMG MORIグループが全世界で生産・輸出している工作機械についても、同様の考え方に基づく取り組みを順次導入していく。

組合員80名余が参加 
 岐阜機工会 ビアガーデンの集い

 岐阜機工会(会長=嶋ア晴久氏・シマザキ商会社長)は8月21日午後6時30分より、協同組合時代から毎年恒例となっている「ビアガーデンの集い」を、今年は久しぶりに会場を変えてホテルスポーツパルコ(岐阜市南殿町)で開催し、会員ら80名余が参加して暑気払いをした。
 高橋直正副会長(澤商社長)が「日頃は組合活動に色々とご協力を賜りありがとうございます。本日はたくさんの方にご参加いただきましてありがとうございます。日頃の仕事での疲れを癒していただきますよう、しっかりと食べ、飲んで、英気を養っていただきたい」と挨拶、同氏の音頭で乾杯した。
 参加者は、バイキング料理を楽しみながらビール片手に情報交換し、和やかに夏のひとときを過ごした。午後8時半過ぎ、盛会のうちにお開きとなった。

コントラクター、流通店と三位一体で
リフォーム需要を創造していく
リクシル リフォームフェア開催

 住まいと暮らしの総合住生活企業であるLIXIL(社長=藤森義明氏、本社=東京都千代田区)は7月25日・26日の2日間、名古屋市港区のポートメッセなごやにて“7つのテーマで、これからのリフォームを提案する”「LIXILリフォームフェア2015中部」を開催した。同フェアはこれまで北海道、関西、東北の3会場で開催されており、今回の中部を含む4会場で計1万組超の来場者が訪れた。
 LIXILジャパンカンパニー中部支社の太田博明支社長は「リフォーム市場に関しては、いずれ(1年以降)はリフォームしたいと考えるユーザーが70%近く存在するなど、潜在需要が数多くあります。このリフォームフェアは、コントラクター、流通店、LIXILが三位一体となってリフォーム需要の顕在化を目的に共同で開催しています。従来のフェアとは違う“機能展示”を通じて、自分たちのリフォームを具体的に創造できれば、ユーザーは納得した上でリフォームを発注してくれますし、満足もしてくれます。こうした流れをこのフェアにて確立し、我々はリフォームの潜在需要を掘り起こしていきます」と、フェア開催の趣旨と概要を説明した。
 「LIXILリフォームフェア2015」は、これからの住まいのリフォームを、空間・ペット・まもる・快適・キッチン・エコ・1Dayの7つのテーマと10の展示ブースで提案。各テーマに沿ったリフォームの悩みに答える専門の説明員が各ブースにて対応するなど、リフォームしたくなる仕掛け、リフォーム後のイメージを実際に体感できるような工夫が随所に凝らされていた。また、会場ではリフォームの参考になるスペシャルセミナーも同時に開催されていた。
 LIXILは来年度以降も、コントラクター、流通店とともにこのフェアをパワーアップさせ、リフォーム市場の活性化と、さらなる潜在需要の顕在化を目指していく。

顧客への生活提案力を高めるため
Tポイントサービス提供へ
LIXILグループとCCCが業務提携

 LIXILグループとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(社長兼CEO=増田宗昭氏、本社=東京都渋谷区、CCC)は、両社が相互協力をし、顧客への生活提案力を高めていくことを目的に、Tポイント・ジャパン(社長=増田宗昭氏、本社=東京都渋谷区)が運営する「Tポイント」サービスをLIXILグループの各顧客接点において提供することで合意した。
 CCCは「TSUTAYA」「蔦屋書店」や「Tカード」「Tポイント」など生活を新しくする企画を創造している企業。特に「Tポイント」は、日本人のおよそ3人に1人にあたる5431万人(2015年6月末現在のアクティブ・ユニーク数)が日々これを利用し、125社39万3210店舗が参加する国内最大の共通ポイントサービスである。
 両社は「LIXILグループは、お客さまにより豊かで快適な生活をおくっていただくための更なるサービス向上を目指し、またCCCは、衣食住の中でも特に『住』の部分を強化していくことで、更に幅広い世代にご支持をいただき、ご満足してもらえるサービスを提供していくことを目的とし、このたび業務提携する運びとなりました」と共同でコメントを発表している。
 今後両社は、業務提携の内容の詳細について協議・検討していくとともに、顧客へのサービス価値の向上に向け、更なる関係強化を図っていく。具体的には2015年末を目途にLIXILグループの各種サービスに、Tポイントサービスの提供をスタートさせることが決定している。

アジア最大規模の展示会
LIXIL 「国際福祉機器展」に出展

 またLIXILは、東京都江東区の東京ビッグサイトにて10月7日から3日間開催される、世界の福祉機器を一堂に集めた国際展示会「第42回国際福祉機器展(H. C. R. 2015)」に出展する。本展には、国内外550社が出展予定だ。
 今回、同社ブースでは『ひとりにいい、みんなにいい。介護する側、介護される側、みんなにやさしいリクシルのものづくり』をコンセプトに、誰にとっても「ストレスなく」「安心」「わかりやすく」「使いやすい」製品とサービスを紹介する。また、展示ブースはUD(ユニバーサルデザイン)リフォームをテーマとした『住宅展示』と高齢者施設共用部とサービス付き高齢者向け住宅居室をテーマとした『高齢者施設展示』に分け、同社ならではの製品だけでなく空間≠ニしてイメージしやすい展示を行うという。さらに、10カ所のノズルから微細なシャワーを噴出し、お湯につかるのと同じように全身を温めることのできる『シャワー・ド・バス』の体感展示や、空間の温熱環境が人の健康に与える影響を解説する『温熱環境ステージ』も設置される。
 本件に関して、詳しくは、同社ホームページ内の特設サイト▽URL=http://www.lixil.co.jp/s/hcr2015/にアクセス。

ウォーターシステム分冊カタログ
グローベン 2冊同時発刊

 造園・景観資材メーカーのグローベン(社長=服部吉剛氏、本社=名古屋市港区)は、かねてより準備していたウォーターシステム分冊カタログ「A:自動散水(戸建‐商業施設)No.70‐A‐2」と「B:自動散水(校庭‐グランド‐ゴルフ場)No.70‐B‐1」を発刊した。同カタログは、このほか「C:水景関連システム」「D:雨利水システム(雨水利用)」「E:ミストシステム」「F:緑化関連システム」の6種類に分冊した提案カタログだ。
 今回発刊された両カタログは、いずれも自動散水システムのカタログだが、Aカタログは戸建ての庭や商業施設など小、中規模に提案できる商品を中心に、またBカタログは学校の校庭やグランド、ゴルフ場などの大規模にも提案できる商品を中心に、それぞれまとめられている。弊紙8月16日号にて紹介した、同社製品「ソラクア」も掲載されている。専門カタログだが分かりやすく、一般ユーザーから施工業者、設計士などへと幅広く提案できるカタログとなっている。

ビアパーティーで暑気払い!!
7月例会を開催
名機工同友会 ビールとマジックを楽しむ

 名機工同友会(会長=鈴木俊雄氏・マルマン商事社長)は7月30日午後6時30分より、名古屋市中区にある東京第一ホテル錦において、7月例会を兼ねてのビアパーティーを開催した。ビアパーティーに先立って開催された例会では、新規事業部、経営対策部、厚生部それぞれの活動報告がなされた。
 毎年恒例となっている同会のビアパーティー。今回は、参加メンバーも多かったことから、ふたつのテーブルに分かれてスタート。バイキング形式の会場でジョッキ片手に乾杯のあとは、参加メンバーそれぞれが好きな料理を皿に取り、しばし談笑。途中、プロのマジシャンが各テーブルをまわって本格的なマジックを披露するなど、大変な盛り上がりをみせた。参加メンバーらは、連日続いた暑さも忘れるほどに、冷たいビールで暑気払いをし、会はお開きとなった。

ビアパーティー開く
中部ジーネット会 盛りだくさんの企画で賑やかに

 中部ジーネット会(会長=飯野敏彦氏・SMC中部ブロックリーダー、ジーネット名古屋支社の主力仕入先メーカーで構成)が8月5日、名古屋市中区のビアカーニバル伏見店にてビアパーティーを開催した。
 パーティーは新入社員一同の司会進行でスタート。冒頭、寺田慎一郎氏(ジーネット常務取締役営業本部本部長)は挨拶で「我が社は『成長・進化』をポリシーとしています。売り上げなどの数字はもちろんのこと、社内の仕組みや我々社員一同、展示会の内容においても日々進化し続けていきます」と意気込みを語り、同社の今期第1四半期(4‐6月)の数字を発表した。続いて飯野会長が「日本政策投資銀行によると、製造業が牽引役となって4年連続で企業の設備投資額は増えているそうです。それも、より質の高いモノづくりをとの積極的な投資だそうです。この中部圏はモノづくりの地域です。昨今いろいろ言われていますが、私は日本経済はまだまだ成長に向けて進んでいるものと思っております」と語り、乾杯へ。バイキング形式の料理を味わい、ジョッキを片手に話も弾むなか、女性シンガーによるミニライブや女子限定ジャンケン大会、豪華賞品の当たる大抽選会などでパーティーは大いに盛り上がりをみせた。
 宴もたけなわとなったところで大谷秀典氏(ジーネット取締役名古屋支社支社長)が挨拶に立ち「今期の当社の売り上げは機械部門が牽引するかたちでスタートしました。名古屋支社にとってウエイトの高い住設部門はこれから回復してくるものと見ています」と第2四半期以降の業績を予想。最後に一味司同会副会長(ミツトヨ営業本部中部営業部部長)はディズニーリゾートを引き合いに出し「あそこで働く方々は末端のアルバイトの方に至るまで顧客満足度の意識が広がっている。私たちも見習いたいものです」と中締めの挨拶を終え、3本締めでパーティーは終了した。

冷たいビールで暑気払い
愛機工西支部 MECT成功を誓い乾杯

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)の西支部(支部長=内藤和美氏・内藤商事社長)は8月21日午後6時30分より、名古屋市中村区にある「スーパードライ名古屋」において、昨年に引き続きビアパーティーを開催した。司会進行は矢野茂雄理事(滝川物産社長)が担当。
 開会に先立ち、内藤支部長は「今年は『メカトロテックジャパン2015(MECT2015)』が開催される年です。我々西支部メンバーも一致団結し、西支部の事業の一環だという意志で取り組み、そして、来場者動員の一役を担っていきたいと思います」との言葉で開会の挨拶を結び、引き続き乾杯の音頭を行なった。
 料理やドリンクを味わい、歓談の弾むなか、豪華景品の争奪戦となったビンゴゲームが始まるなど、パーティーは大いに盛り上がりを見せ、最後は服部将康支部役員(服部専務)の「今回、初めて西支部のビアパーティーに参加させていただきましたが、非常に楽しい会だなぁと実感しました。ぜひ、来年も参加させていただきたいと思います」との中締めの挨拶ならびに1本締めでパーティーはお開きとなった。

恒例のビアパーティーで
愛機工南支部 2時間超にわたり歓談を楽しむ

 愛知県機械工具商業協同組合の南支部(支部長=森庸一氏・森哲社長)は8月7日午後6時30分より、名古屋市中区にあるクレストンホテル内のレストラン「キングスベンチ」において、毎年夏の時期の恒例行事であるビアパーティーを開催した。幹事は伊藤久輝理事(丸正社長)が務め、約30名の南支部員が参加した。
 昨今話題のマイナンバー制度の導入にあたり、同支部は独自にセミナーを企画するなどしており(セミナーは8月21日に開催済)、森支部長は、本パーティーに出席した支部員にセミナーへの参加を促した後に乾杯の挨拶へ。その後は、皆が料理やドリンクを味わいながら、歓談のひとときを楽しんだ。
 最後は、伊藤正人理事(伊藤信産業社長)による閉会の挨拶と1本締めで、2時間を超えるビアパーティーはお開きとなった。

MECT2015集客呼びかけ
愛機工三河支部 初の納涼会を開催

 愛知県機械工具商業協同組合の三河支部(支部長=三井重信氏・三井機工社長)は、初の納涼会を7月24日午後7時より岡崎市内の海鮮うまいもんや・とと丸水産で開催した。支部員ら約20名が参加した。
 冒頭、三井支部長が挨拶で、組合の今秋最大のイベントであるMECT2015について概要を説明し「10月21日〜24日の4日間、名古屋港のポートメッセなごやにおいて開催されます。皆様もご存知のように非常に好評な展示会で、募集後すぐに満小間となりました。今回、コンセプトゾーン(主催者企画)は『軽量化革命!Mg〜“燃えない”“割れない”が世界を変える』をテーマに行われます。今後、我々は同展への集客が大きな仕事となりますので、皆様方のご支援ご協力をお願いいたします」と述べた。また、組合で現在取り組まれている事業などについても報告された。
 乾杯の後、参加者は情報交換などして歓談。ビールや料理を味わい、ひととき暑さと疲れを忘れ楽しい懇親の時間を過ごした。

高級焼肉で英気を養う
愛機工中南支部 ビアパーティーを開催

 愛知県機械工具商業協同組合の中南支部(支部長=鈴木俊雄氏・マルマン商事社長)は、8月4日午後6時30分より名古屋市中区の叙々苑・名古屋錦三丁目店において、恒例のビアパーティーを開催した。支部員ら11名が参加して親睦を深めた。
 椎葉照義支部幹事(カツヤマキカイ名古屋営業シニアマネージャー)が司会進行を務め、はじめに鈴木支部長が「皆さんに楽しんでいただければ幸いです」と挨拶。
 岡本康宏岡新専務の乾杯音頭で開宴した。
 参加者は、高級焼肉と冷たい飲み物、楽しい会話で連日の厳しい暑さに疲れた心身を癒し、明日からの英気を養った。
 支部忘年会は、12月8日に開催予定。

ビアパーティーを開催
愛機工東支部 情報交換など和やかに

 愛知県機械工具商業協同組合の東支部(支部長=野崎憲昭氏・常磐精機社長)は、8月27日午後7時より名古屋市中区の伏見駅前ビアガーデンにおいて、支部員ら約20名が参加して恒例のビアパーティーを開催した。
 時津達也副支部長(新栄商會社長)の司会で進められ、野崎支部長が「一昨日、昨日と非常に天候が悪く心配されましたが、皆さんの心掛けが良く絶好のビアガーデン日和となりました。中国の株式市場など先行きが不透明な感じはしますが、今まで自分たちがやってきたことを信じ、しっかりと粘って、皆様方の企業が頑張っていただけるよう祈念いたします。たまには飲んで騒いでストレスを発散することも良いと思いますので本日は和気藹々と楽しんでいただければと存じます」と挨拶して乾杯。
 参加者からの企業PRや自己紹介などもあり和やかに宴は進み、山崎公明組合事務局長が日頃の組合活動への協力にお礼を述べた後、田中知之理事(ミユキ商會社長)の中締めで終了した。

水だけでワックス面のメンテナンスができる
業界唯一のローラーパッド
ケルヒャージャパン 10月1日(木)発売

 清掃機器の最大手メーカー、ドイツ・ケルヒャー社の日本法人、ケルヒャージャパン(社長=佐藤八郎氏、本社=宮城県黒川郡大和町松坂平3‐2)は、ケルヒャー床洗浄機アクセサリーのフロアケアシステムEco「イエローローラーパッド表面磨き用」「ブラウンローラーパッド表層剥離用」を10月1日に発売する。
 「ケルヒャーフロアケアシステムEco」は、新製品のパッドと床洗浄機を組み合わせて使用することで、ワックス面の洗浄作業をトータル的に、効率良く、無駄なく(=エコ)行える、ケルヒャー独自のメンテナンスの仕組み。
 「イエローローラーパッド表面磨き用」は研磨粒子を含まないパッドで、日常清掃においてワックス塗布面の光沢低下を抑えつつ表面洗浄することができる。
 「ブラウンローラーパッド表層剥離用」は摩耗した表層のワックスと日常清掃で落ちない汚れを水だけで剥離できるため、従来のワックス剥離作業と比較して、洗剤や薬剤の塗布、複数回の床面洗浄・汚水回収など、時間と手間がかかっていた作業を大幅に省力化できる。また、ワックス表層剥離作業後の廃液は有害性が低く、環境への負荷も減らせる。
 業界唯一のローラータイプである同製品は、ディスクタイプと比較して高い面圧と回転数が得られるため、洗浄力が高く作業時間の削減が期待できるという。なお「イエローローラーパッド表面磨き用」は、市場で高い認知と信頼性を誇る、スリーエムジャパンから製品提供を受けている。
 主な清掃シーンとして、ビル、ショッピングセンター、食品スーパー、医療施設、スポーツクラブ、各種工場などのワックス塗布面の日常清掃、ワックス表層剥離が想定されている。
 同社では、このほか同様のディスクタイプパッドのラインナップも取り揃えている。
 【製品概要】
 ●イエローローラーパッド表面磨き用(厚さ25mm×20枚、直径96mm)6250円(税抜)
 ●ブラウンローラーパッド表層剥離用(長さ400mm、直径96mm)1万2000円(税抜)
 ●ブラウンローラーパッド表層剥離用(長さ450mm、直径96mm)1万4000円(税抜)
 《対象機種》
 「BRS40/600C」「BR40/10C」「BR40/25C Bp」「BR45/40W Bp」「BR55/40W Bp※」「BR55/40RS Bp※」
※はイエローローラーパッドのみ

 サンドビック・コロマントの
e-ラーニングに日本語版登場

 サンドビック・コロマントは、現代の複雑な製造業に対応する教育への需要がますます高まる中、これをサポートするためのオンライントレーニングプログラム「金属加工e‐ラーニング」を開発し公開してきたが、このほど日本語版が導入され、日本の切削加工に携わる人も広く使用できるようになった。
 金属加工e‐ラーニングは、同社が学習用に作成したトレーニングハンドブックの内容に基づき、アニメーションやナレーション、ビデオクリップ、説明文章で構成された、オンラインのトレーニングプログラム。希望するコースをどこでも、いつでも、自身のペースで受講することができる。 
 全9章、75コースからなり、加工別に分かれているので受講したいコースを選んで受けることができる。用語や定義の理解と、旋削加工、フライス加工、穴あけ加工、ボーリング加工、ツールホールディングに対応した工具の選定に重点が置かれているのが特長だ。
 利用にはユーザー登録が必要。初回に登録すれば、その後はいつでも何度でも無料でトレーニングを受講することができる。 
 リンク▽http://www.sandvik.coromant.com/ja-jp/news/pages/how-to-cut-metal.aspx

短期施工が好評の床タイル
ダイナワン バサーモシリーズ拡充

 店舗、商業施設、建築市場向けタイルや建材を販売するダイナワン(社長=三井基次氏、本社=東京都中央区)は、駅、空港、街などの公共施設向け床タイルとして、短期間で施工できることでリニューアル工事での需要も高い「バサーモ」シリーズを拡充。高意匠の美観をエイジング効果によって長期間維持する「バサーモG」を現在販売中だ。
 公共施設向け床タイル「バサーモ」シリーズは駅舎などの営業時間が長い施設のリニューアル工事における課題であった「超短期施工」を、専用裏足の採用により実現するとともに、「安全性」「容易なメンテナンス」「長期品質維持」などの問題を解決する商品として2012年に発売された。現在販売中の「バサーモG」は、特殊成形技術を駆使して自然な色ムラを表現し、全15色をラインアップ。リニューアル工事や新築工事で実績を重ねていくなかで、多くの要望があった『長期にわたる美観維持』をテーマとして開発された商品である。原料は100%国産のこだわりで、伊豆諸島の新島で採掘されるコーガ石(新島長石/イタリアのリパリ島と新島でのみ採取される、流紋石の一種)を使用しており、東京都の離島振興計画と新島の産業発展にも貢献している。