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2015年(平成27年)3月
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2015年3月1・8日(日)
2555号
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2556号 MECT2015満小間で出展募集終了 通常総会は5月26日ガーデンパレスで 愛機工 26年度最終理事会を開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)は、2月3日午後4時30分より名古屋市中区の東京第一ホテル錦において、2月理事会を開催した。理事・監事30名が出席。メカトロテックジャパン2015(MECT2015)が好評につき満小間で募集を終了した報告をはじめ、7月の海外業界調査(ベトナム)、平成27年度通常総会などについて審議した。 冒頭、伊藤理事長より挨拶があり、続いて各議案の審議に入った。 @会員の増強活動(組合員259社/賛助会員105社、2014年12月末日現在)では、東邦アストリー(社長=佐藤義郎氏、本社=名古屋市中区栄、取扱品=ガスケット、パッキン、断熱材、他)の組合員加入を承認。所属は中北支部。丸政(南支部)と新豊科学器械(賛助会員)の退会を承認した。 A新年会報告は、東支部の野崎支部長(常磐精機社長)より行われた。組合新年会を1月13日ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋にて開催した。出席388名。併せて収支報告があり承認した。次回は2016年1月12日、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋にて開催予定。幹事は尾張支部。 BMECT2015展については、高田実行委員長(組合副理事長・井高社長)より報告があった。開催規模は約1800小間(組合関係は約455小間)となり、一部出展小間数を調整中。今展では当初から申し込みが急増したため4月末日の締切を前倒しして1月14日に受付終了を発表した。組合関係の主要出展者においては漏れることなく確定したが、一部でキャンセル待ちや出展を断念した企業も生じた。 2月2日には、第2回実行委員会を開き出展者の確認をはじめ企画展示などの開催要項を説明し、また申込みが好調に推移し締切が前倒しされた経緯がND社から紹介された。特別展示では注目されている技術の実演加工を企画。自動車・航空機・被削材をテーマにした講演会も予定している。今後の日程は、出展者説明会を6月19日に行い、展示会終了後の11月に組合関係出展者および実行委員を交えた報告会・懇親会を開催する。 C海外業界調査については、林実行委員長(組合経営対策部長・広島商事社長)より報告された。【訪問先】ベトナム社会主義共和国、【日程】7月5日〜11日。調査地域は、南部のホーチミン地区と北部のハノイ地区のユーザーを中心とした日系企業およびローカルメーカーを訪問する。募集人員は30名、岐阜、浜松、三重の各団体にも案内を配信する。参加会費は20万円。企業訪問の他、ホーチミンでは国際精密技術・工作機械展(MTA VIETNAM)を見学する。また、同市では日本企業向けに人材を派遣する専門学校を訪問し学生と交流する。ハノイでは恒例となっている現地日系企業の駐在員を招いたパネルディスカッションと懇親会を開催する。 D中部ブロック会議については、高田ブロック長(組合副理事長・井高社長)より説明された。2月17日午後3時より、東京第一ホテル錦にて開催される。幹事は岐阜機工会。第1部は、全機工連・三事業の報告と各団体代表の意見交換および海外調査の実施要項を紹介する。第2部では「部下の力を引出す営業管理≠フ具体的方法」をテーマに経営者・管理者研修を実施する。第3部は、恒例の懇親会を開き各地区会員との交流を図る。 F社員研修については、林経営対策部長より当面の事業が説明された。 【26年度事業】社員研修…3月13日・14日の2日間、ポリテクセンター中部にて開催。テーマ「旋削加工における課題と対処」。旋盤加工における切屑処理や要求精度を理解し加工工程の検討や工具・切削条件の選定、各種加工法を学ぶ。 【27年度事業】1.新入社員研修…4月7日・8日の2日間、名古屋市工業研究所にて開催。講師は名南経営。学生から社会人への意識の切り替えと社会人としての基本的なマナーを学ぶ。2.ツール・エンジニア・スクール(TEスクール)…4月16日〜18日の3日間、ポリテクセンター中部にて開催。昨年、9月に実施したTEスクールにて、定員に達したため受講できなかった社員を優先して実施する。3.第2回TEスクール…9月10日〜12日の3日間開催。会場、講義内容は4月と同じ。 G全機工連・常任理事会については、伊藤理事長より報告された。1月20日に開催され、全機工連・三事業(IT・情報、広報、人材開発)の現状報告と各ブロックの業況が報告された。IT・情報委員会(担当=関西ブロック)では、EDI発注データレイアウトの標準化について、機工メイトでは既に運用済みであるが、今後、各メーカー、卸商、直需店への活用の推進を行う。広報委員会では、昨年、全国で実施した業界調査のまとめを2月に完成する予定。人材開発委員会はHの通り。 主なブロックの状況について、【関東ブロック】増税後の反動が予想よりキツイ。ホンダは生産減。日産は元気。電機メーカーの国内回帰があるが、ピンポイントで明暗が分かれる。東京オリンピック関連はこれからだが、材料高、人手不足が予想される。築地移転、高速道路改修、建設等に期待感がある。レンタル建機が好調。【関西ブロック】悪くないけれどそんなに良くはない。北陸は北陸新幹線の開通で東京圏になり、リニア新幹線は名古屋止まり。講演会等を開催し情報提供に努めている。基礎知識セミナーを3分野に分けて協議し充実を図っている。新年恒例の大阪の銀行アンケートで、卸売業は、良くなる2割(昨年4割)、横ばい4割、悪くなる3割だった。良いのは建設業。【中部ブロック】東海地区は他の地区よりも良く、リーマン前に戻って来ている。特にトヨタ関連(愛知、岐阜)が良い。また、工作機械が良かった。後継者問題を解決した会社は前向きに設備投資を始めている。航空機業界はこれから量産に入る。浜松(ホンダ)は厳しい。全般的には今年はやや厳しく前年並みに届くか…。 H人材開発事業については、水谷委員長(組合副理事長・ミズタニ機販社長)より事業の状況が報告された。1.系統だった教育活動が行われているのは東京、大阪、愛知で他地区では難しいのが現実。2.愛知・全国大会で「人材開発マニュアル」制作を発表したが具体的な展開が見られず難航している。3.当初企画した商品知識の冊子制作は検討した結果、取り止めとなった。これについては、大阪組合が発行している「機械器具・工具の基礎知識」を有効に活用すべきとの意見が寄せられた。また、新たな構想としては、ネット配信によりセミナーの内容をダウンロードして受講できる「eラーニング」の取り組みが提案された。 I愛機工組合第75回親善野球大会については、長村厚生部長(長村商店社長)より説明された。4月11日に一宮総合運動場にて開会する。会期は4月から9月を予定し、以降は同運動場および江南市民球場、草井球場で順次開催する。日程は連盟審判部と調整し後日決定する。キャプテン会議を3月19日東別院会館にて開催する。 J平成27年度通常総会について、事務局より説明。5月26日午後4時30分より、ホテル名古屋ガーデンパレスにて開催する。決算予測が森田会計理事(モリタ社長)より報告され、概ね予算通りに推移する見通しが示された。各部、各支部の提出書類等については、事務局より説明された。 27年度総会では役員の改選はないが、監事の矢田多蔵氏がナゴヤカットを退職するため退任届けが提出された。5月の総会時に後任の監事を選任し矢田監事には総会までの任期を務めてもらうことを承認した。 K部会報告の後、L訃報として、ツボイ(南支部)の坪井政人会長が12月4日、52歳で永眠されたことが報告された。Mその他、支部総会と次年度理事会日程(案)が伝えられた。 4月の締切を待たず満小間に メカトロテックジャパン2015 愛機工 第2回実行委員会開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)は、同組合が共催するメカトロテックジャパン2015(MECT2015)の第2回実行委員会(実行委員長=高田研至氏・井高社長)を、2月2日午後5時よりホテル名古屋ガーデンパレスで開催した。実行委員・担当理事のほか、主催者のニュースダイジェスト社から樋口八郎社長ら4名も出席。会合では、出展募集開始から申込みが好調に推移し早い時期に満小間となったため、4月末の締切を待たずに申込み受付を終了したことが報告され、今後は集客に力を注ぐことを申し合わせた。 実行委員会は森田乾嗣副実行委員長(組合会計理事兼事業部長/モリタ社長)の司会で進行され、はじめに伊藤理事長が「皆様のお陰で、1月14日に満小間のため募集を早期に終了した旨を発表いたしました。本日は色々な意味での調整、今後どうするかの話が中心になると思います。本当に募集活動ご苦労様でした。現在、愛知県と名古屋市でそれぞれ、もっと大きな展示会場(10万u級)を建設するという構想があります。今後どうなるかは分かりません。今回は、従来の平面駐車場がレゴランド建設に伴い使用できないことが問題となっています。その辺のところも出展メーカー様に話をしていただきたい」と挨拶。 ニュースダイジェスト社の出席者4名の紹介の後、挨拶に立った樋口社長は「1800小間(前後、現在調整中)の大きな規模で小間を集めていただき、ありがとうございました。昨年の日本工作機械工業会の受注は1兆5094億円と、史上2番目の受注額になりました。今回の1800小間も2007年に次ぐ、史上2番目であります。ただ、消防法の関係で今回のものが目一杯となっています。3か月半を残して満小間になるという、異例の状況となりました。現在、キャンセル待ちがかなり出ている状態です。一社でも二社でも多く、展示していただけますように調整していく所存です。皆様には格別のご理解とご協力をお願いいたします」と述べ御礼と報告を行った。 また、平野ニュースダイジェスト社次長からは企画展示の概要が説明された。今後の予定として、出展者説明会が6月19日午後2時からポートメッセなごやにて開催される。 続いて、高田実行委員長(組合副理事長)が議長を務めて議事に入り、最初に高田実行委員長から、実行委員の協力により満小間になったことへの御礼が述べられた。 組合を通しての出展は455小間となり、今後は展示会への集客に軸足を移すことが確認された。 MECT2015は今年の10月21日〜24日の4日間、ポートメッセなごや全館において開催される。通算14回目となった前回展(2013年開催)では、464社・団体(1747小間)が参加、約9万人が来場した。 共有の事務所に移転 超硬工具協会と日本工具工業会 本年6月をめどに統合を進めている超硬工具協会(理事長=増田照彦氏・三菱マテリアル常務執行役員)と日本工具工業会(理事長=掘功氏・不二越常務取締役)はこの程、それぞれの事務所を移転した。 新事務所は両会共有となり、JR秋葉原駅昭和通口より徒歩5分、地下鉄新宿線岩本町駅A3番出口より徒歩3分、地下鉄日比谷線秋葉原駅5番出口より徒歩3分と、交通の便の良いところ。2月23日から業務を開始している。 【新事務所】 ▽住所=〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2丁目25番地 GYB秋葉原12階 ▽電話番号=03-3526-6200 ▽FAX番号=03-3526-6301 ※ホームページ、各自のメールアドレスについては変更なし。 JIS改正説明会開く 改正ポイントや今後の取組みを紹介 愛鋲協 平戸眞澄氏(六角ボルト・六角ナット)を講師に 愛知鋲螺商協同組合(理事長=馬場將嘉氏・メイナン会長)は2月3日午後6時30分より名古屋駅前の名鉄グランドホテルにおいて六角ボルト・ナットのJIS改正に関する説明会を開催した。一般社団法人日本ねじ工業協会リーフレット作成委員会の平戸眞澄委員長(平戸製作所社長)を講師に招いて、昨年ねじ商工連盟が作成した「附属書品から本体規格品への切り替えガイド」をもとに改正のポイントや今後の取組み、移行に伴う問題への対処法などが解説された。 馬場理事長は初めに、「今回のJIS改正に伴う取り組みは、商工が一体となってリーフレット作成に着手するなど、ねじ業界全体で行われています。今回ご参加された皆様は、販売商社ですのでエンドユーザーとの直接的な付き合いがある事と思います。早い段階での附属書から本体規格への移行のご協力をお願いしたい」と挨拶。 説明会では、リーフレット作成委員会の平戸委員長が、JIS B 1180六角ボルトおよびJIS B 1181六角ナットの歴史について紹介。1985年のJIS改正で、それまで使用されていた六角ボルト・ナットの規格は附属書品となり、本体規格品への移行を推奨していると説明した。 リーフレットの内容に沿って説明は進み、「ねじ業界は2020年までにJIS本体規格品の生産・供給体制を整えます」と明記されていることを紹介。 また、移行に伴い本体規格品と附属書品が混在することで生じる混乱への対処についても解説。業界として、附属書品を「JA(ジェーエー)」、本体規格品を「IS(アイエス)」とする統一呼称の設定、本体規格品の六角ボルト頭部上面外周部に現品識別マーク(凸マーク)を刻印、本体規格品を識別する梱包ラベルの表示例について紹介した。 同氏は最後に、「附属書品から本体規格品への切り替えガイド」は、日本ねじ工業協会のホームページ(http://www.fij.or.jp)からダウンロードできると触れた後、「本体規格品での採用実績も出てきています。これからも業界で告知活動を行っていきますので、皆様のご理解・ご協力をお願いします」と述べて説明会を締めくくった。 新年賀詞交歓会を終えて 『地産地消』岐阜の物件は我々で! 岐阜県管工機材商組合 2月度理事会・全体例会 岐阜県管工機材商組合(理事長=廣瀬功氏・瓶由社長)は、2月3日午後5時から2月度理事会を、同6時から全員例会を、岐阜市長良川河畔の岐阜グランドホテルにて開催した。 理事会では、廣瀬理事長の議事進行のもと、以下の議案の審議が行われた。 第一号議案=「新年賀詞交歓会」結果報告@1月23日岐阜グランドホテルで開催。来賓6名、組合員31名、賛助会員91名、報道4名の計132名が出席。会計報告は了承された。Aリボン、ネームプレートの件▽お迎えをする側である理事長と副理事長にはリボンは不要ではとの意見から、来年度から用意しないこと。ネームプレートは、今までの差すだけのタイプは落とす人が目立ったので、次回以降は会場の同ホテルからネームプレートケースを借りて付けていただくことで了承を得た。 第二号議案=「第67回ゴルフ会」について@担当は山兼。A3月26日B開催。関カントリー倶楽部西コースにて。 第三号議案=「その他要協議事項」@理事/組合員の件▽前理事長である故森嶋靖雄氏(大東前会長)に代わり渡部勝裕氏(大東社長)が新理事として加わり、紹介された。A第38回通常総会の件▽5月19日午後5時開催予定の旨、確認された。B岐阜県管設備工業協同組合から依頼の件▽組合員名簿(平成27年度版)作成につき広告出稿の依頼を受け出稿予定であること、また広告内容変更の確認が報告され、了承された。次に災害復旧協定締結に基づく「窓口と緊急時連絡先」に関して、東濃地区を現在の山彦から安田東濃営業所へ、飛騨地区を現在の安田から西部管商高山営業所(要確認後)へ変更し提出することで合意がなされた。 次回理事会は3月26日(第67回ゴルフ会終了後の)午後5時から、同ホテルにて開催予定。 引き続き開催された全員例会では、白木伸道氏(白木商会最高責任者)司会進行のもと、弁護士の幅隆彦氏を講師に迎え『企業経営と労働問題』をテーマに講演会が開催された。参加したメンバーは17名。初めに、故森嶋前理事長へ黙祷が捧げられた。その後、幅弁護士が「労務トラブル」「労働問題の特徴」「残業をめぐるトラブル」「問題社員対応」「セクハラ、パワハラ」などの特徴や解決策を、実際の判例も交えて詳しく解説。質疑応答も含め1時間半を超える、実に内容の濃い講演会が終了した。 講演会の後は幅弁護士も交えての懇親会が開かれ、参加メンバーそれぞれがテーブルを挟みながら談笑し、会はお開きとなった。 今年、青年やまずみ全国大会開催 この地区は先行き明るい材料豊富 中部青年やまずみ会 賀詞交歓会開催 1月28日、ユアサ商事中部支社(支社長=長谷川勝照氏)の中部青年やまずみ会(会長=大竹裕氏・大竹建機産業社長)賀詞交歓会が、名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて開催された。 冒頭、挨拶に立った大竹会長は「昨年は円高から円安へ、原油高から価格暴落へと、本当に先が見通せない1年だったかと思います。世界情勢や政府の政策などで、景況は好転もすれば暗転もします。中国に『上に政策あれば、下に対策あり』とのことわざがありますが、我々も、国の制度や政策に惑わされることなく、戦略や戦術を練って何とか前に進んで行きましょう。今のコンビニ業界はセブンイレブンさんの一人勝ちだと新聞記事で見かけました。好評の『セブンカフェ』が1杯100円で計7億杯、700億円の売り上げだそうです。今年は100円のドーナツ600億個を販売目標としているそうで、これだけを合わせても1300億円の売り上げです。こうしたほんのちょっとした目の付けどころが利益につながるという良い例です。新しい金脈≠発掘したセブンイレブンさんを私たちも見習って、何とかして新しい金脈を見つけたいものです」と語った。 続いて挨拶にたった長谷川支社長は「昨年はアベノミクス効果、3月増税前の駆け込み需要、円安、株価高などが重なった結果、皆さん良い1年だったかなという感想ですが、なかには思うような利益の上がらなかった企業さんもあって、非常にばらついた感があります。今年以降は、この中部・名古屋地区ではリニア新幹線が2027年に東京―名古屋間で開業しますが、その総事業費が5兆5000億円、名古屋―大阪間も含めると9兆3000億円に上ります。車両は名古屋に本社のある日本車両さんと三菱重工さんの2社で作られるということで、車両製造でもこの地が繁栄するかと思います。またこの地は航空機産業のメッカです。MRJ(Mitsubishi Regional Jet)は今年、試作機の飛行に入り、来年から本格生産が始まりますが、既に500機の受注があるとのことです。昨年12月15日にはトヨタさんが燃料電池車を発売しました。燃費はハイブリッド車並み、走行距離も一般車と遜色ないとのことで、発売日で既に1500台の受注があったそうです。今年は月約700台、2016年に同約2000台、2017年に同約3000台を生産予定だそうです。この地区は今後、非常に楽しみが多くあります。昨年4月1日、私どもは新3ヵ年中期経営計画『YUASA LEGACY 350』を発表しました。この方針は、弊社の成長分野である海外、環境エネルギー、国土強靭化対応への取り組みの強化を特に推し進めて、3ヵ年の最終目標を連結売上5100億円と定めています」と、市場展望を交えながら参加メンバーへの更なる協力を求めた。 続いて事務局から、新規入会者2名の紹介、ならびに、昨年11月28・29日に行われた秋期例会の報告がなされ、また、今年は関東青年やまずみ会主催による『青年やまずみ全国大会』が開催される旨の通知があった。 その後、倉地克明副会長(倉地常務取締役)による乾杯の音頭で懇親会がスタート。最後は小川丈夫副会長(日本ベターリビング常務取締役)の中締めで会はお開きとなった。 お詫びと訂正 弊紙2554号8面、三機の記事中に社長名を「本島好規氏」と記載しておりましたが、正しくは「木島好規氏」です。 ここに訂正し、心よりお詫び申し上げます。 2015中部機械加工システム展 3月20日(金)・21日(土) ポートメッセなごや第3展示館で開催 生産性向上と省エネ・高効率を提案 ジーネット名古屋支社(取締役支社長=大谷秀典氏)傘下の有力販売店が主催する「2015中部機械加工システム展」が3月20日・21日の2日間、ポートメッセなごや第3展示館において開催される。「生産性向上と省エネ・高効率へのご提案」をテーマに、ものづくり現場の問題解決の場として昨年に引き続いて開かれ、昨年を上回る124社が出展。JIMTOF2014出品の最新鋭の工作機械、切削工具・ツーリング・治具などの周辺機器ならびに環境改善機器を中心に展示する。来場目標は4000名。 中部機械加工システム展は機械加工に特化した展示会で、日本工作機械工業会が発表した今年1月の工作機械受注額が単月で過去最高となるなど機械需要が好調な中、今展示会には機械メーカー23社(パネル展示等を含む)、機械加工周辺機器メーカー101社が出展、最先端テクノロジーが集結する。ユーザーの効率化につながる、環境配慮型商品、省エネ対策商品なども展示し幅広い提案を行う。 前回展を上回る展示規模で開催される今回は、ユーザーの潜在ニーズをつかむため個別テーマ(省エネ対策、省力化・省人化対策など)を設け、会場内の展示をテーマごとにエリア分けすることでユーザーが提案を意識しやすいレイアウトにした。 また、展示小間に「かんたん解決」パネルを設置、さらにユーザーから直接現場の問題点を聞き、マッチングした出品メーカーより解決案を返す「かんたんマッチング・サービス」も新企画として行う。 開催時間は、20日が10時〜19時、21日が10時〜17時。会期中はセミナーも予定され、大勢の来場が見込まれる。 出品メーカー 機械関係 アイセル▽アンドール▽エッジキャム▽オークマ▽大阪機工▽岡本工作機械製作所▽キタムラ機械▽キャムタス▽ケイエーシステム▽ジェイテクト▽静岡鐵工所▽スリーディー・システムズ・ジャパン▽ソディック▽大日金属工業▽DMG森精機▽ナガセインテグレックス▽ニコテック▽日本放電技術▽ブラザー工業▽豊和工業▽松浦機械製作所▽ヤマザキマザック 【特別コーナー】 三菱UFJリース 機械加工周辺機器 【省エネ対策】 アネスト岩田▽SMC▽コベルコ・コンプレッサ▽そうぎょう▽田邊空気機械製作所▽東浜商事▽ハーテック・ミワ▽ハタヤリミテッド 【省力化・省人化対策】 愛知産業▽NKワークス▽デンソーウェーブ▽トーヨーコーケン▽ニシガキ工業▽日東工器▽Fenner Drives社▽ホータス▽山田マシンツール 【労働安全衛生対策】 アイセル▽三進金属工業▽スギヤス▽マーテック▽ルッドリフティングジャパン 【高精度・高剛性・高効率・短納期対策】 アーステック▽ATRAX▽アルプスツール▽イワタツール▽WEN▽HPMT▽エスアンドエフ▽エヌティーツール▽MSTコーポレーション▽オカスギ▽カトウ工機▽カネテック▽清光▽サイバーRC▽サンドビック▽昭和電機▽住友電気工業▽象印チェンブロック▽曽根田工業▽大昭和精機▽谷テック▽田野井製作所▽WSE社▽津田駒工業▽帝国チャック▽テック・ヤスダ▽東鋼▽ナベヤ▽日本オートマチックマシン▽日本精密機械工作▽日本電産シンポ▽ニューストロング▽ノガ・ジャパン▽BIAX▽ビーシーテック▽フナソー▽プルーフテクニック▽ベッセル▽マンヨーツール▽ミツトヨ▽宮川工業▽柳瀬 【品質向上・不良品発生防止対策】 伊藤製作所▽エー・アンド・デイ▽オムロン▽嵯峨電気工業▽サクラテック▽蛇の目ミシン工業▽タイホーコーザイ▽タクト▽東京彫刻工業▽プライオリティ▽UHT▽ユーコー・コーポレーション▽ライノス 【環境対策】 アマノ▽育良精機▽ケルヒャージャパン▽佐鳴▽シオン▽JHONAN▽智寛▽東京オートマック▽ニコテック▽NIVAC▽日本濾過工業▽ピカコーポレイション▽フクハラ▽リョウセイ▽レッキス工業 【コストダウン対策】 億川鉄工所▽GiGA SELECTION▽Clamptek▽TPT▽東京精密▽VERTEX▽富士元工業▽富士製砥▽豊和工業 ※変更の場合もあり 併催セミナー 〈会場〉ポートメッセなごや交流センター3階 3月20日開催 ■10時30分〜12時・第3会議室 ミツトヨ『測定工具の正しい使い方について』 マイクロメーター・ノギス・ダイヤルゲージといった基本的な測定工具について、測定誤差を最小限にする使い方、日常の管理方法などについて紹介。〈講師〉ミツトヨ中部営業部流通営業課 吉田宏氏。 ■13時〜14時・第3会議室 アンドール/EG PARTS『機械設計の生産性向上提案』 @「新製品CADSUPER2015のご紹介」。3次元データを活用した2次元設計・2次元データを活用した3次元設計・EG PARTSとの連携。〈講師〉アンドール 大島正幸氏。 A「部品CADデータライブラリEG PARTSのご紹介」。設計→見積依頼→発注をまとめて管理!業務改善!!「機械要素部品」「組込商品」調達の大革命。〈講師〉「中部機械加工システム展」事務局 田中光氏。 ■14時30分〜15時30分・第3会議室 サンドビック『コロマントキャプトを用いた稼働率改善』 コロマントキャプトを用いた一発高精度加工の豊富な実例を紹介。〈講師〉サンドビックマシンツーリング部 高山岳氏。 ■13時30分〜14時30分・第4会議室 ヤマザキマザック『拡大する市場・産業に対するヤマザキマザックの取組み』 環境関連(自動車の脱ガソリンエンジン)、素材革命、高齢化対策(医療介護・人口骨)等成長分野に対する同社の取組みを紹介。〈講師〉ヤマザキマザック取締役副社長 山崎高嗣氏。 ■16時〜17時30分・第4会議室 ミツトヨ『測定工具の正しい使い方について』 ※前記に同じ 3月21日開催 ■10時30分〜11時30分・第3会議室 ミツトヨ『三次元測定機の正しい使い方について』 三次元測定機の性能を最大限に生かす測定方法や実例、誤差を生みやすいケースへの対応方法、他の測定機との差異、取引先との整合性の取り方、日常のメンテナンスについて紹介。〈講師〉ミツトヨ中部営業部部長 一味司氏。 ■13時30分〜14時30分・第3会議室 ソディック『金属3DプリンタOPM250Lのご紹介』 ワンプロセス・ミーリング加工は、ソディックが新たに提案する全自動加工方法。金属3Dプリンタの概況、使用用途等についても解説する。〈講師〉ソディック名古屋営業所 松井大樹氏。 ■15時〜16時30分・第3会議室 大昭和精機『ミーリングチャック・ハイドロチャックの基礎から応用まで』 今日マシニングセンタのベースホルダとして普及しているミーリングチャックに関する基礎的要素の解説から、進化形までを紹介。注目のハイドロチャックについても解説する。〈講師〉大昭和精機中部支店営業技術課係長 伊藤一仁氏。 ■10時30分〜11時30分・第4会議室 アマノ『コバルト・インジウム特化則改正セミナー』 平成25年1月1日より改正された特定化学粉塵障害予防規則について、法令、対策方法等を説明。〈講師〉環境衛生研究所係長 深田英稔氏。 ■13時30分〜14時30分・第4会議室 アンドール/EG PARTS『機械設計の生産性向上提案』 ※前記に同じ 中部機械加工システム展出品紹介 イワタツール HRC40〜72の焼入れ鋼用工具 トグロンハードシリーズ 超小径穴加工に特化した切削工具メーカー、イワタツールは、従来の高硬度加工用ドリルに対してHRC50以上の被削材においては5倍以上の加工速度と3倍以上の高寿命を達成する「トグロンハードシリーズ」など、他社にはないオリジナルな製品を出品する。 トグロンRハードシリーズの特徴は次の通り。 ●高硬度用位置決め面取り工具 トグロンハードSP ・センタリング、穴面取り、ミーリング、V溝加工対応。 ・焼入れ後の鋼・ダイス鋼、コバール、ハステロイ等、従来と比較にならない性能を発揮。 ・耐ピッチングと切れ味の良さを両立した、ネガ刃型形状。 ・強ねじれ形状により、最高の面粗度を達成。 ・3枚刃と長い切れ刃により驚異的な寿命。 ●高硬度用穴あけ工具 トグロンハードドリル ・金型等の焼入れ鋼に穴あけ加工が可能。 ・従来の高硬度用ドリルに比べ抜群の性能。 ・耐ピッチングと切れ味の良さを両立した、ネガ刃型形状。 ・3枚刃設計により、穴径精度・穴面粗度ともに抜群の仕上り。 ・トグロンハードSPとの併用で穴位置精度アップ。 ●高硬度用深穴加工用ドリル トグロンハードロングドリル ・金型用のイジェクターピンの穴加工や金型への直彫り加工を行った後、放電加工機にワークを移すことなくそのまま深穴加工を行うことが可能。 ・ワンマシン/ワンプロセスで加工ができるようになるため、工程削減や穴位置精度、寸法精度の向上が期待できる。 ・従来の高硬度用ドリルに比べ抜群の性能。 ・焼入れ鋼に20D以上の深穴加工を高速に行う。 ・3枚刃設計により、穴径精度・穴面粗度ともに抜群の仕上り。 愛知ブランド企業に認定 愛知県では、県内製造業の実力を広く国内外にアピールし、愛知のモノづくりを世界のブランドにするため、県内の優れたモノづくり企業を「愛知ブランド企業」として認定しており、平成26年度愛知ブランド企業にイワタツールが認定された。 SMC 軽量・コンパクトなサーモチラー 「HRSシリーズ」 SMCのサーモチラー(循環液温調装置)インバータタイプ「HRSHシリーズ」は、冷凍機、ファン、ポンプ各々のモータ回転数をユーザー装置側負荷に応じてインバータ制御するトリプルインバータ≠ナ消費電力を大幅カット、抜群の省エネ効果を発揮する。 操作パネルにより循環液の吐出圧力の設定が可能で、さまざまなユーザーの配管条件においてもバイパス配管の調整なしでインバータポンプにより自動で設定された吐出圧力に制御されるため、ポンプの消費電力を削減できる(ポンプ運転周波数を設定しての運転も可能)。 電源はAC200〜230V、またはAC380〜415V対応で、海外(EU、アジア、オセアニア、中南米)で使用する場合でもトランスは不要となっている。 SMCは、アジア、オセアニア、アメリカ、ヨーロッパと世界主要各国に合計78カ国、400拠点の現地法人および代理店があり、世界中にきめ細やかな供給体制を形成。日本からの輸出プラントや日系企業の海外進出生産工場を現地でくまなくサポートしている。 ※なお、今回の展示会には小間スペースなどの関係で、インバータの無い小型の「HRSシリーズ」が出品される。 住友電気工業 ステンレス鋼加工用材種 「AC6030M/AC6040M」 住友電気工業は、独自の最先端技術から生まれた新製品をはじめ、各種産業向けに幅広い製品群を展示する。 「AC6030M」は、進化したCVD独自技術によって開発されたコーティングを採用し、従来コーティング膜対比2倍以上の耐チッピング性を実現するとともに、耐溶着性を大幅に向上させたステンレス鋼加工用CVDコーティング新材種。新開発のホウ化物系チタン化合物被膜を最表層に被覆することで、コーティング膜の大幅な強度向上と優れた表面平滑性が得られ、加工の安定性を実現した。 「AC6040M」は、進化したPVD独自技術によって開発されたコーティングを採用し、ステンレス材のバルブ、フランジや継手などの配管部品加工などにおいて、従来比2倍以上の耐欠損性を実現したステンレス鋼加工用PVDコーティング新材種。独自開発の超多層薄膜構造を継承するとともに、耐熱性に優れた新組成TiAlSiN系超多層膜を採用した。さらに新開発の超硬基材とコーティング膜との界面制御技術を適用することで、コーティング膜の耐剥離性を大幅に向上させることに成功した。 エンドユーザーが求める 「本質的な価値」を提供 ジーネット 2015年新春情報交歓会開催 ジーネット名古屋支社(取締役支社長=大谷秀典氏)の主力仕入先でつくる「中部ジーネット会」と販売店の会である「中部GN会」の製販合同による、2015年新春情報交歓会が1月27日、名古屋市中区のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で午後4時30分より開催された。当日は各会員とジーネットの幹部ら合わせて約200名が参加して新年にあたりさらなる結束を固めた。 冒頭、古里龍平ジーネット社長が年頭の挨拶で、日頃のジーネットに対する支援・協力並びに情報交歓会への参加の御礼を述べた後、ジーネットを含めたフルサトグループの概況について説明した。 その中で「今年は、良い分野もあれば、悪い分野もあるが、総じて前年を大きく下回ることはないと考えている」と述べ、ジーネットについて「ジーネットが今考えている方向性は『エンドユーザーが求める本質的な価値を、お取引先を通じて提供する』ということ。基本は、エンドユーザーが求める最適を届けるということを考えている。踏み込まない限り、我々のような卸売商社の存在価値はないのではないか。その結果、販売ツールや展示会を企画し、展開している」と方針説明をした。 さらに古里社長は、2000年にジーネットがフルサトグループの一員になってから15年経ったことに触れ、「古里龍一ジーネット会長(フルサト工業相談役)の陣頭指揮で信用回復に努め、現在、ジーネットもフルサト工業も存在している。この機械工具業界は、非常に良い業界だと改めて感じた。年々日本のものづくりが海外に出て行っていると毎年話しているが、各企業ともそれなりの利益を上げて、それぞれが頑張っている。厳しい厳しいと言われながら、我々も皆様と15年間仕事ができたことを非常に幸せに思うと同時に、この豊かな業界を、さらに10年、15年と豊かさが続くように、大切にするということが我々の仕事であり、色々な知恵を出しながら皆様の役に立っていくことが優先順位の高い我々の仕事と痛感した。今後とも我々はトライしてまいります。是非とも、皆様のご支援ご指導をよろしくお願いします」と述べて挨拶を結んだ。 続いて、大谷取締役支社長より名古屋支社の現況報告が行われた。 【2014年度上期実績等について】 2014年度上期のジーネット単体の売上高は253億7900万円でそのうち名古屋支社は58億600万円となった。社内シェア24・8%。前年同期比では10・3%増となった。 住宅設備は下期に入りさらに大きくブレーキがかかっているが、機械工具が順調で引っ張っている。機工部門が大きなボリュームを持っているのでさらにしっかりやらなければならない。 東京・大阪の他支社に比べ、中部圏は堅調だった。他支社と比較して、機械部門の売上が少し見劣りをする。3月に機械加工の展示会を予定しているが、それを活用しながら会員の皆様とともに商売を広げていきたい。 昨年、「中部機械加工システム展」という大型展示会を14年ぶりに2月に開催した。大雪の中、ほぼ予定どおりの来場者(2950名)と多くの案件、受注があった。 さらにエリア毎の中小規模展示会も精力的に行い、機械加工システム展も含めて、テーマを絞りターゲットを明確化し、ユーザーが抱える問題の解決策を提案している。 【2015年の取組みについて】 2015年の支社方針は、「市場にインパクトを与え続ける」イノベーションの探求。 機工部門の戦略は、潜在ニーズの顕在化。かんたん解決カタログ等の販促物を活用し、ユーザーニーズの開拓を仕掛けるといった、提案営業の強化に努める。 機械部門は、営業強化と、機工部門とのコラボによる機械工具商社へのアプローチを行う。 住設部門は、主力メーカーの拡販と、新規開拓、リフォーム、中古住宅・ハウスメーカーの開拓に努める。 今年の大きなイベントとして、3月20日・21日にポートメッセなごや第3展示館にて「2015中部機械加工システム展」を開催する。前回より出展社数も増えて124社となり、4000名を動員目標としている。2日間でセミナーも計10回行う。バスは20〜25台が参加予定。 「2015駿河機械加工システム展」は8月28日・29日にツインメッセ静岡を会場に計画している。個別にエリア毎のテーマを絞ったソリューションフェアも引き続き実施していく。 最後に大谷支社長は「新しい分野をしっかり充実していけば、皆様方のお役に立てるのではないかと考えております。今年は、一歩一歩前進する年。倍旧のご支援をお願いします」と締めくくった。 このあと会場を移して懇親会が開かれ、仕入先を代表して飯野敏彦中部ジーネット会会長(SMC中部ブロックリーダー)が「中部圏は中長期的にまだまだ発展すると思っている。仕入先メーカーは今後もジーネットさんを通じて、得意先の皆様に良い品物を安く、早く供給するように努めてまいります」と述べ、力強く乾杯の音頭をとった。 会場では、年男の人に記念品を進呈するイベントが行われ、未年生まれの参加者に記念品が手渡された。 名古屋支社の幹部スタッフが紹介された後、生水口高志名古屋支社副支社長の御礼の挨拶、片岡暢博中部ジーネット会副会長(ヤマザキマザックシステムセールス中日本販売部長)の中締めで終了した。 全国伝動機商組合連合会全国大会を終えて 4月総会にて役員改選を報告 名古屋伝動機商組合 1月度例会・新年会 名古屋伝動機商組合(理事長=椿井基男氏・椿井精工社長)は、1月29日午後6時より、中区上前津にある椿井理事長推薦の割烹「大聲(おおごえ)」にて、1月度例会ならびに新年会を開催した。参加メンバーは20名。当番幹事および司会進行は池谷英之氏(藤川伝導機名古屋営業所長)と高田透氏(光伝導機名古屋営業所長)が務めた。議題は主に、昨年11月12‐13日に名古屋市西区のウエスティンナゴヤキャッスルにて開催された全国伝動機商組合連合会の第27回全国大会について。 ●議題1▽全国伝動機商組合連合会全国大会の概況について、椿井理事長より報告。 ●議題2▽全国大会の会計概況報告=収支決算書をもとに、全国大会の会計について椿井理事長、村瀬広幸会計理事(ムラセ社長)より報告があり、この件について了承された。 ●議題3▽次回(4月度)の名古屋伝動機商組合総会での役員改選等について=椿井理事長より3月31日をもって2期半(5年)務めた理事長を退く旨の報告があり、総会前に開かれる次回役員会で、理事長を含め役員を新たに選出することで了承された。 ●議題4▽全国大会の感想など=「準備は大変だったが、おもしろい経験をさせてもらった」「名古屋での次の開催は9年後なので、今回の経験をどこまで覚えていられるか」「講演会講師の先生から『非常に話しやすい会だった』と言葉をいただいています」「2日目の観光は滞りなく終わって良かったが、もう少し見るところがあれば良かった」など、参加メンバーから多くの意見が出された。 例会を終えた後は、長村康義副理事長(長村商店社長)の乾杯の挨拶を経て新年会へ。 次回は4月14日に東京第一ホテル錦にて開催を予定。当番幹事は太田廣、ユアサ商事。最後は服部将康常任理事(服部専務)の中締めの挨拶で会はお開きとなった。 今後の政府の施策に期待 ナゴヤ西部機械協組 平成27年新年会を開催 ナゴヤ西部機械協同組合(理事長=近藤和夫氏・近藤金属工業社長)は、1月28日午後6時より名古屋市中村区の北京料理・百楽を会場に、組合員ら15名が参加して新年会を開催した。 はじめに近藤理事長が参加の御礼を述べた後、「昨今は、予想もしなかったことが多く発生しています。そんな中で第3次安倍内閣がスタートし、株価は1万7000円台を維持しています。株価が高く維持されれば、年金にも良い影響があるのではないかと期待しています。円安も進み、少し前までは80円台だったものが、120円前後となっています。原油価格も下がっており、ガソリン価格は130円前後で安定しています。今後、色々なことがあるかとは存じますが、組合に対して変わらぬご支援ご協力をいただきますようお願いいたします」と挨拶。 上野平雅裕副理事長(名上鈑金工業所社長)の乾杯の発声により開宴した。 この日は、しばらく病気療養中のため諸行事への参加を控えていた、伊藤稔浩理事(伊藤精工会長)も元気な姿を見せ、ともに会食し、和やかに新春のひとときを過ごした。 本音で語り合える会を目指す 未来に向かって明るい年に 名古屋水栓販売協会 恒例の新年例会を開催 名古屋水栓販売協会(理事長=伊藤辰之氏・イトウ社長)は1月9日午後6時より、名古屋市中区のタイ料理サイアムガーデンにて新年例会を開催した。会員と賛助会員合わせて36名が出席し新年の幕開けを祝った。 安井文康理事(錦興業社長)が司会を務め、挨拶に立った伊藤理事長は「未年というのは、未という字をひつじと読ませ、まだまだ先とのイメージがありますが、未来という捉え方もできます。未来に向けて是非明るい年にしていきたい。水販が目指すのはやはり、より本音で話ができる会ということだと思います。20社ぐらいだと、かなり距離感は近いです。今後は、賛助会員さんとももっと本音の情報交換をして、この会に関わっていることで、より会社の業績を良くしたり、業界が少しでも良くなるよう工夫をしていきたい」と述べた。 インターナショナルな店で行うという企画も5回目となり、今回はトムヤムクンなどのタイ料理を味わいながら懇親を深めた。 商品のスムーズな供給により 地元の客に利便性をアピール 福井県管材卸商組合 平成27年年賀会を開催 福井県管材卸商組合(理事長=吉岡正盛氏・吉岡幸社長)は2月12日午後6時より福井市内のユアーズホテルフクイにおいて年賀会を開催した。会員企業9社16名が参加し、親睦を深めた。 大久保文義会計監査(大久保管材機工社長)の開会の辞で始まり、冒頭、挨拶に立った吉岡理事長は、日頃の会運営に感謝の意を示した後、昨年の景況について消費税増税により業界としても前半は多忙だったが後半は減速感があったと振り返り「それでも、ものづくりが堅調で工場建設などが増えてきている。組合としての当面の課題は、県外からの販売会社進出に対して、組合として対抗しなければならない。首都圏などの活況もあり今後タイト感が出てくる可能性も視野に、我々としては商品のスムーズな供給により地元お客様への利便性をアピールしたい」と強調。 さらに吉岡理事長は「北陸新幹線が5年後福井駅という話題がある。5年というスパンでさかのぼってみると、10年前と5年前ではリーマンショックによりお金の価値観と社会の仕組みが大きく変わった。5年前と現在では東日本大震災により命の重み、生活の価値観が変わった。5年後、10年後には北陸新幹線が開通し、私たちの生活も大きく変わるだろう」と語った。 上坂泰啓中島管材鋼機社長の乾杯の発声で懇親の場となり、和やかに歓談が進む中、アトラクションとしてMr.マツリックによるマジックが披露された。Mr.マツリックは、日本生命福井支社長である松平好治氏の仮の姿で、中学・高校と6年間Mr.マリックに師事しマジックの腕前はプロ級だという。テーブルマジックからイリュージョン、スマホのカメラも使っての見事なマジックに目を丸くしながら参加者は楽しいひと時を過ごした。 中島孝則副理事長(タケフ管材社長)による中締め、山本友直カラヤ取締役の万歳三唱に続いて、大久保会計監査の閉会の言葉で終了した。 平成27年新年互礼会開催 不確定な中、果敢に挑戦 山信会 講演会に三遊亭金時師匠を招く 山信会(会長=浅野政司氏・東海設備工業社長、山信と販売店・メーカーの集い)は、1月23日午後2時30分より名古屋市熱田区の熱田神宮会館において、平成27年新年互礼会を開催。正会員、賛助会員ら120名が出席し新春を寿いだ。 開会にあたり、浅野会長が挨拶に立ち「昨年を一言で言えば、暴れ馬の年であったと感じています。広島で地滑りによる被害が出たり、霊山の一つ、御嶽山が噴火したりと、いろいろ予想のできない年でした。これだけ科学技術が発達しても、我々人類は自然の驚異に対して何もできない、無力であると痛切に感じました。自然災害自体は防げませんが、危機管理システムや災害に対しての日頃の訓練などは必要かと存じます。東海地震が起こるのではと言われて久しいですが、備えが必要と感じています。今年はひつじ年、未来の未と書きます。未来が明るくなるような良い年でありたいと願っている次第です。非常に厳しい中ですが、前向きに一生懸命頑張れば成果が出るのではないかと思っています」と述べた。 山信の小川信社長は「消費税率の引き上げによる駆け込み需要があり4月以降、非常に大きな反動がありました。国土交通省が発表している統計によりますと、この愛知県においても反動は未だあります。9月、10月、11月の統計を見ても、一般戸建住宅においては昨年比マイナス30%。そろそろ良くなってくれないかと感じています。今年を予想するのは非常に難しい。その中で我々は生きていかねばなりません。最終的には、一社一社が頑張って自分自身で良い年にしていかなければならないと、強く感じます」と新年への思いを語った。 また、現在直面している職人不足の問題について触れ「職人さんの給料を上げる、または機械化を進める、メーカーさんにもっと簡単でリーズナブルな商品開発をしていただく。それができなければ、海外の実習生を活用するのも一つの方法ではないか」と指摘。 同社の取り組みについては「山信も新しいことにどんどん挑戦をしています。空調に関しては、エアコン、パッケージエアコンの販売だけでなく、施工まで受注するというシステム。電気事業部を作りました。空調だけではなく、電気関係の配線、配電盤工事も請負いますので、皆様のリフォームの工事受注で電気配線が必要な時にもご活用いただければと存じます。その他、配管凍結工法も行っており、配管の更新の折にご活用いただければ幸いです」と紹介し、「私どもの方でも新商品等のPR活動を行っており、その中で新しい商品、工法も紹介いたしますのでご活用いただき、皆様の商売発展につながればと考えています。今年は不確定な年と考えますが、最終的に皆様と良い年であったと言えるように頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします」と抱負を述べた。 引き続いて行われた講演会では、落語家の三遊亭金時師匠が「笑いと健康 笑う人ほど長生き」と題して講演。笑うことが健康にいかに良いかや、落語家の裏話(高座以外での生活ぶり)について話した後、演台から高座に変えて落語を一席披露した。 講演会の後は懇親会が催され、互いに情報交換するなどして親睦を深め、盛会のうちにお開きとした。 清塚信也さんのピアノとともに 感動と興奮のひととき 第22回ダイドーニューイヤーコンサート 新春恒例のダイドーニューイヤーコンサートが1月17日、愛知県芸術劇場コンサートホールで午後4時より開催され、コンサートを主催するダイドー(社長=山田貞夫氏、本社=名古屋市中村区)の取引先関係者や施設の子供たちがクラシック音楽を楽しんだ。今回で22回目。 オーケストラはセントラル愛知交響楽団、指揮は同交響楽団特別客演指揮者の松尾葉子さん、司会をFM AICHIのパーソナリティー佐井祐里奈さんが務めた。 今回は、年間100本以上の演奏活動をはじめ、映画「さよならドビュッシー」で俳優デビューも飾るなど、多方面で活躍する人気若手ピアニスト清塚信也さんをゲストに迎え、ピアノとオーケストラの協演が行われた。ピアノソロでは清塚さんがドビュッシーの「月の光」、ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」の2曲を軽妙なトークとともに披露し、聴衆を魅了した。 コンサートの後半は、毎回好評の山田社長による特別指揮で、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」より第3、4楽章が演奏された。山田社長の全身を使った熱気あふれる指揮ぶりに、会場からは惜しみない拍手が送られた。 続くプログラムは、今年で3回目となった「名曲世界の旅」。セントラル愛知交響楽団の山本雅士事務局長による楽しく分かりやすい解説を交えて、スーザの「星条旗よ永遠なれ」、チャイコフスキーの「イタリア奇想曲」など各国の名曲5曲が演奏された。オーケストラの重厚な響きが会場を包み、感動あふれるコンサートとなった。 このコンサートでは毎年、施設の人たちを招待するとともに、会場内でチャリティー募金が行われており、集められた善意は名古屋市福祉基金に全額寄付されている。コンサートの途中、名古屋市と社会福祉協議会より山田社長に感謝状が贈呈され、名古屋市の岩城正光副市長から感謝の言葉が述べられる一幕もあった。 第7回ボウリング大会 熊崎登朗氏(光研磨)が優勝 愛機工西支部 支部員ら36名が参加し交流 愛知県機械工具商業協同組合の西支部(支部長=内藤和美氏・内藤商事社長)は2月6日午後6時30分より、中川コロナワールド・コロナキャットボウル中川店において「第7回西支部ボウリング大会」を開催、支部員とその従業員ら36名が参加して親睦を深めた。 ルール説明の後、日頃の腕前を披露し合いながら楽しくゲームを進め、2ゲームの結果、熊崎登朗氏(光研磨)がトータル376ピンで優勝した。 ゲーム終了後は別室へ移動して表彰式が行われ、所用により欠席した内藤支部長に代わって、梅村理事(梅村本店社長)が支部を代表し挨拶。日頃の支部活動への協力とボウリング大会参加の御礼を述べた。 成績発表が行われ、上位入賞者にトロフィーと賞品が、その他の受賞者にも賞品が手渡された。 最後に大会実行委員長の吉野理事(吉野機械工具社長)より「これからも楽しい会を続けてまいりたいと存じます。来年はさらに多くの方に参加していただけるようにしたいと思いますので、ご協力をお願いいたします」と御礼を含めて挨拶があり終了した。 上位入賞者は次の皆さん(敬称略)。 ▽優勝=熊崎登朗376ピン(光研磨) ▽準優勝=奥山早希369ピン※ハンデキャップ含む(光研磨) ▽第3位=鈴村美咲355ピン※ハンデキャップ含む(ダイドー) ▽ハイスコアー=熊崎登朗206ピン 2015年3月15日(日) 2557号 三事業と各地の現況を報告 全機工連 中部ブロック会議開催 4団体から約100名が参加し交流 全日本機械工具商連合会(全機工連)の中部ブロック会議(ブロック長=高田研至氏・愛知県機械工具商業協同組合副理事長/井高社長)が2月17日午後3時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦で開かれ、愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)、遠州機工会(会長=児玉宏氏・コダマキカイ社長)、岐阜機工会(会長=嶋ア晴久氏・シマザキ商会社長)、三重県機械工具商組合(理事長=水谷彰宏氏・東亜機工社長)の4団体からおよそ100名が参加して意見交換した。今回の幹事組合は岐阜機工会。ブロック会議では全機工連が推進している三事業(IT・情報、広報、人材開発)の報告と各地区の現況報告があったほか、愛知組合が7月に実施する海外業界調査(ベトナム)の概要説明と参加への呼びかけも併せて行われた。 徳永和也岐阜機工会総務担当幹事(徳光社長)が司会を務めて、第1部ブロック会議、第2部人材開発セミナー、第3部懇親会と進行された。 冒頭の挨拶で高田ブロック長は、今年の見通しとして「全体的に仕事量はあるかと思いますが、新しい設備は一昨年、昨年ほどではないのではと考えています。投資の目的も変わってきているようで、大手自動車メーカーさんの新しいクルマづくりの方針に関する投資が増えてくるのでは。我々に対しての厳しい要求が出て来るとも考えていますが、投資意欲はまだまだありチャンス」との見方を示し、「ここ数年忙しい状況が続くと思いますが、切磋琢磨して皆様と共に歩んで行ければ」と述べた。 ブロック会議では高田ブロック長の進行の下、はじめに全機工連・三事業のうち中部ブロックが担当する「人材開発」について、水谷隆彦人材開発委員長(愛知組合副理事長/ミズタニ機販社長)が報告。今後の取り組みとして、@eラーニングシステムの構築A青年部の全国交流会の支援B教育関連図書の推薦―の3つを行う方針が説明された。 「IT・情報」「広報」事業については、全機工連事務局の一條茂氏より報告された。 IT・情報委員会(関西ブロックが担当)では、EDI発注データーのレイアウトを作り、機工メイトでは既に使用可能となっているが、メーカー、卸商社の協力を得て今後これを普及していく活動をする。 広報委員会(関東ブロックが担当)は、昨年全国で業界調査を実施(回収率48・2%)、3月頃に集計結果が出る予定。機関誌「かいほう」を年2回発行している。 続いて、各地区の現況報告が各組合の代表より行われた。 【三重組合】 4年前に協同組合から任意団体となった。気楽な会として、情報交換ができるのかと感じている。青年部を作ることが10年以上前からの課題だったが、来年度の結成に向けて現在準備を進めている。4月の総会で立ち上げたい。 三重の経済状況について、北勢地区は昨年末あたりから足踏み状態。円安の効果が出てきており、国内で作ったものを海外へ出すという動きも見られる。 【遠州機工会】 三重組合の一年後に、同様に任意団体となった。青年部が約20年前にでき、現行会の役員の多くは青年部出身。昨年9月に遠州機工会の青年部が幹事組合となり「全国機工商若手交流会」を開催、色々な所から参加があった。 中部地区は良いと言われる中、私どもは大変な状況にある。地元信用金庫が調べた景況感は、DI値が全てマイナスとなっている。今年の見通しもあまり思わしくはないと言われている。 【愛知組合】 愛知組合で行った景況調査(2014年10月〜12月の実績調査)の結果は、前年同期と比べ「ほぼ同じ」40・6%、「増加」46・5%、「減少」12・9%。今後についても「横ばい」70%、「良くなる」19%、「悪化する」11%となり、愛知県はまあまあ良いというように見られている。 組合では、7月に海外業界調査を行うほか、人材開発委員会として教育事業も実施。青年部も活躍している。さらに今年は、メカトロテックジャパン2015をニュースダイジェスト社の主催、組合が共催という形で行う。 【岐阜機工会】 一昨年に協同組合を任意団体とした。青年部は、以前あったが、人数の減少などで20年ほど前に一旦解散となった。なんとか立ち上げられればと思っている。 景況感は、円安効果でユーザー各企業の業績が良くなってきている。ものづくり企業も多く、規模は小さいが工具商社にとっては非常にありがたい土壌だと思っている。 報告の後、愛知組合の伊藤理事長が海外業界調査の詳細について紹介、中部ブロックの各団体からの参加を募った。日程…2015年7月5日〜11日、訪問地…ベトナム(ホーチミン、ハノイ)。 最後に高田ブロック長が「各地の話を聞かせていただき、遠州が厳しいという話はありましたが、全体的には良いという印象です。円安になり、各ユーザーが海外に出ていくのを少し抑えたという状況ではないかと思います。自動車メーカーが部品の材質、形状等を見直しているので、そのところで、まだまだチャンスがあると思っています。中部ブロックとして責任のある人材開発に対して、皆様の多大なるご協力をお願いします」と述べて、第1部を終えた。 第2部人材開発セミナーでは、渡邉圭蔵氏(名南経営コンサルティング)が「部下の力を引き出す営業管理≠フ具体的方法」をテーマにセミナーを行った。 会場を移して午後6時過ぎから懇親会が開かれ、活発な情報交換が行われる中、午後8時に終了した。 KENコンサルタンツ 「営業力強化セミナー」開催 三重県機械工具商組合 成功アポの取り方など紹介 三重県機械工具商組合(理事長=水谷彰宏氏・東亜機工社長)は2月3日午後4時より、四日市市文化会館において「営業力強化セミナー」を開催した。 同組合の「勉強会」の一環で、本年初となるこのセミナーには会員22社48人が参加。ケンコンサルタンツ(名古屋市中村区)代表取締役の小坂井重樹氏を講師に招き、営業力強化のためのアプローチ手法ほかアポイントの取り方などについて学んだ。 小坂井氏は「成功している企業の共通点」「セールスマンシップ」「セールスの成功要因(KASHの法則)」を解説するにとどまらず、自身の豊富な営業経験をもとにメソッドとして確立した数々の営業手法を紹介。ロールプレイングを交え、立体的に展開する場面もあった。 今回の講演で特に力点が置かれたのは、電話によるアポイント取りについて。既存の顧客から紹介を受けて電話するケースや、リストから集客して電話する場合の言葉の選び方や運び方など、アポイントを取るための効果的な方法が伝授された(「成功のアポイント」)。小坂井氏は、既存の得意先から紹介を受ける場合のマナーとして、「必ず結果を報告することを約束しお礼を述べる」ことを強調。あわせて、「電話はアポイントを取ることが目的。実際の営業は対面で」を繰り返した。 自分のセールストークを客観的に眺めることで、表情や声量、声のトーン、トークの遅速などに気付き、不足部分を克服してアポイント取りに成功することがある。方法としてオンカメラロールプレイが有効であることも指摘した。 「緩やかに改善しているものの、 一部に足踏みがみられる」 中部経産局2月公表最近の管内総合経済動向 中部経済産業局は、2月12日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動は「緩やかに改善しているものの、一部に足踏みがみられる」との総括判断を示した。この判断は昨年12月の発表(下方修正)以来、3か月連続。比較は断りのあるものを除き、平成26年12月の実績値による。 個別の項目をみると、管内生産については、鉱工業生産・出荷・在庫の指数(12月速報)がいずれも前月比、前年同月比ともに上昇したことなどから、4か月連続で「持ち直しの動きがみられる」とした。主要業種では、乗用車、自動車部品で国内向けが弱含みとなっているが、金属工作機械は北米向けの堅調に加え国内向けが緩やかに持ち直しており、電動機も産業機械向けの緩やかな増加に加え海外向けが堅調なことから緩やかに持ち直している。 個人消費は引き続き「緩やかに持ち直しているものの、一部に足踏みがみられる」。大型小売店販売額(既存店ベース)が2か月ぶりに前年を下回り、コンビニエンスストア販売(全店ベース)は22か月連続で前年を上回った。 設備投資は、製造業では窯業・土石製品、電気機械、自動車などで増加する計画、非製造業では小売、運輸などで増加する計画となっており、全体として「緩やかに増加している」と引き続き判断。管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)は17か月連続で前年を上回った。 住宅投資は「弱い動きとなっている」、公共投資は「おおむね横ばいとなっている」、輸出は「横ばいとなっている」と、それぞれ判断を据え置いた。 先行きについては、各種政策の効果が生産や所得、投資の増加につながることが期待されるとした上で、世界経済の下振れ、原材料等価格の動向、為替の動向、海外現地調達の進展による国内生産の減少、中小企業の経営環境の悪化などに注視が必要としている。 〜井高90年の“チカラ”〜 「卸センバツ2015」盛況 目標を上回る来場者で賑わう 機械・工具の総合商社、井高(社長=高田研至氏、本社=名古屋市中区)の卸営業部が主催する展示会「卸センバツ2015」が1月23日、名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)3階の第2ファッション展示場で開催され、当初予定の300名を超える約360名が来場し賑わいを見せた。 機械、工具、計測機器、周辺機器などが展示される今展示会では、普段取り扱う主力メーカー・主力商品ではなく、90年の歴史を持つ同社選りすぐりの新商品を幅広く紹介。治具加工・製作品コーナーも好評で、訪れたユーザーの新たな発見につながる展示会となった。 当日は午前10時のオープンに先立って開会式が開かれ、川村実行委員長の開会宣言に続いて、加藤取締役が「卸営業部主催の展示会に多大なる協力をいただきまして、開会の場を迎えることができましたことに御礼申し上げます。この展示会も、最初は小規模なものから回を重ねるごとに皆さんのご協力、お客様のご支持も得て、今回は少し大きな会場で開催できますことを大変嬉しく思っております。皆さん一生懸命やっていただけるのですが、最終的には、本日来ていただいたお客様からご意見を聞きながら品物を買っていただくというのが最終目標です。午後8時までの長丁場ですが、ご協力をお願いいたします」と挨拶した。 中部発!医療機器産業の展示商談会 モノづくり×医療≠フ新たな発信 2・16メディカルメッセ、吹上ホールで 「医療に活かそう中部のモノづくり」をテーマに、医療機器産業にフォーカスした展示商談会『メディカルメッセ』が、2月16日、名古屋市千種区の名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)にて開催された。主催は愛知県、名古屋商工会議所、中部医療機器工業協会、中部先端医療開発円環コンソーシアム、メディカル・デバイス産業振興協議会。特別協力に中部経済産業局。 『メディカルメッセ』は、医療機器メーカーと医療関係者、そしてモノづくり企業が一堂に会する、それぞれの医療ニーズと技術シーズの展示会である。120を超える企業・団体が出展し、さらに「医療現場ニーズ発表会」や「出展者プレゼンテーション」を通して、出展者や来場者それぞれが新たな医療機器の創出を可能とするビジネス交流を深めていた。 また当日は、内閣総理大臣補佐官・和泉洋人氏による記念講演会「医療機器産業の振興に向けた政府の取り組みと東海地区への期待」が開催され、こちらも大変な賑わいを見せていた。 出展企業の一社、伊藤信産業に話を聞いた。「医療用メディカルツールも扱っている我が社は、これまで福島県などで開催されてきた医療系の展示会に度々出展してきましたが、愛知県での展示会は今回が初です。この展示会では、『医療用工具・医療用部品』『各種治具』『各種請負加工』『切削工具』の4分野を彌満和(やまわ)製作所とタイアップして紹介しています。我々が得意とする工業用特殊精密切削工具の生産技術を、今後は、もっと医療機器産業に活かしていきたいと思います」。伊藤信産業のブースで話を伺っている間にも、ひっきりなしに来場者が訪れ、技術提携などビジネス交流が盛んに行われていた。 メディカル・デバイス産業振興協議会代表理事の立花貞司氏(名古屋商工会議所副会頭・トヨタ自動車相談役)は「医療機器産業においては、企業規模の大小を問わず参入が可能であること、当地域に蓄積されたモノづくりの力を発揮できること、急速に人口の高齢化率の高まる我が国はもとより、欧米先進国や新興国においても大きな成長が見込めることなどから今後の成長が期待される戦略分野です。製造業を取り巻く環境が厳しさを増す中、当協議会では、志を同じくする産官学の力を結集し、当地域における医療機器産業の振興を強力に推進して参ります」と、この展示会開催に向けてコメントしている。 全国から注目される名古屋地区 今年のポンプ業界は見通し明るい 名古屋ポンプ組合 平成27年交歓会 名古屋ポンプ組合(代表理事=竹田隆一氏・中京製作所社長)は2月6日午後6時30分より、中区新栄「木曽路 瓦町店」にて平成27年交歓会を開催した。会員、協賛参加ポンプ商、賛助参加メーカーなど計19社・30名が参加。幹事ならびに司会進行は浅野洋吉氏(浅野製作所社長)が務めた。 冒頭、竹田代表理事は年末年始の出来事を交えながら「今年も1年、また皆さまと様々な場面でお会いできることを楽しみにしております」と挨拶。「今日は、ぜひ楽しんで、寛いでください」と参加したメンバーを労った。 続いて小菅政司氏(鶴見製作所中部支店長)が賛助メーカーを代表して挨拶に立ち「今年に入り幾つかの賀詞交歓会に参加させていただきましたが、いずれも盛況で、今年は良い年になるのではと思っています。リニア新幹線の着工など、この名古屋地区は今、全国的にも非常に注目を集めています。この地で、我々メーカーも頑張りますので、今年1年よろしくお願いします」と意気込みを語った。 乾杯の音頭は吉田臣寛氏(川本製作所名古屋支店長)が務めた。「今年に入り皆さまの声を聞いていると、間違いなく昨年より良い年になると思えます。今年1年、ポンプ業界が非常に良い年になることを祈念しております」との言葉に続けて、皆で乾杯し、グラスを傾けた。 しばし食事を楽しみながらも歓談に花が咲き、宴もたけなわとなったころ、徳美文吾氏(マルティーポンプコンサルタント社長)が中締めの挨拶に立ち「名古屋のポンプ組合は非常に温かく、また、こうした集まりはとても楽しいと常々感じておりました。今年1年も、皆で儲けていきましょう」との掛け声で1本締めへ。新年を祝う宴は、これでお開きとなった。 ねじ・切削工具など8冊 ミスミ 総掲載商品数は36万点 製造業向け紙カタログ発刊 ミスミグループ本社(社長=大野龍隆氏、本社=東京都文京区)は3月2日、ものづくりの現場のニーズに応える製造業向けの紙カタログを発刊すると発表した。 新たに発刊される専門の紙カタログは計8冊で、「メカニカル部品」「ねじ・ボルト・座金・ナット」「配線部品」「制御部品・PC部品」「切削工具」「生産加工用品」の6カテゴリーを3月2日に、「梱包・物流保管用品」「安全保護・環境衛生・オフィス用品」の2カテゴリーを3月26日に発刊する。計8冊の総掲載商品数は36万点で、総掲載ブランドは1400社にのぼる。 ものづくりの現場では、部品や消耗品を発注する際にインターネットを使用する以外に複数の関係者で同時に商品を決定する場合も多く、同社はこの点に注目して紙カタログを新たに発刊することにした。これにより、現場で働く人々へより便利に提供されることになる。また、今回カタログに掲載されている36万点の品揃えの内、15万点が当日、もしくは翌日出荷が可能。 一般社団法人日本バルブ工業会制定 3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集 安心・安全な生活に欠かせない存在 あらゆる産業を陰で支える「バルブ」 日本バルブ工業会発足から61年 一般社団法人日本バルブ工業会(会長=田渕宏政氏)は、日本のバルブ工業の進歩発展に寄与することを目的とし、1954年3月21日、国内の主要バルブ製造業者が参加して設立された。以来、今日まで経済情勢の変化に対応して、バルブ工業発展のために有効な事業を実施し、現在、正会員117社、賛助会員63社(平成26年11月1日現在)によって構成されている。同会発足日にちなみ、3月21日を「バルブの日」と制定した。 一般社団法人日本バルブ工業会とは 一般社団法人日本バルブ工業会は、水道、ガス、電力、原子力、造船、石油化学、建築設備など、あらゆる産業で活躍するバルブの、製造業者および関連製品の製造販売業者によって構成されている。近年、バルブ業界を取り巻く環境は大きく変化しており、国際的な活動が必要不可欠となってきた。1954年の設立から半世紀以上が過ぎた現在まで、業界の発展に貢献し続けてきた同会だが、今後はさらにグローバルな視野に立ち、業界全体の利益反映のため、精力的に活動を進めていくという。 バルブは、我々が安心で安全な生活を送るために欠かせない存在だ。そこで同会はバルブをより身近に感じてもらえるよう、同会発足日である3月21日を「バルブの日」と制定。同時にマスコットキャラクター「ばるちゃん」を誕生させ、より多くの人々に業界のことを知ってもらおうと、PR活動にも積極的に取り組んでいる。 PR活動の一環として「バルブフォト五七五コンテスト」を開催 バルブは、水道の蛇口から宇宙ロケットのエンジンまで様々な場所で使われており、あらゆる産業を支える、まさに縁の下の力持ちだ。バルブが我々の生活の中でどのように役立っているか、写真と川柳で表現した作品を、毎年「バルブの日」に合わせて広く一般から募集し発表する、同会主催の「バルブフォト五七五コンテスト」が今年も開催された。第4回目となる今回は、昨年10月1日から今年2月1日までの募集期間のうち、過去最高となる214名・380作品の応募が寄せられ、その関心の高さが伺える。今回は、新たに「会長賞」と「広報委員長賞」が設けられた。受賞作品は以下の通り。(敬称略) ■最優秀賞(賞金10万円) 【タイトル】長い冬を堪え忍び 「雪の中 水門ひらく 春を待つ」 近藤愛哉(岩手県) ■会長賞(賞金3万円) 【タイトル】村のお守り 「村人の 命を守る 消火栓」 長谷利宏(兵庫県) ■広報委員長賞(賞金3万円) 【タイトル】いつもの道で 「通い道 大役バルブ ここにあり」 糸賀一典(千葉県) ■優秀賞(賞金3万円×3作品) 【タイトル】豊作を祈って 「水やれば 鯉も祈るよ 豊作を」 小椋利昭(千葉県) 【タイトル】水素タンク&バルブ 「開く時 未来も拓く このバルブ」 平田淳(東京都) 【タイトル】美観地区 「水位見て 歴史の街を 守る主」 大和奈央(京都府) ■入選(賞金1万円×10作品) ▽作品名=小さなロミオとジュリエット・川柳「水飲み場の 小さな恋の 物語」東谷静香(北海道) ▽作品名=鉄の輪・川柳「鉄輪の 走り支えた 影役者」奥村克博(福岡県) ▽作品名=冬の(湯管)ホットライン・川柳「猿も知る 温泉パイプ ぬくもりを」神谷政晴(静岡県) ▽作品名=夜景・川柳「配管の 要所要所で バルブあり」吉田宏(神奈川県) ▽作品名=往年のSL・川柳「憧れた 汗と匂いの 操作室」山田宏作(鹿児島県) ▽作品名=守護神・川柳「危険物 我らが防ぐ 守ります」山内崇司(北海道) ▽作品名=存在感・川柳「沖縄の バルブはオシャレ 見本かな」増井典子(北海道) ▽作品名=消火栓・川柳「老体も まだ頑張るぞ 村のため」花塚文子(神奈川県) ▽作品名=笑顔と希望を乗せて・川柳「復興の 思いをつなぐ SL銀河」やまもとたく(岩手県) ▽作品名=上向きの水道・川柳「公園で いつも気になる 突起物」佐藤芳孝(東京都) 受賞された皆さま、おめでとうございます。 国内事業所の半数以上が小規模工場 バルブ産業の現況 ■概 況 日本のバルブ製造業は工業統計によると、平成24年時点で従業員数4名以上の事業所が476、年間出荷金額が5490億円となっている。このように国内には多くの事業所があるが、自社ブランドで製造販売を行う会社は200社程度で、大部分が小規模の機械加工を専門とする工場だ。これらの会社は、一般に品種、材料あるいは用途によってそれぞれ専門的な生産体制をとっている。また、標準化された製品を量産方式で生産する会社と、特別な仕様にもとづいて受注生産を行う会社とに概ね分かれている。 ■最近の生産状況 平成25年(1〜12月)のバルブの生産額は3885億円で、前年に比べると1・2%ダウンした。ただし、平成25年度(25年4月〜26年3月)の生産額は3993億円で、前年度比4・1%アップとなっている。これは、政権交代後の景気回復感に支えられ、国内における設備投資の増加、震災復興需要、消費税増税に伴う駆け込み需要の増加、円安効果による海外需要の増加等によるものと考えられる。平成26年11月分のデータは表を参照。 ベン 震災対策用機械式緊急遮断弁 EIM型シリーズ ベン(社長=横沢好夫氏、本社=東京都大田区)は、震災対策用・機械式緊急遮断弁(EIM型シリーズ)を、現在まで好評のうちに拡販している。 公共建築工事標準仕様書(平成22年度版)に緊急遮断弁が記載されてから後、特に小・中学校など避難場所に指定されている既存の受水槽への設置が急増しているという。 EIM型シリーズは、地震災害時に水(ライフライン)を確保することで、BCP業務継続計画により策定された優先業務の継続が可能となる。主な特徴は@バタフライ式は小型・軽量で既存水槽にも取り付け容易A外部動力不要で作動時および待機時(地震監視時)の電気は一切不要な「ゼロエネルギー商品」Bバッテリ切れによる遮断弁システムの停止が無い(停電時の地震にも確実に作動)C感震器と遮断弁を分離設置することで配管振動による誤作動無し(一体型も有り)Dバックアップバッテリを定期的に交換する必要が無いEJASO(NPO法人耐震総合安全機構)推奨品―など。 機械式緊急遮断弁の詳細など詳しくは、ベン名古屋営業所(名古屋市中村区)【電話】052(411)5840まで連絡すれば、訪問および実機での説明を受けられるとのこと。 ヨシタケ 減圧+バイパス+ストップバルブを1つに! バイパス機能付き水用減圧弁GD-27BP 近年、省スペース・低コスト施工を目的に、高層ビルの給水システムに使用する冷温水用減圧弁はバイパス機能を備えたものが要求されるケースが増えてきた。ヨシタケ(社長=山田哲氏、本社=名古屋市瑞穂区)の「GD-27BP型水用減圧弁」は減圧機能に加えバイパス・閉止機能も備え、高層建築や産業プラント、工場設備の給水システム等の圧力制御に幅広く使用でき、スペースの有効活用とバイパス配管の設備費削減を可能にした。特長@水道法基準適合品Aバイパス機能に切替える事で通水テスト時の配管洗浄が簡単B機能選択操作は工具1つで容易に切替え可能C接液部に耐食性材料を使用し赤水等も心配不要(内部部品は真鍮材料未使用)D水道水や温水に対する耐塩素性に優れているE密閉構造で、万が一ダイヤフラムが破損しても外部漏れ無しFオプションで圧力計付も製作可能。仕様●呼び径:25A〜100A●一次側圧力:1.0MPa以下●二次側圧力:(A)0.05〜0.35 MPa(B)0.3〜0.7MPa●最高使用温度:90℃●接続:JIS10KFFフランジ●弁箱・弁座:CAC406(NPb処理)●ダイヤフラム:耐塩素性EPDM。 問合せはエンジニアリング事業部▽電話=0568(75)7551▽FAX=0568(75)7563▽http://www.yoshitake.co.jp/ 三栄水栓製作所 伝統工芸士が仕上げた 信楽焼手洗器「利楽」 三栄水栓製作所(社長=西岡利明氏、本社=大阪市東成区)からは、信楽焼の手洗器を紹介。 信楽焼は古来より壷や鉢などの日用生活雑器に用いられてきたもので、その素朴さに人の手の届かない無作為の美≠ェ見出され、16世紀より茶の湯に多く用いられるようになった。 この茶道具である焼き物を、伝統工芸士が手洗鉢の形に仕上げたものが信楽焼手洗器「利楽」だ。茶道具の歴史を担う信楽陶工のDNAを受け継ぐ「利楽」は、和のおもてなしと極上のリラクゼーションを演出する。ラインアップは紅(くれない)、黄昏(たそがれ)、渦(うず)、甘露(かんろ)、鐘(あつむ)、茜(あかね)の6アイテム。デザインだけでなく、それぞれに風合いや質感も異なっている。写真は甘露の設置例。「利楽」専用サイトでは、給水栓・止水栓・排水トラップの組み合わせ一覧も掲載している。 価格、サイズはアイテムにより異なる。▽価格=2万2000円〜2万4000円(税別)▽サイズ=W310〜330、 D300〜350、H120〜135▽問合せ=東京03(3683)7471、名古屋052(800)8688、大阪06(6972)6981 東洋バルヴ キャパシタ採用で10年間の蓄電 東洋緊急遮断システム 東洋バルヴ(社長=大瀧光夫氏、本社=東京都中央区)より『緊急遮断システム(キャパシタ型)』を紹介。この製品は同社従来品で使われていた鉛蓄電池(UPS)から「キャパシタ(コンデンサ蓄電装置)」に変更。UPSと比べ3倍以上の長寿命で約10年間持続。バッテリ交換忘れによるトラブルや停電、一時的な電圧降下、瞬停などに起因する誤作動を防止する。キャパシタは低温環境にも強く、寒冷地での出力低下は稀だ。鉛不使用なので廃棄する際も環境に配慮できる。制御盤寸法は従来品より半分程で、重量も半分の15kg。小型・軽量化することで省スペース化も叶えている。使いやすさも追及しており、表示ランプ、スイッチなど、すべて制御盤に収納。大地震による遮断からの復帰は、制御盤内の復帰スイッチを押すだけと簡単だ。 感震器は国交省標準仕様の震度5相当=200galに設定。高性能タイプで、地震以外での揺れに起因する誤動作を防止する。緊急遮断弁にはTOYO電動アルミニウム合金製バタフライ弁を標準採用。手動開閉機構付きで、長時間電源を損失した場合も、バルブの現場開閉操作が可能だ。標準機能として、遮断と同時にポンプ停止や警報出力を備えている。 詳しい問い合わせは、同社名古屋営業所▽電話=052(582)5111▽FAX=052(561)8471まで。 オンダ製作所 さや管ワンタッチ取外しタイプ新登場! 洗濯機 用コンセント オンダ製作所(社長=恩田由紀氏、本社=岐阜県山県市)から「洗濯機用コンセント」WF1型を紹介。この製品の特長は@ダブルロックジョイント内蔵/樹脂管と「洗濯機用コンセント」をワンタッチで直接接続し、給水ホースも差し込むだけで接続可能と、施工時の作業も簡単A緊急止水機能/通水中に給水ホースが外れても止水弁が水圧に押されて水の出口を塞ぎ、水浸しにならないB漏水検知機構/給水の接続部すべてがボックス内にあるので、壁の裏側で万が一漏水が起きても、表側の「水漏れ確認口」から水が流れ出し、異常を確認できるCウォーターハンマー緩衝機能/洗濯機のバルブが閉止することで発生する給水ホース内圧力を逆止弁のスライドが吸収。ホースの外れや破損を防ぎ「ドンッ」という不快な音を低減。(ウォーターハンマー緩衝機能付商品のみ)D点検が簡単/カバープレートを外すだけで接続部の点検が行え、簡単・安心。標準付属品の固定カバーを「調整固定カバー」に取換えれば、壁厚9・5mm、壁内空間40mmの状況に取付け可能。『さや管ワンタッチ取外しタイプ』も新たにラインアップに加わっている。 問合せは同社営業本部▽電話=0575(24)8585▽FAX=0575(24)8181▽URL=htt://www.onda.co.jp/form/index.html カクダイ AC100V電源で設置可能 瞬間式小型電気温水器 カクダイ(社長=永島康博氏、本社=大阪市西区)より、瞬間式小型電気温水器を紹介。 日本人の心に灯るほのかな灯り=篝(かがり)のように指先を心地よい温度で清めてくれる、センサー水栓付小型電気温水器が、特別養護老人ホームなどを中心に引き合いを増している。理由はもちろん、その性能にある。 同社の拡販商品である小型電気温水器「篝(かがり)」は、瞬間式セラミックヒーターの働きにより開栓と同時に温水が得られ、また貯湯タンクが不要なので配管作業の簡略化や省スペース化にも貢献している。供給水温に対し約13〜16℃加温(最高水温約40℃)するだけなので、熱水による火傷の心配もいらない。その他にも@AC100V電源があれば設置可能(要アース接続)A貯湯式と違い連続使用時にも温水を安定供給B再加熱不要、流量毎分約1リットルで節電・節水に効果的―など、施工面でも利用面でも、多くのメリットが期待できる。 この商品に関する詳しい問い合わせは、同社名古屋支店(名古屋市西区)▽電話=052(504)1551▽FAX=052(504)1550まで。 KVK 浄水器内蔵の新商品 シングルレバーシャワー付混合栓 KVK(社長=末松正幸氏、本社=岐阜市黒野)から、スッキリしたデザインの本体に、おいしい水とエコ機能がひとつになった「浄水器内蔵シングルレバーシャワー付混合栓(品番:KM6001EC)」が発売され、多くの引き合いが寄せられている。 浄水器を内蔵した吐水口 スマートな吐水口内に浄水器を内蔵し、水栓周りはスッキリ。浄水カートリッジの交換も手間なくカンタン。収納を邪魔するものが無くキャビネットの中も広々使える。また、吐水口はシャワー吐水・ストレート吐水・浄水と切り替えが可能。ヘッドが引出式になっており、シンクの掃除や洗い物も快適に。シャワーは節水効果のある快適シャワーを採用している。 節水省エネ機能が合体 エコで省エネ構造のeレバー水栓。水のちょい出しなど、無意識のうちにレバー中央で操作しても水しか出ないので、給湯器の無駄な着火がなく、省エネに貢献。工業会の節湯水栓の規定を満たした構造である(節湯C1タイプ/節湯Bタイプ)。さらに、ハンドル操作時に適量の位置でクリック感があり、出し過ぎを防止。適量吐水の操作がカンタンに素早く行える。 希望小売価格は5万8300円(税抜)。問い合わせはKVKお客様ご相談センター▽電話=0570(099)552まで。 ワシノ機器 安心・安全な保全の味方 手動洗浄式Yストレーナ ワシノ機器(社長=加古眞氏、本社=名古屋市南区)は『瞬時に清掃!安全・安心な保全の味方』がコンセプトの洗浄式Yストレーナを販売中だ。 洗浄式Yストレーナの特長は@使用ラインで、24時間連続運転が可能。カバーを開けることなくスクリーン清掃ができ、配管ラインの稼働率向上で生産性に貢献Aメンテナンス時間を大幅短縮。ハンドルを回しバルブを開放することでスラッジを排出。差圧・目詰まりによるスクリーンの破損を防止B保全担当者の重労働・危険な作業の軽減。作業性の悪い場所や、大口径で数人での作業が必要だった業務が一人でできるようになる。 使用流体は主に水系流体。地域冷暖房設備、冷却水・循環水設備の水質改善、各種機器類の保護など、工場設備に実績がある。一般ストレーナ使用時でメンテナンス頻度が高い場所ほど、洗浄式Yストレーナの使用は有効だ。 各種スラッジを用いた実流実験でスラッジ性状に最適な部品提案もしており、スラッジの持込みによる個別実証試験の見学も歓迎。保全作業の改善提案、目的に合わせたストレーナのモデル選定など、各種相談も受付中。問合せは名古屋営業所▽電話=052(822)8726▽FAX=052(822)8714▽メール=nagoya@wasinokiki.co.jp 兼工業 1台で水位と緊急遮断弁を制御 受水槽管理システム統合盤 兼工業(社長=落合潔氏、本社=愛知県小牧市)から「受水槽管理システム統合盤」を紹介。この製品は、緊急遮断弁制御システムと水位センサー制御システムが1台に統合され、いつでも安全でおいしい水を確保しつつ、維持管理のしやすさと省スペース化を実現した。平時には水位センサー制御システムの機能が稼働しており、水位を1cm単位で高・中・低の3段階に設定できる。また「週間運転機能」を付加し、例えば平日で人が多い時は「平日=高・○cm」、週末で人がまばらな時は「週末=低・△cm」と設定すれば、設置建物の利用状況に応じて貯水量を切替えられる。一方、緊急遮断弁制御システムは、感震器が作動し遮断弁が閉じたことをタッチパネルで表示。作動後もボタンひとつで簡単に復旧できる。緊急遮断弁手動開閉スイッチも搭載し、受水槽まで出向いて手動開閉しなくてもスイッチだけで開閉可能。なお、感震器は標準仕様で200gal(震度5強相当)になっているが、100、150、250galの4段階から設定できる。バッテリー(UPS)を内蔵し停電時でも稼働。標準仕様で2槽式受水槽に対応するが、標準以外の使用状況でも現場打合せの上、特別仕様にも対応するという。 問合せは名古屋営業所▽電話=0568(79)2476▽FAX=0568(79)6422 ダウ・オートモーティブ・システムズ フォードF‐150にアルミ向け構造用接着剤 ザ・ダウ・ケミカル・カンパニー(会長兼CEO=アンドリュー・リバリス氏、本社=米国ミシガン州)の事業部門であるダウ・オートモーティブ・システムズ(事業部門社長=スティーブ・ヘンダーソン氏)は、フォード・モーターのピックアップトラック『F‐150』の2015年モデル向けに構造用接着剤を開発、供給したことを発表した。昨年11月から生産が開始されている。 『F‐150』はフロントエンドや運転席、後部ドアなどボディ部分にアルミ合金が使われ、フレーム部分には軽量の高張力鋼が使われている。同社の「BETAMATE TM(ベタメート TM)」構造用接着剤は、車体の剛性や耐久性の向上、軽量化、生産効率の改善など複数の目的のために採用されている。今回のフォードに対する構造用接着剤の供給は、顧客のニーズや要求特性を満たす技術を提供するという同社の姿勢を示している。 ヘンダーソン氏は「フォードと密接に協力することで、弊社は産業界の歴史に残る『F‐150』のデザイン要求、製造プロセス、そして環境性能を満たす接着剤を開発しました。このような顧客との協力体制は素晴らしい結果を生み出します。我々は車体全体にわたる幅広い要求に合致する、厳しい規格目標に適う接着剤を実現しました」と語っている。 稲沢市に本社を新築移転 中部オリオン 3月16日業務開始 オリオン機械の産業機器を主体とした東海・北陸地区の販売窓口である中部オリオン(社長=太田哲郎氏、本社=愛知県一宮市三ツ井5‐19‐14)は、業務の拡大により、本社を新築移転する。新本社は、JR東海道線稲沢駅にほど近い、旧国道22号線沿いの交通の便の良い場所に位置し、より行動的な営業活動の拠点となる。 現在、同社の営業拠点には静岡支店、北陸支店、沼津営業所、三河営業所があるが、今回の本社移転に併せ、三河営業所(愛知県刈谷市)を本社に統合する。 【中部オリオン本社】 ▽新住所=〒492-8084 愛知県稲沢市下津南山町106番地 ▽電話番号=0587-21-1717 ▽FAX番号=0587-21-1188 電動ドリル用αユニバーサル 配管・建築金物用を発売 TOP 軸折れに強い!18V機種に対応 作業工具の総合メーカー、トップ工業(社長=渡辺一郎氏、本社=新潟県三条市)は、好評の電動ドリル用α(アルファ)ユニバーサルシリーズに、配管・建築金物用24mm(製品番号EUS‐24SX)を新たに発売した。 電動工具のハイパワー化が進み、軸径6・35mmの太さでは軸折れ強度にも限界があるとされる中、同社は電動ドリル用αユニバーサルシリーズ専用の軸を開発し、14・4V、18Vの電動工具で安心して使用できる強度を実現している。 新製品「電動ドリル用αユニバーサル 配管・建築金物用」の主な特長は次の通り。 ●軸折れに強い…ねじれ応力を緩和させ、耐久性を2倍にアップ(同社比)。 ●ソケット部56mm…取り廻しやすい長さで作業効率がアップ。 ●サイズで色分け…使いたいサイズが一目で判る。 ●首振り角度30度…コーナー・壁際での作業も楽々。 ●作業効率アップ…作業性重視の12角サーフェイスを採用。 【用途】 配管フランジ部・ホールダウン金物など。 【仕様】 ▽対辺寸法=24mm ▽全長=117mm ▽ソケット部長さ=56mm ▽重量=170g ▽保証トルク=75N・m ▽材質=SCM435 【標準価格】 4470円(税抜)。 2015年レクリエーション第一弾! 101周年を迎えた宝塚を観劇 愛機工青年部 日帰りバスツアー開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長、愛機工)の青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)が主催する、組合員向けレクリエーションの一環として『宝塚大劇場観劇と神戸三田プレミアムアウトレット 幸せ・満喫ツアー』が2月7日に開催された。担当幹事は林和憲氏(常磐精機)。申込受付開始から程なくして満員となるなど、当ツアーは非常に人気を集め、大型バス2台をチャーターし、参加した組合員は家族なども合わせて約80名となった。 晴天に恵まれた当日は朝7時に金山駅に集合。車内ではビンゴ大会を楽しみながら、新名神高速道路などを経て、今年101周年を迎えた「宝塚大劇場」へ予定通りの到着。劇場入口前にて記念の集合写真を撮影後、全員に昼食の弁当が配られ劇場内へ。幕間を挟むも3時間半の公演に、皆、大盛り上がりだった。 再びバスに乗り込み、30分程で次の目的地である「神戸三田プレミアムアウトレット」に到着。ここでは1時間半の自由時間となり、皆、思い思いに買い物を楽しんでいた。 その後は同じルートで帰路に着き、午後8時、朝と同じ金山駅にて解散となった。 愛機工青年部では、厚生部メンバーが中心となって、夏にはキャンプなど、今後も楽しいレクリエーションをどんどん企画していく。 1月役員会を開催 レク開催前の最終報告 愛機工青年部 他産業視察は延期も検討 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)の青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)は1月29日午後7時より、名古屋市中区の芋蔵・栄店にて1月役員会を開催した。 @忘年会報告では、42名と久しぶりに多くの参加者があったと報告され、想定を40名としていたため若干会場が狭かったことが反省点として挙げられた。収支報告も併せて行い、承認された。 Aレクリエーションについては、林レクリエーション担当幹事(常磐精機)より、2月7日開催の「宝塚大劇場観劇と神戸三田プレミアムアウトレット」バスツアーの最終打ち合わせを1月27日に行い、当日の役割分担などを綿密に話し合ったと報告された。ツアー参加者は81名。 B他産業視察については、岡本研修担当幹事(ブロードリーフ)より、前回の役員会で3月7日実施としていたが、当初予定していた訪問先がやむを得ない事情で急遽キャンセルとなり、候補地を選定し直しているが、前回(資源リサイクル)、前々回(陸上自衛隊)の見学と比べて、一般企業では土曜日休みが多く、これといった候補もない状況であると報告され、提案として、このまま内容の薄いもので実施するのではなく、他産業視察という形にとらわれず、内容のしっかりしたもので企画できないか検討している旨が述べられた。役員会の見解としては、無理して実施するよりも、来年に持ち越すということでも良いのではないかということになった。 C平成27年度役員人事については、東爪総務幹事長(マルマン商事)より報告があり、現在急務として、五味会計幹事長(サカイリフテク)が青年部を卒業するため後任について話し合われ、候補者を選定し今後本人の了承を得ることとした。その他の人事としては、所属を少し入れ替えし、青年部全体を知る人材を育成していくことが確認された。 |