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2015年(平成27年)11月
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2015年11月18(日 2579 2580号
MECT2015開幕前の最終確認
人材開発委員会報告など
愛機工 10月定例理事会を開催
 
愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)は、10月13日午後4時30分より東京第一ホテル錦において10月定例理事会を開催した。開幕を直前に控えたメカトロテックジャパン2015(MECT2015)の最終確認をはじめ、7月に開催された海外業界調査(ベトナム)報告書完成の報告、人材開発委員会報告などが行われた。また理事会に先立って、MECT2015を主催するニュースダイジェスト社の樋口八郎社長より挨拶があり、同組合の協力により2007年展に次ぐ2番目の規模で開催の運びとなったことに対する御礼と、会期中の集客の呼び掛けが行われた。
 理事会の冒頭、伊藤理事長より挨拶があり、続いて各議案の審議に入った。
 @会員の増強活動について、退会の意向を示している会員に対し、引き続き慰留に努めることを確認した。10月1日現在での組合員数は256社、賛助会員数は105社。
 AMECT展報告は、実行委員長を務める高田副理事長(井高社長)より行われた。
 10月21〜24日の4日間、ポートメッセなごや1号館〜3号館を会場に開催される。開催規模は444社・団体/1915小間となり、このうち69社が初出展。組合からの申し込みは、過去最高に迫る465小間となった。海外からの出展は25ヵ国・地域に上る。開催要項は従来と同様。主催者企画展示では「燃えない」マグネシウム合金で製作したオリジナルワークの実演の他、「割れない」マグネシウム合金の深絞り技術が紹介される。
 駐車場については、代替地(空見駐車場)を使用するため駐車スペースは従来と同じ規模となるが、使い勝手が懸念され周辺は渋滞が想定されるとし、関係者には金曜日・土曜日の来場を避けるか、あおなみ線の利用に協力を求める。
 組合展示会事務所は2号館西側(前回展と同じ)に設置し、休憩や食事、打合せなど組合関係者に開放される。会期中は、来客が多く見込まれ関係出展者の休憩室としても使用するため、対応に臨時職員1名を常駐させる。
 B社員研修報告は、林経営対策部長(広島商事社長)より、9月10〜12日の3日間、中部ポリテクセンターにおいて開催された平成27年度第2回のツール・エンジニア・スクールについて行われた。
 受講者15名。今回のスクールでは、第1回目の募集で受講できなかった20名を優先したため案内配信は行われなかったが、受講予定者の都合により数名のキャンセルが生じた。次年度は平成28年9月または10月の開催を予定。
 C経営者・管理者セミナー企画について、引き続き林経営対策部長より、船井総研・片山和也氏を講師に迎えて実施する案が発表された。テーマは「今、業績を伸ばす機械工具商社の共通点」。また、片山講師のDVDセミナーの購入を検討することとした。
 D海外調査報告は、林経営対策部長より同氏が実行委員長となり7月5〜11日に実施したベトナム業界調査について、報告書が完成し理事会出席の理事および理事会後に開催するベトナムを振り返る会で参加者に配布すると報告された。配布先は組合員・賛助会員、訪問先関係者、全機工連加入団体、関係機関などとし、10月後半に配布予定。
 E人材開発委員会報告は、滝澤青年部副部長(松本商店社長)より行われた。
 10月13日午後1時30分より名古屋駅前の安保ホールにて、東京・大阪青年部の代表と中部ブロックの青年部および中部ブロック若手交流会関係者が参加して、全機工連人材開発委員会が進める若手リーダーの発掘と育成を全国規模で目指す支援事業について意見が交わされた。既に東京・大阪・名古屋の青年部が主幹となり全国青年部交流会を開催しているが、青年部組織を持たない団体もあることから全国規模で若手経営者・幹部社員の交流会を改めて組織する方針。会合には東京青年部より松下幸輝氏、大阪青年部より横山欽一氏、岐阜より嶋ア晴久氏、三重より水野隆次氏、浜松より杉浦暢一氏、愛知青年部より滝澤有一氏と全機工連事務局の一條茂氏、以上7名が参加した。
 教育関連では管理者養成学校が発売しているDVD教材を購入し、教材に基づいたセミナーを来年2月に開催する予定。また、全機工連から中部ブロックに支給されたDVD(船井総研セミナー)については各団体で持ち回し活用する。
 F第75回親善野球大会報告は、長村福利厚生部長(長村商店社長)より、大会10日目を終えAゾーンの東陽、Bゾーンの山善がそれぞれ優勝戦進出を決めた。残りA・Bゾーンの準決勝戦は会場の確保と調整が難航しており、優勝戦の日程は11月後半になる見込みと報告された。
 G組合親善ゴルフ大会について、引き続き長村福利厚生部長より、第42回親善ゴルフ大会を10月28日にレイクグリーンゴルフ倶楽部(岐阜県御嵩町)にて開催する。10月6日現在で参加39名と報告された。
 H中部ブロック会議について、ブロック長を務める高田副理事長より、27年度中部ブロック会議(幹事=愛知組合)の企画の検討に入るとし、日程は平成28年2月を予定、まずは愛知組合関係役員で日程調整を行うと説明。愛知組合が設営する際は経営対策部を中心に企画しているが、水谷全機工連人材開発委員長(組合副理事長・ミズタニ機販社長)にも参画してもらう予定。
 I部会報告【総務部】組合および理事会のスムーズな運営に務める。【情報部】10月景況調査を実施中。人材開発事業に協力支援する。【経営対策部】中部ブロック会議の企画を検討する。【事業部】MECT展では、開会式と開会レセプション(昼)に参加、開会後に三役と事業部理事で組合関係出展者へお礼の挨拶に各ブースを訪問する。会期中、事業部理事は輪番で事務所に常駐する。展示会終了後は、関係出展者への報告会および懇親会を設営する。【青年部】10月23日に大阪組合が幹事組合を務めて企画設営する全国青年部交流会に参加する。その他、日帰りバスツアー(平成28年2月予定)や勉強会を企画している。【福利厚生部】10月8日に組合事務局で厚生部会を開き、組合ゴルフ大会の組合せ、大会要項など詳細を打ち合わせた。野球大会においては、進行が大幅に遅れており、まずは会場の確保を優先する。
 J訃報…サカイリフテク(中南支部)の会長酒井美根恵さんが7月24日、永眠された。92歳。告別式は近親者により執り行われた。
 Kその他、支部員の移動ではカツヤマキカイ(中南支部)が中村区名駅に移転したため西支部へ移動する(平成28年度より)。
 28年度総会日程は5月19日を予定。会場はグランコート名古屋を予定。
 12月理事会日程は未定、後日決定する。


中山哲也氏(トラスコ中山社長)が講演
「唯一無似」の企業に
名機工同友会 9月例会を開催

 名機工同友会(会長=鈴木俊雄氏・マルマン商事社長)の例会が9月29日、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で午後6時より開催され、講演会講師として招聘された中山哲也トラスコ中山社長が「備えなければ憂いあり」と題して講演した。
 例会では講演会の前に野崎憲昭総務部長(常磐精機社長)より同友会の今後の行事予定が報告された。日程・会場は次の通り。
 [10月例会]11月5日・名古屋栄東急REIホテル▽[11月例会]11月25日・名古屋栄東急REIホテル▽[12月忘年例会]12月16日・ざぶん▽[1月新年例会]1月6日・東京第一ホテル錦▽[2月例会]2月24日▽[懇親旅行会]3月を予定。
 続いて、中山社長が登壇。「業界の常識とか、習慣に少しヒビを入れるようなお話をしていきたいと思っております」と前置きし、講演に入った。
 【講演要旨】
 ●機械工具業界は大変な時代になった。しかし、発想の転換と工夫でより大きく飛躍できる時代にもなった!!と捉えることもできると思っている。
 ●ネット通販企業の台頭。工具のネット通販は上手くいく訳がないと言われたが、業界の予想と期待を裏切り、業界史上最速のスピードで成長している。メーカー直取引も急拡大中。営業部隊も強化されつつある。
 ●ユーザーは本当にフェイス・トゥ・フェイスを望んでいるのだろうか。口ではフェイス・トゥ・フェイスとか、昔からの人付き合いと言いながら、やっていることは全部違う方法に世の中どんどん変わりつつある。工具の世界においても、ネットなどへ発展していくのかと思っている。
 ●卸商社のユーザーヘの直販、特に中小卸商社の問屋離れが加速する方向にあると思っている。かつての競合相手が今やほとんどがお客様という実態から見ると、直販に移っていると感じられる。不便な問屋からモノは買わなくなる。問屋業は、お金が大変かかる時代になってきた。そのため中小の問屋は、ますます直販志向に変わっていくことが予想される。
 ●異業種の機械工具販売への進出。今まで工具は工具屋から買うものだというのが常識だったが、私どもの新規口座のほとんどが工具屋ではない。ほかの業種から、工場に出入りしているので、ついでに工具を売らせてくれないかというオファーが出てきている。業界の垣根がなくなり、色々な業種との競争が激しくなってきている。
 ●あらゆる業界のネットビジネス企業からの取引依頼が拡大。ここ3年ぐらいが顕著。業界外の客との付き合いが増えている。
 ●昔はしっかり相手を認識し対抗心を燃やして商売をしていたが、今は見えていない範疇にもたくさんライバルが参入しており、こちらにも気を付けなければならない。
 ●大手ユーザーのネット調達の拡大。ネット調達(集中購買)接続企業数224社、工場数636工場、年間売上高40億円。これは20%以上の伸び率で拡大している。今後も金額的には大きくなってくるものと予想される。
 ●問題は1社購買のため、指定ディーラーを外されると売上が激変すること。ユーザーがディーラーを選ぶ理由は、値段だけではないようだ。ネットでつながって自動で注文は行くが、きっちりユーザーの製造現場に足を運んで商品の提案やフォローなどをしているところが、最終的には窓口になっていることが多い。
 ●当面、採用難時代は続く。安易な採用政策は企業力の低下を招く。派遣、即戦力を期待しての中途採用をしているところが多いが、私は得策とは思えない。じっくり時間をかけて1人でも2人でも新卒を採用することは、無駄な労力ではないと思う。M&Aの時代とはいえ、そんなに簡単有利に会社は売れない。
 ●生き残るコタエなど誰にもわからないし、コタエは100社100様だと思う。人や社会のお役に立ててこそ事業であり、企業である。「志」を持てば、やるべきことと進むべき方向が見える。
 ●10年後の業界はどうなるかを考えるより、10年経っても変わらないユーザーニーズに応えるチカラを強化するべきである(アマゾンの教え)。アマゾンは「品揃え」「価格」「利便性」が変わらぬニーズと定義した。機械工具業界は同じかもしれない。
 ●独創経営。誰もが考え、進む方向に「成功」の文字はない。人の思いつかないことをヤル、人のヤラナイことをヤル、この積み重ねが企業の独自性につながっていく。多数決で決めるなら社長は要らない。
 ●これからのキーワードは、@利便性を高めるA販売先の分散、一局集中はキケンB独創性の高い企業づくり。「唯一無似」の企業となる。
 最後に中山社長は「企業は時間とともに成長するものだと思っているかもしれませんが、決してそんなことはない。誰かが何処かで気が付いて色々なところを直していくから会社は成長するのであって、時代とともに勝手に成長すると思うのは大きな間違い。手をかけて会社をブラッシュアップ、磨いていくという仕事は、社長の一番大切な仕事ですので、忘れずにしてください。どのような時代が来るか分かりません。でも、ネットビジネスが全部制覇するわけでもなく、我々の地上戦の商売がなくなるわけでもなく、どちらも残ると思いますが、間違いないのはどちらも中途半端ではダメだということだと思います。色々なことにチャレンジしていくことも、ひとつの方法かと思います。今後の皆様の企業活動のヒントになれば幸いです」と述べて講演を終えた。

若い力で地域bPを目指す
守山区に「名北支店」開設
米津西部 グループ17番目の支店

 管工機材・住宅設備機器総合商社の米津物産(社長=鈴木章夫氏、本社=名古屋市南区明治1‐22‐47)のグループ会社、米津西部(社長=細井透氏、本社=岐阜県可児市土田2541)は、名古屋市守山区に名北支店を新たに開設し、9月24日より営業を開始した。グループで17番目、米津西部にとっては9番目の支店となる。これまで名古屋市内に支店は南区の一店舗しかなく、市内北部の客への利便性向上が図られた。
 営業開始に先立って、9月11日には同社の仕入先、得意先ほか関係者を招いて内覧会と開設披露パーティーが行われた。当日は午前中に名北支店を見学した後、12時30分から愛知県春日井市のホテルプラザ勝川において開設披露パーティーが開かれ、同社スタッフを含め約250名が出席した。
 披露パーティーでは司会を務める鈴木克利副社長の開会の辞に続いて、細井米津西部社長、梶山幹暢名北支店長代理が挨拶。
 細井社長は「名北支店のオープンは名古屋市内北部のお客様の不便の解消、利便性の向上が目的です。もう一つは、多店舗展開の戦略の一つとも言えます。名古屋支店、名東支店、名岐支店の中間に位置しているので、営業力を強化しシェアアップを図りたい。営業エリアは北区、東区、西区の一部並びに守山区の一部。従業員は12名。支店長は36歳の若手です。営業のメンバーも若いスタッフが多く、フレッシュな感じのする支店となりました。目標は若さを活かして『若さ、元気さ、No.1』とし、若さと元気さで営業をしていきます。若干の経験不足はありますので、皆様方には何卒、名北支店にご支援、ご指導をいただきたいと考えています。名北支店は皆様方とともに発展していきたいと思っています。宜しくお願いいたします」と述べた。
 梶山支店長代理は「名北支店は約半年をかけて開店準備をし、今日の日を迎えることができました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。名北支店のオープンにあたり、私には目標が一つあります。それは、お客様にとって名北支店を地域No.1の店にするということです。私が思う、同業者に負けない米津の強み、それは真面目な人間力だと思っています。日々お客様に真面目に接し信頼を頂けることが、その目標への近道かと思っています。本日ご出席いただいている工事店様は、名北支店にとって非常に大切なお客様です。今後とも何卒宜しくお願いいたします。またメーカー様、代理店様には販売力を期待していただける支店にしていきたいと思います。名北支店のメンバーは若手が中心で、ご迷惑をかけることも多々あるかと存じますが、伸び代のある、非常にやる気のあるメンバーが揃っています。待ちに待ったオープンということで燃えておりますので、皆様ご期待ください。このエリアに米津名北支店あり、という存在感を示していけるよう社員全員で前を向いてしっかり頑張ってまいりますので、皆様ご支援のほど宜しくお願いいたします」と決意のほどを述べた。
 この後、名北支店12名のスタッフが壇上にて紹介された。
 来賓を代表して本間健司TOTO上席執行役員中部支社長が「先ほど、名北支店の事務所を拝見させていただきましたが、入口にしっかり緑があり、白を基調とした事務所、整然とした在庫倉庫、いかにも米津さんの事務所ということを実感しました。梶山新支店長のもと、元気一杯、活気あふれる事業所になるのではと期待しています。私ども各メーカーは、梶山支店長に色々なご提案をしながら、この集中しているエリアにいかにリフォーム需要の仕掛けをするか、こんなことを是非協業させてもらえればと思っています。新築、リフォームと住み替え需要、いずれも中期的には大市場の名古屋に集中すると思います。そのような市場に対してできた名北支店ですので、必ずや早期の投資回収となって米津物産さんの増収増益に大きく貢献する、そのような支店になるのではと思っています。私ども各メーカー・商社は、米津物産さんの正直な人間力、それと圧倒的な商品力を頼みにして共存共栄できるように進めてまいりますので、どうぞ倍旧のお引き立てをお願いいたします」と祝辞を述べた。
 西家英二積水化学工業環境・ライフラインカンパニー執行役員の乾杯の発声で祝宴へ。
 新支店の開設を祝い和やかに歓談し、鈴木章夫米津物産社長の中締めで盛会のうちにお開きとなった。
【米津西部 名北支店】
▽住所=〒463‐0090 名古屋市守山区瀬古東3丁目307
▽電話=052‐758‐5251
▽ファックス=052‐758‐5250

デザイン性の高い上質洗面空間を
TOTO 3製品を10月発売
今回紹介した3製品が洗面空間を上質コーディネート

 TOTO(社長=喜多村円氏、本社=福岡県北九州市)は、上質な洗面空間を演出するための、デザイン性に優れた『カウンター式洗面器 ベッセル式』、自動水栓『アクアオート コンテンポラリータイプ』、『LED照明付鏡』を2015年10月、発売した。
 近年、ホテルから商業施設や飲食店、ホテルライクな住宅などへと、デザイン高感度市場は拡大している。『カウンター式洗面器 ベッセル式』は海外の「iFデザイン賞」(1953年設立)を受賞した洗面器を日本仕様として開発。角形、丸形を基調としたシンプルなデザインで、洗面空間に溶け込むようにリムの高さを抑えた「ハーフベッセル」タイプとなっている。
 『アクアオート コンテンポラリータイプ』はシンプルなラインで構成されたフォルムが、シャープなパブリック空間などに調和する。吐水量は毎分約2リットル(従来品は毎分約4リットル)と、節水タイプの水栓金具だ。今回、マット調の質感のステンレスタイプもラインアップに加わり、ステンレス製の器具と合わせれば、落ち着いた空間を演出してくれる。また、『LED照明付鏡』は、省エネ・光源長寿命でありながらも上質な洗面空間に見事にマッチする仕上がりとなっている。
 同社は、これらの商品を、水まわりのデザイン性にもこだわりを持つユーザーの要望に応えるためのデザイン商品群TOTO NEW MATERIAL≠ニして提案している。詳しくは、同社お客様相談室▽フリーコール=0120(03)1010、または同社ホームページ▽URL=http://www.toto.co.jp/までアクセスを。

日本最大級のビジネス展示会
「メッセナゴヤ2015」4日開幕
ポートメッセなごやで4日間

 日本最大級の異業種交流展示会「メッセナゴヤ2015」が11月4日(水)〜7日(土)の4日間、ポートメッセなごやで開催される。メッセナゴヤは、愛・地球博の理念(環境、科学技術、国際交流)を継承する事業として2006年にスタート。節目の第10回を迎える今年は「新たな価値を生み出す未来交流」をテーマに、国内外から過去最多となる1346社・団体が出展し(8月17日現在)情報発信、販路開拓を行う。10周年記念講演には京都大学iPS細胞研究所所長・教授の山中伸弥氏、日本商工会議所会頭の三村明夫氏が登壇する。開場時間は午前10時〜午後5時、入場無料。期間中は6万5000人の来場者が見込まれる。
過去最多の1346社・団体が
1694小間に出展し情報発信

 メッセナゴヤは、愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所でつくるメッセナゴヤ実行委員会の主催。この10年で「ビジネス効果の高い展示会」として知名度が高まり、今回の出展募集は開始からわずか2日間で満小間となった。
 出展者の83%が中小企業で、地域別では、東海3県(愛知455社、岐阜40社、三重18社)を中心に、東京から40社、大阪からも44社が出展するなど、全国43都道府県から企業・団体が出展する。
 また海外からの出展者も増加し、アメリカ、イタリア、インド、インドネシア、韓国、タイ、台湾、中国、フィリピン、ベトナム、フランスなど18か国・地域(内、9か国・地域は新規出展)から95社が参加する。
 今年のメッセナゴヤは、新たな取り組みとして、会場を7つの分野とポスターセッションで構成しているのが特徴。これまでの「環境・エネルギー」「安全・安心」など出展者サイドに立った分野分けから、「機能・性能の高度化への提案」「コスト低減・小型軽量化への提案」「効率化・業務改善への提案」など来場者の目線に立った分野分けとし、分野ごとに出展者が配置される。
 【第1展示館】「コスト低減・小型軽量化への提案」126社、「環境配慮・信頼性・安全性への提案」303社、「デザイン性への提案」27社。
 【第2展示館】「効率化・業務改善への提案」181社、「ベンチャービジネス応援ゾーン」43社、「ポスターセッションコーナー」22社。
 【第3展示館】「機能・性能の高度化への提案」450社、「産学・企業連携、地域資源活用への提案」194社。
 さらに、今年も東日本地域の産業復興を継続的に支援するための「東日本復興支援コーナー」が第3展示館に設置され、東日本7県から自動車・電子関連の製造・加工業などの79社が出展する(内、9社は一般ブース出展)。おいしく食べて応援する、特産品の即売会も開かれる。
 その他、10周年記念講演をはじめ、著名人によるビジネスセミナーや海外からの出展者によるグローバルセミナー、学生向けの企業研究イベントなど多彩な催しが実施される。さらに今回、「意思決定・商談促進デー」(5日(木))、「出展者交流促進デー」(7日(土))が新たに設けられ、商談やビジネスマッチングが一層活発になると期待される。
 会期中に開催される主なセミナーは次の通り。
■10周年記念講演
・11月4日(水)「iPS細胞がひらく新しい医学」▽京都大学iPS細胞研究所所長・教授 山中伸弥氏
・11月6日(金)「我が国の成長戦略」▽日本商工会議所会頭・新日鐵住金相談役名誉会長 三村明夫氏
■ビジネスセミナー
・11月5日(木)「TOTOのものづくり」▽TOTO代表取締役会長兼取締役会議長 張本邦雄氏
・11月7日(土)「鈴木敏夫の引き出す力〜ジブリを支えた『男』の哲学〜」▽スタジオジブリ代表取締役プロデューサー 鈴木敏夫氏
■地域活性化セミナー
・11月4日(水)「リニア時代に向けた名古屋の都市政策」▽名古屋市住宅都市局長 黒田昌義氏
■グローバルセミナー
・11月5日(木)、6日(金)▽メッセナゴヤに出展する各国(地域)が、自国への投資に関するプレゼンテーションを行う。出展する9か国(地域)が開催。
■出展者プレゼンテーション
・11月4日(水)〜7日(土)▽出展ブースでの展示に加えて、多数の来場者へのプレゼンテーションを行う。

 メッセナゴヤ2015へスムーズに入場できる事前入場登録、セミナー・イベントの参加申込みは公式ホームページから。「メッセナゴヤ」で検索を。
開催のごあいさつ
メッセナゴヤ実行委員会 
委員長立花 貞司
(名古屋商工会議所副会頭)

 「メッセナゴヤ2015 新たな価値を生み出す未来交流」がご関係の皆様の格別のご支援、ご協力によりまして、盛大に開催できますことを厚く御礼申し上げます。
 メッセナゴヤ実行委員会(愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所で構成)では、愛・地球博の理念を継承する事業として、中小企業の販路拡大と異業種交流を目的に、2006年より国際総合見本市「メッセナゴヤ」を開催しておりますが、今回は節目の10回目となりました。
 「メッセナゴヤ」は、規模の大小や、業種・業態の垣根を超えて、全国各地の企業が一堂に会するという異業種交流≠フ側面が大きな特徴となっております。
 本年の「メッセナゴヤ」には、過去最大で開催致しました昨年をさらに上回る1346社・団体の皆様にご出展いただくことができ、会期中、メッセナゴヤを舞台に様々なビジネス交流が行われることを楽しみにしております。
 今回は、新たな取り組みとして、来場者の目線に立った分野分けをさせていただくこととし、全館を7つの分野とポスターセッションで構成いたしました。明確な目的意識を持たれた来場者にとって、より分かりやすい会場構成とすることで、各出展者とのビジネスマッチングがより一層活発に行われることと期待しております。
 併せて、従前より実施しております「メッセ初モノ製品・サービス発表会」や「アライアンス・パートナー発掘市」に加え、新たな取り組みといたしまして「意思決定・商談促進デー」、「出展者交流促進デー」を設け、「メッセナゴヤ」の強みとなっておりますビジネスマッチング機能に更に磨きをかけました。
 出展者並びに来場者の皆様には、「メッセナゴヤ」が新たな出会い・発見の場となり、新規顧客獲得や、新たなニーズの掘り起こしの場となることを心より期待しております。
 最後に、「メッセナゴヤ2015」の開催にあたりまして、格別のご支援、ご協力を賜りました関係各位、さらにご出展いただきました皆様、ご来場いただきました皆様には、改めて厚く御礼申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。

技能水準の向上などを目的に
今年は総勢2500名近くがエントリー
三菱電機 第38回技能競技大会開催

 三菱電機(社長=柵山正樹氏、本社=東京都千代田区)は技能の伝承と技術水準の一層の向上、技能尊重風土の醸成、トップレベルの技能者育成を目的に、1977年より開催(2002年未開催)している『三菱電機グループ技能競技大会』(大会会長=柵山社長)全社大会を、名古屋製作所での「精密仕上げ」職種を皮切りに同社10製作所で順次開催している。第38回目となる今大会には、全国の製作所ごとで開催された場所大会(予選)に20歳から43歳までの総勢2490名を超える選手がエントリーし、学科と実技の厳しい審査をクリアした10職種120名の選手が決勝戦の位置づけとなる全社大会への出場を果たしている。
 10月1日、同社名古屋製作所にて開催された職種「精密仕上げ」には、場所大会を勝ち抜いた12名の選手が出場した。実技課題のモチーフは三菱のトレードマークであるスリーダイヤ。5時間以内に課題図面に従って厚さ8mmと11mmのS50C、黄銅の異種材料を、弓ノコを使って自らの手で切り出し、各々が持参した約20本のヤスリで加工して組み立てる、抜型要素を含む課題である。その寸法精度は0・005mm以内。端面仕上げ精度など、極めて高度な手仕上げ技能が要求される。こうした技能は金型の最終仕上げ加工や組立調整、また、試作部門・工機部門の部品仕上げや組立調整に活かされている。昨年大会には「電子機器組立」職種において、初の女性チャンピオンが誕生している。
 今大会の10職種と各開催製作所は以下の通り。@精密仕上げ/名古屋製作所A配電盤組立/受配電システム製作所B金属塗装/稲沢製作所C旋盤/通信機製作所DNCフライス盤/姫路製作所Eメカトロニクス/静岡製作所F構造物/伊丹製作所Gろう付け/冷熱システム製作所H電子機器組立/鎌倉製作所I機器組立/福山製作所。表彰式は12月22日、同社本社にて執り行われる。

中高級クラスの水回り商品好調
LIXIL 『スパージュ』ラインアップ拡充

 住まいと暮らしの総合住生活企業であるLIXIL(社長=藤森義明氏、本社=東京都千代田区)が昨年発売した中高級水回り商品であるシステムバスルーム『SPAGE(スパージュ)』(2014年8月発売)ならびに最上位グレード洗面化粧台『LUMISIS(ルミシス)』(同4月発売)が、当初の販売目標を上回り、それまでの同価格帯商品の販売実績を超えて好調に推移しているという。
 『スパージュ』ならびに『ルミシス』の購買年代層は当初から販売ターゲットとしていた50・60代が中心となっている。住宅を所有してから年月が経っており、リフォーム適齢期を迎えている同世代の消費が、好調な販売数を牽引している。また、近年の「多少金額が高くても品質の良いもの」を求める傾向(野村総合研究所生活者1万人アンケート調査=^2012年発表より)も、販売好調の大きな要因となっている。
 『スパージュ』は、首から肩へと優しいお湯をまとう「アクアフィール(肩湯)」など、スパで体感するような新機能を搭載したことによる、今までのお風呂にはないスタイルなどが評価されたようだ。年間販売台数は同価格帯商品の前年実績と比較し140%と好調に推移している。特に、2015年3月以降は省エネ住宅ポイントの影響(同4‐6月の1Qに絞ると前年同時期の約2倍)もあり、大きく販売台数を伸ばしている。『ルミシス』も、同価格帯商品の実績と比較し120%の売上を記録している。高級感のあるカウンターや、今まで無かった新機能「自動吐水の水栓金具」「縦型LED照明」などを搭載したことが、購買促進へとつながったようだ。
 さらに『スパージュ』は、マンションリフォームに最適な1418サイズや、同社ならではの焼き物の技術を活かして質感にもこだわった400×600mm大判タイル全面張りなどが新たにラインアップに追加され、より幅広い商品バリエーションとなって11月2日より発売をスタートさせるという。新『スパージュ』に関して、詳しくは同社お客さま相談センター▽フリーコール=0120(179)400まで問い合わせを。

ビルトインコンロ、システムバス等
ノーリツの最新商品を学ぶ
名古屋水栓販売協会 9月例会を開催

 名古屋水栓販売協会(理事長=伊藤辰之氏・イトウ社長)は9月25日午後6時より例会を開催した。今例会では「ノーリツ」の商品勉強会が名古屋市昭和区にある同社中部支社東海支店で行われ、13名が出席した。
 冒頭、伊藤理事長が「本日は、この6月に新会員として加わっていただいた方が3名ご出席されています。一緒に勉強していきたいと思います。昨年から担当役員を決めて例会を運営していくという方式をとっています。この9月例会は粂内理事(名古屋機器社長)が担当して勉強会を行います。11月例会は川本理事(共和商会社長)が担当して楽しい企画を考えているそうですので、そちらも乞うご期待。本日はノーリツさんに協力していただき、青木課長さんと小宮山さんを講師に勉強してまいります。皆様におかれましても、しっかりと学んでいただければ幸いです」と挨拶した。
 勉強会では青木課長がノーリツの会社概要、企業理念などについて説明。
 営業担当の小宮山氏からは温水機器の大型化と高機能化、経年劣化する循環金具の同時取り替え、マイクロバブルなどについて高付加価値の提案が行われた。また、マルチグリルを搭載したビルトインコンロ、多彩な壁が用意されたシステムバスルームなど最新商品の特長が紹介された。
 その後、ショールームにおいて、マイクロバブルの温浴効果を体験したり、料理の幅が広がる上に手入れも簡単なマルチグリル、システムバスルームの多彩な壁やクリーンミラーの汚れ落ちなどを実際に見て確認し、商品への理解を深めた。

岐阜大学がCFRPリサイクル技術確立
省エネ・低コスト・安全性向上を実現
岐阜にCFRPリサイクル拠点設置へ

 国立大学法人岐阜大学(学長=森脇久隆氏、所在地=岐阜市柳戸)複合材料研究センター(センター長=三宅卓志氏、GCC)の守富寛教授を中心としたグループが、世界最高水準の省エネ性と経済性を兼ね備えた、CFRPリサイクル技術「二段階熱処理法」を確立。カーボンファイバーリサイクル工業(社長=板津秀人氏、本社=岐阜県美濃加茂市、CFRI)と共同で、岐阜県可児郡御嵩町に世界最大規模のCFRPリサイクル施設を設置することを発表した。
 CFRP(炭素繊維強化プラスチック)は、軽さと高い強度を求められる航空機の機体や自動車の車体などで鉄やアルミの代わりとしての利用が増えており、昨今、その廃材が問題となっている。日本でも年間1000トンものCFRPが廃材として生じている。リサイクルの際にはCFRPを小さく粉砕して処理する必要があるため、コストが高くなるうえに安全性にも問題が生じてくる。そのためCFRPは、そのほとんどが埋め立てなどで廃棄されているのが現状だ。
 「二段階熱処理法」は空気を送りながらゆっくりと焼く「いぶし瓦」の製造技術を応用したものである。まず、再生装置でCFRP中の樹脂分を熱分解ガス化。続いて、ガス化できずに残留した炭素分をゆっくり燃焼させる。こうした二段階の過程を経ることで、炭素繊維を傷めることなく回収が可能となる。この方法により生じたリサイクル炭素繊維は、新品のものと比較して80%程度の強度を保っていることが同グループにより実証されている。
 処理の第一段階で発生したガスは、そのまま熱処理の燃料として利用することが可能だ。従来のリサイクル手法では処理ごとに燃料を用意する必要があり高コストの原因となっていたが、当技術では処理物から燃料を得ることが可能なため、その分、コストを大幅に抑えることができる。具体的には、再生装置の燃料である灯油の消費が約50%減、電気代が約70%減という結果が出ており、石油や石炭から同等の炭素繊維を作る場合の30分の1程度のコストで済むとの試算結果が出ている。
 また、従来の方法ではCFRPを処理する際に細かく粉砕する必要があったが、当技術はその過程を必要としないため、空気中に舞った粉塵を吸引してしまうなど人体への健康被害リスクを低減することができる。廃材を粉砕する必要がないので、リサイクル処理後に残る炭素繊維を大きく長い形のまま留められるようになった結果、強度実験をより正確に行うことができるようになり、リサイクルCFRPの品質の標準化が可能となったという。
 今回のプロジェクトで岐阜大学からは回収技術の提供が、CFRIからは廃材の集積および出荷基地となる施設の確保が行われ、岐阜県可児郡御嵩町に敷地面積約5万6000u、世界最大規模となる年間約2000トンもの処理能力を持つ施設が設置される。この規模は現在の国内すべてのCFRP廃材をリサイクルできる処理能力だ。両者は2020年までに「二段階熱処理」の連続運転によるフル稼働を目指している。
 炭素繊維の生産シェアは日本が世界市場の7割近くを占めている。そのため、再生技術の確立は日本の責務でもある。当技術は今後のCFRPリサイクルの核となる技術であり、大学および当施設は、リサイクル炭素繊維の品質を保証するための規格・標準化や、作業環境、健康影響などについて、炭素繊維メーカーやユーザーとの連携を取りながら研究を進めていくことになる。実用化に関しては、強度が落ちるものの、コストを大幅に低減できる特徴を考慮し、自動車の軽量化部材やトンネルのひび割れなどに対する修繕・補強の素材、高速道路の防音壁など、高い強度を必要とせずに利用できるものに応用することが考えられている。コストを下げることで今までは利用できなかったものへと利用できるよう、またヴァージン繊維との組み合わせなどでいかに強度を向上できるかなど、今後の研究・開発に多くの期待が寄せられている。

2015年度グッドデザイン賞
スリーエムジャパン 3製品同時受賞

 スリーエムジャパン(社長=三村浩一氏、本社=東京都品川区)から現在発売中の3製品「セキュアフィット 保護めがねSF400シリーズ」「マスクにくっつくアイガード」「スポットオン 深部温モニタリングシステム」が、それぞれ2015年度グッドデザイン賞(日本デザイン振興会主催)を受賞した。さらに「セキュアフィット 
TM保護めがねSF400シリーズ」と「マスクにくっつくアイガード」の2製品は明日を切り拓く力をもったデザイン∞未来を示唆するデザイ
ン≠ニして高い評価を得たとして、「グッドデザイン・ベスト100」にも選出されている。
 同社では、コンシューマー向け、産業分野向けを問わず、あらゆる製品が実用的かつ独創的なソリューションを世界に提供するための取り組みの一環として「デザイン」を戦略のひとつに掲げている。今回の3製品のグッドデザイン賞受賞、さらに、このうち2製品の「グッドデザイン・ベスト100」選出は、見た目の美しさだけにとどまらず、新しい発想を持った革新的な同社の「デザイン」が、各種産業を支える製品として高く評価された結果と言えるだろう。

活動計画や事例を共有
ジャパン会 全国大会を開催

 戸建住宅の地盤調査、地盤補強工事を手掛けるジャパンホームシールド(社長=斉藤武司氏、所在地=東京都墨田区、JHS)が協力会社と構成する「ジャパン会」(会長=山口喜廣氏・アートクレーン社長)の全国大会が8月26日、東京都墨田区にある第一ホテル両国にて開催された。当日は全国から144名の会員が参加し、技術力の向上を目指して、情報の共有などを行った。
 同会は、JHSおよび全国の地盤関連企業309社(2015年5月現在)で構成され、地盤事故の撲滅に向けて技術・改善発表会や各エリアでの地域安全会議などを行っている。毎年7月1日から翌年6月末までを事業年度とし、総会ならびに全国大会を年1回開催している。
 本大会では、さらなる技術力向上を目指し、2015年度の活動計画を確認。6月に開催された技術・改善発表会の表彰に加え、2014年度優秀協力業者表彰が行われた。優秀協力業者表彰では、クレーム防止や業務品質で顕著な成果を上げた岩水開発(社長=小坂広幸氏、所在地=岡山市南区)にJHSから最優秀品質賞が贈られ、同社が行っているトラブル防止のための取り組みが参加者全員の前で披露された。また、特別講演では衆議院議員の古屋圭司氏が「今後の住宅政策における国の方向性」と題して、国土強靭化計画に基づいて国が行っている具体的な住宅施策などについて説明した。

真空度100 kPa対応!制御盤を一体化
小型機種KCM310新発売
オリオン機械 オイルフリー真空ポンプ

 オリオン機械(社長=太田哲郎氏、本社=長野県須坂市大字幸高246)は、好評のオイルフリー真空ポンプモジュールマルチモデルKCMシリーズに、小型機種「KCM310」をラインナップした。
 インバータ制御による省エネはもちろん、制御盤を一体化したコンパクト設計で、真空度100kPaに対応可能。シート成形や真空乳化などに最適な製品となっている。
 【KCMシリーズの特長】
 @省エネ(インバータ制御)…エア消費量に応じて、最適な回転数を自動判断する省エネ機構搭載。
 Aコンパクト設計(一体化)…インバータ・フィルター・圧力センサを内蔵したコンパクト設計。タッチパネルで簡単操作、各種設定・運転状況をチェック。
 【KCM310‐V仕様】
・モータ出力=5・5kW ※トップランナー規制対応高効率モータ
・流量=308立方メートル/h
・到達真空度=100kPa以上
・外形寸法=高さ1392mm×奥行き700mm×幅1171mm
・質量=490kg
・運転音=72dB以下
・定置モデルとキャスター付モデルの2構成
 製品に関する問い合わせは、中部オリオン(愛知県稲沢市下津南山町106、電話0587‐21‐1717、ファックス0587‐21‐1188)まで。

正・賛助会員企業の91人が参加
レーンを挟んで楽しく交流
福井県機工商組合 恒例の親睦ボウリング大会

 福井県機工商組合(理事長=吉岡正盛氏・吉岡幸社長)は、9月25日午後7時より福井市内のスポーツプラザWAVE40において「親睦ボウリング大会」を開催した。毎年90人前後が参加する人気の行事で、今年も正会員・賛助会員企業から昨年を上回る91人(25社)が参加。30レーンを使って和気あいあいとゲームを楽しみながら親睦を深めた。
 結果は、団体戦でツチハシAチームが1位に輝き、個人戦では市山勝一氏(NaITO)が優勝を果たした。
 大会後、吉岡理事長は「賛助会員の仕入商社様も積極的な参加をいただき、普段交流できない会社同士、レーンを挟んで楽しい交流ができました。今回は上位の賞品が1人に偏ることなくバランスよく配分できたのが良かったです(個人、団体、ハイゲームが集中する場合がある)。また、正会員、賛助会員の上位入賞もうまく散らばって良かったと思います」と感想を寄せた。
 上位入賞は次の通り(敬称略)。
【団体戦】
▽1位=ツチハシAチーム(面屋、出口、山田)ave. 146・67
▽2位=轟産業Aチーム(山田、津野、石本※女性・ハンディ15)ave. 143・33
▽3位=NaITOチーム(小峰、市山、山村)ave. 141・33
【個人戦】
▽優勝=市山勝一(NaITO)ave. 179・5
▽準優勝=出口耐輔(ツチハシ)ave. 179・0
▽3位=室田弘樹(ダイドー)ave. 171・5
【ハイゲーム】 
▽山田(轟産業Aチーム)204

名古屋営業移転
カツヤマキカイ

 カツヤマキカイ(社長=木村吾郎氏、本社=神戸市中央区神戸空港3‐12)は、カツヤマグループの事業体制再構築のため、名古屋営業を移転し10月13日より新事務所にて営業を開始した。
■新事務所住所=〒450‐0002 名古屋市中村区名駅5丁目7番30号 ORE名駅東ビル4階(地下鉄桜通線「国際センター」駅より徒歩2分)
■電話=052‐551‐8811
■FAX=052‐563‐5222

秋晴れの下、95名がプレー
服部商会 第16回利進会ゴルフコンペ

 機械・工具の総合商社服部商会(社長=服部嘉高氏、本社=愛知県津島市百島町字三正六歩23)は9月12日、三重県いなべ市のナガシマカントリークラブにおいて「第16回利進会ゴルフコンペ」を開催した。
 得意先、仕入先など総勢95名が参加して絶好のゴルフ日和の下、互いの腕前を競いつつ親睦を深めた。優勝は高野猛氏(稲沢工機)。
 プレー終了後にはパーティーと表彰式が行われ、はじめに服部社長が「日頃は服部商会社員一同、皆様には大変お世話になり御礼申し上げます。第16回利進会ゴルフコンペに95名の皆様方に参加していただきまして本当に感謝しています。昨年、こちらで創業40周年記念を兼ねて第15回利進会ゴルフコンペを開催させていただきましたが、今回はその人数を超える方にお出でいただきましたことを大変嬉しく思い感謝いたします。皆様と会社がもっともっと伸びて行けるように頑張ってまいります。私ども服部商会も1名の新入社員が入社し、総勢19名の社員となりました。来年も新人を採り、より皆様に良い提案ときめ細かいサービスができる体制づくりに邁進してまいります。今後も引き続きのご支援、ご協力を賜りますようにお願いいたします」と挨拶。
 得意先を代表して、森部毅スズキプレス金型会長が「昨年40周年を迎えられ、今後も50年、60年とますます服部商会様が発展されますことを祈念申し上げます」と挨拶した。
 続いて、メーカーを代表して東野美彦三菱マテリアル名古屋支店長、商社を代表して梅村龍盛梅村本店社長がそれぞれ挨拶。
 東野支店長は「本日、本当に言い訳のできない良い天候で、さらには良きメンバー、より個性の強いメンバーの方とプレーさせていただき有難うございました。本当に楽しく回らせていただきました。昨年転勤となり、今回初めて参加させていただきました。非常に盛況なコンペと感じています。今回16回ということですが、さらに回を重ねられますことを祈念いたします」
 梅村社長は「このような盛大な利進会ゴルフコンペに参加させていただきまして有難うございます。私、毎年参加させていただき、思うことがあります。これだけのコンペを主催されるということは、服部商会皆様方の並々ならぬご努力とご尽力の賜物と感謝申し上げます。皆様方すべての方々に楽しんでいただこうと、常にお客様の立場に立って行動することを徹底されている服部会長様の思いが深く社員の皆様方にも浸透している。どのような形でもお客様に貢献をしたいとおっしゃっている服部社長様の思いが、こうしたゴルフコンペに表れていると感じています。以前、服部会長様にこの様な話を聞いたことがあります。『梅村君、私はこの年になっても営業が好きだ。お客様と会って話をしていると心が躍動してくる。お客様に色々な提案をして喜んでいただけると心がワクワクする』。正直、衝撃を受けました。会長様ほど色々な経験をお積みになっても、まだまだこの様な気持ちをもっておられる。自分は、この様な思いで仕事に取り組んでいるのか、この様な気持ちでお客様に接しているのかと。服部会長様から教えていただきました『真心をもって相手と接する』、これに尽きると今回のコンペでも実感しています。本日は服部商会の皆様、真心をもって接客していただいています。本当に有難うございます」と述べた。
 順位発表と賞品の授与が行われ、最後に服部峰久服部商会専務が「本日は早朝より長時間、有難うございます。大変お疲れ様でした。服部商会の利進会も第16回。台風の影響など心配していましたが、本当に天候も良くなり、皆様の心がけの賜物と感謝いたします。さらに20回、30回と続けていきたいと思います。今後とも社員一同、皆様の手助けが少しでもできますよう精進してまいりますので宜しくお願い申し上げます」と御礼の挨拶を行い終了した。
 上位入賞者は次の皆さん(敬称略)。
▽優勝=高野猛 N69・6H14・4(稲沢工機)
▽準優勝=杉原宏治 N70H0(稲沢工機)
▽第3位=佐藤岐人 N70・8H19・2(佐藤ミクロテック)
上位入賞の皆さん、右から2人目が優勝の市山氏
(左から)準優勝の杉原氏、優勝の高野氏、服部社長

ミツトヨ 究極の防塵・防水性能
デジタルノギスを発売
先進のデザインで使い勝手も向上

 ミツトヨ(社長=中川徹氏、本社=川崎市高津区坂戸1‐20‐1)は10月16日、切削液が多量に使用される厳しい環境の加工現場でも安心して使用できる、究極の防塵・防水性能「保護等級IP67」を実現したデジタルノギス「IP67  ABSクーラントプルーフキャリパ CD‐PS/PMシリーズ」を開発、商品化したと発表した。10月に名古屋で開催されたメカトロテックジャパン2015に初出展し注目を集めた。販売開始は2016年1月から。
 ミツトヨ製「ABSクーラントプルーフキャリパ」は、水・油・汚れに強く、原点内蔵(ABSアブソリュート機能)、低消費電力の電磁誘導式センサを搭載した画期的な防水型ノギス。面倒な操作が不要で機械加工現場など切削油が大量にかかる環境でも安心して使用できる次世代のデジタルノギスである。更なる電池の長寿命化で長期間電池交換せずに使用が可能で、加工現場でもメカニカルタイプから脱却し、付加価値の高いデジタルタイプを活用したいという、ユーザーの要望をさらに具現化した。
 新発売の「IP67  ABSクーラントプルーフキャリパ CD‐PS/PM」は、保護等級の規格に定められた方法に従って測定器への試験を実施するとともに、出荷前の全数についてエアリーク試験を実施し、防水性能を確実に保証。この他にも過酷な温度環境下での信頼性を実証するための温度環境試験装置や長時間の連続動作をテストする作動環境試験装置、スイッチ機能などの電装機能を検査する電装部検査装置を用いて厳しく性能を評価し、トータルな品質を保証している。
 標準価格(測定データ出力端子付)は、150mmタイプ2万500円、200mmタイプ2万4500円。初年度販売台数見込を5万本(9機種の合計で国内販売のみの場合)としている。
【主な特長】
●ABSクーラントプルーフキャリパ(標準タイプ)の防水機能の保護等級はIP67を実現、クーラント液が大量にかかるような環境でも安心して使用できる。また、全数エアリーク試験を実施しているので、安心して使うことができる。
●文字高さを約22%拡大(9・0mm)したことにより視認性が向上。
●ICの低消費電流化により電池寿命が3年から5年に飛躍的に延びた。
●スイッチがひとつのシンプルな設計により、測定操作が簡単。
●ABS(絶対)スケール内蔵により電源ONごとの原点合わせが不要で、すぐに測定が行える。
●オートパワーON/OFF機能により、約20分間使用しない状態が続いた場合、LCD表示は消えるが、ABS測長系の原点は記憶されたままとなる。またスライダを動かせば自動的に電源が入る。
●段差測定も可能。
●統計的工程管理システムや計測システムが構成できる。
●検査成績書を標準添付(但し、校正証明書の取得用には利用できない)。
【主な仕様】
▽測定範囲=150mm/200mm
▽最小表示量=0・01mm
▽繰返し精度=0・01mm
▽量子化誤差=±1カウントを含まず
▽電源=ボタン形酸化銀電池SR44(No.938882)1個標準付属(標準付属のボタン形酸化銀電池はモニタ用)
▽電池寿命=通常の使用状態で約5年

ブロードリーフの岡本氏を講師に
マイナンバー対応策の講習
一宮機鋼組合 9月例会を開催

 一宮機鋼組合(会長=坂倉幹和氏・コーワ精工販売会長)は、9月18日午後6時30分より川喜・一宮店において例会を開催した。例会ではブロードリーフ中部支店中部プロダクトチームリーダーの岡本氏を講師に招聘し、マイナンバーへの対応策についての講習が行われた。
 大崎幹事(大崎機工社長)の司会で進行され、はじめに所用のため欠席した坂倉会長に代わり挨拶に立った石川副会長(石川工具社長)が「本日はマイナンバーについて話をいただけるということです。この制度については、拙速で本当にこんなことでできるのかという感じ。本当のことは誰も分かっていない見切り発車のような感じがしています。住基ネットのようになりはしないかと心配です。ただ今回は、この番号の管理について非常にシビアな対応をしなければならないという話で、番号が流出したら企業経営者に重い罰則があり、恐ろしいことではないかと危惧しています。本日はしっかり勉強させていただきたいと思います」と述べた。
 ブロードリーフは、全機工連が推奨している機械工具商向けの販売管理システム『機工メイトU』を開発・販売し、20年以上の実績がある企業。講習会では機械工具業界の商習慣などを熟知した同社が、マイナンバー制度の概要などの基礎知識から個々の会社が実務で必要となる具体的な制度への対応策について解説した。
 また、マイナンバーと併せて発行される法人番号(企業ナンバー)は、大企業から零細企業まで一法人にひとつ、13桁の番号が付けられるもので、こちらは積極的に開示される。
 講師の岡本氏は「これだけ個人情報と言われていますので、マイナンバーの管理に関し企業に対しての責任が多くあり、取り扱いと社内の管理体制について今回を機に真剣に考えていただければと思います」と話した。

2015年11月15(日 2581号
第31回管工機材・設備総合展
「おっ! こんなとこにも管工機材」
愛知県管工機材商協組第1回実行委員会開催

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=倉地久雄氏・倉地社長)は、名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール/名古屋市千種区)で2016年10月6日(木)から8日(土)までの3日間開催予定である「第31回管工機材・設備総合展」に向け、第1回目となる実行委員会を東京第一ホテル錦(名古屋市中区)にて10月8日(土)に開催した。
 成田幸隆実行副委員長(大成工機商会社長)の司会進行で始まった本会の冒頭で、倉地理事長は「愛知の『管工機材・設備総合展』は、数多くある展示会と比べても他には無い良さがあります。それは全員参加であること。そして実行委員の皆さまによる手作りの展示会であるところです。先人たちが残した伝統、良い部分を活かしつつも新しい発想を取り入れて前回展にさらに磨きをかけたものへと発展していただければと思います」と実行委員らを激励した。
 次に、挨拶に立った小川誉之実行委員長(小川管商社長)は「この展示会は当組合の一大イベントであります。『自分の思う通りの展示会を、やるからにはみんなで楽しく』をモットーに、これからの1年間を楽しく有意義なものにしていきたいと思います。展示会終了後、ここに居る全員で達成感を得られる、そんな展示会にできればと考えております」と意気込みを語っていた。
 その後は、実行委員メンバーの紹介、開催概要と実行委員会組織についての説明、各部長の所信表明演説、現在までの進捗状況と今後の予定についての報告が行われた。
 今回、実行委員メンバーらが初めて一堂に会するということで、委員会終了後に懇親会を開催。メンバー各人が舞台に上がり意気込みを語るなどし、一致団結して展示会を成功へと導くことを誓い合った。
 「第31回管工機材・設備総合展」開催概要と実行委員会メンバーは以下の通り。
 【開催概要】
 ▼会 期=2016年10月6日(水)〜8日(土)、10時開場(8日は9時開場予定)
 ▼会 場=名古屋市中小企業振興会館1F吹上ホール(名古屋市千種区)
 ▼テーマ=『おっ! こんなとこにも管工機材』
 【実行委員】(順不同・敬称略)
 ▼実行委員長=小川誉之(小川管商)
 ▼実行副委員長=成田幸隆(大成工機商会)
 ▼総括部長=安井文康(錦興業)
 ▼総括副部長=竹内裕二(丸金商会)
 ▼総括部=滝澤昇一(オータケ)・土橋治彦(岡谷鋼機)・倉地克明(倉地)・加藤喜和(クリエイト)・黒宮誠一(クロミヤ商店)・丹羽一幸(丹羽機材)・大倉明久(橋本総業)・石原太郎(原芳商会)・鈴木啓由(ユアサ商事)※受付、抽選以外(総務や経理、会場等)の全てを担当。
 ▼受付部長=田中勝次(タナカ)
 ▼受付副部長=安藤博司(川本第一製作所)
 ▼受付部=近藤尚文(油傳商店)・大野直樹(大野管材)・坪井研二(ツボイ)・粂内洋(名古屋機器)※入場に関するあらゆることを担当。
 ▼抽選部長=山田康成(山彦)
 ▼抽選副部長=伊神敏雅(双葉製作所)
 ▼抽選部=福元良貴(山信)・鈴木克利(米津物産)※青年部を主体として構成。

『TOUCH THE
 FUTURE 2016』
ヤマザキマザック最新鋭多数展示

 ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏、本社=愛知県丹羽郡大口町)は12月4日・5日の2日間、同社のワールドテクノロジーセンタ(所在地=岐阜県美濃加茂市)にて『TOUCH THE FUTURE 2016』を開催する。
 本会では、10月21日より開催された「メカトロテックジャパン2015」で紹介しきれなかった新製品4台を含め、最新鋭の機械と技術が多数展示されるという。この機会に一度、同センタを訪れてみてはいかがだろうか。参加問い合わせ、申し込みは、同社営業所まで。
 【展示新機種】
 ○INTEGREX▼INTEGREX j-200S(新CNC装置Smooth G)
 ○5axis▼VARIAXIS j-600(新CNC装置Smooth G)
 ○CNC旋盤▼新CNC旋盤(近日公開予定)▼MEGATURN 600M(新CNC装置Smooth C)▼QUICK TURN 200MY(新CNC装置Smooth G)
 ○立形マシニングセンタ▼VERTICAL CENTER PRIMOS 400S
 ○レーザ加工機▼OPTIPLEX NEXUS3015 FIBER

12月2〜5日、東京ビッグサイトで
『2015国際ロボット展』
過去最大の446社・団体が集結

 2015国際ロボット展(主催=一般社団法人日本ロボット工業会、日刊工業新聞社)が12月2日(水)〜5日(土)の4日間、東京ビッグサイトで『RT ロボットと共に創る未来』をテーマに開催される。同展は、2年に一度開催する世界最大規模のロボットトレードショーとして、今回で21回目を迎える。前回2013年を大きく上回り、446社・団体、1882小間(前回334社・団体、1266小間)の過去最大規模での開催となる。特に産業用ロボットメーカーによる大規模展示の他、最新の介護・福祉ロボット、災害対応ロボットなどが一堂に勢ぞろいする。 
産業用からサービス用まで
最新のロボットが一堂に!!

 注目の展示では、NEDOによる災害対応ロボットの実演の他、AMEDの介護・福祉ロボットの合同展示、農林水産省による農業ロボットの展示や農業ロボコンの実演などが行われる。また、一般来場者も楽しめる「超人スポーツ体験企画」等もあり、最先端の技術に触れる4日間となる。
 シンポジウム・フォーラムでは、初日にロボットトップメーカー6社とユーザー2社による「ロボットサミット2015」を開催し、“ロボット革命元年!ものづくりの未来を拓く”をテーマに、ロボット活用の未来を探る。その他、海外から著名なロボット開発者を招いて「NEDOロボットフォーラム2015」を開くなど、大型のフォーラムが連日開催される。 
 同展の入場料は、1人につき会期4日間通して1000円。(※招待券持参者、公式HP事前登録者、中学生以下は無料)
開催概要
◆名称=2015国際ロボット展(第21回)
International Robot Exhibition2015(iREX) 
◆開催趣旨=国内外における産業用・民生用ロボットおよび関連機器を一堂に集めて展示公開し、利用技術の向上と市場の開拓に貢献し、ロボットの市場創出と産業技術の振興に寄与する。 
◆テーマ=「RT ロボットと共に創る未来」 
◆主催=一般社団法人日本ロボット工業会、日刊工業新聞社 
◆後援=経済産業省、厚生労働省、国土交通省、文部科学省、農林水産省、総務省、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、日本商工会議所、日本貿易振興機構(JETRO)、日本放送協会(NHK)〈順不同、一部申請中〉
◆協賛=日本機械工業連合会、日本ロボット学会、日本産業機械工業会、日本工作機械工業会、日本鍛圧機械工業会、日本金属プレス工業協会、日本フルードパワー工業会、日本電機工業会、日本電気計測器工業会、日本電気制御機器工業会、日本自動車工業会、日本自動車部品工業会、製造科学技術センター、マイクロマシンセンター、日本塗装工業会、日本溶接協会、日本防〓技術協会、計測自動制御学会、日本鉄鋼協会、日本建設機械施工協会、日本建設機械工業会、日本食品機械工業会、日本包装機械工業会、全日本プラスチック製品工業連合会、テクノエイド協会、日本福祉用具・生活支援用具協会、日本福祉用具供給協会、日本ベルト工業会、日本半導体製造装置協会、情報通信ネットワーク産業協会、日本アミューズメントマシン協会、日本クリーン環境推進機構、ロボット革命イニシアティブ協議会〈順不同、一部申請中〉
◆会期=平成27年12月2日(水)〜5日(土) 
◆開催時間=10時〜17時
◆会場=東京ビッグサイト 東1、2、3、5、6ホール(約4万u)
◆入場料=1000円(※公式HP事前登録者及び招待券持参者、中学生以下は無料) 
◆同時開催展 ※相互入場が可能
・「2015部品供給装置展」12月2日(水)〜5日(土)/東3ホール
・「2015洗浄総合展」12月2日(水)〜4日(金)/東4ホール
・「SAMPE JAPAN先端材料技術展2015」12月2日(水)〜4日(金)/東4ホール
・「モノづくりマッチングJapan2015」12月2日(水)〜4日(金)/東5ホール 
◆西ホール 相互入場展示会 ※ロボット展の入場証で入場が可能
・「システムコントロールフェア2015」12月2日(水)〜4日(金)/西1〜4ホール
・「計測展2015 TOKYO」12月2日(水)〜4日(金)/西1〜4ホール

記念の小鹿みきミニステージ盛況
更なる発展祈念し情報交換
ダイヤモンド工業協会 第30回中部支部総会・懇談会

 ダイヤモンド工業協会中部支部(支部長=北川正樹氏・北川ダイヤモンド工業社長)は、10月8日午後5時30分より名古屋市中区のアパホテル名古屋錦において第30回総会・懇談会を開催した。会員のメーカー、商社ら32名が出席して親睦・情報交換を密にした。
 北川大輔北川ダイヤモンド工業製造管理部長の司会進行により、総会では滝沢茂監事(内外ダイヤモンド代表社員)が会計報告ならびに監査報告を行い、全会一致で承認された。
 北川支部長は挨拶で「本部が30年前に各支部(関東、中部、関西)を作りました。ただ中部には、それ以前に名古屋の地元で『名古屋ダイヤモンドクラブ』があり、それからですと40数年の歴史があります。今回、30年の節目。このように続きましたのも、ここにお集まりの中部地区のメンバーさんのご協力を得たからこそと、感謝申し上げます。本日はダイヤモンドクラブの頃からお世話になりました、元ノリタケカンパニーリミテド副社長の内田さんにも特別ゲストとしてご参加いただいております。中部支部の懇談会は年に一回です。是非、今日のこの場を有意義な情報交換の場として活用してください」と述べた。
 続いて緒方誠也ノリタケカンパニーリミテド執行役員生産技術部長より、業界動向などが報告された。
 特別ゲストの内田氏が音頭を取り業界ならびに中部支部の更なる発展を願って乾杯、懇談の場となった。
 懇談会では第30回を記念して、テレビドラマなどでお馴染みの小鹿みきさんを迎えミニステージが開かれ、歌とトークで会場を盛り上げた。

第5回次世代ものづくり基盤技術産業展「TECH Biz EXPO 2015」
新素材、最新要素技術を幅広く紹介
吹上ホールで18日(水)開幕
インド自動車部品及びビジネスマッチング展示会

 第5回次世代ものづくり基盤技術産業展「TECH Biz EXPO 2015」が名古屋市、愛知県、名古屋商工会議所などでつくる名古屋国際見本市委員会の主催で11月18日(水)〜20日(金)の3日間開催される。
 5回目となる今回は、会場を名古屋市千種区の吹上ホール(名古屋市中小企業振興会館)に移し新たな企画も加えての開催となり、「次世代自動車・航空機などに活かすものづくり」をテーマに未来を切り拓く先進技術と新素材が集結する。
 主な出展分野は、主催企画展示で紹介される「レーザ応用技術」「3Dプリンタ周辺・応用技術」「CFRP(複合材)製造・加工(切削・接合)技術」をはじめ、モビリティの軽量化技術、モジュール化・異材接合技術、生産・開発効率化技術、品質管理・評価技術、環境対応・新エネルギー・水素関連技術、EV・FCV・クリーンディーゼル関連技術、知財・研究シーズなど幅広い分野にわたる。
 また、「日本のものづくりを考える3日間」と題して90名を超える講師陣による講演会・セミナーが連日多数開講され、高度かつ最新の技術情報を得ることができる。
 特別講演は初日の18日(水)午前11時から、IHI航空宇宙事業本部技術開発センター材料技術部部長の竹川光弘氏が『航空エンジン開発と材料技術』と題して講演。基調講演は同日午後1時30分から、快友国際特許事務所・弁理士の小玉秀男氏が『3Dプリンターの発明と実用化プロセス』と題して講演する。
 その他、研究シーズ発表会、出展者テクニカルワークショップ、クリーンディーゼル・EV・PHV・FCV試乗会など、盛りだくさんの内容。
 新企画「ビジネス商談会」は、発注を希望する企業と、提案ならびに受注を希望する企業をあらかじめ本展示会ホームページ上にて募集し、主催者側にてマッチング、展示会場に商談の場が設けられるもので、ビジネスチャンスの拡大が期待される。
 会期中は「航空宇宙産業企画展」「ロボットシンポジウム2015名古屋」が同時開催されるほか、今回新たにインド自動車部品工業会(ACMA)が主催して18日(水)・19日(木)に開かれる「インド自動車部品及びビジネスマッチング展示会」では、日本企業との技術提携や資本提携などを希望するインド自動車部品関連企業(30〜40社)との商談マッチングが行われる。さらに20日(金)には日本貿易振興機構(ジェトロ)名古屋貿易情報センター主催の「グローバルビジネスセミナー&ビジネス商談会」が同時開催される。
 開催時間は午前10時から午後5時まで。入場料は1000円。ただし、招待券持参者、ホームページからの事前登録者、学生、海外来場者は無料。出展者情報、来場事前登録、講演会の聴講申込みは展示会ホームページhttp://www.techbizexpo.com/へ。
主催者あいさつ
名古屋国際見本市委員会
会 長 河村 たかし
(名古屋市長)

 次世代ものづくり基盤技術産業展〜TECH Biz EXPO 2015〜は、今回ひとつの節目となる5回目の開催となりました。これも皆様のお力添えの賜物と深く御礼申し上げます。また、自動車産業や航空機産業に代表される製造業が集積する、この名古屋地域の経済の活況を示すものとして喜ばしく思います。
 製造業は、系列に守られ量を誇り価格で競う時代から、技術とアイデアの価値で世界と勝負する時代となっております。
 また、経済発展の要は技術革新に代表されるイノベーションにあると言われています。イノベーションは企業や個人、新しい技術との出会いによって生まれるとのことです。そうした場所を提供するのがTECH Biz EXPOに代表される技術見本市だと考えております。
 今回、TECH Biz EXPO 2015では、我が国の基幹産業である製造業の発展を支え、当地域の産業技術の高度化と新技術の開発に寄与すべく、「次世代自動車・航空機などに活かすものづくり」をテーマに開催いたします。
 主催企画として、レーザ加工応用技術、3Dプリンタ技術、CFRP製造加工技術といった応用技術や製造加工技術をご紹介し、新企画として「ビジネス商談会」をご用意しました。
 また「航空宇宙産業企画展」「ロボットシンポジウム2015名古屋」のほか、新たに「インド自動車部品及びビジネスマッチング展示会」「グローバルビジネスセミナー&ビジネス商談会」を同時開催させていただきます。
 企業経営者から現場技術者に至るまで、製造業にとって真の競争力とは何か、ヒト・モノ・技術との新しい出会いを通じて、肌で感じていただきたいと考える次第であります。
 本展示会の開催にあたり、格別のご支援、ご協力を賜りました関係各位に厚く御礼申し上げますとともに、ご出展、ご来場いただきました皆様にとって、実り多き展示会となりますよう祈念いたします。

縮可とう継手テーマに鋼管・継手部会
賀詞交歓会等について審議
静岡県管工機材商組合10月度定例理事会を開催

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲已氏・一色機材社長)は、10月2日午後3時より静岡市内のマイホテル竜宮において定例理事会を開催した。理事会後に行われた鋼管・継手部会では、賛助会員の鋳鉄製継手メーカー川西水道機器(社長=川西秀明氏、本社=香川県綾歌郡)の「伸縮可とう離脱防止継手SKX」が紹介された。
 理事会は一色理事長の議事進行のもと審議が進められ、年会費(賛助会員)未払の件は、残り2社について担当理事が再度請求することを確認した。
 全国管工機材商業連合会(管機連)理事会については、一色理事長が報告。9月9日に大阪で開催され、審議の中で傘下各組合の法人化について話されたが、静岡は実施しないことを明言した。翌10日は、大阪組合が主催してインテックス大阪で開催された「第17回管工機材・設備総合展 OSAKA 2015」を見学した。
 組合ゴルフコンペは、11月6日に静岡カントリー島田ゴルフコース(島田市船木)で開催されることになっており、10組40名が参加の予定。
 平成28年賀詞交歓会は、1月14日に静岡駅前のグランディエールブケトーカイにて開催予定で、来賓挨拶を橋本政昭橋本総業社長と堀田康之キッツ社長、乾杯を村井善幸オータケ社長、中締めを本間健司TOTO中部支社長にそれぞれ依頼することとした。
 研修旅行(12月2日)については、詳細が確認された。
 その他、メーカーのネット通販の現況や、戸建て住宅着工件数の推移について情報交換した。
 【鋼管・継手部会】
 部会では、川西水道機器の会社概要説明の後、新開発の構造により大きなパイプレンチ不要、パイプは切りっぱなしで面取りや滑材の必要もなくそのまま締めることができるなど、施工性が向上した「伸縮可とう離脱防止継手SKX」の特長について説明された。主な特長は次の通り。
 ●優れた施工性…@分解不要・付属品不要、スライド施工可能A大きなパイプレンチ不要、ショートレンチで施工可能、狭いスペースでも簡単施工B当て締め施工と復元、再施工が可能
 ●伸縮可とう離脱防止機能を標準装備し、耐震性・安全性が向上…@伸縮可とうによりエネルギーを吸収A高耐圧性能により安全Bダクタイル鋳鉄と同等の耐食性C給水用具品質認証登録品
 ●あらゆる管種を接続…@管種によりストップリングを色分けAあらゆる管種を一つ継手で接続可能(水道用・一般用ポリエチレン管、水道用塩ビ管、水道用鋼管、ステンレス鋼管、内外面被覆鋼管、水道配水用ポリエチレン管など)DH-OCHB形」を開発し、12月1日発売する。

ダイジェット工業 新製品
4枚刃ソリッドボールエンドミル
「ワンカットボール70」

 ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区加美東2-1-18)は、70HRCの高硬度材まで加工可能な4枚刃ソリッドボールエンドミル「ワンカットボール70  DH-OCHB形」を開発し、12月1日発売する。
 金型加工におけるコスト削減とリードタイム短縮を実現するために、高硬度材の直彫り加工が進む中、より高能率・高精度な加工が可能で、かつ長寿命な工具が登場した。
 新製品の主な特長は次の通り。
 ・4枚刃と多刃化したことにより加工の高能率化が可能。高い工具剛性と不等分割の採用で加工時のびびりを低減。
 ・ねじれ角は45度で低抵抗、良好な切削性能を実現。
 ・刃先中心部に独自の刃形状を採用することにより、切粉詰まりを起こしやすい工具先端部の加工においても良好な切粉排出性を実現。安定した加工が行える。
 ・R公差は±8μmと高精度、荒加工から仕上げ加工まで幅広く使用が可能。
 ・高硬度材・高速加工向け新PVD被膜「新DH(ダイジェットハード)コート」と高硬度材用超微粒子超硬合金の組合せによる新材種「DH102」を採用し、安定した長寿命化を実現。
 主な用途として、70HRCまでの高硬度材の曲面加工、ポケット加工、ヘリカル加工、溝削り加工があげられている。
 サイズはφ6(R3)〜φ12(R6・0)の4型番。標準価格は税抜1万2200円(φ6)〜3万400円(φ12)で、初年度販売目標を3000万円としている。

ダイジェット工業
9月中間連結決算

 ダイジェット工業が10月29日発表した2015年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比1・5%の増収となったが、収益面では原材料価格の変動が影響し減益となった。
 連結売上高は前年同期比1・5%増の50億1200万円で、このうち国内販売は焼肌チップの販売伸び悩みが影響し同0・2%減の28億2200万円、輸出は北米向けを中心に堅調に推移し同3・8%増の21億8900万円となった。この結果、連結売上高に占める輸出の割合は、前年同期に比べ1・0ポイント増加し43・7%となった。製品別では、焼肌チップが前年同期比13・3%減の6億5200万円、切削工具が同4・2%増の35億9800万円、耐摩耗工具が同4・5%増の7億5200万円となった。
 一方、連結営業利益は前年同期比8・0%減の2億6300万円となり、経常利益は同0・1%減の2億6700万円、当期純利益は同20・1%減の1億7600万円となった。
 通期の連結業績予想は据え置いた。

好評の座ぐり加工用ドリル
「タイラードリル」サイズ拡張

 ダイジェット工業は、好評発売中の座ぐり加工用ドリル「タイラードリル TLDM形」に、φ3〜φ12までの0・1ミリとびサイズを追加し、11月25日発売する。
 「タイラードリル TLDM形」は、傾斜面への穴あけ・座ぐり加工や交差穴加工において、下穴なしでも安定した加工が可能なドリル。広い溝形状のため切り粉処理性に優れ、また先端角を180度フラットにすることによりエンドミルでの座ぐり加工に比べ安定かつ高精度な加工ができる。
 また、薄板の穴あけ加工において通常のドリルよりバリの発生が少ないのも特長。他社製品に比べ切削抵抗を約2割低減し、さらにプリハードン鋼の加工でも長寿命を実現した。
 既存のφ3〜φ14まで29型番に、今回φ12まで0・1ミリとびの66型番が追加され、全95型番と大幅にサイズ拡張された。加工深さは工具径×2倍まで。
 主な用途として、炭素鋼、プリハードン鋼、工具鋼、ステンレス鋼、鋳鉄、アルミ合金の座ぐり・穴あけ加工があげられている。
 標準価格は税抜5670円(サイズφ3・1)から。初年度販売目標を全サイズで3000万円としている。

最新のゴム・プラスチック製品・技術が集結
『川島ベストパートナー展示会』開催
17社から、今、注目の製品が集結
11月19日(木)ウインクあいちにて

 工業用ゴム・樹脂・プラスチック製品販売の川島商事(社長=川島健一氏、本社=名古屋市熱田区)とその主要仕入先メーカーで構成される「川島ベストパートナー会」主催による『川島ベストパートナー展示会』が11月19日(金)、ウインクあいち(愛知県産業労働センター/名古屋市中村区)で開催される。出展メーカー各社は「省エネ節電」「環境」をテーマに、新製品や新技術を紹介・提案する。
ゴム・プラスチックの
素材・加工の総合展示会

 今回で第4回を数える『川島ベストパートナー展示会』には17社(出展メーカー一覧参照)が出展する。展示テーマには、昨今、市場ニーズの高まりを見せている「省エネ節電」「環境」「新製品」の3つを柱として設定している。前回展(2013年10月開催)では「ゆっくりと展示品を見て、触れて、出展メーカーとも、じっくりと商談ができた」と来場者からは大変好評を得ていたが、今回はさらに会場を広く使い、展示スペース・商談スペースともに更なる充実を図っている。
 2017年に創業100周年を迎える川島商事は、ゴム・プラスチックを主力とした各種設備機器や資材の総合商社だ。大正6年、初代社長の川島勘一氏がベルト販売の小売業を名古屋市中区東田町にてスタート。昭和50年代に入ると独自性を打ち出す方向を模索するようになり、特殊技術を持つ加工会社との連携を広げ、顧客からの細かいニーズに応えた特殊品や難加工品など、ニッチ商品の製作・販売に注力し始める。現在では中部圏内に8つの営業所と、ベルト加工工場(セントラルゴム工業)、物流センターを有し、業容の拡大と生産能力を増強。ゴム・プラスチック販売と併せ、素材の加工から組み立てまで対応した、総合力での営業を強化している。
 そんな流れのなか、同社と仕入先メーカーが協力して『川島ベストパートナー展示会』が2009年からスタートした。以降、隔年で開催されており、今年で4回目を数えることとなる。
販路拡大はもちろん、新製品を生むきっかけにも
 「今は、高精度で、かつ製作するにも特殊な素材や技術が必要となる商品が求められていますし、日々高度化するニーズに対応するため、素材や技術も目まぐるしく進化を続けています。お客さまからのお話を伺っていると、こちらが思いもつかなかった発想と出会い、それが新しい技術開発や製品開発へのヒントとなっているのです。この展示会が出展メーカーさまとお客さまの出会いの場となり、ご来場くださった皆さまにとって販路拡大や、より良いモノづくりのきっかけとなるお手伝いができれば幸いです」と、同展示会への想いを語ってくれたのは、社長の川島健一氏だ。
 「川島ベストパートナー会」とは、川島商事が顧客からのリクエストや相談された高度なオーダーに応えるために、さまざまなバックアップ体制を整えている仕入先メーカーで構成される会である。その名の通りベストパートナー£Bとともに開催するこの展示会では、新たな製品や技術を生み出すきっかけとなる話題≠竍出会い≠提供してくれる。
川島商事ブースにも要注目だ!
 これまでに顧客からのオーダーで製作した特殊加工品などを多数展示するという川島商事独自の出展ブースもぜひ注目したい。通常では紹介が難しい、ゴム・プラスチックなどの素材を使用した、高度で細密な加工技術や成形・切削品などの展示を通して、最新情報を披露する。
来場者に抽選で素敵なプレゼントが当たる
 『川島ベストパートナー展示会』では、来場者に抽選で「空気清浄機能付き掃除機」などが当たるほか、従来通り来場者全員プレゼントとしてクオカードも用意されている。同展示会は11月19日(金)10時〜17時、場所はウインクあいち8階にて開催される。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがだろうか。
出展メーカー一覧
(50音順)
・旭有機材工業・アンレット・エーアンドエーマテリアル・カナフレックスコーポレーション・クオドラントポリペンコジャパン・三機工業・シーケー金属・潤工社・積水化学工業・中興化成工業・東拓工業・トヨックス・西日本バンドー・日立金属商事・三菱樹脂・三菱電機住環境システムズ・川島商事
開催にあたって
川島商事社長
川島健一

 平素は川島商事に対し格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。弊社は、工業用ゴム・プラスチック製品の販売を基盤とし、常にお客さまに満足いただける商品の提供を使命と信じ、商社という枠を取り外した企業になるよう努めております。
 日々進化しつつある高い要求にお応えできるよう、国内外で匠の技を持つ職人の方々や加工工場の情報収集や連携先を広げ、さまざまな加工やアッセンブリ―をすることにより、自動車・半導体・食品・医療・建設・土木など、さまざまなモノづくりのお手伝いをしております。
 例えば医療向け特殊精密フィルム材の成形や、半導体向けの精密樹脂切削加工品の製作、金属製の部品から耐熱・耐薬品・耐摩耗性に優れたゴム・プラスチック部品への代替えや組み合わせなど、さまざまな情報を通じてご提案をし、お客さまのニーズに合わせた商品や部材の提供を行っております。
 『川島ベストパートナー展示会』は、モノづくりに携わるすべての方々にぜひご覧いただき、積極的な情報交換・商談の場として活かしていただければと存じます。私ならびに社員一同、皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。

19件の研究開発助成と
10件の国際交流助成行う
大澤科学技術振興財団 平成27年度助成費贈呈式

 公益財団法人大澤科学技術振興財団(理事長=大澤輝秀氏・オーエスジー会長)は、10月26日午後3時30分よりオーエスジーアカデミー内のゲストハウス(愛知県豊川市一宮町宮前149)において、平成27年度助成費贈呈式を行った。
 今年度は、19件の研究開発助成と10件の国際交流助成を行い、助成金の合計は3518万円となった。
 平成3年7月18日に設立された同財団は、日本のモノづくりを支える科学技術の振興に寄与したいという趣旨から、主に金属等の機械加工に関する生産工学及びその基礎となる理工学の分野における国内の大学・研究所等、非営利の研究機関に所属する研究者に助成を行っている。
 設立来25年間の研究開発助成は300課題、国際交流助成は241件にのぼり、助成累計額は5億7213万9000円に達している。
平成27年度研究助成費受賞者
研究開発助成

 @「回動ワイヤガイドを用いたワイヤ放電ミーリング法による機能性セラミックスの形状加工」
▽筑波技術大学・産業技術学部 助教 後藤啓光氏  
 A「電場を利用した酸化物セラミックスの低温・高速超塑性加工技術の開発」
▽物質・材料研究機構・セラミックス材料グループ 主幹研究員 吉田英弘氏
 B「ナノ多結晶ダイヤモンド工具によるSiC製ガラス成形金型加工の研究」
▽理化学研究所・大森素形材工学研究室 専任研究員 片平和俊氏
 C「PCDエンドミル工具による冷間鍛造用超硬金型の直彫り加工に関する研究」
▽日本工業大学・工学部 准教授 二ノ宮進一氏
 D「超硬合金への赤外線加熱ラジカル窒化処理」
▽千葉工業大学・工学部 教授 坂本幸弘氏
 E「逐次成形法の知見を統合するための知的な複合加工機の開発」
▽木更津工業高等専門学校・電子制御工学科 助教 関口明生氏
 F「機械加工材の表面残留応力および塑性ひずみのマイクロスケール分解能分布計測技術の開発」
▽中央大学・理工学部 准教授 米津明生氏
 G「マイクロスケール医療機器開発のためのチタニウム合金微細加工技術の開発」
▽新潟大学・工学部 教授 安部隆氏
 H「レアメタルフリー超硬質ナノ複相構造膜の創製」
▽富山大学・芸術文化学部 教授 野瀬正照氏
 I「ダイヤモンドの超高速成長技術の開発」
▽金沢大学・理工研究域 准教授 徳田規夫氏
 J「骨に近い低弾性率を有する超弾塑性ベータ型チタニウム合金の微細・高品位加工技術の構築に関する研究」
▽金沢工業大学・工学部 教授 加藤秀治氏
 K「不均一被覆の残留膜ひずみを利用したナノベルトのゼンマイ形成」
▽名古屋大学・工学研究科 助教 徳悠葵氏
 L「水素フリーDLCオーバーコートによるダイヤモンドコート工具の性能向上」
▽豊橋技術科学大学・電気電子情報工学系 教授 滝川浩史氏
 M「転動体を用いた軸受・案内要素における接触熱抵抗に関する研究」
▽豊田工業大学・機械システム分野 教授 武野計二氏
 N「高耐酸性部分導電皮膜を有する電着工具用ダイヤモンド砥粒の開発」
▽立命館大学・総合科学技術総合研究部 准教授 張宇氏
 O「大気圧プラズマプロセスをベースとしたパワーデバイス用大口径単結晶ダイヤモンド基板の高能率ダメージフリー平坦化・平滑化プロセスの開発」
▽大阪大学・附属超精密科学研究センター 准教授 山村和也氏
 P「超ナノ微結晶ダイヤモンド膜の切削工具への応用」
▽九州大学・総合理工学研究院 准教授 吉武剛氏
 Q「立方晶AIBNナノ微結晶膜の成長とハードコーティングへの応用」
▽久留米工業高等専門学校・電気電子工学科 助教 吉田智博氏
 R「石英板を用いたCBN工具性能の高度化技術の開発」
▽熊本大学・先進マグネシウム国際研究センター 教授 峠睦氏
 以上、19課題
国際交流助成
 @第17回機械、航空および生産技術に関する国際会議(イギリス)
▽奈良工業高等専門学校・機械工学科 教授 和田任弘氏
 A第17回材料の強度に関する国際会議(チェコ共和国)
▽豊橋技術科学大学・工学部 教授 福本昌宏氏
 B第13回チタンに関する国際会議(アメリカ)
▽神戸大学・工学研究科 助教 菊池将一氏
 C光学部品加工会議2015(アメリカ)
▽千葉工業大学・工学部 教授 瀧野日出雄氏
 D第4回ナノトゥディ会議(アラブ首長国連邦)
▽北海道大学・工学研究院 教授 米澤徹氏
 E第7回高強度低合金鋼に関する国際会議(中国)
▽長野工業高等専門学校・機械工学科 教授 長坂明彦氏
 F第65回国際生産加工アカデミー総会(南アフリカ)
▽金沢大学・理工研究域 助教 小谷野智広氏
 G国際先端砥粒加工シンポジウム2015(韓国)
▽防衛大学校・システム工学群 教授 由井明紀氏
 H国際先端砥粒加工シンポジウム2015(韓国)
▽一関工業高等専門学校・機械工学科 准教授 原圭祐氏
 I国際先端砥粒加工シンポジウム2015(韓国)
▽岐阜大学・複合材料研究センター 特任教授 深川仁氏
以上、10件

鋳鋼生産11か月連続前年割れ
鍛鋼の増加傾向も一段落
日本鋳鍛鋼会 8月の鋳鋼・鍛鋼生産実績

 一般社団法人日本鋳鍛鋼会が10月15日に発表した、鋳鋼(全国74工場)、鍛鋼(同18工場)の平成27年8月分の生産実績は、鋳鋼が前年同月比6・4%減の1万2099トンとなり11か月連続して前年を下回った。鍛鋼は同7・3%減の4万6053トンとなり2か月連続して前年を下回った。
 前月比は、8月に大型連休があったこともあり、鋳鋼6・7%減、鍛鋼14・0%減といずれも減少した。
 同会によると、鋳鋼の生産は、主力の建設機械・船舶向けに力強さがなく、特に建設機械向けの減少が継続し、資源価格下落により鉱山開発が停滞していることから、回復の見込みが立たない状況。船舶も微減と下支えには至っていない。前月同様ポンプ向けなど一部の機種は増加しているが、全19機種中14機種が前年割れと鋳鋼全体の地盤沈下は止まらず、むしろ減少傾向が加速しているとの見方もできるとしている。
 鍛鋼については、自動車向けが牽引しているが、国内四輪車の生産停滞を受けてマイナスとなっている。これに関連して型用鋼も減少し、鋳鋼同様前年割れの機種が増えてきている。これまで減少していた発電用機器はプラスとなっているが、今後の動きを含め楽観視はできないという。鍛鋼も今年に入って、増加傾向が一段落した様相を示しており、同会では今後我慢の時期が来るのかどうか等、動向を見極めたいとしている。

第11回切削加工ドリームコンテスト
DMG森精機 受賞作品決定

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区名駅2-35-16)が開催した「第11回切削加工ドリームコンテスト」の受賞作品が発表された。
 切削加工ドリームコンテストは、日本国内において切削加工に携わり、切削型工作機械を使用している企業および学校、研究機関を対象に、切削加工業界全体の技術・技能の交流と向上を目的として、毎年1回開催される。
 今年は、審査委員長の慶應義塾大学教授・工学博士の青山英樹氏をはじめ、審査委員に大学教授4名を迎え、厳正なる審査の結果、全応募作品の中から、製品部品加工部門6点、試作・テスト加工部品部門4点、金型・造形加工部門4点、微細加工部門4点、アカデミック部門5点の受賞作品が決定した。
 表彰式は11月9日に同社東京グローバルヘッドクォータで行われ、受賞者には賞状と賞金が贈呈された。また、東京グローバルヘッドクォータでは11月9〜13日の間オープンハウスが開催され、期間中、全応募作品の展示が行われた。
  受賞作品
【製品部品加工部門】
・金賞=「削出し180度エルボ」野田金型(大阪府高石市)
・銀賞=「シャフト」石山ネジ(神奈川県横浜市)
・銅賞=「多数角ネジ加工の新工法(ロボット旋回部 減速機)」カドワキ(茨城県日立市)
・銅賞=「SUSフレーム」湘南オートカット工業(神奈川県藤沢市)
・技能賞=「リボンガイド」小川鉄工所(滋賀県犬上郡)
・アイディア賞=「サクソフォン・マウスピース」日双工業(京都府宇治市)
【試作・テスト加工部品部門】
・金賞=「メッシュフィルター付T字ジョイント」長坂(愛知県刈谷市)
・銀賞=「放電加工用グラファイト微細電極」イビデングラファイト(愛知県高浜市)
・銅賞=「バランス」太陽ゴム工材(長野県上田市)
・技能賞=「セラミックロングボルト」ほさか工業(神奈川県藤沢市)
【金型・造形加工部門】
・金賞=「ミルククラウン」野田プラスチック精工(愛知県小牧市)
・銀賞=「大きなステント」アキヤマエヌシーテープセンター(静岡県富士市)
・銅賞=「フィギュア(趣味)」鬼頭精密工業(岐阜県山県市)
・アイディア賞=「不可能立体」仙北谷(神奈川県横浜市)
【微細加工部門】
・金賞=「折鶴」野田プラスチック精工(愛知県小牧市)
・銀賞=「ガラス深穴」信栄テクノ(東京都大田区)
・銅賞=「極薄フィン加工」信栄テクノ(東京都大田区)
・銅賞=「0・25ミリ×0・25ミリ福沢諭吉翁肖像」サークルアンドスクエア(大阪府大阪市)
【アカデミック部門】
・金賞=「中央ダイス」埼玉県立中央高等技術専門校機械制御システム科(埼玉県上尾市)
・銀賞=「インデューサのモデル」大阪工業大学工学部機械工学科精密工学研究室(大阪府大阪市)
・銅賞=「ナノスケール微細軸」京都工芸繊維大学機械工学系マイクロ・ナノ加工学研究室(京都府京都市)
・アイディア賞=「日本蝮(マムシ)」東京農工大学大学院工学研究院先端機械システム部門中本研究室(東京都小金井市)
・芸術賞=「チェスセット」中国職業能力開発大学校生産技術科(岡山県倉敷市)

最新鋭超大型5軸加工機
DMC 340 FD
DMG森精機 伊賀事業所に2台導入

 DMG森精機は、同社伊賀事業所に最新鋭の大型5軸加工機DMC 340 FDを2台導入した。
 伊賀事業所は、Industry4.0に対応した生産体制を実現する最新鋭の設備を備えている。DMC 340 FDなどの大型機と、ツールプリセッタやパレットプールなどの自動化システムを構築する周辺機器との間をネットワークでつなぎ、同社独自開発の組込みソフトウェアで制御して、工具や加工スケジュールなどの情報を一元管理している。
 DMC 340 FDは、同社のグループ会社であるドイツDMG MORI AKTIENGESELLSCHAFTのフロンテン工場で生産しているパレットチェンジャ付の大型5軸加工機で、ダイレクトドライブ技術を搭載した最高回転速度120 min−1のターニングテーブルを搭載しており、旋削とミーリングの複合加工が可能。例えば、5面加工機と立形旋盤を使用して別々に加工していたワークを工程集約し、DMC 340 FD1台だけで完成することができる。
 オプションで主軸最高回転速度12000mni−1、最大出力52kW、最大トルク430N・mの主軸を搭載しており、航空機部品や船舶部品、工作機械ベッドなどの大物ワークを高能率に加工する。
 主軸最高回転速度6300min−1、最大出力44kW、最大トルク1550N・mのギヤボックス主軸ユニット「5X-torqueMASTER」もオプションにて搭載可能。
 機械構造には、高剛性の3点支持一体型ベッドを採用。静的精度の経年劣化を抑制することができるため、5面加工機特有の煩雑なジャッキ調整作業の頻度を削減し、作業者の負担を軽減する。
 伊賀事業所では、5面加工機を使用していたが、5面加工だけでなく、同時5軸加工による工程集約が可能なDMC 340 FDを導入することにより、生産性が大幅に向上する。
 従来の5面加工機は、カバー無しの設計で切りくずや折損した工具刃先が飛散する懸念があった。また、小径ロングやアングルタイプのアタッチメント主軸では構造上、最高回転速度の制約もあったが、DMC 340 FDは、フルコンプリートカバー設計により、安全面でも向上するとともに、従来機では難しかったセラミック工具を用いての高速主軸による鋳物の高速加工を行うことができるため、実切削時間を短縮できる。
 またDMC 340 FDは、傾斜ミーリングヘッドを有しているため、アタッチメント交換が不要で、60/30/40m/min(X/Y/Z軸)の早送り速度による高速な工具交換と合わせて、非切削時間を大幅に短縮している。
 機械性能の向上と非切削時間の短縮により、従来の5面加工機と比較した場合、トータルの加工時間を約49%削減することができたという(同社製CNC旋盤のベッドを加工した時の比較)。
 日本国内で、DMC 340 FDが稼働しているのは伊賀事業所のみとなり、実際の生産に使用されている設備機であると同時に、高能率・高精度加工を実際に見ることができる展示機にもなっている。
安城営業所を開設
岡谷機販
 機械・工具の専門商社岡谷機販(社長=植田誠次氏、本社=名古屋市中川区富船町4-1岡谷富船物流センター2階)は、さらなる機動力アップを図るため、愛知県安城市に安城営業所(所長〓江津由兼氏)を新たに開設し、10月1日より営業を開始した。
 【安城営業所】
▽住所=〒446-0059 愛知県安城市三河安城本町2丁目11番7 錦見ビル5階
(JR三河安城駅より徒歩10分)
▽電話=0566-73-5361
▽FAX=0566-73-5253

つぶやき草子
生涯「最後の旅」
児玉興業会長 松田 謙三 氏

 暑さ寒さも彼岸までの言葉通り10月に入りますと朝夕めっきり涼しさを増し、年間を通じて最も過ごし易い好時節を感じます。私は若い時には海水浴等、夏のレジャーを家族で楽しんで参りましたが、年を重ねた現在では、数年前の月曜会部会サイクリングで世話人・渡辺先生のご案内で京都の神社仏閣めぐりを楽しんだのが私の最後の旅となりました。
 現在の様な交通手段の無い時代に全国をほとんど徒歩で旅をしながら俳諧を革新、大成をなした松尾芭蕉と、50才で隠居後、地学者の高橋至時に学びながら日本全土を歩き日本初の実測地図・大日本沿海輿地全図を作成した伊能忠敬を思い、収集した松尾芭蕉の奥の細道シリーズ(スタンプ帳)と伊能図完成180周年を記念した金メダルセットを参照しながらエッセーをいたしました。
 松尾芭蕉の有名な奥の細道の冒頭に「月日は百代の過客にして、行かふ年もまた旅人なり。舟の上に生涯を浮かべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖(すみか)とす」
 奥の細道は芭蕉が晩年、東北地方を5ヶ月あまりかけ六百里(2400キロ)を旅したときの句集であります。松尾芭蕉は九州へと向かう途中、大阪で50才の生涯を終えます。芭蕉忌は10月12日ですが、その辞世の句に「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」と旅の半ばで倒れても尚「野をかけ廻る」夢を見る芭蕉に頭が下がります。
 やや年代が下がりますが、同じ江戸時代に日本全国を徒歩で旅をし日本最初の実測地図を作成した伊能忠敬。50才で測量を学び5年後、蝦夷地(北海道)を測量し、その後も17年の歳月をかけて全国を歩いて日本地図を完成、71才の生涯を終えた伊能忠敬に鷲きです。
 平均寿命80才を超えた現在は60才でも若い若いと言われ、人生50年とされた時代に今その忠敬と同じ年頃の方々がその様な情熱を持ち続けられるか果たして可能か!

高橋一成氏(平野設備工 業 所)が優勝
顧客、仕入先など180名が参加
イトウ 第16回ボウリング大会開催

 管工機材・住宅設備機器の専門商社イトウ(社長=伊藤辰之氏、本社=名古屋市北区彩紅橋通1‐1‐12)は、10月3日午後6時30分より名古屋市千種区の星ヶ丘ボウルにおいて「第16回ボウリング大会」を開催した。ボウリング場の全レーンを貸切りにして、同社の得意先・仕入先ほか社員も含め総勢約180名が参加し熱戦を繰り広げた。参加申込みが例年より多く、イトウの社員30名ほどはプレーをせずに裏方の運営スタッフとして活躍した。
 このボウリング大会は、同社が取引先への日頃の感謝を込めて毎年行っている恒例行事で、今回が16回目。今年は8月に本社新社屋が完成し、大会テーマを『新天地での本気の挑戦!!』とした。
 はじめに伊藤社長が大会参加へのお礼を述べた後「今年から新しい事務所に移転することができまして、新たな気持ちで取り組んでまいります。本日は、皆さん健闘していただきたいと存じます」と挨拶。続いて前回優勝者の今村俊弘氏(今村総合設備)が始球式を行った。
 大会は男女混合個人戦による2ゲームトータルのピン数で順位が決められ、競技の結果、高橋一成氏(平野設備工業所)が352ピンで優勝に輝いた。
 ゲーム後は立食パーティーと表彰式が行われ、各賞受賞者に伊藤社長から賞品が手渡された。
 上位入賞者は次の通り(敬称略)。
▽優勝=高橋一成(平野設備工業所)352ピン
▽準優勝=田口光伸(冨士機材)346ピン
▽3位=山本英樹(伊藤設備)340ピン
▽4位=山根典彰(旭日産業)331ピン
▽5位=中村哲也(橋本総業)330ピン
▽ハイゲーム=藤崎進(川本第一製作所)191ピン

秋晴れのもと、25名が腕競う
優勝は福山敦史氏(アカギ)
三重県管工機材商業組合 平成27年度製販親睦ゴルフ会

 三重県管工機材商業組合(理事長=大戸純夫氏・大戸社長)は10月6日、三鈴カントリー倶楽部(三重県鈴鹿市)において平成27年度製販親睦ゴルフ会を開催した。
 今年は正会員11名、賛助会員14名の合計25名が参加。ゴルフ日和のなか爽快なプレイを満喫し、福山敦史氏(アカギ)がネット73・6で優勝した。
 ラウンド終了後、パーティールームで懇親会と表彰式が行われた。「ブービー賞」「大波賞」「小波賞」「ニアピン賞」などの発表に続き、グロス83(ハンデキャップ8・4)の記録を打ち出した村瀬純一氏(オンダ製作所)が連続の「ベストグロス賞」に輝いた。会場は拍手と歓声が沸き、大盛り上がり。その後は当日のスコアのこと、ビジネスのことなどを話題になごやかな懇親の夕べとなった。
 【上位入賞者】(敬称略)
▽優勝=福山敦史(アカギ)N73・6H14・4
▽2位=伊藤嘉恭(伊藤管材商店)N74・2H16・8
▽3位=村瀬純一(オンダ製作所)N74・6H8・4

ジュニアー会ゴルフコンペ
高田研至氏(井高社長)が優勝
あおい会と合同で開催

 ジュニアー会(幹事長=安井文康氏・錦興業社長)は9月26日、ぎふ美濃ゴルフ倶楽部(岐阜県美濃市)において、OBでつくる「あおい会」から参加の5名を合わせ計11名でゴルフコンペを行った。優勝は高田研至氏(井高社長・あおい会)。
 プレイ終了後はパーティーと表彰式が行われ、入賞者には賞品と温かい拍手が贈られた。
 【上位入賞者】(敬称略)
▽優勝=高田研至(井高)N70・4H21・6
▽準優勝=熊田誠司(久満田商会)N71・4H21・6
▽3位=山本員彰(センサスヤマモト)N73・2H16・8