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2014年(平成26年)5月
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2014年5月4・11(日) 2525・2526号
理事・監事など12名を承認
新理事長に水谷彰宏氏(東亜機工)
三重県機械工具商組合 第4回通常総会を開催

 三重県機械工具商組合は4月16日午後5時よりプラトンホテル四日市において第4回通常総会を開催し、審議の結果、全議案を原案通り承認可決した。役員改選では、正会員と賛助会員から選出された理事9名と監事2名、顧問1名を承認。新理事長に水谷彰宏氏(東亜機工社長)が就任した。
 総会は山田理事(コジマ・フジ通商社長)の司会で進行され、冒頭、中村理事長(ナック会長)が「1期2年間、理事長職を務めさせていただきました。私自身は力不足でしたが、各理事の皆様方にしっかりと進行していただき、すべての行事が上手く進んだかと思っています。今年度から、また新しい体制になるとの話も出てきています。この数年、世の中が非常に変化をしました。年配の我々の考えでは、なかなかついていけない。機械工具も40年前に教えてもらった商いが、あまり通用しない時代になってきたという感じがします。一抹の寂しさも覚えますが、変化に対応していかなければなりません。本日は色々と議題がありますので、慎重審議の程をよろしくお願いいたします。最後に、この2年間本当にありがとうございました」と挨拶。
 司会者より会員75社中、出席55社と委任状19社で総会が成立すると宣言された後、中村理事長を議長に選出して議事に入った。
 審議の結果、第1号議案=平成25年度事業報告、第2号議案=平成25年度会計報告及び監査報告を全会一致で承認可決した。
 第3号議案=会則変更・新年度役員報告は、会則第10条に関して副理事長と監事をそれぞれ1名から2名に増員することを承認可決。任期満了に伴う役員改選では、新役員案が示され全会一致でこれを承認した。
 第4号議案=平成26年度事業計画(案)、第5号議案=平成26年度収支予算(案)については、原案通り全会一致で承認可決した。
 第6号議案=その他の件では、キッツ、ミツトヨの2社の新入会を承認し、芦川副理事長(タイセー社長)の閉会の辞で総会を終了した。
 総会後の懇親会では、水谷新理事長が就任の挨拶を行い「前中村理事長から重責を引き継ぐことになりました。今回、理事が二人新たに加わり、若返ったメンバーを指導していただく形で重鎮の方には監事ほかの役員で残っていただきました。三重県の市場は、三重県の工具商社でしっかり守っていきたい。会員相互にコミュニケーションをとって、組合が皆様のお力をお借りして益々発展できるようにしてまいりたい」と決意を述べた。
 小倉理事(日伝鈴鹿営業所長)の乾杯音頭で開宴し、門脇副理事長(門脇商店社長)の中締めで盛会のうちに終了した。
 【新役員】
▽理事長=◎水谷彰宏氏(東亜機工)
▽副理事長=芦川弘樹氏(タイセー)、◎門脇匡伸氏(門脇商店)
▽理事=山田浩氏(コジマ・フジ通商、事務局兼務)、水野隆次氏(共栄商会、総務)、※大津裕史氏(大津屋)、平井宏幸氏(平井マシンツール)、藤本忠信氏(山善四日市支店)、※小倉貴志氏(日伝鈴鹿営業所)
▽監事=◎能登谷忠興氏(能登谷商店)、◎棚橋雄彦氏(タナハシ機工)
▽顧問=◎中村信通氏(ナック)
※新役員、◎役職の変更

総会は5月27日開催決定
恒例の正会員ゴルフ会も実施
三重県管工機材商業組合 第1回理事会

 三重県管工機材商業組合(理事長=田中邦洋氏・五光商會会長)は、4月17日午後5時より、四日市駅前の四日市都ホテルにおいて、平成26年度第1回理事会を開催。通常総会を5月27日に四日市都ホテルにて開催と決定した他、平成26年度事業計画案を立案した。
 審議、承認された議案は次の通り。
▽第1号議案=平成26年度通常総会議案の件
 5月27日午後5時より総会、午後6時より懇親会を四日市都ホテルにて開催。尚、当日午前中は、名四カントリークラブにおいて正会員ゴルフ会を開催。
【ア】平成25年度事業報告
【イ】平成25年度会計報告
 事業ならびに収支報告を承認し、来る5月開催の通常総会に諮る。
【ウ】平成26年度事業計画案
 立案された事業計画は以下の通り。
@理事会(年数回開催)
A正会員ゴルフ会(総会時に名四カントリークラブにて開催)
B製販親睦ゴルフ会(10月2日開催予定)
C新年賀詞交歓会(平成27年1月13日四日市都ホテルにて開催予定)
【エ】平成26年度収支予算案
 事業計画案に基づき立案。ほぼ前年通りになる模様。
【オ】総会の役割分担の件
《総会》
○司会、開会の辞=双和理事(協成四日市営業所長)
○閉会の辞=杉山副理事長(杉山機工社長)
《懇親会》
○司会=双和理事
○開会の辞=杉山副理事長
○乾杯=相宮監事(安田三重支店長)
○中締め=一色理事(一色商会社長)
▽第2号議案=退会会員の承認について
 賛助会員であるスリーボンド四日市支店が、組織変更に伴う支店廃止により退会届を提出。承認された。

共同購入品 全品目見直しへ
時代に合わせて検討
一宮機鋼組合 平成26年度通常総会開催

 一宮機鋼組合(会長=坂倉幹和氏・コーワ精工販売会長)は4月12日、昨年に続き囲炉裏会席と樹氷の宿「不動温泉 華菱」(長野県下伊那郡阿智村)を会場に、全組合員出席の下、平成26年度通常総会を開催した。
 当日は午後2時前に組合員の油伝商店駐車場(愛知県一宮市)を出発。3時半に会場のホテルに到着した。
 総会は4時から同ホテルの会議室にて小木曽幹事(小木曽鋼機社長)の司会進行で行われ、冒頭、坂倉会長が挨拶で「本日は遠い所ご参加いただきまして、誠にありがとうございます。昨年を振り返りますと、アベノミクスの関係で円安、株高となり、経済の方は多少明るさを増してきたように思われます。しかし、円安になって日本からの輸出が大幅に増えたかというと、そうではありません。返って、鉄鋼とか、携帯電話や家電製品は輸入が増えて、日本の経済には原料高もあり少しマイナスな面も感じられる。我々の業界を見ますと、海外に生産拠点を移転した企業がある程度戻ってくるのではという楽観的な見方をするところもありました。また、円安によって海外へ出て行った仕事が戻ってくるとの淡い期待をしておりましたが、どうもそうではなさそうだということです。機工業界においても昨年全国大会が愛知県(名古屋)であり、そこでの話にあったように、インターネットでの商売の拡大や大手商社の直販により、我々の業界は大変厳しい状態に置かれているのではないかと思っております。この厳しい中でも一宮機鋼組合としては、なんとか頑張っていかなければなりません。先だって開催した役員会で、共同購入について、これまでの内容(商品構成等)を考え直してはいかがかとの意見が出ました。時代にそぐわない商品もあり、この際ですので皆さんのご了解を得た上で、新しい商品をもう一度開拓して、その商品を組合で勉強しながら新しい形を見つけていきたいと思っております。よろしくご審議のほどをお願いいたします。近江商人の言葉に『三方よし』というのがあります。『売り手よし、買い手よし、世間よし』。私たちの組合も、インターネットや直販で厳しい状況にはありますが、お客様とのネットワークを利用して三方よしの精神で頑張っていければ、必ず道は開けると思いますので、皆さんと手を取り合って一生懸命頑張ってまいりたいと存じます」と述べた。
 坂倉会長を議長に選出して議事に入り、平成25年度会計報告を近藤氏(油伝商店社長)が、監査報告を片山副会長(片山機材専務)がそれぞれ行い、満場一致で承認された。
 続いて、年間仕入ベスト3社の表彰が行われ、1位=油伝商店、2位=大崎機工、3位=石川工具が表彰された。
 役員改選では、坂倉会長、片山副会長、石川副会長(石川工具社長)の全員が留任。
 平成26年度事業計画案は、原案通り承認された。主な事業は次の通り。
▼献血 5月に油伝商店駐車場にて(一宮金物組合と合同)
▼勉強会 年2回
▼家族会 6月
▼忘年会 12月
 また、共同購入品については現行の商品を見直し、新しい形態で考えていくことが承認された。
 祝辞を弊紙岩田が述べ、総会を終了した。
 総会後は懇親の場となり、和やかな雰囲気の中で親睦を深めた。
 翌日は観光を行い、寒天のトップメーカー伊那食品工業の「かんてんぱぱガーデン」と、地ウイスキーの中でも西の雄と言われる「マルスウイスキー」の長野県駒ヶ岳山麓にある信州マルス蒸留所を見学した。

愛知県管工事業協同組合連合会と
愛知県管工機材商業協同組合
災害時資材提供協定締結

 愛知県管工事業協同組合連合会(以下、愛管連会長=鏡味栄男氏・カガミ工業社長)は、災害発生時における復旧作業ネットワークを一層強化するため、愛知県管工機材商業協同組合(以下、管工機材組合 理事長=小川信氏・山信社長)と、「災害時における資材提供に関する協定」を、4月15日午後4時半より、名古屋市中区の水道会館において調印した。
 調印式には愛管連から、鏡味会長、中根鍵治副会長(中根管工社長)、井田時千代副会長(中部管工事工業社長)、垣見栄三専務理事ら4名、管工機材組合から小川理事長、植田慎一郎副理事長(ウエダ社長)、大藪淳一副理事長(大清社長)、阪尾知治事務局長ら4名が出席した。
 協定内容は、地震、水害、その他の災害事変等の発生により被災した水道施設及び給排水設備の応急復旧に要する資材を、管工機材組合の正会員企業(89社)が、愛管連に加盟する企業(1023社)へ提供することにより、被害の拡大防止と被災施設等の早期復旧を図ることを目的とするもの。協定締結期間は1年間で、以降1年ごとに更新する。
 今回の協定調印により、愛管連正会員は、愛知県での災害発生時に、管工機材組合正会員の中から、被災地域に適合する資材を保有する企業、事業所へ直接資材提供を要請し、全面的に協力を受ける事ができる。
 調印の席で挨拶に立った愛管連の鏡味会長は「この地域は南海トラフ地震の被害予想が内閣府や名古屋市から発表されています。1000年に一度と言われる程の大きな被害が起きると言われ、他にも100年周期に起きると言われている東南海地震など、いつ発災してもおかしくないと言われるこの時期に、愛知県管工機材商業協同組合様からご提案いただき、災害時の資材提供協定が調印できた事に大変感謝しております。“起きてからどうする?”ではなく、“起きる前にどうする?”という精神で、今後活動して参りたい」と感謝の念と共に抱負を述べた。
 引き続き挨拶に立った管工機材組合の小川理事長は「災害が起きてしまった時、我々の使命は、ライフラインをいかにして守り、迅速に復旧させるかという事だと思います。これらは愛管連様、そして管工機材組合にとって社会的責任だと自負しております。発災してしまった場合、我々が一致協力し、迅速にそして最小限の被害に抑えられる様にしていかねばならないと思っております」と述べ、協定書への調印と、両組合の会員名簿を交換。そして固い握手を交わし、今後一層の協力体制を誓った。

前回展を上回る6万7132名が来場
「2014中部パック」盛況
講演会やセミナーも人気

 包装・食品・物流機械・関連機器、包材、食材等の総合展「2014中部パック」(主催=一般社団法人中部包装食品機械工業会)が4月9日から12日までの4日間、『極める‐食と包装の最前線』をテーマにポートメッセなごやで開催された。
 昭和54年の初開催から数えて19回目となる今展には、前回(2012年)を超す224社が出品。昨年は食に関する問題が多く発生し、安全・安心、さらに環境に配慮した出品各社の“極めた”技術による新製品が一堂に展示された。会期中は連日、前回を上回る来場者数を記録し、賑わいをみせた。
 初日は開場前の午前9時45分よりポートメッセなごや交流センターにてオープニングセレモニーが開かれ、名古屋市消防音楽隊の演奏、国歌斉唱に続いて、梅森輝信2014中部パック実行委員長(ゼネラルパッカー社長)が開会を宣言。森岡仙太愛知県副知事、梅森輝信中部包装食品機械工業会会長、渡邊健壱同副会長、村田逸人同副会長によるテープカットで開幕した。
 また、同日午後6時からは名古屋市中村区の名鉄ニューグランドホテルを会場に主催者、出品メーカーらが参加してオープニングレセプションが行われ、主催者を代表して挨拶に臨んだ梅森中部包装食品機械工業会会長は「この中部地方の経済を見ますと、自動車産業が牽引をしており、回復基調と言われています。2014中部パックはお陰様で、出品いただきました企業様、出品小間数とも前回より増加しており、また初めて中部パックに出品される企業様も前回を上回っております。今回のテーマ『極める‐食と包装の最前線』と謳いまして、日々進化し極めていく技術を発表する場として、出品社、来場者の皆様が互いに展示会を通じてビジネスが広がる場にしていただきたいと思っております。中部パックを情報交換の場、また商談の場として位置づけ、大きな成果を挙げられることを祈念いたします」と述べた。
 来賓の紹介に続いて、渡邊中部包装食品機械工業会副会長の音頭で乾杯し、展示会の成功を祈念した。
 会期中、展示会場内には商社やユーザーの他、就職フェアに訪れる学生の姿も多く見られた。
 企業ブースでは食品機械による製造実演も行われ、パンやお菓子の甘い香りが会場を包み来場者は試食を楽しんだ。
 また、前回に引き続いての特別企画「チューピープラザ」〜パックDEマルシェ〜では、旨い・安全・安心のおとうふ「おとうふ工房いしかわ」、江戸時代から変わらぬ製法で大豆と塩のみで二夏二冬じっくり熟成「カクキュー八丁味噌」、こだわりと伝統の味・質の良い高級三河米本みりん「杉浦味淋」、白だしの元祖「七福醸造」など地元の特産品が販売され人気を博した。

4期連続で増収増益
純利益は過去最高
岡谷鋼機 平成26年2月期決算を発表

 岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)は3月31日、平成26年2月期決算を発表、発表後に同社会議室で決算説明会を開催した。
 平成26年2月期の連結業績は、売上高7444億300万円(前期比7・6%増)、営業利益140億2000万円(同22・9%増)、経常利益167億5000万円(同24・9%増)、当期純利益102億4200万円(同17・3%増)となり、4期連続で増収増益、また純利益では過去最高を記録した。
 概況について、ASEANの一部で伸び悩みが見られたものの、米国中心に緩やかな回復基調が続き、日本経済も経済政策や金融緩和により景況感が回復、全体に堅調に推移し増収となったと分析。特に復興事業や土木・建築・内需関連の伸びが顕著であった鉄鋼関連、国内外の自動車向け部品・工具、樹脂原料が堅調の産業資材関連が大きく伸びた。
 事業別に見ると、「鉄鋼」は売上高が3092億円(前期比8・2%増)、「情報・電機」は1553億円(同5・8%増)、「産業資材」2174億円(同10・4%増)、「生活産業」622億円(同0・1%増)となり、全セグメントで対前期比増となった。
 鉄鋼部門は、建機、産業機械、造船向けが伸び悩んだものの、自動車向けが堅調に推移し、土木・建機・内需関連は需要が回復。輸出は、東南アジアにおける中国材の流入などにより厳しさはあるものの、全体的には堅調に推移。主力のタイ向けは減少したものの、中国、台湾、米国向けが伸びてカバーした。
 情報・電機部門は、非鉄金属分野で、原材料が国内の需要低迷により減少したものの、電子部材の海外向けが堅調に推移。エレクトロニクス分野も半導体および電子部品を中心に好調。
 産業資材部門では、メカトロ分野、化成品分野ともに国内外の自動車向けに部品・工具、樹脂材料が堅調。また海外向けの自動車設備機械の大型案件などもあり輸出が好調に推移した。
 生活産業部門は、配管住設分野で直需向けが堅調に推移、市販向けも荷動きが回復したが、子会社売却の影響により減少。建設分野では物件が減少。食品分野は水産物の輸入が増加した。
 平成27年2月期の決算予想は、売上高8000億円(前期比7・5%増)、営業利益150億円(同7・0%増)、経常利益170億円(同1・5%増)、当期純利益110億円(同7・4%増)、5期連続の増収増益を目指す。
 配当については、平成26年2月期の期末配当予想を上方修正、1株当たり年間配当は27円となる見込み。
 その他の案件・報告としては、今年5月の総会承認以降、株式の単元株式数を500株から100株に変更、また5株を1株に併合する。
 昨年10月にオランダ支店開設、アジア・オセアニアでは蘇州事務所(中国、同3月)、デルタマス事務所(インドネシア、同)、ハノイ事務所(ベトナム、同8月)、バンナ支店(タイ、同10月)、メルボルン支店(オーストラリア、同12月)を開設。今年も6月にクアラルンプールにマレーシア事務所を開設する。
 このほか社会貢献活動の一環として、今年も7月18日にチャリティーコンサートを愛知県芸術劇場コンサートホールで開催する。
 併せて5月22日付の役員人事も発表された(敬称略)。
 馬場紀彰=新職・管理部門管掌(代表専務取締役、産業資材事業担当、名古屋本店長委嘱は継続)▽岡谷健広=新職・貿易本部長委嘱(常務取締役、鉄鋼事業担当、鉄鋼本部長委嘱は継続)▽服部誠一=新職・取締役名古屋本店副本店長委嘱(旧職・取締役タイ地区担当UAM社長)▽坪内彰彦=新職・取締役タイ地区担当UAM社長(旧職・取締役貿易本部長委嘱)▽勝田匡彦=退任・参与(旧職・代表専務取締役管理部門管掌)
【人事異動(部長クラス)5月20日付】敬称略
 坂井俊司=新職・NaITO代表取締役社長(旧職・東京本店メカトロ部長)

新社長に泉谷清彦氏就任
祖父江工業 社業発展に尽力を誓う

 住宅設備機器販売の祖父江工業(本社=名古屋市中川区澄池町2‐5)は、同社取締役会において、品田泰康代表取締役社長の退任に伴う後任の社長に、泉谷(いずたに)清彦氏を選任。今年4月より新社長に就任した。泉谷社長は「業界を取り巻く環境が厳しさを増す折、責任の重大さを痛感しております。全社員一致団結し、より一層お客様に喜んでいただける会社を目指し、社業発展に全力を尽くす所存です」と抱負を述べた。
 同社は、明治45年「祖父江鉄工所」設立。昭和28年に株式会社化し「祖父江工業」に。平成10年INAX(現LIXIL)へ全株式を譲渡。同社の子会社となり現在に至る。

4月1日付
DMG森精機
人事異動・機構改革

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区)は、4月1日付で次の人事異動と機構改革を行った。
 【人事異動】
 ( )内前職・敬称略
 高山直士=常務取締役 製造・開発・品質管掌兼製造・開発・品質本部長(常務取締役 製造・開発管掌兼製造・開発本部長)
 大石賢司=常務執行役員 購買・物流・IT本部長兼原価管理室長(常務執行役員 情報システム部担当兼購買・物流副本部長兼原価管理室長兼DMG協同開発推進部長)
 前田憲秀=執行役員 製造・開発・品質本部教育担当兼開発管理部長兼DMG協同開発推進部長(執行役員 製造・開発本部教育担当兼開発管理部長)
 北川眞佐嘉[昇格]=DMG森精機テクノトレーディング社長執行役員兼テクノ部長(DMG森精機テクノ部長)
 平手利彦[昇格]=DMG森精機テクノトレーディング常務執行役員兼トレーディング部長兼物流企画部長(DMG森精機トレーディング兼物流企画部長)
 加治敏=東京SC加工技術部長(DMG加工技術部長)
 飯塚益裕=千葉立会検収部長(奈良立会検収部長)
 中田憲孝=奈良立会検収部長(千葉立会検収部長)
 青野茂俊=人事部長(広報室長)
 村田一郎=採用企画部長(人事部海外人事企画室長)
 清田純洋[昇格]=次世代MAPPS開発部長(次世代MAPPS開発部次世代システム開発グループ長)
 畠中雅彦[昇格]=内部監査室長(情報システム部参事)
 波多野雅美[昇格]=広報・展示会部室長(技術広報・展示会部Webグループ担当員)
 【機構改革】
◇直轄
・グローバルマーケティング部を営業本部から転入、広報室と技術広報・展示会部を統合して広報・展示会部とする。
・原価管理室を購買・物流・IT本部へ転出。
・DMG協同開発推進部、品質管理室を製造・開発・品質本部に転出。
◇管理本部
・人事部を人事部と採用企画部に分割。
◇購買・物流・IT本部(購買物流本部より名称変更)
・原価管理室を直轄から転入。
・情報システム部を経理財務本部から転入。
・DMG森精機テクノとDMG森精機トレーディングを合併し、転入。
◇経理財務本部
・情報システム部を購買・物流・IT本部へ転出。
◇営業エンジニアリング本部
・海外アフターサービス部新設。
・グローバルマーケティング部を直轄へ転出。
・技術広報・展示会部を直轄へ転出。
◇製造・開発・品質本部(製造・開発本部より名称変更)
・DMG協業開発部をエコライン開発部に名称変更。
・DMG協同開発推進部、品質管理室を直轄から転入。

人事異動
ヨシタケ 4月1日付

 ( )内前職・敬称略
▽浅田幸男=執行役営業部長(執行役営業副部長)
▽佐藤啓=執行役営業副部長(執行役営業部長)

堀川フラワーフェスティバル2014
「堀川護岸ぴかぴか大作戦」
ケルヒャージャパン 護岸を高圧洗浄機で洗浄

 高圧洗浄機のトップメーカー、ドイツ・ケルヒャー社の日本法人、ケルヒャージャパン(社長=佐藤八郎氏、本社=宮城県黒川郡)の名古屋支店(支店長=籾山兼一郎氏)は、5月9日から開催される、堀川フラワーフェスティバル2014の関連イベント「堀川護岸ぴかぴか大作戦」に参加した。
 4月15日午前9時15分から納屋橋・シャムズガーデンで行われた出陣式には、堀川開削を福島正則に命じた、徳川家康(名古屋おもてなし武将隊)が登場し、籾山支店長らと共に勝鬨(かちどき)の声を上げた。
 このイベントは、地元市民とNPOでつくる堀川フラワーフェスティバル実行委員会が企画し、趣旨に賛同したケルヒャーが社会貢献活動の一環としてボランティアで活動した。
 ケルヒャーの社員が業務用高圧洗浄機を使用し、汚れや藻などで黒ずんだ護岸(広小路通と錦通の間)を4日間かけて洗浄。みるみる綺麗になっていく護岸の様子を見て、作業の模様を見守っていた市民からも驚きの声が上がっていた。
 なお、この企画には舟運会社の東山ガーデンもボランティアで作業用の舟を提供した。

MAAPの戦略構想と
高屋プレジデントを発表
中部日本コロマント会 平成26年度総会開催

 サンドビック・コロマントカンパニー(本社=名古屋市名東区)の中部地区における販売店・代理店でつくる、中部日本コロマント会(会長=白蜿G雄氏・大誠社長)の平成26年度総会が3月13日、名古屋マリオットアソシアホテルで午後3時30分より開催された。藤井裕幸サンドビック社長は、同社の概況と2014年営業戦略について述べた後、新たにサンドビック・コロマントカンパニーのプレジデントに就任する高屋政一氏(4月1日就任)を紹介した。総会にはサンドビック・コロマント本社社長とコロマント・マーケットエリア・アジアパシフィック社長も同席し、世界、アジア地域における戦略を説明した。
 冒頭、会役員とサンドビック社員の紹介があり、続いて挨拶に立った白蜑長は「昨年を振り返りますと、安倍政権のアベノミクスで明るさが見えた年になったと思います。大手企業は円安のお陰で業績が急激に回復、大変良い利益を出しています。中小企業にはまだその効果が見られませんが、これから出て来るものと思われます。中小企業が良くなれば、必ず経済は良くなってくると思います。今年一年、サンドビック製品を売りながら、皆さんと共に頑張っていきたい」と拡販に努める姿勢を示した。
 次いで藤井サンドビック社長が挨拶し、そこで2013年の業績を報告、ユーザーへの貢献度を示す指標として重視している、サンドビックの工具やサービス提供により実現したユーザーのコスト削減額の昨年実績が、売上高の約20%に達したと述べた。
 また、環境変化への対応として昨年は2579件の新規開拓をし売上高の21・7%が新規開拓によるものだったと報告。「日本の市場は大きな変化の時期に来ています。以前は自動車産業がメインでしたが、最近ではエネルギー関係、航空機等へお客様が製品品目を変えています。我々も早く対応しないといけない」と話した。
 このほか、2009年から活動を開始したサンドビックツールクリニック(STC)の実施件数が延べ7555件となったことを報告。また、昨年11月22日に開設した航空機産業アプリケーションセンターは、航空機ユーザーの最重要課題である新規部品の早期立ち上げに貢献する目的でつくられ、バーチャルコンセプト機能や、複合材穴あけ加工の最新加工技術開発機能を併設していることを紹介した。
 2014年の営業戦略として、コロマントグローバル活動、最重要フォーカスエリアについて説明。MAAP(Market Area Asia Pacific)をコンセプトに、他の国と歩調を合わせて、また日本独自の展開も含めて活動していく。
 コロマントグローバル活動は、有望とされている産業で、全員が必ず集中する分野として位置付け、数年に渡って集中的に活動し、ローカルとグローバルの双方からサポートを行う。コロマントは世界でbPのシェアを持つため、売上の拡大と展開を最も重要視する。ターニング製品Inveio新製品の拡販・CBN製品の拡販、自動車産業にもコンポーネント別の加工提案でさらに入り込んでいく。
 最重要フォーカスエリアとして、長期目標へ向かって、確実に進展させ、売上も確保するため特別な集中を行う分野を決めていく。コロマントのマーケットポジションを維持するために重要なエリアも同様にしていく。具体的には、ドリルとタップのトータルパッケージ提案、初期機械搭載工具を重点項目として挙げた。
 また、工具リサイクルを徹底することや、新製品発売予定なども発表した。
 製造面では、瀬峰工場(宮城県)の設備を増強する。キャプト生産を日本へ集約し、生産拠点を瀬峰へ移管。2015年1月までに完了する予定。特殊品への対応の効率化、迅速化等のメリットがある。さらに瀬峰では標準品インサートの増産も行う。
 藤井社長は、3月末日をもってサンドビック・コロマントカンパニープレジデントを退任し、自身は日本のサンドビックグループを統括する責任者としての任務に集中すると報告、「日本のマーケットに浸透していくようなサポートをしていく」と述べた。さらに新組織について説明し、後任のプレジデントに就任する高屋政一氏を紹介した。
 高屋氏はプレジデント就任に向けて「4月1日より大役を引き継ぐことになりました。これまで社長の藤井はじめ、コロマントの社員が築き上げ、皆様のお陰でここまで来た事業を、さらにそれをベースに拡大をし、日本をベースとした本当の意味でのグローバルな会社としていければと思います。それを実現するために、サンドビックが持っているグローバルな能力をフルに活用し、今まで以上に日本のお客様に貢献していくことに挑戦してまいりたい」と決意のほどを語った。
 ABサンドビック・コロマント社長のクラス・フォーストローム氏は、グローバル・マーケットプランについて語る中で、「我々は、全世界に25のプロダクティビティセンターを持っています。特に研究開発部門を重視して、投資も行っています。毎年、約2500の市場に投入しています。我々は製品をただ売るだけではなく、製品に付随する価値、お客様への価値を同時に提供できるように努めています。我々の重要なグローバル戦略に、お客様第一があります。そのためには、必ず勝たなければならないという市場を持っています。日本のような重要な市場で勝たなければならない。そして航空機産業、自動車産業といった、必ず勝たなければならない産業もあります。製品を提供するだけではなく、それに付随するトレーニング、情報も重要と考えています。今では、60を超えるeラーニングの教育資料を持ち、我々のプロダクティビティセンターでは、毎年3万人以上の方にトレーニングを実施しています。日本の市場は私のホームマーケットの一つであり、300を超える我々の販売店様が非常に重要な成功へのパートナーと考えています」と日本市場の位置づけを説明した。
 また、コロマント・マーケットエリア・アジアパシフィック社長のイー・シャン・リー氏は、アジアパシフィック戦略について次のように説明した。
 昨年、アジア地域を統括するMAAP(Market Area Asia Pacific)がシンガポールに設立された。目的はアジアでのスピード対応とリソースのレベルアップ。アジア地域には現在約1000名の従業員が日本、中国、韓国、東南アジア、オセアニア地域で従事している。これまで知識の共有は少なかったが、日本の航空機専門チームが韓国マーケットをサポートするといったことができるようになった。
 中国はその市場規模の大きさ、日本は世界トップの工作機械メーカーがあり、その協業を通じ我々ももっと強くなれる。また日本のユーザーはグローバル化を進め、海外に向けた視野が広い。サンドビックのグローバル力を使ってもらい、ユーザーのグローバル化に貢献したい。
 さらに総会では、平成25年度優秀特約店表彰が行われ、優秀特約店14社と躍進賞3社に感謝状が贈呈された。
 STC事例発表も行われ、新栄商會豊川営業所の兼子早晶氏が同社の活動内容を報告した。
 会場を移して第2部の懇親会が開かれ、代理店を代表して森園山善上席執行役員名古屋営業本部長(当時)の挨拶に続いて、折敷地共栄社長の音頭で乾杯。和やかに歓談して親睦を深め、佐藤羽根田商会社長の中締めで終了した。

決算報告、監査報告を承認
総会準備に万全を期す
愛鋲協 25年度第10回定例理事会開催

 愛知鋲螺商協同組合(理事長=馬場將嘉氏・メイナン会長)は4月18日午後6時30分より名古屋駅前の安保ホールにおいて平成25年度第10回定例理事会を開催、理事6名、監事2名、事務局2名が出席した。
 馬場理事長の挨拶の後、理事長を議長に各議案の審議を行った。
 第1号議案=平成25年度会計決算報告及び監査報告に関する件は、会計決算報告として阿部副理事長(会計担当、織田商店社長)より、平成25年度決算報告書の内容が説明された。
 また、理事会前の午後6時から同会場において馬場理事長ほか理事会出席理事立ち会いのもと、監事の奥田一正氏(奥田商会社長)、伊藤嘉倫氏(伊藤螺子社長)による監査が実施され、奥田監事より適正であると報告された。
 以上を全員異議なく承認可決した。
 第2号議案=平成26年度会計予算(案)に関する件は、阿部副理事長より説明され、原案どおり承認可決した。
 第3号議案=平成26年度第41期通常総会準備に関する件は、馬場理事長の説明のもとに組合創立40周年記念式典、通常総会、懇親会の役割分担を確認した。
 組合創立40周年記念式典▽司会=鈴木憲一理事▽理事長挨拶=馬場理事長▽来賓祝辞=愛知県中小企業団体中央会、日本ねじ商連鈴木建吾会長▽役員功労者表彰=〈愛知県〉花井康志理事、〈愛知県中小企業団体中央会〉大野正博理事。
 第41期通常総会▽司会=鈴木憲一理事▽議長=馬場理事長▽第1号議案事業報告=藤田守彦副理事長、決算報告=阿部副理事長、監査報告=佐野隆政監事▽第2号議案事業計画案=藤田副理事長、収支予算案=阿部副理事長▽第3号議案=阿部副理事長▽閉会の辞=鈴木憲一理事。
 懇親会▽司会=大野理事▽開宴の辞=阿部副理事長▽乾杯音頭=組合相談役(鈴木日出男氏または土方成一理事)▽閉会の辞=藤田副理事長。
 以上を全員異議なく承認可決した。
 第4号議案=事業部委員会に関する件は、26年度の講習会としてISO内部監査の講習会を検討することと、ねじの日記念品のハンドタオルが4月20日頃届く予定で到着次第、配布することを全員了承した。
 第5号議案=平成26年度組合員実態調査のまとめに関する件は、事務局より説明され、全員了承した。
 第6号議案=その他報告事項は、・広報誌「愛鋲協」41号を4月11日に送付した。・理事役員食事会については、7月12日または9月6日の開催を検討、次回理事会で決定することを全員了承した。
 次回理事会は、5月23日午後5時〜5時30分(総会前)に名鉄ニューグランドホテルで開催。

第74回愛機工野球大会開幕
総勢32チームが出場
愛機工 4月12日開会式を開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)は4月12日、第74回愛機工親善野球大会の開幕を迎えた。今大会には32チームが参加し、A・Bゾーン(各16チーム)でそれぞれ優勝を目指す。
 開会式は午前9時から草井球場(愛知県江南市)で行われ、矢野理事(滝川物産社長)の司会進行の下、野崎福利厚生部副部長(常磐精機社長)が開会を宣言。
 長村福利厚生部長(長村商店社長)が「本日は早朝よりお集まりいただき、誠にありがとうございます。選手の皆様には、秋の決勝戦まで長いシーズンとなりますが、是非とも優勝を目指して頑張っていただきたいと思います。また、審判の皆様、福利厚生部の理事、青年部の皆様にはお手伝いの方をよろしくお願いいたします。選手の皆様には試合前の練習から試合後の片付けまで全力プレーでお願いいたします。我々も一生懸命大会をサポートしてまいります。皆様の協力で素晴らしい大会にしてまいりたいと存じます」と挨拶した。
 始球式は、滝沢青年部副部長(松本商店社長)がピッチャー、受けるキャッチャーを内藤理事(内藤商事社長)が務めて行われ、熱戦の火蓋が切られた。
 試合結果は次の通り。
 ●第1試合(Aゾーン)
 三菱マテリアル×サカエは、三菱マテリアルが1回表に2点を先制。その後、3回と6回にも1点ずつ追加し、三菱マテリアルがそのまま逃げ切るかと思われた7回裏(最終回)、サカエが相手の守備の乱れもあり一気に5点を取ってサヨナラ勝ちを収めた。
 ●第2試合(Aゾーン)
 新栄商會×太田廣Aは、共に強豪で1回から新栄商會が押し気味ながらもなかなか点の入らない展開だったが、4回裏に太田廣が2点をあげて先制。ここから試合が動き、5回表に新栄商會の打線が爆発、一気に8点を取り逆転。太田廣の反撃を1点に抑えて8対3で勝利した。
 ●第3試合(Bゾーン)
 日研工作所×落合は、日研工作所が1回表に相手投手の立ち上がりを攻めて2点を先制。続く2回にも4点を追加してリードを広げ試合を有利に進め、さらに4回に3点、5回に1点を追加。落合の反撃を4回裏の2点に抑え、10対2で日研工作所が勝利した。
 ●第4試合(Bゾーン)
 志知×ゼノー商事は、志知が初回表に2点を先制。ゼノー商事も2回と3回の裏に1点ずつ返して同点に追いつく。志知は4回に1点を取り再度リードしたが、その裏、ゼノー商事に一気に6点を取られ、反撃も5回の1点に留まり、8対4でゼノー商事が勝利した。

 大会2日目(4月20日・草井球場)の試合結果は次の通り。
 ●第1試合(Aゾーン)
 石原商事×日伝は、石原商事が初回に2点を先制。3回にも一気に6点をあげリードを広げた。日伝の反撃を0点に抑えて、8対0で石原商事が日伝を破った。
 ●第2試合(Aゾーン)
 杉本商事×ダイドーは、1回裏にダイドーが1点を先制。3回裏に3点、6回にも2点を追加してリードを広げ、杉本商事の反撃を0点に抑えて、6対0でダイドーが杉本商事に勝利した。
 ●第3試合(Bゾーン)
 トラスコ中山×太田廣Bは、太田廣が1回裏に1点を先制したが、2回表にトラスコ中山が一気に8点を取り逆転。太田廣も必死に追いすがり、3回に3点、続く4回にも3点を取り1点差まで詰め寄ったが、後一歩届かず、トラスコ中山が8対7で逃げ切った。

オンダ製作所から初
排水用通気弁「通気プロ」新発売

 オンダ製作所(社長=恩田由紀氏、本社=岐阜県山県市 営業本部=岐阜県関市)から、同社では初の排水用通気弁「通気プロ」が4月から新発売。同製品は、無圧時は弁の自重で臭気が室内に漏れることがない。また、弁は100万回の開閉耐久テストをクリアしており高い耐久性がある。取付については、左右側面・上面・背面の4か所いずれでも可能。ボックスのセンター4か所には▼印が付いており、位置決めに便利。また、開口位置の目安となる様、本体についている凸部(6か所)を壁に押し当て壁に付いた跡を目安に開口ができる。本体は着脱可能であり、点検・交換が容易。口径はVU40、50、VP40兼用。
 製品に関するお問い合わせは同社営業本部まで
【電話】0575-24-8585
【FAX】0575-24-8181

優れた施工性とメンテナンス性
玄関からの風や埃の吹き込みを防ぐ
ツインガードV6月1日新発売
リクシル 玄関にプラスαのスペース

 住まいと暮らしの総合住生活企業であるリクシル(藤森義明氏、本社=東京都千代田区)は、風除室に玄関の機能を付加し、さらにデザイン性を高めることで、玄関を魅力的な空間に演出するリフォーム・新築対応のエントランスルーム「ツインガードV」をトステムブランドから6月1日より発売する。同製品は玄関ドアの開閉による風の吹き込み、花粉やホコリ、冷気などが家の中に入り込むのを防ぐ。また、エントランスにプラスαの空間を作り、自転車やベビーカーなどを置くスペースとしても利用ができ便利に。同製品は、足元にレールのない「上吊タイプ」とスタンダードな「レール付タイプ」がラインナップ。上吊りタイプは「袖付2枚引」と「ハンガー引戸」の2種類ある。また、従来の引き戸タイプは有効開口1173・5mmと、ワイドな開口で大きな物の出し入れや車イスの通行もスムーズ。木目調化粧材やデザインパネル(木目調仕様、アルミ仕様)をカスタマイズできる。オプションで表札、ポスト、インターホンなど、玄関に必要な機能をすっきりとまとめる「ファンクションパネル」が追加でき、さらに同社の玄関ドアや他商材とのトータルコーディネートで玄関を美しく演出する。「ツインガードV」は、住宅デザインや玄関の形状・用途に合わせて柔軟に対応できる様納まり(I型、L型、C型、外付けI型)が揃っている。
 【参考セット価格】I型納まり・ランマなし=47万2000円 サイズ=MH2,605mm×W2,000mm シャイングレー、木目調=クリエダーク(ファンクションパネル、木目調化粧材、デザインパネル木目調(組合せ格子)含む)
 製品に関する問合せ先は、お客様相談センター【電話】0120‐126‐001まで。
門扉、外壁を多彩にコーディネート
乾式構造デザインウォール
リクシル 「テグラン」6月1日新発売

 リクシルは、新スタイルのデザインウォール「テグラン」をTOEXブランドから6月1日より新発売する。
 「テグラン」は、簡単に早く美しく施工ができる乾式構造と接着剤張りタイル工法を取り入れ、優れた施工性と高いデザイン性が特長のデザインウォールだ。門袖本体を立て、専用接着剤を塗布し、タイルを張るだけのスピーディーな施工だ。設置する敷地や住宅スタイルに合わせ3タイプの門袖を揃え、門柱仕様と独立仕様の2種類から選べる。さらに柱・下地ボード・笠木などの部材を自由に組み合わせることでオリジナル門袖がつくれるフリーパーツも揃っている。ブロックレス構造なので配筋や配管、ポストやインターホンを取り付けるための切り欠き作業も不要。また、タイルの割付や現場でのカット作業が不要なプレカットタイル4デザイン12色をはじめ、INAXブランドの住宅外装壁タイルも張付け可能で、リフォームでも住まいと一体感のあるトータルコーディネートが可能。さらに、タイル仕上げと塗り仕上げを掛け合わせることもでき、デザインの自由度が広い。
【参考価格/消費税、工事費、配送費含まず】
▽門柱仕様
・門柱仕様120角門柱本体(調整金具込)3万2300円+タイル(エクセンシア:ECA-2)6万8400円
・門袖B型本体(調整金具、ポスト、アルファベットサイン込)22万250円+タイル(エクセンシア:ECA-2、施工部材込)5万4160円=門柱仕様セット価格33万8110円(インターホン、塗り材含まず)
▽独立仕様 本体(ポスト、備前焼サイン込)20万3650円+タイル(エクセンシア:ECA=2、施工部材込)9万3700円=セット価格29万7350円(インターホン含まず)
 製品に関する問合せ先はリクシルお客さま相談センターまで。
【電話】0120‐126‐001

大容量バッテリー内蔵
連続8時間の点灯可能
ハタヤリミテッド LEDポータブル照明新発売

 ハタヤリミテッド(社長=足立憲泰氏・本社=名古屋市中区)は、作業台や室内工事での手元照明、DIY、日常の暗所照明に便利に使える充電式LEDライト「LEDケイ・ライトプラス」を4月20日より新発売した。15WのハイパワーLEDで、電源はリチウムイオン電池を採用し、連続8時間の点灯が可能。充電時間は約8・5時間だが、継ぎ足し充電もできる。雨天でも安心して使用できる屋外用防雨型であり、耐衝撃プロテクター付き。仕様も自立型の「フロアスタンドタイプ」、磁力を使って設置する「マグネット付アームタイプ」、柱などに固定して設置する「バイス付アームタイプ」の用途に合わせ3タイプから選べる。
 オプションパーツに、車輛バッテリーからでも充電できるDC12V/24Vカープラグもある。
 価格は全てオープン価格。
 製品に関する問い合わせ先はハタヤリミテッド顧客サービスデスクまで。【電話】0120-686-888
【Eメール】info1918@hataya.jp
25Wでハイパワー
爆発性ガスを取扱う危険エリアに
ハタヤリミテッド防爆型LED投光器新発売
 ハタヤリミテッドは、危険な防爆エリア用LED投光器で25Wのハイパワー白色LEDを採用した「LEP‐25D」を新発売した。
 可燃性ガスや引火性物質の蒸気など爆発性ガスが存在したり、蓄積するおそれのある場所では、電気機器から発生する火花や高温になった部品が点火源となり、爆発や火災が発生する危険性がある。この様な場所でも使用できる構造を備えた電気機器が「防爆型」と言われる。同製品は、1種危険場所及び2種危険場所で使用可能な「耐圧防爆構造」で、発火度が「G1〜G4」、爆発等級が1および2の爆発性ガスが存在する場所での使用に耐える。用途は、石油製品製造工場、化学プラント、ガスタンク周辺、燃料設備等の保守点検作業や、タンクローリー、ドラム缶などの引火性液体・ガスなど可燃物取扱場所、各工場等の塗装ブース点検作業など。25Wのチップ形LEDを内蔵し、軽量かつコンパクトであり、広範囲を照らす。また、中心の照度を落とさずLED特有の眩しさを抑える防眩拡散シート付き。ハンドランプの様に移動しながらの使用も、固定用ブラケットで仮設固定設置も可能。標準価格は13万6000円(本体のみ・税別)。
 製品に関する問い合わせ先はハタヤリミテッド顧客サービスデスクまで。【電話】0120-686-888
【Eメール】info1918@hataya.jp

新入社員31名が新たな門出
ダイドー 平成26年度入社式

 メカトロニクスの専門商社ダイドー(社長=山田貞夫氏、本社=名古屋市中村区)は4月5日、本社ビル6階大会議室において平成26年度入社式を行った。来賓をはじめ、同社各営業部の役員及び幹部が多数参列する中、2週間の研修を終えたばかりの新入社員31名は緊張した面持ちで式に臨んだ。
 山田社長は挨拶で「社会に出たら、学歴による差別はない。実力本位となる。皆さんも、まずは自信を持つことが大切です。ロボット産業の分野で、私どもダイドーは年間30%売上を伸ばしている。一般的にこの分野は8%の成長と言われているが、毎年8%増加していくと、すぐに倍となる。今の日本には他にそのような商品はない。全体的には、日本の人口が減少していくので、消費は下がっていく。大事なことは、まず自信を持つこと。それには健康が大切です。健康であれば自信がつく。最初は、仕事が面白くない。初めは分からない。この時に健康な体とやる気を持っていれば、商品をすぐに覚えることができます。ただし、これには興味を持たないといけない。興味を持って、好きになることが大切。好きになれば必ず上達します。皆さんも本を読み情報をしっかり収集し、健康と、仕事を好きになること、これを守っていただければ、皆さんの将来は明るいものとなります。頑張ってまいりましょう」と激励した。
 来賓挨拶では、内永恭一CKD取締役執行役員営業本部長が「本日は、31名の入社されました皆さん、おめでとうございます。厳しい研修を受けられ社会人としてスタートされます。私どもとダイドーさんとは、代理店になっていただいて45年になりますから、その前を入れますと50年の歴史があります。50年間、常に売上第1位で当社の代理店を務めていただいています。また、当社は10年前よりCKDセールスエンジニア制度があり、代理店の営業の方々をエンジニアとして認定しています。現在150名がその資格の認定を持っていますが、その内ダイドーさんは最大の23名の方々がお持ちになっており、私どもメーカーの代行として販売をしていただいています。昨年は最優秀SE(セールスエンジニア)の表彰がありましたが、こちらもダイドーさんの方が第1回目最優秀SEとして受賞されました。本日の新入社員の方々も、SEを目指して頑張ってください」と祝辞を述べた。
 また、来賓の船戸章彦THK中部営業統括部長は「栄えある社会人としての第一歩を踏み出されました皆さんに、心よりお祝いを申し上げます。私どもTHKは昭和46年にスタートし、ダイドーさんにはいち早く我々の商品の取り扱いをしてもらい、販売をしていただきました。THKが今日あるのもダイドーさんのお陰と、常々感謝しています。これからも皆さんと共に、新たな夢に向かって邁進していきたい。私が新入社員の方々に贈るメッセージは、果敢にリスクを恐れずにチャレンジをしていただきたいということです。チャレンジすれば、失敗もあります。失敗することから学ぶこともたくさんあります。失敗を検証して、次にどうすれば良いかということが分かる。何もしなければ、何も分からない。失敗を恐れずにチャレンジするから、新たな世界が開けてくる。新たなものにチャレンジすることを大切にしてください」と述べ祝いの言葉とした。
 この後、人事部を代表して田中慎悟ダイドー常務が「2週間の研修が終了し、縁があってダイドーに入社されました。皆さん自身の幸せのためとダイドーの発展のために精一杯頑張るという使命を持っているわけです。私どもには日本全国をはじめ、海外にも多くの拠点があります。一堂に会する機会はなかなかありませんが、ここにいる31名は同期として10年、20年と経っても共に頑張っていけるようになればいいと思っています。皆さんの周りにいる先輩、上司が皆さんの分も稼いでくれています。皆さんにはこの一年間を、多くのことを失敗したりしながら学び、有効に活用していただきたい。皆さんに贈る言葉は、@常に相手の立場に立って行動をしましょうAチームワークを持ちましょうBしぶとくやりましょう(何事も諦めない、やり遂げるという気持ちを持ってやって行きましょう)。このために一年の目標を立てて、しっかり頑張ってください。プラス思考で物事を良い方に考え、常にひとつ上を目指して努力をし、どんどん皆さんが成長して活躍していくことを期待しています。今日という日を忘れずに頑張って行きましょう」と訓示。
 新入社員を代表して大蔵遼氏(大阪産業大学卒)が「知っている事とできる事は違うということをテーマに、2週間の研修に励んできました。本日より、その経験を生かし、会社に貢献できるよう体当たりで頑張りたい」と決意表明を行い、社会人としての新しい一歩を踏み出した。

2014年5月18(日) 2527
新会長に児玉氏(コダマキカイ)が就任
賛助会員に2社加入し45社に
遠州機工会 第3期通常総会を開催

 遠州機工会(会長=杉野泰治氏・浜松機材社長)は、4月17日午後6時より浜松市中区のホテルコンコルド浜松において、第3期通常総会を開催した。審議の結果、事業報告をはじめとした全議案を原案通り可決。任期満了に伴う役員改選では、会長に児玉宏副会長(コダマキカイ社長)が就任した。総会後の懇親会で児玉新会長は「杉野前会長が築き上げてきた遠州機工会をより発展させていくために頑張ってまいる所存です」と抱負を述べ会員並びに青年部の増強に協力を求めた。
 内山総務(内山商店社長)の司会進行により、開会に先立ち、立会人として出席した賛助会員の役員等が紹介され、児玉副会長の開会の辞で総会を開会した。
 杉野会長が「本日は役員の改選が議案に入っておりますので慎重審議をお願いいたします」と挨拶。会長が議長を務めて議事に入った。
 内山総務より出席状況の発表があり、正会員20名全員の出席により総会が成立すると宣言された。
 第1号議案=第2期事業報告承認の件、第2号議案=第2期決算諸表会計監査報告及び承認の件、第3号議案=会則の一部改正並びに役員改選の件、第4号議案=第3期事業計画の件、第5号議案=第3期収支予算の件を審議し、いずれも原案通りに可決された。
 承認された新役員は次の通り。
▽会長=児玉宏氏(コダマキカイ社長)
▽副会長=前嶋孝行氏(前島商会社長)
▽総務=杉浦一暢氏(三賀社長)
▽会計=佐山日出夫氏(日研社長)
▽幹事=神谷竹彦氏(サカエ会長)情報交換委員長
▽幹事=増田幸三氏(プロム・マスダ社長)福利厚生委員長
▽幹事=鈴木大造氏(丸尾興商取締役総務部長)視察工場見学委員長
▽幹事=吉田治郎七氏(吉田社長)全機工連人材開発委員
▽幹事=佐山初男氏(日研副社長)青年部部長
▽会計監査=西村邦夫氏(マルニシ社長)
▽顧問=杉野泰治氏(浜松機材社長)
 また、その他の件で、トラスコ中山と日本アルシスの2社が賛助会員として入会したことが報告された。
 以上で議事を終え、前嶋新副会長の閉会の辞により総会を終了した。
 総会の後は賛助会員を交えて懇親会が催され、司会の杉浦新総務が、すべての議案が承認可決され総会を滞りなく終了したことを報告。新役員が登壇し紹介された。
 児玉新会長は挨拶で「杉野前会長の後を受けて、会長職を拝命いたしました。会長職は皆様のご協力がないとできません。遠州機工会になって2年ですが、前会長が築き上げてきた遠州機工会をより発展させていくために頑張ってまいる所存ですので、よろしくお願いいたします。今年、工具業界の若手の集まりであります、青年部の交流会が浜松で開催される予定です。これを青年部の皆さんと協力して成功に導けるように頑張りたいと存じますので、あわせてご協力をお願いいたします」と所信を述べた。
 来賓の紹介に続き、来賓を代表して杢屋浜松商工会議所理事が挨拶に立ち「私ども浜松商工会議所は、昨年120周年を迎えることができました。これも偏に、遠州機工会はじめ、当地区の企業様のご支援の賜物だと思っています。現在、南海トラフ地震対策の防潮堤の建設が始まっており、会員の皆様をはじめ多くの方々に、この防潮堤への寄付のお願いをしています。防潮堤は景観にも配慮し、観光資源にもなるようなものを作ろうと準備しています。ご支援をいただければと存じます。遠州機工会の益々のご発展を祈念いたします」と祝辞を述べた。
 田中静岡県中小企業団体中央会西部事務所所長の乾杯の発声で懇親の場となり、歓談が進む中、新たに賛助会員となったトラスコ中山と日本アルシスが紹介された。続いて、青年部の紹介があり、佐山青年部部長から部員増強への協力が呼びかけられた。和やかに情報交換などが行われ、杉野新顧問の中締めでお開きとした。
 遠州機工会は、静岡県浜松市とその周辺の機械工具商が会員となり、機械工具販売業をより良くしていくための活動を行っている。現在、正会員20社、賛助会員45社(商社24社、メーカー21社)が加盟。主な活動内容は次の通り。
●委員会活動
[情報交換委員会]景況調査の実施、業界内の時勢に合わせた講演会の開催。
[福利厚生委員会]会員各社の従業員に対する福利厚生企画の実施。
[視察工場見学委員会]優良企業の情報収集。
●広報宣伝事業
 機工会活動の業界への発信。
●青年部活動
 機工会事業への参加を通じて将来の経営者の育成。
●全日本機械工具商連合会及びその中部ブロックでの会議、活動への参加。
●総会、賀詞交歓会の開催。

5月27日の総会に向けて
提出議案などを審議
愛機工 平成26年度4月理事会

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)は、4月21日午後3時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦において、4月理事会を開催した。理事・監事31名が出席して、平成25年度の決算書など通常総会に提出する議案書を精査した。
 冒頭、伊藤理事長より挨拶があり、続いて議事に入った。
 第1号議案=会員の増強活動については、南支部所属の組合員1社が事業停止のため退会することが事務局より報告され、これを承認した。
 第2号議案=中部ブロック会議報告は、高田ブロック長(組合副理事長・井高社長)より行われた。
 三重組合が幹事を務めて、3月3日午後3時より東京第一ホテル錦にて開催した。出席者92名。内訳は三重10名、岐阜5名、浜松9名、愛知44名、全機工連1名、賛助会員17名、他6名。
 第1部は、全機工連の阿部事務局長も出席して人材開発事業はじめ三事業の報告、各組合代表による現況報告と教育事業について意見交換を行った。第2部では、人材開発セミナーとして経営者・管理者を対象にした「逆境の中で勝ち抜ける組織の創りかた」勝てる組織と負ける組織の違いとは≠テーマに講演会を行った。講師は宇井克己氏。第3部は懇親会を開催し各地区の組合員との交流を深めた。次回の幹事は岐阜組合。
 第3号議案=第74回親善野球大会報告は、長村厚生部長(長村商店社長)より行われた。
 第74回親善野球大会が4月12日、草井球場において開幕した。参加32チーム(A・Bゾーン各16チーム)。当日は、長村厚生部長、滝沢青年部副部長(松本商店社長)ら関係役員、青年部員が参加して開会式を行い、式後1回戦4試合を行った。大会2日目は4月20日、草井球場においてA・Bゾーンの1回戦3試合を行った。当面の日程は5月10日、31日、6月7日、14日、28日を予定。主会場は一宮総合運動場、草井球場となるが、江南市民球場も併用して、会期は4月から9月を予定している。
 第4号議案=社員教育事業報告は、林経対部長(広島商事社長)より行われた。
 (1)精密測定技術研修を3月28日・29日の2日間、中部ポリテクセンターにて開催した。受講者19名。講師はポリテクセンターの佐藤教師。今回、初の試みとして実施したが「ミツトヨ」が設営している3日間のコースを凝縮した内容で充実していた。今回は入社3年未満の受講者が多く内容的には難しかった様である。研修後のアンケートでは概ね好評で今年度も継続する予定だが、受講対象者のキャリアを限定する予定。
 (2)新入社員研修を4月7日・8日の2日間、名古屋市工業研究所で開催した。受講者25名。講師は渡邉圭蔵氏(名南経営)。研修では、挨拶や行動など社会人としての基本的なマナーと学生から社会人への意識の切り替えを主旨に実施した。
 第5号議案=26年度教育事業計画(案)は、引き続き林経対部長より説明された。
 (1)技術研修…@ツール・エンジニア・スクール(3日間/座学および加工実習)は例年同様に継続する。A精密測定技術研修(2日間)は前年度と同じ内容で継続する。ただし、受講対象者を限定する。B切削加工におけるコストダウンの実践(2日間/新企画)は、切削におけるコストダウンの手法やツーリングについて実習も含め学習する。
 (2)社員研修…MBC(名南経営)の講座で申し込みの多いテーマを組合として企画する。
 (3)経営者・管理者セミナー…中部ブロック会議の中で、幹事団体である岐阜機工会の了承を得たうえで企画する。
 第6号議案=人材開発委員会については、水谷委員長(組合副理事長・ミズタニ機販社長)より報告された。
 経対部の社員研修に並行して事業を進めるが、当初の課題であったマニュアルづくりを改めて検討する。ついてはニュースダイジェスト社と意見を交換し、その方向性を示したうえで具体化するとした。近々中部ブロックの推進委員会を招集して今後の活動について議論する。
 第7号議案=三役常任理事会については、伊藤理事長より報告された。
理事会前に三役会、常任理事会を開き、25年度決算及び26年度予算案について打ち合わせた。なお、26年度・27年度役員組織については、総会後の6月はじめに三役会で組織案をまとめ、6月理事会にて発表する。
 第8号議案=平成26年度通常総会については、服部総務部長(伊吹産業社長)より議案書の原案が示された。
 25年度決算報告、26年度予算案[以上、森田会計理事(モリタ社長)]、25年度事業報告および26年度事業計画案、賦課金徴収方法案について説明があり、理事会で承認した。総会の議長案が示され、司会は近藤理事(油伝商店社長)が務める。今年度は役員改選期にあたり、選考委員と各支部総会にて選出された理事候補者を理事会で承認した。
 総会は5月27日午後4時30分よりホテル名古屋ガーデンパレスにて行う。議案書は5月12日までに組合員に発送する予定。総会・懇親会参加者の会費として一人5000円(従来通り)を徴収する。
 第9号議案=MECT2015開催予告については、高田実行委員長(組合副理事長)より行われた。
 MECT2015を2015年10月21日〜24日の4日間、ポートメッセなごやにおいて開催する。出展者募集は本年10月1日に開始する。出展者勧誘においては、従来同様に事業部及び卸商社を中心に実行委員会を設置し、第1回実行委員会を8月または9月に開催する。今展では1号館から3号館を従来通り使用するが、平面駐車場の使用が不可となり周辺の代替地と合わせシャトルバスのピストン輸送も検討している。
 第10号議案=海外業界調査(案)については、林経対部長より説明された。
 2008年中国・東北部以来の海外調査を企画する。今回の調査は一部関係者から声が上がっていたもので、実施となると第10回目を迎える。企画としてはベトナムまたはインドネシアを候補地に、実施時期は2015年の予定で企業訪問の他、展示会見学も計画している。実施の際は、実行委員会を設置し、委員長に林経対部長が就き、中部ブロック各団体にも参加を呼びかける。
 第11号議案=部会報告【総務部】通常総会の滞りのない進行に万全を期す。【情報部】組合報春号を5月に発送する予定。3月度景況調査を発表。【経対部】今年度事業としては、人材開発委員会と並行して社員研修を中心に各種セミナーを企画する。【事業部】当面はMECT展への準備の他、自動車リース事業・共済保険・ガソリンカード等、取次事業に積極的に取り組む。カーリースにおいては理事を中心に営業活動を進めており、協力を要請する。【青年部】合同委員会を3月7日に開催し、26年度の組織編成及び事業方針をまとめた。参加37名。他産業視察を3月8日に開催し、豊川市のリサイクル工場「加山興業・豊川プラント」を訪問した。参加14名。26年度青年部総会は6月6日東京第一ホテル錦で開催する。【厚生部】4月に開会した野球大会のスムーズな進行を目指す。親善ゴルフ大会は9月の開催を予定している。
 第12号議案=その他、訃報として山本商店(尾張支部)山本勲代表の父、勝己氏(前代表)が3月26日永眠された。82歳。通夜式が28日、告別式が翌29日に営まれた。
 今後の理事会日程は、6月19日、8月5日、10月7日、12月2日、平成27年2月3日(懇親会併催)。
 議事終了後に今年の総会をもって退任する、大久保理事(大久保商事相談役)、服部理事(服部商会会長)、倉地理事(倉地社長)、坂倉理事(コーワ精工販売会長)より挨拶があり、組合活動での思い出などが語られた。

椿井理事長はじめ全役員留任
全国大会に向けて一致協力
名古屋伝動機商組合 平成26年度総会を開催

 名古屋伝動機商組合(理事長=椿井基男氏・椿井精工社長)は、4月22日午後6時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦において、平成26年度総会を開催した。
 当番幹事の藤原氏(落合名古屋支店長)と佐々木氏(太田廣常務)が今回の設営を担当。司会の藤原氏より出席状況が発表され、会員21社中20社出席で総会が成立すると報告された。
 開会にあたり、長村副理事長(長村商店社長)が「大変お忙しい時期に、名古屋伝動機商組合の総会にお集まりいただきまして、ありがとうございます。本年度は役員改選もありますし、11月の全国大会の話もあります。皆様のご協力を得まして総会を行いたいと思いますので、ご協力の程をお願いいたします」と述べて総会を開会。
 椿井理事長が「4月より消費税率も上がり、少し変化があるかと感じています。それぞれの企業がそれぞれ研究して、自分の城(企業)を守って行っていただきたい。本日は色々と審議をしていただくことがありますので、よろしくお願いいたします」と挨拶した。
 議長に椿井理事長を選出し、次の各議案を審議した。
▼第1号議案=平成25年度事業報告承認の件
 長村副理事長より報告され、原案通り承認した。
▼第2号議案=平成25年度会計報告承認の件
 村瀬会計理事(ムラセ社長)より報告され、原案通り承認した。
▼第3号議案=平成25年度会計監査報告
 本田会計監査(本田商店社長)より報告され、承認した。
▼第4号議案=役員改選の件
 椿井理事長はじめ全役員を留任。ただし特別措置として任期を1年とすることを承認した。
▼第5号議案=平成26年度事業計画案及び予算案承認の件
 村瀬会計理事より説明され、原案通り承認した。
▼第6号議案=平成26年全国伝動機商組合連合会全国大会(名古屋大会)の件
 椿井理事長(実行委員長)より、本年11月12〜13日に名古屋市西区のウェスティンナゴヤキャッスルでの開催が決まっており、細かな内容についてはこれから詰めていくと話され、長村副理事長(副実行委員長)が大会までのスケジュール、担当責任者などを記した表を示して説明した。
 受付は橋本氏(伊藤伝動工業)、案内・プログラムは服部常任理事(服部専務)をリーダーにそれぞれ進めていく。大会1部・講演会は現在講師を長村副理事長と服部常任理事とで選定中。大会2部・景況報告での名古屋地区の業界動向報告は大矢氏(大矢伝動精機専務)が担当。大会3部・懇親会は湖南常任理事(大日産業社長)、翌日の観光は岩田幹事(イワタ社長)がそれぞれ担当、会計全般は村瀬会計理事が務めることを確認した。
 最後に椿井理事長より「名古屋での開催ですので、皆様のご参加とご協力をよろしくお願いいたします」と呼びかけられた。
 以上で議事を終え、湖南常任理事の閉会の辞で総会を終了。
 総会後の懇親会では、和やかに情報交換をして親睦を深め、午後8時過ぎにお開きとした。
 【役員】(敬称略)
・理事長=椿井基男(椿井精工社長)
・副理事長=長村康義(長村商店社長)
・会計理事=村瀬広幸(ムラセ社長)
・常任理事=服部将康(服部専務)
・常任理事=湖南勇(大日産業社長)
・総務=松野義文(ダイドー名古屋営業本部)
・監査役=本田政臣(本田商店社長)
・幹事=伊藤勝利(伊藤伝動工業社長)
・幹事=岩田典之(イワタ社長) 

徳永氏(徳光社長)が編集委員長を務め
50周年記念誌編纂へ
名機工同友会 平成26年度定時総会開催

 名機工同友会(会長=田中知之氏・ミユキ商會社長)は、4月21日午後6時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦において、平成26年度定時総会を開催した。
 総会は可児近代精機社長の司会で進行され、冒頭、田中会長が「足元の悪い中ご出席を賜り、誠にありがとうございます。この同友会は非常に勉強になると思っています。と言いますのは、例会に、本当に忙しい中でもご出席をいただける。総務が一生懸命に努力して情報交換のテーマを作ってから、各企業さんのお話、会社を良くするための計画などを聞きながら、会員の皆さんの意見をいただいています。私など年寄りとしては、若い人にこれからはついていかなければならない。新しい風、時代のニーズによって変わってくる。私も色々話を聞き、皆さんと共に考えながらやっているつもりです。会長職は何が大変かというと、毎月、皆さんの前で話をするということです。格好をつけて話すより、仲間という考え方で皆さんの顔を見ながら話せることが、経験になると感じています。これからは若い皆さんにどんどんと羽ばたいていただき、私は話を聞く側に回っていきたい。この同友会は、色々なメーカーの会とは違った空気があります。会の中で会を良くするための話をすべきだと思います。来年4月までの任期ですが、この1年は今までの同友会にさらに新しい風を入れていただきながら、頑張っていこうと思っています。是非とも、皆さんのさらなるご協力、ご支援をお願いいたします。また、昨年が会設立50年となり、改めて50周年誌を作りたいと幹事会で話があり作ることが承認されましたので、ご協力のほどお願いいたします」と挨拶。
 司会者より資格審査発表が行われ、会員総数24社、出席21社、委任状3社で総会が成立すると宣言された。
 議長に近藤大東通商社長を選出して議事に移り、第1号議案=平成25年度事業報告(野崎総務幹事・常磐精機社長)並びに収支決算報告(和久田会計幹事・三和商事社長、監査報告は水野監事・共栄商会社長)承認に関する件、第2号議案=平成26年度事業計画案(野崎総務幹事)並びに収支予算案(和久田会計幹事)承認に関する件について審議した結果、いずれも原案通り満場一致で承認可決した。
 50周年記念誌編集委員長に徳永徳光社長が指名され、承認された。
 平成26年度事業計画で親睦旅行会、講演会、納涼会などの行事は例年通り実施の予定。
 総会後は懇親会が開かれ、会員相互の懇親が図られた。

防災・減災・BCPの最新情報が一堂に
第2回中部ライフガードTEC2014
5月22日・23日開催

 南海トラフ巨大地震やゲリラ豪雨などの災害に備え、国土強靭化計画に伴う防災力の向上と広域連携を促す事を目的に『第2回中部ライフガードTEC2014防災・減災・危機管理展』(主催=名古屋国際見本市委員会、共催=東海・東南海・南海地震対策中部圏戦略会議、後援=内閣府(防災担当)、経済産業省、国土交通省)が、5月22日、23日の2日間、名古屋市港区金城ふ頭のポートメッセなごや2号館にて開催される。
 この展示会は昨年第1回が開催され、「防災」「減災」「BCP(事業継続計画)」をテーマに、自治体、企業、団体など、官民一体となって広域連携と地域防災力の向上を図るべく、津波、水害、土砂災害などの防災・減災に関わる製品、技術、サービス等を一堂に展示紹介する。今展は、132社・団体、239小間の出展が予定され、来場者は2万5000名を見込む。当業界からは、ベン(社長=横沢好夫氏、本社=東京都大田区)が「震災対策用機械式緊急遮断弁」を、アロン化成(社長=矢田昭氏、本社=東京都港区)が「非常時の排水機能を確保」をテーマに出展する。
 多くの講師を招き実践的なセミナー、ワークショップも開催されるが、前回展ではメーカー関係者の来場が全体の4分の1程を占めていた事を受け、今展ではBCP(事業継続計画)関連のセミナーを充実させており、中でも、トヨタ自動車の地震対策アドバイサーも務める災害対策研究会代表・地域安全学会顧問の宮本英治氏のセミナーも開かれるなど、今聴いておくべきプログラムが揃っている。
開催概要
▽会期=5月22日・23日10時〜17時
▽会場=ポートメッセなごや2号館(名古屋市港区金城ふ頭2-2)
▽入場料金=無料(登録制)
併催行事※事前申込制。当日席に余裕があれば聴講可能。
【防災・減災対策セミナー】
5月22日
@13時〜14時
「南海トラフ巨大地震対策 東海・東南海・南海地震対策中部圏戦略会議の取り組み」
▽講師/国土交通省中部地方整備局総括防災調整官 井口泰行氏
A14時〜15時
「建築鉄骨造の地震・火災・津波への設計について」
▽講師/名古屋大学大学院 環境学研究科 都市環境学専攻 准教授尾ア文宣氏
5月23日
B11時〜12時
「防災気象情報について〜減災に有効に利用していただくために〜」
▽講師/名古屋地方気象台次長 松本逸平氏
C11時〜12時30分
「総力を結集し南海トラフ巨大地震を克服する」
▽講師/名古屋大学 減災連携研究センター長
教授福和伸夫氏
D-(1)13時〜14時
「消防防災とロボット技術」(満員)
▽講師/消防庁消防研究センター 特別上席研究官 天野久徳氏
D-
(2)14時〜15時
「名古屋市における南海トラフ巨大地震の被害想定について」(満員)
▽講師/名古屋市消防局防災・危機管理部危機管理課 課長難波伸治氏
D-(3)15時〜16時
「東日本大震災から学ぶ 災害医療活動(DMAT)から避難所生活での地域のつながり」(満員)
▽講師/藤田保健衛生大学医学部 救命救急医学講座 地域救急医療学 准教授加納秀記氏
E13時〜14時
「社会基盤のアセットマネジメントと被災」
▽講師/名古屋工業大学高度防災工学センター 教授秀島栄三氏
F14時15分〜15時15分
「甚大被害を与える風水害外力の来襲確率の神話〜設計外力の常識は、一般科学の非常識か??〜」
▽講師/名古屋工業大学
高度防災工学センター 准教授北野利一氏
G15時30分〜16時30分
「甚大化する地盤災害の常識を理解して備える〜地震による液状化から豪雨による土砂災害まで〜」
▽講師/名古屋工業大学高度防災工学センター 教授 前田健一氏
H13時30分〜14時30分
「防災・減災対策に果たす土木の役割〜東日本大震災を教訓に〜」
▽講師/(公社)土木学会 会長 橋本鋼太郎氏
【ウェルフェア合同セミナー】
5月23日
I-(1)10時30分〜12時
「事業所(施設・企業)の実践的BCPの検討〜災害図上演習DIGを活用して〜」(満員)
▽講師/災害対策研究会代表・地域安全学会顧問 宮本英治氏
I-(2)13時〜16時
「製造業の地震対策(BCP)検討ワークショップ(災害図上演習)(満員)
▽講師/災害対策研究会代表・地域安全学会顧問 宮本英治氏
【BCP関連セミナー】
5月22日
J11時〜12時
「自然災害と損害保険」
▽講師/(一社)日本損害保険協会中部支部 事務局長 小峯雅也氏
K-(1)13時〜14時
「リスク新時代の企業危機管理経営」
▽講師/日本政策投資銀行 環境・CSR部 BCM格付主幹 蛭間芳樹氏
K-(2)14時〜16時30分
「出展社によるクラウドシステム・データセンターを活用したBCP実例紹介」
▽講師/石川コンピュータ・センター、インテック、キューデンインフォコム、萩原電気、ミライコミュニケーションネットワーク
【出展社ワークショップ】
5月22日
A、11時〜11時40分
「企業のBCPと災害時の初期情報収集について」(満員)
▽出展者/レスキューナウ
B、11時50分〜12時30分
「耐震化とお金をかけずにできる家具固定法」
▽出展者/愛知県防災局・あいち防災リーダー会
C、13時〜13時40分
「企業のIT分野におけるBCP(事業継続計画)の必要性
▽出展者/萩原電気
D、13時50分〜14時30分
「防災用品ピオマの実用性と二次災害を防ぐ感震器」
▽出展者/生方製作所
E、14時40分〜15時20分
「無足場アンカー工法における土砂災害対策」
▽出展者/スポリカ
5月23日
F、11時〜11時40分
「あなたの会社、災害時の連絡体制は大丈夫?〜安否確認サービスのご紹介〜」
▽出展者/YCC情報システム
G、11時50分〜12時30分
「NTTドコモが考える「モバイル」をキーとしたBCP対策とドコモの災害対策」
▽出展者/NTTドコモ
H、13時〜13時40分
「南海トラフ地震による津波被害軽減と早期復旧対策技術」
▽出展者/技研製作所
I、13時50分〜14時30分
「非常時における排水機能の確保〜切替マス〜」
▽出展者/アロン化成
J、14時40分〜15時20分
「TRANS MOD〜最先端の災害対応システム〜」
▽出展者/ファルコン
K、15時30分〜16時10分
「屋外防災スピーカーの設置設計、実績紹介」
▽出展者/TOA
 今展に関する問合せ先は名古屋国際見本市委員会事務局まで
【電話】052-735-4831
【Eメール】lifetec@nagoya‐trade‐expo.jp

中越晋一氏(ゼノー商事)が優勝
岐阜機工会 親睦ボウリング大会

 岐阜機工会(会長=嶋ア晴久氏・シマザキ商会社長)は4月18日午後7時より、岐阜市茜部のACグランドで親睦ボウリング大会を開催した。
 組合員・賛助会員企業17社より41名が参加。和気あいあいとゲームを楽しみ、会員相互の親睦が図られた。
 2ゲームの熱戦の末、中越氏(ゼノー商事)が見事優勝を果たした。
 プレー終了後、担当の輿幹事(KS・コシ商会社長)より順位発表があり、入賞者に賞品が授与された。上位入賞は次の皆さん。
▽優勝=中越晋一氏(ゼノー商事)
▽2位=河合和広氏(澤商)
▽3位=森裕朗氏(石田商会)

通常総会に上程する議案を審議
愛管連との災害時協定調印報告
愛知県管工機材商協組 4月定例理事会

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)は、4月22日午後6時より東別院会館にて4月理事会を開催した。5月14日に開かれる通常総会の議案項目を審議承認するとともに、当日の進行役割について確認。また愛知県管工事業協同組合連合会(以下、愛管連)との災害時協定調印式の報告、第30回管工機材・設備総合展の準備進捗などが報告された。
 審議された議案は以下の通り。
▽第1号議案=愛管連との災害時協定調印式報告
 小川理事長より、4月15日に水道会館にて調印式が執り行われ、当組合からは小川理事長、植田副理事長、大藪副理事長、阪尾事務局長が出席。恙なく調印書を取り交わした旨報告された。
▽第2号議案=第30回管工機材・設備総合展 準備進捗
 峰澤実行委員長(峰澤鋼機社長)より、現在の出品申込社数が94社・177小間と報告。また、申込書回収状況を三役・理事と連携できる様、総会当日に資料を用意する旨確認された。
▽第3号議案=平成26年度通常総会開催と議案項目について
 小川理事長より、総会の正式案内状案と出欠席返信用紙案が提出され、総会での議案を審議し、共に承認可決された。
▽第4号議案=平成25年度事業報告について
 小川理事長から事業報告書案が提出され、原案通りに承認可決された。
▽第5号議案=平成25年度決算報告について
 在田会計理事より、貸借対照表、損益計算書、財産目録、余剰金処分案が提出され、原案通りに承認可決した。
▽第6号議案=平成26年度事業計画について
 第30回管工機材・設備総合展実施に向け注力する事、災害時協定を結んだ愛管連傘下の水道工事店組合と具体的な取り決めを深める事、既存組合員同士のコミュニケーションを深める為の機会創出を図る旨が確認された。
▽第7号議案=平成26年度収支予算について
 在田会計理事より収支予算案が提出され、原案通り承認可決された。
▽第8号議案=総会・懇親会の進行について
 竹内幹事長より、総会・懇親会の総合司会は小川誉之理事(小川管商社長)、懇親会での乾杯は倉地副理事長(倉地社長)、中締めは植田副理事長(ウエダ社長)が務める旨、また挨拶には小川理事長、峰澤展示会実行委員長、そして新賛助会員となったアズビル金門からいただく予定と報告された。
▽第9号議案=加入促進部会報告
 大藪担当副理事長(大清社長)より、正会員の神谷鋼機から脱退届が提出され、承認した旨が報告された。
▽第10号議案=名管会ゴルフ会についての日程予備調整
 阪尾事務局長より、9月の9日〜12日、17日〜19日、25日〜26日の期間で調整したい旨が報告された。
▽第11号議案=一般社団法人全国管工機材商業連合会(以下、管機連)に関する報告
 小川理事長より、3月12日に理事会が開催され、新役員が2名承認された事と、今後の日程が報告された。
・6月18日=第2回定時社員総会(会場=グランドアーク半蔵門)
※東京・大阪・愛知組合は6月総会までに副会長に加え、新たに理事を1名選出する。
・10月8日=理事会(会場=東京第一ホテル錦)
・12月30日〜1月4日=一斉年末年始休暇申し合わせ
▽第12号議案=その他
 今後の日程が確認された。
・5月14日=理事会、総会
・7月1日=理事会
・9月2日=理事会
・10月8日=管機連理事会の懇親会(東京第一ホテル錦)
・10月9日=第30回管工機材・設備総合展開会
・11月4日=理事会
・翌1月20日=理事会、新年賀詞交歓会
・翌3月3日=理事会

ファイバーレーザ加工機
OPTIPLEX3015FIBERU
ヤマザキマザック 最新NC装置を搭載し新発売

 ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏、本社=愛知県大口町)は、ファイバーレーザ加工機OPTIPLEX3015FIBER不U(オプティプレックス3015ファイバーU)の販売を開始した。ファイバーレーザは レーザに比べ集光効率が良く、薄板の高速切断が可能。同製品は、業界最速のCPUを内蔵した、新型のNC装置(MAZATROLPREVIEW3)を搭載。新型のNC装置を搭載することで、レーザ発振指令の応答性の向上や最適加減速制御により加工時間を短縮し、同社従来機と比べ、生産性が約10%向上した。X、Y軸の送り速度は120m/分と高い駆動性能を誇る。一般的な高出力 
CO2レーザ加工機と比較して、ステンレスの薄板加工で30%以上の生産性向上を実現(同社比)。また 
CO2レーザ加工機では切断が困難である銅・真鍮・アルミなどの高反射材も安定して加工できる。OPTIPLEX3015FIBERUは、 
CO2レーザ加工機と異なり、ミラーなどの光学部品を使用していないので、定期的なクリーニングやアライメント調整が不要。さらに電力を 
CO2レーザ加工機4kW仕様と比較し42%削減。保守性の向上、ランニングコストの低減、環境にも配慮されている。
販売価格(税別)
・OPTIPLEX3015FIBERU(2kW)=6千990万円
販売目標は年間30台。
・OPTIPLEX3015FIBERU(4kW)=9千400万円
販売目標は年間25台。
 製品に関する問合せ先はヤマザキマザック販売企画課まで TEL0587―95―1144

「創業80周年記念ミツトヨ展」
3日間で3800人が来場
100周年に向けて思い新たに

 精密測定機器の総合メーカー、ミツトヨ(社長=中川徹氏、本社=神奈川県川崎市高津区坂戸1-20-1)は、1934年(昭和9年)に創業者の沼田惠範氏がマイクロメータ国産化のために東京・武蔵新田に研究所を開設以来、今年10月で創業80周年を迎える。これを記念して4月10日〜12日の3日間、大田区産業プラザPiOにおいて「創業80周年記念ミツトヨ展」を開催し、80年にわたり蓄積された精密測定技術の集大成を紹介するとともに、最新精密測定機器の展示、基調講演会、技術セミナーを行い、ユーザーや販売店など約3800人が来場した。
 1階の大展示ホールにはインラインソリューション、三次元測定機、三次元測定機用マルチプローブ、形状測定機、自動測定プログラム生成ソフトウェア、計測システム、画像測定機・光学機器、試験・計測機器、測定工具、校正機器等がコーナー毎に見やすく展示され、熱心に説明を聞く来場者の姿が見られた。フォーミュラカー(レーシングカー)をそのまま測定する大形三次元測定機や、下町ボブスレーの実物展示などもあり、来場者の目を引いていた。
 基調講演会は、10日に独立行政法人産業技術総合研究所計測標準研究部門副研究部門長・高辻利之氏の『長さ標準の役割と動向』、11日にマテリアル代表取締役・細貝淳一氏の『大田区ものづくりの将来と下町ボブスレー』が行われ、ミツトヨの技術セミナーとともに満席の好評ぶりだった。また、工場見学ツアー(川崎工場・沼田記念館・ミツトヨ博物館)も人気を集め、博物館では150年以上前の実機なども展示されていた。
 10、11両日は午後5時から「感謝の宴」が催され、10日の宴では、中川ミツトヨ社長の挨拶に続いて鏡開きがあり、レニショーの会長兼最高経営責任者サー・デイヴィッド・マクマートリーによる乾杯の発声で開宴。
 世界的に有名なソムリエ田崎真也氏セレクトのワインやミツトヨの工場がある各地の地酒も用意され、参加者はグラスを片手に親睦を深めた。
 【中川ミツトヨ社長挨拶要旨】
 本日はご多用の中、また海外を含めてかくも沢山の方々にご参加いただきまして、誠にありがとうございます。
 19
34年に私どもの創業者、故沼田惠範が仏教伝道のための資金を得るために、日本において他社に迷惑をかけないものは何かと考え、国産のマイクロメータの開発を目指して武蔵新田に研究所を作ったのが始まりです。それから大変苦労をしましたが、1937年に開発に成功して、国産初のマイクロメータの製造販売に着手しました。
 その後、戦後の大混乱期、バブル崩壊、あるいは、私どもが皆様に大変ご迷惑をおかけした外為法違反事件、最近ではリーマンショックといった数々の試練がありましたが、その都度、皆様のご支援、ご鞭撻を賜り、今日まで来たということです。お陰様でミツトヨは、精密測定の分野では世界のトップブランドの一つとして認めていただけるまでに育てていただきました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 今回の80周年記念の個展は、ミツトヨをここまで育てていただいた皆様への感謝の思いを込めて、かつ創業時のことを思い、加えて100周年に向けて思いを新たにするということで、創業の縁の地、蒲田にあります、ここ大田区産業プラザPiOで開催させていただいた次第です。様々な産業界からの測定のニーズにお応えすべく努力をしておりますが、今回は300点を超える製品を展示させていただきました。私どもとしては、色々な形でユーザー様にソリューションの提供をしたいとの思いです。本日ご覧いただき、皆様の忌憚のないご意見を頂戴できればと存じます。
 製造業の空洞化が日本では話題となっています。ミツトヨは、日本以外に世界29カ国に販売サービスの拠点を持っています。一方で、私どもは研究・商品開発と生産はできるだけ近くにいたほうが良いという判断をしており、研究開発は勿論ですが、生産の主軸も日本に置いています。これからもその考えをもとに、積極的に国内での設備投資も含めてやってまいる所存です。
 不確定要因の多い不透明な中で、私どもの道のりは平坦だとは思っておりませんが、皆様に安心して使っていただける、自信を持って売っていただける商品を目指して、全社を挙げて頑張ってまいりますので、皆様の益々のご指導、ご鞭撻を賜りたいと存じます。

QC活動発表と表彰行う
『SanQフェスタ2014』
三機商事 講演でインドネシアの現況を聞く

 三機商事(社長=木島好規氏、本社=名古屋市熱田区白鳥2-8-24)は4月5日、名古屋国際会議場において、三機グループの社員らが参加するQC大会「SanQフェスタ2014」(第28回)を開催した。
 開会にあたり、木島社長は挨拶で同社の概況について「2013年度の業績は、売上を除き全社目標は達成され、大幅な増収増益となりました。これは航空機ユーザーにおいて高い需要の持続と主たる自動車部品ユーザーでも好調に推移し、消耗品に加え設備投資も増加したことによるものです。また円安の影響で特機部やメカトロ部では売上・利益が増加しました。一方、機器部では必死の営業活動や原価低減を推進しましたが、結果に結び付きませんでした。しかし期の終盤には少しずつ効果が出始め、次期への期待が膨らんでいます」と報告。
 今年度の方針として「2013年度からスタートした新中期六ヵ年計画の1年目は、外部環境にも恵まれ、既存ビジネス深耕展開を中心に数値的には良いスタートができたと思います。2年目の2014年度は牽引役であった航空機ユーザーも今までの様な期待は出来ませんし、自動車部品ユーザーでも消費増税による影響が掴みにくく、当社としては決して予断を許す環境ではありません。目先の状況に一喜一憂することなく、常に市場開拓・商材開発やモノづくりの原点を見つめ、中期方針達成に向けて着実に取り組むことが重要であることを皆さん方には今一度しっかり認識していただき、2年目の各部の課題に果敢にチャレンジされん事を切望いたします」と語りかけた。
 また木島社長は、今回の特別講演は「インドネシアあれこれ」と題してインドネシアでの経歴が長くセミナー講師としても活躍中の松尾充哲氏を招いて話を聞くことを紹介し、「インドネシアに拠点を設けた1年目の展開として役立つ情報が得られれば幸いです。今回は懇親会へも特別参加いただきますので、直接お話できる機会もあり身近に感じていただけると思います」と話した。
 特機部、メカトロ部、機器部、総務部、サンキマシンの各部からプロジェクト報告が行われ、昼食をはさんで午後から、新入社員8名と技能実習生3名、広州三運机から来日した3名の紹介があった後、QC発表が行われた。
 発表テーマ「新規商材・窓口を獲得しろ!!」(サークル名=ガイアの夜明け、特機1課)、「オペレート課実績作成時間の短縮」(サークル名=豆レンジャー、機器部)の発表に続き、QC模範発表として「商品掲載数の増強〜業務の標準化〜」(サークル名=MONOSO、モノ蔵支援室・総務部)の活動が発表された。
 表彰に移り、永年勤続表彰として三機商事の9名(30年1名、20年2名、10年6名)、サンキマシン1名(30年)と、QC関連でQC効果例発表最優秀賞、改善提案優秀賞(個人)、最多改善提案賞(個人・課別)のほか、売上総利益目標達成賞、営業利益最高賞の受賞者が表彰された。
 午後2時55分からは特別講演が行われ、松尾充哲氏が「インドネシアあれこれ」と題して講演した。
 講師の松尾氏は、インドネシア旭化成設立に貢献し、その後副社長としてインドネシアに合計27年間赴任、活躍した。インドネシアの文化や民族性などに詳しく、会社設立の用地探しから会社設立、従業員採用、就業規則や社内システム作り、社員教育など全般を担った。現在はインドネシア共和国投資調整庁(BKPM)日本事務所でアドバイザーとして活躍中。進出企業80社の相談や企業経営上の助言などを行い、インドネシアの第一人者となっている。
 講演の後は懇親会が開かれ、乾杯の後、各部が趣向を凝らした余興も交えて楽しいひと時を過ごし、英気を養った。

低炭素社会モデル地区
とよたエコフルタウン
4月26日グランドオープン

 豊田市では、低炭素社会実証プロジェクトにおける情報発信施設「とよたエコフルタウン」が全面完成。グランドオープンの前日に当たる4月25日にオープン式典と見学会を開催。太田稔彦豊田市長、杉浦弘豊田市議会議員議長、松下明男内閣官房地域活性化統合事務局次長ら74名が参列した。
 豊田市は平成21年度に低炭素社会実現に向け先進的な取組にチャレンジする「環境モデル都市」として国に選定され、人と環境と技術が融合する「ハイブリッド・シティ」をキーワードに豊田市の特徴であり強みである「交通」「産業」「森林」の3分野に「民生」「都心」を加えた5分野を重点取組分野と位置付け、平成25年度までの5年間に第1次アクションプランを実施。その取組みを分かりやすく紹介し、最先端技術を誰でも体験できる施設が「エコフルタウン」だ。総工費に8億4千万円(内2億円は国からの助成金)が投じられ、平成24年5月には「都市部エリア」(0・7ヘクタール)がオープン。今回の全面完成で、「中山間地」と「山間地」での低炭素な暮らしを提案するエリア(0・85ヘクタール)がオープン。同エリアでは新たにスマートハウス3棟に、建物外壁や、人工照明による植物栽培で都市においての食料生産性を探る「植物栽培ユニット」を展示。その他にも雨水を地下に貯留し、施設内ガーデン中央に作られた小川に流したり植栽への散水利用するなどの緑化・ヒートアイランド対策や、施設内通路では「速度警告表示システム」「可動式狭さくシステム」など、交通問題や環境対策の課題解決が期待されているITS(高度道路交通システム)が体験できる。同施設は第1期オープンから地元住民はもとより、他の自治体からも注目されており、この2年間で既に約8万人が来場。今後はそれ以上の来場者数が見込まれている。
【施設詳細】
▽所在地=豊田市元城町3-11
▽利用時間=9時〜17時
▽休館日=月曜日(祝日は除く)、12月28日〜翌年1月4日
▽電話=0565-77-5669
▽ホームページ
http://toyota-ecofultown.com

リクシルが提唱する
パッシブファースト¥Z宅
とよたエコフルタウンで展示開始

 リクシル(社長=藤森義明氏、本社=東京都千代田区)は、4月26日より、豊田市の「とよたエコフルタウン」において、「最新の環境技術の体験展示」(ギャラリー棟)と「既存住宅の環境対応リフォーム展示」(リフォーム棟)の2棟で構成されたモデル住宅である「リクシルパッシブファーストパビリオン」の一般展示を開始した。
 このモデル住宅は、同社が提唱する「自然の力を上手に使い、快適に生活できるエコな住環境」(パッシブファースト)を具体的な形にしたものであり、ギャラリー棟では「断熱」「通風」「採光」に着目し、自然の力を効率良く活用する設計が施されており、特に「通風」面では、窓の開閉向きや配置を工夫。温度差で起きる気流を最大限利用し、屋外が微風でも、室内では大きく風が吹き抜ける様になっている。躯体には、参考出展として、木造で広い間口、大空間を実現する建築構造(スマートスケルトンゲート)を採用。窓には豊田市産の木材とアルミサッシを組み合わせ大空間でありながら、耐候性、耐風圧強度があり、木のぬくもりを感じさせる空間になっており、夏に涼しく冬は暖かく過ごせる住宅を提案している。一方リフォーム棟では豊田市足助町などで一般的に建っている住宅をモデルに見立ててリフォームを施した住宅を展示。子供が独立し、老夫婦二人での生活になった場合を想定したユニバーサルデザインリフォーム(子どもから高齢者まで快適で安全に暮らせるデザイン)が施されている。また、同社の耐震・断熱技術を活かし、住みながら短期で耐震・断熱の改修工事を可能にする工法を紹介している。

太陽の光と緑に包まれる自然浴生活に
ガーデンルーム「ココマU」
リクシル 6月23日新発売

 リクシルは、太陽の光や緑に包まれる“自然浴生活”を実現するガーデンルーム「ココマ」に、乾式工法の採用により高い施工性とデザイン性を実現した腰壁タイプや、多様な要望に対応する豊富なオプションなどを揃えた「cocomaU(ココマU)」を、6月23日よりTOEXブランドから新発売する。
 リクシルのガーデンルームは、庭とテラスを視覚的に区切ることで生まれる“ラウンジ空間”が魅力。足元まで開放的な前面FIXパネルを用いたタイプと、腰壁を用いることでより“ラウンジ空間”が強調されるタイプがラインナップ。「ココマU」は、同社でも人気の“腰壁タイプ”について、より簡単に早く美しく施工ができる乾式工法と接着剤張りタイルを追加ラインナップすることで、施工性を簡素化し、工期を短縮することを実現。タイルは同社製の多彩なタイルが使用可能。    
 今回新たに前面だけでなく片側を腰壁にできる「L字腰壁」も揃う。さらに、様々なガーデンルームライフをサポートする多彩な仕様と豊富なオプションが揃っており、ゆとりある出幅10尺(約3m)仕様や、側面に折戸だけでなく引戸を採用した仕様、効率的に風が取り込める腰壁上の「縦すべり出し窓」仕様の他、ペットの足洗いなどに便利な「ペット用水栓柱」、側面を収納スペースに利用できる「カスタムウォール」、積雪100cm(3000N)まで対応する仕様などがある。
【参考価格/消費税・工事費・配送費含まず】
▽ココマUガーデンルーム腰壁タイプ(プラスLタイプ)※ガーデンルームタイプ2間+オープンテラスタイプ0・5間=本体価格173万8300円(オプション・タイルの価格は含まず)。製品に関する問合せ先はリクシルお客さま相談センターまで。
【電話】0120-126-001

サステナブル建築の国際コンペ
第4回リクシル国際大学建築コンペ
最優秀賞 カリフォルニア大学バークレー校

 公益財団法人リクシル住生活財団(代表=潮田洋一郎氏、所在地=東京都江東区)は、次世代のサステナブル住宅の技術を模索・検証し、地球社会にその技術を発信することを目的に「第4回リクシル国際大学建築コンペ」を開催。4月25日に経団連会館(東京都千代田区)にて開かれた公開審査会では、世界9カ国・12大学の中から最終審査に進出した上位3大学がそれぞれプレゼンテーションを行い、審査委員による厳正な審査の結果、カリフォルニア大学バークレー校(アメリカ)の作品「NEST WE GROW」が最優秀賞に選出された。今回のコンペでは、北海道大樹町で同財団が所有する環境技術研究機構「メム メドウズ」の敷地において、「プロダクティブ・ガーデン-大樹町を五感で味わう空間」をテーマに作品を募集。農業に代表される自然の営みとシンクロする活動が行われ、さまざまな収穫物、酪農などを含めた多様で豊かな食をもたらす大樹町。その景観、自然を活かし、五感を使って人が集う空間づくりの提案を求めた。
 審査委員長は世界的に活躍する建築家の隈研吾氏、審査委員は、工学博士で東京大学副学長の野城(やしろ)智也氏、造園家であり農学博士でもある進士(しんじ)五十八氏、そして放送作家・脚本家の小山薫堂氏で構成された。
 最優秀案に選ばれたカリフォルニア大学バークレー校の「NEST WE GROW」は、大樹町の植生を考慮し、建物の中でもプランターによって多様な植物を栽培できるようコンパクトに設計された点や、北海道の景色を楽しむことができる様、可視性の高いポリカーボネートを外壁に使用するというユニークなアイデアが高く評価され最優秀賞の受賞となった。今後、同作品は、隈研吾建築都市設計事務所のサポートのもと実施設計を行い、「メム メドウズ」敷地内に2014年11月に竣工する予定だ。

吹上ホールで6月17日・18日
『オリオンフェア2014』
オリオン機械 セミナーも同時開催

 オリオン機械(社長=太田哲郎氏、本社=長野県須坂市)は、6月17日・18日の2日間に名古屋吹上ホールで個展を開催する。
 同社は、コンプレッサ圧縮エアー除湿機(エアードライヤー)や冷水供給装置の産業用チラーを中心とした生産現場には欠かせない機器を製造するメーカーであるが、新たに大幅な省エネを実現した精密空調機や真空ポンプを発売し、注目を集めている。同社の製品はその省エネ性が高く評価され、『第9回新機械振興賞』・『日本機械工業連合会会長賞』・『第24回中小企業優秀新技術・新製品賞』等、数々の表彰を受けている。
 特筆すべき製品は第一に業界No.1の省エネ性能を実現した「新型DCインバータチラーRKE-Bシリーズ」。これはすべての動力源を、ユーザの負荷状態に合わせて必要最小限の消費電力でエコ運転を可能とした究極のインバータチラー。
 第二に「全体空調から局所精密空調へ」をキーワードに、世界に類のない最新テクノロジー「ヒートポンプバランス制御」をもつ精密空調機器PAPシリーズ。これは特許を取得した画期的な冷凍制御技術により最大で80%もの省エネを実現している。
 そして、第三に業界初となるインバータ回転数制御機能を標準装備した新たな発想の真空ポンプ「インバータベーンレスポンプKCEシリーズ」。これも真空利用負荷状況に応じて最大84%もの省エネを可能としている。
 6月に開催するこの個展で、同社は東海北陸地区のユーザに、これらの省エネ製品を幅広くPRするのが狙いだと言う。
 また会場では、産業用省エネインバータチラーや超省エネ型の精密空調機、インバータ真空ポンプを持込み、実機の運転も予定している。
 【開催概要】
▼開催日時=6月17日10時〜18時、18日10時〜15時
▼会場=名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)第1ファッション展示場(名古屋市千種区吹上2-6-3)
▼同時開催セミナー(精密空調機、オイルフリーベーンレス真空ポンプ、新型DCインバータチラーのセミナー)=6月17日@10時30分〜A13時〜B16時〜、18日@10時30分〜A13時〜の計5回
 詳細は、中部オリオン(愛知県一宮市三ツ井5-19-14、TEL0586-76-1217)まで。

先進の工作機械42台を展示
「イノベーションデー2014」
DMG森精機 21日〜24日伊賀事業所で

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区)は5月21〜24日の4日間、三重県伊賀市の同社伊賀事業所にてイノベーションデー2014(IGA INNOVATION DAYS2014)を開催する。
同展では、アジア初出展となる2機種を含む計42台の先進の工作機械を展示し、多くの機械でデモ加工を行う。
 今回は、ドイツDMG MORI SEIKI AKTIENGESELLSCHAFTとの統一感がひと目でわかる新デザインコンセプト機12台を出展し、すべてに新開発のオペレーティングシステムCELOSを搭載。斬新なデザインと工作機械業界初となるタッチパネルでの操作を採用したCELOSは、アイデアを製品に仕上げるまでの工程を素早く実現する。CELOSアプリケーションにより、デジタル化された生産指示データ、工程データ、機械データの管理、記録の見える化を実現し、高い生産性を生み出す。
 また、展示会場となる伊賀事業所のグローバルソリューションセンタ内に新たに「エクセレンスセンタ」を開設し、継続的な成長が予想される「Automotive(自動車産業)」、「Aerospace(航空機産業)」、「Medical(医療分野)」の3分野に特化した加工ソリューションを提案。各専任スタッフが、豊富な事例やデモ加工を交えた実践的な技術ノウハウを分かりやすく解説し、ユーザーの生産性向上に貢献するソリューションを提案する。
 期間中は毎日、工場見学会と「最先端技術セミナー」を開催。セミナーは各分野で活躍している大学の先生方を招聘し、業務改善やスキルアップに役立ててもらえるように、加工課題から最先端技術にいたるまで、未来志向の技術情報を紹介する。
 期間中はJR名古屋駅とJR新大阪駅から無料送迎バスを運行。