back namber

2013年(平成25年)5月
戻る
2013年5月5日12(日) 2489 2490
さらなる業界発展を目指し
会員増強を積極的に推進
遠州機工会 第2期通常総会を開催

 遠州機工会(会長=杉野泰治氏・浜松機材社長)は、昨年4月に浜松機械工具商協同組合から任意団体となって1年が経ち、4月17日、第2期通常総会を浜松市中区のホテルコンコルド浜松で午後6時より開催した。議案審議の結果、第1期事業報告の承認など全議案を原案通り可決した。総会後の懇親会で杉野会長は、会員に対しメリットを出せる体制になったこの機に、会員増強活動を活発に推進したいと2期目の抱負を語った。
 総会は児玉副会長(コダマキカイ社長)の司会で進められ、冒頭、杉野会長が「皆様のご協力により1年間、無事に過ごすことができました。本日、第1期の事業報告と第2期の事業計画を審議していただきますので、よろしくお願いいたします」と挨拶。
 杉野会長を議長に選出して議案審議に入った。
 事務局を担当する内山総務(内山商店社長)より出席状況について、会員数20社中20社全員の出席が報告された。
 第1号議案=第1期事業報告承認の件、第2号議案=第1期決算諸表会計監査報告及び承認の件、第3号議案=第2期事業計画の件、第4号議案=第2期収支予算の件を審議し、いずれも原案通りに可決された。
 また、第2号議案では決算報告が協同組合当時と同じ様式で行われたが、出席した会員より任意団体という組織形態から考えるとそこまで詳細に記載しなくてもよいのではないかとの意見が出され、次回から簡便化した形の決算報告とすることが承認された。
 以上で議事を終え、児玉副会長の閉会の辞により総会を終了。
 総会終了後は賛助会員も交えた懇親会に移り、杉野会長が挨拶で、すべての議案が承認可決され総会を滞りなく終了したことを報告した後、「遠州機工会は昨年4月に発足してからちょうど1年となりました。協同組合から任意団体となり、若葉マークの運転をしてきました。委員会活動は青年部も含めて、賛助会員の皆様にも参加していただくことによって活発になり、より深い交流ができたのではなかったかと存じます。任意団体となり縮小をしたように感じられていますが、より充実したものになったのではないかと思っています。遠州機工会へ参加するメリットがより明確になったこの機会をとらえ、今期は新規加入企業の募集、青年部への加入募集をして会員増強に取り組んでいきたい。昨年度は、全日本機械工具商連合会の中部ブロック会議の幹事団体として取り組みました。遠州機工会は現在の会員に対してメリットをいかに出していくかにウエイトを置いているのに対し、全機工連、愛知組合は業界の将来を見ているということを強く感じました。我々も、電子商取引について関係する企業様を招聘してヒアリングをしたり、グローバル化について大手商社の海外事業部の方に講演をいただいたりしてはいますが、さらに将来についても力を入れていかなければならないと感じました。このことを視野に入れた活動をしていきたい」と話した。
 また、児玉副会長と佐山青年部部長(日研副社長)からも会員増強への協力が呼びかけられた。
 来賓の紹介に続いて、来賓を代表して山本浜松商工会議所副会頭が「新会員募集ということで、さらなる発展をされることと存じます。世の中、少し明るさが出てきたという雰囲気ですが、まだまだ先行きは不透明です。浜松商工会議所も設立されて120周年となりました。色々なイベントを考えております。それと同時に役員の改選期に当たり、11月から新しい役員のもと3年間やっていきます。役員も変わりますし、商工会議所も原点に戻り会員のための商工会議所を最大の目的としてまいります。ぜひ皆様方と一緒に頑張ってまいりたい」と祝辞を述べた。
 田中静岡県中小企業団体中央会西部事務所所長の力強い発声で乾杯し懇親の場となり、和やかに情報交換などが行われ、増田顧問(プロム・マスダ社長)の中締めでお開きとした。
 遠州機工会は、静岡県浜松市とその周辺の機械工具商が会員となり、機械工具販売業をより良くしていくための活動を行っている。現在、正会員20社、賛助会員43社(商社23社、メーカー20社)が加盟。
【活動内容】
 ●委員会活動
 [情報交換委員会]
 景況調査の実施、業界内の時勢に合わせた講演会の開催
 [福利厚生委員会]
 会員各社の従業員に対する福利厚生企画の実施
 [視察工場見学委員会]
 優良企業の情報収集
 ●広報宣伝事業
 機工会活動の業界への発信
 ●青年部活動
 機工会事業への参加を通じて将来の経営者の育成
 ●全日本機械工具商連合会及びその中部ブロックでの会議、活動への参加
 ●総会(年度当初)、賀詞交歓会(正月)の開催
 【年会費】
 4万8千円(別途参加費のかかる行事もあり)
 【問合せ・参加申込み】
 遠州機工会事務局 電話053-461-5518(内山商店・内山氏)まで

5月24日の総会に向けて
議案と役割分担を確認
愛鋲協 第8回理事役員会を開催

 愛知鋲螺商協同組合(理事長=土方成一氏・金城螺子製作所社長)は4月18日午後6時40分より、名古屋市中村区のウインクあいちにおいて「第8回定例理事役員会」を開催し、理事並びに監事10名と事務局2名が出席した。
 土方理事長の挨拶に続いて各議案の審議が行われ、第1号議案=平成24年度会計決算報告及び監査報告に関する件は、阿部副理事長(織田商店社長)から平成24年度決算報告書の内容が説明された。
 監査は、同日の午後6時から理事会と同じ場所で土方理事長はじめ理事会に出席する理事立ち会いのもと、佐野監事(佐野螺子工業社長)により実施され、適正であることが佐野監事より報告された。これを全員異議なく承認、可決した。
 第2号議案=平成25年度会計予算案に関する件は、阿部副理事長より説明され、原案通り全員が承認、可決した。
 第3号議案=平成25年度第40期通常総会準備に関する件は、土方理事長より、通常総会資料について説明された後、前年度を参考に役割担当が指名された。
 総会司会=鈴木憲一理事(エフシーテック社長)▽理事長挨拶=土方理事長▽平成24年度事業報告・平成25年度事業計画案=馬場副理事長(メイナン社長)▽平成24年度決算報告・平成25年度収支予算案=阿部副理事長▽監査報告=佐野監事▽懇親会司会=山田理事(山田螺子工業所社長)。これを全員異議なく承認、可決した。
 第4号議案=事業部委員会に関する件は、花井理事(ハナイタイト社長)より3月度売上について売上が無かったと報告され、全員了承した。
 第5号議案=平成25年度組合員実態調査のまとめに関する件は、事務局より賦課金の額とそれに該当する組合員数が報告され、年間の賦課金収入が示された。これを全員了承した。
 第6号議案=平成25年度役員改選の件は、選考方法や役員候補者について審議した。また、日本ねじ商連の役員候補についても審議した。
 第7号議案=日本ねじ商連第38回総会の件は、阿部副理事長より通常総会及び懇親会開催内容について説明され、全員了承した。
 第8号議案=その他(報告事項)は、各種案内送付の件として、広報誌「愛鋲協」39号を4月19日に送付予定と報告された。
 次回理事会は、通常総会当日の5月24日に名鉄ニューグランドホテルで午後5時より開催される。
 以上で全議案の審議を終了し、午後8時20分に閉会した。
新会長に坂倉氏(コーワ精工販売)
6月に家族会を予定
一宮機鋼組合 平成25年度通常総会開催

 一宮機鋼組合(会長=大崎政雄氏・大崎機工社長)は4月13日、囲炉裏会席と樹氷の宿「不動温泉 華菱(はなびし)」(長野県下伊那郡阿智村浪合254-1)において、全組合員出席のもと「平成25年度通常総会」を開催した。
 当日は午後2時前に組合員の油伝商店駐車場を出発。3時半に会場のホテルに到着した。
 総会は4時から同ホテルの会議室で行われ、加納幹事(一大鋼機社長)の司会進行のもと、冒頭、大崎会長が挨拶で「本日は、遠路はるばるお忙しい中、総会にご出席いただきありがとうございます。日ごろは組合の行事に対してご支援ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。今年も1年、あっという間に過ぎました。家族会、研修会、忘年会を実施し、つつがなく過ごすことができました。私も、平成16年に小木曽会長から会長職のバトンを受け、長い年月が経ちました。その間、経済情勢は、リーマンショックという百年に一度の経済恐慌があり、超円高も進み一ドル70円台という時期もありましたが、昨今は百円に近づいています。歴史を感じる次第です。会長在任中は、皆様のご協力により大過なく過ごさせていただきました」と振り返り、会長職を退任するにあたり組合員に対し感謝の気持ちを表した。
 大崎会長を議長に選出して議事に入り、平成24年度会計報告を片山氏(片山機材専務)が、監査報告を坂倉氏(コーワ精工販売会長)がそれぞれ行い、満場一致で承認された。
 続いて、年間仕入ベスト3社の表彰が行われ、1位=大崎機工、2位=油伝商店、3位=豊田商会が表彰された。
 役員改選では、会長に坂倉氏(コーワ精工販売会長)、副会長に片山氏(片山機材専務)と石川氏(石川工具社長)が選任された。
 坂倉新会長は就任の挨拶で「2人の副会長と共々力を合わせて頑張ってまいる所存です。今以上に皆様のご協力を賜りたいと存じますので、ご協力いただければと存じます」と述べた。
 また、平成25年度事業計画案を審議する中で、総会開催を隔年にしてはとの意見が出されたが、年に一度の親睦旅行会も兼ねており、費用を見直した上で引き続き毎年、遠征の形で実施することが承認された。
 平成25年度の主な事業は次の通り。
▼献血 5月に油伝商店駐車場にて(一宮金物組合と合同)
▼勉強会 年2回
▼家族会 6月に名鉄犬山ホテルにて
▼忘年会 12月
 祝辞が弊紙岩田より述べられ、総会を終了した。
 総会後の懇親会で親睦を深め同ホテルで一泊。翌日は観光を行い、標高3千mの中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイからの眺望を楽しんだ。
管機連地区代表者会議の報告
5月28日の総会準備を進める
岐阜県管工機材商組合4月定例理事会開催

 岐阜県管工機材商組合(理事長=森嶋靖雄氏・大東会長)は、4月4日午後5時より、岐阜市長良川河岬の岐阜グランドホテルを会場に「四月定例理事会」を開催した。
 理事会では、5月28日の「第36回通常総会」の役割分担が決定された他、各種報告が行われた。
 当日審議された議案は次の通り。
▽第1号議案=第36回通常総会の件
 5月28日午後5時30分より岐阜グランドホテルで開催する。
 役割分担は次の通り。
【総会役割分担】
●司会・開会の辞=廣瀬副理事長(瓶由社長)
●議長=森嶋理事長
●閉会の辞=廣瀬副理事長
【懇親会役割分担】
●司会進行=木曜会から小笠原幹事長(瓶由)
●開会挨拶・乾杯=山田理事(山彦会長)
●中締め・閉会挨拶=山田理事(山兼社長)
▽第2号議案=実務責任者会議(木曜会)の総会提出議案審議の件
 平成24年度の事業・収支決算報告、平成25年度の事業・収支予算(案)を木曜会幹事長の小笠原氏が報告し、審議され承認された。
▽第3号議案=第63回製販親睦ゴルフ会報告の件
 廣瀬副理事長(瓶由)と山田理事(山兼)が幹事となり、岐阜関カントリー倶楽部東コースにおいて午前8時30分からスタートした。正会員、賛助会員ら24名が参加する中、賛助会員の森松工業の山本直樹氏が優勝した。次回は10月に開催予定。
▽第4号議案=その他の件
(1)管機連地区代表者会議開催の件
 3月12日に東京の八重洲富士屋ホテルにおいて、正副会長常務理事会を開催し、森嶋理事長が出席した。理事会では、管機連の一般社団法人化に向けて意思統一を行い、秋の臨時総会における管機連解散総会と新社団法人の臨時総会の開催が確認された。管機連から提議された、各組合の青年部を全国組織にする案について、当組合の木曜会の参加についても検討したが、参加は辞退すると回答したことが報告された。木曜会は、主に会社の後継者が構成員となっている一般的な青年部とは異なり、組合員各社の販売責任者で構成されていることが理由。
(2)他県商社岐阜進出の件
 関東から管材大手商社の進出があり、既存の事業基盤への影響が(少なからず)懸念される。組合としては、組合のスローガンである「適正利潤の確保による健全経営の確立」及び「地産地消」の実現に向けて、組合員一致団結して更なる努力をもって対処することを誓い合った。
(3)愛知県管工機材商業協同組合50周年記念式典の件
 式典に森嶋理事長が出席する。
(4)次回理事会は7月に開催を予定。
山本直樹氏(森松工業)が優勝
第63回製販親睦ゴルフ会
 第63回製販親睦ゴルフ会上位入賞者は次の通り。(敬称略)
▽優勝=山本直樹(森松工業)N74.0 H18.0
▽準優勝=千葉純一(東洋バルヴ)N76.0 H24.0
▽3位=佐藤啓(ヨシタケ)N76.8 H31.2
▽4位=土橋治彦(岡谷鋼機)N77.2 H22.8
▽5位=服部透(オータケ)N77.8 H25.2
▽ベスグロ=山本直樹 92
400ものアイテムが一堂に
「LIXPO(リクシポ)中部2013」
LIXIL 1万500名が来場し活況

 LIXIL(社長=藤森義明氏)では、2013年2月5日の北海道会場を皮切りに全国8会場にて、建築関連のプロユーザーならびにその顧客を対象としたLIXILの新商品発表会『“暮らしを育てる。”リクシル「LIXPO(リクシポ)2013」』を開催し、合計約67,500名もの来場者を動員し盛況を博した。
 中部地区においては、4月5日・6日にポートメッセなごやで開催し、2日間で予想を大きく上回る1万500名が来場した。
 会場内では、「LIXPO2013」のテーマである“暮らしを育てる。”をわかりやすく表現したコンセプト展示や、今春に順次発売予定のサッシ、ドア、エクステリアや、トイレ、バスルーム、キッチンなど、暮らしをより豊かにする新商品が54アイテムと、人気製品など400アイテムが一堂に展示された。
 コンセプト展示内では、手持ちのタブレットやスマートフォンを展示内設置のARマーカー(拡張現実)にかざすと、3Dの立面図や動画も見ることができ、家族の成長とともに変化する住まいを体感できるような、新しい試みがなされていた。
 エクステリア&サッシ・玄関ゾーンでは、新製品の大型エクステリアルーフ「カーポートアーキフィールド」が注目を集めていた。カースペースと玄関の二つの空間を一つの大屋根(以下、ルーフ)でつなげることにより、並列と縦列駐車もレイアウトできる。来場者はフラットできれいなルーフを確認していた。
 水まわりゾーンでは、新洗浄方式を搭載し、清掃性をアップした新製品「サティスGタイプ」が登場し、4リットル洗浄水のすべてが鉢内のすみずみまでまわり、静かに強力に汚れを落とす様子が紹介された。
 また、キッチン排水口のぬめりや汚れを洗い流す史上初の「くるりん排水口」が実演された。排水口に水を流すだけで水流にうずを発生させ、排水口やゴミカゴの汚れを洗い流し、さらに排水トラップ内部の汚れた水もスムーズに排水する業界初の新機能が紹介され、人垣が出来ていた。
名古屋市認定 地域建造物資産の門柱はじめ
正門をボランティア洗浄
ケルヒャージャパン 東山動植物園クリーンイベント

 清掃機器の最大手メーカー、ドイツ・ケルヒャー社の日本法人、ケルヒャージャパン(社長=佐藤八郎氏、本社=宮城県黒川郡大和町松坂平3-2)は、昨年9月21日に締結した「東山動植物園の支援・協力に関する協定」に基づき、東山動物園正門の壁・門柱・床を洗浄する「クリーンイベント」を、4月15日と22日に実施した。
 このイベントは、社会貢献活動の一環として、同社名古屋支店(支店長=籾山兼一郎氏、住所=名古屋市天白区井口1-301)の社員が業務用高圧洗浄機を使用し、東山動物園正門周辺を洗浄し、汚れを落とし当時の風合いを取り戻すもの。名古屋市認定地域建造物資産である小松石の正門柱(4本)は開園以来初の本格洗浄となった。
 4月15日(月・閉園日)は正門向かって右側(入園口側)半分を洗浄し、4月22日(月・閉園日)に残りの左側半分を洗浄。両日ともに9時から作業を開始し、スタッフ7名が業務用温水高圧洗浄機「HDS 8/15  C」「HDS 8/9 C」と、業務用温水高圧洗浄機「HD 5/14  B」2台の計4台を使用して、コケ、土砂、排気ガスなどの表面の汚れを取り除いた。2日間、計18時間を掛けて洗浄した正門周辺はキレイに生まれ変わり、特に正門柱は76年蓄積した汚れが落ちたことで、当時の風合いが蘇った。
 作業を担当した籾山名古屋支店長は、「前回の動物慰霊碑に続き、東山動植物園を洗浄出来たこと大変光栄に思います。今回は文化的資産である正門柱もあり、より丁寧な作業を心掛けました。地域の方々に喜んでいただければ幸いです」と語った。
 また、東山総合公園・管理課の川瀬洋治主査は、「多くの来園者が見込まれるGWシーズンを前に、正門をキレイに洗浄していただいたことで、多くの市民の方々に気持ちよくご来場いただける環境が整いました」とお礼の言葉を述べるとともに、協定締結時に寄贈されたケルヒャー製品が飼育施設はじめ東山動植物園の清掃に活躍している現状を話した。
 今回の清掃活動は昨年9月21日に実施した動物慰霊碑の洗浄に続き2回目となる。同社は今後も、平成27年3月まで継続して実施し地域貢献していく予定。
第51回機械工業見本市金沢
『MEX金沢2013』に出展
ケルヒャージャパン 16日〜18日
 ケルヒャージャパンは、5月16日〜18日の3日間、石川県産業展示館(3、4号館)で開催される第51回機械工業見本市金沢「MEX金沢2013」に出展する。
 北陸営業所(石川県金沢市)を開設した昨年に初の単独出展を行い、今年で2回目の出展となる。ブースでは、今年1月に発売したばかりの産業用バキュームクリーナー「IVC 60/30  Tact」をはじめ、100Vタイプのコンパクトな業務用床洗浄機、高圧洗浄機、クリーナー、スイーパーなどを機械金属電機業界向けの使用例を交えて紹介する。ブース番号は3-37(3号館)。
 今年から、業務用製品のカラーをケルヒャーイエローからアンスラサイト(グレー)に一新することとなり、今回はカラー変更後の製品ラインナップも見られる。また同社ブースにてアンケートに答えると、ケルヒャーロゴ入りノベルティがもれなく進呈される。
HAMAMATSUテクニカルフェア
次世代のものづくりへの提案
浜松市総合産業展示館で29日、30日

 伝動・油空圧機器から組立・搬送・計測・検査装置まで扱う、サカエ(社長=神谷紀彦氏、本社=浜松市中区野口町336)主催の「HAMAMATSUテクニカルフェア」が5月29、30日の2日間、浜松市東区の浜松市総合産業展示館で開催される。
 今回の展示会は「次世代のものづくりへのご提案」をテーマに、約120社のメーカーが出展。生産現場における課題解決のキーとなる、軸受、シール、伝動、油空圧、環境ツール、検査・計測、ロボットの七つのゾーンを設けて、各社の新製品・新技術を紹介する。
 また会期中には、出展メーカーによるミニセミナーも開催される。1セミナー30分程度で、29日に8セミナー、30日に5セミナーを予定。開催当日は混雑が予想されるため、同社ではメール(info@sakae-jp.com)によるセミナー参加の事前登録を受け付けている。
【開催概要】
▽名称=HAMAMATSUテクニカルフェア
▽会期=2013年5月29日10時〜19時、30日9時30分〜16時
▽会場=浜松市総合産業展示館(静岡県浜松市東区流通元町2012、TEL053-421-1311)
▽併催企画《ミニセミナー》
 ●5月29日
 @ミツトヨ「『マイクロメーターの基礎』構造、取扱い、メンテナンス」10時〜
 Aエコマスターズ「ドライアイスブラストマシンとその運用」11時〜
 Bファナック「ファナックビジョンシステム紹介」13時〜
 Cアイエイアイ「トラブル事例と解決方法」14時〜
 Dニッセイ「高効率規制及び高効率(省エネ)製品について」15時〜
 Eピーアンドエフ「かんたん防爆基礎セミナー」16時〜
 Fイマオコーポレーション「治具の改善事例セミナー」17時〜
 GSMC「温調機実演キットによるワーク温度管理説明」18時〜
 ●5月30日
 @スガツネ工業「各種扉の安全・改善対策に最適な商品のご提案」10時〜
 Aクリエイティブマシン「IRONCAD 世界一仕事が速いCAD」11時〜
 B近藤製作所「視覚センサシステムの提案」13時〜
 Cアイエイアイ「トラブル事例と解決方法」14時〜
 D鍋屋バイテック会社「高減衰能カップリングの使用効果について」15時〜

2期連続で二桁マイナスとなるも
電子・電気  機械産業向けに増加の兆し
マニピュレータロボット統計 生産・出荷実績2013年1〜3月期

 日本ロボット工業会は4月25日、マニピュレータ、ロボット統計生産・出荷実績2013年1〜3月期(会員ベース)を発表した。これによると、同会員42社の受注額は前年同期比12.7%減となり7四半期連続でマイナス、生産額は同17.4%減で6四半期連続のマイナス、出荷額も同16.5%減と6四半期連続でマイナス成長となった。しかし、月次で見るとマイナス幅は縮小しており、回復傾向が見られる。
 概要は次の通り。
【受注について】
 2013年1〜3月期の受注台数は、前年同期比で12.8%減の2万3,748台となり、5四半期連続でマイナス成長となった。受注額では、同12.7%減の975億円となり、7四半期連続でマイナス成長となった。引き続き、世界経済の停滞や国内需要の減少などによる設備投資低迷がロボット産業にも大きく影響を及ぼしたと見られる。
【生産について】
 2013年1〜3月期の生産台数は、前年同期比で19.5%減の2万1,339台となり、3四半期連続でマイナス成長となった。また、生産額で見ると、同17.4%減の943億円となり、6四半期連続でマイナス成長となった。
 ユーザ業種別に見ると、自動車産業向けは弱含みの状況にあり、電気機械産業向けは引き続き低迷している。海外需要低迷が主な要因である。
 海外市場で見ると、中国を中心としたアジア向けの減速が引き続きマイナス要因となったほか、欧州向けの落ち込みによる影響も大きい。米国向けは前年同期を上回り、今後も需要が好調に推移することが予測される。
【出荷について】
 2013年1〜3月期の総出荷台数は、前年同期比で16.5%減の2万2,545台となり、3四半期連続でマイナス成長となった。総出荷額では、同16.5%減の979億円となり、6四半期連続でマイナス成長となった。
 国内出荷台数は、同18.7%減の6,314台となり、2四半期連続でマイナス成長となった。国内出荷額は、同13.5%減の327億円となり、2四半期連続でマイナス成長となった。
 輸出台数は、同15.7%減の1万6,231台となり、3四半期連続でマイナス成長となった。輸出額は、同17.9%減の652億円となり、7四半期連続でマイナス成長となった。
 ◎国内出荷内訳
 自動車産業向けは、前年同期比で1.4%増の2,180台となり、2四半期ぶりにプラスに転じた。引き続き、堅調に推移している。
 電子・電気機械産業向けは、同33.5%減の1,844台となり、7四半期連続でマイナス成長となった。電子部品実装用をはじめとした電機産業向けは、引き続き全般に需要が弱かった。
 ◎輸出内訳
 溶接用は、前年同期比で16.7%減の6,007台となり、4四半期連続でマイナス成長となった。自動車産業向けの主要用途である溶接用は、中国を中心としたアジア向けや、欧州向けが依然として大きな落ち込みにあることから、米国向けの堅調も及ばず、低迷した。
 電子部品実装用は、同30.4%減の1,463台となり、8四半期連続でマイナス成長となった。電子・電気機械向けの主要用途である電子部品実装用は、主要な需要先である中国向けが引き続き低迷し、前年同期を大きく下回った。
【月次動向】
 四半期ベースでは2期連続で2桁マイナスになったが、3月の金額ベースでは、受注、生産、出荷ともに、前年同月比で1桁のマイナスとなるなど、マイナス幅が縮小しており、回復傾向が見られる。
 これは、電子部品実装用が2月に受注、3月に生産と、活発な動きが出ていることや、FPD用が3月に国内外ともに出荷ベースで大きな需要があったことが要因。FPD用の増加は、パネルメーカーの活発な設備投資が背景にあると見られる。
 また、塗装用も2月以降、新興国や米国向けで伸長した。
 ほぼ堅調に推移している自動車産業向けに加え、長く低迷していた電子・電気機械産業向けに需要増加の兆しが見えることから、先行き期待感は大きい。
建設機械用シャフトなど初受注
復興・エネルギー関連需要が増加
協栄ホーニング 単品販売・短納期を強みに

 材料手配から加工までワンストップ(社内一貫生産)でオーダーメイドできる日本有数のパイプ・シャフト・ローラーの総合メーカー、協栄ホーニング(社長=渡辺良和氏、本社=愛知県豊田市)では復興・エネルギー関連需要が増加している。
 同社はアルミ、鉄、ステンレス製の「ホーニングパイプ」「スライドシャフト」「スライドパイプ」「アルミローラー」などの工業部品を材料手配から各種加工までワンストップで製造・販売を行う会社で、パイプ1本から受注・販売する「単品受注」「単品販売」を基本にビジネスを展開。豊富な材料のストックと高い加工技術力で、受注から納品まで1週間という「短納期」を実現している。
 昨年11月、復興関連のスポット需要で、同社初となる建設機械用シャフトを福島県の企業から受注。直径φ160ミリメートル、長さ2,500ミリメートルと、同社にとっては大型かつ高単価なシャフトで、11月に1本、今年2月に4本、合計5本のシャフトを受注した。2月に関しては月間総売上の約4%を占めたという。
 また、液化天然ガス関連で、大型の連結バルブ用部品を静岡県の企業から受注。大型タンカーが運搬してきた液化天然ガスを地上のタンクに荷揚げする際、船と地上を連結するバルブ用部品で、直径φ85ミリメートル、長さ600ミリメートルと、同社にとっては大型のもの。これまで小型バルブ用部品は受注していたが、今回のような大型品は初受注となった。
 昨年9月および今年2月、4月に各月30本、合計90本を受注した。それぞれ月間総売上の約5%を占めている。さらに、今秋には2カ月分、合計60本の追加受注を見込んでいる。原子力発電の停止により火力発電への依存度が高まり、液化天然ガスへの需要シフトが急激に高まっていることが、受注好調の背景とみられている。
 これらの受注について同社は、「今回受注した製品は緊急を要する製品だったため納期が非常にタイトで、当社の強みである短納期が評価されたと思われる。当社が得意とする、特殊な製品でかつ少量での製品であったことも受注に至った要因」と総括し、単品販売、短納期、オーダーメイドの強みを活かし、日本の工業を下支えするオンリーワン企業を引き続き目指すとしている。
 【協栄ホーニング 概要】
▽創業=1948年(昭和23年)4月
▽本社=愛知県豊田市若林東町赤池56番地33
▽売上高=4億円(2012年4月期)
▽ホームページ=http://www.kyoei-honing.jp/

愛機工組合 支部総会
 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)の各支部は、4月上旬までに支部総会を開催し、5月28日の組合総会に備えた。支部総会では、今年10月開催の全機工連・愛知大会とメカトロテックジャパン2013(MECT2013)への協力要請が行われた。
【尾張支部】
親睦会を兼ねて開催
上諏訪温泉「浜の湯」で

 尾張支部(支部長=服部利一郎氏・服部商会会長)は2月2、3の両日、信州上諏訪温泉「浜の湯」(長野県諏訪市湖岸通り3-3-10)において支部総会を開催し、支部員ら13名が参加した。
 総会は、3日の午後5時30分より、長田支部幹事(ナガタ機工社長)の司会進行、開会の辞で開会。資格審査が行われ、支部員数27社中26社出席(委任状含む)で総会が成立すると司会者より宣言された。
 服部支部長が「本日は遠路、平成25年度尾張支部総会にご出席いただきありがとうございます。今年は、全機工連・愛知大会、MECT2013と、10月に組合行事が集中しています。皆様の協力を得て、ともに成功させていきたいと存じます。また、支部行事についても充実させていきたいと思いますので、重ねてご支援ご協力のほどお願いいたします」と挨拶。
 近藤支部幹事(油伝商店社長)を議長に選出して議案審議が行われ、@平成24年度事業報告A平成24年度決算報告B平成25年度事業計画案C平成25年度予算案はいずれも原案通り承認可決された。
 総会終了後は、同ホテル自慢の信州の食材をふんだんに使った懐石料理に舌鼓を打ち、温泉につかり日頃の疲れを癒した。
 尾張支部の総会は親睦旅行会も兼ねており、例年3月に開催されるが、昨年末の忘年会の折、厳しい寒さが到来するとの予想があり、全面結氷した真冬の諏訪湖で起きる神秘的な自然現象「御神渡り(おみわたり)」を見てみたいという話になり、会場が選定され早めの開催となった。
 今年は予想通りの厳しい寒さで御神渡り現象が何年かぶりに出現したが、総会当日は珍しく暖かい日和となり、残念ながら御神渡りは消えてしまい見ることができなかった。
 翌日は諏訪湖周辺を観光し、名古屋に帰る途中、伊那の果樹園にも立ち寄り、支部員の親睦を深めて解散した。
【熱田支部】
講演会・見学会など充実
サイプレスガーデンで

 熱田支部(支部長=滝沢有一氏・松本商店社長)は3月29日午後零時30分より、名古屋市熱田区のサイプレスガーデンホテルにおいて支部総会を開催した。
 周防支部幹事(喜一工具中部営業部副部長)が司会進行を務め、水谷副理事長(ミズタニ機販社長)の開会の辞で総会を開会。
 資格審査発表では、司会者より支部員31社中出席24社(委任状含む)で総会が成立すると宣言された。
 滝沢支部長が「年度末のお忙しい中、ご出席いただきまして誠にありがとうございます。昨年から自民党が圧勝ということで、アベノミクスで超円高が是正され日本の経済が非常に活発化しています。それにより株価も上昇してきています。ただ、ガソリンや輸入食材の値段が上がったりと、我々一般の庶民の生活には響いてくる。今後、消費税も上がるということで厳しい面もありますが、経済活動が活発化すると私どもの生活も充実してくるのではないかと思っています。そんな中で昨年、熱田支部の行事として熱田神宮の見学、マザック美術館の鑑賞など、参加していただければ大変有意義な企画を盛りだくさん行いました。熱田神宮などは非常に身近な存在ですが、知らないことがたくさんあるということを再認識しました。平成25年度も内容的に充実した企画をしてまいりますので、積極的にご参加いただければ幸いです」と挨拶。
 慣例により支部長が議長となって議事に入り、各議案を慎重に審議した結果、全ての議案を承認可決した。
 組合事務局の渡辺氏が、組合で実施している共済保険、自動車リース等について説明し、協力を呼びかけた。
 野村支部幹事(サンユー商事社長)の閉会の辞で終了した。
 熱田支部の平成25年度の主な事業は次の通り。
▽講演会(7月頃)
▽見学会(9月頃)
▽親睦ゴルフ(11月頃)
▽忘年会(12月)
【東支部】
新企画を募り活動の充実図る
東京第一ホテル錦で

 東支部(支部長=田中知之氏・ミユキ商會社長)の支部総会は4月2日午後6時より、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で開催された。
 冒頭、田中支部長が「皆様のご意見を頂戴し、より良い支部活動に努めてまいりたい」と挨拶。司会者の坂井支部幹事(サンコー商事GM)より、支部員32社中出席31社(委任状含む)で総会が成立すると報告された。
 倉地理事(倉地社長)を議長に選出して議案審議を行い、第1号議案=平成24年度事業報告、第2号議案=平成24年度決算報告、第3号議案=平成24年度監査報告を原案通り承認。
 第4号議案=交付金については、山崎組合事務局長より25年度分に関して説明があった。
 第5号議案=平成25年度事業計画(案)、第6号議案=平成25年度予算(案)について審議し、原案通り承認可決した。主な事業計画として、ビアパーティー(8月)、親睦ゴルフ会(10〜11月頃)、忘年会(12月)、支部総会(平成26年4月)、幹事会(1回)、その他を予定している。その他については、開催したい事業について意見を募り、検討する。  
【北支部】
納涼会の開催も検討
浄心の「大森」で

 北支部(支部長=長村康義氏・長村商店社長)の支部総会は3月27日午後6時より、名古屋市西区の料亭「大森」で開催された。
 清水支部幹事(清水商店社長)の司会進行、開会の辞で始まり、司会者より、出席状況について支部員総数25社中25社出席(委任状含む)と報告され、総会の成立が宣言された。
 冒頭、長村支部長が「昨年、熊田社長より支部長を引き継ぎまして、一年経ちました。この一年を振り返りますと、引き継いだ時は、景気の先行きが不安な状況でした。昨年末に政権が代わり、円安、株高という状況になって景気が良いとの話もありますが、私どものような零細企業では恩恵を受けるまでには至っていません。先を考えると不安な気持ちもありますが、北支部の皆様と共に乗り越えてまいりたい。本日、ご審議いただきましたことを今年の行事に反映させていきたいと存じますので、慎重審議をよろしくお願いいたします」と挨拶。
 服部理事(伊吹産業社長)を議長に、第1号議案=@平成24年度事業報告、同=A平成24年度収支決算報告、第2号議案=平成25年度事業計画(案)について審議し、いずれも原案通り承認した。
 来賓挨拶で山崎組合事務局長が「新年会の担当支部、お疲れ様でした。お陰様で380名もの大勢の方に参加していただき、盛況のうちに終了することができました」と礼を述べた後、今年度の大きな事業としてMECT2013と全機工連の愛知大会が共に10月に開催されることに触れ、参加協力を呼びかけた。
 北支部の平成25年度の主な行事は、懇親会(納涼会等)、忘年会12月18日、豊川稲荷初詣1月18日、幹事会2月頃。
【南支部】
10月の2大行事に協力を
東京第一ホテル錦で

 南支部(支部長=森庸一氏・森哲社長)は3月28日午後6時30分より、名古屋市中区の東京第一ホテル錦において支部総会を開催した。
 可児支部幹事(近代精機社長)の司会で進行され、はじめに物故者に対して全員で黙とうを捧げた。
 中川理事(ナカガワ社長)の開会の辞に続いて、司会者より支部員数50社中出席46社(委任状含む)で総会が成立すると宣言された。
 森支部長が「総会に出席していただきまして、誠にありがとうございます。平成25年度の組合のメーンイベントとして、全機工連の愛知大会が10月22日にあります。テーマが『機械工具商業界の将来を考える』ということで、アスクルの岩田社長を講師に招聘して講演会を行います。インターネット・通販業界も工具業界に進出しており、内容は未定ですが、その話には大変興味を持っています。講演後は、パネルディスカッションも行われるので、一人でも多くの方にご参加いただき、情報交換していただければ幸いです。また、その翌日の23日からMECT2013がポートメッセなごやで開幕します。そちらの方へのご参加、ご協力もお願いいたします」と挨拶。
 支部会則に基づき、森支部長が議長を務めて議事を進行し、審議の結果、全議案が異議なく承認可決された。
 和久田理事(三和商事社長)の閉会の辞で総会を終了した。
 南支部の平成25年度の主な行事は次の通り。
▽ゴルフ大会(6月)
▽ビアパーティー(7月)
▽忘年会(12月)
▽幹事会(随時)
【中南支部】
年の組合新年会を担当
東京第一ホテル錦で

 中南支部(支部長=鈴木俊雄氏・マルマン商事社長)は3月29日午後6時より、名古屋市中区の東京第一ホテル錦において支部総会を開催した。
 村田支部幹事(シミヅ産業)の司会で進められ、冒頭、鈴木支部長が挨拶で日ごろの支部活動への協力に対してお礼を述べた後、支部長が議長を務めて議案審議に移り、第1号議案=平成24年度事業報告、決算報告並び監査報告、第2号議案=平成25年度事業計画案並び予算案を全員異議なく承認可決した。
 平成25年度事業の担当幹事は、引き続き納涼会を椎葉支部幹事(カツヤマキカイ)、忘年会を大矢支部幹事(山勝商会)が担当して行う。総会については、シミヅ産業が転籍するため、鈴木支部長が担当することを確認した。
 第3号議案=その他の件は、今総会の設営を担当したシミヅ産業名古屋支店が新社屋竣工に伴い中川区に移転したため、本総会をもって中南支部から西支部に転籍することが報告された。
 シミヅ産業の村田氏が「1月15日に中区金山から、中川区柳川町の方に移転をしました。私ども、昭和44年に金山に事務所を構えてから大変長い間、中南支部の方にはお世話になりましたが、本日をもって支部を移ることとなりました。ありがとうございました。引き続き、組合活動には参加させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします」と挨拶した。
 続いて山崎組合事務局長が挨拶し、5月28日の組合通常総会、10月開催のMECT2013と全機工連・愛知大会への参加を呼びかけたほか、「平成26年の組合の新年会は中南支部が担当支部となりますので、そちらの方もよろしくお願いいたします」と協力を求め、以上で総会を終了した。
【西支部】
シミヅ産業が移転加入
東京第一ホテル錦で

 西支部(支部長=内藤和美氏・内藤商事社長)は4月5日午後6時より、名古屋市中区の東京第一ホテル錦において支部総会を開催した。
 矢野理事(滝川物産社長)の司会進行、開会の辞で始まり、司会者より支部員数34社中28社出席(委任状含む)で同総会が成立すると宣言された。
 冒頭、内藤支部長が「本日はお忙しい中、支部総会にご出席賜りましてありがとうございます。日ごろは組合活動、支部活動にご支援ご協力をいただきまして誠にありがとうございます。平成24年度の活動並びに会計報告を総会でご提示させていただきますので、ご精査をよろしくお願いいたします。25年度の事業計画につきましては、3月に開催した幹事会において計画を策定しましたので、ご審議をお願いいたします。組合の25年度の活動として、明日4月6日より第73回組合親善野球大会が始まり、10月22日に全機工連の愛知大会、翌23日からはMECT2013が開催されます。会員の皆様にはご協力のほどよろしくお願いいたします。また、今期からシミヅ産業様が社屋新築移転に伴い西支部にかわってこられました。後ほどご挨拶があるかと存じます。では、総会をよろしくお願いいたします」と挨拶。
 矢野理事が議長を務めて議事に入り、審議の結果、全議案を全員異議なく承認可決した。
 今期から西支部の新たな一員となったシミヅ産業の寺澤氏より挨拶があり、温かい拍手で迎え入れられた。
【中北支部】
知大会とMECTに傾注
日本料理「比翼」で

 中北支部(支部長=幡野裕幸氏・朝日社長)は4月2日午後6時30分より、名古屋市中区のローズコートホテル地下一階の日本料理「比翼」において支部総会を開催した。
 冒頭、幡野支部長が挨拶で「年度初めの大変忙しい中、中北支部の総会に多数ご出席をいただきまして誠にありがとうございます。昨年の末ぐらいから日本経済が少しずつ良くなっているという話も出ておりますが、私ども中小企業はまだまだ厳しい状況が続いています。これから春が来れば良いと思っている次第です」と期待感を示した。
 続いて、組合を代表して伊藤理事長(春日鋼機社長、中北支部所属)が「5月28日の組合総会に向けて、各支部が総会を開催しています。25年度は、10月22日に全機工連の全国大会が愛知組合の担当で開催されます。翌23日からはMECT2013が開催され、組合にとっては大変重要な年となっています。組合員が協力して取り組まなければなりませんので、よろしくお願いいたします」と挨拶し協力を求めた。
 資格審査発表で支部員数26社中24社(委任状含む)の出席が報告された後、幡野支部長が議長となって議案審議を行い、全ての議案を原案通り承認可決した。
 中北支部の平成25年度の主な行事は、親睦ゴルフ会(7〜8月頃)と忘年会(12月)。
【三河支部】
懇親ゴルフ会と併せて
額田ゴルフ倶楽部で

 三河支部(支部長=大久保武氏・大久保商事相談役)は3月10日、愛知県岡崎市の額田ゴルフ倶楽部で支部総会と懇親ゴルフ会を開催した。
 当日は午前9時31分スタートで懇親ゴルフ会が行われ、支部員ら21名が参加して和気あいあいと楽しくプレーした結果、前田俊幸氏(峰澤鋼機)がN72.8で優勝した。準優勝は近藤裕二氏(東陽)、三位は大久保武氏(大久保商事)。
 プレー終了後、同ゴルフ倶楽部のパーティールームで支部総会が開かれ、大久保支部長は挨拶で、平成25年度の組合の重要な事業である、全機工連・愛知大会(10月22日)とMECT2013(10月23〜26日)への参加と協力を呼びかけた。
 議案審議に移り、全議案が全会一致で承認可決された。

清算総会に向け進捗確認
岐阜機工会設立準備も
岐阜県機械金属商業協同組合

 岐阜県機械金属商業協同組合(理事長=関谷治頼氏・岐阜機械商事社長)は4月9日午後6時30分より、岐阜市城東通りの松葉ヨーロッパ館において理事会を開催した。理事9名が出席し、6月の清算総会に向けての準備として、決算内容の確認や組合資産の処分について審議した。
 会計担当の市橋副理事長(市橋商店社長)より平成24年度(平成24年4月1日〜平成25年1月31日)の決算報告と諸帳簿について説明があり、異常の無いことを確認。
 その上で、現在保有する資産(出資金など)の返還方法について審議し、銀行振込にて組合員に返還する方法を採択した。
 また、組合を引き継ぐ形で任意団体「岐阜機工会」の発足が決定しており、その骨子や会則はじめ役員、活動内容の草案についても意見交換された。

ダイドー 2013メカトロネット展と
山田社長の記念講演会
東京第1在庫センター完成記念

 FA&ロボットの専門商社、ダイドー(社長=山田貞夫氏、本社=名古屋市中村区名駅南4-12-19)は3月7、8の両日、東京都江戸川区のタワーホール船堀において「2013メカトロネット展&記念講演会」を開催した。この催しは、同社東日本営業本部管轄の「東京第一在庫センター」(東京都江戸川区西瑞江2-20-8)が今年1月にオープンしたことを記念して行われたもので、2日間を通して約1,400名が来場した。
 2013メカトロネット展は2階イベントホールで午後1時から5時まで開催され、同社の主力取引先およそ60社が出展して自動化・省力化などに役立つ最新の機種や技術を展示紹介した。出展内容は、空圧・油圧・真空機器▽直動システム・関連機器▽ロボット・FA機器▽制御・検出・計測機器▽駆動・回転制御機器▽軸受・素材・機械部品▽動力伝達・伝動機器▽搬送・運搬機器▽ポンプ・送風機・紛体機器▽工場設備・環境機器など。
 五階小ホールでは、午後2時より名古屋で1月19日に開催された「第20回ダイドーニューイヤーコンサート」のビデオ上映が行われ、続いて3時30分から開かれた記念講演会で、ダイドーの山田社長が「戦後66年の日本経済の発展と停滞、輸出商品の変遷」と題して講演した。講演は、ダイドーの60数年の歩みを交えながら、太平洋戦争終戦後、焼野原となった日本がいかにして復興し、その後目覚ましい経済発展でGDP世界二位までになったかなどについて1時間半にわたって話され、会場に詰めかけた300名を超す人たちが聞き入った。
 講演会後は懇親パーティーも開かれ、交流を深めた。
東京第一在庫センターを見学
 午前中は東京第一在庫センターの見学ツアーが用意され、在庫センターの概要説明をはじめ、常設のロボット展示室などが披露された。
 東京第一在庫センターは、旧東京支店の跡地に隣地を買い増して建築された。都営新宿線端江駅徒歩5分の場所に位置し、敷地面積320坪、鉄骨耐震構造3階建て、延べ床面積およそ700坪。三方を大型トラックが出入りできる道に面している。
 館内には、ロボット展示室のほか、50名を収容できるセミナールームも完備。全館LED照明、LED看板(7×14m)、省電力型エレベータの採用など、省エネに配慮された設計となっている。総工費は約10億円。
草井と一宮で7試合
愛機工 野球大会2日目

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)の第73回親善野球大会2日目は4月13日、草井球場でAゾーン4試合、一宮総合運動場でBゾーン3試合の合計7試合を行った。試合結果は次の通り。
■草井球場(Aゾーン)
 【第1試合】
 ダイドー×マルマン商事=1回表にダイドーが相手投手の立ち上がりを攻めて2点を先制。ダイドーは、2回、3回、4回にも1点ずつを加えてその差を広げ、マルマン商事の反撃を零点に抑え5対0で勝利した。
 【第2試合】
 ユアサ商事×東陽=ユアサ商事が1回表に3点を先制。東陽もその裏すぐに5点を取り逆転。続く2回裏にも1点を加えて差を広げるが、ユアサ商事が3回表に3点を返して同点に。東陽は4回裏に3点を取り再びリード。ユアサ商事の反撃を2点に抑え、東陽が9対8で接戦を制した。
 【第3試合】
 日伝×三菱マテリアル=三菱マテリアルが3回裏に2点を先制。日伝が4回表に2点を返し同点、続く5回にも1点を取ってリード。そのまま逃げ切り、日伝が3対2で勝利を収めた。
 【第4試合】
 ナカガワ×石原商事=ナカガワが3回表に1点を先制したが、石原商事は4回裏に2点を取り逆転。その後も5回、6回に3点ずつ加え、石原商事が8対1で勝利した。
■一宮総合運動場(Bゾーン)
 【第1試合】
 ゼノー商事×落合=1回表にゼノー商事が1点を先制したが、落合はその裏6点を取り逆転、2回にさらに6点を加えて12対1で勝利した。落合は、親善野球大会に参加して初めての勝利となった。
 【第2試合】
 ナスコム×トラスコ中山=ナスコムが1回表に1点を先制。トラスコ中山も2回裏に1点を取り同点、4回裏にも2点を加えリードした。その後、5回に2点、6回に1点を取って差を広げ、ナスコムの反撃を5回の1点に抑えてトラスコ中山が6対2で勝利した。
 【第3試合】
 太田廣B×川島商事=川島商事が1回裏に相手投手の立ち上がりを攻めて一挙に5点を先制、4回裏にも4点を追加。太田廣Bの反撃を零点に抑えて、川島商事が9対0で勝利した。
2013年5月19(日) 2491
今秋の2大行事の進捗報告
総会提出議案などを審議
愛機工 4月理事会を開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)は、4月18日午後4時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦において、理事・監事28名が出席して4月理事会を開催した。理事会では、10月開催のメカトロテックジャパン2013の組合勧誘小間数が365小間(4月17日現在)となり既に前回実績を上回って順調に推移していることが報告されたほか、5月28日の総会資料等について審議され総会に備えた。
 伊藤理事長の挨拶に続いて議案審議に入り、第1号議案=会員の増強活動については、事務局より、組合員2社(西支部1社・尾張支部1社)から脱退届けが提出され3月末日付で処理したことが報告された。組合員数は265社となった。
 第2号議案=中部ブロック会議報告は、高田ブロック長(組合副理事長・井高社長)より行われた。3月4日午後3時より名古屋逓信会館において開催。幹事は遠州機工会(浜松)が担当し、85名が出席した。
 第1部では、全機工連の人材開発事業はじめ三事業の報告と各組合代表による意見交換を行った。第2部では「近頃の若手社員を育成するためのポイント」をテーマに人材開発セミナーを開催し、20代の若手社員が育ってきた環境や特徴を分析した上で、教育のポイントや上司が担うべき役割等を提言した。第3部では懇親会を開催し交流を深めた。
 第3号議案=メカトロテックジャパン(MECT)展については、高田実行委員長(組合副理事長・井高社長)より出展小間の申込状況が報告された。3月12日に開催した第2回実行委員会において、組合関係の勧誘小間数の見込みを340〜360小間と予測したが、4月17日現在の出展者は98社・365小間となり予測を上回った(組合目標340小間/前回展98社・355小間)。最終小間数は380小間前後と思われるが、今展においては新規及び復活の出展者が目立っている。次回実行委員会は申し込みの状況をみて開催する、と報告された。
 第4号議案=社員戦力化事業については、林実行委員長(組合経対部長・広島商事社長)より報告された。幹部社員研修を2月26日午後1時30分から3時間、名古屋市工業研究所で開催。林理事が講師となり「営業管理者・幹部社員のためのビジネス数字」をテーマに行い、32名が受講した。
 調査事業として、雇用環境に関わる調査をアンケートおよびヒアリングで行い報告書にまとめた。製本は4月中の完成を予定。平成22年度から取り組んだ社員戦力化事業は平成24年度で終了した。事業の終了に伴い委員会は解散するが、委員は人材開発委員会として引き続き活動する、と報告された。
 第5号議案=人材開発委員会については、水谷委員長(組合副理事長・ミズタニ機販社長)より、戦力化事業を引き継ぎ人材育成に関わる事業に取り組むことが報告された。当面は中部ブロックとして事業を企画する他、各種セミナーを通し教育システムの構築を目指す。
 第6号議案=平成25年度経対部事業については、林経対部長より報告された。新入社員研修を四月8、9両日の午前9時15分より筒井伸晃氏(名南経営)を講師に名古屋市工業研究所で開催し、新入社員23名が受講した。当初3月に予定した工場見学会は、5月または6月に延期する。
 第7号議案=2013年全機工連愛知大会については、伊藤理事長より準備状況が報告された。大会要項は@大会式典A基調講演BパネルディスカッションC懇親会で構成。配布資料は大会プログラムに集約し、全機工連・委員会(IT・情報、広報、人材開発)の報告書、海外進出企業の現状および課題と関係業界の海外展開に関わる資料を掲載する。今後は、サブテーマを検討する他、項目ごとに詳細を具体化し開会までのスケジュールをまとめる。
 パネルディスカッションは、林経対部長がコーディネーターに就き、パネリストは遠州機工会の前嶋孝之氏(前島商会社長)、三重組合の水野隆次氏(共栄商会社長)と岐阜組合の嶋崎晴久氏(シマザキ商会社長)、愛知組合から梅村理事(梅村本店社長)、幡野理事(朝日社長)、和久田理事(三和商事社長)を選任した。パネリストと関係役員の第1回打ち合わせを4月に開催する、と報告された。
 第8号議案=第73回親善野球大会報告については、長村厚生部長(長村商店社長)より行われた。野球大会が4月6日、一宮総合運動場で開会した。参加32チーム。当日は、長村厚生部長、森青年部長(森哲社長)ら関係役員、青年部員が参加して開会式を開き、式後1回戦2試合を行った。大会2日目は4月13日、一宮総合運動場および草井球場においてA・Bゾーンの1回戦7試合を開催した。大会3日目は5月11日に予定している、と報告された。
 第9号議案=平成25年度通常総会については、服部総務部長(伊吹産業社長)より、5月28日午後5時からホテル名古屋ガーデンパレスにおいて開催される総会の準備状況が報告された。
 24年度決算報告と25年度予算案について森田会計理事(モリタ社長)から報告があり、続いて24年度事業報告及び25年度事業計画案、賦課金徴収方法案などを審議。矢田監事(ナゴヤカット社長)より適正に処理されている旨の監査報告があり、これらを承認した。
 その他、総会の司会を総務部の倉地理事(倉地社長)が務めることとし、総会案内は4月に発送、議案書は5月10日に組合員に発送する予定。総会・懇親会参加者の会費徴収については従来通りとすることなどを確認した。
 第10号議案=部会報告。【総務部】通常総会の滞りのない進行に万全を期す。【情報部】組合報春号を4月に発送する予定。3月度景況調査の発表。【経対部】今年度事業としては、人材開発委員会と並行してTEスクール等、各種セミナーを企画する。【事業部】当面はMECT展の出展者勧誘に注力する他、自動車リース事業・共済保険・ガソリンカード等、取次事業に積極的に取り組む。また、新たな収益事業として戦略的営業システム、人事制度ソフトの斡旋事業に取り組む。【青年部】他産業視察を3月2日に開催し、陸上自衛隊守山駐屯地と七福醸造(ありがとうの里)を訪問した。参加18名。合同委員会を3月26日に開催し、今年度の組織編成および方針をまとめた。参加38名。【厚生部】4月に開会した野球大会のスムーズな進行を目指す。親善ゴルフ大会は九月開催を予定している。
 第11号議案=その他の件では、戦略的営業システム、人事制度ソフトの斡旋について、トーカイマネジメントアソシエイツより説明された。

50周年祝賀会に向け万全を期す
通常総会に上程する議案を審議
愛知県管工機材商協組 4月定例理事会

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)は4月23日に名古屋市中区の名古屋都市センターにおいて「4月度定例理事会」を開催した。5月23日の第51回通常総会の議案項目を承認するとともに、「50周年祝賀会」の諸般の準備を進め、開催に向け万全を期した。
 午後6時15分から始まった理事会で審議され、承認された議案は次の通り。
▽第1号議案=「組合創立50周年記念誌」発刊報告の件
 組合創立50周年記念誌を発行し、4月中旬に発送した。新企画として青年部「愛青会」による座談会や長老談話、年表形式による組合の出来事を盛り込んだ。また誤植があり、お詫びをするとともに、対応策について検討する。
▽第2号議案=平成25年度 第51回通常総会開催と議案についての件
 5月23日午後3時30分よりウェスティンナゴヤキャッスルにおいて開催する。同総会で審議される議案を審議し、承認して総会に上程する。
▽第3号議案=平成24年度事業報告書、収支決算報告書、財産目録、貸借対照表、損益計算書ならびに剰余金処分案承認の件
 原案通りに承認可決した。
▽第4号議案=平成25年度賦課金および賛助会員徴収方法決定の件
 組合運営の土台となる、賦課金の算定と徴収方法について一部変更について承認可決した。
▽第5号議案=創立50周年祝賀会収支予算案と準備進捗についての件
 第51回通常総会終了後の午後6時より、天守の間において、「組合創立50周年祝賀会」を開催。4月8日の第1回実行委員会開催報告をはじめ、収支予算、参加人数リストについて承認可決した。
▽第6号議案=平成25年度事業計画ならびに収支報告予算案承認の件
 事業計画の中で、コミュニケーション機会を増やすための同好会支援に向けて新たな下部組織を発足させることを承認可決した。
▽第7号議案=役員改選についての件
 総会では任期満了による役員改選(理事・監事)が行われる。新理事による第1回理事会で理事長を選出および副理事長を指名承認する。
▽第8号議案=組合員退会、賛助会員入社についての件
 愛知水栓と岩谷テクノの正会員退会届けを承認した。また水中ポンプ製造のエイチツー(社長=濱條隆行氏)から賛助会員加入申し込みがあり、承認された。
▽第9号議案=管機連(全国管工機材商業連合会)に関する報告の件
イ、管機連正副会長・常務理事会議(3月12日)報告
・一斉休暇申し合わせについて、夏期は平成25年8月13日〜15日に、年末年始は平成25年12月28日〜平成26年1月5日となった。
・管機連役員表彰について、経済産業大臣表彰候補に神谷元理事長を推薦。製造産業局長表彰候補には、倉地元副理事長と伊藤前理事長を推薦。
・管機連50周年記念式典を6月10日に開催予定。
・自民党・牧原秀樹代議士に名誉顧問を依頼する。
・一般社団法人化については、設立準備委員会を設立する。設立時は、東京・大阪・愛知の3組合とし、新社団法人の登記後に他の10組合が加盟する。9月〜10月に管機連解散総会・新社団法人の臨時総会を開催する。
 その他、今後の日程が案内された。

伊賀市西明寺で初開催
第3回通常総会・宿泊懇親会
三重県機械工具商組 43名が出席

 三重県機械工具商組合(理事長=中村信通氏・ナック社長)は、「第3回通常総会」を、4月19日午後5時より、伊賀市西明寺のヒルホテルサンピア伊賀を会場に開催した。
 総会は芦川副理事長(タイセー社長)の司会進行で始まり、組合員総数76社中40社43名出席、委任状34通で総会が成立すると宣言され開会した。
 挨拶に臨んだ中村理事長は、出席者にお礼を述べた後「昨年理事長を仰せつかり、理事の皆様のご協力をいただき、無事に終えることができました。今期で土台を築きあげ、次の若い方にバトンをタッチしたい」と話した。また総会開催後に、宿泊含む懇親会を企画したことについて、「伊賀上野は三重県の中でもここから15分の名張市が大阪の商圏になり、関西の中の三重県という位置づけです。当社の所在地である伊賀に大阪から営業にみえます。今日は伊賀のお酒やお肉を楽しみ、街をみてお互いに懇親を深めていただきたい」と挨拶した。
 続いて、議長に中村理事長を選任し、次の各議案に添って審議し、何れの議案も承認された。
▽第1号議案=平成24年度事業報告
▽第2号議案=平成24年度会計報告並びに会計監査報告
▽第3号議案=平成25年度事業計画案
▽第4号議案=平成25年度収支予算案
▽第5号議案=会費の額及び徴収方法
 会則第九条では、正会員と賛助会員を、それぞれA会員とB会員に分けているが、A会員に統一する。会費についてはA会員の年額3万円と統一する。 
以上で審議を終え、平井理事(平井マシンツール)による閉会の辞で総会を終えた。
【平成25年度事業計画】
・理事会開催=6月、7月、9月、11月、平成26年3月
・納涼懇親会=8月
・親睦ゴルフコンペ=10月
・工場見学会及び季節行事=12月
・平成26年新年賀詞交歓会=平成26年1月
・全機工連中部ブロック井会議 三重県幹事開催=平成26年2月

平成26年名古屋で全国大会
より結束して取り組む
名古屋伝動機商組合 平成25年度総会を開催

 名古屋伝動機商組合(理事長=椿井基男氏・椿井精工社長)は4月23日午後6時より、名古屋市中区の東京第一ホテル錦において「平成25年度総会」を開催した。
 当番幹事の藤原氏(落合名古屋支店長)と中田氏(大喜産業名古屋支店長)が今回の設営を担当。司会の藤原氏より、出席状況として会員21社すべての出席が報告された。
 長村副理事長(長村商店社長)の「大型連休前の大変お忙しい時期に、名古屋伝動機商組合の総会にお集まりいただきまして、ありがとうございます。只今より、平成25年度総会を開催いたします」との開会の辞に続いて、椿井理事長が「本日は、昨年1年間の結果と今後のことを審議していただきたいと存じます。世の中は本当に目まぐるしい。自然現象も含めて、TTP、PM2・5、鳥インフルエンザとあたふたしています。我々の業界、なかなかアベノミクスの通りには行っていないと感じています。円安が進み1ドル100円が目の前に迫り、東証の株価は値上がりして14000円に近付いています。お金があるところ、資金があるところは、これを機会に利益をあげられているところもありますが、設備などに関しては、あくまで海外への移転が続いておりますし、2015年問題と言われておりますが、自動車生産関連の海外への移転等々ございます。どこかの流れに乗れるよう、それぞれが努力していただきたい。それが生き残りかと存じます。本日は、今後1年間の組合活動を決める場ですので、忌憚のないご意見をいただきたいと存じます」と挨拶。
 議長に椿井理事長を選出し、次の各議案を審議した。
 第1号議案=平成24年度事業報告承認の件▽第2号議案=平成24年度会計報告承認の件▽第3号議案=平成24年度会計監査報告▽第4号議案=平成25年度事業計画案及び予算案承認の件▽第5号議案=平成26年全国伝動機商組合連合会全国大会の件。
 これらを慎重に審議した結果、第1号議案から4号議案までを原案通り承認可決した。
 第5号議案の平成26年全国伝動機商組合連合会全国大会の件は、椿井理事長より3月に行われた連合会の拡大役員会で名古屋開催の要請があったことが報告され、開催を承認。開催時期を来年の秋とし、会場に名古屋市西区のウェスティンナゴヤキャッスルを予定した。詳細について今後審議していくこととなった。
 湖南理事(大日産業社長)の閉会の辞で総会を終了。
 総会後の懇親会では、和やかに情報交換をして午後8時過ぎにお開きとした。

会員同士忌憚のない意見交換
田中会長はじめ全役員留任
名機工同友会 平成25年度定時総会開催

名機工同友会(会長=田中知之氏・ミユキ商會社長)は4月24日午後6時より、名古屋市中区の東京第一ホテル錦において「平成25年度定時総会」を開催した。
 総会は加藤氏(藤清商会社長)の司会で進められ、冒頭、田中会長が「本日はお足もとの悪い中、総会にご出席賜りまして誠にありがとうございます。経済状況は、まだまだ温度差があり、厳しい状況が続いています。ここに来て、1ドルが100円に近いような数字になってまいりましたが、我々のところへはあまり直接的な実感はありません。本日は皆様方にいろいろ忌憚のないご意見をいただき、これからの名機工同友会がさらなる発展をしていくように、会員の皆さんと一丸となってやって行きたいと存じます」と挨拶。
 司会者より資格審査発表が行われ、会員総数26社、出席22社、委任状4社で総会が成立すると宣言された。
 幡野氏(朝日社長)を議長に選出して議事に移り、第1号議案=平成24年度事業報告(野崎総務幹事・常磐精機社長)並びに収支決算報告(和久田会計幹事・三和商事社長、監査報告は水野監事・共栄商会社長)承認に関する件、第2号議案=平成25年度事業計画案(野崎総務幹事)並びに収支予算案(和久田会計幹事)承認に関する件について審議した結果、いずれも原案通り満場一致で承認可決した。
 第3号議案=役員改選の件は、すべての役員の留任を承認した。
 役員は次の通り(敬称略)。
▽会長=田中知之(ミユキ商會社長)
▽副会長=鈴木俊雄(マルマン商事社長)
▽総務幹事(部長)=野崎憲昭(常磐精機社長)
▽会計幹事=和久田修志(三和商事社長)
▽監査=水野隆次(共栄商会社長)
▽経営対策部長=小島憲二(小島商店社長)
▽新規事業部長=吉野栄一(吉野機械工具社長)
▽厚生部長=青木渉(ビーティーティー社長)
 平成25年度事業計画で親睦旅行会、講演会、納涼会などの行事は例年通り実施の予定。
 総会後は懇親会が開かれ、会員相互の懇親が図られた。

2013年春の新製品を紹介
「セコ・ニュース2013-1」
セコ・ツールズ・ジャパン 新製品発表会開催

 総合切削工具メーカーSeco Tools AB(本社=スウェーデン)の日本法人セコ・ツールズ・ジャパン(社長=松田剛一氏、日本本社-東京都大田区南蒲田2-16-1 NOFテクノポートカスタマーセンタービル)は、4月15日の東京を皮切りに、17日名古屋、18日神戸の三地区で新製品発表会「セコ・ニュース2013-1」を開催し、様々な産業分野の加工現場にて生産性および経済性の最適化を図るフライス、旋削、ねじ切り、穴加工を含めたトータルソリューションを紹介した。
 名古屋は4月17日の午後5時30分よりメルパルク名古屋を会場に行われ、商社、ユーザーらが多数参加した。
 新製品概要は次の通り。
【フライス工具】
 ◆MK2050は、鋳鉄加工に効果的な新しいチップ材種。特に自動車産業(例えばエンジンブロックやシリンダヘッド)および汎用加工用途向けの鋳鉄のフライス加工用に設計されている。
 ◆高性能ヘリカルカッタの新レンジにTurbo10が加わった。これらの工具は、溝加工およびコンタリング加工において、広い切り込み深さおよび高い切り屑排出性を実現させることによって生産性を最適化する。
 ◆スクエアショルダミルのターボ10に新形状が拡張された。難削材向け、広いコーナRのチップが新しいオプションとして加わった。
 ◆より広い切削幅の調整可能な革新的なサイドカッタ335・25が登場した。高生産性や汎用性が必要とされる要求値の高いサイドカッタの加工用途において比類ない性能を発揮する。
【旋削加工】
 ◆四つの切れ刃を持つ溝入れチップX4は、手裏剣の様な形状が特徴的。小物の突っ切りおよび溝入れ加工向けの剛性のあるクランプシステムが特徴。
 ◆チップ材種TGK1500は、Duratomicコーティング技術を搭載した主にMDT(多方向旋削工具)を伴う鋳鉄における溝入れおよび倣い加工用途に適している。
 ◆パイプ及びチューブの様な様々な材料や加工用途向けに最適化されたスカーフィングチップのレンジ。
 ◆M6は、新製品のネガ形状のチップブレーカで、切り屑処理の向上、切削力の低減、強力な刃先を同時に達成することを目指して設計された。
【旋削加工向け高性能工具】
 ◆ノンコーティングの六方晶窒化ホウ素(PCBN)CBN010材種は、主に硬化鋼の旋削加工に使用される。
 ◆レーザー加工によるPCBNチップブレーカは、高い仕上げ面精度および切り屑処理の向上を可能にする。切り屑処理による機械の停止回数を軽減し、「鳥の巣」の形成が減り、清掃時間を短縮。
【JabroTM工具】
 ◆高性能工具JHP951は、粗加工用途向けの超硬エンドミル。新型カッタは、既存のJHP950に比べて切り屑排出性が30%向上。
 ◆JHP993は、多種多様の被削材や、不安定なクランプ状態での複雑な粗加工用途に設計されている。
 ◆JC845超硬エンドミルは、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の層間剥離、圧力形成および切削部の熱を軽減する。
 ◆JC885は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の加工において下方向に切削抵抗がかかる左勝手のへリックスエンドミル。
【ねじ切り工具】
 ◆ThreadmasterTM(スレッドマスター)は、焼きばめホルダに対応可能なストレートシャンク付きの超硬ねじ切りフライスカッタ。油圧ホルダ、または新型EPB5672高精度コレットチャックに取り付け可能。
 ◆C5サイズのSeco CaptoTM Snap-Tap(セコ・キャプト・スナップ・タップ)ホルダの拡張レンジが登場した。Seco-Capto C5とチップ27サイズのスナップタップの併用が可能になった。
 ◆テーパねじ用のボーリングバーの新型レンジ。
【穴加工用工具】
 ◆CrownlocPlus(クラウンロック・プラス)8xDの刃先先端部交換式ドリルが登場し、あらゆる被削材において優れた切り屑処理を達成する。
 ◆PerfomaxSD602モジュール式ドリルシステムは、大径で深い穴の加工用に設計された。性能の安定性を向上させるために、交換式のカートリッジとガイドパッドおよび最適化されたチップフルートおよび調整式センタードリルを取り付けできる。
 ◆CX1およびCX2は、多結晶ダイヤ焼結体(PCD)のドリル加工における新しいソリューション。この独自の形状は、複合材加工における層間剥離に対応する。
 ◆精密で多目的使用が可能なAxiaboreTM仕上げ用ボーリングヘッドは、Seco-CaptoTM接続部と併用が可能。
 ◆Jumbo S(ジャンボ・エス)ブリッジバーの新世代が登場。補助製品のロッキングスクリュが剛性および組み立てを強化させ、クーラント供給口によってより高い切削条件が可能。
 ◆NfixTM超硬ソリッドリーマ3XDのショートタイプが登場。加工用途のアクセスに制約がある場合、また工具の径振れの最適化に対応する。
 ◆セコのリーマレンジに特化した調整式ホルダのSAHが登場。工具の径振れの完璧なコントロールが可能で、工具寿命の延命および穴品質を高める。
【ツーリングシステム】
 ◆EPB5672は、最大軸振れがわずか三ミクロンの新しいコレットチャックシステム。伝達トルクが既存のコレットチャックの最大で3倍近く向上している。
 ◆強化されたEPB5600焼きばめホルダは、同様のDIN型焼きばめホルダに比べ30%〜40%近く伝達トルク値を向上する。

「国内製造業復活支援フェアー」
ユーザーの期待に即応
山下機械 2013プライベートショー盛況

 山下機械(社長=乾正樹氏、本社=名古屋市熱田区中田町8-20)は4月19、20の両日、同社の本社工場において「2013プライベートショー」を開催した。
 アベノミクスの経済政策による国内景気の回復に期待が高まる中、ユーザーの期待に即応できる展示会にするため『国内製造業復活支援フェアー』と銘打って行われた。展示即売会や技術相談会もあり、期間中は多くの来場者で賑わった。
 初日の午前8時半から行われた開会式で乾社長は「昨年121月26日の政権交代からわずか4カ月しか経っていませんが、アベノミクスが現在は世界の支持を得て『異次元の金融緩和』〜『為替是正円安』、『リーマンショック前を超える株価上昇』等々、ここ中部の製造業には大変期待がもてる景気上昇の機運が高まってきました。『国内製造と内需復活』、及び『設備年齢の若返り』も必須であり、政府も後押しをしています。しかし、内需復活の兆しはようやく見えてきたものの、自動車製造業における積極設備投資にまで至っていません。いましばらくのタイムラグがあるようです。その原因としては、『財政再建』の最後の矢がまだ放たれていないことと昨年来からの製造業の海外移転の波は、一旦スタートした各社においては、そう簡単には止められないのが実情ではないかと思います。しかしその波も一段落し、順調に推移すれば、5〜6月ごろから必ず国内製造業が活気づき、それに伴い設備投資意欲も増してくるものと確信しています。昨年の弊社展示会は6月29日から2日間開催しましたが、今回はそのタイミングを逃さず、『がっちりつかんでいこう!』との思いで、2カ月強前倒しして今日の開催としました。今回の展示会においても、ぜひ昨年に続き仕入れ先様各社のお力をお借りして大きな成果を上げたいと期待しています。本日より2日間、何卒よろしくお願いします」と挨拶。
 「頑張ろう!」のシュプレヒコールで気勢を上げて、開幕した。
 今回のプライベートショーには、同社が取り扱うメーカー16社が出展。滝澤鉄工所の多様な旋削工程・自動化要求に応える旋削加工の決定版『TCN-203JG』(ガントリーローダー搭載仕様)や工程集約を装備したコンパクトなY軸付ターニングセンター『TCY-200YSL3』など、各社の製品を実際に見ながら、熱心にメーカーや山下機械の社員の説明に耳を傾ける来場者の姿からは、昨年の展示会にも増して購買意欲が感じられた。
 また、同時開催の「技術相談会」も盛況で、新素材の加工方法や新しい加工法などに対しての相談が多く持ち込まれていた。

5月22日の総会に向けて
総会資料などの準備進める
ナゴヤ西部機械協組 監査・4月理事会開催

 ナゴヤ西部機械協同組合(理事長=近藤和夫氏・近藤金属工業社長)は4月22日、名古屋市中村区のウインクあいちにおいて平成24年度会計監査と四月理事会を行った。
 午後6時より、加納勝年監事(加納製作所社長)と新ヶ江勇監事(林鉄工社長)が、近藤理事長と事務局立ち会いのもと会計監査を行い、異常の無いことを確認した。
 引き続き、同30分より4月理事会が開かれ、5月22日の総会に向けて役割分担や総会資料の内容等を審議した。
 監査報告として、加納監事より適正に処理されていることを認める旨の報告があり承認された。
 平成25年度の事業計画は、例年通りの総会、研修会、ボウリング大会、新年会に加えて、工場見学会の実施を検討することとなった。
 また、併せて予算案も審議し、ボウリング大会への予算を増額することなどを決め、総会に上程する。
 その他、各議案の報告者、各事業の担当者などを決めて、総会に向け万全を期した。
 総会資料並びに総会案内は、5月の連休明けに発送することも確認した。

 メーカー200社が出展し8年ぶりに開催
『2013ゴールデンフェア』
吉岡幸 6月1〜3日、福井市で

 建設・産業資材のトータルサプライヤー、吉岡幸(社長=吉岡正盛氏、本社=福井市宝永3-22-5)は6月1日(土)から3日(月)までの3日間、福井県産業会館全館(福井市下6条103)において「2013ゴールデンフェア 産業・機械工業見本市ふくい」を開催する。福井県機械工業協同組合並びに福井県管工事業協同組合連合会が後援。
 ゴールデンフェアは8年ぶりの開催となり、今回は「元気発進…明日はもっとワンダフル!」のテーマのもと、200社を超すメーカーが出展して最新の技術・商品・情報を展示紹介する。
 展示内容は、CNC工作機械▽小型機械▽CAD・CAM▽切削工具▽工作補器▽伝導・省力▽測定機器▽作業工具▽環境機器▽鍛圧・板金加工機▽マテハン機器▽電動工具▽工場用機器▽産業機器▽建設・土木機器▽管工機材▽住宅設備機器▽行政機関▽家電・ライフ品など。
 会期中には講習会も開かれ、1日(土)にトプコンソキアポジショニングジャパン・水流一氏の@「土木施工管理技士継続学習制度(CPDS)セミナー」A「新技術情報システム(NETIS)商品紹介」、3日(月)には荏原製作所・牧野力氏の「ポンプ省エネ化の手法・省エネルギー形ポンプの展開」、しくみカイゼン研究所・若井吉樹氏の「世界一わかりやすい在庫削減」、ミツトヨ・渡辺光寛氏の「測定機器の役割の変化と導入事例」が行われる。
 フェア開催時間は、初日の1日(土)が午前10時〜午後5時、2日(日)と3日(月)は午前9時〜午後5時。
 【「2013ゴールデンフェア 産業・機械工業見本市ふくい」の見どころ】
 @まちづくり・ものづくりを応援する、メーカー約200社による県内最大規模の見本市。
 A世界No.1を誇る「日本のものづくり」を代表する、工作機械業界から19社、圧巻の24台展示。
 B「造る、削る、磨く、測る、動かす」という、プロの抱える問題解決の場を提供。
 C節電、省エネ技術の進歩を実感、提案できる商材も満載、注目の太陽光も3メーカー展示。
 D環境にやさしい、水まわり空間とインフラ整備、各種プラントへの提案。
 E管材・住宅設備の一流メーカー40社を、最新の商材とともに一堂に展示。
 F建設・土木のプロメーカー約30社が集い、あらゆるまちづくりをサポート。
 G北陸新幹線の早期完成を応援、建設応援コーナーを本館に設置(関連20メーカー)。

初出展の2機種を含む66台を展示
「イノベーションデー2013」
森精機製作所 23日(木)〜25日(土)の3日間

 森精機製作所(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区名駅2-35-16)は、5月23〜25日の3日間、同社の伊賀事業所にてイノベーションデー2013を開催する。三重県伊賀市にある伊賀事業所は、中型から大型の工作機械の組立を行う森精機の主力工場。また、基幹部品である主軸、ボールねじの生産や、部品の加工、鋳物の製作も行っている。以前は千葉事業所にて生産していた複合加工機についても現在は伊賀事業所で生産し、生産機種を増加させている。
 イノベーションデー2013では、世界初出展2機種を含む計66台の工作機械を展示し、多くの機械でデモ加工を行う。先進の工作機械によるデモ加工を通じて、ユーザーの生産性向上に貢献するソリューションを提案する。
 今回は、ギルデマイスター社の高い技術力を結集した5軸マシニングセンタ9台を始め、両社合わせて合計16台の5軸、複合加工機を出展。工程集約に加えて、多面治具や先端加工技術を用いた多彩な高効率5軸、複合加工を提案する。旋盤、マシニングセンタ、超音波加工機、レーザ加工機も合わせて出展し、自動車、航空機、建設機械、医療機器、金型、エネルギー産業など、あらゆる業種の最新の加工事例を紹介する。
 産業別コーナーでは自動車、航空機、金型の産業ごとにコーナーを分けて設置し、各産業分野に適した機種の展示とデモ加工を見ることができる。30番テーパマシニングセンタコーナーも設け、需要が高まる30番テーパマシニングセンタで生産効率を大幅にアップするさまざまなアプリケーションを提案する。
 加えて期間中は毎日、産業別に特化したセミナーや工場見学会を開催。工場見学会では、第1組立工場、加工工場に加え、1年を通して室温変化を±0.5℃以内に保つ徹底した温度管理を実践している最新鋭の伊賀ベッド・コラム精密加工工場、複合加工機を生産している第2組立工場も案内する。
 期間中は毎日、JR名古屋駅とJR新大阪駅から無料送迎バスを運行。
 【出展機の見どころ】
・MILLTAP 700
 次世代コンパクトマシニングセンタMILLTAP 700を30番テーパマシニングセンタコーナーに20台展示。単体での展示に加え、ロータリテーブルDDRT-200Xを搭載した4軸加工やロボットを組み合わせた部品加工の自動化ソリューションを提案する。最大出力25kWの高出力主軸により従来機比60%向上した加工能力は、4軸加工、生産ラインのどちらにおいても最高のミーリングパフォーマンスを発揮する。
・MAX3000
 自動車などの小型部品の加工に最適な30番マシニングセンタMAX3000を世界初公開する。特長は省スペースと高速性。フロアスペースは従来機比約22%縮小し、単体機だけでなく連結機仕様などの拡張も容易となる。早送り速度は六二m/min、パレット交換時間2.0秒を実現し、段取り時間やサイクルタイムを短縮し、生産性を飛躍的に向上する。
・DMU 65  FD monoBLOCK
 DMU 65  FD monoBLOCKは、5軸加工に加え旋削加工機能を搭載した複合加工機。最高回転速度18000-1minの主軸と1200-1minの旋削テーブルを標準装備している。5軸機能を活かした傾斜旋削や、大型ベアリングと大型ボールねじを搭載した高剛性構造により優れた安定性を維持しながら、一回の段取りでミーリング、旋削の全加工が可能。
・LASERTEC 65  Shape
 LASERTEC 65  Shapeは5軸ミーリング加工に高精細レーザ加工技術を融合することで、切削加工からレーザによる表面加工まで、金型ワークの一貫した加工を実現。複雑形状の金型ワークに対しても、段取り替えなしでレーザによるシボ加工を施すことができる。レーザによるシボ加工は、従来の工法であるエッチングに比べ、より正確かつ短時間で多彩なパターンを加工し、さらに同じデザインを何度でも再現することができる。また化学薬品を用いるエッチングのように産業廃棄物を発生させることがなく、環境にも配慮したクリーンな加工方法。
・NLX4000AY/750
 CNC旋盤NLXシリーズの最大機種となるNLX4000は、クラス最大の摺動面幅と高剛性な構造体により、安定した旋削加工が可能。刃物台内部にはモータを組み込んだBMT(ビルトインモータ・タレット)を採用し、発熱や振動を最小限に抑制することで切削能力や精度を向上している。最大トルク100N・mの回転工具主軸は、マシニングセンタ並みの重切削ミーリング加工を実現。大径ワークの高効率加工に対応する高い剛性を実現しつつ、加工容積と据付面積の比率がクラス最大となっている。
・NVX5000Uシリーズ
 立形マシニングセンタのNVX5000Uシリーズは、テーブルサイズ別に3機種を出展し、幅広いワークに対応可能なことを見ることができる。全軸摺動面を採用し主軸軸受内径を大径化したことで高い剛性を実現。NVX5100U/40ではゼロチップを搭載しての加工を行う。ゼロチップはグラファイトやCFRPなどの被削材加工時に発生する大量の粉じんを加工時に刃先および刃先周囲から吸引して回収する装置。粉じんの回収により機内の清掃時間を大幅に短縮でき、コスト削減を実現する。

満小間で申し込み終了
最終規模は1700小間に
メカトロテックジャパン2013

 メカトロテックジャパン2013(MECT2013)を主催するニュースダイジェスト社(社長=岩波徹氏)は、MECT2013の出展申し込み小間数が予定した募集定数に達したため、4月26日の申し込み期限をもって通常小間、中小企業支援ブースともに出展募集の受付を締め切った。最終小間数は前回展比約14%増の1.700小間規模となる見込み(2011年展は1490小間)。これにより、今年国内最大規模の工作機械見本市となることが確実となった。最終小間数は九月中旬に発表される。
 今年10月に名古屋市で開催されるMECT2013は、2年に1度東京で開催される日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に次ぐ国内で2番目の規模の工作機械・技術の専門見本市。通算13回目となった前回のMECT2011では、365社・団体が出展、約8万人が来場した。
 2013年展は昨年10月1日に出展募集を開始して以来、1月末日段階で前回展よりも約2割増のペースで出展申し込みが進んでいた。
 また、今回展の新規出展者数は約120社と前回の95社を大幅に上回る見込み。
 出展者への説明会は6月中旬に開催する予定としている。
 【MECT2013概要】
▽会場=ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
▽開催期間=2013年10月23日(水)〜26日(土)の四日間
▽会場時間=10時〜17時※25日(金)は19時までナイター開催、最終日26日(土)は16時まで
▽主催=ニュースダイジェスト社
▽共催=愛知県機械工具商業協同組合
▽出展対象製品=工作機械/鍛圧・板金加工機械/射出成形機/工作機器/精密測定機器、光学測定機器、試験機器/機械工具/切削工具/研削砥石、研磨材/鋸刃物/油圧・空気圧・水圧機器/歯車、歯車装置/環境・安全対応機器装置/CAD、CAM、CAE/産業用ロボット/物流搬送機器/制御装置、関連ソフトウェア/洗浄機械装置/品質管理・安全・試験認証機関/新素材/マイクロマシン、ナノテクノロジー関連など。

船橋嘉治氏
愛鋲協相談役
船橋商店代表

 ネジの専門商社、船橋商店(本社=名古屋市中村区藤江町3-129)の代表、船橋嘉治氏が4月22日、かねてより病気療養中のところ、薬石効なく永眠した。享年80歳。
 通夜は4月23日午後7時より、葬儀・告別式は翌24日午後1時より、いずれも名古屋市中村区の太閤通愛昇殿で、長男の貴充氏が喪主を務めてしめやかに執り行われた。
 船橋嘉治氏は、ネジの販売業者でつくる愛知鋲螺商協同組合の創立時(昭和49年)からのメンバーで、組合事業に積極的に参画。特に副理事長時代は、一手に事務局業務を引き受けたほか、ボウリング大会や現在はなくなってしまったが冬のスキーなどを企画立案し、福利厚生面の充実にも力を注いだ。
 その後、理事長になると、これからはインターネットの時代といち早く組合ホームページを開設し情報発信に努めるなど、組合と業界の発展に尽力した。
 一方、趣味も多彩で、特に写真はプロ級の腕前で知られ、業界紙や組合の機関誌などの表紙を飾っていた。

中部みらい会
6月28・29日の中部みらい市
説明会・総会・上期方針発表会

 中部みらい会(橋本総業と販売店、仕入先の集い)は、4月18日にメルパルク名古屋において「2013中部みらい市説明会・総会・上期方針発表会」を行った。6月28・29日に吹上ホールで開催する『縁をつなぐ中部みらい市』では2500名の動員と売上目標110%を掲げた。
 午後3時から始まった第1部のみらい市説明会で鈴木専務取締役は、『縁をつなぐ』に込められた思いを、「工事店さんとメーカーさんが、中部みらい会のルート(縁)を通じて商品を介し、絆をつないでいただきたい」と話した。
 宇佐見取締役中部エリア長は、中部みらい市概要を説明した。170社以上の出展メーカーが、管材・住設・給湯・空調・ITゾーンに、「環境・エネルギー」、「健康・快適」「安全・安心」、「中古・リフォーム」、「地域活性化」、「IT活用」の6つをテーマとする商材を一堂に展示する。セールと当日を合わせた売上については前回比110%以上を目標とした。
 中部みらい市運営委員の大倉中部支店長は、動員と売上目標の達成に向けて運営側として「出展社数・小間を最大にしたい。工具と即売をさらに充実させ最大規模のみらい市としたい」と話し、協力を要請した。
 第2部の中部みらい会総会では、議長を宇佐見取締役中部エリア長が務め、24年度事業報告・会計報告、25年度の事業計画案・予算案を審議し、全て可決した。
 また25年度新入会員として、正会員4社、賛助会員2社の紹介がされた他、今後は橋本総業の方針である「県別体制」を、みらい会活動に取り入れ、愛知・岐阜・三重県ごとの活動を推進していくと発表した。
 第3部の上期方針発表会は中部みらい会の会員、賛助会員ら86名が出席した。冒頭挨拶に臨んだ正会員代表のイトウの伊藤社長は、「中部みらい市運営委員長の大倉中部支店長と加藤岐阜支店長は、ずっと中部で我々会員と苦楽を共にして頑張っております。我々も一緒に発展していきたい」と話した。
 賛助会員代表のTOTO中部支社木下副支社長は、「今年のスタートダッシュはみらい市にあると思います。絶好のタイミングに皆様と力を合わせていきたい」と述べた。   
 特別会員として橋本社長は国内外のマーケットの状況を説明後、中期・今期の取り組みである成長・ネットワーク・イノベーション戦略を発表した。
 成長戦略として、販売を伸ばすため、何でも、どこでも、どんなことでも応える「3つのフル」を推進する。具体的に、県別営業体制を基本とし、全国の需要に対応する他、ワンストップで、部材、消耗品まですべて揃え、300社を仕入先とする等が示された。ネットワーク戦略では、業界最大のネットワーク作りを目指し、「みらい活動」の充実を図る。1500店のネットワーク作りに取り組む。さらにみらい会会員向けの情報を充実させる。
 イノベーション戦略では、人づくり、しくみづくり、しかけづくりに取り組む。業界関連資格の取得推進や、商流の一貫化、物流の共同化、情報のダイレクト化を図る。
 続いて、鈴木専務取締役から、営業方針として@日売りの拡大A物件の引合い確保と受注B利益に拘るの3つの基本活動を徹底すると発表された。
【縁をつなぐ中部みらい市2013の開催概要】
・テーマ=六つのみらいを通じてより快適な社会へ
・スローガン=商品とサービスで絆をつなぐ(ビジネスマッチング)。
・開催日と場所=2013年6月28日(金)・29日(土)に吹上ホールにて開催。

日立金属桑名工場を見学
平成25年管栄会新人研修
岡谷鋼機 3メーカーによる勉強会も開催

 岡谷管栄会(会長=小川信氏・山信社長、岡谷鋼機と商社、メーカーの集い)は、4月25日午前10時より、桑名市東方の日立金属研修センターを会場に、「平成25年度新人研修会」を開催した。
 研修会には各会員企業の入社1〜3年目の社員37名が参加して、東洋バルヴ・アロン化成・日立金属の三メーカーの商品勉強会を行った後、日立金属桑名工場を見学した。
 商品勉強会では、岡谷鋼機配管住設部配管住設室の土橋室長が司会を務め、挨拶に臨んだ小川会長は、「本日は知識を増やすとともに、お互いに交流も深めてもらいたい。会社は違っても業界の未来を担う者として、業界発展という目的は同じです。今後のご活躍を期待しています」と激励した。
 続いて各社商品の基本知識から入り、注力製品について学んだ。東洋バルヴでは、「緊急遮断システム」と「ピュアキレイザー」、アロン化成では、「V起点マス・合流マス」と「コンパクト排水システム」、日立金属では、ステンレス配管用「メカニカル継手Zlok」や「ワンタッチ式管継手SUS-DAKE」等の製品が説明された。
 午後からは桑名市大福にある桑名工場に移動した。30070坪の広大な敷地に建つ桑名工場は、主に鋳物継手、エレクトロフュージョン継手をはじめ、ソフレックス管などのパイプや工具等の配管用部材まで開発、製造している配管機器の総合工場。工場では主力製品である鋳物継手、エレクトロフュージョン継手、ソフレックス管の製造工程を見学した。
 鋳物継手製造工程では、キューポラ(溶解炉)内で、コークスの燃焼熱を利用して鉄が溶かされ、液体状になった1500度位の溶湯(溶けた鉄)が、自動化により電気炉に入れて保持されていた。
 電気炉から取り出された溶湯は、取鍋に入れられると作業員がフォークリフトで運び、機械によって中子(中に空洞がある鋳物を造る時に空洞にあたる部分)を鋳型に入れてから、溶湯が流し込まれる鋳造が確認できた。参加者は熱風を肌で感じながら真剣に見ていた。
 その後桑名中央物流センターに移動して、最新のコンピュータ制御による自動入出庫システムを見学した。
 参加者の男性は、「管端防食継手(PQWK)の内蔵コアをコーティングする作業が印象に残りました」と話していた。

県別体制の下 岐阜支店開設
1日2便体制の配送サービス
橋本総業 披露パーティーに106名参集

 橋本総業(社長=橋本政昭氏・本社=東京都)は、国内28番目の拠点となる岐阜支店を岐阜県羽島郡に開設し、4月8日から営業を開始した。岐阜支店開設を記念して、4月15日に岐阜都ホテルにおいて「開設披露パーティー」を開催。販売先、メーカー等106名が参集して祝った。
 岐阜支店は東海北陸道岐阜各務原ICより約十分とアクセスが便利であり、岐阜県北部の関市や高山市方面にも行きやすく、また愛知県と隣接する羽島郡岐南町に開設された。
 新社屋は敷地面積450坪の土地・倉庫を購入して改装した。事務所と多目的室、倉庫からなり、1階と2階の倉庫には、売れ筋に徹底した管工機材、衛生陶器、住宅設備機器、空調など2700アイテムの在庫を揃えた。また顧客が同社のオンラインシステムを使うことにより在庫の有無を簡単に検索でき即時に確認できるようにした。
 配送については、午前便、午後便と1日2便体制を実現した他、同社中部支店への回送便も設けて、2倉庫分の在庫を顧客に提供できるようにした。要望があれば、現場まで配送する。
 岐阜支店の営業体制については、加藤浩太郎支店長をはじめとする若手の営業と営業アシスタント、配送の9名が在籍し、岐阜県全域と周辺地域を担当して地域密着営業を進める。
 午後6時から開催された「開設披露パーティー」では、橋本社長が挨拶を行い、会社概要として明治創業で今年120年目を迎えること、設備商品の1次卸であり、年商は1100億円であることを紹介した。さらに現在の国内外の市況についての見方を示しながら今期・中期の取り組みを述べた。また同社製作の映画「管材屋の唄」の予告篇も上映された。
 販売店を代表して西武管商の浦瀬武夫社長が祝辞を述べ、「地方として1番の欠点を考えると、やはり時代遅れの管材屋という傾向がある。新しい知識を持ち、新しい需要を開拓することの情報を密接にいただける問屋さんが来てもらえたと大いに歓迎しております」と期待した。
 続いて仕入先を代表し、TOTOの本間健司執行役員中部支社長が祝辞を述べ乾杯を行った。
 懇親会の席では宇佐見徳秋取締役中部エリア長が、「地域密着営業」「県別体制」の会社方針の下、支店開設に至ったと話した。懇親を深める中、鈴木了専務取締役のお礼の挨拶、ダイキンHVACソリューション東海の辛島秀豪社長の中締めで終了した。
【岐阜支店】
・所在地=岐阜県羽島郡岐南町上印食1丁目81番地
・電話=058-249-7782
・FAX=058-240-3522

新入社員39名が活躍誓う
ダイドー 平成25年度入社式

 FA&ロボットの専門商社ダイドー(社長=山田貞夫氏、本社=名古屋市中村区)の「平成25年度入社式」が3月30日、本社ビル6階大会議室で行われ、来賓をはじめ、同社各営業部の役員及び幹部が多数参列する中、2週間の研修を終えたばかりの新入社員は引き締まった表情で式に臨んだ。
 山田社長は挨拶で「私どもダイドーは、皆さんの将来のことを考え、業界ナンバーワンの会社を目指して一生懸命頑張っております。皆さんは将来性のある会社に入られた。我々の業界は、機械要素部品を扱っており、アイテム数も非常に多い。日本は資源の無い国。鉄を作るにも、鉄鉱石、高炉に使う燃料もすべて輸入している。太平洋戦争後、日本は技術発展により世界一の技術をもち、豊かになりすぎて勘違いをしてしまっている。国際収支もここ数年、減少しているというのが事実。日本において最後まで外貨を稼げるところ、現在も我々の業界は増えている。日本が誇る産業、輸出のできる産業。それを使って省力化、省人化をする。また、半導体を作る機械は、まだ日本が世界一。半導体がなかったら、携帯電話、スマートフォン等はできない。車のハイテク装置もできない。皆さんは、日本を支える産業で力を発揮できる。しかし、いくら産業を支える会社であっても、会社の内容が悪ければいけない。我々の同業者といわれる機械工具商社は、全国に3万店あるといわれている。その中のベスト5に入る。特に、機械要素関連では最高クラス。しかし、会社に入ったからといっておしまいではない。これからが肝心。私どもダイドーは今後の頑張りに対して正しい評価をしていく。一生懸命やったか、頑張ったかで大きな差が付いてくる。本日から、自分を助けるのは自分と思って頑張ってほしい。ダイドーもこの程、経団連に加入することになりました。現在経団連に加入しているところは1300社中、名古屋市で20社しかいない。一生懸命やってきたからこそのことです。皆さんもトヨタ自動車はじめ、大手企業の経営トップと会える。自信と誇りをもっていただきたい。我々の業界は、まだまだ発展途上です。これからますます発展します。これも皆さんの心掛け次第で、前途洋々。皆さんの活躍を期待します」と激励した。
 来賓挨拶では、内永CKD取締役営業本部長が「2013年ダイドー入社の皆様、おめでとうございます。ダイドー様のさらなる繁栄を確信させていただきました。素晴らしい入社式に参列させていただき大変感謝いたします。私どもとダイドー様との取引の歴史は1968年の今から45年前に遡ります。その頃は日本の高度成長期の始まりで、1970年に大阪で万博が開催され、その後、日本が飛躍的に発展していった。このころダイドー様は伝導機から総合機械工具商社に業容を拡大され、私どもの製品を積極的に拡販いただきました。私どもの代理店様の中では、ダントツの1位を維持していただいております。今や、半導体、液晶産業まで含めた全産業に対して、FA、メカトロ機器販売のリーダー企業になられました。そのような素晴らしい会社に、皆様は縁あって入社されました。我々メーカーの商品の拡販も重ねてお願いいたします。社会人の先輩として皆様にアドバイスをしますならば、@便利な人Aお客様に好かれる人B何とかする人になっていただければと存じます。是非、何とかする人に成長して、ダイドー様のさらなる発展に貢献してください」と祝辞を述べた。
 また、来賓の船戸THK中部営業統括部長は「皆様が社会人として第一歩を踏み出されましたことに対して、心よりお祝いを申し上げます。私どもは創業時よりお世話になり、今日のTHKがあるのはダイドー様のお陰と感謝いたしております。2つの言葉を皆様にメッセージとして贈ります。1つは、先頭に立つ勇気をもってほしい。先頭に立ては、いち早く風を感じることもできるでしょうし、一番先に前を見ることができる。誰かがやってくれるではなく、自分自ら先頭に立つ勇気をもって行動することが大切。2つ目は、失敗を恐れずにチャレンジしてください。チャレンジをすれば、失敗もします。失敗すれば、必ずどこがいけなかったか、何が足りなかったかと、次にどうすればよいかが必ず分かります。それが次のステップにつながる大きな力となります。いけないのは、何もしないことです。何もしなければ、失敗することもないし、痛手を食うこともない。しかし何も得るものはない。勇気をもってどんなことにもチャレンジし、新しい道を切り開いていっていただきたい」と述べ祝いの言葉とした。
 この後、人事部を代表して田中ダイドー常務が「皆さんは必要とされて入社した方々。自信をもって仕事に取り組んでください。初心忘るべからず。重要な自分との約束を破らないように頑張っていただきたい」と訓示。新入社員の心構えとして、@先輩社員より早く出社し元気な挨拶で迎えるAハイという元気な返事で素早く行動するBどんなことでもお役に立とう、の3点を挙げた。
 新入社員を代表して石本卓也氏(明治大学卒)が「知っている事とできる事は違うということをテーマに、2週間の研修に励んできました。本日より、その経験を生かし、会社に貢献できるよう体当たりで頑張りたい」と決意表明を行い、社会人としての新しい一歩を踏み出した。