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2012年(平成24年)7月
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2012年7月1・8日(日) 2459 2460号
森嶋理事長はじめ全役員再選
第35回通常総会開催
岐阜県管工機材商組合10月に愛知管材展参観

 岐阜県管工機材商組合(理事長=森嶋靖雄氏・大東会長)は5月29日午後5時30分より、岐阜市長良川河畔の岐阜グランドホテルで「第35回通常総会」を開催し、平成23年度事業報告、同収支決算報告、平成24年度事業計画、同収支予算案をそれぞれ承認する一方、任期満了による役員改選では、森嶋現理事長をはじめ全役員が再選された。
 総会は、司会を務める廣瀬副理事長(瓶由社長)の開会の辞で始まり、組合員総数22社中、出席者14社、欠席8社と出席状況の報告があり、総会の成立が宣言された。
 冒頭、挨拶に立った森嶋理事長は出席者にお礼を述べたあと、「我々の業界は四月以降、前期に比べてスピードが緩くなり受注減という状況になっております。民間の設備投資も活発に動いておらず、公共事業がますますの減少という理由です。先日も知事に公共事業の必要性を訴えたところ、『財政的に厳しく国体も財政難の中で関係各所にお願いして開催している』という話しでした。公共事業に頼るわけにはいきません。目標とする『適正利潤の確保』のため、会員が情報の共有化を図り、各方面に『地産地消』の励行徹底を促し、会員の皆様と手を携え、難局を乗り切っていきたい」と述べた。
 続いて、森嶋理事長を議長に推挙し、次の各議題に沿って審議し、いずれも満場一致で承認可決された。
▽第1号議案=平成23年度事業報告並びに収支決算報告承認の件
▽第2号議案=任期満了に伴う役員改選の件
 二期目となった森嶋理事長は、「厳しい折ですが、皆さんと一体となり、組合運営を行いたい」と力強く述べた。
▽第3号議案=平成24年度事業計画並びに収支予算案承認の件
 10月4日から開催の愛知組合主催の第29回管工機材・設備総合展へ参観することが決まった。
▽第4号議案=実務責任者会議(木曜会)報告承認の件
▽第5号議案=その他の件
 引き続いて懇親会に移り、山田理事(山彦)が乾杯の音頭を務め、開宴した。森嶋理事長が中締めを行い、総会の次第を終了した。
【新役員】
▽理事長=森嶋靖雄氏(大東会長)
▽副理事長=廣瀬功氏(瓶由社長)
▽理事=白木伸道氏(白木商会社長)、塚原正義氏(協栄商事社長)、安田治生氏(安田本店長)、山田謙一氏(山兼社長)、山田芳弘氏(関建材社長)、山田康博氏(山彦会長)
▽監事=木野村文彦氏(木野村社長)、西垣壽朗氏(西垣ポンプ製造会長)

8月9日に出品者会議を開催
117社213小間申込(6月29日時点)
愛知県管工機材商協組 第3回展実委員会

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)の第29回管工機材・設備総合展の展示会実行委員会(委員長~大藪淳一氏・大清社長)は、6月5日午後6時より、東別院会館で「第3回展示会実行委員会」を開催し、出品申し込み状況の確認と今後の取り組みについて確認した。
 大藪実行委員長よりこれまでの経過報告が行われた後、6月5日現在の出品者の申し込み状況を把握した。今後は、6月末の出品申込締め切りを経て、8月9日の午後2時から東別院会館において「出品者会議」を開催する。
 その後6月29日時点の最新出品者数は、117社の213小間に達している(別掲)。2年前の前回出品者は118社、211小間数であることから前回水準を堅調に維持した。6月末の申込締め切りまで、各方面へ案内を続けている。
6月29日時点の出品者《50音順》
▽愛知時計電機名古屋支店▽ITWパフォーマンスポリマーズ&フルイズジャパン▽アカギ▽アキレス▽アサダ▽旭有機材工業名古屋営業所▽アソー▽アトムズ▽アロン化成/ミクニプラスチックス▽アンウェイジャパン▽石崎製作所▽因幡電機産業▽イノアック住環境▽イノック名古屋支店▽イハラサイエンス▽ヴァンテック▽エア・ウォーター・マッハ名古屋支店▽SMC名古屋営業所▽荏原製作所名古屋支店▽FMバルブ製作所東京支店▽MIEテクノ▽MCCコーポレーション▽オーエヌ工業大阪営業所▽オーケーエム▽オンダ製作所▽架橋ポリエチレン管工業会▽カクダイ▽兼工業名古屋営業所▽川西水道機器▽川本製作所名古屋営業所▽キッツ/東洋バルヴ/清水合金製作所▽クボタシーアイ中部支店▽倉敷化工名古屋営業所▽クリナップ中部支社▽グローベン▽KVK関西支社▽児玉工業▽コンサス▽三栄水栓製作所名古屋支店▽三興製作所▽三相電機名古屋営業所▽山王工業▽シーケー金属/サンエツ金属▽CKD▽下田エコテック▽joiful―cube▽昭和コーポレーション▽昭和バルブ製作所▽ショーボンドカップリング大阪営業所▽スーパーツール名古屋支店▽住軽伸銅/東洋フイツテング/スミケイ銅管販売▽積水化学工業中部支店▽ゼンシン名古屋営業所▽ダイキン工業/スタッグ▽大成機工名古屋支店▽ダイドレ大阪営業所▽大洋弁栓▽タキロン中部支店▽タブチ名古屋支店▽中日技研工業▽ツツイ▽鶴見製作所中部支店▽帝国金属名古屋営業所▽テクノフレックス名古屋営業所▽テラル名古屋営業所▽東亜高級継手バルブ製造▽東芝関西情報システム▽TOZEN▽TOTO名古屋支社▽巴バルブ▽ナゴヤ▽名古屋市上下水道局▽名古屋上下水道総合サービス▽名古屋水栓バルブ工業協同組合▽名古屋バルブ工業▽日栄インテック▽日東工器名古屋支店▽日邦バルブ▽日本バルブ工業会▽日本プラスチック工業▽日本ヘルメチックス名古屋営業所▽ノーリツ名古屋支店▽Haitima Corporation▽ハタヤリミテッド名古屋支店▽パナソニックエコソリューションズ社▽東尾メック▽日立金属▽日立工機中部支店▽日立産機システム▽日立バルブ中部支店▽藤井高圧工業▽フジトク▽フネンアクロス▽ブライト工業▽ブリヂストン加工品西日本▽古林工業▽ベン名古屋営業所▽ベンカン・ジャパン名古屋営業所▽ホーコス名古屋支店▽前澤化成工業中部支店名古屋営業所▽前澤給装工業名古屋営業所▽前田バルブ工業▽マキタ名古屋営業所▽ミヤコ▽ミヤコ産業▽ミヤワキ▽未来工業▽大和バルブ▽山本計器製造▽ユニテック▽ヨシタケ名古屋支店▽吉年▽LIXIL中部支社名古屋支店▽リケン▽リンナイ愛知営業所▽レッキス工業▽ワシノ機器

今期は積極的な方策を進める
24年度社員総会を開催
イトウ ユニークなコンテストや表彰式も

 住設機器・配管資材卸のイトウ(社長=伊藤辰之氏・本社=名古屋市北区紅雲町)は、6月2日午後5時より、名古屋市中区の東京第一ホテル錦において「平成24年度社員総会」を開催した。伊藤社長は平成24年3月期決算について増収増益決算を報告し、「3年間は守りの方策をとってきたが、今期からは舵を大幅に切り直して積極的な方策を進める」と表明。今期の事業方針を発表した。第2部の懇親会では取引先とイトウ社員が会食して懇親を深めた。
 総会は、社員と取引先を含め63名が出席する中、後藤主任の司会進行、開会の辞で開会した。
 冒頭、挨拶に臨んだ伊藤社長は、来賓の取引先へ謝意を表し、「今回の総会は新しいことを取り入れました。仕事のスキルを、みんなが集まる席で競い合うものです。総会では、ゲストの皆様に、少しでもイトウのことを知ってほしい。社員は明日からどういった仕事をするのか理解を深めることができることを祈念します」と述べた。また景気の先行きについても安心できる状況ではなく、消費税増税について強い懸念を示し、インフレ政策をとるべきと論じた。
 来賓挨拶では、在田商店の在田社長が、総会開催の祝辞として「イトウ様とは本当に長い間お付き合いをいただいており、私の父は会長様に、私は社長様に公私に渡り、お世話になっております。中国の故事に『(男子)3日会わざれば刮目して見よ』があります。日々鍛錬する人がいれば、その人は3日経つと見違えるほど成長しているから、会う時は、目を擦ってよく見よという意味です。イトウ様はまさにその言葉通り。うかうかしているとすぐに追いていかれます。何事も業界に先駆けて新しいことを導入してこられているというのが、私の印象です」と称えた。
 続いて昇進辞令の発表と5名の昇進者の挨拶があり、20年の永年勤続として営業部の藤原課長が表彰された。昇進と永年勤続のW表彰となった営業部の藤原課長は、「私の使命として、売って売って売りまくることと、後輩教育に力を入れることで会社の成長につなげたい」と力強く述べた。
新入社員6名が抱負
 その後、新入社員の6名が来賓と社員を前に1人ずつ挨拶と抱負を語った。
 引き続いて、伊藤社長が前期決算の報告と今期の事業方針を発表し、遠藤課長からは営業方針と、近藤センター長から配送センター方針、阪野社員から新部門方針がそれぞれ説明された。遠藤課長は、「売上目標必達のため、グループ間で競争して成し遂げる」と決意を示した。
 イトウの総会は、毎回後半にユニークな表彰式が用意されており、今回も社内広報誌で掲載された標語と川柳の中から、社員投票で選ばれた秀逸作品を表彰する「標語大賞、川柳大賞」、初の試みとして、社員投票による挨拶が素晴らしかった人に贈られる「挨拶大賞」の表彰と、「コードナンバーコンテスト」が開催された。
 「コードナンバーコンテスト」は、受注業務に必要な商品コード暗記テストのこと。各グループ勝ち抜き戦で進むにつれ、同じチームのメンバーが立って選手を応援したり、健闘している姿に歓声を上げるなど会場は大いに盛り上がった。結果は、高橋潔課長代理グループ(西尾主任、伊藤典一主任、伊藤萌夏さん)が優勝した。
 第二部の懇親会は、大垣共立銀行の飯沼支店長が乾杯音頭をとり開宴した。総会幹事の都築課長がお礼の挨拶、橋本総業の宇佐見取締役が中締めを行い、総会の全ての次第を終了した。

オンダ製作所を招き継手部会
秋の研修会は11月21日〜24日に
静岡県管工機材商組合 6月理事会を開催

 静岡県管工機材商組合(理事長=村松孝一氏・村松商店社長)では、6月1日午後3時より静岡市内のマイホテル竜宮において「6月度定例理事会」を開催し、秋の研修会の日程を決定する一方、「鋼管・継手部会」を開き、オンダ製作所を招いて「海外の展示会」について、商品開発本部の杉島次長より解説してもらった。同社では商品研究のために、商品開発本部が海外の展示会を視察している。当日は此島東日本ブロック長と郷静岡所長も出席した。
 理事会での、審議事項は次の通り。
▽第1号議案=秋の研修会(旅行)の件
 研修会は伊藤顧問(沼津管材会長)が担当し、11月21日から24日までの3泊4日で、行き先は香港を検討する。
▽第2号議案=賛助会員退会の件
 日本ロール製造パイプ事業本部営業一課から大会申し込みがあり、承認された。
 以上で審議事項を終え、引き続いて、「海外の展示会」を研修した。
 オンダ製作所は、架橋ポリエチレン・ポリブテンなど樹脂管のワンタッチ継手を製造しているメーカー。架橋ポリエチレンのワンタッチ継手を日本で最初に作ったことでも知られ、国内有数の架橋ポリのパイプと継手を両方製造していることで知られる。
 2012年3月27日から30日までイタリアミラノで開催された、「第38回モストラコンテグノ」の 展示会場は32万5,000uと広大な面積であり、そこに15万5,000人の来場者が訪れた。
 展示は4つの大きなテーマがあり、暖房・冷却・水・エネルギーに沿った住宅及び産業設備、エアコン、再生可能エネルギーを含む多様な産業分野の展示がある。特に会場の多くがエネルギー効率と省エネを強調とする技術革新の提案している展示が見られた。
 ヨーロッパでは一般住宅で800mも掘り込んで採熱する地中熱・ソーラを利用した冷暖房・給湯システムを提案しており、日本より商品化進んでいる様子や、ヨーロッパではカシメ継手が一般的などの報告がされた。

今期も新商品投入で積極展開
日立ツール業績・方針報告会
金型加工用工具はシェアトップを目指す

 日立ツール(社長=田中啓一氏・本社=東京都港区)は5月23日の午後4時より、名古屋市中区金山のANAグランドプラザホテルグランコート名古屋において「2012年度日立ツール業績・方針報告会」を開催した。平成24年3月期連結決算は、超硬エンドミル「エポックディープレボリューションシリーズ」などの新商品が販売好調につき、税引き前当期純利益ベースで増収・増益となった。
 総会は、日立ツールの並松名古屋営業所長の司会進行の下、田中社長より、業績報告と方針説明が行われた。
 平成24年3月期連結決算について、売上高は前期比6%増の171億1,300万円、経常利益は9.6%増の26億3,400万円、当期純利益は5.7%減の15億2,000万円と、税引き前当期純利益ベースで増収・増益となった。
 平成25年3月期連結業績予想は、主力のエンドミル市場価格の競争激化による価格下落と、為替の影響、原材料であるタングステン・カーバイドの価格相場が高止まりの影響を織り込むものの、引き続き新製品投入で積極的な営業展開を進めることで売上高は前期比0.7%減の170億円と横ばいを維持し、当期純利益は前期比4%減の14億6,000万円と減収・減益を予測した。
 2012年度の方針は、時期中期経営計画に繋がるものづくり力・商品開発力の向上とグローバル体制の強化を図る。
 売上げの75%を占める金型加工用工具は国内シェアトップを目指すため、主要商品見直しと新商品開発を強化する。主要商品「ディープシリーズ」のリニューアルと品揃え拡大を行う。
 部品加工用工具は、国内で実績ある発電機(タービン)の部品加工向け工具を中国やインドなどへグローバル展開する。航空機向けはCFRP用工具など、競合他社商品に対する絶対的優位性を維持できる商品を開発する。
 田中社長は「2012年は中期経営計画の最終年度でもあり勝負の年。特長ある新商品を生み出していくので、引き続きご支援をお願いします」と述べた。
 続いて相本販売担当取締役から日立ツールの国内営業方針についての説明後、6月の株主総会において、取締役を退任すると発表があり、後任の小泉理事営業統括部長が紹介された。
 次に開発方針と新商品について、城戸技術本部主任技師が説明した。開発方針としては、今後も、ものづくりの差別化という視点で商品開発を行うと述べた。
【新商品紹介】
■エポックディープシリーズ
 従来の873アイテムが、1,514アイテムに増加。また新コーティングのPN/ATHに。新刃形、新首形状、新価格でシリーズ化。
■エポックSUSシリーズ
・エポックSUSマルチは、レギュラーと首下3Dc、首下5Dcのアイテムを揃えた。
■新インサート(JM・JP・GXシリーズ)
・ステンレス銅系材料加工用材種向け=JM4060
・高硬度材加工用材種向け=JP4005
・銅一般加工用材種向け=GX2140*鋳物やダクタイルのドライ切削に。
■次期高送りカッター(ASWF/H)
 両面多コーナーカッター。ASWF形(高送り)は最大送りfz2mm/t、ASWH形(高切込み)は最大ap10mm。平面加工で高切込みができる。
 第二部は懇親会が開かれ、NaITOの和田執行役員中部営業部長の乾杯音頭で開宴し、シミヅ産業の山田中部ブロック長の中締めで散会した。

久門製作所 中部支店
7月17日より
名古屋営業所移転

 久門製作所の中部支店 名古屋営業所(中部支店長=竪山勝弘氏)は、7月17日より事務所を移転し業務を行う。
 【新住所】 〒453-0855 愛知県名古屋市中村区烏森町6丁目279番
 ▽電話=(052)486-1300
 ▽FAX=(052)486-7020

つぶやき草子
机上演習
在田商店 在田忠之

 昭和16年夏、内閣の「総力戦研究所」という組織が、「もし日米戦わば」と言う机上演習を行ったそうです。
 机上演習というのは、今で言うシミュレーションのことです。その机上演習が示す戦争の推移は、真珠湾と原爆以外は、その12月に始まった現実の戦争とほとんど同じだったそうです。
 今回の消費税増税に当たって、このような机上演習をちゃんとやってるのか心配です。
 簡単な思考実験をしてみます。
 ものの値段が上がれば、売れる数は減ります。値上げ分が売る側の利益ならば、全体の売上は増えるかもしれませんが、税金なので、売り手の全売上と利益は確実に減少します。
 よって、売り手の納める法人所得税も確実に減少します。肝心の消費税も売れる数量が減るので税率アップほどには増えません。さらに、景気悪化して数量以上に売り手の利益が減るようですと、その分消費税収も減ります。
 このように、消費税増税により、全税収が増えるかどうかは、定性的な議論では結論が出ません。定量的な机上演習が必要です。復た「腰ダメ」ということだったらどうしよう..。小沢一郎を民主党から追い出すための増税かもしれない。
 東條英機は陸相時代に冒頭の総力戦研究所の机上演習の報告を聞いています。その後中国撤兵に反対して近衛内閣を倒した東條には、大命下って、今度は自分が近衛の立場に立たされます。
 しかし、前年の松岡洋右の三国同盟により加速した歯車には、何とも抗い難く、苦渋の開戦の選択をします。その夜、東條は一人「陛下に申し訳ない」と泣き明かしたそうです。
 開戦を回避したら自分の命も危うかったでしょうから、極めて「人間的」な決定と言えるかもしれません。
 また国民も熱狂的に支持しました。開戦不可避とすれば、タイミングとしてはベストでした。しかし結果、震災より二桁多い300万の同胞の生命が犠牲になりました。
 国民の支持もないまま、松岡洋右の様に突っ走る野田内閣の決定により、1億2,000万の同胞の命運や如何に!

三菱電機システムサービス
提案・施工・保守をトータル提案
SC総合フェア2012
映像、エネルギー、FAを展示

 三菱電機システムサービス(社長=重里英夫氏・本社=東京都世田谷区)は、今年4月1日をもって創立50周年を迎えたのを記念し、今後注力するエネルギーソリューション事業などを一堂に展示した「SC総合フェア2012」を、東京・大阪・名古屋の3会場で開催した。
 名古屋では、6月14日と15日に開催し、代理店や販売店、電気店から約1,000名が来場し、盛況を見せていた。
 同社は1962年、三菱電機の家庭用電気製品、電動工具等のアフターサービスを担当する技術サービス会社として設立された。現在では従来のアフターサービスに加え、メンテナンスやシステムエンジニアリング業務(システムの提案、設計、施工、保守)にも力を注いだ結果、現在は売上げの半分以上を占めるまで成長した。業務の内容も大きく変化し総合エンジニアリング企業として展開をしている。
 展示会場では、映像(配信)、エネルギー、産業用電機品・FA機器の紹介とそれらの、システム提案、設計、施工、運用、保守、修理、更新までのワンストップサービスが提案された。次に製品の一例を紹介する。
■産業用電機品・FA機器「SA1-Vシリーズのジーファルコン(GFALCON)」
 製造業向け監視制御システム。工場の生産設備から、受配電設備、空調、照明機器までを遠隔で監視・制御するとともに、稼動実績やエネルギー消費量などのデータを「見える化」する。
■映像 
 「レールカメラシステム」レール移動カメラ装置のこと。レール上を移動式カメラ本体が移動し、さまざまな状況を簡単な操作でカメラ監視できる。速度も操作可能で動きも静か。工場内に最適。
「ISQbicクラウド」
 監視映像蓄積サービスのこと。監視カメラの映像をクラウド上に蓄積する。24時間記録をしているので、欲しい映像をいつでも閲覧できる。また機器稼動状況、カメラへのイタズラを監視し、お知らせする。
■エネルギー 業務用太陽光発電システム施工の基礎の事例
 杭を地盤に直接打ち込む簡単な施工。コンクリート基礎と違い養生期間を必要としないため、工期が短縮される。

水技術に関する新しい
プロモーション活動を開始
KITZ Water Solutions

 キッツ(社長=堀田康之氏、本社=千葉市美浜区中瀬1-10-1)は6月18日、キッツグループ各社の水関連技術や製品、サービスを結集した総合的な情報発信基地として「KITZ Water Solutions(キッツウォーターソリューションズ)」という新しいプロモーション活動を開始すると発表した。今後さらに拡大が見込まれる世界の水ビジネス市場をターゲットに、キッツをはじめグループ各社が創業以来培ってきたバルブ技術を基礎とした信頼性の高い水関連技術や製品を集約・分類し、海外を中心とした国際的なプロモーションを展開していく。
 コンセプトは“Safe&Save、Japan quality”。ユーザーが必要とする「水」の用途に応じて、その「水質」「水量」「コスト」を最適化するソリューションを提案する。今後、一連のプロモーション活動を通じて、世界の多くの人が抱えている「水」に関する悩みや要望を直接聞きながら、「水」に関する諸問題の解決を目指す。
 活動の一環として、今年の7月2日〜4日にシンガポールで開催される「Singapore International Water Week 2012(SIWW=シンガポール国際水週間イベント)」において、技術発表と大型専用ブースによる実演展示を行う。SIWWは水関連技術や水ビジネスの国際的な情報交換の場として世界最大規模を誇る学会・展示会で、キッツグループは初の参加となる。
 これに合わせて、水市場をターゲットとした専用サイト(英語/日本語)を新たに開設(7月1日開設予定)。ホームページは、サイトを訪れた一人ひとりの個別のニーズに応えられる構成になっており、同グループの技術や製品をわかりやすく紹介する。ホームページアドレス
http://www.kitzwatersolutions.com

 また今後の活動の一つとして、シンガポールの政府系大学との共同研究も視野に入れている。

小林 茂氏
お別れの会
ND社創業者

 去る4月14日に逝去した、ニュースダイジェスト社(名古屋市千種区)の創業者で論説主幹の小林茂氏の「お別れの会」が6月1日、名古屋駅前のキャッスルプラザで開かれ、全国から関係者ら300名余が参集し故人を偲んだ。お別れの会委員長は岩波徹社長。
 小林氏は1937年、岐阜県生まれ。64年にニュースダイジェスト社を創業。「月刊・生産財マーケティング」の発刊をはじめ、工作機械業界の発展と共に活動を広げ、71年に公開討論会「工作機械業界の現状と将来」を主催、翌年に第1回海外研修ツアーを開催。87年にはFA技術専門展「メカトロテックジャパン」を名古屋国際見本市委員会と共同開催(以降、隔年開催。現在は主催)するなど、常にグローバルな視点で業界の発展に努めてきた。

モジュラテックシステムが
世界中に通算2000台の納入達成
ヤマザキマザック あらゆる産業に導入

 ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏・本社=愛知県大口町)は、世界中で納入実績を誇るモジュラテックシステム(MODULARTECH SYSTEM)が2012年4月に2,000台を達成した。
 このシステムは、モジュール化された柔軟性の高いセルで構成するFMSで、一台から16台のベースマシンとなる立形及び横型マシニングセンタや、複合加工機と立体形パレットストッカでシステムを構築し、長時間無人運転により、稼働率を最大限に高め工場の生産性を向上する。
 また、納入後でも容易にシステム拡張が可能で、しかも初期投資を低く抑えた自動化・無人化システムを構築できるため、予算に合わせた設備計画と早期の投資資金を回収することができる。
 ヤマザキマザックのFMSは1984年のマザトロールFMSの発表から世界中に納入実績があり、最近では2009年に3段パレテックを開発し、従来の2段システムと同様のスペースで、1.5倍のパレット収納を可能とし、更なる生産性向上を図っている。
 このシステムはあらゆる産業に導入されており、たとえば、建設機械、航空機、自動車部品、船舶、農業機械、産業機械、医療機器などの産業に導入されている。長時間の無人運転が可能なところがユーザーから好評を得ている。
マザック高度生産システム
研究助成者発表

 公益財団法人マザック財団(理事長=棚橋祐治氏)は、平成23事業年度マザック高度生産システム研究助成の対象、23件、若手研究者の優秀論文を表彰する顕彰事業のマザック高度生産システム優秀論文賞14件、国際会議援助の対象2件を併せて決定した。
 6月1日、ヤマザキマザックみのかも製作所内・ワールドテクノロジーセンタ(岐阜県美濃加茂市)にて研究助成者の発表と、優秀論文対象者への表彰式を行った。
 同社によると、最近は外国籍で日本の大学や研究機関所属の研究者からの申請も増えてきており、また若手研究者の応募もあり、製造技術研究に携わる技術者の若返り及び国際化の傾向が見られ、大変心強く感じられたという。
 今回の研究助成ならびに論文発表の表彰の内容は、いずれも生産性や加工精度を大幅に向上させる新技術として高く評価された。
 【研究助成の代表例】
 名古屋大学工学研究科
 准教授 鈴木教和氏の研究テーマ「びびり進藤解析におけるプロセスダンピングモデルの研究」
米国工場を月産
200台へ生産能力増強

 ヤマザキマザックは、米国ケンタッキー州フローレンスにある生産工場およびサポート施設の大規模な拡張を発表した。
 1974年の工場進出から今回で22回目となる工場拡張および設備増強は、好調な米国市場で急増する顧客からの要望に応えて、新製品および新たに生産開始する機種の増産を図ることが狙いで、生産能力を現在の月産135台から200台にアップさせる。2013年秋の完成を目指している。
 さらに同時期に、同工場内敷地にあるサポート施設の「ナショナルテクノロジーセンタ」と「ナショナルパーツセンタ」の拡張も行い、カスタマーサービス、サポート提供の充実を図る。
 これら3つの大規模な拡張により、ヤマザキマザックの米国生産拠点は現在から約34%拡大して合計7万4,320uとなり、米国内最大の工作機械生産工場の一つとなる。
 今回の拡張は、他社に先駆けて進めてきたグローバル生産およびグローバルサポート体制の一環であり、北米市場の顧客へ安心を提供し末永く信頼を得るとともに、南米やアジア市場など世界各国への工作機械輸出能力を増加させ、為替変動や納期短縮に柔軟に対応できる販売体制を構築していく。
 同社は世界中に9つの生産工場、日本に5工場と米国、英国、シンガポール、中国の4工場が稼動している。来年には中国で2つ目となる新工場が大連市で稼動する。

キッチン用、浴室用水栓金具
新商品「GGシリーズ」
TOTO エコシングル機構搭載

 TOTOは、キッチン用水栓金具、浴室用水栓金具のスタンダードシリーズとして、「GGシリーズ」を7月2日に発売した。
 「GGシリーズ」には、2010年8月以降に発売した一部商品で好評を得ている「エコシングル機構」をキッチン用水栓金具に、「エアインシャワー」を浴室用水栓金具に標準搭載した。定番商品にも展開していくことで、より一層、顧客の暮らしの豊かさを守りながら、限りある資源とエネルギーを大切にする。
 あわせて、キッチン用・浴室用の共通装備として、水栓のハンドル部分には軽く簡単に操作できる、使い勝手の良い「リングハンドル」を採用している。
 このほか、キッチン用水栓金具では吐水口を高くすることで洗い物がしやすい、「広い作業空間」を確保している。
 また、現在、キッチン用水栓金具と浴室用水栓金具のスタンダードシリーズである、「Hi-Gシリーズ」と「メタルジョイシリーズ」のすべての商品を2012年度中に「GGシリーズ」に統合し、顧客が選びやすい商品体系を目指する。
 ■キッチン水栓金具TKGG31E〔台付・一穴タイプ〕希望小売価格税込 3万555円。
 ■浴室用水栓金具 TMGG40E〔壁付タイプ〕税込 4万1,490円。

全員一丸となって信頼回復に努め
三菱復活の実現目指す
三菱マテリアルツールズ 三菱拡販戦略会議開催

 三菱マテリアルツールズ(社長=滝沢俊夫氏、本社=東京都墨田区横網1-6-1)は、5月22日午後4時より名古屋市中区の名古屋東急ホテルにおいて、主力特約店41社、代理店十社の出席を得て「三菱拡販戦略会議(MSM)」を開き、同社の取り組み方針の発表と今秋開催のJIMTOFに向けて発売を計画している新製品の紹介を行った。この席で滝沢社長は、震災などの影響で失ったユーザーの信頼回復を第一義に取り組む決意を明らかにした。
 MSMは十倉直樹三菱マテリアルツールズ常務の司会で進行され、はじめに増田照彦三菱マテリアル執行役員加工事業カンパニーバイスプレジデント超硬製品事業部長が三菱マテリアルの概況について説明した。
 昨年、三菱マテリアルは東日本大震災とタイの洪水で製造工場が被害を受けた。一年前のMSMでは、震災による三菱のインサートの主力工場である筑波製作所の被害状況や復旧の目途、販売店・代理店の理解を得ながらの供給力の復元見通しなどが報告された。
 これを受け、いち早く会員店の総力を挙げての営業力と代理店の在庫力で三菱を支え、ユーザーの現場、さらにはラインを止めずに保全することができた。
 さらにドリルについては、従来ほとんどの生産をタイで行っており、タイの供給能力の不足分をその他の工場で量的に挽回できない状態が続いていたが、現在ではエンドミルが主力の明石製作所、アメリカ、スペインの工場での生産による増産に努めて、今後は改善していく見込み。
 増田氏は「今回の一連のことは、私どもにとって大変な学びであったと考えている」と話し、今後は停滞を引き起こしにくい体制づくりに努めていく考えを示した。
 2020年に自らがなっていたい姿を描いた、Vision2020を策定。国内販売の三菱マテリアルツールズは、それに向けての数値目標、アクションプランを策定している。
 数値以外でも評価すべきミッションとして、三菱ならではの考え、三菱スピリットを根底に盛り込んでいく。三菱「三綱領」(三菱百三十年余の歴史の中で引き継がれてきた経営の根本理念)の@所期奉公=期するところは社会への貢献A処事光明=フェアープレイに徹するB立業貿易=グローバルな視野で、である。「桃李成蹊(とうりせいけい・立派な人物は自ら求めなくてもその徳をしたって自然に人々が集まってくるたとえ)を心に描いている。人と比べることなく、与えられたその場所で無心に命を輝かせていれば、人生の道はいつか思いがけない形で開けてくると理解している」と増田氏。
 最後に「去年のことがあり、他社と比べると一周遅れの三菱であるが、諦めることなく三菱マテリアルの切削工具を引き立てていただき共に前へ進んで行きたいとお願いをするとともに、信頼を得るにふさわしいメーカーになるよう精進してまいります」と決意を語り、併せて加工事業カンパニーの超硬製品事業部長を鶴巻二三男氏にバトンタッチすることも報告した。
 挨拶に立った鶴巻氏は「切削環境のご提供によるスピード感あふれるお役立ちを目指し、できるだけシンプルで分かりやすい方法で事業を運営してまいりたい」と所信を述べた。
 続いて滝沢三菱マテリアルツールズ社長が、「昨年苦しい時に応援をいただきました皆様に、恩返しをする一年と思っております。昨年落としたシェア奪回に向け、頑張ってまいりたい」と挨拶した後、同社の概況と今年度の販売計画について説明した。
 業績については、2007年度を100とした時、2011年度は68%の計画でスタートしたが、実績は65%となったと報告。前年度比は102%と若干増加した。
 2012年度の計画は前年度比17%アップと非常に高い目標を立ててスタートしている。
 活動方針として、@豊富な新製品を市場投入(20種類の新製品、500アイテムをリリースしていく)A新規案件に対して積極的なサンプル投入BMSM特約店限定の拡販施策の実施CJIMTOF招待キャンペーンの実施が示された。
 新製品として、4月に発売された鋼旋削加工用サーメット新材種「MP3025」、多コーナ形汎用正面削りカッタ「AH-640S」、チタン合金加工用カッタ「VFXシリーズ」の小径化シリーズなどの紹介と、主力拡販製品となる鋼旋削加工用CVDコーテッド超硬材種「MC6025」、SMARTMIRACLEや、JIMTOFに向けた商品が紹介された。
 また教育については、「最高のサービスをお客様に提供することにより、期待に応えていく」ことを理念とし、その実現のために、営業マンの営業スキルのみでなく、技術スキルの向上も図る。昨年度から教育体系を変えて実施しており、今年度も継続していく方針。
 そのほか4月1日付で小林中部支店長に代わって森村匡秀氏が新支店長に就任したことなど、主要人事が発表された。
 滝沢社長は「本年度、全員一丸となってお客様の信頼回復を第一義に取り組み行動してまいります」と述べ、引き続いての支援と協力を求め挨拶を結んだ。
 2011年度優良特約店表彰では、ツールズオブザイヤー賞5社、フロンティアスピリット賞1社、リサイクルトップ賞1社が表彰された。
 この後、十倉常務よりToolsキャンペーン2012ならびに営業施策について、黒田啓市中部支店販売二部課長より中部地区の拡販施策(キャンペーン・講習会・ツールズカレッジ・豊削まつり等)についてそれぞれ案内され、新製品紹介として西田真三菱マテリアル筑波製作所材料開発部長補佐が従来の弱点を克服し欠けにくく長寿命となった最新の鋼旋削加工用CVDコーテッド超硬材種「MC6025」について開発の経緯や製品特長を説明、以上で第一部を終了した。
 第二部は会場を移して懇親会が開かれ、冒頭、森村中部支店長が「供給が滞った中で失った、ユーザー様からの信頼を回復するということ、これがまず第一。私ども現場を預かる人間として、信頼を回復できなければ次の段階に進まないということを肝に銘じて、中部支店一丸となって取り組んでまいりたいと存じます。本日、ここにお集まりのMSMのメンバー様のお力をお借りして初めて、本当の三菱復活が実現できると思います。是非ご協力をお願いいたします」と挨拶。
 また、6月1日より販売二部の部長に着任する堀江武夫氏が紹介され、堀江氏は「皆さんと膝を交えながら、中部支店販売二部の舵取りを行ってまいりたいと考えております。私のやるべきことは二つと心得ております。一つはシェア奪回。厳しい状況の中で、皆さんに力を貸していただいたのにも関わらず、守り切れなかったシェア。これを何とか奪い返したいという思いが一つ。そしてもう一つは、何より大切な皆様へのご恩返し。これをしっかりやっていくことを肝に銘じ、このさき頑張ってまいりたい。慌ててハンドルを切り損ねることなく、しっかりと丁寧に自分なりのやり方で進んでまいりたいと存じます」と抱負を語った。
 代理店を代表して乾正樹山下機械社長が高らかに乾杯の音頭をとり、懇親の場に。和やかに歓談し、梅村龍盛梅村本店社長の中締めで終了した。

47名が参加し北海道で開催
新会長に服部利一郎氏(服部商会)
第50回中部菱梅会 梅村100周年へ新たなスタート

 梅村本店(社長=梅村龍盛氏、本社=名古屋市中川区四女子町1-27)傘下の販売店でつくる「第50回中部菱梅会」(会長=杉浦脩三郎氏・三賀会長)が5月27、28の両日、北海道で開催され、会員と梅村本店、メーカーの三菱から合わせて47名が参加した。中部菱梅会は昭和37年12月、岐阜県の下呂温泉で第1回目が開催されてから毎年開かれ、50回の節目である今回は、50年の歴史を振り返るとともに、服部新会長(服部商会会長)のもとで更なる結束と発展を誓い合う場となった。
 初日は、中部国際空港に午前10時に集合し、11時10分発の日本航空で新千歳空港へ。空港からは大型バス2台に分乗して、ノーザンホースパーク(苫小牧市)で昼食後、札幌時計台を見学。総会会場のホテル「シャトレーゼガトーキングダムサッポロ」(札幌市)には午後4時過ぎに到着し、しばし休憩のあと総会が行われた。
 総会は、梅村本店の伊藤取締役岐阜営業所長の司会進行により開会。
 冒頭、梅村社長が挨拶で「皆様方のお陰を持ちまして、本日こうして50回を迎えることができました。半世紀に渡りまして継続できましたことを大変感謝いたしております。本当にありがとうございます。弊社、梅村本店は創業75年でございます。25年後は創業百周年を迎えます。創業百周年の年が、中部菱梅会第75回。これをまずは目標に、頑張ってまいりたいと思います」と述べた。
 続いて、杉浦会長が「今回、第50回の中部菱梅会が開催され、北海道という遠方にもかかわらずご出席いただきまして本当にありがとうございます。この50回の間に、私も30回以上は出席させていただいていると思います。数々の観光地で楽しい思いをさせていただきました、先代の社長様に対しても本当に感謝申し上げます。龍盛社長におかれましては、これからどの様な形で舵を取っていくのか、また、中部菱梅会の新会長として服部商会の服部会長様にこれからの会の発展のためご尽力を願うということで、ひとつ末永い中部菱梅会にしていっていただきたいと存じます」
と挨拶。
 三菱マテリアルツールズの滝沢社長は「記念すべき第50回の中部菱梅会にお招きいただきまして誠にありがとうございます。大変光栄に思います。第50回の中部菱梅会が梅村本店様の梅村社長はじめ菱梅会の皆様の大変なご尽力によりまして本日こうして盛大に開催されましたこと、心からお慶び申し上げます」と祝いの言葉を述べ、この50年、必ずしも順風満帆というわけではなかった経済情勢の中で、一度も中止することなく中部菱梅会を今日まで続けてきた会員の努力と尽力に敬意を表した。
 また滝沢社長は、日頃の三菱製品の拡販と、昨年の東日本大震災とタイの洪水の際に梅村本店並びに販売店各社から受けた厚誼に対して深謝し、「今年は何としても、三菱復活の年にしたいと思っております。昨年苦しい時に三菱を助けていただいた、応援していただいた、皆様方にご恩返しをする1年であると強く思っております」と語った。
 今回の中部菱梅会を機に、杉浦氏から服部氏に会長を交代することになり、長年会長を務めた杉浦氏に服部新会長より記念品が贈呈された。
 このあと、50回の歩みをまとめた映像を見ながら、会の歴史を振り返った。この映像は三菱マテリアルツールズの黒田課長が梅村本店に保管されていた古い資料などを紐解きこの日のために用意したもので、同氏の解説を交えて当時を懐かしく思い起こした。
 服部新会長が「三賀の杉浦会長様の後任として、会長職を受けることになりました。また、コジマ・フジ通商の山田社長様に副会長を務めていただきますのでよろしくお願いいたします。この記念する50回に会長職を仰せつかり、感謝いたします。今後更なる飛躍をするために、力不足ではありますが、会員の皆様に少しでもプラスになる企画ができたらと考えております。梅村本店様、三菱マテリアルツールズ様の益々の発展と、本日ご列席の会員の皆様の更なるご繁栄とご健勝をお祈り申し上げます」と就任の挨拶をした。
 三菱マテリアルツールズ中部支店の森村支店長からは、東日本大震災とタイの大洪水により甚大な被害を受けた工場の復旧状況と、今年度の施策について話された。
 生産能力について、三菱マテリアルの筑波製作所は昨年6月に復旧、また10月には新建屋が完成し、生産能力はかなり増強された。しかしその後のタイの大洪水で、タイの生産が全面ストップに追い込まれた。タイの工場は、高床にして洪水対策を整え、夏場には完成する見込み。現在は仮設の生産設備だが、洪水前の生産能力を取り戻している。納期の問題はほぼ被災前の状況に改善されつつあると現況を伝えた。
 2012年度は新製品をどんどん発売するとともに、技術講習会も積極的に展開し、震災等の影響で失ったシェアの回復に努める方針。このほか菱梅会のメンバーを対象に行われる特別キャンペーン、レアメタルのリサイクルについても説明された。
 以上で総会を終了し、会場を移して懇親会が開かれた。
 山田新副会長が「この半世紀に渡り受け継がれた、中部菱梅会の新たな半世紀を、服部新会長とともに皆さんの力をお借りしながら頑張ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします」と挨拶し、乾杯の音頭をとった。
 これまでの懇親会やゴルフ、観光の写真の中から当日の参加者を中心にセレクトされた画像を黒田課長が軽妙な語り口で紹介、会場の雰囲気を盛り上げた。
 2日目はゴルフ組と観光組に分かれてそれぞれ交流を図り、ゴルフ組は歴史ある名門コース「札幌国際カントリークラブ島松コース」(北広島市)でゴルフを楽しんだ。
▽優勝=杉原寛尚氏(栄機工)N69・4H21・6
▽準優勝=梅田光昭氏(神田機工)N75・6H20・4
▽3位=滝沢俊夫氏(三菱マテリアルツールズ)N78・0H24・0
▽ベスグロ=服部利一郎氏(服部商会)90
 一方の観光組は、札幌場外市場で買い物した後、白い恋人パークを見学。小樽では歴史的建造物を見学し、昼食は寿司を堪能した。最後にニッカウヰスキー余市蒸留所で日本におけるウイスキーづくりの歴史を学び、思い出深い1日を過ごし、午後5時に新千歳空港でゴルフ組と合流し帰路に就いた。

新生ジーネット名古屋支社を支援
メーカー70社が出席し盛大に
中部ジーネット会 平成24年度総会を開催

 中部ジーネット会(会長=渡辺勝氏・ヤマザキマザックシステムセールス統括部長)の平成24年度総会が5月25日午後2時より名古屋国際ホテルで開催され、会員メーカー70社とジーネットの古里社長、名古屋支社幹部らが出席した。
 横井ジーネット名古屋営業所長が司会を務めて出席状況の報告を行った後、渡辺会長が「今日は、ジーネット名古屋支社の大谷支社長が最初に担当される、中部ジーネット会総会の日です。長い間支社長を務めておられた安田さん、本当にご苦労様でございました。中部ジーネット会は、ジーネットさんの名古屋支社を盛り立てるメーカーの会です。新生ジーネット名古屋支社の益々の発展を支援いただけるようにお願いいたします」と挨拶。
 古里ジーネット社長は日頃の支援・協力に対してお礼を述べた後、「この4月で大阪、東京、名古屋のすべての支社長が交代しました。安田をはじめ支社長たちは、非常に厳しい時代のジーネットを守るということで、先頭に立って走ってきた。一区切りをつける意味で交代しました。名古屋の後任の大谷は44歳と非常に若い。20歳若返りとなります」と話し、会員メーカーに一層の支援をお願いした。
 また、ジーネットを含むフルサトグループの2011年度業績を報告する中で、今回の回復局面を牽引したのはジーネットであったと報告。今年度の方針として【機器・工具事業】は▽潜在需要の顕在化の更なる推進▽コアジャンルの強化▽海外拠点開設、【機械・設備事業】では▽コアコンピタンス確立▽エンジニアリング機能活用による差別化を掲げた。
 古里社長は「皆様方のすばらしい商品をエンドユーザー様に伝えてビジネスにつなげていくのが我々の本業です。これを今後とも追求していく。皆様のご支援を得て名古屋支社が業界、会社をリードしていくようになってほしい」と述べ挨拶を結んだ。
 会則に従い渡辺会長を議長に選出して議事に入り、平成23年度事業報告、同会計報告、同会計監査報告、平成24年度事業計画及び予算を原案通り承認可決。新入会会社紹介として新入会2社、退会1社、休会2社の報告があり、承認された。
 役員改選では全役員の留任を決め、幹事会社が紹介された後、新役員を代表して渡辺会長が「微力ながら引き続き会長職を務めさせていただきます。ジーネット名古屋支社を盛り立ててまいりたいと存じますので、ご支援、ご協力をお願いいたします」と挨拶した。
 続いて名古屋支社の現況を報告するにあたり、大谷ジーネット名古屋支社長が「中部のマーケットを盛り上げていきたいとの決意で臨んでまいります」と表明。2011年度は支社合計で社内シェアの20.2%となり、前年比は機工部門で14.1%増、機械部門で45.9%増、住設部門で21.6%増、支社合計で19.7%増となったことを報告した。
 今期の名古屋支社方針として、「市場にインパクトを与え続ける イノベーションの探求」をスローガンに掲げている。商売の中で、新しい技術、アイデアを探求し、果敢に挑戦していく。具体的には、テーマをはっきり絞った展示会(ソリューションフェア等)の開催。各部署でエリア戦略を立て実行していく。
 「エンドユーザーの潜在ニーズを顕在化し、ビジネスにつなげる。日本のモノづくりに寄与するという気概を持って、様々な商品を提案していきます」と方針を述べた。
 また、4月1日付名古屋支社関係の人事異動の報告が行われ、以上で総会を終了した。
 総会後、午後3時30分から講演会があり、渡辺麗氏(歴史ポップメディア レキシズル代表)が「歴史で日本を盛り上げる」と題して講演した。
 講演会の後は懇親会が開かれ、互いに親交を深め午後6時半過ぎに終了した。

「ビニマス」誕生30周年記念
復興応援ダブルキャンペーン
前澤化成工業 9月30日まで実施中

 前澤化成工業(社長=池嶋勝治氏・本社=東京都中央区)は、主力製品の塩ビ製小口径排水マス「ビニマス」誕生から30周年を迎えることを記念して、6月1日から9月30日までの4ヶ月間、「30周年記念&東日本大震災復興応援ダブルキャンペーン」を実施している。
 キャンペーンは、「ビニマス」対象製品(主要30品目)である、ビニマス、雨水マス、蓋を期間中にお買い上げ戴いた方に、スクラッチカードによる抽選で豪華商品が当たる。また、その売上げの一部を被災地復興支援として寄付するというもの。
 2ケースご購入につき、スクラッチカードを1枚進呈、抽選でA賞「家電・グルメギフト」からD賞「支店長が選ぶ推奨品」まで、総額1,000万円の賞品が用意されている。Wチャンスとしてハズレカードを10枚集めると、マエザワオリジナルストラップがもれなくプレゼントされる。
 中部支店の小林執行役員支店長は、D賞に“麺食いでご免っ!麺大好きで賞“として、全国の人気麺から4品を選んだ。喜多方ラーメン、きしめん・味噌煮込みうどん、信州うまいそば、長浜ラーメンが揃い、キャンペーンを盛り上げる。
 「ビニマス」は、30年前の1982年に開発、販売を開始した。当時は塩化ビニル製インバート継手(当時の名称は『COLT』)として発売され、宅地内排水システムの常識を変えたと業界内で大きな話題となった。
 開発のきっかけとなったのは、顧客から「市街地での排水工事は隣地との境界が非常に接近しているのでコンクリート製の大きなマスが入らなくて困っている。LT継手に掃除口付の製品があれば便利だ」(前澤化成工業50年の歩みより)と相談があったこと。開発・技術、営業が一体となり、木型のサンプルを作って全国の顧客を訪問し反応を聞きながら、T字型継手に掃除口を合体させたインバート継手が誕生した。
 狭い場所での排水設備工事施工に汚水マスに取って代わるものとして、その後ヒット商品となり、同社の発展に大きく寄与した。

電力不足で節電・省エネに注目
2012中部どてらい市盛況
山善 受注金額は83億円超に

 工作機械・産業機器・機械工具・住設建材・特選品の総合展示会「2012中部どてらい市(第37回)」が6月9日から11日までの3日間、ポートメッセなごや第1展示館で開催され、期間中、1万名を超える来場者で賑わいを見せた。受注額は目標の80億円を大きく上回る83億円超に達し、成功裡に終了。山善名古屋営業本部(本部長=森園慎一氏)傘下の愛知・岐阜・三重にある販売店80社の主催で、メーカー289社が出展した。
 初日の9日は開場に先立ち9時20分より開会式が行われ、はじめに主催店を代表して羽賀東陽会長が挨拶し「今日から3日間、私たちはできるだけ多数のお客様にご来場いただき、どてらい市の原点、『見て、触って、動かして、カタログではなくトップメーカーのセールスエンジニアの人たちに説明を聞かせてもらって、成約に至る』ということを実行していきたいと思います。価格だけの低次元の競争ではなく、新しい商品、新分野の商品を探しお客様に提供するきっかけを作る場が、どてらい市であると確信しております。過去3カ月、この日を目指して全社一丸となって進めてきた販売戦略を実現する3日間にしようではありませんか。私たち経営者、リーダーが確信に満ちた、売るという気概を持って指揮をとれば、社員の方々はついてきます。お客様も買う気になります。思い切り持てる力を発揮して、中部どてらい市の受注目標80億円、動員目標1万2,000名を軽くクリアーしていこうではありませんか。どうぞ皆さん、力を合わせて3日間、共に頑張りましょう」と力強く語った。
 続いて、出品メーカーを代表して坪内ダイキン工業空調営業本部長が「今年の夏の電力不足は、昨年以上に心配される状況です。また火力発電のウェイトが高まる中、原油価格の高止まりが懸念されております。現場のニーズ、我々の顧客のニーズは、単純で明快であると考えています。電気料金の値上げを吸収できる節電・省エネ対策はないか。エネマネでの節電・省エネも必要だが、もっと簡単な省エネ機器、省エネ商品による節電がしたい。我々メーカーも山善様が売りやすい差別化商品を拡充してまいります。しかし、これからは商品だけではなく、現場第一線の個々のニーズを聞き取り差別化商品で解決する、提案型の営業をしていかなければ勝ち残れません。現場の声を聞き困り事をしっかりと見て受け止め、皆様と一緒に連携し三位一体となって提案営業を展開していく必要があります。中部どてらい市がユーザー様のお困り事に対してのソリューション営業、提案営業をしていく絶好の機会として開催されるということは、我々メーカーにとりましても非常に心強く感じる所であります。どてらい市のテーマの『フルスロットル』にありますように、正にパワー全開で日本経済の活性化、元気化を加速させるべく、我々メーカーは、山善様、主催店様と連携して省エネ、節電を意識した最新商品、技術を多くのユーザー様に提案して、成果を出してまいります。復興への動きを力強く遂行するためには、中部産業界も大きな役割を担っています。65年の歴史と伝統を持つ山善様と中部どてらい市が、猛烈に中部経済に活力を与え、日本の復興に向けた産業界に元気な姿を発信し続ける3日間となるよう祈念いたします」と述べた。
 事務局本部の吉居山善社長は日頃の愛顧と支援に感謝の意を示した上で「ものづくりの中核、愛知、名古屋で開催されます、中部どてらい市の成否にたくさんの方々が関心を持たれている。我々としても、しっかり良い結果を出して、日本のものづくりが元気だというメッセージを全国に発信していきたい。生産は増加傾向、設備投資も持ち直し、そして住宅投資も底堅いと大変前向きのようであります。その様な中で、いよいよ復興の需要も高まってくると思っています。今年のどてらい市のテーマは『フルスロットル』。全開してアクセルを踏み込んで、前向きに取り組んでいきたいと思っています。宜しくお願いいたします」と挨拶した。
 川端中部どてらい市事務局長(山善名古屋営業本部副本部長)より「主催店様80社、出品メーカー様289社のご支援をいただき、大変厳しい環境下ではありますが、事務局山善は受注目標80億円に向かって挑戦することを誓います」と決意表明があり、続いて若手社員でつくるスローガン隊によるどて市必勝スローガンの唱和、目標必達の大手締め、テープカット、くす玉割りで開幕した。
 初日のこの日は、朝から多くの来場者が詰めかけ賑わいを見せた。会場では、省エネ、高能率に貢献する商品などに注目が集まり、商談も活発に行われていた。
 三日間を通した最終結果は、受注額が83億2,637万円、来場者数1万1,339名(正門を通らずに2・3号館側から入場した人はカウントせず)となり、需要の回復が顕著になっているとの手応えを得て終了した。

初代会長に船戸氏(THK)
イノベーション実現へ
名古屋山善機工顧問会 第一回総会

 山善名古屋営業本部(本部長=森園慎一氏、住所=名古屋市中区栄一※新社屋建設中のため仮事務所)は6月1日午後3時30分より名古屋東急ホテルにおいて、4月1日に事業部制に移行してから初めての「名古屋山善機工顧問会総会」を開き、会員メーカー97社が出席した。
 山善では、市場の急激な変化に素早く柔軟に対応するため今期より事業部制が導入され、設備周辺機器や消耗品、機械要素部品、工場内物流機器などの販売を担う事業として、旧産業システム部門と工具部門を統合した機工事業部が発足した。
 総会は藤井名古屋第一営業部長の司会進行で、南村名古屋第二営業部長が議長を務めて各議案を審議した。
 第1号議案の役員選出については、会長に船戸THK中部営業統括部長、副会長に久留オーエスジー中部営業部長と染谷オークラ輸送機名古屋支店長、会計監査に一味ミツトヨ中部営業部長をはじめとする役員(幹事)20名と会計に山善の藤井名古屋第一営業部長を原案通り承認した。
 第2号議案の会則審議、第3号議案の平成24年度事業計画案についても原案通り承認された。
 役員を代表して船戸会長が「大役を仰せつかりプレッシャーで一杯ですが、先程の幹事会の中で、明るく楽しく元気あふれる会に、との話がありましたので、私なりに精一杯、皆様のご支援をいただきまして頑張ってまいりたいと存じます。ご支援の程よろしくお願いいたします」と新任の挨拶。
 総会終了後は、山善の現況報告が行われた。
 【森園名古屋営業本部長】
 名古屋営業本部の66期(2012年3月期)の実績は、売上高315億円、対前年比116%。部門別では機械部が131%、旧産業システム部が117%、旧工具部が115%となり、生産財の三部門はすべて全社平均を上回った。機工部門はリーマンショック前の水準に戻った。
 イノベーション実現の年として4月1日から事業部制に移行。名古屋営業本部の直接の管轄としては、機械事業部と機工事業部の生産財2部門となった。
 今期の基本方針は、事業部制に伴い各事業部と営業本部、各支店・営業所との連携を一層密にして、かつ社内の勉強会を実施する。選択と集中を一層進め、強い現場力と提案力を発揮していく。
 現在、名古屋支社(営業本部)のビルを建て替え中で、完成は来年10月頃を予定。
 【中田機工事業部長(現専務、当時は常務)】
 66期の旧産業システム部と工具部を合計した売上高は1,075億円、対前年比112%。
 機工事業部は、67期(2013年3月期)に売上高1,100億円を目指す。
 機工事業部のビジョンは、経済環境、市場の変化、ビジネスのグローバル化に対応する経営体質と強固な営業基盤を構築し、会社の持続的発展に協力できる事業部体制を確立することを掲げている。@顧客ニーズに幅広い商品力を生かした最適な提案を目指すA統一した組織として戦略と活動を一体化させ新たな市場に打って出るB営業部門のサポートをより強化するためにマーケティング統括部の強化を図る。
 商品戦略としては、カテゴリー毎に取り扱いの深堀を図っていく。市場のニーズに合った商品の販売をしていく。顧問会のメンバーの国内トップメーカーとタイアップを図り、市場競争力のある商品をラインアップする。
 販売戦略は、Eビジネスによる売上拡大、グリーンボールプロジェクトによる他社との差別化、どてらい市の強化。
 営業戦略として、セールスのスキルアップ、専門力の強化、提案力の充実を図る。
 「私どもの思いと、皆様方の思いと、同じようにベクトルを合わせてやっていく必要があると存じます。仕事も遊びもしっかりと皆様と一緒にやって、この業界を活性化し元気を我々から発信していきたい」(中田機工事業部長)。
 続いて、名古屋機工事業部のメンバー紹介があり、大谷機工事業部副事業部長のお礼の挨拶で終了した。
 このあと会場を移して懇親会が行われた。
   * *
 平成24年度名古屋山善機工顧問会 事業計画
《行事計画》
▼2012名古屋山善エース会[5月18日、名古屋マリオットアソシアホテル]
▼平成24年度名古屋山善機工顧問会総会[6月1日、名古屋東急ホテル]
▼2012中部どてらい市慰労会[7月3日、スーパードライ名古屋]
▼名古屋山善機工顧問会懇親ゴルフコンペ(予定)[11月、会場未定]
▼名古屋山善機工顧問会忘年会(予定)[12月、会場未定]
▼2013年新春賀詞交歓会[平成25年1月8日、熱田神宮会館]
▼名古屋山善機工顧問会幹事会(予定)[3月、会場未定]
《どてらい市》
▼2012中部どてらい市[6月9日〜11日、ポートメッセなごや第1展示館]
▼2013岐阜どてらい市[平成25年3月9日〜10日、岐阜産業会館]
《その他展示会》
▼2012工場環境展in名古屋(仮称)[11月28日〜29日、名古屋国際会議場]
《どてらいコンペ》
▼どてらいコンペ[10月22日、中京ゴルフ倶楽部石野コース]

共に楽しく成長できるよう
活動の一層の充実図る
愛機工青年部 平成24年度通常総会を開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)の青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)は6月1日午後6時30分より名古屋市中区錦三の東京第一ホテル錦にて「平成24年度通常総会」を開催し、審議の結果、すべての議案を全会一致で可決した。役員改選では、統括幹事長に時津達也氏(新栄商會社長)が新たに就任した。
 総会は礒貝幹事(ユアサ商事)の司会で進行され、滝沢副部長(松本商店社長)の「景気・不景気、関係なく非常に盛り上っている青年部ですが、本日は大事な総会です。皆さんじっくり審議していただきまして、また一年、楽しい青年部、居心地の良い青年部を作っていただきたいと存じます。それでは愛知県機械工具商業協同組合青年部通常総会を開催いたします」との開会の辞で開会。
 司会者より「青年部員総数55名、出席47名、委任状提出8名で本総会が成立する」と宣言された。 
 森部長が「昨年は震災の復旧の遅れが目立ち、現在もいつになるか分からない状況が続いています。政治は国民のことを考えずに何をしているか分からない状態です。景気面でも、業種、取引先によって良いところは良い、悪いところは悪いと極端で、勝ち組、負け組が段々はっきりとしてきたように感じられます。我々も落ちこぼれないように勝ち組に入っていきたいと思っておりますが、ユーザー様の動向によって大きく変わってきます。しかし、我々はできることから色々模索してやっていきたいと思っています。いずれにしましても、今年も計画がスタートしており、恒例のキャンプも迫っております。活動して楽しい、活動して良かったと思えるような青年部にしていきたいと考えており、役員会などで良い方向に進むように色々検討しています。部員の皆さんが青年部にいて良かったと感じられる青年部を、自ら作っていただきますようにお願いいたします」と挨拶。
 来賓として出席した伊藤理事長は挨拶で「一週間ほど前に理事長になりたての、ほやほやの理事長です。私が青年部に在籍しておりましたのは、20年以上前です。森部長に勧められ青年部に入りましたが、あの頃は非常に面白かった。多分、皆さんも楽しい青年部活動を行っていると思います。勉強も大事ですし、遊ぶことも大事だと思っています。今は楽しくやっていただきたい。組合も皆さんにお願いすることが一杯あります。野球大会のお手伝いをはじめ、来年は全機工連の全国大会がありますので、色々皆さんにはお力を借りなければならないと思っています。よろしくお願いいたします」と若い力に期待を寄せた。
 規約により森部長が議長を務めて各議案の審議が行われ、第1号議案=@平成23年度事業報告A平成23年度青年部費収支決算報告B平成23年度青年部会費収支決算報告並びに監査報告、第2号議案=@平成24年度事業計画案A平成24年度収支予算案、第3号議案=平成24年度青年部会費徴収方法案、第4号議案=任期満了に伴う役員改選、以上すべての議案について全会一致で原案通り承認された。
 議案審議終了後、新入部員の紹介があり、越村氏(信和機工)の閉会の辞で総会を終了した。
 総会後に行われた懇親会は、来賓の水谷副理事長(ミズタニ機販社長)の乾杯挨拶で開宴。和やかな雰囲気の中、新入部員の自己紹介に続いて、今期の統括幹事長はじめ総務、教育、厚生、会計の各幹事長からそれぞれ一言ずつ抱負などが述べられた。
 また、今回卒業となる3名からもそれぞれ青年部での思い出を振り返りながらの挨拶があり、和気あいあいと楽しいひと時を過ごした。
 なお、卒業生には後日、この日撮影した集合写真が卒業記念として贈られた。

5年間の産学連携の成果報告と
今後の新たな展開について
オーエスジーナノマイクロ加工学講座

 豊橋技術科学大学(学長=榊佳之氏、所在地=愛知県豊橋市)の寄附講座「オーエスジーナノマイクロ加工学講座」記念講演会が6月8日、ホテルアークリッシュ豊橋で開催され、五年間にわたる講座の活動概要とその成果が報告された。
 「オーエスジーナノマイクロ加工学講座」は、オーエスジー(社長=石川則男氏、本社=愛知県豊川市)の寄附により2007年に開設され、微細加工を中心とした研究開発および産学連携の推進の一端を担ってきた。「極小径工具(直径100ミクロン以下)を用いた三次元複雑微細構造創製」をテーマに研究開発が始められ、その後の研究分野の深化とともに「精密微細加工の量産対応」「微細工具にあった工作機械製作へのアプローチ」「生体組織の精密微細切削加工を研究する医工連携」などへ具体化し、実際に使われる分野も広がっている。
 5年間の活動を終えるにあたって開かれた今回の記念講演会には、オーエスジーや周辺地域の技術者など百名を超える人が参加した。
 はじめに講座の閉設式が行われ、榊学長が「5年間の成果を発表できますことを嬉しく思います。これは一つの区切りではありますが、これで終わるわけではなく、愛知県の『知の拠点』のプロジェクトの中でも採用され更に発展している。その他にも、幾つかのプロジェクトに引き継がれています。浜松医科大学との医工連携も進んでおります。また、参加者の多くの方が精神を受け継いで研究会を設けている。大沢オーエスジー会長が、本学に置かれた一つの種が更に大きく成長していく」と挨拶。
 榊学長からオーエスジー会長の大沢輝秀氏に感謝状と講座の成果をまとめた冊子が贈られた。
 大沢会長は「私どもの70周年記念事業の一環として寄附講座を行いました。50年あまりの私の経営者人生で、力を注いできたのが人材教育。会社経営というのは、人材をいかに育てるか、これがすべてです。良い人材さえ育てられれば、会社は隆々たるもの。お陰様で、豊橋技術科学大学様と寄附講座を行う頃からアカデミックフィールドに目覚め、昔は私どもに大学院卒はほとんどおりませんでしたが、この十年間で博士号と博士課程を修了した者が十名を超えました。大学院卒のリストは一枚の紙では収まりきらないほどになりました。豊橋技術科学大学の卒業生(大学院卒)が今年も3名入りました。人材教育の積み重ねが大事です」と挨拶した。
 成果報告会では最初に豊橋技術科学大学教授の柴田隆行氏がオーエスジー寄附講座の五年間の活動概要を報告。
 続いて「微小径工具を用いた微細加工の課題と解決策―『見えない・たわみやすい・折れやすい』微小径工具をどう使いこなすか―」をテーマに、@「見えない」微細加工プロセスを「視て診る」(野村光由研究員)A「たわみやすい」工具挙動の解明と加工誤差の制御(桝田正美客員教授)B「折れやすい」微小径工具の折損寿命予測(堀内宰客員教授)C微小径工具の「本質」を理解した効果的な活用法の提言(村上良彦特任准教授)と題してそれぞれ発表が行われた。
 また、柴田教授よりオーエスジー寄附講座から発展した、革新的ものづくり技術への新展開が紹介された。
◎「小形微細加工機およびその加工技術の開発」(キラ・コーポレーション、秋田県立大学)
◎医工連携(浜松医科大学、富山県立大学、A社、豊橋技術科学大学)
◎愛知県「知の拠点」重点研究プロジェクト〜低環境負荷型次世代ナノ・マイクロ加工技術の開発〜「加工トルク検出技術を用いた加工エネルギー常時監視システムの開発」
・「高硬度材切削の工具長寿命化」(B社、豊橋技術科学大学)
・「主軸搭載型動力計の実用化」(C社、豊橋技術科学大学)
・「冷却機能の解析」(D社、豊橋技術科学大学)
 成果報告会の最後に石川オーエスジー社長が「私たちの経営環境が大きく変化している。企業が永続的に発展していくには、ある一定の利益を伴った成長が必要です。今回の超精密微細加工技術の講座は、総合的に行っていただけたことが最も良かったと考えている。私どもが製造している工具そのものだけではなく、ありとあらゆる機械加工の技術の進化につながるヒントが大変多く含まれている講座であったと思います。見えないものを見えるようにする測定技術、検査技術、機械技術も大きく進化するだろう。微細加工の量産を可能にする工具、プロセスに発展していく、大きな一歩となったことに対して、私どもは大変喜んでおります」と講評した。
 特別記念講演は、摂南大学理工学部長・教授の森脇俊道氏(前・精密工学会会長)が「ものづくりの将来」と題して講演。@日本(世界)が抱える五つの基本的な問題点A日本の問題点、特にものづくりが直面している問題B歴史の中における日本のものづくりC将来が見込める産業分野D新分野への進出とものづくりE新たなものづくりのあり方について話し、F事例紹介として兵庫・神戸のものづくりを紹介した。
 記念講演の後は、会場を移して技術交流会が開かれ、午後7時過ぎに終了した。

オレンジブック.Com
トラスコ中山 リニューアル延期

 機械工具卸商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本店=大阪市西区)は、同社のインターネット商品検索サイト「オレンジブック.Com」を6月18日にリニューアルオープンする予定であったが、ユーザーに快適に利用してもらう動作品質が十分に確保されていないことを理由に、日程を延期するとこのほど発表した。
 従来の「オレンジブック.Com」(http://www.orange-book.com/)は引き続き利用できる。

公害ゼロで注目!加藤製作所の
減圧凍結鋳造システムを見学
日本鋳造工学会 第160回全国大会工場見学会

 公益社団法人日本鋳造工学会(会長=恒川好樹氏・豊田工業大学教授)の第160回全国大会が5月27日から30日まで名古屋市で開かれ、最終日に行われた工場見学会では希望者が5班に分かれて中部地区にある工場を見学した。その中の1つの班(31名)が愛知県清須市の加藤製作所(社長=加藤丈人氏)を訪ね、同社が数年前から取り組み先頃実用化に成功した、公害のない鋳造システム「青銅鋳物の減圧凍結システム」を見学した。 
 午前中に日立金属桑名工場(三重県桑名市)を見学した一行は、午後1時半に到着すると、加藤社長より歓迎の挨拶と新しい鋳造技術の研究の経緯について説明を受けた。
 続いて、加藤製作所の青山技術部長が同社の概要と減圧凍結システムによる凍結鋳型と凍結中子の研究成果を発表。凍結装置を製作する前川製作所からは、減圧凍結システムの原理と鋳型強度、通気度などの技術データの解説、技術開発の経緯と普及状況の報告が行われた。
 工場では、凍結鋳造で製作した薄肉、軽量化した青銅鋳物製品の説明を聞いた後、鋳型と中子の製作工程と注湯作業を見て、注湯後、凍結した鋳型が溶湯の熱で、振動や騒音、粉塵などの発生もなく自然崩壊する状況を見学した。
 参加者からは「材料の節約、溶解熱量の低減、廃棄物や公害のゼロ化を実現する新しい技術の効果を確認する貴重な工場見学ができた」との声があった。
 【公益社団法人日本鋳造工学会】
 日本の鋳造に関する学問・技術の進歩・向上と、それに伴う鋳造業界の発展を目的に、昭和7年5月に設立された学術団体。
 先端技術開発の波に乗り、その活動は、新素材部品の鋳造、ニアネットシェープ鋳造法の発展をもとに、自動車、航空、宇宙、原子力、コンピュータ産業にまで進出、拡大している。

TOP新製品紹介
電動ドリル用(インパクト対応)
全ネジソケットロングタイプ

 作業工具の総合メーカー、トップ工業(社長=渡辺一郎氏、本社=新潟県三条市塚野目2190-5)は「電動ドリル用(インパクト対応)全ネジソケットロングタイプ(ZNS―3L)」を発売した。
 従来の奥行きが短いタイプでは、作業時に全ネジの端を潰してしまうことが多く、後のナットの取り付けに支障を来していた。電動ドリル・インパクトドライバーの高トルク化に伴い、このような心配のない奥行きの長いタイプを求める声が多くなり、今回、特に使用頻度の高い3分用「全ネジソケット(ZNS―3)」のロングタイプを追加しラインナップの拡充を図った。
 ZNS―3Lは軽天作業時の吊ボルト3分着脱用で、サイズは全長150mm・奥行き105mm。全ネジの端をつぶす心配がなく作業能率が大幅にアップする。
 標準価格は一本5,220円(税込み5,481円)。
電動ドリル用(インパクト対応)
ハンガーレール用ソケット

 トップ工業は、同社の「レースウェイ用ソケット(ESC―17、ECS―17L)」ではできなかった、ハンガーレールでの作業もできるソケットとして「電動ドリル用(インパクト対応)ハンガーレール用ソケット(ECS―17LT)」を発売、ラインナップの拡充を図った。
 ECS―17LTは、13mmソケット対応(脱落防止用ボール付)で、手動でも使用可能。ソケットの口元部分が薄く、小判型に近い形状になっているのが特徴で、これによりハンガーレールの中にあるボルト・ナットを締めた後も、ハンガーレールに引っ掛ることなくソケットをスムーズに外せる。レースウェイはもちろん、高さの低いハンガーレールの施工に最適な製品となっている。
 標準価格は1本2,610円(税込み2,741円)。


2012年7月15日(日) 2461号
伊藤理事長以下新体制が決まる
全機工連愛知大会は来年10月22日
愛機工 6月定例理事会を開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長~伊藤高潤氏・春日鋼機社長)は、6月25日午後4時より東京第一ホテル錦で、総会後初の理事会を開催し、伊藤理事長が2012〜13年度の役員組織を発表した。新常任理事に服部健理事(総務部、伊吹産業社長)と長村康義理事(福利厚生部、長村商店社長)が就き、事業部長は森田会計理事(モリタ社長)が兼務。経営対策部、情報部、青年部の各部長は留任した。また、来年の全機工連・愛知大会の開催日をMECT2013開幕前日の10月22日として準備を進めていることも報告された。
 伊藤理事長の挨拶に続いて議事に入り、はじめに服部総務部長より新理事の矢野茂雄氏(西支部、滝川物産社長)、大崎政雄氏(尾張支部、大崎機工社長)、木野茂恒氏(尾張支部、豊田商会社長)の3名が紹介された。
 会員の増強活動については、事務局より、賛助会員に日本特殊陶業名古屋営業所の加入と、賛助会員の愛豊工業の脱退が報告され、双方を承認した。
 続いて、平成24年度通常総会について服部総務部長が報告。5月24日、名古屋ガーデンパレスで開催され、第1号議案から第4号議案まで原案通り承認可決した。任期満了に伴う役員改選では、理事候補者35名(内、新任3名)と監事2名が全員承認された後、第1回目の理事会を開き、互選の結果、新理事長に伊藤高潤理事を選出、副理事長には水谷隆彦理事(留任、ミズタニ機販社長)、高田研至理事(新任、井高社長)、会計理事には森田乾嗣理事(新任)をそれぞれ選出した。
 理事会組織(2012〜13年度)については、伊藤理事長より6月7日の三役会と当日の常任理事会で編成された内容が発表され、承認された。
 常任理事は服部健理事、林正人理事(広島商事社長)、田中知之理事(ミユキ商會社長)、長村康義理事、森庸一理事(森哲社長)の5名。それぞれ総務部、経営対策部、情報部、福利厚生部、青年部の部長を務める。事業部長は森田会計理事が兼務する。勇退した常任理事は各部会に所属しこれまで同様、組合運営に協力を依頼する。また、野田前理事長(ノダキ社長)は特任理事に就き、愛知大会や各委員会の事業に携わる。
 特別委員会は、全機工連・人材開発委員会の水谷委員長(組合副理事長)が留任、中部ブロック長とMECT実行委員長を高田副理事長が兼務し、MECT副実行委員長には森田会計理事兼事業部長が就く。
 引き続き伊藤理事長が、6月18日の全機工連通常総会で報告された三事業(IT・情報委員会、調査・広報委員会、人材開発委員会)の現状と今年度の活動方針について報告。
 全機工連・愛知大会については、案として2013年10月22日の開催を打診し、MECT展開会前日の火曜日開催の経緯を説明して展示会見学を含めた参加を要請した。テーマは、準備委員会を設置し議論した上でまとめる。また、業界のメーカー・ユーザー・商社の海外進出状況を調査し大会にて配布する。準備委員会は21名で構成する。
 全機工連の人材開発委員会については、水谷委員長より活動報告が行われた。全機工連総会にて教育に関わるアンケートの実施を発表。原案を提示し、実施方法は全国各組合の代表宛に送り協力を依頼する。6月21日に開いた委員会では、機工商品の販売士認証制度やマニュアルの作成、管理者の育成について議論した。当面マニュアル作成に取り組み、第一段階としては切削工具・測定工具に特化し各メーカーに資料提供を依頼して委員会で編集する。
 社員戦力化事業については、林経営対策部長より今後の予定が示された。
(1)経営者・管理者セミナー(理事会併催)
@「機械工具商の今後の賃金体系」…6月25日午後6時より、講師は北見昌朗氏、受講者四十六名。
A「i―pad活用セミナー(仮題)」…8月7日午後6時より。
B「日本経済新聞・出前講座」…10月2日午後5時30分より。
C「業界のM&Aの現状」…12月4日。
(2)社員研修
@若手社員研修「経営者から見た業界の現状と将来」…組合の理事を講師に経営者としての考え方を講話する。実施は半日毎(午後)に3〜5日間を9月に予定している。対象は職歴五年未満の全社員。
A「ツール・エンジニア・スクール」…10月または11月に開催予定(3日間)、講師はポリテクセンターおよびMTR指導員、会場は中部ポリテクセンター。
B営業社員研修…開催時期は11月〜12月、会場は名古屋市工業研究所。若手社員研修・中堅社員研修・幹部社員研修を階層毎にそれぞれ実施する。講師は宇井克己氏(経営コンサルタント、中小企業診断士)に依頼する。
(3)その他
@工場見学会…昨年に引き続き実施する。訪問先(案)は森精機製作所(伊賀)。A調査事業…業界のメーカー・ユーザー・商社の海外進出状況を調査する。B報告書作成…戦力化事業3年間の報告書をまとめる。
 組合野球大会については、長村福利厚生部長より報告された。平成23年度から継続していた第71回野球大会が6月2日に終了。優勝戦は、江南市営グランドでAゾーンが太田廣A対新栄商會、Bゾーンはダイドー対日伝の対戦となり、Aゾーンの太田廣A、Bゾーンのダイドーがそれぞれ初優勝を飾った。試合終了後には大会役員および青年部が参加して表彰式を執り行った。
 今年度の第72回大会は、6月28日にキャプテン会議を開催してトーナメント抽選会を行い、7月7日に一宮総合運動場にて開幕する(雨天のため延期された)。
 部会報告は次の通り。【総務部】組合および理事会の滞りのない運営を執り行う。【情報部】組合報夏号を8月に発行予定。景況調査を7月に実施する。【経営対策部】社員戦力化事業および人材開発事業を中心に活動する。24年度の戦力化事業については経営者・管理者セミナーと社員教育事業を実施するが、戦力化は最終年度になるため、調査事業の実施が義務づけられており調査の課題を委員会にて決める。【事業部】中小企業共済、ガソリン取次事業およびCUBICの活用を継続して強化する。また、カーリース取り次ぎ事業については、組合員への周知等、具体的な活動を開始する。【青年部】青年部総会を6月1日、東京第一ホテル錦において開催し第1号議案から第四号議案を原案通り承認可決した。恒例の青年部キャンプの集いは7月28日〜29日に実施する。現在参加者募集中。【福利厚生部】7月に開会する第72回野球大会の年内終了を目指す。ゴルフ大会は9月または10月に開催予定。
 次回理事会は8月7日、東京第一ホテル錦にて開催される。経営者・管理者セミナーも併催。

豊島維大氏(税理士・中小企業診断士)を講師に
「厳しい時代に打ち勝つ経営・財務」
ジュニアー会 制度会計と管理会計を学ぶ

 ジュニアー会(幹事長=小川誉之氏・小川管商社長)は、6月14日午後6時よりウインクあいちにおいて、税理士・中小企業診断士の豊島維大氏(ウイニングコンサルタント社長)を講師に「若手経営者向き、厳しい時代に打ち勝つ経営・財務」をテーマにしたセミナーを開催し、会員ら11名が参加した。
 司会の野崎幹事(常磐精機社長)がセミナーの趣旨説明をした後、小川幹事長が「3月に三代目ジュニアー会が発足して初めてのセミナーです。野崎さんのご足労で、豊島先生を講師に開催する運びとなりました。先生は、税理士で中小企業診断士、かつ行政書士でいらっしゃいます。我々の中には、既に社長として経営に携わっている方もいらっしゃれば、これから後を継いでやられる方もおられると思います。どちらの方にも、今回のセミナーは有用であると存じます。本日2時間、しっかりと勉強してまいりたいと思います」と挨拶。
 セミナーでは豊島氏が、「採算」を読む目を養うには「財務を分解」してみることが必要と指摘し、固定費と変動費を分けて把握する「管理会計」を紹介。税務申告など外部への報告を目的とする「制度会計」との違いを説明した。
 例題を用いた実習も行われ、管理会計(変動損益)を経営に役立てるための理解を深めた。
 セミナー終了後は会場を移し、豊島氏を交えて懇親会が開かれた。参加者はさまざまな意見交換をして有意義なひと時を過ごし、午後10時過ぎにお開きとした。
 【セミナー要旨】
 財務三表(損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書)で、損益計算書は利益の発生過程がわかり、貸借対照表からは財産状態がわかる。キャッシュフロー(CF)計算書では資金の流れと増減がわかる。
 財務は、@借入返済可能売上高A労働分配率B総資本経常利益率C自己資本比率D当座比率E回収支払バランスF借入返済年数G営業CFから借入返済額を引いたものーの八つで分析をする。
 損益計算書を基にする制度会計と、変動損益計算書を基にする管理会計があり、「採算」を読むには、固定費と変動費を分ける管理会計(変動損益)で考える方が良い。
 (管理会計の実習として、例題で借入返済可能売上高を算出)
 利益を増やすには、@固定費を下げるA販売数量を増やすB販売価格を上げるC変動費単価を下げるーの四つの切り口がある。
 (参加者の各企業にあてはめて)@収益体質型A不況克服型B好況増益型C赤字体質型とリスク度を分析。
 (この後、労働生産性、総資本経常利益率についても説明された)
 「採算」を読む目を養うには「財務を分解」してみることが必要である。

名古屋の旧町名の復活を!
北見昌朗氏(北見式賃金研究所)が講演
月曜会 6月例会を魚鉄で開催

 異業種交流の月曜会(代表世話人=松田謙三氏・児玉興業会長)の6月例会が6月18日午後6時より、名古屋市北区の料亭「魚鉄」で開催され、会員ら90名余りが出席した。
 今回は、『名古屋の旧町名の復活を目指す有志の会』を主催する北見昌朗氏(北見式賃金研究所所長・社会保険労務士)を講師に迎え、「古地図を手に明治の名古屋商人の活躍を語る」と題して講演が行われた。
 【講演要旨】
 名古屋に昔あった旧町名を復活させたい、その一念で『名古屋の旧町名の復活を目指す有志の会』を立ち上げた。
 昭和41年に名古屋は、昔の町名を廃棄し、現在の町名になった。中区の市街地には、茶屋町、京町、長者町、鉄砲町、八百屋町、関鍛冶町など由緒正しき町名があった。城下町らしい、情緒溢れる素晴らしいものばかり。
 しかし、それらは現在、錦とか栄とか丸の内といった町名になっている。例えば「錦一丁目一番地」という感じで、あたかも記号のような住所。まったく味気ない地名だ。
 豊田自動織機の創始者である豊田佐吉翁は、明治28年に名古屋に出てきて「朝日町一丁目12」で糸繰返機の製造販売業を創業。その場所は現在の錦三丁目6(興和本社)近辺になる。明治30年に「武平町三丁目15五」に移転して、動力織機の製造販売を始めた。その場所は東区泉一丁目のトヨタビルの付近。事業に成功した後に建てた家は白壁にあって、現在はダイキン工業になっている。
 「朝日町一丁目」と呼び変え、さらにそこが豊田佐吉翁の創業の地だと聞かされると、思わず『ヘエ』と思われるのでは?
 ちなみに、佐吉翁は湖西市の生まれだが、若い頃から名古屋に出ているので、彼は生涯の大半を名古屋で過ごしている。特に蒲焼町(現在の錦三丁目)は、彼が飲んで回った地域だ。
 このように町名の歴史を辿ると、偉人に辿り着く。「町名」にこだわって昔の文献を読んでいくと、へえ、こんな場所で、こんなことがあったのか? こんな人がいたのか? と発見の連続になる。旧町名を復活させることは、歴史を復活させること、そしてそれは名古屋の活性化につながる。

展示会会場のレイアウト変更
50周年記念誌編纂委員会発足
愛知県管工機材商協組 7月定例理事会

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)では、7月3日午後6時15分より名古屋市中区金山町の名古屋都市センターにおいて「7月定例理事会」を開催し、10月に開催する第29回管工機材・設備総合展の出品者について、目標の220小間の達成の見込みが報告されるとともに、展示会会場のレイアウト変更が決定した。この他、組合創立50周年記念誌編纂委員会発足が承認された。
 当日審議され承認された事項は次の通り。
▽第1号議題=24年度総会報告  5月15日にメルパルクNAGOYAで開催し、収支は予算枠内で収まった。担当の宇佐見幹事長から組合員数96社の内、出席者が50名をきってしまったこと。出席者を増やす方法を考えないといけないと報告されるとともに、懇親会に賛助会員も参加してもらい情報交換できる機会を設け、コンパニオンを入れて華やかさを出してはどうかの提案がされた。次回開催前の検討議題となった。
▽第2号議題=中小企業人材確保推進事業関連報告 平成23年度後期分の助成金が下りた。
▽第3号議題=第28回管工機材・設備総合展経過報告
 大藪委員長より、7月3日現在の小間の集まり状況が発表された。120社・217小間の申し込みが確定しており、出品の返事のみで申し込み書が届いていない分を合わせると目標としている満小間の220小間に到達する見込み。
 また、会場のレイアウト変更が決定された。安井抽選部長の提案により、通常奥に配置していた抽選コーナーを出口付近に設け、抽選をしないで帰ってしまう人を少なくする。会場受付からワンウェイ(一方通行)で入ってもらい、最後に必ず抽選コーナーを通って出口へとつながるレイアウトにした。
 8月9日に東別院ホールで出品者会議を開催して、出品者の小間割りも発表する。メーカーセミナーは3日間で8枠設ける。協賛広告を募集し、入り口と出口の2ヶ所で協賛ボードを設ける。
▽第4号議題=組合創立50周年記念誌編纂委員会報告
 編纂委員会が発足した。【委員会構成】委員長=倉地久雄氏(副理事長)、副委員長=小川誉之氏(広報部会長)、委員=植田慎一郎氏(副理事長)、大藪淳一氏(副理事長)、在田忠之氏(会計理事)
▽第5号議題=管機連(全国管工機材商業連合会)報告
 6月13日にグランドアーク半蔵門にて、役員会、総会、講演会、懇親会を開催した。組合からは5名が参加した。役員改選があり、一瀬克彦新会長(大阪組合)、橋本政昭新副会長(東京組合)、恩地秀直新副会長(大阪組合)、小川信副会長(愛知組合、留任)が承認された。会長職については輪番制となり平成30年から3年間は愛知が担当。管機連創立50周年記念式典・祝賀会を平成25年6月10日に開催。「取引改善に関する指針」6項目を採択し、管機連ホームページに掲載。
▽第6号議題=各部会報告 
・事業部会=8月29日にアサヒビール名古屋工場見学会を開催予定。
・広報部=組合だより128号を8月下旬に発行予定。
・福利厚生部会=第32回ボウリング大会10月27日予定。
・名管会=第44回名管会ゴルフ大会は9月6日に、ザ・トラディションゴルフクラブで開催予定。
・青年部「愛青会」=6月28日に例会並びに新部員歓迎会を開催。7月23日に組合創立50周年誌掲載の座談会を開催予定。
▽第7号議題=平成25年新年賀詞交歓会日程
 平成25年1月22日メルパルクNAGOYAで開催予定。
▽第8号議題=今後の理事会日程 9月4日、11月6日、1月22日、3月5日
〔速報!〕
 展示会好発進!目標(220)を上回る228小間の満小間宣言
 7月13日に出品者128社/団体、出品小間228小間に達成し、セミナールームや休憩できる空間を鑑み、228小間を事実上の満小間として宣言した。大藪実行委員長は感謝を意を表し「これからの第2ステージは来場者動員に向けて力を尽くします」とコメントした。
■出品者一覧(7月13日満小間確定)
▽愛知県管工事業協同組合連合会▽愛知時計電機名古屋支店▽ITWパフォーマンスポリマーズ&フルイズジャパン▽アカギ▽アキレス▽アサダ▽旭有機材工業名古屋営業所▽アソー▽アトムズ▽アロン化成 / ミクニプラスチックス▽アンウェイジャパン▽石崎製作所▽因幡電機産業▽イノアック住環境▽イノック名古屋支店▽イハラサイエンス▽ヴァンテック▽エア・ウォーター・マッハ名古屋支店▽SMC 名古屋営業所▽荏原製作所名古屋支店▽FMバルブ製作所東京支店▽MIEテクノ▽MCCコーポレーション▽オーエヌ工業大阪営業所▽オーケーエム▽オンダ製作所▽架橋ポリエチレン管工業会▽カクダイ▽兼工業名古屋営業所▽川西水道機器▽川本製作所名古屋営業所▽キッツ/東洋バルヴ/清水合金製作所▽クボタシーアイ中部支店▽倉敷化工名古屋営業所▽クリナップ中部支社▽グローベン▽KVK関西支社▽小島製作所/シーシーアイ▽コスモ・ソフト▽児玉工業▽コンサス▽三栄水栓製作所名古屋支店▽三興製作所▽三相電機名古屋営業所▽山王工業▽三和ハイドロテック▽シーケー金属 / サンエツ金属▽CKD▽システムズナカシマ名古屋営業所▽下田エコテック▽joiful−cube▽昭和コーポレーション▽昭和バルブ製作所▽ショーボンドカップリング大阪営業所▽スーパーツール名古屋支店▽住軽伸銅/東洋フイツテング/スミケイ銅管販売▽積水化学工業中部支店▽ゼンシン 名古屋営業所▽ダイキン工業 / スタッグ▽大成機工名古屋支店▽ダイドレ大阪営業所▽大洋弁栓▽タキロン中部支店▽多久製作所▽タブチ名古屋支店▽中日技研工業▽中部コーポレーション中部営業所▽ツツイ▽鶴見製作所中部支店▽帝国金属名古屋営業所▽テクノフレックス名古屋営業所▽テラル名古屋営業所▽東亜高級継手バルブ製造▽東芝関西情報システム▽TOZEN▽TOTO名古屋支社▽巴バルブ▽長野計器▽長野県木祖村▽ナゴヤ▽名古屋市上下水道局▽名古屋上下水道総合サービス▽名古屋水栓バルブ工業協同組合▽名古屋バルブ工業▽日栄インテック▽日東工器名古屋支店▽日邦バルブ▽日本バルブ工業会▽日本プラスチック工業▽日本ヘルメチックス名古屋営業所▽ノーリツ名古屋支店▽Haitima Corporation▽ハタヤリミテッド名古屋支店▽パナソニックエコソリューションズ社▽東尾メック▽日立金属▽日立工機中部支店▽日立産機システム▽日立バルブ中部支店▽藤井高圧工業▽フジキン名古屋中央営業所▽フジトク▽フネンアクロス▽ブライト工業▽ブリヂストン加工品西日本▽古林工業▽プレパイ工業▽ベン名古屋営業所▽ベンカン・ジャパン名古屋営業所▽ホーコス名古屋支店▽前澤化成工業中部支店名古屋営業所▽前澤給装工業名古屋営業所▽前田バルブ工業▽マキタ名古屋営業所▽ミヤコ▽ミヤコ産業▽ミヤワキ▽未来工業▽大和バルブ▽山本計器製造▽ユニテック▽ヨシタケ名古屋支店▽吉年▽LIXIL中部支社名古屋支店▽リケン▽リンナイ愛知営業所▽レッキス工業▽ワシノ機器 以上(128)

「取引改善に関する指針」を採択
新会長に一瀬克彦氏(大阪組合・一ノ瀬社長)
管機連 第50回通常総会開催

 全国管工機材商業連合会(会長=斎藤成八郎氏)は、6月13日午後2時より、東京千代田区のグランドアーク半蔵門において「第50回通常総会」を開催し、「取引改善に関する指針」6項目を採択する一方、任期満了による役員改選では新会長に一瀬克彦氏(大阪組合)を選出した。また、一般社団法人木を活かす建築推進協議会への加入が決定し、今後管工機材業界の更なる販売ルートの拡充に期待が寄せられた。
 総会は、東京組合の本間理事(本間商店社長)の司会開会の辞で開会。
 会長挨拶に立った斎藤会長は遠路各地より出席して頂いた会員諸氏に出席方のお礼を述べる一方、「景気の持ち直しは緩やかになってきているようですが、当業界は依然として物件数が少なく受注競争が激しくなっております。我々としては安く儲からない流れを自ら作らないことが大事であります。将来の業界の安定のために業界団体としての取り組み方針を確立して業界の更なる発展と業界の健全化に意を尽くしてまいります」と挨拶。
 次いで議長団の選出では、司会者一任ということで、議長に仲常務理事(京都組合)、村松常務理事(静岡組合)、金子常務理事(千葉組合)を選出し議案審議に入った。各議案を慎重審議し何れも承認可決した。
▽第1号議案=平成23年度事業報告
▽第2号議案=平成23年度決算報告
▽第3号議案=平成24年度事業計画案
▽第4号議案=平成24年度収支予算案
▽第5号議案=役員改選報告
 会長職に就いては平成21年に輪番制となり、今後3年間は大阪組合が担当し、平成27年から3年間は東京、平成30年から3年間は愛知組合が担当する。
▽第6号議案=その他の件
・「管機連取引改善に関する指針」の六項目(別掲)を採択した。
・一般社団法人 木を活かす建築推進協議会への加入=住宅などへの木材の積極的な推進を図るため産学官が結集して木造住宅・建築物の未来を考える交流の場となっている。
 次いで、役員を退任する前会長の齋藤氏(東京組合・斎長物産)前副会長の小泉氏(東京組合・コーザイ)、安藤氏(大阪組合・安藤)らに感謝状が送られた後、各地区組合理事長による地区理事長報告を行い、地区による景況感の格差や、取り組みについて報告を受けた。
 以上で総会審議を終え、引き続いて、記念講演会に移り、経済産業省顧問の松永和夫氏より「これからのエネルギー政策について」を演題に解説してもらった。
 講演会の後は、協賛会員を交えた懇親会に臨み、167名が出席した。新任の挨拶として一瀬新会長は、「これからの管工機材業界を背負っていく若い人達にアプローチし、夢をもっていただけるような業界にしたい」と力強く抱負を述べた。
 新任役員の橋本副会長(東京)、恩地副会長(大阪)、村林常務理事(青森)の紹介があり、終始に渡り和やかに親睦を深めた。
【役員改選】
▽会長=一瀬克彦氏(大阪組合・一ノ瀬)
▽副会長=橋本政昭氏(東京組合・橋本総業)、恩地秀直氏(大阪組合・昭栄)、小川信氏(愛知組合・山信)*重任

マニピュレータ、ロボット年間統計
2年連続で前年を上回る
生産・出荷実績2011年1〜12月

 日本ロボット工業会は5月28日、「マニピュレータ、ロボット年間統計生産・出荷実績2011年1〜12月(会員+非会員)」を発表した。同会の会員及び会員外も含めた対象企業166社のうち、回答企業115五社による実績をまとめたもの。これによると、自動車産業向けの好調などから、11年1〜12月の生産額は前年に比べ8.5%増となり2年連続で増加。出荷額は、国内出荷額が前年比12.5%増、輸出額が同5.7%増で、トータルでは同7.5%増加し2年連続で前年を上回った。
 概要は次の通り。
1、受注について
 11年1〜12月の受注額は、前年比2.3%増の5,890億円となり、2年連続で前年を上回った。
 昨年は、東日本大震災やタイの洪水被害などの災害によって原料や資材、部品のサプライチェーンが途切れ、世界規模での休業や減産があるなど大きな影響を受けた。
 また、経済においては、欧州での債務危機不安や中国の金融引き締め策などにより、世界経済の減速傾向が見られたほか、我が国でも高水準の円高及びデフレ基調が続いたことで、個人消費や設備投資に弱含み感が見られた年であった。
 このような中、ロボット産業では、国内外で自動車産業向けの設備投資が回復したことから需要は増加した。
2、生産について
 11年1〜12月の生産額は、前年比8.5%増の6,044億円となり、2年連続で前年を上回った。
 ユーザ業種別に見ると、自動車産業向けは好調であったのに対して、電気機械産業向けは伸び悩んだ。
 海外市場で見ると、欧米向けが伸長したのに対し、中国を中心としたアジア向けの減速が輸出を押し下げた。
 なお、今年12年は、前年比で7.5%増の6,500億円の見通し。
3、出荷について
 11年1〜12月の総出荷額は、前年比7.5%増の5,989億円となり、2年連続で前年を上回った。国内出荷額は、同12.5%増の1,679億円となり、2年連続で前年を上回った。輸出額は、同5.7%増の4,309億円となり、2年連続で前年を上回った。
 @国内出荷内訳
 自動車産業向けは、前年比26.2%増の354億円となり、3年ぶりにプラスに転じた。これは、前年10年においてリーマンショックからの回復が立ち後れ、需要低迷に陥った反動増がプラス要因となった。
 電子・電気機械産業向けは、同13.5%増の920億円となり、2年連続で前年を上回った。情報通信機器の販売好調を受け、電子部品実装用や半導体(ウェハ搬送)用が伸長した。一方で、FPD(パネル搬送)用はTV向け需要が落ち込んだことが影響して伸び悩みが見られた。
 A輸出内訳
 溶接用は、前年比60.1%増の762億円となり、2年連続で前年を上回った。
 電子部品実装用は、同15.6%減の1.704億円となり、2年ぶりにマイナスに転じた。
 自動車産業向けの主要用途である溶接用は、欧米、アジアを中心にすべての地域で前年を大きく上回り、過去最高の実績を残した(これまでは07年の591億円)。
 電子・電気機械向けの主要用途である電子部品実装用は、主要な需要先である中国向けの失速が大きく影響した。他の用途では、半導体(ウェハ搬送)用は、前年10年をさらに上回り過去最高実績を更新した。FPD(パネル搬送)用はTV向けの設備投資が抑制されたこともありマイナスに転じた。

7月23日に座談会を開催
第1回例会と新部員歓迎会
愛知県管工機材商協組「愛青会」

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)の青年部会(部長=粂内洋氏・名古屋機器課長、顧問=安井文康氏・錦興業社長)は、6月28日午後6時30分より、「平成24年度例会兼新会員歓迎会」を名古屋市中区金山のうまいもん屋まる金山店にて開催し、16名が参加した。
 例会に先立ち、安井顧問の司会進行の下、小川理事長より「愛青会も今年で3年目です。これからの管工機材の組合をしょって立っていただく若手の皆さんには特に今年は展示会があるので盛り上げてもらいたい。会を面白くするのも自分の思いだけです。大いに自分を売り込んで懇親を深めて下さい」と挨拶。
 続いて倉地担当副理事長(倉地社長)より来年は組合創立50周年にあたり、50周年記念誌の発刊を行うこと。青年部で座談会を開き記念誌に掲載することが発表された。現在の会社における役割と10年後の私あるいは当社、業界について話す予定。7月23日の午後3時から組合事務局で行う。
 粂内青年部長より新部員である瑞秀工業工場長の瀬崎将弘氏の紹介があった。瀬崎氏が「微力ですが、愛青会に貢献できればと思います」と挨拶すると温かい拍手で歓迎された。
 前青年部長の倉地克明氏(倉地常務)が乾杯して互いに懇親を深める中、秋に青年部ゴルフ会を開催する話も持ち上がった。

ファイバーレーザ加工機に注目
アクティブフェア2012
ヤマザキマザック 世界シェア拡大のため販売強化

 ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏・本社=愛知県大口町)は、6月7日と8日の2日間、美濃加茂製作所内ワールドテクノロジーセンタにおいて、20台の最新マシーン及び加工アプリケーションを展示した「ヤマザキマザックアクティブフェア2012」を開催した。全国から主要顧客を対象におよそ1,600名が訪れ活況を呈していた。
 今回のフェアでは、同社主力のマルチタスキングマシン(複合加工機)をはじめ、立形マシニングセンタ、CNC旋盤、2タレット2スピンドルCNC旋盤など20台が展示され、中でも昨年から相次いで新製品を発売しているレーザ加工機が注目を集めた。  
拡大するレーザ加工機市場
 同社では、世界のレーザ加工機市場は今後5年で約3倍に成長する分野であると見込んでいることから拡販を図っている。
 需要が増えるとともに、新規参入メーカーも増えており、現状を表す言葉として、同社水門専務は「例えば中国ではメーカーが雨後の筍状態。値段も下がり、身近なものになるにつれて、工作機械よりも速いスピードでレーザ加工機のコモデティ化(一般化)が進んでいる」と話す。レーザ加工機は、レーザ発振器と加工機と加工ヘッドからなり、組み合わせてつなぐことでできてしまうことから、参入しやすい。
 それらに対抗するため、高付加価値をつけた製品を開発、発売して国内外へ攻勢をかける。
CO2レーザではできない薄板精密加工
 昨年11月に発売した「オプティプレックス3015ファイバー(OPTIPLEX3015Fiber)」は、ファイバーレーザを搭載した新型レーザ加工機。
 ファイバーレーザは、CO2レーザよりも波長が十分の一と短いため、熱吸収率がよく、低出力でも高速加工を行うことができる。ファイバーレーザによって薄板切断は、より良好な切断面を得つつ高速加工ができる。例えば扇のスリット幅0・1mmの薄板精密加工が可能。
 またCO2レーザでは切断が困難であった金・銀・銅や真鍮、アルミなどの高反射材においても安定加工が可能である。さらにCO2レーザと比較してレーザ発振器の消費電力が80%削減できる他、レーザガスが不要であり省エネ効果が高いという特長がある。CO2レーザではできないような薄板精密加工ができることから、高精度の電子部品、医療器具分野への加工に向いている。
 水門専務は、今後同社におけるレーザ加工機の社内売上シェアを「世界シェアを増やすため、同製品を核に販売強化する。」と意気込みを述べた。
「レーザ加工機の動向と仕組み」
■レーザ加工機の市場が、新興国で広がりを見せている理由
 アジアでも多品種少量生産の加工が多くなったことでパンチプレス機を使い、打ち抜く従来の方法ではかえってコスト高になる。さらにアジアも人件費の高騰により、量産では割りに合わなくなってくると人件費の安い、例えば中国からベトナムへ量産を移管していく。今後、多品種少量製品を扱う人件費の安いエリアへ拡大していくと考えられる。レーザ加工機の市場が広がるとともに、パンチプレスを使っているところを狙ってレーザ加工機を拡販していくため。
■レーザ加工機の仕組み
 レーザ加工機は、機械の発振器からレーザ光を出して鉄板などを加工する。レーザ光は、普通の光と違い、広がらずに真っ直ぐに光が飛ぶ性質で、レーザ光を集光レンズで集め、焦点にエネルギーを集中させる。わずか直径コンマ何ミリという焦点に何キロワットというエネルギーが集中し、高いエネルギー密度で加工が行われる。レーザ光をレンズでうまく絞ることができると、良好な切断ができる。
■薄板の良好な切断ができるレーザ光の特長
@レーザ光の波長が小さいことA広がり角が小さいことA焦点深度(ピント)があっていること。レーザ光の焦点深度があっていれば、多少加工物との焦点が離れても、エネルギーが集中するエリアが大きいのでずれない。
■ファイバーレーザ光の特長
@ファイバーレーザ光はCO2レーザ光に比べて波長が十分の一程度小さいA低出力の状態で広がり角は、CO2レーザ光より小さい。
また、発振器と外部光路が光ファイバーで構成されており、CO2レーザで用いられるミラーの必要がなく、メンテナンスもいらないなど省エネできる。

静岡・沼津、浜松ショールーム
キッチン バス
TOTO 夏まつり2012開催

 TOTOはキッチンとバスの新商品発売を記念して、7月から東海地区のショールームで『キッチンバス夏まつり2012』をスタートした。9月迄にTOTOショールームでシステムキッチン又はシステムバスルームを見積りするとプレゼントがもらえ、さらに成約すると豪華特典がもらえる。
 静岡・沼津ショールームでは7月20日、21日、22日の3日間、浜松ショールームでは7月27日、28日、29日の3日間に、新商品発売イベントや大抽選会など楽しい催し物が盛りだくさんの夏まつりを開催する。
 新商品は8月1日発売のシステムバスルーム新「サザナ」とマンションリモデルバスルーム「WF」シリーズ。システムキッチンでは「つま先らく押し水栓スイッチ」搭載の「クラッソ」を展示し、多くの来場者を見込む。

エコカーステーション向け
高圧ボールバルブ本格販売開始
キッツ “CLESTEC”シリーズ

 キッツ(社長=堀田康之氏、本社=千葉市美浜区中瀬1-10-1)は7月9日、エコカーステーション用高圧ボールバルブ“CLESTEC”シリーズの本格販売を今年9月に開始すると発表した。クリーンエネルギーの次世代エコカーの本命と言われている燃料電池車の水素ステーション用バルブ市場へ本格参入する。
 同社はすでに天然ガスを燃料とするCNG(Compressed Natural Gas)ステーション用バルブの日本市場へ一部参入しているが、ここで新たに“CLESTEC”シリーズとしてキッツグループ全社プロジェクト(KITZ CLESTEC―Project)を立ち上げ、拡大するエコカーステーションを対象とするプロモーション活動を開始する。
 エコカーステーションはエコカーの広がりとともに世界レベルで急成長している市場であり、今回、開発をキッツ、製造をグループ会社のキッツエスシーティー(本社=東京都大田区)、Perrin GmbH(本社=ドイツ)、そして販売を全グループで行い、世界展開していく。
短時間での容易な
ガス供給を実現
 天然ガス自動車NGV(Natural Gas Vehicle)へ圧縮天然ガスを供給するCNGステーション、燃料電池車へ高圧水素ガスを供給する水素ステーションにおいて安全で確かな流体制御のために開発された、キッツ“CLESTEC”シリーズは優れた高圧封止性能と高いCv値により、短時間での容易なエコカーガス供給を実現、優れた信頼性でエコカーステーションの発展・拡充に貢献する。
 【新製品の概要】
◆CN
Gステーション用
・国内メーカー初のCNGステーション用ボールバルブ。
・手動・自動(空圧)、二方・三方弁の各3サイズ、計九種類をラインナップ。
・遮断弁用途には、コンパクトな同社空圧式スプリングリターン型アクチェータを搭載。
・優れた外部封止性能及びトルク上昇を抑え確実に封止するシート構造により、長期に渡り安心して使用することが可能。
・リミットスイッチなど各種アクセサリー付のオプション仕様が多彩。
・メンテナンス用パーツキットを供給。
◆水素ステーション用
・国内メーカー初の70MPa級水素ステーション用ボールバルブ。
・手動・自動(空圧)、各3サイズ、計6種類をラインナップ。
・遮断弁用途には、専用のコンパクトな空圧式スプリングリターン型アクチェータを搭載。
・高圧用トラニオン型ボールバルブ初DLC(Diamond―like Carbon)コーティングのメタルシート構造。
・高圧水素ガスを確実に封止する優れた軸シール構造。
・高圧水素ガスによる“開閉作動耐久試験”4万回をクリア。
・Cv値2.1(9/16" 40,000psi)は、ニードルバルブの約十倍を確保(同社比)。
・リミットスイッチなど各種アクセサリー付のオプション仕様が多彩。
・メンテナンス用パーツキットを供給。
※水素ステーション用ボールバルブは、NEDO事業(水素製造・輸送・貯蔵システム等技術開発)の開発委託を受け製品化している。
 エコカーヘの取り組みは自動車生産国を中心に幅広い取り組みが本格化しており、日本はもちろん、ドイツ、韓国そして北米の需要急増が期待される。それに従い、燃料供給ステーションの需要も増加しており、ステーション向けバルブ市場も急拡大することが期待されている。
 同社では2015年度にCNGステーション用で一億円(シェア10%)、水素ステーション用で6億円(同30%)の販売を目標としている。

ケルヒャー製品を展示する店舗
ケルヒャーセンター北陸オープン
ケルヒャージャパン 7月13日営業開始

 清掃機器の最大手メーカー、ドイツ・ケルヒャー社の日本法人、ケルヒャージャパン(社長=佐藤八郎氏、本社=宮城県黒川郡大和町松坂平3-2)は、5月15日に開業した北陸営業所(金沢市古府2-145)に併設して、ケルヒャー製品を展示する店舗「ケルヒャーセンター北陸」を7月13日にオープンした。
 ケルヒャーセンターは、高圧洗浄機や床洗浄機、スチームクリーナーを始めとするケルヒャー製品約150点(家庭用・業務用・各アクセサリー・洗剤含む)を展示し、専任のスタッフが直接対応する店舗。コンパクトな家庭用製品から業務用搭乗式スイーパーなどの大型製品、広範囲のアクセサリーを常時展示することで、客のニーズにスピーディに対応し、代理店勉強会なども製品を見ながら実施することができる。
 また、同社とユーザーを直接結ぶコミュニティとして、デモンストレーションやアフターサービスも直接対応することで、長期的な関係を構築していく。
 昨年7月に北東北営業所(盛岡)にオープンして以来、名古屋、広島、大阪、東京、仙台と続き、「ケルヒャーセンター北陸」は国内で七店舗目となる。同社は、今後も各支店・営業所に併設する形で展開し、今年末までに全国十店舗の展開を予定している。
【ケルヒャーセンター概要】
▽名称=ケルヒャーセンター
▽事業内容=@ケルヒャー全製品の展示・販売AデモンストレーションBアフターサービス
▽取扱製品=ケルヒャージャパン取扱製品(約150点)、家庭用製品・業務用製品・各アクセサリー・洗剤
【ケルヒャーセンター北陸 店舗概要】
▽オープン日=2012年7月13日
▽営業時間=午前9時〜午後6時(定休日は土・日・祝日)
▽住所=石川県金沢市古府2-145
▽電話番号=076-240-3760
▽売場面積=49平方メートル

稲垣昌弘氏が優勝
24年度第1回WMゴルフ大会

 木工機械研究会WM会(会長=若原裕氏・若原工機会長)の24年度第1回ゴルフ大会が7月8日、涼を求めて長野県木曽町の木曽御岳カントリークラブ御岳コースで16名が参加して開かれた。
 梅雨時の天候に心配したが当日は晴れ間に恵まれ、高原の美味しい空気と涼しさを満喫しながら18ホールストロークプレイで熱戦の結果、稲垣昌弘氏(稲垣社長)がネット74のスコアで優勝を飾った。
 上位入賞者は次の各氏(敬称略)。
▽優勝=稲垣昌弘(稲垣)N74、H11
▽1位=志村良次(サンディクス)N80、H25
▽2位=坂入義久(代東)N82、H9
▽3位=若尾勝一(庄田鉄工)N72、H18(オープン)
▽4位=桑原武郎(ミエフソー)N82、H5
▽5位=板倉正利(ワイズ)N82、H30

ハードメタル事業部長に
富田邦洋氏

 住友電気工業では6月27日付で、ハードメタル事業部長及び住友電工ハードメタル代表取締役社長の牛島望氏が退任し、常務執行役員アドバンストマテリアル事業本部長に就任した。
 後任のハードメタル事業部長には富田邦洋同事業部クローバルマーケティング部長が就任、また住友電工ハードメタル代表取締役社長には白石順一同社生産部長が就任した。

3D表面性状解析ソフトで
仏DS社とOEM契約
ミツトヨ 今秋より国内販売を開始

 精密測定機器メーカのミツトヨ(社長=中川徹氏、本社=川崎市高津区)は、フランスのDigital Surf社と2012年2月24日に同社のMountains Technologyに基づいたソフトウェア「MountainsMap」をミツトヨの商品名「MCubeMap エムキューブマップ」として、CNC表面性状測定機フォームトレーサエクストリームシリーズをはじめとするミツトヨ商品向けに提供することに合意、OEM契約を締結した。本年秋より国内販売を開始する。
 「MCubeMap エムキューブマップ」は、直感的な環境により、測定された試料の表面性状および輪郭形状を可視化するとともに、それらの解析結果の複数ページにわたるレポート作成を簡単に実現するなど、より幅広いソリューションを提供。3D解析結果はあらゆる表示角度、倍率においてリアルタイム描画を実現する。
 最大の特長のひとつとして、表面性状の分析機能を有し、最新のISO16610に基づく高度な表面粗さとうねりのフィルタリング技術と距離、角度、面積、体積、厚さ、段差高さの幾何学的分析を結びつけたISO25178 3Dパラメータの解析が可能。各表面計測のレポートには、きめ細かいチューニング機能と完全な計測トレーサビリティを提供する階層的解析のワークフローを備えている。さらには、繰返し測定において、ワークフローの自動化により解析の効率化を実現する。
 搭載可能な測定機器は、ミツトヨのCNC表面性状測定機「サーフテストエクストリームSV―3000CNC」、「フォームトレーサエクストリームCS―5000CNC」で、今後、非接触3D計測システム「クイックビジョンWLIシリーズ」他への機種拡大を予定している。
 【Digital Surf社について】
 1989年創立、2Dならびに3D側面計、光学顕微鏡、スキャニングプローブ顕微鏡を始めとしたあらゆる種類の測定機器用表面分析ソフトウェアの専門メーカ。
 同社のMountains Technologyに基づいた画像・分析ソフトウェアは、先進の機器メーカに導入されている。数千のラボや航空機、自動車、化粧品、エネルギー、MEMS、材料研究、医療、金属、ナノ構造、光学、製紙、PCB、プラスチック、ポリマー、印刷、半導体など多数の産業界で使用されている。

展示会売り上げ目標の185%を達成
名東・名古屋北・大高合同展示会
山信 来場者も昨年の1割強増加で賑わう

 山信(社長=小川信氏・名古屋市熱田区)の名東営業所(黒田寛英所長)と名古屋北営業所(鵜川健所長)、大高営業所(桜井鐘善所長)の三営業所では、恒例の「合同展示会」を6月23日と24日の2日間、名東営業所内の3フロアを使って開催した。
 昨年の一割強アップとなる、二百七十二社の設備工事業者やその家族が来場して会場内は熱気で溢れ、展示会売上げは、目標金額の185%と大幅達成し、成功裡に修了した。
 会場には、入り口に建機が展示され、中古セールも人目を引いた他、大洗浄5?、小洗浄3.8?の節水トイレや、水栓・配管用金具、エアコン、電動・作業工具、緊急遮断弁、システムキッチン、太陽光発電、ポンプ、浄水器、電化製品等が展示即売された。
過去最大の47社が出展・協賛
 出展メーカーは昨年を3社上回り、過去最大規模となる協賛メーカー47社が新製品や売れ筋製品を紹介。黒田所長は、「お客様から『こんな(新しい)製品も扱っているのか』というお声をいただき、通常の商材以外のPRになりました」と話し、手ごたえを感じていた。また買い上げ金額毎の抽選会も来場者から好評であった。
 特別イベントとして「無料ネイルアート」や、「野菜の詰め放題」、「宝探しゲーム」、ダイキン工業のマスコット「ぴちょんくんの写真撮影大会」などは女性や子供に大人気であった。名東営業所の屋上には小川社長が開発した「散水スプリンクラーシステム」が設置され、メイン会場となる3階の室内温度を2度下げて効果を発揮していた。
 【出展メーカー】(五十音順)アカギ、アサダ、ANEX、稲葉製作所、エスエスショップ、STS、荏原製作所、MCCコーポレーション、カクダイ、クリナップ、コクサイ、三京ダイヤモンド工業、シャープエレクト二クスマーケティング、スーパーツール、セールスオンデマンド、積水化学工業、ダイキンHVACソリューション東海、タカラスタンダード、鶴見製作所、寺西商事、桃陽電線、東洋バルヴ、トーゼン産業、土牛産業、TOTO、日本デコラックス、日本トリム、日本プラスチック工業、ノーリツ、パナソニックエコソリューション、パナソニックコンシューマーマーケティング、ピカコーポレーション、日立工機販売、日立ポンプ、フジ医療器、BRITA、ブリヂストン化工品西日本、ベン、前澤化成工業、マキタ、マックス、三河機工、ミヤナガ、未来工業、LIXIL、リョービ販売、リンナイ

日立金属の桑名工場を見学
平成24年管栄会新人研修
岡谷管栄会 東洋バルヴとアロン化成の勉強会も

 岡谷管栄会(会長=小川信氏・山信社長、岡谷鋼機と商社、メーカーの集い)は、6月27日午前10時より、桑名市東方の日立金属研修センターを会場に「平成24年度管栄会新人研修会」を開催し、会員企業の入社1年から3年目までの新人社員39名が参加して、日立金属桑名工場の見学と管材各メーカーの商品の勉強を行った。
 研修会は、岡谷鋼機配管住設部配管住設室の土橋室長の司会進行で進められた。
 冒頭挨拶に臨んだ小川会長は、出席した新人社員を前に「今日は知識を習得しながら、今後皆様の大きな役割である、業界をいかにして発展させていくかも考えてもらいたい。業界の発展が会社の発展にも繋がるからです。この日を利用して、お互い意見交換しながら交流を深めてもらいたい。今後の活躍を期待しています」と激励した。
 引き続いて、商品研修会に移り、東洋バルヴのバルブの種類(構造と特徴)と製品紹介、アロン化成のV起点マス・合流マスと集中豪雨対策のマス、日立金属の継手の定義、種類、継手の製造工程についての講義を受けた。
 午後からは桑名工場に移動して、生産管理の野寺氏より、創業以来の製品であり材質ごとの売上げに占める商品構成の約27%を占める鋳物継手の歴史が紹介された。
 明治43年(1910年)に、鮎川義介氏が現在の日立金属九州工場の前身である戸畑鋳物を創設し、2年後の1912年に初の国産となる鋳物継手を作り、「ひょうたん印の管継手」として販売した。今年で百年目になる。商標の「ひょうたん印」には、製品が誕生した明治時代に欧米の技術力を上回ろうと、スベスベした肌、しっかりした形、美しく、漏れず、強いという思いが込められた。
 桑名工場では、主要製品である鋳物継手とプラスチック継手であるエレクトロフュージョン継手(ガス・水用)、ステンレス製のソフレックス管(ジャバラ管)を製造しており、各製造ラインを見学した。
 鋳物継手の製造工程では、1,500度の熱を加えて溶解させた鉄を砂でできた鋳型へ流し込む作業を自動注湯ロボットが行っており、またエレクトロフュージョン継手製造の成形は、ほぼロボットにより行われており、各種自動化設備により製品化される様子に参加者は関心していた。
 工場見学の後は中央物流センターの最新のコンピュータ制御による自動入出庫システムを見学し、参加者は製造から出荷までの一連の流れを通して知識を深めていた。

売上げ5億7千万円を達成
愛知スマートみらい市2012を開催
橋本総業中部みらい会 iPadを使った営業も好評

 橋本総業中部支店(取締役中部エリア長=宇佐見徳秋氏)の販売会社、取引メーカーで組織する「中部みらい会」は、6月21日に名古屋市千種区の名古屋市吹上ホールを会場に、「愛知スマートみらい市2012」を開催した。
 中部支店は今期に地域密着営業を強化するため、管轄エリアである愛知・岐阜・三重を各営業所体制に編成し、合わせて、みらい市も県別開催とした。第1回目は、愛知県下にある販売店(ホスト店)の主催で、メーカー84社・93小間が出展された。
885名が来場し盛況
 目標動員数1,000名、売上げ5億円を掲げる中、県内から設備店、水道工事店、工務店、リフォーム店を中心に885名が来場。来場数では目標を下回ったものの、テーマである「エネルギーとリフォーム」から派生する創エネ商材(太陽光発電)や省エネ節水商材(トイレ・水栓)、省施工・環境配慮配管商材に関心が集まり受注に繋がった結果、売上げは対目標比で114%の5億7,000万円を達成し、成功裡に修了した。また会場も第二ファッション展示場へ変更したため、来場者との距離感が近く、商談も進めやすい環境であったこともプラスに働いた。
 当日のオープニングセレモニーでは、主催者を代表して宇佐見取締役中部エリア長が、初の県別開催と、iPadを使った営業活動を行う進化したみらい市によって工事店を含む四位一体の構築を一層深化させると決意を述べた。 
 橋本社長は市場動向について、消費税増税を見込んだ住宅の仮需が出てくるなど明るい話題を説明。エアコンなど住宅設備機器の交換や、創エネ設備をつけることでゼロ・エネルギーが実現できることから、みらい市のキーワードであるエネルギーとリフォームで需要を掘り起こすと、活発な商談を促した。
 伊藤イトウ社長(ホスト店代表)はみらい市に参加できることに感謝の意を表し、「お客様に一人ひとり丁寧に説明する」と述べ、森村TOTO名古屋支社長(出展者代表)は「例年に増して工夫されたみらい市を成功させたい」と強調した。
 会場では、販売店にiPadが支給され、来場者に施工方法を動画で説明していた。欲しい情報をすぐに取り出せる営業ツールとして効果を発揮し、販売店からはプレゼン力が強く、今後の営業の武器になると好評を得ていた。
 また「省エネ提案のセミナー」「テニス会」「トヨタ86とアクアの試乗会」と特別企画も充実していた。

5年連続 提案件数全国一の偉業
役員改選では全役員重任
ベン北陸桃友会 第19回総会を開催

 北陸桃友会(会長=宮重清氏・ミヤシゲ社長、ベンと販売店の集い)では、6月12日午後5時より、金沢市の“ANAクラウンプラザホテル金沢”において「第19回総会」を開催し、全議案をいずれも承認可決した。その後懇親会を行い、互いに親睦を深めた。
 総会は、ベン金沢営業所の後藤所長が司会進行を務め、開会の辞を述べて開会された。
 次いで出席者紹介のあと、宮重会長より、「出席して頂いた会員へのお礼を述べたあと、第20回総会での記念行事への展望」の挨拶。引き続いて宮重会長を議長に選出して各議案の慎重審議をおこなった。
▽第1号議案=平成23年度事業報告・決算報告承認の件
 監査報告を会計監査の中島泰啓氏(中島管材鋼機社長)が監査報告し、原案通り承認可決された。
▽第2号議案=役員改選の件
 ベンの推薦により、役員全員留任することを承認した。任期は平成24年度総会〜平成26年度総会。
▽第3号議案=平成24年度事業計画案・収支予算案承認の件
 原案通り承認可決された。
製品開発・改良案表彰では全国一位に
▽第4号議案=その他報告事項
 引き続いて製品開発・改良案表彰に移り、採用提案(11件)、類似その他提案(43件)が発表され、5年連続提案件数全国一の偉業を達成したことが告げられ、それぞれ表彰された。
 以上で総会を終了し、メーカーを代表してベンの横沢社長より、東北地区にある拠点の復興状況の報告があり、北陸地区の積極的な商品開発のご協力に感謝し、会員の皆様と共に繁栄を念願し挨拶した。
 引き続いて木下部長よりメーカー資料の説明をおこない、次いで後藤所長より商品紹介 (2.0MPa仕様の消大設備用減圧弁、戸建住宅用通気弁、高圧・多量スチームトラップ、ストレート形ストレーナの工具レスタイプ)がおこなわれた。
 最後にベンの深潭会長より、日頃のご愛顧に感謝を述べた。
 懇親会は辻副会長(辻さく社長)の乾杯音頭で開宴、終始和やかに懇談に興じ、中島会計幹事(中島管材鋼機社長)の中締めで閉宴した。
【北陸桃友会役員】
・会長=宮重清氏(ミヤシゲ社長)
・副会長=辻亮一氏(辻さく社長)
・会計幹事=上坂泰啓氏(中島管材鋼機社長)
・幹事=山岸茂樹氏(辻茂常務取締役)
・幹事=吉岡正巳氏(吉岡幸取締役会長)

水力発電機も小型に進化
環境・省エネセミナー2012in名古屋
三菱電機グループ 節電対策製品を紹介

 三菱電機(社長=山西健一郎氏)の中部支社(支社長=村井武夫氏)は、6月19・20日の2日間、名古屋市東区にある三菱電機名古屋製作所内FAコミュニケーションセンターにおいて、「三菱電機グループ環境・省エネセミナー2012in名古屋」を開催した。セミナーには同社製品のユーザーなど八百名が聴講した。
 昨年の東日本大震災以降、世の中におけるエネルギーの考え方が大きく変化し、節電対策が喫緊の課題となっている状況の中、セミナーでは環境省エネ・節電対策として、ビルの節電・省エネ、公共・産業用太陽光発電システムの最新動向、LED照明の動向と三菱電機の新製品が説明された。 
 またセミナーで紹介された実機も併設展示された。中でも注目を集めたのは「ベストアクア」というマイクロ水力発電機。
 水力発電機は、水が高いところから、下へ落ちるときの力を利用して、発電機を回して電気をつくり、昼夜・天候の区別なく連続発電が可能。一般的な水力発電機は発電するのに5m位の落差が必要であるが、「ベストアクア」は50cm程度の落差で発電可能な開放水路・小落差の河川に適用できるマイクロ水力発電装置。同社の技術力で少ない水量でもプロペラを回すことに成功した。出力規模は0.1〜9.9KW。群馬県の前橋市では川に設置し、商用電力と合せてEV自動車用の充電設備に供給されている。

深澤達雄会長は顧問に
ベン 新役員人事発表

 ベン(本社=東京都大田区多摩川2-2-13)では、6月28日開催の株主総会並びに取締役会において、代表取締役会長の深澤達雄氏と常務取締役の北田隆氏はそれぞれ顧問に就任した。
 常務取締役の後任には、常務執行役員業務部長の市橋信一郎氏が就任した。
 新役員は次の通り。
▽代表取締役社長=横沢好夫氏
▽常務取締役(業務部長)=市橋信一郎氏(新任)
▽取締役(技術部長)=鈴木弘一氏(新任)
▽取締役(東日本営業部長)=梅内修氏(新任)
▽取締役(営業企画部長)=榎戸直氏(新任)
▽監査役=高橋喜佳氏
▽執行役員(西日本営業部長)=木下祟氏
▽執行役員(相模原工場長)=藤田正人氏

故北村義明氏(龍玉精工創業者・前社長)
偲ぶ会 387名が参列

 6月10日に亡くなった龍玉精工(社長=北村憲正氏・本社=愛知県岡崎市)の創業者であり、水栓バルブメーカー喜多村合金製作所(MYM)前会長の北村義明氏(享年85歳)を偲ぶ会が、29日、岡崎市甲山会館(岡崎市六供町)で営まれ、会社関係者264社・387名が参列して別れを惜しんだ。
 故北村義明氏は、龍玉精工を創業した昭和43年に社長に就任。またMYMの二代目として昭和51年に社業を継いでからは洗髪用洗面製品が大ヒット。朝シャンブームの仕掛け人とも言われ、業界の発展にも大きく貢献した。
 会場には、タツタマ会の写真、生前義明氏が愛用したそろばんや薬剤師としての顔も持ち自身で調合した薬が展示された。一色商会の一色社長は「体調に合わせてみんなに薬を作ってくれた」と故人に思いをはせた。

つぶやき草子
平成の鬼平
在田商店社長 在田忠之

 少し前、元日銀総裁の三重野康氏がなくなりました。
 悪いバブルを懲らしめてやる!と、平成の鬼平を自認していた様です。ポポポ〜ンと公定歩合を立て続けに上げました。
 鬼平といえば、子供の頃テレビドラマの鬼平犯課帳が大好きでした。主演は八代目松本幸四郎(松たか子のおじいさん)。木と紙と草と土の家ばかりの超過密都市・大江戸で放火は無差別大量殺人と同義ですので、火付は極刑。
 そんな極悪人を懲らしめる、鬼の平蔵こと火付盗賊改方・長谷川平蔵は当然正義の味方です。渋くて、貫禄があって、悪い奴らを懲らしめる、めちゃめちゃ格好良かったです。
 僕らが中学か高校で習ったところによると、景気が過熱してものの値段が上がりすぎる時、公定歩合を上げて景気を冷やし、逆に景気が悪くて、物価が下がるときには、公定歩合を下げるそうです。
 「物価」の定義を知りませんが、バブル当時、地価と株価は上がっていましたが、それ以外の物価は、それほど上がってませんでした。
 そこへ、狂乱物価退治するみたいに公定歩合を上げましたので、中高生の教科書が正しければ、当然今度大きな不況が来るだろう、「三重野不況」だ!と怒り狂っておりましたところ、しばらくして出版された岩波新書の題名は、「平成大不況」でした。書名が違うやろ、と一人でつっこみを入れてました。
 バブルに無縁のお役人のねたみでしょうか。人間の感情でねたみほど恐ろしいものはないですね。また、イスラム自爆テロ同様、狂信的な正義漢ほど恐ろしいものはないですね。
 どうして日銀総裁は、経済の「け」の字もしらんのやろ、と長年疑問に思ってましたが、つい最近謎が解けました。三重野さんは法学部出身でした。
 バブルという潰瘍を開腹切除するのに、医者でなく造船技師に任せたら、アセチレンバーナーで腹を切られた、というところでしょうか。

三菱樹脂から管材事業を買収
積水化学工業

 積水化学工業(社長=根岸修史氏・本社=大阪府大阪市)は、7月10日に三菱樹脂(社長=姥貝卓美氏・本社=東京都千代田区)の塩化ビニール管などの管材事業を買収することを発表した。今年度中に事業譲受けを完了する予定。
 これにより、取扱量増加による価格交渉力が強化され原材料調達の向上や、生産・物流のコスト効率化、営業拠点の拡大により収益力強化を図る。
 今後事業基盤を強化し、現在環境・ライフカンパニーにおいて推進している「総合力展開」や「バリューチェーンビジネス拡大」を加速・進化させ、ライフライン事業におけるリーディングカンパニーを目指す。

9月21・22日に中部グランドフェア
変化こそチャンス、前向きに
中部ユアサやまずみ会 浅井信雄氏(国際政治学者)の講演も

 ユアサ商事(社長=佐藤悦郎氏、本社=東京都中央区)の中部ユアサやまずみ会(会長=小川信行氏・日本ベターリビング社長)は、6月5日午後3時より名古屋東急ホテルにおいて平成24年度総会を開催した。総会終了後は、佐藤社長よりユアサ商事の業績と本年度方針について説明があったほか、炭協会との合同講演会では国際政治学者の浅井信雄氏が「変わる世界・日本の課題」と題して講演した。
 総会は植草ユアサ商事中部管理部長の司会で進められ、冒頭、小川会長は挨拶で「平成24年度中部ユアサやまずみ会の総会に当たりまして、大変にお忙しい中、皆様にご参集を賜りまして誠にありがとうございます。昨年は東北の大震災のショックがあり、先がなかなか見えない中での総会でした。皆様におかれましてはこの一年、大変なご苦労をなさったと思いますけれど、ご努力の結果、またこうして皆様とお会いできましたことは大変喜ばしいことだと思っております。ユアサ商事様におかれましても『NEXTAGE2014』を掲げて大変に素晴らしい業績を上げられています。私どもやまずみ会としましても大変に心強い思いであります。ユアサ商事様のお導きもあり、私どもも一層励んでいかなければならないという気持ちを新たにする所であります。世の中は、先月の内閣の改造ではありませんが、政局の行方が大変に波乱含み。様々な問題が山積している中で、遅々として進まない。政局に明け暮れているという状況です。世界ではギリシャに端を発したユーロの問題から世界経済が秩序を見失っているという状況の中で、日本の円だけが独歩高で、超円高が続いてしまうのかと心配しております。日本の産業界が、海外に設備移転をしたり、技術移転をしたりということで、日本の価値をどんどん失っているような気がしてならない。私どもも日本国内で商いをさせていただいており、日本の経済力をもう一度持ち直すためにも、地元の私たちが絶えず頑張っていかなければならない。産業の空洞化がより一層進んでしまう。国の無い企業の繁栄になってしまってはいけないと痛感しております。そのような中にあって、変化こそチャンスということを私どもとしては出来れば前向きに捉えて、この機をチャンスにして着実に計画を作り実行をしていくしかない。努力を積み重ね、前向きに頑張るということではないかと思っております。このような時にユアサ商事様はじめ炭協会各社様、私どもやまずみ会がこぞって力を合わせる。先の見えない厳しい状況ですが、手を携えて頑張ってまいりたいと改めて気持ちを新たにするものであります。私どもは5Cを掲げている。Challenge(挑戦)、Creation(創造)、Clear(明瞭)、Corporation(協力)、Confidence(自信)のC。二十年以上言っておりますが、このような時代、改めて大事ではないかと思っております。挑戦し、創造し、物事を明らかにしながら、努力協力して、自信を持って進める。やまずみ会の皆様と一緒になって、ユアサ商事様、それから炭協会の皆様と共々繁栄ができたら幸いです」と述べた。
 続いて挨拶に立った長谷川ユアサ商事中部支社長は「昨年は、3月に東日本大震災があり、またそれに伴う電力不足、そしてタイの洪水などの影響から、多くの企業が生産の低下や停止を余儀なくされました。しかし、業種にバラつきはあるものの、7月頃から徐々にサプライチェーンも回復し、自動車を中心に他の産業も大きく回復してまいりました。下半期は、バラつきはあるものの、まずまずの半期だったと感じております」と振り返り、中部支社の2012年3月期の業績を報告した。
 ユアサ商事の連結売上高は前年比11.5%増の3,967億円。その中で、中部支社全体の売上高は387億円(計画対比101.7%)となり、前年と比較して18%増加、全社より伸び率が良かった。
 中部支社で大きく伸ばしたのが工業機械部門で、自動車関係の大きな回復がプラス要因となり前年比50%アップした。リーマンショック前と比較すると、70%程度の回復。
 機電部門が13%、プラント部門が18%の増加と、工業機械部門ほどの伸びではないが、生産の拡大に伴い工具類、装置類の販売が増加した。建設機械部門は、大きな公共投資がない中で、グランドフェアの効果とスポットの大型商材の受注があり、44%と大きく伸ばした。
 住環境部門は、節電気運の高まりと補助金とで太陽光発電の受注が堅調で、厳しい状況の中、前年比3%アップ。建築設備部門は10%増となった。建材部門は、公共投資が低調で景気が良くない状況の中、部門が一丸となって民間建築市場での取り組みを強化したことなどから、前年比で4%伸ばした。
 燃料部門は、工場向け省エネ提案強化による実績と、値上がりなどから、前年比28%の伸びとなった。
 長谷川中部支社長は「売上を前期と後期で比べると、前半が43%、後半が57%のアップと、後半に段々伸びた状況であった。このように伸ばすことができたのも会員の皆様方のご支援、ご協力の賜物」と感謝を示した。
 今期については「新3カ年計画『NEXTAGE2014』の2年目。最終年の売上高5,000億円を達成するためにも、今期が重要と考えております。中部支社の今期の売上目標は423億円。前年実績比で109%と高い目標ではありますが、商品勉強会、工場見学会などお客様に喜ばれる販売促進策を数多く実行して、目標達成に向けて頑張っていく」方針とし、中部グランドフェア2012の内容についても紹介した。
 中部グランドフェア2012は9月21日(金)〜22日(土)の2日間、ポートメッセなごやで開催される。キャンペーンテーマは“Cool Earth Challenge! いま歩き出す、産業とくらしの新しいカタチへ。”
 このグランドアェアでは、テーマゾーンを中心に、各メーカーの環境を考えた最新の商品を数多く展示する予定。また、部門毎の様々な販促企画を実行して、来場者に喜んでもらえる内容にする。来場者目標9,800名、受注高目標を140億円としている。
 長谷川中部支社長は「社員一丸となって、目標達成に向け邁進してまいる所存です。今期も各部門の担当から皆様方にお願いやご無理を申し上げるかと存じますが、ご支援、ご協力の程をお願いいたします」と述べて挨拶を結んだ。
 司会者より会員173社中、出席106社、委任状52社、合計158社で総会が成立すると報告された後、会則に基づき小川会長を議長に選出して議事に移った。
 第1号議案=平成23年度事業報告▽第2号議案=平成23年度会計報告並びに監査報告▽第3号議案=役員改選の件▽第4号議案=平成24年度事業計画案▽第5号議案=平成24年度予算案について審議した結果、いずれの議案も原案通り承認可決された。
ユアサ商事2012年3月期業績報告及び本年度方針について
 総会終了後は、佐藤ユアサ商事社長より同社の2012年3月期業績報告と本年度方針についての説明が行われた。報告に先立って佐藤社長は、中部ユアサやまずみ会会員の日頃の支援と協力に対しお礼を述べた。
 【2012年3月期業績】
 ユアサ商事の連結業績は、売上高が3,967億3,200万円となり、前年と比べ11.5%増加した。営業利益66億3,400万円(前年比35.4%増)、経常利益67億1,400万円(同43.1%増)、当期純利益42億200万円(同27.6%増)となり、昨年8月に上方修正した業績予測をさらに上回る結果となった。
 【今期の見通し】
 今期の連結業績予想は、売上高4,300億円(前年比8.4%増)、営業利益75億円(同13.0%増)、経常利益75億円(同11.7%増)、当期純利益50億円(同19.0%増)としている。
 【
中期経営計画について】
 昨年より新たな成長ステージを目指した、2013年度を最終年度とする3カ年の中期経営計画「NEXTAGE2014」をスタート。「成長分野の開拓」「コア事業の収益拡大」「経営基盤の強化」を基本方針に、最終年度の計画目標を連結売上高5,000億円、連結経常利益100億円と設定している。
 「アジアの『産業とくらし』に貢献する商社」を目指し、海外事業では昨年3月にインドの現地法人が営業を開始、4月にはアメリカの現地法人がメキシコに駐在員事務所を開設するなど、ものづくり市場として成長著しいインド・南アジア及び中南米の新興国への拠点進出により、生産財の販売を拡大していく。さらに、アジアに進出する日系工場の「省エネ・省コスト」支援事業の拡大、中国での建築・エクステリア資材の販売強化、消費財・木材の輸入拡大などを推進していく。
 環境事業においては、省エネノウハウに施工エンジニアリング機能を加えた「エコ・エンジニアリング戦略」の展開、並びに住宅用太陽光発電を中心とした新エネルギーによる設備・施工のパッケージ提案の拡大を図っていく。
 消費財事業では、扱いやすい機能、馴染みやすいデザインをコンセプトにした、家電の新ブランド「YUASA 1+(ユアサワンプラス)」を立ち上げ、扇風機やLEDなどを皮切りに販売していく。また、ネット販売の強化にも取り組んでいく。
記念講演
 この後、中部ユアサ炭協会と合同で講演会が開かれた。TBSの「サンデーモーニング」などのコメンテーターとして活躍している、国際政治学者の浅井信雄氏を講師に招き、「変わる世界・日本の課題」と題して講演が行われた。
 講演会後は、やまずみ会、炭協会の合同の懇親会が催され、冒頭、岡本中部ユアサやまずみ会会計監事(岡新社長)の挨拶に続いて、同氏の力強い発声で乾杯。製販が懇親を深め午後8時前に終了した。

深穴用超硬ソリッドドリル
「コロドリル861」を発売
サンドビックコロマント 高い生産性と安定性を発揮

 サンドビック・コロマントは、高能率の深穴用超硬ソリッドドリル「コロドリル861」を開発、発売した。
 深穴加工は切りくずの詰まりや加工穴の曲がりなどトラブルが発生しやすい加工で、コロドリル861はそのような難しい深穴加工においても、非常に高い生産性と安定性を発揮する。
【特 長】
@ダブルマージンによる高い加工穴精度
A非対称のダブルマージンにより、加工中の振動を防止
Bフルート表面にポリッシュ加工を施し、切りくずの流れがスムーズ
C広いフルート形状で切りくず詰まりを防止
D独自の薄膜ナノコーティングの新材種を採用し、高い生産性と折れにくさを両立
 ドリル径はφ3・0〜14・0mm、ドリル長は12〜30xDcの226品目。さらに専用のパイロットドリルのコロドリル861-GPも用意している。

昨年に続き全社統一節電対策
【TRY FOR25】実施

トラスコ中山 6月11日から100日間 機械工具卸商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、大阪本社=大阪市西区)は、昨年実施した全社統一節電対策【TRY FOR 25】を今夏も実施する。
 昨年は全社削減目標を25%とし、エアコンの使用制限や蛍光灯の間引きなどに取り組み、その結果21.8%の削減を達成した。
 今年の【TRY FOR 25】は、削減目標値を設定せず、「100日トライアル」という副題で行われる。全国のサイトの中で削減率の高い2サイトと、独創的なアイディアで取り組んだ1サイトを表彰する。サイトは、一般的に環境マネジメントシステム運用上の単位であり、同社の本社以外の同一敷地内部署の総称。
 今年は、昨年培った節電への意識を一層強化し、仕事全体を『考えて』、更なる業務改善やムダの削減につなげて行けるよう取り組んでいくとしている。
【TRY FOR 25】『100日トライアル』
▽実施期間=平成24年6月11日〜9月30日。
▽取組内容=行動指針『節電の掟』に沿って、各サイトで電力使用量の削減に取り組む。
▽取組結果=削減率ランキングで削減率上位2サイトと斬新な取り組みで成果につなげたトライアル賞1サイトを表彰。
▽賞品=ハイブリッド営業車をサイトに導入(より環境に配慮した営業活動を行うために)。
『節電の掟』
一、朝は、おもいっきり換気を行うべし
一、冷蔵庫は定期的に整理し、必要最低限のものだけ入れるべし
一、昼食時はすべてのフロア消灯するべし
一、昼食時のテレビも必要最低限で我慢するべし
一、5フロア以内の移動にエレベータの使用はひかえるべし
一、トイレの便座のプラグは、使用時のみコンセントに入れるべし
一、水分補給は、欠かさず行うべし
一、退社30分前にはエアコンを切るべし 等
支店長としての自覚を養うために
「ボストレーニング・コース」新設
トラスコ中山 実際に支店長業務を遂行

 トラスコ中山は、社員研修の一環として「ボストレーニング・コース(一週間支店長研修)」を新設した。
 これは、支店長候補生の中から毎年上位20名を選抜し、実際に支店長業務を遂行する研修制度。一週間の研修期間中、支店長は研修生本人からの問い合わせが無い限り指示や指導は行わず、研修生の成長意欲の持続と、支店長としての自覚を養うことを目的として行われる。
 「自覚に勝る教育なし」を人材育成のモットーとする同社の新たな研修制度により社員を育成し、ひいては会社の進化につなげていくとしている。
【「ボストレーニング・コース(一週間支店長研修)」詳細】
▽内容=研修生は支店長として実際の業務を遂行する。事前に研修先支店長は研修生へ支店の概略データを送付、初日に引継ぎとしてオリエンテーションを実施し、研修生は一週間の行動スケジュールを策定。終了後、研修生はレポートを提出する。
▽選考方法=支店長候補生の中から上位20名を選抜。※支店長候補生は、入社9年目以上の社員でボスチャレンジ・コース(立候補制の支店長養成研修)を受講した社員。
▽人員=10名/クール(計20名/年)。
 第1クールが7月2日〜6日、第2クールが7月9日〜13日に実施された。
『オレンジブック.Com』
7月30日リニューアル

 トラスコ中山のインターネット商品検索サイト『オレンジブック.Com』(http://www.orange-book.com/)が7月30日、リニューアルオープンする。
 従来の検索機能だけでなく、見積や発注機能を追加し、ワンストップで検索から発注まで行えるサイトとしてオープンする。掲載アイテムは60万点以上。
 当初のオープン予定(6月18日)が準備の都合で遅れていたが、このたび日程が確定した。