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2011年(平成23年)12月
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2011年12月4日(日)
2438号 キッツを招きバルブ部会 1月12日賀詞交歓会 静岡県管工機材商組合 11月理事会を開催 静岡県管工機材商組合(理事長=村松孝一氏・村松商店社長)では、11月4日午後3時より静岡市内のマイホテル竜宮において「11月度定例理事会」を開催し、1月12日に新年賀詞交歓会を開催することを確認する一方、「バルブ部会」を開き、「バルブ業界の動向」についてキッツ東海営業所の辻所長より解説してもらった。 理事会での、審議事項は次の通り。 ▽第1号議案=新年賀詞交歓会の件 1月12日(木)午後4時より、静岡駅西の静岡グランドホテル中島屋で開催する。なお、当日は午後3時より理事会を開き賀詞会の万全を図る。▽第2号議案=賛助会員入会の件 機械器具、工具卸のオノマシン(社長=小野徹弥氏・本社=大阪市西区立売堀)から加入申し込みがあり、承認された。 ▽第3号議案=管機連(全国管工機材商業連合会)・地区代表者会議報告の件 10月14日にグランドアーク半蔵門において開催され、平成24年の夏季休暇は8月13日〜15日迄とする。また、4月に「優越的地位を利用したサービスの強要に関するアンケート」結果をうけて、管機連は、ガイドライン作りを行う予定。 以上で審議事項を終え、引き続いて、「バルブ業界の動向」を研修した。 現在の景気動向は自動車の生産回復を背景に前月より小幅上回っているものの、先行きは低下している。バルブの需要が半年遅れで追随すると言われている機械受注は、リーマンショック(平成20年の9月)前にはまだ達していない。 バルブの原材料となる銅の価格が上期高騰しており、メーカーにとっては厳しい状況。 【キッツグループの取り組み】2020年までの長期経営計画では海外の売上げ比率を50%にまで高める方針を打ち出している。今後お客様のご期待やご要望にお応えしながら、会社では更なる合理化と効率化を進め、一層の体質強化を図る。10月に東洋バルヴを会社分割することを決定した。東洋バルヴは販売会社、製造はキッツで行い、効率化を進める。また三吉バルブの川越工場を閉鎖し、タイの工場へ移管する。今後東洋バルヴとキッツ、三吉バルブの営業所の統合化を進めるとともに東海営業所では全国に先駆けて統合した。 支部総会に向け準備万全 合同賀詞交歓会は1月13日 中日本木工・全木商中部支部 10月合同理事役員会開催 中日本木工機械商工協同組合(理事長=木村秀夫氏・昭元産業社長)と全日本木工機械商業組合中部支部(支部長=島田昭三氏・シマダ機械社長)は、10月28日午後5時より組合事務局会議室(名古屋市中川区荒子・荒子ビル3階)において、合同理事役員会を開催した。 当日、審議された議題及び承認事項は次の通り。 【中日本木工機械商工協同組合】 @荒子ビル雨漏り対策の件は、かねてより調査中であった雨水の浸入箇所が特定でき、修繕を完了した旨が報告された。 A平成23年度の年末資金貸し出しについては、従来通り行うことが確認された。 B平成24年新年賀詞交歓会については、全日本木工機械商業組合中部支部と合同で1月13日に札幌かに本家金山店で行うことが承認され、来賓などの選定が行われた。 【全日本木工機械商業組合中部支部】 @決算資料に関する件は、同日午後四時から行われた監査の結果、適切に処理されていると報告され、承認された。 A第42回通常総会の役割については、検討して各役割分担を決め、それぞれの担当者の承諾を得た。総会は11月12日の午後3時より賀城園(名古屋市熱田区夜寒町16-22)にて行われる。 年度後半の行事について審議 全国伝動機商組合東京大会など 名古屋伝動機商組合 10月例会を開催 名古屋伝動機商組合(理事長=椿井基男氏・椿井精工社長)は10月20日午後6時より、名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦において「10月例会」を開催した。 例会はユアサ商事の梶谷氏と光伝導機の高田氏が当番幹事を務めて行われ、冒頭、椿井理事長が出席者に御礼を述べた後「東日本大震災から半年経ち、復興に向けて立ち上がっている最中、円高、タイの洪水と中小企業にとって厳しい状況が続いております。今組合でも二世、三世と若い方に世代交代されておりますし、ぜひお互いに情報交換をして、それぞれ会社の方向は違うと思いますが、業界全体の目指す方向は一緒だと思いますので活発な意見交換をお願いします」と挨拶を述べた。 各議案内容は次の通り。 ▽第1号議案=コラボ講演会出席の御礼と報告(長村副理事長・長村商店社長) 8月17日に開催され6団体から約140名が集まった。組合からは23名出席した。大変聞きやすいお話で予想を上回る成功であった。 ▽第2号議案=全国伝動機商組合東京大会について(椿井理事長) 11月16、17日に開催する。役員6名が出席予定。3年後の名古屋大会についても今後話し合いをしないといけない。 ▽第3号議案=ボウリング大会について(長村副理事長)(服部理事・服部社長) 10月28日の午後7時から名古屋市中区にあるスポルト名古屋で開催される。会場の予約がとれなく日程が少し早まり76名が参加予定。 また、次回の例会は新年会として一月に行うことを確認した。 例会ではこのほか、懸案となっているインターネットを利用した電子商取引について引き続き意見交換が行われた。 業態の拡大による前進を 第37回通常総会開催 山信会 会員等100余名参集 山信会(会長=石川敏明氏・石川管工社長、山信と販売店・メーカーの集い)の「第37回通常総会」が、10月26日午後3時より名古屋市中村区の名鉄ニューグランドホテルを会場に、正会員並びに賛助会員ら百余名が参集して開催された。小川社長は「今後賛助会員様のお力を借りて、会員各社様の業態の拡大に繋げて頂けるよう弊社、山信会共々頑張っていきたい」と会員、賛助会員、山信の三位一体による前進を力強く述べた。 総会は、山信総務部の山口氏の司会進行で始まり、挨拶に立った石川会長は、出席方にお礼を述べた後、「日本経済は株安、円高などの進行により悪化し、企業にとっては三重・四重苦にさらされています。この様な状況下でも、山信会は少しでも前進していく会にしたい。色々な情報を取り入れ、一つでも前向きに取り組まないといけないことは、いつの時代でも言えることだと思います。来年は研修会に力を入れ、今後も皆様と共に活路を開く努力を惜しみなく続けていきたいと思います」と挨拶。 次いで、山信の小川社長が平素の拡販に対してのお礼を述べたあと、経済状況に不安要素が長引く中でも業態を拡大していくことで乗り切りたいと話し、「山信におきましては常に建設業界並びに設備業界の動向を的確に把握し、流通業の重要性を肝に銘じまして、会員の皆様方のご要望にお応え出来ますよう、会員様、賛助会員様、山信が三位一体となって、山信会の『限りなき前進』をスローガンに更に前進して参ります」と結んだ。 引き続いて、次の各議案を慎重審議し、何れも承認された。 ▽第1号議案=平成22年度事業報告 ▽第2号議案=平成22年度会計報告 ▽第3号議案=平成23年度事業計画案 ▽第4号議案=平成23年度予算案 三橋貴明氏を 招いて講演会 第2部では作家、経済評論家として活躍中の三橋貴明氏を招いて「経済ニュースの裏を読め」という演題で講演会が開催された。三橋氏は日本経済の真の問題はデフレーションであるとし、年金問題、円高、少子化、若者の失業率増加などの今世間で言われている経済問題の多くはデフレを解消すれば解決すると説いた。そのためには本来の供給能力を需要が下回り、GDP(国内総生産)が押さえつけられるデフレギャップを埋めることが策であり、それには政府が財政出動して埋めることだと公表データを基に論じた。他にも情報のゆがみによる問題を取り上げ参加者は真剣に聞いていた。 第3部の懇親会では、住友商事名古屋金属第二部鋼管チーム森口部長の乾杯音頭で開宴し、終始に渡り和やかに懇親を深め、浜島防災システム社の東専務取締役の中締めで盛況の内に終了した。 仕事運上昇色は青・水色や赤色 「開運・色風水セミナー」 愛鋲協 宮本眞由美先生を招いて 愛知鋲螺商協同組合(理事長=土方成一氏・金城螺子製作所社長)は、11月2日午後6時より名古屋市中村区にあるウインクあいちにおいて、AsianBeauty-COLORS代表の宮本眞由美氏を講師に招き、「開運・色風水セミナー」を開催した。 司会を事業部長の花井理事(ハナイタイト社長)が務め、講師が紹介された。宮本講師は、日本で数名しか取得者のいないカラーコンサルタント国際資格IACCを取得しており、企業からの講演会や市民講座、テレビ局への衣装提供など幅広く活動している。 色風水は色を見たり、洋服を身につけてその色の持つ運気やエネルギーを吸収し、恩恵を得るという風水のひとつで、低コストでできることから気軽に始められる風水として定評がある。 今回の色風水セミナーは、「仕事で使う小物」や「生活の中の小物」の色を上手に使うことにより仕事の運気をあげるという内容で、使うとよい「ご利益カラー」が紹介された。 【仕事運を上げる色】 赤・青や水色=ネクタイや洋服、小物の一部に身につけるとよい。風水の中には木、日、土、金、水があり、木が仕事運を大きく左右する。木は水と太陽で育つので、仕事の木を伸ばすという意味で水と赤色がいい。 ビジネス小物は黒色が多くなりがちだが、黒は継続を表し、前の年の運を継続するので、前年が悪い年であったなら黒は避けるべき。グリーン系は人の縁に恵まれる意味を持ち、応接室などのソファのクッションなどに使うと効果的。 【仕事運を上げる方角】東側(太陽が昇る)である。例えば携帯電話を充電する際も東側のコンセントがよい。東枕もよいが北枕が一番よい。 初秋の大阪城で歴史を紐解き 平成23年親睦旅行会開催 名古屋水栓販売協会 大阪市内を観光 名古屋水栓販売協会(理事長=土方隆氏・東洋物産社長)では、11月5日・6日の両日、「平成23年親睦旅行会」を開催し、11名が参加して大阪方面に向かい、大阪城を見学した。 当日は午後二時に近鉄特急難波行きに乗車して名古屋を出発。大阪市中央区本町にあるシティプラザ大阪ホテルに午後5時過ぎに到着した。 その後懇親会が開催され、伊藤理事(イトウ社長)の司会の下、土方理事長が「組合員さんお互いに懇親を深めていただき有意義な旅行にしましょう」と挨拶。内藤顧問(三和管材社長)が「今年は旅行が開催できてよかった」と述べ、乾杯の音頭をとり開宴した。棚山副理事長(丸一商会)の中締めの挨拶、在田副理事長(在田商店)の一本締めで閉宴し初日の日程を終えた。 翌日は初秋の大阪城公園にある木々がところどころ紅葉しているのを楽しみながら、大阪城を見学した。 大阪城の場所には戦国時代末期から安土桃山時代初期に石山本願寺があったが、1580年に石山合戦で焼失した際、豊臣秀吉によって大阪城が築かれ、豊臣政権の本拠地となった。豊臣時代、徳川の再築、江戸、昭和、平成と波乱に満ちた城の歴史を最新設備の展示で学びながら戦国時代の武将の生き様に思いを寄せ見学をした。 「エコジョーズ」シリーズが好調 営業利益率も上期として過去最高 リンナイ 2011年4月〜9月期連結決算 リンナイ(社長=内藤弘康氏・本社=名古屋市中川区)が11月4日に発表した2011年第2四半期(4‐9月)連結決算は、売上高は2期(同四半期比)連続の増収、営業利益は6期連続増益で過去最高を更新した。純利益は、投資有価証券評価損12億円を特別損失として計上し6.3%(前年同四半期比)の減益となったものの、65億7,500万円の黒字決算を発表した。 売上高は、2.6%増(前年同四半期比)の1,142億7,400万円、そのうち国内売上高は5.1%の増収となった。厨房機器は、震災以降、節約志向の影響で安価商品に需要がシフトしたものの、給湯機器・空調機器は、高い環境性能を持つガス給湯器「エコジョーズ」シリーズの販売と、電力不足を背景とした節電・省エネの時流に乗り、需要が大きく増え増収の要因となった。また、連結売上高の約3割を占める海外売上高は、円高の影響により1.8%の減収となったものの、新興国のインフラ拡大や先進国の堅調な買い替え需要により、長期的な成長路線を継続している。 営業利益は、3.7%増(前年同四半期比)の、115億1,600万円、上期としては過去最高の営業利益率10.1%を計上した。 増益要因としては、国内売上高の増収効果と給湯機器の高付加価値製品への切り替えに加え、ジャストインタイム、内製化、設計から加工・組立までの一貫生産の実施等が原価低減にもつながり、増益要因となった。これらの取組みのうち、設計担当者が設計段階からコストを意識できる環境を整備したことについて、内藤社長は「新商品は設計段階からコスト削減を行っているので理想的な製品に仕上がっている」とも話した。 同社は中期経営計画「改革と躍進」の最終年度に入り、その経営数値目標の達成に向けて順調に折り返している。2012年3月期の通期連結業績見通しでは、売上高は3.6%増(通期前年比)の2,480億円で2年連続の増収を、営業利益は7%増の270億円、営業利益率10.9%の達成を、純利益は前期比12.8%増の175億円、3年連続の増益を見込んでいる。 また、会見ではリンナイインドネシアにおいて、今後の需要の増加に対応するため、ジャカルタ郊外のバララジャ地区に新工場を建設することを明らかにした。現在のコンロ生産体制550万台から900万台へ増強を図り、販路拡大を目指す。竣工は2012年6月を予定。 売上高・純利益とも増収増益 通期では純利益135%増の計画 TOTO 2011年4月〜9月期連結決算 TOTO(社長=張本邦雄氏・本社=北九州市小倉北区)が10月31日に発表した2011年第2四半期(4‐9月)連結決算は、売上高は二期(同四半期比)連続、純利益は三期連続増益で増収・増益となった。 売上高は、国内住設・海外住設ともに伸張し、3%増(前年同四半期比)の2,119億円となった。昨年八月発売の新商品が継続して好調に推移している。 国内住設事業では、特に住宅着工が好調で新築売上げが伸長した。東日本大震災により生じた生産・供給の滞りや、消費マインドの低下は第2四半期において改善している。 海外住設事業では、11%の増収となった。アジア・オセアニア、欧州事業はいずれも増収・増益となり、なかでも中国事業が前期比25%増と全体の業績を牽引した。中国では金融引締め政策等による景気の減速が懸念されているが、同社が構築してきた高級ブランドとしての地位と事業基盤が強みとなっている。需要環境の厳しい米州事業では、為替の影響で10%の減収となったものの、現地通貨ベースでは、ほぼ前年並みの売上げを確保した。 営業利益は、212%増(前年同四半期比)の、61億1,100万円となり、営業利益率を2%改善した。 増益要因の一つは、販売が好調な新商品において、基幹部品・設計の統一化による原価低減を実現していることにある。加えて、平成21年にスタートした中期経営計画「Vプラン2017」に基づいた、全社横断型のコスト削減への取り組みが、経営計画を上回る増益につながった。 2012年3月期の通期連結業績見通しでは、新築とリモデルの販売施策を強化することで需要を取り込み、国内住宅市場の更なる回復を見ており、海外においても、中国・アジア諸国において大きく売上げを伸ばす見通しである。売上高は6%増(通期前年比)の4,600億円で2年連続の増収を、そして増収効果と更なるコスト削減を推進することで、営業利益は43%増の200億円、純利益は前期比135%増の120億円と、3期連続の増益を見込む。 また中国福建省に衛生陶器の工場を建築中であり、2013年8月に稼動予定であると明らかにした。 転換期の中、目標の共有化を 下期方針発表会開催 中部みらい会 会員ら80余名が出席 中部みらい会(橋本総業と販売店、メーカーの集い)は10月26日午後4時30分より、名古屋市東区葵のメルパルク名古屋において「平成23年度下期方針発表会」を開催した。発表会には中部みらい会の会員、賛助会員ら80余名が出席した。 はじめに正会員を代表して丸金商会の竹内社長が挨拶に臨み、今年の3月11日に発生した東日本大震災の被災者に対しお見舞いの言葉を述べた後、商品の流通について「近年、メーカーさんによる直接販売などが目に付いてきております。インターネットの発達、また競合により致し方ないということは分かりますが、少し言い方に語弊があるかとは思いますが、メーカーさんが今日に至るまでには、私ども問屋、流通と手を取って、ここまで来たのではないかと思っております。橋本総業さんのお言葉を借りるなら、三位一体、四位一体ということです。メーカーさんと橋本総業さんと私どもが手を取り合い、そしてユーザー様、最終消費者様にものをお届けする、今までのBtoBtoCというビジネスモデルを大事にしていただきたい。本当にBtoCにシフトしつつあるかと懸念しています。どうかこの場にいるメーカーさんには、従来通りの流通のルートを大事にしていただきたいということを、切にお願いしたいと存じます」と述べた。 賛助会員を代表して江島TOTO名古屋支社副支社長は挨拶で、会員に対し日頃の拡販と震災対応に感謝の言葉を述べた上で、今年の市場について「新築 プラス リフォームということで、下期の半年間はフォローの風が吹く」との見方を示した。住宅のエコポイントが復興支援住宅エコポイントという形で復活することに触れ、リフォームについて益々客の意識が高まることや、学校、病院などの耐震化が進むことなどを見込み、「リフォームや非住宅の関係への取り組みをぜひ進めていただきたい」と話した。 橋本総業の方針発表では、まず橋本社長がビデオメッセージでマーケットの動向について述べた。「マーケットは世界的に大転換期にあり、不確実性の高い時代」と捉え、日本においては、東日本大震災で考え方が変わり、絆が大切、安全安心が大切といった方向に変わりつつあると指摘した。 業界については、住宅の新築が9月に終了したエコポイントの駆け込みなどで昨年に比べ若干の増加▽非住宅は復旧・復興に全力が注がれている▽公共は地震対策や病院と老人施設の整備をしている▽リフォームは投資マインドの縮小で厳しかったが若干戻りかけているとし、地震の影響で需要が大きく変わってきていると橋本社長。「みらい会の会員の皆様と転換期の中で、一緒に目標をもち、一緒に行動し、そして成果を分かち合おう」と結んだ。 続いて、橋本総業の阪田専務が下期の全社方針について発表。下期の基本取り組みとして@取引先の「要望の実現」A「自然と売れる」しくみと関係づくりB新商材への取り組みを掲げ、日売りの拡大、物件の徹底受注、情報収集・提案の推進、新規分野への取り組みを重点テーマに進めると説明された。 「みらい会」活動では、会員との意思疎通、暖房機器の省エネ提案、ショールームの複合提案、会員の増強などに取り組み、さらに得意先を対象とした「持ち株会」の準備も進める。 望月中部支店長は、中部みらい会の上期の活動報告と下期の活動計画を示した後、下期方針について発表した。下期は「お役様の視点に立ち行動する」ことを念頭に、CS11ヶ条(@見積A提案BレベルアップC行動D即答E配送F情報G品揃H施工・加工IメンテナンスJイベント)を遂行し、「正直・親切・熱心・感謝」の気持ちでベストパートナーを目指す。 引き続いて、各分野別代表メーカー(化成品分野=積水化学工業、住設分野=TOTO、給湯分野=ノーリツ、空調分野=ダイキンHVACソリューション東海、電力分野=中部電力)の方針発表があり、その後、別室にて懇親会が催された。 懇親会は大藪大清社長による乾杯の音頭で開宴、橋本総業社員と正会員、賛助会員らが情報交換をしながら親睦を深め、宇佐見橋本総業中部ブロック長の中締めでお開きとなった。 機械式緊急遮断弁の実演も 社員技術研修会を開催 中部桃友会 開発改良テーマコンテストも発表 中部桃友会(会長=伊藤捷三氏・沼津管材会長、ベンと特約店の集い)では、11月1日午後2時より、名古屋市西区の名古屋逓信会館で「社員技術研修会」を開催し、営業マン36名が参加して、安心・安全・省エネ製品をテーマに拡充した自動弁と新製品、その他の情報について研修した。 今回は新製品であるバタフライタイプの『機械式緊急遮断弁』が会場に持ち込まれ、作動・手動による復帰が前で行われると「簡単に復帰できました」と体験した参加者は感想を述べていた。 また第2部の懇親会の中で、「中部桃友(栄)会開発改良テーマコンテスト」の優秀表彰者の発表があり、大賞には村松商店本社の村松淑美さんのテーマが選ばれた。 研修会はベン名古屋営業所の青柳所長が司会を務め、会を代表して挨拶に立ったイトウの伊藤社長は、「ベンさん社員の方々は柔軟性があってバランスがとれてみえてファンが多いです」と挨拶。 研修終了後は、西日本営業部執行役員の木下部長が日頃の拡販に対してお礼の挨拶を述べるとともに、製品開発改良提案書の提出と、『機械式緊急遮断弁』の拡販への協力依頼がされた。 研修内容は次の通り。 ▼安心・安全・省エネ(自動弁のご紹介)@震災対策用緊急遮断弁A省エネ対策用電磁弁Bその他の省エネ対策 ▼新製品紹介 ・「機械式緊急遮断弁」 バタフライ式で小型・軽量・低圧力損失。作動及び待機時の消費電力「ゼロ」の究極の省エネタイプ。バッテリー交換不要で維持管理が容易。7秒程度で閉まり、電動弁よりも早い。 ・「KT型ストレーナ」 独自の新構造でメンテナンス容易。小口径・ステンレス鋼製をラインナップ。水道法性能基準適合品も揃え給水装置にも取付け可能。 ・「吸排気弁」急速吸気機能により負圧発生時の逆流防止。圧力下排気機能により滞留した空気も確実排気。初期排気機能により初期通気の迅速化。 ・「平静シリーズ水用減圧弁」ステンレス鋼製・ねじ込形に小口径が追加。 ▼その他の情報 平成22年度版公共住宅建設工事共通仕様書の変更内容について。 体験型の研修が大好評 静岡地区にて開催 静岡地区においても翌日に同様の研修会がホテルプリヴェ静岡ステーションで開催され、営業マン21名が参加した。同会幹事の村松尋代氏(村松商店専務)が来賓として出席し挨拶した。 研修は会員からの「眠くならない勉強会を実施してほしい」の要望を受け、「体験型」の内容に一新。20分の講義の後はすぐに実機で確かめられるよう、人数分の自動弁が会場に用意された。また電磁弁「桃太郎U」の仕組みを学ぶ分解実験も盛り込まれた結果、参加者同士の会話も生まれ楽しそうに学ぶ姿が見られた。 この人訪問 LIXIL 広報部主幹 藤田 邦高氏 A−2 (前号の続き) 藤田さんは、福利厚生担当として社員食堂の管理以外に退職後の生活プランを指導する役割も担っていた。 「福利厚生が社員に提供する内容は『経済』『健康』『生きがい』の3つが柱となります。実際には退職後の生活の基盤となる『経済』が強調され、他2つはパンチが弱いのですが、先に『健康』が解決されれば、不安や心配を減らし、生きがいが増して自助努力を進め、経済の施策も別の展開が見える」と考え、97年4月から社内で食生活診断をして集計を取り続けた。大学の工学部を卒業し、入社後6年間は、特許出願等の技術系の仕事を担当しており、「好奇心旺盛で、とことん調べることが好き」。誰もが日常的に無理なくできる「健康を高める技術」や「具体的な提案」を探し続けた。 ご飯派は体調が良いという集計結果に 結果、食生活習慣と健康状態との関係において同社が行った集計結果では、検診で不具合が見つかり、体調が悪かったり、ストレスを感じる人の食生活は、毎日食べるご飯の量が茶碗1.8杯と少なく、体調が良い人の食生活は毎日食べるご飯の量が茶碗3.2杯であった。 そして幕内さんに監修してもらい考案された「新健康メニュー」が97年10月から社内で提供された。全国17箇所の社員食堂で、毎日3,750食は社員と会社が負担しており、安全、健康、嗜好を考慮した新規メニューを導入することで、食材の仕入れ価格も見直したことから、年間の食堂管理費も数千万円削減ができた。導入当初は1日50食限定だった「新健康メニュー」が現在メニュー数の2割となっており、女性を中心に中年男性にも人気がある。 その後1999年に経営企画部広報部に異動になり、現在は広報という立場で社内外に蓄積したデータを根拠に食生活の改善を発信している。藤田さんにとって仕事のモットーは「明るく楽しく元気に行うこと」。昭和27年9月28日生まれの59歳。 ロボットサービスイニシアチブ(RSi)が 研究開発支援の成果を公開 ロボットサービスイニシアチブ(RSi、代表=長島是氏・三菱重工業)は11月7日、インターネットを活用した多様なロボットとロボットサービスの相互接続を実現するために必要な技術と実装を公開すると発表した。 クラウドシステムやインターネットと各種のディバイスとの連携と統合が注目される中、2009年から開始したロボットサービスの立ち上げ支援の成果の一部として公開するもので、従来から行っているRSi策定のロボットサービス仕様書(RSNP-Robot Service Network Protocol V2・3)とJava/AndroidTM でロボットサービスが開発できるRSNPライブラリの公開に加え、新たにiPhone、iPad2やiPod touchなどモバイル機器向けロボットサービスアプリケーション「RSiCameraRobot」と、研究開発サイト「RSiロボットマップ」の一般向け無償公開を行う。 RSiCameraRobotは、スマートフォンをRSi仕様のロボットカメラとして動作させることで、RSiロボットマップサイトで提供している見守りサービスを大型のサービスロボットと同様に受けることができるもの。これを使うことで、サービスロボットを持たない多くの開発者が容易にロボットサービスを開発したり、これをもとに小型のロボットを試作できる等の特徴がある。これらは国際化対応しており、グローバルな利用も期待できるという。 これらRSiCameraRobot、研究開発サイトをはじめ、小型ロボットから大型のサービスロボットの連携の実証実験など、RSiの研究開発成果の詳細については、11月9日から東京ビッグサイトで開催された2011国際ロボット展において展示とデモンストレーションが行われた。 RSiは、今後もロボットサービスとロボットの普及、研究開発を継続的に続けるとともに、国際的な展開を進めて行きたいとしている。 【RSiCameraRobotについて】 RSiCameraRobotは、iPhoneをRSi仕様のロボットカメラとして動作させるためのアプリケーションで、産業技術大学院大学ネットワークサービス研究所が開発したもの。スマートフォンの撮影している画像をRSiロボットマップサイトで提供している見守りサービスを用いて、インターネット上のPCからモニターすることができる。このアプリケーションはiPhoneの他、iPad2やiPod touchで動作し、AppStoreSM からグローバルに無償で入手できる。 【研究開発サイト「RSiロボットマップ」について】 研究者がさまざまなアイディアを試みることのできるインターネット上の開発/実行環境サイトで、常時運用されている。サービスとして接続しているロボットの位置を地図上で示すRSiロボットマップ、ロボットカメラの画像をインターネット経由でモニターする見守りサービスが提供されている。このサイトは、国際化されて、英語での表示も可能で、英語圏やアジアからの利用も可能。産業技術大学院大学ネットワークサービス研究所が開発した。 【ロボットサービスイニシアチブ(RSi)について】 RSiは、ロボットによる通信ネットワークを活用した魅力あるサービス(ロボットサービス)を簡単かつ便利に利用できる社会を目指し、相互運用性のあるロボットサービスについて関連団体と協力・連携しながら仕様の作成・公開、実証実験、普及促進を行うことを目的に設立された団体。 現在、三菱重工業、富士通、富士通研究所、東芝、日本気象協会、日本電気通信システム、セック、安川電機、ライトウェア、産業技術大学院大学、公立はこだて未来大学の11団体が正会員となっている。また、奈良先端科学技術大学院大学、中京大学、産業技術総合研究所、東京大学大学院、名城大学、金沢工業大学、名古屋工業大学大学院、芝浦工業大学、首都大学東京の九研究機関が協力会員として参加している。 ※AndroidはGoogle Inc.の商標。 ※iPhone、iPad、iPod touch、AppStoreは、Apple Inc.の登録商標または商標。 タイの洪水の情報・影響や 経営理念などで意見交換 名機工同友会 10月例会を開催 名機工同友会(会長=田中知之氏・ミユキ商會社長)は10月26日午後6時30分より、東京第一ホテル錦で「10月例会」を開催した。 冒頭、田中会長の挨拶に続いて、各部の報告があり、その後、情報交換が行われた。情報交換の場での出席者の主な発言内容は次の通り。 @「ビジョン経営」について ・営業店舗を増やすビジョン ・景気に左右されない会社づくり A「経営理念」について ・感謝とお客様ありき ・頑張れ日本の製造業 ・経営理念を朝礼で唱和する ・良心をもって良品を ・社員の幸せと会社の発展 ・確実なる前進 ・お客様に愛される会社 ・健全な経営体質をつくる ・顧客満足度NO,1 ・「NO」を言わない会社 ・会社に関わる人々全ての人間性向上と幸福 ・会社に経営理念がない中小企業も多いとのこと B「残業」(残業代)について ・残業代は出していない(ほとんどの会社) ・営業職なので出していない ・残業代は払っていないが別に報奨金制度を設けていて、そちらにONしている ・残業=能力外と考え、出さない ・残業をさせていない ・臨時出勤(休日出勤)は出すが、残業は出していない C「タイ洪水」メーカー、ユーザー情報 ・切削工具メーカーの一部がタイ生産なので納期に影響あり ・半年〜1年ほどは無理と判断、国内生産にもどすユーザーが多い ・メーカー、ユーザー共、タイ離れが進んでいる(洪水の影響が長引くため) 省エネ・節電から創エネまで 環境・省エネ展示会2011in中部 三菱電機中部支社 2500名が来場し盛況 三菱電機(社長=山西健一郎氏・本社=東京都千代田区)の中部支社(執行役員支社長=井口功氏)および関係会社15社では、10月25・26日の両日、名古屋市東区にある名古屋製作所FAコミュニケーションセンターで『省エネ・節電から創エネまで、三菱電機グループができること』をテーマに「環境」「省エネ」「節電」分野の製品・システム・サービスなどを紹介する「三菱電機グループ 環境・省エネ展示会2011in中部」を開催した。 期間中、ビル・事務所・店舗・ホテル宿泊施設のオーナー・管理者および関係者、製造業、社会インフラ関係のユーザーなど約2,500名が訪れ活況を呈した。 会場は15社が工場やビル、家庭など5ゾーン分かれて55アイテムを出品した。 話題のアイテムの一部を紹介すると、電力コストの削減が課題となる中、工場や店舗・ビルで電力コスト削減に活躍するのが「デマンド監視・制御装置DEMACON」。これは「デマンド(需要電力)」を常に監視し、必要に応じて、警告・負荷制御を行う。この製品によって契約電力300kwを250kwに低減した場合、電気料金を年間92.9万円節約できる。 家庭用の省エネ製品としては「三菱エコキュート」。これは、ガス給湯器のランニングコスト1/3でお湯を沸かせるヒートポンプ式。高効率運転と夜間電力利用で家計おもい。バブルおそうじ機能が人気機能となっており、業界初のマイクロバブルの力でふろ配管を自動洗浄してくれる。説明員は「この機能が購入された方の決め手になっています」と話していた。 また、展示会併設イベントとして、セミナーや工場視察会が開催されいずれも好評を博した。 上半期の産業機械受注額 2年連続で前年を上回る 日本産業機械工業会調べ 日本産業機械工業会は平成23年度上半期(平成23年4月〜9月)の産業機械受注状況を11月に発表した。 発表によると、平成23年度上半期の総受注高は前年同期比17.3%増の2兆5,044億円となり、年度上半期としては2年連続、年度半期としては4期連続で前年同期を上回った。 このうち内需は同9.1%増の1兆5,846億円となり、年度上半期としては2年連続、年度半期としては3期連続で前年同期を上回った。外需は同34.5%増の9,198億円となり、年度上半期としては2年連続、年度半期としては4期連続で前年同期を上回った。 内需のうち、製造業向けは、化学、旧一般機械向けが増加し、同7.7%増の5,258億円となり、年度上半期としては2年連続、年度半期としては2期ぶりに前年同期を上回った。非製造業向けは、電力、その他非製造業向けが増加し、同19.8%増の6,674億円となり、年度上半期としては2年ぶり、年度半期としては2期連続で前年同期を上回った。これにより製造業向けと非製造業向けを合わせた民需の合計は、同14.2%増の1兆1,932億円となり、年度上半期としては3年ぶり、年度半期としては2期連続で前年同期を上回った。 また、官公需は、国家公務、地方公務等のすべての需要部門が減少し、同6.0%減の2,550億円となり、年度上半期としては2年ぶり、年度半期としては二期連続で前年同期を下回った。代理店向けは、同0.6%増の1,363億円となり、年度上半期としては2年連続、年2.9%増)、変速機(同8.0%増)、金属加工機械(同30.5%増)、その他機械(同4.2%増)の11機種。減少した機種は、圧縮機(同4.7%減)の1機種であった。 一方の外需は、中東、アフリカを除くすべての地域で増加したことから、前年同期比34.5%増となった。 外需で増加した機種は、ボイラ・原動機(前年同期比53.0%増)、化学機械〈冷凍含む〉(同28.9%増)、タンク(同133.4%増)、ポンプ(同11.4%増)、圧縮機(同36.6%増)、運搬機械(同1.4%増)、金属加工機械(同66.3%増)、その他機械(同32.3%増)の8機種。減少した機種は、鉱山機械(同57.3%減)、プラスチック加工機械(同12.7%減)、送風機(同30.5%減)、変速機(同4.3%減)の4機種であった。 機種別の受注状況は次の通り。 @ボイラ・原動機=電力・外需の増加により前年同期比25.9%増の8,497億円。 A鉱山機械=鉱業の増加により同2.3%増の71億円。 B化学機械(冷凍機械を含む)=化学、旧一般機械、電力、外需の増加により同14.8%増の5,951億円。 Cタンク=石油・石炭、外需の増加により同87.8%増の270億円。 Dプラスチック加工機械=外需の減少により同6.8%減の866億円。 Eポンプ=電力、外需、代理店の増加により同7.9%増の1,398億円。 F圧縮機=外需の増加により同15.3%増の1,591億円。 G送風機=運輸・郵便の増加により同6.7%増の103億円。 H運搬機械=繊維、非鉄金属、その他製造業、情報サービスの増加により同2.5%増の1,696億円。 I変速機=化学、自動車、造船、その他製造業の増加により同4.9%増の300億円。 J金属加工機械=外需の増加により同56.7%増の1,418億円。 Kその他機械=その他非製造業、外需の増加により同8.0%増の2,877億円。 9月の受注額は 前年同月比40.4%増 併せて発表された、産業機械の平成23年9月の総受注高は前年同月比40.4%増の6,032億7,200万円となり2か月ぶりに前年を上回った。 内需は同49.8%増の4,310億900万円で2か月ぶりに前年を上回った。製造業向け、非製造業向け、官公需向けが増加した。 外需は同21.5%増の1,722億6,300万円となり6か月連続で前年を上回った。このうちプラントは2件あり、受注高は50億1,800万円だった。 アセアンでの販売強化に向け 工作機械事業で合弁会社 山善とシチズンマシナリーミヤノ 山善(社長=吉居亨氏、本社=大阪市西区)とシチズンマシナリーミヤノ(社長=杉本健司氏、本社=長野県北佐久郡御代田町)は11月1日、さらなる市場拡大が期待できるアセアン市場においての販売強化を目的に、シンコム・ミヤノ・オーシャンシンコムブランド製品の販売・サービス・エンジニアリング機能を統括する新会社「CINCOM MIYANO ASIA SALES CO.,LTD.(シンコムミヤノアジアセールス)」を設立すると発表した。 山善は、25年前からアセアン地域におけるシチズンの代理店として、シンコム製品の販売・サービスの拡大を行ってきた。今年四月のシチズンマシナリーミヤノの誕生に合わせて、ミヤノ、オーシャンシンコム製品も加えることでの相乗効果により、各製品群の拡販を図る。 加えて、新会社の設立により、シチズンのタイ現地法人「シチズンマシナリーアジア」のエンジニアリング機能と、山善の販売・サービス機能が融合されることで、メーカー、ユーザー双方からの情報伝達速度や正確性が増し、製品だけでなく、アプリケーションの提案や顧客ニーズへの対応といった、トータルソリューション型営業の下地が強化され、既存顧客の満足度の向上や新規顧客開拓を見込んでいる。 新会社は、7カ国(シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、インド)の山善現地法人を統括して、2013年度には売上50億円を目指し、各種活動を行っていく。 【新会社概要】 ・社名=CINCOM MIYANO ASIA SALES CO.,LTD. ・所在地=1230 and 1230/1 Rama 9 Road, Kwang Suanluang,Khet Suanuang,Bangkok 10250.Thailand(山善タイ現地法人、本社内) ・資本金=4,000万バーツ(約1億円) ・持ち株比率=山善51%(山善タイランド50%、山善(タイ)エンジニアリング1%)、シチズン49%(シチズンマシナリーアジア49%) ・代表者=福田佳彦氏(現山善アセアン機械統括長) ・従業員数=15名 ・設立=2012年1月1日予定 ・主な事業内容=シンコム・ミヤノ・オーシャンシンコム製品の販売、及びサービス 得意先・仕入先ら108名が参加 「2011どてらいゴルフコンペ」 山善 東建塩河CCで開催 山善名古屋営業本部(本部長=森園慎一氏、住所=名古屋市熱田区白鳥2-10-10)は10月24日、岐阜県可児市の東建塩河カントリー倶楽部で「2011どてらいゴルフコンペ」を開催、中部地区の山善得意先及び仕入先ら合わせて百八名が参加した。 この「どてらいゴルフコンペ」は、日本全国に及ぶ山善の営業エリヤのうち、名古屋営業本部だけが行っている30年以上の歴史ある行事で、リーマンショック以降、2009年、10年は中断していたが、今年復活した。得意先の部、仕入先の部、満60歳以上の参加者によるシニアの部の3部門に分かれ、それぞれ優勝を目指した。 当日は、午前八時に同倶楽部の西、北両コースの一番と六番ホールから同時にスタート。日頃の腕前を競った結果、シニアの部では大津征夫氏(大津屋)、得意先の部は久田邦義氏(サンシン)、仕入先の部は高塚宏一氏(タカラスタンダード)がそれぞれ優勝した。 プレー後のパーティーでは、川端山善名古屋営業本部副本部長の司会進行のもと、表彰式に駆けつけた山善社長が、日頃の支援と愛顧に感謝の意を表した上で、今期の業績予想を上方修正したことや30数年にも及ぶどてらいコンペの歴史に触れながらユーモアを交えて挨拶。 参加者を代表して辛島秀豪ダイキンHVACソリューション東海社長は挨拶で、日頃の拡販活動とコンペ開催に対するお礼を述べ、「お互いに絆を深めることが、商売の原点である。これが、このどてらいコンペの意義だと感じております。三位一体となって絆を深めていき、商売を発展させ、東日本にもこの元気が伝わっていくようにしたい」と語った。 順位の発表に移り、シニア、得意先、仕入先の順に表彰が行われた。 森園山善名古屋営業本部長よりお礼の言葉があり、終了した。 上位入賞者は次の通り。 【シニアの部】 ▽優勝=大津征夫氏(大津屋)N72・0H18・0 ▽準優勝=神谷竹彦氏(サカエ)N72・8H7・2 ▽第3位=北村裕氏(武田機械)N72・8H7・2 ▽ベストグロス=神谷竹彦氏(サカエ)80、北村裕氏(武田機械)80 【得意先の部】 ▽優勝=久田邦義氏(サンシン)N70・8H7・2 ▽準優勝=芦川弘樹氏(タイセー)N71・2H10・8 ▽第3位=熊谷貞男氏(太洋エンジニアリング)N71・8H19・2 ▽ベストグロス=久田邦義氏(サンシン)78、安井郁雄氏(安井コーポレーション)78、平光靖氏(ファイブエンジニアリング)78 【仕入先の部】 ▽優勝=高塚宏一氏(タカラスタンダード)N73・0H12・0 ▽準優勝=北垣弘樹氏(スーパーツール)N73・2H16・8 ▽第3位=松尾康弘氏(キャムタス)N73・2H10・8 ▽ベストグロス=久留俊弘氏(オーエスジー)83 平成23年度超硬工具協会賞決まる 業界功労賞1名、技術功績賞18件 作業・事務・生産技術等の改善賞5件 超硬工具協会(理事長=田中啓一氏、所在地=東京都千代田区)はこのほど、平成23年度超硬工具協会賞の受賞者を発表した。この賞は1978(昭和53)年に設けられた表彰制度に基づき、毎年実施されているもので、今回は通算34回目にあたる。今年度の受賞者は業界功労賞1名、技術功績賞18件、作業・事務・生産技術等の改善賞5件。 受賞一覧 業界功労賞(1名) ●吉村寛範(よしむら ひろのり)氏 (三菱マテリアル) 昭和23年2月3日生まれ、満63歳。 平成19年6月〜理事長(2年間)、同21年6月〜常任理事(1年間)、同19年6月〜協会代表者(3年間)。 技術功績賞 (10社18件) ●『エポックDスレッドミル』の開発(日立ツール) 【技術の特徴】金型の高硬度化にともない高硬度直彫りのニーズが増加しており、あらかじめ完成品硬度に事前熱処理された高硬度金型材に対し、安定した効率のよいねじ切り加工を行うことを目的としたねじ切り工具を開発した。高硬度金型材に対し下穴なしで安定して効率よくねじ切り加工を行えるため、従来の放電加工と比較し高能率加工が可能となった。 ●AVアーバ(防振アーバ)の開発(日立ツール) 【技術の特徴】大型金型・大型機械部品加工等における、突き出し長さと工具径の比(L/D)が六以上の工具を使用する加工で問題となる工具のビビリ振動を低減し、高能率加工に貢献する事を狙った工具である。その目的を達成すべく、内蔵するダイナミックダンパーの最適設計技術を開発した。 ●フジロイ合わせガラスカッターの開発(冨士ダイス) 【技術の特徴】本工具は、主として自動車のフロントガラスなどに用いられている合わせガラスの破断除去を容易にし、自動車のリサイクルをし易くする工具である。 ●鋳鉄旋削加工用CVD工具『CA45シリーズ』の開発(京セラ) 【技術の特徴】鋳鉄部品を加工する業界向けのCVDコーティング工具材料であり、国内市場での更なる生産性向上や、急拡大する新興国市場の厳しい高能率加工への適用を目指した。長寿命化および安定加工を目的として、従来製品で不足していた被膜の密着性と、耐溶着性を飛躍的に改良した点に特徴がある。 ●高能率フェースミルMFPN型の開発(京セラ) 【技術の特徴】「切削抵抗が低い」「欠損に強い」「切りくず排出性に優れる」高能率フェースミルを提供することにより、ユーザーの生産性向上に貢献。「5角形10コーナチップ」により、コスト削減に貢献することを目的とする。 ●高圧クーラント用ヘッドコロターンHPの開発(サンドビック) 【技術の特徴】高圧にすることによって高められた流速および流量をもつクーラントが刃先に供給された場合、熱分布、切りくず処理、刃先の摩耗状態に著しく影響する。適正な箇所にクーラントを当てることで、切削熱の影響を大きく受けるチップとワークとの接触面の温度が劇的に低下する。また、これにより切りくずが分断されやすくなり、切りくず絡みが減少する。この結果、良好な切りくず処理、仕上げ面、生産性の向上、および長い工具寿命が得られる。 ●鋼旋削用サーメット『T1500A』の開発(住友電工ハードメタル) 【技術の特徴】自動車や産業機械等の鋼部品の仕上げ切削加工に用いられる旋削用サーメットチップで、特に顧客から強く要望され続けている仕上げ加工での加工面品位の大幅な改善を狙った製品。高性能化と安定性向上のためにサーメット母材の組織制御技術を開発し、耐摩耗性と耐欠損性を従来製品比1.5倍以上に向上させることに成功。専用開発した滑らかな刃先処理との組み合わせで光沢のある仕上げ面を実現した。 ●焼入鋼加工用CBN焼結体『BN2000』の開発(住友電工ハードメタル) 【技術の特徴】CBN焼結体工具による焼入鋼の切削は、従来の研削加工に比べて設備投資費の削減や高能率化の効果によって、研削から切削への置換が進んできた。近年は、高精度な小物部品や複雑形状部品、難削な焼入鋼に対しても切削化が望まれている。結合材組織の抜本的改良で、より鋭利な刃先を生成し、耐摩耗性を維持しつつ優れた耐欠損性を得ることができ、従来比約2倍の工具寿命も達成。 ●高能率仕上げ加工用『Sヘッドエンドミル』の開発(ダイジェット工業) 【技術の特徴】Sヘッドエンドミルは、先端エンドミル部が交換可能な超硬大径ソリッドエンドミルである。超硬合金の持つ高強度な特性を活用した、勘合部に鋼材を用いないオール超硬シャンクに取り付けが可能な構造を合わせ持つことにより、ヘッドおよびシャンクがオール超硬となり、ソリッドエンドミルに匹敵する剛性を有し、振動抑制効果により長寿命化を実現し、かつダブルポジ多刃仕様により低抵抗で高能率加工が可能なことを特徴とする。 ●レアメタル(WC、Co)を用いない工具材料の開発(ダイジェット工業) 【技術の特徴】主に金属の切削加工、塑性加工等に用いられる従来の超硬合金はWC、Coを主原料としたものであるが、本件はこれらの原材料(レアメタル)を全く使用しない硬質工具材料、及びその材料を適用した工具の開発・量産を目指したものである。 ●焼入れ鋼加工用CBN材種『BXMシリーズ』の開発(タンガロイ) 【技術の特徴】従来のコーテッドCBN材種は、切削初期に生じた被膜剥離を起点に異常摩耗や突発欠損に至る場合があり加工数量は安定せず、生産性向上の障害となっていた。被膜剥離機構や工具損傷進行形態を詳細に検討し、加工数量の安定かつ長寿命とする新規技術を適応した専用被膜および専用母材を開発した。安定した加工を実現した2材種で、広い加工領域をカバーした。 ●超高送りカッタDoFeed Miniの開発(タンガロイ) 【技術の特徴】主軸のトルク・剛性は低いが、テーブル送りは速いという♯30・♯40クラスのマシニングセンタの特徴に着目した。あえて最大切込み量を1mmに制限し、多刃化すること、超低抵抗三次元刃形とすることで、小型マシニングセンタの能力を最大限に活用した超高能率加工を実現した。 ●内径加工用工具『モーグルバー』の開発(日本特殊陶業) 【技術の特徴】小型CNC自動旋盤での内径中ぐり加工は、切屑噛み込みによるチップ折損や加工面品位の低下、切屑がワーク内やホルダに絡まる等、安定した加工には切屑処理が重要である。また、シャンク径も小さいため、剛性不足によりびびりが発生しやすい。モーグルバーは、良好な切屑処理性能と高いホルダ剛性を両立した工具であり、切屑処理トラブルや加工面品位の向上を実現した。 ●ステンレス鋼用超硬ソリッドドリルMMS形の開発(三菱マテリアル) 【技術の特徴】ステンレス鋼は熱伝導率が小さく切削熱が蓄積されやすいため、従来ドリルでは切削条件を低く設定する必要があった。この課題を解決するため、超硬素材へのクーラント穴付与技術を開発した。従来比二倍のクーラントを高速に吐出させることが可能となり、安定した高能率加工を実現した。ステンレス鋼加工に特化した切刃デザインと専用PVDコーティング材種を採用し、優れた切りくず処理性と長寿命加工を実現した。 ●鋼高能率旋削加工用材種UE6105の開発(三菱マテリアル) 【技術の特徴】鋼系部品の高能率加工を目的として開発された旋削用のコーティング材種である。UE6105はCVD法によるアルミナ(Al2O3)コーティング層を有するが、アルミナの耐摩耗性を十分引き出す手法として、『最もこすり摩耗が進行しにくいアルミナの結晶方位』を研究したうえで、その結晶方位にアルミナが結晶成長するよう、CVD成膜プロセスを制御した点に大きな特徴をもつ。 ●チタン合金加工用刃先交換エンドミルVFX形の開発(三菱マテリアル) 【技術の特徴】本製品の開発では、『低切削抵抗』『高剛性』『刃先冷却性能』というチタン合金の加工で重要とされる要素を最適化した。VFX形は、例えばエンドミル径φ80の場合、切りくず量で500cc/minを超えるという、従来チタン合金の加工の常識では考えられないレベルの排出性能を有することが特徴である。また新開発したインサート材種「MP9030」との組み合わせで、大幅な工具寿命の延長を可能とした。 ●PCB工具用DLC皮膜『ULF』の開発(ユニオンツール) 【技術の特徴】近年PCBドリルの極小径化が進んでいるが、工具寿命の延長、および加工効率改善のためのPCB重ね枚数増加の試みに対して、耐折損性の改善が最大の課題である。そういった極小径PCBドリルの耐折損性を飛躍的に改善するDLC皮膜『ULF』を開発、量産化に成功しドリルの長寿命化を実現できた。 ●PCB用制振型コンポジットドリルの開発(ユニオンツール) 【技術の特徴】限りある資源である超硬合金を九五%削減したソリッドタイプと同等の制振性を持ったコンポジット型プリント配線板用超硬ドリルを開発した。制振性ばかりではなく、特殊な拡散接合方式を開発し、信頼性の高い工具となっている。 作業・事務・生産技術等の改善賞(5社5件) ●回転式炭化炉のカーボン製治具の寿命延長(アライドタングステン) ●フライスの端面等の加工方法改善(ダイジェット工業) ●帳票類処理業務の効率化(富士精工) ●研削精度向上に寄与する被研削物の固定装置(冨士ダイス) ●生産活動に関連した廃棄物のゼロエミッションの達成(三菱マテリアル) 第19回ダイドーニューイヤーコンサート 2012.1.22愛知県芸術劇場 オペラ界でいま最も輝くミューズ 幸田浩子さんと林美智子さんをゲストに 新春を彩る「ダイドーニューイヤーコンサート」が来年の1月22日、名古屋市東区の愛知県芸術劇場大ホールで開催される。 このコンサートは、メカトロニクスの専門商社ダイドー(社長=山田貞夫氏、本社=名古屋市中村区名駅南4-12-19)が主催し、同社の顧客をはじめとする取引先関係者や施設の子供たちを招待して毎年行われるもので、今回で19回目を迎える。地元のオーケストラ、セントラル愛知交響楽団の演奏に加えて、毎回さまざまな魅力あるゲストを招き、楽しいトークも交えて気軽にクラシック音楽に親しめる、年明け恒例のイベントとして楽しみにしている聴衆も多い。 今回のゲストは、オペラ界で人気のソプラノで、NHK―FM「気ままにクラシック」にて笑福亭笑瓶氏とともにパーソナリティとしても活躍中の幸田浩子さんと、「NHKニューイヤーオペラコンサート」に2005年より連続出演中の人気・実力ともに兼ね備えたメゾ・ソプラノ、林美智子さん。いま最も旬なみずみずしい歌手の2人がダイドーニューイヤーコンサートに登場する。ソロあり、デュエットあり、見た目も華やかで美しい、2人のミューズが織りなす極上のひとときを是非楽しみたい。 指揮はセントラル愛知交響楽団常任指揮者の齊藤一郎氏。恒例となった山田ダイドー社長の特別指揮は、チャイコフスキーの序曲「1812年」より。こちらも見どころの一つだ。 開場は午後2時、開演は午後3時から。 ゲストのプロフィール ソプラノ 幸田浩子(こうだ ひろこ)さん 透明感溢れる美声と華やかな舞台姿で、現在最も人気を集めているソプラノ。 東京藝術大学を首席卒業。同大学院、及び文化庁オペラ研修所を経て、ボローニャ、及びウィーンで研鑽を積む。 数々の国際コンクールで上位入賞し、研修後直ちにヨーロッパの大歌劇場へ次々とデビュー。カターニア・ベッリーニ大劇場『清教徒』エルヴィーラ、ローマ歌劇場『ホフマン物語』オランピア、シュトゥットガルト州立劇場『皇帝ティトの慈悲』セルヴィーリア等数々の大舞台で主要な役を演じて活躍。 2000年名門ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約し、『後宮よりの逃走』、『ファルスタッフ』等に出演。専属を離れてからも、『魔笛』夜の女王で客演。 国内では新国立劇場、二期会の公演で主役級を演じており、『ナクソス島のアリアドネ』ツェルビネッタ等で絶賛を博している他、主要オーケストラとの共演や全国各地でのリサイタル、更にはNHK―FMのパーソナリティを務めるなど多彩な活動を展開している。 CDは、これまでDENONレーベルから四作品をリリースしており、最新作は新イタリア合奏団との共演による《天使の糧(パン)》。 第14回五島記念文化賞オペラ新人賞。第20回エクソンモービル音楽賞奨励賞受賞。二期会会員。 メゾ・ソプラノ 林美智子(はやしみちこ)さん 人気・実力とも群を抜き、オペラ界の期待を一身に担うメゾ・ソプラノ。 東京音楽大学卒業。桐朋学園大学研究科、新国立劇場オペラ研修所修了後、ミュンヘンで研鑽を積む。 早くからその才能は注目を集め、2002年二期会『フィガロの結婚』ケルビーノで絶賛を博す。 確かな歌唱力と抜群の存在感は国内外を問わず高い評価を得ており、『ばらの騎士』オクタヴィアンではG・クレイマー、A・ホモキ、『皇帝ティトの慈悲』セストではP・コンヴィチュニーと、いずれも世界的演出家から最大級の賛辞が送られている。09年には待望の『カルメン』タイトルロールを佐渡裕指揮により国内主要三都市で演じ、原作に忠実なカルメン像を見事に表現して公演を成功に導いた。 コンサートでも、チョン・ミョンフン、P・ヤルヴィ等の著名指揮者や主要オーケストラと多数共演。武満徹作品によるリサイタルで絶賛を博すなど、常に意欲的な挑戦を続けている。 CDは《赤と黒》《地球はマルイぜ:武満徹SONGS》(ともにビクター)をリリース。 「国際ミトロプーロス声楽コンクール2003」最高位入賞。第五回ホテルオークラ音楽賞受賞。二期会会員。 プログラム(予定曲目) チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」より“情景” サラサーテ:チゴイネルワイゼン チャイコフスキー:序曲「1812年」より 〜休憩20分〜 J.シュトラウス:春の声 プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より“私のお父さん” ビゼー:歌劇「カルメン」よりハバネラ レハール:オペレッタ「メリー・ウィドゥ」よりヴィリアの歌 ドリーブ:歌劇「ラクメ」より花の二重唱 チャイコフスキー:イタリア奇想曲op.45 【読者プレゼント】 主催のダイドー株式会社より、コンサートチケットを読者の皆様の中から先着五組十名様にプレゼントいたします。 ▽申込受付日時=2011年12月16日の午前10時より。 ▽応募方法=電話(3組)またはEメール(2組)で申し込み。氏名・住所・郵便番号・電話番号をお知らせください。 ▽電話052-565-1231、Eメールnagoya@kikou.co.jp(受付開始以降送信分のみ受付)、コンサート係まで。 2011年12月11日(日) 2439号 11月理事会を開催 第29回管材展関連の報告 愛知県管工機材商協組1月17日賀詞交歓会 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)では、11月8日午後6時15分より、名古屋都市センターにおいて「11月度定例理事会」を開催した。 審議され、承認された議案は次の通り。 ▽第1号議案=第29回管工機材・設備総合展について ・9月8日に吹上ホールで平成24年10月4日からの使用が確定。会場設営は10月1日から。 ・9月9日に大阪の第15回管工機材・設備総合展を表敬訪問。 ・9月30日にメカトロテックジャパン2011を表敬訪問。 ・10月7日に実行委員部長予定者会議開催。 ・10月14日に第1回実行委員会を開催した。 ・11月28日には、第二回実行委員会と「出品説明会」を開催する。ポスター、出品案内を配布し、実行委員メンバーを紹介していち早く出展案内を開始する。 【小間料金について】 今回から小間のサイズを、「2.7m×2.7m」から、東京と大阪組合の展示会と同じ大きさである「3m×3m」に拡大する。小間の規格を統一することで、出展者にとっては同じものを使用できるメリットが得られる。前回の展示会アンケートでの出展者の要望を受けたもの。それにより会場に入りきる展示小間数が消防法の関係もあり減ることから、小間料金を若干値上げする。1小間=(税込み)24万円(前回23万1,000円)、2小間=45万円(42万円)等。 ▽第2号議案=人材確保推進事業について ・9月15日に中部経済新聞に業界と組合を周知する全面広告を掲載。 ・10月19九日に東別院会館において、経営研究セミナー「社員の指導と育成!〜こうすれば社員は育つ〜」を開催した。 ・「雇用ガイドブック」と「採用マニュアル」が完成し10月に会員へ発送した。 ▽第3号議案=各部会報告について ・事業部会=12月7日に、中部電力川越火力発電所(三重県三重郡川越町)見学会を開催予定。参加予定者は8日現在22名。 ・福利厚生部会=「第31回ボウリング大会」を、10月8日に星ヶ丘ボウルで開催した。参加者は133名。団体優勝は、イトウ(1439点)、個人優勝は、イトウの佃康生氏(530点)。 ・広報部会=「2012年度版組合員名簿」を12月下旬に刊行する予定。 ・経営研究部会=10月19日に東別院会館において、「経営研究セミナー」を開催した。参加者は34名。 ・流通部会=11月16日に部会を開催し、本年度事業について検討。 ▽第4号議案=第42回名管会ゴルフ会 10月25日にザ・トラディションゴルフクラブ(岡崎市)で開催し、61名が参加した。優勝は加藤哲也氏(岡谷鋼機)のN70.6、べスグロは北村憲正氏(龍玉精工)のグロス71 ▽第5号議案=新年賀詞交歓会 1月17日=に名古屋マリオットアソシアホテルを会場に午後6時から開催する。 ▽第6号議案=管機連地区代表者会議報告 10月14日にグランドアーク半蔵門において「地区代表者会議」が開催された。申し合わせ事項として、平成24年夏期休暇は8月13日〜15日に。 また「優越的地位を利用したサービスの強要に関するアンケート」の実施結果をうけ、管機連では6つの指針を出し今後ガイドライン作りを行う。 ▽第7号議案=その他の件 (イ)組合50周年ついて=発足50年を迎える2013年に50年誌の発行や祝賀会を予定。年明けから実行委員会を発足して準備を開始する。 (ロ)青年部について=忘年会又は新年会を予定。 (ハ)理事会開催日程について=1月17日(新年会)、3月6日、4月24日、5月15日(総会・メルパルクNAGOYA)を予定している。 賀詞交歓会の準備を進める 1月11日に賀詞交歓会 三重県管工機材商業組 第1回理事会開催 三重県管工機材商業組合(理事長=尾藤彰氏・旭工機社長)では、11月15日午後4時30分より津市桜橋の陶陶津店において、「第1回理事会」を開催し、新年賀詞交歓会を1月11日に開催することを確認した。 理事会は、尾藤理事長の「本日は過日に開催しました製販親睦ゴルフ会の報告と、次の新年賀詞交歓会の件につきましてご審議頂きたいと思います」との挨拶に次いで、理事長が進行役をつとめて議案審議を行い、次のとおり承認された。 ▽第1号議案=製販親睦ゴルフ会の件 10月27日に「製販親睦ゴルフ会」(幹事=岸江義朗氏・三重合成商事会長)を津市榊原町の榊原温泉ゴルフ倶楽部を会場に開催した。晴天に恵まれ正会員と賛助会員25名が参加した。三立商会の金森繁人氏がネット74で見事優勝を飾った。 ▽第2号議案=新年賀詞交歓会について 平成24年1月11日午後4時より津市「プラザ洞津」(三重県津市新町1丁目6-28*近鉄津新町駅から徒歩2分)で開催することを確認した。終了は午後6時を予定。 例年三重組合と愛知組合の新年賀詞交歓会において理事長が互いに来賓として参加をしていたが、今回は愛知組合の理事長とも話し合った結果、見合わせることにした。 当日の役割分担(司会進行=中川監事〈東晋商事社長〉、中締め=杉山副理事長〈杉山機工社長〉)についても取り決めた。 ▽第3号議案=その他の件 ・愛知組合より、来年10月4日から6日に名古屋市吹上ホールで開催の「管工機材・設備総合展」に、三重組合にも協賛し動員をかけてほしいとの申し入れがあり、これを了承した。 以上で審議事項を終え、市況等の情報交換を行った。その中で水道用品・水栓金具の専門メーカーであるカクダイの三重営業所(三重県津市島崎町212番地)ができたと話題に上がった。 新年会1月27日に百楽で ナゴヤ西部機械協組11月定例理事会開催 ナゴヤ西部機械協同組合(理事長=近藤和夫氏・近藤金属工業社長)は11月1日午後6時より、ウインクあいちにおいて理事会を開催した。 理事長の挨拶に続いて、議案審議が行われた。 組合親睦ボウリング大会については、11月11日、「わくわくボウル」で午後7時スタートを確認。10社から88名が参加する。 第52回愛鉄連優良従業員表彰は、11月17日午後3時より愛鉄連厚生年金会館で行われることが決まり、組合の4社から29名が表彰されると報告された。 平成24年組合新年会については、来年1月27日、名古屋駅前の「百楽」を会場に午後六時より開催することを決定。その席で、愛鉄連の新規事業についての説明を聴くことも検討している。 また、愛知県中小企業団体中央会より新しく導入された中央会の共済制度「業務災害補償制度」の紹介があったと報告されたほか、組合員より要望のあった事業継承のセミナーについては今後開催に向けて検討していくことを確認した。 第15回機械工具商全国青年部交流会 “嵐の中の工具商”で意見交換 東北4団体が被災状況伝える 「第15回機械工具商全国青年部交流会」が11月2日午後3時より、東京都機械工具商業協同組合の青年部会(部会長=室田泰成氏・東新商会)がホスト役を務めて東京・大手町の銀行倶楽部で開催され、東日本大震災で被災した東北ブロックからの参加を含めた、全国13団体の若手経営者61名が一堂に会して、被災状況をはじめ、各地区の現状と「震災後の日本経済をどのように生きるか?」について意見交換した。 交流会に参加したのは【東北ブロック】宮城機工会青年部、石巻機工会、福島機工会、郡山機工会【関東ブロック】埼玉県機械機器商協同組合青年部、川口機械工具商業協同組合青年部、千葉機工会、東京都機械工具商業協同組合青年部会、東京西部機械工具商業協同組合、神奈川県機械器具機材商業協同組合【中部ブロック】浜松機械工具商協同組合青年部、愛知県機械工具商業協同組合青年部【関西ブロック】大阪機械工具商青年会の13団体。 冒頭、ホスト組合を代表して挨拶に臨んだ室田部会長は「全国青年部交流会に、北は岩手から、西は大阪まで、多数の皆様にご参加いただき誠にありがとうございます。3月11日の東日本大震災より8か月となります。亡くなられた方、未だなお行方の分からない方、被災されまだまだ不自由な暮らしをされている皆様には、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。色々と復旧も進んでいるようですが、すぐそこにも厳しい冬が来ており、更なる追加の対策が必要と思われます。さて今回の全国大会では、大変ご無理を申し上げまして、地震で大きな被害を受けられた岩手、宮城、福島の組合からもご参加いただき、『震災後の日本経済をどのように生きるか?〜嵐の中の工具商〜』をテーマにしたディスカッションに参加いただき色々な現状をお聞きし、震災からの復興のために我々は何ができるか、何をするべきかを考えたい。ディスカッションの前の基調講演は、橋本政策研究大学院大学教授に『がんばれ日本!町工場を支える工具商のロマン』との題材でお話をいただき、海外の情勢に引きずられた、不本意にも長引く円高の状況等によって国内の製造業の海外進出、海外進展が急伸する中、ますます厳しくなる環境でいかに生き残っていくか、この交流会で考え学びたいと思っております。前回の東京開催で、全国の組合にお声を掛けさせていただき、全国大会という形にさせていただきました。今後も、この青年部交流会が多くの地域の皆様との交流で末永く発展していくことを願って止みません」と述べた。 来賓挨拶として、田中哲也経済産業省製造産業局素形材産業室長、田中康造全日本機械工具商連合会会長より、若い力に期待する旨の祝辞が述べられた。 橋本久義氏が 基調講演 「がんばれ日本!町工場を支える工具商のロマン」と題して行われた基調講演では、政策研究大学院大学教授の橋本久義氏が、日本のものづくりは超円高、電力不足など、様々な要因で危機的な状況にあるとした上で、「しかし日本には中小企業の町工場を中心にした、他国にまねのできない技術力、ノウハウがあり、世界中の複雑・高級・精密といった面倒な需要が日本に殺到」し、その傾向は今後もっと顕著になると指摘。車産業も生産を海外に移管していくが、やがては日本が自動車・部品の一大生産拠点になるとの考えを示した。 このあと橋本氏は、様々な分野で活躍している中小企業を紹介。「能力を発揮させる」「多(複)数の柱を建てる」といった各社の特色をキーワードとして挙げ、生き残りのためのヒントを示した。 震災後の日本経済を どのように生きるか? 〜嵐の中の工具商〜 休憩を挟み、基調講演講師の橋本氏がコーディネーターを務めて、コメンテーターに経産省の田中氏と日刊工業新聞東京支社長の石上明男氏を加え、13地区の代表が参加してディスカッションが行われた。 東北地区の代表からは被災状況と、現地の機械工具商やユーザーである製造業の状態が報告された。 報告によると、地震と津波による被害は想像を絶するものであり、そのうえ原発事故により、心ない言葉や悪戯もあったという。 その一方で、製造業者は力強く工場の復旧・復興に努めており、工具商もその手伝いを一生懸命行っている現状が伝えられた。 ある会社は工場の骨組みだけを残して全てを津波で流されたが、すぐに発電機をもちこんで仕事をしていたので、工具商の担当者がなぜこんなにすぐに始めているのかと尋ねると、その工場の社長は「津波で全部もっていかれたが、そこにうちの工場の看板がちゃんと付いているだろう。これがあるからには、仕事をしないといけない」と答えたという、日本のものづくりに対する心意気に打たれるエピソードがいくつも披露された。 話を聞いて、本業をしっかりすることでしっかり納税して、これを被災地の復旧・復興に役立てなければならないと語る参加者もいた。 続いて、各地区の状況や災害への心構えなどが話された。 中部地区からは、愛知組合が「被災された地域の方には何と声を掛けて良いのか分かりません。愛知県を含む東海は、30年以内に大きな地震が来ると言われ続けていますが、まだ来ていない。来た時はどのように対処したら良いかということを勉強させていただきました。私ども微力で何もできませんが、せめて中部から元気を送りたい」、「過日、いわき市を訪ねた時に感じたのは、風評被害を多く受けられているということ。これを微力ですが少しでも解いて行ける手伝いができたらと感じています」と発言。併せて、愛知組合の青年部が今年、愛知県中小企業団体中央会から永年の活動が評価され、愛知県知事賞を受賞したことを報告した。 浜松組合は「愛知に並び自動車産業の集積地ということで、中小の製造業が多い地域。1月、2月と売上が良くなっていたので、今年は期待していたが震災が起こり、4月以降大幅にダウンした。7月からまた少しずつ良くなってきている。10月はまずまずというところ」と近況を報告。東海地震の起きる恐れがあり、御前崎の原子力発電所(浜岡原子力発電所)があるため他人事ではないとし、本日の話を聞いて「お客様のために、機械工具商は頑張らないといけないということを、非常に強く感じた」と述べた。 ディスカッションの後は懇親会が開かれ、各地区の代表が交流を深め、次回2年後の開催地となる愛知にバトンを渡して終了した。 50周年の大きな節目を迎え 全国より250名が祝福 サンドビック 帝国ホテルで記念式典 サンドビック(社長=藤井裕幸氏、本社=神戸市西区室谷2-2-9ハイテクパーク)は、1961年(昭和36年)設立、今年6月に50周年を迎えた。これを記念して11月11日午後4時より、東京都千代田区の帝国ホテル(孔雀の間)において「創立50周年記念式典」が執り行われ、同社の取引先やスウェーデン本社の経営幹部など約250名が出席した。同社のスウェーデン本社は来年2012年1月に創立150周年を迎える。 式典では、はじめにサンドビックグーループを代表してスウェーデン本社のサンドビックAB代表取締役兼最高経営責任者オルフ・ファクサンダー氏のビデオメッセージが披露された。 来賓を代表して挨拶したラーシュ・ヴァリエ駐日スウェーデン大使は「日本での創業五十周年記念にあたり、ご挨拶ができますことを光栄に存じます。サンドビックはあらゆる面で日本で成功しておりますので、私にとっても光栄です。サンドビックは品質、能力、信頼性という点で、言うまでもなく、最良のわが国の代名詞と言えるでしょう。1862年に創立されて以来、サンドビックはエンジニアリング産業で世界をリードしてまいりました。設立当初から、冶金、素材、テクノロジーを中心とした高度な技術開発を究めてきました。以来この企業の方向性は、その時々の歴史的な技術の進歩や、業界及び社会のニーズに合わせて、変遷を遂げてまいりました。サンドビックは高度な工作機械、鉱山切削装置、鋼・合金製品を製造してきました。事業のある全てのマーケットで、世界トップの地位を築くポテンシャルを持っています。非常に誇らしく、すばらしい活躍をされました。サンドビックの代理店・販売店の皆様に、改めて衷心より50周年記念のお祝いを申し上げます。そして今後、皆様が益々ご活躍され、サンドビックが名実ともに世界のトップ企業に成長されますことを祈念いたします」と祝辞を述べた。 続いて挨拶に臨んだ藤井サンドビック社長は、式典への参加、並びに日頃の愛顧に対して感謝の意を示した後に、「私ども創立50周年を迎えましたが、サンドビックと日本の関係は、今から139年前の明治5年(1872年)、国産第1号の蒸気機関車の車輪がサンドビック製でありました。その時から私どもサンドビックは、日本と非常に深い関わりを持つようになりました。戦後はスウェーデン鋼という鉄鋼をたくさん供給させていただきました」と日本との長い付き合いを披露。また藤井社長は、スウェーデンのサンドビック本社が来年150周年を迎えるのを機に、来年から新たな組織で更なる発展に努めていくと述べた。 新体制について切削工具部門においては、これまでのサンドビックツーリングという組織から、マシニングソリューションに名称を変えて新たに出発する。マシニングソリューションは、従来の切削工具を製造して販売するという形から、顧客目線で、いかに客のコストダウンや生産性の向上に貢献できるかということに事業目的を変える。 「大きな転換期が、来年にあります。私どもの事業目的は、@フェアプレーの精神AオープンマインドBチームスピリット(チームワーク)、この三つの理念に基づいています。私どもは、お客様だけではなく、社会に対しても、社内に対してもこの理念で経営をしてまいります」と藤井社長。 更なるグローバル化に向けては、経営のスピード、事業の集中化を目指す。日本国内に三つの工場があり、特に宮城県瀬峰にある切削工具の製造工場に今後更なる設備投資を計画する予定。 藤井社長は「日本は匠が世界で一番優れていると、私どもは確信しております。その中での技術の伝承、技術の向上には、日本という国が世界で最も適している国の一つと考えています。究める、感動、感謝の3つの柱を掲げて経営をしていきたい」と決意を表明した。 このあと、サンドビックの概要と50年の歩みが映像で紹介された。 式典終了後は、人気ヴァイオリニスト中西俊博氏のコンサートが開かれ、美しい音色を響かせて祝いの席に花を添えた。 祝賀パーティーでは、スウェーデン本社の経営幹部の紹介があり、鏡開きで祝賀ムードを盛り上げた。出席者は和やかに歓談しながらサンドビックの創立50周年を祝い、午後7時過ぎにお開きとなった。 来場者の業種が判る仕組みに MECT懇談会を開催 愛機工 次回2013展に向け意見交換 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は、10月27日午後5時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦において、メカトロテックジャパン(MECT)2011の出展者・実行委員による懇談会(報告会)を開催した。 冒頭、野田理事長が「今回のMECTから、ニュースダイジェスト社さんが主催となりました。皆様方のご協力、ご尽力で出展規模、ご参観の人数とも、当初の予定を上回る規模で盛況に開催することができました。心より感謝申し上げます。展示会の成果は本来、これから出てくるものと存じます。展示会としては成功いたしましたが、それが実際の商売の中でどうつながって行くかが一番大事です。今、出展者の皆様はそのフォロー、トレースにお力を注がれていると存じますが、是非とも展示会の成果が我々の商売の向上につながりますように、これも併せてお願いをしたい。本日は皆様の展示会に対する忌憚の無いご意見をお聞かせいただき、次開催をもっとよい展示会にしてまいりたい」と挨拶。 続いてニュースダイジェスト社の黒田社長が「規模的には、ポートメッセなごや全館を使用して開催することができました。来場者も当初予想の八万人を大きく超える方に来ていただきました。これも、愛機工さんはじめ、出展者の皆様が一生懸命PRしていただいた賜物と感謝いたします」とお礼を述べた。 実行委員長の伊藤副理事長(春日鋼機社長)を議長に意見交換が行われ、「入場者の業種等が不明で対応が難しかった。次回からは入場証などで業種が判る仕組みにしてほしい」といった要望をはじめ、高速道路の出口や駐車場などの会場へのアクセスの問題や、会期の問題、さらに会場の空調の問題等が提起され改善の要望が出された一方で、初の試みだったテレビコマーシャルも評判がよく、概ね良好と評価する意見が多数を占めた。 懇談会終了後の懇親会は、ニュースダイジェスト社の岩波常務による乾杯の発声で開宴。和やかな雰囲気の中で親睦を深め、水谷副理事長(ミズタニ機販社長)の中締めでお開きとした。 第41回全国ユキワ会開催 伊勢神宮で御神楽奉納 現況報告や新製品紹介行う 全国ユキワ会(会長=山森哲朗氏・ヤマモリ社長)の第41回総会が11月9、10の両日、同会としては46年振りの開催地となる、伊勢志摩の志摩観光ホテルクラシック(三重県・賢島)で行われた。全国ユキワ会は関東地区・中部地区・関西地区・北陸地区の四地区に営業拠点を構えるユキワ精工(社長=酒巻和男氏、本社=新潟県小千谷市千谷2600-1)の有力代理店の集い。各地区持ち回りで近年は2年に1度開催され、41回目を迎える今回は中部地区が担当した。 初日は各地区から総会会場に向かう途中、近鉄の宇治山田駅で集結して伊勢神宮に参拝、御神楽を奉納して平穏無事を祈願した。 総会は午後4時30分より山之内ユキワ精工名古屋営業所長の司会進行で始まり、開会にあたって山森全国ユキワ会会長が「本日は何かとお忙しい中、第41回全国ユキワ会にご出席を賜りまして、誠にありがとうございます。非常によい天気に恵まれ、かつ伊勢神宮参拝という企画を立てていただき、本当に心が洗われる思いでございます。私どもを取り巻きます環境は、パイが減少していく中、超円高で海外に工場が移転していくことなどから、先行きに不安が感じられます。私どもは東京にございまして、東京の機械工具商業協同組合は今年、百周年を迎えることができました。今年の春先に式典を行い、百周年の記念誌を発行いたしました。前回75周年で記念誌を発行いたしておりますので、その25年前と経済指標等比較いたしますと、昭和61年の円ドル相場は一ドル160円。この時でも急激な円高と言われていたが、今は80円を割っている。国家予算が、54兆886億円で、現在が92兆3,000億円(平成22年度)。生産のデーターでは、工作機械の受注額が7,693億円。現在が9,786億円(平成22年度)、今年は1兆円を超える。超硬工具は、1,464億円、現在が2,778億円で今年は3,000億円を超えるだろうと言われている。特殊鋼工具が、980億円から、現在は711億円と減少している。工作機器は、815億円が、1,505億円と倍近くに伸びている。この昭和61年頃に話題になったことは、バブルの頃で地上げ屋さんや財テク、使い捨てカメラが世に出てきた。新人類と呼ばれる人も出てきた。ユキワ精工さんも今年は65周年を迎えられたということで、非常に歴史と伝統のある会です。大変厳しい現況ですが、ユキワ精工さんと我々代理店がこの困難の道を克服して、明日のより良いユキワ会になりますように我々も頑張って行きたい」と挨拶。 参加者の紹介に続いて酒巻ユキワ精工社長が挨拶し、日頃の愛顧に感謝するとともに、同社の販売状況や今後の見込みについて述べた。その中で2011年度の販売見込みをリーマンショック前の2007年度比90%と予想した(社長挨拶骨子は別掲)。 また、酒巻弘和常務は同社の概況報告を行う中で、「混沌とした状況ですが、変化に対応できる体制づくりと製品づくり、そして人づくりを進めまして、皆様の信頼とお客様に満足をしていただける製品をつくり続けて行く所存です」と抱負を述べた。 山森会長を議長に議事に入り、会計報告と監査報告、予算案を審議し全員異議なくこれらを承認した。 議事終了後、酒巻孝次技術部長より新製品の紹介が行われた。 【円テーブル】▼CNC傾斜円テーブル「TNT170」▼同社初の放電加工機専用円テーブル「ERB90」 【ツーリング】▼速くキレイに削れるecoなホルダ「グリーンG1チャック」 また、今年取得した特許技術として、▼マルチキーレスドリルチャック「MB10」「MA10」におけるストップリング不要機構(中国で取得)▼ツーリングシステムハイブリッドG1ドリルチャックにおけるインサイトロックナット機構およびピンスパナ形状(日本で取得)▼ダイレクトドライブ式円テーブルのクランプ機構(日本で取得)▼コレットチャックの増力プルスタッドチャック機構(日本で取得)が紹介された。 出石全国ユキワ会副会長(出石会長)の閉会の辞で総会を終了した。 懇親会では、安藤中部地区幹事(安藤社長)が「苦しい時、困った時の神頼みではございませんが、伊勢神宮の参拝をさせていただきました。厳かな雰囲気で良かったのではないかと感じております。折角、全国から集まっておいでなので、この懇親会で各地区の情報交換をしていただければと存じます」と挨拶。 酒巻常務のお礼の言葉に続いて、柏木関東地区幹事(柏木工機社長)の発声で乾杯した。参加者は和やかに歓談し、衣斐関西地区幹事(丸一切削工具社長)の中締めでお開きとなった。 翌日は、有志によるゴルフ会が近鉄賢島カンツリークラブで行われ、親睦を深めた。 第41回全国ユキワ会挨拶 代表取締役社長 酒巻和男 本日は、代理店の皆様方には、大変ご多用の中、お時間を割いて、第41回全国ユキワ会にご出席頂きまして誠に有難うございます。又、日頃は、ユキワ製品の販売に対しまして格別なお引立てと、ご支援を頂いておりまして、有り難く厚く御礼を申し上げます。 それでは、当社の販売の状況を報告させて頂きます。 三年前から始まりました、世界同時経済不況の当社の販売の底は、2009年3月から5月でありました。販売金額はリーマン前の24%となりまして、創業以来最大の落ち込みとなりました。その後、回復を感じられる様になったのが、2年前の2009年11月頃でありますが、その後は今年の8月頃までの約1年半は、波はありましたが、回復基調で推移致しました。しかし、今年の9月以降は、ダウンを致しております。 国内販売は、今年の2月頃は、リーマン前の70%程までに回復したのでありますが、3月以降は65%位に落ち込み、9月からは80%位に持ち直しました。 輸出は、2年前の2009年11月頃が65%、1年前の10月頃から110%となりまして、全体の販売を押し上げたのでありますが、今年9月から悪化致しまして、70%位にまで戻ってしまいました。 今後の見込みでありますが、国内販売は今後も堅調に回復を続けると考えております。輸出は、来年の春先までは一進一退の状態が続くと考えております。 年間の販売金額は、2007年度比で申し上げますと、2010年度が74、2011年度計画が90であります。 工場は、2009年11月まで一時休業と教育訓練を実施致しました。その後は通常勤務に戻しまして、現在の生産は80%から90%位の生産となっております。 今年の3月11日の大震災以降は、夏の15%の節電通告がございまして、うす暗い中での作業を強いられましたが、22%の節電を実施致しました。 当社の製品に関しましては、ツーリングの今後の方向は、高速・高精度加工、微細加工の分野、ロータリー・テーブルでは、ハイスピードの方向であると思いますし、又、省エネの方向と合わせて新製品の開発と製品の改良に取り組んでまいります。 営業関係では、積極的な営業活動と、スピーディなサービス活動をモットーに、必死に頑張ってまいりますので今後共、ご支援を賜ります様お願い申し上げます。 上海に、3年前に、サービス拠点を作りまして、技術サービスを始めております。日本から移設された機械に対してもサービスを行っておりますので、どうかご利用頂きます様、お願い申し上げます。 代理店の皆様方の今後益々のご発展をご祈念申し上げましてご挨拶とさせて頂きます。 好評のTNTシリーズに新機種追加 ユキワの新製品紹介 速くキレイに削れる ecoなホルダ グリーンG1チャック ツーリングシステムは、切削工具と機械主軸をつなぐアダプターの役割を果たし、機械加工における精度を引き出すために重要な役割を果たす。サイクルタイム短縮によるコストダウンに取り組むユーザーも多く、剛性があり、重切削に耐え、かつ送り速度を上げられるようなツールホルダが必要とされる現状の中で、「速くキレイに削れるecoなホルダ」グリーンG1チャックが開発された。 【グリーンG1チャックの特長】 ●加工送り速度を上げられる ホルダ内部に振動減衰構造を設け、高速・重切削での振動を減衰し、エンドミルの高送りが可能となり、サイクルタイムを短縮し、生産性の向上に貢献する。 ●粗加工と仕上げ加工が一発で出来る ホルダの剛性を高め、高速・重切削でも面粗度良好。粗加工用ホルダと仕上げ加工用ホルダがこれ一本で済む。 ●工具の刃持ちが良くなる 振動減衰構造とスーパーG1チャックと同様の総合芯振れ精度五μm保証で、工具の負担が大幅に軽減し、工具寿命が延びる。 ●工具が抜けない コレットは1/10テーパとダブルテーパ方式を採用することにより高把握力を実現しているので、高速・高送り加工でもエンドミルが抜けない。 EDM用CNC円テーブルTNT170 ユキワのCNC傾斜円テーブル(チルティングテーブル)は、マシニングセンタ、タッピングセンタ、また専用機に連動搭載され、自動車部品、IT関連部品をはじめとする多くの部品の多面加工に幅広く使用されている。使いやすさ、高剛性、高精度、耐久性で、生産の合理化、コストダウンに幅広く貢献する。 【TNT170の特長】 ●強力クランプ エアハイドロ方式のクランプ機構を採用しているので、大きなクランプトルクが得られる。 ●コンパクトボディー ひとサイズ小型のマシニングセンタへの搭載が可能。 ●高速回転 回転軸41.6min−1、傾斜軸25min−1。 ●防水構造 標準でオートエアパージ(PAT.)を内蔵しているので、切削水に対しても抜群の防水性を誇る。密閉シール構造。 待望の放電加工機用円テーブルが登場ERB90 ユキワのEDM用CNC円テーブル(ロータリーテーブル)を搭載することで、既存のEDM(放電加工機)が多面加工機へ変わる。制御はEDMからの制御による付加軸制御、またコントローラを使用することで外部からの制御が可能。 CNC円テーブルでの設計ノウハウを生かした機能も多く、生産性の向上に貢献する。 【ERB90の特長】 ●軽量・コンパクト 外寸高さは149mm、製品重量は18kgなので、既存のEDMへの搭載に最適。 ●防水構造・防錆対応 密閉シール構造とオートエアパージにより防水。フレーム本体や外装部品にステンレスを採用し、錆にも強い設計。 ●かんたん接続 制御はコントローラAC4またはBC1で可能。ファナック、三菱などの各種付加軸モータに対応する。 組合員と従業員ら88名が参加 清水雄路氏(コサカ精工)が優勝 ナゴヤ西部機械協組 第21回ボウリング大会 ナゴヤ西部機械協同組合(理事長=近藤和夫氏・近藤金属工業社長)の「第21回組合親睦ボウリング大会」が11月11日午後7時より、愛知県西春日井郡豊山町のわくわくボウルで開催され、組合員企業9社から29チーム・88名が参加して親睦を深めた。 当日は、宮木理事(宮木製作所社長)からルール説明があった後、近藤理事長の始球式でゲームスタート。2ゲームを行い日頃の腕前を競った結果、清水雄路氏(コサカ精工)が423ピンで見事優勝、団体戦ではコサカ精工Bチームが優勝を果たした。 ゲーム終了後は、ボウリング場一階の頤和園・小牧店に会場を移して表彰式が行われた。 冒頭、近藤理事長が「お仕事でお疲れのところ、第21回ナゴヤ西部機械協同組合親睦ボウリング大会にご参加いただきまして、厚く御礼申し上げます。今後も年に一度のボウリングを引き続き実施して行きたいと存じますので、皆さんのご協力、ご参加をよろしくお願いいたします」と挨拶。続いて成績発表と各賞の贈呈が行われた。 上位入賞者は次の通り(敬称略)。 【個 人】 ▽優 勝=清水雄路(コサカ精工)423ピン ▽第2位=寺本裕昭(島内製作所)382ピン ▽第3位=中村浩(近藤金属工業)371ピン ▽第4位=堀田真義(加藤製作所)355ピン ▽第5位=井上明(コサカ精工)349ピン 【団 体】 ▽優 勝=コサカ精工Bチーム1,031ピン ▽第2位=島内製作所Dチーム963ピン ▽第3位=コサカ精工Aチーム953ピン ▽第4位=コサカ精工Dチーム909ピン ▽第5位=近藤金属工業Eチーム806ピン 【ハイゲーム賞】 ▽中村浩225ピン 【レディース賞】 ▽寺本侑未(島内製作所)340ピン なお、団体戦上位チームの主力メンバーが、11月20日に岡崎のサンボウルで開催された愛知県鉄工連合会ボウリング大会に出場した。 第10回組合ボウリング大会 竹村彰洋氏(大日産業)が優勝 名古屋伝動機商組合 76名が参加し盛況 名古屋伝動機商組合(理事長=椿井基男氏・椿井精工社長)は10月28日午後7時より、名古屋市中区新栄のスポルト名古屋にて「第10回組合ボウリング大会」を開催、組合員とその従業員ら76名が参加し親睦を図った。 大会は椿井理事長の始球式でスタート。2ゲームの熱戦の末、竹村彰洋氏(大日産業)が388ピンで総合優勝した。 ボウリング終了後は、パーティー会場に移動して表彰式が行われ、村瀬会計理事(ムラセ社長)の司会進行のもと、冒頭、椿井理事長が「第10回目の名古屋伝動機商組合ボウリング大会にお集まりいただき誠にありがとうございます。ここ数年間、私どもの業界は大変厳しい状況が続いており、中々先の見えない状況ですが、本日の皆様のパワーを見ていたら、これからも心配ないと感じました。各会社でその力を活かして頑張っていただきたい」と挨拶。 成績発表が行われ、服部理事(服部専務)のお礼の挨拶で終了した。 上位入賞者は次の通り(敬称略)。 【総合の部】 ▽優勝=竹村彰洋388ピン(大日産業) ▽2位=志水正之輔361ピン(服部) ▽3位=春日井勇哉358ピン(ダイドー) ▽4位=宮崎哲也349ピン(服部) ▽5位=青山かれん343ピン(ダイドー) ▽ハイゲーム=春日井勇哉226ピン(ダイドー) 【女性の部】 ▽優勝=青山かれん343ピン(ダイドー) ▽2位=山崎詩隠330ピン(高津伝動精機) ▽3位=田中里圭311ピン(高津伝動精機) 激動の一年を振り返り 仕入先に感謝を込めて 服部商会 百楽で忘年会 機械・工具の総合商社服部商会(社長=服部嘉高氏、本社=愛知県津島市百島町三正六歩)は、11月18日午後7時より名古屋駅前の北京料理「百楽」において、同社の仕入先75名と社員が参加して忘年会を開催した。 冒頭の挨拶で服部利一郎会長は「お忙しい中、忘年会にご参加いただきましてありがとうございます。最近は私ではなく、社長が一生懸命に頑張っております。メーカー様には素晴らしい商品を開発していただき、仕入先の商社の皆様から提案をいただいて、服部商会が皆様と三位一体で販売できますように宜しくお願いいたします。私は来年1月15日に70歳になりますので、(服部商会の行事での)この様な挨拶を最後とさせていただきたいと存じます。本日は最後まで、仕事の事は忘れて精一杯楽しくご歓談していただければ幸いです」と述べた。 メーカーを代表して木村三菱マテリアルツールズ中部支店副支店長が挨拶。続いて仕入先商社を代表して川端山善名古屋営業本部副本部長が乾杯の音頭をとった。 出席者は和やかに歓談して親睦を深め、服部峰久専務のお礼の言葉に続いて、服部社長が「この様に多数の皆様に出席していただき、私どもは本当に多くのメーカー様、仕入先商社の方々にお支えいただいているのだと改めて感じさせていただきました。私どもの会社は、服部利一郎会長が創業し、その右腕となり支えてきた専務の力があるからこそ、今の服部商会があると思います。私も、服部商会を少しでも前に進めて、皆様の名を汚さないように、一生懸命に努めさせていただきます」と決意を述べ、一本締めでお開きとした。 北垣弘樹氏(スーパーツール)優勝 愛機工熱田支部 懇親ゴルフ大会 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)の熱田支部(支部長=滝沢有一氏・松本商店社長)は11月12日、新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県知多郡美浜町)において、支部員と賛助会員14名参加による「懇親ゴルフ大会」を開催した。 はじめに滝沢支部長の挨拶があり、順次スタート。楽しくプレーした結果、北垣弘樹氏(スーパーツール)がN72.4で見事優勝した。 パーティーでは、滝沢支部長が挨拶で、日頃の支部活動への協力に対するお礼とあわせて、12月1日の支部忘年会、同支部が担当する来年の組合新年会への参加・協力を呼び掛けた。 川端支部幹事(山善)の進行で和やかに結果発表が行われ、山本理事(センサスヤマモト社長)の中締めで解散となった。 【上位入賞者(敬称略)】 ▽優 勝=北垣弘樹(スーパーツール)N72.4、H9.6 ▽準優勝=川端修(山善)N75.4、H21.6 ▽第3位=小島康史(司工機商会)N76.0、H6.0 ▽第4位=滝沢有一(松本商店)N77.2、H22.8 ▽第5位=山本員彰(センサスヤマモト)N79.0、H24.0 トラスコ中山 東北地方の営業・物流体制強化 東北4拠点に計12名増員 機械工具卸商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、大阪本社=大阪市西区)は11月14日、東北地方の拠点に人員を増員し、営業・物流体制の強化を行うと発表した。 同社は、東北地方の復旧需要が拡大する中、増員を行うことで物流及び営業活動の強化につなげ、今後もプロツールの安定供給を通して、東北地方の役に立てるよう努めていく構え。 【対象】プラネット東北(仙台市宮城野区)、仙台支店(仙台市宮城野区)、北上支店(岩手県北上市)、郡山支店(福島県郡山市) 【増員数】プラネット東北七名増員、仙台支店2名増員、北上支店2名増員、郡山支店1名増員 洗面化粧台の新シリーズ 『Xシリーズ』を発売 TOTOすべり台ボウルつき TOTO(社長=張本邦雄氏・本社=北九州市小倉北区)は、排水口を奥隅に寄せた「すべり台ボウル」を搭載し、使い勝手を向上し、お求めやすい価格の洗面化粧台新シリーズ『Xシリーズ』を12月1日に発売した。 また、2009年発売の『オクターブ』、2010年発売の『サクア』で、収納量が増えたと、顧客より好評を得ている「奥ひろ収納 奥ひろし」を標準搭載することで収納量が今までの約1.5倍にアップした。その他、環境に配慮した「エコシングルシャンプー水栓」、ヒーターなしでも曇らない「エコミラー」も用意している。 商品の特長は次の通り。 @すべり台ボウル=排水口を右奥隅に設けて、ボウル内が広々使える A奥ひろ収納 奥ひろし=排水管を奥へ移動し収納スペースが約1.5倍アップしたキャビネット。 Bエコシングルシャンプー水栓=お湯と水を使い分けられる水栓。 Cエコミラー=曇り止めのコーティングをほどこし、ヒーターなしでも曇らない。 【価格】12万8,100円(税込み/組み立て費別途) 【開発背景】 TOTOの洗面化粧台を購入した顧客へ洗面所でする行為をヒアリングしたところ、「手洗い、歯磨き、洗顔」と通常行為の他に、洗髪や、手洗い洗髪など、洗面ボウルで多様な使い方をしていることがわかった。 そこで、洗面ボウル内をできるだけ広く使えるように、また水がスムーズに流れるように、排水口を右の奥隅に設置した「すべり台ボウル」を開発した。また、2009年2月に発売した「オクターブ」、2010年8月に発売した「サクア」に搭載した「奥ひろ収納 奥ひろし」が大変大好評であることから、お求め安い価格帯の新シリーズ『Vシリーズ』にも展開することにした。 その他、お湯と水をきっちり使い分けられる「エコシングルシャンプー水栓」やヒーター無しでもくもらない「エコミラー」など、環境配慮にもつながる商品をオプションとして用意している。 EMOショーにて発表の製品披露 「タッチザフューチャー2012」開催 ヤマザキマザック 国内外から2,000名以上来場 ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏・本社=愛知県丹羽郡大口町)は、11月10日〜12日の3日間、同社美濃加茂製作所ワールドテクノロジーセンタにおいて、「タッチザフューチャー2012」(以下TTF)を開催した。国内外から二千名以上の来場者が訪れ、活況を呈した。 TTFは、今年九月にドイツで開催された世界最大の工作機械見本市「EMOハノーバー2011」で発表した同社の新機種・最先端技術を、より多くの顧客に体験してもらうために企画した展示会のこと。 EMOショーでは「出品した新製品であるINTEGREXiシリーズやVARIAXISiシリーズ、VARIAXISj-500は、もっとも注目を浴び、カタログ請求数も他の機械を凌ぎ多かったです」(同社広報部)と話しており、同社の得意とする複合加工機に特に人気が集まったようだ。TTFでもそのうち3機種の新製品が披露された。 会場内には、今年発売した最新のレーザ加工機2機種と、マシニングセンタ系の複合加工機の新シリーズ二機種をはじめ、機能を重視した複合加工機のラインナップと、コンパクトでコストパフォーマンスが高い旋盤や立形マシニングセンタのSMARTシリーズが展示された。 またヤマザキマザックでは現在の円高ドル安の対策として、九月から米国工場製の中・小型NC旋盤を日本へ輸出しており、逆輸入された「QUICK TURN SMART200」(クイックターンスマート)が登場し来場者の注目を集めていた。 カタログから動画が見えるように ヤマザキマザックの最新の総合カタログではエムコード(MCODE)をつけ、携帯電話やスマートフォンのカメラをかざすことにより、カタログに掲載されている機械の加工動画を素早く見ることができるようになった。同社のエムコードはARマーカーとQRコードを組み合わせたオリジナルマーカーのことで、どちらでも読み取ることができる。 ヤマザキマザック前会長 山崎照幸氏お別れの会 国内外から700名が参列 9月15日に心不全のため82歳で逝去したヤマザキマザックの前代表取締役会長山崎照幸氏の、お別れの会(お別れの会委員長・棚橋祐治氏 石油資源開発代表取締役会長)が11月15日、名古屋市西区のウェスティンナゴヤキャッスルにおいてしめやかに営まれた。 国内外から700名が参列し、海外から同社グループ会社、代理店など100名の外国人や、社団法人日本工作機械工業会の横山元彦会長や政財界より多数の財界人が弔問に訪れ、世界最大手の工作機械メーカーに育てあげ、人望の厚い山崎氏との別れを惜しんだ。 【職歴】 1947年4月=山崎鉄工所(現ヤマザキマザック)に入社。 1949年8月=専務取締役に就任。 1962年=父定吉氏の逝去により、代表取締役社長に就任。 2001年=長男智久氏が社長となり、代表取締役会長に就任。 【栄誉】 1981年=ベルギーから「レオポルド勲章」 1988年11月=「藍綬褒章」 1999年6月=米国SME(国際生産技術者協会)より「SME名誉会員」 2003年11月「旭日中綬章」 2011年10月=「従4位」 つぶやき草子 「虞 (ぐぜい)の訴え」 児玉興業会長松田謙三 「愚の骨頂(最上)」危険と知りつつ赤信号の横断歩道を渡るに似ての愚か者。 戦国時代は部族毎、各要所に関所を設けて、自領の境など通行する者を検察したり関銭(間接税の一種)の徴収を制度化した。特に江戸時代は軍事検察のため、幕府は全国五十四箇所に関所を設け、入鉄砲・出女の掟は幕府に対する反乱を防ぐため特に厳しい定めをしたが、明治2年(1869)全面的に関所を廃止し、誰でも自由に交流して商売発展に務める様になったが、いつの時代でも経済発展にともない、力ある者や国家の発案で色々と経済発展を図るための施策や会を考えて提案、参加者勧誘にしのぎを削っております。 「虞 (ぐぜい)の訴え」自分の利益を主張し合うより解決を仰いでお互いの非を認め合う事が先決と思う故事 北朝鮮の朝鮮人民軍最高司令部は、延坪島(ヨンピョンド)砲撃一年に韓国軍が島周辺で実施した演習に反発!我が神聖な領海・領土に演習中一発でも落ちたら延坪島の火の海が青瓦台の火の海に広がるぞ、と訴えた。 今回アメリカを主体とした(環太平洋経済連携協定)TPPを発案、会員国の総ての関税を撤廃しようと勧誘に躍起となって参加国を捜して居りますが、中国もそれに対抗して東南アジア諸国連合(ASEAN)で日、中、韓、オーストラリア、ニュージーランド、インド等16の広域で関税なしの自由貿易国の構築を目指して居りますが、日本はアメリカ発案のTPP参加に入るべく審議中でありインドはいづれも反対しているようであります。 結果、現在アメリカ提案のTPP加入国は米国をはじめとしてオーストラリア、マレーシア、シンガポール、チリ、ペルー、ニュージーランド、ベトナム、グルネー、カナダ、メキシコ、フィリピン、パプアニューギニア、日本が有力であります。 過去日本も昭和17年、第二次世界大戦中、日本のアジア支配を正当化すべくスローガンとして、欧州植民地を総て解放し、代わって大東亜共栄(八絃一宇は総て家族の様なもの)と満州(現在の中国東北部)支那(現在の中国)初めアジア諸民族の共存共栄と新秩序維持の為の制度の構成を発案したが昭和20年8月15日敗戦で廃案となった。(90才年寄りの冷や水) 一新したショールームで 「秋の大感謝祭」を開催 LIXIL名古屋支店 オープン後最大の来場者 住宅設備機器・建材の総合メーカーであるLIXIL(社長=藤森義明氏・本社=東京都千代田区)の中部支社名古屋支店では、11月12日に「LIXIL秋の大感謝祭」を、リニューアルオープンしたばかりの名古屋ショールーム(名古屋市中区錦)において行い、オープン後最大の来場者が訪れ、盛況だった。 名古屋ショールームは、主にINAX、サンウエーブ、トステムブランドのトイレ・リビング・キッチン・バス、洗面の水まわり製品から、サッシ・タイル・インテリア建材、玄関ドアなどの建具まで同社の幅広い製品が一度に見学できて、相談できるワンストップショールーム。今年10月にリニューアルして、中部地区最大級の展示台数を誇る旗艦店となっている。 当日は午前10時のオープンと同時に来場者が詰めかけ、各ブランドが調和したリビング・キッチン空間で、全体のイメージを説明員から聞きながら、豊富な種類が揃っているキッチンの色や、デザインを見て選び商談をしていた。またサッシにつけるカーテンも合わせて選ぶ様子も見られ、来場者は自宅の空間をイメージして製品購入の選択肢を増やしているようだった。来場者の層では幼い子供の手やベビーカーをひいた夫婦やその両親の姿が目立った。 特別企画として、世界各国のミネラルウオーター6銘柄を飲み比べできる「世界の水飲み比べ」や「光るどろだんご地区予選大会」が開かれ、幼児や小学生が保護者と一緒に参加していた。「光るどろだんごづくり」は愛知県常滑市にあるINAXライブミュージアムで年間1万人も挑戦している人気の企画。子供達は、色付けして磨くと粘土と思えない位に光沢に色づくどろだんごに驚きながら楽しそうに作っていた。 金物業界の代表が参拝 商売繁盛を祈願す 那古野神社 金山例祭厳粛に 金物業界の祖神を祀る「金山神社例祭」(ふいご祭)が11月8日、名古屋市中区の那古野神社境内において那古野金山神社崇敬会世話人により執り行われ、金物業界団体(愛知県金物商工協同組合、名古屋利器工匠具卸業組合、名古屋建築金物卸商組合ほか)の代表らが出席して商売繁盛、家内安全を祈願した。 例祭は午前11時の定刻に始まり、曇り空のもと参拝者が次々に玉串を奉奠した。 ふいごとは昔、金属の精錬や加工に用いた火をおこすための送風機のことで、那古野神社宮司は「刀剣鍛造には立冬の時期が条件的にはちょうど良く、立冬直後のこの日に神様にお祈りしたことからの風習である」とふいご祭の由来について話し、「信仰と神々のお力添えをいただきまして、皆様方のご繁栄をお祈りいたします」と業界の発展を祈った。 御神酒を授かったあと、神社社務殿2階の広間へ移動して直会が行われ、金物業界の代表として岡本愛知県金物商工協同組合理事長(岡新社長)が「世の中、大変厳しい状況であり、私も実感しておりますが、神様を信じて頑張って参りたいと存じます」と挨拶。御札をいただいて終了した。 プリザーブドフラワー展 滝澤久美子さん主宰(松本商店) 松本商店(社長=滝澤有一氏・本社=名古屋市熱田区)の滝澤久美子さんが主宰するフラワー&ジュエリースクールFLORA(フローラ)が、11月1日〜5日迄、名古屋市昭和区の古民家ギャラリー「とそう庵」においてプリザーブドフラワー、和花、スワロフスキージュエリーの「クリスマス・お正月作品展示即売会」を開催し、幅広い年齢層の女性が訪れ、優雅で美しい数々の作品に魅了されていた。 国内外の有名ホテルやデパート、企業のフラワーデザインを手がけている感性豊かな滝澤さんの作品や、国際親善としてパリ、ニューヨークで名古屋展を開催したFLORAで学ぶ生徒さんの作品が展示された他、展示即売会も行われた。また部屋を豪華に彩るエンジェルツリーやタッセルリースを作る「クリスマス一日レッスン」も同時開催され、満席となる人気ぶりであった。レッスンは初心者から経験者まで参加し、花びら一枚ずつを丁寧に重ねながら開花した花を作製するのに熱中する人や、滝澤先生と楽しそうに会話しながら作品を仕上げていく人など自由な雰囲気の中で行われた。 滝澤さんは10月30日にハワイJCCオープンカレッジの客員教授として任命された。同カレッジに在籍する日系人の学生を対象に英語で日本文化を教え、花を通じた日米の文化交流に一層の活躍が期待されている。 2011年12月18日(日) 2440号 第29回管工機材・設備総合展 出品説明会を開催 愛知県管工機材商協組 関係者130余名出席 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)では、来年10月4日(木)から6日(土)の3日間、名古屋市吹上ホールを会場に開催する「第29回管工機材・設備総合展」の「出品説明会」を、11月28日午後2時より、名古屋市中区の東別院ホールにて開催した。説明会には、展示会に関係のある100社、130名余と組合の展示会実行委員会の委員らが出席した。 説明会は峰澤展示会実行副委員長(峰澤鋼機社長)の司会進行の下、冒頭、挨拶に臨んだ小川理事長は、各位に対して出席のお礼を述べた後「展示会はメーカー様の新商品の発表や販売強化をしたい商品PRの絶好の場だと考えております。皆様に1小間、1社でもたくさん出品していただける為に必要なことは、この業界に関係するお客様に極力たくさんご来場していただくことがわれわれの使命だと考えております」と話し、「そのために各方面の組合や協会を訪問し、来場のご案内を行います。展示会に出品され、その効果を大いに出して頂くことが、出品への最高の御礼だと思っておりますし、業界発展にもつながります」と述べ協力を懇請した。 引き続き大藪実行委員長(大清社長)は、「今回も新たな趣向を盛り込んで一人でも多くの方にご来場いただけるよう、努力致しますのでよろしくお願い申し上げます」と強調し、3月の東日本大震災での被災者に哀悼の意を表するとともに、展示会テーマを「暮らしと産業を支える管工機材〜来て、見て、知って〜」にした背景を次のように語った。「管工機材・住宅設備機器は、我々の暮らしや産業に非常に大切な役割を担っておりまして、なくては成り立たないことを再認識致してテーマに掲げました。縁の下の力持ちである管工機材は必要不可欠であることを一人でも多くの方にPRしていこうと考えております。精鋭な実行委員メンバー20人とともに来場者動員に力を入れて参ります」と決意を表明した。 この後、委員長から展示会について開催要項のテーマや目的、場所などの説明があり、その中で出品に関する変更点が説明された。小間サイズと料金について、今回から小間サイズを、東京や大阪組合の展示会と同じ大きさである「3m×3m」に拡大する。これは出品者の要望を受けたもので、小間の規格を統一することにより出品者は同じものを使用できるメリットが得られる。それにより会場に入りきる展示小間数が消防法の関係もあり、減ることから小間料金を若干値上げする。 続いて、実行委員20名が登壇し1人ひとりこの展示会を管工機材業界において名実ともに盛り上げ、たくさんの方に来てもらいたいという強い意気込みを表明し、前実行委員長の植田副理事長(ウエダ社長)の閉会の辞で終了した。 出品説明会開催前には第2回展示会実行委員会が開催され、各部会担当が決定した。 鍛鋼生産2カ月ぶり前年超え 日本鋳鍛鋼会10月の鋳鋼・鍛鋼生産確報 日本鋳鍛鋼会が11月28日に発表した、鋳鋼(全国76工場)、鍛鋼(同18工場)の平成23年10月分生産実績(確報)によると、10月の生産は、鋳鋼が前年同月比2.8%増の1万8,975トンとなり、18カ月連続でプラスを維持した。鍛鋼は同2.2%増の5万7,709トンとなり、2カ月ぶりに前年を超える水準となった。また、前月比は鋳鋼0.3%増、鍛鋼3.7%増といずれも増加した。 同会によると、鋳鋼の生産は、土木建設・鉱山機械向けが依然として好調。バルブ・コックや破砕機・摩砕機・選別機向けはここに来て、全体に占める量は少ないが、前年同月に対する伸び率が大きくなっている。船舶向けは減少傾向が続いている。 鍛鋼については、自動車向けが好調に推移しているのに加えて、産業機械向けが増加し下支えしているのに対し、鋳鋼と同様に船舶向けが鈍りを見せていることや、エネルギー関連向けの落ち込みが継続していることから、注視が必要としている。 ねじの日 記念品は「ノギスペン」 ボウリングに137名が参加申込 愛鋲協11月定例理事会開催 愛知鋲螺商協同組合(理事長=土方成一氏・金城螺子製作所社長)の「平成23年度第6回定例理事会」が11月25日午後6時30分より、名古屋駅前のウインクあいちで開催され、理事7名が出席して各議案を審議した。 第1号議案の事業部委員会に関する件は、花井理事(ハナイタイト社長)より9月の売上実績が報告された。また、11月2日に開催されたセミナーへの参加のお礼と、収支についても報告され、承認された。 ねじ総合カタログについては、15社より合計1,140冊の申し込みがあったと集計結果が報告された。 第2号議案の優良従業員表彰(名古屋商工協同組合協会)については、10月26日午後2時より名古屋ガーデンパレスで開催された表彰式に、被表彰者16名(組合功労者表彰1名・優良従業員表彰15名)全員が出席し各賞を受賞したことが報告された。 第3号議案の親善ボウリング大会の件は、大野理事(中部製作所社長)が参加申し込み状況を報告。申し込み企業14社、参加人員は合計で137名となった。大会当日の受付などの役割分担を決め、全員了承した。親善ボウリング大会は、12月11日午前10時より星が丘ボウルで開催される。 第4号議案のねじ商連第1回常任理事会については、11月11日にラマダホテル大阪で開催され、同組合からは土方理事長と馬場・阿部両副理事長が出席した。理事長より、議事録をもとに内容の説明、報告があり、全員了承した。 第5号議案のねじの日の記念品については、前号のねじ商連常任理事会において「ノギスペン」に決定。セット本数や価格、注文方法などの説明とともに、ノギスペンの見本が出席者全員に回覧された。申込案内を12月1日に発送、申込締切を同20日とすることを可決決定した。 第6号議案のその他の件は、各業界紙の年賀広告について審議し、前年通り四社に掲載することを承認した。 次回理事会は、来年1月20日の新年会前の午後5時から、会場の名鉄ニューグランドホテルで開催する。 厳しい情勢ふまえ意見交換 全国から64名が東京に参集 全国伝動機商組合連合会 第26回全国大会開催 全国伝動機商組合連合会の第26回全国大会(東京大会)が11月16、17の両日、東京都千代田区の帝国ホテルで開催され、東京、名古屋、大阪の伝動機商組合から組合員64名が参加して交流を図った。この大会は3年に1度、3地区の持ち回りで開催され、2008年の大阪大会に続き、今回は東京組合がホスト役を務めて行われた。 総会は16日の午後3時30分に始まり、藤川東京伝動機商組合副理事長(藤川伝導機社長)が司会進行を務めて、はじめに前回の大阪大会からこれまでの組合関係の物故者並びに東日本大震災の犠牲者に対し全員で黙祷を捧げた。 山中全国大会実行委員長(ヤマナカ社長)の開会の辞に続いて、大会委員長の山本東京伝動機商組合理事長(ヤマデン社長)は挨拶で「本大会は昭和30(1955)年に有馬温泉(兵庫県)で第1回全国大会が行われてから数えて第26回ということになります。伝統あるこの大会を、東京で再び開催できますことを嬉しく思っております。3年前の大阪大会、そして6年前の愛知大会と大変賑やかに楽しませていただきました。厳しい折ではございますが、私どもが今できる精一杯のことをしようと予定いたしました。宜しくご理解の程お願い申し上げます。さて、今年は本当に大変な出来事が次々と起こっております。3月の東日本大震災から始まりまして、原発の被害、円高、欧州危機と、今またタイの水害も復旧の目途が立たない状況です。一つ一つが、何年に一度というもの。それが三つも四つも重なってきたという感じがいたしております。経済危機は、よくよく考えてみますと、民主主義と資本主義が合わさっておりますと、どうしても避けられない運命という気もいたします。特に民主党政権になってからは、ばらまきが止まらない。このままでは日本もギリシャのようになってしまうと心配ばかりをしております。業界全体としては右肩上がりとは言えない状況。お客様に密着して売上を伸ばしている会社、扱い商品に特化して売上を伸ばしている会社、そしてまた、色々な業態でお客様に対応している会社、あるいは普通のことしかしないけれども、それを他社ができないほど猛烈に行っているというような会社もあるかと存じます。何らかの形での経営力というものが、会社を上昇させていくために必要な時代となっている。私たちはこの様な時代、是非とも勝ち残っていかなければならない。本日は同業の仲間が意見、情報を交換して、各々の経営に役立てていただきたいと存じます」と述べた。 引き続いて、三原大阪伝動機商組合理事長(ナガラ社長)、椿井名古屋伝動機商組合理事長(椿井精工社長)がそれぞれ挨拶。各地の現状や組合活動の報告も行われた。 山本大会委員長から、次期開催地となる名古屋の椿井理事長に大会旗が手渡され、以上で第1部の総会を終了した。 第2部は、女性フリージャーナリストの大高未貴氏を講師に迎えて、「日本のメディアが伝えない国際情勢」を演題に講演が行われた。 講演では、大高氏が幅広い取材活動から得た隣国、中国・韓国・北朝鮮と日本の関係について述べる中で、朝鮮李王朝の最後の王妃として日本の皇族から嫁いだ、方子(まさこ)妃の戦後の韓国での福祉活動(障害児への取り組み)を紹介、このような日本人と韓国人との心の交流がたくさんあると話した。 第3部の懇親会は、華美にならないようにと配慮しながらも心のこもったもてなしが行われ、参加者は3年ぶりの再会に胸襟を開いて語り合い、午後7時半前にお開きとなった。 翌17日は、東京江戸博物館や車窓からのスカイツリー見学など、東京観光が行われた。 経験やノウハウを活かし 今の苦難を乗り切ろう 全木商中部支部 第42回支部総会を開催 全日本木工機械商業組合(理事長=福本豊彦氏・フクモト社長)の中部支部(支部長=島田昭三氏・シマダ機械社長)は11月12日午後3時より、名古屋市熱田区の賀城園で「第42回中部支部総会」を開催した。 総会は、村瀬委員(ムラセ社長)が司会進行役を務め、司会者の総会成立宣言(組合員数27社中、27社出席〈委任状含む〉)、若原委員(若原工機社長)による開会の辞でスタートした。 冒頭、島田支部長が「経済情勢は大変な状況となっております。東北の震災から始まり、TPPの問題等、色々な問題が山積いたしております。この様なことにめげることなく頑張ってまいりたいと存じます。過日、金城埠頭で行われました名古屋国際木工機械展は盛況で、1万2,200名強の方が来場し、なかなかの熱気がありました。私どもの業界は、国産材を使うという政府の施策により2020年度までに自給率を50%に引き上げることが打ち出されており、これを追い風として頑張っていかなければならないと感じております。大変厳しい時代ですが、皆様におかれましては、今までの経験、ノウハウを充分に活かして、この苦難を乗り越えていただきたいと存じます」と挨拶。 来賓の福本全木商理事長は祝辞を述べる中で、「中部支部は全日本の本部の中でも重要な活動をしていただいており、私も支部員の一員として、また理事長としても、肩身の広い思いです」と日頃の支援に感謝の意を示すとともに、東日本大震災の組合独自の義援金への協力に対してもお礼を述べた。また会員増強に積極的に取り組み、組合の活性化を目指したいと意気込みを語った。 杉田委員(スギタキカイ社長)を議長に選出して議事に移り、審議の末、全議案を原案通り承認可決した。 今回の役員改選で選出された新役員は次の通り(すべて留任)。 ▽支部長=島田昭三氏(シマダ機械) ▽副支部長=稲垣昌弘氏(稲垣) ▽会計委員=杉田重勝氏(スギタキカイ) ▽委員=木村秀夫氏(昭元産業)、福本豊彦氏(フクモト)、村瀬智則氏(ムラセ)、榊原希昭氏(朝日工業)、武藤貢氏(ムトー工機)、若原透氏(若原工機)、坂入義久氏(代東)、小林正直氏(小林機械)、小林俊二氏(小林機械工業)、板倉正利氏(ワイズ)、河合璋典氏(カメックス)、高松剛氏(二葉機工) ▽監事=太田義孝氏(太田実商店)、山本隆夫氏(山本機工) セコ・ツールズ・ジャパンEMOショーで発表した 2011年秋の最新工具を紹介 「セコ・ニュース2011-2」開催 スウェーデンの超硬工具メーカーSeco Tools ABの日本法人、セコ・ツールズ・ジャパン(社長=松田剛一氏、住所=東京都大田区南蒲田2-16-1NOFテクノポートカマタセンタービル)は11月15日の東京を皮切りに、16日に名古屋、18日には神戸の3地区で、新製品発表会「セコ・ニュース2011-2」を開催し、今年秋の最新工具を発表した。 セコ・ニュースは、昨年秋にスタートしたセコ・ツールズの新製品発表会。今期2回目の開催となる今回は、この秋にドイツ・ハノーバーで行われたEMOショーでスウェーデン本社が発表した最新工具を中心に、刃先交換式エンドミルの次世代製品や、クラウン交換可能な次世代Secoドリルなどが紹介された。いずれの会場も6月の発表会を上回る数の参加者で賑わい、注目の高さを示す形となった。 今回の東京会場はスウェーデン大使館の全面的な協力を得て同大使館での開催となり、冒頭、工藤セコ・ツールズ・ジャパン顧問が「セコ・ニュースのイベントに参加していただき、誠にありがとうございます。本日は、スウェーデン大使館のご好意もあり、この様な場所での開催となりました。最近は、新製品発表のサイクルが非常に短くなってきております。次から次に新製品を市場に投入すること、これが我々工具メーカーにとっては生命線になっております。我々の非常に重要なパートナーである皆さんに新製品を発表いたします。お客様の困難な加工、もしくはお客様の希望を取り入れて、提案していくというのが我々セコの営業方針です。新製品を見ていただくとともに、色々ご質問があれば、技術者も来ておりますので、何なりとお尋ねいただければと存じます」と挨拶。EMOショーの模様を紹介した後、「我々の大切にしているお客様へ、真っ先に新製品をご紹介するというのが、セコ・ニュースの大きな柱となっている」ことを強調し、挨拶を締めくくった。 新製品の発表では、業界最高精度!次世代の刃先交換式エンドミル「Minimaster Plus」をはじめ、工具寿命と加工精度をさらに向上した高性能ショルダ加工用フライスカッタ「Turbo 10」、さらに振れ精度と工具寿命を高めたクラウン交換式の次世代Secoドリル「Crownloc Plus」などが、その特長とともに披露された。 また、従来の工具選択サポートツールを改め、ユーザーの高効率なサポートを充実させた三種類のサービスソリューション(セコガイド、カスタマーゾーン、ねじ切りウィザード)もあわせて発表された。 発表後はレセプションパーティーが開かれ、スウェーデン料理や酒がふるまわれた。 発表されたその他の新製品は次の通り。 【フライス工具】スクエア6 TM―04▽ハイフィード2 【旋削工具】TK1001とTK2001▽M5チップブレーカ▽FF2チップブレーカ▽セコマックスCBN500▽小径インサート 【ソリッドエンドミル】JS530シリーズ▽JPD890 など 【穴加工】セコフィードマックスPCDドリル▽プリシマスター など アロン化成を身近に感じる ものづくりセンターが開所 見学開始は1月10日から アロン化成(社長=矢田昭氏・本社=東京都品川区)は、愛知県東海市に建設中であった「ものづくりセンター」の竣工に伴い開所した。 同社は2013年を最終年度とする中期経営計画の骨子として、ものづくり力の強化を掲げており、「ものづくりパワーアッププロジェクト」を立ち上げ、3年前からの構想が実現した。管材事業、ライフサポート事業、成形材事業、環境ビジネス事業の技術力を集結し、新たな事業分野の創出を目指している。 「ものづくりセンター」には、研修・体験エリアと展示ルーム、研究開発施設を兼ね備え、これまで各事業所に分散点在していた開発部門と研究部門を集約して、開発領域の拡張とサービスの向上につなげる。オフィスのレイアウトは「直接会って議論する」を効果的に行えるように設計された。 1階の体験ハウスでは、2階建て戸建住宅が建てられ、埋設してある給排水設備を地上で見せ、どのように配管されているかが確認できる。住宅の中に入り、トイレの水を流すと、排水消音材「音シーン」の消音効果を実感できる。また、流水実験コートでは、戸建三階をイメージして階に設置したトイレの水を流すと、透明配管に水が流れ、普段見ることができない排水の流れや勾配の大切さを体感でき、アロン化成の製品を身近に感じることができる。 この他にも日本で始めて塩化ビニルパイプの製造に成功したアロン化成の当時のパイプモデル等が展示してあり、開発のこだわりを感じることができる。 センター立ち上げの旗振り役となった中居義貴環境ビジネス事業部長は、「ぜひご来所いただき、製品の理解を深めてアロン化成のファンになっていただきたいです」と話している。 ものづくりセンター見学開始期日は2012年1月10日から。 センター見学は予約制となっており、代理店、販売店等の取引先については、同社担当窓口迄。■所在地=愛知県東海市新宝町30-6 *車の場合、笠寺ICから約20分、東海ICから約5分。専用の駐車場有。 新社長に安井智博氏 ヒラノ機工 福生社長は会長に 伝導機器及び機械工具の卸商社ヒラノ機工(本社=名古屋市港区正徳町6-54)では12月、同社取締役会において、代表取締役社長に安井智博専務が就任した。 福生雅利社長(ギフベア社長)は代表権のある会長に就任した。 「パンの缶詰」を製造する パン・アキモト沖縄工場訪問 ジュニアー会 工場見学会を開催 ジュニアー会(幹事長=長村康義氏・長村商店社長)は11月18、19の両日、恒例の工場見学会を開催し、3年間長期保存のできる「パンの缶詰」を製造販売している「パン・アキモト」(本社=栃木県那須塩原市)の沖縄工場(沖縄県うるま市)を訪ねた。 今回の訪問は、アキモトのパンを販売するwebショップを運営するマルマン商事(本社=名古屋市中区)の鈴木社長の紹介で実現したもので、会員12名が参加した。 一行は、18日の午後2時に工場に到着し、パン・アキモトの豊田主任の説明を受けながら製造ラインなどを見学した。 アキモトの「パンの缶詰」は、特殊製法(日本・アメリカ・中国・台湾の四か国で特許取得済)でつくりあげた長期保存可能なパンで、携帯用や非常保存食として注目を集めている。 製造後一年以上経過したパンを試食させてもらい、これまでの非常食の乾いた感じという概念を覆す、できたてのおいしさそのままの、ふんわり、しっとりした食感を実感した。 東日本大震災後は、同社が被災地にパンの缶詰を寄付したこと、またそれに賛同して寄付するためや、備蓄用にと缶詰を求める人が多くなり、一時期、缶詰の生産量は通常の倍近くにまでなったという。 そのほか紹介されたのは、同社が取り組んでいる「救缶鳥プロジェクト」。非常食として缶詰を備え、賞味期限の1年前に下取り回収して途上国に送るしくみで、世界の飢餓救済の活動に参加できる。「アキモトのパンで、世界中に元気と笑顔を広めたい」との信念で取り組んでいると話された。 翌日は、ゴルフ組と観光組に分かれてそれぞれに沖縄を満喫し、親睦を深めた。 最新30番機と最適工具で 生産性の向上を提案 ブラザー&サンドビック アフターMECTプライベートショー ブラザー工業(社長=小池利和氏、本社=名古屋市瑞穂区苗代町15-1)とサンドビック(社長=藤井裕幸氏)のコロマントカンパニー(本社=名古屋市名東区上社1-1801)は11月24日、ブラザー工業刈谷工場(愛知県刈谷市野田町)において高トルク機と最適工具で高生産性を実現≠テーマに「ブラザー&サンドビック アフターMECTプライベートショー」を開催した。 両社は、ブラザーの最新30番機とサンドビックの工具による加工の可能性を追求し、ユーザーの生産性向上を提案。当日は、開催時間午後1時から6時までの5時間で200名近いユーザーや関係者が来場し、新たな加工を提案するセミナーを聴講したり、好調な機械生産が続く工場を見学するなどした。 セミナーでは、ブラザー工業産業機器営業部ソリューショングループの栗木一輝氏が「ノンストップ加工による高生産性の実現、高トルク機と最適工具で高生産性を実現」をテーマに解説した。 加工時間が短いワークの効率加工には無駄時間=ゼロ≠追求した、ノンストップ加工を実現するQT(クイックターン)テーブル搭載の30番スタンダードマシン「TC―R2B」を提案。加工時間が短いほど、ワーク交換時間の割合が増え、テーブル移動機より生産性が向上するとした。 機械全体の剛性を向上し高トルク主軸を搭載した「TC―S2DN」は、ハイパワー主軸と、高剛性ツールなど有効な工具選択で、従来の倍のφ40のドリル加工能力を実現すると説明した。 サンドビック・マシンツーリング技術SDCの豊原功三氏は、30番機の能力を最大限に生かす工具のポイントとして、@ホルダ一体型にして工具剛性を向上させるA工具の突き出し長さを最小限にするB高速回転での安定性のため工具重量を軽減する、の3点を挙げ、「スローアウェイタイプがお勧めで、当社のホルダ一体型スーパーUドリルではφ40の穴あけ加工を実現。また一体型フライスカッターのコロミル245はカッター径63mmで4mmの切込みを可能とした」と最適工具を紹介。 また、30番機から複合加工機までのツーリングカタログを今年の10月に発行したことにも触れ、「刃先と合わせ、トータルツーリングを提案する」と述べた。 このほか会場内では加工相談コーナーが設置され、図面などを持ち込んでの個別の相談にも対応していた。 賞与・歳暮などで情報交換 新年宴会は1月10日に 名機工同友会 11月例会を開催 名機工同友会(会長=田中知之氏・ミユキ商會社長)は11月29日午後6時30分より、東京第一ホテル錦で「11月例会」を開催した。例会には会員21名が出席した。 田中会長の挨拶に続いて、各部の報告があり、忘年会(12月21日)と新年宴会(24年1月10日)の日程、役割分担などを確認した。 情報交換の場では、次の5つのテーマに沿って各社の状況が話された。 @「年末賞与」「お歳暮」について ・賞与は出す予定、歳暮は原則禁止という意見が多かった。 A「忘年会費用(二次会、それ以降)」について ・忘年会の費用は、会社持ち、または一部負担。毎月積み立てを行っている所もあった。二次会の費用は原則出さないとの意見が多かった。また、忘年会を開催していない所もあった。 B「経理業務」について ・身内が担当している企業が多かった。他人が携わっている所も数社あった。 C「支払い方法」について ・自己手形の発行は極力少なくしている。支払いの現金化を進めている。回収もできる限り現金化を進めている。 Dその他、近況報告 ・中堅社員の育成、教育について意見を聴きたい。 ・子供が空手の大会で初優勝した。 ・新卒者2名を採用し、現在、指導・教育をしている。 超硬工具協会賞受賞製品に “見て・触れて・学んで”納得 三菱マテリアルツールズ 豊削まつり2011開催 三菱マテリアルツールズ(社長=滝沢俊夫氏・本社=東京都墨田区)は11月1日午後4時45分より、名古屋市中区のヒルトン名古屋にて「豊削まつり2011」を開催し、特約店、代理店の営業が出席した。豊削まつりは、18回目の開催を迎える秋の伝統行事。今年は「三菱ドリルシリーズ・リサイクル事業情報」中心に、「見て・触れて・学ぶ」を基調に同社特約店の技術レベル向上を目指す内容で行われた。 会場内では定刻前から「豊削まつり」クイズスタンプラリーが開催されており、クイズに参加する営業マンで熱気が溢れていた。これは「三菱ドリル情報やリサイクル事業情報」に関するクイズに答えていけばプレゼントが当たるというもの。営業マンは6つのスタンプラリーステージで、説明員からの製品に関する情報を見て、製品に触れ楽しんで参加していた。 豊削まつりは,三菱マテリアルツールズ中部支店販売二部・石川里奈さんが司会進行を務め、冒頭挨拶に臨んだ小林取締役中部支店長は、日頃の愛顧に御礼を述べた後、報告として次のように話した。 @東日本大震災により、筑波製作所が被災。4月の下旬に操業を一部開始し、6月下旬に完全復旧した。新棟ができ、10月よりラインを増設し、12月にかけ増強している。 Aタイの洪水ではアユタヤのバンパイン工業団地に同社工場があり浸水した。同工場では筑波と岐阜製作所の製品を生産しており、P級インサート、超硬ソリッドドリルなどの生産を国内に移すことを検討。 B超硬の原材料であるAPT(タングステンアンモニウム)の相場が2005年から高騰しており、今年の6月には倍になっている。懸命の努力はしているものの、今年10月21日からの受注分に関して10%〜15%の値上げを実施した。対象製品は超硬ソリッドドリル、超硬ソリッドエンドミル、その他超硬切削工具。 C今回の豊削まつりについて表彰対象にあたる上期のセールを震災のため見送った。表彰対象は、昨年の下期(2010年11月〜2011年2月)の間で実施したキャンペーンの成績で表彰し、製品別部門(フライス工具、インパクトミラクル、WSTAR)のみを表彰対象とする。 小林中部支店長は「本日は販売をしていただいた御礼をする会でありますのでどうか満喫していただければと思います」と結んだ。 「MMS」「VFX」「UE6105」 23年度超硬工具協会賞 続いて、青木三菱マテリアル加工技術センター長より、埼玉県大宮市にある同社加工技術センターの概要説明と、平成23年度超硬工具協会賞受賞した同社製品の紹介が行われた。 @昨年4月に設立した加工技術センターは一年で総勢約1,000人来場した。収容人数60名のプレゼンテーションルームがあり、また実演や試作用大型の工作機械も導入し、ハード面も充実している。見て聞いて触れて学べるツールズカレッジも好評であり、基礎コースや応用コースがある。拡販活動の一助として積極的にご利用いただきたい。 A平成23年度超硬工具協会賞技術功績賞を3件受賞。67社の内、10数件が受賞し、今年3件受賞したのは三菱だけ。受賞製品は、ステンレス鋼加工用超硬ソリッドドリルWSTRAドリルシリーズ「MMS」、チタン合金加工用カッタ「VFX」シリーズ、鋼高能率旋削加工用CVDコーティング材種「UE6105」の3つ。審査は自社には投票できない仕組み。製品の受賞理由や特長は次の通り。 【ステンレス鋼加工用「MMS」】は独自のクーラント穴のデザイン(三角)が特長で、それにより従来製品(丸型)と比べてクーラント流量が二倍の増加が実現した。 【チタン合金の荒加工用「VFX」】は高剛性な縦置きインサートが特長。左右片方がV字になっており、チタンの切削力を受け止める。またクーラントノズルによって切り屑排出性が向上した。 【鋼高能率旋削加工用「UE6105」】 はアルミナの結晶の方位によって耐摩耗性が全く違い、一番いい方位を見つけた。専門的な材料技術が評価された。 また筑波製作所では生産活動に関連した廃棄物ゼロエミッションを達成し、超硬工具協会賞の「作業、事務、生産技術」の改善賞を受賞した。 次にリサイクル事業について鈴木リサイクル推進サブリーダーより説明が行われた。リサイクルは国内資源確保の側面があり推進強化をする。輸入している金属をそのまま使うのではなく、子会社である新日本金属の独自の精錬技術により使用済み工具に含まれるタングステンを再びAPTに戻して再利用する。使用済み工具を回収するリサイクルにぜひご協力をいただきたい、と呼びかけた。 その後参加者が6つのステージに分かれ実際に製品を手に取りスタッフからの説明を聞き、「見て・触れて・学ぶ」を体験していた。 優秀販売員表彰では、製品別部門(フライス工具、インパクトミラクル、WSTAR)で表彰が行われ、3名が発表された。またツールズキャンペーン2010中に行われたMSTARセールスコンテストの上位3名も併せて表彰された。 「新製品に触れ感じたことをユーザーに発信したい」 この後、黒田三菱マテリアルツールズ中部支店販売二部課長が11月から始まるキャンペーンについて紹介。最後に、木村三菱マテリアルツールズ中部支店副支店長より販売二部のメンバー紹介が行われ、終了した。 会場を移して開かれた懇親会では、特約店を代表し、時津新栄商會社長が「新製品に直接触れて肌で感じたことをエンドユーザー様に発信し、三菱製品の拡販に努めます」と挨拶を述べて乾杯した後、参加者同士で交流を深めた。 また、豪華景品が数多く用意された抽選会も行われ、会場は大いに盛り上がりをみせ、三菱マテリアルツールズ十倉常務取締役のキャンペーンの協力が懇請され三本締めで会を終了した。 メーカー5社が新製品・工法紹介 新商品研修会を開催 岡谷管栄会 営業マン31名参加 岡谷管栄会(会長=小川信氏・山信社長)では、11月17日午後2時より、岡谷鋼機名古屋本店会議室にて「新商品研修会」を開催し、会員企業の第一線で活躍している、営業マン31名が出席して、メーカー5社の新商品について学んだ。 研修会は、配管住設室岡本室長の司会進行、開会の辞を述べて開会した。 冒頭の挨拶で小川会長は出席者にお礼を述べた後「岡谷管栄会は商品研修等の勉強を中心とした内容で開催しており、今回は新人や中堅の皆様が、総会では、各会社の社長が出席しております。今は昔と比べると新商品がたくさん発売されるようになり、新工法をいち早くお伝えして工事現場で使っていただくのが我々の大きな役割です。本日は会社の垣根を取り払い、岡谷鋼機さんを中心として同じ業界で働く者同士、十分に学んでいただき、各会社の発展と業界の発展につなげていただきたいです」と述べ、引き続いて、研修会に臨んだ。 研修会後は、同社サロンオカヤにおいて賛助会員も招いて懇親会を行い交流を深めた。 主な研修内容は次の通り。@日立金属のステンレス配管用ワンタッチ継手「サスダケ」、ガス用『プッシュインパクト』 Aアロン化成の「ワンタッチ圧力開閉蓋」、「塩ビ製機能性雨水マスシリーズ」Bイノアック住環境の水道関連「溶剤浸透防止給水管」、「地中熱交換用パイプ」C東洋バルヴの「緊急遮断弁システム」D環境製品としてターボテック社製「LED照明」 下谷政弘学長(福井県立大学)を招いて 「持株会社と日本経済」 福井県機工商組合 正・賛助会員37名出席 福井県機工商組合(理事長=吉岡正盛氏・吉岡幸社長)では、11月25日の午後6時より、福井市中央のユアーズホテルフクイにおいて、正・賛助会員37名が出席し研修会を開催した。 司会進行を塚谷氏(轟産業常務取締役)が務め、冒頭挨拶に臨んだ吉岡理事長は出席者に御礼を述べた後、「この一年を振り返ると福井では大雪に始まり、新燃岳の噴火、東日本大震災、猛暑、台風、タイの大洪水などあり、我々民間の企業経営にとっては先の読めない非常に厳しい環境の一年でありました」と振り返り、「私たち機工商は日本のものづくり・製造業発展への縁の下の力持ちであり続けるために、会員各社が努力を惜しまず、しっかりとした経営をしていかねばならない。本日は福井県立大学の下谷学長に普段聞くことのできない貴重な企業経営に関するお話を頂きます。是非とも明日からの営業活動や経営に役に立てるよう、話を拝聴したい」と話した。 研修会は福井県立大学の下谷政弘学長が「持株会社と日本経済」をテーマに講演した。吉岡理事長は「機工商という商いを一人一人が真剣に取り組んでおり、格調高い経営哲学の一つに触れることができて有意義であった」と感想を述べた。 第二部の懇親会では細川理事(ホクシン社長)の司会の下、岩佐副理事長(みのる産業社長)が乾杯の音頭をとり開宴。中締めは賛助会員を代表して北井氏(ジーネット北陸営業所所長)の一本締めで終了した。 無駄を省いて短納期を実現 キッツ(伊那工場)を見学 名古屋水栓バルブ協組 研修旅行を開催 名古屋水栓バルブ工業協同組合(理事長=落合潔氏・兼工業社長)では、11月18日・19日の1泊2日で長野県伊那市方面へ研修バス旅行を実施し、組合員、賛助会員ら14名が参加した。 バス車内にて、落合理事長が「キッツさんの伊那工場を見学させていただくということで、渡部様には大変お世話になりました。組合員、賛助会員さんお互いに懇親を深めて有意義な旅行にしましょう」と挨拶。15万5,000uの広大な敷地面積に立つ、キッツの伊那工場を見学した。 伊那工場は世界有数の規模と自動化を実現した最新鋭の工業用バルブ生産工場である。工場周りに柵はなく、地域に開かれている。鋳鉄弁、ダクタイル弁、鋳鋼弁、自動弁等を生産しており、鋳鉄の自動造型鋳造ライン、トランスファーマシン、NC旋盤を備える。 加藤工場長と阿部生産部長から中を案内してもらうと、参加者は、各工程に最小限の部品、完成品在庫を持ち、売れた順に売れた分だけを生産して在庫に補充する後補充生産方式により、無駄を省いて短納期を実現する仕組みに感心し、見学終了後もさかんに質問をしていた。 その後同社が経営するホテル紅やに宿泊し、翌日はキッツ(旧北沢バルブ)の創業者である北澤利男氏が創設した北澤美術館を見学した。 第2四半期も堅調なV字回復 2期連続の増収・増益見込み(12年3月期) フルサトグループ決算発表会 ジーネット(社長=古里龍平氏・本社=大阪市中央区南新町)は、11月16日午前11時より本社会議室において、2012年3月期第2四半期(4月―9月)決算記者発表会を行った。グループ全体(ジーネット、フルサト工業、岐阜商事の3社)の連結売上高は343億8,800万円(前年同四半期比14.2%増)、連結純利益は5億5,300万円(同236.9%増)の増収増益となったことを発表した。 連結売上高について、事業領域別に見てみると、機器・工具事業(ジーネット、岐阜商事)では、国内製造業の早期回復及び省エネ・節電関連機器需要の取り込みを強化し、そしてブレース市場のトップシェアを誇る建築・配管資材事業(フルサト工業)では、震災復旧・仮設住宅向け販売に注力し、前期を上回る売上高を計上した。工作機械・設備事業(ジーネット)でも46.6%の増収を実現している。 当期は、震災に対する災害見舞金600万円を計上したが、各事業分野において、プライベートブランドの拡充や付加価値提案の実施、工場稼働率の向上、仕入れ・在庫戦略及び販売価格適正化といった取り組みが収益改善に貢献し、増収・増益を実現した。 2012年3月期の業績予想については、連結売上高684億円(前年通期比6.1%増)、当期純利益8億4,000万円(同47.5%増)となることを発表した。タイの洪水や急激な円高により先行きに不透明感があるとしながらも、二期連続の増収・増益となる見通しである。 分野別で見てみると、機器・工具分野(ジーネット、岐阜商事)では、円高等によるリスク要因があるものの、復興需要が支えとなり5%の増収を、建築・配管資材事業(フルサト工業)では、ブレース販売の伸びが期待され2.2%増の売上高となると見込んでいる。特に配管資材事業は、同社の成長分野として位置づけられており、販売力強化、シェア拡大に注力している。また、工作機械・設備事業(ジーネット)では、CAD/CAMの機械展示説明会や販売店組織の強化により需要の取り込みを図り、17.9%の増収を見込む。 * * * ジーネットの第2四半期個別業績について、個別売上高は前年同四半期に比べ18.7%増加し、227億4,500万円を、個別純利益は前年比317%増の2億6,600万円と、増収・増益となった。 今後の見通しについて古里社長は「タイの洪水などにより影響が出てくると思うので強気な見通しは出さないが、ジーネットは10・11月と前年を上回っている」と述べ、堅調に推移していることを示した。 実演が多く丁寧な説明と好評 「川島ベストパートナー展示会」 川島商事 1日で220名強が来場し盛況 工業用ゴム・プラスチック・各種設備機器卸・販売の川島商事(社長=川島健一氏・本社=名古屋市熱田区)と主要仕入先メーカーの会でつくる、「川島ベストパートナー展示会」が、11月10日に名古屋市中村区のウインクあいちを会場に開催され、午後4時の終了までにプライベートな展示会にもかかわらず、前回を上回る220名の販売店や、自動車、機械金属、食品業、等の製造・生産ユーザー、サブコンが来場し成功裏に終了した。 第2回目となった今回は、前回の好評をうけ、開催規模を拡大して会場を名古屋駅近くに移した結果、県内だけではなく、東海北陸にまたがる同社の顧客も来場した。 展示会はベストパートナー会と川島商事が一致団結して「省エネ・節電」・「環境」をテーマに、各メーカーの最新製品やゴム・プラスチックの最新の加工技術を展示紹介した。 会場の各出展メーカーのブースでは、来場者に製品をまず触って見てもらう、又は実演して見せ工夫している場面が多く、例えば継手とホースの省エネ比較として、圧力損失の少ない方がタンクの水が早くなくなる実演や、薬品や食品の輸送用に非粘着性のあるフッ素ホースへの提案として、油性マジックでも粘着しづらいので簡単に洗浄できると従来品との比較を見せていた。来場者はじっくりと説明員の実演や話しを聞きながら製品を手に取り質問をしていた。ゴム・プラスチックの加工技術ではゴムの微細加工や塩ビ、アクリル、ポリカーボネート等樹脂を精度、ソリなど難易度の高い加工に仕上げた品を揃えて展示をしていた。 来場者の感想は「担当者が一緒について、説明員の方が非常に丁寧に説明してくれたのでわかりやすかった」と話しており、購入意欲を示す姿も見られた。 開催後の出展メーカーの感想として「ご来場者のお客様は、必ず購買につながる展示会なので出展して良かった」「商品知識やメリット、他の同等商品との違いなど、じっくり話を聞いてくれる人が多かった」等が寄せられていた。また、今回出展していないメーカーから次回出展したい旨の連絡もあった。 川島社長は終了後に同社社員、出展したベストパートナー会会員を前にして挨拶を行い、感謝の意を表して今後一層拡販に努めることを表明し終了した。 西澤輝哉氏(清水合金製作所)が優勝 岐阜県管工機材商組合 第60回製販ゴルフ 岐阜県管工機材商組合(理事長=森嶋靖雄氏・大東会長)では、「第60回製販親睦ゴルフ会」を関市山田芳洞の岐阜関カントリー倶楽部の西コースを会場に開催し、正会員はじめ賛助会員等23名が参加して開催され、賛助会員の清水合金製作所の西澤輝哉氏がネット74.6で見事優勝を飾った。 上位入賞者は次の皆さん。(敬称略) ▽優勝=西澤輝哉(清水合金製作所)N74.6H20.4 ▽2位=菊池克明(アカギ)N74.6H20.4 ▽3位=大本敦信(アロン化成)N75.2H16.8 ▽4位=鈴木正彦(日邦バルブ)N75.6H26.4 ▽5位=新田裕二(三栄水栓製作所)N75.8H19.2 ▽ベスグロ=廣瀬功81 ファイバーレーザを搭載した OPTIPLEX3015Fiber ヤマザキマザック 新型レーザ加工機発売 ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏・本社=愛知県大口町)は、今年7月に発表したCO2レーザ加工機OPTIPLEX3015(オプティプレックス)をベースとしてファイバーレーザ発振器を搭載した新機種『OPTIPLEX3015Fiber(ファイバー)』を開発。11月14日から米国イリノイ州シカゴで開催された米国溶接国際見本市2011FABTECH&AWSショーで発表し、日本でも今回の発表により販売を開始する。 同機は高い駆動性能とファイバーレーザ特有のビームにより、鉄やステンレス・アルミの薄板加工に於いて、一般的な高出力CO2レーザ加工機と比較すると30%以上生産性向上を実現する。(同社実測値)。レーザガスや光学部品パージ用ガスが不要になり、電力を大幅に抑え、環境保全に適応する。 ファイバーレーザはCO2レーザよりも波長が十分の一と短く、薄板切断に関してはより良好な切断面を得つつ高速加工を行うことができる。またCO2レーザでは切断が困難であった銅や真鍮、アルミなどの高反射材においても安定した加工が可能。さらにCO2レーザ加工機と比較し、電気代やガス代などのランニングコストや機械のメンテナンスコストを大幅削減できる。上記の理由から、高速切断に対応できる早送り120m/minの高い駆動能力を持つ当社レーザ加工機OPTIPLEX3015をベースにファイバーレーザ発振器を搭載した新しい機械が開発された。 特長は次の通り @生産性=熱吸収率が高いファイバーレーザにより薄板加工の生産が30%以上向上。銅・真鍮・アルミなど高反射材を安定して加工 A保守性=メンテナンスコストの大幅削減。 B環境対応=低ランニングコスト C操作性=CNC装置の操作性を一層向上するため、自社で新開発したMAZATROLpreview2タッチパネル式CNC装置を搭載し、より使いやすいレーザ加工機にした。 イノベーションデー2011 “次世代加工機ショー” 森精機 盛況のうちに閉幕 森精機製作所(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区名駅2-35-16)は11月17日〜19日の3日間、イノベーションデー2011「次世代加工機ショー」を開催し、約7,000名が会場となった同社伊賀事業所(三重県伊賀市)を訪れた。今回は、従来の切削型工作機械に加え、超音波加工機やレーザ加工機など次世代加工機を展示することで、より幅広い業種からの来場者があった。 会場では、次世代の新機種13台を含む計39台の工作機械を展示し、全てでデモ加工が行われた。ギルデマイスター製品は小型機から大型機まで様々な5軸マシニングセンタを展示し、金型、ギヤ、医療部品など多彩なワークのデモ加工が多くの来場者の注目を集めた。また、超音波加工機ULTRASONIC20linearやレーザ加工機LASERTEC40Shapeなど最先端加工機も展示し、難削材加工やシボ加工(皮革調、木目調などの模様を金属表面に施す加工)の高効率化を提案。ドイツから参加したギルデマイスターのエンジニアと森精機のエンジニアが連携して機械の説明を行い、製品を理解する絶好の機会となった。 森精機が発表した旋盤、マシニングセンタ、複合加工機の新機種11台や、次世代コンパクトマシニングセンタMILLTAP700に対しても多くの来場者が関心を示した。 第8回切削加工ドリームコンテストの作品展示コーナーでは応募作品全80点を展示。17日の表彰式は受賞者が出席し、切削加工業界全体の技術・技能の交流と向上の場となった。 そのほか、製品や最新の加工事例を紹介するセミナーや工場見学会も終始多くの来場者でにぎわっていた。 同社は、次世代加工機によるデモ加工や加工技術のセミナーなどを通して、多くの顧客の生産性向上に貢献するソリューションを提案できたとし、会期中に得られた貴重な意見や感想を今後の製品開発やイベントに活かしていくことにしている。 伊賀事業所 工場を増設 森精機製作所は、主力生産拠点の伊賀事業所(三重県伊賀市)内に、新たに工作機械および工作機械ユニットの組立を目的とした組立工場の建設を開始した。 同社では、今年度からスタートした第三次中期経営計画「GQ-C-SI 123」の中で20%の生産性向上を目標とし、工程の見直しなど行い一層の生産性の向上に努めており、伊賀事業所では建設中の新加工工場(2012年2月操業開始予定、延床面積約1万3,000u)と併せ、工作機械の部品加工・ユニット組立・機械組立の工程の整流化を進めている。 【新組立工場概要】 ▽所在地=三重県伊賀市御代201番地 伊賀事業所内 ▽延床面積=約1万3,000u ▽操業予定=2012年5月 ▽投資額=約30億円 機構改革・人事異動 森精機製作所は12月1日付で、次の機構改革と人事異動を行った。 【機構改革】 ▽製造本部内機構改革 ・伊賀ベッド・コラム精密加工部を新設。 ・伊賀大物機械加工部を伊賀機械加工部に名称変更。 ▽エンジニアリング本部内機構改革 ・DMG製品加工技術部を新設。 【人事異動】 敬称略 ( )内は旧職 ▽重本公司=伊賀機械加工部GM兼伊賀ベッド・コラム精密加工部GM(伊賀大物機械加工部GM) ▽加治敏[昇格]=DMG製品加工技術部GM兼DMG製品加工技術課MA(立会検収部DMG技術課MA) 豊田営業所を移転・改称 ダイジェット工業 『三河営業所』に ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区)は、顧客サービスの向上ならびに業務の一層の効率化を図るため、豊田営業所を知立市牛田から安城市三河安城に移転し、併せて名称を三河営業所に改称、12月5日より業務を開始した。 三河営業所は【住所】〒446-0058 愛知県安城市三河安城南町一丁目15番10 シティータワー8階【電話番号】0566-71-0505【ファクス番号】0566-74-3717。 |