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2011年(平成23年)11月
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2011年11月6日(日)
2435号
目標を上回る8万3千名超え メカトロテックジャパン2011 ニュースダイジェスト社主催 成功裡に4日間終了 今年国内最大級の工作機械を中心とするFA技術専門展「メカトロテックジャパン2011」(主催=ニュースダイジェスト社、共催=愛知県機械工具商業協同組合)が9月29日から10月2日の4日間、名古屋市港区のポートメッセなごやで催され、期間中、目標を大きく上回る83,057人が来場し、成功裡に終了した。今年は会期が自動車関連企業の四連休と重なったこともあって、私服姿の来場者が初日からどっと押し寄せ、セミナー会場も最終日まで立ち見が出る程大盛況だった。 「日本中のものづくりを 元気にしたい」がテーマ 開会式では、業界の錚々たるメンバーが全国から駆けつけ、祝辞を述べた。主催者であるニュースダイジェスト社の黒田社長は東日本大震災の犠牲者に哀悼の意を示したあと「震災直後から、業界挙げての支援活動で復旧に努めた結果、自動車業界は僅か半年の間で震災前の生産態勢にまで戻りました。日本経済を活性化するためには、世界に誇る技術力、これに支えられた製造業の発展が第一だと考えております。このため今回のテーマを『日本中のものづくりを元気にしたい』と致しました」と挨拶。 共催者である愛知県機械工具商業協同組合の野田理事長は「まずは足元、我々一人ひとりが元気を出していくことが大変重要ではないかと思っております。展示会を通して我々製造業の元気を取り戻す大きなきっかけになります事を期待します。皆で頑張りましょう」と力強く述べた。 来賓を代表して藤木経済産業省製造産業局産業機械課課長(代読・永山氏)より、工作機械はあらゆる生産現場で活用されており我が国の高いものづくり技術を支えている重要な基盤になっているとして、「国の成長を支えていくためにも一層の技術開発、新製品投入、人材育成に取り組まれます事を期待します」との言葉があった。 横山日本工作機械工業会会長(ジェイテクト会長)は、独ハノーバー・メッセで9月19日から開催された世界最大の工作機械見本市『EMOハノーバー2011』を現地視察した感想として、「欧州での出品機は複合加工機が圧倒的に多く、工程集約型のマシンが揃っており、その中でも日本の工作機械は抜群の信頼を得ていました。日本の工作機械は国内にとどまらず世界のものづくりを本当に支えているし、その役割を果たさないといけないと感じた」と述べた。 また出展者を代表して岡本アマダ社長が「日本のものづくりは六重苦に直面しており、この様なイベントを通じて中小企業がどうして日本に残れるかを考えた時に今回のテーマがあると思います」と結んだ。 続いて来賓紹介の後テープカットが行われると開幕し、前回(09年)展を341小間上回る、365社、1,490小間の工作機械や切削工具、関連機器の出展ブースは人で埋まった。 次回開催への大きな成果 主催したニュースダイジェスト社は、前回まで名古屋国際見本市委員会が主催の下、愛知県機械工具商業協同組合と共催していたが、今回から単独での主催となり、共催の愛知県機械工具協同組合(野田理事長)と強力なタッグを組んで一年半前から準備を進めてきた。今回の成功を受け関係者は、「内心はどうなることかと思ったが『次も開催していいですよ』というお墨付きを戴いたと思う」と話しており、2年後の次回開催に向けて結果を残せたことは大きい。 【入場者数と人の傾向】 入場者数は前回(09年)よりも7,000名程少ないが、前回と比べて挨拶程度に出展ブースに立ち寄る人よりも、今回はターゲットを絞って具体的な話を持ってくる人が多く、ブースでの滞在時間が長かった。海外からの入場者数は4日間合計で1,389名であり、入場者の大部分は国内からとなっている。 【出展内容について】 環境改善をテーマに掲げるブースが目立った。業界の傾向として新製品はJIMTOF(日本国際工作機械見本市)に向けて発表するメーカーが多く、昨秋のJIMTOF発表後、ユーザーからの感触や反響を得た内容をPRしているところが多かった。 【企画展示・セミナー】 企画展示として、注目の素材であるCFRP(炭素繊維複合材料)の加工実演を行った「中小でもできる!CFRP加工」は予想以上に反響があり、毎回人垣が出来る程だった。 学生向けセミナーである「工作機械トップセミナー」では、全国から340名(事前に登録された数字)の学生が参加した。会場は熱気で溢れ、学生は第一線で働く業界の多彩な講師陣の話に、目を輝かせて聞きいっていた。 他に東日本大震災で被災した企業を応援する「がんばろう!東北」の写真パネル展も好評だった。 日本最大級の異業種交流会 メッセナゴヤ2011 環境・安全・モノづくり 9日(水)水からポートメッセなごやで 愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所でつくるメッセナゴヤ実行委員会では、愛・地球博の理念を継承する事業として、中小企業の販路拡大と異業種交流を目的に、2006年秋より異業種交流展示会「メッセナゴヤ」を実施している。第六回目を迎える本年は、「明日を拓く提案〜環境・安全・モノづくり〜」をテーマに、過去最大規模となる513社・団体の出展を得て、11月9日〜12日の4日間、ポートメッセなごやにて開催される。 出展者の内訳を提案分野別に見ると、〔A環境・エネルギーへの提案〕が216社・団体と最も多く、次いで〔B安全・安心への提案〕が100、〔C新たな成長産業に向けた提案〕が99、〔D産学連携・自治体・海外ゾーン〕が31、〔Eベンチャービジネスゾーン〕が27となっている。 また今回、東日本大震災の被災地域の一日も早い産業復興に寄与するため、被災地域企業のキラリと光る製品・技術の展示及び物産即売会を行う特設コーナーを会場の2号館に設置。この「東日本大震災復興支援コーナー」に40社・団体が出展する。 会場1号館のテーマ展示(主催者展示企画)では、「スマートコミュニティ≠ェ拓く未来とビジネスチャンス」と題して、スマートコミュニティの実現が地球温暖化の改善と利便性の高い生活環境の実現にどう貢献するかをわかりやすく解説。また、様々な産業が複合的に絡み合う過程の中で、どのようなビジネスチャンスが創出されるのか?その可能性を解説する。 そのほか会期中には、多彩な講師陣によるセミナーをはじめ、環境・安全・モノづくりに関るイベントを開催。参加はすべて無料となっている。 このうちビジネスセミナーは2セッションあり、初日の9日午後2時より小宮山宏氏(三菱総合研究所理事長・東京大学総長顧問)が講師となって日本「再創造」〜「プラチナ社会」の実現に向けて〜≠テーマに講演。10日午後1時からは、坂根正弘氏(コマツ会長)が「ダントツ経営」〜代を重ねるごとに強くなる企業を目指そう〜・〜日本国籍グローバル企業に自信あり〜≠ニ題して講演する。会場はいずれも交流センター3階会議ホールで、定員は各300人(事前予約)。 【メッセナゴヤ2011概要】 ◆事業名=メッセナゴヤ2011 ◆主催=メッセナゴヤ実行委員会(構成=愛知県・名古屋市・名古屋商工会議所、委員長=立花貞司氏・名古屋商工会議所副会頭) ◆会期=2011年11月9日〜12日 ◆会場=ポートメッセなごや(名古屋港金城ふ頭) ◆開場時間=午前10時〜午後5時 ◆入場料=無料 ◆出展規模=513社・団体、1,037小間 《内訳》一般出展473社・団体(前回は450社・団体)、東日本大震災復興支援コーナー40社・団体 ◆テーマ=「明日を拓く提案〜環境・安全・モノづくり〜」 ◆提案分野=A環境・エネルギーへの提案、B安全・安心への提案、C新たな成長産業に向けた提案、D産学連携・自治体・海外ゾーン、Eベンチャービジネスゾーン ◆入場目標者数=4万人 ◆主催者展示企画=@東日本大震災復興支援コーナー「がんばろう日本!〜光る東日本の底力〜」Aテーマ展示「“スマートコミュニティ”が拓く未来とビジネスチャンス」 ◆併催セミナー・イベント=ビジネスセミナー、グローバルセミナー&サロン、学生向け企業研究企画等 コンパクトな電子瞬間湯沸器 「エマックス」の勉強会 名古屋水栓販売協会 たかふね工業を招き9月定例会 名古屋水栓販売協会(理事長=土方隆氏・東洋物産社長)の「9月度定例会」が、9月28日午後6時より、昭和区の鶴舞公園内にある萩乃茶屋を会場に開催され、新賛助会員であるたかふね工業(社長=石井文浩氏・本社=名古屋市中川区)の大野執行役員を招いて「電子瞬間湯沸器『エマックス』説明会」を実施した。 たかふね工業の新規加入の際に推薦した植田会計担当理事が司会を務め、昨年愛知県管工機材・設備総合展への出品を機に、今年同協会へ賛助会員として入会してもらった経緯を説明した。続いて土方理事長が挨拶に立ち、「今回はガスを使わない電気式の瞬間湯沸器ということで珍しい商材だと思いますので販売にプラスになればと思います」と述べた。 電子瞬間湯沸器『エマックス』は水と電気が有ればお湯が出るタンクレスの給湯器。米国エマックス社の世界数カ国に及ぶ特許登録製品で、日本建装工業が日本をはじめ極東地域における総販売元となり、たかふね工業が東海3県の販売代理店として拡販を行っている。日本国内では56,000台の出荷実績がある。 大野執行役員は最初にティッシュ箱程度の大きさである『エマックス』を披露した。省スペースで設置でき、ボイラーや貯湯タンクの設置が不要のため配管工事が一切不要であり、ガスや灯油を使わないので経済的という特長をPRした。中の構造は耐熱放射線材による特殊ヒーターが配列してあり、その部分で水を瞬間的に加熱するシンプルな仕組み。ヒーターには最新の先端工学が凝縮されており、ほぼ瞬間的に給湯される。種類は内蔵するヒーターの本数で大きく3種類に分かれており、希望するお湯の量や温度によってタイプを選ぶ。主な用途として例えばレストラン、オフィス、工場等の手洗い専用、台所、洗面台、厨房などがあり、給湯温度は標準38度〜45度。 出席者からは「ヒーターが切れた場合にヒーター部品だけの交換はできるの」という質問があり「ヒーター1本定価5,000円で交換できます」と話していた。製品に対する問い合わせはたかふね工業迄。TEL=052-361-7551 製造業の海外流出時代 知恵を出し合い乗り切る ダイヤモンド工業協会 第26回中部支部総会開催 ダイヤモンド工業協会中部支部(支部長=北川正樹氏・北川ダイヤモンド工業社長)の「第26回総会」が10月6日午後5時40分より、名古屋市中区錦のアパホテル名古屋錦EXCELLENTにおいて開催され、支部員ら31名が出席した。 冒頭、北川支部長は挨拶で「一週間前にポートメッセなごやで『メカトロテックジャパン2011』が開催され、リーマンショックの影響をまともに受けた2年前に比べると目的を持って訪れた来場者も多く、4日間で83,000名が来場したと聞いております。それを見ますと、経済が戻ってきているのかという感じはいたしますが、ただ現実、なかなか日本の先行きは不透明、特に超円高でまさに製造業にとっては大変な状況です。今まで海外に行く気のなかった企業も海外移転を考えている。製造業の海外流出時代に入ってきています。日本、特に名古屋が空洞化になって我々はますます厳しい状況にありますが、頭を使って乗り切って行くことを、本日皆様の忌憚のない貴重な意見をいただき、情報交換していただければ幸いかと思っております」と述べた。また、リーマンショック以来3年間中止しているゴルフ会について、アンケート調査で希望者が多ければ再開することも付言した。 続いて滝沢茂監事(内外ダイヤモンド社長)より監査報告があり、全員異議なくこれを承認した。 早坂謙司ノリタケカンパニーリミテド工業機械技術本部長は、現況報告としてダイヤモンド工業協会の生産高を取り上げ、4〜8月の生産高は昨年に比べて108%となりリーマンショックから徐々に回復しつつあるが、リーマンショック以前の平成20年の上期と比較すると92%とまだまだ戻りきっていないと説明。業種別では電子・半導体が121%、輸送機器が87%、機械工具が79%、建築・石材が72%となり電子・半導体以外は回復に至っていないとし、「昨今のEUの信用収縮、円高、資源高、日本産業の空洞化と、これからも非常に不透明な中で事業の運営を強いられるのではないか」と予想した。 武藤隆ダイヤモンド工業協会事務局長の音頭で乾杯。和やかな雰囲気のなか出席者は情報交換などを行い、萩原利昌旭ダイヤモンド工業名古屋支店長の中締めでお開きとした。 総会に先立って行われた恒例のミニコンサートは、今回、地元名古屋出身のピアニスト、はちまん正人氏を招へい。「慕情」「ムーンリヴァー」「オペラ座の怪人」などのスタンダード曲や、はちまん氏のオリジナル曲「森の響(おと)が聴こえる」を楽しいトークも交えて演奏し、聴衆を感動させた。また最後に、震災復興への願いをピアノに託して「見上げてごらん夜の星を」の演奏も行われた。 【はちまん正人氏プロフィール】 1963年名古屋市生まれ。 1989年世界デザイン博にコンピューターミュージックで出演。これをきっかけにプロ活動を開始。 ソロピアノを中心に、能笛・芝居・現代舞踊・尺八・打楽器等の異ジャンル奏者との共演で独自の即興ピアノスタイルを確立。総合舞台プロデュースも手掛け、音楽を中心としたそれらの活動はさらに拡がりを見せている。 作曲家・編曲家としてのキャリアも積み重ね数々の作品を生み出している。これまでに13枚の多様なCDをリリースしている。ソウルシンガーの上田正樹、華道家の假屋崎省吾等と共演し活動の幅を拡げている。 ジャンルを問わないスタンダード曲を、即興演奏表現を念頭に、テクニカルで情熱的、且つ自由な表現はドラマティックピアニストとして唯一無二の存在を作り上げる。(オフィシャルHPより抜粋) 1階倉庫をリニューアル 名古屋営業所で展示会 山信 120名以上来場し目標達成 山信(社長=小川信氏・本社=名古屋市熱田区)の名古屋営業所(久納淳一所長)では、恒例の「展示会」を10月1日の午前10時より、本社1階のリニューアルした倉庫を利用して開催し、目標を上回る70社、120名以上の来場者と売上を計上し活況を見せた。 昨年までは本社の5階で開催をしていたが、1階倉庫を改装し、天井を高くして全ての照明をLED(発光ダイオード)電球に買い換えて今後の省エネ対応型店舗を体現した。 当日は絶好の行楽日和で来場数が心配されたが、朝から営業マンが顧客に電話をかけて動員を図った。その結果サブコン、設備工事業者や家族連れで賑わい、展示会は午後から商談席が盛況だった。 山信では各営業所で展示会を開催しており、各所長は、独自の企画で来場者に応えている。 会場には、入り口に焼きそば、みたらしなどの模擬店を揃え、入るとすぐ左手には「山信コーナー」を設置。展示品は接着剤やボンド、テープなどの小物を中心に揃え、ブースを作った女性社員が積極的に販売していた。商品の隙間に人気アーティストの写真やカラーペンを使って目立つポップを貼り、雑貨店のような手作り装飾は人目を引いていた。 出展メーカーは昨年を4社上回り、17社が出展した。大・洗浄5?小・洗浄3.8?の超節水トイレや、水栓・配管用部品、エアコン、電動・作業工具、太陽光発電装置、液晶テレビ・LED等の最新製品や売れ筋品が展示即売され、当日限りの割引セールも大好評であった。 独自性のある展示が話題 川島ベストパートナー 展示会 いよいよ開催ニッチな市場にも特化 11月10日(木)にウインクあいちで 工業用ゴム・プラスチック・各種設備機器卸・販売の川島商事(社長=川島健一氏・本社=名古屋市熱田区)と主要仕入先メーカーの会でつくる、川島ベストパートナー会主催の「川島ベストパートナー展示会」が、11月10日に名古屋市中村区名駅にあるウインクあいち8階会場で開催される。同展は「省エネ節電」・「環境」をテーマに出展メーカーの新製品・新技術を紹介する他、ゴム・プラスチックの最新の加工技術を提案する。 好評につき規模を 拡大して開催 川島ベストパートナー展示会は2008年に開催されており、大好評を博した。2回目の今年は装いも新たに会場を名古屋駅近くに移し、東海北陸にまたがる顧客を広く動員して開催規模を拡大するとともに、展示会の成功に向けてベストパートナー会と川島商事の全社員が一致団結している。 同社は大正6年に創業し94年の歴史を持つゴム・プラスチックを主力とした各種設備機器や資材の総合商社。初代社長の川島勘一氏がベルト販売の小売業を名古屋市中区東田町にてスタートさせ、各種プラスチック製品販売を併業して業務を拡大した。 昭和39年に現在の名古屋市熱田区花町に本社を新築移転し、工業用ゴム各種プラスチック製品の総合商社に発展。さらにその後中部圏に営業所を開設、ベルト加工工場を設立し業容の拡大と、生産能力を増強した。ゴム・プラスチックの販売と併せて素材を活かした様々な加工品を生み出すことで素材を加工から組み立てまでセット販売できる強みを強化している。 出会いや話から広がる商品も多い 四代目の現川島社長は、難加工のゴムや日々素材の進化を遂げるプラスチックに対応した顧客の加工要求を満たすために、自社の職人だけではなく、国内外にわたる匠の技を持つ職人と連携を広げることで、取引先顧客業界が自動車、半導体、食品、医療などと幅広くなり、高品質な製品を安定的に供給する体制を整えている。例えば医療向け特殊精密フィルム材の成型や半導体向けの精密樹脂切削加工品など手がけており、ニッチな市場でも営業マンは顧客の話にじっと耳を傾け、さまざまな要求に対して提案販売をしている。その結果「お客様との出会いや、ふとした話から広がる商品が多いです」(同社杉山直義業務部長)と話しており、「展示会をきっかけとしたお客様のビジネスチャンスにぜひお役に立ちたいです」(川島社長)と意気込みを語っている。 開催にあたって 川島商事 社長 川島健一 はじめにこの度の東日本大震災で犠牲になられた多くの方々に哀悼の意を表するとともに、被災地の一刻も速い復旧、復興をお祈り申し上げます。 また平素は川島商事に対し格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 今回の展示会は、川島ベストパートナー会(川島商事と主要仕入れ先メーカー様との集い)の主催で開催を致します。『省エネ節電』『環境』をテーマに出展メーカー様の新製品や新技術をご紹介する他、弊社ブースにおいては日々進化するゴム・プラスチック等の素材を使用した加工技術や成形・切削品の展示により、最新情報を発信して参ります。 そして省部品、エコ、安全対策、施工性、軽量化、長寿命化、メンテナンスフリー、リサイクル可能などさまざまなご要求に対して、高い技術アプローチを持つ出展メーカー様とお客様との出会いの場を作ることで、お客様の販路拡大や、より良いものづくりをお手伝いする展示会になればと考えております。 弊社では、工業用ゴム・プラスチック製品の販売を基盤として、常にお客様に満足していただける商品の提供を使命と信じ、商社という枠を取り外した企業になるよう努めております。 ゴム・プラスチックに関する高い要求にお応えするため、国内外にわたり匠の技を持つ職人の方々や加工工場の情報収集を行いながら連携先を広げており、様々な加工やアッセンブリーをすることにより、自動車・半導体・食品・医療・建設・土木など、様々なものづくりのお手伝いをしております。 例えば医療向け特殊精密フィルム材の成型や、半導体向けの精密樹脂切削加工品の製作、金属性の部品から耐熱・耐薬品・耐摩耗性に優れたゴム・プラスチック部品への代替や組み合わせなど、様々な情報を通じてご提案をし、お客様のニーズに合わせた商品や部材の提供を行っております。 『川島ベストパートナー展示会』はものづくりに携わる全ての方々にぜひご覧いただき、積極的な情報交換や商談の場になりますよう、私並びに社員一同努めて参ります。 何卒ご期待いただきますとともに、ものづくりに携わる多くの皆様のご来場をお待ちしております。 出展メーカー 一覧 (順不同) 旭有機材工業、アンレット、エーアンドエーマテリアル、カナフレックスコーポレーション、クオドラントポリペンコジャパン、三機工業、潤工社、東拓工業、東北ゴム、トヨックス、バンドー化学、三菱樹脂販売、三菱電機住環境システムズ、川島商事 主催=ベストパートナー会 (川島商事と主要仕入れ先メーカー様 との集い) イノベーションデー2011 “次世代加工機ショー” 森精機17日から伊賀事業所で 森精機製作所(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区名駅2-35-16)は、イノベーションデー2011“次世代加工機ショー”を11月17日〜19日の3日間、同社の伊賀事業所(三重県伊賀市御代201、TEL0595-45-4151)にて開催する。時間は午前10時〜午後5時。伊賀事業所は、中型から大型の工作機械の組立を行う同社の主力工場で、基幹部品である主軸、ボールねじの生産や、部品の加工、鋳物の製作も行っている。 イノベーションデー2011では、次世代の新機種13台を含む計38台の工作機械を展示。プレミアムマシンの“Xクラス”からは旋盤、マシニングセンタ、複合加工機の新機種、計10台を初披露する。さらに独国ギルデマイスター社のリニアドライブ搭載、高速5軸マシニングセンタDMU 60 eVo linearや、ギルデマイスター社との初の共同開発機、MILLTAP 700などを展示する。デモ加工やセミナーを通じて、ユーザーの生産性向上に貢献する加工ソリューションを提案する。 期間中は毎日、新製品や最新加工事例のセミナーや工場見学会を開催。工場見学会では、主軸、ボールねじの生産工場から、加工工場、組立工場まで全ての工場を案内する。 また、今回で8回目を迎える切削加工ドリームコンテストの応募作品を展示。17日には優秀作品の表彰式を行う。 そのほか、屋台村を設置し、ヨーヨー吊りやスーパーボールすくいなど子供にも楽しんでもらえるイベントを実施。家族での来場を呼びかけている。 なお、期間中は毎日、JR名古屋駅とJR新大阪駅から無料送迎バスが運行される。来場登録、無料送迎バスの乗車登録などの詳細については、同社ホームページhttp://www.moriseiki.com/japaneseで確認を。登録期限は11月7日。 【新機種紹介】 ◆MILLTAP 700 ギルデマイスター社と共同開発した次世代コンパクトマシニングセンタ。コンパクトなボディと700/420/380mm(X/Y/Z)のワイドな加工エリアにより、自動車や二輪車、電機などの様々な部品加工に対応する ◆DMU 60 eVo linear オーバハングをなくした門形構造や、加工エリアの斜め奥から突き出した回転傾斜テーブル、前部が円弧状に設計されたベッドなど、独創的な構造により剛性とワークへの接近性を高めた5軸マシニングセンタ。航空機や金型など複雑なワークの高精度加工を必要とする産業に最適。 ◆DMU 65 monoBLOCK 所要床面積7.5uという同クラスでは最小となるコンパクトさと、開口幅1,430mmの大きなドアが特徴の5軸マシニングセンタ。トラニオン構造の2軸テーブルを採用し、コンパクトでありながら、テーブルサイズφ840×500mmの大型ワークを加工可能。 ◆NLX2500Y/1250 チャックサイズ10インチの高剛性・高精度CNC旋盤NLX2500シリーズに、新たに心間1,250mmのモデルを投入しラインアップを拡充。全軸摺動面案内を採用し減衰性を向上することで、加工時に発生するびびりを抑え、長尺シャフトワークの高精度加工を可能にする。 ◆NLX3500Y/700 チャックサイズ15インチ、クラス最大の主軸貫通穴径φ132mmを有する大型精密CNC旋盤。従来機に比べ1.5倍以上幅広な摺動面案内を全軸に採用しており、剛性を大幅にアップしている。高い剛性が求められる建設機械や油圧機器における大径ワークの高効率かつ、高精度な加工を実現する。 ◆NVX5100/50 高剛性・高精度立形マシニングセンタ、NVX5000の50番テーパ主軸仕様。減衰性の高い幅広な摺動面案内とクラス最大の主軸ベアリング内径φ120mmを採用し、重切削能力を30%向上している。建設機械や油圧機器のボーリング加工など高い剛性を必要とする加工に最適。 ◆NVX7000 難削材加工対応の高剛性大型立形マシニングセンタ。テーブルサイズ1,700×760mm、Y軸移動量760mmの広い加工エリアを実現している。 ◆NHX5500,NHX6300 50番テーパの高速・高精度横形マシニングセンタ。パレットサイズ500×500mmのNHX5500と同630×630mmのNHX6300によりNHXシリーズのバリエーションを拡充。早送り速度60m/minの高速送りと、各軸に標準装備したダイレクトスケールフィードバックにより全軸で位置決め精度3.0μm以内を達成している。 ◆NZX2000/800STY3 チャックサイズ8インチ、最大3つの刃物台が搭載可能な量産加工対応の高効率4軸複合加工機。複数の刃物台を活かした自動車部品、油圧部品の量産加工に加え、ミーリング機能や全刃物台に装備可能なY軸機能を利用した複雑な部品の高効率加工まで様々な加工に対応する。 ◆NZX2500/600Y チャックサイズ10インチ、ミーリング機能を標準搭載した高剛性・高効率4軸複合加工機。第1、第2刃物台と心押台の摺動面が独立している3ガイド摺動面を採用、また各軸の摺動面幅を広げることで、剛性を50%向上している。 ◆NZX4000C/2000Y 2つの刃物台と、最大加工径φ660mm、最大加工長さ2,000mmを有する高効率大型四軸複合加工機。第1刃物台に搭載したミーリング機能と大型旋盤では初となるY軸機能により、石油・エネルギー産業における大径長尺ワークの高効率複合加工を実現する。 ◆NZX-S2500(参考出品) 最大加工径200mm、最大加工長さ625mmまでのクランクシャフト加工に特化した高効率4軸複合加工機。量産ライン対応機として省スペースを実現しており、単位面積あたりの生産性を飛躍的に向上する。 アカギ 排水ジョイントの新製品を発売 「ハイスイAジョイント」と 「ハイスイステンAジョイント」 配管支持金具など、建築設備資材総合メーカーのアカギ(社長=渋谷宏明氏・本社=東京都中央区)は、平成23年10月付けで排水ジョイントとその関連商品を発売に踏み切った。同社では建設業界に携わる企業の使命として、安全で優れた建築資材の開発を進め、迅速廉価に日々の研鑽を積み重ねている(渋谷社長)。今回はその一環として以前より製品化を進めていた、主にトイレや流し台の排水部に使用される排水ジョイント“ハイスイAジョイント”と“ハイスイステンAジョイント”の2種類を新たに発売した。 この内“ハイスイAジョイント”についてはサニフレックスのサニタリージョイントを、また“ハイスイステンAジョイント”は日装のKSジョイントを、それぞれアカギのブランドで製造し、総発売元として全ての商品の販売を担当する。各製品の規格や材質、品番など詳細については当面従来の仕様をそっくり継続し、商品名を“ハイスイAジョイント”に改名してアカギブランドとした。〈ハイスイAジョイント〉としては@主要部材のジャバラ部分に軟質塩ビ系の樹脂を使用。A同仕様のゴム製品との比較では耐久性が上がっている。B表面の滑らかさや美観に優れている。などがある。 〈ハイスイステンAジョイント〉は@ジャバラ部に独自の特殊な製法を用いて成形しており、板厚のバランスに優れている。A硬いステンレス材ながら優れたフレキシブル機能を持つ。Bステンレス製品の半永久的とも言える耐久性と美しさが特徴。などである。 アカギでは他にも色々な開発を手がけており、特にユーザーからのニーズは開発の大きなヒントに繋がるため重要視している。今回の“ハイスイAジョイント”開発のきっかけは、排水用のフレキシブルジョイントについて「なぜか建設業界以外のメーカーさんが頑張っていますね。」と言われたことが発端だと言う。 結果的にはこの一言が同社の排水ジョイントへの挑戦に繋がっている。アカギの建設業界に対する想いは『創業以来お世話になっている業界に、良品廉価の建設資材を開発して恩返しをしたい』ことにあり、新鮮味や話題性の提供と供に少しでも業界の活性化に役立ちたいとの気持ちが強い。それが同社の更なる開発の精神に繋がっているようだ。 モノづくりの未来を担う若者たちを応援 長野技能五輪・アビリンピック2012 トラスコ中山が協賛 機械工具卸商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、大阪本社=大阪市西区)は10月11日、来年10月に開催される「長野技能五輪・アビリンピック2012」に協賛すると発表した。 同社は「がんばれ!日本のモノづくり」を企業メッセージとして掲げ、国内のモノづくり現場で必要とされるあらゆるプロツールを供給することで、日本のモノづくりに貢献している。大会開催の地となる長野県内には同社の上田支店と岡谷支店があり、地域に密着して大会を応援していく。 技能五輪は、モノづくりの未来を担う若年技能者のレベル向上と技能の重要性をアピールすることを目的に開催されており、満23歳以下の若い技能者が毎年、日本一の技を競い合う。上位入賞者は2年に1度行われる国際大会への参加資格を得る。 一方のアビリンピック(全国障害者技能競技大会)は、障害のある人たちが職業技術を競う大会で、障害者の職業能力に対する社会的理解を深め、雇用を促すことを主な目的として開催される。上位入賞者は概ね4年に1度開かれる国際アビリンピックへの出場が可能。 同社は、モノづくりを応援する企業として「モノづくりの大切さ・素晴らしさ」を広く伝えるこの大会に協賛し、参加選手を応援していくこととしている。 ◆第50回技能五輪全国大会 【開催期間】平成24年10月26日〜29日 【主催】長野県、松本市、諏訪市、厚生労働省委託団体 【競技職種】機械組立、旋盤、左官、配管、自動車板金、建築大工、車体塗装など、41種目(予定) 【会場】長野県内各会場 ◆第33回全国障害者技能競技大会(通称・アビリンピック) 【開催期間】平成24年10月20日〜22日 【主催】長野県、長野市、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構 【競技種目】電子機器組立、木工、製品パッキングなど、22種目(予定) 【会場】長野県内各会場 ◆長野技能五輪・アビリンピック2012ホームページhttp://www.waza-can.com/ TRUSCO樹脂製平台車「ルートバン」が 2011年度グッドデザイン賞 トラスコ中山は10月14日、プライベート・ブランド製品の樹脂製平台車「ルートバン」が公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2011年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。 「ルートバン」は、軽量化と強度の両立を実現したリブ構造のデザインが特徴の樹脂製平台車。ボルトレスにこだわり、自重は1.9kgと2.1kg(サイズ別)でそれぞれ均等荷重100kgを実現した。持ち手部分を円筒形のリブ構造にデザインするなどユーザーの負担軽減を追及するとともに、材質は100%再生ポリプロピレンを使用し環境にも配慮した製品となっている。 今回の受賞では、デザイン性と強度の確保、軽量化を兼ね備えたリブ構造デザインが評価された。また、積み重ねも可能にしたスタッキング構造や荷物の大きさに合わせて連結可能なモジュール化デザインの秀逸さも評価を受けた。 呼吸しやすく経済的な 防じんマスク国家検定合格品を発売 スリーエムヘルスケア 標準・スモールの2サイズ スリーエムヘルスケア(社長=ジェシー・ジー・シン氏、本社=東京都世田谷区)は、画期的な防じんマスク「3MTMVフレックスTM防じんマスク」の販売を開始した。従来品に比べ、呼吸が楽なため快適に利用でき、経済性にも優れている。 道路を行き交う自動車の排気ガス、未舗装の道路で舞い上がる粉塵、黒板に書くときに生じるチョークの粉や、木工作業中に発生する多くのおがくずなどあらゆる業務環境において、作業者はさまざまな物質を無意識のうちに吸い込む可能性がある。このため、自発的にマスクを装着する作業者も多く、建築・土木分野では、この傾向が顕著となっている。 一般的に利用されているサージカルマスクは、咳・くしゃみなどによって飛沫が拡散することの予防には有効だが、あごや頬で隙間が発生しやすく、大気中に浮遊する各種物質の不本意な吸入の予防には効果的とは言えない。 一方、作業者の健康被害の予防を目的として、厚生労働省が定める国家検定に合格した防じんマスクは有害物質の吸入抑制に一定の効果を発揮するが、息苦しい、マスクの中が蒸れるなど、快適さに課題があった。 新製品の3MTMVフレックスTM防じんマスクは、3M独自のフィルター技術を駆使し、防じん性能を発揮しながら利用者の快適さを実現する、国家検定に合格した製品。呼吸のしやすさの指標となる吸気抵抗、排気抵抗はそれぞれ16パスカルで、従来品(3MTM防じんマスク8000J)の30パスカルから改善し、楽に呼吸ができる。マスク自体が密着しないよう口元の空間を確保しているので利用者の快適さを実現しながら、会話をしてもマスクのずれは少なく、適切な装着状態を維持できる。 また、使用限度時間も従来品の三時間に対し十八時間と長いので経済的であることに加え、折りたたんであるため持ち運びやストックにも便利。 国家検定区分一(DS1)合格品の3MTMVフレックスTM防じんマスクには、レギュラーサイズ(製品番号9102J―DS1)とスモールサイズ(同9102JS―DS1)の2種類がある。価格はオープン。また、近日中に国家検定区分二(DS2)合格品の追加発売も予定されている。 同製品に関する問い合わせはカスタマーコールセンターTEL0570-011-321まで。 3M、Vフレックスは、3M社の商標。 【3Mについて】 3M(本社=米国ミネソタ州)は新しいアイデアのひらめきを何千もの独創的な製品へとカタチにする。創造性を共有する企業文化は、人々の生活を豊かにするために途切れることのないテクノロジーを生み出している。3Mはイノベーションカンパニーであり、これからも製品をつくり続けていく。世界65カ国以上に拠点を持ち、売上高は270億ドル、社員数は8万人。 キッチンスタジオがオープン 「クラッソ」の使い心地を体験 TOTO名古屋支社キッチンまつり’30開催 TOTO名古屋支社(支社長=森村望氏・住所=名古屋市中区)では、名古屋ショールームにおいてシステムキッチン発売30周年を記念したイベント「キッチンまつり’30」を9月30日から10月2日の3日間開催した。空クジなしの米俵などが当たる大抽選会を行い、システムキッチンを見積りした際に進呈した抽選券を手に来場した顧客や、この日ショールーム隣にオープンしたキッチンスタジオで「調理実演&スイスイ体験」に参加する顧客で賑わい、休日は大勢の家族連れの姿も見られた。 広々として明るいキッチンスタジオは最新のシステムキッチン『クラッソ』が導入され、前にテレビモニターを設置して講師の手元がよく見えるようにされている。ガスコンロにはSiセンサーコンロがついており、東邦ガスの講師から温度調節や吹きこぼれ防止機能により、安全に使えることがPRされた。参加者は豚肉のローズマリーや炊き込みご飯を試食し、クラッソの特長である「らくプル親子収納」や「水ほうき水栓」機能の紹介を受け、使い心地を体験していた。 タイの洪水被害への対応について(10月28日時点) ●住生活グループ(社長=藤森義明氏・本社=東京都千代田区) 1、被害の状況について タイ国パトムタニ県ナワナコン工業団地において、連結子会社であるLIXILの現地生産子会社トステム・タイがアルミ建材の生産を行っているが、冠水状態にあり操業を停止している。人的被害はこれまで報告されていない。また、工場への立ち入りができないため、被害の詳細は確認できていない。 ただし、今夏からトステム・タイでは災害などあらゆるリスクに備えて増産体制を整えており、現在タイにおける生産品目は全体として2〜3か月分以上の備蓄を備えている。 また、日本国内工場ではタイにおけるすべての生産品目のバックアップ設備を保有しており、今回の洪水によるお取引先への出荷には影響がないものと考えている。 2、業績への影響について このたびの洪水被害による業績などへの影響については、今後、詳細状況の把握に努め、重要な変化が見込まれると判断された場合には速やかにお知らせする。 3、タイの主要拠点の概要 【トステム・タイ】 ・所在地=パトゥムタニ県 ・従業員数=約6,800名 ・生産品目=住宅用サッシなど ・被害状況=10月18日から操業停止 ●岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏・本社=名古屋市中区) 1、対応状況:駐在員家族の一時帰国や安全な場所への避難などの安全確保 2、対象人数:海外グループ会社6社の駐在員の家族29名 対象グループ会社はOKAYA(THAILAND)CO.,LTD他 3、現時点では人的被害や工場、事務所の被害はない。 ●キッツ(社長=堀田康之氏・本社=千葉市美浜区) 1、KIZ(Thailand)LTD.:青銅・黄銅製バルブ及びバタフライバルブの製造・販売工場は稼動している。 2、対応状況:駐在員家族の一時帰国や安全な場所への避難など安全の確保。主要な設備関係をブロック塀を積み、一部の製品を移管するなど浸水に備え予防措置を取っている。 ●TOTO(社長=張本邦雄氏・本社=福岡県北九州市) 1、シャムサニタリーフィッティングス:関連会社であり、パトムタニ県ナワナコン工業団地で水栓金具を生産しているが、設備の一部が浸水しており、10月14日から工場の稼動を停止している。 ただ、日本向けに製造している製品については、タイにも 日本国内にも6ヶ月分の備蓄を備えており、供給体制に影響は出ない。今後浸水が長期化して機械が動かなくなったとしても、影響が出ないように、日本での準備も進めている。 シャムサニタリーウエア:関連会社であり、衛生陶器を生産している拠点。こちらの工場団地では全く問題ない。 2、TOTOグループは、今回タイで発生した洪水により被害を受けた被災地・被災者を支援するため、義援金1,000万円をタイ赤十字に寄贈する。TOTOグループは1986年にタイに進出、現在、営業所、子会社および関係会社の工場があることから、長年お世話になっている同国に対し、1,000万円の義援金を寄贈する。 <義援金の寄贈について> 金 額=総額1,000万円 内 訳=TOTOより500万円 TOTOAsiaOceaniaPte.Ltd.より500万円 寄贈先=タイ赤十字 優勝は団体・ダイドー金沢営業所 個人・角田隆宏氏(宇野金沢営業所) 福井県機工商組合 ボウリング大会に84名(過去最高)が参加 福井県機工商組合(理事長=吉岡正盛氏・吉岡幸社長)は、9月29日の午後6時30分より、福井市大和田町のWAVE40(ウエーブ40)を会場に、会員35社と賛助会員32社から84名が参加して「親睦ボウリング大会」を開催した。例年よりも20名程多い過去最高人数の中、最大の盛り上がりを見せ会員同士が親睦を深めた。 当日は昼食後、練習ボウルを投球し、2ゲームを行った。会場は職場の同僚や子供の姿が見られ賑やかな雰囲気の中でプレーが繰り広げられた。 競技終了後は、辻内理事(福井機工社長)による司会の下、表彰式が行われ、団体戦はダイドー金沢営業所が優勝を果たした。個人では宇野金沢営業所の角田隆宏氏が355ピンで優勝を飾り表彰式に臨んだ。 今回は初めて役員チームも構成したが、「最下位という不甲斐ない結果となりました」吉岡理事長は残念そうに述べた。 入賞者は次の皆さん。 【団体の部】(敬称略) ▽優勝=ダイドー金沢営業所(鷲田茂、川越千佳、瀬戸善明) ▽2位=ツチハシ(出口耐輔、山田陽平、村田麻衣子) ▽3位=轟産業(坪田圭介、山田勝広、柴山竜一) 【個人の部】(敬称略) ▽優勝=角田隆宏氏(宇野金沢営業所)355ピン ▽2位=竹内享平(福井機工)352ピン ▽3位=井上昌彦(轟産業)338ピン オンダ製作所 架橋ポリ管等にワンタッチ接続 「CBW7型逆止弁付ボールバルブ」 配管資材の総合メーカーオンダ製作所(社長=恩田由紀氏、本社=岐阜県関市)は、10月初旬に逆止弁付ボールバルブ(逆止弁一体型)にダブルロックジョイントを内蔵した「CBW7型 逆止弁付ボールバルブ」を発売した。 2009年4月のVOL29総合カタログの新製品CB型ボールバルブが好評に付き、さらにラインアップした。 「CBW7型 逆止弁付ボールバルブ」は、ダブルロックジョイント内蔵により、架橋ポリエチレン管・ポリブテン管をワンタッチ接続ができ、施工が簡単に行える。 ハンドルは「長さ調整式」なので、一台で標準ハンドルと首長ハンドルに対応する。ワンタッチ着脱式なので、外せば施工の邪魔にならない。 その他、ボールバルブと逆止弁の一体構造である「一体型専用逆止弁」により全長がコンパクトになった。呼び径1/2、3/4でそれぞれ専用逆止弁を使用し、流量を確保している。 積水化学工業 耐火プラAD継手/耐火VPパイプS 前年比3倍の売れ行き(中部支店管轄) 積水化学工業(社長=根岸修史氏・本社=大阪市北区)では、今年2月に発売したプラスチックによる単管式排水システム「耐火プラAD継手〈FS‐PAD〉/耐火VPパイプS〈FS‐VP‐S〉」の新ラインナップが好評で、耐火VPシリーズは対前年比150%の好調な売れ行きを示している。 その理由は施工のしすさとコスト面だという。 同製品は従来の耐火二層管に比べて、重量が半分以下になった他、耐火テクノロジー技術により延焼を防止できる。区画貫通処理が不要となるため、施工費と材料費のコストダウンが可能になった。もちろんパイプの排水性能、遮音性能は従来と同等の性能を保持し、耐火プラスチックならではの耐食性と施工性の向上を実現した。品揃えも充実しており、高層階にも中低階層にも使用できる。 耐火プラAD継手には燃焼を遅らせる特殊な配合を採用し、耐火VPパイプとの組み合わせで確実に防火区画貫通部からの延焼を防止する。 特長は次の通り @軽量・コンパクト=・耐火プラADミニ継手、耐火VPパイプは耐火二層集合継手や耐火二層管と比べて半分以下の重さ。 ・胴体径が小さく、スリーブ径のサイズダウンが図れる。 A易施工=・立て管、横枝管には塩ビ管と同寸法の耐火VPパイプを接続、耐火二層管と比べて、切断作業、取り扱い性に優れる。 ・横枝接続はゴム輪ワンタッチ。パイプの熱伸縮の吸収も行う。 ・特別な貫通処理を施すことなく、管・継手をモルタルで埋め戻すだけで、防火区画貫通が可能。 B耐食性=排水で実績のある塩ビ素材であり、サビは発生しない。 同社中部支店管轄でも、前年に比べて3倍の売れ行きであり「老人ホーム・学校・マンションのあらゆるところで新しい排水管の施工が採用拡大中です。懸案となっている防露と遮音については別途、技術資料をお求め下さい。」(環境・ライフカンパニー中部支店の市来さん)と話している。 電気を使わない緊急遮断弁 機械式は「省エネ」で「安心・確実」 ベン名古屋営業所 出張勉強会を開催中 ベン(社長=横沢好夫氏・本社=東京都大田区)は、地震災害時に水の確保をするための震災対策水用遮断弁のニーズの高まりを受け、「機械式緊急遮断弁」のバタフライ式EIM7型を9月に発売した。電気式のデメリットをカバーした「機械式緊急遮断弁」の製品群を充実させ拡販を強化している。 機械式は、電気信号などの外部動力を必要とせず、地震動による感震器の動作力のみで流体を遮断する緊急遮断弁装置のこと。 震災対策水用遮断弁(電気式)は、元々平成7年の阪神・淡路大震災から始まった。ベンの電気式EI型遮断弁が兵庫県営復興住宅第1号に納入され、その後の官庁施設の総合耐震計画基準にベンの図面が掲載された。国土交通省の基準や指針に水用緊急遮断弁の設置が盛り込まれると他社も含めて全国に普及した。 ベンは7年前から他にさきがけ機械式を開発し、販売を進めている。昨年度の公共建築工事標準仕様書にも緊急遮断弁が追加され、駆動方式について「電気式又は機械式」と記載された。「電気式も機械式もベンが始まりだと自負しております」(名古屋営業所の青柳所長)と話している。 名古屋営業所では所員による出張勉強会を開催し、電気を使わない機械式の最大のメリット「省エネ」と「安心・確実」を各商社で熱弁している。 「省エネ」とは外部動力設備を必要せず、作動および待機時の消費電力はゼロであり、電気工事も必要ない。「安心・確実」とは、停電中に余震が発生しても作動する。対して電気式は設置の電気工事費と維持費の電気代が必要で、停電した場合はバッテリーの保持時間は3〜5時間であり、3年毎にバッテリー交換しないといけない。出張勉強会は実機で作動、復旧を試すことができ、好評を得ている。 喜びと笑顔を頂ける製品作りを 2011年方針説明会を開催 三栄水栓製作所 仕入先など137名が出席 三栄水栓製作所(社長=西岡利明氏・本社=大阪市東成区)では、10月6日午後4時より大阪市中央区のホテル日航大阪を会場に「2011年度方針説明会」を開催した。本来4月に開催を予定していたが、東日本大震災の影響を鑑み変更した。 説明会には同社の仕入先、協力先の関係者137名が出席した。 尼見管理本部長の司会、開会の辞に次いで、震災の犠牲者に黙祷を捧げた後、西岡社長が挨拶に臨み、震災特需によりGWも休日返上して商品供給に協力してもらえたことに感謝の意を表した。そして同社のコンセプトである「ALWAYS WITH JOY(人生に歓びを)」は@品質と意匠の向上A社会貢献の実践Bつながりを絆に、の意味があり、「お客様の喜びと笑顔をいただける製品づくりをしていきたい」と強い決意を表明した。また、2011年9月末時点では前年比10%増売上げを計上し、通期でも増収増益の予測を立てていることも発表した。 次いで、来賓を代表して三菱東京UFJ銀行の芦崎常務の挨拶の後、三栄水栓製作所の社員紹介がされた。その後営業・製造・購買本部の本部長がそれぞれ現状と方針説明を行った。 【営業方針】全国20の営業所で販売体制を強化している。管工機材・メーカー・リテールの担当部門は現状の顧客への提案営業はもとより、新しいルートの開拓を一層推進する。製造・購買部門の力を集結し、最大限の販売努力をする。 【製造方針】「もの造りの原点に帰り、創るぞハイパーファクトリー」の方針の下、1月から生産改革プロジェクトを立ち上げ、引き取りの生産体制へ移項しており生産効率を上げている。 【購買方針】競争力のある品質とコストの商品を安定的にお客様にお届けするために、原材料から検証して仕入先様と連携を強化する。 その後、32階の会場に移り懇親会を開催した。会に先立ち吉川副社長の挨拶と多喜プラスチックの高井会長の挨拶の後、田中工業の田中社長の乾杯の音頭で開宴した。参加者は互いに親睦を深め、岡本製作所の岡本会長の中締めでお開きとなった。 顧客や仕入先など180名が参加 感謝!感激!!「第12回ボウリング大会」 イトウ 伊奈氏(スミ設備)が優勝 イトウ(社長=伊藤辰之氏・本社=名古屋市北区)は、10月1日午後6時より、日頃お世話になっている設備店や工事店の顧客と仕入先を対象にした「感謝!感激!!第12回ボウリング大会」を名古屋市千種区の星ヶ丘ボウルのフルレーンを貸し切って開催し、総勢180余名が参加して熱戦を繰り広げた。 阪野社員が司会進行を務め、伊藤社長が参加者を前に日頃の愛顧に御礼と感謝の意を表した挨拶を行った。続いてルール説明の後、昨年度優勝者である野村工業の遠藤孝臣氏が見事な投球で始球式を飾った。 参加者の層は幅広く、顧客先・仕入先の社長や社員、子供を抱いたその家族が見られた。各会社にイトウ社員も加わり一緒に競技を行うことで、一層の交流が深められていた。 大会は男女混合個人戦での二ゲームトータルのピン数で競い、競技終了後は立食パーティーと表彰式が行われた。澤奥社員が司会を務め、伊藤社長から入賞者にそれぞれ賞品が贈られると、場内は歓声と拍手に沸いた。 最後に今回の企画をまとめた西尾大会幹事長がお礼の挨拶を述べ、全社員が左右に整列して笑顔の参加者を見送りながら大盛況の内に終了した。 【入賞者】は次の通り。 ▽優勝=伊奈勝利(スミ設備)419点 ▽2位=都築真一(イトウ)370点 ▽3位=吉川貴敏(日栄インテック)351点 ▽4位=木全栄二(荏原テクノサーブ)351点 ▽5位=笹川泰行(大信設備)345点 ▽ハイゲーム=都築真一(イトウ)226点 (敬称略) 2011年11月13日(日) 2436号 第29回管工機材・設備総合展 来年10月4〜6日 吹上で開催 愛知県管工機材商協組 第1回展実委会開く 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)では、10月12日午後6時30分より中区栄のモリスにおいて、来年10月4日〜6日迄催す第29回管工機材・設備総合展の「第1回展示会実行委員会」を開催し、実行委員20名が紹介されたのをはじめ展示会の趣旨説明と経過報告がされた。委員会は将来の組合活動を担う若手が多くメンバー入りした。また基礎小間の大きさを変更して東京や大阪と同じにした。 委員会は、峰澤展示会実行副委員長(峰澤鋼機社長)の司会開会の辞ではじまり、冒頭挨拶に臨んだ小川理事長は、「今回は実行委員長の発案で若い人を中心に実行委員になっていただきました。まずは小間集めに向けて皆様のお力と組合全体の力を結集していこうと思います。小間集めから動員、趣向を凝らした展示会にすることで『出品してよかった素晴らしい管工機材展!』と言われる展示会を目指して頂きたいと思います」と述べた。 続いて、大藪展示会実行委員長(大清社長)より趣旨説明と経過が報告され、展示会へ向けての協力が懇請された。 第29回管工機材・設備総合展は『暮らしと産業を支える管工機材―来て、見て、知って―』をテーマに開催される。大藪実行委員長はテーマの背景説明として「3月の震災を経て我々の扱っている管工機材が暮らしや産業を支えるには欠かせない、縁の下の力持ちという役割を担っていると再認識して、テーマに設定しました」と述べた。テーマをイメージするポスターは上に木があり、木の中には産業や暮らしに関わるイラストを盛り込み、木の根の部分である配管やパイプ、継手が支えているイメージにして、絵本的な色彩デザインとした。「堅実な業界だということをPRしていきたい」と強調した。 続いて実行委員会メンバー20名の発表があり、顧問役として小川理事長、前回実行委員長の植田副理事長が就任した。また各部構成として4部門とその担当部長が発表された。若手を多く起用したことについて大藪実行委員長は「経験はこの機会を通じて積んでいただき、展示会をきっかけに今後の組合活動に更にご協力をいただきたいです」との思いを伝えた。展示会の具体的な内容に関しては、理事長と正・副実行委員長、4部長との話し合いで進め、メンバーにはメール配信で情報を共有化していく。11月28日出品者説明会を開催する。 前回と比べて大きな変更点は、基礎小間が大きくなり東京や大阪展示会の基礎小間の大きさと同じになること。従来1小間が2m70cmであったが、出品メーカーから東京や大阪の展示会と同じ大きさにしてほしいという声があり、3mに拡大する。会場には従来最大270小間程度のブースが入ったが、変更によって最大230小間位になる。 経過報告の後、総務部長となった小川実行委員が展示会成功を祈願して乾杯をした。メンバー一人ひとりの挨拶や事務局、報道の紹介があり顔合わせを行うと互いに意気投合していた。事務局からはFacebook上に展示会のページを開設したと報告された。植田前実行委員長が中締めを行い、展示会に向けていよいよスタートをきった。 【第29回管工機材・設備総合展概要】 ■目的=一般家庭から都市設備、産業活動に至るまでの広い分野にわたって社会基盤を支える管工機材・設備機器の最新の製品・技術・情報を公開し、環境問題、資源の有効利用・リサイクル・少子高齢化などの時代の要請と関連付け、新たな需要の創造と販売促進を図り、もって業界の発展に寄与する。 ■開催場所=名古屋市吹上ホール ■実行委員会=大藪実行委員長、峰澤副実行委員長他、計20名。顧問に小川理事長、植田副理事長(前実行委員長) ■各部構成 総務部(小川部長・小川管商)、受付部(成田部長・大成工機商会)、抽選部(安井部長・錦興業)、イベント部(水谷部長・ミズタニ機販) 国の下水道改築推進に期待 合成管部会を開き研修 静岡県管工機材商組合 10月理事会を開催 静岡県管工機材商組合(理事長=村松孝一氏・村松商店社長)では、10月7日午後3時より静岡市内のマイホテル竜宮において「10月度定例理事会」を開催し、11月の海外研修旅行、12月のゴルフ大会の内容を確認する一方、「合成管部会」を開き、「塩ビ管・継手をとりまく状況」について前澤化成工業静岡営業所の小川雄平所長より解説してもらった。 冒頭、前日に前澤化成工業の難波理夫社長が57歳で逝去されたのに伴い、理事会では突然の訃報に驚きと、難波社長は静岡大学の出身でもあり、我々に非常に懇意にしていただいたと悼む声が広がり全員で黙祷を捧げた。理事会での、審議事項は次の通り。 ▽第1号議案=海外研修旅行会の件 11月23日〜26日の3泊4日の日程で、台湾の台北市内を訪れる。14名参加が予定。 ▽第2号議案=ゴルフ大会の件 12月2日(金)に製販親睦ゴルフ大会を静岡カントリー島田ゴルフコースにて開催する。 以上で審議事項を終え、引き続いて研修をした。 【塩ビ管と継手の出荷実績】下水道率の普及と公共工事の減少により、塩ビ管材の延長は減っている。 主要メーカー12社で作る塩化ビニル管・継手協会の統計によれば、平成13年から塩ビ管と継手の出荷実績を見てみると、現在の実績は平成15年ピーク時の3〜4割減となっており、需要が落ちている。一方の原材料である国産ナフサ基準価格は平成15年以降も価格は上昇し、現在は約2倍となっており、メーカーは需要の減少と原材料の高騰で収益に影響を受け厳しい。民間需要について将来の見通しは人口減による労働力人口の減少から住宅購買層が少なくなり、大きくは見込めない。 【塩ビ管の需要が期待される国の施策】30年以上経過した下水道の老朽管路が急増しており、管路施設の老朽化等に起因した道路陥没も増加傾向にある中、国の下水道重点施策として長寿命化対策を含めた計画的な敷設換えや改築の推進があるので(下水道長寿命化支援制度)需要が増えてくるのではないか。 【前澤化成工業として】国の長期優良住宅法(平成21年施行)への対応品として売れ行き好調な「基礎貫通スリーブ」やゲリラ豪雨に対応する製品として『逆止弁付公共マス』や『圧力開放タイプの蓋』など、新製品の開発を通じて需要の創出を積極的に行っている。 高耐食性鉛フリー黄銅棒 『ZCメタル』新発売 キッツメタルワークス 世界の環境規制に対応 キッツのグループ企業であるキッツメタルワークス(社長=小林吉正氏、本社=長野県茅野市)は、キッツと共同でBi‐Se系高耐食性鉛フリー黄銅棒「ZCメタル」の開発に成功し、10月24日より販売を開始した。従来の鉛フリー製品より耐久性や耐食性に優れた新製品を、世界的な環境規制で広がりを見せる鉛フリー銅合金市場へ供給していく。 日本国内では、2003年4月に水道水中の鉛の水質基準が強化され、同時に給水器具への鉛フリー銅合金の普及が進んでいる。 一方、米国では、今年の初め米国安全飲料水法(SDWA)の改正によって、2014年1月より水道用の配管部材には鉛を含まない黄銅を始めとする銅合金の使用が必要になるなど、大幅に規制が強化されようとしている。また欧州(EU)では、RoHS指令に代表される環境規制において、銅合金に含まれるカドミウムの含有量の規制が行われている。 同社はこれまで、これらの規制に対応する商品として、Bi、Seを添加した鉛フリー銅合金キーパロイシリーズを開発し、鍛造用・切削用など、それぞれの用途に応じZAメタル、ZEメタル等を市場に供給してきた。 この間、同社はキッツと共同でキーパロイの材料特性向上の研究を進めてきたが、今回、これまでのキーパロイを機械的性質、特に衝撃特性・延伸性を高めることで加工部品としての信頼性を向上させるとともに、耐脱亜鉛腐食性や耐エロージョン・コロージョン性などの耐食性を高次元でバランスさせることに成功した。 キッツグループでは、ZCメタルをこれまでのキーパロイに替わる鉛フリー黄銅棒の最上位スペックとして採用するとともに、同社は日本国内はもとより世界の鉛フリー銅合金市場へZCメタルを供給していくこととしている。 【ZCメタルの特徴】 @機械的性質、特に衝撃特性・延伸性を高めることで加工部品としての信頼性が向上した。 A耐脱亜鉛腐食性や耐エロージョン・コロージョン性などの耐食性、耐応力腐食割れ性に優れている。 B切削用、鍛造用のどちらにも使用でき、取扱い上の利便性が向上した。 CJISH3250(昨年五月に改正)に規定されているC6803鉛レス・カドミウムレス快削黄銅棒に適合する。 D米国ASTMB967のC49300として規定されており、日本国内のみならず広く世界で使用することができる黄銅合金である。 工具の展示即売に特化した 第16回ITORYUフェアー 伊藤柳商店 目標来場人数を達成 冷暖房・住設機器・配管資材一式を扱う伊藤柳商店(社長=伊藤信哉氏・本社=名古屋市西区)は10月13・14日の両日、本社特設会場において恒例の「第16回ITORYUフェアー」を開催した。午後8時までの時間、設備店・工事店の社長や担当者、職人が訪れ目標を超える来場者で会期中賑わった。 フェアーは油圧工具、溶接工具、空調工具、先端工具、配管機械工具、脚立等の作業工具と、工具の展示即売に特化しているのが特長で、出展メーカー8社は各ブースで新製品や人気商品を並べ、設備工事に必要なキットを割安でセット販売していた。 会場内は製品についての質問や相談をしたり、実演を熱心に見入って価格交渉をしている来場者の姿が見られた。今年は目先を変えて40インチのフルハイビジョン液晶テレビが出品され話題になっていた。 午後6時を回ると仕事帰りの客が次々訪れた。会場の中心テーブルには、女性社員手作りのカレーや、豚汁、松茸ごはん、おはぎ、ケーキ等が用意され、来場者は大盛りで提供された食事を楽しみながら笑顔で同社の営業社員と談笑していた。 伊藤社長は「お客様に感謝の気持ちを表して年に一度の『お客様感謝祭』を開催させていただいております。各出展メーカー様の協力をいただきながら展示会を開催できることは本当にありがたいです」と話している。出展メーカーの担当者は「確実にお客様一人ひとりと商談できます」と話していた。 トラスコ中山 企業PRの場として活用 公式Facebookページ開設 機械工具卸商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、大阪本社=大阪市西区)は、情報発信手段の多様化を目的として、SNSサイト『Facebook』に公式Facebookページを開設した。Facebookページでは、企業活動や新商品情報などの配信を行う。 同社の活動のPRの場、また、コミュニケーションの場と位置付けている。 【公式Facebookページ】 http://www.facebook.com/trusco.nakayama 【配信内容】 ・企業活動(CSR活動、CM情報、決算情報など) ・プライベート・ブランド商品情報ほか 新規のお客様動員にも注力して 第19回すぐれもの祭り開催 白木商会 約500人が訪れる 設備機械工具販売の白木商会(社長=白木伸道氏・本社=岐阜市宇佐南)では、10月8日・9日の両日に渡って本社1階から3階を利用し「第19回すぐれもの祭り」を開催した。2日間で約300社、500人が訪れるなどの盛況を博した。 同社展示会で人気があり毎年恒例である「中古品オークション」は特価品が限定販売で300万円相当放出された。会場入り口には中古品オークションとして建機や転圧機が置かれ人目を引き、各フロアーで半額以下の赤札をつけた製品を見つけてさらなる価格の交渉に臨む来場客も見られた。 今年は作業工具から、空調部材、工具など40社が出展し、作業効率をUPする製品が多く出品された他、一流メーカーのドリルや洗浄機、ハンマを3〜4割引で販売する特価品あり、来場客は事前にチラシで確認した特価品を探して商談していた。 昼前後には商談コーナーは満席となり、女子社員手作りの松茸ごはん、おでん等が人気を呼んでいた。来場客へは、記念品の進呈や奥様へのサービスとして、美濃地方でとれた新米を、子供には風船がプレゼントされ、大きなお土産袋を抱えて会場を後にする家族連れも目立った。 来場客数、売上げも目標を上回り、白木社長は「日頃お世話になっているお客様に楽しんでいただければと企画いたしました。今年は新規のお客様の来場増を目指しました」と話しており、半年前から営業マンは新規先で展示会の案内をして動員を積極的に図っていた。 つぶやき草子 「掃除は生活の基本」 児玉興業会長 松田謙三 現在の日本社会は躾一つ見ても模範となる大人が少なくなった。従って大人になりたくない子供が多く見受けられる。驚くことは校長や教頭をやりたくない先生が増加は正に異常。 私共企業経営者にとっても不況による仕事の減少、競争激化でいつ我が社が倒産に遭遇しないとも限らないが誰も助けてくれません。宮野先生の「男40歳自鍛のすすめ」にありますごとく自分の家の周りがいくら汚れていても誰も掃除はしてくれません。自分で自分を鍛え掃除を実践するしかありません。 私は何十年国道、バス停の吸殻の掃除に参りますが、1日100本は2日200本、3日300本、誰一人捨てるのを止めませんし、誰一人掃除する人もありません。損得ではなく掃除一つについても進んで行えばその行為が必ず日常生活、仕事に役立つ事を私は身を持って体験して居ります。 ゴルフはあくまで趣味ですから6時間かかろうが、数万円のプレー代が掛かろうがそれはそれで良い事と思います。但しゴルフを健康管理と考える方は毎日1時間掃除で汗を流して下さい。90歳の私を見て下されば納得いただける事と思います。 * * * さて宮野先生の自鍛十ヶ条 @高いつもりで・・・低いのが教養 A低いつもりで・・・高いのが気位 B深いつもりで・・・浅いのが知識 C浅いつもりで・・・深いのが欲望 D厚いつもりで・・・薄いのが人情 E薄いつもりで・・・厚いのが面顔 F強いつもりで・・・弱いのが根性 G弱いつもりで・・・強いのが自我 H多いつもりで・・・少ないのが分別 I少ないつもりで・・多いのが無駄 新中国工場起工式 ヤマザキマザック 中国は2ヶ所目 ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏・本社=愛知県大口町)は、「山崎馬扎克床(遼寧)有限公司」(以下「新工場」)の起工式を10月18日に行った。竣工は2012年10月30日を予定している。 当日は来賓として政府・開発区関係者の大連市人民政府 市長 李万才、遼寧省中小企業庁副庁長 陳鉄城、金州新区管理委員会 主任 徐長元をはじめ、大連地区の代理店・主要な顧客、マスコミ関係者など約二百名が出席した。 中国大連市の新工場は、同社10ヶ所目の生産拠点となり、中国では2000年に稼動した中国遼寧夏回族自治区銀川市の生産工場「寧夏小巨人机床有限公司」(以下「小巨人工場」)に続き2ヶ所目となる。 新工場の狙いは@今後さらに拡大する中国での需要に対応するため、既存の小巨人工場に加えて新工場を建設し製品レンジを拡大する。A製品のほかに同社の全世界工場で使用する加工部品やユニットを集中生産や部品の集中調達を行いコストダウンを図る。B中国全土にスペアパーツを供給する「統合パーツセンター」や中国既納入機の「主軸修理部門」も設け、顧客満足度をさらに向上させる。 尚、既存の小巨人向上は、来年に向けて工場増設により一層の増産体制を整え、中国市場の拡大需要に迅速対応していく。 組合員名簿の原稿確認 愛知県管工機材商協組 広報部会開催 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)の広報部会(部長=小川誉之氏・小川管商社長)主管による広報部会が10月17日午後4時より、組合事務局にて開催され、2012年度版組合員名簿の原稿の校正を行い、会員から修正で送られてきた内容と、入稿前の原稿を確認する作業を手分けし入念に確認した。 小川広報部長は、出席者に御礼を述べた後「組合では2年に1回名簿を発行しておりまして、今回は印刷会社に入稿する前の作業を行っていただきます。今回広告は何社か抜けたところはありましたが、新規の入稿もあり予定以上の売上となった」と報告をした。 広報部会の活動内容としては、年3回の組合だよりの発行と2年ごとに刷新している組合員名簿の発行に重点を置いている。 その後金山駅近くのスギモトアスナル金山店にて慰労会が開催された。 席上、小川理事長(山信社長)より、今後の活動協力への依頼がされ乾杯音頭で、一同乾杯しお互い労い、親睦を深めた。 お詫びと訂正 弊紙11月6日付(第2435号)8頁のイトウ第12回ボウリング大会の文中、「3位」吉川貴敏(日栄インテック)351点「4位」木全栄二(荏原テクノサーブ)351点、となっておりますのは、順位が逆となっており、誤りです。正しくは「3位」木全栄二(荏原テクノサーブ)351点、「4位」吉川貴敏(日栄インテック)351点、です。また写真説明で「3位吉川氏」となっておりますのは、正しくは「3位木全氏」です。お詫びして訂正いたします。 豊富な商材をトータル提案 名古屋ショールームオープン LIXIL 中部地区最大の展示台数 住宅設備機器・建材の総合メーカーであるLIXIL(社長=藤森義明氏・本社=東京都千代田区)は、これまで広小路通りを向かいに面していた2ヶ所のショールームを統合し、10月7日に新たに中部エリアの旗艦ショールームとなる「LIXIL名古屋ショールーム」としてLIXILの豊富な商材を見ることができるワンストップショールームをリニューアルオープンした。 ショールームではLIXIL傘下のトステム、INAX、サンウエーブブランドの商品を中心に、システムキッチン、バスルーム、トイレといった水まわり商品や、タイル、インテリア建材、窓、玄関ドアなど家に関するあれこれを一緒に提案できるようにした。展示台数では中部エリア最大級となる。 一階はメインストリートである広小路道路に面して各ブランドをトータルにコーディネイトした空間展示があり、他にキッチン、トイレ、洗面化粧台、浴室の水まわり商品を中心に展示している。2階にもトータルコーディネイトした空間があり、玄関、サッシ、インテリア建材、タイルをはじめ断熱実験コーナーなど体感できるゾーンも新設した。また、多目的なイベントスペースとしてセミナールームもある。地下には「INAXギャラリー名古屋」を併設し、地域に愛されるショールームを目指し、年間の来場者数は4万8,000組(月間4,000組)を目標としている。 同社ショールームコーディネーターの永坂恵里さんは「商材が増えましたので、家全体のトータル提案をしてLIXILファンを増やしたい」と意気込みを語り、INAXギャラリーのディレクター大原結さんは「建築デザインとその周辺を取り上げ、生活文化の中で注目されないところを救い上げて展示をしています」と話している。 【LIXIL名古屋ショールーム】 ・場所=名古屋市中区錦1‐16‐20 グリーンビルディング 伏見駅8番出口から徒歩5分 ・営業時間=朝10時から午後5時まで(毎週水曜日は休館日) 輸出契約高 前年比85%増 アジアが前年の2倍超に 日本産業機械工業会 8月の産業機械輸出状況 日本産業機械工業会がまとめた平成23年8月の産業機械輸出契約状況によると、8月の主要約70社の契約高は前年同月比85.0%増の2,291億8,500万円となり、5か月連続で前年を上回った。 内訳は、プラントが二件で同78.4%減の75億2,200万円、単体が同148.8%増の2,216億6,300万円となった。 単体機械を機種別にみると、@ボイラ・原動機=アジアの増加により前年同月比274.6%増A鉱山機械=アジアの増加により同332.8%増B化学機械=アフリカの増加により同303.1%増Cプラスチック加工機械=アジア、中東の増加により同17.9%増D風水力機械=アジアの増加により同50.9%増E運搬機械=北アメリカ、南アメリカの減少により同6.7%減F変速機=アジア、北アメリカ、オセアニアの増加により同3.3%増G金属加工機械=アジアの減少により同60.0%減H冷凍機械=アジア、ヨーロッパの増加により同25.6%増となった。 プラントは、アジアの減少により同78.4%減となった。 地域別構成比は、アジア83.6%、アフリカ5.5%、中東3.4%、北アメリカ3.0%、ヨーロッパ2.6%、南アメリカ1.1%となっている。 エヌティーツール タイの洪水に関する 現状と対応について 切削工具用ツーリング及び周辺機器を製造販売するエヌティーツール(本社=愛知県高浜市芳川町1-7-10)は、10月初めより、タイ中部・アユタヤ地区で発生している洪水に関し、同社ツーリングの部品加工をしているエヌティーツールタイランド社(以下、NTツールタイ)の現況(10月25日現在)を発表した。 報告によると、NTツールタイは、バンコクの北約90kmのアユタヤ県ハイテク工業団地に位置しており、現在工場周辺は約二mの浸水となっている。しかしながら、NTツールタイは、浸水前に、洪水が起きていないタイ南部のラヨーン県に所在するグループ会社・エヌティー精密タイランド社(以下、NT精密タイ)へ機械設備を移動することができ、既にNT精密タイの工場にて生産を開始しているという。 同時にエヌティーツール本社工場及び飯田工場(長野県飯田市大瀬木)でも、NTツールタイの製造品目であるホルダ部品の増産体制を取っている。 機械設備の移動と立ち上げ等で約2週間の生産停滞が発生したため、一部製品において、若干の納期調整を余儀なくされる場合もあるが、同社は現在、全力を挙げて製品供給の正常化に向けた対策を講じているところであり、ユーザーに対してお詫びするとともに理解を求めている。 受注総額前年同月比20.1%増の1105億円 2カ月ぶりに1000億円台回復 日本工作機械工業会 9月の工作機械受注確報 日本工作機械工業会がまとめた2011年9月の工作機械受注統計(確報)によると、9月の受注総額は、前年同月比20.1%増の1,105億700万円となり、22カ月連続で増加した。前月比も11.7%増と2カ月ぶりにプラスとなり、1,000億円台を回復した。 内外需別にみると、内需は、前年同月比30.9%増の354億9,600万円で、22カ月連続のプラスとなり堅調に推移。前月比では5.5%減と2カ月ぶりに減少した。 内需の業種別受注額は、全11業種のうち、前年同月比で9業種、前月比では7業種がプラスを示した。 主要四業種は、前年同月比ですべてがプラスとなり、前月比では「一般機械」と「自動車」がマイナスとなった。受注額は次の通り。 ▼「一般機械」144億1,200万円(前年同月比24.8%増、前月比12.4%減) ▼「自動車」97億4,400万円(同52.1%増、同24.1%減) ▼「電気・精密」46億9,300万円(同29.5%増、同37.7%増) ▼「航空機・造船・輸送用機械」13億7,600万円(同26.4%増、同39.1%増) 外需は、前年同月比15.6%増の750億1,100万円と23カ月連続で増加した。前月比も22.3%増と2カ月ぶりにプラスとなり、700億円台を回復した。 主要三極を見ると、アジアでは中国をはじめとする多くの国で受注額が前年を下回ったことから前年同月比マイナスとなったが、北米、欧州はプラスを示した。前月比はすべてがプラスとなった。受注額は次の通り。 ▼「アジア」346億3,700万円(前年同月比4.3%減、前月比8.3%増) ▼「欧州」138億1,500万円(同47.0%増、同13.0%増) ▼「北米」246億6,400万円(同39.6%増、同59.4%増) これにより、2011年1〜9月の受注累計額は、前年同期比41.9%増の9,970億9,900万円となった。 このうち、内需は前年同期比44.2%増の3,168億100万円で、主要4業種をはじめとするすべての業種で前年を上回った。 外需は前年同期比40.8%増の6,802億9,800万円となり、主要三極すべてで前年比プラスを示した。外需比率は前月から0.1ポイント低下し68.2%となっている。 総受注高5カ月ぶりに前年割れ 内需34%減、外需は増加続く 日本産業機械工業会 8月の産業機械受注状況 日本産業機械工業会がまとめた平成23年8月の産業機械受注状況によると、8月の総受注高は前年同月比5.8%減の4,830億4,200万円となり5カ月ぶりに前年を下回った。内需は同34.0%減の2,463億9,300万円で4カ月ぶりに前年を下回った一方、外需は同69.6%増の2,366億4,900万円となり5カ月連続で前年を上回った。 内需のうち、製造業向けは前年同月比21.8%減、非製造業向けは同48.9%減、官公需向けは同0.3%増、代理店向けは同23.8%減であった。 内需で増加した機種は、鉱山機械(前年同月比102.3%増)、プラスチック加工機械(同3.4%増)、ポンプ(同4.9%増)、送風機(同146.4%増)、運搬機械(同14.6%増)、変速機(同8.8%増)、金属加工機械(同45.0%増)、その他機械(同50.0%増)の8機種。減少した機種は、ボイラ・原動機(同55.6%減)、化学機械(同39.4%減)、タンク(同10.7%減)、圧縮機(同37.8%減)の四機種であった。 一方、外需のうちプラント案件は二件あり、受注高は前年同月比78.4%減の75億2,200万円となった。 外需で増加した機種は、ボイラ・原動機(前年同月比240.3%増)、鉱山機械(同327.6%増)、プラスチック加工機械(同6.3%増)、圧縮機(同67.4%増)、送風機(同110.4%増)、変速機(同3.8%増)、その他機械(同8.9%増)の7機種。減少した機種は、化学機械(同14.8%減)、タンク(同5.6%減)、ポンプ(同8.5%減)、運搬機械(同20.8%減)、金属加工機械(同71.3%減)の5機種であった。 機種別の動向をみると、@ボイラ・原動機=外需の増加により前年同月比0.3%増A鉱山機械=鉱業の増加により同148.3%増B化学機械(冷凍機械を含む)=その他非製造業、官公需、外需の減少により同32.4%減Cタンク=電力、外需の減少により同6.4%減Dプラスチック加工機械=化学、自動車、外需の増加により同5.4%増Eポンプ=電力、官公需の増加により同0.9%増F圧縮機=通信、代理店の減少により同5.4%減G送風機=運輸・郵便の増加により同141.8%増H運搬機械=化学、鉄鋼、造船、情報サービスの増加により同2.8%増I変速機=窯業土石、その他製造業の増加により同7.5%増J金属加工機械=外需の減少により同38.3%減となった。 難加工技術展2012・表面改質展2012 来年7月、名古屋で同時開催 現在、出展者募集中! 「難加工技術展2012」と「表面改質展2012」が来年の7月4日から6日までの3日間、ポートメッセなごやで同時開催される。 難加工技術展は、難しい加工を得意とする出展者と高度な要求・案件をもった来場者がマッチングする場として5回目の開催となる。航空・宇宙・自動車・エネルギー分野をはじめ、より難しい加工が求められる現在において「難加工に対応する技術・機械/機器などへの要求(ニーズ)に応える=製造業の競争に勝ち抜く」ことであるという考えのもと、“難加工分野”の振興と更なる発展を目指している。 また、表面改質展は、2009年より大阪・名古屋で交互に行われ、今回は名古屋での2回目の開催となる。日々進化を続ける表面改質分野において、高機能化・ハイブリッド化のための技術や機械機器が集う専門展である。 両展を主催する日刊工業新聞社では現在、出展者を募集している。問い合わせは事務局TEL06-6946-3384まで。また、公式ホームページでも出展に関する情報を公開している。 ・難加工技術展HP http://www.nikkan-event.jp/nan ・表面改質展HP http://www.nikkan.co.jp/eve/ssds 【出展概要】 ▽会期=2012年7月4日〜6日の3日間、午前10時〜午後5時 ▽会場=ポートメッセなごや(名古屋市港区金城ふ頭2-2) ▽出展対象=@難加工に関わる技術、機械・機器/周辺要素、材料A表面改質に関わる技術、機械・機器/周辺要素 ▽出展料=普通小間[9u]26万2,500円(税込)など ▽申込締切り=2012年4月20日 12件の研究開発および 10件の国際交流を助成 大澤科学技術振興財団 23年度研究助成費贈呈式 財団法人大澤科学技術振興財団(理事長=大澤輝秀氏・オーエスジー会長、所在地=東京都大田区)は、10月12日午後3時30分より愛知県豊川市のオーエスジーグローバル・テクノロジーセンターにおいて、平成23年度研究助成費贈呈式を行った。 同財団は、平成3年7月18日に設立され、日本のモノづくりを支える科学技術の振興に寄与したいという趣旨から、国内の大学・研究所等、非営利の研究機関に所属する研究者にその研究に対する助成を行っている。 今年度は、中川威雄東京大学名誉教授を委員長に幹事1名、委員5名からなる選考委員会によって選ばれた、12件の研究開発と10件の国際交流に対して助成を行い、助成金の総額は1,966万円となった。設立来21年間の助成金の累計は4億6,106万9,000円にのぼる。 贈呈式の冒頭、大澤理事長は挨拶で「昨年は、財団の運営が危ぶまれるくらい景気が悪かった。世の中悪い時もあれば、良い時もあります。ようやく、特に海外市場が良くなってきたことに引っ張られ、日本も回復してきました。その矢先に、3月の東日本の大震災という大変な不幸を日本は受けました。これまで幾多の困難を乗り越えてまいりました我々日本人ですから、充分に乗り越えられるものと思っております。幸いにして、財団も今年は、昨年に比べると大分力が出てまいりました。そして来年には、もう少し力を付けて行けると思います。私どもの財団も20年という長い歴史を積み重ねてまいりました。理事で選考委員長の中川先生には、最初から今日に至るまで選考委員長を務めていただいております。これからも是非続けていただきたい」と述べ関係者に感謝の意を表した。 また大澤理事長は「全社員に対して出稼ぎのすすめを行っております。私は今年の正月に、オーエスジーは出稼ぎをする会社になると言いました。世界中から仕事を取ってくるというのが狙いです。私どもの社員は、研究者といわれる皆様とお付き合いする機会がありません。式典終了後、皆様と一緒に懇談をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします」と述べた。 中川選考委員長より選考経過の説明と講評があり、最後に同氏は「本当のモノづくりが日本から消えて行くように感じられます。iPodはじめ最近の筐体部分は削り出しで出来ている。金型と同じ方法で作られている。iPhone4Sが先ごろ発売されたが、その部品の約半数は日本か日系メーカーの部品。新しい技術、加工法、アイデア等の難しい部分は、日本の企業に期待をされているし、そこで日本は生きていかなければならない。そのような目で見るとまだまだ、比較的泥臭い削ったり成形したりというモノづくりの分野も、高度な技術を求めている世界があります。大学の研究は世間のニーズが余り伝わっていないのではないか、余りにも産業界の最先端の動向を知らないのではないか。ニーズがあった時に、技術開発が生まれ花開く。少々大量生産のものが日本から消えて行ったとしても、まだまだ頑張ってやれるところがあります。日本は、研究するには有利な立場。恵まれた環境を大いに活用していただきたい」と話した。 この後、助成決定書が大澤理事長より1人1人に交付された。 倉持隆雄文部科学省研究振興局長の来賓祝辞(代読)に続いて、受賞者を代表して鈴木清氏(日本工業大学教授)が謝辞で「これを有効に活用し、受賞の栄誉に恥じないように、より良い研究に邁進してまいります」と決意を語った。 贈呈式の後は、グローバル・テクノロジーセンターの見学と懇親会が行われた。 平成23年度助成課題と受賞者は次の通り。 【研究開発助成】 @溶融塩電解合成法による炭素系新規超硬材料の探索▽島田敏宏氏(北海道大学・大学院教授) A回動ワイヤガイドによる走査ワイヤ放電加工▽後藤啓光氏(筑波技術大学・産業技術学部助教) B次世代超硬工具用高密着性ナノ結晶ダイヤモンド薄膜コーティング▽長谷川雅考氏(産業技術総合研究所・ナノチューブ研究センター研究チーム長) C電解加工による導電性ダイヤモンド工具の表面仕上げ法の開発▽鈴木清氏(日本工業大学・工学部教授) D超精密研削加工プロセスによる極微多結晶ダイヤモンドツールの創製▽片平和俊氏(理化学研究所・基幹研究所専任研究員) E小径エンドミルの高精度・高効率加工を実現するための高制振性能と高ロバスト性を有する多重動吸振器の最適設計法の開発▽中野寛氏(東京工業大学・大学院助教) Fシリサイド化を用いた超微粒超硬合金へのダイヤモンドコーティングに関する研究▽一色秀夫氏(電気通信大学・情報理工学研究科准教授) GAIH‐MFPP/ダイヤモンドコーティング複合処理による鉄系材料のトライボ特性の向上▽小茂鳥潤氏(慶應義塾大学・理工学部教授) H窒化物‐酸化物系高硬度・高耐酸化性ナノコンポジット膜の開発▽野瀬正照氏(富山大学・芸術文化学部教授) I1500Mpa級超高強度TRIP鋼板のバーリングに及ぼす加工条件および疲労特性の影響▽長坂明彦氏(長野工業高等専門学校・機械工学科教授) J紫外線照射を用いたDLC膜の低摩擦表面処理手法の開発▽野老山貴行氏(名古屋大学・大学院助教) K非貴金属系の酸素還元触媒を用いた純水中でのGe表面のメタルフリー・原子レベル平坦化▽有馬健太氏(大阪大学・大学院准教授) 【国際交流助成】 @革新的な鉄アルミナイド合金開発のための討論会(スペイン)▽糸井貴臣氏(千葉大学・工学部准教授) Aドイツ溶接学会会議と展示会(ドイツ)▽福本昌宏氏(豊橋技術科学大学・大学院教授) B第61回国際生産加工アカデミー総会(ハンガリー)▽上田隆司氏(金沢大学・理工研究域教授) C第61回国際生産加工アカデミー総会(ハンガリー)▽山村和也氏(大阪大学・大学院准教授) D国際先端砥粒加工シンポジウム2011(ドイツ)▽吉原信人氏(岩手大学・工学部准教授) E国際先端砥粒加工シンポジウム2011(ドイツ)▽二ノ宮進一氏(日本工業大学・工学部准教授) F国際先端砥粒加工シンポジウム2011(ドイツ)▽越水重臣氏(首都大学東京・産業技術大学院大学准教授) G国際先端砥粒加工シンポジウム2011(ドイツ)▽篠塚淳氏(横浜国立大学・大学院准教授) H国際先端砥粒加工シンポジウム2011(ドイツ)▽岩井学氏(富山県立大学・工学部講師) I国際先端砥粒加工シンポジウム2011(ドイツ)▽原田泰典氏(兵庫県立大学・大学院准教授) 機構改革と人事異動 森精機製作所11月1日付 森精機製作所(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区名駅2-35-16)は、機構改革と人事異動(いずれも11月1日付)を次の通り発表した。 【機構改革】 ■開発技術・開発管理本部 ・開発管理部を開発業務部と開発インフラ・マニュアル部に分割 ・横形マシニングセンタ開発部を横形マシニングセンタ開発部と横形マシニングセンタXクラス開発部に分割 ■営業本部 ・DMGコラボレーション部をDMG統括部に名称変更 ・営業情報システム構築プロジェクト部を新設 ■品質本部 ・実験部を新設 【人事異動】(敬称略)〈 〉内旧職 ▽西尾豊文=執行役員-森精機セールスアンドサービス執行役員国内営業サービス統括(兼)第2営業部長〈執行役員=森精機セールスアンドサービス執行役員国内営業サービス統括〉 ▽有光泰彦=執行役員-森精機アジア・オセアニア社長(兼)シンガポール、マレーシア、ベトナム、フィリピン、インド、オーストラリア、韓国、台湾担当〈執行役員=森精機アジア・オセアニア社長(兼)DMGコラボレーション部GM(兼)シンガポール、マレーシア、ベトナム、フィリピン、インド、オーストラリア、韓国、台湾担当〉 ▽斎藤豪=顧問-品質本部副本部長(兼)実験部GM(兼)森精機ユニバーシティ校長〈顧問=森精機ユニバーシティ校長〉 ▽大石賢司=開発技術・開発管理本部副本部長(兼)開発業務部GM〈商品企画部GM〉 ▽末高崇=営業情報システム構築プロジェクト部GM(兼)商品企画部GM(兼)森精機テクノGM〈森精機セールスアンドサービス執行役員第二営業部長(兼)森精機テクノGM〉 ▽山下修司=DMG統括部GM〈グローバルキーアカウント部GM(兼)森精機セールスアンドサービス重要顧客部長(グローバル担当)〉 ▽窪田健一=森精機セールスアンドサービス特販部長〈森精機セールスアンドサービス特販部副部長〉 ▽松井敬行=グローバルキーアカウント部GM(兼)森精機セールスアンドサービス重要顧客部長〈森精機セールスアンドサービス重要顧客部長(国内担当)〉 ▽家藤伸彦=開発インフラ・マニュアル部GM〈開発管理部GM〉 ▽星隆史=横形マシニングセンタXクラス開発部GM〈横形マシニングセンタ開発部GM〉 ▽山本達也[昇格]=横形マシニングセンタ開発部GM〈横形マシニングセンタ開発部NMH開発課MA〉 ※ GMはゼネラルマネージャーの略。 ※ MAはマネージャーの略。 榊原氏(大和商会)が優勝 第13回東海イゲタロイ会ゴルフコンペ 住友電気工業ハードメタル事業部の主力販売店で構成する東海イゲタロイ会(会長=伊藤照之氏・伊藤信産業会長)の第13回ゴルフコンペが10月6日、桑名カントリー倶楽部(三重県桑名市嘉例川)で開催され、10組38名がプレーを楽しみながら親睦を深めた。 当日は好天に恵まれ、午前8時54分にアウトから、同56分にインからそれぞれスタート。18ホールストロークプレーで日頃の腕前を競った結果、榊原茂太郎氏(大和商会)がN73.4で優勝した。 上位入賞者は次の通り。(敬称略) ▽優勝=榊原茂太郎(大和商会)N73.4H21.6 ▽第2位=川眞田章雄(三葉利工具)N74.0H12.0 ▽第3位=鈴木利明(住友電気工業)N74.6H14.4 ▽第4位=服部利一郎(服部商会)N74.8H19.2 ▽第5位=加藤信一(名古屋電気)N75.8H19.2 ▽ベストグロス=曽我康治(アクティーツール)83 第8回切削加工ドリームコンテスト 受賞作品24点を決定 森精機製作所 17日に伊賀事業所で表彰式 森精機製作所は「第8回切削加工ドリームコンテスト」の受賞作品を発表した。 同社が主催する切削加工ドリームコンテストは、日本国内において切削加工に携わり、切削型工作機械を使用している企業及び学校、研究機関を対象に、切削加工業界全体の技術・技能の交流と向上を目的として毎年1回開催される。 今年は、審査委員長の光石衛東京大学教授(大学院工学系研究科機械工学専攻教授)を始め、審査委員に大学教授六名を迎え、厳正な審査の結果、全80点の応募作品の中から、製品部品加工部門5点、試作・テスト加工部品部門5点、金型・造形加工部門5点、微細加工部門4点、アカデミック部門5点の受賞作品を決定した。 表彰式は、11月17日に同社伊賀事業所で行われ、受賞者には賞状と賞金が贈られる。また同日より開催のプライベートショー「イノベーションデー2011」にて応募作品の展示を行い、熟練の技術と斬新なアイディアが生み出す作品の数々を披露する。イノベーションデー2011は11月19日まで。 第8回切削加工ドリームコンテスト受賞作品 製品部品加工部門 ◇金賞=ミラーベース〔湘南オートカット工業〕 【講評】複雑形状の薄肉の工作物を内側からと外側から同工程で加工している点を高く評価した。チャッキングを工夫している様子がうかがえる。 ◇銅賞=レンズ研磨用治具〔城精工〕 ◇銅賞=四方向分岐バルブ〔FEED〕 ◇技能賞=シェル〔ひびき精機〕 ◇技能賞=ケース(光半導体部品)〔ハイジェントミクロ〕 試作・テスト加工部品部門 ◇金賞=リブボール〔イナバエンジニア〕 【講評】小寸法のリブボールを多種材料(難削材料、延性のある材料、ぜい性のある材料)に展開した点を評価した。 ◇銀賞=四つ葉〔TOTO〕 ◇技能賞=ガラス製花瓶〔南安精工〕 ◇技能賞=ペンタゴン〔加納鉄工所〕 ◇技能賞=ワーク内エルボ〔理想精密〕 金型・造形加工部門 ◇金賞=3Dステレオグラム「帆船」「月うさぎ」〔ナンゴー〕 【講評】3Dステレオグラムを、厚みのある金属に凹凸切削加工で実現した点を高く評価した。 ステレオグラムとは、人間の左右の眼の視差を利用し、平面上に描かれた図を立体的に見せる画像。 ◇銀賞=刻鈑:樹氷〔川並鉄工〕 ◇銅賞=3Dクモの巣〔アキヤマエヌシーテープセンター〕 ◇技能賞=金閣寺〔東海炭素〕 ◇芸術賞=真珠貝〔シティプラスチック〕 微細加工部門 ◇金賞=マイクロ鉗子〔衣川製作所〕 【講評】微細可動部品を精度良く加工している点を評価した。シャープなエッジを出すため、各面の加工優先順位を考えている様子がうかがえる。 ◇銅賞=ワイヤーブロック□1o〔野田プラスチック精工〕 ◇銅賞=箸(はし)〔仙北谷〕 ◇技能賞=柱φ0・03×L0・5削出し〔ナップ〕 アカデミック部門 ◇金賞=超精密マイクロメビウスの輪〔大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻竹内研究室〕 【講評】3Dねじれ形状の微細なメビウスの輪を、全体として高い仕上げ精度で加工している点を評価した。 ◇銅賞=超微細軸加工〔京都工芸繊維大学機械システム工学部門マイクロ・ナノ化工学研究室〕 ◇技能賞=一枚歯のインボリュート歯車〔兵庫県立神戸高等技術専門学院機械加工技術コース〕 ◇アイディア賞=きらり☆ビー玉みがき〔中国職業能力開発大学校生産機械システム技術科〕 ◇アイディア賞=厚み0・1oの極薄ウェーブ管〔岡山大学工学部機械工学科機械加工学研究室〕 第31回ボウリング大会 個人・団体もイトウが2冠 愛知県管工機材商協組 133名が参加し盛況 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)の福利厚生部(部長=安井文康氏・錦興業社長)主管による「第31回ボウリング大会」が、10月8日に“星ヶ丘ボウル”を会場に、組合員はじめ賛助会員ら133名が参加して開催された。 当日は安井福利厚生部長が司会を務め、小川理事長の挨拶、前回第30回優勝者の優勝杯の返還式のあと、小川理事長と前回優勝者の始球式が行われ競技開始。 会場は職場の同僚や家族連れの姿が見られ、ストライクや好プレーが出ると仲間でハイタッチをして盛況だった。3ゲーム競技終了後は、軽食パーティーと表彰式が行われ、団体戦はイトウが1,439ピンで優勝を果たした。個人ではイトウの佃康生氏が530ピンで優勝を飾り、イトウの社員が大健闘した。表彰式に臨み、植田副理事長の閉会挨拶で終了した。 入賞者は次の皆さん。 【団体の部】(敬称略) ▽優勝=イトウ1,439ピン ▽2位=キッツ1,416ピン ▽3位=イシグロ1,395ピン ▽4位=オータケ1,353ピン ▽5位=粟井機鋼1,343ピン 【個人の部】(敬称略) ▽優勝=佃康生(イトウ)530ピン ▽2位=青木信也(オータケ)520ピン ▽3位=前田留美(キッツ)514ピン ▽4位=海野正裕(イトウ)510ピン ▽5位=廣瀬正幸(丸一商会)503ピン ▽ハイゲーム=青木信也(オータケ)207ピン 新社長に池嶋勝治氏 前澤化成工業 前澤化成工業は10月6日、難波理夫社長の逝去に伴い、新社長に池嶋勝治代表取締役専務上席執行役員が就任する人事を発表した。 池嶋勝治氏は、1967年に新潟県立柏崎工業高校卒業後、同社に入社。2005年7月に執行役員に就任後、翌年取締役、2008年に常務取締役、翌年専務取締役を経る間、妻沼・熊谷工場長・技術部長・水環境技術部長や生産企画部長を兼任するなど長年生産技術と開発ノウハウ、品質強化を磨き続けてきた。 子会社である共和成型の非常勤取締役も務める。昭和23年6月3日生まれの63歳。 強力な指導力と温かい人柄 前澤化成工業前社長 難波理夫氏告別式 10月6日に多臓器不全のため57歳で逝去した前澤化成工業の前代表取締役社長難波理夫(みちお)氏の、前澤化成工業と難波家による通夜と告別式(葬儀委員長・池嶋勝治前澤化成工業社長)が10月12・13日、東京都中央区の築地本願寺で営まれた。全国から通夜には取引先関係者ら約900人、告別式には約600人が弔問に訪れ強力な指導力と温かい人柄で全ての人を魅了した難波氏との別れを惜しんだ。 弔辞では、池嶋社長が「社長に就任された後、二期連続の赤字を黒字に転換し、持ち前の責任感と意志の強さがあり、常に人を大切にする広い心を持つ人」。ユアサ商事の佐藤社長は「強力な指導力に感銘を受けた。常に感謝の念を絶やさない温かい人柄」とたたえた。 カネカの羽鳥副社長は「立派な業績を残され、取引先の営業や若手も温かく育ててくれた人」と偲んだ。 ご子息の難波友さんは「父は仕事一筋で、病気になっても一度も弱音を吐かなかった。治療しても治らないと聞くと『名医である先生に治療していただき、家族も付き合ってもらい感謝をしています』と言い続けていました」と語った。 軽量で組立工具不要、錆びない! トラスコ中山プラ棚(軽量タイプ)発売 機械工具卸商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏)は、プライベート・ブランド商品のプラスチック棚に軽量タイプを追加しバリエーションの拡充を図った。従来品よりさらに軽く、コンパクトになった。 主な特長は次の通り。 ●プラスチック製のため軽量、また工具不要で組立ても簡単、水がかかっても錆びない。 ●脚は棚板内にワンタッチで収納可能(棚一枚につき脚四本収納可能)。 ●脚部には転倒防止策としてボルト固定用の穴を設けているため連結ができる(同じ高さ・段数タイプ同士の場合)。 ●棚板表面にシボ加工をほどこし、荷物のズレを軽減する。 ●支柱のコーナーを丸くしているため安全。 価格は4,100円(2段タイプ)から8,500円(4段タイプ)まで。 今春新装した科学館を見学 世界最大のプラネタリウムを観覧 愛機工熱田支部 恒例の見学会を開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)の熱田支部(支部長=滝沢有一氏・松本商店社長)は10月15日、見学会を開催し、支部員とその家族ら33名が参加して、今年3月に建て替えられ、世界最大のプラネタリウム(ドーム内径35メートル・最新のドイツ製投映機)を有する名古屋市科学館を見学した。 当日は10時に現地集合。新しいプラネタリウムは開館以来人気で、この日も雨の中、観覧券を手に入れようと長蛇の列ができていた。 一行は、団体予約で観覧が12時30分からとなっていたため、午前中は各自自由に生命館や新しくなった理工館の館内を見て回った。楽しみながら科学に親しめる施設として体験型の展示がなされており、参加の子供たちは目を輝かせて触って確かめたりしていた。大人にとっても最新の科学に触れる良い機会となったばかりでなく、以前からの展示物も数多く残されており懐かしく見ている人もいたようだ。 会場内で昼食をとり、プラネタリウムへ。新しいプラネタリウムは、世界一の大きさとクオリティを備え、限りなく本物に近い星空を再現。季節の星やさまざまな天文学の話題を取り上げ、星空をじっくり見ながら専門職員による生解説が楽しめる。 今回は、10月の星にまつわる話を聴いたほか、太陽光の反射の加減で日本上空を通過する宇宙ステーションを見ることができるといった説明などを受け、古代のロマンから最新の宇宙科学まで幅広く触れることのできた1日となった。 福本豊彦氏(フクモト)が優勝 WM会 23年度第2回ゴルフ大会 木工機械研究会WM会(会長=若原裕氏・若原工機会長)の23年度第2回ゴルフ大会が10月18日、三好カントリー倶楽部東コースで開かれ、12名が参加した。 当日は快晴に恵まれ最高のコンディションのもと18ホールストロークプレイで熱戦の結果、福本豊彦氏(フクモト)がネット79で優勝を飾った。 なお、同時に行われた22年度杯取切戦は稲垣昌弘氏(稲垣)が手中にした。 【上位入賞者】(敬称略) ▽優勝=福本豊彦N79・H10(フクモト) ▽1位=稲垣昌弘N80・H12(稲垣) ▽2位=桑原武郎N82・H6(ミエフソー) ▽3位=吉田光一N85・H18(萬代機械) ▽4位=若原裕N85・H23(若原工機) ▽5位=安友久雄N86・H10(ロボテックス) クラス・フォーストローム氏 サンドビック・コロマント社長に 金属加工向け切削工具やツーリングソリューション、サービスとノウハウで世界トップクラスのサンドビック・コロマント社長に、9月1日付でクラス・フォーストローム氏が就任した。 クラス・フォーストローム氏はサンドビックグループに約十七年間在籍し、その大部分をサンドビック・コロマントでの職務に従事してきた。これまで、研究開発、製品開発、マーケティング、ビジネス開発及び営業の分野での経験があり、最近ではサンドビック・ハードマテリアルズの社長職を務めていた。 同氏は「この度サンドビック・コロマントに戻ってきたことに興奮し感激しております。ここ数年の会社の業績に関しては本当に感心しております。我々はマーケット・リーダーとして、時代の流れに鋭敏で先進的であります」と語っている。 同氏の社長としての最初の仕事は、サンドビック・コロマントが設定した大がかりな戦略を実行し、発展させることであり、これは、ローカルでの事業展開と同時にグローバルでの知識共有を通じて、より強く顧客に焦点を当てることを含む。 「研究開発はサンドビック・コロマントの根幹をなすものです。我々は常に、製品イノベーションや非常にレベルの高いアプリケーション知識、また市場への迅速な対応に焦点を当てています。サンドビック・コロマントは将来に対して大きな目標と原動力を持っています。お客さまの立場に立ったソリューション提供を更に発展させることができる、と強く信じております」と同氏は述べている。 【クラス・フォーストローム氏の略歴】 〔学歴〕理学修士(専門=材料物理学)―ウプサラ大学(スウェーデン)、経営学修士―ウプサラ大学 〔出身〕1967年イエブレ(スウェーデン)生まれ 〔家族〕妻マリー・フォーストローム、子供マチルダ、ロヴィサ、アマンダ、エリック 〔住まい〕サンドビケン(スウェーデン) 〔趣味〕家族との時間、読書、釣り、大工仕事 【サンドビック・コロマントについて】 金属加工向け切削工具、ツーリングシステムの世界市場トップメーカーで、130カ国に拠点を有する。世界で25箇所ある最先端の設備を備えたプロダクティビティーセンターでは、顧客や社員に切削加工や生産性向上に関する研修を行っている。サンドビック・コロマントは、サンドビックグループの事業分野の一つであるサンドビック・ツーリング内の製品分野である。 2011年11月20日(日) 2437号 12月11日にボウリング大会 全国大会中央会へ4名が参加 愛鋲協23年度第5回理事会開催 愛知鋲螺商協同組合(理事長=土方成一氏・金城螺子製作所社長)は、10月18日午後6時30分よりウインクあいちにおいて、理事10名が出席し平成23年度第5回定例理事会を開催した。 冒頭の挨拶で土方理事長は「本日、愛知県中小企業団体中央会で阿部副理事長(織田商店社長)、花井理事(ハナイタイト社長)が中央会会長賞を受賞されました」と報告。引き続き、理事長が議長を務めて議事に入った。 第1号議案の事業部委員会に関する件は、花井理事より共同購入品の9月度実績が報告された。また11月2日のセミナーについて、申し込み状況が報告され、若干の余裕があると参加の上積みが呼びかけられた。「ねじ総合カタログ」の注文の中間報告も行われた。 第2号議案の優秀従業員表彰については、10月26日午後2時より名古屋ガーデンパレスで開催される名市協の表彰式に、被表彰者16名(組合功労者1名・優秀従業員15名)全員と事業主四名(代理含む)が出席予定と報告された。 第3号議案の親善ボウリング大会の件は、案内文の内容を確認し、11月上旬に発送することが承認された。ボウリング大会は、12月11日午前10時より星が丘ボウルで開催。60レーンを使用して180名の参加を予定している。 第4号議案の業界実態調査については、組合員51社中33社より回答があり、結果をねじ商連に報告した旨が事務局より伝えられた。 第5号議案のその他の件は、@中央会と名市協の年賀広告協賛を承認A全国中央会全国大会(開催地・愛知)に理事長はじめ4名が参加することを承認、など。 次回理事会は11月25日、ウインクあいちで午後6時30分から。 海外経済の下振れリスクや円高で 受注額がマイナスに マニピュレータロボット統計 7〜9月期生産・出荷実績 日本ロボット工業会は10月27日、2011年7〜9月期のマニピュレータ、ロボット統計生産・出荷実績(会員ベース・46社)を発表した。これによると、7〜9月期の受注額は前年同期比3.1%減となり8四半期ぶりにマイナスに転じた。生産額は同0.8%増で7四半期連続のプラス成長。また出荷額は、輸出額が同4.8%減とマイナスに転じたものの、国内出荷額が同32.0%増となり、トータルでは同2.3%増と7四半期連続でプラスとなった。概要は次の通り。 【受 注】 11年7〜9月期の受注額は、前年同期比で3.1%減の1,026億円となり、8四半期ぶりにマイナスに転じた。このところの海外経済の下振れリスク懸念や円高の高止まり(70円台後半)などがロボット産業にも影響を及ぼしたと見られる。 【生 産】 11年7〜9月期の生産額は、前年同期比で0.8%増の1,388億円となり、7四半期連続でプラス成長となった。 ユーザ業種別に見ると、自動車産業はハイブリッド車や電気自動車へのシフトが進んでいること、電気機械産業では、情報通信機器の販売好調を受け、引き続きロボット需要が上向いた。 海外市場で見ると、中国向けが中心となっており、その中でも溶接用が伸長している。また、欧米向けも全般で上向いている。 なお、昨年10年の会員外も含めた生産額は、前年比で92.8%増の5,570億円となった。今年11年は昨年をさらに上回る見通しが高い。 【出 荷】 11年7〜9月期の総出荷額は、前年同期比で2.3%増の1,344億円となり、7四半期連続でプラス成長となった。 国内出荷額は、同32.0%増の335億円となり、6四半期連続でプラス成長となった。 輸出額は、同4.8%減の,009億円となり、7四半期ぶりにマイナスに転じた。 ◎国内出荷内訳 自動車産業向けは、前年同期比46.8%増の82億円となり、5四半期連続でプラス成長となった。アーク溶接用、スポット溶接用がともに堅調に推移した。 電子・電気機械産業向けは、同35.1%増の159億円となり、7四半期連続でプラス成長となった。情報通信機器の販売好調を受け、電子部品実装用やFPD(パネル搬送)用、半導体(ウェハ搬送)用が伸長した。 ◎輸出内訳 溶接用は、前年同期比で64.7%増の211億円となり、7四半期連続でプラス成長となった。電子部品実装用は、同25.7%減の486億円となり、2四半期連続でマイナス成長。 自動車向けの主要用途である溶接用では、アジア向けが依然好調。また、欧米向けも大きく伸長した。特に、米国向けの伸び率は高い。 電子・電気機械向けの主要用途である電子部品実装用は、主要な需要先である中国向けのほか、欧州向けで伸び悩んだ。他の用途では、樹脂成形用や一般組立用が伸長している。これらの好調要因は、情報通信機器(スマートフォン、タブレット型情報端末機など)の販売好調によるものとされる。 上期生産見通しを上回る 9月の鋳鋼・鍛鋼生産速報 日本鋳鍛鋼会 8四半期ぶり 日本鋳鍛鋼会が10月27日に発表した、鋳鋼(全国76工場)、鍛鋼(同19工場)の平成23年9月分生産実績(速報)によると、9月の生産は、鋳鋼が前年同月比1.3%増の1万8,910トンとなり、微増ながらも17カ月連続でプラスを維持した。鍛鋼は同0.6%減の5万5,614トンとなり、2カ月ぶりに再び前年割れに転じた。 また、9月は夏季休業や電力制限などがあった前月に比べ稼働日数が増加したこともあり、前月比は鋳鋼12.4%増、鍛鋼13.6%増といずれも二桁の増加であった。 この結果、平成23年度第2四半期(7〜9月)の生産実績は、鋳鋼が前年同期比1.6%増の5万4,359トン(前期比1.0%減)、鍛鋼が同1.8%増の15万9,378トン(同7.6%増)となった。 また、平成23年度上期(4〜9月)では、鋳鋼が前年同期比3.1%増の10万9,257トン(前期比2.8%増)、鍛鋼が同1.2%減の30万7,500トン(同1.4%減)となり、年度当初に作成した生産見通しに対して鋳鋼六・八%増、鍛鋼一二・八%増となった。 同会によると、鋳鋼の生産は、土木建設・鉱山機械向けに牽引される形で順調に伸びている。鍛鋼は、自動車や船舶向けが好調だったので見通しを大きく上回ったが、依然として発電用機器や容器類は前年割れとなっており、今後もこの傾向が続くと見られている。 次世代ものづくりの情報発信 4日間で2万名が来場 TECH Biz EXPO 2011 名古屋国際見本市委員会主催の「次世代ものづくり基盤技術産業展 〜TECH Biz EXPO 2011〜」が10月19日から22日までの4日間、ポートメッセなごやにおいて開催され、21世紀のリーディング産業に活かす最新の加工技術や関連サービスの紹介とともに、「これからのモノづくりを考える四日間」と題して各種技術講演会が開かれた。期間中は、次世代のものづくりのヒントを得ようと2万名が来場した。 開催初日の19日は午前9時半より開会式があり、住田代一名古屋市副市長は主催者挨拶で「この地域がものづくりの世界に冠たる地域ということで、日本の産業技術、そして経済を牽引してまいりました。展示会は情報発信の場とともに、情報交流の場として、これからも是非飛躍の場に使っていただければと思っております。また今回の特徴としては、これからのモノづくりを考える四日間でありまして、当然この地域は航空機や自動車産業と素晴らしいものがありますが、さらに次世代に向けて、新たな素材や材料を加工する技術、そして元々の材料の技術をテーマとした講演会を幅広く設けるということで、幅広く情報発信、そしてその技術を是非利用できるよう、拡大して行けるようにしたい。また企画展示では、輸送機器の電動化、軽量化、そして内燃機関の効率化をキーワードとして、電気自動車、クリーンディーゼル車、リチウムイオン電池も展示される。さらに航空宇宙シンポジウム2011、名古屋工業大学・名古屋市立大学の合同テクノフェア2011など同時開催させていただきます。技術の融合、そして産学官連携のさらなる進化という相乗効果も狙っております」と述べるとともに、被災地へも思いを巡らせ「愛知・名古屋が元気になることが、復興の支援になる」と語った。 続いて、来賓を代表して足立清中部経済産業局産業部長が「今展は当地域の高い潜在能力を世界に発信する、絶好の機会になると確信している。これを機に、技術の一層の高度化、効率化を図り、新商品開発や新規市場開発に積極的に取り組んで行くことを期待する」と祝辞を述べた。 企画アドバイザー委員の宮田隆司名古屋大学副総長は「この展示会は、素材から製品まで、加工技術を中心とした産業展となっている。極めて広い分野から出展していただき、名古屋の底力を垣間見る展示会となった。その中から、次世代ものづくりに向けて、イノベーションの芽が数多く出てくることを期待しております。また産学官の緊密な連携により、多くのしかも高度な各分野にまたがるセミナーが開催されます。有意義な産業展になるものと確信しております」と挨拶した。 来賓等の紹介に続いて、代表者によるテープカットが行われ開幕した。 会場では、航空機・宇宙産業や自動車産業に関する最新の加工技術などが注目され、多くの来場者が各小間の展示物を興味深げに見たり、説明員の技術や加工方法についての話に耳を傾けたりしていた。 工具関係の出展者は「従来展と来場者の層が異なり、また違った反応があった」と意義を語った。 また、次世代自動車・航空機への展開が進む、新しい素材・材料とそれを加工する最新技術をテーマにした「高度技術講演会」「研究シーズ発表」「最新知財セミナー」も好評であった。 次回開催は、平成24年11月28日から30日までの3日間。 中部地区ユーザーのサービス向上へ 東海住電精密内に開設 住友電工ハードメタル 東海ツールエンジニアリングセンター 住友電工ハードメタル(社長=牛島望氏、本社=兵庫県伊丹市昆陽北1-1-1)が中部地区の技術サービス向上を目的として、100%子会社の東海住電精密内に建設を進めてきた「東海ツールエンジニアリングセンター」(以下、T−TEC)が完成し、10月17日に開所式が行われた。 住友電工ハードメタルでは、切削工具ユーザーを訪問して実施する「ライン診断」「ツーリング提案」に加え、神奈川県横浜市、兵庫県伊丹市、北海道奈井江町のツールエンジニアリングセンター(TEC)で実施する「研修」「テストカット」「技術相談」などの「ツールエンジニアリングサービス」を総合的に展開。 最新の工作機械や分析・計測機器、セミナールーム等を備え、専門スタッフを擁するTECは、ツールエンジニアリングサービス提供の拠点として、ユーザーから好評を得ている。こうした実績を踏まえ、中部地区を中心としたユーザーへのさらなるサービス向上のために、新たに国内4番目の拠点としてT−TECを開設した。 代理店・特約店を招いて行われた開所式では、テープカットに続いて、センター2階のセミナールームで牛島社長(住友電気工業執行役員・ハードメタル事業部長)が挨拶し「本日、ここにT−TECを開所し、皆様をお招きできました事を光栄に感じております。約五億円の資金を投じて、このほど完成いたしました。これからT−TECをどのように活用するかは、皆様方のご支援次第だと思っております」と述べた。 同社のTECはこれまで、国内3か所とタイの海外一か所で運営されてきた。10月に今回のT−TECと上海にも新たに開設。今後は国内の九州、ヨーロッパではドイツに開設することになっており、来年から一挙に八拠点へと拡張される。 T−TECは、ドリルの製造拠点である東海住電精密内にあり、ドリルを中心に、最新のマシニングセンタ、NC旋盤等を導入し、中部地区はもとより、全国のユーザーに切削試験評価、技術講習会の開催、ツーリングサービスの提案など、問題解決型の技術サービスを提供する。 【東海ツールエンジニアリングセンター(T−TEC)概要】 ▽所在地=三重県三重郡菰野町大字大強原2500番地の5(東海住電精密内) ▽延床面積=2,700u(30m×25m、2階建) 総受注高22ヵ月連続で前年越え 9月の金属工作機械受注状況 中部経済産業局 北米向けが前年比73.5%増 中部経済産業局が10月31日発表した管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、富士機械製造、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の平成23年9月度金属工作機械受注状況によると、総受注高は前年同月比40.1%増の365億9,600万円となり、22カ月連続して前年を上回った。前月比でも6.9%増となった。 国内受注は、一般機械工業向けが前年同月比36.5%増と20カ月連続で、自動車工業向けが同72.6%増と4カ月連続して前年を上回り、全体でも同43.6%増の116億9,900万円となり、4カ月連続して前年を上回った。前月比は9.1%減となった。 海外受注は、北米向けが2カ月ぶりに、ヨーロッパ向けが21カ月連続で前年を上回り、アジア向けが2カ月連続で前年を下回ったものの、全体では前年同月比38.5%増の248億9,700万円となり、22カ月連続して前年を上回った。前月比は16.6%増となった。海外受注比率は前月より5.6ポイント上がって68.0%となっている。 国別にみると、一位のアメリカが103億6,900万円(前年同月比111.8%増)、以下、中国49億7,100万円(同0.7%増)、ドイツ13億1,500万円(同3.3%増)、インド6億3,500万円(同16.8%減)、カナダ6億2,000万円(同47.9%減)の順となった。 地域別シェアは、北米向け45.5%、アジア向け(トルコを含む)30.0%、ヨーロッパ向け19.9%となり、北米向けがアジア向けを上回った。 販売額は、前年同月比13.9%増の353億9,500万円となり、18カ月連続して前年を上回った。前月比は34.3%増となった。 受注残高は、前年同月比38.3%増の1,545億100万円となり、2カ月ぶりに前年を上回った。前月比は29.0%増となった。 エコ商品を一堂に紹介 暮らし快適エコライフフェア2011 ノーリツ中部支社 限定企画も好評 ノーリツ(社長=國井総一郎氏・本社=神戸市中央区)は、「暮らし快適エコライフフェア2011」を全国30のショールームで9月1日から11月29日まで開催している。中部支社(堀支社長)名古屋支店では、10月15・16日の2日間、名古屋ショールームにおいて主催し、期間中ノーリツのリフォーム工事店として加盟するハウレッシュ店が中心となり動員した大勢の人が訪れ賑わいを見せていた。 フェアはエコで快適な暮らしを応援するための太陽光発電システムや、太陽熱利用給湯システム、節水型ユニットバス、最新のシステムキッチン「エスタジオ・ビレイ」が展示・実演された他、当日限定企画として食べ物研究家・小清水正美先生による「健康セミナー」や、「しあわせカフェ体験」も催された。 「健康セミナー」は、明るいキッチンスタジオで行われ、火加減も自動調節の便利な炊飯機能のついた最新ビルトインコンロを使い、炒り豆ごはんと乾物サラダが調理され、参加者に振舞われた。ガス火で炊いたふっくらご飯に豆の自然の甘みが移り参加者は「美味しい」と感想を口にしていた。 高効率給湯機と併用できる 太陽光発電システム ノーリツは今年4月に業界初の高効率給湯器との併用で光熱費の見える化を実現した太陽光発電システム「PVMDシリーズ」を発売し、拡販を強化している。中部地方は全国トップクラスの発電量であることから、競合他社も多く、中部支社では早くから取り組みノーリツ全社をリードして販売している。 名古屋ショールームでは同社の190Wモジュール128枚を敷き詰めた太陽光発電システムを屋上に設置してショールームの電気を賄っており、道路に面した一階部分にはガスと太陽光のエネルギーミックスの発電システムを展示、わかりやすいと顧客からも好評である。 「PVMDシリーズ」は、住宅用の多結晶タイプのモジュールでは変換効率14.1%と高効率であり、190Wの高出力となっている。また様々な屋根に対応可能なモジュールを揃え屋根に合わせて効率的に発電できる。 このシステムには「光熱費がなどの状況が一目でわかる」タイプのリモコンを接続でき、さらに高効率ガス給湯器「エコジョーズ」との組み合わせで、従来型のガス給湯器だけを使用する場合と比較すると、年間で光熱費を削減することができる。 お客様の役に立つ商社目指し 社員の育成を第一に 第27回大嶽北沢會開催 大嶽北沢會(管工機材商社オータケ並びに傘下販売店と、バルブメーカーキッツの集い)の第27回総会が10月20日午後3時30分より名古屋市中区錦の名古屋観光ホテルで開催され、中部7県から販売店36社が出席してオータケ、キッツ両社の現況や今後の見通しについて報告を受けた。総会終了後は、テレビ朝日コメンテーターの三反園訓氏を講師に迎えて記念講演会が行われた。 総会は服部オータケ取締役営業本部中部地区担当の司会で進められ、冒頭、吉川オータケ社長は挨拶で、日頃の愛顧と総会出席に対してお礼を述べた後、同社の業績と取り組みについて報告した。 オータケの第59期(平成23年5月期)通年と第60期第1四半期(平成23年6月〜8月)の業績はいずれも対前年(同期)比で増収増益となり、リーマンショック以降低迷していた業績は回復基調にあることが示された。第六十期通年ではさらなる増加を計画している。 吉川社長は経営戦略として六項目を挙げ説明。@地域密着型営業活動。全国11拠点をベースに、きめ細かな営業を行う。各地域のニーズに即した商品のラインナップ・ジャストインタイムの商品供給を行う。A配送システム。名古屋物流センターを核に全国を網羅した物流システムにより、高品質なサービスを追求する。B顧客ニーズに即した商品のラインナップ。「必要な時に必要なだけ」商品を供給するシステムを構築し、直需部門、再販部門の受注体制の強化を図り、客のニーズを先取りした商品企画・提案営業を追及する。C採算とリスク管理の徹底。リスク管理の徹底を図り、ロスの発生を最小限に抑え、採算重視を鮮明にした積極的な営業活動により「強い企業」を目指し、徹底したローコスト経営を追求する。Dシステム投資の強化。EDIシステム稼動の推進等、受発注業務のシステム強化を図り、効率性の向上を追求する。E地域社会への貢献。廃棄物の削減、リサイクル等環境型社会を目指し、環境保全活動の大切さを全社員に周知徹底する。 人材の強化にも取り組んでおり、「企業は人・物・金が重要で、その中でも人材育成に力を入れている。『お客様に役に立つ、社員の育成』を第一に行う」と吉川社長。 まずマネージメントが出来る管理職を育て、それに合わせて営業マンのスキルアップを主眼とした教育を行う。 具体的には、@外部研修の導入(意識改革を図る、ソリューション営業の推進を図る)、A社内研修の充実(商品知識の勉強会、与信管理及び財務分析の勉強会)、BOJTの徹底(OJTを体系化し、計画的な従業員教育を行う)といった教育体系の見直しを行うとした。 また、名古屋物流センター(名古屋市中川区清船町)は、隣接地を購入して従来の1,500坪から2,500坪に敷地を拡張。これまで別れていたパイプ倉庫を敷地内に新築移転し6月にオープンした。これにより各拠点でワンストップサービスが実現した。 吉川社長は、誤出荷率が第59期に0.028八%まで低減し、今期の6月〜9月はさらに0.022%に低減していることを報告し「今後も誤出荷ゼロを目指して行く」と述べ、販売店に対し物流センターを自社の倉庫代わりに利用してほしいと呼びかけた。 続いて堀田キッツ社長より、同社の2011年度第1四半期(4月〜6月)決算の概要が報告された。 報告によると、連結売上高は280億8,800万円となり前年同期比で32億5,700万円の増収、営業利益は15億400万円、当期純利益が6億5,500万円となった。 バルブ事業の売上高は、国内が前年同期比で17億2,400万円増の140億3,700万円、海外はアジアの好調に加え米国も回復していることから同9億4,900万円増の61億2,800万円となり、合計で201億6,500万円と15%増加した。営業利益は13%の増加となった。 伸銅品事業は、銅の価格が上昇しておりその影響と、需要増で事業も活発となり、売上高は前年同期比17%増の57億8,700万円。銅価格上昇の影響で営業利益は5,000万円ほど減少した。 その他、フィットネス事業は、震災の影響で被災地の水戸店、仙台店が一時休業したことなどから前年同期比10%の減収。営業利益は経費削減等の効果があり黒字となった。 堀田社長は「上期(4月〜9月)については、前年同期と比べると比較的良い数字で終えることが出来る見込み」と述べた。 生産対応については、日々進化する事業環境の変化に柔軟に対応しながら、永続的に原価低減に挑戦する強い体質をつくり、国内外の既存のビジネスをさらに拡大できるよう生産活動を進めていくとしている。 具体的に、調達面では円高を利用して海外の調達先を開拓する。 生産及びコストダウン対応は、青黄銅製バルブについては、三吉バルブの川越工場での生産を、東洋バルヴの伊那工場に統合。東洋バルヴを吸収分割して経営効率を上げ、ユーザーの要望に応えていく。青黄銅製バルブの世界市場調査と最適地生産体制の確立を図っていく。 バタフライバルブは、製造ラインの改善及び設備増強による増産体制の早期確立を行う。 鋳鋼製バルブは、キッツ伊那、中国のKCL及びKJKの徹底した生産再編によるコストダウンと、高機能バルブのライン化による増産対応を行う。 鋳鉄製バルブ、ダクタイル鋳鉄製バルブは、鋳造設備の増設、加工組立ラインの徹底した合理化と小人化により、一層のコストダウンを実施する。 ステンレス鋼製バルブは、キッツ長坂、KCT(台湾)、KCK(中国)の再編と特殊品生産ラインの増設により製造能力強化とコストダウンを実施する。 東洋バルヴの吸収分割及び販社存続について堀田社長は「青黄銅バルブはバブル崩壊以降大幅に減少しており、キッツ、東洋バルヴ、三吉バルブはそれぞれ独立して製造をしていたが、ユーザーの要望に応えるため、製造技術を一本化することを決断した。販売部門は、東洋バルヴのブランドを残して販売していく。グループ全体の経営効率を考えて、東洋バルヴの茅野工場をキッツの茅野工場として、さらに魅力ある青黄銅バルブ工場にして行く。今後はどこにも負けないバルブを製造し、皆様に満足していただけるものを出していく」と抱負を語り報告を終了した。 総会後に行われた記念講演会では、テレビ朝日コメンテーターの三反園訓氏が「どうなる!今後の経済動向について」と題して講演し、出席者は熱心に聞き入っていた。 講演会の後は懇親会が開かれ、販売店、キッツ、オータケが情報交換などをしながら歓談し一層の結束を固めた。 翌日は、有志によるゴルフ会が藤岡カントリークラブで行われ、北村憲正氏(龍玉精工)がネット72.8の好スコアーで優勝した。 【上位入賞者】 ▽優勝=北村憲正氏(龍玉精工)N72.8、H7.2 ▽準優勝=伊澤修氏(米津物産)N73.8、H25.2 ▽3位=伊藤信哉氏(伊藤柳商店)N73.8、H25.2 中部経産局 最近の管内総合経済動向 中部経済産業局は、10月12日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を、前月の「厳しさが残るなか、緩やかに持ち直している」から「緩やかに持ち直している」に上方修正した。総括判断の上方修正は5か月連続。個別の項目では、輸出の判断を「自動車関連を中心に持ち直しの動きがみられる」から「増加している」に2か月ぶりに上方修正した。先行きについては、輸出型企業の想定レートを大きく上回る円高、それに伴う企業収益の圧迫や海外現地調達の加速による国内生産の減少、さらには中小企業の経営環境の悪化などに懸念を表明。また、世界経済の下振れや地域雇用情勢などの動向に一層の注視が必要としている。(比較は断りのあるものを除き、平成23年8月の実績値による) 鉱工業生産・出荷・在庫 ◆生産 生産は、供給制約がほぼ解消され、輸送機械を中心に増加している。 鉱工業生産の動向を指数(八月速報)で見ると、輸送機械工業、プラスチック製品工業、電気機械工業などが上昇したことから、前月比4.8%増と4か月連続の上昇となった。また、前年同月比は2.5%増と6か月ぶりの上昇となった。 出荷は、輸送機械工業、プラスチック製品工業、非鉄金属工業などが上昇したことから、前月比4.0%増と4か月連続の上昇となった。また、前年同月比は3.4%増と6か月ぶりの上昇となった。 在庫は、輸送機械工業、一般機械工業などが上昇したことから、前月比1.2%増と4か月連続の上昇となった。また、前年同月比は5.9%増と13か月連続の上昇となった。 大口電力需要は、中部電力管内では六か月連続して前年を下回り、北陸電力管内では3か月ぶりに前年を下回った。 主要業種の動向 ◆輸送機械 輸送機械の生産は、増加している。 乗用車は、供給制約がほぼ解消され、高水準での稼働が可能となったことから、増加している。 自動車部品は、国内完成車の生産が増加していることや、海外需要が引き続き堅調であることから、増加している。 航空機体部品は、メンテナンス需要に動きがあるものの、航空機体メーカーの生産に足踏みがみられることから、全体としては横ばいとなっている。 ◆一般機械 一般機械の生産は、持ち直しの動きがみられる。 金属工作機械は、海外向けが堅調なことに加え、引き続き国内向けの需要にも支えられていることから、全体としては増加している。 繊維機械は、主力の中国向けを中心に紡績・準備機械は高水準で推移しているものの、織機に弱い動きがみられることから、全体としては緩やかに減少している。 土木建設機械は、海外向けで持ち直しの動きがみられることに加え、東日本大震災の復興需要に動きがみられることから、全体としては増加している。 ◆電子部品・デバイス 電子部品・デバイスの生産は、下げ止まっている。 半導体素子・集積回路は、スマートフォン向けが堅調であるものの、市況の影響などから、全体としては弱含みとなっている。 液晶素子は、スマートフォン向けなどが好調なことから、全体としては持ち直しの動きがみられる。 ◆電気機械 電気機械の生産は、持ち直している。 開閉制御装置・機器は、工場ライン向けや一般家電向けが低調であるものの、自動車向けが増加していることなどから、全体としては持ち直しの動きがみられる。 内燃機関電装品は、自動車向けを中心に増加している。 電動機は、自動車向けを中心に増加していることや一般機械向けが堅調であることなどから、全体としては増加している。 ◆情報通信機械 情報通信機械の生産は、下げ止まりの兆しがみられる。 民生用電子機械は、薄型テレビでアナログ停波に向けた駆け込み需要の反動減があったものの、自動車向けが増加していることなどから、下げ止まりの兆しがみられる。 ◆金属製品 金属製品の生産は、持ち直しの動きがみられる。 アルミニウム建材は、建築需要の動向から、弱含みとなっている。 ばねは、自動車向けを中心に増加している。 ガス機器は、需要動向に一服感がみられることから、弱含みとなっている。 ◆鉄鋼 鉄鋼の生産は、持ち直しの動きがみられる。 鋼板は、自動車向けを中心に持ち直しの動きがみられる。 棒鋼は、民間建築向けを中心に低水準で推移している。 特殊鋼鋼材は、自動車向けを中心に持ち直しの動きがみられる。 ◆ファインセラミックス ファインセラミックスの生産は、横ばいとなっている。 触媒担体・セラミックフィルタは、海外向けが堅調であることに加え、国内向けに持ち直しの動きがみられることから、全体として横ばいとなっている。 ガスセンサ素子は、海外の自動車向けが順調なことなどから、高水準で推移している。 ◆繊維・陶磁器 繊維・陶磁器の生産は、低水準で推移している。 陶磁器は、東日本大震災の復興需要もありタイルなどで持ち直しの動きがみられることから、全体としては低水準ながら緩やかに増加している。 消費・投資などの需要動向 ◆個人消費 個人消費は、弱いながらも、持ち直しの動きがみられる。 大型小売店販売は、既存店ベース、全店ベース共に2か月ぶりに前年を下回った。 百貨店は、催事効果による来客数の増加や宝飾品などの高額商品で動きがみられたものの、気温低下により夏物衣料が低調であったことなどから、既存店ベースでは3か月ぶりに、全店ベースでは、店舗数減少の影響などから12か月連続で前年を下回った。 スーパーは、気温低下により夏物衣料が低調であったことに加え、引き続き生鮮食品が振るわなかったことなどから、既存店ベースでは2か月ぶりに、全店ベースでは3か月ぶりに前年を下回った。 コンビニエンスストア販売(全店ベース)は、オリジナルのデザートや米飯を中心にキャンペーン効果もあり堅調に推移したことから、10か月連続で前年を上回った。 乗用車販売は、東日本大震災の影響に伴う供給不足は解消しつつあるものの、前年のエコカー補助金駆け込み需要の反動減もあり、普通車が11か月連続で、小型車および軽自動車が12か月連続で前年を下回り、全体でも12か月連続で前年を下回った。 家電販売は、薄型テレビやブルーレイレコーダーにアナログ停波に向けた駆け込み需要の反動減がみられたことから、全体では4か月ぶりに前年を下回った。 ◆設備投資 設備投資は、緩やかに持ち直している。 製造業では、自動車、一般機械、電気機械など多くの業種で増加する計画となっている。 非製造業では、電力などで増加する計画となっている。 なお、管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)を見ると、一般機械工業向けが19か月連続で、自動車工業向けが3か月連続で前年を上回り、全体でも3か月連続で前年を上回った。 ◆公共投資 公共投資は、緩やかな減少傾向となっている。 公共工事前払金保証請負金額を見ると、「国」「独立行政法人等」で前年を下回ったものの、「県」「市町村」「地方公社」などで前年を上回り、全体でも2か月ぶりに前年を上回った。 ◆住宅投資 住宅投資は、持ち直しの動きがみられる。 新設住宅着工戸数は、持家、貸家、分譲が2か月連続で前年を上回り、全体でも2か月連続で前年を上回った。 ◆輸出 輸出は、増加している。 名古屋税関管内の輸出通関額(円ベース・速報)は、6か月ぶりに前年を上回った。品目別で見ると、「自動車」「自動車の部分品」などが前年を上回った。 主要地域(国)別で見ると、米国向けが8か月連続で前年を下回ったものの、EU向け、アジア向けが2か月連続で前年を上回った。 ◆雇用 雇用は、厳しい状況が続いているものの、緩やかな持ち直しの動きがみられる。 新規求人数は、「サービス業」「製造業」「医療・福祉」などの業種を中心に、18か月連続で前年を上回った。 有効求人倍率は、3か月連続で増加した。 ◆企業倒産 企業倒産(件数)は、2か月連続で前年を下回った。 共存共栄の魅力ある会に 飛騨高山リゾートで総会 三親会 第34回定時総会を開催 三親会(会長=石田勝俊氏・石田商会社長、サンコー商事を中心とする販売店とメーカーの会)の第34回定時総会が10月16、17の両日、岐阜県高山市のホテルアソシア高山リゾートで開催され、三年ぶりとなる泊りがけの総会に会員ら32社36名が出席した。 総会の冒頭、石田会長は挨拶で「大変良い天候に恵まれました。今日、明日しっかりと楽しんでいただきたいと存じます。さて、私が会長を仰せつかりまして、かなり多くの正会員様が退会されております。これは全て私の不徳のいたすところですが、今回もまた数社退会という事でありまして、これ以上減りますと三親会が今後どのようになるかという話にもなりますので、来期は是非退会の無いように私も努力いたしますし、サンコー商事さんの営業の方もお客様にしっかり提案していただいて、皆さんが潤うように宜しくお願いいたします」と述べた。 続いて、サンコー商事の野路社長が「第34回三親会にご参加いただきありがとうございます。また、日頃は私どもサンコー商事が大変お世話になります事を重ねてお礼申し上げます。只今、石田会長より三親会につきましてアドバイスをいただきました。今後は当社の社員がさらにきめ細かい営業活動を行って、魅力ある三親会作りをしていきたいと思います」と挨拶、併せて同社の現況などを報告した。 報告の中で野路社長は、今年4月〜9月の上期の業績は売上高23%増、粗利20%増の増収増益となる見込みを示した。 「ただピーク時に比べると、売上が62%、粗利が60%位とまだまだ。できれば、七割から八割に戻したい。当時と比べると、売上内容が大幅に変化している。上期は海外物件が35%と非常に多いのが特徴。輸出国はインド、中国、それからタイという順になっている。自動車メーカーが新興国を中心に多く出ているので、それらの影響が大きい」 また、同社の4番目の海外拠点として、10月1日にインドネシアに拠点を設立したことを報告。インドネシアは狭い国土に、自動車メーカー、同関連企業が多く進出している。特にトヨタ自動車が強く、同国の国内生産の六五%のシェアを持っている。 「海外生産が多く言われているが、自動車メーカーも難しい局面に来ている。タイでの長期間にわたる洪水の影響で品質・納期などに影響がでており、若干投資の行き先が変わっているのではないかという見方もある」と野路社長。同社のタイの拠点は進出して十年になり、数年前から黒字基調になっているが、ここへ来て、少し状況に変化がみられると話し、「タイの洪水が収まり水が引いたら、同国での取引先ユーザーの復興支援に全力で取り組む」方針を示した。 国内の動向については、「3月11日に東日本大震災が発生。日本経済が今後どうなるのかと心配された。東北三県(岩手・宮城・福島)は、半導体を含めた、自動車部品の重要なメーカーがひしめいている。震災が発生してから、自動車メーカーの生産ラインが部品不足により軒並み停止となった。減産により前年同期比で30%位に落ち込んだ。ここに来て、急激な回復をみせ、8月には1日当たりの生産台数が1万4,000台位に回復。9月以降はさらに回復して、1万6,000台まで生産するのではと言われている。トヨタは1日1万2,000台が損益分岐点と言われており、1万6,000台以上になると、自動車メーカー、一次メーカーはかなり収益が上がると言われている。一次下請けの設備投資に期待をしている。工作機械も非常に好調に推移している。8月こそ受注額が1,000億円を切ったが、それでも980億円と凄い数字になっている。先行きは分からないが、皆様と情報を共有化して上昇機運に持っていきたい」と話した。 議長に斉藤氏(三豊社長)を選出して議事に移った。 第1号議案の第33期事業報告、会計報告及び監査報告、第2号議案の第34期事業計画、予算計画案について審議を行い、いずれも原案通り承認可決された。 このあと会場を移して懇親会が開かれ、はじめに野崎三親会副会長(常磐精機社長)が乾杯の挨拶を行った。会員の販売店、メーカー、サンコー商事が互いに親睦を深めて結束を固め、山本三親会副会長(黒田精工名古屋支店長)の力強い三本締めでお開きとした。 翌17日は、世界遺産の白川郷をはじめ、秋の飛騨路を満喫した。 縄稚浩次氏(ブロードリーフ)優勝 愛機工 第38回親善ゴルフ大会 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)の「第38回組合親善ゴルフ大会」(主幹=福利厚生部、大会委員長=六浦康正福利厚生部長・六浦本店社長)が10月19日、貞宝カントリークラブ(愛知県豊田市貞宝町)で3年ぶりに開催され、組合員・賛助会員九組35名が参加した。 当日は好天に恵まれ、午前8時30分過ぎにアウト、インから同時スタート。東京より参加の縄稚浩次氏(ブロードリーフ)がN71.8で優勝を飾った。 午後三時少し前から表彰式が行われ、野田理事長は挨拶で10月2日に閉幕した展示会、メカトロテックジャパン2011に触れ「皆様のお陰をもちまして、無事に終了する事ができました。特に賛助会員の皆様には、多くの方に出展していただき感謝申し上げます。来場者も予定の八万名を大きく超えて、8万3,000名以上の方にご来場いただきました。次回開催に向けて頑張ってまいります」と礼を述べた。 引き続き野田理事長、六浦大会委員長より各賞受賞者に賞品が授与された。 【上位入賞者】(敬称略) ▽優勝=縄稚浩次N71.8H25.2(ブロードリーフ) ▽準優勝=川端修N72.0H18.0(山善) ▽第3位=森美智明N72.8H7.2(フタキ機工) ▽第4位=森庸一N73.4H15.6(森哲) ▽第5位=伊藤高潤N73.6H20.4(春日鋼機) 60回中小企業団体愛知県大会 大村知事から表彰状授与 愛知県中小企業団体中央会 創立55周年記念式典も併催 愛知県中小企業団体中央会は、恒例の「第60回中小企業団体愛知県大会」と、愛知県中小企業団体中央会が昭和31年1月創立以来55周年を迎えることとなり、併せて「愛知県中央会創立55周年記念式典」を、10月18日の午後2時より、名古屋市中村区のキャッスルプラザにおいて開催した。 本大会には、日本経済が大きな変革期を迎えている中で、組織の力により中小企業が一層飛躍するため、「復興のとき今こそ絆を活かそう愛知の底力」をキャッチフレーズに、愛知県の中小企業団体の代表者が一堂に会した。大会では自らの決意を内外に表明するとともに、国、県に対して中小企業振興策の強化充実を訴え、組合連携組織を基盤とした中小企業の安定的な発展と豊かな社会の実現を目的として行われる。 第1部は平成23年度中小企業対策に関する要望事項をはじめとした議案が審議、決議され、決議事項の宣言が発表された他、組合の発展に功績のある組織・組合員が愛知県の大村知事から表彰状を授与された。第2部では、元読売テレビ解説委員長の辛坊治郎氏による「情報が主役の時代〜企業経営は情報が決め手〜」という題目で記念講演が行われた。 弊紙関係業界からの受賞者は次の通り(順不同・敬称略) 【愛知県知事表彰の部】 《優良青年部》愛知県機械工具商業協同組合(*以下愛機工)青年部部長=森庸一 《組合功労者》副理事長 =伊藤高潤(愛機工) 【全国中小企業団体中央会会長表彰の部】 《優良組合》愛知県管工事業協同組合連合会会長=鏡味栄男 【愛知県中小企業団体中央会会長表彰の部】 《組合功労者》理事長= 野田道典(愛機工) 副理事長=阿部常徳(愛知鋲螺商協同組合*以下愛鋲協) 常務理事=大島和彦、中野照雄(愛知県金物商工協同組合) 常任理事=伊藤信哉(愛知県管工機材商業協同組合*以下愛管工) 理事=竹内清人(愛管工)、花井靖(愛鋲協) ものづくり、まちづくりを応援 2011吉岡幸オータムフェア 総動員数650名以上で盛況 建設産業資材のトータルサプライヤー、吉岡幸(社長=吉岡正盛氏・本社=福井市宝永)の「2011オータムフェア」が10月19日、同社テクノセンター(福井市二の宮)で開催された。 今フェアのテーマは「ものづくり、まちづくりを応援します!【溶・工・管】」。『全社一丸・新時代への幸情進!』を合言葉に、時流に乗り遅れることなく常に新しい技術・工法をユーザーに発信し、先を見据えたいという思いをフェアという形で表現した。 午前8時30分から行われた開会式で吉岡社長は、45社のメーカー・商社の出展と2カ月間に及ぶ同行PRなどに対し感謝の意を表したうえで、「7月末の出品者説明会以来約3ヶ月、8月のキックオフから2ヶ月、その間にも超円高や猛暑、台風、そしてタイの洪水といった私達を取り巻く環境は大きく動いている。そのような中、私達は立ち止まってはいられない、やるべきことをしっかりやって前に進まねばならない」と話し、「現在の経済環境は非常に厳しいが、会場では明るく楽しく商談することで福井から元気を発信していただきたい。私たち社員はお客様を動員しますので、メーカー各社には新商品や新工法、作業環境改善を中心にお客様へ積極的な提案を進めていただくようお願いします」と挨拶した。 続いて、メーカーを代表して秋田パナソニック溶接システム近畿ブロック長と商社を代表して日比野ユアサ商事北陸支店長が挨拶でそれぞれの意気込みを語り、オータムフェアの開幕となった。 当日は素晴らしい秋晴れのもと、来場予想の350名を大きく上回る、400名超えとなり、総動員数も650名以上にのぼり、終日熱気に溢れる展示会となった。販売に関しては会場全体に来場客がまんべんなく滞留でき、メーカー側からの評価も好評だった。 また、キャンペーン期間中(平成23年8月21日〜10月末)の展示会・工場見学企画として、9月2日に名古屋で開催されたグランドフェアとトヨタ博物館の見学会が開催され、バス4台・145名が参加し、10月13日には不二越本社においてナチビジネスフォーラムに21名が参加し、いずれも好評を博した。 安心・安全・省エネをテーマ 「機械式緊急遮断弁」等研修 北陸桃友会 社員技術研修会開催 北陸桃友会(会長=宮重清氏・ミヤシゲ社長、ベンと特約店の集い)では、10月17日午後1時より、金沢市北安江の金沢勤労者プラザで「社員技術研修会」を開催し、営業マン17名が出席して、新製品をはじめ、その他の情報について研修した。 今回の研修では安心・安全・省エネをテーマとして、自動弁との係わりを分かりやすく詳しく充実した内容で説明した。 研修内容は次の通り。 ▼安心・安全・省エネ(自動弁のご紹介)@安心・安全・省エネとはA震災対策用緊急遮断弁B省エネ対策用電磁弁Cその他の省エネ対策 ▼新製品紹介 ・「機械式緊急遮断弁」 バタフライ式で小型・軽量・低圧力損失。作動および待機時の消費電力「ゼロ」の究極の省エネタイプ。バッテリー交換不要で維持管理が容易。 ・「KT型ストレーナ」 独自の新構造でメンテナンス容易。小口径・ステンレス鋼製をラインナップ。水道法性能基準適合品も揃え給水装置にも取付可能。 ・「吸排気弁」急速吸気機能により負圧発生時の逆流防止。圧力下排気機能により滞留した空気も確実排気。初期排気機能により初期通気の迅速化。 ・「平静シリーズ水用減圧弁」ステンレス鋼製・ねじ込形に小口径が追加。 ▼その他の情報 平成22年度版公共住宅建設工事共通仕様書の変更内容について 研修終了後は、ベン西日本営業部の木下執行役員より挨拶があり、「緊急遮断弁は震災時の水の確保を目的としたバルブですが、水は震災が起きた時に無くても台風や洪水のように多すぎても人は生きていけない、本日ご参加いただいている皆様はこの水を通して人々の生活を支えている方々です」と御礼の挨拶を述べた。 一方、福井地区においても、翌18日午後1時より福井市問屋町の福井問屋センターで同様の研修を開催し、九名の営業マンが参加した。 北陸桃友会では、昨年の製品開発改良提案件数が過去四年連続最多記録を更新中であり、金沢営業所の後藤邦彦所長は「今年度も全国一の提案件数を目指しています」と製品開発への協力をお願いした。 この人訪問A−1 LIXIL 広報部主幹 藤田 邦高氏 最近社員食堂のメニューやレシピ本がブームになっている中、LIXILでは14年(1997年)も前から社員食堂に粗食である「新健康メニュー」を導入し、社員の健康づくりのための食生活改善に取り組んでいる。 メニュー内容は@ご飯は5分づき米に雑穀を混ぜたものA1年以上醸造した味噌と天然だしを使用し季節の野菜や豆腐を取り入れるB漬物はしっかり発酵させた糠漬けを土台に。これに、魚又は野菜を使ったおかずと、番茶を添える。揚げ物、牛乳、乳製品、肉、食肉加工品は使用しない。 メニュー導入の発案者であるLIXIL広報部主幹の藤田邦高さんは、十四年前、人事部で福利厚生を担当し、社員セミナーを通じた食生活に関する情報の提供からはじめ、食生活診断の実施を行ってきた。 導入のきっかけは、ごはんを中心とした毎日の食生活を再認識しようという提案をしてベストセラーとなった「粗食のすすめレシピ集」の著者幕内秀夫さんの主宰するセミナーに参加してから。セミナーでは、日本は四季のある気候で、豊富な野菜や魚介類に恵まれ、これらが食生活の土台になっていた。しかし戦後50年で毎日の食生活がカタカナ文字の欧米化した食に大きく変わり、平均寿命は延びているが、一方で栄養の摂りすぎで飽食になり肥満や生活習慣病の増加を引き起こしているので、食生活を日本の伝統食である粗食に変えようという内容であった。実際に自らと妻や子供、両親にご飯中心の粗食を習慣化すると、「家族が風邪も引かなくなった」と効果があった。そして「食生活や住生活はその土地の風土にあったもので発展してきており、食生活を見直して健康を高める技術を求めるようになりました」。これを機に会社内の食生活改善へと続く。 (続く) 「こうすれば社員は育つ」講演 経営研究部セミナー開催 愛知県管工機材商協組 矢田講師を招いて34名出席 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)の経営研究部(部会長=川島健一氏・川島商事社長)主管による中小企業人材確保推進事業「社員の指導と育成!こうすれば社員は育つ」(講師=ワイズサービス・コンサルティング代表矢田祐二氏)が、10月19日午後2時より名古屋市中区の東別院会館で開催され、組合員等34名が参加した。 冒頭、小川理事長は「人材確保というのは、人を採用する他に今在籍している社員の皆様に長く勤めてもらい、より力になってもらいたいという意味もあります。ぜひ日頃の社員教育に活かして頂ければ幸いです」と挨拶。 矢田講師は、人材育成には覚悟とスキルと時間が必要である述べ、次の諸項目を挙げて考え方や具体例を説明した。 @人材育成の基本的な考え方=人材が入社から一人前なるまではおよそ十年かかる。能力を分解すると、仕事の成果とは実務×進め方×姿勢の三つを乗じたものであり、入社時から三つを一緒に教えていくことが大切。特に教育するには前向きな取り組み姿勢(心構え)が大切であり、前向きであれば人材はどんどん成長する。前向きでなくなると依存に逃げやすくなる。依存型の人材が増えると社内で協力体制は生まれない。 A人材育成のスキル=やる気を起こさせる指導をすること。相手の状況から今能力なのかやる気かどちらが足りないのかを判断し、指導スタイル「指示」と「援助」を変える。 B会社で取り組む指導とト教育=コミュニケーションで育てる、実務を磨く、会社運営に参加させる等。 矢田氏は「とくに社員との世間話やムダ話でも大事。『この人は私のことを理解してくれる』と思える人の指導はよく聞いてくれる」と話した。 加藤哲也氏(岡谷鋼機)が優勝 愛知県管工機材商協組名管会ゴルフ 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)では、10月25日に「第43回名管会ゴルフ大会」を、岡崎市岩中町のザ・トラディションゴルフクラブを会場に、正会員はじめ賛助会員ら61名が参加して開催し、加藤哲也氏(岡谷鋼機)が優勝を飾った。 当日は、晴天に恵まれ8時32分スタートの第一組から順にスタートを切った。コンペは午前中から前澤化成工業の田村敏浩氏がイーグルを決め盛り上がる中、岡谷鋼機の加藤氏がネット70.6で見事優勝を飾った。 プレ−後はパーティ会場にて名管会幹事の北村理事(龍玉精工社長)が司会進行役を務め、表彰式を行った。小川理事長の挨拶に続き入賞者にそれぞれ賞品が贈られ、第29回展示会の大藪実行委員長(大清社長)の中締めにより終了した。 上位入賞者は次の皆さん。(敬称略) ▽優勝=加藤哲也(岡谷鋼機)N70.6H20.4 ▽2位=上岡睦(中日技研工業)N71.2H16.8 ▽3位=小山陽一(ヨシタケ)N72.4H15.6 ▽4位=清水滋昌(オーテック)N72.6H26.4 ▽5位=高塚宏一(タカラスタンダード)N73.4H15.6 ▽ベスグロ=北村憲正、71 金森繁人氏(三立商会)が優勝 三重県管工機材商組合 製販ゴルフ大会 三重県管工機材商業組合(理事長=尾藤彰氏・旭工機社長)では、10月27日に「製販親睦ゴルフ会」(幹事=岸江義朗氏・三重合成商事会長)を津市榊原町の榊原温泉ゴルフ倶楽部を会場に開催し、正会員はじめ賛助会員等25名が参加して平素の腕前を競った結果、三立商会の金森繁人氏がネット74で見事優勝を飾った。 当日は晴天に恵まれ、尾藤理事長の挨拶の後、順にスタートを切った。 プレイ終了後は、表彰式に移り、入賞者にそれぞれ賞品が渡された。 上位入賞者は次の皆さん。(敬称略) ▽優勝=金森繁人(三立商会)N74.0H24.0 ▽2位=小山陽一(ヨシタケ)N74.6H8.4 ▽3位=田中邦洋(五光商会)N76.4H27.6 ▽4位=小田仁志(キッツ)N76.6H14.4 ▽5位=菊池克明(アカギ)N76.6H32.4 ▽ベスグロ=小山陽一、83 お詫びと訂正 弊紙11月13日付(第2436号)一頁の愛知県管工機材商業協同組合第一回展示会実行委員会開くの文中、一小間「3m50cm」に拡大する、となっておりますのは誤りで、正しくは1小間「3m×3m」に拡大するです。ここにお詫びして訂正致します。 |