back
namber
|
2011年(平成23年)10月
|
2011年10月2日(日)
2432号
星ヶ丘ボウル全レーン使用して 12月11日にボウリング大会 愛鋲協 11月には講演会も開催 愛知鋲螺商協同組合(理事長=土方成一氏・金城螺子製作所社長)は9月6日午後9時30分より、名古屋駅前の安保ホール会議室において「平成23年度第四回定例理事会」を開催した。 当日は理事9名が出席し、土方理事長の挨拶の後、定款の規定により理事長が議長となって議案の審議に入った。 第1号議案=事業部委員会に関する件は、花井事業部長から8月度売上について報告され、全員了承した。 第2号議案=講演会については、引き続き花井事業部長より検討中の内容が説明された。【講演テーマ】色風水について、【開催日時】10月26日〜11月中を予定(後日、11月2日の開催と決まった)、時間は午後6時30分から約1時間半、【会場】ウインクあいち、【会費】3,000円の予定、【その他】過日行われたコラボ講演会が今後もあれば参加を検討していく、以上を全員了承した。 第3号議案=愛知県中小企業団体中央会表彰については、事務局より、10月18日の中央会愛知大会の表彰で、中央会会長表彰に阿部副理事長と花井事業部長を組合から推薦したと報告され、全員了承した。 第4号議案=従業員表彰については、引き続き事務局より報告。組合功労者として阿部副理事長を名古屋市長表彰に、優秀従業員として八幡ねじ2名・藤田螺子工業9名・ムライ1名・関戸機鋼1名・金城螺子製作所2名の合計15名を名古屋市長表彰に推薦したと報告され、全員了承した。表彰式は10月26日に名古屋ガーデンパレスで行われる。 第5号議案=ボウリング大会については、大野福利厚生部長より計画案が示された。【開催日時】12月11日。午前9時30分集合、同10時開始。【会場】星ヶ丘ボウル。全六十レーンを使用予定とし、参加人数を増やすよう理事各位に協力要請があり、全員これを承認、可決決定した。 第6号議案=組合報については、事務局より、藤田情報部長と9月13日に打合せを行い、9月30日を発刊予定としているが若干遅れる可能性もあると報告され、全員了承した。 第7号議案=各部会については、事務局より、11月に各部会のメンバーを交えて忘年会を予定していることが伝えられた。 第8号議案=その他(報告事項)は、@9月29日〜10月2日に開催されるメカトロテックジャパン2011の入場券を各理事に配布。A伊勢志摩「ひろはま荘」を組合の保養所として契約する。B2年後のねじ商連総会の会場については舘山寺温泉ホテル九重を候補として検討していく。 今後の理事会開催日は10月18日、11月25日。いずれも会場はウインクあいちで、午後6時30分から。 返品手数料は30〜40%と再可決 衛陶・水栓部会開き研修 静岡県管工機材商組合 9月度定例理事会 静岡県管工機材商組合(理事長=村松孝一氏・村松商店社長)では、9月2日午後3時より静岡市内のマイホテル竜宮において「9月度定例理事会」を開催し、得意先に対して返品を受け取る際には、納入価格の30%〜40%の手数料を引いて受け取ることを再可決した他、「衛陶・水栓部会」を開き、「震災後の市場動向とTOTOの製品」についてTOTO静岡営業所の牛尾所長より解説してもらった。 理事会での、審議事項は次の通り。 ▽第1号議案=返品処理についてのお願い 前回は平成14年5月の一色泰司理事長の時代に決定し実行されたが、時間の経過とともに徹底されなくなった為、再可決をして組合員の各社員や得意先へ周知徹底を図る。 【返品処理についてのお願い文書】(一部抜粋) 長期にわたる景気低迷の中、管材業界も大変厳しい状況におかれております。各社それぞれ懸命に努力しておりますが、諸経費の増大は自社で吸収できる限界を超えております。この様なことから返品については納入時の配送、事務、返品時の検品、点検、整備、戻し事務などの経費等々考慮しますと、今後返品される場合は納入価格の30%〜40%引きにて申し受ける事となりました。何卒諸事情ご賢察の上、ご了承賜りますようお願い申し上げます。尚、当方の間違い等による商品は100%にて引き取りますが、商品(取り寄せ商品・汚れた商品)によっては返品を受けませんのでご了承下さい。 ▽第2号議案=海外研修旅行会の件 11月23日(水)〜26日(土)の3泊4日の日程で、台湾を訪れる。出席予定者は15数名。 以上で審議事項を終えた。研修内容は次の通り。 【震災後の市場動向】 ・各地域とも大手ハウスメーカーやホームビルダーは前年越えの市況である一方で、工務店・水工店は8月以降も前年割れの市況感。ショールーム来館組数は、7月に前年99%まで回復してきた。北関東では戸建・共同・非住宅とも新築が好調。横浜では町中の工務店や水工店は10月以降の回復を見込んでいたが回復スピードが遅い。前年割れが続く見込み。名古屋では大手に需要が集中している。工務店・水工店の市況は悪い。 【TOTO製品】 ・TOTOのトイレ洗浄推量は20年間で半減しており、昨年の8月に主力製品を4.8?シリーズに揃えた。今年2月に発売したネオレストAH/RH・アプリコットには、清潔機能を追加した。水で作って水に戻る電解除菌水ノズル洗浄により、ノズルがいつでもきれいで清潔な状態が保てる。値段は据え置き。 【TOTOの取り組み】夏期の電力制限に対する対応について、TOTOグループ全体で15%以上削減を行った。また震災リスク拠点(福井・岐阜・三重以東の各事業所)で水等の備蓄を推進した。 【海外動向】 中国が伸長。ヨーロッパ、アメリカでの売上げ拡大を目指すため、ショールーム展開や展示会への出品を通してPR。 【キッチンまつり30】 TOTOのシステムキッチン発売30周年を迎え、静岡・沼津・浜松をはじめとする11のショールームで「キッチンまつり30」を大好評開催中。 更なる発展を期し志を一つに 創立100周年記念懇親会開催 福井金物商業組合 設立は明治43年 福井金物商業組合(組合長=吉岡正盛氏・吉岡幸社長)では、9月3日午後6時から福井市中央にあるユアーズホテルフクイにおいて「創立百周年記念懇親会」を開催した。会では会員による詩吟「祝福井金物商組合設立百周年」というオリジナルの吟が披露された他、これまでの歴史を振り返りながら和やかに交流し、次世代に残る金物商づくりへと発展を目指して会員一同結束を強めた。 福井金物商業組合は、明治43年に大丁吉太郎氏が初代の組合長として創立以来、今年で百一年目を迎える。昨年が百周年に当たる年だが、吉岡(第十八代)組合長が今年組合長に就任した際に、段ボール箱一杯の資料を見て百周年であることに気づいたことから、本年開催の運びとなった。 百一年もの間、戦争や震災、大不況など多くの苦難を乗り越えており、その都度、まちづくり・ものづくりの両面で力を発揮したのが、実は金物商である。時代は組合員にとって厳しい時代であるが、姿形を変えながらも、各社の創業時代の意志をしっかりと受け継いで新たに歩んでいこうと強い志の元に34四名が出席した。 南谷理事(南谷金物社長)司会進行の元、挨拶に立った吉岡組合長は、出席者にお礼を述べ「平成二年の時には会員数が最大の64社、創立八十周年にも知事や市長、商工会議所の頭取なども出席されていました」と紹介した。組会創立時の時代について「創立の明治四十三年という年は、ドイツでは飛行船ツェッペリン号が初めて旅客飛行し、日本では初めての飛行機が高度70m、飛行距離3,000mの飛行に成功したとあり、時代はまさに近代化へ加速を始めた頃でした。当組合は時代の流れの中で、製造業や建設業への商品販売のみならず、家庭用品の販売など生活には欠かせない存在でありました。また、戦争、震災などからの復興の影には必ず金物商の献身的な姿がありました。現在は組合員数も28社までに減ってしまいましたが、百年前の先輩方の思いを受け継いで、私達はこれからも次の百年生き残るために頑張っていかなければならない」と決意を示した。 続いて歴代理事長紹介があり、歴代組合長へ感謝状が贈られると、第十六代の竹内鐵治氏(竹内金物店社長)が代表として挨拶を述べた。 その後西川一誠福井県知事や川田達雄福井商工会議所会頭、伊東忠昭福井銀行頭取、東條敬福邦銀行頭取の祝電が紹介され、第十二代組合長の吉岡幸一氏(吉岡幸社主)が乾杯の音頭を取り、祝宴に移った。 懇親会では会員による余興としてスコップ三味線が披露され「浪花節だよ人生は」と「千恵っ子よされ」が演奏されると拍手喝采で場は盛り上がり、あの日あの頃、語りタイム!では、スライドで懐かしい写真を上映すると、出席者は笑いや当時を懐かしむ話で沸き、互いに懇親を深めていた。 中締めは第十三代組合長山崎了介氏(山崎金属会長)の万歳三唱と、高知副組合長(高知商店社長)の挨拶により盛宴の内に幕を閉じた。 第60回ゴルフ大会は11月17日 今後の行事日程・内容を協議 岐阜県管工機材商組 9月定例理事会 岐阜県管工機材商組合(理事長=森嶋靖雄氏・大東会長)では、9月5日午後5時より岐阜市長良川河畔の岐阜グランドホテルを会場に「9月度理事会」を開催し、10月6日(木)の全員例会に「ゴキブリキャップ」を爆発的にヒットさせ、「日本一の知恵工場」づくりを実践・指導しているタニサケの松岡浩会長を講師に招くことが報告された他、第60回ゴルフ大会を11月17日(木)に開催することが決定した。また今後の行事日程等を審議した。 冒頭の挨拶で岐阜県内の景況について森嶋理事長は、「世の中は少し景気が上向いてくるのではないかという期待があるようですが、我々の業界は依然厳しいままです。仕事はでてきているようですが、病院・福祉関係に偏りがあり、工場や事務所関係の仕事は増えておりません。ただ、病院福祉関係の建設坪単価は下がっております。大型案件もなくぶつ切りの状況です。お互いに情報交換しながら、利益追求できるようにしていきたい」と述べた。 当日審議された議案は次のとおり。 ▽第1号議案=全員例会についての件 担当の山田理事(山兼社長)より報告。10月6日(木)の午後5時30分からタニサケの松岡浩会長を招いて1時間の講演を聞いた後、懇親会を開催予定。テーマは「9年連続日本一の知恵工場」。同社は社員37名(パート5名含む)ながら売上げ高は8億4,000万円、経常利益が2億1,000万円という高収益優良企業。出席予定人数は25名位。 ▽第2号議案=第60回ゴルフ大会の件 廣瀬副理事長(瓶由社長)より報告。11月17日(木)に岐阜関カントリー西コースにおいて開催し、8時03分のスタート。60回を記念として景品の品揃えを多くする。 ▽第3号議案=新年賀詞交歓会の件 担当は山田理事(山兼社長)に決定した。2012年1月26日(木)に開催する。 ▽その他の件 ・森嶋理事長より9月8日から10日まで開催の大阪管工機材商業協同組合主催の「第15回管工機材・設備総合展」参観の案内がされた。 ・次回の10月6日(木)理事会では12月開催の忘年会の打ち合わせを行う。 中部経産局 最近の管内総合経済動向 中部経済産業局は、9月14日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を、前月の「厳しさが残るなか、持ち直しの動きが広まりつつある」から「厳しさが残るなか、緩やかに持ち直している」に上方修正した。総括判断の上方修正は4か月連続。個別の項目では、生産の判断を4か月連続、個人消費の判断を3か月連続して引き上げたほか、住宅投資の判断を「弱含んでいる」から「持ち直しの動きがみられる」に11か月ぶりに上方修正した。先行きについては、円高の動向、世界経済の下振れ、中小企業の経営環境悪化の懸念、デフレの進行、地域の雇用情勢などについて引き続き注視が必要としている。(比較は断りのあるものを除き、平成23年7月の実績値による) 鉱工業生産・出荷・在庫 ◆生産 生産は、供給制約が順調に解消されつつあることから、輸送機械を中心に増加している。 鉱工業生産の動向を指数(7月速報)で見ると、輸送機械工業、情報通信機械工業、プラスチック製品工業などが上昇したことから、前月比2.6%増と3か月連続の上昇となった。また、前年同月比は5.9%減と5か月連続の低下となった。 出荷は、輸送機械工業、情報通信機械工業、食料品工業などが上昇したことから、前月比3.5%増と3か月連続の上昇となった。また、前年同月比は5.2%減と5か月連続の低下となった。 在庫は、電子部品・デバイス工業、化学工業などが上昇したことから、前月比1.4%増と3か月連続の上昇となった。また、前年同月比は5.7%増と12か月連続の上昇となった。 なお、大口電力需要は、中部電力管内では5か月連続して前年を下回り、北陸電力管内では2か月連続で前年を上回った。 主要業種の動向 ◆輸送機械 輸送機械の生産は、増加している。 乗用車は、供給制約が順調に解消されつつあり、稼働率が上昇していることから、増加している。 自動車部品は、供給制約が順調に解消されつつあり、稼働率が上昇していることや、海外需要が引き続き堅調であることから、増加している。 航空機体部品は、メンテナンス需要に動きがあるものの、航空機体メーカーの生産に足踏みがみられることから、全体としては横ばいとなっている。 ◆一般機械 一般機械の生産は、持ち直しの動きがみられる。 金属工作機械は、海外向けが堅調なことに加え、引き続き国内向けの需要にも支えられていることから、全体としては増加している。 繊維機械は、織機、紡績・準備機械ともに主力の中国向けを中心に高水準ながら弱含んでいる。 土木建設機械は、海外向けで持ち直しの動きがみられることに加え、東日本大震災の復興需要に動きがみられることから、全体としては増加している。 ◆電子部品・デバイス 電子部品・デバイスの生産は、下げ止まりの兆しがみられる。 半導体素子・集積回路は、スマートフォン向けに動きがみられるものの、市況の影響などから、全体としては弱含みとなっている。 液晶素子は、スマートフォン向けなどが好調なことから、全体としては持ち直しの動きがみられる。 ◆電気機械 電気機械の生産は、持ち直している。 開閉制御装置・機器は、工場ライン向けや一般家電向けが低調であるものの、自動車向けが増加していることなどから、全体としては持ち直しの動きがみられる。 内燃機関電装品は、自動車向けを中心に増加している。 電動機は、自動車向けを中心に増加していることや一般機械向けが堅調であることなどから、全体としては増加している。 ◆情報通信機械 情報通信機械の生産は、下げ止まりの兆しがみられる。 民生用電子機械は、薄型テレビでアナログ停波に向けた駆け込み需要があったことに加え、自動車向けに動きがみられることなどから、下げ止まりの兆しがみられる。 ◆金属製品 金属製品の生産は、持ち直しの動きがみられる。 アルミニウム建材は、建築需要の動向から、弱含みとなっている。 ばねは、自動車向けを中心に増加している。 ガス機器は、需要動向に一服感がみられることから、弱含みとなっている。 ◆鉄鋼 鉄鋼の生産は、持ち直しの動きがみられる。 鋼板は、自動車向けを中心に持ち直しの動きがみられる。 棒鋼は、民間建築向けを中心に低水準で推移している。 特殊鋼鋼材は、自動車向けを中心に持ち直しの動きがみられる。 ◆ファインセラミックス ファインセラミックスの生産は、横ばいとなっている。 触媒担体・セラミックフィルタは、海外向けが堅調であることに加え、国内向けに持ち直しの動きがみられることから、全体として横ばいとなっている。 ガスセンサ素子は、環境規制強化により海外の自動車向けが順調なことなどから、高水準で推移している。 ◆繊維・陶磁器 繊維・陶磁器の生産は、低水準で推移している。 繊維は、低水準で推移している。 陶磁器は、東日本大震災の復興需要もありタイルなどで持ち直しの動きがみられることから、全体としては低水準ながら緩やかに増加している。 消費・投資などの需要動向 ◆個人消費 個人消費は、弱いながらも、持ち直しの動きがみられる。 大型小売店販売は、既存店ベース、全店ベース共に5か月ぶりに前年を上回った。 百貨店は、7月中旬までの猛暑の影響からクール関連の夏物衣料や涼感寝具などが堅調であり、また、製造業の稼働日シフトにより平日の来客数が増えたことなどから、既存店ベースでは2か月連続で前年を上回った。一方、全店ベースでは、店舗数減少の影響などから11か月連続で前年を下回った。 スーパーは、猛暑の影響から飲料、アイスクリームなどの飲食料品やクール関連で機能性肌着などの季節商品などが好調であったため、既存店ベースでは4カ月ぶりに、全店ベースでも2か月連続で前年を上回った。 コンビニエンスストア販売(全店ベース)は、猛暑の影響から飲料やアイスクリームなどが堅調に推移したことなどから、9か月連続で前年を上回った。 乗用車販売は、東日本大震災の影響に伴う供給不足は解消しつつあるものの、前年のエコカー補助金駆け込み需要の反動減もあり、普通車が10か月連続で、小型車および軽自動車が11か月連続で前年を下回り、全体でも11か月連続で前年を下回った。 家電販売は、薄型テレビやブルーレイレコーダーにアナログ停波に向けた駆け込み需要がみられたことから、全体では3か月連続で前年を上回った。 ◆設備投資 設備投資は、緩やかに持ち直している。 製造業では、自動車、一般機械、電気機械など多くの業種で増加する計画となっている。 非製造業では、電力などで増加する計画となっている。 なお、管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)を見ると、一般機械工業向けが18か月連続で、自動車工業向けが2か月連続で前年を上回り、全体でも2か月連続で前年を上回った。 ◆公共投資 公共投資は、緩やかな減少傾向となっている。 公共工事前払金保証請負金額を見ると、「県」「地方公社」で前年を上回ったものの、「国」「独立行政法人等」「市町村」などで前年を下回り、全体でも2か月ぶりに前年を下回った。 ◆住宅投資 住宅投資は、持ち直しの動きがみられる。 新設住宅着工戸数は、持家が3か月ぶり、貸家が5か月ぶり、分譲が2か月ぶりに前年を上回り、全体でも3か月ぶりに前年を上回った。 ◆輸出 輸出は、自動車関連を中心に持ち直しの動きがみられる。 名古屋税関管内の輸出通関額(円ベース・速報)は、5か月連続で前年を下回った。品目別で見ると、「自動車」「自動車の部分品」などが前年を下回ったものの、自動車関連の減少幅は縮小している。 主要地域(国)別で見ると、米国向けが7か月連続で前年を下回ったものの、EU向けが4か月ぶりに、アジア向けが3か月ぶりに前年を上回った。 ◆雇用 雇用は、厳しい状況が続いているものの、緩やかな持ち直しの動きがみられる。 新規求人数は、「製造業」「サービス業」「医療・福祉」などの業種を中心に、17か月連続で前年を上回った。 有効求人倍率は、2か月連続で増加した。 ◆企業倒産 企業倒産(件数)は、5か月ぶりに前年を下回った。 企業倒産(件数)は、「卸売業」「運輸業」「サービス業他」などで前年を下回った。 環境・省エネ商品を一堂に 中部グランドフェア2011 受注目標を大きく上回り盛況 ユアサ商事中部支社(支社長=長谷川勝照氏、住所=名古屋市名東区高社2-171)傘下の販売店でつくる、中部ユアサやまずみ会主催の「中部産業とくらしのグランドフェア2011」が9月2、3の両日、主催店81社(バス主催店含む)、出品メーカー301社の規模でポートメッセなごや3号館において開催された。受注額は136億円となり目標の120億円超えを達成。昨年実績より2割弱増加し景気回復を窺わせる結果となった。大型台風が接近する中での開催となり、来場者数は目標の9,500百名には及ばなかったものの、昨年を上回る9,300名が会場を訪れた。協賛・中部ユアサ炭協会、後援・ユアサ商事。 今回は、キャンペーンテーマ「Cool Earth Challenge!(クールアースチャレンジ!) 体感・実践、Ecology&Economy!!」のもと、各社の新製品、新技術、新材料を一堂に展示し、幅広い「環境対応商品」と「省エネコンサルティング」のトータルパッケージによる環境問題の解決などを通じて、新たなビジネスチャンスにつながる提案が行われた。 会場には初日から熱心なユーザーの姿が見られ、会場中央に設けられたエコテーマゾーンでは話題の太陽光発電やLEDなどの環境関連商品が注目を集めた。 中部グランドフェア開幕に先立って、初日の午前9時20分よりポートメッセなごや交流センター1階広場にて行われた開会式典では、はじめに中部ユアサやまずみ会を代表して小川信行会長(日本ベターリビング社長)が「32回を迎えます中部グランドフェアでは、一昨年より環境問題解決を取り上げ、環境、省エネ、省コストに焦点を当てたプロユーザー様のニーズにお応えする展示をしてまいりました。本年の展示会のメインテーマは『クールアースチャレンジ! 体感・実践、Ecology&Economy!!』とさせていただき、これまでの内容をより一層踏み込んだ展示となっております。これまでの販促活動の集大成として、今回のご来場者の目標9,500名、受注目標120億円達成に向けて、炭協会出品メーカー様、そしてユアサ商事様と三位一体で努力し、総力を挙げて取り組む所存でございます」と挨拶。 森義彦中部ユアサ炭協会幹事(オークマ専務)は「主催店様81社、私ども出品社301社が一堂に会して開催できますことは、誠に喜ばしい限りだと思っております。私どもメーカー一同、主催店様と共に一丸となって、目標の達成に向けて取り組んでいきます。私どもメーカーとしましては、まず日本のモノづくりの省エネ、省コスト、そして節電対応、これを実現すべく、あらゆる方面での提案が必要かと存じます。そして、さらにはアジアの産業と暮らしに貢献すべく、主催店様、ユアサ商事様と共に取り組んでまいりたいと思っております。大型の台風12号が近付いておりますが、これを吹き飛ばす勢いでこの2日間、中部のグランドフェアを大いに盛り上げて、大きな成果を勝ち取っていきたいと考えております。今グランドフェアの大成功と、本日ご列席の皆様方の益々のご健勝を祈念申し上げまして、ご挨拶といたします」と述べた。 佐藤悦郎ユアサ商事社長は「先般国会で『再生エネルギー特別措置法』が成立し、来年七月に自家発電の全量買い取りがスタートいたします。これによりまして、太陽光発電等の再生可能エネルギーの導入が、個人住宅のみならず工場やオフィス等の企業全般にも、一気に広がる可能性が高まっております。中部地区圏内においても、モノづくりや新エネルギーといった分野を中心に、新しいビジネスチャンスが続々と生まれてくると思われます。今年の中部グランドフェアは、この機を捉えた時期での開催となりました。環境ビジネスを切り口に、各業界様の幅広い環境、省エネ、省コスト商品により、環境ソリューションを提案したいと考えております。会場中央のエコテーマゾーンでは、エコファクトリー、エコビルディング、エコハウスの三つのゾーンを設けまして、出品メーカー様と共に最適な節電、省エネプランをご提案いたします。また、より多くのユーザー様に幅広い環境商品を知っていただくために、エコテーマゾーン内において専門の説明員によるインカムツアーを実施いたします。これらのエコテーマゾーンを中心に、出品メーカー様からは、他にも最新鋭の商品を多数出品いただいております。大変充実した内容となっております。弊社の社員が皆様の会社の手足となりまして、受注の目標達成並びに新しい企業展開の支援のために頑張っていきたいと考えております。バス主催社を含めて81社の皆様には、従来の事業領域の枠を超えた、環境、省エネ、省コスト展示を活用して、消費の拡大を図っていただけたらと願っております。今回も多大なご協力をいただいた301社の出品メーカー様には、主催社様の熱意をあまさず捉えていただき、新しい事業分野開拓にお役立ていただければと思っております。主催社様並びに出品メーカー様、そして弊社が三位一体となりまして目標を達成することを祈念申し上げます」と挨拶した。 周辺グッズも注目 家庭用ソーラー発電システム 「リプソーラーミニ」 震災後から約25倍の売れゆき 使用済みバッテリーの買い取り・再生・販売メーカーのアクセス(社長=熊谷亮二氏・本社=石川県金沢市)のリプラス事業部が販売する小型のソーラー発電機システム「リプソーラーミニ」が、震災後の電力供給不足の不安を背景に、創エネルギー設備への関心が高まりをうけて急速に販売数が伸びている。昨秋発売から震災までは月に20台の販売であったが、震災後は月500台注文があり、累計で2,800台が販売された。「計画停電の際に医療機器のバックアップとして購入されたお客様から感謝の言葉を頂きました」(企画部の池田さん)と話しており、当初はアウトドア用として開発されたが、震災後は緊急時の電源確保や、節電用としての購入が広がった。 同製品は太陽エネルギーで発電した電力を内蔵バッテリーに蓄え、家庭用電源(百V)として使用することができる。蓄電容量は200wh(最大)で、付属のLEDライト(5W)なら約20時間、ノートパソコン(12W)なら約8時間使用が可能。充電方法は2通りでソーラーパネルより充電すると約2日間、家庭用百Vなら約十時間でフル充電できる。 バッテリー本体重量は7kg、パネル重量は3kgと持ち運べることから、災害時やアウトドアでも活躍する。 バッテリーとパネル、LED電球のセットで価格は税込み49,800円。 立ち仕事の疲労軽減に効果 「オーソマット」クッション クリーンテックス・ジャパン ダストコントロールマットの製造、販売メーカーであるクリーンテックス・ジャパン(社長=福原章氏・本社=兵庫県神戸市)では、立ち歩き仕事用クッションである「オーソマット」を出品した。 コンクリートのような硬い床の上では、体重が床面から足へと跳ね返り、足から腰、肩へと体全体に疲労が蓄積される。 「オーソマット」は、内包する微小で無数の気泡が、体重を分散・吸収することにより、床面からの反発力を減らし、疲労を減少させる。植物油や鉱物油等に強く、工場や厨房で使用できる。 使用場所を選ばない穴なしタイプは510×610mmで8,800円から。 大人気イラストレーターとコラボの インテリアグッズに注目 日本ベターリビング インテリア専門商社である日本ベターリビング(社長=小川信行氏・本社=名古屋市南区)では、若い女性に大人気のイラストレーターである、ホラグチカヨ氏と共同制作したロングマットやラグ、ルームフレグランスなどのインテリアグッズを出品した。美しく色鮮やかな独特のデザインは会場内でも目を引き、男性客も足を止めて製品を手に取っていた。 中部ユアサやまずみ会の会長を務める小川社長は「毎年インテリア工事部門が扱う資材類を出品していましたが、今回は弊社が今拡充を進めている若者向けのデザイナーブランド商品をPRしていこうと出品しました」と話していた。 工具・掃除用具の整理に便利な 「ツールグリッパー」 ファーステック 機械工具の輸入販売商社であるファーステック(社長=中井康人氏・本社=大阪府東大阪市)では、長尺の機械工具や掃除用具の整理に便利な「ツールグリッパー」を出品した。 一つのグリッパーで重さ8kgまでのツールを把握し、収納対象の直径は、10mm〜36mm迄で形状は問わない。バネとゴム、重力によって簡単にツールを保持することができるアイディア商品。 今年8月25日から27日まで千葉県で開催された「ジャパンDIYホームセンターショウ2011」の日本DIYコンテストで入選した。 全長50cm×幅5.5cm、グリッパー4個付属で2,000円(税抜き) 切削ソリューションフェア2011 高精度加工・生産性向上を提案 ジーネット 約200名が来場し盛況 ジーネット名古屋営業所(所長=横井良治氏)は9月14日の午前11時から午後5時まで、名古屋市工業研究所展示場において「切削ソリューションフェア2011 in 名古屋」を開催した。ユーザーを中心に約200名が来場し、会場は終日賑わいを見せた。 今回の展示会には、メーカー14社が出展。切削工具・ツーリングを中心とした機械加工周辺機器の展示を通じて、最新の高精度加工・生産性向上が提案された。焦点を絞って来場するユーザーも多かったようで、目当ての小間で熱心に説明を聴く姿が随所で見られた。 午後2時から開催された、併催セミナー「サンドビック節電ツールプログラム(ツール編)について」は多くの聴講者で盛況だった。セミナーでは、サンドビックが加工物にあった適切な工具選定による電力削減を提案した。 【出品製品紹介】 サクラテックが出品した「インターセプトテクノロジーTM」は、特殊銅粒子の力で防錆、ESD対策、殺菌を実現する、防錆剤を使わない革新的な防錆ソリューション。通常に比べ256倍の表面積をもつ活性化された特殊銅粒子で腐食性ガスを吸着し、防錆油を使わずにあらゆる金属、ゴム、樹脂等の腐食を防止する防錆フィルムである。 NASAの宇宙開発目的にルーセントテクノロジー・ベル研究所が特許取得し開発した製品。同製品は大手自動車部品メーカーの海外輸出用搬送トレ―(リユース)に正式採用され、防錆・梱包にかかるトータルコストを大幅に削減するとともに、環境面でCO2の排出削減にも寄与する。 【サンドビック節電ツールプログラムについて】 「サンドビック節電ツールプログラム」は、@サンドビック・コロマント製品による節電Aアプリケーションによる節電B生産性向上による節電の三つの分野から生産現場の節電に貢献する。節電効果の例は次の通り。 @省電力型工具による節電例 フライス工具のコロミル390やコロミル490を使用すると、従来ポジ90度カッターに比べ約20%の消費電力の節電になる。 Aアプリケーションによる節電例 高圧クーラントで切りくず処理問題(チョコ停)を防止し節電を実現する。自動車部品を一日200個製造するユーザーにて、高圧クーラントの使用で加工時間が半分になった事例がある。 B生産性向上による節電例 ワイパーチップでの加工はISOチップと比較して加工時間が短縮され、消費電力の節電になる。 総受注高前年比0.9%増の3263億円 内外需ともに前年上回る 日本産業機械工業会 7月の産業機械受注状況 日本産業機械工業会がまとめた平成23年7月の産業機械受注状況によると、7月の総受注高は前年同月比0.9%増の3,263億1,200万円で、このうち内需は同0.8%増の2, 036億3,000万円、外需は同1.2%増の1,226億8,200万円となった。 内需のうち、製造業向けは同15.1%増、非製造業向けは同7.7%減、官公需向けは同11.8%減、代理店向けは同0.5%減であった。 内需で増加した機種は、鉱山機械(前年同月比22.2%増)、化学機械(同12.0%増)、タンク(同28.6%増)、ポンプ(同8.4%増)、圧縮機(同8.4%増)、運搬機械(同12.8%増)の6機種。減少した機種は、ボイラ・原動機(同4.4%減)、プラスチック加工機械(同17.6%減)、送風機(同14.2%減)、変速機(同2.3%減)、金属加工機械(同25.4%減)、その他機械(同13.0%減)の6機種だった。 一方、外需のうちプラント案件は四件あり、受注高は157億7,400万円となった(前年同月比は前年同月に案件がなかったため比率を計上できず)。 外需で増加した機種は、ボイラ・原動機(前年同月比36.5%増)、化学機械(同202.2%増)、圧縮機(同95.6%増)、送風機(同80.2%増)、運搬機械(同2.7%増)、変速機(同6.2%増)の6機種。減少した機種は、鉱山機械(同85.4%減)、タンク(同72.3%減)、プラスチック加工機械(同6.2%減)、ポンプ(同12.1%減)、金属加工機械(同92.4%減)、その他機械(同15.6%減)の6機種であった。 機種別の動向をみると、@ボイラ・原動機=電気機械、外需の増加により前年同月比10.5%増A鉱山機械=外需の減少により同5.3%減B化学機械(冷凍機械を含む)=旧一般機械、外需の増加により同42.6%増Cタンク=石油・石炭の増加により同9.0%増Dプラスチック加工機械=化学、その他製造業、外需の減少により同11.7%減Eポンプ=電力、官公需、代理店の増加により同2.6%増F圧縮機=外需の増加により同52.5%増G送風機=電力の減少により同3.6%減H運搬機械=食品、窯業土石、情報サービスの増加により同9.7%増I変速機=窯業土石の減少により同0.3%減J金属加工機械=外需が大幅に減少したことにより同84.7%減となった。 抽選でクオカードが当たる 電子カタログ公開記念キャンペーン 前澤化成工業 10月31日まで実施中 前澤化成工業(社長=難波理夫氏・本社=東京都中央区)は、5月からホームページにアップした電子カタログについて、更なる顧客への普及と利用促進を図る為、8月8日から10月31日まで「電子カタログ公開記念キャンペーン」を実施している。 キャンペーンは、電子カタログを使用した感想を書き込むアンケート2問に答えた方の中から、抽選で30名にクオカード3,000円分が当たる。 応募方法は、ホームページの「電子カタログ公開記念プレゼントキャンペーン」のアイコンをクリックして、メールフォームにあるアンケートに答えて送信するのみ。 同社の電子カタログの特長は、「付箋機能」と「全文検索機能」があること。 「付箋機能」は、好きな色の付箋を選び、カタログの上に貼り付け、付箋にメモを入力する。例えば「よく問い合わせのある製品」等入力して、付箋を貼ったページには次回にそのページへ、一発ジャンプできるので非常に便利な機能。また、「全文検索機能」は、カタログの中に含まれるキーワードからページの検索ができる。入力欄にキーワードを入れて検索すると、キーワードを含むページへジャンプできるので、たくさんのページの中から特定の製品が検索できる。 「どんどんアクセスしてご応募お待ちしております」(中部支店名古屋営業所下村裕課長)と呼びかけている。 電力・エネルギー産業向けの需要減で 鍛鋼4カ月連続前年割れ 日本鋳鍛鋼会 7月の鋳鋼・鍛鋼生産速報 日本鋳鍛鋼会が8月30日に発表した、鋳鋼(全国76工場)、鍛鋼(同19工場)の平成23年7月分生産実績(速報)によると、7月の生産は、鋳鋼が前年同月比2.7%増の1万8,622トンとなり、伸び率は縮小してきたものの15カ月連続でプラスを維持した。鍛鋼は同1.7%減の5万4,812トンと4カ月連続の前年割れとなった。 また、七月は夏季休業や電力事情などにより稼働日数および稼働時間の変動もあって生産動向が注目されたが、前月に対し鋳鋼2.6%の減少、鍛鋼2.7%の増加となった。 同会によると、鋳鋼の生産基調は、依然として好調な土木建設・鉱山機械向けに加えて、プレス・せん断機向けも持ち直し、バルブ・コック、ロール、金型、発電用機器向けが若干ではあるが増加しており、下支えとなっている。 一方の鍛鋼は、自動車産業向けが震災以前の生産量に回復し、船舶、土木建設・鉱山機械、産業機械向けが順調に推移しているが、年度当初から続く電力・エネルギー関連向けの落ち込みが響き、前年実績割れの主要因となっている。全体量としては22年度と比較してほぼ同一水準で推移しているものの、電力・エネルギー向けの先行きは依然として不透明であるとしている。 つぶやき草子 「最近思うこと@」 水谷隆彦ミズタニ機販社長 つぶやきと言えばブログやツイッターなのでしょうが、たまたま私には縁がなく、アナログ人間の私はアナログのこの紙面を借りて最近思ったことを思い出すままに本音でつぶやいてみます。 さて、秋の到来と共に早やこの一年を振り返ると、今年は例年に増して色々なことがありました。 先ず世に出ている55歳の仲間たちに起きたこと。桑田君(大学同窓)は復帰しましたが、美宝堂(野々垣専務、中・高同級生)や紳助などの復活は難しそうで、なんとも寂しい限りです。そして日本を襲った大災害に政治・経済の混迷が続き……。日本の将来に希望が持てなくなりそうで、子供の頃の自分や周囲の環境を懐かしむことが多くなってきたことを感じます。 そんなこんなで今年の漢字一字は早くも「絆」で決まりのようですね。「震」も「災」も過去に出ているし、「復興」や「撫子」は漢字一字では表し難いですから。自然が起こすことは想定外でも、人間の起こすことは予想のつきやすい世の中になりました。と感じるのは私だけでしょうか? 怒れてくることも数々ありますが、最近では原発処理関連の「電気料金値上げ問題」でしょうか。 何も出来ない自分の情けなさを痛感すると共に、人間の弱さやら、隠されていた世の中の軋みというか「悪」(灰汁かも)の噴出を、まざまざと見せつけられている気がします。はっきり言って、この新聞に社説らしきものが無いことも前から気になっていましたが、そんなことはもうどうでもいいことのように思えてしまいます。(続く) 森精機「Xクラス」の新たなラインアップ NHXシリーズに大型機種 『NHX10000』登場 最大ワーク径2m、高速・高精度 森精機製作所(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区名駅2-35-16)は、「Xクラス」の横形マシニングセンタNHXシリーズの新たなラインアップ、高精度横形マシニングセンタNHX10000の販売を8月25日より開始した。 NHX10000は最大ワークサイズφ2,000mm×1,600mm/最大積載質量5,000kgの、NHXシリーズ待望の大型機種。近年、需要が高まっている建設機械や航空機、エネルギー産業における大型ワークや難削材の加工に最適である。 NHX10000の特長を、@高速・高精度を実現する独自技術A信頼性B高い作業性Cシングルパレット仕様D多彩なオプションEMAPPSW+ESPRITF安全規格の観点から紹介する。 @高速・高精度を実現する独自技術 高速・高精度なNHシリーズのコンセプトを受け継ぎ、サドルを両端で支持するBox in Box構造を採用している。主軸を中心とした対称構造により熱変位を抑える。またX、Z軸の駆動には、2本のボールねじで移動体の重心を駆動するDCG(重心駆動)を採用しており、高速・高精度加工を阻む振動を抑制し、加工精度の向上、加工時間の短縮、工具寿命の延長を実現する。この結果、真円度2.1μm(スケール有りの場合)、従来機比2.5倍の早送り速度50m/minと、2倍以上の加速度を実現している。また、振動抑制により、面品位も向上している。 B軸回転軸駆動にはDDM(ダイレクト・ドライブ方式モータ)を採用した任意割出しテーブルをオプションで用意。駆動力をダイレクトに回転軸へ伝達することで、伝達効率の向上、高速化、バックラッシゼロを実現する。90度割出し時間は2.0秒(5,000kgの場合)と、従来機比五分の一に短縮している。 ※DCG、DDMは森精機製作所の日本、米国およびその他の国における商標又は登録商標。 A信頼性 NHX10000の主軸は、高圧クーラントの多用を考慮してラビリンス構造を高度化、主軸内にクーラントが浸入しない構造としている。チップコンベヤは内製の万能機外チップコンベヤを選択可能とした。粉状の切りくずから長い切りくずまで、種類を選ばず確実に機外へ搬出する。切りくずに起因する様々な問題を削減する信頼性の高いチップコンベヤである。 B高い作業性 機外と機内に足場を設け、段差を無くすことで、機内での心出し作業や確認作業を容易に行える。段取りステーションのドア開口幅を広く(2,300mm)取り、最大ワーク径φ2,000mmのワーク着脱作業が容易になった。また切りくず処理については3本のスパイラルコンベヤを採用し、そのうち2本を段取りステーション側まで延長することで、段取りステーション内の切りくずも確実に機外搬送する。 Cシングルパレット仕様 NHX10000には、ユーザーから要望の多かったシングルパレット仕様を用意している。二面旋回式APCを装備しないシンプルな機械構成により、省スペース化を実現している。機内の作業エリアを大きく確保することができ、段取りの作業性を向上している。試作品などの一品物ワークの加工に最適な仕様。 D多彩なオプション 高精度な同軸度を必要とする大型ワークの深穴ボーリング加工やガンドリル加工用に、パレットサイズと同じ最大工具長1,000mmの工具が収納できるロングツールマガジンを用意した。これによりB軸反転なしに加工ができ、切削時間の短縮と高精度加工が可能。さらに高精度な加工を求めるユーザーには、「多系統高精度オイルコントローラ」をオプションで用意している。機械上の複数の熱源に対して、個別に最適な温度の冷却オイルを流すことで、理想的な熱変位抑制を行う。 また横形マシニングセンタで最大となるワーク積載質量5,000kg(オプション)のワークを自動旋回できる段取りステーション自動割出仕様も用意しており、ユーザーのニーズに合わせたオプションを選択できる。 EMAPPSW+ESPRIT 操作パネルには新型高性能オペレーティングシステム「MAPPSW」を搭載。対話型自動プログラミング機能に加えて、CAMソフトウェア「ESPRIT」のライセンスを標準搭載している。機械とネットワーク接続されたパソコンで難易度の高い加工プログラムの作成が可能。また機械の遠隔保守や稼働状況の確認が可能なMORI-NETを標準装備している。 F安全規格 IEC規格、UL規格、JIS規格など全世界各地域の安全規格に対応している。 NZXシリーズに新機種登場 『NZX1500』『NZX2000』 最大3刃物台、量産対応複合機 森精機製作所は、「Xクラス」の新たなラインアップ、NZXシリーズの新機種として、チャックサイズ6インチと8インチの高精度・高効率四軸制御複合加工機NZX1500とNZX2000の販売を9月6日より開始した。 NZX1500とNZX2000は、最大三つの刃物台が搭載可能で、その全てにミーリング機能を標準装備した、旋盤ベースの複合加工機。全ての刃物台にはY軸機能を装備できる。複数の刃物台を活かし、自動車や油圧・空圧機器部品の量産加工から、Y軸機能を利用した複雑な部品の加工まで高効率加工を実現する。 NZX1500とNZX2000の特長を、@独自技術A豊富なバリエーションB高効率加工C信頼性DMAPPSW+ESPRITE安全規格の観点から紹介する。 @独自技術 全刃物台に、BMT(ビルトインモータ・タレット)を標準搭載している。BMTは、ミーリングモータを刃物台内部に組み込むことで、従来のベルト駆動に比べ、温度上昇を十分の一以下、加工時の振動を三分の一以下に抑える。また搭載しているモータは、最大出力が従来機比1.7倍の7.5kW、最高回転速度が従来機比四倍となる12,000−1minの高出力かつ、高速仕様。高い加工能力で加工時間を大幅に短縮する。 第二刃物台にはORC(オクタゴナルラム)を搭載している。Y軸の送り機構を正八角形の摺動面にしたことで制振性と剛性を高めている。正八角形の構造のため、対角線にある摺動面が均等に発熱するので互いの変位量を相殺する。びびりのない高精度な加工と、熱変位に影響されることのない高速な送りを実現する。 A豊富なバリエーション 三つの刃物台を搭載したT仕様やY軸機能搭載のY仕様に加え、第二主軸搭載のS仕様や、旋削専用のL仕様を用意している。また刃物台が二つの仕様では、中央間仕切りを搭載したDLタイプを選択できる。加工エリア中央に仕切りを設けることで、一方の主軸で加工を行う間に、もう一方で段取り作業を行うことが可能。加工ワークや生産状況に応じて工程を選べる高い柔軟性を有している。 B高効率加工 各刃物台にはそれぞれ16本の工具を装着でき、最大48本の工具をあらかじめ装着しておくことができる。Y軸機能と併せて、工程集約が可能。また主軸貫通穴径NZX1500=φ61mm、NZX2000=φ73mmと、大幅にアップした主軸出力により高い棒材作業能力を持っている。ローダやバーフィーダ、ワーク払い出し装置と組み合わせることで、複雑なワークの一貫加工も可能。 また三つの刃物台を利用することで加工時間を大幅に短縮する。同じワークの加工でも、刃物台が一つの一般的な旋盤と比べて、加工時間を最大で70%短縮可能である。 C信頼性 主軸は、高圧クーラントの多用を考慮してラビリンス構造を高度化、主軸内にクーラントが浸入しない構造としている。BMTにはエアパージを追加することで、ミーリングモータを保護し、耐久性を高めている。万が一、タレット内にクーラントが浸入した場合にも、内部でクーラントを吸引するため、クーラントが溜まらない構造となっている。 DMAPPSW+ESPRIT 操作パネルには、新型高性能オペレーティングシステム「MAPPSW」を搭載している。対話型自動プログラミング機能に加えて、CAMソフトウェア「ESPRIT」と19インチの大型ディスプレイを標準搭載している。ユーザーの加工ワークにあわせ、難易度の高い加工プログラムにも対応可能。また機械の遠隔保守や稼働状況の確認が可能なMORI-NETを標準装備している。 E安全規格 IEC規格、UL規格、JIS規格など全世界各地域の安全規格に対応している。 ※BMT、ORCは森精機製作所の日本、米国およびその他の国における商標又は登録商標。 影山 正博氏 オーエスジー中部営業部長 オーエスジー中部営業部長の影山正博氏は、予てより病気療養中のところ、9月11日に容体が急変し逝去された。享年59才。 通夜式は13日午後6時より、告別式が翌14日午前10時より、いずれもセレモニーホール豊橋貴賓館(愛知県豊橋市東新町)クリスタルホールにおいてしめやかに営まれた。 参列者の多くは氏との余りにも早い別れに涙し、冥福を祈った。 複合加工機用HSK・T規格 ターニングツールを発売 エヌティーツール 刃先位置を正確に保ち精度向上 ツーリングの総合メーカー、エヌティーツール(社長=内藤史朗氏、本社=愛知県高浜市芳川町1-7-10)は9月12日より、複合加工機用HSK・Tターニングツールの販売を開始した。 HSK・T規格は複合加工機の旋削機能を最大限に発揮するために考案されたインタフェースで、2008年にはISO規格として登録された。従来のHSK規格に比べて機械への取り付け精度が高く、刃先位置を正確に保つことができるため、加工精度が向上し、加工径のバラツキも抑えることができる。 今回発売したのは「外径・突っ切り加工用」「端面加工用」「ボーリングバー用」など、合計六種のHSK・Tターニングツールで、シャンクサイズはそれぞれHSK50T、HSK63T、HSK100Tの3種を揃えた。 同社は国内唯一のトータルツーリングメーカーとして、ツールプリセット〜旋盤加工〜マシニングセンター/専用機加工〜検査の各工程に対応できる幅広い商品を取り揃えている。旋盤加工用にはこれまで回転工具を提案してきたが、近年徐々に増えている複合加工機ユーザー向けに、今回HSK・Tターニングツールを新たに商品群に加えた。同社は、今後もユーザーの要望に幅広く応えられるよう、商品ラインの拡充に努めていく。 【NT製HSK・Tツールの特長】 @特殊防錆処理 ホルダ表面には特殊防錆処理加工が施されているため、防錆メンテナンスをしなくても、通常の使用環境下では長時間錆びない(シャンク部等除く)。 A豊富なラインナップ 外径・突っ切り加工用SBV、外径・端面加工用SBN、端面加工用SBH、外径・端面加工用SBT、ボーリングバー用TSB、ドリル用TSDの計6種類を用意。 TSB40サイズには、専用のスリーブTSSを取り付けることができ、様々なサイズのボーリングバーをチャッキングしたり、クーラント穴のないボーリングバーでもサイドクーラントを行うことも出来る。 Bクーラント対応 全タイプクーラント対応。 非接触式光学式ツールプリセッタ シュツットガルトで授賞式 エヌティーツール NOTP型がレーン賞を受賞 エヌティーツールは2008年より、ドイツの技術移転機関シュタインバイス財団傘下のSTCイルメナウを仲立ちに、イルメナウ工科大学と非接触式光学式ツールプリセッタNOTP型の共同開発を進めてきた。 同共同開発プロジェクトにおいては、エンジニア同士の交流にとどまらず、イルメナウ工科大学の学生をインターンシップ生として受け入れる活動も行っている。2009年以降通算5人の学生の受け入れを実施し、それぞれ約3ヵ月間同社開発部門にて実務を経験した。 このような連携体制や、開発製品の性能および将来性が高く評価され、今回、同プロジェクトはシュタインバイス財団が特に優れた産学協同プロジェクトに贈る、レーン賞を受賞した。授賞式は9月30日にドイツのシュツットガルトにて執り行われた。 【シュタインバイス財団】 本部はドイツバーデン・ビュルテンベルク州シュツットガルト。 〈歴史〉 1971年、バーデン・ビュルテンベルク州が大学や公的研究機関の科学的知見を民間企業に移転する目的で設立。その後、1982年の組織改革で、国際的技術移転・支援機関となる。1998年、収益事業全部門がシュタインバイス技術移転会社として独立。 〈業務内容〉 企業の経営・技術・ナレッジ分野でコンサルティング及び開発業務を有償(2010年売上高=1.24億ユーロ)で受託する欧州最大規模の産学協同事業体。STCと呼ばれるナレッジ移転センターを世界36カ国に約770拠点設置、約800名の大学教授と5,400人以上の専門家が在籍している。STCは大学に併設されることが多く、その殆どで大学教授がセンター長を兼任している。 日本にも1999年にシュタインバイスジャパンが設立され、東海大学や九州大学と連携している。 【STCイルメナウ】(ドイツテューリンゲン州イルメナウ) シュタインバイス財団に属するナレッジ移転センターの一つ。イルメナウ工科大学に併設されており、画像処理やクオリティーコントロールを専門とする。 【イルメナウ工科大学】(ドイツテューリンゲン州イルメナウ) 1894年設立、学生数約7,200人の公立大学。 【非接触式光学式ツールプリセッタNOTP型】 「お客様の使い勝手を一番に」をモットーに開発した新型非接触式光学式ツールプリセッタ。2012年初旬に販売開始予定。 【レーン賞 Lohn Award】 シュタインバイス財団が、財団に属するナレッジ移転機関と民間企業の産学連携プロジェクトの中でも特に優れたものに対して授与している賞。2011年は50件の応募があり、うちNOTPプロジェクトを含む3件が受賞することとなった。 段取り削減と加工時間短縮に 最適な工具と機械を紹介 OSG&碌々産業 第2回コラボセミナー 切削工具メーカーのオーエスジーと工作機械メーカーの碌々産業は、9月6日午後1時よりオーエスジーアカデミー内グローバルテクニカルセンター(愛知県豊川市)において、「段取り回数を減らす!加工時間を短縮する!」と題してコラボレーションセミナーを開催した。 生産性向上をテーマに、加工機の特長を活かした最適なミリング、ドリリング、タッピングを提案・実演するもので、昨年6月の開催に続いて2回目。協賛にツーリング・測定機器メーカーのMSTコーポレーション、ブルームLMTと、今回からミツトヨが加わり、各社のミニプレゼンや展示も行われた。 当日はユーザーら60名が参加。また翌々日の8日にも同じ内容でセミナーが開かれ65名が参加した。 今回のオーエスジー・碌々産業のセミナーは、両社の担当者より、深堀り・深穴・更に小径のタップ・極小径穴あけ加工について、プリハードン鋼での加工の最適化事例紹介と技術解説・提案が、デモ動画などを使って分かりやすく行われた。 【テーマ@生産性向上モデルケース】STAVAX(52HRC)熱処理後の6面全加工提案では、各加工に最適なオーエスジーの工具と碌々産業の高精度高速小径微細加工機『MEGA―S400』の特長を紹介。 エジェクタピン穴加工においては、工具『FHL―GDTS』とMEGAを使い、他社の工具・機械を使った場合と工具の耐久性や面粗さなどを比較。最適な選定をすることで作業効率が向上し、生産性と加工時間の短縮につながると説明した。 タップ加工では、工具『WH―VM―PNC(小径ねじ加工用スレッドミル)』と、碌々産業が開発した『ヘリカルねじ切りプログラム』を紹介。 コア加工には、工具『PHX―LN―CRE』を推奨し、WXLコーティングの特性を説明。MEGAの高回転・低振れ主軸により大幅な加工時間短縮が可能とした。また主軸の回転数が上がれば、更に高効率な加工が実現できることも付言した。 【テーマAステンレス加工の精密加工】では、工具と機械のメリットを活かすことで、精密機械部品に使用されるステンレス、Ti、セラミックス、カーボンといった特殊な素材におけるコスト削減を提案。 微細穴加工においては、工具『UVM―DRL』と、碌々産業オリジナル穴あけソフト『小径ステップマクロ』を紹介した。 タップ加工には、工具『WH―VM―PNC(小径ねじ加工用スレッドミル)』を推奨。小型M/Cによる高速でスムーズな加工を紹介した。 電子デバイスの多様化により増加している、電気特性に優れた脆性材料の加工については、ダイヤモンドコーティングの有効性と、機械の位置決め精度や防塵・集塵性能がポイントとなると説明。 最後に、碌々産業の次世代微細加工機『Android』について、追従性、動的主軸振れ精度、主軸熱変位に優れた特長などを紹介した。 セミナー終了後は、加工実演や協力メーカーによるミニプレゼンなどが行われた。 栗原幸江氏(名音大教授)を迎え マリンバの話と生演奏 月曜会 8月例会を開催 異業種交流の月曜会(代表世話人=松田謙三氏・児玉興業会長)は8月22日午後6時より名古屋市中村区椿町の名鉄ニューグランドホテルで8月例会を開催した。 今回は、名古屋音楽大学教授の栗原幸江氏(マリンバ奏者)を招いて、アフリカが起源とされる鍵盤打楽器「マリンバ」について話を聴いた。 同氏が主宰するスカルサクラ(ガムラン・グループ)のメンバーによるマリンバとピアノのアンサンブル演奏が行われ、当日参加した約90名の会員はマリンバの多彩な音色を楽しんだ。 【栗原幸江氏プロフィール】 武蔵野音楽大学打楽器科卒業。 故朝吹英一、小林美隆各氏に師事。在学中より朝吹氏のマリンバ・デュエットのパートナーとしてリサイタル等、演奏活動を行う。他にスティーブライヒ作曲「ナゴヤマリンバ」の世界初演、三木稔作曲「大地の記憶」にアジアのソリスト達としてクルトマズア指揮、読売日本交響楽団と共演等、マリンバ、ガムランの演奏活動を行う。世界マリンバフェスティバル第一回日本マリンバコンクール(吹田)審査会、元東京フィルハーモニーオーケストラ団員。 現在、名古屋音楽大学教授。日本木琴協会特別会員・愛知支部長、ガムラン・グループ「スカルサクラ」主宰。 重量物の移動・据付に! オレンジローラー発売 トラスコ中山 ウレタンローラーでスムーズ 機械工具卸商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、大阪本社=大阪市西区)は、重量物(工作機械、大型装置など)の移動・据付に使用する、プライベート・ブランド商品の運搬用コロ車「オレンジローラー」を発売した。ウレタンローラーを採用していることにより、床面に傷が付きにくく、スムーズな運搬を可能にした。 オレンジローラーにはTUW―Sシリーズ(標準型)とTUW―Tシリーズ(低床型)があり、TUW―Sシリーズは使用荷重2トン、3トン、5トンの3タイプを、TUW―Tシリーズは1トン、2トン、3トン、5トンの4タイプを揃えた。 メーカー希望小売価格は58,400円〜98,000円(ハンドルは別売り)。 【特 長】 ●ウレタンローラー採用により、スムーズな搬送が可能。 ●直進性に優れたダブルローラータイプ。 ●方向転換が容易な自在回転円テーブルを採用。 サマータイム制度終了 トラスコ中山は9月22日、全社統一節電対策(TRY FOR 25)の一環として、今年の6月13日より全国の支店・物流センターを除いた東京本社、大阪本社の全部署を対象に導入していたサマータイム制度について、9月30日をもって終了し、従来の勤務時間に戻す方針を明らかにした。 当初、実施期間を10月末日までとしていたが、電力需要が逼迫する夏場を超えたことと、今後、日毎に日照時間が短くなることなどを理由に、実施期間を一か月短縮した。 同社の8月の電気使用量は、東京本社で前年同月比27.9%削減、大阪本社で同34.4%削減を達成した。 同社は、サマータイム終了後も、LED照明の順次導入、夜間待機電力カット、エレベーターの使用制限などの電力削減対策を継続して実施するとともに、無駄な仕事を見直し仕事効率の向上を目指していくとしている。 2011年10月9日(日) 2433号 第29回管材展の開催日が決定 2012年10月4日〜6日に 愛知県管工機材商協組 9月理事会を開催 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)では、9月6日午後6時15五分より、名古屋都市センターにおいて「9月度定例理事会」を開き、第29回管工機材・設備総合展の準備進捗報告、各部会の開催報告等について審議し承認された。第29回展示会は2012年10月4日から6日の3日間開催し、テーマ「くらしと産業を支える管工機材―来て、見て、知って―」が発表された。 理事会では各議案を慎重審議し、承認された。承認された議案は次の通り。 ▽第1号議案=第29回管工機材・設備総合展準備進捗報告(大藪副理事長・委員長・大清社長) ・会場申し込みについて 名古屋市千種区にある名古屋市吹上ホールにおいて、2012年10月4日〜6日の開催日を申し込み、決定した。 ・テーマ設定について 「くらしと産業を支える管工機材―来て、見て、知って―」のキャッチフレーズが発表された。大藪実行委員長は「震災を経て管工機材・住宅設備機器はあらためて社会基盤を支える重要なものだと認識しました」とテーマの背景について述べた。 ・実行委員会の人選について 大藪委員長より実行委員メンバー20名が発表され、承認された。10月12日に第1回実行委員会を開催し、内容を煮詰めていく。 ・他地区の管工機材・設備総合展視察について それぞれ各組合の理事長と実行委員長に挨拶をした後、展示会場を視察し、第29回管工機材展への理解と協力を出品各メーカーに懇請した。 @第43回東京組合管工機材展視察報告の件=7月27日から3日間、東京ビッグサイト東4ホールで開催され、正副理事長と大藪展示会実行委員長が7月27日に視察した。展示会の開催結果が報告され、出展小間数は272小間、来場者は1万7,428名と発表された。 A第15回大阪組合管工機材展視察予定の件=9月8日から3日間、インテックス大阪4号館で開催され、正副理事長と展示会実行委員長と副委員長が9月9日に視察。展示会では273小間が出品されたと報告された。 ▽第2号議案=人材確保推進事業について進捗報告(小川理事長・人確委員長) ・女性社員セミナーと交流会を8月9日に開催。 ・組合だより第126号(8月5日付)を発行。 ・第1回人確検討委員会を8月30日に開催。 ・雇用ガイドブックおよび雇用マニュアルについて9月中に発行予定。 ・新聞広告掲載。9月15日に中部経済新聞に掲載予定。 ・経営研究セミナーを10月19日に開催予定。 ▽第3号議案=各部会予定事項 ア.事業部会(部長=成田常任理事・大成工機社長) 12月7日に、中部電力・川越火力発電所(三重県三重郡)を見学する。当日は、川越火力発電所を見学し、併設の川越電力館テラ46でエネルギーと環境について学ぶ。 イ、広報部会(部長=小川常任理事・小川管商社長) 「組合だより126号」を8月上旬に発行を終え、来年1月末頃を目指して「2012年度版組合員名簿」を刊行する予定。10月17日に部会会合を開催し、原稿校正作業の予定。 ウ、福利厚生部会(部長=安井常任理事・錦興業社長) 恒例の「健康診断」と「ボウリング大会」を実施する。「健康診断」は、毎年春から秋に掛けて実施しており、今年も既に42社、47事業所からの申し込みがある。補助費として1人700円が組合から支給される。 「第31回ボウリング大会」は、10月8日に星ヶ丘ボウルで実施する。 ゲームは個人戦男女混合3ゲームトータルで競う。女子は一律60のハンディが付与され、今年からシニアハンディを付けることになった。大会当日に満70歳以上の方には10ポイントを追加する。団体戦は一チーム3名で成績は各個人の合計で競う。会費は3,500円。 エ、経営研究部会(部長=川島常任理事・川島商事社長) 10月19日午後2時より東別院会館において、「経営研究セミナー」を開催する。 講師は、ワイズサービスコンサルティングの矢田祐ニ社長。 オ、加入促進部会(部長=加藤理事・岡谷鋼機配管住設本部本部長) 愛知商会(名古屋市千種区)と若山機材(豊明市)の脱退届けを承認した。 ▽第5号議案=青年部「愛青会」活動報告(顧問=安井常任理事・錦興業社長) 8月9日に女性社員セミナーと交流会を開催した。名南経営の水谷マミ氏を講師に迎え、「仕事の意義とやりがいの見つけ方」について講演してもらった。32名が参加。 8月17日に開催した6団体コラボ講演会に10名が参加。終了後例会を開催した。 ▽第6号議案=第43回名管会ゴルフ会(幹事長=北村理事・龍玉精工社長) 10月25日にザ・トラディションゴルフクラブ(岡崎市)で開催。 参加人員は16組(63名)を予定している。 ▽第7号議案=その他の件 イ、本年度愛知県知事表彰の件 役員暦通算8年以上の方を毎年順次申請しており、役員暦八年の竹内清人氏(理事・丸金商会会長)、伊藤信哉氏(常任理事・伊藤柳商店社長)を申請中。 ロ、第60回中小企業団体中央会愛知大会が、10月18日名古屋市中村区のキャッスルプラザで開催される。組合から8名が参加する。 ハ、第63回中小企業団体中央会全国大会が11月17日に名古屋国際会議場「センチュリーホール」で開催されるので、参加募集を開始した。 二、メカトロテックジャパン2011が9月29日より4日間、ポートメッセ名古屋において開催される。 ホ、理事会開催日程について 年度後半の理事会開催日程は、11月8日、1月17日(新年会)、3月6日、4月24日を予定している。 年度後半の事業内容を審議 組合員増強にも傾注 GKC 第3回理事会を開催 岐阜県機械金属商業協同組合(理事長=関谷治頼氏・岐阜機械商事社長)は、9月8日午後6時30分より岐阜市城東通りの松葉欧羅巴館において、理事7名が出席して平成23年度第3回理事会を開催した。 関谷理事長の挨拶に続いて議案審議に移り、組合員の異動について、正会員一社より自主廃業のため退会の申し入れがあり、これを承認した。また賛助会員一社の退会も承認。これにより正会員29社、賛助会員35社(休会1社を含む)となった。 理事会では組合員の減少が続いているなか会員を増強するにはどうすれはよいかが検討され、短期的には積極的な勧誘を行うこと、そして長期的には、組合員としてのメリット(価値)を向上し、評価できる実績を残すよう努めることを確認した。 報告事項として、@6月14日の全機工連(全日本機械工具商連合会)総会に関谷理事長が出席、東日本大震災の被災組合に連合会より総額1,590万円が贈られたと報告された。A6月20日の岐阜県機械金属協会総会に関谷理事長が出席し、役員改選とCFRP研究棟の見学をしたと報告された。同協会は機械材料研究が主体で趣旨が少し異なるため、退会も含めて今後検討していくこととした。Bビアガーデンの集いを7月29日にホテルグランヴェール岐山で開催した。組合員73名が参加。収支報告が行われ、これを承認した。 理事会では今年度事業計画(収支予算)の見直しが行われ、次の事業の開催を承認した。 @経営力を高めるISO実践セミナー『IOS14005(14001の段階型)』(マネジメントシステム支援研究会主催)の案内を配布する。開催日時は10月4日午後1時30分〜4時30分、会場はハートフルスクエアーG(岐阜駅構内東2階)にて。参加費は3,000円。 A組合親睦ゴルフコンペを10月22日、やまがたゴルフ倶楽部美山コース(岐阜県山県市谷合)で開催する。参加申込20名。会費は3,000円(プレー代は各自負担)。 B理事役員忘年会を12月7日、オモニ玉宮店で開催する。 C新年賀詞交歓会を1月18日、岐阜会館で開催する(後日24日に変更) 。 D中部ブロック会議を2月に開催する。 Eボウリング大会を3月に開催する。 架橋ポリエチレン管と 関連製品の価格を値上げ 三菱樹脂 10月1日出荷分から 三菱樹脂(社長=吉田宏氏、本社=東京都中央区)は9月20日、主に給水・給湯用配管材や床暖房用配管材に使用されている架橋ポリエチレン管及びその関連製品について、本年10月1日出荷分から製品価格の値上げを実施すると発表した。 値上げの理由として同社は、原油価格の高騰などに伴い、原料メーカーが製品を構成するポリエチレンなどの原材料の値上げを打ち出しており、原料の安定供給を受けるために値上げを受け入れざるを得なかったことを挙げ、事業体質の抜本的な改善と製造コスト及び物流コストの削減に努力してきたが、原材料価格の上昇に伴う製造コストの大幅アップはその自助努力の域を超えるものであり、現在の価格体系では製品の安定供給というメーカーとしての役割を果たすことが困難な状況にあるため、今回、次の通り製品価格の値上げを実施することに至ったとしている。 【対象製品と値上げ幅】 @架橋ポリエチレン管(給水給湯管・暖房管)…10% A関連製品(継手、床暖房温水マットなど)…10% 【値上げ実施日】 2011年10月1日出荷分から 生産や輸出は概ね震災前の水準に 景気は持ち直している 日本銀行名古屋支店 東海3県の金融経済動向 日本銀行名古屋支店が9月16日に公表した「東海3県の金融経済動向」は次の通り。 概 況 東海3県の景気は持ち直している。 すなわち、生産や輸出は、供給面での制約がほぼ解消し、概ね震災前の水準まで持ち直している。設備投資は製造業を中心に持ち直しているほか、個人消費も一部に弱い動きが残っているが、総じてみれば持ち直している。住宅投資も各種住宅購入促進策もあって、持ち直している。雇用・所得情勢も、生産の持ち直しを受けて、改善の動きがみられつつある。一方、公共投資は減少基調にある。この間、消費者物価(除く生鮮食品)は前年比横ばいとなっている。 先行きについては、不透明感が強まっている海外経済の情勢やそれに伴う為替・金融資本市場の動向とその影響について注視する必要がある。 金融面をみると、東海3県の金融機関(国内銀行+信金)の貸出は、前年比伸び率がゼロ%台後半で推移している。また、預金は、企業のキャッシュフローの改善に伴う預金増や個人向け国債の償還資金の歩留まりなどから、前年比伸び率がプラス2%台後半となっている。 実体経済・物価 【生産】供給面での制約がほぼ解消し、概ね震災前の水準まで持ち直している。 鉱工業生産をみると、自動車・同部品は、供給面での制約がほぼ解消し、概ね震災前の水準まで持ち直しているほか、こうした動きを受け、鉄鋼も持ち直している。一般機械(工作機械等)は海外向けを中心に緩やかに増加している。一方、電子部品・デバイス、化学は弱めの動きとなっている。 【輸出】供給面での制約がほぼ解消し、概ね震災前の水準まで持ち直している。 実質輸出をみると、自動車・同部品は、供給面での制約がほぼ解消し、概ね震災前の水準まで持ち直している。一般機械(工作機械等)は緩やかな増加基調にある。一方、電子部品・デバイスは弱めの動きとなっている。この間、化学は横ばい圏内の動きとなっている。 【設備投資】製造業を中心に持ち直している。 短観をみると、製造業では、引き続き能力増強投資には慎重なスタンスを維持する先が多いものの、震災等による後ずれ案件に加え、新製品対応投資や維持・更新投資等を積み増す動きがみられることから前年を大幅に上回る計画となっている。非製造業でも、インフラ関連が高水準の投資を続けることから引き続き前年を上回る計画となっている。 【雇用・所得】生産の持ち直しを受けて、改善の動きがみられつつある。 雇用情勢をみると、失業率は徐々に低下している。有効求人倍率は、生産の持ち直しを受けて上昇している。一方、雇用者所得は、常用労働者数の減少と震災による賃金の落ち込みから、弱めの動きが続いている。 【個人消費】一部に弱い動きが残っているが、総じてみれば持ち直している。 各種売上指標をみると、スーパー売上高は弱めの動きとなっている。乗用車販売台数、旅行取扱高は、震災前と比べて低い水準に止まっているものの、持ち直しの動きを続けている。百貨店売上高は持ち直している。なお、これまで高い伸びを続けてきた家電量販店売上高は、アナログ放送終了前の薄型テレビなどへの駆け込み需要の反動から、このところ大幅に減少している。 【住宅投資】各種住宅購入促進策もあって、持ち直している。 新設住宅着工戸数をみると、住宅エコポイントの対象期間終了前の駆け込み需要等もあって、持家、貸家、分譲ともに前年を大幅に上回っている。 【公共投資】減少基調にある。 発注の動きを示す公共工事請負金額は、減少基調にある。 【物価】前年比横ばいとなっている。 消費者物価(除く生鮮食品)は、前年比マイナス圏内の動きを続けてきたが、ガソリンや電気・ガスで国際商品市況高を受けた値上げの動きがみられたことなどから、足もとでは前年比横ばいとなっている。 金 融 【貸出】前年比伸び率がゼロ%台後半で推移している。 東海3県の金融機関(国内銀行+信金)の7月の貸出は、前年比伸び率がゼロ%台後半で推移している(末残前年比5月=プラス0.5%→6月=プラス0.8%→7月=プラス0.7%)。 【貸出約定平均金利】引き続き低下傾向にある。 東海3県の地元銀行(9行)の7月の貸出約定平均金利(ストックベース・総合)は、積極的な貸出姿勢に変化はなく、引き続き低下している(5月=1.552%→6月=1.542%→7月=1.535%)。 【預金】前年比伸び率がプラス2%台後半となっている。 東海三県の金融機関(国内銀行+信金)の7月の預金は、企業のキャッシュフローの改善に伴う預金増や個人向け国債の償還資金の歩留まりなどから、前年比伸び率がプラス2%台後半となっている(末残前年比5月=プラス1.9%→6月=プラス2.4%→7月=プラス2.7%)。 11月11日にボウリング大会 新年会は1月27日に決定 ナゴヤ西部機械協組 9月理事会を開催 ナゴヤ西部機械協同組合(理事長=近藤和夫氏・近藤金属工業社長)は、9月16日午後6時10分より名古屋駅前の安保ホールにおいて、9月理事会を開催した。 当日は理事ら8名が出席し、近藤理事長の挨拶のあと議事に入った。 第1号議案の組合事務所移転については、事務所を現ビルの四階に移動するため8月20日に3階事務所を撤収、電話の移設も同31日に終了したと事務局より報告された。また経費節減のために今後光電話にすることも併せて報告され、承認をした。 第2号議案のボウリング大会については、組合ボウリング大会を11月11日(金)午後7時から恒例のわくわくボウル(愛知県豊山町)で開催することを決めた。参加予定人数を90名とし、30レーン予約する。会費は1人3,000円(シューズ代別)。 また、組合ボウリング大会の開催時期が昨年より遅くなったことから、今年は愛鉄連ボウリング大会に、昨年の上位入賞の2チーム(共にコサカ精工)がエントリーすることを承認した。愛鉄連ボウリング大会は11月20日(日)にサンボウル(愛知県岡崎市)にて行われる。 第4号議案の新年会については、当初の予定通り、1月27日(金)午後6時30分より名古屋駅前の百楽において開催することを承認。当日は会員の加納氏によるマジックショーを予定している。 第5号議案その他の件では、9月8日から10日にかけて行われた、韓国の大手自動車メーカー・同鉄鋼メーカーの工場見学会について報告があった。日本の製造業に比べて非常に元気が良い印象で、このままでは追い抜かれてしまうのではと危惧する声が聞かれた。 また、若手経営者より事業承継をテーマにしたセミナーの要望があることから、愛知県中小企業団体中央会等の関係団体に同内容のセミナー開催の予定があるか問い合わせることとした。 最後に、9月29日からポートメッセなごやで開催される「メカトロテックジャパン2011」の入場券が配布され、以上で理事会を終了した。 ―TECH Biz EXPO2011― 各種講演会の概要決定 事前来場登録で入場無料 名古屋国際見本市委員会(会長=河村たかし氏・名古屋市長)が主催して今月の19日から4日間開かれる、「次世代ものづくり基盤技術産業展-TECH Biz EXPO 2011-」における各種講演会の概要が決定した。 同会では、展示会ホームページ(http://www.techbizexpo.com/)より事前来場登録と講演会の申し込みを開始している。登録・申し込みをすると、入場料が無料になる。 日別の主な講演会の項目は次のとおり。 ●10月19日 @塑性加工技術セミナー A次世代材料技術(金属ガラス、複合材料、チタン材料) Bトヨタ生産方式(TPS)+情報化技術(IT)の経営改革 C再生可能エネルギービジネスの今後の展望と課題 ●10月20日 @最新のレーザ加工技術 Aテスラモーターズ 成功への道 B次世代輸送機器軽量化を目指した最新Mg技術 C大規模システムの危機管理と組織文化-宇宙開発と原子力発電- D海外知的財産セミナー(米国、台湾、中国) Eなぜ今、クリーンディーゼルなのか?〜内燃機関の効率化に向けて〜 ●10月21日 @モノづくり企業が拓く日本の未来(仮) A切削加工の新展開 B電気自動車の開発と更なる活用の取り組み C次世代自動車〜電動化は社会をどう変えるのか〜 Dプラズマ技術の産業応用 E震災復興支援 非連続的・革新的技術シーズ講演会 ●10月22日 @高齢化社会と整形インプラント A界面・表面創製技術の最先端(溶射、異種材料接合) 【TECH Biz EXPO 2011 概要】 ▽名称=次世代ものづくり基盤技術産業展 TECH Biz EXPO 2011 ▽テーマ=「素材」から「製品」まで次世代リーディング産業に活かす ▽開催期間=2011年10月19日〜22日の4日間 ▽開催時間=午前10時〜午後5時 ▽会場=ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)〒455-0848名古屋市港区金城ふ頭212 TEL052-398-1771 ▽主催=名古屋国際見本市委員会(構成=名古屋市、愛知県、名古屋商工会議所、日本貿易振興機構(ジェトロ)、名古屋貿易情報センター、財団法人名古屋産業振興公社) ▽後援=経済産業省、外務省、文部科学省、環境省(順不同) ▽協賛=素形材センター、一般社団法人日本鍛圧機械工業会、日本小型工作機械工業会、日本工作機器工業会、日本金属プレス工業協会、日本金型工業会、日本溶接協会、超硬工具協会、日本工具工業会、ダイヤモンド工業協会、日本工作機械輸入協会、日本粉末冶金工業会、日本鋳造協会、日本光学工業協会、日本精密測定機器工業会、日本光学測定機工業会、一般社団法人日本検査機器工業会、日本ロボット工業会、一般財団法人マイクロマシンセンター、一般社団法人日本電機工業会、日本電気制御機器工業会、電池工業会、日本産業洗浄協議会、(公社)日本ロジスティクスシステム協会、日本フルードパワー工業会、製造科学技術センター、日本接着剤工業会、(公社)自動車技術会、日本自動車部品工業会、日本航空宇宙工業会、中部航空宇宙技術センター、日本塑性加工学会、一般社団法人日本溶射学会、日本鍛造協会(順不同) ▽企画協力=フジサンケイビジネスアイ ▽連携協力=ITmedia Virtual EXPO ▽入場料金=1,000円(招待券、事前登録、講演会申込者、学生は無料) ▽同時開催 ・航空宇宙シンポジウム2011(主催=航空宇宙シンポジウム実行委員会) ・名工大・名市大合同テクノフェア2011(主催=名古屋工業大学、名古屋市立大学) ・第七回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト(主催=日本航空宇宙学会) ・次世代自動車地域産学官フォーラム〜次世代モビリティビジネス創出セミナー〜(仮称)(主催=中部産業連盟、後援=中部経済産業局) ▽おもな出展分野=微細切削・研磨加工、表面改質・処理、プレス・板金加工、射出成型、特殊溶接・異種材料接合、精密鋳造、歯車装置、ナノ・レーザー加工、精密・光学・三次元測定、各種検査・試験機器、新素材、省エネルギー・環境対応機器、洗浄機、産業ロボット、CAD・CAM・CAE、試作開発支援、物流・搬送、モーター制御、知的財産、大学シーズ など つぶやき草子 「最近思うことA」 ミズタニ機販社長 水谷隆彦 話変わって「相手の立場に立って考える」とは、よく耳にする言葉ですが、それほど簡単なことでは無いように思います。どんなに頑張っても相手との同一化は成りませんから「相手の立場」は想像するしかなく、もう一つ、相手は自分と同じではない(人はそれぞれ考えていることも境遇も一人ひとり皆違う)と言うことからです。 さらに究極、(相手の考えの)近いところまでは行けても(分かったつもりになるのが精一杯で)本質に行き着くのは到底無理なことでしょう。唯一つの救いは「人は変わる(変われる)」と言うことです。自らが経験を積みに積んで行動し、相手に接し、相手に「自分(=相手です)のことを分かってくれる人」と思わせるてしまうことで初めて相手の立場になれるのではないでしょうか? いや、これも未だ「なったつもり」でしょうかね。 要するに「自分の信者を作る」ということも「相手の立場になれる」方法の一つと言うことです。 そして「(周りから)信用される人」は、イコール「相手の立場に立って考えることが出来る人」なのかも知れません。皆さん、今すぐ「自分探し」なんてやめて(本当の自分なんてどこにも無い)、周りの人を喜ばせ続けることで(信用され)、いつでも相手の立場に立って考えることが出来る人になりましょう。世の中にそんな人が多くなったら、すばらしい世界になるに違いありません。(終わり) このコーナーでは、機械金属業界の方々に、自由につぶやいていただくことで形式にとらわれず本音を礫(つぶて)のように業界の皆様に投げかけていただく趣旨で始めました。ご投稿お待ちしております。 目地不要、ゴミゼロ、均一施工 「目地いらずミニ」を発売 前澤化成工業 モルタル不要が好評 前澤化成工業(社長=難波理夫氏・本社=東京都中央区)は、熱源配管目地キット「目地いらずミニ」を発売した。 これはエコキュート・エコジョーズなどの「熱源器」から屋内へ通す「追い炊き管・給湯管」の基礎貫通部を「ソケット」と「パッキン」できれいに仕上げる。通常すき間をモルタルなどで目地止めして仕上げているが、施工技術にバラつきがでてしまい、見た目に影響する。 「目地いらずミニ」は、配管する管に適応したパッキンを必要数、ソケットへ装着し、管をパッキンに挿入するだけの簡単施工で出来上がり、見た目もきれいになる。 先にハウスメーカーから好評を得ており、現在工事店へ向けてPRを強化している。「モルタル不要という点が工事店さんに評判です」(前澤化成工業中部支店名古屋営業所の佐藤未来さん)と話している。 【特長】 ・目地不要=モルタルなどで目地を入れる必要がない。 ・ごみゼロ=ボイド管が必要ないのでごみの発生を抑えられる。 ・均一施工=ソケットとパッキンを使用するだけの簡単施工。 雨水をコントロールする 「逆止弁付公共マス」と「蓋」 前澤化成工業では、近年気候変動などによる都市部でのゲリラ豪雨時の際、雨水をコントロールする水害対策として、「逆止弁付公共マス」と「蓋〈圧力開放タイプ〉」を発売し、引き合いも増えている。 本管からの逆流を防止する「逆止弁付公共マス」は、本体に装着した逆止弁で、豪雨時に本管からの逆流を防止する。また、本管の臭気及びネズミなどの侵入を防ぐ。逆止弁は専用器具で簡単に着脱することが可能。清掃やメンテナンスを簡単に行うことができる。 「蓋(圧力開放タイプ)」は、豪雨時に本管及び宅内配管の一部が満管状態になり、空気・汚水が流れにくくなる。その状態で排水を流すと配管内の行き場のない空気により、最悪の場合トイレの水などが室内に押し出される。それを防ぐため、圧力開放タイプの蓋をつけると本体(枠)の隙間から管内の空気を開放させることができる。蓋のサイズはφ200とφ150の2種類があり、また蓋にはロングロック方式を採用されており、蓋の飛散や紛失を防ぐ。 8月の鉄鋼生産概況を発表 6ヵ月振りに前年上回る 日本鉄鋼連盟 8月の銑鉄・粗鋼生産 日本鉄鋼連盟が9月20日に発表した8月の鉄鋼生産概況によると、8月の鉄鋼生産は、銑鉄、粗鋼は前月比では減少したが、前年同月比は増加した。熱間圧延鋼材は、前月比では増加したが、前年同月比は減少した。 銑鉄生産は695万9,000トンと前月に比べ10万8,000トン、1.5%減少、前年同月比1.7%増加となり、前年同月比では6カ月振りの増加となった。なお、8月末の高炉稼働基数は前月同様の33基中27基であった。 粗鋼生産は890万8,000トンと、前月比24万4,000トン、2.7%減少、前年同月比0.1%増加となり、前年同月比で6カ月振りの増加となった。8月の1日当たり粗鋼生産は28万7,400トンで、7月の同29万5,200トン比2.7%減だった。 炉別生産をみると、転炉鋼が706万5,000トンと前月比1.9%減(前年同月比0.1%増)、電炉鋼が184万3,000トンと同5.6%減(同0.3%増)となり、前年同月比でみると転炉鋼が6カ月振りの増加、電炉鋼は2カ月連続の増加となった。 鋼種別生産では、普通鋼が683万8,000千トンと前月比4.3%減(前年同月比1.8%減)、特殊鋼が206万9,000トンと同3.1%増(同6.9%増)となり、前年同月比では普通鋼は2カ月振りの減少、特殊鋼は6カ月振りの増加となった。 熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は792万2,000トンと前月に比べ8万4,000トン、1.1%増(前年同月比0.7%減)と、前年同月比では6カ月連続の減少となった。 普通鋼熱間圧延鋼材(一般)の生産は625万5,000トンと前月比6万1,000トン、1.0%増(前年同月比0.9%減)となり、前年同月比では6カ月連続の減少となった。 品種別では、条鋼類は133万9,000トン、前月比1.9%減(前年同月比5.1%増)で、前年同月比では4カ月振りの増加となった。鋼板類は484万6,000トン、同1.6%増(同2.5%減)となり、前年同月比では7カ月連続の減少となった。 主要品種の生産内訳をみると、最大のウエイトを占める広幅帯鋼が375万7,000トン(前月比0.3%増、前年同月比1.4%減)と、前年同月比で7カ月連続の減少となった。厚板は102万5,000トン(同6.4%増、同6.0%減)と、前年同月比で2カ月連続の減少となった。一方、条鋼類では小形棒鋼が66万3,000トン(同5.1%減、同5.7%増)と前年同月比で2カ月連続の増加となった。H形鋼は24万8,000トン(同16.2%増、同7.1%増)と同3カ月振りの増加、大形形鋼は8万6,000トン(同8.1%減、同5.3%増)と同6カ月連続の増加、中小形形鋼は7万3,000トン(同2.7%増、同26.3%増)と同4カ月振りの増加となった。 特殊鋼熱間圧延鋼材の生産は166万6,000トンと、前月に比べ2万3,000トン、1.4%増(前年同月比0.2%減)となり、前年同月比では6カ月連続の減少だった。 中部地区ユーザー獲得のための 中部パックセミナー開催 中部包装食品機械工業会 初の展示会特別企画 来年4月に名古屋で開催される包装・食品・物流機械・関連機器、包材、食材等の総合展「2012中部パック」(主催=中部包装食品機械工業会、会長=生田芳規フジキカイ社長)のプレイベントとして、中部パック実行委員会(委員長=梅森輝信ゼネラルパッカー社長)は、9月21日午後2時より名古屋市中村区名駅のホテルキャッスルプラザにおいて、同展示会初の特別企画「中部地区ユーザー獲得のための中部パックセミナー」を開催した。 冒頭、生田会長が「台風の中にもかかわらずご参加いただきましてありがとうございます」と挨拶。引き続いて、中部パック第1回目からの出展者である同氏が講師となって、出展者の立場から中部パックをより効果的に活用するため、新規開拓をするには難しいといわれている中部地区ユーザー獲得の攻略法などについて話した。 セミナーでは中部パックについて、食品機械と包装機械と粉体機械を同時に見ることができる展示会で、資材メーカーや商社も出品する予定であり、国内有力メーカーがほぼ出品し1日あればゆっくり見学でき商談ができると紹介。前回展(2010年)は6万3,000名の入場があり、入場者数も回を追うごとに増えていると話した。 商談の場であるが、土曜日開催により将来の顧客も開拓しており、リクルートプラザなど出品企業と学生の就職マッチングを企画し学生対象にPR活動を行っていることも特徴として紹介した。 出展にあたっては、事前準備が大切で、来場案内を工夫する、自社の強みを明確に押し出す、目玉を持つ、自社の小間に寄ってもらう工夫をする、商談の徹底など、成功に導くためのポイントをいくつか挙げて説明。 中部パックに出品して、観てもらい、触ってもらうことによりユーザーを開拓するとともに、東海地区のユーザーに中部パックに出品していることで親近感を持ってもらいたいとまとめた。 また、セミナーでは2012中部パックの新規企画として、期間中に「SKE48」のトークショーなどを企画していることも発表された。 セミナーの後に第2部として予定されていた小泉武夫氏(東京農業大学名誉教授)の特別講演会は、台風の影響で新幹線が運休となり講師が来名できずに中止となった。 店舗等に求められるトイレを提案 まちなかトイレフェア開催 TOTO名古屋支社 商品開発ストーリーも好評 TOTO名古屋支社(支社長=森村望氏・住所=名古屋市中区栄2-3-1)では、9月7日と8日の2日間、TOTO名古屋マルチスペースにおいて、設備業者、住宅設備機器商社・販売店、商業店舗の設備担当者等を対象とした「まちなかトイレフェア」を開催し、多くの人で賑わった。 「まちなかのトイレをよくしよう」をテーマに発売30周年を記念してのウォシュレットの歴史展示から、まちなかの店舗・施設のトイレに求められている「節水」と「おもてなし」機能を搭載した最新トイレや洗面をはじめ、光触媒を利用し、空気をきれいにする独自のハイドロテクト技術を使った塗料やタイルなども紹介された。 来場者は店舗・事務所のリモデルに最適なパブリック向け4.8?ウォシュレット、水力発電方式の自動水栓に興味を示して、説明員にさかんに質問していた。 同時開催されたセミナーでは、今年発売した業界初の「ウォシュレットアプリコット電解除菌ノズル洗浄」を開発担当であるTOTOの梅本技術主幹が商品開発秘話も織り交ぜ商品紹介された。 参加者は熱心にメモをとりながら、除菌作用のある電解除菌水が洗浄ノズルの内側・外側を自動的に洗浄することでノズルをきれいに保つ快適機能に感心していた。 パブリック向け新自閉式の サーモスタットシャワーを発売 KVK ムダ水を防ぐ機能搭載 KVK(社長=末松正幸氏・本社=岐阜市黒野)では、ホテル・レジャー施設・スポーツクラブなどパブリック市場向け「新自閉式サーモスタットシャワー3040シリーズ」を9月1日に新発売した。 ワンプッシュで吐水口側、シャワー側とも一定量のお湯を吐水し、自動的に止水するので、ムダ水を防ぎ節約になる。ボタンを一回押した場合、約3?(工場出荷時の設定)で自動的に止水するが、現場で簡単に調整できるので施設にあった対応が可能で便利。 またシャワーを使う時に@シャワーの勢いを簡単に調節できるA本体右側に一時置きハンガー付きBホースガイドがついているのでホースが桶の邪魔にならない。という3つの便利機能を備えている。「特に一時置きハンガーは、シャワー使用中にシャワーヘッドを床に一時置きする時がありますが、ハンガーを利用すれば邪魔にならずに快適に使えます」(同社営業推進部渡瀬さん)と話している。 5つのポイントは次の通り。 1、吐水調整ができる快適機能 2、見やすさと高級感の融合(大きく見やすいボタンと中央配置) 3、シャワー使用時の3つの便利 4、メンテナンス性の配慮(自閉カートリッジが二ピース構造になっており、分割できる) 5、安全性に配慮(水栓の表面昇温に配慮し最高吐水温度は約50度迄) 大阪管材組合主催の 展示会へ表敬訪問 愛知県管工機材商協組 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)では、9月9日に大阪管工機材商業協同組合(理事長=安藤康雄氏・安藤社長)主催の「第15回管工機材・設備総合展OSAKA2011」に、小川理事長と副理事長、大藪展示会実行委員長、副委員長、事務局の七名が訪れ、大阪組合の安藤理事長や恩智秀直実行委員長(副理事長・昭栄社長)に展示会開催の祝辞を述べ挨拶した。その後7名は展示会を視察し、来年開催する第29回管工機材・設備総合展への理解と協力を出品各メーカーに懇請した。 第15回管工機材・設備総合展は、9月8日から10日までの3日間、大阪市住之江区にあるインテックス大阪4号館で開催され、期間中1万3,534名が訪れ盛況を博した。今回のメインテーマは前回に引き続き「どーんと発信!流体テクノロジー!」とし、「未来を創造する管材力」のサブテーマを設けた。 会場は「管・継手」「化成品」「バルブ」「水栓・住設・空調」「ポンプ」「支持金具・機械工具」「組合員・公的機関」「コンピューターソフト・その他」の8つのゾーンを設けた他、後援団体や大学・学術研究機関なども出展し、産・学の新たな出会いの場を提供した。 森精機 新製品紹介 「Xクラス」の新ラインアップ 4軸複合加工機『NZX2500』 2刃物台、高剛性・高効率 森精機製作所(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区名駅2-35-16)は、「Xクラス」の新たなラインアップ、NZXシリーズの新機種として、シャフトワーク、フランジワークの高生産性を実現する高効率四軸制御複合加工機NZX2500の販売を9月6日より開始した。 NZX2500は、ミーリング機能を標準搭載した、チャックサイズ10インチクラスの四軸複合加工機。同シリーズは、現在の市場ニーズと過去千件に上る要望を分析・反映することで、加工能力と精度、機械品質を向上させた機種である。 【特 徴】 @高剛性 NZX2500は、第1、第2刃物台と心押台の摺動面が独立している3ガイド摺動面ベッドを採用している。これにより第2刃物台のZ軸方向の移動は心押台による制限が無く、同時に高い心押台剛性を実現している。また、従来機比20%幅広な摺動面案内を全軸に採用し、剛性を50%向上している。 主軸の軸受にはクラス最大のφ140mmの大径ベアリングを採用。主軸剛性をアップし、出力26/22kW、トルク709Nmの高出力かつ高トルクモータを標準としている。また第1刃物台には標準でBMT(ビルトインモータ・タレット)を搭載、NLシリーズで培ったミーリング能力を発揮する。主軸ならびに機械の剛性を高めることで、切削能力が2倍にアップし、重切削加工にも対応する。 A高精度 主軸は、冷却油の配管経路やボルトを主軸中心に対して均等に配置した「点対称構造」を採用することで、主軸剛性を高め、主軸の熱変位を従来機比50%低減し、熱変位による精度への影響を抑えている。上下X軸の軸心冷却を標準装備し、長時間の高精度加工が可能。また機械剛性を高めたことでびびりにくい加工ができるようになり、加工精度を従来機より20%以上高めている。 B信頼性 主軸は、高圧クーラントの多用を考慮してラビリンス構造を高度化、主軸内にクーラントが浸入しない構造としている。BMTにはエアパージを追加することで、ミーリングモータを保護し、耐久性を高めている。万が一、タレット内にクーラントが浸入した場合にも、内部でクーラントを吸引するため、クーラントが溜まらない構造となっている。 C豊富なバリエーション チャックサイズは10インチ、12インチ仕様、心間は600mmと1,000mmの各2種類を用意している。第1刃物台にはY軸機能付きのY仕様と、ミーリング機能を装備しない旋削専用のL仕様を用意。加工ワークに併せた最適な仕様を選べる。 また、切りくず回収に優れた幅広なワイド背面出しチップコンベヤ(オプション)とシャワークーラント(標準)により長時間の自動運転が可能。 D高生産性 第1刃物台は工具取り付け本数が12本、全ステーションに回転工具の取り付けが可能となっている。旋削専用の第2刃物台は工具取り付け本数が8本で、第1刃物台との連携による同時旋削加工により、加工時間の短縮に貢献する。 E省エネルギー 環境への負荷低減とランニングコスト削減のため、インバータ式の油圧ユニットを搭載した。これにより、従来は機械待機時にも圧力を保持するために回転していた油圧ポンプを停止させ、油圧保持のための電力を不要としている。その他、LED照明の採用などにより待機時消費電力量を従来機比40%削減し、省エネルギーを実現する。 FMAPPSW+ESPRIT 操作パネルには新型高性能オペレーティングシステム「MAPPSW」を搭載している。対話型自動プログラミング機能に加えて、CAMソフトウェア「ESPRIT」のライセンスも標準付属しており、機械とネットワーク接続されたパソコンで難易度の高い加工プログラムの作成が可能。また機械の遠隔保守や稼働状況の確認が可能なMORI-NETを標準装備している。 G安全規格 IEC規格、UL規格、JIS規格など全世界各地域の安全規格に対応している。 ※BMTは森精機製作所の日本、米国およびその他の国における商標又は登録商標。 NMV5000 DCGに SIEMENS製 制御装置搭載モデル 森精機製作所は、五軸制御立形マシニングセンタNMV5000 DCGのSIEMENS製制御装置(NC)搭載モデルを8月30日より販売開始した。 NMV5000 DCGは独創的な構造の、高速・高精度な五軸マシニングセンタとして高い評価を獲得している。高剛性な片持ちのTable in Table構造により、ワークへの接近性を格段に向上、またX、Y、Z軸を機械上部に配置するTop Box in Box構造はオーバハングがなく、主軸を中心とした対称構造のため熱変位を抑える。さらに3つの独自技術の採用により、高速・高精度・高剛性を実現し、複雑な5軸加工を強力にサポートする。同時五軸制御での真円度は従来機比約9倍の3.1μmを実現する、高精度5軸マシニングセンタである。 今回NMV5000 DCGに、SIEMENS製NC、SINUMERIK 840D slが新たに搭載可能となった。同時五軸制御に定評のあるSINUMERIK 840D slの全ての機能がNMV5000 DCGで利用できる。 【特 徴】 @SINUMERIK 840D sl 高い応答性と最適化された先読み機能により、加工面の高い面品位を実現するAdvancedSurfaceパス制御や、短時間でのプログラム作成をサポートするShopMillなど、複雑な五軸加工プログラムをサポートする機能を多数揃えている。SINUMERIK 840D slは、柔軟性が高く、ユーザフレンドリーなNCシステムである。 AMAPPSW操作盤 操作性の高いMAPPSWの操作盤を使用している。画面サイズは視認性の高い19インチの大型ディスプレイを採用している。PCタイプキーボードを装備し、パソコンと同じ感覚で入力が可能。またUSBメモリはもちろん、USB接続のマウスやキーボードの利用も可能で、最高レベルの操作性を実現する。 BMAPPSWの独自機能を融合 SIEMENS製NCの機能と、MAPPSWのハードウェア、そしてその独自機能を融合することで、より高機能なオペレーティングシステムとしている。干渉を検出した際に機械を停止させることで、高い安全性を実現する三次元干渉チェック機能など、ユーザーの加工を強力にサポートする機能を搭載している。またオプションで、機内にカメラを設置する定点式機内カメラ機能を用意している。ワーク加工の状態や、切りくずの蓄積状態等の確認が可能。カメラは加工エリアや工具マガジン等、ユーザーの要望の箇所に設置することができる。 次世代コンパクト マシニングセンタ 『MILLTAP 700 』 森精機製作所は、提携先である独国ギルデマイスター社との初の共同開発機、次世代コンパクトマシニングセンタMILLTAP700を、9月29日から開催されたメカトロテックジャパン2011にて国内で初披露した。 近年、省エネルギーの流れを受けて自動車部品や電機部品の小型・軽量化、高精度化が進み、コンパクトで高速・高精度なマシニングセンタへのニーズが高まっている。両社のイノベーション力を結集させたMILLTAP700は、全世界のユーザーの生産性と効率性の向上を第一に考えたものとなった。クラス最速の早送り速度とクラス最高の主軸最大出力25kWによる抜群のミーリング能力と、コンパクトな機械サイズとワイドな加工エリアにより、どのようなアプリケーションにおいても常に高い付加価値を提供する。 【特 徴】 @コンパクトボディにワイドな加工エリア 革新的かつ最適化された機械設計により、所要床面積わずか3.9uのコンパクトボディに、ワイドな加工エリア700/420/380mm(X/Y/Z)を実現している。広い加工域により、高速送りを活かした小型部品の多数個取り加工から、森精機製ロータリテーブル、DDRT(ダイレクトドライブ方式ロータリテーブル)シリーズを搭載して同時四軸制御を必要とする複雑形状ワークの加工まで、多彩な加工アプリケーションに対応する。 また、人間工学に配慮した設計によって機内への接近性を向上し、作業性が高い点も大きな特長。 A高速 早送り速度は全軸でクラス最高の60m/minを、加速度は最大16m/S2(約1.6G)を達成している。小型部品の多数個取り加工など、早送りと切削送りを頻繁に繰り返す加工でも、軽量化された移動体が生み出す高加速度により、加工時間を大幅に短縮する。さらに、主軸頭に一体化したATC(自動工具交換装置)ハイスピード・ツールチェンジャーにより、工具交換時間はカット・ツー・カットで1.5秒を実現している。最大で25本の工具を収納可能な同ATCにより、非切削時間を大幅に短縮、生産性を飛躍的に向上する。 B高い切削能力 主軸最高回転速度10,000min−1、最大出力は同社従来機TV-300の2倍以上の25kWでクラス最高の主軸能力を有している。また、オプションで最高回転速度24,000min−1の高速仕様を用意しており、多彩な素材の加工が可能。主軸頭を対称構造とすることで熱変位に強く、剛性の高い構造となっている。400mmのワークが搭載可能なベッドは、徹底的な構造解析と強固な鋳物の採用により高い剛性を持っている。高剛性な構造により、高い主軸能力を最大限に発揮、抜群のミーリング能力を実現している。 C高信頼性 切りくずの排出性を考慮した三角構造のベッドにより、加工室内に切りくずが堆積しない。またX軸には静電防止カバーを装着し、ボールねじや案内面への切りくずの侵入によるトラブルを防止する。長時間連続運転における信頼性を向上、また、メンテナンスにかかる費用を削減する。 D優れた制御装置 制御装置にはSIEMENS製Sinumerik 840D solutionlineを採用している。簡単で効率的なプログラミングが可能で、操作性を高めている。また、高度な制御性能によりワークの輪郭を正確に捉え、高精度な加工を実現している。オプションで機械カバー上部に加工完了ワーク数と残り時間を表示するPROGRESSline機能も用意している。 E省エネルギー 高効率な駆動技術とCNC制御を連動させることにより、同クラスのマシニングセンタと比較して待機時消費電力量を最大30%削減している。 がんばる中小企業を応援する 1日中小企業庁 in ぎふ 10月27日岐阜市で開催 岐阜県、中小企業庁、中部経済産業局では、今月の27日に岐阜市(じゅうろくプラザ)において、「一日中小企業庁inぎふ」を開催する。 「一日中小企業庁inぎふ」は、中小企業庁の幹部から最新の施策を説明するとともに、顧客のニーズを捉えたものづくりや災害時のいち早い事業継続に資する講演・パネルデイスカッションを通じて、今後の中小・小規模企業施策をより良いものにしていこうというイベント。中小企業の人はもちろん、誰でも参加できる。 当日は、「中小企業フォーラム」、「中小企業施策普及コーナー」、「一日中小企業相談室(今回は特別に弁護士による無料法律相談会も開催)」、「交流会」、「モノづくり日本会議」、「お客様の心を掴むモノづくり〜中小機構フォーラム〜」、「岐阜県内中小企業の取組紹介コーナー」等を開催する。 【プログラム】 ◆10時〜12時30分 特別講演「地域経済の活性化と感性によるイノベーションの指針」〜モノづくり日本会議〜 ◆13時30分〜15時 中小企業フォーラム▽中小企業施策説明▽講演「これからの事業継続マネジメント」 ◆15時30分〜17時30分 「お客様の心を掴むモノづくり」〜中小機構フォーラム〜 ◆18時〜19時30分 交流会 申込み・問合せは、岐阜県商工労働部商工政策課TEL058-272-8350まで。 計測・加工・制御に関する 研究者20人に助成金 三豊科学技術振興協会 2011年度助成総額2202万円 公益財団法人三豊科学技術振興協会(理事長=飯塚幸三氏、所在地=川崎市高津区坂戸)は、計測・加工・制御に関する研究を対象とした2011年度の研究助成、国際交流助成(第1期・2期)の2事業で助成する20人の研究者を決め、来る10月22日に研究助成の10人について川崎市のミツトヨ本社にて交付式を行う。 今回の助成総額は2,202万円。このうち研究助成に総額2,000万円、国際交流助成として総額202万円の海外渡航費を助成する。国際交流助成は第1期5件、第2期5件を助成対象に選んだ。 同財団は精密測定機メーカーのミツトヨと代表理事沼田智秀氏をはじめとする五人の出捐(しゅつえん)により1999年に設立。これまでの13年間に計295件3億5,898万円を助成してきた。 本年の研究助成対象者とテーマは次のとおり。(敬称略) 明田川正人(長岡技大)「メートル標準に準拠したナノメートル精度三次元絶対座標測定」▽韋冬(東京大)「分光技術と干渉計測を融合した空気中における超高精度位置決めの試み」▽岡本浩行(阿南工業高専)「高精度屈折率計測に用いられる微小プラズモン共振器開発」▽加藤純一(理化学研究所)「ナノ・マイクロ素材のプラズモニック光クリッピング操作法の研究」▽小茂鳥潤(慶應義塾大)「マグネシウム合金プレス加工に用いるダイヤモンドコーティング金型材の開発」▽柴田隆行(豊橋技大)「細胞機能イメージングのためのナノニードル搭載型バイオプローブの開発」▽下野誠通(横浜国大)「高精度マイクロマニピュレーションのための力覚フィードバック制御」▽進士忠彦(東京工業大)「ディスポーザブル磁気浮上医療用ポンプの研究」▽中本圭一(大阪大)「酢酸ナトリウム水溶液の過冷却現象を利用した工作物把持による柔軟物の高精度加工」▽辺見信彦(信州大)「圧電式ジャークセンサによる低速転がり軸受の損傷診断システムの開発」。 【公益財団法人三豊科学技術振興協会の概要】 ・設立 1999年(平成11年)1月6日 ・公益登記 2011年(平成23年)4月1日 ・行政庁 内閣府 ・理事長(代表理事) 飯塚幸三氏(社団法人日本計量振興協会会長) ・代表理事 沼田智秀氏(ミツトヨ相談役) ・所在地 〒213-8533川崎市高津区坂戸1-20-1 ・ホームページ http://www.mast.or.jp フルスペックのマッサージ機能を搭載 コンパクトマッサージチェア フジ医療器 「AS―750」新発売 マッサージチェア市場でシェアbPのフジ医療器(社長=町田一郎氏、本社=大阪市中央区)は、「CYBER―RELAX comforpit(サイバーリラックス コンフォピット) マッサージチェアAS―750」を、10月20日から発売する。 AS―750は、近年人気が高まっているコンパクトでデザイン性の高いマッサージチェアの流れに沿いながらも、首・肩、背、腰、座、もも横、腕、脚の各部位と全身のマッサージに対応するフルスペックのマッサージ機能を搭載した。 インテリア性を重視する市場ニーズが高まる中、AS―750は、“コックピット”をイメージさせる都会的でモダンなデザインを実現しつつ、フルスペックのマッサージ機能を兼ね備えた脚部収納タイプの最上位モデルである。 【主な特長】 @新開発の『GRIP式メカ』 AS-750は、広範囲な施療が可能な“四つ玉メカ”に、上下左右・前後の動きを取り入れた独自の“もみ玉メカ”を採用。さらに、“4つ玉メカ”のシーソー動作を制御する『GRIP式メカ』が、もみ玉の強弱をコントロールすることにより、マッサージの重点ポイントである肩・腰部に対する強弱コントロールが可能になり、深くメリハリのあるマッサージを実現した。 A全身のマッサージに対応するフルスペックのマッサージ機能 もみ玉によるマッサージと連動し、肩、腕、もも横、座をエアーマッサージすることにより、全身の筋肉をケアし、血行を促進、全身の筋肉の疲れをとる。 Bこだわりの『脚部メカマッサージ』 座る人の足の長さに合わせ、脚部を前方約10pまでスライド調節でき、よりフィットしたマッサージが可能。また、もみ板の幅を調節することで、マッサージの強さを調節でき、好みの力加減でマッサージできる。さらに足裏は、ローラーとバイブレーターの組み合わせで血行促進をサポートする。 C操作性の高い『カラー液晶リモコン』 視認性に優れたフルカラー液晶リモコンを初めて採用した。シンプルなデザインで操作しやすく、簡単に九つの自動コースなどの選択や、マッサージの強弱調節を行える。 安藤 潤氏(アンドー精密工業)が優勝 利進会 第12回ゴルフコンペ 機械工具商社の服部商会(社長=服部嘉高氏、本社=津島市百島町三正六歩23)は9月10日、鈴鹿カンツリークラブ(三重県津市芸濃町)において「第12回利進会ゴルフコンペ」を開催し、同社の取引先ら21組83名が参加して親睦を深めた。 当日は、残暑の厳しい中、午前八時より中コース・西コースのアウト・インから同時にスタートし、日頃の腕前を競った結果、安藤潤氏(アンド―精密工業)がN70.6で見事優勝した。 パーティーで服部利一郎会長は、日頃の愛顧に感謝を述べるとともに、「服部商会も創業36年となります。今回も非常に暑い中ではありましたが、コンペを開催できましたことを厚くお礼申し上げます」と挨拶。 ユーザーを代表して挨拶に立った桜木智葵精工社長は「地元津島の鉄工会の会員が減少する中、なぜ服部商会さんが繁栄するか、私なりに考えました。日頃、人が真似することができないくらいの努力をされている。足繁くユーザーの所に顔を出している。必要に応じて1日に2回、3回と訪問する。ユーザーの要望、要求に一生懸命応えられている。この毎日毎日の行動の積み重ねで今があると思っております。これからも、もっともっと精進をして更に飛躍をされますことを期待いたします」と述べた。 仕入先商社を代表して梅村龍盛梅村本店社長が「この様に盛大な利進会ゴルフコンペに参加させていただきましたことをこの場をお借りしてお礼申し上げます。私いつも思いますが、盛大なゴルフコンペを開催されますことは、とても大変なことです。それを会長様、社長様をはじめ社員の皆様方が、事前に綿密なご準備をされ、そして本日も朝早くから皆様方を出迎えていらっしゃる。まさに服部会長様が仰っておられる、グラウンドキーパーでありたい、そしてお客様に最高のフィールドを提供するといった言葉が当てはまる、1日ではなかったかと思っております。人に対してとても親身になっていただける服部会長様、そして服部商会の皆様でございます。本日ご参加の皆様方が一丸となって服部商会様と進んでいかれるならば、必ずや皆様の会社、ご商売も素晴らしい方向に進んでいくと思いますので、服部商会様を一つ宜しくお願いいたします」と挨拶した。 メーカーを代表して長島英明日東工器中部ブロック長は「今年2月に私どものアタックフェアを津島で開催いたしましたが、その折、各社に対しての売上目標も集客目標も共にクリアしていただきました。集客に至っては、当初目標の二倍以上のお客様をお呼びいただきました。これは、普段から服部商会さんのユーザー様との絆がなければ、絶対に無理なことと確信しております。また、トップダウンによる服部商会さんの団結力、それと約束に対する責任感を伴う行動の結果ではないかと感じております。私も微力ながら応援していきたいと思います。本日ご参加いただいておりますメーカーさんも、服部商会さんに対する今まで以上の応援を宜しくお願いいたします」と挨拶した。 各賞が発表され、大型液晶テレビをはじめとした豪華賞品が進呈された。また、この日60歳の誕生日を迎えた桜木葵精工社長には、特別なプレゼント(桃・黄貴妃)が贈られた。 最後に服部社長がお礼の挨拶をして一本締めで終了した。 【上位入賞者】(敬称略) ▽優勝=安藤潤(アンド―精密工業)N70.6H20.4 ▽準優勝=北沢英一(北沢製作所)N72.4H9.6 ▽第3位=竹内義一(豊栄工業)N72.4H15.6 ▽第4位=佐藤由弘(成和電子工業)N72.4H15.6 ▽第5位=梅村龍盛(梅村本店)N73.0H18.0 北陸地域の総合経済動向 「緩やかながら持ち直しの動き」 中部経済産業局電力・ガス事業北陸支局9月21日公表 中部経済産業局電力・ガス事業北陸支局が9月21日に公表した「北陸地域の総合経済動向」によると、平成23年7月指標を中心としてみた北陸地域(原則として富山県、石川県及び福井県の3県)の経済概況は、鉱工業生産指数が前月の「持ち直しの動き」から「横ばい傾向」に下方修正され、大口総需要電力量は3か月連続で「横ばい傾向」、個人消費が前月の「持ち直しの兆し」から「緩やかながら持ち直しの動き」に上方修正された。また、設備投資は「緩やかに持ち直し」(3か月連続)、公共投資は「弱含み」(9か月連続)、住宅投資は「緩やかながら持ち直しの動き」(2か月連続)となっており、雇用についても「緩やかながら持ち直しの動き」(15か月連続)がみられるとした。 これらにより、北陸地域の経済は、前月に続いて「緩やかながら持ち直しの動き」がみられるとの総括判断が示された。 先行きについては、円高の継続に加え、海外経済の不透明感が高まっていることなどから、引き続き注視していく必要があるとしている。 発表された個別項目の主な内容は次の通り。 1,生産…横ばい傾向 7月の鉱工業生産指数(速報値)は、99.8(季節調整済、以下同じ)で、前月比2.8%減と2か月ぶりに低下した。前年同月比は、1.2%増と20か月連続で前年を上回った。 前月比で低下に寄与した業種品目をみると、@一般機械工業(金属工作機械)A化学工業(医薬品)の順になっている。 主要業種別では、一般機械工業は、金属工作機械などが減少したことから、前月比は14.9%減と3か月ぶりに低下、前年同月比は19.9%増と19か月連続で前年を上回った。 電子部品・デバイス工業は、電子部品が増加したことから、前月比は5.7%増と7か月ぶりに上昇、前年同月比は11.5%減と7か月連続で前年を下回った。 化学工業は、医薬品などが減少したことから、前月比は2.9%減と2か月ぶりに低下、前年同月比は11.3%増と10か月連続で前年を上回った。 金属製品工業は、建築用金属製品などが減少したことから、前月比は2.7%減と2か月ぶりに低下、前年同月比は4.1%減と2か月ぶりに前年を下回った。 繊維工業は、衣類などの減少により、前月比は0.3%減と2か月ぶりに低下、前年同月比は1.5%増と17か月連続で前年を上回った。 2,エネルギー需要…大口総需要電力量は横ばい傾向 ・総需要電力量 7月の総需要電力量は、25億7,550万kWhで前年同月比0.7%減となった。 そのうち、電灯は同0.5%増、電力等は同1.1%減、自家発自家消費は同0.7%増となった。 産業用の大口総需要は、11億3,078万kWhで同0.4%増と、2か月連続で前年を上回った。 ・ガス 7月の一般ガス販売量は、家庭用、商業用が減少したものの、工業用、その他用が増加したことから、全体では前年同月比5.7%増となった。 ・石油製品 7月の燃料油販売実績は、ナフサ、軽油が前年を下回ったものの、ガソリン、灯油、A重油、C重油が前年を上回ったことから、全体では前年同月比8.0%増となった。 3,個人消費…緩やかながら持ち直しの動き ・大型小売店販売 7月の大型小売店販売額(既存店ベース、速報値)をみると、東日本大震災による自粛ムードが薄れ、消費マインドに回復傾向がみられることから、全体では前年同月比0.3%増と5か月ぶりに前年を上回った。 業態別にみると、百貨店(前年同月比1.8%減)は4か月ぶりに前年を下回ったものの、スーパー(同1.1%増)は4か月ぶりに前年を上回った。 ・乗用車新車新規登録届出 7月の乗用車新車新規登録・届出台数(ナンバーベース)は、エコカー補助金終了の影響などから、全体では前年同月比25.6%減と11か月連続で前年を下回った。 車種別では、小型車(前年同月比26.6%減)は11か月連続で、普通車(同33.3%減)及び軽自動車(同17.0%減)は10か月連続で前年を下回った。 ・温泉地宿泊客数 7月の主要温泉地の宿泊客数は、前年同月比2.9%増と6か月ぶりに前年を上回った。 ・景気の現状判断DI 7月の北陸の景気の現状判断DIは、54.1ポイントと3か月ぶりに僅かながら低下した。 4,民間設備投資…緩やかに持ち直し 日本銀行金沢支店北陸短観6月調査の23年度設備投資計画をみると、前年を上回る計画(前年度比10.3%増)となっている。内訳は、製造業では、電気機械等の増加から前年度比17.9%増となっており、非製造業では、不動産等の減少から同12.5%減となっている。 また、日本政策投資銀行北陸支店北陸地方設備投資動向調査の23年度計画をみると、電力を除く全産業においても、前年を上回る計画(前年度比14.9%増)となっている。 5,公共投資…弱含み 7月の公共工事請負金額(請負保証額ベース)をみると、都道府県、地方公社からの発注分は前年を上回ったものの、国、独立行政法人等、市町村、その他からの発注分が前年を下回ったことから、全体では前年同月比19.1%減と2か月ぶりに前年を下回った。 6,住宅投資…緩やかながら持ち直しの動き 7月の新設住宅着工戸数をみると、持家、貸家、分譲のすべてが前年を上回ったことから、全体では前年同月比16.7%増と2か月連続の増加となった。 また、新設住宅着工床面積も同9.2%増と2か月ぶりの増加となった。 7,貿易…輸出、輸入ともに前年を上回る ・輸出 7月の輸出通関額は、19か月連続で前年を上回った。 ・輸入 7月の輸入通関額は、18か月連続で前年を上回った。 8,雇用…緩やかながら持ち直しの動き 7月の雇用情勢をみると、新規求人数は1万9,971人となり、前年同月比14.2%増と18か月連続で増加した。 有効求人数は、前年同月比17.7%増と17か月連続で増加し、有効求職者数は、同8.6%減と18か月連続で減少し、有効求人倍率(季節調整済)は、前月から0.03ポイント増加し0.88倍となった。 9,企業倒産…件数は増加、負債総額は減少 7月の企業倒産件数は22件で、前年同月比4.8%増と前年を上回った。 また、負債総額は、前年同月比7.1%減と前年を下回った。 なお、大口倒産(負債総額10億円以上)は発生していない。 2011年10月9日(日) 2433号 MECT2011に8万3千人来場 人材育成で海外視察も 愛機工10月定例理事会を開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は10月4日午後4時より東京第一ホテル錦において十月定例理事会を開催した。理事会では、10月2日に終了したメカトロテックジャパン2011に目標の八万人を大きく超える83,000人が来場し、その中には投資意欲の高い来場者も多く成功裡に終了したと報告された。また愛機工の代名詞ともいえる行事、海外視察については各理事より復活を望む声が多く聞かれ、今後の検討課題とした。 理事会は志知総務部長(志知社長)の司会で進められ、議事に入る前にメカトロテックジャパン(MECT)の主催者であるニュースダイジェスト社の黒田社長が、展示会への協力に対してお礼の言葉を述べるとともに、出展者の声や次回展の開催時期などを発表した。次回のMECT2013は、2年後の平成25年10月に開催される予定。 各議案の審議に移り、MECT展について、伊藤実行委員長(組合副理事長・春日鋼機社長)が報告を行った。開催規模は出展者数359社・団体、約1,600小間で、このうち組合関係の出展者は98社、355小間と想定を上回る小間数となった。 動員については当初、自動車関連産業の四連休と重なるため心配されたが、目標を達成し概ね成功を収めたと報告。特に開会から3日目(土曜日)はコンスタントに入場者があり、周辺道路の渋滞や駐車場の利用など一時的な混乱はあったが、毎回生じる大混乱は緩和された。出展者からも入場者数、会場レイアウトなど概ね満足の評価が得られた。動線(来場者の流れ)、小間配置の工夫は今後も課題となるとした。 今展の結果と総評については、10月27日に組合関係出展者、ニュースダイジェスト社、実行委員を交えてMECT懇談会を開催し、今展の反省や次回展に向けた提言など意見を交換する。MECTの収支は次回理事会にて報告することとした。 社員戦力化事業については、林実行委員長(組合経営対策部長・広島商事社長)より報告された。 ツールエンジニアスクールを9月20日から22日の三日間、ポリテクセンター中部(小牧市)で開催した。受講者十九名。スクールの初日(座学)は、台風の影響により各地域で大雨による避難警報が発令されたため講義時間を短縮して午後3時30分に終了し受講者を帰宅させた。台風による影響は、道路状況による多少の混乱だけでトラブルもなく3日間を終了した。 今回の会期は連休の狭間で受講(申込み)が難しく限られた組合員の受講者となったが、今後も実施の方向で日程など実施要項の見直しを検討することとした。 【今後の事業予定】 ●経営者・管理者セミナー(理事会併催) @「自動車産業の急速なグローバル展開と機工商品の購入変化」、10月4日 A「職場のメンタルケア…予防と対処について」(仮題),12月6日 B「危ない会社の見分け方、最近の倒産事情」,2012年2月7日 ●社員研修 @「トラブル&クレーム処理及び新規開拓のポイント」(継続事業),11月下旬予定 A「営業マンのビジネス数字」(継続事業),12月予定 B「営業社員・幹部社員研修」,2012年2月予定 C「工場見学会」,2012年2月予定、見学先はヤマザキマザックを検討中 2012年度事業としては、@経営者・管理者セミナー「eコマース・ネット販売動向について」他、A社員教育「新入社員研修」「TEスクール」「中堅社員のモチベーションアップセミナー」「商品基礎知識」他を計画している。 全機工連・人材育成委員会については、水谷委員長(組合副理事長・ミズタニ機販社長)より、中部ブロック各組合から担当者を1名選任して定期的に人材育成委員会を開催することとし、各組合から広く意見を求める方針が示された。実務は愛知組合が中心となる。第一回委員会を11月11日午後3時よりウインクあいちで開催する。 第71回野球大会報告は、六浦福利厚生部長(六浦本店社長)より行われた。野球大会は、休日のシフト変更により現在中断している。10月からは可能な限り進行して来年3月までの終了を目指していく考えが示された。 組合親善ゴルフ大会については、引き続き六浦福利厚生部長より、申込み状況などが報告された。第38回大会は10月19日に貞宝カントリークラブで開催される。大会開催は2年振り。10月3日現在で参加申込みは33名。 部会報告は次の通り。【総務部】理事会および組合の運営に努める。【情報部】組合報秋号を編集中。10月の景況調査を近日配信する。【経営対策部】当面の社員戦力化事業に集中する。次年度事業の概要をまとめる。【事業部】MECT懇談会にて今展の反省、課題、出展者の要望等を把握し次回展に備える。リース事業については、早急に契約を締結し取り組み活動を具体化する。また、燃料油事業についても継続して取り組みを強化する。現在は、賛助会員を中心に営業活動している。【青年部】キャンプの集いを8月6、7日に開催した。22社より192名が参加。過去最高にも匹敵する、近年にない大勢の参加となった。ビアパーティを8月26日、第八飯場丸にて開催した。講演会を8月17日午後6時30分より関連団体およびグループ(熱田支部、管材組合愛青会、名機工同友会、伝動機組合、ジュニアー会)と合同で開催し、総勢約180名が参加した。【福利厚生部】親善ゴルフ大会の設営および野球大会の運営について検討する。 業界情報については、野田理事長より、海外視察と戦力化事業・人材育成委員会に関し各理事の意見聴取が行われた。理事からは、海外視察の実施に概ね賛成の意向が示された。人材育成については今後も取り組んでほしいとの意見が多く、夕方開催への希望も出された。 訃報として、野田理事長のご母堂、野田美智子さんが8月3日永眠され、通夜式が8月4日、告別式が翌五日に営まれたと報告され、野田理事長より会葬のお礼が述べられた。 その他、中央会愛知県大会(10月18日)にて野田理事長が会長表彰、伊藤副理事長が県知事表彰、青年部が優良青年部表彰をそれぞれ受賞することが伝えられた。 次回理事会は12月6日午後4時から。理事会後に経営者・管理者セミナー(午後6時〜7時30分)が行われる。 今秋は「省エネ」「使いやすさ」志向 2011新商品内覧会を開催 三菱電機 目標を上回る4,900名が来場 三菱電機(社長=山西健一郎氏・本社=東京都千代田区)では、大阪・名古屋・東京の3会場で「2011三菱電機 新商品内覧会」を開催し、名古屋では9月14・15日の2日間、午後10時よりポートメッセなごや第2展示館において、200点余りの家電事業関連を一堂に展示した。 期間中、電気店や家電量販店、住宅設備機器販売店等の販売業者が目標人数の16%を上回る4,900名が来場し、会場は活況に満ちていた。 内覧会は会場を「環境テーマ」「環境省エネ」「スマート電化」「らく楽アシスト」「映像」ゾーンに分け、それぞれ同社の高い技術力を駆使して「省エネ」「使いやすさ」をとことん追求した最新機器や、国全体で意識が高まっている「節電」に向け、発売して間もない製品や、今秋発売される新製品、研究開発中の製品が一挙に紹介された。 10月28日に発売される「単結晶無鉛はんだ太陽電池モジュール210Wシリーズ」4機種は、多彩なモジュールと大出力210Wシリーズを新たにラインナップすることで、都市部住宅用などの狭小屋根でもより多く発電できる。同社のパワーコンディショナーは電力変換効率が業界最高をいく変換効率(2011年同社調べ)から、セットで使用することで「高効率なシステムです」と説明員がピーアールしていた。 11月上旬から発売されるルームエアコン「霧が峰ムーブアイ」は、同シリーズの新製品として、送風運転の風と従来の冷房運転の風を自動で切り替えて節電する「ハイブリッドシステム」を業界で初めて(2011年9月1日現在)搭載し、ZWシリーズとして10機種を発売する。 研究開発中の製品として、スマートグリッド(次世代送電網)に対応したHEMS(HomeEnergyManagementSystem)の「節電システム」の一部が紹介された。分電盤に生活パターンセンサーを取り付け、電機機器に無線制御アダプターを後付けすることで、住宅内の配線不要で住宅内の電力消費の監視や自動制御ができる。 名菱会秋祭り2011 7,000名以上が来場 三菱電機名古屋製作所(所長=山本雅之氏・住所=名古屋市東区)では、9月16日の午後5時から名古屋製作所構内を開放して「三菱電機 名菱会秋祭り2011」を開催した。秋の訪れを感じさせる爽やかな風が吹く中、近隣町内会や同社、グループ社員、家族ら7,000名以上来場してタレントショーや同社バスケットボールチームのダイヤモンドドルフィンズ&コアラーズチアリーディングショー、お楽しみ抽選会等を楽しんだ。 開催にあたって山本所長が来場者にお礼を述べ「地域の皆様には日ごろから大変お世話になっておりまして、微力ながら恩返しできたらという思いで、弊社社員が秋祭り実行委員会を結成し、本日の祭りの企画をしました。ぜひ最後まで楽しんで下さい」と挨拶をした。 会場の特設ステージ横には同社製の300インチ大型映像表示装置のオーロラビジョンでステージの様子が映し出され会場を一層盛り上げた。 三菱電機では全国の工場で年1回の祭りを開催しており、10月22日には、中津川製作所で秋祭りが開催される。 建設業労働災害防止協会が推薦 屋外用サンタイガーレインボーリール ハタヤリミテッド 5つの安全対応付き ハタヤリミテッド(社長=足立憲泰氏・本社=名古屋市中区大須4―10―90)のコードリール「屋外用サンタイガーレインボーリールBX―301K型」が、9月に十分な品質と性能を有するとして、建設業労働災害防止協会から安全装器具として推薦された。 推薦にあたっては、建設業労働災害防止協会の審査会及び審査員による同社工場の現地調査が行われ、生産ラインの確認、温度センサーの遮断温度試験など検査工程の立ち合いを経て、本製品の安全性に関する根拠を確認した。 特長は雨中でも安心の安全防雨構造設計になっていること。ドラム内で止水する保護等級IP55(*防じん・防水規格のこと)の性能を有する最新の防雨構造。ドラム前面に設置された漏電遮断器はスケルトンカバー付で動作状況が一目で確認できる。単相100v、電線は30mでアース付。 同社企画室の吉川さんは「屋外産業の必須アイテムです」とアピールしている。 BX―301K型のアピールポイントは五つの安全対応である。五つの安全対応は次の通り。 @使いすぎも感知する「過負荷付漏電遮断器」 A電線の溶解・火災事故を防ぐ「温度センサー(自動復帰型)」 B防雨型2P接地付/2Pコンセントのどちらにもピッタリ接続できる「ニュートビプラグ」 C水やホコリの浸入を防ぐ「コンセント防雨キャップ」 D取扱い注意事項を本体に明示「安全取扱い・点検マニュアル」同梱 製品に関する問い合わせは、ハタヤリミテッド顧客サービスデスク:0120-686-888、Eメール:info1918@hataya.jpへ。 *防じん・防水規格のこと。IEC(国際電気標準会議)やJIS(日本工業規格)では電気機器内への異物の侵入に対する防じん・防水規格を定めている。 次世代ものづくり基盤技術産業展 TECH Biz EXPO 2011 19日からポートメッセなごやで開催 名古屋国際見本市委員会主催の「次世代ものづくり基盤技術産業展 〜TECH Biz EXPO 2011〜」が10月19日から22日までの4日間、ポートメッセなごやにおいて、136社・団体が212小間に出展して開催される。同展は、次世代自動車、航空宇宙産業など、二十一世紀のリーディング産業に活かす素材・加工技術などを紹介する展示会として、今回初開催される。 展示会概要 ▼名称=次世代ものづくり基盤技術産業展〜TECH Biz EXPO 2011〜 ▼テーマ=「素材」から「製品」まで次世代リーディング産業に活かす ▼開催期間=2011年10月19日〜22日の4日間 ▼開催時間=午前10時〜午後5時 ▼会場=ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)、名古屋市港区金城ふ頭二―二 ▼主催=名古屋国際見本市委員会《構成=名古屋市、愛知県、名古屋商工会議所、日本貿易振興機構(ジェトロ)名古屋貿易情報センター、財団法人名古屋産業振興公社》 ▼後援=経済産業省、外務省、文部科学省、環境省(順不同) ▼協賛=素形材センター、一般社団法人日本鍛圧機械工業会、日本小型工作機械工業会、日本工作機器工業会、日本金属プレス工業協会、日本金型工業会、日本溶接協会、超硬工具協会、日本工具工業会、ダイヤモンド工業協会、日本工作機械輸入協会、日本粉末冶金工業会、日本鋳造協会、日本光学工業協会、日本精密測定機器工業会、日本光学測定機工業会、一般社団法人日本検査機器工業会、日本ロボット工業会、一般財団法人マイクロマシンセンター、一般社団法人日本電機工業会、日本電気制御機器工業会、電池工業会、日本産業洗浄協議会、(公社)日本ロジスティクスシステム協会、-日本フルードパワー工業会、-製造科学技術センター、日本接着剤工業会、(公社)自動車技術会、日本自動車部品工業会、日本航空宇宙工業会、中部航空宇宙技術センター、日本塑性加工学会、一般社団法人日本溶射学会、日本鍛造協会(順不同) ▼企画協力=フジサンケイビジネスアイ ▼連携協力=ITmedia Virtual EXPO ▼入場料金=1人1,000円(招待券・HPからの事前登録者・学生・海外来場者無料) ▼おもな出展分野=微細切削・研磨加工、表面改質・処理、プレス・板金加工、射出成型、特殊溶接・異種材料接合、精密鋳造、歯車装置、ナノ・レーザー加工、精密・光学・三次元測定、各種検査・試験機器、新素材、省エネルギー・環境対応機器、洗浄機、産業ロボット、CAD・CAM・CAE,試作開発支援、物流・搬送、モーター制御、知的財産、大学シーズ など 【同時開催】 ・「航空宇宙シンポジウム2011」(主催=航空宇宙シンポジウム実行委員会) ・「名工大・名市大合同テクノフェア2011」(主催=名古屋工業大学、名古屋市立大学) ・「第七回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」(主催=日本航空宇宙学会) ・「次世代自動車地域産学官フォーラム〜次世代モビリティビジネス創出セミナー〜(仮称)」(主催=中部産業連盟、後援=中部経済産業局) 出展者一覧 ( )内小間番号 ア IHI/IHI回転機械(D-22)、IHI(D-22)、相崎電機製作所(A-30)、アイセル(C-33)、あいちEV・PHV普及ネットワーク(D-15)、アイティメディア(A-36)、アクセプト(A-17)、アクティブシステム(C-4)、アサ電子工業(B-15)、アジア技研(B-35)、アピュアン(D-10)、イワタツール(A-32)、いわて産業振興センター(B-10)、エース技研(C-2)、エースコントロールスジャパンエルエルシー(C-26)、エス・アール(A-15)、SPIエンジニアリング(A-18)、NSKマイクロプレシジョン(D-11)、榎本工業(A-12)、エバ工業(A-26)、エフ・アイ・ティ(D-5)、大野精工(A-13)、大野精工バッテリー事業部(A-13)、オーム電機(B-1)、OKIエンジニアリング(D-19)、荻野精工(A-28)、オザワ科学(C-1)、オリンパス(A-1)、オンワード技研(B-2) カ 公益財団法人科学技術交流財団(D-1)、公益財団法人科学技術交流財団(D-2)、柿原工業(B-18)、金型新聞社(A-29)、河合電器製作所(B-7)、環境・エネルギーナノ技術研究所(B-24)、キャステム(B-28)、キングパーツ(B-29)、クリーンディーゼル普及促進協議会(D-14)、桑名ものづくりPROJECT(C-23)、ケイ・オー(A-24)、計算力学研究センター(D-16)、京信(C-12)、コタニ(B-32) サ 最新レーザ技術研究センター(A-2)、サミニ(D-7)、産業技術総合研究所サステナブルマテリアル研究部門(C-10)、サンメンテナンス工機(A-22)、GSユアサ(D-18)、シーエムエス(C-17)、CKD(D-12)、JFEテクノリサーチ(B-4)、塩澤製作所(B-33)、「次世代プレス金型研究所」エルクード/ウチダ製作所(B-17)、持続可能なモノづくり・人づくり支援協会(C-21)、シナノケンシ(C-20)、シバ金型(B-27)、ジャパン・フィールド(C-24)、昌新(C-25)、シンアペックス(B-34)、新東コーティング(B-23)、スギノマシン(A-5)、素形材センター(C-8) タ 泰生工業(B-12)、大東化成(B-21)、大同大学(D-21)、DYNACAST(C-5)、ダイニチ(A-10)、大日産業(C-32)、大陽ステンレススプリング(B-14)、妙中鉱業(B-31)、多賀電気(A-11)、タカトリ(A-27)、タカノ(A-16)、中部エアークリーナー(C-14)、中部大学研究支援センター(C-27)、中部日本プラスチック製品工業協会(B-26)、中部レーザ応用技術研究会(A-3)、塚谷ベンディックス(A-34)、TPR(B-5)、テクノプラスト(C-35)、テクノリサーチ(C-18)、Tesla Motors Japan(D-23)、東京貿易テクノシステム(D-3)、東京ロストワックス工業/ハヤカワカンパニー(C-6)、東朋テクノロジー(D-6)、東北大学金属材料研究所(B-11)、東洋研磨材工業(A-14)、トーホー(B-8)、栃木屋(D-8)、トップ精工(A-23)、豊橋技術科学大学(C-31) ナ 長岡歯車製作所(D-4)、名古屋駅前イノベーションハブ運営協議会(C-11)、名古屋科学機器(A-21)、名古屋産業振興公社名古屋市新事業支援センター(B-19)、名古屋産業振興公社プラズマ技術産業応用センター(B-3)、名古屋市環境局(C-19)、名古屋市工業研究所(C-28)、ニコン(A-19)、日進工業(B-25)、日本スプリュー(A-33)、日本塑性加工学会(B-13)、日本弁理士会東海支部(C-16)、日本貿易振興機構名古屋貿易情報センター(C-7)、日本メカケミカル(A-7)、ネオアーク(A-20) ハ ハーモニック・ドライブ・システムズ(D-9)、ハイロックス(A-4)、ハギテック(C-3)、ハヤシ(A-25)、林ステンレス工業(C-29)、ビーティーティー(A-31)、樋口製作所(B-30)、久田(香港)有限公司(C-34)、日比野鍍金工業所(B-9)、ファロージャパン(A-35)、不二機販(B-6)、藤田製作所(A-8)、富士塗料工業所(B-22)、物質・材料研究機構(C-9)、フルタ電機(C-13)、プロスタッフ(D-24)、フロロコート名古屋(B-20) マ マイスター(A-9)、マシンソル(A-6)、マシンソル(D-13)、マックマシンツール(C-15)、丸紅情報システムズ(D-17)、峰山鉄工所(B-16)、武蔵エンジニアリング(D-20)、ムトーエンジニアリング(C-22) 主催者挨拶 名古屋国際見本市委員会 会長 河村 たかし (名古屋市長) 次世代ものづくり基盤技術産業展〜TECH Biz EXPO 2011〜の開催にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 はじめに、去る3月11日に発生しました東日本大震災により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 このたびの大震災は、その規模の大きさも過去に例を見ないものでございますが、被災地が広域に分散していることと、原発事故の誘因など、単なる地震災害の域を超えた様々な問題が複合的に発生しており、一刻も速く復興されますことを念じております。 世界的なものづくりの中枢圏と言われております名古屋産業圏は、自動車や航空宇宙産業を中心とした製造業が集積し、我が国の経済の発展を牽引し、産業の発展に大きく貢献してまいりましたが、歴史的な円高などによる製造業を取り巻く国際競争が激しさを増し、今回の震災も相まって、産業の空洞化がより一層懸念されています。 21世紀のものづくりには、これまで以上のコストダウン、省エネルギー化や環境対策が求められております。 このような環境の中で、ものづくり基盤技術を引き続き維持、発展させていくには、既存技術の高度化と新技術による付加価値の高い、市場ニーズに合った製品の開発が求められます。 今回開催させていただきます「次世代ものづくり基盤技術産業展〜TECH Biz EXPO 2011〜」は、「素材から製品まで、次世代リーディング産業に活かす。」をテーマに、当地域の高い技術力を国内外に発信し、併せて技術情報の収集の場として、新たなビジネスチャンスや新分野への発展を図るきっかけとなる展示会としてご活用いただきたいと存じます。 また、会場内では、「これからのモノづくりを考える四日間」と題し、次世代航空機・次世代自動車産業への展開が進む新しい素材・材料とそれを加工する最新技術をテーマに「高度技術講演会」、「研究シーズ発表会」、「最新地財セミナー」、「商談・相談会」などを開催し、幅広く情報発信や商取引の拡大を支援してまいります。 このほか、企画展示では、輸送機器の「電動化」、「軽量化」、「内燃機関の効率化」をキーワードに、電気自動車、クリーンディゼル車両や産業用リチュウムイオン電池などを展示するほか、「航空宇宙シンポジウム2011」、「名工大・名市大合同テクノフェア2011」、「第七回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」及び「次世代自動車地域産学官フォーラム」を同一会場で同時開催し、相乗効果を期待しております。 各界の皆様方におかれましては、この展示会を大いにご活用いただき、積極的な情報交換や商談に取り組まれ、関連業界の活性化につなげていただければ幸いでございます。 最後に、ご出展いただきました皆様、本展示会の開催にあたり、格別のご支援、ご協力を賜りました関係各位に厚く御礼申し上げますとともに、ご出展いただきました皆様、ご来場いただきました皆様にとりまして、実り多き展示会となりますことを祈念いたします。 つぶやき草子 「増税に一言」 イトウ社長 伊藤辰之 政府が復興増税を11.2兆円の規模で国会に提出する事になった。 内訳は法人税・所得税・住民税・タバコ税等だそうだ。もともと増税をしたい財務省にとっては、この震災をテコに増税路線にもって行こうとする思惑が見え隠れする。日本は大増税国家になってしまうのか……。 さて、そこで私も国民の1人として税について少し考えてみたいと思う。まず、タバコ税などは愛煙家(自称節煙家)の私も反対ではなく、たとえ1,000円でもOK。増税によって喫煙者数や喫煙本数が減ればそれはそれで良いことだし、タバコ税のように物の価格に紛れ込ませる間接税の方が、給料明細に税額が載ってしまう所得税や住民税等の直接税より痛税感は少なく、すぐに慣れると思う。その観点で言うと次に来るのはやはりお酒。愛飲家の皆さんの猛反対を承知で言うなら、やはり増税で酒量が減り、健康と家計に資することになれば、それは奥方衆の賛同が得られること間違いなし。 さらに見直すべきところでは、パチンコやカジノ(合法化して)、さらにゲーセン(最近高齢者が占領しているらしい)等にかける遊興税、パソコンやスマホなどのアプリ税。次いですべての女性を敵に回す覚悟で言うと、美を求める女性の化粧品の類にかけるコスメチック税、もう一つおまけにエステティック税。せっかくの健康ブームにあやかっての健康税なんかも有りかな。 「安定財源に なり得る」 この考えの根本は、人の趣向(好きな事はやめられない)や美しくなりたいなどの根源的な願望に基づいていること、もう一つは所得税のように勤労者から取るのではなく、むしろ遊んでる人から頂くと言う事。景気に左右され易い不安定な所得税・法人税などより、これら人間の普遍的・生理的欲求がベースになっている間接税の方が安定財源になり得ると思う。税率も酒税はタバコ税並み、他は30%ぐらいは狙いたい。これは財務省の肩を持つのではなく、これから訪れる消費税率アップに対する抑止策としても考えるべきと思う。 今後注力するレーザ加工機の 最新2機種の展示を中心に フェアに1200名以上来場 ヤマザキマザック(社長=山崎智久氏・本社=愛知県丹羽郡大口町)は、9月に同社美濃加茂製作所ワールドテクノロジーセンタにおいて、「マザックイノベーションフェア二〇一一」を開催した。全国から千二百名以上の来場者が訪れ、活況を呈した。 フェアでは、今年7月に発売した最新のレーザ加工機2機種が披露された他、機能を重視した複合加工機のラインナップと、コンパクトでコストパフォーマンスが高い旋盤や立形マシニングセンタのSMARTシリーズを展示した。 同社が全世界でもニーズが高くなっているレーザ加工機に力を入れる一環として発売したのは、生産性を向上させ多品種中量生産に適した二次元レーザ加工機「OPTIPLEX3015(オプティプレックス)」と、鉄・ステンレス・アルミ等の厚板レーザ切断や中板厚の高速レーザ切断のニーズに対応する、二次元レーザ加工機「SUPER TURBO-X510MkV6kW(スーパーターボエックス)」の2機種。 「OPTIPLEX3015」はレーザ加工機にインテリジェント機能を搭載した。それによりトーチやノズル交換をプログラムが自動的に行うことで、交換作業時の段取り時間を一般的なレーザ加工機より88%削減した。また最適な加工を供給するため、加工状況を常に監視するシステム(ピアシング検知・バーニング検知・プラズマ検知)を標準搭載したことにより、生産性の高い加工を行うことができる。 「例えばピアシング検知では、今までは経験に基づいてプログラムを作成し、加工を行うケースがありました。その結果、実際貫通した時間とのズレが生じて無駄な時間ができてしまいますが、ピアシング貫通したことをCNC装置が検知するので、無駄な時間を省いて、次の加工に移ることができます」(同社広報担当)と話し、実機で実演された。さらに特長として光路長一定構造を備える他、環境・省エネにも対応しており、従来機比でレーザガス消費量五割減、エア消費四割減を達成している。 高出力6kWを搭載した「SUPER TURBO-X510MkV」は、同シリーズの4kWをベースに、新開発した高出力6kWレーザ発振器を搭載し、薄板から厚板まで幅広く切断できる。例えば軟鋼の酸素切断32mm、ステンレスの窒素切断20mmを安定的に切断する。いずれの機種も独自の様々な自動化機能が搭載されているため、非熟練者でも容易に付加価値の高い加工を実現する。 ヤマザキマザックは、旋盤系の複合加工機INTEGREXe、i、j(インテグレックスイー、アイ、ジェイ)シリーズに続き、マシニングセンタ系の複合加工機VARIAXIS(バリアクシス)においても複雑形状の部品加工に対応できる同時五軸制御をはじめとした高性能を持ち、パフォーマンスの高いiシリーズ、機能を絞り込みコストパフォーマンス重視のjシリーズと2つのシリーズを設け、9月27日に販売を開始した。 ワンランク上の高付加価値な部品加工を短納期で行える機械を求めているユーザーに適している。 @多面加工・同時五軸制御高速立形マシニングセンタ「VARIAXISi―600、i―700」 ・Y軸、Z軸ストローク延長による加工範囲の拡大とノーズタイプ主軸採用でワークとの干渉を回避、広い加工エリアを確保。 A高精度多面加工マシニングセンタ「VARIAXISj―500」・0.0001度割出しであらゆる多面加工に対応。12,000min−1#40番主軸とX,Y,Z軸早送り30,000mm/minにより高能率加工を実現する。販売価格は2,160円(税別) 昨年を上回る44社が出展 名東・名古屋北・大高合同展示会 山信 520名以上来場し熱気 山信(社長=小川信氏名古屋市熱田区)の名東営業所(黒田寛英所長)と名古屋北営業所(鵜川健所長)、大高営業所(桜井鐘善所長)の3営業所では、恒例の「展示会」を9月17日と18日の2日間、名東営業所内の3フロアを使って合同開催し、目標を上回る246社、520名以上の来場者と売上を計上し活況を見せた。 2日間とも駐車場は満杯で設備工事業者や家族連れで賑わい、会場は熱気に溢れていた。 展示会は営業所ごとに開催をしており、各所長は、各営業所独自の企画で来場者に応えている。 会場には、入り口に初出展の建機が展示され、中古セールも人目を引いた他、3階のフロアーでは大洗浄5?、小洗浄3.8?の超節水トイレや、水栓・配管用金具、エアコン、電動・作業工具、ビルトインコンロ、液晶テレビ等展示即売された。 出展メーカーは昨年を10社上回り、過去最大規模となる協賛メーカー44社が最新の製品から話題商品を展示や実演し、2日間だけの特別価格でのセールも実施、抽選会も開催され来場者からも大好評であった。 同社酒井常務は「日頃お世話になっておりますお客様への感謝の気持ちを込めて、山信と出品して頂いたメーカーさんとで、精一杯ご奉仕させて頂きます。女子事務員及び業務の社員全員も販売員となり、売り上げ目標を達成するため頑張りますので、これからも皆様に愛されます、役に立つ山信を目指してまいります」と所信を述べた。営業所独自の企画として「今年は特に展示会にご来場された女性やお子様に楽しんで頂けるような企画を作りました」と話し、アクセサリーやコスメ、家電等の「レディースコーナー」周辺に無料の「ネイル」や「ハンドマッサージ」、「占い」ブースを設けたところ、女性客の順番待ちが出るほどの人気であった。外では、流しそうめんや、砂山に埋もれたじゃがいもを探して取り放題のゲームに子供達の楽しそうな声が響いていた。その結果2日間とも家族連れで来場し、1日目にコーナーを見た男性客が2日目には奥さんと子供を連れて来場する姿も見られ、集客効果につながった。 INAXライブミュージアム グランドオープン5周年 11/6に記念事業を実施 住宅設備機器・建材の総合メーカーであるLIXIL(社長=藤森義明氏・本社=東京都千代田区)が運営する、土とやきものについて学べる体験・体感型ミュージアム「INAXライブミュージアム」(所在地=愛知県常滑市)は、2011年秋にグランドオープン5周年記念事業として大幅なリニューアルを行う。 同館では、2006年のグランドオープン以来、延べ35万5,000人(年間約7万人)の来場者を迎えることができた。 【記念事業概要】 ◆「窯のある広場・資料館」11月6日リニューアルオープン。こどもにわかりやすい解説で市内の小学校との連携授業でも活用する。 ◆「建築陶器のはじまり・資料館」およびテラコッタパーク新設。2012年4月22日オープン予定。 2月のレクは神戸湾クルーズ 優良青年部として知事表彰 愛機工青年部 10月度役員会を開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)の青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)は、10月5日午後7時より組合事務局において10月度役員会を開催した。役員会では、11月2日に東京で行われる全国青年部交流会に森部長はじめ5名の参加が承認されたほか、来年2月に開催予定のレクリエーションについては行き先を神戸方面とすることなどが決められた。また、青年部が優良青年部として愛知県知事表彰を受けることも報告された。 森部長の挨拶の後、議事に入り、ビアパーティーの報告をはじめ、組合野球大会、全国青年部交流会、忘年会、レクリエーションなどについて審議した。 @青年部ビアパーティーの報告は、東爪会合担当幹事(マルマン商事)より行われた。 8月26日午後7時より居酒屋「第八飯場丸」(名古屋市中区錦)において開催し、部員53名中38名が参加した。会場は広く司会の竹中氏(ダイドー)の声も大きくて良かったが、一部に暗さを指摘する声もあり「会場を選定する場合の今後の検討課題としたい」と報告された。 また当日の収支報告があり、承認された。 A組合野球大会については、丹羽野球担当幹事(杉本商事)より今後の進め方が説明された。 東日本大震災に起因する福島第一原発の事故により、政府からの節電の要請を受け、対策として自動車業界は休日シフト(木金休業、土日操業)を実施していた。その影響により暫くの間、組合では野球大会の開催を見合わせていたが、10月より平常に戻ることから再開を予定している。まず10月15日に戸笠公園野球場(名古屋市天白区)で2試合、続いて10月22日に愛知県一宮総合運動場で3試合ないし4試合が予定されている。 今後は、年内にできる所まで進めて、真冬は怪我の危険性も高くなることから12月後半から来年2月いっぱいは中断し、3月になったら再度再開する予定。年度内に決勝戦を実施したい親組合の意向が伝えられた。 青年部で年度当初に決めた運営手伝いの当番表は一旦白紙に戻して、今役員会で再度決め直し、10月22日から総務、厚生、教育の順番で当番を行うことを決定した。 B全国青年部交流会については、服部統括幹事長(服部商会)より参加者などが報告された。 参加者は森部長、滝沢副部長(松本商店)、服部統括幹事長、時津総務幹事長(新栄商會)、可児会計幹事長(近代精機)の5名。9月30日に参加者を幹事の東京組合に連絡した。今後は参加者で打ち合わせをして発表などの準備を進めていく。 今年の全国青年部交流会は11月2日午後1時30分から東京千代田区丸の内の銀行倶楽部で開催され、基調講演、パネルディスカッション、懇親会が行われる。 基調講演は、「世界一受けたい授業」(日テレ系)などで活躍中の橋本久義政策研究大学院大学特任教授が「がんばれにっぽん!町工場を支える工具商のロマン」と題して講演する。橋本氏は東京大学卒業後、通商産業省(現経済産業省)に入省。通産省時代から「現場に近いところで行政を」をモットーに現在まで23年間で3,250以上の工場を訪問し、全国の中小企業の技術者・経営者の意見を聞いてきた、行政・学界には珍しい現場主義者とされる。先ごろ行われたメカトロテックジャパン2011でも講演し好評を博した。 パネルディスカッションでは「震災後の日本経済をどのように生きるか〜嵐の中の工具商〜」をテーマに各地の参加者から意見を聴く。 C青年部忘年会については、東爪会合担当幹事より現在白紙の状態であると報告され、12月13日を開催日の第一候補として調整することとした。 Dレクリエーションについては、荒木レクリエーション担当幹事(NaITO)より、神戸方面の2案と越前方面、スキーが候補として提案された。協議の結果、ルミナス神戸(神戸港を中心としたクルーズと昼食)と南京街見学のコースが選ばれ決定した。開催日は2月4日を予定。対象は従業員とその家族。 Eその他、澤口研修担当幹事(ピカコーポレイション)より他の団体と合同で8月17日に開催した「コラボ講演会」への参加協力に対しお礼の言葉があった。また、来年3月に工場見学を予定しているとも伝えられた。 森部長からは、10月18日の愛知県中小企業団体中央会の愛知大会で、青年部の日頃の活動が認められ、優良青年部として愛知県知事表彰を受賞することが報告された。部を代表して、中央会青年部の役員を務める野崎前統括幹事長(常磐精機)が表彰式に出席する。 国内受注前年比63.9%増に 自動車工業向けが伸長 中部経済産業局 8月の金属工作機械受注状況 中部経済産業局が9月30日発表した管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、富士機械製造、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の平成23年8月度金属工作機械受注状況によると、総受注高は前年同月比18.4%増の342億3,200万円となり、21カ月連続して前年を上回った。前月比は16.6%減となった。 国内受注は、一般機械工業向けが前年同月比45.6%増と19カ月連続で、自動車工業向けが同114.3%増と3カ月連続して前年を上回り、全体でも同63.9%増の128億7,300万円となり、3カ月連続して前年を上回った。前月比は15.1%増となった。 海外受注は、北米向けが21カ月ぶりに、アジア向けも22カ月ぶりに前年を下回り、ヨーロッパ向けが20カ月連続で前年を上回り、全体では前年同月比1.4%増の213億5,900万円となり、21カ月連続して前年を上回った。前月比は28.5%減となった。海外受注比率は前月より10.4ポイント下がって62.4%となっている。 国別にみると、1位のアメリカが52億5,100万円(前年同月比3.9%増)、以下、中国48億8,200万円(同33.3%減)、ドイツ26億3,700万円(同73.4%増)、インド18億8,400万円(同154.6%増)、イタリア6億3,400万円(同67.7%増)の順となった。 地域別シェアは、アジア向け(トルコを含む)41.2%、北米向け26.8%、ヨーロッパ向け27.7%となっている。 販売額は、前年同月比32.8%増の263億4,600万円となり、17カ月連続して前年を上回った。前月比は16.1%減となった。 受注残高は、前年同月比0.5%減の1,198億1,200万円となり、17カ月ぶりに前年を下回った。前月比は21.5%減となった。 円高の影響や情報システム 台風時の対応な どで意見交換 名機工同友会 9月例会を開催 名機工同友会(会長=田中知之氏・ミユキ商会社長)は9月26日午後6時30分より、東京第一ホテル錦で「9月例会」を開催し、会員ら19名が出席した。 冒頭、田中会長が「ここ一週間ほど前から、非常に寒くなりました。皆さん、体調管理には気をつけてください。今週の29日からメカトロテックジャパン2011が始まります。来場者が多く、展示されるメーカーさんも航空機の関係にかなり力を入れている様子です。少し前にもメーカーさんは航空機に目を向けて講習会などを開催しておりましたが、これからが本格的になるかと存じます。我々も何とか恩恵にあずかれたらと感じております。航空機産業が皆さんの企業にとって少しでもプラスになりますように頑張っていただければと存じます」と挨拶。 続いて各部の報告に移り、新規事業部の吉野部長(吉野機械工具社長)から共同購入の実績について報告が行われた。 経営対策部の小島部長(小島商店社長)は、8月17日に開催された講演会への参加に対してお礼を述べた上で、「他の団体とのコラボによる講演会は初めての試みで、不慣れな点があったことと存じます。マンネリ化を打破するためや予算の都合など色々と問題があり、合同でやってみてはということで開催いたしました。皆さんからの色々な意見を聴きながら、今後についても考えて行きたいと存じます」と報告。また、今年度中(来年2月頃)にもう1回、単独での講演会の開催を検討していると伝えた。 厚生部の青木部長(ビーティーティー社長)は旅行会について「今月に行う予定で候補地を幾つか挙げておりましたが、『帯に短し襷に長し』でちょうど良い所がなく決めかねました。でも、久し振りの旅行会を諦めておりませんので、今後企画ができましたらご報告いたします」と述べた。 情報交換の場では、1.コラボ講演会の感想について2.現在の景況とその影響について3.情報システムについて4.台風時の対応についてをテーマに出席者から意見が出された。主な発言内容は次の通り。 【1.コラボ講演会の感想について】 ・非常に面白く、楽しく聴くことができた。誰も寝ていない講演会を久々に見た。当たり前の事をする事が大切である、という内容だったと感じている。 ・大変感激されている方が多かった。今後もできたらコラボ講演会を継続してほしい。 ・しっかり聴かせていただいた。親子の関係ではなかなか難しい所もあるが、今回の話を聴いてお互いに納得ができ良かった。 ・質が高く実のある講演会をするには、良い講師を呼ぶことが大切。一団体ではできないような、あるいは是非話を聴いてみたいという方を呼ぶには、来年以降もコラボ講演会をやっていただけるとよいというのが感想。 ・感銘を受けた。今後とも有名な方を呼ぶためにコラボ講演会を行ってほしい。 【2.現在の景況とその影響について】 ・円高で、 車関係に影響が出ており、金型関係が動いていない状況。航空機でボーイング787がやっと就航したので、航空機関係のドリルは大量に受注があった。 ・客先は自動車メーカーの下請けが多く、超重要保安部品扱いのものまで海外の現地で作るという話も出ている。真剣に海外シフトを考えているようだ。また危機管理という観点からも、現地で調達できるようにしないといけないとも言われている。 ・超円高で客先の幹部は海外シフトを考えているとは思うが、今のところ直ぐに工場が海外に行くというような具体的な話は聞いていない。 ・消耗品の量は増えてきているが、まだまだという感じは否めない。設備の話は全くないという状況だ。 【3.情報システムについて】 ・iPadの導入も検討しているが、設備物件だと項目が多岐にわたるために、電話や携帯メールでは情報の交換がスムーズにいかない。現在第一段階として、全員の携帯をスマートフォンへ切り替えることを検討しており、この秋に実施する予定だ。 ・工具屋のために作られたシステムに切り替えて、各支店・営業所をタイムリーにつないでいるために、費用もそれなりにかかっている。 ・昔からの独自システムを使用しており、その都度状況に合わせて改造している。 ・機工メイトのデーターベースは非常に魅力的ではあるが、15年前から同一企業のシステムを使っておりデーターが蓄積されているので、逐次改良して対応をしている。ランニングコストも安く抑えているので、現在他社へのシステムの切り替えは考えていない。 ・スマートフォンが非常に便利で活用している。 ・直需と卸がありソフトの折り合いがつかない。 ・スマートフォンは非常に便利。出先で各問屋さんの在庫の状況もわかり今後もっと活用していきたい。 ・機工メイトを機工メイトUに切り替え、履歴の検索の早さは便利に感じている。ただ、まだまだ能力のごく一部しか使っていないのが現状で、100%に近づけていくのが課題。また、スマートフォンはメールのチェックができるので重宝している。 【4.台風時の対応について】 ・今回(台風15号)、自宅付近に避難勧告がでた地域で、11年前の東海豪雨で1メートルほど浸水した経験がある。家族を妻の実家に避難させようと思ったが、避難地区にある小中学校が休みにならないために避難できなかった。避難勧告が出ている学区で学校が休みにならないということ。幸いにも午後6時頃に勧告が解除となったため何事もなかったが、このような場合どうすべきかと考えさせられた。 ・会社が警戒地域に指定されたが、あまり意識をせずに仕事をしていた。警報が出たら学校は休みになるが、当社としては特段謳ってはいないので通常勤務をしていた。取引先の一部(大手)は外出禁止令が出ているということで、打ち合わせが何件か中止となった。 ・社員の自宅が避難地域となったため会社に戻らずに営業先から退避するように伝えた。 ・出勤時に警報とか避難勧告が出ていた場合は会社に電話をすること、会社側がこの状況では無理だろうと判断した時は緊急連絡網で伝えると決めている。出勤してからについては規定がないので、警報が出たら会社から出ないようにしていきたい。 9月26日より移転統合 岡崎支店と豊橋営業所 山善名古屋営業本部 機械工具の総合商社、山善名古屋営業本部(本部長=森園慎一氏、住所=名古屋市熱田区白鳥2-10-10)は、岡崎支店(支店長=松永和博氏、住所=愛知県岡崎市上里2-1-1)と豊橋営業所(所長=諏訪辰徳氏、住所=愛知県豊橋市つつじが丘1-8-8)を移転・統合し、岡崎支店として9月26日より営業を開始した。 新住所は、愛知県岡崎市藪田2-1-7(〒444-2137).電話・ファクス番号は従来の岡崎支店と同じで、電話0564-23-1631、ファクス0564-23-4911. 自動車・船舶向けの好調で 鍛鋼6カ月ぶり前年超え 日本鋳鍛鋼会 8月の鋳鋼・鍛鋼生産速報 日本鋳鍛鋼会が9月27日に発表した、鋳鋼(全国76工場)、鍛鋼(同18工場)の平成23年8月分生産実績(速報)によると、8月の生産は、鋳鋼が前年同月比0.8%増の1万6,824トンとなり、伸び率は縮小してきたものの16カ月連続でプラスを維持した。鍛鋼は同9.3%増の4万4,795トンとなり、6カ月ぶりに前年を超える水準となった。 また、8月は夏季休業などにより稼働日数、特に稼働時間が通常期と比較して鋳鋼で12%、鍛鋼で5%程度減少することから生産動向が注目されていたが、前月に対し鋳鋼9.7%、鍛鋼10.7%それぞれ減少した。 同会によると、鋳鋼の生産基調は、好調な土木建設・鉱山機械向けが落ち着きを見せている中、鋳鋼管、ロール、金型がここにきて鋳鋼全体に占める割合は低いが、伸び率としては大きく下支えとなっている。 鍛鋼は、自動車、船舶向けが好調に推移しているのに加えて、型用鋼や産業機械向けも徐々に増加傾向を示してきているが、一方で4月から続いている電力エネルギー関連向けの落ち込みは全体の引き下げ圧力となっており、先行きは不透明であるとしている。 原料の54%が植物油でできた 樹脂製スライドベアリング開発 イグス 生物由来のエコベアリング ポリマー素材研究とベアリング製造を行うイグス(本社=ドイツ、日本法人=東京都墨田区錦糸1-2-1アルカセントラル)は、原料の54%が再生可能な素材である樹脂製スライドベアリングを開発した。新しいイグリデュール(ベアリング素材)「N54」は、主原料を限りある資源である原油ではなく、植物油で作っている。荷重がそれほどかからない用途であれば、幅広く使える素材である。 プロダクトマネージャーのRene Achnitz氏は、「広く一般的に使えるベアリングでありながら、生物由来の原料で作ることができたというのは、我々にとって『エコベアリング』への第一歩である」と語っている。この製品の使用用途としては、従来のように産業機械部品としてはもちろん、家具やその他日用品などの一般消費財も検討している。 今回の生物由来のベアリングの開発は、同社が元来取り組んできた、金属製ベアリングやボールベアリングとの置き換えによって地球環境にやさしい機械部品を幅広い分野に提供する、というコンセプトと一致している。 また、原料に固形潤滑剤を含有しているので無潤滑・メンテナンスフリーで使用することができ、潤滑剤やオイルを排出して環境汚染につながるというようなこともない。 さらに、金属製ベアリングと比較すると、樹脂製ベアリングは軽量であり、比重も少ない。そのため、機械を動かす動力も低く抑えることができる。それは、製造工程における消費資源についても同じことが言える。1リットルのアルミニウムを作るのには15リットルの原油が、1リットルの鉄には11リットルの原油が使われる。対して、樹脂製ベアリングの製造には、平均して1.8リットルの原油があれば十分なのだ。 専門家によれば、2010年には年間70万トンだった生物由来の樹脂素材の製造量は、2015年には170万トンに及ぶと言われている。 三菱マテリアル新製品 高能率な荒加工を実現する 切れ刃強化形鋳鉄片削りカッタVOX400に φ50アーバタイプを追加 三菱マテリアルツールズ(社長=滝沢俊夫氏、本社=東京都墨田区横網1-6-1)は、三菱マテリアルが開発、製造する ”刃先交換式の切れ刃強化形鋳鉄片削りフライスカッタ” の「VOX400」にφ50アーバタイプを追加し、10月3日より販売を開始した。 切れ刃強化形鋳鉄片削りカッタ「VOX400」は独創的な縦置きインサートを採用することにより、鋳鉄加工において高能率な荒加工を実現し高い評価を得ている。今回、更に要望の多かったφ50アーバタイプが追加された。 切れ刃強化形鋳鉄片削りカッタ「VOX400」の主な特長は次の通り。 @インサートを縦置きに配置し、主分力を厚み方向で受けることで極めて高い剛性を実現。またホルダの側面方向からのインサートクランプにより着脱時の操作性が良好。 A凸曲線切れ刃とねじれ逃げ面を採用した独創的なインサート形状により、良好な切れ味と驚異的な耐欠損性を両立。 B鋳鉄加工に抜群の耐溶着性を有するCVDコーティング材種「MC5020」を採用し、長寿命を実現。 C全8コーナが使用可能、高い経済性を実現。 今回追加されたのは2型番で、標準価格はVOX400-050A03Rが5万1,000円(税込み5万3,550円)、VOX400-050A05Rが6万5,000円(税込み6万8,250円)。 同社では初年度の販売目標を1,000万円としている。 アルミニウム合金加工用カッタAXD4000に 取り付け穴ミリサイズのアーバタイプを追加 三菱マテリアルツールズは、三菱マテリアルが開発、製造する“アルミニウム合金加工用カッタ”の「AXD4000」にカッタ取り付け穴がミリサイズのアーバタイプを追加し、10月3日より販売を開始した。 航空機産業では、多くの部品がアルミニウム合金のブロック素材からの削り出しで製造されており、切削で除去する体積が多い加工となっている。そのため、高速高能率加工に対応できる工具が求められている。 「AXD4000」はアルミニウム合金の高速高能率加工を可能にする工具として、2010年12月にカッタ取り付け穴がインチサイズのアーバタイプを追加発売し好評を得ている。今回更なる用途拡大を図るべく、ミリサイズのアーバタイプが追加された。 アルミニウム合金加工用カッタ「AXD4000」の主な特長は次の通り。 @今回切れ刃径φ80o、φ100o、φ125oの取り付け穴ミリサイズのアーバタイプ計六型番を規格化。 A2本のねじでインサートを強固に固定する、高剛性ダブルクランプスクリュー機構と独自のインサート飛散防止機構(AFI)の採用により、高速回転時の遠心力によるインサートのせり出しを防止し、安定した高速加工を実現(切れ刃径φ80oのアーバタイプカッタで最大回転速度27,000min-1の加工が可能)。 B高バランス精度ホルダ(10,000min-1においてバランス精度G6.3)により、高速回転時の振動を抑制。 C高いランピング性能を有し、あらゆる加工形態に対応可能。 標準価格は代表型番AXD4000-080A05RAが8万5,800円(税込み9万90円)で、初年度の販売目標は1,000万円。 新たなビジネスチャンスの場 「ビジネスフェア2011」 28日、ポートメッセなごやで しんきんビジネスマッチング 第7回「ビジネスフェア2011」が10月28日、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)の第3展示館・イベント館・交流センターにおいて開催される。時間は午前10時から午後5時まで。入場無料。 同展は、東海地区39信用金庫の取引先企業約500社が持つ商品、技術、サービス等を各ブースにて展示し幅広くPR、業界の枠を越えた新たなビジネスチャンスを創出するもので、今年で7回目となる。前回展では1日で1万1,000人が来場。出展企業の約75%が参加して有益だったと評価した。 出展内容によって会場を15のゾーンに分け見やすい展示となるよう工夫されている。各ゾーンは▼A生活・住環境・建築・土木ゾーン▼B医療・健康・介護・福祉ゾーン▼Cエネルギー・環境ゾーン▼D情報通信・ITゾーン▼Eコンサルティング・その他ゾーン▼F官公庁ゾーン▼G公共機関・大学等ゾーン▼Hモノづくりゾーン[金属・機械]▼Iモノづくりゾーン[化学・窯業]▼Jモノづくりゾーン[紙・印刷]▼K流通・物流ゾーン▼Lモノづくりゾーン[繊維・木材・木製品]▼Mモノづくりゾーン[電気・電子]▼Nモノづくりゾーン[その他]▼O食品・食材ゾーンとなっている。 また、当日はビジネス講演会も行われ、午前の部(午前11時〜正午)では慶應義塾大学教授の手嶋龍一氏が「危機のなかのリーダーシップを問う〜大震災と国際政局〜」と題して、午後の部(午後2時〜3時)は青山学院大学教授の榊原英資氏が「時代が求めるリーダーシップ」と題してそれぞれ講演する。いずれも会場はイベント館2階ホールで定員700名(事前申込みが必要)。 このほか「ご当地グルメコーナー」なども設け、地域活性・発展・交流をより深めるイベントとなっている。 【主催】社団法人東海地区信用金庫協会、株式会社東海信金ビジネス、株式会社信金資金決済センター、東海地区しんきん経営者協議会 【協賛】財団法人岐阜県産業経済振興センター、財団法人しずおか産業創造機構、財団法人あいち産業振興機構、財団法人三重県産業支援センター、財団法人名古屋産業振興公社、株式会社中部しんきんカード 【後援】東海財務局、中部経済産業局、国立大学法人岐阜大学、国立大学法人静岡大学、国立大学法人浜松医科大学、国立大学法人名古屋大学、国立大学法人名古屋工業大学、国立大学法人豊橋技術科学大学、国立大学法人三重大学、独立行政法人中小企業基盤整備機構中部支部、株式会社日本政策金融公庫、東海地区信用保証協会(静岡県、愛知県、名古屋市、岐阜県、岐阜市、三重県)、名古屋中小企業投資育成株式会社、TKC中部会、TKC静岡会、信金中央金庫(順不同) 西日本支社を開設 KVK 国内4ヶ所目 KVK(社長=末松正幸氏・本社=岐阜県黒野市)は、10月1日より、福岡市に西日本支社を開設した。支社の開設は、東北、関東、関西に次ぐ、国内4ヶ所目。西日本支社は福岡県を中心に岡山、広島県を管轄し、営業を強化統括するとともに営業サービスの更なる向上を目指す。 福岡営業所内に支社を開設、10月1日付けで竹中智支社長が着任し、スタートした。 【西日本支社住所】 〒812-0016 福岡市博多区博多駅南3-3-25 TEL092-41-3054 FAX092-41-3069 代表取締役に北川邦彦氏 イグス 西山氏は会長に ドイツのエナジーチェーンシステム及びポリマーベアリングメーカーの日本法人、イグス(東京都墨田区錦糸1-2-1)は9月11日付で代表取締役を交代した。 新たな代表取締役に北川邦彦氏が就任し、前代表取締役の西山欣孝氏は会長に就任した。 プリザーブドフラワー 展示会と1日体験レッスン 滝澤久美子さん主宰(松本商店) 松本商店(社長=滝澤有一氏・本社=名古屋市熱田区)の滝澤久美子さんが主宰するフラワー&ジュエリースクールFLORA(フローラ)が、11月1日から5日まで名古屋市昭和区の古民家ギャラリー「とそう庵」でプリザーブドフラワー、和花、スワロフスキージュエリーの「クリスマス・お正月作品展示即売会&クリスマス一DAYレッスン」を開催する。 国内外で活躍し感性豊かな滝澤さんの作品や、国際親善としてパリ、ニューヨークで名古屋展を開催したFLORAで学ぶ生徒さんの作品を展示する他、展示即売会も行われる。また優雅で美しいエンジェルツリーやタッセルリースを作る「クリスマス1日レッスン」も同時開催され、レッスン後はお茶とケーキをいただきながら、一日素敵な古民家でクリスマス気分を先取りできる。 1DAYレッスンの申し込み、問い合わせは090-9940-8207迄。 ◆場所=ギャラリーサロン「とそう庵」(名古屋市昭和区五軒家町33-3)川名駅又は杁中駅からの送迎を利用する場合は事前に問い合わせを。 ◆開催時間=午前10時〜午後5時。最終日は午後3時迄。 ◆1DAYレッスン内容=@エンジェルツリーAタッセルリースの製作、各6,000円(レッスン費、花材料込み)。予約制で1部は10時30分から、2部は午後1時30分から。定員になり次第締め切り。 |