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2009年(平成21年)5月
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2009年5月3日(日)
2345号
中部経産局管内 最近の地域総合経済動向 中部経済産業局は4月9日、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)における最近の経済動向をまとめ発表した。経済活動に関する総括判断は「悪化している」で、今年1月発表から4カ月連続の判断となった。なお、先行きについては、世界的な金融危機の実体経済への影響、地域の雇用情勢や中小企業の資金繰りなどについて一層の注視が必要であるとしている。(比較は断りのあるものを除き、平成21年2月の実績値による。) 鉱工業生産・出荷・在庫 鉱工業生産の動向を指数(2月速報)でみると、輸送機械工業、一般機械工業、電気機械工業などが低下したことから、前月比14.5%減と5カ月連続の低下となった。また、前年同月比は45.3%減と7カ月連続の低下となった。 出荷は、輸送機械工業、一般機械工業、電気機械工業などが低下したことから、前月比12.3%減と7カ月連続の低下となった。また、前年同月比は45.5%減と7カ月連続の低下となった。 在庫は、輸送機械工業、一般機械工業などが低下したことから、前月比3.4%減と2カ月ぶりの低下となった。また、前年同月比は2.9%減と2カ月ぶりの低下となった。 なお、大口電力需要は、中部電力管内では7カ月連続で前年を下回り、北陸電力管内でも7カ月連続で前年を下回った。 主要業種の動向 ◆輸送機械 輸送機械の生産は、大幅に減少している。 乗用車は、米国向け、EU向け、新興国向け及び国内向けいずれも大幅に減少している。 自動車部品は、国内完成車向け、海外メーカー向け、国内メーカーの海外現地工場向けがいずれも減少していることから、大幅に減少している。 航空機体部品は、航空機体メーカーに動きがみられることから、持ち直している。 ◆一般機械 一般機械の生産は、大幅に減少している。 金属工作機械は、国内向け、海外向けともに大幅に減少している。 繊維機械は、織機、紡績・準備機械とも主力の中国向けの落ち込みから、大幅に減少している。 土木建設機械は、世界的な受注の落ち込みから、大幅に減少している。 ◆電子部品・デバイス 電子部品・デバイスの生産は、大幅に減少している。 半導体素子・集積回路は、記憶素子(メモリ等)の海外需要の減少などを受けて、減少している。 液晶素子は、テレビ向けや携帯電話向けなどの需要の減少から、大幅に減少している。 ◆電気機械 電気機械の生産は、大幅に減少している。 開閉制御装置・機器は、自動車向け、工場ライン向けを中心に大幅に減少している。 内燃機関電装品は、自動車向けを中心に、大幅に減少している。 電動機は、自動車向け、工場ライン向けなどを中心に大幅に減少している。 ◆情報通信機械 情報通信機械の生産は、減少傾向となっている。 民生用電子機械は、液晶テレビやビデオカメラなどで需要が減少していることから、減少傾向となっている。 ◆金属製品 金属製品の生産は、減少傾向となっている。 アルミニウム建材は、ビル用、木造住宅用を中心に緩やかな減少傾向となっている。 ばねは、自動車向けを中心に大幅に減少している。 ガス機器は、国内需要の低迷から低水準で推移している。 ◆鉄鋼 鉄鋼の生産は、大幅に減少している。 鋼板は、自動車向け、建産機向けを中心に大幅に減少している。 棒鋼は、民間建築向けを中心に低水準で推移している。 特殊鋼鋼材は、自動車向け、建産機向けを中心に大幅に減少している。 ◆ファインセラミックス ファインセラミックスの生産は、大幅に減少している。 触媒担体・セラミックフィルタは、米国向けなどの減少から大幅に減少している。 ◆繊維・陶磁器 繊維・陶磁器の生産は、減少傾向となっている。 繊維は、中国等からの輸入品との競合や衣料品向け需要の低迷、自動車向け化学繊維需要の大幅な減少などから、減少傾向となっている。 陶磁器は、タイルなどが建築需要の減少により低調であることや、飲食器が安価な輸入品に押されて低迷していることなどから、低水準で推移している。 消費・投資などの需要動向 ◆個人消費 個人消費は、急速に弱まっている。 大型小売店販売(既存店ベース)は、11カ月連続で前年を下回った。百貨店は、春物衣料や高額品の不振に加え、バレンタイン商戦が盛り上がりに欠けたことなどから、15カ月連続で前年を下回り、スーパーは衣料品の不振に加え、客単価の下落などから、7カ月連続で前年を下回った。 コンビニエンスストア販売は、たばこ自動販売機に成人識別機能が導入されたことにより、たばこの売上が増加したことなどから、20カ月連続で前年を上回った。 乗用車販売は、普通車、小型車が7カ月連続で、軽自動車が4カ月連続で前年を下回ったことから、全体でも7カ月連続で前年を下回った。 家電販売は、薄型テレビ、DVDなどが堅調なものの、パソコン、デジタルカメラ、携帯電話などの情報家電が不振だったことから、3カ月連続で前年を下回った。 ◆設備投資 設備投資は、製造業を中心に削減の動きが広がっている。 製造業では、自動車関連を始めとする製造業全般で可能な限り圧縮する動きが広がっている。 非製造業では、電力などで小幅の増加見込みとなっている。 なお、管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)をみると、一般機械工業向けが6カ月連続で、自動車工業向けが7カ月連続で前年を下回り、全体でも8カ月連続で前年を下回った。 ◆公共投資 公共投資は、低調に推移している。 公共工事請負金額をみると、「独立行政法人」「地方公社」で前年を下回ったものの、「県」「国」「その他」「市区町村」で前年を上回り、全体でも3カ月連続で前年を上回った。 ◆住宅投資 住宅投資は、緩やかな減少傾向となっている。 新設住宅着工戸数をみると、持家が5カ月連続で、貸家が4カ月連続で、分譲が2カ月連続で前年を下回り、全体でも4カ月連続で前年を下回った。 ◆輸出 輸出は、大幅に減少している。 名古屋税関管内の輸出通関額(円ベース)は、7カ月連続で前年を下回った。品目別でみると、「自動車」、「自動車の部分品」などが前年を下回った。主要地域(国)別でみると、米国向けが18カ月連続で、EU向けが13カ月連続で、アジア向けが7カ月連続で前年を下回った。 ◆雇用 雇用は、製造業を中心に悪化している。 新規求人数は、人材派遣を含むサービス業、製造業などの業種を中心に19カ月連続で前年を下回った。 有効求人倍率は、急速に低下している。 完全失業率は、上昇している。 ◆企業倒産 企業倒産(件数)は、6カ月連続で前年を上回った。 企業倒産は、中小企業や建設・不動産関連企業を中心に増加しており、今後の動向については引き続き注視する必要がある。 新会長に庄山悦彦氏 (財)機械振興協会 財団法人機械振興協会は4月14日、同日開催の臨時理事会において、任期満了に伴う会長の互選を行い、豊田章一郎現会長(トヨタ自動車取締役名誉会長)の後任に庄山悦彦氏(日立製作所取締役会議長)を選任したと発表した。任期は、平成21年5月18日から同22年3月31日まで。 庄山氏は、昭和11年3月9日生まれ、東京工業大学理工学部(電気工学専攻)卒業。昭和34年4月に日立製作所入社、平成11年4月同社代表取締役社長。総合科学技術会議議員、情報通信審議会会長、日本経済団体連合会副会長、日本電機工業会会長、電子情報技術産業協会会長(現職)等を歴任。 日・中・韓 大学金型グランプリも 不況のなか4万人超が来場 インターモールド09成功裏に終了 日本金型工業会主催による「インターモールド2009(第20回金型加工技術展)/金型展2009」が4月8日から11日まで、東京都江東区有明の東京ビッグサイトで開催された。日本金属プレス工業協会主催の「金属プレス加工技術展2009」も同時開催され、素形材産業の総合見本市として、金型製造現場に対するより実用的な提案が行われた。 初日の午前9時40分からは開会式が行われ、上田勝弘日本金型工業会会長は主催者挨拶で、「第20回のインターモールドの開催に当たり、早朝から多数の皆様方にご参加いただきましたことを厚く御礼申し上げます。昨年の10月末までは、ここまで経済が悪化するということは分かりませんでした。JIMTOF(日本国際工作機械見本市)を境に、我々製造業、金型プレス関係も含め大きな落ち込みをきたしております。今回の金型展は皆様のご協力により開催できますが、非常に悪い環境の中で開催する運びとなりました。しかしながら、日本の金型産業というものは、永きにわたって世界に冠たる技術力を蓄積してまいりました。少々景気が悪くなって環境が悪化しても、これに屈してはいけないと、我々は力強い思いを込めて今回の開催に至りました。今回の開催に当たっては、遠くは中国の大連、北京の金型協会の会長はじめ、韓国の金型協会の理事長にもご臨席いただきました。3月18日に韓国のインターモールドに参加してきましたが、韓国も同じく製造業をはじめ経済状況が悪化している中で、非常に活況を呈したインターモールドの開催でした。我々日本人は、特にマインドに弱いと言われています。悪い状況が続くとこの悪さが続くものだと、良い状況に巡り合うとこの状況が果てしなく続いていくという錯覚に陥る。資本主義の原則として、これは避けて通れない景気の波です。製造業を下目にして金融資本が主導権を握るということは許されないということが、歴史上ではっきり証明されています。何といってもこれからは、製造業が完全に主導権を握って、特に日本は中国、韓国との共同、協力関係においてますます製造業の拠点を東アジアに構築していかなければならないと考えています。また、今回はインターモールド第20回を記念して、中国、韓国、日本の金型学科が設立されている大学による『金型グランプリ』を企画いたしました。これは今までにないことで、各大学で同じ二つのテーマでプレス用金型と樹脂用金型を作りました。若い大学生、大学院生が設計から加工まで一生懸命やっております。これも金型が大学レベルで研鑚をされ、研究をされ、製作されるという、画期的なことではないかと思っております。インターモールド第20回を盛り立てていただいて、成功裏に終わりますことを祈念いたします」と述べた。 「金属プレス加工技術展2009」を主催する日本金属プレス工業協会の 田眞三会長は、「本日、ご出展をいただきました皆様方企業の益々のご発展と、ご来場いただきます皆様にとりまして価値のある展示会になれますように、祈念いたします」と挨拶した。 この後、来賓の渡邊政嘉経済産業省製造産業局ものづくり政策審議室長兼素形材産業室長らの祝辞があり、来賓はじめ主催者代表によるテープカットで開幕した。 この展示会は、金型設計・加工技術から、金型をツールとした成型加工技術の工程を提案する総合金型産業見本市。展示品目は、金型・金型材・金型部品等、工作機械・付属機器、切削工具、機械工具・研磨・砥石関連、金属加工関連機器、各種油剤・ケミカル製品、プレス加工機・周辺機器、プラスチック加工機械・関連機器、精密測定機器・光学測定機器、CAD/CAM/CAEシステム、試作・モデリング、精密部品加工技術などにわたる。 20周年記念企画の「日・中・韓 大学金型グランプリ」では、同じ課題に取り組んだ学生たちの金型と成型品が展示され、各国の金型技術者育成への熱意が感じられた。 世界的な不況の影響を受け、過去最大規模で開催された前回展(大阪)に比べると出展社数・小間数ともに減少したものの、日本の金型産業に対する国内外からの注目度は高く、各出展企業は積極的に最新製品、技術の設備提案を展開。会期中は、金型業界はもちろん、自動車、情報通信機器などの製造業関係者ら4万109名(3展合計)が来場した。 次回2010年は、4月14日から17日までの4日間、会場をインテックス大阪に移して開催する予定。 新入社員ら16名が参加し ビジネスマナーを学ぶ 愛機工 新入社員研修開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は4月6、7の両日、経営対策部(部長=林正人氏・広島商事社長)の社員教育事業の一環として、組合員企業の新入社員らを対象にした新人社員研修を名古屋市熱田区神宮の名南経営本社研修室で行った。16名が受講。 研修の冒頭、山崎組合事務局長から挨拶があり、続いて林経営対策部長が「今日、明日の2日間、新入社員研修を開催いたします。現実の世界と学校で教えてくれる世界は違います。これから現実の社会に出ると、辛いこともあるかとは思いますが、決してそれだけではありません。初心忘るべからずと申しますように、フレッシュな気持ちでこれからも社会人生活を送っていただきたいと思います。2日間、しっかり頑張ってください」と参加者を激励した。 研修は、社会人としての「ものの考え方」や「職場での基本的な動作・マナー」を身につける内容。第1日目はオリエンテーションに続いて、「幸せについて」「私にとって仕事とは」の講演、午後から本格的な研修プログラムに入り、ビジネスマナーとして「挨拶」「言葉遣い」「身だしなみ」「電話応対」、2日目も引き続いて「電話応対」「応対・応接・名刺交換」「ビジネス文書」について、講義だけではなく討議やロールプレイングを交え実践に即した形で進められた。2日目の昼食後はペーパーテストと実際に挨拶や電話応対をして研修の成果を確認。最後に、各自の社長宛に新社会人としての決意を手紙に記し、終了した。 三菱マテリアル製品紹介 航空機産業向けエンドミル 「クールスター」シリーズ3品種追加 マルチクーラントホールを適用 三菱マテリアルツールズ(社長=高田修氏、本社=東京都墨田区横網1―6―1)は、三菱マテリアルが開発・製造するインパクトミラクルエンドミルに、マルチクーラントホールを備えた航空機産業向けエンドミル「CoolStar(クールスター)」シリーズ3品種を追加、販売を開始した。 同シリーズはマルチクーラントホールを適用し、難削材に対する加工性能を向上させたインパクトミラクルエンドミル。マルチクーラントホールとは、エンドミルの各切れ刃側面に複数のクーラント供給穴を配置し、穴位置の最適化により優れた冷却効果と切りくず排出性を発揮するようにしたもの。 航空機部品などに多く用いられるチタン合金などの難削材加工においては、加工部に切削油剤を安定して供給することが重要となる。しかし、加工物の形状が複雑であったり、取付け長さの異なる複数の工具を使用した際に、切削油剤が加工部に十分に供給されず、工具が短寿命となる場合がある。同シリーズはマルチクーラントホールの採用により航空機産業における難削材の更なる安定加工を実現する。 主な特長は次の通り。 @マルチクーラントホールにより優れた冷却効果と切りくず排出性を発揮。浅溝加工から深彫り加工まで、安定した高能率加工を実現。 A耐熱性に優れたインパクトミラクルコーティングを適用。難削材の高能率加工においても安定加工を実現する。 B「VF―MHV―CH」、「VF―MHVRB―CH」は、制振効果に優れた不等リード形状を採用。薄肉部品の加工においてもびびりを抑制し、高能率加工を実現する。 C「VF―SFPR―CH」は、切りくず排出性に優れた断面形状と耐欠損性に優れた切れ刃を適用したラフィングエンドミル。切込み量の大きな加工においても安定した加工を実現する。 今回発売する3品種の品名、品番等は次の通り。 ▽インパクトミラクルマルチクーラントホール付制振エンドミル/VF―MHV―CH(2型番)=代表型番VFMHVCHD1600 5万7500円(税込み6万375円) ▽インパクトミラクルマルチクーラントホール付制振ラジアスエンドミル/VF―MHVRB―CH(4型番)=代表型番VFMHVRBCHD1600R100 6万9000円(税込み7万2450円) ▽インパクトミラクルマルチクーラントホール付ラフィングエンドミル(S)/VF―SFPR―CH(2型番)=代表型番VFSFPRCHD1600 5万1000円(税込み5万3550円) 初年度(3品種計)の販売目標は1億1000万円としている。 「MPブレーカ」に 型番、材種を追加 より幅広い加工に対応 三菱マテリアルツールズは、三菱マテリアルが開発・製造する旋削用新ブレーカ「MPブレーカ」にコーナR、サイズ違い品、および鋼高速旋削用CVDコーティング新材種「UE6105」を追加、販売を開始した。 「MPブレーカ」は、鋼加工の軽切削から中切削領域まで幅広くカバーし、安定した切りくず処理を長時間維持することができる旋削用新ブレーカ。今回、より幅広い加工に対応するため、型番拡大ならびに材種追加を行った。 主な特長は次の通り。 @型番拡大 コーナR0.4o、R1.6o、及びサイズ違い品など計21形状を新たに追加。豊富なアイテム展開により、様々な部品加工に対応する。また、既存型番同様、幅広い切りくず処理領域を持ち、これまで2種類のインサートが必要であった加工を集約することが可能。 A材種追加 鋼高速旋削用CVDコーティング新材種「UE6105」を全型番に追加。「UE6110」に採用した「2in1テクノロジー」を高速加工用に最適化することで高能率加工を実現し、工具費削減に寄与する。 今回発売するのは99型番。標準価格は代表型番CNMG120404―MP(UE6105)850円(税込み893円)。初年度の販売目標は3億円としている。 鋳鉄フライス用CVDコーティング新材種 「MC5020」発売 工具寿命を大幅に延長 三菱マテリアルツールズは、三菱マテリアルが開発・製造する鋳鉄フライス用CVDコーティング新材種スーパーダイヤコート「MC5020」の販売を開始した。 自動車産業をはじめとする機械部品加工の現場では、グローバル化に伴いさらなる生産性向上として、突発的な欠損による生産ラインの停止撲滅や仕上げ面の品位向上などの改善に取り組んでいる。特にフライス加工では突発的なトラブルを発生させない安定性や超寿命化による生産コスト低減に加えて、工具集約化によるコストダウンの要望がこれまで以上に高まっている。 「MC5020」はブラック・スーパーイーブンコーティングを採用し、溶着などの異常損傷を抑制し長時間の安定切削を実現するとともに、汎用グレードとして幅広い領域での使用において優れた仕上げ面品位を可能にする。 主な特長は次の通り。 @高耐磨耗微粒Al2O3層とナノファイバー繊維状TiCN層により、従来相当材種と比べ高い耐摩耗性と耐欠損性を有し、工具寿命の大幅な延長が可能。 A極めて平滑な「ブラック・スーパーイーブンコーティング」が安定した摩耗進行を実現するとともに、高い加工寸法精度を実現。また、溶着チッピング等の異常損傷が起きにくく、長時間の安定した切削が可能。 B組成や母材硬さを最適に設定された超硬合金母材は、優れた耐熱亀裂や耐チッピング性を有し、最先端の技術を搭載したコーティング層との組み合わせにより、鋳鉄加工特有の異常損傷を抑制し、黒皮の荒加工から仕上げ加工までの幅広い加工条件での使用が可能。 今回販売するのはインサート27型番。標準価格は代表型番SEMT13T3AGSN―JM(MC5020)970円(税込み1019円)。初年度の販売目標は5億円。 ハイブリッドTACミル 「EPH形」アイテム拡充 タンガロイ 加工領域の拡大可能に タンガロイ(社長=上原好人氏、本社=川崎市幸区堀川町580 ソリッドスクエア)は、ハイブリッドTACミル「EPH形」を拡充し、販売を開始した。 同製品は刃先交換式でありながら、ソリッドエンドミルに匹敵する低抵抗、高精度、長切刃を実現した工具。今回、ボディ、インサート共にアイテムを大幅に拡充することで、加工領域の拡大と高能率加工が可能になった。 既に販売されているストレートシャンク仕様にφ20、φ25を設定。さらに金型加工に適したロングタイプ(φ10〜25)、アンダーカットタイプ(φ13〜26)、CNC自動旋盤のミリングスピンドルに対応した自動盤向け(φ10〜20)を設定した。ボディのラインナップと共にインサートのコーナ半径バリエーションを広げ、計27アイテムを追加設定した。 いずれのボディも新インサートクランプ機構のDD―FiT(Double Direct Fixation Technology)を採用し、高いクランプ剛性と扱いやすさを実現している。また、インサート材種は炭素鋼・合金鋼等の加工で耐欠損性と耐摩耗性を高次元で両立するAH730と、アルミニウム合金加工において、刃立ち性に優れる微粒子超硬母材と凝着を大幅に抑制するDLCコーティング材種DS1200を設定している。 今回の拡充により、ハイブリッドTACミル「EPH形」の特長である工具集約による効率化、工具費低減、工具管理作業の低減といったメリットを、より多くのユーザーへ提供していく。 標準価格は〈ボディ〉ストレートタイプφ25EPH18R025M25・0―4 4万2000円(税込み4万4100円)、〈インサート〉鋼・鋳物ステンレス用XHGR110204ER―MJ AH730 1400円(税込み1470円)など。初年度の販売見込みは2億円。 総受注高は前年比35.7%減 内外需共に前年割れ 日本産業機械工業会2月の産業機械受注 日本産業機械工業会がまとめた平成21年2月の産業機械受注状況によると、2月の総受注高は前年同月比35.7%減の3206億9300万円で、このうち内需は同4.9%減の2593億9000万円、外需は72.9%減の613億300万円となった。 内需のうち、製造業向けは前年同月比51.2%減、非製造業向けは同91.2%増、官公需向けは同0.2%増、代理店向けは同27.4%減であった。 内需で増加した機種は、ボイラ・原動機(前年同月比25.8%増)、化学機械(同32.3%増)、タンク(同1785.2%増、約19倍)、ポンプ(同3.8%増)、送風機(同23.0%増)の5機種。減少した機種は、鉱山機械(同32.1%減)、プラスチック加工機械(同81.4%減)、圧縮機(同43.2%減)、運搬機械(同36.8%減)、変速機(同40.5%減)、金属加工機械(同51.4%減)、その他機械(同42.6%減)の7機種であった。 一方の外需は、2月のプラント案件はなし。増加した機種は、タンク(前年同月比は前年の受注金額がマイナスのため計上できず)、送風機(同544.8%増)の2機種。減少した機種は、ボイラ・原動機(同78.4%減)、鉱山機械(前年同月比は今月の受注金額がマイナスのため計上できず)、化学機械(同74.0%減)、プラスチック加工機械(同91.0%減)、ポンプ(同22.4%減)、圧縮機(同34.9%減)、運搬機械(同71.7%減)、変速機(同47.8%減)、金属加工機械(同89.5%減)、その他機械(同77.2%減)の10機種であった。 機種別の動向をみると、ボイラ・原動機は電力が増加したものの、外需の大幅な減少により前年同月比41.8%減、鉱山機械も外需の減少により同83.4%減となった。化学機械(冷凍機械を含む)は外需が減少したものの、その他非製造業の減少により同2.9%増となった。タンクはその他非製造業、外需の増加により同2570.8%増加した。プラスチック加工機械は電気機械、自動車、その他製造業、外需の減少により同87.6%減。ポンプも外需の減少により同8.7%減で、圧縮機も一般機械、その他非製造業、外需、代理店の減少により同39.1%減となった。送風機は官公需、外需の増加により同71.1%増となった。運搬機械は自動車、運輸、外需の減少により同51.2%減、変速機はその他輸送機械、外需の減少により同42.1%減、金属加工機械も外需の減少により同83.1%減となった。 前年比鋳鋼26.6%減、鍛鋼40.5%減 過去にない大幅な減少 日本鋳鍛鋼会2月の生産速報 日本鋳鍛鋼会は鋳鋼(全国75工場)、鍛鋼(同18工場)の2月分生産実績を集計し、3月30日発表した。 2月の生産量は、鋳鋼が前年同月比26.6%減の1万9173トンで、前月比では0.1%減少した。また、鍛鋼の生産量は前年同月比40.5%減の3万8852トンで、前月比では10.0%減となった。鋳鋼は前月に対しほぼ同レベルであったが、鍛鋼は大きく減少。さらに前年同月比では鋳鋼、鍛鋼それぞれ過去に例をみない大幅な減少となり、生産環境は急速に悪化の途を辿っている。鍛鋼の3万8000トン台は、平成14年8月以来。 2月の各需要機種の生産動向(前年同月比)は、鋳鋼が圧延機、ポンプ・圧縮機・送風機、船舶の3機種のみが前年同月の実績を上回っているが、これ以外の16機種が前年実績を下回った。特に金型、自動車、土木建設・鉱山機械向けは前年に対し60〜70%台の減少率となっている。鍛鋼では、容器類、発電用機器等3機種が前年同月実績を上回り、船舶、産業機械・産業設備向けもほぼ前年水準を維持しているが、自動車(同76%減)、土木建設・鉱山機械(同63%減)、型用鋼(同46%減)等が生産減少に大きく影響している。 九州・山口地区唯一の展示会 「第49回西日本総合機械展」 西日本産業貿易コンベンション協会6月11日(木)より開催 西日本産業貿易コンベンション協会(住所=北九州市小倉北区浅野3―8―1)は、6月11日〜13日の3日間、西日本総合展示場新館にて「第49回西日本総合機械展」を開催する。 この展示会は、金属加工に関する製品・技術の見本市として、九州・山口地区では唯一の展示会で、昭和36年から毎年開催され、今年で49回を迎える、地域ユーザーに支持されている恒例事業。国(経済産業局)・県・市との連携により、中小企業振興事業と新産業・新技術振興を図るとともに、国際技術交流推進を目的に開催される。 また、今後の産業の共通基盤技術であるナノテクノロジーをテーマとした見本市と、中小企業振興事業、ロボット産業振興事業、アジア産業交流事業をあわせて開催する。 【開催概要】 ▽日時=平成21年6月11日(木)〜13日(土)の3日間、午前10時〜午後5時(最終日は午後4時まで) ▽場所=西日本総合展示場新館(住所=北九州市小倉北区浅野3―8―1) ▽入場料=700円(登録制) ▽開催規模=8000u、192社321小間(予定・同時開催事業含む) ▽入場目標=2万5000人 【開催の特徴】 ◆北九州マイスター紹介コーナー 北九州市は、北九州マイスター制度を創設し、ものづくりに関わる高度な技術者をマイスターとして認定、表彰している。このブースでは、平成19年度に名誉マイスターに認定された三井ハイテック創業者の故三井孝昭氏ゆかりの貴重な品々を展示するほか、マイスターの皆さんを映像やパネルで紹介する。 ◆北九州進出企業紹介コーナー 近年、企業進出が著しい北九州市。北九州市ひびき灘臨海工業団地などに進出した企業が直接出展し、事業内容や製品等を紹介する。 ◆東大阪発人工衛星「まいど1号」実物大模型展示 東大阪市の中小企業が結集して作られた人工衛星「まいど1号」は、09年1月23日にH―UAロケット相乗りで種子島宇宙センターより打上げられた。今回、東大阪宇宙開発協同組合の前理事長(ニッシン会長)竹内修氏の講演会を開催するのに合わせて、「まいど1号」の実物模型の特別展示を行う。 【展示内容】 平面研削盤、金型補修機器、アクチュエータ、減速機、チャック、レーザー測長システム、ロストワックス部品、アルミフレーム構造システム、切削工具、切削油剤、研磨装置・ツール、クランプ治具、CAD/CAMシステム等 【セミナー・総会等】 ◆6月11日=北九州ロボットフォーラムセミナー「東大IRT研究機構の成果 生活支援ロボットの研究開発最前線」講師=東京大学大学院情報理工学系研究科研究科長 IRT研究機構機構長 下山勲氏 「平成20年度市内発ロボット創生事業 事業成果報告会」 ◆6月11日、12日=JST研究成果発表会〜九州沖縄地区大学等〜 独立行政法人科学技術振興機構(JST)プラザ福岡・サテライト宮崎 ◆6月12日=現場管理セミナー「現場管理の基本にかえろう〜問題発見は日常管理から〜」講師=日本規格協会嘱託講師 橋詰昭夫氏 ◆6月12日=塑性加工学会九州支部第83回技術懇談会「ものづくり・ひとづくり〜若手研究者・技術者による話題提供〜」 ◆6月12日=特別講演「人工衛星プロジェクト〜本命ミッションは人づくり〜」講師=東大阪宇宙開発協同組合前理事長ニッシン会長 竹内修氏 ◆総会=6月11日「北九州ロボットフォーラム総会」、6月12日「塑性加工学会九州支部総会」 【同時開催】 ▽第35回ふくおか産業技術振興展(36社・団体、主催=ふくおか産業技術振興展実行協議会) 地場中小企業の加工品・完成品等を展示実演することにより、優れた加工技術力や製品開発力等を紹介し、受注機会の増大や新規取引先の開拓を図る展示会。 ▽福岡ナノテクNOW2009(52社・団体、主催=福岡ナノテク推進会議) 福岡ナノテク推進会議の会員企業・機関のナノテク製品や研究開発の現状を一堂に会してナノテクの現状を紹介し、新たなビジネスにつなげる、ナノテク製品・技術の見本市。 ▽アジア産業交流フェア2009(40社・団体(予定)、主催=アジア産業交流フェア実行委員会) 機械部品、金型、電気・電子部品を中心とした韓国、タイ、中国をはじめアジア地域の製品、部品、半製品、加工技術を一堂に展示し、ビジネスマッチングを推進する展示商談会。 ▽ロボット産業マッチングフェア北九州(29社・団体、主催=北九州ロボットフォーラム) 北九州ロボットフォーラム会員による製品、要素技術及び研究成果公開のための見本市。 ▽北九州市受注拡大商談会=地元の中小製造業の受注確保や新規取引先の開拓を支援する目的で、機械・金属分野の発注企業がフェアに参加。発注側のニーズに、また発注案件に素早く対応でき、取引先の開拓を強力に支援。 【問合せ先】 主催事務局п≠O93―511―6800、Eメールkikai@convention‐a.jp 微細加工、精密加工に特化 「微細精密加工技術展2009」開催 微細精密加工技術展2009実行委員会5月28日(木)から 微細精密加工技術展2009実行委員会(委員長=阪大・神大名誉教授岩田一明氏、近畿2府5県1市の中小企業支援財団等で構成)は、5月28日(木)〜30日(土)の3日間、インテックス大阪において「微細精密加工技術展(略称=MMTS)2009」を開催する。 微細加工、精密加工に特化した同展は2005年から隔年開催しており、今年で3回目となる。今回は新たに「難削材加工ゾーン」「試作市場(試作加工受託ゾーン)」を設置した。 併催行事では、八起会会長野口誠一氏による「社長の失敗、私はここが甘かった」と題した特別講演を実施。また、出展各社の最新技術・製品等の情報が得られるワークショップも連日開催し、来場者にとっては貴重な情報収集の場となる。 【開催概要】 ▽名称=微細精密加工技術展(MMTS)2009 Micro Manufacturing Technology Show2009 ▽会期=2009年5月28日(木)〜30日(土)午前10時〜午後5時 ▽会場=インテックス大阪2号館 ▽入場料=1000円(事前登録者・招待状持参者は無料) ▽開催規模=118社・団体/160小間(3月末現在) ▽展示構成=加工機械・関連機械機器ゾーン、加工技術・加工部品ゾーン、海外出展ゾーン、難削材加工ゾーン、試作市場(試作加工受託ゾーン)、文献・出版物ゾーン ▽併催事業 @特別講演会=5月28日(木)「社長の失敗、私はここが甘かった」聴講無料(事前登録制)、当日席に余裕がある場合のみ当日受付を実施 A出展者によるワークショップ=3日間で22本実施。聴講無料(事前受付・当日受付) なお、公式ホームページでは事前来場登録・聴講申込の受付を開始しており、登録を行うと入場料(1000円)が無料となる。公式ホームページはhttp://www.mmts.jp 同時開催で 「表面改質展2009」初開催 「微細精密加工技術展2009」と同時開催で、日刊工業新聞社は、表面処理技術の総合展「表面改質展(略称=SSDS)2009」を初開催する。乾式および湿式の表面処理技術が一同に介する関西初の展示会で、最先端技術と最新鋭装置が展示される。 同展は、「高機能化・高付加価値化を目指すモノづくり」をテーマに、日本の製造業を支えるサポートインダストリーにスポットをあて、熱処理や溶射など表面改質関連を中心に技術や装置を展示紹介し、その普及と交流を目指していく。 【開催概要】 ▽名称=表面改質展(SSDS)2009(Surface Structure Design Show2009) ▽会期=2009年5月28日(木)〜30日(土)午前10時〜午後5時 ▽会場=インテックス大阪2号館 ▽入場料=1000円(事業登録者・招待状持参者は無料) ▽開催規模=47社・団体/59小間(3月末現在) ▽展示構成=熱処理、コーティング(焼き入れ、浸炭、窒化、PVD、CVDなど)、溶射めっき、ショットピーニング、高エネルギー加工関連、加工設備、分析機器等。 ▽併催事業 @基調講演会=5月29日(金)テーマ「表面改質技術の新潮流」 「乾式法(熱処理)による表面改質技術の動向」(講師=関西大学化学生命工学部教授 赤松勝也氏)、「湿式法による表面改質技術の動向」(講師=ファイブイー研究所代表取締役 榎本英彦氏) 聴講無料(事前登録制)、当日席に余裕がある場合のみ当日受付を実施。 Aパネルディスカッション=5月29日(金)テーマ「DLCの今後を探る」 モデレーター=産業技術総合研究所ダイヤモンド研究センター パネラー=神戸製鋼所、清水電設工業、東研サーモテック、日新電機グループ B出展者によるワークショップ=微細精密加工技術展と合同開催 なお、公式ホームページでは事前来場登録・聴講申込の受付を開始しており、登録を行うと入場料(1000円)が無料となる。公式ホームページはhttp://www.nikkan.co.jp/eve/ssds/ 調湿建材の「エコカラット」 新たに3シリーズ追加 INAX22シリーズ80色と充実 INAXは、リフォームにも新築にも最適な健康建材「エコカラット」に、『プレシャスモザイク ぺトラスクエア』『リブストーン』『シルクリーネ』の3シリーズを追加発売した。 『プレシャスモザイク ぺトラスクエア』は、6cm角の新しいモジュールのシリーズで、厚みの違う2種類のタイルを組合せて30cm角のユニットにしたもの。一枚一枚の石面の表情はもちろん、厚みの違いが美しい陰影を演出する。『リブストーン』は、ナチュラルな割肌のラインで、味わい深い表情を醸しだすシリーズ、『シルクリーネ』は、繊細なラインがやさしい空間を創りだすシリーズとして、インテリア性を求める生活者の高い要求に応えられる商品ラインナップ。 3シリーズを加えたエコカラットは、22シリーズ全80色とデザイン・カラーが充実し、リビングや寝室など居室のコーディネートをより一層豊かに自在に楽しめる。 【商品シリーズ紹介】 @プレシャスモザイク ぺトラスクエア 人気の「プレシャスモザイクシリーズ」の新デザイン。5.5oと8.5oの厚みの違う6cm角タイルの凹凸とナチュラルな石面が、ライティングによって陰影のある美しい壁面を演出する。上質で高級感のある質感は、リビングの大画面テレビの背景にも似合う。 インテリア性を重視して、部屋の出隅や入隅をきれいに納める役物も用意した。 Aリブストーン 割肌の風合いが光を柔らかくつつみ、味わい深い壁面が落ちついた趣のある居室空間を演出する。30cm角のほか、より高級感のある30×45cmの大型サイズも準備している。 Bシルクリーネ シルクのような繊細なラインがやさしくきらめき、上質な居室空間をつくる。間接照明などによる光の演出効果を活かした空間づくりができる。 【エコカラットの歴史と特長】 1998年10月発売の「エコカラット」は、それまで水まわりが中心だったタイルを、リビングや寝室などの居室空間を演出する新しいインテリア材として展開し、昨年10周年を迎えた。エネルギーを使わずに室内の湿度を一定に保つ優れた調湿効果を持ち、有害物質やニオイを軽減するという、画期的な機能の認知も徐々に広がり、売上も順調に推移している。 ■高いデザイン性 発売当初は、2シリーズ16色の品揃えだったが、インテリア建材としてデザインの追究を続け、2009年4月には、22シリーズ全80色とバリエーションも豊富になった。エコカラット特有の風合いや素材そのものの落ち着いた質感が大きな持ち味で、そのやさしいテクスチャーに加え、石面やリブ面の表情を活かした陰影のあるデザインを多彩に揃える。大画面テレビなどの背景にも似合う上質な高級感が、リビング空間などを美しく演出する。 ■調湿建材、健康建材としての性能について エコカラットは、室内での洗濯物干しや梅雨時のジメジメ、冬の結露などを抑制する。室内の余分な湿気を吸い取ることで、ダニやカビの発生を抑え、過乾燥の場合には湿気を放出し、肌やノドにやさしい室内環境づくりに役立つ。また、料理やペット、タバコのニオイなども吸着し、室内を爽やかに保つ効果も期待できる。さらに、VOC吸着性能に優れ、シックハウス対策にも有効。2002年、日本初の「ホルムアルデヒド低減建材」として(財)日本建築センターから認定、2008年1月には(社)日本建材・住宅設備産業協会の「調湿建材登録・表示制度」の審査・登録を同様に日本で初めて取得し、各方面から高い評価を得ている。 このように、エネルギーを使わずに快適な室内環境の維持に寄与できるので、エアコン使用を控えることにつながり、年間のCO2排出量を減らす効果もある。 スリムになって新登場 好評のキッチン用水栓「ナビッシュ」 INAX更に進化を遂げた INAXは、センサーに手をかざすだけで吐水・止水ができる、キッチン用タッチレス水栓『ナビッシュ』をスリムにモデルチェンジして、このほど発売した。 『ナビッシュ』は、2005年に「先端タッチレススイッチ」を導入し、使い勝手やデザインにこだわった最高級キッチン用水栓として登場した。2007年には、清掃性を向上させるとともに、デザインを強化した上位モデルを発売している。 今回、『ナビッシュ』上位モデル(A6・A5タイプ)のデザインを一新し、「先端タッチレススイッチ」のセンサー部を吐水口パイプにスッキリと収めたスリムなデザインを実現した。スリムになっても、好評いただいている「ホース引き出し機能」「スポット微細シャワー」「グースネックスタイル」「お掃除楽々台座」といった機能はそのまま搭載している。浄水器ビルトイン型では、業界トップクラスの高性能カートリッジを新たに採用し、家庭用品品質表示法に定められた除去対象物質(13物質)を一年間徹底除去できるようになった。 INAXの最高級キッチン用水栓の『ナビッシュ』が、デザイン性と機能性にこだわり、オープンキッチンにぴったりの、とってもスリムなタッチレス水栓として更に進化を遂げた。 価格は浄水器内蔵タイプが14万5950円から15万1200円、スタンダードタイプが9万3450円から9万8700円。 【ナビッシュの主な特長】 1、センサーに手をかざすだけで吐水/止水できる「先端タッチレススイッチ」 吐水口先端のセンサーに手をかざすだけの楽々操作。汚れた手でも触れずに済むので、水栓まわりを汚すことがない。浄水吐水も「先端タッチレス」操作なので、面倒な浄水と原水の切り替えも簡単。また、操作時に「検知音」がでる機能をプラス(A6・A5タイプのみ)し、耳でも操作を確認できるようにした。 2、洗浄時の水ハネを大幅に低減する「スポット微細シャワー」を採用 線の細いシャワーで、水ハネを大幅に低減。中抜けのない、密度の高いシャワーなので、洗浄力が高く、気持ちよく汚れを洗い流す。また、整流にも切り替えができる。 3、スポット微細シャワー+タッチレススイッチで、効果的に省エネ タッチレススイッチ式のナビッシュなら、流量・水温調節のためのムダな流水がなく、従来のシングルレバー混合水栓に比べて約9%の節水効果がある。少ない水量でも汚れ落ちのよいスポット微細シャワーと併せて約32%の節水効果が期待できる。 4、適温が一目でわかる「ルミナスサイン」 吐水温度の変化を光の色で表示。一目で適温かどうかわかる。冬の湯待ちの煩わしさを軽減し、高温吐水時の危険表示にもなる。(A6・A5・B6タイプのみ) 5、お掃除ラクラクの「ホース引き出し機能」「お掃除楽々台座」機能を採用 ホースを引き出して、シンク洗いもラクラクな「ホース引出し機能」とキッチン水栓で最も汚れが気になる水栓下部の汚れを“サッ”とひと拭きで掃除できるINAXの独自機能「お掃除楽々台座(A6・A5タイプのみ)」を採用している。 6、業界最高水準の「高性能ビルトイン型浄水器」 業界トップクラスの高性能カートリッジを新たに採用し、家庭用品品質表示法に定められた除去対象物質(13物質)を一年間徹底除去。安心でおいしい水をたっぷり使うことができる。 また、カートリッジの交換時期が近づくと、水栓操作パネルに「交換」のお知らせ表示がされ、カートリッジ交換のし忘れを防ぐ。 輸出契約高576億9300万円 単体機械は前年比大幅減少 日本産業機械工業会2月の産業機械輸出 日本産業機械工業会がまとめた平成21年2月の産業機械輸出契約状況によると、主要約70社の2月の輸出契約高は前年同月比73.3%減の576億9300万円となった。 2月のプラント案件はなかったため、単体の契約高が576億9300万円となり、前年同月比は71.4%減となった。機種別に見ると、ボイラ・原動機は北アメリカの大幅な減少により前年同月比78.1%減となった。鉱山機械はアジア、中東が減少(前年同月比は受注金額がマイナスのため、比率を計上できず)。化学機械はアジアの減少により同53.5%減、プラスチック加工機械もアジア、北アメリカの減少により同90.5%減となった。また、風水力機械はアジア、中東、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカの減少により同14.6%減、運搬機械もアジアの減少により同70.5%減、変速機もヨーロッパ、北アメリカの減少により同45.5%減となった。金属加工機械はアジアの大幅な減少により同90.4%減、冷凍機械はアジア、ヨーロッパの減少により同55.0%減とそれぞれ減少した。 地域別構成比は、アジア54.6%、ヨーロッパ13.4%、中東10.9%、北アメリカ8.4%、アフリカ5.5%、南アメリカ4.3%となっている。 心豊かにして乗り切ろう 役員改選で全役員留任 岡谷管栄会21年度総会を開催 岡谷管栄会(会長=田中邦洋氏・五光商会社長)では、4月8日午後5時30分より、金沢駅前の“ホテル日航金沢”を会場に「平成21年度総会」を開き、平成20年度事業報告、同決算報告、平成21年度事業計画、同予算案を慎重審議し、承認可決する一方、任期満了による役員改選では全役員留任となった。 ゴルフは辻氏が優勝 観光は永平寺等見学 総会当日は、午後1時に名古屋駅西を貸切りバスで一路金沢を目指して出発し、同4時30分過ぎに総会会場のホテル日航金沢に到着。 総会は、岡谷鋼機配管住設部の岩佐部長の司会進行で始まり、冒頭挨拶に臨んだ田中会長は、出席方のお礼述べた後、「昨年秋以降の急激な環境変化によって、何かとご苦心されていることと思います。先日喫茶店で週刊誌を読んでおりましたら、恋愛小説作家の渡辺淳一氏と高樹のぶ子氏の対談記事が目にとまりました。その中でお二人は、恋愛は若い時代だけでなく、年を重ねてからも必要である。恋は心身ともに活性化するばかりでなく、免疫力も高められる。例えば、愛し合う高齢の夫婦が就寝前に体を摩ることによって血圧が下がったり腰痛が和らいだりすることもある。恋愛は心身ともに豊かにすると述べておりました。皆様も連れ添った奥様に、改めて愛する気持ちを込めることによって、心豊かにして、この厳しい経済環境を乗り切って頂きたいと思います」と挨拶。 次いで、岡谷鋼機専務取締役名古屋本店の川松本店長が日頃の拡販に対しての感謝を述べる一方、「昨日、2008年度の決算が発表されましたが、減収減益となりました。2009年度も相当厳しいものになると想います。先月アメリカに行って感じましたことは、車が悪い悪いと言われながらも、どんどん走っている様子を目の当りにして、アメリカの車の保有台数、人口等を考えますと、今の1000万台そこそこの販売台数は腑に落ちないと思いました。平均15年の買い替え需要から判断しても、もっと売れる筈だと思います。景気はどこまで回復するか判りませんが一過性だと思います。必ずや回復すると思っております。今年は我が社にとりまして創業340周年にあたります。340年を迎えるにあたりましての会社方針としましては、『堅実』に、そして『誠実』をモットーにして、2009年度を乗り切っていきたいと思います」と所信を述べた。 次いで出席者の紹介の後、議案審議に臨み、何れも承認可決した。 ▽第1号議案=平成20年度事業報告 ▽第2号議案=平成20年度会計報告(監査報告=峰澤会計監査) ▽第3号議案=役員改選の件(別掲) ▽第4号議案=正会員入会の件(別掲) ▽第5号議案=平成21年度事業計画 ▽第6号議案=平成21年度予算案 【新役員】 ▽会長=田中邦洋氏(五光商会社長) ▽副会長=小川 信氏(山信社長) ▽理事=辻 亮一氏(辻さく社長)、河西 洋氏(マルニシ社長)、大藪淳一氏(大清社長) ▽会計監査=峰澤彰宏氏(峰澤鋼機社長) ▽会計=岡谷鋼機名古屋本店名古屋配管住設部 【新会員入会】 ▽大成工機商会(名古屋市港区木場町2―75・社長=成田幸隆氏) 議案審議の後は、日立金属中部東海支店配管グループ新田部長、東洋バルヴ中部営業部千葉部長、アロン化成名古屋支店熊谷支店長の順で、業界の動向について説明してもらった。また、岡谷鋼機の北野配管住設本部長からは、配管住設部門の概要について説明を受けた。 以上で第一部の総会を終え、暫し休息の後、懇親会に移り、田中新会長の「引き続き2年間、皆様方のお力をお借りしまして、会の発展のために努めてまいります」の挨拶に次いで、小川副会長の乾杯音頭で開宴、終始和やかに親睦を深め合い、辻理事の中締めでお開きとした。 翌日は、ゴルフ組と観光組に分かれて、春真っ盛りの北陸路を満喫した。 ゴルフ組、観光組とも、ホテルを午前8時に出発し、ゴルフ組は片山津ゴルフ倶楽部で26名が参加して平素の腕前を競った結果、辻さくの辻社長がネット73・2で優勝した。 観光組は、戦国大名朝倉氏が5代103年間に渡って越前の国を支配した城下町跡の「一乗谷朝倉氏遺跡」や約760年前に道元禅師によって開かれた坐禅修行の道場で現在は曹洞宗大本山の「永平寺」、火山岩が柱状節理を形作り、高さ25メートルから30メートルの断崖絶壁を形成している「東尋坊」を見学した。 【ゴルフ組入賞者】 ▽優勝=辻 亮一(辻さく)N73・6H16・8 ▽2位=安藤金和(峰澤鋼機)N73・6H14・4 ▽3位=吉岡正盛(吉岡幸)N74・6H32・4 ▽4位=大藪淳一(大清)N74・8H19・2 ▽5位=川松康吉(岡谷鋼機)N75・2H16・8 (敬称略) 目標の240%超えの営業所も 4営業所で展示即売会 山信 きめの細かい展開を 山信(名古屋市熱田区中田町・社長=小川 信氏)の大高営業所(3月28日・桜井所長)、名古屋営業所(4月4日・久納所長)、豊田営業所(4月4日・竹内所長)、小牧営業所(4月18日・吉安所長)では、恒例の「展示会」をこのほど開催し、目標を上回る来場者と売上を計上するなど、初期の目標を達成できたと喜んでいる。営業所の中には、目標の240%を超えたところもあった。 各営業所とも午前10時オープン前には、沢山の来場者が訪れるなど、各営業所から応援に駆けつけた社員もそれに応えようと、新製品を中心とした展示品の説明に汗だくで対応していた。 会場には、協賛メーカー10数社が最新の話題商品から新製品まで、魅力あふれる商品を展示実演する一方、この日ばかりの特別価格でのセールも実施し、来場者からも大好評であった。 特に来場者の注目を集めたのは、超節水5リットル洗浄のシャワートイレ、お掃除ロボット搭載のエアコン、2年後のデジタル放送移行へ対応する最新のテレビ、配管作業に欠かすことのできない各種電動工具に人気が集まっていた。 一方、焼きそば、お好み焼き等の模擬店も好評で、オープンと同時に商談コーナーはどこも満席となり、昼時には順番待ちの行列ができた。 各営業所の所長は、皆一様に展示会開催を契機に、下降気味の景気を何とか浮上させたいとの思いもあり、各営業所独自の企画で来場者に応えていた。 「景気が悪い中にもかかわらず、オープン前から沢山のお客様に来て頂きまして感謝感激しております、と同時に手応えを感じております。一日だけの展示会ですが、日頃お世話になっておりますお客様への感謝の気持ちを込めて山信と出展して頂いたメーカーさんとで、精一杯ご奉仕させて頂きます。これからも、更にきめの細かい営業展開を図り、皆様に愛される、役に立つ山信を目指してまいります」と、小川社長は所信を述べていた。 第69回愛機工野球大会開幕 総勢35チームが参加 愛機工4月11日開会式を開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は4月11日、第69回愛機工親善野球大会の開幕を迎えた。今大会には35チームが参加、Aゾーン(16チーム)、Bゾーン(19チーム)でそれぞれ優勝を目指す。 午前8時30分より一宮総合運動場にて行われた開会式で、実行委員長の六浦福利厚生部長(六浦本店社長)は「第69回野球大会に今年もたくさんのご参加をいただきました。日頃の練習の成果を発揮して頑張ってください。また、相手チームとの交流もぜひ図っていただきたいと思います。大会の期間は、この桜の咲く4月から9月までの約6カ月間です。運営にあたりましては、軟式野球連盟の皆様、組合役員の皆様、青年部の皆様のご協力をいただくことになります。よろしくお願いいたします」と挨拶。 続いて、審判団を代表して水野審判長が今年度のルール改正をはじめ組合ローカルルールなどについて説明した。 第1試合に先立って、六浦福利厚生部長がピッチャー、梅村福利厚生副部長がキャッチャーを務めて始球式があり、プレーボールとなった。 大会1日目となるこの日は、一宮総合運動場のA、B両面を使い、Aゾーンの杉本商事対新栄商會戦、Bゾーンのモリタ対サカエ戦をはじめ7試合が行われた。試合結果は次の通り。 【一宮総合運動場・A面】 〈第1試合〉Aゾーン 杉本商事×新栄商會=0対4でAゾーン連続優勝の新栄商會が杉本商事を破り、順当に勝ち上がった。 〈第2試合〉Bゾーン 日研工作所×サンコー商事=0対1でサンコー商事が初回裏にあげた1点を守り切り勝利した。 〈第3試合〉Aゾーン 協和工業×東陽=前年度準優勝の東陽が初回裏に2点を先制、3回、4回にも1点ずつを追加し、協和工業の反撃を6回の1点に抑えて4対1で勝利を収めた。 〈第4試合〉Bゾーン 愛機工青年部×東郷産業=東郷産業の棄権により青年部が不戦勝。 【一宮総合運動場・B面】 〈第1試合〉Bゾーン モリタ×サカエ=初回にモリタが3点を先制したが、サカエもすぐ裏に4点をあげて逆転。モリタが4回に1点を取り同点に追いつき、続く5回に一挙に5点を取って突き放し9対4でモリタが勝利した。 〈第2試合〉Bゾーン 志知×大久保商事=大久保商事が2回裏に2点を先制。志知もすぐ3回の表に5点をあげて逆転。そのまま志知が5対1で勝利した。 〈第3試合〉Aゾーン(当初の組み合わせを一部変更) ミズタニ機販×中央工機=ミズタニ機販が前半のリードを生かして乱打戦をものにし9対8で勝利した。 〈第4試合〉Bゾーン 日本コーティング×山下機械=日本コーティングが先制し、山下機械が逆転。日本コーティングが再度逆転し、その裏すぐに山下機械が追いつくといったゲーム展開の後、同点で迎えた3回裏に山下機械が一挙6点をあげて日本コーティングを5対11で破り、2回戦にコマを進めた。 ◇ 4月19日に江南市民球場で行われた、大会2日目の試合結果は次の通り。 〈第1試合〉Aゾーン(当初の組み合わせを一部変更) 三菱マテリアルツールズ×カツヤマキカイ=三菱マテリアルが2回表に先制。カツヤマもすぐその裏に追いついたが、三菱マテリアルが3回、4回に1点ずつ追加しリードを広げ、6回にはさらに4点を追加して、その後のカツヤマの反撃を抑え7対1で勝利した。 〈第2試合〉Bゾーン 安藤×ゼノー商事=安藤が1回表に先制、続く2回に1点、3回2点とリードを広げたが、ゼノー商事も4回裏に3点を取り1点差に、続く5回には2点を取り逆転。そのまま行くかと思われたが最終回の7回に安藤が2点を取り逆転。ゼノー商事の反撃を零点に抑え6対5で逃げ切った。 〈第3試合〉Bゾーン 日伝×ナスコム=ナスコムが初回裏に2点を先制したが、日伝もすぐ2回表に3点を取り逆転。ナスコムは3回に2点を取り再逆転。日伝も一旦は同点に追いついたが、ナスコムが5回、6回と2点ずつを追加し、4対8で日伝に勝利した。 〈第四試合〉Aゾーン 井高×ミツトヨ=井高が初回表に2点を先制し、その後も追加点を重ねて、ミツトヨの反撃を1点に抑え11対1で勝利した。 木村北事務所移転 5月7日より営業 機械工具の総合商社、木村北(社長=木村彰志氏)は、明治23年の創業以来営業を続けてきた名古屋市中区古渡町の事務所をこのほど移転し、5月7日より業務を開始する。 新事務所の住所と電話及びファクス番号は次の通り。 ▽住所=〒468―0063 名古屋市天白区音聞山1205 ▽電話=052―848―7611(代) ▽ファクス=052―837―0323 新社長に加藤 茂氏 藤清商会清隆氏は会長に 機械工具の総合商社、藤清商会(本社=名古屋市瑞穂区船原町4―20―3)では今年4月、代表取締役社長の加藤清隆氏が代表取締役会長に就き、後任の社長に加藤茂氏が就任した。 新社長の茂氏は昭和42年10月19日生まれ。中央大学卒業後、異業種のアパレル関係の企業で修業した後、同社に入社。社業に専念する傍ら、一昨年までは愛知県機械工具商業協同組合の青年部に所属し、役員として青年部全国大会を取り仕切り成功に導くなど、業界の活動にも積極的にかかわり活躍している。 2009年5月10日(日) 2346号 5月28日の総会に向け準備 20年度事業報告・決算承認 愛機工 4月定例理事会を開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は4月23日午後4時より、名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦において平成21年度第1回理事会を開催し、5月28日の21年度通常総会に上程する20年度事業報告、決算報告ならびに監査報告、21年度事業計画案ならびに予算案を審議し原案通り承認した。 理事会は、総務部の志知部長(志知社長)の司会進行で定刻通り始まり、野田理事長の挨拶に続いて直ちに議案審議に移った。 会員増強に関しては、帝国チャック中部営業所より賛助会員への再加入の申し込みがあり、これを承認。このほか組合員2社の脱退を承認した。これで組合員282社、賛助会員107社となった。 中部ブロック会議については、伊藤中部ブロック長(副理事長、春日鋼機社長)が報告。3月9日に名古屋駅前のホテルキャッスルプラザで開催した。浜松組合が担当。愛知組合40名、岐阜組合4名、浜松組合11名、三重組合8名、賛助会員16名、報道4名の合計83名が出席した。ブロック会議は、第1部で各組合の現況報告を行い、各地域では自動車産業の需要減少に伴い大きな影響を受けているが、三重地区においては好調を続ける造船業界を中心に大きな落ち込みはないと報告された。また、中部ブロックより全機工連常任理事(1名)として浜松組合の吉田理事長を選出。ブロック長は継続して愛知組合が受け持ち、常任理事は今後、岐阜、三重、浜松の3組合で輪番とすることを取り決めた。第2部では水谷研治中京大学名誉教授・東京福祉大学大学院教授を講師に「日本経済のゆくえ」をテーマとした講演会を開き、経済の大変厳しい状況を説明した。現状は皆、厳しいと言っているが、5年後、10年後には「あの頃は良かった」と言うほどの状況もあり得る。為替相場においても米国の動向によっては大変な事態(円高)になる可能性があるとした。終了後は、懇親会を開き各地区の交流を図った。次回担当は三重組合。 全機工連・機工メイト推進委員については、長年、森理事(青年部部長、森哲社長)が務めてきたが、全機工連の任期満了に伴う役員改選において同委員を選出するに当たり、森理事が委員会の若返りを図るべく退任を表明し後任に杉浦一暢三賀専務(浜松組合)の推薦を提案、これを承認した。 新入社員研修(09年度事業)については、林経営対策部長(広島商事社長)が報告。4月6、7の2日間、名南経営に委託して開催した。参加者16名。この研修は、ここ数年定例事業として実施しているが、景気低迷の影響を受け採用人数も減少しており、次回(2010年)開催については、外部(商工会議所や振興公社等)への移行など、見直しを検討する。 第69回親善野球大会(09年度事業)については、六浦福利厚生部長(六浦本店社長)が報告した。4月11日に愛知県一宮総合運動場において開幕。今大会には35チーム(Aゾーン16チーム、Bゾーン19チーム)が参加する。試合に先立ち、六浦大会委員長はじめ森青年部長、関係理事、青年部員が参加して開会式が執り行われ大会をスタートした。試合は同会場の2面を使用してA・B両ゾーンの回戦88試合を予定通り行った。また大会2日目は、4月19日に江南市民球場にて4試合を行った。次回の日程は、5月9日に愛知県一宮総合運動場の2面を使用して七試合を予定している。 MECT(メカトロテック・ジャパン)09の受付状況については、伊藤実行委員長(副理事長)が報告。今秋10月14日から17日までの4日間、ポートメッセなごやで開催されるMECT09は、大変厳しい景況が続く中、小間の申し込みも伸び悩んでいる。4月20日現在の実績は、組合が72社260小間(キャンセル・減小間表明の出展者を含む)、総数で1033小間。4月21日にMECT事務レベル会議を開き、4月20日に申し込みをいったん締め切ったが、使用する展示館の兼ね合いもありひとまず5月15日まで締め切りの延長を決めた。申込予測では1200から1300小間となり、展示会場は1号館と3号館を使用する予定。この際は、延長期日を過ぎても申し込みを受け付ける(収容能力1400小間)。ただし延長期日の目安で1100小間未満の場合は、2号館と3号館の使用とする。組合においては本理事会終了後に実行委員会を開き、最終的な小間数(概算)が判明する模様。21年度予算では展示会収入を250小間で計上する。また、組合として1小間出展することを承認した。 理事会開催前の午後3時より開かれた三役常任理事会について、野田理事長が報告した。三役常任理事会では20年度決算の承認および21年度予算案の審議を行った。予算案については、景気低迷による収入の減少から諸経費をはじめ部会予算の削減に理解、協力を要請した。 平成21年度通常総会(5月28日午後5時より名古屋ガーデンパレスにて開催)に関しては、@20年度決算、同監査報告、21年度予算案、A20年度事業報告および21年度事業計画案をそれぞれ原案通り承認し総会に上程することとした。このほか総会運営や総会後の懇親会についても審議し原案を承認。総会の案内は4月中に発送する。 六十周年事業(09年度)については、水谷実行委員長(副理事長、ミズタニ機販社長)が、4月15日午前10時よりホテルグランコート名古屋において開催された、60周年記念座談会「業界の語り部に聞く」の模様について報告した。【語り部】志知篤氏、水谷榮一氏、山下隆蔵氏、清水高氏、時津忠氏、伊藤照之氏、三井一男氏、中川啓二朗氏、矢田多蔵氏、【組合役員】野田理事長、伊藤副理事長、水谷副理事長、高田会計理事(井高社長)、田中情報部長(ミユキ商會社長)が出席。座談会は、業界および組合の歴史を熟知している人を招き、過去の組合事業や業界進展の背景など当時の様子を聞くとともに、組合の将来への提言もいただいた。この内容は60周年記念誌に掲載する予定。また、当日参加しなかった業界のキャリア豊富な人からの投稿も呼び掛ける。今後の予定は、7月または8月に若手経営者を集め、業界および組合の将来をテーマにした座談会を企画する。そのあと今年中を目処に記念誌を発刊する予定。 愛知県金属商業厚生年金基金の最終報告として、昨年3月26日に解散が認可され、その後1年以上かかって清算終了の目処がついたと、伊藤副理事長より報告された。 各部会報告は次の通り。 【総務部】21年度総会の準備を進める。【情報部】60周年事業の企画準備および組合報の発行。景況調査(3月)集計結果を発表した。【経営対策部】ツールエンジニアリングスクールなど教育事業の企画検討。【事業部】当面はMECT展の出品募集事業に注力するほか、共済保険・CUBIC・燃料給油カード等、事業収入の増加を図る。特に共済保険については重点事業として強化する。【青年部】当面は6月5日の青年部総会に向け万全を期す。また、エコ活動「愛eco青年部」については可能な範囲で継続する。【福利厚生部】現在進行中の野球大会のスムーズな運営に努める。ゴルフ大会は9月か11月で予定しているが、今後の景況などに配慮し中止も選択肢の1つとしている。 その他の件では、今後の理事会の会場について費用などの点から検討した結果、当面はこれまでと同じ東京第一ホテル錦で開催することを了承した。次回理事会は6月上旬の予定。 最後に、事業部が加入を促進している、中小企業共済の担当者から同共済についての紹介があり、午後5時40分過ぎに理事会を終了した。 21年度通常総会を開催 理事長に大戸純夫氏 三重県管工機材商組合 ゴルフは杉山氏優勝 三重県管工機材商業組合(理事長=田中邦洋氏・光商会社長)では、4月21日午後4時30分より、鳥羽市安楽島の“ホテルエクシブ鳥羽アネックス”を会場に「平成21年度通常総会」を開催し、平成20年度行事報告、同決算報告、平成21年度事業計画、同予算案をそれぞれ審議し承認する一方、任期満了による役員改選では、輪番制により南勢地区にバトンタッチされ大戸純夫氏(大戸社長)が新理事長に就任した。 総会は杉山副理事長(杉山機工社長)の司会開会の辞で開会され、理事長挨拶に臨んだ田中理事長は、多忙の中出席して頂いたお礼を述べた後、「本日の会場の設営に当たりましては杉山社長さんにお骨折りを頂きましてお礼申し上げます。平素は組合の運営に対しましてご協力を頂きまして感謝いたします。今は亡き闇雲前理事長の後を受けましてつつがなく4年間を経過させて頂きましたことを感謝いたします。我々業界を取り巻く環境としましては、一昨年の建築基準法改正で逆風が吹く中、9月のサブプライムローン問題、9月10日のリーマンブラザーズの倒産等で10月に入り製造業を中心に、崖から突き落とされた惨憺たる状況となっております。昨年の前半までは何とか推移しておりましたが、それ以降は大変厳しい状況にあります。また、鉄鋼関連の素材価格の高騰により、我々の取り扱う商材の価格も値上がりする一方、需要も大幅に減少するなど大変厳しい状況下に置かれており、まだまだ底が見えない状況が続いております。その様な中、組合におきましては、皆さん方で力を合わせましてこの難局を乗り切って行ければと願っております。本日の総会は任期満了に伴います、役員改選が控えておりますので何卒宜しくお願いいたします。これからも、新役員さんのもと、組合並びに各社様がますます発展されますことを祈願いたしております」と結んだ。 引き続いて、恒例により田中理事長が議長を務めて直ちに各議案にそって審議を行った。 ▽第1号議案=平成20年度事業報告 ▽第2号議案=平成20年度決算報告 ▽第3号議案=任期満了に伴う役員改選 ▽第4号議案=平成21年度事業計画 ▽第5号議案=平成21年度予算案 慎重に審議し、満場一致でそれぞれ承認可決された。また、任期満了による役員改選では、組合の伝統によるところの輪番制により、北勢地区から南勢地区にバトンタッチされた。 新理事長の就任挨拶で大戸新理事長(大戸社長)は、「前理事長の田中さんには4年間に渡って理事長を務めて頂きまして感謝いたします。組合発足当時の志を尊重して2年間、役員さんをはじめ皆様方のご協力のもと力を尽くしてやっていきたいと思います」と所信を表明した。 以上で第1部総会を終了し、引き続いて懇親会に移り、大戸新理事長の乾杯音頭で終始和やかに歓談に興じ、中川副理事長(東晋商事社長)の中締めで盛況の内に懇親会を滞りなく終了し投宿。 【新役員】 ▽理事長=大戸純夫氏(大戸社長) ▽副理事長=杉山克雄氏(杉山機工社長)、中川正巳氏(東晋商事社長) ▽会計=金森 貢氏(三立商会社長) ▽監事=大野直樹氏(大野管材社長) ▽北勢地区理事=田中邦洋氏(光商会社長) ▽中勢地区理事=岸江義朗氏(三重合成商事社長) ▽南勢地区理事=森晃平氏(森芳商店社長) 【正会員地区割り】 ▽北勢地区(5社)=一色商会、伊藤管材商店、協成、光商会、中村機械工具 ▽中勢地区(6社)=旭工機、中部企業、東晋商事、三重合成商事、安田、ヤマトガワ ▽南勢地区(5社)=大戸、大野管材、三立商会、杉山機工、森芳商店 【21年度事業計画】 ▽21年度総会=4月21日(ホテルエクシブ鳥羽アネックス) ▽正会員懇親ゴルフ会=4月21日(伊勢カントリークラブ) ▽製販親睦ゴルフ会=10月に予定 ▽新年賀詞交歓会=平成22年1月8日=に四日市都ホテルで開催 ▽定例理事会=年数回必要に応じて開催 一方、4月21日に開催された正会員による「親睦ゴルフ会」は、午前9時30分スタートで伊勢カントリークラブを会場に、正会員9名が参加して開催され、杉山克雄氏(杉山機工社長)がネット78で優勝を飾った。 上位入賞者は次の皆さん。 ▽優勝=杉山克雄(杉山機工)N78H18 ▽2位=岸江義朗(3重合成商事)N79・2H16.8 ▽3位=冨永仙仁(安田)N七9.2H22.8 ▽4位=田中邦洋(光商会)N79.6H26.4 ▽位=大戸純夫(大戸)N82.6H32・4 ▽ベスグロ=杉山克雄96 (敬称略) ソケットホルダーに新色追加 TOP グリーンとホワイト トップ工業(社長=渡辺一郎氏、本社=新潟県3条市塚野目2190―5)は、携帯用ソケットホルダーに新色のグリーンとホワイトを加え販売を開始した。 従来のブルー、レッド、ブラックと合わせて5色のラインナップになる。 携帯用ソケットホルダーの主な用途と特長は次の通り。 @6.3mmシャンクのソケットなどが携帯できる便利なソケットホルダー。 Aローレット付カラーをスライドさせスムーズに着脱ができる。 Bナスカン付タイプは腰ベルト・ループ等に直接掛けて使用可能。 Cソケットホルダーを増やしたい時にはリング付タイプを。 標準価格は、ナスカン付タイプが1280円(税込み1344円)、リング付タイプが1090円(税込み1146円)。 総会役割分担など決める 5月27日に通常総会 岐阜県管工機材商組合4月定例理事会開催 岐阜県管工機材商組合(理事長=山田康博氏・山彦社長)では、4月17日午後5時より、岐阜市長良川河岬の“岐阜グランドホテル”を会場に「4月定例理事会」を開催し、来る5月27日に開催される「第32回通常総会」の役割分担を決めたほか、次の各議案にそって審議した。 当日審議された議案は次の通り。 ▽第1号議案=第32回通常総会開催の件 来る5月27日=午後5時15分より「岐阜グランドホテル」で開催される運びとなった。 総会当日は、午後5時に集合し、同5時15分より総会、6時より懇親会に臨む。 【総会役割分担】 ▽司会・開会の辞=広瀬理事(瓶由社長) ▽議長=山田理事長 ▽議案説明=森嶋副理事長(大東社長) ▽閉会の辞=五島理事(大垣管材社長) 【懇親会役割分担】 ▽司会進行=木曜会 ▽開会挨拶・乾杯=関谷理事(安田本店営業次長) ▽中締め・閉会挨拶=塚原理事(協栄商事社長) ▽第2号議案=総会提出議案審議の件 平成20年度事業報告並びに収支決算書を承認する一方、平成21年度の事業計画(案)、同予算(案)をそれぞれ承認し、来る5月27日の通常総会に上程されることになった。 ▽第3号議案=実務責任者会議(木曜会)の総会提出議案審議の件 平成20年度の事業・収支決算報告、平成21年度の事業・収支予算(案)をそれぞれ幹事長の堀田氏(協栄商事)が報告し、審議され承認された。 木曜会は、理事会の下部組織として、組合員各社の販売責任者で構成されており、定期的に会合をもち情報の交換を行い、理事長に対して諸問題の提起や提案を行い、理事会の下部組織として十分機能することによって業界の繁栄に寄与することを目的としており、今までにも輝かしい実績を残している。 ▽第4号議案=第55回製販親睦ゴルフ会報告の件 4月2日に岐阜関カントリー倶楽部において、正会員、賛助会員ら21名が参加して開催され、木曜会員の大東の加藤美都留氏が優勝した。 ▽第5号議案=その他の件 (1)管機連地区代表者会議開催の件 3月11日に東京のグランコート半蔵門において開催され、年末年始休暇を12月30日から1月4日までと決めた。また、記念講演では、杏林大学客員教授の田久保忠衛氏による「アメリカ新政権と国際情勢」について解説してもらった。 (2)他県商社岐阜進出の件 隣県、関東勢から管材大手商社の進出が相次いでおり、組合としては、組合のスローガンである「適正利潤の確保による健全経営の確立」の実現に向けて、組合員一致団結して、更なる努力をすることを誓い合った。 (3)賛助会員退会の件 ・岐興(関市側島・\守明社長)と前澤工業名古屋支店(名古屋市中村区名駅・志賀孝之支店長)の退会届を受理した。 (4)次回理事会開催の件 協議の結果、7月6日=午後5時より岐阜グランドホテルで開催することを決めた。 売上、動員とも目標を達成 商談コーナー賑わう 大垣管材25回大管まつり盛況 大垣管材(大垣市長沢町・社長=五島道久氏)では、恒例の展示即売会「第25回大管まつり」を今回は、“おまかせください!安心と信頼の第25回大管まつり”をキャッチフレーズに、4月25日・26日の2日間に渡って本社特設会場において開催した。 初日の25日は、午前九時よりオープニングセレモニーが行われ、大石実行委員長の開会宣言に引き続いて、五島社長が挨拶に臨み、「25年前、スタートした当時の大垣管材の新しい姿勢をご理解して頂くことを目的に、仕入先さん、販売店さん、当社の三位一体で売上高の確保を目指してスタートさせて頂き、お蔭様で25年を重ねることができ感謝いたしております。大変厳しい時代ではありますが、初心に立ち帰って、心を引き締め、気持ちを込めて、全社員が努力を重ねて取り組んでおります。出品者の皆様方におかれましても一層のご尽力をお願いいたします」と、所信を述べ、協賛メーカー代表挨拶(TOTO常務執行役員名古屋支社近藤支社長)、士気高揚アピール(特販部五島喜仁氏)で2日間の展示即売会の幕を切った。 初日は、終日雨に見舞われたが、26日は天候も回復し、初日の天候を敬遠した来場者等が次々に詰め掛け、会場内は家族連れで終日賑わい、商談を兼ねた休息コーナーは来場者であふれた。 会場には“住いに優しい”住設機器や器具をはじめ、配管機器、情報関連機器、新機能満載の新商品やニーズに対応できる多種多彩な有力メーカー50余社が一堂に出展、技術革新、情報化の推進等の急速な環境変化に迅速に対応する、最新の製品や魅力あふれる商品が展示実演されるなど、有効な商談の場として大好評であった。 また、前々回から新設した大垣管材コーナーも、最新のDVDシステム、液晶テレビ等を展示即売し、2年後にデジタル化に移行する買い替え需要に応えようと低価格での提供に来場者も注目し、売れ行きも好調であった。 また、特設会場には岐阜地区量販店大手のヤナゲンの協力を得ての、特選品バザールも併催するなどして来場者の期待に応えていた。 お楽しみ豪華商品の当たる抽選会も、特賞・シルク・ド・ソレイユ「コルテオ」(夢のサーカス)名古屋公演ご招待とあって、抽選会場は終日賑わった。 また、恒例のシェフ北さんの炎のステーキハウス、先回から初登場の女性社員ダンシングチーム(KANXILE)によるダンスパフォーマンス、メーカーPR、子供達の金魚すくい、ポップコーン、アニメ映画なども行われ好評であった。 一方の飲食コーナーも、うどん、おでん、から揚げ、枝豆が飛ぶように売れ、屋台村は終日戦場と化し、炊事当番の社員たちも汗だくで対応していた。 会期中1000名を超える来場者が訪れるなど、売上も所期の目標(4億5千万円)を達成することが出来たと関係者は喜んでいた。 平成20年度会計監査など 総会に向け準備を行う 愛鋲協 第9回定例理事役員会 愛知鋲螺商協同組合(理事長=鈴木建吾氏・八幡ねじ社長)は、4月二十二日午後五時より組合事務所で、鈴木理事長はじめ8名が出席して平成20年度第9回定例理事役員会を開催した。 第1号議案・平成20年度の会計決算報告及び監査報告に関する件は、土方副理事長より今期も黒字になる旨が報告され、続いて佐野監事より適正に処理されていると監査報告が行われた。決算並びに監査報告は総会に上程される。 第2号議案・平成21年度の会計予算(案)に関する件は、例年並みの予算を組むことが承認された。 第3号議案・平成21年度第36期通常総会準備に関する件では、役割担当者の確認などを行った。総会は5月29日午後5時30分より名古屋駅太閤口の名鉄ニューグランドホテルにて開催される。 第4号議案・事業部委員会に関する件は、ISO14001内部監査員養成講座の開催について審議し、愛知県サンライフ名古屋(名古屋市西区天神山)を会場に6月19、20日の午前9時から午後4時30分までの日程で実施、定員40名、会費は1人2万円とすることを決めた。 第5号議案・平成21年度組合員実態調査のまとめに関する件は、先日行われた同調査の結果が報告された。 第6号議案・その他(報告事項)として、各種案内送付の報告に続いて、鈴木理事長がSaaSシステム物流改革プラン(ねじEDI/ASP化協議会)の概略を説明した。 次回の理事会は、5月29日に名鉄ニューグランドホテルにて、総会開始前の午後4時30分から一時間程度の予定で行うことを確認し、以上で終了した。 また、この日は理事役員会に先立って、午後四時より組合正副理事長、事業部正副部長並びに監査が出席して、平成20年度会計監査が厳密に行われた。 ニーズを見据えた卸業として 存在感のある強い会社に NaITO 決算・近況報告 NaITO(社長=鈴木斉氏、本社=東京都北区昭和町)は、4月13日午前10時より同社名古屋支店において、平成21年2月期決算の概要と近況報告のための記者会見を行った。 鈴木社長は、経営環境について、米国に端を発する金融危機の影響で世界同時不況に陥り、国内外の需要減退により製造業は大幅な減産や設備投資の凍結、抑制を余儀なくされ、景気は急激に悪化したと述べた上で、21年2月期の経営成績は「色々な施策により、厳しい中ではあったが、黒字を維持することができた」と発表した。 今後の経済見通しについては、百年に一度といわれる未曾有の金融危機・経済危機が進行する中、内需・外需ともに厳しさが増幅し、景気後退の局面が当面続くことが予想され、工具業界を取り巻く環境は引き続き極めて厳しい状況にあると認識。 このような環境の中、新年度は同社が従来から進めてきたユーザーニーズーを見据えた卸業に特化するという営業戦略を“NESS(ネス)プラン”と名づけさらに深化させるとし、具体的には『NaITOがEdge領域を基軸にお客様のSolutionをSupportする』というスローガンのもと、同社の強みであるEdgeに関連ある領域に戦力を集中し、ユーザーのソリューションをサポートし、ユーザーとの共存を図っていく体制を構築していく。これからも「情報と技術の商社」として広くユーザーのニーズに応えられる体制作りを進めていく考え。 さらには、経営環境の悪化に対処すべく引き続き経費削減を徹底するとともに、新しく内部統制報告制度と四半期報告制度が導入される年度に当たり、これらの課題にも全社一丸となって遺漏なく取り組むとし、22年2月期通期における業績予想については、売上高360億円、当期純利益2000万円を見込む。 〔重点施策〕 1、営業基盤の強化 @マーケティング機能の強化A資源の得意分野への集中B技術サポート体制の確立CEDI(電子商取引)の推進 2、人材育成と組織力の強化 @教育システムの充実A組織の活性化 3、業務改革の推進 @業務フローの見直しAアウトソーシングの活用 4、財務体質の強化 @資産の有効活用A自己資本の充実 5、内部統制システムの構築 @リスク管理体制とコンプライアンス体制の充実 厳しい中だが互いに努力し この難局を乗り越える 一宮機鋼組合 平成21年度総会を開催 一宮機鋼組合(会長=大崎政雄氏・大崎機工社長)は4月18日、天竜・下條温泉郷の浪漫の館「月下美人」(長野県下伊那郡下條村陸沢)において平成21年度総会を開催、会員14社中13社が出席した。 当日は、午後2時に会員の油伝商店に集合し、バスで南信州へ向かった。 総会は、当番幹事のコーワ精工販売と一宮特殊鋼販売が設営と進行を担当し、定刻の午後4時30分に開会。 冒頭、大崎会長は挨拶で「日頃は一宮機鋼組合の活動にご協力を賜りありがとうございます。また本日は遠くまでお越しいただきましてありがとうございます。前年度は名幹事の奥商さんと三愛鋼機さんに色々と盛りだくさんの事業をしていただきました。会長として感謝申し上げます。今年度もコーワ精工販売さん、一宮特殊鋼販売さんという強力なメンバーですので、1年間よろしくお願いいたします。昨今の状況でございますが、昨年秋のリーマンショック以来景気は落ち込み、良くなる材料がなく今後のことは誰も分からない時代になりつつあります。個々にご努力をいただいているかとは存じますが、ここ2年ぐらいは厳しい状況が続くと思いますので、頑張って乗り切って行きたいと存じます」と述べた。 引き続いて議事に移り、平成20年度収支決算報告、同監査報告、年間仕入ベスト3社表彰、平成21年度事業計画案について審議し、いずれも原案通り全会一致で承認。 また五月の例会では、現在の厳しい世界同時不況を乗り切るための一助として、社会保険労務士の木村憲彦氏を講師に「中小企業緊急雇用安定助成金」についての勉強会を予定していることが案内された。 以上で総会を終了し、午後6時30分より開かれた懇親会では、互いに胸襟を開いて語り合い親睦を深めた。 翌日は、7年に一度の本尊の御開帳で賑わう元善光寺を参拝。南信州ケフィアランド「伊那谷道中」を散策した後、昼食を多治見のうなぎの名店「桜庵」でとって帰途に就き、午後2時過ぎに解散した。 60周年事業の一環で業界の語り部に聞く 愛機工 座談会を開催 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は、創立60周年記念事業として組合の足跡をまとめた冊子の制作を計画しており、その一環として4月15日午前10時より名古屋市中区金山のホテルグランコート名古屋で、「業界の語り部に聞く」と題して座談会を開いた。この座談会は、理事長・副理事長はじめ常任理事等の要職を務めた諸先輩を招き、組合や業界の60年の歴史を振り返ったり、組合の将来についての意見を聞くもの。 当日は語り部として、志知篤氏(志知会長)、水谷榮一氏(ミズタニ機販会長)、山下隆蔵氏(山下機械会長)、清水高氏(常盤産業会長)、時津忠氏(新栄商會会長)、伊藤照之氏(伊藤信産業会長)、三井一男氏(三井機工会長)、中川啓二朗氏(ナカガワ会長)、矢田多蔵氏(ナゴヤカット社長)の9名が参加した。 冒頭、野田理事長が「業界を今まで育てていただき、また支えていただいてきたお歴々の方々に、朝早くからご出席を賜りありがとうございます。60年と言いますと還暦、人生の一周りという年でございます。くしくも今、大変な不況に陥っております。我々が経験をしたことのない厳しい時代に入ってまいりました。組合にとっても大きな転機となるのではとも思っております。長い時代の中には、組合の在り方、役割というものも変わってきているかと存じます。本日は、組合の長い歴史の中で育てていただいた皆様方に、回顧談と共に、未来へ向けての業界の在り方、あるいは組合の果たすべき役割というようなことについても、ご提言をいただけるとありがたいと思っております。組合を代表して三役と担当であります情報部の役員も同席させていただいております。大先輩方の生の声を聞ける非常に貴重な機会だと思い楽しみにしております。限られた時間ではありますが、有意義な座談会になりますように、是非とも忌憚のないお話をしていただければと存じます」と挨拶。 座談会は水谷六十周年記念事業実行委員長(組合副理事長、ミズタニ機販社長)を座長にして行われ、過去の組合事業や業界進展など当時の様子が、当初予定していた時間を大幅に延長して語られた。 座談会の内容については同組合の創立60周年記念誌に掲載される。 今回の自動車不況と今後の機工商社の在り方 ジュニアー会 21年度研修会を開催 ジュニアー会(幹事長=三井重信氏・三井機工社長)は、4月13日午後6時30分より名古屋市中村区名駅の安保ホールにおいて、本年度第1回目の研修会として工作機械・機械工具業界の重鎮で前愛知県機械工具商業協同組合理事長の山下隆蔵氏(山下機械会長)を講師に招聘し、「今回の自動車不況と今後の工作機械・機械工具商社の在り方」をテーマに話を聞いた。会員19名が出席した。 山下氏は、山下機械の生い立ちから、戦前は軍需産業と繋がりが深かった工作機械・機械工具業界が、戦後どのように民需に転換をし、その中で自動車産業との深い結びつきとなったか、そしてどのように幾多の好不況の波をも乗り越えつつ現在に至ったか等について、色々な資料を基に説明。 また、今回の世界的な大不況の影響を受けた自動車産業の今後の動向にも触れ、これからの機工商社の在り方として「工作機械・機械工具商社というのは、今までは魅力のある業界として日本の産業とともに発展してきた。そのため企業の後継者も順調に育ってきている。しかし、今後はこれまでのようにはいかなくなる可能性もある。需要産業にいかに絡んでいくかが肝要」と話した。 最後に「経営者の意気込みが大事。『絶対に残る!それにはこうしなければならない』という強い意志と行動力がないと、3分の1は脱落する可能性がある。強い意志と行動力で、この大きなうねりを乗り越えられることを期待する」と締めくくった。 漏電等をコンセント手前で遮断 BFX延長コード ハタヤリミテッド 防雨型で安心・安全 ハタヤリミテッド(名古屋市中区大須1―10―90・TEL052―261―3821)は、漏電・使い過ぎをコンセントの手前で遮断できる「BFX延長コード」をこのほど発売した。 同コードは、従来の屋外用延長コードに漏電遮断機を取り付け、雨中でもさらに安心・安全に使用できるよう改良した新タイプの延長コード。 【主な特長】 @漏電遮断器は2種類。漏電を未然に防ぐ「漏電地絡保護専用型」(―Kタイプ)、漏電+過負荷(使い過ぎ)+短絡(ショート)を未然に防ぐ「漏電過負荷短絡保護兼用型」(―KCタイプ)。 A防雨型仕様で、屋外でも安心して使用できる。 B防雨キャップ付トリプルコンセントで、コンセント内部への水の侵入、埃などの侵入もしっかり防ぐ。 Cアースピンが引っ込むため2P/2P接地付兼用で使えるフキューとび出しプラグ付。 D通電を確認するパイロットランプ内蔵。 E寒い季節でも硬くならず使いやすい、ソフトタイプの電線。 F電線長さ1m・5m・10mから選択できる。 価格は、地絡保護専用型が9000円と1万3000円。過負荷短絡保護兼用型が1万円と1万4000円。 その他詳細については直接同社へ問い合わすとよい。 「管工機材から環境設備機材へ」 「中部みらい市」開催へ 橋本総業 7月24日・25日吹上で 橋本総業中部支店(名古屋市南区戸部下2―3―49・TEL052―694―2020・支店長=望月誠氏)では、来る7月24日(金)・25日(土)の両日にわたって名古屋市昭和区の“名古屋市吹上ホール”を会場に、「行って 見て 買って良かった みらい市」を開催する。 テーマは、「管工機材から環境設備機材へ」と題して、製販工と橋本総業の四位一体で「みらい市 四位一体で増分を!」をスローガンに、=商品の拡大(ベストブランドをフルラインで)、=販路の拡大(新築からリフォームを、分野別をフルカバー)、=機能の強化(引合いから施工、アフターメンテ、研修、回収までフルサービスで) 【みらい市概要】 ▽開催日=7月24日(金)・25日(土) ▽オープニングセレモニー=24日(金)午後2時30分 ▽会場オープン=24日(金)午後3時、25日(土)午前10時 ▽閉会=二十四日(金)午後6時、25日(土)午後5時 ▽小問サイズ=1小間300×300×270cm ▽目標小間数=155小間 ▽動員目標=2000名 ▽売上目標=18億円(当日受注2億円) ▽対象先=中部圏(愛知・岐阜・三重・長野・浜松)の販売店・設備業者・水工店・工務店・RF店 ▽展示場 ・みらいゾーン・管材ゾーン・住設ゾーン・空調ゾーンなどの商材展示ゾーン・工具・即売コーナー・比較コーナー、提案コーナーなど。 鋼・ステンレス加工用 新材種「AH725」発売 タンガロイ 新開発トリプルフォース技術 タンガロイ(社長=上原好人氏、本社=川崎市幸区堀川町580ソリッドスクエア)は、鋼・ステンレス加工用新材種「AH725」の販売を開始した。 「AH725」は、一般鋼や合金鋼およびステンレス鋼の旋削加工において、高い耐摩耗性、高い耐欠損性と高い切りくず処理性を併せ持った“トリプルフォース技術”により、従来材種より飛躍的に安定性と長寿命加工を実現するPVDコーティング材種。 旋削加工において、耐摩耗性に優れるCVDコーティング材種が主に使われているが、チッピングおよび欠損による寿命の不安定が問題であった。一方、PVDコーティング材種はチッピング性に優れるが、被膜の剥離や摩耗が生じやすいという欠点がある。 「AH725」は、PVDコーティングの欠点をトリプルフォース技術により解消し、工具の安定した長寿命を達成したもの。トリプルフォース技術とは、耐摩耗性・耐欠損性・切りくず処理性の切削三要素をすべて向上させた新技術であり、特殊なPVDコーティング技術で硬く、かつ平滑な被膜を高い密着力でサブミクロンのWCを有する超硬合金にコーティングすることで実現した。 この新開発トリプルフォース技術は、随時内径加工以外の旋削加工およびフライス加工などに展開するとしている。 標準価格は、CCMT060204―PM(AH725)700円(税込み735円)、CPMT090304―PS(AH725)810円(税込み851円)など。初年度の販売見込みは3億6000万円。 シリコンウェハー、セル用 真空グリッパーSWGを開発 シュマルツ 太陽電池の生産性向上 真空搬送機器専門メーカーのシュマルツ(住所=横浜市都筑区池辺町3595)は、太陽電池に用いられるシリコンウェハーおよびセルの搬送に特化した新製品、真空グリッパーSWGを開発した。 真空グリッパーSWGは、吸着面のサイズが単結晶および多結晶シリコンとほぼ同等であり、ワークに対して偏りなくフラットに吸着する。そのため高速搬送の際も的確に吸着し、変形・破損を防ぎながらの搬送が可能。グリッパーの表面は非常に耐久性が高いPEEK樹脂をはじめとする3種類の材質から選択できる。 真空発生器を搭載していながら重量はわずか320〜450gと軽量で、ロボット先端での使用においても負担にならず、1秒間に1サイクルという高速搬送を実現する。 主な特長は次の通り。 @シリコンウェハーやセルを変形・破損させずに搬送。 Aエアの排出が配管によって任意の場所に設置できるため、クリーンルームでの使用が可能。 B吸着時のエア消費量が30L/minと少なく、ランニングコストを削減。 C軽量かつ高速真空破壊機能の搭載によりロボットの高速搬送に対応。 ウェハーの製品不良を削減し、サイクルタイムの短縮に繋がるSWGは、現在需要が高まっているソーラーパネルの生産性向上に大きく貢献するとしている。 連結子会社間の合併および生産の統合を発表 キッツ 伸銅品事業の生き残り図る キッツ(社長=堀田康之氏、本社=千葉市美浜区)は4月14日、4月13日開催の取締役会において同社の100%子会社であるキッツメタルワークス(社長=永関武氏、本社=長野県茅野市)と京都ブラス(社長=木嶋正憲氏、本社=京都府城陽市)を合併するとともに生産を統合することを決議したと発表した。 【合併の目的】 昨今の金融危機に端を発した世界経済の急激な減速により、国内黄銅棒の生産量は、07年度は月間1万8970トンであったものが、09年3月は産業界の生産調整や需要の落ち込みにより前年度比47%減の月間約1万トン程度に減少することが見込まれ、また、09年度の黄銅棒の国内生産量は、大幅な回復を見込むことができない状況にある。 このような中、同社の子会社であるキッツメタルワークスと京都ブラスにおいても、両社合計の月間生産量は前年度比約40%を超える大幅な落ち込みとなり、生産量の減少と収益の悪化が深刻化している。この先の見通しも短期間での回復は難しいものと想定されることから、伸銅品事業の抜本的な対策を講ずることとし、今回両社の合併を行うとともに生産統合を行うものとした。経営を統合し、生産を1工場に集約することにより、一層の経営の効率化と生産性の向上を進め、伸銅品事業の生き残りを図るとしている。 【合併予定日(効力発効日)】 平成21年7月1日(予定) 【合併方式】 キッツメタルワークスを存続会社とする吸収合併方式とし、京都ブラスを合併により解散する。 【生産統合】 今後、一部の生産設備を順次、キッツメタルワークスの茅野工場に移設するなど、現在の2社2工場から1社1工場の体制とする。 14店舗目の営業所を開設 三重朝日営業所オープン 原芳商会 質の高いサービス提供 原芳商会(名古屋市昭和区緑町3―26・社長=石原太郎氏)では、14店舗目となる「三重朝日営業所」をこのほど開設し、5月1日から業務を開始している。営業所を開設することで、三重北勢地域の販売パートナーにきめの細かい支援を行うことが出来、また、それによりユーザーに対して、更に質の高いサービスを提供することが可能になった。 三重朝日営業所は、三重郡朝日町に在り、桑名市から約4キロに位置し、近鉄伊勢朝日駅から約1キロ、伊勢湾岸自動車道みえ川越ICへ約1.5キロ。 建物は重量鉄骨造り2階建て、延べ床面積約880平方メートルで1階は、事務所と応接間、倉庫、2階は全て倉庫となっている。 敷地面積は約915平方メートル。 販売エリアは、三重北勢地域で、スタッフは10名(男7・女3名)で、月商3000万円を目指す。 初代所長の杉浦正輝氏(写真)に、抱負を伺った。 「今回、三重県という新天地への出店に一同身を引き締め、この三重朝日営業所を加えた新たな営業所間連携によって、必ずや地域の皆様にもお役に立てるものと確信いたしております。当初は至らぬところもあろうかと存じますが、社員一同業務に精励いたす所存でごさいますので、お力添えを賜りますようお願い申し上げます」と所信を述べている。 【三重朝日営業所の所在地】 ▽住所=三重郡朝日町大字縄生259―1 ▽TEL=059―376―3111 ▽FAX=059―376―2311 感謝の気持ちを込めて 創立45周年記念式典開催 昭和企業 得意先・仕入先ら350名が参集 管工機材の専門商社、昭和企業(社長=藤原一二氏、本社=長野県松本市渚2―7―33)の「創立45周年記念式典」が4月25日、松本のランドマークホテル「ホテルブエナビスタ」(松本市本庄一)で開催され、同社の得意先、仕入先関係者ら350名が祝いの席に参集し同社のさらなる発展を祈念した。 昭和企業は昭和39年4月に創立し、今年4月で45周年を迎えた。「お客様第一主義の分社経営」が特長で、現在、長野県、新潟県、山梨県、岐阜県に12のグループ会社と営業拠点をもつ。 記念式典当日は、午後1時より受付が始まり、式典に先立って福引抽選会と記念講演が行われた。 創立45周年を記念して行われた福引セールの抽選会では、用意されたおよそ500本の当たりくじのうち、ハワイ旅行はじめアジア世界遺産周遊の旅、北海道旅行など豪華景品上位12本の公開抽選が、落語家の和泉家志ん治氏の司会進行で楽しい雰囲気の中行われた。参加者は引かれたくじの番号に一喜一憂し、中には2本当たる幸運な人もいたようだ。 記念講演では、信州大学学長で医学博士の小宮山淳氏が「健康について考える」と題して講演。健康のためには、適度な運動と、ストレスを溜めず自己免疫力を高めることが大切と話した。 式典は午後3時40分より、飯村拓男専務の開会の辞で始まった。 藤原社長は式辞で「本日はご多忙の折にも関わらず、弊社創立45周年記念式典にご参席を賜りまして厚く御礼申し上げます。春の光に山々の緑が映え、1年中で最も美しい季節となりました。この佳き日に創立45周年を迎えました。比較的平穏のうちに45周年を迎えることができましたことに対し、お得意様並びに仕入先メーカー様関係各位の皆様に深く感謝を申し上げます。45周年を迎え一言で言うならば、と質問をされました。只々感謝、感謝、感謝のみであります。私は、昭和29年3月学卒、若干22歳で先輩の経営する水道メーター製造会社に入社することになりました。これが現在の昭和企業創立のきっかけとなりました。日本が復興に向かって歩みだした時代でありました。戦後の復興には、上下水道の普及が欠かすことのできない問題でした。昭和企業が創立された昭和39年は、新潟大地震が発生し、新潟県にお得意様を有する弊社にとって極めて悲惨の面を描き、何回となしに新潟県に緊急物資として消火栓・バルブ等、水道資材の配送に努めた経緯が思い出されます。この年の秋には、民族の祭典『東京オリンピック』が開催され、一億全国民が沸きに沸き立った年であり、三種の神器のテレビが大きく普及した年でもあります。創立当初より仕入先に恵まれ、これが現在の昭和企業の基盤となっております。その後、販売ルート拡大と共に有名メーカー多数の特約をいただき、各種製品の在庫の整備をしつつ分社経営を擁立し、長野県下はもとより新潟県、山梨県、岐阜県へと展開しております。昭和から平成に変わり、公共事業の減少に伴い、水道資材のほかに空調設備、住宅設備等々の販売にも事業を広げることができました。思えば長野オリンピックを機に、管材関連企業は天と地の様相となり、全国的にもトップであった長野県の公共事業関連が最下位になった。現在は最下位から多少上昇気味であると聞いております。創立から45年の歳月が経ち、さまざまな問題も数多くありますが、比較的順調な歩みであったことを考え、支えていただいた家族や関係の皆様に感謝いたします。この間、私は関連事業の数々の組合活動をはじめ、企業経営とは別にライオンズ東海、明治大学、松商学園、松本大学等々の要職も務めさせていただいておりましたが、すべて両立が前提であり、会社、役員の理解により成り立っており、各位の協力はもちろんのこと、心身ともに支えてくれている妻のお陰であると感謝いたします。お陰様をもって健康に恵まれ本年喜寿を迎え、また天皇皇后に先駆け今年結婚50周年の金婚式を迎えることができました。今後、昭和企業が50年、100年と前進することを夢見つつ経営に当たっていく所存でございます。これからも関係各位のご支援を何卒お願い申し上げます」と述べ、感謝の気持ちを伝えた。 続いて、来賓の坪田明男松本市副市長、望月雄内長野県議会議長、宇治耕吉クボタ取締役執行役員パイプシステム事業部長、梅川泰昭松本市水道事業協同組合理事長よりそれぞれ同社との思い出話や今後の発展を期待する旨の祝辞が述べられた後、来賓の紹介、祝電披露に続いて、同社の仕入先でつくる「企栄会」の奥野高志会長(クボタ)が藤原社長に記念品を贈呈。孫の篠崎桃子さんからも藤原社長夫妻に花束が贈られ、大場範雄取締役(松本昭和企業社長)の閉会の言葉で式典を終了した。 このあと開かれた祝賀会では、藤原社長の歓迎の挨拶に続き、子息の藤原金治取締役(長野昭和企業社長)が当日参加した同社幹部を紹介。金子ゆかり長野県会議員ら来賓による鏡開きが行われ、渡辺謙次郎JFE商事鋼管管材社長の力強い発声で乾杯した。歌手の大滝てる子さんの歌謡ショーで祝いの席に花を添え、上村守上村商事社長の万歳三唱、藤原社長の礼の言葉でお開きとした。 昭和企業創立45周年記念講演 「健康について考える」 信州大学学長医学博士 小宮山 淳氏 【講演要旨】 健康とは、あくまでも目標ではなく、手段である。目標に向かって希望に満ちた人生、生きがいのある人生をおくる「自己実現」のための手段。自分のしたいことができたら健康である。 長年男性の平均寿命を誇っていた沖縄県が、食生活の欧米化により生活習慣病が増えて、2000年に男性平均寿命全国1位から26位に急落した。ご当地の長野県は、2007年の調べで男性の平均寿命が1位、女性が5位と優れてはいるが、死因別にみると脳卒中は長野県がトップである。糖尿病などの耐糖能異常が5位、高血圧11位、高中性脂肪血症14位、肥満16位など、メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)の増加が懸念される。 メタボリック症候群は、心筋梗塞や脳卒中の発生する危険性が高まる。この改善には、生活スタイルを見直す必要があり、厚生労働省のキャッチフレーズに「一に運動、二に食事、しっかり禁煙、最後にクスリ」とあるように、適度の運動と食事に気をつけることが大事。 現在、情報バラエティーなどで健康に関して多くの情報が流されているが、マスコミ各社には「科学的な信頼性が高い、重要な情報」の提供を望みたい。 小林修平人間総合科学大学教授が言われているように、特定の成分を凝縮してある健康食品で栄養を補うという考え方は好ましくない。バランスのいい食事をとることが大切である。 適度の運動は、健康な体を維持するために効果的。1日1時間以上の運動を週3回以上することにより、ガンの予防、動脈硬化の予防、心筋梗塞・脳梗塞の予防、記憶力の増強、鬱の予防、骨折の予防等に効果がある。 どんなに健康な人でも一日に6000個のがん細胞が生まれる。これから体を守っているのが「自然治癒力」。これは免疫力に負うところが大きい。免疫力をいつも強くしておかなければならない。それには、まず栄養。クスリよりも一杯のミルクのほうが栄養バランスにも優れており効果的。 ストレスは免疫力を下げる大きな原因となる。心の持ちようが免疫力を高めたり、弱めたりする。気持ちが落ち込まないようにしたい。「病は気から」も免疫力と関係している。身体活動の低下も免疫力を下げる。笑いや森林セラピーは、ナチュラルキラー細胞などの免疫力を高める。 目標や希望を持って、くよくよせずに、明るく生きたい。社会からの孤立もよくない。日野原重明聖路加病院理事長は健康長寿の心得として「70歳からは、新しいことを創める。80歳からは、よく歩き、若い人に好んで接する」ことを薦めている。 70歳でエベレスト登頂を果たしたプロスキーヤーの三浦雄一郎氏も、健康の秘訣は、まずはしっかりした夢や目標があることだという。運動はトレーニングではなく、「自分の趣味」「生活の中の楽しみ」と考えるようにし、運動のためにほかのことを犠牲にすることは極力避け、とりわけ「大好きな飲み放題、食べ放題はやめない」「疲れたらサボる」ことは一貫して継続したと語っている。一食ごとに神経質に考えるよりも、一週間ぐらいの単位でトータルの食事のバランスを考えるようにし、運動をサボったら、ちょっとだけ気にして次の日は少し多めに歩いた。失敗してもくよくよ考えず、余計なストレスを溜めないということを心掛けているとしている。 健康の大敵はストレス。ストレスを溜めずにうまく発散して、健康で豊かな人生を歩んでいただきたい。 MECT09を成功させ 業界立て直しの起爆剤に 愛機工 第2回展示会実行委員会 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は4月23日午後5時40分より、名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦においてメカトロテック・ジャパン2009(MECT09)の第2回実行委員会を開催した。 MECT09は、今年10月14日から17日まで名古屋市港区金城ふ頭のポートメッセなごやで開催される、本年度最大規模の工作機械とその関連機器の展示会。主催は名古屋国際見本市委員会で、ニュースダイジェスト(ND)社と共に同組合も共催として展示会に参画している。 実行委員会は、大久保事業部長(大久保商事会長)の司会で進められ、はじめに野田理事長が「MECT09は大変苦しんでおります。何としてでもこの展示会を成功裡にもっていって我々の業界の立て直しの一助となるような形になればと願っております。成功に向けて力を合わせていきたい」と挨拶。 続いてMECT09の概要説明として、ND社の黒田常務から出展受付状況が説明され、その中で同氏は「前回(1953小間)を基準とすれば、現在の申し込みは1000小間強と半分を少し超えたところで非常に厳しい感じもする。しかし、実際には申し込みが少し遅れているという感覚。まだまだ大きなところが残っており、1250小間から1300小間になるのでは」との見通しを示し、展示会場についてもポートメッセなごや全館の使用ではなく2館の使用になるだろうと述べた。「MECTが1987年に初めて開催された時は、総小間数1158小間。89展が1320小間、バブルの頃の91展で1500小間、93を過ぎて一気にバブル崩壊で972小間になったのが95展で、これが過去最も小さな規模での開催であった。現在の申込状況で既にこの規模を超えているので、決して悲観するものでもない」とし、むしろ「この時期、よくこれだけ集められている。MECTの評価が高いと考えたほうが良い」とも。「この業界を代表する展示会にすべく質を高めていかなければならない」と展示会に向けての決意を語った。 伊藤展示会実行委員長(副理事長、春日鋼機社長)を議長に議事に移り、出展の勧誘状況を確認し4月21日現在で組合への申し込みは260小間となった。 各委員から企業との話し合いの中での感触を踏まえて勧誘状況が報告され、キャンセルや減小間を表明しているところもあるが、さらなる追加も望めるとして、最終的に組合としては250小間から270小間になると予想される。 今後のスケジュールは、7月7日に出品者会議を行う予定。 あなたの笑顔が見たいから 2010 中部パック 来年4月開催へ 中部包装食品機械工業会 粉体工業展 名古屋も併催 中部包装食品機械工業会(会長=生田芳規氏・フジキカイ社長)は、4月23日午前11時より名古屋駅前のホテルキャッスルプラザにおいて、来年4月に開催の包装・食品・製パン製菓・物流機械・関連機器、包装食材、食品材料、環境関連機器などの総合展「2010中部パック」の記者発表会を行った。 今回の中部パックは、「あなたの笑顔が見たいから 2010中部パック。」をテーマに2010年4月14から17日までの4日間、ポートメッセなごや2号館・3号館を会場に開催される。 会見で生田会長は「世界同時不況の中ではありますが、生活に最も密着している包装と食品の分野は、他の産業に比べて比較的堅調。『あなたの笑顔が見たいから 2010中部パック。』のテーマのもと、出品企業と来場者の笑顔溢れる『出してよかった、行ってよかった』という展示会にしたいと思います。これから全員で笑顔が作れる企画をしていきたい」と挨拶。 続いて村田逸人2010中部パック実行委員長(ジャパンシステム社長)が「永遠のテーマである『安全・安心』をモットーに、消費者の皆様に笑顔で安心して食べていただける商品を生み出すための、最先端技術が中部地区で見られる展示会にするために努力してまいります」と挨拶し、梅森輝信広報委員長(ゼネラルパッカー社長)より2010中部パックのポスターのお披露目と企画についての説明などが行われた。 展示会の規模としては、前回の2008中部パックと同程度を予定。 また、前回展と同じく日本粉体工業技術協会主催の「粉体工業展名古屋2010」も併催される。 2009年5月17日(日) 2347号 通常総会に上程する 事業報告と会計報告を承認 愛知県管工機材商協組4月定例理事会開催 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=伊藤辰之氏・イトウ社長)は4月28日午後6時10分より、名古屋市中区金山町の名古屋都市センターにおいて「4月度定例理事会」を開催し、5月19日開催の通常総会に万全を期す一方、本年度より3カ年計画で取り組む「人材確保推進事業」について、担当の雇用・能力開発機構愛知センターより永沼課長らを招いて説明を受けた。 理事会の冒頭、伊藤理事長が「本日は、雇用・能力開発機構愛知センター様に来ていただき、21年度から組合として取り組みます人材確保推進事業の概要と、組合とは別に、個々の組合員さんが単体で取り組むことのできる人材確保事業について説明をしていただきます。組合はもちろん、皆様の会社にも有意義なお話だと存じますのでご協力をよろしくお願いいたします。また、組合法の改正により総会前に理事会で20年度の事業報告・会計報告を承認しなければなりませんのでよろしくお願いいたします」と挨拶。 雇用・能力開発機構愛知センターの永沼課長が、人材確保推進事業として取り組める事業や、各企業向けのジョブ・カード制度などについて説明した。 続いて議事に移った。当日審議され、承認された議案は次の通り。 ▽第1号議案=平成21年度通常総会開催と議案について 5月19日午後4時30分より名古屋マリオットアソシアホテルにおいて開催する。同総会で審議される議案を確認し承認した。 ▽第2号議案=平成20年度事業報告 原案通りに承認可決した。 ▽第3号議案=平成20年度決算報告 在田会計理事(在田商店社長)が決算報告を行った。また4月22日の会計監査で渡邊監事(ワタナベ鋼管社長)、安井監事(錦興業社長)が綿密に調査し、適正であると報告、これを承認した。このほか昨年行われた第27回展示会の収支についての詳細が示された。 ▽第4号議案=定款の変更について 理事長及び副理事長の選任及び職務(第27条)の中の「理事のうち1人を理事長、3人を副理事長とし、理事会において選任する」を、「理事のうち1人を理事長、3人又は4人を副理事長とし、理事会において選任する」と変更することを承認し、総会に上程する。 ▽第5号議案=賛助会員加入および脱退の件 荒川製作所(社長=荒川雅義氏、本社=名古屋市中川区十一番町6-5-5)から賛助会員への入会の申し込みがありこれを承認。脱退については、名古屋スリーボンド、高木産業の2社より届けがありこれを承認した。 ▽第6号議案=その他 長野県木祖村の「木曽川源流の里緑化事業」へ組合として寄付を行い、その礼状が同村長より届いたことが報告された。 また、4年後の平成25年(2013年)に組合創立50周年を迎えるにあたり、記念式典開催のために、展示会の収益から200万円ずつ積み立てたいとの提案があり、これを承認した。 次回理事会は、5月19日午後3時より名古屋マリオットアソシアホテルにおいて、総会前に行われる。 国内出荷量6ヵ月ぶりに前月超え 日本鉄鋼連盟 3月の普通鋼鋼材需給速報 日本鉄鋼連盟が4月30日に発表した3月の普通鋼鋼材需給速報によると、3月の普通鋼鋼材出荷は、国内向けが342万4,000トンで、前年同月に比べ233万2,000トン・40.5%減と8ヵ月連続で減少し、前年同月比での減少幅は比較可能な1976年1月以降では4ヵ月連続して最大となった。一方、前月比では23万2,000トン・7.3%増と6ヵ月ぶりに増加に転じた。輸出向けは154万6,000トンで、前年同月比では87万3,000トン・36.1%減と5ヵ月連続で減少、前月比では4万7,000トン・40.7%増と2ヵ月連続で増加した。この結果、出荷合計では、前年同月(817万4,000トン)比320万5,000トン・39.2%減の496万9,000トンと6ヵ月連続で減少した。 3月の生産は、前年同月(767万7,000トン)比314万8,000トン・41.0%減の452万9,000トンと6ヵ月連続で減少。一方、前月比では477万7,000トン・11.8%増と6ヵ月ぶりの増加となった。 3月末のメーカー・問屋在庫は、前月末(620万9,000トン)比44万トン・7.1%減の576万9,000トンで、4ヵ月連続の減少。内訳をみると、メーカー在庫が前月末(446万3,000トン)比34万9,000トン・7.8八%減の411万3,000トンと4ヵ月連続で減少し、問屋在庫も前月末(174万7,000トン)比9万1,000トン・5.2%減の165万6,000トンと3ヵ月連続で減少した。 国内・輸出別では、国内向在庫が前月末(547万トン)比32万1,000トン・5.9%減の514万9,000トンと3ヵ月連続で減少したのに加え、輸出船待在庫も前月末(74万トン)比12万トン・16.2%減の62万トンと3ヵ月ぶりに減少した。 在庫増減についてみると、在庫が前月末比1万トン以上減少した品種は、亜鉛めっき鋼板(8万2,000トン減の85万7,000トン)、鋼帯(幅600o以上)(6万7,000トン減の158万4,000トン)、冷延広幅帯鋼(5万4,000トン減の48万1,000トン)、鋼管(4万5,000トン減の49万2,000トン)、H形鋼(3万1,000トン減の21万6,000トン)、鋼板(2万9,000トン減の69万6,000トン)、小形棒鋼(2万2,000トン減の52万3,000トン)、大形形鋼(1万8,000トン減の6万2,000トン)、軌条(1万4,000トン減の2万3,000トン)、冷延電気鋼帯(1万3,000トン減の6万7,000トン)、ブリキ(1万1,000トン減の8万5,000トン)、その他の金属めっき鋼板(1万1,000トン減の12万トン)。一方、前月比1万トン以上増加した品種はなかった。 3月末の在庫率(在庫÷出荷)は、前月末の144.7%から28.6ポイント低下の116.1%となり、5ヵ月連続で100%を上回ったものの、出荷レベルの上昇を受けて4ヵ月ぶりの大幅低下となった。うち、国内在庫率は前月末の171.4%から21.0ポイント低下して150.4%と、依然として水準は高いものの、昨年10月以降続いていた上昇が一服する形となった。 役員改選(特例で任期1年) 笠井理事長ら全員留任 名古屋伝動機商組合平成21年度総会開催 名古屋伝動機商組合(理事長=笠井善元氏・笠井社長)は4月24日午後5時30分より、名古屋市西区城西の料亭「大森」において平成21年度総会を開催した。 総会は、当番幹事の吉兼商店とムラセが設営、進行を担当。伊藤副理事長(伊藤伝動工業会長)が開会の辞で「未曾有の世界的な大不況に見舞われ、我々の業界も大なり小なり影響を被っていると存じます。我々伝動機組合としては、一軒の落伍者もないようにし、無難に来年も皆さんの顔を見たいと思っております。只今より平成21年度の総会を開催いたします」と述べ、開会した。 笠井理事長は「桜の季節も終わり、新緑の季節を迎えようとしております。経済のほうは百年に一度の大不況の真っただ中ですが、政府はじめ各行政機関の対策も整ってきたのではないかと感じております。少しずつ正常化されて行くように、期待をしております。本日は名古屋伝動機商組合の平成21年度の総会でございます。ご出席の皆様にはご審議のほどをよろしくお願いいたします」と挨拶。 笠井理事長を議長に選出して、議案審議に移った。 平成20年度事業報告、平成20年度会計報告並びに同会計監査報告については、いずれも原案通り全会一致で承認。 役員改選では、全員留任の声があったが、笠井理事長と伊藤副理事長より若返りを図ってはとの意見が出され、審議した結果、全員の役員を留任することとした。ただし任期を従来の一期2年ではなく、今回に限り1年とすることが承認された。 平成21年度事業計画と予算案については、椿井会計理事(椿井精工社長)より会費を従来通りの額で予算立てしたものと減額した場合の2zk 案が示され、総会に諮られた。審議の結果、現在の組合の財政と景況を鑑みて、1年間に限り会費を引き下げることを決めた。以上で総会を終了。 総会後は懇親会が開かれ、和やかなムードのなか参加者は互いに情報交換を行った。 情報の陳腐化を懸念し 例会の毎月開催維持へ 名機工同友会4月例会を開催 名機工同友会(会長=金原進一氏・カネキ商会社長)は4月27日午後7時より、名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦において4月例会を行った。 野崎総務部副部長の司会進行で、はじめに金原会長が「相変わらず厳しい景況が続いておりますが、6月頃には少しいいニュースが聞かれるかもしれません。新聞によりますと機械受注も少し増えてきたようで、機械受注が増えるということはその前触れとも感じられます。私共の取引先でも、仕事がなく休業も考えていたところが、逆に残業をしないとできないくらいの仕事が入ったという話も出てきています。6月にはトヨタの社長も代わります。それで少しは動きが出てくるのではないかと感じております。あまり沈んでばかりでなく、元気を出して前向きに進んでいきたいと存じます」と挨拶。 各部報告に移り、経営対策部は、吉野部長(吉野機械工具社長)が「年に一度の行事の講演会も無事に済みました。新年度も講演会・講習会はございますので、テーマ、講師等のご要望や情報がございましたらお寄せください」と報告した。 厚生部は、鈴木部長(マルマン商事社長)より例会の回数に関し、「年間5つの行事(総会・ビアパーティー・親睦旅行会・忘年会・新年会)がある。前回会長より提案のあったように回数を減らすとなると、すべての行事を消化することはできない。次回の総会は青木ビーティーティー社長が責任者となって行う予定としており、それまでに検討をしてほしい」との要望が出された。 これを受けて、前回から懸案事項となっている例会の回数についての審議に入り、まずはじめに司会者が先の役員会で「これだけの不景気なので、毎月の開催ではなく、年間6回にしては」という提案のあったことを報告。会員からは、「2ヶ月に1度ではせっかく楽しみにしている情報交換の意味合いが薄れ、タイムリーな情報とは言い難くなるのでは」との意見などが出された。 話し合いの結果、月に一度の例会は継続、今年の旅行会は中止、経費については時節柄節減に努力することを決めた。 事業部の共同購入については三木部長(三起工機社長)が、会員が増えても売上はあまり変わらず年々購入額も減少している状況であると報告。共同購入品の開発などを含めて、今後も継続して審議していくこととなった。 例会案内のメール化については、順次移行していくことを決めた。 新会員として、大東通商(社長=近藤幹浩氏、本社=名古屋市南区要町)より加入の申し込みがあり、これを承認。5月26日の総会より参加する。 そのほか会員の藤清商会の加藤茂氏が専務から代表取締役社長に就任したことが伝えられ、加藤新社長から「以前にも増して勉強し、皆さんのような立派な経営者のお仲間になりたい」と挨拶があった。 このあと情報交換の場となり、百年に一度の大不況といわれる中での賞与の問題に関し意見交換を行った。 情報の陳腐化を懸念し 例会の毎月開催維持へ 名機工同友会4月例会を開催 名機工同友会(会長=金原進一氏・カネキ商会社長)は4月27日午後7時より、名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦において4月例会を行った。 野崎総務部副部長の司会進行で、はじめに金原会長が「相変わらず厳しい景況が続いておりますが、6月頃には少しいいニュースが聞かれるかもしれません。新聞によりますと機械受注も少し増えてきたようで、機械受注が増えるということはその前触れとも感じられます。私共の取引先でも、仕事がなく休業も考えていたところが、逆に残業をしないとできないくらいの仕事が入ったという話も出てきています。6月にはトヨタの社長も代わります。それで少しは動きが出てくるのではないかと感じております。あまり沈んでばかりでなく、元気を出して前向きに進んでいきたいと存じます」と挨拶。 各部報告に移り、経営対策部は、吉野部長(吉野機械工具社長)が「年に一度の行事の講演会も無事に済みました。新年度も講演会・講習会はございますので、テーマ、講師等のご要望や情報がございましたらお寄せください」と報告した。 厚生部は、鈴木部長(マルマン商事社長)より例会の回数に関し、「年間5つの行事(総会・ビアパーティー・親睦旅行会・忘年会・新年会)がある。前回会長より提案のあったように回数を減らすとなると、すべての行事を消化することはできない。次回の総会は青木ビーティーティー社長が責任者となって行う予定としており、それまでに検討をしてほしい」との要望が出された。 これを受けて、前回から懸案事項となっている例会の回数についての審議に入り、まずはじめに司会者が先の役員会で「これだけの不景気なので、毎月の開催ではなく、年間6回にしては」という提案のあったことを報告。会員からは、「2ヶ月に1度ではせっかく楽しみにしている情報交換の意味合いが薄れ、タイムリーな情報とは言い難くなるのでは」との意見などが出された。 話し合いの結果、月に一度の例会は継続、今年の旅行会は中止、経費については時節柄節減に努力することを決めた。 事業部の共同購入については三木部長(三起工機社長)が、会員が増えても売上はあまり変わらず年々購入額も減少している状況であると報告。共同購入品の開発などを含めて、今後も継続して審議していくこととなった。 例会案内のメール化については、順次移行していくことを決めた。 新会員として、大東通商(社長=近藤幹浩氏、本社=名古屋市南区要町)より加入の申し込みがあり、これを承認。5月26日の総会より参加する。 そのほか会員の藤清商会の加藤茂氏が専務から代表取締役社長に就任したことが伝えられ、加藤新社長から「以前にも増して勉強し、皆さんのような立派な経営者のお仲間になりたい」と挨拶があった。 このあと情報交換の場となり、百年に一度の大不況といわれる中での賞与の問題に関し意見交換を行った。 “未来のカタチを創造します” 2009中部どてらい市 ポートメッセなごやで6月6日(土)〜8日(月)開催 工作機械・産業機器・機械工具・住設建材・特選品の総合展示会「2009中部どてらい市」が6月6日から8日までの3日間、名古屋市港区金城ふ頭のポートメッセなごや第一展示館にて開催される。会期中の動員目標は15,000名。 どてらい市は、幅広い分野の新商品や人気商品を実際に手にとって見ることのできる展示会として、全国各地で開催される。 中部どてらい市は、今回で34回目を迎え、山善名古屋営業本部(本部長=森園慎一氏)傘下の愛知・岐阜・三重にある販売店78社の主催で「For The Future〜未来のカタチを創造します〜」をテーマに、メーカー286社が出展する。 特別企画として、どてらい市会場で象印チェンブロック主催による「クレーン運転特別教育」を実施。学科講習、実技講習を一日半行い、全科目修了した人に修了書を交付する。修了者は移動式クレーンを除く、吊り上げ荷物0.5トン以上、5トン未満のクレーンの運転業務ができるようになる。 さらに、1等「シャープAQUOS32インチ液晶テレビ」(3本)2等「精米機」(30本)、3等「扇風機」(100本)をはじめラッキー賞(2,000本)が当たる「ご来場抽選会」や、金額に応じた「お買い上げ特典」、「対象商品お買い上げプレゼントセール」などの多彩な催しで来場者を迎える。 元来どてらい市は、40年程前の不況をメーカー、販売店が山善と共に手を携えて乗り切り、さらなる発展を目指して開催されたのが始まり。現在のような厳しい環境のときこそ真価を発揮するとして、山善および主催店、出展メーカーは例年以上に顧客へのアピールを行っており、今回の中部どてらい市に大きな期待を寄せている。 各部門のテーマと見どころ 機械部 〈部門テーマ〉 「低炭素社会構築への挑戦」〜環境エネルギーユーザー層への提案〜 ◆工程集約による合理化・コスト削減の提案 エネ革税制適合機種の紹介(旋削・ミーリング複合加工機、ACサーボプレス)。 ◆ロボット対応による省力化・合理化の提案 ◆低環境負荷型の環境優良製品の提案 オークマ、シチズンマシナリー、ソディック、ファナック、ブラザー工業、森精機製作所ほか。 ◆品質保証に三次元測定機を始めとする各種形状測定システムの提案 【出品予定】 ◎CNC複合多軸加工機 ◎マシニングセンター ◎CNC旋盤 ◎CNCフライス盤 ◎研削盤 ◎放電加工(EDM)システム ◎計測システム ◎CAD/CAMシステム ◎汎用機械・専用加工機 ◎鍛圧板金機械 産業システム部 〈部門テーマ〉 「CHANGE!新たなコストダウンへの挑戦」 〜物だけでなく、サービスも売ります〜(集塵機・エアコン・ポンプ・クレーン・コンプレッサー等の点検、工場内MAP製作) ◆工場内の環境改善の提案 ◆ジャンル別展示 環境対策機器関連、産業機器関連、マテハン機器・梱包包装機器関連、メカトロ機器関連の4ジャンルの製品を来場者が探しやすいレイアウトで展示する。 ◆数多くのメーカーの協力を得て、期間中の注文に対し特典を用意 3日間限りの現品処分大特価、型落ち品・半端物等のお値打ち品、土・日2日間限りのタイムサービス商品も数多く予定している。 ◆会場での新企画 @工場空調提案コーナーの設置 昨今の猛暑と環境商品への関心の高まりから、夏季季節商品の受注が増加。ユーザーの希望、予算に応じて各種提案を行う。スポットクーラー、細霧冷扇機、設備用エアコン、気化放熱式涼風扇、フォローウインドなど。 Aメカトロロボットコーナーの設置 電動アクチュエーター、多軸直行ロボットはティーチング作業も試せるように展示。エアー機器、FA部材の新製品も展示する。 B「安全」「省エネ」作業環境改善商品の提案その一 ISO14001、グリーン調達、労働安全衛生に対応する安全で環境に優良な製品を提案する。会場内でアピールできるように「安全」「省エネ」の二種類のステッカーを製品に貼り付ける。ブレーキ付台車、コンプレス。 C「安全」「省エネ」作業環境改善商品の提案その二 ミスト捕集機、床面洗浄機、スーパーインバーター、コンプレッサー、廃プラ・塩ビ対応ジェットパワー焼却機。 ◆2009中部どてらい市特別企画 どてらい市会場で「クレーン運転特別教育」を実施。象印チェンブロック主催。 【出品予定】 ◎環境対策機器 ◎メカトロ機器 ◎産業機器 ◎マテハン機器、梱包・包装機器 工具部 〈部門テーマ〉 「モノ創りのCan〔感動〕Do!はKouguから」 ◆タイムサービス、ワゴンセール ◆現品処分・展示品処分企画 静岡製機のホットガン当日5台限り(B級品、大特価放出)・冷風扇若干数(デモ機処分)、前田金属工業の収納具売切処分、ほか。 ◆メーカー協賛特別企画 ラーメン券付企画、カレー券付企画、選ぶうまいもの便またはシャワーヘッド券付企画、その他特典付企画。 【出品予定】 ◎切削・測定工具 ◎工作補要工具 ◎電動・エアー工具 ◎先端工具・研磨・研削・鋸刃 ◎作業工具・荷役周辺工具 ◎環境・安全衛生・保管庫 ◎小型工作機械 住設建材部 〈部門テーマ〉 「チェンジ・チャレンジ・エコライフ」 ◆環境優良商材の集結 ユーザーにもわかりやすく環境貢献度を表示。 【出品予定】 ◎特別出展 省エネ電化プラン ◎キッチン廻り システムキッチン・ミニキッチン・調理機器 ◎浴室・トイレ・サニタリー 戸建システムバス・集合用ユニットバス・人大バス・洗面化粧台・便器 ◎給湯機器 エコキュート・エコジョーズ・電機温水器・ガス給湯器・風呂釜 ◎空調暖房機器 ルームエアコン・業務用エアコン・床暖房・蓄熱暖房・浴室換気暖房 ◎省エネルギー機器 太陽光発電システム・ホームエレベーター ◎管工機材 塩ビパイプ・継手・水栓金具・宅内配管システム・浄化槽・雨水タンク ◎ハウス・エクステリア 仮設ハウス・物置・トイレハウス・ガレージ・焼却炉 ◎建設機材 鋼製型枠・測定機器・ハウジングツール・建築関連工具類 ◎輸入建材など オープンリビング階段・家電・セキュリティー 特選品 〈部門テーマ〉 「快適生活の応援」 【出品予定】 ◎衣料 ◎レジャー ◎家電・調理機器 ◎健康機器 ◎食品 ◎家具・美術品 ◎その他 トンネルを抜けた時に備えて 確りと足元を固める 東海イゲタロイ会09年度総会を開催 東海イゲタロイ会(会長=田中知之氏・ミユキ商會社長)の2009年度(第16回)総会が4月17日午後4時30分より、名古屋市中村区名駅の名古屋マリオットアソシアホテルで開催され、厳しい景況のなか更なる製販の結束を固めた。 総会は松林住友電気工業ハードメタル事業部名古屋営業部長の司会で進められ、司会者より109社中、出席81社、委任状25社で総会が成立すると宣言された。 開会にあたり田中会長が「2009年度の東海イゲタロイ会総会にご出席をいただきまして誠にありがとうございます。皆様方には、もう6ヵ月以上の景気低迷の最中、色々とお考えをもってお仕事を頑張っておられることと存じますが、なかなか出口が見えてまいりません。とはいえ、明るい話も少しずつではありますが聞かれるようになってきた感じがいたします。今回の景気低迷というのは、皆様方にとってもはじめての状況だと思います。かといって、他人様から助けていただくということは非常に少ないと思います。“自分の城は自分で守れ”ということもありますので、是非とも皆様方も頑張っていただき、私個人としても頑張っていく所存です。東海イゲタロイ会の行事につきましては、この景気低迷の中でも必要性のあるものは当然やっていかなければならないと思います。省略できるものに関しましては休止をしながらも、行事を進めてまいりたいと思います。これからもこの東海イゲタロイ会の益々の発展のため、皆様方のご協力により良い方向に行けますよう役員一同頑張っておりますので、ご支援をお願いいたします」と挨拶。 続いて倉阪住友電気工業常務は挨拶で、総会出席と日頃の愛顧に感謝の意を示した上で、同社の現状と今年度の進め方について「私は今、このハードメタルの部門と焼結製品の部門、そして特殊線の部門とアライドの部門を見ております。昨年の12月から急落しておりますが、1月よりも2月、2月よりも3月、3月よりも4月と少しずつですが上がっております。焼結部品は、自動車にそのまま組み込まれますので、3月から4月では10%以上の増分になっております。特殊線のバネも比較的数量が上がって来ております。イゲタロイにつきましては、ダイヤを含めて日増しに上がって来ておりますが、どうしても生産財ですので今のところ5〜6%の増加に止まっております。名古屋地区は特に落ち込みが激しかったので、回復の度合いは比較的高いというのが現在の状況です。本年度の住友電工の進め方は、2012年に向かっての中期計画をそのまま掲げておりますが、2年目の09年はなかなか厳しい状況を迎えております。一つは、身の丈に合わせたサイズに戻すというのがキーワードになっております。メタボ化した体質をスリム化しております。二つ目は、足元を固めること。製造の基本的なSEQCDD(安全〔Safety〕、環境〔Environment〕、品質〔Quality〕、コスト〔Cost〕、物流〔Delivery〕、研究開発〔Development〕)を一つ一つ固めていく。特に品質に力を入れたい。また、三つ目に教育再武装として、現場の実習活動はもとより、伊丹のトレーニングセンターで現場のものづくりや重点テーマへの取り組みに相当な時間をとっております。四つ目には、出口は必ずある、トンネルを抜けたときに備えていこうというもの。トンネルの中で元気を無くさないようにしたい。今後、車は相当変わってくる。これに対応していかないといけない。また自動車以外にも、航空機、エネルギー、医療、環境機器への対応もしていきます。生産財としての工具は必ず復活すると信じております。皆様のお力をお借りして、トンネルを抜けた明るいところで皆様と共に発展していきたい」と述べた。 服部伊吹産業社長を議長に選出して議事に移り、2008年度事業報告、同会計報告並びに監査報告があり、これを承認。会員の異動として3社の新規加入と4社の退会が報告され、特約店会員は109社となった。引き続き2009年度事業案、同予算案について審議し、全会一致で承認した。 伊藤副会長(伊藤信産業会長)の閉会の辞で第一部総会を終了。 第二部では住友電気工業ハードメタル事業部概況報告として、湊ハードメタル事業部長が事業部全体の概況と今回の組織変更について報告した。続いて田中市販推進部長が市販営業の方針を説明。さらに阿部工具開発部ラウンドツール開発グループ長から新製品の紹介とエコへの取り組みについて報告された。 この後は会場を移して第三部の懇親会が開かれ、乾杯の際の挨拶で野田ノダキ社長は「厳しい時期こそ皆で知恵を出し合って頑張っていこう。情報を得るにはこのような懇親の場も重要かと存じます」と語り、同氏の力強い発声で乾杯。参加者は和やかに歓談し、前島前島商会社長の中締めで午後8時前にお開きとした。 給排水統合タイプ登場 NEW「Pita」収納一体型トイレ INAX清掃性・省エネ向上 INAXは、タンクを隠して「すっきりデザイン・収納たっぷり・おそうじラクラク」で好評の収納一体型トイレ『Pita(ピタ)』を、リフォーム対応・清掃性・省エネ性を高め、このほど発売し好評を得ている。 従来の便器では掃除がしにくかった便器の後方や両脇のデッドスペースを、たっぷりの収納に変えた『Pita』は2001年に登場。より施工しやすいキャビネット便器を望む施工業者からも多くの支持を得てきた。 今回の2009年モデルでは、リフォーム対応モデルを大きくリニューアル。特に給排水統合タイプはデザインも一新することで、使い勝手の良いスッキリしたデザインになった。 10年以上前のトイレは収納スペースがない場合が多いので、収納付の『Pita』はリフォーム物件にもおすすめ。 さらに「キレイ」にこだわり、「キレイ便座」「キレイノズル」などの機能で清掃性・清潔性を高めたタイプや、「省エネ暖房便座」「省エネ温水シャワー」のダブル省エネタイプを用意。 価格は237,000円から。 『Pita』2009年モデルの特長 1、リフォーム対応「すっきりL型プラン」がリニューアル 『Pita』リフォーム対応モデルでは給排水統合タイプがデザイン一新、「すっきりL型プラン」にリニューアル。 便器後方のキャビネットと手洗い器横のカウンターを同じ高さに揃えたすっきりデザインで空間を広く見せることができる。L字型カウンターを設置することで、手洗いもしやすく、また、手洗器の下にも収納スペースがあるので、便器後方のキャビネットと使い勝手に応じて収納できる。 従来は手洗器の給排水工事が別途必要だったが、給水分岐装置と排水合流装置により、既存の給排水管をそのまま利用。新たな給排水を増設せずにカウンター手洗器が設置できる。 2、さらにおそうじラクラクに。こだわりの清掃性・清潔性 @つぎ目がないから汚れが入らない「キレイ便座」(※P1、P3グレードのみ) 従来の暖房便座から、汚れが入り込むと掃除しにくかった「つぎ目」をなくした。つぎ目がないから汚れが入らない。汚れが付いてもサッとひと拭きでいつもキレイを保てる。 A「キレイノズル」で気になるノズルもしっかりキレイ トイレで掃除がしにくいノズル部分、便器と便座の境目など「キレイ」にこだわった。使わない時はノズルを隠す「スッキリノズルシャッター」、ノズル自体が交換可能な「ノズル先端着脱」、本体をスライドさせ、拭き取りにくかった便器と便座の手前のすきま汚れも簡単に落とせる「お掃除スライドアップ」などシャワートイレの清掃性に関する最新機能がふんだんに盛り込まれている。 3、ダブル省エネでエコロジー&エコノミー(※P4、P5、P7グレードのみ) 「省エネ暖房便座」と「省エネ温水シャワー」のダブル搭載で、大幅な省エネを実現している。さらに、ユーザーの生活のリズムなどお好みに合わせて省エネレベルが選べる「ワンタッチ節電」機能を搭載している。 「省エネ暖房便座」…使わないときは暖房便座をオフ。人を感知するとわずかな時間で便座があたたまる。 「省エネ温水シャワー」…湯を使うときだけあたためる連続出湯タイプ。保温する電気を使わないため、大幅な省エネが可能。 4、間口対応とカラーバリエーションを強化 I型では新築・リフォーム向けとも間口750oから対応が可能になった(従来は760o〜)。トイレが狭く、設置をあきらめていたところにもお勧め。また、リフォーム用のシリーズにダークウッドカラーを追加。アクセサリーとのコーディネートの幅が広がった。 燃料消費を大幅削減!! 保温ジャケット着太郎 ベン 蒸気バルブの省エネ ベン(東京都大田区多摩川2-2-13)では、減圧弁を始めとした蒸気バルブの省エネ対策として減圧弁に着用する「保温ジャケット着太郎」を発売し脚光を集めている。 減圧弁や蒸気バルブから放出される、放散熱エネルギーは年間を通すと物凄いエネルギーに相当する。そのエネルギーを保温ジャケットで遮断することによって、燃料の消費を大幅に節約するのが「保温ジャケット着太郎」。 主な特長は次の通り。 @大きな省エネ効果 着太郎を装着することにより、バルブ表面の放散熱のエネルギーを遮断し、燃料の消費を大幅に節約できる。併せて燃料の燃焼時に排出されるCO2も大幅に削減する。 A万一の事故防止と室温の安定化 高熱による火傷を防止するだけでなく、室内の温度上昇を防ぎ、快適な作業環境創りに貢献する。 B着脱が簡単で繰り返しの使用が可能 メンテ後も着脱容易なマジックファスナーの採用で繰り返し使用ができ、専門業者による復旧は不要。 ◇着太郎着用の効果 未着用の場合の表面温度は166℃となるが、着太郎を着用することによって表面温度を52.5℃まで下げることができる。 ◇省エネルギー効果 「蒸気用減圧弁RP―6型 呼び径100」の場合で、年間の燃料消費代100,864円が、ジャケット着用により14,285円と大幅に減少し、年間八六%の削減効果を生み出す。 また、CO2排出量もジャケット着用前の4,421kgが、着用によって626kgまで下げられ、年間八六%削減できる。このことから、保温ジャケットの着用により、保温効果金額は年間86,579円も削減でき、CO2削減効果も年間3,795kgもの削減につながる。 ◇材質 ・外装=ガラスクロス、シリコンコーティング、・断熱材=ガラスマット、耐熱温度=220℃ 三菱マテリアル製品紹介 新溝入れ旋削工具「GYシリーズ」に ホルダとインサートを追加 幅広い加工形態に対応 三菱マテリアルツールズ(社長=高田修氏、本社=東京都墨田区横網1-6-1)は、三菱マテリアルが開発・製造する新溝入れ旋削工具「GYシリーズ」に内径加工用ホルダおよび低抵抗インサート(GSブレーカ)を追加し、販売を開始した。 同シリーズは、モジュラー型工具(工具本体の一部が交換式となっている工具。破損時に部品交換のみで対応できるため、一体型の工具に比べ経済性に優れる利点がある)のフレキシビリティと、一体型工具に匹敵する剛性を備えた高パフォーマンス工具として、市場で高い評価を得ている。 今回、内径溝加工用ホルダ、ならびに切れ味に優れた低抵抗形インサートを追加。ホルダ、インサートがさらに充実し、幅広い加工形態に対応することが可能となった。 「内径加工用ホルダ」の主な特長は次の通り。 @加工用途に対応した豊富なシリーズ展開。最小加工径φ25mmより対応が可能。工具全長もスタンダード、ショートの2種類を用意し使い勝手を向上。 A独自の「ディンプルテクノロジー」(工具ヘッド部にディンプル〈くぼみ〉を配置することで、高剛性、軽量化を実現し、耐びびり性を向上する技術)の採用で、びびりを大幅に抑制。 A二方向から噴射される「ツインクーラント」の採用で優れた切りくず排出を実現。 「低抵抗インサート(GSブレーカ)」の主な特長は次の通り。 @大きなスクイ角と特殊刃先処理により低抵抗を実現。低馬力、小型工作機械にも使用可能。 A独自の三次元ブレーカの採用で、低送り加工においても良好な切りくず処理性を実現。 今回発売するのは、内径加工用ホルダ48アイテム、モジュラーブレード16アイテム、インサート(GSブレーカ)20アイテム。標準価格(代表型番)は、内径加工用ホルダGYDR32S90C―M20Lが32,100円(税込み33,705円)、モジュラーブレードGYM20LA―F10が12,300円(税込み12,915円)、インサートGY2M0300F020N―GS(VP20RT)が1,770円(税込み1,859円)。初年度の販売目標は9億円。 CVDコーティング新材種 「UE6105」発売 鋼高速旋削用267型番 三菱マテリアルツールズは、三菱マテリアルが開発・製造する鋼高速旋削用CVDコーティング新材種スーパーダイヤコート「UE6105」の販売を開始した。 「UE6105」は、世界中で好評を得ている鋼汎用CVDコーティング材種「UE6110」で採用された「2in1テクノロジー」を高速加工用に最適化することで、鋼旋削加工における高能率化実現という市場ニーズを十分に満足できる工具性能を発揮する。 主な特長は次の通り。 @コーティング結晶成長制御技術により、ナノオーダーレベルにまで微細化・均一化されたTiCN層と、結晶レベルで成長制御を行ったAl2O3層から構成される「ナノテクスチャーコーティング」の厚膜化に成功。高速高能率加工において優れた耐摩耗性を発揮し、工具寿命の大幅な延長が可能。 A極めて平滑で、黒色を呈するインサート逃げ面の「ブラック・スーパーイーブンコーティング」は、安定した摩耗進行を実現するとともに、高い加工寸法精度を実現する。また溶着チッピング等の異常損傷が起きにくく、長期に渡って安定した切削が可能。 B鋼高速加工において良好な刃先安定性を発揮できるよう、耐塑性変形性と耐チッピング性のバランスに優れた新開発超硬合金母材を採用し、最先端の技術を搭載したコーティング層との組み合わせにより、黒皮の荒加工から高速高能率加工や仕上げ加工までの使用が可能。 今回発売するのはインサート267型番。標準価格は代表型番CNMG120408―MA(UE6105)が850円(税込み893円)。初年度の販売目標は5億円。 PVDコーティング材種「VP15TF」 旋削用アイテム追加 インサート43型番発売 三菱マテリアルツールズは、三菱マテリアルが開発・製造する旋削用PVDコーティング材種「VP15TF」計43型番を追加し、販売を開始した。 部品加工においては、多品種少量生産が一般的になっており、様々な被削材料、形状に対応できる工具が強く求められている。PVDコーティング材種「VP15TF」は、幅広い被削材料に対応できる材種として、ミーリング用インサート、ソリッドドリル、スモールツール用インサート等に展開しているが、今回、一般旋削用インサートへの拡大を行う。 「VP15TF」旋削用インサートの特長は次の通り。 @MAブレーカ、全周ブレーカおよび七度ポジ標準ブレーカの計43型番に標準化。鋼、ステンレス鋼の中切削領域をカバーする。 AVP15TFは耐摩耗性と耐欠損性のバランスに優れた超微粒超硬母材に、耐摩耗性・耐熱性の優れた(Al、Ti)Nコーティングを被覆した材種で、異常損傷、チッピングの発生しやすい低速切削や不安定切削において特に優れた性能を発揮する。 標準価格は代表型番CNMG120408―MA(VP15TF)が850円(税込み893円)。初年度の販売目標は1億円。 地震等から「延命水」を守る 「緊急遮断システム」 東洋バルヴバリエーションが豊富 東洋バルヴ(東京都中央区日本橋)は、地震などの緊急時に、飲料水用水槽(高架水槽・受水槽)に貯えた大切な生活用水を確実に守るため、「東洋緊急遮断システム」を販売しており、各界から注目を集めている。 「東洋緊急遮断システム」の設置で、地震発生を感震器が感知・作動して水槽元弁が自動的に閉まり、大切な「延命水」の流出を未然に防ぐ。 万一の停電時にも無停電電源装置(UPS)により、遮断弁の作動が可能で安心。 【特長】 @瞬時停電等による誤動作を極限まで防止する 高性能感震器の採用で、瞬時の衝撃など地震以外に起因する誤動作を大幅に低減する。無停電電源装置の採用で、一時的な電圧降下や瞬時停電などに起因する誤動作を防止する。 A使い勝手を考慮した、賢く・人に優しい設計 ・制御盤=停電時の電源確認用ボタン以外の表示ランプやスイッチなどを制御盤の内部にスッキリ収納した。常時盤の施錠ができるのでいたずら防止や感電防止を図れる。盤面の電気部品を内部に収納したので防滴性能が向上した。地震による遮断後の復旧は、制御盤のリセットスイッチを押すだけで行える。 ・感震器=自己診断機能内蔵の電子式感震器を採用、動作が不具合の場合には、ランプ表示で知らせる。五段階の地震レベルで作動セットポイントを任意に設定できる。(初期設定200ガル)ガル設定:80・100・150・200・250ガル(震度5範囲に相当する値)。作動感震値を表示するので、現場感震レベルが確認できる。 ・無停電電源装置(UPS)=自己診断機能内蔵の無停電電源装置を採用、動作が不具合の場合には、ランプ表示とブザーで知らせる。小型バッテリ内蔵で、制御盤内にすっきり収まり、バッテリ交換も容易。ブレーカーを内蔵しているので二重に安全。 B遮断弁のバリエーションが豊富で、コストパフォーマンスに優れている 「緊急遮断弁」としてゴムシート中心型バタフライバルブに加え、ステンレス製テフロンシートバタフライバルブ、ボールバルブも使用条件と予算に応じて選択可能。バルブ手動開閉機構付で、万一の場合も現場でのバルブ開閉操作ができる。 C遮断と同時にポンプ停止や警報出力ができる 遮断弁作動と同時にポンプを停止させる接点を標準で備えている。遮断動作を知らせる警報出力も備えている。 D節電対策を施した省エネ・省スペース設計 表示ランプを盤内部に収納し、LED採用で消費電力を節減した。制御盤は、さらにコンパクト・軽量にした。(従来型との比較) その他詳細については、名古屋営業所(TEL052-582-5111)へ問い合わすとよい。 7月24・25日中部みらい市 上期方針発表会開催 橋本総業会員等80余名出席 中部みらい会(橋本総業と販売店、メーカーの集い)では、4月27日午後3時より名古屋市東区葵の“メルパルク名古屋”を会場に「平成21年度上期方針発表会」を開催した。 発表会には中部みらい会の会員、賛助会員ら80余名が出席し、みらい市(第3回)の概要について橋本総業中部グループ宇佐見グループ長の説明、同社衣斐専務のマーケット情報・橋本総業の取り組み、また、望月中部支店長、岡野浜松支店長からは中部支店、浜松支店の取り組み方針、鈴木常務からは法規制の動向、環境商材と太陽光発電の動向などを解説した。 今年度の橋本総業は重点テーマを「環境」「法規制」「改善」への取り組みの3点とし、グループ制で県別にきめ細かく対応する。 「環境」への取り組みでは、「みらい市」を環境商材提案会(KST)と一体化させた「環境みらい市」に刷新し、5月14日札幌、6月20日宮城、7月24日〜25日名古屋、8月21日〜22日東京で開催する。 また、全国合同総会を8月20日に都内のニューオータニで開催する。 「法規制」への取り組みでは、消費生活用製品安全法、建築士法改正、長期優良住宅普及促進法などの施工をチャンスとして捉え、拡販を図る。「改善」への取り組みでは、ユーザー視点で要望事項に対するCS(顧客満足度)十ヶ条の遂行、コストダウン、改善活動などの「見える化」を更に推進する。 【中部みらい市概要】 ▽開催日時 7月24日午後3時〜6時・25日午前10時〜午後5時 ▽会場 吹上ホール一階大展示場 ▽テーマ 「管工機材から環境設備機材へ」 ▽コンセプト 「行って見て 買って良かった みらい市」 ▽スローガン 「みらい市四位一体で増分!」@商品の拡大、A販路の拡大、B機能の強化 ▽目標 出展者数百十社、小間数155小間、動員数2,000名、売上金額18億円(セール含む・当日受注2億円) ▽展示場 みらいゾーン・管材ゾーン・住設ゾーン、空調ゾーンなどの商材展示ゾーン、工具・即売コーナー・比較コーナー、提案コーナー 熱戦を繰り広げA・B両ゾーン ベスト8が出揃う 愛機工 親善野球大会3日目 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)の第69回親善野球大会(実行委員長=六浦康正氏・六浦本店社長)は5月9日、大会3日目を迎え、愛知県一宮総合運動場の野球場A・B2面を使用して六試合が行われた。 【一宮総合運動場・A面】 〈第1試合〉Aゾーン 川島商事対太田廣戦は、2回裏に太田廣が2点を先制したが、川島商事も3回表に2点を取り同点に。5回裏、太田廣が2点を取りリード。川島商事も6回表に1点を返し1点差に。続く最終回にもランナーを出して一打逆転のところまで迫ったが、太田廣のファインプレーもあり無得点。太田廣が4対3で川島商事を下した。 〈第2試合〉Aゾーン ノダキ対ナカガワ戦は、序盤は両チーム好守備などで無得点。3回裏にナカガワが1点を先制。続く4回にも1点を追加。さらに5回には相手ピッチャーが疲れを見せると一挙に五点を取って試合を決め、7対0でナカガワがノダキを下した。ホームランは野田選手(ナカガワ)の2本。 〈第3試合〉Bゾーン 山善対住友電工戦は、山善が1回表に3点を先制。住友電工もその裏に2点を返し1点差に。2回裏には住友電工が、打者一巡以上の猛攻で8点を取り試合を決め、10対3で山善を下した。 【一宮総合運動場・B面】 〈第1試合〉Bゾーン トラスコ中山対サンコー商事戦は、サンコー商事が1回裏に2点を先取。3回裏にも1点を追加しリードを広げた。粘るトラスコ中山は4回表に3点を取って一旦は同点に追いついたが、その裏にサンコー商事が四点を取り突き放し、そのまま逃げ切り7対3でサンコー商事がトラスコ中山を下した。 〈第2試合〉Bゾーン 三枝電機対志知戦は、志知が1回裏に2点を先制。三枝電機も3回表に3点を取って逆転に成功。4回表にも4点を追加しリードを広げ、三枝電機がそのまま逃げ切り7対2で志知を下した。 〈第3試合〉Bゾーン ユアサ商事対愛機工青年部戦は、1回裏に青年部が1点を先制。ユアサ商事も2回表に猛攻で一挙6点を取り逆転。続く3回表に1点を加えてリードを広げ、このまま逃げ切るかと思われたが、3回裏に青年部が3点を返して3点差に。続く4回裏には4点を取って逆転。5回(時間の規定で最終回)の表にユアサ商事が2点を取り逆転。その裏青年部も粘りを見せ、1点を取り同点に。さらにランナー1、2塁からセンター前へのクリーンヒットで2塁ランナーが激走し本塁ベース上でのクロスプレー、相手キャチャーのブロックを掻い潜りホームイン。劇的なサヨナラゲームで青年部が勝ちを収めた。 次回は6月20日に愛知県一宮総合運動場での開催を予定。 トラスコ中山軽量樹脂製運搬車 「カルティオ」発売 7.9kgの軽さで200kgにも耐える強さ 機械工具卸商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=大阪市西区)は、プライベートブランド商品の「TFD(トータルファクトリーデザイン)シリーズ」として、軽量樹脂製運搬車「カルティオ」(品番MPK―720―BK)の販売を開始した。 同製品は、デザイン性と機能性を追求した商品ラインナップで作業空間のイメージを一新させることをコンセプトとした「TFDシリーズ」の、第一弾「カスタムワゴン」に続く第二弾。運搬台車の常識を打ち破りたい、また使用者の負担軽減を実現させたいという思いから、「斬新なスタイリング」かつ「軽量で静かな台車」をキーワードに開発された。運搬台車のフラグシップとして、運送業、製造業、小売業をはじめ、より多くの作業現場に貢献していきたい考え。 主な特徴は次の通り。 @これまでの運搬台車にはない、軽やかな走りを連想させるような、丸みを帯びた斬新なスタイリングを採用。 A軽量で丈夫なリブ構造の荷台により、780×490mmで自重7.9kgと軽量だが、均等荷重200kgを保持している。 B省音キャスターを標準装備しており、反響音の少ない荷台形状と相まって、より静かに走行することが可能。 C段差を越える際、足で押さえやすく角度をつけた荷台後部の踏みしろや、ゴムロープなどのフックを取付ける溝など、荷物の運搬に便利な付加価値を備えている。 D荷台は再生ポリプロピレン、金属部品には三価ユニクロメッキ、ハンドル塗装には粉体塗装を採用し、環境に配慮している。 希望小売価格(税別)は12,500円。 |