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2008年(平成20年)3月
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2008年3月2日(日) 2303号
平成20年度通常総会は5月28日
メルパルク名古屋で開催
愛機工 平成19年度最終理事会

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)は2月5日午後4時より、名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦において2月理事会を開催。理事32名が出席して11の議案について審議を行った。理事会に際し、去る1月18日に急逝された服部誠理事(西支部選出・服部社長)に対して黙祷が捧げられた。
 理事会は伊藤総務部長(伊藤信産業会長)の司会で進められ、冒頭、野田理事長が「お忙しいところご出席いただき有り難うございます。先般の組合の賀詞交歓会は、担当の尾張支部の皆さんはじめ理事の皆さんのお力により、大変盛大で、たくさんの組合員の方に参加いただき有意義な会ができましたことを御礼申し上げます。その時に、故服部誠理事とも元気に新年の挨拶をさせていただきました。その翌日に急逝され、本当にびっくりしショックでございました。非常に温厚な方でした。木目細やかで、しかもバイタリティーがあり、積極的に組合事業をしていただきました。皆さんとともに心からお悔やみを申し上げます。本日の理事会は、年が明けて初めての理事会で、同時に今年度最後の理事会となっております。私の理事長としての任期も残り僅かで、あっという間に2年が過ぎたという感じです。皆さんに支えられて、何とかここまで来られたことを感謝いたします。今年度の事業もほとんど終わりというところまで来ております。次年度に向けて、1年の反省をして申し送りをしたい。来期は役員改選の年でもありますので色々ご意見をいただきたいと存じます」と挨拶。
 議事に移り、第1号議案=組合員増強活動については、ホーザン(大阪市浪速区、社長=奥野真弘氏)から賛助会員加入の申し込みと、組合員1社より3月末付けで脱退届けの提出があり、これらを承認した。
 第2号議案=新年会報告は、服部尾張支部長(服部商会社長)が行い、1月17日午後6時よりホテルグランコート名古屋において出席378名(来賓6名、組合員118社・201名、賛助会員66社・165名、報道4社、事務局2名)で開催と報告、併せて収支報告も行い承認された。来年は西支部が担当し、開催予定日2009年1月13日(火)、会場はホテルグランコート名古屋(仮予約)の予定。
 第3号議案=教育事業の件は、林経営対策部長(広島商事社長)がはじめにTEスクールについて報告した。第1回が10月5日〜7日、第2回が11月22日〜24日に行われ参加者はいずれも18名。収支報告があり、承認された。
 また新入社員研修(08年度事業)については、4月7日(月)・8日(火)の2日間の日程で募集人員30名、参加費1万円(従来は5000円)で開催することを伝えた。
 第4号議案=第68回組合親善野球大会(08年度事業)については、六浦福利厚生部長(六浦本店社長)が報告。4月12日(土)に開幕し、当日は一宮総合運動場2面(A・B)を使用し8試合を予定。試合開始前の8時30分より同運動場A面にて開会式を執り行う。第2日目以降は、同運動場を主会場に順次開催する。会期は4月から9月を予定。なお、開会に先立ちキャプテン会議を3月14日(金)に開催する。予算が示され、承認された。
 第5号議案=平成20年度通常総会の件は、伊藤総務部長が開催の概要について報告。開催日時と場所は、5月28日(水)午後4時30分よりメルパルク名古屋にて。また水谷会計理事(ミズタニ機販社長)が19年度仮決算(中間)の報告を行った。
 次年度は役員改選期にあたり、各支部は支部総会にて理事推薦候補者(および次点)を選出し、4月14日までに事務局に提出する(4月理事会の承認を経て総会に上程する)。また各部会は、20年度予算申請書(事業計画)を3月末日までに事務局に提出することが確認された。
 第6号議案=中部ブロック会議については、伊藤ブロック長(組合副理事長・春日鋼機社長)が報告。2月21日(木)にメルパルク名古屋において、「人材募集を戦略的に考える」“機工商社にとり、真に必要な求人対策とは”をテーマに学生を交えたパネルディスカッションを行う予定。参加申し込み状況は、愛知、岐阜、浜松、三重の組合から計78名(うち懇親会出席60名)。
 第7号議案=海外調査については、林実行委員長(経営対策部長)が報告。2月1日に実行委員会を開き、当初予定していた08年11月2日出発を見直し、日程を08年9月21日(日)〜27日(土)に決定した。当初の日程は、JIMTOFの開催期間と一部重なり気候的(寒冷地)な問題もあるため。訪問地は中国北部の北京・天津〜瀋陽・青島(2班に分かれ行動)〜大連。今回は、買付け・現地先端企業・工具の流通・現地法人化(進出)を課題に、訪問先は日系ユーザーおよび機工メーカーとローカルメーカーそしてローカルのユーザーの調査も実施する。2月25日(月)に実行委員会を開き訪問先リストの作成や役割分担、行程などを具体化する。募集案内は4月発送予定。
 第8号議案=年金基金現況報告は、伊藤副理事長が行った。
 第9号議案=部会報告は次の通り。
 〈総務部〉定款・規約改正については、中央会経由で愛知県に申請し、当初の予定通り20年度総会にて承認を図る。
 〈情報部〉組合報・冬号発行を2月に予定。景況調査を1月に実施した。
 〈経営対策部〉当面は、中部ブロック会議の準備に取り組む。また、新入社員研修ほか教育事業の継続を計画しており、実施要項を検討する。
 〈事業部〉当面は、CUBICの活用促進や共済保険の勧誘事業に注力する。CUBIC、共済保険についてはパンフレットを定期的に配布し組合員への周知、活用を促進する。特に共済保険は、保障の割に掛金が安価で事故等による保険金も簡易な手続きで請求でき、加入者には福利厚生事業へのさまざまな助成制度があり有効に活用できる。組合事業収入としても手数料の比率が高いため、重点事業として取り組む。
 〈青年部〉2月2日に伊勢神宮・鳥羽水族館を巡る日帰りバスツアーを開催した。平成20年度総会を6月6日(金)、東京第一ホテル錦にて開催する。
 〈福利厚生部〉3月14日(金)青少年会館にてキャプテン会議を開催し、野球大会開幕に臨む。また従業員表彰の代替事業、男女社員の交流事業は、今後継続して審議する。
 第10号議案=訃報。
 服部の服部誠社長(西支部理事)が1月18日に心不全のため急逝された。63歳。通夜式が19日、告別式が翌20日に営まれた。なお、社長には夫人の服部久代さんが就任し、子息も入社する予定。
 全機工連元会長の城野正伊氏(シロノ創業者・91歳)が1月10日に逝去され、通夜式が18日、告別式が翌19日に営まれた。
 第11号議案=その他。
 組合設立60周年事業(09年度)に関しては、水谷会計理事を委員長に準備委員会を設置する。現状では、記念誌の発刊を企画しているが、要項等は委員長を中心に準備委員を選任して08年度より始動する。
 組合員増強については、案として、卸商社に協力を要請し、取引先の未加入商社を紹介(推薦)してもらい各支部でフォローする。具体的には、時津副理事長(新栄商會会長)を中心に特別委員会を設置して卸商社の責任者を招集、勧誘者リストの作成等、懇談会を開催する。
 支部総会の開催予定日は三河支部3月2日(日)、熱田支部3月18日(火)、南支部3月28日(金)、東支部4月2日(水)、北支部3月13日(木)、中南支部3月21日(金)、尾張支部3月1日(土)〜2日(日)。
 三役常任理事会の日程は3月17日(月)から19日(水)のいずれか。
 次回理事会は4月24日(木)午後4時より東京第一ホテル錦にて開催。

偽装請負等について研修
経営部会を開催する
静岡県管工機材商組合2月度理事会開く

 静岡県管工機材商組合(理事長=伊藤捷三氏・沼津管材社長)では、2月8日午後3時より静岡市内の“マイホテル竜宮”において「2月度理事会」を開催し、各種報告事項を承認する一方、経営部会を行い、「偽装請負、不払い残業、セクハラ、入札談合のリスク」について研修した。
 当日審議された議案は次の通り。
(1)第1号議案=20年新年賀詞交歓会収支報告の件
 新春の門出を祝う新年賀詞交歓会は、1月11日午後4時より静岡駅西の“静岡グランドホテル中島屋”で開催され、正会員はじめ来賓、賛助会員ら180余名と過去最高の出席者で盛り上がり、戊子年の新春を祝った。収支も予算通りに収まった。
 また、当日は午後2時30分より理事会を行い、賀詞交歓会に万全を期した。
(2)第2号議案=愛知組合新年会出席報告
 1月22日名古屋マリオットアソシアホテルで開催され、村松副理事長(村松商店社長)が出席。過去最高の300余名が出席した。
(3)第3号議案=理事会開催日内定の件
 3月7日、4月4日、5月15日(通常総会)、5月16日(製販ゴルフ会)、6月3日、6月17日(連合会45周年記念総会)、7月4日、8月1日、9月5日、10月3日、11月7日、12月5日(忘年ゴルフ会)、1月15日(新年会)、2月6日、3月6日
(4)第4号議案=その他の件
(一)佐藤政平商店(沼津市)の組合退会届け(佐藤恒弘社長の急逝により)を受理した。
(二)大手商社の静岡県進出が相次ぐ中、組合としての対処策について協議した結果、新年度から「組合員ないしは賛助会員として入会を促す」、という一定の結論を得た。
(三)「返品処理についてのお願い文書」=(納入時の配送、事務、返品時の検品、点検、整備、戻し事務等の経費を考慮し、今後返品される場合は、納入価格の30〜40%引きにて御願いします)を全組合員名で作成し、配布することを確認した。
 以上で審議事項を終え、引き続いて、経営部会に移り「偽装請負、不払い残業、セクハラ、入札談合のリスク」について研修した。
▽偽装請負
 契約上では業務受託会社との「請負契約」となっているが、実態としては「労働者派遣」に該当するもの。
 「偽装請負」と判断されると、労基署からの是正勧告を受けたり、労働者から訴えられる様々なリスクを負うことになる。
 形式上請負契約であれば、受け入れ会社は派遣のような重い責任を負わずに、雇用調整の容易な(簡単に解雇できる)非正規社員を集めることができるため、多くの企業がこうした脱法行為に手を染めてきた。
▽不払い残業
 残業したのに、その時間に応じた割増賃金を支払わない場合は労基法違反になる。
 雇用リストラや成果主義の導入が進む中で、不払い残業は蔓延している。1日8時間以上の労働には、25%の、22時以降の深夜労働には50%の割増賃金を支払わなければならない。労働局の調査が入り、サービス残業の事実が確認されると、過去にさかのぼって残業代を支払うよう是正勧告される。
▽セクハラ
 損害賠償による金銭的な負担以外にも、職場環境の悪化による生産性の低下、企業イメージダウンなど様々な悪影響を及ぼす。
▽入札談合
 違反した場合には、排除勧告、課徴金、損害賠償、刑事罰が規定されている。
 非常にリスクの高い行為だが、法律では「公正な価格を害し又は不正な利益を得る目的で、談合した」場合と規定されているのみで、どこまで話をすれば談合となるのかが曖昧で、明確に判断できる基準がない。

勧誘先の担当割りを行う
申し込み状況を把握
愛知県管工機材商協組第2回展実委会開く

愛知県管工機材商業協同組合(理事長=伊藤辰之氏・イトウ社長)の第27回管工機材設備総合展の展示会実行委員会(委員長=小川信氏・山信社長)では、2月6日午後6時より、東別院会館で「第2回実行委員会」を開催し、出品勧誘リストの確認と担当割振り、出品小間の申し込み状況を把握した。
 実行委員会は、伊藤理事長の「厳しい状況下ではありますが、一致団結して小間獲得に取り組んで頂きたいと思います」との協力方の要請があり、次いで小川委員長のこれまでの経過報告が行われたあと、2月6日現在の出品者の申し込み状況を把握した。
 それによると34社の77小間に達していることが判った。
 次いで、出品勧誘リストの確認と勧誘委員の担当割振りを行った。
 当日発表された出品者は次の通り。
(五十音順)
 ▽アカギ▽アサダ▽旭有機材工業▽荏原テクノサーブ▽MIEテクノ▽オーケーエム▽カクダイ▽川本製作所▽KVK▽神戸樹脂工業▽児玉工業▽山王工業▽シーケー金属▽昭栄▽ゼンシン▽帝国金属▽テクノフレックス・トーラ▽テラルキョクトウ▽騰亜(南京)塑料五金製品有限公司▽東洋バルヴ▽トーゼン産業▽ナゴヤ▽日栄インテック▽日本プラスチック工業▽日本ヘルメチックス▽富士ゴム化成▽古林工業▽ベン▽前澤化成工業▽前田バルブ工業▽山本計器製造▽ユーシー産業▽ヨシタケ▽ワシノ機器
 (2月6日現在)

鋳鋼、鍛鋼とも前年比増・前月比減
鋳鋼暦年で平成10年以降最高値
日本鋳鍛鋼会鋳鋼・鍛鋼生産速報19年12月分

日本鋳鍛鋼会は鋳鋼(全国77工場)、鍛鋼(同20工場)の12月分生産実績を集計し、1月31日発表した。
 それによると、12月の鋳鋼の生産量は2万5251トンで、前月比2.3%減、前年同月比3.9%増であり、鍛鋼の生産量は6万1098トンで、前月比5.5%減、前年同月比0.5%増であった。
 この結果、平成19年度第3四半期(10〜12月)及び平成19年暦年の生産実績(速報)は次のとおり。
 鋳鋼の平成19年10〜12月生産量は7万6409トンで、前期比8.0%増、前年同期比4.6%増であり、同じく鍛鋼の生産量は19万3023トンで、前期比7.7%増、前年同期比2.1%増となった。平成19年暦年での生産量は、鋳鋼29万2963トンで前年同期比4.2%増、鍛鋼74万2056トンで同0.2%減であった。なお、暦年ベースでは、鋳鋼が平成10年以降での最高値を記録し、鍛鋼も史上4番目の高水準となった。
 現在の生産状況は上期月平均で鋳鋼2万4109トン、鍛鋼6万1133トンと推移してきており、下期に至っても10〜12月月平均で鋳鋼2万5470トン、鍛鋼6万4341トンと生産水準は高位安定している。現在の生産環境及び需要業界の動向からみて、鋳鋼、鍛鋼ともに今後需要減となる要因が見当たらないことから、しばらくは現在の生産水準で推移しそうである。
 また、12月の各地区の生産状況は次のとおり(※数字は前年同月比)。
【鋳鋼】
 北海道141.5、東北112.1、関東信越97.8、東海北陸102.4、近畿102.8、中国115.9、四国114.9、九州84.7、以上。
【鍛鋼】
 北海道105.9、関東信越94.4、東海北陸100.4、近畿100.9、中国108.2、九州99.1、以上。

12月単月受注額1308億円史上最高額
07年受注総額1兆5900億円最高更新
日本工作機械工業会2月工作機械受注実績

 日本工作機械工業会がまとめた2007年12月分の工作機械受注実績調査報告によると、12月の受注額は1308億円で、前月比は4.2%減と2カ月ぶりのマイナスとなるも、前年比は3.7%増と12カ月連続のプラスになった。12月単月の受注額としては、2005年の1286億円を上回り史上最高額を記録。また、44カ月連続での1000億円超えはバブル期を22カ月抜き最長記録を更新中。さらに、2007年は一年間通して前年比プラスを維持し、年間受注額は1兆5900億円で、史上最高額を記録した前年の1兆4370億円を上回り、2年連続の史上最高額を更新した。
 内外需別にみると、内需は587億円で前月比7.1%減と2カ月ぶりのマイナスになり、前年同月比は3.1%増と4カ月連続のプラスになった。前月比は、一般機械3.8%減、自動車13.2%減、電気・精密30.0%減(電気23.1%減・精密39.8%減)であり、主要業種では電気・精密が3割のマイナスとなった他、一般機械、自動車もマイナスになった。
 外需は721億円で前月比1.7%減と2カ月ぶりのマイナスとなり、前年同月比は4.2%増と28カ月連続してのプラスになった。12月単月の受注額としては、前年の692億円を上回り史上最高額となった。前月比では、北米の18.9%増を除けば、アジアが5.0%減、欧州が8.5%減とともにマイナスとなるも、外需総額は依然として700億円を上回る高い水準にある。前年同月比では、アジア・欧州はプラス基調を持続、一方、北米は前年にメキシコ向けが高い伸びを記録した反動減もあり2カ月連続のマイナスとなった。基本的には主要三極ともに高水準、受注拡大基調が持続している。産業別では、世界各地域で自動車向けが好調なほか、航空機、エネルギー関連、一般機械類、建機、IT関連、医療など多くの分野で拡大基調にある。
 内需の内訳をみると、一般機械は250億円で前年同月比11.3%減と2カ月連続のマイナスになった。このうち、金型は50億円で同9.4%増。2006年7月以来17カ月ぶりのプラスとなった。自動車は165億円で同25.7%増と6カ月連続のプラス。このうち、部品は78億円で同7.3%増と2カ月ぶりのプラスになった。電気・精密は61億円で同5.7%減と7カ月連続のマイナスになった。主要業種では、自動車の2006年12月は2004年〜2005年の拡大後のボトムであったため、受注額は131億円だった。その反動増もあり自動車の前年同月比は25.7%増と大幅な増加となった。一方、一般機械、電気・精密は前年を下回る結果となり、それ以外では、金属製品、航空機・造船等がプラスになった。
 外需の内訳では、アジアが261億円で前年同月比19.0%増。2カ月連続で250億円を上回り、前年同月比の伸びは主要三極中最大である。東アジアでは中国・台湾、その他アジアでもタイ・マレーシア等が同プラスとなった。欧州は231億円で同1.2%増。史上最高額を記録した10月の259億円には及ばないものの高水準を持続している。EU主要国では、ドイツ・イタリア・フランスが同プラスになった。北米は210億円で同7.3%減。米国は2カ月ぶりに、カナダは6カ月連続でそれぞれ同プラスとなったが、メキシコが前年に五十五億円の高い受注額を記録したことによる反動減あり。
【2007年年間受注額】
 受注総額は1兆5900億円(前年比10.6%増)となり、16年ぶりに最高額を記録した2006年の1兆4370億円を上回り、2年連続で史上最高額を更新。
 また、年間受注額1兆円超えは4年連続で最長となり、息の長い受注拡大局面にある。
@内需7264億円(前年比0.9%減/内需比率45.7%)
 全11業種中、自動車の他に航空機輸送用機械及び金属製品の3業種で前年比プラスとなった。主な業種の前年比は、自動車が前年を上回っているが、一般機械、電気・精密はマイナスとなった。◇一般機械3193億円(前年比3.3%減)◇自動車2131億円(同9.0%増)◇電気・精密779億円(同12.6%減)。
A外需8636億円(前年比22.7%増/外需比率54.3%)
 4年連続で史上最高額を更新。外需比率は54.3%と過去最大であった1998年の53.8%を上回り史上最高を記録。前年比では主要三極ともプラスで、特に欧州・アジアが前年比3割以上のプラスとなり史上最高額を更新した。◇アジア3191億円(前年比32.2%増)初の3000億円超え(中国は2年連続史上最高額を更新)◇欧州2769億円(同35.8%増)ドイツ・イタリア・フランス・イギリス等EU主要各国ともに史上最高額◇北米2445億円(同0.4%増)1998年時ピークの2811億円を下回るも高水準。
【2008年工作機械受注額見通し】
 受注総額=1兆5000億円台
 内需額=6000億円台
◎一般機械=2800億円程度
◎自動車=2200億円程度
◎電気・精密=800億円程度
 外需額=9000億円台
 2008年も前年並みの高水準で推移するとの見通し。

受注高3872億6600万円前年比15.2%減
内外需とも前年比マイナス
日本産業機械工業会11月産業機械受注状況

日本産業機械工業会がまとめた平成19年11月の産業機械受注状況によると、当月の総受注高は前年同月比15.2%減の3872億6600万円で、このうち内需は同1.8%減の2819億3600万円、外需は同38.0%減の1053億3000万円となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比15.5%減、非製造業向けは同6.7%減、官公需向けは同30.2%増、代理店向けは同1.5%減であった。
 内需で増加した機種は、鉱山機械(前年同月比77.4%増)、ポンプ(同7.7%増)、圧縮機(同4.9%増)、運搬機械(同21.2%増)、変速機(同6.1%増)、その他機械(同54.0%増)の6機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(前年同月比13.1%減)、化学機械(冷凍含む)(同24.0%減)、タンク(同60.4%減)、プラスチック加工機械(同30.3%減)、送風機(同5.3%減)、金属加工機械(同14.6%減)の6機種であった。
 外需では、11月のプラントは案件が無かった。
 外需で増加した機種は、プラスチック加工機械(前年同月比4.2%増)、ポンプ(同204.7%増)、送風機(同347.0%増)、運搬機械(同25.5%増)、変速機(同9.5%増)の5機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(前年同月比41.9%減)、鉱山機械(比率は前年同月の受注額がマイナスのため計上できず)、化学機械(冷凍含む)(同53.7%減)、タンク(同97.4%減)、圧縮機(同8.4%減)、金属加工機械(同63.1%減)、その他機械(同70.5%減)の7機種であった。
 機種別の動向をみると、ボイラ・原動機は化学、その他非製造業、外需の減少により前年同月比23.3%減、鉱山機械は窯業土石、鉄鋼、鉱業、外需の増加により同226.6%増、化学機械(冷凍機械含む)は石油・石炭、その他非製造業、外需の減少により同33.0%減、タンクは外需の減少により同86.1%減、プラスチック加工機械は自動車、その他製造業の減少により同13.4%減、ポンプは外需の増加により同43.4%増、圧縮機は化学、外需の減少により同2.0%減、送風機は官公需、外需の増加により同15.4%増、運搬機械は鉄鋼、情報通信機械、造船、外需の増加により同22.7%増、変速機は鉄鋼、一般機械、その他輸送機械、その他製造業、外需の増加により同6.8%増、金属加工機械は外需の減少により同46.9%減となった。

PIP世界で約300億円ユーザーコスト削減
「さらなる価値創造の提供」テーマに講演
サンドビック平成20年度中部日本コロマント会総会開催

 サンドビック(社長=藤井裕幸氏、本社=神戸市西区室谷2―2―9)の中部日本コロマント会(会長=加藤朗氏・不二工具社長)は、2月6日午後2時50分より名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルにて平成20年度中部日本コロマント会総会を開催した。
 開会の辞の後、最初に中部日本コロマント会役員並びにサンドビック社員の紹介が行われた。
 会長挨拶で加藤会長は「皆様、本日は大変お忙しい中、中部日本コロマント会総会にご出席賜りまして誠にありがとうございます。また、平素におきましては、コロマント商品の拡販に多大なるご尽力を賜りまして、高い席ではございますが、厚く御礼申し上げます。さて、この中部地区でございますが、工作機械関連は順調でございましたが、自動車関連の設備投資の先送り、航空機関連の量産の遅れなど予想以上に厳しい1年でありました。この厳しい1年をコロマント会の皆様におかれましては、独自の戦略及び企業努力により、逆にチャンスをつくる1年であったのではないかと思っております。このような状況の中、今後ますますユーザー様のコストダウン要求に対する高いレベルでの対応が必要になってくると感じております。そのような中、サンドビックコロマント事業本部が本年より名古屋に移り、また、プロダクティビティーセンターがオープンしましたことは、私どもコロマント会会員にとりまして、非常に大きなアドバンテージであります。ユーザー様への迅速かつ的確なフォローが可能となっただけではなく、コロマント会会員の皆様の教育システムの充実など非常に心強く感じるしだいでございます。また、当社を振り返ってみましても、今後の厳しい環境を生き残っていくために、顧客にとって価値のある商社とはどうあるべきかを常に考え、また行動に移し、顧客満足度を高め、同時に販売店として確固たるブランドイメージを確立させる所存でございます。そのためには、常に新しい商材を活用し、新規開拓を実行し、顧客コストダウンに協力し、顧客満足度を高めるしかないと思っております。またそのことは社員一人ひとりの育成と社内の活性化につながり、将来の企業成長にも直結しているのではないでしょうか。本日お集まりのコロマント会会員の皆様も明るく元気に頑張っていこうではございませんか。そしてこのコロマント新事業本部の名古屋を皆様とともに大いに盛り上げてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」と述べた。
 続いて、藤井社長が「今日はお寒い中、またお忙しい中、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。また、平素は私どもサンドビックの拡販にご尽力いただきまして、高い席からではございますが、厚く御礼申し上げます。さて、今回、コロマントの本部が名古屋に移転することになりました。この件につきましては後ほどご紹介したいと思います。まず、若干の組織変更がありまして、名古屋支店長に新しく松本が就任いたしました。また、副支店長に村井が就任いたすことになりました。今まで皆様にお世話になりました、高宮はサンドビックの本社社員として赴任することになりました。皆様も、もしスウェーデンに行かれる機会がございましたら、ぜひ彼に会ってやっていただきたいと思います。それでは、業績について報告させていただきます。まず、2007年の実績でございますが、サンドビックツーリングの売上、すなわち私どもと最も関係のあります切削工具部門の売上は、1月〜12月の決算で4358億円でございまして、対前年比では9%のアップとなりました。ちなみに、サンドビックグループ全体の売上は約1兆5000億円でございます。9%アップの内訳では、BRICsがいちばんの牽引役でありますが、もちろん日本も含めて成長しております。次に私どもサンドビックの日本の売上でございますが、2007年は対前年比8%アップで最終的には269億円となりました。この中で、コロマントの売上の成長をみてみますと、2002年を100としますと、2007年は222すなわち222%でございます。なお、中部のコロマントの売上は、同じく2002年を100として、2007年は246%で約2.5倍になっております。皆様方のおかげで平均の222%を上回り、高い成長を遂げることができました。改めて御礼申し上げます。次は昨年、私どもが何をやったかということについてですが、いちばん重要視しておりました生産性改善プログラム(PIP)で効果がございました。昨年、全国で101社をピックアップしまして、このPIPを実施したわけでございますが、結果として、削減総額2億1100万円を達成することができました。この2億1100万円は、私どもが儲けた金額ではございません。これは、お客様がコストダウンされた金額でございます。これを1社あたりに平均しますと、約209万円となります。今年は昨年の経験を活かし、1社あたりの成果をもっと大きくしたいと思っております。私が常に皆様に訴えておりますように、工具一本いくらではなく、時間あたりいくら、年間でいくらコストを削減できるかを考えていただきたいのです。PIPは日本のみならず、全世界で取り組んでおりまして、サンドビック全体の大きなプロジェクトでございます。2007年には、全世界でユーザー様のコストダウンのトータルが約300億円に達しました。自社の利益が先ではなく、まずお客様の利益を優先します。これが私どもの基本的な経営の考え方です。PIPはこれからも継続させます。これがわれわれの経営スタイルです。次に私どもが力を入れているのが、人材教育です。研修における販売店・代理店向認定コースをスタートしてからすでに4年目に入るのですが、ご存知のように3つのコースがあります。アドバイザーコース・コンサルタントコース・スペシャリストコースです。まず、アドバイザーコースですが、昨年末の累計で1063名の方が認定されております。コンサルタントコースでは同460名が認定されており、スペシャリストコースでは同33名が認定されております。3コーストータルで約1600名になり、レディースコースを含めますと、約2000名の方がサンドビッククラブに入られておられます。また、皆様からのご要望により、コロマント製品をどのようにしてお客様にアピールするかを学ぶコースとして、昨年から販売力育成プログラムをスタートさせました。さらに今後は、サンドビッククラブメンバーの方に対するサービス提供、情報共有のさらなる充実を図ってまいります。それから、主要取扱品目におきましては、コロマント・キャプトが重要でございまして、実は昨年画期的なことがございました。トヨタさんがこのキャプトに目を付けられまして、あるラインすべての旋盤をこのキャプトに切り替えられました。理由としては、クイックチェンジ、サイクルタイムが上がることがあげられます。また、このコロマント・キャプトはISO化に向かってスタートしております。たぶん今年の春にはISO化されると思います。これは、良いモノは他のメーカーさんでもつくっていただこうという我々の考え方です。それと、今日お集まりの中部の皆様にはグッドニュースだと思うのですが、実は私ども、アプリケーションセンターというものを計画しておりまして、できましたら今年中に中部圏内に設立させる目処をつけたいと思っております。先ほど申しましたプロダクティビティーセンターとの違いについてですが、プロダクティビティーセンターはあくまでもコロマント製品をいかにうまく使っていただくか、また、いかに理解していただくか、という場でございます。一方、アプリケーションセンターというのは、お客様のいろいろなワークに最適なツーリング、工具はどういったモノかを提案していくために、開発の段階からお客様のニーズを伺いスタートします。そういった意味では両者のコンセプトは全く違います。特にこの中部につくるという意味は、自動車産業に向けたアプリケーションセンターを立ち上げるということでございます。また、昨年好評でありました航空機フェアを今年も上半期に開催したいと思っておりますし、航空宇宙産業技術展にも出展の予定であります。サンドビックコロマントは、航空機産業では世界的に技術面でリードしておりますので、ぜひ我々のノウハウを活用していただければと思っております」と挨拶。
 次に、鈴木事業部長代理の挨拶では「日本というマーケットを理解するにあたって、私がサンドビックの社内で特に盛んに言っているのは、いちばん重要なのは中部日本をきちんと見定めることであるということです。スウェーデンの技術陣やマーケティング担当者などを中部のお客様のところに連れて行き、現場を見せてお客様のニーズに応えるよう訴え、製品開発に反映させています。1月1日から私どもサンドビックコロマント日本本部が名古屋に移転になったというのは、そういう意味がありまして、全社一丸となって中部日本のためにやっていきたいと思っております」と語った。
 引き続いて、平成19年度優秀特約店表彰が行われ、選ばれた特約店17社に対し壇上で感謝状が贈呈された。
 休憩をはさみ、「さらなる価値創造の提供」―サンドビックコロマント 成長のための戦略―という演題でサンドビックコロマント本社(スウェーデン)上級副社長レナート・リンドグレン氏による講演が行われた。
 「皆様、こんにちは。本日は、皆様の前でコロマントのグローバル戦略についてお話させていただく機会を得まして、大変光栄に思っております。ありがとうございます」という挨拶に始まり、日本市場の重要性について以下のように述べた。
 「どの市場も私どもにとっては大切なのですが、日本はその中でも特に大切な市場と考えております。次に挙げます3つの理由から日本市場は私どもにとって大切だと考えています。まずは、市場規模が世界の中で最大規模のひとつであるということです。次に、皆様が互いに高いレベルのニーズをもっていらっしゃいますので、それを私どもがきいて取り入れていくというのが2つ目の理由です。日本市場には、非常に競争力の高い競合他社様がいらっしゃいますので、お互いに切磋琢磨できるというのが3つ目の理由です」。
 サブタイトルとなっている、サンドビックコロマント成長のための戦略については「サンドビックコロマント成長のための戦略というのは、我々のいちばん大きな焦点です。サンドビックコロマントの戦略は次の3つに集約されます。一つ目は、さらなる顧客価値創造とお客様へのコミットメントです。2つ目は、選択した領域でナンバーワンになることです。3つ目は、適正な利益を生む成長を続けていくとういうことです」と語った。
 そして最後に「将来において非常に重要なことは、設計の段階から実際の製造、そして完成品ができるまでサンドビックコロマントがお客様をサポートしていくことです」と締めくくった。
 懇親会では賑やかな雰囲気の中、参加者は互いに親睦を深めていた。また、DVDレコーダー、電子辞書など豪華賞品が当たる抽選会も行われ、いっそうの盛り上がりをみせた。
 なお、社長と新聞記者懇談会は、次号掲載予定。

受注総額、3年連続増加
10年ぶり6兆5000億円超え
日本産業機械工業会19年産業機械受注

 日本産業機械工業会がまとめた平成19年の産業機械受注状況によると、1月から12月の総受注高は前年比8.2%増の6兆5117億円と3年連続で前年を上回り、10年ぶりに6兆5000億円を超えた。このうち内需は同5.0%増の3兆6541億円となり、3年連続で前年を上回った。外需は同12.5%増の2兆8576億円となり、3年連続過去最高の受注額を更新した。
 需要部門別受注状況の内需において、製造業は紙・パルプ、化学、電気機械、自動車向けが減少したものの、石油・石炭、鉄鋼、非鉄金属、情報通信機械、造船向けの増加により、前年比2.3%増の1兆4666億円となり、5年連続で前年を上回った。非製造業は、その他非製造業向けが減少したものの、電力、運輸、卸・小売向けの増加により、前年比3.1%増の1兆753億円となり、3年連続で前年を上回った。製造業と非製造業を加算した民需の合計は、前年比2.6%増の2兆5420億円となり、3年連続で前年を上回った。官公需は地方公務向けが増加し、前年比17.9%増の7825億円となり、7年ぶりに前年を上回った。代理店は前年比2.6%減の3295億円となり、2年連続で前年を下回った。
 内需で増加した機種は、ボイラ・原動機(前年比0.0%増)、化学機械(冷凍含む)(同3.7%増)、タンク(同58.8%増)、ポンプ(同16.5%増)、送風機(同22.9%増)、運搬機械(同1.9%増)、変速機(同15.1%増)、金属加工機械(同37.8%増)、その他機械(同6.9%増)の9機種であり、減少した機種は、鉱山機械(10.7%減)、プラスチック加工機械(同3.2%減)、圧縮機(同0.7%減)の3機種であった。
 一方の外需は、中東、ヨーロッパ向けが減少したものの、主力のアジアを始め、それ以外の全ての地域が増加した。
 外需で増加した機種は、ボイラ・原動機(前年比30.5%増)、化学機械(冷凍含む)(同2.5%増)、プラスチック加工機械(同15.1%増)、ポンプ(同30.0%増)、圧縮機(同10.5%増)、送風機(同76.1%増)、運搬機械(同9.9%増)、変速機(同21.1%増) 、金属加工機械(同31.4%増)、その他機械(同3.2%増)の10機種であり、減少した機種は、鉱山機械(同7.6%減)、タンク(同57.6%減)の2機種であった。
 機種別受注状況は次の通り。
@ボイラ・原動機
 紙・パルプ、自動車、その他非製造業で減少したものの、食品、鉄鋼、電力、運輸、官公需の増加に加え、特に外需の大幅な増加により、前年比12.8%増の1兆7055億円となり、3年連続で前年を上回った。
A鉱山機械
 鉄鋼が増加したものの、非鉄金属、鉱業、その他非製造業、外需の減少により、前年比9.7%減の332億円となり、2年連続で前年を下回った。
B化学機械(冷凍含む)
 化学、その他非製造業が減少したものの、石油・石炭、電力、官公需、外需が増加し、前年比3.1%増の2兆629億円となり、2年ぶりに前年を上回った。
Cタンク
 石油・石炭、鉄鋼、電力が増加したものの、外需の大幅な減少により、前年比21.3%減の484億円となり、2年連続で前年を下回った。
Dプラスチック加工機械
 その他製造業、代理店が減少したものの、外需が増加したことから、前年比7.2%増の2173億円となり、2年ぶりに前年を上回った。
Eポンプ
 卸・小売、官公需、外需が増加したことから、前年比20.8%増の3714億円となり、2年ぶりに前年を上回った。
F圧縮機
 石油・石炭、その他非製造業が減少したものの、外需が増加し、前年比4.9%増の3265億円となり、5年連続で前年を上回った。
G送風機
 運輸が減少したものの、鉄鋼、官公需、外需の増加により、前年比29.6%増の354億円となり、2年連続で前年を上回った。
H運搬機械
 一般機械、電気機械、電力、新聞・出版が減少したものの、鉄鋼、情報通信機械、造船、卸・小売、外需が増加したことから、前年比4.6%増の4194億円となり、2年ぶりに前年を上回った。
I変速機
 窯業土石、鉄鋼、その他製造業、外需、代理店の増加により、前年比16.3%増の841億円となり、5年連続で前年を上回った。
J金属加工機械
 鉄鋼、外需の増加により前年比34.2%増の2652億円となり、2年ぶりに前年を上回った。
Kその他機械
 石油・石炭が減少したものの、運輸、その他非製造業、官公需の増加により、前年比6.1%増の9418億円となり、5年連続で前年を上回った。
 日本産業機械工業会がまとめた平成19年1月から12月の産業機械輸出契約状況によると、主要約70社の産業機械輸出は、中東、ヨーロッパ向けが減少したものの、それ以外の全ての地域が増加したことにより、前年比14.0%増の2兆7307億円と、過去最高の受注金額となった(3年連続で過去最高を更新)。
 単体機械は、ヨーロッパ向けが減少したものの、アジア、北アメリカ、アフリカ、オセアニア、ロシア・東欧向けの増加により、前年比25.0%増の2兆1168億円と、過去最高の受注金額となった(四年連続で過去最高を更新)。
 プラントは、南アメリカ、アフリカが増加したものの、中東向けが大幅な減少となったことから、前年比12.6%減の6139億円となった。
 機種別にみると、ボイラ・原動機はヨーロッパを除く全ての地域が増加し前年比32.9%増、鉱山機械はアジア、北アメリカの減少により同18.1%減、化学機械は中東、北アメリカ、南アメリカ向けが減少したものの、アジア、ロシア・東欧向けの増加によりの増加により同42.8%増、プラスチック加工機械はアジア、ヨーロッパ、ロシア・東欧向けの増加により同21.1%増、風水力機械は全ての地域が増加し同13.6%増、運搬機械はアジア、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ向けの増加により同7.5%増、変速機はアジア、ヨーロッパ、北アメリカ向けの増加により同21.1%増、金属加工機械は中東を除く全ての地域が増加し同21.0%増、冷凍機械は全ての地域が増加し同39.5%減となった。
 プラントは、発電、化学・石化プラントが減少したことから、前年比12.6%減となった。

レクの反省会を実施
次期役員案一部修正
愛機工青年部2月役員会を開催

愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)の青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)は2月14日午後7時より、組合事務局において2月度役員会を開催した。
 当日は、森部長はじめ役員13名が出席し、足立広報渉外担当幹事長(朝日)の司会進行で、@レクリエーションの報告A合同委員会についてB平成20年度青年部役員組織についてC青年部各役職名と各委員会名の変更について等を審議した。
 @レクリエーションの報告では、二月二日に行われた「伊勢の名湯・戸田家&鳥羽水族館 日帰りバスツアー」について野崎レクリエーション担当幹事長(常磐精機)が、当日は57名が参加し概ね良い評価を得ることができたと報告。また参加者を対象に実施したアンケート調査の結果を基に、2月13日午後7時30分より3時間余り反省会を行い、次回の実施に向けて検討したことも報告した。
 A合同委員会については、時津総務統括幹事長(新栄商會)が開催概要を説明。三月十九日午後七時より創作活豚料理「黄金の豚」において開催する。
 B平成二十年度青年部役員組織については、加藤副部長(藤清商会)より、前回の役員会で大まかに決めた役員の人事に関し役員予定者の転勤等で一部変更が必要となった旨の報告があり、次回までに各担当の統括幹事長が確認を取り、変更案を持ち寄ることとなった。三月役員会で承認決定される見込み。
 C青年部各役職名と各委員会名(他産業視察など)の変更については、引き続き加藤副部長が説明。青年部は四十数年の歴史があり、時代に合わせて都度、役職並びに委員会名を変更してきた。現在使用している名称では一部差異が生じてきており、活動を制限する場合が発生するなど問題点もあり、20年度から役職並びに委員会の名称を一部変更してはとの意見も出ていることから検討することとなった。出席者からは色々な意見が出され、3月の役員会で継続審議する。
 次回の役員会は3月19日、合同委員会開催前に行う。

総受注高6ヵ月連続前年上回る
欧州・アジア向け好調
中部経産局19年12月度金属工作機械

中部経済産業局が2月1日発表した管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、テクノワシノ、ジェイテクト、日平トヤマ、富士機械製造、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の平成19年12月度金属工作機械受注状況によると、総受注高は497億8700万円で、前年同月比1.7%増と6カ月連続で前年を上回った。また、前月比も1.7%増となった。
 国内受注は、一般機械工業向けが72億3300万円と8カ月連続で前年を下回ったものの、自動車工業向けが76億9500万円と4カ月連続して前年を上回り、全体でも188億9800万円で前年同月比3.0%増と4カ月連続して前年を上回った。また、前月比は1.9%増となった。
 海外受注は、北米向けが4カ月連続で前年を下回ったものの、ヨーロッパ向けが28カ月連続、アジア向けが12カ月連続で前年を上回ったことから全体でも308億8900万円で前年同月比1.0%増と7カ月連続して前年を上回った。また、前月比は1.5%増となった。
 国別にみると、一位のアメリカが89億8800万円(前年同月比19.3%増)、以下、中国44億4500万円(同27.5%増)、ドイツ37億3600万円(同25.7%増)、イタリア19億8600万円(同31.3%増)、イギリス11億1700万円(同8.1%減)の順となった。
 販売額は、433億3300万円となり、前年同月比は1.3%減と7カ月ぶりに前年を下回った。また、前月比は0.4%増となった。
 受注残高は、2244億4900万円となり、前年同月比1.0%増と2カ月連続して前年を上回った。また、前月比は0.7%増となった。

グッドデザイン商品142点から
最優秀賞松下電工「アラウーノ」
大阪デザインセンター19年度年間賞決定

 大阪デザインセンター(理事長=坂下清氏、住所=大阪市住之江区南港北2―1―10)では、国内外で販売されている商品を対象に、住・生活環境デザインと工業デザインの部門別に各々年2回、専門デザイナー、学識経験者などで構成された審査委員会で、デザインの美しさ、使いよさ、独創性、適正価格、社会・環境への配慮などについて厳しい審査を行い、「グッドデザイン商品」を選定している。今回、平成19年度「グッドデザイン商品」142点の中から、特にデザインが優れた商品を「年間賞/THE BEST DESIGN」として選出したと発表した。
 最優秀賞(近畿経済産業局長賞)に輝いたのは、松下電工が出品した温水洗浄組込型便器「National全自動おそうじトイレ アラウーノ」標準タイプ。「『アラウーノ』は、有機ガラス系の新素材を活用することにより、便器は陶器製というこれまでの概念をくつがえした最初の製品。細部まで配慮されたデザインの良さもさることながら、日本初の素材利用により家電製品と同様に自動洗浄という機能やたくさんの快適性能を盛り込むことが可能になった」との評価を獲得した。
 優秀賞(大阪府知事賞)には三洋電機の「eneloop universe products」(eneloop universeをコンセプトとしたプロダクト群)が選ばれた。
 受賞商品は大阪デザインセンター常設展示コーナーで3月3日から8月29日まで(土日祝は休館)展示される。
 平成19年度年間賞受賞商品
◆最優秀賞(近畿経済産業局長賞)=温水洗浄組込型便器「National全自動おそうじトイレ アラウーノ」標準タイプ CH1001・CH1002・CH1003・CH1001M・CH1002M・CH1003M(松下電工)
◆優秀賞(大阪府知事賞)=「eneloop universe products」(eneloop universeをコンセプトとしたプロダクト群)充電式カイロKIR―S1S・KIR―S2S、充電式ポータブルウォーマーKIS―S4S、ソーラー充電器セットN―SC1、USB出力付モバイルブースターKBC―E1S・KBC―L2S・KBC―L3S(三洋電機)
◆中小企業優秀賞(大阪市長賞)=「シート状万能ロート ファンファネル」(三陽プレシジョン)
◆特別賞/ナチュラル・テキスタイル賞(大阪デザインセンター会長賞)=「SOEJIMA IGUSAシリーズ」ピアストール・ピアミット・ピアスモール・ロッタ・マイヤ

3枚刃インパクトミラクル
テーパネックボールエンドミル
三菱マテリアルツールズ高能率深彫り加工を実現

三菱マテリアルツールズ(社長=高田修氏、本社=東京都墨田区横網1―6―1)は、三菱マテリアル神戸ツールズが開発、製造する“インパクトミラクルエンドミルシリーズ”に「3枚刃インパクトミラクルテーパネックボールエンドミル VF―3XB」を追加し、販売を開始した。
 インパクトミラクルエンドミルは、「高速・高硬度加工用ミラクルコーティング(Al、Ti、Si)N」の技術をベースに、更なる皮膜硬度と耐熱性を実現した「インパクトミラクルコーティング」を適用したエンドミルシリーズ。
 三菱マテリアルと三菱マテリアル神戸ツールズ両社の材料技術、PVDコーティング技術の融合により開発された“単一相ナノ結晶コーティング”技術によって(Al、Ti、Si)Nの皮膜硬さと酸化開始温度を向上させ、専用超硬母材と新設計形状の採用により、60HRCを超える高硬度材から、プリハードン鋼、汎用材までの幅広い被削材に対応している。
 今回新たに、20Dを超える深彫り加工においても高能率加工を実現する、テーパネックタイプのボールエンドミルを追加発売した。
 「三枚刃インパクトミラクルテーパネックボールエンドミル VF―3XB」の主な特長は次の通り。
 @深彫り加工でもビビリを抑えるテーパネックタイプを採用。20Dを超える深彫り加工においても高能率加工を実現する。
 A新開発の“インパクトミラクルコーティング”を適用。単一相ナノ結晶化技術(Single Phase Nano Crystal Technology)がもたらす、従来よりも高い皮膜硬さと耐酸化性、低い摩擦係数により、高精度・高品位加工を実現する。
 B新開発の三枚刃形状により従来2枚刃に比べ切削負荷を軽減し、ビビリを抑制、更なる送り速度の向上が可能。
 CR0・4mm〜R2・5mmの全89サイズをラインナップしている。
 標準価格は、R0・4@7330円(税込み@7697円)〜R2・5@15700円(税込み@16485円)。

ユーザーの利便性追求して
横浜ツールエンジニアリングセンター開設
住友電工ハードメタル東日本地区で初

住友電工ハードメタル(社長=倉阪克秀氏、本社=兵庫県伊丹市昆陽北1―1―1)は、今年3月を目途に、東日本地区で初となるツールエンジニアリングセンターを同社横浜製作所内に開設する。
 現在同社では、ユーザーを訪問して実施する「ライン診断」「ツーリング提案」に加え、TEセンターでの「研修」「テストカット」「技術相談」というツールエンジニアリングサービスを展開し、総合工具メーカーとしてモノづくりをサポートしている。
 2006年に開設した伊丹ツールエンジニアリングセンターは、さまざまなツーリングに対応できるように、マシニングセンターやNC旋盤等の最新の工作機械10数台と最新の測定機器を有し、実機・現物によるツールエンジニアリングサービスの拠点として、昨年1年間でユーザーや販売店の約1600名に活用された。こうした実績を踏まえ、東日本地区での利便性を図るべく、新たに横浜ツールエンジニアリングセンターを開設することとなった。
 今後も同社は、ハイスから超硬、CBN・ダイヤモンド工具にわたる広範囲の品揃えと、豊富なエンジニアリングサービス力による、機械加工のトータルソリューションサービスを提供していく。
【横浜ツールエンジニアリングセンター】
▽所在地=神奈川県横浜市栄区田谷町1(住友電工横浜製作所内)
▽延床面積=約750平方メートル

切削工具の販売会社を
メキシコに設立

住友電工ハードメタルは、米国の販売統括会社であるSumitomo Electric Carbide Inc.(以下SCI社)を通じ、メキシコでの切削工具の拡販を図るべく、中南米で初の現地法人となる販売会社を設立した。
 メキシコでは、自動車産業を中心に部品加工会社の進出が相次いでおり、それに伴い切削工具の現地需要が拡大している。これまでSCI社を経由して、メキシコのユーザーに製品を供給してきたが、この程、現地での技術サービスの更なる向上、販路の拡大を目的に販売会社を設立した。
 新会社では、超硬合金やCBN(立方晶窒化ホウ素)などの刃先交換式チップや超硬ドリルに加え、昨年同社が買収した米国マスターツール社の鋼工具も取り扱う予定であり、幅広い製品ラインナップと技術サービスの提供により、メキシコ市場でのシェア拡大を目指していく。
【新会社の概要】
▽商号=Sumitomo Electric Hardmetal de Mexico S.A.de C.V.
▽所在地=メキシコ・アグアスカリエンテス市(メキシコシティから北西約四百km)
▽設立=2007年12月
▽営業開始=2008年3月(予定)
▽資本金=500万ペソ(約5000万円、全額SCI社出資)
▽代表者=橋本 泰久氏

バリ対策、仕上面重視加工に適した
焼結金属加工用T―CBNチップ材種
タンガロイ 『BX470』を販売開始

タンガロイ(社長=徳永昭大氏、本社=川崎市幸区堀川町580)は、焼結金属加工用T―CBNチップ材種「BX470」の販売を開始した。
 同社は焼結金属加工用材種として汎用性に富み、耐欠損性に優れる「BX480」を標準設定しているが、今回、被加工物のバリ発生や仕上面が重視される加工用として「BX470」を発売した。
 「BX470」はダイヤモンドに次いで熱伝導度が高く、かつ強度に優れるCBNの含有量が95.1%と実用工具材料としては世界一であり、耐欠損性が高い。同時にCBN平均粒径は1.5mμと小さいことから、刃立ち性も良好な焼結金属加工用のT―CBN材種である。
 近年、自動車用部品を中心に焼結金属部品は右肩上がりに増えている。これらの部品は多種多様な材質、形状からなり、ますます難削化する傾向にある。
 焼結金属部品加工の多くの場合、切れ味の低下によりバリ高さが増す、あるいはバリが生じる方向が変化することでチップ寿命と判断される。寿命を延長するためには、加工による刃先摩耗を抑制することが有効である。
 「BX470」はCBNを結合するセラミックバインダも微細に制御することによりCBN粒子の脱落による摩耗を抑制し、これにより刃先をシャープな状態で維持することが可能となった。そのため、従来材種より耐摩耗性を高め、焼結金属部品加工におけるバリを抑制し、寿命を向上させることが可能となった。
 汎用の「BX480」に仕上面重視の「BX470」を加え、焼結金属加工のラインナップがいっそう充実した。
 標準価格は2QP―CNGA120404F BX470(シャープエッジ)4830円(税込み5072円)、2QP―CNGA120404 BX470(標準ホーニング)4830円(税込み5072円)、3QP―TPGW110304F BX470(シャープエッジ)6500円(税込み6825円)。同社では、全29形番の販売見込みを1億5000万円(初年度)としている。

快適性・適応性に優れた
「快適安全靴」新発売
トラスコ中山中敷シートも同時発売

 トラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=大阪市西区新町1―34―15)は、同社初となる「快適安全靴」と「作業靴用中敷シート(通気タイプ)」の販売を開始した。
 トラスコの「快適安全靴」は、人間工学と労働医学をベースに足の健康と快適な履き心地を追求しながらも、安全技術指針最高レベル4の耐滑性能を持つ。JIS T8101革製 S種(普通作業用)E・F合格の製品で、製造業・運輸業・建設業等のハードな仕事での現場に最適。
 「現場作業時の快適性」と「あらゆるシーンにマッチする適応性」を基本コンセプトに開発され、キーワードは「滑らない」「良く馴染む」「疲れにくい」「ムレない」。
 水や粉塵などの浸入を防ぐ一体型構造となっており、靴底は衝撃吸収性に優れたミッドソールと耐滑性・耐摩耗性に優れたアウトソールの二層構造ソール(発泡ポリウレタン二層底)。また、靴内のムレを解消し、疲れも軽減させるインソールを採用。紐を持ち上げたときに平衡になるバランス設計は疲れにくさと歩きやすい履き心地を生んでいる。足先への圧迫を抑える幅広設計(3E)のワイド樹脂先芯はつま先がラクで感覚は素足に近い。しかも軽量780グラムで鋼製先芯と同じ安全性がある。材質は牛クロム革(ソフト型押)で色はブラック。寸法は24.0(品番TMSS―240)〜28.0cm(同TMSS―280)の0.5cm飛びと29.0cm(同TMSS―290)を用意している。
 また、「作業靴用中敷シート(通気タイプ)」は抗菌・防臭に優れたインソールで、作業者に不快感を与える「ムレ」を解消させる特殊なメッシュタイプ。かかと部の衝撃を効率的に吸収し、土踏まず部のクッションにより疲労を軽減させる。材質は底面がEVA、足面が合成繊維。適応靴サイズは23.0〜24.5cm(品番TWNS―2S)、25.0〜26.5cm(同TWNS―2M)、27.0〜28.5cm(同TWNS―2L)の3タイプで、TWNS―2Lをカットせずに使用すると29.0cmサイズに適応する。
 メーカー希望小売価格は快適安全靴8850円、作業靴用中敷シート(通気タイプ)1組2枚入り960円。

現在の約3.5倍の敷地面積に
プラネット東北 移転・開設
トラスコ中山来年6月下旬開設予定

トラスコ中山はこの程、プラネット東北(現・宮城県仙台市若林区)を宮城県仙台市宮城野区内国道45号沿いに移転・開設すると発表した。
 トラスコの全国18カ所の物流センターのうち、現在、若林区にあるプラネット東北は手狭であり、在庫アイテムに限界をきたしつつある。その結果、プラネット東北で欠品した商品はプラネット東関東(千葉県松戸市)からの出荷となり、同社の強みとしている即納体制にゆがみが生じている。
 そこで同社では、現在の敷地面積の約3.5倍の物流センターに移転することを決定。在庫アイテムの拡充で「現場を待たせない」ためのサポートに尽力していく。
●プラネット東北移転場所
 宮城県仙台市宮城野区扇町2―1―7
●開設予定
 平成20年10月初旬着工予定、平成21年6月下旬完成予定(事業所開設は完成後2、3カ月の予定)
●敷地面積
 12,909.48平方メートル(3905坪)※現在3,618.20平方メートル
●投資予定額
 土地12億5000万円、建物未定、商品未定、物流機器未定

大雪にも拘わらず10%増
チャレンジフェア盛況
丸政時間延長して対応

丸政(名古屋市南区星崎1・TEL052―823―2188・社長=鬼頭保雄氏)では、2月9日・10日の両日にわたって、名古屋市港区金城ふ頭の“ポートメッセなごや”を会場に「2008チャレンジフェア」を、関係各位メーカー多数の協賛を得て盛大に開催した。
 今回で35回目となるチャレンジフェアは、「高い顧客満足度を追及する住関連のパートナー・チャレンジの歴史が新たな可能性を拓く」をテーマに掲げ、出展メーカー各位の絶大なる協力を得て盛大に開催したもので、展示場内には、春の需要期に向けてのニーズに応える新製品・季節商品・売れ筋商品の他、格安な提供商品を、取り揃えて展示即売した。
 また、今回も前回に引き続いての健康チェックコーナーを設けて、骨密度や体脂肪、肥満度の測定などを行い、その結果に基づいて栄養管理士がアドバイスに当たるなどして、健康管理の一助を図った。
 同社は、毎年この時期にチャレンジフェアを開催しており、今回も電動・エアー・充電機器、工具・大工・作業補助用品、土木・板金・仮設機材、切削・切断・木工刃物、測定・測量機器、環境・安全機器、園芸・刃物・資材・用品、塗料・補修・接着、OA機器・健康補助食品関連までの協賛メーカー多数が出品し、年に一度の恒例の大イベントを繰り広げた。
 初日の9日は、午前11時過ぎから雪が降り始め、午後3時頃には7〜8cmの積雪となり、終了時刻を1時間早めて午後4時に終了した。
 最終の10日は、積雪1cmと3年振りの大雪を降らせた寒気も去り朝から晴天に恵まれ、初日に来場を見合せた来場者が詰め掛けるなどして終日賑わい、終了時間を20分延長して来場者への便宜を図った。
 最終日の昼食コーナーは、正午前から来場者で込み合い、順番待ちの列ができるなど、急遽、時間延長を行って来場者へ対応した。
 また、今回も来場者企画として、2日間限りのお値打ち企画商品を出品するなどして、来場者へのニーズに応える一方、最近の石油高騰を反映した省エネ暖房機器の薪ストーブや、季節商品のパワーヒートパイプ式床暖房システムコーナーも充実させるなど、体験者で好評であった。
 出品コーナーの中には、前年対比100数十%増を記録するコーナーもちらほら見受けられた。
 来場者数も、ここ数年間経験したことがない悪天候下にも拘わらず、延べ2日間で専門店、ホームセンター等の量販店から予定を上回る来場者(10%増)が訪れた。

南海漫遊記 P
〜「ジュニアー会」
ホーチミン・台北紀行
倉地社長 倉地 久雄
[統一会堂 その四]

 地下室から階段を上がりふたたび地上にもどる。晴れわたったホーチミンの朝の日差しはまぶしく、つい先程までいた地下の、カビ臭く湿った空気とは無縁な平和な青空が頭上に広がっている。
 統一会堂を出て噴水のある大きなロータリーを横切り、広い前庭を散策する。豊かな木々の緑のあいだにさりげなく戦車が何台か展示されているのが目にとまり、はっと息を呑む。絶妙の演出である。平和ボケが長く続く日本ではすでに死語に等しい「戦後」という単語が、ここベトナムではまだリアルな意味合いを持っているのだという事実が腑におちる。
 すると当然のごとく僕の脳内にはまた新たな楽曲が鳴り響きだした。こんどはジミ・ヘンドリクス『マシン・ガン』の怒濤のギターソロである。旅先の風物に感動すると、とりあえずそれに関連付けた音楽を思い浮かべ、小さく納得してしまうのはどうにも俗物であるなあ、と我ながら苦笑する。
* * *
 さてここからまたも話をまわりくどく散らかそうと思う。読者のみなさまには少々混乱されるかもしれないが、どうかお許しいただきおつきあい願いたい(もっとも、本稿はなんの役にも立たない閑話の羅列なのであるから、あっさり読み捨てていただいていっこうにかまわないのであるが)。
 「もしタイムマシンが発明されたとして、それを使って1回だけ好きな時代にいけるとしたら、あなたはいつを選ぶか」というたぐいの架空の質問について、真面目に考えてみるのは楽しいことである。
 僕は子供のころからこの歳にいたるまで、超人的な英雄が大活躍するような歴史や、その物語と付き合うのはどうにも苦手な体質である。歴史上偉大なる人物と称されるお歴々、たとえばアレクサンダー大王やジュリアス・シーザーやナポレオン・ボナパルトや織田信長などに会えたとしても、意外に感動しないかもしれない。気力体力ともこちらに不足しているからだろう。興味を持って、こよなく愛するものは、歴史の徒花(あだばな)のような偏(かたよ)ったエピソードや人物に限るようだ。
 タイム・トラベルが可能で、それがただ1回かぎりのチャンスだとしたら、ここはやはり大好きな音楽上の人物に会うか、その演奏に聴き入りたいと思う。とはいえ、大バッハやモーツァルトやベートーヴェンを見たり聴いたりするのは恐れ多いし、おそらくどう反応してよいのかわからなくなりそうだ。ここはやはり近年の名演奏とよばれるライブの現場に立ち会うことを希望すべきだろう。
 とすれば第一に思いうかぶのは、1951年7月29日、第2次大戦後はじめて再開されたバイロイト音楽祭でのフルトヴェングラーのベートーヴェン第9交響曲。およそこれまでに録音されたクラシック音楽のなかで、頂点に位すると万人が認める、あまりにも有名で感動的な演奏なのであるが、最近このオリジナル音源が発見され分析してみると、これまで正統だと信じられていた録音が、実はゲネプロ(独 Generalprobeの略語 総リハーサルのこと)時のもので、しかもエンジニアの手による編集がかなり施されていることが発覚。喧々囂々(けんけんごうごう)の大騒ぎとなっているようだ。ぜひナマでその演奏を聴いて内容を詮議してみたく思う。
 いやいや、それより先に、聴きたいものがあった。1969年の大晦日から翌70年元旦にかけて、ニューヨーク・マンハッタン2番街6丁目にあったライブハウス「フィルモア・イースト」で行なわれた、ジミ・ヘンドリクス率いる「バンド・オブ・ジプシーズ」のギグ(ライブ)である。
 ベトナム戦争をめぐってつくられた楽曲はいくつも存在するだろうが、その中でベストを選べといわれたら、僕はためらうことなくこの歴史的ライブにおける『マシン・ガン』を推す。

インパクトソケット用アダプターに
ユニバーサルタイプ新発売
TOP 狭い所も楽に

 トップ工業(社長=渡辺一郎氏、本社=新潟県三条市塚野目2一90―5)は、新サイズの電動ドリル用(インパクト対応)インパクトソケットアダプターFNA―3Dと、首振り角度三十度の電動ドリル用(インパクト対応)ユニバーサルインパクトソケットアダプターEUA―3P、EUA―4Pの2種3点を同時発売した。
 インパクトソケットアダプター、ユニバーサルインパクトソケットアダプター(EUA―4P)は耐摩耗、耐衝撃性に優れた六角シャンク圧入式のため耐久性に優れている。ユニバーサルインパクトソケットアダプターは30度の首振り角度でコーナー等の狭い場所でも楽に作業可能。機械、自動車、建築等の組立・解体作業に適し、3点とも各サイズのインパクトソケットが使用できる。
 価格は、FNA―3D(差込角9.5mm)@990円(税込み1040円)、EUA―3P(差込角9.5mm)@3380円(税込み3549円)、EUA―4P(差込角12.7mm)@4430円(税込み4652円)。

GO NEXT STAGE
第32回岐阜どてらい市
3月8日(土)より3日間 岐阜産業会館で開催

工作機械・産業機器・機械工具・特選品フェアの総合展示会「2008(第32回)岐阜どてらい市」が3月8日から10日までの3日間、岐阜市六条南の岐阜産業会館で開催される。山善名古屋営業本部(常務取締役営業本部長=寺坂充生氏、住所=名古屋市熱田区白鳥2―10―10)では、2008年の弾みをつける意味でも重要な位置を担う、岐阜どてらい市に期待を寄せている。
 岐阜どてらい市は今回で32回目。業界を取り巻く環境は自動車産業、工作機械産業を中心に好調に推移している。主催店はこのチャンスを最大限に生かし、専門商社としての機能を十分に発揮できる場としてこのどてらい市に臨む。今回も注目の新製品を数々ラインナップし、時代のニーズに応える環境から省力化・省人化機器に至るまで一同に展示する。
 また、会期中はご来場抽選会、お買上げ特典、対象商品お買上げプレゼントセール、お楽しみ企画と盛りだくさんの催しも用意されている。
 主な出品メーカー
 ◆工具関連

 オーエスジー、三菱マテリアルツールズ、日立ツール、住友電工ハードメタル、聖和精機、日研工作所、サンドビック、ミツトヨ、日本オートマチックマシン、津田駒工業、ナベヤ、イズミコーポレーション、nij、北川鉄工所、ユキワ精工、カネテック、新ダイワ工業、ムラキ、育良精機、亀倉精機、MSTコーポレーション、日本ニューマチック工業、ベッセル、高速電機、ボッシュ、松下電器産業、ロブテックス、MCCコーポレーション、日本精密機械工作、日本電産シバウラ、オグラ、ロブテックス、クレノートン、レヂトン、モトユキ、フナソー、タクト、柳瀬、オーエッチ工業、イーグルクランプ、田村総業、前田金属工業、マサダ製作所、エンジニア、ナカオ、長谷川工業、スーパーツール、ハタヤリミテッド、淀川電機製作所、ケルヒャージャパン、静岡製機、マックス、タイホーコーザイ、前田シェルサービス、ミヤツ工業、旭エンジニアリング、田中インポートグループ、日本製紙クレシア、鈴木油脂工業、日新被服、濱田プレス工藝、ビック・ツール、美濃工業、サカイマシンツール、ホーセイ、コスモキカイ、大同興業、日東工器など。
 ◆産業システム関連
 THK、北越工業、明治機械製作所、日本セック、三井精機工業、エスティジェイ、ダイヘン溶接メカトロシステム、マイト工業、デンヨー興産、カスタム、太洋、をくだ屋技研、大阪ジャッキ製作所、オークラ輸送機、ワンウィル、花岡車輌、象印チェンブロック、二葉製作所、富士製作所、明電ホイストシステム、ダイキン工業、NIVAC、有光工業、アマノ、ワイエス工機、フルタ電機、DAITO、鶴見製作所、コイデ、タケダ機械、大東精機など。
 そのほか機械関連、ライフ関連の一流メーカーが出品する。
(出品メーカーは共通資料から引用、会場により一部変更される場合がある。)

機構改革と人事異動
キッツ 4月1日付

キッツ(社長=小林公雄氏、本社=千葉市美浜区中瀬1―10―1)はこの程、次の機構改革と人事異動を発表した。
【機構改革】(平成20年4月1日付)
 バルブ事業部国内営業本部にプロジェクト営業部を新設する。
【人事異動】(平成20年4月1日付・敬称略)
▽小出幸成=バルブ事業部国内営業本部営業企画部長(前・バルブ事業部国内営業本部中部支社長)
▽加藤建二=バルブ事業部国内営業本部東京支社長(前・バルブ事業部国内営業本部九州支店長)
▽小田仁志=バルブ事業部国内営業本部中部支社長(前・バルブ事業部国内営業本部営業企画部長)
▽杉山俊博=バルブ事業部国内営業本部九州支店長(前・バルブ事業部国内営業本部中国支店広島営業所長)
▽石原茂樹=バルブ事業部国内営業本部プロジェクト営業部長(前・バルブ事業部国内営業本部東京支社千葉営業所長)
▽笠原昇一=バルブ事業部海外営業本部付(主査)(前・バルブ事業部国内営業本部東京支社長)


2008年3月9日(日) 2304号
07年出荷10〜12月期3年ぶり対前年同期比減
暦年では5年連続プラス成長
マニピュレータ・ロボット統計

 日本ロボット工業会(会長=井村健輔氏・不二越社長)は2月4日、マニピュレータ、ロボットの2007年10〜12月期及び暦年の生産・出荷実績を発表した。同会の月別統計調査を基に、正会員及び賛助会員企業54社の実績をまとめたもの。これによると、2007年暦年での生産額は対前年比4.2%増で5年連続のプラス成長。また出荷額は、国内向けが2年ぶりにプラスに転じ、輸出が6年連続でのプラス成長であったことから、トータルでは5年連続のプラス成長となった。概要は次のとおり。
【受 注】
 10〜12月期の受注額は、対前年同期比1.4%増の1465億円となり、3四半期連続でプラス成長となった。また、暦年ベースでは、対前年比4.4%増の5945億円となった。
【生 産】
 10〜12月期の生産額は、対前年同期比202%減の1262億円となり、2002年4〜6月期以来、22四半期(5年6カ月)ぶりにマイナスに転じた。暦年ベースでは、対前年比4.2%増の5748億円となり、5年連続のプラス成長。
 2006年の年間生産額(会員+非会員)は、対前年比11.2%増の7304億円となった。2007年は同8.2%増の7900億円となる見込みで、2008年は同5.0%増の8300億円の見通し。
 順調に進む要因として、電子部品実装用のアジア向け輸出の好調さが続いていること、アーム型ロボットの主な需要先である自動車産業に加えて、産業機械分野に広がりつつあることの2つの要因以外にも、新興国からの新しい需要が出始めていることが挙げられる。
【出 荷】
 10〜12月期の総出荷額は、対前年同期比3.5%減の1270億円となり、2005年10〜12月期以来、12四半期(3年)ぶりにマイナスに転じた。暦年ベースでは、対前年比5.3%増の5851億円となり、5年連続のプラス成長となった。
 国内出荷額は、同7.7%減の441億円となり、4四半期ぶりにマイナスに転じた。暦年ベースでは、対前年比5.8%増の2120億円となり、2年ぶりにプラスに転じた。
 輸出額は、同1.2%減の829億円となり、3四半期ぶりにマイナスに転じた。暦年ベースでは、対前年比5.0%増の3731億円となり、6年連続でプラス成長となった。
◎国内出荷内訳
 自動車産業向けは、対前年同期比20.2%減の162億円となり、2四半期連続でマイナス成長。電子・電気機械産業向けは同20.2%減の162億円となり、6四半期ぶりにマイナスに転じた。
 暦年ベースでは、自動車産業向けは、対前年比0.3%減の786億円となり、3年連続でマイナス成長。電子・電気機械産業向けは同10.3%増の779億円となり、5年連続でプラス成長となった。
 特に、FPD(ガラス基板搬送用)や半導体(ウェハ搬送用)が伸びた。要因として、シャープ(堺市)や松下電器産業(尼崎市)等の新工場建設が挙げられる。
 ※FPD…フラット・パネル・ディスプレイ
◎輸出内訳
 溶接用は、対前年同期比33.3%増の159億円となり、5四半期連続でプラス成長。電子部品実装用は、同2.4%増の431億円となり、3四半期連続でプラス成長。
 暦年ベースでは、溶接用は、対前年比30.7%増の585億円となり、2年連続でプラス成長。電子部品実装用は、同4.6%増の2136億円となり、6年連続でプラス成長となった。
 海外向けは、二大ユーザである自動車、電気機械向けを中心に全般に伸長した。FPD(ガラス基板搬送用)のみ前年の反動減もあり鈍化したが、2008年には回復が期待されている。

総受注額1兆5千900億円
前年比10.6%増で2年連続史上最高
日本工作機械工業会 07年工作機械受注

日本工作機械工業会がまとめた2007年(暦年)工作機械受注実績によると、2007年(暦年)の年間受注総額は前年比10.6%増の1兆5900億円で5年連続の増加となった。これは史上最高だった06年を上回り、2年連続史上最高額の記録を更新した。うちNC工作機械は1兆5296億円(同11.3%増)で4年連続NC機での最高額も更新した。
 内需は前年比0.9%減の7264億円、業種別にみると全11業種のうち、航空機・造船・輸送用機械が同10.1%増で2桁の伸びを示すなど3業種でプラスとなった。主な業種では、一般機械が同3.3%減、自動車は同9.0%増、電気・精密機械は同12.6%減、自動車は2年ぶりにプラスとなった。
 外需は前年比22.7%増の8636億円、初の8000億円台を記録し史上最高額を4年連続更新した。前年比は05年9月以降28カ月連続プラスで推移した。国・地域別にみると、東アジア同43.6%増・その他アジア同10.6%増となり、アジア計では同32.2%増の伸びを示し、初の3000億円越えとなり主要三極中最も高い受注額を記録した。国ごとには中国同65.0%増、台湾同31.2%増、マレーシア同28.5%増、インド同24.8%増などが高い伸びを示した。欧州は同35.8%増と高い伸びを示している。EUの主な国であるドイツ、イタリア、フランスは史上最高額となった。北米は同0.4%増で前年を幾分上回る水準となった。主要三極のウエイトは、アジア36.9%(前年比2.6ポイント増)、欧州32.1%(同3.1ポイント増)、北米28.3%(同6.3ポイント減)で、アジア・欧州がウエイトを上げ北米が低下した。受注総額における外需比率は54.3%で98年(53.8%)を上回り最大となった。
 機種別(含むNC機)にみると、全11機種中9機種で前年比プラスとなった。主な機種では3割以上を占める旋盤が前年比13.4%増、マシニングセンタが同7.2%増となり、それ以外ではボール盤(同31.4%増)、専用機(同19.7%増)、研削盤(同16.8%増)が比較的高い伸びを示した。
 販売額は前年比8.2%増の1兆5226億円で、受注額同様5年連続のプラスとなり史上最高額を2年連続で更新した。うちNC工作機械も同8.8%増の1兆4676億円となった。機種別(含むNC機)に見ると、受注額同様9機種で前年比プラスとなっており、なかでもボール盤(前年比30.1%増)、その他のマシニングセンタ(同29.7%増)、中ぐり盤(同18.5%増)が比較的高い伸びを示した。
 2007年末の受注残高は、前年比10.9%増の7588億円となり、受注額の増加にほぼ見合った伸びを示した。07年末の受注残高を直近3カ月(07年10〜12月期)の販売額平均で除した(受注残持ち月数)は6.1カ月で前年末に比べ0.2カ月伸びた。NC工作機械の受注残高は同11.1%増の7220億円となった。

4月1日出荷分より
約15%アップ
JFE継手 価格を改定

JFE継手(岸和田市田治米町・名取信一社長)では、マリアブル製品について、主副原材料であるスクラップ、コークスの高騰が続き、エネルギーコスト(石油、電力、ガス)も上昇し、それに伴い樹脂等の副資材や輸送コストなどの間接費用コストも増加しており、企業努力だけではコストの吸収が非常に困難な状況となり、ついては、不本意ながら現行価格を次の通り改定することになった。
 同社では、技術の改善および品質の向上を図り、今後とも一層のコスト低減にも取り組む所存でいるので、理解と協力を呼び掛けている。
  記
1、対象品種及び改定率
 可鍛鋳鉄製ねじ込み式管継手(白・黒・PL)、ねじ込み式フランジ(同)、20K連送管継手(圧力配管用ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手)架空用・埋設用、K―PLV継手(消火配管用外面防食継手)、コア継手(水道用管端防食継手)架空用・埋設用、N―Hコア(給湯用管端防食継手)、NWジョイント=約15%アップ
2、改定内容
 定価表の改定
3、価格改定実施時期
 4月1日出荷分より

「野球人生」について講演
坂本佳一氏(元東邦高校エース)招く
岐阜県管工機材商組合 理事会と全員例会

 岐阜県管工機材商組合(理事長=山田康博氏・山彦社長)では、2月22日午後5時より、岐阜市長良川河岬の“岐阜グランドホテル”を会場に「2月定例理事会」を開催し、来る5月27日に「第31回通常総会」を開催する事を決める一方、理事会終了後は、実務責任者(木曜会)を交えた全員例会を行い、昭和52年の第59回全国高校野球大会で東邦高校を準優勝に導いた元東邦高校のエース、坂本佳一氏を招き、「野球人生」について解説してもらった。
 当日審議された議案は次の通り。
▽第1号議案=新年賀詞交歓会収支報告の件
 1月25日岐阜グランドホテルで開催され、来賓はじめ正会員、賛助会員ら130名が出席して戊子年の新春を祝った。収支も予算枠内に収まった。
▽第2号議案=愛知県管工機材商業協同組合新年賀詞交歓会出席の件
 1月22日に名古屋マリオットアソシアホテルで開催され、山田理事長が出席した。過去最高の300余名が出席。
▽第3号議案=大阪組合創立70周年記念会出席の件
 3月18日にホテル日航大阪で開催されるため、山田理事長の出席を決めた。
▽第4号議案=管機連地区代表者会議出席の件
 3月11日にグランアーク半蔵門で開催されるため、山田理事長の出席を決めた。
▽第5号議案=第31回通常総会開催の件
 協議の結果、来る5月27日(火)に岐阜グランホテルで開催することに決めた。
▽第6号議案=第54回親睦ゴルフ会開催の件
 4月3日か4日に、岐阜関カントリー倶楽部(関市山田芳洞)で開催する事を内定した。
▽第7号議案=その他の件
 @西武管商(浦瀬武夫社長)の本社・本店が移転=岐阜市宇佐南3―5―18・電話・FAXは従来通り。業務開始は2月8日から。
 A次回理事会開催日の件=協議の結果、4月22日(火)に岐阜グランドホテルで開催することを決めた。
 以上で理事会を終え、実務責任者を交えての全員例会に臨んだ。
 【講演要旨】
 「華奢な身体つき」を理由に、目指していた名電高が不合格となり、「打倒、名電高」を心に誓い、学力と相談のうえ東邦高校を一般入試で合格。入学式のあと、一般生徒として野球部に入部。スパルタ練習で評判の阪口監督(現大垣日大高監督)の下で練習に励む。猛特訓の末、4月から6月の3カ月、脱水症状で3回救急車のお世話になる。
 阪口監督の指導は生活態度に力点を置いたもので、反復練習が多く厳しいものだった。坂口監督は「決断が早く、適材適所、適時」を上手く見極めた選手の采配に長けていた。そして、その年の夏、甲子園県予選、坂本選手は一年生ながらエース格として活躍、相手高校のおもわぬエラーなどで決勝進出、対戦相手は名電高。普通なら「もう1つ勝って甲子園」と意気込むところ、決勝戦前のミーティングで阪口監督は「お前たち、勝てんよ。3年間よく頑張ってきた、あと2時間だけ楽しもうじゃないか」と言われたものの3年生は納得できない。3年生にはどうしても勝ちたい理由があった。彼らが1年の時、気の抜けた練習態度に見かねた3年生が彼らを殴る暴力事件で試合出場停止に追い込まれたことがあり、当時の1年生としては「僕たちのせいで3年生に寂しい思いをさせた」との後悔の念があった。阪口監督「1、2年はこの部屋から出ろ、3年生は残れ」。外から監督の鉄拳が飛ぶ音を聞いた。その後の決勝戦では3年生が凄まじい気迫で名電高を圧倒し、晴れて甲子園のキップを手にする。甲子園に行ってからの坂本選手は怖いもの知らずで大活躍。「日本一を目指すチームは予選8試合、本戦6試合、14連勝しなければいけない」。その中でどれだけ力を出すか、相手より少しでも上に行けるか。極限まで鍛え上げる阪口野球の教えは、そのところに答えがある」。
 岡谷鋼機では、人の基本は挨拶からと、「おはようございます運動」を提唱し、人としての基本を教えながら、家庭・仕事・ボランティアといった三位一体のバランス感覚を保つことを伝授している。
 坂口監督が常日頃からお手本として用いていたインディアンの教え(全部で19条からなる)の一部を最後に披露。
 「批判ばかり受けて育った子は非難ばかりする」「敵意に満ちた中で育った子は誰とでも戦う」「ねたみを受けて育った子はいつも悪いことをしているような気持ちになる」「心が寛大な人の中で育った子はがまん強くなる」「ほめられる中で育った子はいつも感謝することを知る」「思いやりのある中で育った子は信仰心を持つ」「仲間の愛で育った子は世界に愛を見つける」等々。
 坂本佳一氏は、昭和36年11月9日愛知県生まれの46歳。東邦高校のエースとして第59回大会(77年夏)で決勝に進出。「バンビ」の愛称で知られる。東洋大姫路(兵庫)に延長10回、サヨナラ3ランを打たれて1―4で敗退。その後の甲子園出場はない。法大、日本鋼管を経て、現在岡谷鋼機に勤務する傍ら、NPO法人フィールドオブドリームズの理事長として少年野球の普及活動に貢献している。

2年連続で前年上回る
前年比13%増の7809億円
日本産業 機械工業会 19年環境装置受注状況

日本産業機械工業会がまとめた平成19年(1〜12月)の環境装置受注状況によると、非製造業が減少したものの、製造業、官公需、外需が増加したことから、受注額は前年比13.0%増の7809億円となり、2年連続で前年を上回った。
 需要部門別の動向をみると、製造業は、繊維、パルプ・紙向け排煙脱硫装置、石油化学向け事業系廃棄物処理装置、鉄鋼向け排煙脱硫装置、産業排水処理装置、機械向け排ガス処理装置、その他製造業向けごみ処理装置関連機器の増加により、前年比2.4%増の1030億円となった。非製造業は、その他非製造業向け事業系廃棄物処理装置が増加したものの、電力向け排煙脱硫装置、大気汚染防止装置関連機器、産業排水処理装置、下水汚水処理装置、汚泥処理装置、事業系廃棄物処理装置の減少により、前年比7.9%減の622億円となった。官公需は、下水汚水処理装置、し尿処理装置、特に都市ごみ処理装置が増加したことにより、前年比14.6%増の5484億円となった。なお、官公需向けは平成16年以降、2年ぶりに前年を上回った。外需は、排煙脱硝装置、事業系廃棄物処理装置が増加した。特に事業系廃棄物処理装置が大幅に増加し、前年比50.5%増の671億円となった。
 装置別の動向において、大気汚染防止装置は、排煙脱硫装置の鉄鋼向け、排煙脱硝装置の海外向けが増加したものの、集じん装置の石油・石炭、鉄鋼向け、重・軽油脱硫装置の鉄鋼向け、排煙脱硫装置と大気汚染防止装置関連機器の電力向け、排ガス処理装置の官公需向けが減少したことにより、前年比5.1%減の794億円となった。水質汚濁防止装置は、下水汚水処理装置の電力向け、汚泥処理装置の官公需向けが減少したものの、産業排水処理装置の鉄鋼、機械、その他製造業、海外向けが増加し、特に下水汚水処理装置、し尿処理装置の官公需向けが大幅に増加したことから、前年比9.9%増の2817億円となった。ごみ処理装置は、事業系廃棄物処理装置の電力向けが減少したものの、事業系廃棄物処理装置のその他非製造業向け、都市ごみ処理装置の官公需向けと事業系廃棄物処理装置の海外向けの増加により、前年比19.3%増の4164億円となった。騒音振動防止装置は、官公需向けで騒音防止装置が減少したものの、騒音振動防止装置関連機器が増加したことから、前年比51.6%増の32億円となった。

フォト八会の写真展も好評
新商品発表会を開催
TOTO 来場者で賑わう

 TOTO名古屋ショールーム(名古屋市中区栄)では、2月16日・17日の両日、2月発売の新商品をはじめとした「新商品発表会」を開催した。
 会場には、乾きやすい床のカラリ床を更に快適にした、柔らかくて踏み心地の良いソフトカラリ床や、銀イオン水を自動散布し、洗い場のヌメリや臭いを抑えるヌメリま洗Agプラスなど、業界初の機能を標準装備した、素敵な戸建てシステムバスルーム「スプリノ」をはじめ、使用しない時は、システムキッチン上部のウォールキャビネット内に格納でき、使用時にワンタッチで棚が下がり、作業スペースとして活用できる広がるシェルフを利用することで、作業スペースが約30%アップしたシステムキッチン「レガセス」、「+α」の発想で、トイレ空間をより快適に、便器に近づくと、操作盤が自動的に開く新機構を採用した「レストルームドレッサーシステムシリーズ」、スッキリ奥行き490mmで限られた洗面スペースを最大限に活用し、狭い洗面所でも優れた収納力と高機能をスリムに結集した、リモデル洗面化粧台の「リモデア」等が展示され、来場者も実際に使用しては便利機能を確かめていた。
 来場者特典として、スクラッチキャンペーンも実施し、1等日本各地のグルメカタログや2等スプリノのオリジナルバスマットセットが当たるとあって終日賑わった。
 また、恒例の「フォト八会」の写真展(1月30日から2月5日)もショールームで開催され、写真愛好者で賑わった。
 同社名古屋支社の近藤支社長も琵琶湖に生息するカイツブリを撮った「鳰(カイツブリ)の湖」(遠浅の湖岸が続く鳥たちの住みやすい環境となっている湖北町で撮影)を出品。
 作品は、ヨシの手前を優雅に泳ぐカイツブリの姿を、昼過ぎの雨上がりを狙ったワンショットで、雨上がり独特の透明感のある光の演出と、カイツブリを捕らえた幻想的な美しい景観を作り出している。
 滋賀県の県鳥となっている「カイツブリ」と琵琶湖とは深い関係があり、琵琶湖は昔「におの湖」と呼ばれ、この「にお」とはカイツブリを指している。

石のコレクションを展示
「石は不思議展」を開催
INAXギャラリー名古屋 6日から28日まで

INAXギャラリー名古屋(名古屋市中区錦1―16―20・TEL052―201―1716)では、3月6日(木)から28日(木)まで、「石はきれい、石は不思議展―津軽・石の旅―」を開催している。
 会場では、津軽に生まれ育ち、津軽の石に魅せられた石拾いの達人・牧野喜美雄氏と石戸秀一氏による珠玉の石のコレクション約280点を展示。
 2人の個性がそのままそれぞれの石群に表れているかのように、一方はあるがままの堂々とした風貌であり、もう一方は繊細で華やかな趣を持っている石の数々。
 全国津々浦々の風景を独特の視線で切り取ってきた写真家、中里和人氏が14年前から始めた津軽探石行で集めた不思議な石の集積も展示する。
 また、会場には「各分野で活躍している方々の石のコレクションコーナー」も併設する。
 建築家の藤森照信氏、美術家の栗田宏一氏、エッセイストの盛口満氏など10数名の方たちによる様々な石コレクションも見逃せない。
 【開催概要】
▽会期 3月6日(木)〜28日(木)
▽開催時間 午前10時〜午後6時
▽会場 INAXギャラリー名古屋(INAX名古屋ショールーム二階)
▽料金 無料

勤続65年の大番頭
長村常務感謝の集い
長村商店 全社員と取引先が参加

長村商店(社長=長村康義氏、本社=名古屋市西区浄心本通)は、2月6日午後6時30分より名古屋市中区錦の東京第一ホテル錦において、同社の大番頭として長年勤め今年1月に退職した長村重行常務の功績をたたえ「感謝の集い(送別会)」を開催した。
 はじめに長村社長は挨拶で、創業者の長村藤市氏と出会ってから長村商店での同氏の六十五年を振り返り、「病気で入院しても、退院すると次の日は必ず会社に一番に来る。鉄人エピソードは枚挙に暇がございませんが、常務の凄さはここにいる皆さんが一番よく分かっていると思います。会社を辞められても、これからも楽しい人生を歩んでいただきたいと思います。長い間頑張っていただきまして誠に有り難うございました。本当におつかれ様でございました」と述べ感謝の気持ちを表した。
 続いて、来賓を代表して平野東海機械製造社長より、「長村常務と言いますが、私にとっては番頭さんと言った方がしっくりきます。番頭さん、本当に長い間ご苦労様でした。そして有り難うございました。私共の番頭は生き字引だ、と先代の長村社長がよくおっしゃっておりました。私などもその生き字引の番頭さんに何度お世話になったことか。そのように思っているのは私だけではないと思います。ただその豊富な知識も最初からあったわけではないと思います。日々の努力の賜物だったと存じますので、我々も見習っていかなければと感じております」と挨拶があり、一同で乾杯。
 参加者1人ひとりから、長村常務との思い出話が披露されたり、礼の言葉が贈られたりと、和やかな会になった。
 創業者の夫人でもある長村会長による花束贈呈の後、長村常務より「このように盛大な会を催してくださり心より感謝申し上げます。胸がいっぱいでございます。有り難うございます」と礼の言葉があり、泉専務の閉会の辞で終了した。

産業機械輸出契約高
1998億6100万円前年比7.2%増
日本産業機械工業会 平成19年12月分

日本産業機械工業会がまとめた平成19年12月の産業機械輸出契約状況によると、主要約70社の12月の輸出契約高は前年同月比7.2%増の1998億6100万円となった。
 このうちプラントは6件で172億8900万円、中東、北アメリカの減少により前年同月比19.2%減となった。
 単体は、前年同月比10.6%増の1825億7200万円。機種別にみると、ボイラ・原動機は北アメリカ、南アメリカの減少により前年同月比57.8%減、鉱山機械はアフリカが減少(前年同月比は今月の受注金額がマイナスのため比率を計上できず)、化学機械は中東の増加により同116.1%増となった。プラスチック加工機械はアジアの増加により同35.2%増、風水力機械はアジア、南アメリカ、アフリカの増加により同62.9%増、運搬機械はアジアの増加により同24.0%増、変速機はアジア、ヨーロッパ、北アメリカの増加により同31.9%増、金属加工機械は北アメリカの減少により同14.0%減、冷凍機械はアジア、ヨーロッパの増加により同39.4%増となった。
 地域別構成比は、中東37.5%、アジア36.8%、ヨーロッパ10.3%、北アメリカ5.7%、オセアニア4.8%、南アメリカ2.2%となっている。

メーカー169社が出展
第36回東陽ワンマンショー
3月13〜15日 ポートメッセなごやで

 東陽(社長=羽賀象二郎氏、本社=刈谷市中山町3―38)は、3月13日(木)〜15日(土)の三日間の日程で、名古屋市港区金城ふ頭のポートメッセなごや第2展示場(名古屋市国際展示場)にて第36回東陽ワンマンショー“Global Choice for the Ecology”を開催する。
 平成19年度省エネ大賞受賞機器の展示をはじめ、[油空圧・伝導・FA関連]、[切削・ツーリング・作業工具・測定機器関連]、[工作機械・産業機械・環境機器関連]の分野から169社が出展。
 14日には、野球評論家の木俣達彦氏を講師に招き、午後2時から3時30分までポートメッセなごや交流センター3階会議ホールにて講演会も開催される。
 なお、来場者全員に空クジなしのビッグな抽選会が行われ、特等のナゴヤドーム開幕戦ペアチケット2本をはじめ、シャープ液晶テレビ20インチ5本、任天堂Wii10本など豪華賞品が多数用意されている。
 展示内容を一部紹介する。(メーカー名/出展内容)
[油空圧・伝導・FA関連]
◎アイエイアイ/ロボシリンダ(電動シリンダ)、直行ロボット、水平多関節ロボット
◎SMC/コンパクトバルブ、非接触器、イオナイザ、センサバリエーション、電動アクチュエータ他
◎オリエンタルモーター/DG200、DRS、PWA、EzUASCClink、ARシリーズ他
◎THK/免震体験車、ボールリテーナ入りLMガイド、ローラリテーナー入りLMガイドシリーズ他
◎豊興工業/ハイブリッド油圧システム、省配線形電磁弁、バブけス
◎ニッセイ/新ARブランド製品、F3・防水・Rohsデモ機、燃料電池関連の参考出品
◎日東工器/機工製品、カプラ製品、デルボ
◎松下制御機器/画像処理装置、プロファイルチェッカー、レーザマーカー、マイクロスコープ、センサー
[切削・ツーリング・作業工具・測定機器関連]
◎エヌティーツール/ツールプリセッタOTP型、イージープリセットシリーズ、電磁誘導加熱装置IH1500型他
◎オーエスジー/タップ、エンドミル、ドリル、ドリル研磨機
◎京セラ/セラチップ新商品(コーティングCBN、低抵抗型ヘリカルエンドミルMECH他)
◎北川鉄工所/傾斜NC円テーブル、TT140、NC円テーブルMRM160R20他
◎トスマック・マーキング/テレシスTMP1700/420、TMM4200/420、TMM4215/420、レーザーマーカーZenith10F他
◎ミツトヨ/マニュアル三次元測定機CRT―PM443、CNC形状測定機、小型粗さ測定機SJ―500、カンタマイク他
◎住友電工ハードメタル/イゲタロイ製品、スミボロン、スミダイヤ製品
◎日研工作所/メジャードリームホルダ、メジャードリームPRO―ENDMILL、ゼロフィットホルダー、3LOCKホルダー
[工作機械・産業機械・環境機器関連]
◎大阪機工/5軸制御マシニングセンターVP400―5AX
◎岡本工作機械製作所/小型立形内面研削盤IGMIV
◎コベルコ・コンプレッサ/コンプレッサ:VS660AD、AS4PD―6、ドレン処理装置:DR―UNIT1他
◎アベイラス/防滑製品「アベイラス アンロップ」、蓄光製品「アベイラス アルシオール」
◎デンソーウェーブ/XRロボット(小型組立装置)、外観検査ロボット
◎太陽工機/CNC小型立型内面研削盤SVG―1(C仕様)
◎東洋精機工業/マシニングセンターTVT302M1
◎ソディック/ワイヤカット放電加工機AQ537L―LPIW(新製品)、放電加工機AG55L―LPI(新製品)
◎森精機製作所/5軸制御M/C NMV5000DCG、CNC旋盤NL1500SY1500、DURAシリーズ(NC、MC)
◎ファナック/ロボドリルα―T21iF、ロボカットα―1iD
◎ブラザー販売/CNCタッピングセンターTC―22B―O
◎村田機械/セルフローディングチャッカーMV50G、CNC平衡2軸旋盤MV200
 なお、開催時間は13日(木)午前10時〜午後6時、14日(金)午前9時30分〜午後8時、15日(土)午前9時30分〜午後5時。

『経営力を高める』等の
中小企業会計セミナー実施
全木商 若手経営者ら24名が受講

全日本木工機械商業組合(理事長=上阪太一氏)は2月22日午後3時より、中小企業基盤整備機構との共催による「中小企業会計啓発・普及セミナー」を名古屋市千種区のルブラ王山で開催した。セミナーには次世代を担う若手経営者ら24名が参加した。
 開会にあたり、福本副理事長(フクモト社長)が「本日は、愛知県はもとより岐阜県、三重県そして静岡県からも大変お忙しい中ご参加いただきまして誠に有り難うございます。私共の組合は、皆様方のお役に立てるような事業をと考えて、最近では昨年の秋に岡山県真庭市のバイオマス施設で集成材の工場見学を行ったところ、約50名という大勢の方に参加していただきました。また、本日は企業会計セミナーということでおいでいただきましたが、一昨年、昨年と東京と大阪でも開催いたしており、3回目となります。『経営力を高める』という演題で神谷先生に、続いて『会社の発展・存続のための事業継承策』について青木先生にご講演していただきます。明日からの会社のご発展に役立てるように、ご静聴の程よろしくお願いいたします」と挨拶。
 セミナーに移り、最初の『経営力を高める』〜資本体質を強化する会計〜のセミナーでは、税理士で中小企業診断士の神谷隆也氏が中小企業会計の意義・必要性を説いた上で、経営分析を活かした重点方針の立て方などを中心に約1時間半にわたり講演した。
 休憩を挟んで、『会社の発展・存続のための事業継承策』のセミナーが行われ、M&Aコンサルタントの青木将人氏が事業継承問題の現状と、事業継承のポイントを@同族後継者への継承A幹部後継者への継承BM&Aによる第三者への継承の三つの場合に分けて説明。その中で、M&Aによる第三者への継承が最近急に増加している現状を紹介した。
 セミナーを終え、午後六時過ぎに島田中部支部長(シマダ機械社長)の閉会の辞で終了。
 このあと懇親会が開かれ、木村委員(昭元産業会長)の開会の辞で開宴、北嶋委員(ジャム会長)の音頭で乾杯した。
 講師も交えての会食で有意義なひと時を過ごし、若原委員(若原工機社長)の閉会の挨拶でお開きとなった。

お詫びと訂正
 弊紙2303号8面岐阜どてらい市の文中、寺坂充生氏の役職が常務取締役名古屋営業本部長となっておりましたが、正しくは上席執行役員名古屋営業本部長ですので、ここに訂正しお詫び申し上げます。

南海漫遊記 Q
〜「ジュニアー会」
ホーチミン・台北紀行
倉地社長 倉地 久雄

[統一会堂 その5]
 「フィルモア・イースト」を主宰し運営していたのはロック・プロモーターの大物、ビル・グレアム(またはグラハムとも表記)であった。現在ではすでに伝説と化したこの偉大なライブハウスがオープンしていたのは、1968年3月から71年6月までの3年少々なのだが、そのわずかな期間に、ロック史を語る上で欠かすことのできない数多くの名演奏がこの場所で開花したのだった。
 ジャニス・ジョプリン、アル・クーパー&マイク・ブルームフィールド、オールマン・ブラザーズ・バンド、ハンブル・パイ、ジェファーソン・エアプレイン、マウンテン、ジョン・レノン、デレク&ザ・ドミノス等等…。
 録音に残されたそれらのパフォーマンスはどれも非凡かつ秀逸であり、まぎれもなくロックミュージックの黄金時代をかたちづくっていた。熱い時代のシナジー効果が創り出した、空前絶後と呼べる奇跡の空間だったのだろう。
 ジミ・ヘンドリクスがベースのビリー・コックスとドラムのバディ・マイルスを引き連れ、「バンド・オブ・ジプシーズ」の名でこのフィルモア・イーストに登場したのは、1969年の大晦日のことだった。この夜の録音を編集して出来上がったのが、ジミ生前のオリジナル・ラストアルバムとなってしまう『バンド・オブ・ジプシーズ』である。
* * *
 ジミ・ヘンドリクスについてはここであらためて紹介するまでもないだろう。1942年11月27日米国シアトルに生まれ、70年9月18日、27歳の若さでロンドンで客死した不世出のギタリストである。ロックギタリストというカテゴリーから見れば、おそらく史上最高にして最大の存在であることは万人が認めるところであるが、それを大きく超越する20世紀を生きた偉大なる音楽家〜たとえばフルトヴェングラーやマリア・カラスやホロヴィッツやグレン・グールドやコルトレーンなど〜の1人であるといっても過言ではないだろう。
 ジミはこの年越しの「ニュー・イヤーズ・イヴ」というイヴェントにおいて、12月31日の晩に2回、年が明けた1月1日の深夜に2回、計4回のギグ(セッション)を行ったのだが、その毎回ともにこの『マシン・ガン』を取り上げている。当夜のすべてのセット・リストをみると、4回とも演奏したのは『マシン・ガン』だけなのであるから、ジミがいかにこの曲と、それにこめられたメッセージを伝えたかったかがよくわかる。
* * *
 曲前のMC(司会者 master of ceremonyの意から、転じて演奏者が曲間に話すことをさす)でジミは「なによりもまず、新年おめでとう」といったあとでこう続ける。
 「俺たちはこの曲を、泥沼のようなうんざりする光景のなかで、シカゴやミルウォーキーやニューヨークで闘っているすべての兵士たちに…そして、そうだ、ベトナムで闘っているすべての兵士たちにも捧げたいと思う。『マシン・ガン』ていう曲なんだ」
 曲はギターだけの短いイントロから始まり、5小節目でメインとなる主題が提示される。ドラムとギターのユニゾンによる32分音符+8分音符の単純でパーカッシヴなモチーフがすなわち『マシン・ガン』のテーマなのだが、これがギター・ドラム・その掛け合いとあらゆるパターンで幾度となく繰り返される。一方その間をぬってグルーブしたベースはEマイナー・ブルース・スケールを忠実にたどる。そして全体のアンサンブルとして神がかったバリエーションが展開されていく。

ZU―Quatroシリーズ発表
水潤滑インバータコンプレッサ等展示
三井精機工業 MTF2008 in 名古屋開催

三井精機工業(社長=阿部忠之氏、本社=埼玉県比企郡川島町八幡6―13)は2月21、22の両日、名古屋市名東区上社の名古屋営業所にて「MITSUI TECHNICAL FAIR(MTF)2008in名古屋」を開催し、新発売のワンランク上の空気量を誇る「ZU―Quatro(ZU―クアトロ)シリーズ」をはじめ最新のコンプレッサと五軸制御マシニングセンタを展示した。
 展示会に先立ち、初日の午前10時からは開会式が行われ、主催者挨拶で岡専務取締役営業本部長は「2008年に入り、景気の先行きの不透明さを言う方が多くなって参りました。今まではバブルに近い形で、右肩上がりに推移して参りました。三井精機は特徴のある製品を作っておりますが、私共がやっていること自体が景気の波に埋没してしまっていた。景気が陰ってほしくはありませんが、波が少し変わるとき、逆に我々にとってはチャンスであると思います。女神の髪の毛をつかむには、少し前から準備していないといけない。工作機械の関係では、現在五軸、五軸と言われておりますが、私共はもっと前から五軸の時代が来ると取り組んでおりました。2008年になった今年は、環境ということが盛んに叫ばれております。我共は3年半前から環境をテーマに、モノを作り続けております。今来た女神を、今つかまないといけない。是非皆様のお力を借りて頑張りたい」と述べた。
 プレゼンテーションでは、引き続き岡専務がコンプレッサについて説明を行った。コンプレッサはオイルフリーの市場が拡大しており、同社は平成16年下期に省エネ37%・廃油ゼロの水潤滑式インバータコンプレッサ「i14000シリーズ」を発表、さらに18年下期には汎用のモーターを使用した「u14000シリーズ」の販売を開始し、同社のオイルフリー機出荷台数は平成14年上期を100とすると、平成19年上期は265と飛躍的に拡大している。今回は、世界最小の水潤滑式オイルフリー機「ZU―Quatroシリーズ」を発表。同一馬力では業界ナンバーワンの空気量を誇る。三井精機のオイルフリーコンプレッサは、これまでの「熱い」「汚い」「うるさい」といったコンプレッサの常識を全て解消し、工場内への設置が可能な上に、省エネ、潤滑油フィルタの消耗品と同廃棄費用が不要で、圧損・吐出し温度効果を改善する。
 工作機械については、加藤取締役営業副本部長より、「Vertex550―5X」を中心とした五軸制御マシニングセンタにいち早く取り組んだメーカーとしてのアドバンテージや、活用例が示された。
 続いて名古屋営業所の営業スタッフが紹介され、最後に平林常勤顧問が「現在、常設のショールームとして改装中でご迷惑を掛けますが、この2日間、是非皆様方の集客と受注に対する力強いご支援をお願いしたいと思います」と述べ閉会の挨拶とした。
 展示会場には、三井精機のオイルフリーコンプレッサがクリーン・低騒音で室内に設置できることを実証するために稼働状態で展示してあり、実演では多くの来場者が集まって実際に違いを体感していた。
 また、会期中には外部講師による工作機械のセミナーも開かれ、連日好評であった。

グループ全体の売上高
8期連続過去最高を更新
OSG 第95回定時株主総会開催

 オーエスジー(社長=石川則男氏、本社=愛知県豊川市本野ヶ原3―22)の第95回定時株主総会が2月23日、オーエスジーアカデミーグローバルテクノロジーセンター(豊川市一宮町)で行われた。同社は開かれた株主総会を目指して株主が気軽に意見を出せる雰囲気作りに力を入れ、6年前からはより多くの株主の参加が得られるよう土曜日に開催している。また映像による分かり易い説明を取り入れ、株主重視の方向性を打ち出している。
 午前11時から行われた株主総会では、冒頭、大沢輝秀会長が「株主の皆様には、大変お忙しい中を当オーエスジー株主総会にご出席いただき本当に有り難うございます。弊社の定款により、私が議長を務めさせていただきます。なお、本日の総会には、株主の皆様からのご質問に充分お答えするため、執行役員も出席させていただいておりますのでご了承いただきたいと存じます。また、本日この会場を使いますのは、昨年に続き2度目でございます。ここはグローバルテクノロジーセンターと申しまして、ユーザー様にお困りになっている仕事、ワークそのものを持ってきていただいて、この場で実際にどのような刃物を使えばよいかということをトライしていただくところです。さらに製品開発の拠点となっております。ここは、昭和21年からオーエスジーが再開した地。60年以上前は主力工場として使っておりました。それから新工場が次々にでき、主力工場の座を新工場に移しました。そしてここは新しい施設に生まれ変わることとなり、環境対応の建物として日経新聞の環境賞をいただきました。本日は、下のフロアーで実際に切削テストを見ていただくように準備もしております。そのあと懇談会をするスケジュールとしております。では、オーエスジー第95回定時株主総会を開催いたします」と挨拶。
 総会が決議に必要な定足数を満たしていることが議長より報告された後、監査報告等に続いて、オーエスジーグループの紹介と同グループの現況・売上実績報告、今後の目標についての説明が映像を使って行われた。
 オーエスジーグループの第95期(平成18年12月1日〜19年11月30日)連結決算は、売上高が前期に比べ6%増の941億6400万円となり、8期連続の増収で過去最高額を更新した。日本国内の売上高は2%増にとどまったが、海外売上高は13%増で、海外売上の増加が連結売上高を牽引したことが顕著となった。一方、コスト面では原材料価格の上昇、減価償却費の増加から売上原価が上昇し、経常利益は145億7000万円と、前期に比べ3億7000万円、2.5%の減益となった。しかし当期純利益は税負担の減少から1.2%増益の80億1300万円となった。これにより1株あたりの当期純利益は82円42銭となった。
 国内は、特に航空機、建設機械向け需要が活況に推移し、中部地区を中心とする航空機部品加工関連も需要の増加が顕著で、売上高は655億400万円、営業利益は86億2700万円となった。

 北米では、日系自動車産業の好調とアメリカ系自動車産業の不振、航空機産業の顕著な回復など、地域や業界によりまだらな景況となった。主要顧客である日系自動車産業の存在感が増しているアメリカでは高水準の需要を維持したが、カナダ、メキシコなどのアメリカ系自動車産業の影響が強い市場は低迷した。南米ブラジルでは、国内需要の高まりにより自動車、二輪産業が好調に推移し、航空機産業向けも需要を拡大し続けた。これらのことから、アメリカ地区での売上高は167億9500万円、営業利益25億1200万円となった。
 ヨーロッパ地域は、全地域ともに堅調な景況で推移。八カ国に進出して日系メーカーでは最大のネットワークを実現し、東欧市場も視野に入れた営業活動を行っている。売上高は75億800万円、営業利益は11億900万円となった。
 アジア地区では、東南アジアの市況が低迷を継続し、韓国では需給調整からの回復の遅れが続いた。一方、成長市場である中国、インドでの伸びが継続したことにより売上は増加した。しかしながら、営業利益は韓国、東南アジアでの業績の低下の影響を受け減少。売上高は177億5200万円、営業利益30億円となった。
 第95期末の総資産は、前期に比べ45億9200万円増加し、1270億4400万円となった。流動資産は、売上高の増加に伴い、現金・預金、売上債権が増加し、前期に比べ35億6400万円増加の525億2500万円となった。固定資産は設備投資による機械装置の増加により、前期に比べ10億2800万円増加の745億1800万円となった。
 一方、負債合計は前期に比べ2億6900万円減少し、552億2000万円となった。売上増加に伴い仕入れ債務が増加したものの、借入金の返済が進み、全体としては減少した。
 純資産の部は、当期純利益80億1300万円の利益剰余金の増加などにより、718億2300万円となった。その結果、自己資本比率は前期末の49.1%から、1.5ポイント増加して50.6%となり、経営の安定性が増した。
 第96期(平成19年12月1日〜20年11月30日)は、自動車業界のシェアー拡大と中国、ヨーロッパでのシェアー拡大を目指す。さらに生産効率の追求、世界戦略製品の開発を強力に推し進め、ユーザーに密着した受注活動により、連結売上高972億円、経常利益150億円、当期純利益81億円を見込む。
 最後に、「21世紀に入り、オーエスジーを取り巻く情勢は、世界大競争時代を迎え益々厳しさを増している。このような時代に活躍できる会社とは、世界を相手に共存共栄できる地球会社である。オーエスジーは、世界のものづくり産業に貢献できる、明るく、楽しく、元気のよい地球会社を目指す」と締めくくった。
 続いて、議案の審議に移り、第1号議案の剰余金処分の件、第2号議案の取締役七名選任の件、第3号議案の監査役3名選任の件、第4号議案の役員賞与の支給の件をそれぞれ審議し、原案通り承認可決した。
 選任された7名の取締役と同席した12名の執行役員の紹介が行われ、そこで石川社長が「2008年は受注力強化で地球会社政策を進めていく。その中で、3つのことを実行していく。一つは、今後も地球会社として販売地域の拡大、特に東欧、BRICs、アルゼンチン等、今までオーエスジーの客先が少なかった地域に対して積極的な販売活動をしていく。2つ目は、業種の拡大。航空機産業、建機、デジタル家電など業種の拡大を図りたい。3つ目として、製品群の拡大を図る。2008年度はオーエスジーにとって70周年の記念の年。社員一同、お客様のニーズにとことん、エコ(環境)にとことん、ハートにとことんの『とことん宣言』をキャッチフレーズに、本年1年頑張っていく所存です」と抱負を語った。
 総会終了後は、グローバルテクノロジーセンターの見学、懇談会が行われた。
 また、希望者は豊橋で行われたオーエスジーフェニックスと三菱電機ダイヤモンドドルフィンズのバスケットボールの試合を見学し声援を送った。

1月としては史上最高の
受注額1199億円を記録
日本工作 機械工業会 1月工作機械受注実績

日本工作機械工業会がまとめた2008年1月分の工作機械受注実績調査報告によると、1月の受注額は1199億円で、前月比は8.4%減と2カ月連続のマイナスとなるも、前年比はわずかではあるが、0.0%増と13カ月連続のプラスになった。1月単月の受注額としては、2007年の1198億円を上回り史上最高額を記録。また、45カ月連続での1000億円超えはバブル期を23カ月抜き最長記録を更新中。12カ月ぶりに1200億円をわずかに下回ったが、基本的には高水準の受注額を維持しており、2008年もまずまずの滑り出しとなった。
 内外需別にみると、内需は564億円で前月比4.0%減と2カ月連続のマイナスになり、前年同月比は1.3%増と5カ月連続のプラスになった。前月比は、一般機械4.3%減、自動車5.0%増、電気・精密3.5%増(電気8.9%減・精密25.8%増)であり、主要業種では自動車、電気・精密がプラス、一般機械はマイナスになった。
 外需は635億円で前月比11.9%減と2カ月連続のマイナスとなり、前年同月比は1.1%減と1月単月の受注額としては過去最高額を記録した前年の642億円を幾分下回り、29カ月ぶりにマイナスとなった。前月比では、欧州が同3.7%増と3カ月ぶりにプラスとなるも、アジアが同21.1%減、北米が同22.4%減とともにマイナスになった。前年同月比では、欧州が同22カ月連続プラスと好調を持続するも、アジアは同13カ月ぶりのマイナス、北米は同3カ月連続マイナスとなり、外需全体としては前年水準を幾分下回った。産業別では、世界各地域で自動車向けが好調なほか、航空機、エネルギー関連、一般機械類、建機、IT関連、医療など多くの分野で拡大基調にある。
 内需の内訳をみると、一般機械は239億円で前年同月比1.8%減と3カ月連続のマイナスになった。このうち、金型は32億円で同41.0%減と2カ月ぶりのマイナス。自動車は173億円で同11.8%増と7カ月連続のプラスになった。このうち、部品は77億円で同10.5%増と2カ月連続のプラス。電気・精密は63億円で同3.8%増と8カ月ぶりのプラスになった。主要業種では、自動車が2007年9月以降2桁のプラスで推移、電気・精密は8カ月ぶりのプラス、一般機械は幾分下回った。それ以外では、金属製品、商社・代理店がプラスになった。
 外需の内訳では、アジアが206億円で前年同月比15.9%減。2006年末以降200億円を上回る高水準で推移している。東アジアは各国とも前年同月比マイナス、台湾はキャンセルもありマイナス計上。その他アジアではマレーシア・インド等が同プラスとなった。欧州は240億円で同19.8%増。史上最高額を記録した2007年10月の259億円には及ばないものの高水準を持続している。EU主要国のドイツ・イタリア、その他西欧、ロシア等が同プラスになった。北米は163億円で同9.9%減。米国は2カ月ぶり、カナダは7カ月ぶりにそれぞれ同マイナスとなった。

総受注高5236億8500万円前年比1.5%減
内需減少するも外需は増加
日本産業機械工業会 12月産業機械受注

 日本産業機械工業会がまとめた平成19年12月の産業機械受注状況によると、12月の総受注高は前年同月比1.5%減の5236億8500万円で、このうち内需は同7.5%減の3063億6500万円、外需は同8.4%増の2173億2000万円となった。
 内需のうち、製造業向けは前年同月比17.4%増、非製造業向けは同0.3%増、官公需向けは同37.0%減、代理店向けは同18.6%減であった。
 内需で増加した機種は、ボイラ・原動機、鉱山機械、圧縮機、運搬機械、変速機、金属加工機械の6機種であり、減少した機種は、化学機械(冷凍含む)、タンク、プラスチック加工機械、ポンプ、送風機、その他機械の6機種であった。
 一方の外需では、12月のプラントは6件で前年同月比19.2%減の172億8900万円となった。
 外需で増加した機種は、化学機械(冷凍含む)、プラスチック加工機械、ポンプ、圧縮機、運搬機械、変速機の6機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機、鉱山機械、タンク、送風機、金属加工機械、その他機械の6機種であった。
 機種別の動向をみると、ボイラ・原動機は電気機械、自動車、外需の減少により前年同月比22.5%減、鉱山機械は外需の減少により同13.9%減、化学機械(冷凍含む)は化学、石油・石炭、鉄鋼、外需の増加により同17.4%増、タンクは石油・石炭、外需の減少により同70.1%減、プラスチック加工機械は外需の増加により同3.4%増、ポンプは外需の増加により同15.7%増、圧縮機は電力、外需の増加により同35.0%増、送風機は鉄鋼、外需の減少により同32.9%減、運搬機械は造船、その他製造業、卸・小売、外需の増加により同44.9%増、変速機はその他製造業、代理店の増加により同67.9%増、金属加工機械は鉄鋼、自動車の増加により同17.5%増となった。

専任スタッフによる技術相談
24時間全国サービス開始
サンドビック 記者懇談会開催

 サンドビックコロマント事業部(社長・コロマント事業部長=藤井裕幸氏、本部=名古屋市名東区上社1―1801)は、2月6日の中部日本コロマント会総会に先立ち、同日午後0時15分より名古屋市中村区名駅の名古屋マリオットアソシアホテルにおいて記者懇談会を開催した。
 席上、藤井社長は2007年のサンドビックグループの業績等について報告を行った。
 2007年のサンドビックグループ全体の売上高は1兆5213億円となり、予想をはるかに上回る結果となった。対前年比19%増で、グループ全体としては過去最高の伸び。
 ツーリング(切削工具)の事業部門は、2007年売上高が4358億円で対前年比9%の増加となった。BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国の4ヵ国)などの伸びが大きく貢献している。ツーリングがサンドビック全体の29%を占め、地域別ではヨーロッパが40%、次にアジア、オーストラリアが23%と飛躍的に伸びた。その影響で北米が割合として少し押されている。日本を含めアジア地区が健闘している。
 日本では、2007年は売上高269億円となり、中でも特にコロマントが伸びている。対前年比で8%の増加。コロマント単体では、2002年を100とすると昨年は222%となり、前年比7%の増加となった。
 また、全世界の価格(リストプライス)を共通にするために価格改定を行っている。高いけどそれ以上の効果があるという販売をしていく。
 研究開発コストについては、売上に対しての貢献度ではなく、顧客がどれだけコストダウンできたかを基に算出している。そのため他社に比べ倍近い研究開発費を投じている。昨年はこれら新製品による生産性改善支援活動(PIP)により、世界中で300億円の顧客のコスト削減を実現した。
 最後に、顧客のものづくりをサポートする体制の強化を図るため、サンドビックとしては世界初の試みとなる24時間の技術相談サービスを今年3月から実施すると発表した。これは、困り事を抱えるユーザーに対して工具を熟知したベテランのスタッフが電話で直接対応するもの。サンドビックの商品に限らず、誰でも相談できる。今後は、工作機械メーカーともタイアップしてさらに充実したものにしていく考え。

国内グループ最大の工場棟が
鹿児島川内工場に完成
京セラ 機械工具事業を強化

京セラ(社長=川村誠氏、本社=京都市伏見区竹田鳥羽殿町6)は2月15日、鹿児島県薩摩川内市の京セラ鹿児島川内工場において新工場の竣工式を行った。
 鹿児島川内工場は、1969年に同社が鹿児島県へ進出した最初の工場であり、主にセラミック部品、半導体用パッケージ等の製造を行い、今年で操業39年目を迎える。1987年には、高城地区農工団地(第2ブロック)を取得、第1ブロックと合わせると同市最大の企業として、地域産業の振興に大きく貢献してきた。
 今回の新工場は、鹿児島川内工場での機械工具製品の生産拡大及び生産性向上を目的として増設したもので、これにより、今後の機械工具事業を同工場の主力事業として成長させていく考え。
 同社は今後も事業の拡大だけでなく、市内及び周辺地域の関連企業との協力や雇用の拡大を通じ、地域に密着した企業としてさらなる発展を目指すとともに、地元の活性化や経済の発展に大きく貢献していく。
【京セラ鹿児島川内工場の概要】(2008年1月末日現在)
▽所在地=鹿児島県薩摩川内市高城町1810
▽敷地面積=19万1392平方メートル
▽延床面積=14万953平方メートル(今回の新工場を含まず)
▽従業員数=3362名
▽事業内容=多層セラミックパッケージ、電子部品用表面実装パッケージ、産業機械用セラミック部品、エレクトロニクス用セラミック部品、セラミックチップコンデンサ、切削工具、液晶フィルタ
【新工場(第19工場)の概要】
▽所在地=第1ブロック工場北側
▽建築面積=8013平方メートル
▽延床面積=3万9943平方メートル
▽着工=平成19年6月
▽竣工=平成20年2月
▽操業予定=平成20年5月

切削工具製品10%値上げ
サンドビック 3月3日よ

サンドビックコロマント事業部はこの程、切削工具製品の2008年価格改定を実施すると発表した。
 実施時期は3月3日より。コロマント商品全般を平均10%値上げする。
 同社は毎年積極的に新製品の開発を行っているが、この開発にかかる費用は全体の売上の5%に相当する。昨年はこれら新製品による生産性改善支援活動により、世界中で約300億円の顧客のコスト削減を実現した。
 今後も新製品開発や生産性支援活動だけでなく、納入体制の充実、技術相談ダイヤルの強化などによって顧客満足度を上げていくとし、理解と協力を求めている。

鋳鉄・ダクタイル旋削用CVD材種
T5100シリーズ拡充
タンガロイ 150アイテムを追加

タンガロイ(社長=徳永昭大氏、本社=川崎市幸区堀川町580)は、鋳鉄・ダクタイル鋳鉄旋削用CVDコーティング材種「T5100シリーズ」にM級ネガチップ全周ブレーカをメインとして拡充、発売した。
 「T5100シリーズ」は、普通鋳鉄(FC)やダクタイル鋳鉄(FCD)の旋削加工において、耐摩耗性と耐欠損性を従来材種より飛躍的に向上させ、安定した長寿命を実現するCVDコーティング材種。汎用のT5115、耐摩耗性に優れたT5105、耐欠損性に優れたT5125の3材種構成に加え、加工領域が明確で選定しやすい鋳鉄旋削専用ブレーカシリーズ「CF、CM、CH形」を展開し、大幅な加工改善ができる製品シリーズとして、2007年3月の発売開始以来好評を博している。
 今回、これまで発売済みの258アイテムに加え、汎用性に富む「全周ブレーカ」等150アイテムを新規追加し、さらに幅広い加工用途への対応を可能とした。
 ラインナップの充実により、普通鋳鉄およびダクタイル鋳鉄の旋削加工でより広い用途への対応が可能となり、いっそうの加工効率改善に寄与する。
 標準価格は、T5115 CNMG120408@850円(税込み893円)、T5105 DNMG150408@1080円(税込み1239円)、T5125 TNMG220412@1310円(税込み1376円)。シリーズ全体で初年度5億円の販売を見込んでいる。

産業機械輸出契約高
3年連続で過去最高を更新
日本産業機械工業会 平成19年1〜12月

日本産業機械工業会がまとめた平成19年1月〜12月の産業機械輸出契約状況によると、主要約70社の産業機械輸出は、中東、ヨーロッパ向けが減少したものの、それ以外の全ての地域が増加したことにより、前年比14.4%増の2兆7307億円と、過去最高の受注金額となった(3年連続で過去最高を更新)。
 単体機械は、ヨーロッパ向けが減少したものの、アジア、北アメリカ、アフリカ、オセアニア、ロシア・東欧向けの増加により、前年比25.0%増の2兆1168億円と、過去最高の受注金額となった(四年連続で過去最高を更新)。
 プラントは、南アメリカ、アフリカが増加したものの、中東向けが大幅な減少となったことから、前年比12.6%減の6139億円となった。
 機種別にみると、ボイラ・原動機はヨーロッパを除く全ての地域が増加し前年比32.9%増、鉱山機械はアジア、北アメリカ向けの減少により同18.1%減、化学機械は中東、北アメリカ、南アメリカ向けが減少したものの、アジア、ロシア・東欧向けの増加により同42.8%増となった。プラスチック加工機械はアジア、ヨーロッパ、ロシア・東欧向けの増加により同21.1%増、風水力機械は全ての地域が増加し同13.6%増、運搬機械はアジア、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ向けの増加により同7.5%増、変速機はアジア、ヨーロッパ、北アメリカ向けの増加により同21.1%増、金属加工機械は中東を除く全ての地域が増加し同21.0%増、冷凍機械は全ての地域が増加し同39.5%増となった。
 プラントは、発電、化学・石化プラントが減少したことから、前年比12.6%減となった。

コーティング付き 汎用CBNインサートに
ブレーカ付きインサートシリーズ登場
三菱マテ 切りくず処理性を向上

 三菱マテリアルツールズ(社長=高田修氏、本社=東京都墨田区横網1―6―1)は、三菱マテリアルが開発、製造するコーティング付き汎用CBN材種MBC020に「ブレーカ付きインサートシリーズ」を追加し、販売を開始した。
 CBN焼結体付き工具は、ダイヤモンドに次ぐ硬度を持ち、鉄との非反応性、耐熱性に優れることから、高硬度鋼の研削加工から切削加工へのリプレースに多く用いられている。
 現在、自動車部品・機械部品の製造において、加工高能率化のために切削化が推進されているが、切削時に生じる切りくずは、被削材や工具への巻き付きにより加工機械停止や、被削材精度の悪化要因となっている。
 今回のシリーズ追加によって、連続切削加工における優れた切りくず処理性の実現と、生産性の向上を実現する。
 「ブレーカ付きインサートシリーズ」の特長は次の通り。
 @連続から中断続まで適応可能なコーティングCBN材種「MBC020」を採用。
 Aブレーカ形状とブレーカ位置を最適化することで、仕上げ切削における切りくず処理性を向上させ、生産性の向上を図る。
 B外径加工用だけでなく、内径加工用もラインナップしており、より広い用途への適応が可能。
 今回追加発売されるのは16アイテム。標準価格は(代表型番)BF―CNGM120408TA2@6790円(税込み7130円)、BF―CNGG120408TA4@12900円(税込み13545円)、BF―DNGM150408TA2@6790円(税込み7130円)、BF―DNGG150408TA4@12900円(税込み13545円)、BF―CCGT09T308TA2@7550円(税込み7928円)、BF―DCGT11T308TA2@7550円(税込み7928円)で、初年度は3000万円を販売目標としている。

総受注高5938億5300万円最高額更新
海外受注3634億7800万円も最高額に
中部経産局 平成19年金属工作機械受注状況

 中部経済産業局が2月1日に発表した平成19年(1〜12月)の管内金属工作機械メーカー主要八社(オークマ、テクノワシノ、ジェイテクト、日平トヤマ、富士機械製造、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、5938億5300万円で、前年比10.4%増と5年連続で前年を上回り、史上最高額を更新した。
 国内受注は、2303億7500万円で前年比0.7%減と2年連続して前年を下回った。業種別にみると、3業種で前年を上回った。主な業種では、一般機械工業が1010億6300万円で前年比10.2%減、一方、自動車工業が875億1800万円で前年比14.7%増となった。
 海外受注は、3634億7800万円で前年比18.8%増と5年連続で前年を上回り、史上最高額を更新した。地域別では、ヨーロッパ向けが前年比31.0%増と5年連続で、アジア向けが同35.3%増といずれも前年を上回ったが、北米向けが同3.6%減と前年を下回った。
 国別にみると、1位のアメリカが1077億3700万円(前年比0.5%増)、以下、中国490億3700万円(同79.4%増)、ドイツ406億2900万円(同33.9%増)、イタリア196億9800万円(同36.0%増)、イギリス153億3800万円(同11.9%増)の順となった。
 販売額は、5255億6300万円で前年比7.9%増となり、年末時点での受注残高は、2244億4900万円で前年比1.0%増となった。
 なお、平成19年において、つぎの項目で最高額を更新した。( )内はこれまでの最高額及び時点。
 総受注計=5938億5300万円(5377億9000万円・平成18年)▽海外受注計=3634億7800万円(3059億500万円・平成18年)▽販売額計=5255億6300万円(4870億9700万円・平成18年)▽ヨーロッパ計=1244億5600万円(950億3000万円・平成18年)▽アジア計=993億1900万円(792億3300万円・平成17年)
※平成5年1月以降の記録による。

新幹事長に三井重信氏
ジュニアー会 20年度総会開催

ジュニアー会(幹事長=三井重信氏・三井機工社長)は2月19日午後6時より、名古屋市千種区の「松楓閣」において平成20年度総会を開催、会員20名が参加した。
 冒頭、前年度幹事長の水谷隆彦氏(ミズタニ機販社長)が「1年間、縁あって幹事長を務めさせていただきました。ジュニアー会は愛知県の金属業界の若手の勉強の会です。皆さんも大分勉強を積まれて、新しい世代へ移らなければならないという話しも出てきております。まだ23年、されど23年。25周年、30周年には、また新しい会もできているのではないかとも思っております。気楽に和気あいあいとできる会でございますので、今後とも勉強の会として長く続くことを祈念します」と挨拶。
 続いて議案審議に移り、平成十九年度事業報告、同決算報告、平成20年度事業計画を承認。平成20年度予算案については一部修正を行い、承認した。
 20年度幹事団には倉地久雄氏、三井重信氏、熊田誠司氏、野崎憲昭氏、岩田健嗣の5名を決定。幹事互選の結果、幹事長に三井氏が選出され、就任した。
 総会終了後は懇親会が開かれ、三井幹事長の新任の挨拶に続いて一同で乾杯。行事の内容等について酒を酌み交わしながら語り合い、午後9時前に終了した。

新開発スマートヘッド
ストレート形トルクレンチ
TOP ラインナップ拡充

トップ工業(社長=渡辺一郎氏、本社=新潟県三条市塚野目2一90―5)は、ラインナップの拡充を図るため、発売中の弓形トルクレンチに加え、水道本管用ストレート形トルクレンチ(単能型)RM―24LSTとRM―30LSTの二点を発売した。
 ヘッド全体のスマート化へ向けソケットも新規設計され、弓形トルクレンチのヘッドに比べRM―24LSTは20%、RM―30LSTは30%ヘッドがスマートになった。困難とされた冷間鍛造成形で、外観を切削仕上げとし、鏡面仕上げとは違った輝きを放っている。
 ソケット内部は12角のサーフェイス形状で、それぞれ頂点への応力を分散させることで強度をさらにアップしたため、ボルト・ナットへは角の接触を防ぎ傷めにくくした。右ねじのトルク締め専用で、爪の切換えは不要。爪は鍛造成形品。ラチェット駆動角が15度で、振り幅スペースが200mmあればトルク締めできる。ラチェット機構部は、ばね定数を下げ、空転トルクの軽減を図った。ブーツとグリップでトルク機構部への水の侵入を防ぐ機能もついている。
 価格は、RM―24LST@34000円(税込み35700円)、RM―30LST@37000円(税込み38850円)。


2008年3月16日(日) 2305号
「人材募集を戦略的に考える」をテーマに
講演会とパネルディスカッション
全機工連 中部ブロック会議開催

 全日本機械工具商連合会の中部ブロック会議(ブロック長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長、愛知県機械工具商業協同組合副理事長)が2月21日午後3時より、名古屋市東区葵のメルパルク名古屋で開催され、愛知県機械工具商業協同組合(理事長=野田道典氏・ノダキ社長)、岐阜県機械金属商業協同組合(理事長=服部与一氏・服部商会社長)、三重県機械工具商協同組合(理事長=松山廣氏・松山機工社長)、浜松機械工具商協同組合(理事長=神谷竹彦氏・サカエ社長)の組合員・賛助会員ら約70名が参加して意見交換を行った。当日は、「人材募集を戦略的に考える」“機工商社にとり真に必要な求人対策とは”をテーマにした講演会とパネルディスカッションのあとブロック会議が行われ、4組合の代表が各地区の現況を報告した。(講演会・パネルディスカッションについては次号掲載予定)。
 中部ブロック会議は各地区の持ち回りで毎年開催されており、今回は愛知組合が設営を担当。
 当日は、愛知組合の小浦喜一理事(こうら社長)の司会で進められた。
 はじめに伊藤中部ブロック長が挨拶で「従来の形を変えて、まず講演会を行い、そのあとブロック会議という順で進めてまいりたいと存じます。今皆様の一番の関心事を議題にして、それによって進めていくというのが狙いでございます」と述べ、続いて第1部の近藤圭伸氏(デライトコンサルティング社長)による講演、第2部の現役学生を交えたパネルディスカッションが行われた。
 第3部のブロック会議では、伊藤中部ブロック長が議事進行役を務め、愛知組合の野田理事長、岐阜組合の服部理事長、三重組合の松山理事長、浜松組合の吉田副理事長(吉田社長)がそれぞれの地区の現況や組合の取り組みなどを報告した。要旨は次の通り。
【岐 阜】
 東海北陸自動車道が今年7月に全線開通する。東海地方と北陸地方が1本に結ばれるという念願がかなう。なぜ道路が必要かというと、東海環状自動車道の開通により東濃地方と愛知県の三河地方が直結し、岐阜県内の工場の伸び率が全国第1位になった。企業誘致も増加している。こうした効果が大きい。
 岐阜県は有効求人倍率の高い地域で1.37、全国では6位になっている。愛知県が一番の1.8。
 製造業の景気状況は岐阜県の場合、全業種では9.4ポイントが景気が良い、変わらずというのは32.8、悪いのは57.9で、悪いから良いを引くと48.5ポイントとなっている。非製造業は、良いが8.5、変わらないが29.0、悪いが62.5、悪いから良いを引くと54.0ポイントと若干悪くなっている。
 岐阜県の総生産量は7兆1416億9800万円で全国20位。一次産業、二次産業、三次産業があり、われわれ機械工具商の場合は三次産業で34位。県民1人当たりの所得は285万1000円で全国16位である。
 19年暦年の岐阜県の景気状況は、良かったが8.2%、あまり変わらないが49.5%、悪いが42.2%。全体の6割近くが、まあまあだということがうかがえる。
 組合は、1人でも多くの方に参加していただけるように一生懸命、理事役員一同頑張っている。

【三 重】
 三重組合は発足してから15年が経過し、組合運営もようやく軌道に乗ってきたと考えている。ここ数年は好況であった。さらに、亀山と滋賀県の2つを結ぶ新名神高速道路が2月23日に開通した。これにより近畿経済圏と東海経済圏が距離的にも近くなり、三重県下の多くの企業にとっても、この機会を捉えてさらなる業績の向上が期待されている。
 経済研究所の三重県経済のあらましによると、三重県は県外の先端型産業に関連した企業を誘致して、県の産業構造を国際競争に打ち勝てる強靭なものにするため、クリスタルバレー・シリコンバレー・メディカルバレーの3つのバレー構想や、次世代産業として有望な燃料電池、水素エネルギー関連産業のモデル地域づくりなどを強力に推し進めている。
 ブロック会議のテーマである人材の確保については、三重組合としても大変重要な問題として捉えている。年度ごとに組合での必要な教育を実施することなども、優秀な人材を確保し育成する上で考えていかなければならない。人材を求めるということは、地元での人材育成から考慮しなければならない。三重県は全国有数の工業県であり、総生産に占める製造業の比率は36%と高い。したがって工業高校卒業生からの優秀な人材の確保が強く望まれている。しかし当県における県立工業高校卒業生の実態は年々減少の傾向。当組合では、われわれのお客様である製造業のモノづくりのためにも、三重県庁に対し県内工業高校の生徒数を現在の2倍とすることを目標に請願書を提出し、署名活動などを積極的に実施している。
【浜 松】
 浜松もモノづくりの町と言われている。1人当たりの製品の出荷額は全国1位。昨年の有効求人倍率も1.5倍と全国平均よりも高くなっている。それでも製造業は全般的に先行き不透明という状況にある。
 去年の8月頃から全体的に景気が落ち込んでいる。現状の問題点は、原材料が上がってしまったことが第1番。その埋め合わせのために売上が減少してしまった。商社は板ばさみになって苦労している。対策としては、経費の削減と販路の拡大。販路拡大には人手を集めなければならず、これはどこも似たような傾向ではないかと思っている。
 浜松の特徴は、浜松ホンダはじめ二輪・四輪の自動車関連が集まっていること。残念ながら、自動車関連が少しずつ浜松から出て行ってしまっている。
 それと2つ目の問題に事業継承の問題があり、組合としても積極的に取り組んでいる。
【愛 知】
 求人倍率全国1の愛知では求人が大きな問題であり、私どもでも今年4月の入社予定者に4件内定を出したところ、そのうちの2件が辞退。4月とか5月に内定を取る時代なのかと、改めて今日思った。
 組合では社員の採用と社員研修について、社員の戦力化という言い方で呼んでいるが、4年前に3年プランで色々なことにトライした。その後も、社員研修ということを組合の事業として続けて行っている。来年度も新入社員研修、中堅以上の研修などを引き続き行う予定。愛知280社という大きな組織の中で、全員が参加できるのかという問題もあるが、組合で行うことに意義があるのではないかと感じている。それに加えて、独身・若手の交流会を行おうと検討している。今、若年層のシングル化ということがある。個人個人のライフスタイルの問題ではあるが、結婚しない男性、女性たちがちょっと多すぎるのではと感じている。
 組合員による景況判断、景況調査を3ヶ月に1回行っているが、1年前に比べると売上増加が4割から2割に、売上減少が2割から4割になり、4割くらいは変わらないと回答。今後3ヶ月の見込みについては、売上が増えるというのが9.7%、変わらずが46.0%、減少するが43.3%となっている。これは統計ではなく、同業者の社長の声による数字。これが実のデータだと私は思っている。勝ち組・負け組というのがはっきりしてくるのかなという感じがしている。個人的な見通しとしては、今年も行けるのではないかと思ってる。
 各組合報告の後は、全機工連の東京大会が10月17日に東京ドームホテルで開催される予定であることが伝えられた。
 また、その他の件では、愛知組合が9月21日から27日の日程で中国北部(北京・天津・瀋陽・青島・大連)の海外調査を企画していることが報告され、各組合からの参加も呼び掛けられた。
 次回中部ブロック会議の幹事は浜松組合。
 ブロック会議終了後には懇親会が開かれ、参加者が交流を図った。

“金型”“金属プレス”素形材産業見本市を同時開催
INTERMOLD2008/金型展2008
4月17日(木)から4日間インテックス大阪で開催

 日本金型工業会とテレビ大阪主催による「INTERMOLD2008(第19回金型加工技術展)/金型展2008」が4月17日から20日までの4日間の日程で、インテックス大阪において開催される。日本金属プレス工業協会主催の「金属プレス加工技術展2008」も同時開催。
 日本経済をささえる自動車産業をはじめとする「ものづくり」産業は、生産拠点と市場のグローバル化が格段に進み、国際市場における企業間競争が激しくなる一方である。このような厳しい競争が強いられる中、日本の「ものづくり」の国際競争力を維持し、発展させる源泉となっているのが基幹産業となる「金型」「金属プレス」といった素形材産業の技術力の高さである。
 産業空洞化がいわれ、国内素形材産業は厳しい環境にさらされたが、技術流出や模倣品問題、リコールといった品質保証問題などから、大手メーカーによる内製化の見直しや、製造拠点の国内回帰といった動きも見られ、「金型」「金属プレス」といった素形材産業に対する注目度は日増しに高まっている。
 同展では、素形材産業の総合見本市として、金型製造現場に対するより実用的な提案が行われ、金型の設計・製造から成型加工にいたる一連の工程を網羅し、注目の集まる素形材技術「金型」「金属プレス」の最先端技術を発信する。
 また、世界最高水準の技術力を誇る金型メーカーによる型製造技術を集めた金型展と、金属プレス加工技術展を同時に開催し、大手メーカーから中小企業にいたる多くのユーザーに技術提案を行う。
 さらに、近年では金型関連企業の後継者や人材不足、人材育成などの問題が指摘される中で、金型専門学部を設立し人材育成に取り組んでいる大学や研究機関を集めた「産学官技術連携促進ゾーン」を開設。ここでは11の大学・研究機関が出展し、これまでの研究成果や先進技術を披露する。
 今回は、国内外から注目される日本の金型産業に対する、各出展企業の積極的な最新製品、技術の設備提案の姿勢を反映して、333社1174小間(3月3日現在)と過去最大規模での開催となる。また、製造系展示会の開催が少ない大阪・西日本地域のユーザーにとっては期待の大阪開催展であり、前回の東京開催の規模を上回ることからも、製造業系展示会としては大阪・西日本で最も注目されている見本市となる。
 主催者は、金型設計・加工技術から、金型をツールとした成型加工技術の工程を提案する総合金型産業見本市として、大手メーカー、サプライヤー、中小零細企業にいたる多くの製造業界関係者の来場を見込んでいる。
【併催事業】
 会期初日の基調講演では三菱重工常務執行役員技術本部長の青木素直氏を講師に招き、「三菱重工のものづくり革新活動〜モジュールデザインプロジェクトを中心に〜」と題し、金型メーカーや金型ユーザー、金属プレス業界関係者をはじめとする製造業関係者を対象に開催する。
 また、主催の日本金属プレス工業協会による特別講演会は「アジア新興国との共生をめざして」と題し、これまで世界の先頭を走っていた日本の製造業が、グローバル化のチャンスとしてアジア地区を捉え、共生していく道を探るべく、アジア新興国の製造業事情に詳しい方々を講師として招く。
 特別企画として、金型製作に様々な方向からアプローチしていく「金型専門技術セミナー」を、大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻の竹内芳美教授を迎え「多軸複合加工機の最新動向と上手な使い方」と題したセミナーをはじめ、多彩なプログラムで開講する。これらは有料セミナーとなっており、希望する講演のみ受講が可能。
 さらに、同展の恒例となっている出展企業によるプレゼンテーションセミナー「テクニカル・ワークショップ」を31セッション、「オープンセミナー」42セッションを開催し、ものづくり関係者には金型加工に関する最新技術や情報を得る貴重な場として、展示会と併せて見逃せない内容となっている。
 現在同展公式ホームページにて、展示会来場者のための「事前来場登録」の受付を行っている。この登録フォームから登録すると入場料が無料になり、会場登録時にスムーズに入場することができる。
〈事前来場登録用サイト〉
●INTERMOLD2008
http://intermold.jp/jizen/
●金型展2008
http://Intermold.jp/kanagata/jizen/
●金属プレス加工技術展2008
http://Intermold.jp/mp/jizen/
開催概要
▽名称=INTERMOLD2008(第19回金型加工技術展)/金型展2008
▽主催=日本金型工業会、テレビ大阪
▽名称=金属プレス加工技術展2008
▽主催=日本金属プレス工業協会
▽会期=2008年4月17日(木)から20日(日)までの4日間、午前10時から午後5時まで(最終日は午後4時まで)
▽会場=インテックス大阪(4・5・6A・6B号館)
▽入場料=1000円(招待券持参者、事前来場登録者は入場無料)
▽出展社数=333社・団体(3月3日現在、前回2007年東京開催326社・団体)
▽出展規模=1174小間(3月3日現在、前回2007年東京開催1111小間)
▽予想来場者数=7万5000人
▽来場対象=金型メーカー、金型ユーザーなどの金型産業関係者および、自動車・自動車部品、家電・情報通信機器など各種製造部門など

4月に環境ISOリフレッシュ講座実施
総会は5月29日名鉄ニューグランドで
愛鋲協 2月定例理事会を開催

愛知鋲螺商協同組合(理事長=鈴木建吾氏・八幡ねじ社長)は2月25日午後6時より、組合事務局において平成19年度第7回定例理事会を開催、理事長はじめ6名の理事が出席して各議案を審議した。
 第1号議案の平成19年度会計中間報告に関する件では、土方副理事長が前年度並みで推移していると概況を報告した。
 第2号議案の平成20年度総会事前準備に関する件では、総会開催日時を5月29日午後5時からとし、会場を名鉄ニューグランドホテルに決定した。
 第3号議案の事業委員会に関する件では、花井事業部長が12月の事業収支報告とISO14000内部監査員リフレッシュ講座について報告した。
 ISO14000内部監査員リフレッシュ講座は、4月12日午前9時30分から午後4時30分の日程で「愛知県サンライフ名古屋」にて開催される。定員は30名から40名とし、参加資格はISO14000内部監査員養成講座の受講者。参加費1万円。
 第4号議案の広報委員会に関する件では、阿部広報部長が広報紙「愛鋲協29号」について3月31日に完成、4月上旬に組合員に発送予定と報告した。
 第5号議案その他報告事項では、平成19年度日本ねじ商連第2回常任理事会(3月18日、「新横浜国際ホテル」で開催)に鈴木理事長と土方副理事長が出席することを確認した。
 次回理事会は、3月21日午後6時より組合事務局で開催の予定。

「自転車の今昔」と題し講演
八神史郎氏(自転車博物館館長)を招く
月曜会 平成19年度最終例会開催

 月曜会(代表世話人=松田謙三氏・児玉興業会長)の2月例会(平成19年度最終例会)が2月18日午後6時より、名古屋市中村区名駅のホテルキャッスルプラザで開催され、会員ら60名余りが参加して自転車博物館(サイクルギャラリーヤガミ)館長の八神史郎氏による「自転車の今昔」と題した講演を聴いた。
 講演では、自転車の歴史をはじめ、戦後から自転車貿易に携わってきた同氏の体験談が語られた。
 【講演要旨】
 終戦時、私はまだ学生でした。昭和21年2月26日に政府は突如として預金封鎖を行い、親父をはじめ、企業経営者が苦しんでいるのを間近に見ました。これが、私にとっても最初で最大の苦しみでありました。
 衣食住も苦しい時代でしたが、皆それを乗り越え昭和20年代を過ごしてまいりました。
 その様な中で、私は自転車メーカーに就職をしました。いきなり営業を任せられ、自分なりに考えて、「日本には資源がない、貿易立国だ。輸出をしなければならない」と感じ、当時、総合商社の方とも相談してご指導をいただき、輸出に取り組みました。
 昭和24年に日本の貿易が自由化され、輸出ができるようになりました。昭和20年代、30年代とアジアを駆け巡って、自転車やその部品の輸出をしてまいりました。当時は、日本でも貴重なもので自由には買えませんでした。
 自転車の歴史を申し上げますと、1817年にドイツで「ドライジーネ」が発明されたのが始まりとされ、それから少し商品化された、ホビーホースという馬のような形をした乗り物ができ、タキシードにシルクハットという正装で乗られていました。
 1839年イギリスで、木製でクランク式のペダルが付いた「マクミラン」が発表され、フランスで1869年に量産タイプの「ミショー型」が作られました。これが自転車の普及の第一歩です。
 もう少しスピードを出そうと、前輪を大きくした「オーディナリー型(通称だるま型)」が発表され、普及しました。
 その後、ほぼ現代の自転車と同じ形の「セーフティー型」が発表されました。ただ、今のような確実な部品構成ではなく、もう少しラフなものだったようです。アメリカ、ヨーロッパで普及し、その間にダンロップ社がソリッドのタイヤを発明し、自転車にも採用されました。19世紀の終わりには、自転車に関する発明はほとんど終わっていました。20世紀になってからは、部分的な改良をすることで発展していく足場ができました。
 日本へは、明治、大正時代に輸入され、諸先輩が色々研究して少しずつ作られるようになりましたが、まだまだ欧米の域までは達していませんでした。
 戦後、何とか欧米の自転車に追いつこうと、東京、名古屋、大阪(堺)に自転車工場が多くでき、英国タイプの自転車が作られました。
 私は、英国タイプの自転車をマレー、シンガポール、ビルマ(現ミャンマー)、インド、パキスタンなどへ輸出しました。
 昭和30年代が最盛期で、今日の基礎ができたと思っております。私は営業ですから、そんな時代に東南アジア、アフリカ、中近東へ頻繁に売り込みに行っておりました。その当時には色々な思い出がございます。良いことも、悪いことも。
 戒律でお酒の飲めない(持ち込みも禁止)国にウイスキーを持ち込み、日本人仲間でこっそりと飲んだあとビンの始末に困り、砂のように粉々に砕いて夜そっと捨てたという思い出があります。
 楽しい思い出としては、昭和20年代は食糧難で食べるものも余りなかった時代で、海外、特に東南アジアへ行くと我々は、自転車や部品を買ってもらうのが第1ではありましたが、それに加えて、キメ細かい接待をしてもらい腹いっぱい食べさせてもらいました。
 アジア地区で、1番初めに自転車産業が芽生えてきたのがインド。それから当時のマレーシア、そしてタイです。私たちも東南アジア貿易をまず第1に考えて、戦後の自転車産業の土台を作ったと言っても過言ではありません。なぜかと言うと、イギリスの自転車というのはアジア人向きではなかったからです。それを日本はどんどん改良してその地域に合ったものを作り、成功していきました。昭和33年にはイギリスを抜き、英国型の自転車としては世界で一番良いものを作って輸出するようになっていました。
 話は前後しますが、戦後の日本は本当に哀れなものでした。さらに賠償も課せられていました。航空機の廃材を使用して5000台の自転車を作り、賠償物資として通産省(当時)の指定でインドネシア政府に納めたこともありました。
 また、フィリピンはロードレースが好きでしたから、日本にも少なかったのですが、たまたま私がいた会社がロードレース用の自転車も戦前から作っていたので、それを250台ほど作り、フィリピンへ昭和25年の1月頃に輸出しました。大変喜ばれたことを思い出します。
 ただ、その輸出品の刻印がメイドインジャパンではなく、メイドインオキュパイドジャパン(占領下)であったことには、涙が出るほど悔しい思いをしたものでした。
 開戦当時、ジョホールバールからマレー半島へ進軍した時の主力部隊に「銀輪(自転車)部隊」が用いられました。この銀輪部隊が活躍し、イギリスを追い出して日本がマレー半島を瞬く間に占領したという逸話が、今日でも語られます。
 インドは、戦前からイギリスに自転車の技術を習い作り始めていました。イギリスの次に良い自転車は日本製ということで、インド、パキスタンにも輸出することができました。
 1960年代、70年代日本の自転車産業は全盛期で、世界のどこへでも輸出ができ、私たちも後進国への輸出を手控えてアメリカ、ヨーロッパ向けへの輸出に力を入れていました。その頃は毎月のようにアメリカで営業し、ヨーロッパも先輩の自転車国ですが、日本のものも評価してくれるので行って色々勉強をしてまいりました。
 しかし、自転車業界が良かったのはその頃までで、自動車もそうでしたが、割り当て制の輸出規制ができ、自転車輸出の力を中国へ譲って、雑な自転車ではありますが中国が自転車輸出大国になりました。日本は、高級自転車を先進国へ輸出することへシフトしていきました。
 忘れてならないのは、アメリカです。ごく最近はサブプライムローンなど金融の問題もありますが、「2007年の後半は悪かったが、2008年アメリカは復活する」とアメリカの商工会議所の会頭が力強く言っていました。アメリカにはそれくらい強い判断をするトップもいます。アメリカ人は、本当にストレート。真っ直ぐ突き進んでくれる。日本人の私たち以上に、駆け引きもトリックもしません。
 最後に、私の博物館はそんなに立派なものではありませんが、150坪のスペースに自転車を展示し、書籍も数千冊ありますので、ご興味のある方はご覧になっていただければ幸いです。私は自転車を通じて、世界各国を見て、人生を学んだと思っています。

新社長に壷田貴弘氏
アネスト岩田 森本社長は会長に

アネスト岩田(本社=横浜市港北区新吉田町3176)はこの程、壷田貴弘取締役塗装機部長が4月1日付で代表取締役社長に昇格し、同時に新設される代表取締役会長に森本潔代表取締役社長が就く人事を発表した。
 その他の異動は次の通り。(  )内は旧職
◇取締役経営管理部長=飯田紀之氏(取締役圧縮機部長)
◇取締役圧縮機部長=岩田一氏(取締役東日本営業部長)
◇取締役東日本営業部長=黒木公一氏(取締役西日本営業部長)
◇執行役員生産部長=平瀬彰氏(執行役員福島工場長)
◇執行役員塗装機部長=武田克己氏(工業塗装グループマネージャー)
◇執行役員西日本営業部長=鷹野巧一氏(大阪支店長)

中部経産局管内
最近の地域総合経済動向

 中部経済産業局は2月7日、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)における最近の経済動向をまとめた。それによると、生産は緩やかな増加傾向となっている。個人消費は持ち直している。住宅投資は減少幅が縮小している。公共投資は低調に推移している。また、設備投資は増加している。さらに、雇用情勢は人手不足が続き、労働需給が引き締まっている。これらのことから、管内の経済活動は「緩やかに改善している」と、平成19年4月の発表から11カ月連続で総括判断を据え置いている。住宅投資の判断については、平成19年9月の発表以来5カ月ぶりに前月までの「減少している」から「減少幅が縮小している」に上方修正された。なお、先行きについては、生産は電子部品・デバイス、輸送機械などを中心に、当面、高水準で推移するものと見込まれるが、米国経済、原油・原材料価格や為替・金利の動向等については留意する必要があるとまとめている。(比較は断りのあるものを除き、平成19年12月の実績値による)
鉱工業生産・出荷・在庫
 鉱工業生産の動向を指数(12月速報)でみると、情報通信機械工業、一般機械工業、非鉄金属工業等が低下したことから、前月比0.1%減と2カ月連続の低下となった。また、前年同月比は2.3%増と38カ月連続の上昇となった。
 出荷は、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、鉄鋼業等が上昇したことから、前月比3.5%増と二カ月ぶりの上昇となった。また、前年同月比は5.5%増と35カ月連続の上昇となった。
 在庫は、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業等が低下したことから、前月比4.7%減と4カ月ぶりの低下となった。また、前年同月比は0.8%増と15カ月連続の上昇となった。
 なお、大口電力需要は、中部電力管内では52カ月連続で前年を上回り、北陸電力管内では49カ月連続で前年を上回った。
主要業種の動向
◆輸送機械
 輸送機械の生産は、緩やかな増加傾向となっている。
 乗用車は、海外向けが欧州、中近東向けを中心に好調であり、国内向けも新型車効果から持ち直しの動きがみられることから、緩やかな増加傾向となっている。
 自動車部品は、国内完成車向けが順調であり、国内メーカーの海外現地工場や海外メーカー向けの輸出も順調であることから、緩やかな増加傾向となっている。
 航空機体部品は、航空業界の機体調達が旺盛であることから、増加傾向となっている。
◆一般機械
 一般機械の生産は、高水準で推移している。
 金属工作機械は、海外向けが欧州、アジア向けを中心に旺盛であり、国内向けも持ち直しつつあることから、高水準で推移している。
 繊維機械は、織機が主力の中国向けが堅調であり、紡績・準備機械が中国向け、インド向けともに順調であることから、緩やかな増加傾向となっている。
 その他、土木建設機械が海外向けを中心に好調であり、産業用ロボットが国内外ともに順調である。
◆電子部品・デバイス
 電子部品・デバイスの生産は、増加傾向となっている。
 半導体素子・集積回路は、記憶素子(メモリ等)が携帯電話向けなどの需要が旺盛であることから、高水準で推移している。
 液晶素子は、テレビなど情報通信機器向けが順調なことから、増加傾向となっている。
◆電気機械
 電気機械の生産は、高水準で推移している。
 開閉制御装置・機器は、半導体関連向け、自動車関連向けがともに順調なことから、高水準で推移している。
 内燃機関電装品は、自動車向けが順調なことから、緩やかな増加傾向となっている。
 電動機は、順調な自動車向けを中心に高水準で推移している。
◆情報通信機械
 情報通信機械の生産は、高水準で推移している。
 民生用電子機械は、テレビ、カーナビが順調であることなどから、高水準で推移している。
 電子計算機は、おおむね横ばいとなっている。
◆金属製品
 金属製品の生産は、緩やかな減少傾向となっている。
 アルミニウム建材は、建築着工の遅れから、木造住宅用を中心に緩やかな減少傾向となっている。
 ばねは、自動車向けが順調なことから、緩やかな増加傾向となっている。
 ガス機器は、ガスコンロが単体普及品を中心に弱い動きが続いていることから、低水準で推移している。
◆鉄鋼
 鉄鋼の生産は、高水準で推移している。
 鋼板は、造船・産業機械向けが好調であり、自動車向けも順調なことから、高水準で推移している。
 棒鋼は、建築着工の遅れなどから減少している。
 特殊鋼鋼材は、順調な自動車関連向けを中心に高水準で推移している。
◆ファインセラミックス
 ファインセラミックスの生産は、増加傾向となっている。
 触媒担体・ガスセンサ素子は、自動車向けが世界的な環境対策の高まりから順調であり、増加傾向となっている。
消費・投資などの需要動向
◆個人消費
 個人消費は、持ち直している。
 大型小売店販売(既存店ベース)は、百貨店、スーパーともに2カ月ぶりに前年を下回ったことから、全体でも2カ月ぶりに前年を下回った。
 コンビニエンスストア販売は、6カ月連続で前年を上回った。
 乗用車販売は、普通車が6カ月連続で前年を上回ったものの、軽自動車が6カ月連続で、小型車が2カ月ぶりに前年を下回ったことから、全体では3カ月ぶりに前年を下回った。
 家電販売は、薄型テレビ、DVDなどが順調であることから、2カ月連続で前年を上回った。
◆設備投資
 設備投資は、増加している。
 製造業では、自動車関連で、完成車メーカーの環境・安全投資や部品メーカーの能力増強、設備更新などの投資が引き続き高水準であり、半導体・液晶素子関連でも需要拡大に伴う大型の能力増強投資が引き続き高水準である。また、非製造業でも、電力、運輸を中心に投資を増加する動きがみられる。
 なお、管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)をみると、一般機械工業向けが8カ月連続で前年を下回ったものの、自動車工業向けが4カ月連続で前年を上回り、全体でも4カ月連続で前年を上回った。
◆公共投資
 公共投資は、低調に推移している。
 公共工事請負金額をみると、「県」、「国」、「市区町村」などで前年を下回り、全体でも4カ月連続で前年を下回った。
◆住宅投資
 住宅投資は、減少幅が縮小している。
 新設住宅着工戸数をみると、持家が2カ月連続で、貸家が2カ月ぶりに、分譲が6カ月連続で前年を下回り、全体でも6カ月連続で前年を下回った。
◆輸出通関額
 輸出通関額(円ベース)は、35カ月連続で前年を上回った。
 名古屋税関管内の輸出通関額(円ベース)を品目別でみると、「自動車」、「自動車の部分品」などが前年を上回った。主要地域(国)別でみると、米国向けが4カ月連続で、EU向けが2カ月連続で、それぞれ前年を下回ったものの、アジア向けが69カ月連続で前年を上回った。
◆雇用情勢
 雇用は、人手不足が続き、労働需給が引き締まっている。
 新規求人数は、サービス業、製造業などの業種で前年を下回った。
 有効求人倍率は、引き続き高い水準にあり、完全失業率は、引き続き低い水準にある。
◆企業倒産
 企業倒産(件数)は、4カ月連続で前年を上回った。
 企業倒産は、このところ中小零細企業を中心に増加しており、今後の動向については引き続き注視する必要がある。
 【お詫びと訂正】
 平成19年12月10日発表分および平成20年1月15日発表分のうち、鉱工業生産・出荷・在庫の指数(速報)における大口電力需要の記載について誤りがありましたので、お詫びして訂正いたします。
◎平成19年12月10日発表分
(誤)中部電力管内では49カ月連続▽(正)中部電力管内では50カ月連続
(誤)北陸電力管内では46カ月連続▽(正)北陸電力管内では47カ月連続
◎平成20年1月15日発表分
(誤)中部電力管内では50カ月連続▽(正)中部電力管内では51カ月連続
(誤)北陸電力管内では47カ月連続▽(正)北陸電力管内では48カ月連続

組織変更と人事異動
トラスコ中山

 トラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=大阪市西区新町1―34―15)はこの程、4月1日付で次の組織変更及び人事異動を行うと発表した。
【組織変更】
 4月1日付で、同社が直面する経営環境の変化に機動的に対応し、権限委譲による地域密着の強化と意思決定の迅速化を可能とするための組織改革を行う。
 組織変更の要点は、営業本部に東日本営業部と西日本営業部を設置し、この営業部を統括する部長を置く。これにより事業所長の権限をより大きくし、地域での市場戦略を強めていく。
【人事異動】
(1)組織変更に伴う人事異動
▽東日本営業部長=岡本剛氏(現北海道・東北ブロック長兼北関東ブロック長)
▽西日本営業部長=安倍正浩氏(現中・四国ブロック長兼九州ブロック長)
(2)その他の人事異動
▽PB商品部長=柳谷正弘氏(現中部ブロック長兼関西ブロック長)
▽プラネット大阪センター長=中西政博氏(現プラネット神戸チーフ)
▽東名古屋支店長=小菅浩一氏(現山形営業所長)
▽岡山支店長=雲戸清則氏(現千葉営業所長)
▽福岡支店長=高木正成氏(現HC福岡支店長)

新社長に竹中克太郎氏
西濃機工 孝之輔氏は会長に

 西濃機工(本社=岐阜県大垣市笠木町589―2)では、二月の株主総会並びに取締役会において、竹中孝之輔社長が退任し、その後任として社長の弟で取締役専務の竹中克太郎氏が社長に就任した。
 新社長の克太郎氏は「社員一同とともに一層の社業発展に努力いたします。今後ともご指導ご支援をお願いします」と所信を表明。
 なお、孝之輔氏は会長に就任し、「新社長と協力して、客先から信頼され頼りにされる西濃機工を目指す」としている。

税務署長賞はじめ7作品を表彰
「税に関する小学生の作文」
岡崎商工会議所大ホールで

 岡崎税務署管内租税教育推進協議会は、2月24日午前10時より「税に関する小学生の作文」の表彰式を岡崎商工会議所大ホールで行い、岡崎税務署管内(岡崎市・幸田町)の今年度「租税教室」が開催された小学校50校より3300点の応募があった中から、岡崎税務署長賞などに選ばれた7作品を表彰した。
 表彰式は、後援の岡崎法人会の青年部長を務める峰澤彰宏氏(峰澤鋼機社長)の司会で進められ、はじめに狹石雅登会長(岡崎税務署長)から主催者挨拶があり、続いて、岡崎税務署長賞の鈴木友佳子さん(岡崎市立六ツ美南部小学校)、岡崎市長賞の白井梨花さん(岡崎市立上地小学校)、幸田町長賞の本多桃子さん(幸田町立荻谷小学校)、岡崎市教育委員会賞の西川周吾さん(岡崎市立井田小学校)、幸田町教育委員会賞の柴田敏弥さん(幸田町立坂崎小学校)、岡崎税務署管内税務連絡協議会長賞の石川莉沙さん(岡崎市立矢作北小学校)、岡崎法人会長賞の辻成美さん(岡崎市立羽根小学校)への表彰状の授与と、受賞作品の朗読が行われた。
 最後に、名古屋国税局の土屋隆裕広報広聴官が、「租税教室」の意義と税金の大切さについてユーモアを交えて話し、表彰式を終了した。

肩削り正面フライスカッター
『コロミル490』新発売
サンドビックコロマント 高精度・高生産性を両立

 サンドビック・コロマントは、機械加工コストを25パーセント以上削減できる新世代の肩削りカッター「コロミル490」の販売を開始した。
 コロミル490は、高い加工精度を要求される部品加工用に開発されたフライス工具で高い生産性を発揮する。フライス加工現場においては、ニアネットシェイプの鋳造や鍛造ワークの増加により、低切込みまたは正確な深掘り込み加工などの要求が増えている。それらの加工にコロミル490は最適である。
 高精度に製造されたコロミル490は、一パスでワークを完成品にすることができる。今まで必要とされてきた多種の工具に対し、コロミル490は多くの機能を備えているため、加工現場での工具在庫を減らし管理も容易にする。肩削りの掘込み加工側面の段差は極端に小さく、また、溝加工にもコロミル490は最適。
 サンドビック・コロマントの「新世代のコーティングチップ」コンセプトによる革新的チップ材種と刃先設計により、切削抵抗の大幅な軽減に成功した。また新設計の刃先ランドにより、高品位な加工底面とスムーズな加工側面を得ることができる。この新設計ハイポジ4コーナ仕様チップは、ラジアル方向の切削抵抗が低く、ワークヘの進入もスムーズで製造現場での高い安全性を実現した。最大切り込み深さ5.5mm、推奨切り込み深さは4mmで、いかなる肩削りフライス加工もカバーする。
 コロミル490はより高い切削条件での使用に最適である。加工側面は非常に直角に近く、掘り込み加工でもほとんど段差が発生しない(0.03mm以下)。
 コロミル490はカッター径φ25〜80mm。アーバー取付け、円筒シャンク、ウェルドンシャンク、コロマントキャプトの各タイプを販売開始。また加工内容に適した刃数のカッターを選べる。チップは鋼加工用のP種を導入する。今秋には、カッター径φ125mmまでの製品とM、K種チップを発表の予定。

南海漫遊記 R
〜「ジュニアー会」
ホーチミン・台北紀行
倉地社長 倉地 久雄

[統一会堂 その六]
 前稿はいささか筆が急ぎすぎたようなので、この歴史的なライブの背景などについてもう少しコメントしておきたい。
 ジミ・ヘンドリクス&バンド・オブ・ジプシーズは1969年の12月31日夜から翌1月1日にかけて、マンハッタンのフィルモア・イーストで4回のギグを行なった。チケットは完売となり、当夜そこに居合わせた世にも幸運な観客たちの席数は2639であったと記録されている。
 その演奏内容は、プロモーターとの契約の関係上、確実にすべてが録音録画されていたはずなのに、それから40年ちかくが経過した今日にいたるまで、完全なかたちでわれわれの前に現れてはいない。このライブのわずか9か月後にジミはオーバードラッグで不帰の客となり、それにつづく混乱の中、周囲の人間のさまざまな思惑〜哀しいことにそのほとんどは金銭的なものだったが〜により、音源やフィルムが散逸してしまったからである。
  *  *  *
 もちろんこれまでにも、このライブの音源はレコードやCDとして断片的に発表されてきた。その嚆矢(こうし)は1970年4月、ジミの生前にリリースされた『バンド・オブ・ジプシーズ』というアルバムである。ここでは1月1日の二つのセッションから計6曲が選ばれている。契約上の理由からいささか性急に製作されたので、曲目と録音状態には若干の問題がある。しかしジミ本人が選曲と編集に携わったという点からみれば、これが唯一の正統な作品といえる。
 その後録音の悪いテイクを含む中途半端なアルバムが何枚か出回ったが、ジミの驚異的なパフォーマンスを再現するに十分な内容ではなく、いつしかこの二晩の記憶はあまたあるロックの伝説ライブのひとつとして封印されていった。
 ライブから約30年の空白を経た99年、ジミのよき理解者にして音楽上のパートナーであった、エンジニアのエディ・クレーマーの手により、『ライブ・アット・ザ・フィルモア・イースト』が発表された。CD2枚組み、全16曲のうち、既発表音源はわずか3曲、残りは未発表のもので、しかも録音のクオリティは非常に高いという、愛好家にとっては久々の福音であった。
 さらにそれから10年ちかくが経過した昨年(2007年)の夏、公式録音ではない、つまりブートレグ=海賊版に近いものではあるが、この4セッションの全48曲(イントロダクションなどを含む)を演奏順に収録した、CD6枚組みのボックス・セットがついに登場した。『2ナイツ・アット・ザ・フィルモア・イースト』がそれである。
 結構なお値段だったが、限定プレス版だということもあり、僕は当然のごとく「大人買い」してしまった。オーディエンスが録音したものを編集したとおぼしき部分もあって、「ジミヘンおたく」以外にはちょっとお勧めしかねる内容ではある。しかしこれは確かに、ジミ・ヘンドリクス研究の飛躍的な前進であるだろう。
 いつの日かこのライブの音と映像のコンプリート・ヴァージョンが公開されるのを、この目で見届けたいと思う。そのためにだけでも長生きしなければならない。フィルモア・イーストのライブはジミの信奉者たちにとってそれほど重大な意味を持つものなのである。

食と包装の先端技術が集結
「2008中部パック」併催 粉体工業展名古屋08
4月9日からポートメッセなごやで

 包装・食品・物流機械・関連機器、包材、食材等の総合展「2008中部パック」(主催=中部包装食品機械工業会、会長=生田芳規氏・フジキカイ社長)が4月9日から12日までの四日間、「食と包装ものづくり、元気な中部が提案します」をテーマに名古屋市港区金城ふ頭のポートメッセなごやで開催される。これに先立ち2月19日午前11時より、名古屋駅前のホテルキャッスルプラザにおいて記者発表会が行われた。16回目の開催となる今展は、前回と同様に「粉体工業展名古屋2008」との併催で行われ、食と包装に関するより総合的な情報発信の場となる。出品社数226社(内、粉体工業展関連31社)、総小間数765小間(同103小間)の展示規模で開催され、主催者側は前回展を上回る6万名の来場を目標としている。
ホットで興味深いテーマの
講演会なども企画

記者発表会では、冒頭、生田会長が主催者挨拶で、「中部パックは16回目を迎えます。『食と包装ものづくり、元気な中部が提案します』のテーマで、今回も粉体工業展名古屋と共催で2008年4月9日から12日までポートメッセなごやで開催します。お陰をもちまして、現在の段階で、出品社数226社、小間数765小間の申し込みをいただいており、目標をクリアし、前回対比(出品社210社、小間数736小間)でもプラスになりました。元気な中部で開催される2008中部パックは、包装機械、食品機械、環境機器、検査装置、物流機械・包装資材・食材などを一堂に、安心・安全・省資源を追及した製品や技術が展示されます。今回特に、環境面への工夫がされた出品がどの分野でも増えております。出品社、来場者ともども喜んでいただける展示会にしたいと思います。また学校にも呼びかけて09年卒業の学生を中心に2008中部パックへの来訪をプロモートし、リクルート活動の場にもしたいと思います。期間中のイベントでは、最近関心の高い『おいしさを科学する』や『健康食品開発戦略』などの食に関する講演とともに、安全・安心に繋がるトレーサビリティをテーマとした『ICタグでの生産管理』などホットで興味深いテーマでの講演を企画しています。中部パックを皆さんとともに、『出してよかった、行ってよかった』という展示会にしたいと思います」と今展への意気込みを語った。
 続いて、粉体工業展名古屋2008を主催する日本粉体工業技術協会の江見会長が「日本粉体工業技術協会は、企業と学・官の学識経験者が有機的に結合して活動している、大変ユニークな公益法人でございます。具体的には、十九の専門分野別に分かれた分科会が、それぞれ年に3、4回各地で講演会や見学会を開いております。その時々の最新情報を集めて会員に伝えるという活動が常時行われている。それから昨年、産学官の連携フェアーとして大阪の粉体工業展の開催時に、シーズとニーズのマッチング事業というものを行いました。もう一つは、今年からはじめた事業として、経済産業省からの補助金で、中小企業中核人材育成として粉体技術者の育成に取り組んでいます。分野ごとに10科目開講するため、今年膨大なテキストを完成いたしました。来年からは、若手粉体技術者の育成を目指して、講義と実習をやっていくことになっております。粉体工業展名古屋2008は、粉体技術の普及発展の一環として、『元気な中部地区へ 粉づくり・ものづくり・夢づくり』という協会のスローガンのもと、中部経済産業局、愛知県、三重県、岐阜県、名古屋市、名古屋商工会議所などの後援を得まして、中部パックさんと2回目の同時開催ができることになりました。ご存知のように、食品関連、包装関連の技術は、我々の粉体技術に相通じる部分が沢山ございまして、したがって共通したユーザーの方々が多数いらっしゃいます。その点で16回目を迎えられる中部パック展と同時開催する意義は、極めて大きいと思われます。今回、粉体工業展名古屋2008としましては、過去最高の100小間を超える規模での開催となりました。自動車、窯業、セラミックスなどの名古屋ならではの特徴を加味した最新情報セミナーも提供させていただきますし、出展企業によるプレゼンテーション、それから粉に関わる技術相談コーナー等の併催事業も充実したものとなりました」と取り組みへの姿勢を示した。
 またこれに続いて、2008中部パック実行委員会の村田委員長、名古屋粉体工業展委員会の加藤委員長がそれぞれの展示会の内容、見どころなどについて紹介したほか、広報活動の報告も行われた。
 中部パックは、昭和54年5月に名古屋市吹上ホールで第1回を開催して以来、隔年に開催され、今回で第16回目を迎える。規模の拡大に伴い、第3回から会場を名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)へ移し、名称も「名古屋包装・食品機械展」から「中部パック」に変更した。会を重ねるごとに内容も充実し、中部地区の産業イベントとして定着してきている。一方の粉体工業展名古屋は、平成12年4月に第1回を開催。第3回からは中部パックと共催し、今回で4回目を迎える。
 2008中部パックのテーマは「食と包装ものづくり、元気な中部が提案します」。このものづくりで世界をリードしている中部で展示会が開催されることは、出品社にとっても大変メリットがある。新規の出品社も増え、多くの新製品、新技術が展示される。また、地理的にもどこからでもアクセスが良く、多くの来場者が期待できる。
 粉体工業展名古屋2008との併催については、食品業界はじめ、医薬品業界、その他の業界で共通するユーザーが多く、両展示会とも前回展よりさらに多くの相乗効果を生み出すものと期待されている。
 展示のほかに、毎回、時代に即しかつ今後の参考になるテーマで人気を集めるのが特別講演会。初日は併催行事として、山崎義樹太陽化学副社長が「おいしさを科学する」と題して、食品加工おける永遠のテーマである“おいしさ”の追及と開発、そして評価に取り組んできた一端を紹介する。2日目以降は、安全・安心に対応した「トレーサビリティ」や「健康食品開発戦略」をテーマにした講演会を開催し最新情報を発信する。
 また、出品社によるプレゼンテーションセミナーも中部パック関係が8セッション、粉体工業展関係が18セッションの合計26セッションと充実し、多くの新製品、新技術の情報が発信される。
 さらに特別企画として、「中部パック視察&トヨタ自動車工場見学ツアー」を企画。ものづくりで世界をリードする中部を実感できる絶好のチャンスとしている(実施日4月10日、定員80名)。
=特別講演会=
「おいしさを科学する」〜粉体工学と界面化学の融合〜
◇講師=太陽化学代表取締役副社長 山崎義樹氏
◇日時=4月9日午後1時〜2時30分
「紙製飲料缶の充填にICタグで生産管理」
◇講師=凸版印刷パーケージ事業本部Eビジネス部 立木昭次氏
◇日時=4月10日午後1時〜2時30分
「健康食品開発戦略」
◇講師=神戸大学大学院農学研究科 金沢和樹氏
◇日時=4月11日午後3時30分〜5時
 会場はいずれもポートメッセなごや・交流センター3階。受講無料。受講希望者は、事前に2008中部パック事務局までFAXにて申し込みが必要(FAX052―452―7752)。

パワーアシスト装備で開閉楽々!!
キッチンフェア開催
クリナップ名古屋 来場者で賑わう

 クリナップ名古屋ショールームでは、2月22日から24日までの3日間にわたって「クリナップ春のTHE・キッチンフェア」を開催し、大勢の来場者で賑わった。
 今回のフェアは「システムキッチンをはじめ、システムバス&洗面化粧台の新商品」を紹介したもの。
 「システムキッチン」では、軽く押すだけで引出しが楽に開き、静かに閉まる「パワーアシスト」を装備した「SSサーボ」。
 引き出し本体の後ろにあるドライブユニットがプッシュとプル操作に反応して、押し出す構造。主電源スイッチを切っても、通常のキッチンと変わらないスムーズな引出しとして使用できる。また、振動を感知している間だけ電源供給を中断する振動感知装置を標準装備している。
 「システムバス」では、7つの機能を誇る「アクリアバス」。
 7つの機能とは、@床夏シャワーA足ピタフロアBハイポジション設計CフルサポートバーDスムーズ浴槽E横組パネルF浴室まるごと保温の機能。
 中でも、@の床夏シャワーは、特に寒い時期には重宝するもので、冷えた床を適温のシャワーで暖める嬉しい機能、また、Cのフルサポートバーは、浴槽脇から浴槽前面、さらには洗い場前面まで伸びた手すりは圧巻そのもの。これにつかまりながら移動することが楽にできる優れもの。
 「洗面化粧台」では、浴室と洗面室、この独立した2つのスペースを1つのサニタリー空間として捉える発想から生まれた「アクリアサルーン」。
 インテリアのような洗練されたデザイン、無駄を削ぎ落としたシャープなフォルム、機能美を追求したアッパーカウンターやボール、オールスライド収納にミラーキャビネットなど、多彩な魅力を搭載して、洗面化粧台のイメージを大きく変えた。

松下電工の設備ポンプ事業を
4月1日で譲り受け
テラルキョクトウ シェアアップへ

テラルキョクトウ(福山市御幸町・菅田博文社長)は松下電工(大阪府・畑中浩一社長)から、松下電工の設備ポンプ事業を平成20年4月1日付で譲り受けることとなった。
 テラルキョクトウは、ポンプ・送風機の風水力機械事業メーカーとして、ユーザーから高い評価を得ているが今回の事業譲受により井戸ポンプの業界内でのシェアアップを実現することが可能となった。
 松下電工の従来からの顧客を引き継ぎ、専業メーカーとして地域に密着したきめ細かな営業・サービス体制で、より迅速・柔軟な顧客対応を行い、さらには品揃えの充実、新商品や新サービスの提供などを図る。
 事業譲受後も、旧松下電工商品はテラルブランドにて販売し、アフターメンテナンスについてもテラルキョクトウで対応する。
 本件事業譲受により、テラルキョクトウは総合的な顧客対応力の強化を図り、従来にも増して顧客の満足に応え、今後、設備ポンプの事業展開をより一層拡大していく。
【テラルキョクトウの概要】
▽本店所在地=広島県福山市御幸町森脇230(TEL084―955―1111)
▽創業=大正7年8月
▽設立=昭和25年8月
▽資本金=7800万円
▽事業内容=ポンプ、送風機、給水装置、ろか装置、生ゴミ処理システム、その他関連機器の製造、販売、および環境関連設備工事
▽支店・営業所=全国主要都市に9支店、43営業所
▽工場=福山市、東広島市、タイ、中国上海
▽従業員数=592名
売上高=213億円(平成19年3月実績)
【松下電工の概要】(2007年9月30日現在)
▽創業=大正7年3月
▽設立=昭和10年12月
▽資本金=1485億1300万円
▽従業員数=連結5万7040名

ひろがるシェルフとスマイルクリーン
レガセスシステムキッチンに新機種
TOTO 標準装備して発売

TOTOでは、システムキッチンの「レガセスシリーズ」に、調理中などに便利な一時起き棚「ひろがるシェルフ」と、カウンターとの段差がなく手入れが簡単な、エポキシ樹脂カラーシンク「スマイルクリーンLシンク」を標準装備した「レガセス ラクラクひろがるプラン」を品揃えしこのほど発売した。
 「ひろがるシェルフ」は使用しない時は、システムキッチン上部のウォールキャビネット内に収納でき、使用時にワンタッチで棚が下がり、作業スペースとして活用できる。「ひろがるシェルフ」を利用することで作業スペースが約30%アップし、料理盛り付け後の一時置きなどに大変便利。
 さらに今回、最上級キッチン「キュイジアシリーズ」で好評の「A型プラン」を、「レガセスシリーズ」にも品揃えした。カウンターをアルファベットのA型にすることにより、調理作業の大幅な効率化が図られるユニバーサルデザインのシステムキッチン。
 基本価格は94万9000円〜131万3900円。
【商品の主な特長】
@昇降式一時置き棚「ひろがるシェルフ」を標準装備
 ウォールキャビネットの底板に埋め込まれたボタンを押すと、ワンタッチで仮置き棚が出てくる。調理作業を止めずに、新たな作業スペースを確保でき大変便利。
 使用しない時はウォールキャビネット内の、手が届きにくい奥のわずか50mmの奥行きに収納する。ウォールキャビネットの収納奥行きは310mm(従来の収納奥行き380mm)。収納部も十分に確保した。
Aエポキシ樹脂シンク「スマイルクリーンLシンク」を標準装備
 樹脂製のシンクを採用した。シンクのカラー化で、これまでステンレスシンクで表現できなかったリビングとキッチンに統一感が生まれる。カラーはホワイト、グレー、ベージュ、ブルーの全4色で、サイズはレギュラーとコンパクトの2サイズを品揃えした。
 また、カウンターとシンク部には段差がなく、さらに汚れや傷もスポンジの裏で磨くことで再生できるので手入れが簡単。
 さらに、「レガセスシリーズ」で人気の、水はねしにくく野菜や食器が洗いやすい「ミクロソフトハンドシャワー水洗」、手入れが楽な「ガラストップ両面焼きコンロH」、キッチン空間に高級感を漂わせる風合いのある人工大理石キッチンカウンター(プレーンホワイト)など「レガセスシリーズ」の人気部材を標準装備している。
Bレガセスシリーズに「A型プラン」も品揃え
 「A型プラン」は、コンロとシンクの間のコーナー部に、三角形のスペースを設け、その部分を調理作業の中心となるホームポジションとしたTOTO独自の形状をしたシステムキッチン。作業スペースが広く使えるのと同時に、身体がコーナー部に向かうので、コンロでの作業もシンクでの作業もホームポジションから身体の向きをほとんど変えることなく同時作業が可能になる。さらに、ホームポジションに立った目の前には、調味料やお玉など調理中に必ず必要な道具類が、まとめて収納できる「コーナーウィングキャビネット」を標準装備。必要なものがすぐに取り出せるだけでなく、L字型キッチンではデッドスペースとなりがちな、コーナー奥の有効活用を実現した。「A型形状」と「コーナーウィングキャビネット」の相乗効果で調理作業の効率が格段に向上。

L型カウンタープランとワイド間口タイプ
ピタ収納一体型トイレに新モデル
INAX 4月1日より発売

INAXは、すっきりデザイン・収納たっぷり・お掃除ラクラクで好評の収納一体型トイレ『Pita(ピタ)』にL型カウンタープラン・ワイド間口タイプを追加し、4月1日に発売する。
 2008年の『Pita(ピタ)』は、新たにL型プランが登場。トイレ背面から側面にL字型に美しくつながるカウンターが特長で、空間すっきり。「造り付け家具調トイレ」として、自分好みの空間コーディネイトが楽しめる。手洗器の下にもキャビネットを設けることで、収納スペースがさらに増えた。間口921〜1080mmのワイド間口タイプも用意し、広いトイレにも対応可能になる。“ピタ”っとはまる空間が更に広がる。
 現在使用しているトイレに収納場所がない場合も多く、「収納スペースを重視したい!」という声に応え、2001年に登場したのが、収納一体型トイレ『Pita(ピタ)』。
 デッドスペースだったタンクまわりを丸ごとキャビネットに納めた。施工時間も通常の便器取付けプラス一時間程度で、リフォームにも新築にも最適。
 価格は、25万9350円〜42万7350円の各種。
『Pita(ピタ)』2008年モデルの特長
@すっきりL型プラン登場
 L字型カウンターの高さを揃え、ペーパーホルダーやシャワートイレのリモコンなどで煩雑になりがちな壁面がすっきり美しく納まる。カウンターに小物を置いたり、壁面に絵を飾るなど、自分好みのインテリア空間を演出できる。手洗器の下にもキャビネットを設け、収納スペースがさらに増えた。
Aワイド間口に対応
 部屋の幅に対応できる921〜1080mmのワイド間口タイプを用意した。広いトイレとすっきりした収納が利用できる。
B豊富なカラーバリエーション
 従来色(スタンダード2色、エグゼセレクション2色)に、鏡面扉の3色を「ハイグレード」として追加。洗面化粧台「ピアラ-DS」の扉面とのカラーコーディネイトが可能になった。「スタンダード」にはダークウッド色を追加、手すりなどトイレアクセサリーとのコーディネイトがしやすくなった。
Cオプションアイテムの充実
Dカラクリサニタリーキャビネット
 便座に座ったままゴミを捨てられる。ゴミ箱は扉の裏側に隠れているので、目につかず安心。
Eサイドミドルキャビネット
 目線高さの使いやすい位置に設置できる。掃除用のティッシュ・洗剤など買い置きしたい物の収納に最適。

永年勤続者に花束贈呈
創業50周年 感謝の集い
共立機巧 社員ら約100名が参加

 共立機巧(社長=西田憲司氏、本社=名古屋市中村区岩塚本通3―3)は2月23日午後5時より、名古屋市中区錦の名古屋国際ホテルにおいて「共立機巧創業50周年感謝の集い」を開催した。当日は、創業時からの協力会社、社員とその家族らおよそ100名が参加して、同社の50周年を祝うとともにさらなる発展を祈念した。
 感謝の集いでは、はじめに西田社長が「本日はお忙しい中、また、北は山形、南は九州福岡から遠方のところおいでいただきまして誠に有り難うございます。お陰様で、共立機巧も満50歳になりました。創業時からご縁がありお世話になりました友人、知人の方、親戚の方々、仕入先の方々、グループ企業の皆さんとこのような集まりをもちまして、長年の感謝の意を表したいと考え、今回の催しを企画いたしました。創業50周年、私が共立機巧に入社いたしましたのが、創業30周年のパーティーの時でした。それから10年後の創業40周年に、この席で私が代表権を譲っていただきました。それから早いもので10年経ちました。私は現在46才で、50年とはいえ私にとってはまだまだ通過点でございます。これから60周年、70周年と、20年くらいは第一線でやれるのではないかと思っておりますので、皆様末永いお付き合いをお願いいたしたいと存じます」と挨拶。
 続いて、創業者の西田篤生会長が「本日はようこそおいでいただきました。初心忘るべからずということで、創業時の恩人と昔からの協力会社、そして本日まで会社を支えてきた社員とその家族を中心とした会としました」と感謝の気持ちを込めて挨拶し、50年前の創業時からの足跡を次のように振り返った。
 昭和33年、滅菌機を開発し創業。豆腐組合にこの滅菌機が採用されたことにより年々業績が上がり、創業から5年後の昭和38年に、資本金50万円で共立機巧と社名を変えて株式会社を設立した。
 昭和43年に開発した定量ポンプ「プロポンE7」が好評を得て、急速に業容が拡大。昭和48年の春に現在の5階建ての本社ビルを建設した。
 しかしこの50年間、順風満帆の時ばかりではなかった。
 一時は倒産の危機を迎えたが、「運命は共に」と残った社員が36名、また協力会社、友人、親戚の助けによって、奇跡的に危機を乗り越えた。50年間で唯一の赤字決算となった。
 その時の一大決心で、5年後には手形発行をゼロとした。それから現在まで、支払いは現金ということを実行している。そして最後に、会長と共に会社を支えてきた夫人へ感謝の気持ちを伝えた。
 20年以上の永年勤続社員に花束が贈られ、また、経理を担当しながら同社の発展に尽くした会長夫人と、入社20年、社長就任10年を迎えた西田社長にも併せて花束が贈呈された。
 名倉名古屋経営者漁火会会長の発声で乾杯。祝宴に移り、50年間の思い出話などに花を咲かせて和やかな雰囲気で宴が進み、山下美幸・舞親子の「お伽草子コンサート」で懐かしい歌なども楽しんだ後、午後7時にお開きとした。