今月のニュース
2019年3月17日(日) 2701号
岐阜機工会が幹事務め
中部ブロック各地区景況報告など
全機工連 中部ブロック会議開催

 全日本機械工具商連合会(以下、全機工連と表記)の中部ブロック会議(中部ブロック長〓高田研至氏・井高社長、愛知県機械工具商業協同組合〈以下、愛機工と表記〉副理事長)が2月18日、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で開催された。幹事は岐阜機工会(会長〓嶋〓晴久氏・シマザキ商会社長)が担当。愛知、岐阜、三重、遠州の各団体組合員や賛助会員ら97名が参加し、全機工連の事業報告、中部ブロック各地区の景況報告、働き方改革に関するセミナーなどが行われた。
 岐阜機工会の徳永和也総務幹事(徳光社長)が司会進行を務めた中部ブロック会議。冒頭、高田ブロック長は中国や東南アジアなどの海外情勢や自動車業界の動向などを交えながら「我々の関係する業界は2018年、過去最高の数字を出した1年でした。ここにお集まりの各会社さまも非常に良い数字だったのではないでしょうか。各業界団体のお話しを聞いておりますと、2019年は悪い見方をすれば25%くらいダウンする可能性もありますが、全体的にはそんなに悪い予測数字は発表されていないという状況です。我々の業界でも、とりわけ自動車関係を中心とした商売に関しては基本的には右肩上がりがここ数年続くだろうとは言われております。私のイメージとして今年は“踊り場”状態ですが、ある程度高い水準での“踊り場”と理解しております。そんななかで、働き方改革に対してどう向き合っていくのかが我々の業界の大きな課題であると捉えております」と挨拶のなかで述べていた。
【第1部ブロック会議】
 @全機工連事業報告▽一條茂全機工連事務局長より全機工連事業報告が行われた。全機工連は1月24日に常任理事会を開催し、主に6月に開かれる通常総会の議事について審議したという。そのなかで、財政の在り方についての議論を重ねたほか、全国の機械工具商に関する正確な現状の把握を今後継続していくことなどが確認されたようだ。全機工連は今後の予定として、●6月20日(木)/トラスコ中山東京本社会議室にて通常総会を開催、●10月16日(水)/ホテルニューオータニ大阪にて全機工連大会(3年に1度開催)を開催、以上が決定している。
 A全国若手交流会について▽今年開催される同交流会は中部ブロックが担当を任されている。中心となって取り仕切る三重県機械工具商組合(以下、三重組合と表記)の水野隆次副理事長(共栄商会社長)から、まだ検討段階ではあるがとの前置きがあったうえで、以下の発表があった。開催は8月後半から9月、もしくは2020年1月から2月初旬で現在調整中。開催場所は三重県の四日市もしくは伊勢方面を検討中。全国からおよそ100名前後の参加が見込まれると予想しているという。
 B中部ブロック各地区の現状報告▽岐阜機工会からは、自動車関連事業が好調、可児工業団地の電力使用量が上昇、関市の刃物(主に包丁)の海外出荷量が順調、などの報告があった。愛機工(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)からは、リーマンショック以降最高水準で推移、2019年の景況は7割程度が前年と比べ横ばいと予想、メカトロテックジャパン2019・ロボットテクノロジージャパン2020に関する報告などがあった。遠州機工会(会長=前嶋孝行氏・前島商会社長)からは、工作機械・家電メーカー・人材派遣業などは好調だが二輪部品・スーパー・観光業などは不調、中小企業全体の業況判断指数の予測は2019年12月までを見ると昨年より落ち込むとの回答が出ている、などの報告があった。三重組合(理事長=山田浩氏、コジマ・フジ通商社長)からは、2018年は緩やかに回復し2019年もこの状態が続くだろうとみており景況感は底堅い、などの報告があった。
 C全機工連の「かいほう」投稿について▽7月は岐阜機工会が担当、2020年1月は三重組合が担当。なお担当組合以外にも「かいほう」への投稿は都度受け付けているという。
 以上で第1部ブロック会議は終了した。次回の中部ブロック会議幹事は愛機工が務める。
【第2部セミナー】
 「働き方改革…ホワイトカラーの生産性向上」と題したセミナーが開かれた。講師は名南経営の渡邉圭蔵氏が務めた。
【第3部懇親会】
 会場を移し開かれた懇親会は、岐阜機工会の嶋ア会長が挨拶、続いて愛機工の水谷理事長が乾杯の音頭を取りスタート。遠州機工会の杉浦一暢副会長(三賀社長、全機工連人材開発委員会委員)の中締めでこの日の全日程は終了した。

新プロジェクト「OSG4.0」をスタート
新たなニーズ獲得に注力
オーエスジー 全国合同賀詞交歓会を開催

 オーエスジー(社長=石川則男氏、本社=愛知県豊川市)は、1月15日午前11時30分よりオーエスジーアカデミー内のゲストハウス(豊川市一宮町宮前149)にて「2019年OSG全国合同賀詞交歓会」を開催した。全国の卸売代行店・特約代理店ら約100名が一堂に会した。
 冒頭、石川社長が挨拶で、日頃の協力に対して感謝を述べた後、2018年11月期連結決算について報告した。
 報告によると、連結売上高は前年比9・3%増の1313億6800万円、営業利益は同17・7%増の225億2000万円、経常利益が同17・9%増の225億6700万円、純利益が同5・1%増の147億1000万円となり、売上高、営業利益、経常利益、純利益ともに過去最高を更新した。
 石川社長は「オーエスジーはリーマンショック後、海外展開を加速。Aブランドに代表される新製品の開発にも注力してきました。海外の生産拠点も強化してきましたが、ここに来て日本で生産する高付加価値製品の生産能力が不足してきたため、これからの10年を考えて国内の生産体制を刷新することを決断しました。物理的なスペースと設備能力のみならず、オーエスジー版インダストリー4・0、プロジェクト名『OSG4・0』をスタートしています。スマートファクトリーといった生産体制だけではなく、受注、売上、生産データーをデジタル化して、営業、技術、そして生産まで一貫した次世代のものづくり体制を構築したいと考えています。工場スペースの拡張としては、現在の新城工場の横に新社屋を建設する予定です。営業面に関しては、自動車産業のニーズを深堀りしながらも、既存の内燃機関の電動化に備えて、EV時代を見据えた新たなニーズ獲得に注力したいと思っています。新たなニーズは自動車だけに留まらず、医療分野、電子部品分野まで視野に入れています。営業面では特に本日お集まりの皆様のご協力をお願いする次第です」と今後の取り組みを説明した。
 卸売代行店・特約代理店を代表して、長尾雄次山善社長が「昨年11月の決算では新記録を大幅に更新され、誠にご同慶の至りです。これで設備投資、研究開発、新製品の投入ということで、我々もまた売りやすくなりますし、さらに間接的にでも応分に我々にも帰ってくるのではないかと期待しているところです。潮目が少し変わってきたということですが、我々としてはこの逆流に巻き込まれないように、しっかりと舵を切り直して次の一手を打っていく時だと思います。また、企業経営者として大事なモチベーションや向上心、健全なる闘争心などを思い出して、経営者自身が積極的に改革を進めていかなければならないと思っています。今年も皆様と一緒に取り組んでいきたいと思っていますので宜しくお願いします」と挨拶した。
 新春を祝い、長尾山善社長、村井正夫東京山勝社長、矢野茂雄滝川物産社長、山出谷武俊山勝商会社長、オーエスジーの石川社長、大沢伸朗専務による鏡開きが威勢よく行われた。
 乾杯の発声を三橋誠テヅカ社長が務め「今年は亥年ですが、不安定な状況の中、特に私のような中小企業は猪突猛進ではなく、ちょっとずつ前進をしていきたいと思っています」と述べて乾杯の音頭をとった。
 出席者は和やかな雰囲気の中で歓談し、宴もたけなわとなった頃、山下隆蔵山下機械会長が「激しい変化の時代ですが、オーエスジーさんについていけば存在理由は必ず我々にも残ると思っていますので、今後ともお導きをお願いしたい」と挨拶し、三本締めで締められた。
 最後に大沢専務が「本当に1日1日をしっかりとこなして行くことが求められていくと思っています。お客様ファースト、そしてファーストコールカンパニー(顧客から真っ先に声が掛かる企業)を改めて目指し、この1年を乗り切っていきたい」と述べ引続き協力を求めて御礼の挨拶とし、閉会した。
「NEO新城工場」建設
国内生産体制を大幅に刷新

 同日、全国合同賀詞交歓会に先立って、オーエスジーの石川社長が会見を開き、国内生産体制刷新に向けた「NEO新城工場」構想を発表、あわせて新プロジェクト「OSG4・0」のスタートを宣言した。
 石川社長は「昨年度オーエスジーは創立80周年でしたが、皆様のお陰で大変良い決算を終えることができました。供給面でお客様にご迷惑をおかけしたことがあり、その反省を踏まえ、『80周年を終え、信頼を未来へつなぐ』をテーマに、オーエスジーがオーエスジーであり続けるために@グローバルに成長を求めるA他社とは違うところに価値を求めるBトップから最前線までの社風こそが本物の社風―を今後も目指していきたい」と話した。
 NEO新城工場は、現在の新城工場(愛知県新城市有海字丸山1-2)敷地内に1万6300uの新工場を建設。1月に着工しており、11月完成予定。完成すれば、既存工場と合わせて同社では最大の4万8500uの工場となる。
 同社の超硬ドリルの売上は昨年度17・3%伸び、同社製品で最も成長した。毎年約20%ずつ超硬ドリルの売上と生産を伸ばしており「スマートライン化したNEO新城工場で超硬ドリルを一貫生産しようということになった」と石川社長。
 具体的には、超硬ドリルの製造を現在の大池工場から新工場に移し一貫生産する。また、超硬タップ製造を八名工場から新工場へ移管することや、現新城工場内にあるコーティング会社(OSC)の拡大、スマートファクトリー化が計画されている。同社のすべての工場をネットで繋ぎ一体型で運営する、ワンファクトリー構想の実現に向けた取り組みも行う。
 石川社長は「オーエスジーは対面型の営業スタイルで、ここまで成功してきたという思いがあります。お客さんの所へ行って、お客さんが求めていることをよく理解し、提案して、お客さんに評価していただいて、それを特殊品としてお作りする。量産だけでは日本の企業は勝てない。オーエスジーが80歳を超えて、これからも成長するには、必ず特殊品と量産品を両立させなければなりません。これが最大のチャレンジ」と述べ、小ロット、大ロットに関わらず、QCDを満足させる生産体制の実現を目標とした新プロジェクト「OSG4・0」の立ち上げを表明した。
 「OSG4・0」は、開発から営業、製造、アフターサービス、技術開発のすべてを繋げていくデジタル化を基本としている。@器としての新工場A自動化↓省人化B無人稼働の設備Cデジタルですべてを繋ぐ―で構成される。
 デジタル化では、同社が2年前から進めているOPDM(OSG Product Data Management)で、製品データー、売上データー、製品固有の技術データーなど、ものづくり情報の入出力を一本化し、デジタル情報で繋がるインフラを構築。顧客や製造に活用することで受注力強化、利益最大化を目指す。最適生産計画を自動で作るシステム「スケジューラー」の導入や、機械稼働状況の見える化なども進める。
 同社は、2019年度の設備投資額を220億円とし、このうちNEO新城、台湾、メキシコの3工場に約100億円を投資する計画。3〜4年かけて、全世界で約500億円の設備投資を予定している。

若い世代との意思疎通を図り
会社の存続、成長につなげる
ジーネット 2019年新春情報交換会

 ジーネット名古屋支社(取締役支社長=大谷秀典氏)の主力仕入先でつくる「中部ジーネット会」と主力得意先の会「中部GN会」の製販合同による、2019年新春情報交換会が1月24日、名古屋市中区のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で午後5時30分より開かれた。各会員とジーネットの幹部ら約200名が出席し、新年の門出を祝うとともに改めて結束を誓い合った。
 冒頭、古里龍平ジーネット社長が年頭の挨拶で「年明けから多くの方と話をする中で、一番多い話題が人手不足ということです。4月から労働関連法規が変わります。当社グループも採用と離職というのは大きな課題であり、世代間格差に真剣に取り組んでみようかと、ここ数年考えています」と述べ、1981年から96年に生まれた "レニアル世代"の特徴―デジタルネイティブ、ワークライフバランスを重視など―を紹介。同社の従業員で約50%を占めると言い、「我々世代と若い世代は、全く違う価値観を持っている。人を辞めさせることなく、また機嫌よく働いてもらって、さらに採用もできてという会社を続けない限り、企業は存続しない。従って、我々の常識を押し付けるだけではダメではないかと強く感じています。我々は、迎合するわけではありませんが、彼らの考え方を理解して、互いに意思疎通ができて、さらに共通の目標に向かって歩めるような施策をどんどん取り入れていきたいと思います。色々なことにチャレンジし続けるジーネットと思っていただければ幸いです」と話した。
 続いて、片岡暢博中部ジーネット会副会長(ヤマザキマザックトレーディング東海・北陸・信州販売部長)が「本日、金沢から帰ってくる途中、全く雪が積もっていませんでした。昨年の今頃は大変な豪雪で、1年を締めくくる言葉として『災』が漢字一文字で示されました。その豪雪の後、西日本の皆様には大変な災害、豪雨が襲いました。その後、北海道、大阪北部で大きな地震がありました。台風もいくつも上陸して、大きな被害をもたらしました。災い転じて今年が福と成せば良いかなと思います。一方、経済は非常に好調な1年でした。工作機械業界は1年間で1兆8000億円を超える、たくさんの受注をいただきました。昨年は1年の2倍の受注をいただいたので、今年は利益率の改善や、今年の分(受注)は既に終わっているため来年の分を、じっくり腰を据えてやって行きたいと思っています」と挨拶。同氏の音頭で乾杯した。
 年男の人に記念品を進呈する恒例のイベントや名古屋支社の部門長・部署長の紹介があった後、大谷支社長が御礼の挨拶で「2019年がスタートして日々の受注に少し物足りなさを感じている訳ですが、このように賀詞会になると本当に明るい話が多くて、今年もやれるのではないかと期待をしているところです。今年の干支は己亥(つちのとい)で、今年の年回りは、従来からの繁栄を維持した年、次のステージに対して準備する年だということです。ジーネット名古屋支社も営業体制、営業人員、営業効率を含め、今一度見直して、皆様のお役に立てるような組織にしっかりと立て直したいと思っています。進化しなければ退化するということを我々も勉強しながら、今年1年、名古屋支社がさらに進化して皆様の売上純増に貢献できるように頑張ってまいります」と決意を語り、富永真史中部ジーネット会副会長(ミツトヨ中部営業部長)の中締めで終了した。

中部経産局2月公表 最近の管内総合経済動向
「改善している」、20か月連続
輸出の判断を3か月ぶりに下方修正

 中部経済産業局は、2月13日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を、20か月連続で「改善している」とした。
 個別の項目では、生産の判断を5か月連続で「高水準で推移している」とした。鉱工業生産の指数(12月速報)は、輸送機械工業、電気機械工業、汎用・業務用機械工業などが上昇したことから、前月比1・0%増と2か月ぶりに上昇した。主要業種では、輸送機械が同1・8%増。乗用車は横ばいとなるも、海外向けで自動車部品の好調が継続しており、高水準で推移している。生産用機械は同0・5%増。金属工作機械を中心に高水準で推移している。電子部品・デバイスは同9・7%減。データセンター向けなどで堅調だが、一部に弱い動きがみられる。
 個人消費については、21か月連続で「緩やかに持ち直している」と判断した。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比3・5%増と2か月ぶりに前年を上回った。スーパーは、飲食料品等に動きがみられ、同6・1%増。コンビニエンスストアは、カウンター商材、中食が引き続き好調で、同2・3%増。家電大型専門店販売は、情報家電や生活家電が好調で、同6・1%増となった。一方、百貨店は、高額品に動きがみられたものの衣料品等が振るわず、同2・7%減となった。乗用車販売は、普通車が6か月ぶりに、小型車が3か月ぶりに、軽自動車が7か月ぶりに前年を下回り、全体でも3か月ぶりに前年を下回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比10・0%減)。
 設備投資は、20か月連続で「増加している」と判断。管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)は、一般機械工業向けが2か月連続で、自動車工業向けが4か月ぶりに前年を下回り、全体でも17か月ぶりに前年を下回った。
 輸出については、判断を「増加の動きに足踏みがみられる」から「横ばいとなっている」に3か月ぶりに下方修正した。名古屋税関管内の輸出総額は、自動車などが減少していることから、23か月ぶりに前年を下回った。
 その他、公共投資は「弱含みとなっている」(2か月連続)、住宅投資は「おおむね横ばいとなっている」(2か月連続)、雇用は「労働需給が引き締まっている」(31か月連続)と判断した。
 企業倒産(件数)は、「小売業」と「運輸業」は前年を下回ったものの、「建設業」「サービス業他」「製造業」などが前年を上回り、全体でも3か月ぶりに前年を上回った。
 先行きについては、世界経済の下振れ、各国政策の不確実性の高まり、為替の動向、中小企業の経営環境の悪化などに注視が必要と指摘。各種政策の効果が生産や投資、所得の増加につながることが期待されるとしている。
 ※比較は、断りのあるものを除き、平成30年12月の実績値による。

日本バルブ工業会制定 3月21日は「バルブの日」
3月21日「バルブの日」 にあたって
日本バルブ工業会
会長 中村善典

 経済産業省発表の「製造業を巡る現状と政策課題」によれば、製造業における売上高と経常利益はともに増加傾向であり、向こう3年間は明るい見通しとされておりますが、データ活用や人材確保の長期的な課題について改善の兆しは見えていない状況とされております。
 その課題を解決するには、業種・企業・人・データ・機械などのつながりを強化しConnected Industriesの実現に取り組み、経済発展と社会的課題の解決を両立する新たな社会(Society5・0)を形成すべきであると考えます。
 当工業会も、2017年度に組織を再編した活動は2年弱が経過しました。今年は同年度に策定した中期計画(X2020)が3年目となり、成果と検証を見出す年となります。技術・技能の向上、人材育成の活動を強化し、更なる時代の変化に立ち向かうため、日本バルブ工業会が業界一丸となって邁進すべく、本年も取り組んで参ります。
一般社団法人日本バルブ工業会とは?
 日本のバルブ工業の進歩発展に寄与することを目的とし、1954年3月21日、国内の主要バルブ製造業者が参加し「日本弁工業会」を設立。これが、日本バルブ工業会(会長〓中村善典氏、本部所在地=東京都港区)の前身であり、その後は名称変更等を経て2013年4月1日、一般社団法人へと法人移行した。同工業会は設立当初から今日まで経済情勢の変化に対応しながらバルブ工業発展のために有効な事業を実施し現在は正会員116社、賛助会員65社(2019年3月5日現在)で構成されている。後に、発足日である3月21日が「バルブの日」と制定された。
 同工業会は理事会のもとに諮問会議、部会、委員会を設けている。部会はバルブ、自動弁、水栓の3つに分かれ、委員会には各種対策に必要な事項を審議する多くの種類がある。また、国内を4地区に分け、それぞれの地区に支部(東京・東海・彦根・近畿)を設け各地区会員を対象とした地区活動を行っている。
バルブ産業の現況
 工業統計(経済センサス)によると、日本のバルブ製造業は2016年時点で従業員数4名以上の事業所数は427事業所を数え、また、年間出荷金額は6147億円となっており、前年と比べて事業所数はマイナス13事業所と減少したものの出荷金額は約100億円の上昇を見せた。国内の多くの事業所は、その大部分が小規模の機械加工を専門とする工場であり、自社ブランドで製造・販売を行う会社は200社程度である。これらの事業所は一般的に品種、材料、用途などによってそれぞれ専門的な生産体制をとっている。そこからさらに、標準化された製品を量産方式で生産する事業所と、特別な仕様に基づいて受注生産を行う事業所とに概ね分かれる。
最近の生産状況
 2017年度(2017年4月1日〜2018年3月31日)のバルブの生産額は4776億円で、前年度に比べると10・3%アップしている。東日本大震災の復興需要や2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けた首都圏の建築・インフラ需要等により国内需要は堅調な傾向を示した。
第8回バルブフォト五七五コンテスト各賞決定!
 バルブの写真と、それに相応しい川柳にタイトルを付けて毎年『バルブの日』に合わせて募集するコンテスト。8回目を数える今回も、ユーモアあふれる作品や芸術的な作品など数多くの作品が寄せられた。各賞受賞作品を、ここに紹介する。【●募集期間▽2018年9月17日〜2019年1月31日●応募総数▽248名502作品(前回198名433作品)と過去最高を記録】(以下、敬称略)
 ◇
◆最優秀作品賞▽バッタさん(新潟県)
【タイトル】水栓群
【川柳】塩引きに かかせぬ水の 栓となる

◆広報委員長賞▽トール(東京都)
【タイトル】ため池バルブ
【川柳】風やんで バルブも映す 水鏡

◆優秀作品賞(3名・写真略)
▽Himagine(神奈川県)
【タイトル】鳥たちの水飲み場
【川柳】鳥たちに 水場取られて 乾く喉
▽makaho(和歌山県)
【タイトル】後掃除
【川柳】水光る 衛生管理 魚市場
▽小野田淳二(東京都)
【タイトル】汽関車の運転室
【川柳】運転手 夢見て操つる バルブ群

◆入選(10名・写真略)
▽中川雄喜(愛媛県)
【タイトル】夏過ぎて
【川柳】酷暑去り 水栓やっと 一服し
▽桂(新潟県)
【タイトル】山里の水路
【川柳】ふるさとは 変わらぬ景色 水の音
▽小倉正紀(京都府)
【タイトル】くらしを守る
【川柳】原風景 絶やさぬ心 水柱
▽kaji4123(石川県)
【タイトル】アート
【川柳】宇宙(そら)を舞う 美しのオブジェ アートなり
▽森田章(埼玉県)
【タイトル】街中の造形美
【川柳】造形美 セピアの街が フルカラー
▽じゃばるぶ(神奈川県)
【タイトル】桜映えする、宵のバルブ
【川柳】夜桜に バルブも少し 華やいで
▽ムイカイチ(広島県)
【タイトル】片隅のベンチ
【川柳】本来の 役目終えても 貢献し
▽なもなも(埼玉県)
【タイトル】冬空
【川柳】冬空の 乾燥防ぐ バルブかな
▽aym(埼玉県)
【タイトル】初めての蒸気機関車
【川柳】たくさんの バルブに歴史が 詰まってる
▽橋本禎寛(福岡県)
【タイトル】固いバルブ
【川柳】回らない 手も足も出ず 歯も立たず

「バルブの日」 バルブ・水栓特集
兼工業
BCP対応
緊急遮断弁制御システム

 何かと自然災害が多発している昨今、防災拠点の建物などには、大規模な地震発生時に受水槽内の水を確保するため、受水槽の二次側に緊急遮断弁を設置し制御するシステムが普及しつつある。しかし実際に大規模地震が発生した場合は水道本管も揺れ、配管内に付着していたゴミが剥がれ落ちたり、配管が破断して土砂を巻き込んだ水が受水槽内に入り込む恐れがあるため、受水槽二次側への緊急遮断弁の設置だけでは不十分である。そこで兼工業(社長=落合潔氏、本社=愛知県小牧市)は受水槽一次側の定水位弁の手前にも緊急遮断弁を設置して、合計3台の緊急遮断弁を制御盤一面で制御するシステム(写真)を商品化し、ただいま絶賛販売中だ。さらに、一次側緊急遮断弁の手前にストレーナを設置することで配管内のフラッシングが可能となっている。
 この制御盤はUPS電源を搭載しており停電時でも制御が可能で、UPS電源の交換時期の信号も出力する。また、給水系統が2本の場合は給水系統の定水位弁の手前にそれぞれ1台、さらに受水槽連通管にも1台の緊急遮断弁を設置制御することで、災害時に飲用水と生活水を同時に確保するシステムの制御盤製作も可能(緊急遮断弁5台制御)だ。地下設置の受水槽の場合、受水槽一次側に設置する緊急遮断弁に対して別途感震器ボックスを地上階の近い所に設置することで地上の揺れをリアルに感知して制御させることにより、受水槽内への土砂流入を確実に防止する。
 なお、これらのシステムと受水槽内の水位を制御するシステムの統合も可能で、同社では、現場の要求に対してのカスタム制御盤製作も請け負っている。詳しくは同社▽電話=0568(79)2476撃ワで。
「バルブの日」 バルブ・水栓特集 
KVK
バス用サーモスタット式シャワー
『FTB100KWFT』

 今年2月、創業80周年を迎えたKVKが、バス用サーモスタットシャワーのスタンダードを見直した。「上質なスタンダード」をコンセプトに、デザインと操作性を追求したという。
 ボリューム感のあるボデーとフラットな形状は清掃性も良く、どんな浴室にもマッチするデザインで本体が熱くならない安心設計ボデー。切替ハンドルは、指の掛かりやすい大きなレバー付きで回しやすく操作性に優れているので、子供や高齢者にも使いやすくなっている。シャワーヘッドには、大きなフェイスを採用しワイドなシャワーを実現。ヘッドの中央から爽快な旋回流シャワーを吐水し、まわりがストレートシャワーの浴び心地にこだわった新感覚の快適シャワーが完成した。これは省エネにも配慮したeシャワーnf構造で「節水なのに快適」なシャワーだという。外観はメッキハンドル、白ハンドルとバリエーションも豊富に揃っている。
 価格は▽FTB100KWFT一般地用(写真)が希望小売価格4万9000円(税別)、▽FTB100KWWFT寒冷地用が希望小売価格5万2400円(税別)。詳しくは同社ホームペジhttp://www.kvk.co.jp/へアクセスを。
「バルブの日」 バルブ・水栓特集 

ヨシタケ
工程削減! 蒸気用減圧装置
『PRV Station』開発

 蒸気用減圧弁のトラブルの原因は、配管内の異物・スケール、蒸気ドレンによるものが約8割を占めている。そこでヨシタケ(社長=山田哲氏、本社=名古屋市瑞穂区)は減圧弁のトラブルゼロへ!≠ニいうコンセプトのもと、スケールやドレンの影響を受けにくい蒸気用減圧装置「PRV Station」を開発した。
 異物の混入を防ぐためのストレーナ、蒸気ドレンを効率よく分離するためのドレンセパレータ、分離した蒸気ドレンを速やかに排出するためのスチームトラップなど、必要なものを最適にユニット化することで減圧弁トラブルを軽減し、安心安全な蒸気ラインを提供してくれる。また、装置としては長期間の3年保証も実現している。
 それだけではない。減圧弁やスチームトラップなどは建設現場で配管・加工や溶接を施す必要があり大変手間のかかる工程だが「PRV Station」は、それらがユーザーニーズに合わせてすでにユニット化されているので建設現場での配管施工の手間を大幅に軽減してくれる。
 ユーザーを万全にサポートできるよう、バルブ類をオールヨシタケ≠ナラインアップした本製品。詳しくは、同社テクニカルホットライン▽0568(75)4336へ問い合わせを。同社ホームページにも詳しい情報が掲載されているので、こちらも要チェック。
「バルブの日」 バルブ・水栓特集 
カクダイ
インテリア感覚
『露出配管ユニット』を発売

 今回、カクダイ(社長=永島康博氏、本社=大阪市西区)から新たに発売された『露出配管ユニット』(写真、品番646‐854‐13)を紹介する。このユニットをストレート形止水栓と組み合わせることで、壁から単水栓を取り出すことができるようになる。
 露出配管はリフォームなどの際にリーズナブルに工事が可能。デザイン性も高く、「本来なら隠している配管をあえて見せることで、インテリア感覚で手洗い空間をお楽しみいただけます」と担当者のコメント。
 商品カラーは、クローム、ブラック、ブラック/真鍮メッキとバリエーションも豊富で、止水栓との組み合わせを自由に選択でき、給水から排水までトータルコーディネートが可能だ。価格は1万8000円(税込/1万9440円)となっている。
 この商品に関する問い合わせは、同社名古屋支店▽電話=052(504)1551、または、同社ホームページ▽URL=https://kakudai.jpへアクセスを。
「バルブの日」 バルブ・水栓特集 

ベ ン
『震災対策用小型機械式緊急遮断弁』
EIM型シリーズに

 ベン(社長=鈴木一実氏、本社=東京都大田区)は、震災対策用機械式緊急遮断弁(EIM型シリーズ)に小型機械式を追加し現在絶賛発売中だ。
 この製品は油タンク、給油ラインなどに取り付け、電気信号などの外部動力を必要としない、機械的に作動する震災対策用の緊急遮断弁で、感震器直載型とレリーズ接続型をラインアップしている。
 機械式の遮断弁なので停電対策(非常用電源装置)や電気設備工事は不要。電源が無い山間地でも使用できる。小型かつ軽量で、取り付けは容易に行える。
 感震器直載型のEIM-10、10F型は感震器を直接本体へ搭載することにより、レリーズ長の制限や感震器設置コストおよび工数を削減することができる。
 レリーズ接続型のEIM-11、11F型は感震器と遮断弁が分離設置のため、感震器を配管系などとは別に堅固な架台や頑丈な壁面に取り付けることで、配管振動などによる誤作動の心配はない。
 機械式緊急遮断弁の詳細については、同社名古屋営業所(所在地=名古屋市中村区本陣通5-55、電話=052(411)5840)に連絡すれば訪問および実機での説明をしてくれるという。
「バルブの日」 バルブ・水栓特集 
オンダ製作所
4つのバリエーションを追加
『ダブルロックバルブ22・5度』

 エコキュートなどの狭いスペースに給湯器の給水配管を施工しなければならない現場などで活躍する、オンダ製作所(社長=恩田由紀氏、本社=岐阜県関市)の『ダブルロックバルブ22・5度』(写真)に、逆止弁あり・なしの13A 4種類(逆止弁あり▽CBW22型 13A×G1/2 13A×G3/4、逆止弁なし▽CNW22型 13A×G1/2 13A×G3/4)が新たにラインアップに追加された。
 『ダブルロックバルブ22・5度』はワンタッチ接続が可能でしかも回転自在。配管を取り回しやすい、こだわりの22・5度の傾きが特長で、数多くの現場での使用に適していることから、発売より根強い人気を誇っている。
 本商品に関する問い合わせは、同社営業部▽電話=0575(24)8585、ファックス=0575(24)8181、Eメール=eig-s@onda.co.jp、または同社ホームページ▽URL=https://www.onda.co.jp/index.htmlまでアクセスを。
「バルブの日」 バルブ・水栓特集 
ワシノ機器
安心・安全な保全の味方
『手動洗浄式Yストレーナ』

 ワシノ機器(社長=加古眞氏、本社=名古屋市南区)は『瞬時に清掃!安全・安心な保全の味方』がコンセプトの洗浄式Yストレーナを販売中だ。
 洗浄式Yストレーナの特長は@使用ラインで24時間連続運転が可能。カバーを開けることなくスクリーン清掃ができ、配管ラインの稼働率向上で生産性に貢献。Aメンテナンス時間を大幅短縮。ハンドルを回しバルブを開放することでスラッジを排出。差圧・目詰まりによるスクリーンの破損を防止。B保全担当者の重労働・危険な作業の軽減。作業性の悪い場所や大口径で数人での作業が必要だった業務が一人でできるようになる。
 使用流体は主に水系流体。地域冷暖房設備、冷却水・循環水設備の水質改善、各種機器類の保護など、工場設備に実績がある。一般ストレーナ使用時でメンテナンス頻度が高い場所ほど、洗浄式Yストレーナの使用は有効だ。
 同社は各種スラッジを用いた実流実験でスラッジ性状に最適な部品提案もしており、スラッジの持ち込みによる個別実証試験の見学も歓迎。保全作業の改善提案、目的に合わせたストレーナのモデル選定など、各種相談も受け付け中だ。問合せは同社名古屋営業所▽電話=052(822)8726▽FAX=052(822)8714まで連絡を。
「バルブの日」 バルブ・水栓特集 
SANEI
デザイン混合栓シリーズ
『MONOTON』(モノトン)
 SANEI(社長=西岡利明氏、本社=大阪市東成区)から2018年に発売され、絶大な人気を集めているのがデザイン混合栓シリーズ『MONOTON(モノトン)』(写真)だ。岩倉榮利氏が本商品のデザインを手掛けているのも魅力のひとつである。
 キッチン用水栓のスプレーヘッドには強力永久磁石が採用されステーからのスムーズな脱着と操作性を実現。外装ホースにはエラストマーホースが採用され操作追従性と形状保持性を両立している。また、スプリングのないスッキリしたデザインは美しく、シャワー水流からストレート水流への切り替えは指1本のワンプッシュ切り替えと、その見た目、使い勝手ともに群を抜いていると言えよう。
 各素材に応じた表面処理加工が施されているが何の違和感もない統一された色艶に仕上げられ、漆黒、白練の2色展開はモダンな空間を演出してくれることだろう。
 キッチン、バス、洗面用がラインアップされている本商品に関する問い合わせは、同社カスタマーセンター▽通話無料の0120(06)9721(9時〜17時30分受付)、または同社ホームページ▽URL=http://www.san-ei-web.co.jp/へアクセスを。

狭小物件向けの間口サイズなどを追加
コンパクトキッチン「Tio(ティオ)」
LIXIL フルモデルチェンジし、4月発売

 LIXIL(社長=大坪一彦氏、本社=東京都千代田区)は、マンション、アパート、戸建住宅、オフィスの新築やリフォームなどのニーズに幅広く対応するコンパクトキッチン「Tio(ティオ)」をフルモデルチェンジし、4月1日より全国で発売する。
 メインターゲットである賃貸住宅のなかでも特に高い割合を占める単身者・ファミリー層向け物件のニーズを多数反映させ、狭小物件向けの間口サイズや需要の多い対面型のペニンシュラタイプを新規追加する。
 新「ティオ」は、90pから210pまで15pごとの全9種類の間口バリエーションを取り揃え、間口に合わせて選択しやすくした。
 さらに、奥行き60pの壁付タイプだけでなく、ファミリー向けの物件で需要が多いリビングと対面する奥行き75pと97pのペニンシュラタイプを初めてラインアップに追加(9種類の全間口に対応)。コンロ正面の建築壁を活かして、シンク前のみオープンにするレイアウトも可能にした。
 扉カラーは、賃貸住宅の検索サイトでの写真映えを重視し、ヴィンテージ感を演出する木目調の「エイジドオーク」や北欧調コーディネートに調和するソフトな色合いの「ノールグリーン」など、トレンドを意識した新色11色を含む19色をラインアップ。取手はブラックとシルバーの2色から選択でき、デザインの統一感に細部まで配慮しケコミのカラーも取手に合わせて同調する。
 標準仕様には、ワークトップとシンクのステンレスに汚れやサビに強いSUS304を使用。また、中央部の奥行きが45・5pで広々と使いやすいラウンドシンクや、省エネ設計の「エコハンドル水栓」や「LED照明付レンジフード」など、耐久性や機能性に優れたアイテムを用意している。
パブリックトイレのデータ活用に関する共同実証実験をスタート
「福岡 ヤフオク!ドーム」で実施
LIXILとソフトバンク
 LIXILとソフトバンク(社長=宮内謙氏、本社=東京都港区)は1月30日、IoT技術を用いたパブリックトイレのデータ活用に関する実証実験を、イベントなどで不特定多数の人が来場する「福岡 ヤフオク!ドーム」(福岡市中央区)で実施すると発表した。実験に使用するトイレ数は36。実施期間は2月1日から来年1月31日までの1年間を予定している。
 LIXILは、2年前から自社のオフィスビル(東京都江東区)のトイレにさまざまなセンサー機器を設置し、パブリックトイレIoTにおける技術開発と運用のノウハウを構築してきた。今回の実証実験では、同社がこれまで開発してきたパブリックトイレのIoT技術を活用し、ソフトバンクが保有する人の流れに関するデータ(人流データ)と、基幹設備や各種センサーデータなどを組み合わせて分析を行うことで、パブリックトイレにおけるデータ活用を検討し、新しい顧客価値、サービス、新規事業の創出を目指すとしている。
 例えば、施設に設置された大便器・小便器・電気温水器・自動水石けん器などの機器の稼働データや、トイレットペーパーや水石けんなどの消耗品の残量データ、施設内の人流データを組み合わせることで、「効果的な清掃方法についての施策立案」「故障検知・予測による水回り機器の最適な保守」「施設リニューアル時の最適な器具数算定や配置」など、パブリックトイレのライフサイクルマネジメント向上を目指している。
 また、試合やイベントによるトイレ混雑の解決策など、データを利用することで利用者の利便性を高めるさまざまな方法について検討するという。

7年ぶりにフルモデルチェンジ
水栓金具「GGシリーズ」
TOTO 計56品番を刷新し、4月発売

 TOTO(社長=喜多村円氏、本社=福岡県北九州市)は、キッチン水栓・浴室水栓の定番シリーズである「GGシリーズ」をフルモデルチェンジし、4月1日に発売する。
 同シリーズは、デザイン性と機能性のバランスのとれた普及価格帯の水栓金具で、7年ぶりのフルモデルチェンジとなる。今回、キッチン水栓15品番、浴室水栓41品番、計56品番を刷新する。
 キッチン水栓・浴室水栓いずれも凹凸を減らしたすっきりデザインを追求し、シンプルな美しさに加えて清掃性も向上させた。
 キッチン水栓は、手にフィットするハンドル形状となり、よりなめらかに操作性を高めた。水はねしにくい泡まつシャワー「ミクロソフト」吐水も進化し、水はねしにくさと、しっかり洗える洗浄力を両立。従来必要だった「シャワー」との使い分けが不要になった。
 浴室水栓は、適度な刺激のある浴び心地がありながら、従来の「エアインシャワー」と同等の節水性能を兼ね備えた「コンフォートウエーブシャワー」を標準搭載。3つの吐水モードを手元スイッチで切りかえられるコンフォートウエーブ3モードシャワーや、手元ボタンで出し止めできるコンフォートウエーブクリックシャワーも品揃えしている。レバーハンドルは軽いタッチでも操作しやすい、ワイドレバーデザインになった。
 希望小売価格(税抜)は、「GGシリーズ キッチン水栓」が2万6000円〜5万8900円、「GGシリーズ 浴室水栓」が3万3700円〜6万6300円。発売3年目にシリーズ全体で月15万台の販売を目指す。
インド初の直営ショールーム
デリーに2月11日オープン
TOTO 高機能商品や技術展示が充実

 TOTOのグループ会社TOTO INDIA INDUSTRIES PVT.LTD.が2月11日、インド初となる直営ショールームを首都のデリー連邦直轄地に開設した。
 デリーショールームは、インドの中でも温水洗浄便座「ウォシュレット」販売等の大きな成長が見込める都市・デリーの中心街に位置し、アジア・オセアニア地域ではタイのバンコク、ベトナムのホーチミンに続く、3番目の直営ショールームとなる。
 一般客向けのショールーム機能とデザイナー・設計士などプロユーザー向けのテクニカルセンター機能を融合した総合提案型ショールームで、客との接点の拡大、デリーにおける販売網の活性化、インド国内の重要プロジェクト案件への提案力強化を目指すとしている。
 ショールームは2フロア(総面積1100u)で構成され、地上フロアに、インド市場でも人気の高いバスルーム(浴槽、トイレ、洗面器が一つの部屋に設置された水まわり空間)向け商品の最上位「NEOREST COLLECTIONS」を展示。グローバル統一のフラッグシップモデル「ネオレストNX」をはじめとする「ネオレスト」シリーズや、人間工学の研究を重ねて生まれた寝そべるようなリラックス姿勢で入浴できる海外向け浴槽「FLOTATION TUB」を展示している。
 地下フロアは、技術・テクノロジー展示エリアとなり、空港、ショッピングモール、オフィス等、パブリックトイレへの提案を技術展示とともに紹介。大便器の節水機能・技術、「ウォシュレット」の洗浄機能・技術、キレイな生活を提案する「きれい除菌水」等、TOTOならではのテクノロジーを見ることができる。

完全自動運転EVのモビリティサービス
「ワンマイルモビリティ」
岡谷鋼機 試験運用開始、ビジネスモデル創出へ

 岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)は2月19日、完全自動運転EV(電気自動車)を使ったモビリティサービス「ワンマイルモビリティ」の試験運用を、今年春頃より愛知県を対象として、アイサンテクノロジー(社長=加藤淳氏、本社=名古屋市中区、事業内容=測量・不動産登記向けソフトウェア及び関連機器の開発・販売、高精度三次元地図データベース作成、構築請負業務)とティアフォー(社長=武田一哉氏、本社=名古屋市中村区、事業内容=自動運転システムの開発)と共同で開始すると発表した。
 ワンマイルモビリティは、小型モビリティによる限定地域での低速自動走行技術を活用した、社会課題解決型の「次世代端末交通システム」のこと。低速自動走行とは、概ね時速30q以下を前提とし、米当局や内閣府の定めるレベル4(完全自動運転)の走行を指している。
 同サービスでは、消費者や民間企業が費用を負担する従来のビジネスモデルではなく、自治体と一体となった新たなビジネスモデルの創出を目指しているという。
 試験運用に使用される4人乗りの完全自動運転EV「Milee(マイリー)」は、電動ゴルフカートをベースとした車体に、レーザー照射により車両周辺約100m、360度方向の物体形状を把握するLiDARとカメラをセンサーとして搭載し、認知・判断・操作のすべてをオープンソースの完全自動運転ソフトウェア「Autoware」で自動化した車両。モバイル回線でインターネットに接続されており、ティアフォーが開発を手がける完全自動運転サービスプラットフォーム「Web.Auto(ウェブ・ドット・オート)」に含まれる各種ウェブサービスによって管理される。Web.Autoには、配車や遠隔監視のほか、人工知能(AI)の学習や、高精度3次元地図の配信、走行データの管理、サポートセンター接続といった自動運転に必要な各種ウェブサービス機能が含まれている。
 試験運用は、愛知県長久手市にある「モリコロパーク」(愛・地球博記念公園)の公園管理道路を活用して行われる予定。試験運用後半には来園者の試乗も計画され、専用アプリを使って、走行ルート内でMileeを呼び出したり、実験用に設置された模擬のバス停へ移動したりすることもできるとしている。

シュマルツ しわ・変形を防止する
電極材用グリッパーを発売
多孔プレートによる面吸着で
ワークへの負荷を軽減

 真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区)は2月26日、二次電池の電極材やセパレータ搬送に最適で、カスタマイズが可能な電極材用グリッパー「FLGR」の発売を発表した。
 二次電池の部品として使用される電極材やセパレータは薄く繊細なため、一般的な真空パッドでは吸着時にしわや変形を引き起こす可能性がある。また、通常の真空機器ではワークへの化学物質の転写・残留を抑制することが困難とされてきた。
 新製品FLGRは、吸着面に多孔プレートを使用し、ワークを面で吸着することで局所的な負荷を軽減させ、しわや変形の発生を予防する。プレートは、ワークに合わせてサイズの変更が可能なほか、摩耗に強く低発塵のPEEK材や、電気抵抗値が10
9ΩでESD(静電気放電)対策に適した材質などから、ユーザーのニーズに最適なものを選択できる。
 また、プレートと一体型の真空発生器は外径φ6oのシンプルな配管によるエア供給で最大600?/minという大流量の吸込みが可能。そのため、ワークへの負荷を軽減しながらも、高速搬送を実現する。
 大流量の吸込みは環境中やワーク表面上にある塵埃も同時に吸引する。吸引された塵埃は、排気エア接続口を介して外部に排出されることで除去が可能となる。


2019年3月3日(日)・10日(日) ・2699号 ・2700号
新任職員に滝川さん、2月から勤務
31年度通常総会は5月28日
愛機工 今年度最終理事会を開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は2月5日午後4時30分より東京第一ホテル錦にて2月理事会を開いた。理事会では新事務職員の紹介が行われたほか、MECT展の出展小間最終調整の状況、ロボット展への取り組み、平成31年度通常総会の準備などが確認された。
 冒頭、水谷理事長より挨拶があり、続いて議事に入った。
 @「事務局職員紹介」が水谷理事長より行われた。職員の渡辺さんが退職するため新任職員に決まった滝川さんが2月1日より出勤している。採用は、昨年12月はじめにハローワークに募集申請を行い、書類選考、1次面接を経て、1月18日の三役による最終面接で決定した。渡辺さんは、後任への引継ぎと総会に関わる決算書作成のため有給休暇を取りながら4月末日まで勤務する予定。
 A「組合員・賛助会員数の状況」が事務局より報告された。測定工具・機械工具製造販売のフジツール(所在地=千葉県松戸市、社長=藤原朝行氏)の賛助会員加入(4月1日付)を承認。また、廃業した尾張支部所属の組合員1社の脱退を承認した。
 B「新年会報告」が森庸一南支部長(森哲社長)より行われた。1月17日にANAクラウンプラザホテル・グランコート名古屋で開催し、421名(来賓9名、組合員109社215名、賛助会員80社190名、報道5名、事務局2名)が出席した。今年から会費を値上げし、料理の設定を変更したため戸惑いが見られたが、内容については良い評価を得たと思われる。酒類については消費が多く見直しを検討する。来年の新年会は、2020年1月16日に同ホテルにて開催予定。担当支部は熱田支部。
 C「MECT展申込状況」が高田研至実行委員長(組合副理事長・井高社長)より報告された。1月18日、組合事務局でニュースダイジェスト(ND)社と出展小間の最終調整を行い、組合実績は125社456小間で確定した(若千変更の場合あり)。開催要項は前回展と同様。特別企画については今後詳細を発表する。今後の予定は、ND社と小間割の調整を行った後、6月7日に出展者説明会をポートメッセなごやで開催する。
 D「ロボット展『Robot Technology Japan(ロボットテクノロジージャパン)』について」は森田乾嗣実行委員長(組合副理事長・モリタ社長)より説明があった。2020年7月2日(木)〜4日(土)の3日間の会期で、愛知県国際展示場(中部国際空港島)を会場に開催される。組合は、ND社が新設する同展示会において、MECT展と同様に共催団体としてND社をサポートし、実行委員会を設置して出展者の勧誘と来場者の動員に取り組む。実行委員については、三役および事業部長で候補者を選考し、依頼状を郵送して正式にお願いする。
 E「技術研修会」について林正人経営対策部長(広商NEXUS社長)より予告が行われた。第2回切削工具・再研磨の技術研修会を2月22、23日の2日間、ビーティーティー・テクニカルセンターにて開催する。2回目の開催は、前回の募集で定員オーバーとなり受講待ちになっていた10名を対象にしている。
 F「新入社員研修」について林経営対策部長より開催案内が示された。4月8、9日の2日間、ナディアパーク会議室にて開催する。講師に渡邉圭蔵氏(名南経営)を予定。
 G「第78回野球大会経過報告および第79回大会予定」が野崎憲昭福利厚生部副部長(常磐精機社長)より説明された。第78回野球大会の優勝戦を3月16日12時30分からBゾーン、Aゾーンの順に開催する。会場は草井球場(愛知県江南市)。優勝戦は、Aゾーンがダイドーと東陽、Bゾーンが三栄商事とモリタの対戦となる。また、第79回野球大会を4月13日、江南市民球場にて開会する。開会に先立ち、キャプテン会議を3月22日に東別院会館で開催し、大会要項の説明およびトーナメント抽選会を行う。
 H「中部ブロック会議要項」について高田研至ブロック長(組合副理事長)より説明された。岐阜機工会が幹事を務めて2月18日、東京第一ホテル錦にて開催。会議は3部構成で、第1部は全機工連の事業報告のほか各団体の状況報告、第2部は働き方改革をテーマにした講演会、第3部は懇親会を行う。次年度の幹事は愛知組合が担当する。
 I「平成31年度通常総会」について服部健総務部長(伊吹産業社長)より説明された。5月28日午後5時よりホテル名古屋ガーデンパレスにて総会を開催する。@30年度仮決算を梅村龍盛会計理事(梅村本店社長)が報告。A31年度総会は役員改選無し。総会の進行について司会および議長は総務部会にて選任し、4月理事会で発表する。B31年度の支部総会は3月または4月に開催する。次年度支部助成金については、展示会収入を考慮し三役会で調整した上で各支部に提示する。C支部は30年度収支決算書(支部総会議案書)を4月末日までに事務局に提出する。D各部会は31年度予算申請書(事業計画書)を3月末日までに提出する。E三役会・常任理事会を4月理事会前に開催する。F総会・懇親会参加者の会費徴収は従来通りとする。
 J「全機工連常任理事会報告」が水谷理事長より行われた。1月24日に開催され、全機工連大阪大会の概要が発表されたほか、機工メイトの事業実績と今後の活動方針が報告された。また全機工連の財政など運営について議論した。第43回全機工連大阪大会は10月16日午後1時〜同7時、ホテルニューオータニ大阪で開催される。テーマは@やって得する働き方改革A知って得するAI事情。詳細は6月20日の全機工連総会で発表される。
 K「部会報告」が行われた。【総務部】当面は次年度総会の運営に務める。【情報部】組合報新年号を2月に発送する。【経営対策部】次年度セミナー企画@60歳以降の社員の働き方。今後超高齢化社会が進む中で高齢者を戦力として活用する手段A若手社員の育成。若手社員を辞めさせず戦力化するための給与、労働時間、福利厚生、指導方法、企業文化の醸成BBCPセミナー他【事業部】MECT展は出展者の目処がつき、今後はロボット展の取り組みについて準備する。イチネンのガソリンカード取次ぎの他、関連する車買取りおよびカーリース事業に取り組む。カーリースについてはキリックス社と契約を結んでいるが、2社と並行し会員の有効な選択肢を増やす。【青年部】日帰りバスツアーを2月2日に開催した。行先きは高山と世界遺産の白川郷で、79名が参加した。他産業視察を3月23日に開催する。訪問先は大原ガラスリサイクルとアサヒビール名古屋工場【福利厚生部】野球大会の反省会を青年部、審判部を交え2月または3月に開催する。
 L「その他」として、事務局より訃報が伝えられた。大崎機工(尾張支部)大崎政雄会長の母堂秀子様が1月6日、永眠された。享年91歳。通夜、告別式は親族により営まれた。また、2019年度の理事会日程が示された。

一喜一憂せず、背伸びせずに
1年間無事に活躍を
愛鋲協 平成31年新年会を開催

 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田守彦氏・藤田螺子工業専務)の平成31年新年会が1月25日、名古屋市中村区の名鉄グランドホテルで午後6時より開かれ、来賓、組合員ら26名が参加して新年の門出をともに祝った。
 土方博之理事(金城螺子製作所)の司会で進められ、冒頭、藤田理事長が「私たちもこの1年、円相場など色々なことがありますが、一喜一憂せず、背伸びせずに分相応にやっていき、1年間無事に過ぎて良かったなと言えればと思っています。5月には組合の総会があり、役員の改選もあります。次年度に向けてもう少し活性化をしていきたいと思っています。3月1日に医師を講師に迎えて『認知症について』の講演会を行います。お役に立つ内容だと思いますので、自分のため、家族のため、そして社員のためにも是非聞いていただければ良いかと存じます。また、ねじの日の記念グッズとして、ねじ商連からのボールペンのPR書類もお手元に置いてあります。お申し込みいただければと存じます。今の理事役員のメンバーで講演会等を運営してまいります。明るく楽しくやっていきたいと思いますので、本年もどうぞ宜しくお願いします」と挨拶。
 続いて、来賓を代表して水越昭雄愛知県中小企業団体中央会総務部長が挨拶に立ち「本日は、このような盛大な新年会にお招きをいただきまして、誠にありがとうございます。また、日頃は私ども中央会の事業に格別なるご支援、ご協力を賜りまして厚く御礼申し上げます。今年は亥年ということで、猪突猛進と言われ非常に勢いのあるイメージがありますが、猪は、実はパニックになって一生懸命に走っているのであって、本来は臆病で大人しい動物なのだそうです。また、嗅覚が優れており、色々なものを匂いで嗅ぎ分ける能力に長けているそうです。世界経済は不透明な状況であり、皆様の事業においても猪のように嗅覚を働かせて、社業の発展に繋げていただければと思っています。本年は元号が変わり、日本中が新たなスタートを切る年であります。皆様にとっても飛躍する新しい時代の幕開けになりますことを祈念申し上げます」と祝辞を述べた。
 祝電の披露に続いて、小倉正嗣副理事長(小倉商店社長)の力強い発声で乾杯。
 祝宴では、参加者一人一人から一言スピーチが行われ、親睦を深めながら和やかに新年のひとときを過ごした。
 最後に、大野正博副理事長(中部製作所社長)が「今回初めて藤田理事長がマイクを持って皆様に一言スピーチをお願いし、非常に楽しいと感じました。やはり協同組合ですので、お互いが知り合って、同じ商売を、同じようにやっていけるように、是非このような会を盛り上げていただけると有り難いと思っています。今年は非常に不透明だと言われていますが、結局やることは一緒です。お客さんに可愛がっていただいて、自分のところの社員をしっかり守って、自分の会社をしっかりと良くしていくということが、一番大切なことかと思っています」と述べて、三本締めでお開きとした。
 この日の記念品として、日本ねじ工業協会が作成したねじのPRロゴの入った、マグカップが参加者に配られた。

景気は自分の力で作り出すとの
気概を持って取り組みたい
名機工同友会 新年宴会を開催

 名機工同友会(会長=吉野栄一氏・吉野機械工具社長)は、1月16日午後6時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦において新年宴会を開催した。当日は会員22名、メーカー・商社26社34名の計56名が参加し、新年の幕開けを祝った。
 会員の中嶋政利中嶋商会社長が司会を務めて会を進行。
 吉野会長が挨拶に立ち「新年のお忙しい中、名機工同友会の新年宴会にお集まりいただき、本当にありがとうございます。同友会は毎月、勉強をしながら、互いに刺激をし合いながら、切磋琢磨している会であると思います。この会(新年宴会)だけ、ゲストの皆さんにお出でいただいておりますが、普段は非常に勉強している会というふうに認識を改めていただければと思います。気になるのは今年の景気です。好景気がここ2、3年続いておりますが、この景気は果たして今年も続くのだろうかと、非常に私も懸念をしております。アメリカと中国の貿易戦争、イギリスのEU離脱、10月には消費税率のアップということで景気に水を差すようなことがありますが、病は気からと言うように、景気も気から、皆さんの気持ち次第で上がり下がりすると思います。万一、景気が悪くなっても、本日お集まりの皆さんは『景気は自分の力で作り出す』という気概を持ってやっていただければと思います」と話し、同氏の音頭で乾杯した。
 懇親の場となり、テーブルごとのメーカー・商社によるPR、特別企画などが行われ、祝宴は楽しく盛り上がった。
 最後に、吉村泰典山善上級執行役員名古屋支社長より、テーブルトークショーの総評と「本当に素晴らしい明るい同友会の皆様方、今年も是非我々をご支援いただきますよう宜しくお願いします」との言葉があり、三本締めでお開きとなった。
 新年宴会の前には例会も開かれ、今後の予定などを審議した。

新年の幕開けを祝い乾杯
創立60周年の節目迎える
名古屋水栓販売協会 新年例会開催

 名古屋水栓販売協会(理事長=伊藤辰之氏・イトウ社長)は1月16日、名古屋市中区の名古屋ガーデンパレスで2019年新年例会を開催した。司会進行は安井文康副理事長(錦興業社長)が担当。クラシック音楽の生演奏や抽選会なども行われ、参加した正会員、賛助会員ら77名は大いに盛り上がっていた。
 伊藤理事長挨拶「名古屋水栓販売協会は今年で創立60周年を迎えますので、今回はホテルで開催させていただきました。10年前の50周年記念式典もこのホテルで開催させていただいております。ちなみに、当時の理事長は三和管材の内藤善徳社長でした。その10年前はどんな年だったかと言いますと、リーマンショックの影響を受けた年でした。今ここに居らっしゃる方々はその苦しい時期を乗り越えられてきた方ばかりですので、その強さでこれからも進んでいただけたらと思います。さて本日は10名の女性の方々にご参加いただいておりますが、これからいろんな場で多くの女性に活躍していただくことが大事になってきます。こうした会を皮切りに交流を広めていただけたらと思っております。また、そうした機会にこの会がなれればと思っております。
名古屋水栓販売協会はこれからますます、我々正会員と賛助会員さまの交流の場を広げていこうと思っております。60周年を迎えた当協会を、これからもどうぞよろしくお願いいたします」。
 恒例の年男による乾杯の音頭は、賛助会員の大倉明久氏(橋本総業中部支店長)が務めた。「2018年は我々賛助会員が大変お世話になりました。60年の歴史を持つこの素晴らしい名古屋水栓販売協会に関わることができ、大変光栄であります。2019年も、我々賛助会員一丸となって盛り上げていきたいと思います」と挨拶し、新年例会が開宴した。
 宴もたけなわとなったところで在田忠之副理事長(在田商店社長)が登壇。「今年も、夏のビアパーティーをはじめ、いろいろな企画を考えておりますので皆さま奮ってご参加を賜りたいと思います。引き続き、創立60周年を迎えた名古屋水栓販売協会をよろしくお願いいたします」と挨拶し、3本締めでお開きとなった。

2018年の締めくくりに
理事長以下11名出席
岐阜県管工機材商組合 12月度理事会開催

 岐阜県管工機材商組合(理事長=渡部勝裕氏・大東社長)は昨年12月3日、岐阜市若宮町の「割烹宮房」で12月度理事会ならびに忘年会を開催。理事、木曜会メンバーら11名が参加した。
 冒頭の挨拶で渡部理事長は「アベノミクスの効果も各方面で差はあるかと思います。先日、愛知県で開催されたある会に参加しましたら大村愛知県知事が入ってくるなり大声で『愛知県は大阪府を抜いたんですよ』と言ってました。確かにGDPは大阪府より愛知県が上になり、また愛知県はこれからプロジェクトのオンパレードで、実際、産業機械や航空機、トヨタ自動車も元気です。そんなことがあったと同時に今度は大阪府での万博開催が決定し、大阪府も負けずに意気込んでいるようです。では岐阜県の管工機材商はどうかというと、悪くはないのですが愛知県や大阪府ほどではないなというのが実感です。それでも地道に今年1年、頑張ってこれたのではないかと思っております」と1年を振り返った。続き、議題審議に入る前に理事の変更が報告され、新たに理事になった安田の中川貴史本店長が紹介された。
 理事会では以下の議題について報告・審議が行われ、いずれも承認可決されている。●議題1▽新年賀詞交歓会(2019年1月23日開催済み)の件。●議題2▽2月全員例会(同2月5日開催済み)の件。●議題3▽第74回ゴルフ会(昨年10月24日開催済み)結果報告。●議題4▽第32回管工機材・設備総合展(愛知組合主催、昨年10月4日〜同6日開催済み)の件。●議題5▽その他。
 理事会が終了し、渡部理事長の乾杯の音頭で忘年会へ。理事らは近況報告などを交えながら懇親を深め、2018年の組合事業を締めくくった。

2019中部機械加工システム展
3月15日(金)・16日(土)の2日間
ポートメッセなごやで開催

 ジーネット名古屋支社(取締役支社長=大谷秀典氏、所在地=名古屋市中区)管轄の有力販売店が主催する「2019中部機械加工システム展」が3月15日(金)・16日(土)の2日間、ポートメッセなごや第3展示館において開催される。「製造業の未来に向けて」をテーマに、工作機械メーカー、CAD/CAMメーカー、切削・ツーリング・治具・産業ロボット・測定・環境等機械加工周辺機器メーカーなど188社(2月25日現在)が出展し、最新の機械・機器の展示を通して生産現場の生産性向上、省人化などを提案する。
前回展を上回るメーカー188社が出展
ユーザーの部門毎に分類して展示
 中部機械加工システム展は、ものづくり産業の集積地である中部地域で開催される機械加工に的を絞った展示会で、6年続けての開催となる。今回は主催店約180社、出品メーカー188社(工作機械・CAD/CAMメーカー他=25社、機械加工周辺機器メーカー=163社)、展示小間数200小間以上、展示面積1万125u(第3展示館の4分の3のスペース)の規模で開催される。来場者目標は4000名。機械加工システム展は現在、大阪で毎年、一部地域では2年に一度開かれているが、中部の展示会が会場の広さ、出品メーカー数、来場者数において最大規模という。
 今回の展示の特徴として、製造、生産技術などユーザーの各部門をイメージしたメーカー分類を新たに取り入れた。具体的には、「製造」…バリ取り、切削工具、治具、ツーリングメーカーなど▽「生産技術」…自動化、搬送・ポカヨケ関連メーカーなど▽「品質管理」…測定関連メーカーなど▽「保全」…設備劣化防止・設備寿命の長期化関連メーカーなど▽「総務・管理」…BCP対策、環境・省エネ関連メーカーなどに分類し、ユーザーの社内部署・部門担当を想定した提案を集めて展示する。これまで加工内容等を中心に分類されていたが、総務や管理担当者にも見てもらいやすい展示とする。さらに会場内を原則一方通行とし、メーカーの小間の前を通り会場全体に人が流れるよう、会場レイアウトも工夫した。
 また、併催セミナーは、従来の機械加工に関する最新セミナーに加えて、「働き方改革」に関するマネジメント担当者向けセミナーなども取り揃え、一層充実させた。世界の多くの自動車メーカーが部品調達基準として採用している「IATF16949(自動車産業向け品質マネジメントシステム)」入門セミナーや、専業主婦から社長になった「町工場の娘」ダイヤ精機・諏訪貴子氏によるセミナーも注目だ。
初の取り組み
「バーチャル展示会」
 さらに今回、新たにweb上であたかも実際の会場へ行ったかのような体験ができる「バーチャル展示会」を導入(同月開催の大阪機械加工システム展と共通)。展示会の開催に合わせて動画などで各メーカーの出展内容を公開することにより、会場への集客アップを図る。また、出品された商品を展示会後にユーザーが確認することもできる。サイトのオープン期間は2月〜4月末までの限定公開を予定している。
 展示会の開催時間は、1日目の15日(金)が10時〜17時、2日目の16日(土)が9時30分〜16時。
「働き方改革」関連など、セミナーも充実
併催セミナー
 《会場》交流センター3階(定員=第3、第4会議室96名/会議ホール300名)
 【3月15日(金)】
 ■10時30分〜12時/第3会議室
 タンガロイ「初級編『切削工具の基礎』」
 ■11時30分〜12時30分/第4会議室
 ミツトヨ「図面から読み取る測定機器の選定」
 ■13時〜14時/第3会議室
 ヤマザキマザック「同時5軸加工MCに対応した複合加工技術・多品種少量生産の自動化による生産性向上」
 ■14時〜15時/第4会議室
 中部機械加工システム展事務局「工場設備のBCP対策!!〜安全性50%向上への挑戦〜」
 ■15時30分〜16時/第3会議室
 ダイキンHVACソリューション東海「工場設備における法定点検@空調機器に関する法定点検」
 ■16時〜16時50分/第3会議室
 アマノ「工場設備における法定点検A定期自主検査と日常点検の違いについて」
 【3月16日(土)】
 ■10時〜11時30分/第3会議室
 タンガロイ「中級編『工具損傷の形態とその改善方法』〜旋盤編・フライス編・ドリル編〜」
 ■10時30分〜12時/会議ホール
 ダイヤ精機「中小企業の事業継承と経営改革について〜『町工場の娘』2代目の10年戦争〜」
 ■11時30分〜12時30分/第4会議室
 一般財団法人日本品質保証機構(JQA)「ISO9001(品質マネジメントシステム)・IATF16949(自動車産業向け品質マネジメントシステム)入門セミナー」
 ■13時〜14時/第3会議室
 アマノ「働き方改革法案の概要と対応策 今後求められる労務管理システムのご紹介」
 ■14時30分〜15時30分/第4会議室
 ミツトヨ「生産性向上に寄与する計測システム〜ロボットを活用した自動化推進とIoTのススメ〜」
出品メーカー一覧(50音順)
工作機械・CAD/CAMメーカー他

 ヴェロソフトウェア▽オークマ▽OKK▽岡本工作機械製作所▽キタムラ機械▽キャムタス▽ケイエーシステム▽ジェイテクト▽静岡鐵工所▽セイコーインスツル▽ソディック▽大日金属工業▽タクテックス▽ツガミ▽DMG森精機▽テクノツリー▽ナガセインテグレックス▽ニコテック▽日本放電技術▽PALMARY MACHINERY CO-LTD▽ブラザー工業▽松浦機械製作所▽光畑製作所▽ヤマザキマザック
 〔特別コーナー〕
 三菱UFJリース
機械加工周辺機器メーカー
 アーステック▽アイエスエフ▽アイオイ・システム▽葵精工▽アクアシステム▽旭金属工業▽アネスト岩田コンプレッサ▽アマノ▽アメフレック▽アルプスツール▽安震▽EG PARTS▽五十鈴電業▽イズミコーポレーション▽イチネンケミカルズ▽イワタツール▽WEN▽永興電機工業▽SMC▽エヌシーオートメーション▽エヌティーツール▽エヌピーケイ▽エフ・イー・シー▽FK▽MSTコーポレーション▽MCT▽エリーパワー▽エンジニアリング部▽オカスギ▽億川鉄工所▽オリオン機械▽カトウ工機▽カネテック▽カブト工業▽ガリュー▽ギガ・セレクション▽鬼頭精器製作所▽協育歯車工業▽京セラインダストリアルツールズ販売▽共立精機▽協和電機化学▽空研▽空撮技研▽グラボテック▽クランプテック▽クリーンテックス・ジャパン▽クリエイトエンジニアリング▽KMT▽ケルヒャージャパン▽コアテック▽弘機商会▽コベルコ・コンプレッサ▽サイバーRC▽蔵王産業▽嵯峨電機工業▽三機工業▽産機テクノス▽三共製作所▽三甲▽三進金属工業▽サンドビック▽三和製作所▽シーシーエス▽シービーテック▽シーフォース▽ジーベックテクノロジー▽ジェイピーネクスト▽シオン▽静科▽シャープマーケティングジャパン▽昭和電機▽JOHNAN▽スギヤス▽スズキマリン▽住友電気工業▽スリーアールソリューション▽セキュリティデザイン▽ゼネテック▽全晴▽測範社▽曽根田工業▽ダイキンHVACソリューション東海▽大昭和精機▽ダイヘンテクノサポート▽タクト▽タック技研工業▽谷テック▽田野井製作所▽タブチ▽WSE▽タンガロイ▽中発販売▽津田駒工業▽鶴見製作所▽DJI japan▽帝国チャック▽テック・ヤスダ▽デンソーウェーブ▽東京彫刻工業▽東浜商事▽トーヨーコーケン▽豊岡販売▽トリプルアール▽ナベヤ▽ニシガキ工業▽日動工業▽日機装▽日鋼YPK商事▽日東工器▽NIVAC▽日本アイ・ティ・エフ▽日本エアードライヤー販売▽日本オートマチックマシン▽日本クランツレ▽日本精密機械工作▽日本濾過工業▽ニューストロング▽ノガ・ウォーターズ▽バーテックス▽ハーテック・ミワ▽ハイウィン▽ハイテック精工▽バウアーズ社▽橋本テクニカル工業▽長谷川工業▽ハタヤリミテッド▽パトライト▽BIAX▽ビーシーテック▽ピカコーポレイション▽ファム▽フェナードライブズ▽フクハラ▽富士機工▽富士元工業▽不二越▽富士製砥▽プライオリティ▽プルーフテクニック▽ブルーム・ノボテスト▽古川精機▽プロテクトエアー社▽ベッセル▽豊和工業▽ホータス▽マーテック▽マシンソル▽マルヤス機械▽マンヨーツール▽ミツトヨ▽三好キカイ▽柳瀬▽ヤマシタワークス▽UHT▽ユニバーサル・リソーセス▽ユニフロー▽ライノス▽リニアビズ▽ルッドリフティングジャパン▽REGO-FIX▽レッキス工業▽レニショー▽oneA
 ※出品メーカーは変更される場合があります。

中部機械加工システム展出品製品
住友電気工業
超硬コーティングドリル
「マルチドリル ネクシオMDE型」

 住友電気工業(大阪市中央区)が出品する、汎用性を追求したドリルの新機軸である超硬コーティングドリル「マルチドリル ネクシオMDE型」は、独自の刃型で切削抵抗の低減と切りくず処理性を向上させるとともに、新開発の超硬母材とコーティングを採用することで、幅広い被削材に対して長寿命を実現した。
 同社独自技術のR]シンニングを採用し、広い切りくずポケットを備えたことにより、穴あけ加工時の切削抵抗を従来比で約20%低減し、小型旋盤や小型マシニングセンタでも安定した穴あけ加工が可能。また、強円弧刃型を採用したことで、低送りから高送りの幅広い領域でも切りくずを細かく分断し、切りくずの詰まりによるドリル折損や、巻きつきによる加工機の停止を防ぐ。
 さらに、耐摩耗性と耐欠損性を併せ持つ新開発の超硬合金と、高い硬度と耐熱性を有する新材種「ACT100」により、炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼、鋳鉄、金型鋼など、多様な被削材で長寿命を実現。新材種と刃先処理の最適化により、ドリル肩部の欠損を防ぎ、安定した穴精度が得られる。
 外部給油式の「MDE-E型」と内部給油式の「MDE-H型」をラインナップしている。
 その他、傾斜面や円筒面への穴あけに効果的な超硬コーティングドリル「フラットマルチドリルMDF型」、ステンレス鋼・難削材の穴あけ加工用超硬コーティングドリル「マルチドリルMDM型」なども展示する。

サンドビック
「CoroCutQD
Y軸用突切り工具」

 サンドビック(コロマントカンパニー=名古屋市名東区)は、全く新しいY軸制御の突切り加工を提案する。
 新製品「CoroCutQD Y軸用突切り工具」は、従来のCoroCutQDの優れた性能をそのまま受け継ぎ、変更点として、チップポケットが90度回転している。
 従来の突切り加工ではX軸方向の送り動作により切削力がブレードの最も弱い部分に向かうが、同製品は使用インサートの切れ刃上面がブレードに対して垂直方向になるように設計されているため、発生する荷重・切削負荷はブレードのより芯厚がある剛性の高い方向で受け止めることにより、ホルダのたわみや切削音が大きく低減される。
 従来の突切り工具のブレード剛性と比較して最大で7倍剛性が上がるとされ、送り速度を大幅にアップすることが可能。また、加工安定性を大きく改善し、より長い突出し量が可能となり、生産性が大幅に向上する。Y軸制御を備えたターニングセンタおよび複合加工機で使用できる。
 さらに、専用のプラグ・アンド・プレイクーラントアダプタを使用して逃げ面・すくい面双方からクーラント供給が可能。刃先を効果的に冷却することにより、チップ寿命を大幅に改善する。
全方向旋削加工
「CoroTurn Prime」

 同社は、生産性を大幅に向上させ、工具寿命を延ばす、画期的な全方向旋削加工を実現する「CoroTurnPrime」を出品する。主な特長は次の通り。
●PrimeTurningによる低切込み角の加工(刃先への切削中の加工負荷、切削熱の低減)
●切りくずかみの防止
●クランプ方式(スクリュークランプ、ダブルクランプ)
●最新のクーラント内部供給機構(Aタイプはすくい面方向及び逃げ面方向、Bタイプは逃げ面方向からのクーラント内部供給機構を採用)
●ワイパーチップ(高い送り条件での使用でも、仕上げ面粗さを良好に保つ)

タンガロイ
新鋼旋削加工用CVDコーティング材種
「T9225」

 タンガロイ(福島県いわき市)が昨年12月に発売した、新鋼旋削加工用CVDコーティング材種「T9225」は、P25グレード最高クラスの耐欠損性と、従来製品を大幅に上回る耐摩耗性を実現したことが最大の特長。
 3つの新技術@厚膜化と圧倒的な均一組織化を実現した耐摩耗性強化Al2O3被膜A同社従来被膜よりも1・5倍以上硬い高硬度セラミクス層B同社独自の新技術である被膜強靭化処理「New Premium Tec」を採用し、従来品に対して幅広い加工条件下で長寿命・安定した性能を発揮する高汎用性材種である。
 「T9225」の設定アイテムは、同社の鋼旋削加工用第一推奨ブレーカシリーズである、TSFブレーカ、TMブレーカ及びTHブレーカを中心に、標準的なサイズだけでなく、発売以来好評のISO-Eco Turnにも標準設定。全237アイテムを揃え、あらゆる加工形態に使用できるラインナップとなっている。
 「T9225」は、好評の「T9215」と合わせて、「T9200シリーズ」を構築し、あらゆる加工形態に対応することが可能となっており、ユーザーの生産性向上に貢献する。

エヌティーツール
スリムハイドロチャックブラスター
PHC・SA-C型/PHC・SA-NC型

 エヌティーツール(愛知県高浜市)は、細身油圧チャックとして、高能率加工と刃具寿命の向上を追求した「スリムハイドロチャックブラスター」を展示する。
 ブラスター仕様「PHC・SA-C型」は、チャック先端と刃物シャンクとの隙間からクーラントを吐出することで、刃先までの確実なクーラント供給を可能にした。複雑な形状のワークや深堀加工でも、刃先を十分に冷却できる。
 キャップ式ブラスター仕様「PHC・SA-NC型」は、クーラント吐出方向を回転軸側へ傾けることで、主軸回転の遠心力によるクーラントの拡散を抑制。小径のテーパボールエンドミル加工でも、切削部へピンポイントでクーラントを供給可能とした。
 把握径「PHC・SA-C型」φ3・0〜25・0/「PHC・SA-NC型」φ4・0〜12・0▽芯ズレ精度3μm▽防振効果で切削面良好。

日本最大級の異業種交流展示会で
全国の元気な企業・団体に注目!
メッセナゴヤ2018

 13回目を数える日本最大級の異業種交流展示会『メッセナゴヤ2018』が昨年11月7日から10日までの4日間、名古屋市港区のポートメッセなごやで開催された。1437社・団体が1738小間に出展し、4日間を通して6万2000名に迫る来場者が訪れ、大盛況のうちに閉幕した。
 毎回満員御礼≠ニなるビジネスセミナー。今回展は「メイド イン ジャパンを世界へ」(講師=山田敏夫氏)、「新幹線清掃チームのやる気革命」(講師=矢部輝夫氏)、「デジタル技術で変えるビジネス・変わるビジネス〜最新活用事例と今後の展望〜」(講師=岩木勇一郎氏)の3つのセミナーが企画されたが、いずれもやはり満員御礼≠ニなっていた。その他のセミナーやフォーラム、出展者によるプレゼンテーションも賑わいを見せていた。
 今回、4つの出展企業・団体に注目した。
 ●アクアシステム(社長=木村泰始氏、本社=滋賀県彦根市/滋賀県中小企業団体中央会)▽機械周りの清掃に役立つとして注目の「エア式タンク清掃ろ過クリーナー」を出展した同社は、エア源を使用したペール缶用掃除機や、ろ過クリーナーも取り揃えている。デモ実演も行っていて、訪れた来場者は、その能力を体感していた。
 ●エフディ企画(社長=西澤武夫氏、本社=長野県埴科郡坂城町/長野県中小企業振興センター)▽次世代の精密部品・難加工品を得意とする同社は、その技術・サービスを目に見えるカタチで展示。「弊社では精密部品を得意とし、今まで出来なかった領域に挑戦し、新しい製品創りを展開しております」とは担当者のコメント。
 ●丹後ハイテクランド(所在地=京都府京丹後市峰山町/京都北部ものづくりエリア)▽京都府北部はものづくり企業が集積しており、なかでも日本海側は国内有数のものづくりのメッカとなっている。とくに京丹後市周辺にはものづくり中小企業が200社以上集積しており「丹後ハイテクランド」として多くのユーザーから信頼を得ている。
 ●岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)▽次世代モビリティとAI/IoTへのアプローチをテーマに出展した同社。@ワンマイルモビリティ/マイリ―A自動運転を支える各種センサーBパーソナルモビリティ/電動車いす「WHILL」C産学連携・スタートアップとの協業/名古屋大学オープンイノベーション拠点「OICX(オイックス)」D岡谷グループのAIとIoTへの取り組みなど、見所満載だった。
 次回開催は11月6日(水)から9日(土)の4日間だ。

スモールツール加工に特化した
パーツ・マシニング・グループ(PMG)立ち上げ
三菱マテリアル 豊削まつり2018開催

 三菱マテリアル加工事業カンパニー名古屋支店流通営業課は昨年11月14日、名古屋市中区のヒルトン名古屋で25回目となる豊削まつり2018を開催。代理店も含め120名が参加した。
 主催者を代表して挨拶に立った同社加工事業カンパニー営業本部の金子善昭本部長は「昨年(2017年)から国内景気は好調に推移しており、一部例外はございますが世界的にも好景気に恵まれているのではないでしょうか。そんななか、当社の中期3カ年計画が2017年からスタートいたしました。折り返し地点を迎えた現時点では、皆さまのご協力もあり大変好調でございます。とくに国内が好調で、これも本日お越しいただいている特約店の皆さまの当社へのご理解とご支援の賜物であると感じております。このように世の中の景気は良い状況ではありますが、一方で最近の産業のトレンドはと言いますと自動車業界では脱ディーゼル化、EV化がかなり速いスピードで加速している状況です。ものづくり改革はIoTを中心に急速に進んでいます。そもそもインダストリー4・0は独国国内の労働人口の減少、コストの上昇などに早期対応するために自動化IoTが進化してきたと聞いております。日本も今、同じ状況ではないかと思っております。いかに省力化・自動化を進めて、不足する労働人口を補っていくかが今後の日本の大きな課題のひとつなのではと感じております。では、当社ではIoTに対応できる切削工具としてどのようなものが開発できるのか? 例えば、センサーを取り付けて欠損や摩耗の状態を自動で計測できる切削工具の開発だとか、そのようなことにも積極的に取り組んでいく必要があると思っております。先日、とあるメーカーの生産技術の責任者から『これからの切削工具は、労働人口の減少、労働時間の短縮に対応していくためにも“長寿命”をキーワードに開発してください』とのお言葉を頂戴いたしました。そういった取り組みにも力をいれなければいけないと実感しました。当社では、“応える”“魅せる”“攻める”の3つのキーワードを掲げ日々業務に取り組んでいます。(2018年)9月1日にはPMG(パーツ・マシニング・グループ)を立ち上げました。今後、このスモールツール加工に特化した専属チームが、小物精密加工ユーザーさまへの拡販に注力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします」と、同社の現況と今後の展望などを語った。
 その後、PMGによるスモールツール取り組み内容の説明が行われた。

取引先へ1年の感謝を込めて
今年もマジックショーで大盛り上がり
ミユキ商會 忘年会で

 ミユキ商會(社長=田中秀典氏、名古屋市昭和区)は昨年12月21日、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で忘年会を開催。仕入先など多くの招待客で賑わった。
 田中社長は「昨年(2017年)、この場で社長就任のご挨拶をさせていただいてから早いもので1年が経ちました。この1年を振り返ってみますと、本当にあっという間でそれらしいことが何ひとつできていなかったと反省が残ります。ここへきてやっと少しずつ自分のやりたいこと、やるべきことが見つかりつつあるのかなと実感しております」と冒頭の挨拶のなかで自身の1年を振り返った。続けて「来年(2019年)はどんな1年になるのか、多くの方々のご意見を伺ってみますと『東京オリンピック・パラリンピックまではこの景気は続くだろう』とか『来年は大丈夫だろう』とのご意見が聞かれた反面、『来年は落ち込むだろう』などのご意見も聞かれました。私個人の見解としましては来年の後半に入ってから少し落ち込んでくるのではないかなと思っております。そのため、そうなったときでも対応できるよう今のうちからしっかりと準備しておく必要があるのではと思っております」と、これからの1年に向けての意気込みを語った。
 田中社長の乾杯の音頭で忘年会はスタート。途中、これも恒例となっているマジックショーなどを楽しみながら宴もたけなわとなり、およそ2時間の楽しいひとときは終焉を迎えた。

リニューアルしたコンサートホールに
ギターとパイプオルガンの音色響く
第26回ダイドーニューイヤーコンサート

 メカトロニクスの専門商社、ダイドー(社長=山田貞夫氏、本社=名古屋市中村区)主催による「第26回ダイドーニューイヤークラシックコンサート」が1月12日、昨年11月末にリニューアルオープンした名古屋市東区の愛知県芸術劇場コンサートホールで開催された。
 このコンサートは、同社の得意先・仕入先や児童福祉施設の児童らを招待して開かれるチャリティーコンサートで、同社の社会奉仕活動の一環として平成5年から毎年続けられている。
 オーケストラは名古屋に本拠地を置く、セントラル愛知交響楽団。今回は、同交響楽団首席客演指揮者の齊藤一郎氏監修のもと、欧米のオーケストラとも多数共演している名古屋出身のギタリスト・谷辺昌央さんと、世界各国で高い評価を得ている同じく名古屋出身のオルガニスト・吉田文さんがゲスト出演し、哀愁を帯びたギターの音色と荘厳なパイプオルガンの響きで満席の聴衆を魅了した。
 コンサートは、リムスキー・コルサコフの歌劇「ムラダ」より貴族たちの行進≠ナスタート。第1部はギタリストの谷辺さんが、ギター協奏曲の名曲「アランフェス協奏曲」(ロドリーゴ)をオーケストラと共演したほか、「禁じられた遊び」(スペイン民謡)、「アルハンブラ宮殿の思い出」(フランシスコ・タレガ)の2曲で独奏を披露した。
 第2部の最初に登場したのは、同コンサート恒例の特別指揮でタクトを振る山田社長。演奏曲について「ロッシーニはウキウキする曲。そして、今年は景気が絶対に良くなるぞというような曲です」などと紹介した後、歌劇「どろぼうかささぎ」序曲(ロッシーニ)と歌劇「アイーダ」より凱旋行進曲=iヴェルディ)を指揮し、コミカルな仕草も交えて観客を楽しませた。演奏後、会場からは大きな拍手が送られた。
 曲の合間には、モーツァルトに扮したマーシー山本教授≠アと山本雅士さん(セントラル愛知交響楽団音楽主幹)が司会の佐井祐里奈さん(@FMパーソナリティー)とともに、分かりやすく曲を解説。交響曲第3番「オルガン付」よりフィナーレ(サン・サーンス)では、6883本のパイプを持つ国内最大級と言われる同ホールのパイプオルガンをオルガニストの吉田さんが演奏し、オーケストラと重厚なハーモニーを奏でた。
 このコンサートでは毎回、会場内でチャリティー募金が行われており、集められた善意は名古屋市福祉基金に全額寄付されている。コンサートの中で目録の贈呈が行われ、名古屋市の河村たかし市長と名古屋市社会福祉協議会の佐藤良喜副会長より山田社長に感謝状が授与された。河村市長は御礼の言葉を述べる中で、「山田社長の寄付もあり、名古屋は子どもさんにとって特に温かい所。皆さんの税金を、子どもさんたちが好きな人生を歩めるように使わせていただいております」などと話した。

「健康経営優良法人2019」
トラスコ中山 3年連続
ホワイト500に認定

 機械工具卸売商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は2月26日、経済産業省と日本健康会議が共同で認定する「健康経営優良法人2019」大規模法人部門(ホワイト500)に同月21日認定されたと発表した。
 健康経営優良法人認定制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度。2017年より開始され、今年で3回目となる。
 今年認定された法人は、大規模法人部門(ホワイト500)で821法人、中小規模法人部門で2503法人。
 同社は、「健康経営優良法人2017」「健康経営優良法人2018」に続く、3年連続3回目の認定となった。
 評価に繋がった同社の取り組みは次の通り。
 @定期健康診断、ストレスチェックの実施…定期健診受診率100%。二次検査が必要な社員には受診勧奨・保健指導・産業医面談を実施。
 A産業医、保健師による従業員の健康保持、増進…東京・大阪にヘルスケア課を設置し、産業医と連携して疾病の重症化予防、メンタルヘルス不調者への早期発見・対応。
 B受動喫煙対策…すべての事業所において、敷地内禁煙もしくは屋外での完全分煙の徹底。禁煙推進企業として責任者および責任者候補者全員に禁煙を義務付け。
 同社は、今後も健康経営優良法人として、さらなる健康経営に取り組んでいくとしている。


2019年2月17日(日) ・2698号
業界関連企業などから
過去最多363名参加
愛知県管工機材商協組 新年賀詞交歓会・理事会

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=大藪淳一氏・大清社長)は1月22日、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルで1月理事会ならびに平成31年新年賀詞交歓会を開催。新年賀詞交歓会には、組合員、賛助会員ら合わせて363名が参加した。新年賀詞交歓会に先立って開かれた理事会では、当日の進行等の確認のほか、第57回通常総会の件や各部会の活動状況などが審議・報告された。
 新年賀詞交歓会冒頭、挨拶に立った大藪理事長は、まず昨年大盛況裡に閉幕した『第32回管工機材・設備総合展』に対する謝辞を述べた後、消費税10%への増税や平成から新元号への改元など経済や政治についての話を盛り込みながら「2019年は激動の1年になりそうな予感がしておりますが、組合員一同スクラムを組んで猪突猛進で賛助会員の皆さまをサポートし、各組合事業等を進めてまいります」と意気込みを語った。
 続いて、愛知県管工事業協同組合連合会会長で名古屋市指定水道工事店協同組合理事長の穂刈泰夫氏が来賓を代表して祝辞を述べ、イノアック住環境社長の鈴木伸明氏が賛助会員を代表して挨拶に立った。その後、愛知県空調衛生工事業協会会長の石原彰久氏が乾杯の音頭を取り、新年の幕開けを祝う会がスタートした。宴もたけなわとなったところで峰澤彰宏副理事長(MINEZAWA社長)が中締めの挨拶をし、新年賀詞交歓会はお開きとなった。

 これに先立って開かれた1月理事会では、以下の議事についての報告・審議が行われた。なお、本理事会には20名の理事が出席した。
 【経過報告】●昨年12月13日▽愛知県中央会団体役職員懇親会に阪尾事務局長参加。●同19日▽組合三役、相談役および事務局長が参加し拡大三役会開催。●1月9日▽施工三団体および中央会に大藪理事長、事務局長が新年の挨拶に。●同10日▽大阪組合新春賀詞交歓会に大藪理事長が来賓として出席。●同11日▽設備四団体新年互例会に大藪理事長が来賓として出席。●同16日▽愛知県中央会新年祝賀会に大藪理事長参加。●同17日▽静岡組合新年賀詞交歓会に大藪理事長が来賓として出席。●同21日▽岡部会計事務所新年賀詞交歓会に大藪理事長参加。
 【議事1/新年賀詞交歓会進行の件】昨年11月27日、下見を兼ね幹事会を名古屋マリオットアソシアホテルで開催。新年賀詞交歓会の参加者数は来賓19名、賛助会員243名、組合員96名、事務局1名、関連・報道4名の計363名に。以上の報告のほかスピーチ依頼者の確認等が行われた。
 【議事2/全国管工機材商業連合会(管機連)報告】昨年12月15日と16日の2日間、パシフィックホテル沖縄で正副会長会議が開催され、大藪理事長(管機連副会長)が参加。7月2日開催予定の東京組合主催ゴルフ大会に全国各団体から3名ずつの参加要請あり。
 【議事3/第57回通常総会について】同組合は5月22日(水)16時30分より名古屋市中区の東京第一ホテル錦で第57回通常総会開催を予定している。2019年度は役員改選期にあたることから、役員推薦に関する日程等が確認され、これらが承認された。
 【議事4/各部会報告】●福利厚生部会▽昨年11月10日に第38回ボウリング大会を名古屋市千種区の星ケ丘ボウルで開催。組合員15社、賛助会員8社の計156名が52チームに分かれ2ゲームを競った。団体優勝は5連覇を果たした粟井機鋼・チームゴーストバスター。個人優勝は大成工機商会の伊佐さん。また、2019年度集団健康診断事業の案内案についての確認が行われ了承された。●流通部会・事業部会▽2月19日(火)「危機回避・安全管理セミナー+大型工作機械工場見学会」を両部会合同で開催(本紙発行時、開催済み)。本理事会当日現在、20名が参加予定。●広報部会▽組合だより143号を年度内に発行予定。●経営研究部会▽3月5日(火)、名古屋市中村区の名古屋国際センタービル第一会議室で講演会を開催予定。
 【議事5/青年部「愛青会」報告】昨年11月16日・17日、東北イノアック小牛田(こごた)工場視察。

価格勝負だけではない
選ばれる企業を目指す
三重県管工機材商業組合 新年賀詞交歓会を開催

 三重県管工機材商業組合(理事長=尾藤彰氏・旭工機社長)は、1月10日午後4時より三重県津市のプラザ洞津において、平成31年新年賀詞交歓会を開催した。正会員・賛助会員合わせて約170名が一堂に会し、新春を寿いだ。
 岸江伸幸理事(三重合成商事社長)による司会進行のもと、はじめに尾藤理事長が挨拶に臨み「皆様、明けましておめでとうございます。本年も、このようにたくさんの方にお集まりいただきました。大変ありがとうございます。ここにお集まりのメーカーの皆様方と正会員が協力して、三重県の市場を盛り上げるようになれば良いなと思っています。私は社員にいつも言っていることがあります。商品の価格というのは、我々が決めているのではない。これは長い年月を経て、お客様が決めてくれているのだ。お客様が、メーカー様が作られた商品の品質を評価し、そして我々管材商が提供するサービスを評価してくれて、この商品だったらこういう値段だと納得して、長い時間をかけながら決まってきた相場である、ということです。ところが、今はそういう相場を無視して安値合戦をしている。これは非常にメーカー様に対して失礼だし、自分たちもプライドがないのかということになります。このような馬鹿なことをしていてはダメだと思います。ここにいる正会員の管材商各社が長いあいだ商売をさせてもらっているのは、やはりお客様から会社が選ばれているからです。どうしたらお客様から選んでもらえるのかということを、真剣になって考えなければならないと思います。値段が安いことが選ばれる唯一の要素であるようなことは、絶対にやってはいけないと思います。今年は固いことを申し上げましたが、冒頭の挨拶に代えさせていただきます」と述べた。
 続いて、メーカーを代表して中村徹郎TOTO中部支社副支社長が「三重県管工機材商業組合の皆様には、我々住設・管材メーカーの商品の拡販にご尽力をいただき、厚く御礼申し上げます。2019年は平成最後の年となりますが、振り返ると、この平成という時代はある意味で、次から次へと荒波が押し寄せてきた30年だったと思います。この30年をよく言われる企業寿命30年説と照らし合わせて考えてみると、ここにご列席の会社様がいかに平成の荒波を乗り越えて生き抜いてきた稀有な存在なのかと、私のような経営を知らない一介のサラリーマンとしては、ただただ敬意を表するばかりです。我々メーカーも皆様方が次の30年を乗り越えるための礎作り、このお手伝いを少しでもできたら幸いです。続けてもう一つ、今年の景気を左右するであろう話をさせていただきます。私どもTOTOがスポンサーを務めたので些か恐縮なのですが、それはラクビーのワールドカップです。私の予想では、開幕戦でロシアに勝った日本は、一週間後に静岡でアイルランド戦、さらに一週間後に愛知の豊田スタジアムでサモア戦を行い、最高潮に達するのではないでしょうか。その一方で、とんでもない数の観光客がご当地三重にやって来ますので、どうか皆様のご人脈で増税前に旅館、ホテル、レストラン、観光地の改修工事の需要創造を行っていただければと思います。特需につながっていきますので、是非一緒にやってまいりましょう。本日は、ご盛会おめでとうございます。また、本年も宜しくお願いいたします」と挨拶した。
 乾杯に際し、有馬正継荏原製作所中日本営業部長が「今年は亥年ですが、イノシシは犬と同じぐらいの嗅覚を持っているそうです。是非今年はイノシシになっていただいて、嗅覚を生かしアンテナを張って現場やお客様を駆けずり回り、一つでも多くの勝機を見つけていただきたいと思います。こちらは販売のプロ、製造のプロの集まりです。製販がっちりとスクラムを組んで、この三重県の管工機材を一緒に盛り上げていきましょう」と述べて力強く乾杯の音頭をとった。
 祝宴では和やかな雰囲気の中、出席者が年始の挨拶を交わして歓談する姿が見られた。
 最後に、一色活慶監事(一色商会社長)が「ダーウィンが言ったとされる、私自身が好きな言葉に『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることができるのは、変化できる者である』があります。これから新時代に入っていく中で、業界にしても、企業経営にしても、変化に適応してやっていくことが大切かと感じています。本日ご列席の皆様全員で力を合わせて、この業界を成長発展させていくことが一番大事です。今年は亥年ですので、新しい時代を切り拓く、真っ直ぐに自分の信じた道、この業界があるべき姿をともに突き進む、そのような1年にしたい。本日ご列席の皆様の益々のご発展を祈念いたします」と挨拶し、三本締めで盛会のうちにお開きとなった。

中部地区今年最初のどて市
「2019岐阜どてらい市」
岐阜産業会館で3月9日(土)、10日(日)

 工作機械・産業機器・機械工具・ライフ特選品の総合展示会「2019岐阜どてらい市」が3月9、10日の2日間、岐阜市六条南の岐阜産業会館で開催される。主催店は山善(社長=長尾雄次氏)名古屋支社岐阜支店の有力販売店。
 第42回目となる今回は「共に、新たな時代を」をテーマに、主要メーカー各社の新製品や最新技術が展示紹介される。
 開催時間は、9日が10時〜17時、10日が9時30分〜16時。

好景気の風が吹くように
力を合わせ盛り上げたい
岐阜県管工機材商組合 新年賀詞交歓会を開催

 岐阜県管工機材商組合(理事長=渡部勝裕氏・大東社長)は、1月23日午後6時30分より岐阜市長良川河畔の岐阜グランドホテルにおいて、平成31年新年賀詞交歓会を開いた。組合員と賛助会員、来賓など約140名が出席し、新年の幕開けを祝った。
 新年賀詞交歓会は、木野村文彦理事(木野村社長)が司会を務めて、定刻通りに開会した。
 はじめに渡部理事長が「昨年12月に日本の景気は73か月連続の上昇となり、景気回復基調が続いています。今年1月も上昇すれば、戦後最長の景気継続ということになります。私は会社の社員にいつも、景気が良いとは楽して儲かること、景気が悪いとは苦労しなければ儲からないということ、景気が悪い状況が普通なのですよ、と言い聞かせています。わが業界も今年こそは皆さんに好景気の風が吹くように、皆さんと力を合わせて、苦労を厭わず、業界を盛り上げていければ良いと思っています。今年も1年、宜しくお願いいたします」と挨拶。
 来賓の荒川晶一岐阜県管設備工業協同組合理事長(戸島工業社長)は挨拶で「今年度は消費税率の引き上げ、それから米中の貿易摩擦が大きくなって、経済的には余りよくない状況になっていくのではないかという気がしています。私が一番気になっているのが、4月から施行される働き方改革です。これは抜本的な対策案が何も立たず、ただ法律だけが独り歩きしている状況で、多分大手さんは何とかなると思いますが、中小零細企業に関しては死活問題になってきます。各業界が一丸となって物申していかないと、全く会社が成り立たない状況になってしまうと危惧しています。今年も皆様方と一緒にやっていきたいと思いますので、ご協力のほど宜しくお願いいたします」と述べた。
 賛助会員を代表して挨拶に立った、田野岡篤積水化学工業環境・ライフラインカンパニー中部支店設備システム営業所長は「変化の時代に突入しているかと思います。変化の時に何が一番大事かと思った時に、一番してはならないのが安売りに走ることではないかと思います。価格競争のチキンレースということかなと思います。やはり提案営業を増やしていかないといけない。他のやらないことをやって行くことが、変化の時代と考えています。それからもう一点、我々の仕事は日常生活になくてはならない非常に重要な仕事であるという所を、アピールしていく必要があると思います。厳しい変化の時代ですが、変化はチャンスという言葉があります。皆様と力を合わせて、チャンスを共に作っていきたいと思っておりますので、宜しくお願いいたします」と話した。
 乾杯では、大藪淳一愛知県管工機材商業協同組合理事長(大清社長)が「1年前にもお招きいただき、昨年は大雪で非常に寒い日だったのですが、今年はとても良い天気に恵まれました。景気もまだ続いているということですが、今年は新天皇の即位や消費税増税など色々と節目になることがあり、先ほどのお話にありましたように変化の多い年になりそうです。そのような中、皆さんと共に業界を盛り上げていきたいと思いますので、今年も宜しくお願いいたします」と挨拶し、同氏の音頭で乾杯した。
 懇親の場となり、出席者は和やかに歓談。抽選会などの催しで盛り上がり、白木伸道副理事長(白木商会社長)の三本締めで盛会のうちにお開きとなった。

賛助会員と組合員が共に
成長できる組合を目指す
静岡県管工機材商組合 第22回賀詞交歓会開催

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は、1月17日午後4時より静岡駅前のグランディエールブケトーカイにおいて、第22回賀詞交歓会を開催した。正・賛助会員ら合わせて250名余が出席し盛会となった。
 賀詞交歓会は司会の大村敏之副理事長(大村商会社長)による開会の辞で始まり、冒頭、一色理事長が「静岡県管工機材商組合は賛助会員の方々の協力がなければ、やっていけません。今まで通り、組合員が不当な安値受注はしない。それから競争、喧嘩になったときは、可能な限り話し合いで済ます。そのようなことを念頭に置いて今年はやってまいります。まず賛助会員様、それから我々の得意先である水道業者様―これは我々の得意先のほとんどを占めています、そして最後に我々と、皆さんが商売をして良かったと思われるような組合を目指してまいりますので、ご協力をお願いいたします」と挨拶した。
 来賓挨拶では、橋本政昭一般社団法人全国管工機材商業連合会(管機連)会長(橋本総業社長)が水道法の改正、消費税率引き上げに伴う住宅エコポイントの概要などに触れ「ご当地、静岡県での水道法の改正では、民間委託ということで浜松市がコンセッション方式(運営委託方式)をとると、今の市長さんはおっしゃっている。地元、浜松市には大きな影響がでてくると思います。また、ほとんどの人が総理大臣は消費税率を引き上げるだろうと言っており、そうなった場合、その影響により住宅の需要が落ちないように、住宅エコポイントの再開、あるいは住宅ローン減税の延長などを行うと言われています」と動向を説明。
 また、同氏は管機連の取り組みについて「私自身、色々なことのある時代だと思っていますが、我々管機連としては、日本で一番危惧されている地震のときでも、きちんとライフラインを守って復旧させるということが、我々の一番の役目だと思っています。静岡組合さんは既にやられているのですが、防災協定を結んで地震があっても素早く復旧するということを一生懸命、各地域でやろうと思っています。静岡組合様の益々の発展と本日ご列席の皆様方のご健勝を祈念いたします」と述べた。
 賛助会員を代表して挨拶に立った鈴木一実ベン社長は「昨年を振り返ると、世界経済は不透明ですが、国内において災害が非常に多い年でもありました。今朝も鹿児島で噴火があり、今年もまだ気を抜くことができない。いつ何が起きるか分からないというのが続きそうなので、是非まずは命、自分の身だけは守っていこうと思っています。今年は亥年ということで、亥は種の中にエネルギーを溜め込んでいくことだそうです。国内外から人が多く流入されると思います。静岡県により多くの人が興味を持ち、これらが充分なエネルギーとなり様々な業種がより活気づけられ、引いてはこの静岡県管工機材商組合の皆様が益々発展されると確信しています。我々メーカーも供給体制をきっちり整えてまいりますので、宜しくお願いいたします。また、めでたいことが続きます。今年は5月1日から新しい元号になります。今年が皆様にとって、この静岡に燦々と降り注ぐ太陽のように輝かしい1年、輝かしい未来であることを祈念し、お祝いの言葉といたします」。
 続いて、杉浦伸一アロン化成社長が「静岡県管工機材商組合の皆様方には、賛助会員の商材の取り扱いに関して、平素より特段のご配慮を賜っています。この場を借りてお礼を申し上げます」と述べ、力強く乾杯の音頭をとった。
 和やかに祝宴が進み、鈴川賢一TOTO中部支社長の中締めで終了した。

革新と創造に挑戦し
次のステージを切拓こう
山善名古屋 2019年新春賀詞交歓会

 山善(社長=長尾雄次氏、本社=大阪市西区)の名古屋地区における『2019年新春賀詞交歓会』が1月8日、名古屋市熱田区の熱田神宮会館で午後5時40分より開催され、同社の主力仕入先など261社484名が参加した。
 開会にあたり挨拶に立った吉村泰典山善上級執行役員名古屋支社長は「モノづくり中部の基幹産業である工作機械、自動車関連等の製造業の世界同時成長を追い風に好調を維持してきましたが、米中貿易摩擦の影響に伴い、昨年末から先行きの不透明感が色濃くなる中で新年を迎えました。平成最後となる本年は、弊社にとっても新年度より次のステージに向けた新中期経営計画がスタートする重要な年となりました。100年に一度の大変革期を迎えた自動車業界では、CASE(ケース)と呼ばれる市場変化に対応した攻めの姿勢を積極的に展開しています。山善は変化対応業として、こうした時代の変換に取り組むために、主力仕入先メーカーの皆様方と一体となってスピーディーに対応してまいります。まずは私自身をはじめ、名古屋支社全員が進化しなければならないと決意しています。特に名古屋支社では、若い社員が各部門で増えています。本年は現場力の強化と情報共有化を推進して、対応力、提案力のスピードアップを図ってまいります。皆様のご期待に応え、より信頼される名古屋支社を構築し、共々に飛躍する1年にしたいと思います。本年も何卒宜しくお願いいたします」と今年の抱負を述べた。
 続いて、長尾山善社長が挨拶で、同社の業績が順調に推移していることを報告。今後の事業環境に触れたうえで、「第73期(2019年3月期)の通期見通しは売上高5200億円、経常利益170億円です。この公表計画を最下限に、積極的な攻めの営業に邁進してまいりたい。今年の4月からスタートする新中期3カ年経営計画にステップアップするために重要な3か月間と認識しています。今年は平成から新しい元号に変わり、全国各地でラグビーのワールドカップが開催されるのに続いて、来年は東京オリンピックが開催されます。このオリンピックイヤーには車の自動運転の実用化に向けて本格スタートをするということです。我々もモノづくり中部を支える底力を発揮して、100年に一度の大変革期に活用し、大きなビジネスチャンスにしていきたいと考えます。弊社の今年の経営スローガンは『私たちは 進取の気概を持って 革新と創造に挑戦し 次のステージを切拓こう』としました。弊社の業績も、これまでは日本を含めたグローバルな製造業の活発な設備投資に支えられてきました。真価が問われるのは、今年4月スタートの次期3カ年だと真摯に受け止めている次第です。現状維持を受け入れない企業文化にもう一度回帰して、次のステージに向け新しい道を切拓いて行かなければならないという思いを込めたものです。私は常々、企業の利益は人間力<vラスお役立ち料≠セと言っています。昨今のように変化が常態化した経営環境にあり、変化に対応し迅速な活動を実践して、お取引先様はもとより、世の中のお役に立つことが大事です。そこには人間力が欠かせません。私たち販売の現場では人と人との触れ合いや苦楽を共にするという、まさに血の通ったビジネスが行われています。IoТ等の先進テクノロジーのような便利な道具も、使いこなすのは人。人の能力は無限です。従って、我々の重要な仕事は人を作ること。一人一人の無限の可能性を信じて、人を育てることだと思っています。本年は山善にとって、次のステージに向かってのチャレンジの年です。主力仕入先メーカー様との信頼関係、皆様との連帯と共存の絆をさらに強くし、相互発展を目指してまいる所存です。皆様方にはどうか倍旧のご支援ご厚情を賜りますよう宜しくお願いいたします」と述べ一層の支援を求めた。
 乾杯に際し、出席メーカーを代表して家城淳オークマ副社長が「山善様といえば、やはり切拓くという精神。我々は今、スマートファクトリーという取り組みに注力していこうと思っています。昨年は激変の始まりで、これからが本番だと思っています。山善様は、スマート・ファクトリー・ソリューション支社を構え、ビジネスをサポートしていこうとされています。日本だからこそ、働く人たちのやる気を出すシステムが作れると思います。現場を熟知した立場でこそ、役に立つIoTやATが作れる。そのような所を、私どもも山善様と共に切拓いていければ幸いかと思っています」と挨拶し力強く乾杯の音頭をとった。
 懇親の場となり、歓談が進む中、お楽しみ抽選会などで盛り上がり楽しいひと時を過ごした。
 最後に、連健悟クリナップ執行役員中部支社長が「新しい変革を持って、山善様と今まで以上に商売のコミュニケーションを密にし、力強い山善様の販売施策、バックアップをいただきまして、我々メーカーも共にますます飛躍できるよう邁進していきたいと思っています。本年も山善様には格別のご愛顧を賜りますよう宜しくお願いを申し上げます」と挨拶。
 藤井裕明山善名古屋支社機工事業部長の閉会の挨拶と三本締めでお開きとした。

鍛圧機械受注総額前年同月比1.7%減
日鍛工 2019年1月度会員受注統計
プレス系機械の国内向けが減少

 一般社団法人日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=宗田世一氏)が2月8日発表した鍛圧機械月次会員受注統計によると、2019年1月度の受注総額は前年同月比1・7%減の254億4500万円となり、高水準で推移してきた国内の設備投資に減速感がみられる結果となった。年度累計(2018年4月〜2019年1月)では前年同期比12・2%増を維持している。
 機種別に見ると、プレス系機械は前年同月比18・1%減の94億2200万円。大型プレスは同3・7倍増となったが、超大型プレスが同32・6%減、中型プレスが同5・8%減、小型プレスも同31・7%減だった。油圧プレスは同75・4%減、フォーミングも同38・4%減。一方、自動化・安全装置は同3・4%増だった。
 板金系機械は前年同月比2・1%増の98億9800万円で、レーザ・プラズマが同0・4%減となったが、パンチングは同1・1%増、プレスブレーキが同7・5%増と全体的に好調だった。
 その他、サービス・部品金型は前年同月比30・5%増の61億2600万円だった。
 内外別(機種計)では、国内が前年同月比25・8%減の89億2700万円。一般機械が同17・4%増、電機が同24・5%増となったが、自動車が同74・1%減、金属製品製造業が同14・7%減、鉄鋼・非鉄金属も同9・7%減だった。
 輸出は前年同月比13・5%増の103億9300万円となり、東南アジア向けが同4倍増、北米向けが同30・9%増、欧州向けが同15・2%増、韓国・台湾向けも同4・5%増。一方、中国向けは同5・3%減、インド向けも同63・9%減と振るわなかった。
 輸出比率は前年同月に比べ10・6ポイント増加し53・8%となっている。

経営理念をもう一度見直し
新しい時代に向かって前進
名古屋金物業界 平成31年賀詞交歓会開く

 愛知県金物商工協同組合(理事長=印藤武司氏・印藤産業社長)と名古屋利器工匠具卸業組合(同)、名古屋建築金物卸商組合(理事長=岡本達明氏・岡新社長)の3組合による『名古屋金物業界賀詞交歓会』が1月11日、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で正午より開催された。来賓をはじめ、各組合員と賛助会員ら約100名が出席した。
 賀詞交歓会は鬼頭孝典丸政社長の司会で進められ、印藤明延愛知県金物商工協同組合会計常務理事(印藤商店社長)の開会の辞、国歌斉唱に続いて、発起人を代表し印藤武司愛知県金物商工協同組合理事長が挨拶を行った。
 印藤理事長は挨拶で「昨年の年末に天皇陛下が会見で『平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています』とお言葉を述べられました。それに象徴されると思います。これから日本も、自国の平和だけではなく、世界の平和に貢献できるようにやっていかなければならないと思います。景気については、だいたい横ばいだろうと思っています。景気回復は、期間で言えば、いざなみ景気を超えて最長になりますが、成長率は1%台です。そんな中で、米中関係も心配ですし、イギリスのEU離脱問題も非常に深刻さを増してきています。先日、トヨタ自動車の豊田章男社長が、トヨタは車を作って売る会社ではなくて、人の移動のシステムを売る会社としてやっていきたい、というようなことをおっしゃっていました。日本のトップ企業でも意識を変えてやっていかないと駄目だということです。我々中小企業も、ここにお集まりの皆様はリーマンショックを乗り越えて残られた方ですから、足腰はしっかりしていると思いますが、今一度まったく新しい年が始まる、新しい社会が始まるということで、経営理念をもう一度しっかり見直してやって行くことがとても大事ではないかと思っています。平成は4月末までで、5月から新しい年号が始まります。2019年は大変忙しい年です。消費税の2%アップは10月からスタートするものだと思います。9月からはラグビーのワールドカップが始まり、豊田スタジアムでも何試合か組まれています。また、来年2020年には東京オリンピック・パラリンピック、2025年には大阪万博と目白押しです。皆様には年頭に、これからの計画、10年後、20年後に会社はどうあるべきか、どのような会社にしたらよいか、しっかり案を練られて新しい時代に向かって行ってほしいと思います。今年は亥年ですので、猪突猛進と言う方もいますが、前向きに、時は戻りませんから、前進していきたいと思います。この会も同じような顔ぶれで、100名前後で推移しています。来年も皆様、元気良くご参加してください。本日お集まりのメーカーの皆様、組合の皆様の今後益々の商売の発展とご健勝を祈念いたします」と述べた。
 来賓の紹介に続いて、杉山拓也名古屋市市民経済局産業部産業労働課長が来賓挨拶で河村たかし名古屋市長の祝辞を代読した。
 「あけましておめでとうございます。皆様方におかれましては、健やかに新しい年をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。また日頃より、名古屋市政に対して格別なご理解とご協力を賜り、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。さて、この地域の経済状況を見ますと、景気が回復を続けていると言われておりますが、一方で海外経済の不確実性や、人手不足の課題もあり、このような景気回復の実感はまだまだ中小企業の皆様へ浸透しているとは言えない状況と認識いたしております。このような中、金物業界の皆様方におかれましては、日頃から業界の振興、発展に多大な貢献をいただいており、役員をはじめ、会員の皆様のご尽力に改めて深く敬意を表する次第です。今後は東京オリンピック、アジア競技大会、リニア開業等、ビッグプロジェクトが目白押しです。これらを名古屋の発展に確実につなげるために、皆様方と共により一層の産業競争力の強化を図り、名古屋の魅力を強力に発信し続け、世界中から人や企業が集まる、世界に認められる大都会に向けて取り組んでまいる所存でございますので、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。結びになりましたが、金物業界の皆様方の益々のご繁栄と、本年が皆様方にとって素晴らしい1年となりますことを心から祈念いたしまして、私の新年の挨拶とさせていただきます」(河村たかし名古屋市長の祝辞)。
 メーカーを代表して、宮永淳ミヤナガ社長が「2027年には名古屋にリニアも入ってくるということで、ビッグプロジェクトが継続します。これをチャンスととらえ、飛躍していきたいと思っています。メーカーと各問屋さんがタッグを組んでこの大きなうねりを乗り越えていきたいと思っています」と述べて高らかに乾杯の音頭をとった。
 祝宴では出席者が互いに和やかに新年の挨拶を交わし、お楽しみ抽選会などでひとしきり盛り上がりをみせたところで宴もたけなわとなり、岡本達明名古屋建築金物卸商組合理事長が閉会の辞で「今年の亥年を皮切りに、皆さんにとって良い年に変わっていくように祈念したいと思います」と述べ、万歳三唱で締められた。

組織変更・人事異動
岡谷鋼機 3月1日付

 岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)は、3月1日付で行う組織変更と人事異動を発表した。内容は次の通り。
 1.組織変更
 〈3月1日付〉
 (1)人事総務本部の下部組織として、「健康管理室」を設置する。 
 (2)東京本店メカトロ部のメカトロ室と自動車室を統合し、「メカトロ室」とする。
 (3)安城支店のメカトロ室と自動車機材室を再編し、「メカトロ室」「FA室」「自動車部品室」とする。
 (4)出張所を事務所に名称変更する。これに伴い君津、東海、広畑、福山、大分の出張所を「君津事務所」「東海事務所」「広畑事務所」「福山事務所」「大分事務所」とする。
 (5)大阪店の産業資材部神戸出張所を大阪店「神戸営業所」とする。
 (6)九州支店の八幡営業所を「八幡事務所」、中国支店の東広島営業所を「東広島事務所」とする。
 (7)米国岡谷鋼機会社のサンディエゴ支店を「サンディエゴ事務所」とする。
 2.人事異動
 〈3月1日付、部長クラス〉( )内は旧職、[ ]内は継続職、敬称略
 山下洋=審査法務本部法務部長(企画本部経営企画部長)
 長崎良視=企画本部経営企画部長(名古屋本店化成品部長)
 加藤雅也=東京本店鉄鋼本部担当部長(東京本店鉄鋼本部鉄鋼第一部長兼君津出張所長)
 杉戸修一=東京本店鉄鋼本部鉄鋼第一部長兼君津事務所長(《出向》新池田社長)
 安田昌範=東京本店特殊鋼本部担当部長(大阪店特殊鋼部長)
 井野口弘之=東京本店貿易本部長(東京本店貿易本部第一部長)
 入江陽平=東京本店貿易本部第一部長[東京本店貿易本部第一部鋼板室長]
 武田五郎=東京本店エレクトロニクス本部担当部長(《出向》米国岡谷鋼機会社副社長兼レキシントン支店長兼ウエスト・バージニア事務所長兼ハンツビル事務所長兼ローリー・ダーラム事務所長兼ノックスビル事務所長兼アトランタ事務所長兼インディアナポリス事務所長兼カナダ岡谷鋼機会社社長兼ケンブリッジ支店長)
 伊藤裕康=名古屋本店副本店長(名古屋本店メカトロ本部名古屋メカトロ部長)
 吉村紀久生=名古屋本店化成品部長(東京本店化成品本部担当部長)
 蟹江哲生=名古屋本店メカトロ本部名古屋メカトロ部長(《出向》広州岡谷鋼機有限公司総経理兼深●(土へんに川)事務所長)
 横溝延敏=大阪店特殊鋼部長(東京本店特殊鋼本部副本部長)
 椿良平=大阪店情報・電機部長(大阪店情報・電機部非鉄金属室長)
 本多良隆=《出向》カナダ岡谷鋼機会社社長兼ケンブリッジ支店長[《出向》米国岡谷鋼機会社社長]
 荒川和成=《出向》米国岡谷鋼機会社副社長[《出向》米国岡谷鋼機会社シカゴ支店長兼ホプキンスビル事務所長兼ロスアンゼルス事務所長兼サンディエゴ事務所長]
 齋藤享司=《出向》広州岡谷鋼機有限公司総経理兼深●(土へんに川)事務所長[《出向》広州岡谷鋼機有限公司武漢支店長]
 山田謙=《出向》PT.Artokaya Indonesia社長(《出向》PT.Artokaya Indonesia副社長)
 倉谷賢司=《出向》岡谷エコ・アソート社長(東京本店鉄鋼本部鉄鋼第三部原料室員)
 河田彰一=《出向》新池田社長(東京本店鉄鋼本部鉄鋼第三部原料室長)
 3.人事異動
 〈3月1日付、室長クラス〉( )内は旧職、[ ]内は継続職、敬称略
 中根啓司=人事総務本部健康管理室長[人事総務本部名古屋人事総務部長]
 岩澤浩平=東京本店本店長代理(東京本店北関東支店日立営業所長)
 野田誠=東京本店人事総務部室長(東京本店人事総務部員)
 川上昌幸=東京本店鉄鋼本部鉄鋼第三部原料室長(《出向》岡谷エコ・アソート社長)
 高山敦臣=東京本店メカトロ部FA室長(《出向》上海岡谷鋼機有限公司蘇州支店長)
 馬場章=東京本店北関東支店副支店長(名古屋本店北陸支店長)
 吉田桂介=東京本店北関東支店日立営業所長(東京本店北関東支店日立営業所員)
 小林幹史=名古屋本店非鉄金属部室長(名古屋本店非鉄金属部員)
 小島英資=名古屋本店豊田本部豊田支店工具機械室長(名古屋本店豊田本部豊田支店メカトロ室員)
 中島康博=名古屋本店豊田本部安城支店FA室長[名古屋本店豊田本部安城支店副支店長]
 森谷貴紀=名古屋本店豊田本部安城支店自動車部品室長(名古屋本店豊田本部安城支店自動車機材室長)
 木村浩二=名古屋本店北陸支店長(東京本店メカトロ部FA室長)
 石原雅也=大阪店管理部室長(大阪店管理部員)
 関谷康彦=大阪店情報・電機部非鉄金属室長(大阪店情報・電機部非鉄金属室員)
 井口智晴=《出向》米国岡谷鋼機会社レキシントン支店長兼ウエスト・バージニア事務所長兼ハンツビル事務所長兼ローリー・ダーラム事務所長兼ノックスビル事務所長兼アトランタ事務所長兼インディアナポリス事務所長(名古屋本店豊田本部豊田支店工具機械室員)
 荘田誠=《出向》北京岡谷鋼機有限公司天津支店長(《出向》北京岡谷鋼機有限公司大連支店長)
 鈴木津由=《出向》北京岡谷鋼機有限公司大連支店長(東京本店特殊鋼本部員)
 齊藤実=《出向》上海岡谷鋼機有限公司蘇州支店長(名古屋本店豊田本部豊田支店工具機械室長)
 太田昌尚=中東事務所長(中東事務所員)

3月15、16日にポートメッセなごやで
出品メーカー向け説明会を開催
ジーネット名古屋支社 2019中部機械加工システム展

 ジーネット名古屋支社(取締役支社長=大谷秀典氏、所在地=名古屋市中区)管轄の有力販売店が主催する「2019中部機械加工システム展」が3月15日(金)・16日(土)の2日間、ポートメッセなごや第3展示館において開催される。これに先立ち、出品メーカー向け説明会と決起大会が昨年11月28日午後4時30分より名古屋市熱田区のサイプレスガーデンホテルで開かれ、出席した出品メーカーと事務局のジーネットが展示会の成功を誓い合った。
 中部機械加工システム展は、機械加工に的を絞った展示会で、6年連続の開催となる。今回は「製造業の未来に向けて」をテーマに、最新鋭の工作機械をはじめ、切削工具、ツーリング、治具等の周辺機器などを展示する。また会場では、生産性の向上、コストダウンにつながる各種問題解決型の提案も多数用意する。
 説明会では事務局を代表して大谷支社長が挨拶に立ち、同社の近況について「名古屋支社は築45年の建物から新支社ビルに建て替えをしました(2018年9月25日より稼働)。地上4階建てで、1階から3階は倉庫、4階が実務フロアーということで営業部隊がすべてそこに揃っています。倉庫は天井高5mとなっており、建物サイズで言うと7〜8階建てマンションほどの高さになると思います。建物のコンセプトは肩の凝らない空間≠ナ、皆で話し合いができて、そこでいろいろな発想、アイデアが生まれればと考えています。外観はグレーを基調にシックなのですが、中は非常にポップに仕上がっていて、本当にジーネットかなと思う設えです。執務スペースの真ん中にナレッジコモンズというカフェのようなスペースを設けて、輸入家具を配置しました。部門を越えて雑談ができる、あるいはメーカーさんが立ち寄って話をするスペースとなり、そこで新しいアイデアや企画が出ればと考えています。上期が終了して、弊社の営業成績は前年対比で売上高が106・2%でした。名古屋支社だけを見ると、皆様のご支援によりプラス9・1%となり、全支社をやや引っ張る形で終了しました」と報告。
 2019中部機械加工システム展については「第6回目となります。さらに知恵を絞って、少しずつ進化して行こうとしています。今回、3つの新しい取り組みをします。1つは、ユーザー様の部門ごとのニーズを想定した会場レイアウトにして行きたい。2つめは、セミナーをさらに充実させていく。3つめは、バーチャル展示会。今回初めてチャレンジします。展示会は3月15、16日ですが、その前後1か月間(2月15日〜4月16日)web上で展示会に出品していただいたメーカー様がお奨めする商品の動画や画像を閲覧できるようにします。金属加工など樹脂を含めて機械加工の仕事をしているユーザー様以外は呼ばないということをはっきりさせて、機械加工ユーザー様のみを集客し、質の高い提案の場にしたいと思っています。出品メーカー様の素晴らしい商品を色々提案していただいて、キャンペーンなど企画、取り組み、同行も含めてご支援いただきますようお願いいたします」と今展の特徴などを紹介して協力を求めた。
 続いて、今回の展示会の概要・テーマ、新たな取り組みであるバーチャル展示会などについて更に詳しい説明があった。
 今回の出品メーカーは、工作機械メーカー、CAD/CAMメーカー、切削・ツーリング・治具・産業ロボット・測定・環境等機械加工周辺機器メーカーなど、200社を予定。集客目標は4000名としている。
 展示会場では、人手不足への対応として現場の自動化に対する関心が高まる中、「ロボットシステム導入のトータル技術」「最適な機器の提案」「ロボットテクニカルセンター」という3つの強みをもつ、ジーネットのロボットシステム事業についても紹介する。
 説明会は、このあと出品要領などについて説明し終了。引き続き会場を移して決起大会が開かれ、展示会に向け、事務局のジーネットと出品メーカー相互の結束を固めた。
 【2019中部機械加工システム展開催概要】
●テーマ=「製造業の未来に向けて」
●会期=2019年3月15日(金)(午前10時〜午後5時)、16日(土)(午前9時30分〜午後4時)
●会場=ポートメッセなごや第3展示館
●主催=ジーネット名古屋支社管轄の有力販売店
●事務局=ジーネット 名古屋機械課、名古屋営業所、三河営業所、一宮営業所、三重営業所、静岡営業所、浜松営業所、および名古屋支社
●展示規模=会場床面積1万125u
●展示小間数=約200小間(予定)
●出品予定メーカー数=200社(1月25日現在187社、[内訳]工作機械メーカー、CAD/CAMメーカー他…25社、切削・ツーリング・治具・産業ロボット・測定・環境等機械加工周辺機器メーカー…162社)
●キャンペーン期間=2019年1月1日〜3月31日

新役員体制を内定
DМG森精機 3月22日付(予定)
(注)対象企業管内主要8社

 DМG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区)は、3月22日に開催予定の定時株主総会で承認を受けて正式決定する役員人事を内定した。株主総会において、森雅彦氏、玉井宏明氏、小林弘武氏の取締役3名および社外取締役4名を再任し、新たに取締役4名と監査役2名を選任する予定。
 発表された新役員体制(3月22日付・予定)は次の通り。
▽代表取締役社長=森雅彦氏
▽取締役副社長《新任》=クリスチャン・トーネス氏(現職=DMG MORI AKTIENGESELLSCHAFT Chairman of the Executive Board)
▽代表取締役副社長=玉井宏明氏
▽代表取締役副社長=小林弘武氏
▽専務取締役《新任》=藤嶋誠氏(現職=専務執行役員R&Dカンパニープレジデント)
▽専務取締役《新任》=ジェームス・ヌド氏(現職=専務執行役員DMG MORI USA CEO兼Americas担当)
▽常務取締役《新任》=古田稔氏(現職=常務執 行役員グローバル本社経理財務本部副本部長兼製造カンパニープレジデント)
▽社外取締役=青山藤詞郎氏
▽社外取締役=野村剛氏
▽社外取締役=中嶋誠氏
▽社外取締役=御立尚資氏
▽常勤監査役《新任》=川山登志雄氏(現職=常務執行役員グローバル本社経理財務本部副本部長)
▽社外監査役=土屋総二郎氏
▽社外監査役《新任》=川村嘉則氏
 なお、常勤監査役の近藤達生氏は、3月22日の株主総会をもって監査役を辞任する予定。

総受注高が2か月連続で前年下回る
国内26・1%減、海外13・3%減
中部経済産業局 平成30年12月度金属工作機械受注

 中部経済産業局が1月30日に発表した平成30年12月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、FUJI、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比18・1%減の402億4900万円となり、2か月連続で前年を下回った。前月比は6・7%減だった。
 国内受注は、前年同月比26・1%減の138億3800万円となり、17か月ぶりに前年を下回った。前月比は16・2%減だった。
 主力の一般機械工業向けが前年同月比22・5%減の72億200万円と2か月連続で前年を下回り、自動車工業向けも同24・5%減の38億1800万円と4か月ぶりに前年を下回った。
 海外受注は、前年同月比13・3%減の264億1100万円となり、2か月連続で前年を下回った。前月比は0・9%減だった。海外受注比率は前年同月比3・7ポイント増の65・6%となっている。
 北米向けが前年同月比2・6%減と19か月ぶりに前年を下回り、ヨーロッパ向けが同11・1%減、アジア向けが同21・2%減とともに2か月連続で前年を下回った。シェアは、北米向け35・1%、アジア(トルコを含む)向け33・1%、ヨーロッパ向け28・2%。
 国別にみると、1位のアメリカが85億3500万円(前年同月比5・5%増)、以下、中国47億9500万円(同13・8%減)、ドイツ22億2700万円(同16・8%増)、イタリア13億9200万円(同18・7%減)、インド12億9600万円(同10・4%減)の順となった。
 販売額は、前年同月比1・8%増の369億8500万円となり、13か月連続で前年を上回った。前月比は7・3%減だった。
 受注残高は、前年同月比16・2%増の2464億4100万円となり、21か月連続で前年を上回った。前月比は0・6%減だった。
平成30年暦年の総受注高は
2年連続で前年を上回る
 併せて発表された、平成30年(1〜12月)の管内金属工作機械メーカー主要8社の総受注高は、前年比14・0%増の5622億5000万円となり、2年連続で前年を上回った。
 国内受注は、前年比15・6%増の2068億8100万円となり、2年連続で前年を上回った。主な業種では一般機械工業向けが同13・6%増、自動車工業向けが同16・7%増とともに2年連続で前年を上回った。電気機械工業向けは、同15・6%増となり、2年連続で過去最高を更新した。
 海外受注は、前年比13・1%増の3553億6900万円となり、2年連続で前年を上回った。北米向けが同24・4%増、ヨーロッパ向けが同15・6%増、アジア向けが同5・5%増といずれも2年連続で前年を上回った。
 販売額は前年比16・7%増の4459億6000万円、年末時点での受注残高は同16・2%増の2464億4000万円となった。

泉大津商工会議所1階に
ロボットセンターを開設  
HCI 開設記念式典に120名が参集

 ケーブル製造装置メーカーでロボットシステムインテグレータ(SIer)のHCT(社長=奥山剛旭氏、本社=大阪府泉大津市)は、12月3日午後2時より、昨年9月に泉大津商工会議所の1階に開設した「HCI ROBOT CENTER」の開設記念式典を行った。式典には約120名が出席した。
 「HCI ROBOT CENTER」は、ロボットシステムやAIを実機で体感できる、南大阪初のロボットセンター。ロボット活用事例を展示し動作デモを披露する見学会や、講演会・セミナーを開催して、ロボットシステム導入を検討する企業などの支援を行う。
 奥山社長は挨拶で、当初9月5日に予定していた開設披露式典が近畿地方を直撃した台風21号の影響で延期になったことを詫びた上で「HCI ROBOT CENTERは大変な船出でしたが、現在のところ220名の方がご来場、本日は120名の方にご来場いただきました。HCIはケーブル製造装置メーカーとして創業し17年、ロボットSIerとして10年になります。ケーブルを製造する装置メーカーだから独特の固有技術をもち、ケーブルのような柔軟物を扱うロボットシステムを構築する技術が強みであり、またAIを自社開発しているSIerとして広く認知されるようになりました。私どもはこのロボット、AI技術をもって、南大阪を、その利活用により活性化したいと考えています。皆様にはご理解とご助力をいただければ幸いです」と所信を述べた。
 近畿経済産業局地域経済部長の奥山剛氏は、委託事業について説明する中で「2025年の万博が大阪での開催と決まり、大阪、関西から未来の姿を発信するチャンスがまいりました。このロボットセンターは、ちょうど良いタイミングに恵まれたと思っています。社会の大きな変化としてよく言われているのが、少子高齢化です。人手不足と言われ、できるだけロボットやコンピュータの力も借りて、今までよりも良い物を少ない人で作れるように、ものづくりも変わっていく必要がある。ロボットは、SIerさんが細かいことを一つ一つ教えないと、何もやってくれないただの飾り。会社によって全部違うので、SIerは大変です。中小企業の方がロボットを入れやすい環境を作りたいと思います。まだまだ始まったところですので、皆様方からのご指導を賜りながら進めてまいりたい。これからも宜しくお願いいたします」と述べ、ロボットセンターの意義とSIerの重要性を強調した。
 続いて、奥山社長よりロボットセンター開設の経緯と事業計画について説明があった。
 この後、来賓の南出賢一泉大津市長、高寺壽泉大津商工会議所副会頭、遠藤たかし衆議院議員・日本維新の会国会対策委員長、杉ひさたけ参議院議員・公明党国際局次長(代理=川久保一司秘書)、久保田和雄日本ロボット工業会FA・ロボットシステムインテグレータ協会会長、高橋大弐近畿職業能力開発大学校校長より、それぞれ祝辞が述べられた。
 式典後の午後3時からは記念講演が行われ、日本ロボット工業会システムエンジニアリング部会長でFA・ロボットシステムインテグレータ協会参与の小平紀生氏(三菱電機FAシステム事業本部主席技監)が「地域のロボット&AIシステム導入促進とSIerの重要性」と題して講演。参加者は熱心に聞き入った。
 懇親会では、川野憲志倉敷紡績取締役執行役員、平井出浩志三菱電機関西支社副支社長から挨拶が行われた。

愛機工青年部
管理者向けコーチング研修開催

 愛知県機械工具商業協同組合(愛機工、理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の青年部(部長=滝澤有一理事・松本商店社長)は2018年11月19日、名古屋市中村区のウインク愛知で管理者を対象としたコーチング研修会(教育幹事長=横山博隆氏・山下機械、講演担当幹事=速水健吾氏・宇野)を開催。参加者は30名を超えた。
 三井住友海上火災保険経営サポートセンター・経営リスクアドバイザーの早川一郎氏を講師に招き約1時間半、『部下の能力を最大限に引き出すためのコーチング』をテーマに、部下や後輩をどのように成長させていくのか、その手法や話術などが時折ロープレを交えながら参加者へレクチャーされた。
 研修会終了後、参加者から「自分の伝えたいことを部下にどのように伝えたらよいか分かった」「上司や先輩に対してもお客さまに対しても、自分の意見・意思をしっかりと伝えられる部下に育ってほしい」「自分の仕事に集中しすぎて周りが見えてなかった。もっと部下や後輩に対して気を配ることを心掛けたい」などの感想が聞こえてきた。
愛機工青年部
総勢40名で忘年会開催

 愛機工青年部は2018年12月5日、名古屋市中区のざぶん錦店で忘年会(総務幹事長=梅本陽史氏・杉本商事、会合担当幹事=井本保孝氏・サカイリフテク)を開催。青年部員ら40名が参加した。
 滝澤部長挨拶「昨年と今年では青年部員も大幅に変わり、これまで青年部を引っ張ってきたメンバーも抜け、正直『今年の青年部はどうなるのかな?』と思っていたのですが、びっくりすることに昨年までより盛り上がってしまいました(笑)。出席率も非常に良く、先日の講演会も、2月に開催予定のレクリエーション(掲載時、開催済み)もすぐ定員が埋まってしまいました。3月には他産業視察を予定していますので、ぜひご参加ください」。
 森庸一青年部顧問(森哲社長)乾杯挨拶「久しぶりに皆さんの顔が見たくなり、また、新メンバーも多く入られたと聞いていましたので、今日は何を差し置いても参加させていただきました。昨年まで青年部部長をさせていただいておりましたので、その後どうなっているのかなとも思っておりましたが、滝澤部長も何十年と青年部に携わり隅から隅まで知っておりますので、彼に安心して部長を任せられました。滝澤部長がいつも『出なきゃ損だよ青年部!』と言っておりますが、本当にこの一言に尽きます。青年部の活動はほとんどボランティアですが、皆と協力し合いながらチームとしてやっていただければ、もっと楽しい青年部になると思います」。
 服部嘉高青年部副部長(服部商会社長)中締め挨拶「今回40名の方にご参加いただき大変ありがたいと思っております。何よりも嬉しかったのは青年部員どうしがいろんな話題で盛り上がり楽しんでいるところを見られたことです。滝澤部長を筆頭に、これからもよろしくお願いします」。
 愛機工青年部役員は忘年会開始前に役員会を開催。@組合野球大会の件、A青年部忘年会の件、Bレクリエーションの件、C講演会の件、以上について報告、話し合いを行った。

名機工同友会
会員の意見参考に自社の悩み解決

 名機工同友会(会長=吉野栄一氏・吉野機械工具社長)は2018年11月26日、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で例会を開催。会員ら17名が参加した。
 この日の例会は、参加者が自社の悩みや問題などを事前に持ち寄り、その議題に対し会員各社ならどう対応・対策するかを発表しあうディスカッション方式で行われた。
 【監視カメラ】●車上荒らしが多発。駐車場にカメラを付けようか思案中。●小型カメラを社内に設置しているという会社を知っている。意外と安いようだ。
 【業務社員のモチベーションアップ】●残業を減らす。業務の社員にも担当を持たせ、手当てを与えるカタチで還元している。●外部講師を招き社内研修を開くなどしてモチベーションアップを図っている。
 【カタログ・チラシ】●配布し、残った分は一定期間保管した後、ミスコピー用紙と一緒にリサイクル業者に引き取ってもらい、トイレットペーパーと交換している。●PDFにデータ化して管理している。●カタログはかさばるので、欲しい時に1冊もらうようにしている。
 全員から出されたすべての課題に対するディスカッションが終了し、懇親会を経て、この日は散会となった。
名機工同友会
好調の持続願い忘年会開催
 名機工同友会は2018年12月13日、名古屋市中区の貴楽家・悠で忘年会を開催。会員ら19名が参加した。
 吉野会長乾杯挨拶「皆さま、1年間、同友会へのご参加、また、同友会の各事業にご協力いただき誠にありがとうございました。この1年間は、まずまずな年だったのではないかなと思います。業績も良かった会社さまも多いのではないでしょうか。まだまだこの好調さは続くのかなという思いと、ちょっと落ちるのではという不安な思いが交錯しておりますが、来年も良い年になることを願っております」。
 和久田修志副会長(三和商事社長)中締め挨拶「今年(2018年)の漢字が災≠ニ発表されました。ただ、私たちの業界には今年、災いは無く非常に良い状況です。来年どうなるか分かりませんが『禍を転じて福と為す』ということわざもあるように、来年は元号も変わりますし、福が舞い込んでくるのかなと思っております。そうなるためには、皆さんお一人お一人が健全な会社経営を心掛けていただければ福は自然とやって来ると思います。皆さんのもとに福がやってくることを願っております」。

人工知能(AI)を活用した新しい商品検索サービス
「トラスコ AIオレンジレスキュー」利用開始
商品名、型番が分からなくても
チャット形式で商品を絞り込み

 プロツール(工場用副資材)専門商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は、工具・作業現場のプロツール総合サイト「トラスコ オレンジブック.Com」において、2月1日より新しい商品検索サービス「トラスコ AIオレンジレスキュー」を開始した。
 「トラスコ AIオレンジレスキュー」は、日本IBMのIBM Watson Explorerを基盤に構築することにより、自然言語(口語)の問合せに対して、関連のあるデータを超高速で抽出できるようにした新しい商品検索サービス。
 検索したい言葉をキーワード入力するほか、音声でも入力可能な「音声入力機能」や、チャット形式で選定ポイントに答えていくと商品が絞り込める「チャットボット機能」があり、これらの機能から商品を絞り込み選択すると、「トラスコ オレンジブック.Com」サイトの商品詳細情報に移る。チャットボット機能の対応カテゴリーは順次拡大していく予定。
 自然言語(口語)、同義語(別の呼称)、業界特有の専門用語や言い回しで問いかけても商品を絞り込むことができるため、メーカー名や商品名、型番が分からない場合でも欲しい商品を見つけることができる。
 ユーザーは、希望の商品をすぐに探せるため、商品検索の時間を短縮し、業務の効率化を図ることが可能。また、トラスコの取扱商品情報を最大限に活用することができる。 
 同社では、2018年春に社内リリースした後、検索精度を高め音声入力機能やガイドチャット機能を追加導入。このほど「トラスコ オレンジブック.Com」のWebサイト内において利用可能となった。
 6月からはスマートフォンでの利用も開始する予定。
 「トラスコ AIオレンジレスキュー」の稼働時間は、平日が7時から24時まで、土曜日が7時から21時まで。日曜日はメンテナンスのため休止する。
 【サイトURL】トラスコ オレンジブック.Com(https://www.ai-orange-rescue.com/aiorangerescue/#/top

タービンハウジング旋削加工用
CVDコーテッド 超硬材種「MH515」を発売
三菱マテリアル コーティング層の剥離を防止

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=中村伸一氏、住所=東京都千代田区大手町)は、タービンハウジング旋削加工用CVDコーテッド超硬材種「MH515」の販売を開始した。
 「MH515」は、ターボチャージャーのタービンハウジングに使用されている耐熱鋳鋼、ダクタイル鋳鉄の内径および外径加工に適したインサートシリーズ。
 耐熱鋳鋼の加工は切削熱が高いため、切れ刃が塑性変形を起こしやすく、その時に発生するコーティング層の剥離から寿命が短くなるケースがあったが、「MH515」は、コーティング層の最適化、超硬母材との密着性の向上によって、コーティング層の剥離を防止し、寿命延長を実現させた。
 今回、ネガティブインサート(ISOネガインサート23型番)とポジティブインサート(ISOポジインサート2型番)の25アイテムを発売した。
 「MH515」の主な特長は次の通り。
 @コーティング層の最適化により、超硬母材との密着性を向上。耐熱鋳鋼の旋削加工で発生しやすいコーティング層の剥離を防止し、安定した耐摩耗性を実現。
 Aコーティング層の結晶成長を制御し、微細組織を維持したことにより、優れた耐摩耗性と耐チッピング性を実現。
 Bコーティング物質であるAl2O3層とTiCN層間の密着度を極限まで上げ、剥がれにくい被膜強靭化を実現。
 標準価格(代表型番)は、「CNMG120408-LK MH515」が940円、「DNMG150404-GK MH515」が1300円、「VCMT160404-MK MH515」が2540円(いずれも税抜き)。

2019年2月10日(日) ・2697号
2018年度工具生産額、過去最高となる
初の5000億円超え達成へ
日本機械工具工業会 新年賀詞交歓会を開催

 日本機械工具工業会(会長=牛島望氏・住友電気工業専務)は、1月16日午前11時30分より東京都港区の第一ホテル東京において、平成31年新年賀詞交歓会を開催した。正・賛助会員はじめ来賓、OBなど合わせて255名が出席し盛会となった。牛島会長は挨拶で、2018年度工具生産額について「通年で初の5000億円超えを達成したい」と話した。併せて、今年6月下旬にドイツのミュンヘンで開催される、3年に一度のWCTC(世界切削工具会議)への参加も呼び掛けた。 
 冒頭、挨拶に立った牛島会長は同工業会の現況について、生産実績が2018年4〜11月の8か月の累計で3467億円(前年同期比8・9%増)、出荷額は3542億円(同9・7%増)、うち内需が同9・2%増、輸出が同10・8%増、輸出比率が約35%となったことなどを説明し、「内需、外需共に伸びており、一見好調です。しかし受注については、会員各社の間で若干の温度差があるかと思いますが、11月以降、中国、台湾、韓国等ではスマホ関連の減退もあって、ひと頃の勢いはなくなっているのではないかと思われます。半面、業界全体で9月以降は生産が出荷を上回るようになっており、在庫品の充足率が上がり、供給体制が強化されてきたものと推測されます。昨年10月に見直した2018年度生産額見通しは5210億円。12月を入れてあと4か月で、1743億円を生産する必要があり、前年同期比でプラス6・3%以上伸ばす必要がある。昨年の今頃はすでにかなり高い実績だったので、この数字は実感として少し高いハードルかも知れませんが、3月までの年度通年で初の5000億円超えを是非達成したい」と述べた。
 今後の見通しについては「これが非常に難しい。国内、米州、東欧は堅調が続いていますが、これから春先にかけて、米中貿易休戦の後にどうなるのか、また日米の貿易交渉はどうなるのか、英国ブレグジットがどうなるのか、この3つの要素だけでも大変大きな影響が出かねません。米国金利や株価の動向によっては円高に振れるリスクが大きいのに不安があります。また、日本工作機械工業会が発表されているように、工作機械の受注は中国向け輸出の急減で2019年は1兆6000億円程度としています。2017年が1兆6455億円で、2018年の見通しが1兆8000億円なので、2年連続で最高を更新してきたものの、ここで10%以上後戻りするだろうという見立てであります。しかし、工作機械は注残が8500億円あり、しかも生産能力は概ね1兆5000億円程度と言われているので、この2019年の1兆6000億円の受注でも生産能力を上回る数字ということになります。工作機械は依然繁忙が続くという見通しですし、ロボット関係も2018年の年間受注額が1兆円を超える見込みが発表され、1兆円産業になります。構造的な人手不足による省力投資のニーズは依然強い状況で、コネクテッドインダストリーズを実現するためにも、ロボットやセンサーの導入と機械加工が伴う投資の動きは、当業界が伸びる余地が大きい。主力の自動車は、今後もますます需要の拡大があると思います。電動化による電子部品等の部品点数と、それに伴う車体重量増を抑制するための部品の非鉄化、軽量化、それからエンジンの燃焼効率改善のための新部品等、加工する対象は増加しています。航空機や建機もあり、各社切磋琢磨して新用途を開拓してまいりましょう」と話した。
 また、昨年は地震、台風の発生により各地で多くの被害に見舞われたことを踏まえ「ビジネスを進めていくうえで、BCP(事業継続計画)について各社色々考えられていると思いますが、日本はこの100年間、関東大震災以降奇数の年に大災害や国難に見舞われる大戦争に巻き込まれたという実態があります。関東大震災、伊勢湾台風、阪神淡路大震災はいずれも亥年。用心するに越したことはないので、各社ともその辺は滞りなく準備をされていると思いますが、BCP対応に力を入れて取り組んでいただきたい」と促した。
 最後に牛島会長は、「本年6月下旬に3年に一度の世界切削工具会議WCTCがドイツ・ミュンヘンで開催されます。皆様も是非ご視察いただければと思います」と呼び掛け、挨拶を締めくくった。
 来賓を代表して、玉井優子経済産業省製造産業局産業機械課長より「本年も、皆様と一緒に頑張ってまいりたいと思いますので、宜しくお願いいたします。日本をはじめとするグローバルなビジネスの環境が大きく変化する一年になるのではないかと考えています。足元の経済動向を見ると、景気回復が戦後最長になろうかと言われている一方で、グローバルに目を転じてみると、保護主義の蔓延であったり、米中摩擦、それから中国経済の減速といった、幾つか懸念材料が出ています。日本が競争優位になるものづくりの技術力、これをベースにしながら強い技術、製品にとどまらずに、IоТ、AI、ロボットといったものを一体的に活用しながら、ニーズに応えるシステムなど、トータルなソリューションの提供でグローバルに競争していくことがますます重要になってきているのではないかと考えています。ますますスピード感が求められるようになってきていることが、従来と徹底的に異なる点であると考えています。こうした中では、従来手法に拘らずに、いかにオープンに協調すべき領域を広げた上でコアとなる部分でグローバルに培っていくかを戦略的に考えていくことが、ますます重要になると思います。工具あるいは工具を用いた加工という技術をベースに、機械工具にとどまらずに、ニーズに応じたあらゆる加工を可能にする新しいソリューション、新しい加工システムの提供といったことに是非取り組んでいただいて、コネクテッドインダストリーズ、これを一緒に引っ張っていただけることを期待しています。経済産業省としても、皆様との関係をより緊密にしながら、業界の発展、それから日本経済の成長のために、しっかり役立ちたいと考えています。最後に、今年一年が皆様にとって素晴らしい年になりますように、そして、ここにお集まりの皆様の業界各社がますます発展の年となりますことを祈念して、私からの挨拶とさせていただきます」と祝辞が述べられた。
 中村伸一副会長(三菱マテリアル常務執行役員加工事業カンパニープレジデント)の「2019年が工具業界にとって良い年となり、当機械工具工業会がますます発展すること、並びに本日ご参加の皆様のご健勝を祈念いたします」との発声により乾杯。祝宴では出席者が和やかに年始の挨拶を交わして歓談する姿が見られた。
 最後に、石川則男副会長(オーエスジー社長)の三本締めでお開きとした。

仕入先など約700名が一堂に会す
年はコアを作る年に
東 陽 新春賀詞交歓会を開催今

 東陽(社長=羽賀象二郎氏、本社=愛知県刈谷市)の新春賀詞交歓会が1月7日午後3時30分より刈谷市産業振興センターあいおいホールで開催され、同社の仕入先である商社、メーカーらおよそ700名が参集した。冒頭、羽賀昭雄会長と羽賀象二郎社長から年頭の挨拶が行われた。
 羽賀昭雄会長は「今年の3月期は余程のことがない限り、非常に良い結果が残せるのではないかと思っています。1988年に、私にとって人生最大の決断と言える海外進出、アメリカにPTS(Precision Tools Service,Inc.)を設立しましたが、昨年30周年を迎えることができました」と報告し、映像でPTSの歴史と現況を紹介した。
 PTSは、同社初めての海外拠点としてアメリカに進出し、日系工具を扱う商社として、北米における日系自動車産業の活躍に貢献。現在、インディアナ州コロンバスに本社を構え、中西部や南部、カナダと、オートモーティブベルト地域を網羅するよう12か所の拠点を展開している。
 羽賀会長は「現在、海外、特にアメリカが活躍しています。是非、皆さんの商品を世界中で売る時には、東陽PTSを最初に挙げていただきたいと思います。期待に応えられる地盤を私たちは作ってきました。本年も宜しくお願いいたします」と述べた。
 羽賀象二郎社長は「2019年がいよいよ始まりましたが、自動車産業と工作機械産業に関しては色々なことが言われています。EVの時代が来る。自動運転の時代が来る。それらへの対応が、これから始まっていく。現実、自動運転に関しては相当レベルが上がってきています。日本は、無人運転については周回遅れだと言われていますが、まだまだキャッチアップできるレベルにあります。これからコアとなる技術を開発して、発展をしていく。そういった時に、自動車産業が相変わらず世界でもトップレベルにあるということを続けていく。今諦めずに良い車を作っていく。エンジンだってまだまだ小型化が図れる。小型化ができれば当然、軽量化が図れる。軽量化ができれば、EVと比べて、どちらがCO2を出すのかという話にもなります。ハイブリッドの技術は何と言っても、トヨタがトップを走っています。今年は亥年です。『亥』という字は木へんを付けると『核』になります。コアとなります。今年はコアを作る年です。ここで仕込んだコアが成長して、来年から先、芽を出して、大きな木になって行く。我々自身もお客様のコアとなって行けるように、しっかり取り組んでいきたいと思います」と抱負を語った。
 引き続き、羽賀社長が「平成最後の年、新しい元号となる2019年。新しい未来に向かって、皆様の会社がますます発展されていくこと、そしてここにお集まりの皆様のご健勝を祈念して、乾杯」と力強く乾杯の音頭をとった。
展示会を3月7日(木)、8日(金)に開催
 ユーザーの生産効率向上、省人化、品質向上等に役立つ機械・工具を紹介する、恒例となった東陽の展示会が3月7、8日の2日間、刈谷市産業振興センターあいおいホールで開催される。
 開催時間は午前9時30分から午後8時まで。
 期間中は、出展メーカーによる技術講習会も行われる。

『変わる』をキーポイントに
オータケ 平成31年新年会を開催
新たな分野の開拓に取り組む

 管工機材の総合商社オータケ(社長=村井善幸氏、本社=名古屋市中村区)は、1月7日午後5時30分より名古屋市中村区のザ・グランクレールにおいて「平成31年新年会」を開いた。仕入先メーカー25社とオータケの役員、社員合わせて約250名が出席し、新たな1年に向けて更なる結束を固めた。
 冒頭、村井社長が「多数の主力仕入先の皆様に、仕事始めの大変お忙しいなかご出席をいただき、誠にありがとうございます。昨年は、6月6日に吉川会長が急逝され、皆様方にご心配をおかけしましたが、何とか社員一丸となって頑張っているところです。振り返ると、平成はバブル景気の最終盤でスタートし、バブルがはじけて、その後はリーマンショックもあり、非常に激動の時でありました。その間に金融機関が再編され、私どもの業界のメーカーも再編されるなど、大きな変化がありました。一方で、自動車もガソリンからハイブリッド、その後は電気自動車かということで、こちらも大きな技術革新があり、大きな変化を実感しています。その中で、今月(1月)が景気回復すると、戦後最長の景気回復期間になるそうです。成長率は1・2%ということで、なかなか実感が伴わず、成長をあまり感じることができなかったのではないかと思っています。そのような中、私どもオータケも時代の変化に対応すべく、積極的な営業展開を図ってまいりたいと思っています。昨年10月に岩手事務所(岩手県北上市)を、11月に横浜事務所(神奈川県横浜市)を開設。今年の1月17日には沖縄(沖縄県浦添市)に事務所を出します。沖縄も脚光を浴びておりホテルの開発等々、かなりのニーズがあるようです。そういう意味でも、地域のお客様と積極的に手を組んで、市場を開拓してまいりたい。今年の1年は『変わる』ということをキーポイントに進めてまいりたいと思います。同じことの繰り返しでは成長はないということで、何を変えていくのか、どう変えていくのかを徹底的に追求して、この1年、皆様からご信頼をいただけるようにしてまいります。これだけの支援していただける皆様がいてくださいます。人と人とのつながり、また情報が大切であると思っていますので、今後とも一層の信頼を深めて、情報を交換しながら、新しい分野も開拓してまいりたいと思います。皆様方がオータケと組んで良かったと思えるような会社づくりを進めてまいりますので、昨年に増して、皆様方の絶大なるご支援ご協力を賜りますようお願いいたします」と挨拶。
 同日参加した主要メーカー25社(83名)が紹介され、メーカーを代表して木下昭彦キッツ中部支社長が「村井体制も3年で、蒔いた種の芽が吹き始めたということではないかと思います。今年は変化に対応するということです。オータケさんの新たな展開に私どもはついて行って一緒に良い年にしていきたい」と述べて乾杯の音頭をとった。
 祝宴では出席者が和やかに歓談する姿が見られ、午後7時過ぎ、服部透オータケ取締役営業本部長が「お集まりのメーカー様が一生懸命に作られた商品を、大事に売っていくことが我々の使命であります。今年気にしているのは、一部商品において品薄になっていくだろうと言われていることです。要る時に、要る分をユーザー様に提供することが私たちの使命だと思っていますので、これから更に情報をいただき、商品部もこれまで以上に皆様の手助けをさせていただきながら、在庫の見直しをさせていただきます。その節は宜しくお願いいたします。今年は亥年、十二支の最後の年ですが、まずはイノシシのように突進をしていきたい。何事にも恐れずに、色々なことにチャレンジをしながら、突き進んでいきたいと思います」と今年の決意を述べた後、三本締めで会を終了した。

世界の常識となる3枚刃油穴付き
超硬ドリルADO-TRS
OSG JIMTOFでニックネームを発表

 オーエスジー(社長=石川則男氏、本社=愛知県豊川市)は、11月2日午前10時30分よりJIMTOF2018会場内の同社ブースにおいて、一般公募していた新製品「3枚刃油穴付き超硬ドリルADO-TRS」のニックネームの発表会を行った。
 今回およそ750件の応募があり、その中から亀蔦璃沙さん(クラタ)の「Triple Revolution(トリプルレボリューション)」がネーミング大賞に選ばれた。
 「革命的な3枚の刃が切削業界に新しい時代をつくる」という亀蔦さんのコメントが、3枚刃では困難とされる問題を解決し、ドリル界に革命を起こすADO-TRSに相応しいとして採用が決まった。
 当日は亀蔦さんを含む上位3名が会場に招待され、大沢二朗常務より賞品が贈呈された。
 公募の対象となった新製品ADO-TRSは、Aブランドに加わる新たな3枚刃油穴付き超硬ドリル。発売は2019年春を予定している。
 3枚刃ドリルは、2枚刃に比べて切削抵抗が高く、切りくず排出性が悪いという印象を持たれ、加工環境や被削材によっては3枚刃ドリルの使用が難しい場合が多くあった。
 ADO-TRSは、力強い高速加工で多くのユーザーに使用されている既存の3枚刃油穴付き超硬ドリル「メガマッスルドリル(TRS)」に、最新技術を盛り込み大きく進化させた。2枚刃ドリルに匹敵するまでこだわり抜いた低抵抗加工を実現。細かい切りくずを生成する刃形状を採用することで通常の3枚刃ドリルでは不可能な切りくず排出レベルに達し、幅広い被削材で安定した高能率加工を可能とした。
 同社は「より多くの皆様にご愛顧いただきたい」という思いから、ニックネームを一般公募しJIMTOF会場で発表するという同社初の試みを実施した。
OSGのテクニカルワークショップ
「Aブランドソリューション」も盛況

 オーエスジーは、JIMTOF2018で「Aブランドソリューション」と題してテクニカルワークショップを開催した。11月2日の午前11時より会議棟6階606会議室で行い、200程の席は開場と同時に聴講者で一杯となった。
 デザインセンター開発グループのエンジニア3名が、@超硬防振型エンドミルAE-VMSシリーズに新規追加された「ロング刃長AE-VML」A3枚刃油穴付き超硬ドリルADO-TRSBワンレボリューションスレッドミルAT-1について特徴などを説明した。
 超硬防振型エンドミルAE-VMSシリーズの「ロング刃長AE-VML」は、剛性を高めた大きな芯厚により、高速側面切削を可能にした。マイクロレリーフによりびびりを抑制。高能率加工と作業時間短縮、コストダウンや優れた仕上げ面を実現する。
 3枚刃油穴付き超硬ドリルADO-TRSは、2枚刃に匹敵する低抵抗と細かく安定した切りくず生成を実現するRギャッシュ、切りくずをスムーズに排出する広いチップポケット、高い耐久性のEgiAsコーティングで、突出した低抵抗と抜群の切りくず分断性・形状安定性を実現。幅広い被削材で安定した高能率加工を可能にした。
 ワンレボリューションスレッドミルAT-1は、倒れを防止することで、従来の2パス加工を1パス(ワンレボ)で加工可能にし、加工時間を削減。高品位なめねじ加工も可能にした。

「Tung Force Feed」
刃先交換式小径高送りカッタ
タンガロイ コーナR2インサート拡充

 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市)は、小径高送りカッタ「TungForceFeed(タング・フォース・フィード)」にR2インサートを拡充し、全国で発売を開始した。
 TungForceFeedは、工具径φ8からφ16に対応する刃先交換式小径高送り工具で、金型などの形状加工や一般加工において従来工具に比べ安定した高い生産性と経済性を有している。
 高送り工具を用いて金型などの複雑形状を加工する際、CAMでは一般に疑似Rを用いて工具形状を定義する。そのため、実加工時には被削材に削り残しが発生し、次工程の加工負荷が増加する。特に小径工具で荒加工を行う場合は、次工程が仕上げ加工となることが多く、仕上げ精度に影響がないように削り残しの少ない工具が必要とされる。このためそのような用途にはソリッドのラジアスエンドミルが多く使用されているという。
 今回拡充したR2インサートは、コーナR2・0であるため疑似Rの設定が不要であり、削り残しが発生しない。そのため、荒〜中仕上げ加工で使用することが可能となり、仕上げ工程の加工精度向上が可能となった。また、ソリッドエンドミルの置き換えにより、ユーザーの加工コスト削減に貢献する。
 主な形番と標準価格は、インサート「LSMT0202R2-MM AH3225」が720円、「LSMT0202R2-MM AH8015」が720円(いずれも税抜)。
 初年度2000万円の販売を見込んでいる。

ジーネット 2019年3月期第2四半期決算
売上高5.8%増の323億8300万円

 ジーネット(社長=古里龍平氏、本社=大阪市中央区)は、11月19日午前11時より本社ビル会議室にて、ジーネット及びフルサトグループの2019年3月期第2四半期決算について記者発表を行った。
 ジーネット単体では、設備投資の増加などにより売上高が323億8300万円(前年同期比5・8%増)となり、営業利益が5億4200万円(同10・2%増)、経常利益が6億3800万円(同9・8%増)、当期純利益が4億1200万円(同11・6%増)となった。
 部門別の売上高は、売上全体の57・5%を占める「機工部門」が前年同期比4・1%増。「機械部門」「FAシステム部門」がそれぞれ同12・0%増、35・9%増と2桁の伸びとなった。「住設システム部門」は同0・1%の微増。
 フルサトグループ全体では、売上高513億4300万円(前年同期比8・3%増)、営業利益16億7700万円(同37・7%増)、経常利益18億8200万円(同36・5%増)、当期純利益12億3600万円(同42・6%増)の増収増益。
 通期の連結業績予想を上方修正し、売上高1043億円(前年同期比5・5%増)、営業利益37億円(同18・4%増)、経常利益41億円(同18・3%増)、当期純利益27億円(同16・8%増)とした。

腰掛便器下専用汚垂(おだ)れ陶板
「マイクロ波センサー壁掛小便器セット」
TOTO 小便器の最上位モデル発売

 TOTO(社長=喜多村円氏、本社=福岡県北九州市)は、尿はねしにくいポイントを青色LEDのターゲットマークで照射する機能を加えた、小便器の最上位モデル「マイクロ波センサー壁掛小便器セット」を発売した。シンプルなデザインとアプローチしやすい形状はそのままに、節水・快適機能を進化させた。
 人が近づき小便器の前に立つと青色LEDのターゲットマークが照射され、尿はねしにくいポイントに誘導することで尿はねや飛び散りを低減、小便器まわりの衛生性向上をサポートする。
 また、トラップの小型化(節水トラップ)により、尿を含んだ汚水を少ない水量で効率よく置き換えることができる。夜間などの長時間使用されない時間帯を自動判断して、定期的に「きれい除菌水」をトラップ内に満たして除菌することで、汚れや菌の発生を抑制。さらに使用後の毎回洗浄に加えて、定期的に排水管洗浄を実施する「インターバル排水管洗浄」で排水管内に滞留する尿の混じった汚水を効率的に洗浄し、尿石の付着を抑制する。これらの機能により、平均洗浄水量は従来品の1・45L/回から0・8L/回と約45%の節水になるという。
 価格は、マイクロ波センサー壁掛小便器セット[ターゲットマーク(LED)あり](品番=XPU22A)が26万4800円、同[ターゲットマーク(LED)なし](品番=XPU21A)が24万9800円(いずれも税抜)。年間2000台の販売を目標としている。
「ハイドロセラ・フロアPC」発売
TOTO 小規模店舗の男女共用トイレにおすすめ

 TOTOは、防臭性・清掃性に優れたパブリックトイレの腰掛便器下専用汚垂れ陶板「ハイドロセラ・フロアPC」を発売した。
 同製品は、同社独自の光触媒技術「ハイドロテクト」の抗菌効果により、菌の繁殖を抑制。菌と尿により生じるアンモニアの発生が大幅に減少し、臭いや汚れを抑制する。
 また、長さ1200o×幅600oと大判のため、腰掛便器手前の尿垂れが集中するエリアをカバー。飛散した尿の目地への染み込みが少なくなるため、臭いや汚れの発生を防ぐことができる。
 素材が陶器のため、傷や汚れに強く、清掃性にも優れており、コンビニエンスストアや飲食店など小規模店舗に多い、男女共用トイレのきれいを保つのに効果的な床材といえる。
 カラーバリエーションとして、さまざまなトイレ空間とコーディネートしやすい、「グレー」と「ホワイト」の2種類が用意されている。
 価格は、「排水穴加工なし」が3万2600円/枚、「排水穴加工あり(φ110oまたは130o)」が3万7800円/枚(いずれも税抜)。
 発売3年目に年間1万5000枚の販売を目指している。

INAXベーシック・ドレッサー
新「Piara(ピアラ)」発売
LIXIL 累計100万台超のピアラをリニューアル

 LIXIL(社長=大坪一彦氏、本社=東京都千代田区)は、2005年の発売以来、使いやすさとデザインを両立した洗面化粧台として累計販売台数が100万台を超えた、INAXベーシック・ドレッサー「Piara(ピアラ)」をリニューアルし、3月1日に発売する。価格は14万4500円から(税別・施工費別)。
 新「ピアラ」は、身支度や家事がラクになる工夫を取り入れ、普段の使いやすさを高めた。搭載された新開発の「くるくる水栓」は、使いたい位置に吐水口を左右180度回転できるため、朝の忙しい時間帯に2人並んでの身支度も可能。また、大容量の「ひろびろボウル」で、洗面ボウルへのバケツの出し入れなどの家事行為もスムーズに行える。洗面のハイバックガード(背面)と洗面ボウルが一体成形となっており、手入れも簡単。
 さらに、洗面室の収納力向上のため、置き場に困りがちなドライヤーなどを収納するのに便利な「扉裏ポケット」、鏡の裏に歯ブラシや化粧小物を立て掛けて仕舞える「仕切りトレイ」など、役に立つ収納アイテムを追加した。洗面化粧台横の空間を収納スペースとして活用できる「オープンランドリータイプ」も用意し、デッドスペースを収納に変える工夫も取り入れている。
 賃貸アパートや戸建て住宅の2階など、狭小スペースにも取り付けやすいコンパクトな間口500oサイズをラインアップに追加。その他、洗面室の広さに合わせてサイズを選ぶことができる。
 また、施工面においても施工業者からの声を受け、取り替えリフォーム工事の現場で役に立つリフォームキットを新たに用意した。既設配管にそのままフレキシブルに対応できる「排水リフォームキット」や壁工事をせずにミラーキャビネットを取り付けられる「壁補強リフォームキット」などで洗面取り替えリフォームを促進していく。

豊川稲荷初詣に12名が参加
愛機工北支部 40年続く伝統行事

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の北支部(支部長=長村康義氏・長村商店社長)は1月19日、今年で40回目となる新年恒例の豊川稲荷初詣を行った。支部員ら12名が参加。好天に恵まれ、豊川稲荷本殿にて全員で御祈祷、商売繁盛・家内安全などを祈願した。
 同日は、午前9時に名鉄名古屋駅改札口前に集合。定刻前に全員揃い、一同名鉄で豊川稲荷駅まで乗車、駅から豊川稲荷へは歩いて向かった。瑞祥殿(ずいしょうでん)にてしばし休憩の後、11時過ぎに本堂で御祈祷を受けた。
 昼食の前に長村支部長より「改めまして、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。北支部の豊川稲荷への初詣も40回目となりました。いま時代の流れが大変早く感じられ、今年は元号も変わります。豊川稲荷さんも近代的な形になってきておりますが、北支部の伝統ある行事として、この豊川稲荷への初詣の企画は未来永劫続けてまいりたいと思いますので、北支部ともども皆さんのご協力をお願いして、本日ご参加のお礼といたします」と挨拶があった。
 精進料理をいただいて祈祷札を受け取った後、瑞祥殿前で集合写真の撮影。ここで解散となり、各々参拝客で賑わう境内や門前町などを散策し帰路に就いた。

中期経営計画最終年度
チャンスに挑む1年に!
中部ユアサやまずみ会・炭協会合同賀詞交歓会

 ユアサ商事(社長=田村博之氏、中部支社所在地=名古屋市名東区高社2-171)と中部ユアサやまずみ会、中部ユアサ炭協会は1月9日(水)午後5時より、名古屋東急ホテル(名古屋市中区)で2019年合同賀詞交歓会を開催した。
 峰澤彰宏中部ユアサやまずみ会会長(MINEZAWA社長)挨拶「さて『平成最後』といろんなところで言われております。今回が平成最後の合同新年賀詞交歓会となります。今年の5月には改元が予定されていますが、元号というのはいったいいつから、どうやってあるのかということを調べてみました。おそらく、645年大化の改新など授業で教わったと思いますが、その大化の時代から元号は使われていたのではないかと言われております。天皇陛下おひとりにひとつの元号かと思っていたのですが、おひとりで8つの元号を使われた天皇陛下もいらっしゃるようです。疾病の流行や不幸な出来事に見舞われたときに縁起を担いで元号を変えられたとの説もあります。昨年の漢字は災≠ナした。今年の改元によって新たな平和な時代を迎えられたらと思っております。先日テレビを見ておりましたら安倍総理が『猪突猛進といっても、イノシシはまっすぐ進むだけではなく障害物があればうまく避け、ときにはUターンして進んでいくのです』とおっしゃっておりました。猪突猛進の言葉通りしっかりと足を踏ん張って根を張って進んでいきたいと思いますが、何か障害があったときには一度立ち止まって考え直して取り組んでまいりたいと思っております。ユアサ商事さまにおかれましては、本年は会社設立100周年というおめでたい年、記念すべき年にあたります。田村社長のもと『Growing Together』で2019年も進んでいきたいと思います」。
 田村ユアサ商事社長挨拶「昨年は、想定外のことが国内外ともにたくさん発生した1年だったと思います。海外におきましては中東や北朝鮮の問題、あるいは米中貿易摩擦等々が発生いたしました。ヨーロッパでも各国で混乱が見られました。一方、国内におきましては災害レベルの酷暑やさまざまな自然災害も発生いたしました。コーポレートガバナンスに関するニュースも飛び交いました。こうしたネガティブな話ばかりでなく、関西での万博開催決定や日本人のノーベル賞受賞など嬉しい話もありました。2019年は残念ながら国際情勢などの不安要素が影響し株式市場、為替市場においては厳しい幕開けとなってしまいました。しかし、ここへきて少し安定もしてきております。当然、日本の景気にも影響があることは事実ですが私はその影響は最小限にとどまるものと思っております。その理由といたしましては日本の内需はなかなか足下が強いものがございます。例えば設備投資意欲に関しましても、まだまだ人手不足の解決というテーマを中心に高い水準で推移するだろうと思っております。また、今年はラグビーのワールドカップが開催されます。さらに来年のオリンピック・パラリンピック、2025には関西で万博が、そして2027年にはご当地と東京を結ぶリニア新幹線の開業も予定されております。この点から考えて、今現在の緩やかな回復基調に大きな影響は無いのではないか、海外の影響も最小限に留まるのではないかと私は思っております。残り4カ月で新元号が始まります。ここで30年を振り返りますと、インターネットをはじめとしたデジタル通信技術が急速に発展した30年であったと思います。加えまして本当の意味でのグローバル化が進んだ30年でもあったと思います。いわゆるソサエティ4・0の時代を迎えた30年で我々の生活、あるいはビジネスの環境は一変しました。さらに昨年からはソサエティ5・0の時代を迎えるという話も飛び交うようになりました。今年は、その一つひとつを具現化する年であると言われております。驚くべきスピードで進化し続けるロボット、あるいはIoT、AI。これらとどう向き合うかという時代が目前に迫っております。そして、キャッシュレスの生活、デジタルトランスフォーメーションの進化により車社会も所有からシェアへ、価値観が変化しようという時期にきております。こうした大きな変革の波が我々に待った無しに押し寄せる時代です。私は社員に向かって『このような変革の時代だからこそ飛躍する大きなチャンスだ!』と常々言っております。当社はグループ全体で一丸となって今年はチャンスに挑んでまいりたいと考えております。もちろん、チャンスを捕まえるにためにはいろんな要素を整える必要がございます。そこで当社はまず、チャレンジする企業風土を醸成してまいります。未来を切り開くカギは想像力・イマジネーションです。ただそのイメージを実現するためにはチャレンジし続ける実行力も必要です。当社社員が失敗を恐れず果敢にチャレンジし、それを正しく評価し報われる企業でありたいと思います。それが、やまずみ会、炭協会の皆さま方のお役に立てることでもあると確信しております。次に、組織を超えた連携で総合力を発揮したいと思っております。当社は事業本部のタテの組織に比べ地域の連携・戦略に課題があると捉えております。商品別のタテ割りの強みを保持しながら、今後は当社のグループの強みのひとつである事業領域の広さをフルに発揮し総合力・コーディネート力を備えワンストップ機能を発揮できる地域戦略を構築してまいりたいと思っております。当社グループが長年にわたり蓄積してまいりましたコアビジネスをさらに進化させ、新たな事業領域、新しい価値の創造をしてまいりたいと思っております。そして、今後のグランドフェアでそれらを具現化し、皆さま方にご披露しようと思い描いております。当社は今年、会社設立100周年でございます。今、遂行中の中期経営計画『Growing Together 2020』も最終年度となる非常に大事な年と位置付けております。そして次の50年、100年に向かって、やまずみ会、炭協会の皆さま方とともに挑み、成功させていただくことを心より願っております」。
 近藤純一中部ユアサやまずみ会副会長(本田商会社長)乾杯挨拶「今年5月には新天皇が即位され新元号がスタートいたします。このような歴史的な素晴らしい瞬間を皆さま方とともに迎えられることに非常に喜びを覚える次第でございます。『Growing Together』が表す通り、皆さま方と一緒に右肩上がりの一本道をまっすぐ突き進みたいと思っております」。
 有馬正継中部ユアサ炭協会・流体システム部会(荏原製作所中部支社標準ポンプ事業部中日本営業部長)中締め挨拶「今年の干支は己亥(つちのとい)と言いまして、組織に例えると、今までを振り返り足下を固め新たな準備をする年。また、人材の育成、設備投資をするなど確固たる基盤をつくるのに非常に良い年だそうです。これを踏まえますと、ガツガツ行くよりは堅実に行く方が良いように思いますが、やはり我々は数字を背負っている身分ですので、外に向けてガツガツ行動していかなければと思っております。今年1年、嗅覚をフルに使い、イノシシのごとく情報を集め、これをユアサ商事さまを軸として、やまずみ会、我々炭協会で共有し、一つひとつの情報を大きな成果につなげていければと思っております」。

研修会・懇親会戦略的販売方法を議論
キーワードは省エネ・省力化・省人化
岡谷管栄会 商品研修会開催

 岡谷管栄会(会長=大藪淳一氏・大清社長、岡谷鋼機と販売店・メーカーの集う会)は2018年11月29日(木)午後2時から約3時間にわたり、岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社所在地=名古屋市中区栄2-4-18)9階会議室に会員各社の実務者らを集め「商品研修会」を開催。約40名が参加した。年々女性参加者が増えているのもこの会の特徴のひとつだ。
 大藪会長、山田雄一氏(岡谷鋼機配管建設本部長)の挨拶で始まった今回の商品研修会では、賛助会員から日立金属(社長=平木明敏氏、中日本支社所在地=名古屋市中区錦2-13-19 瀧定ビル7階)、JFE継手(社長=寺内琢雅氏、中部営業所所在地=名古屋市中川区好本町3-22 丸進運輸内)、イノアック住環境(社長=鈴木伸明氏、名古屋本社所在地=名古屋市熱田区大宝4-9-27 イノアック日比野ビル2階)、日立コンシューマ・マーケティング(社長=須藤利昭氏、中部支社所在地=名古屋市東区代官町35-16 第一富士ビル)の4社が、「省エネ」「省力化」「省人化」をキーワードとした自社の新製品やイチ押し製品を持ち寄り、約30分ずつその製品特徴や用途、使用方法などを参加者へレクチャーした。
 日立金属からは集合住宅、ホテルおよび事務所ビルなどの給水・給湯・冷暖房配管用に開発されたフレキシブル管・継手「ソフレックスAQ」や「ベローズ、セグメントバルブ他」が、JFE継手からは消火配管製品「SPシステム、ハウジング継手」が、イノアック住環境からは被覆架橋ポリエチレン管「オユポリスマートチューブ」や「温泉パイプ」が、日立コンシューマ・マーケティングからはパワフルで快適・安心設計・簡単施工「日立インバーターポンプ」がそれぞれ紹介された。
 質疑応答の時間などを使い、参加者らは今回紹介されたこの4社の製品をいかにして戦略的に販売していくかなどをテーマに熱い議論を繰り広げていた。
 商品研修会終了後は会場をサロンオカヤ(岡谷鋼機本社地下1階)に移し懇親会を開催。参加者はお互い名刺交換などを済ませ、親交を深めていた。

例年と違い1月7日に開催
新たなチャレンジの1年に
遠州機工会 賀詞交歓会開催

 遠州機工会(会長=前嶋孝行氏・前島商会社長)は1月7日、静岡県浜松市中区にあるオークラアクトシティ浜松で賀詞交歓会を開催した。司会進行は、同会事務局総務担当の鈴木大造氏(丸尾興商取締役浜松支社長)が務めた。
 前嶋会長挨拶「年末から年始にかけての1週間は天気も良く、新しい元号を迎える平成31年は良い幕開けを迎えられたのではないでしょうか。ほとんどの方が本日仕事始めかと思いますが、この1年も皆さまと一緒に頑張っていきたいと思っております。そして、今年は亥年ですが、イノシシに関しては猪突猛進≠ニいう言葉がございます。今年は元号も変わりますし、ここにお集まりの皆さまには、年末に向かって突進してもらいたいと思っております。さて、例年ですと遠州機工会は曜日に関係なく新年賀詞交歓会は1月6日に開催しておりましたが、新しい試みとして、昨年の初夏になりますが皆さまにアンケートを取らせていただき、今年は1月6日が日曜日ということもあり、仕事始めの7日開催が好ましいとのお声を数多くいただいた結果、本日の開催となりました。私も昨年春から2期目に入り、各委員会のメンバーも若返りをさせていただきました。時代は新しくなっております。良いものは残しつつ、積極的に新しいことに取り組んでいきますので、ぜひ皆さまにはご協力いただきたいと願っております。そして、来年2020年には、ここにお集まりの皆さまが少しでも日の当たる舞台に立たれていることを願っております。浜松はモノづくりの街です。その根幹を支えているのが我々機械工具商だと私は常々思っております。この業界が、そしてこの街が益々盛り上がりを見せるよう私もこの1年頑張りますので、皆さまもご協力くださいますようお願いします」。
 来賓代表・酢山大貴氏(静岡県中小企業団体中央会西部事務所)挨拶「本年は亥年です。イノシシはどんな相手にも立ち向かっていくということで勇気≠竍挑戦≠フ象徴とも言われています。新元号を迎える本年は皆さまがチャレンジできる1年となるよう、私ども中小企業団体中央会としても皆さまを支援できるようチャレンジ≠意識して取り組んでまいりたいと思っております」。
 賛助会員代表・大山康英氏(高津伝動精機執行役員名古屋支店長)挨拶「昨年12月、『今年の漢字』が発表されました。その漢字災≠ェ表す通り昨年は災害の多い年でしたが、今年は明るい話題、明るいニュースが多くなることを期待しております。一方、昨年の国内の景気はといいますと戦後最長に並ぶ73カ月連続の景気拡大となり、今月も続けば74カ月で戦後最長となります。ただ、私どもの業界としましては本当に景気が良い、忙しいと感じたのはここ2年くらいではないでしょうか。特に昨年はメーカーさまが海外からの大口受注を受けた関係で納期が大幅に延びたり、品物が入ってこない状況が続きました。現場の営業マンは毎日、納期の督促や品物の確保に奔走した1年であったと感じます。今年の景気につきまして先月くらいから各メーカーさまにいろいろ聞いてはおりますが、世界情勢が不安定ということもあり、不透明感があってまだよく分からないといった声が大半でした。ただ昨年後半に落ち込みました半導体・PC業界がまた活況になるという話もありますし、自動車業界も堅調という話も聞こえてきますので、不安と期待が入り混じった新年のスタートになったのではないでしょうか。今、業界の問題としまして、人の問題、働き方改革に伴う労働時間の短縮といった問題があります。特に今年から有給休暇5日取得の義務が始まります。当社もそうですが、求人募集をかけても人が入ってこないのが現状です。人が増えない状況のなかで、社員の働く時間が減り、どうやって仕事を回していくのか、どうやって売り上げを伸ばしていくのか、難しい問題に取り組んでいかなければなりません。生産性向上の秘策を考え、行動を起こすよう私自身も宿題をいただいております。社員をレベルアップさせるために研修会に参加させるだとか、今まで扱ってこなかった商品、付加価値の高い商品を販売するなどいろいろ考えてはおりますが簡単にできることではありません。そういった意味でも人の問題については業界全体で考えていかなければと新たな年を迎え、気を引き締めております」。
 石川晃三氏(浜松商工会議所副会頭)乾杯挨拶「EVの関係で自動車業界がいろいろ動いておりますけれども、12月末に中国を訪れた際に『日本には品質がある。中国には市場がある。このふたつをミックスしたらきっと今よりもさらに良くなるんじゃないか』と、ある方から言われました。こんなことを言われたのは初めてで、それだけ世界情勢が変わってきているということだと思います。そういったなかで遠州機工会さまの果たす役割、生かせる機能は非常に大きなものと、今年も期待しております」。
 会員同士、新年の挨拶や情報交換に始まり、賛助会員のPRタイムなどを経て宴もたけなわとなったところで、賛助会員の杉山達彦氏(三菱マテリアル加工事業カンパニー名古屋支店流通営業課長)が中締めの挨拶に立ち、最後は1本締めで散会となった。
 杉山氏挨拶「年が明け新聞やネットを見ておりますと変化≠ニいう言葉がたくさんでてきておりました。この変化というものは、5月に予定されております元号の改元がその発端ではないかと思っております。変化という言葉を調べてみましたら、実は世の中が変化するとき、環境が変化するときというのは我々人間にも、また企業にも大なり小なりストレスがかかるのだそうです。そのストレスやプレッシャーを乗り越えずそのままにしておくと、個人も企業も衰退していってしまうのだそうです。確かにその通りだと思いましたが今年は間違いなく大きな変化が私どもに寄り添ってきます。その一つひとつの変化を、ここにお集まりの皆さま、販売店や代理店、商社の皆さま、そしてメーカーが三位一体となって知恵を出し合い、いい汗をかきながら乗り越えて、また年末に『今年は良かったなぁ』と語り合えれば良いと思います。これだけのメンバーが居れば何も怖いものはないと思います。もし何かあれば、メーカーでも代理店でもご相談していただければと思います」。

組合員ら21名参加
4月25日総会開催を発表
名古屋伝動機商組合 新年会開催

 名古屋伝動機商組合(理事長=服部将康氏・服部社長)は1月23日(水)午後6時より、名古屋市中村区の名古屋国際センタービル内「東天紅(とうてんこう)」で新年会を開催。組合員ら21名が参加した。大喜産業とダイドーが当番幹事を務めた。
 服部理事長が冒頭「皆さん、今日までにいろんな賀詞交歓会に参加されて、2019年がどんな感じなのかというお話しを聞かれていると思います。実際、明るい話が非常に多く、まだまだ景気の良さは続くと私も聞いております。そんななかにあっても、とにかくその場その場でやるべきことをしっかりと見極め、イノシシのように目標に向かって猪突猛進で行けば、2019年も必ず明るい年になると思っております。今回は平成最後の新年会です。今日も和気あいあいと楽しみましょう」と挨拶。
 続いて、長村康義副理事長(長村商店社長)が「過去の大きな災害などは亥年に多く発生していると聞きました。今年も良い年になるだろうと言われておりますが、気持ちだけは引き締めていきたいと思っております。まずは昨年1年間、皆さま方のご協力によりいろんな事業が無事できました。ありがとうございます。次回総会では、役員改選期ですので新理事長以下新役員も誕生することになると思います。そして、2020年には全国大会が東京で開かれます。今年1年、楽しく過ごせますよう皆さま方のご協力をよろしくお願い申し上げます」と挨拶。乾杯の音頭をとって新年会は始まった。
 宴もたけなわとなったところで岩田典之氏(イワタ社長)が「今年は景気もまあまあ良いのではないかという話をよく耳にします。まずは5月からスタートする新元号をここに居る全員で明るく迎えられるよう、今年の干支であるイノシシのように突き進んでいきましょう」と中締めの挨拶をし、最後は1本締めで散会となった。
 またこの日、同組合の総会が4月25日(木)午後6時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦で開催されることが発表された。当番幹事は高津伝動精機と日伝が務める。同組合は役員改選期を迎えることから、この総会の場で新役員が選出されることとなる。

2018年の会員外も含めた年間受注額は
過去最高の1兆100億円を見込む
ロボット統計 2018年10〜12月期及び年間

 一般社団法人日本ロボット工業会(会長=橋本康彦氏・川崎重工業取締役)は1月25日、ロボット統計受注・生産・出荷実績2018年10〜12月期及び年間(会員ベース)を発表した(サービスロボットは調査対象外)。
 これによると、2018年10〜12月期は、受注額が前年同期比17・7%減の1646億円、生産額が同0・1%減の1793億円、総出荷額が同1・0%増の1813億円となった。
 同会は「受注額が対前年同期比2桁の減少。前年同期が対前年比大幅増(受注額36・3%増)だった影響も考慮すると、鈍化傾向は鮮明ながらも底堅い状況」とみている。国内は自動車産業向けを中心に堅調、輸出は、米国・中国向けで減少傾向が続くものの、東南アジア・欧州向けが各用途向けで堅調となっている。
 年間では、受注額が前年比2・8%増の7808億円、生産額が同4・7%増の7331億円、総出荷額が同4・5%増の7444億円となり、いずれも過去最高を更新。輸出額も同3・5%増の5467億円で過去最高となった。
 「2018年は、前半は前年からの輸出を中心とした自動化需要による大幅な伸びが継続されたものの、米中貿易摩擦などを起点とする投資の先送り、一部業種向け需要の一服などにより後半は鈍化、10〜12月期にいたっては受注額が前年同期を大きく下回り、年間としては受注額・生産額ともに対前年比微増に着地した」としている。
 2018年の会員と非会員を含めた年間受注額は前年比約7・0%増の1兆100億円、生産額は同約6・0%増の9300億円とそれぞれ過去最高を見込んでいる。
 発表された2018年10〜12月期及び年間(会員ベース)の受注・生産・出荷の各状況は次の通り。
 1.受注について
 【10〜12月期】

・受注台数…4万5626台(前年同期比15・7%減)、2四半期連続のマイナス
・受注額…1646億円(同17・7%減)、10四半期ぶりのマイナス
 【年間】
・受注台数…22万934台(前年比4・3%増)、6年連続のプラス
・受注額…7808億円(同2・8%増)、6年連続のプラス
 2.生産について
 【10〜12月期】

・生産台数…4万9436台(前年同期比8・3%減)、2四半期連続のマイナス
・生産額…1793億円(同0・1%減)、2四半期連続のマイナス
 【年間】
・生産台数…21万5513台(前年比1・3%増)、5年連続のプラス
・生産額…7331億円(同4・7%増)、5年連続のプラス
 3.出荷について
 【10〜12月期】
・総出荷台数…4万9970台(前年同期比5・2%減)、2四半期連続のマイナス
・総出荷額…1813億円(同1・0%増)、2四半期ぶりのプラス
・国内出荷台数…1万2318台(同18・1%増)、7四半期連続のプラス
・国内出荷額…506億円(同8・5%増)、2四半期ぶりのプラス
・輸出台数…3万7652台(同10・9%減)、2四半期連続のマイナス
・輸出額…1308億円(同1・7%減)、2四半期連続のマイナス
 【年間】
・総出荷台数…21万5178台(前年比2・0%増)、5年連続のプラス
・総出荷額…7444億円(同4・5%増)、5年連続のプラス
・国内出荷台数…4万6836台(同17・6%増)、5年連続のプラス
・国内出荷額…1977億円(同7・3%増)、5年連続のプラス
・輸出台数…16万8342台(同1・7%減)、6年ぶりのマイナス
・輸出額…5467億円(同3・5%増)、5年連続のプラス
 @国内出荷内訳
 【10〜12月期】
 電気機械産業向け

・国内出荷台数…3229台(前年同期比3・1%増)、8四半期連続のプラス
・国内出荷額…155億円(同3・6%減)、2四半期連続のマイナス
 自動車産業向け
・国内出荷台数…4207台(前年同期比21・0%増)、6四半期連続のプラス
・国内出荷額…163億円(同20・8%増)、2四半期ぶりのプラス
 【年間】
 電気機械産業向け

・国内出荷台数…1万2677台(前年比8・3%増)、2年連続のプラス
・国内出荷額…604億円(同1・3%増)、2年連続のプラス
 自動車産業向け
・国内出荷台数…1万6269台(前年比18・7%増)、5年連続のプラス
・国内出荷額…655億円(同13・7%増)、5年連続のプラス
 A輸出内訳
 【10〜12月期】
 電子部品実装用

・輸出台数…3130台(前年同期比7・9%増)、2四半期ぶりのプラス
・輸出額…502億円(同12・6%増)、2四半期ぶりのプラス
 溶接用
・輸出台数…8332台(前年同期比24・1%減)、3四半期連続のマイナス
・輸出額…220億円(同19・9%減)、3四半期連続のマイナス
 【年間】
 電子部品実装用

・輸出台数…1万3501台(前年比9・1%増)、3年連続のプラス
・輸出額…2152億円(同13・4%増)、3年連続のプラス
 溶接用
・輸出台数…3万6422台(前年比11・6%減)、2年ぶりのマイナス
・輸出額…930億円(同9・1%減)、2年ぶりのマイナス

ジョニーズブラッセリーを会場に
仕入先を招いて忘年会
服部商会 日頃の感謝を込めて

 機械・工具の総合商社服部商会(社長=服部嘉高氏、本社=愛知県津島市)は、11月16日午後6時30分より名古屋駅前のJRゲートタワー13階にある「ジョニーズブラッセリー」において恒例の忘年会を開催した。同社の仕入先約100名と社員が参加。これまでの忘年会とは趣の異なったスタイリッシュな店を会場に、和やかに親睦を深めた。
 はじめに服部社長が、仕入先各社の日頃の支援に対して感謝の意を示した後、「服部商会は、お陰さまで創業から43年経ちました。服部利一郎会長も今年(2018年)喜寿ということで、9月の弊社のゴルフコンペには、そのお祝いも兼ねて大勢の方にお越しいただきました。服部商会は2018年3月の決算を無事に終え、この景気ということもあり、前年度以上にプラスアルファーの良い成果を上げさせていただきました。服部商会がこれから未来、100年企業に向けて、どのようなスタイルが良いのかということを昨年(2017年)から色々と役員で話し合ってきて、決算を3月から10月の末とすることを決断しました。そして先月末に無事10月決算を終えることができました。年頭に話したように一丸となって頑張ってきて、10月の決算は良い数字が出来ました。やはり本日ご列席の仕入先様、メーカー様のお力添えが服部商会のパワーであり、そして私は恵まれた社員に囲まれて本当に幸せであります。時代の変化はあまりにも速く、第1次産業革命が100年ぐらい、第2次が50〜80年ぐらい、第3次が50年あるかないか。そして今、第4次に入っております。第4次産業革命は、今年のJIMTOF2018でもありましたように、自動化、AI、IoТ等がどんどん生産効率を上げる秘訣となっております。私が会長から社長を引き継いで、今年で丸10年が経ちました。最近さらに言っているのは、五感を大切にしなさいということです。人と人とが触れ合う世の中です。どれだけロボットやAIが素晴らしく進歩しようとも、やはり人は一人では生きていかれない。絶対に服部商会は無くならないと自負しております。本日は皆様、たくさん飲んで、たくさん美味しい料理を食べて、存分に楽しんでいただきたいと思います」と挨拶。
 続いて、メーカーを代表して布目令住友電気工業ハードメタル事業部流通販売部名古屋市販グループ長が挨拶に立ち「今年は、どのような年だったでしょうか。服部商会様におかれては、創業43年、服部利一郎会長が喜寿を迎えられるということで、大変めでたい年だと伺っております。また、利一郎会長から嘉高社長が会社の経営を譲られて10年となる、節目の年。リーダーシップを遺憾なく発揮されて、服部商会様の若い社員の方がどんどん成長され、大変勢いのある会社と伺っております。本日は忘年会です。私は渡辺から引き継いで、まだ皆様のお顔を知らない状況ですので、初めてお会いする方と情報交換をさせていただきながら懇親を深め、有意義な時間にさせていただきたいと思います。来年(2019年)の中部経済は、全国を含め景気動向が怪しいというお話も少し聞いております。ただそれ故に、大変勢いのある服部商会様、また日頃メーカーを支えていただく代理店様、それと我々新しい製品技術を開発するメーカーが三位一体となって、皆様の力を合わせて中部経済の発展に貢献していきたいと考えております」と話した。
 商社を代表して吉村泰典山善上級執行役員名古屋支社長が「業界では毎年、服部商会様の忘年会が業界ナンバーワンの早さということで、服部商会様のモットーである最速ということが忘年会でも現れていると思います。今年一年を振り返ると、服部商会様には驚かされることばかりで、これだけ色々会社が変わっていくかということを感じました。9月の利進会ゴルフは、服部会長の喜寿のお祝いで思わず涙が出ましたが、会長が43年前に創業された時の写真なども見せていただき、感動的な利進会になったと思いました。今回のこの忘年会も、いつもは百楽で中華料理を食べておりましたが、今回は大きく様変わりをしました。これも服部商会様の大きな変化でありまして、若い力の皆様方が企画された、忘年会がここにあると思います。本当に皆様方、今年一年大変お世話になりました」と述べて、力強く乾杯の音頭をとった。
 アメリカンスタイルの店で素材の良さを生かしたシンプルな料理を満喫し、ゲームや抽選会で楽しいひと時を過ごした。 服部会長の喜寿を祝う、社員やメーカー・商社の人たちからのメッセージビデオも上映された。
 歓談が進む中、服部峰久専務が御礼の挨拶で「来年が皆様にとって素晴らしい年になり、本日ご出席の皆様にとって幸せな年となりますことを祈念いたします」と述べ、一本締めでお開きとした。

吉見省吾氏(ジーエム)が優勝
挨拶する服部嘉高社長
30年度第3回WMゴルフ大会

 木工機械研究会WM会(会長=福本豊彦氏・フクモト会長)の30年度3回目のゴルフ大会が12月15日、愛知県岡崎市岩中町のザ・トラディションゴルフクラブで開かれた。10名が参加した。
 当日は快晴に恵まれたものの気温の低い中、ストロークプレイで行い熱戦の末、吉見省吾氏がネット80で優勝を飾った。
 上位入賞者は次の皆さん(敬称略)。
▽優勝=吉見省吾(ジーエム)G93、H13、N80
▽1位=立松玄次(立松丸鋸加工)G109、H21、N88
▽2位=庄田浩士(庄田鉄工)G122、H30、N92
▽3位=福本豊彦(フクモト)G106、H9、N97
(左から)立松氏、吉見氏、庄田氏

野崎会長(常磐精機社長)はじめ全役員留任
親密な関係を築き共存共栄
三親会 第41回定時総会を開催

 三親会(会長=野崎憲昭氏・常磐精機社長、サンコー商事を中心とする販売店とメーカーの会)の第41回定時総会が11月29日、名古屋市東区のホテルメルパルク名古屋で午後5時より開かれた。
 冒頭、野崎会長が挨拶で「本日は月末・年末のお忙しい中、三親会総会にお集まりくださり、誠にありがとうございます。景気や業績等についてはサンコー商事の小島社長様よりお話があると思いますので、それ以外のことで、私より2つ話をさせていただきます」と述べ、次のように話した。
 〈働き方改革? 働かせ改革?〉
 働き方改革関連法案が6月28日に成立した訳ですが、多くの業種で人手不足問題が浮き彫りとなる中、中小企業は厳しい環境となっています。特に工具商は、ネット販売以上のことをユーザーに求められ、それ以外にも突発的な注文や見積、納期回答等の「対応力や柔軟性」も求められるといった、他の業種以上に「時間が特に必要な業種」でもあります。
 先日、こんな記事を読みました。働き方改革の大半は「働かせ改革」なのではないか。周りの意見や会社の方針に従っているだけでは、真の働き方改革とは言えない。やらざるをえない「働き方改革」ではなく、「企業価値を高める」ことを経営者と従業員が目指すことにより「結果として」労働環境が良くなり、生産性や質の向上にも繋がる。
 皆様、ただ早く帰ってもらうだけ、ただ有休をとってもらうだけの働き方改革ではなく、企業価値を高めるために進んで行きましょう。
 〈ブレないということ、群れないということ〉
 弊社は近年20代前半の若者が多く入社しましたが、この言葉は私が口を酸っぱくして言っていることでもあります。入社した当時、素直で謙虚で一生懸命だった社員が「マンネリ化したり、悪いことを覚えたり、主張が多くなったり、態度が悪くなったり」と「ブレないようにするため」でもあります。最近も某自動車メーカーの会長が「ブレて」しまいましたよね。
 「群れないということ」とは「報・連・相はいいのですが、グチ・不満・ウワサ話などを集まってしないこと」、そして「何でもヒトに頼るのではなく、まずは自分で考えなさい」という教えでもあります。
 弊社の過去の体質はまさに「ブレたり、群れたり」の繰り返しで、体質改善に相当な苦労をしました。私の経験上「若手が多く入った時、景気がいい時」に「ブレる、群れる」が特に起こりやすいので、日頃の社員教育を大切にし、社員の「質」を高めて行きましょう。
     ◇
 続いて小島徹サンコー商事社長が挨拶に立ち、現況について「今月(2018年11月)最初のJIMTOF2018は、過去最高の出展社数と入場者数で大盛況のうちに終了しました。先週、タイのMETALEX2018も盛況。以前は少し景気が悪いのではと言われていた、タイを含めた東南アジアも景気が良くなっています。また、日工会(日本工作機械工業会)が発表した工作機械受注額も1〜10月までの累計が1兆5486億円と前年比で117・2%、内需が124・2%と好調。ただ、10月単月でみると、内需は良いが、外需がかなり落ち込み、受注額で23か月振りに前年割れと、少し警戒感が出てきたのかと思われます。自動化など合理化、効率化といった設備に関する需要は潜在的なものが非常に大きく、先行きは少し調整局面があるが大きく落ち込むことはないのでは」との考えを示した。
 同社の業績は「(2018年)4〜9月の半期は、増収増益。当地区の地元の車関係の調子が良いことが、大きな要因のひとつです。私どもでは、2018年5月が新会社(新三工商事)になって設立40周年の節目でした。社内だけで40周年運動を展開し、11月10日・11日に40周年記念として福岡の方へ行き、これで締めて、次の10年、設立50周年に向けた第一歩を踏み出しました」と報告。
 今後について小島社長は「この先10年を見てみると、まず、日本の社会はますます高齢化が進んで労働人口が激変する。また、AI、IоТなどが発展して、今よりさらに情報社会が進む。商売で関係の深い自動車で言えば、自動化、自動運転、電動化がどんどん進むのに伴って、工場の設備関係から我々の商売のやり方も大きく変わる。大きな波がこの10年に来るのではないかと思います。その中で一番の問題は、人の問題だと思っています。人手不足への対応と人材育成が大事になってきます。昔は経営資源と言えば『人、物、金』でしたが、最近では『人、人』。限られた人材の中で一人一人の役割、関係が重要になってきます。販売店様、メーカー様、ユーザー様のお一人、お一人とより親密な関係を作り、素早く情報を取りながら皆様のニーズに応えるのが非常に大事。この三親会は、旧三工商事の時代、1963年(昭和38年)から続く伝統ある会です。若くてバイタリティーのある野崎会長のもと、是非伝統ある三親会を有意義なものにしていただければと思っています。私どもも三親会の皆様とより親密な関係をもって、お互いに共存共栄できるよう頑張って努力していきたい」と話した。
 議長を山口朗黒田精工名古屋支店長が務めて議事入り、会員総数35社中28社の出席により同総会が成立すると報告された後、第40期事業報告・会計報告及び監査報告、第41期事業計画案・予算計画案を審議し満場一致で承認可決。役員改選では、野崎会長以下全役員の留任が承認され、以上で総会を終了した。
 総会終了後は懇親会が催され、森庸一副会長(森哲社長)の発声で乾杯。和やかに歓談して親睦を深め、福島省吾サンコー商事専務の中締めでお開きとした。


2019年2月3日(日) ・2696号
過去最高421名参加
愛機工 新年賀詞交歓会開催
MECT2019への協力呼びかけ

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は1月17日、名古屋市中区のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で2019年新年賀詞交歓会を開催。組合員や賛助会員ら合わせて、過去最高となる421名が参加した。幹事は南支部が務めた。今年はメカトロテックジャパン2019(MECT2019)が、来年には新たにロボットテクノロジージャパン2020が開催されることから、水谷理事長以下組合役員は参加者に協力を要請していた。
 水谷理事長挨拶「新年明けましてお客さまを回ってみましても、米中関係の不安要素などがあるにせよ景気は底堅いと感じております。この業界の新年会などにお邪魔しましても、まだまだ内需・外需ともに好景気が続くと感じております。そんななかで当組合の課題としましては、ひとつは“働き方改革”です。AIに仕事を奪われるのではないかという話がありますが、我々流通に関する営業の仕事は残るように思います。AIが不得手な仕事に、そのAIを高度に管理する仕事があります。それからAIは、過去の出来事をすべて分析して未来を予測する力は優れていると思いますが、それを新しい仕事として企画すること、さらには最終的な決断を下す仕事というのは今のところ人間にしかできないだろうと思われます。人間らしい仕事というのも残ると言われております。人間は失敗をしますが、それを反省して対策を立てます。そうした“失敗から学ぶ”ことは、失敗しないAIにはできないことです。我々の営業という仕事は人間らしい失敗をしながらも、それを超えることでお客さまから信頼を得ることもあると思います。これはAIにはできない仕事ではないかと思っております。そういった意味でも営業マンを教育していくことに積極的に取り組んでいきたいと思います。ふたつ目は、モノづくりや製造業の“変化”への対応です。ロボット、IoTで製造業、工場もどんどん進化しています。それに対応できる流通業でなければならないと思っております。我々流通業としてはメーカーさまの心のこもった製品を、心を込めて販売していく、そんなコネクテッドインダストリーの一翼を担う流通業でありたいと思っております。AIが心を持つ時代がいつか来るかもしれません。そうなったとしても、我々は心を大切にした仕事をしていかなければならないのではないかと思います。最後に本年はMECT2019が、来年には新しくロボットテクノロジージャパンが開催されます。組合員の皆さま、賛助会員の皆さまが一致団結して成功に向けて邁進していきましょう」。
 来賓を代表し、大野伊知郎愛知県産業労働部商業流通課主幹が大村秀章愛知県知事の祝辞を代読「貴組合におかれましては産業活動を支える工作機械やその技術を展示する国内最大級の専門見本市であるMECTの開催や、将来を担う人材の育成セミナーの実施など、様々な事業に積極的に取り組まれております。こうした取り組みは将来に向けて貴業界の体質強化を推し進めるとともに本県の産業基盤の発展に大いに貢献しているところであり誠に心強いかぎりでございます。さて本県は、中小企業支援はもとより自動運転などの次世代自動車や航空宇宙、ロボット分野をはじめ、ICTやAIなどのデジタル分野まで幅広く産業集積を進めるとともに、スタートアップに戦略的に取り組むことで世界一の産業の革新と創造を目指すこととしております。皆さま方におかれましては今後とも水谷理事長はじめ役員の皆さまのリーダーシップのもと、より一層結束を強められ貴業界のさらなる発展、この地域の産業・経済の振興にご尽力いただきますようお願い申し上げます」。
 高田研至副理事長(井高社長)乾杯挨拶「年が明け、いろいろと工業会さまの新年会に参加させていただきましたが、昨年は過去最高の数字を記録したことから、当組合の新年会も421名と過去最高となる多くの方々にお集まりいただき、非常に良い年の幕開けだと思っております。お伺いしたどの工業会さまも今年はプラスになると予想するなか、日工会さまだけ若干マイナスになると予想されておりましたがこれについても非常に好調ななかで、ほんの少しのマイナスだということで心配するほどではないと思っております。いずれにしても、ここ数年の良い景気がこれからも続くのではないかと思っております。私たちとしては、今、踊り場状態ではありますが、この景気があと数年は続くものとして仕事をしていく必要があるのではないかと思っております。今年はMECT2019が開催されます。来年はロボットテクノロジージャパンが開催されます。皆さまの多大なるご協力をよろしくお願いいたします」。
 森田乾嗣副理事長(モリタ社長)中締め挨拶「この元気な愛知県の、我々愛知県機械工具商業協同組合がその景気をけん引していくという気持ちで今年1年突っ走っていきたいなぁと思っております。当組合員の皆さま方、そして賛助会員の皆さま方、まずはMECT2019を成功裏に終わらせることをお願い申し上げます。そしてもうひとつ、ニュースダイジェスト社主催、当組合が共催いたしますロボットテクノロジージャパン2020を開催する運びとなりました。これにつきましては組合員の皆さま方、賛助会員の皆さま方の絶大なるご理解とご協力を必要としております。どうか当組合と業界の発展のためにお力をお貸しいただきたいと思います」。

年 頭 所 感
景気回復をさらに力強い
ものとしていくために
(一社)日本産業機械工業会
会 長 斎藤 保

 2019年を迎えるに当たり、新年のご挨拶を申し上げます。
 皆様には、気分も新たに新年を迎えられたことと思います。
 昨年を振り返りますと、国内では西日本豪雨や台風21号、北海道胆振東部地震等の自然災害による被害が相次ぎました。そうした中、2025年の国際博覧会(万博)の大阪・関西開催が決定したことは、自然災害が続いたわが国に明るい話題をもたらしました。なお、経済面では、国内総生産(GDP)7〜9月期が2期ぶりに落ち込むなど、足元では減速傾向がみられました。
 一方、海外については、米中貿易摩擦や新興国・資源国経済の動向、英国のEU離脱交渉の展開などリスク要因が多岐に亘っており、世界経済の先行き不透明感が高まりました。
 他方、私ども日本産業機械工業会にとっては、創立70周年の記念すべき年でもありました。2018年度上半期の受注額は2兆4131億円、前年同期比102・2%と2年連続で前年を上回り、海外が中国向けの減少で横ばいとなったものの、国内の製造業・非製造業向けが増加するなど、内需が堅調に推移しました。
 2019年は、天皇陛下がご退位され、皇太子殿下がご即位される新しい時代が始まろうとしております。
 日本経済においては、「いざなぎ景気」を超えた現在の景気回復をさらに力強いものとしていくための非常に重要な一年であり、激動する国際経済の状況に左右されない成長力を獲得するため、グローバリゼーションの展開とイノベーションの加速により、あらゆる産業の生産性をさらに高めていく必要があると考えます。
 我々産業機械業界としては、TPP11や日・EU経済連携協定による自由貿易圏の拡大を追い風にグローバル展開を加速するとともに、第4次産業革命などの新たなデジタル化の波を取り込み、関連産業と連携しながら、他国をしのぐ高付加価値製品・サービスを追求するなど、さらなる技術革新で世界のニーズに応えていきたいと思います。
 また、社会インフラの老朽化対策に資する新技術・システムを創出し、国土強靱化、防災・減災に向けて積極的に貢献していきます。
 併せて、会員企業の持つエネルギー・環境分野の革新技術により、地球温暖化や廃棄物削減を始めとする地球規模での環境対策にも積極的に取り組んでいきます。
 政府におかれましては、生産性向上に向けた設備投資の促進や技術開発、IoT人材の育成等を下支えする各種支援の充実などに加え、経済連携の推進や日米の物品貿易協定(TAG)交渉などの通商戦略に、引き続き取り組んでいただきたいと思います。また、消費税率の引き上げへの対策については、着実な景気対策の実施をお願いいたします。
 さらに、外国人労働者の受入制度の整備については、深刻な人手不足で悩む産業にとって朗報であり、産業競争力を高めていく観点からも、わが国にとって良い制度となるよう環境整備を進めていただきたいと思います。
 また、昨年12月に開催されたCOP24(第24回国連枠組み条約締約国会議)が「パリ協定」の実施指針を採決したことで、地球温暖化対策の枠組みが2020年から動き出すことになりましたが、日本の削減目標を達成するために、原子力発電を含めた「安定供給、経済効率性、環境適合、安全性(3E+S)」を考慮した最適なエネルギーミックスの実現に向けた取り組みを加速していただきたいと思います。
 年頭にあたり考えるところを述べさせていただきましたが、関係各位におかれましては一層のご指導、ご協力をお願いしますとともに、皆様のご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

新年を迎えるにあたり
(一社)日本フルードパワー工業会
会 長 石川 孝

 新年明けましておめでとうございます。平成31年の年頭にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
 昨年は、地震、豪雨、台風などの自然災害により、経済にも大きな影響を与えました。一方、2025年大阪万博が決定し、2020年の東京オリンピックに続き経済効果が期待される明るい話題もありました。
 さて、昨年の経済情勢を振り返りますと、トランプ政権による追加関税が実施され、中国との貿易戦争が始まりました。この影響もあり、中国経済は、昨年8月以降に景気が停滞局面に入っております。日本経済は、2018年7〜9月期の実質GDPは、自然災害の影響もあり、2四半期ぶりのマイナスとなりました。
 本年の米国経済は、中国・欧州の景気減速や、通商摩擦によるリスクを抱えるも良好な雇用・所得環境が続き、ややペースも落としながらも本年も消費主導の成長が続くと見られています。
 中国経済は、景気が停滞局面に入っており、輸出は堅調を維持するも、本年は米国制裁強化で輸出の下振れが強まる可能性があり、輸出関連の設備投資や、消費マインドにも波及する恐れがあると見られています。
 当工業会においては、半導体関連ではやや弱含みのトレンドが見られる一方、内需及び米国を中心とした外需の旺盛な設備投資意欲と高い受注残に支えられ、高いレベルの生産が続いている業界もあり、日本全体としてはまだら模様の状況であるように思います。
 こうした中、当工業会は、需要対策事業、国際交流事業、標準化事業、技術調査事業、広報・PR事業及び中小関連企業事業などの活動を通し、フルードパワー産業界の発展に貢献してまいりました。特に重要課題の一つとして、今後さらに進むグローバル化、高齢化を考え、意欲にあふれた人材の育成に力を入れ、「油圧・空気圧若手技術者懇談会の開催」「技術講演会の開催」などに力を入れてまいりました。本年も、人材育成に力を入れ、日本の製造業の強さをしっかりと土台から支えるフルードパワー業界となるよう微力ではございますが、日本フルードパワー産業の発展に貢献してまいりたいと存じます。
 最後になりましたが、フルードパワー工業会と皆様方の益々の発展を祈念し、私の年頭の挨拶とさせていただきます。

年 頭 所 感
不安定要因の高まりの中で
自由貿易体制の堅持により
さらなる成長を目指す
日本機械輸出組合
理事長 槍田 松瑩

 あけましておめでとうございます。
 年頭にあたり、一言ご挨拶申し上げます。
 昨年を振り返りますと、米政権によって次々と打ち出される保護主義的通商政策等に対する懸念にも拘わらず、先進国は堅調な個人消費等に支えられ、緩やかに成長し、また新興国経済もインド、ベトナム、フィリピンの高成長やロシア、ブラジルの回復等がみられ、昨年の世界経済は、総じて緩やかな成長を示しました。これを受けて、我が国輸出の約64%を占める機械輸出も、2018年1-11月の輸出額は対前年同期比約4・3%増と緩やかな成長を保ちました。経済統計上の数字では、昨年の世界経済は比較的平穏に推移しましたが、現在の世界経済・貿易体制の骨格を形成している体制の今後のあり方に大きな影響を及ぼしかねない様々な動きがありました。
 米政権によって次々と打ち出される保護主義的通商政策、特に貿易戦争とも呼ばれている米中貿易摩擦や、英国のEU離脱交渉の行き詰まり、難民の流入による右翼政党の台頭などEUの将来に対する不安、中国経済の成長鈍化や米国FRBの利上げによる新興国からの資金流出等種々の問題が次々に生起してきました。
 本年を展望してみますと、上で述べましたような種々の問題がさらに拡がり大きな影響を世界経済にもたらすことになるのか大いに懸念されます。とりわけ、米中貿易摩擦は、単に米中間の貿易不均衡を巡るものに留まらず、次世代技術の覇権争いの様相を呈しており、両国の影響力の大きさを考えると、米中間の摩擦が激化すれば世界経済の成長を阻害する大きなリスク要因となります。
 また、米中貿易摩擦に加え、自国第一主義による保護主義の拡大は、同じく世界経済の成長阻害要因となるものであり、産業界としても、その動向を注視していく必要があります。本年は、日米物品貿易協定交渉(TAG)が開始されますが、交渉の行方が懸念されるところです。開かれた自由な貿易・投資の体制こそが、著しい技術革新(AI、IoT等)による新たな産業活動のフロンティアを拓き、世界経済の成長を実現する道と考えます。
 こうした中、日本のイニシアチブにより、昨年末にTPP11が発効し、日EU・EPAも本年2月に発効となるなど、自由貿易体制の維持・発展の観点から力強い動きがありました。これらの交渉に積極的に取り組んでいただいた日本政府のご努力に大いに敬意と感謝を表したいと思います。
 他方、国連では持続可能な開発目標としてSDGsが提唱され、地球環境の保護、基本的人権の尊重、貧困撲滅など様々な社会的課題に関心が高まっています。これらは、グローバルに活動する我が国産業界として鋭意取組み、解決に向けて貢献すべき課題です。
 こうした状況下、我が国機械輸出業界は、本年においても、以下のような対策を強力に実施し、機械輸出や海外販売の拡大を図り、我が国経済・産業の持続的発展に貢献して参りたいと存じます。
 第一は、我が国機械産業の国際競争力の更なる強化と持続的成長の実現です。
 我が国業界は、更なる選択と集中を推し進め、競争力を有する分野をさらに強化するとともに、IoTやAI(人工知能)等、最先端のイノベーション「Society5・0」によって新たな分野におけるイノベーションを実現し、競争優位な製品・サービス・ビジネスモデルのグローバル市場への投入によって我が国機械産業のさらなる成長を目指します。
 他方、政府に対しては、研究開発を促進する税制や規制改革の推進、産業競争力の強化や国際物流システムの効率化と強靭化を実現していただきたいと存じます。また、政府首脳によるトップ外交の積極的な展開や、JICA、JBIC、NEXI等による公的金融支援の強化等を通じて、我が国の質の高いインフラ輸出を積極的に推進することを強く働きかけて参ります。
 第二は、貿易・投資環境をさらに改善し、自由貿易体制を堅持することです。
 我が国業界は、日EU・EPA及びTPP11の早期発効を強く支持して参りました。同様にRCEPの早期妥結、環境物品自由化交渉等の早期交渉再開も積極的に支援するとともに、既に締結されたEPAの積極的な活用に努め、輸出の拡大を図って参ります。更に各国の通商・投資や国際課税、知的財産、情報保護、貿易手続等に関する制度・運用動向を注視し、保護主義的措置や円滑な貿易・投資を阻害する制度の導入・運用があれば、政府と連携してこれらの排除や公正なルールの策定に努めて参ります。また英国のEU離脱交渉に関しては、欧州事業の持続性確保を図ってまいります。
 政府に対しては、日米物品貿易協定交渉(TAG)において、自由貿易体制の礎を堅持するようお願いするとともに、TPP11加盟国の拡大やRCEP、環境物品自由化交渉の早期妥結を推進頂きたいと存じます。また、WTOにおける電子商取引に関する国際的なルール作りの各国への働きかけを含め、自由で開放された貿易制度の維持のため、イニシアチブをとって積極的に他国に働きかけていただきたいと存じます。
 当輸出組合は、昨年、定款・規程類の抜本的な見直しをいたしました。2019年は、透明性を高めた組織体制の下で、皆様と一体となって、これら対策を積極的に推進し、我が国機械輸出業界の更なる発展と我が国経済の本格的回復に向けて邁進してゆく所存です。
 組合員の皆様方のご健勝とご発展を祈念して、新年のご挨拶と致します。

創業350周年の記念すべき年
総合力を高め、新たな発展へ
岡谷鋼機
取締役社長 岡谷 篤一

 昨年は世界同時好況への期待の中でスタートしましたが、年央からの米中貿易摩擦などの影響で、今年は先行き不透明な年明けとなりました。
 日本では年央に豪雨、地震、猛暑、そして台風に見舞われながらも、人手不足や企業業績の好調を背景に設備投資が順調でした。
 当社グループにおいても課題はありますが、インド法人の充実、米国International MoldSteel,Inc.(金型材の加工・販売)の拡張計画や、航空機関連取引の拡大、また多数の若手社員のAI資格者検定合格など、明るい話題もありました。
 新年のIMFによる世界経済成長見通しは、従来予想を下回る3・7%成長(前年同様)ですが、中国と東南アジア経済が減速する一方で、インド、ブラジルとメキシコ経済の成長が加速するなどの変化も予想されています。
 日本では、今年10月の消費税増税に対しての経済対策は講じられますが、米国・欧州経済の減速予想などとあわせ警戒して臨む必要があります。
 このような環境下で、当社グループは以下の課題へ積極的に取り組んでまいります。
●混迷するグローバリゼーションの下での国内外サプライチェーンの変化や、新商品・新事業創出の高速化の中で勝機を得るために、日頃の内外とのコミュニケーションを一層密にし、各人が収集した情報を的確に分析して行動する。従来のように傍観してはいけない。
●日本では人口減少を背景とした人手不足の解消、世界では生産性と品質向上などを目的として、様々なロボット・AI・IoT技術などの活用が普及する中、当社グループにおいても国内外でハードとソフトの両面から創造的な取り組みを推進する。
 新年は、当社が1669年に創業して以来350周年の記念すべき年となります。より一層の地域貢献に取り組みながら歴史の中で培った信用に磨きをかけ、これまで以上にグループ一丸となり共働してその総合力を高め、新たな発展に繋げてまいります。
(1月7日の同社年賀式で岡谷社長が述べた「年頭の辞」の要旨)

30周年から
“次のステージ”へ
ケルヒャー ジャパン
代表取締役社長 佐藤 八郎

 2019年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 昨年は当社創立30周年という節目の年を迎えることができました。日頃からの皆様のご支援に、改めまして厚く御礼申し上げます。これを記念して9月には東京国際フォーラムにて単独展示会「ケルヒャーフェア 30」を開催し、30年間の歩みや、これからの清掃課題を視野に入れた多種多様な製品、未来に向けた取り組みなどをご紹介いたしました。多くのお客様にご来場いただきましたこと重ねて感謝申し上げます。
 さて、昨年を振り返りますと、業務用製品に関しましては、清掃現場の高齢化をはじめとする日本市場の様々な課題を背景に、シニア層や女性でも扱いやすい小型で機能性の高い製品や、バッテリータイプの製品を多く投入した一年でした。
 家庭用製品においては、当社初の電源・水源いらずのマルチクリーナー「OC 3」や日本の住宅事情に合わせて開発した30周年記念モデル「K 2サイレント」の発売など、日本の清掃ニーズに焦点をあて、新たなカテゴリーの開拓にも取り組んでまいりました。
 また、日本全国でのカスタマーセントリック(顧客中心主義)実現に向けて、サポート体制を整備いたしました。特に西日本エリアでは、神戸に物流・修理拠点を新設し、鹿児島営業所も拡張移転したことで、お客様へのサポート体制の強化に努めました。
 本年は、お客様からさらなる信頼を得られる企業を目指し、製品・サービスの充実に加え、新製品の展開や新規市場の開拓をさらに積極的に推進するとともに、社内においても常に改善を重ね、無駄のないスリムな組織作りをより一層進めてまいります。また人手不足や少子高齢化、環境問題などの社会課題にも対応するべく、ロボット床洗浄機を始めとする様々なソリューションを提供することで、持続可能な社会実現の一助となれるよう尽力していく所存です。
 昨年「ケルヒャーフェア 30」で宣言した『Enter The Next Stage』を実現する第一歩として、清掃機器専業メーカーとしての責任を果たしていくとともに、お客様のご期待に応える製品やサービスを提供し、日本に新たな清掃価値をお届けできるよう取り組んでまいります。
 今後も、皆様の一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

年 頭 所 感
2019年 年頭所感
鰍kIXIL
代表取締役社長兼COO 大坪 一彦

 新年を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
 また昨年は、豪雨、台風、地震など多くの自然災害が発生した1年でした。被害を受けられた地域の皆さまに、あらためて心よりお見舞い申し上げると共に、一刻も早い復旧・復興を祈念いたします。
 さて2018年は、株式会社LIXILにとって、大きな変化の年となり、私自身にとっても大きな新しい挑戦がスタートした年でもありました。私は住宅業界で約40年間、代理店さま、販売店さま、そしてコントラクターさまなど、多くの業界の関係者の皆さまと協働し、様々なことを学ばせていただきました。2019年は、私のこれまでの経験を最大限に活かし、LIXILグループの企業理念である「優れた製品とサービスを通じて、世界中の人びとの豊かで快適な住生活の未来に貢献していく」の実現に向け、私が先頭に立ち、全社一丸となり、積極的に取り組んでいきたいと考えております。
 その実現のためには、これからも皆さまとの協働が不可欠です。本年も引き続きご支援の程よろしくお願いいたします。
 これからの社会の変化に対応し、皆さまと共に持続的な成長を目指す
 2018年の住宅マーケットを振り返りますと、新築、リフォーム市場ともに、わずかではありますが増加傾向にありました。しかし長期的なトレンドでは、空き家問題、急速な少子高齢化、さらには職人不足、建築資材の高騰など、住宅業界を取り巻く環境は、楽観視できない状況が続いています。また今年の10月には消費税増税も予定されており、少なからず影響は出てくると予想します。LIXILは、万全の体制でこの環境の変化に対応していく所存です。
 一方、ここ数年でのデジタル技術の日常生活への浸透により、エンドユーザーのライフスタイルや趣味嗜好は大きく変化し、購買行動も多様化するなど、私たちの業界にも影響が出てきています。私たちにとって、エンドユーザーに対する理解を深めていくことは、非常に大切であり、このような中で持続的な成長をしていくには、これからの社会の変化に正面から向き合い、対応していくことが重要です。
 そこでLIXILでは、これからの社会に必要とされるものづくりを目指し、昨年発売したTOSTEMブランドの窓「LW」をはじめ、INAXブランドのトイレ「SATIS」、Interioブランドのインテリア建材「Raffis」、浴室「SPAGE」、システムキッチン「リシェルST」、エクステリア「カーポートSC」、内装機能建材「エコカラット」「アレルピュア」、そしてIoT技術を活かした「スマート宅配ポスト」「Life Assist」など、イノベーション、デザイン、品質面をさらに強化させた商品、また短納期・省施工で簡単に取付けできるリフォーム商品の開発を全力で進めており、また今後さらに強化していきたいと考えています。LIXILグループは、他社に無い豊富な商品ラインアップと、お客さま一人ひとりにアカウントできる全国の営業部門を有する唯一の総合住生活企業です。私たちが住まいの価値を高められる商品を提案し続けていくことで、日本の住生活の未来に貢献できると確信しています。
 そしてもう一つ持続的な成長に必要なことは、私たちの事業戦略と、CR(コーポレート・レスポンシビリティ)戦略を一致させるということです。
 例えば、断熱性の高い窓や玄関ドアを普及させることで、住宅の断熱性を高めて暖冷房のエネルギーを減らすことができ、夏場の室内熱中症や冬のヒートショック対策にも繋がります。さらに毎日使うトイレやキッチン、バスルームの節水・節湯性能を高めることで、水と給湯エネルギーを減らせます。つまり、住まいの快適性と省エネを両立させることが、地球温暖化の防止や社会問題の解決に寄与するということです。さらに自然災害が発生した時に役立つ商品や、高齢者や身体障がい者の方々の生活をサポートできる商品など、社会インフラにも貢献していきたいと考えています。
 また昨年は、「グローバルな衛生課題の解決」に向けて、ユニセフ(国際連合児童基金)と、衛生問題に取り組むための新しいグローバルパートナーシップ「Make a Splash! みんなにトイレを」を締結し、スタートさせました。私たちはユニセフと共に、2021年までに、世界で2億5千万人の衛生環境の改善に向けて、貢献していくことを約束しています。この衛生問題の解決に向けた取り組みは、日本国内においてもこれまでも「みんなにトイレをプロジェクト」というキャンペーンを通じて、多くのお客さまにご賛同いただきました。
 このように、地球規模の環境問題や社会課題の解決に向けた活動を積極的に進めていくことで、持続的な成長の基盤を皆さまと共に築きあげていきます。ぜひ一緒に取り組んでいきましょう。
 最後になりますが、いよいよ来年の2020年には、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。私たちLIXILは「住宅設備部材&水回り備品」カテゴリーの東京2020ゴールドパートナーとして、東京2020公認プログラム(街づくり)に認証された「LIXIL観光地トイレ おもてなし清掃」や、東京2020公認教育プログラムの「ユニバーサル・ラン〈スポーツ義足体験授業〉」など、地域社会での活動を通じ、ユニバーサル社会の実現、そしておもいやり≠ニおもてなし≠フ心を、ソフトの面からも育んでいきたいと思います。
 LIXILは、これからさらに強いチームワークを持ち、業界の皆さまと共に、持続的な成長に向けた新たなチャレンジに邁進してまいります。本年も皆さまの一層のご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

ROBOT 
TECHNOLOGY 
JAPAN2020

FAロボット・自動化システムの専門展
「ロボットテクノロジージャパン」
2020年7月、新たに愛知で開催

 国内最大級の工作機械見本市メカトロテックジャパン(MECT)2019を主催するニュースダイジェスト社(社長=樋口八郎氏、本社=名古屋市千種区)と愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏、所在地=名古屋市熱田区)は、FA(ファクトリーオートメーション)ロボットと自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン)」を2020年7月、愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で初開催する。
 少子高齢化時代を迎え、人手不足に直面する国内の生産現場でどのようにロボットを活用すべきか、匠の技に支えられている現場でどのように品質の安定を図るのか、人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)の技術をどのように活用するべきかなど、工場内の自動化、省人化に関する数々の課題を一緒に解決する。
 会場には産業用ロボット本体やその周辺機器の展示ゾーンに加え、ロボットの設置やシステム構築を担当する「ロボットシステムインテグレーター」(SIer)専用の展示ゾーンを設ける。「ロボットの使い方」を展示することで、より具体的な導入方法を検討できる場を提供する。
 樋口社長は「生産現場、物流、研究所など幅広い場所でロボットのニーズが高まっている。そこで、FAロボットと自動化システムに特化した展示会をものづくりの中心地である愛知県で開催し、普及促進の一助になりたいと考えた。メカトロテックジャパンで30年以上培った展示会の開催と運営のノウハウを生かし、新しいFAロボットの活用法を一緒になって考えたい」とコメントしている。 
 【ROBOT TECHNOLOGY JAPAN2020開催概要】
●会場=愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo) 愛知県常滑市セントレア5丁目
●開催期間=2020年7月2日(木)〜4日(土)の3日間
●会場時間=10時〜17時(予定)
●主催=ニュースダイジェスト社
●共催=愛知県機械工具商業協同組合
●目標来場者数=3万人
●対象来場者=工場内でロボット導入を考えるユーザー(自動車などの製造業、物流、食品・医療品・化粧品産業など)、システムインテグレーター、商社など
●対象用途=溶接、研磨、ハンドリング、検査、塗装、バリ取り、搬送、特殊作業、成形品取り出し、組み立て、はんだ付け、パワーアシスト、包装、洗浄、ピッキング、生産効率向上、省人化関連システムなど
●目標開催規模=200社・800小間
●対象出展者=ロボットメーカー、周辺機器メーカー、システムインテグレーター、商社など
●対象出展製品=垂直多関節・水平多関節・パラレルリンク・直交・協働ロボット、ガントリーローダー、AGV、自動倉庫、その他搬送機器、各種ハンド、ロボット構成部品、周辺機器、各種センサー・制御機器、ソフトウエア、AI・IoT関連装置およびシステム、ロボット搭載機械・装置、自動化技術提案など(サービスロボットや介護ロボットなどは対象外)
 ※出展料金、出展募集の期間については4月ごろ決定予定。
 【愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)について】
 2019年に開業する愛知県最大規模の国際展示場。総展示面積は6万u。中部国際空港の隣接地に立地し、総合保税地域の機能を活用した国内で唯一の常設保税展示場となる。
 同件に関する問合せは、ニュースダイジェスト社ROBOT TECHNOLOGY JAPAN事務局(電話052=732=2455、ファクス052=732=2457)まで。
 公式Webサイトhttp://www.robot-technology.jp

組合員・賛助会員34名が参加
優勝は丸尾氣窮雄氏(丸尾興商)
静岡県管工機材商組合 第60回ゴルフ大会

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は11月27日、静岡カントリー島田ゴルフコース(静岡県島田市船木)にて第60回ゴルフ大会(大会幹事=金子光彦理事・金子管材社長)を開催した。
 組合員と賛助会員(メーカー)34名が参加して日頃の腕前を競った結果、丸尾氣窮雄氏(丸尾興商)がネット71・0で優勝した。
 上位入賞者は次のとおり(敬称略)。
▽優勝=丸尾氣窮雄N71・0、H33・0(丸尾興商)
▽準優勝=和久田利光N72・0、H22・0(浜松管材)
▽第3位=唐津悠補N72・0、H36・0(アカギ)
▽第4位=滝澤昇一N73・0、H19・0(オータケ)
▽第5位=中村徹郎N73・0、H28・0(TOTO)

愛機工組合 支部忘年会
 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)では、昨年11月下旬から12月下旬にかけて各地で支部の忘年会が開かれた。
支部員ら集い情報交換
尾張支部 日本料理店「舞鶴館」にて

 尾張支部(支部長=大崎政雄氏・大崎機工社長〈当時、現会長〉)は、11月24日午後6時30分より名古屋市中村区の国際観光日本料理店「舞鶴館」にて平成30年度支部忘年会を開催した。
 忘年会は、近藤理事(油傳商店社長)が司会進行を務め、服部理事(服部商会社長)の開会の辞に続いて、大崎支部長が挨拶に立ち「今年度、本部の理事長が伊藤理事長から水谷理事長に代わり、新しく執行部が発足しました。昨年度は支部の編組に関して後半に色々と議論をしましたが、再編については継続審議ということになっています。組合は、私が支部長になってからは皆様のお陰で、うまく進行していると感じます。来年(2019年)は10月に消費税が引き上げられるので先行きに少し不安はありますが、昨日2025年大阪万博の開催が決定、2020年には東京オリンピックがあり、オリンピックまでは景気がいいだろうと言われています」などと話した。
 続いて、山崎組合事務局長が「組合としても今年(2018年)最初の忘年会です。皆さんも個々に忘年会が続くと思うのでお体に留意されながら、今年の悪いことは払拭して来年に向けて頑張ってください」と挨拶。
 坂倉コーワ精工販売会長の発声で乾杯し、懇親の場となった。
 近況報告や情報交換に花を咲かせて親睦を深め、佐々木理事(太田廣常務)の中締め、石川石川工具社長の閉会の辞で終了した。
 同支部の平成31年度支部総会は、2月23、24日にエクシブ琵琶湖(滋賀県米原市)での開催が予定されている。
親睦を深めながら情報交換
三河支部 四川料理「城北飯店」で

 三河支部(支部長=三井重信氏・三井機工社長)は、12月14日午後7時より中国四川料理「城北飯店」(愛知県岡崎市)にて支部忘年会を開いた。
 冒頭、三井支部長が、忘年会の参加と日頃の支部活動への協力に対して御礼を述べた後、「本日は平成最後の忘年会となりますので、景気よくやっていきたいと思います」と挨拶。
 初参加の2名の中から杉本NaITO安城支店ジュニアマネージャーが乾杯の発声を行い、開宴した。
 参加者は、蟹肉とフカヒレのスープをはじめ新鮮な魚介類を使った海鮮料理など、中華の老舗の味を堪能しながら情報交換し、10月に着任したばかりの枅川ジーネット三河営業所長の中締めで終了した。
新年賀詞交歓会幹事支部
南支部 名古屋国際ホテル

 南支部(支部長=森庸一理事・森哲社長)は12月7日午後6時より、名古屋市中区の名古屋国際ホテル「ガーデンサイド」(R階)で忘年会を開催。和久田修志理事(三和商事社長)が司会進行を務め、支部員12名が参加した。
 冒頭、森支部長が「今年(2018年)は皆さん順調に業績が推移したものと思っております。この1年を議事録などで振り返りましたら、理事長が伊藤高潤前理事長(春日鋼機会長・現組合相談役)から水谷隆彦理事長(ミズタニ機販社長)に変わられ、私も青年部部長から青年部顧問になりました。11月1日から6日まで東京ビッグサイトでJIMTOF2018(第29回日本国際工作機械見本市)が開催され、大変な賑わいを見せていました。今日は皆さん思う存分情報交換などをしていただき、そして来年(2019年)も1年間頑張りましょう」と挨拶し、乾杯の音頭をとって忘年会がスタート。集まった支部員は会話を弾ませ、忘年会は大いに盛り上がりを見せていた。
 宴もたけなわとなったところで中川雅夫理事(ナカガワ社長)が「今日は非常に寒くなりまして、出発する前に自宅に戻ってコートを取ってきました。人間というのはいい加減なもので、寒くなればなったで今年(2018年)の記録的な猛暑も懐かしく思ってしまうものです。来年(2019年)の新年賀詞交歓会(2019年1月17日開催済み)はこの南支部が担当です。皆さんで力を合わせて、ぜひとも無事成功させましょう」と中締めの挨拶をし、最後は全員での1本締めで忘年会はお開きとなった。
 今年1月17日、名古屋市中区のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で開催された愛知県機械工具商業協同組合2019年新年賀詞交歓会の幹事支部を務めた南支部。森支部長以下、支部員はこの忘年会の席で綿密に打ち合わせを重ねていた。
39名が集まり大賑わい
東支部 東京第一ホテル錦

 東支部(支部長=野崎憲昭理事・常磐精機社長)は12月12日午後7時より、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で忘年会を開催。時津達也理事(新栄商會社長)が司会進行を務め、総勢39名(賛助会員11社16名含む)が参加した。
 冒頭、野崎支部長が「実は、今日来る道中、何を話そうか考えていたのですが何も浮かびませんでした。この浮かばなかった≠ニころが実は良くて、いつもならネタやオチを考える私でも、今回何も考えつかなかったということは、それだけこの支部の居心地が良いってことだと思うんです。皆さま方のお会社も売り上げを伸ばすだとか人材教育だとかで忙しくされていると思いますが、働く環境、横のつながり、人間関係といったベースを今まで以上に底上げしていただき、これからも活気ある組合、そして支部にしていきましょう」と挨拶。続いて、林正人理事(広商NEXUS社長)が「2018年も終わりに近づき、2019年は何をしようかと考える時期がきました。今年を振り返って、来年をより良い年にしたいと思います」と挨拶。乾杯の音頭をとって忘年会は始まった。
 途中、参加した賛助会員の各会社PRタイムなども設けられ盛り上がりを見せたが宴もたけなわとなり、田中知之理事(ミユキ商會会長)が「今日も皆さん和気あいあいと情報交換などされており、大変楽しい時間を過ごせました。これからの東支部も幹事一同、一生懸命頑張ります。皆さま方のご理解とご協力をよろしくお願いします」と中締めの挨拶をし、最後は1本締めで散会となった。
より活発に支部事業を
熱田支部 割烹「安兵衛」

 熱田支部(支部長=滝澤有一理事・松本商店社長)は12月25日、名古屋市熱田区の割烹「安兵衛」で忘年会を開催。後藤聡氏(喜一工具中部営業ブロック副ブロック長)が司会進行を務め、支部員ら19名が参加した。
 開会に先立ち、滝澤支部長が「本日は12月25日のクリスマスですが、忘年会らしく年末ということで開催させていただきました。組合は今年(2018年)、水谷新理事長に体制が変わり、支部事業としてはMRJ製造現場の視察や、毎年恒例の大相撲観戦などを行いました。これからも支部の事業にご理解をいただき皆さま方には案内が届きましたら奮ってご参加いただきたいと思います」と挨拶。続いて川島健一氏(川島商事社長)が「今年の漢字は『災』と決まりましたが、2019年が皆さま方にとってより良い年となりますよう祈念して乾杯したいと思います」と挨拶し乾杯の音頭をとった。
 美味しい料理に舌鼓を打ち、会話も弾んで宴もたけなわとなったところで水谷理事長が「2019年はMECT2019(メカトロテックジャパン2019)開催の年です。今年、ロボットや工作機械業界は非常に活況でした。ぜひ皆さま方のご協力をいただきましてMECTを成功させたいと思います」と中締めの挨拶をし、最後は名古屋締めで終了した。
グローバルゲートで年忘れ
中南支部 うなぎ四代目菊川にて

 中南支部(支部長=鈴木俊雄氏・マルマン商事会長)の忘年会は、12月12日午後6時30分より、ささしまライブのグローバルゲート3階にある「うなぎ四代目菊川」(名古屋市中村区)で開催され、支部員とその社員、取引関係者など17名が参加して親睦を深めた。
 冒頭、司会進行を務める山本杉本商事名古屋営業所長が「今年も支部の忘年会の時期がやってまいりました。今年は鈴木支部長と話した結果、少し変わったところで行おうということになり、四代目菊川での開催となりました。楽しくできればと思っております」と挨拶。
 続いて、鈴木支部長が力強く音頭をとって乾杯した。
 初参加の人もいるため一人ずつ自己紹介をした後、和やかな雰囲気のなか歓談。うなぎの白焼きなど、うなぎ料理専門店ならではの同店自慢の料理を堪能した。
 コースの中の「うなぎ一本重」は満腹のため食べきれないと判断され、急遽「持ち帰り用」に設えてもらい参加者に配られた。
豊川稲荷初詣へ参加呼びかけ
北支部 梅の花・栄店にて

 北支部(支部長=長村康義氏・長村商店社長)は、12月5日午後6時30分より名古屋市中区の梅の花・栄店にて支部忘年会を開催した。
 服部理事(伊吹産業社長)の司会で進められ、冒頭、長村支部長が挨拶で2018年の支部活動を振り返り「9月に恵那峡の方に牛肉と松茸の食べ放題に行きましたが、その他はあまり活動ができず、なかなか集まる機会がありませんでした。今日は忘年会ということで、1年間の疲れを癒していただいて、色々あったことをお酒を酌み交わしながら楽しく語り合っていただければと思います。本当に1年間、ありがとうございました」と御礼を述べた。
 続けて長村支部長は、「新年早々には北支部の最大行事である豊川稲荷への参拝が待っておりますので、皆様ご参加のほど宜しくお願いいたします」と呼びかけた後、力強く乾杯の音頭をとった。
 参加した山崎組合事務局長が、組合からの連絡事項として事務局員(女性)が都合により3月末で退職することを伝え、「採用を準備しております。彼女は仕事も大変できたものですから、どのような方が来るか分かりませんが、その節は宜しくお願いいたします」と述べた。
 さらに山崎組合事務局長は2019年10月開催の展示会メカトロテックジャパン2019について「11月末に出展の申し込みを締め切りました。やはり前回同様、満小間の状態です。これから小間の調整をする次第です。もう1つ、2020年7月にロボット展がニュースダイジェスト社の主催で開催されますが、組合としてもメカトロテックジャパン同様に共催団体の形で協力してまいります」と報告した。
 参加者は和やかに1年を振り返りながら親睦を深め、支部員でもある野田組合相談役(ノダキ社長)の中締めで盛会のうちにお開きとした。

中部経産局1月公表 最近の管内総合経済動向
「改善している」、19か月連続
公共投資、住宅投資は下方修正

 中部経済産業局は、1月16日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を、19か月連続で「改善している」とした。
 個別の項目では、生産の判断を4か月連続で「高水準で推移している」とした。鉱工業指数(11月速報)は、電子部品・デバイス工業、化学工業、はん用・生産用・業務用機械工業などが上昇したことから、前月比1・2%増と2か月連続で上昇した。主要業種では、輸送機械が同1・7%減。乗用車は横ばいとなるも、海外向けで自動車部品の好調が継続しており、高水準で推移している。はん用・生産用・業務用機械は同1・0%増。金属工作機械を中心に高水準で推移している。電子部品・デバイスは同10・2%増。一部に弱い動きがみられるものの、データセンター向けなどで堅調となっている。
 個人消費については、20か月連続で「緩やかに持ち直している」と判断した。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比0・0%減と13か月ぶりに前年を下回った。百貨店は、高額品に動きがみられたものの衣料品等が振るわず、同2・8%減。スーパーは、飲食料品等が振るわず、同1・5%減。家電大型専門店販売は、通信家電等が振るわず、同3・3%減となった。一方、コンビニエンスストアは、カウンター商材、中食が引き続き好調で、同1・3%増となった。乗用車販売は、普通車が5か月連続で、小型車が2か月連続で、軽自動車が6か月連続で前年を上回り、全体でも2か月連続で前年を上回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比6・5%増)。
 設備投資は、19か月連続で「増加している」と判断。管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)は、一般機械工業向けが15か月ぶりに前年を下回ったものの、自動車工業向けが3か月連続で前年を上回り、全体でも16か月連続で前年を上回った。
 公共投資については、判断を「おおむね横ばいとなっている」から「弱含みとなっている」に9か月ぶりに下方修正した。公共工事前払金保証請負金額は6か月ぶりに前年を下回った。年度累計では前年度比9・9%増と前年を上回っているものの、増加幅が縮小傾向となっている。
 住宅投資は、判断を「持ち直しの動きがみられる」から「おおむね横ばいとなっている」に下方修正した。判断変更は3か月ぶり、下方修正は9か月ぶり。新設住宅着工戸数は、持家が5か月連続で前年を上回ったものの、貸家が3か月連続で、分譲が2か月ぶりに前年を下回り、全体でも2か月ぶりに前年を下回った。
 その他、輸出は「増加の動きに足踏みがみられる」(3か月連続)、雇用は「労働需給が引き締まっている」(30か月連続)と判断した。
 企業倒産(件数)は、「サービス業他」と「建設業」は前年を上回ったものの、「卸売業」「不動産業」などが前年を下回り、全体でも2か月連続で前年を下回った。
 ※比較は、断りのあるものを除き、平成30年11月の実績値による。

鍛圧機械受注総額前  年同月比0.7%の微減
国内設備投資がやや低調に
日鍛工 2018年11月度会員受注統計

 一般社団法人日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=宗田世一氏)が12月7日発表した月次会員受注統計によると、2018年11月度の鍛圧機械受注総額は前年同月比0・7%減の269億3600万円で今年度初の300億円割れとなった。1〜11月の累計は前年同期比8・5%増、4〜11月では同15・3%増で推移している。
 機種別に見ると、プレス系機械は前年同月比3・0%減の115億9900万円。大型プレスは同2・6倍増となったが、超大型プレスが同26・7%減、中型プレスが同30・7%減、小型プレスも同12・7%減だった。油圧プレスは同31・1%減、フォーミングは同56・7%減、自動化・安全装置も同30・2%減だった。
 板金系機械は前年同月比2・0%減の83億2900万円。パンチングは同12・9%増となったが、プレスブレーキが同9・3%減、レーザ・プラズマも同3・2%減だった。
 その他、サービス・部品金型は前年同月比5・0%増の70億800万円だった。
 内外別(機種計)では、国内が前年同月比22・0%減の110億2700万円。電機は同59・2%増となったが、自動車が同11・4%減、金属製品製造業が同32・8%減、一般機械が同33・8%減、鉄鋼・非鉄金属も同50・7%減と、今年度高水準で推移していた国内設備投資がやや低調になった。
 輸出は前年同月比40・9%増の89億100万円となり、中国向けが同3・1倍増、東南アジア向けが同2・9倍増と好調。その他、北米向けは同22・2%減、欧州向けは同6・3%減、インド向けは同69・0%減、韓国・台湾向けも同68・8%減と振るわなかった。輸出比率は44・7%となっている。

総受注高が20か月ぶりに前年割れ
国内は16か月連続で前年上回る
中部経産局 30年11月度金属工作機械受注状況

 中部経済産業局が12月27日に発表した平成30年11月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、FUJI、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比5・2%減の431億5500万円となり、20か月ぶりに前年を下回った。前月比は9・6%減だった。
 国内受注は、前年同月比7・7%増の165億600万円となり、16か月連続で前年を上回った。前月比は4・2%減だった。主力の一般機械工業向けが前年同月比2・6%減の85億4500万円と15か月ぶりに前年を下回ったものの、自動車工業向けが同30・2%増の51億6700万円と3か月連続で前年を上回った。
 海外受注は、前年同月比11・8%減の266億4900万円となり、18か月ぶりに前年を下回った。前月比は12・6%減だった。海外受注比率は61・8%となっている。
 北米向けが前年同月比30・4%増と18か月連続で前年を上回ったものの、ヨーロッパ向けが同15・3%減と20か月ぶりに、アジア向けが同36・4%減と2か月ぶりに前年を下回った。シェアは、北米向け42・7%、アジア(トルコを含む)向け29・4%、ヨーロッパ向け25・9%。
 国別にみると、1位のアメリカが107億6000万円(前年同月比39・9%増)、以下、中国32億6900万円(同51・8%減)、ドイツ23億4300万円(同7・0%増)、イタリア13億7800万円(同25・8%減)、インド13億3600万円(同31・2%増)の順となった。
 販売額は、前年同月比31・8%増の398億9600万円となり、12か月連続で前年を上回った。前月比は27・2%増だった。
 受注残高は、前年同月比21・4%増の2478億7300万円となり、20か月連続で前年を上回った。前月比は0・9%減だった。

中川運河沿いの物流倉庫建て替え
岡谷鋼機 12月竣工予定
1934年竣工時の外観を再現

 岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)は1月7日、名古屋市中川区の中川運河沿いに保有する物流倉庫「中川配送センター」を、竣工時を再現した外観デザインで建て替えると発表した。老朽化対策と耐震性強化のため。12月竣工予定。
 中川運河は、名古屋港と都心を結ぶ水運物流の軸として、名古屋の経済・産業の発展を支えてきた。名古屋市と名古屋港管理組合では運河の水運物流の減少を背景に、中川運河の歴史を尊重しつつ、新たに求められる価値や果たすべき役割を見据え、「中川運河再生計画」を策定。運河周辺を「モノづくり産業ゾーン」「レクリエーションゾーン」「にぎわいゾーン」の3ゾーンに再編し、うるおいや憩い、にぎわいをもたらす運河へと再生する。
 同社倉庫は、この計画で、運河の歴史や文化・芸術を楽しめるエリア、「港と文化を感じる都心のオアシス」の形成を目指した「にぎわいゾーン」内に位置しており、歴史的価値の高い倉庫等の景観を維持・保存したいという地域からの要望に応えるため、昭和初期の原風景を残すべく、1934年(昭和9年)竣工時の外観を再現した倉庫に建て替える。
 【岡谷鋼機中川配送センター概要】▽所在地…愛知県名古屋市中川区中川運河北幹線A地区第4号地▽土地…1387坪▽現建物…延床1131坪・平屋建て7棟(1934年竣工時は延床884坪・平屋建て6棟)▽新倉庫…延床865坪・平屋建て6棟(12月竣工予定)▽建設費用…約6億円

MEKASYSin名古屋 2018・秋
現場の課題解決を提案
日伝 IoT導入に関するセミナーも好評

 日伝名古屋支店(支店長=朝田春彦氏、所在地=名古屋市昭和区)は11月22日、名古屋国際会議場イベントホールにて「MEKASYS(メカシス)in名古屋 2018・秋」を開催した。MEKASYS展は地域のユーザーに合わせたテーマで行われており、名古屋での開催は10回目。
 今回は「現場の困ったを解決する」をテーマに同社の仕入先メーカー約50社が出展し、IoTの導入や最新のロボット&システムアプリケーション・現場改善・省エネに関する製品などを展示紹介した。
 MEKASYSのブースでは、半自動組み立てロボットシステムや6面外観検査ロボットシステムの実演が行われ、来場者の関心を集めた。
 午前10時の開場に先立って挨拶に立った酒井義之日伝常務取締役(中部・西部ブロック担当兼中部MEシステム部管掌)は、参加各社に対して出展への御礼を述べた後、「日伝は11月13日に上期(2018年4〜9月)の中間決算の発表を行いました。連結売上高は621億円、対前年比107%となり、これも皆様の日頃のご支援の賜物であると思っています。下期は、今日来られたメーカー様が一番感じておられると思いますが、貿易摩擦の問題、それに関連した中国経済の低下など、マイナス要素が多い。そのような中ですが、このMEKASYS展を機にユーザー様のニーズ、またユーザー様の課題を引き出していただいて、下期も皆様とともに業績の拡大に向けて努力していきたいと思います。本日は午後6時までの長丁場ではありますが宜しくお願いいたします」と述べた。
 会場には「ロボット・省人化ゾーン」「環境・省エネゾーン」「機械要素部品ゾーン」「IoTゾーン」が設けられ、出展各社が最新の製品・技術を展示して製造現場における課題の解決を提案。人手不足に対応するための自動化、省力化に関するブースなどに注目が集まった。
 また、前回新設された「IoTゾーン」には今回8社が出展。省コストで手間なく機械設備の「見える化」を実現する製品など、様々なIoTソリューションを展示し、スモールスタートを提案した。
 同時開催セミナーでは、「AI技術による製造業の未来〜IoT導入のポイントと実践事例〜」と題して名古屋工業大学大学院情報工学専攻NITech AI研究センター准教授の大塚孝信氏が講演し、多数が聴講。IoТの基礎・現場での進め方などを紹介する「製造業向けIoТセミナー」(MEKASYS)、「ベアリングのトラブルシューティング」(日本精工)のセミナーも好評だった。

『テクノ法要』を生み出した
朝倉行宣氏(照恩寺住  職)が講演
福井県機工商組合 平成30年度研修会行う

 福井県機工商組合(理事長=吉岡正盛氏・吉岡幸社長)は、11月27日午後5時より福井市内のユアーズホテルフクイにおいて、平成30年度研修会を実施した。福井市郊外にある照恩寺(浄土真宗本願寺派)の17代住職・朝倉行宣氏が『テクノ法要・新たな挑戦に込められた想い』と題して講演し、正会員21名、賛助会員17名、合計38名が聴講した。
 はじめに吉岡理事長が「本年度は5月に設立30回記念総会を開催、トークセッションでは30年前の仕事ぶりと働き方改革を求められる現在について賛助会員のトップの方からお話を伺うことができ皆様の協力の下、無事成功しました。また、9月の懇親ボウリング大会は100名を超える参加者を得て大変盛り上がりました。今回は住職の朝倉行宣様をお迎えして研修を行います。先日、JIMTOFを見学しました。過去最高の入場があったと聞いていますが、時代の流れが速く製造業の方も米中貿易問題など環境が変わりつつあり、我々機工商も時代の先を見据えて経営していかねばなりません。今日の研修では仏教の歴史の中で時代を超えてテクノ法要を始められた朝倉様の思いをお聞きして、明日からの経営に活かして頂きたい」と挨拶。
 司会の山本英治理事(福井機工社長)より講師紹介が行われた後、講演に入った。
 講師の朝倉氏は、先代住職の父親から住職を引き継ぐにあたって、自分なりの新しい感覚で仏教を見つめ直したいと考え、伝統的な声明(しょうみょう)を現代的な形にアレンジし、極楽浄土の荘厳(そうごん)をプロジェクターなどを使って音楽と光で表現した『テクノ法要』を考案。「お寺が身近なものであり、コミュニティの場であること、そして、自分がおかれるべき僧侶が気軽な存在でありたい、また、形式を超えた思いを伝えること、これが新住職に課せられた課題」として取り組んだと話し、テクノ法要を作り上げるまでの苦労話やアイデアなどを披露した。
 講演の後は会場を移して懇親会が催され、河嶋一副理事長(カワチュウ社長)の乾杯にて開宴。講師の朝倉氏も交えて和やかに親睦を深め、芝泰弘大喜産業金沢営業所長の中締め、山内和則理事(カネ長社長)の閉会の挨拶で盛会のうちに終了した。

ソリッドボールエンドミル
「ハード1ボール」新発売
ダイジェット工業 キャンペーン先行販売

 ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区)は、高硬度材(60HRC)、合金鋼、工具鋼等の荒〜仕上げ加工用ソリッドボールエンドミル「ハード1ボール」(SFSB形)を発売する。4月(予定)の一般発売に先駆け、1月より実施のキャンペーンで先行販売を行っている。
 同製品は、焼入れ鋼などの高硬度な鋼材の直彫り加工によるリードタイム短縮が求められる中、切削熱の発生を抑える低抵抗な刃形と強靭で耐熱性に優れた高硬度材用新材種を採用し、高能率加工を可能にした。
 主な特長は次の通り。
 @荒加工から仕上げ加工まで幅広く対応し、刃長1Dのスーパーショートタイプで高能率加工が可能な、2枚刃のソリッドボールエンドミル。
 Aボール切れ刃のR精度は±5μm、ボールR切れ刃と外周切れ刃はシームレス形状を採用し、良好な仕上げ面と加工時のチッピングを抑制できる。
 B高速回転における剛性と精度を有した焼きばめホルダ(シュリンク)やハイドロツーリングに適応可能なシャンク精度を有する。
 C超硬コーティング材種に高硬度材加工用新材種「DH110」を採用。超硬母材は、超微細なWCを用い、優れた刃立ち性が得られる。また、被膜「DH1」は、ナノ多層膜で構成され、耐高温酸化性、耐衝撃性、被膜靭性および密着性において優れる。
 今回発売されるのは、サイズφ1(R0・5)〜φ12(R6)の全13形番。標準価格は3500円〜1万3000円(税抜き)。初年度3000万円の販売を見込んでいる。
ダイジェットウィンター
キャンペーン2019
3月29日(金)まで

 ダイジェット工業では新製品発売を記念したキャンペーンを実施している。期間は3月29日まで。  
 主力製品の高能率加工用カッタ、刃先交換式ボールエンドミル、ソリッドドリル・エンドミルを対象としたキャンペーンで、1月発売の「ショルダーエクストリーム」「ヘプタミルフェースミルタイプ」に加え、4月発売予定の「ハード1ボール」が数量限定で先行発売され、キャンペーン対象となっている。
 【対象商品】
 @高能率肩削りカッタ「ショルダーエクストリームEXSAP/MS]形」
 Aインサート7角形仕様の高切込み高送りカッタ「ヘプタミルHEP/HEP-FM形」
 Bインサート4コーナ仕様の高能率高送りカッタ「SKS-GU SKG/MSG形」
 C刃先交換式ボールエンドミル「スウィングボールネオSWBX/MSWX形」
 D先端角180度フラットの座ぐり加工用ソリッドドリル「タイラードリルTLDM形」
 Eソリッドボールエンドミル「ハード1ボールSFSB形」
 【セール内容】
 《Aコース・他社乗換えお試しコース》インサート20個購入+他社ホルダ引き取りで適用本体1台サービス。対象商品▽ショルダーエクストリーム▽ヘプタミル▽SKS〓GU
 《Bコース・本体サービスコース》インサート主刃・副刃各10個購入で適用本体1台サービス。対象商品▽スウィングボールネオ
 《Cコース・プラスワンコース》3本購入で購入品の最安値品以下1本サービス。対象商品▽タイラードリル
 《Dコース・新商品お試しコース》1本購入で購入品の同サイズを1本サービス(500セット限定)。対象商品▽ハード1ボール
 販売目標は、合計1000セット。数量限定につき、なくなり次第終了となる。

魚津工場2020年度に再稼働
三菱日立ツール 現在の2工場に加えて

 三菱日立ツール(社長=増田照彦氏、本社=東京都墨田区)は12月25日、富山県魚津市に保有し休止中の魚津工場を2020年度に再稼働すると発表した。
 同社は1933年設立、2015年4月に三菱マテリアルグループの一員に加わり、MOLDINOブランドのもと金型加工分野向け超硬工具に軸足を置く事業戦略を掲げて世界に展開を進めている。
 中長期的な事業プランを検討する中で、現在の製造拠点である成田工場(千葉県成田市)、野洲工場(滋賀県野洲市)に加えて生産スペースを確保することが必要であり、休止している魚津工場を再稼働することが同社ならではのものづくりを究めるために最も有効であると判断したとしている。 
 魚津工場は1936年に魚津製作所として創業し、その後1997年に日立ツールに合併、ドリルの製造拠点として2009年まで操業していたが、事業再編により野洲工場に業務を移管して休止していた。
 【計画概要】
●事業所名=魚津工場
●所在地=富山県魚津市
●土地建物=敷地面積約2万3400u、延べ床面積約1万1000u
●改修工事着工予定=2019年度
●稼働開始予定=2020年度
●事業内容=超硬工具の加工


2019年1月20日(日) ・2695号
『航空機業界の動向と加工技術』
日工販 中部地区忘年懇親会開く
酒井昭仁氏(川崎重工業)が講演

 日本工作機械販売協会(日工販)の中部地区忘年懇親会(中部地区委員長=田研至氏・井高社長)が昨年12月6日、名古屋市東区のメルパルク名古屋で開催され、会員ら約150名が出席して情報交換などを行った。田中部地区委員長は挨拶で「工作機械受注額が1兆8000億円を超えそうだと楽しみにしています。来年(2019年)になって少し落ちるかも知れないが、ある程度の数字は期待でき来年も忙しい1年ではないか」との見通しを語った。また、冨田薫日工販会長(トミタ社長)は協会の活動として営業マンのレベルアップのための教育事業に力を注いでいることを報告した。懇親会の前には講演会が行われ、酒井昭仁川崎重工業航空宇宙システムカンパニー生産本部副本部長が『航空機業界の動向と加工技術』と題して日本の航空機業界を取り巻く環境と課題、同社の取り組みなどを紹介した。
 懇親会の冒頭、田中部地区委員長が「日頃は日工販の活動に多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございます。先ほどは酒井先生(川崎重工業)に講演をしていただき、航空機業界がどれほど苦労してモノづくりをされているかを勉強させていただきました。我々は自動車業界で主に仕事をすることが多いのですが、我々としては日本の将来のためにも、航空機業界に是非一段と頑張っていただきたいと思っています」と挨拶。
 また、中部地区の今年度の活動について報告した後、「12月12日に工場見学会としてイマオコーポレーションと川崎重工業、航空博物館の見学。2月には働き方改革をテーマにした勉強会を計画しています。これからも日工販中部としては色々と行っていきたい」と話し、引き続き協力を求めた。
 さらに田中部地区委員長は地元自動車メーカーの計画にも触れ、EV(電気自動車)やFCV(燃料電池車)の話が盛んな中、既存のエンジンのラインも計画されていることを挙げ、「我々の業界としては、仕事量は期待できると思っています。各社非常に忙しく体力勝負の業界ともなってきており、皆様、そして社員の方のご健康を危惧しています」と挨拶を結んだ。
 続いて、冨田日工販会長が挨拶に立ち「航空機業界の話を伺って、我々工作機械業界は自動車業界に偏っているので航空機業界に何とか参入しようと思ったのですが、中々難しいというのが実感として分かったわけで、我々もこれから努力をしなければならないと感じました。また、今インターネット通販が色々な業界に浸透してきて、工作機械業界もいずれ単純な機械は移行していくのではと思われます。日工販としては、営業マンのレベルアップという形で、教育事業にかなり力を入れています。地区ごとに色々な勉強会、工場見学会などを行っています。お客様からの相談に対して解決する力をつけていかないと、インターネット通販に負けてしまうと思うので、色々な事業を実施し、営業マンのみならず、会社のレベルアップにつなげたい。皆様のご協力をお願いします」と協会の取り組みについて話した。
 新入会員としてシーメンス、大日金属工業の2社が紹介され、両社の代表から挨拶があった。
 乾杯の挨拶で、メーカーを代表して松浦勝俊松浦機械製作所社長が「今年(2018年)、日本工作機械工業会(日工会)は非常に調子が良い状況。皆様方には長納期になっていることを申し訳なく思っています。10月までの日工会の受注総額が1兆5500億円弱ということで、11月、12月を足すと1兆8500億円と先ごろ上方修正をしましたが、12月が伸びれば、これに届くのではないかというところです。今年は、昨年(2017年)に続いて、日工会としてはレコードイヤーになる年です。皆様方に大変なご尽力、ご貢献をいただいた結果だと思っています。来年は少し端境期感があるでしょうし、米中摩擦関係を含めてみると中々先行きが見通せない状況になると言われていますが、何とか皆様と力を合わせて来年も良い年にしていきたい」と述べ、力強く乾杯の音頭をとった。
 懇親の場となり和やかに歓談が進む中、山下隆蔵山下機械会長が「今年はこれまで最高という所もかなり多いように聞いています。然しながら新聞を見ていると、恐ろしいことが一週間のうちに何回も現れています。年が明けて、あの時が一番良かったということになるやもしれない、これからの難しさを感じるわけです。来年も中部地区委員長を中心に日工販が益々良い年となることを心から念じて、締めの挨拶といたします」と述べて、懇親会を終了した。
 懇親会に先立って午後4時より行われた講演会では、講師を務めた川崎重工業の酒井氏が、同社の航空宇宙部門を紹介した後、日本の航空機業界を取り巻く環境と課題、航空機構造材料のトレンド、航空機構造の特徴、航空機加工技術の歴史、最新の加工技術について説明。「川崎重工業はロボットも作っている。普通のロボットで航空機の部品に穴をあけようと思うと、ロボットの剛性が足らず負けてしまう。また、板がたわんでしまう。非常にごついロボットに、板のたわみを補正するソフトを開発して、名古屋の工場では全自動でロボットでの穴あけを行っている。組立を増加しないと、日本で飛行機が作れなくなるとの信念のもと、このような開発をしている」と述べて講演を締めくくった。
 講演後は、今後の航空機の受注や航空機業界からみて自動車業界で使われているシステムの導入について、IоТの部品管理への活用についての質疑応答があった。

年 頭 所 感
2019年 年頭所感
名古屋商工会議所
会 頭 山本 亜土

 明けましておめでとうございます。
 会員の皆様には、お健やかに平成31年の新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 平成も残り4カ月となりました。本年は5月1日から、新元号のもとで新たな時代を迎えます。来たる時代も、我が国が平和でさらに成長・発展するよう祈念いたします。
 1.当地域の景況について
 さて、日本経済は、緩やかながらも長期にわたる景気上昇が続き、その中にあって、当地経済は製造業の強い国際競争力に支えられ、他地域に比べても、堅調に推移しています。
 一方、最近は、人件費や原材料費の上昇等により企業収益の伸びに頭打ちの兆しがあり、また、米中貿易摩擦の影響の顕在化や日米間の貿易交渉の帰趨など、国際経済の波乱要因が、輸出中心の当地産業に与える悪影響が心配されます。本年10月には消費増税も控えており、各企業におかれては、今後の景気動向に敏感さが増している状況と思います。
 加えて、業種を問わず、人手不足が一層深刻化する中で、働き方改革や、シニア層・女性・外国人等の多様な人材の活躍を進めることが、益々、企業の存続・成長にとって不可欠な要素となっています。
 2.中小企業支援の強化
 一方、中小・小規模企業においては、目まぐるしい環境変化に、自らの努力だけでは対応困難な面があり、引き続き厳しい状況にあります。
 言うまでもなく、会議所活動の根幹は、「中小企業の支援」であり、名古屋商工会議所では、70名の経営指導員による年間約2万1000件の巡回・窓口相談を軸にしながら、中小・小規模事業者に寄り添ったきめ細かな「伴走型支援」を行っております。
 本年は、特に、対応の遅れが懸念される消費税増税・軽減税率対策について、セミナーや個別相談会などにより、情報提供や支援を積極的に行います。同時に、小売・サービス業等で、クラウド会計やキャッシュレス決済の導入を進めるなど、IT化支援にも精力的に取り組みます。
 また、「大事業承継時代」を迎える中、昨年改正された事業承継税制の活用等による円滑な承継への支援や、働き方改革等に対応した人材確保・活用支援を進めます。また、本年秋に14回目を開催する「メッセナゴヤ」などによるビジネスマッチングの充実に更に努めます。
 3.「躍動し愛されるナゴヤ」実現を目指して
 (1)中・長期的な課題
 現在は堅調な当地経済ですが、中・長期的には、大きな環境変化とリスク・課題があります。
 AIやビッグデータ等によるデジタル革命が各産業を大きく変化させつつあり、当地主力の自動車産業でも「百年に一度の大変革」が進み、コネクティッドや自動運転、MaaS(マース)等、新技術や新事業の研究・開発が海外を含め他地域で行われ将来の産業空洞化に繋がることが懸念されます。
 また、2027年のリニア開業により、当地が東京圏と一体で大きく発展するチャンスがある一方で、東京圏に埋没・吸収され、東京一極集中が更に進むリスクも十分認識しておかなければなりません。
 (2)三位一体での事業推進
 以上のような認識を踏まえ、本所では、昨年7月に「躍動し愛されるナゴヤ研究会」報告書を取り纏め、今後の取組みの方向性や具体策を公表しました。その骨格は、ナゴヤが「面白く魅力的で、内外の多くの人々がビジネスや観光を目指して何度も訪れ、活動や交流を拡げる街」となるため、「次世代産業発展、イノベーション・スタートアップの創出」、「まちづくり、交通インフラの整備」、「観光・誘客の推進」の3本柱の施策を一体で推進し、そして、それら3つの柱が好循環を生んで、「躍動し愛されるナゴヤ」を創り出していくというものです。その実現に向けて、県・市等行政や関係機関と十分連携・協力しながら、本所としては、その仲立ち役となるとともに、自らも着実に実行に取り組みます。
 @次世代産業発展、イノベーション・スタートアップの創出
 次世代産業振興については、航空宇宙分野で、高い技術力を持つ当地の製造業の皆さまに、航空宇宙分野における事業展開の機会を拡げるため、第3回となる「エアロマート名古屋」を9月に開催するほか、エンジン部品やMRO(Maintenace,repair&Overhaul)分野への参入支援など幅広い取組みを進めます。医療機器分野では、4月に「第5回メディカルメッセ」を日本医学会総会と同時開催します。
 また、産業競争力の源泉がデジタルなどソフト分野へ移行する中で、イノベーションやスタートアップ創出への取組みを強化し、担い手となるクリエイティブな人材が育ち・集まる街にするため環境整備に努めます。
 Aまちづくり、交通インフラの整備
 第二の「まちづくり、交通インフラ整備」では、リニア効果を最大化し、地域全体にあまねく波及させるため、まずは名駅のスーパーターミナル化の着実な推進、そして、中部国際空港の二本目滑走路の早期整備、また、名古屋港の港湾機能強化、広域幹線道路の整備促進等について、行政を支援し積極的に取り組みます。
 まちづくりでは、名古屋駅・伏見・栄の都心部が、それぞれの個性を伸ばし、一体で「歩いて楽しい街」となるよう、栄地区や伏見地区の一層の賑わい拡大などに向け、行政やエリアマネジメント団体等と協力しながら取り組んでいきます。
 B観光・誘客の推進
 観光について、当地の取組みはやや遅きにの感はありますが、インバウンド4000万人時代を迎える中、地域の商業・サービス業の発展に不可欠な重要な要素として取組みを強化する必要があります。
 本所としては、インバウンド拡大に向け関係機関と一体でターゲット国を絞った具体的な戦略の策定・実行を進めます。また、「なごやめし」の新商品開発など「ナゴヤらしさ」を一層掘り起こして売り込んでいくとともに、産業観光の更なる強化やナイトタイムエコノミーの振興などを図り、訪れた人に、「楽しく、面白い」と言って頂ける街となるよう取り組んで参ります。
 4.むすび
 本年の干支は「亥(い)」です。元来、この「亥」はイノシシや豚の骨格を描いた象形文字で「骨組み」を表していると言われています。「躍動し愛されるナゴヤ」の実現に向け、本年はその骨組み(体制)を整えるとともに、スピード感を持って『実行する年』と位置づけ、自ら汗をかいて関係機関や関係者との連携・協働を図りながら取り組んで参る所存です。
 会員の皆様には引き続き、本所の活動に一層のご理解とご支援をお願い申し上げて、新年の挨拶とさせていただきます。

年 頭 所 感
創立70周年 節目の年
(一社)日本冷凍空調工業会
会 長 高木 俊幸

 年頭にあたり謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
 旧年中は、皆様方より格別なるご支援を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
 さて、昨年を振り返りますと、国内においては、地震、豪雨、台風の猛威を振るった災害の多い1年でした。被害に遭われた方には謹んでお見舞いを申し上げます。
 昨今の世界経済では、米中の貿易戦争に代表される一部保護主義の台頭、英国のEU離脱や独仏の政情不安定化の影響等で、やや減速傾向ではあるものの、3-4%程度の穏やかな成長を持続するものと見込まれています。また、いよいよ目前に迫った2020年東京五輪に加えて、2025年の大阪万博開催が決定するなど、本年は、様々な内外の課題やリスクを抱えながらも明るい希望も持てる1年となることを期待したいと思います。
 冷凍空調機器は、ヒートポンプ技術を核に家庭から業務用における様々な生活環境の快適空間を実現するとともに、食品の流通・保存に関わる冷凍冷蔵分野、自動車、車両、更には先端医療現場など幅広い分野に普及し、我々の生活には無くてはならないものとなっています。
 このような状況のもと、当工業会では引き続き「環境問題」、「規格・基準及び新たな技術への対応」、「国際活動の推進」など、主要テーマを中心に業界が直面する課題に取り組みます。
 環境対応では、グローバルで地球温暖化防止や代替フロンHFC段階的削減に関する議論が継続的に進められているなか、我が国においては「オゾン層保護法」の改正が成立し、2019年1月から、代替フロンHFCの製造及び輸入の段階的削減が始まりました。具体的には、年度毎の削減目標を確実にクリアするための新冷媒・代替技術の開発、指定製品の追加や削減目標値の設定など、わが国としての国際的な約束の遵守に向けての取り組みは極めて重要だと考えています。機器として安全性を担保すると同時に、直接ご使用いただくお客様にも広くご理解を求める活動を最重要課題として取り組んでいく考えです。
 また規格・基準等では、昨年,高圧ガス保安法の引用規格として採用された「特定不活性ガスを使用した冷凍設備での冷媒漏えい時の燃焼を防止するための適切な措置を規定した自主基準(GL-20)」の市場浸透のための啓発活動について、引き続き推進してまいります。
 一方、海外に目を向けると世界各国で非常に評価の高い日本の微燃性冷媒のリスクアセスメント評価をベースに、グローバルな舞台で安全性に対する正しい評価の考え方を積極的にPRする一方で、東南アジア、中東地域に対しては、技術支援および事業支援を業界として有益な形で推進するための具体的な検討を本年より、本格的に開始いたします。
 日本冷凍空調工業会は、関係の皆様のご支援の下、今年創立70周年を迎えることになり,6月には、記念式典の開催も予定しています。今後、100周年、150周年に向け「冷凍空調製品の安全性確保と品質向上を図り、国民生活の安定と業界の健全な発展に寄与する」という当工業会の使命を着実に果たしてまいりたいと存じます。
 最後になりましたが、本年も皆様方のなお一層のご指導・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い致します。皆様の益々のご発展とご健勝を祈念して、新年のご挨拶とさせて頂きます。

よりよい業界となる転換の年に
全日本木工機械商業組合
理事長 桑原 柾人

 平成31年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
 平素は、当組合の事業につきまして、格別のご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。新しい年を迎えるにあたり、関係業界並びに組合員各位に謹んでご挨拶申し上げます。
 日本社会のガラパゴス化がいろんなところで指摘されます。その典型は日本の携帯電話です。日本の技術力と厳しいユーザーの要求に応えるために独自に発展し、決して性能が劣っていなかったのにも関わらず世界標準からずれていき、ついに海外では普及せず消滅する運命となりました。
 日本の家具産業もよく似た道をたどっています。無垢の高級家具を別にして、日本の多くの家具でフラッシュ構造が主流となっています。材料を節約でき、軽いという優れた利点もありますが、逆に製造工程が複雑で、木取り、設計等に高度な熟練が必要とされ、コストに占める材料費比率は下がりますが、反対に人件費比率はアップします。日本以外の先進国ではフラッシュ構造は完全に消滅し、一般的な店舗や低コストの家具は、パーティクルボードやMDFに表面材を貼ったボードが流通し、木工所はそれをカット、縁貼りし、加工して終わりとなっています。少しグレードがあがると、ボードに突き板を張り、塗装する工程となっています。最近はボードサイズが大きくなることにより生産性がさらにアップし、端材も減少しています。また工場で余った端材は、ボードメーカーにもどして燃料として使うというよい循環システムができあがっています。
 地球環境問題から、国内の豊富な森林資源を利用することが必須となっています。しかしながら年間約2000万uと推定される未利用間伐材等をなんとか利用するために木質バイオマス発電が政府の後押しにより推進されています。材料として使えない木材はまず木質ボードに利用し、その後家具等で利用されたあと廃棄時に燃料として使うのが地球環境にとってベストのはずです。未利用木材をもっと木質ボードに利用できれば、世界標準の家具生産方式に近づき、家具業界の生産性アップが可能となります。スチール家具等のマーケットを木質に転換できますし、生産性のアップ分でデザイン等、その他の付加価値アップのためにコストを回せば、木質家具をさらに魅力的にでき、需要のアップにつながります。そしてなにより地球にとって最も悪である木材を二酸化炭素にもどすのではなく、地球にとって最も優しい二酸化炭素の固定化に家具産業も大きく貢献出来ます。
 本年は新しい元号で新しい時代を迎える年となります。日本の木材産業の素晴らしい未来のために、世界標準の利点をもっと取り入れ、よりよい業界となる転換の年になればと思います。
 組合員各位だけではなく、他の木材業界団体ともさらに協力し、木工機械販売のパイをさらに大きくすることが、イコール地球環境に貢献することになると確信しています。組合活動が少しでもこの手助けになればと考えています。本年も皆様のご協力よろしくお願い申し上げます。
 皆様にとりまして素晴らしい一年でありますように祈念してご挨拶といたします。

年 頭 所 感
年頭所感
岐阜商工会議所
会 頭 村瀬 幸雄
 
 皆様には、平成31年の新春を健やかにお迎えのことと心よりお祝い申し上げます。
 昨年のわが国経済は、米国の関税強化に端を発する米中貿易摩擦が過熱する一方、全体的には日欧EPAやTPPなど自由貿易へ大きく舵を取る動きもあり、世界経済が大きな転換点を迎えるなか、全国各地においては、豪雨災害や度重なる台風上陸、地震発生など大きな災害が相次いだものの、堅調な企業の業績を背景に雇用・所得環境は改善が続き、総じて緩やかな回復傾向でありました。
 他方、中小・小規模事業者を取り巻く経営環境は、人手不足や原材料価格の上昇、さらには後継者難の顕在化やAI・IoT化の急激な進展等により、厳しい状況が続いております。
 県内の経済については、度重なる豪雨の影響により観光産業を中心に一部弱含むなか、有効求人倍率も高い水準で推移し、企業の人手不足感が高まっているものの、活発な生産活動により製造業を中心に持ち直し、全体としては概ね回復傾向でありました。
 本年につきましては、引き続き米中による通商政策の衝突や、英国のEU離脱など、海外における懸念材料に加え、消費増税を10月に控え、人手不足問題も未解消であるなど、先行きに多くの不安要因を抱えているものの、天皇陛下の譲位や新元号の制定という大きな慶事が予定されており、さらには2020年の東京オリンピック・パラリンピックが控える年でもあり、わが国にとって重要な節目の年となるものと存じます。
 この歴史的な節目の年に、地方創生に向けた取組みを飛躍させるため、岐阜商工会議所は、その担い手である地域の中小企業・小規模事業者の経営基盤安定化と地域経済の活性化に全力を尽くす所存であります。
 とりわけ2020年には、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、この地域にも多数の誘客が見込まれます。また、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放映が予定されており、明智光秀と斎藤道三が過ごした岐阜が舞台となります。これら絶好の機会を生かすため、今年一年をかけて、岐阜県・岐阜市とともに、観光事業の深掘りや発信力の強化に尽力してまいりたいと存じます。
 岐阜ブランドの確立にあたっては、昨年11月に締結いたしました、岐阜県・岐阜市・岐阜島屋・岐阜商工会議所の四者による「地域活性化に関する包括連携協定」をもとに、岐阜の魅力ある産品を発掘し、包装や販売方法まで事業者とともに再考することで、さらに磨きのかかった岐阜ブランドの産品を全国・海外で発信する事業に取り組んでまいります。
 さらには、毎年開催しております「鮎菓子たべよー博」では、岐阜島屋と当所会館との二拠点開催とし、サンデービルヂングマーケットとも連携することで、岐阜市中心市街地の活性化にも貢献してまいりたいと存じます。
 岐阜の繊維企業の若手経営者たちで挑む岐阜シャツプロジェクトにおいても、岐阜市姉妹都市であるフィレンツェ市企業との商品開発提携など、新しい事業にも力を入れ、岐阜アパレルのさらなる魅力発信・国際交流にも努めてまいります。
 また、商工会議所会館がリニューアルとなって丸一年経過し、会員はもとより市民の皆様に広く活用していただいており、感謝申し上げます。特に好評を得ております、特設ルームでの「合同記者発表会」事業については、毎回マスコミの皆様にも協力を得て、会員企業の新商品や新サービスの紹介に大きな効果が出ております。今後はプレゼン方法の工夫やノウハウ提供も含めて、合同記者発表会の質を向上させていき、会員事業者の販路拡大に貢献してまいります。
 そして、商工会議所の使命であります中小企業・小規模事業者への経営支援にあたっては、10月に予定されております消費増税に伴う軽減税率制度への対応をはじめ、創業、事業承継、IT・IoT化、海外展開、事業再生といった事業者のライフステージに応じた支援をきめ細かに対応する伴走型支援や、外部機関と連携したセミナー等の開催により、企業の持続的な発展、ひいては地域活性化に資するよう、これまでにも増して強力に推進してまいります。
 人口減少に加え、豪雨などの災害が多発するなか、生産性向上による防災・減災の観点から社会基盤の整備促進への機運はますます高まっております。昨年施行された「重要物流道路制度」に則った、アクセス道路を含めた効率的かつ災害に強い道路網の整備促進に向けて、積極的な要望活動を展開してまいります。
 最後になりますが、皆様方の本年一年のご健勝とご繁栄を祈念いたしますとともに、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。

「モノづくり哲学」の重要性を再認識
(一財)機械振興協会
会 長 釡  和明

 新年 明けまして おめでとうございます
 皆様におかれましては、健やかな年末年始となりましたことと心からお慶び申し上げます。
 さて、昨年のわが国のモノづくり産業を振り返りますと「品質不正」という言葉を想起せざるを得ません。日本を代表する多くの企業で起きた品質不正の問題は、日本のモノづくり産業の信頼性を揺るがす大きな事件となりました。加えて、年末には大手自動車メーカーの会長が有価証券報告書虚偽記載容疑等で逮捕されるといった衝撃的な事件も起きました。
 これは個々の企業のコンプライアンス機能の問題にとどまらず、日本のモノづくり産業に潜在しているより深い問題があるのではないかと感じています。
 すなわち、グローバル競争が激化する中、日本のモノづくり産業の現場において、何よりもコストやスピードが優先され、本来のモノづくりの本質を忘れてしまうような状況が知らず知らずのうちに広がってしまい、さらにモノづくり現場での人材不足がそれに拍車をかけているように思われます。
 新たな年を迎え、誰もが気持ちをリセットしている今だからこそ、「私たちは誰のために、何のために、モノづくりをしているのか」といったモノづくりの本質について、もう一度自問自答してみる必要があると考えます。
 今後、AI(人工知能)、RT(ロボット技術)、ICT(情報通信技術)はさらに飛躍的に進化普及し、それと連動した形でIoT(モノのインターネット)やシェアリングエコノミー≠ニいったモノづくりとサービスを繋ぐ新たなビジネスが様々な分野で展開されることが期待されています。しかし、いくらAI、RTあるいはICTが進化したとしても、モノづくりに携わっている私たちの倫理観や企業のコンプライアンス機能が低下していては、決して良い社会を構築することはできません。
 技術プッシュ型のイノベーションはすさまじい速さで進展していますが、それをどう捉え、どう活用するかは、私たち自身がモノづくりを通じて、どのような社会を構築していきたいのかといった「モノづくり哲学」にかかっているのではないでしょうか。
 今年は「平成」から新しい元号にかわるわが国にとって歴史的な年でもありますが、それ故、新しい時代の到来に向けて、私たちは今一度「モノづくり哲学」をしっかりと見つめ直し、心に刻みながら、社会に貢献できる活動を実践する必要があります。
 機械振興協会は、そうした「モノづくり哲学」の重要性を再認識しながら、関連企業並びに団体等の皆様のお役に立てるように、技術研究所に蓄積されているR&D機能、経済研究所及びBICライブラリ(機械産業の専門図書館)に蓄積されている調査研究機能や情報サービス機能などを活用しながら活動してまいりますので、引き続き、ご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

取引適正化のガイドライン等の普及啓発を図る
(一財)素形材センター
会 長 横川  浩

 2019年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 昨年の我が国の経済状況を振り返りますと、景気は総じて緩やかな回復基調が継続し、国内の雇用情勢は、人手不足の背景もあり有効求人倍率は高い水準で推移しました。一方、昨年の経済状況を取り巻く世界情勢は、米中貿易摩擦の激化、中国経済の減速、英国のEU離脱や欧州政治の混乱などにより、先行きの不透明感が増し、今後の通商問題等の動向によっては世界経済に大きな影響を与えることが懸念されます。
 また、大きな出来事として、品質検査の不適切な取扱い問題が相次いで発覚するなど、日本のものづくりの信頼を失いかねない事案が少なからずありました。製造現場の目標達成が優先し安全検査や品質管理を怠ったとの指摘があります。企業経営が、不祥事等により危機に陥ることがないように、他山の石として、コンプライアンスやコーポレート・ガバナンスのチェック機能を強化する対応が重要と考えます。
 国内においても、本年も景気回復基調が持続し、素形材業界にも良い面で波及することを願うものです。大手企業の収益は拡大しても、下請け中小製造業の収益は低迷しており、多くの課題を抱えています。取引適正化の取組みである取引価格等の改善や人手不足の深刻化や事業承継の問題などは喫緊の課題であります。
 昨年12月に外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案が成立し、本年4月に新たな制度が実施されることとなりましたので、素形材産業界においても同制度の活用を適切に対応していくことで人手不足の状況が改善されることが期待されるところです。
 経済産業省は、素形材産業の健全な発展を促進するため、様々な政策の検討や施策を展開しています。「IT投資等を通じた生産性の向上」、「適正取引の推進」、「製造業の人手不足の現状を踏まえた人材確保対策」を目的として、サポイン技術開発の支援、素形材産業取引ガイドラインの改訂と普及、外国人材の活用等の施策の検討などを行っています。
 素形材センターとしても、取引適正化のガイドライン等の普及啓発を図るため、本年も引き続き、取引適正化のフォローアップを実施するとともに、実効性のある具体的なアクションプランの検討や周知活動を行ってまいります。その他、素形材技術研修講座、技術セミナーなどの「人材育成事業」、素形材産業技術賞等の顕彰や素形材産業振興に関する情報提供などの「普及啓発事業」、団体間交流や研究会などの「交流促進事業」、次世代材料技術の研究開発などの「素形材技術開発事業」等を通じて、経済産業省と一体となり、また素形材関連団体のご協力を得ながら積極的な活動を行い、素形材産業の振興・発展に努めてまいります。
 最後に、本年の皆様方の益々のご活躍とご健勝を祈念するとともに、素形材産業の更なる発展を祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。

年 頭 所 感
年頭所感
(一社)日本機械工業連合会
会 長 大宮 英明

 皆様、新年明けましておめでとうございます。
 年頭に当たり、平素より日本機械工業連合会にお寄せ頂いております皆様方の温かいご支援とご協力に対し、改めて深く御礼申し上げます。
 昨年は、トランプ政権下の通商問題や自然災害等変化の年でしたが、我が国経済は、全体として緩やかな回復基調にあり、生産や設備投資も増加傾向が続いております。この中で、我が国の機械産業の生産も伸長しており、昨年11月に公表いたしました日機連の2018年機械生産の改訂見通しでも、17年比2・9%増の77兆3千億円となっております。この水準は、やっとリーマン危機前の水準に到達した金額であり、また、30年前とほぼ同じ水準であることから、必ずしも手放しで喜べない数字であります。
 一方、課題に関しましては、6年間にわたる景気回復の中で、失業率2・3%程度とひっ迫した雇用情勢が続いており、人手不足の問題は頭の痛い問題です。政府は働き方改革を進める一方、入管法を改正し、外国人材の受け入れ拡大に舵を切りますが、その円滑な実施は機械産業にとっても重要な課題となります。また、他の国にも増して、イノベーションを活用した生産性革命への取り組みが、わが国では喫緊の目標となります。
 通商環境の変化への対応も今年は大きな課題となるはずです。嬉しいニュースとしましては、TPP11が昨年末12月30日に発効し、日EU FTAが今年発効することであります。日本がその実現に貢献した、この二つの巨大なFTAを、機械産業もうまく活用して、国際展開していくことが望まれます。他方で、昨年来の米国トランプ政権に端を発する保護主義的な措置の連鎖は、多いに気に掛かるところであります。我が国の機械産業は、グローバルなバリューチェーンを前提として国際展開しておりますが、保護主義はそのビジネスモデルの前提を揺るがすものであります。
 私は、APECビジネス諮問委員会の日本代表委員をしておりますが、昨年末のパプアニューギニアでのAPEC首脳会合では、保護主義防遏(ぼうあつ)に関するメッセージをめぐり紛糾し、首脳宣言を発出することが出来ないという異常事態に陥ったことは記憶に新しい出来事であります。そして本年は、いよいよ米国とのTAG交渉も始まります。自由貿易と国際的なバリューチェーンこそは、我が国機械産業発展の基礎であり、今年は通商問題に目を離せない年になりそうです。政府にも是非自由な通商システムの維持発展に向けてご尽力をお願いしたいと存じます。
 また、言うまでもなく、AI、IoT、ビッグデータに代表される急速な技術革新と国際競争の激化への対応は、機械産業にとり最重要の課題です。我々は、あらゆる経済活動がデジタル化によって変化し、繋がる第4次産業革命に対応していくことが求められています。この核となるのは、まずは企業の積極的な研究開発投資です。
 日機連では、研究開発税制の拡充を中心として、BEPS(Base Erosion and Profit Shifting‥税源浸食と利益移転)プロジェクト等の国際税制対応、自動車課税軽減等を柱とした税制要望を取りまとめ要望してまいりました。詳細は省略いたしますが、31年度税制改正において意味ある成果を実現することが出来ました。
 IoTやロボットについては、3年前に作られた政府のロボット新戦略に基づき、RRI(ロボット革命イニシアティブ協議会)が重要な役割を担っております。ご存知のように、RRIは日機連に設置され、私が会長を務めております。おかげさまで、RRIの会員数は現在520と順調に増加し、IoTにおける国際標準化の推進、ロボット利活用の推進、ロボットイノベーションの支援という重要な役割を推進しているところであります。
 IoTにおける国際標準作りについては、各国、特にドイツとの連携を強化しており、昨年春にはハノーバーメッセに参加するとともに、ドイツと3本の共同ペーパーを発表いたしました。また、本年4月のハノーバーメッセにも、パビリオン出展、日独共同ペーパー発表、各種フォーラム参加の方向で準備を進めているところです。IEC(International Electrotechnical Commission)においては、いよいよスマートマニュファクチャリングの国際標準作りの議論が具体化段階に入ります。RRIは、同分野で日本を代表する国内審議団体として位置づけられており、今後国際連携と国内調整を深めていく考えであります。
 日機連、RRI共々、今後とも我が国機械産業の発展のため、誠心誠意努力を続けて参りたく、関係各位の引き続きの御指導、御鞭撻をお願い申し上げる次第でございます。
 最後になりましたが、皆様の一層のご健勝とご活躍を心から祈念申し上げ、新春のご挨拶とさせていただきます。

革新的なものづくり力の構築に向けて
(一社)日本鍛圧機械工業会
代表理事会長 宗田 世一

 新年明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 平素は当工業会の運営に格別のご支援とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 当工業会は昨年12月に創立70周年を迎え、11月16日に一足早く創立70周年記念式典を開催いたしました。70年という長きにわたって工業会活動を継続できましたのも、ひとえに皆様のご支援、ご協力の賜物と感謝申し上げます。
 さて、2019年の年頭に当たり、昨年を振り返りますと共に本年の展望を述べさせていただきます。
 まず、受注状況ですが、工業会の受注予想を期中に、暦年、年度予想共3770億円(前年比約4・3%増、前年度比約6・5%増)に上方修正しましたが、受注実績は現在のところ予想を上回るペースで推移しています。
 国内では、プレス系での自動車製造関連業種の自動車車体軽量化に伴う設備投資や、電機業界の自動車EV化に伴う戦略的投資等で、板金系での社会インフラ関連設備投資などで堅調に推移しています。海外ではアジア圏で引き続き踊り場感が見られ、米国の経済政策の影響で先行きの設備投資の意思決定が遅れるなどの影響が世界各国で出ていますが、北米、インド等を中心に堅調さを維持しています。
 現状の堅調な状況が続くことを期待しますが、お客様の設備投資動向に不透明感が増しているというのが実情です。こうした状況を踏まえ、2019年暦年の受注予想は昨年よりやや少ない3660億円としました。
 今後も受注レベルを維持、向上させてゆくには、技術・技能の伝承と人材育成を継続的に行い、IoT等の新しい技術を活用して、市場ニーズを先取りした迅速な対応ができるようにする必要があります。そのためには、変化の激しい環境に対応できる革新的なものづくり力≠持つ企業への変革が求められると考えています。
 当工業会最大のイベントでありますMF-TOKYO2019を本年7月31日から4日間開催します。今回も猛暑の中の開催ではありますが、鍛圧・板金・フォーミング機械、自動化装置、関連機器、サービス、塑性加工技術の各分野で、最新の製品と技術を世界に向けて発信する予定で、海外からも多数の来場者を期待しています。
 当工業会のもう一つの柱であります「MF技術大賞2018-2019」は、2件が大賞、3件が優秀賞、2件が奨励賞と決定し、1月10日に表彰式を行います。受賞製品はMF〓TOKYO2019でパネル展示してご紹介いたしますので、ぜひご覧いただければ幸いです。
 また、一昨年5月にスタートしました産学連携活動の、日本塑性加工学会との共同研究は計画通り推進中であり、研究成果を順次会員に公開する予定で、今年度も継続して推進してゆきたいと考えております。
 さらに、当工業会は業界の発展に向けて日本が先行する技術分野でイニシアチブをとるため、ISO国際規格の制定会議に積極的に参画し、日本のものづくり標準を世界標準規格に盛り込む活動を2019年も継続して進めてまいります。
 今後も産学連携や他の工業会との連携を深め、会員企業のニーズを反映した工業会活動を積極的に展開し、会員企業の技術力向上に寄与できるように努力してまいりますので、会員各位のご支援、ご協力と、工業会活動への積極的なご参加をお願い致します。
 会員各位におかれましては、本年も良い年でありますようにご祈念申し上げますとともに、益々のご健勝をお祈り申し上げます。

新年のあいさつ
(一社)日本防錆技術協会
会 長 羽田 隆司

 新年あけましておめでとうございます。
 皆様におかれましては健やかな新年をお迎えになったこととお慶び申し上げます。
 昨年も日本防錆技術協会に多大なご支援を賜り、心よりお礼申し上げます。本年もよろしくお願い致します。
 本協会では「防錆に関する調査研究を行う事業」、「防錆に関する技術者の養成を行う事業」など10項目の事業分野を定めて活動を展開しております。これらの中から注目すべき2、3の活動を振り返って今後の課題を考えて見ます。
 「防錆に関する調査研究を行う事業」では、2年前より新たに腐食コスト調査研究を取り上げてきました。委員長は、NIMS 篠原正氏があたり、昨年3月には、中間報告のまとめを行い、今年3月には、報告書の完成を目指しておりましたが、活動費に支障が出たため中断しておりましたが、昨年、11月に中間報告をまとめ、明年3月にその後のまとめ、11月に報告書完成の予定となりました。関係各位のご協力をお願いします。
 「技術者の養成を行う事業」の主体の防錆技術学校は、昨年も5科392名の受講者で開講し、本年3月8日に修業式を迎えます。会員をはじめ関係各位のご協力を得て継続して多数の受講者を迎え感謝にたえません。是非、受講者のご紹介をいただきますようお願い申し上げます。
 「防錆に関する情報を収集整理する事業」では、昨年の第38回防錆防食技術発表大会があげられます。「東京ガーデンパレス」において開催され、若手技術者優秀発表賞を継続し、若手技術者の育成に努め、総発表件数35、参加者252名と盛況裏に終わることができました。第39回防錆防食技術発表大会の委員長には、九州大学大学院 M田秀則氏(元 港湾技術研究所)に継続して頂きました。内容の一層の充実を図りさらなる発展を目指します。
 ISO活動では、平成25年12月より非金属系研削材の提案を開始し、3年間の受けた補助により活動しておりましたが、昨年8月にはISO11126-6製鉄・鉄鋼スラグの規格、9月にはISO11126-5ニッケルスラグの規格としてISOより発行されましたことをご報告いたします。ISO委員、国際会議にご出席いただいた方々に御礼申し上げます。
 昭和58年より中央職業能力開発協会へ働きかけを行ってまいりましたが、このたび、技能検定事業に係る功労について中央職業能力開発協会会長表彰を受けました。増々のご発展をお祈りいたします。
 最後になりましたが、皆様ならびにご家族のご健康と更なるご健栄を心よりお祈り申し上げます。

年 頭 所 感
社史に残る仕事を
 トラスコ中山
代表取締役社長 中山 哲也

 社史に残る仕事とは、どんなに小さなことであっても、会社の進化、発展に繋がる「発想」「手法」「制度」「しくみ」「戦略」を生み出し、ターニングポイントを作り出すことであります。「社史に残る仕事をやってみる」と考え仕事と向き合ってみると、独創的な発想が生まれてくると思います。
 競争力の源泉は独創力です。誰もが思いつかないアイデアが企業の成長へとつながるのです。
 「売った」「買った」「儲けた」が評価される世の中ですが、それだけでは社史に残る仕事とは成り得ません。1つのアイデアがきっかけで、今までにない「発想」「手法」「結果」を生み出すことが出来れば、それは社史に残る仕事と成り得ます。
 どんな仕事も、言われたことを言われた通りにやっているだけでは何の改革も生まれてきません。「もっと工夫できるところはないだろうか」「そもそも、この仕事は本当に必要なのだろうか」このようなことを、日々の仕事の中に意識をしているだけでも、誰もが社史に残る仕事の功労者となり得るかも知れません。
 一方、経営レベルでの社史に残る仕事を生み出すことも重要な経営課題であります。「誰もが思いつき、誰もが進む方向に成功の文字はない」「人の思いつかないことを考え、人のやらないことをやる」これが企業の活力と成長を生み出し続ける原点であります。
 約25年前の「物流を制する者は商流を制す」という発想、約20年前の「手形取引の全廃」という決断。「プロツールへの特化」「オープンジャッジシステム」等々、当社には独自のしくみや制度、発想があり、それが成長の基盤となってきました。将来「やってて良かった」「やめてて良かった」と言えるように、現在も数々の節目作りに取り組んでいますが、ターニングポイントが多ければ多いほど、企業は強くなると信じ、今後も未来の基盤づくりを進めていきたいと思います。
 アイデアの枯渇が企業の寿命、目の前の仕事をただ片づけているだけでは長寿企業とはなれません。今年は当社創業60周年の年でもあります。40年後の創業100周年を発展途上の企業として迎えるためにも、全社員が「社史に残る仕事を」意識して、仕事と向き合ってもらいたいと思います。
 自分のアイデアが企業の歴史に変化をもたらし、流れを変えることは、人生の喜びにも繋がっていきます。大きなことでも、小さなことでも、創意工夫が噴出する1年であって欲しいと思います。
(平成31年社内向け「年頭所感」より)

会社設立100周年
 「共に挑み・成長」を願う
ユアサ商事
代表取締役 社長 田村 博之

 年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 昨年は、国内外ともに想定外の事が数多く発生した1年でした。国外では、トランプ大統領を起点とした北朝鮮問題・中東問題・自国第一主義・そして米中貿易摩擦等が表面化いたしました。一方国内では、災害の領域とまで言われました猛暑をはじめ残念ながら多くの自然災害が発生しました。もちろん本庶教授のノーベル賞、2025年大阪万博開催決定等うれしいニュースもありました。
 さて、2019年が始まりました。国際情勢につきましては不透明感がありますが、国内経済に対する影響は最小限にとどまり、緩やかな景気回復基調に変わりはないと期待しています。
 残り4ヶ月で新しい年号がスタートします。この30年間を振り返ると、デジタル技術やグローバル化が急速に進み、いわゆるSociety4・0の時代を迎え、私たちを取り巻く環境は劇的に変化しました。そして昨年更にSociety5・0時代の到来が叫ばれ、今年はそれが本格的に具現化される1年とされています。驚くべきスピードで進化するロボット技術との共存、人工知能・IoTの実用化、デジタルトランスポーテーションの進化による価値観の変化(所有からシェアへ)など大きな変革の波が押し寄せています。
 劇的な変化をしている今こそ、飛躍の大きなチャンスです。当社グループは今年、このチャンスを掴むために特に二つの項目に注力してまいります。
 一つ目は、チャレンジする企業風土の醸成です。失敗を恐れず挑戦する社員が評価され、報われる企業風土を醸成して行きます。二つ目は、組織の壁を超えた連携、総合力の発揮です。強みである事業領域の広さをフルに活用し、総合力やコーディネート力を備え、ワンストップ機能を発揮してまいります。
 これらの取組みにより、当社グループが長年にわたって蓄積してきたコアビジネスにおける機能を強化するとともに、今後蓄積していきたい新しい価値を創造してまいります。
 当社は今年、会社設立100周年、創業353年を迎えます。また中期経営計画の最終年度として仕上げの年となる大変重要な1年です。次の50年、100年に向けて、ステークホルダーの皆様と、「Growing Together」共に挑み・成長させていただけることを心より願っています。
 最後になりましたが、皆さまにとって最良の1年となることを、心より祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

最新技術や5軸加工の教育・普及に尽力
DMG森精機
取締役社長 森 雅彦

 新年明けましておめでとうございます。
 昨年は、世界各国で猛暑や大雪などの異常気象が観測され、日本国内でも度重なり発生した台風、豪雨、地震が事業、生活面、多岐にわたり日常を見直す契機になりました。また、米国トランプ政権による外交・移民・安全保障政策は、世界中の経済、地政学的リスクに影響を及ぼしています。一方、EV化や無人化といった産業の変化により、工作機械業界では5軸化、自動化、複合化、それに伴うデジタル化へのニーズが高まっています。昨年11月に東京ビッグサイト(国際展示場)で開催されたJIMTOF2018では東8ホールを貸し切り、22台の工作機械がつながった一つの工場を再現した「DMG MORIのデジタルファクトリー」をご紹介いたしました。ブースには期間中合計で過去最高となる約8万5000名のお客様にお越しいただきました。
 DMG森精機株式会社(以下、DMG森精機)は1948年に株式会社森精機製作所として創業し、昨年2018年10月26日に創立70周年を迎えました。これもひとえにお客様並びに関係者の皆様のご愛顧の賜物と深く御礼申し上げます。周年記念事業として、日本全国70社・団体のお客様・教育機関のもとへ70台の5軸加工機DMU 50  3rd Generationの1年間無償貸出しを開始いたしました。各お客様の工場へDMG森精機社員を派遣しプライベートレッスンを実施するなど、5軸に対する抵抗感の払拭・意識改革に努めています。昨今の複雑加工へのニーズに対応するため、@教育機関への工作機械貸出しANCスクールB5軸プライベートレッスンC職業訓練校支援の4本柱を掲げ、DMG森精機は今後も最新技術や5軸加工の教育・普及に尽力してまいります。さらに、これらを支える新たなアプリケーションエンジニア育成制度を昨年はじめより導入いたしました。若手より選抜された社員が3年間で徹底的にあらゆる工作機械の操作方法を習得し、お客様の元に自信を持って派遣できるプロフェッショナルとなって日本各地の製造現場をサポートする予定です。2020年までに約100名の養成を目標としています。
 また、「よく遊び、よく働き、よく学ぶ」をモットーに、コアタイム制や在宅勤務といった社員の柔軟な働き方を後押しするとともに、全従業員の有給休暇20日取得を徹底いたします。加えて、本年からは勤務間インターバル制度の導入で連続12時間以内勤務の徹底、厳密な労働時間管理を行います。
 本年も、世界中のお客様に、優れた品質の製品を最善の納期とサービスでお届けすべく、尽力して参ります。引き続き変わらぬご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

新会長に向山英雄氏(サンコー機材)選出
全国から会員ら集まり
全国KVK会総会盛大に開催

 “快適な水まわり”を創造するKVK(社長=末松正幸氏、本社=岐阜県加茂郡富加町)とその指定特約店および代理店などで構成される全国KVK会は昨年11月20日、東京都千代田区のホテルニューオータニ東京で全国KVK会総会ならびに講演会、懇親パーティーを開催。全国から同会会員らが集まった。翌21日には観劇ツアーなども開催された。
 総会は丸尾氣窮雄会長(丸尾興商)の挨拶でスタート。「私は、去る2013年から6年間会長を務めさせていただいております。KVKさまが創業80周年を迎えられる今年度、全国総会を開催しようと決定し本日を迎えました。そして今後は全国総会を5年周期の周年行事にしようということで決定しております。KVKさまは今年4月、本社を岐阜県加茂郡富加町に移転され、お客さまに便宜を図るべく本社には物流棟も建設されました。ここ数年で6営業拠点を開設され、地域密着でサービス戦略を進められており、また、名古屋駅前には立派なショールームも開設されております。さらに海外ではフィリピンに生産工場を設立するなどコスト削減強化に努められております。AIなどの進化により10年後、50年後はいったいどうなっているか見当もつきませんが、末松社長を中心に着々と経営強化を推進されているKVKさまと共に歩む未来を想像しているだけで、大変楽しいかぎりでございます」。
 続いて末松社長挨拶。「前回の全国KVK会総会を開催させていただいてから早いもので6年が経ちました。この間、営業拠点を営業所クラスで6拠点、駐在所も含めますと10拠点出させていただきました。また、ご注文をいただいてから次の日にはお届けができるエリアを広げるために、一部の支社・営業所には物流機能を持たせております。生産関係では、長い間本社ならびに本社工場として操業いたしておりました岐阜市の黒野工場から現在の富加町に移転いたしました。プラント設備も一新でき、生産効率も上がって良かったと思っております。さて、私たちの業界を取り巻く環境は住宅着工件数、民間設備投資、公共投資やリフォーム関係の数字を拝見しておりますと前年比で微増という数字になっているかと思います。なかなか実感として感じにくいのが本音ですが、客観的に見れば堅調だという表現になるかと思います。こうした時だからこそ弊社は足下をしっかり見ながら、メーカーとして、より良い製品をできるだけお値打ちに、皆さまの望まれる納期でお納めすることに注力したいと思っております。おかげさまで2019年2月に80周年を迎えることができます。これもひとえにKVK会会員企業の皆さま、そして賛助会員企業の皆さまのご愛顧の賜物であると深く感謝申し上げます」。
 丸尾会長が議長に選任され、以下の議案について慎重審議が行われた結果、いずれも満場一致で承認可決された。
 【第一号議案/会計報告・会計監査報告】
 【第二号議案/事業計画について】@2018年11月20日・21日▽総会、辛坊治郎氏による特別講演、懇親パーティー、ならびに観劇等を開催。A2021年度▽全国KVK会地区大会(東北・関東・関西・西日本)を開催。地区大会は全国KVK会のさらなる発展のため、各地域の会員相互の連携をより強固なものにしたいとの考えから開催が決定。開催地区や内容については今後協議し決めていくという。B2023年度▽全国KVK会総会を開催。全国総会は今後、5年に1度の周年行事となり、次回開催は2023年度と明確化された。
 【第三号議案/会則の改正について】
 【第四号議案/役員改選について】2019年度全国KVK会新役員は以下の通りだ。●会長=向山英雄氏(サンコー機材・昭島市)●副会長=酒井茂寿氏(酒井商店・新庄市)、寺田善光氏(テラダ・深谷市)、飯田勝氏(丘建材設備機器・高槻市)、和喰眞行氏(ワジキ産業・高知市)、土井幸氏(兼茂・鹿島市)●理事=棟方次郎氏(東栄・函館市)、西村春夫氏(山二環境機材・秋田市)、松本充弘氏(松本商会・さいたま市)、種田健司氏(西濃・名古屋市)、西田敏明氏(西田合金工業・大阪市)、中島誠一郎氏(ナカシマ・姫路市)、仮屋浩人氏(明興住機・鹿児島市)●会計=大野直樹氏(大野管材・海部郡)●監査役=川久保常明氏(川窪商店・佐世保市)●幹事=末松正幸氏(KVK社長)。新役員が承認可決され、向山新会長が「KVKのさらなる発展と、皆さま方にご納得いただける会の運営を目指して頑張っていく所存です」と決意を表明した。
 すべての議案審議が終了し、最後に、賛助会員を代表して千賀恒宏冨士機材社長が挨拶し、総会は閉幕した。
 KVKは2019年2月に創立80周年を迎えるが、これに伴い、社員の結束力を高め新たな一歩を踏み出すための旗印としてコーポレートロゴを刷新した。新しいロゴは水に関わる企業として水の柔軟さ、強さ、それらをコントロールする力を表すため力強い書体がベースとなっている。書体の一つひとつのエッジは丸みを帯びたエッジとなり、企業としての優しさや水の持つ柔らかさを表現。2つの「K」はシンプルに力強く、「V」は上部の開きを大きくし広がりを感じさせることで会社の発展、地域社会との調和を表したという。80年の歴史や先人からの知恵を引き継ぐ意味を込めてブランドカラーは躍動感や生命力、活気を表す赤色を継承している。2018年11月20日より順次変更されている。

管工機材商として
東日本大震災の教訓を得る
愛青会 東北イノアック小牛田工場視察

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=大藪淳一氏・大清社長)の青年部「愛青会」(部長=長谷川尚氏・加藤商会営業部統括部長)は、昨年11月16日と17日の2日間にわたり製造現場視察会を開催。部員ら9名が参加し、宮城県遠田郡美里町にある東北イノアック(社長=松田行司氏)本社・小牛田(こごた)工場を訪れた。同工場内には同じイノアックグループのイノアック住環境(社長=鈴木伸明氏、本社=名古屋市熱田区)が小牛田事業所を開設している。
 中部国際空港セントレアから仙台空港へ、そこからチャーターバスで約1時間のところに東北イノアック小牛田工場はある。現地に到着した一行は、イノアック住環境の会社概要や小牛田工場で製造されている製品等の説明を受けた後に工場内へと移動。ポリエチレンパイプの押出成形ライン等を見学した。
 翌17日朝、ホテルを出発した一行は松島海岸へ。2011年3月11日に東日本を襲った大震災の爪痕は今なお残り、観光客で賑わう松島海岸も、そこへ行くまでの道中も、いたるところで復旧工事が行われていた。東北イノアック小牛田工場も震災時に製造ラインが倒壊。再び製造を開始するまでに1カ月の時間を要した。現在、同工場では多数のポリエチレンパイプの在庫を抱えているが、これは製造できない状況のなか、あっという間にパイプ類の在庫が無くなってしまったからだという。被災者の声を聞き、被災地を見てきた参加者は、万が一東海地方が震災に見舞われたとき管工機材を商材として扱う者としてどうすべきかなど意見を交わしあっていた。

個人優勝は伊佐さん(大成工機商会)
愛知県管工機材商協組 ボウリング大会

 愛知県管工機材商業協同組合は昨年11月10日、名古屋市千種区の星ケ丘ボウルで、毎年恒例となっている福利厚生部会(部会長=石原太郎常任理事・原芳商会社長)主幹による第38回ボウリング大会を開催。組合員、賛助会員ら合わせて156名・52チームが参加し熱戦を繰り広げた。
 開会式でのトロフィー返還や大藪理事長らによる始球式を終え、大会は開幕。3名1チームで各人が2ゲームを投げ合い、チーム戦、個人戦の順位を競い合った。
 大会終了後はパーティールームへと移動し、昼食の後、表彰式が執り行われた。上位入賞者、ならびにチームは以下の通り。
【チーム戦】
●優勝▽ゴーストバスターチーム(粟井機鋼)/トータルスコア1036P(HDCP40)
●準優勝▽桃太郎チーム(ベン)/トータルスコア921P(HDCP0)
●3位▽フジッ子チーム(冨士機材)/トータルスコア917P(HDCP40)
【個人戦】
●優勝▽伊佐さん(大成工機商会)/トータルスコア387P(HDCP0)
●準優勝▽濱田さん(冨士機材)/トータルスコア369P(HDCP0)
●3位▽加藤さん(粟井機鋼)/トータルスコア363P(HDCP20)


2019年1月6日(日) 13日(日) ・2693号・2694号
年 頭 所 感
平成31年 年頭所感
中部経済産業局長 高橋 淳

 平成31年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
我が国経済は、景気の長期的な回復が継続しており、中部地域でも安定して経済状況は改善しているところです。経済の好循環を確固たるものとするため、新たな付加価値の創出や自動化による労働生産性の向上等に取り組む必要があります。
経済産業省では、Connected Industriesの推進と第四次産業革命に対応した新たな経済社会システムの構築や、地域・中小企業の新たな発展モデルの構築に対して重点的な支援を行ってまいります。
また、こうした取組を地域の成長戦略に反映すべく、東海地域においては、地域の将来像や重点課題の明確化を図りつつ、産業競争力の強化につながる今後5〜10年のアクションについて今春を目途にとりまとめ、順次実行していくとともに、北陸地域においては、「北陸産業競争力強化戦略」を着実に実行してまいります。
 加えて、地域を支える中堅・中小企業や商店街を支援し、中部地域の経済を活性化させるため、地域の成長企業を発掘し、設備投資等への支援を行っていくとともに、外国人観光客の取り込みに向けたキャッシュレスの促進や、軽減税率に対応するためのレジや受発注システムの改修・導入支援等を行ってまいります。
 昨年は様々な自然災害が多発し、国土の強靭化や防災体制の強化が急務であると改めて認識したところです。当局では企業のBCPの策定を進めるとともに、ライフラインの安定供給に向けた地域連携BCPを策定しております。企業の皆様にも、こうした災害への備えもしていただきつつ、来る新たな社会の変化への備えとして、積極的な事業の展開を行っていただければと存じます。
 本年が皆様の飛躍の年となりますよう祈念いたしますとともに、経済産業行政へのご支援とご協力をお願いいたしまして、新年のご挨拶といたします。

年 頭 所 感
新春を迎えて
愛知県知事 大村 秀章

 あけましておめでとうございます。
 新たな年が、県民の皆様方にとりまして素晴らしい1年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
 昨年は、2022年度のオープンを目指すジブリパークの基本デザインを発表し、夢の実現に大きく前進した年でした。また、2026年に愛知・名古屋で開催するアジア競技大会について、アジア・オリンピック評議会と開催都市契約を締結し、開催に向けた準備が加速した年でもありました。
 そして、2027年度のリニア開業に向け着々と工事が進む中、リニア大交流圏の拠点として、道路ネットワークの充実など、愛知のポテンシャルを一層高めてきた1年でした。
 時代は今、グローバル化とデジタル化の大きなうねりの中にあります。そうした変革期においても、愛知は、日本の成長エンジンとして、我が国の発展をリードし続けていく存在でなければなりません。
 今年も、自動運転などの次世代自動車や航空宇宙、ロボットの分野を始め、ICTやAIなどのデジタル分野まで、幅広く産業集積を進めるとともに、スタートアップ支援に戦略的に取り組むことで、次々とイノベーションを湧き起こす、世界一の産業の革新・創造拠点を目指してまいります。
 また、いよいよ9月には、常滑の空港島に愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」がオープンします。MICEを核とした国際観光都市の実現に取り組むとともに、スポーツ、国際交流、多文化共生など、幅広い分野でグローバル化を進め、国内外における愛知のプレゼンスをより一層高めてまいりたいと思っています。
 そして、社会インフラの整備、農林水産業の振興、女性の活躍、医療・福祉、教育・人づくり、環境、地震防災、安全・安心なまちづくり、東三河地域の振興など、県民の皆様の生活と社会福祉の向上にも力を注いでまいります。
 今年11月には、G20外務大臣会合が愛知・名古屋で開催されます。さらに、6月には全国植樹祭、8月からあいちトリエンナーレ、9月からラグビーワールドカップ、11月に技能五輪全国大会と全国アビリンピックを開催します。しっかりと準備を進め、大いに盛り上げてまいります。
 引き続き、「日本一元気な愛知」「すべての人が輝く愛知」「日本一住みやすい愛知」の実現を目指し、県民の皆様に、笑顔で元気にお過ごしいただけるよう全力で取り組んでまいりますので、一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。

平成31年 年頭あいさつ
岐阜県知事 古田 肇

 あけましておめでとうございます。
 皆様には、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 昨年は、「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」、「清流長良川あゆパーク」、「ぎふ清流里山公園」など産業・観光の交流拠点の創出、東美濃が舞台となった朝ドラ「半分、青い。」効果などにより、多くの皆様に「清流の国ぎふ」の魅力を体感していただきました。一方で、7月の記録的豪雨による災害、国内で26年ぶりに感染が確認され今なお警戒が続く「豚コレラ」への対応にあたり、自然の脅威、危機管理の重要性を再認識するとともに、防災・防疫に全力をあげて取り組むことを改めて決意した年でもありました。
 本年は、「平成」に次ぐ新しい時代の幕開けであり、また、東京オリンピック・パラリンピックを控え、日本に対する世界の関心が一段と高まる年であります。人口減少・少子高齢社会への対応はもちろんのこと、産業・観光振興の絶好の契機と捉え、「『清流の国ぎふ』を支える人づくり」「健やかで安らかな地域づくり」「地域にあふれる魅力と活力づくり」を政策の柱に、「清流の国ぎふ」づくりを一層推進してまいります。
 「人づくり」では、担い手確保に向け、小・中・高一貫して、ふるさと岐阜への愛着と誇りを育む教育を推進するほか、女性、障がい者、高齢者、外国人など誰もが活躍できる環境を整えてまいります。
 「地域づくり」では、医療と福祉の連携・充実を図るとともに、障がいのある方の自立・社会参画を支援してまいります。また、「ねんりんピック岐阜2020」を見据え、健康づくりを一層推進してまいります。一方、自然災害等から県民の命を守る予防対策の充実、中小河川における避難対策の強化のほか、家畜防疫体制の構築に万全を期してまいります。
 「魅力と活力づくり」では、本県の誇る「観光・食・モノ」を「岐阜ブランド」として国内外へ大いに発信してまいります。特に、「岐阜関ケ原古戦場記念館」の開館や本県ゆかりの明智光秀公が主役の大河ドラマ「麒麟がくる」の放送を来年に控え、県内周遊型の歴史・戦国・武将観光に力を入れてまいります。また、障がい者用体育館「福祉友愛アリーナ」の完成、「日本スポーツマスターズ2019ぎふ清流大会」の開催を契機に、総参加のスポーツ振興を図ってまいります。産業面では、地場産業や農林畜水産業の活性化はもとより、AI、IoT等の先端技術を活用したモノづくり企業の生産性向上への支援、航空宇宙の技術者育成や研究開発を進める「航空宇宙生産技術開発センター」の整備着手など次世代を見据えた産業振興を重点的に推進してまいります。併せて、東海環状自動車道西回り、リニア中央新幹線など産業を支える広域ネットワーク・インフラの整備促進に努めてまいります。
 今年一年の県民の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

年 頭 所 感
新年のごあいさつ
三重県知事 鈴木 英敬

 新年あけましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
 昨年、三重県で45年ぶりに開催された全国高等学校総合体育大会(インターハイ)は、選手の活躍と、高校生等による最高のおもてなしにより、成功裏に終了しました。
 また、産業分野では、食をはじめとする国内企業の進出や再投資に加え、スペインに本社を置く自動車プレス部品メーカー世界最大手ゲスタンプ社の日本初となる工場が県内で操業を開始するとともに、陸上の閉鎖された環境下でアトランティックサーモンの養殖・加工を行う、シンガポール資本のソウルオブジャパン株式会社が日本に初進出し、アジア最大級の工場立地が決定するなど、世界の優れた企業による県内投資が進みました。さらに、首都圏営業拠点「三重テラス」の来館者数が平成25年のオープン以来300万人を達成するなど、これまでの取組が、一定の成果として実を結んだ一年になったと考えています。
 一方、人口減少や高齢化、さらには若者の県外流出が続く中、労働力不足が深刻化していることから、県内企業の魅力を発信し、働き方改革を推進するとともに、中小企業・小規模企業の円滑な事業承継を促進してまいります。
 さらに県では、第4次産業革命の進展など、県内産業を取り巻く急激な環境の変化に的確に対応していくため、昨年新たに「みえ産業振興ビジョン」を策定しました。今後、ビジョンの基本理念に掲げた、知恵や知識、そして技術を国内外から積極的に取り込み、それらを「組み合わせ」、あるいは「繋ぎ直し」ていく「KUMINAOSHI」を進めることで、若者が躍動し、「新しい価値」を生み出していけるよう、産業を育成・振興していきたいと考えています。
 今年は、「平成」という元号が改められる節目にあたります。平成最後の感謝と次代への希望をこめたお伊勢参りに加えて、「熊野古道世界遺産登録15周年」、「四日市港開港120周年」を迎えるこの機会に、多くの方々をお迎えしたいと思います。また、本年3月末には、新名神高速道路の県内区間全線や東海環状自動車道の東員IC〜大安IC(仮称)区間が開通する予定であり、さらなる交流の拡大にもつなげたいと考えています。
 こうした三重県の経済活性化に向けた動きを一層加速させ、中部地域を三重県が盛り上げていくとともに、新しい時代の始まりにあたって、皆さまが夢や希望を持ち、明るく前向きに挑戦、活躍し続けられるよう、県政を推進してまいりますので、引き続きご支援・ご協力をお願い申し上げます。
 最後に、本年が皆さまにとって幸多い年となりますことを心から祈念申し上げます。

新春を迎えて
長野県知事 阿部 守一

 明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。また、日頃から県政にお寄せいただいております御支援、御協力に対し、心より感謝申し上げます。
 昨年4月に県の総合5か年計画「しあわせ信州創造プラン2・0」をスタートさせました。「学びと自治の力」を推進エンジンとして、まずは、「子どもや若者が希望を持てる」、「歳を重ねても安心して暮らせる」、「元気な産業が暮らしを支える」の3つの観点から、政策の実現を図ってまいります。
 まず、子どもや若者が希望を持てる政策としては、今日的な学びの意義等を県民の皆様と考える「学びの県づくりフォーラム」の開催、教育と先端的な技術を融合したEdTechの推進、広い視野を持った人材を育成するための高校生の海外留学支援などに取り組みます。また、本県が主導し設立した「森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク」に参加する全国の自治体と連携し、自然保育・教育の充実・普及を進めます。
 次に、歳を重ねても安心して暮らせる政策として、県全体を対象とする地域医療構想調整会議の設置や地域包括ケア体制の強化など医療・介護サービスの充実に取り組みます。また、暮らしを支える地域の移動手段を確保するため、広域的・基幹的なバス路線の維持・充実方策の検討を進めてまいります。近年頻発している災害を踏まえ、道路や河川、砂防施設の整備等ハード面での対応はもとより、防災マップの作成などソフト面も含めて防災対策に力を入れてまいります。
 希望と安心に満ちた確かな暮らしを支える基盤は、元気な産業です。AI、IoT時代に向け、本県の産業政策推進の司令塔としての「産業イノベーション推進本部」の機能強化、分野横断的に市場開拓等を行う「長野県営業本部(仮称)」の設置、「長野県就業促進・働き方改革戦略会議」での議論を踏まえた人材確保策の充実などにより、産業の創造性、生産性を高めるための政策を重点的に進めてまいります。
 結びに、今年一年の皆様の御健康と御多幸をお祈り申し上げ、新年の御挨拶といたします。

“フレッシュスタート ナゴヤ”
名古屋市長 河村 たかし

 あけましておめでとうございます。市民の皆様には、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 本年5月に改元を控え、市政100周年の節目に出帆した平成のナゴヤも残すところあと僅かとなりました。思い返せば、世界デザイン博覧会で華々しく時代が幕開け、国内外から2200万人が訪れて大いに賑わった愛・地球博。名古屋港水族館の開館や名古屋市科学館のリニューアル、名古屋城本丸御殿の木造復元など、今のナゴヤを彩る数々の名所が誕生しました。また、名城線環状化の完成やあおなみ線の開業、名古屋高速道路の延伸などにより、住み良いマチに一層磨きが掛かるとともに、玄関口である名駅地区では高層ビル群も誕生。さらに、名古屋港貿易黒字額は20年連続日本一と我が国全体の経済を支え、人口減少社会に突入した平成の世にあって、今なお成長を続ける230万人の大都会ナゴヤとなりました。
 一方、国内を見渡せば、東京一極集中化がさらに加速し、建築物や都市機能など、様々なものがナゴヤを上回る速さと規模で変貌を続けております。リニア中央新幹線の開通により東京と約40分、大阪と約20分で結ばれ、世界最大の都市圏(スーパー・メガリージョン)が誕生するとも言われる中、このままナゴヤが東京・大阪に次ぐという序列を甘受するような姿勢では、オリンピックや万博の追い風に乗って成長を続ける東西の狭間に埋没するかも知れません。今後、ますます激化する国際競争も見据え、市民の皆様とともに未来を切り拓いていくためにも、行政としても時勢の流れや社会ニーズを的確に捉え、目指す先は日本一ではなく、世界一のまちづくりへと市政の舵を取ることが重要と考えます。
 目下、その第一歩を踏み出すべく、様々な分野において世界に誇る事業の検討を進めておりますが、私としては、未来の主人公≠ヨの全力投資が何より大切だと思います。ナゴヤの全ての子どもたちが、将来に夢と希望を抱き、健やかに成長できるよう、子ども・親を総合的に支援する取り組みをさらに充実させるとともに、画一的な一斉授業から「一人ひとりを大切にするエデュケーション」への転換にも取り組んでまいります。そして、最高の福祉をお届けし、どえりゃあ楽しいマチに向けては、ナゴヤの核である名古屋城天守閣の木造本物復元を着実に進め、その誕生をまちづくりのかけがえのない契機として、全ての市民が輝く“名舞台”を創造してまいります。
 新たな時代に向かって、さらなる魂を込めてフレッシュスタートし、「世界に冠たるNAGOYA」へと積極果敢にチャレンジしてまいります。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年 頭 所 感
〜 「動き始めた」 オール
岐阜のまちづくり 〜
岐阜市長 柴橋 正直

 謹んで新年のご祝辞を申し上げます。
 皆様方には、健やかに新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
 昨年は、度重なる大規模地震の発生や平成最悪の豪雨災害となった平成30年7月豪雨など、全国で自然災害が相次ぎました。本市においても、14年ぶりの長良・大宮陸閘閉鎖や最大時約4万戸以上の停電などによって市民の皆様が不安に過ごされたほか、鵜飼観覧船の運休日が過去最多の42日間にのぼり、観光産業が大きな打撃を受けるなど、防災体制の強化を改めて考える年となりました。
 一方、本市中心部に位置する金華山に関連しましては、様々な喜ばしい出来事がありました。5月に金華山中腹で新たな石垣群が発見され、また、10月に開始した山上部の発掘調査では、織田信長公が城主の時代に築いた石垣や岐阜城跡で初となる矢じりを発見し、大きな話題となったところであります。
 さらに、11月には、自然を活用した健康づくりに取り組む自治体をたたえる「クアオルト健康ウオーキングアワード2018」において、優秀賞を受賞しました。今後、金華山や長良川などを活用したウオーキングコースの整備などを行い、市民の皆様や本市を訪れる方々の健康づくりに寄与してまいります。
 さて、我が国においては、少子高齢化・人口減少の進展に伴い、自治体による安定した住民サービスの提供が困難となることが予想されております。このような中、国においては、個々の自治体があらゆる行政サービスを担う「フルセット主義」から、県や近隣市町と連携し圏域単位でそれらを提供する体制への転換を求めております。岐阜市はすでに消防やごみ処理事業などで広域連携を進めておりますが、今後も様々な分野で連携を密に図り、岐阜都市圏を支える役割を担っていく所存です。
 今年は改元という新時代の幕開けの年であり、岐阜市におきましても、市制130周年を迎えます。さらに翌年の2020年には東京オリンピック・パラリンピックの開催、岐阜市ゆかりの戦国武将・斎藤道三公や明智光秀公の活躍を描くNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の放映など、本市の観光振興を図る絶好の機会が訪れます。こうした機会を、地域全体の魅力の底上げ、発信のチャンスと捉えながら、岐阜都市圏の中心市街地として、本市の魅力と活気溢れる都市基盤づくりに努めることにより、市民の皆様に一日でも早く「動き始めた岐阜」を実感していただき、シビックプライド(都市に対する市民の誇り)が育まれるオール岐阜≠フまちづくりを進めてまいります。

年頭の辞
愛知県中小企業団体中央会
会 長 長谷川 正己

 新年あけましておめでとうございます。
 会員の皆様には、輝かしい新春をお迎えになられましたことと、心よりお慶び申し上げます。
 平素は、本会の事業推進につきまして、多大なご支援・ご協力をいただき深く感謝申し上げます。
 顧みますと、昨年の我が国経済は政府による経済政策により、企業収益は増加し、個人消費、設備投資、雇用や所得環境での改善等が見られ、景気は緩やかな回復が続きました。
 しかしながら、中小企業・小規模事業者におきましては、原材料費の高騰、設備の老朽化、深刻な人手不足などにより、大企業との格差はますます拡大し、また、通商問題の動向による海外経済の不確実性や相次いで発生した自然災害の影響もあり、景気回復を実感するには至らず、先行き不透明な状況が続きました。
 こうした厳しい経済環境の中にあって、中小企業・小規模事業者がIoT・ロボット等の導入による生産性の向上や働き方改革、人手不足対策などに的確に対応し、新たな発展を遂げていくためには、事業者自らが経営革新を図り、環境変化に即応するための経営基盤を作り上げていくことが何より肝要でありますが、個々では解決できない諸問題に対しましては、共同の力で経営課題の解決に取り組む中小企業組合をはじめとする連携組織の下に力を結集し、組合員相互の連携を今まで以上に強化して、積極果敢に対応していくことが必要であります。
 本会といたしましては、中小企業組合を通じた施策の活用、後継者の育成強化に対する支援や円滑な事業承継の促進をはじめ、中小企業と組合の皆様の一助となれるよう積極的な事業推進を図り、中小企業支援機関としての役割を果たすべく、決意を新たにしているところでございます。
 本年は、皇位継承による改元がなされます。中小企業にとりまして、大きく飛躍する新たな時代の幕開けとなりますことを期待しております。
 会員の皆様におかれましても、新しい時代を迎えるにあたり、決意を新たに、団結を更に強固にされ、中小企業の振興のために邁進されますことをご期待申し上げますとともに、ご繁栄とご健勝を心よりご祈念申し上げまして、年頭のご挨拶と致します。

組合・中小企業の挑戦を応援
岐阜県中小企業団体中央会
会 長 今井 哲夫

 新年あけましておめでとうございます。
 皆様におかれては、健やかに新年を迎えられましたことと心よりお慶び申し上げます。日頃から本会に対し格別なご支援、ご理解を賜りますこと深くお礼申し上げます。
 わが国経済は、回復傾向にあると言われていますが中小企業・小規模事業者には回復の実感は薄く、また、少子・高齢化の進展から人口減少が進む中で、国内市場は縮小し商品やサービスが売れない時代となっています。そして労働分野では人手不足が深刻さを増しています。
 加えて、10月に予定されている消費税増税など、景気回復を実感できないばかりか、中小企業を取り巻く経営環境は、ますます厳しさを増している状況にあります。
 このような状況の中で、地域経済・雇用を支える中小企業・小規模事業者は、経営基盤を強化し持続的な成長を目指して果敢にチャレンジを続けることが求められています。そのためには個々の努力とともに、組合等の中小企業連携組織をより一層活用し、経営資源の相互補完やリスクの分散を図り、経営の安定に努めることが極めて重要であると考えます。
 ご存知のように中小企業団体中央会は、中小企業・小規模事業者による組織化の支援、組合の活性化やその組合員である中小企業・小規模事業者の発展のための支援など、中小企業連携組織の専門支援機関であります。
 岐阜県中小企業団体中央会といたしましては、「連携の力で無限の可能性にチャレンジ!〜中央会は、組合・中小企業の挑戦を応援します〜」をスローガンとして掲げ、組合と中小企業の現場に足を運び、組合ニーズの把握に努め、課題克服のための様々な事業を通じて会員組合、組合員企業のチャレンジを支援してまいります。
 本年が組合と中小企業・小規模事業者の皆様にとって、更なる飛躍の1年となりますことを心よりご祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

年 頭 所 感
新たな時代の幕開け
三重県中小企業団体中央会
会 長 佐久間 裕之

 新年あけましておめでとうございます。
 名古屋機工新聞読者の皆様方におかれましては、お健やかに新年をお迎えになられたことと心よりお慶び申しあげます。
 さて、わが国経済は、緩やかな景気回復が長期間にわたって続いているとされていますが、中小企業・小規模事業者においては、米国の保護主義的な経済政策により増大する先行き不透明感、人口減少による国内市場の縮小、第4次産業革命を巡るグローバル競争の激化、人手不足の深刻化等多くの課題が山積しており、今後も厳しい状況が続くと予想されます。
 このような中、我々中小企業は、地域の経済・雇用の担い手として、自らの経営基盤の強化や持続的成長に向け、より一層の生産性の向上が求められています。そのためには、個々の自助努力に加え、組合等の連携組織が持つ「つながる力」を大いに発揮しながら全力で課題に立ち向うことがますます重要と思われます。
 三重県では、「三重県中小企業・小規模企業振興条例」や「みえ産業振興ビジョン」に基づき、新商品開発や販路拡大、人材育成・確保等を支援する様々な施策が講じられており、特に、経営者の高齢化と後継者難に伴う事業承継問題は喫緊の課題であるとして全県を挙げ支援策を展開しているところです。
 中央会といたしましても、国・県等と緊密に連携、協働しながら、県内の中小企業並びに中小企業組合が更なる飛躍を遂げられるよう、ものづくり、IT利活用、事業承継、人材育成・確保など時勢に即した事業を積極的かつ意欲的に取り組むとともに、中小企業連携組織を通じた支援事業活動を堅実に展開し、三重県の産業振興の推進並びに地域経済の活性化に全力で取り組んでまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申しあげます。
 本年は、平成から新しい元号となる節目の年です。新たな時代の幕開けとなる本年が、皆様方にとって幸多き1年となりますよう心より祈念申しあげ、新年のあいさつといたします。

金型業界の次代を担う
人財作りに取り組む
(一社)日本金型工業会
会 長 小出 悟

 平成31年の新年を迎えるにあたり、会員の皆様を始め関連官公庁、関連団体の皆々様に謹んで新春のお喜びを申し上げます。
 日本の経済はリーマンショック後10年を過ごし、それ以前の水準には回復していないものの概ね順調に推移し本年を迎えるに至りましたが、米国発の貿易摩擦が中国を始めとし、世界経済に影響を与え始め、日本経済にも影を落とし始めたことは一つの不安材料であり、不測の事態を想定しながら慎重な舵取りが要求される状況でもあると考えます。
 また、労働力不足問題に目を向ければ、今後の日本経済にとって避けて通れない出来事であるといわざるを得ず、この問題には作業者レベルの不足と、中核人材者の不足という二つの問題があり、前者の問題はまさに昨年の後半で外国人技能実習生制度をめぐり国会でも激しい議論がなされ、具体策が検討され始めたことは改善に向かう一つの現われだと認識いたしますが、問題は中核人材の確保問題に有ると私は考えます。
 このような現状を踏まえ日本の金型業界を代表する一般社団法人日本金型工業会としてどう対処するのか、一つには一昨年スタートした金型マスター認定制度の更なる進化を追及することがあります。本年は二次募集を計画する年と位置づけており、一次募集にて認定されたマスター認定者71名にも深く参画していただきながら、金型業界の次代を担う人財作りに取り組みたいと思っております。
 昨年も新聞、テレビなどでも数多く採り上げられたAI、IoT、ロボット技術に関し、当工業会としても積極的に取り組み、会員企業各社の省人化、効率化のお手伝いが出来るよう努力したいと思うと共に、新時代・新技術をマスター認定者が率先し道を開き、その事実を受け会員会社の従業員の方々にも影響が及ぶような存在と成ることが私の悲願でもあります。また、そのような人財があまた出現すれば日本金型工業会としての素晴らしい広告塔にもなりえます。
 広告といえば当工業会の広報委員会でも新たな取り組みがなされ始めました。新しく作成した第二弾のDVDを日本各地の教育の現場など広く広報活動を行い、金型業界の存在を会員自らが未来の社会人に広く周知させるため、様々な検討を加えながら実行して頂き、将来的有力な人材確保の手段となるように会員の皆様にはご協力をお願いしたいと考えております。
 2014年には「新金型産業ビジョン」を工業会にて作成し、会員企業様にもご努力していただいているところではありますが、本年でビジョンも5年目となり時代の変化を加味する必要があると考えます。経済産業大臣の肝いりにより2016年の9月に世耕プランが発表され、指導されたことはご存知かと思いますが、その一つの好影響とし代金支払いの現金化が現在進んでいます。公の支援はさらにお願いするとしても、新金型産業ビジョンを意識しながら自らも、変化する新時代を先行するような大胆な提案たる行動指針を作成し、発信できればと考えております。出来うる限り会員企業様すべてに当てはまり参考としていただけるような、幾種類かの指針を多年に亘りながらも打ち出せれば幸いであると思いますが「言うは易く行うは難し」です。まずはその初年度として本年は皆様へのアンケートなどをとりながら、ワーキンググループを構成し進めて行きたいと思います。今年は新たな元号が発表されます。どのような未来が来るのかは誰にも分からないからこそ一致団結し、会員企業の皆様のお力添えはもとより、関連官公庁、関連団体の皆様のご協力も得ながら、じっくりと進めていく所存でいますので、皆様のご理解ならびにご指導ご鞭撻の程お願い申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。

変化の年
(一社)日本鋳造協会
会 長 伊藤 光男

 明けましておめでとうございます。
 会員並びに関係各位の皆様方には2019年の新春をお健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。また、協会の運営に当たり、皆様方には格別なご理解とご協力を戴いておりますことに御礼を申し上げます。
 アベノミクスのもと経済は緩やかに上昇し、鋳造業界に於きましても2016年秋口から生産量は上昇し2017年、2018年(予測)と前年を上回る状況で推移いたしましたが、製造業、とりわけ中小の製造業にとっては原材料・副資材の高止まりエネルギー・運賃の上昇・人手不足など様々な要因により厳しい経営を余儀なくされました。そんな中、経済産業省様から下請けの取引慣行の改善が提唱され、それに基づき行動した結果、十分ではないものの適正価格への改善が図られ、模型の保管に関しても進展がみられました。また、協会といたしましても労務費の上昇、労働条件の改善にかかる費用が自社のコストに及ぼす影響が解り、お客様に提案できるフォーマットを作成いたしました。
 2019年は変化の年、不透明な年になると思われます。
 外的要因といたしましては米中貿易摩擦の影響です。これは単なる貿易不均衡の話ではなく、米国の安全保障、知的財産の不正流出等の要因が有り、簡単には解決しないだろうとも言われています。また、中国国内の環境規制が製造業の更なる減少に影響を及ぼすものと思われます。
 内的要因といたしましては4月から施行されます外国人労働者と働き方改革です。外国人労働者に関しましては歓迎すべきものと思いますし、その方向に行くべきものと思われますが、中国の少子化・タイ・台湾の鋳造業に於ける人手不足の状況を見た時に外国人労働者のみで人手不足の解消にはならないでしょう。また、4月からの働き方改革は、もちろんその方向に行くべきですし、そうしなくてはなりませんが、中小企業にとってはかなり厳しい状況になると思われます。
 これらの問題を解決するには、高付加価値化、生産性の向上を図ることが不可欠です。そのためにはIT化(IoT,AIなど)、自動化、ロボット化、そして確実に利益の出る経営をし、変化に対応できる体質・体力を付けなければいけません。自助努力が第一ですが、中小企業の場合はものづくり補助金やIT補助金その他の制度を活用していくことが一つの解決策になるでしょう。
 来たるべき変化に対応できるよう、今後とも関係各位のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。皆様にとって2019年が幸多き年になりますようお祈りいたします。

時代のニーズを先取りし、
研究開発等に真摯に取り組む
日本精密測定機器工業会
会 長 中川 徹

 明けましておめでとうございます。平素は、当工業会の活動にご理解とご指導を賜り、誠に有難うございます。
 さて、昨年の景況は、米国では減税が、中国では、中国製造2025があと押し、両国が好調。その恩恵もあって日本、欧州も緩やかに拡大。東南アジアも回復するなど、世界的に景況が拡大しました。また、計測の世界では、人手不足や間違いが起きない測定への解決策として、測定とデータ処理の自動化ニーズが高まるなど、今まで以上に品質管理が注目された年となりました。結果、当工業会の販売額は、過去最高を記録したものと思われます。
 一方、昨年後半からは、米中貿易問題の影響も顕在化しつつあり、加えて、景気拡大が日本、米国で戦後最長になろうとしていることから、景況がピークアウトしてもおかしくないと言われ出しています。ただ、IOTやAIの時代を迎え、半導体需要はまだ爆発的に伸びるとの予想もあり、前述の景気の下押し要因は無視できないものの、底堅い展開も期待できるのではとの見方も根強いと思います。
 そうした中、我々工業会としては、モノづくりの品質を支えるべく、時代のニーズを先取りし、研究開発、商品開発に真摯に取り組み、皆様の期待に応えられるよう、年初にあたり改めて期しているところです。

年 頭 所 感
新たな時代の幕開け
三重県中小企業団体中央会
会 長 佐久間 裕之

 新年あけましておめでとうございます。
 名古屋機工新聞読者の皆様方におかれましては、お健やかに新年をお迎えになられたことと心よりお慶び申しあげます。
 さて、わが国経済は、緩やかな景気回復が長期間にわたって続いているとされていますが、中小企業・小規模事業者においては、米国の保護主義的な経済政策により増大する先行き不透明感、人口減少による国内市場の縮小、第4次産業革命を巡るグローバル競争の激化、人手不足の深刻化等多くの課題が山積しており、今後も厳しい状況が続くと予想されます。
 このような中、我々中小企業は、地域の経済・雇用の担い手として、自らの経営基盤の強化や持続的成長に向け、より一層の生産性の向上が求められています。そのためには、個々の自助努力に加え、組合等の連携組織が持つ「つながる力」を大いに発揮しながら全力で課題に立ち向うことがますます重要と思われます。
 三重県では、「三重県中小企業・小規模企業振興条例」や「みえ産業振興ビジョン」に基づき、新商品開発や販路拡大、人材育成・確保等を支援する様々な施策が講じられており、特に、経営者の高齢化と後継者難に伴う事業承継問題は喫緊の課題であるとして全県を挙げ支援策を展開しているところです。
 中央会といたしましても、国・県等と緊密に連携、協働しながら、県内の中小企業並びに中小企業組合が更なる飛躍を遂げられるよう、ものづくり、IT利活用、事業承継、人材育成・確保など時勢に即した事業を積極的かつ意欲的に取り組むとともに、中小企業連携組織を通じた支援事業活動を堅実に展開し、三重県の産業振興の推進並びに地域経済の活性化に全力で取り組んでまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申しあげます。
 本年は、平成から新しい元号となる節目の年です。新たな時代の幕開けとなる本年が、皆様方にとって幸多き1年となりますよう心より祈念申しあげ、新年のあいさつといたします。

金型業界の次代を担う
人財作りに取り組む
(一社)日本金型工業会
会 長 小出 悟

 平成31年の新年を迎えるにあたり、会員の皆様を始め関連官公庁、関連団体の皆々様に謹んで新春のお喜びを申し上げます。
 日本の経済はリーマンショック後10年を過ごし、それ以前の水準には回復していないものの概ね順調に推移し本年を迎えるに至りましたが、米国発の貿易摩擦が中国を始めとし、世界経済に影響を与え始め、日本経済にも影を落とし始めたことは一つの不安材料であり、不測の事態を想定しながら慎重な舵取りが要求される状況でもあると考えます。
 また、労働力不足問題に目を向ければ、今後の日本経済にとって避けて通れない出来事であるといわざるを得ず、この問題には作業者レベルの不足と、中核人材者の不足という二つの問題があり、前者の問題はまさに昨年の後半で外国人技能実習生制度をめぐり国会でも激しい議論がなされ、具体策が検討され始めたことは改善に向かう一つの現われだと認識いたしますが、問題は中核人材の確保問題に有ると私は考えます。
 このような現状を踏まえ日本の金型業界を代表する一般社団法人日本金型工業会としてどう対処するのか、一つには一昨年スタートした金型マスター認定制度の更なる進化を追及することがあります。本年は二次募集を計画する年と位置づけており、一次募集にて認定されたマスター認定者71名にも深く参画していただきながら、金型業界の次代を担う人財作りに取り組みたいと思っております。
 昨年も新聞、テレビなどでも数多く採り上げられたAI、IoT、ロボット技術に関し、当工業会としても積極的に取り組み、会員企業各社の省人化、効率化のお手伝いが出来るよう努力したいと思うと共に、新時代・新技術をマスター認定者が率先し道を開き、その事実を受け会員会社の従業員の方々にも影響が及ぶような存在と成ることが私の悲願でもあります。また、そのような人財があまた出現すれば日本金型工業会としての素晴らしい広告塔にもなりえます。
 広告といえば当工業会の広報委員会でも新たな取り組みがなされ始めました。新しく作成した第二弾のDVDを日本各地の教育の現場など広く広報活動を行い、金型業界の存在を会員自らが未来の社会人に広く周知させるため、様々な検討を加えながら実行して頂き、将来的有力な人材確保の手段となるように会員の皆様にはご協力をお願いしたいと考えております。
 2014年には「新金型産業ビジョン」を工業会にて作成し、会員企業様にもご努力していただいているところではありますが、本年でビジョンも5年目となり時代の変化を加味する必要があると考えます。経済産業大臣の肝いりにより2016年の9月に世耕プランが発表され、指導されたことはご存知かと思いますが、その一つの好影響とし代金支払いの現金化が現在進んでいます。公の支援はさらにお願いするとしても、新金型産業ビジョンを意識しながら自らも、変化する新時代を先行するような大胆な提案たる行動指針を作成し、発信できればと考えております。出来うる限り会員企業様すべてに当てはまり参考としていただけるような、幾種類かの指針を多年に亘りながらも打ち出せれば幸いであると思いますが「言うは易く行うは難し」です。まずはその初年度として本年は皆様へのアンケートなどをとりながら、ワーキンググループを構成し進めて行きたいと思います。今年は新たな元号が発表されます。どのような未来が来るのかは誰にも分からないからこそ一致団結し、会員企業の皆様のお力添えはもとより、関連官公庁、関連団体の皆様のご協力も得ながら、じっくりと進めていく所存でいますので、皆様のご理解ならびにご指導ご鞭撻の程お願い申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。

変化の年
(一社)日本鋳造協会
会 長 伊藤 光男

 明けましておめでとうございます。
 会員並びに関係各位の皆様方には2019年の新春をお健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。また、協会の運営に当たり、皆様方には格別なご理解とご協力を戴いておりますことに御礼を申し上げます。
 アベノミクスのもと経済は緩やかに上昇し、鋳造業界に於きましても2016年秋口から生産量は上昇し2017年、2018年(予測)と前年を上回る状況で推移いたしましたが、製造業、とりわけ中小の製造業にとっては原材料・副資材の高止まりエネルギー・運賃の上昇・人手不足など様々な要因により厳しい経営を余儀なくされました。そんな中、経済産業省様から下請けの取引慣行の改善が提唱され、それに基づき行動した結果、十分ではないものの適正価格への改善が図られ、模型の保管に関しても進展がみられました。また、協会といたしましても労務費の上昇、労働条件の改善にかかる費用が自社のコストに及ぼす影響が解り、お客様に提案できるフォーマットを作成いたしました。
 2019年は変化の年、不透明な年になると思われます。
 外的要因といたしましては米中貿易摩擦の影響です。これは単なる貿易不均衡の話ではなく、米国の安全保障、知的財産の不正流出等の要因が有り、簡単には解決しないだろうとも言われています。また、中国国内の環境規制が製造業の更なる減少に影響を及ぼすものと思われます。
 内的要因といたしましては4月から施行されます外国人労働者と働き方改革です。外国人労働者に関しましては歓迎すべきものと思いますし、その方向に行くべきものと思われますが、中国の少子化・タイ・台湾の鋳造業に於ける人手不足の状況を見た時に外国人労働者のみで人手不足の解消にはならないでしょう。また、4月からの働き方改革は、もちろんその方向に行くべきですし、そうしなくてはなりませんが、中小企業にとってはかなり厳しい状況になると思われます。
 これらの問題を解決するには、高付加価値化、生産性の向上を図ることが不可欠です。そのためにはIT化(IoT,AIなど)、自動化、ロボット化、そして確実に利益の出る経営をし、変化に対応できる体質・体力を付けなければいけません。自助努力が第一ですが、中小企業の場合はものづくり補助金やIT補助金その他の制度を活用していくことが一つの解決策になるでしょう。
 来たるべき変化に対応できるよう、今後とも関係各位のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。皆様にとって2019年が幸多き年になりますようお祈りいたします。

時代のニーズを先取りし、
研究開発等に真摯に取り組む
日本精密測定機器工業会
会 長 中川 徹

 明けましておめでとうございます。平素は、当工業会の活動にご理解とご指導を賜り、誠に有難うございます。
 さて、昨年の景況は、米国では減税が、中国では、中国製造2025があと押し、両国が好調。その恩恵もあって日本、欧州も緩やかに拡大。東南アジアも回復するなど、世界的に景況が拡大しました。また、計測の世界では、人手不足や間違いが起きない測定への解決策として、測定とデータ処理の自動化ニーズが高まるなど、今まで以上に品質管理が注目された年となりました。結果、当工業会の販売額は、過去最高を記録したものと思われます。
 一方、昨年後半からは、米中貿易問題の影響も顕在化しつつあり、加えて、景気拡大が日本、米国で戦後最長になろうとしていることから、景況がピークアウトしてもおかしくないと言われ出しています。ただ、IOTやAIの時代を迎え、半導体需要はまだ爆発的に伸びるとの予想もあり、前述の景気の下押し要因は無視できないものの、底堅い展開も期待できるのではとの見方も根強いと思います。
 そうした中、我々工業会としては、モノづくりの品質を支えるべく、時代のニーズを先取りし、研究開発、商品開発に真摯に取り組み、皆様の期待に応えられるよう、年初にあたり改めて期しているところです。

年 頭 所 感
会員企業の意見交換や
情報提供を積極的に
(一社)日本自動車機械器具工業会
理事長 辻   修

 平成31年の新年にあたり一言ご挨拶申し上げます。
 我が国の景気は、近年、緩やかな回復基調が続いているところであり、先行きにつきましても雇用・所得環境の改善が続くなか各種政策の効果もあり、引き続き緩やかな回復が続いていくことが期待されているところであります。
 自動車関係について最近の新車販売台数をみますと、2018年1〜11月累計で約488万台となり、前年同期比0・9%増となっています。その結果、自動車保有台数も8190万台(2018年8月末現在)を超え微増傾向にあるとともに、乗用車の買い替え期間が長期化する傾向にあることから、こうした動きが自動車整備需要を喚起していくことにつながっていくよう期待しているところであります。
 一方、自動車産業を取り巻く環境は、100年に一度の大変革期を迎えているといわれており、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)を中心とした次世代技術の重要性が高まっているなか、自動車部品分野だけではなく自動車機械器具及び整備技術分野においても大きな変化をもたらしてきております。
 また、多くの業界で問題となっている人材不足につきましては、自動車関係の生産現場や、整備の現場においても同様に大きな問題となっています。
 このような大きな環境変化のなか、自動車の整備機器メーカーの集まりである我が工業会においては、自動車の安心・安全の追及を重要課題とし、会員企業における意見交換や各種情報の提供を積極的に行っていくことが必要であると考えております。
 例えば、2024年に車載式故障診断装置(OBD)を活用した自動車検査が実施されることを踏まえ、国土交通省が主催する「車載式故障診断装置を活用した自動車検査手法のあり方検討会」に当工業会の専門家を派遣し、積極的な意見提案を行っています。更に、OBD検査に必要な故障コードを読み取る外部故障診断装置(スキャンツール)の標準仕様策定についても中心的な立場で意欲的に検討を行っているところであります。
 また、人材不足や生産性向上につきましては、今後、会員各位が人材不足を解消するために必要な女性、シニア、外国人労働者を積極的に採用するための仕組みや、生産性向上を図るためIOTやAIを活用した機器の開発・導入を検討する場合の参考とするため、これらの対策を積極的に実施し成功を収めている企業(特に中小企業)からの講演や視察を実施しています。
 当工業会会員各社は、クルマの安心・安全と環境を支えるサービスツールメーカとして、ユーザーニーズに応え、新製品開発、安全の質のレベルアップに努力し、将来の整備を意識した整備機器製造に取り組み、そうした成果をオートサービスショー並びに東京モーターショーの場を活用するなどして自動車機械器具の展示・提案に努力してきたところです。
 今後とも、工業会内に設けられている分科会の場並びに当工業会のHPで公開しているニュース便覧等を活用して、整備機器分野でのビジネスチャンスの拡大や新商品開発につながっていくような情報提供活動をはじめとする工業会活動に引き続き取り組んでいきたいと考えております。
 最後になりますが、関係各位のご健勝を祈念いたしますとともに、当工業会に対し関係者の皆様のご指導並びにご支援をいただけますようお願い申し上げまして、年頭の挨拶とさせていただきます。

高品質を達成する 課題の見える化
日本光学測定機工業会
会 長 浜田 智秀

 明けましておめでとうございます。平素より関係者の皆様には日本光学測定機工業会の活動に、ご理解とご支援を賜り、心よりお礼申し上げます。
 昨年初めは世界全体、そして日本の産業全体も工作機械関連を中心に勢いがありましたが、ここにきて米中貿易摩擦などの保護主義的な流れが経済へ影響を及ぼし、勢いに陰りが出て来ております。
 しかしながら、モノづくり全体から見ますと、ガソリンエンジン車からEV車へのシフト、そして自動運転の浸透。VRやAR、更にはAIを搭載したロボットなど実用化が加速されているものが数多く出てきております。近年ではそれらを繋げるIoTも身近となり、それを支える電子機器の需要はボラティリティ―はあるものの今後ますます増える方向へと進んでいくと考えております。これら電子部品やデバイス分野の高度な技術や品質を支えるために光学測定技術は核となり、その重要性が益々高まっていくと考えています。
 一方、モノづくりのやり方自体も大きく変化してきており、特に3Dプリンターなどは生産に寄与する領域を拡大しつつあり、種々雑多な材料を前提とした多品種少量製品への適用が顕著となっています。このようなアディティブ・マニファクチャリングの領域に於いても最終部品・製品の高品質を保証することが要求されています。
 更に、繰り返される品質問題は、歩留り向上やコストダウンといった狭義での品質保証の領域を遥かに超え、問題を起こした製品評価を単に下げるだけでなく、企業価値そのものを大きく毀損させるリスクがあることを強く意識しておく必要があります。
 当工業会では、見えないものを見えるようにするだけでなく、定性的なものを定量化できるよう活動を続けております。光学測定機が得意とする可視光領域に加え、近赤外や紫外線、更にはX線などの不可視光を使用することによってこれまで検出困難であったものを数値化し、更に高速かつ大量な計測データを瞬時に取得することを可能とし、これまで見逃していた現象・事象の把握だけでなく評価方法の確立をも推し進めてきております。検査・測定・計測の自動化、省力化をなお一層進化させ、人間の恣意やバラツキ、不確かさが入いる余地のない品質保証、信頼性、ひいては安全、安心を実現する世界へ向けて今後も新たな提案を継続して参ります。
 自動車業界を例に取りましても、無人運転を視野に入れた自動運転技術の進化やカーシェアリングやライドシェアリングなど、IoTから更に進化した次世代モビリティーサービスを融合することで、今後業界の姿は大きく変容していくと考えています。「所有する」から「必要な時に利用する」へのシフトであり、バリューチェーンが大きく変わり、開発・生産・販売で価値を生みだしていた現在のビジネスモデル自体が根底から変わっていく可能性も秘めていると考えています。これまで以上に関係各位の皆様との連携を深め、モノづくり、コトづくりの発展へ寄与できるよう取り組みます。
 このようにダイナミックでスピード感のある大きな時代変化の流れの中、それに呼応する形で、光学に基づく切り口で非破壊・非接触型の測定機を主とした光学測定技術を深化させ、あらゆる課題を見える化・顕在化させることによって素晴らしいモノづくりの実現へ貢献して行きますので、今年もよろしくお願い申し上げます。
 このような時代にめぐりあえたことを大変嬉しく感じており、これからも、モノづくりの発展へ貢献していきたいと考えております。

働き方改革対応機械を 作って行きたい
日本精密機械工業会
会 長 松 喜与志

 謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 私は昨年の第61回通常総会で日本精密機械工業会会長に就任いたしました。
 当工業会は「超精密へのあくなき挑戦」及び「会員相互の親睦」を共通のテーマに掲げ、正会員41社、賛助会員61社、特別会員2名、104の企業・個人に参加頂いております。
 「技術委員会」「販売委員会」「輸出管理委員会」などの6委員会は活発に活動しています。委員会活動の一端を紹介しますと、海外のユーザーに日本製で有る事をアピールする「JAPAN MADE」認証制度を設立し、海外販売を促進出来ればと思っています。
 またJIMTOFでは「日本人の匠技・モノづくりコンテスト」を開催しています。
 JIMTOFを見学する多くのお客様に興味を持って観てもらいました。
 まだまだ会員企業からの出展が多いですが、今後はユーザー様からの出展が多くなる様に認知度を高めてまいります。
 また昨年のJIMTOFでは当工業会のPRビデオを作り事務局ブース前で公開しました。
 昨年は委員長が交代した委員会も多数あり、今年は力一杯頑張ってもらえると確信しています。
 いよいよ今年から働き方改革法が施行されます。日本国内では人手不足が顕在化してきました。また『未来の年表〜人口減少日本でこれから起きること〜』『未来の年表2』(河合雅司著)という本が売り上げを伸ばすなど、日本が直面する問題が論じられています。
 この様な中、当工業会で出来る事は、会員各社の生産性を上げる事と、お客様の工場の生産性を向上させる設備を提供することではないでしょうか。働き方改革対応機械を作って行きたいものです。
 工作機械業界は一昨年、昨年と生産が追いつかないくらいの受注が続いています。
 これは中国への輸出の好調が要因の1つです。
 しかし米中貿易戦争により不透明感が有るとの見方も示されています。今後の動向を注視する必要が有ります。
 TPP11が昨年12月30日で発効しました。
 世界最大規模の自由貿易圏が誕生しました。
 また、日本とEUとのFTAは今年2019年2月1日の発効を目指しています。
 まだまだ市場を拡大出来る要素は沢山有り、今年も多くの受注が得られ、生産に追われる状況が続くことを願っています。

年 頭 所 感
更なる飛躍の年に
(一社)日本工作機械工業会
会 長 飯村 幸生

 2019年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 昨年2018年を振り返りますと、世界では保護貿易的な気運の高まりや地政学的リスク等もみられましたが、我が国工作機械業界の受注は、年初来内外需ともに総じて高水準となりました。内需では半導体産業や自動車産業の投資が好調に推移して、幅広い産業で需要が盛り上がりました。外需では、中国が電気機械のみならず年央以降一般機械や自動車等で設備投資に減速感が漂い始めましたが、欧州、北米は堅調に推移しました。この結果、2018年の受注総額は2年連続史上最高額を更新しており、1兆8000億円台に達したと見込まれます。
 国際政治・社会情勢等、外部的リスク要因は内在していますが、本年も基調的には受注は引き続き高水準が持続していくことが期待されます。関係業界の皆様には引き続き円滑な部品供給を始めとするご支援をお願い致します。
 このような受注環境にあって、世界の工作機械産業は大きな技術的・社会的変革期への対応を求められております。我が国のConnected Industries≠始め、ドイツのIndustrie4・0=AアメリカのIndustrial Internet=A中国の中国製造2025%凵AIoTを活用したスマート・マニュファクチャリング技術、AI(人工知能)技術、三次元積層造形技術等、次世代における付加価値創造に向けた取り組みが競われています。また、少子高齢化時代に適応した工場設備の高度な自動化技術、自動車の電動化の進展、航空機産業の成長に伴う難削材需要の増加等、工作機械産業は多様化するユーザーニーズに対応した製品作りが求められております。
 日本の工作機械業界は、世界のものづくりをリードすべく、製品の高付加価値化やユーザーニーズの多様化に的確に対応した取り組みを進めております。昨年11月に開催したJIMTOF・Tokyo2018では過去最高となる15・3万人の来場者をお迎えして、工作機械分野における世界最先端のIoT、自動化、積層造形等の技術・製品を世界に向けて発信しユーザーの皆様に提案させて頂きました。併せて、全国から学生を招待する「工作機械トップセミナー」開催のほか、企画展示や工作機械検定の実施を通じて、工作機械産業の社会一般に対するプレゼンス向上も図りました。
 日工会は、本年につきましても、産学官連携の強化、標準化戦略の強化、JIMTOFの求心力の強化、人材確保・周知策の強化等、業界に共通する課題への取り組みを推進して参ります。
 関係各位には当工業会の事業に対する一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 本年が皆様にとって更なる飛躍の年となることを祈念致しまして、年頭のご挨拶とさせて頂きます。

年度通年で工具生産額 5000億円超達成めざす
日本機械工具工業会
会 長 牛島  望 

 新年明けましておめでとうございます。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 昨年も実に多事な1年ではありましたが、ビジネスは前年に引き続き拡大基調を維持することができたのではないかと思います。暦年ベースで見ると、1月から10月までの工具出荷額は4347億円と、17年の同時期との比較では9・7%の伸びとなり、内需、外需双方で大きく伸長させることができました。但し、工作機械やロボットの受注の伸びに陰りが出ており、足下では不透明感が増していますが、本年3月までの年度通年で、宿願であった生産額5000億円超えを是非達成したいと念じるばかりです。
 一方では、世界の情勢は全く予断を許しません。トランプ大統領のイニシアテイブによる米中貿易戦争の影響が我々の工具ビジネスにも影響してくる事態は、1年前には予想すらできなかったことです。中国製の超硬合金素材に対して、米国は25%もの関税をかける対象に指定しています。米国に輸出している中国メーカーも困るでしょうが、素材を輸入して完成品に加工している米国メーカーも困惑しているに違いありません。
 どのような物品でも関税を大幅に上げればこのような双方痛み分けの事態になることは米国当局としても当然覚悟の上でしょうから、今回の貿易戦争は米国の本気度を示し、長期にわたり高関税政策が継続される可能性が高いと考えます。また、中国の一部ハイテクメーカーとの取引制限を日本等の第三国にも要求してくる事態にも驚かされます。中国の主要国策の一つである、「中国製造2025」を意識した動きであり、米国は中国の強大化を真剣に懸念し始めているのではないかと思わざるを得ません。
 もう1つは天災です。最近の地震の多さ、夏から秋にかけて次から次へと襲来した台風と、昨年は6月18日の大阪北部地震以降、毎週のように地震か台風が発生したのには参りました。私の所管する事業部門でも岡山県高梁市に所在する焼結部品工場の従業員のうち、60名程が床上浸水の被害を受け、北海道奈井江町に所在する刃先交換チップ工場は北海道胆振東部地震に伴う停電で3日間の操業ストップ、関西空港の台風による冠水の影響で物流混乱と対応に追われ、BCPの重要性を改めて感じる一年でした。日本で生活していく以上、このような天災との付き合いは避けて通れないと諦めるしか無いのですが、企業は、地震に遭っては火を出さないことが最も重要です。個人は、地震でも台風でも飲料水を確保することが最優先です。10リットル入りポリタンクを自宅に常備しておくことをお勧めします。
 最後になりますが、関西企業に籍を置く身としては、1970年以来、55年ぶりの万博を大阪に招致できたことは大変嬉しいことです。関西経済連合会会長を務める弊社・住友電工会長の松本も、世耕経済産業大臣や松井大阪府知事、吉村大阪市長と一緒にパリに赴き、11月23日の投票日直前まで各国へ日本支持を訴えかけました。本人帰国後の弁では、今回、他の候補国に大差をつけて日本・大阪が選ばれたのは、日本人の勤勉さや高い倫理観が各国から信頼されているからこその結果だと痛感したとのことでした。日本・日本人に任せておけば確実にやり遂げるだろうとの安心感を世界中の皆様に持って頂いているということなのでしょう。
 本年も宜しくお願い申し上げます。

連携を深め、積極的な 活動を展開
(一社)日本工作機器工業会
会 長 寺町 彰博

 あけましておめでとうございます。
 年頭に際し、所見を述べさせていただきます。
 昨年の世界経済は、消費者や企業の良好なマインドを背景に好調なスタートを切りました。しかしながら、米国と各国間における経済摩擦や英国のEU離脱協議の難航など、保護主義やポピュリズムの動きが見られる中、先行きに対する不透明感が高まりました。
 日本に目を向けますと、地震、猛暑、豪雨や台風などの自然災害の影響や世界経済の不安定化により、好調に推移していた輸出や生産も弱含んでまいりました。一方で、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に引き続き、2025年の国際博覧会の開催地が大阪に決まり、将来に向けた夢や希望がもたらされた年でもありました。
 世界経済の先行きに対する不透明感が高まる中、自動車の電動化と自動運転化に加え、AI、IoTなどの高度情報技術による繋がりやロボットを活用した仕組みが進展し、私たちのビジネスチャンスは拡大しています。一方で、そのような高度情報技術を武器として、巨大なプラットフォーマーが様々な市場を凄まじいスピードで席巻するようになり、日本においても従来の系列や競合関係にとらわれない企業連携が相次ぐなど、これまででは考えられなかった変革を迫られています。このように業界の垣根を越えて連携することにも臆すること無く、製品やサービスの付加価値を高めていかなくては、生き残りが厳しい時代へと移行しているのかもしれません。
 そのような中、私たちに求められていることは、変化を恐れず、ダイナミックなイノベーションを大胆なスピードをもって成し遂げていくこと、そして自動化が進展していく中で私たちの強みとしている高品質・高付加価値な製品群に更なる磨きをかけていくこと、この2点ではないでしょうか。
 これらを両立できれば、必ずや私たちはグローバル競争の中で打ち勝ち、世界の製造業を引き続き牽引していくことができるものと考えております。
 従いまして、当工業会といたしましても、会員の皆様と強い信念を共有するとともに、これまで以上に連携を深め、日本の製造業の発展に寄与できますよう、積極的な活動を展開してまいる所存です。
 最後になりましたが、会員企業様の益々のご発展と皆様のご健勝とご多幸を心より祈念し、年頭の挨拶とさせていただきます。

世界の注目に恥じない貢献を
日本工作機械輸入協会
会 長 中川 貴夫

 2019年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は当協会の事業活動にご支援ご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。
 輸入工作機械は日本の近代化や工業化の基盤を成すものであり、当協会はその発展と推進において貢献してまいりました。今後も、グローバル時代における「日本人のものづくり」を支えるため、一層の努力をしていく所存です。
 昨年2018年の工作機械の輸入通関実績は、約1060億円(予想)となり、一昨年2017年の約890億円から約19%増となりました。
 昨年11月に開催されたJIMTOF2018は、15万人を超える来場者を迎え、大盛況に終わりました。協賛団体といたしまして、来場者、出展者そして関係者の皆様に厚く感謝申し上げます。
 また、当協会会員企業様におきましては、これを機に社業ひいては業界の益々の活性化に導かれるものと信じております。
 さて、今年は平成最後の年、来年2020年は、東京オリンピック・パラリンピックと、この2年間、我が国は世界中の注目を集めます。
 当協会でも、ものづくりを通じて日本経済をしっかりと支え、世界の注目に恥じない貢献をしてまいる所存です。
 最後に、皆様にとりまして、本年が最良の年となりますよう祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

年 頭 所 感
工作機械受注2兆円時代の 到来に向け、製販一体で努力
日本工作機械販売協会
会 長 冨田 薫

 皆様 新年明けましておめでとう御座います。
 健やかに新春を迎えられた事と、謹んでお慶び申し上げます。
 旧年中は当協会に対し一方ならぬご厚情と温かいご支援を賜り有難う御座いました。あらためて御礼申し上げますと共に本年も引き続き宜しくお願い申し上げます。
 昨年11月に米国中間選挙が行われ、上院は共和党、下院は民主党が過半数を押さえるねじれ議会となりましたが、トランプ大統領は2年後の大統領再選に向けて対外的には引き続き強硬な政策を推し進める事が予測されます。中国も米国との貿易摩擦の結果もあり、半導体投資に陰りもみられ国内景気への影響が懸念されるため今後どの様に推移していくのか注視したいと思います。
 平成30年の工作機械受注は日工会が上方修正された受注予測1兆8500億円、内需も7800億円に到達したと思われます。
 このまま推移すれば、2019年も引き続き国内は好景気が持続されると考えています。日本の工作機械年間受注2兆円時代の到来に向け、製販一体で努力したいと思います。
 ここでJIMTOF(2018)を見学した感想を述べます。
 デザインも格好良く、無人で凄いスピードで動き、正しく日本の工作機械は世界のトップレベルであると実感しました。展示機は自動化、省力化の機械、ロボット、ローダー、AGVの組合せ、5軸制御の複合マシン、金属3Dプリンター、そしてそれら機械、機器を繋ぐIoTの実演が多く見られ、やはり多品種少量生産の工場現場をなるべく省力化してうまく運営するにはどうすればよいかの解決策が展示されていました。
 中期的に見るとやはりEV(電気自動車)の影響で自動車用エンジン、トランスミッションの部品は減少して行く事が予測されます。工作機械の販売を世界レベルで伸ばす為には、自動車以外の分野の開発(航空機産業、メディカルその他)、金属以外の素材の加工技術の開発、金属3Dプリンターの高速実用化等のDIVERSITY(多様性)が必要になると感じました。
 さて、最後に日工販の役割についてですが、まず第1に営業マンレベルアップ教育の強化です。ユーザーの要望により、工作機械、エンジニアリグメーカーの選択、システムアップが出来るプロの営業マンが必要であり、日工販としては、各種教育セミナーを提供して、営業マンのレベルアップにサポートしていきます。
 第2に各種情報の提供です。補助金、税制改正、PL保険等の情報を、会員各社には迅速且つ的確に提供し更に工作機械の重要市場である自動車、航空機、他産業の将来について、専門家に依頼して勉強会を開催します。
 第3にメーカー各社との情報交換及び人脈作りです。メーカーのご協力を得て新製品勉強会、工場見学会、またメーカー営業マンと会員各社との交流を積極的に実施し、より一層連携を深めて行くことを目的として取り進めたいと思います。
 上記の内容をひとつ、ひとつ実行していく所存ですので、本年も引き続き皆様のご理解とご支援を宜しくお願い申し上げます。
 最後となりますが、皆様の益々のご多幸とご健勝を祈念申し上げて、私の年頭のご挨拶とさせて戴きます。

「次の時代を頑張ろう」
(一社)日本バルブ工業会
会 長 中村 善典

 謹んで新年のお慶びを申し上げます。工業会会員の皆様方をはじめ関係各位には、平素から多大なるご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 平成最後の新春を迎えました。元号が平成の時代は31年4月末を持って終わり、新しい天皇陛下が即位することにより新元号に変わります。元号の由来を見ると、その昔中国では、災害が起きたり疫病が流行った際に元号を変えていたと言う説もあります。つまりゲン担ぎの意味があったのですね。現在の日本でも、新しい元号になることについて「次の時代を頑張ろう」、「より一層平和な時代を願おう」と思う次第です。
 さて昨年は、年初に懸念していました北朝鮮との危機も、南北首脳会議と米朝首脳会議が実現され、国際社会に大きな進展がありました。経済面では、米国の力強さが牽引して世界的景気回復を示唆したかと思っていた最中、米中による貿易戦争が始まり世界経済の先に不透明感を残しました。更に景気を牽引してきたIT業種が急激に下落し始めた昨今を垣間見ると、これから先に一抹の不安を残した年末でした。
 一方日本経済は、米国の経済成長の影響と安倍政権の経済対策により経済環境が改善され、2017年9月に、戦後2番目の景気拡張期間であった57カ月の「いざなぎ景気」を超えた後も、「アベノミクス景気」の景気拡張局面が続きました。2018年12月には戦後最長である「いざなみ景気」の73カ月連続に並ぶ好景気でありましたが、今年は10月に消費税の増税が実施されると、景気はどのように影響されるかとの声も聞かれます。しかし、2020年には東京オリンピックの開催、そして大阪万博の開催も決まりました。我が国には、先の経済に順調な推移をもたらすであろうイベントが控えていますので、期待したいものです。
 さて、バルブ業界を含む製造業の業績について、経済産業省の2018年9月発表による「製造業を巡る現状と政策課題」によりますと、『昨年と比較し業況判断は改善傾向にあるも、リーマンショック前の水準には至っていない。国内設備投資の推移から製造業には伸び悩みが見られるが、2017年及び2018年の製造業における売上高と経常利益はともに増加傾向であり、今後の見通しについても、向こう3年間は明るいと予測されている。しかし長期的な課題に目をやると、「データ活用」と「人材確保」について改善の兆しは見えていない』、としております。
 これからは、様々な業種・企業・人・データ・機械などがつながって、新たな付加価値や製品・サービスを創出し生産性を向上させ、高齢化による人手不足、環境・エネルギー制約などの社会課題に挑戦すべく、Connected Industriesの実現に取り組むべきと指摘しております。サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムCPS(Cyber〓Physical System)により、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society5・0)の新たな社会を形成すべきであると言われています。
 当工業会も、2017年度に組織の再編を図り、運営会議を中心とした事業活動は2年弱が経過し、今年6月には役員改選期を迎えるに当たり、一つの節目としてその成果を検証致します。更なる時代の変化に立ち向かい、バルブ業界におけるCPS構築と言った、新しい挑戦に取り組まねばなりません。日本バルブ工業会が業界一丸となって邁進すべく、本年も取り組んで参ります。今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
 最後に、皆様の益々のご繁栄とご健勝を祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

取組むべきことを模索しつつ 現在の事業を着実に推進
(一社)日本ねじ工業協会
会 長 椿 省一郎

 新年を迎え、心よりお慶び申し上げます。
 平素より当協会の諸活動に対して、多大のご支援ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 まずはじめに、昨年は「北陸豪雪」「大阪府北部地震」「西日本豪雨」「台風20号、21号」「北海道胆振東部地震」など大規模な自然災害にたて続けに見舞われました。被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。
 さて世界経済は、昨年初は、日米欧や新興国の経済が揃って拡大する「同時成長」にありましたが、米中貿易戦争で一転し、また米国の利上げが過大債務の新興国景気を下押し、IMFの世界経済見通しでは、2018年の年間を通しての成長率は3・7%と0・2%下方修正しています。米中貿易戦争の今後の行方が大いに懸念されます。
 一方、日本経済にも多発した自然災害の影響や米中貿易摩擦の影が秋口から数字に現れ始めました。9月安倍首相は自民党総裁選で3選を決めましたが、これまでの選出時のように「アベノミックス」「新3本の矢」といった目立った経済ビジョンを発表することなく、手詰まり感が伝わってきます。産業界では、大企業で不祥事が次々と発覚し、また人手不足は深刻度を増し、外国人労働者の受入が国会で審議されています。
 このように世界も日本も様々な大きな課題を抱えたまま年を越しましたが、いずれも解決策が見えている訳ではなく、その解決には時間を要しそうです。
 一方今年から日本には、大きな変化点になりそうなことが控えています。まず5月1日に皇太子殿下が天皇陛下に即位され、新しい元号となります。10月には消費税10%への増税が実施されます。2020年の東京オリンピック開催に向けた総仕上げの年であり、2025年大阪万博開催も決定しました。産業界では、第4次産業革命とも言えるAI、IOT、ビックデータ、ロボット、自動車のEV化などの技術革新の波、少子高齢化と物作り人材不足など、大波が一気に押し寄せてきています。
 何れの課題も、その変化の行方を見通すことは極めて困難であると思いますが、変化への対応が夫々の立場で必要なことは間違いないようです。
 そうした中、協会の立場で取組むべきことを模索しつつ、現在の事業を着実に進めて参ります。まず資格委員会事業として、昨年東京、名古屋、大阪の3ヶ所で各3回の講習会を開催し134名が受講され、今年2月21日に8回目の協会認定の検定試験を実施します。さらに厚生労働省が認定する社内検定を目指して実機を用いた実技試験の検討を進めます。また国際委員会事業として、より一層の成果のある交流を行うため、四地域ねじ協会と建設的な意見交換と交流のあり方を議論して参りますし、親密な交流と協力関係の継続に同意しているドイツねじ協会との交流も今年計画します。未来開発パブリシティ委員会では、当協会創業60周年記念事業への取り組みを開始します。今年も会員の皆様の積極的なご参加ご協力の下、様々な事業を継続して進めて参りたいと考えております。
 最後になりましたが、皆様の益々ご活躍とご健勝を祈念いたしまして、新年の挨拶とさせていただきます。

年 頭 所 感
目標に向かって猪突猛進
日本ねじ商業協同組合連合会
会 長 筒井 三男

 明けましておめでとう御座います。いよいよ平成として最後のお正月を迎えました。
 皆様方には、ご家族でごゆるりとお正月をお迎えの事とお慶び申し上げます。
 又、昨年は「日本ねじ商連」に対しまして四地区の皆様には多大なご理解とご協力を賜りまして有難う御座いました。
 改元までもう残り僅か。これからの4か月は毎日最後の○月○日となり、「平成」と言う時をより大切に過ごしてゆきたいものです。平成を振り返って見ると、平成に込められた意味は、「内平らかに外なる」「地平らかに天なる」と平成の世は天地にも平和が達成されると言う願いが込められていました。はたして世界中に争いごとが無くなったでしょうか。この願いは次の御世に受け継がれる事と成りそうです。
 今年は「亥年」正確には「己亥―つちのとい」と言うそうで60年に一度の年だそうです。
 相場の格言としては、「亥固まる」と言われており、相場全体には大きな動きがなく小さな動きに落ち着いている事が多い年だそうです。しかし、今年はどうでしょう。新天皇の即位、それに伴う5月の10連休、夏の参議院選、それに何と言っても秋の消費税の値上げと景気を左右しそうな要因が目白押しで、来年のオリンピックを控えての受け入れ施設の建設ラッシュと景気の予想は難しそうである。
 昨年を振り返って見ると、気になるのは異常気象による災害が増えている事です。一月の東京の大雪に始まり福井の記録的な大豪雪、大阪の北部地震に続いて200人の死者を出した西日本の集中豪雨、まだ復旧が進んでいないうちに台風21号、被害は関空の閉鎖を招き、続いて北海道の震度7の地震は、一週間に渡り道内の停電を引き起こし、千歳空港の閉鎖と、一時日本の国際空港が2空港閉鎖になると言う異常事態が発生した。この様にライフラインの寸断や企業活動の停滞を招く様な災害が目立って多く成ってきました。気象庁では、昨年の流行語大賞候補にもなった「気象災害」と呼んでいるくらいです。地球温暖化が進んでいるとしか思えません。日本は四季があって全て季節に合わせて生活していた物がだんだん崩れている様な気がします。
 さて、今年の景気を予想するのは難しい。今年も原材料の高騰、人手不足は続くと思われ、TPPの発効、米中貿易摩擦、参院選、消費税と何が要因で景気を左右するのか予想できない。
 私も「亥」年で6回目の年男に成ります。色々な物を食べるイノシシの様に、まだまだ多くの事を吸収し、目標に向かって猪突猛進の年にしたいと思います。

2019年新年ご挨拶
全日本機械工具商連合会
会 長 坂井 俊司

 明けましておめでとうございます。
 2019年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 平素は全日本機械工具商連合会の活動にご理解、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 昨年は海外の諸情勢について不安要素があったものの、国内の景気は緩やかな拡大基調にあり、我が国の鉱工業生産も比較的堅調であったのではないかと思われます。一方、モノ不足や納期の長期化、また値上げなど好景気であるが上での問題も出てきました。内外の諸問題はありますが、今年もこの景気が継続し国内での生産活動が活発であってもらいたいと切望しています。
 ところで本年5月1日に皇太子さまが新天皇に即位されます。平成の時代も終わり、新しい年号の時代が始まります。思い起こせば平成が始まった1989年はバブル景気の真っただ中にあり、わたくしも社会人3年目で非常に活気もありましたが、何か足が地に付いていない世情だったように感じます。日本経済は直後にバブル崩壊と更にその後に続く「失われた20年」と言われる厳しい時代となり、我々機械工具業界も厳しい波にさらされることになったのは皆さんもご存じのとおりです。「失われた20年」の間にはITバブル崩壊、リーマンショックも経験してきました。
 現在は当時ほどのバブル景気のような過熱感はないものの、多くの企業がリーマンショックから立ち直り、中小の企業含め業績も回復してきています。その中で我々機械工具業界も就労者人口の減少、製造業のサプライチェーンの再編への対応、そして事業の継承など様々な新たな課題に直面しています。これから取り組みが強化される製造業の人手不足と品質向上に対する省人・省力化投資及び加速するIoT化の流れの中で、当然今まで取り組んできた専門性・技術力の向上や、フェイスtoフェイスの営業強化も重要であることは変わりません。しかしながら、我々機械工具業界も業務の合理化・効率化や、将来的にはAIの活用も含めて、いかにユーザー様およびメーカー様から魅力ある存在であり続けていくかを今まで以上に考える必要があります。また機械工具業界で働く方々が魅力を感じる職場づくりと、それを支えるシステムの構築と環境の整備が重要になります。経済環境の良い今のうちに様々な施策を打っていかなければならないと強く感じます。
 また昨年、東京都機械工具商業協同組合では外部講師を招き、「人」「金」「情報」をテーマとした「働き方改革」セミナーが3回開催されました。各地区でも「働き方改革」への取り組みについては難しい課題だとは思いますが、当該セミナーの情報と内容の横展開を事務局にはお願いしておりますので、是非ご参考にしていただければと思います。
 さて今年の10月16日に全日本機械工具商連合会の全国大会が開催されます。今回は9年ぶりに大阪での開催となります。全機工連副会長で大阪機械器具卸商協同組合の中山理事長の主導のもと、企画を進めていただいています。これまで以上に活発で有意義な大会になるのではないかと大いに期待しております。是非とも多くの組合員、賛助会員またメーカーの皆さんも含めてご出席いただければと思います。
 最後になりますが、会員各社のご発展と賛助会員並びにメーカー様各社のご繁栄を祈念してご挨拶の結びとさせていただきます。

災害からライフラインを 守る体制を強化
(一社)全国管工機材商業連合会
会 長 橋本 政昭

 平成31年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
皆様方には亥年をすこやかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
 本年は外交面では通商問題(米中貿易摩擦等)、不安定な地域情勢(中東、朝鮮半島、ヨーロッパ等)を抱えながら、国内では消費税引上げ問題、参院選・統一地方選挙の行方等課題が山積しております。先が見えない1年になると思います。
 当管機連は真の全国組織を目指し平成25年に一般社団法人として生まれ変って以降、引続き全国の未加入団体に加入を呼びかけるとともに、団体未組織地区の企業にも特別会員として加入してもらえるよう活動を展開して参りました。現在、正会員(18)特別会員(44社)合わせて全国を網羅する体制を整えることが出来ました。賛助会員(112社)の加入促進にも注力中です。
 傘下組合で10組合(青森、岐阜、千葉、東京、静岡、愛知、大阪、山梨、京都、埼玉)が「資材提供の災害協定」を締結いたしております。
 これら災害協定の締結・防災訓練の実施等を通じ、いつどこで起きてもおかしくない地震・水害等の災害からライフラインを守る体制を強化し社会的使命を果たしていく所存でございます。
 またホームページの充実、ディリーニュースの発信、名簿作成等により情報機能発信の強化に努めてまいります。
 管機連の5大スローガン「工・製・販の協調」「適正利潤の確保」「取引改善の徹底」「連合会認識の向上」「環境保全の推進」を着実に実行し、「ライフラインを支える業界である」との自覚のもと、会員一同一致団結し強固な結束を図り、管機連並びに業界の繁栄に寄与してまいりたいとの決意を新たにしております。
 管工機材業界の益々の発展と皆様方のご活躍を祈念申し上げます。

笑う門には福来る-二
愛知鋲螺商協同組合
理事長 藤田 守彦

 新年明けましておめでとうございます。会員の皆様におかれましては、御健やかに新しい年を迎えられた事と御慶び申し上げます。
 昨年は異常気象により2月の福井豪雪、7月の西日本大豪雨。更には9月の北海道地震と多くの方々が被災されました。改めて被災された方々に御見舞い申し上げます。今年は気象の安定を心から願うものであります。
 さて昨年の日本経済は大きな落込みもなく推移したと思っておりますが、トランプ大統領の大幅関税に端を発した中国との貿易摩擦等、今年の経済への不安要素が多く残ったのではないかと懸念をしております。ねじ業界では鋼材の値上、品薄感が渦巻いております。確かに材料は品薄傾向とは思いますが、言い方を変えますと需要に供給が追いついていないのが現状の様にも感じます。この先の経済状況が好調であれば設備投資も考えられるのですが、経済の不透明感があるが為に投資をためらうメーカーも多いのではないかと思います。東京オリンピック、新たな大阪万博も控え、今年も変わらずの品薄感が継続する様に思います。鋼材メーカー、ねじ製造メーカー、ねじ商社、共に歩みよりながら、知恵を出しながら難局を乗り越えて行かなければと痛切に感じるのは私だけでしょうか。
 話題を変えますが、昨年は「分相応」を御伝え致しましたが、今年は「莫妄想」を御伝えしたく思います。その意味は「過去を悔やまず、未来を不安視せず、今を精一杯」です。過去を悔やまず、振返る事は良いです。未来を不安視せず、夢を持つ事は良いです。でもそれは今を精一杯生きる事があっての事と思います。そうすればおのずと結果は表れて来ると私は解釈しております。「今を精一杯」頑張りましょう。
 そして昨年も申し上げましたが「笑顔」です。苦しい時こそ「笑顔」を絶やさない事です。「笑顔」は回りの人を明るくして、和ませ、力を付けてくれます。
 どうぞ、「笑う門には福来る」です。今年も1年「笑顔で明るく」過ごして参りましょう。
 益々の御会社の御繁栄と会員皆様の御健勝を御祈念申し上げます。

低反発スプリングプランジャーに
ESD対策タイプが新登場
シュマルツ 導電性タイプをラインアップ

 真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区)は、クリーンルーム仕様の小型低反発スプリングプランジャーFSTImシリーズに、新しくESD(静電気放電)対策材質真空パッドに適合する導電性タイプをラインアップした。また、より低反発、高反発のバネタイプをそれぞれラインアップした。
 FSTImは、小型・軽量のスプリングプランジャーで、吸着対象の高低差を補正し、吸着時の衝撃を緩和する。スプリングが内部に収められているため、バネ自体を外部からの汚れから保護する他、万が一バネが破損した際にも破片の落下・混入を予防する。
 また、非常に柔らかいバネを使用しているため、特に繊細なワークを扱う工程に適している。FSTImはISOのクリーンルーム規格にも準拠した仕様であるため、発塵を抑えたい環境での使用にも適している。
 〜繊細、細かなワークの吸着時に最適な小型スプリングプランジャーに新ラインナップ登場〜
 今回は、これまでの基本仕様に加えて、新たに導電性タイプをラインアップした。近年、電子・半導体業界では、製品の製造工程や搬送時の帯電、また帯電された電気が放出されることによる破壊(ESD破壊)問題が大きな課題となっている。ESD対策素材の真空パッドと導電性タイプのFSTImを組み合わせて使用することで、静電気をワークの外へ逃がし、激しい放電を予防、製造品の不良・破壊を抑制することが可能という。
 また、より繊細なワーク向けに、初期バネ力が標準タイプの約50%の低反発タイプや、初期バネ力約3倍の高反発タイプをラインアップに追加した。
 今回のラインアップの追加に伴い、同社ではスプリングプランジャーの各タイプの組み合わせに加え、各種パッドラインアップまで組み合わせて選べる新たなシステムを導入した。
 【主な特長】
 @小型・軽量で限られたスペースにも設置可能なスプリングプランジャー(FSTImシリーズ)。
 AISOのクリーンルーム規格に準拠。
 B電子部品のESD(静電気)破壊の予防に有効なESD対策材質真空パッドに適合する導電性タイプをラインアップ。
 C標準タイプよりさらに低反発バネタイプと高反発バネタイプの2タイプを追加。
 D外部からの衝撃や汚れからバネを守り、バネ破損時にも破片落下を防止する内部スプリングタイプ。

米国International Mold Steel,Inc.
本社移転と設備投資を決定

 岡谷鋼機、米国岡谷鋼機会社と大同特殊鋼グループの合弁子会社International Mold Steel,Inc.(所在地=米国ケンタッキー州、代表者=Paul Britton氏)はこのほど、本社工場の移転ならびに設備投資を決定した。
 新工場は、総面積が現行の約6割増の2万6510uとなる。投資総額は6200千ドル(内、土地・建物3150千ドル、設備投資2090千ドル)。2019年8月末に稼働を開始する予定。
 同社は、金型用鋼材の加工・販売を中心に業容を拡大してきたが、本社工場の移転により、更なる拡販と北米顧客向けサービス向上を目指していく。
 2018年度の売上高見込みは12百万ドル、2020年度は売上高15百万ドルを計画している。
 同社の所在地は次の通り。
〈現在〉6796Powerline Drive,Florence,KY41042,U.S.A.
〈移転先〉1155Victory Place,Hebron,KY41048,U.S.A.

製品価格10%値上げ
サンドビック・コロマント 1月1日受注分より

 サンドビック・コロマント・ジャパンは12月7日、同社製品の販売価格を2019年1月1日受注分より10%値上げすると発表した。対象製品はチップ、ホルダー、カッター、ソリッド工具、特殊工具。
 諸コストの大幅な増加により、社内の生産性改善や経費削減による内部努力では吸収できない状況となったためと同社は値上げの理由を説明している。
 同件についての問合せは、コロマントカンパニー営業本部TEL052(456)4465まで。

人手不足を一気に解消
「DEKITER120」新発売
アサダ 台車を上回る昇降台車

 配管機械・工具と環境機器の製造販売及び輸出入を行うアサダ(社長=浅田吉氏、本社=名古屋市北区)は、台車に代わる昇降式台車「DEKITER120」を新たに発売した。これまで不足していた性能を多く取り込んだアイデア製品として、大きな注目を浴びている。
 工場、建設現場や物流倉庫では人手不足や作業者の高齢化により省力化が求められているが、重量物を安全に荷揚げ、荷下ろしする場合に複数名の作業者を必要とする場合がある。運搬業務に使用される台車は、物を運ぶことはできても、荷揚げ、車への積み込み、荷下ろしに人力が必要。荷揚げ、荷下ろし等の力仕事では、作業者にかかる負担も大きく、怪我や事故につながる可能性もある。
 フォークリフト等が使える作業現場では問題ないが、狭所、バン車輌の後部ドアからの積み下ろしにフォークリフトは使用できない。また、台車の中には昇降式テーブルもあるが、本体自体が重く、使用場所が限られる。
 「DEKITER120」は、こういった従来の問題点を一気に解消できる製品として発売された。本体重量はわずか29・7sと軽量で、本体の高さは105pで折り畳み式であるため、車輛への積載が容易。最大積載量100s、昇降高さは10pから120pまで手動ウインチハンドルでの昇降が可能。タイヤはベアリング内蔵のノーパンクタイヤを採用しているため、凸凹道でも滑らかな運搬ができる。フォークを逆に設置することで、最大高さ140pまで対応可能となり、同社製品「電動ワイヤーアッパー」の昇降も容易という。
 ひとりで安全に「DEKITER!!・できた!!」が、台車に代わる昇降台車として、日本の作業現場、物流業界の人手不足、省力化に貢献できると期待される。
 【特長】
 @最大積載量100sまで
 A最低高さ0・1m、最高高さ1・2m(フォーク下向き)
 B最低高さ0・3m、最高高さ1・4m(フォーク上向き)
 C簡単折りたたみ式(10秒で折りたたみ可能)
 D全タイヤにベアリング採用
 E大型ノーパンクタイヤで凸凹道でも滑らかな移動
 【仕様】
 ▽荷台寸法=〈最小〉420×200o、〈最大〉420×465o
 ▽外形寸法=L930×W610×H1050o
 ▽質量=29・7s(本体質量22・6s、フォーク+脚7・1s)
 ▽梱包=〈梱包サイズ〉L940×W520×H340o、〈梱包質量〉35s
 ▽原産国=台湾

年 頭 所 感
新しい時代の幕開け
愛知県機械工具商業協同組合
理事長 水谷 隆彦

 あけましておめでとうございます。皆様にはお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。とりあえずの平成31年は、30年で終わりを告げる「平成」に代わる新しい時代の幕開けです。新元号はすでに決まっているのでしょうが、一日本国民としてその発表が楽しみに待たれる年の始めとなりました。
 翻れば明治が45年、大正15年、昭和64年に平成30年と、明治維新から150年の間に日本は大きく変わりました。これから時代の変遷が、ますますスピードを増していくだろうことを考えると、15年後の2034年、30年後の2049年頃は、いったいどんな時代になっているのでしょう。非常に楽しみに思います。
 世の中の進化のスピードが上がっていることから、その頃がどんな世界になっているのかは全く想像もつきませんが、グランドデザインは描いておく必要があると思います。今話題になっているAIの台頭はどこまで人の仕事を奪うのか、働き方改革でどのように生産性を上げるのか、生産のスマート化・グローバル化に対して人間ができることは何か、そして我々流通業のあり方はどうか、といった事柄についての絵を描くことです。
 平成時代に我々は、バブル崩壊に始まり、世紀末終末論、二度の大震災にリーマンショックを経験しました。その都度我々は知恵と勇気を持って立ち上がり、今日の繁栄を築いてきました。現在のように長く緩やかな好景気が続き、ともすれば30年前のバブル真っただ中と似た様な状況の中で、今後いつどんな事態が訪れるやも知れません。例えどんなことが起きようとも、我々は叡智を持って対処し、前に進んでいかねばならないと思うところです。
 当業界では、今年はMECTの年です。今回は例年にも増して出展希望社が殺到し、早々と申し込みが締め切られました。増小間希望のお会社など一部の方には大変ご迷惑をおかけし申し訳ない事態を招いております。心よりお詫び申し上げる次第です。今後は会場問題も含め、新しい展示会の方法を考えていかねばならない段階にもきていると感じます。
 昨年のJIMTOFではロボット、IoTを駆使した工作機械メーカーの展示が大盛況でした。今後は展示会の内容も大きく変わっていくか知れません。本年10月23日から4日間、ポートメッセなごやにて行われますメカトロテックジャパン2019には、より多くの方々にご来場頂き、未来の先進技術・工場設備に触れて頂けますよう心よりお願い申し上げる次第です。新規メーカーもいくつか出展される予定ですので、皆様どうぞご期待ください。
 そしてどんな時代になっても流通のラストワンマイルを担う我々としては、よりタイムリーに、迅速に、質の良いサービスを顧客に提供し続けるというスタンスは、決して変えてはなりません。そんな中で顧客が求める「新しいサービス」を開発していくことが、我々流通業者に与えられた使命だと思っております。その使命を果たすべく、組合員並びに業界の皆様にはどうぞ本年もご健勝でご活躍くださいますようご祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせて頂きます。

「変化」に取り組む
遠州機工会
会 長 前嶋 孝行

 新年明けましておめでとうございます。
 健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
 平成28年春に遠州機工会の会長に就任して早3年、この4月には4年目がスタートいたします。この間、関係各団体様には当会に多くのご厚情とご支援を賜り誠にありがとうございます。
 さて今年は平成31年、年号も変わりますし、「変化」という文字を頭にイメージして一年の目標を建てられる方も多いのではないでしょうか。
 昨今あらゆる業界で「人手不足」を懸念する声が聞こえています。皆様はいかがでしょうか。我々の業界も同じと思います。
 そのためか私は近年「機械工具業界って物作りを支える縁の下の力持ちであるはずなのになかなか認められない」「陽があたらない業界なのかな」と話をする機会が多いなと感じています。その反面「何か努力をしている?」と考えることも多くなりました。
 私は40年以上前の中学、高校時代は部活動で卓球をしていました。その後社会人になってからは卓球をする機会がなくなってしまったのですが、以前の「卓球のイメージ」は、体育館の窓を閉め切って(風の影響をピンポン玉が受けるため)プレーをし、様々な要因で根暗のスポーツと言われていました。しかし近年そのイメージは大きく変わりました。
 根暗どころか国際大会では日本の選手が活躍し、スポットライトの中で試合が行われたり、Tリーグが始まりユニフォームも非常に派手になったりと、当時からは考えられないような「変化」を遂げてメジャーなスポーツになりました。フェンシングも新しい会長が、「どうしたらお客様に試合会場に足を運んでいただき楽しんでいただけるか」を念頭に取り組まれていますね。
 何も行動しなければ「変化」は生まれない。今年一年、地元遠州機工会のメンバーと行動をし、中部ブロックの方々の力をお借りしながら「変化」に取り組んでいきたいと思います。
 最後になりましたが、平成31年(2019年)、皆様方のご健勝と商売繁盛を祈念申し上げ御挨拶とさせていただきます。

年 頭 所 感
『柔軟に改革を行う岐阜機工会』へ新しい取り組み
岐阜機工会
会 長 嶋ア 晴久

 新年あけましておめでとうございます。健やかに新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。旧年中は当会に対し一方ならぬご厚情と暖かいご支援を賜りありがとうございました。あらためて御礼申し上げますと共に本年も引き続き宜しくお願い申し上げます。
 昨年の岐阜県内の我々の業界を取り巻く環境は、価格改正・品物不足・様々な自然災害・そして人災などがありましたが、なんとか穏やかに推移してくれたのではと思われます。当地区基幹産業のひとつである自動車業界の中でも、特に私たちとつながりの深い自動車部分品製造を主業としている企業は約7割が増収となりました。しかしながらCASEの時代を睨み、いかにして稼ぐ力を確保するか、規模の大小を問わず自動車部品メーカーは大きな転換点を迎えています。
 昨年私は、機械工具商の将来を考えると、改革をしないと本当に危ういと申し上げましたが、何一つできなかったことを反省し悔やんでいます。本年はこれにプラスして、時代とともに変化する柔軟な対応力を意識して、会員の皆さんと共に会を運営していきたいと思っております。
 皆様ご承知の通り、今年はいろいろなことが変わります。それなのに私たちの業界はと言えば、少し言葉はきついですが何も変わってなく、変化している時代にも対応できていないと感じられます。業界を取り巻く環境がまだましなうちに、今ならまだ間に合ううちに、将来を見据えた改革がどれだけ出来るかが勝負の分かれ目と考えております。
 『柔軟に改革を行う岐阜機工会』になるべく、さまざまな新しい取り組みを行いたいと決意しております。その一歩が、本年開催する三重組合との合同新年賀詞交歓会です。三重県機械工具商組合様より多大なるご協力を頂いて、有意義にそして盛大に開催することが出来るようになりました。改めまして厚く御礼を申し上げます。
 最後となりますが、この一年が皆様にとって明るく素晴らしい年になりますことを祈念申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

実り多き一年に
愛知県金物商工協同組合
理事長 印藤 武司

 新年、明けましておめでとうございます。
 平素は、私ども組合に対しまして、格別のご理解とご協力を賜り、心より厚く御礼申し上げます。本年もどうぞ宜しくお願いします。
 さて、本年5月には新元号となり、平成の時代が幕を閉じます。平成は、大きな震災に二度もみまわれ、豪雨・異常気象等、災害の時代とも言われています。しかし、昭和の時代のような大きな戦争に直面することもなく、外交上は、いろいろ問題が噴出していますが、よかったと思います。新元号の時代も戦争にだけは、直面しないように、ただ祈るばかりです。
 10月からは、消費税が2%UPして10%になる予定です。引き上げは、過去2回にわたって延期されており、さすがに、今回は実施されそうです。軽減税率の適用等、混乱は避けられないと思われますが、スムーズに移行していけば良いと思います。
 また、来年には、東京オリンピック・パラリンピックの開催と、何かとあわただしい一年のような気がします。
 ドローンによる郵便配送とか、米国では自動運転のタクシーの営業が開始したとか、やっとここにきて、21世紀の幕開けのような気がします。どうか時代に乗り遅れないように皆で叡智をあわせて、わが国の少子高齢化、グローバル化問題等に、前向きに取り組んでいこうではありませんか。
 最後に、本年が皆様にとりまして、実り多き年となりますことを祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

災い転じて福と成す
三重県機械工具商組合
理事長 山田  浩 

 新年あけましておめでとうございます。
 平成と言う元号で迎える、最後の新年となりました。平成31年、一つの区切りの年になります。生まれ過ごした昭和の時間よりも、平成で過ごした時間の方が長くなりましたが今年、また新たな元号になりこれからどれだけ過ごせるか?
 2018年、平成最後の今年の漢字は「災」が選ばれました、縁起の良い文字ではございませんが、地震、台風、洪水など自然災害の多い年でしたので、そのものを表す文字になったのでしょう。
 ならば、今年の気持ちとして「災い転じて福となす」の様に逆の発想で2019年どんな元号になるかはわかりませんが、より良い年になります様に自分達の手で新たな年を作って行きましょう。
 過去は変えられる。一昨年よりも昨年が良ければ、良い一年だったと思います。今年が昨年よりも良ければ、また来年になった時に昨年は良い一年だったなと思えます。その為に、今年が良くなる様に頑張れば、より良い過去になり得る訳です。
 2020年に東京オリンピックを控え、2025年には大阪・関西万博が決まり、先々日本としての大きなイベントがございます。
 私たち、機械工具商業界の者としては何が出来るのか?縁の下の力持ち、として表舞台を支える人達を支える縁の下の下の存在として関わって行く事なら出来るのでは無いでしょうか。
 亥年が、十二支の一つの年としてで無く、記憶に残る2019年の亥年になります様、新たな元号の年を、期待に胸を膨らませて参りましょう。
 関係各位の皆様、本年も宜しくお願い致します。

現況を改善し、 活況の有る一年に
岐阜県管工機材商組合
理事長 渡部 勝裕

 平成31年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
 昨年度より、働き方改革が推進され、人手不足が進む中、改正入管難民法案、有給休暇5日間取得の休み方改革など、矢継ぎ早にワークライフバランス関連の政策が進んでいます。
 ワークライフバランスが益々重要に成る中、人材の流動化が進み、待遇を改善して行かないと、人材が定着しなくなり、他の業界や企業に流れます。
 管工機材商関連企業の人材確保、育成の重要度は増す一方です。近頃の若者は、仕事を選ぶに当たって、休暇、給料、希望の3Kに拘る様です。週休二日は無論、祭日、有給の全消化を考えると、一年の内40%近くを休む事に成る中、業界各社は、よほど生産性を上げないと、高給料を払える算段も無く、会社の存続が成り立たなく成るのではと、懸念しております。
 希望とは、その業界や会社の将来、そして従前から働いている諸先輩の意識・体質です。その背中に希望を感じないと、若者たちは逃げ出して行きます。先輩たちの後ろ姿が、若者に取って、将来成りたい姿か問われています。
 トップの意識改革から始まり、管理職、先輩たちの、脱体育会体質が求められています。年齢や地位に対する、絶対服従の上下関係を排除して、社員が楽しみながら、自ら学び成長し続ける、自律型組織に変えて行く事が急務です。
 社長も、年配者も、新人も、それぞれの役割を担ったパートナーと考えて、尊重し合う組織体に成らないと、若手社員がいつかは居なくなります。
 そして、会社の継続・発展で、一番大切な事は、社員のエンゲージメント(愛着心)と言われています。
 国で言えば愛国心、郷土では郷土愛、会社では愛社精神、家族では家族愛です。日本が好きで、地元が好きで、会社や所属の仕事場が好きで、家族が好きな人は幸せです。
 自分の所属しているコミュニティーが嫌いは不幸です。業界そして各社共々、皆で力を合わせ現況を改善し、今年一年を活況の有る年にして行きましょう。
 今後共、皆様のご指導、ご鞭撻、宜しくお願い申し上げます。

期待と不安
中日本木工機械商工協同組合
理事長 福本 豊彦

 新年明けましておめでとうございます。
 平素は当組合の事業に付きまして、格別のご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 今年は新天皇の御即位と改元の年であり、どんな御世になるのか、新元号の名称は何に決るのか、国民の一人として大いなる期待を抱いております。30年振りの改元であり、今年は明るい希望と活気が溢れる年になることを祈って止みません。
 昨年を振り返りますと、世界情勢はまさに混沌として政治、経済とも不安材料が満載の年でした。世界の指導国としてのアメリカはトランプ大統領の場当り的な声明により、世界各国は右往左往の状態になりました。米中対立の激化による貿易戦争のエスカレート、安全保障面でもロシア、中東、北朝鮮を含む極東と火種は潜在、顕在化しており、日本外交の舵取りも世界動向の注視とその対応が一層重要になってくると思われます。
 我が国については、昨年は異常気象による水害、北海道の大規模地震と自然災害を被った年でもありました。天災を人災にしない物と心の準備を行政も個人も怠らない事を心がける必要があります。
 今年は新天皇の御即位の他にも東京オリンピックを来年に控え、公共事業も引き続き堅調に推移するでしょうし、昨年末の2025年大阪万博誘致決定の報も又大きな活性の起爆材になるビッグニュースでした。
 さて、私ども木工機械業界を見廻しますと、木材業界の動向が機械受注に大いに影響しますが、住宅着工件数も年間90万戸の水準をここ数年維持しており、設備需要も旺盛であります。各機械メーカーの受注残は半年から1年となっており、業績も大変好調な企業が多いようです。
 但し、心配事は今年10月に実施されます消費税の8%から10%への増税であります。かつて当業界は消費税が3%から5%に引き上げられた際に想定外の大打撃を被った経験があります。それが原因で倒産した企業もあり、倒産は免れても大幅な売上げ減から人員整理をした企業も多かったと思います。その反省からか現在でも雇用を増やしてない企業が殆んどです。現在の受注残の多さも生産能力を増強していないという事情もあります。今回の増税は需要が落ち込まない政策も盛り込まれるようなので、期待しながら見守りたいと思います。
 最後に今年は災害のない平和で活気ある社会になってくれますよう祈念申し上げて、年頭のご挨拶といたします。

名古屋は11月9日に開催され盛況
CGTech ユーザーに役立つ情報を提供
2018年ベリカット・ユーザー会

 CGTech(東京都豊島区)は11月9日、名古屋駅前の安保ホールにて「2018年ベリカット・ユーザー会(VUE2018)」を開催した。同社のNCシミュレーションソフトウェア「VERICUT(ベリカット)」のユーザー、代理店、販売店などが参加。最新バージョンの機能紹介、講演、事例発表、便利な利用方法の紹介などが行われた。
 VUEは世界80か所以上で開かれ、5000名以上のユーザーが参加するという。国内では昨年、名古屋を含め東京(10月31日)、神戸(11月16日)の3か所で開催された。
 名古屋会場では、午後1時からの開会にあたり、CGTechの山田聡カントリー・マネージャーが挨拶で「VUEは“VERICUT Users Exchange”ということで、一方的に講演を行うだけではなく、ユーザーの方から疑問点や聞いてみたいことがある場合、我々CGTechやお客様同士で話し合っていただく場になればと思います」と述べた後、引き続き同氏による特別講演(リバイバル)が行われた。
 「VERICUT8・1」の機能説明をマーケティングの茨木保彦氏が、発表間近の「VERICUT8・2」の紹介をエリア・マネージャーの奥山靖史氏がそれぞれ行い、招待講演では東京電機大学工学部機械工学科教授・工学博士の松村隆氏が「切削シミュレーションの活用とその応用事例」と題して講演した。
 事例発表では、オーエスジーデザインセンター加工技術グループの今泉悦史課長が「工具のポテンシャルを発揮するVERICUT Forceの使用事例」を発表。
 その後、ファイル管理などベリカットの使いやすさ向上のためのテクニカルTips、質疑応答が行われ、午後5時前に終了。終了後は懇親会も催された。

最新の機器・工具類を展示紹介
『JIMTOF2018フォロー展』盛況
三井機工 最新情報をいち早く発信

 工作機械・精密切削工具・精密測定装置等の総合商社、三井機工(社長=三井重信氏、本社=愛知県岡崎市)は11月23、24日の両日、岡崎市竜美丘会館において「JIMTOF2018フォロー展」を開催した。2日間でユーザーなど約300名が来場し、会場は賑わいを見せた。
 同社は、JIMTOFとMECT(メカトロテック・ジャパン)の閉幕後、展示会に出品された各分野の代表的なメーカーの最新商品を展示紹介する「フォロー展」を毎年開催している。最新情報をいち早く収集できる場としてユーザーに好評である。
 今回は、昨年11月に国内最大の工作機械見本市として東京ビッグサイトで開催され成功裡に終了したJIMTOF2018のフォロー展で、メーカー約60社が出展し、高能率・高品位加工を提案した。
 会場には三井機工のスタッフがセレクトした、展示会で注目を集めた新商品や同社のユーザーにマッチした最新の機器・工具などが幅広く展示され、来場者は商品を間近に見ながらじっくりと担当者の説明に耳を傾けていた。特に初日は午後8時までの開催だったが、時間いっぱいまで熱心に会場を見て回る来場者の姿が見られた。
 会期中に行われた出展メーカーによる技術セミナーも好評を博した。

年 頭 所 感
不断の変革を進め
更なる発展を
愛知県管工機材商業協同組合
理事長 大藪 淳一

 新年明けましておめでとうございます。
 皆様方におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 昨年の我が国は、地震、台風、豪雨と自然災害の猛威にさらされました。被災された皆様の一日も早い復興復旧をお祈り申し上げます。
 当組合といたしましては、2年に一度の大事業「第32回管工機材・設備総合展」を昨年10月4日より三日間、名古屋市吹上ホールにて開催いたしました。「いのちの水、流す技、未来につなげ」のテーマを掲げ、メーカー様より250小間完全満小間の出品をいただき、多くの方々にご来場いただきました。成田幸隆実行委員長、坪井研二実行副委員長のもと22名の実行委員会メンバーを中心に一年余り準備をして当日に臨みました。メーカー各社様からは、省エネ、省人、省力、防災、減災につながる最新機器類を展示いただき、ユーザーのニーズに応えていただけたことと思います。管工機材は、暮らしと産業を支えるインフラを担っており、私たちの快適な生活に欠かすことのできない製品であると来場者の皆様に再認識していただく機会となりました。
 また、本年も流通部会・事業部会・広報部会・福利厚生部会・経営研究部会・組合加入促進部会の六部会と幹事会を中心に、各種講演会、工場見学会、巡回健康診断、ボウリング大会、名管会(ゴルフ会)、賀詞交歓会、通常総会等々、多くの事業を推進してまいります。
 インターネットの普及とロジスティックスの進展により、我々商社・販社の在り方が根本から問われる時代に突入しています。「不易と流行」、変えてはならぬものは頑なに守り、環境の変化に応じて変えるべきものは断固として変えていく。不断の変革を進め更なる発展を遂げていこうではありませんか。
 今年は亥年で、ラグビーワールドカップが日本で開催されます。組合員一同しっかりスクラムを組み、各事業には猪突猛進の勢いで臨んでまいります。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

平均値の落とし穴
三重県管工機材商業組合
理事長 尾藤 彰

 名だたる大手企業の幹部が並び深々と頭を下げている、政治家や中央官庁の役人がいかにも嘘と分かるような言い訳している、昨年はこんな姿を何度見たことでしょう。正直に生きておれば、あるいは少し頭を使い常識を働かせば、あんな屈辱的な姿を晒さなくて済むのだと、我々に生き方そのものを教えてくれています。
 日本人は、「平均的」が好きな国民なのでしょう。皆と同じでないと、どうも落ち着きません。とは言え、私が社内で口を酸っぱくして言っていることは、「平均値の落とし穴に落ちるなよ!」です。そんなことをする筈がないと思っても、本当に落とし穴に落ちる人や会社・業界があるのです。
 決算書を見れば、粗利率は計算できます。それが20%だとすると、当社は「どの商品でも粗利率20%で売ってよいのだ」と、とんでもない勘違いをする人間がいるのです。これが、「平均値の落とし穴に落ちる」と言うことです。若い人ならまだしも管理職や経営者までもが穴に落ちたら、大変なことになります。その会社だけではなく、業界そのものが危機に陥るでしょう。我々は、膨大な種類の商品を扱っています。極端に低い粗利率でしか売れない商品もあれば、非常に高い粗利率でも売れる商品があります。これらをミックスして売ることにより、先ほどの平均粗利率になっている訳です。商品の相場は、一つ一つの商品について「この商品は、だいたいこれくらいの価格だな」とお客さまが納得してくれ、長い年月を経てでき上ってきたものです。すなわち、商品の価格はお客さまが決めたのです。我々は、その相場を大切に守っていかなければいけません。ただ「売上が欲しい」という理由だけで、何でもかでも値引きをして市場の相場を崩したら、お客さまの方がびっくりします。何よりも、管材業界自体が成り立たなくなります。そんな業界は、いままでに一杯ありました。
 やはり、お客さまに提供するサービスの質で競争することが、いま管材商のやるべきことです。

猪突猛進
静岡県管工機材商組合
理事長 一色 哲巳

 明けましておめでとうございます。
 昨年も海外ではいろいろなことがありました。まずは米中貿易戦争、勝手に2つの国でやっていればよいのですが、どうもあちこちに影響が出ているような感じです。どのように収拾されるのか、はたまたもっとひどいことになるのか、まだわかりません。それから自国第一主義、難民問題、英国のEU離脱問題、サウジの記者殺害、日韓問題等々、大きな事件でも忘れていることが多くなりました。嬉しくない事件がありすぎて北朝鮮のことはあまり今話題にもならない感じがします。どうしても自分中心、自分の家族中心、自分の会社中心、住んでいる地方中心が心の多くを占め、世界や遠くのことにあまり関心がなくなっている気がします。こんなことではいけない、もっと客観的に世界を、日本を冷静に見ていくには正月休みなどちょうどいい機会かなと思います。
 我々の業界のことでもいけない!とは思いながら総論賛成、各論反対をなんと多くの機会に言っているのでしょう。まず自分の会社を考え、次に静岡県、中部地方、そして日本…本当は逆の考え方をしなければならないのに。小人なんでしょうね。ただやはり静岡県は昨年はあまりよくなかったような気がします。日本全体ではこの業界は伸びている。中部地方も伸びている、ただ静岡県だけがあまりよくない。何とか業界が一つになって静岡県をもっと活性化していかなければなりません。産業の誘致、観光、その他…やるべきことはたくさんあります。なりふり構いません。干支のイノシシにちなんで猪突猛進する所存です。

年 頭 所 感
価値創造のための良きパートナーとして存在感を発揮
三菱マテリアル
常務執行役員 加工事業カンパニープレジデント
中村 伸一

 新年あけましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、2019年の新春を健やかに迎えられたことと、お慶び申し上げます。
 まず始めに、昨年弊社グループで発生した一連の品質問題につきましては、多くの皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けすることとなり、心より深くお詫び申し上げます。本問題に対しまして、弊社グループの総力を挙げて再発防止並びにガバナンス強化を実施中であり、信頼回復に努めて参ります。
 さて、世界のビジネス環境はこれまで堅調に推移してきており、日本企業の2018年度業績は総じて高い水準にございます。各社とも生産能力を上回った旺盛な受注により、能力増強を加速している状況であったと思います。
 一方で、今後の事業環境を見ると、主要産業である自動車産業においては、自動車のEV化、カーシェアリングや自動運転の加速により、お客様の加工方法や被削材に変化が起こっております。さらには異業種からの自動車市場への参入或いは業種枠を超えた提携といった具合に、産業構造自体に100年に一度と言われる大きな変化が起きております。また、これまで寛容であった国々が保護政策に転換し、地域構造にも大きな変化が出始めている状況であります。
 これらの環境変化に対し、アンテナをより高くして敏感に対応することとし、工具事業では引き続き顧客視点に立ち、スピードと変革を意識しマーケットイン型の営業活動や研究開発に注力致します。具体的には、テクニカルセンターを有効活用してお客様へ加工方法などのソリューションを提供し、価値創造のための良きパートナーとして存在感を出して参ります。そのための新発想工具・サービスの開発やIoT対応など、最先端技術に対応するための投資も継続し、次世代に向けた体制づくりに取り組みます。
 我々三菱マテリアルの工具事業は、ビジネス姿勢の根幹としてYOUR GLOBAL CRAFTSMAN STUDIO/三菱マテリアルは、単なる工具メーカーではなく、社員とお客様のワクワクを叶え続け、お客様のビジネスを成功に導くことができる世界の総合工具工房になる≠打ち出して5年目を迎えます。多くの皆様にワクワク≠ニ満面の笑顔≠お届けできるよう、三菱の総合力を発揮して、お客様の声をしっかりとお聞きしスピーディーにお応えしていく所存でございます。
 本年も従前と変わらぬ格別のご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
 皆様のご多幸とご発展を心より祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。

年 頭 所 感
お客様と日本のものづくりの
 変革・発展に向けて邁進
住友電気工業潟nードメタル事業部長
村山 敦 

 新年あけましておめでとうございます。
 平素は格別のご高配を賜り、誠に有難く厚く御礼申し上げます。
 昨今の市場環境は、米中貿易摩擦の長期化や新興国経済の不安定化、政治的・地政学的な不確実性などにより景気の下振れリスクが高まる懸念はあるものの、足下の経済活動は世界的に概ね緩やかな拡大基調が継続しており、日本経済も企業業績や雇用・所得環境の改善を背景に底堅さを維持しております。そんな中、切削工具市場におきましても、工作機械の受注が米中貿易摩擦の煽りを受け中国向け輸出が減少している一方で、国内需要は高止まりしており、今後も自動車や半導体、航空機など幅広い産業で伸びが継続すると見込んでおります。
 昨年は、国内では第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)、海外ではアメリカでIMTS2018が開催され、いずれもものづくりの変革への期待と機械加工業界への関心の高さにしっかりとした手応えを感じることができました。弊社では、高生産性を追求した刃先交換式エンドミルや航空機や医療向けを中心とした難削材部品加工用途向けの各種工具、次世代を見据えた製品を多数出展し、多くの反響をいただきました。本年は、これらの製品の拡販、浸透と更なる新製品の開発を進めてまいります。
 また近年、主要製品を中心に素材から各完成品群において生産能力増強を推進してまいりましたが、今後も増強に取り組み急激な需要変動にも柔軟に対応できる万全の体制を構築し、住友電工が昨年5月に発表した中期経営計画「22VISION」実現に向けて注力してまいります。
 また、超硬工具の主原料であるタングステンのリサイクル事業においては、使用済み工具の回収重量が年々増加しています。限りある資源の有効活用、製品の安定した供給に向けたお客様のご理解と積極的なご対応に感謝し、引き続きご協力をお願い申し上げます。
 本年も、より良い製品・サービスを提供し、お客様とともに日本のものづくりの変革と発展に向けて、邁進していきます。引き続き、皆様方のご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

目標は夢より高く
オーエスジー
代表取締役社長兼CEO 石川 則男

 2019年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
 昨年は好調な世界経済に支えられ幅広い産業で需要が高まりましたが、多くの企業が人手不足と格闘した1年でもありました。受注が好調だったことに加えて、生産性向上を目指した設備投資意欲が高まりました。IOTと自働化がキーワードとなり未来志向の設備投資が増加し生産財市場はかつてないほどの活況となりました。その一方、トランプ政権が仕掛けた貿易戦争は米中の覇権争いの様相となり、秋以降は中国景気の減速が顕著になるにつれ、世界経済の不透明さが増しました。
 当社は一部の製品で供給が追い付かないこともあり、また慢性的な人手不足を補うために愛知県新城市の工場敷地内に新建屋を建設し国内の生産体制を刷新することにいたしました。新工場では「目標は夢より高いスマート工場」を目指します。そしてこの新工場を起点に、今後競争力をさらに強化し、EV、航空機、医療といった新しい需要に対応してまいります。
 2018年は創立80周年の1年でしたが、大変良い80周年を送ることが出来ましたのも、多くのお客様に支えられたお陰と大変感謝申し上げる次第です。81年目の年は「目標は夢より高く」、を掲げ積極的な経営を心掛ける所存です。
 最後になりますが、日本経済の益々の発展と皆様のご健勝を祈念いたしまして年初のご挨拶とさせていただきます。

イノベーションを 大胆なスピードで
潟^ンガロイ
代表取締役社長 木下 聡

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
 昨年の世界経済は、日米欧をはじめとする先進国が引続き好調に推移し、総じて拡大基調で推移したと思われます。国内経済におきましても、製造業を中心とした輸出や生産が好調に推移するとともに堅調な企業収益に伴う設備投資を背景に、好調が続いた一年でした。こうした市場環境の中、当社は40アイテムに及ぶ先進の高生産性切削工具を発売し、同時にタイムリーに商品をお届けすべく、切れ目なく生産能力を増強し、世界各国での販売にて二桁の伸長を達成することができました。
 本年も世界のあらゆるところでの加工によるものづくりにおいて、自動化・効率化・IOTに代表される技術革新が、熾烈を極める競争の中いっそう加速されていくものと思われます。つまり、ものづくりの基盤を支える切削工具に対する期待度・重要度は日々増していくものと考えております。弊社におきましては、本年もより多くの高付加価値な高生産性切削工具を開発することで、最新の工具による加工能率の向上を提案し、お客様でのコスト低減を実現して参りたいと思います。“イノベーションを大胆なスピードで”をスローガンに、タンガロイは今年も皆様と共に邁進して参ります。

年 頭 所 感
進取の気概を持って、
  次のステージを切拓く且R 善
代表取締役社長 長尾雄次

 年頭にあたり謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
 昨年は、米中貿易摩擦、原油価格の上昇に加え、相次ぐ自然災害による経済への影響など、不確実な状況が続きました。一方で、人手不足への対応や生産性向上に向けた設備投資需要の増加、企業収益および雇用・所得環境の改善等を背景に、景気全体としては堅調に推移しました。特に、IoTやAI、ロボットの活用による「市場の変化」のスピードは一段と加速し、次への進化を目指した研究開発や投資も積極的に展開されています。
 こうした中、新しい「年号」がスタートする新年を迎えました。
 私は常々、「山善は、世の中の変化に対応する『変化対応業』である」と申し上げています。100年に一度と言われる大きな地殻変動が始まる中、変化の胎動を見逃さず、「現状維持を受け入れない企業文化」の元、自ら積極的にチャレンジする姿勢を持ち続け、進化し続けなければなりません。
 当社は、本年の経営スローガンを、「私たちは進取の気概を持って 革新と創造に挑戦し 次のステージを切拓こう」としました。
 本年は、当社にとって、次のステージに向けてステップアップするための重要な年と位置付けています。今後は、ただ単に規模を追うのではなく、専門商社としての機能とネットワークを、ボーダーレス化する世界の中で拡充し、様々なビジネスシーンで「お役に立つ」提案力と現場力を一段と進化させて、皆様の期待に応えて参ります。
 また、当社が持続的利益成長を続けるためには、自らの「生産性向上」が必要です。従来の業務のあり方を見直し、効率的な仕事を行う「働き方改革」へのチャレンジも積極的に推進していきます。
 本年も皆様と一緒になって、明るい未来を勝ち取って参る所存ですので、何とぞ倍旧のお引立てを賜わりますよう宜しくお願い申し上げます。
 皆様の益々のご健勝、ご発展を心よりお祈り申し上げます。

新中期経営計画が
  4月からスタート
潟Lッツ代表取締役社長 堀田 康之

 謹んで新年のご挨拶を申しあげます。
 皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。
 昨年の4月から始まった「第3期中期経営計画(2016年度〜2018年度)」の最終年度の売上・利益については、当初計画を上回る数値目標を掲げています。建築設備向けや半導体向けなどが堅調に推移し、第2四半期決算においては年初計画を達成して折り返すことができました。
 昨年は、工業用バタフライバルブメーカーであるシーパスパイプライン社(韓国)を買収し、製品ラインナップの拡充を図った他、エリア戦略として香港、マレーシア及びインドネシアに新たな拠点を設けました。また、グローバル基幹業務システムの導入準備も進め、さらに伸銅品事業においても、製造設備の大規模な更新投資を実施するなど、中長期の成長に向けた積極的な投資が実行できたと思っております。
 今年の国内の汎用バルブについては、首都圏再開発案件の他、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた施設の建設もあり、昨年と同様に高い水準で推移するものと思っております。工業用バルブについても、製造業全般における保守・更新や生産能力増強のための設備投資により、引き続き好調を維持するでしょう。海外市場についても、徐々に持ち直してきており、今年はさらに力強さを取り戻すことを期待しております。
 しかしながら、米中貿易摩擦の影響による世界景気の減速懸念など、政治や経済の先行きは引き続き不透明であり、事業環境も複雑さを増してまいりますが、どのような状況にあってもその変化に対応することが大切だと思っております。「お客様に喜んでいただく」という原点に立ち返り、お客様の真のニーズを聞き出し、お客様に評価していただける、キッツグループにしか提供できない絶対的な価値やソリューションをお届けしてまいる所存です。
 今年4月からは新たな中期経営計画がスタートします。さらなる成長に向かって力強く足を踏み出す一年にしたいと考えております。
 新しい年も、皆様のご多幸と益々のご活躍を心から祈念申し上げます。

国内外の市場ニーズに
  即応可能な営業体制を構築
ダイジェット工業
代表取締役社長 生悦住 歩

 新年あけましておめでとうございます。
 昨年の出来事を振り返ってみますと、海外では、初の米朝首脳会談やブラジル・マレーシア等新興国の新政権発足、EUによる英離脱協定の正式決定やTPP発効など、わが国を取り巻く環境の変化を感じる1年となりました。国内においては、リーマンショックから10年が経過し、当社も近年にない好調な数字を達成し景気が回復しつつあることを実感する一方、相次ぐ地震と記録的豪雨による甚大な被害や、国内トップメーカーの品質偽装や不正疑惑など、心配なニュースも多い年であったように思われます。
 市況としては、米国経済が堅調に推移していたものの、米中貿易摩擦や英国のEU離脱、イタリア財政問題などによる中国・ユーロ圏経済減速の懸念から、景気動向には注視が必要な状況でした。
 そんな中、当社におきましては、切削工具では主力の金型加工用工具、特に近年難削化・高硬度化が進む被削材の高能率加工に注力しており、肩削りカッタ「ショルダーエクストリーム」やスーパーショートタイプのソリッドボールエンドミル「ハード1ボール」の開発をはじめ、販売強化に取り組んでおります穴あけ工具においては、発売以来ご好評いただいております多機能座ぐり加工用ドリル「タイラードリル」の刃先交換式モジュラータイプなど、ユニークな新製品を市場投入いたしました。今年は、金型分野はもちろん、特色ある製品開発と供給力の改善により、多様化するドリル市場へのさらなる深耕を図って参りたいと存じます。
 また、様々な分野で高い評価をいただいておりますレアメタルレスの複合新材料「サーメタル」におきましては、昨年10月三重に新工場が竣工し供給体制が整いましたので、新規業界での採用や用途開発をさらに押し進めて参ります。
 世界経済は2018年をピークに伸びがやや鈍化するとの予測で、国内においても貿易摩擦や今年10月の消費税率引き上げの影響など、先行きは予断を許しません。しかしながら2020年の東京五輪に続き、昨年11月には2025年万博の大阪開催が決定するという嬉しいニュースも飛び込んで参りました。当社におきましては、切削工具の海外輸出比率が70%に達し、海外動向により一層目を配りつつも、これら景況の変化にとらわれず、引続き安定した製品供給体制を維持し、品質・性能において幅広いお客様にご満足いただけるような製品を開発して参る所存です。
 最後に、当社は昨年12月の機構改革により、国内営業拠点の統廃合ならびに「国内営業部」「海外営業部」の新設、併せて国内標準品すべてのご注文を承る「国内業務課」を立ち上げました。これにより国内外の市場ニーズに即応可能な営業体制の構築を図り、より一層のサービス向上に努める所存ですので、お客様・お取引様におかれましては、今後ともダイジェット製品に変わらぬご愛顧を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

持続可能性について考える
今年もよろしくお願いします
潟Wーネット
取締役社長 古里 龍平

 謹んで新年のお喜びを申し上げます。
 昨年は豪雪から始まり、大阪府北部地震、西日本豪雨、酷暑、相次ぐ台風被害、北海道胆振東部地震など自然災害が多発した一年となり、緊急時の事業継続計画(BCP)を再認識させられました。
 最近、サステナビリティという言葉をよく耳にしますが、BCPと同様に企業にとっての持続可能性と理解されていることが多いように思われます。
 本来、サステナビリティとは「将来世代のニーズを損なうことなく、現代世代のニーズを満たす発展」という意味の「持続可能な発展」が基となっていて、我々が生存可能な地球環境や社会の状態を維持できることを意味しています。個々の企業の事業継続や存続とは「主語」が異なるのです。
 企業の存続は、地球環境や現代文明の持続的な発展に企業として取り組むための最低の必要条件であり、その上で、自分たちに何が出来るのか、どのように関わっていけるのかについて考えていきたいと思います。
 皆様方の益々のご発展とご健勝を心より祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせて頂きます。

ヘプタミル サイズ拡張
フェースミルタイプと
ダイジェット工業 低抵抗インサートを発売

 ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区)は、刃先交換工具ヘプタミルにフェースミルタイプ「HEP-FM形」および低抵抗インサート「MLブレーカー」を1月より発売する。
 ミーリング荒加工の大きな切込み深さにおいて、切りくず排出量を高め、高能率加工を可能にした「ヘプタミルHEP形」に、フェースミルタイプ「HEP-FM形」をシリーズ追加する。
 インサートは、7コーナ仕様の経済的な形状で、切削抵抗を低減させ環境への対策も行っている。加工振動を抑制する新型インサートMLブレーカーをバリエーションに追加し、生産の効率化を高め、更なるコストダウンにつながる提案が可能になるとしている。
 初年度販売目標は6000万円。
 【特長】
 @「ヘプタミルHEP形」は、名前の通り7角形(ヘプタゴン)のインサートを使用したカッタであり、7コーナ使用可能最大切込み深さが5o、また切れ刃最大切込み深さは12oまで可能。エアカット時間を短縮し、高能率加工が可能な形状としている。
 Aポジ刃形の採用および、加工面に対して切込み5oを超える外周のバックテーパが片角3〜4度および正面すかし角が9〜10度と大きく逃げているため、大きな切込み量においても切削抵抗が低く、高送り加工が可能であり、かつ掘り込み加工時でも切削抵抗の変動が少ないという特長をもつ。
 B新ブレーカー付きインサートML形は、切削抵抗を更に低減させ、切削熱の影響を軽減し、機械主軸への負担を軽減させた。チップ材種には、新材種であるJC8118とJC7550を採用し、鋳鉄、炭素鋼、工具鋼からステンレス鋼、Ti合金等の難削材加工まで対応を可能としている。
 【サイズ・価格】
 @ヘプタミルフェースミルタイプ「HEP-FM形」
 本体サイズφ50(3枚刃)〜φ200(9枚刃)
 本体標準価格4万8000円(φ50)〜18万9800円(φ200)※税抜き
 A低抵抗インサート「MLブレーカー」
 インサート材種JC8118、JC7550(PVDコーティング)
 インサート標準価格1400円※税抜き

富士精工
代表取締役社長に篠田友彦氏
神田前社長は取締役会長に

 機械工具・工作機械・産業機械・自動機器等の総合商社、富士精工(本社=岐阜県羽島郡岐南町三宅5―37)は、昨年春に代表取締役社長を神田富雄氏から、篠田友彦専務に引き継いだ(平成30年2月20日付)。神田氏は取締役会長として新社長をサポートし引き続き会社の発展に努める。
 富士精工は昭和28年(1953年)創業。創業者の神田会長は、社業の成長に力を注ぐ傍ら、岐阜県機械金属商業協同組合(現、岐阜機工会)で理事を務め業界の発展にも長年尽力した。

「THE CUT シート面カッター」が
オンリーワン認定製品として
丸一切削工具 東大阪ブランド製品に認定

 丸一切削工具(社長=衣斐誠氏、本社=大阪府東大阪市)は、東大阪市が卓越したデザインや性能で新たな価値をユーザーに訴求できる優れた製品に対して東大阪ブランド商標の使用を認める制度を設けているが、このほど同社の「シート面カッター」がその中の“オンリーワン(パイオニア・プラス)”の認定を受けたと発表した。
 この商品は、従来のソリッドタイプのカッターと比べて圧倒的な工具費用の低減や加工時間の短縮をはかることができ、好評を博している。
 【THE CUT シート面カッター】
 油圧部品におけるシート面は油圧制御を行う重要箇所で、規格も厳しい難加工箇所とされるが、同社ではこれまでに培った加工ノウハウを生かし、シート面加工専用のチップ交換式カッターを開発した。
 主な特長は次の通り。
●総型バニシングの形成やロー付けタイプでしかできなかった加工を標準スローアウェイ化。
●各ネジのシート加工と上面のR加工、ザグリまで工程を集約。
●再研磨不要で工具費用、ランニングコストを飛躍的に低減。
●他の規格についても相談に応じる。
※ヘリカル加工用とMネジ用のザグリ加工は不可。