今月のニュース
2019年11月17(日)2725号
「はじめよう令和の新しい働き方」テーマに
全国より会員ら540名余が参集
全機工連 第43回全国大会(大阪大会)開催

 第43回目となる全日本機械工具商連合会(全機工連、会長=坂井俊司氏・NaITO社長)の全国大会(大阪大会)が10月16日、ホテルニューオータニ大阪(大阪市中央区)で開催された。今回は「はじめよう令和の新しい働き方〜AT時代を生き抜く機械工具商のあり方〜」をテーマに全国に及ぶ加盟団体の会員ならびに関連メーカーを交えて540名余が出席し、働き方改革とAI(人工知能)事情について情報交換し交流を深めた。次回の全国大会は3年後の2022年に愛知で開催される。
 今回の全機工連全国大会は、前回の東京大会以来3年ぶり、大阪では9年ぶりの開催となった。
 大会式典では、はじめに司会者より9月に関東地域を中心に続けて襲来した台風の被害者に対する見舞いの言葉が述べられた後、国歌斉唱に続いて、坂井全機工連会長が挨拶に立ち「機械工具業界を取り巻く環境は、これまでの生産拠点の海外シフトや労働力人口の減少など従来からの問題に加え、新たな課題として働き方改革関連法にも対応していかなければなりません。経営者の皆様の意識を変えること、そして業務の改善・効率化が必要になります。大阪組合さんのご提案で決まった『はじめよう令和の新しい働き方〜Al時代を生き抜く機械工具商のあり方〜』というスローガンのもと、働き方改革の実践のご講演や、業務効率向上に向けたシステムのご紹介など、会員の皆様に役立てていただけるものと信じております。リーマンショックから立ち直り緩やかな拡大を続けてきたこれまでとは違い、政治・経済情勢も大きく異なってきています。この大変な時期であればこそ、ぜひ皆様には働き方改革を実践していく中で新しいものにチャレンジしていただければと思います」と述べた。
 続いて、主催者組合を代表して中山哲也大阪機械器具卸商協同組合理事長(トラスコ中山社長)が「私たちの業界はモノづくりを応援するだけではなく、社会のインフラを復興・復旧する、そんな役目も果たさなければならないかと思いますので、業界をあげて皆様とともに被災からの復興を成し遂げていきたいと思っています。今回の大阪大会のテーマは、働き方改革とAIの2つです。どちらもこれからの経営には欠かせない課題の1つだろうと思います。ポイントの1つは、やめる経営戦略。経営戦略というと皆さん足し算が多いのですが、働き方改革は業務改革なので、やめるものはとっととやめていく。本当は要るのか要らないのか分からない仕事も多々あるのではと思います。ぜひ思い切った業務の刷新を。これが貴社のターニングポイントになるかも知れません。会社、業界、組合の活性化は欠かすことのできない課題かと思っています。組合のメリットは、まさしく人と人との出会いですね。人脈を広げビジネスを拡大していく。本日も交流の輪を広げて行っていただければと思っています」と挨拶した。
 功労者表彰が行われ、伊藤高潤氏(愛知・春日鋼機会長)、関谷隆雄氏(東京・関谷機工社長)、河田徹氏(大阪・河田機工会長)、矢野元久氏(札幌・明信機械社長)の4名に感謝状と記念品が贈呈された。
 講演会では『やって得する働き方改革』と題して谷原徹SCSK社長が、『知って得するAT事情』と題して福田譲SAPジャパン社長がそれぞれ1時間にわたり講演。講演後は両氏による対談も行われた。
 続いて、働き方改革をテーマにした組合アンケート(56社が協力)の分析結果を大阪機械器具卸商協同組合の渡辺喜弘氏(森一産業社長)が発表。その中で、組合加盟企業の8割が働き方改革に取り組んでいること、改革への取り組みで「有給休暇取得の推進」が一番多かったことなどが報告され、推進するには抜本的な対策が必要であり今後の各社の取り組みが注目されると話された。
 この後、全機工連が推奨する機械工具商向け販売管理システム「機工メイト」について山中健一ブロードリーフ副社長が紹介した。
 懇親会は会場を移して行われ、小池達夫全機工連副会長(東京都機械工具商業協同組合理事長・平和テクニカ社長)が「有意義で貴重なご講演をしていただき、非常に気づきの多い時間を過ごせました。これからも成長を目指すために率先垂範を肝に銘じて取り組んでいきたい」と述べて乾杯の音頭をとった。
 歓談が進む中、大阪から次回開催地となる愛知への開催地引継ぎで、大会旗が中山理事長より水谷隆彦愛知県機械工具商業協同組合理事長に手渡された。水谷理事長は「大会旗の大変な重さと同時に、責任の重さも一緒に痛感しています。3年後がどんな世界になっているか、また愛知で行われるこの大会がどんな形になるか、まだ分かりませんが、皆様には楽しみにしていただきたいと思います。来年、全機工連行事の『若手交流会』が中部ブロックの三重県四日市で2月7日に行われます。青年部が主体ですが、青年部のない地域からも大勢の方に参加していただきたい」と挨拶。当日参加した中部ブロックの青年部関係者も登壇し一言ずつ決意を語った。
 最後に、大会委員長の西川正一大阪機械器具卸商協同組合副理事長(西川産業社長)より御礼の挨拶があり、三本締めで閉会とした。

令和元年度「日本機械工具工業会賞」発表
令和元年度秋季総会開く
日本機械工具工業会 業界功労賞2名などを表彰

 日本機械工具工業会(会長=石川則男氏・オーエスジー社長)は10月9日、アーバンネット大手町ビル(東京都千代田区大手町)内の東京會舘にて令和元年度秋季総会並びに「日本機械工具工業会賞」表彰式を開催した。
 表彰式では、業界功労賞の中河清氏(元、不二越)、藤井裕幸氏(元、サンドビック)の2名をはじめ、技術功績大賞1件、技術功績賞2件、技術奨励賞3件、環境賞2件(大賞1件、特別賞1件)が表彰された。(詳細については次号に別掲予定)
 表彰式後の懇親会で石川会長は、日頃の感謝の意を表した後、「日米の新しい貿易協定が決まったということで、私どもにとっては追い風になる」とし、最近、大いに賑わいをみせたラグビーの話題に触れた後、「世界で活躍できる企業を目指す。国籍も民族もこだわってはおらず、こだわっているのは日本流の製品に対する熱い思いとサービスの向上。世界経済はやや下降気味だが、こうした気概をもって残りの数カ月間、皆様と一緒に発展したい」と挨拶をした。
 来賓を代表して経済産業省製造産業局産業機械課の松本崇課長補佐がドイツで開催されたEMO Hannover(エモ・ハノーバー)国際金属加工見本市での出来事を話した。
 塚本裕副会長(不二越取締役)が乾杯の発声を行い開宴し、参会者は親睦を深めた。

歴代の会長から話を聞く
創立60周年記念懇談会
中部ベアリング販売協会 会員ら32名が参加し懇談

 中部ベアリング販売協会(会長=福生雅利氏・ギフベア社長)は、10月7日午後5時より名古屋市中村区の名鉄グランドホテルにて「創立60周年記念懇談会」を開いた。会員ら32名が参加し、3人の元会長による講演が行われた後、今後の協会のあり方などについて意見交換した。
 中部ベアリング販売協会は、昭和34年(1959年)9月30日に愛知、岐阜、三重、静岡の4県の有力な軸受販売業者21社が会員となり結成された。初代会長を加藤光男鍋清社長が務めた。その後はベアリングメーカーの視察等で商品知識の向上や会員相互の交流を図り、業界発展に努めてきた。
 当日は福生会長の挨拶に続いて、同氏の司会進行により会長経験者である加藤幸一加藤與吉商店社長、安井脩之ヤスヰ社長、加藤清春鍋清社長が当時の業界の様子やそれぞれの考えを話した。
 加藤幸一元会長は「父が亡くなった翌年の昭和60年から理事を務めている。平成元年に協会創立30周年記念式典が行われ、その後、会長を19年間務めた。当協会は中部圏、特に名古屋地区に甚大な被害を与えた伊勢湾台風の4日後に設立された。前進は中部ベアリング懇話会で、ここでベアリングを取り扱う販売店を中心に懇親会などの活動をしてきたので、協会の導入をしやすい環境にあったと言える。関東・関西にベアリング協会が設立された目的として@過当競争の排除A市販価格の安定Bメーカーの直売阻止などが挙げられていた。中部も同調した形となった。会の目的にはベアリング業界の健全化があり、互いの親睦と共存共栄を図るために、行事として主に工場見学会、製版の懇談会が創成期には開催された」などと話した。
 安井脩之元会長は「6年ほど会長を務めた。当時、いろいろ公正取引連盟からの話があり、2年ぐらいは休止状態にあったと思っている。会を休止するか、続けるかと悩んだことを覚えている。協会には競合他社が多く集まっているので、いろいろ勉強させてもらった。自分が成長するのに役立ってきたと感じている。前任の加藤会長が組織を整えられたので、そのレールに乗って行く会であった」と振り返った。
 加藤清春元会長は「20年前に理事になり、先輩諸氏から話を聞きいろいろ勉強させてもらった。まさか会長になるとは思わなかった。公正取引連盟の問題が発生して2年後に会長となったので、この会を続けて行ってもいいものかを会議に諮り、継続の同意をいただいたという思いがある。行事はあまりなかったが、協会が還暦を迎えたことは心強いと感じる」と心境を語った。
 続いて、会員の吉田明弘光商会社長が協会について「ベアリングの販売を通じての勉強の場だと思っている。経営者として非常に勉強をさせてもらった。これが一番大きいと感じている。他メーカーの代理店の方々とはなかなか話す機会がない。それがこの協会では実現している」とメリットなどを話した。
 この後は懇談の場となり、和やかに協会活動などについて意見を交わしながら懇親を深め、終了した。

厳しい状況に転じたが新たな動きも
互いに切磋琢磨し業界発展へ
ダイヤモンド工業協会 第34回中部支部懇談会

 ダイヤモンド工業協会中部支部(支部長=北川正樹氏・北川ダイヤモンド工業顧問)は、10月3日午後5時30分より名古屋市中区のアパホテル名古屋錦にて、第34回ダイヤモンド工業協会中部支部懇談会を開催した。会員であるメーカー・商社、協会事務局長、計27名が参加し情報交換した。
 北川大輔北川ダイヤモンド工業社長の司会で進められ、はじめに北川支部長が挨拶で「この会も34回となり、私が先代から引き継いでちょうど20年になります。経済ですが、現況は良くありません。大企業及び中小企業も下降線をたどっています。マイナス成長に転じているかもしれません。過去を見ると、11年前のリーマンショックはさておき、今から6、7年前も少しマイナスでしたが、そんな感じです。韓国との関係は上手くいっておらず、ロシア、中国、アメリカもよく分からない。私は仕事がらみで中国へ行くのですが、実際に目で見た感じはやはりここ2、3年悪いです。中国政府が発表しているGDPの数字には疑問を感じます。アメリカとの貿易摩擦や、香港があのような状況ですので中国も大変かと思います。国内ではMRJがスペースジェットに名前を変えました。来年の夏に量産1号機を全日空に納めるということですが、最初の予定は2013年ですので7年ほど延びており、問題も山積みです。そのような状況ですが、我々は頑張るしかありません。最後に本日初めて発表しますが、私は息子の大輔と社長を交代し会社の顧問になります。引き続き宜しくお願いします」と述べ、大輔社長が「私は2012年に北川ダイヤモンド工業に入って8年目、業界としても8年しか経歴がなく非常に若輩ですが、ご指導のほどお願いいたします。また、この中部支部の支部長は引き続き顧問である北川正樹がさせていただきますので、共々宜しくお願いいたします」と挨拶した。
 続いて、緒方誠也ノリタケカンパニーリミテド執行役員製造本部長(ダイヤモンド工業協会副会長)から業況に関する数値データが紹介された。「経済産業省機械統計による7月までの累計は、前年同期の金額ベースでダイヤが92・3%、CBNが94・6%、合わせて92・9%とよくない。最も生産額が大きいダイヤモンド研削ホイールが83・9%と非常に低調。輸出入は財務省の貿易統計によると、ダイヤ・CBNの合計の輸出額が前年同期比で84・3%と、これもかなり低調。輸入は100%と横ばい。輸出が大きく減少している地域がアジアと欧州で80%台の前半、米州はほぼ横ばい。輸入はアジア、欧州ともに100%を切った状態だが、米州だけ169・4%となっており何かが起きている。ダイヤモンド・CBN工具の国内生産が昨年の暦年で994億円。もうすぐ1000億円ですねと年初挨拶したのですが、半年たったらこんな状況です。米中貿易戦争、中国の景気後退、ブレグジット等が経済の悪影響の要因で、非常に出口が見えづらい状況。良い材料がないというのが今の状況ではないかと思います。ただ、エネルギーでは新エネルギーや電池関係、輸送機ではEV、CVなど、通信では5Gと、各分野で大きな変革が既に起きています。これらの新しい動きに対してダイヤ・CBNの活用を提案し、使用していただくことが重要と考えています。会員同士の切磋琢磨によってダイヤモンド工具が成長していくのだろうと思います」と話した。
 佐藤正典ダイヤモンド工業協会事務局長の発声で乾杯し、懇親の場となった。
 恒例のミニコンサートでは、名古屋出身のトランペット奏者・西崎佳代子さんがクラシックや映画音楽などを演奏。会場を盛り上げた。
 辻義央豊田バンモップス副社長の中締めで終了した。

総受注高前年同月比37・4%減の290億円
11か月連続で前年を下回る
中部経済産業局 令和元年9月度金属工作機械受注

 中部経済産業局が10月31日に発表した令和元年9月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、FUJI、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比37・4%減の290億3700万円となり、11か月連続で前年を下回った。前月比は0・3%減となり、2か月連続で300億円を下回った。
 国内受注は、前年同月比39・2%減の114億5600万円となり、10か月連続で前年を下回った。前月比は7・8%増だった。
 主力の一般機械工業向けが前年同月比32・0%減の64億9100万円と11か月連続で前年を下回り、自動車工業向けも同53・6%減の27億7300万円と10か月連続で前年を下回った。
 海外受注は、前年同月比36・2%減の175億8100万円となり、11か月連続で前年を下回った。前月比は4・9%減だった。
 北米向けが前年同月比48・8%減と8か月連続で前年を下回り、ヨーロッパ向けが同39・5%減、アジア向けが同20・6%減とともに11か月連続で前年を下回った。シェアは、アジア(トルコを含む)向け36・8%、北米向け31・9%、ヨーロッパ向け27・2%。
 国別にみると、1位のアメリカが50億1200万円(前年同月比52・1%減)、以下、中国35億8100万円(同26・5%減)、イタリア11億3500万円(同32・4%減)、ドイツ10億7100万円(同59・9%減)、タイ6億8800万円(同147・5%増)の順となった。
 販売額は、前年同月比15・3%減の412億3300万円となり、5か月連続で前年を下回った。前月比は37・8%増だった。
 受注残高は、前年同月比24・3%減の1815億3700万円となり、6か月連続で前年を下回った。前月比は7・9%減だった。

鍛圧機械受注総額 前年同月比3.3%減
7か月連続減も減少幅は縮小
日鍛工 2019年9月度会員受注統計

 日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=坂木雅治氏・アマダホールディングス相談役)が10月8日発表した鍛圧機械月次会員受注統計によると、2019年9月度の受注総額は、前年同月比3・3%減の367億500万円となり、7か月連続で前年を下回ったが減少幅は縮小した。プレス系と板金系を合わせた機械合計では同4・8%減となり、板金系は伸びたものの、プレス系の落ち込みが響いた。
 米中貿易摩擦の長期化が世界経済のマイナス要因に働くのに加え、中国、東南アジア、インドなどで自動車の販売が低調であり、関連設備投資意欲の低下に懸念が示された。
 プレス系機械は、前年同月比20・5%減の118億1100万円となり、7か月連続で前年を下回った。大型プレスは47・3%増となったが、超大型プレスが53・4%減、中型プレスが47・6%減、小型プレスも12・3%減。また、油圧プレスが34・4%減、フォーミングは33・9%増、自動化・安全装置は32・2%増となった。
 板金系機械は、前年同月比10・8%増の167億3100万円となり、6か月ぶりに前年を上回った。レーザ・プラズマが23・7%増、パンチングが17・5%増となった。プレスブレーキは7・6%減だった。
 サービス系(サービス・部品金型)は、前年同月比2・3%増の81億6300万円と微増を維持した。
 内外別(機種計)では、国内が前年同月比7・1%減の190億4800万円。金属製品製造業、一般機械で回復が見られ、それぞれ20・9%増、0・2%増、電機も8・7%増となった。自動車は10・1%減、鉄鋼・非鉄金属は62・8%減と低調だった。
 輸出は、前年同月比0・2%増の94億9400万円となり、北米向けが2・4倍増、韓国・台湾向けが25・6倍増、欧州向けも34・7%増と順調。中国向けは43・7%減、東南アジア向けは4・5%減、インド向けは98・2%減だった。
 同会の中右専務理事は「7か月連続で前年同月割れとなったが、国内は設備投資意欲に対する改善が見られる。海外向けも改善が見られるが、世界的経済停滞懸念の影響はまだ続くものと考えられる」との見方を示した。

TOTOなど森村グループ4社が
SOFCに関する合弁会社を設立
技術を持ち寄り、早急な商品化を目指す

 ノリタケカンパニーリミテド(社長=加藤博氏)、TOTO(社長=喜多村円氏)、日本ガイシ(社長=大島卓氏)、日本特殊陶業(社長=川合尊氏)の森村グループ4社は9月27日、8月9日に設立した「固体酸化物形燃料電池(SOFC)」に関する合弁会社の概要を発表した。
 新会社は「森村SOFCテクノロジー」(社長=佐藤美邦氏、所在地=愛知県小牧市大字岩崎2808)。事業内容は家庭用、業務用および産業用(車載用を除く)のSOFCのセル、スタック、モジュールおよびシステムの研究・開発・製造・販売(SOFCのセルの素材および部材の販売事業を除く)とし、本年12月3日の事業開始を予定している。4社は合弁会社の収益拡大に向けて緊密に連携し、企業価値の最大化を図る。
 各社が技術を保有するSOFCは、小規模でも高効率な発電システムを実現できる可能性が期待され、家庭用、業務用、産業用など様々な領域において、エネルギー・環境問題への解決策の一つとして考えられている。
 一方で、セラミックスを中心材料としたSOFCの開発は技術的に難易度が高く、また商品化・実用化に向けた低コスト化と高耐久化には寿命評価が必要不可欠だが、そのための研究開発には長い時間とコストが必要とされる。
 日本のセラミック産業を代表する企業である4社は、これまで培ってきたSOFCに関する技術・ノウハウなどを持ち寄り、それぞれの有する経営資源を融合することで早急な商品化の実現を目指す。
 資本金は1億円で、出資比率は日本特殊陶業が67%、TOTOが20%、日本ガイシが8%、ノリタケカンパニーリミテドが5%。日本特殊陶業とTOTOは、燃料電池関連部門の一部を分割し、合弁会社へ承継する吸収分割を行う。また、日本ガイシとノリタケカンパニーリミテドは、合弁会社へ現金による出資を行う。

セントラル愛知交響楽団を指揮
高井さん、木下さんが特選受賞
山田貞夫音楽財団初の新進指揮者オーディション

 愛知県におけるクラシック音楽の振興並びにその担い手である音楽家の支援を行う、公益財団法人山田貞夫音楽財団(代表理事=山田貞夫氏・ダイドー社長)は9月27日、三井住友海上しらかわホール(名古屋市中区)にて「第1回新進指揮者オーディション」を開催した。同財団は、愛知県内で活躍している将来有望なクラシック音楽の新人演奏家に対し、これまでに7回「山田貞夫音楽賞」を贈りその活動を助成してきたが、今回初めて指揮者向けにオーディションを行った。
 愛知県で指揮者として演奏実績のある35歳以下の人が対象で、今回5人がオーディションに臨んだ。セントラル愛知交響楽団を指揮し、課題曲であるベートーベンの交響曲第5番と自由曲を演奏。高井優希さんと木下麻由加さんが山田貞夫音楽賞「特選」に選ばれた。また、聴衆の投票による「聴衆賞」もこの2人が受賞した。2人には賞金が授与されるとともに、三井住友海上しらかわホールでの「新進指揮者コンサート」の出演も決まっている(10月23日開催済み)。
 冒頭の挨拶で山田代表理事は「指揮者によってオーケストラも変わってきます。本日は素晴らしいオーケストラをバックに、新進気鋭の5人の方に指揮をしていただきます。中部地区では初めてのコンクールということです。皆様のご尽力をいただいて、この音楽財団が益々社会で認められるよう活動してまいりますので宜しくお願いいたします」と述べた。同氏は今後も続けていく意向を示している。

グローバルにベストブランド
「イトーノブ」を目指す
伊藤信産業 設立50周年記念式典開催

 機械工具の総合商社、伊藤信産業(社長=伊藤正人氏、本社=名古屋市瑞穂区田光町1-10-2)は今年で設立50周年を迎え、その記念式典が9月20日に名古屋市中区のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で盛大に執り行われた。式典には取引先など約200名が参集し、同社の50周年を祝した。
 伊藤信産業は、昭和44年(1969年)1月、伊藤照之現会長が名古屋市瑞穂区堀田通に機械工具の専門商社として会社設立。同47年(1972年)に現在の本社がある瑞穂区田光町へ移転し、同54年(1979年)に新社屋を建築した。国内で業容の拡大に努める一方、海外展開も視野に入れ、平成7年(1995年)には中国上海市に上海中京機械有限公司を設立。同17年(2005年)3月、伊藤正人氏が社長に就任。現在、本社、岐阜西営業所、滋賀営業所と、中国、フィリピンに現地法人をもつ。
 記念式典は午後3時30分に開会し、第1部講演会では真田幸光氏(愛知淑徳大学ビジネス学部ビジネス研究科教授)が「複雑化する国際情勢の分析と日本経済予測」と題して講演。同氏は現在の国際情勢を説明した上で、世界と日本経済の見通しを述べ、日本が果たすべき対応策について私見を示した。
 第2部式典に移り、冒頭、伊藤社長が「本日、このように設立50周年を迎えることができましたのも、卸売業としての生産材、商材、サービスを受け入れてくださったお取引先様ならびに本日ご臨席を賜りました皆様の絶大なる支援の賜物と、心から厚く御礼申し上げます。伊藤信産業は、伊藤照之現会長が1969年1月に機械工具の専門商社として事業をスタートさせました。伊藤信産業の信は、信用、信頼の信でもあります。祖父、信之の様々な思いが信の由来でもあるのです。今ではこの『イトーノブ』がコーポレートブランドとして取引先の皆様に親しまれるようになりました。会長は50年間、幾多の困難を乗り越えながら会社を牽引してきました。私は入社して28年、社長に就任して14年目となり、次なる半世紀に向けて持続成長できるよう、この9月より生まれ変わった新たな体制で頑張る決意です。弊社が更なる飛躍をするために必要な課題は、1つ目が名古屋本社、岐阜、滋賀の三角地帯での市場獲得、2つ目に海外戦略(アジアでの事業拡大)、そして3つ目はこれらを支える人材育成です。この課題は一朝一夕でできるものではなく、長期的な視点で一歩ずつ着実に進めていかなければなりません。引き続き皆様のご協力、ご支援を宜しくお願いいたします」と挨拶。
 来賓祝辞では、長尾雄次山善社長が「この度は伊藤信産業様が設立50周年の佳節を迎えられましたこと、誠におめでとうございます。本日の式典はこの節目をお祝いすると同時に、また新たな創造と飛躍を目指される伊藤信産業様を中心とした我々との信頼のスクラムを一段と強固にガッチリ固める、令和で始まる新時代を共に切り拓く、新たなキックオフ大会でもあるように心に深く刻んでいるところです。私どもとしても販売の現場で苦楽を共にして続いてきた伊藤信産業様との揺るぎのない連帯と共存の絆を更に強くして、ご当地中部を中心とした産業の発展に役立ってまいりたいと念願しています」。牛島望住友電気工業副社長は「伊藤信産業様の大きな強みは、工作機械と工具、そのほか製品やサービスをフルセットで提供できる点です。単に取引先という関係だけではなく、切削工具イゲタロイの特約店会である東海イゲタロイ会の副会長として6期12年、会長として2期4年、会を牽引していただきました。伊藤会長様は人と人との仲立ちが懇切丁寧で、かつ人情と機微に通じた対応をされますので、自ずと人が集まり、信頼され、会の拡大の立役者となっていただきました。伊藤正人社長という若くバイタリティーに溢れる後継者だけではなく、常務という立派な補佐役にも恵まれ、事業承継に多くの憂いなしと磐石です」などと話した。
 社員表彰が行われ、伊藤社長から部長2名に感謝状と記念品が贈呈された。また、伊藤会長と奥様に対して、社員全員の感謝の気持ちがこもった花束が社長夫妻から贈られた。
 伊藤会長は「本当に皆さん、50年お付き合いしていただきましてありがとうございます。私は今年ちょうど80歳になります。9月20日の大安の日に当社の50周年ができました。私は大学を卒業して大阪・立売堀の工具商社に就職しました。親父は紡績関係の衣料品の事業をおふくろと使用人を1人使って細々と名古屋でしていましたが、私が24歳の時におふくろが44歳で亡くなり、私は工具商社を3年で退社して名古屋に戻り、親父のビジネスの手伝いをしていました。27歳の時に親父も心筋梗塞で亡くなり、それで一念発起し、大阪時代工具商社に勤務していたので、名古屋の土地で機械工具の商社をしようということで始めました。勿論、名古屋に人脈もなにもありませんでしたが、ネバーギブアップの精神で機械工具の道を一生懸命歩んできました。今日来ていただいた皆様から多大な応援を頂戴しながら、ここまでなんとか育ってまいりましたが、後継者も社長をバトンタッチして14年になりますし、まだまだ私としては不満足な点がありますが、少しずつ退がっていこうかと思っています。今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願いいたします」とお礼を含めて挨拶した。
 第3部懇親会は、陵水男声合唱団とソプラノ歌手水谷映美さんのミニコンサートで始まり、続いて坂井俊司NaITO社長が祝辞で「伊藤信産業様が新しいものに挑戦し、大きく発展飛躍される。社員の皆様がより一層、幸せに過ごせる。そして我々も一緒に発展していければと願っています。50年の節目ですが、まだまだ通過点です。60年、100年、200年と永遠に続く企業となられることを祈念いたします」。大沢伸朗オーエスジー専務は「伊藤信産業様の挑戦、開拓者魂といったことがDNAとして今に続いている。社長も近年フィリピンに進出されて、積極的に海外への展開を推し進められています。我々仕入先メーカーとしても、引き続き伊藤信産業様の発展の一翼を少しでも担える存在になりたいと思っています」などと述べた。
 祝電披露の後、代表18名による鏡開きが行われ、増田照彦三菱日立ツール相談役が「この先の100年を見据えて、共に夢を見ましょう」と述べて乾杯の音頭をとった。
 祝宴では、石井健京セラ専務機械工具事業本部長、中川徹ミツトヨ会長、塚本裕不二越取締役、野田敦之公認会計士事務所所長から祝辞が述べられたほか、伊藤信産業の海外関連企業である上海中京機械有限公司、ITO NOBU PHILI
PPINES,INC.からの参加者の紹介等も行われた。
 最後に古里龍平ジーネット社長が「主役が今日で本当に社長に移ったような、会長の思いを強く感じた式典でした。新しいことをし続ける伊藤信産業様のDNAは50年脈々と続いている。素晴らしい会社だと思いました。サポートするどころか、色んな意味で教えを請いたいと感じた会でした」と話し、三本締めでお開きとなった。

メカトロテックジャパン2019
4日間で9万人超が来場
出展者数は過去最多 盛況のうちに閉幕

 今年国内最大の工作機械見本市「メカトロテックジャパン2019」(主催=ニュースダイジェスト社、共催=愛知県機械工具商業協同組合)が10月23日から26日までの4日間、「ミライ、ゾクゾク。」をテーマに名古屋市港区のポートメッセなごや全館で開催され、期間中、目標の8万人を大きく上回る9万244人が来場し賑わいを見せた。この内、海外からの来場者は1257人となった。世界情勢などの影響を受けて産業機械業界はここ数年続いていた好景気から踊り場か、若干の減少となっている状況だが、出展者数は過去最多となり、展示会関係者もこの展示会が好景気への起爆剤になればとの意気込みで臨んでいた。
ロボットなどの自動化・
省人化技術に高い関心

 今回の展示規模はリーマン・ショック前の2007年展に次ぐ1941小間で、前回展を8小間上回り、今年の国内での工作機械見本市としては最大規模となった。出展者数は過去最高の477社・団体に上った。
 展示会場には新たなビジネスチャンスを求めて初日から大勢の来場者が詰めかけ、連日盛況。特に最終日の土曜日には開場前から入口に長蛇の列ができる盛況ぶりだった。
 4日間の来場者数は、10月23日(水)1万6250人(内、海外来場者387人)▽24日(木)1万9948人(同243人)▽25日(金)2万6653人(同451人)▽26日(土)2万7393人(同176人)だった。
 初日の午前9時30分から行われた開会式では、主催者を代表してニュースダイジェスト社の樋口八郎社長が「477社という過去最高のご出展をいただきました。誠にありがとうございます。出展募集の開始直後より会場の使用能力を上回る申し込みを頂戴し、調整をさせていただいて、ご希望の小間数を確保できずにお断りをするということも発生してしまいました。何かと皆様にはご協力をいただき、誠にありがとうございます。大変厳しい経済環境の下ですが、本展では毎回好評いただいている企画展示コンセプトゾーンを1号館で開催しています。今年はロボットに焦点を当て、『ロボットで現場が変わる』をキャッチフレーズにロボットで描く新たな製作現場の可能性に迫っています。また、世界で権威のある著名なゲストをお呼びしてのセミナー、ワークショップと渾身の企画が満載です。『ミライ、ゾクゾク。』のテーマで未来を指向した商品、技術、提案が会場に溢れています。この4日間が好景気への起爆剤とならんことを心より祈念しています」と挨拶し、展示会開催に向けた諸官庁はじめ関係各位の支援・協力に対してお礼を述べた。
 共催者を代表して挨拶に立った、愛知県機械工具商業協同組合の水谷隆彦理事長(ミズタニ機販社長)は「このように盛大にメカトロテックジャパン2019を令和時代の新しい展示会として開催できることを、喜ばしく思います。本展のテーマは『ミライ、ゾクゾク。』次から次へと未来の技術が展示されています。お客様にゾクゾク感を味わっていただけるように、出展メーカーの皆様には宜しくお願いいたします。477社の内の58社が新規の出展者と聞いています。是非このメカトロテックジャパンの雰囲気を味わっていただいて、我々は機械工具の流通に携わる者として1人でも多くのお客様の誘導をさせていただきますので、そこで新しい未来を築く技術をご紹介して新しいお客様を開拓していただけるように宜しくお願いいたします。私ども流通業者にとっても大切な情報交換の場として、メーカー様とユーザー様とをつなぐ展示会にしていく所存です」と述べた。
 開会式には来賓として経済産業省製造局産業機械課の玉井優子課長や日本工作機械工業会(日工会)会長の飯村幸生東芝機械会長らも出席し、展示会への期待を語った。
 また、出展者を代表した挨拶でDMG森精機の森雅彦社長は「今は技術的に大きく変化する時期。この展示会が、来年以降のよいステップアップの場になるようにしたい」と今回展にかける意気込みを述べた。
 来賓、主催者、共催者らによるテープカットで展示会が開幕。ポートメッセなごやの1号館から3号館に配置された工作機械や切削工具、関連機器の出展ブースはたちまち人で埋まった。
出展者ら260名集い
開幕を盛大に祝う

 メカトロテックジャパン(MECT)2019開催初日の12時より、ポートメッセなごや・イベント館2階ホールでは「開会レセプション」が開催され、出展者らおよそ260名が出席した。
 まず初めに、主催者を代表して八角秀ニュースダイジェスト社常務取締役編集長が登壇し、出展者への感謝の意を述べるとともに、FA業界の現状を語った。「編集者という職業柄、普段から日本の製造業はいったい今後どうなっていくのかということばかり考えているのですが、製造業全体というよりもFA産業については状況がどんどん厳しくなっており、今までよりも広い視野を持つことが要求されつつ、同時に、ピンポイントでお客さまのご要望に叶う提案ができるということ、その両立が必要になると普段から感じております。工作機械を中心に置いて、幅広くいろんなことを提案していかなければならないという責任がFA産業には課せられていると思っております。もうひとつ、FA産業にとってお客さまの上流から下流までを考えたときに、まず設計や開発があって、次に生産技術があって、最後に製造現場があるという構図のなか、上流の設計・開発の領域ではとにかく人が足りておりません。製品の多様化などが急速に進んでいることから、いくら研究者やエンジニアが居ても足りないという状況が発生しているのです。逆に、下流の製造現場では、なるべく人を減らすことはできないかということが模索されています。これは少子化など社会の流れから考えると至極当然の結果だと思います。では中間である生産技術の領域が今後どうなるかと考えると、先ほども申し上げたように、自動車メーカーをはじめ多くの製造業ではエンジニアなどはなかなか増やせないという状況に陥っており、しかし製造現場では人材を減らしていく方向に向かっていますが、ということは、このMECTにご出展いただいた皆さまが、中間領域であるお客さまの生産技術を外部から多角的にサポートしていかなければ、日本をはじめ先進国の製造業は立ち行かなくなっていくことが懸念されます。今までのFA産業というのは極端に申し上げれば直接のお客さまである生産技術の方たちだけ見ていれば良かったかもしれませんが、今後は上流の設計・開発、そして下流の製造現場までを視野に入れつつ、デジタル、工作機械などといったところまで非常に幅広い視野を求められると同時に、お客さまにピンポイントでご提案していかなければいけない時代がすぐそこまできていると言えます。景気の先行きは不透明ですが、今日から4日間のこの展示会で、皆さまにとって新しい出会いがあることを祈念しております」。
 続いて、出展者を代表して中村健一中村留精密工業取締役社長が登壇し、このMECTに賭ける思いなどを語った後、乾杯の音頭をとった。「米中貿易摩擦など経済的には大変厳しい環境のなかではありますが、この日本においてはラグビーW杯で日本代表がベスト8に入るという非常に素晴らしい出来事がありました。そして、5月には天皇陛下が即位されるという大変おめでたいことがありました。立派な天皇陛下のもと安心できる令和の時代であってほしいと願うばかりです。このMECT期間中にも受注、引き合い、そしてお客さまからの高度なご要望があるかと思いますが、我々モノづくりに携わる者にとってやはり生産性をいかに効率良くアップさせるかが唯一の生き残る道であり、そういった意味では自動化は欠かすことのできない要素であります。我々がやらなければならないことは山ほどあります。景気が今後好転したときには、さらなる投資が進んでいくでしょう。我々の業界は今後、必ずしも悲観的な状況ではないと思っております。しかし我々にとって今のままの生産性の状況では生き残っていけません。自動化が、解決策の重要な要素であるからこそ、このMECTでお客さまにしっかりとアピールしていきたいと思っております」。
 食事やドリンクを楽しみながら、参加者同士、情報交換などで交流を深めるなか宴もたけなわとなったところで、愛知県機械工具商業協同組合(愛機工/MECT共催)の田研至副理事長(井高社長)が中締めの挨拶に登壇した。「我々愛機工は、工作機械メーカーさま、切削工具メーカーさま等々とお客さまをいかにしてつなぐかということがキーワードだと思っております。我々としては、しっかりとお客さま、そしてメーカーさまをつなぐことを、このMECTのなかで実行していきます」と挨拶。最後は一丁締めで開会レセプションはお開きとなった。
MECTコンセプトゾーンで見た!
ロボット切削で広がる可能性
TRI、イワタツール、安川電機の挑戦

 ロボットをテーマにした企画展示コンセプトゾーンで注目したのは、4つの展示内容のひとつ『Aゾーン/ロボット切削で広がる可能性』だ。システムインテグレーターであるトライエンジニアリング(片山誠二社長、名古屋市守山区/以下、TRIと表記)、特殊用ドリルや小径工具を主体に生産する創業90年を迎えたイワタツール(岩田昌尚社長、名古屋市守山区)、垂直多関節ロボットなどで知られる安川電機(小笠原浩社長、北九州市八幡西区)の3社が共同で開発したロボットマシニングシステム≠ェ非常に興味深かった。
 これまで切削加工の現場では、その機械サイズに伴う広い設置面積や購入費用などコスト的な問題が一部のユーザーからささやかれていた。それに対して「ロボットで切削加工はできないものか?」という話がTRIに寄せられたという。そこで同社は6軸多関節ロボットの先端に主軸モーターを持たせて加工できないか? と考えたようだ。しかし周りからは「精度は出せるのか?」「振動が出るのでは?」「アーム剛性は大丈夫か?」「そもそも実現はできるのか?」など、至極当然の声が多くあがっていたという。現に岩田社長も「すぐそばに、そんなことに本気で取り組んでいる会社があったことに驚いた。今までマシニングを使っていた現場からするとあまりにも弱そうで壊れそうとは思っていた」と、当時を振り返っていた。
 このように山積する課題を、いったいどのように解決してきたのか? まずTRIが取り組んだのが、ロボット専用の主軸モーターの開発だ。高回転高出力型のロボット専用モーターを開発した同社は、さらにそのモーターをロボットコントローラーから直接制御できるシステムを開発。ロボットマシニングシステムを構築することに成功した。
 このロボットマシニングシステムだが、身近なところではバンパーリンフォース、ルーフレールなどアルミ押出材のトリミング加工や穴あけ加工といった自動車部品加工の現場においてすでに使われている。近年では、エンジンブロックなど鋳造部品のゲートカットといった重切削にも使われている。
 生産現場で徐々にではあるが導入実績を重ねてきたロボットマシニングシステムだが、そもそも切削加工をロボットで行うメリットは何なのか? 「ロボットの周りに複数の加工テーブルを配置することで2種類、3種類の加工を同時に行うことができます。また、ワークの搬入出はロボットが自分自身で行いますし、加工範囲を大きくすることもできます。さらに、上下前後左右あらゆる方向の加工も可能です」とTRIの岡丈晴営業部兼開発部部長が語っていたが、その加工の自由度などから見てもメリットは計り知れないだろう。実際、ロボットマシニングは大物の加工に向いていると思われる。ロボットは通常、走行軸といって横にスライドする軸と組み合わせて使われることも多いが、そのスライド軸とロボットマシニングを組み合わせることによって、従来では専用機を使わなければ加工できなかった5m、10m、20mを超えるような長物でも容易に加工できるようになる。また、一般的にマシニングといえば5軸加工というイメージだが、今回展示に使用されたのは安川電機製6軸多関節高剛性ロボット「MOTOMAN-GG250(プロトタイプ/発売未定)」だ。つまりこれは、6軸加工機と言っても過言ではない。展示会場では、あまり見られない上向き加工(主軸モーターが上を向いての加工)も実演していた。
 ここで、今回展示されたロボットマシニングシステムについて、その開発過程を具体的に覗いてみよう。TRIの開発したロボットによる切削加工システムと、イワタツールの開発したロボット専用工具、そして安川電機が切削加工やFSW(摩擦撹拌接合)用に開発した高剛性ロボットを融合させたロボットマシニングシステム”が今回のメイン展示である。開発当初、TRIは、一旦はロボットマシニングシステムの構築までこぎ着けたものの、やはり加工時にアームにかかる外力によってたわみなどが発生してしまった。これ以上の精度向上を目指すには、ロボットのアーム剛性の向上が必要不可欠と考えたTRIはその要望を安川電機に伝え、今回の展示に使用された剛性の高いアーム、関節、それらの制御機能を一新した新型ロボット(プロトタイプ)が誕生する。一方イワタツールは、工具の面から問題を改善していこうと考えた。そこで、ポケット加工に特化した複合エンドミルの開発に着手。先端をドリル形状に、中間で荒加工、そして根本で仕上げと面取り加工までをたった1本で行える工具の開発に成功した。これによりATC(自動工具交換装置)が無くても1本の工具で高速加工が可能となり、さらにビビリの発生も抑制できるという。
 イワタツールを代表する製品に「トグロンハードドリル」がある。そのドリルを使って、HRC60の入ったSKD11のワーク(焼入鋼)に径2・3o、深さ60oの穴あけ加工をロボットで行うという展示がされていた。そもそもロボットで今後こうした加工をしていくのかというと現実味は無いが、「ロボットで、ここまでの性能を実現できると実証したかった」と岩田社長は熱く語っていた。
 ロボットマシニングシステム”は、次のステージへと進みつつある。穴あけ加工は小径になるほどブレてきたり振動による限界が現れる。それに対してロボットで位置決めしたうえで、イワタツールが開発を進めているマイクロドリルシステム”をアタッチメントとして付ければ0・3oの穴あけもロボットで行えるという。これで大きなワークに小さな穴をあちこち開けるといった加工にも対応が可能となる。
 さらにこの場で、付加価値を加えた新たな提案が発表された。それが“ロボットFSW機能”だ。今回展示されたロボットマシニングシステムには、FSWで必要となるパーツ制御や回転制御を加えて、切削加工用ロボットで同時にFSWもできる機能が搭載されていた。TRIの提案はまだ続く。“ロボットonロボット”は、主となるロボットの先端に小型ロボットを配置し、主ロボットが行う作業に連動して補助的な作業を行うといった使い方を想定した提案だ。今回の展示では、切削加工時の集塵、給油をサブロボットで行う実演が披露された。「最初にこのアイデアを聞いたとき正直『えっ?』と思ったのですが、よくよく考えたら最初に頭に浮かんできたのが加工時の切削油の供給のことでした。クーラントノズルの微妙な位置調整も、ロボットだと最適な位置に調整しながらできると思えたのです」と岩田社長が言うように、確かにおもしろいアイデアだ。今回の実演では加工中に位置を動かすところまでは行っていなかったが、技術的にはまったく問題はないと岡部長は言う。実演が見られる日も近いだろう。
 「従来の加工における一般的な概念を覆して『ロボットでもここまでできる!』というところを見てもらいたい」と語った岡部長、「大物加工での精度は確かに今のマシニングほどは出ませんが『こういった条件であればロボットでも十分やれる』というところまでは来ています。TRIと一緒にやっていくにしたがって、今は確信しています」と語る岩田社長。これからもTRI、イワタツール、安川電機は、加工用途でのロボット活用の可能性へと挑戦を続けていく。
高硬度鋼用
超硬ボールエンドミルetc
オーエスジー 新製品多数展示

 MECT2019のオーエスジー(石川則男社長兼CEO、愛知県豊川市本野ケ原)ブースでは多くの新製品が目に留まった。そのうちのひとつが「高硬度鋼用超硬ボールエンドミル」(AE-BM-H/AE-BD-H/AE-LNBD-H)だ。
 高硬度鋼向けに開発された革新的な新コーティング“DUROREY(デューロレイ)”を採用した3タイプのラインアップは、それぞれ高いボールR精度を誇り、幅広い加工方法に対応できるという。具体的に見てみよう。
 「AE-BM-H」は高能率型4刃だ。強いスパイラルカーブは切削抵抗を低減し、安定した長寿命加工を実現してくれる。中心部2枚刃仕様としたことでチップポケットを確保し切りくず詰まりを抑制。さらに平坦部加工においてむしれを抑制し、加工面精度の向上が可能となった。その優れたボールR精度は荒から中仕上げまで幅広く適応可能。不等分割刃は多刃化に伴うビビリ振動を抑制し、高能率加工を約束してくれる。
 「AE-BD-H」は高精度仕上げ用2刃だ。可変ネガスパイラルギャッシュと呼ばれる先端部は強ネガでチッピングを抑制。外周部にいくにつれ弱ネガで切れ味を確保しつつ弱ねじれとの組み合わせにより耐チッピング性が向上している。また、中心部を厚くすることでボール先端のつぶれやチッピングをさらに抑制。コーティング表面の平滑化処理により加工面精度が向上した本製品は、シュリンクホルダに最適なショートシャンクタイプもラインアップしている。180度間安定したR精度を確保。優れたシャンク精度はh4公差(0/マイナス0・004)に対応する。
 「AE-LNBD-H」は高精度仕上げ用2刃のロングネックタイプだ。外周部ティアドロップ形状は強バックテーパにより点での切削となり、ビビリが抑制され欠け防止、加工面精度の向上が期待できる。261アイテム(R0・05〜R3)の豊富なバリエーションで幅広い加工に対応可能なのもユーザーにはありがたい。
 ほかにも「小径油穴付き超硬ドリル」(ADO-MICRO)や「油穴付き超硬ロングドリル」(ADO-40D・50D)、「OZTツールプリセッタ」など興味深い製品も展示されていた。

会員の若手社員ら対象に
スチームトラップ中心に学ぶ
中部桃友会 社員技術研修会開催

 中部桃友会(会長=大藪淳一氏・大清社長、ベンと販売店の集い)は10月8日(火)、名古屋市中村区にあるキャッスルプラザで「中部桃友会社員技術研修会」を開催。40名を超える同会会員の若手社員らが参加した。
 大藪会長は冒頭で「私たちが扱っている管工機材は暮らしと産業を支える大事な機器類であり、大きく分けて住宅設備機器と工場系の管材機器とに分けられます。住宅設備は皆さんのご家庭にありますトイレやお風呂、キッチンなど、よく目にされたり使われたりしているかと思います。一方で工場系の機器類というのは、バルブや継手・ポンプ・自動弁・熱管理機器など、工場のなかにあって一般の人はなかなか目にすることはないのですが、我が国の産業の基幹の部分を支えている大事な製品群であります。ベンさんは、そのなかの熱管理機器・自動弁で日本のトップメーカーであり、日々、私たち販売店もベンさんの製品を取り扱っております。そのベンさんは2020年に創業70周年を迎えられる歴史の古い会社です。ここ2〜3年を費やし、創業の地である主力の岩手工場、そして電磁弁を主に製造している神奈川県の相模原工場を相次いで新しく建て替えられ、最新の設備も導入された素晴らしい工場に生まれ変わっております。ここからさらに立派な製品を提供していただけるものと確信しております。この中部桃友会を含め、全国の桃友会には、特長的な“提案制度”というものがございます。皆さんやユーザーの方々からの『こんな製品を作ってくれないか?』『この製品のここを改良すればもっと使いやすくなるのではないか?』などの意見や提案を、ぜひベンさんにお寄せください。それをもとに検討し、その意見・提案が採用されたあかつきには皆さんに何かしらのフィードバックがあるという制度です。今日はスチームトラップを中心に製品の説明をしていただけるようです。蒸気ラインには必ず付いているスチームトラップがどのようなものかを説明いただいた後、それを分解・組み立てして構造を理解していただく実習もあります。皆さん、しっかりと学んでいただき、明日からの業務に生かしてください」と挨拶。柳沼修ベン名古屋営業所長の司会進行のもと、研修会がスタートした。
 まず初めに座学では、スチームトラップの役割や用途・種類、さらには使用目的に合わせた選定や設置するうえでのポイント、スチームトラップに関してよく聞かれるQ&Aまでがテキストに沿ってレクチャーされ、参加者はメモを取りながら真剣に講師の話に耳を傾けていた。
 研修会後半では、ベン製スチームトラップの実機を使った分解と組み立ての実習が行われたほか、ベンの新製品「ステンレス製定水位弁LP-10型、10H型(水道法性能基準適合品/2019年度発売)」「圧力式バキュームブレーカVD-7N型(水道法性能基準適合品/2019年度発売)」「ステンレス製高温用ボール式電動弁BM-15S型(ON-OFF式)、15SR型(スプリングリターン式)」「ステンレス製ボール式電動三方弁3BM-2S型(呼び径15〜32、40、50)」や販売強化製品「消火設備用自動弁(日本消防設備安全センター型式認定品)」の紹介説明など、参加者が実際に手に取って体験することで学ぶ実習の時間に充てられた。なかには分解や組み立てに手間取る参加者も居たが「直接触ってみたことで、その構造などが非常に良く分かりました」などと感想を述べ、この研修会で手応えを掴んでいたようだ。
 座学・実習も予定通り終了し、最後に衣笠勝則ベン西日本営業部長が参加者に「今回はスチームトラップの分解・組み立てをメインにカリキュラムを組ませていただきましたがいかがだったでしょうか。講義のなかでもありましたが、スチームトラップには様々な製品がありますので、用途に沿った選定が必要となります。この短時間ですべてを理解するのはなかなか難しかったと思いますので、不明な点などございましたら弊社営業マンまたは弊社名古屋営業所にお気軽にお声掛けください。また、冒頭で大藪会長がおっしゃっておりました“開発改良提案”は年間通じて随時募集しております。弊社に『こんなものを作ってくれ』『この製品のここを改良したらどうか』など、専用用紙を弊社営業マンがお届けしますので、こちらもよろしくお願いします」と挨拶。この日の全日程が終了した。
 翌9日(水)には、静岡エリアでも同様に、中部桃友会社員技術研修会が開催された。

2019年11月3(日)10(日)2723号・2724号
ロボット展の受付状況など報告
新年賀詞交歓会は1月16日
愛機工 令和元年度10月理事会開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は10月1日午後4時30分より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて定例の理事会を開き、理事27名・監事1名が出席した。理事会ではMECT展(メカトロテックジャパン、会期=10月23日〜26日・開催済み)、来年7月開催のロボット展(ロボットテクノロジージャパン)の準備状況をはじめ、第79回親善野球大会の進捗状況や第46回親善ゴルフ大会の概要などが報告された。
 理事会は定刻に始まり、冒頭、水谷理事長の挨拶に続いて、MECT展を主催するニュースダイジェスト社の樋口社長と平野情報企画部長が展示会への動員およびセミナー申し込みの協力依頼を行った。
 議事に入り、はじめに工場の設備・計測器を企業間で直接貸し借り、売買できるシェアリングサービスを運営する「シェアリングファクトリー」(賛助会員)の事業形態が紹介された。続いて、事務局より現在の会員状況(組合員233社・賛助会員110社、9月30日現在)が報告された。
 MECT展について、田副理事長(実行委員長・井高社長)が、開催規模は477社・団体1941小間(組合130社454小間)▽開催要項は従来と同様だが、25日(金)のナイター開催は午後6時までと短縮される▽特別企画では「ロボット」をコンセプトにロボットを活用した切削加工の優位性や人と同じ空間で働くことを前提に開発された協働ロボットの活用法を展示実演する▽「自動車」「航空機」「ロボット」をテーマにした主催者セミナーを企画している―と説明。今後は組合として来場者の動員に積極的に取り組むとし、従来同様、招待券を組合員に配布しユーザーに手渡しで来場を呼びかける他、関係先である中部ブロック、金属連、全機工連、近隣組合および東京組合・大阪組合、中央会機械金属製造業団体に合計約6万枚を配布したと報告した。展示会終了後の報告会・懇親会は組合関係出展者および実行委員を招いて11月に開催される予定。
 ロボット展について、引き続き田副理事長(副実行委員長)が準備状況を次のように報告した。出展の受付が9月1日から開始された。組合関係の勧誘先へは8月末までに出展案内の発送を概ね終了したが、当初の予定より遅れ気味となった。受付状況は、申し込みおよび出展の意向が250社ほどリストアップされており、組合関係者では会員(商社)はじめMECT展関係者からも既に申し込みを受け付けている(14社44小間、9月26日現在)。組合関係者の折衝状況については、10月15日に第3回実行委員会を開催しロボット展への反響など概要を把握すると共にリストアップした600社から重点折衝先を絞り込む予定。
 研修会報告が林経営対策部長(広商NEXUS社長)より次のように行われた。第2回セールス・エンジニアスクールを9月26〜28日にポリテクセンター中部で開催した。受講者18名。講師はポリテクセンター指導員。当初は前回受講できなかった20名を予定していたが、会社都合による2名のキャンセルがあった。次年度も2回の開催を予定している。
 また、経営者・管理者セミナーについて、同氏より、講師に宗像良氏(ライカシャトル社長)を迎えて「中小企業の働き方改革としてのRPA導入について」(仮題)を予定しており、日程は調整中と話された。
 中部ブロック会議(幹事…愛知組合)について、引き続き林経営対策部長が、2020年2月の開催を予定▽企画としては、これまでの各団体の状況報告を取り止め、セミナーと、そのテーマに関連した課題でのパネルディスカッションを企画している▽セミナーでは自動運転やカーシェアリング等、車の将来について講演する▽パネラーについては経営対策部で選任する―と説明した。
 第79回親善野球大会報告は、長村福利厚生部長(長村商店社長)より次のように行われた。大会は9月7日の時点で16試合が実施され、ベスト4にAゾーンで1チーム、Bゾーンで2チームが進出を決めた。今大会は台風の影響などによる雨天順延による調整が難航しているが、江南審判部の協力により会場の確保が容易になり年内の終了を想定していると話された。
 第46回親善ゴルフ大会について、引き続き長村福利厚生部長が、11月5日に愛知県豊田市の京和カントリー倶楽部で開催する▽案内を9月24日に配信し、現在参加者募集中▽今回は3連休明けの平日であるため予定していたゴルフ場が軒並み休みとなり、金馬・堀社長を通して会場を確保した▽参加者は40名を想定している―と説明した。
 全機工連大阪大会(10月16日、開催済み)について、水谷理事長が開催当日のプログラムを説明。愛知組合から39名が参加し、大会式典では同組合の伊藤高潤前理事長(春日鋼機会長)が連合会功労者として表彰されると話した。また、次回大会(2022年)は愛知組合が幹事を務めるため、大阪大会に参加する理事に対して、受付から会場の配置(講演会・懇親会)、配布資料の処理(預り・引渡)等、意識して参加するよう呼びかけた。
 部会報告は次の通り。【総務部】理事会を中心に組合の運営につとめる。【情報部】組合報秋号を10月または11月に発行、10月1日に景況調査を配信する。【経営対策部】当面は12月の経営者・管理者セミナーの設営および中部ブロック会議の企画を検討する。【事業部】MECT展の来場者動員に取り組む。ロボット展については、10月15日の実行委員会で出展依頼先の反応(動向)を把握する。【青年部】恒例のバスツアーを10月5日に実施する。今回は、これまでも好評だった宝塚歌劇団観劇とNHKの連続テレビ小説で話題になったカップヌードルミュージアムを見学する。参加者は約80名。【福利厚生部】第79回野球大会の年内終了を目指す。ゴルフ大会については、申し込みを締め切った後、部会を開き組み合わせ表を作成する。また、野球大会終了後には青年部、江南審判部を交えて反省会を開催する。
 会員増強について、水谷理事長が、これまで対策として@卸商社に未加入の商社を紹介してもらうAメーカーや卸商社の協力会で馴染みの商社を誘うという案が検討されてきたが、まずは勧誘先のリストを作成すると述べた。具体的には各協力会での勧誘や支部行事(当面は忘年会)を活用し支部員に広く協力を要請する。「体験として組合新年会、支部総会、通常総会に誘うことも1つの案。理事各位には会員増強の意識を高めていただく」と話した。
 訃報。岡新(中南支部)岡本忠史会長(前金物組合理事長)が8月29日永眠された。83歳。通夜式が9月1日、告別式が翌2日に岡本家と岡新の合同葬として執り行われた。
 その他、次回理事会は12月3日午後4時30分より東京第一ホテル錦にて開催される。
 また、組合新年賀詞交歓会は、熱田支部の担当で来年1月16日にANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で開かれる予定。

管機連理事会の報告など行う
10月理事会を開催
静岡県管工機材商組合 賀詞交歓会の来賓を決定

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は、10月4日午後3時より静岡市内のホテルシティオ静岡で、理事ら11名が出席して理事会を開催した。
 はじめに一色理事長より挨拶があり、続いて議事に入った。
 9月11日に大阪で開催された管機連(全国管工機材商業連合会)の理事会について一色理事長が報告し、議題の中で特に気になったこととして「商品マスター提供」の件を挙げた。事務の手間が省けるなどのメリットがある一方で、低額での提供としているが継続できるのかという心配もあり、希望者が多ければ組合主催で説明会などを検討してもよいのではとの考えが示された。管機連事務局に説明が可能か問い合わせをすることとした。
 静岡県管工事工業協会への協力に対し、県管だより(10月号)にお礼の言葉があったと報告された。
 11月12日に葛城ゴルフ倶楽部(静岡県袋井市)で開催する「第62回ゴルフ大会」について、担当の金子理事(金子管材社長)より参加申込状況の報告があり、40名はほぼ達成できる見込みと報告された。
 12月の組合研修旅行については、16名が参加予定であることなど経過報告が行われた。
 2020年賀詞交歓会については、来賓(祝辞依頼予定)の出席確認にあたった伊藤ヌマカン会長より、全員快く承諾していただいたと報告された。祝辞は橋本管機連会長と堀田キッツ社長、乾杯は村井オータケ社長、中締めは鈴川TOTO中部支社長を予定。賀詞交歓会は1月16日午後4時より静岡駅前のグランディエールブケトーカイにて開催される。
 8月に逝去されたアカギ渋谷会長のお別れの会について、10月24日午前11時より帝国ホテル(東京都千代田区)にて開催されることが報告された。
 消費税に関して、業界で扱っている商品のうち食料品扱いの商品(8%継続)の確認を行った。
 9月理事会で会費未納の会員に対し担当を決めて督促することにしたところ、ほとんどが納入済みとなったと報告された。
 その他、2月の理事会は当初7日の開催予定だったが、理事長の都合がつかず、14日に変更することを確認した。
 また、現在事務局で使用しているパソコンが古くなり、OSのサポートも切れるため、新たなパソコンの購入が承認された。
     ◇
 同日、理事会に先立って開かれたバルブ部会(担当=小澤副理事長・小澤商会会長)では、オンダ製作所が講師を務め、同社の創業の地である岐阜県山県郡美山町(現、岐阜県山県市)に水栓バルブの製造業が多い背景を、同社の歴史や溶解炉まで自社でもっている強みを含めて説明した。また、ボールバルブの新商品や工法についても紹介した。

ボウリング大会1人2ゲームに
研修会の内容等を検討
愛鋲協 令和元年度第5回定例理事会

 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田守彦氏・藤田螺子工業副会長)は、10月10日午後7時より名古屋駅前の安保ホールで、理事6名が参加して定例理事会を開催した。
 藤田理事長が議長を務めて議案審議が行われた。
 第1号議案=事業部委員会に関する件は、事務局より9月の収支報告が行われ、承認された。
 第2号議案=研修会の件は、内容について検討し、今年3月に開催した「認知症は恐くない」の第2弾や、BCP(事業継続計画)などが意見として出されたが、担当理事が欠席のため継続審議となった。
 第3号議案=優良従業員表彰(名古屋商工協同組合協会)の件は、組合から被表彰者12名を予定。表彰式は10月24日午後2時より名古屋ガーデンパレスで開催。当初出席予定だった藤田理事長は所用により欠席することが報告された。
 第4号議案=ボウリング大会の件は、12月15日午前10時より星ケ丘ボウルにて開催することを確認し、消費税率引き上げに伴う参加費の見直しが検討された。最終的には後日行われた担当理事並びに三役会による審議にて、1人2ゲームで参加費3500円(昼食付き)、靴代350円とすることが決められた。食事のみ必要な人には1食1500円で用意する。キッズプレートについては引き続き検討する。
 第5号議案=組合報「愛鋲協第51号」について、準備状況が報告された。
 第6号議案=組合事務局移転の件は、9月28日に移転完了、同30日から業務を開始したと報告された。新住所は、名古屋市中村区名駅南4-8-17(ダイドー名駅南第2ビル2階)。電話・ファクス番号は従来通り。また、事務局担当者の交代も今後予定されている。
 第7号議案=その他では、理事会会場について、新組合事務所に近いのと経費節減のため、藤田理事長より藤田螺子工業本社(名古屋市中村区名駅南3-9-3)会議室の無償での貸し出しが提案され、了承された。次回理事会を同所にて開催する。開催日時は11月13日午後7時より。

代表取締役に北川大輔氏
北川ダイヤモンド工業

 ダイヤモンド・CBN工具の製造販売を行う北川ダイヤモンド工業(本社=名古屋市中区)では10月、北川正樹氏が代表取締役を退任して顧問に就任し、同氏の後任として北川大輔氏が代表取締役に就任した。
 同社は1954(昭和29)年8月設立。特注製品が主体で、PCD切削工具、ダイヤモンド・CBN研削砥石、PCD耐磨耗工具などを得意とする。
 また、2017年にはオリジナルジュエリーブランド「ANOTHER DIAMOND(アナザー・ダイヤモンド)」を立ち上げ、これまで宝飾用としてはあまり使われてこなかったダイヤモンド原石の価値を最大化できるよう研磨した商品を展開。同社が開発した「ダイヤモンド一点留め」の技術は、海外からも注目されている。

岡谷鋼機の目標達成に向け一致協力
新会長に一色哲巳氏(一色機材社長)
岡谷管栄会 2019年度総会を滋賀で開催

 岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)は9月9日、同社の主力販売店と仕入先メーカーでつくる「岡谷管栄会」の2019年度総会を、滋賀県大津市のびわ湖大津プリンスホテルにて開催した。正会員(販売店)21社、賛助会員(メーカー)16社が出席し、事業報告等すべての議案を承認。役員改選では大藪淳一会長(大清社長)が任期満了により退任し、新会長に一色哲巳氏(一色機材社長)が選任された。翌日は懇親ゴルフ会と滋賀観光が行われ親睦を深めた。
 総会当日は午前9時にJR名古屋駅に集合し観光バスで総会会場に向かい、途中、京都大原の芹生(せりょう)で昼食をとり、大原三千院を見学した。
 総会は梅村裕司岡谷鋼機配管建設部長の司会進行で午後4時30分に始まり、冒頭、大藪会長が「今朝、台風15号が関東地方を直撃したようですが、中部地区はそれほど大きな被害がなく過ぎ去ったようです。こちらは大変良い天気に恵まれ夏が戻ってきたかのような感じとなりまして、京都大原三千院を見学させていただきました。私は生まれて初めての参拝だったのですが、大変風情のあるところで、秋の紅葉シーズンには物凄い人だとお聞きしました。この岡谷管栄会は、岡谷鋼機様を通じて有力メーカーの商品を我々販社が売らせていただくということで、岡谷鋼機様とメーカーと販社の絆を深める意味合いの会です。岡谷鋼機様は、今年350周年、1669年創業ということです。歴史があり、また内容も大変素晴らしく、中部財界の雄。我々の会社にとっては1つのステータスであり、信用のバロメーターアップにつながっており大変感謝しています。その岡谷鋼機様は、連結売上高1兆円、連結当期純利益200億円という数字に向かって着実に歩みを進められています。この9月から下半期に入られ2月末が決算ということで、ここで一致団結して目標達成に向けて我々も協力できるような体制と情報をやりとりする環境にしていきたいと思っています。この後の議事進行、並びに明日の観光とゴルフを通して、皆さんと楽しい時間を過ごしていきたいと思っています」と挨拶。
 続いて、馬場紀彰岡谷鋼機専務名古屋本店長が挨拶に立ち、日頃の同社並びに岡谷グループへの愛顧に対してお礼を述べた後、「皆様のご支援があればきっと目標が達成できると思いますので配管部隊、頑張ってください。私どもは今年350周年ということで、よく色々なところで『岡谷さんはどうして350年も続いたのですか』と聞かれるのですが、私どもの社長が必ず言うのが『運が良かっただけです』。そうすると皆さん『それはそうかもしれませんが、何かありませんか。秘訣は?家訓は?』。すると社長は『特に取り立ててございません』と言うのですが、時々『お店の商品棚には常に新しい商品を並べなさい、と言われてきた』ことを少し話します。やはり常に新しいこと、新しい商品、新規開拓をやっていくことかなと思っています。そういう中で、よく私どもの社長が言うのは『人に寄り添い、時代と向き合う』。時代ときちっと向き合って、周りの人と一緒に寄り添ってやっていく。こういう考え方を時々話しますので、なにか参考になればと申し上げます。この後、管栄会の役員変更の審議があります。大藪会長には2期4年間、会長を務めていただきまして本当にありがとうございました。また、来年の秋には第33回の管工機材設備総合展が開かれます。前回は成田さん(大成工機商会社長)に、その前は小川さん(小川管商社長)にやっていただいたと思いますが、第33回は原芳商会の石原社長が要職を務められます。この管栄会も、あるいは岡谷鋼機としても、応援をしっかりさせていただきたいと思います。岡谷鋼機も350年を節目の年として、引き続き変化を持続しながら、皆様にお役に立ちながら頑張っていきたいと思いますので、今まで以上の応援をよろしくお願いしたいと思います」と同社の近況などを交えて話した。
 初参加者の紹介が行われた後、司会の梅村氏が議長を務めて議事に入った。
 2018年度開催事業報告、同会計報告、同会計監査報告、2019年度事業計画(案)審議、同予算(案)審議が行われ、いずれも異議なく承認可決された。また、1社の退会により会員数が42社になったと報告された。
 役員改選の件では、2019年度役員(案)が承認され、理事の一色哲巳氏が新会長に選任された。(新役員は別掲)
 議事終了後は、賛助会員の日鉄ステンレス鋼管とUACJ銅管販売(10月1日よりNJT銅管販売に社名変更)より業界動向(新組織について)が報告された。
 山田雄一岡谷鋼機配管建設本部長よりお礼の挨拶があり、総会を終了した。
 総会後の懇親会は、第7代目の岡谷管栄会会長に就任した一色会長が抱負を述べたあと乾杯の発声を行い、開宴。終始和やかに歓談が行われ、午後7時半過ぎに峰澤彰宏副会長(MINEZAWA社長)が「岡谷鋼機様を中心に各メーカー様、そして私たち販売店が一体となってお客様に役立てる社会活動ができていけるように、これからも皆様のご協力をお願い申し上げます」と述べ、一丁締めでお開きとなった。
 翌日はゴルフ組と観光組に分かれてそれぞれ交流を深めた。
 琵琶湖カントリー倶楽部で開かれた懇親ゴルフ会は、雷雨のためにゴルフ場がクローズとなり、午前中のハーフのスコアーにより峰澤彰宏氏(MINEZAWA社長)がN35・2H10・8で優勝となった。準優勝は大藪淳一氏(大清社長)N36・0H12・0、3位が辻亮一氏(辻さく社長)N37・0H6・0。ベストグロスは辻氏の43。
 観光組は、滋賀県大津市にある比叡山延暦寺を参拝、びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)での昼食の後、近江八幡などの観光を楽しんだ。
 【新役員】
◎会長=一色哲巳氏(一色機材社長)
◎副会長=峰澤彰宏氏(MINEZAWA社長)
◎理事=辻亮一氏(辻さく社長)
◎理事=渡邉修二氏(ワタナベ鋼管社長)
◎会計監査=小川誉之氏(小川管商社長)
◎会計=岡谷鋼機名古屋本店配管建設部

IoTに焦点を当て多方面から提案
MEKASYS IoTスタートアップ展
日 伝 導入に関するセミナーも好評

 日伝名古屋支店(支店長=朝田春彦氏、所在地=名古屋市昭和区)は8月27日、名古屋国際会議場白鳥ホールにて「MEKASYS(メカシス)IoTスタートアップ展」を開催した。MEKASYS展は地域のユーザーに合わせたテーマで行われており、名古屋での開催は11回目。
 今回は初めてIoTに特化した展示会として開かれ、「ユーザーの困りごとに対してIoTによる解決策を提案する」をテーマに出展企業37社がIoTに関する様々な製品を展示。IoTを始めるのに最適な展示会となった。
 午前10時のオープンに先立って、酒井義之日伝常務取締役(中部ブロック担当兼中部MEシステム部管掌)が挨拶に立ち、参加各社に対して出展へのお礼を述べた後、「今回のMEKASYS展はテーマを絞り込んでいます。これまでは日伝の強み、日伝とメーカーさんとのつながり、メーカーさんと販売店さんとのつながりを強みとして、全面的に出して運営してきました。今回は、出展いただいたメーカーさんの技術・機能を全面的に出していただいて、日伝とメーカーさんとのソリューション機能をこの展示会で出し、ユーザーの情報を吸い上げ、この場でIoTの引き合い、また案件を増やしていく展示会にしていきたいと思います。ご協力のほど宜しくお願いします」と述べた。
 会場では、経営者・生産技術者・情報収集者それぞれに向け、多方面からIoTを活用してどのようなことができるかの事例紹介が行われた。製造現場で使えるIoTの紹介では、会場をセンシング、設備監視、工数削減、工場分析の4つのレイアウトで構成し、常に状況を把握し効率改善に活かすための提案などが行われた。
 同時開催セミナーは、対象者別に3会場で各3回、それぞれ異なるテーマで合計9つのセミナーが開かれ、いずれも好評を博した。

計測・加工・制御に関する研究を対象に
2019年度は17件に助成金
三豊科学技術振興協会 ミツトヨ本社で交付式

 公益財団法人三豊科学技術振興協会(理事長=水谷隆氏、所在地=川崎市高津区)は、計測・加工・制御に関する研究を対象とした2019年度の研究助成、国際交流「渡航」助成で助成する16人の研究者と、国際交流「会議」助成で助成する1団体をそれぞれ決め、10月26日に研究助成の10人について川崎市のミツトヨ本社にて交付式を行った。
 今回の助成総額は2187万円。内訳は、研究助成が10件で2000万円、国際交流助成は「渡航」助成(第1期3件、第2期3件)および「会議」助成(1件)で187万円となった。
 同財団は精密測定機メーカーのミツトヨと前代表理事・故沼田智秀氏をはじめとする5人の出捐により1999年に設立。これまでの21年間に計455件、5億3904万円を助成してきた。
 本年の研究助成対象者とテーマは次の通り。(敬称略)
 伊東聡(富山県大)「回転基準球を用いた3次元測定機マイクロプローブのナノ精度形状計測の研究」▽大久保進也(沼津工専)「ナノ領域における偏光特性一括イメージングのための近接場ミューラー偏光顕微鏡の開発」▽岡田将人(福井大)「刃先処理を施したダイヤモンドコーテッド超硬工具によるセラミックスの高効率直彫り加工法の開発と仕上げ面品質評価」▽片平和俊(理研)「レーザプラズマ加速器毛細管内計測を可能にするサファイア加工プロセスチェーン開発」▽佐竹うらら(大阪大)「生体軟組織の誤切除防止のための骨切除用研削デバイスの開発」▽清水裕樹(東北大)「ピコ精度でのスケール格子ピッチ偏差検出を実現する超高精度ピッチ偏差検出光学系の開発」▽関健太(名古屋工大)「圧電アクチュエータの位置および力推定とセンサレスハイブリッド制御の実現」▽早川健(中央大)「マイクロ共振構造体を用いた微小流体制御技術の開発」▽松尾孝美(大分大)「サイバー物理系へのリプレイ攻撃の新規シナリオと検出モニタの構築とその実装」▽松本浩典(大阪大)「炭素繊維強化プラスチックを用いた超軽量精密光学素子の開発」。

SASEAジェネラルに
山本雅広氏が就任
サンドビック・コロマント

 サンドビック・コロマント(社長=ナディーン・クラウヴェルス氏、本社=スウェーデン-サンドビケン)は、10月1日付で山本雅広氏をセールスエリア・サウス・アンド・イースト・アジア(SASEA)のジェネラルマネージャー兼コロマントカンパニーのカンパニープレジデントに任命したと発表した。日本を拠点として日本およびアジア太平洋地域の戦略をさらに強化する。
 同社は、切削工具メーカーとして世界全体で3100件を超える特許を保有し、8200名以上の従業員を抱え、150か国に展開。SASEAには、日本、インド、東南アジア各国、オセアニアが含まれる。
 山本氏は、2018年11月にサンドビック・コロマントに入社し、コロマントジャパンの西日本クラスターマネージャーを務めていた。それ以前は、1994年に入社したサンドビック・マテリアル・テクノロジー(SMT)で20年以上にわたり営業業務に従事し、2010年からはSMTのストリップビジネスのアジアパシフィックセールスエリアマネージャー(中国を除く)として、コストを適切に管理しながら顧客ベースを拡大し、利益成長を達成しながらセールスエリアを率いてきた。
 今回の任命について、サンドビック・コロマントのグローバルセールス担当上級副社長であるエドアルド・マーティン氏は「山本は、リーダーとしてアジアのセールスエリアを統括してきた豊富な経験を有しており、SASEA地域とグローバル・セールス・マネジメント・チームに大いに貢献してくれるものと確信しています」とコメントしている。
 なお、これまでSASEAジェネラルマネージャー兼カントリープレジデントを務めてきたマイケル・エネベリ氏は、社外で要職に就くため9月30日付で退職した。

流通部会・事業部会・経営研究部会
初開催へ意欲的
愛知県管工機材商協組 3部会合同事業を企画

 愛知県管工機材商業協同組合(大藪淳一理事長・大清社長)の事業部会(安井文康部会長・錦興業社長)、流通部会(大野直樹部会長・大野管材社長)、経営研究部会(伊藤信哉部会長・伊藤柳商店社長)が10月1日(火)、3部会合同で会合を開催。村井善幸副理事長(経営研究部会担当副理事長/オータケ社長)や各部会員ら15名が参加した。
 会の冒頭に、村井副理事長、各部会長が挨拶。以下に、それぞれの挨拶(抜粋)を列記する。
 村井副理事長「今までとは違った、インパクトのある事業をということで3つの部会が協力し合い今回の企画が立ち上がりました。私としても多くの方々にお集まりいただける会になるものと期待しております。またその場では、普段お会いできない方々とも交流できるという点でも意義があると思います。ぜひとも楽しい会、学べる会、そして交流の生まれる会にしてほしいと思っております」。
 安井事業部会長「今回初の試みですが事業部会、流通部会、経営研究部会でコラボ事業を企画しようということで本日皆さまにお集まりいただきました。この事業では、一人でも多くの方々のご参加を目指しております。皆さまには、ぜひご協力をお願いいたします」。
 伊藤経営研究部会長「経営研究部会は、組合員、賛助会員さま、メーカーさまにとって有意義な講師をお招きし、研修会をこれまで開いてきました。今回初の試みですが3部会がひとつとなって名のある講師をお招きし、多くの皆さまにご参加いただきたいと思っております」。
 大野流通部会長「今回の3部会合同事業開催につきましては賛否両論あるかとは思いますが、まずは1度やってみようと、開催することとなりました。今日は、日程、会場、そして講師の選定までをまとめたいと思っておりますのでよろしくお願いします」。

 会合では、3部会合同事業の企画内容、開催日時、会場などについて意見交換が行われた。その結果、
 ●開催日時▽令和2年2月21日(金)18時開始予定。
 ●会場▽名古屋駅周辺「ウインクあいち」などが候補に。会合当日現在、未決。
 ●開催規模▽組合員や賛助会員など120名ほどの参加を想定。
 ●企画内容▽誰もが知るであろう有名人・著名人を講師に招き講演会を開催。会合では数名の候補者が挙げられた。
 詳細は今後詰めていくことになるが、以上の意見で各部会員らの意見は一致した。
中小企業団体愛知県大会
阪尾知治事務局長

 愛知県内の協同組合などで作られる愛知県中小企業団体中央会が10月28日(月)、名古屋市中村区のキャッスルプラザで、第68回中小企業団体愛知県大会を開催。「令和の幕開け 魅せよう 愛知の力」を大会キャッチフレーズに、大会宣言の発表や表彰式などが執り行われた。
 その席で、愛知県管工機材商業協同組合の阪尾知治(さかおちはる)事務局長が勤続16年を迎えたことから『愛知県知事表彰』(永年勤続優良職員)を受賞。表彰状ならびに記念品が授与された。
 阪尾事務局長は受賞後「永年の勤続がこうして愛知県中小企業団体中央会に認められ、大変嬉しく思うと同時に、表彰状を受け取り身が引き締まる思いです。これから先、20年、30年と、組合、そして業界の発展のために持てる力のすべてを出しきって頑張って職責を果たしていく所存です。引き続きどうぞよろしくお願いします」と語っていた。

新型コンロでオート調理体験
取扱商材の知識学ぶ
名古屋水栓販売協会9月例会を開催

 名古屋水栓販売協会(在田忠之理事長・在田商店社長)は9月25日(水)、リンナイ中部支社内の体験型ショールーム「ほっとラボ」で9月例会を開催。会員ら15名が参加し、リンナイのフラッグシップ商品であるガスコンロ『新デリシア』を使ったらくらくオート調理≠体験。進化したその機能を学んだ。また、同社の人気衣類乾燥機『乾太くん』についても、その商品特性を学んだ。
 粂内洋理事(名古屋機器社長)が司会進行を務めた本例会。在田理事長が冒頭「当協会としましては、こういった勉強会をこれからもっと増やしていき、我々が扱う商材についての知識を得る機会をできるだけ多く設けていきたいと思っております」と今回の例会開催の主旨を語った。
 続いて、冨田真令リンナイ中部支社長が挨拶に立ち、ガス器具業界・市場の現況を語った。ガス器具業界ではメーカーらが集まって毎月の出荷データを発表しているが、冨田支社長は「業界全体で見た場合、今年度第1四半期(4-6月期)は残念ながら前年比でマイナス成長でした。8月までの累計を見ても前年比98・9%という状況でした。昨年1年間の伸び率も同95・4%となっており、ガス器具業界は厳しい時期であると数字が物語っております」とコメント。業界全体のここ数年の伸び悩みを憂いていた。そんななかにあってリンナイ単独で見た場合、冨田支社長曰く「今年4月以降、給湯関係は残念ながら前年同期比96・9%と若干苦戦しておりますが、厨房機器は順調に伸びており、4-8月は同102%超となっています」と、『新デリシア』をはじめとする厨房機器の引き合いは増加しているようだ。同150%の伸びを見せる衣類乾燥機『乾太くん』や食器洗浄乾燥器、レンジフードといった商品群も、冨田支社長によると順調な伸びを見せているようだ。
 勉強会では、リンナイのライフクリエイターによる講義や『新デリシア』実機を使った調理体験などを通じて、同社が家事をラクにするだけでなく、暮らしにリラックスを創ります≠ニ提唱する「リンナイのラク家事」や商品知識を約1時間半にわたり学んだ。
 本例会の最後、川本克己副理事長(共和商会社長)が「こういった講習会・勉強会をこれからも開催し、会員の皆さまにとって有意義な時間を提供できればと当協会では考えております。こういったことをやってほしいといったご要望があれば皆さん、どしどしご提案ください」と結び、散会となった。
 同協会ではこの他、交流やレクリエーションを目的とした事業なども数多く開催している。

講演会、忘年会etc
青年部事業の開催日時など決まる
愛機工青年部 10月度役員会開催

 愛知県機械工具商業協同組合(愛機工、水谷隆彦理事長・ミズタニ機販社長)の青年部(滝澤有一部長・松本商店社長、組合理事)は10月8日(火)、名古屋市熱田区の同組合事務所で10月度役員会を開催。青年部主催の講演会、忘年会、日帰りバスツアーなどについての報告や意見交換を行った。
 会の冒頭で滝澤部長が「10月5日(土)に開催したレクリエーションバスツアーに参加し、今回は宝塚歌劇を見てきました。後ほど報告があると思いますが、私個人的に宝塚のファンになってしまいました。例年、とても盛り上がっているレクリエーション企画ですので、次回は、厚生部以外の青年部員の方々もご参加いただけたらと思います」と挨拶を交え、レクリエーション日帰りバスツアーについてコメント。その後、以下の議題審議に入った。
 【議題1】青年部忘年会開催の件▽昨年度の愛機工青年部忘年会は2018年12月5日(水)、ざぶん錦店(名古屋市中区)に青年部員やそのOBらおよそ40名を集めて開催された。これを踏まえ、今年度の青年部忘年会の開催日時は12月4日(水)19時からに決定した。なお、青年部役員会当日現在、開催会場は未決だ。井本保孝会合担当幹事(サカイリフテク)は「昨年同様多くの方に出席していただけるよう、皆さんお声掛けをよろしくお願いします」とコメントした。
 【議題2】愛機工親善野球大会進捗状況の件▽青年部役員会当日現在、全26試合中16試合を終え残すところAゾーン・Bゾーンともに5試合ずつとなった愛機工親善野球大会。今大会は度重なる台風の影響などもあってグラウンドの確保など調整が難航しているようだが、江南審判部の協力もあり、2019年内には決勝戦を開催できるものと愛機工では想定しているようだ。青年部員は今後も試合運営に積極的に関わっていくことが本役員会で改めて確認された。
 【議題3】レクリエーション日帰りバスツアーの件▽10月5日(土)に、厚生部が企画・運営する恒例の日帰りバスツアーが開催され、組合員30社から、社員やその家族ら74名が参加した。今回は、以前にも企画され大好評だった宝塚歌劇団の観劇(兵庫県宝塚市)ならびに、連続テレビ小説で話題となった安藤百福(ももふく)発明記念館(通称カップヌードルミュージアム/大阪府池田市)を見学した。中川久雄レクリエーション担当幹事(ミズタニ機販)は「朝も早い7時の出発にも関わらず遅刻や欠席も無く、金山駅前に戻ってきたのも予定より10分ほど遅れた程度で、滞りなく開催できました。早速、今回のツアーのアンケートも数社から戻ってきていますが、結構評判は良いです。また、今回は例年と違って10月に開催しましたが(例年は2月頃)開催時期も良かったと好評でした」とコメントした。
 【議題4】講演会の件▽教育部の志知秀昭講演担当幹事(志知)が中心となって企画を進めている講演会が11月20日(水)18時50分(18時30分〜受付開始)よりAP名古屋名駅(名古屋市中村区)8階Aルームで開催されることが報告された。講師は、追手門学院大学経営学部教授兼学部長でベンチャービジネス研究所所長も務める水野浩児氏にオファーし快諾を得ているようだ。「ゆとり世代社員の指導方法-大学教育現場からの気付き」と「ビジネス心理の有用性と活用-ラジオパーソナリティーとしての気付き」のふたつのテーマをもとに、およそ1時間半の開催が予定されている。本紙発行時、青年部員らに向けた参加申込書は発信済み。講演会終了後には、水野講師も交えた懇親会も予定されているという。
 【議題5】その他の件▽他産業視察についての打ち合わせを、講演会開催の前に行う予定との報告があったほか、2月7日(金)に開催予定の全機工連若手交流会についての報告などがあった。
 すべての議題審議ならびに報告を滞りなく終え、この日は散会となった。次回の青年部役員会は12月4(水)18時半(忘年会前)に開催される。

今年も募集・即完売!
人気の宝塚観劇に満足の声
愛機工青年部 レクリエーションバスツアー

 愛知県機械工具商業協同組合の青年部がプロデュースするレクリエーションバスツアーが、今年はこれまでと趣向を変え、気候の良い10月5日(土)に開催された。
 同青年部の安田智彦厚生幹事長(ノダキ)を筆頭に、中川久雄レクリエーション担当幹事(ミズタニ機販)ら厚生メンバーが昨年から綿密な打ち合わせを繰り返し、今回のツアーを企画・運営。『宝塚歌劇団・カップヌードルミュージアム観光ツアー!』と題した日帰りバスツアーに、組合員やその家族ら30社74名が参加した。今回も募集開始から即完売だったようだ。
 晴天に恵まれた当日、一行はチャーターされた大型バス2台に分乗し、午前7時に集合場所である金山総合駅前を出発。バスのなかではビンゴゲームなどを楽しみ、午前10時前、兵庫県宝塚市の宝塚大劇場に到着。お土産ものを手に取ったり、早めの昼食を済ませた後、今年で105周年を迎えた宝塚歌劇団のミュージカルを観覧した。
 続いて一行が訪れたのは、昨年の連続テレビ小説で話題となった大阪府池田市の安藤百福(ももふく/1910〜2007)発明記念館、通称カップヌードルミュージアム。日清食品の創業者でインスタントラーメンの父と呼ばれる安藤百福は、大阪府池田市の自宅裏庭に立てた小屋で日々研究を重ね、世界で初めてのインスタントラーメン「チキンラーメン」を生み出した人物だ。そのチキンラーメンから始まるインスタントラーメンのラインアップがズラリと並ぶ圧巻の「インスタントラーメン・トンネル」が来場者を出迎えるミュージアム内を、参加者は時間いっぱいまで見学。その後、一行は帰路に就いた。
 後日実施されたアンケートには「次回のレクリエーションも楽しみにしています」「もっと時間が欲しいと思うくらい堪能できた」「この時期、気候も良く快適でした」などの声が寄せられていた。

大盛況の2日間
白木商会 第27回すぐれもの祭
「すぐれもの」をその場で“体感”

 設備用機械工具販売の白木商会(白木伸道社長、岐阜市宇佐南4-19-10、電話▽058-271-8600)は10月4日(金)・5日(土)の2日間にわたり、同社本社ビルを開放して恒例の展示即売会『第27回白木商会すぐれもの祭2019』を開催した。
 マキタ、ボッシュ、パナソニック、ヤンマー、REX、MCC、三笠、新ダイワ、シブヤ、ハウスBM、イクラ、その他部材メーカー各社などが一堂に会した秋のお祭り≠ノは想定来場者数300名を超える人々が集まり、消費税増税もなんのその、大変賑わった2日間となっていた。
 今回の『すぐれもの祭2019』のテーマは“体感”だ。会場内には体感デモコーナーなどが随所に設けられ、来場者は出展メーカー各社イチオシの超すぐれものに直接触れて試し、その使い心地を実際に体感していた。
 展示会当日は、「お買い上げ特典くじ引き大会」、多くの商品が用意された「中古品オークション」、毎年大好評の「B級グルメ祭(カレーライスや串カツ、コロッケ、フライドポテトなど)」など、来場者を飽きさせないスペシャルイベントが盛りだくさん。
 また、数量限定当日のみの「大処分セール」に、値引き特典付きの「ご友人紹介・新規口座開設キャンペーン」など、この2日間だけのうれしい企画も手伝って、会場内のあちこちで商談する姿が見られた。
 白木商会が開催する年に1度の『すぐれもの祭』。来年の開催が今からとても待ち遠しい。

得意先・仕入先の97名が参加
第20回利進会ゴルフコンペ
服部商会 節目を迎えますます盛況

 機械・工具の総合商社服部商会(社長=服部嘉高氏、本社=愛知県津島市)は9月7日、三重県いなべ市のナガシマカントリークラブにおいて「利進会ゴルフコンペ」を開催した。20回の節目の大会となり、得意先・仕入先など総勢97名が参加して盛大に行われた。
 秋晴れの下、親睦を深めながら楽しくラウンドし、杉原宏治氏(稲沢工機)がネット69・4(ハンデ3・6)で優勝した。
 プレー終了後には表彰式を兼ねたパーティーが開かれ、司会進行役のヒューター総務部長が「社員一同、真心込めておもてなしをさせていただきたいと思います」と述べた後、服部商会の社員の紹介などをまとめたスライドショーが披露された。
 服部社長が「本日は早朝より、第20回の利進会に多数ご参加いただきまして、誠にありがとうございます。先程、服部商会の社員の姿、日頃の仕事ぶりを見ていただけたかと思います。服部商会もお蔭さまで社員が20名を超えることになり、私は現会長服部利一郎より社長を引き継いで11年経ちました。昨年から国が推進している働き方改革。私ども服部商会も、まずは社員の働きやすい環境を作ることが一番ではないかと考えています。そのような所から、有休消化をもっと実施する。社員個人のプライベートが充実して、その楽しみを引き出すために服部商会で稼いで盛り上げてください、というような思いで現在行っています。今年はプラスアルファー健康経営≠ニいうことで、津島市の方から優秀賞、県の方から銀賞をいただきました。これらの取り組みにより、社員に自分たちの知らない力が満ち溢れて出てきています。社員を信じ、お客様、仕入先様、メーカー様には話をさせていただく中で不備があればご教示いただき、改善し、もっと自由で伸び伸びと良い提案を服部商会からお客様にさせていただく。そしてお客様にさらに伸びていただけるようにしたい。中部の景気は何か雲行きが怪しいようですが、そんなことはなるようにしかなりません。今やるべきことをきちっとやるということを念頭に頑張りますので、服部商会社員をもっと皆様のご活躍に使っていただければと思っています」と挨拶。
 得意先を代表して挨拶に立った桜木智葵精工社長は「第20回の利進会にお招きいただき、服部会長様とご一緒に楽しくプレーをさせていただきました。ありがとうございました。服部商会さんには1976年の創業から購入する立場でお世話になっています。10年前からは当社の商品も扱って(販売して)いただいており、今では両方でお世話になっているわけです。購入する立場の時には、あまり深く考えなかったのですが、売る立場になって分かったのは、服部商会さんはお客様の立場に立って物事を考えられているので、お客様のために決して妥協をしない。お客様に損をさせない。購入する者にとっては、心強い味方であります。逆に売る立場から言うと、非常に厳しいです。どんなことも妥協をしてもらえません。商品の良い物を安くというのは基本的な考え方なので、服部商会さんから仕入れていただくのはお得だと思います。服部会長様がよく言われる『お客様への真心』。大変勉強させていただいています。是非、服部商会さんには創業以来培ってこられた、お客様の課題にプロとして対応する提案力と、素早く対応する行動力で、サポートしていただけたらと思います。真心、提案力、スピードにさらに磨きを掛けて、どこにも負けない見積りをいただけたらと願っています。今後とも宜しくお願いします」と述べた。
 続いて、メーカーを代表して西川光生三菱マテリアル名古屋支店長と、卸商社を代表して辻晋二山善名古屋支社副支社長がそれぞれ挨拶。西川氏は「私はこの4月から名古屋にまいりまして、今回初めての参加となります。本当に楽しく回ることができました。服部商会のスタッフの皆様の準備、今日の運営によるものであり、色々とお世話になりありがとうございました。昔から言われているのが日本の景気は中部から=B本日お集まりの皆様の力を合わせて、まずは中部を盛り上げ、そして日本全体の景気を上げていく。ひいては世界中の景気を引っ張っていくことになると思っています。今後とも、我々メーカーと服部商会様で、ユーザー様に対して色々とご提案をさせていただいて、より良い環境を作りながら皆様の会社の業績が上がることを祈念して行きたい」。辻氏は「私は、服部会長の商売姿勢に8年ほど前から薫陶を賜り、会長の商売の仕方を自分の商売に生かしています。今日は20回目ということでたくさんのお客様、それから我々仕入先もまいっているわけですが、跡を継がれる服部社長様を盛り立てるためにも、今日いらっしゃったお客様には月曜日からたくさん服部商会さんに注文を出していただいて、それを我々に注文していただくということになれば、一番ありがたいと思っています。本日は快晴の天候のもとで無事に終われて、楽しい一日を過ごさせていただきましたことに感謝を申し上げます」と述べた。
 この後、順位発表と賞品の授与が行われた。また、今年も服部会長が長野県の農園で買い付けた梨が参加者全員にプレゼントされた。
 上位入賞者は次の皆さん。(敬称略)
▽優勝=杉原宏治N69・4、H3・6(稲沢工機)
▽準優勝=高橋正寿N70・4、H15・6(愛豊精機製作所)
▽第3位=野中博修N71・4、H9・6(BFC)
▽第4位=片桐康雄N72・4、H3・6(南成製作所)
▽第5位=川上哲也N72・4、H21・6(アイピーファインテック)

刃先交換式サイドカッタシリーズに
幅狭部加工用 「VAS300」 を追加
三菱マテリアル 鋼加工や幅狭部加工に最適

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=中村伸一氏、住所=東京都千代田区)は、刃先交換式サイドカッタシリーズに幅狭部加工用「VAS300」を追加し、販売を開始した。
 同シリーズは、シリンダーブロックなどをはじめとする自動車部品の溝部や側面部加工用転削工具として、低抵抗と強固なクランプ力によりびびり振動を抑制したサイドカッタ。今回、新たに幅狭部加工用を発売し、使用用途の拡大が図られた。
 VAS300は、高度なシミュレーション技術を用い、鋼加工や幅狭部加工に最適な低抵抗形インサートを実現。また、広い着座面を確保することにより強固なクランプを実現している。さらに、理想的な切れ刃曲線を持つコーナR形状は、加工後被削材の隅R形状を高精度に成形する。
 搭載インサートは、コーナR0・4-4・0oの16アイテム。標準価格1830円(税抜)。カッタ本体は特殊設計対応となる。

最新物流ロボット 「Butler」
「AutoStore」 本格稼働
トラスコ中山 プラネット埼玉にて

 機械工具卸売商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は10月2日、同社物流センタープラネット埼玉(埼玉県幸手市、敷地面積1万4297坪・延床面積1万2915坪)に導入した、物流ロボット「Butler(バトラー)」と高密度収納システム「AutoStore(オートストア)」が10月1日に本格稼働したと発表した。
 同社は、2023年末までに在庫52万アイテムの保有を目指しており、物流センターの高密度収納・高効率出荷を実現するため最新鋭の物流ロボットを導入している。
 Butlerは、商品の棚入れ、ピッキング作業の効率化及び省人化を実現する物流ロボットシステム。物流センターの床面を移動するロボットが可搬式の棚の下に潜り込み、作業者の元に棚ごと商品を届ける。GreyOrange社(インド)製でGROUNDが国内代理店として提供しており、国内導入実績は同社で4社目という。トラスコ中山ではプラネット埼玉に続き、プラネット東北(宮城県仙台市)でも導入準備を進めている。今回導入したのはロボット73台、専用棚1380台。ピッキング能力は420件/h(70件/h×6ステーション、※同社値)。
 AutoStoreは、高密度に収納されたビン(コンテナ)をロボットが入出庫するストレージシステム。ロボットがビン運搬を行うことで、入出庫作業の効率化・省人化を実現するとともに、隙間なくビンを積み上げて収納する構造のため、高密度収納が可能となる。AutoStore AS社(ノルウェー)製、オカムラが日本正規販売店として提供。トラスコ中山では、プラネット北関東に続き、導入は2拠点目。また、現在プラネット東北、プラネット南関東(神奈川県伊勢原市)でも導入準備を進めている。今回導入したロボットは16台、収納ビン数は7930ビン。ピッキング能力は600件/h(120件/h×出庫口5か所)としている。

正・賛助会員企業25社103人が参加
個人戦優勝は面屋謙丞氏(ツチハシ)
福井県機工商組合 親善ボウリング大会開く

 福井県機工商組合(理事長=吉岡正盛氏・吉岡幸社長)は、9月27日午後7時より福井市内のスポーツプラザWAVE40において恒例の親善ボウリング大会を開催した。毎年100人以上が参加する人気の行事であり、今年は正会員ならびに賛助会員企業25社から103人(内、女性21人)が参加、34チームで熱戦が繰り広げられた。普段顔を合わすことのない仕入商社の事務員などの参加もあり、ゲームを楽しみながら交流の輪を広げた。
 個人戦では、例年上位常連の「ツチハシ」面屋謙丞氏が悲願の優勝を達成。「ハーモニ産業」の池田孝幸氏が昨年に続いて2位、3位には賛助会員より「ユアサ商事」の若手営業廣田伸太朗氏が初めての入賞を果たした。女性参加者としては全体11位の「宮岸・福井支店」宇城由紀子さんが、堂々の女性部門優勝を果たした。
 団体戦では、個人戦2位の池田氏率いる「ハーモニ産業」が、個人戦覇者面屋氏を有する「ツチハシ」を押さえて2年ぶりの優勝、3位には賛助会員の強豪「NaITO」が入った。
 大会を終えて吉岡理事長は「やはり、ボウリングは手軽に楽しめて、多くの参加者が一堂に会して交流の場としての役割も果たすことができ、さらには健康経営ブームも後押しして、一段と盛り上がっていくものと思われます」と今後の大会のさらなる盛り上がりに期待を寄せた。
 上位入賞は次のとおり。(敬称略)
 【個人の部】
▽優勝=面屋謙丞(ツチハシ)ave.185・0
▽準優勝=池田孝幸(ハーモニ産業)ave.171・0
▽3位=廣田伸太朗(ユアサ商事)ave.168・5
▽女子の部優勝=宇城由紀子(宮岸・福井支店)ave.156・0(ハンディ40)
 【団体の部】
▽優勝=ハーモニ産業A(池田孝幸、牧野敏和、牧野克洋)AVE.152・00
▽準優勝=ツチハシ(出口耐輔、田賀聖太、面屋謙丞)AVE.145・67
▽3位=NaITO(小峰英樹、小ア和也、日永貴大)AVE.141・00

スパナ・レンチセットに
7丁組セットが新登場!
トップ工業 バラバラにならず持ち運びに便利

 トップ工業(社長=石井真人氏、本社=新潟県三条市)は、スパナ、メガネレンチ、コンビネーションレンチにおいて、ホルダーを見直し、従来より多い7丁を持ち運べる便利な「7丁組セット」を、それぞれ新たに10月1日より販売開始した。ロックを外しても製品が固定されているためバラバラにならず、取り出しも1本ずつスムーズに行える。
 【7丁組スパナ L-7000】
 軽量・薄型タイプで、極めて有効な締付力がある。頭部はスリムなヤリ形。
 ▽サイズ=L-8×9、10×12、11×13、14×17、19×22、21×23、24×27▽ホルダーカラー=イエロー(レンチ用ホルダーWH-7000Y)▽標準価格=7200円(税抜)。
 【両口メガネレンチセット(7丁組) TM-7000】
 耐久性に優れ、過酷な使用にも耐える強度がある。頭部は強さを保持する丸形。ボルト・ナットを傷めない12角サーフェースタイプ。
 ▽サイズ=TM-5・5×7、8×9、10×12、11×13、12×14、14×15、17×19▽ホルダーカラー=ブルー(レンチ用ホルダーWH-7000B)▽標準価格=1万2100円(税抜)。
 【コンビネーションレンチセット(7丁組) CW-7000】
 1サイズにスパナ・メガネ機能を組み合わせたレンチ。メガネ部は15度角度付き。
 ▽サイズ=CW-8、10、12、13、14、17、19▽ホルダーカラー=イエロー(レンチ用ホルダーWH-7000Y)▽標準価格=8400円(税抜)。
 【レンチ用ホルダー】
 レンチ・スパナの収納に。壁掛けも可能。最大7丁まで収納可能。
 ▽カラー=ブルー(WH-7000B)、イエロー(WH-7000Y)、グリーン(WH-7000G)の3色から選べる▽標準価格=600円(税抜)。

2019年10月20(日)2722号
MECT2019
メカトロテック ジャパン2019
MECHATRONICS TECHNOLOGY
今年、国内最大の工作機械見本市
10月23日(水)〜26日(土)、ポートメッセなごやで開催
“ミライ、ゾクゾク。”
過去最多の477社・団体が出展

 国内最大級の工作機械見本市メカトロテックジャパン2019(MECT2019、主催=ニュースダイジェスト社、共催=愛知県機械工具商業協同組合)が10月23日(水)〜26日(土)の4日間、ポートメッセなごやで開催される。出展者数は過去最多の477社・団体。展示規模はリーマン・ショック前の2007年展に次ぐ1941小間で、前回展を8小間上回り、今年国内で開催される工作機械見本市としては最大となる。中部圏をはじめ日本各地や海外から8万人の来場者が見込まれている。
企画展示では中小企業に最適な
産業用ロボットの活用法などを紹介

 メカトロテックジャパンは、1987年にスタートした、工作機械を中心とするFA技術専門展。西暦奇数年の秋にポートメッセなごやで開催され、通算16回目となった前回の2017年展では457社・団体(1933小間)が参加、4日間で9万2305人が来場した。
 今展は、出展者477社・団体のうち12・1%にあたる58社が初出展。展示される工作機械は大小含めて270台、鍛圧・板金機械は21台。1年以内に発表された新製品1426点が展示される予定。海外からの参加は25カ国・地域を数える。
 世界最先端技術の実演展示に挑戦する主催者企画展示(コンセプトゾーン)では、人手不足の深刻化や生産性向上への期待から大企業だけでなく中小企業からも関心が高まる「ロボット」にスポットを当て、中小企業に最適な産業用ロボットの活用法や高度化したシステムなどを会場内で紹介し、新たな生産現場の可能性に迫る。
 また、主催者企画のセミナーでは、トヨタ自動車、日産自動車、ボーイングなどが、それぞれの分野から、ものづくりの今後について講演する。
 その他、出展者によるワークショップや、同時開催イベントとして「工作機械トップセミナー」(日本工作機械工業会主催、学生限定セミナープログラム)も行われる。
MECT2019概要 
 【開催期間】2019年10月23日(水)〜26日(土)10時〜17時 ※25日(金)は18時まで、最終日26日(土)は16時まで
 【開催場所】ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
 【主催】ニュースダイジェスト社(社長=樋口八郎氏、本社=名古屋市千種区)
 【共催】愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長、所在地=名古屋市熱田区)
 【入場料(税込)】大人1人1000円、団体(10人以上)1人500円、学生・海外からの来場者は無料 ※公式Webサイト(mect-japan.com/2019)から事前登録すると入場無料
 【出展者数】477社・団体(うち58社が初出展)
 【展示規模】1941小間
 【主な出展製品】工作機械、鍛圧・板金加工機、射出成形機、3Dプリンター、機械工具、鋸刃、切削工具、工作機器、測定機器、試験機器、研削砥石、研磨材、油圧・空圧・水圧機器、歯車・歯車装置、環境・安全対応機器装置、CAD/CAM/CAE、制御装置・関連ソフトウェア、産業用ロボット、搬送装置、洗浄機械装置、品質管理・安全・試験認証機関、新素材、マイクロマシン、ナノテクノロジー関連など
主催者企画展示 コンセプトゾーン
中小必見!!
ロボットで現場が変わる

 【開催場所】ポートメッセなごや1号館内特設会場
 【実施期間】10月23日(水)〜26日(金)
 【展示内容】
 A.ロボット切削で広がる可能性(協力=トライエンジニアリング、イワタツール、安川電機)
 愛知県のシステムインテグレーター(Sler)であるトライエンジニアリングとロボットメーカーの安川電機による世界初披露の国産高剛性ロボット「MOTOMAN(モートマン)-GG250」を使った切削加工システムを展示する。ロボット向けに開発した工具と組み合わせ、複数素材を多方向から加工。ロボットによる最新の切削加工技術を披露する。
 B.軽くて小さいロボットはこう使う(協力=デンソーウェーブ)
 設置面積約200cu、重量わずか約4sのデンソーウェーブ製協働ロボット「COBOTTA(コボッタ)」。コボッタによるネジ締めをはじめ、初披露となるラベル貼りや精密部品の組み付け、ロボット化が難しかったFPC(薄い絶縁材〈プラスチックフィルム〉を使い、曲げることができる構造のプリント配線基板)の組み立てなど、軽くて小さいロボットならではの生産現場に適した具体的な活用例を複数提示する。
 C.重筋作業を肩代わりする(協力=ファナック)
 作業現場に数多く存在する筋力が必要な「重筋作業」。作業者負担を軽減する解決策の一つとして、協働ロボット最大の可搬質量35sを誇るファナックが開発した「CR-35iA」を活用し、重さ20sのロボットアームの組み立て工程を披露する。大きくて安全な協働ロボットの最適な使い方、魅力を紹介する。
 D.小型部品を一緒に器用に組み立てる(協力=ABB) ※体験可
 高度な自動化を実現するABB製協働型双腕ロボット「YuMi(ユーミィ)」と共に、塗装機部品の組み立て作業を体験できるコーナーを設置。人との真の協働作業が可能となる双腕ロボットの魅力、活用法を提示する。
 特別セミナ
 コンセプトゾーン内の特設ステージでは、25日(金)の14時30分〜15時20分に、未来志向のロボット開発を推進するデンソーウェーブとドイツの制御機器メーカー、ベッコフオートメーションによる「ロボットで描く生産現場の近未来」と題したスペシャルトークセッションを行う。聴講無料、予約不要。
セミナー
 【開催場所】ポートメッセなごや交流センター3階会議ホール
 【開催時間】10月23日(水)〜25日(土)@13時〜14時A14時20分〜15時20分
 【聴講料金】無料 ※MECT会場への入場料1000円は別途必要
 【申し込み方法】公式ウェブサイト(mect-japan.com/2019)のセミナーページから受け付け
 【定員】各セミナーとも400人(先着順)
 【講演内容】
 ▼10月23日(水)
 テーマ「自動車」…新時代のクルマづくり
●講演@13時〜14時
 『変革期を乗り切る取り組み』/トヨタ自動車パワートレーンカンパニーユニット系工場担当 三好・明知工場長 岡田政道氏
●講演A14時20分〜15時20分
 『日産自動車 パワートレイン生産技術開発の取り組み』/日産自動車アライアンスグローバルVP常務執行役員パワートレイン生産技術開発本部本部長 村田和彦氏
 ▼10月24日(木)
 テーマ「航空機」…航空機製造の最新トレンド
●講演@13時〜14時
 『ボーイングと日本のパートナーシップ、航空機産業を取り巻くビジネス環境と最新動向』/ボーイングリサーチ&テクノロジージャパンディレクター 根岸英一氏
●講演A14時20分〜15時20分
 『先進ものづくりシステム連携研究センター最新の取り組みと航空機用材料の加工における一工夫』/東京大学生産技術研究所教授 先進ものづくりシステム連携研究センターセンター長 臼杵年氏
 ▼10月25日(金)
 テーマ「ロボット」…広がるロボットの可能性
●講演@13時〜14時
 『Our Mission in Japan‥ロボットの可能性を広げるユニークな活動および導入事例』/ABBロボティクス&ディスクリート・オートメーション事業本部事業本部長 中島秀一郎氏
●講演A14時20分〜15時20分
 『2019年のFA・ロボットシステムインテグレータ協会の取り組みとロボット社会実装』/FA・ロボットシステムインテグレータ協会会長 久保田和雄氏
会場速報
 今回、MECT2019公式ホームページ内に、MECTの見どころなどをいち早く発信するコーナーを新設。各社の自動化やモノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)など最新の提案、新製品の紹介をはじめ、来場者の関心を集める実演の様子や出展者の意気込みなど展示会の雰囲気が伝わる情報、ニュースを動画や写真を活用して随時配信する。10月21日(月)に公開予定。
主催者ご挨拶
潟jュースダイジェスト社
代表取締役社長 樋口 八郎

 メカトロテックジャパン(MECT)2019は、今年開催される工作機械見本市の中では国内最大の開催規模となりました。1987年に始まり、今回で17回目を迎えるMECT2019には、過去最多の477社・団体に出展していただきます。小間数も1941小間と、過去2番目の規模で開催する運びとなりました。これもひとえにご出展者、関係各位の支援のたまものであり、心から厚く御礼申し上げます。
 本展は「ミライ、ゾクゾク。」をテーマに、最新の工作機械や周辺機器、加工技術などを一堂に披露します。また、主催者の企画展示「コンセプトゾーン」では産業用ロボットをテーマに、ロボットを使った切削加工や協働ロボットの多彩な使い方を実演します。中小企業に最適なロボットシステムを紹介し、生産現場の新たな可能性に迫ります。この他、各種セミナーや出展者のワークショップなど、多数の企画を用意しております。
 今年度上半期の工作機械の国内需要は、米国と中国の貿易摩擦問題などを背景に、好調だった前年に比べ力強さに欠けております。しかし、こうした環境下で開催されるMECT2019を、下期の起爆剤として利用していただければ幸甚に存じます。
共催者ご挨拶
愛知県機械工具商業協同組合
理事長 水谷 隆彦

 2年に一度の国内最大規模の工作機械見本市、メカトロテックジャパン(MECT)が、今年も盛大に開催される運びとなりました。これもひとえに出展者ならびに関係各位の支援、協力のたまものと厚く御礼申し上げます。
 令和初のMECT2019は、新天皇陛下の「即位の礼」の翌日の開会となりました。出展者数は過去最高で、まさに新時代の幕開けを感じるところです。
 近年は、国際社会の数々の政治問題が、経済界や産業界の先行きに不安を投げかけております。こうした中でも、各産業における生産の革新と加工技術の進化は、とどまるところを知りません。MECT2019では、大変革時代に入った自動車産業をはじめ、さらなる加工技術が求められる航空機産業、新たな夢が膨らむロボット産業などに向けた最新技術を、各出展者の展示小間と共に企画展示やセミナーを通してご紹介申し上げます。
 477社の出展者の協力を得て、日本全国、そして世界中の皆さまが求める最新技術や新製品を集積し、あらゆる要望に応えられる情報を提供してまいります。どうぞご期待ください。

MECT2019 出展製品
日研工作所
高剛性+高精度、しかもトラブル予知
DUE-Table(デュエット)
小間番号1B52

 削りを日々研究し、削りで顧客をサポートすることを命題とする日研工作所(大阪府大東市南新田1-5-1)では、顧客の次の課題をいち早く察知し、提案できる技術力と営業力をあわせ持つ体制を目指している。
 そうした背景で定められたMECT2019の出展テーマは、「お客さまのNEXTをアシストする」だ。ツーリングからリーマ、円テーブルに至るまで、幅広い工作機器をラインアップする強みを生かし、製造現場の問題を解決するさまざまなソリューションを提案する。
 中でも注目の新製品は、同社CNC円テーブルの最上位モデルとなる新開発のデュアルエンコーダーテーブル「DUE-Table」(デュエット)だ。フルクローズド制御により割り出し精度の向上と安定を担うロータリエンコーダと、ウオームギアの摩耗状態をモニタリングするロータリエンコーダの2つを搭載し、ウオームねじの材料には摩耗が小さく高速回転にも強い超硬を採用。ウオームギアには独自の材料に特殊な熱処理を施し、歯面にはイオン窒化処理をすることですべり摩耗の問題を解決した。高剛性で高精度、さらにトラブルの予知や予防も可能になり、航空機部品など高い割り出し精度を求められるワーク加工に最適としている。2020年に発売予定。
 【問合せ先】名古屋営業所=052(769)6140

碌々産業
超高精度高速微細加工機
「Vision-300」中部地区初出展 
小間番号3C08

 碌々産業(東京都港区高輪4-23-5)が誇る高度な微細加工テクノロジーを惜しみなく搭載。より広範囲の荒加工から小径の微細加工まで、あらゆる加工を1台で成し遂げる究極の汎用微細加工機「Vision」。
 その主な特徴は次の通り。
 @HSK-E40主軸を採用。重切削から鏡面仕上げまで1台で加工可能。
 Aワークを一旦テーブルの治具から外すことになる「わたり加工」をできるだけ少なくし、荒加工・中仕上げ加工・仕上げ加工を1台で完結可能。
 Bストロークが大きく、高精度加工の加工領域や用途が広がる新機軸のマザーマシン。
 Cネットワークを通じ、加工環境を看視・管理するシステム「AI Machine Dr.」にも接続可能。IoT時代に対応した製品。
 【Vision-300(今回の展示機)の主な仕様】加工範囲=X650・Y550・Z300o▽主軸端形式=1/10ショートテーパ、二面拘束▽ツールシャンク形式=HSK-E40▽主軸回転速度=200〜30000 −1min
▽寸法=D2900×W3355×H2920o

菱高精機
独HAM社のトロコイド加工用
高性能超硬エンドミル
小間番号2A11

 菱高精機(高知県高岡郡中土佐町上ノ加江2085-2)は、協力関係にあるドイツの精密切削工具メーカーHAM社の、超精密研磨法MMP(マイクロ・マシニング・プロセス)テクノロジーを適用した、鏡面のように光り輝く切削工具「トロコイド加工用高性能超硬エンドミル」を出展する。
 高精度の切れ刃と超平滑面が、摩擦・切削抵抗と発熱を抑え、美しい切削加工面も得られる。【特長】ワーク切削面の品質や加工精度が向上▽切削速度・送り速度の向上▽チップ排出能力の向上▽刃具の長寿命化の実現。
 この他、全自動工具研削盤イプシロンSGR-XV、画像工具測定器ジャストスコープの展示、イプシロンのダウンサイジング版「イプシロンQ」の発表展示も行う。

三栄商事
AI×図面で働き方改革を実現!
過去図面の検索を簡単に
小間番号1A22

 三栄商事(愛知県名古屋市東区東桜2-17-6)は、過去の図面を、1クリック、数秒で探せるAI類似図面検索ツール「blue assistant(ブルーアシスタント)」の体験コーナーをブースに設置する。
 blue assistantは、AI(人工知能)の画像認識技術を駆使した類似図面検索ツール。「簡単に図面を探せたらいいのに」という現場の声をもとに、東大発ベンチャー「Queue」と共同開発した。
 従来の検索ツールでは加工対象物の名前や図面番号などのキーワードが無いと図面を探すことが煩雑だったが、形状検索が可能なblue assistantは、図面や部品の名称を記憶していなくても、画像や図面をアップロードするだけで類似度が高い順に10枚の図面を瞬時に表示してくれる。
 設計や生産管理など図面に携わるすべての人の図面探索に消費する時間を削減できるほか、類似画面も見ることで新しい発見や気づきが得られ、経験の浅い社員でも自ら学べる機会が得られる。

DMG森精機
複合加工機、5軸加工機など4台を出展
実践的な技術ノウハウを分かりやすく解説
小間番号3C25
 DMG森精機(愛知県名古屋市中村区名駅2-35-16)は、複合加工機NTX 2500 2nd Generation、5軸加工機DMU 60 eVo linear、横形マシニングセンタNHX 4000 3nd Generationとレーザ金属積層造形機LASERTEC 12  SLMの4台を出展し、すべての機械で実演加工を行う。専門スタッフが豊富な加工事例やデモ加工を交えた実践的な技術ノウハウを分かりやすく解説し、ユーザーの生産性向上に貢献するソリューションを提案する。
 今回は、同社が提案する5軸・複合化/自動化/デジタル化について説明し、ブース内のステージでは、DMG MORIデジタルファクトリーと自動化のラインアップについて紹介する。
 動画によるMATRISや大規模自動化システムの紹介に加え、CELOSを中心としたデジタルファクトリーの提案も行う。また、新技術としてAI切りくず除去ソリューションの紹介を実機にて行う。
 10月26日(土)には、出展者ワークショップとして「DMG MORIアディティブマニュファクチャリングソリューション」をテーマに、AM加工技術グループグループ長の小田陽平氏による講演を実施。パウダーノズルタイプとパウダーベッドタイプの特長と加工事例や、パラメータ最適化ソフトウェア「OPTOMET」について紹介する。
 また、同24日(木)には、同社名古屋本社にて「DMG MORIテクノロジーセミナー」を開催し、フェムト秒レーザの工作機械への応用を紹介するほか、外部の講師2名とDMG森精機の専門スタッフ2名による計4回セミナーを行う。MECT2019開催中のポートメッセなごやより名古屋本社まで、無料送迎バスを運行する。

エヌティーツール
ワンランク上の高能率加工を実現
ハイドロチャックオメガPHC・H型
小間番号1D16

 エヌティーツール(愛知県高浜市芳川町1-7-10)は、ミーリングチャックに替わる高精度・高剛性の「ハイドロチャックオメガPHC・H型」を出展する。
 同製品は、重切削加工において、高能率刃具の性能を最大限に発揮すべく高剛性、高把握力を追求。従来のミーリングチャック同等以上の能力を有する。
 独自のスリーブ全体収縮構造で、エンドミル側面切削時の加工面傾き
(取り残し)を抑え、同社ハイドロチャックシリーズの特長である「高精度」「高い振動吸収効果」により加工面粗さを向上させる。加工後のゼロカットを低減し、次工程の負荷低減に寄与することでサイクルタイムの低減につながる。
 また、他のハイドロチャックシリーズと同様に作業性を追求し、刃具のチャッキングはレンチによる締切で簡単に行えるので、作業者への負担や作業時間を低減する。
 【主な仕様】把握径=φ16、20、25、32、42▽対応シャンク=BT、AHO、HSK、UTS、CAT、SK▽芯ズレ精度=4d先端3μm以下▽繰り返し精度=1μm以下

ダイドー
『FA&ロボットモビリティ』を
テーマに自動化・省人化を提案
小間番号1B32

 ダイドー(愛知県名古屋市中村区名駅南4-12-19)は、『FA&ロボットモビリティ』をテーマに、メーカーとコラボレーションし出展する。最新のロボットとAGVの多種多様なデモンストレーションを通じて自動化・省人化を紹介し、ユーザーのニーズに合わせた「ものづくり」に役立つ提案をする。
 【出展メーカー[出展物]】
●アイセル[マシンシャッター]
●Asyril[Asycube3軸振動インテリジェントパーツフィーディングシステム]
●IRONCAD[機械設計向け3次元CAD、ロボットシミュレーション]
●加茂精工[ノンバックラッシ高精度位置決め(TCGランナー・リング、ボール減速機ほか)]
●三機工業[シャトルコンベヤサークル]
●シャープ[低床ガイドレスAGV]
●シュマルツ[真空機器専門メーカーによる真空搬送の効率化・汎用化・省エネソリューション]
●セイコーエプソン[コントローラー一体型小型6軸ロボット]
●デンソーウェーブ[設備間搬送ロボットD-Carry、人協働ロボットCOBOTTA]
●ナブテスコ[AGVも「うごかす、とめる。」AGV駆動ユニットRVWシリーズ]
●ニッセイ[バッテリー電源タイプ稼働デモ機
(AGV)、インダクションギアモータデモ機、サーボモータ用減速機デモ機]
●日本フェンス[安全柵]
●パナソニック[レーザーマーカー]
●ビー・エル・オートテック[クイックチェンジQC-1]
●ファナック[無軌道型AGV日立ハイモベロ+協働ロボットCR-7iA/L、インテリジェントパーツフィーダーAsyril+ゲンコツロボットM-1iA]
●FUJI[ビジョン一体型ロボットシステムSmartWing(小型多関節・スカラ)]
●富士変速機[搬送台車駆動用(AGV)デモ機、食品機械向けギヤードモータ及びデモ機]
●三菱電機[三菱協働ロボット・三菱ビジョンセンサ(CFシリーズ)]
●ヤマハ発動機[生産ライン搬送用ロボット リニアコンベアモジュールLCM100]

MECT2019 出展製品
彌満和製作所
水溶性切削油剤加工に最適な新商品
「VUSP、VUPO」
小間番号2A30

 彌満和製作所(東京都中央区京橋3-13-10、中島ゴールドビル8F)の展示ブースの見どころは次のとおり。
 《見どころ1》
 JIMTOF2018で発表したZ-PROシリーズ「VUSP、VUPO(M3〜M16の並目)」が好評につき、細目サイズ、オーバサイズの新商品を追加展示する。また、Z-PROシリーズの特長を、工夫を凝らした映像で紹介する。
 ◎Z-PROシリーズの特長
 近年増加しているマシニングセンタによる加工など水溶性切削油剤を用いる加工環境下でも長寿命化が得られるように、高級粉末ハイスと特殊コーティングを採用した。
 さらに切削抵抗を軽減する切削角と切りくずの排出性を改善する溝形状を検討し、中高速加工領域においても十分な加工性能を発揮する。また、セミロングの全長を採用したことで適正な工具突出し量を確保し、切りくずの干渉を回避できる。
 《見どころ2》
 中部地区で注目される「自動車・航空機・インフラ」関連に焦点をあて、それぞれの業界で求められる「タップ」や「めねじ」はどのようなものか、推奨タップの展示だけでなく資料も準備している。
 《見どころ3》
 ユーザー目線に立った被加工材の特性(一般スチール鋼・中硬度炭素鋼・チタン合金・アルミニウム合金)の説明や、推奨する「タップ」を紹介する。
 その他、新たなブランディング施策として、ブランデッドオーディオレーベル「SOUNDS GOOD」にYAMAWAが持つ固有の音≠提供したので、その紹介も行う。
 以上非常に中身の濃い展示ブースとなっているので、足を運ぶ価値はおおいにある。
 【問合せ先】中部サポートセンター=052(261)3591

サンドビック
信頼性の高い安定した穴あけ加工を実現
CoroDrill-DS20
小間番号2A06

 サンドビック(愛知県名古屋市名東区上社1-1801)は、今年10月発売の刃先交換式ドリル「CoroDrill-DS20」を披露する。
 同製品は、革新的なドリル本体とチップデザインにより、4-7×DCの穴あけ加工において信頼性のある安定した加工を実現する。
 穴加工入口で従来よりもスムーズに食い付かせることができるため、突出しの長い加工で問題となる振れのない、径のバラツキの少ない穴あけが可能となる。
 また、フルート形状を剛性の観点から最適化し、7×Dでも曲げ、ねじれのない加工を実現できる。
【主な特長】
 @全く新しいコンセプトのドリル本体とチップによって、4-5×DCの加工で生産性とチップ寿命の向上を同時に実現するとともに、6-7×DCの深穴加工においてパイロット穴無しで加工することができる。
 A切りくず排出と剛性を同時に満足させるユニークなフルート形状。
 B加工入口と出口での切削抵抗のアンバランスを、従来よりも小さくすることができる設計。 
 C4コーナが使用可能で、剛性のある両面外周刃。 
 D各種アプリケーションに最適な材種とブレーカをラインアップ。  
 【主な仕様】
 ドリル径=15-27o、33-40o 4、5、6、7×DC 円筒平取り付きシャンク
 ドリル径=15-27o、33-40o 4、7×DC  MDTモジュラーシステム

ダイジェット工業
多機能座ぐり加工用ドリル
「TAタイラーモジュラーヘッド」
小間番号2A22

 ダイジェット工業(大阪府大阪市平野区加美東2-1-18)は、同社が得意とする高硬度材や耐熱合金等の難削材の加工に適した工具を紹介する。
 プレス金型や大型構造物のボルト座ぐり穴加工や、干渉物を考慮した座面への加工に最適な、モジュラーヘッドタイプの多機能刃先交換式座ぐり加工用ドリル「TAタイラーモジュラーヘッドTLZD形」は、今年9月にサイズラインナップを拡張し、幅広い穴あけ加工に対応できるラインナップを揃えた。
 同製品は、先端180度フラットの刃先交換式座ぐり加工用ドリル「TAタイラードリル」のモジュラーヘッドタイプ。豊富なバリエーションのオール超硬シャンクアーバ「頑固一徹」との組合せにより、突出しの長い加工にも対応できる。
 TA-EZドリルで定評のあるインサートクランプ方式を採用、工具交換はインサートのみで行えるため経済的かつインサート交換も容易。また、ウェーブ刃形に加え広い溝形状のため切りくず処理性に優れ、傾斜面や円筒面など不安定な被削材形状への座ぐり・穴あけ加工や交差穴加工を下穴なしの状態からノンステップで行える。
 インサート材種は耐欠損性と耐摩耗性のバランスに優れたPVDコーティング材種「JC7550」を採用、独自の内部給油方式でプリハードン鋼やステンレス鋼でも長寿命化を実現する。有効加工深さは工具径×0・7〜1倍まで。
 主な用途は炭素鋼、工具鋼、合金鋼、プリハードン鋼、ステンレス鋼、鋳鉄の座ぐり・穴あけ加工など。
 サイズは、本体モジュラーヘッドが工具径φ14〜φ32の19形番。インサートはφ20以下では0・1ミリとび、φ20超では0・5ミリとびの計85形番。オール超硬シャンクアーバ「頑固一徹」は、TAタイラーモジュラーヘッド専用の6形番を追加ラインナップした。

ユキワ精工
“速くキレイに削れるecoなホルダ”
グリーンG1チャック拡充
小間番号1D01

 ユキワ精工(新潟県小千谷市千谷2600-1)は、このほどラインナップを拡充した、速くキレイに削れるecoなホルダ≠ニして発売以来好評のグリーンG1チャックシリーズを出展する。
 グリーンG1チャックは、生産現場が抱える「効率化」「工程集約」「コストダウン」といった課題に対応するため、従来よりもより速く、よりキレイに♂チ工を行うためのツールホルダとして、2011年に発売された。
 今回、顧客の要望を受け、新たに同シリーズにBBT40シャンク・BBT50シャンク・HSK63Aシャンクを追加した。
 【製品の特長】
 @切削工具が長持ちする。
 同社のベストセラー商品であるスーパーG1チャックと同様に総合芯振れ精度5μm以内を保証。高い振れ精度で加工を行うことができるため、加工時の工具への負担が大幅に軽減し、工具寿命を延ばすことができる。
 Aワークの加工面がきれいに仕上がる。
 ホルダ内部の振動減衰構造で振動を発生しにくくすることにより、高速・重切削でもワークの仕上がりが良好。
 B加工送り速度を上げられる。
 振動減衰構造により、高速・重切削時の振動を発生しにくくする。振動が発生しにくくなるため、現状よりも条件を上げた加工にトライすることができる。
 C切削音が静かになる。
 振動減衰構造に加え、ホルダの高い剛性によりミーリング加工時に発生するビビリ音を抑えることができる。
 【製品仕様】
 シャンク形状=BBT30/BBT40/BBT50/HSK63A
 コレットサイズ(専用コレット SGコレット)=φ1・0〜φ25

東   陽
全長30pの世界最小レーザーマーカー
「NanoVISU」
小間番号1C62

 東陽(愛知県刈谷市中山町5-10)は、各種刻印機を出展する。レーザーでは、世界最小のオールインワンレーザーマーカーの「NanoVISU」(オートメーター社製)や、UVレーザーマーカーの「UV ONE」(テレシス社製)を出展。ドット式刻印機では「TMP1700/TMP4750」(テレシス社製)や「ADP5090」(オートメーター社製)等、幅広いラインアップを揃えている。
 「NanoVISU」は、イタリア・オートメーター社が開発した全長30pの世界最小レーザーマーカーである。新技術e-Waveを搭載したコンパクト且つ低価格なレーザーユニット。「UV ONE」は、鉄から透明な樹脂まで幅広く対応可能な1Wのオールインワンモデル。一方、「TMP-1700」は独自のエアリターン方式を採用した高いコストパフォーマンスを実現したモデル。「TMP4750」は、深い刻印、広い刻印エリアを実現した新モデル。より深い刻印を可能にしたダブルストライク機能を搭載し、140o×140oの広範囲な刻印エリアが特長。「ADP5090」は、操作性抜群のタッチパネル式コントローラーAC500との組合せで、幅広いドット刻印に対応可能な万能モデル。
 同社ブースでは豊富な専門知識を有したスタッフがスタンバイし、各ユーザーの刻印に関する悩み、課題に対応。2社が誇る豊富なラインアップから、客のニーズに応じた最適な機種を推奨する。テストピースを持参すれば、その場で刻印サンプルを打つことも可能(限定機種)で、利用を呼び掛けている。
 【問合せ先】本社=0566(23)2030

MECT2019 出展製品
住友電気工業
高精度隅削りカッタ
「SEC-ウェーブミルWEZ型」
小間番号2B14

 住友電気工業ハードメタル事業部(兵庫県伊丹市昆陽北1-1-1)は、高精度・高能率加工を実現する新製品を展示する。
 高精度隅削りカッタ「SEC-ウェーブミルWEZ型」は、超硬インサート刃先形状の最適設計と、高精度なインサート造形技術の組合せにより、隅削り加工において、優れた壁面精度と仕上げ面品位を実現する。
 10月からは、より長い工具突き出し量の加工での高精度化、安定化のため、モジュラータイプを発売した。
 「SEC-ウェーブミルWEZ型」の主な特長は次のとおり。
 @優れた加工精度と仕上げ面品位…超硬インサート刃先形状の最適設計と、高精度なインサート造形技術の組合せにより、隅削り加工で優れた壁面精度と仕上げ面品位を実現する。
 A低抵抗で優れた切れ味…シャープな切れ刃設計を有する研磨級インサートをラインアップに加えることで、軟鋼やステンレス、アルミニウム合金などの加工において、加工音とバリの発生を最小化する。
 B幅広い加工に対応…大きなランピング角を有する刃径φ14〜φ160oまでのカッタをラインアップ。モジュラータイプ拡充。

三菱マテリアル
耐熱合金加工用超硬ソリッドドリル
「DSAシリーズ」
小間番号2A32

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(東京都墨田区横網1-6-1、KFCビル8階)は、9月10日に発売した新製品、耐熱合金加工用超硬ソリッドドリル「DSAシリーズ」を展示する。
 DSAシリーズは、一般鋼と比較し加工硬化しやすく、切削熱が上がりやすい耐熱合金加工において、長寿命かつ優れた穴品位を実現する超硬ソリッドドリル。内部給油式「DSAS」と外部給油式「DSAE」の加工径3oから12oまでの96アイテムを揃えた。
 【主な特長】
 @加工径5o以上の内部給油式は独自のクーラント穴形状により、ドリル剛性を低下させることなくクーラント吐出量を増大させ、潤滑性、冷却性を向上。
 A頑丈な直線状切れ刃と耐熱合金加工用ホーニングにより、安定した切りくず生成およびチッピングを抑制。
 B耐熱合金加工用に設計されたマージンにより接触面積を最小化させ切削熱と加工硬化を抑制。
 C新PVDコーテッド超硬材種DP9020を採用し靭性を維持しながら硬度を高めることにより耐摩耗性を向上。

最新のゴム・プラスチック製品・技術が集結
『川島ベストパートナー展示会』 開催
19社の注目製品集結
10月29日(火)ウインクあいち

 工業用ゴム・樹脂・プラスチック製品販売の川島商事(社長=川島健一氏、本社=名古屋市熱田区)と、その主要仕入先メーカーらで構成される「川島ベストパートナー会」が主催する『川島ベストパートナー展示会』が10月29日(火)、ウインクあいち(愛知県産業労働センター/名古屋市中村区)で開催される。出展メーカー各社は省エネ節電∞環境≠テーマに、新製品や新技術などを紹介・提案する。
ゴム・プラスチックの 
素材・加工の総合展示会

 今回で6回目の開催となる同展示会には、19社(下記の出展メーカー一覧を参照)が出展する。展示テーマは、昨今、市場での注目度も高い「省エネ節電」「環境」「新製品」の3点。前回展では「出展メーカーも増え、それだけ多くの新製品や新サービスを知ることができ、新しいビジネスパートナーにも出会うことができた」など来場者から大変好評を得ていたが、今回はさらに各展示スペースや商談スペースともに充実が図られている。
 名古屋市熱田区に本社を構える川島商事は、ゴム・プラスチックを主力とした各種設備機器や資材の総合商社だ。大正6年、初代社長の川島勘一氏がベルト販売の小売業を名古屋市中区東田町にてスタート。昭和50年代に入ると独自性を打ち出す方向を模索するようになり、特殊技術を持つ加工会社との連携を広げ、顧客からの細かいニーズに応えた特殊品や難加工品など、ニッチな商品の製作・販売に注力し始める。現在では中部圏に8つの営業所とベルト加工工場(セントラルゴム工業/名古屋市港区)、さらに名四物流センター(名古屋市港区)を有し、業容の拡大と生産能力を増強。ゴム・プラスチック販売と併せ、素材の加工から組み立てまで対応した総合力での営業を強化している。
 そんな流れのなか、同社と仕入先メーカーが協力し『川島ベストパートナー展示会』が2009年からスタート。以降、隔年で開催されており、今年で6回目を迎えることとなった。
販路拡大はもちろん、
新製品を生むきっかけにも

 「ここ数年、お客さまからは高精度で、かつ製作するにも特殊な素材や技術が必要となる製品が求められていますし、日々高度化・多様化するニーズに対応するため、素材や技術も目まぐるしく進化を続けています。お客さまからのお話を伺っていると、こちらが思いもつかなかった発想と出会い、それが新しい技術開発や製品開発へのヒントとなっています。この展示会が出展メーカーさまとお客さまの出会いの場となり、さらに、ご来場くださった皆さまにとって販路拡大や、より良いモノづくりのきっかけとなるお手伝いができれば幸いです」と、同展示会への想いを語ってくれたのは、川島商事の川島健一社長だ。
 「川島ベストパートナー会」とは、川島商事が顧客から相談された高度なオーダーに応えるために、さまざまなバックアップ体制を整えている仕入先メーカーで構成される会である。その名の通りベストパートナー£Bとともに開催する今回の展示会では、新たな製品や技術、サービスを生み出すきっかけとなる話題や出会いを提供してくれることだろう。
出展メーカー一覧
●旭有機材●アンレット●カナフレックスコーポレーション●澤久工業●三機工業●シーケー金属●JRC●潤工社●積水化学工業●タイガースポリマー●中興化成工業●東拓工業●トヨックス●八興●バンドー化学●日立金属商事●三菱ケミカルアドバンスドマテリアルズ●三菱電機住環境システムズ●川島商事
川島商事のブースにも注目!
 顧客からのオーダーで製作した特殊加工品などを多数展示する川島商事の出展ブースにもぜひ立ち寄っていただきたい。通常では紹介が難しいゴム・プラスチックなどの素材を使用した、高度で細密な加工技術や成形・切削品などの展示を通して最新情報を提供するという。
来場者に抽選で豪華プレゼント
 今回の『川島ベストパートナー展示会』では、来場者に抽選で「羽釜タイプIH炊飯ジャー」などが当たるほか、従来通り来場者全員プレゼントとしてクオカードも用意されている。同展示会は10月29日(火)10時00分〜18時30分、ウインクあいち8階で開催される。一見の価値あり。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがだろうか。
来場者には抽選で素敵な商品が当たる!

開催にあたって
川島商事
社長 川島健一

 平素は川島商事に対し格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。弊社は、工業用ゴム・プラスチック製品の販売を基盤とし、常にお客さまに満足いただける商品の提供を使命と信じ、商社という枠を取り外した企業になるよう努めております。
 日々進化しつつある高い要求にお応えできるよう、国内外で、匠の技を持つ職人の方々や加工工場の情報収集、連携先を広げ、さまざまな加工やアッセンブリ―をすることにより、自動車・半導体・食品・医療・建設・土木など、さまざまなモノづくりのお手伝いをしております。
 例えば医療向け特殊精密フィルム材の成形や、半導体向けの精密樹脂切削加工品の製作、金属製の部品から耐熱・耐薬品・耐摩耗性に優れたゴム・プラスチック部品への代替えや組み合わせなど、さまざまな情報を通じてご提案をし、お客さまのニーズに合わせた商品や部材の提供を行っております。
 『川島ベストパートナー展示会』は、モノづくりに携わるすべての方々にぜひご覧いただき、積極的な情報交換・商談の場として活かしていただければと存じます。私ならびに社員一同、皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。

センタードリルに新製品
『SPセンターZERO』
イワタツール MECTコンセプトゾーンも注目

 センタードリルで名を馳せるイワタツール(岩田昌尚社長、名古屋市守山区花咲台)が9月27日(金)、報道人を集めてプレスリリースを開催。その席で、同社の主力製品であるSPセンターに、待望の新製品が登場すると発表があった。
 1o以下のドリルのモミツケ(位置決め)では日本を含めアジアでトップシェアを誇るイワタツール。同社の売り上げの50%以上を占めるというSPセンターの新製品『SPセンターZERO』は、位置決めが限りなくゼロに近づくことからその名を付けられたという。
 主な特徴は、以下の3つだ。@ドリル位置精度は1μm以下を実現。A穴の入り口側のバリが抑えられ、後工程のドリルがバリに引っかからない。B薄板穴加工なら、これで完結できる。
 岩田社長は「モミツケが揃っていると後のドリルがすんなりと入っていく。逆に、位置がズレたまま後工程にまわすと、そこで使用するドリルが無理をし、異常摩耗をおこしたりする。このSPセンターZEROの寿命もそうだが、このドリルでモミツケをしておくことで、後工程で使用するドリルの寿命も延びるんです」と、その性能に自信をのぞかせた。
 今後主力製品となるであろう『SPセンターZERO』。同社は月に1万本の販売を計画しているという。まずは年内を目途にメインサイズを国内外の市場へと投入。その後、順次サイズバリエーションを追加していくようだ。
 また、ドイツで9月16日(月)から6日間開催されたEMOハノーバー2019(国際金属加工見本市)にも出展するなど、国内はもとより海外でも積極的に事業展開を進める同社。プレスリリースの席で、tte社(イタリア)の日本代理店として、横にオイルホールを施した3枚刃スクエアエンドミル『5103TF』などを在庫販売していることも報告された。

 10月23日(水)から26日(土)までの4日間、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催される『メカトロテックジャパン(MECT)2019』のコンセプトゾーン(主催者企画)において「ロボット切削で広がる可能性」をテーマに、イワタツールは、トライエンジニアリング(名古屋市守山区花咲台)、安川電機(北九州市八幡西区)とともに“ロボット切削加工システム”を共同展示する。これに先立ち、プレスリリース当日にはトライエンジニアリングで見学会が開催されたほか、ロボットマシニングシステムに関する説明などが行われた。
 イワタツールとシステムインテグレーター・トライエンジニアリング、そして安川電機の3社はMECT2019コンセプトゾーンで世界初披露となる国産高剛性ロボット「MOTOMAN-GG250」を使った切削加工システムを展示する。イワタツールがロボット向けに開発した工具との組み合わせによる、複数素材の切削加工が披露されるほか、ロボット上部に小型ロボット「MOTO-mini」を配置した新たな活用法も提案されるという。
 セミナー・実演時間など、詳しくはMECT2019特設webサイトで確認を。

災害時にも大活躍
USBポート付コードリール
ハタヤリミテッド 話題の新製品

 コードリールや照明器具の専門メーカーであるハタヤリミテッド(足立憲泰社長、名古屋市中区)は、100Vコンセント付コードリールに携帯電話やスマートフォンなどモバイル端末の充電ができるUSBポートを装備した『USBポート付コードリール・S-30U4』(4ポート/屋内用)を発売。その機能性や利便性などから、防災安全協会に“災害時に有効活用でき、かつ安全である”と『防災製品等推奨品』に認定されたことで話題を集めている。
 USB出力はDC5V・最大2A(4ポート合計4A)。照明などAC100V機器の電源に、また、スマートフォンやタブレット端末の充電にも使え「防災備蓄用品にもオススメです」と同社担当者は太鼓判を押す。
 100Vコンセントを使用しながらスマートフォンやタブレット端末などを同時に充電できるUSBポートを搭載した『S-30U4』。その仕様はコード長30m、防塵シャッター付AC100Vコンセント×2、防塵カバー付USBポート×4。USBポートを埃などから守る開閉式透明防塵カバーはLEDパイロットランプ内蔵なので電源に接続されているか遠くからでも識別できるようになっている。ACコンセントは合計1400Wまで使用可能だ。
 地震や大型台風、長雨など、自然災害に見舞われることの多くなった昨今。『S-30U4』は、電源元が少なくなる工事現場やイベント会場はもとより、災害時には避難所などでのUSB機器の充電にも重宝しそうだ。
 本体標準価格は、税別1万3600円。本製品に関する詳しい問い合わせは、同社顧客サービスデスク▽フリーダイヤル=0120(686)888、または同社ホームページhttps://www.hataya.jpまで。

2019年10月13(日)2721号
全機工連 第43回全国大会(大阪大会)
10月16日(水)午後1時〜、ホテルニューオータニ大阪で開催
大会スローガン
はじめよう!令和の新しい働き方
〜AI時代を生き抜く機械工具商のあり方

 全日本機械工具商連合会(全機工連、会長=坂井俊司氏・NaITO社長)の第43回全国大会(大阪大会)が10月16日、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪で開催される。この大会は、全国の加盟団体(37団体・1468社、6月20日現在)の会員である機械工具商と賛助会員のメーカーらが集い共通する課題について意見交換する場として、3年に一度、東京・大阪・愛知の3組合が持ち回りで開催している。今回は9年ぶりに大阪組合(大阪機械器具卸商協同組合、理事長=中山哲也氏・トラスコ中山社長)が担当する。当日は午後1時に開会し(開場は正午)、大会式典、講演会などが行われた後、懇親会が予定されている。
『やって得する働き方改革』
『知って得するAI事情』

 今大会のスローガンは『はじめよう!令和の新しい働き方〜AI時代を生き抜く機械工具商のあり方』。新たな課題である「働き方改革」と、活用が進む「AI(人工知能)」をテーマに、会員にとって気づき多き大会をめざす。
 講演会では、IT業界でいち早く働き方改革を実践し、健康経営優良法人「ホワイト500」にも認定された、SCSKの谷原徹社長が『やって得する働き方改革』と題して講演。取り組みのポイントなどを聞く。
 また、SAPジャパンの福田譲社長による『知って得するAI事情』(人工知能)の講演では、生活の利便性を加速させるAIの現在、そして未来、AIの成長が製造現場や我々の生活にどのような革新をもたらすのかを探る。
 講演会の後は、「どうする?働き方改革。組合員の取り組みを徹底調査!」と題して、大阪組合の渡辺喜弘分科会リーダー(森一産業社長)が組合アンケートの分析結果を発表する。
 さらに、全機工連が推奨する機械工具商向け販売管理システム「機工メイト」の紹介を、システムの開発・販売を行うブロードリーフの山中健一副社長が行う。
 大会プログラムは、▼午後1時〜同15分「大会式典」。国歌斉唱の後、坂井全機工連会長の挨拶、中山大阪組合理事長の挨拶に続いて、全機工連功労者表彰が行われる。▼午後1時20分〜午後4時「講演会」▼午後4時05分〜同20分「組合アンケート分析結果発表」▼午後4時25分〜同45分「機工メイトの紹介」▼午後5時〜午後6時30分「懇親会」。

メカトロテックジャパン2019
今年、国内最大の工作機械見本市
10月23日から名古屋で開催
過去最多の477社・団体が出展

 国内最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン2019(MECT2019)」が10月23日(水)〜26日(土)の4日間、名古屋市港区のポートメッセなごやで、ニュースダイジェスト社(社長=樋口八郎氏、本社=名古屋市千種区)の主催により開催される。
 過去最多となる477社・団体が出展し、展示規模は前回展(MECT2017)を上回る1941小間となる。海外からの参加は25カ国・地域を数える。通算16回目の開催となった前回展では、457社・団体(1933小間)が参加、会期中9万2305人が来場した。
 主な出展製品は、工作機械、鍛圧・板金加工機、射出成形機、3Dプリンター、機械工具、鋸刃、切削工具、工作機器、測定機器、試験機器、研削砥石、研磨材、油圧・空圧・水圧機器、歯車・歯車装置、環境・安全対応機器装置、CAD/CAM/CAE、制御装置・関連ソフトウエア、産業用ロボット、搬送装置、洗浄機械装置、品質管理・安全・試験認証機関、新素材、マイクロマシン、ナノテクノロジー関連など。
 今回、主催者コンセプトゾーン(企画展示)では「中小必見!!ロボットで現場が変わる」をテーマに、中小企業に最適な産業用ロボットの活用法や高度化したシステムなどを会場内で紹介する。
 また、主催者企画のセミナーは、トヨタ自動車、日産自動車、ボーイングらが、それぞれの分野から、ものづくりの今後について講演する。
 9月25日に名古屋駅前のウインクあいちで開かれた記者発表では、ニュースダイジェスト社の樋口社長が「今回展は景気が低迷し先行きが心配される中で出展募集を始めましたが、お陰さまで極めて順調に募集活動が進み、過去最多の出展者数となる477社のご出展をいただきました。出展規模は1941小間で、これは2007年展に次ぐ2番目の規模になりますが、ポートメッセがいっぱいとなる規模で開催することが決定しています。毎回、大変好評をいただいている企画展示コンセプトゾーン。前回は宇宙をテーマに行いましたが、今回は産業用ロボットをテーマに実演展示を行う予定です。色々な渾身の展示を用意しています」と意気込みを語った。
 同展を共催する愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、「メカトロテックジャパンは2年に一度の行事ですが、当組合にとって最大の事業であります。今回、開催できる運びとなりました。皆様のご協力に感謝申し上げます。この展示会を情報交換の場、最大の機会として提供できることを大変喜ばしく思っています。ロボットという新しい展開になり、多少景気は滞っていますが、ひとつの起爆剤になればと感じています」と話した。
 続いて、平野清嗣ニュースダイジェスト社情報企画部長より、展示会の概要、見どころなどが説明された。
 MECT2019の開催時間は、午前10時〜午後5時。ただし、25日(金)は午後6時まで、最終日の26日(土)は午後4時まで。
 入場料は大人1000円、団体(10人以上)の場合1人500円。公式ウェブサイトからの事前登録者、海外来場者、学生は無料となる。

中部経産局9月公表 最近の管内総合経済動向
「改善している」、27か月連続
公共投資は「増加している」に上方修正

 中部経済産業局は、9月11日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を、27か月連続で「改善している」とした。
 個別の項目では、生産の判断を「一部に弱い動きがみられるものの、高水準で推移している」とした。「高水準で推移している」は12か月連続。鉱工業生産の動向を指数(7月速報)でみると、輸送機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業、電気機械工業などが上昇したことから、前月比1・1%増と2か月ぶりの上昇となった。前年同月比は1・1%増と6か月ぶりに上昇した。主要業種では、輸送機械は、乗用車及び自動車部品が高水準で推移している。生産用機械は、金属工作機械を中心に弱含み。電子部品・デバイスは、スマートフォン向け等を中心に減少している。
 個人消費については、28か月連続で「緩やかに持ち直している」と判断した。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比3・7%減と6か月ぶりに前年を下回った。百貨店は、衣料品等が振るわず、同6・9%減。スーパーは、衣料品等が振るわず、同3・3%減。コンビニエンスストアは、カウンター商材、中食が好調だったが、天候不順等の影響もあり、同2・3%減。家電大型専門店販売は、季節空調等が低調で、同14・3%減となった。一方、乗用車販売は、小型車が5か月連続で前年を下回ったものの、普通車が4か月連続で、軽自動車が2か月ぶりに前年を上回ったことから、全体でも2か月ぶりに前年を上回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比5・0%増)。
 設備投資は、27か月連続で「増加している」と判断。製造業では電気機械、生産用機械等で、非製造業では運輸、不動産等で増加する計画となっている。なお、管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)は、一般機械工業向けが9か月連続で、自動車工業向けが8か月連続で前年を下回り、全体でも8か月連続で前年を下回った。
 公共投資については、判断を「増加の動きがみられる」から「増加している」に2か月ぶりに上方修正した。公共工事前払金保証請負金額は、年度累計では前年度比13・7%増と前年度を上回り、単月でも4か月連続で前年を上回った。
 その他、住宅投資は「持ち直しの動きがみられる」(6か月連続)、輸出は「横ばいとなっている」(2か月連続)、雇用は「労働需給が引き締まっている」(38か月連続)と判断した。
 企業倒産(件数)は、「情報通信業」「卸売業」が前年を下回ったものの、「建設業」「サービス業他」「小売業」などが前年を上回り、全体でも2か月連続で前年を上回った。
 先行きについては、世界経済の下振れ、各国政策の不確実性の高まり、為替の動向、中小企業の経営環境の悪化などに注視が必要と指摘。各種政策の効果が生産や投資、所得の増加につながることが期待されるとしている。
 ※比較は、断りのあるものを除き、2019年7月の実績値による。

総受注高前年同月比31%減の323億円
9か月連続で前年を下回る
中部経産局 令和元年7月度金属工作機械受注

 中部経済産業局が8月30日に発表した令和元年7月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、FUJI、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比31・0%減の323億3800万円となり、9か月連続で前年を下回った。前月比は7・9%増となり、2か月ぶりに300億円を上回った。
 国内受注は、前年同月比33・8%減の122億4300万円となり、8か月連続で前年を下回った。前月比は22・5%増だった。主力の一般機械工業向けが前年同月比37・5%減の69億1800万円と9か月連続で前年を下回り、自動車工業向けも同22・0%減の33億6400万円と8か月連続で前年を下回った。
 海外受注は、前年同月比29・2%減の200億9500万円となり、9か月連続で前年を下回った。前月比は0・6%増だった。
 北米向けが前年同月比11・2%減と6か月連続で前年を下回り、ヨーロッパ向けが同40・5%減、アジア向けが同41・5%減とともに9か月連続で前年を下回った。シェアは、北米向け41・7%、アジア(トルコを含む)向け27・2%、ヨーロッパ向け26・4%となっている。
 国別にみると、1位のアメリカが66億1400万円(前年同月比22・5%減)、以下、中国30億7000万円(同44・2%減)、メキシコ12億1300万円(同88・1%増)、ドイツ11億8300万円(同46・6%減)、イタリア8億4700万円(同48・0%減)の順となった。
 販売額は、前年同月比10・3%減の337億5300万円となり、3か月連続で前年を下回った。前月比は4・8%減だった。
 受注残高は、前年同月比16・6%減の2023億6000万円となり、4か月連続で前年を下回った。前月比は2・3%減だった。

岡本忠史氏
岡新代表取締役会長

 建築関連金物総合卸商社、岡新(社長=岡本達明氏、本社=名古屋市中区)の代表取締役会長岡本忠史氏は、予てより病気療養中だったところ、8月29日逝去された。享年84歳。
 通夜が9月1日の午後6時、葬儀が翌2日の午前11時より、イズモ葬祭名古屋貴賓館(名古屋市中村区)にて、岡新と岡本家の合同葬として営まれた。葬儀委員長は岡本達明氏、喪主は岡本康宏氏。業界関係者らが多数参列し故人との別れを惜しんだ。
 故岡本忠史氏は、愛知県金物商工協同組合の理事を44年(昭和50年5月〜現職)務め、このうち平成20年10月〜同25年5月は理事長の重責を担うなど、業界の発展に尽力した。

第45回従業員組合総会開く
新委員長に森下良次氏
オータケ 総会後は納涼会で交流

 管工機材の総合商社オータケ(社長=村井善幸氏、本社=名古屋市中村区)の2019年度(第45回)従業員組合総会が8月2日午後6時30分より名古屋市中村区のザ・グランクレールで開催され、河村武史委員長の任期満了による退任に伴い、森下良次氏が新委員長に選出され就任した。総会後に催された納涼会に来賓として出席した村井社長は、第67期決算が終了したことを報告し「変化、変わることにもっと取り組んでいき、皆様とともに毎日少しずつでも変化して、さらに上を目指したい。一層心を1つにして頑張ってまいりたい」と話した。
 従業員組合総会では執行委員の改選が行われ、新たな委員長に本社営業部1課の森下良次氏(前書記)、副委員長に商品部の土屋雄大氏(前文化体育部長)、書記に名古屋支店の河村武史氏(前委員長)が就任した。
 本社、各支店・営業所の新執行委員が紹介され、代表して森下新委員長が「皆様のおかげで、従業員組合も無事に45期を迎えることができました。近年、日本は少子高齢化に伴い、労働人口が減少傾向にあります。2019年4月1日より、働き方改革関連法の一部が施行されました。現在、働き方改革は大企業だけではなく、中小企業においても重要な経営課題の1つであります。そうして世の中に認知されています。時間は無限ではなく、有限になります。昨今言われているのは、限られた時間内に高い成果を出すという、生産性の向上です。今回、オータケにおいて新人事制度が導入されることになり、改めて私たち1人1人が目的意識を持ち取り組んでいくことで、1人1人の生産性を向上させることが重要になると思います。オータケ社員一丸となって、協力し合い、より働きやすい職場環境を皆で作ってまいりましょう」と挨拶した。
 続いて、第44期決算報告が行われ、原案通り承認された。以上で総会を終了した。
 納涼会は、村井社長をはじめ同社の幹部社員も合流して別室で開かれ、冒頭、森下新委員長が「先ほど組合員の方から承認をいただき、今期より従業員組合の委員長を務めさせていただきます。何分初めてのことですので至らぬ点も多々あるかとは思いますが、執行委員を含め、精一杯任期満了まで取り組んでまいりたいと存じますので、宜しくお願いいたします。近年、世界ではアメリカ、中国間の貿易摩擦や、日本、韓国間の元徴用工訴訟問題などがあり、今後の日本経済に大きな影響があると思います。10月1日より消費税率が8%から10%に引き上げられる時に、今後の消費量も懸念され、私たちを取り巻く環境は厳しいものになっていくと思います。5月1日午前零時に新元号の令和元年が始まり、これまでの平成の元号は30年の歴史に幕を閉じ、新たな時代がスタートしました。当社も新人事制度導入と、私たちの職場環境も大きく変化しています。世の中は常に変化しています。仕事環境も、そういったニーズの変化に対応していかなければならない。私たちも様々な変化に対応し、当社もより一層良くなるように取り組んでいきたいと思います。ご来賓の皆様と従業員組合の皆様の一層のご協力を今後とも宜しくお願いいたします。本日は短い時間ではありますが、ビンゴ大会などのイベントも多数用意していますので、最後までお楽しみいただけたらと存じます」と挨拶。
 来賓を代表して挨拶に立った村井社長は「従業員組合総会を無事に終了されましたこと、本当におめでとうございます。45回ということですが、最初の委員長は鈴木照オータケ最高顧問から始まって、私も委員長を務めさせていただきました。当時はソフトボール大会やボウリング大会など色々と行っていました。仕事も一生懸命やり、懇親も図れる形で行っていました。今年は4月にボウリング大会がありました。会社も全体をはじめ各ブロック、部署での懇親が図れるように、これから考えていきたいと思っています。何れにしても1人ではできません。チームワークで色々取り組んで懇親を図れるようにしてまいりたいと思いますので、宜しくお願いいたします。第67期の決算をさせていただきました。売上高は前期よりも3・7%増加の見込みです。変化、変わることにもっと取り組んでいき、皆様とともに毎日少しずつでも変化して、さらに上を目指したい。一層心を1つにして頑張ってまいりたいと思っていますので、今後とも宜しくお願いいたします。今日は皆様とともに語り合いながら懇親を深めたいと存じます」と述べた。
 土屋副委員長の音頭で乾杯して歓談の場となり、新入社員の紹介やビンゴ大会などで楽しく盛り上がり、河村書記の中締めで午後8時半前に終了した。

全住品 「建物状況調査ご案内」
ムービーをHPで公開
調査内容を分かりやすく動画で紹介

 住宅業界の品質向上を目指す全国住宅技術品質協会(全住品、代表理事=山口喜廣氏、所在地=東京都墨田区)は、全日本不動産協会(理事長=原嶋和利氏、所在地=東京都千代田区)の協力のもと制作した、宅建業者向けに建物状況調査の具体的な内容などを動画で分かりやすく紹介する「建物状況調査ご案内」ムービーを10月1日よりホームページ(http://www.zenjyu-hin.or.jp/)で公開している。
 2018年4月1日施行の改正宅建業法により、宅建業者には売買契約の重要事項説明時に建物状況調査の説明が義務化された。一方、施行から間もないこともあり、一部の宅建業者から同調査の制度や具体的内容が分からず説明が難しい、情報が不足しているなどの声が上がっているという。
 全住品では、これらのニーズに応えるため建物状況調査の具体的な内容などを動画で分かりやすく紹介する「建物状況調査ご案内」ムービーを制作し、ホームページにて公開した。
 同ムービーでは「買主が既存住宅購入時に不安に思っていること」などのデータ、「建物状況調査とは」「サービスの流れ」「調査内容」といった基本情報をはじめ、調査時のトラブル回避のための注意事項などを実際の調査現場や調査報告書サンプル映像を交え、約7分にまとめ分かりやすく紹介。売主、買主への説明に活用してもらうだけではなく、誰でもアクセス・閲覧が可能なホームページで公開することにより、業界のみならず一般の人に対し調査自体の理解促進を図るものとしている。
 全住品は2016年、住宅建築に起因する不具合の撲滅や品質確保に向けた研鑽・研究、行政や関連団体との連携などを通じて、住宅の安全・安心を追求し、業界全体の発展に寄与することを目的に設立され、その活動の一環として技術品質向上への研究・教育に関する事業や各種研修、図書・書籍の発刊などの事業を行っている。

メーカーら140名が参加
本音で語り合える場に
中部ジーネット会 ビアパーティー開く

ジーネット名古屋支社(取締役支社長=松吉正訓氏)の主力仕入先メーカーで構成する中部ジーネット会(会長=片岡暢博氏・ヤマザキマザックトレーディング東海・北陸・信州販売部部長)は、8月5日午後6時30分より名古屋市中村区のアサヒスーパードライ名古屋にてビアパーティーを開催した。会員とジーネット社員あわせて約140名が参加し、盛会となった。
 ジーネットの新入社員が進行役を務める中、冒頭、大谷秀典ジーネット常務取締役が事務局を代表して挨拶に立ち「平素は中部ジーネット会の運営に際し、多大なるご支援をいただいていますこと、御礼申し上げます。名古屋の名駅に降り立つと、なぜかホッとする。未だにホームは名古屋なのかと感じます。このような飲みニケーション、20代、30代でデーターを取ると、会社の飲み会に行きたくない人は53%。47%は行ってもいいということです。行きたくない理由は、行く人に気を使うから、お金を使うから、時間がもったいないから。行きたい人は、ものすごく楽しかった上司との飲み会の経験がある人。これを神飲み≠ニいうそうですが、神飲みの経験がある人は、今日は楽しいのではと期待に胸を膨らませて、上司と飲みに行く。神飲みをするにはコツがあり、自己開示をすると神飲みに近づける。いわゆる、本音で話す、腹を割って話す。内面的なことを話していくと、相手の好感度が上がる。自己開示をしてくれた人には、自分もと話しだし、そうなるとスパークして神飲みとなるということです。今日も皆さんお揃いなので、本音で自己を曝け出していただいて、皆でスパークしていきたいと思います。ジーネットも第2四半期に向けて巻き返してまいります」と話した。
 片岡中部ジーネット会会長は「本日は多くの方にご参集いただきまして本当にありがとうございます。私も何回か出ていますが、こんなに沢山の方がお出でになったのは初めて見ました。先週東京でMFショー(MF-TOKYO2019)が開催されました。私どもが加盟する日本鍛圧機械工業会が主催した関係上、3台の機械を出品しました。その時、思ったのですが、日本の生産年齢人口(15歳〜64歳)が毎年60万人ずつ、これから2055年までずっと減っていくそうです。無人化や生産効率を上げるということが大事になってきます。工場だけではなく、セールスなど様々な仕事がありますが、1人あたりの労働生産性を1・何倍かに上げていく必要があるというふうに思っています。これから、そのようなご提案をお客様にしながら、寒い数字がちらちら見えますが、是非そのようなものを吹き飛ばして行きたいと思っています」と挨拶で述べた後、力強く乾杯の音頭をとった。
 ジョッキ片手に会話が弾む中、豪華景品が当たる恒例の抽選会も行われ、楽しく会員相互の親睦が図られた。
 最後に、松吉ジーネット名古屋支社長が「本日はメーカー様130名のご出席を賜り、ありがとうございます。私どもの社員を含めると140名という盛大なビアパーティーを開催できましたこと、皆様のお力添えのおかげと感謝申し上げます。4月に名古屋に来て4か月ですが、名古屋は楽しいと感じています。第2四半期、大変だとは思いますが、皆様の笑顔とともに、我々名古屋支社は間違いなく皆様と一緒に数字も達成できるようにやって行きます。私はまだまだ新参者ですが、また来年のビアパーティーでこの1年間非常に頑張ったと祝杯を上げられるように、一生懸命邁進してまいります。どうぞ宜しくお願いします」と挨拶し、川村真巳BIG DAISHOWA中部営業部部長の中締めで盛況のうちに終了した。

新感覚の航空機テーマパークと
空港滑走路を見学
愛機工熱田支部 セントレアまるわかりツアー

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の熱田支部(支部長=滝澤有一氏・松本商店社長)は7月27日、恒例の見学会として「セントレアまるわかりツアー」を開催した。23名が参加し、昨年10月にオープンした「フライト・オブ・ドリームズ(フライトパーク)」と空港滑走路を見学した。
 セントレア(中部国際空港)は、増大する航空需要に対応するため、24時間利用可能な空港として愛・地球博(愛知万博)が開催された2005年に開港。同支部では開港間もない頃にもセントレアの見学会を行っており、今回は2回目となったが、当初より大きく進化した空港の様子が見られた。
 当日は、朝9時45分に金山総合駅北側に集合し、貸切バスでセントレアへ向かった。
 最初に訪れた「フライト・オブ・ドリームズ」は、展示エリア「フライトパーク」と商業エリア「シアトルテラス」の2つのエリアからなる、新感覚の航空機テーマパーク。見学したフライトパークには、ボーイング787初号機(実機)が展示されており、全体が一望できるスペースからプロジェクションマッピングを鑑賞した。その後、ボーイング787初号機であるZA001のコックピットを実際に見学したり、紙飛行機を作って簡単な飛行実験をしたりして、楽しみながら航空について学んだ。
 昼食は、スカイデッキの最も滑走路に近いところにあるフレンチレストラン「クイーン・アリス」で、飛行機の離着陸を眺めながらの食事を楽しんだ。
 午後からは今回のメインとも言える滑走路内の見学で、入場の際は保安検査があり、身分証明書の提示の他、金属探知機による検査や手荷物検査が行われた。参加者は全員無事に入場できた。
 この日は台風の接近で発着便が乱れており、午前中の便が午後に集中し、通常よりも多くの航空機の離着陸を間近に見ることができた。
 また、航空機部品を生産する企業が集まる中部圏ならではのドリームリフター(ボーイング787の部品を運ぶための専用機、日本ではセントレアだけで見ることができる)も駐機しており、参加者はその機体の形状や大きさに驚いた様子だった。

営業の力が発揮できる時代に
基本に返って販売に注力
東海イゲタロイ会 2019年度総会を開催

 東海イゲタロイ会(会長=前嶋孝行氏・前島商会社長)の2019年度(第26回)総会が6月10日、名古屋マリオットアソシアホテルで午後5時より開かれ、住友電気工業の牛島望専務取締役(当時、現副社長)、村山敦ハードメタル事業部長をはじめ、会員である特約店、さらに代理店なども含め総勢約100名が出席し、製販一体となってシェア拡大を目指すことを誓い合った。
 総会は、布目令住友電気工業ハードメタル事業部流通販売部名古屋市販グループ長の司会進行により進められた。
 冒頭、前嶋会長が「今年に入ってから、大分景気に陰りが見られる。陰りというよりも、どこかの国の貿易戦争に巻き込まれてしまっている感じがしますが、振り返ってみると、リーマンショックから東北で大きな地震があったりし、それから回復して、ここ2、3年は工作機械の部品が全然間に合わない、納期が1年かかるなどという、とんでもないことが起きてしまったのですが、今それも大分落ち着いてきて、普通に戻ってきたというか、これからは益々ここにいらっしゃる方々とその部下の方の営業の力が、十分発揮できる時代に入ってきたのかと思っています。これをピンチと捉えるのではなくチャンスと捉えて、住友さんでも7月1日からサマーキャンペーンが始まるということで新しい商品が次々と出されてきますし、これを商材にしていただき、営業という足元を見つめ直し、基本に返ってこれから一生懸命売っていって、また来年この会で1年頑張って良かった、数字が上がったという声を皆様からお聞きしたいと思っています」と挨拶した。
 続いて、牛島住友電気工業専務が挨拶に立ち、イゲタロイ製品の販売について「2018年度もサマー、ウインターの両キャンペーンに積極的にご協力を賜り、ありがとうございました。特にサマーキャンペーンでは、全国の30%を東海が占め、14社から16名の方々をJIMTOFツアーにお招きすることができました。卸売実績でも、昨年は全国平均で対前年比プラス11%の伸びでしたが、東海はそれを上回るプラス12%で、国内での拡販を牽引していただきました。特に福島の東北住電精密で量産しているマルチドリル『ネクシオ』の拡販により、東海ではマルチドリルを2割伸ばしていただき、東北住電精密が独り立ちする機会を与えていただいたということです」と報告。
 今年度については「非常に読みづらいですが、この1月から3月までの世界各地域の実質GDPの成長率を見ると、中国も含め、ほぼ全地域で伸びている。工具についてはポテンシャリティーがあるだろうと考えていますし、昨年もこの場で話しましたが、電動化=EV化ではない。統計が出ていますが、2018年(暦年)、3・5トン以下の軽トラ・乗用車の世界生産台数は9414万台でした。この内、EVは147万台。2017年が83万台だったので、64万台増えたことになります。特に中国とアメリカの2カ国で増えましたが、他の地域ではあまり動いていない。電動化の趨勢は、現時点でもハイブリッド化が牽引しているということです。統計(IHS)は今から7年後の2026年、EV化率は9%、1000万台弱まで伸びるであろうという見立てをしています。従って残り90%強にはエンジンが残る見通しとなります。今後も自動車の電動化やセンサー類の増加は益々大きくなる。いずれは自動運転が現実化してくるでしょうが、部品点数が増えることはあれ、EV化による部品点数の減少は当面危惧する必要はないと言えるのではないかと思います。今後とも安心と自信を持って、イゲタロイの拡販にご尽力いただければと思います」との考えを示した。
 さらに同氏は、住友電気工業全体の2018年度連結決算について報告した。売上高は3兆1780億円となり、前年比プラス3・1%の増収。自動車関連事業や環境エネルギー関連事業、イゲタロイや焼結部品等の産業素材関連事業の売上が伸びたことによるとした。営業利益は1663億円で前年比マイナス4・0%、経常利益も1886億円で同マイナス3・3%の減益。その理由として、自動車関連で先行研究開発投資が非常に大きなことと、米中貿易摩擦による関税コストが増えたことを挙げた。
 一方、ハードメタル事業部については「売上高が1062億円と初めて1000億円を超過し、過去最高となった。それに見合った利益も計上することができた。これも偏に、皆様方のご支援のお蔭です」と感謝の意を示すとともに、引き続き拡販への協力を求めた。
 会員総数110社、出席79社、委任状提出31社、合計110社で会員の過半数を超えたため総会決議が有効であると司会者より報告された。
 前嶋会長を議長に選出して議事に入り、2018年度事業報告、2018年度会計報告、監査報告が行われ、承認された。会員の異動が報告された後、2019年度事業案および2019年度予算案が原案通り承認され、議事を終えた。
 伊藤正人副会長(伊藤信産業社長)が「皆様のご協力をいただいて、総会を無事に終えることができました。サマーキャンペーンを通じて、シェア拡大、そして皆様方の販売促進に利用していただいて、東海イゲタロイ会を盛り上げていければと思っています」と閉会の挨拶で述べ、総会を終了した。
 第2部の表彰式では、優秀会員に対して最優秀賞(1社)、優秀賞(9社)、躍進賞(1社)が贈られた。また、超硬製品のリサイクルに積極的に取り組んだ会員に対してリサイクル最優秀賞(1社)、リサイクル特別賞(2社)を贈呈。受賞会員に牛島専務より記念の盾が手渡された。
 第3部は、住友電気工業概況報告が行われ、村山ハードメタル事業部長が事業部の概況を報告した。2018年度の事業部の売上高は過去最高を記録し、主力商品の超硬インサート、ドリル、CBNインサートすべてで過去最高となった。
 2019年度の事業方針として、国内シェア1位奪還をめざし、営業体制強化(@JIMTOF新製品の早期浸透A自動車産業の更なる深堀りB航空機、半導体等の成長産業へ注力)と、生産・物流体制強化(@生産能力増強と新製品拡販A物流東西2拠点化による即納体制強化B特型工具の短納期対応)に注力する考えが示された。
 続いて、流通販売部報告を浦山孝ハードメタル事業部流通販売部部長が行い、会員店卸売実績推移・市場動向、重点実施項目、2019年度キャンペーン、ジャンプアップ制度、タングステンリサイクルについて説明。新製品紹介では、金田泰幸住友電工ハードメタルデザイン開発部部長がJIMTOF2018で発表された新製品を中心に特長などを紹介した。
 このあと会場を移して第4部の懇親会が催され、廣岡雅人山善執行役員機工事業部副事業部長の音頭で乾杯。各テーブルをまわるテーブルマジックも行われ、参加者は和やかに親睦を深め、午後8時過ぎに野田道典ノダキ会長の中締めで終了した。

重量物の手動搬送を安全・効率的に
新規事業で現場の生産性向上
シュマルツ 手動搬送システム事業へ

 真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区)は、重量物の運搬や移動をアシストする手動搬送システムの販売を2019年10月1日(火)よりスタートした。手動搬送システムは物流工程でのパレタイズや加工機械への材料投入・取り出し作業、窓や自動車部品などの組み立て・搬送の際に使用することで現場を省力化、効率化し合理的な生産プロセスを実現してくれる。
 手動搬送システム導入のメリットとしては、@搬送時間・積載時間短縮による生産性向上、A作業者を重労働から解放しケガ・腰痛を予防、B重量物を作業者一人で負荷なく安全に搬送可能、C真空吸着によって保持し搬送物に傷をつけない、などが挙げられる。
 バリエーションも豊富で、同社が手動搬送システム事業において提供する製品グループは以下の3種類がある。@真空バランサー「ジャンボ」シリーズ▽真空を利用して荷物の吸着と持ち上げを行い、最大300sまでの荷物を直感的な操作でスピーディに運ぶことができる。リフティングホースの伸縮によってワークの昇降を行うことが最大の特徴だ。アプリケーションに応じて最適な操作ハンドル、そしてハンド部分の真空吸着パッドやメカ式のアタッチメントを選択することができる。A真空吸着式吊り具「バキュマスター」シリーズ▽電気チェーンブロックなどの昇降装置に吊り下げて使用するもので、最大500sまでの重量物を負荷なく安全に搬送できる。アプリケーションに求められる動きによって、90度旋回タイプや180度反転タイプの「バキュマスター」も選択可能。汎用的な標準タイプ以外にも搬送する対象物の材質や作業内容に応じて様々なラインアップが用意されている。Bクレーンシステム▽「ジャンボ」や「バキュマスター」を現場に設置するために必要なアルミクレーンシステムも用意されている。同社のクレーンシステムは軽量でスムーズな動作を追及して開発されており、ジブクレーンや天井クレーンなど現場に応じた形での供給が可能だ。同社では、これらの機器を組み合わせたシステム一式を、相談から販売、設置、点検、修理までトータルでサポートしてくれる。
 同社は、10月3日(木)から同6日(土)まで名古屋市港区のポートメッセなごやで開催された「日本木工機械展2019」のほか、同29日(火)から11月1日(金)まで幕張メッセで開催される「JAPAN PACK2019日本包装産業展」でも本製品を展示するという。会場で実際の使用感を体感してみてはいかがだろう。本製品に関する詳しい問い合わせは同社まで。

高能率加工と経済性を両立
革新的工具を拡充発売
タンガロイ AH8015発売

 タンガロイ(木下聡社長、福島県いわき市)は中〜重切削旋削加工において高能率加工と高い経済性を両立した革新的工具『Turn Ten-Feed』(ターン・テン・フィード)に、耐熱合金およびステンレス鋼加工用『AH8000シリーズ』のAH8015を拡充し、2019年9月30日(月)より発売を開始した。
 『Turn Ten-Feed』は両面10コーナ仕様およびダブテイル機構を採用しており、高い経済性とともに高い信頼性で安定加工を実現。Turn Ten-Feed専用のMNWチップブレーカにより優れた切りくず処理性も提供してくれる。さらに、刃先に設けたワイパー仕様により、最大送り2o/revの高送り加工を可能とし、圧倒的な高能率加工を約束してくれることだろう。
 ホルダは最大切込み量7・0oまで加工可能な高切り込み用ホルダHDタイプと、最大送り2・0oを実現可能とする高送り用ホルダHFタイプの2種類を設定しており設備や用途に合わせて最適なホルダを選択可能である。これら2種類のホルダにはインサートを共用で使用可能である。
 発売以来好評の『AH8000シリーズ』のAH8015は、高いAl積層被膜技術採用により驚異的な耐摩耗性と耐欠損性を両立した材種であり、耐熱合金およびステンレス鋼加工において安定加工を実現。難削材の大型部品や金属除去量が多い部品加工において大幅な生産性能向上を実現してくれることだろう。
 同社は、本製品の初年度販売を3000万円と見込んでいる。販売価格など、詳しくは問い合わせを。

TDYコラボレーションショールーム
“十人十家”コーナー新設
TDY3社 “十人十家”の魅力発信強化

 TOTO(社長=喜多村円氏、本社=福岡県北九州市)、DAIKEN(社長=億田正則氏、本社大阪事務所=大阪市北区)、YKK AP(社長=堀秀充氏、本社=東京都千代田区)(以下、TDY)の3社は、全国12箇所に展開している「TDYコラボレーションショールーム(内、4箇所はTYコラボレーションショールーム)」に、TDYが掲げるリモデルのコンセプトテーマ“十人十家(じゅうにんといえ)”のコーナーを8月29日(木)から順次、新設していった。@叶えたい暮らしをイメージできるパネル展示、A10パターンのリモデルプランのコンセプトムービーを放映、Bオモテ面に空間画像、ウラ面にプランのポイントを紹介した10種のポストカードを用意、など、訪れるユーザーがあこがれの暮らしをイメージできる仕掛けが満載だ。また、TDY3社で運営する「TOTO・DAIKEN・YKK APリフォーム情報サイト」内に“十人十家”に関連する新コンテンツ「あこがれのくらし診断」を開設。興味のあるキーワードやあこがれのライフスタイルを選択することで10パターンのリモデルプランのなかからユーザーの好みに近いプランを診断できる。これらの相乗効果で“十人十家”の魅力の発信を強化し、リフォームの需要創造を行っていくという。
 さまざまな消費行動が“モノ”から“コト”へと変化するなか、リフォーム分野においても「商品の老朽化」などの“モノ”からのきっかけではなく、ユーザーの夢を叶えるリモデルの実現に向けた“コト”提案が重視されている。今回の“十人十家”コーナーやWEBコンテンツの新設により、あこがれの暮らしを実現する10のリモデルプランと、各プランのコンセプトが改めて紹介されている。
 TDYのコト提案“十人十家”▽TDYでは“10人いれば10通りの暮らしの想いがある”との考えから、2018年よりリモデルコンセプトとして“十人十家”を提唱し「友人を招いて自慢の料理を振る舞いたい」「大好きな本に囲まれながらペットと心地よく暮らしたい」など「あこがれの10の暮らし方プラン」を設定している。

高齢・障害・求職者雇用支援機構より
2019年度理事長表彰受賞
ノーリツグループ 障がい者雇用が評価

 湯まわり設備メーカーのノーリツ(社長=國井総一郎氏、本社=兵庫県神戸市)グループ会社アールビー100%出資子会社であるカシマ(社長=米田一夫氏、本社=茨城県かすみがうら市)は、障がい者を積極的に雇用する事業所に対して贈られる「障害者雇用優良事業所高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長表彰」を受賞した。
 本賞は、高齢・障害・求職者雇用支援機構が、障がい者の雇用の促進と職業の安定を図るため、障がい者を積極的に雇用している事業所や模範的職業人として長期に勤続している優秀勤労障がい者に対し、その努力と功績を称え表彰するものである。
 カシマは部品加工メーカーとして、給湯器、システムバス、システムキッチンに使用する金属部品のプレス板金、組み立て加工から梱包作業までを行っており、2011年から障がい者の雇用を開始した。その際、本人の希望を確認しながら特性に合った職務の選定を行い、達成感をもって仕事ができるように作業環境の改善や仕組みづくりを行ってきた。今回の受賞は、障がい者雇用への意欲的な取り組みの継続、また人材の定着が評価された結果である。なお、2018年度にはノーリツのグループ会社である多田スミスが同賞を受賞している。
 ノーリツグループは、2006年に特例子会社のエスコアハーツを設立し、障がい者の雇用を創出する取り組みを開始した。2009年には雇用機会の拡大を図るため給湯器リサイクル事業に参入。現在は、エスコアハーツ子会社のリハーツが主体となり、給湯器リサイクル事業を運営している。不要になったガス給湯器のリサイクル作業を、兵庫県などを中心に全国18拠点の福祉施設と業務提携することで、障がい者への就労機会を提供している。2018年6月末時点でノーリツグループの直接雇用者数合計は139名、雇用率は3・15%となっている。
 カシマは、2009年7月2日に設立された。現在、障がい者16名を含む68名の従業員が、給湯器、システムバス、システムキッチンに使用する金属部品のプレス板金、組み立て加工などを行っている。
 ノーリツグループは、障がい者を含めた多様な人材が活躍できる環境づくりに努め、グループ全従業員が障がい者との協働・共生を意識し、誇りを持って仕事に取り組めることを目指していく。

LIXILグループ
DJSI World構成銘柄に初選定
DJSI Asia Pacific構成銘柄にも継続選定

 LIXILグループは世界的な社会的責任投資指標であるDow Jones Sustainability World Index(ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス、以下DJSI World)の構成銘柄に初めて選定された。また昨年に引き続き、アジア・太平洋地域版のDow Jones Sustainability Asia Pacific Index(DJSI Asia Pacific)の構成銘柄にも、3年連続で選定された。
 DJSI Worldは、世界の主要企業の持続可能性(サステナビリティ)の評価結果をもとに、業種別に上位10%の企業のみが選定されるものであり、2019年度は同社を含めて計33社の日本企業が選ばれている。同社ではサステナビリティの要素を事業戦略に組み込み、組織や地域の枠を超えた取り組みを強化しており、こうした成果が今回の選定につながったとみえる。
 LIXILグループの経済、環境、社会面の取り組みを総合的に見ると前年度までと比較し、今年度はさらに高い評価を獲得。特にサプライチェーンマネジメント、環境報告、事業における環境効率、気候戦略、社会報告、優れた人材の採用と維持をはじめとする分野において、その取り組みが高く評価された。
 同社社長兼CEOの瀬戸欣哉氏は「持続可能な事業をグローバルに展開し、ステークホルダーへ長期的な価値を提供するためには、日々の事業活動に環境、社会、ガバナンスの取り組みを一体化させ、継続的に推進していくことが非常に重要です。また、こうした取り組みを推進することは、企業としての存在意義や社会において果たすべき役割を明確化することにもつながります。LIXILグループはサステナビリティへの取り組みを継続的に強化してきました。この度、DJSI Worldに初選定されたことを誇りに思うとともに、これからも社会の発展に向けて貢献していきます」とコメントしている。
 なお、LIXILグループは、世界的なインデックスプロバイダーであるFTSE Russell社が設定する社会的責任投資の代表指数「FTSE4Good Global Index」および日本株を対象とした「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄にも選定されている。さらに、性別多様性の分野で優れた取り組みを行う日本企業を対象とした「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」の構成銘柄にも採用されている。

Unimech社との間で
株式取得と資本業務提携を発表
キッツ 企業価値の向上目指し

 キッツ(社長=堀田康之氏、本社=千葉市美浜区)は、マレーシアの大手バルブ製造・販売メーカーおよび販売代理店であるUnimech Group Berhad(以下、Unimech社)との間で9月3日(火)、株式譲渡契約および事業提携契約を締結し、資本業務提携について基本合意に達したと発表した。
 キッツは、第4期中期経営計画(2019〜2021年度)において、バルブ事業で“Global Strong No.2を目指す”と目標に掲げ、事業に取り組んでいる。海外市場においては「アジア地域のミドルクラス(ボリューム)ゾーンへの本格参入」を重点目標のひとつに掲げ、ASEAN各国に販売拠点を設立するなど施策を進めているが、KITZおよびTOYOブランド製品の販売はハイエンド市場向けが主体であることから、新ブランド製品の開発および新たな販売チャネルの構築を検討していた。
 一方、Unimech社は、マレーシアの大手バルブメーカーおよび販売代理店として、アセアン・中国地域を中心に幅広い販売網、調達力を有しており、ARITAブランド製品を中心に、とくにマレーシア・インドネシアのパーム油工業などの軽工業向けに強みを持っている。
 この度、両社の間で資本関係を構築し、キッツグループの技術力とUnimech社の販売力、そして両社のブランド力を融合させ、また、互いの経営資源を有効に補完し合うことで、製品を使用するユーザーの利便性をより一層向上させ、ひいては両社グループの企業価値の向上につなげたいもようだ。
 キッツは今後の見通しについて「今回の資本業務提携による現時点での業績への影響は軽微でありますが、将来にわたり両社の企業価値の向上に資するものと考えております。今後、業績に重要な影響を及ぼすことが明らかになった場合は速やかにお知らせします」とコメントを発表している。

ゼネテック 3Dシミュレーションソフトウェア
FlexSim2019  日本語版をリリース
設備投資の前にムリ・ムダ・ムラを発見

 ゼネテック(社長=上野憲二氏、本社=東京都新宿区)は、ヒト・モノ・トキの流れを可視化する3Dシミュレーションソフトウェアの最新版「FlexSim2019 日本語版」を9月13日にリリースした。
 FlexSimは、米国ユタ州に本社を置くフレックスシム・ソフトウェア・プロダクツ社の離散事象シミュレーションソフトウェア。工場、生産ライン、物流倉庫、商業施設など全体を可視化し、課題を発見。複数の改善案から最適なソリューションを導き出す、最先端のシミュレーション手法。コスト削減や人員不足への対応などの課題を解決し、生産性・利益向上に貢献する。
 最新版では、ユーザーインターフェースに加え、ヘルプファイル、チュートリアル等の各種ドキュメントも日本語化。トレーニング教材も日本語で提供する。
 適用業界は、自動車業界、機械製造、工場内物流、食品製造、マテハン、建設、3PL(物流倉庫)、医療、プラント、商業施設など多岐にわたる。
 最新版の主要な機能強化は次のとおり。
 @PLM系システム (ERP)とのダイレクトインポート/エクスポート…事前の構内物流/工程在庫/人員配置/入出庫の各予測&事前再現の検討が可能になる。
 A製造業向けの高性能で軽量な3Dデータを読み込み…設備/機材/金型/ラインの事前見える化で検証やデータに訴求力UP。
 Bエミュレーションツール(デジタルツインに対応)…各機器の状態をリアルタイムで確認して適切な状態に保つことができる。
 C*
Aモジュールの機能強化(動線検証機能)…人個々の動き分析(直行交差/回転数&時間/待機時間/経路分析)と障壁タイプの追加により、より現実に近づいた動線時間と人員数の検討が可能。
Dコンベアモジュールの機能強化…同バージョンからリバーシブルコンベアにも対応。メインコンベアの滞留バッファをシミュレートすることができる。工程在庫/待機数の具体表示により、検査待ち数(作業バランス)、タクト/人員配置、ライン長の増減検討が容易になる。
 詳細についてはhttp://www.mastercam.co.jp/FlexSim.htmlを参照するとよい。

ロボットSIerのIDECファクトリーソリューションズが
AMR専業メーカーのMiR社と国内販売代理店契約を締結

 協働ロボットシステムのインテグレーション事業を展開するIDECファクトリーソリューションズ(社長=武仲清貴氏、本社=愛知県一宮市)は9月5日、デンマークに本社を置くAMR(人協調型自律移動ロボット)のグローバルリーディングカンパニーMiR社と日本国内の販売代理店契約を締結、販売を開始したと発表した。
 MiR社はAMRの専業メーカーで、グローバルのAMR市場でトップシェアを誇り、2019年から日本市場で本格的に営業活動を展開している。
 現在、日本国内の製造業では製造ラインへの協働ロボットシステム導入が進んでいるが、並行して今後は工場内の自動化を推進するため、協働ロボットと連動した自動搬送システムのニーズが増すことが予想される。
 AMRは、従来導入されていたAGV(無人搬送車)と違い、ガイド無しで人や障害物を自動的に回避し、自律走行する。企業はAMR導入により、工場や倉庫内の搬送業務の自動化を推進することが可能となる。
 IDECファクトリーソリューションズは、製造業、特に小規模の製造業においては人手不足と生産性向上の両立という課題を抱えている企業が多く、プログラム知識がなくても簡単かつ迅速に導入できるAMRは、中小企業製造業の課題解決に大きな効果を発揮するものと考えており、今後はMiR社との情報交換を密にし、国内企業へのAMRの提案・導入を積極的に推進していくとしている。
 現在、同社の運営する協調安全ロボットテクニカルセンター(愛知県一宮市)では、MiR社のAMR製品「MiR100」と協働ロボットが連動したソリューションのデモンストレーションを見学することができる。
 この件に関する問い合わせは、IDECファクトリーソリューションズロボットシステム事業本部(電話0586-73-8300、ファックス0586-73-9697、Eメールinfo_factory@jp.idec.com)まで。

2019年10月6(日)2720号
受注総額2か月ぶりの1000億円超
内外とも様子見感が続く
日工会 2019年7月分工作機械受注実績

 日本工作機械工業会(日工会、会長=飯村幸生氏・東芝機械会長)が8月22日発表した2019年7月分工作機械受注実績調査報告によると、7月の受注総額は、前年同月比33・0%減の1012億7800万円となり、10か月連続で減少した。前月比は2・4%増と4か月ぶりに増加し、2か月ぶりの1000億円超となったが、国内外とも受注環境に大きな変化はなく、様子見感が続いている。
 内外需別にみると、内需は、前年同月比38・9%減の411億7100万円で、8か月連続の減少。ものづくり補助金採択後の動きなどがあり、前月比は9・2%増と4か月ぶりに増加し、2か月ぶりの400億円超となったが、受注環境は弱含んでいる。
 主要業種の一般機械向けは、前年同月比42・6%減の176億5800万円(前月比10・0%増)となり、補助金採択後の受注が上乗せされたものの、慎重姿勢が続いている。自動車向けは、同46・1%減の111億9700万円(同4・2%増)で、中小部品メーカーを中心に慎重な動きを見せる中、完成車も2019年以降鈍い動きが続いている。
 外需は、前年同月比28・2%減の601億700万円となり、10か月連続で減少した。前月比も1・8%減と2か月連続で減少し、今年の最低額となった。
 アジアは、前年同月比36・0%減の224億6300万円となり、14か月連続で減少した。前月比も10・3%減と2か月連続の減少。中国は前月比で増加したものの、今年2番目の低水準。インドは、自動車向けが減少し、前月比58・2%減と大きく減少した。
 欧州は、前年同月比31・5%減の147億4200万円となり、9か月連続の減少。北米は、同16・4%減の216億5900万円となり、6か月連続で減少した。前月比では欧州が4か月ぶりに、北米が2か月ぶりにともに増加した。
 2019年1〜7月の受注累計額は、前年同期比29・8%減の7832億400万円となった。
 このうち、内需は同31・8%減の3074億8300万円で、全11業種で減少した。内需比率は19年1〜6月計から0・2ポイント上昇した。
 外需は同28・4%減の4757億2100万円となり、主要3極(アジア、欧州、北米)すべてで減少した。アジア計は、わずかに減少幅が縮小したが、依然、前年同期比4割弱の大幅な減少。欧州は、イギリス、ロシア・その他を除くすべての国・地域で減少した。北米は、カナダのみ増加した。
 同会は「米中貿易摩擦により、内外需とも設備投資に対し慎重姿勢が継続。今後も通商問題や中国経済の回復動向を注視」していく必要があるとしている。
2019年8月分 受注速報
受注総額前年同月比37.1減の883億円

 同会は9月10日、2019年8月分工作機械受注速報を発表した。
 それによると、受注総額は前年同月比37・1%減の883億4700万円(前月比12・8%減)となった。
 このうち、内需は前年同月比40・1%減の373億4800万円(前月比9・3%減)、外需は同34・6%減の509億9900万円(同15・2%減)となった。

鍛圧機械受注総額前年同月23.0%減
5か月連続で前年を下回る
日鍛工 2019年7月度会員受注統計

 日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=坂木雅治氏・アマダホールディングス相談役)が8月8日発表した鍛圧機械月次会員受注統計によると、2019年7月度の受注総額は、前年同月比23・0%減の251億7300万円となり、5か月連続で前年を下回った。プレス系と板金系を合わせた機械合計では同29・7%減となり、「貿易摩擦激化の影響が世界的に需要を冷し、新規設備投資を控える傾向が国内向けにも現れている」との見方が示された。
 機種別に見ると、プレス系機械は、前年同月比38・3%減の90億400万円となり、5か月連続で前年を下回った。超大型プレスは同6・1%増となったが、大型プレスが同56・5%減、中型プレスが同33・1%減、小型プレスも同63・7%減だった。また、油圧プレスは同24・8%減、フォーミングは同57・7%減、自動化・安全装置は同15・3%減少した。
 板金系機械は、前年同月比18・2%減の89億6600万円となり、4か月連続で前年を下回った。パンチングが同7・5%減、プレスブレーキが同44・8%減、レーザ・プラズマも同24・2%減少した。
 一方、サービス系(サービス・部品金型)は、前年同月比1・3%増の72億300万円と微増を維持した。
 内外別(機種計)では、国内が前年同月比27・9%減の104億9900万円。電機は同5・1%増となったが、自動車が同14・0%減、金属製品製造業が同57・9%減、一般機械が同22・3%減、鉄鋼・非鉄金属が同23・0%減と、全業種的に低調だった。
 輸出は、前年同月比32・2%減の74億7100万円となり、北米向けが同27・9%増、東南アジア向けが同2・7倍増となったが、中国向け同9・3%減、韓国・台湾向け同73・2%減、欧州向け同84・9%減、インド向け同41・1%減と、地域差が現れた形となった。

コミュニケーションを円滑にする
「自己改革のススメ」
岐阜県管工機材商組合 全員例会で講演会を開催

 岐阜県管工機材商組合(理事長=渡部勝裕氏・大東社長)は9月5日午後5時30分より、岐阜市長良の岐阜グランドホテルにて全員例会を開催した。  
 心理カウンセラーの黒子智代氏(C3R代表取締役)を講師に迎え、「自己改革のススメ〜自己理解を深めコミュニケーションを円滑に〜」と題して講演が行われ、会員やその社員など約20名が聴講した。
 参加型の講演で、聴講者はジャンケンで相手の心を読んで「あいこ」にすることに挑戦するなど、楽しみながらコミュニケーションの大切さや、どのようにコミュニケーションをとっていくかを体得し、社内の人間関係を良好にしたり、部下の教育などに活用することができる内容となった。
 黒子氏は、人が情報をどのように理解し表現するかを、両手の組み方、腕組みの仕方から4つのタイプ(右脳・右脳タイプ、右脳・左脳タイプ、左脳・左脳タイプ、左脳・右脳タイプ)に分けて説明。それぞれの特徴を聞いて自分がどのタイプかを知るとともに、各タイプの相手にどのように対応したら良いかを学んだ。
 また同氏は、ある母親が息子に「あなたは素晴らしいのだから」という言葉をかけたことによって、その息子が色々な苦しいこと、辛いことを乗り越えていけた話をし、今後、色々な人と接することがある時に、その人の良い所を見つけ、心の目で見、温かい言葉、人を支える言葉を使うと良いとアドバイスした。
 最後に、旧海軍連合艦隊司令長官・山本五十六の言葉「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」を紹介。中々できないかもしれないがと前置きしながら、日頃の仕事の中でこの言葉も活用してもらえればと話し、講演を締めくくった。
 【黒子智代氏】C3R(シースリーアール)代表取締役▽2018ミス・ユニバース・ジャパン岐阜公認メンタルトレーナー▽NLPトレーナー・心理カウンセラー▽岐阜商工会議所エキスパート相談員▽婚活コーチ
9月度理事会を開催
 同日は全員例会に先立って、9月度理事会が午後5時より同ホテルにて開かれた。主な議題は、12月度理事会及び忘年会開催日について、新年賀詞交歓会担当理事の選出、第76回ゴルフ会開催日について。
 12月度理事会及び忘年会は、12月2日に岐阜市若宮町の宮房にて行うこととした。
 令和2年新年賀詞交歓会担当理事の選出では、森浩理事(山兼社長)が司会を務め、挨拶は渡部理事長、中締めは白木伸道副理事長(白木商会社長)が行うことを決めた。また、賛助会員代表挨拶の候補者も選定した。
 第76回ゴルフ会は、11月7日に岐阜関カントリー倶楽部(岐阜県関市)西コースで開催することとした。

11月のゴルフ大会は葛城GCで
9月理事会を開催
静岡県管工機材商組合 来年の賀詞交歓会は1月16日

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は、9月6日午後3時より静岡市内のホテルシティオ静岡で、理事ら12名が出席して理事会を開催した。
 はじめに一色理事長より挨拶があり、続いて議事に入った。
 管機連(全国管工機材商業連合会)理事会については、9月11日に大阪で開催され、翌12日は大阪組合が主催する「第19回管工機材・設備総合展」を視察する予定となっており、一色理事長が出席することを確認した。
 「管工機材の教科書」について、会員各社に一冊ずつ組合から配付したが、「相当な反響があるもよう」。組合を通して追加購入した会員からの入金もすべて完了したと報告された。
 静岡県管工事工業協会からの協賛依頼に対しては、山田商工(社長=鈴木隆佳副理事長)にて一括納入し、費用については事務局より請求することを承認した。
 西部支部会については、9月28日に浜松グランドホテルで27社が参加して開催予定と伝えられた。
 8月27日に開かれた役員コンペの報告が、担当の金子光彦理事(金子管材社長)より行われた。伊藤柳一理事(ヌマカン社長)がグロス76で優勝。当日は宿泊し、翌朝解散した。
 「第62回ゴルフ大会」について、引き続き金子理事より、11月12日に葛城ゴルフ倶楽部(静岡県袋井市)にて開催予定であり、募集をこれから行うと話された。
 12月の組合研修旅行については、参加予定者など現状が報告された。
 その他、2020年賀詞交歓会を1月16日午後4時よりグランディエールブケトーカイにて開催することを確認し、祝辞などを依頼する予定の来賓に対して出席の確認を取ることとした。
 また、会費が未納となっている会員に対し、担当理事を決めて督促することを確認した。

最新の工作機械36台を展示
伊賀イノベーションデー盛況
DMG森精機 5日間で1万人が来場

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区)は7月9〜13日の5日間、同社伊賀事業所(三重県伊賀市)にて「伊賀イノベーションデー2019」を開催した。「5軸化・複合化・自動化」をテーマに、大型5軸制御マシニングセンタ2台、日本初出展の3機種を含めた計36台を展示しデモ加工が行われた。そのほか、デジタルファクトリーや自動化を紹介するステージプレゼン、5軸加工体験、工場見学などの様々なイベントを展開。5日間で約1万人の顧客らが来場し、会場は熱気にあふれた。
 伊賀事業所内にある伊賀グローバルソリューションセンタでは、日本初出展の3台が注目を集めた。ターニングセンタNLX6000・1000は、大型部品の安定した加工を実現。立形マシニングセンタDMP70は、5軸加工を可能とする回転傾斜テーブルを搭載している。アディティブマニュファクチャリングLASERTEC12SLMは、35μmのレーザスポット径でさらに高精度な造形が可能。
 自動化では、ロボットシステム、パレットプールシステム、ガントリローダシステムが展示された。自律型走行ロボットAGVは、オペレータとの接触を防ぐレーザセンサを搭載し非接触給電で24時間連続稼働が可能。ロボットが作業する様子を多くの来場者が見入っていた。
 新技術に関しては、トポロジー技術を活用した工作機械を展示しデモ加工が行われた。AIで切りくずを推測しクーラントの洗浄経路を自動で割り出すAI切りくず除去ソリューションの展示や、話題の次世代通信規格「5G」を体験するコーナーも好評だったという。
 また、今回は5軸加工機の普及を目指す「5軸加工研究会」の展示コーナーを設置。同会は、DMG森精機の創立70周年記念事業として昨年発足して以降、全国70社の会員企業と5軸加工機をフル活用する活動に取り組んでおり、5軸加工機が秘める可能性を紹介した。
 工場見学では、デジタルファクトリーの実証の場としている組立工場、主軸工場、精密加工工場を見学。また、初日の9日に開所式を行ったグローバルパーツセンタも紹介された。
グローバルパーツセンタ開所
効率的な作業を実現し新たな拠点に

 DMG森精機は7月9日、奈良事業所から伊賀事業所に移転した「グローバルパーツセンタ」の開所式を行った。
 グローバルパーツセンタは、顧客の安定した生産を継続的にサポートするために、工作機械などの部品を顧客に迅速に供給する役割を担っている。
 新たに伊賀事業所に開所したグローバルパーツセンタは、ERPと連動した最新鋭の高層自動ラック倉庫を導入し、倉庫管理システムWMS(Warehouse Management System)によるピッキング最適化アルゴリズムにより効率的な作業を実現した。
 今回の移転・開所により、部品を収納できる容積率が従来比150%に拡大。これとともに同社では、全世界の顧客に向けた24時間以内のパーツ発送率(2019年3月時点で95%)をさらに高めていきたい考え。
 開所式では森雅彦社長が「この建物は1970年、私の父の時代に奈良から初めて伊賀に来て作ったものですが、LEDライトをつけて床を整備することによって、このように素晴らしい最新のIoTを使ったパーツセンタを作ることができました。現在、部品12万点以上を備蓄し、受注確定後24時間以内の発送率は95%。今後はさらに、お客様の予防保全も含めて、実際に問題が発生してから24時間以内のパーツ発送率を100%近くまで持って行くために、様々な仕組みを使い取り組んでいきたいと考えています」などと挨拶した。
 森社長、クリスチャン・トーネス副社長と来賓によるテープカットが行われ、完成したばかりのグローバルパーツセンタの内覧会が実施された。
 【グローバルパーツセンタ概要】
●場所=DMG森精機 伊賀事業所(三重県伊賀市御代201)
●床面積=1万2810u
●内容=バケット自動倉庫9基、大型長尺自動倉庫1基、小型長尺自動倉庫604棚、小物保管用中量ラック、パレット自動倉庫4基、ケースコンベアライン1式、移動ラック1式

若手交流会の準備着々と
人気のレクリエーションは満枠に
愛機工青年部 9月度役員会開催

 愛知県機械工具商業協同組合(愛機工、水谷隆彦理事長・ミズタニ機販社長)青年部(滝澤有一部長・松本商店社長)は9月4日(水)、名古屋市熱田区の同組合事務所で9月度役員会を開催。レクリエーション(日帰りバスツアー)や全機工連若手交流会などについて報告や意見交換を行った。
 【議題1】青年部ビアパーティーの報告▽8月2日(金)、名古屋市中区のざぶん錦店で開催された青年部ビアパーティーには部員ら31名が参加。今回は欠席者が多かったため、年末開催の忘年会にはできるだけ多くの部員が参加できるよう、日程調整ならびに事前告知の徹底などを心掛けていくことが確認された。
 【議題2】第79回組合親善野球大会について▽A・B両ゾーン合わせて26試合のうち、役員会当日現在13試合を消化しているが、悪天候などにより試合の順延が続き、当初の予定より若干の遅れが生じているようだ。青年部役員には、改めてスムーズな大会運営への協力が要請された。
 【議題3】レクリエーション(日帰りバスツアー)について▽青年部がプロデュースし、毎年人気のレクリエーション・日帰りバスツアーが今年も10月5日(土)に開催される。今回の企画は「宝塚歌劇団&カップヌードルミュージアム観光ツアー!」。役員会当日現在、すでに募集枠80名に対し72名の参加申し込みがあり、9月13日()の参加募集締め切りを待たずに(本紙発行時、締め切り済み)満枠となっている可能性が高いとの報告があった。当日の行程表などは申込書とともに発信済み。今回の企画を心待ちにしていた組合員企業社員も居たとの報告もあった。
 【議題4】全機工連若手交流会について▽「全機工連若手交流会」は、かつて東京・大阪・愛知の各組合青年部がそれぞれ持ち回りで2年に1度開催していた「東西交流会」がその前身。全機工連(全日本機械工具商連合会、坂井俊司会長・NaITO社長)がバックアップすることで全国規模となり「若手交流会」と名称を変更した経緯がある。今回は中部ブロックの三重県機械工具商組合(山田浩理事長、コジマ・フジ通商社長)が主体となり、2020年2月7日(金)、三重県四日市市で開催される予定となっている。愛機工青年部には三重組合から講演会講師の選定をお願いしたいと打診があり、すでに講師の選定ならびに依頼は済んでいるという。滝澤部長は「全国から数多くの人が集まり活発な意見交換などが行われ、非常に勉強になる会です。皆さん、できるだけ参加してください」と呼びかけていた。
 すべての議題に対する審議・報告を終え、役員会は終了した。次回は10月8日(火)19時より、組合事務所で開催の予定だ。

現場で使える新感覚メモ!
Memobilly (メモビリー) 新発売
トップ工業 作業現場用ステーショナリーに着手

 トップ工業(社長=石井真人氏、本社=新潟県三条市)は、メモ紙ホルダー「Memobilly(メモビリー)」の販売を9月2日から開始した。
 作業工具メーカーの同社が、作業工具のこだわりと現場で感じたストレスから開発。スッと出して、サッと書いて、パッと切り取る、現場で使える新感覚メモが誕生した。
 A6サイズ(ホルダー寸法=高さ160×幅110×奥行15o、メモ紙80枚入り)で、携帯に便利なカラビナ付き。表紙が下敷き仕様となっており、立ち書きしやすい。ペンホルダーも内蔵されている。
 また、メモ紙の自作も可能で、コピー用紙の裏紙をメモ紙として再利用することもできる。
 カラーはブラックとネイビーの2色から選べる。標準価格は1800円(税別)。別売りで専用リフィル(50枚入り、200円・税別)も用意されている。
 この他、同社では着脱可能な「テープホルダー」を同時発売。腰袋類やベルト通しなどのフックやリングに取り付けが可能な上、ボタンタイプで片手でも簡単に取り出しができる。

プロのライブで熱い夜に
正会員ら110名が大熱狂!
名古屋水栓販売協会 納涼例会を開催

 名古屋水栓販売協会(在田忠之理事長・在田商店社長)は8月2日(金)、名古屋市中区錦にあるライブハウス名古屋ケントスで恒例の納涼例会を開催。正会員や賛助会員ら110名が集まり、暑い夜に熱いひとときを楽しんだ。司会進行は安井文康副理事長(錦興業社長)が務めた。
 今年度より理事長に就任した在田理事長は「当協会の納涼例会は我々の大先輩の時代から毎年の恒例行事として開催しておりますが、この納涼例会のためだけに夏の高気圧が今日の暑さをもたらしてくれているのかと思えるほど暑いです。今年も昨年に続き、この会場に110名もの方々にお集まりいただきました。そのうちの32名が女性の方で、大変ありがたいことです。これからも当協会のさまざまな事業にご参加いただけますようよろしくお願いします」と参加者に挨拶。
 続いて、川本克己副理事長(共和商会社長)が「こんなに暑いなか、たくさんの方に集まっていただきました。今日は、日常生活に無いような開放された空間で楽しい時間を過ごしていただければ我々も幸せですし、この時間を皆さんと共有できることに大変感謝しております。これからも皆さんと、こういうカタチで同じ時間を共有していきたいと思います」と参加者に謝辞を述べ、乾杯の音頭をとった。
 今年もオールディーズ≠フ曲を中心としたプロによる生ライブで会場内は熱狂の渦に。宴もたけなわとなったところで伊藤辰之相談役(イトウ社長)から「今日ご参加いただいた皆さま、とくに女性の方々は非常に元気でした。まだまだ楽しみ足りないとは思いますが、残念ながらお時間ですので来年までこのお楽しみをとっておいてください。この管材業界は、これからは女性の時代です。当協会のこういう機会を利用して、女性の方々はどんどん前へ出て行ってください。楽しみにしています。名古屋水栓販売協会は、業界全体を盛り上げられるような試みを行っておりますので、これからもぜひご参加いただき一緒に盛り上げていってください」と挨拶があり明日からも皆元気にやっていこう≠ニの思いを込め最後は全員で「レッツゴー・トゥモロー!」の掛け声をあげ、お開きとなった。

「MEKASYS on 吉岡幸」
IoTをテーマにしたセミナーも好評
吉岡幸 日伝とのコラボにより開催

 建設・産業資材のトータルサプライヤー、吉岡幸(社長=吉岡正盛氏、本社=福井市宝永3-22-5)は8月29日、福井市二の宮の吉岡幸テクノセンターにて、日伝との共同企画「MEKASYS on 吉岡幸」を開催した。
 同展示会は、作業・現場改善、稼働監視、予兆保全など、顧客の困りごとを解決するための場を提供することを目的に開かれたもので、メーカー11社が出展、吉岡幸オリジナル作業用ロボット「幸ちゃん(さっちゃん)」も展示された。
 当日は62名が来場。「集客はなかなか困難だったが、熱心な来場者によって、有意義な情報提供の場になったと考えている」と吉岡社長は振り返り、同社の展示会戦略における1つのカテゴリーとして加わる同展に手応えを感じたようだ。
 IoTをテーマにした同時開催セミナー「IoT基礎セミナー 今さら聞けない『IoT』って何?」(日伝FAシステムソリューション課)、「IoTを使った稼働監視について」(イマオコーポレーション)、「IoTを使った予兆保全について」(エム・システム技研)も好評を博した。
 開会式では吉岡社長と日伝の細川幸明執行役員中部ブロック長が挨拶。吉岡社長は「IoTとかAI、ロボットなど言葉を先に出すと難しいことになる。製造現場で毎日行われているQC活動やTQM、職場改善、作業の効率化といったことに新しいツールを紹介するというふうに考えれば、何も難しいことではない。吉岡幸の営業マンがお客様をお連れし日々困っていることに対して、この会場で出品メーカー様のアイデアを紹介することで、課題解決のヒントとなればよい。10月に開催するMEKASYS on テクノフェア、弊社オータムフェアとの連携も考えていきたい」と話した。

過去最高113名が参加
岐阜機工会 ビアガーデンの集い

 岐阜機工会(嶋ア晴久会長・シマザキ商会社長)は8月2日(金)、岐阜市柳ケ瀬通6のホテルグランヴェール岐山で、毎年恒例となっている「ビアガーデンの集い」を開催した。
 岐阜市の繁華街・柳ケ瀬に面したホテルの庭園には、会員各社社員ら113名が参加。過去最高の参加人数に会場は大賑わいだった。
 好天に恵まれた夜空のもと、ジョッキに注がれたビールや食べ放題の焼き肉などに舌鼓を打つ参加者。連日続く暑さを忘れ気分転換の時を快く過ごし、午後9時に閉会を迎えた。
FTA-S4D3000(表面粗さ測定用検出器搭載、モニタアーム付き)

ミツトヨ新製品 ニーズに応じて機能を選べる
ハイブリッド表面性状測定機
「FORMTRACER Avant」シリーズ

 ミツトヨ(社長=沼田恵明氏、本社=川崎市高津区)は、表面粗さ測定と輪郭形状測定を1台で可能にするハイブリッドタイプの表面性状測定機「FORMTRACER Avant(フォームトレーサ アヴァン)」シリーズを開発し、8月より販売を開始した。
 同シリーズは、検出器を交換することにより、表面粗さ測定と輪郭形状測定のどちらの用途にも使用できるよう設計。表面粗さ測定と輪郭形状測定に1台で対応するハイブリッド機「FORMTRACER Avant D3000/4000」、表面粗さ測定機「FORMTRACER Avant S3000」、輪郭形状測定機「FORMTRACER Avant C3000/4000」をラインアップした。このうち「S3000」と「C3000/4000」は、輪郭形状測定用検出器あるいは表面粗さ測定用検出器を追加導入することにより、ハイブリッド機として活用できる。
 検出器の着脱にはサムターンクランプレバーを採用し、工具を用いることなく平易かつ迅速に交換することができる。交換後は、輪郭/表面粗さ検出器の種別を自動認識するため、検出器切替スイッチの操作忘れによる誤動作や、誤動作に伴う検出器破損の心配もないという。
 測定機能では、高速移動(X軸=最大80o/s、Z2軸=最大30o/s)、測定速度の高速化(X軸=30o/s)を実現。
 また、すべての接続ケーブルを測定機に内蔵し接続ケーブルを気にせず測定が可能なほか、傾斜治具の装備不要で容易にワークの斜面測定ができる駆動部傾斜装置を搭載(S3000はオプション)するなど、作業性を大幅に向上させた。
 さらに、測定パートプログラムの作成を強力にサポートするパートプログラムキーを搭載した新型リモートボックスが、測定作業の効率化を支援する。
 同社は、これまで表面性状測定機のラインアップとして、表面粗さ測定機「SURFTEST」、輪郭形状測定機「CONTRACER」、両方の測定に対応するハイブリッド機「FORMTRACER」の各シリーズを展開しており、今回これらの製品シリーズを統合・再編した。
 筐体デザインは従来の各シリーズから一新し、先進性と創造性を想起する力強いカラーリングを採用した。
 同社では初年度300台の販売(国内販売のみの場合)を見込んでいる。

売上高4.3%増、純利益1.1%増
増収増益となるも計画下回る
トラスコ中山 2019年12月期第2四半期決算

 機械工具卸売商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は8月5日、2019年12月期(第57期)第2四半期決算を発表した。トラスコ中山単体で増収増益となったものの、売上高・利益とも計画値に届かず、通期業績予想を下方修正した。同社では今期より海外子会社である「トラスコナカヤマ タイランド」「トラスコナカヤマ インドネシア」との連結決算を行っている。
 発表された連結業績は、売上高1095億6600万円、営業利益69億6000万円、経常利益71億200万円、純利益48億700万円(前年同期との比較はなし)。
 トラスコ中山単体では、売上高1093億9600万円(前年同期比4・3%増)、営業利益69億8400万円(同0・2%増)、経常利益71億2100万円(同0・4%増)、純利益48億3100万円(同1・1%増)だった。
 販売ルート別売上高は、「ファクトリールート」が保護具や冷暖房用品などの増加により同2・2%増、「eビジネスルート」は通販企業向け、MROサプライがともに増加し同13・9%増、「ホームセンタールート」はプロショップ向けが増加し同8・4%増、その他「海外ルート」は同22・1%増となった。
 販売費及び一般管理費は、売上の拡大に伴う出荷量の増加や送料の値上げの影響による運賃荷造費の増加、プラネット埼玉の新設や商品検索サイト「トラスコ オレンジブック.Com」リプレイスなどに伴う減価償却費の増加などにより、同5・6%増となった。
 通期連結業績予想については、売上高2258億9400万円(当初予想より74億円減)、営業利益141億7800万円(同7億5100万円減)、経常利益144億2800万円(同7億5100万円減)、純利益97億300万円(同5億5100万円減)への下方修正を発表。
 同社は「国内の製造業を中心としたモノづくり現場において生産活動が減速している中、売上高及び売上総利益は期首の業績見込みを下回るペースで推移。当第3四半期及び第4四半期についても、売上高の大幅な拡大が望めず、販売費及び一般管理費に関しても大幅に減少することは想定されないため、業績予想と配当予想の修正を行った」としている。
「ハイブリッド勤務制度」運用開始
社員の視野を広げる社内副業制度を導入
 トラスコ中山は、社内副業を認める「ハイブリッド勤務制度」の運用を8月1日より開始した。同社ではこれまで就業規則により社員の副業を禁止していたが、社員の働き方の幅を広げること、異なる職場で仕事を経験し社員に刺激や気づきを与えることを目的として、社内に限り副業を認めることとした。
 対象者は、@当月残業時間が30時間未満で、過去6か月45時間超の残業がないA副業の回数が月2回未満B過去の副業時に勤務態度などで指導を受けていないC連続7日以上の勤務にならない(少なくとも週1回は休みを取る)―の条件を満たす入社2年目以上の正社員。所属部署とは異なる職場で勤務する。
 副業可能日は土・日・祝日のみとし、平日や有休取得日の副業は認めない。
 給与は時給の計算にて翌月手当として支給される。
 副業決定までの流れは、各事業所で社内募集⇒希望者が応募⇒所属長が承認⇒募集元の責任者が承認・決定する。
 同社では「社員が安心して長く働けるための企業づくり」を以前より積極的に推進しており、これまでさまざまな独自の制度を導入してきた。雇用の長期化を見据えて、今後も社員が働きやすい環境を整えるとともに、社員自身が成長できる機会づくりを進めるとしている。

受注額・来場者数ともに目標超え
産業とくらしの中部グランドフェア2019
新技術の具体的活用方法を提案

 9月6日(金)・7日(土)の2日間、名古屋市港区のポートメッセなごやで『第41回産業とくらしの中部グランドフェア2019』が開催された。
 ユアサ商事の田村博之社長はオープニングセレモニーで「今年の中部グランドフェアでは、バス主催社さまを含め96社の主催社さま、そして408社の出展メーカーさまの多大なるご協力をいただき、ここに素晴らしい舞台が整いました。今回は、昨年に引き続きテーマを『Growing Together―ともに新しい未来へ―』とし、受注目標252億円、ご来場者目標1万500名とさせていただきました。今年のテーマゾーンは、当社グループのチャレンジ精神のもと“総合力”“コーディネート力”“ワンストップ機能”を最大限発揮させていただく場と位置付け、ロボット、IoT、自動化・省力化、生体認証、バーチャルリアリティなどの新技術について、工場や倉庫、住宅や建設現場などさまざまなシーンでの具体的な活用方法をご提案いたします。ご来場者さまには新技術の発見・体験をいただくことに加え、新たな用途提案をともに行っていきたいと考えております。また“次世代のものづくりゾーン”“未来のくらしゾーン”“これからのまちづくりゾーン”“スマートアグリゾーン”“ヘルスケアゾーン”“ソリューションゾーン”の6つのゾーンを設置し、各分野の最新機器や未来志向のソリューションをご提案いたします。さらに、今年初めての試みとして、会場中央にウェルカムステージを設置し、映像を使ってグランドフェアの全体像をお伝えいたします。グランドフェアではテーマゾーンのみならず、すべてのエリアにおいて、実演や体験可能な展示を多数ご用意しております。主催社の皆さまには、普段お付き合いの少ない事業分野やメーカーさまのブースにもお客さまをご案内いただき事業領域の拡大につなげていただきたいと存じます。さて、海外では米中貿易摩擦に加え日韓問題も発生し、残念ながら混迷状態がしばらく続く様相となってまいりました。当社の事業領域においては、貿易と大きく関わっている工業系の国内外市場ともに少なからず影響が出てきております。一方、国内では、設備投資意欲に一服感が見られますものの、国土強靭化や来年の東京五輪・パラリンピックに向けたインフラ整備などにより、穏やかに景気回復は継続するものと考えています。いずれにせよ当社は環境変化を的確に掴み、決めた施策を柔軟に変化させながらも確実に実行してまいる所存です。ここで、少し未来に目を向けますと、ロボットやAI、IoTをはじめとする技術革新により環境変化のスピードが格段に早まるなか、人手不足対策も含めSociety5.0時代を見据えた新たな手立てが急務となっていることはご高承のとおりです。同時に、SDGsに代表される持続可能な開発のための社会課題への対応についても待ったなしで求められております。今年のグランドフェアでは、それらの課題に応えていくため各メーカーさまのブースにSDGsのアイコンを表示させていただき、その商品やサービスが、どのような社会課題の解決に繋がるのかを分かりやすく表示させていただきます。今年の特別講演は『Society5.0for SDGsの実現に向けて』をテーマに、経団連の推進リーダーでいらっしゃいます吉村隆さまにご講演をいただきます。社会の大きな変化のなかで、ビジネスチャンスを掴む絶好の機会になると考えております」と、今年のグランドフェアの特長などを紹介していた。
 中部グランドフェアも盛況裡に閉幕し、ユアサ商事の藤岡正一中部支社長は「おかげさまで受注額は255・5億円、ご来場者数は1万1360名となり、目標を達成することができました。これもひとえに主催社さまならびに出品メーカーさま、関係者さまのご支援ご協力の賜物と衷心より厚く御礼申し上げます」とコメントを発表。2020年は、9月4日(金)・5日(土)の開催が予定されている。

過去の受注・復旧事例を素早く検索
AI活用した新システム
DMG森精機 社内向けに開発

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、名古屋本社=名古屋市中村区名駅)は全世界のクライアントから過去に受注した工作機械の特別仕様事例や、過去の機械修理復旧事例の検索を容易にする新システムを社内向けに開発した。AIの活用で検索の手順を簡略化し過去の事例を素早く参照することができ、見積りや機械設計、修理復旧にかかる時間を短縮。クライアントの満足できる提案やサービス提供が迅速にできるようになった。
 従来のシステムも検索機能を有していたが、必要な情報をすぐに導き出すことができないなど問題があった。欲しい情報が見つかるまでキーワードを少しずつ変えて検索するなどのノウハウが必要で、作業にはかなりの時間を要していたという。その結果、過去事例がなかなか検索できず一から機械設計図面を描くケースや、機械の故障原因の究明に時間を費やすこともあったようだ。
 同社が内製したAIを駆使して新たに開発された新システムには、各キーワードに類似する単語も関連付けるように学習させているという。これにより、システムに受注設計仕様書や故障時の報告書を入力するだけで、これまで蓄積されてきた全世界のクライアントとの約10年間分の取り引きデータのなかから、最短1分以内で類似事例を導き出せるようになった。また、類似事例を10件参照したい場合、複数回検索する必要はなく、1回の検索で済ませることも可能。社員のスキルによってクライアント毎に対応に差が出ることもなくなり、見積りの提案や機械故障の原因究明を迅速に行うことができるようになった。
 新システムは2017年1月に設置された同社の先端技術研究開発部門「先端技術研究センター」(松島克守センター長・東京大学名誉教授)が開発を担当。同センターではIoTを含めたデジタル革命に対応する研究を推進しており、今後も同社の競争力の源泉となるだろう。DMG森精機は、自動化、デジタル化を推し進める工作機械のリーディングカンパニーとして、これからも顧客価値の向上、社会的価値の創出に努めていく。

インターモールド振興会が
出展申し込み受け付け開始
金型・金属プレスの最新加工技術専門展

 2020年(令和2年)7月15日(水)から同18日(土)までの4日間、名古屋市港区のポートメッセなごやで開催される『インターモールド/金型展/金属プレス加工技術展2020』への出展案内パンフレットがこのほど完成し、現在、これまでに出展経験のあるメーカー担当者らに向けた送付が順次行われている。
 これに伴い、同展の公式サイトでは、出展申し込みの受け付けが始まっている。
 同展を主催するインターモールド振興会(大阪市中央区)は「満枠となり次第、申し込みを締め切らせていただきます。出展を予定または検討されているメーカー担当者さまは、お早めにお申し込みください」とコメントしている。
 出展申し込み締め切りは、2020年2月29日(土)。2019年12月20日(金)までに申し込みの場合には早期割り引きが適用される。詳しくはインターモールド振興会▽電話=06(6994)9911、または公式サイト=https://www.intermold.jp/まで。手元に出展案内のパンフレットがない場合は、同会に連絡を。折り返し郵送してくれるという。
 なお、同展は2020年4月15日(水)から同18日(土)までの4日間、インテックス大阪でも開催される。こちらの出展申し込み締め切りは2019年12月20日(金)までとなっている。

生産現場の環境改善など提案
2019プライベートショー盛況
山下機械 来年には新社屋も完成

 山下機械(社長=近藤敏之氏、本社=名古屋市熱田区)の「2019プライベートショー」が7月4、5日の両日、名古屋市熱田区の名古屋市工業研究所にて開催され、多くの来場者で賑わいを見せた。
 今年で11回目の開催となった今回の展示会には、同社の有力仕入先メーカー11社が出展。生産現場における更なる作業改善・生産性向上などにつながる最新の工作機械、消耗工具、ツーリング、周辺機器が実演をまじえて展示紹介された。
 昨年同様に平日2日間の開催となったが、今年は恒例のセミナーも実施され、会期中に予定していた来場者数を達成。会場では展示された機械等を熱心に品定めするユーザーの姿が多数見られ、売上目標も達成し展示会は成功裡に終了した。
 今回セミナーとして、出展メーカーのブラザー工業と滝澤鉄工所による新製品説明会が両日行われ、好評を博した。また、同時開催された技術相談会では、山下機械のスタッフや出展メーカーの技術担当者が専用機・治具・自動化の技術相談に応じた。
 開会式の挨拶で近藤社長は「今回のテーマは、弊社節目となる、創業90周年を迎えてのプライベートショーの開催です。各メーカー様には長年ご支援、ご愛顧を賜り、そして現在90周年を迎えたセールでは皆様にご協賛いただき、厚く御礼申し上げます。そのセールも、ここまで皆様方のご協力により成果を積み重ねてきました。このプライベートショーの引き合いも上手くとらえて、結果につなげていきたいと思います。今年に入り、商流が変わってきました。お客様の生産現場も働き方改革や人手不足により、生産・雇用環境がさらに変わっています。また、AI、TоТ等の技術革新により、お客様や私たちのビジネスがネットを多用した進め方に変わってきています。自動車産業では100年に一度の大変革の時代とも言われ、お客様の生産が電動化部品などに変わってきています。スピードをもって変化をしていく中で、私たちがお客様にとって必要なモノづくりのパートナーになるために、今回もそれに相応しい商品を出展していただきました。たくさんのお客様にご来場いただき、1台でも、1個でも多くの商品が売れ、消費減速が少しでも加速に切り替えられるようにしていきたい。そして今年度後半を元気に迎えたいと思います。今回315社、500名の方に来場していただける予定です。昨年を上回る売り上げ獲得を目指します」と意気込みを語った。
 山下隆蔵会長は、創業90周年を記念して現在建設中の本社社屋について「来年1月末に完成します。工場の見学もできるようにしていますので、お出でいただければと思います」と話した。
 注意事項等の説明があった後、恒例のガンバロー・コールで士気を高めて開幕。空くじなしの「90周年感謝 お客様お楽しみ抽選会」も用意して、来場者を迎えた。

支部員ら22名が参加
鰻を食べて夏バテ解消!
愛機工北支部 日帰りバスツアー

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の北支部(支部長=長村康義氏・長村商店社長)は9月7日(土)、日帰りバスツアーを開催。支部員やその家族ら22名が参加し、楽しい1日を過ごしていた。
 連日猛暑が続くなか、夏バテ対策にと『鰻を食べて元気回復!ツアー』を企画した北支部。7日午前9時、地下鉄黒川駅前から、チャーターしたバスに乗車し静岡県浜松市へと出発。高速道路を降り、舘山寺近くのうなぎ食事処「浜乃木」に到着した一行は、舘山寺内浦湾を一望できる座敷で風光明媚な浜名湖を借景に、店自慢の鰻料理を楽しんだ。
 次に一行が向かったのは、浜松の名菓“うなぎパイ”の製造工程を見学できる「うなぎパイファクトリー」。各自、工場内を自由に見学した後は、場内にオープン中のカフェ「UNAGI PIE CAFE」で、その名の通り“うなぎパイ”を使ったさまざまなオリジナルスイーツを堪能していた。
 すべての行程を終え、土産物店「さかな家物産館」で家族や社員にお土産を購入した一行は、浜松西ICから高速道路に乗り帰路へと就いた。
 長村支部長は『来年のバスツアーはどこへ行こうかなぁ?』と、帰りのバスのなかで頭を悩ませていた。
風光明媚な浜名湖を眺めながら鰻を堪能

MECT2019とロボット展を紹介
愛機工三河支部 賛助会員も交えて納涼会

 愛知県機械工具商業協同組合の三河支部(支部長=三井重信氏・三井機工社長)は、7月12日午後6時30分より愛知県岡崎市の城北飯店にて納涼会を開いた。正・賛助会員あわせて18名が参加した。
 冒頭、三井支部長が挨拶に立ち「本日は暑気払いということですが、今年10月23日から26日までポートメッセなごやで開催されるメカトロテックジャパン2019(MECT2019)の説明を第1の目的として、皆様にご参集いただきました。MECTは、私の感覚で言うと、日本で開催される工作機械・工具の展示会としてJIMTOF(日本国際工作機械見本市)に次ぐ、第2の規模の展示会だと思っています。ヨーロッパ、アメリカで行われる展示会と比較しても決して引けをとりません。会期中の動員目標は9万人ほど。1987年に第1回が行われ、30数年の歴史があります。我々正会員ディーラーとしては是非この機会を利用して、いつもお世話になっている賛助会員のお力をお借りしながら、売上を伸ばしていきたい、ともに伸びていきたいと思っていますので、ご協力のほど宜しくお願いいたします。また、来年7月には新しくロボットテクノロジージャパンを愛知県国際展示場(中部国際空港島内に8月開設)において開催する予定です。愛知県はロボット特区となっており色々な施策もあるので、ご活用いただくと良いかと思います」と述べ、愛機工組合が共催する2つの展示会の概要を紹介し活用を呼びかけた。
 乾杯の後、参加者は和やかに歓談して互いに親睦を深め、午後8時30分ごろ、盛会のうちにお開きとした。

取引関係者なども参加し賑やかに
愛機工中南支部 令和元年度納涼会を開催

 愛知県機械工具商業協同組合の中南支部(支部長=鈴木俊雄氏・マルマン商事会長)は、7月30日午後6時30分より名古屋市中区の銀座アスター名古屋賓館にて納涼会を開催した。支部員とその社員、取引関係者など約20名が参加して親睦を深めた。
 同会は森川氏(サカイリフテク)の司会進行で進められ、鈴木支部長が挨拶で「このように各社2名(同伴)の参加を得て行うことが恒例となり、毎回このスタイルでやっていきますのでご協力をお願いします。今年も皆で楽しく進めていきたいと思います」と述べて力強く乾杯の音頭をとった。
 和やかに情報交換し、ジャンケン大会などで楽しいひと時を共に過ごした。

好評の多機能座ぐり加工用ドリル
「TAタイラーモジュラーヘッド」
ダイジェット工業 サイズラインナップ拡張

 ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区)は、モジュラーヘッドタイプの多機能刃先交換式座ぐり加工用ドリル「TAタイラーモジュラーヘッドTLZD形」のサイズラインナップを拡張し、9月2日より追加発売した。
 プレス金型や大型構造物のボルト座ぐり穴加工や、干渉物を考慮した座面への加工に最適な、モジュラーヘッドタイプのサイズを拡張。幅広い穴あけ加工に対応できるラインナップを揃えた。
 同製品は、先端180度フラットの刃先交換式座ぐり加工用ドリル「TAタイラードリル」のモジュラーヘッドタイプ。豊富なバリエーションのオール超硬シャンクアーバ「頑固一徹」との組み合わせにより、突出しの長い加工にも対応できる。
 TA-EZドリルで定評のあるインサートクランプ方式を採用、工具交換はインサートのみで行えるため経済的かつインサート交換も容易。また、ウェーブ刃形に加え広い溝形状のため切りくず処理性に優れ、傾斜面や円筒面など不安定な被削材形状への座ぐり・穴あけ加工や交差穴加工を下穴なしの状態からノンステップで行える。
 インサート材種は耐欠損性と耐摩耗性のバランスに優れたPVDコーティング材種「JC7550」を採用、独自の内部給油方式でプリハードン鋼やステンレス鋼でも長寿命化を実現する。有効加工深さは工具径×0・7〜1倍まで。
 主な用途は炭素鋼、工具鋼、合金鋼、プリハードン鋼、ステンレス鋼、鋳鉄の座ぐり・穴あけ加工など。
 サイズは、本体モジュラーヘッドが工具径φ14〜φ32の19形番。インサートはφ20以下では0・1ミリとび、φ20超では0・5ミリとびの計85形番。オール超硬シャンクアーバ「頑固一徹」は、TAタイラーモジュラーヘッド専用の6形番を追加ラインナップした。
 本体標準価格は2万9000円〜、インサート標準価格は1万円〜、オール超硬シャンクアーバ標準価格は4万円〜(いずれも税別)。

新社長に藤田尚大氏
藤田螺子工業

 藤田螺子工業(本社=名古屋市中村区)では、去る8月29日開催の定時株主総会ならびに取締役会にて、藤田眞社長が取締役副会長に就任し、後任の代表取締役社長に藤田尚大氏が就任した。
 同日選任された役員は次のとおり(敬称略)。
 代表取締役会長=藤田K▽取締役副会長[昇任]=藤田眞(QMS・技術・グローバル)▽同[昇任]=藤田守彦(渉外・業界関係)▽代表取締役社長[昇任]=藤田尚大▽取締役[新任]=水野信治(技術・製造・生産管理、会長補佐)▽同=北宮伸浩(海外支援、営業・調達)▽同=朝岡龍治(Fujita Rashi Thailand CO.,LTD. President)▽執行役員=東清彦(品質保証)▽監査役=原邦男(常勤)

公式スポンサーとして今シーズンも
『三遠ネオフェニックス』を応援
山善 10月から新シーズン開幕

 山善(社長=長尾雄次氏、本社=大阪市西区)は9月4日、10月に開幕するプロバスケットボールB.LEAGUE(Bリーグ)に参加する『三遠ネオフェニックス』を、公式スポンサーとして今シーズンも引き続き応援すると発表した。
 三遠ネオフェニックスは、BリーグのB1中地区に所属。愛知県豊橋市と静岡県浜松市をホームとし、高い目標に向かって挑戦しながら、スポーツの普及や振興を通じた地域貢献活動にも積極的に取り組んでいる。
 山善はその姿勢に共感し、2008年10月のbjリーグ所属時代から同チームを応援。チームの更なる飛躍を願い、今シーズンも引き続きプラチナスポンサーとして応援していくとしている。

工作機械周辺の環境改善に
日東工器 省エネ、省スペースに効果的
切削液回収ユニット「HK-400」

 日東工器(社長=小形明誠氏、本社=東京都大田区)の新製品、切削液回収ユニット「HK-400」は、工作機械からこぼれた少量の水溶性切削液を回収する装置。液体ポンプ「DPE-400BL」を搭載し、切削液を小型の液体ポンプで吸引することにより、クリーンで効率の良い回収作業を実現する。
 マグネットで機械の側面に簡単に設置でき、機械まわりで発生する切削液を自動で回収。気液混合の吸引が可能で、空運転でもモータ焼けの心配はないという。切粉の吸引を防止するためのストレーナも同梱されている。
 同製品は、ウエスやスコップを使って行われていた切削液回収作業の省人化・省力化が可能。また、エアバキュームクリーナから切り替えれば、省スペース化につながる。エア配管が必要なプロセスポンプ・エジェクタからの切り替えでは、エアが不要となり省エネに貢献する。
 本体寸法119o(L)×118o(W)×81o(H)、流量400mL/min、定格電圧DC24V。
 標準価格は8万2900円(税別)。

2019年9月15(日)2719号
展示会ポスターデザイン初披露
今期各事業の進捗状況等報告
愛知県管工機材商協組 9月理事会開催

 愛知県管工機材商業協同組合(大藪淳一理事長・大清社長)は9月3日(火)、名古屋市中区の組合事務所で9月理事会を開催。理事定数21名中19名が出席し、本理事会は成立している。各委員会や部会、幹事会等のメンバーの確認、2020年に開催される「第33回管工機材・設備総合展」の準備進捗状況の報告、11月9日(土)に開催されるボウリング大会の概要説明など、多くの議題に対して意見交換が行われた。
 大藪理事長挨拶の後、以下の議題についての審議・報告がなされた。
 【経過報告】7月10日(水)▽(一社)全国管工機材商業連合会ゴルフ大会に大藪理事長が参加。
 【議題1】令和元年度ならびに二年度の委員会・部会・幹事会・青年部「愛青会」所属の件▽各部会、委員会等の編成表が配布され大藪理事長より説明があった。当組合はこれまで、大藪理事長の意向もあり相談役組合員を除くすべての組合員が展示会実行委員会、幹事会、または各部会に所属。今期もこれにならい、理事らは各部会・委員会等の編成表(案)を確認。これが満場一致で承認された。各部会長、委員長等は以下の通り。●展示会実行委員長=坪井研二理事(ツボイ)●展示会実行副委員長=石原太郎理事(原芳商会)●流通部会長=大野直樹理事(大野管材)●事業部会長=安井文康理事(錦興業)●広報部会長=倉地克明理事(倉地)●福利厚生部会長=石原太郎理事(展示会実行副委員長と兼任)●経営研究部会長=伊藤信哉理事(伊藤柳商店)●加入促進部会長=山田雄一理事(岡谷鋼機)●名管会幹事長=北村憲正理事(龍玉精工)●新年会・懇親会幹事長=竹内裕二理事(丸金商会)●青年部「愛青会」部長=伊神敏雅氏(双葉製作所)。
 【議題2】「第33回管工機材・設備総合展」準備進捗状況の報告▽@9月2日(月)=名古屋市千種区の名古屋市中小企業振興会館吹上ホールへ坪井実行委員長らが出向き、展示会場の予約申し込みを申請。これが受理された。同展示会は2020年10月8日(木)から同10日(土)までの3日間開催されることが決定した。●10月15日(火)=名古屋市中区にある「ザ・コンダーハウス」で第1回展示会実行委員会の開催が予定されている。同組合三役、展示会実行委員会メンバー、報道、同組合事務局およびニホンディスプレイが参加予定となっている。
 【議題3】各部会報告▽●流通部会=今年度も事業部会との合同企画を思案中という。さらに今後、経営研究部会とも何か事業を展開できないか協議していくと報告があった。●事業部会=今年度も事業部会との合同企画を思案中という。さらに今後、経営研究部会とも何か事業を展開できないか協議していくと報告があった。●広報部会=@「組合だより」144号を年内に発行予定であること、また、A「組合員名簿」に関して、11月下旬に部会会合を開催しその場で校正、12月中旬の発行を予定していると報告があった。各理事らに「組合員名簿」広告募集案内(案)・同掲載内容収集シート、前回(2018年度版)の広告協賛一覧が配布され、内容を確認。これが承認された。●福利厚生部会=8月21日(水)に部会員ら12名が参加し、部会会合を開催しているが、その場で検討された、11月9日(土)に名古屋市千種区の星ケ丘ボウルで開催予定の「第39回ボウリング大会」について報告があった。@消費税増税等もあり、参加費を3500円(税込)に変更。A女性参加者へのハンデを1ゲーム20ポイントから1ゲーム50ポイントに変更。B今回からキッズ参加者(小学生以下)へ1ゲーム70ポイントのハンデを新規付与。Cゲーム中の飲み物の配布をやめ景品をランクアップ。以上の検討事項に関する説明が行われたほか、ボウリング大会募集要項(案)ならびにボウリング大会参加申込書(案)が理事らに配布され、これが承認された。●経営研究部会=流通部会、事業部会との3部会合同事業の開催を視野に、今年度事業を今後協議していくと報告があった。●組合加入促進部会=@組合員の役職変更=近藤機材工業・近藤真一郎専務が社長に昇格。A賛助会員の組織変更=パナソニック・エコソリューションズ社名古屋住建営業所が、パナソニック・ライフソリューションズ社名古屋住建営業所に変更。以上、組合員の役職変更ならびに賛助会員の組織変更について報告があった。
 【議題4】青年部「愛青会」経過報告ならびに今後の開催事業予定について▽●7月30日(火)=2019年度第1回例会を開催。部員ら13名が参加し今後の事業開催予定等を確認。懇親を深めた。●9月11日(水)=(一社)全国管工機材商業連合会青年部会合に「愛青会」から2名が参加予定(本紙発行時、開催済み)。●同12日(木)=「第19回管工機材・設備総合展OSAKA2019」を「愛青会」から3名が参観予定(本紙発行時、開催済み)。●11月25日(月)=初開催となる同組合主導の交流会へ「愛青会」として参加予定。●2020年2月頃=メーカー工場視察勉強会を開催予定。●同年3月頃=年度末反省会(例会)の開催を予定しているが、2月開催予定の工場視察勉強会に同時開催してはどうかとの意見もあり、現在検討中とのこと。
 【議題5】幹事会報告▽@名管会幹事会=「第51回名管会ゴルフ大会」を10月17日(木)、愛知カンツリー倶楽部東山コースで開催。組合員・賛助会員56名が参加する(理事会当日参加募集締切)。A新年会・懇親会幹事会=11月25日(月)、名古屋市中村区のキャッスルプラザで開催予定の交流会(仮称)について進捗状況を報告。また、2020年5月に開催が予定されている「第58回通常総会」の会場についての報告などがあった。
 以上、すべての議題の審議・報告が終了し、この日は散会となった。同組合の次回理事会は11月5日(火)、組合事務所での開催が決まった。

「JIMTOF2020」開催
東京ビッグサイト東西全館にて
来年12月7日から6日間

 日本工作機械工業会(会長=飯村幸生氏)と東京ビッグサイト(社長=石原清次氏)は、2020年12月7日(月)〜12日(土)に開催する「JIMTOF2020(第30回日本国際工作機械見本市)」の記者発表を7月18日午前11時より東京都港区のメルパルク東京にて行い、開催概要などを発表した。
 会場となる東京ビッグサイトは2020年の東京オリンピック・パラリンピックでメディアセンター等として活用されることが決定しており、今回のJIMTOFは会場の施設利用制約により、例年より会期を約1か月後ろにずらし12月に開催される。会期は前回同様6日間だが、日曜を除く月〜土曜日に変更された。
 JIMTOFは、工作機械やそのあらゆる周辺機器が一堂に会するものづくりの総合見本市≠ナあり、かつ最先端の技術・製品が世界中から集結する世界最大級の国際技術ショー≠ナある。2年に一度開かれ、前回展では過去最高の1085社が5524小間に出展、会期中の来場者数は15万3103名(重複なし)に達した。このうち海外からは、63か国・地域から1万2934名が来場した。
 30回目の開催を迎えるJIMTOF2020のキャッチコピーは織りなす技術、変わるものづくり=Bキービジュアルは「近年では、IoTや自動化、AIなどが活用され、ものづくりの最適化が進んでいる。織り成された様々な技術が、ものづくりを変えつつある。織り成す技術がこのJIMTOFで披露され、それが世界へ広がっていく様子を表現」している。
 出展規模は前回展と同水準の約5500小間/4万9500uを見込む。来場者数については、完全登録制を採用した1996年以降で最高だった、前回展超えを目標としている。
 主催者は、@最先端技術・製品をいち早く披露〜国際技術ショーとしての魅力向上〜A時代のニーズに即した最適な併催企画〜魅力あふれる併催イベント・企画展示〜B商談機会の充実〜商談の活性化をサポート〜に取り組んでいく。
 主催者挨拶で、天野正義日本工作機械工業会専務理事は「最近の工作機械の受注状況は、6月の受注総額(速報値)が前年同月比38%減の988億円。受注総額は年初見通しの年間1兆6000億円を下回るペースで推移しているが、受注自体については月次で1000億円前後ということで、昨年、一昨年と比べると低いペースではあるが、わが国の工作機械産業は世界市場でまだまだ健闘していると私どもは考えています。他方、世界の工作機械産業を取り巻く環境は、中長期的な環境変化でいうと、情報技術の劇的な変化を背景に、大きな変革の最中にあるかと思います。製造現場では労働力不足への対応や生産性向上を図るべく、TоТ、AI、ビッグデーターを積極的に活用したスマートマニュファクチャリングの導入が進展しつつあります。また、工作機械の最大のユーザー産業である自動車については、CASE(Connected=コネクティッド化、Autono mous=自動運転化、Shared/Service=シェア/サービス化、Ele ctric=電動化の頭文字をとったもの)の技術革新が進んでいる状況です。さらに通信分野では、次世代の高速通信規格である5Gがスタートしつつあります。工作機械業界にとって適応していくことが重要になっていくという状況。技術的な市場の変化、いわば多様化するニーズに対応して、ものづくりの総合見本市であるJIMTOFでは、内外の有力メーカーを一堂に集め、あらゆる製造現場の要請に即したハイエンドマシンや先端テクノロジーを展示し、ユーザーの価値創造に貢献する『最適なものづくり』のソリューションを提供してまいりたいと思っています。さらに、日本のものづくりを支える製造業界全体の社会的認知度の向上に資する企画・イベントを積極的に盛り込み、業界の未来を担う人材育成にもつなげてまいりたい」と抱負を述べた。
 津国保夫東京ビッグサイト常務は「1962年のJIMTOF初開催から半世紀を経過し、製造業におけるビジネス環境は大きく変化しており、特に最近ではアジア各国の経済発展が目覚ましく、例えばインドやベトナムでの工作機械産業展にも日本企業の参加が増えるなど、盛り上がりを見せています。このような環境の中で我々主催者は、JIMTOFを最新の技術や製品を展示・発表する場として、また、最先端の技術を競う質の高い見本市として、より一層アジア、さらには世界に、その存在感を示していくことこそ重要であると考えます。1社、1人でも多くの方にJIMTOFに参加していただくための様々な努力をしてまいります」などと挨拶した。
10月1日より公式サイトで
出展申込受付開始

 JIMTOF2020の出展申込期間は、主催者・協賛団体・海外工業会会員が10月1日(火)9時〜10月31日(木)23時59分、国内・海外一般が11月1日(金)9時〜11月30日(土)23時59分。
 出展申込方法は、JIMTOF公式Webサイト(URL:www.jimt of.org)上からの「Web申込」に一元化する。サイトに設置される「出展申込フォーム」より必要事項を入力し申し込む。
 小間料金は、主催者会員が1小間(3m×3m)27万円、協賛団体・海外工業会会員が同30万円、国内・海外一般が同36万円(いずれも税別)。
開催概要
 【名称】JIMTOF2020(第30回日本国際工作機械見本市)
 【会期】2020年12 月7日(月)〜12日(土)の6日間
 【開催時間】9時〜17時(最終日は16時まで)
 【会場】東京ビッグサイト 東西全館
 【主催】日本工作機械工業会/東京ビッグサイト
 【出展規模(予定)】約4万9500u、約5500小間
 【展示場面積】9万8540u(東・西展示棟)
 【出展対象】工作機械/鍛圧機械/工作機器/機械工具(切削工具、耐摩耗工具)/ダイヤモンド・CBN工具/研削砥石/歯車・歯車装置/油圧・空気圧・水圧機器/精密測定機器/光学測定機器/試験機器/制御装置および関連ソフトウェア(CAD、CAM等)/その他工作機械に関する環境対応機器装置・機器・資材・製品・技術および情報
 【出展申込単位】1小間(3m×3m=9u)を基本単位とする
 【入場方法】出展者を含む完全登録を実施する

中部経産局8月公表 最近の管内総合経済動向
「改善している」、26か月連続
輸出は「横ばいとなっている」に下方修正

 中部経済産業局は、8月9日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を、26か月連続で「改善している」とした。
 個別の項目では、生産の判断を「一部に弱い動きがみられるものの、高水準で推移している」とした。「高水準で推移している」は11か月連続。鉱工業生産の動向を指数(6月速報)でみると、輸送機械工業、生産用機械工業、プラスチック製品工業などが低下したことから、前月比6・8%減と3か月ぶりの低下となった。前年同月比は4・4%減と5か月連続で低下した。主要業種では、輸送機械は、乗用車及び自動車部品が高水準で推移している。生産用機械は、金属工作機械を中心に弱含み。電子部品・デバイスは、スマートフォン向け等を中心に減少している。
 個人消費については、27か月連続で「緩やかに持ち直している」と判断した。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比1・7%増と5か月連続で前年を上回った。スーパーは、飲食料品等に動きがみられ、同0・9%増。コンビニエンスストアは、カウンター商材、中食が引き続き好調で、同0・7%増。家電大型専門店販売は、季節空調等が好調で、同10・1%増となった。一方、百貨店は、衣料品等が振るわず、同7・4%減となった。乗用車販売は、普通車が3か月連続で前年を上回ったものの、小型車が4か月連続で、軽自動車が3か月ぶりに前年を下回ったことから、全体でも3か月ぶりに前年を下回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比1・4%減)。
 設備投資は、26か月連続で「増加している」と判断。製造業では電気機械、生産用機械等で、非製造業では運輸、不動産等で増加する計画となっている。なお、管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)は、一般機械工業向けが8か月連続で、自動車工業向けが7か月連続で前年を下回り、全体でも7か月連続で前年を下回った。
 輸出については、判断を「持ち直しの動きがみられる」から「横ばいとなっている」に6か月ぶりに下方修正した。判断変更は3か月ぶり。名古屋税関管内の輸出総額は2か月連続で前年を下回った。自動車はアメリカ向けを中心に堅調なものの、自動車部品が中国向けを中心に減少している。
 その他、公共投資は「増加の動きがみられる」(2か月連続)、住宅投資は「持ち直しの動きがみられる」(5か月連続)、雇用は「労働需給が引き締まっている」(37か月連続)と判断した。
 企業倒産(件数)は、「サービス業他」「製造業」などが前年を下回ったものの、「建設業」「小売業」「情報通信業」などが前年を上回り、全体でも6か月ぶりに前年を上回った。
 ※比較は、断りのあるものを除き、令和元年6月の実績値による。
設立50周年を迎えて
伊藤信産業株式会社
代表取締役社長 伊藤正人氏

 機械・工具の総合商社、伊藤信産業(本社=名古屋市瑞穂区)が今年、会社設立50周年を迎えた。50周年にあたり伊藤正人社長からお寄せいただいたコメントを紹介する。

 伊藤信産業株式会社(名古屋市瑞穂区)は機械工具卸売業として1月に法人設立50周年を迎えることができました。誠にありがとうございます。
 また、お取引さま、関係先皆さまより多くのご祝辞をいただき重ねて御礼申し上げます。
 そして何よりも弊社・グループ社員のすべてそして先人の皆さんに感謝しております。
 当社は現会長伊藤照之が1969年1月5日に瑞穂区堀田通に法人設立して72年に現住所へ移転して今日に至っております。
 当社のコーポレートブランド「イトーノブ」「ITO.NOBU」はお取引さまより、のぶさん≠ニお呼びいただきわたくしたちも慣れ親しんでおりますが、名前の由来は先代伊藤信之(現会長の父)が52年に熱田区に当時花形産業であった紡績工場向けの用度品を販売するために伊藤信商店(個人)を開業して岐阜県西濃地区、愛知県北西部地区を中心に商いをしておりました。創業者を失い14ヶ月後の1969年に信之のノブの文字、さまざまな思いを込めて設立時に取り入れ伊藤信商店から伊藤信産業株式会社として事業がスタートしました。
 祖父及びわたくしの父である現会長は岐阜県海津市の出身で自然豊かで大垣、桑名、愛知に隣接した土壌から人生が始まりました。
 会長は大学を卒業して商人の街、大阪(立売堀)工具商時代の話をよくしてくれました。生活もたいへんだったようです。当時松下電器産業(現Panasonic)の伝導機器販売に携わりましたが、これから(未来)のものづくりは軽くて、リピート性の高い切削工具の販売をやりたい気持ちに固まったようです。
 開業当時の弊社は信用もなくお取引さまにはご心配が絶えず、最初の10年間は事業運営することが無我夢中で生き抜いてきたようです。
 多くの名古屋地元の問屋さま、関連メーカーさまに助けられゆくゆくは全国展開の問屋さまからもご支援いただける環境となり弊社も波に乗ることができました。
 言うまでもなく愛知の土壌にも恵まれお取引先の皆さま、関係先の皆さまと一緒に成長することができました。
 わたくしは社長に就任して14年目、半世紀及び代表を継続してきた会長の教えを基本に弊社は更なる与信の強化、事業継続における社内環境の整備を進めます。
 そして未来のものづくり産業としっかり向き合えるよう準備して市場の獲得、商材の領域拡大、顧客の掘り込みをして更に持続成長できるよう努めてまいります。
 せっかくなので弊社のコーポレート方針をご紹介します。
 “社員の幸せと会社の存在価値を高めること”“お客様により良いサービスを提供して社会貢献すること”2つの方針を成し遂げるために時代変化に適応し積極果敢に高い志で挑む!
 わたくしたちは常々前向きにそしていつまでも基本部分はプロであり、時代に即した活動を展開していく所存です。
 50周年を迎え、この9月より新たなる体制となりより強固なるチームワークを用いてITO NOBUグループは業務の拡大を進めてまいります。未開拓の市場を掘り起こすと同時に生産財、消耗副資材獲得、自動化及び省力化案件に注力してまいりますのでご期待ください。
 これまで支えてくださりましたお取引先さま、関係先の皆さまに感謝を申し上げますと同時に新たなる「ITO.NOBU」にご尽力くださいますよう今後ともよろしくお願いいたします。
新中期経営戦略案を示す
キーワードは“社会貢献”
三菱マテリアル DIAEDGE特約店会

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=中村伸一常務執行役員)は5月23日(木)、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルで『2019中部DIAEDGE特約店会』を開催。特約店から44名、代理店から20名、合わせて64名が参加した。同社からこの場で事業方針や2018年度売上高の説明、年間表彰が発表された。
 冒頭、中村加工事業カンパニープレジデントから、同社の経営方針や昨年度の売上高の説明、2019年度新製品発表計画などが、約40分にわたり参加者へ説明された。以下、説明から抜粋。
 「弊社では、2019中期経営戦略において超硬事業を成長促進事業と位置付けております。成長促進事業には、市場成長以上に成長が見込める事業を目指すことが求められています。そのためには、顧客やマーケットのニーズと弊社の強みをマッチさせ、成長を促進させていかなければなりません。弊社の強みであるソリューションや提案力にさらに磨きをかけ、顧客の困りごとや顧客の成長に貢献することこそが弊社の使命と考えています。我々も社会のなかの一企業でございますので社会に対してどういう価値を提供できるのかと検討し始めているところですが、今年度は弊社が掲げている中期経営戦略の最終年度となりますので、2020年度から新たな中期経営戦略を打ち出し、新たな活動を始めてまいります。従来の経営戦略では経済的価値を求める施策が多かったのですが、昨今ではこうした経済的価値だけでは企業の価値が認められづらくなってきているという状況でございます。ですので、次の中期経営戦略で社会的価値を同時にご提供することこそがステークホルダーが求めていることだと考えております。経済的価値と社会的価値の双方を両立させながら我々の強みをさらに深め、より高度に作り上げていくことが何よりも大切なのです。新中期経営戦略のなかで弊社の目指す姿を、あくまで案の段階ですが『CSV=共有価値創造』『SDGs=持続可能な開発目標』『ESG=企業が社会に対して負う責任』という言葉で表現しています。キーワードは社会”です。企業のさまざまな活動を通じて社会の課題に対応していく、解決の策を導入していく、こうしたことが近年、企業に求められるようになりました。そんななかで弊社の目指す姿は“豊かな社会の構築”“持続可能な社会の構築”“低炭素社会の構築”に貢献する企業であることです。こういった活動を来年度以降、さらに打ち出していけたらと今は考えています。我々加工事業カンパニーとしましては、このようなビジョンのもと“DIAEDGE”ブランド、および“DIAEDGE”製品を広める活動を続けております。来年度以降も顧客視点に立ち、真のパートナーとなることを目指して活動していきます。今年度より業務遂行における判断の優先順位を、@安全(S)→A法令順守(C)→B品質(Q)→C納期順守(D)→D適正利益(E)と定め、行動の基準としています。これが最終的に“DIAEDGE”ブランドをより広め、より高めることへとつながると確信しております」。

 年間表彰を前に、同社加工事業カンパニー営業本部長の金子善昭氏より営業部門が抱えている直近の課題と、それに対しどう取り組んでいくかについて説明がなされた。以下、説明より抜粋。
 「私たちが直面している課題が3つあります。ひとつは、世界的に見ても今までのような大きな成長が見込めないなかで私たちの事業は引き続き持続的な成長をどう果たしていくのか? ふたつ目は、営業組織としての生産性の向上、みっつ目は人の採用・育成の問題です。これまで当社はグローバルに事業を広め、今では世界50ヵ国以上に製品を供給させていただいております。しかし、現状のままではこれ以上の成長は見込めません。これまで以上に、今後はサービスという点を強化していかなければいけないと思っております。当社で言えば、テクニカルセンターがその代表格でありますけども、そこへの投資であったり、加工データの共有であったりといったことなどが重要になってくるのではないでしょうか。加えて英国のEU離脱や米中経済摩擦など大きな影響もございます。こうした影響を受けながらも、どう伸ばしていくかということが大きな課題であります。我々はグローバル化を進め、グローバルサプライヤーになれているとは思いますが“グローバルプレイヤー”になれているかというと、まだその道半ばといったところでございます。本当の意味での“グローバルプレイヤー”になるためにも、生産から物流、販売までの強化が急務になっておりますので、ここに力を注いでいきたいと考えています。人の生産性向上に関してですが、そこだけを考えればITを駆使するなどの手段はございます。しかし、将来を見据えた場合“人”が重要なのだと思います。当社でも、社員がどんな効果をもたらしてくれるのか? どんな成果をあげているのか? というところを今後はより重視していきます。人の採用・育成に関してですが、労働人口が少なくなっていくなかで切削工具の営業マンをどう育てていくか非常に悩ましい問題です。従来のような採用にこだわらず、女性の活用推進を積極的に行い、さらに幅広く門戸を広げ人材の流動化が進めば新しい考え方が入り、新たな戦略も生まれてくるのではと期待しております。マーケットイン、集中と選択、産業別アカウントへしっかり取り組んでいきますが残念ながら私どもの営業体制はまだそのレベルにまで達しておりません。したがって今年度は、エリアと産業に軸足を置いたカタチで今の営業体制を全面的に見直し、より効率的で効果的な体制に移行することを早期に進めたいと考えている次第です」。

 その後、年間表彰の発表、超硬製品事業流通営業部の方針発表、講演会「AIの発達がもたらす機会工具商への影響」と続き、特約店会は終了した。会場を移し、高橋直正澤商社長の乾杯の挨拶で懇親会が開幕。宴もたけなわとなったところで梅村龍盛梅村本店社長の中締めの挨拶により、この日は散会となった。
「メッセナゴヤ2019」 11月6日から
過去最多の1442社が出展し開催
農業ビジネスに焦点を当てた新たな企画展示

 日本最大級の異業種交流展示会「メッセナゴヤ2019」が11月6日(水)〜9日(土)の4日間、名古屋市港区のポートメッセなごやで開催される。
 「メッセナゴヤ」は、愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所でつくるメッセナゴヤ実行委員会が愛・地球博の理念を継承する事業として中小企業の販路拡大と異業種交流を目的に2006年秋から開催している、国際総合見本市。昨年は、1437社・団体が出展し、期間中6万1952人が来場した。
 第14回目を迎える今年は「商機結合」をキャッチフレーズに、過去最多の出展者数で開催された昨年をさらに上回る1442社・団体が1727小間に出展し情報発信する。
 今回、新規事業として、農業ビジネスに焦点を当てた企画展示と特別セミナーを開催する。新たな農業を提案するAIやロボット等の技術展示「農工技術融合展『アグリクロス』」では、実際の農業現場を会場内に再現して、野菜自動収穫ロボットや農業支援制御AIシステムなど、最先端の技術をもつ企業による技術展示を行う。併せて「農業×モノづくり」をテーマにした特別セミナーも実施し、様々な分野の人に対して農業ビジネスに関心を持ってもらえるきっかけを作る。
 また前回も好評だった、来場者・出展者にAIが最適な商談相手を提案し会期中の効率的なビジネス交流を促進する「メッセナゴヤAIマッチングサービス」や、出展企業担当者と本音で話せる場やお気に入りの企業ブース等をSNSで投稿できる「学生企画『ワイワイ話そう!学生&企業 メッセCafe』、『MESSEでSNS』」を継続開催する。
 主に中部地域を中心とする大学生の発想力と、企業の技術力の融合により新たな製品開発を目指す「オープンイノベーション『ミライ製品開発!メッセラボ(メッセナゴヤ×具現化ソン)』」は、今年は「今までにない、オリンピック&パラリンピック」をテーマに展開する。大手・中堅企業への持ち込み提案商談会「メッセBIZ」(ものづくり系マッチングサービスを展開するリンカーズとの共同企画)も引き続き開催する。
 出展者の企業規模割合は、中小企業72%、大企業8%、その他(教育機関・学生、官公庁・各種団体など)が20%。今年は特に、出展者全体に占める官公庁・各種団体の比率が上昇している(前年比6・2ポイント増の18・8%)。海外からは、15か国・地域より63の企業・団体が出展する予定。
 会期中には、多彩な講師陣によるセミナーやイベント、出展者によるプレゼンテーションも多数開催される。
 スムーズに入場でき、会場内で利用可能なコーヒー呈茶券がもらえる事前入場登録や、セミナー・イベントの参加申込みは、公式ホームページ(www.messenagoya.jp)から。「メッセナゴヤ」で検索。
メッセナゴヤ
2019概要
●主催=メッセナゴヤ実行委員会(構成=愛知県・名古屋市・名古屋商工会議所、委員長=三矢誠名古屋商工会議所副会頭)
●会期=2019年11月6日(水)〜9日(土)
●会場=ポートメッセなごや(名古屋市港区金城ふ頭2―2)
●開場時間=午前10時〜午後5時(ただし、8日(金)は午後6時まで、9日(土)は午後4時まで)
●入場料=無料
●出展者数=1442社・団体
●提案分野=@独自の固有技術の提案A機能・性能の高度化の提案Bコスト低減・小型軽量化・効率化の提案C環境配慮・エネルギーの提案D信頼性・安全性の提案E営業支援・業務管理の提案Fデザイン性の提案G産学・企業連携、地域資源活用の提案Hメッセチャレンジ応援コーナーIポスターセッション
●目標入場者数=6万5000人(前回=6万1952人)
●併催セミナー・イベント=ビジネスセミナー、特別セミナー、グローバルセミナー、出展者プレゼンテーション、ミライ製品開発!メッセラボ、メッセBIZ、など
金型加工用工具3種
ラインナップ拡張!
ダイジェット工業

 ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区)はこのほど、好評の金型加工用工具「SKS-GU」「ショルダーエクストリーム」「スウィングミル」のラインナップを拡張し追加発売した。
 @高能率高送りカッタ「SKS-GU」SKG/MSG形 モジュラーヘッドタイプ[工具径φ35]追加
 同製品は、四角ポジティブインサートを採用、高剛性かつ刃数増により高能率加工が可能な高送りカッタである。主に炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼、チタン等の平面削り、ポケット加工、ヘリカル加工等の荒加工に適している。
 サイズ…モジュラーヘッドタイプφ35(3枚刃)計1形番▽標準価格…3万5200円(税抜)。
 A高能率肩削りカッタ「ショルダーエクストリーム」EXSAP/MS]形 モジュラーヘッドタイプ[工具径φ26、φ28、φ30、φ33、φ35]およびインサート[コーナR0・4タイプ]追加
 同製品は、肩削り軸方向切込み量(Ap)が最大15oと大きく、平面削り・溝削り・プランジ加工など幅広い用途で使用可能。モジュラーヘッドは工具径がシャンク径より大きいオーバーサイズ寸法を追加ラインナップし、切りくずの噛み込みによるホルダ・ワークの損傷を抑制する。主に炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼等の肩削り、平面削り、溝削り等の荒〜中仕上げ加工に適している。
 サイズ…モジュラーヘッドタイプφ26(2枚刃)〜φ35(3枚刃)計5形番▽標準価格…2万8500円〜3万8300円(税抜)。インサート形番…ZNGU170904ZER-PM(インサート材種JC8050、JC8118)▽標準価格…1710円(税抜)。
 B深切込み用エンドミル「スウィングミル」DSM形 低抵抗形インサート追加
 同製品は、ロングセラーの深切込み用ラフィングエンドミル。独自のブレーカ形状の新インサートにより、深切込み重切削における低抵抗かつ安定加工が可能である。主に炭素鋼、工具鋼、鋳鉄、ステンレス鋼などの肩削り、溝削りに適している。
 インサート形番…先端刃IM-CP43N-PH▽標準価格…1400円(税抜)。外周刃IM-SP43GS-PH▽標準価格…1100円(税抜)。インサート材種はいずれもJC8050、JC8118。
令和初会合開催
ボウリング大会運営など検討
愛知県管工機材商協組 福利厚生部会

 愛知県管工機材商業協同組合(大藪淳一理事長・大清社長)の福利厚生部会(石原太郎部会長・原芳商会社長)は8月21日(水)、同部会員ら12名を集め今年度初となる部会会合を開催。メイン事業であるボウリング大会の運営などについて意見交換が行われた。
 『第39回ボウリング大会』は11月9日(土)、名古屋市千種区の星ケ丘ボウルで開催される予定となっている。参加人数は100名から180名を想定(昨年度は156名・52チームが参加)しているという。
 まず、石原部会長から部会員に対し、当日の大会運営への参加の可否が確認された後、参加費や大会終了後の昼食会、当日参加者へプレゼントされるドリンクや各賞景品などについて意見が交わされた。
 また、これまでシニア参加者や女性参加者へ付与されていたハンデ(シニア10P/1G、女性20P/1G)の見直しや、新たにキッズ(小学生以下)参加者へのハンデ付与も検討された結果、シニアハンデは現行通り、女性ハンデは50P/1Gへ、キッズハンデを70P/1G新たに付与することが決定した。
 その他、前回大会で参加者からの要望が多かった各チーム(企業)レーン配置表の配布も決定。9月末頃を目途に、組合員ならびに賛助会員へ、大会参加募集案内が発信される予定だ。
 部会終了後には懇親会が催され、この日は散会となった。
心のゆとりで「何をすべきか」を
しっかり見つめるチャンス
ジュニアー会 令和元年納涼会を開催

 ジュニアー会(機械工具商・管工機材商をはじめとする愛知県下の若手リーダーが集う会/幹事長=野崎憲昭氏・常磐精機社長)は、8月21日午後7時30分よりガーデンキッチンフラリエ(名古屋市中区)で納涼会を開催した。12名が参加した。
 会の冒頭、野崎幹事長が「今、あおり運転のニュースが目立っていますが、運転も、営業も、ましてや経営も、『心のゆとり』が大切。景気はあまりよくないですが『心のゆとり』を使って、『今、何をすべきか』をしっかりと見つめ直せるチャンスでもあります。この会で情報収集をしながら共に切磋琢磨し、これからも頑張ってまいりましょう」と挨拶し、同氏の力強い乾杯の発声で開宴した。
 その後、参加者同士による情報交換や近況報告で懇親を深め、最後に成田幸隆氏(大成工機商会社長)が「今後は、秋のゴルフ会、冬の忘年家族会と続きますが、是非とも参加していただき、歴史ある会(初代ジュニアー会発足から約65年、現在3代目)を皆で盛り上げて行きましょう」と述べ、中締めとした。
もれなく豪華景品当たる!
オンダ製作所 謝恩セールスタート

 オンダ製作所(恩田由紀社長、岐阜県関市)が工事店限定で開催している好評の「CAPORI○R
謝恩セール2019」が、今年も9月1日(日)からスタートした。
 「CAPORI○R謝恩セール2019」は、対象商品についている応募券(シール)を希望コースの枚数分集めて応募すると豪華景品がもれなくプレゼントされる同社の恒例キャンペーンだ。
 応募コースは、「宮崎牛(すき焼用)」「ふぐ一夜干し」などをラインアップした10枚コース≠ノ、「近江牛(焼肉用)」「熊本県産大阿蘇どり焼肉用セット」「ビール共通券12枚」などをラインアップした30枚コース=A「飛騨牛(すき焼用)」「姿ズワイガニ」「カタログギフト」などをラインアップした50枚コース≠フ全3コースが用意されている。
 対象商品「被覆カポリパイプW」「イージーカポリパイプW」「被覆ポリブテン管」「カポリパイプWエラストマー」などの樹脂管1巻に応募券2枚(20・25・30m巻は1枚)、「テーパおねじ」「テーパめねじ」「座付水栓エルボ」「エルボソケット」などの継手小箱1箱に応募券1枚が付き、ひとり何口でも応募が可能だ。
 応募の宛先は、〒501-6006 岐阜県羽島郡岐南町伏屋2-148 株式会社オンダ製作所「CAPORI○R
謝恩セール2019」事務局まで。対象商品や景品など、詳しくは通話料無料のフリーダイヤル▽0120(090)055へ問合せを(平日午前10時から午後5時受付)。応募締切は2020年4月30日(木)まで(当日消印有効)となっている。
不活性ガス・真空用迅速流体継手
「SP-Vカプラ TypeA」発売
日東工器 流量アップで作業効率が向上

 日東工器(社長=小形明誠氏、本社=東京都大田区)は、エアコン、冷蔵庫の製造ラインや真空配管に最適な、不活性ガス・真空用迅速流体継手「SP-Vカプラ TypeA」を開発し、今年8月に発売した。
 同製品は、約60年前より同社が販売している「SP-Vカプラ」の後継機種。ソケット・プラグともに自動開閉バルブを備え、真空度1・3×10Paまでの真空保持が可能といった基本性能を受け継いでいる。従来品と比較して流量が最大141%増加(1/4サイズの場合)し、エアコン、冷蔵庫などの製造の際に必要な漏れ検査、真空引き、冷媒の充てん作業の効率化を可能とした。
 また、地球温暖化に関して気密性が求められる冷媒に対して、自動開閉バルブの構造やパッキン形状を改良し、気密性能の向上を図った。
 同社は「エアコンや冷蔵庫の製造の効率化や、今後の技術の発展とともに必要となる、真空性能や気密性が求められる配管に幅広く使用されることを想定している」とした。
 流体の性質に合わせた3種類のシール材質と2種類の本体材質を用意。サイズは、1/4、3/8、1/2、3/4の4タイプを揃えた(ステンレス鋼製の1/2、3/4サイズは受注生産品)。
 標準価格は、ソケット・プラグの一式で4960円(税別)から。

慰安旅行などの話しも
名機工同友会 ビアパーティー開催

 名機工同友会(吉野栄一会長・吉野機械工具社長)は8月6日(火)、名古屋市中区の名古屋国際ホテル・ガーデンサイドでビアパーティーを開催。会員ら18名が参加した。
 乾杯を前に近藤幹浩厚生部長(大東通商社長)より慰安旅行企画についての進捗報告が行われ、吉野会長からは、このパーティー前に開催された愛知県機械工具商業協同組合(愛機工組合)理事会での報告事項などが語られた。
 近藤厚生部長の話しによると、2020年2月頃を目途に海外への慰安旅行を計画中であり、次回例会時にそのプランが提出される予定のようだ。吉野会長からは「愛機工組合理事会の報告です。まず1点目、愛機工組合親善野球大会に今年から青年部チームが初参戦したそうですが、結果は21対1と大敗したそうです(笑)。2点目は今年10月に開催される『メカトロテックジャパン2019』(MECT2019)への来場者動員をお願いしますと展示会事務局より話がありました。3点目は『ロボットテクノロジージャパン』が2020年7月に初開催されますが、その会場となる愛知県国際展示場は収容人数7万人にもかかわらず食堂が1ヵ所しかなく、さらに電源容量も少ないようで、そういった面でトラブルが心配だと話しがありました」と愛機工組合理事会で話し合われた内容について報告があった。
 その後、吉野会長の乾杯の音頭でビアパーティーが開幕。最後は和久田修志副会長(三和商事社長)の中締めで散会となった。名機工同友会は次回、9月25日(水)に例会の開催を予定している。
次回キャンプに向け検討項目挙がる
日帰りバスツアーは10月5日に
愛機工青年部 役員会・ビアパーティー

 愛知県機械工具商業協同組合(水谷隆彦理事長・ミズタニ機販社長)の青年部(滝澤有一部長・松本商店社長)は8月2日(金)、名古屋市中区のざぶん錦店で役員会ならびにビアパーティーを開催。役員会では以下の議題について審議・報告が行われた。
 【議題1/キャンプについて】野田典嗣キャンプ担当幹事(ノダキ社長)より7月20日(土)・同21日(日)に開催された「第40回青年部キャンプの集い」について報告があった。そのなかで参加費用の見直しなど次回に向けての検討項目が挙げられた。
 【議題2/組合野球大会について】植村晋也野球担当幹事(鈴木油脂工業名古屋営業所長)より「組合親善野球大会」についての報告があった。役員会当日現在、野球大会は全日程のおよそ半分を消化。このまま順調に進めば、決勝戦は10月中に開催される予定となっている。
 【議題3/青年部ビアパーティーについて】井本保孝会合担当幹事(サカイリフテク主任)より役員会後に開催される青年部ビアパーティーについて、参加人数などの報告があった。
 【議題4/その他】今年度のレクリエーション日帰りバスツアーは宝塚観劇に。10月5日(土)、80名の参加を予定しているという。募集案内は、後日発信される(本紙発行時、発信済み)。その他、講演会を今秋開催する予定で現在調整中との報告があった。
 役員会終了後、青年部員ら31名が参加しビアパーティーが催された。滝澤部長が、野球大会で敗北を喫した青年部チームの話しを面白おかしく語った後、乾杯の音頭をとり、会は大いに盛り上がりを見せていた。
BBQで大盛り上がり
愛機工東支部 ビアパーティー

 愛知県機械工具商業協同組合の東支部(野崎憲昭支部長・常磐精機社長、組合理事)は8月8日(木)、名古屋市中区大須にあるガーデンキッチン・フラリエで、毎年恒例の支部ビアパーティーを開催。支部員ら26名が参加した。なかには若い女性社員も数名見受けられ、約2時間のパーティーは大いに盛り上がっていた。
 連日猛暑の続くなか、都会の真ん中でバーベキューが楽しめると人気のガーデンキッチン・フラリエに東支部員や賛助会員ら26名が大集合。バーベキューセットを囲み、汗をかきながらも肉や野菜を焼き、冷たいドリンク片手になごやかに談笑していた。
 野崎支部長は中締めを前に「本日はお越しいただきありがとうございます。いつも参加してくれる方々が今日もこうして参加してくれてすごくうれしいです。これからも東支部のビアパーティーには、今日お集まりの会社の皆さまは欠かさずに来ていただきたいなと思っております。来年以降もよろしくお願いいたします」と参加者に謝意を伝えた。
 時津達也副支部長(新栄商会社長、組合理事)も最後に「皆さん、来年もご参加よろしくお願いします。今日は暑いなか本当にありがとうございました」と参加者に謝意を述べ、最後は1本締めでパーティーは幕を下ろした。
ビンゴ大会に一喜一憂
愛機工西支部 ビアパーティー

 愛知県機械工具商業協同組合の西支部(内藤和美支部長・内藤商事社長、組合理事)は8月23日(金)、名古屋市中村区のアサヒビアレストランスーパードライで毎年恒例の支部ビアパーティーを開催。支部員ら34名が集まった。
 ビールによく合うボリューム満点の食事に、西支部恒例のビンゴ大会にと、あっという間の2時間を参加者らは思いっきり楽しんでいた。
 司会進行を務めた滝川物産社長の矢野茂雄理事の挨拶で始まったパーティー。内藤支部長は「皆さんこんばんは。本日はお忙しいなか、また足下が悪いなかご出席いただきありがとうございました。日頃は支部活動ならびに組合活動にご協力いただきまして誠にありがとうございます。今年度はMECT(メカトロテックジャパン2019)も控えておりますので、また皆さまにはご尽力をお願いするかとは思いますが、ひとつよろしくお願いいたします。今日はお盆休み明けの1週間が終わってちょっと疲れが出ているかと思いますが十分に飲んで騒いで、ビンゴ大会もございますので楽しんでいってください」と挨拶した後、乾杯の音頭をとった。
 豪華景品が当たるビンゴ大会も大盛り上がり。最後は小島憲二小島商店社長による中締めの挨拶で、ビアパーティーは散会となった。
24名と多くの支部員ら参加
愛機工南支部 ビアパーティー開催

 愛知県機械工具商業協同組合の南支部(森庸一支部長・森哲社長、組合理事)は8月7日(水)、名古屋市中区にある名古屋国際ホテル・R階ガーデンサイドで毎年恒例のビアパーティーを盛大に開催。総勢24名の支部員、賛助会員らが参加した。この日の幹事は、伊藤久輝理事(丸正社長)が務めた。
 森支部長は「今回は24名と多くの方が暑いなか集まってくれました。この会場は丸正の伊藤社長の計らいで毎年使わせていただいておりますが、本当に素晴らしいところだと思います。景気の方はいまいちかもしれませんが、今日はそんなことは抜きにして、ビールを飲んで、おいしい料理を食べて、また明日から頑張りましょう」と挨拶し、乾杯の音頭をとった。
 冷たいお酒とおいしい食事を楽しみ、会話も弾むなか宴もたけなわとなり、最後は中川雅夫副支部長(ナカガワ社長、組合理事)から「明日(8月8日)は暦の上では立秋です。まだまだ暑い日は当分の間は続きますが、皆さん、健康にはくれぐれもお気をつけください。少しでも熱中症のような症状が現れたときは、すぐに水分を補給して、体を冷やしてください。くれぐれも暑いなか、ビールを飲みながらゴルフをプレイしたりしないように気を付けてください」と笑いを交えた中締めの挨拶があり、最後は3本締めで散会となった。

「改革」をキーワードに
働き方改革などに取り組む
村松商店 第25回元浜会を開催

 管材・設備機器等の総合商社、村松商店(社長=村松尋代氏、本社=静岡県浜松市)の「第25回元浜会」が7月5日、浜松市中区のオークラアクトシティホテル浜松で、仕入先88社・201名と同社の幹部社員らを合わせ総勢242名が出席して盛大に開催された。当日は、ラグビーワールドカップ2019組織委員会静岡地域支部の藤原直宏支部長らが会場を訪れ、9月20日に開幕する日本大会のPRも行われた。
 元浜会は、村松社長はじめスタッフ一同が会場入口で出席者を出迎え、午後4時30分に開会。体調を崩していた村松孝一会長も姿を見せ、例年通りピアノ演奏で歓迎した。
 冒頭、村松社長が「この5月1日に、平成から令和に変わりました。私も代表になって3期目に入りました。組織が変わってから1期、2期と、皆様のお陰で、売上、利益ともにプラスでした。25回目となる元浜会も、元浜会の皆様と私どもの社員がともに作り上げてきたものと深く感謝いたします。私どもの社員は、今40代が主流となりました。私も今一番乗っている時と思います。ここから登り坂、一緒にここにいる皆様とどんどん登っていきたいと思っています。今日来ている弊社の営業マンはプロですので、是非このプロ集団に皆様から話しかけていただけたらと思います。令和になり、色々感じることがあります。まず代表になってから、『改革』というキーワードを掲げました。変えていけないものは、変えてはいけませんが、変えないといけないものは、変えていかないといけない。働き方改革、週休2日、有給5日消化。こんなことをしていたら仕事ができませんよ、仕事をしたいです、という大変ありがたい話を営業マンからいただきました。でも国の方針ですから、やらなければなりません。色々な意味で、少しずつ形を変えていきたいと思っています。また、今期が69期で、来年70期、そして71期には70周年ができたらいいと思っています。私どもは本社が浜松市、あと静岡支店(静岡市)と東部支店(裾野市)で静岡県全体を網羅しています。社会貢献、地域貢献を目指し、地域密着型で頑張っていきたいと思っています」と挨拶した。
 来賓の吉林章仁静岡県副知事は「本日は、第25回元浜会がたくさんの方に全国からご参加いただいて盛大に開催されますことを、お慶び申し上げます。静岡県というと、平成25年6月に富士山が世界遺産になりました。その後、色んなものが世界遺産となりました。昨年は、伊豆半島が世界ジオパークになりました。駿河湾は世界で最も美しい湾という指定を受けました。人材でも、ご当地浜松出身の天野浩氏がノーベル物理学賞を受賞、スポーツ選手もたくさん出ています。静岡県は、雪が降るのは富士山のてっぺんだけと言われるほど雪が降らない地域で、食材の宝庫。またお酒、吟醸酒の産地でもあります。花の生産品目も一番多いと思っています。伊豆半島の先から富士山のてっぺんまで、色んな花が咲いています。冬も花が咲き、本当に温暖な土地です。今年の9月からは、ワールドカップのラグビーが静岡県袋井市のエコパスタジアムで、日本チームを含めて4試合予定されています。来年の2020年にはオリンピック・パラリンピックがありますが、自転車競技は静岡県で開催されます。富士山の周辺ですので、来年は元浜会+オリンピックで訪れていただければと思います」と祝辞を述べた。
 ラグビーワールドカップ2019組織委員会静岡地域支部の藤原支部長らが登壇し、エコパスタジアムの試合の見どころやチケットの購入方法、交通費助成制度などについて紹介した。会場内にはワールドカップで使用される公式ユニホームやラグビーボールが展示され、実際に手に取って感触を確かめることができた。
 仕入先を代表して挨拶に立った、吉永泰治栗本鐵工所執行役員鉄管事業部長は「今年は令和元年、新しい時代が始まります。我々、水道業界においても、今年秋から改正水道法が施行されることになっています。水道の広域化、また民営化が加速して行くと思われます。ここ浜松においても、下水に関しては既に民間の力を借りながら運営されていますし、これから上水がどのようになって行くか、関心があるところです。村松商店さんの強力なネットワークを、我々は本当に心強く思っています。なにか事業のお手伝いができたら良いと努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。本日は、元浜会が盛況に開催されましたことをお慶び申し上げますとともに、村松商店さんのこれからの益々のご繁栄、本日ご参会の皆様のご健勝、ご多幸を祈念して、挨拶とさせていただきます」と述べた。
 続いて、木下昭彦東洋バルヴ社長の発声で乾杯し、懇親の場となった。
 恒例となった、稀少銘柄の焼酎などを景品としたジャンケン大会が行われ、会場は盛り上がりを見せた。社長賞として静岡県特産のマスクメロンなども用意された。
 和やかに歓談が進む中、川西章弘川西水道機器社長の中締め、三室昭彦村松商店営業統括部長の閉会の辞でお開きとした。

2019年9月1・8日(日)2717号2718号
日機連 2019年度機械工業生産額見通し
前年度比0.7%増の76兆3268億円
3年連続の増加見込み増加幅は縮小

 日本機械工業連合会(日機連)は7月18日、2019年度の機械工業生産額見通しを前年度比0・7%増の76兆3268億円と発表した。機械工業生産は概ね底堅い回復を続けており3年連続の増加見通しとなるが、景気全般に先行き不透明感があり、回復の度合いは緩やかなものとなっている。
 日機連では、毎年関係工業会の協力を得て、年度ごとの機械工業の生産額見通し調査を実施しており、今年度見通しの集計結果(調査時点2019年6月)をこの程まとめた。
 2018年度の機械工業の生産は引き続き回復を辿り、生産額は前年度比1・9%増の75兆8251億円となった。
 今年度は、国内で深刻な人手不足を背景に省力化・自動化ニーズが設備投資を下支えし、交通・物流等の社会インフラ整備、五輪関連工事や国土強靱化対策等の投資も期待できると予想した。
 また、海外では米国の景気が着実に回復しており、欧州ユーロ圏では景気が緩やかに回復、中国は景気回復の遅れが見られるが、今後政府の内需刺激策の効果が期待されるとした。
 一方で、今後、国内では消費税増税の影響、海外は米中の貿易問題の行方や中国景気の動向、イラン等を巡る中東情勢の緊迫化、Brexitの動向等の下振れリスクを注視していく必要があると指摘した。
 発表された2019年度業種別機械工業の動向は次の通り(抜粋)。
 @一般機械 
 一般機械の生産額は、前年度比(以下同様)0・1%減の16兆3452億円となる見通し。
 機種別にみると、ボイラー・原動機は、ボイラー・タービンが石炭火力向けは厳しいものの、国内がバイオマス発電、輸出は天然ガス向けに期待、はん用内燃機関はガソリン機関、ガス機関が減少するものの、ディーゼル機関は増加を見込み、全体で3・8%増。▼土木建設機械は、国内が五輪関連需要の縮小が見込まれるものの、安定した建設投資の継続が見込まれ微増、輸出は引き続き北米、欧州、アジア向けが堅調に推移すると見込まれ、2・0%増。▼油空圧機器は、油圧機器が土木建設機械向けの輸出が微減、空気圧機器は引き続き比較的高水準の生産が続くものの、国内外共に半導体向けの減少が見込まれ、全体で2・0%減。▼ロボットは、引き続き人手不足等による産業用ロボットへの関心の高まりにより、国内が堅調なものの、輸出は欧米向けが低調、アジアは多機能携帯電話向けの回復が遅いと見込まれ、3・5%減。▼動力伝導装置は、変速機が年度後半の伸びに期待、歯車は国内外共に減少、スチールチェーンは輸出に減速感があるものの、北米、東南アジア向けは堅調が見込まれ、全体で1・6%増。▼金属工作機械は、高水準な受注を抱え、国内が自動化、省力化のための更新投資、輸出は北米、欧州が堅調に推移するものの、中国は多機能携帯電話向け等が厳しいことから、0・8%減。▼第二次金属加工機械は、ベンディングマシン、液圧プレス、機械プレスのいずれも増加が見込まれ、2・5%増。▼食料品加工機械は、製パン・製菓、乳製品、飲料、肉類加工業界向け等で伸びが見込まれ、0・5%増。▼包装機械・荷造機械は、国内が減少、輸出は東南アジア向けで伸びが見込まれ、0・2%増。▼木材加工機械は、補助金制度等による設備投資の拡大に期待し、1・1%増加の見通しである。
 A電気機械 
 電気機械の生産額は、0・2%増の7兆9824億円となる見通し。
 機種別にみると、回転電気機械・静止電気機械器具・開閉制御装置は、回転電気機械のうち交流電動機は堅調、サーボモータは中国経済の減速により減少、交流発電機は輸出が厳しく、静止電気機械器具のうち電力変換装置は、太陽光向けパワーコンディショナが輸出向けを中心に回復を見込み、サーボアンプは中国経済の減速により減少、開閉制御装置のうち閉鎖形配電装置は首都圏再開発により増加、監視制御装置は国内製造業向けの増加を見込み、全体で0・8%増。▼民生用電気機械は、大容量、高機能、高付加価値製品が堅調なものの、前年度の反動減を見込み、2・2%減少の見通しである。
 B情報通信機械 
 情報通信機械の生産額は、0・7%減の2兆9450億円となる見通し。
 機種別にみると、民生用電子機器は、カーナビゲーションシステムが堅調、薄型テレビは五輪に向けての買替需要が期待できるものの、生産の海外移転が進み、デジタルカメラはコンパクトタイプの減少が見込まれ、全体では0・7%減。▼通信機器は、3・0%減。▼電子計算機及び関連装置は、1・9%増加の見通しである。
 C電子部品・デバイス
 電子部品・デバイスの生産額は、1・1%減の7兆5657億円となる見通し。
 自動車の環境対応や自動運転機能の増加による電装化の進展により、小型・薄型・省エネルギーに貢献する高信頼性電子部品や半導体に対するニーズの増加や、5Gの開始による多機能携帯電話向け以外への用途拡大による新たな需要喚起が期待されるものの、米中貿易問題等の景気の先行き不透明感もあり、電子部品は2・0%増、電子デバイスは2・8%減少の見通しである。
 D輸送機械 
 輸送機械の生産額は、1・8%増の34兆1684億円となる見通し。
 機種別にみると、自動車は、輸出が先行き不透明なものの、国内は横ばいと見込まれるが、安全装備の拡充や環境対策等による増加が期待され、自動車全体では2・0%増。▼自動車部品は、自動車生産台数が前年度並みになると見ており、部品も同程度と見込み、1・1%増。▼航空機は、民間向け機種の端境期における減少等はあるものの、引き続き比較的高水準の生産が続き、内訳としては発動機が減少、機体、機体部品、発動機部品、装備品は増加し、全体では2・2%増加の見通しである。
 E精密機械 
 精密機械の生産額は、0・7%減の1兆5359億円となる見通し。
 機種別にみると、計測機器は、計量機器や試験機が横ばい、光学・精密測定機は国内外共に厳しく、分析機器は微減を見込み、全体で1・0%減。▼光学機械は、1・3%増加の見通しである。
 F金属製品 
 金属製品の生産額は、0・7%減の3兆17億円となる見通し。
 機種別にみると、鉄構物・架線金物は、3・1%増。▼ばねは、0・6%減。▼機械工具は、特殊鋼・超硬工具が国内は堅調に推移するものの、輸出は中国向けの落ち込みを見込み、2・1%減、ダイヤモンド工具はダイヤモンド切削工具、CBN工具等の伸びが見込まれ、2・2%増、機械工具全体で1・4%減。▼バルブ・コック・鉄管継手は、五輪や社会インフラ投資等に期待できるものの、電力、造船向けは厳しいと見込み、0・6%減。▼鋸刃・機械刃物は、帯のこが減少するものの、機械刃物、丸のこは伸びを見込み、3・3%増加の見通しである。
 G鋳鍛造品 
 鋳鍛造品の生産額は、0・4%増の2兆7825億円となる見通し。
 機種別にみると、粉末冶金製品は、1・0%減。▼鍛工品は、産業機械、土木建設機械向けの増加を見込むものの、自動車向けの減少を見込み、0・7%減。▼銑鉄鋳物は、0・7%減。▼可鍛鋳鉄・精密鋳造品は、0・4%減。▼非鉄金属鋳物は、1・3%増。▼ダイカストは、2・7%増加の見通しである。

今年度の理事会日程などを検討
好評のボウリング大会は12月15日
愛鋲協 令和元年度第2回定例理事会

 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田守彦氏・藤田螺子工業専務)は、6月19日午後7時より名古屋駅前の安保ホールで、理事8名が参加して定例理事会を開催した。
 藤田理事長が議長を務めて議案審議が行われた。
 第1号議案=理事会の日程に関する件は、今年度の理事会を7月22日、9月、10月、11月、1月24日(新年会前)、3月に開催するとし、日付については今後決めることとした。
 第2号議案=ボウリング大会の件は、12月15日午前10時より星ケ丘ボウル(名古屋市千種区)にて開催することを確認。参加人員の増加に対応し1レーン4人とするために、1人3ゲームから2ゲームに変更することを決めた。参加費等については今後の理事会で検討する。
 第3号議案=新年会の件は、令和2年1月24日に名鉄グランドホテルにて開催することを確認し、来賓として愛知県中小企業団体中央会を招待することとした。
 第4号議案=総会の件は、令和2年5月22日に名鉄ニューグランドホテルにて開催することを確認し、来賓として愛知県中小企業団体中央会を招待することとした。
 第5号議案=ねじ商連第3回常任理事会に関する件は、藤田理事長より6月10日に名古屋で開催された内容が報告された。
 第6号議案=その他は、中央会、名市協、各業界紙からの暑中見舞広告掲載依頼に対し、例年通り掲載することを承認した。また、青年部については2年度内に再開できるよう準備を進めることとした。
2年後のねじ商連総会は愛知担当
愛鋲協 令和元年度第3回定例理事会

 愛知鋲螺商協同組合の今年度第3回定例理事会は、7月22日午後7時20分より名鉄グランドホテルで、理事7名、監事3名、ほか若手経営者(次期経営者)らも参加して開かれた。
 藤田理事長の挨拶の後、理事長が議長を務めて議案審議が行われた。
 第1号議案=事業部委員会に関する件は、事務局より6月の収支報告があり、承認された。
 第2号議案=ねじ商連総会・ねじ商工連盟総会については、藤田理事長より、7月20日に新横浜で開催された、ねじ商連総会の決議事項について詳細に報告が行われた。次回2年後の総会は愛知組合が担当し、愛知県(中部圏)での開催が決まった。組合としても早急に候補地などの選定を行うことを確認した。また、8月に東京・浜松町の国際貿易センタービルで開催のねじ商工連盟総会には、組合から大野正博副理事長(中部製作所社長)と小倉正嗣副理事長(小倉商店社長)が出席、藤田理事長は工業会の副会長として出席することを確認した。
 第3号議案=広報部会の件は、土方博之理事(金城螺子製作所専務)より、組合広報誌発行について話された。10月の発行を予定。内容は、前回に続き若手経営者(または次期経営者)への取材記事と、ねじ商連総会などの報告を掲載する。12月のボウリング大会や来年1月の新年会もPRする。また、若手の会についても開催準備に向けた活動などを紹介する予定。
 第4号議案=優良従業員表彰の件は、事務局より申込状況が報告された。申し込みの締め切りは8月2日、同月5日に名市協へ提出する。表彰式は10月24日午後2時より名古屋ガーデンパレスで開催される。
 第5号議案=研修会の件は、大野副理事長より、来年3月頃に開催予定と報告された。
 第6号議案=ねじ手帳等発行については、大阪組合から届いた案内を組合員に配付する。
 次回理事会は、9月9日午後7時より安保ホールにて開催される。

 また、この日の理事会開催前には若手経営者と理事らによる意見交換が行われ、若手の会について積極的な話し合いがなされた。

「管工機材の教科書」1冊配付
野村新理事が勉強会を担当
静岡県管工機材商組合 8月理事会を開催

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は、8月2日午後3時より静岡市内のホテルシティオ静岡にて理事会を開催した。理事10名が出席した。
 冒頭、一色理事長より挨拶があり、続いて議事に入った。
 静岡県管工事工業協会からの「ものづくりフェスタ2019 in しずおか」(9月21日にツインメッセ静岡で開催)協賛依頼について、一色理事長より経過報告が行われた。
 「管工機材の教科書」(東京組合発刊)については、組合で組合員数分を購入、1冊ずつ配付する。追加が必要な組合員は、直接東京組合に依頼する。1冊1000円。「新人教育、事務員研修には良い本だ」と理事の1人から感想が述べられた。
 管機連(全国管工機材商業連合会)理事会は、9月11日に大阪で開催される。翌12日は大阪組合が主催する「第19回管工機材・設備総合展」を視察する。一色理事長が出席する予定。
 役員コンペについて、担当の金子光彦理事(金子管材社長)より説明された。8月27日開催、スタート時間は後日連絡するとした。参加者全員(8名)が宿泊を予定、翌朝解散する。
 組合研修旅行について、途中経過が報告された。引き続き、参加者を募集する。
 勉強会については、野村勝也理事(野村商店社長)が担当し、11月または3月の理事会と併せて行う予定とした。野村理事が次回の理事会で詳細を発表予定。
 次回理事会は、9月6日午後3時よりホテルシティオ静岡で開催される。

 理事会の前には鋼管・継手部会が開かれ、講師を務めた日立金属配管機器統括部の森本氏が「配管ソリューションのご提案」と題して講演。省力化・省エネに役立つ新商品や新技術―@バルブ開閉時間可変型電動セグメントボールバルブA耐食合金配管部品Bハイブリッド冷却システムC水処理用セラミックス吸着フィルタDソフレックス熱変換システムE温水マットなどが紹介され、参加した理事から積極的に質疑応答が行われた。

「ロボットテクノロジージャパン」
9月2日から出展申し込み受付を開始

 ニュースダイジェスト社(社長=樋口八郎氏)は、来年7月2〜4日に愛知県国際展示場で開催する、産業用ロボット・自動化システムの専門展「ロボットテクノロジージャパン」の出展申し込み受付を開始する。
 同展は生産現場などで活用される産業用ロボットと自動化システムに特化した展示会で、日本のものづくりの中心地、愛知県で初開催される。産業用ロボット本体やその周辺機器の展示ゾーンに加え、ロボットの設置やシステム構築を担当する「ロボットシステムインテグレーター(SIer)」専用の展示ゾーンを設け、「ロボットの使い方」までを展示することで、より具体的に導入方法をイメージできる場を提供する。愛知県機械工具商業協同組合が共催。目標開催規模を200社・800小間、目標来場者数を3万人としている。
 出展製品は、垂直多関節・水平多関節・パラレルリンク・直交・協働など各種産業用ロボット、ガントリーローダー、AGV、自動倉庫、ソーター、マテハン装置・機器、ピッキングシステム、その他物流機器、各種ハンド、ロボット構成部品、周辺機器、各種センサー・制御機器、ソフトウエア、AI・IoT関連装置およびシステム、ロボット搭載機械・装置、自動化技術提案など(サービスロボットや介護ロボットなどは対象外)。
 出展申し込み方法は、
所定の申込書(「出展のご案内」に添付する申込書または公式ウェブサイトrobot-technology.jpからダウンロード)に必要事項を記入し、ロボットテクノロジージャパン事務局(〒464-0075 愛知県名古屋市千種区内山3-5-3、ニュースダイジェスト社内)まで郵送する。
 料金は、メーカー・一般ゾーンが1小間(2970×2970o)34万円・税別(20小間を超える申し込みの場合、割引あり)。SIerゾーンは、一般ゾーンと小間サイズ、付帯設備などが同じ「SIerゾーンA」(1小間25万円・税別)と、中小のSIerを支援するための低料金パッケージブース「SIerゾーンB」を用意。SIerゾーンBは1小間(1980×1980o)15万円・税別(募集定数合計30小間、1社につき最大2小間まで)。
 出展申し込み締切は、2020年1月31日。締切日前でも満小間の場合は出展受付を終了する。

中部グランドフェア2019
ユアサ商事 説明会・決起大会開く

 ユアサ商事中部支社の工業機械部・機電部は、7月3日午後5時よりメルパルク名古屋にて「中部グランドフェア2019」の説明会と決起大会を開催した。主催社、出品メーカーらが出席し、展示会成功に向けて結束を固めた。
 説明会では冒頭、藤岡正一執行役員中部支社長が挨拶し、同展を紹介する中で「今年4月に組織変更をして、地域ブロック制を導入しています。総合力を発揮して部門の枠を越えた連携をし、来場者すべてにご満足いただけるグランドフェアにしたい。販売活動の山場として取り組んでいただき、主催社様、メーカー様、事務局ユアサ商事が一丸となり目標(受注金額252億円、来場者数1万500名)を達成したい」と意気込みを語った。
 次いで、主催社を代表して野崎憲昭常磐精機社長が挨拶した。(以下、挨拶要旨「努力とは、勝つための準備」)
 中堅、ベテラン、リーダーの方が教育をする際、一度は部下に伝えたことのある言葉「もっと努力をしなさい」。この努力とは何か、考えてみました。
 私は会社でこのように社員に伝えています。メーカーの努力は「開発・価格・品質の向上・シェアUP」でもね、商社の努力とは「段取り・情報発信・コーディネート力だよ」と。
 まずは「段取り」。多くのお客様に対しどのように営業廻りをするのかというタイムマネジメントから始まり、「客先は何を必要としているのだろう、何に困っているのだろう」という仮説を立てる、イメージングをするということです。次に「情報発信」。メーカー様の新製品やヒット製品を知らずに加工をしているお客様もたくさんいるかもしれません。雑談をまじえながら、そこからヒントを得る。会話というよりもお客様の話を聞くことが、会話・情報発信に繋げられるのではないかと思います。最後に「コーディネート力」とは、会話や提案の中でユーザーニーズを引き出し、客先がどんな品を求めているのか、どんな品が最適かを考える、いわば詰めの提案/詰めの見積です。
 段取り・情報発信・コーディネート力を一言でいうと「準備」です。私はどんなことでも、成功は準備がすべてだと思っています。勝ちたいのなら、相手を上回る準備をするしかないのです。
 今後、私たちは未来のためにも、若者を育てていかなくてはなりません。工具商の新人や若手に「努力をしよう」と言ってもわかりません。「努力とは、勝つための準備です。その多くの準備が武器となるのです」と伝えていったらどうでしょうか。
 業界においてユアサ商事様は350年もの歴史がある中で、ここまで商いが続いてきたのは、多くの商材を取り扱っていることもそうですが、その多くの商材をグランドフェアという場で「お客様に喜んで頂くための準備をおろそかにしなかった」からだと思います。我々、主催社ができることは「その準備、努力を無駄にしないよう、集客に努める」ことだと思います。日頃お世話になっているユアサ商事様に結果で恩返しができるよう、みんなで「結果を出すための準備」をこれからしていきましょう。
 「お客様に喜んで頂きたい、提案をしたい、ユアサ様に恩返しをしたい」とベクトルを共有し、集まるのがチーム。ユアサ商事様、そしてメーカー様、万全な体制、準備をお願いします。当日、盛大に盛り上がることを祈念しまして、主催社代表の挨拶とかえさせて頂きます。

 続いて、今展の概要及び注意事項、各部の取り組み、テーマゾーンについて説明された。
 【中部工業機械部の目標(名古屋・岡崎・北陸・浜松)】受注目標=63億8000万円▽動員目標=1265名▽主催社数=20社(バス主催社含む)▽出品メーカー数=49社
 【中部機電部の目標(岡崎・北陸を含む)】受注目標=25億6000万円▽動員目標=2015名▽主催社数=25社▽出品メーカー数=80社

産業とくらしの中部グランドフェア2019
ポートメッセなごやで9月6日(金)・7日(土)に開催

 ユアサ商事中部支社(執行役員中部支社長=藤岡正一氏)の販売店でつくる、中部ユアサやまずみ会主催の「産業とくらしの中部グランドフェア2019」が9月6日(金)・7日(土)の2日間、ポートメッセなごや第3展示館で、昨年を上回る主催社97社、出品社398社(いずれも7月17日現在)を予定して今年も盛大に開催される。協賛は仕入先メーカーで組織する中部ユアサ炭協会、後援はユアサ商事。
主催社97社、出品社398社
直面する課題へ新たな提案

 今年のグランドフェアは関東、東北、中部、九州、関西の5地域で開催され、中部グランドフェアでは昨年実績を上回る、受注金額252億円、来場者数1万500名を目標としている。
 全国統一テーマ「Growing Together―ともに新しい未来へ―」のもと、工場、住環境、建築分野に向けた出品各社の最新鋭機器やロボット・IoT関連商品、環境・省エネ商品、防災・減災商品などを一堂に展示する。
 会場を「工業ゾーン」「住環境ゾーン」「建設ゾーン」「テーマゾーン」に分け、豊富な商品群を展示。新商品比率を大幅に高め、最新情報を発信する。
発見・体験・創造テーマゾーン
 会場中央に設けるテーマゾーンでは、最先端の技術とネットワークを集結し、“これからの未来”を感じられるシーンを再現。ユーザーへ新たな気づきと価値提供を行う。
 「新商品や新たな価値・技術を軸に、様々な利用シーンを提案するエリア」では、生体認証、VR、IoT、自動化・省力化の4つのコーナーを設け、それぞれの技術や商品について、工場、倉庫、住宅、店舗、介護施設、病院、建設現場などにおける具体的な活用方法を提案する。
 「利用シーンごとに最新機器や課題解決を提案するエリア」では、次世代ものづくり、未来のくらしなど、6つのゾーンを展開。ユアサグループの総合力を発揮し、新たな発見を提案する。
 @次世代ものづくりゾーンは、製造現場の一連の流れをイメージできる展示―機械加工、検査・測定、組立の3工程において最新鋭の自動化設備を展示、さらに各工程間に無人搬送車を走行させることで自動化・省力化を提案、各工程を環境面・ソフト面でサポートする展示―を行う。
 A未来のくらしゾーンは、「Society5・0が描く未来のくらし(IoT・AI・エネルギー)の具現化」をコンセプトに、前に立つだけで心拍数や脈波さらにリラックス度を表示する鏡や、インターホン&顔認証入館システム、スマホと連動して動くビルトインコンロなど実演を交えて展示する。
 Bこれからのまちづくりゾーンは、「様々な産業への環境に配慮した技術・製品および持続可能な社会インフラの強靭化(レジリエンス)につながる商品・サービスの提案」をコンセプトに、騒音・ブロック塀対策に有効な各種フェンスや、宅配BOX各種、バッテリー式ミニクローラークレーン、重量物手動式リフトなどを展示実演する。
 Cスマートアグリゾーン(農業関連)は、「持続可能なスマート農業」をコンセプトに、芝刈りロボットやアタッチメントによって様々な用途に使用できる電動作業機など、農業分野で活用できる様々な商品を展示実演する。
 Dヘルスケアゾーン(介護・医療関連)は、「様々なシーンにおける健康提案」をコンセプトに、タニタの体組成計・温湿度計などの身近な健康管理商品から負担軽減を目的としたアシストスーツの比較実演や施設向け商品まで多数展示する。
 Eソリューションは、「BCP対策」をメインコンセプトに、三英社の防災蓄電池倉庫や本田技研工業のガスパワー発電機などを展示。また営業部門統括(YES部、技術支援室)によるソリューション提案を実施する。
 さらにテーマゾーン内には、すべての来場者向けにグランドフェア全体の魅力を5分程度の映像で案内する「ウェルカムステージ」と、最新機器の実演やプレゼンテーションを行う「プレゼンステージ」を設ける。プレゼンステージでは自律走行型協働ロボットによるピッキング作業実演など、5ジャンルについて期間中各4回、合計20回のステージを予定している。
 6日の午前11時からはポートメッセなごや交流センター4階第6会議室にて特別講演を実施する。日本経済団体連合会産業技術本部長の吉村隆氏が「Society5・0 for SDGsの現実に向けて」と題して、日本が世界に向けて発信する新たな社会のコンセプトSociety5・0≠ノついて講演。目指すべき社会像やその実現に向けたアクションプラン等について解説する。
 中部グランドフェアの開催時間は、6日(金)が午前10時〜午後5時、7日(土)が午前9時30分〜午後4時30分。
各ゾーンの展示方針
 《工業ゾーン》

 【機械エンジニアリング本部】機械を作る機械、マザーマシンを提案する。▽高い人件費や人手不足を解決する工程の自動化提案を行い、生産効率改善を推進する。▽「加工精度の向上」「加工時間短縮」に対応した多機能機械を提案し、競争力向上を図る。▽1回ですべての加工を完了させる「ワンチャック」により作業時間短縮や作業工程数の削減を提案する。▽省人化・無人化対策、製品の品質向上に対応するロボットシステムを提案する。▽多品種少量・変種変量等に対応する時代に合わせたシステムを提案し、付加価値を高める。▽IoTプラットフォームを提供し、工場、サプライチェーン、企業活動全体の効率化を目指す。
 【機電本部】工場現場での課題を解決する具体的シーンを想定した展示を行う。▽人手不足の解消と労働環境改善、生産性向上を提案する。@ロボット・IoTを中心に自動化・省人化を図るため、新たな解決方法に結び付く製品提案をする。A省エネ及び環境改善の対策を図るため、一目で分かる課題解決を提案する。BBCP対策を解決する、最新の製品を提案する。
 《住環境ゾーン》
 【住環境本部】住環境本部が持つ建築設備・住宅設備・工場ユーティリティ設備分野への豊富な品揃えとエコエンジニアリング機能を発揮し、AI・IoTを駆使した商品提案と、スマエネ等のユアサオリジナルパッケージ商品により、主催社・出展メーカーと共にビジネスチャンスを拡大させる。@建築設備分野に対し、YES部と連動し補助金の活用を広げ、設備機器更新需要を獲得する。Aモジュールと蓄電池のユアサオリジナルパッケージの提案等、2019問題のこれからの仕組みを提案し売上拡大を目指す。B工場ユーティリティ分野へ、IoTを活用したシステム提案を行い、設備から配管材までのトータル受注を目指す。
 《建設ゾーン》
 【建材本部】すべての来場者は建材のユーザーと捉え、見て、触れて、体感してもらう。@社会問題対策商品を拡充し、成長戦略に則り、レジリエンス商材・環境商材・PB商材の提案営業を強化し受注増を図る。A顧客・仕入先共にメリットあるグランドフェアを心掛けた動員と提案を協同で行い、特に採用権限者(施主・設計事務所・コンサル・官公庁など)の動員を図る。B全国未出店の拠点仕入先、出展実績のない既存仕入先などこれまで以上の出展社数を企図し、動員・受注への起爆剤とする。C当日受注を意識した展示の見直しと当日販売ブースの設置を行う。
 【建機本部】組織の壁を越えた連携、総合力の発揮によるレンタル商材の提案を行う。@継続中であるインフラ整備促進事業に対応する機械・機材の提案。A建設現場の人手不足に係る、省力化商品及びICT・IoT機器の推進。B災害対応に備えるべく、レジリエンス&セキュリティ商品の充実したラインアップ。C増税前、即納品対策。
中部グランドフェア2019開催にあたって
ユアサ商事株式会社執行役員
中部支社長 藤岡 正一

 平素は私どもユアサ商事に対し、ひとかたならぬご愛顧を賜り誠に有り難うございます。これも偏にお取引様のご支援、ご協力の賜物と衷心より感謝申し上げます。
 さて、「産業とくらしの中部グランドフェア2019」は、9月6日(金)、7日(土)の2日間にわたり、〈ポートメッセなごや3号館〉において開催いたします。
 「産業とくらしのグランドフェア」は、皆様の新商品や新工法を多数のご来場者様に紹介し、各業界市場の大変革を的確に捉え、当社最大のセールスプロモーションの場として位置付けています。
 弊社は、【グランドフェアは開催日までの販促活動集大成の場】【今後の成長市場への種まきの場】と位置づけ、業界最大級の展示会をより有効に活用していただくため、最先端の技術とネットワークを結集して、産業とくらしが直面する課題について新たなご提案を行います。
 『産業とくらしのグランドフェア』にどうぞお越しください。
----主な出品社-----
工業ゾーン

 ■工作機械/板金機械
 アマダマシンツール▽オークマ▽OKK▽岡本工作機械製作所▽キタムラ機械▽キラ・コーポレーション▽倉敷機械▽黒田精工▽桜井製作所▽産機テクノス▽三共製作所▽ジェイテクト▽静岡鐵工所▽澁谷工業▽セイコーインスツル▽先生精機▽ソディック▽ソマックス▽大日金属工業▽高松機械工業▽滝澤鉄工所▽DMG森精機▽東京精密▽東芝機械▽ナガセインテグレックス▽ニコテック▽ファナック▽ブラザー工業▽ブルーム-ノボテスト▽牧野フライス製作所▽松浦機械製作所▽三鷹工業所▽三井精機工業▽三菱電機▽美濃工業▽村田ツール▽安田工業▽ヤマザキマザック▽レニショー
 ■CAD・CAM関連
 Aiソリューションズ▽キャムタス▽C&Gシステムズ▽ジェービーエム▽ゼネテック▽太陽メカトロニクス▽タクテックス
 ■ファイナンス・リース
 昭和リース▽三井住友ファイナンス&リース▽三菱UFJリース
 ■切削工具
 オーエスジー▽ケナメタルジャパン▽タンガロイ▽名古屋ダイヤモンド工業▽三菱マテリアル
 ■工作機械用周辺機器
 赤松電機製作所▽イマオコーポレーション▽北川鉄工所▽クロダ▽小林鉄工▽大昭和精機▽津田駒工業▽ナカニシ▽日機▽日研工作所▽日本オートマチックマシン▽菱小▽ファーステック▽豊友物産▽マシンソル▽ユキワ精工
 ■コンプレッサ/ドライヤー/発電機・溶接機
 アネスト岩田コンプレッサ▽オリオン機械▽コベルコ・コンプレッサ▽北越工業
 ■物流機器/搬送装置/保管・周辺機器
 オークラ輸送機▽河原▽カントー▽キトー▽岐阜プラスチック工業▽極東技研工業▽三甲▽スーパーツール▽スギヤス▽鈴木製機▽トーヨーコーケン▽ニッケーコー▽日本プラパレット▽花岡車輛▽ピカコーポレイション▽扶桑金属工業▽マルヤス機械▽山金工業▽ワタベ産業
 ■油・空圧機器/制御機器/計測器
 アイエイアイ▽エイエスケイ▽エステック21▽コガネイ▽住友重機械精機販売▽豊興工業▽日東造機▽富士フイルム▽ミツトヨ▽油研工業
 ■環境機器/洗浄機
 アマノ▽ケルヒャージャパン▽静岡製機▽スイデン▽鈴木油脂工業▽洲本整備機製作所▽DAITO▽東浜商事▽日本クランツレ▽フルタ電機▽ヤマダコーポレーション▽リョウセイ
 ■小型機器/空気・電動工具/作業工具
 瓜生製作▽サンコーミタチ▽東京彫刻工業▽東洋アソシエイツ▽東和精機▽日東工器▽ハタヤリミテッド▽パナソニックライフソリューションズ社▽ブラザー工業▽三乗工業▽理研コランダム▽ロブテックス
住環境・建設ゾーン
 ■流体設備関連
 アサダ▽アズビル金門▽イノアック住環境▽エス・エス・ショップ▽荏原製作所▽MCCコーポレーション▽カンツール▽キッツ▽サンルート▽シティライフ▽シャープマーケティングジャパンホームソリューション社▽ジャパーナ▽タブチ▽寺西商事▽東洋バルヴ▽土牛産業▽東尾メック▽前澤化成工業▽マックス▽三井化学産資▽森永エンジニアリング▽ヨシタケ▽ヨシノ▽リンナイ▽レッキス工業
 ■環境資材/プラント関連
 愛知時計電機▽アンレット▽オーケーエム▽新明和工業▽タクミナ▽巴バルブ▽フローバル
 ■建築設備関連
 昭和電機▽ダイキン工業▽特許機器▽日本イトミック▽三菱ケミカルインフラテック▽三菱電機
 ■住宅設備関連
 オーデリック▽亀井製作所▽クリナップ▽グローベン▽コイズミ照明▽コロナ▽サンポット▽積水ホームテクノ▽ダイニチ工業▽ツツミ▽TOTO▽ナイキ▽日本デコラックス▽日本電興▽ノーリツ▽ハウステック▽パロマ▽日立グローバルライフソリューションズ▽フジ医療器▽ミナミサワ▽LIXIL
 ■エネルギー創造分野
 カナディアン・ソーラー・ジャパン▽東芝エネルギーシステムズ▽ネクストエナジー・アンド・リソース▽パナソニックライフソリューションズ社▽ハンファQセルズジャパン
 ■エクステリア/景観資材
 アオイ化学工業▽アルコム▽稲葉製作所▽河村電器販売▽小泉製麻▽サンポール▽JFE建材フェンス▽四国化成工業▽積水樹脂▽タカショー▽田窪工業所▽帝金▽メルシー▽モリテックスチール▽淀川製鋼所▽LIXIL
 ■外装資材/金属建材/建築金物
 共和▽キョーラク▽JFE機材フォーミング▽スリーエステクノ▽セイキ販売▽ダイケン▽立川ブラインド工業▽中部コーポレーション▽東精ボックス▽長尾木鋼▽中川テクノ▽ナカ工業▽ナスタ▽ニイガタ製販▽日本ベターリビング▽長谷川工業▽ミヅシマ工業▽ヤマト▽理研軽金属工業
 ■土木機械/道路機械
 インフォメックス松本▽キャニコム▽クボタ建機ジャパン▽酒井重工業▽住友建機販売▽東空販売▽日工▽範多機械▽日立建機日本▽古河ユニック▽古川ロックドリル▽丸善工業▽三笠産業▽明和製作所▽諸岡▽ヤンマー建機
 ■建設小型機器/作業機器/ポンプ
 アイデア・サポート▽旭ダイヤモンド工業▽イーグル・クランプ▽育良精機▽石禮工業▽エクセン▽大阪ジャッキ製作所▽オグラ▽京セラインダストリアルツールズ販売▽サンキョウ・トレーディング▽シブヤ▽田村総業▽鶴見製作所▽ティオック▽トーヨーコーケン▽日動工業▽日本クランプ▽ハスクバーナ・ゼノア▽長谷川製作所▽マクシスコーポレーション▽マックス▽モトユキ▽八重洲無線▽ヨコカワコーポレーション
 ■発電機/溶接機/コンプレッサ
 デンヨー▽北越工業▽マイト工業▽やまびこジャパン
 ■環境機器
 荏原製作所▽カクイ▽静岡製機▽原鉄▽ポートアクール▽丸山製作所▽ミツワ東海▽リスロン
 ■仮設機材/ハウス・トイレ/高所機器
 アイチコーポレーション▽海王▽君岡鉄工▽ゲート工業▽篠田ゴム▽トーケン▽ナカオ▽日成ビルド工業▽日鉄建材▽長谷川工業▽ハマネツ▽ピカコーポレイション▽日野興業▽富士重工ハウス▽ホーシン
 ■セキュリティ/安全・安心/その他
 イーエスエス
※出品社は変更される場合があります。

産業用ロボット受注額16.5%減
国内出荷額は増加を維持
日本ロボット工業会 ロボット統計2019年4〜6月期

 日本ロボット工業会が7月25日発表した「ロボット統計受注・生産・出荷実績2019年4〜6月期(会員ベース)」によると、産業用ロボットの受注額は前年同期比16・5%減の1775億円で3四半期連続の減少、生産額は同16・7%減の1534億円で4四半期連続の減少となった。前四半期から減少幅が抑えられてはいるものの、「昨年下期から続く鈍化傾向は長期化している」と業況が報告された。
 国内出荷額は前年同期比2・1%増の443億円となり、3四半期連続で増加を維持。溶接やハンドリング・組立用などが堅調だった。業種では自動車製造業向けが同29・8%増となり、「他業種向けの減少を補う形」となっている。
 輸出額は前年同期比21・5%減の1136億円となり、4四半期連続で減少した。溶接用が同45・7%減と全体を押し下げたほか、他用途向けも減少。輸出先では「米国・中国・欧州向けの減少傾向に変化はみられない」とした。
 発表された2019年4〜6月期の各状況は次の通り。
 1.受注
 受注台数…4万6395台(前年同期比23・4%減)、4四半期連続の減少
 受注額…1775億円(同16・5%減)、3四半期連続の減少
 2.生産
 生産台数…4万1945台(前年同期比26・6%減)、4四半期連続の減少
 生産額…1534億円(同16・7%減)、4四半期連続の減少
 3.出荷
 総出荷台数…4万2519台(前年同期比25・1%減)、4四半期連続の減少
 総出荷額…1578億円(同16・1%減)、2四半期連続の減少
 国内出荷台数…9810台(同2・6%減)、9四半期ぶりの減少
 国内出荷額…443億円(同2・1%増)、3四半期連続の増加
 輸出台数…3万2709台(同30・0%減)、4四半期連続の減少
 輸出額…1136億円(同21・5%減)、4四半期連続の減少
 @国内出荷内訳
 〈電気機械製造業向け〉
 国内出荷台数…2361台(前年同期比21・3%減)、10四半期ぶりの減少
 国内出荷額…120億円(同16・7%減)、2四半期ぶりの減少
 〈自動車製造業向け〉
 国内出荷台数…4004台(前年同期比29・0%増)、2四半期ぶりの増加
 国内出荷額…168億円(同29・8%増)、3四半期連続の増加
 A輸出内訳
 〈電子部品実装用〉
 輸出台数…3096台(前年同期比20・4%減)、2四半期連続の減少
 輸出額…501億円(同17・0%減)、2四半期連続の減少
 〈溶接用〉
 輸出台数…6150台(前年同期比37・8%減)、5四半期連続の減少
 輸出額…136億円(同45・7%減)、5四半期連続の減少

岡谷鋼機
人事異動

 岡谷鋼機(岡谷篤一社長)は9月1日付で以下の人事異動を行うと発表した。
 ●伊藤栄治氏▽東京本店鉄鋼本部鉄鋼第一部鋼板室長から岡谷薄板販売株式会社社長(出向)に。
 ●加藤雅也氏▽東京本店鉄鋼本部担当部長から東京本店鉄鋼本部鉄鋼第一部担当部長兼鋼板室長に。
 ●小林秀岳氏▽豪州岡谷鋼機会社社長兼メルボルン支店長(出向)からベトナム岡谷鋼機会社社長兼ハノイ事務所長(出向)に。
 ●加藤健一氏▽ベトナム岡谷鋼機会社社長兼ハノイ事務所長(出向)から豪州岡谷鋼機会社社長兼メルボルン支店長(出向)に。
 ●野村勝美氏▽監査部長から企画本部担当部長に。
 ●吉原邦明氏▽審査法務本部審査部長から監査部長に。
 ●宮成敏行氏▽東京本店審査部長から審査法務本部審査部長に。
 ●小野中也氏▽東京本店審査部室長から東京本店審査部長に。
 ●橋明氏▽大阪店産業資材部長から大阪店産業資材部長兼神戸営業所長に。
 ●額信太郎氏▽東京本店審査部員から東京本店審査部室長に。

あらゆるFA機器から収集したデータを
プログラムレスで分析
デンソーウェーブ 新データ分析機能リリース

 デンソーウェーブ(杉戸克彦会長、愛知県知多郡阿久比町)は、データ統合コントローラ「IoT Data Server」とデータ統合ソフトウェア「IoT Data Share」の新機能「Data Analysis」を8月1日(木)から発売開始した(※1)。Data Analysisを活用することで、IoT Data Server/IoT Data Shareが収集したデータをプログラムレスで分析し、その経過や結果をデータ可視化ダッシュボード「IoT Data View」の画面に表示させることが可能となった(※2)。
 近年、工場内をIoT化し、各設備から収集したデータをもとに見える化や分析を行い、工場の生産性を高めたいという要求が高まっている。しかしながら、製造現場ではIoTを導入しようとしてもデータの分析ノウハウがなく、導入後の効果が予測しにくいとの声があり、工場のIoT化は思うように進んでいないのが現状だ。こうした課題を解決するため同社は、専門的な知識がなくてもプログラムレスで簡単にデータを分析できるData Analysisを開発、発売したという。
 Data Analysisは、分析ツールのなかでも利用頻度の高い項目を厳選し、ひとつの製造工程・ひとつの製造ラインといった小規模なデータ分析からスタートできるため、IoT導入が初めての現場でも手軽にスタートできる。IoT Data Server/IoT Data Shareは機器のメーカーや通信規格に左右されることなくデータが収集できるため、工場内のあらゆる設備のデータをData Analysisを使用して分析が可能だ。また、分析の経過や結果はIoT Data View上で見える化でき、Webブラウザから誰でも簡単に閲覧できる。
 全9種類の分析機能を搭載する本製品に関する詳しい問い合わせは、同社IoT推進部営業室▽電話=0569(49)1842まで。
 ※1▽Data AnalysisはIoT Data Server/IoT Data Shareの機能を開放するライセンス製品である。
 ※2▽Data Analysisを使用する場合は別途「IoT Data Server」、または「IoT Data Share」が必要である。分析結果を表示するには、別途「IoT Data View」が必要である。

クリーンで安全、検出可能
食品接触向け新素材
イグス 2種類の材質開発

 食品産業における機械部品は、耐薬品性、無潤滑、耐食性といった要求を満たすことが必須だ。イグス(東京都墨田区)は、機械システムの損傷で生じた破損ピースを迅速に検出できるよう、すべり軸受および球面ベアリング用に視覚的、磁気的に検出可能な2種類の材質、イグリデュールFC180ならびにイグミッドFCを開発した。
 食品の製造や梱包において高い品質を維持し、異物混入を回避するためにも、異物の検出は最重要課題となる。そのため同社は、食品に接触する用途専用に摩擦特性を最適化したすべり軸受材質イグリデュールFC180(FC-Food Contact)を開発した。新材質は青色で目視確認できるほか、金属探知機での検出に適した食品接触対応の添加物が配合されている。システムに損傷が生じた場合には破損したピースを迅速に検出して取り除くことが可能だ。その結果、製品品質が確保され、コストがかかる製品リコールも回避できる。また、FDAおよび欧州委員会規則(EU)10/2011に準拠しており、さらには低吸湿性や無潤滑等の特性も備えているため、食品・飲料業界、包装産業での使用に最適だ。
 同社は、この金属検出可能な新しい材質を、イグボール球面ベアリング製品群に新たに採用。食品接触向けのハウジング材質イグミットFCとイグリデュールFC180球面ボール材質を組み合わせた自己調心型イグボール球面ベアリングは、直接食品と接触する用途に認可済みである。
 この材質の卓越した検出性能は、食品産業界において異物検出のスペシャリストである金属検出機メーカーによっても確認されている。イグリデュールFC180、イグミッドFCのわずか0・02g以下の極めて小さい異物であっても、金属検出機を通過する際にベルトコンベア上で検出できる。この樹脂製ベアリングは耐食性・耐薬品性を備えているため、水や多くの洗剤を使用した洗浄も可能である。また、素早く簡単に取付けられるため、コスト削減も実現できる。メンテナンスの必要がなく、その導入によるコスト効率は食品機器用潤滑剤を使用するシール付きステンレス製ベアリングよりはるかに優れている。
 本製品に関する問い合わせは、電話=03(5819)2500まで。
薄型・軽量ロータリーテーブルベアリング
「イグリデュールPRT-04」登場
イグス 多様なサイズとアクセサリ

 イグスは、オートメーション設備や舞台装置、制御パネルなど、小さなスペースで素早い回転・旋回運動が求められる用途向けに、薄型で軽量の新しいロータリーテーブルベアリング「イグリデュールPRT-04」を開発した。同製品は高性能樹脂製でメンテナンスフリー、耐摩耗性を備えている。
 溶接システムやインデックステーブル、包装機械等に装備される旋回リングには、高頻度や高荷重等、厳しい負荷が掛かる。このような条件に対応するため、同社は滑りで可動するロータリーテーブルベアリング製品を提供してきた。
 同社のイグリデュールPRTロータリーテーブルベアリングは、アルミニウム製またはステンレス製の内輪・外輪の間にすべりパッドが組み込まれている。このすべりパッドはメンテナンスフリーの高性能樹脂イグリデュールJ製で、無潤滑かつ摩擦・摩耗を低減し、最大35MPaの面圧に耐える。
 今回新たに開発されたPRT-04は、狭い取付スペースで使用することが可能で、内径100oのPRT-01に比べて取付高さを最大50%薄型化でき、重量も60%低減されるという。そのため、自動化技術や、ソートシステム、制御パネル、更には舞台装置や照明技術等のコンパクトな用途にも適用でき、スリム構造によりコスト削減が可能になる。
 新型PRT-04は内径50o〜300oの多様なサイズを展開。また、駆動ピン、アングルストップ、ハンドクランプ等、様々なアクセサリも取り揃えている。
 さらに、広さ3800uの同社試験施設における試験で長寿命を実証済みといい、試験で得られたデータはイグリデュールPRTロータリーテーブルベアリングのコンフィギュレータに随時反映され、適切な製品選択や正確な寿命予測を可能にしている。

倣い加工用カッタ
『Do Twist Ball』
タンガロイ 8月1日ボディ拡充

 タンガロイ(木下聡社長、福島県いわき市好間工業団地)は倣(なら)い加工用カッタ『Do Twist Ball(ドゥー・ツイスト・ボール)』(写真)を、8月1日(木)より全国へ拡充した。
 『Do Twist Ball』は信頼性を大幅に向上させた倣い加工用カッタである。インサートをねじれ形状とすることでインサートとボディとの接触面を広く確保し高負荷の加工に対応できる(ツイストクランプシステム)だけでなく、インサートの断面積が大きいため、亀裂によるインサートの破断を抑制してくれる。インサートはラジアスタイプ(R4、R5、R6)および高送りタイプの2種類をボディに取り付けることが可能で、金型のような形状加工に効果を発揮するという。
 好評の04サイズに関し要望が多いボアタイプ3種類(工具径φ42、φ52、φ63)を拡充。ラインアップを拡張した『Do Twist Ball』は、エンドユーザーの倣い加工における生産性向上に貢献してくれるだろう。
 ツイストクランプシステムの採用によりクランプ剛性を大幅にアップさせ優れた安定性を確保。また、ラジアスタイプ、高送りタイプの2種類のインサートをボディに取り付けることが可能な『Do Twist Ball』。同社は、本製品の初年度販売を2000万円と見込んでいる。価格は8万5200円(税別)から。詳しくは同社各支店・営業所まで問い合わせを。

「真の人財育成」をテーマに
林南八氏(元トヨタ自動車取締役)講演会開く
ダイドー 名古屋ロボット館で120名が聴講

 ダイドー(社長=山田貞夫氏、本社=名古屋市中村区)は6月25日午後3時より、本社に隣接するダイドー名古屋ロボット館7階大会議室にて、同社の特別顧問で元トヨタ自動車取締役・技監・顧問の林南八氏を講師に迎え、「モノづくりにおける真の人財育成」をテーマに講演会を開催。約120名が熱心に聴講した。
 冒頭、山田社長が「トヨタ自動車さんが30秒に1台完成車を作るというシステムを考えられたのが、後ほどお話しいただける林南八様です。日本は生産性が弱いと国際競争力に負けてしまうので、戦後は生産性を上げる研究を随分されました。品質管理も大変大事であり、そういうことで日本のモノづくりの技術は世界で高い評価を受けていますが、ここへ来て大変追い上げが厳しくなっていますので、林先生のお話が皆様方の生産性向上に役立つことは間違いないと思います。どうぞお楽しみにお聴きください」と挨拶し、講演に移った。
 講師の林南八氏は、1966年にトヨタ自動車工業に入社、52年間製造の最前線で「トヨタ生産方式(TPS)」の展開に従事した。TPSの生みの親である大野耐一氏に直接教わった最後の世代と紹介された。
 講演で林氏は「どうも、トヨタ生産方式は誤解をされている。病院の合理化を約10年前手始めにやった時、医者は、あなた方はモノを扱っているが、我々は命を預かっている、だから製造現場で生まれた考え方の入り込む余地はないと言っていた。また、トヨタの原価低減は全部サプライヤーいじめに違いないと、そういう所もありますが、生産現場で生まれた改善手法という誤解が蔓延している。『Toyota Production System』と命名したのが間違いの元だったと思います。『Toyota Process development System』なのです。だから、あらゆる業種、部署に通用する。生産現場で生まれた生産現場のみの改善手法ではない、まさに原価低減と人財育成の仕組みに他ならない」と強調。品質を原点に、自働化とジャストインタイムを2本の柱とした日本独自の生産方式、TPSの本質と進化(深化)について話した。
 同氏は「日本のモノづくりの強さを支えてきたのは、強い現場。仕事の流れを整理し、極力シンプルに。常に現場へ出て問題点を顕在化し、具体的な課題を与え一緒に考える。そして確実にフォローする。まさにモノづくりは人づくり。いま求められていることは、真の人財育成ではなかろうか。これこそが真の働き方改革に繋がる。在職中、私ができなかったことばかり並べましたが、これが大事かなと思います」と述べ、講演を締めくくった。

  これぞ、極上のスタンダード!
「モンキレンチHX」新発売
トップ工業 従来品を大幅リニューアル

 作業工具製造販売のトップ工業(社長=石井真人氏、本社=新潟県三条市)は、創立80周年を迎える今年、モンキレンチを大幅リニューアルし、新型モンキレンチとして8月1日から販売を開始した。
 発売より70余年を経て「モンキレンチ」の真価を更に追及し、極上のスタンダード≠目指して開発。JIS規格サイズを超えるワイドな口開きなど魅力的な機能を搭載し、モンキレンチといえばTOP≠ニいわれる存在感を改めて市場に示していく。
 新製品モンキレンチHXの特長は、JIS規格サイズ+αの口開きサイズ。HX-150、200、250はプラス3o、HX-300はプラス4oとJIS規格品よりワイドな最大口開きを有している。
 また、角ネジウォーム採用によりガタを抑制するほか、シャープな先端形状で狭い場所や込み入った場所で威力を発揮する。
 サイズ(全長)は、HX-150が159o、HX-200が208o、HX-250が258o、HX-300が308o。標準価格は2950円〜5500円。


2019年8月18日(日)2716号
MECT展、ロボット展の進捗報告
全機工連大阪大会への参加を呼びかけ
愛機工 令和元年度8月理事会開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は8月6日午後4時30分より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて定例の理事会を開き、理事24名・監事1名が出席した。理事会では10月開催のMECT展(メカトロテックジャパン)、来年7月開催のロボット展(ロボットテクノロジージャパン)の準備状況をはじめ、10月に開催される全機工連大阪大会の概要などが報告された。
 理事会は定刻に始まり、水谷理事長の挨拶の後、議事に入った。
 会員の増強活動の件では、組合員である丸一伝導機(熱田支部)の脱退が承認された。また、中北支部の1社が脱退の意向を示していることが事務局より報告された。
 MECT展について、高田実行委員長(組合副理事長・井高社長)より準備状況が報告された。会期は10月23日(水)〜26日(土)の4日間、ポートメッセなごや1〜3号館を会場に行われる。開催規模は480社・団体、1941小間(うち組合関係は130社、454小間)。▼出展者説明会を6月7日に開催し、開催要項をはじめ特別企画や出展者の小間配置を発表した。開催要項は従来と同様だが、25日(金)のナイター開催は午後6時までとなる。特別企画では「ロボット」をコンセプトに、ロボットを活用した切削加工の優位性や、協働ロボットの活用法を展示実演する。「自動車」「航空機」「ロボット」をテーマにした主催者セミナーも企画している。▼今後は、組合として来場者の動員に注力する。招待券を組合員に配布しユーザーに手渡しで来場を呼びかけるほか、関係団体への配布も行う。▼駐車場および周辺道路の渋滞は緩和される見込みだが、関係者には「あおなみ線」の利用をすすめる。組合事務所は2号館西側に設置する。
 ロボット展について、森田実行委員長(組合副理事長・モリタ社長)より進捗状況が報告された。会期は2020年7月2日(木)〜4日(土)の3日間、愛知県国際展示場を会場に行われる。▼第2回実行委員会でリストアップした勧誘先540社の窓口担当者を決めた。出展申し込み受付は9月2日から開始するが、申し込みは順次受け付ける。▼7月23日に会場となる愛知県国際展示場を視察し、ニュースダイジェスト社、組合(森田実行委員長、山崎事務局長)、電機関連・搬送等施工業者が使用状況の詳細を点検した。感じられた課題は主に次の3点。@会場は広いが、各展示場の仕切りが気になる。入場者の動線に死角が生じ、小間の配置に工夫が必要となる。A来場者および出展関係者の食事が懸念される。会場内はフードコートの1店舗のみで来場者への対応に疑問が残る。(空港のレストラン街までは約10分程度)B来場者の休憩場所が館内通路の一部に長椅子が設置されている程度で十分とは言えない。そのほか施工業者からは、電力の容量が不足するのではと疑問があがった。搬入・搬出については十分なスペースがあるため問題は無いが、床面の耐圧重量が30トンの表示のため課題が残る。
 第79回親善野球大会報告が、野崎福利厚生部副部長(常磐精機社長)より行われた。大会4日目を終了し、A・Bゾーン11試合が実施された。10月の大会終了を目指している。
 研修会報告が、林経営対策部長(広商NEXUS社長)より行われた。第1回セールス・エンジニアスクールを6月6〜8日にポリテクセンター中部で開催した。受講者20名。
 研修会計画について、林経営対策部長が発表した。(1)第2回セールス・エンジニアスクール…9月26〜28日に開催(既に満席)(2)社員研修…切削・研磨に関わる座学および実習(2日間)(3)経営者・管理者セミナー…@BCM/BCP(事業継続管理/事業継続計画)セミナーA高齢者社員の戦力化(活用)セミナー(4)中部ブロック会議について…2019年度は愛知が幹事組合になっており、開催要項等は経営対策部が中心となって準備する。従来の各団体代表による現状報告は割愛し、セミナーとパネルディスカッションを企画する。開催は2020年2月を予定。
 全国若手交流会について、滝澤青年部長(松本商店社長)より打合せ内容が報告された。全国若手交流会の会議を6月11日に安保ホールで開催し、日程の概要をまとめた。担当は中部ブロックで三重組合青年部が幹事を務める。三重県四日市市にて2020年2月の開催を予定。愛知組合は当日のセミナーの企画を担当することになった。青年部の理事および経営者、若手理事に協力を要請して打合せを行う。
 部会報告▼【総務部】理事会を中心に組合の運営につとめる。【情報部】組合報夏号を8月に発行、7月1日に実施した景況調査の集計を発表。【経営対策部】7月19日の部会で今後の研修事業および中部ブロック会議の企画案を検討した。【事業部】当面はMECT展の来場者動員に取り組む。ロボット展については、次回の実行委員会で出展依頼先の状況(反応)が把握できるものと思われる。【青年部】平成31年度総会を6月7日に東京第一ホテル錦で開催した。出席者は総勢47名。恒例のキャンプの集いを7月20、21日にすぎの子キャンプ場で、ビアパーティーを8月2日にざぶんで開催した。後期は講演会、他産業視察、バスツアー、合同委員会を企画している。【福利厚生部】第46回親善ゴルフ大会の日程を決める。第1候補は11月5日。名四カントリークラブでの開催を予定している。
 全機工連大阪大会について、水谷理事長より概要が報告された。10月16日13時〜18時30分、ホテルニューオータニ大阪で開催される。テーマは「AI時代を生き抜く機械工具商のあり方」。(1)13時〜13時15分「式典」(会長および幹事組合挨拶、功労者表彰)(2)13時20分〜16時「講演会」@やって得する働き方改革A知って得するAI事情(人工知能)(3)16時5分〜16時20分「働き方改革¢g合員アンケート調査報告」(4)16時25分〜16時45分「機工メイト紹介」(5)17時〜18時30分「懇親会」▼各理事には極力参加を要請する。
 そのほか理事会では、会員増強について水谷理事長より方策が示された。また、事務局から、古物営業法の改正について説明があったほか、アフラック(ガン)保険について、団体割引の特典を継続するために加入者に対して法人会への転入を紹介すると報告された。
 次回理事会は、10月1日午後4時30分より東京第一ホテル錦にて開催される。

新会長に片岡暢博氏(ヤマザキマザックトレーディング)
中部ジーネット会 2019年度総会を開催
6年間務めた飯野会長(SMC)が退任

 ジーネット(社長=古里龍平氏、本社=大阪市中央区)名古屋支社の主力仕入先メーカーでつくる「中部ジーネット会」は、6月28日午後3時30分より愛知県犬山市の名鉄犬山ホテルにて2019年度総会を開催した。会員78社が出席した。
 冒頭、飯野敏彦会長(SMC海外営業部グローバルユーザーサポート部長)が「ジーネット様には日頃より会員の商品の拡販にご尽力を賜りまして、誠にありがとうございます。会員を代表して厚く御礼申し上げます。私は少し前より、国内営業部から海外営業部に転籍をしており、非常に中国に行く機会が増えました。中国の経済は某国との非常に難しい状況により少し減退気味ということですが、その中で日本の自動車メーカー3社は景気が良い。いずれ今年の後半から来年にかけて、また投資が始まるのではないかと思っています。本当に長い間、皆様にはお世話になり感謝の気持ちで一杯です。ジーネット様、そしてここにおいでの皆様企業の益々の発展と、ご出席の皆様のご健勝を祈念いたします」と挨拶した。
 次いで古里ジーネット社長が挨拶に立ち、日頃の営業活動への多大なる支援・協力と退任する飯野会長に対して感謝の意を示した後、同社の人事異動について報告。名古屋支社長だった大谷秀典氏が営業本部長として今年4月に本社に赴任、6月の株主総会後の役員会で常務取締役に就任した。大谷氏の後任として、大阪営業所長だった松吉正訓氏が取締役名古屋支社長に就任。また、大谷氏の前任の寺田愼一郎氏は常勤監査役に就任した。
 古里社長は「今年の4月から働き方改革関連法が新たに施行され、従来以上に労働時間の年間管理が必要になります。大企業でスタートし、中小企業は来年の4月から適用されます。我々は時間管理に非常に手間がかかります。採用については、地方の国公立大学との関係を作っています。地方で勉強している学生は、地方に住むことにあまり抵抗がない。また、三河営業所でテレワークの実証実験を行います。営業系のスタッフのテレワークを進めようとしています。全国展開している中で勤務地というのは大きな問題。従来も質の高い面談をしていましたが、相手の生活環境を十分に把握する、または地域限定社員への転向も可能な人事制度に転換していく必要があります。色々な世代、人種、性別が議論していかないと、成長は止まってしまうと強く感じています。そういう意味では、人がすべて。人を育成することによって皆様方に恩返しができるという構図は変わらない。人に対する投資を続けながら、会員様の商品を益々マーケットに流していきたいと考えています」などと話した。
 議事に移り、飯野会長を議長に選出して議案の審議が行われ、2018年度事業報告、同会計報告、同会計監査報告、2019年度事業計画、同予算案はいずれも原案通り承認可決された。
 また、新入会員2社が紹介され、今年度の会員会社は83社となった。
 役員改選では、原案通り新役員(別掲)が承認された。2013年度から6年間にわたり会長職を務めた飯野会長が退任し、新会長に片岡暢博ヤマザキマザックトレーディング東海・北陸・信州販売部販売部長が就任した。
 片岡新会長は「責任の重大さを感じるとともに、中部ジーネット会の益々の発展に尽力してまいりたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします」と就任の挨拶をした。
 続いて、松吉ジーネット名古屋支社長が支社の現況を報告。組織に関し、支社長の交代をはじめ、業務担当部長として本社機工統括部長だった三好直樹氏の名古屋支社復帰など、支社・営業所の人員の異動について報告された。
 名古屋支社の昨年度の実績については、売上高が前年度比3・4%増の156億7600万円となり、機工部門が2・0%増、機械部門が9・3%増、住設部門が1・1%増と3部門とも増加した。部署別の売上高推移も詳細に説明された。
 今年度の支社方針は『存在価値を高める』。松吉支社長は「ジーネットの業界での立ち位置をしっかり固めていきたい。我々は『潜在需要の顕在化』をキーワードに営業活動を進めており、本日参加のメーカー様の商品を提案、受注するのが大命題。ユーザーが知らないこと、気づいていない所を、メーカーから商品の説明を受けて販売店に提案し、販売店からユーザーに提案する。ユーザーが自分の困りごとに気づき、その問題を解決する。そういうことを各営業所を通じてコツコツとやっていければ、ジーネットの存在価値もしっかり高まっていくのではと考えています」と述べた。
 今年度は、2019中部機械加工システム展を3月15〜16日に開催したほか、今後は2019駿河機械加工システム展を9月20〜21日に、ソリューションフェアin三河を10月に、ソリューションフェアin一宮を11月に開催する予定。次回2020中部機械加工システム展は2020年3月19〜20日の開催を予定している。
 システムインテグレータ事業については「ジーネットは3支社制だが、名古屋支社のみロボットシステム専任担当を置いている。ユーザーと密に連絡を取って迅速に進めていく」考え。
 そのほか、同社の「最大のストロングポイント」となる、かんたん解決プロモーション(かんたん解決カタログを発行し市場に提案)や、セキュリティ分野に特化したセキュリティデザイン(フルサトグループ)とのコラボレーションによる提案などを行っていくと話した。
 その後、当日参加した部所長の紹介が行われ、総会を終了した。
 【新役員】 敬称略
▽会長=片岡暢博(ヤマザキマザックトレーディング)
▽副会長=永島令也(日東工器)、富永真史(ミツトヨ)
▽会計=簀戸透(サンドビック)
▽幹事=袴田明弘(アネスト岩田コンプレッサ)、鹿取徹(SMC)、連健悟(クリナップ)、藤川博昭(コベルコ・コンプレッサ)、赤松修行(昭和電機)、窪田健一(DMG森精機セールスアンドサービス)、川村真巳(BIG DAISHOWA)、樋沢賢司(LIXIL)、冨田真令(リンナイ)
▽事務局=松吉正訓(ジーネット)

受注目標の140億円を大幅達成
2019中部どてらい市成功裡に終了
1万人を超す来場者で賑わう

 山善の「2019中部どてらい市(第44回)」が6月8〜10日の3日間、名古屋市港区のポートメッセなごやで開催された。山善名古屋支社(支社長=吉村泰典上級執行役員)が事務局を務め、支社管轄の有力販売店102社が主催店となって行われ、メーカー298社が出展。期間中は1万503人が会場を訪れ活況を呈した。受注金額は142億8380万円に達した。
 初日のオープニングセレモニーでは、主催店を代表して羽賀象二郎東陽社長が挨拶し「我々が関わる製造業について、去年の夏は絶好調と言いましたが、まさに一転して今は非常に厳しい環境に突入しています。米中の貿易問題はその代表ですが、自国第一主義が横行すれば、自由貿易体制、グローバルに円滑に人と物が動いて最適生産に適したサプライチェーンを構築している仕組みが、危機に晒されてしまいます。この中部の主要産業である自動車も例外ではなく、今はまだ対米輸出に対して関税がかけられるということはないですが、これが不安で先が見えないということがあります。しかし、自動車産業はそんな中でも次世代自動車への開発をしていかなければならない。正解が見えない中で色々トライをして、多方面への投資を余儀なくされています。必然的に現行生産品への予算が削られてしまい、今までと同じものを売っていくだけでは我々自身も、お客様も生き延びることができないという環境になります。だからこそ我々、メーカー・商社が果たすべき役割は、より新しい商材を開発し、供給していくことになります。お客様が求めているもの、コストダウンができて生産効率を上げられる商品、未来を切り開いていく商品を提供していかなければなりません。お客様ごとに種々多様で幅広い分野の商材を探すという意味でも、このどてらい市は、山善様が全国のトップレベルのメーカー298社を集めて我々のお客様に紹介してくださる場です。お客様の悩みや不安を解消するネタがここにあります。多くのお客様を招待して、未来への展望を開いていただき、そして我々も存続していく、そういう方策を求めていきたいと存じます。我々主催店、メーカーの皆様、山善様が三位一体となって明るい未来を目指していきましょう」と述べた。
 続いて、出品メーカーを代表して梶本一典CKD社長が「今回、中部どてらい市のテーマは『共に、新たな時代を。』です。最近、ものづくりの現場にもデジタル化の波が押し寄せています。商品の価値は今まではハードだけで良かったのですが、ハードのみならず、IoTやAIといったものが使われ、いかに効率を高められるかが求められる新しい時代になって来たということです。そんな新しい時代を主催店様、出品者、山善様と一緒に乗り越えていきたいと思っています。中部どてらい市を商談の場として最大限に活用いただき、飛躍を遂げられるよう3日間頑張ってまいりましょう」と挨拶。
 どてらい市本部を代表して長尾雄次山善社長は「第44回中部どてらい市の開幕です。昭和50年代に手作りで始めた、このどてらい市。昭和、平成の長い歴史の中で皆さんと苦楽を共にしつつ、業界の貴重な財産とまで育てていただきました。今回はいよいよ令和元年での開催となりました。足元では深刻な人手不足などを背景に自動化への対応や、個人消費の改善等、底堅い需要は持続しているものの、先行きへの憶測や心理的要素も相まって設備投資に慎重な見方が出始めています。こういう時にこそ、商いの原点ともいえる積極的な提案活動を展開する時だと思います。会場内にはプロが欲しがる、もちろん消費者も欲しがる、最新の商品・技術・情報が満載です。お客様が今求めているものは何かを考えて、何とかお役に立ちたいと知恵を絞り、加えて我々の熱心で真摯な姿勢によって、お客様は新たな気づきや新たな価値を知り得ることができます。この知る喜びから購買動機を呼び起こし、引き合い・受注につながっていくものと確信しています。我々事務局社員も精一杯、皆様のお役に立つよう良い汗をかきたいと奮起しています。それぞれの目標が大きく達成されることを祈念いたします」と挨拶した。
 このあと辻晋二山善執行役員名古屋支社副支社長が決意表明を行い、来賓らによるテープカットとくす玉割りで華々しく開会。会場の外で待ちわびていた来場者が一斉に入場を開始した。

今年度の事業内容を検討
交流会の企画・運営任される
愛青会 2019年度第1回例会開催

 愛知県管工機材商業協同組合(大藪淳一理事長・大清社長)の青年部「愛青会」(伊神敏雅部長・双葉製作所社長)は7月30日(水)、2019年度第1回例会を開催。部員ら12名が参加した。本例会では、伊神部長から今年度の活動計画案が発表され、その内容についての意見交換などが行われた。
 伊神部長によると愛青会は2019年度、@7月30日(水)(当日)▽第1回例会開催、A9月11日(水)・12日(木)▽伊神部長、親会理事の福元良貴愛青会副部長(山信副社長)、荒木彌一郎部員(荒木商事社長)の3名がインテックス大阪で開催される「第19回管工機材・設備総合展」を視察など、B11月25日(月)▽名古屋市中村区のキャッスルプラザで親会主導により開催予定の「組合員、賛助会員企業とその社員らによる交流会」(仮題)への参加、C2020年2月▽業界メーカー工場視察&勉強会の開催、D同3月▽年度末例会の開催、以上の事業を予定しているという。
 続いて、愛青会部員で親会では交流会幹事長を務める竹内裕二理事(丸金商会社長)からB交流会についての説明が行われた。交流会は親会主導で今年度から新たに開催されることが決まっているが、実質的な企画・運営は愛青会に一任されており、その内容、役割分担などについては今後の話し合いで決めていくこととなった。当日の参加人数は120名を予定しているという。
 C業界メーカー工場の視察会、その他事業内容や開催日時などについても、詳細は今後の話し合いで決めていくこととなった。
 すべての審議・報告などが終わり、福元副部長による乾杯の挨拶で懇親会へと移行。宴もたけなわとなったところで、親会理事で愛青会顧問も務める粂内洋氏(名古屋機器社長)による中締めの挨拶を経て、この日はお開きとなった。

ソケットレンチセット
ラチェットハンドル
ベッセル 8月2日同時発売

 工具メーカーのベッセル(大阪市東成区)は8月2日(土)、新製品『ウッディスイベルソケットレンチセット』全3アイテムならびに『ウッディスイベルラチェットハンドル』全2アイテム(写真)の発売を開始したと発表した。
 出張整備や持ち運びツールにおいては常にきれいに収納でき、必要なサイズが簡単に取り出せること、いざというときにそのサイズが揃っていることが望まれる。また、通常ソケットレンチセットは金属製のケースにラチェットハンドルやソケットなどとセットされており付属のドライバーハンドルについては簡易的な製品が多く補助的なものになっているが、『ウッディスイベルラチェットハンドル』は奥まった箇所でも使いやすいくびれ形状で、水やオイルなどによる手の滑り抜けを防止し、快適なネジ締め作業を実現するツールセットとして開発された。
 その特徴は以下の通りだ。●『ウッディスイベルラチェットハンドル』は奥まった箇所でも使いやすいくびれ形状で、水やオイルなどによる手の滑り抜けを防止してくれる。また、ハンドルを縦位置にすることでドライバーと同様の早回しができ、さらに、狭い箇所にアクセスしやすい低頭ヘッドを採用。手袋を着けていても正逆の切り替えしやすいくぼみ形状となっている。●『ソケット』は狭い箇所でもナットに合わせやすい12角を採用している。●『ディープソケット』は六角部が深く、ナットとともにレンチが上がりにくく限りのあるスペースで有効だ。(bgRW3005M-SWのみ)。●『クイックスピンナ』は、従来の小さなソケットではヘッド部が邪魔してソケットを持っての作業がしづらいが、その際の作業をサポートしてくれる。●『セットケース』は、置き忘れ防止(FOD)ウレタンフォームを型抜きし、色で取り出したツールが識別できるようになっている、持ち運びに便利な収納ボックスだ。四つの角をエラストマーでカバーしており、滑りや落下に強く、フタには外れにくいスライドロックが採用されている。
 自動車、オートバイ、機械整備、設備・配管、工場・鉄工所、電気設備など、その使い勝手の良さは、あらゆるシーンで重宝されそうだ。この製品に関する詳しい問い合わせは、同社企画開発部▽フリーコール=0120(999)914まで連絡を。

国際的な第三者機関VDE認証
ボールグリップ絶縁ドライバー
ベッセル 全7アイテム新発売

 工具メーカーベッセル(大阪市東成区)は2019年8月2日(土)より新製品『ボールグリップ絶縁ドライバー』(写真)全7アイテムの発売を開始したと発表した。
 従来から、軸部に被覆を施したドライバーは電気工事の場で使用されてきた。しかし、これらは本当の意味での「絶縁」とは呼べず「短絡防止」として金属部への接触短絡防止が目的だった。近年、高電圧が充電された電気自動車の普及で「絶縁ドライバー」のニーズが自動車整備の場で高まり、国際的な認証機関VDEの規格に準拠したドライバーが国内でも必要となってきた。また、電力企業からの「絶縁ドライバー」の要望も多くなってきたことから、このたび電気工事などでサックに入れやすいボールグリップタイプの新発売に至ったという。
 気になるその特徴だが@国際的な第三者機関VDE認証、出荷品は7項目の厳しい試験(IEC60900)に合格。A軸部は被覆の段差がない先端スリム形状で、狭い箇所の作業がしやすい。Bグリップエンドは、プラス、マイナスの刃先形状が触って分かるエンボス入り。C耐久性に優れたクロムバナジウム鋼・全身焼入、刃先精度を保つ黒染め仕上げ、マグネット入り。D日本製。などが挙げられる。
 ●品番/品名▽bQ00/ボールグリップ絶縁ドライバー●価格▽オープン価格。
 電力設備や通信機器・電気自動車・太陽光発電など電気工事の感電・短絡防止に適した『ボールグリップ絶縁ドライバー』全7アイテムに関する問い合わせは、同社企画開発部▽フリーコール=0120(999)914まで。

任意の位置でストロークの固定が可能
安定した搬送とハンドの汎用化を実現
シュマルツ 新型スプリングプランジャー発売

 真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区)は7月30日(火)、任意の位置での固定を可能にしたスプリングプランジャー(FST-LOCK-HD)を発売した。7月31日(水)から8月3日(土)まで東京ビッグサイトで開催された「プレス・板金・フォーミング展」にも出展されており、すでに体感した読者もいることだろう。
 これまでのスプリングプランジャーでは、吸着時の高低差を吸収できても持ち上げ時にストロークが元に戻ってしまうため、ワークの姿勢が維持されない、ストロークが戻った時の衝撃によってワークがズレる、落下するなどの課題があった。
 今回発売されたFST-LOCK-HDはストロークを任意の位置で固定可能なスプリングプランジャーだ。ストロークの位置を固定することで持ち上げ時のワークのたわみを予防し、吸着時の姿勢を維持。搬送時の揺れも抑えるため搬送サイクルの上昇に寄与し、またリリース時の位置決め精度を向上してくれる。形状の異なるワークにも柔軟に対応し、同一ハンドでの多品種搬送にも最適だ。多品種・小ロット生産の加工や溶接工程などの専用治具・ハンドの設計、付替えコストの削減も可能にしてくれる。
 ストロークの位置調整は圧縮エアのみで可能。電気的な制御が不要なため停電時も位置が維持され、急激なストロークの動きによるワークのズレや落下を防止してくれる。
 ストロークの長さは50oと100oの2タイプをラインアップ。真空パッド接続口はオネジ・メネジ両方に対応するため、さまざまなパッドを取り付けできる。

特約店会会員らを労う
第25回タンガロイビアパーティー
中部タンガロイ特約店会 恒例の中締めアトラクションも

 中部タンガロイ特約店会(水谷彰宏会長・東亜機工社長)は7月26日(金)、名古屋市中区の名古屋クレストンホテルで第25回タンガロイビアパーティーを開催。およそ150名の会員やタンガロイ社員らが参加した。松本憲幸タンガロイ営業本部長は「この暑い外の天気に負けない熱い夜にしたいと、タンガロイのスタッフの熱い気持ちが伝わってきておりますので、今日はぜひ仕事のことは忘れて、新製品などタンガロイのことをちょっとだけ知っていただいて、楽しんでいただきたいと思います」と挨拶し、集まった会員らを労った。
 和田健二タンガロイ中部支店長は「今日は、新営業本部長の松本を迎えて初めてのビアパーティーであり、且つ25回目の開催ということで、この会も初めての開催から四半世紀が経ちました」と参加者に感謝の意を表した。和田中部支店長は続けて同社の近況や新製品を紹介。そのなかで、同社がなぜ数多くの新製品を生み出し続けるかについて言及した。「昨年は47件と弊社は9年連続で新製品の発売数ナンバー1を維持し続けております。今年は35件を予定しており今日(ビアパーティー)までに27件の新製品を発売しております。新製品を開発し、どんどん市場へ投入していくことが、ここにお集まりの皆さまとともにこの世の中を勝ち抜いてく源になると考えています。お客さまのもとへ訪問する際のネタや武器は多いに越したことはありません。ここにお集まりの皆さまにも、営業の武器、またネタとして我々の新製品をお使いいただければと思っております。この新製品の数々を中部エリアで一番お見せできる機会が、10月23日(水)から26日(土)までポートメッセなごやで開催されるメカトロテックジャパン(MECT)2019でございます。皆さまにはぜひとも集客をお願いしたいと思っております」と、MECT出展のPRとあわせて語っていた。
 賛助会員の加藤久佳氏(井高)の乾杯の音頭でビアパーティーが開幕。毎年恒例となっている男女別ドリンク早飲み大会や、豪華景品の当たるビンゴゲーム大会で、ビアパーティーはおおいに盛り上がりを見せた。
 宴もたけなわとなったところで突然場内の照明が消え、QUEENの『WE WILL ROCK YOU』からDJ OZUMAの『アゲ・アゲ・EVERY☆騎士』が流れてくると場内のボルテージは一気に最高潮に。最後にエヴァンゲリオンの『残酷な天使のテーゼ』が流れ、“綾波レイ”のコスチュームで同会の野崎憲昭幹事(常磐精機社長)が登場! 大爆笑の渦に包まれた。野崎幹事の中締めアトラクションは、今やこのビアパーティーの風物詩と言っても過言ではないだろう。「タンガロイ特約店会を盛り上げたい!」この野崎幹事の思いからか、そのファンは年々増えてきている。野崎幹事は最後に、タンガロイ“火の弾プロモーション”を特約店一丸となって拡販していくことを誓い、楽しく活気あふれるビアパーティーを締めくくった。

梅雨が明け猛暑続くなか
過去最高90名が参加
三重県機械工具商組合 納涼会開催

 三重県機械工具商組合(山田浩理事長、コジマ・フジ通商社長)の青年部(水野隆次部長・共栄商会社長、組合副理事長)が主催する納涼会が7月30日(火)、近鉄四日市駅北口ふれあいモールグルメパーク内のアサヒビアケラー四日市で盛大に開催された。当日の司会進行は、青年部の島和樹氏(NaITO中部営業部名古屋第二支店)が務めた。
 この日集まった参加者を前に水野部長は「青年部主催となって3度目の開催となります今回の納涼会には、過去最高の90名の方にご参加いただきました。1週間以上前にはすでに募集上限に達するという、これまでにない嬉しい状況でございます。これもひとえに当組合を支えてくださっている皆さまのおかげでもあり、また、本日の準備を頑張ってくれた青年部メンバーのおかげと本当に感謝しております。ここで少し青年部の話しをさせていただきます。当組合に青年部が誕生し、今年で5年目になります。今、青年部の部員数は19名です。そのなかには正会員である一般販売店の部員や問屋さんの方も居て青年部は構成されております。いろんな会を見ていると、メーカーさんが多く入っている青年部もありますので、ぜひともこの青年部に入りたいなと思ってらっしゃる方が居ましたら、ぜひ入部していただきたいと思っております。青年部は昨年から勉強会なども開催しており単なる懇親会とか飲み会だけの会ではなく意味のある会として、そして、ゆくゆくは当組合を支えていく会として一生懸命やっておりますので、ぜひともよろしくお願いします」と、青年部のPRもあわせて挨拶していた。
 続いて、ジーネット三重営業所の根岸壮所長が「本日はお忙しいなか納涼会にお集まりいただきありがとうございます。また、青年部の皆さまはご準備いただきありがとうございます。これからどんどん暑さは増していきますが、この納涼会で大いに食べて飲んで交流を深めていただき、明日からまた頑張っていきましょう」と呼びかけ、乾杯の音頭をとった。
 参加者同士の名刺交換や近況報告などで場が和んできた頃合いを見計らって、豪華景品が用意された恒例のじゃんけん大会3連戦が始まり盛り上がりはピークに。宴もたけなわとなったところで山田理事長にマイクが渡され中締めの挨拶へ。最後は1本締めで、およそ2時間の楽しいひとときは幕を下ろした。

『第7回山田貞夫音楽賞』
新人音楽家7名が受賞
特選の3名は新進演奏家コンサートに出演

 愛知県におけるクラシック音楽の振興並びにその担い手である音楽家の支援を行う、公益財団法人山田貞夫音楽財団(代表理事=山田貞夫氏・ダイドー社長)は7月17日、名古屋市中区の広小路ヤマハホールにて「第7回山田貞夫音楽賞」の最終選考会を行った。7名の受賞が決まり、受賞者の中から3名が特選に選ばれた。
 この賞は、愛知県内で活躍している将来有望な新人クラシック音楽家の活動を支援するために設けられたもので、受賞者に賞金10万円が贈呈され、そのうち特選受賞者には別途賞金20万円と新進演奏家コンサートで演奏を披露する場が与えられる。
 開催にあたり、山田代表理事が「山田貞夫音楽賞は第7回を迎えることとなりました。大変大勢の方から応募がありました。新進気鋭の音楽家を支援するもので、優秀な方には一流のコンサートホールで一流のオーケストラ(セントラル愛知交響楽団)と一流の指揮者である小松長生氏の指揮により演奏をしていただきます。新進の音楽家にとっては名誉であり、プロになる登竜門です。本日も皆さんが力を出し切って演奏されます。今後とも、この山田貞夫音楽財団の活動にお力添えをいただきますようお願いします」と挨拶した。
 今回は、平成30年3月に音楽大学または音楽大学院を卒業し、愛知県内で活動している新人クラシック音楽家などを対象に募集が行われ、第1次選考の書類審査及び音源審査を通過した9名の若手演奏家(ピアノ部門6名、ヴァイオリン部門2名、管楽器部門1名)が最終選考のコンクールに臨んだ。
 特選を受賞した高橋琴美さん(ヴァイオリン)、藤野静華さん(ピアノ)、神谷舞さん(同)は、10月9日に名古屋市中区の三井住友海上しらかわホールで開催される「第7回新進演奏家コンサート」でセントラル愛知交響楽団と協演することになっている。
 選考委員の小松長生氏(金城学院大学教授)は総評で「私は第1回から関わってきていますが、年々レベルが高くなっており、毎年来ていらっしゃる方も同感だと思います。そして堂々と臆することなく演奏されていることが特徴だと思います。厳しいことを言えば、例えばピアノに関しては、オーケストラと協演するからといって力むことはなく、色んな音の出し方があるのではないかと感じました。賞を取った方、特に特選を取られた方に共通しているのは、コンクールは競い合いなのですが、私が審査員ということを忘れて聞き惚れる、引き込まれる瞬間を持っていたということです。今後はコンクールということをあまり意識せず、語りかけて、審査員や聞いている方と対等に演奏していただきたいと思います。本日はおめでとうございます」と述べた。
クラシック音楽を専攻する
 学生55名に奨学金を給付

 山田貞夫音楽財団は、クラシック音楽を専攻する学生に対する奨学金の給付も行っている。対象は、愛知県所在の音楽大学またはその大学院の在学生か、愛知県出身者でクラシック音楽を専攻する音楽大学またはその大学院の在学生で、月額3万円(年額36万円)の奨学金が給付される。
 今年度の受給者は、在学する大学から推薦された学生55名。今年度分を含めこれまでに延べ350名ほどの学生が給付を受けている。
 令和元年度奨学金給付認定証授与式は8月2日午前11時より名古屋駅前の名鉄グランドホテル内「涵梅舫」で開催され、受給する学生に奨学金の目録が手渡された。
 山田代表理事は冒頭の挨拶で、少年時代、母親を失い父親とも別れて過ごしていた頃、友人宅で聴いたベートーベンの交響曲に勇気づけられ、それ以降、音楽を糧に困難を乗り越えてきたと振り返り、「音楽というのは人間に生きる力を与えてくれる。皆様方のような素晴らしい才能をお持ちの方に、些少ですが音楽のお手伝いをさせていただこうと、山田貞夫音楽財団から奨学金(返済不要)を給付いたします。私は演奏できないが、クラシック音楽を聴いて今日に至りました。お礼の気持ちを込めて、ご支援をさせていただきます」と話した。

 同財団は、メカトロニクスの専門商社ダイドー(本社=名古屋市中村区名駅南4-12-19)の山田貞夫社長が、愛知県におけるクラシック音楽の振興並びに担い手である音楽家の支援を行い音楽文化水準の向上に寄与することを目的に、私財を投じて平成24年11月に設立。翌25年の10月に公益財団法人として認定された。事業内容は山田貞夫音楽賞の贈呈、奨学金の給付、新進演奏家コンサートの開催。


2019年8月11日(日)2715号
新会長に石川則男氏(オーエスジー)
「WCTC2022」日本で開催
日本機械工具工業会 第5回定時総会を開く

 日本機械工具工業会は、6月12日午後2時より東京・千代田区のアーバンネット大手町ビル21階東京會舘にて、第5回定時総会を開催した。任期満了に伴う役員改選では、牛島望会長(住友電気工業専務〈現副社長〉)が退任し、新会長に石川則男オーエスジー社長が就任。石川新会長は就任の挨拶で「関連団体の皆様と日本の技術の粋を結集して、日本ブランドが世界でより高い地位を得られるよう、会員の皆様と一緒に努力したい」と所信を述べた。また、同工業会会員の昨年度の機械工具生産額実績は5188億円(前年度比7・6%増)となり、今年度の当初見通しを微減の5078億円(同2・1%減)としたと発表された。
 総会では、第1号議案=平成30年度事業報告並びに収支決算に関する件▽第2号議案=令和元年度事業計画に関する件▽第3号議案=令和元年度経費収支予算に関する件▽第4号議案=令和元年度各社会費に関する件▽第5号議案=役員選任の件▽第6号議案=正・副会長承認に関する件―を審議し、いずれも承認可決された。
 総会で承認され、就任した新役員は次の通り。(敬称略、※は新任)
 ▽会長=石川則男※(オーエスジー)
 ▽副会長(4名)=中村伸一(三菱マテリアル)、塚本裕※(不二越)、岩田昌尚(イワタツール)、山本誠司※(サンアロイ工業)
 ▽理事(10名)=甲斐匡介※(アサヒ工具製作所)、植山浩(高周波精密)、牛島望(住友電気工業)、生悦住歩(ダイジェット工業)、田野井優美(田野井製作所)、寺島誠人(東鋼)、太田雅和※(日本特殊陶業)、森誠(富士精工)、西嶋守男(冨士ダイス)、岩ア啓一郎(三菱重工工作機械)
 ▽監事(2名)=藤原啓郎(共立合金製作所)、齋藤智義※(サイトウ製作所)
 ▽専務理事=関口紳一郎(日本機械工具工業会)
 牛島前会長が「本間会長のコンプライアンス重視の運営や国際化の方向性について、私も同じ考えだったので継続し取り組んできました。今後、WCTC(世界切削工具会議)が日本で2022年に開催されるので、それに向けて、JTA(日本機械工具工業会)のステータス、プレゼンスを上げて行くためにも、国際化については石川新会長のリーダーシップの下に取り組んでいただきたいと存じます。この2年間、会員、役員として皆様から頂戴した温かいご支援ご協力に対し、心より感謝を申し上げます。今後は、理事として会の更なる発展に少しでも貢献できればと念じております」と退任の挨拶。
 第3代会長に就任した石川新会長は「当会の発展に尽くすために、微力ではありますが、精一杯努力していきたいと思います。超硬工具協会と日本工具工業会の統合により発足した日本機械工具工業会は、会員数が137社を数え、2018年度の生産金額は5188億円と、発足後の4年間順調に発展してきました。牛島前会長には、2つの団体間の融和を支えていただくと共に、国際化、また当工業会の運営強化に大変なご尽力をいただき、改めて厚く御礼を申し上げます。先ほど牛島前会長からWCTC2022日本開催の話が出ましたが、これからの時代は切削工具、耐摩耗工具単独ではなく関連団体の皆様と日本の技術の粋を結集して、特に生産財という仕事の中で日本ブランドがより高い地位を得られるように、会員の皆様と一緒に努力したいと思いますので、宜しくお願いします」と就任の挨拶をした。
 また、報告事項として、会員の種別異動並びに新規入会会員の紹介、令和元年度「生悦住賞」・「新庄賞」受賞者の紹介、委員会活動報告、令和元年度当初機械工具生産額見通しの発表などが行われた。
 会員については、賛助会員から正会員へ異動した1社と、新規入会の4社(正会員1社、賛助会員3社)を紹介し、総会時の会員数は正会員85社、賛助会員53社、会員合計138社と報告された。
 令和元年度当初機械工具生産額見通しでは、同工業会会員の平成30年度生産額実績5188億円(前年度比7・6%増)に対して、令和元年度上期が2516億円(前年同期比1・1%減)、下期が2561億円(同3・1%減)、通期で5078億円(前年度比2・1%減)となる見通しが発表された。
 この後、表彰式が行われ、令和元年度「生悦住賞」・「新庄賞」の受賞者に石川新会長より賞状が授与された。受賞者は次の通り。
 【令和元年度「生悦住賞」(2名)】本田晴彦氏(元日立ツール)▽松原純二氏(元アライドマテリアル)
 【令和元年度「新庄(陰徳の士)賞」(6社6名)】椛沢二三男氏(高周波精密)▽佐々木徳栄氏(三洋工具)▽井坂広徳氏(東鋼)▽坂口孝氏(日本新金属)▽門正次氏(光機械製作所)▽吉岡健嗣氏(冨士ダイス)
 午後5時から開かれた懇親会では、石川新会長が「電気通信大学の新教授の講演で、こんな話がありました。新教授が10年前に自動車会社の名だたる社長さんの前で、自動車には窓はいらないのですと言ったら、さすがに窓が無かったら外が見られないし、逃げられないではないかと言われた方が多かったそうです。今年、トヨタのレクサスES300は、サイドミラーが鏡ではなく、カメラとモニター。窓があるとガラスを付けなければならないので強度が落ちる。割れたら、怪我もする。車の外にカメラ、内側にモニターを付ければ、代用できる。発想の転換ということを新教授は仰られたと思います。新しい技術、ハリウッド映画や漫画のようなことを実現する人や企業が必ず現れる、そのようなことを思い描きながらこの2年間、皆様と一緒に日本、そして世界の製造業に貢献していきたいと思います。宜しくお願いします」と挨拶。
 続いて玉井優子経済産業省製造産業局産業機械課長から祝辞があり、山本新副会長の発声で乾杯。和やかに歓談が進む中、岩田副会長の中締めでお開きとなった。

総受注高前年同月比39.7%減の299億円
74か月ぶりの300億円割れ
中部経済産業局 令和元年6月度金属工作機械受注

 中部経済産業局が7月31日に発表した令和元年6月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、FUJI、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比39・7%減の299億6000万円となり、8か月連続で前年を下回った。前月比は14・8%減だった。総受注高が300億円を割るのは平成25年4月以来74か月ぶり。
 国内受注は、前年同月比43・5%減の99億9400万円となり、7か月連続で前年を下回った。前月比は16・7%減だった。主力の一般機械工業向けが前年同月比39・4%減の52億6200万円と8か月連続で前年を下回り、自動車工業向けも同55・0%減の25億3400万円と7か月連続で前年を下回った。
 海外受注は、前年同月比37・6%減の199億6600万円となり、8か月連続で前年を下回った。前月比は13・8%減だった。
 北米向けが前年同月比37・3%減と5か月連続で前年を下回り、ヨーロッパ向けが同31・2%減、アジア向けが同44・7%減とともに8か月連続で前年を下回った。シェアは、アジア(トルコを含む)向け35・4%、北米向け32・8%、ヨーロッパ向け27・6%。
 国別にみると、1位のアメリカが62億6600万円(前年同月比18・8%減)、以下、中国39億7200万円(同52・9%減)、ドイツ17億9700万円(同25・9%減)、インド15億5200万円(同75・8%増)、イタリア8億6500万円(同46・6%減)の順となった。
 販売額は、前年同月比10・8%減の354億4700万円となり、2か月連続で前年を下回った。前月比は6・8%増だった。
 受注残高は、前年同月比13・7%減の2070億2400万円となり、3か月連続で前年を下回った。前月比は4・5%減だった。

「MEKASYS IoT
スタートアップ展」開催
日伝 27日(火)名古屋国際会議場にて

 日伝(社長=福家利一氏、本社=大阪市中央区)は、8月27日に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場白鳥ホールで「MEKASYS IoTスタートアップ展」を開催する。「ユーザーの困りごとに対してIoT≠ノよる解決策を提案する」をテーマに、37社が出展しIoTに関する製品などを展示紹介する。また、当日は出展企業によるセミナーも9つ予定されている。
 同展では「必要なデータを集め、分析・確認に活かす」(経営者向け)、「常に状況を把握し、効率改善に活かす」(生産技術者向け)、「変化を知り、予知・予防保全に活かす」(情報収集者向け)―それぞれのIoT活用事例を紹介。経営者のパソコン・スマホで現場が見える・分かる仕組みを展示するのをはじめ、生産技術者向けには、センシング、設備監視、工数削減、工場分析の4つに会場をレイアウトし、現場で使えるIoTを紹介する。また、人・モノ・設備からデータを収集・蓄積し活用するハードやソフトの紹介なども行う。
 開催時間は10時〜18時、入場無料。
 同社では、Web登録して来場した人の中から抽選でQUOカード500円分をプレゼントする、Web登録キャンペーンを実施中。セミナーも同時に申し込みできる。詳しくは、https://www.nichiden.com/information/salesinformation/mekasys-iot-2019.htmlで確認を。

 【出展企業】
 R.O.D▽アイエイアイ▽IMV▽アサ電子工業▽アルゴシステム▽伊東電機▽イマオコーポレーション▽SMC▽SUS▽エム・システム技研▽山洋電気▽シーイーシー▽シュナイダーエレクトリックホールディングス▽椿本チエイン▽テクノツリー▽デンソーウェーブ▽東海ソフト▽東京エレクトロンデバイス▽東芝テック▽鍋屋バイテック会社▽ニッタ▽日本精工▽日本電産シンポ▽ニュートラル▽ネットカムシステムズ▽パトライト▽パナソニック▽東日本電信電話(NTT東日本)▽不二越▽富士電機▽ペガサスミシン製造▽北陽電機▽堀内機械▽マツシマメジャテック▽三木プーリ▽ミネベアミツミ▽リコージャパン
 【同時開催セミナー】
 10時30分〜12時…@身近で効果の出る製造業IoT・DX導入事例/NTT東日本Aスマートファクチャリングを目指したSmall IoT/パナソニックIMSJB信号灯データ収集システムで現場を見える化/パトライト
 13時〜14時30分…C工場IoTデータ可視化サービス/シーイーシーDIoT構築に必須のつなぐ≠ヨの取り組み/デンソーウェーブE振動監視による予知保全のポイントはここ/IMV
 15時〜16時30分…FIoT活用による現場改善事例/東芝テックG『高品質を実現する見える化』への取り組み/リコージャパンH現場帳票の電子化ソリューションについて/テクノツリー

テーマは“新時代へ ―食と包装2020”
「2020中部パック」概要発表
中部包装食品機械工業会 来年4月22日からポートメッセで開催

 中部包装食品機械工業会(会長=梅森輝信氏・ゼネラルパッカー会長)は6月17日午前11時より名古屋駅前のホテルキャッスルプラザにて「2020中部パック」記者発表会を開き、開催概要や企画について発表した。中部パックは、中部地区で唯一の包装・食品・製パン製菓・物流機械、衛生・環境・検査機器、包装資材、食品材料などの総合展で、1979年に第1回を開催してから40年を経て、今回で22回目。2020中部パックは来年4月22日〜25日の4日間、「新時代へ ―食と包装2020」をテーマにポートメッセなごやで開催される。3月より出品受付を開始、締切りは今年の11月30日まで。
 記者発表会では梅森会長が「中部パックは2020年で22回目となります。2020中部パックにおいても出品者様、来場者様ともに喜んでいただける展示会にするために、来年の4月までの時間を掛けて準備をして行きたいと思っています。私たち包装機械メーカー、食品機械メーカーは、ユーザー様とともに、日本の技術力を高めて進化し続けなければなりません。先端技術をこの中部地区で見ていただける展示会にするには、友好団体である日本包装機械工業会、日本食品機械工業会、日本製パン製菓機械工業会、日本粉体工業技術協会、日本包装技術協会などのご協力をいただいて、幅広く出品を募ることを考えています。政府の経済対策や働き方改革が追い風となり、ユーザー様が設備投資に意欲を持つことで、経済が活性化することが期待できます。当工業会会員全員で協力し、知恵を出し合い、中部パックを通して業界発展のために努力してまいりたいと思っていますので、宜しくお願いいたします」と挨拶。
 吉田眞治2020中部パック実行委員長(ヨシダキカイ社長)は、「今回、『新時代へ ―食と包装2020』をテーマに掲げました。これからの課題として高齢化、人口問題、環境問題等があり、今後の食について考えていかなければなりません。食品業界としては、異物・有害物の混入の問題やオーガニックフード等の需要の高まり、グルテンフリー、アレルゲンフリーなど原材料についても考えていく傾向にあります。生産の面では人手不足、設備についても省人化、ロボット化、AI化を含めて、色々な課題があります。その一方で、SNS等で話題性のある、いわゆる“ばえる(映える)”商品を意識して、パッケージや装飾にも力を入れているのも現在の事実としてあります。ユーザー様がこれからの製品を生み続けるヒントになり、出品者様の最先端の技術を見ていただける展示会にするために、より多くの出品を集うことが大事です」と話し、3月より出品申し込みの受付を開始していることを報告した。
 直井宏光実行委員(森川フードマシン常務)は、2020中部パックのポスターのコンセプトなどを説明し、「原料から加工する、包装する、流通するという製造プロセスやパッケージングに関わる、我々が日々努力を重ねている最新技術の集大成を披露する場であり、これからの食のためにユーザー様がどのような問題を解決していきたいか、また食品業界にとってどのようなものがヒット商品になるかなど、展示会で少しでも情報入手できるような場にもしていきたい」と抱負。
 さらに同氏は「ここ数回、開催するたびに来場者数が前回を上回り盛況であり、2020年においても来場者数を増加させるための工夫をしていきます。新たに出品したいという企業もあり、良い傾向にあると感じられます。現在は幅広い分野の製品を出品してもらえるよう、出品案内の配付を積極的に行っています。今回も前回に引き続き、環境工場や再資源化、安全・安心を確保するための人に優しい衛生管理の普及に協力し、お客様のニーズに応え、提案できるような展示会にしたいと考えています。人手不足を解消するために提案できるシステムや製品なども出品してもらえるようにアプローチしています。また、今回も6次産業化推進のブースを東海農政局の協力を得て設置予定。農・商・工の連携を実現するために中部経済産業局にも協力を要請しています」などと準備状況を報告した。
 その他、商品のPR・販売の場を提供する「チューピープラザ〜パックDEマルシェ〜」や、時代に即した身近な話題から未来に役立つ内容を取り上げて毎回好評の「特別講演会」も来場者サービスの一環として会期中に開催する予定。
 広報活動としては、今回から本格的にSNSの活用も行う予定で、主にフェイスブック、ツイッター、インスタグラムなど中部パックの公式アカウントを開設し最新情報を発信していく。
2020中部パック開催概要
 【名称】2020中部パック
 【テーマ】新時代へ ―食と包装2020
 【目的】包装機械、食品機械、製パン製菓機械、物流機械、衛生・環境・検査機器、包装資材、食品材料など、原料から製造、包装、物流までを一貫して展示し、業界の発展とユーザーとの共存共栄の道を拓く
 【主催】(一社)中部包装食品機械工業会
 【後援(申請中)】愛知県・名古屋市・名古屋商工会議所・日本貿易振興機構名古屋貿易情報センター
 【協賛(申請中)】(一社)日本包装機械工業会/(公社)日本包装技術協会/(一社)日本食品機械工業会/(協)日本製パン製菓機械工業会/(一社)日本粉体工業技術協会/東京糧食機工業協同組合/(公社)日本ロジスティクスシステム協会/愛知県菓子工業組合/包装食品技術協会/愛知工研協会/(一社)日本豆腐機器連合会/(一社)日本厨房工業会/全国醸造機器工業組合/(一社)日本冷凍空調工業会/(一社)日本自動販売機工業会/梱包機工業会/鞄本包装リース/セロファン工業会/中部包装資材協議会/日本粘着テープ工業会/全日本包装資材連合会/(一社)日本印刷産業機械工業会/愛知県印刷工業組合/東海北陸シーリング印刷協同組合/中日新聞社/日刊工業新聞社/中部経済新聞社/日本工業新聞社/中部日本放送/東海ラジオ放送/東海テレビ放送/中京テレビ放送/メ〜テレ/テレビ愛知
 【会期】2020年4月22日(水)〜25日(土)の4日間
 【開催時間】午前10時〜午後5時
 【会場】ポートメッセなごや(名古屋市港区金城ふ頭2-2)
 【展示規模】2号館/展示面積6576u、3号館/展示面積13500u
 【入場料】1000円(ガイドブック、消費税込)
 【併催行事】出品者によるプレゼンテーションセミナー、事務局主催による特別講演会
 ●出品対象…@包装機械A製パン製菓機械B食品機械C粉体製造・プロセス機器D計装・測定、ラボ機器E材料・エンジニアリング・情報・その他F物流機械G包装関連機器H包装資材I食品材料J環境関連機器K情報・出版物
 ●出品申込期間…2019年11月30日まで(ただし、期間内に満小間となった場合は締め切ることがある)
 ●問合せ先…中部包装食品機械工業会2020中部パック事務局=052-452-3161

共に成長を目指して取り組む
9月6、7日グランドフェア
中部ユアサやまずみ会 2019年度総会を開催

 ユアサ商事(社長=田村博之氏、本社=東京都千代田区)の販売店でつくる中部ユアサやまずみ会(会長=峰澤彰宏氏・MINEZAWA社長)は、6月17日午後3時より名古屋東急ホテルにて2019年度総会を開き、2018年度事業報告・会計報告、2019年度事業計画案・会計予算案を承認可決した。総会の後、田村社長が同社の業績と今期方針について説明。記念講演では、ジャーナリストの河合雅司氏(高知大学客員教授、大正大学客員教授)による講演が行われた。
 総会の冒頭、峰澤会長が「先日も、あるメーカーの社長さんと話をしていたら、現状は注残があるので恐らく9月までの半期はそれなりの業績になるだろうが、下半期は少し穏やかではなくなってきそうだとお聞きしました。概ねそのような状況ではないかと存じます。ユアサ商事様におかれては、本年は会社設立100周年を迎えられる中、6期連続で経常利益最高益を更新と、非常に素晴らしい成績を保っておられます。世界に目を転じると、時折思い出したようにミサイルを飛ばす国や、アメリカと中国で貿易に関する摩擦が生じたりしています。香港での大規模な政治的デモが行われている中、イランの海で日本の船が攻撃される事件も起きています。多かれ少なかれ色々な形で世界と携わっている以上、日本にも何か影響があるかもしれませんし、私たちもグローバルな感覚を持って、しっかりと世界の動きにも目を向けてまいりたいと思っています。ユアサ商事様は『Growing Together』との会社の方針を打ち立てておられます。ユアサ商事様と共に私たちも最高益を目指して、最高益を更新していけるようなことをしっかりと取り組んでいきたい。何事も1つ1つきっちりと最後までやっていきたいと思います。今年のグランドフェアは9月6日(金)・7日(土)に開催します。ご協力ご尽力をいただきますよう、お願いいたします」と挨拶した。
 続いて藤岡正一ユアサ商事執行役員中部支社長が「平成から令和に変わりました。平成の30年間は色々なことがありました。バブルの崩壊やリーマンショック、東日本大震災等々、非常に厳しい変化の予兆の時代であったと思っています。今後はどんな時代になるのか。産業構造が変化する中でどのように生き残っていくかを考えながら、生き残り、成長してまいりたいと思っていますので、何卒宜しくお願いいたします」と挨拶。
 引き続き藤岡支社長は中部支社の2019年3月期の業績報告を行い、その中で支社全体の売上高が予算を達成したことを報告した。4月に行われた組織変更については「世の中の変化のスピードに対応する体制が必要。当地は中部ブロックとして、私が東海3県と浜松エリアを管轄します。本部と拠点が一体となって、総合力を発揮したいと思います」と述べた。
 司会者から会員150社中、102社出席、委任状37社、合計139社で過半数を占め総会が成立すると報告された後、峰澤会長を議長に選出して議事に入り、審議の末、第1号議案=2018年度事業報告▽第2号議案=2018年度会計報告並びに会計監査報告▽第3号議案=2019年度事業計画案▽第4号議案=2019年度会計予算案はいずれも原案通り承認可決された。

 総会終了後は会場を移し、メーカーで構成する中部ユアサ炭協会の会員も参加して両会合同で会が進められ、田村ユアサ商事社長が同社の2019年3月期(第140期)業績報告と今期方針説明を行った。
 報告によると、2019年3月期連結決算は、売上高4936億円(前期比6・9%増)▽営業利益125億円(同9・8%増)▽経常利益134億円(同10・6%増)▽純利益90億円(同9・4%増)で増収増益だった。
 セグメント別の売上高は、産業機器が前期比3・7%増、工業機械が13・7%増、住設・管材・空調が5・0%増、建築・エクステリアが8・9%増、建設機械が3・0%増、エネルギーが8・2%減、その他が13・1%増。
 資産が127億円増加し、自己資本比率は前期比0・4ポイント増の30・9%となった。
 今期(2020年3月期)は中期経営計画『Growing Together2020』の最終年度でもあり、売上高5000億円▽営業利益140億円▽経常利益150億円▽純利益100億円を計画している。
 同社は2年前、創業360周年にあたる2026年3月期にユアサ商事がどうあるべきかという『ユアサビジョン360』を策定。2026年3月期の目標を売上高6000億円、経常利益200億円と定め、経常利益率3・3%以上という業界トップレベルの収益性を持つ複合専門商社を目指している。中期経営計画『Growing Together2020』はユアサビジョン360のファーストステージという位置づけ。
 最終年度となる今期の取り組みについて田村社長は「モノ売り≠ノはこれからも注力していくが、それにコト売り≠ニいう機能をプラスして提案できる企業風土に変革していく。コア事業の機能を強化し、ユアサ商事グループならではの独自機能を発揮していく」。
 また、成長事業である@海外事業Aロボ(AI)&IoT事業B環境&エネルギーソリューション事業C新流通事業Dレジリエンス&セキュリティ事業―の再強化と、新分野(農業分野、介護・医療分野)において人手不足&高齢化の社会課題解決に向け同社グループのノウハウを発揮し開拓に取り組む。
 経営基盤の強化(挑戦する企業風土の再醸成)のために、4月よりチャレンジを高く評価する新しい人事評価制度(社内FA制度、社内公募制度、キャリアパス制度、匠登録制度)を導入。新商品開発や新事業開発、新分野展開につなげていく。また、全国を7ブロックに分ける組織改革を行い、地域戦略を立てやすくした。
 その他、総合力発揮に向けた取り組みとしてグランドフェアの開催、ESG/SDGsの取り組み(事業を通じた社会課題の解決・ガバナンスの強化)などを行う。
 田村社長は「施策を着実に実行し、施策が足りなければ足して、その新しい施策も着実に実行していくという姿勢で、この1年間、売上高5000億円、経常利益150億円を目指して全社一丸となって邁進する所存です。やまずみ会、炭協会の皆様と共に歩んでまいりたいと切に願っている次第です。今後も旧に倍するご支援とご教授を賜りますようお願いいたします」と締めくくった。
 この後、講演会が開かれ、講師の河合雅司氏が『未来の年表〜人口減少日本でこれから起きること〜』と題して、約1時間30分にわたり講演した。
 懇親会では、参加者が和やかに情報交換などを行い、ユアサ商事を中心とした三位一体を確認した。

「耐熱合金・チタン合金
 加工セミナー2019」を開催
サンドビック 全国からユーザーが参加

 サンドビック・コロマントカンパニー(本社=名古屋市名東区)は、6月21日午前10時30分より同カンパニー本社にて「耐熱合金・チタン合金加工セミナー2019」を開催した。
 全国より航空機関係を中心に耐熱合金・チタン合金加工に携わる技術者ら約60名が参加。2階の研修会議室で旋削・転削・ソリッド工具適用のポイントについて講習を受けた後、1階のプロダクティビティセンターにて実削デモ加工を見学した。
 はじめに山本雅広カンパニーバイスプレジデントが「当セミナーは航空機産業を主体に、耐熱合金・チタン合金に対するニーズがますます高まっている中、当社で長年培ってきた耐熱合金・チタン合金加工の技術ノウハウ、またコンポーネントソリューションの提案を含め、皆様へ提供させていただくことを目的としています。当社は単に工具を提供するだけではなく、加工技術ノウハウを提供することで、製品品質はもちろん、生産量拡大やコスト削減に向けた製品、能率改善に寄与できればと考えています。耐熱合金、チタン合金等は非常に高価なものですから、材料の歩留まり等も含めて改善することで貢献できればと思っています。当社のビジョンは、皆様(お客様)と共に未来を形成することです。当セミナーが皆様にとって投資に見合う大きな価値があり、有意義な時間であることを願います」と挨拶した。
 セミナーでは、工具、加工パスによる加工の安定化など、耐熱合金・チタン合金における最適加工方法を解説。高圧クーラントを適用した最先端加工技術や、高送りとチップ寿命アップを可能にするコロターンプライムによる高能率加工を紹介した。
 実削デモ加工は、旋削加工で耐熱合金における高能率加工と高圧クーラントの効果を確認したほか、転削・ソリッド工具加工ではチタン合金におけるポケット加工ソリューションを見学した。

令和初開催の例会
2020年全国大会をPR
名古屋伝動機商組合 7月例会開催

 名古屋伝動機商組合(岩田典之理事長・イワタ社長)は7月17日(水)、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で7月例会を開催し、組合員18名が参加した。今回の番幹事は藤川伝導機の池谷英之氏と光伝導機の灰塚昌之氏が務めた。
 岩田理事長が冒頭「令和初の例会開催にあたり理事長に就任したばかりで何かと不慣れでご迷惑ばかりお掛けしておりますが、本日はよろしくお願い申し上げます。今、景気は良いのか悪いのかパッとしないように感じます。お客さまのところを回らせていただきお話しをお伺いしますと、忙しいというところもあれば暇になったというところもあり、業種によっては違いがあるのかもしれません。私自身感じるのは、忙しさは変わってないのですが単価が少なくなってきているような気がします。意外に数字が伸びてない一方、大口案件が入って前年同期比としては上回っていたりという状況が続いているので、何が良いのか悪いのか正直分かりませんけれども、時代も令和に変わり、明るい、良い時代となるよう商売を工夫し、より良い商品やサービスをユーザーさまにご提供できるよう、また、地域社会にも貢献できるよう知恵を出し合い、この組合が盛り上がっていけたらいいなと思っております」と挨拶し、以下の議案審議へと移行した。
 【第1号議案】名古屋伝動機商組合ゴルフコンペの結果報告について▽6月29日(土)、富士カントリー可児クラブ可児ゴルフ場で開催された第6回名古屋伝動機商組合ゴルフコンペについて服部将康常任理事(服部社長)より報告があった。当日の参加者は9名だった。
 ●優勝ならびにベスグロ賞▽冨永知氏(ユアサ商事)=GROSS89、HDCP15・6、NET73・4。
 ●準優勝▽佐々木伸之氏(太田廣)=GROSS90、HDCP15・6、NET74・4。
 ●3位▽大橋清弘氏(大日産業)=GROSS95、HDCP18・0、NET77・0。
 【第2号議案】名古屋伝動機商組合ボウリング大会について▽大矢顕常任理事(大矢伝動精機専務)の報告によると、今年度の同大会は、名古屋市千種区のスポルト名古屋で11月8日(金)に開催を予定しているという。その他、終了後の食事会の会場などについて話し合われた。
 【第3号議案】その他▽2020年11月18日(水)と19日(木)の2日間、神奈川県横浜市のホテルニューグランドで全国大会の開催が予定されている。そのPRならびに同大会への参加の呼びかけが行われた。
 すべての議案審議を終え例会が終了。その後、服部常任理事が「先ほどの例会で全国大会のお話しが出ておりましたが、先日とある会合で東京組合の理事長にお会いし、全国大会翌日の観光が横須賀軍港めぐりだとお伺いしました。なかなか簡単にはできないらしく、自信をもってオススメしますのでぜひご参加くださいとおっしゃっていました。東京の次は名古屋で全国大会が開催されます。先の先を考えても仕方ないのかもしれませんが、名古屋での開催時に東海地区のどこで観光しようかと今のうちから考えておくのが良いのかもしれません。岩田理事長のお話しにもありましたが、なかなか景況感がパッとしないなかで2019年もあっという間に半分が終わり残り半分を切りました。どのような景況感であっても、当組合でお互いがいろんな知恵を出し合い、また、情報交換をしながら元気よくやっていきたいなと思っております」と挨拶し、乾杯の音頭をとって懇親会へと移行した。
 宴もたけなわとなったところで村瀬広幸会計理事(ムラセ社長)が中締めの挨拶をし、最後は1本締めでこの日は散会となった。

工作機械に関する最先端の研究成果多数
MTTRF年次総会開催
DMG森精機が運営に参加

 DMG森精機(森雅彦社長、名古屋市中村区)が主要な支援会社として運営に参加する、米国政府認可公的非営利慈善団体の工作機械技術研究財団(以下、MTTRF)の年次総会が2019年6月27日(木)から同29日(土)までの3日間、米国カリフォルニア州サンフランシスコのインターコンチネンタルマークホプキンスホテルに世界各国の工作機械の研究者約60名を集めて開催された。
 総会では、カリフォルニア大学デービス校およびバークレー校教授の山崎和雄MTTRF理事長によるオープニングスピーチ、森雅彦DMG森精機社長による「自動化のフロントランナー」と題した講演に続き、今後の工作機械の開発や加工技術に大きな影響を与えるであろう最先端の研究成果が発表された。
 DMG森精機は、今後もMTTRFが工作機械に関する革新的技術の研究開発を行う大学および公的研究機関に対して工作機械を貸し出すことができるよう、MTTRFに工作機械を寄贈する研究助成活動を世界的な規模で進めていくという。
 MTTRF(財団法人工作機械技術研究財団)は2002年、DMG森精機(当時の森精機製作所)が基本財源を拠出して設立された米国政府公認の非営利財団法人だ。理事長はカリフォルニア大学デービス校およびバークレー校の山崎和雄教授。森雅彦DMG森精機社長が理事を務める。

脳の使い方で人材が変わる
講演会で社員の能力UPの術を学ぶ
名機工同友会 7月例会開催

 名機工同友会(吉野栄一会長・吉野機械工具社長)は7月23日(火)、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で7月例会を開催。会員ら20名が参加した。
 今回は、吉野会長の推薦により、多くの企業などで記憶脳力開発セミナーなどを行っているラッキーブレインズ(名古屋市中村区)の澤村比呂志社長を講師に迎え、「社員さんの人間力を磨き、潜在能力をアップさせる方法について」と題した講演会が行われた。
 吉野会長は講演を前に「先生との出会いは昨年2月、ある方から『人間力アップにつながる脳の使い方を中心としたセミナーを聞きませんか?』とお話しをいただいたのがきっかけでした。そして今年5月、先生に弊社にお越しいただきトータル2日間の講習を開いていただきました。10数名が受講し、その後、自信をつけた社員が何名もいます。自ら率先して後輩の面倒を見る社員も出てきました。これまででは考えられなかったことでした。今日は脳の使い方ひとつで人間にはこんな素晴らしい能力があったのかと再認識できるようなお話しを聞かせていただけると思います。ちなみに受講料に関してですが、弊社では助成金を申請し、その助成金を受講料に宛てました。そういったお話しも、今日、先生からお伺いできると思います」と、この日の講演会開催の経緯や主旨とともに講師を紹介した。
 講演会終了後は参加者全員で記念撮影。和久田修志名機工同友会副会長(三和商事社長)が「今日は皆さんの記憶に残る講演だったのではと思います。能力と努力、そして澤村先生のおっしゃるところの脳の使い方がプラスかマイナスか考え方の違いによって成果もかなり違ってくるというお話をお伺いし、なるほどそうだなと思いました。今日お話しいただいた記憶というものを考えると、まだまだ脳力を使ってないなと実感しました。今回お話しをお伺いして、私は先生のセミナーをぜひ聞きに行きたいと思いました」と講演会の感想を述べて乾杯の音頭をとり、懇親会が始まった。最後は、小浦正喜氏(こうら社長)の中締めの挨拶と1本締めで散会となった。
 名機工同友会の今後の予定だが、8月6日(火)▽名古屋市中区の名古屋国際ホテルでビアパーティー開催(開催済み)、9月25日(水)▽講演会開催、10月以降は未定となっている。

今年度限りで解散!!
新たに『YUASA GROWING会』発足
中部青年やまずみ会 2019年度総会開催

 中部青年やまずみ会(小川丈夫会長・日本ベターリビング管理本部長)は6月25日(火)、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で2019年度総会を開催した。小川会長から冒頭の挨拶で、青年やまずみ会の今後について重大発表が行われた。以下、小川会長挨拶。
 「この青年やまずみ会で会長を務めさせていただいておりますが、本当にたくさんの方々にご協力いただいて何とかここまで運営してくることができました。この青年やまずみ会は今年度をもちましていったん解散となります。というわけで今年度が最終年度となりますが、ビアパーティーなどの恒例事業はもちろん、そのなかのひとつとして11月には青年やまずみ会として最後の全国大会が広島で開催される予定ですので皆さんぜひご参加ください。また、最後の最後にいつもとは違う催し物として解散式を行いたいと思っております。日程などまだ何も決めておりませんが、すべての会員の方々にご参加いただきたいと思っております。先月(5月)、青年やまずみ会の全国会長会があり、私も参加させていただきました。そこで来年度新たに発足する予定の『YUASA GROWING会』の話や広島での全国大会の話などしてきました。『YUASA GROWING会』は青年やまずみ会の後に発足する予定です。そうなりますと若干メンバーの入れ替えなどがあるかもしれません。そういったことも踏まえて、このメンバーで楽しめるのは今年度限りとなりますので、たくさん皆さんと交流させていただき有意義な時間を過ごしたいと思っています。会長会のなかで開かれた講演会で講師の方がこれからの時代、企業はタテ軸とヨコ軸で進めていかなければいけない≠ニおっしゃっていました。タテ軸は『新しいビジネス・新しい考え方』を指し、ヨコ軸は『もっと効率的に、もっと合理的に、既存の事業をブラッシュアップしていくこと』だそうです。こうした進め方をしなければ、企業の成長・存続は難しいとおっしゃっていました。そうは言っても新しいものを取り入れるのはなかなか難しいと思います。簡単に思いついてパッとできるものではありませんが『ゼロからモノを生み出そうとすると上手くいかないけれど、既にある既知の情報と別のところにある既知の情報を掛け合わせることで新しいビジネスなり新しいコトが生まれる。それが革新につながっていく』というお話でした。そういう意味では、この青年やまずみ会は各業界の会合とは違い異業種で集まってお話をする機会を設けていますので、今までにない掛け合わせがひょっとしたらビジネスのヒントになるかもしれません。大変貴重な集まりではないでしょうか。来年度からは『YUASA GROWING会』となって、エリアも広がり新たな掛け合わせ≠ェ生まれるのではと期待しています。ユアサ商事さまにおかれましては今期『Growing Together 2020』最終年度ということで売上高5000億円、経常利益150億円と、とてつもない数字を掲げられ鋭意推進中とお聞きしています。これに伴って私たち自身も一緒になって、まさに『Growing Together』一緒に成長できればいいなと思っています。この会を通じて知り合えた仲ですので、皆で手を取り合いながら協力しあいながら進んでいけたらと思っております」。
 続いて挨拶に立った藤岡正一ユアサ商事中部支社長からは、同社の2019年3月期決算などについての報告があった。以下、藤岡支社長挨拶。
 「今日のこの総会が、中部青年やまずみ会としては最後の総会となります。この秋の全国大会で審議され来年4月に『YUASA GROWING会』が発足する予定です。平成から令和に変わり、どのような変化があるのかと思っておりますが、ただひとつ言えることは企業を取り巻く環境が今まで以上に激変するということだと皆さんも認識されているかと思います。働き方改革に伴う労働生産性をどう上げていくか? また、少子高齢化のなかでどのように人材を確保するか? 新しいビジネスモデルをどう構築していくか? いろんな課題がこれから積み重なってくるものと思われます。そんななかでこの会の皆さんと共に成長できるようなことを提案してまいりたいとの思いから、会も来年から新しく生まれ変わります。さて、2019年3月期の弊社の業績ですが、セグメント別に見ますと、産業機器部門につきましては自動車関連産業を中心に自動化・省人化需要に支えられ国内の工場稼働率は底堅さを維持し、自動化・省力化機器、切削工具、測定器具、制御機器などの需要は堅調に推移しました。一方、半導体やスマートフォン関連産業は当期の後半にかけ中国市場を中心に需要が減速しました。このような状況のなか昨年5月に稼働した新たなECサイト「Growing Navi」によるトレードビジネスの拡大強化や在庫拡充など物流サービスの向上に取り組みました。また、コンプレッサや発電機、制御関連機器などの環境・省エネ、安全に配慮した取扱商品の拡充、マテハン関連機器、ロボット装置、工作機械周辺機器の販売強化に注力いたしました結果売上高は730億4300万円となりました。工業機械部門につきましては国内では、自動車、建設機械、医療関連産業における工作機械の需要は好調に推移するとともにロボット市場も底堅い自動化需要に支えられ成長を維持しました。一方で第3四半期以降、米中貿易摩擦の影響により中国向け半導体・液晶関連分野を中心に受注環境の停滞感がみられました。海外では、自動車関連産業の工作機械需要は中国、インド、ベトナム、インドネシアにおいて順調に推移しました。このような状況のなか自動車、建設機械、医療関連産業を中心に、ロボットを活用した省人化・自動化による生産性向上や補助金を活用した設備更新提案、高精度複合加工機の販売に注力いたしました。また、中国向けの需要減少が懸念されるなか、比較的好調な航空機、食品、物流関連分野の受注獲得に積極的に取り組みました。海外では中国、ベトナムを中心に、現地資本企業の開拓を行い、海外市場の販売強化に取り組みました結果、売上高は1305億5500万円となりました。住設・管材・空調部門につきましては、賃貸住宅などを中心とした貸家の新設住宅着工戸数は減少したものの、マンションや戸建て住宅のリフォーム需要向け住宅設備機器や、非住宅分野の空調・管材商品の需要は底堅さを維持しました。また、新エネルギー関連商品では、第3四半期以降、太陽光発電パネルの販売に持ち直しの動きがみられ、パワーコンディショナなどの周辺機器の需要にも回復がみられました。このような状況のなか、戸建て住宅のリフォーム需要向け商材、バルブ・ポンプなどの非住宅分野の商品や省エネ性能の高い空調機器の販売に注力いたしました。また、新エネルギー関連商品において蓄電池・パワーコンディショナなどの周辺機器や弊社で開発した太陽光発電の出力制御ユニットなどの新商材拡販を進めるとともに、工場向けなどの自家消費型の太陽光発電の拡販に努めました結果、売上高は1521億500万円となりました。建築・エクステリア部門につきましては、建設技能者不足などによる工期の遅れがみられたものの、首都圏を中心に商業・物流施設向けの景観エクステリア商材および再開発事業などビル・マンション・ホテル向けの金属建材需要やインフラ関連需要は堅調に推移しました。また、台風や水害による自然災害の復興需要の本格化により、フェンス・ガードレールなどのエクステリア商材の販売に伸長がみられました。このような状況のなか、物置などのエクステリア商材やブロック塀倒壊問題に対するフェンスへの掛替工事提案、耐震・免震材などのレジリエンス製品の拡販に加え、金属パネルなどの建築商材や宅配ボックスの拡販に努めました結果、売上高は562億3300万円となりました。以上のような全社的売上結果のなか、ここ中部支社ではおかげさまで5期連続の増収を確保できました。中期経営計画『Growing Together 2020』も今年度が最終年度でございます。コア事業の機能強化ならびに成長事業の競争力強化と経営基盤の強化に取り組みまして、連結ベースで2020年3月期に売上高5000億円、経常利益150億円を目指してまいります。そのなかで、経営基盤の強化に関連して弊社の組織変更についてご説明します。令和に入り大きな環境の変化が起きるであろうと考え、それに迅速に柔軟に対応すべく『地域ブロック制』を採用いたしました。これについては、部門の枠を超えた連携、本部のタテと拠点のヨコの連携で、それぞれのメリットを伸ばしてまいりたいと考えています。弊社は工業系・住環境系・建設系と広いチャネルを有する全国でも珍しい商社でありますが、この強みを最大限発揮するために今後、オール・ユアサでの取り組みを強化しながら、お客さま目線に立った拠点戦略を立てていく所存です。全国を7つのブロックに分け中部・岡崎・北陸・浜松・金沢の中部ブロックを引き続き私が担当させていただきます。そして総合力を発揮する場として『中部グランドフェア2019』を9月6日(金)と7日(土)に開催します。Growing Together〜ともに新しい未来へ〜≠ニいうテーマで、発見・体験・創造をコンセプトに新しいビジネスチャンスを皆さんとともに構築してまいりたいと思っております。昨年以上にお客さまにご満足いただけるよう、いろんな仕掛けをご用意し大いに賑わう展示会になると確信しております。最後に、中部ブロックとしましては皆さんとともに成長できるよう企業風土の改革に着手し、決めたことは必ずやる社員の育成、何事も勇気をもってチャレンジする社員の育成を基本方針として今年度も取り組んでまいります」。

 総会は、小川会長が議長に選任され、以下の議案について審議・報告が行われた。
 【第1号議案】2018年度事業報告▽事務局より報告され、これが承認された。
 【第2号議案】2018年度会計報告ならびに会計監査報告▽事務局から会計報告、長尾英二会計監事(長尾木鋼社長)から監査報告が行われ、これらは承認された。
 【第3号議案】2019年度事業計画(案)▽事務局から発表され、承認された同会の2019年度の事業計画は以下の通り。●4月18日(木)=ホテル名古屋ガーデンパレスで幹事会開催(開催済み)。●5月22日(水)=ANAインターコンチネンタルホテル東京で第27回青年やまずみ会会長会開催(開催済み)。●6月25日(火)(当日)=総会開催。●8月6日(火)=CHIKUSA GRILLで納涼ビアパーティー開催。●9月6日(金)・7日(土)=ポートメッセなごやで第41回中部グランドフェア2019開催。●11月22日(金)・23日(土)=広島で青年やまずみ会全国大会開催。●2020年1月28日(火)=東京第一ホテル錦で賀詞交歓会開催。など。
 【第4号議案】2019年度予算(案)▽事務局より発表され、これが承認された。
 【第5号議案】役員改選(案)▽2019年度は役員改選期にあたり、事務局より役員改選案が上程され、これが承認可決された。改選後の役員は以下の通りだ。●会長=小川丈夫氏●副会長=竹内裕二氏(丸金商会社長)●副会長=須藤清範氏(須藤鋼機社長)●会計監事=長尾英二氏●会計監事=塚本康博氏(塚本空調設備専務)●常任幹事=上林一平氏(ニッキ通商専務)●顧問=大竹裕氏(大竹建機産業社長)。※いずれも重任。

 以上、すべての議案審議が滞りなく終了し改めて事務局より『YUASA GROWING会』に関する説明などが行われ、総会は閉会した。続いて、NPO法人ベースボールスピリッツ理事長を務める、パーソナル・トレーナーの奥村幸治氏を講師に招き「目標達成のセルフマネジメント〜イチローの原点を知る男、田中将大を育てた男〜」と題した講演会、そして懇親会が催され、この日の全日程が終了した。

エポックSUSシリーズに仕上げ加工用
「エポックSUSフィニシュ」追加発売
三菱日立ツール 良好な加工精度を実現

 三菱日立ツール(社長=菊池仁氏、本社=東京都墨田区)は、好評のエポックSUSシリーズ(EPSM・EPSW)に、仕上げ加工用のエポックSUSフィニシュ「EPSF-PN」を追加ラインナップし、このほど発売した。薄肉ワークなどアスベクト比の大きなワークでもバリの少ない良好な加工精度を実現する。
 エポックSUSシリーズのSUSマルチ(EPSM)は荒加工から仕上げ加工まで幅広い加工に対応するが、特に仕上げ加工で仕上げ品位を向上させたいとの要望があり、これに対して同社は切れ味が良好で切削抵抗の少ない仕上げ加工に特化したSUSフィニシュ(EPSF)を開発した。
 エポックSUSフィニシュは、エポックSUSマルチと比較してすくい角・ねじれ角を大きく設定することで、切削抵抗を低減するとともに切れ味のある刃形設計を採用した。また、エポックSUSシリーズで採用の不等分割形状を継承し、振動抑制効果を高めている。振動抑制効果と切削抵抗低減効果によって、側面切削時にワーク上面に発生するバリを低減させることができる。
 また、耐摩耗性の高いPNコーティングの採用により長寿命な加工が可能。
 レギュラー(2・5Dc)・ミディアム(4Dc)・ロング(5Dc)の刃長違いの工具をラインナップし、あらゆる加工状況に対応する。さらに他のエポックSUSシリーズと組み合わせて使用することで、より高能率で高品位な加工が可能になるとしている。
 推奨される加工用途は、軟鋼材からプリハードン鋼までの仕上げ加工、非鉄金属(耐熱合金・銅・アルミ)の加工、側面の仕上げ加工。
 仕様はφ3〜φ12、36アイテムを追加(エポックSUSシリーズ全739アイテム)。
 エポックSUSフィニッシュの価格は、7700円〜3万4530円(消費税別)。

「MROストッカー」と
「SAP Ariba」の連携を決定
トラスコ中山とSAPジャパン

 トラスコ中山(社長=中山哲也氏、東京本社=東京都港区)とSAPジャパン(社長=福田譲氏、本社=東京都千代田区)は7月23日、トラスコ中山が2020年1月に稼働を予定している新たなプロツール調達サービス「MROストッカー」と、SAPジャパンが運営する企業のヒト・モノ・サービスの調達業務を支援するクラウドソリューション「SAP Ariba」を連携させることで合意したと発表した。
 これにより、SAP Aribaを導入しているユーザーは、トラスコ中山独自の電子集中購買システム「オレンジコマース」(既にSAP Aribaと連携)とMROストッカーとの連携が可能となる。従来の製造業、建設業の調達の概念を変えるサービスを目指すという。
 MROストッカーは、販売店・ユーザーの利便性向上を目的とした新たなプロツール(工場用副資材)の調達サービス。工場内の生産現場や建設現場などプロツールの使用現場に隣接したロケーションに設置し、トラスコ中山の資産として、現場でよく使用される間接材を棚に取り揃え、「置き薬」の仕組みのように使用した分だけ料金が発生するサービスであり、在庫の補充、請求は販売店経由で行われる。ユーザーは在庫を保有せずに必要なときに必要な分だけ商品を利用することができる。現在、2020年1月の稼働を目指して、同サービスのPoC(概念実証)が進められている。
 MROストッカーに揃える商品については、導入時にユーザーと打合せの上、トラスコ中山の取扱商品から決定する。また、商品のピックアップはスマートフォンを活用し、これにより在庫管理、利用記帳、補充依頼が誰でも簡単に行える。
 今回の連携により、MROストッカーからピックアップされた資材の情報と利用実績が、SAP Ariba側に送られ、注文から納品までの一連の作業のデジタル化を実現。SAP Aribaを利用するユーザーは、MROストッカーでの購買・調達情報を自社の購買システムや会計システムで一元管理することができるようになり、蓄積されたデータより、最適化された在庫を提案し、需要を予測できるとしている。

岐阜機工会 恒例の
ボウリング大会開く

 岐阜機工会(会長=嶋ア晴久氏・シマザキ商会社長)は、5月17日午後7時より岐阜市茜部のACグランドにてボウリング大会を開催した。会員企業より51名が参加し親睦を深めた。
 2ゲーム終了後、輿幹事(KSコシ商会社長)より順位発表があり、入賞者に嶋ア会長から賞品が授与された。優勝は筧隆一氏(325ピン)、2位が市橋定之氏(324ピン)、3位が河合和宏氏(318ピン)。

2019年8月4日(日)2714号
熱田神宮を参拝
展示会の成功と組合の発展誓う
愛知県管工機材商協組 7月理事会開催

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=大藪淳一氏・大清社長)は7月8日(月)、名古屋市熱田区の熱田神宮会館で7月理事会を開催。理事・監事ら24名が参加した。本理事会では相談役や各部会長、幹事長が承認されたほか『第33回管工機材・設備総合展』(令和2年開催予定)の準備進捗状況などが報告された。また、本理事会開催前には熱田神宮にて御垣内参拝と御神楽奉納を行い、組合ならびに組合員各社の繁栄を祈願した。
 熱田神宮参拝後、熱田神宮会館に理事16名(定数21)、監事2名、相談役1名、事務局1名が集まり、7月例会が開催された。5月に開かれた総会以降初の理事会ということで、大藪理事長から改めて理事らに挨拶があった。「5月に開催された総会におきまして皆さんが理事・監事に選任されてから今日が初めての理事会となります。令和へと時代が変わり、これから2年間の任期となりますが、私は皆さんと共に役割を継続させていただきたいと思います。今日は御垣内参拝と御神楽奉納に24名の方に参加いただきました。山本員彰監事(センサスヤマモト社長)と竹田隆一監事(中京製作所社長)、伊藤辰之相談役(第14代理事長、イトウ社長)には引き続きオブザーバーとしてこの理事会にご参加いただいております。私が理事長を拝命したからには何とかあと2年、一生懸命やらせていただきます。いろんな役を皆さんにお願いしながら、粛々と理事会活動含め組合の運営に務めさせていただきますのでよろしくお願いいたします。何よりもまずは組合の展示会が大きなテーマになってきますが、坪井研二実行委員長(ツボイ常務)、石原太郎実行副委員長(原芳商会社長)をはじめとする実行委員会メンバーもこれから組まれまして来年に向けて進めさせていただきますが、何卒絶大なるご協力をお願いしたいと思います。また、各部会・幹事会など皆さんに役割をお願いしながら、それぞれ独自色を持った活動を進めていただくようお願いいたします。改めて、これから2年間どうぞよろしくお願いいたします」。
 理事会では、以下の議題についての報告や審議が行われた。
 【経過報告】●5月24日(金)▽名古屋市指定水道工事店協同組合の総会に大藪理事長他が参加。●6月4日(火)▽愛知県中小企業団体中央会の総会に大藪理事長が参加。●同10日(月)▽全国管工機材商業連合会(管機連)理事会・総会・意見交換会(東京)に大藪理事長、伊藤相談役他が参加。●同11日(火)▽第51回管工機材・設備総合展(東京)開場式に大藪理事長、伊藤相談役、峰澤彰宏副理事長(MINEZAWA社長)、小川誉之副理事長(小川管商社長)、村井善幸副理事長(オータケ社長)、坪井実行委員長、石原実行副委員長らが参加。後、会場内を参観。●同21日(金)▽愛知県管工事業協同組合連合会の総会に小川副理事長他が参加。
 【議題1/相談役継続委嘱の件】伊藤氏、小川信氏(第15代理事長、山信社長)への相談役継続委嘱の件が諮られ、満場一致で承認された。
 【議題2/正副理事長の部会等分掌の件】各部会等担当正副理事長は以下の通り。●大藪理事長▽展示会実行委員会、組合加入促進部会。●峰澤副理事長▽流通部会、事業部会、青年部「愛青会」。●小川副理事長▽組合会計、福利厚生部会、新年会幹事会、懇親会幹事会。●村井副理事長▽広報部会、経営研究部会、名管会幹事会。
 【議題3/部会長・幹事長の承認および常任理事委嘱の件】各部会長等は以下の通り。●展示会実行委員長▽坪井常任理事。●展示会実行副委員長ならびに福利厚生部会長▽石原常任理事。●流通部会長▽大野直樹常任理事(大野管材社長)。●事業部会長▽安井文康常任理事(錦興業社長)。●広報部会長▽倉地克明常任理事(倉地社長)。●経営研究部会長▽伊藤信哉常任理事(伊藤柳商店社長)。●組合加入促進部会長▽山田雄一常任理事(岡谷鋼機配管建設本部長)。●新年会・懇親会幹事長▽竹内裕二理事(丸金商会社長)。●名管会幹事長▽北村憲正理事(龍玉精工社長)。
 【議題4/今期および来期通常総会の件】5月22日(水)に名古屋市中区の東京第一ホテル錦で開催された第57回通常総会について収支概要等が報告されたほか、来期通常総会に向けた意見交換が行われた。
 【議題5/全国管工機材商業連合会会合報告】6月10日(月)、東京のホテルグランドアーク半蔵門で開かれた管機連総会等の報告が行われた。管機連理事会の主な議案事項は@働き方改革について管機連の対応▽委員会立上げ、A令和2年度の管機連ゴルフ大会は次回総会翌日の6月16日を予定、等。管機連総会では、東京組合、大阪組合それぞれが企画・運営する管工機材・設備総合展がPRされた。管工機材の将来を考える研究会では、経産省・国交省・厚労省および橋本総業社会保険労務士よりそれぞれ講演が行われた。意見交換会の場で管機連理事功労者表彰が行われた。
 【議題6/『管工機材の教科書』発刊の件】東京組合が制作。組合員向け「発刊のご案内」および東京組合への発注FAX用紙の原案が諮られ、これが承認された。
 【議題7/第33回管工機材・設備総合展準備進捗報告】@経過報告▽7月4日(木)、正副実行委員長および部長内定者会議を開催。部長以外の展示会実行委員は現在編成中とのこと。A今後の予定▽ポスターデザイン(キービジュアル)を検討していくほか、10月15日(火)に第1回実行委員会を開催予定。会場は未定だ。
 【議題8/青年部「愛青会」役員(顧問)設置の件】倉地常任理事ならびに粂内洋理事(名古屋機器社長)を顧問にとの要請が愛青会からあがり、青年部規約第10条2(顧問および相談役は本組合の理事か、または青年部経験者とし、本組合の理事会で指名され承認される)の要件を満たしており、これが満場一致で承認された。
 【議題9/賛助会員加入希望者の件】ショーボンドマテリアルより賛助会員加入希望が寄せられ、これが満場一致で承認された。推薦者は山田常任理事。

中部経産局7月公表 最近の管内総合経済動向
「改善している」、25か月連続
公共投資は「増加の動きがみられる」

 中部経済産業局は、7月10日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を、25か月連続で「改善している」とした。
 個別の項目では、生産の判断を「一部に弱い動きがみられるものの、高水準で推移している」とした。「高水準で推移している」は10か月連続。鉱工業生産の動向を指数(5月速報)でみると、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、生産用機械工業などが上昇したことから、前月比4・8%増と2か月連続の上昇となった。前年同月比は0・2%減と4か月連続で低下した。主要業種では、輸送機械は、乗用車が緩やかに増加、自動車部品は高水準で推移している。生産用機械は、金属工作機械を中心に弱含み。電子部品・デバイスは、スマートフォン向け等を中心に減少している。
 個人消費については、26か月連続で「緩やかに持ち直している」と判断した。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比2・2%増と4か月連続で前年を上回った。百貨店は、衣料品等が振るわず、同5・4%減となった。一方、スーパーは、飲食料品等に動きがみられ、同0・6%増。コンビニエンスストアは、カウンター商材、中食が引き続き好調で、同2・5%増。家電大型専門店販売は、季節空調等が好調で、同7・2%増となった。乗用車販売は、小型車が3か月連続で前年を下回ったものの、普通車および軽自動車が2か月連続で前年を上回ったことから、全体でも2か月連続で前年を上回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比6・6%増)。
 設備投資は、25か月連続で「増加している」と判断。なお、管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)は、一般機械工業向けが7か月連続で、自動車工業向けが6か月連続で前年を下回り、全体でも6か月連続で前年を下回った。
 公共投資については、判断を「おおむね横ばいとなっている」から「増加の動きがみられる」に4か月ぶりに上方修正した。判断変更は2か月ぶり。公共工事前払金保証請負金額は、年度累計では前年度比9・8%増と前年度を上回り、単月でも2か月連続で前年を上回った。
 その他、住宅投資は「持ち直しの動きがみられる」(4か月連続)、輸出は「持ち直しの動きがみられる」(3か月連続)、雇用は「労働需給が引き締まっている」(36か月連続)と判断した。
 企業倒産(件数)は、「サービス業他」などが前年を上回ったものの、「小売業」「建設業」「卸売業」などが前年を下回り、全体でも5か月連続で前年を下回った。
 先行きについては、世界経済の下振れ、各国政策の不確実性の高まり、為替の動向、中小企業の経営環境の悪化などに注視が必要と指摘。各種政策の効果が生産や投資、所得の増加につながることが期待されるとしている。
 ※比較は、断りのあるものを除き、令和元年5月の実績値による。

ミツトヨ
スマートファクトリーに対応する
高精度CNC三次元測定機販売開始
「CRYSTA-Apex V」シリーズ

 精密測定機器総合メーカーのミツトヨ(社長=沼田恵明氏、本社=川崎市高津区)は、CNC三次元測定機「CRYSTA-Apex」シリーズの新ラインアップとして、スマートファクトリーに対応する「CRYSTA-Apex V 500/700/900」シリーズを開発し、8月より国内販売を開始する。
 「CRYSTA-Apex V 500/700/900」シリーズは、3つのアプリケーションによって稼働中の精密測定機器をオンライン監視する新技術「SMS(Smart Measuring System)」を採用。SMSにより同シリーズに関するさまざまな情報が可視化され、稼働状況やキーパーツの積算履歴等のオンライン監視が可能になる。
 3つのアプリケーションとは、@Status Monitor(測定機器稼働状況を遠隔地で監視可能)ACondition Monitor(三次元測定機の状態監視による予防保全)BMeasurLink(「品質の見える化」で不良品発生を抑制)。A、Bはオプション。
 同社は今後、CNC三次元測定機だけでなく、その他のCNC測定機器へのSMS搭載を進め、ToTを活用して生産や品質に関する情報を高度に管理するスマートファクトリーの実現をサポートしていくとしている。
 新機軸のCNC三次元測定機となる同シリーズは、デザインも従来の「CRYSTA-Apex」シリーズから大きく刷新。ToT時代の精密測定機器にふさわしい、先進性と創造性を想起する力強いカラーリングを筐体デザインに採用したほか、筐体上部には「Mitutoyo」ロゴを大きく配した。
 主要機能は従来シリーズを踏襲しており、高精度(初項1・7μm)と高速・高加速度(最大駆動速度519o/s、最大駆動加速度2309o/2
s、最大測定速度8o/s)を実現。小形〜中形まで測定物をカバーする機種をラインアップしている。また、温度補正機能により16℃〜26℃という幅広い温度環境下での精度保証が可能であるなど、機能性の高さを特長としている。
 同社では初年度1000台の販売を見込んでいる(国内販売のみの場合)。
 同製品に関する問い合わせは、ミツトヨ国内営業推進部 電話044-813-5410まで。

新社長に山崎高嗣氏
ヤマザキマザック

 ヤマザキマザック(本社=愛知県丹羽郡)では6月24日に開催された同社定時株主総会および取締役会において、山崎高嗣副社長が代表取締役社長に選任され就任した。山崎智久社長は代表権のある会長に就任した。
 同日選任された役員並びに執行役員は次の通り(敬称略)。
 代表取締役会長=山崎智久(昇任)▽取締役副会長=清水紀彦(昇任)▽代表取締役社長=山崎高嗣(昇任)▽取締役副社長兼生産本部本部長=長江昭充▽執行役副社長=丸山晴也(新任)▽取締役常務執行役員経営本部本部長兼法務室室長=伊藤芳明▽常務執行役員技術本部本部長=岡田聡▽同営業本部本部長=中西正純▽同品賃CS本部本部長=大野寧彦▽同生産本部副本部長=角田知彦▽同生産本部副本部長=北山稔▽上席執行役員営業本部副本部長=金井英一▽同生産本部副本部長兼大口製作所所長=山本亨▽同経営本部副本部長兼人事・総務部部長調達部担当=水谷健治▽同生産本部副本部長兼iSMARTプロジェクトリーダー=堀田政春▽執行役員本社役員室室長=中井輝▽同生産管理部部長=稲鶴勇▽同ソリューション事業部事業部長=堀部和也▽同マーケティング統括部統括部長=山崎真嗣
 関連会社の主な役員の委嘱は次の通り(敬称略)。
 [ヤマザキマザックマニュファクチャリング]執行役員美濃加茂製作所所長=板津朋範▽同美濃加茂製作所副所長=田嶋富男▽常務執行役員いなべ製作所所長=北山稔(兼務)▽執行役員いなべ製作所副所長=松田毅
 [ヤマザキマザックオプトニクス]執行役員=棚橋誠
 [ヤマザキマザックトレーディング]専務執行役員=金井英一(兼務)▽常務執行役員(国内担当)=志村雅人▽同(海外担当)=山崎裕幸

積極的に行事に参加して
居場所を見つけ高め合う場に
愛機工青年部 令和元年度通常総会を開催

 愛知県機械工具商業協同組合青年部(部長=滝澤有一理事・松本商店社長)は、6月7日午後6時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて令和元年度通常総会を開いた。部員総数48名中41名(委任状含む)が出席し、平成30年度事業報告、同収支決算報告、令和元年度事業計画案、同収支予算案、役員改選案などを承認した。懇親会では新入部員の自己紹介もあり、新旧メンバーが交流を深めた。
長村康義福利厚生部長
 服部嘉高副部長(服部商会社長)による開会の辞に続いて、滝澤部長が挨拶に立ち「先日、親組合の総会が行われ、その懇親会の席で山下機械の山下隆蔵会長(元理事長)が、東京、大阪、愛知の組合員数が非常に減っているという話をされました。愛知は、2000年に比べると25%減少しているということです。そのような中でも、愛知の組合は非常に活発だ、特に青年部はとても元気があると言われました。年間行事はほぼ決まっており、特別毎年違ったこと、面白いことをしているわけではありませんが、やはり他の組合から見ると全体の内容も濃く活発だと言っておられました。どうしてこんなに皆さんから評価されるのかを考えてみると、歴代築き上げたものがもちろんありますが、近年はリーダーが総務、教育、厚生において皆それぞれ強いリーダーシップを発揮して活躍し、そのリーダーが次の年には下に回り全体を底上げするというバランスが非常によく保たれていて、団結力のある各セクションとなっています。青年部は何かを与えられるのではなく、自分から青年部での居場所を見つけて、青年部ライフを楽しんでいただければと思っています。キャンプをはじめ、1年色々な行事があります。皆さん積極的に参加していただきたいと思っています」と呼び掛けた。
 続いて、来賓として出席した水谷隆彦理事長(ミズタニ機販社長)、長村康義福利厚生部長(長村商店社長)、山崎公明組合事務局長が紹介された。
 来賓を代表して水谷理事長が祝辞で「働き方改革とともに、優秀な人材を育てていくということが、大きな課題ではないかと思っています。ここにお集まりの若手経営者、経営幹部、そして管理者の方々、まずは自分の後継者を育てていくことを念頭に、仕事や楽しい青年部を進めていかれたらよいかなと思います。人材育成の難しさについて、『やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ』。どなたも一度は聞かれたかと思いますが、旧日本海軍連合艦隊司令長官山本五十六の言葉です。この言葉はここで終わりではなく、まだ続くのです。『話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず』という言葉です。まさに人材育成の見本となる、必要なことではないかと思います。組合が続いていくためにも、皆様一人一人が、自分を越える経営者、部下を育てていっていただければと思う次第です。また、この言葉、さらに続くのです。『やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず』。ここまで行って、初めてゴールが見えてくると思います。皆様が自ら成長する気概を持って、誰かを育ててやるというのではなく一緒に成長するということが、将来にわたって必要ではないかと思います。今後とも、愛機工組合青年部がますます発展し、続いていくように心から祈念して、お祝いの言葉とします」と述べた。
 議事に入り、各議案を慎重審議した結果、第1号議案=@平成30年度事業報告A平成30年度青年部費収支決算報告B平成30年度青年部会費収支決算報告ならびに監査報告▽第2号議案=@令和元年度事業計画案A令和元年度収支予算案▽第3号議案=令和元年度青年部会費徴収方法案―はいずれも満場一致で承認された。
 令和元年度の事業は次の通り。
 @令和元年度通常総会(当日)A講演会・研修会(年各1回)Bキャンプの集い(7月20、21日)C従業員・家族対象レクリエーション(年1回)Dビアパーティー・忘年会・合同委員会(8月・12月・3月)E各事業担当委員会(随時)F役員会(月1回)Gその他、関係先団体行事への参加(全機工連若手交流会2月7日、など)、組合親善野球大会への参加(野球部)、ゴルフ部活動(随時)。
 第4号議案=任期満了に伴う役員改選では、提出された役員改選案が承認され、次の通り就任した。
 【新役員(敬称略)】統括幹事長=横井尉人(大矢伝動精機)▽総務幹事長=森圭介(森哲)▽教育幹事長=伊藤哲生(春日鋼機)▽厚生幹事長=安田智彦(ノダキ)▽会計幹事長=岡本隼(ブロードリーフ)▽会合担当幹事=梅本陽史(杉本商事)▽野球担当幹事=植村晋也(鈴木油脂工業)▽広報担当幹事=飯田龍矢(ダイドー)▽講演担当幹事=志知秀昭(志知)▽研修担当幹事=日和佐英輔(井高)▽キャンプ担当幹事=野田典嗣(ノダキ)▽レクリエーション担当幹事=中川久雄(ミズタニ機販)。
 滞りなく議事を終え、今年度の新入部員が紹介された後、横井統括幹事長による閉会の辞で総会を終了した。
 会場を移して懇親会が開かれ、はじめに来賓の長村福利厚生部長が挨拶で「日頃は、福利厚生部で担当している組合の親善野球大会において、青年部の皆さんに多くのご協力をいただき御礼申し上げます。貴重な休みの日に遠い球場までお運びいただき、手伝いをしていただいています。野球大会を運営できるのも、青年部の皆さんと審判さん、山崎さん(組合事務局長)のお陰と感じています。青年部に入られて、こういう組合に入ることのメリットは?という話がよくありますが、通常に考えたらメリットはあまりありません。メリットは自分で考えるものであって、仕事と別にほぼボランティアという形で皆さん出て来ていただいていると思いますが、折角会社から選ばれて、こういう青年部―特に愛機工組合青年部は全国を見ても立派な組織だと思いますが―に入って来られたことをひとつの機会と思って、トップを目指してやってみようという気持ちでやっていただけたらと思います。大いに仕事と遊びと、青年部を楽しんでいただきたい」と話し、同氏の音頭で乾杯した。
 新入部員から自己紹介を含めた挨拶があり、和やかに歓談が進む中、服部副部長の中締めで盛会のうちにお開きとなった。
6月度役員会を開催
 また、当日は総会開始前の午後5時30分より青年部役員会が開催された。主な議題は@組合野球大会についてAキャンプについてBレクリエーションについてC総会について。
 組合野球大会について、植村晋也野球担当幹事(鈴木油脂工業)より大会日程の変更などが報告された。
 7月20、21日のキャンプについては、安田智彦厚生幹事長(ノダキ)より、会場を一昨年まで使用していた「すぎの子キャンプ場」に戻すことや、屋台やイベントなど厚生委員会での打合せ内容が報告された。
 レクリエーションについては、中川久雄レクリエーション担当幹事(ミズタニ機販)より、開催時期をこれまでの2月から10月頃に変更することも視野に入れると昨年承認を得ており、それを受けたプラン2案が示された。役員の意見が聴取され、最終的に厚生で決めることを確認した。
 当日の総会について、梅本陽史総務幹事長(杉本商事)を中心に綿密な準備が行われた。

開催規模は480社・団体、1941小間に
『メカトロテックジャパン2019』
出展者説明会をポートメッセで開催

 10月23日(水)から26日(金)までの4日間開催される国内最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン2019(MECT2019)」(主催=ニュースダイジェスト社、共催=愛知県機械工具商業協同組合)の出展者説明会が6月7日午後2時より、会場となるポートメッセなごや(名古屋市港区)の交流センター3階会議ホールで開催された。MECT2019は、出展者数480社・団体、展示小間数1941小間(6月7日現在、主催者企画含む)で、前回展を上回る開催規模となる。
 冒頭、主催者を代表してニュースダイジェスト社の樋口八郎社長が「昨年の11月1日より出展者の受付を開始しましたが、2週間ほどで会場の使用量を上回る申し込みを頂戴し、20日過ぎには受付を締め切りました。4月から2か月ほどかけて小間数の調整をさせていただきました。多くの出展者の皆様に希望の小間数を出せず、誠に申し訳なく思っています。減小間のご協力をいただいた出展者の皆様には、改めて感謝を申し上げます。また、お断りした会社も数多くあり、おそらく50社近くは残念ながらお入りいただけなかったという状況です。新1号館の建設は2022年の秋に完成ということで、そこで少し余裕が出ると思いますが、今回展と次回展(2021年)まで現状での開催となります。開催に向けての諸準備については、1人でも多く動員できるように、全力を挙げて取り組んでいく所存です。準備万端で臨みたいと思いますので宜しくお願いいたします」と挨拶。
 さらに樋口社長は、来年の7月2〜4日に初開催する産業用ロボット・自動化システムの専門展ロボットテクノロジージャパンについて「同じ運営体-私どもが主催、愛知県機械工具商業協同組合の共催で、来年2020年7月、東京オリンピックの3週間ほど前に、産業用ロボットに特化した展示会を中部国際空港セントレア内にある愛知県国際展示場(今年夏完成予定)で開催をしたいということで、鋭意準備していますので、奮ってご出品いただければと思っています」と紹介した。
 続いて、共催者を代表して愛知県機械工具商業協同組合の水谷隆彦理事長が「今回も早々と満小間を達成ということで、出展者の皆様には改めて出展の御礼を申し上げます。私ども愛知県機械工具商業協同組合のメンバーは全力を挙げてお客様の集客動員に努めてまいります。10月23日からの開催ですが、その前日の22日には新天皇の即位礼正殿の儀という、特別な年となりました。毎回出展いただいているメーカー様にも、今回初参加のメーカー様にもご満足していただける展示会を目指し、頑張ってまいります。今回もより多くのお客様にご来場をいただき活発な商談につながるよう、万全な準備をしていきたいと思っていますので、どうぞ宜しくお願いいたします」と挨拶した。
 出展者説明会では、展示会概要をはじめ、動員計画、出展者マニュアル(搬入出、展示装飾等)、各種プロモーションなどについて説明された。
 今回のMECT2019では主催者特別企画として、コンセプトゾーンにて『ロボットで中小が変わる』(仮)をテーマに産業用ロボットの新しい活用法を紹介する。主催者セミナーは、自動車、航空機、ロボットをテーマに業界の代表者らによる講演が予定されている。
 【開催概要】
 ▽名称=メカトロテックジャパン2019(略称=MECT2019)、MECHATRONICSTECHNOLOGY JAPAN2019
 ▽開催規模=480社・団体、1941小間(6月7日現在、主催者企画含む)
 ▽会場=ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)1、2、3号館
 ▽会期=2019年10月23日(水)〜26日(土)の4日間
 ▽開催時間=10時〜17時※25日(金)は18時まで、最終日26日(土)は16時まで
 ▽入場料金=1人1000円、団体10人以上は1人500円(いずれも税込)※公式ウェブサイトからの事前登録者、海外来場者、学生は無料
 ▽主催=ニュースダイジェスト社
 ▽共催=愛知県機械工具商業協同組合
 ▽後援=経済産業省、外務省、文部科学省、日本貿易振興機構(ジェトロ)名古屋貿易情報センター、愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所(順不同)
 ▽特別協賛=日本工作機械工業会/全日本機械工具商連合会(順不同)
 ▽協賛=日本鍛圧機械工業会/日本精密機械工業会/日本ロボット工業会/日本工作機器工業会/日本精密測定機器工業会/日本光学測定機工業会/日本機械工具工業会/ダイヤモンド工業協会/日本工作機械販売協会/日本工作機械輸入協会/製造科学技術センター/日本機械鋸・刃物工業会/日本金型工業会/日本電機工業会/日本フルードパワー工業会/マイクロマシンセンター/日本ロジスティクスシステム協会/日本電気制御機器工業会/日本産業洗浄協議会/研削砥石工業会(順不同)
 ▽出展製品=工作機械、鍛圧・板金加工機、射出成形機、3Dプリンター、機械工具、鋸刃、切削工具、工作機器、測定機器、試験機器、研削砥石、研磨材、油圧・空圧・水圧機器、歯車・歯車装置、環境・安全対応機器装置、CAD/CAM/CAE、制御装置・関連ソフトウエア、産業用ロボット、搬送装置、洗浄機械装置、品質管理・安全・試験認証機関、新素材、マイクロマシン、ナノテクノロジー関連など
 【主催者特別企画】
 1.コンセプトゾーン(実演展示)
 テーマ『ロボットで中小が変わる』(仮)▽産業用ロボットの新しい活用法を紹介する実演ゾーンを1号館内に設置。少子高齢化などで人手不足が深刻化している中小企業にとり、最適なロボット活用法とは。そのヒントを紹介する。
 @『ロボット切削で広がる可能性』▽地元愛知県のシステムインテグレーター(SIer)と大手ロボットメーカーが共同開発した高剛性ロボットで、複数の異種素材を切削加工。ロボット切削の優位性と今後の可能性に迫る。
 A『協働ロボット活用法〜重筋作業の補助に使う』▽作業現場に数多く存在する筋力を要する「重筋作業」。作業者負担を低減する解決策の一つとして、可搬重量の大きな協働ロボットを活用した部品の組み立て工程を披露する。大きくて安全な協働ロボットの最適な活用法、魅力を紹介する。
 B『協働ロボット活用法〜小型部品を一緒に組み立てよう』▽小さな人型協働ロボットと共に、実際に小型部品の組み立て作業を体験できるコーナーを会場内に設置する。
 その他、会場内の特設ステージでは、ロボット業界の近未来を展望する特別セミナーも実施する予定。
 2.主催者セミナー
 @10月23日(水)▽テーマ『自動車』〜新時代のクルマづくり〜▽トヨタ自動車および日産自動車による講演を予定。
 A10月24日(木)▽テーマ『航空機』〜航空機製造の最新トレンド〜▽ボーイング他業界関係者の講演を予定。
 B10月25日(金)▽テーマ『ロボット』〜ロボットの可能性〜▽ロボット業界を代表するトップ2人による講演を予定。
 【同時開催企画】
 10月26日(土)・27日(日)の2日間、工作機械トップセミナー(学生向けセミナー)を開催。日本工作機械工業会主催、ニュースダイジェスト社共催。理工系大学・高専の学生向けセミナーとして、次世代のものづくりを担う学生に対して「工作機械」のさらなる知名度アップを図る。

募集活動開始に向けて綿密に打合せ
ロボットテクノロジージャパン
愛機工 第2回実行委員会開く

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、ニュースダイジェスト社が新たに企画し来年7月に開催する産業用ロボット・自動化システムの専門展「ロボットテクノロジージャパン」の共催団体として、9月の出展申込み受付開始に向け具体的な勧誘活動に取り組むため、第2回実行委員会(実行委員長=森田乾嗣氏・モリタ社長)を6月11日午後4時30分より名古屋駅前の安保ホールにて開催した。
 冒頭、水谷理事長が「ロボットテクノロジージャパンが、あと1年後に迫りました。初めてのことなので、メカトロテックジャパンのノウハウを生かして成功に結び付けたいと思います。まずは出展メーカーの勧誘から始まり、その後、お客様の動員というのが我々の仕事です。皆さん協力して頑張ってまいりましょう」と挨拶。
 会合に同席したニュースダイジェスト社の平野清嗣情報企画部長は、「前回の第1回実行委員会で説明した内容をまとめた、募集パンフレットを作成しました。これで募集開始ができます。是非とも格別のご協力をお願いいたします」と挨拶し、同展の開催概要を改めて説明。この後、PR動画も視聴した。
 続いて森田実行委員長の議事進行の下、前回調査した同展関連企業リスト等を参考に、出展勧誘先企業(573社)を選定。勧誘の窓口担当を各実行委員(重複あり)に振り分ける作業が約2時間に渡って行われた。
 最後に高田研至副理事長(井高社長)が「森田実行委員長の下、皆様のご協力がなければ、このロボットテクノロジージャパンは成功しないと思っていますので、多大なるご協力をお願いします」と述べ、閉会した。
 「ロボットテクノロジージャパン」は2020年7月2日(木)〜4日(土)の3日間、中部国際空港島内に今年8月オープンする愛知県国際展示場にて初開催される。
 出展製品は、垂直多関節・水平多関節・パラレルリンク・直交・協働など各種産業用ロボット、ガントリーローダー、AGV、自動倉庫、ソーター、マテハン装置・機器、ピッキングシステム、その他物流機器、各種ハンド、ロボット構成部品、周辺機器、各種センサー・制御機器、ソフトウエア、AI・IoT関連装置およびシステム、ロボット搭載機械・装置、自動化技術提案など。※サービスロボットや介護ロボットなどは対象外。
 出展申込み受付期間は、9月2日(月)〜2020年1月31日(金)。ただし受付期間中でも満小間の場合は出展受付を終了する。

生まれ変わったベン岩手工場視察
大藪会長の留任決定
中部桃友会 岩手で第33回総会開催

 中部桃友会(大藪淳一会長・大清社長、ベンと販売店の集い)は7月11日(木)と12日(金)の2日間にわたり、新しく生まれ変わったベン岩手工場(岩手県紫波郡矢巾町)を訪れ、第33回総会を開催。会員総数17社中15社が参加した。総会後には、岩手工場内を約1時間にわたって見学。翌日はあいにくの天気だったが、予定にあった中尊寺を訪れた一行。名物料理に舌鼓を打ち、充実した2日間を過ごしたのであった。
 総会の司会進行は、中部桃友会の事務局を務める柳沼修ベン名古屋営業所長が担当した。大藪会長は冒頭「本来であれば昨年この地に来て新工場を見学させていただく予定でしたが台風に見舞われ1年延びて今日に至っております。皆さんお集まりいただき誠にありがとうございます。来年70周年を迎えるベンさんですが、こんな立派な岩手新工場を建てられ最新技術に基づく製品を提供していただき、我々ももっとベン製品の販売に注力しなければと思いました」と、ベンの歴史に触れながら挨拶。その後、大藪会長が議長に選任され以下の議案について審議・報告がなされた。
 【第1号議案/平成30年度第32回事業報告・決算報告および会計監査報告の件】柳沼事務局担当より同会が平成30年度に開催した事業内容ならびに決算に関する報告が行われ、小川誉之会計幹事(小川管商社長)から会計監査報告が行われた。これらはいずれも満場一致で承認された。
 【第2号議案/役員改選の件】同会会則によりベンの推薦を受けた4名の役員候補案が上程され、これが満場一致で承認された。会長▽大藪淳一氏、会計幹事▽小川誉之氏、幹事▽尾藤彰氏(旭工機社長)、村松尋代氏(村松商店社長)。以上4名は、いずれも留任である。
 【第3号議案/2019年度第33回事業計画(案)・収支予算(案)の件】柳沼事務局担当より2019年度事業計画案ならびに収支予算計画案が発表され、これらは満場一致で承認された。同会の2019年度の事業計画は以下の通り。@2019年7月11日(木)・12日(金)▽第33回総会ならびにベン岩手工場見学・森の風鶯宿にて懇親会・厳美渓と中尊寺の観光親睦会を開催(当日)。A同10月▽名古屋地区および静岡地区にて商品技術研修会を開催。B通期▽提案募集。
 すべての議案審議が滞りなく終了し、大藪会長は議長を退任した。続いて衣笠勝則ベン西日本営業部長より製品開発・改良提案表彰受賞者が発表された。ベンは全国の桃友会会員から製品開発や改良提案を通期募集している。2018年度中に中部桃友会から寄せられた提案は18件あり、なかでも大成工機商会と五光山彦から寄せられた各提案が、ベンが今後製品開発を行っていくにあたり採用したい提案やヒントであったとして表彰された。また、ヌマカンも同時に製品化表彰を受賞した。
 鈴木一実ベン社長は、「昨年は台風で延期となりましたが、幸いなことに今年上期ですべての工事が終了したタイミングで中部桃友会の皆さまにこの岩手工場にお越しいただき、かえって良かったのかなと思っております。相模原工場はあと少しだけ工事が残っておりますが両工場が完全リニューアルし、従業員も働きやすい環境になりました。より効率の良い環境で、より良い製品を作っていこうと社員一同頑張ってまいります。また、いろいろお話を伺っていたところ沖縄地区の市場が非常に活性化しているようです。そんななか福岡の拠点からの出張ベースではお客さまのニーズに応えきれないことから今年4月には沖縄出張所を開設させていただきました。そして、大幅な人事異動もさせていただきました。これからより良い製品を出していくためにも、引き続き皆さまからのご提案をよろしくお願いします」と挨拶。
 虎谷貴文ベン静岡出張所長からは新商品「ステンレス製定水位弁」(水道法性能基準適合品〜耐圧・浸出性能〜)「圧力式バキュームブレーカ」(水道法性能基準適合品〜耐圧・浸出・耐久性能〜)「ステンレス製高温用ボール式電動弁」「ステンレス製ボール式電動三方弁」ならびに販売強化商品「消火設備用自動弁」(日本消防設備安全センター型式認定品)が紹介された。
 最後に横沢好夫ベン会長から「おかげさまで岩手工場、相模原工場ともにほぼ完成しました。相模原工場も機会がございましたら研修等でぜひお越しいただければと思います。相模原工場では、この1年間で1000人のお客さまに研修等でご利用いただきました。嬉しい限りです。我々としては、ゼネコンさんや設計事務所さん、流通に携わる若手を中心とした方に1人でも多くベンのファンになっていただきたいと思っております。工場見学会や技術研修会を開くのもそのためです。桃友会につきましても、仕事の流れとして直接お付き合いさせていただいておりますが、これは信頼関係が根っこの部分にあるからだと感謝しております。鈴木新社長となり1年が経ちました。来年には当社は70周年を迎えます。ぜひ今後ともよろしくお願いします」と挨拶があった。
 JR東北本線「矢幅」駅の西口を下車し歩いて3分のところに、新しく生まれ変わったベン岩手工場はある。ここには、ベンの全従業員のおよそ3分の1が勤務しているという。中部桃友会の一行はその工場内へと移動し、ベン製品の加工や組み立て、作動試験の現場を視察。ベン製品が出来上がるまでの流れを体感した。その後、宿舎へと移動し懇親会を開催。1日目が幕を下ろした。
 翌12日(金)はあいにくの天気となり、予定していた厳美渓の観光を取り止めて中尊寺へ。「雨の金色堂もなかなか風情があって良いものだ」などと感想を口にしながら散策し、昼食の後、一行は帰路へ着いた。
  ◇
 大藪会長から総会冒頭に話があったベンの歴史について、ここで少し触れてみる。
 1902年、東京都芝西応寺にベンの前身、日本の自動制御弁の草分けと言っても過言ではない藤島製作所が創立。1923年には、東京都品川区大井伊藤町に工場を移転し、フシマン製作所と改称、蒸気用バルブ作りに精力を注ぐこととなる。第二次世界大戦中の1945年、当時、海軍省の管理下にあった同社は本社工場の疎開を命じられ現在の岩手県紫波郡矢巾町に移転。フシマン製作所岩手工場と呼称されるようになる。1950年、朝鮮戦争の勃発に端を発したインフレにより株式会社フシマン製作所は解散を余儀なくされ、前出の岩手工場がこれを機に独立。株式会社フシマンバルブ製作所が創立する。1952年、東京都大田区矢口に東京営業所、東京工場を新設。1959年、九州出張所(現・福岡営業所)を開設。JIS表示許可工場となる(許可番号6904、暖房用放熱器トラップ、JIS B8402)。1961年には本社を岩手工場から東京都大田区古市町に移転。この頃、高度経済成長で発達した産業界では自動化・省力化が進み電磁弁の需要が拡大してきたことから、東京工場の電磁弁部門が分離され、フジ電装株式会社が創立される。1963年、社名を株式会社フシマンバルブ製作所から株式会社フシマンバルブに改称。名古屋出張所(現・名古屋営業所)が開設される。1967年、フジ電装株式会社が神奈川県相模原市に新設移転される。現在の相模原工場である。
 70年代に入ると、集合住宅・高層ビル向けの給水・給湯用バルブの需要が増加し始め、より高性能な製品が求められるようになる。1970年、社名を株式会社フシマンバルブから株式会社ベンと改称。本社が東京都大田区矢口に移転される。これ以降も全国各地に出張所が開設され、1974年には、仙台出張所ならびに盛岡事務所(現在の仙台営業所、盛岡営業所)を開設。岩手工場が高圧ガス認定事業所となる(許可番号MAB348―N)。
 ユーザーの多様化するニーズを的確に捉えることが求められるようになった80年代。1980年、JIS表示許可工場となる(許可番号480021水道用減圧弁 JIS B8410)。続けて1983年にもJIS表示許可工場となる(許可番号483006温水機器用逃し弁 JIS B8414)。1985年、岩手工場が分離され、株式会社ベン岩手工場が設立される。1986年、本社を現在の東京都大田区多摩川2―2―13に移転。大宮出張所、前橋出張所が関越営業所(前橋市)として統合される。そして1987年、特約店・販売店とのコミュニケーションネットワークを強化するため『桃友会』が結成され、独自の販売店組織が誕生した。また、この頃から製品のバリエーションを拡大するため米国・英国・スイス・イタリア・韓国など多くの海外メーカーらと販売・技術提携を結んでいくこととなる。1991年、横浜の技術研究所を閉鎖し、福島県いわき市にいわき技術センター(ITC)を開設。千葉市に東関東営業所を同時に開設している。1994年、さらなる事業拡大と組織の合理化を図るため、分離した株式会社ベン岩手工場を吸収合併。1997年にはフジ電装株式会社も吸収合併している。
 2000年以降は、安心・安全・省エネを基調とした製品が求められるようになり、オリジナル商品を中心に開発が進み市場へと投入されていった。そんななか、東北地方が未曽有の災害に襲われる。2011年3月11日。岩手工場では生産設備や倉庫に被害がおよび、いわき技術センターは一部が損壊。原発問題もあり、一時休業を余儀なくされた。それでも復興支援のため生産設備をただちに復旧させ供給体制を整えたという。
 読者の記憶にも新しいかと思うが2016年、相模原工場の工場棟がリニューアル。2017年には震災の教訓を生かして岩手工場の作業棟をリニューアル。耐震補強工事を行うなどして快適な職場環境が整えられた。また同年、横浜の配送センターを相模原工場に移転。相模原中央配送センターが新設された。2018年、相模原工場に、いわき技術センターの機能を引き継いだイノベーションセンターを新設。顧客第一主義を実践するため、顧客と同社の交流の場として活用するほか、地域との架け橋として社会にも貢献してくことを目指す。2019年、沖縄に出張所を開設。そして2020年に同社は創立70周年を迎える。
 「2020年、創立70周年を迎えるベン。その先の100周年、200周年と永続する企業を目指し、また、お客さま優先、総合力発揮により社会のなかで信頼され、さらに社員が仕事を通じてかけがえのない人生の喜びを実現できる企業を目指して、日々変化し続ける社会ニーズに対して実績と技術をもって的確に応えていく、進化し続ける努力を惜しみません」とベンは言う。同社の未来は明るい。

丸一切削工具
「ザ・カットミル4枚刃難削材用
不等リード超硬エンドミル」
ロングタイプ新発売

 丸一切削工具(社長=衣斐誠氏、本社=東大阪市本庄西)はこのほど、高速切削が可能で美しい加工面を実現する「ザ・カットミル4枚刃難削材用不等リード超硬エンドミル」に、ロングタイプ(IC4DMC-L)を追加し発売した。
 「ザ・カットミル4枚刃難削材用不等リード超硬エンドミル」は、不等リード&独自刃型により難削材加工における切削抵抗とビビリを抑制する。高速切削が可能で美しい加工面を実現。刃先はギャッシュランドを採用し、耐チッピング性能を向上させた。
 主な特長は、TiAlN+AlCrNコーティング▽超微粒子超硬▽溝加工▽側面加工▽ネジレ角度42〜45度▽コーナ部45度。
 今回、ロングタイプ(3D、4D)を追加し、ラインナップを拡充した。
 ロングタイプの標準価格は2600円〜5万4800円(税抜)。

タンガロイ 新製品紹介
4コーナ溝入れ工具 TetraForce‐Cut
高能率加工用ブレーカ「TCL27形」発売

 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市)は、4コーナ溝入れ加工用工具「TetraForce-Cut(テトラ・フォース・カット)」に、高能率加工用ブレーカ「TCL27形」を拡充した。
 TetraForce-Cutは、最大溝深さ6・4oまで可能かつ、4コーナ仕様で経済性に優れる溝入れ加工用工具。独自のインサートクランプシステムを採用し、優れた繰り返し刃先位置精度が得られ、加工精度と安定した工具寿命を実現する。
 TCL27形は、切りくずの溝残りやワークの絡み付きを低減する、深いディンプル形状を備えた特長的なブレーカ。低抵抗で高い切りくず処理性が得られる。また、汎用性に優れるAH725は、安定した加工および高能率加工を実現する。
 既存の「TCS/TCM27形」と合わせ、豊富なインサートのラインナップにより一般旋削加工から小型旋盤加工まで幅広い切削領域をカバーし、ユーザーの生産性向上に貢献する。
 今回発売されたのは、形番「TCL27-150-015 AH725」など全4アイテム。標準価格は3880円〜3990円(税抜)。初年度4700万円の販売を見込んでいる。
刃先交換式ガンドリル Dee pTri‐Drill
TOHTインサートNDLブレーカ発売

 タンガロイは、刃先交換式ガンドリル「DeepTri-Drill(ディープ・トライ・ドリル)」用TOHTインサートNDLブレーカを発売した。
 同製品は、低送り条件(f=0・1o/rev以下)に適したブレーカ形状により、低送り域で高い切りくず処理性能を発揮する。ガンドリルマシンでの深穴加工において、機械動力が低いため高送り条件で加工できない場合でも、安定した切りくず排出での加工が可能になる。
 高送り域での加工性能に優れるNDJブレーカに加え、低送り域での加工性能に優れるNDLブレーカと使い分けが可能になり、従来よりも広い加工領域での安定加工を実現し、深穴加工の生産性向上に貢献する。
 今回発売されたのは、形番「TOHT070304R-NDL AH725」など全6アイテム。標準価格は2700円〜3250円(税抜)。

寿命を2倍にした浄水カートリッジを新開発
キッチン用オールインワン浄水栓「AJタイプ」
LIXIL INAXブランドより新発売

 LIXIL(社長=大坪一彦氏、本社=東京都千代田区)は、INAXブランドより、浄水寿命を2倍にした新カートリッジ搭載のキッチン用浄水器内蔵シングルレバー混合水栓(オールインワン浄水栓)「AJタイプ」を発売した。
 「AJタイプ」は、浄水カートリッジの寿命と水栓としての美しさを両立したキッチン用浄水器内蔵水栓。LIXILが長年培ってきたセラミック技術を活かした、業界初という「造粒微粉炭」製造技術により、浄水カートリッジの大きさはそのままに、浄水能力の寿命を従来比2倍に進化させた。さらに浄水カートリッジの除去物質数も5から10へと拡大した。カートリッジの寿命が延びることで、交換の手間が少なくなるほか、米研ぎや野菜洗いなどにも安心安全な水をたっぷり使うことができる。
 また、ノイズレスを追求したシンプルなデザインでありながら、機能性も向上させ、スリムなスパウト先端部には、プッシュ操作&ダイヤル操作により、原水と浄水、シャワーと整流を簡単に切替可能な「くるプッシュ切替」を搭載。簡単操作でスムーズな調理をサポートする。
 さらに、バリエーションも強化し、卓上食器洗い乾燥機等のキッチン家電にも対応する分岐仕様も新たに用意。施工面においても、スパウトの回転角度規制を施工時に変更できる新機構を搭載し、さまざまなシンク形状に合わせて、スパウトの回転範囲を調整できるようにした。
 浄水アプリ「Water Filter」を使用すれば、世帯人数・頻度・用途から最適なカートリッジ交換時期を診断する「我が家の浄水診断」や、アプリのプッシュ通知で交換時期を知らせる「交換時期お知らせ機能」など、より便利に使えるようになる。
 同商品は、スリムな吐水スパウトや先端部に集約された操作系などのミニマルデザインが評価され、「グッドデザイン賞2018」を受賞している。
 価格は、オールインワン浄水栓「AJタイプ」が5万8000円、同分岐口付が6万7000円、同分岐栓付が7万5000円(いずれも消費税、取付費、運賃等は別途)。

未来のオフィス空間
『point 0 marunouchi』 にて
実証実験を開始
TOTO 『CRESNECT』プロジェクトに参画

 TOTO(社長=喜多村円氏、本社=福岡県北九州市)は7月8日、会員型コワーキングスペース『point 0 marunouchi(ポイントゼロ マルノウチ)』にて7月16日より未来のオフィス空間づくりに向けた実証実験を開始すると発表した。参画企業は、オカムラ、ダイキン工業、東京海上日動火災保険、ライオン、MyCity、アサヒビール、TOA、パナソニックと同社の9社。
 『point 0 marunouchi』は、オカムラ、ソフトバンク、ダイキン工業、東京海上日動火災保険、三井物産、ライオンが昨年7月30日に共同発表した空間データの協創プラットフォーム『CRESNECT(クレスネクト)』の第1弾プロジェクトである、「未来のオフィス空間」を実現していくための会員型コワーキングスペース。社会課題である「働き方改革」をテーマに、理想のオフィス空間の実現を目指して、様々な空間コンテンツの実証実験を行う。
 実証実験では、各社の最新技術やデータ、ノウハウを活用し、実際に人が働くオフィス空間(オープンスペース、会議室、集中ブース、仮眠ブースなど)において、多様な働き方に合わせた空間コンテンツを導入。オフィスでの動線や仕事中の姿勢、室内の温湿度や内装のデザイン、照明・音・香り、アルコールも含めた飲食など、様々な要素が働く人に及ぼす効率性や創造性、健康への影響を収集・分析し、コンテンツの高度化や新しいサービスの創出を目指す。
 TOTOは、今回新たに同プロジェクトに参画。オフィスにおける水まわり空間での使用実態のデータ収集と分析▽取得データを活用した水まわり空間での新たな価値の創出▽参加企業との協創による水まわり空間への新しい提案の検討―に取り組む。
 【『point 0 marunouchi』の施設概要】
 @所在地=東京都千代田区丸の内2-5-1、丸の内2丁目ビル4階
 Aアクセス=東京駅より徒歩3分(地下直結)
 B敷地面積=1082u
 C総席数=220席
 D料金=個室・月額会員10万5000円〜/月(税別)、自由席・都度利用250円〜/15分(税別)
 E開業日=2019年7月16日(火)
 FURL= https://www.point0.work

梅雨の合間に
キャンプの集い開催
250名が自然のなかでリフレッシュ
愛機工青年部

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の青年部(部長=滝澤有一理事・松本商店社長)が主催する『キャンプの集い』(担当幹事=野田典嗣氏・ノダキ社長)が、今年も7月20日(土)・21日(日)の2日間、組合員各社の社員やその家族などおよそ250名を集め、岐阜県関市板取の「すぎのこキャンプ場バンガロー村」で開催された。
 今年で40回目となる『キャンプの集い』。あいにくの天気ではあったが、夏休み初日ともあって多くの家族連れが参加した。参加者は、青年部が企画した鮎のつかみ取りやキャンプファイヤー、ビンゴゲームなどで蒸し暑い夏の2日間を楽しんでいた。
 キャンプ終了後に回収された参加者へのアンケートでは、鮎のつかみ取りに対して「大人も必死になって楽しめる企画でした」、ビンゴ大会に対しては「景品を少なくして、その分、商品を豪華にしては?」、キャンプ全体に対しては「次回も参加したい」「せっかくの機会なのに、これまでの雨のせいで川が増水していて入れないのが残念だった」などの意見が寄せられた。これに対して青年部は「改善できるところはして、来年はもっと楽しく盛り上がるキャンプにしたい」と意気込みを語ってくれた。

フェア開催を前に
藤岡中部支社長を取材
中部グランドフェア2019に向けて

 ユアサ商事中部支社(名古屋市名東区)の藤岡正一支社長は7月18日(木)、『産業とくらしの中部グランドフェア2019』(以下、GFと表記)の開催を目前に控え、我々の取材に応じてくれた。
 中部ユアサやまずみ会(峰澤彰宏会長・MINEZAWA社長)が主催するGFは、9月6日(金)と7日(土)の2日間にわたり、名古屋市港区のポートメッセなごや3号館で開催される。グランドフェア2019は、7月5日(金)・6日(土)の関東(開催済み)を皮切りに、7月19日(金)・20日(土)の東北(開催済み)、中部、9月13日(金)・14日(土)の九州(マリンメッセ福岡)、そして9月20日(金)・21日(土)の関西(インテックス大阪)と全国各地で開催される。
 本年度の全国統一テーマは『Growing Together〜ともに新しい未来へ〜』だ。このテーマのもと、展示場内は「テーマゾーン」「工業ゾーン」「住環境ゾーン」「建設ゾーン」に分けられ、豊富な商品群が一堂に展示される。
 藤岡支社長はインタビューのなかで「貿易摩擦、消費税増税などさまざまな問題があるなかで産業とくらしが直面する課題について新たなご提案をいたします。GFにどうぞお越しください」と語ってくれた。GFについては弊紙でも今後、特集を組む予定だ。

2019年6月の工作機械受注額
32か月ぶりの1000億円割れ
日工会 設備投資への慎重姿勢が継続

 日本工作機械工業会(日工会、会長=飯村幸生氏・東芝機械会長)が7月23日発表した2019年6月の工作機械受注実績調査報告によると、6月の受注総額は前年同月比37・9%減の989億円となり、9か月連続で減少した。受注総額が1000億円を割るのは32か月ぶり。米中貿易摩擦の影響などで需要の停滞が続いているとみられる。
 内外需別にみると、内需は同40・1%減の377億円で、7か月連続の減少。自動車や航空・造船関連の大型受注がなく、29か月ぶりの400億円割れとなった。
 また、外需は同36・4%減の612億円となり、9か月連続で減少した。中国での自動車の大幅減などが影響し、31か月ぶりの650億円割れとなった。
 内需の内訳をみると、主要業種である一般機械は同35・4%減の160億円で、産業機械等が29か月ぶりの140億円割れ、金型は3か月ぶりの20億円超となった。自動車は同50・2%減の107億円で、自動車部品が2か月ぶりの90億円割れ、完成車は28か月ぶりの30億円割れ。世界経済が不透明な中、中小部品メーカーを中心に慎重な動きが継続しているとみられる。
 外需の内訳では、アジアが同44・4%減の250億円となり、13か月連続の減少で弱含み。欧州は同33・4%減の142億円で、「ロシア・その他」を除くすべての国・地域で減少した。北米は同26・0%減の211億円で、5か月連続の減少となったが、29か月連続の200億円超と堅調を持続している。
 2019年上期(1〜6月)の受注総額は前年同期比29・3%減の6819億円となり、2半期連続で減少。内需は同30・6%減の2663億円で、全11業種で減少した。また、外需は同28・4%減の4156億円。主要3極(アジア、欧州、北米)ともに減少したが、北米は高水準を持続している。外需比率は60・9%で、前期(2018年下期)から3・9ポイント上昇、前年同期(2018年上期)から0・7ポイント上昇した。
 同会は「米中貿易摩擦により、内外需とも設備投資に対し慎重姿勢が継続。今後も通商問題やイラン情勢、中国経済の回復動向を注視」していくとしている。

5軸・複合加工の活用・高効率化をサポート
「Mastercam2020」バレル工具による5軸加工
ゼネテック 8月1日より提供開始

 ゼネテック(社長=上野憲二氏、本社=東京都新宿区)は7月24日、3次元CAD/CAMシステム「Mastercam(マスターキャム)」の日本語最新版『Mastercam2020』の提供を8月1日より開始すると発表した。
 新バージョンでは、Mastercam使用ユーザーの要望を中心に、操作性の改善と機能向上を実現。前バージョンから追加されたサークルセグメントエンドミルの対応工具もさらに拡充され、5軸・複合加工機の能力を活かした高効率加工に威力を発揮する。
 同社では顧客の生産性向上の実現に向けて、同製品の保守加入ユーザーに対し、加工経験を有する技術者が顧客の利用環境に応じたサポートサービスを提供する。
 【Mastercam2020の主な新機能・特長】
 ■Mill(CAM)
 ソリッドモデルから複数エアーカット領域、外側エッジ、開口部、ボス、キャビティなどの要素をワンクリックで自動認識、ツールパス作成時の図形選択作業を簡略化。
 シルエット境界を自動認識、複雑な外形認識も可能。
 ■Tool(対応工具の追加)
 バレル形状、レンズ形状に加え、その複合形状であるレンズバレル形状を追加し、1本の工具で様々な曲面に対する効率的な加工を実現。更に簡単なパラメタ設定で定義可能なオーバル形状の追加により、豊富な高効率仕上げ工具の活用が可能。
 ■Lathe(旋盤)
 3D工具のプレビュー表示対応により、容易なライブラリ内の工具識別が可能。
 刃先チップとホルダのライブラリ分割登録が可能。
 刃先チップのパラメトリック作成が可能。
 ■操作性強化
 チェインメニューのダイアログレイアウトの刷新。
 ワイヤフレーム、ソリッド、サーフェス選択時、リボンへ“次に使用する可能性の高いツール”の予測表示が可能。
 Mastercamで使用する工具情報を、MachiningCloudからアセンブリデータにてダウンロード可能。(https://www.machiningcloud.com/
 【その他機能・特長】
 ■ダイナミックモーションテクノロジー(CAM)
 高送りと深い切込みによって1回あたりの切込み量を増やし、トータルの切削距離を短くすることで、加工の大幅な効率化と工具負荷の軽減を両立させるMastercamの独自技術。最も短い加工計算時間を実現し、高速加工向け各種新機能と併用が可能。
 ■プライムターニング(旋盤)
 通常旋削である押し加工の他、引き加工も行えるため、全ての方向への旋削が可能。無駄な退避動作を加工動作に変え、加工効率と工具寿命が向上。
 ■バレル工具への対応
 全てのサークルセグメントツールに対応。ボールエンドミルでの加工と比較し、約30%以上の切削時間短縮となり、面品位の向上も同時に実現。
 なお、同製品は、10月2〜4日にインテックス大阪で開催される『第22回[関西]設計・製造ソリューション展』と、10月23〜26日にポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される『メカトロテックジャパン2019』に出品される予定。

2019年7月21日(日)2713号
全議案を承認、新たに3社入会
嶋ア会長留任4期目へ
岐阜機工会 第7回通常総会を開催

 岐阜機工会(会長=嶋ア晴久氏・シマザキ商会社長)は、7月2日午後6時30分より岐阜市内のホテルリソル岐阜において、第7回通常総会を開催した。来賓を含めて85名が出席した。役員改選では嶋ア会長はじめ7名が留任。新たに、幹事に伊藤徳行氏(山善岐阜支店長)、会計監査に小林伸崇氏(梅村本店岐阜営業所長)がそれぞれ就任した。
 総会の司会進行を徳永和也総務幹事(徳光社長)が務め、司会者より会員総数69社中、58社出席、委任状出席9社で総会が成立すると報告された。
 嶋ア会長が6月20日に開かれた全日本機械工具商連合会(全機工連)通常総会の報告を含めて挨拶した(要旨別掲)。
 議長に高橋直正副会長(澤商社長)を選出して議案審議に入り、第1号議案=平成30年度事業報告(輿宗太郎幹事・KSコシ商会社長)、第2号議案=平成30年度収支決算報告(市橋定之会計幹事・市橋商店社長)及び監査報告を一括審議し、承認した。
 第3号議案=令和元年度事業計画案(輿幹事)、第4号議案=令和元年度収支予算案(市橋会計幹事)についても一括審議し、原案通り承認可決した。
 第5号議案=役員改選は、提出された改選案を審議し、原案通り承認可決した。新役員は次の通り(敬称略)。
 会長=嶋ア晴久(シマザキ商会)▽副会長=高橋直正(澤商)▽会計幹事=市橋定之(市橋商店)▽総務幹事=徳永和也(徳光)▽幹事=林修史(ダイヤトイシ)▽同=輿宗太郎(KSコシ商会)▽同=渡辺宗晃(三信商会)▽同=伊藤徳行(山善岐阜支店)※新任▽会計監査=小林伸崇(梅村本店岐阜営業所)※新任。
 第6号議案=その他、会員の異動について、徳永総務幹事より新入会3社(大垣機工、タグチ、武芸機販)が報告された。
 来賓挨拶では大島達也岐阜県中小企業団体中央会企画振興課長が「本日は、岐阜機工会第7回総会の開催、誠におめでとうございます。わが国の経済状態は回復傾向と言われていますが、中小企業経営者の中には、回復の実感が薄いというのが現実ではないかと思います。また、人材不足が切実な問題となっていますし、加えて10月の消費税率引き上げによる増税もあり、先行き不透明です。貴会は、産業機械メーカー、商社などの連携、情報交換の場を提供するなど、岐阜県下の工具商の業界団体として、会員の皆様の企業経営に多大な成果を上げておられます」と述べた上で、中央会の活動(取り組み)の紹介を行い、参加企業の繁栄を祈念して挨拶を締めくくった。
 総会後は懇親会が開かれ、伊藤徳行山善岐阜支店長の音頭で乾杯。和やかに歓談して親睦を深め、本村真希三菱日立ツール部長の中締めでお開きとした。
 【今後の主な事業予定】8月2日・ビアガーデンの集い(於ホテルグランヴェール岐山)▽9月28日・第7回ゴルフコンペ(於やまがたゴルフ倶楽部)▽10月16日・第43回全機工連大阪大会(於ホテルニューオータニ大阪)▽令和2年1月・新年賀詞交歓会(会場未定)▽同2月・全機工連中部ブロック会議(会場未定)▽同5月・ボウリング大会(会場未定)。この他、幹事会を3回(8月、11月、4月)に開催予定。
 【嶋ア会長挨拶要旨】
 本日はお忙しい中をお集まりいただき、ありがとうございます。全機工連の総会がありましたので、そこで報告された内容を合わせて、私の挨拶とさせていただきます。
 機械工具業界の現況として、2018年は北海道から九州まで概ね業績は皆さん順調であったということです。2018年(1〜12月)の統計では、中部(愛知・岐阜・三重・遠州)の組合員の約60%が過去最高の売上高を更新しました。ところが直近の1〜5月については中部が激減し、前年同期を上回ったところが約30%、ほぼ横ばいも約30%。4割近くの会社が前年同期が良すぎたこともあり減少でした。
 工作機械の販売台数、販売額等を見ると顕著に現れており、日工販の数字は、2018年1〜12月が1兆8110億円、今年の1〜5月が5810億円(前年同期は7560億円)、1月から5か月間で1700億円強の減少となっています。
 ただ、超硬工具、ハイス工具、CBN・ダイヤモンド等々は、2018年度(4〜3月)の統計で約5300億円、リーマンショック前が5000億円だったので、切削系に関しては300億円増えています。
 我々が取り扱っている商材は色々あり、実際の数字はこの5300億円の数倍、何兆円規模であると思います。全機工連でこの数字を出そうという話になり、今年1年ほどかけて調査をするはずです。組合員全社にアンケートが届くと思いますので、是非ご協力をお願いします。
 その他、10月16日に大阪で、3年に一度の全機工連全国大会が開催されます。また、2年に一度開かれる全国若手交流会が、三重の青年部が中心となり、来年の2月7日に四日市シティホテルで行われることが決まっています。いずれもご案内が行くと思いますので、ご出席のほど宜しくお願いします。
 最後に、皆様方の会社のご繁栄と皆様方のご健勝を祈念しまして、挨拶に代えさせていただきます。

全員例会、ゴルフ部会など
行事担当理事を選任
岐阜県管工機材商組合 7月度理事会を開催

 岐阜県管工機材商組合(理事長=渡部勝裕氏・大東社長)は、7月4日午後5時より岐阜市長良川河畔の岐阜グランドホテルにて定例の理事会を開いた。全理事が出席して、今年度の主な行事の担当理事、開催時期などを決めた。
 冒頭、渡部理事長が挨拶で「今年は働き方改革≠ニいうことで、先般、講習に行ってきました。働き方改革を行う企業が良いのではなく、やらない企業がこれから生き残れなくなる。具体的には、規定時間内でやりきる、残業ゼロを目指す、8時間でやりきる。また、多様な価値観に寛容な組織が勝つ時代になる。これに取り組んでいる会社も多くなり、放置していたら取り残される時代になってきている、と仰っていました」などと話した。
 同理事会の議題は、@賀詞交歓会開催日打ち合わせA第75回ゴルフ会結果報告B令和元年度行事担当理事選任など。
 賀詞交歓会の開催日については、愛知県管工機材商業協同組合の賀詞交歓会が来年の1月21日に決定していることを配慮し、翌日の22日に開催することとした。会場は岐阜グランドホテル。
 4月4日に岐阜関カントリー倶楽部で開催した第75回ゴルフ会は、廣瀬功理事(瓶由社長)が優勝した。次回の第76回ゴルフ会は10月9日を予定。廣瀬理事と森浩理事(山兼社長)が担当する。
 今年度の行事担当理事は、次のように選任された。
●ゴルフ部会(10月9日、3月)…廣瀬理事、森理事
●新年賀詞交歓会(1月22日)…渡部理事長、白木伸道副理事長(白木商会社長)
●全員例会(9月5日、2月)…渡部理事長、廣瀬理事
 その他、賛助会員である栗本鐵工所の退会届提出が事務局より報告され、同社の退会を承認した。
 次回理事会は9月5日、岐阜グランドホテルで午後5時から開催。理事会後は全員例会が行われる。

新理事メンバーも加わり若返る
部会担当の変更などを審議
静岡県管工機材商組合 6月理事会を開催

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は6月14日午後3時より静岡市内のホテル「シティオ静岡」にて理事会を開き、新メンバーの伊藤柳一理事(ヌマカン社長)、大河公也理事(大河機材社長)を加えた理事9名が出席して、部会担当の変更、今後の行事などについて協議した。
 冒頭、一色理事長より挨拶があり、続いて議事に入った。
 議題は@新メンバーなど紹介A賛助会員入会申し込みB管機連総会についてC部会担当変更についてD役員コンペについてE組合研修旅行について―など。
 新メンバーの紹介では、伊藤理事、大河理事より自己紹介が行われた。野村勝也理事(野村商店社長)は所用のため欠席、次回7月の理事会から出席する。
 賛助会員入会については、東芝キヤリア浜松営業所、ゼンシン、コロナの3社から入会申し込みがあったことが報告された。また、日東エルマテリアルより退会の申し込みがあり、これを承認した。
 6月10日にホテルグランドアーク半蔵門で開催された管機連(全国管工機材商業連合会)総会に、一色理事長らが出席した。管機連コンペの話などがあったが、静岡は不参加。伊藤理事は神奈川所属で参加する。また、9月11日に理事会(大阪)、翌12日には大阪組合主催の展示会参加が要請され、これを承認した。その他、新入社員教育用冊子の完成が報告された。必要な時は1冊1000円にて販売する(東京組合)。
 部会担当の変更については、新メンバーの参加(世代交代による入れ替え)などに伴い、綿密に審議された。
 役員コンペについては、担当の金子光彦理事(金子管材社長)より8月27日に行うことが発表された。
 組合研修旅行は、12月11〜14日を予定。訪問先は台北。参加希望者を募集する。
 その他、賛助会員のメンバーより会則閲覧の希望があり、これを承認した。
 当日はポンプ部会が併催され、理事会前に賛助会員のテラル静岡営業所・杉野所長が新型加圧給水ユニットの紹介、送風機設置の設計施工PRなどを行った。
東京組合発刊の教育用冊子を配付
静岡県管工機材商組合 7月理事会を開催

 静岡県管工機材商組合は、7月5日午後3時より静岡市内のホテル「シティオ静岡」にて理事会を開催した。
 新任の野村勝也理事(野村商店社長)を含めた理事10名が出席し、@新メンバーなど紹介A賛助会員入会申し込みB「管工機材の教科書」についてC大阪組合からの依頼についてD役員コンペについてE組合研修旅行について―を話し合った。
 新メンバーの紹介では、野村理事より自己紹介が行われた。
 賛助会員の入会について、東芝キヤリア浜松営業所が下期から入会することを承認した。
 「管工機材の教科書」(東京組合発刊)については、組合員に1冊ずつ支給することを決定。追加が欲しい会員は事務局に連絡する。追加分は1冊1000円。申し込みは印刷の都合上、7月末日までとすることを確認した。
 大阪組合より、9月11日の管機連理事会の際に各組合青年部などの若手の参加を期待されたが、静岡には青年部などの組織が未整備のため、一色理事長のみの参加とすることを確認した。
 8月27日に開催する役員コンペについて、金子光彦理事(金子管材社長)より8名が参加予定であると報告された。
 組合研修旅行については、案内を7月4日に発送した。日程は12月11〜14日を予定。
 同日併催された衛陶・水栓部会では、リクシル静岡支店の藤本課長と同浜松営業所の牧野課長より《みんなにトイレを》プロジェクトについて紹介された。

最長21mのケーブルを巻取るスプリング式システム
新しいeスプール標準製品を開発
イグス 収納力と積載量を高めた最適構造

 イグス(東京都墨田区)は、様々な用途環境で動力、媒体、光ファイバーケーブルなどをまとめてガイドできる省スペースなシステム「eスプール」に、より長い距離で利用できる新しい標準製品を開発した。
 コンパクトなスプリング式eスプールは、舞台技術や石油プラットフォーム、プロセスクレーンなど、地上の高所や地中深く狭い場所でもケーブルを確実に引き出すことができ、一般的なケーブルドラムに代わる選択肢となる。画期的な特長は次の2つ。
 @eスプールは、電力だけでなく、データや圧縮空気、液体等あらゆる媒体を1つにまとめて伝送できるソリューション。狭い場所で様々なケーブルを1つのシステムにまとめて途切れなく接続可能にするだけでなく、ケーブル交換や追加も随時行える。
 Aeスプールには高価なスリップリングは不要。ケーブルの絡まりを防ぐため、2種類のシステムを1つにまとめている。ガイドローラーを装備した標準型エナジーチェーンが、内蔵された巻戻しスプリングで長さや引張力を常に最適に調整し、ツイスターバンドが回転動作を確保する。特殊構造により、あらゆる方向への動作が可能。
 新型eスプールは、最長21mのケーブルやホースを巻取るスプリング式システム。スプリング式で最長14mの標準型eスプールと、オフショアやオペラハウスなどの大型プロジェクトで使われるモータドライブ式長距離型のeスプールパワーの中間で欠けていた領域をカバーする。
 新型エナジーチェーンシステムには、これまでよりも高い収納力をもつ大型のツイスターバンドを装備。また、今まで以上に高い積載量や引出し長さを実現するため、安定感の高い閉鎖型のボディや、巻戻し防止のための強化型底面プレートも装備した。より強い力に対応できるよう、ばね力を調整するために最適化されたメカニズムも採用している。
 新型eスプールは、高負荷対応のばねを2個搭載したスプリング式の標準品と、特注品としてモータ駆動バージョンを用意している。

「第2回3Dソリューション・ 
 アプリケーションセミナー」
イリス 7月30日(火)〜8月1日(木)開催

 産業機械商社のイリス(社長=フランク・オーバンドルフ氏、所在地=東京都品川区)は7月30日から3日間、東京および名古屋にて「第2回3Dソリューション・アプリケーションセミナー」を開催する。
 国内ゲストスピーカーによる3Dプリント活用事例の紹介をはじめ、海外メーカーの開発者や営業本部長による講演が行われる。
 会場には、BigRep社の大型3Dプリンター(東京会場のみ)、Roboze社の3Dプリンター、Shining3D社の3Dスキャナー各種が展示されるほか、二次加工を施した造形品もサンプル展示される予定。
 セミナー概要
 【開催日】2019年7月30日(火)〜8月1日(木)
 【開催場所】
 (1)7月30日(火)・31日(水)/東京会場…イリス東京本社ビル1階(東京都品川区上大崎3-12-18、イリスビル)
 (2)8月1日(木)/名古屋会場…JPタワー名古屋ホール&カンファレンス(愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1、KITTE名古屋3階)
 【スケジュール】9時30分〜10時受付▼10時〜10時10分イリス会社説明▼10時10分〜10時50分BigRep社(会社説明・講演)▼10時50分〜11時30分Roboze社(会社説明・講演)▼11時30分〜12時10分SPEE3D社(会社説明・講演)▼12時10分〜13時昼休憩▼13時〜13時40分兵庫県立工業技術センター(3Dプリント活用事例)▼13時40分〜14時20分Polylink(3Dデータ作製法や編集方法)▼14時20分〜14時40分休憩▼14時40分〜15時20分3Dプリンティングコーポレーション(3Dプリント活用事例)▼15時20分〜16時エムトピア(3Dプリント活用事例)▼16時〜16時40分伊福精密(3Dプリント活用事例)〈※7月30日、8月1日のみ〉▼16時40分〜16時45分まとめ▼16時45分〜17時30分フリーディスカッション
 【参加費】無料
 【本イベントに関する問合せ先】イリス(担当・杉本氏)、メールt.sugimoto@illies.com、電話06-6252-6891

全ネジソケットアダプター(W3/"8用)新発売
電動・手動マルチタイプ
トップ工業 軽天作業時の吊ボルト着脱に

 トップ工業(社長=石井真人氏、本社=新潟県三条市)は、軽天作業時の吊ボルト着脱に便利な「全ネジソケットアダプター(W3/8"用)ZSA-3」の販売を開始した。
 同製品は、工具に接続してマルチに使えるアダプター。対辺17oの12角ソケット対応で、電動工具・手動工具の両方に接続できる。
 軽天ソケットに接続できるため300〜700o延長も可能。空調関連、電気工事の組み立て・解体作業などに適している。また、正転・逆転どちらにも使用できる。
 電動工具接続例として、軽天ソケット(ESL-173、ESL-175、ESL-177)使用▽12角ソケット(ESS-17)使用。手動工具接続例として、首振りロックラチェットコンビ(FRC-17LK)使用▽短ガチャストレート(RM-17×19CSN)の17o側使用▽4サイズ板ラチェット(PRW-7S)の17o側使用―を挙げている。
 製品サイズは、全長45o、重量115g。標準価格は3350円(税抜)。

新たな価値を生み出し変化に対応
新中期経営計画の概要を説明
2019名古屋山善エース会開催

 山善名古屋支社(支社長=吉村泰典上級執行役員)は、5月24日午後2時より名古屋市中区のヒルトン名古屋にて「2019名古屋山善エース会」を開催した。第1部総会には同社の主力販売店である会員103社が出席。名古屋支社の現況報告などが行われた。長尾雄次山善社長は挨拶で、同社の2019年3月期の売上高が過去最高の5263億6400万円となり「専門商社として悲願であった売上高5000億円の壁をスケジュール通り打ち破ることができた」と報告、さらに持続的成長を目指して今期からスタートした新3か年中期経営計画について説明した。第2部講演会からはメーカー顧問会会員27社も参加し、第3部の懇親会も含めて交流を深めた。
 総会の開会にあたり、吉村支社長が挨拶し、総会出席と日頃の愛顧に対して御礼を述べた後、名古屋支社の現況報告を行った。
 名古屋支社の2019年3月期(第73期)の売上高は、前期比12%増となった。事業別では機械事業部が14%増、機工事業部が11%増で、両事業部とも2桁以上の成長。エース会会員の売上ウェイトは72%となり、前期を上回った。
 次いで、エース会を代表して羽賀象二郎東陽社長が挨拶に立ち「今年に入って、中国で売上が伸びない、機械受注が伸びないなど、経済の調子がいまいち良くない。さらにこの地域の自動車産業が、新しいものに取り組んでいかなければならないと、CASEと言われるものに対する開発にお金を使う。だから現行品にはお金を使わない。この先どうなるか非常に悩ましいところですが、山善様が、新しく素晴らしい商品、そして我々がなかなか見つけられない、お客様のニーズにしっかりとマッチする商品を紹介してくださると、我々の活路が開けるのではないかと思います。我々は山善様と一緒になって、この先、自分たちの未来を切り開いていきたいと思います」と話した。
 続いて、長尾山善社長が「大変ご多用のところ、主力お得意先の経営陣の方々にご出席をいただき、誠にありがとうございます。令和となり新時代の幕が開き、気持ちを新たに革新と創造を旗印に、役に立つ商社・山善としてその役割を果たし、期待に応えて、共々に持続的な成長をしていきたい」と挨拶し、同社の2019年3月期連結決算報告と新年度の取り組みについて紹介した。
 2019年3月期は、売上高が前期比6%増の5263億6400万円、営業利益が同17%増の179億9700万円、当期純利益が同19%増の121億8400万円となった。前中期経営計画(ONEXT YAMAZEN 2018)の最終年度となり、期中に上方修正した売上高5200億円、営業利益170億円の計画を上回った。「昨年後半から、世界経済、特に中華圏の変調をまともに受け、対前期伸び率では、第3四半期の12月までは順調だったが、その後1〜3月の第4四半期は尻すぼみとなった。年間としては、売上高、各利益項目とも過去最高を記録した」と述べた。
 前中期経営計画では、事業再編として組織の抜本的な改革に着手した。
 また、新たな取り組みとして、山善の国内主要拠点にBCPを導入。被災地の復旧活動などレジリエンス体制の強化を積極的に推進した。同時に、企業のPCB策定コンサルティングから設備導入に至るまでをワンストップでサポートするビーシーパースを展開している。さらに昨年度から事業展開している、山善オリジナルのゼロエネルギー住宅「ZePlus」は高い耐震性に加えて、災害発生時の停電にも備える住宅で、これらの取り組みがレジリエンスジャパン推進協議会で評価され、ジャパン・レジリエンス・アワードの優秀賞を3年連続で受賞した。
 新中期経営計画「CROSSING YAMAZEN 2021」では、生産財、消費財を問わずその垣根を越えて、単なる足し算ではなく各事業ドメインを掛け合わせヒト・モノ・コト・情報をクロスさせることで、ユーザー目線での新しい価値を見出していく。
 具体的には、機械事業部と機工事業部が連携し、自動化、ロボット化のエンジニアリング機能を進化させた専門集団となって、巨大市場に打って出る。また、事業部門ごとに温めていた、商品市場の特性に対応するノウハウや経験値、また顧客のニーズを、事業部をまたいで吸い上げ、多様なニーズに応えることで総合力という提供価値を生み出し、他社との差異化を図る経営戦略。エース会にとっても、総合的な価値づくりに結び付けていけるようにとの強い思いがある。
 新中期経営計画では最終年度となる2022年3月期(第76期)の売上高6100億円、営業利益220億円を目指し、その達成に向け5つの大方針「国内事業の強化」「グローバル展開の加速」「機能商社化による収益力強化」「eコマースの拡充」「事業拡大を支える経営基盤の強化」を掲げている。
 投資計画については、今後5年間で、総額600億円の投資枠を設定。内訳は事業承継支援・M&A・新規事業等に200億円、新システム初期構築費用に100億円、物流整備等に300億円とし、持続的成長に向けた積極的な投資を履行していく。
 今期の事業環境の見通しについて長尾社長は「生産財分野においては、昨年後半から潮目が大きく変わってきて、中華圏の生産財事業で逆風を受けた。しかし、ここにきて前向きな要素もたくさんあり、次の回復局面に備えた生産体制強化の準備に余念のない企業の動きが出てくるか。潮目はまた変わりつつある。市場の環境をしっかりと見極めて、攻めの姿勢を貫いていく」と話し、2020年3月期(第74期)は、売上高5300億円(前期比0・7%増)、営業利益160億円(同11・1%減)、当期純利益110億円(同9・7%減)を最下限に取り組んでいく。成長のための投資費用を計画しているため営業利益は減少を見込む。
 最後に長尾社長は、「今、世界経済は目まぐるしく激変をしている。その変化に柔軟に対応できる力が求められており、社員には常々『我々は変化対応業だ』と言っている。変化に対応しつつも持続的に成長して行くために、変化しなければならないことと、決して変えてはならないこと、つまり不易流行を基本として取り組んでいく。ますます緊張感をもって頑張ってまいりたい。本年度も山善グループは、エース会のメンバーの皆様との連帯と共存の絆を更に強くして、相互発展を目指していく所存です。引き続き格別なるご支援、ご協力を賜りますようお願いします」と締めくくった。
 この後、役員および名古屋支社部門長の紹介があり、以上で第1部総会を終了した。
 第2部講演会では、落語家で医学博士の立川らく朝氏が「“笑えば治る”健康と笑いの関連性」と題して講演。
 講演会の後は懇親会が催され、出席者相互の情報交換が図られた。

三菱マテリアル 新製品紹介
溝入れ用バイト 「GYシリーズ」 に
アルミニウム合金加工用インサートを追加

三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=中村伸一氏、住所=東京都千代田区)は、溝入れ用バイト「GYシリーズ」にアルミニウム合金加工用インサートを追加し、販売を開始した。
 溝入れ用バイト「GYシリーズ」は、多彩なホルダ、インサートの組み合わせにより、外径、内径、端面への溝入れ加工に対応可能な旋削工具。今回、アルミニウム合金加工用インサートを追加し、使用用途をさらに拡大させた。
 溝入れ用バイト「GYシリーズ」アルミニウム合金加工用インサートは、ブレーカ幅をせまく設定し、小さな切りくずカール半径を実現。強すくい角設計により、低抵抗を実現する。また、刃先をシャープエッジとし、優れた耐溶着性を実現する。
 追加発売されたのは、溝入れ用バイト「GYシリーズ」アルミニウム合金加工用「GLブレーカ」インサート、刃幅2・0o、2・5o、3・0oの3アイテム。標準価格(税抜)は1960円〜2150円。
溝入れ用バイト「GYシリーズ」と
溝入れ突切り用バイト「GWシリーズ」に
ブランクインサートを追加

 三菱マテリアル加工事業カンパニーは、溝入れ用バイト「GYシリーズ」および溝入れ突切り用バイト「GWシリーズ」にブランクインサートを追加し、販売を開始した。
 溝入れ用バイト「GYシリーズ」は、多彩なホルダ、インサートの組み合わせにより、外径、内径、端面への溝入れ加工に対応。「GWシリーズ」は、シンプルでありながら強固に取り付けられるクランプ機能をもつ溝入れ突切りバイトである。
 今回、「GWシリーズ」にブランクインサートを、「GYシリーズ」のブランクインサートに刃幅を追加し、使用用途をさらに拡大させた。
 「GYシリーズ」「GWシリーズ」のブランクインサートは、さまざまな形状に追加工することにより、必要な溝形状の加工が可能。汎用性に優れた材種「RT9020」は、強靭な超硬合金を採用し、さまざまな加工形態を実現する。耐摩耗性に優れた材種「RT9010」は、安定加工の際に寿命延長が可能となる。
 追加発売されたのは、溝入れバイト「GYシリーズ」ブランクインサート、刃幅7サイズ・3材種、20アイテム。標準価格(税抜)は1230円〜2170円。
 溝入れ突切り用バイト「GWシリーズ」ブランクインサート、刃幅4サイズ・2材種、8アイテム。標準価格(税抜)は1080円〜1350円。

総受注高29・2%減の351億円
7か月連続で前年下回る
中部経済産業局 令和元年5月度金属工作機械受注

 中部経済産業局が6月28日に発表した令和元年5月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、FUJI、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比29・2%減の351億6300万円となり、7か月連続で前年を下回った。前月比は1・2%増だった。
 国内受注は、前年同月比37・5%減の119億9200万円となり、6か月連続で前年を下回った。前月比は8・2%減だった。
 主力の一般機械工業向けが前年同月比38・1%減の55億700万円と7か月連続で前年を下回り、自動車工業向けも同46・5%減の39億1400万円と6か月連続で前年を下回った。
 海外受注は、前年同月比24・0%減の231億7100万円となり、7か月連続で前年を下回った。前月比は6・8%増だった。海外受注比率は前年同月を4・5ポイント上回る65・9%。
 北米向けが前年同月比20・2%減と4か月連続で前年を下回り、ヨーロッパ向けが同27・0%減、アジア向けが同24・8%減とともに7か月連続で前年を下回った。シェアは、アジア(トルコを含む)向け41・5%、北米向け31・0%、ヨーロッパ向け25・6%となっている。
 国別にみると、1位の中国が66億5500万円(前年同月比23・6%減)、以下、アメリカ66億100万円(同15・4%減)、ドイツ22億円(同0・1%増)、イタリア9億600万円(同29・7%減)、台湾8億2500万円(同11・7%減)の順となった。
 販売額は、前年同月比1・3%減の331億8300万円となり、18か月ぶりに前年を下回った。前月比は20・2%増だった。
 受注残高は、前年同月比9・5%減の2167億6100万円となり、2か月連続で前年を下回った。前月比は1・5%減だった。

パネルディスカッションで会員に聞く
海外進出の実際は?
名機工同友会 6月例会開催

 名機工同友会(吉野栄一会長・吉野機械工具社長)は6月24日(月)、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で6月例会を開催。会員らおよそ20名が参加した。今回は、海外で事業展開している同会会員4名をパネリストに『海外に進出した頃の状況と現状、そして未来』をテーマにパネルディスカッションが開催された。
 コーディネーターを務めた吉野会長から「海外に積極的に事業展開している4社の方に、実際のところはどうなのかという話を伺いたいと思います。皆さんに刺激のある話を4社の方にしていただき、名機工同友会らしい本音の話を聞かせていただければと思います」と、今回のパネルディスカッションの企画意図などが語られ、水野隆次氏(共栄商会社長)、和久田修志氏(ビーティーティー社長)、鈴木俊雄氏(マルマン商事会長)、林正人氏(広商NEXUS社長)、以上4名のパネリストが紹介された。興味深い内容なので、少々長いが、ぜひとも読んでいただきたい。
     ◇
 吉野氏▽最近、米中貿易摩擦の影響もあり、かなり中国国内が冷え込んでいると聞きます。中国に進出してみえる方はどう思っていらっしゃるのかお聞かせください。
 水野氏▽リーマンショック後の2010年10月頃、弊社含め4社で日本に貿易会社を設立し、その後、中国に独自の会社を作りました。リーマンショックによる急激なブレーキから中国に活路を見出そうと他の3社と合意しました。共栄商会としてはフィリピンにお客さまが居て、規模は小さいですがコンドミニアムを借り、社員を定期的に行かせてお客さまをフォローしています。
 吉野氏▽最初に海外に出られたとき、お客さまからWell Comeというお声がけはあったのでしょうか?
 水野氏▽それは特に無いです。現地では、日本のものだろうとローカルなものだろうと、ほぼ何でもやっているお客さまはでき上がってしまっています。現地で共栄商会は日系企業だということを伝えお伺いしても、なにか特定なモノがないとなかなか受け入れてもらえないのが現状です。
 吉野氏▽お客さまは100%日系企業?
 水野氏▽弊社のお客さまは100%日系企業です。中国の会社には日本語の話せる、信頼できる中国人を総経理として置き、日系企業を回らせています。
 和久田氏▽弊社は会社として進出したのではなく、2013年1月、とある会社の社長から「再研磨事業をタイでやりたいから1人出向させてもらえないだろうか」と依頼を受け、再研磨の仕事を一通りできる社員を1人送り込みました。当初は1年で戻してほしいとその社長に話をしていましたが、再研磨職人を育てるのはなかなか大変で結局何年もかかってしまい、しかもなかなか職人が育たないなどの理由から依頼主は撤退せざるを得なくなりました。
 吉野氏▽マルマン商事さんの展開先は?
 鈴木氏▽中国・上海は2003年11月に設立、ベトナム・ホーチミンは2008年1月、タイ・バンコクにも2014年11月に会社を設立しました。この3拠点ですが、最初のきっかけは特定のユーザーからこちら(海外)に出てきてほしいという依頼があったからでした。
 林氏▽弊社の海外展開の経緯ですが、弊社の売り上げのおよそ15%が中国です。最初に始めたのが米国からの輸入で、シンガポールで開催されたある展示会を訪れたときに、出展していたアメリカ人と知り合いました。その彼との話が膨らんでいき、航空機産業の工具を扱うようになったのがきっかけです。小さなきっかけからでもトライを続けていけば、もちろん失敗も多いですが必ず成功するものです。きっかけは作らなければダメです。ときには恐れずにぶつかってみることも必要です。中国はこれで足掛け7年になります。輸入と輸出をともに行なっていますが、できれば現地調達をと考えています。
 吉野氏▽皆さんにお聞きしますが中国の景気は今、どれほど冷え込んでいるのでしょうか?
 水野氏▽現状、生産が減っているので消耗品とか2〜3割減少しています。ただ、設備等があるので今期(1月〜12月)は何とか良い状態のまま行けるかなと予想しています。やっぱり米中の貿易摩擦問題はかなり厳しいですね。
 吉野氏▽現地に卸商がすでに行っていて、やりづらいということは?
 水野氏▽弊社のお客さまのすべてにすでに入っていますが、規模が大きい卸商がやらないような細かな仕事を弊社では引き受けています。
 吉野氏▽フィリピンは出張ベースとおっしゃっていましたが、フィリピンの現状はどうですか?あと治安面は?
 水野氏▽フィリピンは宝の山≠ナすね。中国などと比べると製造業が非常に少ないですが、これから増えていくと見込んでいます。では、なぜわずか2〜3時間で行けるフィリピンに日本人が行かないのかと言いますと、やっぱり治安の面です。ただ、今は国を挙げて良くしようとしているようなので、昔とはかなり違ってきているとは思います。
 鈴木氏▽私は、海外展開している3か国すべてに半年間ずつ住みました。もちろん言葉が分かりませんので、現地で暮らす日本人に声をかけて助けていただきました。そうやって半年かけて自分ひとりで住んでみたからこそ、そこで会社を作ろうという気になりました。もし海外に出ようと思う方がいらっしゃったら、まずは経営者である自分が行かなければダメだと思います。社員を行かせるにしても、一緒になって現地に会社を立ち上げようと熱意のある社員でなければ、ただの営業マンで終わってしまいますので、それでは決してうまくいきません。ただ、今の中国は人件費も高くなっていて、かつての世界の部品工場≠ニ呼ばれていた中国とはまったく状況が違っていますので、中国へ進出して会社を設立するという時代はもう終わったのかなと思います。それでも、チャンスがあればやってみることも大事だと思いますが、やるのであれば自分が率先してやらないとダメです。
 吉野氏▽鈴木会長が今、自分の身をもって行かれたとおっしゃいました。自分も、現地の日本人の方に「人任せではダメだ。自分が率先して動かないと成功しないよ」と聞きました。現地に骨を埋める覚悟でないとダメなんですね。
 林氏▽中国に会社を作ったとき、中国人で日本語のできる弁護士さんやコンサルタントを紹介してもらいましたが、今から10年くらい前の当時、彼らから「中国人は愛社精神はゼロだと思っておいてください」と聞きました。「そう思っておけば何があっても腹が立たない」とも聞きました。日本人とは感覚がまったく違うんですね。あと、中国などでの商売は日本でのやり方を踏襲するのが良いと思います。こまめに動いて、ニッチなところを狙っていけば、手間はかかりますが、やり方はあるのではないかなと思っております。もうひとつ、日本人の良くできる営業マンを送り込んでもダメだと思います。やるのであれば、現地のしっかりした人間で、日本人のやり方を良く知っていて、さらに信頼できる人をつかまえるか、もしくは自分でやるかだと思います。
 吉野氏▽これから先、国内だけでやっていけるのか? 将来、機械工具商が国際化、グローバル化しないと生き残っていけないのではと不安に思っています。日本で一番遅れているのが、IT化とグローバル化だと言われています。それに気づいていない日本人が非常に多いとも聞きました。国内だけの商売で生き残っていけるのか不安なのですが、最後に皆さんから一言ずついただきたいと思います。
 水野氏▽日本国内でもやれる部分はまだまだあると思います。各会社さまのお考えもあるので何とも言えませんが、決して海外進出イコール成功ではないと思います。やっぱり、向こうの信頼できる人間をつかまえないと、うまくいくものもうまくいかなくなります。一緒にやっていくパートナーを見つけられた我々はラッキーでした。
 和久田氏▽海外進出した社長さんが「出すのは簡単だが、引くのは大変だ。海外でやろうと思ったら覚悟を決めないとダメだ!」とおっしゃっていました。この言葉が非常に印象に残ってます。一度、海外に出てみようかなぁ£度の考えであれば、やめた方が良いです。海外進出は骨を埋める覚悟でやるべきだと思います。
 鈴木氏▽例えば、今のメインのユーザーが海外へ進出していくのに着いていかないと、そこに別の企業に入られてしまって、そこから日本にフィードバックされたら非常に困ることになると思います。そういった意味では、自分の会社のなかで非常に大きなウエイトを占めるユーザーが海外へ進出するのであれば着いていくべきだし、そこで得る情報を日本にフィードバックさせないことは非常に重要なことです。中国だけでなく、海外現地にはすでに多くの商社が進出しているので、そういう大手商社と競争しながらも情報を漏らさないようにすることは大切です。なにより、メインユーザーと他社とのつながりが生まれてしまう可能性もあるからです。海外進出に関してどうしようか迷っている人がもし居るのであれば、それがメインユーザーであるならば着いていくのはアリだと思います。
 林氏▽どうしても海外に進出する必要は無いと思います。人の問題、お金の問題、マーケットの問題と、さまざまな問題がありますから。国内でニッチなところを見つけて生き残っていく方法だってあるはずです。僕の場合は海外展開が夢でもあったのでやっているというところもあります。
 吉野氏▽名機工同友会には、幸いにも海外進出していらっしゃる素晴らしい会社さまが会員にいらっしゃいます。もしも海外へ進出するとき、また出ざるをえないときには今日のこの4名へ相談してみるのがいいのではないでしょうか。
     ◇
 例会・パネルディスカッションが終了し休憩を挟んで懇親会が催され、参加者の活発な意見交換が行われた。最後は徳永和也氏(徳光社長)の中締めの挨拶で閉会となった。次回の名機工同友会は7月23日(火)、東京第一ホテル錦で7月例会・講演会を開催する予定だ。

過去最高の売上高、新製品件数を報告
国内シェアbPへ更なる拡販
中部タンガロイ特約店会 2019年度定時総会開催

 中部タンガロイ特約店会(会長=水谷彰宏氏・東亜機工社長)の2019年度(第27回)定時総会が4月22日、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルで午後3時より開かれ、出席した特約店、代理店が切削工具におけるタンガロイ製品の国内シェアbPを目指し更なる拡販に努めることを確認した。
 総会の開会にあたり、水谷会長が「今朝もある切削メーカーさんが来て、少し暇になってきた、中国、そしてアメリカも受注が大分減ってきた、と話していました。景気については外的要因が大きいですが、皆様にはタンガロイ製品をしっかり売っていただいて、早くタンガロイさんの目標である、国内シェアbPを取れるような形にしていければと思っています。本日はこのあと総会で議事があります。皆様には慎重審議をお願いして、ご意見等があればお聞かせいただきたいと思っています」と挨拶。
 事務局の和田健二タンガロイ中部支店長より、正会員63社中53社の出席により総会が成立すると報告された。
 水谷会長が議長を務めて議案審議を行い、2018年度事業報告、同収支決算報告並びに会計監査結果報告、2019年度事業計画(案)、同収支予算(案)が原案通り承認された。
 役員改選では、水谷会長はじめ全役員の留任が承認された。役員は次の通り(敬称略)。
 会長=水谷彰宏(東亜機工社長)▽副会長=石原清延(石原商事社長)▽会計幹事=嶋ア晴久(シマザキ商会社長)▽幹事=杉木慎一郎(伸榮商會社長)▽同=野崎憲昭(常磐精機社長)▽同=加藤晴彦(新栄商会専務)▽同=曾我康治(アクティーツール社長)。
 賛助会員(代理店)を代表して、田研至井高社長が挨拶に立ち「景気について確かに今年は多少厳しいかとは思っていますが、昨年が良すぎたと私は感じています。5軸機の普及が進んでいかなければならない中で、タンガロイさんが考えた加工法が脚光を浴びるというか、時代がそこに追いついてくる。我々販売する側も、それに対してしっかり理解をし、PRしていく必要があり、タンガロイスクールに多数の方のご参加をお願いしたいと思っています。また、工具管理システムMatrix(マトリックス)も、最近うちの会社で数社引き合いが出てきています。タンガロイさんには新製品を多く出していただいており、我々販売側からすれば非常に戦力になります。皆様方にはタンガロイが国内シェアbPを取れるようにご協力を賜りたいと思っています」と述べた。
 石原副会長の閉会の挨拶で第1部総会を終了した。
 第2部タンガロイ行事では、2018年度成績優良特約店表彰が行われ、注力商品拡販賞4社、新製品拡販賞5社、優秀賞4社、最優秀賞1社が表彰された。
 受賞者を代表して最優秀賞の嶋ア晴久シマザキ商会社長が謝辞で「このような賞をいただきましたこと、大変光栄で嬉しく思っています。我々の業界を取り巻く環境については色々なことが言われていますが、タンガロイさんの新製品を拡販していけばおそらく大丈夫だと確信して、弊社も何とか高い目標ではありますが、新製品比率を50%にしよう、そうすれば自ずと売上も増えてくる、と進めてまいりたいと思っています」と話した。
 続いて、木下聡タンガロイ社長が同社の2018年状況報告と2019年方針説明を行った。主な内容は次の通り。
 自動車産業、工作機械産業に遅ればせながら、切削工具の業界も海外に目を向けているのが現状。2018年は、国内が前年比8%増、海外が11%増。タンガロイの昨年の業績は、国内が9%増となり、業界全体の伸びを1%上回った。海外についても2桁成長を続けている。タンガロイは昨年、過去最高の売上高を達成した。
 現在ドイツでは約45%が5軸の工作機械なのに対して、日本は約15%と、3倍もの差がある。今後、ドイツやアメリカと戦っていくには、プログラムが必要。タンガロイはハードを売るだけではなく、ソフトも提供していく。
 日本機械工具工業会の技術功績賞を昨年は2件(2社)が受賞した。その内の1件が、タンガロイの新製品ラジアスカッタ「DoTwistBall(ドゥー・ツイスト・ボール)」。また、昨年4月に新材種Т9215、12月にT9225を発売。この製品は約25件のパテントを出願、力を入れている。
 昨年は過去最高となる47件の新製品をリリースした。新製品発売件数では競合他社を上回り、9年連続の1位となった。
 2019年は、国内外等を合わせた全体で前年比10%増の売上高を目標としている。国内についても10%増を目指す。昨年の実績は9%増だったが、中部地区は11%増。今年は東部、西部と比較して中部がやや下回っているが、巻き返しを期待する。
 今年の新製品発売目標は35件。タンガロイは、価格競争のスパイラルに入らないような、付加価値を持った新製品を常に開発していく。
 最後に、木下社長は「日本の流通があってのタンガロイです。特約店会の皆様、また賛助会員の皆様のご協力、販路、また情報をキャッチすることをもって、タンガロイは成り立っています。新しい営業本部長の松本にご協力をいただいて、何とか目標に到達できる1年にしたいと思いますので、宜しくお願いします」と締めくくった。
 この後、今年1月に営業本部長に就任した松本憲幸氏が営業本部方針などを説明した。
 第1部、第2部終了後は会場を移して懇親会が催され、参加者は情報交換などをしながら親睦を深めた。

タンガロイ 新製品紹介
テーパねじ加工用「刃先交換式
ThreadMilling」新発売

 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市)は、テーパねじ加工用「刃先交換式ThreadMilling(スレッド・ミリング)」を発売した。
 同製品は、ホルダとインサートの組み合わせにより、JISに規定された管用テーパねじに加えて北米規格のNPTとNPTFねじを、マシニングセンタのヘリカル機能を使って加工する工具。タップよりも切削負荷を軽減することで、信頼性の高い加工を実現する。
 主な特長として、ホルダとインサートの組み合わせにより、JIS管用テーパねじ向けBSPT(11、14TPT)、北米規格のNPT(11・5、14TPT)とNPTF(14TPT)のねじを加工可能。
 また、ホルダから締め付けねじを外さずにインサート交換を可能にしたため、作業中に締め付けねじの脱落や紛失を防ぐことができる。
 超硬製タップを使うと工具破損のリスクが高く、ハイス製タップだと寿命が短く生産性に問題が生じ易いテーパねじ加工だが、同製品を使うことで安定した切削状態と長寿命化の両立が可能となる。
 今回発売されたのは、ホルダ2形番とインサート5形番。
 主な形番と標準価格(税抜)は次の通り。
 ◎ホルダ
 工具径φ17・47(2枚刃)「ETTL25M017W25・0F026R02-PT」…3万9500円
 工具径φ22・2(3枚刃)「ETTL25M022W25・0F043R03-PT」…4万6500円
 ◎インサート
 JIS管用テーパねじ(11TPT用)「TL25SEIR11BSPT」…1万2900円
 NPTねじ用(11・5用)「TL25SEIR11・5NPT」…1万2900円
 NPTFねじ用(14TPT用)「TL25SEIR14NPTF」…1万2900円
 初年度4億円の販売を見込んでいる。
小物部品加工用ISOポジティブインサート
「01ブレーカ」拡充発売

 タンガロイは、小物部品加工用ISOポジティブインサートシリーズ「01ブレーカ」に、新たにコーナR0・4o品を追加、さらに既に発売済のコーナR0・2o品を含めてすべてのコーナRをマイナス公差品に変更して発売した。
 01ブレーカは、切込み0・5o以下の低切込み領域で優れた切りくず処理性を示す仕上げ加工用ブレーカシリーズ。シャープな刃先で小径加工においても優れた加工面を実現する。
 今回、すべてのコーナR品をマイナス公差品としたことで、従来より小物部品加工において要望の多かったワーク隅部RのRmax指示(例=R0・2以下、R0・2Max等)がある加工にも対応可能となった。
 これにより、既に発売済の小物部品加工用第一推奨ブレーカシリーズ「JSブレーカ」と共にあらゆる加工に対応可能となり、切込みや送り条件により最適なブレーカを選択することができる。
 今回拡充発売した01ブレーカは切込み0・5o以下の低切込み側、そして、第一推奨ブレーカであるJSブレーカは0・5-3・0oまでの切込み領域に対応可能な小物部品用ブレーカシリーズになる。
 発売したのは、拡充初品および公差変更品10アイテム。
 主な形番と標準価格(税抜)は、「CCGT09T304F-01 SH725」が1580円、「DCGT070204F-01 SH725」が1310円、「DCGT11T304F-01 SH725」が1860円、「TCGT110204F-01  SH725」が1190円。

“管継手”の製造現場を見学
営業に役立つ管材商品の基礎学ぶ
岡谷管栄会 新人対象勉強会開催

 岡谷鋼機(岡谷篤一社長、名古屋市中区栄)と販売店・メーカーで作る岡谷管栄会(会長=大藪淳一氏・大清社長)は6月14日(金)、同会会員各社に入社3年目までの新人を対象とした管材商品の勉強会ならびに製造現場見学会を日立金属桑名工場(三重県桑名市大福2)および同社CBC中央物流センター(三重県三重郡朝日町)で開催した。今回も、およそ50名の参加者のなかには女性社員が多く見られた。
 座学1限目はアロン化成が講師を務め、継手や雨水マスなど給排水分野商品の役割や種類、使用用途などについて自社商品を例に挙げながら約45分間レクチャーした。2限目は日立金属中日本支社が講師を務め「バルブの基礎」と題しバルブの種類や原理、その用途などについて約45分間レクチャーした。昼食を挟んで3限目は日立金属中日本支社配管グループにより継手や配管の歴史、基本用語、用途別種類の説明などがおよそ1時間行われ、座学の全スケジュールが終了した。
 続いて、参加者は3つの班に分かれ日立金属桑名工場内で「エレクトロフュージョン継手」などの製造現場を、解説を交えながら見学した。その後、車で10分ほど離れたCBC中央物流センターへと移動し商品の入庫、在庫管理から出荷までの流れを学び、この日の全日程が終了した。
 この春、大学を卒業し入社したという女性参加者は終了後「今日の資料を帰ってからも読みこんで、自分たちの取り扱っている商品の基礎をまずは理解して、これからの営業活動に生かせるよう具体的な商品知識をどんどん深めていきたいです」と感想を語ってくれた。彼らの今後の活躍に期待が高まる。

最大開口幅3510oまで対応
外付ブラインドEB
LIXIL 7月1日全国で発売

 LIXIL(東京都千代田区)は、日射を遮りながら光と風を取り入れ快適な住環境を実現する『外付ブラインドEB』を、TOSTEMブランドから2019年7月1日(月)より全国で発売開始した。
 近年の住宅では、窓そのものもの断熱性能も向上し、さらに、天井まで届く窓、ワイドスパンに対応する窓など、とくにリビング空間では、窓の大開口化が好まれる傾向にある。大開口窓のおかげで外とつながる心地良さを実現できる一方で、夏場の日射、プライバシーの確保なども同時に考慮しなければならなくなった。
 今回発売された『外付ブラインドEB』は「住まいはもっと心地良くなれる〜家族が集まるリビングの窓辺を心地良くコントロールする暮らしへ〜」をコンセプトに室内に採りこむ「熱」「風」「光」「視線」を窓の外側でコントロールし、自然のエネルギーを必要なときに必要なだけ活用することを提案する外付ブラインドだ。
 最大開口幅3510oまで対応する本商品は、夏場には窓の外側(室外側)で効果的に日射を遮り、冬場には効率良く太陽のエネルギーを活用することができ、大開口の窓でも1年を通して快適でパッシブな住まいを実現できるという。また、スラットの可動範囲が90度以上になるため、室外の明るさに合わせてスラットの角度を変更し、風と光を室内に採り込むことができるだけでなく、視線を遮ることも可能である。
 さらに、施工面においても位置決め部品やガイドレール固定部品など、構成部品を単純化することにより簡単な施工を実現しているという。
 LIXILは、今後もTOSTEMブランドを通じて住まいの窓・ドアから“豊かで快適、心地良い住生活”を考え、さまざまな商品・サービスを提供していく。
 本商品に関する詳しい問い合わせは、同社お客さま相談センター▽通話料無料のフリーダイヤル=0120(126)001まで。
LIXILグループ
3年連続で選定される
社会的責任投資の代表指数の構成銘柄に

 世界的なインデックスプロバイダーであるFTSE Russell社が設定し社会的責任投資(SRI)の代表指数である「FTSE4Good Global Index」と、性別多様性の分野で優れた取り組みを行っている日本企業を対象としたMSCI社の「MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)」の構成銘柄に、LIXILグループが昨年に引き続き、3年連続で選定された。
 「FTSE4GoodGlobal Index」は環境、社会、ガバナンスのESGの3分野すべてにおいて高い評価を受けた企業が構成銘柄として選定されており、ESGに配慮した経営や情報開示に投資家の関心が高まるなか、投資判断やリスク分析に活用される代表的な指標だ。ESGの3分野それぞれに関して、独立委員会のメンバーが300以上の項目を分析し、企業のリスクレベルや実績を評価している。高い評価を得た企業は長期的な持続可能性が高いと判断される。LIXILグループはトータルスコアで昨年の3・3から4・0にスコアを上げ、さらに日本株を対象とした「FTSE4Good Japan Index」「FTSE Blossom Japan Index」にも選定されている。
 「MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)」は、ESG要素のなかで社会面での企業の取り組みに特化し、女性の管理職や採用比率が高い企業で構成されている。より多くの女性が職場で活躍できるよう、女性の採用や登用を積極的に進める企業は、日本での将来的な労働人口減少による人材不足への対応力が高いとみなされている。
 「MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)」および「FTSE Blossom Japan Index」は、世界最大規模の機関投資家である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)における、ESG投資のベンチマークとなる指数としても知られている。LIXILグループのサステナビリティやコーポレートガバナンスに関する具体的な取り組みについては同社ウェブサイトを参考にしてほしい。
 LIXILグループ社長兼CEOの瀬戸欣哉氏は「LIXILのコーポレート・レスポンシビリティ(CR)に対する強いコミットメントが、改めて世界において高い評価を受けました。CRは未来に対する投資です。これは企業の未来のためだけでなく、私たちが生きるこの社会の未来への投資という意味でもあります。CRおよびESGの重要性は、かつてないほどに大きくなっています。LIXILはこの機会を活かし、様々なステークホルダーからもっと信頼される企業になるべく努力していきます」とコメントを発表している。
 なお、同様の取り組みが評価され、LIXILは「S&P Japan 500 ESG」にも選定されている。これは、国や地域ごとに企業の取り組みをRobecoSAMのCorporate Sustainability Assessmentのスコアを基に選定するS&P ESG銘柄である。

異動情報
 バルブメーカーのベン(社長=鈴木一実氏、本社=東京都大田区)は第96回定時株主総会において、監査役に田中裕史氏(新任)が選任されたと発表した。
 なお、監査役の高橋喜佳氏、上席執行役員の藤田正人氏は、それぞれ顧問に就任。顧問の鈴木弘一氏は任期満了により退任となった。

三菱マテリアル「切削アカデミー」
2019年度下期開催スケジュール公開

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=中村伸一氏、住所=東京都千代田区)は、東日本テクニカルセンター(埼玉県さいたま市)と中部テクニカルセンター(岐阜県安八郡)の2施設で実施している、技術者育成を目的とした切削工具メーカーならではの体系的な研修「切削アカデミー」の今年度下期(2019年10月〜2020年3月)の開催スケジュールを公開した。
 切削アカデミーは2016年度に開講。切削工具ユーザーを対象として、これまでに70回の研修を行い、800名の技術者が受講している。4年目を迎えた今年度は、より直接「ものづくり」のノウハウを織り込むべくカリキュラムの見直しを行い、新しいカリキュラムの提供を開始。上期開催分では毎回定員に近い人が受講し、好評だという。
 新カリキュラムは、加工原理を学ぶ機械加工基礎コースと、旋盤・フライス盤作業ごとの具体的な加工方法を学ぶ、加工形態別コースの「ターニングコース」「ミーリングコース」「ドリリングコース」で構成。従来のトラブルシューティングコースを加工形態ごとのコースに盛り込むことで、技術者育成に一層適した内容となっている。
 【切削アカデミー2019カリキュラム構成】
 ●導入教育
 新入社員導入教育向け…初心者コース
 ●一般教育
 旋盤加工技術者向け…機械加工基礎コース→ターニングコース
 M/C加工技術者向け…機械加工基礎コース→ミーリングコース
 穴加工技術者向け…機械加工基礎コース→ドリリングコース
 ●専門教育
 びびり振動コース
 ※「一般教育」は、機械加工基礎コースを受講後に、加工形態別コースの「ターニングコース」「ミーリングコース」「ドリリングコース」を組み合わせて受講。
 ※「専門教育」は、いずれかの加工形態別コース修了後に受講できる。
 【受講対象】
 切削工具ユーザーおよび機械系学生
 【切削アカデミー開催スケジュール(2019年10月〜2020年3月)】
 ◆機械加工基礎コース…東日本テクニカルセンター(東日本TC)/12月5日▽中部テクニカルセンター(中部TC)/1月16日・2月13日
 ◆ターニングコース…中部TC/12月19日
 ◆ミーリングコース…東日本TC/11月21日▽中部TC/1月30日
 ◆ドリリングコース…東日本TC/2月27日▽中部TC/3月19日
 ◆びびり振動コース…中部TC/10月3日
 開催予定、受講申し込みなど詳細については、WEBサイト(http://carbide.mmc.co.jp/solution/purpose/education/training/academy)にて確認を。
 問い合わせ先は、三菱マテリアル加工事業カンパニー開発本部加工技術センター切削アカデミー事務局=048-641-4247、メールml‐academy@mmc.co.jp

役員人事
日東工器

 日東工器(社長=小形明誠氏、本社=東京都大田区)では6月21日開催の定時株主総会および取締役会において、次の通り役員が選任され就任した。※敬称略
 【取締役】代表取締役会長=御器谷俊雄▽代表取締役社長(社長執行役員)=小形明誠(管理統轄)▽取締役=高田洋子▽同(常務執行役員)=森憲司(技術統轄生産本部長兼建築機器事業部担当)▽同=中川康生▽同=小見山満
 【監査役】監査役=西田豊[新任]▽同=加々美博久▽同=淺井万富[新任]
 【執行役員】常務執行役員=石澤正光(営業統轄営業本部長兼営業推進室長)▽執行役員=新井一成(IR担当)▽同=井上光弘(管理本部長)▽同=千葉隆志(開発本部長)▽同=野口浩臣(総務本部長)

役員人事
東 陽

 東陽(社長=羽賀象二郎氏、本社=愛知県刈谷市)では6月27日開催の定時株主総会において、次の通り取締役および監査役が選任され就任した。※敬称略
 【取締役】代表取締役社長=羽賀象二郎▽専務取締役=酒見知彦(管理部門統括、総務人事部、経営企画部、情報システム部、工事管理部担当)▽同=河村道明(海外事業会社統括、グローバル営業部担当)▽常務取締役=水谷孝志(管理部門統括補佐、経理部、グローバル経理部担当)▽同=近藤裕二(工作機械部、システムエンジニアリング部担当)▽同=戸軽建夫(第一営業部、第三営業部、第五営業部、TMGセンター〈製造部、営業技術部〉担当)▽取締役=夏目勝広(第八営業部、第十営業部担当、和泉支店長)▽同=富田基実(第二営業部、第六営業部、富山営業部、産機システム部、熱処理事業部、市場開発部担当)▽同=中根誠(海外事業会社統括補佐、海外プロジェクト部、グローバル商品部、グリーンエネック部担当)▽同〓小島敏幸[新任](業務物流部、サプライ戦略部担当)▽同=江原勉(北米統括、Precision Tools Service,Inc.、PTS Precision Tools Service de Mexico,S.A de C.V.、PTS Automation,Inc.担当)▽同=長ア俊也(Precision Tools Service(Thailand)Co.,Ltd.、PTS Tool(Thailand)Co.,Ltd.担当)▽取締役会長=羽賀昭雄(非常勤)
 【監査役】常勤監査役=田中正之▽同=宅野一生[新任]▽同=沖田秀幸[新任]

2019年7月714日(日)2711号・2712号
組合員数が2000年に比べて26%減少
会員増強へ向け意見交換
愛機工 令和元年度6月理事会開く

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、6月5日午後4時30分より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて定例の理事会を開催、理事23名・監事1名が出席した。理事会では、10月開催のMECT展(メカトロテックジャパン)、来年7月開催のロボット展(ロボットテクノロジージャパン)の進捗状況など、組合活動について報告。また、組合員の減少を食い止めるため会員に対する魅力アップを検討していくことが確認された。
 理事会は定刻に始まり、水谷理事長の挨拶の後、議事に入った。
 @会員の増強活動について、事務局より報告された。ピカコーポレイション(名古屋市南区)が組合員に加入(南支部所属)。賛助会員からの異動。脱退は@トーカイ商事(南支部)…廃業のためA成友(南支部)…5月末日倒産の掲示ありB梅野産業(中北支部)…前年度賦課金決済後、脱退の意向。脱退手続き書類提出中。
 A平成31年度通常総会報告が、服部健総務部長(伊吹産業社長)より行われた。5月28日に名古屋ガーデンパレスで開催。組合員236社中、本人出席79社(87名)、委任状114社、合計193社。ほか来賓8名、賛助会員56名、事務局2名、報道5名が出席し、当日出席は総勢158名となった。佐々木伸之理事(太田廣常務)が司会を務め、大崎政雄理事(大崎機工会長)の議長で議案審議に移り、第1号議案から3号議案まで滞りなく原案通り承認可決した。次年度総会は2020年5月26日に名古屋ガーデンパレスで開催予定。
 B第79回親善野球大会報告が、長村康義福利厚生部長(長村商店社長)より行われた。4月13日に開会した第79回野球大会は、大会4日目を終了し、A・Bゾーン10試合が実施された。大会の進行は、天候には恵まれているものの、対戦調整が例年通りやや難航している。ただし、今大会から江南市民球場の使用が可能になったため、江南審判部の協力も得て江南市民球場、草井球場を中心に会場の確保は容易になっている。予定としては、10月の大会終了を目指している。
 C研修会予定について、幡野裕幸経営対策部副部長(朝日社長)より説明された。第1回セールス・エンジニアスクール(SEスクール)を6月6〜8日にポリテクセンター中部にて行う。受講者20名。SEスクールは、前回(昨年9月)受講できなかった10名を優先したため、受講受付開始早々に定員に達した。その後も申し込みが続き、9月に開催を予定していた第2回目のSEスクールも既に満席となり、キャンセル待ちの状態(2〜3名)となっている。ついては、次年度も開催回数の見直しを検討する。
 D研修会計画について、引き続き幡野経営対策部副部長より説明された。(1)第2回セールス・エンジニアスクール…9月26〜28日に開催する。既に満席のため受講案内は配信しない。(2)社員研修…切削・研磨に関わる座学および実習(2日間)。(3)若手社員・中堅社員の研修。(4)経営者・管理者セミナー…@BCP(事業継続計画・緊急事態への対策/マニュアル策定)セミナーA高齢者社員の戦力化(活用)。
 E全国若手交流会について、服部嘉高青年部副部長(服部商会社長)より今後の進め方が報告された。全国若手交流会の会議を6月11日、安保ホール(名古屋市中村区)にて開催。同交流会は全機工連が主催する事業で、関東ブロック、関西ブロック、中部ブロックが輪番で幹事となり企画設営する。2019年度は中部ブロックが担当となり、予定では三重県を開催地として三重組合青年部を中心に設営を検討している。ついては、開催地(会場)や時期(日程)をはじめ、テーマや開催要項など概要をまとめ、今後詳細を具体化する。
 FMECT展について、森田乾嗣副理事長(モリタ社長)より取組み状況が報告された。MECT展は10月23〜26日、ポートメッセなごやで開催される。5月9日、ニュースダイジェスト社にてMECT展小間割図の確認を行い、6月7日にポートメッセなごやで出展者説明会を開催。組合としては今後、来場者の動員に努め、従来同様に組合員に招待券を配布し営業活動の一環としてユーザーに手渡しで来場を呼びかける。招待券は9月初旬に配布予定。
 Gロボット展について、引き続き実行委員長の森田副理事長より今後の予定が説明された。ロボット展は2020年7月2〜4日、愛知県国際展示場で開催される。第2回実行委員会を6月11日、安保ホールで開催。今回は、前回提示したリストを区分けして絞り込み、勧誘先の窓口担当を決める予定。また、会場となる愛知県国際展示場の内覧会が計画されており、組合関係役員も参加を予定している。
 H部会報告【総務部】理事会を中心に組合の運営につとめる。【情報部】組合報夏号を7月または8月に発行、会員の景況調査はアンケートを7月1日に配信する。【経営対策部】6月または7月に部会を開催し、今年度事業の概要をまとめ、日程等詳細を具体化する。【事業部】当面は、ロボット展事業の取り組みに注力する。また、車両燃料取次および各種保険の勧誘についても継続して強化する。【青年部】平成31年度総会を6月7日に東京第一ホテル錦で開催。当日は、本部から水谷理事長、長村福利厚生部長が出席する。当面の事業として、恒例のキャンプの集いを岐阜県関市板取の「すぎの子キャンプ場」を会場に7月20、21日の1泊2日で開催する。現在参加者募集中。なお、キャンプ場は従来利用していた会場に戻している。【福利厚生部】第46回親善ゴルフ大会の日程を決める。9月または10月初旬。会場は名四カントリークラブを予定。
 I会員増強について、水谷理事長より理事に意見が求められた。水谷理事長「先日の総会懇親会において山下相談役(山下機械会長)から紹介のあったように、近年組合員の減少傾向が激しくなって来ている。2000年(ピーク)〜2018年の18年で、東京組合が530社から233社と297社減(△56%)、大阪組合は350社から201社へ149社減(△43%)、愛知組合が317社から236社と81社減少(△26%)している。3組合合計で1197社から670社の527社減(△44%)となる。M&Aや廃業、業種替えによるものと思われ、後継者不足はその大きな要因であると考えられる。工業生産高も上がり、景気は良いにも関わらず、組合員数の減少に歯止めがかかっていないことから、製造業も同じく経営状況の良いところと悪いところの二極化が進んでいるように感じられる。この状況を打開するため何らかの方策を示す必要があると考え、皆様の忌憚ない意見を求めたい」。出席理事からは「入会のメリットを伝える」「小規模・零細企業を勧誘する」などの意見が出された。
 J訃報 サカエ機工(三河支部)の会長高畑皓一氏が5月7日永眠された。通夜式が5月11日、告別式が翌12日に営まれた。
 Kその他、支部補助金の支給について事務局より連絡があった。次回理事会は、8月6日午後4時30分より東京第一ホテル錦にて開催される。組合事務局の夏季休業は、8月10〜15日。

日本木工機械展を景気増のチャンスに
産業企業視察見学会など計画
中日本木工機械商協組 第57回通常総会開く

 中日本木工機械商工協同組合(理事長=福本豊彦氏・フクモト会長)は、5月20日午後3時より名古屋市千種区のホテルルブラ王山において第57回通常総会を開催した。
 冒頭、司会進行を務める若原透理事(若原工機社長)より資格審査報告(組合員総数17社中、出席12社、委任状5社)が行われ、総会開催成立が宣言された。
 業界物故者に対する黙祷、福本理事長の挨拶に続いて、令和元年永年勤続優良従業員表彰式が挙行された。愛知県知事表彰6人、理事長表彰8人(勤続年数20年以上2人、10年以上4人、5年以上2人)を代表して、愛知県知事表彰の北折真也氏(宮川工機営業部1課課長)が謝辞を述べた。
 来賓挨拶では愛知県中小企業団体中央会の水越昭雄事務局次長兼総務部長が祝辞を述べた。
 議長に伊藤邦昭副理事長(メイキ社長)を選出して議事に入り、第1号議案=平成30年度事業報告承認の件▽第2号議案=平成30年度決算報告承認の件・剰余金処分(案)・監査報告承認の件▽第3号議案=平成31年(令和元年)度事業計画(案)承認の件▽第4号議案=平成31年(令和元年)度収支予算(案)承認の件▽第5号議案=組合借入金最高限度額(850万円)決定並びに組合員への貸付金最高限度額(100万円)決定の件について審議し、いずれも原案通り承認可決した。
 今年度の主な事業として、通常総会、第7回産業企業視察見学会及び第5回次世代組合員の集い、新年賀詞交歓会の開催を計画し、組合員相互の交流を図る。
 また、10月には2年に一度の日本木工機械展(主催=一般社団法人日本木工機械工業会)が名古屋で開かれるため、販売促進の絶好の機会と捉え、展示会への動員にも取り組む。
 第7回産業企業視察見学会は、7月12〜13日(1泊2日)の日程で、物流搬送システムのダイフク滋賀事業所にあるマテハン・ロジスティクス総合展示場「日に新た館」と、工作機械メーカー大手DMG森精機の伊賀事業所で開催されている「伊賀イノベーションデー2019」を見学する。併せて、組合員企業の次世代経営者、幹部社員らとの交流を深める「第5回次世代組合員の集い」も初日の12日に行う予定。
 太田幸成理事(太田実商店社長)の万歳三唱、島田昭三理事(シマダ機械社長)の閉会の挨拶にて総会を終了。総会後は、会場を移して懇親会が開かれた。
 【第57期役員構成】
敬称略
▽代表理事(理事長)=福本豊彦(フクモト会長)
▽副理事長(財務担当)=榊原希昭(朝日工業社長)
▽副理事長=伊藤邦昭(メイキ社長)
▽理事=杉田重勝(スギタキカイ社長)
▽理事=若原透(若原工機社長)
▽理事=小林正直(小林機械社長)
▽理事=島田昭三(シマダ機械社長)
▽理事=太田幸成(太田実商店社長)
▽監事=宮川嘉朗(宮川工機会長)
▽監事=小林俊二(小林機械工業社長)
▽相談役=木村秀夫(昭元産業社長)

総受注高29・5%減の347億円
6か月連続で前年下回る
中部経済産業局 平成31年4月度金属工作機械受注

 中部経済産業局が5月31日に発表した平成31年4月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、FUJI、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比29・5%減の347億5600万円となり、6か月連続で前年を下回った。前月比は11・7%減だった。
 国内受注は、前年同月比24・5%減の130億6800万円となり、5か月連続で前年を下回った。前月比は2・1%増だった。
 主力の一般機械工業向けが前年同月比25・2%減の61億9800万円と6か月連続で前年を下回り、自動車工業向けも同33・7%減の41億3200万円と5か月連続で前年を下回った。
 海外受注は、前年同月比32・1%減の216億8800万円となり、6か月連続で前年を下回った。前月比は18・3%減だった。海外受注比率は62・4%となっている。
 北米向けが前年同月比26・8%減と3か月連続で前年を下回り、ヨーロッパ向けが同18・2%減、アジア向けが同45・3%減とともに6か月連続で前年を下回った。シェアは、北米向け36・8%、アジア(トルコを含む)向け31・4%、ヨーロッパ向け29・5%となっている。
 国別にみると、1位のアメリカが72億3900万円(前年同月比29・5%減)、以下、中国39億9200万円(同47・1%減)、ドイツ23億8800万円(同7・7%増)、イタリア8億9500万円(同45・6%減)、インド8億4600万円(同9・1%減)の順となった。
 販売額は、前年同月比2・4%増の276億500万円となり、17か月連続で前年を上回った。前月比は52・1%減だった。
 受注残高は、前年同月比4・6%減の2199億8500万円となり、25か月ぶりに前年を下回った。前月比は1・0%増だった。

2018年受注・生産・総出荷額 過去最高
2019年は減少を見込む
日本ロボット工業会 ロボット統計(会員+非会員)

 日本ロボット工業会(会長=橋本康彦氏・川崎重工業取締役)は5月23日、「ロボット統計受注・生産・出荷実績 2018年(会員+非会員)」を発表した。サービスロボットは調査対象外。
 それによると、2018年の年間の受注額は前年比1・9%増の9624億円、生産額は同3・9%増の9116億円、国内と輸出を合わせた総出荷額は同4・1%増の9323億円となり、いずれも過去最高を更新した。
 2018年上期は前年からの輸出を中心とした自動化需要による大幅な伸びが継続されたものの、米中貿易摩擦などを起点とする投資の先送り、一部業種向け需要の一服などにより下期は鈍化、前年割れがみられた―と業況を説明した。
 併せて発表された2019年見通しでは、受注額が前年比2・3%減の9400億円、生産額が同3・5%減の8800億円とそれぞれ減少の見込みが示された。
 2019年は国内需要で引き続き堅調な伸びがみられるものの、出荷の7割を占めた輸出は、年初より2018年下期からの減速傾向が続いており、年後半からの回復が期待されるものの、全体としてマイナス成長となることが見込まれるとしている。

 2018年の受注・生産・出荷の各状況は次の通り。
 1.受注
 ・受注台数…24万8283台(前年比5・5%増)、6年連続の増加
 ・受注額…9624億円(同1・9%増)、6年連続の増加
 2.生産
 ・生産台数…24万339台(前年比2・7%増)、5年連続の増加
 ・生産額…9116億円(同3・9%増)、5年連続の増加
 3.出荷
 ・総出荷台数…24万2127台(前年比3・7%増)、5年連続の増加
 ・総出荷額…9323億円(同4・1%増)、5年連続の増加
 ・国内出荷台数…5万9068台(同20・1%増)、5年連続の増加
 ・国内出荷額…2733億円(同11・0%増)、5年連続の増加
 ・輸出台数…18万3059台(同0・6%減)、6年ぶりの減少
 ・輸出額…6590億円(同1・5%増)、5年連続の増加
 @国内出荷内訳
 [業種別]電気・電子機械製造業向け
 ・国内出荷台数…2万619台(前年比10・2%増)、4年連続の増加
 ・国内出荷額…1010億円(同3・3%増)、2年連続の増加
 [業種別]自動車製造業向け
 ・国内出荷台数…1万7889台(前年比22・1%増)、5年連続の増加
 ・国内出荷額…765億円(同17・0%増)、5年連続の増加
 A輸出内訳
 [用途別]電子部品実装用
 ・輸出台数…1万3501台(前年比47・9%増)、3年連続の増加
 ・輸出額…2152億円(同13・1%増)、3年連続の増加
 [用途別]溶接用
 ・輸出台数…3万6682台(前年比11・2%減)、2年ぶりの減少
 ・輸出額…945億円(同8・3%減)、2年ぶりの減少

新社長に木島正人氏
三 機 木島好規社長は会長に

 三機(本社=名古屋市熱田区白鳥2-8-24)では5月21日開催の同社定時株主総会ならびに取締役会において役員が選任され、木島好規代表取締役社長が代表取締役会長に就任、後任の代表取締役社長に木島正人氏が就いた。
 木島正人新社長は就任にあたり、業界を取り巻く環境が一段と厳しさを増すなか責務の重大さを痛感しているとし「今後も全社員一致団結して社業発展のため、さらに専心努力いたす所存です」とコメントしている。
 新役員は次の通り(敬称略)。
 ▽代表取締役会長=木島好規【昇任】
 ▽代表取締役社長=木島正人【昇任】
 ▽取締役=土屋正剛(ME技術製造部長)
 ▽取締役=古田洋幸(VMサービス部長)
 ▽監査役=木島菊子
 ▽監査役=柴田邦也【新任】
 ▽執行役員=西本一成【新任】(FA営業部長)
 ▽執行役員=榊原将人【新任】(TS営業部長)
 ▽執行役員=浜田正則【新任】(総務部長)

DMG MORI SAILING TEAM
Vendee Globe2020参戦の新艇デザイン決定
新艇名は、DMG MORI
Global One号

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区)が昨年10月30日に海洋冒険家の白石康次郎氏を迎えて発足させた「DMG MORT SAILING TEAM」は、現在、フランスMultiplast社にて最新艇を建造している。同チームは、単独・無寄港・無補給の世界一周ヨットレースVendee Globe2020(ヴァンデ・グローブ2020)への参戦を目指しており、新艇は9月に完成する予定。
 新艇の名前は「DMG MORI Global One(グローバル・ワン)」号。全世界の同社社員に加え、ユーザー、パートナー企業、関連会社、そしてチームとそのファンの人たちと心を一つにし、Global One≠フ精神で、同レースに参戦するチームを応援できればという強い思いが込められている。
 新艇のデザインは、2002年より白石康次郎氏の参戦艇をデザインしてきた、エトルデザイン代表取締役の山正樹氏が担当。DMG森精機のブランドイメージに合わせ、白と黒を基調とし、荒波に耐え得る力強さと最新技術による速さ、さらにDMG森精機、チームに携わるすべての人たちとの結束が表現されている。また、同レースで待ち受ける困難をみんなで乗り越えていくというメッセージも込められているという。
 新艇にはDMG森精機の最新鋭の同時5軸加工機並びに複合加工機を使用して加工された部品が搭載されている。
 チームのスキッパー白石康次郎氏は「私は、30年来の夢であった本レースへの参戦を、2016年にアジア人初として達成しました。初参戦・初完走が目標でしたが、残念ながらリタイアする結果となり、当初は悔しい気持ちでいっぱいでした。しかし、それを受け止め、乗り越え、再チャレンジすることを決意した瞬間から私は『敗者』から『挑戦者』に変わりました。この度、DMG森精機と一緒にチームを発足し、本レースへ挑戦できることは、非常に光栄で嬉しく思います。チームのスローガンである“Global One”のもと、これ以上ない最高のチームで、世界一周を成し遂げます。応援よろしくお願いします」とコメントしている。

景況感から5S活動まで
各社取り組みを発表
名機工同友会 5月例会開催

 名機工同友会(吉野栄一会長・吉野機械工具社長)は5月29日(水)、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で5月例会を開催した。本例会では、業界の景況感から会員各社の業務効率化の取り組み、福利厚生などについて、参加者らが以下のような活発な情報交換を行っていた。

【2019年の景況感について】
 米中貿易摩擦がさらに悪化し先行き不透明感が続いているなか、会員各社の売り上げ状況や今後の見通しは? ▽@売り上げは今後悪化していきそうだ。A消耗品の出が悪くなってきている。B伝動機業界は今なお好調で売り上げはアップしている。C3〜5月は前年同期比増。7月くらいまでは前年をクリアしそうだが下期に向けて楽観はしていない。D現状、あまり良くない。前年より若干ダウンしそうだ。E3月くらいまでは過去最高だったが後半失速してきた。
【5S活動について】
 会員各社の5S活動について。とくに「掃除」の役割分担、ルール、ローテーション、清掃範囲などは? ▽@女性社員に掃除などをしてもらっている。月一の廃品回収などは男性社員が行っている。A曜日担当を決めて会社前などを掃き掃除している。トイレ掃除も社員全員で分担している。Bローテーションで月曜の朝に15分くらい掃除している。毎日のゴミ集めは女性社員がしてくれている。C月一回土曜日を5S活動日とし、エアコンの掃除から在庫整理までやっている。普段から社内動線をしっかりと確保するよう努めるほか、営業車の洗車も毎日行っている。
【社内業務の効率化について】
 社内の業務効率を上げ、残業を減らすためにどのようなことを実践している? ▽@「機工メイト」をバージョンアップしたほか、業務をできるだけ分散化した。A資料などの整理整頓くらいしかしていない。Bファックスの完全ペーパーレス化を現在目指している。Cどこに居ても在庫状況の確認やメールチェックなどができるよう、「日本アルシス」のシステムを搭載したiPadを営業に持たせた。D在庫状況を簡単に把握できるよう、また、入力業務の削減を目指し、仕入れや発注業務の効率化をまさに今、推し進めているところである。
【福利厚生について】
 会員各社独自の福利厚生内容は? ▽@営業車を週末も利用可とし、ガソリン代は会社が負担。そのほか、日々の昼食代を全額ではないが会社が少し負担している。A社員のインフルエンザ予防接種を会社負担で行っている。B慶弔見舞金を会社規定にプラスして社長からも出している。Cたまに食事会をするくらいか。昼食弁当代は会社が半額負担している。D銀行からの紹介で「ベネフィット・ワン」と契約。社員にこのシステムを利用してもらっている。

2020年秋、魚津工場再稼働
金型視点の“MOLDINO”拡充へ
中日本三菱日立ツール報告会開催

 三菱日立ツール(菊池仁社長・東京都墨田区)は6月12日(水)、名古屋市中区の名古屋観光ホテルに取引先らを招待し、2019年度中日本三菱日立ツール報告会を開催した。会に先立ち、この4月に社長を退任し相談役へと就任した増田照彦前社長が参加者に改めて挨拶した。
 増田相談役「2015年、『三菱でもない、日立でもない、こんな会社が一つくらいあってもいいよね』ということで三菱日立ツールの物語が始まりました。弊社のスタッフの一人ひとりが、そして、機械工具商社の皆さま方がプライドを持って、また、相手の方のプライドを尊重して、それぞれの立場で継続して人智を尽くしていただいた結果、三菱でもある日立でもある、それぞれの良いところだけを組み合わせたこんな凄い会社が出来上がりました。そして新たなブランド“MOLDINO(モルディノ)”を世に問うこともできました。この4年間、社長として本当に楽しく過ごさせていただきました。皆さま方お一人お一人と出会えて嬉しく思うと同時に感謝の気持ちでいっぱいでございます。先々のことは誰にも分かりません。今を精一杯生きるだけだと私は常々思っております。幸せだと思ったら、その瞬間から幸せだと思っております。目の前の一人、目の前の事柄、目の前のモノ、すべてをひっくるめて丸ごと面白いと思ってみたら、その瞬間から面白くなると思っております。時は無尽蔵に流れているように見えますが、日々が大きな時の区切りの連続だと思っております。『今日一日だけでも楽しい、面白いと思ってみましょうか!』そういう気持ちで進んでいっていただきたいと思います。皆さまと共に創り上げてきました“MOLDINO”の世界は、まだまだこんなもんじゃないとワクワクしております。後任の菊池社長は人間力に優れた冷静な判断のできる優秀な経営者と私は太鼓判を押しています。新体制でも、どうぞ“MOLDINO”を盛り上げていただきたいとお願い申し上げます。私は相談役として、考え方のベースにある“楽しい会社”“モノに心ありて、まして人”この考えで、この会社を見守っていきたいと思っております」。
 続いて、この4月から社長に就任した菊池仁社長から、同社の現況や2019年度の展望などが語られた。
 菊池社長「増田前社長に代わり、この4月から当社の社長を拝命しております。増田前社長のカリスマ性や話術には遠く及びませんが、皆さまどうぞよろしくお願いいたします。当社は2015年に日立金属の100%子会社から、三菱マテリアル51%、日立金属49%という資本構成の会社に生まれ変わりました。三菱マテリアルグループのなかで工具事業を担う会社として、特に金型用工具に特化してその分野で尖った会社になるというミッションを与えられております。この4年間は増田前社長のリーダーシップの下、さまざまな取り組みに力を注いでまいりました。その結果が功を奏し、2018年の受注・販売はリーマンショック前を更新し過去最高となりました。当時とは売り上げ(製品)構成も変わっており、2018年度に受注・販売実績が更新できたことは大変意義のあることと思っております。増田前社長がこの4年間取り組んできたこと、従業員に対して発してきたメッセージ、これらが社員の意識改革につながり、結果、数字として実を結んだと思っております。これからも当社は金型工具のニッチでトップなメーカーを目指して取り組みを続けてまいります」。
 「当社は金型工具メーカーとしてのアイデンティティを浸透させるために“MOLDINO”ブランドを立ち上げました。この数年、設備投資をかなり積極的に行ってまいりましたが予想を上回る需要もあって、欠品や納期遅延といった結果を招いてしまいました。今年度は長期的な視点に立ち、増産のためだけでなく検査の自動化や品質向上、さらに省人化にも対応する設備投資を進めてまいります。製造・開発は言うまでもなく、営業やサービス体制の充実に繋げる人財への投資も積極的に行ってまいります」。
 「具体的にはどうかと申しますとサービス面の強化に対する設備投資としては、2018年10月に東部ステーションを開設いたしました。これにより東西2か所で金型加工についてのソリューションをご提供できる拠点が整備されました。お客さまの金型加工のソリューションの発信基地として、また、教育や研修の場として、さらに周辺技術メーカーさまとのコラボレーション推進の拠点として活用してまいりたいと思います」。
 「組織面ですが、4月に金型戦略室を発足させております。お客さま視点(金型視点)を持ちたいという思いからこのプロジェクトはスタートしました。お客さまに喜ばれる金型工具を開発するためにも改めてお客さま視点で考えたとき、既存の工具で不足する点、改善・改良が必要な点などさまざまな気づきがありました。今後の製品展開やサービスの拡充に寄与できるものと確信しております。ここ数年で、工具単体でモノを売るということが難しくなっておりますが、加工時間や工程の短縮、高品位な加工のお約束など、トータルな視点が今後増々必要になってきます。これが“MOLDINO”らしさに繋がっていくと思います。今後もこの視点で工具を開発し、独創的で革新的な金型加工のソリューションに寄与できる工具やサービスをご提供してまいります」。
 「製造面ですが魚津工場を2020年10月より再稼働させるべく現在、急ピッチで準備を進めております。これは当社他工場での増産余地が足らなくなったからですが、これで当社の製造拠点は国内3か所となります。当社はほとんどの製品を国内で生産しておりますので、モノづくりの基盤を支える工具メーカーとして、高精度・高品質なメイドインジャパンのモノづくりにとことんこだわっていきたいと考えております」。
 増田相談役、菊池社長のプレゼン終了後には、営業本部と製造本部それぞれから概況報告が行われた。休憩を挟んで、三菱日立ツール製品の販売拡充に貢献した販売店への表彰式、同社の新発売製品の説明が行われ、本会は終了した。その後は会場を移し、懇親会が催され、この日の全日程は終了した。

行って見て買って良かった!
共に栄える2019中部みらい市
盛況裡に閉幕

 中部みらい会(伊藤辰之会長・イトウ社長、橋本総業と販売店・メーカーの集い)の2019年度上期最大のイベントである『中部みらい市』が、名古屋市千種区の吹上ホールで6月7日(金)と8日(土)の2日間開催された。来場者数、売り上げともに当初の目標数値を上回り、2年に1度のビッグイベントは幕を下ろした。
 「7つのみらいをキーワードに、より快適な社会へ!」が今回展のテーマ。中部みらい会が提示するみらい≠ニは、@エネルギー商材へ取り組む「環境・エネルギー」、A中古住宅の流通とリフォームに対応する「中古住宅流通・リフォーム」、B高齢化社会に対応する「健康・快適」、C災害リスクに対応する「安全・安心」、D地域活性化と自立を促す「地域活性化」、E市場の情報を重視する「グローバル化」、Fネット社会に対応する「IT技術の活用」の7つである。
 今回展では250を超える各出展メーカー・団体が、それぞれが得意とする分野のみらい≠テーマに「空調・配管システム提案コーナー」「空調コーナー」「TOTOゾーン」「住設コーナー」「管材コーナー」「ITコーナー」「働き方改革提案コーナー」「工具コーナー」「即売会場」に分かれ、新商品やイチオシ商品などを来場者へ大々的にPRしていた。
 なかでも、施工時間の短縮など工事店の働き方改革≠ノ大きく貢献してくれると期待の高い情報や商品が盛りだくさんの「働き方改革提案コーナー」や、東尾メックの「おっぞんくん」、オーケー器材の「楽継」、東洋フイツテングの「RGプレス」の講習を受けた来場者にその場で受講修了証が授与されるコーナーには、両日共に施工業者など多くの来場者が見られた。
 そのほか、ぬり絵なども楽しめる女性と子供の癒し空間「みらい エコdeカフェ」や、社会福祉法人くすの木福祉事業会「サポートくすの木」で手作りされた木細工・焼菓子の販売コーナー、整体コーナー、健康ブース、似顔絵コーナー、即売会場では、小さなお子さんと一緒に来場した家族連れなどで大変賑わっていた。
 3000名以上を数えた来場者は、名古屋市やその近郊エリアだけでなく、チャーターバスを利用して近隣県からも数多く訪れていた。『中部みらい市』の次回開催は、2年後の2021年。中部みらい会は次のみらい≠ノ向かい、すでに活動を開始している。次回の『中部みらい市』も目が離せない。

デザインと機能を高度に融合
水栓金具6シリーズをグローバル展開
TOTO 日本より順次発売

 TOTO(本社=福岡県北九州市、社長=喜多村円氏)は、台付シングル混合水栓、台付2ハンドル混合水栓のグローバル統一モデル6シリーズを、8月1日(木)より日本を皮切りに世界各地で順次発売すると6月7日(金)に発表した。
 新しい水栓金具は世界各地のユーザーの多様なニーズに応えるため、最新のデザイントレンドと日本の伝統モチーフを融合させ、より洗練されたデザインを目指したという。小径化とともにハンドルの前面のビスやハンドル部の切り欠きを無くすなど、ディテールにもこだわりが見られる。台付シングル混合水栓「ZAシリーズ」「GEシリーズ」「GCシリーズ」「GMシリーズ」の4シリーズは、世界で権威のあるデザイン賞『レッドドット・デザイン賞(※1)2019』を受賞。なかでも「GMシリーズ」は『iFデザイン賞(※2)』もダブル受賞するなど、意匠において世界でも高い評価を受ける商品をラインアップしている。
 2019年8月より世界各地のトレンドに合わせた、こだわりの水まわり空間と調和する多彩な水栓金具をグローバル展開する同社。これらの水栓金具は国内外のホテルやこだわりの住宅に上質な空間を提供してくれるだろう。
 ※1『レッドドット・デザイン賞』(独国)は1954年設立の世界で最も権威あるデザイン賞のひとつで毎年開催されており、プロダクトデザイン全般を対象としている。審査員が赤い丸いシールを貼っていくという審査方法が名前の由来であるとも言われている。
 ※2『iFデザイン賞』(独国)は1953年設立と世界で最も歴史が長く、デザイン業界では広く認知されている。プロダクト、パッケージ、コミュニケーション、インテリア・内装、プロフェッショナルコンセプト、サービスデザイン/UX、建築の7つの部門に分かれている。例年、世界各国から多数の応募があり、デザイン、品質、素材、革新性、機能性、環境適合などの基準に基づいて厳正に審査される。
 本製品に関する詳しい問い合わせは、同社お客様相談室▽フリーダイヤル=0120(03)1010 まで。
高いデザイン性と清掃性を実現
ベッセル式洗面器TA
TOTO 8月1日新発売

 TOTOは、高いデザイン性と清掃性を実現した「ベッセル式洗面器TA(thin&asymmetrical)」(写真)を8月1日(木)より発売開始すると発表した。thin&asymmetricalは、TOTO独自の素材による薄フチと非対称な形状を表している。
 ベッセル式洗面器TAは自然の有機的な造形をアクセントとして取り込み、あえて非対称な形状とすることで、ひと手間かけた心地良いくつろぎのカタチを表現している。また、TOTO独自の素材により、従来の陶器より薄くシャープなエッジの実現に成功。洗面器のシャープで非対称な形状は同じコンセプトの台付シングル混合水栓ZAと相性が良く、国内外のホテルやこだわりの住宅に上質な空間を提供してくれる。
 最新トレンドのマット仕上げ洗面器も品揃えするという。「クリーンマット」は研磨剤と水の混合物を圧縮エアーで高速噴射し加工することで従来の陶器では出すことのできないシルクのような優しい光が広がり、さらに、従来のマット仕上げとは異なる均一で滑らかな表面は、マット調でありながら汚れが落としやすく高い清掃性とデザイン性の両立がなされている。「クリーンマット」は9月2日(月)の発売が予定されている。
 本製品に関する詳しい問い合わせは、同社お客様相談室▽フリーダイヤル=0120(03)1010 まで。

組織改正と人事異動
オーエスジー 6月1日付

 オーエスジー(社長=石川則男氏、本社=愛知県豊川市)は、6月1日付で組織改正と人事異動を行った。
 組織改正では、製品別構成による見直し、効率化を図る目的で、第2製造部製造2課の組織を見直し3係構成とした。また、安全・品質・環境・QC・改善活動の推進を図るために、第3製造部生産管理課2係を新設した。
 組織の見直しにより、IT戦略室をIT戦略部へ改称。また、加工技術グループの組織を見直し2チーム構成とした。さらに、ユーザー搭載業務などの強化を図るため、国内営業本部の組織を見直し、アプリケーションセールスグループとアプリケーションセールスチームを新設した。

 人事異動(6月1日付)は次の通り。敬称略、( )内は旧職。
 《部長》原田剛=IT戦略部長(IT戦略室長〈課長〉)
 《課長》藤本英=第2製造部製造2課長(第2製造部製造2課2係長)▽倉橋健司=第3製造部技術課長(大宝精密工具股=有限公司出向)

新鋼旋削加工用CVDコーティング材種
「T9200シリーズ」拡充
タンガロイ 新材種と新チップブレーカ発売

 タンガロイは、経済的かつ高精度加工が可能な6コーナ直角肩削りカッタ「DoForce-Tri(ドゥ・フォース・トライ)」に07サイズを拡充し発売した。
 DoForce-Tri07サイズは、特徴的な曲線切れ刃を採用したことで、従来相当品に対し最大2倍の刃数の設定を実現し、2倍のテーブル送りを可能にする。
 また、低切込み(〜2o)時には片面インサート以上の良好な切れ味を発揮し、低剛性ワークやひずみが発生しやすい部品・低剛性機械などに対応できる。
 インサートには6コーナすべてに最適なさらい刃を搭載することで、美しい加工面を得ることができる。また、壁面加工についても優れた面品位を発揮し、高能率、高精度、高経済性を備えたカッタを実現した。
 工具径は、シャンクタイプがφ18o〜φ32o、ボアタイプがφ40o〜φ50oを設定し、加工用途に合わせて能率最大化が可能。
 今回発売されたアイテムは、ボディ11形番、インサート4形番。
 主な形番と標準価格(税別)は、ボディ「EPTN07M018C16・0R02」が2万6700円、同「TPTN07M050B22・0R08」が5万8300円、インサート「TNMU070304PER-MJ AH3135」が1410円、同「TNMU070308PER-MJ AH120」が1410円。
 初年度6700万円の販売を見込んでいる。
直角肩削りカッタ
「DoForce-Tri」
タンガロイ 07サイズ拡充

 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市)は、新鋼旋削加工用CVDコーティング材種「T9200シリーズ」に、新材種T9205及びT9235と、新ポジティブインサート用チップブレーカTSF及びTMを拡充し発売した。
 新鋼旋削加工用材種T9205及びT9235は、従来製品を大幅に上回る耐摩耗性と、各アプリケーションに最適な耐欠損性を有することが最大の特長。これらを実現するため、3つの新技術@厚膜化と圧倒的な均一組織化を実現した耐摩耗性強化Al2O3被膜A同社従来被膜よりも1・5倍以上硬い高硬度セラミクス層B同社独自の新技術である被膜強靭化処理「New Premium Tec」を採用した。新材種は、従来品に対して幅広い加工条件下で長寿命・安定した性能を発揮する高汎用性材種であり、ユーザーの生産性を向上させる。
 さらに今回、同社のポジティブインサートシリーズにTSFブレーカ及びTMブレーカを拡充設定。TSFブレーカは、高送り加工時に優れた切りくず処理性を発揮し、切りくず詰まりやびびりの発生を抑制する。TMブレーカは、インクリネーション付きのブレーカであり、高速高送り加工のほか、切込み変動にも対応が可能な高汎用性ブレーカ。これらと最新のT9200シリーズとの組み合わせにより、あらゆる加工形態に対応可能となっている。
 既に発売済のT9215及びT9225と合わせて、T9200シリーズを構築し、ユーザーに高能率加工、高生産性加工を提案する。
 今回新たに発売したアイテムは全531アイテム。
 主な形番と標準価格(税別)は、「CNMG120408-TSF T9205」が940円、「WNMG080412-TM T9235」が940円、「CCMT09T304-TM T9215」が1070円、「DCMT11T304-TSF T9225」が1240円。
 シリーズ全体で初年度2億円の販売を見込んでいる。

高能率加工用 多機能カッタ「VPX200」用
低抵抗インサートを追加
三菱マテリアル 8材種同時発売

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=中村伸一氏、住所=東京都千代田区)は、高能率加工用カッタ「VPX200」用低抵抗インサートの販売を開始した。
 高能率加工用多機能カッタ「VP]シリーズ」は、高負荷加工において耐欠損性に優れる縦刃インサート設計により、ランピング加工やヘリカル加工など様々な加工形態に対応でき、経済性にも優れる両面インサートを採用した多機能カッタ。今回、切れ味を優先した低抵抗インサートを追加し、使用用途をさらに拡大した。
 「VPX200」用低抵抗インサートは、切れ味重視の設計により、低抵抗を実現。軟鋼、ステンレス鋼やアルミニウム合金、チタン合金に最適。8材種同時発売により、幅広い被削材の安定加工に適している。
 追加発売されたのは、高能率加工用多機能カッタ「VPX200」用「Lブレーカ」インサート(ノーズR=0・2o、0・4o、0・6o、0・8o、1・2o、1・6o)8材種48アイテム。
 標準価格(税抜)は、代表型番「LOGU0904020PNER-L MC5020」「LOGU0904040PNER-L MP6120」「LOGU0904100PNER-L MP7130」「LOGU0904120PNER-L MP9130」が各2440円、「LOGU0904160PNFR-L TF15」が1880円。

3次元動作用イーサネットケーブル
CFROBOT8・PLUS
イグス 6軸ロボットの確実なデータ伝送を実現

 イグス(日本本社=東京都墨田区)は6月18日、厳しい条件下で稼働する産業用ロボットのスピーディーなコミュニケーションを確保するため、最大捻回角度±360度のチェーンフレックス イーサネットケーブル「CFROBOT8・PLUS」を開発したと発表した。
 同製品は、6軸ロボットの確実なデータ伝送を実現する、3次元動作用イーサネットケーブル。最大捻回角度±360度で耐久性に優れている。広さ2750uのイグス試験施設において、3次元動作用ケーブル保護管のトライフレックスR内で1500万サイクル以上の捻回テストが実施されており、イーサネット通信の電気特性が問題なく機能することが確認されているという。
 耐用年数を評価する試験は現在も継続中で、最終結果が出るまでには、あと数年かかる予定。イグスのチェーンフレックスケーブルは、エナジーチェーン内での可動用途専用に設計されている。
 国際ロボット連盟によると、製造業の自動化推進に向けて、2020年には世界中で300万台を超える産業用ロボットが稼働すると見込まれている。それに伴い、ロボット同士やロボット軸、制御系統、上位システム間の確実なコミュニケーションに対する要求も高まっており、将来的には産業用イーサネットケーブルが優勢になる可能性が高いとされる。
 イグスではこれを踏まえ、高負荷の3次元動作に対応し、ロボット部品間の確実なデータ伝送を担うイーサネットケーブルの開発に5年以上前から取り組んできた。最大捻回角度±360度で耐久性に優れる新しいケーブルは、市場で欠けていた領域をカバーする製品として、ドイツ・ニュルンベルクで開催された産業用コントロールシステムの展示会「SPS IPC Drives2018」で発表された。

中部経産局6月公表 最近の管内総合経済動向
「改善している」、24か月連続

 中部経済産業局は、6月12日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を、24か月連続で「改善している」とした。
 個別の項目では、生産の判断を「一部に弱い動きがみられるものの、高水準で推移している」とした。「高水準で推移している」は9か月連続。鉱工業生産の指数(4月速報)は、前月比1・2%増と2か月ぶりに上昇した。主要業種では、輸送機械が同6・9%増で、乗用車は緩やかに増加、自動車部品は高水準で推移している。生産用機械は同3・3%減となり、金属工作機械を中心に弱含み。電子部品・デバイスは同19・5%減で、スマートフォン向け等を中心に減少している。
 個人消費については、25か月連続で「緩やかに持ち直している」と判断した。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比0・0%増と3か月連続で前年を上回った。百貨店は、衣料品等が振るわず、同4・9%減。スーパーは、飲食料品等が振るわず、同1・3%減となった。一方、コンビニエンスストアは、カウンター商材、中食が引き続き好調で、同2・1%増。家電大型専門店販売は、生活家電が好調で、同0・6%増となった。乗用車販売は、小型車が2か月連続で前年を下回ったものの、普通車が2か月ぶりに、軽自動車が3か月ぶりに前年を上回ったことから、全体でも2か月ぶりに前年を上回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比0・5%増)。
 設備投資は、24か月連続で「増加している」と判断。なお、管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)は、一般機械工業向けが6か月連続で、自動車工業向けが5か月連続で前年を下回り、全体でも5か月連続で前年を下回った。
 その他、公共投資は「おおむね横ばいとなっている」(2か月連続)、住宅投資は「持ち直しの動きがみられる」(3か月連続)、輸出は「持ち直しの動きがみられる」(2か月連続)、雇用は「労働需給が引き締まっている」(35か月連続)と判断した。
 企業倒産(件数)は、「サービス業他」などが前年を上回ったものの、「小売業」「建設業」「卸売業」などが前年を下回り、全体でも4か月連続で前年を下回った。
 先行きについては、世界経済の下振れ、各国政策の不確実性の高まり、為替の動向、中小企業の経営環境の悪化などに注視が必要と指摘。各種政策の効果が生産や投資、所得の増加につながることが期待されるとしている。

ミツトヨ
産業用ロボット制御ソフト開発の
「リンクウィズ」へ出資

 ミツトヨ(社長=沼田恵明氏、本社=川崎市高津区)は6月17日、同社をはじめとする合計6社とともに、リンクウィズ(社長=吹野豪氏、本社=静岡県浜松市)による第三者割当増資を引受けたと発表した。同社が得意とする計測・検査技術とリンクウィズが得意とするロボティクス技術を融合させ、ものづくりの課題解決にさらに貢献していきたい考え。
 リンクウィズは、2015年に設立され、独自のアルゴリズムを活用した産業用ロボット制御のシステムソフトウェアの開発・販売を行っている。主要製品である、溶接や塗装などを行うロボット制御ツールのソフトウェア「L-ROBOT」と、生産ラインにおける全量検査などを行う自動検査用ソフトウェア「L-QUALIFY」を開発し、既に両製品ともに自動車会社など大手企業に導入されている。
 リンクウィズが開発するソフトウェアは、メーカーを問わず多種多様なロボットやセンサーと組み合わせが可能なため、既存の生産ラインに組み入れしやすいことが特徴。今後は、「L-ROBOT」と「L-QUALIFY」のデータを連携させ、工場全体の効率化や品質改善を図るプラットフォーム「L-FACTORY」の開発を推進していく予定という。

新社長に東野哲也氏
ライノス 末次社長は会長に

 切削工具・関連製品の輸入販売などを行うライノス(本社=大阪市天王寺区空清町1-8)では5月、末次充代表取締役社長が代表取締役会長に就任し、後任の代表取締役社長に東野哲也氏が就任した。
 同社は、1999年の設立以来、鋼・焼入鋼用超硬ドリルリーマー、その他国外からの超硬及びHSSドリル・エンドミル・カウンターシンク・裏ザグリ工具等の切削工具の輸入販売を展開。顧客のニーズに合わせた特殊品の製作や新製品の共同開発も手掛けている。
 また、切削工具に限らず工業製品・一般消費者向け製品などの輸入販売及び輸入代行のほか、日本製の機械工具・機器類及び農業関連製品の輸出販売も主な業務として行っている。

日本工作機械販売協会の新会長に
依田智樹氏(三菱商事テクノス社長)が就任

 日本工作機械販売協会(所在地=東京都港区芝5-26-30、専売ビル)では、6月4日開催の第50回通常総会において、冨田薫会長(トミタ社長)が任期満了により退任し、新会長に依田智樹氏(三菱商事テクノス社長)が選任され就任した。
 副会長には、永田俊哉氏(丸紅テクノシステム社長)〈新任〉、池浦捷行氏(不二会長)、赤澤正道氏(赤澤機械社長)の3名が就任。また、専務理事に中島和彦氏〈新任〉、顧問に宇佐美浩氏〈新任〉がそれぞれ就任した。

グループ全体の売上高が
初の1000億円超え
ジーネット 2019年3月期 増収増益

 ジーネット(社長=古里龍平氏、本社=大阪市中央区)は5月20日、本社ビル1階のナレッジ・コモンズにてジーネット及びフルサトグループの2019年3月期決算に関する記者発表を行い、古里社長が概要を報告した。
 ジーネットの業績は、売上高が前期比7・6%増の687億9300万円、営業利益が同18・2%増の15億5000万円、経常利益が同15・4%増の17億3700万円、純利益が同7・6%増の10億9300万円で、増収増益となった。
 フルサトグループの業績は、上期を中心に受注が好調だった工作機械事業(ジーネット)と資材類の価格上昇が見られた鉄骨建築資材事業(フルサト工業)がけん引し、売上高が前期比9・1%増の1078億7300万円と過去最高になり、初の1000億円超えを達成した。利益面では営業利益が同29・3%増の40億4000万円、経常利益が同27・5%増の44億1600万円、純利益が同25・2%増の28億9300万円で、増収増益となった。
 フルサトグループの2020年3月期業績予想は、売上高が前期比0・1%増の1080億円、営業利益が同1・0%減の40億円、経常利益が同0・4%減の44億円、純利益が同2・0%増の29億5000万円。不透明な事業環境の下、中期経営計画をターゲットに最終増益を目指す。
 また、経営戦略上、重要性が増すと予想し、防犯監視システム・入退室管理サービス等の導入・機器販売を行う「セキュリティデザイン」(2016年10月にグループ化)を今期より連結対象にすることも発表。2019年3月期の売上高は26億4500万円。

セーフティコードの長さが足りない時に
「ちょい足しクッションコード」
トップ工業 2色をそろえ新発売

 トップ工業(社長=石井真人氏、本社=新潟県三条市)は、セーフティコード用延長ゴムコード「ちょい足しクッションコード」を発売した。工具の落下・紛失防止に用いるセーフティコードの長さが足りない時に、工具に直接接続し、“ちょい足し”ができる。
 同製品は、ゴムコードで落下時の衝撃を吸収する。芯部にテイジン「テクノーラ」パラ型アラミド繊維を採用し、高強度、高弾性、耐熱性、耐薬品性にも優れている。色々なナスカンに接続可能。
 また、携帯電話のストラップとしてや、鍵の紛失防止など、市販品に“ちょい足し”しても使える。
 主な仕様は、コード径φ4o、自然長約355o、最大伸長約580o。取付可能重量は1s(ただし、延長先コードの取付可能重量が1s以下の場合は、延長先コードの取付可能重量が基準となる)。
 カラーは、ブルー(製品番号SFE-200B)とブラック(同SFE-200BK)の2色から選べる。標準価格は1500円(税別)。
 これと併せて、同社はステンレスワイヤーを使用し強靭な「工具接続ワイヤ」のミドルタイプを発売。既存の全長30o(製品番号SFC-WS)、170o(同SFC-WL)に、ちょうどいい長さの100o(同SFC-WM)を加えラインナップを充実させた。

老朽化したほとんどの雨戸枠に対応する
「取替雨戸パネル」新発売
LIXIL 短時間で簡単に取り替えが可能

 LIXIL(本社=東京都千代田区)は、古くなったアルミ枠、木製枠のほとんどの雨戸枠に対応する「取替雨戸パネル」をTOSTEMブランドから6月より順次発売。多様な雨戸サイズ、溝の形状などに対応し、取り替えも簡単、最短約30分のスピード施工が可能という(現場の状況により施工時間は異なる)。
 「取替雨戸パネル」はアルミ枠用、木製枠用を揃え、それぞれ採風・採光ができる採風タイプ、断熱性と防音性を備えた断熱タイプ(木製枠用のみ)、スタンダードな標準タイプをラインアップ。カラーは最大6色から選べる。
 厚みやレール溝が異なる雨戸でも取り替えを可能にする部品セットを用意しており、ほとんどのメーカーの雨戸パネルが取り替え可能となっている。
 また、プロユーザー向けに採寸が簡単な「現調キット」(アルミ枠用のみ)を準備。現場の事前確認において、複雑な計算をすることなく、既設雨戸枠の部品セットを簡単に選択できる。
 参考価格は、アルミ枠用のマド(〜H1600)の標準タイプが1万3800円、採風タイプが6万5700円、アルミ枠用のテラス(H1600〜)の標準タイプが1万8000円、採風タイプが8万4000円。木製枠用のマド(〜H1600)の標準タイプが1万2700円、断熱タイプが1万8800円、採風タイプが7万4900円、木製枠用のテラス(H1600〜)の標準タイプが1万8000円、断熱タイプが2万8300円、採風タイプが10万3700円。※消費税、組立・取付・運賃費等は別途。
 アルミ枠用の標準タイプと木製枠用は、8月の発売を予定している。