今月のニュース
2020年5月17日(日)2743号
2020年度総会議案項目など審議
4月理事会を開催
愛知県管工機材商協組 各理事は書面参加にて

 愛知県管工機材商業協同組合(大藪淳一理事長・大清社長)は4月28日(火)、4月理事会を開催した。新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から理事17名は書面参加の形式をとり、出席者は大藪理事長、峰澤彰宏副理事長(MINEZAWA社長)、小川誉之副理事長(小川管商社長)、村井善幸副理事長(オータケ社長)、阪尾知治事務局長の5名のみとし、ウイルス感染防止対策が充分に施された名古屋市中区伊勢山の組合事務所にて行われた。
 各理事へは事前に議案内容が送付され、これに対する意見や報告等を回収。その書面をもとに大藪理事長以下参加者が各議案についての審議等を行った。各議案についての審議・報告内容は以下の通りだ。
 【経過報告】●3月19日(木)▽この日に開催が予定されていた管機連(全国管工機材商業連合会)理事会は5月19日(火)へと開催を延期する旨の発表があった。その後、さらに6月15日(月)開催への再延期が発表された。代替として『新型コロナウイルス対策緊急セミナー』が遠隔会議アプリ「ZOOM」を使って配信され各地区組合から参加があった。●同25日(水)▽三役4名、常任理事6名、事務局長が集まり、三役・常任理事会が組合事務所で開催された。●4月15日(水)▽大藪理事長と小川副理事長、阪尾事務局長、顧問税理士で、2019年度決算ならびに2020年度予算に対する打ち合わせが行われた。●同22日(水)▽竹田驤鼕ト事(中京製作所社長)、山本員彰監事(センサスヤマモト社長)、大藪理事長、小川副理事長、阪尾事務局長と税理士2名で、組合事務所にて会計監査会が開催された。
 【議案1】『第33回管工機材・設備総合展』について▽実行委員会等に関する意見等が寄せられた。
 【議案2】令和2年度第58回通常総会開催および議案項目承認の件▽総会招集案内(案)が本理事会に提出され承認可決された。これに議案書・書面議決書が添付され、各組合員へと配布。今総会に関しては、組合員には議案書の内容を確認のうえ書面議決書に賛否回答を記入し返送する形で議決権を行使してもらうよう促し、組合事務所において可能な限り少人数にて開催することが承認可決された。@総会議案について▽第1号議案=『第33回管工機材・設備総合展』の件。▽第2号議案=令和元年度事業報告書、収支決算報告書(財産目録、貸借対照表、損益計算書)ならびに剰余金処分案承認の件。▽第3号議案=令和2年度賦課金および賛助会費徴収方法決定の件。▽第4号議案=令和2年度事業計画(案)ならびに収支予算(案)承認の件。なお総会の開催形式については本理事会閉会後、速やかに全組合員へと連絡された。A総会進行について(予定)▽議長=大藪理事長。▽司会=事務局長。▽報告者=3副理事長。▽監事報告=事務局長代読。
 【議案3】令和元年度事業報告内容承認の件▽資料「総会・役員会ならびに各部会・各委員会等事業報告」が提出され、これが承認可決された。
 【議案4】令和元年度決算報告承認の件▽資料「会計監査資料」「監査報告書」が提出され、これが承認可決された。
 【議案5】令和2年度事業計画承認の件▽資料「令和2年度事業計画案」が提出され、これが承認可決された。
 【議案6】令和2年度収支予算(案)承認の件▽資料「令和2年度収支予算(案)」が提出され、これが承認可決された。なお、この資料は三役・常任理事会での検討をベースに顧問税理士の指導を経て完成したものである。
 【議案7】新賛助会員承認の件▽以下の3社について、賛助会員新規加入が承認可決された。@因幡電機産業(紹介者/オータケ)。A昭和バルブ製作所(紹介者/オータケ)。Bシステムズナカシマ(紹介者/丸金商会)。
 【議案8】各部会等経過報告▽●広報部会=3月22日(月)付で「組合だより第145号」を発行。●福利厚生部会=全日本労働福祉協会が5月6日(水)まで活動を休止。この日までの予約があった組合員に関しては、健康診断は延期となった。●名管会幹事会=2020年度名管会ゴルフ大会について、本理事会当日現在、日程は未定と報告があった。●青年部「愛青会」=本理事会当日現在、2020年度事業について未定と報告があった。

JIMTOF2020
(第30回日本国際工作機械見本市)開催中止

 日本工作機械工業会(会長=飯村幸生氏)と東京ビッグサイト(社長=石原清次氏)は、12月7〜12日の6日間、東京・有明の東京ビッグサイト全館を使用して開催予定だった「JIMTOF2020(第30回日本国際工作機械見本市)」の中止を決定した。東京オリンピック・パラリンピックが来年2021年に延期されたことに伴い、展示会場を計画通り確保できなくなったためとしている。
 東京ビッグサイトは、東京オリンピック・パラリンピックにおいて国際放送センター(IBC)、メインプレスセンター(MPC)として利用される。大会の延期により、現在東展示棟で準備中であるIBCの利用が延長されることになった。
 JIMTOFは、工作機械やそのあらゆる周辺機器が一堂に会する、ものづくりの総合見本市であり、かつ最先端の技術・製品が世界中から集結する、世界最大級の国際技術ショー。前回展JIMTOF2018では国内外から1085社・団体が出展し、期間中15万3103人(うち海外から1万2934人)が来場した。
 次回開催は2022年秋を予定。

座ぐり加工用 「タイラードリル」
3D、5Dタイプ新発売
ダイジェット工業 新シリーズをラインナップ

 ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区)は、好評の多機能座ぐり加工用ソリッドドリル「タイラードリル」に、深穴加工用として3Dタイプ(TLD3D形)を4月7日発売した。5Dタイプ(TLD5D形)は6月に発売予定。
 同製品は、広い溝形状で切りくず排出性に優れ、高精度穴加工が可能な先端角180度の座ぐり加工用ソリッドドリル。傾斜面、円筒面、交差穴への穴あけ加工において、径方向への力が小さいため、穴の曲がりおよびバリの発生が少なく、工程を短縮することができる。
 また、ドリル剛性を向上させ、ダブルマージン仕様、低抵抗刃形を採用することにより、安定した3D、5Dの深い穴加工が可能。オイルホール仕様により刃先に適切にクーラント供給ができ、切りくず詰まりと加工刃部の切削熱を抑制する。
 ドリル材種は、耐欠損性と耐摩耗性のバランスに優れたコーティングを採用、また平滑化処理により長寿命化を実現した。
 炭素鋼・鋳鉄・工具鋼・ステンレス鋼・プリハードン鋼など幅広い被削材の座ぐり、穴あけ加工に対応する。
 サイズは、TLD3D形(有効加工深さは工具径×3倍まで)、TLD5D形(有効加工深さは工具径×5倍まで)ともにφ3〜φ14(計190形番)をラインナップ。
 標準価格は6960円〜3万3100円(税抜き)。
機構改革と人事異動
 ダイジェット工業は、4月1日付で次の機構改革ならびに人事異動を行った。
 【機構改革】
 材料・合金および切削工具の体制を強化するため、「技術部」を改編し、材料・合金の開発および生産技術を担当する「合金技術部」と切削工具の開発および生産技術を担当する「切削技術部」を設ける。
 【人事異動】
 敬称略、[ ]は旧職
 古林雄一=常務取締役兼黛杰漢金(滄州)精密模具有限公司董事長[常務取締役経営企画部長兼黛杰漢金(滄州)精密模具有限公司董事長▽中田敏也=取締役経営企画部長[取締役技術部長兼生技室長]▽春日良一=合金技術部長[技術部合金技術室長]▽行成伸二=切削技術部長兼技術室長[技術部技術室長]▽永澤勝幸=経営企画部次長[三重事業所TA工場長]▽岡本康男=総務部総務課次長[総務部総務課長]▽岡村好庸=総務部IT課次長[総務部次長IT担当]▽中谷伸=経理部経理課次長[経理部経理課長]▽此和賢次=切削技術部生技室長[技術部生技室三重工具生技課長兼管理部三重品質検査課長]▽森井達暁=大阪事業所富田林工場長[三重事業所合金第2工場長]▽家野正勝=三重副事業所長[三重事業所長代行]

鋳鉄旋削加工用PVDコーテッド
CBN材種「BC5110」発売
三菱マテリアル 耐摩耗性と耐チッピング性を両立

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=田中徹也氏、本社=東京都千代田区)は、鋳鉄旋削加工用PVDコーテッドCBN材種「BC5110」の販売を開始した。
 BC5110は、高靭性CBN母材に耐摩耗性の高いコーティング膜を採用することで、耐摩耗性と耐チッピング性を両立した新材種。ねずみ鋳鉄の低速連続加工において優れた耐摩耗性を発揮し、チッピングを抑えることで高い面品位を実現する。
 主な特長は次の通り。
 @高いcBN含有量と微粒cBNを採用することで、従来品と比較して刃先の耐チッピング性が大幅に向上し、長寿命・安定加工を実現する。
 A高硬度のセラミックコーティングを採用することで、ねずみ鋳鉄の低速連続加工で優れた耐摩耗性を発揮。また、境界摩耗を抑制し、優れた面粗さも実現する。
 BCBN母材との付着力を高めたことにより、コーティングの剥離やチッピングを抑制する。
 今回発売されたのは49アイテム。
 標準価格は、代表型番「NP-CNGA120408FS2」が5810円、「NP-TPGB110304FS3」が7470円、「NP-SPGN120412GS2」が5220円(いずれも税別)。
鋳鉄旋削加工用PVDコーテッドCBN材種「BC5110」

「レッドライト&ブルーライト
 アップ」プロジェクト実施
吉岡幸 今年は特別ライティング

 建設・産業資材のトータルサプライヤー吉岡幸(社長=吉岡正盛氏、本社=福井市宝永)は、日本赤十字社が5月8日の世界赤十字デー≠中心に実施している「レッドライトアップ」プロジェクトに、今年も参加した。
 同プロジェクトは赤十字運動への理解を深めてもらうことを目的に2016年より始まり、全国の歴史的建造物、ランドマーク施設など、多くの企業・団体が参加している。
 同社ではこれに合わせ、今年は新型コロナウイルスの感染リスクを抱えながら最前線で活動している医療従事者に感謝の気持ちを伝えたいとの思いから「ブルーライトアップ」も同時に実施。5月1日〜10日の毎晩6時〜10時に、道路に面した同社テクノセンター(福井市二の宮)を青色のライティングで輝かせ、赤十字を浮かび上がらせた。
ライトアップされた吉岡幸テクノセンター

高品質と低価格を両立
制御・動力ケーブルを改良
イグス CF880/CF881およびCF890/CF891

 イグス(東京都墨田区)は、チェーンフレックスMシリーズの制御・動力ケーブルであるCF880/CF881およびCF890/CF891を改良した。ケーブル外径を最大20%小さくしたケーブル構造で小さな曲げ半径が可能となり、組込みスペースやエナジーチェーン内のスペースが節約されるため、コスト削減につながるとしている。
 産業界における自動化が進む中、機械の動作スピードをさらに上げる要求などに応じて、軽量で細径のケーブルが求められ、イグスは優れたコスト効率のケーブル開発に注力し続けている。
 今回改良したチェーンフレックスM制御・動力ケーブルCF880/CF881およびCF890/CF891は、新しい構造設計により従来よりもケーブル外径を最大20%縮小。ケーブルの曲げ半径が小さくなるため、エナジーチェーン内での所要スペースが少なくすむメリットがある。
 この制御・動力ケーブルは、PVC外被(CF880/CF881)またはiguPUR外被(CF890/CF891)付き、シールドあり/無しの両タイプを利用できる。特にCF890/CF891は、耐油性・耐熱性に優れ、石材・紙・木材等の加工を行うシンプルな工作機械での短いストロークに最適としている。
 イグスは25年以上にわたり、エナジーチェーン専用のケーブル開発を続けている。CF880/CF881およびCF890/CF891も、発表までに4年という研究開発期間を経ており、同社試験施設での実条件下における長期テストで耐久性も実証済みとしている。

超高速造形(5o/分)の産業用
3Dプリンターを手頃な価格で
イグアス 国内先行発売

 イグアス(社長=矢花達也氏、本社=神奈川県川崎市)は、XYZプリンティングジャパンの産業用3Dプリンター「PartPro120xP」を、本体価格138万円(税別)という150万円を切る価格で2月より国内先行予約を開始している。
 昨今、3Dプリンターは高機能・低価格化が進み著しい進化を遂げているが、造形の高速化は依然として開発課題の1つだった。
 今回、XYZプリンティングジャパンより発売される新製品「PartPro120xP」は、同社独自開発の造形技術UFFTM(Ultra Fast Film)方式を採用したことで、5o/分というハイスピードで高解像度のパーツを造形する。
 また、産業用ながらも省スペースでの使用が可能で、使用可能な材料は全6種、スタンダードレジンから耐熱樹脂まで豊富なラインナップを使用できる。
 【PartPro120xP】
・製品特長=UFFTM方式搭載の超高速・高品質プラスチックモデル
・最大造形サイズ=114×64×100o(幅×奥行×高さ)
・対応材料=Standard/Fast Printing/Tough/High-Temp/Flexible/ABS-like
・本体希望小売価格=138万円(税別)
 本製品・サービスについての問い合わせは、イグアス3Dシステム営業部(TEL044-280-8588、メール3dmodeler@i-guazu.co.jp)まで。

3次元スマートセンサー
「Gocator」に
リンクス 新たなラインナップを追加

 リンクス(社長=村上慶氏、本社=東京都品川区)は、3次元スマートセンサー「Gocator(ゴケイター)」に新たな2つのラインナップを追加し、3月より提供を開始している。
 今回新たに提供が開始されたのは、高速高解像度の2500シリーズに100o視野モデル「Gocator2530」と2m幅の超広視野モデル「Gocator2490」の2つのモデル。
 「Gocator2530」は、最速10kHzの素子を搭載し、青色レーザーで光沢面も苦にせず質の高い計測が可能な2500シリーズにおいて、最大100oの視野を持った幅広モデルとなる。同製品は青色レーザーを採用しており、光沢の強い金属表面などの計測においてもノイズが少なく質の高い計測が可能。バッテリーボックスの外観や溶接の出来栄え検査など、光沢面においても高精度な検査を実現する。
 また、従来の2500シリーズの最大視野は30o程度だったが、同製品では最大で100oの視野幅までスキャンすることが可能。これにより、1台のセンサーで対象物全体をカバーでき、トータルコストの低減にも寄与する。電子部品やタイヤの計測などにも適用可能な視野と速度を有しているとしている。
 「Gocator2490」は、最大2mの視野幅を1台でカバーでき、1920pixの高解像度により、1m視野幅でも0・52o/pixのXY解像度を有している。同製品は、その広い視野から、2m幅のコンベアを流れる段ボールの形状を計測するのにも、1台の計測ヘッドで十分に対応できるため、物流のソリューションとして最適としている。
 また、1m視野幅でも0・52o/pixのXY分解能を確保できるため、細かな計数カウントや、適切な部品が組み付いているか等のチェックなどにも適用可能。
 自動車を組み立てる際のアライメントや、形状計測などの用途にも適用可能で、車体丸々を1度のスキャンで計測することもでき、コンベヤを1台でカバーできる視野を確保できることから、食品での検査にも対応するとしている。

ロボットを過酷な動作環境から守る
「ロボスーツR」 ロボット用 保護カバー
キャプテンインダストリーズ 4月24日販売開始

 世界各地から主に工業・産業用機械部品や各種ツール・ソフトウェアを輸入販売するキャプテンインダストリーズ(社長=山下宏氏、東京本社=東京都江戸川区)は、飛び散る火花や化学薬品などから産業用ロボットを保護するロボット用保護カバー「ロボスーツR」の国内販売を開始した。同社販売網を活かし、自動車メーカーほか産業用ロボットを導入するものづくり企業をターゲットに初年度2000体の販売を目指す。
 「ロボスーツR」の開発元である米国・ロボワールド社は、1993年以来、産業用ロボットを保護するために、採用素材や動作に対応する裁断方法をはじめ様々な研究開発を行い、ロボット用保護カバーを製造している。
 資産であるロボット自体と生産性を維持するには本体保護が重要と、これまでも産業用ロボットを保護する簡易な商品は存在したが、ロボット動作環境が多様化し、より過酷な環境の中で、大切な資産でもあるロボットを様々な飛散物から守る多様性と耐久性がより強く求められるようになっている。
 これを受け、ロボワールド社は飛び散る塗料、鉄くず、ブラスト材、スパッタ、クーラント、化学薬品など多種多様な飛散物にも長時間耐えて対応できロボット動作の妨げにならない形で保護できる専用カバー「ロボスーツR」を完成させた。厳しい条件での様々な動作を想定し、ベーススカート、ベーススカートリング、ベースカバー、下腕、下腕リング、上腕、上腕リング、手首、リストリングなど多数の部品構成でロボットを保護する。
 「ロボスーツR」は、有名メーカー製ロボットの型番をベースとしているが、すべてユーザーのニーズに応じてデザインするオーダーメイドとなる。
 【商品特長】
●塗料、ブラスト材、スパッタ、クーラントなどあらゆる環境に対応
●各環境下での優れた保護性
●最大放射温度は約350℃
●カラーはイエロー、ブルー、ホワイト、ブラックなど各色対応可能

東京グローバルヘッドクォータ
CO2排出量ゼロの電力に切り替え
DMG森精機 今後、国内の他の拠点にも

 DMG森精機(森雅彦社長、名古屋市中村区名駅)は、2020年4月使用分より東京グローバルヘッドクォータ(以下、東京GHQと表記)の電力供給会社をオリックス(東京都港区)へと切り替え、CO2排出量ゼロの電力供給を受けると発表。これにより、東京GHQにおいて電力使用によるCO2排出量ゼロを達成する。
 これまでも同社は、限りある資源と環境保護のためにさまざまな取り組みを行ってきた。国内3拠点(伊賀事業所、奈良事業所、東京GHQ)に太陽光発電設備を導入し各拠点の照明を低消費電力、長寿命なLEDへと交換している。また製品においても不要な待機電力を抑え効率的な加工プログラムを活用して加工時間を短縮することが出来る「GREENmode」を2017年9月から各工作機械に標準搭載し、最先端オペレーティングシステムCELOSにより消費電力の削減、効果の見える化を行っている。
 欧州のDMG MO RI AKTIENGESE LLSCHAFTにおいては、すべての生産拠点でエネルギー効率の改善とコストの削減を目的とした国際規格ISO50001に準拠したエネルギー管理をすでに行っている。照明のLED化や、再生可能エネルギー由来の電力購入など、2020年にCO2排出量を実質ゼロとするべく、CO2ニュートラルに向けた活動に重点的に取り組んでいるようだ。
 東京GHQは、電力供給会社の切り替えにより年間およそ385・8トン(2019年実績)のCO2排出量を削減できる見込みで、これは、杉の木約2万7000本が1年間に吸収するCO2の量に相当する。同社は今後、国内の他の拠点にも導入を予定しているという。
 工作機械は使用年数が10年以上と長い分、省エネの効果は長期にわたり影響する。「DMG森精機は、これらの取り組みによりグループ一丸となってお客さまの生産性向上に寄与すると同時に、環境保護という観点から今後も社会に貢献していきます」と同社はコメントしている。

内径溝入れ工具SNGシリーズ
内部給油対応ホルダ
タンガロイ 3月25日全国発売

 タンガロイ(木下聡社長、福島県いわき市好間工業団地)は、内径溝入れ加工用工具『SNG』シリーズに、内部給油対応ホルダを拡充。3月25日(水)より全国で販売を開始した。最小加工径がφ8oからφ24oまでの幅広い領域に対応でき、優れた切りくず排出性を実現している。
 本製品では安価な鋼シャンクホルダと深穴加工が可能な超硬シャンクホルダの2種類が設定されており、広範囲な内径溝入れ加工に対応してくれる。また、好評を得ている3次元ブレーカGMR形の優れた切りくず処理性との組み合わせで、内径溝入れ加工で発生しやすい切りくずの巻付きなどによる機械の停止時間の削減や加工能率の向上をも実現してくれる。
 適用被削材は炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼から耐熱鋼まで、幅広くカバー。アイテム数は全12アイテムがラインアップされている。主な形番と標準価格は以下の通り。●A08H-SNGR06-D080▽1万7600円、●A10K-SNGR07-D120▽1万8600円、●A12M-SNGR08-D160▽2万1300円、●A20R-SNGR09-D240▽2万5000円、●E08X-SNGR07-D100▽3万9700円、●E10X-SNGR08-D140▽4万5000円、●E16X-SNGR09-D200▽7万1400円(価格はいずれも税別)。
 同社は発売初年度、2600万円の販売を見込んでいるという。

ネオレストDHなど6商品
レッドドット・デザイン賞2020受賞
TOTO 8年連続受賞果たす

 TOTO(清田徳明社長、福岡県北九州市)の「ウォシュレット一体形便器ネオレストDH」「ベッセル式洗面器TA」など合計6商品が、国際的に権威のあるデザイン賞『レッドドット・デザイン賞2020』を受賞した。
 「レッドドット・デザイン賞」は、1955年から続く国際的に権威あるデザイン賞だ。主催はドイツ・エッセンの「ノルトライン・ヴェストファーレンデザインセンター」で、デザインの専門家が革新性、機能性、品質などの基準に沿って厳正に審査し認められた商品に授与される。対象はプロダクトデザイン、ブランド&コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトの3分野。TOTOは、プロダクトデザイン分野で6商品の受賞を果たした。
 受賞した全6商品は以下の通り。
 【ウォシュレット一体形便器 ネオレストDH】▽ネオレストDHは多くの機能を搭載しながら使用者に圧迫感を感じさせないように高さを抑えたシンプル形状を実現。多数の機能部品が最小空間に収まるよう0・1o単位の寸法で調整し配置設計を行っているだけでなく、凹凸や隙間を限りなく無くし清掃性にも優れている。主な販売国は日本・米国・中国・台湾・インド・タイ・ベトナムなど。
 【瞬間式ウォシュレット(海外向け)】▽瞬間式ウォシュレット(海外向け)は温水洗浄、暖房、乾燥、脱臭など多くの機能を搭載しながら、使用者に圧迫感を感じさせないようにフタが便座部をフルカバーし高さを抑えた形状を実現。多数の機能部品が最小空間に収まるよう0・1o単位の寸法で調整し配置設計を行うことで、よりコンパクトになった。また、樹脂を透過するTOTO独自のセンサーを採用することで人を感知するセンサーを便座内部に隠蔽。センサー窓のないスッキリ形状となっている。主な販売国は米国・中国・インド・タイ・ベトナムなど。
 【ベッセル洗面器 TA】▽ベッセル式洗面器TAは自然の有機的な造形をアクセントとして取り込み、あえて非対称な形状とすることでひと手間かけた心地良いくつろぎのカタチを表現している。TOTO独自の素材により従来の陶器より薄くシャープなエッジを実現。また、新しいカラーバリエーションとしてクリーンマットもラインアップした。従来の陶器では出すことのできないシルクのような優しい光が広がり、滑らかな表面はマット調でありながら汚れが落ちやすい高い清掃性とデザイン性を実現している。主な販売国は日本・米国・欧州・中国・台湾・インド・タイ・ベトナムなど。
 【台付シングル混合水栓 GBシリーズ】▽デザインコンセプトは「Balance(調和・均整美)」。垂直水平基調の角エッジラインに、金属や手工芸を使い込んでいったときに見られるなめらかなアール(R)の丸みを施して表現している。洗面器の種類に合わせて高さの異なる3タイプ・12色のメッキカラーを品揃えしている(ただし、日本でのカラーはクロムのみとなっている)。主な販売国は、日本・米国・欧州・中国・台湾・タイ・インド・ベトナムなど。
 【台付シングル混合水栓 GFシリーズ】▽デザインコンセプトである「Fine(細い・良い)」が、円筒形の管材を組み合わせて表現されている。段差や隙間を極力無くしてシンプルをとことんまで極めた本製品。洗面器の種類に合わせて高さの異なる3タイプ・12色のメッキカラーを品揃えしている(日本でのカラーはクロムのみ)。主な販売国は日本・米国・欧州・台湾・インド・中国・タイ・ベトナムなど。
 【在来浴槽 フローテーションタブ】▽フローテーションタブは圧倒的な存在感による高級感と新しい入浴スタイルによる究極のリラックスを提供してくれる。内側の滑らかで凹凸の少ないディテールと点検口などが一切なく手作業によって磨き上げられた外側の曲線フォルムが陶芸作品を思わせる美しさを放っている。入浴を科学する≠アとで生まれたフローテーションタブの入浴姿勢は、宇宙飛行士の浮遊時の姿勢とよく似ており、力学的負担を限りなくゼロに近づけ、かつ体を安定させることで心身ともにリラックスできる形状となっている。体格の異なる多くのエンドユーザーに、この入浴姿勢が体験できるよう枕が上下にスライドし入浴をサポートしてくれる。さらにリラックス効果を高める「肩湯」と浴槽全体をやさしく照らす間接照明も搭載している。主な販売国は、米国・欧州・中国・台湾・インド・タイ・ベトナムなど。
 TOTOは、今回でレッドドット・デザイン賞の8年連続受賞となる。デザインと機能の高度な融合を目指し、同社は引き続きものづくり≠行っていく。

びやすい8デザイン19タイプ
アルミ形材フェンス「フェンスAB」
LIXIL 「開き門扉AB」と同時発売

 LIXIL(瀬戸欣哉社長、東京都江東区)は住む人のプライバシーに配慮した目隠しデザインを充実させ、より選びやすく使いやすい、「横」「縦」「採光」を基調とする8デザイン19タイプの豊富なラインアップが揃う「フェンスAB」、ならびにこれとあわせて外観デザインをトータルでコーディネートできる「開き門扉AB」を2020年3月2日(月)より全国で販売開始した。
 今回発売された「フェンスAB」では、デザインやカラー体系を見直しフラット基調の新ルーバーデザインを含む人気のルーバーデザイン3タイプが設定されるなど、プライバシーを守る目隠しデザインがさらに充実して、全8デザイン19タイプから選べるようになっている。
 また、近年多発する自然災害により注目を集め始めているフェンスに対するユーザーニーズに応えるべく、柱ピッチ1000o施工時において業界最高クラスとなる耐風圧強度42m/秒相当(一部高さサイズを除く)も用意されている。
 さらに、すべてのデザインで、本体W寸法がブロックモジュールにあわせた2000oに統一され、加えて上下桟の外形デザイン、施工方法までもが統一されたことにより、施工現場でのさらなる使いやすさが実現したようだ。
 同日発売の「開き門扉AB」は、「フェンスAB」とあわせて住宅の外観をトータルコーディネートできるよう人気の木調カラーがラインアップされている。「フェンスAB」「開き門扉AB」ともに裏面のデザインにまで配慮されており、内観からの見た目も美しく仕上がるという。
 参考価格は、●フェンス=3万500円〈YL2型/T-8フリーポールタイプ(アルミ形材色、本体1枚+柱1本)〉、●フェンス=5万8000円〈YS1型/T-8フリーポールタイプ(木調色、本体1枚+柱1本)〉、●門扉=12万9000円〈TR1型/07・07-12両開き仕様(アルミ形材色)/シリンダーRD錠〉(※価格は消費税および搬入・取付・設置費等含まず)。本製品に関して詳しくは、同社お客さま相談センター▽通話無料のフリーダイヤル=0120(126)001まで。

建物検査のスキルアップ目指し
建物検査技術品質研修会開催
全住品 4月の民法改正により

 住宅業界の品質向上を目指す全国住宅技術品質協会(全住品/山口喜廣代表理事)は、建物検査に従事する建築士を対象に、検査品質向上に向けさまざまなスキル獲得を目指す「建物検査技術品質研修会」を2019年11月から2020年2月にかけ全国8エリア・9会場で開催した。
 全住品は2016年、住宅建築に起因する不具合の撲滅や品質確保に向けた研鑚・研究、行政や関連団体との連携などを通じて住宅の安心・安全を追求し、業界全体の発展に寄与することを目的に設立された一般社団法人だ。
 その活動の一環として建物検査・測量・地盤調査、工事に従事する人を対象にさまざまな研修会やセミナーをこれまで開催してきた。
 今回の研修会は本年4月の民法改正による「契約不適合責任」の規定に伴う不動産売買契約、請負契約締結時における建物検査の重要性の高まりなどを受け開催。改正後のトラブル回避のため具体的な不具合や見落としの事例を交え、判断基準や報告方法の検証を重ねつつその発生要因について全国で研修してきた。研修プログラムは、既存検査・新築検査の2部で構成。それぞれ座学に加え、参加者によるグループディスカッションを実施することで知識や経験の共有を図った。また今回、シロアリ駆除会社を講師に招いた特別講演を実施。普段あまり対応することがない蟻害についてヤマトシロアリなど各種の標本を手に、生態をはじめとする基礎知識から、実際の蟻道・蟻害を映像で紹介。その対応などについての習得にも励んだ。
 本年は、全国で180名を超える建築士(建物検査員)が参加。参加者からは「グループディスカッションで検査員同士の意見を交わすことはお互いに大いに役立つと思いました」「実例で話を聞くことが実務に役立て生かせると思いました」「シロアリの研修はとても参考になった」と研修を評価するコメントが多数寄せられていた。
 なお、当初10エリア・11会場での開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の影響に伴い福岡・愛媛の2会場の開催が中止に。こちらについては今後開催予定でWebによる受講準備が進められているという。
 全住品は、今後も住宅業界の品質向上のため、住宅建築に起因する不具合の撲滅や安全衛生・品質確保に向けた研鑚・研究に会員企業とともに取り組んでいく。

2020年3月分の工作機械受注額
前年同月比 40.7%減の774億47百万円
日工会 3月としては10年ぶりの低水準

 日本工作機械工業会(日工会、会長=飯村幸生氏・芝浦機械会長)が4月21日発表した2020年3月分の工作機械受注総額は、前年同月比40・7%減の774億47百万円となり、18か月連続で減少した。前月比は0・3%増の微増となったが、2か月連続で800億円を割り込み、景気の目安とされる1000億円を8か月連続で下回った。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で経済の先行き不透明感が一段と増し、企業の設備投資の先送り傾向が強まった。
 内外需別にみると、内需は、前年同月比36・5%減の342億46百万円となり、16か月連続で減少した。期末効果により前月比は7・0%増と2か月連続で増加したが、伸びは小さく、3月実績としては2013年以来7年ぶりに350億円を下回る低水準となった。
 主要4業種では、一般機械が155億58百万円(前年同月比31・1%減/前月比17・5%増)、自動車が74億73百万円(前年同月比50・7%減/前月比17・7%減)、電気・精密機械が30億93百万円(前年同月比36・0%減/前月比2・1%増)、航空機・造船・輸送用機械が15億9百万円(前年同月比32・4%減/前月比87・9%増)。自動車以外は前月実績を上回ったが、自動車は2013年1月以来7年2か月ぶりに80億円を下回った。
 外需は、前年同月比43・7%減の432億1百万円で、18か月連続の減少。前月比も4・5%減と3か月連続で減少した。外需が450億円を下回ったのは2010年1月以来10年2か月ぶり。
 アジアは190億98百万円(前年同月比39・1%減/前月比18・0%増)。急激な感染拡大を受け2月に受注が大きく減少した中国は、政府の産業奨励策により自動車をはじめ多様な業種で受注があり、低水準ながら4か月ぶりに110億円を上回った。
 欧州は72億5百万円(前年同月比61・4%減/前月比34・0%減)。域内各国で感染拡大が進んだ影響から、2012年8月以来7年7か月ぶりに80億円を下回った。
 北米は161億79百万円(前年同月比34・3%減/前月比6・7%減)と4か月ぶりに170億円を下回り、感染拡大の影響が表れつつある。
 この結果、2020年第1四半期(1〜3月)の受注総額は前年同期比35・6%減の2354億円(前期比9・2%減)、また2019年度(4〜3月)の受注総額は前年度比34・9%減の1兆995億円と、それぞれ大きく減少した。
 同会は「世界的に新型コロナウイルスの影響が本格化しつつあり、低水準の受注が継続。今後も国内外で影響が懸念され、動向を注視」するとしている。

2020年鍛圧機械受注予想を下方修正
前年比31.2%減の2250億円に
日鍛工 新型コロナ感染拡大の影響受け

 日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=坂木雅治氏・アマダホールディングス相談役)は4月15日、世界経済に打撃を与え深刻度を増す新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑みて、2020暦年の鍛圧機械受注予想を、昨年12月公表の3350億円から1100億円引き下げ、2250億円としたと発表した。前年比31・2%減の大幅縮小となる。
 国内外ともに自動車のEV化に伴う新規生産設備、医療機器関連、IoT、AI、5G関連への戦略的設備投資の需要は高いとみられるものの、消費市場の回復に時間を要し、大型設備投資の先送りが懸念されるとした。海外は米中貿易摩擦の終息は読み切れないものの、中国のコロナショックからの早期立ち直りに期待する。設備投資を牽引してきた米国は、正常化に時間を要し、欧州、その他地域も今期の需要回復には期待できないと予想した。
 内訳は、プレス系機械が前年比34・5%減の850億円、板金系機械が同38・0%減の700億円、サービスは同16・8%減の700億円とした。
 内外別(機械合計)では、国内は、EV、IoT・AI・ロボット関連の需要は高いが、投資の先送りが懸念されるとして、前年比41・0%減の850億円と予想。
 輸出は、欧米を中心にコロナショックからの立ち直りが長引き、消費需要の喪失による設備更新需要の減速が顕在化すると予想し、前年比29・1%減の700億円とした。今後は中国が大型設備投資の牽引役になると期待を示した。
 同様に2020年度の鍛圧機械受注予想についても、昨年12月公表の3350億円から2250億円(前年比26・3%減)に下方修正した。

2020年5月3日(日)・10日(日)・2741号 2742号
新型コロナ感染拡大を受け
通常総会の開催方法を変更
愛鋲協 令和元年度第9回定例理事会
 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田守彦氏・藤田螺子工業副会長)は、4月17日午後7時より名古屋駅前の安保ホール会議室にて令和元年度第9回定例理事会を開いた。新型コロナウイルス感染拡大に伴い緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されたことを受け、全理事の了解を得た上で、理事長と2名の副理事長のみでの理事会開催とした(開催後、議事内容が各理事により承認され、書面理事会として成立)。他に監事1名、事務局が同席した。
 理事会では藤田理事長の議事進行の下、議案審議が行われた。
 令和元年度会計決算報告が小倉副理事長(小倉商店社長)より行われ、同年度は収入面で組合員の減少による賦課金収入の減少、事業部売上の減少、保険手数料の減少が、また経費面では日本ねじ商連全国大会(横浜)への出席費用があり、赤字決算になったと説明された。
 続いて、同日午後6時30分より同会議室にて行われた監査の結果を、奥田監事(東邦精器社長)が報告した。監査には藤田理事長はじめ理事会出席者が立ち会った。なお、総会当日の監査報告も同監事が行うこととした。
 令和2年度「第47期通常総会」準備の件は、総会次第に沿って藤田理事長が説明。総会資料の内容確認をし、誤字などを訂正した。他に訂正箇所がある場合は4月24日までに組合事務局へ連絡するよう依頼した。その後、組合で総会資料を作成し、5月7日ごろ組合員宛に郵送する予定。
 第47期通常総会については、新型コロナ感染拡大防止のため、規模を縮小して理事・役員による総会とし、会場を予定していた名鉄グランドホテルから安保ホールに変更、懇親会は中止することを決定した。組合員に対し「第47期通常総会内容変更のご案内とお願い」の文書を郵送し理解を求める。
 その他、令和2年度会計予算(案)について審議し決定した。
 次回理事会は5月22日、総会開始前の午後6時に安保ホールで開催。

「第50回通常総会」について
書面総会への移行を決議
静岡県管工機材商組合 4月理事会を開く

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は、4月3日午後3時より静岡市内のホテルシティオ静岡にて理事会を開催した。理事7名が出席した。
 「第50回通常総会」について、5月13日にグランディエールブケトーカイにて開催予定としていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、書面総会へ移行することを全会一致で決定した。これに伴い、懇親会と翌日に製販の交流を図るため予定していたゴルフコンペも中止とし、優良社員の表彰式は来春の賀詞交歓会で行うこととした。正会員・賛助会員への通知は事務局より行い、正会員には書面総会の書類を郵送する。
 新型コロナウイルスの影響について、参加した理事各社の状況が聴取された。「もし社内に感染者が出たら、どのように対応するのか」との質問に対して、「3日間、営業停止にする」と答える理事もいた。
 全国管工機材商業連合会(管機連)理事会について、当初3月の開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響により5月19日に延期になったと報告された。組合から一色理事長が出席予定、大村副理事長(大村商会社長)は未定。管機連の運営体制を構築するためのアンケートに関しては、伊藤理事(ヌマカン社長)に対応を任せることとした。
 次回理事会は、当初6月5日を予定していたが、現在の感染状況を受けて未定とし、後日各理事に連絡するとした。

3月度鍛圧機械 受注額19・3%減
13か月連続で前年割れ
日鍛工 2019年度累計額は21・7%減

 日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=坂木雅治氏・アマダホールディングス相談役)が4月8日発表した鍛圧機械会員月次統計によると、2020年3月度の受注総額は、前年同月比19・3%減の301億44百万円となり、13か月連続で前年を下回った。2019年度累計額は前年度比21・7%減の3054億円となり、すべての月で前年を割り込む低調な1年だった。
 今後については、新型コロナウイルスの影響による経済活動制約及び消費需要低迷の長期化への懸念と、正常化を見据えた取り組みの継続に対する期待が示された。
 2020年3月度のプレス系機械の受注額は、前年同月比20・6%減の107億29百万円となり、13か月連続で前年を下回った。超大型プレスは13・6%増だったが、他は大型プレスが55・4%減、中型プレスが22・5%減、小型プレスも4・4%減といずれも減少。また、油圧プレスは14・0%減、フォーミングは18・8%減、自動化・安全装置も61・2%減だった。
 板金系機械は、前年同月比29・1%減の109億17百万円となり、6か月連続で前年を下回った。レーザ・プラズマが40・3%減、プレスブレーキが13・9%減、パンチングも30・1%減だった。
 サービス系(サービス・部品金型)は、前年同月比0・7%増の84億98百万円となり、6か月ぶりに前年を上回った。
 内外別(機種計)では、国内が前年同月比32・1%減の140億51百万円。電機は10・7%増だったが、自動車の60・5%減をはじめ、金属製品製造業12・1%減、一般機械41・7%減、鉄鋼・非鉄金属38・9%減と全般的に低水準だった。
 輸出は、前年同月比7・5%減の75億95百万円となり、中国向けが82・8%増、欧州向けが0・5%増、インド向けが2・4倍増と増加した一方で、北米向けは61・8%減、東南アジア向けは44・2%減、韓国・台湾向けも74・7%減と低迷した。
 同会の中右専務理事は「海外では中国向けが82・8%増と回復傾向を示しているように見えるが、北米向けが振るわず回復が待たれる」とコメントした。

令和2年2月度総受注高29・4%減
16か月連続で前年を下回る
中部経済産業局
主要8社の金属工作機械受注状況

中部経済産業局が3月31日に発表した令和2年2月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、FUJI、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比29・4%減の248億87百万円となり、16か月連続で前年を下回った。前月比は4・2%減となり、2か月連続で300億円を下回った。
 国内受注は、前年同月比24・8%減の89億53百万円となり、15か月連続で前年を下回った。前月比は2・7%減だった。
 主力の一般機械工業向けが前年同月比34・0%減の45億29百万円と16か月連続で前年を下回り、自動車工業向けも同15・8%減の26億65百万円と15か月連続で前年を下回った。
 海外受注は、前年同月比31・7%減の159億34百万円となり、16か月連続で前年を下回った。前月比は5・1%減だった。海外受注比率は64・0%となっている。
 北米向けが前年同月比23・5%減と13か月連続で前年を下回り、ヨーロッパ向けが同33・4%減、アジア向けが同36・8%減とともに16か月連続で前年を下回った。シェアは、北米向け39・5%、アジア(トルコを含む)向け30・6%、ヨーロッパ向け27・4%。
 国別にみると、1位のアメリカが58億22百万円(前年同月比20・0%減)、以下、中国31億33百万円(同13・4%減)、ドイツ10億69百万円(同39・3%減)、イタリア7億41百万円(同31・6%減)、ポーランド5億13百万円(同120・2%増)の順となった。
 販売額は、前年同月比26・0%減の276億68百万円となり、2か月連続で前年を下回った。前月比は9・6%増だった。
 受注残高は、前年同月比36・0%減の1549億21百万円となり、11か月連続で前年を下回った。前月比は4・7%減だった。

海外向けウォシュレット・壁掛便器
iFデザイン賞2020受賞
TOTO 7年連続で受賞

 TOTO(清田徳明社長、福岡県北九州市)の海外向け「ウォシュレットRW/SW(WASHLETRW/SW)」「壁掛SP便器+ウォシュレットSX(WC SP, wall-hung + WASHLET SX)」の2商品が、国際的に権威のある『iFデザイン賞2020』を受賞した。
 同社はデザインと機能の融合を目指してものづくり≠行っている。今回は、世界56カ国/地域、7298件を超える応募の中から、著名な専門家で構成された審査員が審査を行った結果、同社の2商品について高い評価が与えられた。今回受賞した「ウォシュレット」は多くの機能を搭載しながらも厚みや凹凸が抑えられた、すっきりしたデザイン形状が特長である。その実現のために0・1o単位で内部機構の調整をしたという。「壁掛SP便器」は「ウォシュレットSX」を搭載しながらも、ホースやコードを背面に隠し便器と便座の段差や隙間を極限まで少なくした壁掛便器だ。
 『iFデザイン賞』は1953年から続く国際的権威のあるデザイン賞として、ドイツ・ハノーバーに本拠を置く「iFインターナショナルフォーラムデザイン」が主催している。デザインの専門家が美しさ、機能性、革新性を厳正に審査し、そこで認められた商品にのみ贈られる賞である。同社は今回で7年連続の受賞となった。
 「ウォシュレットRW/SW」は人が直感的に座りやすいと感じるフォルムを追求したという。便座の先端から平らな座面部分が広く確保され、座面は奥側へ緩やかなせりあがり形状となっている。その形状は、人間工学を応用して導き出された、排泄に最適な角度傾斜となっている。機能部は高さを108oと極限まで薄くするために、ノズルを曲線形状にして収めるなど内部部品が独自の工夫で小型化されている。デザインが、シンプルに薄くスッキリとしたことでトイレ空間に溶け込んでくれる。また、給水ホースや給電コードは背面に配置。同社の大便器に組み合わせればホース、コードを完全に隠すことができ見た目をよりスッキリさせてくれる。丸型の「ウォシュレットRW」と角型の「ウォシュレットSW」の2種類がラインアップされている。こちらの製品は、米国・欧州・中国・ベトナム・インド・タイなどで販売されている。
 「壁掛SP便器」と「ウォシュレットSX」は先端部から背面までフラットな天面と滑らかな輪郭で構成されている。隙間や凹凸が最小限に抑えられたシンプルな形状はスッキリとした納まりで清掃性も高い。「ウォシュレットSX」は給水ホース、給電コードの位置を背面に配置。「壁掛SP便器」との組み合わせでホースやコードを完全に隠すことができ、清掃性だけではなく見た目もスッキリさせている。同社独自開発の「セフィオンテクト」で便器表面は100万分の1oのナノレベルでなめらかに仕上げられており便器の防汚効果が長く続く。また「トルネード洗浄」により渦を巻くような水流で少ない水でも効率的に便器を洗浄するので環境にもやさしい。ウォシュレットは「きれい除菌水」を搭載しており、便器ボウルやノズルのきれいが長持ちする。米国・欧州・中国・インドなどで販売されている。

売上高8756億円、減収減益に
コロナの影響で業績予想を見送り
岡谷鋼機 2020年2月期連結決算
 岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)は3月31日、名古屋証券取引所にて2020年2月期決算説明会を開いた。岡谷社長ら幹部が出席した。
 同社が発表した2020年2月期連結決算は、売上高が8756億23百万円(前期比7・7%減)、営業利益が190億32百万円(同9・2%減)、経常利益が230億12百万円(同8・0%減)、当期純利益が156億70百万円(同5・0%減)。素材・鉄鋼・貿易関係を合わせて大幅な減収となり、これに伴い利益も減少した。
 同社は2020年度を最終年度とする中期計画(Gih-2020)で連結売上高1兆円、当期純利益200億円を目指していたが、「昨年後半から中国経済が悪化してきたし、全般的に設備投資も下降気味になってきたことに加えて、新年度は新型コロナウイルスの蔓延で全く見通しが立たない状況」(岡谷社長)だとして、2021年2月期業績予想の公表を見送った。
 配当は、1株あたり120円とし、中間配当金を加えると年間230円となる。2021年2月期は中間期までは110円を予定しているが、期末については現時点で業績予想の合理的な算定ができないことから未定とした。
名古屋市港区空見町で土地取得
 同社は同日、名古屋市港区空見町3番地の広さ約6495坪の土地を3月に取得したと発表した。新たな物流基地などとしての活用を検討している。
岡谷鋼機 組織変更 人事異動 5月28日付
 【組織変更】

 (1)人事総務本部の人材開発室を「人材開発部」とする。
 (2)経理本部の下部組織として「ゼブラ推進部」を新設する。
 同社は、デジタルトランスフォーメーションの進展する状況下で、昨年来SDGs、ESG等の理解・支援活動に全社で取り組んでおり、これらの成果を起業等による事業としても実現させるために「ゼブラ推進部」を新設。ゼブラはその白と黒の縞模様を、社会貢献と同社利益の対立する課題をデジタルトランスフォーメーション等を通じて実現する象徴として表すとしている。
 【役員の異動】
 敬称略、( )は現職
 馬場紀彰=代表取締役副社長、管理部門管掌(代表専務取締役、管理部門管掌、名古屋本店長委嘱)▽岡谷健広=専務取締役、営業部門管掌、鉄鋼事業担当(専務取締役、営業部門管掌補佐、鉄鋼事業担当)▽平野髣T=常務取締役、情報・電機事業担当、名古屋本店長委嘱(常務取締役、情報・電機事業担当、東京本店長委嘱)▽矢島昇=常務取締役、産業資材事業担当、化成品本部長委嘱(常務取締役、アジア地区担当、化成品本部長委嘱)▽坂田光徳=常務取締役、生活産業事業担当、東京本店長委嘱(常務取締役、産業資材事業担当、メカトロ本部長委嘱)▽佐藤宏昭=取締役、豊田本部長、豊田支店長委嘱(取締役、エレクトロニクス本部長委嘱)▽大矢英貴=取締役、メカトロ本部長委嘱(取締役、大阪店支配人、大阪店長委嘱)▽笠野雅嗣=取締役、名古屋本店副本店長、刈谷支店長、安城支店長委嘱(取締役、名古屋本店副本店長、刈谷支店長委嘱)▽仲宗根秀樹=取締役、鉄鋼事業担当補佐、東京本店副本店長、鉄鋼本部長委嘱(取締役、鉄鋼事業担当補佐、名古屋本店副本店長、鉄鋼本部副本部長委嘱)▽犬井佳孝=取締役、大阪店支配人、大阪店長、大阪店鉄鋼部長委嘱(大阪店鉄鋼部長兼福山事務所長兼広畑事務所長)▽坂井俊司=取締役、NaITO取締役社長(NaITO取締役社長)▽大舘道乃理=常勤監査役(取締役、豊田本部長、豊田支店長委嘱)▽北村一正=〈退任〉(取締役、鉄鋼本部長委嘱)▽右田勝久=〈退任〉(常勤監査役)
 【人事異動】部長クラス
 敬称略、( )は現職
 右田勝久=人事総務本部人材開発部長(常勤監査役)▽中村浩=経理本部システム企画部長兼ゼブラ推進部長兼名古屋本店本店長代理(経理本部システム企画部長兼名古屋本店本店長代理)▽水戸部玄=東京本店エレクトロニクス本部長(東京本店エレクトロニクス本部担当部長)
 【人事異動】室長クラス
 敬称略、( )は現職
 内田尚仁=人事総務本部人材開発部室長(人事総務本部人材開発室長)▽和田浩介=大阪店鉄鋼部室長兼広畑事務所長兼福山事務所長(大阪店鉄鋼部室長)

マスク・弱酸性除菌水を販売
ディパーチャーズ

 旅行代理店のディパーチャーズ(社長=天野幹三氏、本社=名古屋市千種区)がこのほど、不織布マスクと手肌に優しい弱酸性除菌水の販売を開始した。
 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、天野社長は「多少でも皆様のお役に立ち、自社の糧にもなればという思いで、マスクと弱酸性除菌水の代理店となり、販売を始めました」と趣旨を述べている。
 注文・問い合わせは、同社=052-734-8385、Eメールinfo@tabi-departures.jpまで。
 【販売商品の詳細】
「柔らか立体マスク」▽対象=風邪・花粉・埃・PM2・5等▽素材=〈本体フィルター部分〉ポリプロピレン不織布、〈耳ひも〉ポリエステル・ポリウレタン▽枚数=50枚1セット▽有効期間=2年間▽販売価格=50枚1セット3000円(税別)。
 「弱酸性除菌水・ステリパワー」▽対象=除菌・消臭等▽素材=次亜塩素酸ナトリウム水を弱酸性にPh調整した除菌・消臭水(安心・安全で確実な除菌・消臭ができる。用途ごとに水道水で希釈することも可能)▽容量=濃度200ppm20リットル▽有効期間=製造から概ね3か月以内(3か月を過ぎると効果がなくなる)▽販売価格=20リットル1万1000円(税別)送料込み。

エコカラットプラスシリーズに
意匠性高めた3商品追加
LIXIL INAXブランドから発売

 LIXIL(瀬戸欣哉社長、東京都江東区)は優れた調湿機能に加え、気になるニオイやホルムアルデヒドなどの有害物質を低減し、室内の快適な空気環境づくりをサポートしてくれるINAXブランドの内装機能建材「エコカラットプラス」に意匠性を高めた3商品を新たに追加し、4月1日(水)より全国で販売を開始した。
 2019年で発売20周年を迎えた「エコカラット」シリーズは、快適な空気環境をつくる優れた機能と上質なインテリアを演出するデザイン性の高さで、発売以来ユーザーから好評を得ている。今回、新たに発売された3商品には最新技術を駆使した高精細加飾が施され、素材感を追求するトレンドを意識した、リビングなどをより上質な空間へと演出してくれるデザインだ。
 新柄の「ドリス」(写真)では、フィンランドを代表するテキスタイルデザイナーのヨハンナ・グリクセンのデザインがエコカラットプラスで表現されている。デザイン事務所の洛彩(京都市中京区)によりヨハンナ・グリクセンの端正な幾何学模様が現代風にアレンジされ、日本の住空間に合わせやすいデザインへと昇華した。洛彩は、テキスタイルの優しい色合いや布目の表情に特にこだわったという。
 また、土の質感と焼き物の表情を再現したクラフト感のあるデザインの「つちのは」、柾目(まさめ/樹木の幹の部分を指す呼称)の木目柄と縦筋の曲面レリーフが特長のデザイン「スモークウッド」も新たに追加されている。
 本製品に関する詳しい問合せは、同社お客さま相談センター▽フリーダイヤル=0120(179)400へ電話、または同社ホームページへアクセスを。

SAP S/4HANAを活用し
基幹システムをリニューアル
トラスコ中山 日本IBMなどと推進

 機械工具卸売商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は3月4日、日本アイ・ビー・エム(日本IBM)、SAPジャパン、野村総合研究所(NRI)とともに同社の基幹システムをリニューアルしたと発表した。
 新基幹システム「パラダイス3」は、SAPジャパンの最新ERP(基幹統合システム)であるSAP S/4HANA(エスエーピー・エスフォーハナ)を採用し、日本IBMがプロジェクトを推進。また、NRIは営業・物流業務を支援するSAP HANAを活用したリアルタイム情報基盤(SORA2)を機能拡張した。
 この新基幹システムによって、トラスコ中山はデジタル技術を活用した業務革新(D]=デジタルトランスフォーメーション)を推進する。
 トラスコ中山は、従来のシステムがサポート期限を迎えるのを機に、基幹システムと情報分析システムのリニューアルを2017年12月に計画。システムの単純な入れ替えのみでなく、ユーザーの利便性向上と事業成長に向けたサービス強化を目指して、業務改革プロジェクトも並行して進めることを決定した。
 しかし、新しい技術への取り組みと、業務改革を同時に進めることは多くのリスクが伴い、計画通りに進まない可能性があったため、日本IBM、SAPジャパン、NRIを主体としたチームを作り、4社でプロジェクトを推進した。
 日本IBMは、コンサルティングから、要件定義、システム構築までを一貫して支援。具体的には、「IBM Impact Assessment for SAP S/4HANA」を活用して影響分析、計画立案の精緻化を実施した。基幹システムおよび分析システムは、それぞれSAP S/4HANAとSAP BW/4HANAへ最新化した。
 また、SAP Cloud Platformを活用した業務の高度化・自動化についても、クラウド開発エキスパートチームを活用。さらに、D]を推進するIT基盤としてSAP Cloud PlatformとIBM Cloudを連携させ、ハイブリッドクラウド・システムを構築した。見積もりのコメント分析に自然言語処理を行うAIの「IBM Watson Natural LanguageClassifier」を採用し、見積もり自動化における迅速な回答の支援に活用した。
 SAPジャパンは、各種ソフトウェアを提供。中心となるERP基盤をSAP S/4HANAおよびデータウェアシステムSAP BW4/HANAにリニューアルした。また、サポートサービス「premium engagement」および「カスタマーケアプログラム」、「戦略的パートナー連携支援」の各サービスにより、日本IBMのSAP S/4HANA導入およびSAP Cloud Platform活用開発を全面的に支援した。
 NRIは、稼働中のリアルタイム情報基盤(SORA)の機能拡張を行い、販売実績から適正在庫数を計算するロジックの高度化や、売れ筋判定による発注データの自動連携を実現し、「SORA2」として「パラダイス3」との連携を強化した。また、リアルタイムの価格、在庫情報を連携するAPI機能の処理能力向上と最適化により、今後の取引量増大に対応することで、社内外システムとの連携性能を強化している。
 さらに、NRIは販売店向けスマートフォンアプリ「T-Rate(トレイト)」を構築。各販売店とのコミュニケーションをより円滑にするためのチャット、タイムライン機能のほか、GPSによる位置情報サービスを活用した配送状況と到着時刻予測機能を実装した。

中川徹会長退任
ミツトヨ 6月30日付

 ミツトヨ(社長=沼田恵明氏、本社=神奈川県川崎市)は、中川徹会長が本年6月30日をもって会長を退任すると発表した。
 同氏は、2007年1月ミツトヨに入社。取締役副社長、代表取締役副社長を経て、2009年8月に代表取締役社長、2017年3月に代表取締役会長に就任した。2019年3月から会長(現職)。

一番身近なボランティア
献血への協力を申し出る
マルマン商事 社会貢献活動の一環で

 新型コロナウイルスの感染拡大により影響を受けているのは献血≠ニて例外ではない。日本赤十字社によると、3月に入って以降、献血に協力を申し出る人数がかなり減少しているという。そこで立ち上がったのが切削工具や測定工具などを取り扱う企画提案型専門商社のマルマン商事(橋爪庄二社長、名古屋市中区)だ。
 同社は日本赤十字社に協力を申し出て、4月7日(火)に自社の駐車場において初の試みとなる献血会≠実施した。第一部(午前)で同社社員が、第二部(午後)では仕入先企業社員など、総勢80名ほどが本社駐車場に停まる、アルコール消毒液などが準備された献血車に集まった。地域住民も数名ではあるが協力を申し出てくれたという。
 「新型コロナウイルスの感染拡大に関するニュースを見るたび何かできることはないかと考え、今回の献血≠企画しました。献血は一番身近なボランティアと言われています。私たちの力は微力ですが、少しでも社会に貢献できたなら幸いです」と同社はコメントしている。
 日本赤十字社も「医療技術の進歩した現在でも血液は人工的に造ることができず、今後も、輸血用血液を安定的に供給するための在庫量を維持していく必要があることから、継続した献血のご協力をいただけますようお願いいたします。また、献血をされる方が一時期に集中することを避けるため、是非とも献血のご予約をお願いいたします。毎日約1万3000人の献血協力が必要なことから、今後とも継続的な献血のご協力をお願いいたします」とコメントを寄せてくれた。
 マルマン商事は、ちょうど1年後の2021年4月7日(火)も、同様の“献血会”を開催すると発表している。

令和2年度新入社員への社長祝辞・訓示
岡谷鋼機
 岡谷鋼機(社長ほ=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)は4月1日、新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、例年の入社式の形式を取りやめ、TV会議にて社長挨拶を行った。
 総勢66名のうち、海外から帰国後3週間以内、また体調不良の新入社員(計11名)は自宅待機とし、他は名古屋・東京・大阪でさらに会議室を分割したうえ短時間で実施。当日は最低限の手続きのみ行い、以降は在宅研修とした。
 【岡谷社長訓示】
(要旨)
 @卒業、そして入社おめでとうございます。両親の方、お世話になった方への感謝を忘れず社会人人生を歩んで下さい。
 A新型コロナウイルスの感染拡大に際し、皆さんの健康は、会社だけでなく何よりも家族のためです。大切な家族との「内の三密」を守り、「外の三密」は絶対に避けて下さい。難しい環境ですが全社を挙げて感染拡大防止に努めていますので、皆さんも当社社員としてしっかりルールを守って下さい。これから在宅での研修となりますが、せっかくの機会ですので、これをチャンスととらえ、自ら学んで自ら成長してください。
 B当社は商社であり信用が大切です。商品を世界中に供給するのは人であり、皆さんには「人材」ではなく「人財」として世界に貢献して頂きたい。そのためにはまずは社会のルールを守って下さい。次に良心・正義を胸に抱いて仕事をし、350年の信用を新しい皆さんが受け継いで下さい。長い人生、毎日の積み上げが大切です。楽しく仕事をし社会に貢献して下さい。難しい時代ですが、ともに頑張りましょう。
トラスコ中山
 トラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)では4月6日、新入社員79名が同社の各物流センターへ着任した。これに合わせて、中山社長から新入社員へ祝辞が送られた。本来ならば同月3日の入社式で社長が述べる予定だったが、新型コロナウイルスの影響により入社式が延期(4月6日時点で開催日未定)となったため、所属先のセンター長が代理で新入社員へ伝えた。
 【中山社長祝辞】
(抜粋)
 「優しさが奪うもの、厳しさが与えるもの」
 新型コロナウイルス騒ぎで世の中が右往左往する中、社会人として歩み始めた皆さん、まずは社会人一年生おめでとうございます。
 誰もが経験のない状況の中で、人間力、生存力、独創力、問題解決力、あらゆる知恵を試されているのだと思います。とんだ災難に出会ったものだと思うのではなく、稀に見る人類対ウイルスの戦いに知恵をめぐらせ、胆力を鍛えてもらいたいと思います。
 今、皆さんの一番の心配は「会社は大丈夫なのか?」ということだろうと思います。現在の状況を簡単に説明しますと「思いのほか順調です。」という状況です。家賃のかからない自社物件、大量の在庫に支えられた商品供給力、ネット通販企業様とのお取引が急拡大等々、現在のところは昨年を上回る売上が確保できており、企業としての役割と使命を果たしています。
 ただ、この先もこの状態が続くかどうかは全く予想がつきません。もしかして売上が半分、いやゼロになるかも知れないということも想定し、「売上50%ダウンに備えた企業再構築」の策定準備に入りました。さすがに50%ダウンでは利益は出ないものの、生き残れる道筋だけは見出していきたいと思います。
 私は決して楽観論者ではありませんが「持つ経営」「自前主義」そして「人や社会のお役に立ててこそ事業であり、企業である」という思想が大いに後押しをしてくれるものと信じております。新入社員の皆さん、どうか安心して社会人デビューを果たしてもらいたいと思います。私たち先輩とともにコロナ退治に参戦してもらうことを楽しみにしています。
 今年皆さんに贈る言葉としては「優しさが奪うもの、厳しさが与えるもの」という考え方です。 優しさがもたらす幸福感とともに、その副作用にも目を向けておく必要があると思います。ひとことで言えば「甘やかされてばかりいては育たない」ということでしょうか。厳しさが与えてくれるものは、自立心であったり、本質を見極める眼であったり、優しさが奪ってゆく精神力、気合い、根性、忍耐力を逆に与えてくれるのではないでしょうか。自ら厳しさを求める姿勢が、自分自身を大きく、逞しく育ててくれるのだろうと思います。
 これから多くの人との接点を通して、人生を歩んでいくことになりますが、物わかり顔で親切で優しい先輩だけではなく、苦言を呈しながらも、ビシバシ鍛えてくれる先輩との付き合いも大事にしてもらいたいと思います。
 「失敗は新人の専売特許」「笑顔は最高のお守り」「チャンスは万人に平等に降り注いでいる」皆さんに直接お伝えしたいことは山ほどありますが、また改めてお会いできた時の楽しみに置いておきます。起伏に富み、笑いの絶えない人生であることを祈ります。

「第6回ジャパン・レジリ
エンス・アワード」受賞
山 善 4年連続の受賞

 山善(社長=長尾雄次氏、本社=大阪市西区)は、「第6回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」にて優良賞を受賞した。
 「ジャパン・レジリエンス・アワード」は、次世代に向けたレジリエンス社会構築への取り組みを、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が発掘、評価、表彰する制度で、同社の受賞は4年連続。
 今回は「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた事業継続強化プロジェクト」が評価されての受賞となった。
 このプロジェクトでは大会の開催期間中、大会のスムーズな運営に協力しながらも取引先へのサービスを中断させないよう、主に次の3項目に取り組むとしている。
 @首都圏エリアすべての事業所(群馬県の「ロジス関東」含む)において、時差出勤や他事業所への分散出社などの勤務体制を取る。
 A@をバックアップするための社内の情報インフラの再構築。
 B期間中の物流を滞らせることなく、かつ「2020TDM推進プロジェクト」(※)の趣旨に沿った物流体制の構築。
 ※東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会時の安全・円滑な輸送サービスの提供と、都市活動や経済活動の安定との両立を図ることを目的に、東京都、内閣官房、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が事務局となり、大会時の交通混雑緩和を目指すプロジェクト。
 同社は、生産財と消費財を社会に提供する専門商社であり、その社会的責任として、災害発生時にも供給責任を果たす取り組みの一環で、国内主要拠点のBCP(事業継続計画)導入や、被災地の復旧活動など、レジリエンス体制の強化に積極的に取り組んできた。
 また、今年の2月末には、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会と一般財団法人格付けジャパン研究機構が創設した「レジリエンス格付け」認定制度で「3つ星レジリエンスカンパニー」にも認定されている。
 同社は、今後も独自の商社機能を活かしながら、国土強靭化に資する事業展開を行っていくとしている。

自動盤・小型旋盤用超硬ソリッドドリル
WSTARドリルシリーズ「DWAE」
三菱マテリアル「DWAE」 のアイテム追加

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=田中徹也氏、本社=東京都千代田区)は、自動盤・小型旋盤用超硬ソリッドドリルWSTARドリルシリーズ「DWAE」に、外部給油式の加工径3oから12oまでの100アイテムを追加し、4月より販売開始した。
 WSTARドリルシリーズ「DWAE」は、低抵抗で切りくず処理に優れ、自動盤・小型旋盤において安定した穴加工を実現する超硬ソリッドドリル。今回のアイテム追加で使用用途の拡大を図った。
 「DWAE」の主な特長は次の通り。
 @小型旋盤の加工スペースに合わせてフルート長さを短く適正化し、機械や被削材への干渉を防止。
 Aワーク剛性やクランプ剛性の確保が難しい状況でも、低抵抗設計なため穴あけ加工が容易。
 B独自開発のウェーブ刃形が切りくずをコンパクトに分断し、溝形状の最適化で切りくず詰まりを防止。
 C独自表面平滑化処理により、切削抵抗の低減や優れた切りくず排出を実現。
 D新開発のPVDコーテッド超硬材種「DP102A」は、潤滑性と耐熱性に優れ、特に低速から中速領域の切削条件下において優れた耐摩耗性を発揮。
 標準価格は、代表型番「DWAE0300]02S030 DP102A」が7540円、「DWAE0600]02S060 DP102A」が1万900円、「DWAE1200]04S120 DP102A」が2万1500円(いずれも税別)。

刃先交換式ガンドリル
『Deep Tri-Drill』
タンガロイ 工具径φ37-φ40を拡充

 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市)は、刃先交換式ガンドリル『DeepTri-Drill』(ディープ・トライ・ドリル)φ37-φ40(8形番)を拡充し、全国で発売した。
 従来の設定工具径になかった金型部品などの深穴加工における加工穴にも適用できるようになり、より多くの深穴加工で高能率安定加工を実現。幅広い穴径の深穴加工において、生産性の向上・コスト削減に大きく貢献する。
 【主な特長】
●H級インサートと独自の切れ刃形状により、高精度かつ抜群の切りくず処理性と高送り加工を実現。
●容易にインサート交換ができ、セットアップ時間を大幅に削減。
●耐欠損性に優れる新材種FH3135のガイドパッドで突発欠損を抑制し、安定した加工が可能。
●工具径範囲はφ37-φ40o。
●加工可能穴深さはL/D=10、15。
 【主な形番と標準価格】
●ボディ 工具径φ37・L/D=10〈MCTR37.00XFM40-10〉16万3800円▽工具径φ37・L/D=15〈MCTR37.00XFM40-15〉17万2200円▽工具径φ40・L/D=10〈MCTR40.00XFM40-10〉17万2000円▽工具径φ40・L/D=15〈MCTR40.00XFM40-15〉18万800円(いずれも税別)。

静電気除去クロスフローファン
CF-600登場
ベッセル 4月2日発売

 ベッセル(田口順一社長、大阪市東成区)は、2020年4月2日(木)より新製品「静電気除去クロスフローファンCF-600」の販売を開始した。従来機種(CF-300)と比べ幅を2倍の600oとしたことで、ワイドエリアの静電気除去が可能に。これにより幅広のベルトコンベアやセル作業台にフィットする除電エリアを実現することができた。
 ムラなく、まっすぐ、遠くまで、ワイドエリアでの除電が可能な「CF-600」の特長を、以下に列挙する。
@ボディは薄型&幅広600o。
A抜群のイオンバランスは、プラスマイナス10V以内。
Bクロスフローファンを搭載。しかも、風量は無段階調整が可能だ。ワイドブローを実現するクロスフローファンと直進フロントカバーにより、優れた除電性能を実現してくれる。
Cつまみスライドで放電針をクリーニング。クリーニングブラシ付きだから、メンテナンスも非常に容易に。
D異常アラームランプ、ならびに外部出力端子付き。高圧出力異常やファンロックを感知したときに、赤色LEDで作業者へ警告。本体裏側の信号出力端子から、同じ異常信号を外部機器へ出力することができる。
E取り付け角度ならびに高さ調整のできるスタンドによりセル作業台、装置出入口、コンベア上への設置が容易にできるようになった。
 作業台、ベルトコンベアライン、セル生産ラインの除電に最適な「CF-600」の標準小売価格は12万円(税別)。本製品に関する詳しい問い合わせは同社フリーコール▽0120(999)914まで。

機構改革・人事異動
DMG森精機 4月1日付
 【機構改革】
◆グローバル本社

・Asia Americas経理部を廃止し、海外経理室を新設。
・購買経理部を廃止し、製造カンパニー製造経理部に統合。
・計画会計部を廃止し、経理部に統合。
・SSEP経理部をS&S経理部に名称変更。
◆R&Dカンパニー
・開発人事部を新設。
・開発経理部を新設。
・機械設計担当部を新設。
・AGV開発室を新設。
・コアユニット部と実験部を統合し、要素技術開発部に名称変更。
◆製造カンパニー
・製造人事部を新設。
・製造経理部を新設。
 【人事異動】
 敬称略、( )は旧職
 古田稔=執行役員DMG森精機キャステック株式会社社長兼キャステック製造部長兼株式会社渡部製鋼所社長執行役員兼島根地区担当(常務取締役製造カンパニープレジデント製造管掌)▼武田昭彦=執行役員グローバル本社リスク管理担当(執行役員グローバル本社経理財務本部財務部長)▼中務陽介〈新任〉=R&Dカンパニー執行役員開発人事担当兼製造カンパニー執行役員製造人事担当(R&Dカンパニーコアユニット部)▼黄晨〈新任〉=製造カンパニー執行役員製造経理担当(グローバル本社経理財務本部工場経理部長)▼鈴木裕大〈新任〉=R&Dカンパニー執行役員開発経理担当(グローバル本社経理財務本部開発経理部)▼栗谷龍彦〈新任〉=R&Dカンパニー執行役員次世代機種開発ターニングセンタ担当(R&Dカンパニー次世代機種開発ターニングセンタ部)▼入野成弘〈新任〉=R&Dカンパニー執行役員要素技術開発担当(R&Dカンパニー実験部長)▼遊亀博=グローバル本社カーボンニュートラル推進室長(グローバル本社固定資産企画管理部長)▼長末秀樹〈昇格〉=R&DカンパニーAGV開発室長(R&Dカンパニー自動化システム部ワーク搬送グループ長)▼柴田朋哉〓海外経理室長(Asia/Americas経理部)

2020年4月19日(日)2740号
中部経産局4月公表 最近の管内総合経済動向
「弱含みとなっている」
総括判断を2か月ぶりに下方修正

 中部経済産業局は、4月13日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を「足踏み状態となっている」から「弱含みとなっている」に2か月ぶりに下方修正した。
 個別の項目では、設備投資の判断を「増加している」から「増加しているものの、伸びは鈍化している」に2016年7月発表以来45か月ぶりに下方修正した。判断変更は33か月ぶり。管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)が15か月連続で前年を下回ったほか、日銀短観、法人企業景気予測調査及び政策投資銀行の設備投資計画調査などで、2019年度の設備投資計画は前回調査時点よりも概ねプラス幅が縮小している。
 住宅投資については、判断を「おおむね横ばいとなっている」から「弱含みとなっている」に6か月ぶりに下方修正。新設住宅着工戸数は、持家が7か月連続で、貸家が2か月ぶりに、分譲が3か月連続で前年を下回ったことから、全体でも3か月連続で前年を下回った。
 雇用は、判断を「労働需給の引き締まりに緩和の動きがみられる」から「労働需給の引き締まりに緩和の動きが広がっている」に2か月ぶりに下方修正した。有効求人倍率は1・57倍となり、10か月連続で前月を下回った。
 生産については、5か月連続で「弱含みとなっている」と判断した。鉱工業生産の動向を指数(2月速報)でみると、プラスチック製品工業、窯業・土石製品工業、生産用機械工業などが上昇したことから、前月比0・3%増と2か月連続の上昇となった。前年同月比は6・9%減と5か月連続の低下となった。主要業種では、輸送機械は、乗用車及び自動車部品が弱含みとなっている。生産用機械は、金属工作機械を中心に弱い動き。電子部品・デバイスは、パソコン向け等を中心に持ち直しの動きがみられる。
 個人消費は、判断を3か月連続で「緩やかに持ち直しているものの、足踏みがみられる」とした。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比6・4%増と2か月連続で前年を上回った。乗用車販売は、普通車、小型車及び軽自動車が5か月連続で前年を下回ったことから、全体でも5か月連続で前年を下回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比11・9%減)。
 その他、公共投資は「このところ弱含んでいる」(2か月連続)、輸出は「弱い動きとなっている」(3か月連続)と判断した。
 企業倒産(件数)は、「運輸業」「建設業」などが前年を上回ったものの、「卸売業」「サービス業他」などが前年を下回り、全体でも2か月ぶりに前年を下回った。
 ※比較は、断りのあるものを除き、2020年2月の実績値による。

2020年3月分工作機械 受注速報
日工会 受注総額前年同月比40・8%減

 日本工作機械工業会(日工会、会長=飯村幸生氏・東芝機械会長)が4月9日発表した2020年3月分工作機械受注速報によると、3月の受注総額は、前年同月比40・8%減の773億55百万円となり、18か月連続で減少した。前月比は0・2%増だった。
 このうち内需は、前年同月比36・5%減の342億35百万円で、16か月連続の減少。前月比は7・0%増だった。
 外需は、前年同月比43・8%減の431億20百万円となり、18か月連続で減少した。前月比は4・7%減だった。
 併せて発表された2019年度(2019年4月〜2020年3月)の受注総額は、前年度比34・9%減の1兆994億49百万円。内外需別では、内需が同36・5%減の4466億28百万円、外需が同33・8%減の6528億21百万円となった。

ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2020
緊急事態宣言を受け
開催の中止が決定

 ニュースダイジェスト社(主催/樋口八郎社長、名古屋市千種区/以下、ND社と表記)と愛知県機械工具商業協同組合(共催/水谷隆彦理事長・ミズタニ機販社長/以下、愛機工と表記)は4月8日(水)、2020年7月2日(木)から同4日(土)に開催を予定していた産業用ロボット・自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2020(以下RTJ2020と表記)」について、新型コロナウイルスの感染症拡大の影響を考慮し開催の中止を決定したと連名で発表した。
 RTJ2020は中部地方で初開催となる、産業用ロボットや自動化システムに特化した専門展だ。国内の生産現場や物流拠点の自動化・省人化に関する数々の課題を解決する場を提供するため愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo/愛知県常滑市セントレア)にて182社・団体、888小間(3月13日(金)時点)の規模で開催するべく準備が進められてきた。しかし、政府が新型コロナウイルス感染症拡大に関する緊急事態宣言を4月7日(火)に発令したことを受け、出展者や来場者、本展関係者の健康や安全を鑑み、やむなく中止を判断したという。
 なお、すでに支払われた出展料金については、消費税を含めた全額が返金されるという。手続きの詳細は、4月下旬に改めてND社から書面にて出展申込者へと連絡される。
 ND社と愛機工は「次回は『ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2022(以下RTJ2022)』として、2022年7月上旬の開催を予定しております。詳細につきましては決定し次第、公式ウェブサイトで発表させていただきます。RTJ2020と同様、自動化や省人化に関する数々の課題を解決できる場をご提供できるよう準備を進めます」と連名でコメントを発表している。
 本件に関する詳しい問合せなどは、ND社内ROBOT TECHNOLOGY JAPAN事務局(担当/西塚氏)TEL052(732)2455まで。

死活問題に直面!
展示会業界はトリプルパンチの大打撃
日本展示会協会 関係各所に要望書提出

 東京ビッグサイト(東京都江東区有明)は東京五輪・パラリンピック開催のためのプレス報道センターとして使用されるため、2019年4月から2020年11月まで延べ20ヶ月にわたり利用が制限されている(例年の51%)。この影響で、展示会業界は東京オリンピック2020年のために約20か月にわたるビッグサイトの利用制約を受け、主催者、支援企業、出展社あわせて8万3000社以上が約2・5兆円の売り上げを失うと試算されている。
 また、新型コロナウイルスの影響により日本の展示会業界は大きな痛手を被っている。出展社・団体はもちろんのこと、主催企業・展示会業界を支える支援企業にも大きな売上損失をもたらしている。2020年2月下旬以降だけでも約350本の展示会が中止・延期に追い込まれている。
 一方で、2020年12月から東京ビッグサイト全館が使用できることを前提として数多くの展示会がすでに開催を発表。営業が開始され、出展各社との契約を済ませている。これらの展示会が予定通り開催できないとなれば、大きな補償問題となることは必至である。
 東京五輪・パラリンピックの開催1年延期に伴い、東京ビッグサイトの東・東新展示棟や西・南展示棟が、2020年12月以降においてもIBC(国際放送センター)/MPC(メインプレスセンター)として据え置かれて当初予定されていた展示会が開催できなくなった場合、主催企業・支援企業・出展社あわせてさらに5万社が約1・5兆円の売上損失を被ることが予想され、日本の展示会業界が再生不可能な痛手を負うことを、すべての展示会関係者が深く憂慮している。展示会業界に関わる企業の大半は中小企業であり、出展社にとっては営業・販売促進の機会の柱としていた展示会の中止により数多くの経営難や倒産が予想され、日本経済に莫大な損失をもたらすことが懸念される。
 展示会は経済活動のエンジンであり、主なる出展社である中小企業の営業販促の有効かつ貴重な機会でもある。今回の問題を単に「展示会・見本市会場や展示会産業だけの問題」ではなく、「日本経済の活性化と発展の問題」および「中小企業の救済策」と大局的にとらえて、展示会が通常通り開催できるようにと日本展示会協会(浜田憲尚会長)は主張するとともに、同協会としての要望書を作成。東京都や議連など関係各方面に働きかけているという。
 ※表は、東京ビッグサイト東展示棟・東新展示棟・西展示棟が引き続きIBC/MPCとして据え置かれ、2021年11月まで利用できなくなった場合を想定。

新型コロナウイルス感染症
緊急事態宣言下に  
おける各社の対応

 トラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は4月9日、細心の注意を払いながら「従来どおり受注・配送の業務を継続」すると発表した。
 営業訪問は原則自粛とし、販売先にはトラスコオレンジブック.Com、ドットクル、メール、EDIの利用を呼び掛けている。また、物流センター内に感染者が発生しても、速やかに消毒作業を行い出荷業務を再開する。万一、いずれかの物流センターが閉鎖となった場合でも、全国26か所の物流センターを総動員して代替出荷を実施するとしている。仕入についても、通常どおり仕入業務、トラスコオレンジブック製作業務を行う。商品データベース「Sterra(ステラ)」での新商品の登録、データのメンテナンスは通常どおり対応する。
 同社では社内で感染者を発生させないために、全従業員1日3回の検温及び記録、時差出勤・在宅勤務、社有車・自家用車による乗り合い通勤などを実施している。
 ジーネット(社長=古里龍平氏、本社=大阪市中央区)は8日、緊急事態宣言に関する対応を発表。5月6日まで、営業職社員については必要最小限の出社とし、テレワークにて営業活動を行う。公共交通機関を利用する社員については、交代で時差出勤をさせるほか、一部の社員でテレワークを実施する。取引先への訪問は原則自粛とし、必要な場合は取引先の許可を得た上で訪問する。その際、マスクの着用、手洗い、うがい等を徹底する。出張、社内外における会議・集会・イベントについては当面の間、自粛し、WEB会議システムを活用するとしている。

TOTO商品
納期に関する最新情報
同社ウェブサイトで随時更新

 TOTO(清田徳明社長、福岡県北九州市)は4月1日(水)、同社商品の納期に関する情報を一部更新した。
 同社によれば、3月24日(火)時点で洗面化粧台の納期は通常回復。同30日(月)時点の状況としては、トイレ商品とキッチン商品においては条件付きながら順次納期回復の目途が立っているという。
 同社は「新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大・長期化しており、部品供給会社からの部品供給に遅延が生じております。このため、弊社商品の一部の生産に遅れが生じております。ご関係の皆さまには多大なご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございません。引き続き回復に向けて全社を挙げて取り組んで参りますので、何卒ご理解賜りますようお願いいたします。詳細につきましては工事業者さまへご確認下さい」とコメントを発表している。
 4月1日(水)現在、納品までの時間が通常回復した商品は以下の通りだ。▽洗面化粧台=本体・鏡などを含む全シリーズ。▽ユニットバスオプション部材=シンラ・サザナ・マンションリモデルバスルームにオプションで品揃えのハンドグリップ。※セレクト記号=YHH23・YHH24(横型ハンドグリップステンレス製)。
 4月1日(水)現在、通常より納品までに時間の掛かる商品は、以下の通りだ。▽トイレ=ウォシュレットシートタイプ全機種、ウォシュレット一体形便器全機種〈ネオレスト、GG手洗器付(ワンデーリモデル)含む〉、大便器〈ピュアレストEX・QR・MR・CS670など〉、暖房便座・普通便座全機種、住宅用システムトイレ〈レストパル・レストパルF〉。▽水栓金具=ニューウェーブシリーズ〈TMNW40〉、GOシリーズ、シングルレバー〈TLG01302・TLG01305〉、ピタットくん〈TW11〉。
 本件に関する最新情報は、同社ウェブサイトで随時更新されており、いつでも確認することができる。

180名収容のホールを完備した
新本社ビルが2月に完成
山下機械 情報発信・技術者育成の場に

 機械商社の山下機械(社長=近藤敏之氏、本社=名古屋市熱田区)は、創業90周年事業の一環として建設していた新本社ビルが本年2月に完成し、同月10日より営業を開始した。新社屋は従来の本社・工場の道路を挟んだ南側に位置し、最大180名を収容できるホールやタワーパーキングを備え、情報発信・技術者育成の場、さらに機械関連の仕事に携わる人たちが集う「マシニストプラザ」としての活用などが見込まれている。
 同社は当初、仕入先向けの新社屋披露行事を4月27日に予定していたが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大予防の観点から開催を中止した。そのため今回、個別に同社を訪問させていだだき、山下隆蔵会長と近藤社長に、新社屋と共に今後同社がどのような展開をしていくかについて話をうかがった。
 新社屋は鉄骨造の一部4階建で、建築面積が206・55坪(682・8u)、総床面積が591・93坪(1956・78u)。事務フロアは従来の約2倍に広がり、3階には定員90名のセミナー会場を常設。可動式の間仕切りを収納すれば最大180名が収容可能なホールとして使用できる。複数の会議室で各営業所やメーカーとのテレビ会議が可能で、スピーディーに顧客の要望に応えられる。社員のゆとりスペースも設置した。1階の駐車スペースに15台、隣接するタワーパーキングに32台の駐車が可能。
 新社屋が建てられた場所は、創業者である山下寅蔵氏が約80年前に建設した機械陳列館があった所で、建設時は東洋一の工作機械展示場と言われ中部一円の鍛冶屋に知れわたり、戦後の中古機械全盛時代にも多くの鉄工関係者が訪れ陳列された機械を購入していったという。
 昨年創業90周年を迎えた同社が目指す会社づくりについて、近藤社長は「中小企業がモノづくりをする時に一番に思い浮かべる、必要とされる存在。仕入先からは、この地域のことは山下機械に聞けば何でもわかる、任せられるという存在にしたい」と話し、引き続き山下会長が半世紀前に作った「自動化、省力化を実現する」という企業理念の遂行をはじめ、機械、工具、補用工具、治具からロボット・自動化装置、周辺装置までモノづくりをトータルに提案・提供できる強みを活かした営業を推進する。
 また、生産技術、工機、保全、海外生産の支援など中小企業の生産現場をトータルにサポートしていくほか、アフターサービス、トラブル対応にも力を入れる。
 さらに、取引条件を守る、技術と市場の情報の蓄積(低離職率の継続など)、背伸びをしない堅実経営を今後も進めていく考えを示した。
 新社屋は、各メーカーの新製品の情報発信、拡販の場となり、さらには「マシニストプラザ」としての役目を目指す。ホールでは、中小企業の顧客が抱える、生産技術、工機、保全機能が弱い、育成できていないといった悩みを解決する定期的なセミナーを実施し、モノづくり技術力並びにグローバル競争力の向上を支援する。
 近藤社長は「仕入先メーカーには固有の技術をもった優れた人がいる。モノづくりの基礎技術や新技術、最先端の市場の商品に詳しい人などに講師をお願いし、お客様にメリットのあるセミナーにしたい」と意欲をにじませた。
 また、新社屋建設により顧客と仕入先の機密情報のセキュリティを高めた一方で、社員と取引先との情報交流、技術共有を図る場所としても活用する。
 近藤社長は「お客様、私どもの社員、仕入先様、新社屋、モノづくりと共に、次の10年、100周年を目指したい」と抱負を語った。
 山下会長はマシニストプラザについて「企業の枠を取り外し、業界の中で機械関係の技術などで悩んでいる人、研究している人、また優れている人たちが寄り集まれる、自由な雰囲気のある広場にしたい」と話した。
工具センターを新設
 同社は新社屋の完成にあわせ、旧本社社屋内に「工具センター」を新設した。これにより、在庫倉庫面積は約6割増床となった(約250u)。
 在庫能力については、アイテム数を従来の1・7倍まで充実を図り、在庫商品の即納率を50%から80%に上げ、同社に問い合わせれば必ずあると言われる在庫センターを目指す。
 そのために販売管理システムに受注と在庫、出荷管理システムのソフト強化を同時に図り、いち早く売れ筋商品の先行発注を掛け、売れる商品の在庫を切らさないようにして販売強化を図る。
 同時に、売れなくなってきた在庫のチェックを順次できるようにして不良在庫品の低減につなげ、経営健全化を目指す。
 近藤社長は「名古屋の中心にあるアクセスの良さも活用し、お客様の駐車台数(工具センター側)も従来の7台から約倍の13台にして、名古屋の同業者の皆様にもいつでも寄りやすい、特急品などの引取りもしやすい存在にしたい」としている。
 また、製造部では、従来の工具センターの建物を製造工場とつなげることで手狭だった組付スペースを2割増強し、加えて三次元測定器を製造工場内に移転することにより、生産効率とシステム受注能力を向上させた。これにより、年間生産売上で5割アップの10億円を目指す。

新社長に浅田健吉氏
アサダ

 配管機械・工具および環境機器を製造販売するアサダ(名古屋市北区)では、3月31日開催の第55回定時株主総会並びに取締役会にて、代表取締役社長の浅田吉氏が退任し、後任の社長に浅田健吉氏が就任した。
 同日選任された役員は次の通り(敬称略)。
▽代表取締役社長=浅田健吉(昇任)
▽取締役貿易本部・貿易業務部担当=杉本丈太郎
▽取締役総務部長=市橋茂
▽監査役=磯部誠一
 なお、取締役相談役の浅田一吉氏は退任した。

「常に新しいことを学び、挑戦を」
DMG森精機 入社式で森社長が訓示

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区)は4月1日、同社伊賀事業所(三重県伊賀市)で入社式を執り行った。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため入社式を中止する企業もあるが、伊賀事業所の社員はほとんど自家用車か徒歩で通勤し公共交通機関を使用しておらず、また適切な人数で式を開催できるため、マスク着用、アルコール消毒の実施を徹底した上で実施を決めた。
 森社長は訓示で「昨年の春頃に皆さんと初めて出会いました。その頃から米中貿易摩擦で景気が悪化し、COVID-19(新型コロナウイルス)の感染拡大とともにここまで世の中が大きく変化しました。経済的には2008年頃に世界金融危機がありましたが、今回はじめて、天変地異による人類を脅かすような危機を、身をもって体験しています。貴重な経験として記憶し、個人、また会社としてしっかり生き残っていけるよう一緒に努力していきましょう」と呼びかけた。
 また、同社の社員として「皆さんは本日、連結で社員数約1万3千人、売上高4858憶円(2019年12月期)の会社に入社されましたが、当社のお客様の21%は従業員が20名以下、35%が21-100名、21%が101-500名以下の会社です。最も重要なことは、こういった会社の社長様や工場長、オペレータの方々と同じ目線でお話し、一緒に利益を生み出していくことです」と心構えを話した。
 森社長は、同社の持続可能な社会を目指したSDGsの取り組みやスポーツを通じた社会貢献についても紹介し、「仕事を通して人生を豊かなものにするため、よく遊んで、よく学んで、よく働いて充実した人生を送って下さい」と激励した。

津島市で5年ぶり開催
2020アタックフェアin尾張
日東工器 売上目標3500万円に

 見て触れて動かす≠テーマに、日東工器(小形明誠社長、東京都大田区)が主催する魅力あふれる催しがいっぱいの展示・実演・即売会『2020アタックフェアin尾張』が、2月18日(火)(午後1時〜同8時)・同19日(水)(午前9時30分〜午後4時)の2日間にわたり、愛知県の津島市文化会館大ホールで開催された。津島市での同フェア開催は、2015年以来5年ぶりとなる。
 同フェアでは、出入口と会場内にアルコール消毒液を複数設置。さらに会場内に加湿器と空気清浄機を設置して、換気と湿度管理を徹底。新型コロナウイルス感染拡大予防対策は充分に行われていた。
 フェア初日開場前、日東工器の長島英明営業本部副本部長は挨拶のなかで「米中貿易摩擦に始まり、英国のEU離脱、拡大を続ける新型コロナウイルスによる経済のストップなど、昨今、世界中を騒がせている不安要素はどれだけあるのか気が気ではありませんが、そんななかでも半導体業界では底打ちしたという情報も入ってくるなど明るい話題も出てきております。しかし景況の如何に関わらず我々は堅実にモノづくりを行い、そしてこの会場にお越しいただきましたユーザーさまにとって価値ある情報をひとつでも多くお伝えできればと考えております。主催店さまには今一度、お客さま方にご案内していただき当会場へのお誘いをよろしくお願い申し上げます」と主催店各社へ最後の来場動員を依頼した。
 会場内は、各種バリ取り機を体験できるバリ取りシリーズコーナーや各種機工製品の紹介コーナー、ドアクローザコーナー、リニアを応用したマッサージ機・メドマー体験コーナー、標準価格の50%オフ製品を取り揃えた大特価特売品コーナーといったカテゴリー別に分けられ、日東工器製品が各コーナーに所狭しと並んでいた。さらにハンドツール1台以上、もしくは全製品で3万円以上の購入特典としてスマートスピーカーやドローンなどが当たる抽選会も実施。来場購入者も喜んでいた。
 同フェアの売上目標は3500万円、来場者数目標は500名と設定。日東工器と主催店17社は目標達成に向けて一致団結していた。
作業者の反力を低減 品質向上に
「トルクリアクションアーム」
日東工器 3機種を同時発売

 日東工器は、電動ドライバ「デルボ」に取り付けて使用する「トルクリアクションアーム」3機種を発売した。
 電動ドライバを用いたねじ締め作業の際、ドライバからの反力により作業者の手首や腕に負荷がかかる。従来の天井から吊り下げて使用する「バランスエース」「リトラクタ」はドライバの重さを軽減させていたが、同製品はねじ締めの反力を軽減させるとともに、ドライバの垂直保持が可能。ねじ締め作業の軽減ならびに安定性、信頼性の向上に貢献する。
 標準価格は、スイングタイプが13万4000円、スライドタイプが16万4300円、テレスコープタイプが8万9300円(いずれも税別)。
 【トルクリアクションアームの特長】
 @反力低減…ねじ締め時の反力を低減させ、作業者への負荷を軽減する。
 A製品に対して垂直締め付けが可能(テレスコープタイプは除く)… 「スイングタイプ」「スライドタイプ」は、ドライバの垂直・水平が保持できるため、ねじ締め時の傾きによるねじ締めや位置ずれを防ぎ、ねじ締め品質の向上に貢献する。
 B設置性の良い低背タイプ(テレスコープタイプは除く)…スタンド高さが550oと低く、設置がしやすい。

簡単操作で締め過ぎを防止する
「デジラチェ」シリーズに
KTC 待望の充電式が新登場!

 総合ハンドツールメーカーの京都機械工具(KTC、社長=田中滋氏、本社=京都府久世郡)は、デジタル式トルクレンチ「デジラチェType rechargeable(充電式)」シリーズを3月に発売した。
 「デジラチェ」は、トルクレンチをもっと身近で扱いやすいものにし、勘に頼らないトルク管理を提案していきたいというコンセプトのもとに開発されたデジタル式トルクレンチで、2005年の発売以来好評を博してきた。
 今回、「デジラチェ」シリーズの使いやすさの向上を狙い、ユーザーからの要望が多かった「充電式」をラインナップに追加した。
 新製品は、デジタル表示により締付けトルクをその場で確認、オーバートルクを防止でき、また使用中の電池交換をする手間が省け電池管理の必要もない。2・5時間の充電で12時間使用することができる(使用状況などにより時間は異なる)。
 用途やトルクで選べる14アイテム(ラチェットタイプ9アイテム、モンキタイプ3アイテム、ヘッド交換式2アイテム)をラインナップ。各種部品の製造・検査、電気設備の保守、自動車整備や自転車整備まで、あらゆる現場の安全とコストダウンを実現する。
 標準価格は3万2000円〜5万8000円(税別)。

システムバスルーム『シンラ』
空間を引き立たせる新色壁柄登場
TOTO 2月3日発売開始

 TOTO(清田徳明社長、福岡県北九州市)はシステムバスルーム『SYNLA(シンラ)』に新色の壁柄をラインアップし、2月3日(月)より発売を開始した。
 2018年8月にフルモデルチェンジした『シンラ』には、デザインと機能が融合した「上質で心休まる穏やかな時間を過ごす」ための先進機能が搭載され、発売以来好評を得ている。今回、そうした機能はそのままに穏やかで心地良い空間を創る「4色」の新しい壁柄がラインアップした。近年人気の素材感ある壁柄は「White(写真)」「Light」「Dark」をテーマとした3つの空間コーディネートを提案してくれる。新しい壁柄は、繊細でゆったりとしたウェーブ模様の「ラメールグリーン」、木材の風合いにパールのきらめきを重ねた素材感のある「シマーホワイト」、大理石を模した重厚で落ち着きのある「エンペラブラック」、石の結晶感を抽象化した柄でコーディネートもしやすい「ミネラホワイト」の4色だ。
 『シンラ』なら、人間工学の研究を重ねて生まれた浴槽形状の「ファーストクラス浴槽(基本仕様)」や、ユーザー満足度96%(TOTO調べ)を誇る「楽湯(肩楽湯・腰楽湯)」(Cタイプはオプション)とともに、空間を引き立たせる新しいコーディネートで、さらなる上質な浴室空間を演出してくれるだろう。
 発売から3年。同社は戸建て向けシステムバスルーム、マンションリモデルバスルーム合わせて年間約1万7000の販売を目標としているという。販売価格など、詳しくは同社ホームページ、または同社お客様相談室▽通話無料のフリーダイヤル=0120(03)1010まで。

日常の安全な作業の指針に
住宅地盤技術者安全手帳発刊
全住品 ポケットサイズを会員向けに

 住宅関連業界の技術・品質向上を目指す全国住宅技術品質協会(以下、全住品と表記/山口喜廣代表理事)は住宅地盤業務に携わる現場従事者に対し、労働災害や現場でのトラブル・クレーム発生の防止を目的とした、全住品会員向け『住宅地盤技術者 安全手帳』を発刊した。
 高齢化の進展などに伴う労働人口の減少が社会問題となるなか、特に住宅・建設業界においては施工現場で実務に携わる現場従事者の不足が慢性化して久しい。人件費のコストの上昇、労働時間の長期化、工事期間の短縮化をはじめ、経験不足の若手や身体能力の衰えた高齢作業者の雇用などリスク発生の要因が増加してきたことから、現場での安全対策、トラブル回避のための対応の重要性が高まってきている。このような現状を踏まえ全住品は、地盤調査および補強工事業務従事者向けに『住宅地盤技術者 安全手帳』を作成し、発刊した。
 『住宅地盤技術者 安全手帳』では、現在の住宅・建設業界での一般的な安全対策だけでなく、地盤調査や補強工事業務特有の事故などのリスクを、シンプルな表現の文章とオリジナルイラストで分かりやすく解説。それぞれの業務内容、専門性に合わせた共通″目のほか、「調査」「工事」のセグメントに分けて構成されている。業務に就いて間もない初心者から熟練作業者まで幅広い層に対して安全の指針を示している。
 『住宅地盤技術者 安全手帳』は、ポケットサイズ(80o×130o/44頁)で税別500円。詳しくは、全国住宅技術品質協会事務局▽電話=03(6863)8540まで問い合わせを。

新社長に山本雅広氏
サンドビック 日本市場での成長を牽引

 サンドビック(本社=兵庫県神戸市)の代表取締役社長に山本雅広取締役副社長が4月1日付で就任した。これまで代表取締役社長を務めていた松本武氏は3月31日付で退任した。
 山本氏は、1994年に入社したサンドビック・マテリアル・テクノロジー(SMT)で20年以上にわたり営業業務に従事し、2010年からはSMTのストリップビジネスのアジアパシフィックセールスエリアマネージャー(中国を除く)として、コストを適切に管理しながら顧客ベースを拡大し、利益成長を達成しながらセールスエリアを率いてきた。2019年1月にサンドビック・コロマントに異動し、コロマントジャパンの西日本クラスターマネージャー、同年10月1日以降はサンドビック・コロマントのセールスエリア・サウス・アンド・イースト・アジアのジェネラルマネージャー兼コロマントカンパニーのカンパニープレジデントならびにサンドビック(日本法人)の取締役副社長を務めていた。

第12回ボウリング大会を開催
鈴村美咲さん(ダイドー)連覇
愛機工西支部 ゲーム後は食事会で交流

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の西支部(支部長=内藤和美氏・内藤商事社長)は、2月7日午後6時30分より中川コロナワールド・コロナキャットボウル中川店にて「第12回西支部ボウリング大会」を開催した。支部員とその従業員ら39名が参加して親睦を深めた。
 ルール説明の後、日頃の腕前を披露し合いながら和気あいあいとゲームを進め、2ゲームの結果、鈴村美咲さん(ダイドー)がトータル387ピン(HDCP含む)で2年連続の総合優勝を果たした。
 ゲーム終了後は、場所を移して食事会と表彰式が執り行われた。会食しながらしばし歓談したのち、順位発表があり、各賞受賞者に賞品が贈呈された。
 上位入賞者は次の皆さん(敬称略)。
▽優勝=鈴村美咲(ダイドー)387ピン(HDCP含む)
▽準優勝=服部騎士(滝川物産)346ピン
▽第3位=太田ひとみ(ダイドー)329ピン(HDCP含む)

2021年3月稼働目指す
津島新工場(仮称)着工へ
二村機器 地鎮祭執り行う

 イーグルスターブランド≠ナおなじみの回転センター専業メーカー二村機器(二村忠宏社長、名古屋市中村区)は、新世代回転センターの量産体制の確立を目的に、愛知県津島市宇治町に事業用地を取得。新工場着工に先立ち3月26日(木)、地鎮祭を執り行った。
 現在、イーグルスターブランドの回転センター商品群は同社本社工場でのみ生産されているが、次世代に対応した新しい回転センターの研究開発環境の充実を図るため、同社は新たな生産設備の導入を含めた新工場の設立を発表。生産拠点を本社と新工場の2か所に分散し、本社工場では研究開発環境をさらに充実させると言う。
 二村社長は、「新工場は2021年3月の稼働を予定しています。新工場の建築に伴い新たな生産設備の導入も行い、生産拠点を名古屋市中村区の本社工場とこの新工場の2か所に増強するとともに、本社工場では研究開発環境を整えニーズに即した回転センターの開発・生産を行います。この津島新工場は延床面積863・61uで、敷地面積からしますと小さな工場ですが、今後の経済動向を踏まえ増強の余地を残しての計画であります。小さな工場といえども弊社工場の総延床面積は2303uですので全体の30%強の増床となります。生産能力的には、基本は既存設備の移設とそれに伴う空きスペースでの研究開発環境の整備となります。また少数ではございますが新規設備の導入も計画しており、約20%の生産能力の増強を見込んでおります」とのコメントを寄せてくれた。
 二村機器は先々代の二村忠男氏と鷲津良三氏の二人が創業した会社であり、その社名は二村氏に、ブランドマークであるワシ印は鷲津氏に由来する。1946年(昭和21年)に二村製作所が個人創業され2020年4月、75周年を迎えた。2012年(平成24年)に就任した二村忠宏社長は、先代の『楽しくなければ仕事ではない。馬鹿は真面目にやれ』との言葉を胸に、80周年、90周年を目指していく。

両面インサート式汎用肩削り
カッタ 「WWX400」 に
三菱マテリアル シャンクタイプを追加

 三菱マテリアル加工事業カンパニーは、両面インサート式汎用肩削りカッタ「WWX400」にシャンクタイプを追加し、販売を開始した。
 強度を追求した独自開発]形状<Cンサートを採用した「WWX400」は、両面6コーナ使用可能な経済性と、さらい刃を大Rとすることで、良好な仕上げ面を実現する。今回、シャンクタイプ8アイテムを発売し、使用用途を拡大した。
 「WWX400」の主な特長は次の通り。
 @両面インサート式により6コーナ使用可能Aさらい刃を大Rとすることで良好な仕上げ面を実現B曲線切れ刃により、底面、外周面への切りくず飛散を抑制C最大インサート厚み9oにより優れた耐欠損性とダイレクトクランプで安定したインサートの固定を実現Dカッタボディの曲面形状をしたインサート保持部は、インサートとボディのクリアランスを適切に確保し、インサート損傷時や切りくず擦過時のボディ損傷を抑制Eインサート厚みの向上により、シートレスを実現させることで、チップポケットが確保されカッタボディの刃数展開が豊富F豊富な材種展開で幅広い被削材に対応する。
 「WWX400」シャンクタイプの標準価格は、代表型番「WWX400R5003SA32M」5万3700円▽「WWX400R5004SA32M」6万2600円▽「WWX400R6304SA32M」7万200円▽「WWX400R8007SA32M」10万8000円(いずれも税抜)。

持続化給付金とは
 持続化給付金は、新型コロナウイルス感染症の影響により売上が前年同月比で50%以上減少している中堅・中小企業、小規模事業者、フリーランスを含む個人事業者、その他各種法人などを対象とした給付金制度。法人の場合は最大200万円、個人事業者等の場合は最大100万円を給付し事業継続の支援を行うというものです。
 詳しくは経済産業省HPで公開中のパンフレット(https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf)で確認を。

2020年4月12日(日)2739号
新型コロナの影響など情報交換
通常総会の運営について審議
静岡県管工機材商組合 3月理事会を開く

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は、3月6日午後3時より静岡市内のホテルシティオ静岡にて理事会を開催した。理事8名が出席し、新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、通常総会の運営方法などについて審議した。
 冒頭、一色理事長より挨拶があり、続いて議事に入った。
 第1号議案=「第50回通常総会」について、5月13日にグランディエールブケトーカイにて開催予定としていたが、新型コロナウイルスの感染が拡大し、終息の目途が立っていない状況を鑑み、予定通りに行うかを審議。総会のみ行い、懇親会を中止する場合なども含め、会場のホテルに対し、キャンセル料の発生などについて鈴木副理事長(山田商工社長)が問い合わせることとした。その結果などを踏まえ、4月理事会で最終決定する予定。
 通常開催を前提に、来賓として臨席いただく、堀田キッツ社長に来賓祝辞を、窪田前澤化成工業社長に乾杯の発声を、鈴川TOTO中部支社長に中締めを、伊藤ヌマカン会長より各氏に依頼済みであると報告された。
 当日の総会終了後に行う優良社員表彰に関しては、優良社員として推薦された8社18名が報告され、全員承認された。表彰状の製作は一色理事長が手配する予定。
 また、総会の翌日(5月14日)には製販の交流を図るためのゴルフコンペの開催が富嶽カントリークラブにて12組で予定されているが、案内状の発送は総会の開催状況次第とした(開催されない場合もある)。
 第2号議案=新型コロナウイルスの影響について、参加した理事各社の状況などが聴取された。現状は「まだそんなに影響は出ていない」としながらも、部品の調達ができなくなっているメーカーもあり「住設を中心にこれからが心配」という声が多数あった。
 第3号議案=愛知県管工機材商業協同組合の主催により10月8〜10日の3日間、名古屋市の吹上ホールで開催される「第33回管工機材・設備総合展」について、組合でバスを予約し10月9日に同展示会を観覧する。大河理事(大河機材社長)が担当して各種手配を行うことが確認された。
 第4号議案=西部支部会・懇親会の報告。2月25日に会員10社11名、賛助会員16社20名が出席して行われ、情報交換などをして親睦を深めた。
 第5号議案=管機連(全国管工機材商業連合会)理事会について、当初3月の開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響により5月19日に延期と報告された。組合から一色理事長が出席予定、大村副理事長(大村商会社長)は未定。
 第6号議案=2020年組合研修旅行について、今後検討を重ね訪問先などを決定していくことが確認された。
 第7号議案=その他、役員コンペを8月に、組合コンペを11月に開催することが確認された(日時は未定)。会場はそれぞれ静岡カントリー浜岡コース、静岡カントリー島田ゴルフコースを予定。また、来年の新年賀詞交歓会の開催日を1月15日に変更したことが報告された。
 以上で議事を終了した。
 また、この日は理事会の前に研修会(担当=野村理事・野村商店社長)が開かれ、四国化成工業中部営業部次長兼静岡営業課長の長尾氏より会社紹介の後、壁材、舗装材、門扉、手すりなどリフォームを重点的に紹介された。
「第50回通常総会」は書面総会に
 同組合は4月3日に開催した理事会にて、第50回通常総会を書面総会とすることを全会一致で決定した。それに伴い、懇親会と翌日のゴルフコンペも中止とし、優良社員の表彰式は来春の賀詞交歓会で行うこととした。

通常総会に向け準備進める
感染拡大状況により延期も
岐阜県管工機材商組合 3月度理事会を開催

 岐阜県管工機材商組合(理事長=渡部勝裕氏・大東社長)は、3月5日午後5時より岐阜グランドホテル(岐阜市長良)で、理事8名が出席して3月度理事会を開いた。
 冒頭、渡部理事長が「本日は、お集まりいただき誠にありがとうございます。新型コロナウイルスが猛威を振るっていますし、議題も多くありますので、速やかに進めてまいりたい」と挨拶。理事長が議長を務めて議事に入った。
 2020年度役員改選については、5月の総会で現行理事の任期が満了となるため、理事会の方針として、全員留任を総会に議案提出することが確認された。
 第43回通常総会(5月13日、岐阜グランドホテルにて開催予定)の役割分担については、審議の結果、次のように決定された。開会の辞=神隆理事(五光山彦社長)▽事業報告=白木伸道副理事長(白木商会社長)▽乾杯(懇親会)=宮崎宏一郎理事(西武管商執行役員本店長)▽中締め=中川貴央理事(安田本店本店長)。
 また、4月1日より新規入会のアクアフィールド野原社長を通常総会で紹介することとした。
 その他では、@愛知組合主催の「第33回管工機材・設備総合展」(10月8〜10日の3日間、名古屋市千種区の吹上ホールにて開催)について、従来同様、バスにて見学ツアーを行う。訪問は、初日の10月8日を予定として準備を進めることとした。
 A来年の新年賀詞交歓会について、愛知組合の新年賀詞交歓会が2021年1月19日に開催される兼ね合いから、開催予定日を1月21日とすることを決めた。会場は岐阜グランドホテル。
 B新型コロナウイルス感染予防の観点から、通常総会の延期についても審議し、今後の動向を注視しつつ検討していくことが確認された。
 C4月2日に開催する予定だったゴルフコンペについては、感染予防のため中止を決定した。秋に開催予定の製販ゴルフコンペは現時点では通常通り開催する。

2020年2月分の工作機械受注額
29・6%減の772億24百万円
日工会 コロナの影響で中国向け47・6%減

 日本工作機械工業会(日工会、会長=飯村幸生氏・東芝機械会長)が3月24日発表した2020年2月分の工作機械受注総額は、前年同月比29・6%減の772億24百万円となり、17か月連続で減少した。前月比も4・4%減となり、2か月連続で減少した。
 中国経済の構造問題や米中貿易摩擦の影響、自動車関連需要の低迷などにより長らく調整局面が続く中、新型コロナウイルス感染拡大が新たな脅威となり、中国市場を中心に外需全般を一段と押し下げた。
 受注総額が800億円を下回ったのは2013年1月以来7年1か月ぶり。景気の目安とされる1000億円を7か月連続で下回った。
 内外需別にみると、内需は、前年同月比23・2%減の319億97百万円となり、15か月連続で減少した。前月比は8・1%増で、2か月ぶりに300億円を上回ったが、国内需要は全般的に弱含んでいる。
 主要業種の一般機械向けは、データセンターや5G基地局の増設など半導体製造装置関連需要の高まり、産業機械向け大型機の受注などが牽引し、前月比24・7%増(前年同月比26・6%減)の132億46百万円となったほか、自動車も90億82百万円と僅かながら前月実績を上回った。
 外需は、前年同月比33・6%減の452億27百万円で、17か月連続の減少。前月比も11・7%減と2か月連続で減少した。外需が500億円を下回ったのは2013年1月以来7年1か月ぶり。
 中国は73億80百万円(前年同月比47・6%減、前月比31・3%減)で、2013年1月以来7年1か月ぶりに100億円を下回った。感染拡大により設備投資の先送り感が急激に高まったほか、中国国内の厳しい移動制限により商談が大きく制約されたケースも多く、「春節入り前に商談を大方詰めていた案件を除くと、実質成約がなかった」という会員もいたという。
 欧州は109億15百万円(前年同月比39・7%減、前月比11・7%減)で、2013年8月以来6年6か月ぶりに110億円を下回った。中国への輸出依存度が高いドイツで低迷が続いているほか、イタリアも2013年4月以来6年10か月ぶりに10億円を下回るなど、域内全体で振るわなかった。
 北米は173億41百万円(前年同月比18・6%減、前月比4・6%減)となった。7か月連続で200億円を下回るなど、北米も調整局面にあるが、他地域に比べて小幅な減少にとどまった。
 日工会が3月上旬に実施した会員アンケート調査では、4〜6月期の受注見通しについてDI値(「増加」-「減少」)がマイナス27・0と前回から2・0ポイント悪化した。
 同会は今後の受注動向について「急激かつ広範な感染拡大を受けて、経済の先行きが極めて見通しにくくなっていることから、国内外とも設備投資の先送り感が強まっており、受注額は当面低調に推移する可能性が高い」との見方を示している。
新型コロナウイルス感染拡大による
生産・出荷への影響 [日工会まとめ]

【3月上旬実施の会員アンケート結果要旨】
 1.生産への影響
 (1)中国での生産

 中国国内での感染拡大を受け、本来1月末に明けるはずだった春節休暇が大幅に延長され、かつ移動も制限されたため、従業員が帰省先から戻らず、2月下旬にかけて、実質的に生産を停止したケースが多く窺えた。
 部品調達先の企業も操業できず、物流面でも省境を超える際に大幅な遅れを強いられたこともあって、生産に必要な物資の入荷も滞った。
 突出して多くの感染者が生じた湖北省以外では、2月終盤から徐々に移動制限が緩和され、全般的に生産再開・物流改善が進みつつある一方、人員の帰還が不十分な地域では、待遇面の優劣と生産再開が連動し、ユーザ企業の間で稼働状況に差異が見られるケースもある。
 (2)日本国内での生産
 一部会員より、中国からの鋳物の納入遅れにより日本国内での生産に影響が及んでいるとの回答があったが、多くの会員では、現時点で部材購入や生産計画に大きな影響は生じていない。
 一方で、この状況が長引く可能性を見越して、発注数量を増加しての先行手配や日本での代替品調達、または生産計画自体を見直す動きも窺える。
 2.出荷への影響
 日本政府の渡航自粛要請等を受けて、2月以降中国への出張を見合わせている会員が多く、同国での据付、試運転、検収作業に遅れが出ている他、ユーザ側の資金繰り悪化や受入態勢不備で出荷を延期しているとの回答が目立つ。
 物流制限緩和の動きを受けて、部品供給については再開の動きもみられるが、日本から現地に出向いての作業対応は休止したままの会員が多い。
 一方で、現時点では出荷上大きな問題は生じていないとする会員も一定の割合で窺える。
 この他、今般の事態が鎮静化した際、出荷遅れとなっていた案件と、元々その時期に出荷が予定されていた案件が重複し、人手不足から出荷に影響が及ぶ可能性を危惧する見方もある。

「2020中部どてらい市」
10月28日(水)〜29日(木)に延期
山善名古屋支社 会期も3日から2日間へ

 山善(社長=長尾雄次氏、本社=大阪市西区)の名古屋支社は、6月13日(土)〜15日(月)の3日間の日程で開催を予定していた「2020中部どてらい市」を、新型コロナウイルス感染拡大の現状と、出品メーカー並びに主催店各社からの意見を総合的に判断した結果、次のように延期すると決定した。
 ●開催日程=令和2年10月28日(水)〜29日(木)の2日間
 ●会場=ポートメッセなごや1号館(1万3870u)
 同展示会を運営するヤマゼンクリエイトは「初めての10月平日開催であり、2015年以前の会場(1号館)での開催となりますが、今まで以上に価値のある『中部どてらい市』を目指して邁進します」としている。
 なお、搬入・搬出日程についても、搬入を10月26日(月)〜27日(火)に、搬出を10月29日(金)開催終了後〜30日(土)午前中に変更する。

『INTERMOLD2020/
金型展2020/金属プレス加工
技術展2020(大阪展)』開催中止

 日本金型工業会(会長=小出悟氏)と日本金属プレス工業協会(会長=木龍一氏)は3月10日、4月15日(水)から18日(土)までの4日間の日程でインテックス大阪にて開催を予定していた『INTERMOLD2020/金型展2020/金属プレス加工技術展2020』の開催中止を発表した。
 今般の新型コロナウイルス感染拡大から、関係省庁の発表するガイドラインに従い感染防止策を講じた上での開催を準備してきたが、主催者および運営事務局にて検討を進めた結果、現時点では4月以降の感染終息の見通しが不透明な状況となっているため、来場者、出展者、展示会運営・施工関係者の健康と安全面を最優先とするべきと考え、同展の開催中止を判断したとしている。
 なお、現時点において、7月15日(水)から18日(土)の4日間の日程でポートメッセなごやにて予定されている「名古屋展」については開催される予定。

新発想の可動式アメニティブース
「withCUBE」 新開発
LIXIL 快適なトイレ空間をレンタル・リース

 LIXIL(社長=瀬戸欣哉氏、本社=東京都江東区)は、最新のシャワートイレや洗面器などで構成された快適なトイレ空間をまるごとレンタル・リースでき、どこでも簡単に必要な数だけ設置できる、新発想の可動式アメニティブース「withCUBE」を新開発し、物流センターを中心に4月より受注を開始する。
 物流業界では近年、賃貸物流センターが増加傾向にあるといい、これらの施設が抱えるトイレ空間の困りごとを解決するため、同社では管理者の求めるフレキシブル性・経済性と使用者の快適性を追求した、誰もが使いやすいトイレを目指して「withCUBE」を開発した。
 同製品は、従来既設配管の近くにしか設置できなかったトイレを、排水圧送粉砕ポンプの採用により、既存のパイプシャフトの位置を気にせずどんな場所でも設置することが可能となり、従業員の人数に対してトイレが足りない、作業エリアからトイレが遠いといったトイレ不足のフロアやスペースに設置できる。
 また、完成品の状態で発送するため、最短1日で設置でき(事前準備として、給排水・電気工事等が別途必要)、テナントの利用が決定してすぐに操業させたい場合でも対応可能。
 さらに、購入ではなくレンタル・リースとなるため、必要なときだけ月額料を支払うことで利用できる。退去する際の大掛かりな解体工事が不要で原状復帰も容易にでき、費用を抑えられる。継続して清潔なトイレを快適に使えるよう、専門スタッフによる月に一度の定期メンテナンスサービスも付帯している。
 室内では、最新の清掃性に優れた壁掛け式洋風大便器を採用し、擬音装置を搭載したシャワートイレも装備しており、快適に利用できる。大便器や小便器、洗面など用途に応じたさまざまなバリエーションにより、男女比や利用目的に合わせて設置することが可能としている。
環境アレルゲンの働きを抑制する
内装機能建材 「アレルピュア」
LIXIL 取り付けが簡単な2商品発売

 LIXILは、室外から持ち込んだスギ花粉やダニのフン・死がいなどに含まれる環境アレルゲンの働きを抑制するINAXブランドの内装機能建材「アレルピュア」シリーズの屋内壁タイル「アレルピュア ウォール」から、簡単に取り付け可能な「アレルピュア ウォール デザインパッケージ」「アレルピュア ウォール デザインパネルキット」を発売した。
 「アレルピュア ウォール デザインパッケージ」は、「アレルピュア ウォール」をあらかじめ2サイズ(3u、4u)にパッケージ化し、絵を飾るような感覚で手軽に既存の壁に張ることができる商品。タイルの種類にあわせてカラーの組み合わせも自由に選べる。
 「アレルピュア ウォール デザインパネルキット」は、1時間ほどで簡単に施工でき、気軽に「アレルピュア ウォール」を楽しむことができる商品。子ども部屋のアクセントにおすすめの3デザインを揃えた。
 このほか同社では、屋内壁タイル「アレルピュア ウォール」と玄関内床タイル「アレルピュア エントランスフロア」それぞれに、コーディネートの幅を広げる新デザイン2商品を追加し、同時発売した。

2月度鍛圧機械受注額25・1%減
日鍛工 12か月連続で前年割れ

 日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=坂木雅治氏・アマダホールディングス相談役)が3月9日発表した鍛圧機械月次会員受注統計によると、2020年2月度の受注総額は、前年同月比25・1%減の191億8600万円となり、12か月連続で前年を下回った。プレス系と板金系を合わせた機械合計では同31・1%減となり、両者ともに落ち込んでいる。
 全世界的に設備投資意欲の減退が鮮明になってきており、世界的な新型コロナウイルスの影響により、経済活動の制限、消費需要の低迷などにより世界経済の下押し圧力が強まっているとの見方が示された。
 プレス系機械は、前年同月比32・0%減の65億1900万円となり、12か月連続で前年を下回った。大型プレスは62・8%増だったが、ほかは超大型プレスが76・9%減、中型プレスが44・5%減、小型プレスも26・3%減といずれも減少。また、油圧プレスは61・9%減、フォーミングも54・6%減。自動化・安全装置は81・8%増だった。
 板金系機械は、前年同月比30・0%減の64億4700万円となり、5か月連続で前年を下回った。レーザ・プラズマが54・0%減、プレスブレーキが27・6%減、パンチングも6・0%減だった。
 サービス系(サービス・部品金型)は、前年同月比8・6%減の62億2000万円となり、5か月連続で前年を下回った。
 内外別(機種計)では、国内が前年同月比27・6%減の91億4700万円。電機は82・6%増、鉄鋼・非鉄金属は32・9%増だったが、自動車が35・7%減、金属製品製造業が29・4%減、一般機械が40・9%減と減少した。
 輸出は、前年同月比38・1%減の38億1900万円となり、北米向けが45・1%増だったが、ほかは中国向け63・1%減、東南アジア向け44・6%減、欧州向け87・7%減、韓国・台湾向け71・8%減、インド向け46・0%減と低迷した。
 同工業会の中右専務理事は「輸出の低迷が鮮明になり、とりわけ中国向けの落ち込みが顕著になっている」とコメントした。

組合発足時の結束力持って
先行き不透明な今を乗り切る
名古屋ポンプ組合 新春交歓会開催

 名古屋ポンプ組合(竹田驤齣纒\理事・中京製作所社長)は2月7日(金)、名古屋市中区新栄の木曽路瓦町店で、毎年恒例となっている令和2年度新春交歓会を開催。正会員や賛助会員らおよそ30名が集い、親交を深めた。
 冒頭、竹田代表理事は「令和の時代に入ってまだ一年も経っておりませんが、昨年を思い返してみるといろんなことがありました。そして今年に入った途端、新型コロナウイルスの感染拡大が騒がれ始めました。東京五輪・パラリンピックが閉幕した後、日本の景気は下降するだろうと耳にしますが、本当にそうなるのでしたら日本の株価はとっくに下がっているはずです。いっこうに下がらず、まずまずな水準で推移しているということは、五輪後にも仕事はあるということの表れではないでしょうか。東京で仕事をしている工事業者の方に聞きましたら『渋滞や迂回などの影響で五輪開催期間中は道路が走りづらくなることが予想される。そのせいで仕事が先送りになってしまっている』と嘆いていました。逆に言えば五輪後には多くの仕事が出てくるのではないでしょうか? 東京都は多くの公共投資を五輪後に持っていっています。この名古屋エリアを見ても仕事はたくさんあります。設備投資だけはちょっと止まっておりますが住宅建設現場などは多く見受けられます。私は、名古屋の景気は決して悪くないと思っています」と挨拶で今後の景気動向などを予想した。
 続いて賛助会員を代表し、迫田一郎川本製作所名古屋支店長が「新型コロナウイルスが追い打ちをかけるカタチとなって世界経済に悪影響がおよびつつあり、今春以降の動きはほとんど読めないとよく聞きます。多くのメーカーでは実際に中国からの部品供給が滞っており納期に影響が出ております。こうした不安な情勢は過去にも何度か訪れており、このような局面を我が国日本は幾度となく経験しております。しかし、ここにご列席の皆さまはそれを乗り越えてこられた猛者だと思っております。われわれの商材であるポンプは景気に左右されないニッチな商品ではあるものの、技術力や揺るぎない信頼が屋台骨にある専門業者として、お得意さまの心を安心感で満たすことができたからこそ乗り越えられてきたのだと思っております。これからますます早い段階での情報収集力や分析力というものが求められてくると思います。かつて、同じポンプという製品の製造会社仲間として組合を作り、物流の確保や材料の共同購入の面で融通し合ってきた頃の強い結束を今また深め、今こそ同業ライバルの垣根を越え、昨今の厳しい波を乗り越えていければと考えております」と語り、参加者全員の結束を深めようと呼び掛けた。
 乾杯を前に、野呂正鶴見製作所中部支店第二営業所長が「新型コロナウイルスが猛威を振るい、テレビなどはこの話題で持ちきりです。当然、経済にも影響が出始めているわけですが、負けずに今年もこの地域を盛り上げていければと思っております」と一言添えて乾杯の音頭を取り、交歓会が幕を開けた。
 宴もたけなわとなったところで徳美文吾マルティーポンプコンサルタント社長が中締めの挨拶をし、最後は参加者全員による一丁締めで散会となった。
 ※注/本記事内に記載した各人の挨拶発言内容は、東京五輪・パラリンピック開催延期決定前、新型コロナウイルス感染拡大が騒がれ始めた当初のものである。

新たなイノベーション生み出す場
『TECH Biz EXPO2020』
1万人超す来場者で賑わう

 これからのものづくりを切り拓く先端加工技術≠テーマに第9回次世代ものづくり基盤技術産業展『TECH Biz EXPO2020』が2月5日(水)・6日(木)の2日間、名古屋市千種区の名古屋市中小企業振興会館・吹上ホールで開催された。137社・団体が、3つの同時開催展を含め186小間に集結。開催2日間で1万201名を動員した。
 オープニングセレモニーでは、まず、主催者の河村たかし名古屋国際見本市委員会会長(名古屋市長)が登壇。「製造品出荷額で言えば、日本を支えているのはこの名古屋・伊勢湾地区であると言っても過言ではありません。この名古屋市は戦中・戦後には非常に苦労した街でありますが、今や税金上納率は日本一の街となりました。産業のチカラは、世界中を見てもトップクラスですし、特に自動車・航空機・工作機械・ロボットに関しては日本一だと自負しております。関連企業等々含めますと、集積地としては世界一ではないでしょうか。そんな名古屋市で開催する今回の展示会を最大限活用していただき、新たなるビジネスチャンスを生み出してください」と挨拶した。
 続いて同時開催『フロンティア21エレクトロニクスショー2020』主催者の松尾隆徳中部エレクトロニクス振興会理事長(東洋電機相談役)が登壇。「名古屋を中心とするこの地域のエレクトロニクス産業は昔も今も難しい状況にあります。そこで60年ほど前にこの中部エレクトロニクス振興会が誕生しました。あれから今に至るまでその成果を皆さまに広めるため、また産業の振興のため、このエレクトロニクスショーを開催することとなり今回で50回目の節目を迎えることができました。私どもはこの地域の自動車に代表される産業と関連する分野としてのエレクトロニクス、さらに情報・通信といった新しい分野が融合し新しい産業を創り出すためのパイプ役となれればと思っています。私たちは“働き方改革”“Society5.0”といったテーマを掲げています。これからはデジタル技術の利活用を大いに図り、AIやIoTを駆使して新しい産業を興していかなければいけません。自動車も工作機械もあらゆるものをシステム化するなかから、新しい中部を作っていくためのエレクトロニクス産業と電気・情報・通信といった分野をさらに発展させていかなければいけません。電気・情報・通信の分野がこれから先、無くてはならない重要な要素となります。ぜひ今回のショーを通じて利活用を図っていただき中部エリアをさらに発展させていただければと思っております。特に将来を担う学生諸君に『やっぱり、この中部地区はすごい産業の集積地なんだ!』『この地元の産業のために頑張るんだ!』と意識付けできればと思っております」と語っていた。
 来賓を代表し、稿淳経済産業省中部経済産業局長が登壇。「こうしたイベントの主旨はいろんな出会い、つまりビジネスマッチングを新たに創り出し、その出会いから新たなイノベーションを興すことだと理解しています。政策であれやこれやオープンイノベーションが大事だと言ってみてもなかなか進むものではなく、結局はこういう出会いの場を数多く設け、その場に多くの人を呼び込んで接点を多く細かく作っていくという取り組みを皆さんと共に地道にやっていくことしか、オープンイノベーションが進んでいくことは無いのではと思います。この展示会がいろんな出会いをもたらし、新しいイノベーションに結び付くよう切に期待しております」と祝辞を述べた。
 『TECH Biz EXPO』は我が国の基幹産業である製造業の発展を支え、このエリアの産業技術の高度化と新技術の開発に寄与するものづくり最新要素技術を幅広く紹介するとともに、ものづくりの高度化と関連産業の商取引拡大を図る展示会であり、2011年の第1回から数え今回が9回目の開催(2018年開催無し)となった。レーザ応用技術や3Dプリンタ応用技術、AIやIoT技術など素材革命に伴い進化し続けるものづくりを支える最新要素技術が幅広く展示紹介されていた。

2019年11月期は売上高1269億円、3.4%減
業績と今後の見通しを報告
オーエスジー 第107回定時株主総会を開催

 オーエスジー(社長=石川則男氏、本社=愛知県豊川市)は2月22日、オーエスジーアカデミー内のグローバルテクノロジーセンター(豊川市一宮町宮前149)にて第107回定時株主総会を開いた。
 冒頭、石川社長が挨拶で「昨年は、米国のトランプ大統領が仕掛けた米中貿易摩擦が世界中の製造業に大きなダメージを与えました。ようやく回復の兆しが2020年に入って見られるようになりましたが、連日報道されている、新型コロナウイルス感染の広がりが中国ばかりではなく世界中に拡大し、世界経済の行く末はかなり濃い霧に包まれた状況です。当社も中国で幅広い活動を行っていますが、幸いにして日本人社員、現地の中国人社員も現在感染をしたという情報は入っていません。主力工場である上海工場は製造社員の約80%にて2月10日から、また深セン近くの大寶工場も55%の社員で2月13日から操業を開始しています。営業の本社である上海OSGも、自宅勤務に集中していますが2月10日より営業を開始し、お客様への対応、オーエスジーから中国のお客様への供給に関しては今のところ問題ありません。あとは社員一同、感染しないように健康に留意して仕事に当たりたいと思います」と近況などを話した。
 株主数及び議決件数が事務局より発表され、出席株主数及びその議決権数が定足数を満たし、同株主総会は成立すると報告された。
 監査報告に続いて、第107期(2018年12月1日〜2019年11月30日)の事業報告、計算書類報告などが行われた。
 それによると、同社の2019年11月期連結業績は、売上高1269億64百万円(前期比3・4%減)、営業利益195億54百万円(同13・2%減)、経常利益197億10百万円(同12・7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益136億86百万円(同7・0%減)となった。
 主としてアジア地域一帯において中国景気減速の影響を受けつつも、その他の地域では航空機関連産業向けが堅調で、主要ユーザーの自動車関連産業向けも期前半は底堅く推移。後半は、為替変動の影響も相まって業績が下振れした。Aブランドをはじめとする主力のタップやドリルで一部品薄状況が続いていたが、解消に向かっているとした。
 セグメント別では、「日本」が売上高767億70百万円(前期比0・5%増)▽営業利益120億86百万円(同2・6%増)、「米州」が売上高237億31百万円(同2・8%増)▽営業利益27億36百万円(同19・0%減)、「欧州・アフリカ」が売上高210憶33百万円(同5・7%減)▽営業利益11億77百万円(同37・7%減)、「アジア」が売上高315億91百万円(同8・0%減)▽営業利益39億30百万円(同29・8%減)。「アジア」は、中国では米中貿易摩擦に端を発して製造業稼働率の低下を招き、自動車関連産業向けを中心に市況が低迷。韓国、台湾、及びその他の新興国でも中国景気減速の影響を受け、全体で減収減益となった。
 海外売上高比率は、日本での市況が堅調だったのに対して、中国の景気減速の影響、及び米ドル、ユーロ、中国人民元等主要通貨の為替円換算の影響もあり、57・3%と前期を1・1ポイント下回った。
 2020年11月期の連結業績は、売上高1290億円(前期比1・6%増)、営業利益185億円(同5・4%減)、経常利益185億円(同6・1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益122億円(同10・9%減)を見込む。
 中期経営計画「The Next Stage 17」で2020年11月期に売上高1500億円、営業利益300億円を目指してきたが、米中貿易摩擦に起因する景気減速の影響などにより、目標達成は2021年11月期以降にずれ込むと予想した。
 今後は、引き続き海外市場でのシェアアップを最重要課題とし、大手ユーザー開拓とAブランド製品戦略をグローバルに推進することにより、一層の成長を目指す。海外での自動車関連産業、そして航空機関連産業に注力し、主力製品ごとにボリュームゾーンでのシェアアップを図る新製品を順次投入するほか、海外においてテクニカルセンターの拡充等によるユーザー対応力の強化、M&Aによって新たにグループに加わった会社とのシナジー効果を最大化するための体制構築に努めていくとしている。
 議案審議で第1号議案=剰余金の処分の件は、原案通り承認可決され、期末配当金は1株につき24円と決定した。第2号議案=取締役(監査等委員である取締役を除く)2名選任の件は、原案通り石川則男、大沢伸朗の両氏が再選され、それぞれ就任した。第3号議案=監査等委員である取締役6名選任の件、第4号議案=補欠の監査等委員である取締役1名選任の件、第5号議案=役員賞与の支給の件も、すべて原案通り承認可決された。
 株主総会終了後に開かれた株主懇談会で、石川社長は2020年の方針を「生産財市場はピークの80%が2020年の世界。80%の世界でも利益を出せる体質を目指す」とし、その方策として、対応力強化で大手ユーザー市場での受注強化、Aブランド製品による世界市場でのシェアアップを図るとともに、在庫削減、定時間操業、販売管理費の抑制、設備投資削減といったコスト削減も推進するとした。中長期的な成長戦略としては、EV化に対応する新製品開発、現場力を活かすスマート工場への取り組みなどを挙げた。
 さらにこの後、担当執行役員から「欧州M&A報告」「国内営業戦略」「南アジア新戦略」について報告された。

売上高2.8%増、0.1%減(単体)
景況感悪化による設備投資の鈍化が影響
トラスコ中山 2019年12月期決算説明会

 機械工具卸売商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は2月10日、2019年12月期(第57期)の決算説明会を東京本社にて行った。
 同社は、2010年2月に設立したトラスコナカヤマタイランドと、2014年12月に設立したトラスコナカヤマインドネシアの重要性が増したとして、当期第1四半期より連結決算を開始した。
 発表されたトラスコ中山単体の業績は、売上高が2203億57百万円(前期比2・8%増)、営業利益が139億21百万円(同3・1%減)、経常利益が143億2百万円(同2・3%減)、当期純利益が97億15百万円(同0・1%減)の増収減益となった。
 米中貿易摩擦などの影響を受け、大手製造業の設備投資が先送りにされたことにより、同社では設備投資に関わる物流保管用品や研究管理用品、また工作機械周辺の消耗品や機器を含む切削工具、生産加工用品の分野で特に苦戦した。加えて、下期においては国内の生産活動が一層弱まったことが影響し、売上高予算に対しては2・3%(約52億円)減という結果になった。
 また、プライベート・ブランド(PB)商品においても売上高比率の高い物流保管用品の売上高が減少したことにより、粗利率の高いPB商品の構成比が前期より0・4ポイント低下した。
 販売管理費が前期比5・8%増と売上高の伸びよりも増加していることについては、プラネット埼玉をはじめとする物流センターの機能強化を目的に自動化設備投資を進めたため減価償却費が前期より約12億円増加したことや、運賃荷造費が出荷量の増加に加え昨年4月より運送会社の運賃値上げを受け前期より5億円強増加していることが要因とした。
 セグメント別の売上高は、ファクトリールートが1700億25百万円(前期比0・5%増)となり、設備投資の減速などの影響を受け伸びが鈍化した。eビジネスルートは344億92百万円(同12・2%増)で、通販各社との物流・システム連携の取り組みが引き続き順調に進んでおり売上高は拡大傾向にある。ホームセンタールートは147億2百万円(同9・2%増)となり、プロショップへの売り上げ拡大が継続。海外ルートは11億37百万円(同18・0%増)だった。
 海外子会社の業績は、トラスコナカヤマタイランドが売上高7億52百万円(前期比13・3%増)、経常利益23百万円(同84・0%増)。トラスコナカヤマインドネシアは、売上高2億59百万円(同2・7%増)、昨年新社屋を建設したことによる減価償却費の増加により経常利益はマイナス83百万円だった。
 2020年12月期(第58期)の連結業績予想については、売上高2316億19百万円(前期比5・0%増)、営業利益130億7百万円(同5・7%減)、経常利益132億57百万円(同6・6%減)、当期純利益90億12百万円(同6・3%減)と増収減益を見通している。
 低調な景況感が続くと予想されることに加え、上期は前年の売上高のハードルも高いため、上期の売上高は前年同期比4・1%増、下期は同5・8%増を見込む。
 中山社長は、新型コロナウイルスの影響について「現時点で販売店では大きな影響は出ていない。仕入れに関しては、マスクや防護用品を豊富に取り揃えていたが、在庫が底をつき、次の入荷も予定は聞いているが、どこまで予定通りに入るかは分からない状況」と報告。
 2019年12月期を振り返り「1月は売上高が8・6%アップ。月を追うごとに少しブレーキが掛かっているなと感じた。それにも増して、ここ数年の設備投資の減価償却費が大きく、厳しい1年であったことは事実だが、それに負けずにやっていきたい」と話した。
 また、中山社長は「数字ばかりが先に立つと、不祥事につながることが多い。優先すべきは数値目標より、能力目標」との考えを示し、2023年までに持ちたい能力目標として(1)在庫50万アイテムを保有できるようにしたい(2)ユーザー直送システムを完備する会社にしたい(3)1年365日受注・出荷できる会社にしたい(4)棚卸を全廃したい―を掲げ取り組みを進めていくとした。
 さらに、2019年度のトピックスとして、プラネット埼玉の新設備(バトラー、オートストア)稼働と、プラネット北関東のパレット自動倉庫、危険物保管庫の増築などを報告した。
 2020年度の取り組みについては、システムによる自動化を進め、顧客への新たな利便性の提供と社内の業務効率化を図ることを目的に、SAP社製システムのリプレイスを行い、1月6日に新システムが稼働したことを報告。進行中の設備投資としてプラネット東北の増築、プラネット南関東の建替えについても紹介した。

紙やフィルムなど薄く繊細なワークに
新型真空パッド「SFF」発売
シュマルツ しわや変形を防ぐハニカムデザイン

 真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区)は、柔らかく変形しやすい紙やフィルムなどのワークに最適な真空パッド「SFF」を新たに発売した。
 「SFF」は、吸着面にハニカムデザインを採用。吸着面に敷き詰められた六角形の溝を通りパッド全体にエアが行き渡るため、平面に近い状態での吸着を実現しワークの引き込みなどの局所的な負荷による変形・破損を予防する。
 同時に、非常に柔らかなシールリップが曲面や変形しやすいワークにも柔軟に追従するため、ワークを吸着パッドに押し付けることなく、安定した搬送を行うことが可能。紙やフィルム、薄いディスプレイガラス、電極材やセパレータなどの薄く繊細なワークに適している。
 より幅広いアプリケーションに対応するため、一般的なニトリルゴムから、食品対応のシリコーン素材、非常に柔らかでワークに優しいEPDM素材、吸着跡の発生を抑えるマークレス素材、ESD(静電気放電)破壊対策に有効な静電気拡散性素材など、さまざまな材質をラインアップしている。
 今回発売したフラットタイプに加え、より高低差に対応可能な1・5段ベローズタイプのパッドも開発し近日リリース予定という。

光って安全!ゴム製反射セーフティコード
「Hireflect」
トップ工業 3アイテム発売

 トップ工業(社長=石井真人氏、本社=新潟県三条市)は、ゴム製反射セーフティコード「Hireflect(ハイリフレクト)」3アイテムの販売を開始した。
 同製品は、コイル型のコードに比べ“絡まない”“コンパクトだ”と好評の「ゴム製セーフティコード」に対し、反射材を織り込み、暗所使用時の視認性を高めて安全性を向上させた。
 シルバー(製品番号SFC-911SV)、レッド(同SFC-912R)、イエロー(同SFC-913Y)の3色を用意。標準価格は、いずれも2750円(税別)。
 【Hireflectの特長】反射材を織り込んであり、ライトを反射して夜間作業の安全を守る▼高所作業での工具落下防止や紛失防止に▼昼間や明るい場所では目立たず、デザイン性にも優れる▼コイル形状がないため、コード同士が絡み合わない▼ジョイントが360度回転するため、コードがよじれず絡まらない▼肉厚ナスカンは、強度が従来型製品の1・2倍(同社比)▼落下時の衝撃3分の1(同社ワイヤー入コード比)、ゴム製のコードが衝撃を吸収▼1s以下対応。

営業利益373億円、前期比3%増
DMG森精機 2019年12月期決算

 DMG森精機(社長=森雅彦氏)は2月14日、森社長、小林副社長が出席して2019年12月期の決算記者会見を東京グローバルヘッドクォータで開いた。テレビ会議システムを通して、名古屋本社でも同時開催した。
 同社の2019年12月期の連結業績は、売上収益4857億78百万円(前期比3・1%減)、営業利益373億39百万円(同3・0%増)、税引前利益314億51百万円(同0・6%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益179億95百万円(同2・8%減)。
 2019年の全社受注額は4094億円で前年度に比べ22・9%減となった一方で、5軸・複合加工機など工程集約を目的とした機械の構成比上昇、自動化・デジタル化の進展、航空・宇宙向けの増加により、1台当たりの平均受注単価は前年度に比べ6%増加した。航空・宇宙向けの構成比が16%と自動車関連向けと同等になり、業種分散が進んだ。また、豊富な据付け台数をベースに機械復旧サービス、補修部品の受注も続伸(前年度比3%増)した。
 2020年12月期の連結業績予想については、売上収益4000億円(前期比12・9%減、エネルギー事業〈2019年売却〉を除く)、営業利益200億円(同46・4%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益85億円(同52・8%減)と発表。重点施策として、自動化・デジタル化推進(開発)▽内製化・TULIP導入(製造)▽5軸加工機普及促進、デジタルサービス強化(営業)▽SDGs(CO2ニュートラル、人材育成)などが挙げられた。
     ◇
 「伊賀イノベーションデー2020」開催中止
 DMG森精機は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、顧客および関係者の健康と安全を第一に考慮し、5月19日(火)から23日(土)までの日程で、同社伊賀事業所にて開催を予定していた「伊賀イノベーションデー2020」の開催を中止すると発表した。

2020年4月5日(日)2738号
令和2年度通常総会
5月21日(木)開催が決定
愛知県管工機材商協組 3月理事会開催

 愛知県管工機材商業協同組合(大藪淳一理事長、大清社長)は3月3日(火)、名古屋市中区にある組合事務所で3月度理事会を開催。理事ら17名が参加した。本理事会では1月21日(火)に開催された新年賀詞交歓会の収支報告、10月8日(木)から3日間開催予定の『第33回管工機材・設備総合展』準備進捗報告、5月21日(木)開催予定の通常総会運営に対する意見交換、各部会からの報告などが行われた。
 大藪理事長の挨拶に続き、以下の議事について審議ならびに報告が行われた。
 【経過報告】▽1月22日(水)、岐阜市長良の岐阜グランドホテルで開催された岐阜県管工機材商組合新年賀詞交歓会に大藪理事長が出席。▽同28日(火)、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で開催された中部配管工事業協同組合(中配協)新年賀詞交歓会に大藪理事長が出席。
 【議事1】同組合新年賀詞交歓会開催報告について▽名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルで1月21日(火)開催。来賓15名に組合員、賛助会員ら合わせて365名が参加した。当日の収支報告書が本理事会に提出され、これを全員一致で承認。2021年新年賀詞交歓会も同じく名古屋マリオットアソシアホテルでの開催がこの場で決定した。
 【議事2】『第33回管工機材・設備総合展』準備進捗について(以下、展示会と表記)▽10月8日(木)から同10日(土)までの3日間、名古屋市千種区の吹上ホールで開催が予定されている展示会。本理事会当日現在の出品申し込みは、83社181小間。申し込み締め切りは6月末日となっている。展示会実行委員会(坪井研二展示会実行委員長、ツボイ常務)は今後、3月10日(火)▽第2回部長会議(開催済み)、4月8日(水)▽第1回出品勧誘会議(商社会議)の開催を予定しているという。
 【議事3】来期賦課金算定方法と賛助会費について▽賦課金算定方法案ならびに賛助会費案が上程され、これらは満場一致で承認可決された。
 【議事4】令和2年度5月理事会ならびに通常総会運営について▽会場は名古屋市中区のヒルトン名古屋に、開催日時は令和2年5月21日(木)に決定した。午後3時より理事会開催、同3時30分より通常総会受付開始、同4時通常総会開会、同5時より懇親会開催、同6時50分閉会と、タイムスケジュールも併せて発表された。通常総会の司会ならびに懇親会の司会などについては今後、懇親会幹事会(竹内裕二幹事長、丸金商会社長)が中心となって人選を進めていくこととなり、決算書を添付した正式招集は4月30日(木)以降に郵送されることとなった。
 【議事5】各部会報告●福利厚生部会(石原太郎部会長、原芳商会社長)▽昨年11月9日(土)に開催したボウリング大会の収支などについて説明があった。●組合加入促進部会(山田雄一部会長、岡谷鋼機配管建設本部長)▽2月13日(木)に部会を開催。2016年および2018年に開催された展示会出品者で、かつ賛助会員未加入のメーカー・企業に対し、賛助会員加入に向けての働きかけを続けていくことが部会の場で確認されたという。●流通部会(大野直樹部会長、大野管材社長)・事業部会(安井文康部会長、錦興業社長)・経営研究部会(伊藤信哉部会長、伊藤柳商店社長)▽元プロ野球選手の達川光男氏を講師に招き、令和特別講演会「“達ちゃん”の野球人生論〜ここ一番に強くなろう!」を3部会合同で開催。その収支などについて説明があった。●広報部会(倉地克明部会長、倉地社長)▽「組合だより145号」(発行済み)の編集作業進捗状況について報告があった。
 【議事6】懇親会幹事会報告▽昨年11月25日(月)に開催した「交流会」について、その収支報告などが行われた。
 【議事7】青年部「愛青会」(伊神敏雅部長、双葉製作所社長)報告▽青年部「愛青会」は、創部10周年を記念して1月24日(金)から同26日(日)までの3日間、沖縄県うるま市の沖縄クボタ化成などを訪問し、工場視察会を開催。その収支報告などが行われた。
 【議事8】その他▽同組合の今後の事業予定だが、3月25日(水)に三役・常任理事会(開催済み)が、4月28日(火)に次回理事会(決算承認)が、いずれも組合事務所にて開催される。
合同開催に手応え感じ
野球評論家の達川氏招き

愛知県管工機材商協組 令和特別講演会
 2月21日(金)、愛知県管工機材商業協同組合の流通部会・事業部会・経営研究部会は、元プロ野球選手の達川光男氏を講師に招き『“達ちゃん”の野球人生論〜ここ一番に強くなろう!』と題した3部会合同令和特別講演会を、名古屋市中村区のウインクあいちで開催。およそ100名の組合員や賛助会員らが聴講に訪れた。
 現役時代のエピソードや、各球団の今シーズンのキャンプを視察した感想などを盛り込んだ達川氏の講演は終始笑いが絶えず、ある参加者は「達川氏自身のプロ野球選手時代の経験から得られた人生論や経営論は、我々中小企業の経営に大変参考になるものでした」と感想を口にしていた。
 「今回、初めて3部会合同による講演会を開催させていただきました。また機会がありましたら今回の達川講師のように名のある先生をお呼びしたいと思います。その時はまた奮ってご参加ください」と、同組合はコメントを残している。
 現在、野球評論家として活躍中の達川光男氏は1978年、東洋大学を卒業後に広島東洋カープに入団。後に正捕手として大活躍する。現役時代は同球団のセ・リーグ優勝、日本シリーズ優勝の大きな原動力となった。1992年に現役を引退後は広島東洋カープ監督、阪神タイガースや中日ドラゴンズではバッテリーコーチを歴任。福岡ソフトバンクホークスヘッドコーチ時代には同球団を2年連続日本一へと導いた。

全員例会で人材採用学ぶ
総会開催5月13日に決定
岐阜県管工機材商組合 理事会・全員例会開催

 岐阜県管工機材商組合(渡部勝裕理事長、大東社長)は2月4日(火)、岐阜市長良の岐阜グランドホテルで2月度理事会ならびに全員例会を開催した。組合員ら21名が参加した全員例会では、OKB総研経営コンサルティング部に在籍する中小企業診断士の木誠氏を講師に迎え『人手不足の時代を生き抜くために求職者から選ばれる企業にグレードアップ!=xと題した講演会が催され、自社の魅力を求職者に上手くアピールするコツや世に多々ある採用手法、他社の採用成功事例などを学んだ。
 理事会開催前、理事変更に伴い新たに理事に加わった安田の竹中利幸本店長が渡部理事長より紹介された。その後の理事会では、以下の議題について報告ならびに審議が行われた。
 【議題1】2020年新年賀詞交歓会の反省・報告について▽出席者数は前年より3名増え、139名を数えた。「料理の出るタイミングが早かったように思う。その結果、最後は間が持たなかった感じがした」などの意見が出されたが、これは会場から出発するバスの時間に合わせた結果であり、次回の要検討案件となった。その他の意見としては概ね良好な感想が出されていた。
 【議題2】第43回通常総会開催日について▽2020年度は、5月13日(水)午後5時より受付開始、同5時30分より第43回通常総会開催、同6時より懇親会開催との日程が決議された。なお、当日の各理事役割分担などについては追って決議することとなった。
 【議題3】全員例会開催月変更について▽「2021年度以降は、例年2月に開催してきた理事会+全員例会を3月もしくは4月に変更したらどうか? 1月に新年賀詞交歓会が開催され、すぐ翌月に全員例会では組合員にも賛助会員にも負担ではないか?」との意見が理事会に寄せられた。これを受けて審議が重ねられた結果、全員例会は2021年度以降、3月もしくは4月に開催する方向で各理事の見解は一致した。
 【議題4】功労者表彰の選出について▽同組合への功績を称え、毎年総会時に行われる功労者表彰。今回は該当者無しとなった。
 【議題5】ゴルフコンペ開催日程について▽岐阜関カントリー倶楽部東コースにて4月2日(木)の開催(本紙発行時、開催済み)が決議された。なお「来年以降、これまで年2回開催してきたゴルフコンペを年1回の開催にしたらどうか?」との意見が本理事会に上程され、これは今後の要検討案件となった。
 すべての議題審議が終了し理事会は閉会した。その後の全員例会では、OKB総研の木氏による講演会を開催。人材確保が困難な現状を打開するための採用戦術などについて、木氏は実例を交えて教示。参加者は熱心に耳を傾けていた。その後は食事会を経て散会となった。

展示会に向け結束を強固に
塩ビパイプの押出成形ラインを見学
愛青会 沖縄クボタ化成ほかを視察

 愛知県管工機材商業協同組合(大藪淳一理事長、大清社長)の青年部「愛青会」(伊神敏雅部長、双葉製作所社長)は1月24日(金)から同26日(日)までの3日間、部員ら7名で沖縄クボタ化成(沖縄県うるま市)を訪問。塩ビパイプの押出成形ラインなどを見学した。
 「愛青会」創部10周年を記念して企画された今回の製造現場視察会。少し汗ばむ陽気のなか、一行は沖縄クボタ化成を訪問した。
 昔、断水が多かったことから沖縄地方の民家では高架水槽の設置率が高いが、そこに鋼管ではなく塩ビパイプが使われていること、さらにインバウンド効果やリゾート開発の加速といった要因も加わり、沖縄地方では塩ビパイプの需要が増している。それに合わせた、同社工場の塩ビパイプの供給量などについて座学で学んだほか、沖縄の県内生産品を使用する「優良県産品推奨制度」(県が優良県産品を推奨することにより、県産品の品質の向上と需要の拡大を図り、販路開拓に資することを目的に設立されたもので公的な試験研究機関の厳しい検査と選定審査会における厳正な審査を経て県が推奨製品を決定するものである。※沖縄県HPより)についての説明も受けた。工場内では先述の通り、塩ビパイプの押出成形ラインを見学した。
 沖縄クボタ化成を後にした一行は、昔ながらの製法で塩を作っている工場を訪れ塩つくり≠体験。夜の例会では、沖縄舞踊の見られる会場にて、名古屋市の吹上ホールで開催予定の『第33回管工機材・設備総合展』に向けた「愛青会」の活動内容の確認などが行われた。
 視察会を振り返り伊神部長は「今回の工場見学で一緒に活動する時間が長くできたので結束が強くなりました。しかし、自分たちの次の世代の愛青会への入会が少ないという現状もふまえ、今後は愛青会主導で工場見学会などを企画し、愛青会に入会していない若手組合員も参加できないか模索して、より多くの交流の場を積極的に作っていきたいと思いました」と今後の「愛青会」の在り方について言及した。

新型コンプレッサ『Zgaiard ]シリーズ』
小型機種、屋外仕様を展示
三井精機工業 MTF2020を名古屋で開催

 三井精機工業(社長=加藤欣一氏、本社=埼玉県比企郡)は2月5、6日の2日間、ポートメッセなごや第3展示館にて三井テクニカルフェア「MTF2020」を開催した。毎年恒例のプライベートショーで、会期中は多くの来場者で賑わった。
 今年は技術、技能の継承〜100周年に向けて〜≠テーマに、新型給油式コンプレッサ『Zgaiard]シリーズ』の小型機種(8kW、11 kW、15 kW)、屋外仕様(37 kW、75 kW)の発表展示をはじめ、オイルフリーコンプレッサ『i-14000Xシリーズ』と、工作機械では5軸制御立形マシニングセンタ『Vertex55XV』、Precision Profile Center『PJ812』などが展示された。
 また、協賛メーカー59社も出展し、活況を呈した。
 展示会2日目の午後1時30分からは、トヨタ自動車エンジン生技部長の泉俊宏氏による「TNGAエンジンラインでの取り組みと目指すべき方向性」をテーマにした特別講演が開かれた。その他、「コンプレッサ愛〜メンテナンスの重要性」「工作機械製品セミナー」「圧縮空気の品質がビジネスを変える」と題したセミナーも好評を博した。
 初日の開会式には、同社の代理店・販売店、協賛メーカーなどが出席。加藤社長は挨拶で「昨今、米中貿易摩擦、東アジア・中東の地政学的緊張、イギリスのEU離脱、加えてこの所の中国の新型コロナウイルスと、先行きが不透明な状況です。また、自動車産業は100年に一度の変革期を迎え、多くの新規参入のプレイヤーが入り乱れ、競争は既に始まっています。どんな形になろうとも車づくりは続くわけです。ものづくりは必要なのです。我々、設備メーカーも新しい時代に、お客様が抱える問題に向き合い、解決策を提案していかねばなりません。メーカーにとって大事なことは、商品力はもちろんですが、それを支える製造、販売、サービスを担う強い絆を持った仲間が必要です。それは、まさに今日ここにお集まりの皆様です。会場では新商品を展示しています。皆様の忌憚のないご意見を頂戴し、さらに良い商品に育てていきたいと考えています」と話した。
 さらに加藤社長は、今年の同社の方針を「お客様にとって最高の商品・サービスの提供に全社一丸となって取り組み、お客様とともに成長する企業を目指します」とし、@安全A情報共有B当事者意識Cスピーディの行動指針に沿って、1年間取り組んでいく考えを示した。
 川上博之常務取締役営業本部長が営業展開について話し「厳しい市場動向の中、ねばり強く、情熱を持って営業本部の全員が働きますので、皆様には何卒ご理解とご支援のほど宜しくお願いします」と結んだ。
 出展機の説明では、坂口重春取締役営業副本部長が「お陰さまで三井精機工業は本年、創業92周年を迎えることができました。皆様方のご厚情をもとに、技術と技能に磨きをかけ、ここまで伝承してきました。これからも、さらに皆様方のお力を借りながら共に発展していきたいと思います」と挨拶した後、給油式コンプレッサ『ZgaiardXシリーズ』小型機種ZV08/11/15A]-R(インバータタイプ)、Z08/11/15A]-R(ベーシックタイプ)のクラス最大の吐出空気量や、冷却回路見直しにより50℃でも異常停止しない運転性能などについて説明した。
 また、新型屋外設置モデルZV37/75A]-Rは、設置面積が同社比38%減(ZV37)、56%減(ZV75)と省スペースを実現。さらにパッケージの防水評価試験を実施し、保護等級IP23を実現しているとした。
 そのほか、コンプレッサ監視システム(Z-Cloud)、コンプレッサ新台数制御システム(Z-macsU)も紹介した。
 工作機械については、古川直哉参与営業副本部長より、5軸制御立形マシニングセンタ『Vertex55XV』2APC仕様、Precision Profile Center『PJ812』主軸50番(HSK-A100)仕様が紹介された。
 寺本明宏名古屋営業所長からスタッフ紹介も行われた。

『2020中部パック』
開催中止

 中部包装食品機械工業会(会長=梅森輝信氏)は、4月22日(水)〜25日(土)の4日間の日程でポートメッセなごやにて開催を予定していた『2020中部パック』の開催中止を決定した。4月以降の新型コロナウイルス感染収東の見通しが不透明な状況となっているため、多くの来場者が見込まれる同展示会においては感染のリスクを完全に排除できない可能性があり、このようなリスクを避けることを最重要と判断したとしている。

イグス 低摩擦係数で減振性に優れた
イグリデュールE7を
すべり軸受材質に追加

 イグス(東京都墨田区)は、低摩擦係数で優れた減振性を備えた高性能樹脂「イグリデュールE7」をすべり軸受材質に追加した。イグリデュールE7は、同社によりドライリンリニアガイドのスライドパーツとして性能を実証済みとされている。
 産業界における自動化の進展に伴い、耐久性やコスト効率に優れエネルギー効率の高い機械部品が必要とされる中、同社は1983年以来すべり軸受用に無潤滑でメンテナンスフリーの高性能樹脂イグリデュール材質を開発し続け、現在では合計57種類を提供している。これらの材質の一部は2012年以降ドライリンリニアガイドのスライドパーツとして、また2018年以降ドライスピン送りねじナットとして提供している。
 イグリデュールE7は、既にカメラや電車ドア、3Dプリンター等、多くの用途で採用され、特に優れた減振性についてユーザーから高い評価を得ている。
 今回開発したイグリデュールE7材質のすべり軸受は、低〜中程度の負荷がかかる揺動運動に適しており、推奨最大許容面圧は18 MPa。また、摩擦係数が低いため駆動力を削減でき、コスト削減に貢献する。この新しいすべり軸受材質は包装機械、繊維機械、家具製造の分野での採用に適している。
 イグリデュールE7は、同社の試験施設にて数種類のシャフト上で速度0・01m/秒、負荷1MPaの揺動試験を行った結果、0・3〜0・8μm/kmと摩耗量が非常に少なく、優れた性能が実証された。
 現在、すべり軸受として12の標準サイズを提供しており、その他のサイズやカスタム仕様については要望に応じて対応する。

MOLDINO製品の活用で
メリットの出る加工提案
三菱日立ツール 2019年度商品説明会

 三菱日立ツール(社長=菊池仁氏、本社=東京都墨田区)は、2月5日午後1時30分より名古屋市中村区のJPタワー名古屋ホール&カンファレンスにて商品説明会を開催した。販売店、代理店の営業マンらが参加して、同社の提供するMOLDINO(モルディノ)製品やサービスへの理解を深めた。
 菊池社長が挨拶で「MOLDINO製品については、金型分野を中心に、得意な分野で新商品を開発します。ソリッド工具では好評の高硬度鋼加工用TH3シリーズをさらに展開していくほか、刃先交換式工具では穴あけ加工から仕上げまでカバーする金型加工におけるトータルな提案を可能にする商品の品揃えをしていきます。お客様の期待に応え、さらにその期待を超えるような圧倒的bPの製品の開発製造を約束します。工具の世界でも競争は激しくなっており、競争するには高精度、高品質な工具が必要ですが、それに加えて、実際にその工具をどのように使うかをいかにお客様に伝えて、実際にそれが生産現場でコストダウンや生産性の向上、あるいはお客様において品質の向上を実感していただけるかが重要なことと考えています。その観点から、我々は工具の性能を最大限に引き出すためのアプリケーションについても抱き合わせで提案できるように、CADメーカー、ホルダーメーカーなどの周辺機器メーカー、工作機械メーカー等と積極的にコラボレーションを図り、お客様に納得していただけるメリットの出る加工提案を行っていきます。高能率・高精度・高品位な加工、微細な加工、あるいは難易度の高い加工、例えば自動化、省人化、工程の短縮・集約、さらには工程そのものを無くしてしまうといった、お客様の具体的なニーズを実現すべく、工具メーカーとして出来ることを愚直に誠実に取り組んでいきます。お客様の製造原価に占める工具費の割合は一般的に2〜3%と言われています。工具費以外に人件費、機械の償却費、電力代、検査費用のほか、加工の待ち時間といった間接的なコストもあります。工具単体の費用だけに注目して安価なものに変えるよりも、たとえ多少工具の費用はかかっても、切削時間や工程を短縮する、品質が良くなって色々な後工程の処理が無くなるなどのメリットが、工具には潜在的にあると考えています。全体最適の視点で工具選定をしてもらうようなアプローチを考えています。MOLDINO製品を使用することによって、トータルでの経済性や生産性の向上を提供したいと思っています」と語り、同社が目指す方向性を示した。
 第1部は、MOLDINOが目指す金型戦略について日畑忠広グローバルソリューションセンター長が、自動車のEV化が及ぼす金型市場への影響、同市場が直面している課題などを説明し、工具単体ではなくパッケージングされた技術として顧客に提案することなどを話した。
 また、徳山彰金型戦略室室長補佐が、H@-Pre2のコンセプト、加工時間短縮のための工具選び(異形工具GALLEAシリーズ、CAMソフトの進化等)、工具本数低減のための工具選び、周辺技術の効果などを、加工事例を交え解説した。
 第2部では、インデキサブルツール、エンドミル・ドリルの最新商品をはじめ、発売前の新商品情報についても紹介された。
 閉会に際し、十倉直樹取締役営業本部長が「切削工具、材料、機械の特性、CAM、ツーリング機能、あるいは測定技術など加工に関わる周辺技術には格段の進歩がありますが、実際のユーザー様の加工現場では、その性能を100%使い切っていないというのが共通の課題。私たちはそこに生産性、競争力の源泉があると考え、工具の使い方を主に、その改善に貢献していきたいと思っています。我々の活動をユーザーの経営陣の方々にも説明し、改善意欲のある一社一社に皆様と丁寧に向き合って、成果を実証し信用を得て、MOLDINOのブランド力を高めていきたい。これが、私どもが考えているMOLDINOの金型商品戦略です。こうした活動展開を通じてユーザー様に最高の価値を提供できるように、皆様方としっかり手を組んでいきたいと思います」と締めの挨拶を行った。
三菱マテリアルが
三菱日立ツールを完全子会社化
「MOLDINO」に社名変更

 三菱マテリアル(社長=小野直樹氏、本社=東京都千代田区)は2月26日、同日開催の取締役会にて、連結子会社である三菱日立ツールの発行済株式のうち日立金属が保有する49%すべての株式を取得し、完全子会社とすることを決議したと発表した。同取得は4月1日に完了する見込み。
 これにあわせ、三菱日立ツールは4月1日より社名を「株式会社MOLDINO(モルディノ)」に変更する。
 三菱マテリアルは、超硬製品事業の事業基盤強化を目的として、2015年4月に日立金属より三菱日立ツールの発行済株式の51%を取得し連結子会社とした。今回、今後ますます加速していく市場ニーズの変化に対応していくために、三菱日立ツールを完全子会社化し、同社グループの超硬製品事業として、より機動的な運営を行っていくことが必要と判断した。
 三菱マテリアル及び三菱日立ツールは、効率的で競争力のある事業運営の実現に向け、それぞれ「DIAEDGE(ダイヤエッジ)」ブランド、「MOLDINO」ブランドとして得意分野でグローバルな中長期的成長を目指す。

『ユアサグローイング会中部』
新年度発足し活動開始
中部青年やまずみ会 賀詞交歓会開催

 中部青年やまずみ会(小川丈夫会長・日本ベターリビング管理本部長)は1月28日(火)、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で賀詞交歓会を開催。会員やユアサ商事社員ら33名が出席した。
 小川会長は冒頭の挨拶で「今回の賀詞交歓会は中部青年やまずみ会としてはファイナルとなります。2020年3月期、ユアサ商事さまは大台の5000億円という売上目標を掲げておられ、これは1・3%ほどの増加と聞いております。それに伴い営業利益、経常利益は11%以上の増加を目指しておられると聞いております。素晴らしい数字を掲げながら、一方で“モノ売りからコト売りへ”の対応や、社内部門間を超えた関係の強化への取り組みなど、数字だけでなく中身も変化されていくことは大変素晴らしいことだと思います。ユアサ商事さまが力を付け機能を充実していただけると、私たちもその機能を利用させていただいて、自分たちの会社が発展できる種になるのではないかと期待が膨らみます。さて、昨年(2019年)は青年やまずみ会全国大会がありました。おかげさまで大変楽しい時間を過ごさせていただきました。2020年3月をもって青年やまずみ会は幕を下ろし、新年度から『ユアサグローイング会中部』が新たに発足します。(※全国の青年やまずみ会は2020年3月をもって解散。4月以降、全国を8ブロックに分け、ブロック毎にユアサグローイング会が発足する。ユアサグローイング会中部はそのうちのひとつである)今まで以上に皆さんにご協力いただきながら、皆さんと有意義な時間を過ごせるような会にしていきたいと思います」と述べ、新たに発足するユアサグローイング会中部への参加協力を呼び掛けた。
 続いて藤岡正一ユアサ商事中部支社長が挨拶に立ち「昨年1年間は我々を取り巻く環境は非常に厳しいものでした。とはいうものの、上半期は工作機械を中心に比較的受注高は多く、何とか7期連続での増収増益となりました。しかし、10月以降は消費税増税もあって対前年比は2017年・2018年と良かっただけに失速感が際立ち、苦しい状況でございます。中期経営計画『Growing Together2020』の最終クオーター月に入っておりますが、どんなに環境が厳しくても最後まで皆さま方とお約束した目標数字5000億円、経常利益150億円を必達するため諦めず進みますので、皆さま方のご支援ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。さて、東京五輪・パラリンピック開催まで半年を切りました(延期発表前につき)。期間中は約1000万人以上の来場者数と予想されております。これを起爆剤に景気の好転を期待したいと思っておりますが、新型コロナウイルスの影響がどこまで拡大していつ収束するのかが懸念材料です。話は変わりますが、1月3日付けの中部経済新聞に気になる記事が載っていました。東海4県の主要企業205社からのアンケート回答です。2020年の国内景気の先行き見通しに対する設問のなか、注目すべきは設備投資についてですが、必要と回答した企業の理由のなかで、更新需要・研究開発・新技術対応のほか『BCP関連』を理由に挙げた企業数が多かった点です。昨年は台風などの自然災害が多く発生し、風水害対策が甘かったということでBCP関連の設備投資を強化したいとのことでした。このあたりが今年のひとつのキーワードとなるのではないでしょうか。弊社は今年4月から新たな3カ年計画が始まります。さらに、2026年には創業360周年を迎えます。6年後にはIoTやAIなどの進化により大きく世の中が変わっていると思います。そうした変化を見据えながら中期経営計画を作成しております。どうぞご期待ください。いずれにしましてもGrowing Togetherという言葉の通り、皆さま方と一緒にいろんな課題に取り組み、悩みながら挑戦し、1歩でも2歩でも前進する1年にしたいと思っております。昨年4月、弊社は組織変更しました。そのキーとなるのは部門間の協働でございます。昨年1年間で既にいくつかの成功事例も出てきております。こうした事例をもとに、皆さま方に貢献できるよう更なる総合力の強化ならびに社内間のコミュニケーションの強化を弊社の今年の合言葉とし、また、中部ブロックとしてもチェンジ・チャレンジ・クリエイトの3C運動≠提唱して皆さま方のお役に立つユアサ商事となるようこの1年、精一杯頑張ってまいりますのでよろしくお願い申し上げます」と今後の同社の目標などを語った。

「QMミルシリーズ」
肩削り用インサート発売
ダイジェット工業 PLブレーカー採用

 ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区)は、独自の3次元形状を有した低抵抗形インサートと多刃仕様で小径サイズにおいても高速・高能率加工を可能にした、小径多刃・高能率加工用工具「QMミル」に肩削り用インサート(ZOMT-PL形)を追加し、販売を開始した。
 肩削り用インサートのさらなる加工性能向上と幅広い被削材への対応を目的として、主力製品の高能率加工用工具「QMマックス」と同様、PLブレーカー採用の新インサートを発売した。
 ZOMT-PL形は、底面、側面の荒〜中仕上げ加工領域をカバーする肩削り用黒皮級インサート。外周切れ刃は、3Dブレーカー形状による低切削抵抗刃形と大きな曲線形状を採用し、側面加工時のピックの重なり部が滑らかとなり、良好な加工精度とたおれ量が得られる。
 インサート材種は、汎用性の高いPVDコーティング材種「JC8118」に加え、ステンレス鋼や炭素鋼・工具鋼の強断続加工に最適なPVDコーティング材種「JC8050」をラインナップ。炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼などの肩削り、平面削りに適している。
 各材種それぞれコーナR0・2、R0・4、R0・8を揃えた(計6形番)。標準価格は740円(税抜)。

『DirectTungJetシステム』を搭載した
ダブルクランプ式内部給油ホルダを発売
タンガロイ 『TungTurn―Jet』シリーズ拡充

 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市)は、高生産性加工を可能とする高圧クーラント対応ホルダシリーズ『TungTurn-Jet』(タング・ターン・ジェット)に、ダブルクランプ式内部給油ホルダを拡充し、全国で発売した。
 TungTurn-Jetは、ホルダ内部から供給されるクーラントをインサートの刃先に近い位置から供給可能な構造を採用。これにより、切りくず処理性が困難であった難削材などに対し、大幅な切りくず処理性の改善を可能にする。さらに、ホルダ前面穴からのクーラント供給により、インサートの損傷を抑制することを可能とする高能率、高生産性工具である。
 今回拡充したダブルクランプ式内部給油ホルダは、高剛性なダブルクランプ機構と内部給油を両立した汎用性に優れる仕様。内部給油の接続は、従来のホース接続に加え、好評のDirectTungJetシステム(ダイレクト・タング・ジェット・システム)を搭載しており、対応するアダプタからダイレクトにホルダへ給油可能となり、操作性が大幅に向上した。
 標準価格(税抜)は、形番「ACLNR2020]-12-CHP-MC」が2万5200円、「ADJNR2525]-15-CHP-MC」が2万8500円など。全12アイテム。初年度1500万円の販売を見込む。

リニューアル5年の大須演芸場で
日本文化の落語などを堪能
愛機工熱田支部 組合員ら16名が参加

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の熱田支部(支部長=滝澤有一氏・松本商店社長)は2月1日、リニューアルオープンして5年となる「大須演芸場」(名古屋市中区大須)にて鑑賞会を開催し、16名が参加して落語や漫才を楽しんだ。
 当初はスポーツ観戦を予定していたが、団体でのチケットが入手困難だったため変更した。
 当日は、柳亭左龍氏の落語をはじめ、漫才、腹話術、太神楽を鑑賞し、終演後は各々大須商店街を散策しながら帰途に就いた。

岡山営業所を開設
岡谷鋼機 西日本の拠点網を強化

 岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)は3月、岡山営業所(所長=森直哉氏)を開設した。
 岡山県周辺および山陰地区、四国地区において、自動車関連分野やプラント関連分野などの新規営業を行う。これにより大阪店が管轄する西日本をカバーする拠点網の強化を図る。
 所在地は、岡山県岡山市北区本町3-13(イトーピア岡山本町ビル2階、TEL086-201-7317)。当初人員3名を予定し地域に密着した営業活動を行い、2020年度に売上高6億円、2024年度には売上高20億円を目指す。
組織変更と人事異動
岡谷鋼機
 【組織変更】

 大阪店の下部組織として、「岡山営業所」を設置する。
 【役員の担当区分変更(3月1日付)】
 敬称略、( )は前担当区分
 笠野雅嗣=取締役名古屋本店副本店長兼豊田本部刈谷支店長兼エレクトロニクス室長(取締役名古屋本店副本店長兼豊田本部刈谷支店長)
 【役員の担当区分変更(4月1日付)】
 敬称略、( )は前担当区分
 笠野雅嗣=取締役名古屋本店副本店長兼豊田本部刈谷支店長兼エレクトロニクス室長兼安城支店長(取締役名古屋本店副本店長兼豊田本部刈谷支店長兼エレクトロニクス室長)
 【人事異動(3月1日付、部長クラス)】
 敬称略、( )は前職
 中村浩=経理本部システム企画部長兼名古屋本店本店長代理(経理本部システム企画部員兼名古屋本店本店長代理)▼十二正充=東京本店鉄鋼本部鉄鋼第二部長(東京本店鉄鋼本部鉄鋼第二部室長)▼奥村祐司=東京本店化成品本部東京化成品部長(名古屋本店静岡支店長)▼水戸部玄=東京本店エレクトロニクス本部担当部長(〈出向〉インド岡谷鋼機会社社長兼バンガロール支店長兼アーメダバード支店長兼チェンナイ支店長)▼佐竹秀喜=名古屋本店鉄鋼第二部担当部長(東京本店鉄鋼本部鉄鋼第二部長)▼木富豊=名古屋本店非鉄金属部長(東京本店非鉄金属本部員)▼宮脇啓人=名古屋本店静岡支店長(〈出向〉中部合成樹脂工業社長)▼中谷洋平=〈出向〉欧州岡谷鋼機会社社長兼チェコ支店長兼オランダ支店長兼イスラエル事務所長(東京本店化成品本部東京化成品部長)▼山本征司=〈出向〉インド岡谷鋼機会社社長兼バンガロール支店長兼アーメダバード支店長兼チェンナイ支店長(〈出向〉インド岡谷鋼機会社副社長)▼内藤正也=〈出向〉マレーシア岡谷鋼機会社社長(〈出向〉マレーシア岡谷鋼機会社副社長)▼細川幸照=〈出向〉中部合成樹脂工業社長(名古屋本店化成品部室長)
 【人事異動(4月1日付、部長クラス)】
 敬称略、( )は前職
 西口典和=東京本店特殊鋼本部東京特殊鋼部長(〈出向〉上海岡谷鋼機有限公司総経理)▼山本邦博=名古屋本店豊田本部担当部長兼豊田支店メカトロ室長(〈出向〉北京岡谷鋼機有限公司総経理兼北京支店長兼長春事務所長)▼荘田誠=〈出向〉北京岡谷鋼機有限公司総経理兼北京支店長兼天津支店長兼大連支店長兼長春事務所長(〈出向〉北京岡谷鋼機有限公司天津支店長)▼今林宏=〈出向〉上海岡谷鋼機有限公司総経理(名古屋本店豊田本部安城支店長)▼早川明男=〈出向〉台湾岡谷鋼機有限公司総経理(名古屋本店豊田本部豊田支店メカトロ室長)
 【人事異動(6月1日付、部長クラス)】
 敬称略、( )は前職
 中島伸一=名古屋本店豊田本部担当部長兼刈谷支店副支店長兼エレクトロニクス室長(〈出向〉Union Autoparts Manufacturing Co., Ltd.社長)▼中村俊之=〈出向〉Union Autoparts Manufacturing Co., Ltd.社長(〈出向〉Siam MTK Co., Ltd.副社長)▼横M貴史=〈出向〉Siam MTK Co., Ltd.副社長(名古屋本店特殊鋼部室長)
 【人事異動(9月1日付、部長クラス)】
 敬称略、( )は前職
 長谷川克敏=名古屋本店豊田本部安城支店長(〈出向〉メキシコ岡谷鋼機会社社長)▼内田尚仁=〈出向〉メキシコ岡谷鋼機会社社長(人事総務本部人材開発室長)
 【人事異動(3月1日付、室長クラス)】
 敬称略、( )は前職
 小川紀彦=企画本部関連事業部室長(企画本部関連事業部員)▼竹本政雄=東京本店人事総務部長兼東京秘書室長(東京本店人事総務部長兼新宿管理室長)▼野田誠=東京本店人事総務部室長兼新宿管理室長(東京本店人事総務部室長)▼佐藤浩之=東京本店鉄鋼本部鉄鋼第二部室長(東京本店鉄鋼本部鉄鋼第三部建材室長)▼松岡努=東京本店鉄鋼本部鉄鋼第三部建材室長(東京本店鉄鋼本部鉄鋼第三部建材室員)▼入江陽平=東京本店貿易本部第一部長兼特殊用途鋼板室長兼中東事務所長(東京本店貿易本部第一部長兼鋼板室長)▼佐々木和樹=東京本店貿易本部第一部鋼板室長(東京本店貿易本部第二部鋼材室長)▼松岡仁=東京本店貿易本部第二部長兼ヤンゴン事務所長(東京本店貿易本部第二部長兼鋼管・特殊鋼材室長)▼川口純次=東京本店貿易本部第二部鋼材室長(〈出向〉欧州岡谷鋼機会社社長兼チェコ支店長兼オランダ支店長兼イスラエル事務所長)▼太田昌尚=東京本店貿易本部第二部鋼管・特殊鋼材室長(中東事務所長)▼霞明伸=東京本店配管部室長(名古屋本店配管建設本部名古屋配管建設部配管室長)▼鈴木昭守=東京本店食品本部東京食品部加工食品室長(ヤンゴン事務所長)▼阿南賢一=名古屋本店特殊鋼部室長(名古屋本店特殊鋼部員)▼伊場洋一郎=名古屋本店配管建設本部名古屋配管建設部配管室長(名古屋本店配管建設本部名古屋配管建設部配管室員)▼佐藤洋介=名古屋本店豊田本部豊田支店HV・電機室長(名古屋本店豊田本部豊田支店HV・電機室員)▼和田浩介=大阪店鉄鋼部室長(大阪店鉄鋼部員)▼森直哉=大阪店岡山営業所長(大阪店産業資材部員)▼Craig Drummond=米国岡谷鋼機会社ヒューストン支店長(米国岡谷鋼機会社ヒューストン支店員)▼Daniel Yang=米国岡谷鋼機会社ロスアンゼルス事務所長兼サンディエゴ事務所長(米国岡谷鋼機会社ロスアンゼルス事務所員兼サンディエゴ事務所員)
 【人事異動(4月1日付、室長クラス)】
 敬称略、( )は前職
 鳥居平=東京本店メカトロ部メカトロ室長(〈出向〉台湾岡谷鋼機有限公司総経理)
 【人事異動(6月1日付、室長クラス)】
 敬称略、( )は前職
 柴田裕貴=秘書室長(人事総務本部名古屋人事総務部総務室長)▼長谷川純一=人事総務本部名古屋人事総務部総務室長(秘書室長)
創業350周年チャリ
ティーコンサート開く

 岡谷鋼機は2月8日、愛知県芸術劇場コンサートホールにて「OKAYA創業350周年チャリティーコンサート」を開催した。多くの賛同を得て1800席完売となった。
 当日は開演前のロビーコンサートや、広上淳一さん(指揮)、小山実稚恵さん(ピアノ)、兼子竜太朗さん(ヴァイオリン)と名古屋フィルハーモニー交響楽団の演奏を楽しんだ。
 チケット売上金と同社からのマッチングギフト、また、預かった募金を合わせ、合計409万円余が社会福祉法人愛知県共同募金会に募金される。

高吸込量の真空グリッパーに
小型・導電性タイプが新登場
シュマルツ 実装基板搬送のESD対策に

 真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区)は、高吸込量で実装基板など凹凸やスルーホールのあるワークの搬送が可能なコンポジットグリッパーに、ESD(静電気放電)対策に適した小型・導電性タイプSCGSをラインアップした。
 コンポジットグリッパーSCGSは、グリッパー本体が導電性のため、ESD対策が求められる半導体製造工程に最適。吸着面にESD対策とされる電気抵抗値(10 5Ω〜10 9
Ω)に準拠したパッドを組み合わせて使用することで、静電気放電破壊による部品や基板の破損を予防する。
 また、高い吸込量をもつため実装部品による凹凸やスルーホールのあるワークでも安定した搬送が可能。吸込みは低い真空圧で行うため、ワークへの負担も軽減できる。
 コンパクトなボディで限られたスペースでの使用に適するうえ、複数のグリッパーを余白なく並べられるデザインにより、複数個ワークの一括搬送にも適している。
 アクセサリとしてPOM製の多孔プレートもラインアップしており、フレキシブル基板のような薄いワークの引き込み・変形を防いで搬送することもできる。

冷却水の流れをひと目で確認できる
「フローモニター」を発売
日東工器 メンテが楽なレンズ交換タイプ

 日東工器(社長=小形明誠氏、本社=東京都大田区)は、水配管の流れをひと目で確認できる「フローモニター」を発売した。
 射出成形機で樹脂や金属の成形部品をつくる場合、金型を水などで冷却するが、万が一冷却水が流れていないと、温度が上昇し成形部品の不良や装置の損傷が発生することがある。
 今回発売された「フローモニター」は、冷却水の流入口または出口の配管に設置し、赤と黄色の2色の羽根の回転により管内の通水を確認することで、成形不良などの不具合を防止できる。視認性に優れ、低流量時でも流体の流れを確認可能。使用流量範囲は、2L/minから20L/minまで。流量計などを設置するよりもコストを抑制できる。
 また、水配管内の汚れによる通水の視認性の低下対策として、独自の交換可能なモニターレンズを採用。配管を取り付けたままで交換できるため、メンテナンスが簡単・短時間で行える。交換費用もモニターレンズのみでランニングコストを抑えられる。さらに、意図しないモニターレンズの外れを防止するためのストッパーも取り付け、安全性を高めた。
 本体は配管作業性に優れた構造で、片側のねじ部が左右自在に回転するため、取付・交換作業が容易に行える。
 標準価格は、取付ねじサイズRc3/8が5810円、取付ねじサイズRc1/2が8790円、交換部品のモニターレンズは1790円(いずれも税別)。

経済的なシャンク交換式
「電動ドリル用替軸ソケット」
トップ工業 大径サイズ5アイテム発売

 トップ工業(社長=石井真人氏、本社=新潟県三条市)は、好評の「電動ドリル用替軸ソケット」に26o〜36oの大径サイズ(ESK-26・27・30・32・36)を追加し、ラインナップの拡充を図った。
 同社の替軸ソケットは、ソケット使用時に負荷がかかり折れてしまったシャンク部を別売の専用替シャンクに交換し使用を継続できるもので、経済性に優れている。
 シャンクはワンタッチで交換でき、ソケット内に破損したシャンクが詰まった場合でも、ロックを解除したままポンチなどでソケット内側から叩いて簡単に取り出すことができる。
 また、一般的な替軸ソケットは専用替シャンクではなくドライバービットを使用するものが多いが、それに比べて同社の専用替シャンクは靭性・硬度が高く、軸折れの頻度を軽減する。
 標準価格(税別)は、5100円(ESK-26)〜6950円(ESK-36)。

2020年3月15日(日)2737号
自動車業界・工具業界の未来について
講演と若手経営者による意見交換
全機工連 中部ブロック会議開催

 全日本機械工具商連合会(全機工連)の中部ブロック会議(ブロック長=高田研至氏・井高社長)が2月17日、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で午後3時より開催され、所属の愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)、遠州機工会(会長=前嶋孝行氏・前島商会社長)、岐阜機工会(会長=嶋ア晴久氏・シマザキ商会社長)、三重県機械工具商組合(理事長=山田浩氏・コジマ・フジ通商社長)の組合員・賛助会員らが出席した。幹事は愛知組合。3部構成で進行され、第1部のブロック会議(全機工連事業報告)、第2部の「自動車産業の近未来の展望」をテーマにした講演会と機工商社における進化する自動車産業への対応についてのパネルディスカッションに108名が出席。第3部の懇親会には71名が出席し交流を深めた。
 吉野栄一愛知組合理事(吉野機械工具社長)の司会進行で進められ、冒頭、高田ブロック長(愛知組合副理事長)が挨拶で「今までは各地区の理事長さんが話をされましたが、今回は鵜飼様に講演をしていただいた後、若手経営者のパネルディスカッションを行うということで非常に興味深い話を聞かせていただけるのではないかと楽しみにしています。また、全機工連の活動としては、昨年10月に全国大会があり、そして先日の若手交流会と、色々と活動にご協力いただき誠にありがとうございます。景気の方は、昨年の夏以降、模様が全く変わってきたかと思います。昨年の自動車業界、世界で販売台数が5%位ダウンしていると聞いています。一昨年は0・数%のダウン。私はずっと成長していく産業だと思っていたのですが、今年ももしかしたらマイナスということを考えると、この自動車業界は非常に厳しい局面に来ているのではないかと思っています。ここ数年、昨年、一昨年までは良い数字が出せていたと思っており、皆さんお金は少し貯まっているという状況の中、新しいことをやって行くために、このブロック会議が有意義なものとなり、そして次のステップのための問題意識を共有する場になれば良いと思っています。非常に厳しい状況の中、皆様と共にこの中部ブロックを発展させていくためにも、力を合わせてやっていきたいと思っています」と述べた。
 第1部ブロック会議では、はじめに全機工連事業報告が一条茂事務局長より行われた。
 ▽昨年10月16日に3年に一度開かれる「全国大会」を大阪で開催。全国より540名、中部ブロックからは59名が参加した。次回は愛知組合が設営を担当する。
 ▽昨年11月22日に「第97回機工メイト推進委員会」を名古屋で開催した。機工メイトの拡販とともに、何らかの形で組合員に還元することを検討中。今年12月に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2020」に、機工メイト(ブロードリーフ)の小間の一部を借りて全機工連と東京組合が出展し、全国の組合員が集うスペースとして活用する。
 ▽「2020年度通常総会」を6月17日に東京で開催する。
 ▽1月24日に「常任理事会」を開催し、全機工連の運営、統一テーマ、組織の拡大・会員の拡大等について議論した。
 ▽全機工連「かいほう」について、年に2回冊子を発行しているが、もっとタイムリーにネットやメールで配信して発行回数を4回程度に増やせないかを検討している。
 続いて、水野隆次三重組合副理事長(共栄商会社長)が2月7日に三重で開催された「全機工連第2回若手交流会」について報告した。全国より88名が出席。澤村比呂志氏を講師に「働き方に差が付く脳の使い方がある」と題して講演会が開かれ、終了後の懇親会で親睦を深めた。その後オプションツアーとして「四日市コンビナートナイトクルージング」を行い、55名が参加した。
 第2部の講演会は、自動運転等のカーテクノロジー研究者として活躍している鵜飼順三氏が「自動車産業の近未来の展望」と題して講演。今後自動車が大きく変わっていく根幹でもあるテクノロジーについて話された。参加者の多くが自動車産業と密接に関わっており、皆熱心に聴講していた。
 パネルディスカッションは、講師の鵜飼氏を交え、林正人愛知組合経営対策部長(広商NEXUS会長)がコーディネーターを務め、愛知組合の若手経営者である幡野裕幸氏(朝日社長)、矢野茂雄氏(滝川物産社長)、小浦正喜氏(こうら社長)、伊藤哲生氏(春日鋼機社長)をパネラーに、自動車産業の未来を踏まえた機工商社の動向を議題に討論が行われた。
 第3部懇親会では、水谷愛知組合理事長が「自動車が自動車の枠を超えているのだから、機械工具商も機械工具商の枠を超えていくということが、今日の話の中であった。皆様がそれぞれで考えて、我々の未来は我々で、そして皆で作っていこうという形で、今後新しい時代を切り開いていけたら良いと思います」と挨拶。
 山田三重組合理事長が「四日市で若手交流会を開催したのですが、その中でいつまで若手で行けるのか、これからテーマになってくるのではと言われていました。時代の流れが早くなり、昔、十年一昔と言われましたが、5年、数年が一昔、1年後には大きく世の中が変わっているように思うので、自分自身の健康を考えながら、回りの皆さんに負けないように頑張っていきたい」と述べて乾杯の音頭をとった。
 情報交換などをしながら親睦を深め、次回中部ブロック会議の幹事を務める遠州機工会の前嶋会長の中締めで終了した。

全機工連 第2回若手交流会
11団体・88名が一堂に集う
三重組合が担当 次回は大阪で

 全日本機械工具商連合会(全機工連、会長=坂井俊司氏・NaITO社長)は2月7日、「全機工連 第2回若手交流会」を四日市シティホテル(三重県四日市市)で開催した。全国11団体から88名の若手経営者らが参加して、澤村比呂志氏(ラッキーブレインズ社長)による「働き方に差が付く脳の使い方がある」と題した講演を聴講し、その後の懇親会で交流を深めた。
 全機工連は、将来の機工流通業界を担う若手リーダーの発掘と育成を目指し、広く業界内に活躍の場を提供し応援していくために2017年から「全機工連若手交流会」を開催している。2年に一度、関東・中部・関西の各ブロックが中心となって企画する。2回目の開催となった今回は中部ブロックの担当で、三重県機械工具商組合(以下、三重組合)が主となり設営にあたった。
 参加団体は、札幌機工商業会、埼玉県機械機器商協同組合、東京都機械工具商業協同組合、遠州機工会、岐阜機工会、愛知県機械工具商業協同組合、三重県機械工具商組合、大阪西機工会青年部、大阪上町機工会青年部、東大阪機工会、広島県機械工具商組合の11団体となった。
 当日は、水野隆次三重組合副理事長(共栄商会社長)の司会進行により午後1時に開会。
 山田浩三重組合理事長(コジマ・フジ通商社長)が「月初の大変お忙しいなか多数ご出席賜りまして、誠にありがとうございます。本日は、札幌機工商業会から広島県機械工具商組合まで、11団体からご参加いただいています。今年の冬は暖冬と言われていましたが、昨日よりこの辺も急に寒くなり、ようやく冬らしくなったという感じがしています。昨今、新型コロナウイルスの問題が大きく取り上げられていますが、日増しに日本での感染者の数も増えていますので、皆様もお気をつけください。この若手交流会は第2回となっていますが、以前より若手による交流会は行われていたようです。全機工連の冠が付いてから2回目ということだそうです。次世代を担う方々の交流の場、活発に意見を交わしていただく機会として、このような会がもっと行われると良いかと思います。有意義な時間を過ごしていただければと思っています」と歓迎の挨拶をした。
 続いて、坂井全機工連会長が「今回、この会の設営にあたっていただいた中部ブロックの皆さん、特に三重県機械工具商組合の皆さんには大変お世話になり、ありがとうございます。素晴らしい会場で、また色々な催しも準備されていると聞いており、本当に感謝申し上げます。若手交流会が第2回目ということで、1回目は2017年11月に東京で行いましたが、当時は『働き方改革』を全機工連でも取り組んでいこうと、その内容に即した形で若手経営者の方、営業責任者の方に講演を聞いてもらったり、意見交流をしたりしました。当時は、まだまだ働き方改革は手探りの状態であったと思うのですが、それから約2年経って法制化も進み、色々な取り組みを皆さんされて来たのではないかと思っています。この後の懇親会で、良い取り組みなど様々な意見を交わしていただければと存じます。また、働き方改革だけではなく、営業面、ビジネス面においても、日頃各機工会の中で意見交流、情報交流等をされているとは思いますが、やはり他地区、全国色々なところの取り組み方、仕事の進め方、メーカーさんの情報、お客様にチャージする情報などは様々あるかと存じます。そういったことの情報交換や、後は悩んだ時にどうしたら良いかを遠慮なく意見交換できる仲になっていただければと思っています。このような場を有効に使っていただき、色々なことに取り組んでいただきたいと思っています。景気は底打ちをしたかという所で少し良くなっていくのかなと思ったら、新型コロナウイルスの話が出てきて、色々と苦労も多いですが、今日これを機会に発奮していただいて、色々な障害にも負けないように皆様で頑張っていただければと思っていますので、宜しくお願いします」と挨拶。
 水谷隆彦全機工連副会長(愛知県機械工具商業協同組合理事長、ミズタニ機販社長)より、東京・大阪・名古屋の若手経営者が主導して平成元年に第1回が開催された東西交流会時代も含めて、全機工連若手交流会開催の経緯が話され、同氏は「歴史としては30年以上ある交流会ですが、これからの時代の方がより大切になってくるのではないかと思います。ここにお集まりの皆様は経営者、次期経営者、経営幹部の方ばかりだと存じます。それぞれの会社で何か役に立つ話を持ち帰っていただき、また全国色々な地区の方と知り合いになっていただくことができれば良いと思います」と期待を込めた。
 講演会では、澤村比呂志氏が「働き方に差が付く脳の使い方がある」と題して約2時間にわたり講演。参加型で、頭の活性化や思考の方向性、最適な記憶法などについて学んだ。
 講演会の後は会場を移して懇親会が開かれ、滝澤有一愛知県機械工具商業協同組合常任理事・青年部部長(松本商店社長)が「以前は東西交流会といって私も20数年前の30歳の頃から参加していますが、それから内容も色々変わり、刺激をもらえる良い会となっています。皆様のような若手の方々は、このような会に積極的に参加していただいて、バッテリーにチャージをしていくようなイメージで色々なものを吸収し、今後会社の方で活躍していただければと思っています」と挨拶し乾杯、親睦・情報交換の場となった。
 次回の若手交流会は、2年後(2021年度)に関西ブロックが担当して大阪で開催される予定。引継ぎ式で、山田三重組合理事長から君浪健大阪西機工会青年部部長(梅田機工社長)へ会旗が手渡された。
 渡辺宗晃岐阜機工会幹事(三信商会社長)の中締めで交流会を終了。その後、参加者の多くが四日市コンビナートナイトクルージングを楽しんだ。

総合的につながった形での
商品・サービスの展開へ
オーエスジー 全国合同賀詞交歓会を開催

 オーエスジー(社長=石川則男氏、本社=愛知県豊川市)は1月24日、オーエスジーアカデミー内のゲストハウスにて「2020年OSG全国合同賀詞交歓会」を開催した。全国の卸売代行店・特約代理店ら約100名が一堂に会した。
 冒頭、石川社長が挨拶で、日頃の協力に対して感謝を述べた後、同社の2019年11月期連結決算の報告を行った。
 連結業績は、売上高1269億6400万円(前期比3・4%減)、営業利益195億5400万円(同13・2%減)、経常利益197億1000万円(同12・7%減)、当期純利益136億8600万円(同7・0%減)の減収減益となった。また、2020年11月期の業績予想は、上半期が在庫調整のため製造部門の稼働率が低めになることを想定し、通期の売上高1290億円(前期比1・6%増)、営業利益185億円(同5・4%減)と増収減益を予想した。
 石川社長は「2020年度は大変厳しいスタートとなった」との認識を示した上で、明るい未来の話として5Gと産業革命を切り口に話した。
 「デジタル革命と言われる第4次産業革命。ロボット工学、人工知能、ナノテクノロジー、バイオテクノロジー、IoT、3Dプリンター、自動運転など様々にわたる分野において、大きな技術革新が実用化される時代と言われています。そして通信速度を飛躍的に高める5Gの技術が今まさに始まっており、第4次産業革命を牽引するということです。想像できるのは、非常に多くの情報が溢れる時代。一つ一つ単独した情報の価値は必ずしも高くなく、情報はつながることが重要になってくる。つながった情報を活用できれば、初めて情報に大きな価値が生まれる時代になるでしょう。私どもが製造する切削工具も、工具単独での価値は低いとまでは言わないが、お客様に選択してもらえる最重要な優先順位にはならない可能性が高くなる。もっと総合的につながった形の商品とサービスが真の価値を生むものと思われます。オーエスジーは皆様と共に、切削工具だけではなく周辺技術、周辺機器をつなぎ、そしてアフターサービスまでつなぎたいと考えています。ユーザー様が期待する機械の生産性、CPUやコストパフォーマンスといったものは、工具メーカーとして最後までフォローさせていただける、そんなオーエスジーを今年は目指したい」との方向性を示した。
 卸売代行店・特約代理店を代表して、長尾雄次山善社長が「オーエスジーさんの昨年11月期決算の業績も減収減益とはいえ2年前の業績とニアリーイコールの数字で、高いレベルで推移されており頼もしい限りです。悪いことばかりではなく、半導体市場は早期に持ち直して盛り上がってくると思われます。我々としては、こういう厳しい時にこそ、土を耕し種をまくということが大事。他力本願の将来の市況や困難を予期してあれこれ手をこまねいて見ているのではなく、常に心に太陽を持って積極的に前を向いて進んでいかなければならないと思っています。オーエスジーさんも輝く明日に向かって、投資の手を緩めるはずもなく、果敢に攻め続けられるということなので、我々としてもしっかりと頑張ってオーエスジー製品の拡販に努めていきたいと思っています」と挨拶した。
 新春を祝う鏡開きが長尾山善社長、村井正夫東京山勝社長、矢野茂雄滝川物産社長、山出谷武俊山勝商会社長、石川オーエスジー社長、大沢伸朗オーエスジー専務によって行われた。
 三橋誠テヅカ社長が、オーエスジーグループ並びに卸売代行店各社の益々の発展を祈念して、乾杯の音頭をとった。
 出席者は和やかに歓談し、宴もたけなわとなった頃、山下隆蔵山下機械会長の中締め、大沢伸朗オーエスジー専務の御礼挨拶で会を終了した。

「パッケージユニット型水素
ステーション事業」に参入
キッツ 4月より販売・施工を開始

 バルブメーカーのキッツ(社長=堀田康之氏、本社=千葉市美浜区)は2月17日、新たにパッケージユニット型水素ステーション事業に参入することを決定し、4月より製品の販売・施工を開始すると発表した。コンパクト、高機能、優れた信頼性、短納期のパッケージユニットを市場に提案し、水素インフラの整備及び究極のクリーンエネルギーである水素エネルギーの普及に貢献していく。
 同社は、2018年3月に小型パッケージユニットを用いた水素ステーションを自家用設備として長坂工場(山梨県)に建設、約2年にわたり運用の実証及び技術の蓄積を行ってきた成果を踏まえ、今回、パッケージユニット型水素ステーション事業に参入することを決めた。水素ステーションに必要な主要機器を集約した独自のパッケージユニットを開発し、販売を同社が、また施工は100%子会社のキッツエンジニアリングサービスと協力会社のチヨダセキュリティーサービスが担当する。
 同製品は100MPaクラスの水素ガスを封止させることが可能であり(世界唯一という)、大流量の制御が可能な自社製ボールバルブの全面的な採用により、配管効率の向上とコンパクト化を実現した。
 販売の中心となる300N立方メートル/hの機種は圧縮機を2基搭載し、それぞれが完全に単独運転可能な機能をもつ。
 機器を集約化したパッケージ型で、工場で運転試験を実施のうえ出荷されるため、初期トラブルの発生を防止し、建設現場でのコスト削減、建設期間短縮にも貢献する。
 用途・能力に応じて4タイプ(55、150、300、500N立方メートル/h)から選べる。
 水素ステーションについて経済産業省のロードマップでは、2020年に160か所、2025年に320か所、2030年には900か所国内に整備される計画であり、今後さらなる市場拡大が見込まれている。
決算期を12月末に変更
 キッツは同日、毎年4月1日から翌年3月31日までとしている事業年度を、1月1日から12月31日までに変更すると発表した。
 海外連結子会社と決算期を12月末に統一することでグループ全体の業績を適時的確に把握・開示し経営の透明性を向上させることにより、グローバル企業としての経営体制をより強化する。来る6月24日開催の第106期定時株主総会での承認を得て正式決定する。
 決算期変更の経過期間となる第107期は、2020年4月1日から12月31日までの9か月決算となる予定。国内連結子会社についても、同様の変更を行う。

3月21日は「バルブの日」 日本バルブ工業会制定 バルブ・水栓特集
3月21日「バルブの日」にあたって
日本バルブ工業会会長 中村善典

 昨年2019年、令和の時代が幕を開け、加速するイノベーションは、私たちの生活を豊かで安心して生きていくことが出来る社会にしてくれるものと期待しています。
 一方、深刻化が懸念される米中貿易摩擦や近隣諸国との地政学的不安は、世界経済に多大な影響があり、我が日本経済も、12月発表の日銀短観によれば4半期連続景気悪化となり、さらなる景気の悪化、後退につながりかねないことが懸念されます。
 当工業会各社からは、過去の景気状況と先行き不安を示唆して「これから先はまったく読めない」という声があり、人材確保にもつながる技術革新は、働き方改革の推進とともに、日本の製造業の最優先課題であります。
 新たな時代の変化に立ち向かうため、当工業会は若手経営者の組織を立ち上げ、女性活用推進のための組織活動もより具体的な価値を生み出すことを期待し、本年も継続して参ります。今後ともさらなるご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
一般社団法人日本バルブ工業会とは?
 日本のバルブ工業の進歩発展に寄与することを目的とし、1954年3月21日、国内の主要バルブ製造業者が参加し「日本弁工業会」を設立。これが、日本バルブ工業会(会長=中村善典氏、本部所在地=東京都港区)の前身であり、その後は名称変更等を経て2013年4月1日、一般社団法人へと法人移行した。同工業会は設立当初から今日まで経済情勢の変化に対応しながらバルブ工業発展のために有効な事業を実施し現在は正会員115社、賛助会員65社(2019年4月1日現在)で構成されている。後に、発足日である3月21日が「バルブの日」と制定された。
 日本バルブ工業会は理事会のもとに運営会議、部会、委員会を設けている。部会はバルブ、自動弁、水栓の3つに分かれ、委員会には各種対策に必要な事項を審議する多くの種類がある。また、国内を4地区に分け、それぞれの地区に支部(東京・東海・彦根・近畿)を設け各地区会員を対象とした地区活動を行っている。主な事業として、@政府の施策に対する協力・要望。AISO、IEC、JIS、およびJV規格に関する標準化事業。B情報交換、経営対策、技術対策を行う部会活動。C経営対策、技術対策、マーケティング、規格・基準などに関する特定の事項を調査研究・審議する委員会活動。D海外市場調査、国内各展示会への参加、海外バルブ業界との交流、視察団派遣などによる貿易振興。E広報事業▽会報、概況調査報告書、バルブ技報など、刊行物の定期発行、バルブに関する技術および経営事項についての専門家による説明会・講習会の随時開催。などを随時行っている。
バルブ産業の現況
 工業統計によると、日本のバルブ製造業は2017年時点で従業員数4名以上の事業所数は413事業所を数え、また、年間出荷金額は5398億円となっており、前年と比べて事業所数はマイナス14社、出荷金額はマイナス749億円と大幅にダウンした。国内の多くの事業所は、その大部分が小規模の機械加工を専門とする工場で、自社ブランドで製造・販売を行う会社は200社程度である。これらの事業所は一般的に品種、材料、用途などによってそれぞれ専門的な生産体制をとっている。そこからさらに、標準化された製品を量産方式で生産する事業所と、特別な仕様に基づいて受注生産を行う事業所とに概ね分かれる構造となっている。
最近の生産状況
 2018年度(2018年4月1日〜2019年3月31日)のバルブ生産額は4670億円で、前年度に比べると2・2%ダウンしている。震災の復興需要や首都圏の建築・インフラ整備などにより、建築設備部門の国内需要はある程度は堅調な傾向を示したが、電力用部門・船舶用部門は先行き不透明な状況が続いている。
第9回バルブフォト五七五コンテスト各賞決定!!
 バルブの写真と、それに相応しい川柳にタイトルを付けて毎年『バルブの日』に合わせて募集するコンテスト。9回目を数える今回も、ユーモアあふれる作品や芸術的な作品など数多くの作品が寄せられた。各賞受賞作品を、ここに紹介する。●募集期間▽2019年10月1日〜2020年1月31日。
●応募総数▽199名380作品。
(以下、敬称略)

◆最優秀作品賞(賞金12万円)
▽お気楽亭夢太郎(京都府)
【タイトル】文化財を守る
【川柳】準備良し 出番無ければ さらに良し

◆広報委員長賞(賞金3万円・写真略)
▽しんのすけ(東京都)
【タイトル】水分補給
【川柳】猛暑の日 干からぶ皆の 水飲み場

◆優秀作品賞(賞金3万円・3名・写真略)
▽奥谷忠浩(北海道)
【タイトル】孤高のバルブ
【川柳】厳寒に 耐えるバルブの 美しさ
▽福田康幸(栃木県)
【タイトル】仲良し
【川柳】栓開き 心開いて 思いやり
▽ponte(富山県)
【タイトル】大地の栓
【川柳】水資源 枯らさず残す 次世代へ

◆入選(賞金1万円・5名・写真略)
▽中川雄喜(愛媛県)
【タイトル】春の喜び
【川柳】寒さ耐え 老いのバルブに 巡る春
▽バルフォ太郎(神奈川県)
【タイトル】紅一点、いや青一点で、映えるバルブ
【川柳】ひねる時 ないこと願う 備えあり
▽こたろうの父(宮崎県)
【タイトル】橋架設の油圧ジャッキバルブ
【川柳】事故ゼロの 安全継続 ワンチーム
▽大島市郎(福島県)
【タイトル】イルミネーションの季節
【川柳】蛇口にも 電飾映り 冬飾り
▽小野田淳二(東京都)
【タイトル】秋の公園
【川柳】紅葉の 公園で舞う バルブ栓
 ※今回、入選作品数は昨年の10点から5点となった。

3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集
KVK バス用・キッチン用
撥水パワー水栓

『水栓のお掃除を簡単に』がコンセプトの撥水パワー水栓を、バス用〈一般地用(写真)▽KF800THS、寒冷地用▽KF800WTHS〉、キッチン用〈一般地用▽KM5021TECHS、寒冷地用▽KM5021ZTECHS〉とシリーズ化したKVK(末松正幸社長、岐阜県加茂郡富加町)。水栓の表面に水アカなどの汚れが付くと掃除が大変手間で「楽に掃除ができる水栓があるといいのに」というユーザーの声から開発された商品だ。水栓の表面(ハンドル、パイプ、ボデーなど)には撥水膜コーティング(特殊フッ素コーティング)加工が施されており、水をはじき水アカや汚れが付着しにくくなっている。水滴はサッときれいに拭き取ることができるため毎日の手入れも簡単で、水栓の輝きが長持ちする。撥水膜コーティングは1万回の拭き取り耐久テストにおいても、その効果は認められている。バス用サーモ水栓は昨年6月の発売以降、現在まで大変好評を得ているようで、キッチン用の要望も多数寄せられていることから、4月の予定でキッチン用シングルレバーの発売が決定した。
あらゆる商材で『家事をできるだけ楽に』というキーワードが多く見受けられるなか「撥水水栓は水回りのお助け商品としてユーザーさまに喜んでいただける水栓です」と同社は自負する。詳しくは、同社ホームページへアクセスを。

3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集 
ヨシタケ工程削減! 蒸気用減圧装置
『PRV Station

 蒸気用減圧弁のトラブルの原因は、配管内の異物・スケール、蒸気ドレンによるものが約8割を占めている。そこでヨシタケ(山田哲社長、名古屋市瑞穂区)は減圧弁のトラブルゼロへ!≠コンセプトに、スケールやドレンの影響を受けにくい蒸気用減圧装置「PRV Station」(写真はイメージ例)を開発した。
 異物の混入を防ぐためのストレーナ、蒸気ドレンを効率よく分離するためのドレンセパレータ、分離した蒸気ドレンを速やかに排出するためのスチームトラップなど、必要なものを最適にユニット化することで減圧弁トラブルを軽減し、安心安全な蒸気ラインを提供してくれる。また、装置としては長期間の3年保証も実現している。
 それだけではない。減圧弁やスチームトラップなどは建設現場で配管・加工や溶接を施す必要があり大変手間のかかる工程だが「PRV Station」は、それらがユーザーニーズに合わせてすでにユニット化されているので建設現場での配管施工の手間を大幅に軽減してくれる。
 ユーザーを万全にサポートできるよう、バルブ類をオールヨシタケ≠ナラインアップした本装置。詳しくは同社テクニカルホットライン▽0568(75)4336へ問い合わせを。同社ホームページにも詳しい情報が掲載されているので、こちらも要チェックだ。

3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集
ベン 独自構造で
軽量・コンパクト・高機能

 ベン(鈴木一実社長、東京都大田区)はこのほど、独自構造で軽量・コンパクトかつ機能性をプラスした『ステンレス製バイパス付スチームトラップ(ディスク式)』(ADB-21型/ねじ込形、ADB-21F型/フランジ形、いずれも特許出願中)を発売。早くも多くの引き合いが寄せられているようだ。
 ■用途▽衣類プレス機や乾燥機などでは、バイパス路に切り換え、多量のドレンを一気に排出することで機器への通気時間を短縮。煮釜や加熱釜などでは、初期通気時や機器運転停止後に多量のドレンをバイパス路によりブローすることで、通気時間、再運転までの時間を短縮。
 ■特長▽@V字ボール採用により従来比で面間は約38%コンパクト化、質量も約40%軽量化が図られた。Aトラップ+バイパス+ストップ機能の一体化で、一台三役を実現。切換レバーもオプションで用意されている。Bトラップ機能時でもバイメタルによる強制弁開機構により、初期通気時の低温ドレンや空気を速やかに排出。C本体や要部(ディスク、弁座)はもちろん、その他の部品(バイメタル、シール部以外)も耐久・耐食性に優れたステンレス製で長寿命化。Dバイパス配管が省略でき、配管スペースや施工費を大幅削減。※使用条件によりバイパス配管が必要な場合もある。Eタテ・ヨコ配管取付自由。※上蓋下向きは不可。
 本製品に関して詳しくは、同社名古屋営業所・電話▽052(411)5840まで問い合わせを。

3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集
SANEI 水まわりを声でアシスト
音声で操作できる水栓

 水栓にもIoTを-。SANEI(西岡利明社長、大阪市東成区)から絶賛発売中の音声認識システム『AQUVOI(アクボイ)』が巷で今、話題となっている。
 その名の通り、音声によって操作できる水栓が水まわりを声でアシスト。現在市販されているスマートスピーカーGoogle Home≠竍Amazon Echo≠ニ連動させることで、音声だけで吐水・止水や定量止水が可能だ。調理中、スマートスピーカーに「水を800m?出して」と呼びかけるだけで、わずらわしい計量作業をすることなく800m?の水が準備できる。スマートフォンやタブレットに専用アプリを登録すれば、携帯端末から音声認識システムを操作することももちろん可能だ。
 リモコンでも操作が可能なワイヤレススイッチも付いている。ワイヤレスなので好みの箇所に設置が可能で、さらに、スイッチ面が大きく、ひじなどでも操作できる。床に置けば足でも操作できる(※耐荷重200s)。
 シングル混合栓(音声認識&ワイヤレス式・品番AK8731JVS2-13)の販売価格は税別20万円。その他ラインアップ含め本製品に関する詳しい問い合わせは同社ホームページ、または同社カスタマーセンター▽通話無料0120(06)9721まで電話を。

3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集
カクダイ 継手を組み合わせたようなデザイン
新シリーズ『Amere』

 むき出しの配管のような無骨さはそのままに、どこか洗練された佇まいと計算された連なりは清潔感さえ感じさせてくれる。ただ継手を組み合わせただけでなく、機能もしっかり備えているという、カクダイ(永島康博社長、大阪市西区)の水栓金具の新シリーズ『Amere(アムル)』。
 機能的で独創的な製品を数多く世に送り出してきた同社らしく、継手を組み合わせたような『Amere』のデザインは実に個性的だ。時間経過と共に表面の色調の変化をも楽しむことができ、流行りのインダストリアルデザインの店舗や住宅に最適。オープンキッチンに取り付ければ、かっこよくスマートなキッチンを演出できるだろう。
 あえて表面処理は施していないものの抗菌作用があり衛生的なところも嬉しい特長だ。厨房用水栓から単水栓、配管部材まで多数のラインアップが用意されている。
 写真は厨房用2ハンドル混合栓(品番/151-015)で価格は4万円(税抜)。その他のラインアップなど、本製品に関する詳しい問い合わせは同社ホームページへアクセス、または同社名古屋支店052(504)1551まで。

3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集
ワシノ機器 安心・安全な保全の味方
手動洗浄式Y&Tストレーナ

 ワシノ機器(加古眞社長、名古屋市南区)は、『瞬時に清掃!安全・安心な保全の味方』がコンセプトの洗浄式Y&Tストレーナを好評販売中だ。
 洗浄式Y&Tストレーナの特長は@使用ラインで24時間連続運転が可能。カバーを開けることなくスクリーン清掃ができ、配管ラインの稼働率向上で生産性に貢献。Aメンテナンス時間を大幅短縮。ハンドルを回しバルブを開放することでスラッジを排出。差圧・目詰まりによるスクリーンの破損を防止。B保全担当者の重労働・危険な作業の軽減。作業性の悪い場所や大口径で数人での作業が必要だった業務が一人でできるように。
 使用流体は主に水系流体。地域冷暖房設備、冷却水・循環水設備の水質改善、各種機器類の保護など、工場設備に実績がある。一般ストレーナ使用時でメンテナンス頻度が高い場所ほど、洗浄式Y&Tストレーナの使用は有効だ。同社は各種スラッジを用いた実流実験でスラッジ性状に最適な部品提案もしており、スラッジの持ち込みによる個別実証試験の見学も歓迎。保全作業の改善提案、目的に合わせたストレーナのモデル選定など、各種相談も受付中だ。問合せは同社名古屋営業所▽電話052(822)8726まで。

3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集
オンダ製作所 左・右分岐2タイプ
流量調整ボールバルブ

 食洗機や浄水器への分岐配管をきれい(写真)に施工できる左・右分岐2タイプの流量調整ボールバルブ(WB36型/左分岐・WB37型/右分岐)はオンダ製作所(恩田由紀社長、岐阜県関市)が発売した、日本水道協会認証登録品のダブルロックバルブだ。
 一般的に、ボールバルブはその名の通り内蔵しているボールを90度回転させることで流体を遮断する構造となっており、流体抵抗を小さく抑えられ水系に有利である。ハンドルを90度回転させるだけと操作も非常に簡単だ。さらに、コンパクト設計で配管スペースが少なくて済み、ハンドルの向きを見れば開閉状態が識別できるようになっている。
 オンダ製作所の流量調整ボールバルブ左・右分岐2タイプの本体材質はC3771BE(鍛造用黄銅)。ハンドル部分は、左分岐タイプがアイボリーとオレンジ、右分岐タイプがアイボリーとブルーの各2色用意されている。固定に必要なスタンド、床穴をふさぐビニールプレートが付属しており、配管はきれいに仕上がるだろう。
 ワンタッチ接続でスッキリと配管ができ、さらに流量調整(中間開閉)も可能な本製品に関して詳しくは、同社ホームページへアクセスを。

3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集
兼工業 BCP対応
緊急遮断弁制御システム

 何かと自然災害が多発している昨今、防災拠点の建物などには、大規模な地震発生時に受水槽内の水を護るため、受水槽の二次側に緊急遮断弁を設置し制御するシステムが普及しつつある。しかし実際に大規模地震が発生した場合は水道本管も揺れ、配管内に付着していたゴミが剥がれ落ちたり、配管が破断して土砂を巻き込んだ水が受水槽内に入り込む恐れがあるため、受水槽二次側への緊急遮断弁の設置だけでは不十分である。そこで兼工業(落合潔社長、愛知県小牧市)は受水槽一次側の定水位弁の手前にも緊急遮断弁を設置し、合計3台の緊急遮断弁を制御盤一面で制御するシステム(写真)を商品化し絶賛販売中だ(一次側緊急遮断弁の手前にストレーナを設置することで配管内のフラッシングが可能)。
 この制御盤はUPS電源を搭載しており停電時でも制御が可能で、UPS電源の交換時期の信号も出力する。また、給水系統が2本の場合は給水系統の定水位弁の手前にそれぞれ1台、さらに受水槽連通管にも1台の緊急遮断弁を設置制御することで、災害時に飲用水と生活水を同時に確保するシステムの制御盤製作も可能(緊急遮断弁5台制御)だ。地下設置の受水槽の場合、受水槽一次側に設置する緊急遮断弁に対して別途感震器ボックスを地上階の近い所に設置することで地上の揺れをリアルに感知して制御させることにより、受水槽内への土砂流入を確実に防止する。
 なお、これらのシステムと受水槽内の水位を制御するシステムの統合も可能で、同社では、現場の要求に対してのカスタム制御盤製作も請け負っている。詳しくは同社▽電話=0568(79)2476まで。

時代に合わせ若い力を活用し
新技術にチャレンジ
ジーネット 2020年新春情報交換会

 ジーネット名古屋支社(取締役支社長=松吉正訓氏)の主力仕入先でつくる「中部ジーネット会」と主力得意先の会「中部GN会」の製販合同による『2020年新春情報交換会』が1月21日、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で午後5時30分より開かれた。各会員とジーネットの幹部ら180名が出席し、新年にあたり改めて結束を誓い合った。
 冒頭、古里龍平ジーネット社長が年頭挨拶を行い、その中で「年が明けてから、色んな方とお会いして話を聞いています。明るい話は99・9%ありませんでした。今年は子年、私は寅年なので再来年60歳になります。60歳となると、昔であればちょっと経験を積んだお爺ちゃん。私はまだお爺ちゃんではありませんが、そういったお爺ちゃんが最近苦労しているのが経営のスピードの速さ。このデジタル化というのが、とてつもなく速い。私は常に思っていますが、使ってみないとある意味デジタル案件は分からない。従って、自分自身で使うことに心掛けている。使うというより、試すことを心掛けています。企業経営にとっても、5G、AI、RPA、IoTといったアルファベット技術がどんどん出てくる中で、我々はそういった物を試していかないといけない。こういう立場で、還暦寸前のお爺ちゃんにとっては大変な時代。最近思いますが、もっともっと若い人が取締役などのボードメンバー、経営層に入り込まないと駄目だと強く感じるようになってきました。日本は残念ながら、デジタル技術を使うスピードは圧倒的に遅い。やはり若い人、女性、外国人や、少なくても転職経験を持った人が色んなことを考えて物事を決めていく、これが国をリードする姿勢ではないかと強く考えるのです。この機械工具業界も、どこかで変えていかないと難しいのではないかと思います。業界のリーダーがどんどん変革していって、もう少し色んなアイデアや行動が出てくると、業界が明るくなるのではないかということです。我々はプライベート企業として、色んなことを今年も試していくつもりで進めていきます。是非この1年も、皆様の倍旧のご指導ご支援を心よりお願い申し上げます」と話した。
 続いて片岡暢博中部ジーネット会会長(ヤマザキマザックトレーディング東海・北陸・信州販売部部長)が「昨年来、忘年会から賀詞交歓会に参加されている中で、特に昨年の災害の多さ、それからラグビーワールドカップで大いに盛り上がったという話を再三聞かれているかと存じます。日本の社会はまだ外国人に対する受け入れの寛容さが無いという中で、ラグビーはどこの国のチームか分からないほど外国人だらけのチームとなりました。ですが、非常に感動をもたらしてくれたと思います。ワンチーム、信頼。おそらく今ビジネスをしている我々の中で一番欠けているものを感じたのではないかということで、皆さん取り上げたのではないかと思います。チーム一丸とならなければ勝てないスポーツ。80ヤードも走ったのに、ボールを渡して、タッチをするのは別の人というようなことが、我々サラリーマンの中にも言えると思って、恐らく日本人の心の中、DNAに組み込まれた感情ではないかというようなことを言われる人も多くいました。感動を与える仕事を今年1年、目指してもらいたいと存じます。景気が良い悪いは、時の運。そして、どんなことが起きるかも分かりません。何度も繰り返し経験したことですが、これを乗り越えて、来年もこういった情報交換会、大いに笑って語り合える場を是非持ちたいと思います」と述べて乾杯の音頭をとった。
 年男の人に記念品を進呈する恒例のイベントやジーネットの部門長・部署長の紹介があった後、松吉ジーネット支社長が「本日は得意先様63名、メーカー様92名、我々ジーネットが25名と180名で本当の新春情報交換会をさせていただきました。メーカー様のより素晴らしい商品を、我々ジーネットは販売店様を通じてユーザー様に色んな商品情報を伝えてまいりたいと思います。我々ジーネットは、皆様のお役に立てる、ジーネットと仕事をして良かったと思っていただける商社になるように、日々邁進しています。まだまだ私を含めて現場は足りない部分も多いとは思いますが、皆様のご支援とご協力をいただきながら日々成長して、この2020年、存在価値のあるジーネットを目指して邁進したいと思っています」と挨拶。永島令也中部ジーネット会副会長(日東工器中日本支社長)の三本締めでお開きとなった。

野崎幹事長はじめ全幹事留任
今年度の事業計画等決まる
ジュニアー会 令和2年度総会を開催

 愛知県の金属商業団体に所属する若手経営者でつくるジュニアー会(幹事長=野崎憲昭氏・常磐精機社長)は2月19日、名古屋市中区の名古屋ガーデンパレス1階「ホウ・エヴァ―」にて令和2年度総会を開催した。
 司会進行を務める安藤仁志副幹事長(安藤社長)の開会の辞に続いて、野崎幹事長が「本日の総会は大勢の方に参加いただき、誠にありがとうございます。この1年はすべての事業が充実し、私としても会員の皆さんにたくさんの笑顔が作れて良かったと思っています。景気が停滞しているなかで、新型コロナウイルスの感染が少しずつ増え、ダブルパンチとなり、経済にも影響が出てくるのかもしれません。そんな時こそ、会の仲間たちとの情報交換や切磋琢磨が心強くもなります。不況・ウイルスから自分も会社も社員もそしてお客様も守らなければならないという使命、そして今は試練でもありますが、皆で乗り越えていきましょう」と挨拶した。
 議案審議においては、決算報告等を伊藤哲生会計幹事(春日鋼機社長)が行い、すべての議案が承認された。幹事団は全員留任となり、引き続き幹事長を野崎氏が務めることとなった。
 最後に閉会の辞を堀晃徳幹事(金馬社長)が述べて総会を終了。この後、親睦食事会に移り、情報交換などを行った。
 【令和2年度幹事団】幹事長=野崎憲昭(常磐精機社長)▽副幹事長=安藤仁志(安藤社長)▽幹事=堀晃徳(金馬社長)▽会計幹事=伊藤哲生(春日鋼機社長)※敬称略
 【令和2年度事業計画】総会(2月19日)▽研修会(5〜6月)▽納涼会(7〜9月)▽懇親ゴルフ(7〜9月)▽忘年家族会(11〜12月)▽幹事会(2回程度)

 ジュニアー会は、愛知県内の金属商業団体に加入する企業の子弟で構成されている。会員が諸事業を通じて企業経営および管理技術を研究し、経営者としての資質を向上させ、あわせて相互の親睦を図ることを目的に設立された。設立から60年ほどの歴史があり、発足時から数えて現会員は3世代目にあたる。

得意先の社員などを招いて盛況
参加者が過去最高の149名に
クマザワ 第36回新春ボウリング大会

 機械工具商社のクマザワ(社長=熊澤直幸氏、本社=愛知県一宮市)は1月19日、得意先の社員とその家族らを招いて、愛知県稲沢市の稲沢グランドボウルで恒例の新春ボウリング大会を開催した。第36回目となる今大会には、過去最高を記録した昨年を上回る149名が参加した。
 大会は熊澤社長の始球式でスタート。会場には日頃の感謝の気持ちを込めて用意された豪華賞品が並び、参加者は商品獲得を目指して熱戦を繰り広げた。
 3ゲームのトータルスコアで順位を競った結果、シミズノブユキさん(KTX)が656ピンの高スコアーで優勝に輝いた。準優勝は644ピンのヤマグチタクミさん(ケーエスディー)、3位は632ピンのハシモトコウイチロウさん(高瀬金型)。
 ゲーム終了後はボウリング場内のパーティールームに移動して懇親の場となり、参加者は食事をしながら歓談し親睦を深めた。
 ボウリングの成績発表と表彰式が行われ、各賞受賞者に賞品が贈られた。また、小型ドローン、スイッチライト、ダイソンホットアンドクールなどが当たる「お楽しみ抽選会」も行われ大いに盛り上がりを見せた。
 最後に、熊澤社長が「改めて皆様、明けましておめでとうございます。日曜日のお忙しい時間に当社のボウリング大会にご参加いただき本当にありがとうございます。年々参加者が増加しています。36年間続いているイベントで、これも皆様が私どもをご贔屓にしてくださっているお陰で開催できるものと感謝しています。昨年は本当にお世話になって、最近はあまり良い話は聞かないのですが、一緒に頑張って行けば少々のことは乗り越えて行けると思っています。今年もクマザワをご贔屓にしていただけますよう、宜しくお願いいたします」と御礼の挨拶をし、散会した。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の
楽団長らを迎えての特別企画
第27回ダイドーニューイヤーコンサート盛況

メカトロニクスの専門商社、ダイドー(社長=山田貞夫氏、本社=名古屋市中村区)主催の「第27回ダイドーニューイヤークラシックコンサート」が2月1日、名古屋市東区の愛知県芸術劇場コンサートホールで開催された。このコンサートは、同社の取引先や児童福祉施設の児童らを招待して開かれるチャリティーコンサートで、同社の社会奉仕活動の一環として1994年(平成6年)から毎年行われている。
 今回は、コンサートマスターとしてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団より楽団長でヴァイオリン奏者のダニエル・フロシャウアー氏を、またチェロのトップ奏者としてウィーン国立歌劇場管弦楽団より主席チェロ奏者のラファエル・フリーダー氏を迎えての特別企画。
 オーケストラは名古屋に本拠地を置くセントラル愛知交響楽団で、同楽団首席客演指揮者・齊藤一郎氏の指揮の下、ゲストのエレーナ・フィンクさん(ソプラノ)、小林由佳さん(メゾソプラノ)、福井敬さん(テノール)、宮本益光さん(バリトン)が、ベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」よりレオノーレのアリア=Aビゼーの歌劇「カルメン」よりハバネラ∞闘牛士の歌≠ネどを独唱した。
 また、ダニエル・フロシャウアー氏とラファエル・フリーダー氏がヘンデルの「パッサカリア」をデュエットし、ヴァイオリンとチェロの奏でるハーモニーが聴衆を魅了した。
 本格的なクラシックコンサートでありながら、曲の合間にはモーツァルトに扮したマーシー山本教授≠アと山本雅士さん(セントラル愛知交響楽団音楽主幹)が、司会の佐井祐里奈さん(@FMパーソナリティー)との楽しい掛け合いで分かりやすく演奏曲の解説をし、親しみやすさを演出していた。
 後半は、山田ダイドー社長の特別指揮により、ベートーヴェン生誕250周年を記念して「交響曲第九番より第4楽章」が演奏され、4人のソリストとダイドーニューイヤーコンサート2020合唱団が歌声を響かせた。演奏後、会場からはこの日一番の大きな拍手が送られた。
 このコンサートでは毎回、会場内でチャリティー募金が行われており、集められた善意は名古屋市福祉基金に全額寄付されている。コンサートの中で目録の贈呈が行われ、名古屋市の河村たかし市長と名古屋市社会福祉協議会の佐藤良喜副会長より山田社長に感謝状が授与されるとともに、河村市長から御礼の言葉が述べられた。
 また、一般社団法人日本経済団体連合会の中西宏明会長、公益財団法人サイトウ・キネン財団の堀伝理事長、セイジ・オザワ松本フェスティバル実行委員会の坪田明男実行委員長からの祝電も披露された。

2020年3月1日(日)3月8日(日)2735号・2736号
令和2年度通常総会は5月26日
ロボット展の目標小間数を達成
愛機工 今年度最終理事会を開催

愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、2月4日午後4時30分より東京第一ホテル錦にて2月理事会を開いた。理事27名、監事2名が出席した。今年7月に開催するロボット展「ロボットテクノロジージャパン」の出展小間数が組合目標を上回ったことが報告されたほか、全機工連の中部ブロック会議・全国若手交流会の開催内容や令和2年度通常総会の準備などについて確認された。
 冒頭、水谷理事長より挨拶があり、続いて議事に入った。
 組合員・賛助会員数の状況については、賛助会員として切削工具製造のワルタージャパン(社長=今江博之氏、本社=名古屋市中村区)の新規加入を報告、承認した。
 新年会報告は、幹事を務めた熱田支部の滝澤支部長(松本商店社長)より行われた。1月16日にANAクラウンプラザホテル・グランコート名古屋で開催し、419名(来賓9名、組合員223名、賛助会員179名、報道6名、事務局2名)が出席した。次回への申し伝え事項として、オードブルはセットされていたが次の食材がセットされるまで時間がかかり、司会者がはじめの20分は食事をお願いする旨アナウンスしたが、間が空いたため一部の参加者が移動を始めてから会場がザワつき始めたことを報告。食事の形式については幹事支部が決める。新年会の収支も報告された。2021年新年会の幹事は西支部、開催日を1月21日とする。
 ロボットテクノロジージャパン(会期=2020年7月2〜4日、会場=愛知県国際展示場Aichi Sky Expo=jについて、森田実行委員長(組合副理事長、モリタ社長)が出展の募集状況などを報告した。同展の勧誘活動を締めくくる実行委員会を1月22日に安保ホールで開催し、出展の意向や出展小間数の確認などの付き合わせを行った。申込受付の締切は1月31日だったが、主催者のニュースダイジェスト社が2月10日までの猶予を設けた。1月末日までの組合実績は50社223小間で、確定や内定を含めると240〜250小間になることが想定され、全体の出展規模でも目標の800小間を上回る見込みとなっている。委員会は昨年3月の決起大会から今回で5回目となるが、これまでの取り組みとしては、ロボット工業会やSTer協会を中心に1700社をリストアップし、アンケート調査で実行委員に関わりのある企業約570社に絞り込み各委員で担当を割り振って出展者の勧誘に努めた。当初は初めての企画で戸惑いも見られたが、想定外のMECT関連の出展者やSTer業界を取り込んだ商社の出展などがあり、組合が目標としていた200小間を上回る実績となった。今後の活動としては、展示会の成功を左右する来場者の動員に組合一丸となって取り組んで行く、などと話した。
 全機工連全国若手交流会(開催日=2月7日、会場=四日市シティホテル)について、滝澤青年部長(松本商店社長)が説明した。今回は中部ブロックの担当で三重組合が幹事団体として設営し、全国各地から89名が参加する。愛知組合からは水谷理事長、滝澤青年部長ら22名が参加する。交流会では、澤村比呂志氏を講師に迎え「働き方に差がつく脳の使い方がある」をテーマに講演会を行う。講演会及びグループ討議後は懇親会を開催し、全国各地の会員と交流を図る。終了後、希望者は四日市コンビナートのナイトクルージングを楽しむ、と内容を紹介した。
 第79回野球大会について、長村福利厚生部長(長村商店社長)が経過報告を行った。今大会も、会場は充分に確保していたが、日程調整が難航し年越えとなった。次回大会は対戦調整のルールを徹底し早期の終了を目指すとした。(後日、Bゾーンの準決勝と決勝戦を3月21日に、Aゾーンの決勝戦を同月28日にいずれも江南市民球場にて行うことが決まった)。また、第80回野球大会を4月11日、江南市民球場にて開会する。開会に先立ちキャプテン会議を3月19日に東別院会館で開き、大会要項の説明やトーナメント抽選会を行う。球場は江南市民球場、草井球場を中心に一宮総合運動場と合わせ使用する。
 新入社員研修について、林経営対策部長(広商NEXUS会長)が、4月14、15日の2日間、名古屋市工業研究所にて開催すると予告した。講師は名南経営の渡邉圭蔵氏。次年度の研修会計画については4月理事会にて概要を発表する。
 中部ブロック会議について、高田全機工連中部ブロック長(組合副理事長、井高社長)が開催概要を説明した。2月17日に東京第一ホテル錦にて開催。幹事は愛知組合。会議は3部構成で第1部は全機工連の事業報告(若手交流会、全機工連常任理事会等)、第2部は「自動車産業の近未来の展望」をテーマとした講演と講師を交え機工商社における進化する自動車産業への対応についてパネルディスカッションを開催する。講師は鵜飼順三氏。第3部は懇親会を開催する。
 令和2年度通常総会について、服部総務部長(伊吹産業社長)が説明した。@開催日は5月26日(午後4時30分開会)、会場はホテル名古屋ガーデンパレス。A令和元年度仮決算報告が梅村会計理事(梅村本店社長)より行われた。B次年度は役員改選期にあたり、各支部は支部総会にて理事推薦候補者及び次点を選出し、4月13日までに事務局に提出する(4月理事会にて承認し総会に上程する)。C支部は令和元年度収支報告書を4月末日までに事務局に提出する。D各部会は令和2年度予算申請書(事業計画書)を3月末日までに提出する。E三役会及び常任理事会を4月理事会前に開催する。F総会・懇親会参加者の会費については従来通りとする。
 全機工連常任理事会(1月24日開催)の報告が、水谷理事長より行われた。全機工連大阪大会の収支報告等大会要項を承認した他、全機工連2020年度通常総会における会員の拡大はじめ全機工連財政やブロック会議、全機工連の運営等、提出議案について議論した。開催は6月17日。機工メイト委員会からは機工メイトの拡販とともに導入については手数料として還元する方向で検討する旨を提案した。また2020年JIMTOFでは、ブロードリーフと全機工連・東京組合が共同で出展する企画が提案された。
 部会報告は次の通り。【総務部】次年度総会の運営につとめる。【情報部】組合報新年号を2月に発送する。1月実施の景況調査集計結果を報告。【経営対策部】当面はブロック会議の企画に注力する。2月14日に講師を交えて打ち合わせを行う。【事業部】今後はロボット展の動員に積極的に取り組む。【青年部】他産業視察を2月29日に実施する。(新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮し、中止)【福利厚生部】野球大会の反省会を青年部、審判部を交え2月または3月に開催する。(同じく、延期)
 会員増強について支部長会議で議論した内容が、水谷理事長より報告された。前回の理事会で、各支部に所属する卸問屋の協力を得て組合に未加入の取引先工具商を紹介してもらう旨了承した。ついては卸問屋の所属支部を窓口に勧誘先リストを作成するとした。ただし折衝に当たるのは協力会等で面識のある理事もしくは所在地の管轄をする支部員が協力して行う。
 その他、事務局より訃報が伝えられた。吉岡商店(熱田支部)丹下努社長のご母堂友子さんが令和元年12月7日永眠された。95歳。▽内藤商事(西支部)内藤和美社長のご母堂志め子さんが令和2年1月1日永眠された。88歳。

一喜一憂せず、コツコツと
笑顔を忘れず明るく活動
愛鋲協 令和2年新年会を開催

 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田守彦氏・藤田螺子工業副会長)の令和2年新年会が1月24日、名古屋市中村区の名鉄グランドホテルで午後6時30分より開かれ、来賓はじめ組合員・若手社員ら30名が参加して新年の幕開けを祝った。
 新年会は関戸一正理事(関戸機鋼社長)の司会進行で進められ、冒頭、来賓の紹介が行われた。
 水越昭雄愛知県中小企業団体中央会総務部長が来賓を代表して祝辞で「昨年10月の消費税率引き上げ後から私どもでは景気調査をしていますが、全般的に少し潮目が変わってきたように感じています。特に中小企業、小規模事業者においては、人手不足に伴う労務コストの上昇、また4月から残業時間の規制など働き方改革への対応や事業承継問題など数多くの経営課題に直面しており、依然として厳しい状況が続いていると思います。中央会としても頑張る中小企業の応援団≠キャッチフレーズとして、後継者育成や事業承継、ものづくりの方に引き続き力を入れてやっていきますので、ご支援ご協力をいただければと思っています。ものづくり補助金ですが、ここ数年は単年度で1年毎に事業者の皆様にご利用いただいていましたが、今回は中小企業基盤整備機構に基金をつくり3年間に渡って事業をやっていくというスキームが出ています。賃上げなど政策的な要件はありますが、例年に比べれば使い勝手の良い補助金になろうかと思いますので、是非ご利用いただければと思っています。相談等がありましたらお受けしたいと思いますので宜しくお願いします」と中央会の活動を紹介した後、組合の隆盛と出席者の健勝を祈念した。
 続いて藤田理事長が「八事興正寺で今年の運勢の看板が出ており、私は一白生まれなのですが、たまたまお坊さんが出てみえて説明してくれました。一白の方は頭が固いから気を付けなさいと。それから頑固はいけませんと言われた。今年は頑固さを取り除いて、柔らかい頭で1年を過ごしていきたいと思っています。一喜一憂せずに、コツコツと分相応にやって行けばいいと思っています。そしてもう1つ、やはり笑いが大事。笑顔でいると福が舞い込んできます。厳しい折ではありますが、笑顔で福を呼び込み、1年明るくやって行きましょう」と挨拶した。
 祝電の披露に続いて、鈴木建吾組合相談役(八幡ねじ会長)が「私は昨年、幸運にも勲章をいただきました(2019年春の叙勲で旭日双光章を受章)。当組合ではかつて誰もいただいておらず、今まで叙勲されていない組合で勲章をいただくのは難しいと言われてきました。そうしたら経済産業省の方から一昨年の秋に突然連絡がきて、制度の一部変更があり、八幡ねじの鈴木さんをノミネートしたとのことでした。天皇陛下が昨年5月に変わられましたので、5月に叙勲の式がありました。皇居の中に入り、陛下に直接『国家のために頑張ってください』とお言葉をいただきました。その言葉がすごく心に響きました。陛下は国全体のことを考えてみえる人だなと、つくづくその行動から感じました。組合活動を一生懸命してきたことも大きな要因であったと、皆様に深く感謝申し上げます」と述べ、同氏の音頭で乾杯した。
 祝宴では、参加者全員から一言スピーチが行われ、親睦を深めながら和やかに新年のひとときを過ごした。
 最後に、鈴木憲一理事(エフシーテック社長)の三本締めでお開きとした。

大河ドラマで岐阜が舞台
明るさが見える1年に
岐阜機工会 新年賀詞交歓会を開催

 岐阜機工会(会長=嶋ア晴久氏・シマザキ商会社長)は、1月23日午後6時30分より岐阜市内のホテルリソル岐阜で新年賀詞交歓会を開催した。会員、来賓など約100名が出席して共に新春を祝い親睦を深めた。
 司会進行を徳永和也総務幹事(徳光社長)が務めて、はじめに来賓の紹介が行われた。
 続いて嶋ア会長が「今年の景気は、今日の岐阜の天気のように、しとしとと雨が降っていたのが、ちょうどこの会が始まる少し前から曇り空になり一部では少し日も差す、希望的観測ですが、そのようになれば良いなと思っています。また、NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』も無事に放送が開始されました。官民挙げて色々な観光振興に取り組んでいるので、ぜひ一度岐阜城あたりにもお出でいただくと良いかと思っています。皆様方の会社の益々のご発展と、皆様方のご健勝を祈念します」と挨拶。
 乾杯にあたり、衣斐剛丸一切削工具社長が「夏の東京オリンピック・パラリンピックの話や、春から始まる5Gの話、皆様色々対策を練られているかとは思いますが、これからの懇親会の中で十分に情報交換をしていきたいと思います」と述べて乾杯の音頭をとった。
 会場では出席者が互いに年始の挨拶を交わしながら和やかに歓談。宴もたけなわとなったところで、菅晴稔三菱マテリアル加工事業カンパニー東海ブロック長が「岐阜機工会の高橋副会長(澤商社長)が全機工連の会報の中で、ユーザー様、商社様、メーカーの三位一体の関係が重要。あなたのためならこの仕事頑張るよ、というような関係を作ることが書いてありました。市況が厳しいという話もありますが、我々メーカーとしてそのような皆様と信頼関係を築けるように、今年1年頑張っていきたいと思っていますので宜しくお願いします」と述べ、一丁締めでお開きとした。

どんな時代になっても協力して
乗り切れるよう一致団結
岐阜県管工機材商組合 新年賀詞交歓会を開催

 岐阜県管工機材商組合(理事長=渡部勝裕氏・大東社長)は、1月22日午後6時より岐阜市長良川河畔の岐阜グランドホテルにて、2020年新年賀詞交歓会を開いた。組合員と賛助会員、来賓など約140名が出席し、新年にあたり業界の発展を祈念した。
 司会の森浩理事(山兼社長)による開会の辞に続いて、渡部理事長が挨拶に立ち「皆さん、新年明けまして『麒麟がきた』でおめでとうございます。今、世界の経済は完全にバブルだと認識しています。リーマンショックの1・6倍〜2倍のお金が全世界を漂っている。それが世界の土地や株、美術品まで天井知らずの状況で回っているような訳です。そのおこぼれを日本経済が受けているので、そこそこ景気が良いのかというのが現実だと思います。昨年は、中国が少し失速したので外需、製造業とか輸出が落ち込んだ。その分を内需、サービス業や公共工事、インバウンド、オリンピック景気が何とか支えて来ました」と話した後、今年の日本経済についての見解を示した。
 最後に渡部理事長は「皆様全員がまっとうな目で足元を見て、皆で協力し合い、どんな時代になっても一致団結して、業界の皆様が乗り越えられることを祈念します」と結んだ。
 来賓を代表して、荒川晶一岐阜県管設備工業協同組合理事長(戸島工業社長)が祝辞で「今年は東京オリンピックが開催されます。自分が生きている間に日本でオリンピックを2回も見られるとは夢にも思いませんでした。有望な日本の選手が大勢いらっしゃるということで、皆様と一緒に楽しみたいと思います。それと色々問題がありましたが、大河ドラマがやっと始まりました。視聴率も第1回目は非常に良かったと聞いています。これに乗って、岐阜もドラマの撮影風景などを説明する。金華山の麓に歴史博物館もあるので、ぜひ皆様、お子さんやお孫さんを連れて見に行っていただけると良いかなと思います。それから、杉原千畝さんの命のビザ発給から80年の催しを岐阜県は考えています。今年は岐阜県で色々な催し物が多数開催されます。仕事も大切ですが、皆様のご協力によって盛り上げて、皆で楽しんでいく1年にしていけたら良いと思っています」と話した。
 賛助会員代表挨拶では、二瓶正智コスモ工機執行役員名古屋支店長が「昨年は水道業界にとって大きな節目でありました。昭和32年に交付された水道法が、62年あまり経って改正されました。人口減少に伴う水道施設への使用料の減少、水道施設の老朽化、深刻な人材不足、この3つへの対応を柱とした趣旨となっています。ここ数年で色々な動きがあるかと思うので、水道業界も活性化してくるのではないかと期待しています。また、ここ数年の地震、台風などで想定外の自然災害が発生しており、それに対しての安全対策も大幅に引き上げられつつあります。私たち賛助会員はメーカーなので、それらにどう対応していくか。高水準、高品質の製品を作り世に出していきたいと思っていますが、そうすると、ここにお集まりの機材商様にも価格の上昇、利益確保のお役に立つような世界が構築されるのではないかと期待しています。そのためには皆様のご協力が絶対的に必要となってきますので、何卒宜しくお願いします」と述べた。
 乾杯にあたっては、大藪淳一愛知県管工機材商業協同組合理事長(大清社長)が「今年は非常に雪が少なくて、名古屋は今雪が降らない連続記録を更新していますと話したら、岐阜市も同じ状況だと聞きましたし、荒川理事長からは現場がどんどん進んで困ってしまっているというようなお話をいただいたわけですが、景況云々はあるものの、今年も皆様手を携えて元気に荒波を乗り切って行きたいと思いますので、宜しくお願いします」と挨拶し、同氏の音頭で乾杯した。
 懇親の場となり、出席者は和やかに歓談。抽選会などの催しで盛り上がり、白木伸道副理事長(白木商会社長)の閉会挨拶と三本締めでお開きとなった。

夜景を楽しみながら新年を祝う
名古屋伝動機商組合 2020年新年会を開催

 名古屋伝動機商組合(理事長=岩田典之氏・イワタ社長)は1月28日午後6時より、名古屋駅前にあるミッドランドスクエア41階の中国飯店・麗穂にて新年会を開催した。
 冒頭、岩田理事長が「この仕事をしていると、自動車産業などが少し寒いと感じますが、これからは5GやAI、ロボットが出てくると思いますし、それと自動車産業の両方とも良くなれば景気が良くなるだろうと信じて、人手不足ということもあるので自動化の提案なども出てくるかと思います。その業界に携わっている人にとっては追い風と信じて、日頃いろいろな営業活動に尽力してもらって、この業界を盛り上げていただけたらと切に願っています。今年は東京で全国大会がありますし、その3年後には名古屋での開催となりますので、色々打ち合わせをして盛り上げていきたいと思っています」と挨拶。
 続いて長村康義副理事長(長村商店社長)が「今年は全国大会の年でもありますし、岩田理事長初の大仕事を頑張っていただきたいと存じます」と述べて乾杯の音頭をとった。
 懇親の場となり、和やかに情報交換。総会の日時、会場なども話し合って決めた。
 最後に大矢顕理事(大矢伝動精機専務〈当時〉、現社長)が「今回趣向を変えて、この会場を長村副理事長にとっていただきました。美味しい料理とお酒、良い景色を楽しんでいただけたのではないかと存じます。皆様の忌憚のない意見を聞き、組合の皆で楽しんでいこうと岩田理事長もおっしゃっていますので、何が起こるか分からない時代と言われていますが、一緒に切磋琢磨してやっていければと思っています」と挨拶し、一丁締めで散会となった。

披露会に仕入先関係者ら約170名参加
2月21日より営業開始
米津西部 岐阜支店開設

 米津物産(鈴木克利社長、名古屋市南区)グループの米津西部(吉田光宏社長、岐阜県可児市)は岐阜市下奈良2丁目5-11に岐阜支店(原修支店長)を開設。2月21日(金)より営業を開始した。これに先立ち2月7日(金)に内覧会ならびに開設披露交歓会が開催され、およそ170名の仕入先関係者らが同社の新たな支店の誕生を祝った。式典の前には内覧会が実施され、多彩な在庫を有する倉庫や、オフィス家具などが入れられたばかりの事務所が来場者へと公開された。
 交歓会では、米津西部の吉田社長が「岐阜支店は、出店計画から約2年の歳月をかけて開設の運びとなりました。原支店長以下、若い社員のパワーを存分に発揮し、岐阜市や大垣市といった活動エリアでお客さまの期待に応えられるよう努力してまいります」と挨拶。続いて原支店長が「2月21日の営業開始日より、この岐阜市を拠点に西のエリアをカバーしていきます。ここにお集まりのメーカーさま、商社さまの商品を、お客さまのもとへ確実にお届けすることを約束します」と挨拶し、岐阜支店のスタッフ11名を紹介した。
 来場者メーカーを代表して、TOTO中部支社の小山内健晴副支社長が「米津物産さまは、その理念に『もっと豊かで、もっと快適な生活をプロデュースする』ことを掲げていらっしゃいます。まさにこれから新しい価値を創っていくという覚悟の現れと、私は理解しております。その実現に向けて私たちが一緒になって手を組んで、いろんな問題を解決しながら未来に向けて動き出せたらと思います」と祝辞を述べた後、積水化学工業環境ライフラインカンパニー中部支店の田野岡篤支店長が「新たに支店を開設するということは簡単にできることではありません。人材の裏付けが大事であり、その点で米津さまは毎年計画的に人材を採用され、育成されてこられた結果が今回の出店に繋がっておられると思います。岐阜支店のスタッフの皆さまと力を合わせて、業容の拡大に向けて共に頑張ってまいりたいと思っております」と述べ、乾杯の音頭を取った。
 食事と懇談のひとときが終わり、米津物産の鈴木社長が登壇。「岐阜支店は2020年2月21日より営業を開始いたします。お客さまへの最大限のサービスはもちろんですが、まずやらなければならないことは、地域に溶け込んで近隣の住民の皆さまとコミュニケーションを交えながら商売を進めていくことが支店開設を成功へと導く第一歩だと感じております。私自身は大垣市で4年間勉学に励んだこともあり、この地域は懐かしい思い出とともに非常に親しみある地でございまして、約2年前の構想から本日の開設披露を本当に待ち望んでおりました。組織として地場の同業者さまと切磋琢磨させていただきながら、岐阜発展のお役に少しでも立つことが我々の使命でございます。それともうひとつ、米津のお客さまである水道工事店さまにとって身近なコンビニエンスとして、早く岐阜支店を認知していただけるよう本日から地道に努力して参る所存です。引き続き皆さま方の変わらぬご支援ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます」と結びの挨拶をし、開設披露交歓会はお開きとなった。

【米津西部岐阜支店】
●営業開始日/令和2年2月21日(金)
●所在地/〒500-8385 岐阜県岐阜市下奈良2丁目5-11
●電話番号/058(268)0261
●FAX番号/058(268)6761
●支店長/原 修氏

来期役員人事について
1月度役員会・役員新年会
愛機工青年部 審議継続で意見一致

 愛知県機械工具商業協同組合(水谷隆彦理事長、ミズタニ機販社長)の青年部(滝澤有一部長、松本商店社長)は1月29日(水)、名古屋市中区の奥志摩錦総本店で1月度役員会ならびに役員新年会を開催した。
 新年会に先立って開かれた役員会では、以下4点の議題について審議ならびに報告がおこなわれた。なお、新型コロナウイルス感染予防の観点から、この場で審議された「他産業視察」については開催が中止となっている。
 【議題1】組合野球大会について▽本役員会当日現在、残り3試合(Bゾーン1試合およびA・B両ゾーン決勝戦)となっており、これらを今年度中に開催すべく試合会場など手配中である。なお、反省会は3月19日(木)に開催予定であったが、コロナウイルスの影響により中止となっている。
 【議題2】2月29日(土)開催の他産業視察について▽愛知県西尾市の「抹茶ミュージアム西条園和く和く」ほかへの他産業視察参加案内状は1月中に発信済み。本役員会当日現在18名が参加予定であったが、先述の通り開催は中止となった。
 【議題3】2月7(金)開催(済み)の全機工連若手交流会について▽三重県四日市市で開催の「全機工連若手交流会」には愛機工から15名の参加枠が用意されており、滝澤部長から青年部OBなどへ参加呼びかけしていると報告があった。
 【議題4】来期役員人事について▽今期末、役員の大半を占める総勢9名が青年部から卒業することをうけ、来期人事について審議された。総会(6月)前の最後の役員会となる新旧役員会(5月)に来期人事案を諮る必要があり、そのためには合同役員会(3月)までに各幹事長などを内定しておかなければならないことから、現役員が再度2月中に集まり検討することとなった。
 以上4点の議題審議を終え1月度青年部役員会は終了した。その後は新年会で懇親を深めた。次回、青年部合同役員会は中止が決まっている。

サンドビックコロマントカンパニー
キーワードは“チェンジ・チャレンジ・クリエイト”
中部日本コロマント会 総会を開催

 サンドビック中部日本コロマント会(箕浦康弘会長・中央工機社長)は2月13日(木)、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルに特約店会員らを集め、2020年総会を開催した。
 総会は箕浦会長の挨拶で始まった。以下、箕浦会長挨拶(抜粋)。「昨年(2019年)を振り返りますと、新天皇が即位され令和という新たな元号のもと新たな時代が始まりました。歴史的に見ても大変節目の年だったように思います。そして昨年流行語にも選ばれたワンチーム≠ニいう言葉を浸透させ、国内初開催となったラグビーW杯における日本代表チームの素晴らしい活躍で日本中が沸いた年でもありました。しかし経済面では世界的リスクとなっていた米中貿易摩擦により中国経済は低迷し、また、ヨーロッパでは英国のEU離脱、日本国内では消費税の引き上げ、度重なる自然災害がモノづくりへ多大なダメージを与え経済成長の足を引っ張った年でもありました。では今年はというと、やはり昨年に引き続き大変厳しいと思いますが、そんななかでも5Gをはじめとして半導体が動き出したこともあり業種にもよりますが少しずつ緩やかに改善に向かっていくのではという話も聞こえてきます。ただ残念なことに今、新型コロナウイルスによる影響が拡大し、米中貿易摩擦とも相まって中国経済は先行き不透明であります。米国では今年11月に大統領選挙を控えています。こうした波乱要因は少なくありませんがCASE、AI、ロボットなどに関連する需要の高まりから、経済状況は2〜3年以内には緩やかな改善に向かうのではないかと私自身、期待を込めて願っております。2020年がいよいよ始まりました。東京五輪・パラリンピックが開催される明るい1年のスタートです。サンドビックコロマントカンパニーさまにおかれましても山本さまがカンパニープレジデントに就任され、新しい戦略、新しい組織をもって本年度スタートいたしました。新たなスタートには大きな数字、実績がお祝いとなると思います。ぜひ会員の皆さまには今まで以上のサンドビック製品の拡販にご協力をお願いしたいと思います」。
 続いて登壇したサンドビックコロマントカンパニーの山本雅広カンパニープレジデントからは、サンドビック・グループ全体の2019年第4四半期ならびに通年の財務状況について説明があった。サンドビック・グループ全体の2019年受注高は、1兆2000億円で12月決算を迎えた。対前年比で受注高はマイナス2%、収益はプラスマイナス0%、調整後の営業利益はプラス3%となったが、2018年が記録的な数字をはじき出していたことから、2019年は決して悪い数字でないと言えるだろう。第4四半期は受注高が対前年比マイナス6%、収益はマイナス2%ではあったものの、営業利益に関してはプラス9%を記録し、利益面で第4四半期は貢献したようだ。また通年で18%も改善しているキャッシュフローも注目だ。「1年を通じて何とか前年と同レベルを確保できたかなと思っております」とは山本カンパニープレジデントのコメントだ。
 次に、サンドビック・グループの各市場ならびに各産業セグメントについて。スウェーデンに本社を置くサンドビックはヨーロッパの比重がもちろん高く、収益の37%はヨーロッパ市場から得ているが2019年は、そのヨーロッパでの収益が対前年比マイナス19%と非常に落ち込んだ。産業別セグメントでは、工作関係や建設、航空機が横ばい、一般機械、自動車は下降した。全体的に見ても、やはりヨーロッパは下降傾向にある。グループ全体の23%を占める北米では、一般機械、自動車は下降気味、残るセグメントは横ばいであった。2019年前半は好調だったようだが、第3Qから第4Qにかけて下降気味となっていった。19%を占めるアジアに関しては、対前年比プラス2%と微成長した。とはいえこれまでの成長度合からするとスローダウン感は否めないところだ。一般機械は下降気味だが航空機は日本を含むアジア、それ以外でも中東やアフリカ、オーストラリア、南アメリカでも好調であり、アジア全体では2019年は横ばいといったところだろう。
 サンドビックコロマントカンパニーの所属するビジネスエリアは『サンドビック・マシニング・ソリューション』だ。このなかにはワルターやセコ・ツールズなど、サンドビック・グループの切削工具ブランドも所属している。サンドビック・マシニング・ソリューションは、サンドビック・グループ全体の収益のうち41%を占めている。受注高は対前年比マイナス10%落ち込み、収益もマイナス10%で着地した。調整後の営業利益もマイナス19%を記録。2019年、サンドビック・マシニング・ソリューション分野は非常にチャレンジングな1年(山本カンパニープレジデント談)であった。とくにヨーロッパ、自動車の分野ではグローバルに見ても非常にチャレンジングな状況だったといえるだろう。そうしたなかにあって、サンドビック・マシニング・ソリューション分野では成長戦略の一環としてM&Aを継続して行っており、2019年に、ワルターは米国の超硬工具メーカーであるメリンツールカンパニーを、セコ・ツールズはメキシコのQCT切削工具部門をそれぞれ買収している。山本カンパニープレジデントによると、今後も積極的にM&Aを進めていくという。
 以上が、グループ全体の2019年の業績結果である。山本カンパニープレジデントは「2020年、サンドビックコロマントカンパニーは新しい経営陣でスタートいたしました。この新体制のもと、昨年から引き続きデジタル分野≠より一層強化していきます。さらに超硬工具の部分でも新しい製品をご紹介させていただきます。皆さまから、何かご意見などございましたら何なりとおっしゃってください。成長するために我々がやるべきことはすべてやっていくつもりです」との言葉で、プレゼンテーションを締めくくった。
 サンドビックコロマントカンパニーの宮真一カンパニーバイスプレジデントからは、同社の2019年業績、新組織や2020年の経営戦略、販売強化製品などについて説明があった。2020年、同社は『バリューチェーンにおける成長』をメインの戦略として掲げている。設計↓工程計画↓作業計画↓調達↓機械加工↓検証↓出荷というバリューチェーンにおいて『機械加工』が同社のコアビジネスであり、ここに関してはデジタル技術を融合させて強化を図るとともに、新製品の投入あるいは新しいアプリケーションのサポートや提案で、最終顧客のさらなる向上性提案を強化していくという。この戦略のもと、@ソリッド工具、A機械搭載、Bデジタル加工とデジタルセルフサービス、の3点にフォーカスすると宮カンパニーバイスプレジデントは言う。@ソリッド工具は日本では非常に大きなマーケットであるが、同社の製品の強み、製品群からするとまだまだシェアが低い。そこで、この分野にフォーカスして市場の獲得を目指していく考えだ。
 同社は、スピンドルからツール、ホルダー、刃先、超硬、ハイスといったすべてを用意できる切削工具メーカーだ。2020年は非常に厳しい受注となると予測しているようだが、例えば5軸マシニングセンタや複合機などといった付加価値の高いマシンに対し、さらなるA機械搭載のアクションをかけていくと宣言した。また2020年、同社は各クオーターで注力製品を設定している。第1Qは刃先交換式穴あけ工具、第2Qはソリッド工具、第3Qはフライス工具、第4Qは旋削工具にそれぞれフォーカスし、販売強化を図っていく。宮カンパニーバイスプレジデントは「チェンジ・チャレンジ・クリエイト≠フ3Cで、我が社の成長・発展を目指します」と誓った。

メンタリストに学ぶ講演会も大盛況
『中部パック』を大々的にPR
中部包装食品機械工業会 2020年賀詞交歓会・講演会

 中部包装食品機械工業会(梅森輝信会長・ゼネラルパッカー会長)は1月24日(金)、メンタリストで心理パフォーマーの大久保雅士氏を講師に迎え「人と人をプラスに導く究極のコミュニケーション術〜メンタリストから学ぶ人材育成〜」と題した特別講演会ならびに2020年賀詞交歓会を、名古屋市中村区のキャッスルプラザで開催。会員ら107名が参加した。
 特別講演会終了後の賀詞交歓会で、梅森会長は「昨年(2019年)は地震や豪雨、台風など自然災害が続き、これは地球温暖化の影響が深刻になってきたと言われておりますし、私もそう思っています。経済の面では緩やかな回復傾向にあると言われております。米中貿易摩擦、また、イラン問題などでは原油高騰が懸念されています。消費増税後の駆け込み需要による反動減も心配されております。こうした不安材料はあるものの、昨年5月の改元、そして東京五輪・パラリンピック開催と明るい話題もありますので消費マインドとしては、心理的負担は少ないのではないかと思います。我々のユーザーさまの業界も人手不足に改善が見られず、生産現場では設備導入意欲は高いようで自動化・省力化のニーズは衰えておりません。こうした環境のなかで当工業会の会員各社さまにおかれましてはユーザーさまが抱えておられるさまざまな問題を解決するための最新技術をつねに開発されております。各種展示会などにも出品されているかと思いますが、その技術力は非常に高まってきていると実感しております。ロボットやIoTなどが食品機械にも多く導入されつつありますし、それらを使った機械を開発することが我々の務めだと思っております。今年は十二支最初の子年です。新しい物事の始まる今年は『2020中部パック』の開催年です。4月22日(水)から25日(土)までの4日間、ポートメッセなごやで『新時代へ―食と包装2020』というテーマで開催します。現在、吉田実行委員長を先頭に各種イベントなど段取り中であります。会員の皆さまには中部パックの周知と来場者の動員に対してぜひお力をお借りしたいと思います」と挨拶で述べた。
 続いて部谷政義副会長(東陽機械製作所社長)が登壇し「今年4月『2020中部パック』が開催されます。吉田実行委員長が、本当に素晴らしいリーダーシップを発揮され私たち実行委員会メンバーを引っ張ってくださり、猛烈な勢いで開催までの準備を進めているところでございます。あとわずかで開催されるわけですが、実はまだ出展していただく余地が若干ですがございます。お知り合いの会社さまやお客さまにご紹介いただければと思います。そして、本日ご参集いただきました皆さまには、会期中ぜひとも我々業界の最新技術や製品をご覧いただけるようにしていただきたいと思います」と挨拶し乾杯の音頭を取った。
 宴もたけなわとなり、吉田眞治2020中部パック実行委員長(同工業会副会長、ヨシダキカイ社長)が「4月に開催の『2020中部パック』に向けて、実行委員会メンバーの皆さまのご協力を得て準備を進めております。何とか最低限、前回並みのことは皆さまにご提供できるかと思います。元ラグビー日本代表の大畑大介氏による講演会も決まっております。今の時代にマッチした展示会になると自負しております。開催まであと少しですが、若干であれば小間数を増やすことは可能ですので、ブースを広げたいという方、新たに出展したいという方がいらっしゃいましたらお声掛けいただけるとありがたいです。また、愛知工業大学客員講師の西山禎泰先生にもご協力いただきロボット展示も準備を進めております。食品機械、包装機械もますますロボット化が進んでいきます。東京や大阪の展示会とは違うモノづくりの中部≠轤オい部分も見せながら、この展示会を成功させたいと思いますので、皆さまご協力のほどよろしくお願い申し上げます」と中締めの挨拶をし、最後は三本締めで散会となった。

創業100周年を迎える節目の年
変化に対応した商品を展開
リンナイ 中部・北陸地区新春の会開催

 リンナイ(社長=内藤弘康氏、本社=名古屋市中川区)は、1月14日午後1時30分より名古屋マリオットアソシアホテルにて「2020年リンナイ中部・北陸地区新春の会」を開催した。
 冒頭、道山岳司中部リンナイ会会長(ヤマサ總業社長)が「今年は、庚子(かのえ・ね)の年です。今までの自分を振り返って新たなことに挑戦する、計画を立てることに適した年回りだということです。今年はどんな年になるのか。米中貿易摩擦が一段落。少し景気が回復するのかと思っています。今年は日本にとっての一大イベントであるオリンピックイヤーということで、1964年(昭和39年)にアジアで第1回目のオリンピックが東京であり、56年後の今年は2度目の開催。私は健康で長生きをするといい事があると楽しみにしています。もう1つ、リンナイさんが創業100周年を迎えるということで、これは非常に立派なことだと思います。因みに、日本で100年超の企業は3万3550社あるそうです。今年100年を迎える企業が1458社ということで、その中にリンナイさんの名前があります。企業30周年説などがあり、その節目節目をいかに乗り越えるかということが非常に大切。弊社は今年で73年になりますが、まだまだ100年には27年あり長い道のりです。リンナイさんは大変提案力のある商品を作られている。やはり我々は、良い商品を一生懸命売っていくことが非常に大切だと思います。今年も頑張ってリンナイさんの商品を売って、一歩でも100年企業に近付けるようにしたいと思いますので宜しくお願いします」と挨拶。
 続いて、内藤社長が新年の挨拶と2020年経営方針の説明を行った。グローバル展開について「我々は3年ごとに中期経営計画を立てており、2020年度を3年目とする『G-shift2020』を遂行しているところです。10年前は海外の売上が全体の30%強でしたが、段々と増えてきて、現在ではトータル3480億円に対して海外売上が1755億円と50%を上回っています。世界16拠点、80か国で販売をしています。海外は2、3年前までは全般的に好調でしたが、米中の経済紛争もあり世界の経済がやや下火になってきた。その影響を弊社も受けているということです」と報告した。
 同社の海外売上は中国とアメリカが主で、アメリカでは湯切れのないタンクレス給湯器の便利さが認められ販売台数が伸びている(2018年31万台、19年34万台、20年36万台)。これに対応するためジョージア州ピーチツリーにあるアメリカ本社を3倍に拡張したほか、同州グリフィンに敷地面積約7万坪の新工場(生産能力20万台/年・見込み)を建設している。中国は、売上が横ばいになってきているが、これまで上海など大都市周辺での販売が中心だったものを、地方都市にも拡大しリンナイブランドをさらに売り込んでいく考えが示された。
 国内展開については、ビルトインコンロ「デリシア」オート調理拡充(ザ・ココット)、食洗機ラインアップ拡充(深型タイプ)、ガス衣類乾燥機「乾太くん」家庭用・業務用拡充(8sタイプ)、ハイブリッド給湯・暖房システム「エコワン」で、同社独自の『ラク家事』提案をさらに強化。「幹太くん」は仮設住宅、社員寮などで好評で、マンションでも採用が活発になりつつある。沖縄県の新築マンションでは約6割が標準仕様になっているという。また、今年4月にはバスタイムに驚きと感動を届ける「マイクロバブルバスユニット」を発売する。
 内藤社長は「マイクロバブルバスユニットも絶対にお客様に喜んでいただける。ガス器具に魅力付けをして、魅力ある商品でオール電化阻止を是非やっていきたい。色々な商品をこれからも出していきたいと思っています」と意気込みを語った。
 中部支社2020年重点方針の説明では、冨田真令リンナイ中部支社長が「リンナイは、健全で心地よい暮らし方を創造するをモットーに、進化した商材に加え、新たに驚き・感動体験を提供する商材を提案していく」と話し、詳細を紹介した。
 特別講演は、嶋聡氏(多摩大学客員教授、ソフトバンク元社長室長、ミクシィ社外取締役)を講師に迎え「孫正義の参謀が語るAI・5G時代の飛躍の経営戦略」と題して約1時間に渡り行われ、ソフトバンクを赤字企業から飛躍させた同氏の話に参加者は熱心に聞き入っていた。
 講演の後は会場を移して懇親会が催され、参加者は和やかに歓談して親睦を深めた。

労働生産性の向上を提案し
日本のものづくりに貢献
中部タンガロイ特約店会 新年賀詞交歓会を開催

 中部タンガロイ特約店会(会長=水谷彰宏氏・東亜機工社長)は、1月14日午後6時より名古屋マリオットアソシアホテルにて新年賀詞交歓会を開いた。
 冒頭、水谷会長が「お客様によって多少は違いがあるかと思いますが、話をしたら、車はあまり良くないけれど半導体が少し動き出しているというようなことで、今年になってから話が出てきており若干明るいのかと思っています。年の初めにアメリカとイランの話があって、どうなるのかという思いがありました。米中貿易摩擦でアメリカが譲歩したということで株価も戻ってきましたが、非常に不透明な状態が続いていると思います。一年間、タンガロイさん、そして代理店さんにも色々とお力添えをいただいて、私ども販売店がしっかりやっていければと思っています。賀詞交歓会ということで、明るい話題や皆様の状況をお聞きして和気藹々と過ごせたらと思っていますので宜しくお願いします」と挨拶。
 木下聡タンガロイ社長は挨拶で昨年を振り返り「昨年は、中国の成長が減速したこと、また米中の貿易摩擦で設備投資が後回しとなったことが先進国にも広まって、非常に厳しい年、リーマンショック以来の回復から景気が後退した年だったと思います。日本国内においても、1月から月を追うごとに段々と設備投資意欲が減衰し、年末に向かって悪化したと感じています。日本の工作機械メーカーは大きな前年割れをする年でした。私たち工具業界全体も前年割れの状態でした。その中で私どもでは昨年12月に決算を迎えていますが、タンガロイ全体としては対前年比マイナス7%、国内の切削工具についてはマイナス4%と減収でした。業界全体の数字から見ると良くて、少しシェアを上げられたことは良いニュースかと感じています。開発投資も継続して行い、昨年は52点の新商品を市場にリリースしました。一昨年の47件を上回り新記録を達成できたことは、今年以降、またシェアアップをする材料ができたものと思っています。皆様には、新しい商材を提案する材料があるということなので、どんどんお客様に提案していただければと思っています」と報告。
 今年の方針については「非常に先行き不透明で不確実な中ですが、ものづくりの世界としては、やはりIoTやAIなどインダストリー4・0が進んでいくのは確実だと思っています。その中で私たちもタンガロイとして日本で開発し、日本で作って、世界中に販売する。日本での開発力と品質力、製造の力を発揮できるチャンスが来たのだと思っています。デジタル化に適した高能率な工具を今年もたくさん開発して、皆様に商材として提供し、皆様からお客様に労働生産性を上げる商品を提案していただければ、日本のものづくりも成長できると思っています」と話した。
 賛助会員を代表して挨拶に立った高田研至井高社長は「工作機械業界は、ここ数年間ずっと好景気が続いており、今は調整局面にきている状況かと思います。工作機械は目立つので不景気、不景気ということになりますが、決してものづくりの数量は大きく減っていないと思います。一昨年のようなものすごく忙しいことはないけれど、ちゃんとそれなりに仕事はあるというのが、私の感じている今年一年です。もう一つ、変化の年。色んなことにチャレンジをする一年にしたいと社内でも話していますし、そういう一年になるのではないかと感じています。2022年、23年頃にはある程度景気が戻ってくると思っていますので、色んなビジネスチャンスを取りこぼすことなく、チャレンジをしていただきたい。工作機械も5軸加工機、複合旋盤等々、ものづくりの加工機も変わってきており、タンガロイさんが新しい製品を相当出される中で、マッチした製品がたくさんあると思います。今までは数を売れば良い、既存の物を売れば良いという時代でしたが、これからは我々が率先してPRをしてタンガロイ製品を拡販していく。これがある意味本当のチャンスの年だと思っていますので、ご協力をお願いします」と述べた。
 続いて野崎憲昭中部タンガロイ特約店会幹事(常磐精機社長)が乾杯の発声を行い、懇親の場となった。
 参加者は和やかに新年の挨拶を交わしながら歓談し、宴もたけなわとなったところで、松本憲幸タンガロイ営業本部長が「色々な経済状況がある中、今年は必ず良くなると信じてやっていきたい。もう一つは、変化が早く起こり色々な状況がすぐに変わってくるので、新製品の開発から製造、営業、受注に至るまでスピード感を持ってやっていきたいと思います。2020年、ネズミのように走り回ってチーズを探し、お客様を探して走り回りたいと思いますので、本年もどうぞ宜しくお願いします」と挨拶し、加藤晴彦中部タンガロイ特約店会幹事(新栄商会専務)の中締めでお開きとなった。

現場対応型CNC三次元測定機
MiSTAR555が好調!!
ミツトヨ 使いやすさを徹底追及

 ミツトヨ(社長=沼田恵明氏、本社=神奈川県川崎市)のMiSTAR555は、]軸ビームを片持ち構造とする開放的な構造を採用。前、後、右の3方向から容易に測定物の設置や測定作業が可能で、使いやすさを徹底追及している。10℃〜40℃の幅広い温度環境下での精度保証、AC100Vの電源供給のみでどこにでも設置できる簡易性(エア不要)、設置面積を従来の門型三次元測定機の約70%(同社比)に抑えた省スペースで、特別に環境を整えることなく過酷な加工現場でも高速・高精度での三次元測定が可能となっている。
 また、ワーク位置決めパレット(フレキシブルフィクスチャー)や、タッチパネルからのワンキー操作で三次元測定をスタートさせる機能(クイックランチャー)も経験の浅い作業者には好評だ。
 さらに、スマートファクトリー対応として、測定機自身の各種情報を可視化するSMS(Smart Measuring System)を搭載することで、稼働状態や予防保全のための積算履歴等をモニタリングすることも可能となっている。
 不安定な世界的景況やコロナウィルスの影響が陰を落としつつある中でも、MiSTAR555は自動車部品メーカーや機械部品メーカーを中心に販売実績が拡大しており、ミツトヨもさらなる販売増に力を注いでいる。製造業における人手不足が深刻化しているとは言え、一方で品質はしっかりと担保しなければならないことから、より生産現場に近い場所で、かつ省人化も可能なこの測定機に注目が集まるのも当然と言えるだろう。
 【主な仕様】
・測定範囲=570(])×500(Y)×500(Z)o
・本体精度(E0,MPE)=(2・2+3L/1000)μm
・案内方式=各軸共リニヤガイド
・精度保証範囲=10℃〜40℃
 中部経済産業局は、2月13日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を「改善しているものの、足踏みがみられる」から「足踏み状態となっている」に2か月ぶりに下方修正した。
 個別の項目では、生産の判断を3か月連続で「弱含みとなっている」とした。鉱工業生産の動向を指数(12月速報)でみると、輸送機械工業、鉄鋼業、汎用・業務用機械工業などが低下したことから、前月比0・8%減と4か月連続の低下となった。前年同月比も4・7%減と3か月連続で低下した。主要業種では、輸送機械は、乗用車及び自動車部品が弱含みとなっている。生産用機械は、金属工作機械を中心に弱い動き。電子部品・デバイスは、パソコン向け等を中心に持ち直しの動きがみられる。
 個人消費については、判断を「緩やかに持ち直している」から「緩やかに持ち直しているものの、足踏みがみられる」に32か月ぶりに下方修正した。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比2・5%減と2か月ぶりに前年を下回った。百貨店、スーパーは、衣料品等が振るわず、それぞれ同6・8%減、0・7%減。コンビニエンスストアは、中食が引き続き好調だったものの日用品等が振るわず、同0・8%減。家電大型専門店販売は、生活家電等が振るわず、同15・1%減となった。乗用車販売は、普通車、小型車及び軽自動車が3か月連続で前年を下回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比10・6%減)。
 輸出は、「弱含みとなっている」から「弱い動きとなっている」に3か月ぶりに下方修正。名古屋税関管内の輸出通関額(円ベース・速報)は5か月連続で前年を下回り、品目別では自動車及び自動車の部分品などが前年を下回った。主要地域ではアジア向けが8か月連続で、中国向けが10か月連続で、アメリカ向けが5か月連続で、EU向けが3か月ぶりに前年を下回った。
 雇用については、判断を「労働需給が引き締まっている」から「労働需給の引き締まりに緩和の動きがみられる」に42か月ぶりに下方修正した。有効求人倍率は、1・81倍と5か月連続で前月を下回った。
 その他、設備投資は「増加している」(32か月連続)、公共投資は「おおむね横ばいとなっている」(4か月連続)、住宅投資は「おおむね横ばいとなっている」(5か月連続)と判断した。
 企業倒産(件数)は、「小売業」「製造業」「卸売業」などが前年を上回ったものの、「サービス業他」「建設業」などが前年を下回り、全体でも2か月連続で前年を下回った。
 ※比較は、断りのあるものを除き、2019年12月の実績値による。

日工会 2020年1月の工作機械受注額
35.6%減の807億8千万円
内外需とも弱含みの状況続

 日本工作機械工業会(日工会、会長=飯村幸生氏・東芝機械会長)が2月20日発表した2020年1月の工作機械受注総額は、前年同月比35・6%減の807・8億円となり、16か月連続で減少した。前月比は10・4%減で2か月ぶりに減少した。1000億円割れは6か月連続し、国内外とも依然弱含みの状況が継続している。
 内外需別にみると、内需は、前年同月比36・7%減の295・9億円で、14か月連続の減少。6年8か月ぶりの300億円割れとなった。前月比も20・7%減と2か月ぶりに減少し、国内需要は全般的に低迷している。
 主要業種の一般機械向けは、前年同月比44・9%減の106・2億円。補助金待ちなどもあり前月比は31・3%減となった。自動車向けは、前年同月比37・2%減の90・3億円で、前月に比べて自動車部品は低水準だったが、完成車が増加し、全体ではほぼ前月並みの受注となった。
 外需は、前年同月比34・9%減の511・9億円となり、16か月連続で減少した。550億円割れは6か月連続。前月比も3・1%減と2か月ぶりに減少、2019年後半から主要3極(アジア、欧州、北米)とも概ね横ばい圏内の動きが継続している。
 アジアは、前年同月比40・7%減の195・1億円となり、20か月連続で減少した。前月比も1・4%減と3か月連続の減少。韓国は前年同月比で増加、中国は横ばい圏内の動きが続いている。欧州は、前年同月比36・2%減の123・7億円となり、15か月連続の減少。前月比は1・9%増と2か月ぶりに増加した。北米は、前年同月比26・1%減の181・7億円で、12か月連続の減少。前月比も7・1%減と2か月ぶりに減少した。
 同会は「米中貿易摩擦などにより、内外需とも設備投資は弱含みの状況が継続。今後も通商問題や感染症による経済活動への影響などを注視」していく必要があるとしている。

新社長に大矢 顕氏
大矢伝動精機 大矢誉宏社長は相談役に

 機械工具・伝動機器の総合商社、大矢伝動精機(本社=名古屋市中区)では2月10日付で、大矢誉宏代表取締役社長が退任して取締役相談役に就き、後任社長に大矢顕専務取締役が就任、経営の若返りを図った。
 大矢顕新社長は、1981年(昭和56年)4月3日生まれ。関西大学工学部機械工学科を卒業後、2004年日伝に入社。約3年間同業界での経験を積み、2007年大矢伝動精機に入社した。現在、愛知県機械工具商業協同組合、名古屋伝動機商組合の理事を務め、業界の発展にも尽力している。

2020年2月16日(日)・2734号
10月8日(木)から3日間開催
展示会成功を祈念し乾杯
愛知県管工機材商協組 2020年新年賀詞交歓会

 愛知県管工機材商業協同組合(大藪淳一理事長・大清社長)は1月21日(火)、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルで「令和2年新年賀詞交歓会」ならびに「1月理事会」(2面に掲載)を開催した。理事会には理事19名が、新年賀詞交歓会には367名(内訳/来賓15名、賛助会員252名、組合員95名、その他5名)が参加した。
 大藪理事長挨拶「昨年はラグビーW杯日本大会が開催されJAPANがプールAを4戦全勝で突破しベスト8に進出するという快挙を成し遂げました。メンバー31名中15名が外国出身者で、その彼らが桜のエンブレムを付け、君が代を歌って、日本国旗を掲げて戦うのを見て、本当に時代は変わったなぁという気がします。これはこれからの日本の未来を先取りしている、そんな気がしてなりません。我々管工機材商といいますと、パイプやバルブ、衛生陶器など重いものを持って運ばなければならないので男でなきゃダメだという考えが昔のスタンダードでしたがそういう時代ではなくなってきています。女性や高齢者、外国の方々を労働者として取り入れていく時代がきているということです。外部環境でも、IoTやAI、ビッグデータ、5Gなど世の中がガラリと変わるときがもうすぐそこまで来ている状況です。そんななかで当組合も、皆さまに的確な情報をいち早くご提供して、皆さまの会社の変革に繋げられるような活動を今年もまた続けていきたいと思っております」。
 来賓代表、穂刈泰男愛知県管工事業協同組合連合会会長ならびに名古屋市指定水道工事店協同組合理事長祝辞「我々水道工事に関わる者は災害の復旧が大きな使命であります。災害復旧の際には資機材の供給が不可欠であります。いざというときには貴組合の皆さま方から資機材の面で多大なご協力とご尽力を賜りまして、社会を支えるライフラインを守る所存でございます。また私どもの業界は災害対応だけでなく、日常業務を展開する際いろんな課題を抱えております。いずれの解決にも貴組合との連携が必要であり、引き続きさらに絆を深め、お互いの発展につなげてまいりたいと考えております」。
 賛助会員代表、末松正幸KVK社長挨拶「2027年の開業を目指して工事が進んでおりますリニア新幹線も、その工事自体が大変夢のある一大事業ではございますが、名古屋駅地区の再開発、そして栄地区の再開発といった内容が新聞紙上に具体的に掲載されてくるようになりました。道路で言えば、東海環状自動車道は2024年の開通を目指して工事が進んでおります。その近くに工業団地が造成され間もなく工場誘致も始まることでしょう。こうした状況から東海地区には仕事のチャンスがたくさんあるわけです。組合員企業の皆さまにおかれましては、そうした仕事のチャンスをしっかり利用していただいて、さらなる発展をされることを祈念しております」。
 坪井研二展示会実行委員長(ツボイ常務)より『第33回管工機材・設備総合展』PR「本年10月8日(木)・9日(金)・10日(土)の3日間にわたり開催されます管工機材・設備総合展も、おかげさまをもちまして33回目を迎える運びとなりました。お申し込み期限が本年6月末までとなっております。お早めのお申し込みをお願いいたします。さてこの展示会は、より一層の環境への配慮をすると共に、常に時代の流れを敏感に受け止めた商品や技法をご来場の皆さまにご提供できる場でありたいと考えております。さらに本展示会は出品者の皆さまの販路拡大や多くの人材とのご縁を作る場ともなります。そのためにも出品者さまとご来場者さまに笑顔あふれる明るい展示会とし、今回のテーマにも掲げておりますつなぐ技の向こうに 未来が見える≠モットーに次世代へつなぐ、そんな展示会にしていきたいと考えております」。
 石原彰久愛知県空調衛生工事業協会会長乾杯挨拶「軽自動車の販売が、昨年12月は一昨年同時期に比べ13%ダウンしました。もっと大きい建物の発注などはどうなるのか心配でたまりません。こういう時だからこそ貴組合さま一丸となって工・製・販の協調∞適正利潤の確保≠合言葉に頑張っていただきたいと存じます」。
 峰澤彰宏副理事長(MINEZAWA社長)中締め挨拶「当組合最大最重要事業でございます『第33回管工機材・設備総合展』が10月8日(木)・9日(金)・10日(土)の3日間開催されます。坪井実行委員長のもと組合一丸となってこの事業に取り組んでまいりたいと思います。250満小間に対して、すでに100小間近いお申し込みをいただいております。ぜひお早めにお申し込みをいただきたいと思います」。

正会員・賛助会員一丸となり
リフォームなど需要を刈り取っていく
三重県管工機材商業組合 新年賀詞交歓会

 三重県管工機材商業組合(伊藤嘉恭理事長・伊藤管材商店会長)は1月14日(火)、四日市市安島の四日市都ホテルで新年賀詞交歓会を開催。組合員や賛助会員ら162名が参集した。司会進行は、一色活慶副理事長(一色商会社長)が務めた。
 伊藤理事長挨拶「皆さま明けましておめでとうございます。本日は、ようこそ当組合の新年賀詞交歓会にお越しくださいまして誠にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。私は55歳まで建設業をやっておりましたのでこの業界はまだまだ新米です。そんな私が理事長とは大変おこがましい限りではございますが、これまでの経験を活かしながら本年も理事長職に尽力していく所存です。皆さま、何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます」。
 メーカーを代表して、LIXIL Water Techn
ology Japan中部トイレ・洗面営業部の長谷佳樹部長挨拶「昨年は消費増税の駆け込み需要もあり耐久消費財を中心に企業収益も堅調に推移し、個人消費も順調に推移した年であったと思います。しかし少子高齢化を背景とした人口減に伴い、10月から持ち家・賃貸の着工は大きく減速しております。リフォームも生活の質を改善するということで一戸単価は少し上がりましたが、6兆円と言われるリフォーム需要のなかでは極めて限定的に推移したのではないかと思っております。話は変わり今から100万年前、類人猿が木の上で生活していました。まさしく今と同じような気象環境の変化によって木の上で住むことができなくなりました。しょうがなく草原へと降りてきて生活しなければならなかったのですが、そこには外敵が居て、なかなか生活をしていくうえで大変であったのですが、我々の祖先は変化し、生き残り、やがて二足歩行の原点となったと言われています。今年はねずみ年です。十二支のスタートの今年は環境変化の始まりの年なのかなと感じています。大きな変化に対して我々も木から降りて対応していかなければならない、そんな節目であると思っております。この管材業界は非住宅・店舗を含めたリニューアルはこれからますます活況であるというような話も聞いております。その波をしっかりキャッチして、皆さんと力を合わせながらこの需要を刈り取っていき、今年をより良い年にしていきましょう」。
 旭有機材管材システム事業部営業総部名古屋営業所の石田純一所長乾杯挨拶「新しい年がスタートしました。今年の干支は庚子(かのえね)ですが、私は毎年、年始に一年の目標を立てております。私の今年の目標は、毎日一万歩歩くこととしました。その目的は、皆さまのもとにもっともっと足を運ばせていただきたいという想いからこの目標を掲げました。我々賛助会員から正会員の皆さまのもとへ足しげく訪問させていただき、お互いの関係をより強くしていくことで、三重県管工機材商業組合の正会員さまのさらなる発展に少しでもお役に立てたらと思っております」。
 宴もたけなわとなり、金森繁人監事(三立商会社長)が「一緒に働いている仲間やここにお集まりのメーカーさまのご協力をいただければ、自分ひとりだけの力は小さいですが何とかやっていけると思っております。メーカーの皆さま、今年一年も格別のご協力をいただけますようよろしくお願いいたします」と中締めの挨拶をし、三本締めで会はお開きとなった。

新年会・展示会に関する報告など
愛知県管工機材商協組 1月理事会

 愛知県管工機材商業協同組合は1月21日、理事会ならびに新年賀詞交歓会(1面に掲載)を開催した。理事会では、以下の議事に関する報告などがなされた。
 【議事1】第33回管工機材・設備総合展準備進捗について▽愛知県、名古屋市双方より展示会後援が承認された。昨年12月18日、出品案内を657社に発送完了。
 【議事2】新年賀詞交歓会準備・進行について▽昨年12月13日に現地下見を兼ね幹事会を開催。新年賀詞交歓会への参加者数は367名。
 【議事3】交流会開催について▽昨年11月25日にキャッスルプラザで交流会を開催。幹事ら含め211名が参加した。
 【議事4】第58回通常総会について▽5月21日(木)16時より、名古屋市中区のヒルトン名古屋での開催が決定した。総会後に懇親会が催される。
 【議事5】全国管工機材商業連合会(管機連)の計画について▽管機連による情報サイト構築とその一部としての商品マスター企画に対する説明があった。
 【議事6】各部会報告▽@福利厚生部会=昨年11月9日、第39回ボウリング大会開催。その他、集団健康診断事業の案内について。A事業部会・流通部会・経営研究部会=2月21日(金)開催予定の3部会合同特別講演会について。B広報部会=組合だより144号ならびに組合員名簿の発送等について。C組合加入促進部会=マルエス商会、群協製作所双方より脱退の意向が、オノマシンより賛助会員加入希望が寄せられ承認された。
 【議事7】青年部「愛青会」報告▽1月24日から3日間開催(開催済み)の沖縄クボタ化成視察ツアーについて。
 同組合の次回理事会は3月3日(火)18時より組合事務所で開催される。

約500名が集い新年を祝う
常に「新しい」に挑戦
山 善名古屋 2020年新春賀詞交歓会を開催

山善(社長=長尾雄次氏、本社=大阪市西区)の名古屋地区における『2020年新春賀詞交歓会』が1月7日、名古屋市熱田区の熱田神宮会館で午後5時40分より開催され、同社の主力仕入先など261社478名が参加した。
 開会にあたり、吉村泰典山善上級執行役員名古屋支社長が挨拶で「CASE(ケース)と呼ばれる技術革新が進む自動車業界は、従来の車の概念そのものが変わろうとしており、業界の再編も急速に進んでいることは皆様ご存知のとおりだと思います。人手不足、自動化、省人化、生活環境向上、高齢化への対応と潜在ニーズはますます高まっています。いよいよ変化対応の山善の底力を発揮するチャンス到来の時だと確信しています。私をはじめ名古屋支社全員が現場を歩くことを徹底的に粘り強くスピード感を持って取り組んでまいります。特に現場力の向上、情報の共有化を推進するとともに、皆様のお役に立つ新しい販売施策を積極的に展開してまいります。力強いご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。本年も皆様の期待に応え、より信頼される名古屋支社を構築し、ともに成長発展する1年としてまいります」と今年の抱負を述べた。
 長尾山善社長が挨拶に立ち「弊社の今年の経営スローガンは『私たちは輝くあしたに向かって 自信と誇りと勇気を持って 「新しい」に挑戦しよう』としました。現状維持では新たな道は開けない。また一方では、変化すべきことと決して変えてはならないこと、つまり『不易流行』の精神を基本中の基本とすることは言うまでもありません。変化すべきこととは、市場や時代の変化に、柔軟に積極的に対応進化すること。常に新しい≠ノ挑戦していくことです。一方、決して変えてはいけないことは、主力仕入先の皆様と山善との信頼関係、つながりであって、また、常に現場を歩き生きた情報を的確に掴むことでもあり、社内的に言うと、私どもの原点である切り拓く$ク神であって、つまり山善らしさを変えてはならないと思います。皆様方にはどうか倍旧のご支援、ご厚情を賜りますようお願いしますとともに、主力メーカーの皆様には、明日を変える技術を生み出していただいて、市場をワクワクさせるような新商品、新技術を提供いただければ、この上なく幸いに思います」と年頭にあたって所信を述べた。
 乾杯に際し、メーカーを代表して加藤欣一三井精機工業社長が「正月の新聞の恒例で3か月間の業界天気図が出てきます。私の所は工作機械を作っているので、雨がザーザー降りです。しかし雨が降ったり、曇ったり、晴れたり、天気が変わるのは当たり前なのです。我々企業も植物と同じで、雨が降らなければ成長はできません。今は充電の時期で、次の飛躍のチャンスのための準備期間と考えればいいのかと思っています。この地、熱田神宮は天照大御神様をお祀りしていると聞いています。我々ここにいるメーカーも、世の中を明るくする商品をたくさんお持ちではないかと思います。この商品を携えて、山善様とワンチームでこの世の中をパァーっと明るくしていきたいと思っています」と挨拶し力強く乾杯の音頭をとった。
 懇親の場となり、和やかに歓談が進む中、お楽しみ抽選会などで盛り上がり親睦を深めた。
 最後に、山口秀和ミツトヨ上席執行役員営業本部長が「一昨年が土台を作り、昨年、変化に対応できるビジネスモデルを作られて、今年はそれをじっくり綿密に計画を練って実行されるということで、山善様にとっては飛躍の年だろうと推察いたします。我々メーカーとしても新しいイノベーションを作って、少しでも山善様のお役に立つ、またユーザー様のお役に立てるように頑張ってまいりたいと思います。皆様、一緒になって頑張りましょう」と述べるとともに出席者にとって今年が良い年となるよう祈念した。
 辻晋二山善執行役員名古屋支社副支社長の閉会の挨拶と三本締めで、盛会のうちにお開きとなった。
事業者向け省エネ診断
サービス事業等を拡大
山 善 CMIと業務提携契約を締結

 山善は2月5日、エネルギーソリューション事業の拡大に向け、一般社団法人カーボンマネジメントイニシアティブ(CMI)と、省エネ診断及び環境関連事業のアドバイザリー等の業務提携契約を、同日締結したと発表した。
 CMIは、企業や自治体を対象に省エネルギービジネスを提供してきた有志が集い、温室効果ガス削減に関する産業の発展に貢献することを目的として設立された一般社団法人。エネルギー管理士等の専門家は103名在籍している(2020年1月末現在)。
 山善は、高まりつつある企業の環境対応やSDGs活動のニーズに対応するため、CMIと共同で事業者における生産設備や環境設備の省エネ診断・改修等を提案するエネルギーソリューション事業をより強固に推進していく考え。
 今回の業務提携により、同社の得意先や仕入先を含め、全国規模で広範囲な事業者に対してエネルギーソリューションの提案が可能となるとしており、設備単位での省エネ提案をはじめ、工場・事業場単位での省エネ提案も積極的に進めていく。
 具体的にはCMIと連携し、事業者施設の現地調査・測定をはじめ、具体的な改修提案・各種補助金申請代行などを全国横断的に展開する。
 これにより同社は、省エネ法対象事業者の省エネ評価制度の目標クラスのランクアップや、事業者のSDGs活動に貢献していきたいとの考えを示している。

 【CMI(一般社団法人カーボンマネジメントイニシアティブ)について】
 2019年2月21日設立。東京都板橋区板橋1-42-18(ユニティフォーラム板橋4階)に本部を置く。
 @CMIの活動目的と事業概要
 カーボンマネジメント産業の発展を通じて持続可能な共存共栄の未来をつくる=BCMIは企業、自治体を対象として省エネルギービジネスを提供してきた有志が集い、温室効果ガス削減に関する産業の発展に貢献することを目的として設立された。
 主な事業は「温室効果ガス削減に関する計画策定、対策実行支援、運用管理支援事業」「温室効果ガス削減に関する広報活動」「温室効果ガス削減に関する人材育成」「温室効果ガス削減に関する調査、研究、技術開発事業」。
 ACMIの特徴
 経産省の省エネ補助金「エネルギー使用合理化等事業者支援事業」のエネマネ事業において全国トップクラスの採択実績を有する企業から構成され、エネルギー管理士等の専門家は103名在籍している(2020年1月末現在)。
 省エネ法の対象となる大規模事業所向けの省エネ診断と、併せて中小企業および年間原油換算消費量1500kl(年間光熱費8000万円程度)未満の事業者向けには省エネルギー相談地域プラットフォーム事業により支援を行っている。

不透明で大きな変化の時
共に歩み、変化に対応
中部ユアサやまずみ会・炭協会合同賀詞交歓会

 ユアサ商事(社長=田村博之氏、本社=東京都千代田区)中部支社の販売店でつくる中部ユアサやまずみ会、仕入先で組織する中部ユアサ炭協会合同による2020年賀詞交歓会が1月8日、名古屋市中区の名古屋東急ホテルで午後5時より開かれた。両会の会員ら326社541名が参集し新年の幕開けを共に祝い、業界の発展を祈念した。
 冒頭、峰澤彰宏中部ユアサやまずみ会会長(MINEZAWA社長)が挨拶で「本年は、オリンピックが開催されるオリンピックイヤーです。新しいヒーロー、ヒロインが現れ、日本人の活躍、また世界の方々の素晴らしい競技や演技を見ることができるものと楽しみにしています。私たちを取り巻く経済界、特にこの愛知県においては自動車業界、先日は豊田章男トヨタ自動車社長様から新しい街をつくるんだと夢のある発言もありましたが、これから一体どのようになっていくのだろうか、私たちにとっては非常に大きな問題だと感じています。不透明、不安、あるいは大きな変化が起きると言われている2020年。こういう時こそ、自分たちだけでは分からないこと、知り得ないこと、成し得ないことを、今日お集まりの皆様と一緒になって感じ、対応していく。そういう気持ちを持って今年1年も皆様方と共に(Together)、歩んでまいりたいと思っています。共に成長(Grow)していけるよう、本年も健やかに過ごしていけることを祈念します」と新年の抱負を述べた。
 続いて挨拶に立った田村博之ユアサ商事社長は「不安要素はたくさんありますが、その中でも産業は既に次を睨んだ動きをしています。ご存知のAI、IoT、ロボテックス。言葉としては随分目にし、耳にした言葉ですが、本格的に加速をして進化しています。この先端技術によって産業構造が変わっていくのではないかという段階まで来ていると思っています。一方で環境の悪化という問題は、世界的な社会問題として対応は待ったなしの局面に来ています。当社グループは今年もソサエティ5・0の考え方を軸に、真正面からこの問題に目標を掲げて取り組んでいきます。また、オリンピックを機に、いよいよ5G、次世代通信規格が商業ベースでサービスを本格化されてきます。今年は5G普及元年と言われ、私どもの主戦場である産業と暮らしの分野にも間違いなく新しい通信規格がじわじわと浸透してくるものと考えています。当社グループは、AI、IoT、ロボテックス、あるいはエネルギーのマネジメント、レジリエンスなどの幅広い分野で、今日お集まりの皆様方と共に新しい成長事業や新しい事業領域を構築するべく邁進したいと考えています」と同社の方向性について話した。
 さらに田村社長は、同社グループが2026年のあるべき姿として掲げるユアサビジョン360≠フ2ndステージを迎える年として、新たな成長分野へのチャレンジ、総合力の強化に努めていく考えを示し、「Growing Together(ともに挑む)という精神の下、これからもものづくり、まちづくりの継続的な発展に貢献していきたいと考えていますが、これにはやまずみ会、炭協会とのタッグが不可欠です」と述べて引き続き支援をお願いした。
 乾杯に際し、近藤純一中部ユアサやまずみ会副会長(本田商会社長)が「チャンスをモノにするには、コミュニケーションが大切。ユアサ商事様、炭協会の皆様、そしてやまずみ会の皆様共々、これからも情報交換を密にし、オープンにしていきたいと思います」と述べ力強く乾杯の音頭をとった。
 歓談が進み、最後に水野昭宏中部ユアサ炭協会工業機械部会会長(ソディック国内営業統括部中日本支店長)が「我々は夢を売る商売。我々の商品を使ってユーザーさんに儲けていただく。注文をいただく時は何とも言えない高揚感があります。今年も、この高揚感を味わえるように一生懸命頑張っていきたい」と話し、三本締めで散会した。

日工会 2019年の工作機械受注額
32・3%減の1兆2299億円
内外需ともに3年ぶりの減少

 日本工作機械工業会が1月23日に発表した2019年(暦年)の工作機械受注額は、前年比32・3%減の1兆2299億円で3年ぶりの減少となった。内需は34・3%減の4932億円、外需は30・9%減の7367億円で、ともに3年ぶりの減少となった。
 内需は、前年まで好調だった自動車や半導体関連の需要が低迷したことや、米中貿易摩擦による中国市場の落ち込みから輸出が減少し、輸出関連産業の投資マインドが冷え込んだことなどから、5年ぶりの5000億円割れとなった。
 主要業種では「一般機械」が前年比32・0%減、「自動車」が43・7%減、「電気・精密」が42・7%減、「航空機・造船・輸送用機械」が8・7%減となった。
 外需は、1兆円超えだった昨年、一昨年から急減し、3年ぶりの8000億円割れとなった。内需同様、米中貿易摩擦に加え、中国経済の減速が中国国内のみならず、周辺国・地域や欧州などに波及したことなどが影響した。
 地域別では「アジア」が、中国で前年比42・7%減、韓国、台湾で軒並み3割以上の減少となったことなどから、2年連続の減少となる38・2%減の2958億円となった。「欧州」は、Brexitなど各種リスク要因が潜在する中で、米中貿易摩擦により中国向けの輸出で影響を受けたドイツなどを中心に減少傾向が続き、27・5%減の1772億円と3年ぶりに減少した。「北米」は、24・4%減の2462億円と3年ぶりの減少となったが、アメリカの一般経済の堅調さや、米中貿易摩擦の影響が比較的軽微だったことなどにより、アジア、欧州ほどの大きな落ち込みにはならなかった。
 販売額は、前年比10・9%減の1兆5016億円で、3年ぶりの減少ながら昨年の好調な受注を受けて過去4番目の金額を記録した。
 2019年末の受注残高は、前年比32・1%減の5613億円となり、3年ぶりの減少。1月に8360億円だった受注残は、受注の減少とともに月を追うごとに減少を続け5000億円台まで低下した。
2019年12月の受注額は901億円
15か月連続の減少
 同日発表された2019年12月の工作機械受注額は、前年同月比33・5%減の901・1億円で15か月連続の減少となった。1000億円割れは5か月連続で、国内外とも依然弱含みの状況が継続しているとみられる。
 内需は、前年同月比34・7%減の373・1億円。「自動車」は低調だったが、「一般機械」等で前月比が増加し、3か月ぶりの350億円超えとなった。
 外需は、前年同月比32・6%減の528・1億円。「北米」は大型案件等で前月から増加したが、「アジア」「欧州」は低水準横ばい傾向となっている。
2020年1月分工作機械受注速報
2月12日公表
 日工会は2月12日、2020年1月の工作機械受注額(総額・内需・外需)速報の集計結果を発表した。
 それによると、1月の受注総額は前年同月比35・6%減の807・8億円で16か月連続の減少となった。前月比は10・4%減だった。
 このうち、内需は前年同月比36・7%減の296・2億円(前月比20・6%減)、外需は同34・9%減の511・5億円(同3・1%減)となった。

賛助会員と組合員がともに
厳しい時こそ協力し良い年に
静岡県管工機材商組合 第23回賀詞交歓会を開催

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は、1月16日午後4時より静岡駅前のグランディエールブケトーカイにて、第23回賀詞交歓会を開催した。組合員、賛助会員ら合わせて260名余が出席して新年を寿ぎ、盛会となった。
 賀詞交歓会は司会を務める大村敏之副理事長(大村商会社長)の進行で開会。
 冒頭、一色理事長が「日銀短観などで緩やかな景気拡大と言われても、静岡県だけの感覚かもしれませんが、少し厳しい状況だと感じています。私の感じでは、住設関係は今までなかなか良かったが、ここに来てちょっと落ち込んでいるのではないか。そして管材はずっと良くありません。今一番問題になっている働き方改革について少し話しますと、有給休暇消化は5日間なので何とか消化できそうな感じになってきましたが、残業時間の上限規制、これは難しい。私のところも試験的にweb出勤簿を導入して、12月20日現在で1か月のデーターが出ました。数人の残業時間が200時間となる。従業員の健康を考えて、やめろ(残業のこと)と言うと、会社を辞めろということですかと言われる。仕事熱心で本当にありがたいが、困る。大手企業は昨年の4月から導入されていると思います。我々組合員のほとんどが中小企業なので今年の4月から実施されます。皆様、何か良い知恵があったら教えていただきたい。これが我々の差し迫った一番の問題です。また、我々静岡県の管工機材商組合は今まで通り、仲良く、不当な競争をして不当な安売りをしない、これを心がけていきます。もちろん、法律に違反するような談合は絶対にしません。そういう静岡の組合を賛助会員の皆様には、これまで以上に可愛がっていただけるようお願い申し上げます」と挨拶した。
 来賓挨拶では、橋本政昭一般社団法人全国管工機材商業連合会(管機連)会長(橋本総業社長)が「今年の私のミッションは、1つ目が組合員数を増やすこと。2つ目が、災害時における復旧活動の協力ということで、管工事組合さんと組んで災害時に素早くライフラインの復旧ができるようにすることです。今、12組合で防災協定が結ばれています。3つ目が、情報発信の強化。全国の皆様になるべく早く、的確な情報をお伝えしたいと思っており、@ディリーニュースAホームベージB商品情報C管機連だよりDSNSをつくり、見られるようにしたいと思っています。そして4つ目が、工事業者の人手不足対応ということ。皆様の困りごとや要望に対して、その解決策を我々なりに考えるのがこの管機連の役割だと思っていますので、ミッションとさせていただいています。本日メーカーさんと話をしましたが、今年度上期は良かったが、下期は大体前年並みという方が多かったです。来年度は、住設系、空調系は前年までいかないのではという方も結構いて、厳しい年になると見られているように思っています。そのような中で静岡県の方は、組合活動をしっかり行い、情報交換をしながらトラブルがなるべく起きないような商売にされているのは尊敬に値すると思っています。是非、この伝統を守っていただいて、今年も良い1年にしていただければと思います」と述べた。
 続いて、メーカーを代表して堀田康之キッツ社長が祝辞で「旧年中は、静岡県管工機材商組合の皆様には多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございます。今年は業界としてはそんなに良くないのかなと思っていますが、何せこの世の中、トランプ米大統領が出てからナショナリズムがあちらこちらで火を噴いて、フィリピンもそう、中国、ロシアはもともとですが、そこに加えてインドネシアもそうなってきており、ナショナリズムを旗印に自分さえ良ければ良い、そんな風潮が出ています。それでは世の中良くならないし、渡っていけないと思っています。そこへ行くと静岡組合さんは、理事長さんが、利潤はちゃんと確保しないといけない、そのためにはある程度の協調が必要だと、いつも仰っていて、他の組合さんから見ると非常に仲良くやっておられる。わがままを通し続ける人が比較的少ないように私は思っていて、こういう組合さんとはとことん付き合っていこうと、いつも思っている次第です」などと話した。
 乾杯に際し、商社を代表して村井善幸オータケ社長が「今年は新年から、ちょっと厳しい、先が見えないという話が多いですが、静岡県はモノづくりという大きなベースのある地域ですので、やり方ひとつで変えられるだろうと思います。良い結果が出るような年にして行くために、まだまだやることはあるかと思いますので、ひとつずつ皆様とともに改革していきたいと思います。宜しくお願いします」と述べて、力強く乾杯の音頭をとった。
 和やかに祝宴が進み、最後に鈴川賢一TOTO上席執行役員中部支社長が「静岡県は昨年から世界の注目を浴びている。エコパで行われたラグビーワールドカップでの奇跡と言われたアイルランド戦の勝利。年明け、女子サッカー、男子サッカーの男女の高校の優勝。さらに今年は東京オリンピックが開かれる年で、海外、日本から多くの方がいらっしゃいます。観光資源の豊かな静岡県。海の幸あり、山の幸あり、名峰富士があります。組合員の方々の流通力、提案力、そして施工の力、それをサポートする賛助会員、メーカーの力。それをもってすれば、主役は富士山に渡して、皆様の力が名脇役となって、この静岡県の地を盛り上げていけるような、令和2年になればと考えています。賛助会員、メーカーもサポートさせていただければと思っていますので、本年もどうぞ宜しくお願いします」と挨拶し、三本締めでお開きとした。

新社長に清田徳明副社長
TOTO 4月1日新経営体制に移行

 TOTO(本社=福岡県北九州市)は1月31日、4月1日付で清田徳明(きよた・のりあき)代表取締役副社長執行役員が代表取締役社長執行役員に就任すると発表した。喜多村円代表取締役社長執行役員は代表取締役会長兼取締役会議長に、白川敬取締役常務執行役員は代表取締役副社長執行役員にそれぞれ就任する。
 清田徳明氏は1961年生まれ、福岡県出身。84年に長崎大学経済学部を卒業後、同社に入社。98年ウォシュレット企画部長、2004年国際事業統括部長、07年衛陶生産本部長、08年ウォシュレット生産本部長、10年執行役員、12年取締役常務執行役員、14年取締役専務執行役員を経て、16年に代表取締役副社長執行役員に就任。現在に至る。
 そのほか同時に発表された異動では、4月1日付で、張本邦雄代表取締役会長兼取締役会議長が取締役相談役に、森村望代表取締役副社長執行役員が取締役に就任する。なお、両氏は6月の定時株主総会にて取締役を退任し、張本邦雄氏は相談役に就任、森村望氏は顧問に就任する予定。

組合事業への参加呼びかけ
若手交流会成功を祈念し乾杯
三重県機械工具商組合 賀詞交歓会開催
 三重県機械工具商組合(山田浩理事長、コジマ・フジ通商社長)は1月22日(水)、三重県四日市市の四日市シティホテルで賀詞交歓会を開催。正会員や賛助会員ら59社90名が参加した。司会進行は大津裕史副理事長(大津屋社長)が担当した。
 山田理事長より参加者へ挨拶「昨年は岐阜機工会さまと合同賀詞交歓会を開催させていただき、あれから早や1年が経ちました。昨年5月には令和と元号が変わり、スポーツ界では女子プロゴルファーの渋野日向子選手がメジャー大会で日本人選手として42年ぶりの優勝を果たし、ラグビーW杯では日本代表チームがベスト8に進出するなど大いに盛り上がった1年でした。我々の業界はと言いますと昨年後半に入り特に厳しく感じるようになりました。米中や日韓の貿易問題が少なからずこの中部地区の自動車産業などへも影響を与えたものと思われます。しかし、今年はまだ始まったばかりです。皆さんで力を合わせれば必ず良くなっていきます。皆さんのお力をお借りして当組合も頑張って参りますので今年1年どうかよろしくお願いいたします。また、今年は2月の全機工連(全日本機械工具商連合会)若手交流会(開催済み)や3月の工場見学会をはじめ、いろんな事業を企画しておりますので皆さん奮ってご参加ください」。
 賛助会員・松吉正訓ジーネット名古屋支社長による乾杯挨拶「今日参加させていただくにあたり三重県の明るい話題を調べてきました。まずスポーツでは、女子レスリングの向田真優選手と男子マラソンの中村匠吾選手の両名が四日市出身であり、ともに東京五輪で金メダルを獲るのではと言われています。この2人がメダルを獲得すれば、この三重県はさらに盛り上がるのではないでしょうか。また、2021年にはこの三重県で国体が開催されます。こちらも大いに盛り上がるのではないでしょうか。産業に目を向ければ、今、空飛ぶ車が世間で話題となっていますが、この実証実験をする場を三重県に誘致しようという流れがあるようだとの記事を目にしました。もしこれが実現すれば、インフラの整備も進んでいくのではと思います。そして、これが何よりも明るい話題なのではと思いますが、2月7日には全機工連若手交流会(開催済み)が三重県で開催されます。この会は、全国の若手経営者らが集まって経営の話しや働き方の話しなど、いろいろな意見を自由闊達に交わす場だと伺っております。本日は、全国を活性化させるメンバーの皆さまと一緒にお話しができるということに、すごく幸せな時間が過ごせるものと大変感謝しております。ここにお集まりのメーカーさま、我々商社、そして正会員の皆さまといろんな考えや情報を交わすなかで今までにない仕事や、そのきっかけが生まれるのではと期待しております。皆さまとともに新しいイノベーションを作れたら幸いです。2020年は、この三重県から日本の機械工具商を明るくするよう進めていきましょう」。
 会が盛り上がるなか、(既に開催済みであるが)同組合青年部(水野隆次副理事長兼青年部部長・共栄商会社長)により全機工連若手交流会がPRされた。
 宴もたけなわとなったところで、平井宏幸会計担当理事(平井マシンツール社長)による中締め挨拶「今年、年男ということでご指名いただきました。まず本日は当組合賀詞交歓会にお集まりいただきありがとうございました。また、日頃より組合活動にご協力いただき感謝申し上げます。2月には若手交流会、3月には工場見学会と、早速ですが組合事業が続きます。多くの皆さまにご参加いただけたら、当組合も盛り上がりますので、何卒よろしくお願い申し上げます」。
 最後は一丁締めで散会となった。

景気が厳しいと予想される1年
提案営業に心がけ販売促進
名機工同友会 令和2年新年宴会を開催

 名機工同友会(会長=吉野栄一氏・吉野機械工具社長)は、1月15日午後6時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて新年宴会を開催した。会員23名、メーカー・商社25社34名の計57名が参加し、新年の幕開けを祝った。
 会員の渡辺宗晃三信商会社長が司会進行を務めて開会。
 吉野会長が挨拶に立ち「2020年が始まって2週間経ちますが、挨拶回りをここ10日間ほどさせていただいて製造業のお客様や仕入先さんの話を聞くと、一向に景気の良い話がなく暗い話ばかりで、非常に厳しい年になるのではないかと感じています。ただ暗い顔をしていても仕方がないので、今日は景気の良い業界の話を2つしたいと思います。皆様ご存知のように、今年は東京オリンピックが7月に開会されます。経済効果は30兆円と非常に大きいと聞いています。また、今年は新しい携帯電話方式の5GがNTTドコモを皮切りに発売されます。その5Gを作るためのインフラですね。半導体を作ったり、その半導体製造装置を作ったり、通信系のソフトウェアも必要です。あと、アンテナを立てる業者さんが非常に忙しいと聞きました。日本全国にアンテナを立てるのに約10年かかると言われていますので、5Gが普及するには大分時間がかかると思いますが、それだけ経済効果が大きいのではないかと思います。業界が違うので私どもは儲からないと思いますが、日本経済にとってはプラスになると思います。今年、機械工具業界は非常に厳しくなると予測されますが、機械工具商社は工具と機械に限らず、取り扱い品目を増やしてなんでも売ってしまえばいいのではないかと、今年の初めに社員に話をしました。提案営業にスイッチを切り替え、今まで取り扱いのない商品でもお客様に提案できる営業をして行きましょうと。経営者が暗い顔をしていたのでは会社の雰囲気が暗くなってしまうので、元気に明るく行きたいと思います。運気というのは元気な人に近寄ってくるそうで、本日お集まりの皆様の笑顔も非常に明るいので、景気を引っ張ってくれるのではないかと考えています」と話し、同氏の音頭で乾杯した。
 乾杯の後は和やかな歓談の場となり、メーカー・商社によるPR、特別企画などで楽しく盛り上がった。
 最後に、吉村泰典山善上級執行役員名古屋支社長よりユーモアを交えた総評があり、三本締めでお開きとなった。
 新年宴会の前には例会も開かれ、今後の予定などを確認した。

子会社の六合エレメックが
岡谷鋼機 タイ国現地法人を設立

 岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)は1月31日、同社子会社の六合エレメック(社長=黒木聖志氏、本社=名古屋市東区)がバンコク市内に現地法人を設立すると発表した。3月設立予定で、産業用電気・電子機器の販売を行う。人員は当初5名を予定している。
 メーカー機能を有する商社である強みを活かし、六合エレメックの主要取扱製品でもある電子部品を現地で調達し加工する体制を構築して、競争力の向上を図る。
 また、タイ国現地法人であるタイ岡谷鋼機会社と連携した海外展開、並びにタイ国内や周辺国でユーザーに密着した営業活動を強化し、取引拡大を目指す。
 資本金は1億タイバーツ(約3億5000万円相当)。出資比率は六合エレメック95%、タイ岡谷鋼機会社5%。
 2020年度に売上高8億円、2027年度には50億円を目指すとしている。
オーストラリア森林
火災被害へ義援金
岡谷鋼機

 岡谷鋼機は1月31日、昨年9月より多発しているオーストラリア森林火災の被災者に対し、グループ会社と共に総額約100万円を義援金として2月初旬に寄付すると発表した。
 この森林火災は非常に大規模、広範囲かつ長期にわたって継続しており、多くの人が亡くなったほか、野生動植物への甚大な被害も広がっている。
 寄付は、同社と豪州岡谷鋼機会社が豪州赤十字社、WIRES(豪州の野生生物保護団体)を通じて行う。

鋳鉄高速加工用セラミック
タンガロイ「TZ120」を発売

 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市)は、鋳鉄高速加工用セラミック「TZ120」を発売した。
 同製品は、鋳鉄の高能率旋削加工を実現するセラミックインサート。耐熱性に優れるアルミナに、靭性を強化するジルコニアを添加した高靭性アルミナ系セラミック材種であり、高速旋削加工で長寿命、安定加工を実現する。
 従来のセラミックインサートシリーズに「TZ120」を加えることにより、幅広い鋳鉄加工に対応が可能となる。特に、シリンダーライナーなどの遠心鋳造鋳鉄の高速乾式加工に適している。
 主な特長は次の通り。@耐酸化性、化学安定性、耐熱性に優れ、靭性も高く、高速旋削加工で長寿命、安定加工を実現。Aアルミナにジルコニアを均一に分散させる新製法により、耐欠損性・耐境界摩耗性を向上、突発欠損を抑制。靭性が高く、荒加工にも適応。Bシリンダーライナー等遠心鋳造鋳鉄加工に最適。C乾式加工専用材種であり、切削液は不要(切削液を使用すると工具寿命は低下)。
 今回、インサート計6形番を発売。標準価格は、「CNGA120408 TZ120」が1390円、「SNGN120412 TZ120」が1140円など(いずれも税別)。初年度2000万円の販売を見込む。
焼入れ鋼旋削加工用コーテッド
CBN材種「BXA20」拡充

 タンガロイは、焼入れ鋼旋削加工で好評を得ているコーテッドCBN材種「BXA20」を大幅に拡充し発売した。
 同製品は、焼入れ鋼旋削加工において、従来比約2倍の厚さを持つ多層PVDコーティングと、耐欠損性を大幅に改善した専用CBN母材との組み合わせにより、連続加工から断続加工までの安定した長寿命加工が可能な材種。
 従来の刃先仕様である標準型およびH型に加えて、新たに3種類の刃先仕様(L型、LF型、LC型)を追加し、焼入れ鋼旋削加工の様々な加工形態に対応した。また、コーナRサイズの拡大など、多種多様なインサート形状を合計177アイテム拡充した。
 標準価格は、形番「2QP-CNGA120408-L BXA20」が5900円、「2QP-CCGW09T308WL BXA20」が8400円など(いずれも税別)。初年度5億円の販売を見込む。

機構改革・人事異動
ミツトヨ

 【取締役の退任 3月27日付】
 敬称略・[ ]は旧職
 色紙弘=顧問[取締役上席執行役員経営企画部長]
 【執行役員の新任 3月27日付】
 敬称略・[ ]は旧職
 渡辺清春=執行役員経理部長[経理部長]
日東工器
 【組織変更及び人事異動の主旨 4月1日付】
 部門の再編や人員体制を見直し、組織の活性化と強化を図る。▼他の営業部門と連携し地域に密着した建築機器の販売を強化するため、日本を担当する建築機器事業部を営業統轄の直轄とし、あわせて海外への販売は国際事業本部へ移管する。▼海外市場の情報収集を強化するため、国際事業本部傘下に「海外マーケティング部」を新設する。
 【取締役及び執行役員の人事異動(業務委嘱の変更) 4月1日付】
 敬称略・[ ]は旧職
 小形明誠=代表取締役社長社長執行役員[代表取締役社長社長執行役員管理統轄]▼森憲司=取締役常務執行役員管理統轄[取締役常務執行役員技術統轄生産本部長兼建築機器事業部担当]▼石澤正光=常務執行役員営業統轄兼建築機器事業部長[常務執行役員営業統轄営業本部長兼営業推進室長兼販売企画部長]▼千葉隆志=執行役員技術統轄[執行役員開発本部長]▼新井一成=執行役員技術統轄付(メドテック常務取締役工場長)[執行役員IR担当]▼野口浩臣=執行役員総務本部長兼IR担当[執行役員総務本部長]
 【部門長の人事異動 4月1日付】
 敬称略・[ ]は旧職
 村上慶一=開発本部長兼機工事業部長[機工事業部長]▼阿相清=カプラ事業部長兼カプラ品質保証部長[カプラ品質保証部長]▼辻田智=カプラ開発部長[カプラ開発部第二課長]▼蛯原祐二=機工第三開発部長[建築機器事業部技術部長]▼渋川勝彦=リニア開発部長[リニア第二開発部長]▼橋政樹=生産本部長兼生産事業部長[カプラ事業部長兼カプラ開発部長]▼佐藤清彦=国内営業本部長[東日本支社長]▼三村大輔=東日本支社長[東日本支社第一販売部長]▼野口弘毅=東日本支社第一販売部長[東日本支社第一販売部東京第二支店長]▼山本拓也=中日本支社長[中日本支社販売部長]▼高橋敏=中日本支社販売部長[中日本支社販売部三河支店長]▼加藤誠二=西日本支社販売推進部長[リニア事業部リニア第一開発部長]▼鈴木博昭=メドー事業部リニア営業部長[メドー事業部リニア販売部長]▼舟口恭央=建築機器事業部建築機器営業部長[建築機器事業部販売部西日本販売課長]▼永島令也=営業推進事業部長兼販売企画部長[中日本支社長]▼林則行=営業推進事業部部長(業務管理担当)兼第一業務部長[営業推進室部長(業務管理担当)兼第一業務部長]▼坂尾享昭=営業推進事業部第二業務部長[営業推進室第一業務部東部業務課長]▼笠原詳二=国際事業本部長兼海外業務部長[国際事業本部長兼東南アジアRHQエリアマネージャー兼海外業務部長]▼神田洋一=東南アジアRHQエリアマネージャー兼海外営業推進部長[営業管理部長]▼田窪浩=東南アジアRHQインド事務所長(部長)[東日本支社第一販売部静岡支店長]▼小枝正章=海外マーケティング部長[販売子会社管理部長]
キッツ
 【執行役員の選任及び業務委嘱 4月1日付】
 同社の執行役員は1年任期となっており、毎年4月1日付にて改めて選任及び業務委嘱を実施している。2019年度から変更となった執行役員は次の通り。
 敬称略・[ ]は前委嘱業務
 名取敏照=取締役副社長執行役員経営企画本部長、関連事業(伸銅品事業、サービス事業)担当[取締役副社長執行役員アジア汎用弁戦略室長、バルブ事業管掌]▼加藤建二※新任=執行役員バルブ事業統括本部国内営業本部長[ホテル紅や代表取締役社長]
 【退任執行役員】
 敬称略・[ ]は前委嘱業務
 坂根哲夫[執行役員バルブ事業統括本部国内営業本部長]※4月1日より同社顧問に就任予定▼栗原等[執行役員経営企画本部長、関連事業(伸銅品事業、サービス事業)担当]※4月1日よりホテル紅や代表取締役社長に就任予定
 【機構改革 4月1日付】
 @役員直轄のアジア汎用弁戦略室をバルブ事業統括本部の管轄とする。Aバルブ事業統括本部に営業推進部を新設する。Bバルブ事業統括本部に建築設備統括部を新設する。Cバルブ事業統括本部プロダクトマネジメントセンターに水素ステーション事業推進部を新設する。Dバルブ事業統括本部プロダクトマネジメントセンターCLESTEC事業推進部を廃止し、その業務を同統括本部同センター水素ステーション事業推進部及び同統括本部同センターPCA事業推進部へ移管する。Eバルブ事業統括本部国内営業本部に営業企画部を新設する。Fバルブ事業統括本部生産本部工場総務人事部を廃止し、その業務を管理本部総務人事部に移管する。Gバルブ事業統括本部生産本部伊那工場に自動弁製造部を新設する。Hバルブ事業統括本部技術本部プロジェクト設計部をプロジェクト・自動弁設計部に改称する。
 【人事異動 4月1日付】
 敬称略・[ ]は前職
 國友新太=経営企画本部スマート養殖開発部長[経営企画本部スマート養殖開発部部長代理]▼服部充宏=法務部副部長[法務部部長代理]▼石島貴司=IT統括センター副センター長[IT統括センター参事]▼藤森正樹=IT統括センター情報システム部長[IT統括センターICT企画部長]▼磯山卓臣=IT統括センターICT企画部長[IT統括センターICT企画部ICT企画グループ長]▼小澤敏=IT統括センター[IT統括センター情報システム部長]▼鈴木規昭=管理本部総務人事部副部長(工場担当)[バルブ事業統括本部生産本部工場総務人事部長]▼竹内嘉章=NEW KICSセンター長[NEW KICSセンター技師]▼加藤岳志=NEW KICSセンター[NEW KICSセンター長]▼大田裕=バルブ事業統括本部アジア汎用弁戦略室長[バルブ事業統括本部事業企画部長]▼石原茂樹=バルブ事業統括本部営業推進部長[バルブ事業統括本部国内営業本部主査]▼鎌田正宏=バルブ事業統括本部建築設備統括部長[東洋バルヴ常務取締役]▼原恭彦=バルブ事業統括本部事業企画部長[バルブ事業統括本部生産本部生産企画グループ長]▼中西雄三=バルブ事業統括本部プロジェクト統括部長兼プロジェクト営業部長[バルブ事業統括本部国内営業本部東京支社東京第一営業所長]▼丸山康孝=バルブ事業統括本部プロジェクト統括部プロジェクトマネジメント部長[バルブ事業統括本部プロジェクト統括部プロジェクトマネジメント部マネジメントグループ長]▼杉田伸司=生産本部生産管理センター生産管理部プロジェクト管理グループ[バルブ事業統括本部プロジェクト統括部プロジェクトマネジメント部長]▼土居雅宏=バルブ事業統括本部プロダクトマネジメントセンター副センター長兼PMC企画部長[バルブ事業統括本部プロダクトマネジメントセンターセンター長代理兼PMC企画部長兼BPU事業推進部長]▼渡邉統=バルブ事業統括本部プロダクトマネジメントセンター水素ステーション事業推進部長[バルブ事業統括本部プロダクトマネジメントセンター開発部CLESTEC開発グループ長]▼北澤茂男=バルブ事業統括本部プロダクトマネジメントセンターBPU事業推進部長[バルブ事業統括本部技術本部技術企画部長]▼阿部真=バルブ事業統括本部プロダクトマネジメントセンター水素ステーション事業推進部[バルブ事業統括本部プロダクトマネジメントセンターCLESTEC事業推進部長]▼小原克尋=バルブ事業統括本部国内営業本部副本部長兼営業企画部長[バルブ事業統括本部国内営業本部副本部長兼東京支社長]▼井沼達治=バルブ事業統括本部国内営業本部主査[バルブ事業統括本部国内営業本部給装営業部長]▼井上泰博=バルブ事業統括本部国内営業本部北海道支店長[バルブ事業統括本部国内営業本部北海道支店北海道営業所長]▼山岸一隆=バルブ事業統括本部国内営業本部東北支店長[バルブ事業統括本部国内営業本部北海道支店長兼東北支店長]▼高橋淳之=バルブ事業統括本部国内営業本部東京支社長[バルブ事業統括本部国内営業本部大阪支社長]▼越井健次=バルブ事業統括本部国内営業本部大阪支社長[バルブ事業統括本部プロジェクト統括部長兼プロジェクト営業部長]▼梅原清剛=バルブ事業統括本部国内営業本部給装営業部長[バルブ事業統括本部国内営業本部給装営業部給装第一営業所長]▼望月浩樹=バルブ事業統括本部生産本部副本部長[バルブ事業統括本部生産本部茅野工場長]▼輿石幸彦=バルブ事業統括本部生産本部[バルブ事業統括本部生産本部副本部長]▼橋本真一=バルブ事業統括本部生産本部生産管理センター長[KITZ(THAILAND)LTD=PRESIDENT]▼小林隆明=KITZ(THAILAND)LTD.PRESIDENT[バルブ事業統括本部生産本部生産管理センター長]▼原正浩=バルブ事業統括本部生産本部伊那工場自動弁製造部長[バルブ事業統括本部生産本部伊那工場SC製造部自動弁工作課長]▼宮原宏明=バルブ事業統括本部生産本部茅野工場長[バルブ事業統括本部生産本部茅野工場茅野改善グループ長]▼望月正裕=バルブ事業統括本部技術本部プロジェクト・自動弁設計部長[バルブ事業統括本部技術本部特注設計部特注設計企画グループ長]▼安藤弘=バルブ事業統括本部技術本部特注設計部長[バルブ事業統括本部技術本部ニューエンジニアリングセンターセンター長代理]▼浅川芳比古=バルブ事業統括本部技術本部特注設計部長坂高圧ガス設計グループ長[バルブ事業統括本部技術本部プロジェクト設計部長]▼小松竜司=バルブ事業統括本部技術本部技術企画部長[バルブ事業統括本部技術本部技術企画部技術企画グループ長]▼河野洋一=バルブ事業統括本部技術本部設計部長[バルブ事業統括本部技術本部特注設計部長]▼仲川博明=KITZ(THAILAND)LTD=技術部[バルブ事業統括本部技術本部設計部長]

センタリング・面取り加工用
リーディングドリルシリーズDLE
三菱マテリアル 先端角度を追加

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=中村伸一氏、住所=東京都千代田区)は、センタリング・面取り加工用超硬ソリッドドリル「リーディングドリルシリーズDLE」の先端角60度、120度、145度を追加し、販売を開始した。
 DLEは、複合旋盤、小型自動旋盤で使用されるセンタリングや面取り加工などに対応したドリル。中心部の切りくず排出スペースにより、食い付き性が向上し良好な穴品位を実現する。良好な食い付き性と切れ味の良い刃先形状は、切削抵抗が低いことにより、動力の小さい小型自動旋盤での加工に最適となっている。
 また、二段先端角60度、90度は中心部の強度を確保し、突発欠損を防止する。先端角60度、120度は先端角90度以外の面取り角部に対応し、シャフト部品や油圧部品、産業機器部品に最適。先端角145度は後工程の先端角143度未満のドリルが中心から食い付くことにより、ドリル肩部が接触せず加工精度が向上する。
 今回、先端角60度(8アイテム)、120度(8アイテム)、145度(6アイテム)を追加。標準価格は、代表型番「DLE0300S030P060 DP1020」が6770円、「DLE1200S120P060 DP1020」が1万5580円、「DLE0600S060P120 DP1020」が9310円、「DLE0800S080P145 DP1020」が1万1270円(いずれも税別)。

高硬度鋼加工用面取り工具
三菱日立ツール 高硬度鋼加工でも長寿命
「DN2HC-ATH」を発売

 三菱日立ツール(社長=菊池仁氏、本社=東京都墨田区)は、金型や部品のセンタリング・面取り加工のNCによる自動化を可能にする、高硬度鋼加工用面取り工具「DN2HC-ATH」を発売した。面取りの手作業時間を低減できる。また、ATHコーティングを採用することで軟鋼から高硬度鋼まで幅広い鋼種に対応し、長寿命かつ良好な加工面が得られる。
 同製品は、シンニングによりセンタリング加工で良好な食い付き性を示し、先端部が鈍角のため耐欠損性に優れる。また、刃先形状の最適化により切れ味と耐欠損性を両立させた。
 さらに、ATHコーティングを採用し、高硬度鋼の加工においても優れた耐摩耗性を発揮。センタリング・C面取り(穴・コーナ)・V溝加工など様々な用途に適用できる。
 サイズはφ3〜φ16の全7アイテムを用意した。価格は8000円〜3万4700円(税別)。

豊川稲荷初詣に12名が参加
愛機工北支部 商売繁盛を祈願

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の北支部(支部長=長村康義氏・長村商店社長)は1月18日、今年で41回目となる新年恒例の豊川稲荷初詣を行った。支部員ら12名が参加。好天に恵まれ、豊川稲荷本殿にて全員で御祈祷、商売繁盛・家内安全などを祈願した。
 同日は、午前9時に名鉄名古屋駅改札口前に集合。定刻前に全員揃い、豊川稲荷駅まで乗車、駅から豊川稲荷へは歩いて向かった。瑞祥殿(ずいしょうでん)にてしばし休憩の後、11時過ぎに本堂で御祈祷を受けた。
 昼食の前に長村支部長が「旧年中は、北支部の活動にご協力をいただきまして誠にありがとうございます。また、本日は大変混み合っている状態で参拝が長くなってしまいましたが、景気が悪い時は来る人が多いのかもしれません。色んな新年会に出ていても景気の良い話は出ていませんが、ねずみ年ということで、チューぐらいの勢いで1年間乗り切っていきたいと思います。また今年1年、北支部の行事もありますので、皆様のご協力をいただき進めてまいりたいと思います。宜しくお願いします」と挨拶した。
 精進料理をいただいて祈祷札を受け取った後、瑞祥殿前で集合写真の撮影。ここで解散となり、各々参拝客で賑わう境内や門前町などを散策し帰路に就いた。

2020年2月9日(日)・2733号
7月2日から3日間開催
愛機工 2020年新年賀詞交歓会開催
ロボットテクノロジージャパンをPR

 愛知県機械工具商業協同組合(愛機工/水谷隆彦理事長・ミズタニ機販社長)は1月16日(木)、名古屋市中区金山のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で2020年新年賀詞交歓会を開催。組合員や賛助会員ら420名が参加した。幹事支部は熱田支部(滝澤有一支部長・松本商店社長)。司会進行は熱田支部の小浦正喜氏(こうら社長)が務めた。
 会冒頭の水谷理事長挨拶。「昨年10月に行われた『メカトロテックジャパン(MECT)2019』は皆さまの絶大なるご協力により9万名を越す来場者数を記録し、大盛況裡に閉幕できましたこと感謝申し上げる次第であります。そして今年7月は新たな展示会『ロボットテクノロジージャパン』が、中部国際空港セントレアから徒歩5分の位置に完成した愛知県国際展示場『Aichi Sky Expo』で開催されます。1月末日の出品締め切りまであと少ししかございませんが、今から非常に盛り上がっております。改めて皆さまのご協力をお願い申し上げます。さて、IoT、5G、AI、ロボットなど、新しい技術がどんどんと世の中に広まってきております。一方で、ここ数年続く異常気象など大変な時代になってきており、未来を予測すること、想定することは非常に難しいことだと思います。だからこそAIとロボットを上手く組み合わせて、未来を創り上げていかなければいけないのではないでしょうか。シンギュラリティという言葉があります。2045年にはAIが人間の頭脳を超えると言われております。そこまであと25年です。そんな時代を見届けたいと思っております。その頃にはロボットと共生できているのか分かりませんが、我々モノづくりに携わる人間が、地球の大々的な気候変動などにより環境がこれ以上悪化しないよう考えなければならない時代がきたのかなと思っています。改めて、本年もよろしくお願い申し上げます」。
 続いて来賓を代表し、愛知県経済産業局中小企業部商業流通課の大野伊知郎主幹が登壇。大村秀章愛知県知事の祝辞を代読した。「昨年、貴組合におかれましては産業活動を支える工作機械やその技術を展示する国内最大級の専門見本市である『メカトロテックジャパン2019』の開催をはじめ、さまざまな事業に取り組まれ、本県の産業発展に大きく貢献されました。愛知県では全国植樹祭やラグビーW杯などのビッグイベントを成功に収め、8月には愛知県国際展示場『Aichi Sky Expo』をオープンさせるなど、愛知県のプレゼンスを一層高めることができました。また、愛知県新体育館の基本計画を発表するなど、進化する愛知県の大きな一歩を踏み出す一年になりました。本年におきましても、世界のさまざまな国や地域と連携し最先端の技術やサービスを取り込みながら、基幹産業である自動車産業はもちろん、航空宇宙やロボットなどの次世代産業の集積を加速いたします。さらに、革新的ビジネスモデルや最先端の技術を起爆剤とし、国際的なイノベーションを創出していきます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます」。
 田研至副理事長(井高社長)による乾杯の挨拶。「ねずみ年は繁栄の年と言われております。そして、新しいことにチャレンジするのに最適な年とも言われています。我々は今年、ニュースダイジェスト社(ND社)さまと共に、賛助会員の皆さまのお力もお借りしながら、組合として初となる『ロボットテクノロジージャパン』を力強くやっていきたいと思っております。今年一年、愛機工組合は挑戦し続けてまいります!」。
 宴もたけなわとなり、最後に森田乾嗣副理事長(モリタ社長)が登壇。「本日は、本当に多くの組合員の会社さん、賛助会員の会社さんにお越しいただきまして、ありがとうございました。私、実はこの組合のロボット展の実行委員長を仰せつかっております。ぜひとも組合員の皆さま、賛助会員の皆さまの絶大なるご支援を賜りまして、このねずみ年に相応しい展示会にしたいと思っております。全国からお客さまがお越しくださいます。この展示会が成功すれば『やっぱり愛知だ!』と言っていただけると思っております。ぜひ、皆さま方のお力添えをお願い申し上げます」とロボット展への協力を要請。最後は全員での一丁締めで散会となった。

森村グループ4社の合弁会社
「森村SOFCテクノロジー」事業開始

 ノリタケカンパニーリミテド、TOTO、日本ガイシ、日本特殊陶業の森村グループ4社による合弁会社「森村SOFCテクノロジー」(社長=佐藤美邦氏、所在地=愛知県小牧市)が昨年12月3日、事業を開始した。
 事業内容は、家庭用、業務用の固体酸化物形燃料電池(SOFC)のセル、スタック、モジュールおよびシステムの研究・開発・製造・販売。各社がこれまで培ってきたSOFCに関する技術・ノウハウなどを持ち寄り、それぞれの有する経営資源を融合することで早急な商品化の実現を目指す。
 同社のロゴは、森村4社による技術力と叡智の結集、未来のエネルギー(燃料電池)のひろがり・発展・進化、そして森村グループの志を世界へ展開していく様、挑戦、積極性、先進性・先見性、新しい価値創造をイメージした。
 佐藤社長は「『エネルギー分野で未来を切り拓く!』という当社のミッションの下、セラミックスにおいてノウハウを持つ森村グループ4社のリソースを結集させ、総員参加の精神で早期の商品化に邁進します。弊社が提供する、クリーンで高効率な発電デバイスであるSOFCを普及させることが、省エネルギー、CO2削減の推進による持続可能な社会の実現、レジリエンス性の向上による皆さまの安心・安全な生活の実現につながると信じております」とコメントしている。

製販でできることを協力して
新たな令和を良い時代に
名古屋金物業界 令和2年賀詞交歓会開く

 愛知県金物商工協同組合、名古屋利器工匠具卸業組合、名古屋建築金物卸商組合の3組合による「名古屋金物業界賀詞交歓会」が1月10日、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で正午より開催され、来賓をはじめ各組合員と賛助会員ら約100名が出席して新年の幕開けを祝った。
 賀詞交歓会は岡本達明氏(岡新社長)の司会で進められ、大橋豊名古屋建築金物卸商組合理事長(大橋屋社長)の開会の辞、国歌斉唱に続き、発起人を代表して印藤武司愛知県金物商工協同組合理事長(印藤産業社長)が挨拶に立ち「いよいよ2020年東京オリンピック年の幕開けです。復興五輪ということで3月に福島県から聖火がスタートし、ご当地愛知県には4月、全国を回って7月24日開会式を迎えます。昨年はラグビーワールドカップが日本で開催され、あれだけ盛り上がったのですから、それ以上に関連国からお客さんがみえて、インバウンドで2020年の景気は多分良いのではないかと思います。昨日あるメーカーさんの新年会で経済アナリストによる講演があったのですが、オリンピック・パラリンピック開催後の経済が心配されるなか、その先生曰く、オリンピックに向けてスタジアムの建設などで人手不足のなか東京に集中しているわけなので、逆にオリンピックが始まれば、その人たちが色んな所に出向いて地方の建築などがより活性化するのではないか。『晴れのち晴れ』ではないかと心強い意見をいただきました。水面下では色々厳しいことが待っていると思います。7月からはレジ袋も有料化ということで、我々業界としても脱プラスチック、ケースの問題などプラスチックを減らすことを考えていかなければならないと考えています。組合としてもメーカーさんと協力して令和の時代を良い時代にしていきたいと思いますので、今後ともご理解ご協力を宜しくお願いします」と述べた。
 続いて、来賓を代表して筒井利和名古屋市市民経済局産業部産業労働課長が河村たかし名古屋市長の祝辞を代読。その中で「改めて申すまでもなく、当地域の経済は多くの中小企業の皆様方に支えられています。本市としても栄のナディアパークにある経済団体と連携したナゴヤイノベーターズガレージを拠点に、中小企業の皆様のイノベーション活動の促進やスタートアップの支援をするほか、人手不足に悩む企業向けの相談窓口を新たに設置するなど中小企業の人材確保などにも取り組んでいるところです。本年も引き続き当地域の経済がこれまでの蓄積を糧に絶え間なく発展し続けて行けるよう、さまざまな取り組みを通じて新たな価値が生まれ続ける街、名古屋の実現を目指してまいります」として引き続き理解と協力を求め、金物業界と関係者の繁栄を祈念した。
 メーカーを代表して水島良ミヅシマ工業専務が乾杯の発声を行い、開宴した。
 祝宴では出席者が和やかに新年の挨拶を交わし歓談する中、服部晃愛知県金物商工協同組合副理事長(美和興業社長)の進行による恒例のお楽しみ抽選会で盛り上がり、岸邦治郎愛知県金物商工協同組合副理事長(岸保産業相談役)の閉会の辞でお開きとなった。

中部経産局1月公表 最近の管内総合経済動向
「改善しているものの、足踏みが
みられる」、総括判断据え置き

 中部経済産業局は、1月16日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を2か月連続で「改善しているものの、足踏みがみられる」とした。
 個別の項目では、生産の判断を2か月連続で「弱含みとなっている」とした。鉱工業生産の動向を指数(11月速報)でみると、輸送機械工業、プラスチック製品工業、生産用機械工業などが低下したことから、前月比2・2%減と3か月連続の低下となった。前年同月比は8・3%減と2か月連続の低下となった。主要業種では、輸送機械が乗用車及び自動車部品で弱含みとなっている。生産用機械は金属工作機械を中心に弱い動き。電子部品・デバイスはパソコン向け等を中心に持ち直しの動きがみられる。
 個人消費については、32か月連続で「緩やかに持ち直している」と判断した。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比0・2%増と2か月ぶりに前年を上回った。スーパーは飲食料品等に動きがみられ同1・2%増、コンビニエンスストアは中食が引き続き好調だったことやキャッシュレス還元の影響等により同1・7%増となった。一方、百貨店は衣料品等が振るわず同5・9%減、家電大型専門店販売は生活家電等が振るわず同8・7%減となった。乗用車販売は、普通車、小型車及び軽自動車が2か月連続で前年を下回ったことから、全体でも2か月連続で前年を下回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比13・7%減)。
 設備投資は、31か月連続で「増加している」と判断。製造業では電気機械、生産用機械等で、非製造業では運輸、不動産等で増加する計画となっている。なお、管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)は、一般機械工業向けが13か月連続で、自動車工業向けが12か月連続で前年を下回り、全体でも12か月連続で前年を下回った。
 その他、公共投資は「おおむね横ばいとなっている」(3か月連続)、住宅投資は「おおむね横ばいとなっている」(4か月連続)、輸出は「弱含みとなっている」(3か月連続)、雇用は「労働需給が引き締まっている」(42か月連続)と判断した。
 企業倒産(件数)は、「サービス業他」「小売業」などが前年を上回ったものの、「卸売業」「建設業」「製造業」などが前年を下回り、全体でも2か月ぶりに前年を下回った。
 ※比較は、断りのあるものを除き、2019年11月の実績値による。

中区丸の内の新社屋で業務開始
初心を忘れず更なる発展めざす
オータケ 2020年新年会を開催

 管工機材の総合商社オータケ(社長=村井善幸氏、本社=名古屋市中区)は、1月6日午後6時より名古屋駅前のキャッスルプラザで、仕入先メーカー27社とオータケの役員・社員合わせて約250名が出席して2020年新年会を開いた。同社は新年初日のこの日から新社屋での業務を開始しており、出席者は新年の幕開けとともに同社の新たな門出を祝った。
 冒頭、村井社長が年頭の挨拶で「皆様、明けましておめでとうございます。私ども、本日から丸の内の新しい事務所で業務を開始しました。本当に皆様から多くのお祝いを頂戴し、その期待に応えるべく努力しよう、頑張ろうとの思いを社員一同奮い立たせているところですので、宜しくお願い申し上げます。名古屋駅から栄の間に居たいと思い、駐車場も欲しいと考えるとなかなか良い案件がなかったのですが、一昨年の末に今回の案件が出まして、それから1年ちょっとでスピードを上げて準備し、本日スタートすることができたということです。器は変えたが、後は中身がどう変わるかということです。景気を見ると、若干厳しいという感じがします。米中の問題など海外の情勢が不安定ですし、国内の製造業もここ2、3年とは少し違った環境になったという気がします。消費税率引き上げの影響で個人消費がどうなるかということも考えると、今年については非常に見通しの厳しい環境なのかと思っています。まだまだこれからやることがあるので、ひとつずつクリアーしていくということです。先日ある雑誌を読んでいると、『初心忘るべからず』についての話が出ていました。一般的には、初めての初々しい気持ちを忘れるなということだと思います。これも正しいのですが、能の世界で世阿弥が言われたのは、古い自分を断ち切り、新しい自分に生まれ変わることを初心と言うのだと。大きな変化を耐えず求めていく、それが初心だということでした。まさしく今年を勝ち抜くには、このような変化にどう対応できるかを我々オータケ社員一同、もう一度原点に戻って取り組んでまいりたいと思っています」と抱負を語った。
 臨席したメーカーの紹介があり、代表して小林利章キッツバルブ事業統括本部国内営業本部中部支社長が「平素は私どもメーカー各社への格別なるお引き立てと製品の拡販にご尽力を賜りまして誠にありがとうございます。ともに信じ合い、一体感を持たれ、厳しい現代社会においても全員の力を合わせて会社の発展と一人一人の幸せ、喜び、そしてご繁栄を願いたいと存じます。願わくば、私どももその中に交えていただき、厳しい社会環境の中、手を取り合って乗り越えてまいりたいと存じます」と述べて高らかに乾杯の音頭をとった。
 祝宴では出席者が和やかに歓談する姿が見られ、午後7時過ぎ、服部透オータケ取締役営業本部長が「今年は東京オリンピックが開催され、海外からもたくさんの方が来日されると思います。経済の方は、非常に変化が大きいのかと思います。そして、私どもにも大きな変化がありました。本社移転は大きな変化かと思っています。社員一同、ステータス、モチベーションを上げていただけるものと信じています。しかしその前に私たちのやるべきことは、自分たちの仕事をまずは100%以上達成していただくこと、そしてワンステップアップを図りながら頑張っていきたいと思っています。ここにお集まりの各仕入先様と私たちオータケ社員一同がワンチームとなって、幸せな1年を迎えたいと思います」と挨拶し、三本締めでお開きとした。
 オータケの新社屋は5階建てで、1階が玄関と駐車場になっており、2階に設備営業部・名古屋支店、3階に営業本部・営業1課・営業2課・直需営業部・商品部、4階に社長室・顧問室・監査室・企画管理本部・経営企画室・経理部・システム室・総務部が入り、5階には大会議室と食堂を備えている。所在地は名古屋市中区丸の内2-1-8、TEL052-211-0150(代表)。

六角ボルト・ナット規格の国際標準化にあわせ
16o・18o対応レンチ発売
トップ工 業 両口ラチェットレンチなど3アイテム

 トップ工業(社長=石井真人氏、本社=新潟県三条市)は、六角ボルト・ナット規格の国際標準化への対応が加速する中、新たに16o(M10)・18o(M12)に対応したレンチ3アイテム「両口ラチェットレンチ(シノ付)」「両口メガネレンチ(45度型長形)」「ライナースパナ(ヤリ形)(ミリ)」の販売を開始した。
 ネジ業界では、六角ボルト・ナットの組み合わせによる締結の信頼性向上や、世界調達・国際標準化への対応を加速させるため、国際規格(ISO)に準拠したJIS本体規格の六角ボルト・ナットの生産、供給をはじめており、同社はこの時流に即した工具の開発が急務と考えこのほど対応レンチを発売した。
 標準価格は、両口ラチェットレンチ(シノ付)[製品番号RM-16×18]が6100円、両口メガネレンチ(45度型長形)[製品番号TM-16×18]が2150円、ライナースパナ(ヤリ形)(ミリ)[製品番号L-16×18]が1150円(いずれも税別)。

仙台、福岡営業所を開設
シュマルツ 更なるサービス向上めざす

 真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区)は、新たに仙台営業所および福岡営業所を開設し、昨年12月より営業を開始した。これまで遠隔で行っていた東北・北海道エリアおよび九州エリアのユーザーへのより細やかなフォローをめざし、訪問しての案内や現地でのデモンストレーションなど、エリアに密着した迅速な対応を行う。
 また、横浜本社や関西・名古屋営業所同様、コンプレッサーや同社製品のデモ機を多数設置。各営業所にて実機を用いた吸着テストが可能で、信頼性の高い吸着可否確認や最適な機器の選定を行う。世界規模で集積した真空搬送のノウハウを生かし、ユーザーが希望する搬送条件やニーズに沿った最適なソリューションを提案する。
 【仙台営業所】〒980-0802 宮城県仙台市青葉区二日町13-18ステーションプラザビル506、電話022-748-7946、ファックス022-748-7947
 【福岡営業所】〒812-0016 福岡県福岡市博多区博多駅南4-2-10南近代ビル5階、電話092-409-0367、ファックス092-409-0369

仕入先など約600名が参集
価値共創で輝かしい年に
東陽 新春賀詞交歓会を開催

 機械・工具の専門商社東陽(社長=羽賀象二郎氏、本社=愛知県刈谷市)の令和2年新春賀詞交歓会が1月6日午後3時30分より刈谷市産業振興センターあいおいホールで開催され、同社の仕入先である商社、メーカーらおよそ600名が参集した。冒頭、羽賀昭雄会長と羽賀象二郎社長から年頭の挨拶が行われた。
 羽賀昭雄会長は「新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。2018年アメリカのPrecision Tools Service,Inc.の30周年に続き、昨年はタイのPrecision Tools Ser
vice(Thailand)Co.,Ltd.の20周年を迎えました。次々に海外グループ会社が育ち、世界中に皆様の商品、サービスを売り込む体制が着々とできてまいりました」と話し、タイのグループ会社の設立20周年パーティーの模様をビデオで紹介。
 続けて「私たちは流通業者『東陽』として、世界中に日本製品を価値の高い製品として売り込んできました。また、今は金融緩和の時代です。マイナス金利の時代です。在庫金融も取りやすいと思います。唯一世界に勝てる産業、自動車産業、工作機械産業、あるいは半導体製造業。その繁栄のためにも、安売りを避けて『価値共創』で世界中で仕事をしていきたいと思っています。今年もお互いに輝かしい年となるよう、価値共創で頑張りましょう」と挨拶した。
 羽賀象二郎社長は「今年はとても厳しい年になるのではないかと言われています。工作機械は夢の1兆8000億円から、一気にごく普通の1兆2500億円の目標に達成したかどうかは日工会の発表を待たなければなりませんが、そういう所に落ちてしまった(日工会の1月23日の発表によると、2019年の受注累計額は1兆2299億円となった)。工作機械が落ちれば、切削工具をはじめとする工具の売上も下がる。やはり景気が良くならないと我々の生産財の需要は上がっていきません。自動車は確かに悪いですが、日本の中でもオリンピックで建設関係はいま大忙しですし、人手不足はもう待ったなし。我々のお客様でもロボット化、自動化のニーズがあります。あと、いわゆる『CASE』と言われるもの、『MaaS』と言われる新しいモビリティーはどういう姿になっていくのか、どういうものが消費者に期待されているのかが突きつけられている。今までと同じことをやっていたのでは、この課題に対して応えられない。応えられるかもしれないが、絶対大丈夫という自信は持てない。それがために立ち止まっていたい、もう少し様子を見て方向性を見定めたいというのが我々のお客様の現状だと私は思っています。でも立ち止まっていたら、世の中に普及していく製品を作り出すことはできません。明日のことなど実際は正確に予測できない。今日を努力することによって、もしかしたら明日が開けるかも知れない。そういうことなので、皆さんの新しい製品を持って、明るい未来をお客様が掴める、自動車部品の新しい世界を開拓するのだということを導いて、不安を払拭していきたいと思います。時流に流されずに、正しい解を見つけていこうと思います。本年、色々と厳しい時もあると思いますが、ここにおられる皆様全員で頑張っていきましょう。本年もよろしくお願いいたします」と抱負を語り、同氏の音頭で乾杯した。
TOYO Solution Fair 2020
 3月5日(木)・6日(金)開催

 ユーザーの生産効率向上、省人化、品質向上等に役立つ機械・工具を紹介する、恒例となった東陽の展示会が3月5、6の2日間、刈谷市産業振興センターあいおいホールで開催される。出展メーカーは約80社。開催時間は午前9時30分から午後8時まで。
 期間中は、出展メーカーによる技術講習会も行われる。

高硬度材加工用ソリッドドリル
「シグマドリル・ハードDHコート」新発売
ダイジェット工業 耐熱性・耐摩耗性が向上

 ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区)は、70HRCの穴あけ加工が可能な高硬度材加工用ソリッドドリル「シグマドリル・ハード」の一部アイテムをリニューアルし、新コーティング「DH1」コートを採用した「シグマドリル・ハードDHコート」(DHS/DHL形)として新たに発売した。耐熱性・耐摩耗性を向上させ、さらなる加工能率と加工寿命向上を図った。
 同製品は、耐高温酸化性・耐衝撃性および密着性に優れた高硬度材用新コーティング被膜「DH1」コートと、高靭性の超微粒子合金母材の採用により、耐熱性・耐摩耗性に優れ長寿命化を実現。70HRCの高硬度材でも安定した穴あけ加工を可能にしている。
 また、心厚が一般超硬ドリルの1・6倍以上で、ドリルの曲げ剛性・ねじれ剛性が高い。
 さらに、ねじれ角15度および外周肩部にコーナRを設けコーナ部のチッピングを解消。高硬度材に適したシンニング形状により切りくず排出性を向上させた。
 サイズはレギュラタイプφ2〜φ12(全45形番)、ロングシャンクタイプφ3〜φ4(全4形番)を揃えた。標準価格は5470円〜1万8900円(税抜)。
「ダイジェットウィンター 
キャンペーン2020」
3月31日(火)まで

 ダイジェット工業では「新春ドリル祭り」と題して、好評の刃先交換式ドリル2種と1月発売の新製品「シグマドリル・ハードDHコート」を対象にしたキャンペーンを実施している。
 対象商品は@刃先交換式ドリル「TA-EZドリルTEZD形」A多機能刃先交換式座ぐり加工用ドリル「TAタイラードリルTLZD形」※モジュラーヘッドタイプもキャンペーン対象B高硬度材加工用ドリル「シグマドリル・ハードDHコートDHS/DHL形」。実施期間は3月31日まで。販売目標を合計1000セットとし、数量限定につき、なくなり次第終了となる。
 セール内容は次の通り。
 【A-1コース…他社乗り換えお試しコース】インサート2個購入+他社ドリル引き取りで適用本体1台サービス※1ユーザー3口まで。【A-2コース…本体サービスコース】インサート6個購入につき、適用本体1台サービス※1ユーザー10口まで。【A-3コース…インサートサービスコース】インサート10個購入につき、同一インサート1個サービス※1ユーザー10口まで。《対象商品=TA-EZドリル、TAタイラードリル》
 【B-1コース…新商品お試しコース】1本購入につき、購入品の同一サイズ以下を1本サービス※1ユーザー3口まで。【B-2コース…プラスワンコース】3本購入につき、購入品の最安値品以下を1本サービス※1ユーザー10口まで。《対象商品=シグマドリル・ハードDHコート》

仕事始めの1月6日
正会員・賛助会員一堂に会す
遠州機工会 賀詞交歓会開催

 遠州機工会(前嶋孝行会長・前島商会社長)は1月6日(月)、浜松市中区板屋町のオークラアクトシティ浜松で賀詞交歓会を開催。多くの正会員や賛助会員が参加した。司会進行は、同機工会総務担当の鈴木大造氏(丸尾興商浜松支社長)が務めた。
 前嶋会長挨拶「今年2020年はオリンピックイヤーであり、昨年のラグビーW杯からスポーツの祭典が続き、非常に明るい話題ではないかと思います。反面、景気はと言うと昨年から陰りが見え始め、夏頃から『ちょっと悪いなぁ』などの声をよく聞くようになりました。私はこの年末年始に12月に録り溜めしていた、ある情報番組をまとめて観ていたのですが、そこで中部地区の企業の特集がございました。数年前から調理器具を開発製造している会社だそうですが、もともとは我々の業界に近い自動車部品などを製造されていたそうです。諸般の事情により方向転換しなければならなくたったようで、非常に興味深い話をされていました。この番組を観て私も感じたのですが、何とか我々の業界を陽の当たる場所とできないものか? ただ考えるだけでなく、ましてや希望的観測ではなく、自分たちから何か動いていかないと変わらないのではないかと改めて思いました。2020年と区切りの良い年ですから、これを機に、ここにお集まりいただいた皆さまと共に考え最終的には『遠州機工会はこんなことをやっている!』『それを支えている仕入先さまやメーカーさまはこういうサポートをしている!』と皆が感じることができれば自然と明るい雰囲気になれるのではないでしょうか。昨年までの暗いことは忘れ、オリンピックイヤーの今年、笑顔を絶やさなければ先は明るいと思います」。
 来賓代表、小楠倶由浜松商工会議所副会頭挨拶「昨年は米中貿易摩擦が深まるなかで両国政府首脳により通商協議の基本的合意が諮られたほか、英国のEU離脱問題についても英国総選挙での圧勝をうけ1月末までの離脱が確実な情勢となるなど、混沌から解決への第一歩へ向かう流れが続きました。国内経済に目を向けますと、2019年10月〓12月期の総生産は台風などの影響もありマイナス成長へと陥った見通しです。ただ、本年につきましてはオリンピックイヤーということで、その経済効果により再度プラスに転じるものと期待されています。しかし長期スパンで考えると、AI、IoTなどを通じて第四次産業革命がもう始まっており、これは産業界では100年に一度と言われております。令和の時代は、100年に一度の激動の時代となるのではないでしょうか?考えられないことがどんどん起こると想定し、今後は覚悟していかなければならないでしょう。この遠州機工会会員の皆さまには、得意分野で力を発揮し業界を活性化していただくとともに、会員連携の相乗効果による浜松産業界の益々の発展を期待しております。浜松商工会議所としましても中小企業の支援を継続していくとともに、行政関係機関と連携のうえ、喫緊の課題である事業承継問題への支援にも取り組むなど、企業の元気づくりに全力を尽くす所存ですので、本年もご協力のほどよろしくお願いします」。
 賛助会員代表、松吉正訓ジーネット名古屋支社長挨拶「今年一番の話題は、やはりオリンピックではないでしょうか。2019年にはラグビーW杯も開催され、今スポーツ界が非常に盛り上がっています。その中身を見てみますと、選手の強化というのがポイントではないかと思いました。選手個人が既存のスタイルに囚われず、新しいデータを取り込み個々に合った新しいトレーニング方法で強化しているのではと考えます。それからラグビー日本代表で言いますとメンバーのほぼ半数が外国の方でした。外国の方が入って何が良いかと言いますと、やっぱり多様性です。多様性を取り入れて新しいイノベーションを起こしていることが良いのではないかと感じております。これは我々の仕事にもすごく通じる部分があると思います。今、我々が接しているエンドユーザーさまは現状、より良い製品をずっと作ってこられています。ただこれが未来永劫続くかと言われれば、それは分かりません。昨今インターネットなどいろんなものが発達し欲しいものもすぐ手に入る世の中です。ただユーザーさまの製造現場はネットなどで解決できるものばかりではありません。一筋縄ではいかない非常に困った問題も多数抱えられていると思います。お客さまの本当のお困りごとに対して、一番ユーザーさまの近くで接してらっしゃるのは遠州機工会正会員の皆さまです。皆さまがそうしたユーザーさまと接していただくことで、我々賛助会員もユーザーさまのご要望に応えられる製品が増えていきます。ここにいらっしゃるメーカーさまも一つひとつ丁寧に製品を作られています。その一つの製品だけを取ってみても、お客さまの生産性に対し間違いなく寄与しているものと思います。その製品をふたつ、みっつ、もしくは他メーカーさまの製品と組み合わせて新しいラインを創造していくことで、ユーザーさまに新しいものをご提供でき喜んでいただけるのではないでしょうか。こうした思いを胸に、2020年は新しいことにチャレンジしイノベーションを起こしていけたらと思っています」。
 続いて、静岡県中小企業団体中央会西部事務所の堀井大輔氏が「2020年はねずみ年です。この年は経済、そして子孫繁栄の年と言われております。また、今年は東京2020五輪・パラリンピックが開催されるなど、国を挙げての一大イベントが開催されるなか、日本経済が活気を取り戻す年となるよう願っております。中小企業団体中央会は組合唯一の支援機関ということで、組合を通じて中小企業の皆さまのご支援をさせていただいております。『こんなことはできないか?』『こうしたことをやりたいのだが?』といったこと、何でも良いのでご相談ください。微力ではございますが、できる限りのお手伝いをさせていただきます」と挨拶し、乾杯の音頭をとった。
 宴もたけなわとなったところで、賛助会員の村松久義オーエスジー課長が「2020年も始まったばかりですのでまだ先はよく分かりませんが、今日の自分を明日は超えられるよう、我々賛助会員は遠州機工会の正会員の皆さまをしっかりサポートしていく、そういう一年であるようお約束させていただきます」と中締めの挨拶で語り、最後は三本締めで散会となった。

伊藤正人社長のもと
伊藤信産業 新役員体制発表

 機械・工具の総合商社、伊藤信産業(社長=伊藤正人氏、本社=名古屋市瑞穂区)では、昨年11月20日をもって伊藤照之氏が代表取締役会長を退任し取締役相談役に就任した。また、新たに伊藤啓二氏が専務取締役に就任した。
 新役員体制は次の通り(敬称略)。
▽代表取締役社長=伊藤正人
▽専務取締役=伊藤啓二(昇任)
▽取締役=伊藤節子
▽取締役相談役=伊藤照之

2019年鍛圧機械受注額16・1%減
日鍛工 3年ぶりに前年下回る

 日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=坂木雅治氏・アマダホールディングス相談役)が1月14日発表した鍛圧機械2019年暦年統計によると、受注総額は前年比16・1%減の3270億円で3年ぶりに前年を下回った。プレス系の落ち込みが大きく、要因として自動車向け設備投資の低調の影響が挙げられた。板金系は大きな落ち込みではなく堅調なレベルを維持しているとした。
 米中の貿易摩擦による世界経済の下押し圧力と、自動車販売低迷による製造業の設備投資意欲の低下に対する懸念が示された。
 機種別にみると、プレス系機械は前年比28・6%減の1299億円。機械プレス全体で29・6%減、油圧プレスが53・8%減、フォーミングが13・1%減だったが、自動化・安全装置は1・8%増となった。
 板金系機械は前年比8・4%減の1130億円で、レーザ・プラズマが12・5%減、プレスブレーキは7・6%減、パンチングも4・2%減だった。
 サービス系(サービス・部品金型)は前年比0・6%減の841億円だった。
 機種合計の国内向けは前年比21・4%減の1442億円。自動車は27・2%減、金属製品製造業が18・7%減、一般機械15・2%減、電機27・3%減、鉄鋼・非鉄金属も32・6%減だった。
 輸出向けは前年比18・9%減の987億円で、北米向けは2・8%増だったが、中国向け18・9%減、東南アジア向け5・5%減、欧州向け20・3%減、韓国・台湾向け13・8%減、インド向けも81・4%減だった。
2019年12月度受注額は32%減
 同日発表された2019年12月度の鍛圧機械受注総額は、前年同月比32・0%減の243・2億円で10か月連続して前年を下回った。
 プレス系機械は46・6%減と大きく落ち込み、板金系機械も27・9%減だったが、このうちフォーミングは18・0%増、自動化・安全装置も19・4%増となった。サービス系は4・4%減だった。
 「全般的に低調で、輸出が46・1%減、国内向けも34・2%減となり、特に国内生産設備投資に回復感がみられない」と同会の中右専務理事はコメントしている。

800名の業界関係者集う
2020年受注額を前年比約10%減と予想
FA業界新年賀詞交歓会

 ニュースダイジェスト社(樋口八郎社長・名古屋市千種区/以下、ND社と表記)が主催するFA業界新年賀詞交歓会が1月10日(金)、名古屋市中村区のキャッスルプラザで開催された。およそ800名の業界関係者が、2020年の業界動向を占うべく詰めかけた。
 樋口社長は冒頭の挨拶のなかで「昨年の工作機械業界は急下降いたしまして、12月の数字は(本会開催時現在では)まだ発表されていませんが、日工会(日本工作機械工業会)の2019年受注総額は多少の誤差はあるかもしれませんが1兆2300億円となるもようです。一昨年比30%あまりの減少であります。予期しないほどの減少で、私どもが昨年この場所で予測したのは1兆5000億円でしたから大ハズレでございます。今年の受注額は1兆1000億円と予測しました。昨日(1月9日)日工会の賀詞交歓会が東京で開催されましたが、飯村会長は1兆2000億円の受注予測の見通しを発表されました。私どもと1000億円の開きはありますが、ほぼ同レベルかなと思っております。いずれにせよ、やや厳しい年かなと思います」と、2019年の受注総額ならびに2020年の受注予測を発表した。
 また「今年7月2日(木)から3日間、愛知県国際展示場『Aichi Sky Expo』で、第1回目の展示会『ロボットテクノロジージャパン』を開催すべく、ただ今、全力で準備中でございます。ロボット関係の大手・中堅メーカーをはじめ、周辺機器ならびにシステムインテグレーター(Sler)の各社からも多くのご出展をいただいております。また、工作機械メーカーからも工作機械にロボットを搭載したロボットシステムとして20社以上の大手・中堅メーカーのご出展が決まっております。今年は12月に東京で国内最大級のイベント『JIMTOF2020(第30回日本工作機械見本市)』が開催されますが、その半年前のロボットテクノロジージャパンもどうぞよろしくお願いいたします」とND社主催・愛知県機械工具商業協同組合(水谷隆彦理事長・ミズタニ機販社長)共催の展示会『ロボットテクノロジージャパン』をPRしていた。
 続いて、ND社が発刊する「月刊生産財マーケティング」の八角秀編集長から『2020年業界展望』と題したプレゼンテーションが行われた。以下、ND社が用意した資料「わが国工作機械産業の需給実績と見通し」より抜粋。
 【受注】2019年は前年比32・3%減の1兆2300億円となるもよう。2017年、2018年と連続で過去最高額を更新した反動を受け大幅減となった。また米国と中国の貿易摩擦が長期化しており、国内外ともほぼすべての産業で設備投資の時期を様子見≠キる格好となった。今年は内外需とも需要回復に向けた好材料に乏しく、それぞれ昨年比で10%ほど下押しすると考えられる。自動車、半導体関連産業などの主要顧客は技術開発や設備投資に対する関心は失っていないものの、国際政治の行方や最終消費者の需要動向を把握し切れておらず、設備の発注に踏み切らない状況にある。それゆえ、景気が底打ち反転した際の反動増は力強く急激になる可能性がある。2019年の内需は前年比33・4%減の5000億円となったもよう。自動車、一般機械を含む、全主要産業で低調であった。補助金、増税前の駆け込み、期末効果など、季節要因や外的要因の影響が弱まり、顧客企業の設備投資に対する考え方の多様化が進んでいる。今年は昨年比10・0%減の4500億円まで受注が弱含むとみられる。2019年の外需は前年比31・5%減の7300億円となったもよう。米中間の貿易摩擦、各国自動車メーカーの投資停滞など、政経両面からマイナスの影響を受けた。いずれも決定的な打開策はなく、今年の受注は昨年比11・0%減の6500億円まで弱含むとみられる。
 【生産】2019年の生産額は1兆800億円となったもよう。2020年は前年比16・7%減の9000億円になるとみられる。通常、工作機械の納期は受注から3〜5カ月、大型機など長いものでは1年ほどとされる。しかしここ数年、ターンキーや自動化システム付きの案件が徐々に増加しており、納期は長期化する傾向にある。グローバリズムが進むにつれて、受注や生産の変動幅は大きくなり、増減の速度も上がっている。受注の急増・急減に対応できる生産体制およびサプライチェーンの維持が工作機械メーカー各社に求められている。足元の市場は減速しているものの、先進国では少子高齢化が進んでおり、ロボットをはじめとする自動化システム、モノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)関連への設備投資意欲は根強い。新興国では物品や生活インフラが行き届いておらずFA需要は底堅い。一方、製造業全体では部品の小型化・軽量化が進むなど解決すべき課題が数多い。こうした理由から、工作機械メーカーにソリューション提案を求める顧客は増加している。
 【輸出】2019年の輸出額は前年比15・5%減の7450億円となったもよう。中国を中心とするアジア諸国の減速が目立った。一方、北米は堅調で、欧州も比較的持ちこたえた。対ドルの為替環境は比較的安定した状態にある。今年11月の米国の大統領選挙と、それまでに立案される各種経済・金利政策に注視する必要がある。中国では第5世代移動通信システム(5G)関連の研究開発が盛んで、設備投資も顕在化し始めている。国策の動向によって需要が跳ね上がる可能性があるため細心の注意が必要となる。欧州はドイツを中心に自動車産業の設備投資が滞っている。自動車産業の新潮流である「CASE」が示唆するように、次世代車の研究開発は発展途上にあり、設備投資の動向は不透明のままである。工作機械市場の景気サイクルは、24カ月ほどかけて下降した後に、反転上昇するケースが多い。2018年3月を直近のピークと見た場合、今春をボトムに市況が反転し回復に向かうと推測される。しかし、今回の景気下押しは米中間の貿易摩擦、排ガス規制の強化や環境運動の活発化など、人為的な側面が強い。このため、過去の事例への単純な当てはめは難しい。
 【輸入】2019年の輸入額は前年比0・2%減の1100億円となったもよう。今年は昨年比18・2%減の900億円となる見込み。自動車産業をはじめとした国内の主要産業が設備投資を手控えており輸入機市場も減少傾向で推移するとみられる。輸入機市場の主力機種は旋盤やレーザ加工機、研削盤、マシニングセンタ(MC)など。研削盤やMCは2018年、2019年と2年連続で増加した。国内では高精度加工のニーズが高く、それに伴って欧州などのハイエンドの研削盤は引き続き安定した需要が見込まれる。

 その後は、飯村幸生日工会会長による講演「今年の受注見通し」、NDマーケティング大賞贈呈式ならびに大賞を受賞した北川祐治北川鉄工所会長兼社長による受賞講演、家城淳オークマ社長・井上真一牧野フライス製作所社長・山口賢治ファナック社長兼CEO(順不同)の3名をパネリストに迎えた新春トップインタビュー「気鋭の経営者に聞く-FA業界のこれから」と、本会のプログラムは進行。しばし休憩をはさみ、懇親パーティーが開かれた。

今年はインド料理を堪能
世界の料理を楽しんだ新年例会
名古屋水栓販売協会「ムガルパレス」にて

 名古屋水栓販売協会(在田忠之理事長・在田商店社長)は1月15日(水)、名古屋市中区千代田にあるインド料理「ムガルパレス2号店鶴舞」で新年例会を開催。多くの正会員や賛助会員らが新年の挨拶を交わした。
 毎年、世界の料理を楽しむ恒例の新年例会は、安井文康副理事長兼庶務担当(錦興業社長)の司会進行でスタートした。
 まず初めに在田理事長が「皆さま、明けましておめでとうございます。平素より名古屋水栓販売協会の活動に対しまして並々ならぬご高配を賜り誠にありがとうございます。また、本日はかくもたくさんの方々にお集まりいただき、ありがとうございます。年が明け、穏やかな日々が続いておりました。庚子(かのえね)の年ということで、聞くところによると新しいことを始めるにはちょうど良い年まわりだそうです。本日はざっくばらんに、お時間の許す限りご歓談いただければと思います。また本年も名古屋水栓販売協会をよろしくお願いいたします」と参加者に挨拶。
 続いて、こちらも恒例となっている、年男による乾杯の挨拶に内藤善徳相談役(三和管材社長)が指名され「皆さん明けましておめでとうございます。今年は良い年になるかもしれませんので、皆さん、頑張って儲けてください」と参加者に呼びかけ、乾杯の音頭をとった。
 スパイスの効いたインド料理を楽しみ、豪華景品が用意された抽選会に盛り上がり、あっという間に2時間が経過。
 最後は、川本克己副理事長(共和商会社長)が「令和へと元号が変わり、すごく大変な時代がやってきたと思います。非常に、リスクと不確実性の時代であり、どうやっていったら良いのか、たぶん皆さん悩んでらっしゃると思いますし、それぞれが折り合いをつけてやっていかなければしょうがないのかなという時代が来たと思います。そんななかでは私たちもかなりタフでなければなりませんし、健康でなければいけません。皆さん、くれぐれもお身体ご自愛ください」と中締めの挨拶を結び、一丁締めで散会となった。

「バトラー」「オートストア」が稼働し
1日最大出荷件数5万件へ
トラスコ中山 「プラネット埼玉」見学会

 機械工具商社トラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)の最大かつ最新鋭の物流センター「プラネット埼玉」では昨年10月、自走型搬送ロボット「Butler(バトラー)」と高密度収納システム「AutoStore(オートストア)」が稼働を開始した。同施設の物流機器が揃ったことから、11月26日に投資家や報道などを招いて見学会が行われた。
 当日は午前10時に東京駅をバスで出発。プラネット埼玉に到着すると、中井孝トラスコ中山専務取締役が開会の挨拶で「当社は少し先の売上3000億円を見据えて積極的に物流の投資を行っています。キーワードは2つ。省力化・省人化と効率を追求。新しい機器を積極的に導入し、それを使いこなすことで効果を生み出していきたいと考えています。本日見学いただくプラネット埼玉はロジスティクスワンダーランド≠ニ呼んでおり、それら新しい機器、設備をすべてご覧いただくことができます。まだまだ試行錯誤の段階ですが、近い将来これをしていて良かったと言えるようにしっかりと活用して、更にトラスコ中山の物流の強みを磨いていきたいと思います」と話した。
 昼食会の後、中井一雄トラスコ中山取締役経営管理本部長よりプラネット埼玉の物流概要が説明された。
 同施設の特徴としては、在庫50万アイテム以上を保有可能で、10月から設備がすべて整いフル稼働できる状況になったため、1日最大の出荷量は5万件が可能と算出されているという。
 また、棚の空間と商品サイズを容積管理し、在庫が減り空いたスペースに別の入荷商品を格納していく、フリーロケーションシステム(住所不定在庫管理システム)を導入。スペースを有効活用できるこのシステムは、今後の物流センターにも採用されるとのこと。
 災害対策としては、地下に免震設備を導入し有事に対応。また、屋上に太陽光発電システムを敷き詰め、太陽光だけで事務所で使う電気3日分の電力を確保している。さらに、マテハン機器用の電源として非常発電機を完備し、72時間プラネット埼玉の7割の機器を稼働させることができる電源を確保している。
 その他、働きやすい職場としての環境整備のため、食堂、託児所を完備。調理スタッフや3名の保育士は正社員として採用していることなどが紹介された。
 続いて、午後1時より倉庫内を1時間20分にわたって見学した。
 バトラーは、商品の棚入れ、ピッキング作業の効率化及び省人化を実現する物流ロボットシステム。物流センターの床面を移動するロボットが可搬式の棚の下に潜り込み、作業者の元に棚ごと商品を届ける。導入ロボット台数は73台。作業効率は10倍にアップするという。
 オートストアは、高密度に収納されたビン(コンテナ)をロボットが入出庫するストレージシステム。ロボットがビン運搬を行うことで、入出庫作業の効率化・省人化を実現するとともに、隙間なくビンを積み上げて収納する構造のため、高密度収納が可能。16台のロボットが導入され、収納効率3・5倍、作業効率は4倍にアップするという。
 その他、納品書の挿入や荷札の貼り付け作業を自動化する「自動包装機I-PACK」、商品を自動運送する磁気を利用した設備「無人搬送車AGV」、大物商品を効率よく保管する「パレット自動倉庫」、ラックを密着させスペースを削減する「電動式移動パレットラック」、大小のバケットで高密度に収納できる「バケット自動倉庫」などを見学した。

【プラネット埼玉の概要】
▽敷地面積=1万4297坪(4万7262u)
▽延床面積=1万2915坪(4万2657u)
▽構造=地上4階建て/RC、S造/免震構造
▽総投資金額=200億円(土地・建物約152億円/マテハン機器約31億円/システム他約17億円)
▽在庫数=37万アイテム(2023年末には52万アイテム保有予定)
▽在庫金額=約50億円
▽人員=111名(内、庫内人員=90名)
▽最大出荷件数=5万件/日
▽最大入荷件数=1万件/日

再編された営業組織体制の紹介や
優秀販売員の表彰を行う
三菱マテリアル 豊削まつり2019開催

 三菱マテリアル加工事業カンパニー東海ブロック(ブロック長=菅晴稔氏)は、昨年11月7日午後5時30分より名古屋市中区のヒルトン名古屋にて、第一線で活躍する特約店・代理店の営業マンを対象にした「豊削まつり2019」を開催した。2019年10月に営業再編した新組織体制の紹介をはじめ、メカトロテックジャパン2019で発表した「解析ソリューション」の紹介、優秀販売員の表彰も併せて行われた。豊削まつりは今回で26回目。
 冒頭、金子善昭加工事業カンパニー営業本部長が挨拶に立ち「先日はご当地名古屋でメカトロテックジャパン2019が開催され、4日間で9万名を超えるお客様にお越しいただきました。改めて、自動車から航空機、金型のすべてが集約・集中しているこの名古屋エリアのビジネスの力強さ、お客様の元気さを感じました」と話し、同社の現況を報告した。
 さらに、ラグビーワールドカップが国内で開催されたことに触れ「自分は何をするべきかを自分自身で考え、判断して、結果的にパスをつないでいって、その成果として点数を獲得する。まさに組織のプレーであり、一人一人自分の役割を常によく理解し、情報を確認して周りに伝えながらパスをつないでいく。プロフェッショナルの姿かと感じた。三菱マテリアルも10月1日から国内の営業組織を大幅に変更し、従来の商流により分けていたものをエリアセールスとした。一人一人がそのエリアでプロフェッショナルとなり、情報、コミュニケーションを密に連携をしながら、特約店各位の力を借りて、新規ユーザーの獲得等にさらに注力していく。これが『選択と集中』と考えている」と述べ、引き続きダイヤエッジ製品の販売拡大に協力を求めた。
 営業新組織体制について、木田喜久加工事業カンパニー営業本部国内営業統括部部長が説明。国内外営業体制スキルの無駄をなくし、組織内の迅速な情報共有による営業活動の効率化を図るため、営業本部組織を従来の国内6営業部、海外2営業部から、国内営業統括部、海外営業統括部、技術営業部、基礎製品営業部、営業企画部の5営業部体制へ移行するとともに、国内外営業活動エリアごとに組織を再編した。流通営業部、直需営業部、精密工具営業部を1つの組織に集約し、国内5ブロック体制(北海道・東北・上信越、関東、東海、近畿・北陸、九州・中国ブロック)とした。
 東海ブロックは、ユーザーの密度が高く集中しており、それに対応した営業組織を整備。名古屋営業所、安城営業所、浜松営業所の3つの営業所で構成するとし、菅ブロック長をはじめとしたメンバー紹介が行われた。
 続いて、ダイヤエッジ特約店優秀販売員表彰に移り、最優秀賞をはじめ優秀賞、敢闘賞、躍進賞、製品部門賞(超硬エンドミル部門、超硬ドリル部門、インサート部門、製品トレンド部門)の発表と表彰が行われた。最優秀賞の岩井真志氏(新栄商会)が受賞者を代表して謝辞を述べた。
 この後、松永祐麿加工事業カンパニー開発本部加工技術センターセンター長補佐から高能率・安定加工のためのデジタルソリューション(解析ソリューション)が紹介され、第1部を終了した。
 第2部懇親会では、菅東海ブロック長が「第一線の営業マンとお会いでき、これだけたくさんの方が我々の製品の拡販にご尽力いただいているということで、改めて心強く感じています。市況は思わしくない状況が続いており、100年に一度の変革、また、それに伴う経営統合等々があります。恐らく、我々がキーアカウントと掲げているお客様が変わったり、追いかけている製品が変わったり、あるいは製品のワーク材が変わったりというような変化が起こってくるのではないかと思っています。そういった変化に一番に直面するのは、ここにお集まりの第一線の営業マンの方かと思いますので、そのような情報がありましたら、いち早く我々の営業マンに知らせていただければ全力で対応させていただきます。宜しくお願いします」と述べて、力強い発声で乾杯。
 恒例となっている抽選会で盛り上がり、最後に豊削まつり初回の企画運営者で名付け親でもある黒田啓市東海ブロック名古屋営業所長が「26年前にこの名前を決めさせていただいて、このように続いていることに感謝申し上げるとともに、皆さんに最後まで楽しんでいただけたことを嬉しく思っています」とお礼の言葉を述べ、三本締めでお開きとした。

省メンテナンスでコスト効率を高めた
新しいパラレルリンクロボット
イグス「ドライリンDLE-DR」発売

 イグス(東京都墨田区)は、シンプルかつ低コストで自動化を実現するパラレルリンクロボットを開発した。従来モデルと比べて作業空間は10倍。簡単なピック&プレース作業向けに、組立キット(非組立品)またはすぐに取付け可能な組立済み製品を提供する。
 同社の新型パラレルリンクロボット「ドライリンDLE-DR」は、軽量でコスト効率に優れ、作業空間が大きいのが特徴。摩擦特性を最適化した無潤滑部品を使用することで、低コストで購入できるだけでなく、省メンテナンスで使用できるためダウンタイムのコストも削減する。
 組立キットは、わずか30分で組立可能でコスト効率にも優れている。
 また、オプションで、ユーザー独自のソフトウェアや制御システム、あるいは使い方が簡単なイグスのコントロールシステムdryve D1を使用できる(使用の際は各3軸についたD1コントローラを制御するマスターコントローラが別途必要)。
 【ドライリンDLE-DRの特徴】最大可搬重量=5s▽位置決め精度±0・5o▽作業空間=直径660o×高さ180o
 【構成】歯付きベルト式ドライリンZLWリニアアクチュエータ3台(エンコーダ付きステッピングモータNEMA23XL)▽無潤滑なイグボール製リンクジョイント▽エンドエフェクタ、モータ用アダプタプレート(エンドエフェクタは非付属)▽取付けハブに直接固定されたゼロ地点を決めるための校正ピン

人事異動
 敬称略・[ ]は旧職
DMG森精機
 【1月1日付 人事異動】
 古田稔=常務取締役製造カンパニープレジデント製造管掌[常務取締役製造カンパニープレジデント製造管掌兼経理財務本部副本部長]▼吉川賢治=執行役員SSEPカンパニーDMG森精機セールスアンドサービス副社長[執行役員SSEPカンパニーDMG森精機セールスアンドサービス副社長(東日本担当)]▼西尾豊文=執行役員SSEPカンパニー国内大型ターンキー担当兼テクニウム営業統括[執行役員SSEPカンパニーDMG森精機セールスアンドサービス副社長(西日本担当)]▼マーロ・クナバック=執行役員SSEPカンパニーDMG MORI USA CTO[執行役員SSEPカンパニーDMG MORI USA Executiveヴァイスプレジデント]▼ティエン・シアオドン※新任=執行役員SSEPカンパニーDMG MORI CHINAヴァイスプレジデントエンジニアリング担当兼製造カンパニー森精机(天津)机床有限公司総経理[SSEPカンパニーDMG MORI CHINAヴァイスプレジデントエンジニアリング担当]▼大西康氏※新任=執行役員製造カンパニー購買物流統括部長[SSEPカンパニーDMG MORI USA Spare Parts Department部長]▼藤田泰典※新任=執行役員グローバル本社経理財務本部経理部長兼Asia/Americas経理部長兼SR部長兼購買経理部長[グローバル本社経理財務本部経理部長]▼庄達哉※新任=執行役員SSEPカンパニーDMG森精機セールスアンドサービス執行役員営業管理部長[SSEPカンパニーDMG森精機セールスアンドサービス執行役員営業管理部長]▼波多野雅美※新任=執行役員グローバル本社広報・展示会兼固定資産企画担当[グローバル本社広報・展示会部長兼固定資産企画管理室長]▼大岩一彦=執行役員SSEPカンパニーソリューションセンタ統括部長兼先端加工技術開発部長[執行役員SSEPカンパニーソリューションセンタ統括部長]▼黄晨=グローバル本社経理財務本部工場経理部長[製造カンパニー森精机(天津)机床有限公司購買・管理部長]▼遊亀博=グローバル本社固定資産企画管理部長[SSEPカンパニーDMG MORI USA IT department兼Facility&Fleet administration department兼Risk departmentゼネラルマネージャー]▼松本善裕※昇格=グローバル本社広報・展示会部長[グローバル本社広報・展示会部室長]▼北川眞佐嘉=SSEPカンパニー奈良立会加工部長[SSEPカンパニー伊賀立会加工部長兼レジデントエンジニアリンググループ長]▼菅岳朗=SSEPカンパニー伊賀立会加工部長兼レジデントエンジニアリンググループ長[SSEPカンパニー奈良立会加工部長]▼加治敏=SSEPカンパニー5軸コンペテンスセンタ長[SSEPカンパニーソリューションセンタ統括部エグゼクティブエンジニア]▼久保直樹=SSEPカンパニー中四国・九州営業部専任部長[SSEPカンパニー関東営業部長]▼林栄伸=SSEPカンパニー北日本営業部長[SSEPカンパニーDMG MORI Management GmbH Order Process&Sales Workflow departmentゼネラルマネージャー]▼吉本宜史※昇格=SSEPカンパニーDMQP部長[SSEPカンパニーMIグループ長]▼小関太一朗=SSEPカンパニー関東営業部長[SSEPカンパニー東海営業部長]▼高原徹也=SSEPカンパニー東海営業部長[SSEPカンパニー北日本営業部長]▼桂康哲※昇格=製造カンパニー製作仕様書・見積部長[製造カンパニー製作仕様書・見積部室長]▼猪田雄平※昇格=製造カンパニー組立生技部長[製造カンパニー組立生技部室長]▼中島純彦※昇格=製造カンパニー転がり技術プロジェクト部長[製造カンパニー転がり技術プロジェクト部室長]
 【1月1日付 機構改革】
 ◆グローバル本社…固定資産企画管理室を固定資産企画管理部に名称変更
 ◆SSEPカンパニー…先端加工技術開発部を新設
ミツトヨ
 【12月31日付 取締役の退任】
 下村俊隆[取締役常務執行役員研究開発本部長兼開発全般管掌兼計量標準室管掌]
 【1月1日付 執行役員の新任】
 阿部誠=執行役員研究開発本部副本部長兼国内開発全般管掌(戦略商品開発を除く)兼計量標準室管掌[顧問]▼日和彦=執行役員研究開発本部副本部長兼戦略商品開発管掌兼欧州研究所社長兼新規事業開発室[研究開発本部戦略商品推進室室長兼新規事業開発室]
 【1月1日付 執行役員の異動】
 マイケル・ネーハム=上席執行役員研究開発本部本部長兼MEI社長兼新規事業開発室顧問[執行役員MEI社長兼新規事業開発室顧問]
 【12月31日付 執行役員の退任】
 日宏幸=顧問[上席執行役員研究開発本部副本部長兼コンポーネント開発部長兼開発管理部長]
岡谷鋼機
 【2月1日付 人事異動】
 小淵洋生=〈出向〉東北岡谷鋼機社長兼東京本店東北支店長[東京本店本店長代理]▼武田五郎=東京本店本店長代理兼エレクトロニクス本部担当部長[東京本店エレクトロニクス本部担当部長]

2020年2月2日(日)・2732号
繋がるモノづくりの時代に備え
他業界との交流を更に広げる
日本機械工具工業会 新年賀詞交歓会を開催

 日本機械工具工業会(会長=石川則男氏・オーエスジー社長)は、1月15日午前11時30分より東京都港区の第一ホテル東京にて令和2年新年賀詞交歓会を開催した。正・賛助会員はじめ関連省庁・団体からの来賓、OBなど合わせて290名が出席し盛会となった。石川会長は挨拶で「他の業界の皆様と更に交流を広げることで、5Gの時代、繋がる情報、繋がるモノづくりといった時代に備えてまいりたい」と話した。
 冒頭、挨拶に臨んだ石川会長は「現在、産業界で最も期待されているものは何か。やはり、第4次産業革命や5Gの時代が私たちの生活、そして私たちのモノづくり、販売活動に影響を与えるだろうと言われています。第4次産業革命はロボット工学、人工知能、ナノテクノロジー、バイオ、量子コンピュータ、IoT、3Dプリンタ、自動運転など多岐にわたる分野においてデジタル化が進展し、これを後押しする5Gの時代となってくるわけです。私どもが生産している切削工具、耐摩耗工具、これら工具単独ではなかなか顧客に選んでもらえる最重要な要因にはなりにくい時代が、この5Gの時代であろうと考えています。もっと総合的に繋がった形での商品とサービスを提供していくことが、選ばれる要因になっていく。そういう中で、本日は大変多くの業界団体の皆様にご出席を賜っていますが、他の業界の皆様と更に交流を広げることで、この5Gの時代、繋がる情報、繋がるモノづくりといった時代に、日本機械工具工業会としては備えてまいりたいと考えています」と述べた。
 来賓を代表して玉井優子経済産業省製造産業局産業機械課長が「いよいよ今年7月には東京オリンピック・パラリンピックが開幕という年になりました。前回の大会(1964年)の時、東海道新幹線が一つのイノベーションとして世界に発信されたことが大きな出来事だったと思いますが、再び東京で開催される今年、また新しいイノベーションを世界に発信できるような1年になればいいなと思っています。他方で世界に目を向けると、米中の覇権争いやブレグジット、中東の緊迫といった地政学的な不確実性や不安定感が非常に高まっています。また、気候変動、地球温暖化といった地球規模の課題を抱えています。更に、少子高齢化による人手不足やエネルギー制約など、これから乗り越えていく課題が山積している状況ではないかと思います。こうした状況の中で、従来の枠にとらわれない柔軟な発想、あるいはスピード感でイノベーションを起こしていく、これが一層重要になると考えています。従来の業種や企業を越えて、色んな人、機械などがデータなどを介して繋がるコネクテッドインダストリーズ。これをこれまで以上に加速させて、新しい発想でイノベーションを生み出して、様々な社会課題を解決していくソサエティ5・0を世界に先駆けて実現していきたいと考えています。モノづくりから更にコトづくりへ競争領域が広がって、デジタル技術が製造業の位置付けを大きく変える時代になっているかと思います。こうしたデジタル化の波をむしろ危機ではなくチャンスと捉えていただいて新しいビジネスやサービスを生み出していけるように、経済産業省としても5Gのインフラ整備、デジタル市場のルール整備など、日本のイノベーションの創出環境の整備をしっかり取り組んでいきたいと思っています。また、少子高齢化に伴う長期的な人手不足の問題も深刻になっています。デジタル技術の活用に加えて、新しい機械や新しい技術、それからロボットの導入が一つの大きな解決策だと考えています。中小企業向けの新しい設備導入の補助事業やロボットの研究開発といった所を重点的に取り組んでまいりたいと思っています。機械工具、これは進化し続ける材料に対してあらゆる加工を可能にしていく、技術の先端を走り続けている業界だと考えています。皆様にとって素晴らしい1年になるよう祈念いたします」と祝辞を述べた。
 乾杯に際し、中村伸一副会長(三菱マテリアル執行役常務加工事業カンパニープレジデント)が「経済環境は、半導体の一部が底を打ったという報道もある中で、この機械工具業界においてはまだまだ混沌とした状況から抜け出していないというのが実態ではないかと考えています。そんな中で今年は2020年東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。また、その後には機械工具工業会にとっても大きなイベントであるJIMTOFが12月に開催されます。この2つの大イベントを通して、昨年も世界を賑わせた日本らしさ、日本のホスピタリティを全世界に知らしめる良いチャンスだと思いますし、それを受けてこの工業会も今年更に活性化を図ってまいりたいと決意しているところです」と述べて力強く乾杯の音頭を取った。
 祝宴では出席者が和やかに年始の挨拶を交わし歓談する姿が見られた。
 最後に、岩田昌尚副会長(イワタツール社長)が「今年、ISO13399委員会というのがスタートします。標準化などの流れで大事な会ですが、何のための会か分かりにくいとの話がありました。これはコネクテッドインダストリーズを進めるための委員会であり、世の中の変化を我々が後追いをするのではなく、この中でイノベーションを進めていく、そういう会にしたいということで、名前も『コネクテッドインダストリーズ委員会』にした方がいいのではないかと、先ほど許可をもらいました。そのような形で今年は新しいイノベーションを作る時間に振り分けていきたいと思っています」と抱負を語った後、同氏の掛け声でエイエイオーを唱和し散会した。

福井県経済の現状と展望について
日銀の中村健一氏が講演
福井県機工商組合 令和元年度研修会開

 福井県機工商組合(理事長=吉岡正盛氏・吉岡幸社長)は11月25日、福井市内のユアーズホテルフクイにて令和元年度研修会を開催した。日本銀行福井事務所長の中村健一氏が講師を務め「福井県経済の現状と展望 これからの米国、中国、韓国との関係」と題して講演。正・賛助会員あわせて42名が参加した。
 研修会は土橋慶一理事(ツチハシ社長)の司会進行により午後5時に開会。
 冒頭、挨拶に立った吉岡理事長は、業界を取り巻く環境について「昨年(2018年)末以降製造業を中心に低迷している。10月の工作機械の受注額は前年比37%減の875億円、年間の予想も1兆6000億円から1兆2000億円に下方修正。繰り越しの残がなくなる来期はもっと厳しくなる。建設業に関しては新幹線建設や駅舎建設をはじめ、駅周辺再開発、工場の新築や社屋などもあり、分野においては活況の部分も見受けられる。一方、電子部品や半導体製造装置に底を打ったという話も出てきているが、町うちの部品加工屋などではまだまだ仕事量が確保できていない。消費税の税率アップもそこに加わっている。米中貿易摩擦や日韓の問題が根深いこともあるが、働き方改革や人手不足などはこれからも続く」との見方を示し、同組合としては組合員が一致協力して福井のものづくりのためにしっかりと良い商品を供給することで貢献しなければならないと述べた。
 講演では中村氏が世界経済、日本経済、福井県経済についてデータを示しながら解説。現在の米国、中国、韓国との関係と、そこから見える福井県の課題などが話された。参加者からは日銀の役割についての質問も行われた。
講演後は会場を移して懇親会が催され、中谷健二理事(轟産業支社長)の司会進行、山本英治副理事長(福井機工社長)の乾杯挨拶で開宴。講師も交えて和やかに歓談し、水本三千穂ユアサ商事北陸支店長の中締めによりお開きとなった。

高信頼性の立形マシニングセンタ
CMX600Vi現地生産開始
DMG森精機 インドのラクシュミ社に生産委託

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区)は、インド国内のユーザー向けに特化した立形マシニングセンタCMX600Viの現地生産を、昨年10月29日より開始した。インドのラクシュミ社(Lakshmi Machine Works Limited)に生産を委託することで、納品までのリードタイムを短縮する。生産台数は月10台を予定しており、今後段階的に台数を増やしていく。
 ラクシュミ社は1962年に繊維機械の企業として設立され、DMG森精機とは約30年前よりパートナーシップを開始。現在ラクシュミ社の工作機械部門では、旋盤、フライス盤、ターンミル機を製造しており、自動化ソリューションも提供している。
 CMX600Viの主な特長は次の通り。
 @ワイドな加工エリア…省スペース設計ながらワイドな加工エリアを確保。特にY軸はクラス最大の560oを実現し、ギヤボックスハウジングなど円形状の大型ワークの加工にも対応する。加工エリアに十分な余裕があるため、ロータリテーブルを用いてワークを旋回させて行う加工の場合でも干渉の可能性を軽減する。
 A高剛性…基本設計の段階からFEM解析を活用し、さまざまな動作条件や環境変化などをシミュレーションすることで、ベッドの厚さやリブの形状、配置などを最適化。基本的な剛性が安定した切削能力を支え、重切削加工にも対応する。
 B高信頼性主軸…幅広い加工に対応する最高回転速度12000−1minの高信頼性主軸を搭載。高圧クーラントを多用する加工でも、主軸のラビリンス構造を強化することで主軸内部へのクーラント浸入を防ぎ、主軸の耐久性を高めている。特に精度や剛性が求められる主軸は、同社伊賀事業所の主軸工場内で部品加工から組立、検査まで一貫して行ったものを採用している。
 C作業性・保守性・信頼性…機械を操作するオペレーター目線で設計され、使いやすさを徹底的に追及。主軸やテーブルへの接近性に優れているため、工具やワークの取り付けなどの段取り作業をスムーズに行うことができる。マガジン内の工具の入れ替えなど日々の業務で発生するマガジンでの保守や作業をスムーズに行うためにマガジンドアを標準搭載。機械停止や加工不良の原因の1つである切りくずへの対策も万全にし、信頼性を向上させている。

セールス組織をさらに強化
サンドビック 新人事を発表

   サンドビック・コロマント・ジャパン(カンパニープレジデント=山本雅広氏、本社=名古屋市名東区)では、1月1日付で、宮真一氏がカンパニーバイスプレジデント兼西日本セールスクラスターマネージャーに、武井篤史氏がカンパニーバイスプレジデント兼東日本セールスクラスターマネージャーにそれぞれ就任した。
 宮氏は、セールスエリア・サウス・アンド・イースト・アジアのジェネラルマネージャーに就任した山本雅広氏の跡を継ぎ、西日本セールスクラスターを牽引していく。同氏は1991年にサンドビック・コロマントにセールスエンジニアとして入社。西日本および中部地域で長年営業に携わり、その後、中部リージョンセールスマネージャー、スウェーデン本社勤務、マーケティング、技術部などで役職を歴任し、2019年から近畿・北陸リージョンセールスマネージャーを務めていた。
 武井氏は、2004年にサンドビック・コロマントに入社し、名古屋本社で長年営業に携わり、2016〜18年は西中部リージョンセールスマネージャーを務めた。2019年初めに東日本クラスターマネージャー代理に就任して以来、デジタル化した働き方や新規顧客開拓で成果を上げ、新たに発足した東日本クラスターをリードしてきた。
 両者は、各セールスクラスターの事業戦略の策定、実行、業績目標の達成に努めるとともに、日本市場におけるサンドビック・コロマント・ジャパンのプレゼンスの拡大に向けて、更なる体制の強化などに取り組んでいく。

年 頭 所 感
多様化する課題に対して、
グループ横断的にシナジー
効果を発揮して取り組む
日本機械輸出組合
理事長 槍田 松瑩

 あけましておめでとうございます。
 年頭にあたり、一言ご挨拶申し上げます。
 元号が「平成」から「令和」にあらたまった昨年を振り返りますと、米国・欧州経済は個人消費等に支えられて堅調に推移したものの、米政権の自国第一主義政策による貿易摩擦や英国のEU離脱交渉の迷走等の影響が顕在化しつつあります。新興国経済も、ベトナム経済等が比較的好調であるものの、中国経済の成長率鈍化やASEAN諸国へその影響が波及しつつあり、長期低迷からの回復が見られたブラジル・ロシア経済も次第に成長が伸び悩みつつあります。これを受けて、我が国輸出の約64%を占める機械輸出も、2019年1〜11月の輸出額は対前年同期比約6・2%減となり、13か月連続で前年同月を下回っており、種々の経済統計でも、昨年の世界経済は緩やかに減速してきていることが示されています。
 この背景には、貿易摩擦にとどまらず技術の覇権争いの様相を呈しつつある米中摩擦や、なお合意なき離脱の可能性を払拭できない英国のEU離脱、昏迷を極める香港の状況等、先行きの見えない不確実性に覆われた世界情勢があります。
 本年を展望してみますと、米中摩擦をはじめとして上で述べましたような種々の問題が、世界経済の成長を阻害するリスク要因として継続することが懸念されます。
 他方、AI、IoTなど情報通信分野をはじめとする急速な技術革新による新たな製品・サービスの創出と普及によって、従来にはない産業フロンティアの拡がりも報告されているところです。また、地球環境保護、人権保護、貧困撲滅等国連のSDGsが広範に提示する社会的価値の実現に向けてより一層の取組みが求められるところです。
 こうした中、当組合として、本年、以下のような取組みにより、機械輸出の拡大を図り、我が国経済・産業の持続的発展に貢献して参りたいと存じます。
 第一は、変化する通商・投資環境への対応です。
 米中摩擦は、貿易不均衡による貿易摩擦にとどまらず、技術開発を含む米中の覇権争いの様相を呈してきています。当組合としては、米中摩擦の影響により、企業のバリューチェーンにどのような影響があるかを検討してまいりましたが、技術覇権争いの影響も含めて議論を深めていかなければなりません。
 また、英国のEU離脱についても、離脱後のEUとのFTAなどをはじめとする枠組み構築の動き、新たに発足した欧州委員会の政策動向を注視し、欧州におけるサプライチェーンや環境・安全基準等諸施策について検討しなければなりません。
 RCEPや日トルコのFTA締結が期待されるところですが、我が国産業界としても、既存のFTAの活用促進に努めるとともに、自由かつ公正な貿易・投資環境の維持、発展に引き続き尽力していくことが重要です。 
 第二は、技術革新の進展とデジタル経済の拡大への対応です。
 現在、情報通信分野をはじめとして様々な分野で技術革新が進展しており、自動車のEV化や自動運転、AIの各分野へのアプリケーションの広がり等、従来の産業業種の枠組みを超えた製品、サービスの開発と普及が報告されています。また、これら従来の概念にない製品・サービスの出現に対応する制度や基準の整備が要請されているところです。
 国境を超えた電子商取引課税問題、まったく新しい技術に対応する知財戦略、デジタル技術と通信を利用した生産システムの構築等々、技術革新とデジタル経済の進展に対し、総合的に検討し、対処していく必要があります。
 第三は、SDGsへの貢献です。
 国連のSDGs(持続可能な開発目標)では、17の目標と169のターゲットを設定し、地球環境の保護、基本的人権の尊重、貧困撲滅などの課題に取り組むこととされています。こうした様々な社会的課題の解決に向けて企業の積極的な参画が求められており、グローバルに事業展開を行っている企業にとっては、これらを企業活動の制約要因としてではなく、世界的課題の解決への貢献を通じた新たなビジネスチャンスと捉え、鋭意取り組んでいく必要があります。
 当組合は、昨年、秋の総会において組合事業の将来の方向性として、従来の事業担当グループの枠組みを越えたグループ横断的な取組みを強化し、多角的な視点から業界としての課題に取り組んでいくことを決議致しました。2020年は、各グループ間のシナジー効果を発揮し、我が国機械輸出業界のさらなる発展と我が国経済のさらなる成長に向けて努力して参りたいと思います。
 組合員の皆様方のご健勝とご発展を祈念して、新年のご挨拶と致します。

創業350周年を超え
新しい時代へ踏み出す
岡谷鋼機
取締役社長 岡谷 篤一

(1月6日の同社年賀式で岡谷社長が述べた「年頭の辞」の要旨)
 昨年の世界経済は、米中貿易摩擦等の影響を受け減速しましたが、新年は新興国・途上国を中心に、世界経済は回復が予想されています。一方で日本経済は、IMFの見通しによりますと減速が見込まれ、難しい年になりそうです。
 このような環境下で、当社グループは中期計画Gih-2020の最終年度を迎えます。当社の伝統である新市場・新商品への挑戦として以下の課題への取り組みを加速し、その達成に全力を尽くします。
 ●世界中でロボット・IoT・AIの普及が進み、生産性や管理レベル向上が図られ、我国においては人手不足対策ともなります。当社グループもこれらへの取組みを更に充実させます。
 ●本格化する5Gや自動車関連のCASE等、スピードある変革に対しても、当社グループの結束とともに、グループ外の幅広い協力も仰いで挑戦します。
 ●海外では引き続き拠点充実を図り機能強化を目指しますが、世界での保護主義台頭の現状を鑑み、各国国内完結型のサプライチェーン構築も目指し、一層の現地化を進めます。
 これらの実行のために、最も大切なのは人財とその成長です。更なる教育の充実と円滑なコミュニケーションにより、明るく自由闊達な組織・企業風土を強固にします。
 当社は、先輩諸氏そして社員皆の努力により信用を1つの柱とし、創業350周年を超え新しい時代に入ります。SDGs・ESGを始めとする社会からの期待や、世界・日本の人口変化等の未来を見据えながら、創業400周年に向け目指すべき企業像に社員皆で想いを馳せます。50年先を想像しながら、その線上にある中長期計画等の課題に向き合うことは、意義のあることです。日本本社では昨年全社員がSDGsの学習を続け、その実行に向けた第一歩を踏み出しました。グループ各社でも同様にSDGsそしてESGを念頭にした企業活動を心掛け、社会的使命を果たしていきたいと考えます。

愛機工組合 支部忘年会
 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)では昨年11月下旬〜12月中旬にかけて各地で支部の忘年会が開かれた。

組合員増強への協力呼びかけ
尾張支部 東天紅KITTE名古屋店にて

 尾張支部(支部長=大崎政雄氏・大崎機工会長)の忘年会は、11月30日午後6時30分より名古屋駅前のJPタワー名古屋3階にある東天紅KITTE名古屋店で開催された。
 司会進行を近藤理事(油傳商店社長)が務め、佐々木理事(太田廣常務取締役)の開会の辞で始まった。
 大崎支部長は挨拶で「私が尾張支部の支部長をさせていただいて6年目になります。最初の総会は、太田廣の佐々木さんにお骨折りをいただいて浜名湖の山水館欣龍で開催しました。その後は、坂倉さんのお骨折りによりエクシブが続き、琵琶湖、鳥羽、浜名湖、琵琶湖と4回続けて行いました。次回の総会にもたくさんの方に出席いただきたいと感じ、皆様の意見も取り入れて決めたい。一泊も良いが日帰りで行ってはどうかという話がありますので、皆様のご意見をお聞かせいただきたいと存じます。もう1つ重要な話として、尾張支部がいま危機的な状況になりつつあります。組合員数(支部員数)が25名以上ですと4名の理事が選出できますが、それを下回ると1名減の3名となります。今現在、支部員の減少が続いています。現在の支部員数は22名で、あと3名増やさないと次の総会をもって尾張支部選出の理事が1名減となることをご報告します」と述べ組合員増強への協力を呼びかけた。
 続いて、山崎愛知県機械工具商業協同組合事務局長が挨拶に立ち、過日行われ盛況裡に終了した展示会『メカトロテックジャパン2019』への支援協力に対してお礼を述べた後、組合の活動等について報告。メカトロテックと同様、同組合が共催団体として携わる2020年7月2日から開催の『ロボットテクノロジージャパン』に対する支援協力も併せてお願いした。
 参加者は近況報告や情報交換に花を咲かせて親睦を深め、服部理事(服部商会社長)の一丁締め、石川石川工具社長の閉会の辞で終了した。
 同支部の令和2年度総会は、2月22日に名古屋市中区の料亭河文での開催が予定されている。

親睦を深めながら情報交換
三河支部 「重の家」でふぐ料理

 三河支部(支部長=三井重信氏・三井機工社長)は、12月13日午後6時より愛知県岡崎市の日本料理「重の家」にて支部忘年会を開いた。
 冒頭、三井支部長が、忘年会の参加と日頃の支部活動への協力に対して御礼を述べた後、「ロボットテクノロジージャパンが、2020年7月にニュースダイジェスト社が主催、愛機工組合が共催という形で、新展示会として常滑市セントレアの中部国際空港島内に設置された愛知県国際展示場(アイチ・スカイ・エキスポ)にて開催されます。また、2020年はJIMTOFが開催(12月に東京ビッグサイトにて)される年なので、今のうちに色々企画を組んで、またあちらで楽しい時間を過ごしましょう」などと新しい年への期待を含め話した。
 続いて、斉藤理事(三豊社長)が「今厳しい状況が続いていますが、本日は楽しく過ごしたいと思います」と述べて乾杯の音頭を取った。
 参加者は和やかに情報交換などをしながら、同店人気の季節限定ふぐ料理(鉄刺、てっちり、ふぐ唐揚げなど)を堪能。三井支部長の中締めで盛会のうちにお開きとなった。

支部行事に多数の参加を
北支部 梅の花・栄店にて

 北支部(支部長=長村康義氏・長村商店社長)は、12月11日午後6時より名古屋市中区の梅の花・栄店にて支部忘年会を開催した。
 服部理事(伊吹産業社長)が司会進行を務めて開会。
 冒頭、挨拶に立った長村支部長は「今年もあっという間に忘年会の時期となりましたが、1年の最後の締めを迎えましたこと、ありがとうございます。北支部としては会員も減ってきまして、なかなか行事を行うことが難しい状況ですが、9月には日帰りバスツアーを実施し、浜松までうなぎを食べに皆さんと行きました。恒例行事である豊川稲荷の初詣を入れて、せめて年に2回の行事をできる限り続けていきたいと思っています。来期に支部の役員が変わられましても宜しくお願いいたします。私もできる限り応援する所存ですので、是非とも北支部の行事に皆さん参加して盛り上げていただきたいと思います」と述べた。同氏の力強い発声で乾杯し、懇親の場となった。
 支部員のIZUSHIが名古屋支店を三河テクニカルセンターと統合し新たに愛知県刈谷市に中部支店を開設するため、北支部から三河支部へ転籍することが報告され、同社の那須支店長から永らくお世話になったことへの感謝が述べられた。
 山崎組合事務局長より組合の概況報告が行われた後、同氏の中締めで終了した。

アジアンナイトマーケットで年忘れ
中南支部 本場のベトナム料理

 中南支部(支部長=鈴木俊雄氏・マルマン商事会長〈当時、現同社顧問〉)の忘年会は、12月12日午後6時30分より名古屋市中区のアジアンナイトマーケットvivilan(ヴィヴィラン)で開催され、支部員とその社員、取引関係者が参加して親睦を深めた。
 冒頭、司会進行を務める山本杉本商事名古屋営業所長が「今年も支部の忘年会の時期がやってまいりました。楽しくできればと思っています」と挨拶。
 続いて、鈴木支部長が「皆さん、1年ご苦労さまでした。元気よく、倒れないように飲みましょう」と述べ、力強く音頭をとって乾杯した。
 同店自慢の本場ベトナム料理を味わいながら和やかに歓談。女性の参加者に鈴木支部長からクリスマスプレゼントが贈られるサプライズもあり、楽しいひと時を過ごした。

組合賀詞交歓会の準備綿密に
熱田支部 グランコート名古屋で

 熱田支部(支部長=滝澤有一氏・松本商店社長)は12月20日午後6時30分より名古屋市中区のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋において忘年会を開催した。
 今回は、同支部が組合新年賀詞交歓会の幹事支部を務めることから、下見と打ち合わせを兼ねて行われた。
 冒頭、滝澤支部長が、日頃の組合並びに支部活動への協力に対して御礼を述べた後、「2020年の愛機工組合新年賀詞交歓会を私ども熱田支部が担当しておりますので、ご協力をお願いいたします」と挨拶。賀詞交歓会のタイムスケジュールや役割分担、テーブルの配置図等について説明した。
 続いて、山崎組合事務局長が当日の流れについて説明。役割を持った支部員の集合は午後4時、受付開始が同5時、会場への入場は同5時30分から、開会は同6時となることなどを確認した。参加者については、12月19日の時点で416名の申し込みがあると報告し「今回も多数の申し込みがあり、会場のキャパシティーのほぼ限界とみられる400名を超えた」と話した。
 忘年会の出席者は、賀詞交歓会に出される料理を試食しながら意見交換を行い、当日に備えた。

TT兄弟が中締め
東支部 高参加率に感謝

 東支部(支部長=野崎憲昭氏・常磐精機社長)は12月10日(火)、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で支部忘年会を開催。支部員のほか12社15名の賛助会員も参加した。司会進行は、時津達也氏(新栄商会社長)が務めた。
 野崎支部長は冒頭「ここ数年、廃業などにより組合員の減少が目立ってきております。そこで少しでも組合員を増やすため、ここにお集まりのメーカーさま、問屋さまにお願いです。商いがあって、しかし愛機工組合に入ってらっしゃらない会社さまに『親睦会の場で多くの会社と交流できるし、メーカーさんも賛助会員として数多く加入しているよ』と、ぜひお声掛けください。一社でも多く組合員が増えることを理事全員願っております。話は変わりますが、東支部では夏のビアパーティーを多くの若い子たちが集まって盛大に開催しています。秋にはゴルフ会を開催しています。忘年会も総会もそうですが、東支部は参加率がものすごく高いです。私も支部長としてとてもうれしく思っております」と挨拶。参加した賛助会員らに向け組合員増強活動の呼びかけを行った。
 その後、林正人氏(広商NEXUS社長)の乾杯の掛け声で忘年会が開宴。余興などで大いに盛り上がり、最後は田中知之氏(ミユキ商會会長)の中締め挨拶と一丁締めで散会となった。

名古屋三大料亭を制覇
南支部 料亭「か茂免」

 南支部(支部長=森庸一氏・森哲社長)は12月13日(金)、名古屋市東区白壁にある料亭「か茂免(かもめ)」で支部忘年会を開催し、支部員ら17名が参加した。司会進行は和久田修志氏(三和商事社長)が務めた。
 森支部長は冒頭「景気のうえで不透明感が続いておりますが、どういう状況だろうとやることは一緒です。そんななか、組合事業で今年一番大きかったMECT(メカトロテックジャパン2019)も9万名を超える来場者が集まり、盛況裡に閉幕しました。来年(2020年)7月初旬には、ロボットテクノロジージャパンが愛知県国際展示場『Aichi Sky Expo』(愛知県常滑市セントレア5丁目)で開催されます。出品申し込みにまだ若干の余裕があるようなので、ロボット関係のお仕事をされている企業さまとお取り引きのある方は、ぜひともお声掛けをお願いいたします。それから、皆さんにご協力いただきたい件がもうひとつ。ここ数年、組合員数が減ってきており、南支部もピーク時から10社近く減っております。理事長を筆頭に我々理事も増強活動に力を入れておりますので、皆さんもご協力お願いします」と挨拶。そのまま乾杯の音頭をとった。
 名古屋三大料亭のひとつ、東区白壁「か茂免」での宴席も終わりを迎え中川雅夫副支部長(ナカガワ社長)の中締めの挨拶でお開きとなった。

ボウリング大会参加呼びかけ
西支部 料亭「賀城園」

 西支部(支部長=内藤和美氏・内藤商事社長)は12月5日(木)、名古屋市熱田区夜寒町にある料亭「賀城園(がじょうえん)」で支部忘年会を開催。支部員ら19名が参加した。司会進行は矢野茂雄氏(滝川物産社長)が務めた。
 内藤支部長は冒頭「皆さん、こんばんは。本日はお寒いなか、お忙しいなか愛機工西支部の忘年会にご参加いただきありがとうございます。また日頃より支部活動ならびに組合活動に積極的にご参加いただきまして、改めて感謝申し上げます。今年はMECT開催の年でした。前回展より来場者数は少なかったものの9万名を超えました。これも皆さんのご尽力のおかげと思っております。誠にありがとうございました」と挨拶。そのまま乾杯の音頭をとった。
 宴もたけなわとなったところで服部将康氏(服部社長)が中締めの挨拶へ。「皆さまお疲れさまです。2年に1度の、素晴らしいお店での忘年会ということで、体調をしっかり整えて参上しました(笑)。非常に美味しいごはんとお酒で、楽しい時間を過ごすことができました。2020年2月には、私が幹事となってボウリング大会を開催させていただきます。楽しい大会となるよう尽力させていただきますので、ぜひご参加いただければと思います」と支部ボウリング大会への参加を呼びかけ、最後は一丁締めでお開きとなった。

部員ら36名が集い
一年の労をねぎらいあった
愛機工青年部 役員会&忘年会開催

 愛知県機械工具商業協同組合(水谷隆彦理事長・ミズタニ機販社長)の青年部(滝澤有一部長・松本商店社長)は2019年12月4日(水)、名古屋市中区の大庄水産錦店で役員会ならびに忘年会を開催。午後7時から始まった忘年会には青年部員ら36名が参加した。
 忘年会前に開催された役員会では、以下の議題についての報告ならびに審議が行われた。
 【議題1/組合野球大会について】役員会当日現在5試合を残すのみとなり、決勝戦は2020年3月に開催されることとなった。その決勝戦には運営サポートとして青年部員も参加するよう呼びかけられた。
 【議題2/忘年会(当日)について】本役員会終了後の19時より開催される青年部忘年会には部員ら36名が参加。この場で、2019年に結婚や出産など慶事を迎えた青年部員へお祝金を授与することが確認された。
 【議題3/レクリエーションバスツアーについて】2019年10月5日(土)に開催された「宝塚歌劇団&カップヌードルミュージアム観光ツアー」の参加者アンケートがまとめられ発表された。@バスのなかは、いかがでしたか?▽ビンゴゲームが盛り上がって良かったと思います。PAやSAの滞在時間をもう少し長くしてほしい。など。A宝塚歌劇団は、いかがでしたか?▽非常に良かった。お土産を買う時間が短い。など。Bカップヌードルミュージアムは、いかがでしたか?▽行ったことのない施設だったので良かった。C今後行きたい場所、やってみたいことは?▽黒部ダム、松茸狩り、ぶどう狩り、登山、鵜飼、上高地、信州、USJ、シルクドソレイユ、歌舞伎、落語、お伊勢参り、相撲、富士急ハイランド、など。D企画全体の感想は?▽とても楽しかった。また次回も参加したい。などといった意見が寄せられたようだ。
 【議題4/講演会について】2019年11月20日(水)に名古屋市中村区のAP名古屋名駅で開催された講演会について報告があった。「ゆとり世代社員の教育」と「ビジネス心理」をテーマに、青年部員ら24名が参加。参加者からは一様に「かなり良かった」との声が上がっていたようだ。
 【議題5/その他】@他産業視察について▽2020年2月29日(土)の開催が決定。視察先は愛知県西尾市の抹茶ミュージアム西条園「和く和く」など。A同2月7日(金)に三重県四日市市で開催される「全機工連(全日本機械工具商連合会)若手交流会」への参加の呼びかけ。

 役員会終了後には、青年部員ら36名が参加し忘年会が開催された。滝澤部長は「私は2020年で青年部在籍30年となります。ここに居る20代の方たちが生まれる前から青年部に入っています。先日開催した講演会の講師がゆとり世代の教育について話をしていたのですが、正直言って、私はゆとり世代がいつからいつまでなのか全然分かっていません。だから私はゆとり世代と呼ばれる方たちと他の世代の方たちを区別して話したことなど一度もありません。恐らくですけど、ゆとり世代って呼ばれ方は本人たちからしたら決して気持ちいいものではないと思います。ただ、先日の講演会で講師がおっしゃっていましたが、その世代の方たちはバブル世代の我々を“意味不明”と思っているそうです。そこはちょっと残念に思いました(笑)。この青年部は年齢の幅もありますが、今日は今年一年を反省しながらも楽しい時間にしましょう。キャンプやバスツアー、講演会と順調に開催してきておりますし、今後、他産業視察なども控えておりますが、来年も楽しい青年部にしていきたいと思います。今年一年お疲れさまでした」と挨拶。乾杯の音頭をとった。
 宴もたけなわとなったところで、服部嘉高副部長(服部商会社長)が中締めの挨拶へ。全機工連若手交流会への参加の呼びかけで結び、一丁締めで散会となった。

2019年の厄落としと景気回復願い
名機工同友会 忘年例会開催

 名機工同友会(吉野栄一会長・吉野機械工具社長)は2019年12月12日(木)、名古屋市中区栄の居酒屋「貴楽家 悠(キラクヤ ユウ)」で12月例会(忘年例会)を開催。会員ら19名が参加した。司会進行は、三木喜昌氏(三起工機社長)が務めた。
 まず初めに野崎憲昭総務幹事(常磐精機社長)から、2020年3月下旬に開催予定のベトナム視察旅行ほか、今後の事業予定などが報告された。
 続いて吉野会長が「皆さまにとって今年(2019年)はどんな一年でしたか? 私の今年一年を漢字で表すと“病”です。ケガや病気に悩まされた一年でした。健康第一、これが一番大事だと改めて気づかされました」と挨拶。そのまま乾杯の音頭をとり、忘年会が開宴した。
 お店自慢の鍋料理や美味しいお酒を存分に堪能し、宴もたけなわとなったところで、和久田修志副会長(三和商事社長)が「昔から“病は気から”ということわざがあります。皆さんも、気持ちだけはしっかりと持って、そして2020年も笑顔で過ごしていただければ、不景気感も少しは和らぐのではないでしょうか? 来年も改めてよろしくお願いいたします」と中締めの挨拶を結んだ。最後は一丁締めで散会となった。

3月19、20日にポートメッセなごやで
2020中部機械加工システム展
ジーネット名古屋支社 出品社向け説明会と決起大会

 ジーネット名古屋支社(取締役支社長=松吉正訓氏、所在地=名古屋市中区)管轄の有力販売店が主催する「2020中部機械加工システム展」が3月19日(木)・20日(金)の2日間、ポートメッセなごや第3展示館にて開催される。これに先立ち、出品メーカー向け説明会と決起大会が昨年11月27日午後4時30分より名古屋市熱田区のサイプレスガーデンホテルで開かれ、出席した出品メーカーと事務局のジーネットが展示会の成功に向けて結束を固めた。
 中部機械加工システム展は、機械加工に的を絞った展示会で、7年連続の開催となる。今回は「現場の悩み、かんたん解決します」をテーマに、最新鋭の工作機械をはじめ、切削工具、ツーリング、治具、産業用ロボット、測定、環境等の周辺機器を展示する。また会場では、生産性の向上、コストダウンにつながる各種問題解決型の提案も多数用意する。
 説明会では事務局を代表して松吉ジーネット名古屋支社長が「機械加工システム展ということで、工作機械を中心とした商材のメーカー様に出品していただき展示会をする運びです。現時点で175メーカー様。商品の展示にプラスして、展示会開会までの約4か月間皆様と一緒にPRする時間が取れている。市場が厳しい中でも、そういった場があるのは幸せなことだと思っています。展示会まで皆様と共に足を運んでいけたらと思っていますので、ご支援ご協力をお願いします」と挨拶。
 展示会のPR動画を見た後、枅川修ジーネット三河営業所長が同展の概要・テーマをはじめ、来場システム、バーチャル展示会、セミナー、出展要領などを説明した。
 続いて、会場を移して決起大会を兼ねた懇親会が開かれ、冒頭、浅井章帝国チャック部長が挨拶で「我々のお客様であるトヨタ自動車さんは、自動車業界100年に一度の大変革期ということで、合併やM&A、子会社化と非常に目まぐるしく進んでいます。トヨタ系だけではありません。そんな中で情報をいち早く手に入れ我々メーカーが少しでも変わっていかないと、この波に乗り遅れるのではと最近思っています。お客様の潜在需要を我々メーカーが掘り起こして顕在化し、売り上げに貢献する。少し状況の悪い中、営業マンが前を向かないといけないということだと思います。今回の展示会が我々メーカー、ジーネット様にとって成功となりますよう祈念します」と述べて乾杯の音頭を取った。
 情報交換などをして交流を深め、各部署決意表明、窪田健一DMG森精機セールスアンドサービス執行役員部長の中締めで終了した。
 【2020中部機械加工システム展 開催概要】
●テーマ=「現場の悩み、かんたん解決します」
●会期=2020年3月19日(木)午前10時〜午後5時、20日(金)午前9時30分〜午後4時
●会場=ポートメッセなごや第3展示館
●主催=ジーネット名古屋支社管轄の有力販売店
●事務局=ジーネット名古屋機械課、名古屋営業所、三河営業所、一宮営業所、三重営業所、静岡営業所、浜松営業所、および名古屋支社
●展示規模=会場床面積1万125u
●展示小間数=約200小間(予定)
●出品予定メーカー数=200社
●キャンペーン期間=2020年1月1日〜3月31日
●目標来場者数=4000名
ジーネット2020年
3月期第2四半期決算
営業利益 前 年同期比 34%増

 ジーネット(社長=古里龍平氏、本社=大阪市中央区)は、11月19日午前11時より本社ビル会議室にて、ジーネット及びフルサトグループの2020年3月期第2四半期決算に関する記者発表を行い、古里社長が概要を報告した。
 ジーネット単体では、設備投資の減少などにより売上高が315億6300万円(前年同期比2・5%減)となったが、販管費における貸倒引当金繰入額の減少などで営業利益は7億2600万円(同34・0%増)、経常利益は8億2500万円(同29・4%増)、純利益は5億4300万円(同31・9%増)となった。
 フルサトグループ全体では、売上高532億6000万円(前年同期比3・7%増)、営業利益21億9400万円(同30・8%増)、経常利益23億8300万円(同26・7%増)、純利益15億5900万円(同26・2%増)の増収増益。
 連結売上高は、今期から連結対象にしたセキュリティデザイン(セキュリティ関連の会社)の売上と、建築資材の販売増によって増加。工業機器(ジーネット機工部門)は前年同期比3・8%減、工作機械(同機械部門)は前期までの受注残によって売上が増加し同6・9%増、FAシステム(同FAシステム部門)は同34・4%減だった。
 通期の連結業績予想については、上期実績を踏まえた上で機械投資の減速、消費増税の影響等を考慮し、2019年5月に発表した予想(売上高1080億円、営業利益40億円、経常利益44憶円、純利益29億5000万円)を据え置くとした。
 同社の営業施策について、大谷秀典常務取締役営業本部長が説明。機械加工システム展はじめ各種展示会の報告、今年度の機械加工システム展のPRビデオの紹介が行われた。
 また、困り事の解決方法を掲載し好評の「かんたん解決カタログ」については、スマホ等のモバイルでも見られるように制作したものを紹介。今後さらに多くのコンテンツを作成して販売店やユーザーの営業支援に活用したい考えを示した。同社のオリジナル商品「ギガセレクション」も認知度が高まってきており、さらに商品開発を進めてユーザーニーズに応えていく。さらにロボットシステムについては、ベトナムの技術集団と提携し、システムの開発を迅速に行っていく。社内の営業スキルも高めながら進めていきたいと話した。

組合員の従業員ら167名が参加
優勝は良さん、犬飼さん
愛鋲協 第37回ボウリング大会開催

 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田守彦氏・藤田螺子工業副会長)は12月15日、名古屋市千種区の星ケ丘ボウルで総勢167名が参加して恒例のボウリング大会を開催した。年々増加する参加者に対応するため、今年から1レーン4名、2ゲーム制で行われ、組合員の従業員や家族らが親睦を深めた。
 大会当日、参加者は午前9時30分より順次受付を済ませ、同10時、藤田理事長の始球式でゲームスタート。約1時間にわたって日頃の腕前を競い合い、男子の部は良東瀬戸さん(中部製作所)がトータル437ピンで優勝、女子の部では犬飼美加さん(金城螺子製作所)が303ピンで優勝した。
 ゲーム終了後はパーティールームで、大野正博副理事長(中部製作所社長)の司会進行のもと表彰式を兼ねた懇親会が行われた。
 「ねじの日」のロゴマークが入ったマグカップ12個を景品に藤田理事長とのジャンケン大会を楽しんだ後、藤田理事長が「5月から新しい年度が始まりますが、春か夏にボウリングとは別の企画、セントレアの見学を考えています。空港施設の他、滑走路に出て近くで飛行機の離着陸を見るツアーがあるそうなので、それを実施したいと思っています。ご参加いただければと存じます」と挨拶。
 ボウリング大会担当の鈴木憲一理事(エフシーテック社長)は「今年度もたくさんの皆さんにご参加いただき誠にありがとうございます。今回、従来の3ゲームから1ゲーム減らし、2ゲームとしました。また、お子様の弁当にキッズプレートを用意しました。いかがでしたでしょうか。後ほどご意見をお聞かせいただければ幸いです。皆さんに参加してもらえるよう色々変えていきたいと思っていますので、今後も宜しくお願いします」と挨拶した。
 表彰式に移り、各賞受賞者に賞品が贈られた。加えて、藤田理事長から理事長賞とサプライズプレゼントが寄贈され、会場は一層盛り上がりを見せた。
 上位入賞者は次の皆さん(敬称略)。
 【男子の部】
▽優勝=良東瀬戸(中部製作所)437ピン
▽準優勝=川口想真(藤田螺子工業)377ピン
▽第3位=沖貴裕(八幡ねじ)355ピン
 【女子の部】
▽優勝=犬飼美加(金城螺子製作所)303ピン
▽準優勝=杉本春菜(八幡ねじ)302ピン
▽第3位=吉田一代(藤田螺子工業)394ピン※吉田さんは昨年優勝のため規定により3位となった。

過去最高の115名が参加
1年間の支援に感謝
服部商会 仕入先を招いて忘年会

 機械・工具の総合商社服部商会(社長=服部嘉高氏、本社=愛知県津島市)は、11月15日午後6時30分より名古屋駅前のJRゲートタワー13階にあるジョニーズブラッセリーにて、恒例の忘年会を開催した。同社の仕入先ら115名が参加し、1年を振り返りながら和やかに親睦を深めた。
 司会進行をヒューター嘉緒里総務部長が務め、はじめに服部商会社員のプロフィールなどを紹介するスライドショーを観賞した。
 挨拶に臨んだ服部社長は、仕入先各社の日頃の支援に対して感謝の意を示した後、「服部商会の令和元年、おそらく中部の中では一番最初の忘年会に、ご出席いただきまして誠にありがとうございます。今までで一番たくさんのご参加をいただいていると思います。景況感は目まぐるしく変わっていますが、決して悪いことばかりではなく、来年(2020年)は東京でのオリンピック、そして2027年には名古屋の地にリニア新幹線が開業します。当社の1年を振り返ってみると、まずはじめに、ヒューターが中心となって進めている働き方改革の一連ですが、健康経営ということで愛知県から銀賞、津島市から最優秀賞をいただき表彰されました。また最近、倉庫の中を広く見渡せるようにし、動線を見直して無駄な動きをなくし効率よく出荷できるよう改善しました。さらに社員には、現在進行形でまだ途中経過ですが、とある先生をお呼びして『記憶力術』と題して講義をしてもらっています。要は、プラス思考でいきましょう。マイナスのイメージを掲げない。自分の言った言葉は必ず自分のところに帰ってくる。悪い言葉を出すと自分のところに帰ってくる、といったことを学んでいます。これによってすごく社内の雰囲気も変わってきました。それ以外ではペーパーレス化に取り組み、今まで紙で扱っていたものをペーパーレスにしました。同業者からはペーパーレスでよくできましたねと言われ、服部商会の社員は非常に真面目で協力的なので私どもではスムーズにできましたよと話していますが、頑張ってくれている社員の方たちは大変な思いをしているのではないかと思っています。しかし、この先を見ればそれも必要なことではないかと思っています。服部商会はこれからも皆様の期待に沿えるよう努力をし、また新たに4人の新入社員も入りさらなる飛躍をする。そして真心経営を目指す。これで100年企業になる。これを今日ご列席の皆様方に支えていただけたら、これ以上のものはないと思っています」と述べた。
 メーカーを代表して菅晴稔三菱マテリアル加工事業カンパニー東海ブロック長が「2019年を振り返ると、色々なことがありました。1つは、平成から令和に変わりました。これが一番大きなニュースかなと思います。東海地区で言うと、やはりトヨタ様のお膝元ということで、100年に一度の変革。それに伴い経営統合が進んでおり、先日、アイシン精機がアイシンAWと経営統合すると発表しました。また、ホンダ関連の部品メーカー3社と日立関連の部品メーカー1社合計4社が経営統合するということで、今後ますますこのようなことが加速していくのかと感じています。個人的にニュースで気になったのが量子コンピュータ。10月に新聞に掲載されていたのですが、グーグルの量子コンピュータが量子超越を達成したということで、スーパーコンピュータで1万年かかる計算が3分20秒でできるという。それが本当ならば、世の中がガラッと変わってしまうと思っています。その辺がワクワクしているのと、今後どのようになっていくか、これについていかないとダメだと感じている次第です。そのようなことを皆様と分かち合いながら楽しい時間を過ごしていきたいと存じます」と挨拶。
 続いて商社を代表して吉村泰典山善上級執行役員名古屋支社長が「服部商会様の素晴らしいところは、基本を大切にするところだと思います。今このような不確実で先が見えない時代に一番大切なのは、この基本だと思います。掃除や挨拶、訪問ということは、社長、会長をはじめ、大変厳しくどこよりもされていると思います。間違いなく来年(2020年)に向けて実るのではないかと、我々も勉強させていただいています。私も6年前から服部商会様の忘年会に参加させていただいておりますが、毎年スケールアップしています。この1、2年を通じて一番会社が変わっているのが服部商会様だと思います。ますます働きやすい会社、100年企業を目指して頑張っていただきたいと存じます」と述べて乾杯の音頭を取った。
 懇親の場となり、和やかに歓談する中、ゲームや抽選会も行われ、参加者は楽しいひと時を過ごした。
 最後に服部峰久専務が御礼の挨拶で「皆様のおかげで、このような会ができました。感謝申し上げます。皆様のご協力によって服部商会も成り立つと思っておりますので、今年同様来年も宜しくお願いいたします」と述べて、一丁締めで終了した。

仕入先との交流深めワンチームに
業績好調の2019年を締めくくる
ミユキ商會 忘年会で楽しいひととき

 機械工具商社のミユキ商會(社長=田中秀典氏、本社=名古屋市昭和区)は、12月20日午後7時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦で、仕入先メーカーらを招いて恒例の忘年会を開催した。
 はじめに田中社長が「皆様、2019年はどのような年であったでしょうか。私自身は目標を見つけスタートを切れた年でしたので良い年だったと思っています。ただ心配なのは、この景況です。昨年(2018年)この会で『2019年の後半あたりから、景気が落ち込むと予想している』と言っています。本当は当たってほしくはなかったのですが当たってしまい、皆様の会社もご苦労されているのではないかと思います。そのような中で10月末に決算を迎え、前期と比べ微増という結果になりました。この景況の中で売上を維持できたことを非常に嬉しく思い、ひとまずホッとしていると同時に、例年以上に不安な気持ちが湧いているということもあります。今日は楽しい忘年会ですので、不安な気持ちを忘れ、皆様と共に楽しい時間を過ごしたいと思っています。皆様にも是非そう過ごしていただければと思っています。最近では忘年会スルーという言葉が話題となっています。今日来ていただいている皆様には、来年(2020年)以降も是非ご参加していただきたいと思っておりますので、今後とも宜しくお願いいたします」と挨拶。
 続いて田中会長が「本日は皆様方、和気あいあいと情報交換を密にしていただき、来年も皆様と楽しく会えるように頑張っていただきたいと思います。若い方々とこうしてお付き合いすることが大好きです。色々な新しいことを私は教えていただいており、非常にありがたく思っています」などと挨拶し、同氏の力強い音頭で乾杯した。
 参加者同士和やかに歓談する中、恒例となったマジックショーなどで宴は大いに盛り上がりを見せた。
 最後に田中専務が御礼の挨拶で「2020年はオリンピックイヤーです。必ず元気な年になると私は信じています。多方面に大きな刺激を与えてくれると思います。ミユキ商會自体も、お見えになりますメーカーさん、問屋さん、そして我々と三位一体でスクラムを組みながら、ワンチームでトライをしていこうと考えています。是非とも皆様方のお力添えを宜しくお願いいたします」と述べ、三本締めで散会となった。

新社長に橋爪庄二氏
マルマン商事 鈴木会長は顧問に

 機械工具の専門商社、マルマン商事(本社=名古屋市中区)では昨年開催された取締役会にて代表取締役社長に橋爪庄二氏が選任され、1月1日付で就任した。
 代表取締役会長の鈴木俊雄氏は退任し、顧問に就いた。
 新役員は次の通り(敬称略)。
▽代表取締役社長=橋爪庄二(新任)
▽取締役執行役員統括部長=杉浦直
▽取締役執行役員機械部部長=掛江裕史
▽取締役監査=鈴木優子

新社長に衣斐 剛氏
丸一切削工具 誠氏は代表権のある会長に

 切削工具の専門商社でオリジナルブランドTHECUTを展開する丸一切削工具(本社=東大阪市本庄西)では1月、衣斐誠社長が代表権のある会長に就任し、後任の社長に衣斐剛氏が就任した。
 新役員は次の通り(敬称略)。
▽代表取締役会長=衣斐誠
▽代表取締役社長=衣斐剛
▽専務取締役=湯浅博喜
▽常務取締役=船山典靖(新任)
▽取締役顧問=衣斐訓
▽取締役=衣斐正道
▽監査役(非常勤)=衣斐京子(新任)

7月開催のロボットテクノロジージャパン
愛機工 第4回実行委員会を開催
全体目標の800小間に近づく

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、ニュースダイジェスト社が主催、同組合が共催して今年7月に開催する、産業用ロボットと自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン)」の第4回実行委員会(実行委員長=森田乾嗣副理事長・モリタ社長)を、12月23日午後5時より名古屋駅前の安保ホールにおいて開いた。
 出展者勧誘折衝状況、申し込み受付状況が報告され、出展申し込みは全体で見込みを含めて774小間、組合確定分は113小間となり、目標の800小間まであと一歩に迫ったことが分かった。
 冒頭、水谷理事長が「2020年1月末が募集締切です。今まで勧誘をしていただいた所の最終の追い込みの確認を取りたいということで、本日の開催となりました。先週、東京では国際ロボット展(会期2019年12月18〜21日)が開催され、4日間で14万人を集めたそうです。ロボットに対する今後の進展が大変注目されていると感じています。この勢いで、私どもの企画しているロボットテクノロジージャパンも産業用ロボットに特化した展示会として、7月開催に向けて皆様のご協力とご鞭撻をお願いしたいと思います。募集締切に向け、全体目標の800小間に到達しそうなところと聞いています。本日確認の上、また皆様の勧誘へのご協力をお願いしたいと思います」と挨拶。
 平野清嗣ニュースダイジェスト社情報企画部長は、出展申し込み状況について「現在、見込みも入れた合計値が774小間という数字を掲げています。かための数字で算出していますので、目標の800小間もかなり近づいてきたという手応えを感じています」と話し、勧誘状況と先日行われた国際ロボット展の概況について報告。最後に「中部に自動化のインフラをなんとしても根付かせたいと思っていますので、ご協力をお願いします」と力を込めて語った。
 続いて森田実行委員長の議事進行の下、各実行委員の出展勧誘先との折衝状況などが報告され、組合の募集状況を確認。森田実行委員長は「もうひと押しというところです。ぜひ皆様のお力をお借りしたいと重ねてお願いします」と締めくくった。
 この後、1月22日に安保ホールで開催された第5回実行委員会では、出展を検討中の勧誘先の最終的な意向確認、想定小間数の報告などが行われた。
 ロボットテクノロジージャパンは、2020年7月2日(木)〜4日(土)の3日間、愛知県常滑市の中部国際空港島内にある愛知県国際展示場(アイチ・スカイ・エキスポ)にて初開催される。出展者はロボットメーカー、周辺機器メーカー、ロボットシステムインテグレーター(SIer)、商社などを対象とし、200社・800小間の開催規模をめざす。生産現場や物流拠点でロボット導入を考えるユーザー(自動車などの製造業、物流、食品・医療品・化粧品産業)など3万人の来場を目標としている。

最新の機器・工具類を展示紹介
MECT2019フォロー展』盛況
三井機工 併催の技術セミナーも好評

 工作機械・精密切削工具・精密測定装置等の総合商社、三井機工(社長=三井重信氏、本社=愛知県岡崎市)は11月22、23日の両日、岡崎市竜美丘会館にて「MECT(メカトロテックジャパン)2019フォロー展」を開催した。2日間でユーザーなど約300人が来場し、会場は賑わいを見せた。
 同社はMECTとJIMTOF(日本国際工作機械見本市)の閉幕後、展示会に出品された各分野の代表的なメーカーの最新商品を展示紹介する「フォロー展」を毎年開催しており、最新情報をいち早く収集できる場としてユーザーに好評である。
 今回は、2019年国内最大の工作機械見本市として10月に名古屋で開催され9万人以上が来場したMECT2019のフォロー展で、メーカー50社が出展し、高能率・高品位加工を提案した。
 会場には三井機工のスタッフがセレクトした、MECT2019で注目を集めた新商品や同社のユーザーにマッチした最新の機器・工具などが幅広く展示され、来場者は商品を間近に見ながらじっくりと担当者の説明に耳を傾けていた。
 特設コーナーでは、BCP対策用通信システム、ひずみセンサー、自衛機能付き消防ノズルなどBCP関連商品や、3DVR、3Dプリンターなどの新規分野の商品が紹介された。
 また、会期中に行われた出展メーカー(京セラ、MEKASYS、マイコール)による技術セミナーも好評を博した。