今月のニュース
2020年7月5日(日)12日(日)・2747号2748号
三密を避けながら情報交換は密に
水谷理事長はじめ三役留任
愛機工 令和2年度6月理事会開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、6月9日午後1時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて、令和2年度6月理事会を開いた。理事17名、監事1名が出席した。今年度第1回目の理事会となり、三役の選任ならびに役員組織の編成などを審議。水谷理事長、高田研至副理事長(井高社長)、森田乾嗣副理事長(モリタ社長)、梅村龍盛会計理事(梅村本店社長)の留任を決めた他、常任理事の役割や各理事の所属部会などを決定した。
 冒頭、水谷理事長が挨拶で、5月26日の通常総会にて各支部から選出された理事候補者が選考委員による選考を経て理事に就任したことなどを報告し、続いて議事に入った。
 新理事の紹介で、藤原昌信氏(山一工具社長/東支部)、橋爪庄二氏(マルマン商事社長/中南支部)、野田典嗣氏(ノダキ社長/北支部)が紹介され、出席した橋爪、野田両氏より挨拶があった。
 会員の状況報告として、組合員3社と賛助会員1社の脱退が事務局より報告された。組合員…@本間商会(北支部)都合により脱退A森竹(南支部)事業清算B渡邊商店(熱田支部)都合により脱退。賛助会員…中部高圧ホース、都合により脱退。
 令和2年度通常総会の報告が、事務局より行われた。主な内容は、通常総会を5月26日午後3時より東京第一ホテル錦にて開催。新型コロナウイルス感染防止の緊急事態措置が継続される下で開催されることになり、感染拡大防止のため一部議案について書面にて議決権を行使した。ただし役員改選については、総会の開催が必須となるため、少数の参加者で第4号議案を採決した。総会の出席者数および出席方法は、会員232名中、書面による出席が174名(第1号議案〜3号議案承認)、当日出席(本人)11名、合計185名で総会の成立が報告された。議案審議では、服部健理事(伊吹産業社長)が議長に就いて第1号議案〜3号議案を原案通り承認。第4号議案の役員改選では、中川雅夫理事(ナカガワ社長)を選考委員長に、長村康義理事(長村商店社長)、矢野茂雄理事(滝川物産社長)を選考委員に指名して各支部から推薦された理事候補者を審議し承認した後、議場に諮り理事候補者全員を原案通り承認した。通常は当日、第1回の理事会を開催して理事長を選出するが、理事会の承認は過半数の出席が必要なため、今理事会で改めて採択する。
 三役選任について、総会当日の審議にて三役留任で意見が一致しており、今理事会で水谷理事長をはじめとする三役の留任を正式決定した。
 2期目の就任にあたり水谷理事長が「只今、承認をいただきました。あと1期2年、皆様には宜しくご協力のほどをお願いします。ここ3か月少し、新型コロナウイルスの禍が大変なことになっています。愛知県では落ち着いている感じですが、全国的、いや世界的に見ると、まだまだこれから。東京オリンピックがどうなるかという話もありますし、今は、第2波がいつ来るかが大勢の皆様の気になるところではないかと思います。組合としては、7月の『ロボットテクノロジージャパン』が開催中止となってしまいました。12月のJIMTOF(日本国際工作機械見本市)も中止になりました。新しい時代に世の中がなり、今後、三密を避けながらも、皆様との情報交換はいかに密にしていくかというところを掲げて、常に新しい情報を発信していく組合にしたいと思います」と挨拶した。
 令和2〜3年度役員組織について、水谷理事長が説明。編成において常任理事の総務部長に志知享理事(志知社長)が復帰、福利厚生部では部長に野崎憲昭理事(常磐精機社長)が就任する。新理事の藤原氏は福利厚生部、橋爪氏は青年部、野田氏は経営対策部にそれぞれ配属される。その他、副部長および部会所属理事なども記した役員組織図が示され、承認された。
 理事定数に関わる規約改正については、近年、組合員の減少が顕著になっているのに伴い、支部員数も減少し理事定数も現状を維持できない状況にあることを踏まえ、水谷理事長より、理事数を維持するとともに支部の活性化を図るため、理事定数の規約改正を検討する理事定数(案)が示された。同組合では以前(4年ほど前)、支部員数の減少から支部編成の見直し(統合)を議論したが、支部員の長い交流での思い入れが強く断念した経緯がある。改正案は令和3年度総会に上程し、承認された後、令和4年度役員改選期に合わせ施行する。
 新型コロナウイルス感染症対策について、水谷理事長より、組合事業開催に関わる指針が示され、協力が求められた。また、オンラインセミナーの取り組みについても話された。
 組合員を対象にした、コロナ危機に伴う緊急アンケートおよび景況調査の集計結果が、林正人経営対策部長(広商NEXUS会長)より報告された。
 今後の組合行事について、前期は白紙の状況、後期は今後の状況を見て判断することとした。
 《当面の行事予定(未定含む)》@SEスクール〈10月1〜3日〉AMECT実行委員会〈10月〜〉B第79回野球大会(前回大会の残り試合)Cバスツアー(青年部)D他産業視察(青年部)。ただし、ウイルス感染状況により開催を判断する。
 《中止事業》@新入社員研修A支部総会B野球大会Cキャンプの集いD今年度前期のセミナーEゴルフ大会。
 その他、〈訃報〉三起工機(東支部)三木喜昌社長の尊父、喜久郎会長が5月3日永眠された。享年75歳。葬儀は新型ウイルス感染を考慮し家族葬にて執り行われた。
 支部補助金は、6月末日までに支給予定。
 8月理事会は、8月4日に東京第一ホテル錦で開催する。午後4時30分開始。
 【令和2〜3年度 三役および常任理事】※敬称略
〇理事長=水谷隆彦(ミズタニ機販)
〇副理事長〈MECT実行委員長〉=高田研至(井高)
〇副理事長〈ロボット展実行委員長〉=森田乾嗣(モリタ)
〇会計理事=梅村龍盛(梅村本店)
〇常任理事〈総務部長〉=志知亨(志知)
〇常任理事〈経営対策部長〉=林正人(広商NEXUS)
〇常任理事〈情報部長〉=中川雅夫(ナカガワ)
〇常任理事〈事業部長〉=伊藤正人(伊藤信産業)
〇常任理事〈福利厚生部長〉=野崎憲昭(常磐精機)
〇常任理事〈青年部長〉=滝澤有一(松本商店)
 【支部長】※敬称略
〇東支部=野崎憲昭(常磐精機)
〇南支部=森庸一(森哲)
〇西支部=内藤和美(内藤商事)
〇北支部=熊田誠司(久満田商会)
〇中南支部=志知亨(志知)
〇中北支部=大矢顕(大矢伝動精機)
〇熱田支部=滝澤有一(松本商店)
〇三河支部=三井重信(三井機工)
〇尾張支部=大崎政雄(大崎機工)

岡本達明氏(岡新社長)が新理事に就任
令和2年度通常総会を開催
愛知県金物商工協組 役立つ組合めざし地道に活動

 愛知県金物商工協同組合(理事長=印藤武司氏・印藤産業社長)は、5月28日午後5時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて令和2年度通常総会を開催し、令和元年度事業報告などを含む全議案を原案通り承認した。欠員に伴う役員補充の件では、岡本達明氏(岡新社長)を新理事として承認した。
 司会を務める伊藤事務局長から資格審査発表(組合員総数31社中24社出席、委任状含む)があった後、岸邦治郎副理事長(岸保産業会長)が総会の開会を告げた。冒頭、昨年逝去された組合員の岡本忠史理事(前理事長、岡新会長)と大島祥行氏(大島会長)に対し黙祷を捧げた。
 印藤理事長が挨拶に立ち「新型コロナウイルス感染防止との兼ね合いで、今総会を開催しようか迷ったわけですが、後ほど議案の中に出てくる第4号議案で、岡本忠史理事が昨年亡くなられたことを受け、役員補充の件を審議していただくことになっており、人事が絡むため書面総会ではいけないということで、開催のご案内をさせていただきました。感染拡大を防ぐために懇親会もなく、異例の簡素な会ではありますが、しっかり審議していきたいと存じます。今回、緊急事態宣言は解除となりましたが、油断はできませんし、色んな意味でリーマンショック以上の景気への影響が言われています。ソーシャルディスタンス、三密で象徴されるように、ある程度距離を置くなど営業のやり方も変わってきています。メーカーでも、在宅を基本の働き方にしようというところが出てきています。マスクは間に合ってきましたが、ワクチンや治療薬が開発されない限り、当面不安の中で皆さん生活し、仕事もしなければなりません。我々は世間の景気が良い時でもパッとしない業界ではありますが、色々考え方を変えて、コロナと共生をしていかなければならない時代に入ったわけであり、ますます厳しい状況になってまいります。そんな中で組合として、何か組合員の皆様に対しお力になれることがあるかと、皆様と知恵を出し合い頑張っていきたいと思います」と述べた。
 印藤理事長を議長に選出して議案審議を行い、第1号議案=令和元年度事業報告書、財産目録、貸借対照表、損益計算書及び損失処理(案)承認の件、第2号議案=令和2年度事業計画書(案)及び収支予算(案)承認の件、第3号議案=令和2年度経費の賦課徴収方法(案)承認の件を原案通り承認した。
 第4号議案=役員補充の件では、欠員を補うため、岡本達明氏(岡新社長)の理事就任(新任)を承認した。
 第5号議案=その他の件で、印藤理事長が、新型コロナウイルス対策のアンケート調査を急遽実施し集計結果を報告するとした他、政府はじめ各公共機関が実施している各種施策を活用することも勧めた。また、組合行事については、充分に注意しながら実施できるものは実施していきたいと話した。
 以上で議事を終え、服部晃副理事長(美和興業社長)の閉会の辞で総会を終了した。

感染予防のため規模を縮小し開催
事業計画など全議案を承認
愛鋲協 第47期通常総会を開く

 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田守彦氏・藤田螺子工業副会長)は、5月22日午後6時より名古屋市中村区の安保ホールにて「第47期(令和2年度)通常総会」を開催した。
 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、今回の総会は組合員に対し委任状による出席を要請し、通常より可能な限り規模を縮小して行われた。役員12名が出席。総会後の懇親会も中止とした。
 会場は長机に一人掛け、前後の間隔も大きく取るなど、ソーシャルディスタンシングに配慮がなされた。
 総会は定刻に始まり、司会の松原徳幸理事(千代松螺子社長)が資格審査発表にて、組合員総数36名、出席12名、委任状11名、合計23名で総会が成立すると宣言した。
 藤田理事長が「本日は新型コロナウイルスの感染予防の関係上、異例な状態での開催となりました。組合法に基づき総会を開催しなければならないので、理事・役員の方のみで開催をします。組合員の方々にはご理解をいただくため、総会資料の発送とほぼ同時期に、直接電話で話をしてご了解を得ています。無事に進行できますよう、ご協力をお願いします」と挨拶。
 議長に藤田理事長を選出して議事に入り、第1号議案=令和元年度事業報告ならびに収支決算報告承認の件、第2号議案=令和2年度事業計画案ならびに収支予算案承認の件、第3号議案=組合規約に関する件を審議、すべての議案を原案通り承認した。
 今年度事業は、例年のボウリング大会、新年会、研修会に加え、20年近く休眠している「青年部」の再開に向けた準備のための予算が組み込まれたのが特徴。ここ数年、総会後の懇親会や新年会に次世代を担う若手経営者も参加し交流を深めており、来年度中の本格始動を目指している。
 また、組合員に対して、新型コロナウイルスの影響や対策などに関するアンケート調査を実施することも確認した。

中部経産局6月公表 最近の管内総合経済動向
「悪化している」
総括判断を3か月連続で下方修正

 中部経済産業局は、6月10日発表の「最近の管内総合経済動向」で、2020年4月の管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)における経済活動の総括判断を「一段と弱含んでいる」から「悪化している」に3か月連続して下方修正した。この表現を用いるのは、「東日本大震災の影響により悪化している」とした2011年5月の発表(同年3月実績)以来、9年1か月ぶりとなる。
 個別の項目では、生産、個人消費、公共投資、輸出、雇用の判断をいずれも下方修正した。
 生産は、「弱含みとなっている」から「減少している」に6か月ぶりに下方修正。鉱工業生産の動向を指数(4月速報)でみると、輸送機械工業、プラスチック製品工業、汎用・業務用機械工業などが低下したことから、前月比11・3%減と2か月連続で低下した。前年同月比は18・3%減と7か月連続の低下となった。主要業種では、輸送機械は、乗用車及び自動車部品が減少。生産用機械は、全体で減少している。電子部品・デバイスは、パソコン向け等を中心に緩やかに持ち直している。
 個人消費については、判断を「弱含みとなっている」から「弱まっている」に2か月連続で下方修正した。管内商業動態統計(販売額)は、新型コロナウイルスの影響により、前年同月比5・2%減と全体では2か月連続で前年を下回った。百貨店は、営業時間の短縮や臨時休業の影響により同70・7%減と大幅な減少。コンビニエンスストアは、外出自粛や在宅勤務拡大による来店客数減少の影響で同11・4%減。家電大型専門店販売は、生活家電等が振るわず同7・1%減となった。一方、スーパーは、食料品等に動きがみられ同4・6%増だった。乗用車販売は、7か月連続で前年を下回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比32・5%減)。
 公共投資については、「このところ弱含んでいる」から「弱い動きとなっている」に判断を3か月ぶりに下方修正。公共工事前払金保証請負金額が、単月で前年比20・1%減と大幅に減少した。
 輸出は、判断を「弱い動きとなっている」から「減少している」に4か月ぶりに下方修正した。名古屋税関管内の輸出総額は、9か月連続で前年を下回った。品目別では自動車や自動車の部分品などが前年を下回り、主要地域別ではアジア向け、アメリカ向け及びEU向けともに前年を下回った。
 雇用については、「労働需給の引き締まりに緩和の動きが広がっている」から「労働需給の引き締まりが緩和している」に2か月ぶりに下方修正。有効求人倍率は、1・43倍と12か月連続で前月を下回った。
 その他、設備投資は「増加しているものの、伸びは鈍化している」(3か月連続)、住宅投資は「弱含みとなっている」(3か月連続)と判断した。
 企業倒産(件数)は、「情報通信業」が前年を下回ったものの、「サービス業他」「小売業」「建設業」などが前年を上回り、全体でも2か月連続で前年を上回った。
 先行きについては、新型コロナウイルス感染症の拡大、世界経済の下振れ、各国政策の不確実性の高まり、為替の動向、中小企業の経営環境の悪化などに注視が必要としている。

Web会議システムで
第8回定時総会を開催
日本金型工業会 理事・監事選任案など承認

 日本金型工業会(会長=小出悟氏・小出製作所社長)は6月5日、新型コロナウイルス感染防止のため、「第8回定時総会」を例年とは異なる限られた参加者によるWeb会議システムにて開催した。
 後日配信された小出会長の挨拶では、はじめに正会員ならびに賛助会員に対し、コロナ禍(新型コロナウイルス感染拡大が招いた危機的、災厄的な状況)の総会として、Web会議システムによる開催への理解と賛同が得られたことに感謝。
 「もともと令和2年は変化が始まり進む時代であったことは間違いのないことでありましたが、そこにコロナ禍が加わり変化することが出来る出来ないではなく、半ば強制的に仕向けられながらも、これを前向きに受け入れることこそ、今は肝要なことだと強く感じております」との考えを示し、今年度の活動方針として次の事柄に注力していくとした。
 @令和時代の新金型産業ビジョンの発布(コロナ禍の教訓を織り込む)。
 AWeb会議システムの率先的利用による使いこなし。
 Bサイバー時代に対応した技術等情報管理認証機関に当工業会がなる意義の再確認と努力(会員企業の他国・他社との差別化支援)。
 CWeb・ネットを有効利用した新しいスタイルの会合・人材育成事業による会員増強への取組(特に遠方の企業向け)。
 小出会長は「従来からの相対による全国事業や、支部事業(地域事業)は間違いなく従来通りの活動とはいえない状況になりますので、それを補いながらさらに上回る活動に育てていかなければと思います。ともかくポジティブに全会員企業の皆様と意思疎通を図りながら、お役に立つようしっかりと活動してまいりますので、これまで以上の皆様方のご協力とご指導、ご鞭撻を頂戴致したくお願い申し上げまして私の挨拶とさせていただきます」と結んでいる。
 総会では任期満了に伴う理事・監事選任案が承認され、直ちに行われた臨時理事会で、選任された理事から会長・副会長・委員長・専務理事が次のように選定された。
 会長=小出悟(小出製作所)▽副会長(東部支部長)=鈴木教義(鈴木)▽副会長(中部支部長)=山田徹志(曰章)▽副会長(西部支部長)=山中雅仁(ヤマナカゴーキン)▽副会長=小泉秀樹(ペッカー精工)▽副会長《新任》=河野允熙(東洋金型工業)▽副会長=岩渕学(共和工業)▽副会長=早瀬實(ナガラ)▽技術委員長=平林巧造(サイベックコーポレーション)▽経営労務委員長=迫田幸博(エムエス製作所)▽広報委員長《新任》=小泉秀樹(ペッカー精工)▽国際委員長=池上正信(池上金型工業)▽総務財務委員長=山田徹志(日章)▽認証委員長《新任》=小出悟(小出製作所)▽専務理事=中里栄(日本金型工業会)※敬称略

第8回通常総会中止を決定
事業計画・予算案は未定に
岐阜機工会 紙上臨時幹事会で決議

 岐阜機工会(会長=嶋ア晴久氏・シマザキ商会社長)は、例年6月に開催している通常総会を、令和2年度は中止すると決定した。
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言は岐阜県を含む中部地区で一旦解除されたものの、第2波・3波の懸念が拭いきれず、また政府・各自治体からの引き続き県境を越えての移動、大規模集会などの自粛要請(現在は解除)を鑑み、何より会員の健康を一番に考慮し、5月14日に招集された紙上臨時幹事会で通常総会開催の可否が諮られ、中止とすることを全員一致で可決した。
 臨時幹事会では、@「第8回通常総会開催の可否について」A「本年度(令和2年度)の年会費徴収について」を議題に意見が取りまとめられた。
 本年度の年会費については、新型コロナの影響が見通せず令和2年度の事業計画および予算案が現段階では作成困難だとして、徴収しないことを全員一致で可決。行事が開催できるようになった場合は、その都度会費を徴収することとした。
 会員には臨時幹事会の結果を通知した上で、令和1年度の事業報告、収支決算報告ならびに会計監査報告を送付し承認を得る。

5G活用しデジタルファクトリー実現へ
KDDIと共同検討開始
DMG森精機 伊賀・東京に5G環境構築

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区)とKDDI(社長=橋誠氏、本社=東京都千代田区)は、第5世代移動通信システム「5G」を活用したデジタルファクトリーの実現に向け、共同検討ならびに共同実験(以下、本実験)を5月21日(木)から開始した。
 両社は、製造業全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に推進すべく、2020年4月にはDMG森精機伊賀事業所(三重県伊賀市)に、同年7月には同社東京グローバルヘッドクォータ(東京都江東区)に5G環境を構築。2拠点で、高速・大容量、低遅延の特性をもつ5Gを用いて、ユーザーの生産性向上に貢献するソリューション開発をさらに進めていく。
 製造業界においては、変種変量・多品種少量生産の実現、生産性向上、スキルの標準化など、製造現場における課題は近年大きく変化しており、機械の高精度化・高効率化とともに製造現場の自動化に対するニーズが高まっている。一方、工作機械を使った切削時に発生する切りくずが稼働停止や加工不良の大きな要因になるなど、無人運転や夜間運転による自動化に対しての課題がある。DMG森精機は、このような課題に対して最先端のテクノロジーを駆使して課題解決や生産性の向上を行うデジタルファクトリー化を進めている。
 本実験では、工作機械内部のカメラ画像を基に切りくずの堆積場所と堆積量をAIが推論し洗浄経路を自動で生成計算することで切りくずを最適に除去する、DMG森精機の新技術「AI切りくず除去ソリューション」に5Gを導入。5Gの高速・大容量という特長を活かし、工作機内における大量の画像データの自動収集を加速させ、より高度なAI機能の実装の有効性を検証する。
 2拠点の5Gを活用することで、工作機械内の画像だけでなく各種センサー情報などの大容量データをリアルタイムに収集し、より正確な顧客状況の把握が可能となる。この情報を活用し、機械性能を最大限に発揮するための技能向上ソリューション開発を両社で目指していく。さらにKDDIが有する5Gビジネスの開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」を活用し、製造現場における課題の深堀りや課題解決の検証を実施していくという。
 今後も両社は、5Gを活用したデジタルファクトリーの実現に向けた取り組みを進めていく。

ボウリング大会などを計画
名古屋伝動機商組合 書面総会

 名古屋伝動機商組合(理事長=岩田典之氏・イワタ社長)は、例年4月に組合員が一堂に会して開催する通常総会を、今年は新型コロナウイルス感染予防対策のため書面にて行った。
 公表された総会資料によると、令和2年度事業計画では、ボウリング大会(11月)、新年会(1月)、通常例会(7・10月の2回)などを予定。

 3年に一度開かれる全国伝動機商組合連合会の全国大会は、今年の11月18・19日に東京伝動機商組合が主催して横浜のホテルニューグランドで開催される予定となっていたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、開催の1年延期が先ごろ決定された。

日本福祉まちづくり学会で
大会優秀賞を受賞
LIXIL 金沢大学、コマニーと共同研究

 LIXIL(社長=瀬戸欣哉氏、本社=東京都江東区)は金沢大学ならびにコマニー(社長=塚本健太氏、本社=石川県小松市)とともに「オフィストイレのオールジェンダー利用に関する研究会」(座長=岩本健良金沢大学人間社会研究域人間科学系准教授)を発足させ、共同研究を行っている。その研究の一部をとりまとめた「オフィストイレのオールジェンダー利用に関する研究その2-オフィストイレの利用満足度要因におけるジェンダー比較」を、2019年8月に開催された日本福祉まちづくり学会の第22回全国大会(東京)で発表。このたび大会優秀賞を受賞した。
 日本福祉まちづくり学会は、法律や社会福祉、工学などあらゆる分野が集結し、さまざまな「福祉のまちづくり」について研究・開発していくことを目的として1997年に設立。翌年1998年より全国大会が開催され、さまざまな研究報告がされている。
 本研究会は「トイレ利用は、人間の尊厳にもかかわる人権のひとつである」という認識のもと、2017年8月に発足。研究会メンバー三者の知見を掛け合わせることで「オールジェンダーに対してあるべきオフィストイレ」を追求し、すべての人々のトイレ利用に関する人権が尊重される社会環境実現の一助となることを目指し活動をしている。2019年5月には「オフィストイレのオールジェンダー利用に関する意識調査報告書」を公開している。
 LIXILは、車いすユーザーや乳幼児連れ、高齢者、オストメイト、訪日外国人や性的マイノリティなどさまざまなユーザーのニーズに応える配慮を検討し、誰もが利用しやすいパブリックトイレの提案をこれまで行ってきた。今後も、パブリックトイレのさらなる進化を目指した取り組みを継続していくという。

関西圏の物流拠点を統合・移転
利便性とサービス向上へ
ユアサ商事 5月18日業務開始

 ユアサ商事(社長=田村博之氏、本社=東京都千代田区)は、物流機能強化のため関西圏の2カ所に分散していた物流拠点を、つばめ急便大阪ベイターミナル(大阪市港区)内に新設した「ユアサ商事関西物流センター」に統合・移転すると発表。5月18日(月)より新拠点での業務がスタートした。
 従来の約1・3倍となる倉庫面積の拡張により在庫アイテムを拡充。在庫出荷額の向上を図るのが狙いだ。なお、倉庫業務は引き続き3PL・物流受託サービス大手の大阪運輸倉庫(社長=坂本正朗氏、本社=大阪市旭区)に委託するという。
 東大阪物流センター、関西物流センターの統合により利便性はもちろん向上する。増床による品揃えの充実、配送機能強化によるサービス向上、さらには、配達機能強化による当日配送エリア拡大など、さまざまなメリットが今後期待できるだろう。

 【新ユアサ商事関西物流センター概要】
 ●物件正式名称▽つばめ急便 大阪ベイターミナル
 ●所在地▽〒552-0013 大阪府大阪市港区福崎1-3-57  つばめ急便 大阪ベイLC内 ユアサ商事関西物流センター
 ●専有部▽1階(一部共有部除く)、3階
 ●面 積▽約4200u(約1270坪)
 ●業務開始▽2020年5月18日(月)

新しい展示会のスタイル
「OSG Web Showroom」開設
オーエスジー 7月より特設サイトで公開

 オーエスジー(社長=石川則男氏、本社=愛知県豊川市)は、7月1日よりオンライン展示会「OSG Web Showroom」を同社特設サイトにて公開している。
 「アフターコロナ」「ウィズコロナ」の時代にあわせ、時間や場所に縛られることのない新たな展示会スタイルでユーザーのサポートに取り組む。開催の期限は決めず、常設に近い形で継続していく予定。ユーザーとのコミュニケーションを重視した様々な機能を取り入れている。
 「OSG Web Showroom」では、ブースに展示された製品を眺めるように、Web上でカタログや動画などの製品情報にアクセスできる。はじめは新製品を中心に約10アイテムを展示。その後、新製品が出るタイミングを見ながら展示品の入れ替えをしていくという。
 また、一方的に製品をPRするのではなく、ユーザーとコミュニケーションをとることができるチャット機能を用意し、これを使って、ブース内のスタッフと会話するような気軽さで工具や加工に関する相談もできる。有人チャットの対応は専門知識を持ったカスタマーサポートスタッフが担当。工具選定や切削条件の算出だけでなく、加工方法や機械搭載などの幅広い問い合わせに対応できる体制を整えている。チャットボット機能により、求める情報に素早くアクセスできるチャットとなっている。
 さらに、「OSG Web Showroom」ではZoomを使用した無料オンラインセミナーも開催。最新工具を使用した、新しい加工提案を届ける。工具の開発エンジニアが講師を務め、チャット機能により質疑応答にも対応する。カメラやマイクなどの特別な機器は必要なく、普段使用しているパソコンやスマートフォンから視聴可能で、場所を選ぶことなくセミナーに参加できる。
 セミナーの開催スケジュール(予定)は、7月8日(水)「OSG Web Showroomセミナー 新製品のご紹介」▽7月15日(水)「同 最新の金型加工のご提案」▽7月22日(水)「同 高硬度鋼用底刃付きスレッドミルAT-2のご紹介」▽7月29日(水)「同 AAA(A-TAP、A-DRILL、A-ENDMILL)のご紹介」。8月以降も継続して実施する予定。
 同社は、商品を実際に手に取ってユーザーと対面のやり取りで情報交換することは重要との認識から、今後もリアル展示会には従来通り参加する予定だが、これと並行し、コロナ禍の中でもより広範にユーザーに同社を知ってもらう新しい取り組みとしてオンライン展示会も進めたいとしている。

 各種Webセミナーを展開
 同社では、新型コロナウイルスの影響を受け、展示会に限らず、対面型セミナーや地区講習会なども軒並み中止せざるを得ない状況となっていることから、新しい教育の場として「OSG Web Showroom」以外のWebセミナーの拡充にも力を入れていく。ユーザーのニーズにあわせた情報をよりキャッチしやすい形で発信していくことを目指し、各地区の営業が企画する地域特性を生かした地区講習会や販売店向け・ユーザー向けの個別セミナーを、今後はWebセミナーでも開催する。
 さらに、会員数1万人を超えるOSGオフィシャルメールマガジン「OSG E-mail倶楽部」のコンテンツを活用したランチタイムセミナーも開催する。メールマガジンの発行にあわせて毎月開催予定。ランチタイムの15分間をちょっとした学習の時間として、ラジオのように聞いて楽しいセミナーを届けていくとしている。

『JXPSタイプ』拡充
3次元ブレーカ付き突切りインサート
タンガロイ 突出し量最適に安定加工実現
 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市好間工業団地)は、自動盤対応突切り工具『DuoJust-Cut』(デュオ・ジャスト・カット)に、3次元ブレーカ付き突切りインサート『JXPSタイプ』(写真)を拡充。2020年4月27日(月)より全国で販売を開始した。
 自動盤対応突切り工具DuoJust-Cutは、独創的な高剛性クランプ方式によりインサートのクランプ剛性に優れ、安定した突切り加工を実現。多くのユーザーから好評を得ている。すでに発売済みの研削ブレーカ『JXPGタイプ』インサートに加えて、今回、3次元ブレーカ『JXPSタイプ』インサートが拡充された。
 3次元ブレーカ『JXPSタイプ』インサートは、新設計デュアルレーキブレーカにより切りくずをコントロール。切りくず処理性と加工面品位の向上が可能となった。
 さらに、DuoJust-Cutは1種類のホルダに突切り径に合わせた4種類のインサートサイズを取り付け可能。突出し量を最適にすることで、安定加工と高能率加工を実現してくれる。また、サブスピンドル対応突切りホルダも設定しているため、さまざまな加工形態に対応できる。
 DuoJust-Cutは、今回の3次元ブレーカ付き突切りインサート『JXPSタイプ』の拡充により、さらに多くの突切り加工において切りくずトラブルのない安定した突切り加工とさらなる高能率加工に寄与してくれる。
 8アイテムからなる本製品の販売価格は3160円(税別)〜。同社は初年度の売上を5000万円と見込んでいる。詳しくは同社各営業所へ問合せ、またはウェブサイトへアクセスを。
ヘッド交換式『DrillMeister』
小径用面取りホルダ拡充
タンガロイ ヘッド径φ7.5〜9.9に対応

 タンガロイは、ヘッド交換式ドリル『DrillMeister(ドリル・マイスター)』小径用面取りホルダを4月13日に全国で発売した。
 DrillMeisterは、独自の自己拘束型クランプシステムの採用により、簡単で迅速なヘッド交換を可能にしている。工具交換はヘッドを付け替えるのみで、ツールホルダからのドリルボディの脱着や突出し量の調整が不要となることから、工具交換時間を大幅に短縮できる。
 専用の面取りホルダを設定しており、穴あけと面取り加工を同時に行うことが可能で工程短縮することができる。また、専用のインサートを装着することで、30度、45度、60度面取り角度に対応する。
 今回、この面取りホルダにヘッド径φ7・5〜9・9に対応する小径サイズ用面取りホルダを追加拡充した。
 主な形番と標準価格(税抜)は次の通り。
 ボディ「TIDC075C8-3」3万2500円▽「TIDC095C10-5」3万9100円
 面取りホルダ「TIDCF080-W20」3万7800円▽「TIDCF090-W20」3万7800円
 面取りインサート「XCGT060300-45DT GH730」2040円

自律走行型ロボットをローカル5Gで
遠隔操作する共同実験を開始
DMG森精機とNTTコミュニケーションズ

 DMG森精機とNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、ローカル5Gを活用して、無人搬送車に人協働ロボットを搭載した自律走行型ロボット(AGV)の遠隔操作などを行う共同実験を5月21日より開始した。
 ローカル5Gは、携帯電話事業者による5Gサービスとは別に、地域の企業や自治体などが自らの建物や敷地内で5Gネットワークを構築し利用するもの。
 「超高速」「多数同時接続可能」「低遅延」などの特性をもつローカル5Gを活用することで、高精細な位置情報、詳細な稼働情報取得による自動走行の精度向上や安全性向上、エッジコンピューティング側でのデータ処理負荷軽減による車体の軽量化など、AGVの高性能化への寄与が期待されており、両社は今回の実験を通じてその実現可能性を検討する。
 実験では、DMG森精機の伊賀事業所内における28GHz帯の実験試験免許を取得し、ローカル5Gネットワークを構築することで、生産現場におけるローカル5Gの電波伝搬、通信品質を調査・測定するとともに、ローカル5Gを介したAGVの遠隔操作を試験する。実験期間は2021年4月まで。
 予定している実験項目は、@電波伝搬試験(受信レベルの測定や干渉状況の調査)A通信品質試験(遅延やスループット性能、パケット誤り率の測定)Bアプリケーション試験(ローカル5Gを介したAGVの遠隔操作試験)。AGVに対するローカル5Gの安定した通信可否の評価や、離れた場所で稼働するAGVの稼働状況の見える化などを行う。
 各社の役割としては、DMG森精機が、実験場所とアプリケーション試験設備の提供、アプリケーション試験の実施、ローカル5G活用ユースケースの検討などを担当。NTT Comは、実験試験免許の申請、ローカル5Gの設備設計・構築・運用、電波伝搬試験および通信品質試験の実施、ローカル5G活用ユースケースの検討などを行う。
 DMG森精機では、工作機械の使用環境に適した、ロボットの動作や床の凹凸に対して高い接地安定性を有した、独自構造のAGVを自社開発している。走行制御にはSLAM技術を採用し、自律走行が可能。更に、搭載された人協働型ロボットにより、工作機械へのワーク着脱を実現している。
 両社は、共同で実験に取り組むとともに、確認した課題に応じ更なる検証を行うことで、ローカル5Gの本格導入に向けた検討を進めていく。また、今回の実験を通して、複数のAGVや設備を繋げて工場全体のデジタル監視を行うなど、より高度な生産改善が可能な製品開発やソリューション提供の実現を目指すとしている。
全社受注額前年同期比34・3%減の783億円
機械受注単価は前年度比8%増加
DMG森精機 2020年12月期第1四半期連結決算

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区)が5月28日発表した2020年12月期第1四半期(1-3月)連結決算は、売上収益が前年同期比27・6%減の872億55百万円、営業利益が68・6%減の32億72百万円、税引前四半期利益が85・7%減の12億61百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が97・9%減の1億28百万円となった。
 全社受注額は前年同期比34・3%減の783億円。工作機械受注は2018年第1四半期をピークに減少し、年初からはやや回復の兆しが見られたものの、新型コロナウイルスの影響により再び受注が落ち込んだ。一方で、一台当たりの機械受注単価は、5軸化、複合化、自動化の提案により前年度に比べて8%増加している。
 ウイルス感染拡大に伴う事業活動状況は、販売・エンジニアリング・サービス部門では、中国が2月に、その他の地域は3月中旬から4月に、有給休暇の消化・在宅勤務などにより実稼働率が低下していたが、5月に入り、出勤及び在宅を含めた実稼働率はほぼ正常化してきた。製造部門における出勤率は、日本は影響を受けずにほぼ100%水準で推移。欧州は4月稼働が10%程度に留まっていたが現在は70-80%水準へ、米国デービス工場は4月の60%水準から現状は90%水準へ、中国は2月の60%水準から現在は90%強の水準へ、それぞれ回復していると報告した。
 2020年12月期通期の連結業績予想については、売上収益を期初に公表した4000億円から3200〜3400億円に、営業利益を200億円から50〜100億円に下方修正した。ただし、EU、米州、中国、東南アジアなどの主要事業地域においてビジネス上の渡航・移動制限が解除されること、また新型コロナウイルスにより経済環境が現状以上悪化しないことなどを前提とするとしている。

5月度鍛圧機械受注総額64・6%減
10年7か月ぶりに100億円を割込む
日鍛工 世界的経済停滞さらに鮮明に

 日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=坂木雅治氏・アマダ相談役)が6月8日発表した鍛圧機械会員月次統計によると、2020年5月度の受注総額は、前年同月比64・6%減の98億34百万円となり、2009年10月以来10年7か月ぶりに100億円を下回った。前年割れも15か月連続となり、リーマンショック時を超えた。
 コロナ禍に伴う世界的な緊急事態制限の下、経済活動は大幅な制約を受け、需要の低迷、生産設備投資の遅延及び見直しなどにより、回復に時間を要するとの見方が示された。
 プレス系機械は、前年同月比78・6%減の28億10百万円となり、15か月連続で前年を下回った。超大型プレスの94・0%減をはじめ、大型プレス74・6%減、中型プレス63・4%減、小型プレス21・1%減といずれも減少。また、油圧プレスは78・7%減、フォーミングは90・8%減、自動化・安全装置も81・4%減だった。
 板金系機械は、前年同月比64・0%減の26億49百万円となり、8か月連続で前年を下回った。レーザ・プラズマが69・2%減、プレスブレーキが57・1%減、パンチングも68・0%減だった。
 サービス系(サービス・部品金型)は、前年同月比39・9%減の43億75百万円となり、2か月連続で前年を下回った。
 内外別(機種計)では、国内が前年同月比64・4%減の34億70百万円。電機関係は44・2%増となったが、他の業種では自動車81・6%減、金属製品製造業56・9%減、一般機械66・6%減、鉄鋼・非鉄金属84・4%減と落ち込みが鮮明になってきている。
 輸出は、前年同月比81・5%減の19億89百万円と大幅に減少。北米、中国など主要輸出国の停滞が顕著になった。北米向け80・9%減、中国向け68・4%減、韓国・台湾向け73・7%減、欧州向け91・2%減、東南アジア向け95・6%減、インド向け91・7%減と世界的に振るわなかった。

デンソーウェーブがグローバルオンライン展示会
「DENSO Robotics Online Expo 2020」を初開催

 デンソーウェーブ(社長=中川弘靖氏、本社=愛知県知多郡)は、7月16日(木)〜18日(土)の3日間、グローバルオンライン展示会「DENSO Robotics Online Expo 2020(デンソーロボティクスオンラインエキスポ2020)」を開催する。国内はもとより、海外のユーザーも対象に全世界配信を行うもので、6月下旬より参加申し込みの受付を開始。国内向けプレサイトも公開している(https://www.denso-wave.com/ja/robot/event/drone2020/)。
 同展示会では、「ロボットアプリケーションのリアルタイム映像配信」と「ソフトウェアのリモート操作体験」をオンラインで体感できる。
 加えて、オンライン展示会ならではの取り組みとして、展示アプリケーションを技術員の説明付きで巡りながらリアルタイムで質問ができるLIVEツアーや、製品の特長を活用例や実演を交えて紹介するプレゼンテーションも連日実施する。
 「リアルタイム映像配信」では、昨年12月に発表した新型ロボットコントローラー「RC9」や、高可搬・ロングリーチロボットの「VM」「VL」シリーズによる統合制御アプリケーションの映像を視聴できる。他にも、クラウドとQRコードを活用したサポートサービス「DENSO Robotics Cloud」の特長を紹介する映像も初公開するという。
 また、「リモート操作体験」では、ユーザーのロボット活用シーンにあわせて使用できるプログラミングソフトウェア「WINCAPS Plus」や、ロボットによるピッキング作業に特化した内蔵視覚装置を改良し、使用範囲を大幅に拡大した「EVP2」の操作を体験できるとしている。
 参加費無料。参加方法は事前登録制で、次のURLより申し込み可能。https://www.denso-wave.com/ja/robot/event/drone2020/

 「MV1020」に
インサート10型番追加発売
三菱マテリアル加工事業カンパニー5月7日より

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=田中徹也氏、所在地=東京都千代田区丸の内)は、転削加工用コーテッド超硬材種「MV1020」インサート10型番を2020年5月7日(木)に追加発売した。
 転削加工用コーテッド超硬材種「MV1020」は、同社独自の技術による新しいコーティングプロセスにより、Al含有比率を高めても結晶構造が変化しないAl-richコーティングを開発し、高い皮膜硬さを実現させたインサート材種である。このたび、好評につきインサート型番を追加。2020年5月7日(木)に販売を開始した。
 転削加工用コーテッド超硬材種「MV1020」は、@高い硬さを持った(Al、Ti)N膜を採用し、硬さに加え耐酸化性も大幅に向上させ、優れた耐摩耗性を実現。A耐熱衝撃性に優れ、熱亀裂の発生しやすい湿式切削においても加工安定性が向上。B軟鋼、炭素鋼・合金鋼から析出硬化系ステンレス鋼、ダクタイル鋳鉄の加工に最適。といった特長を有している。
 今回、新たに、●高送り加工用両面インサート式ラジアスカッタ「WJX」搭載インサート3アイテム。●多コーナ形汎用正面削りカッタ「AHX440S」搭載インサート4アイテム。●両面インサート式汎用肩削りカッタ「WWX400」搭載インサート3アイテム。合計10型番を追加発売。標準価格(代表型番)は、●JOMU140715ZZER-M MV1020▽2750円。●NNMU130532ZEN-M MV1020▽2200円。●6NMU1409080PNER-R MV1020▽1950円。※価格はいずれも税別。本製品に関して、詳しくは同社ウェブサイト▽URL=http://carbide.mmc.co.jp/へアクセスを。

建築用加工ガラスなど値上げ
LIXIL 2020年9月1日から

 LIXIL(社長=瀬戸欣哉氏、本社=東京都江東区)は6月1日、一部の住宅用建材のメーカー希望小売価格を、2020年9月1日受注分より改定すると発表した。値上げ率は2〜30%程度。
 ガラスなどの各種原材料、諸資材および物流費の高騰が続き、生産性向上、合理化によるコストダウンなどの企業努力だけでは対応が困難となったため。
 主な対象商品と値上げ率は次の通り。
▽建築用加工ガラス(複層ガラスなど)=10%程度
▽網戸=15%程度
▽雨戸、天窓=20〜30%程度
▽シャッター(耐風タイプ)=25%程度
▽面格子、ひさし(一部品種)=10%程度
▽樹脂・アルミ樹脂複合サッシ完成品の一部=2〜8%程度
▽リフォーム用窓(内窓、取替障子)=2〜6%程度
▽断熱玄関ドア・アルミ製玄関ドアの一部=8〜12%程度
 対象の一部商品について価格を改定する。商品別の価格改定一覧は同社ホームページ(https://www.lixil.co.jp/information/20200601.htm)に掲載されている。

設備導入コストを抑えて処理水が得られる
水供給サービス「MiraQua」
三浦工業 6月よりサービス提供開始

 産業用ボイラ大手の三浦工業(社長=宮内大介氏、本社=愛媛県松山市)は、設備導入時の投資費用を抑えて、工場の製造プロセス用水が入手できる水供給サービス「MiraQua(ミラクア)」の提供を6月より開始した。
 水道代の変動、災害への備えのため、水源二元化(分散水源)の機運が高まる中、その対応として、上水道の代替源に「地下水」などの活用が検討されている。
 同サービスは、ユーザーの敷地内に同社が保有する取水設備(井戸)+水処理設備(ろ過装置)を設置し、ユーザーは水供給サービス料金として、使用した水量分の料金を支払う仕組み。自社で新たに井戸を設けるよりも、初期の設備投資費用を抑えることができる。
 また、現在利用中の工場製造プロセス水に関して、上水道から地下水・工業用水へ転換するため、単価を安く抑えることができ、水道代の削減や、水源二元化による災害時などのBCP対策にもつながるという。
 さらに、機器メンテナンス費用を含んだ供給サービスなので、水分析やろ材交換、消耗品交換は同社が定期的に実施。大きなトラブルを未然に防止できる。万一、異常が発生した場合には、メンテナンス拠点へ自動通報され、最寄りの営業所からフィールドエンジニアが駆け付けるため安心して利用できるとしている。
 【サービス詳細】
〇契約期間=10年
〇利用料金=使用した水量を契約した料金※で支払う ※水処理設備、周辺工事、井戸掘削工事、メンテナンス費用(薬品以外)を含む。※水質により料金が異なる。※使用水量があらかじめ定められた最低基準使用水量に満たない場合は、最低基準料金を支払う。
〇処理水用途=食品営業用水(食衛法26項目)※、ボイラ給水、冷却水、リネン水、雑用水 ※飲料用は含まない。

地盤改良設計サービス
「B-STRU」特許取得
JHS 2020年3月2日登録

 戸建住宅の地盤調査や建物検査、小規模建築物の構造設計を手掛けるジャパンホームシールド(社長=斉藤武司氏、本社=東京都墨田区/以下、JHSと表記)が開発・提供する基礎と杭工事の設計システム「B-STR(ビー・ストラ)U」が、改良杭の配置方法に関するプログラムと杭配置の最適化方法において特許を取得した。
 B-STRは、建物荷重を算出し、基礎への荷重負担方法などから構造計算を行い、改良杭を適切な間隔で設計するシステムだ。
 今回新たに特許を取得したB-STRUは、建物の底面全体が鉄筋コンクリート敷きの「ベタ基礎」への対応を強化。ベタ基礎をひとつの構造体とみなして建物荷重に対する基礎の剛性を構造計算により確認することで基礎内部の改良杭の配置の検討を行う。これにより、従来の基礎立ち上がり部分だけに依存する杭配置ではなく、基礎内部も含めた最適な杭配置を実現。また建物、基礎、地盤を総合的に分析・検討を行うことで、過剰設計の見直しによるコストダウンの効果が期待できるという。
 基礎の構造計算から、改良杭の位置・本数・長さを割り出し、設計するこのサービスは、データに基づく顧客提案が可能であることから住宅事業者から評価され、2017年7月のサービス提供の開始以来、販売数は累計5000棟に達している。
 詳しくは、同社設計室▽電話=03(6871)9221へ問合せ、または同社ウェブサイトへアクセスを。

「クシロデュールF182製
 ボールトランスファ」
イグス 静電気を嫌う環境向けに開発

 イグス(東京都墨田区)は、導電性および高耐久性を備えた「クシロデュールF182製ボールトランスファ」を開発した。この静電気散逸ポリマー製ボールトランスファは、最大許容荷重300N、潤滑剤不要でスムーズにあらゆる方向に動かすことが可能なため、静電気対策が必要な搬送用途に最適としている。
 製造現場では、突発的な静電気放電から作業員や搬送物を保護するため導電性のある材質が必要になる。イグスが開発した新ボールトランスファは、耐摩耗性と耐久性に優れた高性能ポリマーのためスムーズかつ無潤滑な搬送が可能で、かつ新材質クシロデュールF182の特性で静電気を消散することができる。
 これは、潤滑剤の使用で絶縁性を持ってしまい静電破壊を引き起こす可能性がある金属製ボールトランスファと比べると大きなメリットであり、新ボールトランスファは、静電気散逸部品が必要なコンピュータ産業や半導体業界での使用に適していると言える。
 同社の試験施設でボールトランスファの導電性試験を実施した結果によると、クシロデュールF182の表面抵抗は10Ω未満で、DIN EN61340-5-1による導電性カテゴリーに分類される。これにより、クシロデュールF182製ボールトランスファを使用することで、搬送物や作業員を静電気放電から守り安全な搬送を実現できるとしている。

3次元センサーGocatorの
活用事例の動画配信を開始
リンクス 世界最新の導入事例を紹介

 リンクス(社長=村上慶氏、所在地=東京都品川区)は、LMI Technologies社製「3次元スマートセンサーGocator(ゴケイター)」の活用事例・製品紹介の動画配信を6月1日より開始した。
Gocatorは、本体のみで3次元寸法測定や画像処理を使用した合否判定を行うことができるオールインワン3次元スマートセンサー。本体にWebサーバーが内蔵されており、LANケーブルにより、PCを接続するだけでブラウザ上から全ての設定、画像処理などのプログラミングを行うことができる。
同社では、世界中の自動車製造工程や電子部品業界に導入が進んでいるGocatorの事例をまとめ、動画による公開を開始。自動車のフロントガラスのはめ込み工程における活用例「ロボットオンハンドでの3D計測B自動車窓枠はめ込みのアライメント」や、パッケージングにおける全数検査のニーズをまとめた「リアルタイムでの100%パッケージ品質検査」などの動画を最新事例として現在公開している。
今後は1か月に3〜4回の割合で、事例紹介動画や特長的な機能紹介をアップし、携帯電話等の電子部品に用いられる3次元検査や自動車製造工程における3次元計測による自動化の例など、具体的な利用シーンや導入後の成果、効果を発信していくとしており、これにより日本企業へのさらなる導入を促進していく。
Gocatorの海外での活用事例は、Youtubeの「LINX CHANNEL」にて放送している。https://www.youtube.com/channel/UCaXmKzO3jqaj0KlxKzwRYCw

新型コロナウイルス感染拡大による
生産・出荷・営業への影響
日工会 5月中旬会員アンケート結果抜粋
 1. 生産への影響

 (1)国内工場での影響▼購入品を国内調達している企業は、生産活動に殆ど影響は出ていないが、欧州製の購入品(ベアリング、ケーブルベア、測定機器等)については、調達遅れ等で苦慮しており、一部企業で生産に影響が出ている。なお、中国からの購入品等は、ほぼ通常通り調達できるようになりつつある。▼発注先から納入延期の要請を受け、完成機が在庫となり、生産を抑制・延期せざるを得なくなっている。▼新型コロナウイルス感染症拡大の影響による景気減退、自粛ムードのため受注は減っており、そのため生産も減少している。
(2)海外工場(現法含む)での影響▼中国工場は、中国国内市場の回復を受け、ほぼ通常時の生産に戻りつつあるが、日本に一時帰国させた駐在員を再度赴任させることができていない。▼タイや台湾の工場は、ほぼ通常操業に戻っている。
 2. 出荷、納品への影響
 (1)国内(自社およびユーザ)での影響▼ユーザの仕事量低下により、機械納入の延期要求があり、計画通り出荷できないケースがある。▼移動制限によりユーザへの出張が難しいことや受
入側の問題などから、機械完成立ち会いができず、機械が計画通り出荷できないケースがある。▼一部のユーザでは、Webツールにて立ち会いを実施し、機械を出荷している。▼感染予防上、ユーザ工場での作業時間や派遣人数が限られ、計画通りの日程で作業完了する事が難しい。
 (2)海外(自社およびユーザ)での影響▼国内から海外へ機械の輸送はできているが、据付人員を日本から派遣できない状況が継続しているため、現地スタッフにて対応している案件と、据付を延期している案件がある。▼現地スタッフが操作指導する場合、知識不足・経験不足で苦慮するケースがある。▼お客様が入国制限等で日本での立ち会いができず、検収・出荷が延期されるケースが増えている。▼海外向け出荷については、物流に制限があり、出荷費用が高騰している。
 3. 営業体制、営業上の影響
 (1)国内での影響▼ユーザから機械納期延期の相談や設備計画の変更の相談が増えている。▼ユーザへの訪問は、非常事態宣言の発令等により、顧客側から制限がかかっており、営業活動の面では厳しい状況が続いている。▼Webツールを使用した会議、打ち合わせなどを実施して、直接の面談を避けて営業している。▼補助金等に関する問い合わせが、前年と比較して増加している。
 (2)海外での影響▼国・地域により規制の差はあるが、基本的に在宅勤務となっており、デジタルツールを利用したリモートワークで対応しているが、受注活動に影響が出ている。▼営業所は、現地スタッフおよび商社のみで運用している。▼ユーザの仕事が減少し、機械納期の延期要請が出ているほか、特に、自動車関連および航空機関連の設備投資意欲が大幅に減退している。

売上高574億93百万円、年同期比3.1%増
eビジネスルートが19・2%増と伸長
トラスコ中山 令和2年12月期第1四半期決算

 機械工具卸売商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)が5月11日発表した令和2年12月期第1四半期決算(連結)は、新型コロナウイルス感染拡大防止に係る商品の好調により、売上高が574億93百万円(前年同期比3・1%増)となった。
 ファクトリールートは、米中貿易摩擦、新型コロナウイルスの影響で設備投資が前年に引き続き鈍化傾向にあり、前年同期比0・7%減。この中でウイルス感染拡大防止に付随する商品や土木建築用品は好調に推移した。
 eビジネスルートは、取り扱い商品の拡大やウイルス感染対策の巣ごもり効果により通販企業への受注が増加し、同19・2%増。ホームセンタールートは、プロショップへの売り上げ拡大が継続しており、同12・2%増だった。
 利益面では、基幹システム「パラダイス」のリニューアルに係る支払手数料及び減価償却費の増加や、売り上げ拡大による運賃及び荷造費の増加などで、販売費及び一般管理費が前年同期比10・0%増加したことにより、営業利益は33億37百万円(前年同期比7・7%減)、経常利益は33億84百万円(同7・8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は23億21百万円(同7・4%減)となった。

2020年6月21日(日)・2746号
コロナ禍における事業計画・予算案承認
新理事3名を含む全役員を承認
愛機工 令和2年度通常総会を開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、5月26日午後3時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて令和2年度通常総会を開いた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今回の総会は書面による議決権行使の方式がとられ、本人出席、書面出席を含めた185名によって開催された。前年度の事業報告をはじめ、新年度の事業計画および予算案はいずれも原案通り承認された。役員改選については書面による議決権の行使ができないため、当日の出席者により、新任の藤原昌信氏(山一工具社長)、野田典嗣氏(ノダキ社長)、橋爪庄二氏(マルマン商事社長)の3名を含む、理事・監事全員が原案通り承認された。
 総会は、山崎公明事務局長の司会進行で定刻に開会。同氏より「今総会においては、新型コロナウイルス感染拡大の状況の中で緊急事態宣言が発令されていたので、組合員の方々には書面による議決権行使をお願いしています。書面による出席が174名、本日の出席(本人出席)が11名、従って組合員総数232名中、185名の出席で今総会が成立することを報告します」と成立宣言が行われた。
 挨拶に立った水谷理事長は「現在、世界の経済がどうなるかという状況に立たされています。そんな中で、皆さんがそれぞれ生き残っていくために、最終的にはなんとかなると思いますけれど、それまでどのように持ちこたえるか。そして新しい世界をどのように作っていくかということが、人類に問われているのではないかと思います。組合事業においては、組合員数もさらに減っています。コロナウイルスの関係で、誘おうと思っていて有望であったところも勧誘作業が止まっている状態で、今後この騒ぎが落ち着いた時には、また増強活動を始めたいと思うところです。本日の総会が最後まで皆様のご協力で進行し、新しい形でスタートできることを祈念します」と述べた。
 服部健総務部長(伊吹産業社長)を議長に選出して議案審議に移り、第1号議案=令和元年度事業報告書、収支決算書、貸借対照表、損益計算書、財産目録並びに剰余金処分(案)承認に関する件▽第2号議案=令和2年度事業計画書(案)並びに収支予算書(案)承認に関する件▽第3号議案=令和2年度加入手数料及び賦課金(案)並びに徴収方法(案)承認に関する件を原案通り承認した。
 第4号議案=任期満了に伴う役員改選の件では、各支部より推薦された理事候補者33名の理事就任と監事候補者2名の再任を承認した。代表理事選出については、出席理事が過半数に達していないため改めて理事会を開催し、理事長、副理事長、会計理事を選出するとした。
 議案審議が滞りなく終了し、山崎事務局長の閉会の辞で総会を終えた。
 令和2年度事業計画の今年度重点実施事業及び実施事業は次の通り。
 【今年度重点実施事業】(1)メカトロテックジャパン2021出展者勧誘事業(会期2021年10月20日(水)〜23日(土))(2)教育事業(各種セミナーについては、新型コロナウイルス感染症収束後の状況を考慮して開催する)(3)中小企業共済保険の加入推進(4)車両燃料油取次事業の推進(5)社員・組織診断システム(CUBIC)の普及推進(6)カーリース取次事業の推進(7)業界情報の提供(組合報、ホームページ、理事会、企業情報等)(8)新型コロナウイルス感染症に関わる各種支援制度の情報提供。
 【実施事業】(1)流通形態の変化に対応するための研究会開催及び情報の提供(2)業界の動向に対応したセミナーの開催(3)組合報及びホームページを活用した情報の提供(4)各種保険の加入推進及び労働保険の委託等、会員の利益サービスに努める(5)組合員を対象にした景況調査(4回/年)及び各種アンケート調査(適時)の実施(6)福利厚生事業の実施@中断している第79回(令和元年度)野球大会の再開A第47回親善ゴルフ大会の開催Bその他親睦事業の実施(7)青年部事業@社員・家族を対象にしたレクリエーションの開催A若手経営者及び幹部社員の育成(講演会、研修会の実施)B青年部員の増強C他産業視察(異業種交流会)の実施(8)定款に定める各号に付帯する事業。
 ただし、今年度実施行事については、新型コロナウイルス感染拡大防止のため開催を中止もしくは延期する場合があるとしている。
 中止が決定している恒例行事は、@第80回組合親善野球大会A令和2年度青年部総会B青年部キャンプの集い。また、2020年7月に予定していた「ロボットテクノロジージャパン(ロボット展)」は開催中止となった。
【新 役 員】
敬称略、※は新任
 ■理事(33名)支部別

 【東支部】時津達也(新栄商会)▽野崎憲昭(常磐精機)▽林正人(広商NEXUS)▽※藤原昌信(山一工具)【西支部】梅村龍盛(梅村本店)▽内藤和美(内藤商事)▽矢野茂雄(滝川物産)▽吉野栄一(吉野機械工具)【南支部】森庸一(森哲)▽中川雅夫(ナカガワ)▽伊藤正人(伊藤信産業)▽伊藤久輝(丸正)▽和久田修志(三和商事)【北支部】長村康義(長村商店)▽熊田誠司(久満田商会)▽※野田典嗣(ノダキ)【中南支部】志知亨(志知)▽六浦康正(六浦本店)▽※橋爪庄二(マルマン商事)【中北支部】高田研至(井高)▽森田乾嗣(モリタ)▽幡野裕幸(朝日)▽大矢顕(大矢伝動精機)【熱田支部】水谷隆彦(ミズタニ機販)▽滝澤有一(松本商店)▽山本員彰(センサスヤマモト)▽小浦正喜(こうら)【尾張支部】大崎政雄(大崎機工)▽近藤尚文(油傳商店)▽服部嘉高(服部商会)【三河支部】斎藤健治(三豊)▽中島忠幸(オーエヌ技研)▽三井重信(三井機工)
 ■監事(2名)
 服部繁一(大宝)▽佐藤光録(佐悦)

新理事に青山氏、梁崎氏
福本豊彦理事長(フクモト)留任
中日本木工機械商工協組 第58回通常総会開く

 中日本木工機械商工協同組合(理事長=福本豊彦氏・フクモト会長)は、5月26日午後3時より名古屋市中川区の同組合会議室(荒子ビル3階)にて、第58回通常総会を開催した。任期満了に伴う役員改選では、福本理事長、榊原希昭副理事長(朝日工業社長)、伊藤邦昭副理事長(メイキ社長)の留任を決めたほか、新理事として青山眞人氏(青山工機社長)と梁崎由喜夫氏(弥栄商事社長)が就任した。
 総会は、橋本正史事務局長の司会進行により定刻に開会。組合員総数17社中、出席組合員11社、委任状6社で総会が成立すると報告された。
 福本理事長が挨拶に立ち「本日の総会においては、新型コロナウイルスの感染拡大を心配する声もありましたが、今年は2年に一度の役員改選がありますし、行事が中止になったりしていることもあるので、確認の意味も含めて皆さんと意見調整をしたいと考え開催しました。役員改選については、本日、新任の理事候補としてお二人の方に来ていただいています。非常に優秀な若い二人で、伝統ある当組合が今後発展するために欠かせない人材として執行部の方から推薦させていただきますので、宜しくご審議を賜りたいと存じます。私どもの業界は、昨年末から今年の初めに受注した機械の搬入その他で、4月頃まで数字としてはまあまあではなかったかと思います。今後夏から秋にかけては、私どもの会社の事を言いますと、4月以降非常に引き合いが減り、また納入の延期などもあって、受注は4月あまり良くなかったし、5月は連休もあり、お先真っ暗というような受注状況です。秋口にかけて、私どもの業界に影響が出てくるのではないかと懸念していますので、皆様方には自助努力、自分の城は自分で守るという決意のもとで、商売の面で頑張っていただければ幸いです」と述べた。
 令和2年度永年勤続優良従業員表彰については、これまで総会の中で表彰式を執り行ってきたが、今回はウイルス感染防止のため、受賞者は参加せず、名前を読み上げる形がとられた。今年度の受賞者は、勤続20年以上の3名と10年以上の3名、5年以上の2名(合計8名、いずれも理事長表彰)。後日、組合員企業を通じて各自に表彰状と祝金が渡される。
 議長に伊藤副理事長を選出して、議案審議を行い、第1号議案=平成31年度事業報告承認の件、第2号議案=平成31年度決算報告承認の件・剰余金処理(案)について・監査報告承認の件、第3号議案=令和2年度事業計画(案)承認の件、第4号議案=令和2年度収支予算(案)承認の件、第5号議案=組合借入金最高限度額決定並びに組合員への貸付金最高限度額決定の件を原案通り承認可決した。
 第6号議案=役員改選の件は、選考委員により理事10名、監事2名が選出され、理事互選の結果、福本理事長と榊原・伊藤両副理事長が留任、新役員体制(別掲)が承認された。
 第7号議案=その他の件では、福本理事長より、新型コロナウイルスの影響により6月26、27日に予定していた「第8回産業企業視察見学会」の開催中止を決定したが、正副理事長間の話し合いで秋口に「次世代組合員の集い」を是非名古屋でやりたいと考えていることが報告され、全員がこれに賛同した。
 また、橋本事務局長より荒子ビルのテナント契約に関し、昨年11月にテナント貸室契約更新の時期を迎え、1・2階のテナント契約者との契約を更新したことが報告された。契約期間は5年間。
 以上で議事を終え、島田昭三理事(シマダ機械社長)の閉会挨拶、若原透理事(若原工機会長)の一本締めで総会を終了した。
 新役員は次の通り(敬称略)。
▽代表理事(理事長)=福本豊彦(フクモト会長)
▽副理事長(財務担当)=榊原希昭(朝日工業社長)
▽副理事長=伊藤邦昭(メイキ社長)
▽理事=若原透(若原工機会長)
▽理事=小林正直(小林機械社長)
▽理事=杉田重勝(スギタキカイ社長)
▽理事=島田昭三(シマダ機械社長)
▽理事=太田幸成(太田実商店社長)
▽理事=青山眞人(青山工機社長)※新任
▽理事=梁崎由喜夫(弥栄商事社長)※新任
▽監事=宮川嘉朗(宮川工機会長)
▽監事=小林俊二(小林機械工業社長)

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展示会の中止・縮小に対する嘆願
リードエグジビションジャパン

 東京五輪・パラリンピック開催の1年延期にともない、2021年も東京ビッグサイト(東京都江東区有明)が放送施設として使用される計画に対し日本展示会協会(浜田憲尚会長、日展協)が関係各所に要望書を提出したことについては弊紙4月19日発行号で掲載した内容の通りである。すでに、予定されていた数多くの展示会が中止・縮小に追い込まれたことによる影響は各方面に出始めており出展企業・支援企業・主催者は、計1兆5千億円の損害を被るものと予想される。
 こうしたなか、さまざまな業界や団体から、以下のような不安や心配、諦めの声が多数寄せられているという。

 ●メーカーA社▽「弊社は営業5名の部品メーカーで、ビッグサイトでの展示会が最大の営業の場。使用制限が1年延長されれば、展示会に出展できなくなり経営難に陥る」。
 ●メーカーB社▽「毎年ビッグサイトの展示会で新製品を発表しているが、展示会に出展できなくなれば弊社も死活問題となる」。
 ●装飾施工会社▽「装飾施工の専門会社だが、これまでの20カ月の使用制限で、すでに仕事が激減。これが続くなら将来に希望が持てない」。
 ●移動飲食店▽「展示会場内で25年に渡って弁当販売をしてきたが、コロナに続き、さらに1年使用制限が続くと聞いて失望し廃業を決意した。同業者のことを心配している」。
 ●展示会主催社▽「年間5本の展示会を主催しているが、このままではほとんどが中止・縮小になり倒産の危機だ。同じ悩みを持つ主催社同士、団結して嘆願したい」。

 業界最大手の主催企業であるリードエグジビションジャパン(田中岳志社長、東京都新宿区)には、このような窮状を訴える声が数多く寄せられているという。これを受け同社は、出展企業・支援企業・主催者など200社を超える発起人とともに、五輪放送施設の代替会場として「仮設展示場の建設」を東京都や五輪組織委員会などに嘆願するための署名活動をウェブ上などで行った。
 同社は「嘆願内容を、皆さまの地元の政治・行政関係者にも直接訴えていただければ幸いです」と呼びかけている。

入手・保管・使用がしやすい
カセットボンベ式の発電機
山善 レジャーや非常時用に新発売

 山善(社長=長尾雄次氏、本社=大阪市西区)は、カセットボンベで電気をつくるカセットボンベ式インバーター発電機「EIGG-600D」を新発売した。冷暖房器具、エンジン商品、電動工具、園芸商品などを手がけるナカトミ(代表者=河本哲氏、本社=長野県上高井郡)と共同で立ち上げたブランド「DREAM POWER」より、全国の家電量販店・ホームセンターや、山善が出店・運営するインターネット通販「くらしのeショップ」などで、5月下旬より順次販売を開始している。価格はオープン。
 電源がなくても電気を確保できるインバーター発電機は、アウトドアやレジャー用に、また昨今では災害時の防災グッズとしても注目を集めている。主流のガソリン式は、ガソリンが危険物であるため家庭では保管しづらく、また1年程度で劣化することもあり、備蓄用としては不向きな面もある。
 そこで同社は、日頃から備蓄・保管がしやすく、非常時にも手に入りやすいカセットボンベを燃料とした発電機を開発した。新商品の主な特長は次の通り。
 @カセットコンロ感覚ですぐに発電
 一般的に販売されているカセットボンベを本体にセットするだけで、手も本体も汚さず燃料補給が完了。ガソリンを抜く手間がないので、後処理も簡単。
 A本体重量約14sの小型軽量設計
 定格出力800〜1000VAの発電機が主に普及する中、600VAにすることで、女性一人でも持ち運びやすく、保管や車載にも適する小型軽量設計を実現。また、低価格での市場提供も可能にした。消費電力が大きな製品の場合は、別売の並列運転コードで2台並列接続することで対応可能。
 BUSB出力端子搭載でスマホの同時接続が可能
 USBの出力端子を搭載しているので、他の電気製品とスマートフォンの充電を同時に行うことができる。また、負荷に応じた回転数に制御することで燃料消費を抑える「エコモードスイッチ」の搭載で、長時間運転が可能。
 C便利な直流出力
 自動車などの予期せぬバッテリー上がりの際にも、付属の直流バッテリー充電用コードを使用すれば、対応が可能。

 用途として、家庭での使用はもちろん、非常時の発電機の備蓄は企業のBCP(事業継続計画)の観点からも必要とされており、山善では、保管・使用がしやすい点でマンションの管理会社や地方自治体、町内会の倉庫などでの備蓄品として最適であるとして、各施設の管理会社・管理者などにも普及していきたい考え。
 さらに同社は、電子決済が主流になれば、小売店などでも非常時の電気は欠かせないものになるため、店側と顧客側の両面に役立つ備蓄品としての拡販も目指すとしている。
 【商品仕様】商品名・型番=カセットボンベ式インバーター発電機「EIGG-600D」▽本体寸法/重量=幅47×奥行27×高さ39p/約14s▽周波数=50Hz/60Hz(切替式)▽定格出力=600VA▽燃料容量=500g(カセットボンベ2本)▽連続使用時間=約1・5時間(定格負荷)▽使用燃料/点火プラグ=LPG(液化ブタン)/TORCH A7RTC(NGK CR7HSA互換)▽付属品=直流バッテリー充電用コード×1、プラグレンチ×1、棒ハンドル×1、ドライバー×1▽価格=オープン価格▽取扱店=全国の家電量販店・ホームセンター、インターネット通販「くらしのeショップ」(同社が運営している家庭用品のインターネット通販http://www.rakuten.ne.jp/gold/e-kurashi/)など。

人事異動
6月1日付
 敬称略、[ ]は旧職
 【DMG森精機】

 高見裕士=グローバル本社財務部長[グローバル本社財務部貿易・外国為替グループ長]
 【オーエスジー】
 竹腰幸司=IT戦略部開発グループ(課長)[IT戦略部製造チーム(係長)]
 内田雅晴=人事総務部法務グループ(課長)[人事総務部法務グループ法務チーム(係長)]

ラジアスカッタ「ARPシリーズ」に
低切り込み加工用インサート追加
三菱マテリアル 5月7日発売

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(田中徹也カンパニープレジデント、東京都千代田区丸の内)は、難削材加工用ラジアスカッタ“ARPシリーズ”に8コーナー低切り込み加工用インサートを新たにラインアップし、5月7日(木)より販売を開始した。
 難削材加工用ラジアスカッタ“ARPシリーズ”は、難削材加工に特化した丸型インサートを使ったラジアスカッタとして既に多くのユーザーから支持を得ている。同社はこのたび、被削材のニアネットシェイプ化に伴う低切り込み化の需要増に対応するため、8コーナーインサートを2020年5月7日(木)に追加し、発売した。
 難削材加工用ラジアスカッタ“ARPシリーズ”低切り込み加工用インサートは、@最高クラスの振れ精度を実現。コーナーチェンジの際に振れが発生しにくく各切れ刃寿命のばらつきを低減。A底面の広い着座面と2ヶ所の回転止めにより、強固なクランプシステムを実現し切削中にインサートが動くことを抑制。B低切り込み加工に適したブレーカによって、8コーナー使用できるインサートを開発。切り込み量に応じてインサートの選択の幅が拡大。といった特長が挙げられる。
 製品数は18アイテム。標準価格(代表型番)は以下の通りだ。●RPMT1040M0E8-M1 MP9130▽880円、●RPMT1040M0E8-R1 MP7130▽880円、●RPMT1248M0E8-L1 MC7020▽1170円、●RPMT1248M0E8-R1 MP9130▽1170円。※価格はいずれも税別。詳しくは同社ウェブサイト▽URL=http://carbide.mmc.co.jp/へアクセスを。

商社機能とAI最先端技術融合
コネクトームデザインと資本業務提携
ユアサ商事 新サービスの共同開発目指す

 ユアサ商事(社長=田村博之氏・本社=東京都千代田区)と、AI関連技術の活用戦略コンサルティングおよび同技術を活用した新規事業創出を行うconnectome.design(コネクトームデザイン/佐藤聡社長、東京都千代田区、以下CODと表記)は、ユアサ商事グループが有する商社機能および広範な取引先基盤と、CODが有するAI最先端技術をつなぎ、融合することで、AI、IoT、ロボットを活用したスマートファクトリー、スマートシティ、スマートライフの実現など新しいサービスの共同開発を目指し、長期的かつ継続的な協業関係を構築することを目的として資本業務提携に関する合意書および株式譲渡契約書を締結することを5月12日(火)開催の取締役会で決議し契約締結した。
 従来、日本の製造業における強みであった「現場力」は新規雇用が困難な環境にあり、さらに、これまで製造業を支えてきた団塊世代の熟練者がリタイアを直前に控え深刻な人材不足に直面するなど、維持・向上が難しい状況を迎えている。
 ユアサ商事とCODおよびユアサプロマテック(ユアサ商事の完全子会社)の3社は2019年12月2日(月)に公表した業務提携契約を締結し、製造業スマート化のためのアセスメント・PoC(Proof of concept)の実施から、現場へのIoTデバイスの導入・スマートファクトリー実現までワンストップでのサービス提供を目指し、最新ハードウェアとディープラーニングを含むAI関連技術の組み合わせによって熟練者の「匠の技」を維持・拡張する次世代型のスマートファクトリーの実現に向けた協業を行ってきた。
 今後、新型コロナウイルスの感染拡大に端を発した一部製造業の国内回帰の動きも相まって、工場の自動化ニーズは一層強まると予想されることから、ディープラーニングをはじめとしたAI関連技術を活用したソリューションをワンストップで提供できる基盤を共同で急ぎ構築する必要があるとの判断に至り、この度の資本業務提携を行うこととなった。
 2018年6月に創業したCODは、製造業界へのAI実装における豊富な経験を有している。これまで熟練者の技術や経験により支えられてきた検査工程、設備保全、工程管理、設計等における「匠の技」を自動化するとともに頭脳となるAI、神経となるIoT、手足となるロボットを組み合わせたAIを実装すべくコンサルテーションおよび工場内の各種データの収集、解析、検証を行うPoCを提供している。さらには、ハンズオン形のコンサルティングサービスのほか『知の爆縮』を起こし、AI関連プロジェクトを強力に推進する仕組みである「AIギルド」および、AIの社会実装を可能とするナレッジを誰もが自由に取引することができる知のマーケットプレイ「metabase」の開発および実証を進めている。
 一方、ユアサ商事は約6000社の仕入先ネットワークと約2万社の販売先ネットワークを有する複合専門商社として、モノづくり分野におけるスマートファクトリーをはじめ、住環境・建設分野でのスマートシティや安心・安全な社会インフラ、スマートライフなどの実現に向けたさまざまなソリューションを提供している。
 両社は、モノづくり分野はもとより、住環境分野、建設分野、農業、介護・医療、食品分野などの幅広い分野におけるシナジーの発揮と、AI関連技術を活用した新たなソリューションの創造により、さまざまな社会課題を解決し、社会全体のWell-being(身体的・精神的・社会的に良好な状態にあること)の向上を目指していく。
 資本業務提携の詳細については、今後両社でさらに協議を行い、詳細を確定していく予定だが、現時点で想定している両社の資本業務提携内容は以下のとおりだ。
 @ユアサ商事の取引先ネットワーク活用により、両社協働でAI実装事業の拡大を目指す。
 ACODの「AIギルド」「metabase」の両事業を両社協働で開発および拡大を目指す。
 Bユアサ商事によるハードウェアの供給および保守・サービスのサポート。
 本提携による当面の連結業績予想に与える影響については軽微であるが、将来にわたり企業価値の向上を実現するものと考えられる。
太陽光発電システム
保守点検認証取得
ユアサ商事 商社として初

 ユアサ商事は、電気安全環境研究所(以下、JETと表記)が認証している「太陽光発電システム保守点検認証(JET PV O&M認証)」を2020年4月1日(水)に取得した。商社としては初の取得となる。
 「JET PV O&M認証」とは、電気製品の安全性などを検証し適合性確認および各種認証を行っている機関であるJETが、保守点検業者および技術者が作成した「保守点検報告書」に対し「JET太陽光発電システムの定期点検および不具合調査に関するガイドライン」に適合するものであることについて認証を行うものだ。太陽光発電システム運用業者や保守点検業者にとって、このガイドラインへの適合性が客観的かつ公正に証明されたことを示すものとなる。
 今後、拡大が想定されるO&M市場において、安全かつ適切な保守点検を行える事業者の重要性は増してくる。ユアサ商事は、従来から太陽光発電システムの保守点検事業を行ってきたが、これからもさらなる技術・品質の向上が必要であると考えていたという。
 同社は「FIT法制定以降、急速に増大した太陽光発電所の保守点検を通じて、より安全に、より効率的に発電を維持・継続させることが、再生可能エネルギーの普及およびサステナブルな社会への貢献であると考え、当社グループの機能を発揮し、本事業を拡大してまいります」とコメントしている。
千葉支店を移転
「東関東支店」に改称
ユアサ商事 西関東営業所も移転

 ユアサ商事の千葉支店(首都圏ブロック長=深川裕一氏、支店長=佐藤修宏氏)は2020年4月1日(水)、「東関東支店」に支店名称を変更した。また、5月7日(木)より所在地を千葉市美浜区から千葉県柏市に移転。新事務所にて営業を開始することとなった。東関東支店には、新たに工業機械部、機電部、制御機器部、外構エンジニアリング部が設置された。なお、外構エンジニアリング部の東関東支店駐在は2020年10月からの予定となっている。
 西関東営業所(武川政義営業所長)もまた、2020年4月13日(月)より所在地を東京都日野市から東京都国立市に移転し新事務所にて営業を開始することとなった。西関東営業所には、新たに外構エンジニアリング部が設置される。

【東関東支店概要】

●支店名称▽東関東支店(2020年4月1日(水)より)
●新事務所での営業開始日▽同5月7日(木)
●新住所▽〒277-0005 千葉県柏市柏4丁目5番10号 サンプラザビル3階
●新電話番号▽04(7195)6580(代表)
●FAX番号▽04(7195)6586
●支店長▽佐藤修宏支店長

【西関東営業所概要】

●新事務所での営業開始日▽2020年4月13日(月)
●新住所▽〒186―8505 東京都国立市東1丁目4番15号 国立KTビル6階
●新電話番号▽042(511)2833(代表)
●FAX番号▽042(511)2835
●営業所長▽武川政義営業所長

熱中症への効果に期待!
現場の相棒“塩ビタミンゼリー”
ノダキ 共親製菓と共同開発

 ノダキ(社長=野田典嗣氏・本社=名古屋市西区)は、名古屋市西区で70年にわたり駄菓子などを作り続けてきた共親製菓(安部隆三社長)と共同で『現場の相棒“塩ビタミンゼリー”』を開発。現在、絶賛発売中だ。
 この『現場の相棒“塩ビタミンゼリー”』を、野田ノダキ社長がブランディングデザイナーを務める愛知県フェンシング協会(後藤泰之会長、愛知工業大学名電高等学校内)へと寄贈。6月3日(水)、贈呈式ならびに感謝状授与式が同校内で行われた。
 ノダキには、ここ数年にわたりモノづくりの現場から「熱中症に罹ってしまう従業員が年々増えていく。なかなか効果的な対策が無く頭を抱えている」との声が数多く寄せられていた。これまでも空調服やクーラーの販売などで対応してきた同社であったが、こうした声をうけ一念発起。同じ地元の企業である共親製菓に打診し、2020年1月から『現場の相棒“塩ビタミンゼリー”』の開発に着手した。
 本製品はスティックタイプで1ボトルおよそ100本・計約1s入り。ゼリータイプなので塩アメ以上に塩分吸収の早さが期待できるという。パッケージで水分70%と謳っているだけあり、渇いた体の水分補給にも最適だ。マルチビタミン、ブドウ糖、ナトリウム、クエン酸などが配合されたレモン味。こんにゃくゼリーのような硬さもなく、お年寄りや子供にもおすすめ。部活動やスポーツ後の水分、塩分補給にももってこいだ。
 ノダキ、共親製菓両社は、同じ西区内の学童保育などにも本製品を寄贈。また、ボトル補充用として1袋700g入りの詰替え用も販売中とのこと。本製品に関して詳しくはgenba-aibou@nodaki.jpまで問合せを。フェイスブックやインスタグラムにも特設ページが開設されているので、そちらにもアクセスを。ノダキのユーチューブチャンネルでは、同社社員と安部隆博共親製菓専務が本製品に関して対談している模様もアップされているので(https://youtu.be/E22nTmgGCXQ)こちらも要チェック。

剛鍛首振りアダプター&
ショートソケットセット
ベッセルより新発売

 ベッセル(社長=田口順一氏、本社=大阪市東成区)は4月2日(木)、新製品「剛鍛首振りアダプター&ショートソケットセット(全2アイテム)」(写真)の販売を開始した。トーション効果によって耐久性を4倍にまで引き上げた剛鍛首振りミラーソケットアダプターの長さ違い2種類(72o・110o)とショートソケット9個を、持ち運びできる便利な収納ケースにセット。現場で役立つソケットセットシリーズの第2弾となる。
 本製品は、電動インパクト(18V)用ソケットアダプターである。衝撃緩和樹脂をソケットとドライバー軸の間に埋め込んでトーション効果を生み、電動インパクトの過度な衝撃を吸収。同社従来品と比べ4倍の耐久性を誇るという。
 インパクトが入りにくい狭い場所は使いやすい首振りで。また、普段は固定での使用が便利だ。カドギワや作業性の悪い個所では首振りで15度まで傾き作業性が向上。多数打ちでスピードが求められる場面では、ソケットに奥深く押し込むとロックできる。
 ソケットの四角ドライブ(差込角)は9・5oと12・5oに対応。ショートソケットは8、10、13、14、17、19、21、22、24o各1個が持ち運びや収納に便利なケースに収められている。ラックやスチール物置の組立、ソーラーパネル施工、鉄骨建築の骨組施工、耐震金物の施工、機械・自動車のメンテナンスなどに重宝する。
 販売価格は、オープン価格(2製品とも参考小売価格6300円)。本製品に関する詳しい問い合わせは、フリーコール▽0120(999)914まで。
ネジの落下防止、長いネジの作業に
ネジマグキャッチャーに新色登場
ベッセル 電気工事、建築内装工事に

 ベッセルは、大人気の「ネジマグキャッチャー」に、新たにグリーン、イエロー、ブルーの新色をラインアップ。2020年4月2日(木)から販売を開始した。従来機種のネジマグキャッチャー“レッド”(2個入り/NMC―2P)のカラーバリエーションだ。さらに、店頭での1個売り(NMC―1P)にも対応できる10個箱入りでの出荷も始めた。
 電気工事士や大工は必携! 電動ドライバー作業でネジをしっかり保持するネジマグキャッチャーに、3つ新色が登場した。全4色のなかから好きな色を選ぶことができ建築現場での差別化、また区別に重宝する。
 通常のマグネット入りビットの20倍(同社比)の磁力でネジをしっかりと吸着。2枚のネオジム磁石を内蔵したネジマグキャッチャーは、強力にネジを保持してくれる。さらに、ビットとの組み合わせで狭く限られた箇所でのネジ締めやドライウォールなどの連続作業をラクにしてくれる。
 利用も至って簡単だ。ビットに本製品を差し込むと着磁でき、本製品の側面でビットを数回こすり刃先を最後に持ちあげると脱磁できる。
 対応ビットサイズは対辺6・35o。軸径が6o未満の丸軸電動用ビットは不可。
 これまでは2個入りブリスターパックでの販売だったが、今回、店頭でのバラ売りにも対応できるよう、包装を省いた10個入り紙箱での出荷も可能となっている。
 価格はいずれもオープン価格。詳しくは同社ホームページを参照に。

4月度総受注高18か月連続で前年下回る
国内58.3%減、海外41.1%減
中部経済産業局 主要8社の金属工作機械受注状況

 中部経済産業局が5月29日に発表した令和2年4月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシナリー、ジェイテクト、コマツNTC、FUJI、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比47・6%減の182億29百万円となり、18か月連続で前年を下回った。前月比は32・4%減。平成22年2月以来、10年2か月ぶりに200億円を割り込んだ。
 国内受注は、前年同月比58・3%減の54億47百万円となり、17か月連続で前年を下回った。前月比は50・0%減だった。
 主力の一般機械工業向けが前年同月比47・7%減の32億39百万円と18か月連続で前年を下回り、自動車工業向けも同79・1%減の8億63百万円と17か月連続で前年を下回った。
 海外受注は、前年同月比41・1%減の127億82百万円となり、18か月連続で前年を下回った。前月比は20・4%減だった。海外受注比率は70・1%となっている。
 北米向けが前年同月比49・1%減と15か月連続で前年を下回り、ヨーロッパ向けが同56・8%減、アジア向け(トルコを含む)が同16・7%減とともに18か月連続で前年を下回った。
 国別にみると、1位のアメリカが40億45百万円(前年同月比44・1%減)、以下、中国40億1百万円(同0・2%増)、ポーランド10億84百万円(同189・1%増)、タイ4億3百万円(同53・2%増)、ドイツ3億53百万円(同85・2%減)の順となった。
 販売額は、前年同月比18・3%減の225億44百万円となり、4か月連続で前年を下回った。前月比は35・2%減だった。
 受注残高は、前年同月比39・9%減の1321億13百万円となり、13か月連続で前年を下回った。前月比は7・6%減だった。

人材育成の一助にと
商品動画のオンライン授業活用を提案
DMG森精機から教育機関に向け

 DMG森精機(社長=森雅彦氏・本社=名古屋市中村区)は、最新の製品や加工技術など工作機械に関するさまざまな情報を動画や豊富なコンテンツを用いてユーザーに発信してきた。そこで、このたびの新型コロナウイルス感染防止対策に伴い教育機関で行われているオンライン授業などで、同社YouTubeチャンネルや同社WEBサイトに公開されているデジタルコンテンツをぜひとも活用していただきたい。
 同社は、これまでデジタルソリューションを活用した製品提案に力を入れてきた。近年、変種変量・多品種少量生産が増えるなか、技術者育成を課題にあげるユーザーが多くいること、また展示会で展示する実機だけでは十分に披露しきれない性能や製品の提案をすること、さらには工作機械の高精度化・高機能化により紙のカタログではユーザーに最適な提案や投資効果を紹介しきれないという課題があった。
 これらの課題を解決するために、同社はフルCGと4K映像を組み合わせた超高精細な製品紹介動画を制作してきた。これまでに全世界で制作した動画本数は1000以上で、同社グループYouTubeチャンネルでは製品、加工技術、自動化、ユーザー紹介動画など工作機械に関わる最新動画を公開している。
 また、同社WEBサイトには製品だけでなくこれまで蓄積してきた加工技術や周辺機器など工作機械に関する豊富なノウハウがつまっている。一部テレビCMでも放送しているショートムービー「DMG MORI×Front Runner」では、同社の機械を使用して先進的な取り組みに挑戦しているさまざまな業界のフロントランナー企業を紹介している。特設サイト「基礎から分かる自動化システム」「基礎から分かる5軸加工」「デジタルソリューション」では、工作機械を初めて学習する学生でも分かりやすい基本的な内容を説明している。
 動画は、同社エンジニアによるユーザー向け加工プライベートレッスンや、DMGMORIアカデミーでの同社社員教育、営業担当者による製品提案に、また、同社製品を使う世界中の大学や工業高校で活用されている。動画の使用に関しては、これまで一映像ごとに使用の連絡を受けていたが、2021年3月末までは公に伝達(ネット上の動画を授業中に受信し、教室に設置されたディスプレイ等で履修者に視聴させる等)しても良いと同社は言う。
 同社は今後も、デジタルソリューションを通してWebinarを用いた同社エキスパートや社外講師による技術セミナー、製品紹介も開催していく。同社の知見がつまった動画やコンテンツを教育現場で活用することで、将来の工作機械業界を担う人材育成の一助となることを願う。

日工会 2020年4月分の工作機械受注額
前年同月比48.3%減の561億43百万円
10年3か月ぶりに600億円を下回る

 日本工作機械工業会(日工会、会長=飯村幸生氏・芝浦機械会長)が5月26日発表した2020年4月分の工作機械受注額(確報値)は、前年同月比48・3%減の561億43百万円となり、19か月連続で減少した。前月比は27・5%減。受注総額が600億円を下回るのは、2010年1月以来10年3か月ぶり。国内外で新型コロナウイルス感染拡大の影響が広がり、受注を下押しした。
 内外需別にみると、内需は、前年同月比51・4%減の211億49百万円となり、17か月連続で減少。前月比も38・2%減と3か月ぶりに減少に転じ、2013年1月以来7年3か月ぶりに250億円を下回った。
 内需全体としては、ウイルス感染拡大による景気の先行き懸念、往来自粛やユーザ側の受け入れ事情などにより設備投資の先送り傾向が非常に強く、2010年1月以来10年3か月ぶりに50億円を下回った自動車向けをはじめ、全11業種で前年同月比・前月比がともに減少した。
 内需主要4業種の受注額は次の通り。一般機械…93億26百万円(前年同月比44・5%減/前月比40・1%減)▽自動車…48億61百万円(前年同月比61・5%減/前月比35・0%減)▽電気・精密機械…22億17百万円(前年同月比48・4%減/前月比28・3%減)▽航空機・造船・輸送用機械…5億26百万円(前年同月比80・1%減/前月比65・1%減)。
 外需は、前年同月比46・3%減の349億94百万円となり、19か月連続で減少した。前月比は19・0%減。外需が350億円を下回ったのは2009年11月以来10年5か月ぶり。中国以外で感染拡大の影響が広がり、欧州・北米向けを中心に減少傾向が続いている。
 アジア向けは、176億76百万円(前年同月比35・4%減/前月比7・4%減)で、2か月ぶりに180億円を下回った。感染が小康状態となった中国では、政府の産業奨励策により多様な業種で受注があり、低水準ながら2か月連続して前月を上回った。
 欧州向けは、53億50百万円(前年同月比66・7%減/前月比25・7%減)。域内の多くの国で外出規制措置がとられた影響などから、2010年1月以来10年3か月ぶりに60億円を下回った。
北米向けは、117億77百万円(前年同月比41・5%減/前月比27・2%減)と、2010年8月以来9年8か月ぶりに120億円を下回った。米国が世界最大の感染者数を記録するなど景況感が悪化している。
 この結果、2020年1〜4月の受注累計額は前年同期比38・5%減の2915億91百万円となった。このうち内需が同37・1%減の1169億78百万円、外需が同39・5%減の1746億13百万円で、外需比率は59・9%となっている。

2020年6月14日(日)・2745号
書面での総会へ切り替え
10月開催予定の展示会中止決定
愛知県管工機材商協組 第58回通常総会

 愛知県管工機材商業協同組合(大藪淳一理事長・大清社長)は5月21日(木)、予定されていた第58回通常総会を、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から書面による総会へと切り替え、名古屋市中区伊勢山の組合事務所にて開催した。当日は大藪理事長、峰澤彰宏副理事長(MINEZAWA社長)、小川誉之副理事長(小川管商社長)、村井善幸副理事長(オータケ社長)ならびに阪尾知治事務局長が出席。その他、73名の正会員が書面による出席となった。
 大藪理事長が本総会の議長へと選任され、以下の議案について審議された。
 【第一号議案】『第33回管工機材・設備総合展』(以下、展示会と表記/坪井研二展示会実行委員長・ツボイ常務/10月8日(木)〜同10日(土)、名古屋市千種区の吹上ホールにて開催予定)中止承認の件▽第一に、新型コロナウイルス感染拡大に伴い全国に緊急事態宣言が発せられ展示会実行委員会等の準備会議の開催が事実上不可能となった。第二に、今後の景気悪化による出品者の減少や、開催当日の来場者動員の困難さなどが予想される。以上の点から『第33回管工機材・設備総合展』の中止が原案として上程され、これが全会一致で承認された。
 【第二号議案】令和元年度(平成31年4月1日〜令和2年3月31日)事業報告の件、および令和元年度決算関係書類(財産目録、貸借対照表、損益計算書、令和元年度収支予算実績比較表ならびに剰余金処分案)承認の件▽まず初めに令和元年度の概況(以下に掲載)が報告された。「平成から令和へと元号が変わった本年度は、2年に一度の大事業となる『第33回管工機材・設備総合展』の実行委員長に坪井研二氏を、実行副委員長には石原太郎氏(福利厚生部会長兼任、原芳商会社長)を選任し、令和2年10月の開催に向けて準備の幕が開きました。また本年度は、正会員と賛助会員の従業員の皆さまの交流を目指して『会員交流会』を開催し、多くの方々に参加いただきました。新年賀詞交歓会では過去最大367名の参加をいただき盛大に開催させていただきました。さらに、3部会(流通部会・事業部会・経営研究部会)合同の令和特別講演会も開催し、盛会に終えることができました。残念ながらその後は新型コロナウイルスの国内感染拡大に伴い、理事会をはじめとする各種会合の開催が困難な状況となりました。その現状を踏まえ協同組合としてスムーズに年度移行する方法について模索し、書面による議決にて通常総会を開催する方向で年度末を迎えております。新しい年度は社会・経済、我々管工機材の製造・流通・施工において先行きが見えにくい状況が続くと予想されます。今後も皆さまのご意見ご提案に耳を傾けながら、困難を乗り越え業界の発展に寄与していきたいと思います」。
 続いて、令和元年度同組合の正会員の加入退会状況が報告された。●期首会員数81名。●令和元年度加入者1名。●同退会者1名。●期末会員数81名。※名古屋市16区62名/三河8名/尾張西部6名/尾張東部・知多5名。
 令和元年度総会・役員会ならびに各部会・各委員会等の事業報告は以下(抜粋)の通りだ。●第57回通常総会を令和元年5月22日(水)、東京第一ホテル錦で開催。73名(委任状21名含む)が出席。●定期理事会を組合事務所等で計7回開催。他、三役・常任理事会等を開催。●流通部会、事業部会、経営研究部会は合同で令和特別講演会『達ちゃん≠フ野球人生論〜ここ一番に強くなろう!!〜』を令和2年2月21日(金)、ウインクあいちで開催。96名が出席。他。●広報部会は組合だより第144号、第145号ならびに2020年度版組合員名簿を発行。●福利厚生部会は第39回ボウリング大会を令和元年11月9日(土)、星ケ丘ボウルで開催。153名が参加。他。●組合加入促進部会は令和2年2月13日(木)、検討部会を開催。●展示会実行委員会各会合等。●青年部「愛青会」は令和2年1月24日(金)〜同26日(日)の3日間、沖縄クボタ化成等を含む製造現場視察会を開催。部員6名と顧問1名が参加した。他。●懇親会幹事会は会員交流会を令和元年11月25日(月)、キャッスルプラザで開催。210名が参加した。他。●名管会幹事会は第51回名管会ゴルフ大会を令和元年10月17日(木)、愛知カンツリー倶楽部で開催。58名が参加した。●その他、各関連団体諸行事への参加等。以上、令和元年度事業報告について、全会一致で承認された。
 決算関係書類、ならびに監査報告については、こちらも全会一致で承認された。※令和2年4月28日(火)に開かれた4月理事会に第58回通常総会開催日時・場所と議案内容を諮り全会一致で承認議決されている。また同22日(水)に組合監事の監査を受けた令和元年度決算関係書類と、令和元年度事業報告書について、同じく4月理事会に諮り全会一致で承認議決されている。
 【第三号議案】令和2年度(令和2年4月1日〜令和3年3月31日)賦課金および賛助会費徴収方法決定の件▽賦課金の算定および徴収方法等について、全会一致で承認された。
 【第四号議案】令和2年度事業計画案ならびに収支予算案承認の件▽まず、令和2年度は「新型コロナウイルス感染拡大問題は、社会・経済・内外の流通分野および当業界に甚大な影響を与えております。この一年、そのような困難な状況のなかで当組合に何ができるかを考え、管工機材流通業界の円滑発展のために力を尽くしていきます。今年度も管機連(全国管工機材商業連合会)の掲げる五つのスローガンに基づいた組合運営を実行し可能な限り各部会等の事業をさらに活性化させていきます。また、愛知県下の関連諸団体はもとより、隣接県の同業組合とも連携を強化し、工・製・販の結びつきをさらに強固なものにしていきます」との基本方針に基づき、以下に重点を置いた事業を実施していくと発表があった。@新型コロナウイルス感染拡大問題が継続する間は、政府からの要請を勘案しつつ会員同士のコミュニケーションを図る企画について検討。A賛助会員から組合員に向けた一斉提供情報の受け入れ促進。B管工機材流通市場の適正化。C管工機材流通業界の存在感を高めるPR。D中小企業に関する行政施策の活用周知。E正会員(組合員)企業社員に向けた福利厚生事業の推進。F災害時における資材提供に関する協定に基づく具体的な協力体制の確立。
 令和2年度の具体的な事業計画は以下の通り。なお、事業計画案ならびに予算案は、全会一致で承認されている。●展示会実行委員会▽本総会の承認をもって、本年10月の『第33回管工機材・設備総合展』開催を中止する。●流通部会▽流通の諸問題を取り扱う工販懇談会、講演会、セミナー等を開催する。●事業部会▽管工機材・設備のメーカー、ユーザーの優良工場見学会を開催する。●広報部会▽「組合だより」を編集・発行する。●福利厚生部会▽@組合員および組合員企業社員対象の巡回健康診断を実施する。A第40回ボウリング大会を企画運営する(11月14日(水)の開催を予定)。●経営研究部会▽経営者を対象としたセミナー、講演会、勉強会等を開催する。●組合加入促進部会▽未加入の販売店、製造業者加入を促進する。●青年部「愛青会」▽独自企画を検討・実施する。●幹事会▽@名管会幹事会/第52回名管会ゴルフ大会を企画運営する。A新年会幹事会/令和3年新年賀詞交歓会を企画運営する(令和3年1月19日(火)の開催を予定)。B懇親会幹事会/令和3年通常総会ならびに懇親会を企画運営する。●庶務的事項▽@奇数月および4月に理事会開催。A「三役会および常任理事会規約」に基づいて三役会を開催。B「部会規約」に基づいて各部会会合を開催。●その他、関係官庁・諸機関、全国業界団体および各地区団体、愛知県内の関連団体等と連携・協調する。

事業報告など全議案が承認される
山田浩理事長(コジマ・フジ通商)再任
三重県機械工具商組合 
第10回通常総会を書面で開催

 三重県機械工具商組合(理事長=山田浩氏、コジマ・フジ通商社長)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月に予定していた「第10回通常総会」の開催を中止し、書面による決議をおこなった。
 4月25日の期限までに会員73社中、過半数を上回る50社より議決権行使書の提出があり、反対意見ゼロで、同総会を成立させた。
 第1号議案=平成31年度事業報告▽第2号議案=平成31年度会計報告および監査報告▽第3号議案=役員改正(案)▽第4号議案=令和2年度事業計画(案)▽第5号議案=令和2年度収支予算(案)は、いずれも承認された。
 役員改正では、山田理事長、水野隆次副理事長(共栄商会社長)、大津裕史副理事長(大津屋社長)の再任が決まった。
 承認された今年度の事業は次の通り。
 臨時理事会(3月10日、MG四日市にて開催済み)▽理事会(2か月ごと)▽親睦ゴルフコンペ▽工場見学会または勉強会▽青年部活動(納涼会等)▽新年賀詞交歓会▽全機工連中部ブロック会議▽総会中止に伴うその他の事業。
 その他、賛助会員の入退会について、岡谷機販三重営業所の入会と、鈴木油脂工業名古屋営業所の退会が報告された。現在の会員数は、正会員25社・賛助会員48社となっている。
 【新役員】
 敬称略
●理事長=山田浩(コジマ・フジ通商)
●副理事長〈総務・事務局〉=水野隆次(共栄商会)
●副理事長〈事業担当〉=大津裕史(大津屋)
●理事〈会計〉=平井宏幸(平井マシンツール)
●理事=戸谷真基(常盤機工)
●理事=棚橋浩司(タナハシ機工)
●理事=田中徹(トラスコ中山四日市支店)
●理事=三木隆太郎(NaITO名古屋第二支店)
●理事=亀井隆典(亀井機工)※新任
●監事・顧問=門脇匡伸(門脇商店)

燃えないFRP素材の開発に成功
EachDreaM 大手メーカー、政府機関が注目
ISO1182取得を準備中で
承認されればFRPでは世界初

 燃えない素材を開発するEach DreaM(イーチドリーム、社長=中野省吾氏、本社=名古屋市西区)は5月12日、「燃えないFRP素材」の開発に世界で初めて成功したと発表した。
 従来の不燃FRPと呼ばれている素材は、鉄道車両材料に要求される不燃性を規定する国際標準規格ISO5660を満たすものだが、燃えにくくしたものであって、基本的には燃える素材である。
 これに対し、今回同社が開発した「燃えないFRP素材」は、1500℃の炎に耐えられるもので、熱伝導率も圧倒的に低く、リサイクルもしやすい環境に配慮した新素材。現在、不燃材料を規定する国際標準規格ISO1182の取得の準備を進めており、承認されればFRP素材で世界初の本当の不燃FRPになるという。
 FRPとは、エポキシ樹脂やフェノール樹脂などに、ガラス繊維や炭素繊維などの繊維を複合して強度を向上させた強化プラスチックのことで、自動車・鉄道車両などの乗り物全般の内外装、小型船舶の船体や、テーマパークの建材などで使用されている。
 特に重機や自動車においては、2022年のディーゼル車や自動車などの排出ガス規制が背景にあり、メーカー各社が対応に追われている。排気ガスをクリーンにするにはエンジンの馬力が必要になるため、高熱に耐えられる素材が必要になる。
 そのため、Each DreaMが開発した燃えない素材に興味を示しており、大手メーカー各社との交渉が続いているという。また、政府機関もこの新素材に注目しており、実用化に向けてテストを重ねているとしている。
 Each DreaMが開発した燃えない素材は、FRP、断熱材、塗料、防火液の製品がある。塗料を塗るだけで燃えなくなるほか、断熱材で高熱から命を守り、防火液で延焼を防ぐことができるため、火災で亡くなる多くの人の命を救うことができるとしている。
 製品に関する問い合わせは、Each DreaM電話052-325-6523まで。

売上高7.0%減の1270億90百万円
キッツ 2020年3月期連結決算

 キッツ(社長=堀田康之氏、本社=千葉県千葉市)が5月12日に発表した2020年3月期連結決算は、売上高が前期比7・0%減の1270億90百万円、営業利益が40・7%減の69億50百万円、経常利益が39・1%減の72億41百万円、当期純利益が12・2%減の49億37百万円だった。今期(2020年12月期)の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染拡大の影響を予想することは困難として、未定とした。
 2020年3月期のバルブ事業の売上高は、前期比6・2%減の1031億14百万円。国内外の半導体製造設備向けが大幅減収となった他、国内市場では、工業用バルブがメンテナンス需要及び食品・薬品・医薬品向け等の新設案件を中心に堅調を維持したが、主力の建築設備向けで市中在庫調整により販売量が減少。海外市場では、米中貿易摩擦の影響により中国及びアセアンで減収となった。
 伸銅品事業の売上高は、前期比10・9%減の210億61百万円。原材料相場の下落による販売価格の下落と販売量の減少により、減収となった。
 同社グループにおける新型コロナウイルスの影響については、中国国内の複数の拠点で一時的な操業停止等の影響があったが、生産拠点は3月末にほぼ通常稼働に戻っているとした。
 同社は6月29日に開催予定の第106期定時株主総会での承認を経て、2020年度より決算期を3月31日から12月31日に変更することを予定している。3月決算の連結子会社についても同様の変更を行う。これにより2020年12月期は9か月の変則決算となる。

 役員人事 6月29日付
 キッツは5月12日、同日開催の取締役会で新任社外取締役の候補に、元フジテレビアナウンサーで現在は弁護士の菊間千乃氏を内定したと発表した。6月29日開催予定の第106期定時株主総会にて正式に選任される予定。
 【菊間千乃氏 略歴】1995年4月株式会社フジテレビジョン入社(2007年12月退社)▽2011年12月弁護士登録▽2012年1月弁護士法人松尾綜合法律事務所入所(現任)▽2014年12月株式会社ノエビアホールディングス社外取締役(2017年12月退任)▽2018年6月株式会社コーセー社外取締役(現任)

中部経産局5月公表 最近の管内総合経済動向
「一段と弱含んでいる」
総括判断を2か月連続で下方修正

 中部経済産業局は、5月22日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を「弱含みとなっている」から「一段と弱含んでいる」に2か月連続して下方修正した。
 個別の項目では、個人消費の判断を「緩やかに持ち直しているものの、足踏みがみられる」から「弱含みとなっている」に3か月ぶりに下方修正した。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比3・0%減と全体では3か月ぶりに前年を下回った。百貨店は、営業時間の短縮などの影響により同32・6%減と大幅な減少。コンビニエンスストアは、外出自粛による来店客数減少の影響で同6・6%減。家電大型専門店販売は、通信家電等が振るわず同11・1%減となった。一方、スーパーは、食料品等に動きがみられ同3・2%増だった。乗用車販売は、6か月連続で前年を下回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比9・7%減)。
 生産については、6か月連続で「弱含みとなっている」と判断した。鉱工業生産の動向を指数(3月速報)でみると、輸送機械工業、化学工業、食料品工業などが低下したことから、前月比3・1%減と3か月ぶりの低下となった。前年同月比は6・3%減と6か月連続の低下となった。主要業種では、輸送機械は、乗用車及び自動車部品が弱含みとなっている。生産用機械は、全体で弱い動き。電子部品・デバイスは、パソコン向け等を中心に緩やかに持ち直している。
 設備投資は、2か月連続して「増加しているものの、伸びは鈍化している」と判断。管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)は、一般機械工業向けが17か月連続で、自動車工業向けが16か月連続で前年を下回ったことから、全体でも16か月連続で前年を下回った。
 その他、公共投資は「このところ弱含んでいる」(3か月連続)、住宅投資は「弱含みとなっている」(2か月連続)、輸出は「弱い動きとなっている」(4か月連続)、雇用は「労働需給の引き締まりに緩和の動きが広がっている」(2か月連続)と判断した。
 企業倒産(件数)は、「小売業」「情報通信業」「運輸業」などが前年を下回ったものの、「卸売業」「サービス業他」「建設業」などが前年を上回り、全体でも2か月ぶりに前年を上回った。
 ※比較は、断りのあるものを除き、2020年3月の実績値による。

業界トップレベルの収益構造確立へ
「Growing Together2023」
ユアサ商事 新中期経営計画策定

 ユアサ商事(田村博之社長、東京都千代田区)は、2026年の創業360周年を見据えた「ユアサビジョン360」実現のためのセカンドステージとして、2020年4月から2023年3月までの3カ年を対象とする中期経営計画「Growing Together2023」を策定し、発表した。

 【ユアサビジョン360の概要】
 創業360周年を迎える2026年のありたい姿として、同社は、業界トップレベルの収益構造を持つ複合専門商社グループへの成長を目指す。2026年3月期の定量計画としては、連結売上高6000億円、連結経常利益200億円、経常利益率3・3%を目指すという。

 【Growing Together2023の概要】
 『成長事業戦略』『コア事業戦略』『経営基盤の強化』を基本方針として「総合力」「チャレンジ」「コミュニケーション」をキーワードに、成長事業(=社会課題解決ビジネス)の発掘・育成を行うとともに、真の働き方改革による生産性向上を実現する。
 (1) 基本方針
 @成長事業戦略▽●社会課題の解決=成長事業と位置付け、全社横断のイノベーション推進組織(グローイング戦略本部)が中心となり成長事業を軌道に乗せる。●農業、介護・医療に加え、サードステージを睨んだ新戦略として食品分野への進出とシェアリングビジネスの展開を追加する。
 Aコア事業戦略▽●総合力&コーディネート機能強化=グループ全体で「コト売り」提案を推進する。●エンジニアリング機能強化=新組織(総合エンジニアリング室)により物件のトータル受注を推進する。●ロジスティクス強化=新センター(関東・中部・関西・九州)の機能を発揮する。●EC機能強化=B to B to U(ユーザー)のプラットフォームを整備する。●グループ機能強化=事業承継によるシェアアップとグループ機能強化をはかる。
 B経営基盤の強化▽●デジタルトランスフォーメーション(DX)※の推進=DXの推進によりガバナンス強化と真の働き方改革を実現する。●ITデジタル投資=グループ・グローバルでの共通基盤を確立する。●人事・組織改革=理系人材、女性総合職、留学生などの採用を強化しイノベーションを喚起する組織風土を形成する。※デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、デジタル化やデータを活用した新しいビジネスモデルを通じ、競争上の優位性を確立することである。
 (2) 定量計画&KPI
 2023年3月期の定量計画としては、売上高5450億円、経常利益164億円、経常利益率2・8%を目指す。
 (3) 投資・資本政策
 @投資▽3年間(2020年4月〜2023年3月)の投資枠として170億円を設定し、海外事業やロボ(AI)&IoT事業のM&AやITデジタル投資など、競争力強化に向けた投資を通じ、一株当たり当期純利益を増大させ、株主価値の向上を図るという。
 A株主還元▽株主還元率33%以上を目標とし、自己株式の取得を含めDOE(株主資本配当率)の向上に努めるという。
 なお、本中期経営計画策定時において新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の拡大・長期化による影響については、その影響の大きさ、範囲や期間が不確実であることから、反映されていない。

2020年3月期連結決算 増収減益に
売上高1.8%増の5964億97百万円
TOTO 今期の業績予想は見送り

 TOTO(社長=清田徳明氏、本社=福岡県北九州市)は4月30日、2020年3月期連結決算を発表した。
 売上高は前期比1・8%増の5964億97百万円、営業利益が8・5%減の367億60百万円、経常利益が16・3%減の361億11百万円、当期純利益が27・2%減の235億83百万円で、増収減益となった。新型コロナウイルス感染症の拡大により、売上高で93億円、営業利益で49億円のマイナス影響を受けた。
 国内住設事業は、売上高が前期比3%増の4361億円、営業利益が4%増の253億円。新型コロナウイルスや消費増税反動減の影響を受けたものの、上期の消費増税駆け込み需要、下期の価格改定効果、コスト削減などにより、リモデル・新築ともに増収増益となった。
 海外住設事業は、売上高が前期比4%増の1359億円、営業利益が17%減の153億円で増収減益となった。中国は、売上高が5%増の670億円、営業利益が18%減の102億円。二、三線都市への取り組み強化により増収となったが、一線都市の市場停滞、為替の影響で減益となった。アジア・オセアニアは、売上高が3%増の326億円、営業利益が1%減の54億円。台湾は新築市場の回復やウォシュレットの販売好調などにより増収増益、ベトナムも新商品効果と輸出増で増収増益となった。米州は、売上高が4%増の325億円、営業利益が61%減の6億円。ウォシュレットの販売好調などで増収となったが、製造コスト・販促コスト増により減益となった。
 新領域事業は、売上高が前期比20%減の242億円、営業損失が4億円で減収赤字となった。その中で、セラミック事業は下期に入り回復基調を示している。
 2021年3月期の業績予想については、新型コロナウイルスの影響が見通せないため未定とした。

16p拡大レンズ付きハンディ検査照明
「オプチラックス・ハンド」販売
キャプテンインダストリーズ
モノづくり企業、医療機関向けに

 キャプテンインダストリーズ(社長=山下宏氏、東京本社=東京都5江戸川区)は、15pの距離から対象物を8000ルクスの高照度で照らし、直径160oの拡大レンズで拡大して対象物のすみずみまでを見ることができるハンディタイプの検査照明「オプチラックス・ハンド」シリーズの国内販売を6月1日から開始した。
 世界各地から主に工業・産業用機械部品や各種ツール・ソフトウェアを輸入販売している同社の販売網を活かし、モノづくり企業および病院などの医療関係企業をターゲットに初年度500台の販売を目指す。
 欧州医療用照明器具のマーケットリーダーDerungs(バルトマングループ会社)が開発した「オプチラックス・ハンド」シリーズは、モノづくり企業で必要とされる精密作業向けモデル「オプチラックス・ハンド」と、UV光を同時に照射することで皮膚などから発生する蛍光を可視化し治療などに役立てられる「オプチラックス・ハンド医療用紫外線検査ライト(IEC60601-1医療機器認証取得済み)」の2ラインとなる。どちらも、人間工学に基づいた軽量で握りと取り回しやすさを追求したエルゴノミックデザインを採用。かつ対象物を均一に照らすとともに無段階調光できることで作業者のストレスを軽減し緻密な視覚的作業を効率的に楽に行えるプロダクトデザインとなっている。
 ■オプチラックス・ハンド
 15pの距離で8000ルクスの明るさと、独自技術による均一な照射、さらに連続的な減光ができる。拡大レンズの直径は160o。演色性Ra 95のLEDを搭載しているため演色性にも優れている。傷に強いレンズは3・5Dpt.ジオプターで1・88倍の倍率を提供する。
 [特徴]
 ◎8000ルクスの明るさと、均一な光でとても見やすい。
 ◎傷が付きにくい大径(φ160o)アクリルガラスレンズ採用。
 ◎自由な調光で、ストレスなく検査対象物を好みの照度に調整できる。
 [用途]
 手の拡大ランプ、モノづくりの品質管理、研究室、種苗、農業など。
 ■オプチラックス・ハンド医療用紫外線検査ライト
 あてるだけで蛍光を可視化できるため、人間および獣医学の皮膚科検査に適している。標準的な紫外線検査ライトの15倍の光強度があり、これは、部屋を暗くする必要がないことを意味する。これにより、診断がさらに迅速かつ簡単になる。
 [特徴]
 ◎医療機器認証取得済み製品(EMC規格 IEC60601-1、EN60601-2-41)
 ◎標準的な紫外線検査ライトよりも15倍強い光強度があり、室内消灯せずに使用できる。
 ◎指先で簡単に、標準照明と紫外線検査ライトの切り替えができる。
 [用途]
 病院、診療所および検査室など。
 【共通仕様】
 ●色温度デイライトホワイト6500K
 ●均一で非常に明るい光フィールド8000lx/0・15m
 ●3・5Dpt.ジオプターの大型アクリルガラスレンズφ160o
 ●演色性は最高クラスRa 95
 ●完全密閉でホコリなどの汚れが入らない設計
 ●人間工学に基づいたハンドリング・デザイン
 ●無段階調光
 ●連続使用可能時間3時間
 ●充電時間2・5時間
 ●USBを使用した充電式
 ●メンテナンスフリー
 [付属品]
 ●フェルト製カバー
 ●専用ケース(折り畳み式で置きスタンドとしても使用できる)
 発売延期
となりました
「先端建設技術・技術審査証明」取得
JHSのSDS試験法
2019年度2件目の技術認定

 戸建住宅の地盤調査・建物検査を手掛けるジャパンホームシールド(JHS/斉藤武司社長、東京都墨田区)が開発に携わったスクリュードライバーサウンディング試験法(SDS試験法)が、このたび(一財)ベターリビングより技術審査証明を取得した。2019年度の当試験の公的機関による技術認定は、2019年6月の国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」(国土交通省が新技術の公共事業への活用促進のため、情報の共有および提供を目的として整備したデータベース)登録に続く2件目となる。
 (一財)ベターリビングは、民間で開発された住宅をはじめとする建築物の設計、施工、部品、材料に関する技術を審査・認定し、その普及促進を目的のひとつとして設立された公的機関だ。
 SDS試験法はロッドの先端部分が回転していることから半回転数(Nsw)は分かっていたが今回、自沈判定荷重(Wsw)を正確に測定できる技術であることが評価され、証明の取得となった。なお当試験法による「技術審査証明」の取得は2011、2013、2017年に続き4回目となる。Nsw、Wswはいずれも建築物に有害な損傷、変形および沈下が生じないことを確かめる指標である。
 SDS試験法は、地盤調査・解析170万棟の実績を持つJHSが地盤事故ゼロを目指して開発に携わった地盤調査方法だ。住宅地の調査で一般的なスウェーデン式サウンディング試験が地盤の構成を音や感触に基づき判別しているのに対し、SDS試験は回転トルク値などのデータを総合的に分析することで、より正確な土質判定が可能になり、ボーリング調査の土質判定(砂と砂以外)との相関は85%以上の精度を持つのが特長。2010年の提供開始以来、SDS試験法を用いた地盤調査数は累計40万棟に達している。
 現在、道路や堤防等のインフラ関連工事は建設から維持・管理へシフトしている。同社は今後、SDS試験法の調査精度を保ちつつ、メンテナンスコストを削減する地盤調査法として公共事業等の活用促進にも貢献していく。

2020年3月期連結決算 減収減益に
売上高6.6%減の270億54百万円
日東工器 今期の業績予想は見送り

 日東工器(社長=小形明誠氏、本社=東京都大田区)が5月12日発表した2020年3月期連結決算は、売上高が前期比6・6%減の270億54百万円、営業利益が27・7%減の39億65百万円、経常利益が25・5%減の39億99百万円、当期純利益が24・5%減の27億50百万円となった。
 迅速流体継手事業は、国内における半導体関連製品の販売が軟調で、かつ海外ではアジアを中心に販売が伸び悩み、前期比9・7%の減収。機械工具事業は、国内の建設業界向けの販売は堅調だったものの、海外販売の不振により6・0%の減収。リニア駆動ポンプ事業は、主に欧米向けの販売が減少し4・7%の減収となった。建築機器事業は、国内の建設需要が堅調で4・3%の増収だった。
 2021年3月期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染拡大による景気への影響が世界規模で懸念される中、同社事業への影響が合理的に予想できず、業績への影響も非常に大きいことから、業績予想を未定として開示を見送るとした。

カラーバリエーション強化
窯業系外装材に新色追加
旭トステム外装 4月1日発売開始

 LIXILグループ傘下の外装建材総合メーカー・旭トステム外装(阪本浩一社長、東京都江東区)の窯業系外装材「AT-WALL」。その「AT-WALL PLUS」シリーズの人気柄「アーバンストライプ16P」に新たに2色が追加され、4月1日(水)から全国で発売がスタートした。また「AT-WALL EXE」シリーズの新柄「フローナE」に加え「やまがた割肌タイル16E」「やまがたブラストタイル16E」に新色を追加。同時発売した。
 「AT-WALL PLUS」シリーズはセルフクリーニング機能(親水機能により本体表面の汚れが落ちやすくなる防汚機能)と防藻・防カビ機能(藻やカビの種類や環境により効果が十分発揮されない場合も。また全ての藻やカビで実証されたものではない)をあわせ持ったセルフッ素コート・PLUSを採用。塗膜の変色・褪色15年保証にも対応している。
 今回、人気のストライプ柄で好評発売中の「アーバンストライプ16P」にモダンな外観を演出する新色2色が追加され、カラーバリエーションがさらに強化されている。同時に、セルフッ素コート・EXEと、塗膜の変色・褪色20年保証に対応し、より優れた耐候性を実現する「AT-WALL EXE」シリーズには、新柄として煉瓦柄をベースに幅広で安定感のあるデザインの「フローナE」(全4色)、ならびに、重厚感あふれるタイル柄で好評の「やまがた割肌タイル16E」「やまがたブラストタイル16E」には新たにホワイト色が追加された。
 同社は「今後も弊社では先進の『AT-WALL』を戸建て住宅向け外装材のスタンダードとするべく広く提案していくことで“お客さまの資産価値を守り続ける”より高品質な住まいづくりをサポートしていきます」とコメントを発表している。
 本製品に関する詳しい問合せは、同社サービスデスク▽0570(001)117(ナビダイヤル/PHSおよび一部IP電話除く)まで。

測定データワイヤレス通信システム
U-WAVE-TMB/TCB
ミツトヨ スマホ・タブレット対応で発売

 ミツトヨ(沼田恵明社長、川崎市高津区)は、デジマチック出力付き測定器から測定データをワイヤレス通信でWindows上のExcelやメモ帳などへと簡単に送信することができる、作業性の向上と製品の小型化・低価格化を両立させた測定データワイヤレス通信システム U-WAVE-TM/TC(愛称U-WAVE fit)のBluetooth版“U-WAV--TMB/TCB”を商品化。4月13日(月)から国内販売を開始した。検査結果記録の電子データ化のニーズを背景に、需要拡大が期待される。
 U-WAVE-TMB/TCBを使えば測定データを即座に無線送信してパソコン・スマートフォン・タブレットなどで取り込むことができ、手書きのミスを無くし作業効率のアップとデータの信頼性が高まる。導入は、既存の測定器に簡単に取り付けるだけ。新たに測定器買い替えの必要がなく、コスト負担を最小限に抑えられる。パソコン・スマートフォン・タブレットへ測定データを無線送信するための専用のソフトウェアとアプリも同時に開発されている。
 U-WAVE fitと同様、現行機種と販売中止機種ともに使用でき(一部機種除く)測定器の廃棄時には送信ユニットと接続ユニットを取り外して再度使用可能という利点を継承しつつ、新たに、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットとの連携も可能となった。またBluetooth対応によりU-WAVE fitでは必要な受信ユニットが不要となり、さらなるコスト軽減や操作性が大幅に向上したことが“U-WAVE-TMB/TCB”最大の特長だろう。
 マイクロメータ用のU-WAVE-TMBと、キャリパ用のU-WAVE-TCBの2種類があり、さらにそれぞれブザー仕様タイプと防水・防塵IP67仕様タイプが用意されている。ブザー仕様タイプは、データの正常着信をブザー音とLEDで知らせてくれる。防水・防塵IP67仕様タイプは、粉塵などが多い環境に対応する防塵型(LEDのみ装備)だ。用途に合わせて使い分けることが可能である。
 本製品に関する詳しい問い合わせは同社国内営業推進部▽電話=044(813)5410▽FAX=044(813)5433まで。
 【主な仕様】
 ■電 源▽リチウム電池(CR2032=1個)
 ■電池寿命▽通常使用条件で約1年。ただし使用条件により異なる。
 ■質 量▽24g(送信ユニットと接続ユニットの場合)
 ■無線規格▽Bluetooth4・2Low Energy
 ■無線通信距離▽オープンスペースの場合=約16m、工場環境の場合=約10m。
 ■通信周波数▽2・4GHz帯

高送り/肩削り加工用工具
「マルチエクストリーム」新発売
ダイジェット工業 同一インサートでマルチな加工に対応

 ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区)は、同一インサートで高送り加工と肩削り加工が可能なマルチカッタ「マルチエクストリーム EXM/MEX形」を5月12日に発売した。
 同製品は、高送り加工と肩削り加工のマルチな加工が可能な両面6コーナ小型インサートタイプの刃先交換式カッタ。ボアタイプフライスEXM形、エンドミルタイプEXM形およびモジュラーヘッドタイプMEX形をラインナップし、新シリーズとして発売した。エンドミルタイプのみ7月の発売予定としている。
 主な特長として、本体は、軸方向切込み量(ap)最大2ミリの高能率高送り加工が可能なHFタイプと、平面・立壁・隅加工の肩削り加工が可能なSMタイプの2種類をラインナップ。インサートを共用でき、本体を変えて同一インサートで高送り加工と肩削り加工に対応する。また、SMタイプ本体には識別用の溝を入れているため、HF・SMタイプ本体の識別も容易である。
 インサートは、両面使用可能な6コーナ仕様で経済性に優れている。小型インサートの多刃仕様により高能率加工が可能。
 また、インサート拘束面はダブテイル構造を採用しており、インサートをねじ1本で強固に固定でき、切削抵抗によるインサート動きを抑制、安定した長寿命加工を実現する。
 インサート材種は、耐欠損性と耐摩耗性のバランスに優れた汎用性の高いPVDコーティング材種「JC8050」と、難削材・高硬度材加工に適する「JC8118」を採用。一般鋼からプリハードン鋼、鋳鉄、50HRC以下の焼入れ鋼まで幅広い被削材に対応する。
 本体サイズは、ボアタイプフライスがφ50〜φ63(計6形番)、モジュラーヘッドタイプがφ32〜φ42(計4形番)、エンドミルタイプがφ32〜φ40(計6形番)。標準価格は2万7600円〜5万6900円(税抜き)。
 インサートは、形番WNMU070620ZER‐PM(インサート材種=JC8050、JC8118)、標準価格は1370円(税抜き)。

定時株主総会で役員改選
川島商事 新役員を発表

 川島商事(川島健一社長、名古屋市熱田区花町)は、5月13日(水)に開催した定時株主総会において役員の改選を行った後、以下の新役員の就任を発表した。

 ■代表取締役社長▽川島健一氏
 ■専務取締役▽川島宏紀氏(昇任)
 ■取締役営業部長▽西野宏昭氏(新任)
 ■取締役エンジニアリング室長▽和田悦治氏(新任)
 なお、和田新一取締役は任期満了により退任となったが、引き続き顧問として職務と指導にあたるという。

 同社は「役員一同、社業の一層の発展に努力いたす所存でございますので、今後ともご愛顧ご支援を賜りますようお願い申し上げます」とコメントしている。

突切り加工用工具
CGP32-CHPを拡充
タンガロイ 3月24日全国発売

 タンガロイ(木下聡社長、福島県いわき市好間工業団地)はTungCut(タング・カット)シリーズに高圧クーラント対応内部給油仕様を備えた突切り加工用板バイト『CGP32-CHP』(写真)を拡充し、2020年3月24日(火)より全国で発売を開始した。
 TungCutは、高いインサートクランプ剛性により、安定したインサート寿命と溝精度が得られる溝入れシリーズだ。高圧クーラントに対応した内部給油仕様付きの突切り加工用板バイトを拡充することにより、突切り加工で問題になりやすい切りくずトラブルの改善やインサートの寿命延長が可能であり、高能率加工の実現に寄与してくれる。
 また、TungCutは各種被削材に対応できるよう豊富なブレーカと材種を設定しており、広範囲で安定した突切り加工が可能である。
 その特長は、以下のようにまとめられる。@TungCutに高圧クーラント対応内部給油仕様の突切り加工用板バイトを拡充。A突切り加工で問題になりやすい切りくずトラブルの改善やインサートの寿命延長が可能。B豊富なブレーカと材種の設定で各種被削材に対応。
 アイテム数は全5アイテム(各税別2万8500円)。同社では本製品の初年度販売を900万円と見込んでいる。詳しくは最寄りの同社各営業所まで問い合わせを。
先端交換式ドリル
DrillMeister
タンガロイ DMPヘッド新材種拡充

 タンガロイは、ヘッド交換式ドリル『DrillMeister(ドリル・マイスター)』DMPヘッドに新材種AH9130を拡充し、4月13日発売した。
 DrillMeisterは独自の自己拘束型クランプシステムの採用により、簡単で迅速なヘッド交換を可能にしている。工具交換は、ヘッドを付け替えるのみでツールホルダからのドリルボディの脱着や突出し量の調整が不要となることから、工具交換時間を大幅に短縮できる。
 今回は既に高精度加工用ヘッドDMCで好評を得ている新材種AH9130を汎用ヘッドDMPに拡充した。ヘッド径φ10・3〜φ19・8oサイズ、計19アイテム。
 AH9130はドリル用に開発された新材種で、3種類のNano積層膜を融合した「トリプルNanoテクノロジー」を盛り込んだコーティング膜種を適用。このコーティングにより、ドリル加工に必要な「耐摩耗性」「耐欠損性」「耐酸化性」「耐溶着性」「耐被膜剥離性」を高次元で共存させることで、様々な加工状況において長寿命を実現する。
 主な形番と標準価格は、ヘッド「DMP103 AH9130」が8590円、「DMP153 AH9130」が1万20円、「DMP198 AH9130」が1万3900円(いずれも税抜)。

トピックス 新本社から広がる
LIXILの働き方改革

 2020年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が世界中で過去に類を見ない甚大な影響をおよぼし波乱の幕開けとなった。同年4月中旬には全世界の新型コロナウイルス感染者数は250万人を突破。多くの人がこれまでの働き方や生活スタイルを変えざるを得ない状況に直面している。当面こうした状況が続くと予想されるなか、世界中の企業において従業員の働き方について方針を見直す動きが広がっている。
 2020年1月、LIXILはグローバル対策チームを立ち上げCOVID-19に関する状況を継続的にモニターするとともに、社内向けSNSを通じて従業員に対してタイムリーに情報を発信する体制を整えた。オフィスで働く従業員には在宅勤務を推奨し、同年2月からは海外出張に加えて日本国内でのイベントや出席者が10人を超える対面での会議を控えるなどガイドラインをさらに強化した。さらに同年4月には日本政府が発令した緊急事態宣言を受け、先行して対象地域となった7都府県においては、同社の従業員の在宅勤務の比率は7割を超え、東京にある本社・WINGでは在籍する従業員のうち98%〜99%がすでに在宅勤務に切り替えているという。現在ではLIXILグループの取締役会や報道機関向けの会見、研修もオンラインで実施している。このような新しい働き方への迅速な転換を可能にした背景には同社が以前より推進してきた働き方変革の取り組みがある。
 LIXILグループの瀬戸欣哉CEOは次のようにコメントしている。「LIXILでは従業員の安全と健康を第一に、さまざまな対策を講じています。COVID-19の感染拡大が報じられた時点で、当社ではすでにデジタル化に必要なインフラと、柔軟な働き方を可能とする人事制度が整備されていたことが幸いしました。従前からの取り組みによって今回のような危機的な状況にあっても、従業員の大半が家族と一緒に過ごしながら在宅勤務で仕事をする体制ができています」。
 LIXILは、世界中の誰もが願う豊かで快適な住まいを実現するために、日々の暮らしの課題を解決する先進的なトイレ、浴室、キッチンなどの水まわり製品と窓、ドア、インテリア、エクステリアなどの建材製品を開発、提供している。ものづくりの伝統を礎に、INAX、GROHE、American Standard、TOSTEMをはじめとする数々の製品ブランドを通して世界をリードする技術やイノベーションで人々のより良い暮らしに貢献している。現在約7万5000人の従業員を擁し、世界150カ国以上で事業を展開するLIXILは、生活者の視点に立った製品を提供することにより、毎日世界で10億人以上の人々の暮らしを支えている。

衛生的かつ静かな引き出し構造を実現
「ドライリンNT-60」
イグス 高荷重用として開発

 イグス(東京都墨田区)は、衛生的、軽量、洗浄可能なソリューションが求められる環境向けに伸縮型レール「ドライリンNT-60」を開発した。スライド部には高性能樹脂イグリデュール材質を使用しているため、無潤滑・メンテナンスフリーで軽量かつ静音な動作を実現する。
 今回イグスは、高荷重用で軽量かつ無潤滑なソリューションとして、ドライリンNT伸縮型レールシリーズを拡充した。新しいドライリンNT-60は、幅60o、高さ24o、長さは用途に合わせて最大2000oまで無段階で自由に拡張ができる。
 同製品には硬質アルマイト処理アルミニウム製レールおよび高性能樹脂イグリデュールJ製スライドパーツを採用。イグリデュール材質には固体潤滑剤が配合されており、静音かつスムーズな動作が可能なだけでなく、グリスが不要なためレールに汚れや埃が付着せずメンテナンスフリーで使用でき、長寿命を実現する。簡単かつスピーディに高圧・薬品洗浄できるため、医療現場や実験施設などでの使用に適している。
 また、同製品は、曲げ応力を受ける部分がアルミニウム製のため優れた剛性を備えている。同社の試験施設で行った引き出し試験で、400o拡張した2本のドライリンNT-60がハンドル付近で最大180Nの静荷重に耐えられることが実証されたという。引き出しのように2本を水平に取り付けたり、個々に又は平行に取り付けたりすることも可能。耐食性も備えており、屋内・屋外両方の用途にも対応している。
 ドライリンNT伸縮型レールシリーズには、幅60oのドライリンNT-60の他に、幅35o、高さ19o、最長1200oまで拡張可能な低荷重向けの「ドライリンNT-35」もラインナップ。同製品はラッチ機能付きも用意されている。コンパクトサイズのため自動車や航空機の内装部品などの狭いスペースへの用途に適している。

大野直樹氏
大野管材社長

 大野管材(愛知県海部郡大治町)社長で、愛知県管工機材商業協同組合常任理事(流通部会長)等を務める大野直樹氏が、6月1日(月)に亡くなった。享年63。
 6月2日(火)の通夜ならびに6月3日(水)の葬儀・告別式は、名古屋市中村区の愛昇殿レクストの杜 太閤通で近親者のみにて執り行われた。喪主は長男の大野洋揮(ひろき)氏が務めた。

2020年6月7日(日)2744号
佐野氏、山地氏、神谷氏が新役員に
前嶋孝行会長(前島商会)再任
遠州機工会 第9期通常総会を開催

 遠州機工会(会長=前嶋孝行氏・前島商会社長)は、4月16日午後6時より静岡県浜松市内のホテルコンコルド浜松にて第9期通常総会を開催した。正会員12名とオブザーバーとして賛助会員役員(商社・メーカー)4名が出席し、審議の結果、事業報告をはじめとする全議案を原案通り承認した。任期満了に伴う役員改選では、前嶋会長が再任、新幹事3名が選任され、情報交換委員会委員長に佐野太亮氏(佐野社長)、視察工場委員会委員長に山地誠一氏(メイセー機械浜松支店長)、青年部部長に神谷紀彦氏(サカエ社長)がそれぞれ就任した。
 今回の総会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、出席者は入場時に検温と手のアルコール消毒を行い、広い部屋で座席の間隔をあけ、ドアも開放して換気を良くした状態で開催された。また、総会後の懇親会は中止した。
 総会は鈴木大造総務(丸尾興商取締役)の司会で進められ、総会立会者の紹介の後、前嶋会長が出席者への御礼を含め挨拶した。
 司会者より、出席者数が総会開会の定足数を満たし、総会は成立すると報告された。
 前嶋会長が議長を務めて議事に入り、第1号議案=第8期事業報告▽第2号議案=第8期会計報告及び監査報告▽第3号議案=第9期事業計画案▽第4号議案=第9期予算案について審議し、いずれも原案通り承認された。
 第5号議案=役員改選では、会則に基づき役員会から推薦された、前嶋会長の再任(3期目)が承認された。続いて役員選任案が承認され、新任3名を含む9名が次の通り就任した。
▽会長=前嶋孝行氏(前島商会社長)
▽副会長[全機工連人材開発委員会委員]=杉浦一暢氏(三賀社長)
▽総務[事務局]=鈴木大造氏(丸尾興商取締役)
▽会計=佐山初男氏(日研社長)
▽会計監査=杉野泰治氏(浜松機材社長)
▽幹事[福利厚生委員会委員長]=辻有紀男氏(大弥社長)
▽幹事[情報交換委員会委員長]=佐野太亮氏(佐野社長)※新任
▽幹事[視察工場委員会委員長]=山地誠一氏(メイセー機械浜松支店長)※新任
▽幹事[青年部部長]=神谷紀彦氏(サカエ社長)※新任
 吉田治郎七氏(吉田会長)、増田幸三氏(プロム・マスダ社長)、杉浦理之氏(三賀専務)の3氏は役員を退任した。
 この後、会員名簿、青年部名簿、委員会名簿などについて報告され、杉浦副会長の閉会の辞で総会を終了した。
 今年度の主な事業は次の通り。
 @広告宣伝事業…業界誌へ広告掲載を行い、本会を周知
 A教育情報事業…機械工具商のための研修会、講演会等▽全機工連中部ブロック会議(今年度遠州機工会が幹事団体)
 B視察事業…モノづくりに関する視察見学会
 C福利厚生事業…会員企業の従業員と家族のための福利厚生事業
 D青年部事業…ビアパーティー▽自己研鑚事業▽ボウリング大会
 E通常総会…令和2年4月16日(木)※懇親会は中止
 F賀詞交歓会…令和3年1月6日()予定
 Gその他…本会の目的達成のために必要な事項は役員会に諮り実施
 ただし、今年度は新型コロナウイルスの感染状況により、事業の中止や時期の変更もあり得るとした。
 後日(4月28日)公開された総会報告で、杉浦副会長は「浜松市は感染者もまだ少なく、参加者も全員車で参加できる上、今回は役員改選もあったため、役員会で悩んだ末の開催となりました。開催から2週間弱経ちますが感染者もいないため、ホッとしております。今年度は新型コロナウイルスのため何をどこまでできるか全くわからない状態ですが、早く収束し、機工会活動が再開できることを、ただただ祈るばかりです」と総会後の心境を明かした。

新型コロナ感染拡大
生産・出荷への影響
日工会 4月上旬会員アンケート結果抜粋

 1.生産
 (1)国内工場での影響について▼中国からの鋳物納入等に一時遅れが見られたが、解消されつつある。▼足元では、欧州からの電装品等の納入に遅れが生じつつある。現段階では在庫や国産品への転注により生産に大きな影響は生じていないが、今後も納入遅れが続いた場合、生産への影響が懸念される。
 (2)海外工場(現法含む)での影響について▼各国国内の物流停滞により、サプライヤーからの部材調達に遅れが見られる。▼日本から各国に向かう船舶・航空機の減便により、本社工場からの部品等の輸送にも遅れが生じており、早めの発送が求められている。▼中国工場では、必要な従業員をほぼ確保できるようになり、生産は通常に復しつつある。
 2.出荷、納品
 (1)国内(自社及びユーザ)での影響について▼ユーザからの立ち会い・検収の延期要請により、出荷が遅れ、完成品在庫が増加しつつある。また、運送会社が配送要請に応じないケースも散見される。▼こうした状況を受け、Webカメラ等を介した検査や、納品前のメーカによる検査(ユーザ非立会)にて、立ち会い検査に代える方法も一部で導入されている。▼仕事量減少や資金繰り悪化を理由に納入延期を要請するユーザも見られる。
 (2)海外(自社及びユーザ)での影響について▼海外から日本への入国制限等により、来日しての立会検査ができず、また、据付に日本から人員を派遣できないため、結果として海外への出荷延期が増えている。
 3.営業体制
 (1)国内での影響について▼ユーザからの訪問制限、交通手段の制約(公共交通利用の禁止)、不要不急の出張禁止、特定地域での宿泊禁止等により、日本政府が非常事態宣言を発令した7都府県を中心に、商談や打ち合わせの停滞が見られる。▼テレワークの導入により、メール、WEB、TVでの会議も増えている。▼景況悪化を受けて、納入延期の要請も増加している。▼ユーザ訪問時はマスク着用をルール化。
 (2)海外での影響について▼国内と同様の影響が見られる。加えて、日本からの渡航禁止を受けて、現地スタッフ、少数の駐在員、商社人員でユーザとの商談に対応しているが、人数が限られているため、案件や地域を絞っての対応を余儀なくされている。▼アジアの一部の国では自国通貨安が進み、海外からの機械購入が割高となっている他、物流の遅れ等から、海外の銀行との取引で必要な書類原本が届かず、入金が一時滞っている。

コロナ対策で第80回野球大会中止に
通常総会は最小限の規模で開催
愛機工 4月三役・常任理事会開く

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、4月22日に開催予定としていた令和2年度4月理事会を中止し、書面による決議が行われた。三役・常任理事会は予定通り同日午後3時より東京第一ホテル錦にて開催し、三役並びに常任理事計8名が出席して、令和元年度決算報告、令和2年度予算案を承認したほか、通常総会については役員改選期にあたるため規模を最小限に縮小して開催することや、第80回野球大会の中止など当面の組合事業を自粛することを決めた。
 令和2年度4月三役・常任理事会(理事会)の主な議事内容は次の通り(議事録より)。
 1.会員の増強活動
 会員の増強については、卸商社に協力を要請し準備を進めているが、新型コロナ感染拡大の状況もあり、積極的な活動は差し控える。
 2.組合親善野球大会の状況
 第79回野球大会は、Bゾーンの準決勝・決勝戦を3月21日、Aゾーンの決勝戦を3月28日に江南市民球場で予定していたが、新型コロナ拡大防止のため野球場の使用禁止期間が3月末日まで延期されたことで、大会の年度内終了を断念した。球場の使用禁止期間は愛知県の緊急事態宣言により5月10日まで更に延期され、今後の使用状況も不透明になっている。
 3.中部ブロック会議報告
 中部ブロック会議を2月17日午後3時より東京第一ホテル錦にて開催した。幹事は愛知組合、出席者108名(1部・2部)、懇親会71名。第1部は、全機工連関連事業の報告と、中部ブロックの担当で三重組合が幹事となり企画運営した全国若手交流会の開催報告が行われた。第2部では「自動車産業の近未来を展望」をテーマに講演会と、関連した「自動車産業の未来を踏まえた機工商社の動向」を課題にパネルディスカッションを行った。〈コーディネーター〉林正人氏(広商NEXUS)、〈アドバイザー〉鵜飼順三氏、〈パネラー〉幡野裕幸氏(朝日)、矢野茂雄氏(滝川物産)、小浦正喜氏(こうら)、伊藤哲生氏(春日鋼機)。第3部では中部ブロック4団体の会員相互の交流を図り懇親会を開催した。次回幹事は遠州機工会。
 4.新型コロナウイルス感染症対策
 新型コロナ対策について、組合の方針を2月29日に組合員に配信した。概要は@2020年度支部総会は中止して書面による開催に切り替える(尾張支部は2月22日に開催済)。A部会等、会食を伴う会合は中止または延期とする。B会食を伴わない会議は、会場との連携を強化し感染防止対策を徹底する。この方針は今後も継続する。
 当面の事業の状況は、4月14日・15日に予定していた新入社員研修の中止を決定した(3月24日配信)。野球大会では第79回大会の優勝戦を延期、第80回大会については、新型コロナの状況が不透明なため中止を決定した。ただし、中断している第79回大会はコロナ収束後に再開を予定する。4月22日の理事会は中止するが、総会の決算・予算等、重要案件があるため三役・常任理事会は予定通り開催し、令和元年度決算、令和2年度予算案を承認した。
 青年部については、2月29日の他産業視察を中止にしたほか、予定している6月5日の総会と夏のキャンプの集いの中止を決定した。
 経営対策部において、今年度前期の計画は白紙の状態。ただし、新型コロナ対策の各種支援制度は情報を収集し書面にて組合員に周知する。また、新型コロナによる業界への影響や対策、要望をアンケート調査し、状況を把握する。今年度後期は新型コロナ収束後の経営環境や課題をテーマに経営者・管理者セミナーを実施する。
 7月2日から開催予定の「ロボットテクノロジージャパン」は、4月8日に中止を発表した。次回展については、当初の構想通り2022年7月に開催を予定している。
 5.三役・常任理事会
 (1)2020年度通常総会について
 5月26日15時開会、会場は東京第一ホテル錦。※開催要項を見直したため会場を変更した。@令和元年度決算報告(梅村会計理事)A令和2年度予算案(梅村会計理事)※令和2年度支部補助金は1社あたり1万円B令和元年度事業報告および令和2年度事業計画案、賦課金徴収方法案を確認。C今年度は役員改選期にあたり、各支部総会にて理事推薦候補者が選出され、三役・常任理事会で承認された。D総会の進行について司会は事務局が務める。議長は当日指名。E総会案内は議案書と書面議決書を同封し5月11日に発送する。
 (2)通常総会の開催要項について
 今総会は役員改選期にあたり、役員改選の議案は書面による議決が行使できないため、役員の改選を除く第1号議案から第3号議案までを書面で議決(過半数)して総会を成立させ、役員改選期では総会を開催した事実が必要となるため改めて開催する。原則、当組合では最少40名の出席が必要となるが、現状の緊急事態を踏まえ参加者数には拘らず理事数名に出席を依頼して開催を予定している。議案審議は可能な範囲で時間を短縮し、来賓の招待は見送る。
 (3)新型コロナウイルス感染症の対応について
 当面の組合事業および支部事業は、緊急時を除きすべて自粛する。期間については厚生労働省または愛知県の指針に沿って判断する。必要な会合においては、三役または理事会で事前に申告し承認を得る。事務局職員(滝川さん)は通勤に公共交通機関を利用しているため時差出勤を実施している。山崎事務局長は通常通り出勤する。
 ◆中止決定の行事
 @6月5日の青年部総会A第80回野球大会(ただし、中断している第79回大会は感染症が収束し安全が確認された後、再開する予定)Bキャンプの集い
 ◆今後の行事予定
 @MECT第1回実行委員会を9月に開催、11月2日出展者募集開始Aセールスエンジニアスクールを10月1〜3日に開催。
 6.訃報
 カネマツ機工(南支部)の兼松鐘一氏が2月16日に永眠された。通夜式が2月17日、告別式が翌18日に営まれた。
 7.その他
 令和2年度理事会日程…6月8日、会場…東京第一ホテル錦 ※状況により書面にて開催する。

『INTERMOLD名古屋/金型展
名古屋/金属プレス加工技術展名古屋』
7月開催の中止を決定

 日本金型工業会および日本金属プレス工業協会は5月7日、7月15日から4日間の日程でポートメッセなごやにて開催を予定していた『INTERMOLD名古屋/金型展名古屋/金属プレス加工技術展名古屋』の開催について、5月4日に政府より発表された緊急事態宣言の延長を受け、予定していた日程での開催が不可能であると判断し、7月開催を中止すると発表した。
 主催者および運営事務局では、7月開催の中止に伴い開催日程を今年秋頃(9〜10月)に延期し、同じくポートメッセなごやでの開催が可能か、現在、会場等と調整を行っているといい、詳細については、今後の政府・関係省庁の発表などを考慮し、6月上旬までに案内するとしている。
 同展示会は、金型設計・製造から金属プレス・プラスチック成形に至る一連の工程が集まり最新のソリューションを提案する、金型の専門見本市。毎年、東京・大阪で交互に行われてきたが(今年の大阪展は中止)、2018年から名古屋でも開催されるようになった。昨年の名古屋展には376社・団体が676小間に出展し、4日間で4万171人が来場した。

『第33回管工機材・
設備総合展』中止決定!!

 愛知県管工機材商業協同組合(大藪淳一理事長・大清社長)は5月21日(木)に開催した第58回通常総会で、今秋開催予定の『第33回管工機材・設備総合展』(坪井研二実行委員長・ツボイ常務/以下、展示会と表記)の中止を決議した。
 名古屋市中区の組合事務所で開かれた総会において組合員による書面議決の結果、新型コロナウイルス感染の影響は総会当日現在も予断を許さない状況にあり、出品者、来場者、展示会関係者の安全が確保できないと判断。10月8日(木)から開催を予定していた展示会の中止が決議された。中止決定は出品者、組合員、賛助会員らに書面にて早急に周知される。なお、次回の愛知県での展示会は、2022年10月の開催が予定されている。

事前に議案書など送付
書面総会の形式で実施
名機工同友会 令和2年度総会開催

 名機工同友会(吉野栄一会長・吉野機械工具社長)は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、幹事会での審議を経て総会を「書面総会」へと切り替え執り行った。各会員に事前に送付された総会議案書について、野崎憲昭総務幹事(常磐精機社長)よりメールにて内容を説明。各会員から意見や承認を募った。議案内容は以下の通り。
 【第一号議案-1】令和1年度事業報告▽2019年11月例会の中止について、メーカーの総会が同11月後半に集中し、同例会への出席者の減少が見込まれたため事前に中止を決定した。また、2020年2月、3月は新型コロナウイルス感染拡大防止への対応から中止となった。
 【第一号議案-2】令和1年度収支決算報告▽収入および支出について会計監査結果と合わせて野崎総務幹事より説明があった。
 【第二号議案】令和2年度各部事業計画(案)ならびに予算(案)▽予算(案)について、会費の徴収方法などと共に野崎総務幹事より説明があった。事業計画(案)についてだが、新型コロナウイルスの影響により7月までの例会の中止がすでに決定している。同会では例年8月に開催しているビアパーティーからの再開を検討しているようだ。その際にも、屋外の広い場所で一定の距離(ソーシャルディスタンス)を保ちながら開催するなど、慎重に検討を重ねていくという。
 【第三号議案】その他▽同時に配布された同会会員名簿ならびに組織図について、記載内容に誤りが無いか、各会員へ確認が促された。

 総会議案書の送付と同時に吉野会長から各会員に向けて「新型コロナウイルスの感染拡大が止まりませんが皆さまいかがお過ごしでしょうか? 名機工同友会は例会、旅行会、総会などすべて中止となり、いつ例会が開催できるか分からない状況です。愛知県機械工具商業協同組合も、総会、理事会、野球大会、展示会(ロボットテクノロジージャパン2020)などすべてが中止となりました。2020年12月に東京ビッグサイトで開催予定だったJIMTOF2020(第30回日本国際工作機械見本市)まで開催中止の発表がありました。製造業はトヨタ自動車が車の需要減で生産調整を余儀なくされ連休も追加されたようです。グループ会社などにも大きな影響が出ています。さて、皆さまの会社では『新型コロナウイルス対策』としてどんな手を打ってみえますか? 社員の健康と安全を確保しながら事業を継続していくには何をすべきでしょうか? 弊社では以下を実行しています。名機工同友会会員の方から教えていただいたことも含まれています」とコメントが送られ、吉野機械工具で実践中の新型コロナウイルス対策(以下に掲載)が列記されていた。
 @社内・外でのマスク着用の徹底▽マスクは会社で支給。
 A出社時に体温を記入▽出社前に自宅で検温。会社でも体温計を用意。
 Bアルコール消毒液の設置▽出入口、事務所内カウンター、トイレに。
 C次亜塩素酸水で事務所内を加湿除菌。
 D来訪者記録▽来社した仕入先担当者らには社名・氏名・訪問時間・用件の記帳を促す。
 E営業日報▽営業社員などに対して行先・訪問時間・相手先氏名を記録し提出させる。
 F時差出勤(フレックス)と有休奨励▽社内の朝と夕方の“密”を緩和するため。
 G経理担当者感染防止措置▽2名のうち1名は別室で仕事。
 Hテレワーク▽食品工場営業担当者2名中1名を交代制テレワークへ。
 I事務所内の手すり・ドアノブなどの殺菌▽アルコール消毒液は入手が難しいので、アルカリ電解水を使用。
 J会議の中止▽資料をメールで送り、意見などはメールで募る。今後はスマホを使ったテレビ会議を検討中。
 K感染防止ポスターの掲示▽厚生労働省、他のウェブサイトからダウンロード可能。
 吉野会長は最後「皆さんも既に実行されていることが多いかと思いますが、ひとつでも参考になれば幸いです。これら以外にも方策や情報などがあればぜひ教えてください。誰一人経験したことのない“新型コロナウイルスショック”。長期化を想定し、名機工同友会でも知恵を出し合って、この難局を乗り切っていきましょう」と結んだ。

新社長に遠藤友紀雄氏
 理研測範 龍雄社長は代表権のある会長に

 理研測範(名古屋市西区)では4月、代表取締役社長の遠藤龍雄氏が代表取締役会長に就任し、後任の社長に遠藤友紀雄氏が就任した。
 友紀雄新社長は就任にあたり、微力ながら一意専心社業の発展に努力する決意を表明している。

IoTによる工作機械の見える化システム
「Nazca Neo Linka」
ゴードーソリューション 大幅バージョンアップ

 ゴードーソリューション(社長=熊谷弘之氏、本社=静岡県浜松市)は、工場マネジメントをコンセプトに開発した工作機械の稼働監視システム「Nazca Neo Linka(ナスカ・ネオ・リンカ)」のデータ収集・集計機能をさらに充実させ、4月13日に発売した。
 「Nazca Neo Linka」は、工作機械の稼働データをリアルタイムに収集してブラウザ上に表示し、パソコンやスマートフォンから稼働状態を確認できる工作機械の稼働監視システム。今回のバージョンアップでは、収集・集計する対象データを工作機械以外にも広げ、バーコードやRFIDなどの各種センシング機器から収集したデータや、その他の複合的な情報と、工作機械の稼働状態を紐づけて表示できるようにした。
 例えば、加工中や停止・段取り中といった工作機械の稼働状態と合わせて、プロジェクト名・担当者名や作業拘束時間・アラーム番号などの複合的な情報を一括で確認することができるといい、これにより原価計算や人員の最適配置・保全といった、製造現場のより総合的なマネジメントを実現する。
 また、複合的な情報を分かりやすく表現できるよう画面デザインを全面リニューアルしたほか、提供方法についても、従来通りのパッケージ提供に加えて、年間使用料でシステムを使えるサブスクリプション提供を新たにスタートし、「IoTを始めたいが導入コストは抑えたい」などの声に対応した。
 さらに、導入作業も専任のスタッフが直接訪問し実施するので、安心して導入することができるとしている。
 【動作環境】
 対応OS=Windows8・1(日本語版、64bit版)、Windows10(同)、WindowsServer2012(同)、WindowsServer2016(同)、WindowsServer2019(同)▼LANポート=1ポート▼推奨CPU=Core @5以上▼推奨メモリ=4GB以上▼表示色=16bit以上▼解像度=1152×864以上▼ブラウザ=Chrome、Edge(chrominm版)
 【システムの機能と販売構成】
 シンプルなシステム構成で、工作機械の増設にも柔軟に対応可能。さらに、ユーザーの解決したい課題や要望に応じて機能を組み合わせて導入できる。
 ■販売構成(システム名称)
 @Linka Server=[機能]稼働監視・NCプログラム通信操作、[接続機械台数]Linka Server1台につきNC工作機械32台まで
 ALinka Operation Manager=[機能]稼働管理(実績・集計)、[接続機械台数]Linka Serverに登録している台数分
 BLinka Work Manager=[機能]加工生産管理、[接続機械台数]Linka Serverに登録している台数分
 【価格・各種料金】
 @Linka Server=[パッケージ提供]価格49万8000円+保守・サポート4万9800円/年、[サブスクリプション提供]年間使用料(保守・サポート含む)15万円/年
 ALinka Operation Manager=[パッケージ提供]価格39万6000円+保守・サポート3万9600円/年、[サブスクリプション提供]年間使用料(保守・サポート含む)12万円/年
 BLinka Work Manager=Aと同じ
 ※すべて税別、接続に必要なハードウェアと導入作業の費用が別途必要
 【販売目標】
 年間50社への導入
 【製品に関する問い合わせ先】
 ゴードーソリューション営業グループ、電話053-465-0711、メールinfo@godo.co.jp

4コーナ溝入れ加工用工具
TetraMini-Cut
タンガロイ 低抵抗型ブレーカ 「TCL18形」発売

 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市)は、4コーナ溝入れ加工用工具TetraMini-Cut(テトラ・ミニ・カット)に、低抵抗型ブレーカ「TCL18形」を拡充し、全国で発売した。
 TetraMini-Cutは、小型かつ4コーナ仕様で経済性に優れる。また、独自の高剛性クランプシステムを採用し、高い刃先位置安定性により優れた加工精度、安定寿命を実現する工具シリーズである。
 「TCL18形」は、特長的なブレーカにより低抵抗で、特に低送り領域で優れた切りくず処理性が得られる。また、高硬度かつ密着性に優れる高Al含有積層被膜のAH7025は、より安定した加工を実現する。
 好評の「TCS/TCG/TCP18形」と合わせ豊富なインサートのラインナップにより、一般旋削加工から自動旋盤加工まで幅広い切削領域をカバーし、ユーザーの生産性向上に貢献する。
 【主な特長】
●「TCL18形」は、低送り領域でも安定した切りくず処理性が得られる。
●溝入れ専用新材種AH7025は、コーティングに高硬度かつ密着性に優れる高Al含有積層被膜を採用し、耐摩耗性と耐欠損性を高次元で両立する。
●適用被削材は鋼、合金鋼、ステンレス鋼から耐熱鋼まで幅広くカバー。
 【主な形番と標準価格】
 「TCL18R150-010 AH7025」が3270円▽「TCL18R200-020 AH7025」が3270円▽「TCL18R300-030 AH7025」が3270円(いずれも税抜)。
 アイテム数は7アイテム。
 【販売見込み】
 初年度5000万円。
高送りカッタDoFeed
新材種AH3225拡充
タンガロイ 安定した長寿命加工が可能に

 タンガロイは、高送りカッタDoFeed(ドゥ・フィード)に新材種AH3225を拡充し、全国で発売した。
 DoFeedは多刃仕様の高送りカッタで、豊富なチップブレーカとインサート材種により、あらゆる加工に対応する。
 今回拡充された新材種AH3225は、鋼加工の第一推奨材種として驚異的な長寿命を実現する。3種類のNano積層膜を融合した「トリプルNanoテクノロジー」を盛り込んだコーティング膜種を適用。このコーティングは、「耐摩耗性」「耐欠損性」「耐溶着性」「耐被膜剥離性」を高次元で共存させる。
 加えて、母材には耐熱衝撃性に優れた高靭性母材を採用することで、サーマルクラックによる突発欠損を防止し、工具寿命の安定化を図っている。
 これにより、AH3225は加工初期のコーティングの剥離や微小チッピングといった異常損傷を防止しつつ、正常摩耗の進行を抑制することで安定した長寿命を提供する。
 【主な形番と標準価格】
 インサート「LNMU0303ZER-MJ AH3225」「LNMU0303ZER-ML AH3225」「LNMU0303ZER-MS AH3225」が1310円(税抜)、「LNMU06]5ZER-MJ AH3225」「LNMU06]5ZER-ML AH3225」が2170円(税抜)。
 【販売見込み】
 初年度2億8000万円。

3月度総受注高17か月連続で前年下回る
海外受注が前年同月比39・5%減
中部経済産業局主要8社の金属工作機械受注状況

 中部経済産業局が4月30日に発表した令和2年3月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシナリー、ジェイテクト、コマツNTC、FUJI、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比31・5%減の269億61百万円となり、17か月連続で前年を下回った。前月比は8・3%増だった。
 国内受注は、前年同月比14・8%減の108億97百万円となり、16か月連続で前年を下回った。前月比は21・7%増だった。
 主力の一般機械工業向けが前年同月比9・1%減の57億14百万円と17か月連続で前年を下回り、自動車工業向けも同36・9%減の25億74百万円と16か月連続で前年を下回った。
 海外受注は、前年同月比39・5%減の160億64百万円となり、17か月連続で前年を下回った。前月比は0・8%増だった。海外受注比率は前年同月と比べて7・9ポイント低い59・6%となっている。
 北米向けが前年同月比18・8%減と14か月連続で前年を下回り、ヨーロッパ向けが同55・5%減、アジア向け(トルコを含む)が同43・8%減とともに17か月連続で前年を下回った。
 国別にみると、1位のアメリカが41億62百万円(前年同月比51・1%減)、以下、中国36億86百万円(同37・8%減)、メキシコ30億25百万円(同1081・6%増)、ドイツ6億23百万円(同58・8%減)、イタリア4億61百万円(同62・8%減)の順となった。
 販売額は、前年同月比39・7%減の347億87百万円となり、3か月連続で前年を下回った。前月比は25・7%増だった。
 受注残高は、前年同月比34・3%減の1430億26百万円となり、12か月連続で前年を下回った。前月比は7・7%減だった。

令和2年度第1回
WMゴルフ大会開く

 木工機械研究会「WM会」(会長=福本豊彦氏・フクモト会長)は4月16日、令和2年度第1回ゴルフ大会を愛知県みよし市の三好カントリー倶楽部東コースで開催した。
 当日は12名が参加。晴れの中、ストロークプレイで熱戦の末、坂入義久氏がネット84で優勝を飾った。
 上位入賞者は次の皆さん(敬称略)。
▽優勝=坂入義久(代東)N84、H24
▽1位=永井稔(静岡機工製作所)N88、H20
▽2位=松井忠彦(アミテック)N90、H12
▽3位=高山政弘(オープン)N92、H12
▽4位=若原透(若原工機)N92、H23
▽5位=福本豊彦(フクモト)N93、H8

昨年大ヒットのサーキュレーター、
ハンディファンをさらに拡充
2020年YAMAZENオリジナル扇風機

 山善(社長=長尾雄次氏、本社=大阪市西区)は、YAMAZENオリジナル扇風機のラインナップを拡充し、全国の家電量販店、ホームセンター並びに同社が出店・運営するインターネット通販「くらしのeショップ」などで4月下旬より順次発売している。
 サーキュレーターは、ここ数年で市場が拡大している商品カテゴリー。冷暖房の効率を良くするためだけでなく、部屋干しした洗濯物を早く乾かしたいというニーズの高まりや、リビングファンとして使用する人の増加など、用途も広がっており、年間を通じて需要が高まっている。今年の新商品は「ダブルファン」構造のサーキュレーターで、業界トップクラスの静音を実現した(静音モード時)。
 ハンディファンを含む「FUWARIシリーズ」は、昨年より販売を開始し好評を得ている。今年は、より涼しく感じられるミストタイプや、子供も楽しく持てるカメラ型タイプ、ベルトにかけても使用できるウエストタイプなど、幅広い年齢層が様々なスタイルで使用できるよう、ラインナップを強化した。
 【サーキュレーター】
 『DCエアーサーキュレーター YAR-DS18』
 冷暖房の効率アップや部屋干しの手伝い、部屋の空気の換気にと大活躍のサーキュレーターは、年間を通じて使用できるからこそ、より静音で快適に使える「ダブルファン」を同社として初めて採用した。
 〈商品特長〉
 @ダブルファン構造で業界トップクラスの静音を実現
 通常は1枚の羽で空気の吸い込み・吹き出しを行っているが、吸い込み用の羽・吹き出し用の羽をそれぞれ前後に配置することで、より少ないモーターの回転数で風を送り出すことができ、効率的に風を送ることを可能にした。
 業界トップクラスの静音を実現しているので、就寝時に使用しても、音が気にならず、快適に過ごすことができる(静音モード時)。
 A首振り自在で効率アップ
 上下に約90度、左右に約50度の範囲で首振り可能。周囲の空気を全体的にかき回すので、冷暖房の効率アップはもちろん、部屋干しの手伝いにも最適。
 〈商品仕様〉
 商品名/型式=DCエアーサーキュレーター/YAR-DS18▼本体サイズ=約幅260o×奥300o×高さ390o▼重量=約2・5s▼搭載機能=風量8段階(静音モードは風量1)、8時間切りタイマー(1時間単位)、上下左右自動首振り▼消費電力=27W(50/60Hz共通、風量8・最大運転時)▼カラー=ホワイト(W)▼価格=オープン価格。
 【ハンディファン】
 『ミストハンディファン YHMS-D20』
 若い女性を中心に人気となったハンディファンは、昨今の野外フェスやアウトドアブームもあり、あらゆる世代に人気のアイテムとなりつつある。同社では、今年度は9モデル全20機種を展開し、ラインナップを大きく拡充している。『ミストハンディファン YHMS-D20』は、通勤時間だけでなく、オフィスで快適に過ごす、外でより暑さを和らげるなど、パーソナルスペースを快適にする「FUWARIシリーズ」のミストタイプ。
 〈商品特長〉
 @ミスト機能で涼風感アップ
 ミストによって周囲の温度が冷やされることから、吹き出される風の温度が下がり、涼風感が増して、熱中症対策グッズとしても使用できる。給水口は本体の上部にあり、簡単に給水可能。
 Aオフィスでも活躍
 付属の卓上スタンドを使用すれば、デスクファンとしても使用可能。USBで充電をしながら使うこともできる。
 〈商品仕様〉
 商品名/型式=ミストハンディファン/YHMS-D20▼本体サイズ=約幅98o×奥45o×高さ210o(スタンド未使用時)▼重量=約174g(スタンド未使用時)/約195g(スタンド使用時)▼使用可能時間=弱…約6時間/中…約3時間/強…約2時間(フル充電時)▼内蔵電池=充電式リチウムイオン電池3・7V2000mAh▼付属品=ストラップ、ボトル、スタンド、USBケーブル▼カラー=ライトホワイト(LW)、ライトブルー(LA)、ライトピンク(LP)▼価格=オープン価格。
 【その他おすすめ商品】
 『カメラ型ハンディファン YH-CM20』
 「FUWARIシリーズ」の子供にもおすすめのカメラ型のハンディファン。本体の上部から風が出る構造で、首からぶら下げて使用する。LEDライトはカメラのフラッシュをイメージしており、おもちゃ感覚で楽しんで使え、スイッチを長押しすればライトとしても使用でき、暗くて足元が心配な時も安心が得られる。
 本体サイズ=約幅125・5o×奥38o×高さ86o▼重量=約150g▼カラー=ライトブルー(WA)、ブラック(WB)▼使用可能時間=弱…約8時間/中…約5時間/強…約2・5時間(フル充電時)。

旧 三菱日立ツールは
MOLDINO(モルディノ)へ
4月20日新製品3種同時発売

 4月1日(水)より社名変更したMOLDINO(旧三菱日立ツール/菊池仁社長、東京都墨田区両国)は4月20日(月)、新製品3種を同時発売したと発表した。

 【アルファ高送りラジアスミル「TR4F形」】▽ダイカスト金型や樹脂金型の荒加工では、形状部・構造部を問わず中大径の高送り工具が多く使用されているが、高送り加工は一般的に切削負荷が高いため、これに耐えうる工具剛性が求められる。また、分厚い切りくずが生成されるため切りくずの排出性も重要である。しかし、荒加工工程の効率化のために最新の工作機械を導入しても従来の工具では工具剛性や切りくず排出性の不足からその性能を十分に発揮できないという課題があった。このような背景のなか、独自のインサート形状で高い切削負荷に対応し切りくず排出性を向上させた刃先交換式荒加工用工具「アルファ高送りラジアスミル TR4F形」は開発された。
 広い断面積と拘束面積を持つ独自のインサート形状により一刃あたりの送り量2oを超える高能率荒加工が可能となった本製品には、切りくず排出性を高めたボディ形状を採用。突き出し量の長い金型形状部の加工でも切りくず詰まり・噛み込みを抑制してくれる。また、独自の不等分割方式が切削時のビビリ振動を抑制し、従来品を超える高能率加工が可能となった。それだけではない。等高線加工だけでなくバーチカル加工も可能とするなど、幅広い加工用途に対応してくれる。豊富なインサート材種がラインアップされ、軟鋼から高硬度鋼まで幅広い被削材に対応。インサートは片面4コーナ仕様で経済的だ。
 同社が推奨する加工用途はダイカスト金型や樹脂金型、プレス金型の高能率荒加工など。ホルダはφ50〜φ100まで全12アイテムが、インサートは5材種全6アイテムが揃う。販売価格はホルダが4万8860円〜10万9140円、インサートが1360円(いずれも税別)となっている。

【アルファポリッシュミルVタイプ「ASPVmini形」】▽金型構造部には多くの立壁が存在し高い立壁精度が要求される。このような立壁の仕上げ加工には一般的に超硬ソリッドエンドミルが用いられるが、深部の加工においては工具突き出し量が大きくなるため工具たわみにより1回の加工で狙い値に納まらず何度も修正を繰り返さなければならないという課題が生じる。また、ソリッドエンドミルは再研磨による性能のバラつきや工具管理の手間に加え、大径サイズになると工具費が上昇するというデメリットも存在する。そこで同社は、研ぎ付けブレーカの快削性により得られる高い加工寸法精度と多刃仕様による高能率加工を両立し、かつ経済性に優れる刃先交換式仕上げ用工具「アルファポリッシュミルVタイプ ASPVmini形」を開発した。
 インサートに快削性を高めた研ぎ付けブレーカを採用したことで壁面・底面ともに切削抵抗が低減され、工具突き出しが長い加工環境においても高い加工寸法精度を維持できるようになっている。小径多刃仕様で高能率加工が可能なこともあり同社はソリッドエンドミルからの置き換えを提案している。また、インサート各Rサイズにワイパー刃付き形状がラインアップされており、底面仕上げ加工時の送りを上げることもできる。新材種「TH308」を採用したことで耐摩耗性に優れ、高い面品位と精度が持続。インサートは片面2コーナ仕様だ。
 同社が推奨する加工用途は金型構造部の立壁や底面の仕上げ加工など。ホルダはφ10〜φ32まで全22アイテムが、インサートは1材種全6アイテムが揃う。販売価格は、ホルダが1万9380円〜5万6100円、インサートは1380円(いずれも税別)となっている。

【アルファボールエンドミル「BR2P形」】▽大物金型の荒・中仕上げ加工で使用される主要工具のひとつが刃先交換式ボールエンドミルだ。従来品は取り代の多い加工ではビビリ振動が発生しがちで、切削条件を上げられないという課題があった。また、自動車外板用プレス金型の肉盛り溶接部の加工では、工具寿命が短いという問題もある。このような背景のなか、荒・中仕上げを問わず切削性能を向上させるねじれ切れ刃形状を採用し、かつ親子刃一体形状のインサートで操作性を向上させた刃先交換式仕上げ用工具「アルファボールエンドミル BR2P形」は開発された。
 本製品は、ねじれ切れ刃形状を採用したことで低減した切削抵抗(従来品比)がビビリ振動を抑制し工具寿命が改善。切込み量が増加しても切削抵抗の上昇が抑制され、スムーズな加工が可能となっている。インサートは親刃と子刃を一体化。親子2種類のインサートが必要であった従来品と比べ操作性に優れ、工具管理が容易となった。さらにボディ、インサートともに剛性を向上させた形状で、大物金型の荒加工において突発的な欠損を抑制。安定した加工が可能となっている。新材種「JS4030」の採用で鋼一般の荒〜中仕上げに優れ、内部給油仕様(MTシャンク品除く)により切りくず排出性も向上している。インサートは片面2コーナ仕様となっている。
 同社が推奨する加工用途は金型形状部の荒・中仕上げ加工やプレス金型における肉盛り溶接部の加工など。ホルダはφ16〜φ50まで全38アイテムが、インサートは4材種全44アイテムが揃う。販売価格はホルダが3万1540円〜8万9260円、インサートは780円〜7500円(いずれも税別)となっている。

各会場をオンラインでつなぎ
令和2年度入社式を開催
ダイドー 59名の新入社員を迎える

 メカトロニクスの専門商社ダイドー(社長=山田貞夫氏、本社=名古屋市中村区)は、4月24日午前10時より令和2年度入社式を開催した。毎年、本社のある名古屋で新入社員全員が一堂に会して行われてきたが、今年は新型コロナウイルスの感染リスク低減のため、名古屋、東京、大阪などに会場を分散し各地をオンラインでつなぐ形で実施された。
 同社はこの春、59名(男性36名、女性23名)の新入社員を迎えた。本社に隣接するダイドーロボット館大ホールでは座席の間隔を通常より広くあけるなどの感染予防対策が取られ、山田社長をはじめ同社幹部、中部・名古屋営業本部管轄の新入社員が出席した。
 式の冒頭、挨拶に立った山田社長は新入社員に対し「ダイドーの正社員として皆さんをお迎えすることは、私の至上の喜びです。皆さんの一生をダイドーは保障いたします」と歓迎し、続けて同社の概要を説明した。
 最後に山田社長は「一番大事なことをお願いします。会社を大きくし、お客様に役立つことです。その会社を良くするには、良いということをとことんするという行動力が大切。一生懸命する人は会社がきちんと面倒を見る。会社と皆さんは親子と一緒なのです。会社の信用を活用して頂いて、皆さんにも活躍するチャンスはあります」と激励した。
 続いて、来賓として出席予定だった湯原真司CKD取締役執行役員営業本部長と中野優THK産業機器統括本部中部営業統括部長の祝辞が披露された。
 その中で、湯原氏は「中国武漢市から始まった新型コロナウイルスが全世界に蔓延しており、世界経済の見通しが全く不透明な状況になっています。入社された皆さんは、この様な厳しい環境の中での門出になりますが、今後の長い社会人生活の中で、心に留めておいて頂きたいことを3つお伝えします。1つは挨拶。2つ目は約束を守るということ。3つ目に、社会人の基本として4S(整理・整頓・清潔・清掃)を身に付けてください。仕事のできる社会人は必ずできています。以上の3つの基本に加え、現場感覚を磨くこと、現場に飛び出していってください。吸収力の高い若いうちに多くの人と会うことで、価値観や志向の違いを体感し、その中から自分にないものを吸収して頂きたいと思います。若い時の苦労は買ってでもしろ。皆さんが任されたどんな仕事であっても、その仕事を最後までやり遂げる力を身に付けて頂きたいと思います。その経験の一つ一つが、皆さんを間違いなく強い人間に成長させてくれます。自分たちが会社の将来を支える気持ちを持って大いにご活躍されることを期待し、私の祝いの言葉とさせて頂きます」。
 中野氏は「私どもTHK製品の販売のうち、約40%は流通、代理店様、特約店様関係。その中でもダイドー様とのお取り引きは最も多く、年間100憶円を超える金額です。また昨今このような状況の中、THKの製品はエッセンシャルビジネス、必要不可欠な製品として、多くのお客様から供給継続を求められています。一例として、世界的に人工呼吸器が不足している中で、この装置にも弊社製品が採用されています。弊社にとって全世界の工場継続は、社会的責任を果たす必須要件となっています。新入社員の皆さんに贈る言葉として、一つ、目標を持って何事にもチャレンジしてください。目標がある人には、計画がある。計画がある人には、実行がある。実行がある人には、成果がある。その中には失敗もあるかと思いますが、失敗から学ぶこともあります。ダイドー様には優秀な社員の方がたくさんいらっしゃいますので、先輩から聞き、そして学ぶことで、新たな世界が必ず見えてきます。是非とも頑張って頂きたいと思います」などとメッセージを寄せた。
 辞令交付式に移り、山田社長より一人一人に辞令が手渡された。また各地の新入社員には、モニター越しに辞令が読み上げられ、後日各自に届けられた。
 この後、人事部を代表して田中慎悟ダイドー常務が「今回は新型コロナウイルスの影響で、今までの日本社会ではあまりないような非常事態の中での入社です。新入社員の皆さんにも不安など色々迷惑を掛けたと思います。東京、大阪など遠隔地の新入社員の人たちにはモニター越しでの入社式となりましたが、こういう事情なのでご理解頂きたいと思います。通常でない時に入社された皆さんは、逆に言うと、忘れられない自分たちの門出になるのではないかと思います。入社式をもって、学生という今まで授業料を払って勉強する立場から、給料をもらって、その対価に労働力を提供するという社会人に変わりました。もはや180度違う人生です。59人という多い人数が入りましたが、不必要な人は1人もいないのです。研修の中で男性の新入社員には3年後の自分というテーマでスピーチをして頂きました。ひとつの目標として、是非ポジティブにやって頂きたいと思います。皆さんにはこれから1年間、アドバンテージがあります。社会人の1年生として、どんなことでもできます。自分の力になるよう過ごして頂ければと思います。『敵を知り己を知れば百戦殆う(あやう)からず』という孫子の言葉があります。ダイドーには多くの人、多くの商品、大きな資本力があります。情報を制するところが、これからは優位に仕事ができ、勝ちます。私たちもそういう中では日々勉強です。我がダイドー社員、皆さんを含め、私たち先輩社員も含めて、全員でより良い会社にできるように頑張ってやっていきたいと思いますので、新入社員の皆さんも心新たに、また初心を忘れずに、一緒に仕事を頑張っていきましょう」と呼びかけた。
 新入社員を代表して、杉山空氏(愛知工業大学卒)が「我々令和2年度新入社員一同は、知っている事はできる事≠実行するために、社員訓練をいたしました。そこで学生時代の甘さの払拭、そして我が社のモットーである規律、リズム、姿勢、礼儀を習得しました。本日よりその貴重な経験を生かし、メカトロニクスの専門商社の社員として1日でも早く会社に貢献できるよう、体当たりで頑張ります」と決意表明を行った。

2020年5月17日(日)2743号
2020年度総会議案項目など審議
4月理事会を開催
愛知県管工機材商協組 各理事は書面参加にて

 愛知県管工機材商業協同組合(大藪淳一理事長・大清社長)は4月28日(火)、4月理事会を開催した。新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から理事17名は書面参加の形式をとり、出席者は大藪理事長、峰澤彰宏副理事長(MINEZAWA社長)、小川誉之副理事長(小川管商社長)、村井善幸副理事長(オータケ社長)、阪尾知治事務局長の5名のみとし、ウイルス感染防止対策が充分に施された名古屋市中区伊勢山の組合事務所にて行われた。
 各理事へは事前に議案内容が送付され、これに対する意見や報告等を回収。その書面をもとに大藪理事長以下参加者が各議案についての審議等を行った。各議案についての審議・報告内容は以下の通りだ。
 【経過報告】●3月19日(木)▽この日に開催が予定されていた管機連(全国管工機材商業連合会)理事会は5月19日(火)へと開催を延期する旨の発表があった。その後、さらに6月15日(月)開催への再延期が発表された。代替として『新型コロナウイルス対策緊急セミナー』が遠隔会議アプリ「ZOOM」を使って配信され各地区組合から参加があった。●同25日(水)▽三役4名、常任理事6名、事務局長が集まり、三役・常任理事会が組合事務所で開催された。●4月15日(水)▽大藪理事長と小川副理事長、阪尾事務局長、顧問税理士で、2019年度決算ならびに2020年度予算に対する打ち合わせが行われた。●同22日(水)▽竹田驤鼕ト事(中京製作所社長)、山本員彰監事(センサスヤマモト社長)、大藪理事長、小川副理事長、阪尾事務局長と税理士2名で、組合事務所にて会計監査会が開催された。
 【議案1】『第33回管工機材・設備総合展』について▽実行委員会等に関する意見等が寄せられた。
 【議案2】令和2年度第58回通常総会開催および議案項目承認の件▽総会招集案内(案)が本理事会に提出され承認可決された。これに議案書・書面議決書が添付され、各組合員へと配布。今総会に関しては、組合員には議案書の内容を確認のうえ書面議決書に賛否回答を記入し返送する形で議決権を行使してもらうよう促し、組合事務所において可能な限り少人数にて開催することが承認可決された。@総会議案について▽第1号議案=『第33回管工機材・設備総合展』の件。▽第2号議案=令和元年度事業報告書、収支決算報告書(財産目録、貸借対照表、損益計算書)ならびに剰余金処分案承認の件。▽第3号議案=令和2年度賦課金および賛助会費徴収方法決定の件。▽第4号議案=令和2年度事業計画(案)ならびに収支予算(案)承認の件。なお総会の開催形式については本理事会閉会後、速やかに全組合員へと連絡された。A総会進行について(予定)▽議長=大藪理事長。▽司会=事務局長。▽報告者=3副理事長。▽監事報告=事務局長代読。
 【議案3】令和元年度事業報告内容承認の件▽資料「総会・役員会ならびに各部会・各委員会等事業報告」が提出され、これが承認可決された。
 【議案4】令和元年度決算報告承認の件▽資料「会計監査資料」「監査報告書」が提出され、これが承認可決された。
 【議案5】令和2年度事業計画承認の件▽資料「令和2年度事業計画案」が提出され、これが承認可決された。
 【議案6】令和2年度収支予算(案)承認の件▽資料「令和2年度収支予算(案)」が提出され、これが承認可決された。なお、この資料は三役・常任理事会での検討をベースに顧問税理士の指導を経て完成したものである。
 【議案7】新賛助会員承認の件▽以下の3社について、賛助会員新規加入が承認可決された。@因幡電機産業(紹介者/オータケ)。A昭和バルブ製作所(紹介者/オータケ)。Bシステムズナカシマ(紹介者/丸金商会)。
 【議案8】各部会等経過報告▽●広報部会=3月22日(月)付で「組合だより第145号」を発行。●福利厚生部会=全日本労働福祉協会が5月6日(水)まで活動を休止。この日までの予約があった組合員に関しては、健康診断は延期となった。●名管会幹事会=2020年度名管会ゴルフ大会について、本理事会当日現在、日程は未定と報告があった。●青年部「愛青会」=本理事会当日現在、2020年度事業について未定と報告があった。

JIMTOF2020
(第30回日本国際工作機械見本市)開催中止

 日本工作機械工業会(会長=飯村幸生氏)と東京ビッグサイト(社長=石原清次氏)は、12月7〜12日の6日間、東京・有明の東京ビッグサイト全館を使用して開催予定だった「JIMTOF2020(第30回日本国際工作機械見本市)」の中止を決定した。東京オリンピック・パラリンピックが来年2021年に延期されたことに伴い、展示会場を計画通り確保できなくなったためとしている。
 東京ビッグサイトは、東京オリンピック・パラリンピックにおいて国際放送センター(IBC)、メインプレスセンター(MPC)として利用される。大会の延期により、現在東展示棟で準備中であるIBCの利用が延長されることになった。
 JIMTOFは、工作機械やそのあらゆる周辺機器が一堂に会する、ものづくりの総合見本市であり、かつ最先端の技術・製品が世界中から集結する、世界最大級の国際技術ショー。前回展JIMTOF2018では国内外から1085社・団体が出展し、期間中15万3103人(うち海外から1万2934人)が来場した。
 次回開催は2022年秋を予定。

座ぐり加工用 「タイラードリル」
3D、5Dタイプ新発売
ダイジェット工業 新シリーズをラインナップ

 ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区)は、好評の多機能座ぐり加工用ソリッドドリル「タイラードリル」に、深穴加工用として3Dタイプ(TLD3D形)を4月7日発売した。5Dタイプ(TLD5D形)は6月に発売予定。
 同製品は、広い溝形状で切りくず排出性に優れ、高精度穴加工が可能な先端角180度の座ぐり加工用ソリッドドリル。傾斜面、円筒面、交差穴への穴あけ加工において、径方向への力が小さいため、穴の曲がりおよびバリの発生が少なく、工程を短縮することができる。
 また、ドリル剛性を向上させ、ダブルマージン仕様、低抵抗刃形を採用することにより、安定した3D、5Dの深い穴加工が可能。オイルホール仕様により刃先に適切にクーラント供給ができ、切りくず詰まりと加工刃部の切削熱を抑制する。
 ドリル材種は、耐欠損性と耐摩耗性のバランスに優れたコーティングを採用、また平滑化処理により長寿命化を実現した。
 炭素鋼・鋳鉄・工具鋼・ステンレス鋼・プリハードン鋼など幅広い被削材の座ぐり、穴あけ加工に対応する。
 サイズは、TLD3D形(有効加工深さは工具径×3倍まで)、TLD5D形(有効加工深さは工具径×5倍まで)ともにφ3〜φ14(計190形番)をラインナップ。
 標準価格は6960円〜3万3100円(税抜き)。
機構改革と人事異動
 ダイジェット工業は、4月1日付で次の機構改革ならびに人事異動を行った。
 【機構改革】
 材料・合金および切削工具の体制を強化するため、「技術部」を改編し、材料・合金の開発および生産技術を担当する「合金技術部」と切削工具の開発および生産技術を担当する「切削技術部」を設ける。
 【人事異動】
 敬称略、[ ]は旧職
 古林雄一=常務取締役兼黛杰漢金(滄州)精密模具有限公司董事長[常務取締役経営企画部長兼黛杰漢金(滄州)精密模具有限公司董事長▽中田敏也=取締役経営企画部長[取締役技術部長兼生技室長]▽春日良一=合金技術部長[技術部合金技術室長]▽行成伸二=切削技術部長兼技術室長[技術部技術室長]▽永澤勝幸=経営企画部次長[三重事業所TA工場長]▽岡本康男=総務部総務課次長[総務部総務課長]▽岡村好庸=総務部IT課次長[総務部次長IT担当]▽中谷伸=経理部経理課次長[経理部経理課長]▽此和賢次=切削技術部生技室長[技術部生技室三重工具生技課長兼管理部三重品質検査課長]▽森井達暁=大阪事業所富田林工場長[三重事業所合金第2工場長]▽家野正勝=三重副事業所長[三重事業所長代行]

鋳鉄旋削加工用PVDコーテッド
CBN材種「BC5110」発売
三菱マテリアル 耐摩耗性と耐チッピング性を両立

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=田中徹也氏、本社=東京都千代田区)は、鋳鉄旋削加工用PVDコーテッドCBN材種「BC5110」の販売を開始した。
 BC5110は、高靭性CBN母材に耐摩耗性の高いコーティング膜を採用することで、耐摩耗性と耐チッピング性を両立した新材種。ねずみ鋳鉄の低速連続加工において優れた耐摩耗性を発揮し、チッピングを抑えることで高い面品位を実現する。
 主な特長は次の通り。
 @高いcBN含有量と微粒cBNを採用することで、従来品と比較して刃先の耐チッピング性が大幅に向上し、長寿命・安定加工を実現する。
 A高硬度のセラミックコーティングを採用することで、ねずみ鋳鉄の低速連続加工で優れた耐摩耗性を発揮。また、境界摩耗を抑制し、優れた面粗さも実現する。
 BCBN母材との付着力を高めたことにより、コーティングの剥離やチッピングを抑制する。
 今回発売されたのは49アイテム。
 標準価格は、代表型番「NP-CNGA120408FS2」が5810円、「NP-TPGB110304FS3」が7470円、「NP-SPGN120412GS2」が5220円(いずれも税別)。
鋳鉄旋削加工用PVDコーテッドCBN材種「BC5110」

「レッドライト&ブルーライト
 アップ」プロジェクト実施
吉岡幸 今年は特別ライティング

 建設・産業資材のトータルサプライヤー吉岡幸(社長=吉岡正盛氏、本社=福井市宝永)は、日本赤十字社が5月8日の世界赤十字デー≠中心に実施している「レッドライトアップ」プロジェクトに、今年も参加した。
 同プロジェクトは赤十字運動への理解を深めてもらうことを目的に2016年より始まり、全国の歴史的建造物、ランドマーク施設など、多くの企業・団体が参加している。
 同社ではこれに合わせ、今年は新型コロナウイルスの感染リスクを抱えながら最前線で活動している医療従事者に感謝の気持ちを伝えたいとの思いから「ブルーライトアップ」も同時に実施。5月1日〜10日の毎晩6時〜10時に、道路に面した同社テクノセンター(福井市二の宮)を青色のライティングで輝かせ、赤十字を浮かび上がらせた。
ライトアップされた吉岡幸テクノセンター

高品質と低価格を両立
制御・動力ケーブルを改良
イグス CF880/CF881およびCF890/CF891

 イグス(東京都墨田区)は、チェーンフレックスMシリーズの制御・動力ケーブルであるCF880/CF881およびCF890/CF891を改良した。ケーブル外径を最大20%小さくしたケーブル構造で小さな曲げ半径が可能となり、組込みスペースやエナジーチェーン内のスペースが節約されるため、コスト削減につながるとしている。
 産業界における自動化が進む中、機械の動作スピードをさらに上げる要求などに応じて、軽量で細径のケーブルが求められ、イグスは優れたコスト効率のケーブル開発に注力し続けている。
 今回改良したチェーンフレックスM制御・動力ケーブルCF880/CF881およびCF890/CF891は、新しい構造設計により従来よりもケーブル外径を最大20%縮小。ケーブルの曲げ半径が小さくなるため、エナジーチェーン内での所要スペースが少なくすむメリットがある。
 この制御・動力ケーブルは、PVC外被(CF880/CF881)またはiguPUR外被(CF890/CF891)付き、シールドあり/無しの両タイプを利用できる。特にCF890/CF891は、耐油性・耐熱性に優れ、石材・紙・木材等の加工を行うシンプルな工作機械での短いストロークに最適としている。
 イグスは25年以上にわたり、エナジーチェーン専用のケーブル開発を続けている。CF880/CF881およびCF890/CF891も、発表までに4年という研究開発期間を経ており、同社試験施設での実条件下における長期テストで耐久性も実証済みとしている。

超高速造形(5o/分)の産業用
3Dプリンターを手頃な価格で
イグアス 国内先行発売

 イグアス(社長=矢花達也氏、本社=神奈川県川崎市)は、XYZプリンティングジャパンの産業用3Dプリンター「PartPro120xP」を、本体価格138万円(税別)という150万円を切る価格で2月より国内先行予約を開始している。
 昨今、3Dプリンターは高機能・低価格化が進み著しい進化を遂げているが、造形の高速化は依然として開発課題の1つだった。
 今回、XYZプリンティングジャパンより発売される新製品「PartPro120xP」は、同社独自開発の造形技術UFFTM(Ultra Fast Film)方式を採用したことで、5o/分というハイスピードで高解像度のパーツを造形する。
 また、産業用ながらも省スペースでの使用が可能で、使用可能な材料は全6種、スタンダードレジンから耐熱樹脂まで豊富なラインナップを使用できる。
 【PartPro120xP】
・製品特長=UFFTM方式搭載の超高速・高品質プラスチックモデル
・最大造形サイズ=114×64×100o(幅×奥行×高さ)
・対応材料=Standard/Fast Printing/Tough/High-Temp/Flexible/ABS-like
・本体希望小売価格=138万円(税別)
 本製品・サービスについての問い合わせは、イグアス3Dシステム営業部(TEL044-280-8588、メール3dmodeler@i-guazu.co.jp)まで。

3次元スマートセンサー
「Gocator」に
リンクス 新たなラインナップを追加

 リンクス(社長=村上慶氏、本社=東京都品川区)は、3次元スマートセンサー「Gocator(ゴケイター)」に新たな2つのラインナップを追加し、3月より提供を開始している。
 今回新たに提供が開始されたのは、高速高解像度の2500シリーズに100o視野モデル「Gocator2530」と2m幅の超広視野モデル「Gocator2490」の2つのモデル。
 「Gocator2530」は、最速10kHzの素子を搭載し、青色レーザーで光沢面も苦にせず質の高い計測が可能な2500シリーズにおいて、最大100oの視野を持った幅広モデルとなる。同製品は青色レーザーを採用しており、光沢の強い金属表面などの計測においてもノイズが少なく質の高い計測が可能。バッテリーボックスの外観や溶接の出来栄え検査など、光沢面においても高精度な検査を実現する。
 また、従来の2500シリーズの最大視野は30o程度だったが、同製品では最大で100oの視野幅までスキャンすることが可能。これにより、1台のセンサーで対象物全体をカバーでき、トータルコストの低減にも寄与する。電子部品やタイヤの計測などにも適用可能な視野と速度を有しているとしている。
 「Gocator2490」は、最大2mの視野幅を1台でカバーでき、1920pixの高解像度により、1m視野幅でも0・52o/pixのXY解像度を有している。同製品は、その広い視野から、2m幅のコンベアを流れる段ボールの形状を計測するのにも、1台の計測ヘッドで十分に対応できるため、物流のソリューションとして最適としている。
 また、1m視野幅でも0・52o/pixのXY分解能を確保できるため、細かな計数カウントや、適切な部品が組み付いているか等のチェックなどにも適用可能。
 自動車を組み立てる際のアライメントや、形状計測などの用途にも適用可能で、車体丸々を1度のスキャンで計測することもでき、コンベヤを1台でカバーできる視野を確保できることから、食品での検査にも対応するとしている。

ロボットを過酷な動作環境から守る
「ロボスーツR」 ロボット用 保護カバー
キャプテンインダストリーズ 4月24日販売開始

 世界各地から主に工業・産業用機械部品や各種ツール・ソフトウェアを輸入販売するキャプテンインダストリーズ(社長=山下宏氏、東京本社=東京都江戸川区)は、飛び散る火花や化学薬品などから産業用ロボットを保護するロボット用保護カバー「ロボスーツR」の国内販売を開始した。同社販売網を活かし、自動車メーカーほか産業用ロボットを導入するものづくり企業をターゲットに初年度2000体の販売を目指す。
 「ロボスーツR」の開発元である米国・ロボワールド社は、1993年以来、産業用ロボットを保護するために、採用素材や動作に対応する裁断方法をはじめ様々な研究開発を行い、ロボット用保護カバーを製造している。
 資産であるロボット自体と生産性を維持するには本体保護が重要と、これまでも産業用ロボットを保護する簡易な商品は存在したが、ロボット動作環境が多様化し、より過酷な環境の中で、大切な資産でもあるロボットを様々な飛散物から守る多様性と耐久性がより強く求められるようになっている。
 これを受け、ロボワールド社は飛び散る塗料、鉄くず、ブラスト材、スパッタ、クーラント、化学薬品など多種多様な飛散物にも長時間耐えて対応できロボット動作の妨げにならない形で保護できる専用カバー「ロボスーツR」を完成させた。厳しい条件での様々な動作を想定し、ベーススカート、ベーススカートリング、ベースカバー、下腕、下腕リング、上腕、上腕リング、手首、リストリングなど多数の部品構成でロボットを保護する。
 「ロボスーツR」は、有名メーカー製ロボットの型番をベースとしているが、すべてユーザーのニーズに応じてデザインするオーダーメイドとなる。
 【商品特長】
●塗料、ブラスト材、スパッタ、クーラントなどあらゆる環境に対応
●各環境下での優れた保護性
●最大放射温度は約350℃
●カラーはイエロー、ブルー、ホワイト、ブラックなど各色対応可能

東京グローバルヘッドクォータ
CO2排出量ゼロの電力に切り替え
DMG森精機 今後、国内の他の拠点にも

 DMG森精機(森雅彦社長、名古屋市中村区名駅)は、2020年4月使用分より東京グローバルヘッドクォータ(以下、東京GHQと表記)の電力供給会社をオリックス(東京都港区)へと切り替え、CO2排出量ゼロの電力供給を受けると発表。これにより、東京GHQにおいて電力使用によるCO2排出量ゼロを達成する。
 これまでも同社は、限りある資源と環境保護のためにさまざまな取り組みを行ってきた。国内3拠点(伊賀事業所、奈良事業所、東京GHQ)に太陽光発電設備を導入し各拠点の照明を低消費電力、長寿命なLEDへと交換している。また製品においても不要な待機電力を抑え効率的な加工プログラムを活用して加工時間を短縮することが出来る「GREENmode」を2017年9月から各工作機械に標準搭載し、最先端オペレーティングシステムCELOSにより消費電力の削減、効果の見える化を行っている。
 欧州のDMG MO RI AKTIENGESE LLSCHAFTにおいては、すべての生産拠点でエネルギー効率の改善とコストの削減を目的とした国際規格ISO50001に準拠したエネルギー管理をすでに行っている。照明のLED化や、再生可能エネルギー由来の電力購入など、2020年にCO2排出量を実質ゼロとするべく、CO2ニュートラルに向けた活動に重点的に取り組んでいるようだ。
 東京GHQは、電力供給会社の切り替えにより年間およそ385・8トン(2019年実績)のCO2排出量を削減できる見込みで、これは、杉の木約2万7000本が1年間に吸収するCO2の量に相当する。同社は今後、国内の他の拠点にも導入を予定しているという。
 工作機械は使用年数が10年以上と長い分、省エネの効果は長期にわたり影響する。「DMG森精機は、これらの取り組みによりグループ一丸となってお客さまの生産性向上に寄与すると同時に、環境保護という観点から今後も社会に貢献していきます」と同社はコメントしている。

内径溝入れ工具SNGシリーズ
内部給油対応ホルダ
タンガロイ 3月25日全国発売

 タンガロイ(木下聡社長、福島県いわき市好間工業団地)は、内径溝入れ加工用工具『SNG』シリーズに、内部給油対応ホルダを拡充。3月25日(水)より全国で販売を開始した。最小加工径がφ8oからφ24oまでの幅広い領域に対応でき、優れた切りくず排出性を実現している。
 本製品では安価な鋼シャンクホルダと深穴加工が可能な超硬シャンクホルダの2種類が設定されており、広範囲な内径溝入れ加工に対応してくれる。また、好評を得ている3次元ブレーカGMR形の優れた切りくず処理性との組み合わせで、内径溝入れ加工で発生しやすい切りくずの巻付きなどによる機械の停止時間の削減や加工能率の向上をも実現してくれる。
 適用被削材は炭素鋼、合金鋼、ステンレス鋼から耐熱鋼まで、幅広くカバー。アイテム数は全12アイテムがラインアップされている。主な形番と標準価格は以下の通り。●A08H-SNGR06-D080▽1万7600円、●A10K-SNGR07-D120▽1万8600円、●A12M-SNGR08-D160▽2万1300円、●A20R-SNGR09-D240▽2万5000円、●E08X-SNGR07-D100▽3万9700円、●E10X-SNGR08-D140▽4万5000円、●E16X-SNGR09-D200▽7万1400円(価格はいずれも税別)。
 同社は発売初年度、2600万円の販売を見込んでいるという。

ネオレストDHなど6商品
レッドドット・デザイン賞2020受賞
TOTO 8年連続受賞果たす

 TOTO(清田徳明社長、福岡県北九州市)の「ウォシュレット一体形便器ネオレストDH」「ベッセル式洗面器TA」など合計6商品が、国際的に権威のあるデザイン賞『レッドドット・デザイン賞2020』を受賞した。
 「レッドドット・デザイン賞」は、1955年から続く国際的に権威あるデザイン賞だ。主催はドイツ・エッセンの「ノルトライン・ヴェストファーレンデザインセンター」で、デザインの専門家が革新性、機能性、品質などの基準に沿って厳正に審査し認められた商品に授与される。対象はプロダクトデザイン、ブランド&コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトの3分野。TOTOは、プロダクトデザイン分野で6商品の受賞を果たした。
 受賞した全6商品は以下の通り。
 【ウォシュレット一体形便器 ネオレストDH】▽ネオレストDHは多くの機能を搭載しながら使用者に圧迫感を感じさせないように高さを抑えたシンプル形状を実現。多数の機能部品が最小空間に収まるよう0・1o単位の寸法で調整し配置設計を行っているだけでなく、凹凸や隙間を限りなく無くし清掃性にも優れている。主な販売国は日本・米国・中国・台湾・インド・タイ・ベトナムなど。
 【瞬間式ウォシュレット(海外向け)】▽瞬間式ウォシュレット(海外向け)は温水洗浄、暖房、乾燥、脱臭など多くの機能を搭載しながら、使用者に圧迫感を感じさせないようにフタが便座部をフルカバーし高さを抑えた形状を実現。多数の機能部品が最小空間に収まるよう0・1o単位の寸法で調整し配置設計を行うことで、よりコンパクトになった。また、樹脂を透過するTOTO独自のセンサーを採用することで人を感知するセンサーを便座内部に隠蔽。センサー窓のないスッキリ形状となっている。主な販売国は米国・中国・インド・タイ・ベトナムなど。
 【ベッセル洗面器 TA】▽ベッセル式洗面器TAは自然の有機的な造形をアクセントとして取り込み、あえて非対称な形状とすることでひと手間かけた心地良いくつろぎのカタチを表現している。TOTO独自の素材により従来の陶器より薄くシャープなエッジを実現。また、新しいカラーバリエーションとしてクリーンマットもラインアップした。従来の陶器では出すことのできないシルクのような優しい光が広がり、滑らかな表面はマット調でありながら汚れが落ちやすい高い清掃性とデザイン性を実現している。主な販売国は日本・米国・欧州・中国・台湾・インド・タイ・ベトナムなど。
 【台付シングル混合水栓 GBシリーズ】▽デザインコンセプトは「Balance(調和・均整美)」。垂直水平基調の角エッジラインに、金属や手工芸を使い込んでいったときに見られるなめらかなアール(R)の丸みを施して表現している。洗面器の種類に合わせて高さの異なる3タイプ・12色のメッキカラーを品揃えしている(ただし、日本でのカラーはクロムのみとなっている)。主な販売国は、日本・米国・欧州・中国・台湾・タイ・インド・ベトナムなど。
 【台付シングル混合水栓 GFシリーズ】▽デザインコンセプトである「Fine(細い・良い)」が、円筒形の管材を組み合わせて表現されている。段差や隙間を極力無くしてシンプルをとことんまで極めた本製品。洗面器の種類に合わせて高さの異なる3タイプ・12色のメッキカラーを品揃えしている(日本でのカラーはクロムのみ)。主な販売国は日本・米国・欧州・台湾・インド・中国・タイ・ベトナムなど。
 【在来浴槽 フローテーションタブ】▽フローテーションタブは圧倒的な存在感による高級感と新しい入浴スタイルによる究極のリラックスを提供してくれる。内側の滑らかで凹凸の少ないディテールと点検口などが一切なく手作業によって磨き上げられた外側の曲線フォルムが陶芸作品を思わせる美しさを放っている。入浴を科学する≠アとで生まれたフローテーションタブの入浴姿勢は、宇宙飛行士の浮遊時の姿勢とよく似ており、力学的負担を限りなくゼロに近づけ、かつ体を安定させることで心身ともにリラックスできる形状となっている。体格の異なる多くのエンドユーザーに、この入浴姿勢が体験できるよう枕が上下にスライドし入浴をサポートしてくれる。さらにリラックス効果を高める「肩湯」と浴槽全体をやさしく照らす間接照明も搭載している。主な販売国は、米国・欧州・中国・台湾・インド・タイ・ベトナムなど。
 TOTOは、今回でレッドドット・デザイン賞の8年連続受賞となる。デザインと機能の高度な融合を目指し、同社は引き続きものづくり≠行っていく。

びやすい8デザイン19タイプ
アルミ形材フェンス「フェンスAB」
LIXIL 「開き門扉AB」と同時発売

 LIXIL(瀬戸欣哉社長、東京都江東区)は住む人のプライバシーに配慮した目隠しデザインを充実させ、より選びやすく使いやすい、「横」「縦」「採光」を基調とする8デザイン19タイプの豊富なラインアップが揃う「フェンスAB」、ならびにこれとあわせて外観デザインをトータルでコーディネートできる「開き門扉AB」を2020年3月2日(月)より全国で販売開始した。
 今回発売された「フェンスAB」では、デザインやカラー体系を見直しフラット基調の新ルーバーデザインを含む人気のルーバーデザイン3タイプが設定されるなど、プライバシーを守る目隠しデザインがさらに充実して、全8デザイン19タイプから選べるようになっている。
 また、近年多発する自然災害により注目を集め始めているフェンスに対するユーザーニーズに応えるべく、柱ピッチ1000o施工時において業界最高クラスとなる耐風圧強度42m/秒相当(一部高さサイズを除く)も用意されている。
 さらに、すべてのデザインで、本体W寸法がブロックモジュールにあわせた2000oに統一され、加えて上下桟の外形デザイン、施工方法までもが統一されたことにより、施工現場でのさらなる使いやすさが実現したようだ。
 同日発売の「開き門扉AB」は、「フェンスAB」とあわせて住宅の外観をトータルコーディネートできるよう人気の木調カラーがラインアップされている。「フェンスAB」「開き門扉AB」ともに裏面のデザインにまで配慮されており、内観からの見た目も美しく仕上がるという。
 参考価格は、●フェンス=3万500円〈YL2型/T-8フリーポールタイプ(アルミ形材色、本体1枚+柱1本)〉、●フェンス=5万8000円〈YS1型/T-8フリーポールタイプ(木調色、本体1枚+柱1本)〉、●門扉=12万9000円〈TR1型/07・07-12両開き仕様(アルミ形材色)/シリンダーRD錠〉(※価格は消費税および搬入・取付・設置費等含まず)。本製品に関して詳しくは、同社お客さま相談センター▽通話無料のフリーダイヤル=0120(126)001まで。

建物検査のスキルアップ目指し
建物検査技術品質研修会開催
全住品 4月の民法改正により

 住宅業界の品質向上を目指す全国住宅技術品質協会(全住品/山口喜廣代表理事)は、建物検査に従事する建築士を対象に、検査品質向上に向けさまざまなスキル獲得を目指す「建物検査技術品質研修会」を2019年11月から2020年2月にかけ全国8エリア・9会場で開催した。
 全住品は2016年、住宅建築に起因する不具合の撲滅や品質確保に向けた研鑚・研究、行政や関連団体との連携などを通じて住宅の安心・安全を追求し、業界全体の発展に寄与することを目的に設立された一般社団法人だ。
 その活動の一環として建物検査・測量・地盤調査、工事に従事する人を対象にさまざまな研修会やセミナーをこれまで開催してきた。
 今回の研修会は本年4月の民法改正による「契約不適合責任」の規定に伴う不動産売買契約、請負契約締結時における建物検査の重要性の高まりなどを受け開催。改正後のトラブル回避のため具体的な不具合や見落としの事例を交え、判断基準や報告方法の検証を重ねつつその発生要因について全国で研修してきた。研修プログラムは、既存検査・新築検査の2部で構成。それぞれ座学に加え、参加者によるグループディスカッションを実施することで知識や経験の共有を図った。また今回、シロアリ駆除会社を講師に招いた特別講演を実施。普段あまり対応することがない蟻害についてヤマトシロアリなど各種の標本を手に、生態をはじめとする基礎知識から、実際の蟻道・蟻害を映像で紹介。その対応などについての習得にも励んだ。
 本年は、全国で180名を超える建築士(建物検査員)が参加。参加者からは「グループディスカッションで検査員同士の意見を交わすことはお互いに大いに役立つと思いました」「実例で話を聞くことが実務に役立て生かせると思いました」「シロアリの研修はとても参考になった」と研修を評価するコメントが多数寄せられていた。
 なお、当初10エリア・11会場での開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の影響に伴い福岡・愛媛の2会場の開催が中止に。こちらについては今後開催予定でWebによる受講準備が進められているという。
 全住品は、今後も住宅業界の品質向上のため、住宅建築に起因する不具合の撲滅や安全衛生・品質確保に向けた研鑚・研究に会員企業とともに取り組んでいく。

2020年3月分の工作機械受注額
前年同月比 40.7%減の774億47百万円
日工会 3月としては10年ぶりの低水準

 日本工作機械工業会(日工会、会長=飯村幸生氏・芝浦機械会長)が4月21日発表した2020年3月分の工作機械受注総額は、前年同月比40・7%減の774億47百万円となり、18か月連続で減少した。前月比は0・3%増の微増となったが、2か月連続で800億円を割り込み、景気の目安とされる1000億円を8か月連続で下回った。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で経済の先行き不透明感が一段と増し、企業の設備投資の先送り傾向が強まった。
 内外需別にみると、内需は、前年同月比36・5%減の342億46百万円となり、16か月連続で減少した。期末効果により前月比は7・0%増と2か月連続で増加したが、伸びは小さく、3月実績としては2013年以来7年ぶりに350億円を下回る低水準となった。
 主要4業種では、一般機械が155億58百万円(前年同月比31・1%減/前月比17・5%増)、自動車が74億73百万円(前年同月比50・7%減/前月比17・7%減)、電気・精密機械が30億93百万円(前年同月比36・0%減/前月比2・1%増)、航空機・造船・輸送用機械が15億9百万円(前年同月比32・4%減/前月比87・9%増)。自動車以外は前月実績を上回ったが、自動車は2013年1月以来7年2か月ぶりに80億円を下回った。
 外需は、前年同月比43・7%減の432億1百万円で、18か月連続の減少。前月比も4・5%減と3か月連続で減少した。外需が450億円を下回ったのは2010年1月以来10年2か月ぶり。
 アジアは190億98百万円(前年同月比39・1%減/前月比18・0%増)。急激な感染拡大を受け2月に受注が大きく減少した中国は、政府の産業奨励策により自動車をはじめ多様な業種で受注があり、低水準ながら4か月ぶりに110億円を上回った。
 欧州は72億5百万円(前年同月比61・4%減/前月比34・0%減)。域内各国で感染拡大が進んだ影響から、2012年8月以来7年7か月ぶりに80億円を下回った。
 北米は161億79百万円(前年同月比34・3%減/前月比6・7%減)と4か月ぶりに170億円を下回り、感染拡大の影響が表れつつある。
 この結果、2020年第1四半期(1〜3月)の受注総額は前年同期比35・6%減の2354億円(前期比9・2%減)、また2019年度(4〜3月)の受注総額は前年度比34・9%減の1兆995億円と、それぞれ大きく減少した。
 同会は「世界的に新型コロナウイルスの影響が本格化しつつあり、低水準の受注が継続。今後も国内外で影響が懸念され、動向を注視」するとしている。

2020年鍛圧機械受注予想を下方修正
前年比31.2%減の2250億円に
日鍛工 新型コロナ感染拡大の影響受け

 日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=坂木雅治氏・アマダホールディングス相談役)は4月15日、世界経済に打撃を与え深刻度を増す新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑みて、2020暦年の鍛圧機械受注予想を、昨年12月公表の3350億円から1100億円引き下げ、2250億円としたと発表した。前年比31・2%減の大幅縮小となる。
 国内外ともに自動車のEV化に伴う新規生産設備、医療機器関連、IoT、AI、5G関連への戦略的設備投資の需要は高いとみられるものの、消費市場の回復に時間を要し、大型設備投資の先送りが懸念されるとした。海外は米中貿易摩擦の終息は読み切れないものの、中国のコロナショックからの早期立ち直りに期待する。設備投資を牽引してきた米国は、正常化に時間を要し、欧州、その他地域も今期の需要回復には期待できないと予想した。
 内訳は、プレス系機械が前年比34・5%減の850億円、板金系機械が同38・0%減の700億円、サービスは同16・8%減の700億円とした。
 内外別(機械合計)では、国内は、EV、IoT・AI・ロボット関連の需要は高いが、投資の先送りが懸念されるとして、前年比41・0%減の850億円と予想。
 輸出は、欧米を中心にコロナショックからの立ち直りが長引き、消費需要の喪失による設備更新需要の減速が顕在化すると予想し、前年比29・1%減の700億円とした。今後は中国が大型設備投資の牽引役になると期待を示した。
 同様に2020年度の鍛圧機械受注予想についても、昨年12月公表の3350億円から2250億円(前年比26・3%減)に下方修正した。

2020年5月3日(日)・10日(日)・2741号 2742号
新型コロナ感染拡大を受け
通常総会の開催方法を変更
愛鋲協 令和元年度第9回定例理事会
 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田守彦氏・藤田螺子工業副会長)は、4月17日午後7時より名古屋駅前の安保ホール会議室にて令和元年度第9回定例理事会を開いた。新型コロナウイルス感染拡大に伴い緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されたことを受け、全理事の了解を得た上で、理事長と2名の副理事長のみでの理事会開催とした(開催後、議事内容が各理事により承認され、書面理事会として成立)。他に監事1名、事務局が同席した。
 理事会では藤田理事長の議事進行の下、議案審議が行われた。
 令和元年度会計決算報告が小倉副理事長(小倉商店社長)より行われ、同年度は収入面で組合員の減少による賦課金収入の減少、事業部売上の減少、保険手数料の減少が、また経費面では日本ねじ商連全国大会(横浜)への出席費用があり、赤字決算になったと説明された。
 続いて、同日午後6時30分より同会議室にて行われた監査の結果を、奥田監事(東邦精器社長)が報告した。監査には藤田理事長はじめ理事会出席者が立ち会った。なお、総会当日の監査報告も同監事が行うこととした。
 令和2年度「第47期通常総会」準備の件は、総会次第に沿って藤田理事長が説明。総会資料の内容確認をし、誤字などを訂正した。他に訂正箇所がある場合は4月24日までに組合事務局へ連絡するよう依頼した。その後、組合で総会資料を作成し、5月7日ごろ組合員宛に郵送する予定。
 第47期通常総会については、新型コロナ感染拡大防止のため、規模を縮小して理事・役員による総会とし、会場を予定していた名鉄グランドホテルから安保ホールに変更、懇親会は中止することを決定した。組合員に対し「第47期通常総会内容変更のご案内とお願い」の文書を郵送し理解を求める。
 その他、令和2年度会計予算(案)について審議し決定した。
 次回理事会は5月22日、総会開始前の午後6時に安保ホールで開催。

「第50回通常総会」について
書面総会への移行を決議
静岡県管工機材商組合 4月理事会を開く

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は、4月3日午後3時より静岡市内のホテルシティオ静岡にて理事会を開催した。理事7名が出席した。
 「第50回通常総会」について、5月13日にグランディエールブケトーカイにて開催予定としていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、書面総会へ移行することを全会一致で決定した。これに伴い、懇親会と翌日に製販の交流を図るため予定していたゴルフコンペも中止とし、優良社員の表彰式は来春の賀詞交歓会で行うこととした。正会員・賛助会員への通知は事務局より行い、正会員には書面総会の書類を郵送する。
 新型コロナウイルスの影響について、参加した理事各社の状況が聴取された。「もし社内に感染者が出たら、どのように対応するのか」との質問に対して、「3日間、営業停止にする」と答える理事もいた。
 全国管工機材商業連合会(管機連)理事会について、当初3月の開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響により5月19日に延期になったと報告された。組合から一色理事長が出席予定、大村副理事長(大村商会社長)は未定。管機連の運営体制を構築するためのアンケートに関しては、伊藤理事(ヌマカン社長)に対応を任せることとした。
 次回理事会は、当初6月5日を予定していたが、現在の感染状況を受けて未定とし、後日各理事に連絡するとした。

3月度鍛圧機械 受注額19・3%減
13か月連続で前年割れ
日鍛工 2019年度累計額は21・7%減

 日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=坂木雅治氏・アマダホールディングス相談役)が4月8日発表した鍛圧機械会員月次統計によると、2020年3月度の受注総額は、前年同月比19・3%減の301億44百万円となり、13か月連続で前年を下回った。2019年度累計額は前年度比21・7%減の3054億円となり、すべての月で前年を割り込む低調な1年だった。
 今後については、新型コロナウイルスの影響による経済活動制約及び消費需要低迷の長期化への懸念と、正常化を見据えた取り組みの継続に対する期待が示された。
 2020年3月度のプレス系機械の受注額は、前年同月比20・6%減の107億29百万円となり、13か月連続で前年を下回った。超大型プレスは13・6%増だったが、他は大型プレスが55・4%減、中型プレスが22・5%減、小型プレスも4・4%減といずれも減少。また、油圧プレスは14・0%減、フォーミングは18・8%減、自動化・安全装置も61・2%減だった。
 板金系機械は、前年同月比29・1%減の109億17百万円となり、6か月連続で前年を下回った。レーザ・プラズマが40・3%減、プレスブレーキが13・9%減、パンチングも30・1%減だった。
 サービス系(サービス・部品金型)は、前年同月比0・7%増の84億98百万円となり、6か月ぶりに前年を上回った。
 内外別(機種計)では、国内が前年同月比32・1%減の140億51百万円。電機は10・7%増だったが、自動車の60・5%減をはじめ、金属製品製造業12・1%減、一般機械41・7%減、鉄鋼・非鉄金属38・9%減と全般的に低水準だった。
 輸出は、前年同月比7・5%減の75億95百万円となり、中国向けが82・8%増、欧州向けが0・5%増、インド向けが2・4倍増と増加した一方で、北米向けは61・8%減、東南アジア向けは44・2%減、韓国・台湾向けも74・7%減と低迷した。
 同会の中右専務理事は「海外では中国向けが82・8%増と回復傾向を示しているように見えるが、北米向けが振るわず回復が待たれる」とコメントした。

令和2年2月度総受注高29・4%減
16か月連続で前年を下回る
中部経済産業局
主要8社の金属工作機械受注状況

中部経済産業局が3月31日に発表した令和2年2月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、FUJI、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比29・4%減の248億87百万円となり、16か月連続で前年を下回った。前月比は4・2%減となり、2か月連続で300億円を下回った。
 国内受注は、前年同月比24・8%減の89億53百万円となり、15か月連続で前年を下回った。前月比は2・7%減だった。
 主力の一般機械工業向けが前年同月比34・0%減の45億29百万円と16か月連続で前年を下回り、自動車工業向けも同15・8%減の26億65百万円と15か月連続で前年を下回った。
 海外受注は、前年同月比31・7%減の159億34百万円となり、16か月連続で前年を下回った。前月比は5・1%減だった。海外受注比率は64・0%となっている。
 北米向けが前年同月比23・5%減と13か月連続で前年を下回り、ヨーロッパ向けが同33・4%減、アジア向けが同36・8%減とともに16か月連続で前年を下回った。シェアは、北米向け39・5%、アジア(トルコを含む)向け30・6%、ヨーロッパ向け27・4%。
 国別にみると、1位のアメリカが58億22百万円(前年同月比20・0%減)、以下、中国31億33百万円(同13・4%減)、ドイツ10億69百万円(同39・3%減)、イタリア7億41百万円(同31・6%減)、ポーランド5億13百万円(同120・2%増)の順となった。
 販売額は、前年同月比26・0%減の276億68百万円となり、2か月連続で前年を下回った。前月比は9・6%増だった。
 受注残高は、前年同月比36・0%減の1549億21百万円となり、11か月連続で前年を下回った。前月比は4・7%減だった。

海外向けウォシュレット・壁掛便器
iFデザイン賞2020受賞
TOTO 7年連続で受賞

 TOTO(清田徳明社長、福岡県北九州市)の海外向け「ウォシュレットRW/SW(WASHLETRW/SW)」「壁掛SP便器+ウォシュレットSX(WC SP, wall-hung + WASHLET SX)」の2商品が、国際的に権威のある『iFデザイン賞2020』を受賞した。
 同社はデザインと機能の融合を目指してものづくり≠行っている。今回は、世界56カ国/地域、7298件を超える応募の中から、著名な専門家で構成された審査員が審査を行った結果、同社の2商品について高い評価が与えられた。今回受賞した「ウォシュレット」は多くの機能を搭載しながらも厚みや凹凸が抑えられた、すっきりしたデザイン形状が特長である。その実現のために0・1o単位で内部機構の調整をしたという。「壁掛SP便器」は「ウォシュレットSX」を搭載しながらも、ホースやコードを背面に隠し便器と便座の段差や隙間を極限まで少なくした壁掛便器だ。
 『iFデザイン賞』は1953年から続く国際的権威のあるデザイン賞として、ドイツ・ハノーバーに本拠を置く「iFインターナショナルフォーラムデザイン」が主催している。デザインの専門家が美しさ、機能性、革新性を厳正に審査し、そこで認められた商品にのみ贈られる賞である。同社は今回で7年連続の受賞となった。
 「ウォシュレットRW/SW」は人が直感的に座りやすいと感じるフォルムを追求したという。便座の先端から平らな座面部分が広く確保され、座面は奥側へ緩やかなせりあがり形状となっている。その形状は、人間工学を応用して導き出された、排泄に最適な角度傾斜となっている。機能部は高さを108oと極限まで薄くするために、ノズルを曲線形状にして収めるなど内部部品が独自の工夫で小型化されている。デザインが、シンプルに薄くスッキリとしたことでトイレ空間に溶け込んでくれる。また、給水ホースや給電コードは背面に配置。同社の大便器に組み合わせればホース、コードを完全に隠すことができ見た目をよりスッキリさせてくれる。丸型の「ウォシュレットRW」と角型の「ウォシュレットSW」の2種類がラインアップされている。こちらの製品は、米国・欧州・中国・ベトナム・インド・タイなどで販売されている。
 「壁掛SP便器」と「ウォシュレットSX」は先端部から背面までフラットな天面と滑らかな輪郭で構成されている。隙間や凹凸が最小限に抑えられたシンプルな形状はスッキリとした納まりで清掃性も高い。「ウォシュレットSX」は給水ホース、給電コードの位置を背面に配置。「壁掛SP便器」との組み合わせでホースやコードを完全に隠すことができ、清掃性だけではなく見た目もスッキリさせている。同社独自開発の「セフィオンテクト」で便器表面は100万分の1oのナノレベルでなめらかに仕上げられており便器の防汚効果が長く続く。また「トルネード洗浄」により渦を巻くような水流で少ない水でも効率的に便器を洗浄するので環境にもやさしい。ウォシュレットは「きれい除菌水」を搭載しており、便器ボウルやノズルのきれいが長持ちする。米国・欧州・中国・インドなどで販売されている。

売上高8756億円、減収減益に
コロナの影響で業績予想を見送り
岡谷鋼機 2020年2月期連結決算
 岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)は3月31日、名古屋証券取引所にて2020年2月期決算説明会を開いた。岡谷社長ら幹部が出席した。
 同社が発表した2020年2月期連結決算は、売上高が8756億23百万円(前期比7・7%減)、営業利益が190億32百万円(同9・2%減)、経常利益が230億12百万円(同8・0%減)、当期純利益が156億70百万円(同5・0%減)。素材・鉄鋼・貿易関係を合わせて大幅な減収となり、これに伴い利益も減少した。
 同社は2020年度を最終年度とする中期計画(Gih-2020)で連結売上高1兆円、当期純利益200億円を目指していたが、「昨年後半から中国経済が悪化してきたし、全般的に設備投資も下降気味になってきたことに加えて、新年度は新型コロナウイルスの蔓延で全く見通しが立たない状況」(岡谷社長)だとして、2021年2月期業績予想の公表を見送った。
 配当は、1株あたり120円とし、中間配当金を加えると年間230円となる。2021年2月期は中間期までは110円を予定しているが、期末については現時点で業績予想の合理的な算定ができないことから未定とした。
名古屋市港区空見町で土地取得
 同社は同日、名古屋市港区空見町3番地の広さ約6495坪の土地を3月に取得したと発表した。新たな物流基地などとしての活用を検討している。
岡谷鋼機 組織変更 人事異動 5月28日付
 【組織変更】

 (1)人事総務本部の人材開発室を「人材開発部」とする。
 (2)経理本部の下部組織として「ゼブラ推進部」を新設する。
 同社は、デジタルトランスフォーメーションの進展する状況下で、昨年来SDGs、ESG等の理解・支援活動に全社で取り組んでおり、これらの成果を起業等による事業としても実現させるために「ゼブラ推進部」を新設。ゼブラはその白と黒の縞模様を、社会貢献と同社利益の対立する課題をデジタルトランスフォーメーション等を通じて実現する象徴として表すとしている。
 【役員の異動】
 敬称略、( )は現職
 馬場紀彰=代表取締役副社長、管理部門管掌(代表専務取締役、管理部門管掌、名古屋本店長委嘱)▽岡谷健広=専務取締役、営業部門管掌、鉄鋼事業担当(専務取締役、営業部門管掌補佐、鉄鋼事業担当)▽平野髣T=常務取締役、情報・電機事業担当、名古屋本店長委嘱(常務取締役、情報・電機事業担当、東京本店長委嘱)▽矢島昇=常務取締役、産業資材事業担当、化成品本部長委嘱(常務取締役、アジア地区担当、化成品本部長委嘱)▽坂田光徳=常務取締役、生活産業事業担当、東京本店長委嘱(常務取締役、産業資材事業担当、メカトロ本部長委嘱)▽佐藤宏昭=取締役、豊田本部長、豊田支店長委嘱(取締役、エレクトロニクス本部長委嘱)▽大矢英貴=取締役、メカトロ本部長委嘱(取締役、大阪店支配人、大阪店長委嘱)▽笠野雅嗣=取締役、名古屋本店副本店長、刈谷支店長、安城支店長委嘱(取締役、名古屋本店副本店長、刈谷支店長委嘱)▽仲宗根秀樹=取締役、鉄鋼事業担当補佐、東京本店副本店長、鉄鋼本部長委嘱(取締役、鉄鋼事業担当補佐、名古屋本店副本店長、鉄鋼本部副本部長委嘱)▽犬井佳孝=取締役、大阪店支配人、大阪店長、大阪店鉄鋼部長委嘱(大阪店鉄鋼部長兼福山事務所長兼広畑事務所長)▽坂井俊司=取締役、NaITO取締役社長(NaITO取締役社長)▽大舘道乃理=常勤監査役(取締役、豊田本部長、豊田支店長委嘱)▽北村一正=〈退任〉(取締役、鉄鋼本部長委嘱)▽右田勝久=〈退任〉(常勤監査役)
 【人事異動】部長クラス
 敬称略、( )は現職
 右田勝久=人事総務本部人材開発部長(常勤監査役)▽中村浩=経理本部システム企画部長兼ゼブラ推進部長兼名古屋本店本店長代理(経理本部システム企画部長兼名古屋本店本店長代理)▽水戸部玄=東京本店エレクトロニクス本部長(東京本店エレクトロニクス本部担当部長)
 【人事異動】室長クラス
 敬称略、( )は現職
 内田尚仁=人事総務本部人材開発部室長(人事総務本部人材開発室長)▽和田浩介=大阪店鉄鋼部室長兼広畑事務所長兼福山事務所長(大阪店鉄鋼部室長)

マスク・弱酸性除菌水を販売
ディパーチャーズ

 旅行代理店のディパーチャーズ(社長=天野幹三氏、本社=名古屋市千種区)がこのほど、不織布マスクと手肌に優しい弱酸性除菌水の販売を開始した。
 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、天野社長は「多少でも皆様のお役に立ち、自社の糧にもなればという思いで、マスクと弱酸性除菌水の代理店となり、販売を始めました」と趣旨を述べている。
 注文・問い合わせは、同社=052-734-8385、Eメールinfo@tabi-departures.jpまで。
 【販売商品の詳細】
「柔らか立体マスク」▽対象=風邪・花粉・埃・PM2・5等▽素材=〈本体フィルター部分〉ポリプロピレン不織布、〈耳ひも〉ポリエステル・ポリウレタン▽枚数=50枚1セット▽有効期間=2年間▽販売価格=50枚1セット3000円(税別)。
 「弱酸性除菌水・ステリパワー」▽対象=除菌・消臭等▽素材=次亜塩素酸ナトリウム水を弱酸性にPh調整した除菌・消臭水(安心・安全で確実な除菌・消臭ができる。用途ごとに水道水で希釈することも可能)▽容量=濃度200ppm20リットル▽有効期間=製造から概ね3か月以内(3か月を過ぎると効果がなくなる)▽販売価格=20リットル1万1000円(税別)送料込み。

エコカラットプラスシリーズに
意匠性高めた3商品追加
LIXIL INAXブランドから発売

 LIXIL(瀬戸欣哉社長、東京都江東区)は優れた調湿機能に加え、気になるニオイやホルムアルデヒドなどの有害物質を低減し、室内の快適な空気環境づくりをサポートしてくれるINAXブランドの内装機能建材「エコカラットプラス」に意匠性を高めた3商品を新たに追加し、4月1日(水)より全国で販売を開始した。
 2019年で発売20周年を迎えた「エコカラット」シリーズは、快適な空気環境をつくる優れた機能と上質なインテリアを演出するデザイン性の高さで、発売以来ユーザーから好評を得ている。今回、新たに発売された3商品には最新技術を駆使した高精細加飾が施され、素材感を追求するトレンドを意識した、リビングなどをより上質な空間へと演出してくれるデザインだ。
 新柄の「ドリス」(写真)では、フィンランドを代表するテキスタイルデザイナーのヨハンナ・グリクセンのデザインがエコカラットプラスで表現されている。デザイン事務所の洛彩(京都市中京区)によりヨハンナ・グリクセンの端正な幾何学模様が現代風にアレンジされ、日本の住空間に合わせやすいデザインへと昇華した。洛彩は、テキスタイルの優しい色合いや布目の表情に特にこだわったという。
 また、土の質感と焼き物の表情を再現したクラフト感のあるデザインの「つちのは」、柾目(まさめ/樹木の幹の部分を指す呼称)の木目柄と縦筋の曲面レリーフが特長のデザイン「スモークウッド」も新たに追加されている。
 本製品に関する詳しい問合せは、同社お客さま相談センター▽フリーダイヤル=0120(179)400へ電話、または同社ホームページへアクセスを。

SAP S/4HANAを活用し
基幹システムをリニューアル
トラスコ中山 日本IBMなどと推進

 機械工具卸売商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は3月4日、日本アイ・ビー・エム(日本IBM)、SAPジャパン、野村総合研究所(NRI)とともに同社の基幹システムをリニューアルしたと発表した。
 新基幹システム「パラダイス3」は、SAPジャパンの最新ERP(基幹統合システム)であるSAP S/4HANA(エスエーピー・エスフォーハナ)を採用し、日本IBMがプロジェクトを推進。また、NRIは営業・物流業務を支援するSAP HANAを活用したリアルタイム情報基盤(SORA2)を機能拡張した。
 この新基幹システムによって、トラスコ中山はデジタル技術を活用した業務革新(D]=デジタルトランスフォーメーション)を推進する。
 トラスコ中山は、従来のシステムがサポート期限を迎えるのを機に、基幹システムと情報分析システムのリニューアルを2017年12月に計画。システムの単純な入れ替えのみでなく、ユーザーの利便性向上と事業成長に向けたサービス強化を目指して、業務改革プロジェクトも並行して進めることを決定した。
 しかし、新しい技術への取り組みと、業務改革を同時に進めることは多くのリスクが伴い、計画通りに進まない可能性があったため、日本IBM、SAPジャパン、NRIを主体としたチームを作り、4社でプロジェクトを推進した。
 日本IBMは、コンサルティングから、要件定義、システム構築までを一貫して支援。具体的には、「IBM Impact Assessment for SAP S/4HANA」を活用して影響分析、計画立案の精緻化を実施した。基幹システムおよび分析システムは、それぞれSAP S/4HANAとSAP BW/4HANAへ最新化した。
 また、SAP Cloud Platformを活用した業務の高度化・自動化についても、クラウド開発エキスパートチームを活用。さらに、D]を推進するIT基盤としてSAP Cloud PlatformとIBM Cloudを連携させ、ハイブリッドクラウド・システムを構築した。見積もりのコメント分析に自然言語処理を行うAIの「IBM Watson Natural LanguageClassifier」を採用し、見積もり自動化における迅速な回答の支援に活用した。
 SAPジャパンは、各種ソフトウェアを提供。中心となるERP基盤をSAP S/4HANAおよびデータウェアシステムSAP BW4/HANAにリニューアルした。また、サポートサービス「premium engagement」および「カスタマーケアプログラム」、「戦略的パートナー連携支援」の各サービスにより、日本IBMのSAP S/4HANA導入およびSAP Cloud Platform活用開発を全面的に支援した。
 NRIは、稼働中のリアルタイム情報基盤(SORA)の機能拡張を行い、販売実績から適正在庫数を計算するロジックの高度化や、売れ筋判定による発注データの自動連携を実現し、「SORA2」として「パラダイス3」との連携を強化した。また、リアルタイムの価格、在庫情報を連携するAPI機能の処理能力向上と最適化により、今後の取引量増大に対応することで、社内外システムとの連携性能を強化している。
 さらに、NRIは販売店向けスマートフォンアプリ「T-Rate(トレイト)」を構築。各販売店とのコミュニケーションをより円滑にするためのチャット、タイムライン機能のほか、GPSによる位置情報サービスを活用した配送状況と到着時刻予測機能を実装した。

中川徹会長退任
ミツトヨ 6月30日付

 ミツトヨ(社長=沼田恵明氏、本社=神奈川県川崎市)は、中川徹会長が本年6月30日をもって会長を退任すると発表した。
 同氏は、2007年1月ミツトヨに入社。取締役副社長、代表取締役副社長を経て、2009年8月に代表取締役社長、2017年3月に代表取締役会長に就任した。2019年3月から会長(現職)。

一番身近なボランティア
献血への協力を申し出る
マルマン商事 社会貢献活動の一環で

 新型コロナウイルスの感染拡大により影響を受けているのは献血≠ニて例外ではない。日本赤十字社によると、3月に入って以降、献血に協力を申し出る人数がかなり減少しているという。そこで立ち上がったのが切削工具や測定工具などを取り扱う企画提案型専門商社のマルマン商事(橋爪庄二社長、名古屋市中区)だ。
 同社は日本赤十字社に協力を申し出て、4月7日(火)に自社の駐車場において初の試みとなる献血会≠実施した。第一部(午前)で同社社員が、第二部(午後)では仕入先企業社員など、総勢80名ほどが本社駐車場に停まる、アルコール消毒液などが準備された献血車に集まった。地域住民も数名ではあるが協力を申し出てくれたという。
 「新型コロナウイルスの感染拡大に関するニュースを見るたび何かできることはないかと考え、今回の献血≠企画しました。献血は一番身近なボランティアと言われています。私たちの力は微力ですが、少しでも社会に貢献できたなら幸いです」と同社はコメントしている。
 日本赤十字社も「医療技術の進歩した現在でも血液は人工的に造ることができず、今後も、輸血用血液を安定的に供給するための在庫量を維持していく必要があることから、継続した献血のご協力をいただけますようお願いいたします。また、献血をされる方が一時期に集中することを避けるため、是非とも献血のご予約をお願いいたします。毎日約1万3000人の献血協力が必要なことから、今後とも継続的な献血のご協力をお願いいたします」とコメントを寄せてくれた。
 マルマン商事は、ちょうど1年後の2021年4月7日(火)も、同様の“献血会”を開催すると発表している。

令和2年度新入社員への社長祝辞・訓示
岡谷鋼機
 岡谷鋼機(社長ほ=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)は4月1日、新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、例年の入社式の形式を取りやめ、TV会議にて社長挨拶を行った。
 総勢66名のうち、海外から帰国後3週間以内、また体調不良の新入社員(計11名)は自宅待機とし、他は名古屋・東京・大阪でさらに会議室を分割したうえ短時間で実施。当日は最低限の手続きのみ行い、以降は在宅研修とした。
 【岡谷社長訓示】
(要旨)
 @卒業、そして入社おめでとうございます。両親の方、お世話になった方への感謝を忘れず社会人人生を歩んで下さい。
 A新型コロナウイルスの感染拡大に際し、皆さんの健康は、会社だけでなく何よりも家族のためです。大切な家族との「内の三密」を守り、「外の三密」は絶対に避けて下さい。難しい環境ですが全社を挙げて感染拡大防止に努めていますので、皆さんも当社社員としてしっかりルールを守って下さい。これから在宅での研修となりますが、せっかくの機会ですので、これをチャンスととらえ、自ら学んで自ら成長してください。
 B当社は商社であり信用が大切です。商品を世界中に供給するのは人であり、皆さんには「人材」ではなく「人財」として世界に貢献して頂きたい。そのためにはまずは社会のルールを守って下さい。次に良心・正義を胸に抱いて仕事をし、350年の信用を新しい皆さんが受け継いで下さい。長い人生、毎日の積み上げが大切です。楽しく仕事をし社会に貢献して下さい。難しい時代ですが、ともに頑張りましょう。
トラスコ中山
 トラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)では4月6日、新入社員79名が同社の各物流センターへ着任した。これに合わせて、中山社長から新入社員へ祝辞が送られた。本来ならば同月3日の入社式で社長が述べる予定だったが、新型コロナウイルスの影響により入社式が延期(4月6日時点で開催日未定)となったため、所属先のセンター長が代理で新入社員へ伝えた。
 【中山社長祝辞】
(抜粋)
 「優しさが奪うもの、厳しさが与えるもの」
 新型コロナウイルス騒ぎで世の中が右往左往する中、社会人として歩み始めた皆さん、まずは社会人一年生おめでとうございます。
 誰もが経験のない状況の中で、人間力、生存力、独創力、問題解決力、あらゆる知恵を試されているのだと思います。とんだ災難に出会ったものだと思うのではなく、稀に見る人類対ウイルスの戦いに知恵をめぐらせ、胆力を鍛えてもらいたいと思います。
 今、皆さんの一番の心配は「会社は大丈夫なのか?」ということだろうと思います。現在の状況を簡単に説明しますと「思いのほか順調です。」という状況です。家賃のかからない自社物件、大量の在庫に支えられた商品供給力、ネット通販企業様とのお取引が急拡大等々、現在のところは昨年を上回る売上が確保できており、企業としての役割と使命を果たしています。
 ただ、この先もこの状態が続くかどうかは全く予想がつきません。もしかして売上が半分、いやゼロになるかも知れないということも想定し、「売上50%ダウンに備えた企業再構築」の策定準備に入りました。さすがに50%ダウンでは利益は出ないものの、生き残れる道筋だけは見出していきたいと思います。
 私は決して楽観論者ではありませんが「持つ経営」「自前主義」そして「人や社会のお役に立ててこそ事業であり、企業である」という思想が大いに後押しをしてくれるものと信じております。新入社員の皆さん、どうか安心して社会人デビューを果たしてもらいたいと思います。私たち先輩とともにコロナ退治に参戦してもらうことを楽しみにしています。
 今年皆さんに贈る言葉としては「優しさが奪うもの、厳しさが与えるもの」という考え方です。 優しさがもたらす幸福感とともに、その副作用にも目を向けておく必要があると思います。ひとことで言えば「甘やかされてばかりいては育たない」ということでしょうか。厳しさが与えてくれるものは、自立心であったり、本質を見極める眼であったり、優しさが奪ってゆく精神力、気合い、根性、忍耐力を逆に与えてくれるのではないでしょうか。自ら厳しさを求める姿勢が、自分自身を大きく、逞しく育ててくれるのだろうと思います。
 これから多くの人との接点を通して、人生を歩んでいくことになりますが、物わかり顔で親切で優しい先輩だけではなく、苦言を呈しながらも、ビシバシ鍛えてくれる先輩との付き合いも大事にしてもらいたいと思います。
 「失敗は新人の専売特許」「笑顔は最高のお守り」「チャンスは万人に平等に降り注いでいる」皆さんに直接お伝えしたいことは山ほどありますが、また改めてお会いできた時の楽しみに置いておきます。起伏に富み、笑いの絶えない人生であることを祈ります。

「第6回ジャパン・レジリ
エンス・アワード」受賞
山 善 4年連続の受賞

 山善(社長=長尾雄次氏、本社=大阪市西区)は、「第6回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」にて優良賞を受賞した。
 「ジャパン・レジリエンス・アワード」は、次世代に向けたレジリエンス社会構築への取り組みを、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が発掘、評価、表彰する制度で、同社の受賞は4年連続。
 今回は「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた事業継続強化プロジェクト」が評価されての受賞となった。
 このプロジェクトでは大会の開催期間中、大会のスムーズな運営に協力しながらも取引先へのサービスを中断させないよう、主に次の3項目に取り組むとしている。
 @首都圏エリアすべての事業所(群馬県の「ロジス関東」含む)において、時差出勤や他事業所への分散出社などの勤務体制を取る。
 A@をバックアップするための社内の情報インフラの再構築。
 B期間中の物流を滞らせることなく、かつ「2020TDM推進プロジェクト」(※)の趣旨に沿った物流体制の構築。
 ※東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会時の安全・円滑な輸送サービスの提供と、都市活動や経済活動の安定との両立を図ることを目的に、東京都、内閣官房、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が事務局となり、大会時の交通混雑緩和を目指すプロジェクト。
 同社は、生産財と消費財を社会に提供する専門商社であり、その社会的責任として、災害発生時にも供給責任を果たす取り組みの一環で、国内主要拠点のBCP(事業継続計画)導入や、被災地の復旧活動など、レジリエンス体制の強化に積極的に取り組んできた。
 また、今年の2月末には、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会と一般財団法人格付けジャパン研究機構が創設した「レジリエンス格付け」認定制度で「3つ星レジリエンスカンパニー」にも認定されている。
 同社は、今後も独自の商社機能を活かしながら、国土強靭化に資する事業展開を行っていくとしている。

自動盤・小型旋盤用超硬ソリッドドリル
WSTARドリルシリーズ「DWAE」
三菱マテリアル「DWAE」 のアイテム追加

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=田中徹也氏、本社=東京都千代田区)は、自動盤・小型旋盤用超硬ソリッドドリルWSTARドリルシリーズ「DWAE」に、外部給油式の加工径3oから12oまでの100アイテムを追加し、4月より販売開始した。
 WSTARドリルシリーズ「DWAE」は、低抵抗で切りくず処理に優れ、自動盤・小型旋盤において安定した穴加工を実現する超硬ソリッドドリル。今回のアイテム追加で使用用途の拡大を図った。
 「DWAE」の主な特長は次の通り。
 @小型旋盤の加工スペースに合わせてフルート長さを短く適正化し、機械や被削材への干渉を防止。
 Aワーク剛性やクランプ剛性の確保が難しい状況でも、低抵抗設計なため穴あけ加工が容易。
 B独自開発のウェーブ刃形が切りくずをコンパクトに分断し、溝形状の最適化で切りくず詰まりを防止。
 C独自表面平滑化処理により、切削抵抗の低減や優れた切りくず排出を実現。
 D新開発のPVDコーテッド超硬材種「DP102A」は、潤滑性と耐熱性に優れ、特に低速から中速領域の切削条件下において優れた耐摩耗性を発揮。
 標準価格は、代表型番「DWAE0300]02S030 DP102A」が7540円、「DWAE0600]02S060 DP102A」が1万900円、「DWAE1200]04S120 DP102A」が2万1500円(いずれも税別)。

刃先交換式ガンドリル
『Deep Tri-Drill』
タンガロイ 工具径φ37-φ40を拡充

 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市)は、刃先交換式ガンドリル『DeepTri-Drill』(ディープ・トライ・ドリル)φ37-φ40(8形番)を拡充し、全国で発売した。
 従来の設定工具径になかった金型部品などの深穴加工における加工穴にも適用できるようになり、より多くの深穴加工で高能率安定加工を実現。幅広い穴径の深穴加工において、生産性の向上・コスト削減に大きく貢献する。
 【主な特長】
●H級インサートと独自の切れ刃形状により、高精度かつ抜群の切りくず処理性と高送り加工を実現。
●容易にインサート交換ができ、セットアップ時間を大幅に削減。
●耐欠損性に優れる新材種FH3135のガイドパッドで突発欠損を抑制し、安定した加工が可能。
●工具径範囲はφ37-φ40o。
●加工可能穴深さはL/D=10、15。
 【主な形番と標準価格】
●ボディ 工具径φ37・L/D=10〈MCTR37.00XFM40-10〉16万3800円▽工具径φ37・L/D=15〈MCTR37.00XFM40-15〉17万2200円▽工具径φ40・L/D=10〈MCTR40.00XFM40-10〉17万2000円▽工具径φ40・L/D=15〈MCTR40.00XFM40-15〉18万800円(いずれも税別)。

静電気除去クロスフローファン
CF-600登場
ベッセル 4月2日発売

 ベッセル(田口順一社長、大阪市東成区)は、2020年4月2日(木)より新製品「静電気除去クロスフローファンCF-600」の販売を開始した。従来機種(CF-300)と比べ幅を2倍の600oとしたことで、ワイドエリアの静電気除去が可能に。これにより幅広のベルトコンベアやセル作業台にフィットする除電エリアを実現することができた。
 ムラなく、まっすぐ、遠くまで、ワイドエリアでの除電が可能な「CF-600」の特長を、以下に列挙する。
@ボディは薄型&幅広600o。
A抜群のイオンバランスは、プラスマイナス10V以内。
Bクロスフローファンを搭載。しかも、風量は無段階調整が可能だ。ワイドブローを実現するクロスフローファンと直進フロントカバーにより、優れた除電性能を実現してくれる。
Cつまみスライドで放電針をクリーニング。クリーニングブラシ付きだから、メンテナンスも非常に容易に。
D異常アラームランプ、ならびに外部出力端子付き。高圧出力異常やファンロックを感知したときに、赤色LEDで作業者へ警告。本体裏側の信号出力端子から、同じ異常信号を外部機器へ出力することができる。
E取り付け角度ならびに高さ調整のできるスタンドによりセル作業台、装置出入口、コンベア上への設置が容易にできるようになった。
 作業台、ベルトコンベアライン、セル生産ラインの除電に最適な「CF-600」の標準小売価格は12万円(税別)。本製品に関する詳しい問い合わせは同社フリーコール▽0120(999)914まで。

機構改革・人事異動
DMG森精機 4月1日付
 【機構改革】
◆グローバル本社

・Asia Americas経理部を廃止し、海外経理室を新設。
・購買経理部を廃止し、製造カンパニー製造経理部に統合。
・計画会計部を廃止し、経理部に統合。
・SSEP経理部をS&S経理部に名称変更。
◆R&Dカンパニー
・開発人事部を新設。
・開発経理部を新設。
・機械設計担当部を新設。
・AGV開発室を新設。
・コアユニット部と実験部を統合し、要素技術開発部に名称変更。
◆製造カンパニー
・製造人事部を新設。
・製造経理部を新設。
 【人事異動】
 敬称略、( )は旧職
 古田稔=執行役員DMG森精機キャステック株式会社社長兼キャステック製造部長兼株式会社渡部製鋼所社長執行役員兼島根地区担当(常務取締役製造カンパニープレジデント製造管掌)▼武田昭彦=執行役員グローバル本社リスク管理担当(執行役員グローバル本社経理財務本部財務部長)▼中務陽介〈新任〉=R&Dカンパニー執行役員開発人事担当兼製造カンパニー執行役員製造人事担当(R&Dカンパニーコアユニット部)▼黄晨〈新任〉=製造カンパニー執行役員製造経理担当(グローバル本社経理財務本部工場経理部長)▼鈴木裕大〈新任〉=R&Dカンパニー執行役員開発経理担当(グローバル本社経理財務本部開発経理部)▼栗谷龍彦〈新任〉=R&Dカンパニー執行役員次世代機種開発ターニングセンタ担当(R&Dカンパニー次世代機種開発ターニングセンタ部)▼入野成弘〈新任〉=R&Dカンパニー執行役員要素技術開発担当(R&Dカンパニー実験部長)▼遊亀博=グローバル本社カーボンニュートラル推進室長(グローバル本社固定資産企画管理部長)▼長末秀樹〈昇格〉=R&DカンパニーAGV開発室長(R&Dカンパニー自動化システム部ワーク搬送グループ長)▼柴田朋哉〓海外経理室長(Asia/Americas経理部)

2020年4月19日(日)2740号
中部経産局4月公表 最近の管内総合経済動向
「弱含みとなっている」
総括判断を2か月ぶりに下方修正

 中部経済産業局は、4月13日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を「足踏み状態となっている」から「弱含みとなっている」に2か月ぶりに下方修正した。
 個別の項目では、設備投資の判断を「増加している」から「増加しているものの、伸びは鈍化している」に2016年7月発表以来45か月ぶりに下方修正した。判断変更は33か月ぶり。管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)が15か月連続で前年を下回ったほか、日銀短観、法人企業景気予測調査及び政策投資銀行の設備投資計画調査などで、2019年度の設備投資計画は前回調査時点よりも概ねプラス幅が縮小している。
 住宅投資については、判断を「おおむね横ばいとなっている」から「弱含みとなっている」に6か月ぶりに下方修正。新設住宅着工戸数は、持家が7か月連続で、貸家が2か月ぶりに、分譲が3か月連続で前年を下回ったことから、全体でも3か月連続で前年を下回った。
 雇用は、判断を「労働需給の引き締まりに緩和の動きがみられる」から「労働需給の引き締まりに緩和の動きが広がっている」に2か月ぶりに下方修正した。有効求人倍率は1・57倍となり、10か月連続で前月を下回った。
 生産については、5か月連続で「弱含みとなっている」と判断した。鉱工業生産の動向を指数(2月速報)でみると、プラスチック製品工業、窯業・土石製品工業、生産用機械工業などが上昇したことから、前月比0・3%増と2か月連続の上昇となった。前年同月比は6・9%減と5か月連続の低下となった。主要業種では、輸送機械は、乗用車及び自動車部品が弱含みとなっている。生産用機械は、金属工作機械を中心に弱い動き。電子部品・デバイスは、パソコン向け等を中心に持ち直しの動きがみられる。
 個人消費は、判断を3か月連続で「緩やかに持ち直しているものの、足踏みがみられる」とした。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比6・4%増と2か月連続で前年を上回った。乗用車販売は、普通車、小型車及び軽自動車が5か月連続で前年を下回ったことから、全体でも5か月連続で前年を下回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比11・9%減)。
 その他、公共投資は「このところ弱含んでいる」(2か月連続)、輸出は「弱い動きとなっている」(3か月連続)と判断した。
 企業倒産(件数)は、「運輸業」「建設業」などが前年を上回ったものの、「卸売業」「サービス業他」などが前年を下回り、全体でも2か月ぶりに前年を下回った。
 ※比較は、断りのあるものを除き、2020年2月の実績値による。

2020年3月分工作機械 受注速報
日工会 受注総額前年同月比40・8%減

 日本工作機械工業会(日工会、会長=飯村幸生氏・東芝機械会長)が4月9日発表した2020年3月分工作機械受注速報によると、3月の受注総額は、前年同月比40・8%減の773億55百万円となり、18か月連続で減少した。前月比は0・2%増だった。
 このうち内需は、前年同月比36・5%減の342億35百万円で、16か月連続の減少。前月比は7・0%増だった。
 外需は、前年同月比43・8%減の431億20百万円となり、18か月連続で減少した。前月比は4・7%減だった。
 併せて発表された2019年度(2019年4月〜2020年3月)の受注総額は、前年度比34・9%減の1兆994億49百万円。内外需別では、内需が同36・5%減の4466億28百万円、外需が同33・8%減の6528億21百万円となった。

ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2020
緊急事態宣言を受け
開催の中止が決定

 ニュースダイジェスト社(主催/樋口八郎社長、名古屋市千種区/以下、ND社と表記)と愛知県機械工具商業協同組合(共催/水谷隆彦理事長・ミズタニ機販社長/以下、愛機工と表記)は4月8日(水)、2020年7月2日(木)から同4日(土)に開催を予定していた産業用ロボット・自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2020(以下RTJ2020と表記)」について、新型コロナウイルスの感染症拡大の影響を考慮し開催の中止を決定したと連名で発表した。
 RTJ2020は中部地方で初開催となる、産業用ロボットや自動化システムに特化した専門展だ。国内の生産現場や物流拠点の自動化・省人化に関する数々の課題を解決する場を提供するため愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo/愛知県常滑市セントレア)にて182社・団体、888小間(3月13日(金)時点)の規模で開催するべく準備が進められてきた。しかし、政府が新型コロナウイルス感染症拡大に関する緊急事態宣言を4月7日(火)に発令したことを受け、出展者や来場者、本展関係者の健康や安全を鑑み、やむなく中止を判断したという。
 なお、すでに支払われた出展料金については、消費税を含めた全額が返金されるという。手続きの詳細は、4月下旬に改めてND社から書面にて出展申込者へと連絡される。
 ND社と愛機工は「次回は『ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2022(以下RTJ2022)』として、2022年7月上旬の開催を予定しております。詳細につきましては決定し次第、公式ウェブサイトで発表させていただきます。RTJ2020と同様、自動化や省人化に関する数々の課題を解決できる場をご提供できるよう準備を進めます」と連名でコメントを発表している。
 本件に関する詳しい問合せなどは、ND社内ROBOT TECHNOLOGY JAPAN事務局(担当/西塚氏)TEL052(732)2455まで。

死活問題に直面!
展示会業界はトリプルパンチの大打撃
日本展示会協会 関係各所に要望書提出

 東京ビッグサイト(東京都江東区有明)は東京五輪・パラリンピック開催のためのプレス報道センターとして使用されるため、2019年4月から2020年11月まで延べ20ヶ月にわたり利用が制限されている(例年の51%)。この影響で、展示会業界は東京オリンピック2020年のために約20か月にわたるビッグサイトの利用制約を受け、主催者、支援企業、出展社あわせて8万3000社以上が約2・5兆円の売り上げを失うと試算されている。
 また、新型コロナウイルスの影響により日本の展示会業界は大きな痛手を被っている。出展社・団体はもちろんのこと、主催企業・展示会業界を支える支援企業にも大きな売上損失をもたらしている。2020年2月下旬以降だけでも約350本の展示会が中止・延期に追い込まれている。
 一方で、2020年12月から東京ビッグサイト全館が使用できることを前提として数多くの展示会がすでに開催を発表。営業が開始され、出展各社との契約を済ませている。これらの展示会が予定通り開催できないとなれば、大きな補償問題となることは必至である。
 東京五輪・パラリンピックの開催1年延期に伴い、東京ビッグサイトの東・東新展示棟や西・南展示棟が、2020年12月以降においてもIBC(国際放送センター)/MPC(メインプレスセンター)として据え置かれて当初予定されていた展示会が開催できなくなった場合、主催企業・支援企業・出展社あわせてさらに5万社が約1・5兆円の売上損失を被ることが予想され、日本の展示会業界が再生不可能な痛手を負うことを、すべての展示会関係者が深く憂慮している。展示会業界に関わる企業の大半は中小企業であり、出展社にとっては営業・販売促進の機会の柱としていた展示会の中止により数多くの経営難や倒産が予想され、日本経済に莫大な損失をもたらすことが懸念される。
 展示会は経済活動のエンジンであり、主なる出展社である中小企業の営業販促の有効かつ貴重な機会でもある。今回の問題を単に「展示会・見本市会場や展示会産業だけの問題」ではなく、「日本経済の活性化と発展の問題」および「中小企業の救済策」と大局的にとらえて、展示会が通常通り開催できるようにと日本展示会協会(浜田憲尚会長)は主張するとともに、同協会としての要望書を作成。東京都や議連など関係各方面に働きかけているという。
 ※表は、東京ビッグサイト東展示棟・東新展示棟・西展示棟が引き続きIBC/MPCとして据え置かれ、2021年11月まで利用できなくなった場合を想定。

新型コロナウイルス感染症
緊急事態宣言下に  
おける各社の対応

 トラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は4月9日、細心の注意を払いながら「従来どおり受注・配送の業務を継続」すると発表した。
 営業訪問は原則自粛とし、販売先にはトラスコオレンジブック.Com、ドットクル、メール、EDIの利用を呼び掛けている。また、物流センター内に感染者が発生しても、速やかに消毒作業を行い出荷業務を再開する。万一、いずれかの物流センターが閉鎖となった場合でも、全国26か所の物流センターを総動員して代替出荷を実施するとしている。仕入についても、通常どおり仕入業務、トラスコオレンジブック製作業務を行う。商品データベース「Sterra(ステラ)」での新商品の登録、データのメンテナンスは通常どおり対応する。
 同社では社内で感染者を発生させないために、全従業員1日3回の検温及び記録、時差出勤・在宅勤務、社有車・自家用車による乗り合い通勤などを実施している。
 ジーネット(社長=古里龍平氏、本社=大阪市中央区)は8日、緊急事態宣言に関する対応を発表。5月6日まで、営業職社員については必要最小限の出社とし、テレワークにて営業活動を行う。公共交通機関を利用する社員については、交代で時差出勤をさせるほか、一部の社員でテレワークを実施する。取引先への訪問は原則自粛とし、必要な場合は取引先の許可を得た上で訪問する。その際、マスクの着用、手洗い、うがい等を徹底する。出張、社内外における会議・集会・イベントについては当面の間、自粛し、WEB会議システムを活用するとしている。

TOTO商品
納期に関する最新情報
同社ウェブサイトで随時更新

 TOTO(清田徳明社長、福岡県北九州市)は4月1日(水)、同社商品の納期に関する情報を一部更新した。
 同社によれば、3月24日(火)時点で洗面化粧台の納期は通常回復。同30日(月)時点の状況としては、トイレ商品とキッチン商品においては条件付きながら順次納期回復の目途が立っているという。
 同社は「新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大・長期化しており、部品供給会社からの部品供給に遅延が生じております。このため、弊社商品の一部の生産に遅れが生じております。ご関係の皆さまには多大なご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございません。引き続き回復に向けて全社を挙げて取り組んで参りますので、何卒ご理解賜りますようお願いいたします。詳細につきましては工事業者さまへご確認下さい」とコメントを発表している。
 4月1日(水)現在、納品までの時間が通常回復した商品は以下の通りだ。▽洗面化粧台=本体・鏡などを含む全シリーズ。▽ユニットバスオプション部材=シンラ・サザナ・マンションリモデルバスルームにオプションで品揃えのハンドグリップ。※セレクト記号=YHH23・YHH24(横型ハンドグリップステンレス製)。
 4月1日(水)現在、通常より納品までに時間の掛かる商品は、以下の通りだ。▽トイレ=ウォシュレットシートタイプ全機種、ウォシュレット一体形便器全機種〈ネオレスト、GG手洗器付(ワンデーリモデル)含む〉、大便器〈ピュアレストEX・QR・MR・CS670など〉、暖房便座・普通便座全機種、住宅用システムトイレ〈レストパル・レストパルF〉。▽水栓金具=ニューウェーブシリーズ〈TMNW40〉、GOシリーズ、シングルレバー〈TLG01302・TLG01305〉、ピタットくん〈TW11〉。
 本件に関する最新情報は、同社ウェブサイトで随時更新されており、いつでも確認することができる。

180名収容のホールを完備した
新本社ビルが2月に完成
山下機械 情報発信・技術者育成の場に

 機械商社の山下機械(社長=近藤敏之氏、本社=名古屋市熱田区)は、創業90周年事業の一環として建設していた新本社ビルが本年2月に完成し、同月10日より営業を開始した。新社屋は従来の本社・工場の道路を挟んだ南側に位置し、最大180名を収容できるホールやタワーパーキングを備え、情報発信・技術者育成の場、さらに機械関連の仕事に携わる人たちが集う「マシニストプラザ」としての活用などが見込まれている。
 同社は当初、仕入先向けの新社屋披露行事を4月27日に予定していたが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大予防の観点から開催を中止した。そのため今回、個別に同社を訪問させていだだき、山下隆蔵会長と近藤社長に、新社屋と共に今後同社がどのような展開をしていくかについて話をうかがった。
 新社屋は鉄骨造の一部4階建で、建築面積が206・55坪(682・8u)、総床面積が591・93坪(1956・78u)。事務フロアは従来の約2倍に広がり、3階には定員90名のセミナー会場を常設。可動式の間仕切りを収納すれば最大180名が収容可能なホールとして使用できる。複数の会議室で各営業所やメーカーとのテレビ会議が可能で、スピーディーに顧客の要望に応えられる。社員のゆとりスペースも設置した。1階の駐車スペースに15台、隣接するタワーパーキングに32台の駐車が可能。
 新社屋が建てられた場所は、創業者である山下寅蔵氏が約80年前に建設した機械陳列館があった所で、建設時は東洋一の工作機械展示場と言われ中部一円の鍛冶屋に知れわたり、戦後の中古機械全盛時代にも多くの鉄工関係者が訪れ陳列された機械を購入していったという。
 昨年創業90周年を迎えた同社が目指す会社づくりについて、近藤社長は「中小企業がモノづくりをする時に一番に思い浮かべる、必要とされる存在。仕入先からは、この地域のことは山下機械に聞けば何でもわかる、任せられるという存在にしたい」と話し、引き続き山下会長が半世紀前に作った「自動化、省力化を実現する」という企業理念の遂行をはじめ、機械、工具、補用工具、治具からロボット・自動化装置、周辺装置までモノづくりをトータルに提案・提供できる強みを活かした営業を推進する。
 また、生産技術、工機、保全、海外生産の支援など中小企業の生産現場をトータルにサポートしていくほか、アフターサービス、トラブル対応にも力を入れる。
 さらに、取引条件を守る、技術と市場の情報の蓄積(低離職率の継続など)、背伸びをしない堅実経営を今後も進めていく考えを示した。
 新社屋は、各メーカーの新製品の情報発信、拡販の場となり、さらには「マシニストプラザ」としての役目を目指す。ホールでは、中小企業の顧客が抱える、生産技術、工機、保全機能が弱い、育成できていないといった悩みを解決する定期的なセミナーを実施し、モノづくり技術力並びにグローバル競争力の向上を支援する。
 近藤社長は「仕入先メーカーには固有の技術をもった優れた人がいる。モノづくりの基礎技術や新技術、最先端の市場の商品に詳しい人などに講師をお願いし、お客様にメリットのあるセミナーにしたい」と意欲をにじませた。
 また、新社屋建設により顧客と仕入先の機密情報のセキュリティを高めた一方で、社員と取引先との情報交流、技術共有を図る場所としても活用する。
 近藤社長は「お客様、私どもの社員、仕入先様、新社屋、モノづくりと共に、次の10年、100周年を目指したい」と抱負を語った。
 山下会長はマシニストプラザについて「企業の枠を取り外し、業界の中で機械関係の技術などで悩んでいる人、研究している人、また優れている人たちが寄り集まれる、自由な雰囲気のある広場にしたい」と話した。
工具センターを新設
 同社は新社屋の完成にあわせ、旧本社社屋内に「工具センター」を新設した。これにより、在庫倉庫面積は約6割増床となった(約250u)。
 在庫能力については、アイテム数を従来の1・7倍まで充実を図り、在庫商品の即納率を50%から80%に上げ、同社に問い合わせれば必ずあると言われる在庫センターを目指す。
 そのために販売管理システムに受注と在庫、出荷管理システムのソフト強化を同時に図り、いち早く売れ筋商品の先行発注を掛け、売れる商品の在庫を切らさないようにして販売強化を図る。
 同時に、売れなくなってきた在庫のチェックを順次できるようにして不良在庫品の低減につなげ、経営健全化を目指す。
 近藤社長は「名古屋の中心にあるアクセスの良さも活用し、お客様の駐車台数(工具センター側)も従来の7台から約倍の13台にして、名古屋の同業者の皆様にもいつでも寄りやすい、特急品などの引取りもしやすい存在にしたい」としている。
 また、製造部では、従来の工具センターの建物を製造工場とつなげることで手狭だった組付スペースを2割増強し、加えて三次元測定器を製造工場内に移転することにより、生産効率とシステム受注能力を向上させた。これにより、年間生産売上で5割アップの10億円を目指す。

新社長に浅田健吉氏
アサダ

 配管機械・工具および環境機器を製造販売するアサダ(名古屋市北区)では、3月31日開催の第55回定時株主総会並びに取締役会にて、代表取締役社長の浅田吉氏が退任し、後任の社長に浅田健吉氏が就任した。
 同日選任された役員は次の通り(敬称略)。
▽代表取締役社長=浅田健吉(昇任)
▽取締役貿易本部・貿易業務部担当=杉本丈太郎
▽取締役総務部長=市橋茂
▽監査役=磯部誠一
 なお、取締役相談役の浅田一吉氏は退任した。

「常に新しいことを学び、挑戦を」
DMG森精機 入社式で森社長が訓示

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区)は4月1日、同社伊賀事業所(三重県伊賀市)で入社式を執り行った。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため入社式を中止する企業もあるが、伊賀事業所の社員はほとんど自家用車か徒歩で通勤し公共交通機関を使用しておらず、また適切な人数で式を開催できるため、マスク着用、アルコール消毒の実施を徹底した上で実施を決めた。
 森社長は訓示で「昨年の春頃に皆さんと初めて出会いました。その頃から米中貿易摩擦で景気が悪化し、COVID-19(新型コロナウイルス)の感染拡大とともにここまで世の中が大きく変化しました。経済的には2008年頃に世界金融危機がありましたが、今回はじめて、天変地異による人類を脅かすような危機を、身をもって体験しています。貴重な経験として記憶し、個人、また会社としてしっかり生き残っていけるよう一緒に努力していきましょう」と呼びかけた。
 また、同社の社員として「皆さんは本日、連結で社員数約1万3千人、売上高4858憶円(2019年12月期)の会社に入社されましたが、当社のお客様の21%は従業員が20名以下、35%が21-100名、21%が101-500名以下の会社です。最も重要なことは、こういった会社の社長様や工場長、オペレータの方々と同じ目線でお話し、一緒に利益を生み出していくことです」と心構えを話した。
 森社長は、同社の持続可能な社会を目指したSDGsの取り組みやスポーツを通じた社会貢献についても紹介し、「仕事を通して人生を豊かなものにするため、よく遊んで、よく学んで、よく働いて充実した人生を送って下さい」と激励した。

津島市で5年ぶり開催
2020アタックフェアin尾張
日東工器 売上目標3500万円に

 見て触れて動かす≠テーマに、日東工器(小形明誠社長、東京都大田区)が主催する魅力あふれる催しがいっぱいの展示・実演・即売会『2020アタックフェアin尾張』が、2月18日(火)(午後1時〜同8時)・同19日(水)(午前9時30分〜午後4時)の2日間にわたり、愛知県の津島市文化会館大ホールで開催された。津島市での同フェア開催は、2015年以来5年ぶりとなる。
 同フェアでは、出入口と会場内にアルコール消毒液を複数設置。さらに会場内に加湿器と空気清浄機を設置して、換気と湿度管理を徹底。新型コロナウイルス感染拡大予防対策は充分に行われていた。
 フェア初日開場前、日東工器の長島英明営業本部副本部長は挨拶のなかで「米中貿易摩擦に始まり、英国のEU離脱、拡大を続ける新型コロナウイルスによる経済のストップなど、昨今、世界中を騒がせている不安要素はどれだけあるのか気が気ではありませんが、そんななかでも半導体業界では底打ちしたという情報も入ってくるなど明るい話題も出てきております。しかし景況の如何に関わらず我々は堅実にモノづくりを行い、そしてこの会場にお越しいただきましたユーザーさまにとって価値ある情報をひとつでも多くお伝えできればと考えております。主催店さまには今一度、お客さま方にご案内していただき当会場へのお誘いをよろしくお願い申し上げます」と主催店各社へ最後の来場動員を依頼した。
 会場内は、各種バリ取り機を体験できるバリ取りシリーズコーナーや各種機工製品の紹介コーナー、ドアクローザコーナー、リニアを応用したマッサージ機・メドマー体験コーナー、標準価格の50%オフ製品を取り揃えた大特価特売品コーナーといったカテゴリー別に分けられ、日東工器製品が各コーナーに所狭しと並んでいた。さらにハンドツール1台以上、もしくは全製品で3万円以上の購入特典としてスマートスピーカーやドローンなどが当たる抽選会も実施。来場購入者も喜んでいた。
 同フェアの売上目標は3500万円、来場者数目標は500名と設定。日東工器と主催店17社は目標達成に向けて一致団結していた。
作業者の反力を低減 品質向上に
「トルクリアクションアーム」
日東工器 3機種を同時発売

 日東工器は、電動ドライバ「デルボ」に取り付けて使用する「トルクリアクションアーム」3機種を発売した。
 電動ドライバを用いたねじ締め作業の際、ドライバからの反力により作業者の手首や腕に負荷がかかる。従来の天井から吊り下げて使用する「バランスエース」「リトラクタ」はドライバの重さを軽減させていたが、同製品はねじ締めの反力を軽減させるとともに、ドライバの垂直保持が可能。ねじ締め作業の軽減ならびに安定性、信頼性の向上に貢献する。
 標準価格は、スイングタイプが13万4000円、スライドタイプが16万4300円、テレスコープタイプが8万9300円(いずれも税別)。
 【トルクリアクションアームの特長】
 @反力低減…ねじ締め時の反力を低減させ、作業者への負荷を軽減する。
 A製品に対して垂直締め付けが可能(テレスコープタイプは除く)… 「スイングタイプ」「スライドタイプ」は、ドライバの垂直・水平が保持できるため、ねじ締め時の傾きによるねじ締めや位置ずれを防ぎ、ねじ締め品質の向上に貢献する。
 B設置性の良い低背タイプ(テレスコープタイプは除く)…スタンド高さが550oと低く、設置がしやすい。

簡単操作で締め過ぎを防止する
「デジラチェ」シリーズに
KTC 待望の充電式が新登場!

 総合ハンドツールメーカーの京都機械工具(KTC、社長=田中滋氏、本社=京都府久世郡)は、デジタル式トルクレンチ「デジラチェType rechargeable(充電式)」シリーズを3月に発売した。
 「デジラチェ」は、トルクレンチをもっと身近で扱いやすいものにし、勘に頼らないトルク管理を提案していきたいというコンセプトのもとに開発されたデジタル式トルクレンチで、2005年の発売以来好評を博してきた。
 今回、「デジラチェ」シリーズの使いやすさの向上を狙い、ユーザーからの要望が多かった「充電式」をラインナップに追加した。
 新製品は、デジタル表示により締付けトルクをその場で確認、オーバートルクを防止でき、また使用中の電池交換をする手間が省け電池管理の必要もない。2・5時間の充電で12時間使用することができる(使用状況などにより時間は異なる)。
 用途やトルクで選べる14アイテム(ラチェットタイプ9アイテム、モンキタイプ3アイテム、ヘッド交換式2アイテム)をラインナップ。各種部品の製造・検査、電気設備の保守、自動車整備や自転車整備まで、あらゆる現場の安全とコストダウンを実現する。
 標準価格は3万2000円〜5万8000円(税別)。

システムバスルーム『シンラ』
空間を引き立たせる新色壁柄登場
TOTO 2月3日発売開始

 TOTO(清田徳明社長、福岡県北九州市)はシステムバスルーム『SYNLA(シンラ)』に新色の壁柄をラインアップし、2月3日(月)より発売を開始した。
 2018年8月にフルモデルチェンジした『シンラ』には、デザインと機能が融合した「上質で心休まる穏やかな時間を過ごす」ための先進機能が搭載され、発売以来好評を得ている。今回、そうした機能はそのままに穏やかで心地良い空間を創る「4色」の新しい壁柄がラインアップした。近年人気の素材感ある壁柄は「White(写真)」「Light」「Dark」をテーマとした3つの空間コーディネートを提案してくれる。新しい壁柄は、繊細でゆったりとしたウェーブ模様の「ラメールグリーン」、木材の風合いにパールのきらめきを重ねた素材感のある「シマーホワイト」、大理石を模した重厚で落ち着きのある「エンペラブラック」、石の結晶感を抽象化した柄でコーディネートもしやすい「ミネラホワイト」の4色だ。
 『シンラ』なら、人間工学の研究を重ねて生まれた浴槽形状の「ファーストクラス浴槽(基本仕様)」や、ユーザー満足度96%(TOTO調べ)を誇る「楽湯(肩楽湯・腰楽湯)」(Cタイプはオプション)とともに、空間を引き立たせる新しいコーディネートで、さらなる上質な浴室空間を演出してくれるだろう。
 発売から3年。同社は戸建て向けシステムバスルーム、マンションリモデルバスルーム合わせて年間約1万7000の販売を目標としているという。販売価格など、詳しくは同社ホームページ、または同社お客様相談室▽通話無料のフリーダイヤル=0120(03)1010まで。

日常の安全な作業の指針に
住宅地盤技術者安全手帳発刊
全住品 ポケットサイズを会員向けに

 住宅関連業界の技術・品質向上を目指す全国住宅技術品質協会(以下、全住品と表記/山口喜廣代表理事)は住宅地盤業務に携わる現場従事者に対し、労働災害や現場でのトラブル・クレーム発生の防止を目的とした、全住品会員向け『住宅地盤技術者 安全手帳』を発刊した。
 高齢化の進展などに伴う労働人口の減少が社会問題となるなか、特に住宅・建設業界においては施工現場で実務に携わる現場従事者の不足が慢性化して久しい。人件費のコストの上昇、労働時間の長期化、工事期間の短縮化をはじめ、経験不足の若手や身体能力の衰えた高齢作業者の雇用などリスク発生の要因が増加してきたことから、現場での安全対策、トラブル回避のための対応の重要性が高まってきている。このような現状を踏まえ全住品は、地盤調査および補強工事業務従事者向けに『住宅地盤技術者 安全手帳』を作成し、発刊した。
 『住宅地盤技術者 安全手帳』では、現在の住宅・建設業界での一般的な安全対策だけでなく、地盤調査や補強工事業務特有の事故などのリスクを、シンプルな表現の文章とオリジナルイラストで分かりやすく解説。それぞれの業務内容、専門性に合わせた共通″目のほか、「調査」「工事」のセグメントに分けて構成されている。業務に就いて間もない初心者から熟練作業者まで幅広い層に対して安全の指針を示している。
 『住宅地盤技術者 安全手帳』は、ポケットサイズ(80o×130o/44頁)で税別500円。詳しくは、全国住宅技術品質協会事務局▽電話=03(6863)8540まで問い合わせを。

新社長に山本雅広氏
サンドビック 日本市場での成長を牽引

 サンドビック(本社=兵庫県神戸市)の代表取締役社長に山本雅広取締役副社長が4月1日付で就任した。これまで代表取締役社長を務めていた松本武氏は3月31日付で退任した。
 山本氏は、1994年に入社したサンドビック・マテリアル・テクノロジー(SMT)で20年以上にわたり営業業務に従事し、2010年からはSMTのストリップビジネスのアジアパシフィックセールスエリアマネージャー(中国を除く)として、コストを適切に管理しながら顧客ベースを拡大し、利益成長を達成しながらセールスエリアを率いてきた。2019年1月にサンドビック・コロマントに異動し、コロマントジャパンの西日本クラスターマネージャー、同年10月1日以降はサンドビック・コロマントのセールスエリア・サウス・アンド・イースト・アジアのジェネラルマネージャー兼コロマントカンパニーのカンパニープレジデントならびにサンドビック(日本法人)の取締役副社長を務めていた。

第12回ボウリング大会を開催
鈴村美咲さん(ダイドー)連覇
愛機工西支部 ゲーム後は食事会で交流

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の西支部(支部長=内藤和美氏・内藤商事社長)は、2月7日午後6時30分より中川コロナワールド・コロナキャットボウル中川店にて「第12回西支部ボウリング大会」を開催した。支部員とその従業員ら39名が参加して親睦を深めた。
 ルール説明の後、日頃の腕前を披露し合いながら和気あいあいとゲームを進め、2ゲームの結果、鈴村美咲さん(ダイドー)がトータル387ピン(HDCP含む)で2年連続の総合優勝を果たした。
 ゲーム終了後は、場所を移して食事会と表彰式が執り行われた。会食しながらしばし歓談したのち、順位発表があり、各賞受賞者に賞品が贈呈された。
 上位入賞者は次の皆さん(敬称略)。
▽優勝=鈴村美咲(ダイドー)387ピン(HDCP含む)
▽準優勝=服部騎士(滝川物産)346ピン
▽第3位=太田ひとみ(ダイドー)329ピン(HDCP含む)

2021年3月稼働目指す
津島新工場(仮称)着工へ
二村機器 地鎮祭執り行う

 イーグルスターブランド≠ナおなじみの回転センター専業メーカー二村機器(二村忠宏社長、名古屋市中村区)は、新世代回転センターの量産体制の確立を目的に、愛知県津島市宇治町に事業用地を取得。新工場着工に先立ち3月26日(木)、地鎮祭を執り行った。
 現在、イーグルスターブランドの回転センター商品群は同社本社工場でのみ生産されているが、次世代に対応した新しい回転センターの研究開発環境の充実を図るため、同社は新たな生産設備の導入を含めた新工場の設立を発表。生産拠点を本社と新工場の2か所に分散し、本社工場では研究開発環境をさらに充実させると言う。
 二村社長は、「新工場は2021年3月の稼働を予定しています。新工場の建築に伴い新たな生産設備の導入も行い、生産拠点を名古屋市中村区の本社工場とこの新工場の2か所に増強するとともに、本社工場では研究開発環境を整えニーズに即した回転センターの開発・生産を行います。この津島新工場は延床面積863・61uで、敷地面積からしますと小さな工場ですが、今後の経済動向を踏まえ増強の余地を残しての計画であります。小さな工場といえども弊社工場の総延床面積は2303uですので全体の30%強の増床となります。生産能力的には、基本は既存設備の移設とそれに伴う空きスペースでの研究開発環境の整備となります。また少数ではございますが新規設備の導入も計画しており、約20%の生産能力の増強を見込んでおります」とのコメントを寄せてくれた。
 二村機器は先々代の二村忠男氏と鷲津良三氏の二人が創業した会社であり、その社名は二村氏に、ブランドマークであるワシ印は鷲津氏に由来する。1946年(昭和21年)に二村製作所が個人創業され2020年4月、75周年を迎えた。2012年(平成24年)に就任した二村忠宏社長は、先代の『楽しくなければ仕事ではない。馬鹿は真面目にやれ』との言葉を胸に、80周年、90周年を目指していく。

両面インサート式汎用肩削り
カッタ 「WWX400」 に
三菱マテリアル シャンクタイプを追加

 三菱マテリアル加工事業カンパニーは、両面インサート式汎用肩削りカッタ「WWX400」にシャンクタイプを追加し、販売を開始した。
 強度を追求した独自開発]形状<Cンサートを採用した「WWX400」は、両面6コーナ使用可能な経済性と、さらい刃を大Rとすることで、良好な仕上げ面を実現する。今回、シャンクタイプ8アイテムを発売し、使用用途を拡大した。
 「WWX400」の主な特長は次の通り。
 @両面インサート式により6コーナ使用可能Aさらい刃を大Rとすることで良好な仕上げ面を実現B曲線切れ刃により、底面、外周面への切りくず飛散を抑制C最大インサート厚み9oにより優れた耐欠損性とダイレクトクランプで安定したインサートの固定を実現Dカッタボディの曲面形状をしたインサート保持部は、インサートとボディのクリアランスを適切に確保し、インサート損傷時や切りくず擦過時のボディ損傷を抑制Eインサート厚みの向上により、シートレスを実現させることで、チップポケットが確保されカッタボディの刃数展開が豊富F豊富な材種展開で幅広い被削材に対応する。
 「WWX400」シャンクタイプの標準価格は、代表型番「WWX400R5003SA32M」5万3700円▽「WWX400R5004SA32M」6万2600円▽「WWX400R6304SA32M」7万200円▽「WWX400R8007SA32M」10万8000円(いずれも税抜)。

持続化給付金とは
 持続化給付金は、新型コロナウイルス感染症の影響により売上が前年同月比で50%以上減少している中堅・中小企業、小規模事業者、フリーランスを含む個人事業者、その他各種法人などを対象とした給付金制度。法人の場合は最大200万円、個人事業者等の場合は最大100万円を給付し事業継続の支援を行うというものです。
 詳しくは経済産業省HPで公開中のパンフレット(https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf)で確認を。

2020年4月12日(日)2739号
新型コロナの影響など情報交換
通常総会の運営について審議
静岡県管工機材商組合 3月理事会を開く

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は、3月6日午後3時より静岡市内のホテルシティオ静岡にて理事会を開催した。理事8名が出席し、新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、通常総会の運営方法などについて審議した。
 冒頭、一色理事長より挨拶があり、続いて議事に入った。
 第1号議案=「第50回通常総会」について、5月13日にグランディエールブケトーカイにて開催予定としていたが、新型コロナウイルスの感染が拡大し、終息の目途が立っていない状況を鑑み、予定通りに行うかを審議。総会のみ行い、懇親会を中止する場合なども含め、会場のホテルに対し、キャンセル料の発生などについて鈴木副理事長(山田商工社長)が問い合わせることとした。その結果などを踏まえ、4月理事会で最終決定する予定。
 通常開催を前提に、来賓として臨席いただく、堀田キッツ社長に来賓祝辞を、窪田前澤化成工業社長に乾杯の発声を、鈴川TOTO中部支社長に中締めを、伊藤ヌマカン会長より各氏に依頼済みであると報告された。
 当日の総会終了後に行う優良社員表彰に関しては、優良社員として推薦された8社18名が報告され、全員承認された。表彰状の製作は一色理事長が手配する予定。
 また、総会の翌日(5月14日)には製販の交流を図るためのゴルフコンペの開催が富嶽カントリークラブにて12組で予定されているが、案内状の発送は総会の開催状況次第とした(開催されない場合もある)。
 第2号議案=新型コロナウイルスの影響について、参加した理事各社の状況などが聴取された。現状は「まだそんなに影響は出ていない」としながらも、部品の調達ができなくなっているメーカーもあり「住設を中心にこれからが心配」という声が多数あった。
 第3号議案=愛知県管工機材商業協同組合の主催により10月8〜10日の3日間、名古屋市の吹上ホールで開催される「第33回管工機材・設備総合展」について、組合でバスを予約し10月9日に同展示会を観覧する。大河理事(大河機材社長)が担当して各種手配を行うことが確認された。
 第4号議案=西部支部会・懇親会の報告。2月25日に会員10社11名、賛助会員16社20名が出席して行われ、情報交換などをして親睦を深めた。
 第5号議案=管機連(全国管工機材商業連合会)理事会について、当初3月の開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響により5月19日に延期と報告された。組合から一色理事長が出席予定、大村副理事長(大村商会社長)は未定。
 第6号議案=2020年組合研修旅行について、今後検討を重ね訪問先などを決定していくことが確認された。
 第7号議案=その他、役員コンペを8月に、組合コンペを11月に開催することが確認された(日時は未定)。会場はそれぞれ静岡カントリー浜岡コース、静岡カントリー島田ゴルフコースを予定。また、来年の新年賀詞交歓会の開催日を1月15日に変更したことが報告された。
 以上で議事を終了した。
 また、この日は理事会の前に研修会(担当=野村理事・野村商店社長)が開かれ、四国化成工業中部営業部次長兼静岡営業課長の長尾氏より会社紹介の後、壁材、舗装材、門扉、手すりなどリフォームを重点的に紹介された。
「第50回通常総会」は書面総会に
 同組合は4月3日に開催した理事会にて、第50回通常総会を書面総会とすることを全会一致で決定した。それに伴い、懇親会と翌日のゴルフコンペも中止とし、優良社員の表彰式は来春の賀詞交歓会で行うこととした。

通常総会に向け準備進める
感染拡大状況により延期も
岐阜県管工機材商組合 3月度理事会を開催

 岐阜県管工機材商組合(理事長=渡部勝裕氏・大東社長)は、3月5日午後5時より岐阜グランドホテル(岐阜市長良)で、理事8名が出席して3月度理事会を開いた。
 冒頭、渡部理事長が「本日は、お集まりいただき誠にありがとうございます。新型コロナウイルスが猛威を振るっていますし、議題も多くありますので、速やかに進めてまいりたい」と挨拶。理事長が議長を務めて議事に入った。
 2020年度役員改選については、5月の総会で現行理事の任期が満了となるため、理事会の方針として、全員留任を総会に議案提出することが確認された。
 第43回通常総会(5月13日、岐阜グランドホテルにて開催予定)の役割分担については、審議の結果、次のように決定された。開会の辞=神隆理事(五光山彦社長)▽事業報告=白木伸道副理事長(白木商会社長)▽乾杯(懇親会)=宮崎宏一郎理事(西武管商執行役員本店長)▽中締め=中川貴央理事(安田本店本店長)。
 また、4月1日より新規入会のアクアフィールド野原社長を通常総会で紹介することとした。
 その他では、@愛知組合主催の「第33回管工機材・設備総合展」(10月8〜10日の3日間、名古屋市千種区の吹上ホールにて開催)について、従来同様、バスにて見学ツアーを行う。訪問は、初日の10月8日を予定として準備を進めることとした。
 A来年の新年賀詞交歓会について、愛知組合の新年賀詞交歓会が2021年1月19日に開催される兼ね合いから、開催予定日を1月21日とすることを決めた。会場は岐阜グランドホテル。
 B新型コロナウイルス感染予防の観点から、通常総会の延期についても審議し、今後の動向を注視しつつ検討していくことが確認された。
 C4月2日に開催する予定だったゴルフコンペについては、感染予防のため中止を決定した。秋に開催予定の製販ゴルフコンペは現時点では通常通り開催する。

2020年2月分の工作機械受注額
29・6%減の772億24百万円
日工会 コロナの影響で中国向け47・6%減

 日本工作機械工業会(日工会、会長=飯村幸生氏・東芝機械会長)が3月24日発表した2020年2月分の工作機械受注総額は、前年同月比29・6%減の772億24百万円となり、17か月連続で減少した。前月比も4・4%減となり、2か月連続で減少した。
 中国経済の構造問題や米中貿易摩擦の影響、自動車関連需要の低迷などにより長らく調整局面が続く中、新型コロナウイルス感染拡大が新たな脅威となり、中国市場を中心に外需全般を一段と押し下げた。
 受注総額が800億円を下回ったのは2013年1月以来7年1か月ぶり。景気の目安とされる1000億円を7か月連続で下回った。
 内外需別にみると、内需は、前年同月比23・2%減の319億97百万円となり、15か月連続で減少した。前月比は8・1%増で、2か月ぶりに300億円を上回ったが、国内需要は全般的に弱含んでいる。
 主要業種の一般機械向けは、データセンターや5G基地局の増設など半導体製造装置関連需要の高まり、産業機械向け大型機の受注などが牽引し、前月比24・7%増(前年同月比26・6%減)の132億46百万円となったほか、自動車も90億82百万円と僅かながら前月実績を上回った。
 外需は、前年同月比33・6%減の452億27百万円で、17か月連続の減少。前月比も11・7%減と2か月連続で減少した。外需が500億円を下回ったのは2013年1月以来7年1か月ぶり。
 中国は73億80百万円(前年同月比47・6%減、前月比31・3%減)で、2013年1月以来7年1か月ぶりに100億円を下回った。感染拡大により設備投資の先送り感が急激に高まったほか、中国国内の厳しい移動制限により商談が大きく制約されたケースも多く、「春節入り前に商談を大方詰めていた案件を除くと、実質成約がなかった」という会員もいたという。
 欧州は109億15百万円(前年同月比39・7%減、前月比11・7%減)で、2013年8月以来6年6か月ぶりに110億円を下回った。中国への輸出依存度が高いドイツで低迷が続いているほか、イタリアも2013年4月以来6年10か月ぶりに10億円を下回るなど、域内全体で振るわなかった。
 北米は173億41百万円(前年同月比18・6%減、前月比4・6%減)となった。7か月連続で200億円を下回るなど、北米も調整局面にあるが、他地域に比べて小幅な減少にとどまった。
 日工会が3月上旬に実施した会員アンケート調査では、4〜6月期の受注見通しについてDI値(「増加」-「減少」)がマイナス27・0と前回から2・0ポイント悪化した。
 同会は今後の受注動向について「急激かつ広範な感染拡大を受けて、経済の先行きが極めて見通しにくくなっていることから、国内外とも設備投資の先送り感が強まっており、受注額は当面低調に推移する可能性が高い」との見方を示している。
新型コロナウイルス感染拡大による
生産・出荷への影響 [日工会まとめ]

【3月上旬実施の会員アンケート結果要旨】
 1.生産への影響
 (1)中国での生産

 中国国内での感染拡大を受け、本来1月末に明けるはずだった春節休暇が大幅に延長され、かつ移動も制限されたため、従業員が帰省先から戻らず、2月下旬にかけて、実質的に生産を停止したケースが多く窺えた。
 部品調達先の企業も操業できず、物流面でも省境を超える際に大幅な遅れを強いられたこともあって、生産に必要な物資の入荷も滞った。
 突出して多くの感染者が生じた湖北省以外では、2月終盤から徐々に移動制限が緩和され、全般的に生産再開・物流改善が進みつつある一方、人員の帰還が不十分な地域では、待遇面の優劣と生産再開が連動し、ユーザ企業の間で稼働状況に差異が見られるケースもある。
 (2)日本国内での生産
 一部会員より、中国からの鋳物の納入遅れにより日本国内での生産に影響が及んでいるとの回答があったが、多くの会員では、現時点で部材購入や生産計画に大きな影響は生じていない。
 一方で、この状況が長引く可能性を見越して、発注数量を増加しての先行手配や日本での代替品調達、または生産計画自体を見直す動きも窺える。
 2.出荷への影響
 日本政府の渡航自粛要請等を受けて、2月以降中国への出張を見合わせている会員が多く、同国での据付、試運転、検収作業に遅れが出ている他、ユーザ側の資金繰り悪化や受入態勢不備で出荷を延期しているとの回答が目立つ。
 物流制限緩和の動きを受けて、部品供給については再開の動きもみられるが、日本から現地に出向いての作業対応は休止したままの会員が多い。
 一方で、現時点では出荷上大きな問題は生じていないとする会員も一定の割合で窺える。
 この他、今般の事態が鎮静化した際、出荷遅れとなっていた案件と、元々その時期に出荷が予定されていた案件が重複し、人手不足から出荷に影響が及ぶ可能性を危惧する見方もある。

「2020中部どてらい市」
10月28日(水)〜29日(木)に延期
山善名古屋支社 会期も3日から2日間へ

 山善(社長=長尾雄次氏、本社=大阪市西区)の名古屋支社は、6月13日(土)〜15日(月)の3日間の日程で開催を予定していた「2020中部どてらい市」を、新型コロナウイルス感染拡大の現状と、出品メーカー並びに主催店各社からの意見を総合的に判断した結果、次のように延期すると決定した。
 ●開催日程=令和2年10月28日(水)〜29日(木)の2日間
 ●会場=ポートメッセなごや1号館(1万3870u)
 同展示会を運営するヤマゼンクリエイトは「初めての10月平日開催であり、2015年以前の会場(1号館)での開催となりますが、今まで以上に価値のある『中部どてらい市』を目指して邁進します」としている。
 なお、搬入・搬出日程についても、搬入を10月26日(月)〜27日(火)に、搬出を10月29日(金)開催終了後〜30日(土)午前中に変更する。

『INTERMOLD2020/
金型展2020/金属プレス加工
技術展2020(大阪展)』開催中止

 日本金型工業会(会長=小出悟氏)と日本金属プレス工業協会(会長=木龍一氏)は3月10日、4月15日(水)から18日(土)までの4日間の日程でインテックス大阪にて開催を予定していた『INTERMOLD2020/金型展2020/金属プレス加工技術展2020』の開催中止を発表した。
 今般の新型コロナウイルス感染拡大から、関係省庁の発表するガイドラインに従い感染防止策を講じた上での開催を準備してきたが、主催者および運営事務局にて検討を進めた結果、現時点では4月以降の感染終息の見通しが不透明な状況となっているため、来場者、出展者、展示会運営・施工関係者の健康と安全面を最優先とするべきと考え、同展の開催中止を判断したとしている。
 なお、現時点において、7月15日(水)から18日(土)の4日間の日程でポートメッセなごやにて予定されている「名古屋展」については開催される予定。

新発想の可動式アメニティブース
「withCUBE」 新開発
LIXIL 快適なトイレ空間をレンタル・リース

 LIXIL(社長=瀬戸欣哉氏、本社=東京都江東区)は、最新のシャワートイレや洗面器などで構成された快適なトイレ空間をまるごとレンタル・リースでき、どこでも簡単に必要な数だけ設置できる、新発想の可動式アメニティブース「withCUBE」を新開発し、物流センターを中心に4月より受注を開始する。
 物流業界では近年、賃貸物流センターが増加傾向にあるといい、これらの施設が抱えるトイレ空間の困りごとを解決するため、同社では管理者の求めるフレキシブル性・経済性と使用者の快適性を追求した、誰もが使いやすいトイレを目指して「withCUBE」を開発した。
 同製品は、従来既設配管の近くにしか設置できなかったトイレを、排水圧送粉砕ポンプの採用により、既存のパイプシャフトの位置を気にせずどんな場所でも設置することが可能となり、従業員の人数に対してトイレが足りない、作業エリアからトイレが遠いといったトイレ不足のフロアやスペースに設置できる。
 また、完成品の状態で発送するため、最短1日で設置でき(事前準備として、給排水・電気工事等が別途必要)、テナントの利用が決定してすぐに操業させたい場合でも対応可能。
 さらに、購入ではなくレンタル・リースとなるため、必要なときだけ月額料を支払うことで利用できる。退去する際の大掛かりな解体工事が不要で原状復帰も容易にでき、費用を抑えられる。継続して清潔なトイレを快適に使えるよう、専門スタッフによる月に一度の定期メンテナンスサービスも付帯している。
 室内では、最新の清掃性に優れた壁掛け式洋風大便器を採用し、擬音装置を搭載したシャワートイレも装備しており、快適に利用できる。大便器や小便器、洗面など用途に応じたさまざまなバリエーションにより、男女比や利用目的に合わせて設置することが可能としている。
環境アレルゲンの働きを抑制する
内装機能建材 「アレルピュア」
LIXIL 取り付けが簡単な2商品発売

 LIXILは、室外から持ち込んだスギ花粉やダニのフン・死がいなどに含まれる環境アレルゲンの働きを抑制するINAXブランドの内装機能建材「アレルピュア」シリーズの屋内壁タイル「アレルピュア ウォール」から、簡単に取り付け可能な「アレルピュア ウォール デザインパッケージ」「アレルピュア ウォール デザインパネルキット」を発売した。
 「アレルピュア ウォール デザインパッケージ」は、「アレルピュア ウォール」をあらかじめ2サイズ(3u、4u)にパッケージ化し、絵を飾るような感覚で手軽に既存の壁に張ることができる商品。タイルの種類にあわせてカラーの組み合わせも自由に選べる。
 「アレルピュア ウォール デザインパネルキット」は、1時間ほどで簡単に施工でき、気軽に「アレルピュア ウォール」を楽しむことができる商品。子ども部屋のアクセントにおすすめの3デザインを揃えた。
 このほか同社では、屋内壁タイル「アレルピュア ウォール」と玄関内床タイル「アレルピュア エントランスフロア」それぞれに、コーディネートの幅を広げる新デザイン2商品を追加し、同時発売した。

2月度鍛圧機械受注額25・1%減
日鍛工 12か月連続で前年割れ

 日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=坂木雅治氏・アマダホールディングス相談役)が3月9日発表した鍛圧機械月次会員受注統計によると、2020年2月度の受注総額は、前年同月比25・1%減の191億8600万円となり、12か月連続で前年を下回った。プレス系と板金系を合わせた機械合計では同31・1%減となり、両者ともに落ち込んでいる。
 全世界的に設備投資意欲の減退が鮮明になってきており、世界的な新型コロナウイルスの影響により、経済活動の制限、消費需要の低迷などにより世界経済の下押し圧力が強まっているとの見方が示された。
 プレス系機械は、前年同月比32・0%減の65億1900万円となり、12か月連続で前年を下回った。大型プレスは62・8%増だったが、ほかは超大型プレスが76・9%減、中型プレスが44・5%減、小型プレスも26・3%減といずれも減少。また、油圧プレスは61・9%減、フォーミングも54・6%減。自動化・安全装置は81・8%増だった。
 板金系機械は、前年同月比30・0%減の64億4700万円となり、5か月連続で前年を下回った。レーザ・プラズマが54・0%減、プレスブレーキが27・6%減、パンチングも6・0%減だった。
 サービス系(サービス・部品金型)は、前年同月比8・6%減の62億2000万円となり、5か月連続で前年を下回った。
 内外別(機種計)では、国内が前年同月比27・6%減の91億4700万円。電機は82・6%増、鉄鋼・非鉄金属は32・9%増だったが、自動車が35・7%減、金属製品製造業が29・4%減、一般機械が40・9%減と減少した。
 輸出は、前年同月比38・1%減の38億1900万円となり、北米向けが45・1%増だったが、ほかは中国向け63・1%減、東南アジア向け44・6%減、欧州向け87・7%減、韓国・台湾向け71・8%減、インド向け46・0%減と低迷した。
 同工業会の中右専務理事は「輸出の低迷が鮮明になり、とりわけ中国向けの落ち込みが顕著になっている」とコメントした。

組合発足時の結束力持って
先行き不透明な今を乗り切る
名古屋ポンプ組合 新春交歓会開催

 名古屋ポンプ組合(竹田驤齣纒\理事・中京製作所社長)は2月7日(金)、名古屋市中区新栄の木曽路瓦町店で、毎年恒例となっている令和2年度新春交歓会を開催。正会員や賛助会員らおよそ30名が集い、親交を深めた。
 冒頭、竹田代表理事は「令和の時代に入ってまだ一年も経っておりませんが、昨年を思い返してみるといろんなことがありました。そして今年に入った途端、新型コロナウイルスの感染拡大が騒がれ始めました。東京五輪・パラリンピックが閉幕した後、日本の景気は下降するだろうと耳にしますが、本当にそうなるのでしたら日本の株価はとっくに下がっているはずです。いっこうに下がらず、まずまずな水準で推移しているということは、五輪後にも仕事はあるということの表れではないでしょうか。東京で仕事をしている工事業者の方に聞きましたら『渋滞や迂回などの影響で五輪開催期間中は道路が走りづらくなることが予想される。そのせいで仕事が先送りになってしまっている』と嘆いていました。逆に言えば五輪後には多くの仕事が出てくるのではないでしょうか? 東京都は多くの公共投資を五輪後に持っていっています。この名古屋エリアを見ても仕事はたくさんあります。設備投資だけはちょっと止まっておりますが住宅建設現場などは多く見受けられます。私は、名古屋の景気は決して悪くないと思っています」と挨拶で今後の景気動向などを予想した。
 続いて賛助会員を代表し、迫田一郎川本製作所名古屋支店長が「新型コロナウイルスが追い打ちをかけるカタチとなって世界経済に悪影響がおよびつつあり、今春以降の動きはほとんど読めないとよく聞きます。多くのメーカーでは実際に中国からの部品供給が滞っており納期に影響が出ております。こうした不安な情勢は過去にも何度か訪れており、このような局面を我が国日本は幾度となく経験しております。しかし、ここにご列席の皆さまはそれを乗り越えてこられた猛者だと思っております。われわれの商材であるポンプは景気に左右されないニッチな商品ではあるものの、技術力や揺るぎない信頼が屋台骨にある専門業者として、お得意さまの心を安心感で満たすことができたからこそ乗り越えられてきたのだと思っております。これからますます早い段階での情報収集力や分析力というものが求められてくると思います。かつて、同じポンプという製品の製造会社仲間として組合を作り、物流の確保や材料の共同購入の面で融通し合ってきた頃の強い結束を今また深め、今こそ同業ライバルの垣根を越え、昨今の厳しい波を乗り越えていければと考えております」と語り、参加者全員の結束を深めようと呼び掛けた。
 乾杯を前に、野呂正鶴見製作所中部支店第二営業所長が「新型コロナウイルスが猛威を振るい、テレビなどはこの話題で持ちきりです。当然、経済にも影響が出始めているわけですが、負けずに今年もこの地域を盛り上げていければと思っております」と一言添えて乾杯の音頭を取り、交歓会が幕を開けた。
 宴もたけなわとなったところで徳美文吾マルティーポンプコンサルタント社長が中締めの挨拶をし、最後は参加者全員による一丁締めで散会となった。
 ※注/本記事内に記載した各人の挨拶発言内容は、東京五輪・パラリンピック開催延期決定前、新型コロナウイルス感染拡大が騒がれ始めた当初のものである。

新たなイノベーション生み出す場
『TECH Biz EXPO2020』
1万人超す来場者で賑わう

 これからのものづくりを切り拓く先端加工技術≠テーマに第9回次世代ものづくり基盤技術産業展『TECH Biz EXPO2020』が2月5日(水)・6日(木)の2日間、名古屋市千種区の名古屋市中小企業振興会館・吹上ホールで開催された。137社・団体が、3つの同時開催展を含め186小間に集結。開催2日間で1万201名を動員した。
 オープニングセレモニーでは、まず、主催者の河村たかし名古屋国際見本市委員会会長(名古屋市長)が登壇。「製造品出荷額で言えば、日本を支えているのはこの名古屋・伊勢湾地区であると言っても過言ではありません。この名古屋市は戦中・戦後には非常に苦労した街でありますが、今や税金上納率は日本一の街となりました。産業のチカラは、世界中を見てもトップクラスですし、特に自動車・航空機・工作機械・ロボットに関しては日本一だと自負しております。関連企業等々含めますと、集積地としては世界一ではないでしょうか。そんな名古屋市で開催する今回の展示会を最大限活用していただき、新たなるビジネスチャンスを生み出してください」と挨拶した。
 続いて同時開催『フロンティア21エレクトロニクスショー2020』主催者の松尾隆徳中部エレクトロニクス振興会理事長(東洋電機相談役)が登壇。「名古屋を中心とするこの地域のエレクトロニクス産業は昔も今も難しい状況にあります。そこで60年ほど前にこの中部エレクトロニクス振興会が誕生しました。あれから今に至るまでその成果を皆さまに広めるため、また産業の振興のため、このエレクトロニクスショーを開催することとなり今回で50回目の節目を迎えることができました。私どもはこの地域の自動車に代表される産業と関連する分野としてのエレクトロニクス、さらに情報・通信といった新しい分野が融合し新しい産業を創り出すためのパイプ役となれればと思っています。私たちは“働き方改革”“Society5.0”といったテーマを掲げています。これからはデジタル技術の利活用を大いに図り、AIやIoTを駆使して新しい産業を興していかなければいけません。自動車も工作機械もあらゆるものをシステム化するなかから、新しい中部を作っていくためのエレクトロニクス産業と電気・情報・通信といった分野をさらに発展させていかなければいけません。電気・情報・通信の分野がこれから先、無くてはならない重要な要素となります。ぜひ今回のショーを通じて利活用を図っていただき中部エリアをさらに発展させていただければと思っております。特に将来を担う学生諸君に『やっぱり、この中部地区はすごい産業の集積地なんだ!』『この地元の産業のために頑張るんだ!』と意識付けできればと思っております」と語っていた。
 来賓を代表し、稿淳経済産業省中部経済産業局長が登壇。「こうしたイベントの主旨はいろんな出会い、つまりビジネスマッチングを新たに創り出し、その出会いから新たなイノベーションを興すことだと理解しています。政策であれやこれやオープンイノベーションが大事だと言ってみてもなかなか進むものではなく、結局はこういう出会いの場を数多く設け、その場に多くの人を呼び込んで接点を多く細かく作っていくという取り組みを皆さんと共に地道にやっていくことしか、オープンイノベーションが進んでいくことは無いのではと思います。この展示会がいろんな出会いをもたらし、新しいイノベーションに結び付くよう切に期待しております」と祝辞を述べた。
 『TECH Biz EXPO』は我が国の基幹産業である製造業の発展を支え、このエリアの産業技術の高度化と新技術の開発に寄与するものづくり最新要素技術を幅広く紹介するとともに、ものづくりの高度化と関連産業の商取引拡大を図る展示会であり、2011年の第1回から数え今回が9回目の開催(2018年開催無し)となった。レーザ応用技術や3Dプリンタ応用技術、AIやIoT技術など素材革命に伴い進化し続けるものづくりを支える最新要素技術が幅広く展示紹介されていた。

2019年11月期は売上高1269億円、3.4%減
業績と今後の見通しを報告
オーエスジー 第107回定時株主総会を開催

 オーエスジー(社長=石川則男氏、本社=愛知県豊川市)は2月22日、オーエスジーアカデミー内のグローバルテクノロジーセンター(豊川市一宮町宮前149)にて第107回定時株主総会を開いた。
 冒頭、石川社長が挨拶で「昨年は、米国のトランプ大統領が仕掛けた米中貿易摩擦が世界中の製造業に大きなダメージを与えました。ようやく回復の兆しが2020年に入って見られるようになりましたが、連日報道されている、新型コロナウイルス感染の広がりが中国ばかりではなく世界中に拡大し、世界経済の行く末はかなり濃い霧に包まれた状況です。当社も中国で幅広い活動を行っていますが、幸いにして日本人社員、現地の中国人社員も現在感染をしたという情報は入っていません。主力工場である上海工場は製造社員の約80%にて2月10日から、また深セン近くの大寶工場も55%の社員で2月13日から操業を開始しています。営業の本社である上海OSGも、自宅勤務に集中していますが2月10日より営業を開始し、お客様への対応、オーエスジーから中国のお客様への供給に関しては今のところ問題ありません。あとは社員一同、感染しないように健康に留意して仕事に当たりたいと思います」と近況などを話した。
 株主数及び議決件数が事務局より発表され、出席株主数及びその議決権数が定足数を満たし、同株主総会は成立すると報告された。
 監査報告に続いて、第107期(2018年12月1日〜2019年11月30日)の事業報告、計算書類報告などが行われた。
 それによると、同社の2019年11月期連結業績は、売上高1269億64百万円(前期比3・4%減)、営業利益195億54百万円(同13・2%減)、経常利益197億10百万円(同12・7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益136億86百万円(同7・0%減)となった。
 主としてアジア地域一帯において中国景気減速の影響を受けつつも、その他の地域では航空機関連産業向けが堅調で、主要ユーザーの自動車関連産業向けも期前半は底堅く推移。後半は、為替変動の影響も相まって業績が下振れした。Aブランドをはじめとする主力のタップやドリルで一部品薄状況が続いていたが、解消に向かっているとした。
 セグメント別では、「日本」が売上高767億70百万円(前期比0・5%増)▽営業利益120億86百万円(同2・6%増)、「米州」が売上高237億31百万円(同2・8%増)▽営業利益27億36百万円(同19・0%減)、「欧州・アフリカ」が売上高210憶33百万円(同5・7%減)▽営業利益11億77百万円(同37・7%減)、「アジア」が売上高315億91百万円(同8・0%減)▽営業利益39億30百万円(同29・8%減)。「アジア」は、中国では米中貿易摩擦に端を発して製造業稼働率の低下を招き、自動車関連産業向けを中心に市況が低迷。韓国、台湾、及びその他の新興国でも中国景気減速の影響を受け、全体で減収減益となった。
 海外売上高比率は、日本での市況が堅調だったのに対して、中国の景気減速の影響、及び米ドル、ユーロ、中国人民元等主要通貨の為替円換算の影響もあり、57・3%と前期を1・1ポイント下回った。
 2020年11月期の連結業績は、売上高1290億円(前期比1・6%増)、営業利益185億円(同5・4%減)、経常利益185億円(同6・1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益122億円(同10・9%減)を見込む。
 中期経営計画「The Next Stage 17」で2020年11月期に売上高1500億円、営業利益300億円を目指してきたが、米中貿易摩擦に起因する景気減速の影響などにより、目標達成は2021年11月期以降にずれ込むと予想した。
 今後は、引き続き海外市場でのシェアアップを最重要課題とし、大手ユーザー開拓とAブランド製品戦略をグローバルに推進することにより、一層の成長を目指す。海外での自動車関連産業、そして航空機関連産業に注力し、主力製品ごとにボリュームゾーンでのシェアアップを図る新製品を順次投入するほか、海外においてテクニカルセンターの拡充等によるユーザー対応力の強化、M&Aによって新たにグループに加わった会社とのシナジー効果を最大化するための体制構築に努めていくとしている。
 議案審議で第1号議案=剰余金の処分の件は、原案通り承認可決され、期末配当金は1株につき24円と決定した。第2号議案=取締役(監査等委員である取締役を除く)2名選任の件は、原案通り石川則男、大沢伸朗の両氏が再選され、それぞれ就任した。第3号議案=監査等委員である取締役6名選任の件、第4号議案=補欠の監査等委員である取締役1名選任の件、第5号議案=役員賞与の支給の件も、すべて原案通り承認可決された。
 株主総会終了後に開かれた株主懇談会で、石川社長は2020年の方針を「生産財市場はピークの80%が2020年の世界。80%の世界でも利益を出せる体質を目指す」とし、その方策として、対応力強化で大手ユーザー市場での受注強化、Aブランド製品による世界市場でのシェアアップを図るとともに、在庫削減、定時間操業、販売管理費の抑制、設備投資削減といったコスト削減も推進するとした。中長期的な成長戦略としては、EV化に対応する新製品開発、現場力を活かすスマート工場への取り組みなどを挙げた。
 さらにこの後、担当執行役員から「欧州M&A報告」「国内営業戦略」「南アジア新戦略」について報告された。

売上高2.8%増、0.1%減(単体)
景況感悪化による設備投資の鈍化が影響
トラスコ中山 2019年12月期決算説明会

 機械工具卸売商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は2月10日、2019年12月期(第57期)の決算説明会を東京本社にて行った。
 同社は、2010年2月に設立したトラスコナカヤマタイランドと、2014年12月に設立したトラスコナカヤマインドネシアの重要性が増したとして、当期第1四半期より連結決算を開始した。
 発表されたトラスコ中山単体の業績は、売上高が2203億57百万円(前期比2・8%増)、営業利益が139億21百万円(同3・1%減)、経常利益が143億2百万円(同2・3%減)、当期純利益が97億15百万円(同0・1%減)の増収減益となった。
 米中貿易摩擦などの影響を受け、大手製造業の設備投資が先送りにされたことにより、同社では設備投資に関わる物流保管用品や研究管理用品、また工作機械周辺の消耗品や機器を含む切削工具、生産加工用品の分野で特に苦戦した。加えて、下期においては国内の生産活動が一層弱まったことが影響し、売上高予算に対しては2・3%(約52億円)減という結果になった。
 また、プライベート・ブランド(PB)商品においても売上高比率の高い物流保管用品の売上高が減少したことにより、粗利率の高いPB商品の構成比が前期より0・4ポイント低下した。
 販売管理費が前期比5・8%増と売上高の伸びよりも増加していることについては、プラネット埼玉をはじめとする物流センターの機能強化を目的に自動化設備投資を進めたため減価償却費が前期より約12億円増加したことや、運賃荷造費が出荷量の増加に加え昨年4月より運送会社の運賃値上げを受け前期より5億円強増加していることが要因とした。
 セグメント別の売上高は、ファクトリールートが1700億25百万円(前期比0・5%増)となり、設備投資の減速などの影響を受け伸びが鈍化した。eビジネスルートは344億92百万円(同12・2%増)で、通販各社との物流・システム連携の取り組みが引き続き順調に進んでおり売上高は拡大傾向にある。ホームセンタールートは147億2百万円(同9・2%増)となり、プロショップへの売り上げ拡大が継続。海外ルートは11億37百万円(同18・0%増)だった。
 海外子会社の業績は、トラスコナカヤマタイランドが売上高7億52百万円(前期比13・3%増)、経常利益23百万円(同84・0%増)。トラスコナカヤマインドネシアは、売上高2億59百万円(同2・7%増)、昨年新社屋を建設したことによる減価償却費の増加により経常利益はマイナス83百万円だった。
 2020年12月期(第58期)の連結業績予想については、売上高2316億19百万円(前期比5・0%増)、営業利益130億7百万円(同5・7%減)、経常利益132億57百万円(同6・6%減)、当期純利益90億12百万円(同6・3%減)と増収減益を見通している。
 低調な景況感が続くと予想されることに加え、上期は前年の売上高のハードルも高いため、上期の売上高は前年同期比4・1%増、下期は同5・8%増を見込む。
 中山社長は、新型コロナウイルスの影響について「現時点で販売店では大きな影響は出ていない。仕入れに関しては、マスクや防護用品を豊富に取り揃えていたが、在庫が底をつき、次の入荷も予定は聞いているが、どこまで予定通りに入るかは分からない状況」と報告。
 2019年12月期を振り返り「1月は売上高が8・6%アップ。月を追うごとに少しブレーキが掛かっているなと感じた。それにも増して、ここ数年の設備投資の減価償却費が大きく、厳しい1年であったことは事実だが、それに負けずにやっていきたい」と話した。
 また、中山社長は「数字ばかりが先に立つと、不祥事につながることが多い。優先すべきは数値目標より、能力目標」との考えを示し、2023年までに持ちたい能力目標として(1)在庫50万アイテムを保有できるようにしたい(2)ユーザー直送システムを完備する会社にしたい(3)1年365日受注・出荷できる会社にしたい(4)棚卸を全廃したい―を掲げ取り組みを進めていくとした。
 さらに、2019年度のトピックスとして、プラネット埼玉の新設備(バトラー、オートストア)稼働と、プラネット北関東のパレット自動倉庫、危険物保管庫の増築などを報告した。
 2020年度の取り組みについては、システムによる自動化を進め、顧客への新たな利便性の提供と社内の業務効率化を図ることを目的に、SAP社製システムのリプレイスを行い、1月6日に新システムが稼働したことを報告。進行中の設備投資としてプラネット東北の増築、プラネット南関東の建替えについても紹介した。

紙やフィルムなど薄く繊細なワークに
新型真空パッド「SFF」発売
シュマルツ しわや変形を防ぐハニカムデザイン

 真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区)は、柔らかく変形しやすい紙やフィルムなどのワークに最適な真空パッド「SFF」を新たに発売した。
 「SFF」は、吸着面にハニカムデザインを採用。吸着面に敷き詰められた六角形の溝を通りパッド全体にエアが行き渡るため、平面に近い状態での吸着を実現しワークの引き込みなどの局所的な負荷による変形・破損を予防する。
 同時に、非常に柔らかなシールリップが曲面や変形しやすいワークにも柔軟に追従するため、ワークを吸着パッドに押し付けることなく、安定した搬送を行うことが可能。紙やフィルム、薄いディスプレイガラス、電極材やセパレータなどの薄く繊細なワークに適している。
 より幅広いアプリケーションに対応するため、一般的なニトリルゴムから、食品対応のシリコーン素材、非常に柔らかでワークに優しいEPDM素材、吸着跡の発生を抑えるマークレス素材、ESD(静電気放電)破壊対策に有効な静電気拡散性素材など、さまざまな材質をラインアップしている。
 今回発売したフラットタイプに加え、より高低差に対応可能な1・5段ベローズタイプのパッドも開発し近日リリース予定という。

光って安全!ゴム製反射セーフティコード
「Hireflect」
トップ工業 3アイテム発売

 トップ工業(社長=石井真人氏、本社=新潟県三条市)は、ゴム製反射セーフティコード「Hireflect(ハイリフレクト)」3アイテムの販売を開始した。
 同製品は、コイル型のコードに比べ“絡まない”“コンパクトだ”と好評の「ゴム製セーフティコード」に対し、反射材を織り込み、暗所使用時の視認性を高めて安全性を向上させた。
 シルバー(製品番号SFC-911SV)、レッド(同SFC-912R)、イエロー(同SFC-913Y)の3色を用意。標準価格は、いずれも2750円(税別)。
 【Hireflectの特長】反射材を織り込んであり、ライトを反射して夜間作業の安全を守る▼高所作業での工具落下防止や紛失防止に▼昼間や明るい場所では目立たず、デザイン性にも優れる▼コイル形状がないため、コード同士が絡み合わない▼ジョイントが360度回転するため、コードがよじれず絡まらない▼肉厚ナスカンは、強度が従来型製品の1・2倍(同社比)▼落下時の衝撃3分の1(同社ワイヤー入コード比)、ゴム製のコードが衝撃を吸収▼1s以下対応。

営業利益373億円、前期比3%増
DMG森精機 2019年12月期決算

 DMG森精機(社長=森雅彦氏)は2月14日、森社長、小林副社長が出席して2019年12月期の決算記者会見を東京グローバルヘッドクォータで開いた。テレビ会議システムを通して、名古屋本社でも同時開催した。
 同社の2019年12月期の連結業績は、売上収益4857億78百万円(前期比3・1%減)、営業利益373億39百万円(同3・0%増)、税引前利益314億51百万円(同0・6%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益179億95百万円(同2・8%減)。
 2019年の全社受注額は4094億円で前年度に比べ22・9%減となった一方で、5軸・複合加工機など工程集約を目的とした機械の構成比上昇、自動化・デジタル化の進展、航空・宇宙向けの増加により、1台当たりの平均受注単価は前年度に比べ6%増加した。航空・宇宙向けの構成比が16%と自動車関連向けと同等になり、業種分散が進んだ。また、豊富な据付け台数をベースに機械復旧サービス、補修部品の受注も続伸(前年度比3%増)した。
 2020年12月期の連結業績予想については、売上収益4000億円(前期比12・9%減、エネルギー事業〈2019年売却〉を除く)、営業利益200億円(同46・4%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益85億円(同52・8%減)と発表。重点施策として、自動化・デジタル化推進(開発)▽内製化・TULIP導入(製造)▽5軸加工機普及促進、デジタルサービス強化(営業)▽SDGs(CO2ニュートラル、人材育成)などが挙げられた。
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 「伊賀イノベーションデー2020」開催中止
 DMG森精機は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、顧客および関係者の健康と安全を第一に考慮し、5月19日(火)から23日(土)までの日程で、同社伊賀事業所にて開催を予定していた「伊賀イノベーションデー2020」の開催を中止すると発表した。

2020年4月5日(日)2738号
令和2年度通常総会
5月21日(木)開催が決定
愛知県管工機材商協組 3月理事会開催

 愛知県管工機材商業協同組合(大藪淳一理事長、大清社長)は3月3日(火)、名古屋市中区にある組合事務所で3月度理事会を開催。理事ら17名が参加した。本理事会では1月21日(火)に開催された新年賀詞交歓会の収支報告、10月8日(木)から3日間開催予定の『第33回管工機材・設備総合展』準備進捗報告、5月21日(木)開催予定の通常総会運営に対する意見交換、各部会からの報告などが行われた。
 大藪理事長の挨拶に続き、以下の議事について審議ならびに報告が行われた。
 【経過報告】▽1月22日(水)、岐阜市長良の岐阜グランドホテルで開催された岐阜県管工機材商組合新年賀詞交歓会に大藪理事長が出席。▽同28日(火)、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で開催された中部配管工事業協同組合(中配協)新年賀詞交歓会に大藪理事長が出席。
 【議事1】同組合新年賀詞交歓会開催報告について▽名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルで1月21日(火)開催。来賓15名に組合員、賛助会員ら合わせて365名が参加した。当日の収支報告書が本理事会に提出され、これを全員一致で承認。2021年新年賀詞交歓会も同じく名古屋マリオットアソシアホテルでの開催がこの場で決定した。
 【議事2】『第33回管工機材・設備総合展』準備進捗について(以下、展示会と表記)▽10月8日(木)から同10日(土)までの3日間、名古屋市千種区の吹上ホールで開催が予定されている展示会。本理事会当日現在の出品申し込みは、83社181小間。申し込み締め切りは6月末日となっている。展示会実行委員会(坪井研二展示会実行委員長、ツボイ常務)は今後、3月10日(火)▽第2回部長会議(開催済み)、4月8日(水)▽第1回出品勧誘会議(商社会議)の開催を予定しているという。
 【議事3】来期賦課金算定方法と賛助会費について▽賦課金算定方法案ならびに賛助会費案が上程され、これらは満場一致で承認可決された。
 【議事4】令和2年度5月理事会ならびに通常総会運営について▽会場は名古屋市中区のヒルトン名古屋に、開催日時は令和2年5月21日(木)に決定した。午後3時より理事会開催、同3時30分より通常総会受付開始、同4時通常総会開会、同5時より懇親会開催、同6時50分閉会と、タイムスケジュールも併せて発表された。通常総会の司会ならびに懇親会の司会などについては今後、懇親会幹事会(竹内裕二幹事長、丸金商会社長)が中心となって人選を進めていくこととなり、決算書を添付した正式招集は4月30日(木)以降に郵送されることとなった。
 【議事5】各部会報告●福利厚生部会(石原太郎部会長、原芳商会社長)▽昨年11月9日(土)に開催したボウリング大会の収支などについて説明があった。●組合加入促進部会(山田雄一部会長、岡谷鋼機配管建設本部長)▽2月13日(木)に部会を開催。2016年および2018年に開催された展示会出品者で、かつ賛助会員未加入のメーカー・企業に対し、賛助会員加入に向けての働きかけを続けていくことが部会の場で確認されたという。●流通部会(大野直樹部会長、大野管材社長)・事業部会(安井文康部会長、錦興業社長)・経営研究部会(伊藤信哉部会長、伊藤柳商店社長)▽元プロ野球選手の達川光男氏を講師に招き、令和特別講演会「“達ちゃん”の野球人生論〜ここ一番に強くなろう!」を3部会合同で開催。その収支などについて説明があった。●広報部会(倉地克明部会長、倉地社長)▽「組合だより145号」(発行済み)の編集作業進捗状況について報告があった。
 【議事6】懇親会幹事会報告▽昨年11月25日(月)に開催した「交流会」について、その収支報告などが行われた。
 【議事7】青年部「愛青会」(伊神敏雅部長、双葉製作所社長)報告▽青年部「愛青会」は、創部10周年を記念して1月24日(金)から同26日(日)までの3日間、沖縄県うるま市の沖縄クボタ化成などを訪問し、工場視察会を開催。その収支報告などが行われた。
 【議事8】その他▽同組合の今後の事業予定だが、3月25日(水)に三役・常任理事会(開催済み)が、4月28日(火)に次回理事会(決算承認)が、いずれも組合事務所にて開催される。
合同開催に手応え感じ
野球評論家の達川氏招き

愛知県管工機材商協組 令和特別講演会
 2月21日(金)、愛知県管工機材商業協同組合の流通部会・事業部会・経営研究部会は、元プロ野球選手の達川光男氏を講師に招き『“達ちゃん”の野球人生論〜ここ一番に強くなろう!』と題した3部会合同令和特別講演会を、名古屋市中村区のウインクあいちで開催。およそ100名の組合員や賛助会員らが聴講に訪れた。
 現役時代のエピソードや、各球団の今シーズンのキャンプを視察した感想などを盛り込んだ達川氏の講演は終始笑いが絶えず、ある参加者は「達川氏自身のプロ野球選手時代の経験から得られた人生論や経営論は、我々中小企業の経営に大変参考になるものでした」と感想を口にしていた。
 「今回、初めて3部会合同による講演会を開催させていただきました。また機会がありましたら今回の達川講師のように名のある先生をお呼びしたいと思います。その時はまた奮ってご参加ください」と、同組合はコメントを残している。
 現在、野球評論家として活躍中の達川光男氏は1978年、東洋大学を卒業後に広島東洋カープに入団。後に正捕手として大活躍する。現役時代は同球団のセ・リーグ優勝、日本シリーズ優勝の大きな原動力となった。1992年に現役を引退後は広島東洋カープ監督、阪神タイガースや中日ドラゴンズではバッテリーコーチを歴任。福岡ソフトバンクホークスヘッドコーチ時代には同球団を2年連続日本一へと導いた。

全員例会で人材採用学ぶ
総会開催5月13日に決定
岐阜県管工機材商組合 理事会・全員例会開催

 岐阜県管工機材商組合(渡部勝裕理事長、大東社長)は2月4日(火)、岐阜市長良の岐阜グランドホテルで2月度理事会ならびに全員例会を開催した。組合員ら21名が参加した全員例会では、OKB総研経営コンサルティング部に在籍する中小企業診断士の木誠氏を講師に迎え『人手不足の時代を生き抜くために求職者から選ばれる企業にグレードアップ!=xと題した講演会が催され、自社の魅力を求職者に上手くアピールするコツや世に多々ある採用手法、他社の採用成功事例などを学んだ。
 理事会開催前、理事変更に伴い新たに理事に加わった安田の竹中利幸本店長が渡部理事長より紹介された。その後の理事会では、以下の議題について報告ならびに審議が行われた。
 【議題1】2020年新年賀詞交歓会の反省・報告について▽出席者数は前年より3名増え、139名を数えた。「料理の出るタイミングが早かったように思う。その結果、最後は間が持たなかった感じがした」などの意見が出されたが、これは会場から出発するバスの時間に合わせた結果であり、次回の要検討案件となった。その他の意見としては概ね良好な感想が出されていた。
 【議題2】第43回通常総会開催日について▽2020年度は、5月13日(水)午後5時より受付開始、同5時30分より第43回通常総会開催、同6時より懇親会開催との日程が決議された。なお、当日の各理事役割分担などについては追って決議することとなった。
 【議題3】全員例会開催月変更について▽「2021年度以降は、例年2月に開催してきた理事会+全員例会を3月もしくは4月に変更したらどうか? 1月に新年賀詞交歓会が開催され、すぐ翌月に全員例会では組合員にも賛助会員にも負担ではないか?」との意見が理事会に寄せられた。これを受けて審議が重ねられた結果、全員例会は2021年度以降、3月もしくは4月に開催する方向で各理事の見解は一致した。
 【議題4】功労者表彰の選出について▽同組合への功績を称え、毎年総会時に行われる功労者表彰。今回は該当者無しとなった。
 【議題5】ゴルフコンペ開催日程について▽岐阜関カントリー倶楽部東コースにて4月2日(木)の開催(本紙発行時、開催済み)が決議された。なお「来年以降、これまで年2回開催してきたゴルフコンペを年1回の開催にしたらどうか?」との意見が本理事会に上程され、これは今後の要検討案件となった。
 すべての議題審議が終了し理事会は閉会した。その後の全員例会では、OKB総研の木氏による講演会を開催。人材確保が困難な現状を打開するための採用戦術などについて、木氏は実例を交えて教示。参加者は熱心に耳を傾けていた。その後は食事会を経て散会となった。

展示会に向け結束を強固に
塩ビパイプの押出成形ラインを見学
愛青会 沖縄クボタ化成ほかを視察

 愛知県管工機材商業協同組合(大藪淳一理事長、大清社長)の青年部「愛青会」(伊神敏雅部長、双葉製作所社長)は1月24日(金)から同26日(日)までの3日間、部員ら7名で沖縄クボタ化成(沖縄県うるま市)を訪問。塩ビパイプの押出成形ラインなどを見学した。
 「愛青会」創部10周年を記念して企画された今回の製造現場視察会。少し汗ばむ陽気のなか、一行は沖縄クボタ化成を訪問した。
 昔、断水が多かったことから沖縄地方の民家では高架水槽の設置率が高いが、そこに鋼管ではなく塩ビパイプが使われていること、さらにインバウンド効果やリゾート開発の加速といった要因も加わり、沖縄地方では塩ビパイプの需要が増している。それに合わせた、同社工場の塩ビパイプの供給量などについて座学で学んだほか、沖縄の県内生産品を使用する「優良県産品推奨制度」(県が優良県産品を推奨することにより、県産品の品質の向上と需要の拡大を図り、販路開拓に資することを目的に設立されたもので公的な試験研究機関の厳しい検査と選定審査会における厳正な審査を経て県が推奨製品を決定するものである。※沖縄県HPより)についての説明も受けた。工場内では先述の通り、塩ビパイプの押出成形ラインを見学した。
 沖縄クボタ化成を後にした一行は、昔ながらの製法で塩を作っている工場を訪れ塩つくり≠体験。夜の例会では、沖縄舞踊の見られる会場にて、名古屋市の吹上ホールで開催予定の『第33回管工機材・設備総合展』に向けた「愛青会」の活動内容の確認などが行われた。
 視察会を振り返り伊神部長は「今回の工場見学で一緒に活動する時間が長くできたので結束が強くなりました。しかし、自分たちの次の世代の愛青会への入会が少ないという現状もふまえ、今後は愛青会主導で工場見学会などを企画し、愛青会に入会していない若手組合員も参加できないか模索して、より多くの交流の場を積極的に作っていきたいと思いました」と今後の「愛青会」の在り方について言及した。

新型コンプレッサ『Zgaiard ]シリーズ』
小型機種、屋外仕様を展示
三井精機工業 MTF2020を名古屋で開催

 三井精機工業(社長=加藤欣一氏、本社=埼玉県比企郡)は2月5、6日の2日間、ポートメッセなごや第3展示館にて三井テクニカルフェア「MTF2020」を開催した。毎年恒例のプライベートショーで、会期中は多くの来場者で賑わった。
 今年は技術、技能の継承〜100周年に向けて〜≠テーマに、新型給油式コンプレッサ『Zgaiard]シリーズ』の小型機種(8kW、11 kW、15 kW)、屋外仕様(37 kW、75 kW)の発表展示をはじめ、オイルフリーコンプレッサ『i-14000Xシリーズ』と、工作機械では5軸制御立形マシニングセンタ『Vertex55XV』、Precision Profile Center『PJ812』などが展示された。
 また、協賛メーカー59社も出展し、活況を呈した。
 展示会2日目の午後1時30分からは、トヨタ自動車エンジン生技部長の泉俊宏氏による「TNGAエンジンラインでの取り組みと目指すべき方向性」をテーマにした特別講演が開かれた。その他、「コンプレッサ愛〜メンテナンスの重要性」「工作機械製品セミナー」「圧縮空気の品質がビジネスを変える」と題したセミナーも好評を博した。
 初日の開会式には、同社の代理店・販売店、協賛メーカーなどが出席。加藤社長は挨拶で「昨今、米中貿易摩擦、東アジア・中東の地政学的緊張、イギリスのEU離脱、加えてこの所の中国の新型コロナウイルスと、先行きが不透明な状況です。また、自動車産業は100年に一度の変革期を迎え、多くの新規参入のプレイヤーが入り乱れ、競争は既に始まっています。どんな形になろうとも車づくりは続くわけです。ものづくりは必要なのです。我々、設備メーカーも新しい時代に、お客様が抱える問題に向き合い、解決策を提案していかねばなりません。メーカーにとって大事なことは、商品力はもちろんですが、それを支える製造、販売、サービスを担う強い絆を持った仲間が必要です。それは、まさに今日ここにお集まりの皆様です。会場では新商品を展示しています。皆様の忌憚のないご意見を頂戴し、さらに良い商品に育てていきたいと考えています」と話した。
 さらに加藤社長は、今年の同社の方針を「お客様にとって最高の商品・サービスの提供に全社一丸となって取り組み、お客様とともに成長する企業を目指します」とし、@安全A情報共有B当事者意識Cスピーディの行動指針に沿って、1年間取り組んでいく考えを示した。
 川上博之常務取締役営業本部長が営業展開について話し「厳しい市場動向の中、ねばり強く、情熱を持って営業本部の全員が働きますので、皆様には何卒ご理解とご支援のほど宜しくお願いします」と結んだ。
 出展機の説明では、坂口重春取締役営業副本部長が「お陰さまで三井精機工業は本年、創業92周年を迎えることができました。皆様方のご厚情をもとに、技術と技能に磨きをかけ、ここまで伝承してきました。これからも、さらに皆様方のお力を借りながら共に発展していきたいと思います」と挨拶した後、給油式コンプレッサ『ZgaiardXシリーズ』小型機種ZV08/11/15A]-R(インバータタイプ)、Z08/11/15A]-R(ベーシックタイプ)のクラス最大の吐出空気量や、冷却回路見直しにより50℃でも異常停止しない運転性能などについて説明した。
 また、新型屋外設置モデルZV37/75A]-Rは、設置面積が同社比38%減(ZV37)、56%減(ZV75)と省スペースを実現。さらにパッケージの防水評価試験を実施し、保護等級IP23を実現しているとした。
 そのほか、コンプレッサ監視システム(Z-Cloud)、コンプレッサ新台数制御システム(Z-macsU)も紹介した。
 工作機械については、古川直哉参与営業副本部長より、5軸制御立形マシニングセンタ『Vertex55XV』2APC仕様、Precision Profile Center『PJ812』主軸50番(HSK-A100)仕様が紹介された。
 寺本明宏名古屋営業所長からスタッフ紹介も行われた。

『2020中部パック』
開催中止

 中部包装食品機械工業会(会長=梅森輝信氏)は、4月22日(水)〜25日(土)の4日間の日程でポートメッセなごやにて開催を予定していた『2020中部パック』の開催中止を決定した。4月以降の新型コロナウイルス感染収東の見通しが不透明な状況となっているため、多くの来場者が見込まれる同展示会においては感染のリスクを完全に排除できない可能性があり、このようなリスクを避けることを最重要と判断したとしている。

イグス 低摩擦係数で減振性に優れた
イグリデュールE7を
すべり軸受材質に追加

 イグス(東京都墨田区)は、低摩擦係数で優れた減振性を備えた高性能樹脂「イグリデュールE7」をすべり軸受材質に追加した。イグリデュールE7は、同社によりドライリンリニアガイドのスライドパーツとして性能を実証済みとされている。
 産業界における自動化の進展に伴い、耐久性やコスト効率に優れエネルギー効率の高い機械部品が必要とされる中、同社は1983年以来すべり軸受用に無潤滑でメンテナンスフリーの高性能樹脂イグリデュール材質を開発し続け、現在では合計57種類を提供している。これらの材質の一部は2012年以降ドライリンリニアガイドのスライドパーツとして、また2018年以降ドライスピン送りねじナットとして提供している。
 イグリデュールE7は、既にカメラや電車ドア、3Dプリンター等、多くの用途で採用され、特に優れた減振性についてユーザーから高い評価を得ている。
 今回開発したイグリデュールE7材質のすべり軸受は、低〜中程度の負荷がかかる揺動運動に適しており、推奨最大許容面圧は18 MPa。また、摩擦係数が低いため駆動力を削減でき、コスト削減に貢献する。この新しいすべり軸受材質は包装機械、繊維機械、家具製造の分野での採用に適している。
 イグリデュールE7は、同社の試験施設にて数種類のシャフト上で速度0・01m/秒、負荷1MPaの揺動試験を行った結果、0・3〜0・8μm/kmと摩耗量が非常に少なく、優れた性能が実証された。
 現在、すべり軸受として12の標準サイズを提供しており、その他のサイズやカスタム仕様については要望に応じて対応する。

MOLDINO製品の活用で
メリットの出る加工提案
三菱日立ツール 2019年度商品説明会

 三菱日立ツール(社長=菊池仁氏、本社=東京都墨田区)は、2月5日午後1時30分より名古屋市中村区のJPタワー名古屋ホール&カンファレンスにて商品説明会を開催した。販売店、代理店の営業マンらが参加して、同社の提供するMOLDINO(モルディノ)製品やサービスへの理解を深めた。
 菊池社長が挨拶で「MOLDINO製品については、金型分野を中心に、得意な分野で新商品を開発します。ソリッド工具では好評の高硬度鋼加工用TH3シリーズをさらに展開していくほか、刃先交換式工具では穴あけ加工から仕上げまでカバーする金型加工におけるトータルな提案を可能にする商品の品揃えをしていきます。お客様の期待に応え、さらにその期待を超えるような圧倒的bPの製品の開発製造を約束します。工具の世界でも競争は激しくなっており、競争するには高精度、高品質な工具が必要ですが、それに加えて、実際にその工具をどのように使うかをいかにお客様に伝えて、実際にそれが生産現場でコストダウンや生産性の向上、あるいはお客様において品質の向上を実感していただけるかが重要なことと考えています。その観点から、我々は工具の性能を最大限に引き出すためのアプリケーションについても抱き合わせで提案できるように、CADメーカー、ホルダーメーカーなどの周辺機器メーカー、工作機械メーカー等と積極的にコラボレーションを図り、お客様に納得していただけるメリットの出る加工提案を行っていきます。高能率・高精度・高品位な加工、微細な加工、あるいは難易度の高い加工、例えば自動化、省人化、工程の短縮・集約、さらには工程そのものを無くしてしまうといった、お客様の具体的なニーズを実現すべく、工具メーカーとして出来ることを愚直に誠実に取り組んでいきます。お客様の製造原価に占める工具費の割合は一般的に2〜3%と言われています。工具費以外に人件費、機械の償却費、電力代、検査費用のほか、加工の待ち時間といった間接的なコストもあります。工具単体の費用だけに注目して安価なものに変えるよりも、たとえ多少工具の費用はかかっても、切削時間や工程を短縮する、品質が良くなって色々な後工程の処理が無くなるなどのメリットが、工具には潜在的にあると考えています。全体最適の視点で工具選定をしてもらうようなアプローチを考えています。MOLDINO製品を使用することによって、トータルでの経済性や生産性の向上を提供したいと思っています」と語り、同社が目指す方向性を示した。
 第1部は、MOLDINOが目指す金型戦略について日畑忠広グローバルソリューションセンター長が、自動車のEV化が及ぼす金型市場への影響、同市場が直面している課題などを説明し、工具単体ではなくパッケージングされた技術として顧客に提案することなどを話した。
 また、徳山彰金型戦略室室長補佐が、H@-Pre2のコンセプト、加工時間短縮のための工具選び(異形工具GALLEAシリーズ、CAMソフトの進化等)、工具本数低減のための工具選び、周辺技術の効果などを、加工事例を交え解説した。
 第2部では、インデキサブルツール、エンドミル・ドリルの最新商品をはじめ、発売前の新商品情報についても紹介された。
 閉会に際し、十倉直樹取締役営業本部長が「切削工具、材料、機械の特性、CAM、ツーリング機能、あるいは測定技術など加工に関わる周辺技術には格段の進歩がありますが、実際のユーザー様の加工現場では、その性能を100%使い切っていないというのが共通の課題。私たちはそこに生産性、競争力の源泉があると考え、工具の使い方を主に、その改善に貢献していきたいと思っています。我々の活動をユーザーの経営陣の方々にも説明し、改善意欲のある一社一社に皆様と丁寧に向き合って、成果を実証し信用を得て、MOLDINOのブランド力を高めていきたい。これが、私どもが考えているMOLDINOの金型商品戦略です。こうした活動展開を通じてユーザー様に最高の価値を提供できるように、皆様方としっかり手を組んでいきたいと思います」と締めの挨拶を行った。
三菱マテリアルが
三菱日立ツールを完全子会社化
「MOLDINO」に社名変更

 三菱マテリアル(社長=小野直樹氏、本社=東京都千代田区)は2月26日、同日開催の取締役会にて、連結子会社である三菱日立ツールの発行済株式のうち日立金属が保有する49%すべての株式を取得し、完全子会社とすることを決議したと発表した。同取得は4月1日に完了する見込み。
 これにあわせ、三菱日立ツールは4月1日より社名を「株式会社MOLDINO(モルディノ)」に変更する。
 三菱マテリアルは、超硬製品事業の事業基盤強化を目的として、2015年4月に日立金属より三菱日立ツールの発行済株式の51%を取得し連結子会社とした。今回、今後ますます加速していく市場ニーズの変化に対応していくために、三菱日立ツールを完全子会社化し、同社グループの超硬製品事業として、より機動的な運営を行っていくことが必要と判断した。
 三菱マテリアル及び三菱日立ツールは、効率的で競争力のある事業運営の実現に向け、それぞれ「DIAEDGE(ダイヤエッジ)」ブランド、「MOLDINO」ブランドとして得意分野でグローバルな中長期的成長を目指す。

『ユアサグローイング会中部』
新年度発足し活動開始
中部青年やまずみ会 賀詞交歓会開催

 中部青年やまずみ会(小川丈夫会長・日本ベターリビング管理本部長)は1月28日(火)、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で賀詞交歓会を開催。会員やユアサ商事社員ら33名が出席した。
 小川会長は冒頭の挨拶で「今回の賀詞交歓会は中部青年やまずみ会としてはファイナルとなります。2020年3月期、ユアサ商事さまは大台の5000億円という売上目標を掲げておられ、これは1・3%ほどの増加と聞いております。それに伴い営業利益、経常利益は11%以上の増加を目指しておられると聞いております。素晴らしい数字を掲げながら、一方で“モノ売りからコト売りへ”の対応や、社内部門間を超えた関係の強化への取り組みなど、数字だけでなく中身も変化されていくことは大変素晴らしいことだと思います。ユアサ商事さまが力を付け機能を充実していただけると、私たちもその機能を利用させていただいて、自分たちの会社が発展できる種になるのではないかと期待が膨らみます。さて、昨年(2019年)は青年やまずみ会全国大会がありました。おかげさまで大変楽しい時間を過ごさせていただきました。2020年3月をもって青年やまずみ会は幕を下ろし、新年度から『ユアサグローイング会中部』が新たに発足します。(※全国の青年やまずみ会は2020年3月をもって解散。4月以降、全国を8ブロックに分け、ブロック毎にユアサグローイング会が発足する。ユアサグローイング会中部はそのうちのひとつである)今まで以上に皆さんにご協力いただきながら、皆さんと有意義な時間を過ごせるような会にしていきたいと思います」と述べ、新たに発足するユアサグローイング会中部への参加協力を呼び掛けた。
 続いて藤岡正一ユアサ商事中部支社長が挨拶に立ち「昨年1年間は我々を取り巻く環境は非常に厳しいものでした。とはいうものの、上半期は工作機械を中心に比較的受注高は多く、何とか7期連続での増収増益となりました。しかし、10月以降は消費税増税もあって対前年比は2017年・2018年と良かっただけに失速感が際立ち、苦しい状況でございます。中期経営計画『Growing Together2020』の最終クオーター月に入っておりますが、どんなに環境が厳しくても最後まで皆さま方とお約束した目標数字5000億円、経常利益150億円を必達するため諦めず進みますので、皆さま方のご支援ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。さて、東京五輪・パラリンピック開催まで半年を切りました(延期発表前につき)。期間中は約1000万人以上の来場者数と予想されております。これを起爆剤に景気の好転を期待したいと思っておりますが、新型コロナウイルスの影響がどこまで拡大していつ収束するのかが懸念材料です。話は変わりますが、1月3日付けの中部経済新聞に気になる記事が載っていました。東海4県の主要企業205社からのアンケート回答です。2020年の国内景気の先行き見通しに対する設問のなか、注目すべきは設備投資についてですが、必要と回答した企業の理由のなかで、更新需要・研究開発・新技術対応のほか『BCP関連』を理由に挙げた企業数が多かった点です。昨年は台風などの自然災害が多く発生し、風水害対策が甘かったということでBCP関連の設備投資を強化したいとのことでした。このあたりが今年のひとつのキーワードとなるのではないでしょうか。弊社は今年4月から新たな3カ年計画が始まります。さらに、2026年には創業360周年を迎えます。6年後にはIoTやAIなどの進化により大きく世の中が変わっていると思います。そうした変化を見据えながら中期経営計画を作成しております。どうぞご期待ください。いずれにしましてもGrowing Togetherという言葉の通り、皆さま方と一緒にいろんな課題に取り組み、悩みながら挑戦し、1歩でも2歩でも前進する1年にしたいと思っております。昨年4月、弊社は組織変更しました。そのキーとなるのは部門間の協働でございます。昨年1年間で既にいくつかの成功事例も出てきております。こうした事例をもとに、皆さま方に貢献できるよう更なる総合力の強化ならびに社内間のコミュニケーションの強化を弊社の今年の合言葉とし、また、中部ブロックとしてもチェンジ・チャレンジ・クリエイトの3C運動≠提唱して皆さま方のお役に立つユアサ商事となるようこの1年、精一杯頑張ってまいりますのでよろしくお願い申し上げます」と今後の同社の目標などを語った。

「QMミルシリーズ」
肩削り用インサート発売
ダイジェット工業 PLブレーカー採用

 ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区)は、独自の3次元形状を有した低抵抗形インサートと多刃仕様で小径サイズにおいても高速・高能率加工を可能にした、小径多刃・高能率加工用工具「QMミル」に肩削り用インサート(ZOMT-PL形)を追加し、販売を開始した。
 肩削り用インサートのさらなる加工性能向上と幅広い被削材への対応を目的として、主力製品の高能率加工用工具「QMマックス」と同様、PLブレーカー採用の新インサートを発売した。
 ZOMT-PL形は、底面、側面の荒〜中仕上げ加工領域をカバーする肩削り用黒皮級インサート。外周切れ刃は、3Dブレーカー形状による低切削抵抗刃形と大きな曲線形状を採用し、側面加工時のピックの重なり部が滑らかとなり、良好な加工精度とたおれ量が得られる。
 インサート材種は、汎用性の高いPVDコーティング材種「JC8118」に加え、ステンレス鋼や炭素鋼・工具鋼の強断続加工に最適なPVDコーティング材種「JC8050」をラインナップ。炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼などの肩削り、平面削りに適している。
 各材種それぞれコーナR0・2、R0・4、R0・8を揃えた(計6形番)。標準価格は740円(税抜)。

『DirectTungJetシステム』を搭載した
ダブルクランプ式内部給油ホルダを発売
タンガロイ 『TungTurn―Jet』シリーズ拡充

 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市)は、高生産性加工を可能とする高圧クーラント対応ホルダシリーズ『TungTurn-Jet』(タング・ターン・ジェット)に、ダブルクランプ式内部給油ホルダを拡充し、全国で発売した。
 TungTurn-Jetは、ホルダ内部から供給されるクーラントをインサートの刃先に近い位置から供給可能な構造を採用。これにより、切りくず処理性が困難であった難削材などに対し、大幅な切りくず処理性の改善を可能にする。さらに、ホルダ前面穴からのクーラント供給により、インサートの損傷を抑制することを可能とする高能率、高生産性工具である。
 今回拡充したダブルクランプ式内部給油ホルダは、高剛性なダブルクランプ機構と内部給油を両立した汎用性に優れる仕様。内部給油の接続は、従来のホース接続に加え、好評のDirectTungJetシステム(ダイレクト・タング・ジェット・システム)を搭載しており、対応するアダプタからダイレクトにホルダへ給油可能となり、操作性が大幅に向上した。
 標準価格(税抜)は、形番「ACLNR2020]-12-CHP-MC」が2万5200円、「ADJNR2525]-15-CHP-MC」が2万8500円など。全12アイテム。初年度1500万円の販売を見込む。

リニューアル5年の大須演芸場で
日本文化の落語などを堪能
愛機工熱田支部 組合員ら16名が参加

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の熱田支部(支部長=滝澤有一氏・松本商店社長)は2月1日、リニューアルオープンして5年となる「大須演芸場」(名古屋市中区大須)にて鑑賞会を開催し、16名が参加して落語や漫才を楽しんだ。
 当初はスポーツ観戦を予定していたが、団体でのチケットが入手困難だったため変更した。
 当日は、柳亭左龍氏の落語をはじめ、漫才、腹話術、太神楽を鑑賞し、終演後は各々大須商店街を散策しながら帰途に就いた。

岡山営業所を開設
岡谷鋼機 西日本の拠点網を強化

 岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)は3月、岡山営業所(所長=森直哉氏)を開設した。
 岡山県周辺および山陰地区、四国地区において、自動車関連分野やプラント関連分野などの新規営業を行う。これにより大阪店が管轄する西日本をカバーする拠点網の強化を図る。
 所在地は、岡山県岡山市北区本町3-13(イトーピア岡山本町ビル2階、TEL086-201-7317)。当初人員3名を予定し地域に密着した営業活動を行い、2020年度に売上高6億円、2024年度には売上高20億円を目指す。
組織変更と人事異動
岡谷鋼機
 【組織変更】

 大阪店の下部組織として、「岡山営業所」を設置する。
 【役員の担当区分変更(3月1日付)】
 敬称略、( )は前担当区分
 笠野雅嗣=取締役名古屋本店副本店長兼豊田本部刈谷支店長兼エレクトロニクス室長(取締役名古屋本店副本店長兼豊田本部刈谷支店長)
 【役員の担当区分変更(4月1日付)】
 敬称略、( )は前担当区分
 笠野雅嗣=取締役名古屋本店副本店長兼豊田本部刈谷支店長兼エレクトロニクス室長兼安城支店長(取締役名古屋本店副本店長兼豊田本部刈谷支店長兼エレクトロニクス室長)
 【人事異動(3月1日付、部長クラス)】
 敬称略、( )は前職
 中村浩=経理本部システム企画部長兼名古屋本店本店長代理(経理本部システム企画部員兼名古屋本店本店長代理)▼十二正充=東京本店鉄鋼本部鉄鋼第二部長(東京本店鉄鋼本部鉄鋼第二部室長)▼奥村祐司=東京本店化成品本部東京化成品部長(名古屋本店静岡支店長)▼水戸部玄=東京本店エレクトロニクス本部担当部長(〈出向〉インド岡谷鋼機会社社長兼バンガロール支店長兼アーメダバード支店長兼チェンナイ支店長)▼佐竹秀喜=名古屋本店鉄鋼第二部担当部長(東京本店鉄鋼本部鉄鋼第二部長)▼木富豊=名古屋本店非鉄金属部長(東京本店非鉄金属本部員)▼宮脇啓人=名古屋本店静岡支店長(〈出向〉中部合成樹脂工業社長)▼中谷洋平=〈出向〉欧州岡谷鋼機会社社長兼チェコ支店長兼オランダ支店長兼イスラエル事務所長(東京本店化成品本部東京化成品部長)▼山本征司=〈出向〉インド岡谷鋼機会社社長兼バンガロール支店長兼アーメダバード支店長兼チェンナイ支店長(〈出向〉インド岡谷鋼機会社副社長)▼内藤正也=〈出向〉マレーシア岡谷鋼機会社社長(〈出向〉マレーシア岡谷鋼機会社副社長)▼細川幸照=〈出向〉中部合成樹脂工業社長(名古屋本店化成品部室長)
 【人事異動(4月1日付、部長クラス)】
 敬称略、( )は前職
 西口典和=東京本店特殊鋼本部東京特殊鋼部長(〈出向〉上海岡谷鋼機有限公司総経理)▼山本邦博=名古屋本店豊田本部担当部長兼豊田支店メカトロ室長(〈出向〉北京岡谷鋼機有限公司総経理兼北京支店長兼長春事務所長)▼荘田誠=〈出向〉北京岡谷鋼機有限公司総経理兼北京支店長兼天津支店長兼大連支店長兼長春事務所長(〈出向〉北京岡谷鋼機有限公司天津支店長)▼今林宏=〈出向〉上海岡谷鋼機有限公司総経理(名古屋本店豊田本部安城支店長)▼早川明男=〈出向〉台湾岡谷鋼機有限公司総経理(名古屋本店豊田本部豊田支店メカトロ室長)
 【人事異動(6月1日付、部長クラス)】
 敬称略、( )は前職
 中島伸一=名古屋本店豊田本部担当部長兼刈谷支店副支店長兼エレクトロニクス室長(〈出向〉Union Autoparts Manufacturing Co., Ltd.社長)▼中村俊之=〈出向〉Union Autoparts Manufacturing Co., Ltd.社長(〈出向〉Siam MTK Co., Ltd.副社長)▼横M貴史=〈出向〉Siam MTK Co., Ltd.副社長(名古屋本店特殊鋼部室長)
 【人事異動(9月1日付、部長クラス)】
 敬称略、( )は前職
 長谷川克敏=名古屋本店豊田本部安城支店長(〈出向〉メキシコ岡谷鋼機会社社長)▼内田尚仁=〈出向〉メキシコ岡谷鋼機会社社長(人事総務本部人材開発室長)
 【人事異動(3月1日付、室長クラス)】
 敬称略、( )は前職
 小川紀彦=企画本部関連事業部室長(企画本部関連事業部員)▼竹本政雄=東京本店人事総務部長兼東京秘書室長(東京本店人事総務部長兼新宿管理室長)▼野田誠=東京本店人事総務部室長兼新宿管理室長(東京本店人事総務部室長)▼佐藤浩之=東京本店鉄鋼本部鉄鋼第二部室長(東京本店鉄鋼本部鉄鋼第三部建材室長)▼松岡努=東京本店鉄鋼本部鉄鋼第三部建材室長(東京本店鉄鋼本部鉄鋼第三部建材室員)▼入江陽平=東京本店貿易本部第一部長兼特殊用途鋼板室長兼中東事務所長(東京本店貿易本部第一部長兼鋼板室長)▼佐々木和樹=東京本店貿易本部第一部鋼板室長(東京本店貿易本部第二部鋼材室長)▼松岡仁=東京本店貿易本部第二部長兼ヤンゴン事務所長(東京本店貿易本部第二部長兼鋼管・特殊鋼材室長)▼川口純次=東京本店貿易本部第二部鋼材室長(〈出向〉欧州岡谷鋼機会社社長兼チェコ支店長兼オランダ支店長兼イスラエル事務所長)▼太田昌尚=東京本店貿易本部第二部鋼管・特殊鋼材室長(中東事務所長)▼霞明伸=東京本店配管部室長(名古屋本店配管建設本部名古屋配管建設部配管室長)▼鈴木昭守=東京本店食品本部東京食品部加工食品室長(ヤンゴン事務所長)▼阿南賢一=名古屋本店特殊鋼部室長(名古屋本店特殊鋼部員)▼伊場洋一郎=名古屋本店配管建設本部名古屋配管建設部配管室長(名古屋本店配管建設本部名古屋配管建設部配管室員)▼佐藤洋介=名古屋本店豊田本部豊田支店HV・電機室長(名古屋本店豊田本部豊田支店HV・電機室員)▼和田浩介=大阪店鉄鋼部室長(大阪店鉄鋼部員)▼森直哉=大阪店岡山営業所長(大阪店産業資材部員)▼Craig Drummond=米国岡谷鋼機会社ヒューストン支店長(米国岡谷鋼機会社ヒューストン支店員)▼Daniel Yang=米国岡谷鋼機会社ロスアンゼルス事務所長兼サンディエゴ事務所長(米国岡谷鋼機会社ロスアンゼルス事務所員兼サンディエゴ事務所員)
 【人事異動(4月1日付、室長クラス)】
 敬称略、( )は前職
 鳥居平=東京本店メカトロ部メカトロ室長(〈出向〉台湾岡谷鋼機有限公司総経理)
 【人事異動(6月1日付、室長クラス)】
 敬称略、( )は前職
 柴田裕貴=秘書室長(人事総務本部名古屋人事総務部総務室長)▼長谷川純一=人事総務本部名古屋人事総務部総務室長(秘書室長)
創業350周年チャリ
ティーコンサート開く

 岡谷鋼機は2月8日、愛知県芸術劇場コンサートホールにて「OKAYA創業350周年チャリティーコンサート」を開催した。多くの賛同を得て1800席完売となった。
 当日は開演前のロビーコンサートや、広上淳一さん(指揮)、小山実稚恵さん(ピアノ)、兼子竜太朗さん(ヴァイオリン)と名古屋フィルハーモニー交響楽団の演奏を楽しんだ。
 チケット売上金と同社からのマッチングギフト、また、預かった募金を合わせ、合計409万円余が社会福祉法人愛知県共同募金会に募金される。

高吸込量の真空グリッパーに
小型・導電性タイプが新登場
シュマルツ 実装基板搬送のESD対策に

 真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区)は、高吸込量で実装基板など凹凸やスルーホールのあるワークの搬送が可能なコンポジットグリッパーに、ESD(静電気放電)対策に適した小型・導電性タイプSCGSをラインアップした。
 コンポジットグリッパーSCGSは、グリッパー本体が導電性のため、ESD対策が求められる半導体製造工程に最適。吸着面にESD対策とされる電気抵抗値(10 5Ω〜10 9
Ω)に準拠したパッドを組み合わせて使用することで、静電気放電破壊による部品や基板の破損を予防する。
 また、高い吸込量をもつため実装部品による凹凸やスルーホールのあるワークでも安定した搬送が可能。吸込みは低い真空圧で行うため、ワークへの負担も軽減できる。
 コンパクトなボディで限られたスペースでの使用に適するうえ、複数のグリッパーを余白なく並べられるデザインにより、複数個ワークの一括搬送にも適している。
 アクセサリとしてPOM製の多孔プレートもラインアップしており、フレキシブル基板のような薄いワークの引き込み・変形を防いで搬送することもできる。

冷却水の流れをひと目で確認できる
「フローモニター」を発売
日東工器 メンテが楽なレンズ交換タイプ

 日東工器(社長=小形明誠氏、本社=東京都大田区)は、水配管の流れをひと目で確認できる「フローモニター」を発売した。
 射出成形機で樹脂や金属の成形部品をつくる場合、金型を水などで冷却するが、万が一冷却水が流れていないと、温度が上昇し成形部品の不良や装置の損傷が発生することがある。
 今回発売された「フローモニター」は、冷却水の流入口または出口の配管に設置し、赤と黄色の2色の羽根の回転により管内の通水を確認することで、成形不良などの不具合を防止できる。視認性に優れ、低流量時でも流体の流れを確認可能。使用流量範囲は、2L/minから20L/minまで。流量計などを設置するよりもコストを抑制できる。
 また、水配管内の汚れによる通水の視認性の低下対策として、独自の交換可能なモニターレンズを採用。配管を取り付けたままで交換できるため、メンテナンスが簡単・短時間で行える。交換費用もモニターレンズのみでランニングコストを抑えられる。さらに、意図しないモニターレンズの外れを防止するためのストッパーも取り付け、安全性を高めた。
 本体は配管作業性に優れた構造で、片側のねじ部が左右自在に回転するため、取付・交換作業が容易に行える。
 標準価格は、取付ねじサイズRc3/8が5810円、取付ねじサイズRc1/2が8790円、交換部品のモニターレンズは1790円(いずれも税別)。

経済的なシャンク交換式
「電動ドリル用替軸ソケット」
トップ工業 大径サイズ5アイテム発売

 トップ工業(社長=石井真人氏、本社=新潟県三条市)は、好評の「電動ドリル用替軸ソケット」に26o〜36oの大径サイズ(ESK-26・27・30・32・36)を追加し、ラインナップの拡充を図った。
 同社の替軸ソケットは、ソケット使用時に負荷がかかり折れてしまったシャンク部を別売の専用替シャンクに交換し使用を継続できるもので、経済性に優れている。
 シャンクはワンタッチで交換でき、ソケット内に破損したシャンクが詰まった場合でも、ロックを解除したままポンチなどでソケット内側から叩いて簡単に取り出すことができる。
 また、一般的な替軸ソケットは専用替シャンクではなくドライバービットを使用するものが多いが、それに比べて同社の専用替シャンクは靭性・硬度が高く、軸折れの頻度を軽減する。
 標準価格(税別)は、5100円(ESK-26)〜6950円(ESK-36)。

2020年3月15日(日)2737号
自動車業界・工具業界の未来について
講演と若手経営者による意見交換
全機工連 中部ブロック会議開催

 全日本機械工具商連合会(全機工連)の中部ブロック会議(ブロック長=高田研至氏・井高社長)が2月17日、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で午後3時より開催され、所属の愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)、遠州機工会(会長=前嶋孝行氏・前島商会社長)、岐阜機工会(会長=嶋ア晴久氏・シマザキ商会社長)、三重県機械工具商組合(理事長=山田浩氏・コジマ・フジ通商社長)の組合員・賛助会員らが出席した。幹事は愛知組合。3部構成で進行され、第1部のブロック会議(全機工連事業報告)、第2部の「自動車産業の近未来の展望」をテーマにした講演会と機工商社における進化する自動車産業への対応についてのパネルディスカッションに108名が出席。第3部の懇親会には71名が出席し交流を深めた。
 吉野栄一愛知組合理事(吉野機械工具社長)の司会進行で進められ、冒頭、高田ブロック長(愛知組合副理事長)が挨拶で「今までは各地区の理事長さんが話をされましたが、今回は鵜飼様に講演をしていただいた後、若手経営者のパネルディスカッションを行うということで非常に興味深い話を聞かせていただけるのではないかと楽しみにしています。また、全機工連の活動としては、昨年10月に全国大会があり、そして先日の若手交流会と、色々と活動にご協力いただき誠にありがとうございます。景気の方は、昨年の夏以降、模様が全く変わってきたかと思います。昨年の自動車業界、世界で販売台数が5%位ダウンしていると聞いています。一昨年は0・数%のダウン。私はずっと成長していく産業だと思っていたのですが、今年ももしかしたらマイナスということを考えると、この自動車業界は非常に厳しい局面に来ているのではないかと思っています。ここ数年、昨年、一昨年までは良い数字が出せていたと思っており、皆さんお金は少し貯まっているという状況の中、新しいことをやって行くために、このブロック会議が有意義なものとなり、そして次のステップのための問題意識を共有する場になれば良いと思っています。非常に厳しい状況の中、皆様と共にこの中部ブロックを発展させていくためにも、力を合わせてやっていきたいと思っています」と述べた。
 第1部ブロック会議では、はじめに全機工連事業報告が一条茂事務局長より行われた。
 ▽昨年10月16日に3年に一度開かれる「全国大会」を大阪で開催。全国より540名、中部ブロックからは59名が参加した。次回は愛知組合が設営を担当する。
 ▽昨年11月22日に「第97回機工メイト推進委員会」を名古屋で開催した。機工メイトの拡販とともに、何らかの形で組合員に還元することを検討中。今年12月に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2020」に、機工メイト(ブロードリーフ)の小間の一部を借りて全機工連と東京組合が出展し、全国の組合員が集うスペースとして活用する。
 ▽「2020年度通常総会」を6月17日に東京で開催する。
 ▽1月24日に「常任理事会」を開催し、全機工連の運営、統一テーマ、組織の拡大・会員の拡大等について議論した。
 ▽全機工連「かいほう」について、年に2回冊子を発行しているが、もっとタイムリーにネットやメールで配信して発行回数を4回程度に増やせないかを検討している。
 続いて、水野隆次三重組合副理事長(共栄商会社長)が2月7日に三重で開催された「全機工連第2回若手交流会」について報告した。全国より88名が出席。澤村比呂志氏を講師に「働き方に差が付く脳の使い方がある」と題して講演会が開かれ、終了後の懇親会で親睦を深めた。その後オプションツアーとして「四日市コンビナートナイトクルージング」を行い、55名が参加した。
 第2部の講演会は、自動運転等のカーテクノロジー研究者として活躍している鵜飼順三氏が「自動車産業の近未来の展望」と題して講演。今後自動車が大きく変わっていく根幹でもあるテクノロジーについて話された。参加者の多くが自動車産業と密接に関わっており、皆熱心に聴講していた。
 パネルディスカッションは、講師の鵜飼氏を交え、林正人愛知組合経営対策部長(広商NEXUS会長)がコーディネーターを務め、愛知組合の若手経営者である幡野裕幸氏(朝日社長)、矢野茂雄氏(滝川物産社長)、小浦正喜氏(こうら社長)、伊藤哲生氏(春日鋼機社長)をパネラーに、自動車産業の未来を踏まえた機工商社の動向を議題に討論が行われた。
 第3部懇親会では、水谷愛知組合理事長が「自動車が自動車の枠を超えているのだから、機械工具商も機械工具商の枠を超えていくということが、今日の話の中であった。皆様がそれぞれで考えて、我々の未来は我々で、そして皆で作っていこうという形で、今後新しい時代を切り開いていけたら良いと思います」と挨拶。
 山田三重組合理事長が「四日市で若手交流会を開催したのですが、その中でいつまで若手で行けるのか、これからテーマになってくるのではと言われていました。時代の流れが早くなり、昔、十年一昔と言われましたが、5年、数年が一昔、1年後には大きく世の中が変わっているように思うので、自分自身の健康を考えながら、回りの皆さんに負けないように頑張っていきたい」と述べて乾杯の音頭をとった。
 情報交換などをしながら親睦を深め、次回中部ブロック会議の幹事を務める遠州機工会の前嶋会長の中締めで終了した。

全機工連 第2回若手交流会
11団体・88名が一堂に集う
三重組合が担当 次回は大阪で

 全日本機械工具商連合会(全機工連、会長=坂井俊司氏・NaITO社長)は2月7日、「全機工連 第2回若手交流会」を四日市シティホテル(三重県四日市市)で開催した。全国11団体から88名の若手経営者らが参加して、澤村比呂志氏(ラッキーブレインズ社長)による「働き方に差が付く脳の使い方がある」と題した講演を聴講し、その後の懇親会で交流を深めた。
 全機工連は、将来の機工流通業界を担う若手リーダーの発掘と育成を目指し、広く業界内に活躍の場を提供し応援していくために2017年から「全機工連若手交流会」を開催している。2年に一度、関東・中部・関西の各ブロックが中心となって企画する。2回目の開催となった今回は中部ブロックの担当で、三重県機械工具商組合(以下、三重組合)が主となり設営にあたった。
 参加団体は、札幌機工商業会、埼玉県機械機器商協同組合、東京都機械工具商業協同組合、遠州機工会、岐阜機工会、愛知県機械工具商業協同組合、三重県機械工具商組合、大阪西機工会青年部、大阪上町機工会青年部、東大阪機工会、広島県機械工具商組合の11団体となった。
 当日は、水野隆次三重組合副理事長(共栄商会社長)の司会進行により午後1時に開会。
 山田浩三重組合理事長(コジマ・フジ通商社長)が「月初の大変お忙しいなか多数ご出席賜りまして、誠にありがとうございます。本日は、札幌機工商業会から広島県機械工具商組合まで、11団体からご参加いただいています。今年の冬は暖冬と言われていましたが、昨日よりこの辺も急に寒くなり、ようやく冬らしくなったという感じがしています。昨今、新型コロナウイルスの問題が大きく取り上げられていますが、日増しに日本での感染者の数も増えていますので、皆様もお気をつけください。この若手交流会は第2回となっていますが、以前より若手による交流会は行われていたようです。全機工連の冠が付いてから2回目ということだそうです。次世代を担う方々の交流の場、活発に意見を交わしていただく機会として、このような会がもっと行われると良いかと思います。有意義な時間を過ごしていただければと思っています」と歓迎の挨拶をした。
 続いて、坂井全機工連会長が「今回、この会の設営にあたっていただいた中部ブロックの皆さん、特に三重県機械工具商組合の皆さんには大変お世話になり、ありがとうございます。素晴らしい会場で、また色々な催しも準備されていると聞いており、本当に感謝申し上げます。若手交流会が第2回目ということで、1回目は2017年11月に東京で行いましたが、当時は『働き方改革』を全機工連でも取り組んでいこうと、その内容に即した形で若手経営者の方、営業責任者の方に講演を聞いてもらったり、意見交流をしたりしました。当時は、まだまだ働き方改革は手探りの状態であったと思うのですが、それから約2年経って法制化も進み、色々な取り組みを皆さんされて来たのではないかと思っています。この後の懇親会で、良い取り組みなど様々な意見を交わしていただければと存じます。また、働き方改革だけではなく、営業面、ビジネス面においても、日頃各機工会の中で意見交流、情報交流等をされているとは思いますが、やはり他地区、全国色々なところの取り組み方、仕事の進め方、メーカーさんの情報、お客様にチャージする情報などは様々あるかと存じます。そういったことの情報交換や、後は悩んだ時にどうしたら良いかを遠慮なく意見交換できる仲になっていただければと思っています。このような場を有効に使っていただき、色々なことに取り組んでいただきたいと思っています。景気は底打ちをしたかという所で少し良くなっていくのかなと思ったら、新型コロナウイルスの話が出てきて、色々と苦労も多いですが、今日これを機会に発奮していただいて、色々な障害にも負けないように皆様で頑張っていただければと思っていますので、宜しくお願いします」と挨拶。
 水谷隆彦全機工連副会長(愛知県機械工具商業協同組合理事長、ミズタニ機販社長)より、東京・大阪・名古屋の若手経営者が主導して平成元年に第1回が開催された東西交流会時代も含めて、全機工連若手交流会開催の経緯が話され、同氏は「歴史としては30年以上ある交流会ですが、これからの時代の方がより大切になってくるのではないかと思います。ここにお集まりの皆様は経営者、次期経営者、経営幹部の方ばかりだと存じます。それぞれの会社で何か役に立つ話を持ち帰っていただき、また全国色々な地区の方と知り合いになっていただくことができれば良いと思います」と期待を込めた。
 講演会では、澤村比呂志氏が「働き方に差が付く脳の使い方がある」と題して約2時間にわたり講演。参加型で、頭の活性化や思考の方向性、最適な記憶法などについて学んだ。
 講演会の後は会場を移して懇親会が開かれ、滝澤有一愛知県機械工具商業協同組合常任理事・青年部部長(松本商店社長)が「以前は東西交流会といって私も20数年前の30歳の頃から参加していますが、それから内容も色々変わり、刺激をもらえる良い会となっています。皆様のような若手の方々は、このような会に積極的に参加していただいて、バッテリーにチャージをしていくようなイメージで色々なものを吸収し、今後会社の方で活躍していただければと思っています」と挨拶し乾杯、親睦・情報交換の場となった。
 次回の若手交流会は、2年後(2021年度)に関西ブロックが担当して大阪で開催される予定。引継ぎ式で、山田三重組合理事長から君浪健大阪西機工会青年部部長(梅田機工社長)へ会旗が手渡された。
 渡辺宗晃岐阜機工会幹事(三信商会社長)の中締めで交流会を終了。その後、参加者の多くが四日市コンビナートナイトクルージングを楽しんだ。

総合的につながった形での
商品・サービスの展開へ
オーエスジー 全国合同賀詞交歓会を開催

 オーエスジー(社長=石川則男氏、本社=愛知県豊川市)は1月24日、オーエスジーアカデミー内のゲストハウスにて「2020年OSG全国合同賀詞交歓会」を開催した。全国の卸売代行店・特約代理店ら約100名が一堂に会した。
 冒頭、石川社長が挨拶で、日頃の協力に対して感謝を述べた後、同社の2019年11月期連結決算の報告を行った。
 連結業績は、売上高1269億6400万円(前期比3・4%減)、営業利益195億5400万円(同13・2%減)、経常利益197億1000万円(同12・7%減)、当期純利益136億8600万円(同7・0%減)の減収減益となった。また、2020年11月期の業績予想は、上半期が在庫調整のため製造部門の稼働率が低めになることを想定し、通期の売上高1290億円(前期比1・6%増)、営業利益185億円(同5・4%減)と増収減益を予想した。
 石川社長は「2020年度は大変厳しいスタートとなった」との認識を示した上で、明るい未来の話として5Gと産業革命を切り口に話した。
 「デジタル革命と言われる第4次産業革命。ロボット工学、人工知能、ナノテクノロジー、バイオテクノロジー、IoT、3Dプリンター、自動運転など様々にわたる分野において、大きな技術革新が実用化される時代と言われています。そして通信速度を飛躍的に高める5Gの技術が今まさに始まっており、第4次産業革命を牽引するということです。想像できるのは、非常に多くの情報が溢れる時代。一つ一つ単独した情報の価値は必ずしも高くなく、情報はつながることが重要になってくる。つながった情報を活用できれば、初めて情報に大きな価値が生まれる時代になるでしょう。私どもが製造する切削工具も、工具単独での価値は低いとまでは言わないが、お客様に選択してもらえる最重要な優先順位にはならない可能性が高くなる。もっと総合的につながった形の商品とサービスが真の価値を生むものと思われます。オーエスジーは皆様と共に、切削工具だけではなく周辺技術、周辺機器をつなぎ、そしてアフターサービスまでつなぎたいと考えています。ユーザー様が期待する機械の生産性、CPUやコストパフォーマンスといったものは、工具メーカーとして最後までフォローさせていただける、そんなオーエスジーを今年は目指したい」との方向性を示した。
 卸売代行店・特約代理店を代表して、長尾雄次山善社長が「オーエスジーさんの昨年11月期決算の業績も減収減益とはいえ2年前の業績とニアリーイコールの数字で、高いレベルで推移されており頼もしい限りです。悪いことばかりではなく、半導体市場は早期に持ち直して盛り上がってくると思われます。我々としては、こういう厳しい時にこそ、土を耕し種をまくということが大事。他力本願の将来の市況や困難を予期してあれこれ手をこまねいて見ているのではなく、常に心に太陽を持って積極的に前を向いて進んでいかなければならないと思っています。オーエスジーさんも輝く明日に向かって、投資の手を緩めるはずもなく、果敢に攻め続けられるということなので、我々としてもしっかりと頑張ってオーエスジー製品の拡販に努めていきたいと思っています」と挨拶した。
 新春を祝う鏡開きが長尾山善社長、村井正夫東京山勝社長、矢野茂雄滝川物産社長、山出谷武俊山勝商会社長、石川オーエスジー社長、大沢伸朗オーエスジー専務によって行われた。
 三橋誠テヅカ社長が、オーエスジーグループ並びに卸売代行店各社の益々の発展を祈念して、乾杯の音頭をとった。
 出席者は和やかに歓談し、宴もたけなわとなった頃、山下隆蔵山下機械会長の中締め、大沢伸朗オーエスジー専務の御礼挨拶で会を終了した。

「パッケージユニット型水素
ステーション事業」に参入
キッツ 4月より販売・施工を開始

 バルブメーカーのキッツ(社長=堀田康之氏、本社=千葉市美浜区)は2月17日、新たにパッケージユニット型水素ステーション事業に参入することを決定し、4月より製品の販売・施工を開始すると発表した。コンパクト、高機能、優れた信頼性、短納期のパッケージユニットを市場に提案し、水素インフラの整備及び究極のクリーンエネルギーである水素エネルギーの普及に貢献していく。
 同社は、2018年3月に小型パッケージユニットを用いた水素ステーションを自家用設備として長坂工場(山梨県)に建設、約2年にわたり運用の実証及び技術の蓄積を行ってきた成果を踏まえ、今回、パッケージユニット型水素ステーション事業に参入することを決めた。水素ステーションに必要な主要機器を集約した独自のパッケージユニットを開発し、販売を同社が、また施工は100%子会社のキッツエンジニアリングサービスと協力会社のチヨダセキュリティーサービスが担当する。
 同製品は100MPaクラスの水素ガスを封止させることが可能であり(世界唯一という)、大流量の制御が可能な自社製ボールバルブの全面的な採用により、配管効率の向上とコンパクト化を実現した。
 販売の中心となる300N立方メートル/hの機種は圧縮機を2基搭載し、それぞれが完全に単独運転可能な機能をもつ。
 機器を集約化したパッケージ型で、工場で運転試験を実施のうえ出荷されるため、初期トラブルの発生を防止し、建設現場でのコスト削減、建設期間短縮にも貢献する。
 用途・能力に応じて4タイプ(55、150、300、500N立方メートル/h)から選べる。
 水素ステーションについて経済産業省のロードマップでは、2020年に160か所、2025年に320か所、2030年には900か所国内に整備される計画であり、今後さらなる市場拡大が見込まれている。
決算期を12月末に変更
 キッツは同日、毎年4月1日から翌年3月31日までとしている事業年度を、1月1日から12月31日までに変更すると発表した。
 海外連結子会社と決算期を12月末に統一することでグループ全体の業績を適時的確に把握・開示し経営の透明性を向上させることにより、グローバル企業としての経営体制をより強化する。来る6月24日開催の第106期定時株主総会での承認を得て正式決定する。
 決算期変更の経過期間となる第107期は、2020年4月1日から12月31日までの9か月決算となる予定。国内連結子会社についても、同様の変更を行う。

3月21日は「バルブの日」 日本バルブ工業会制定 バルブ・水栓特集
3月21日「バルブの日」にあたって
日本バルブ工業会会長 中村善典

 昨年2019年、令和の時代が幕を開け、加速するイノベーションは、私たちの生活を豊かで安心して生きていくことが出来る社会にしてくれるものと期待しています。
 一方、深刻化が懸念される米中貿易摩擦や近隣諸国との地政学的不安は、世界経済に多大な影響があり、我が日本経済も、12月発表の日銀短観によれば4半期連続景気悪化となり、さらなる景気の悪化、後退につながりかねないことが懸念されます。
 当工業会各社からは、過去の景気状況と先行き不安を示唆して「これから先はまったく読めない」という声があり、人材確保にもつながる技術革新は、働き方改革の推進とともに、日本の製造業の最優先課題であります。
 新たな時代の変化に立ち向かうため、当工業会は若手経営者の組織を立ち上げ、女性活用推進のための組織活動もより具体的な価値を生み出すことを期待し、本年も継続して参ります。今後ともさらなるご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
一般社団法人日本バルブ工業会とは?
 日本のバルブ工業の進歩発展に寄与することを目的とし、1954年3月21日、国内の主要バルブ製造業者が参加し「日本弁工業会」を設立。これが、日本バルブ工業会(会長=中村善典氏、本部所在地=東京都港区)の前身であり、その後は名称変更等を経て2013年4月1日、一般社団法人へと法人移行した。同工業会は設立当初から今日まで経済情勢の変化に対応しながらバルブ工業発展のために有効な事業を実施し現在は正会員115社、賛助会員65社(2019年4月1日現在)で構成されている。後に、発足日である3月21日が「バルブの日」と制定された。
 日本バルブ工業会は理事会のもとに運営会議、部会、委員会を設けている。部会はバルブ、自動弁、水栓の3つに分かれ、委員会には各種対策に必要な事項を審議する多くの種類がある。また、国内を4地区に分け、それぞれの地区に支部(東京・東海・彦根・近畿)を設け各地区会員を対象とした地区活動を行っている。主な事業として、@政府の施策に対する協力・要望。AISO、IEC、JIS、およびJV規格に関する標準化事業。B情報交換、経営対策、技術対策を行う部会活動。C経営対策、技術対策、マーケティング、規格・基準などに関する特定の事項を調査研究・審議する委員会活動。D海外市場調査、国内各展示会への参加、海外バルブ業界との交流、視察団派遣などによる貿易振興。E広報事業▽会報、概況調査報告書、バルブ技報など、刊行物の定期発行、バルブに関する技術および経営事項についての専門家による説明会・講習会の随時開催。などを随時行っている。
バルブ産業の現況
 工業統計によると、日本のバルブ製造業は2017年時点で従業員数4名以上の事業所数は413事業所を数え、また、年間出荷金額は5398億円となっており、前年と比べて事業所数はマイナス14社、出荷金額はマイナス749億円と大幅にダウンした。国内の多くの事業所は、その大部分が小規模の機械加工を専門とする工場で、自社ブランドで製造・販売を行う会社は200社程度である。これらの事業所は一般的に品種、材料、用途などによってそれぞれ専門的な生産体制をとっている。そこからさらに、標準化された製品を量産方式で生産する事業所と、特別な仕様に基づいて受注生産を行う事業所とに概ね分かれる構造となっている。
最近の生産状況
 2018年度(2018年4月1日〜2019年3月31日)のバルブ生産額は4670億円で、前年度に比べると2・2%ダウンしている。震災の復興需要や首都圏の建築・インフラ整備などにより、建築設備部門の国内需要はある程度は堅調な傾向を示したが、電力用部門・船舶用部門は先行き不透明な状況が続いている。
第9回バルブフォト五七五コンテスト各賞決定!!
 バルブの写真と、それに相応しい川柳にタイトルを付けて毎年『バルブの日』に合わせて募集するコンテスト。9回目を数える今回も、ユーモアあふれる作品や芸術的な作品など数多くの作品が寄せられた。各賞受賞作品を、ここに紹介する。●募集期間▽2019年10月1日〜2020年1月31日。
●応募総数▽199名380作品。
(以下、敬称略)

◆最優秀作品賞(賞金12万円)
▽お気楽亭夢太郎(京都府)
【タイトル】文化財を守る
【川柳】準備良し 出番無ければ さらに良し

◆広報委員長賞(賞金3万円・写真略)
▽しんのすけ(東京都)
【タイトル】水分補給
【川柳】猛暑の日 干からぶ皆の 水飲み場

◆優秀作品賞(賞金3万円・3名・写真略)
▽奥谷忠浩(北海道)
【タイトル】孤高のバルブ
【川柳】厳寒に 耐えるバルブの 美しさ
▽福田康幸(栃木県)
【タイトル】仲良し
【川柳】栓開き 心開いて 思いやり
▽ponte(富山県)
【タイトル】大地の栓
【川柳】水資源 枯らさず残す 次世代へ

◆入選(賞金1万円・5名・写真略)
▽中川雄喜(愛媛県)
【タイトル】春の喜び
【川柳】寒さ耐え 老いのバルブに 巡る春
▽バルフォ太郎(神奈川県)
【タイトル】紅一点、いや青一点で、映えるバルブ
【川柳】ひねる時 ないこと願う 備えあり
▽こたろうの父(宮崎県)
【タイトル】橋架設の油圧ジャッキバルブ
【川柳】事故ゼロの 安全継続 ワンチーム
▽大島市郎(福島県)
【タイトル】イルミネーションの季節
【川柳】蛇口にも 電飾映り 冬飾り
▽小野田淳二(東京都)
【タイトル】秋の公園
【川柳】紅葉の 公園で舞う バルブ栓
 ※今回、入選作品数は昨年の10点から5点となった。

3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集
KVK バス用・キッチン用
撥水パワー水栓

『水栓のお掃除を簡単に』がコンセプトの撥水パワー水栓を、バス用〈一般地用(写真)▽KF800THS、寒冷地用▽KF800WTHS〉、キッチン用〈一般地用▽KM5021TECHS、寒冷地用▽KM5021ZTECHS〉とシリーズ化したKVK(末松正幸社長、岐阜県加茂郡富加町)。水栓の表面に水アカなどの汚れが付くと掃除が大変手間で「楽に掃除ができる水栓があるといいのに」というユーザーの声から開発された商品だ。水栓の表面(ハンドル、パイプ、ボデーなど)には撥水膜コーティング(特殊フッ素コーティング)加工が施されており、水をはじき水アカや汚れが付着しにくくなっている。水滴はサッときれいに拭き取ることができるため毎日の手入れも簡単で、水栓の輝きが長持ちする。撥水膜コーティングは1万回の拭き取り耐久テストにおいても、その効果は認められている。バス用サーモ水栓は昨年6月の発売以降、現在まで大変好評を得ているようで、キッチン用の要望も多数寄せられていることから、4月の予定でキッチン用シングルレバーの発売が決定した。
あらゆる商材で『家事をできるだけ楽に』というキーワードが多く見受けられるなか「撥水水栓は水回りのお助け商品としてユーザーさまに喜んでいただける水栓です」と同社は自負する。詳しくは、同社ホームページへアクセスを。

3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集 
ヨシタケ工程削減! 蒸気用減圧装置
『PRV Station

 蒸気用減圧弁のトラブルの原因は、配管内の異物・スケール、蒸気ドレンによるものが約8割を占めている。そこでヨシタケ(山田哲社長、名古屋市瑞穂区)は減圧弁のトラブルゼロへ!≠コンセプトに、スケールやドレンの影響を受けにくい蒸気用減圧装置「PRV Station」(写真はイメージ例)を開発した。
 異物の混入を防ぐためのストレーナ、蒸気ドレンを効率よく分離するためのドレンセパレータ、分離した蒸気ドレンを速やかに排出するためのスチームトラップなど、必要なものを最適にユニット化することで減圧弁トラブルを軽減し、安心安全な蒸気ラインを提供してくれる。また、装置としては長期間の3年保証も実現している。
 それだけではない。減圧弁やスチームトラップなどは建設現場で配管・加工や溶接を施す必要があり大変手間のかかる工程だが「PRV Station」は、それらがユーザーニーズに合わせてすでにユニット化されているので建設現場での配管施工の手間を大幅に軽減してくれる。
 ユーザーを万全にサポートできるよう、バルブ類をオールヨシタケ≠ナラインアップした本装置。詳しくは同社テクニカルホットライン▽0568(75)4336へ問い合わせを。同社ホームページにも詳しい情報が掲載されているので、こちらも要チェックだ。

3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集
ベン 独自構造で
軽量・コンパクト・高機能

 ベン(鈴木一実社長、東京都大田区)はこのほど、独自構造で軽量・コンパクトかつ機能性をプラスした『ステンレス製バイパス付スチームトラップ(ディスク式)』(ADB-21型/ねじ込形、ADB-21F型/フランジ形、いずれも特許出願中)を発売。早くも多くの引き合いが寄せられているようだ。
 ■用途▽衣類プレス機や乾燥機などでは、バイパス路に切り換え、多量のドレンを一気に排出することで機器への通気時間を短縮。煮釜や加熱釜などでは、初期通気時や機器運転停止後に多量のドレンをバイパス路によりブローすることで、通気時間、再運転までの時間を短縮。
 ■特長▽@V字ボール採用により従来比で面間は約38%コンパクト化、質量も約40%軽量化が図られた。Aトラップ+バイパス+ストップ機能の一体化で、一台三役を実現。切換レバーもオプションで用意されている。Bトラップ機能時でもバイメタルによる強制弁開機構により、初期通気時の低温ドレンや空気を速やかに排出。C本体や要部(ディスク、弁座)はもちろん、その他の部品(バイメタル、シール部以外)も耐久・耐食性に優れたステンレス製で長寿命化。Dバイパス配管が省略でき、配管スペースや施工費を大幅削減。※使用条件によりバイパス配管が必要な場合もある。Eタテ・ヨコ配管取付自由。※上蓋下向きは不可。
 本製品に関して詳しくは、同社名古屋営業所・電話▽052(411)5840まで問い合わせを。

3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集
SANEI 水まわりを声でアシスト
音声で操作できる水栓

 水栓にもIoTを-。SANEI(西岡利明社長、大阪市東成区)から絶賛発売中の音声認識システム『AQUVOI(アクボイ)』が巷で今、話題となっている。
 その名の通り、音声によって操作できる水栓が水まわりを声でアシスト。現在市販されているスマートスピーカーGoogle Home≠竍Amazon Echo≠ニ連動させることで、音声だけで吐水・止水や定量止水が可能だ。調理中、スマートスピーカーに「水を800m?出して」と呼びかけるだけで、わずらわしい計量作業をすることなく800m?の水が準備できる。スマートフォンやタブレットに専用アプリを登録すれば、携帯端末から音声認識システムを操作することももちろん可能だ。
 リモコンでも操作が可能なワイヤレススイッチも付いている。ワイヤレスなので好みの箇所に設置が可能で、さらに、スイッチ面が大きく、ひじなどでも操作できる。床に置けば足でも操作できる(※耐荷重200s)。
 シングル混合栓(音声認識&ワイヤレス式・品番AK8731JVS2-13)の販売価格は税別20万円。その他ラインアップ含め本製品に関する詳しい問い合わせは同社ホームページ、または同社カスタマーセンター▽通話無料0120(06)9721まで電話を。

3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集
カクダイ 継手を組み合わせたようなデザイン
新シリーズ『Amere』

 むき出しの配管のような無骨さはそのままに、どこか洗練された佇まいと計算された連なりは清潔感さえ感じさせてくれる。ただ継手を組み合わせただけでなく、機能もしっかり備えているという、カクダイ(永島康博社長、大阪市西区)の水栓金具の新シリーズ『Amere(アムル)』。
 機能的で独創的な製品を数多く世に送り出してきた同社らしく、継手を組み合わせたような『Amere』のデザインは実に個性的だ。時間経過と共に表面の色調の変化をも楽しむことができ、流行りのインダストリアルデザインの店舗や住宅に最適。オープンキッチンに取り付ければ、かっこよくスマートなキッチンを演出できるだろう。
 あえて表面処理は施していないものの抗菌作用があり衛生的なところも嬉しい特長だ。厨房用水栓から単水栓、配管部材まで多数のラインアップが用意されている。
 写真は厨房用2ハンドル混合栓(品番/151-015)で価格は4万円(税抜)。その他のラインアップなど、本製品に関する詳しい問い合わせは同社ホームページへアクセス、または同社名古屋支店052(504)1551まで。

3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集
ワシノ機器 安心・安全な保全の味方
手動洗浄式Y&Tストレーナ

 ワシノ機器(加古眞社長、名古屋市南区)は、『瞬時に清掃!安全・安心な保全の味方』がコンセプトの洗浄式Y&Tストレーナを好評販売中だ。
 洗浄式Y&Tストレーナの特長は@使用ラインで24時間連続運転が可能。カバーを開けることなくスクリーン清掃ができ、配管ラインの稼働率向上で生産性に貢献。Aメンテナンス時間を大幅短縮。ハンドルを回しバルブを開放することでスラッジを排出。差圧・目詰まりによるスクリーンの破損を防止。B保全担当者の重労働・危険な作業の軽減。作業性の悪い場所や大口径で数人での作業が必要だった業務が一人でできるように。
 使用流体は主に水系流体。地域冷暖房設備、冷却水・循環水設備の水質改善、各種機器類の保護など、工場設備に実績がある。一般ストレーナ使用時でメンテナンス頻度が高い場所ほど、洗浄式Y&Tストレーナの使用は有効だ。同社は各種スラッジを用いた実流実験でスラッジ性状に最適な部品提案もしており、スラッジの持ち込みによる個別実証試験の見学も歓迎。保全作業の改善提案、目的に合わせたストレーナのモデル選定など、各種相談も受付中だ。問合せは同社名古屋営業所▽電話052(822)8726まで。

3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集
オンダ製作所 左・右分岐2タイプ
流量調整ボールバルブ

 食洗機や浄水器への分岐配管をきれい(写真)に施工できる左・右分岐2タイプの流量調整ボールバルブ(WB36型/左分岐・WB37型/右分岐)はオンダ製作所(恩田由紀社長、岐阜県関市)が発売した、日本水道協会認証登録品のダブルロックバルブだ。
 一般的に、ボールバルブはその名の通り内蔵しているボールを90度回転させることで流体を遮断する構造となっており、流体抵抗を小さく抑えられ水系に有利である。ハンドルを90度回転させるだけと操作も非常に簡単だ。さらに、コンパクト設計で配管スペースが少なくて済み、ハンドルの向きを見れば開閉状態が識別できるようになっている。
 オンダ製作所の流量調整ボールバルブ左・右分岐2タイプの本体材質はC3771BE(鍛造用黄銅)。ハンドル部分は、左分岐タイプがアイボリーとオレンジ、右分岐タイプがアイボリーとブルーの各2色用意されている。固定に必要なスタンド、床穴をふさぐビニールプレートが付属しており、配管はきれいに仕上がるだろう。
 ワンタッチ接続でスッキリと配管ができ、さらに流量調整(中間開閉)も可能な本製品に関して詳しくは、同社ホームページへアクセスを。

3月21日は「バルブの日」バルブ・水栓特集
兼工業 BCP対応
緊急遮断弁制御システム

 何かと自然災害が多発している昨今、防災拠点の建物などには、大規模な地震発生時に受水槽内の水を護るため、受水槽の二次側に緊急遮断弁を設置し制御するシステムが普及しつつある。しかし実際に大規模地震が発生した場合は水道本管も揺れ、配管内に付着していたゴミが剥がれ落ちたり、配管が破断して土砂を巻き込んだ水が受水槽内に入り込む恐れがあるため、受水槽二次側への緊急遮断弁の設置だけでは不十分である。そこで兼工業(落合潔社長、愛知県小牧市)は受水槽一次側の定水位弁の手前にも緊急遮断弁を設置し、合計3台の緊急遮断弁を制御盤一面で制御するシステム(写真)を商品化し絶賛販売中だ(一次側緊急遮断弁の手前にストレーナを設置することで配管内のフラッシングが可能)。
 この制御盤はUPS電源を搭載しており停電時でも制御が可能で、UPS電源の交換時期の信号も出力する。また、給水系統が2本の場合は給水系統の定水位弁の手前にそれぞれ1台、さらに受水槽連通管にも1台の緊急遮断弁を設置制御することで、災害時に飲用水と生活水を同時に確保するシステムの制御盤製作も可能(緊急遮断弁5台制御)だ。地下設置の受水槽の場合、受水槽一次側に設置する緊急遮断弁に対して別途感震器ボックスを地上階の近い所に設置することで地上の揺れをリアルに感知して制御させることにより、受水槽内への土砂流入を確実に防止する。
 なお、これらのシステムと受水槽内の水位を制御するシステムの統合も可能で、同社では、現場の要求に対してのカスタム制御盤製作も請け負っている。詳しくは同社▽電話=0568(79)2476まで。

時代に合わせ若い力を活用し
新技術にチャレンジ
ジーネット 2020年新春情報交換会

 ジーネット名古屋支社(取締役支社長=松吉正訓氏)の主力仕入先でつくる「中部ジーネット会」と主力得意先の会「中部GN会」の製販合同による『2020年新春情報交換会』が1月21日、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で午後5時30分より開かれた。各会員とジーネットの幹部ら180名が出席し、新年にあたり改めて結束を誓い合った。
 冒頭、古里龍平ジーネット社長が年頭挨拶を行い、その中で「年が明けてから、色んな方とお会いして話を聞いています。明るい話は99・9%ありませんでした。今年は子年、私は寅年なので再来年60歳になります。60歳となると、昔であればちょっと経験を積んだお爺ちゃん。私はまだお爺ちゃんではありませんが、そういったお爺ちゃんが最近苦労しているのが経営のスピードの速さ。このデジタル化というのが、とてつもなく速い。私は常に思っていますが、使ってみないとある意味デジタル案件は分からない。従って、自分自身で使うことに心掛けている。使うというより、試すことを心掛けています。企業経営にとっても、5G、AI、RPA、IoTといったアルファベット技術がどんどん出てくる中で、我々はそういった物を試していかないといけない。こういう立場で、還暦寸前のお爺ちゃんにとっては大変な時代。最近思いますが、もっともっと若い人が取締役などのボードメンバー、経営層に入り込まないと駄目だと強く感じるようになってきました。日本は残念ながら、デジタル技術を使うスピードは圧倒的に遅い。やはり若い人、女性、外国人や、少なくても転職経験を持った人が色んなことを考えて物事を決めていく、これが国をリードする姿勢ではないかと強く考えるのです。この機械工具業界も、どこかで変えていかないと難しいのではないかと思います。業界のリーダーがどんどん変革していって、もう少し色んなアイデアや行動が出てくると、業界が明るくなるのではないかということです。我々はプライベート企業として、色んなことを今年も試していくつもりで進めていきます。是非この1年も、皆様の倍旧のご指導ご支援を心よりお願い申し上げます」と話した。
 続いて片岡暢博中部ジーネット会会長(ヤマザキマザックトレーディング東海・北陸・信州販売部部長)が「昨年来、忘年会から賀詞交歓会に参加されている中で、特に昨年の災害の多さ、それからラグビーワールドカップで大いに盛り上がったという話を再三聞かれているかと存じます。日本の社会はまだ外国人に対する受け入れの寛容さが無いという中で、ラグビーはどこの国のチームか分からないほど外国人だらけのチームとなりました。ですが、非常に感動をもたらしてくれたと思います。ワンチーム、信頼。おそらく今ビジネスをしている我々の中で一番欠けているものを感じたのではないかということで、皆さん取り上げたのではないかと思います。チーム一丸とならなければ勝てないスポーツ。80ヤードも走ったのに、ボールを渡して、タッチをするのは別の人というようなことが、我々サラリーマンの中にも言えると思って、恐らく日本人の心の中、DNAに組み込まれた感情ではないかというようなことを言われる人も多くいました。感動を与える仕事を今年1年、目指してもらいたいと存じます。景気が良い悪いは、時の運。そして、どんなことが起きるかも分かりません。何度も繰り返し経験したことですが、これを乗り越えて、来年もこういった情報交換会、大いに笑って語り合える場を是非持ちたいと思います」と述べて乾杯の音頭をとった。
 年男の人に記念品を進呈する恒例のイベントやジーネットの部門長・部署長の紹介があった後、松吉ジーネット支社長が「本日は得意先様63名、メーカー様92名、我々ジーネットが25名と180名で本当の新春情報交換会をさせていただきました。メーカー様のより素晴らしい商品を、我々ジーネットは販売店様を通じてユーザー様に色んな商品情報を伝えてまいりたいと思います。我々ジーネットは、皆様のお役に立てる、ジーネットと仕事をして良かったと思っていただける商社になるように、日々邁進しています。まだまだ私を含めて現場は足りない部分も多いとは思いますが、皆様のご支援とご協力をいただきながら日々成長して、この2020年、存在価値のあるジーネットを目指して邁進したいと思っています」と挨拶。永島令也中部ジーネット会副会長(日東工器中日本支社長)の三本締めでお開きとなった。

野崎幹事長はじめ全幹事留任
今年度の事業計画等決まる
ジュニアー会 令和2年度総会を開催

 愛知県の金属商業団体に所属する若手経営者でつくるジュニアー会(幹事長=野崎憲昭氏・常磐精機社長)は2月19日、名古屋市中区の名古屋ガーデンパレス1階「ホウ・エヴァ―」にて令和2年度総会を開催した。
 司会進行を務める安藤仁志副幹事長(安藤社長)の開会の辞に続いて、野崎幹事長が「本日の総会は大勢の方に参加いただき、誠にありがとうございます。この1年はすべての事業が充実し、私としても会員の皆さんにたくさんの笑顔が作れて良かったと思っています。景気が停滞しているなかで、新型コロナウイルスの感染が少しずつ増え、ダブルパンチとなり、経済にも影響が出てくるのかもしれません。そんな時こそ、会の仲間たちとの情報交換や切磋琢磨が心強くもなります。不況・ウイルスから自分も会社も社員もそしてお客様も守らなければならないという使命、そして今は試練でもありますが、皆で乗り越えていきましょう」と挨拶した。
 議案審議においては、決算報告等を伊藤哲生会計幹事(春日鋼機社長)が行い、すべての議案が承認された。幹事団は全員留任となり、引き続き幹事長を野崎氏が務めることとなった。
 最後に閉会の辞を堀晃徳幹事(金馬社長)が述べて総会を終了。この後、親睦食事会に移り、情報交換などを行った。
 【令和2年度幹事団】幹事長=野崎憲昭(常磐精機社長)▽副幹事長=安藤仁志(安藤社長)▽幹事=堀晃徳(金馬社長)▽会計幹事=伊藤哲生(春日鋼機社長)※敬称略
 【令和2年度事業計画】総会(2月19日)▽研修会(5〜6月)▽納涼会(7〜9月)▽懇親ゴルフ(7〜9月)▽忘年家族会(11〜12月)▽幹事会(2回程度)

 ジュニアー会は、愛知県内の金属商業団体に加入する企業の子弟で構成されている。会員が諸事業を通じて企業経営および管理技術を研究し、経営者としての資質を向上させ、あわせて相互の親睦を図ることを目的に設立された。設立から60年ほどの歴史があり、発足時から数えて現会員は3世代目にあたる。

得意先の社員などを招いて盛況
参加者が過去最高の149名に
クマザワ 第36回新春ボウリング大会

 機械工具商社のクマザワ(社長=熊澤直幸氏、本社=愛知県一宮市)は1月19日、得意先の社員とその家族らを招いて、愛知県稲沢市の稲沢グランドボウルで恒例の新春ボウリング大会を開催した。第36回目となる今大会には、過去最高を記録した昨年を上回る149名が参加した。
 大会は熊澤社長の始球式でスタート。会場には日頃の感謝の気持ちを込めて用意された豪華賞品が並び、参加者は商品獲得を目指して熱戦を繰り広げた。
 3ゲームのトータルスコアで順位を競った結果、シミズノブユキさん(KTX)が656ピンの高スコアーで優勝に輝いた。準優勝は644ピンのヤマグチタクミさん(ケーエスディー)、3位は632ピンのハシモトコウイチロウさん(高瀬金型)。
 ゲーム終了後はボウリング場内のパーティールームに移動して懇親の場となり、参加者は食事をしながら歓談し親睦を深めた。
 ボウリングの成績発表と表彰式が行われ、各賞受賞者に賞品が贈られた。また、小型ドローン、スイッチライト、ダイソンホットアンドクールなどが当たる「お楽しみ抽選会」も行われ大いに盛り上がりを見せた。
 最後に、熊澤社長が「改めて皆様、明けましておめでとうございます。日曜日のお忙しい時間に当社のボウリング大会にご参加いただき本当にありがとうございます。年々参加者が増加しています。36年間続いているイベントで、これも皆様が私どもをご贔屓にしてくださっているお陰で開催できるものと感謝しています。昨年は本当にお世話になって、最近はあまり良い話は聞かないのですが、一緒に頑張って行けば少々のことは乗り越えて行けると思っています。今年もクマザワをご贔屓にしていただけますよう、宜しくお願いいたします」と御礼の挨拶をし、散会した。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の
楽団長らを迎えての特別企画
第27回ダイドーニューイヤーコンサート盛況

メカトロニクスの専門商社、ダイドー(社長=山田貞夫氏、本社=名古屋市中村区)主催の「第27回ダイドーニューイヤークラシックコンサート」が2月1日、名古屋市東区の愛知県芸術劇場コンサートホールで開催された。このコンサートは、同社の取引先や児童福祉施設の児童らを招待して開かれるチャリティーコンサートで、同社の社会奉仕活動の一環として1994年(平成6年)から毎年行われている。
 今回は、コンサートマスターとしてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団より楽団長でヴァイオリン奏者のダニエル・フロシャウアー氏を、またチェロのトップ奏者としてウィーン国立歌劇場管弦楽団より主席チェロ奏者のラファエル・フリーダー氏を迎えての特別企画。
 オーケストラは名古屋に本拠地を置くセントラル愛知交響楽団で、同楽団首席客演指揮者・齊藤一郎氏の指揮の下、ゲストのエレーナ・フィンクさん(ソプラノ)、小林由佳さん(メゾソプラノ)、福井敬さん(テノール)、宮本益光さん(バリトン)が、ベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」よりレオノーレのアリア=Aビゼーの歌劇「カルメン」よりハバネラ∞闘牛士の歌≠ネどを独唱した。
 また、ダニエル・フロシャウアー氏とラファエル・フリーダー氏がヘンデルの「パッサカリア」をデュエットし、ヴァイオリンとチェロの奏でるハーモニーが聴衆を魅了した。
 本格的なクラシックコンサートでありながら、曲の合間にはモーツァルトに扮したマーシー山本教授≠アと山本雅士さん(セントラル愛知交響楽団音楽主幹)が、司会の佐井祐里奈さん(@FMパーソナリティー)との楽しい掛け合いで分かりやすく演奏曲の解説をし、親しみやすさを演出していた。
 後半は、山田ダイドー社長の特別指揮により、ベートーヴェン生誕250周年を記念して「交響曲第九番より第4楽章」が演奏され、4人のソリストとダイドーニューイヤーコンサート2020合唱団が歌声を響かせた。演奏後、会場からはこの日一番の大きな拍手が送られた。
 このコンサートでは毎回、会場内でチャリティー募金が行われており、集められた善意は名古屋市福祉基金に全額寄付されている。コンサートの中で目録の贈呈が行われ、名古屋市の河村たかし市長と名古屋市社会福祉協議会の佐藤良喜副会長より山田社長に感謝状が授与されるとともに、河村市長から御礼の言葉が述べられた。
 また、一般社団法人日本経済団体連合会の中西宏明会長、公益財団法人サイトウ・キネン財団の堀伝理事長、セイジ・オザワ松本フェスティバル実行委員会の坪田明男実行委員長からの祝電も披露された。

2020年3月1日(日)3月8日(日)2735号・2736号
令和2年度通常総会は5月26日
ロボット展の目標小間数を達成
愛機工 今年度最終理事会を開催

愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、2月4日午後4時30分より東京第一ホテル錦にて2月理事会を開いた。理事27名、監事2名が出席した。今年7月に開催するロボット展「ロボットテクノロジージャパン」の出展小間数が組合目標を上回ったことが報告されたほか、全機工連の中部ブロック会議・全国若手交流会の開催内容や令和2年度通常総会の準備などについて確認された。
 冒頭、水谷理事長より挨拶があり、続いて議事に入った。
 組合員・賛助会員数の状況については、賛助会員として切削工具製造のワルタージャパン(社長=今江博之氏、本社=名古屋市中村区)の新規加入を報告、承認した。
 新年会報告は、幹事を務めた熱田支部の滝澤支部長(松本商店社長)より行われた。1月16日にANAクラウンプラザホテル・グランコート名古屋で開催し、419名(来賓9名、組合員223名、賛助会員179名、報道6名、事務局2名)が出席した。次回への申し伝え事項として、オードブルはセットされていたが次の食材がセットされるまで時間がかかり、司会者がはじめの20分は食事をお願いする旨アナウンスしたが、間が空いたため一部の参加者が移動を始めてから会場がザワつき始めたことを報告。食事の形式については幹事支部が決める。新年会の収支も報告された。2021年新年会の幹事は西支部、開催日を1月21日とする。
 ロボットテクノロジージャパン(会期=2020年7月2〜4日、会場=愛知県国際展示場Aichi Sky Expo=jについて、森田実行委員長(組合副理事長、モリタ社長)が出展の募集状況などを報告した。同展の勧誘活動を締めくくる実行委員会を1月22日に安保ホールで開催し、出展の意向や出展小間数の確認などの付き合わせを行った。申込受付の締切は1月31日だったが、主催者のニュースダイジェスト社が2月10日までの猶予を設けた。1月末日までの組合実績は50社223小間で、確定や内定を含めると240〜250小間になることが想定され、全体の出展規模でも目標の800小間を上回る見込みとなっている。委員会は昨年3月の決起大会から今回で5回目となるが、これまでの取り組みとしては、ロボット工業会やSTer協会を中心に1700社をリストアップし、アンケート調査で実行委員に関わりのある企業約570社に絞り込み各委員で担当を割り振って出展者の勧誘に努めた。当初は初めての企画で戸惑いも見られたが、想定外のMECT関連の出展者やSTer業界を取り込んだ商社の出展などがあり、組合が目標としていた200小間を上回る実績となった。今後の活動としては、展示会の成功を左右する来場者の動員に組合一丸となって取り組んで行く、などと話した。
 全機工連全国若手交流会(開催日=2月7日、会場=四日市シティホテル)について、滝澤青年部長(松本商店社長)が説明した。今回は中部ブロックの担当で三重組合が幹事団体として設営し、全国各地から89名が参加する。愛知組合からは水谷理事長、滝澤青年部長ら22名が参加する。交流会では、澤村比呂志氏を講師に迎え「働き方に差がつく脳の使い方がある」をテーマに講演会を行う。講演会及びグループ討議後は懇親会を開催し、全国各地の会員と交流を図る。終了後、希望者は四日市コンビナートのナイトクルージングを楽しむ、と内容を紹介した。
 第79回野球大会について、長村福利厚生部長(長村商店社長)が経過報告を行った。今大会も、会場は充分に確保していたが、日程調整が難航し年越えとなった。次回大会は対戦調整のルールを徹底し早期の終了を目指すとした。(後日、Bゾーンの準決勝と決勝戦を3月21日に、Aゾーンの決勝戦を同月28日にいずれも江南市民球場にて行うことが決まった)。また、第80回野球大会を4月11日、江南市民球場にて開会する。開会に先立ちキャプテン会議を3月19日に東別院会館で開き、大会要項の説明やトーナメント抽選会を行う。球場は江南市民球場、草井球場を中心に一宮総合運動場と合わせ使用する。
 新入社員研修について、林経営対策部長(広商NEXUS会長)が、4月14、15日の2日間、名古屋市工業研究所にて開催すると予告した。講師は名南経営の渡邉圭蔵氏。次年度の研修会計画については4月理事会にて概要を発表する。
 中部ブロック会議について、高田全機工連中部ブロック長(組合副理事長、井高社長)が開催概要を説明した。2月17日に東京第一ホテル錦にて開催。幹事は愛知組合。会議は3部構成で第1部は全機工連の事業報告(若手交流会、全機工連常任理事会等)、第2部は「自動車産業の近未来の展望」をテーマとした講演と講師を交え機工商社における進化する自動車産業への対応についてパネルディスカッションを開催する。講師は鵜飼順三氏。第3部は懇親会を開催する。
 令和2年度通常総会について、服部総務部長(伊吹産業社長)が説明した。@開催日は5月26日(午後4時30分開会)、会場はホテル名古屋ガーデンパレス。A令和元年度仮決算報告が梅村会計理事(梅村本店社長)より行われた。B次年度は役員改選期にあたり、各支部は支部総会にて理事推薦候補者及び次点を選出し、4月13日までに事務局に提出する(4月理事会にて承認し総会に上程する)。C支部は令和元年度収支報告書を4月末日までに事務局に提出する。D各部会は令和2年度予算申請書(事業計画書)を3月末日までに提出する。E三役会及び常任理事会を4月理事会前に開催する。F総会・懇親会参加者の会費については従来通りとする。
 全機工連常任理事会(1月24日開催)の報告が、水谷理事長より行われた。全機工連大阪大会の収支報告等大会要項を承認した他、全機工連2020年度通常総会における会員の拡大はじめ全機工連財政やブロック会議、全機工連の運営等、提出議案について議論した。開催は6月17日。機工メイト委員会からは機工メイトの拡販とともに導入については手数料として還元する方向で検討する旨を提案した。また2020年JIMTOFでは、ブロードリーフと全機工連・東京組合が共同で出展する企画が提案された。
 部会報告は次の通り。【総務部】次年度総会の運営につとめる。【情報部】組合報新年号を2月に発送する。1月実施の景況調査集計結果を報告。【経営対策部】当面はブロック会議の企画に注力する。2月14日に講師を交えて打ち合わせを行う。【事業部】今後はロボット展の動員に積極的に取り組む。【青年部】他産業視察を2月29日に実施する。(新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮し、中止)【福利厚生部】野球大会の反省会を青年部、審判部を交え2月または3月に開催する。(同じく、延期)
 会員増強について支部長会議で議論した内容が、水谷理事長より報告された。前回の理事会で、各支部に所属する卸問屋の協力を得て組合に未加入の取引先工具商を紹介してもらう旨了承した。ついては卸問屋の所属支部を窓口に勧誘先リストを作成するとした。ただし折衝に当たるのは協力会等で面識のある理事もしくは所在地の管轄をする支部員が協力して行う。
 その他、事務局より訃報が伝えられた。吉岡商店(熱田支部)丹下努社長のご母堂友子さんが令和元年12月7日永眠された。95歳。▽内藤商事(西支部)内藤和美社長のご母堂志め子さんが令和2年1月1日永眠された。88歳。

一喜一憂せず、コツコツと
笑顔を忘れず明るく活動
愛鋲協 令和2年新年会を開催

 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田守彦氏・藤田螺子工業副会長)の令和2年新年会が1月24日、名古屋市中村区の名鉄グランドホテルで午後6時30分より開かれ、来賓はじめ組合員・若手社員ら30名が参加して新年の幕開けを祝った。
 新年会は関戸一正理事(関戸機鋼社長)の司会進行で進められ、冒頭、来賓の紹介が行われた。
 水越昭雄愛知県中小企業団体中央会総務部長が来賓を代表して祝辞で「昨年10月の消費税率引き上げ後から私どもでは景気調査をしていますが、全般的に少し潮目が変わってきたように感じています。特に中小企業、小規模事業者においては、人手不足に伴う労務コストの上昇、また4月から残業時間の規制など働き方改革への対応や事業承継問題など数多くの経営課題に直面しており、依然として厳しい状況が続いていると思います。中央会としても頑張る中小企業の応援団≠キャッチフレーズとして、後継者育成や事業承継、ものづくりの方に引き続き力を入れてやっていきますので、ご支援ご協力をいただければと思っています。ものづくり補助金ですが、ここ数年は単年度で1年毎に事業者の皆様にご利用いただいていましたが、今回は中小企業基盤整備機構に基金をつくり3年間に渡って事業をやっていくというスキームが出ています。賃上げなど政策的な要件はありますが、例年に比べれば使い勝手の良い補助金になろうかと思いますので、是非ご利用いただければと思っています。相談等がありましたらお受けしたいと思いますので宜しくお願いします」と中央会の活動を紹介した後、組合の隆盛と出席者の健勝を祈念した。
 続いて藤田理事長が「八事興正寺で今年の運勢の看板が出ており、私は一白生まれなのですが、たまたまお坊さんが出てみえて説明してくれました。一白の方は頭が固いから気を付けなさいと。それから頑固はいけませんと言われた。今年は頑固さを取り除いて、柔らかい頭で1年を過ごしていきたいと思っています。一喜一憂せずに、コツコツと分相応にやって行けばいいと思っています。そしてもう1つ、やはり笑いが大事。笑顔でいると福が舞い込んできます。厳しい折ではありますが、笑顔で福を呼び込み、1年明るくやって行きましょう」と挨拶した。
 祝電の披露に続いて、鈴木建吾組合相談役(八幡ねじ会長)が「私は昨年、幸運にも勲章をいただきました(2019年春の叙勲で旭日双光章を受章)。当組合ではかつて誰もいただいておらず、今まで叙勲されていない組合で勲章をいただくのは難しいと言われてきました。そうしたら経済産業省の方から一昨年の秋に突然連絡がきて、制度の一部変更があり、八幡ねじの鈴木さんをノミネートしたとのことでした。天皇陛下が昨年5月に変わられましたので、5月に叙勲の式がありました。皇居の中に入り、陛下に直接『国家のために頑張ってください』とお言葉をいただきました。その言葉がすごく心に響きました。陛下は国全体のことを考えてみえる人だなと、つくづくその行動から感じました。組合活動を一生懸命してきたことも大きな要因であったと、皆様に深く感謝申し上げます」と述べ、同氏の音頭で乾杯した。
 祝宴では、参加者全員から一言スピーチが行われ、親睦を深めながら和やかに新年のひとときを過ごした。
 最後に、鈴木憲一理事(エフシーテック社長)の三本締めでお開きとした。

大河ドラマで岐阜が舞台
明るさが見える1年に
岐阜機工会 新年賀詞交歓会を開催

 岐阜機工会(会長=嶋ア晴久氏・シマザキ商会社長)は、1月23日午後6時30分より岐阜市内のホテルリソル岐阜で新年賀詞交歓会を開催した。会員、来賓など約100名が出席して共に新春を祝い親睦を深めた。
 司会進行を徳永和也総務幹事(徳光社長)が務めて、はじめに来賓の紹介が行われた。
 続いて嶋ア会長が「今年の景気は、今日の岐阜の天気のように、しとしとと雨が降っていたのが、ちょうどこの会が始まる少し前から曇り空になり一部では少し日も差す、希望的観測ですが、そのようになれば良いなと思っています。また、NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』も無事に放送が開始されました。官民挙げて色々な観光振興に取り組んでいるので、ぜひ一度岐阜城あたりにもお出でいただくと良いかと思っています。皆様方の会社の益々のご発展と、皆様方のご健勝を祈念します」と挨拶。
 乾杯にあたり、衣斐剛丸一切削工具社長が「夏の東京オリンピック・パラリンピックの話や、春から始まる5Gの話、皆様色々対策を練られているかとは思いますが、これからの懇親会の中で十分に情報交換をしていきたいと思います」と述べて乾杯の音頭をとった。
 会場では出席者が互いに年始の挨拶を交わしながら和やかに歓談。宴もたけなわとなったところで、菅晴稔三菱マテリアル加工事業カンパニー東海ブロック長が「岐阜機工会の高橋副会長(澤商社長)が全機工連の会報の中で、ユーザー様、商社様、メーカーの三位一体の関係が重要。あなたのためならこの仕事頑張るよ、というような関係を作ることが書いてありました。市況が厳しいという話もありますが、我々メーカーとしてそのような皆様と信頼関係を築けるように、今年1年頑張っていきたいと思っていますので宜しくお願いします」と述べ、一丁締めでお開きとした。

どんな時代になっても協力して
乗り切れるよう一致団結
岐阜県管工機材商組合 新年賀詞交歓会を開催

 岐阜県管工機材商組合(理事長=渡部勝裕氏・大東社長)は、1月22日午後6時より岐阜市長良川河畔の岐阜グランドホテルにて、2020年新年賀詞交歓会を開いた。組合員と賛助会員、来賓など約140名が出席し、新年にあたり業界の発展を祈念した。
 司会の森浩理事(山兼社長)による開会の辞に続いて、渡部理事長が挨拶に立ち「皆さん、新年明けまして『麒麟がきた』でおめでとうございます。今、世界の経済は完全にバブルだと認識しています。リーマンショックの1・6倍〜2倍のお金が全世界を漂っている。それが世界の土地や株、美術品まで天井知らずの状況で回っているような訳です。そのおこぼれを日本経済が受けているので、そこそこ景気が良いのかというのが現実だと思います。昨年は、中国が少し失速したので外需、製造業とか輸出が落ち込んだ。その分を内需、サービス業や公共工事、インバウンド、オリンピック景気が何とか支えて来ました」と話した後、今年の日本経済についての見解を示した。
 最後に渡部理事長は「皆様全員がまっとうな目で足元を見て、皆で協力し合い、どんな時代になっても一致団結して、業界の皆様が乗り越えられることを祈念します」と結んだ。
 来賓を代表して、荒川晶一岐阜県管設備工業協同組合理事長(戸島工業社長)が祝辞で「今年は東京オリンピックが開催されます。自分が生きている間に日本でオリンピックを2回も見られるとは夢にも思いませんでした。有望な日本の選手が大勢いらっしゃるということで、皆様と一緒に楽しみたいと思います。それと色々問題がありましたが、大河ドラマがやっと始まりました。視聴率も第1回目は非常に良かったと聞いています。これに乗って、岐阜もドラマの撮影風景などを説明する。金華山の麓に歴史博物館もあるので、ぜひ皆様、お子さんやお孫さんを連れて見に行っていただけると良いかなと思います。それから、杉原千畝さんの命のビザ発給から80年の催しを岐阜県は考えています。今年は岐阜県で色々な催し物が多数開催されます。仕事も大切ですが、皆様のご協力によって盛り上げて、皆で楽しんでいく1年にしていけたら良いと思っています」と話した。
 賛助会員代表挨拶では、二瓶正智コスモ工機執行役員名古屋支店長が「昨年は水道業界にとって大きな節目でありました。昭和32年に交付された水道法が、62年あまり経って改正されました。人口減少に伴う水道施設への使用料の減少、水道施設の老朽化、深刻な人材不足、この3つへの対応を柱とした趣旨となっています。ここ数年で色々な動きがあるかと思うので、水道業界も活性化してくるのではないかと期待しています。また、ここ数年の地震、台風などで想定外の自然災害が発生しており、それに対しての安全対策も大幅に引き上げられつつあります。私たち賛助会員はメーカーなので、それらにどう対応していくか。高水準、高品質の製品を作り世に出していきたいと思っていますが、そうすると、ここにお集まりの機材商様にも価格の上昇、利益確保のお役に立つような世界が構築されるのではないかと期待しています。そのためには皆様のご協力が絶対的に必要となってきますので、何卒宜しくお願いします」と述べた。
 乾杯にあたっては、大藪淳一愛知県管工機材商業協同組合理事長(大清社長)が「今年は非常に雪が少なくて、名古屋は今雪が降らない連続記録を更新していますと話したら、岐阜市も同じ状況だと聞きましたし、荒川理事長からは現場がどんどん進んで困ってしまっているというようなお話をいただいたわけですが、景況云々はあるものの、今年も皆様手を携えて元気に荒波を乗り切って行きたいと思いますので、宜しくお願いします」と挨拶し、同氏の音頭で乾杯した。
 懇親の場となり、出席者は和やかに歓談。抽選会などの催しで盛り上がり、白木伸道副理事長(白木商会社長)の閉会挨拶と三本締めでお開きとなった。

夜景を楽しみながら新年を祝う
名古屋伝動機商組合 2020年新年会を開催

 名古屋伝動機商組合(理事長=岩田典之氏・イワタ社長)は1月28日午後6時より、名古屋駅前にあるミッドランドスクエア41階の中国飯店・麗穂にて新年会を開催した。
 冒頭、岩田理事長が「この仕事をしていると、自動車産業などが少し寒いと感じますが、これからは5GやAI、ロボットが出てくると思いますし、それと自動車産業の両方とも良くなれば景気が良くなるだろうと信じて、人手不足ということもあるので自動化の提案なども出てくるかと思います。その業界に携わっている人にとっては追い風と信じて、日頃いろいろな営業活動に尽力してもらって、この業界を盛り上げていただけたらと切に願っています。今年は東京で全国大会がありますし、その3年後には名古屋での開催となりますので、色々打ち合わせをして盛り上げていきたいと思っています」と挨拶。
 続いて長村康義副理事長(長村商店社長)が「今年は全国大会の年でもありますし、岩田理事長初の大仕事を頑張っていただきたいと存じます」と述べて乾杯の音頭をとった。
 懇親の場となり、和やかに情報交換。総会の日時、会場なども話し合って決めた。
 最後に大矢顕理事(大矢伝動精機専務〈当時〉、現社長)が「今回趣向を変えて、この会場を長村副理事長にとっていただきました。美味しい料理とお酒、良い景色を楽しんでいただけたのではないかと存じます。皆様の忌憚のない意見を聞き、組合の皆で楽しんでいこうと岩田理事長もおっしゃっていますので、何が起こるか分からない時代と言われていますが、一緒に切磋琢磨してやっていければと思っています」と挨拶し、一丁締めで散会となった。

披露会に仕入先関係者ら約170名参加
2月21日より営業開始
米津西部 岐阜支店開設

 米津物産(鈴木克利社長、名古屋市南区)グループの米津西部(吉田光宏社長、岐阜県可児市)は岐阜市下奈良2丁目5-11に岐阜支店(原修支店長)を開設。2月21日(金)より営業を開始した。これに先立ち2月7日(金)に内覧会ならびに開設披露交歓会が開催され、およそ170名の仕入先関係者らが同社の新たな支店の誕生を祝った。式典の前には内覧会が実施され、多彩な在庫を有する倉庫や、オフィス家具などが入れられたばかりの事務所が来場者へと公開された。
 交歓会では、米津西部の吉田社長が「岐阜支店は、出店計画から約2年の歳月をかけて開設の運びとなりました。原支店長以下、若い社員のパワーを存分に発揮し、岐阜市や大垣市といった活動エリアでお客さまの期待に応えられるよう努力してまいります」と挨拶。続いて原支店長が「2月21日の営業開始日より、この岐阜市を拠点に西のエリアをカバーしていきます。ここにお集まりのメーカーさま、商社さまの商品を、お客さまのもとへ確実にお届けすることを約束します」と挨拶し、岐阜支店のスタッフ11名を紹介した。
 来場者メーカーを代表して、TOTO中部支社の小山内健晴副支社長が「米津物産さまは、その理念に『もっと豊かで、もっと快適な生活をプロデュースする』ことを掲げていらっしゃいます。まさにこれから新しい価値を創っていくという覚悟の現れと、私は理解しております。その実現に向けて私たちが一緒になって手を組んで、いろんな問題を解決しながら未来に向けて動き出せたらと思います」と祝辞を述べた後、積水化学工業環境ライフラインカンパニー中部支店の田野岡篤支店長が「新たに支店を開設するということは簡単にできることではありません。人材の裏付けが大事であり、その点で米津さまは毎年計画的に人材を採用され、育成されてこられた結果が今回の出店に繋がっておられると思います。岐阜支店のスタッフの皆さまと力を合わせて、業容の拡大に向けて共に頑張ってまいりたいと思っております」と述べ、乾杯の音頭を取った。
 食事と懇談のひとときが終わり、米津物産の鈴木社長が登壇。「岐阜支店は2020年2月21日より営業を開始いたします。お客さまへの最大限のサービスはもちろんですが、まずやらなければならないことは、地域に溶け込んで近隣の住民の皆さまとコミュニケーションを交えながら商売を進めていくことが支店開設を成功へと導く第一歩だと感じております。私自身は大垣市で4年間勉学に励んだこともあり、この地域は懐かしい思い出とともに非常に親しみある地でございまして、約2年前の構想から本日の開設披露を本当に待ち望んでおりました。組織として地場の同業者さまと切磋琢磨させていただきながら、岐阜発展のお役に少しでも立つことが我々の使命でございます。それともうひとつ、米津のお客さまである水道工事店さまにとって身近なコンビニエンスとして、早く岐阜支店を認知していただけるよう本日から地道に努力して参る所存です。引き続き皆さま方の変わらぬご支援ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます」と結びの挨拶をし、開設披露交歓会はお開きとなった。

【米津西部岐阜支店】
●営業開始日/令和2年2月21日(金)
●所在地/〒500-8385 岐阜県岐阜市下奈良2丁目5-11
●電話番号/058(268)0261
●FAX番号/058(268)6761
●支店長/原 修氏

来期役員人事について
1月度役員会・役員新年会
愛機工青年部 審議継続で意見一致

 愛知県機械工具商業協同組合(水谷隆彦理事長、ミズタニ機販社長)の青年部(滝澤有一部長、松本商店社長)は1月29日(水)、名古屋市中区の奥志摩錦総本店で1月度役員会ならびに役員新年会を開催した。
 新年会に先立って開かれた役員会では、以下4点の議題について審議ならびに報告がおこなわれた。なお、新型コロナウイルス感染予防の観点から、この場で審議された「他産業視察」については開催が中止となっている。
 【議題1】組合野球大会について▽本役員会当日現在、残り3試合(Bゾーン1試合およびA・B両ゾーン決勝戦)となっており、これらを今年度中に開催すべく試合会場など手配中である。なお、反省会は3月19日(木)に開催予定であったが、コロナウイルスの影響により中止となっている。
 【議題2】2月29日(土)開催の他産業視察について▽愛知県西尾市の「抹茶ミュージアム西条園和く和く」ほかへの他産業視察参加案内状は1月中に発信済み。本役員会当日現在18名が参加予定であったが、先述の通り開催は中止となった。
 【議題3】2月7(金)開催(済み)の全機工連若手交流会について▽三重県四日市市で開催の「全機工連若手交流会」には愛機工から15名の参加枠が用意されており、滝澤部長から青年部OBなどへ参加呼びかけしていると報告があった。
 【議題4】来期役員人事について▽今期末、役員の大半を占める総勢9名が青年部から卒業することをうけ、来期人事について審議された。総会(6月)前の最後の役員会となる新旧役員会(5月)に来期人事案を諮る必要があり、そのためには合同役員会(3月)までに各幹事長などを内定しておかなければならないことから、現役員が再度2月中に集まり検討することとなった。
 以上4点の議題審議を終え1月度青年部役員会は終了した。その後は新年会で懇親を深めた。次回、青年部合同役員会は中止が決まっている。

サンドビックコロマントカンパニー
キーワードは“チェンジ・チャレンジ・クリエイト”
中部日本コロマント会 総会を開催

 サンドビック中部日本コロマント会(箕浦康弘会長・中央工機社長)は2月13日(木)、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルに特約店会員らを集め、2020年総会を開催した。
 総会は箕浦会長の挨拶で始まった。以下、箕浦会長挨拶(抜粋)。「昨年(2019年)を振り返りますと、新天皇が即位され令和という新たな元号のもと新たな時代が始まりました。歴史的に見ても大変節目の年だったように思います。そして昨年流行語にも選ばれたワンチーム≠ニいう言葉を浸透させ、国内初開催となったラグビーW杯における日本代表チームの素晴らしい活躍で日本中が沸いた年でもありました。しかし経済面では世界的リスクとなっていた米中貿易摩擦により中国経済は低迷し、また、ヨーロッパでは英国のEU離脱、日本国内では消費税の引き上げ、度重なる自然災害がモノづくりへ多大なダメージを与え経済成長の足を引っ張った年でもありました。では今年はというと、やはり昨年に引き続き大変厳しいと思いますが、そんななかでも5Gをはじめとして半導体が動き出したこともあり業種にもよりますが少しずつ緩やかに改善に向かっていくのではという話も聞こえてきます。ただ残念なことに今、新型コロナウイルスによる影響が拡大し、米中貿易摩擦とも相まって中国経済は先行き不透明であります。米国では今年11月に大統領選挙を控えています。こうした波乱要因は少なくありませんがCASE、AI、ロボットなどに関連する需要の高まりから、経済状況は2〜3年以内には緩やかな改善に向かうのではないかと私自身、期待を込めて願っております。2020年がいよいよ始まりました。東京五輪・パラリンピックが開催される明るい1年のスタートです。サンドビックコロマントカンパニーさまにおかれましても山本さまがカンパニープレジデントに就任され、新しい戦略、新しい組織をもって本年度スタートいたしました。新たなスタートには大きな数字、実績がお祝いとなると思います。ぜひ会員の皆さまには今まで以上のサンドビック製品の拡販にご協力をお願いしたいと思います」。
 続いて登壇したサンドビックコロマントカンパニーの山本雅広カンパニープレジデントからは、サンドビック・グループ全体の2019年第4四半期ならびに通年の財務状況について説明があった。サンドビック・グループ全体の2019年受注高は、1兆2000億円で12月決算を迎えた。対前年比で受注高はマイナス2%、収益はプラスマイナス0%、調整後の営業利益はプラス3%となったが、2018年が記録的な数字をはじき出していたことから、2019年は決して悪い数字でないと言えるだろう。第4四半期は受注高が対前年比マイナス6%、収益はマイナス2%ではあったものの、営業利益に関してはプラス9%を記録し、利益面で第4四半期は貢献したようだ。また通年で18%も改善しているキャッシュフローも注目だ。「1年を通じて何とか前年と同レベルを確保できたかなと思っております」とは山本カンパニープレジデントのコメントだ。
 次に、サンドビック・グループの各市場ならびに各産業セグメントについて。スウェーデンに本社を置くサンドビックはヨーロッパの比重がもちろん高く、収益の37%はヨーロッパ市場から得ているが2019年は、そのヨーロッパでの収益が対前年比マイナス19%と非常に落ち込んだ。産業別セグメントでは、工作関係や建設、航空機が横ばい、一般機械、自動車は下降した。全体的に見ても、やはりヨーロッパは下降傾向にある。グループ全体の23%を占める北米では、一般機械、自動車は下降気味、残るセグメントは横ばいであった。2019年前半は好調だったようだが、第3Qから第4Qにかけて下降気味となっていった。19%を占めるアジアに関しては、対前年比プラス2%と微成長した。とはいえこれまでの成長度合からするとスローダウン感は否めないところだ。一般機械は下降気味だが航空機は日本を含むアジア、それ以外でも中東やアフリカ、オーストラリア、南アメリカでも好調であり、アジア全体では2019年は横ばいといったところだろう。
 サンドビックコロマントカンパニーの所属するビジネスエリアは『サンドビック・マシニング・ソリューション』だ。このなかにはワルターやセコ・ツールズなど、サンドビック・グループの切削工具ブランドも所属している。サンドビック・マシニング・ソリューションは、サンドビック・グループ全体の収益のうち41%を占めている。受注高は対前年比マイナス10%落ち込み、収益もマイナス10%で着地した。調整後の営業利益もマイナス19%を記録。2019年、サンドビック・マシニング・ソリューション分野は非常にチャレンジングな1年(山本カンパニープレジデント談)であった。とくにヨーロッパ、自動車の分野ではグローバルに見ても非常にチャレンジングな状況だったといえるだろう。そうしたなかにあって、サンドビック・マシニング・ソリューション分野では成長戦略の一環としてM&Aを継続して行っており、2019年に、ワルターは米国の超硬工具メーカーであるメリンツールカンパニーを、セコ・ツールズはメキシコのQCT切削工具部門をそれぞれ買収している。山本カンパニープレジデントによると、今後も積極的にM&Aを進めていくという。
 以上が、グループ全体の2019年の業績結果である。山本カンパニープレジデントは「2020年、サンドビックコロマントカンパニーは新しい経営陣でスタートいたしました。この新体制のもと、昨年から引き続きデジタル分野≠より一層強化していきます。さらに超硬工具の部分でも新しい製品をご紹介させていただきます。皆さまから、何かご意見などございましたら何なりとおっしゃってください。成長するために我々がやるべきことはすべてやっていくつもりです」との言葉で、プレゼンテーションを締めくくった。
 サンドビックコロマントカンパニーの宮真一カンパニーバイスプレジデントからは、同社の2019年業績、新組織や2020年の経営戦略、販売強化製品などについて説明があった。2020年、同社は『バリューチェーンにおける成長』をメインの戦略として掲げている。設計↓工程計画↓作業計画↓調達↓機械加工↓検証↓出荷というバリューチェーンにおいて『機械加工』が同社のコアビジネスであり、ここに関してはデジタル技術を融合させて強化を図るとともに、新製品の投入あるいは新しいアプリケーションのサポートや提案で、最終顧客のさらなる向上性提案を強化していくという。この戦略のもと、@ソリッド工具、A機械搭載、Bデジタル加工とデジタルセルフサービス、の3点にフォーカスすると宮カンパニーバイスプレジデントは言う。@ソリッド工具は日本では非常に大きなマーケットであるが、同社の製品の強み、製品群からするとまだまだシェアが低い。そこで、この分野にフォーカスして市場の獲得を目指していく考えだ。
 同社は、スピンドルからツール、ホルダー、刃先、超硬、ハイスといったすべてを用意できる切削工具メーカーだ。2020年は非常に厳しい受注となると予測しているようだが、例えば5軸マシニングセンタや複合機などといった付加価値の高いマシンに対し、さらなるA機械搭載のアクションをかけていくと宣言した。また2020年、同社は各クオーターで注力製品を設定している。第1Qは刃先交換式穴あけ工具、第2Qはソリッド工具、第3Qはフライス工具、第4Qは旋削工具にそれぞれフォーカスし、販売強化を図っていく。宮カンパニーバイスプレジデントは「チェンジ・チャレンジ・クリエイト≠フ3Cで、我が社の成長・発展を目指します」と誓った。

メンタリストに学ぶ講演会も大盛況
『中部パック』を大々的にPR
中部包装食品機械工業会 2020年賀詞交歓会・講演会

 中部包装食品機械工業会(梅森輝信会長・ゼネラルパッカー会長)は1月24日(金)、メンタリストで心理パフォーマーの大久保雅士氏を講師に迎え「人と人をプラスに導く究極のコミュニケーション術〜メンタリストから学ぶ人材育成〜」と題した特別講演会ならびに2020年賀詞交歓会を、名古屋市中村区のキャッスルプラザで開催。会員ら107名が参加した。
 特別講演会終了後の賀詞交歓会で、梅森会長は「昨年(2019年)は地震や豪雨、台風など自然災害が続き、これは地球温暖化の影響が深刻になってきたと言われておりますし、私もそう思っています。経済の面では緩やかな回復傾向にあると言われております。米中貿易摩擦、また、イラン問題などでは原油高騰が懸念されています。消費増税後の駆け込み需要による反動減も心配されております。こうした不安材料はあるものの、昨年5月の改元、そして東京五輪・パラリンピック開催と明るい話題もありますので消費マインドとしては、心理的負担は少ないのではないかと思います。我々のユーザーさまの業界も人手不足に改善が見られず、生産現場では設備導入意欲は高いようで自動化・省力化のニーズは衰えておりません。こうした環境のなかで当工業会の会員各社さまにおかれましてはユーザーさまが抱えておられるさまざまな問題を解決するための最新技術をつねに開発されております。各種展示会などにも出品されているかと思いますが、その技術力は非常に高まってきていると実感しております。ロボットやIoTなどが食品機械にも多く導入されつつありますし、それらを使った機械を開発することが我々の務めだと思っております。今年は十二支最初の子年です。新しい物事の始まる今年は『2020中部パック』の開催年です。4月22日(水)から25日(土)までの4日間、ポートメッセなごやで『新時代へ―食と包装2020』というテーマで開催します。現在、吉田実行委員長を先頭に各種イベントなど段取り中であります。会員の皆さまには中部パックの周知と来場者の動員に対してぜひお力をお借りしたいと思います」と挨拶で述べた。
 続いて部谷政義副会長(東陽機械製作所社長)が登壇し「今年4月『2020中部パック』が開催されます。吉田実行委員長が、本当に素晴らしいリーダーシップを発揮され私たち実行委員会メンバーを引っ張ってくださり、猛烈な勢いで開催までの準備を進めているところでございます。あとわずかで開催されるわけですが、実はまだ出展していただく余地が若干ですがございます。お知り合いの会社さまやお客さまにご紹介いただければと思います。そして、本日ご参集いただきました皆さまには、会期中ぜひとも我々業界の最新技術や製品をご覧いただけるようにしていただきたいと思います」と挨拶し乾杯の音頭を取った。
 宴もたけなわとなり、吉田眞治2020中部パック実行委員長(同工業会副会長、ヨシダキカイ社長)が「4月に開催の『2020中部パック』に向けて、実行委員会メンバーの皆さまのご協力を得て準備を進めております。何とか最低限、前回並みのことは皆さまにご提供できるかと思います。元ラグビー日本代表の大畑大介氏による講演会も決まっております。今の時代にマッチした展示会になると自負しております。開催まであと少しですが、若干であれば小間数を増やすことは可能ですので、ブースを広げたいという方、新たに出展したいという方がいらっしゃいましたらお声掛けいただけるとありがたいです。また、愛知工業大学客員講師の西山禎泰先生にもご協力いただきロボット展示も準備を進めております。食品機械、包装機械もますますロボット化が進んでいきます。東京や大阪の展示会とは違うモノづくりの中部≠轤オい部分も見せながら、この展示会を成功させたいと思いますので、皆さまご協力のほどよろしくお願い申し上げます」と中締めの挨拶をし、最後は三本締めで散会となった。

創業100周年を迎える節目の年
変化に対応した商品を展開
リンナイ 中部・北陸地区新春の会開催

 リンナイ(社長=内藤弘康氏、本社=名古屋市中川区)は、1月14日午後1時30分より名古屋マリオットアソシアホテルにて「2020年リンナイ中部・北陸地区新春の会」を開催した。
 冒頭、道山岳司中部リンナイ会会長(ヤマサ總業社長)が「今年は、庚子(かのえ・ね)の年です。今までの自分を振り返って新たなことに挑戦する、計画を立てることに適した年回りだということです。今年はどんな年になるのか。米中貿易摩擦が一段落。少し景気が回復するのかと思っています。今年は日本にとっての一大イベントであるオリンピックイヤーということで、1964年(昭和39年)にアジアで第1回目のオリンピックが東京であり、56年後の今年は2度目の開催。私は健康で長生きをするといい事があると楽しみにしています。もう1つ、リンナイさんが創業100周年を迎えるということで、これは非常に立派なことだと思います。因みに、日本で100年超の企業は3万3550社あるそうです。今年100年を迎える企業が1458社ということで、その中にリンナイさんの名前があります。企業30周年説などがあり、その節目節目をいかに乗り越えるかということが非常に大切。弊社は今年で73年になりますが、まだまだ100年には27年あり長い道のりです。リンナイさんは大変提案力のある商品を作られている。やはり我々は、良い商品を一生懸命売っていくことが非常に大切だと思います。今年も頑張ってリンナイさんの商品を売って、一歩でも100年企業に近付けるようにしたいと思いますので宜しくお願いします」と挨拶。
 続いて、内藤社長が新年の挨拶と2020年経営方針の説明を行った。グローバル展開について「我々は3年ごとに中期経営計画を立てており、2020年度を3年目とする『G-shift2020』を遂行しているところです。10年前は海外の売上が全体の30%強でしたが、段々と増えてきて、現在ではトータル3480億円に対して海外売上が1755億円と50%を上回っています。世界16拠点、80か国で販売をしています。海外は2、3年前までは全般的に好調でしたが、米中の経済紛争もあり世界の経済がやや下火になってきた。その影響を弊社も受けているということです」と報告した。
 同社の海外売上は中国とアメリカが主で、アメリカでは湯切れのないタンクレス給湯器の便利さが認められ販売台数が伸びている(2018年31万台、19年34万台、20年36万台)。これに対応するためジョージア州ピーチツリーにあるアメリカ本社を3倍に拡張したほか、同州グリフィンに敷地面積約7万坪の新工場(生産能力20万台/年・見込み)を建設している。中国は、売上が横ばいになってきているが、これまで上海など大都市周辺での販売が中心だったものを、地方都市にも拡大しリンナイブランドをさらに売り込んでいく考えが示された。
 国内展開については、ビルトインコンロ「デリシア」オート調理拡充(ザ・ココット)、食洗機ラインアップ拡充(深型タイプ)、ガス衣類乾燥機「乾太くん」家庭用・業務用拡充(8sタイプ)、ハイブリッド給湯・暖房システム「エコワン」で、同社独自の『ラク家事』提案をさらに強化。「幹太くん」は仮設住宅、社員寮などで好評で、マンションでも採用が活発になりつつある。沖縄県の新築マンションでは約6割が標準仕様になっているという。また、今年4月にはバスタイムに驚きと感動を届ける「マイクロバブルバスユニット」を発売する。
 内藤社長は「マイクロバブルバスユニットも絶対にお客様に喜んでいただける。ガス器具に魅力付けをして、魅力ある商品でオール電化阻止を是非やっていきたい。色々な商品をこれからも出していきたいと思っています」と意気込みを語った。
 中部支社2020年重点方針の説明では、冨田真令リンナイ中部支社長が「リンナイは、健全で心地よい暮らし方を創造するをモットーに、進化した商材に加え、新たに驚き・感動体験を提供する商材を提案していく」と話し、詳細を紹介した。
 特別講演は、嶋聡氏(多摩大学客員教授、ソフトバンク元社長室長、ミクシィ社外取締役)を講師に迎え「孫正義の参謀が語るAI・5G時代の飛躍の経営戦略」と題して約1時間に渡り行われ、ソフトバンクを赤字企業から飛躍させた同氏の話に参加者は熱心に聞き入っていた。
 講演の後は会場を移して懇親会が催され、参加者は和やかに歓談して親睦を深めた。

労働生産性の向上を提案し
日本のものづくりに貢献
中部タンガロイ特約店会 新年賀詞交歓会を開催

 中部タンガロイ特約店会(会長=水谷彰宏氏・東亜機工社長)は、1月14日午後6時より名古屋マリオットアソシアホテルにて新年賀詞交歓会を開いた。
 冒頭、水谷会長が「お客様によって多少は違いがあるかと思いますが、話をしたら、車はあまり良くないけれど半導体が少し動き出しているというようなことで、今年になってから話が出てきており若干明るいのかと思っています。年の初めにアメリカとイランの話があって、どうなるのかという思いがありました。米中貿易摩擦でアメリカが譲歩したということで株価も戻ってきましたが、非常に不透明な状態が続いていると思います。一年間、タンガロイさん、そして代理店さんにも色々とお力添えをいただいて、私ども販売店がしっかりやっていければと思っています。賀詞交歓会ということで、明るい話題や皆様の状況をお聞きして和気藹々と過ごせたらと思っていますので宜しくお願いします」と挨拶。
 木下聡タンガロイ社長は挨拶で昨年を振り返り「昨年は、中国の成長が減速したこと、また米中の貿易摩擦で設備投資が後回しとなったことが先進国にも広まって、非常に厳しい年、リーマンショック以来の回復から景気が後退した年だったと思います。日本国内においても、1月から月を追うごとに段々と設備投資意欲が減衰し、年末に向かって悪化したと感じています。日本の工作機械メーカーは大きな前年割れをする年でした。私たち工具業界全体も前年割れの状態でした。その中で私どもでは昨年12月に決算を迎えていますが、タンガロイ全体としては対前年比マイナス7%、国内の切削工具についてはマイナス4%と減収でした。業界全体の数字から見ると良くて、少しシェアを上げられたことは良いニュースかと感じています。開発投資も継続して行い、昨年は52点の新商品を市場にリリースしました。一昨年の47件を上回り新記録を達成できたことは、今年以降、またシェアアップをする材料ができたものと思っています。皆様には、新しい商材を提案する材料があるということなので、どんどんお客様に提案していただければと思っています」と報告。
 今年の方針については「非常に先行き不透明で不確実な中ですが、ものづくりの世界としては、やはりIoTやAIなどインダストリー4・0が進んでいくのは確実だと思っています。その中で私たちもタンガロイとして日本で開発し、日本で作って、世界中に販売する。日本での開発力と品質力、製造の力を発揮できるチャンスが来たのだと思っています。デジタル化に適した高能率な工具を今年もたくさん開発して、皆様に商材として提供し、皆様からお客様に労働生産性を上げる商品を提案していただければ、日本のものづくりも成長できると思っています」と話した。
 賛助会員を代表して挨拶に立った高田研至井高社長は「工作機械業界は、ここ数年間ずっと好景気が続いており、今は調整局面にきている状況かと思います。工作機械は目立つので不景気、不景気ということになりますが、決してものづくりの数量は大きく減っていないと思います。一昨年のようなものすごく忙しいことはないけれど、ちゃんとそれなりに仕事はあるというのが、私の感じている今年一年です。もう一つ、変化の年。色んなことにチャレンジをする一年にしたいと社内でも話していますし、そういう一年になるのではないかと感じています。2022年、23年頃にはある程度景気が戻ってくると思っていますので、色んなビジネスチャンスを取りこぼすことなく、チャレンジをしていただきたい。工作機械も5軸加工機、複合旋盤等々、ものづくりの加工機も変わってきており、タンガロイさんが新しい製品を相当出される中で、マッチした製品がたくさんあると思います。今までは数を売れば良い、既存の物を売れば良いという時代でしたが、これからは我々が率先してPRをしてタンガロイ製品を拡販していく。これがある意味本当のチャンスの年だと思っていますので、ご協力をお願いします」と述べた。
 続いて野崎憲昭中部タンガロイ特約店会幹事(常磐精機社長)が乾杯の発声を行い、懇親の場となった。
 参加者は和やかに新年の挨拶を交わしながら歓談し、宴もたけなわとなったところで、松本憲幸タンガロイ営業本部長が「色々な経済状況がある中、今年は必ず良くなると信じてやっていきたい。もう一つは、変化が早く起こり色々な状況がすぐに変わってくるので、新製品の開発から製造、営業、受注に至るまでスピード感を持ってやっていきたいと思います。2020年、ネズミのように走り回ってチーズを探し、お客様を探して走り回りたいと思いますので、本年もどうぞ宜しくお願いします」と挨拶し、加藤晴彦中部タンガロイ特約店会幹事(新栄商会専務)の中締めでお開きとなった。

現場対応型CNC三次元測定機
MiSTAR555が好調!!
ミツトヨ 使いやすさを徹底追及

 ミツトヨ(社長=沼田恵明氏、本社=神奈川県川崎市)のMiSTAR555は、]軸ビームを片持ち構造とする開放的な構造を採用。前、後、右の3方向から容易に測定物の設置や測定作業が可能で、使いやすさを徹底追及している。10℃〜40℃の幅広い温度環境下での精度保証、AC100Vの電源供給のみでどこにでも設置できる簡易性(エア不要)、設置面積を従来の門型三次元測定機の約70%(同社比)に抑えた省スペースで、特別に環境を整えることなく過酷な加工現場でも高速・高精度での三次元測定が可能となっている。
 また、ワーク位置決めパレット(フレキシブルフィクスチャー)や、タッチパネルからのワンキー操作で三次元測定をスタートさせる機能(クイックランチャー)も経験の浅い作業者には好評だ。
 さらに、スマートファクトリー対応として、測定機自身の各種情報を可視化するSMS(Smart Measuring System)を搭載することで、稼働状態や予防保全のための積算履歴等をモニタリングすることも可能となっている。
 不安定な世界的景況やコロナウィルスの影響が陰を落としつつある中でも、MiSTAR555は自動車部品メーカーや機械部品メーカーを中心に販売実績が拡大しており、ミツトヨもさらなる販売増に力を注いでいる。製造業における人手不足が深刻化しているとは言え、一方で品質はしっかりと担保しなければならないことから、より生産現場に近い場所で、かつ省人化も可能なこの測定機に注目が集まるのも当然と言えるだろう。
 【主な仕様】
・測定範囲=570(])×500(Y)×500(Z)o
・本体精度(E0,MPE)=(2・2+3L/1000)μm
・案内方式=各軸共リニヤガイド
・精度保証範囲=10℃〜40℃
 中部経済産業局は、2月13日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を「改善しているものの、足踏みがみられる」から「足踏み状態となっている」に2か月ぶりに下方修正した。
 個別の項目では、生産の判断を3か月連続で「弱含みとなっている」とした。鉱工業生産の動向を指数(12月速報)でみると、輸送機械工業、鉄鋼業、汎用・業務用機械工業などが低下したことから、前月比0・8%減と4か月連続の低下となった。前年同月比も4・7%減と3か月連続で低下した。主要業種では、輸送機械は、乗用車及び自動車部品が弱含みとなっている。生産用機械は、金属工作機械を中心に弱い動き。電子部品・デバイスは、パソコン向け等を中心に持ち直しの動きがみられる。
 個人消費については、判断を「緩やかに持ち直している」から「緩やかに持ち直しているものの、足踏みがみられる」に32か月ぶりに下方修正した。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比2・5%減と2か月ぶりに前年を下回った。百貨店、スーパーは、衣料品等が振るわず、それぞれ同6・8%減、0・7%減。コンビニエンスストアは、中食が引き続き好調だったものの日用品等が振るわず、同0・8%減。家電大型専門店販売は、生活家電等が振るわず、同15・1%減となった。乗用車販売は、普通車、小型車及び軽自動車が3か月連続で前年を下回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比10・6%減)。
 輸出は、「弱含みとなっている」から「弱い動きとなっている」に3か月ぶりに下方修正。名古屋税関管内の輸出通関額(円ベース・速報)は5か月連続で前年を下回り、品目別では自動車及び自動車の部分品などが前年を下回った。主要地域ではアジア向けが8か月連続で、中国向けが10か月連続で、アメリカ向けが5か月連続で、EU向けが3か月ぶりに前年を下回った。
 雇用については、判断を「労働需給が引き締まっている」から「労働需給の引き締まりに緩和の動きがみられる」に42か月ぶりに下方修正した。有効求人倍率は、1・81倍と5か月連続で前月を下回った。
 その他、設備投資は「増加している」(32か月連続)、公共投資は「おおむね横ばいとなっている」(4か月連続)、住宅投資は「おおむね横ばいとなっている」(5か月連続)と判断した。
 企業倒産(件数)は、「小売業」「製造業」「卸売業」などが前年を上回ったものの、「サービス業他」「建設業」などが前年を下回り、全体でも2か月連続で前年を下回った。
 ※比較は、断りのあるものを除き、2019年12月の実績値による。

日工会 2020年1月の工作機械受注額
35.6%減の807億8千万円
内外需とも弱含みの状況続

 日本工作機械工業会(日工会、会長=飯村幸生氏・東芝機械会長)が2月20日発表した2020年1月の工作機械受注総額は、前年同月比35・6%減の807・8億円となり、16か月連続で減少した。前月比は10・4%減で2か月ぶりに減少した。1000億円割れは6か月連続し、国内外とも依然弱含みの状況が継続している。
 内外需別にみると、内需は、前年同月比36・7%減の295・9億円で、14か月連続の減少。6年8か月ぶりの300億円割れとなった。前月比も20・7%減と2か月ぶりに減少し、国内需要は全般的に低迷している。
 主要業種の一般機械向けは、前年同月比44・9%減の106・2億円。補助金待ちなどもあり前月比は31・3%減となった。自動車向けは、前年同月比37・2%減の90・3億円で、前月に比べて自動車部品は低水準だったが、完成車が増加し、全体ではほぼ前月並みの受注となった。
 外需は、前年同月比34・9%減の511・9億円となり、16か月連続で減少した。550億円割れは6か月連続。前月比も3・1%減と2か月ぶりに減少、2019年後半から主要3極(アジア、欧州、北米)とも概ね横ばい圏内の動きが継続している。
 アジアは、前年同月比40・7%減の195・1億円となり、20か月連続で減少した。前月比も1・4%減と3か月連続の減少。韓国は前年同月比で増加、中国は横ばい圏内の動きが続いている。欧州は、前年同月比36・2%減の123・7億円となり、15か月連続の減少。前月比は1・9%増と2か月ぶりに増加した。北米は、前年同月比26・1%減の181・7億円で、12か月連続の減少。前月比も7・1%減と2か月ぶりに減少した。
 同会は「米中貿易摩擦などにより、内外需とも設備投資は弱含みの状況が継続。今後も通商問題や感染症による経済活動への影響などを注視」していく必要があるとしている。

新社長に大矢 顕氏
大矢伝動精機 大矢誉宏社長は相談役に

 機械工具・伝動機器の総合商社、大矢伝動精機(本社=名古屋市中区)では2月10日付で、大矢誉宏代表取締役社長が退任して取締役相談役に就き、後任社長に大矢顕専務取締役が就任、経営の若返りを図った。
 大矢顕新社長は、1981年(昭和56年)4月3日生まれ。関西大学工学部機械工学科を卒業後、2004年日伝に入社。約3年間同業界での経験を積み、2007年大矢伝動精機に入社した。現在、愛知県機械工具商業協同組合、名古屋伝動機商組合の理事を務め、業界の発展にも尽力している。