今月のニュース
2018年1月21(日)2659号
山崎康彦氏(デンソー常務役員)の講演会併催
変革のスピードは予想以上
日工販 中部地区忘年懇親会開く

 日本工作機械販売協会(日工販)の中部地区忘年懇親会(中部地区委員長=高田研至氏・井高社長)が昨年11月30日、名古屋市東区のメルパルク名古屋で開催され、会員ら約150名が出席して情報交換などを行った。高田中部地区委員長は挨拶で「自動車業界は大きな変革期にあり、今後をしっかり見定めていかなければならない」と話した。また、冨田薫日工販会長(トミタ社長)は協会の活動として営業マンのレベルアップ教育の強化に注力していることを報告した。懇親会の前には講演会が開かれ、山崎康彦デンソー常務役員が『情報化時代のモノづくりと人づくり』と題して同社の取り組みを紹介した。
 懇親会の冒頭、高田中部地区委員長が「本日は多数の方にお出でいただきまして誠にありがとうございます。また、山崎デンソー常務役員様には非常にためになるお話をしていただき、ありがとうございました。我々はIoTについて、展示会などで色々見てこんなものかとは思っていましたが、ユーザー様が本当にどのようなことを求めているのかを垣間見ることができたのではないかと思います。また、自動車業界の将来について私は先日、日工販の行事で講演を聞いた時に少し安心できる数字を見ていまして、EV(電気自動車)は2025年に1億台になり、30年頃EV化されるのが13%ほどで、我々の業界はまだまだ大丈夫と思っていましたが、本日のお話によると、思った以上に進んでいる。電池の関係がどうなるか、また蓄電の力などが変わってくることによって、我々の商売にも大変な影響が出てくる可能性があるとも感じたので、我々としてこれからどうしていくかを考えなければならないと思います。日工販としては、各地区でさまざまな行事をという冨田会長からの指示のもと、色々と行事を開催しています。今後の予定としては、12月の初めに工場見学として三菱マテリアル岐阜製作所と村田機械犬山工場の見学をさせていただきます。また、来年(2018年)には勉強会と情報交換会の開催を計画したいと思っています。日工販として、しっかりと皆様とともに歩んでまいりたいと存じますので、今後ともご支援ご協力のほど宜しくお願いいたします」と挨拶。
 続いて、冨田日工販会長が挨拶し「インターネット社会、IoT社会と言われるような社会になりつつある中で、我々機械工具商の一番の強敵はAI付きのネット通販ではないか。それに打ち勝つには、やはり我々日工販のメンバーはじめ、機械工具商の営業マンをレベルアップしていくことが非常に大切になると感じています。そのために日工販では、SE(セールスエンジニア)教育をはじめ、各種教育を行っています。地区においては勉強会、工場見学会、メーカーの新製品説明会等々を行っていますので、ぜひ皆様方の若手営業マンをはじめ、中堅、ベテランの社員の方を参加させてレベルアップを図っていただきたいと思っています。皆様のご協力をお願いします」と協会の取り組みについて話した。
 乾杯に際し、メーカーを代表して井上真一牧野フライス製作所社長が「工作機械の受注は、2016年の11月から連続して12か月、1000億円を超えています(2017年11月30日時点)。これは皆様のご支援の賜と厚く御礼申し上げます。今後とも宜しくお願いいたします」と述べ、力強く乾杯の音頭をとった。
 歓談が進む中、中部地区理事の小島徹サンコー商事社長が「2018年は戌年です。戊戌(つちのえ・いぬ)と言って、戊とは植物で例えると、その植物の成長の絶頂期ということで、この干支にあやかって我々の業界も絶頂期を迎えるべく、皆さんで頑張って盛り上げてまいりたいと存じます」と挨拶し、三本締めで終了した。
 懇親会に先立って午後4時より行われた講演会で、講師を務めた山崎康彦デンソー常務役員は、デンソーグループ2030長期方針と自動車産業の動向について説明した後、情報化時代を迎えた同社のモノづくりを紹介。「デンソー流Factory IoT」(生産準備IoT、工場管理IoT)として、コンセプトや設備信頼性向上の事例、品質向上の事例、同社オリジナルのIoT要素技術開発などについて解説した。また、今後に向けた取り組みとして、人材育成についても述べた。
 同氏は「情報がつながれば、技術がつながる。技術がつながれば、人がつながる。人がつながれば、心がつながる。これを生かした上手な情報化をして、それに合ったモノづくりで進化をしていきたい。当面の10年、15年はそれで対応して、その先には、ツールそのものが仕事のやり方を変えるポテンシャルを持っているので、違うコンセプトで、違う仕事のやり方が出てくると思われる。特に情報化でつながると、仕事のテリトリーが大きく変わる可能性がある。生産技術と設備設計が1人でできるようになる。仕事の区分、組織のあり方が大きく変わってくる。今は最適なツールを作り出して次の進化を目指していきたい」と話した。

年 頭 所 感
情報提供活動などに
引き続き取り組む
(一社)日本自動車機械器具工業会

理事長 山口 伸一郎
 平成30年の新年にあたり一言ご挨拶申し上げます。
 我が国の景気は、雇用・所得環境の改善が続く中で緩やかな回復基調が続いているところであります。
 最近の乗用車の生産・販売でみても、いずれも昨年実績を上回って推移しているところであります。また、自動車保有台数も8170万台を超え微増傾向にあり、その使用期間も長期化する傾向にあり、こうした動きが自動車整備需要を喚起していくことにつながっていくよう期待しております。
 自動車につきましては、自動運転技術の普及拡大に伴い自動車技術の電子化・高度化が急速に進展してきており、自動車部品分野だけではなく自動車機械器具及び整備技術分野においても変化をもたらしてきております。整備サービス分野では自動車整備技術の高度化に向け、先進安全装置についても適切な点検整備が効果的に行える汎用スキャンツールの活用促進や整備要員の質的向上等が求められてきております。
 スキャンツールメーカーが会員となっている当工業会においても、国の自動車整備技術の高度化検討会の場に委員として参加し、他の関係団体とともに走行安全システムのうち、市場からの要望の強いシステム及び今後装着率が高まるシステムについて、汎用スキャンツールの新たな標準化仕様を策定し、故障診断や修理調整に係る課題検証(自動ブレーキに搭載前方センシングディバイスのエーミング作業体験会)を展開するなどしてきたところです。
 このような進展を背景に国においては、自動運転技術等に対応した自動車検査制度の導入に向けた検討を開始するため、「車載式故障診断装置を活用した自動車検査制度のあり方検討会」が新たに開始されており、こうした検討会にも当工業会からも委員を派遣するなどして積極的にかかわっております。
 また、当工業会会員各社は、クルマの安全と環境を支えるサービスツールメーカとして、ユーザーニーズに応え、新製品開発、安全の質のレベルアップに努力し、将来の整備を意識した整備機器製造に取り組み、そうした成果をオートサービスショー並びに東京モーターショーの場を活用するなどして自動車機械器具の展示・提案に努力してきたところです。
 最近では、政策手段を活用して整備事業者が投資する生産性向上設備並びに経営力向上設備等として特にリフト、門型洗車機等の大型機器を中心に出荷の増加が見られているところですが、引き続き工業会内に設けられている分科会の場並びに当工業会のホームページにて公開しているニュース便覧等を活用して、整備機器分野でのビジネスチャンスの拡大や新商品開発につながっていくような情報提供活動をはじめとする工業会活動に引き続き取り組んでいきたいと考えております。
 最後になりますが、関係各位のご健勝を祈念いたしますとともに、当工業会が飛躍できますよう関係者の皆様のご指導並びにご支援を申し上げ、年頭の挨拶といたします。

わが国の成長力の底上げと
生産性向上に向けて
(一社)日本産業機械工業会
会 長 佃 和夫

 2018年を迎えるに当たり、新年のご挨拶を申し上げます。
 皆様には、気持も新たに新年を迎えられたことと思います。
 昨年を振り返りますと、経済面ではわが国の実質国内総生産(GDP)が7〜9月期に7四半期連続のプラス成長となるなど、海外経済の拡大を背景に輸出や生産が伸び、緩やかな景気回復が続きました。しかし、企業収益が改善した一方で個人消費の伸びは力強さが見られるまでには至りませんでした。
 通商面では、新たな環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意や、日本とEUの経済連携協定(EPA)交渉が合意するなど、貿易と投資の自由化に向けた質の高い通商ルールの整備が進展いたしました。
 一方、海外を見ますと、朝鮮半島の緊張感の高まりや中東の政治情勢の不透明感、英国のEU離脱交渉の行方、米国のTPPや地球温暖化対策パリ協定からの離脱の表明など、世界情勢が刻々と激しく変化した一年だったのではないかと思います。
 我々産業機械業界の2017年度上半期の受注は、内需・外需とも増加し、上半期としては3年ぶりにプラスへ転じました。内需は民需・官公需とも増加し、外需は中国やアフリカ、オセアニアで増加するなど、機種により差はありますが、総じて見れば受注環境の明るさが増してきたと思います。
 こうした中、2018年は、わが国の成長力を底上げし、多くの人たちがその成長を享受できるという成長と分配の好循環を確立していく必要があると思われます。
 そのためには、多くの産業が第4次産業革命に対応した設備への転換を図り、人工知能・ロボット・IoTなどを活用したイノベーションの実現に取り組み、生産性や競争力を一段と高めていくとともに、少子高齢化や人口減少で縮小が懸念される国内市場の消費や投資の機会を広げ、新たな需要の創出・拡大に繋げていく事が重要であると考えます。
 我々産業機械業界としても、時代の変化に対応した新たな「ものづくり」の創出に取り組み、優れた製品とサービスを提供し、わが国産業の生産性向上と国際競争力強化に引き続き貢献していきます。
 併せて、日本の強みであるエネルギーや環境分野の技術をさらに進化させながら、温暖化を始めとする地球規模での環境対策にも積極的に取り組んでいきます。
 政府におかれましては、わが国産業が世界に誇る「ものづくりの強さ」を活かし、国内外の様々なニーズに応える新たな製品やサービスを創造していくために、企業の研究開発、設備投資、人材育成等を促進させる各種施策のさらなる充実を図っていただきたいと思います。
 また、日本企業が安心して海外への事業展開ができるよう、自由貿易の促進や国際通商ルール作りに粘り強く取り組まれることを期待しております。
 年頭にあたり考えるところを述べさせていただきましたが、関係各位におかれましては一層のご指導、ご協力をお願いしますとともに、皆様のご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

年 頭 所 感
ビジョンは業界の羅針盤
(一社)日本鋳造協会
会 長 伊藤 光男

 2018年の新年を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
 皆様方には、2018年の新春をお健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。協会運営にあたり、格別なご理解とご協力を頂いておりますことに対しまして御礼を申し上げます。
 昨年は、念願の新鋳造産業ビジョンを、経済産業省素形材産業室の皆様方のご指導をいただき、新鋳造産業ビジョン策定委員会の佐藤孝造委員長の下、次代を担う若手経営者を中心に「鋳造産業ビジョン2017」として作成することができました。委員各位のご尽力に心より感謝致しますとともに敬意を表する次第でございます。
 鋳造産業を取り巻く環境は大きく変化しつつあります。国内においては、少子高齢化と人口減少による国内マーケットの縮小と労働力不足。一方では、増大する世界人口とマーケット。ITの発展とIndustry4・0やIoTに代表されるITの製造業への急速な展開等々今後の10年は、日本の製造業にとってかつて経験したことの無い激変が予想されます。この中でキーワードはグローバル化≠ニIT化≠ニ思われます。「鋳造産業ビジョン2017」では、これらを踏まえつつマーケットの変化に対応できる企業、そしてそれを可能にする人材の育成、そしてそれぞれの企業のニーズの実現に向けた会員企業の取組みへの提言と協会の支援活動をアクションプランとしてまとめています。「鋳造産業ビジョン2017」は、正に今後10年間の鋳造業界の羅針盤になるべく策定致しています。   
 また、鋳造カレッジも10周年を迎え、北海道・東海・北陸・関西・中国四国地区で(公社)日本鋳造工学会との共催により記念式典を開催し、長年に亘り鋳造カレッジの運営に貢献いただいた講師、施設提供企業・機関等の皆様に感謝状を贈呈致しました。鋳造カレッジ修了生を対象とした協会認定の鋳造技士の認定者も平成28年度までに累計827名を数え、そのほか鋳造カレッジ上級コース、鋳造入門講座など着実に実施されました。これら人材の育成事業に関しましては、それぞれの地域の現地責任者の方々、そして何よりも講師をお勤めいただいた日本鋳造工学会の皆様方に感謝と敬意を表する次第でございます。今後とも日本鋳造工学会のご協力をお願い申し上げます。
 私ども協会は鋳造産業発展のためにお手伝いをさせていただきますので、今後とも関係諸団体並びに会員の皆様方のご指導ご鞭撻をよろしく申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

自由貿易体制を堅持し、
我が国機械産業の持続的成長を目指す
日本機械輸出組合
理事長 槍田 松瑩

 新年明けましておめでとうございます。
 年頭にあたり、一言ご挨拶申し上げます。
 昨年の世界経済を振り返りますと、米国新政権の通商・環境政策の見直しや欧州での首脳・議会選挙における右派の台頭、英国のEU離脱交渉などが及ぼす影響が懸念されましたが、先進国経済は堅調な個人消費等に支えられ、全体として緩やかな成長が維持されました。
 米国においては、労働市場の堅調さをうけ、FRB(連邦準備制度理事会)の保有資産圧縮が行われ、3月、6月に引き続き、12月にも利上げが行われました。他方、欧州においては、英国のEU離脱交渉が年末のEU首脳会議で第二段階へ移行することが決定し、交渉が一歩前進しました。新興国では、中国の成長が伸び悩んだものの、インドやフィリピン、ベトナムの成長が6―7%台の高成長を維持しており、ブラジル、ロシアにおいて長期低迷からの回復傾向が見られるなど、世界経済は、全体として堅調な成長を示しました。
 我が国経済におきましては、消費が伸び悩んだものの、輸出に支えられて景気は拡大を維持し、我が国輸出の約65%を占める機械輸出は、昨年初からの円安傾向の影響もあって、自動車をはじめ、ほとんどの業種でプラスとなり、新興国向け輸出でも、ベトナム、フィリピン、インド向けが好調を維持し、2017年1―11月の輸出額は対前年同期比約10・3%増と大きく伸びました。
 本年を展望してみますと、欧米経済は、個人消費を中心に引続き堅調に推移するとみられますが、NAFTA再交渉等米国第一主義による米国通商政策の行方が注目されるところであり、また、FRBによる利上げが内外に及ぼす影響も懸念されます。欧州では反移民を掲げる極右やポピュリズム政党の台頭、更には英国の本格的なEU離脱交渉等、経済に大きな影響を与える政治リスクが存在しております。
 他方、新興国は、中国経済の停滞や米国によるエルサレム首都認定による中東情勢の流動化、朝鮮半島の緊張状態からも目を離すことができません。国際テロの広がりも、引き続き世界経済にとっては大きなリスク要因となっております。
 こうした中、我が国の輸出については、米国の経済が堅調な拡大を続けるとすれば、新興国におけるブラジルやロシアの経済回復の本格化から、全体として緩やかな成長が続くものと思われます。
 通商・投資環境面では、米国のTPPからの離脱やNAFTAの再交渉等保護主義的な動きの広がりが懸念されますが、昨年11月のTPP11大筋合意や12月の日EU・EPAの合意を梃子にして、我が国が自由貿易のイニシアチブをとり、環境物品等の自由化交渉やRCEP(東アジア地域包括的経済連携)交渉の加速化などを進めていく必要があります。
 こうした状況下、我が国機械輸出業界は、本年においても、以下のような対策を強力に実施し、機械輸出や海外販売の拡大を図り、我が国経済・産業の持続的発展に貢献して参りたいと存じます。
 第一は、国際競争力の更なる強化と我が国機械産業の持続的成長の実現です。
 我が国業界は、更なる選択と集中を推進し、競争力を有する分野をさらに強化するとともに、IoTやAI(人工知能)等を活用した新たな分野におけるイノベーションを実現し、グローバル市場における競争優位な製品・サービスの投入によって我が国機械産業の持続的成長の実現を目指します。
 他方、政府に対しては、法人税改革や規制改革を推し進め、産業競争力の強化や国際物流の効率化を実現するとともに、政府首脳によるトップ外交の積極的な展開や、JICA、JBIC、NEXIの連携等による巨大リスク案件への積極的な支援等、我が国の質の高いインフラ輸出推進策を拡大することを強く働きかけて参ります。
 第二は、貿易・投資環境をさらに改善し、自由貿易体制を堅持することです。
 我が国業界は、日EU・EPA及びTPP11の早期発効、RCEP等の早期交渉妥結、環境物品自由化交渉等の早期交渉再開を積極的に支援するとともに、既に締結されたEPAを積極的に活用して輸出の拡大を図って参ります。更に各国の通商・投資や国際課税、知的財産、情報保護、貿易手続等に関する制度・運用動向を注視し、保護主義的措置や円滑な貿易・投資を阻害する制度の導入・運用があれば、政府と連携してこれらの排除・ルール策定に努め、特に英国のEU離脱交渉に関しては、欧州事業の持続性確保を図ってまいります。
 政府に対しては、日EU・EPA及びTPP11の早期発効やRCEP、環境物品自由化交渉の早期妥結を推進し、EUの個人情報保護に関する十分性認定への働きかけや、データ越境移転の確保について保護主義的措置を行っている当事国・WTOへの対応を行っていただき、自由で開放された貿易制度の維持のため、積極的に他国に働きかけていくことを強く要請して参ります。
 当輸出組合は、2018年も、皆様と一体となって、これら対策を積極的に推進し、我が国機械輸出業界の更なる発展と我が国経済の本格的回復に向けて邁進してゆく所存です。
 組合員の皆様方のご健勝とご発展を祈念して、新年のご挨拶と致します。

年頭のご挨拶
(一社)日本防錆技術協会
会 長 羽田 隆司

 新年あけましておめでとうございます。
 皆様におかれましては健やかな新年をお迎えになったこととお慶び申し上げます。
 本協会は、「防錆に関する調査研究を行う事業」、「防錆に関する技術者の養成を行う事業」など10項目の事業分野を定めて活動を展開しております。これらの中から注目すべき2、3の活動を振り返って今後の課題を考えて見ます。
 「防錆に関する調査研究を行う事業」では、我が国における防錆防食に要する費用が如何ほどになるかを調査する「腐食コスト調査研究」を昨年から取り上げてきました。過去、昭和52年及び平成13年に公益社団法人腐食防食学会と共同で調査研究を行ってきた延長です。前回調査から15年経過したことから平成28年度からの取組を計画してきました。今年1月には、中間報告のまとめを行い、明年3月には、報告書の完成を目途にしております。
 「技術者の養成を行う事業」の主体となる通信教育「防錆技術学校」は、昨年も5科371名の受講者で開講し、本年3月9日に修業式を迎えます。関係各位のご協力を得て継続して多数の受講者を迎え感謝にたえません。是非、今後とも受講者のご紹介をいただきますようお願い申し上げます。また、防錆技術学校で所定の成績を修め、「防錆管理士」に認定された方々で組織する防錆管理士会では、今年3月より九州支部において防錆管理士のスキルアップ講座を行うことになっております。
 「防錆に関する情報を収集整理する事業」では、昨年の第37回防錆防食技術発表大会があげられます。「東京ガーデンパレス」において開催され、若手技術者優秀発表賞を継続し、若手技術者の育成に努め、参加者283名と盛況裏に終わることができました。第38回防錆防食技術発表大会の委員長には、九州大学大学院 濱田秀則氏(元港湾技術研究所)に継続してご就任頂きました。内容の一層の充実を図りさらなる発展を目指します。
 最後になりましたが、本年も皆様並びにご家族のご健康と更なるご健栄を心よりお祈り申し上げます。

年 頭 所 感
年頭のご挨拶
(一社)日本機械工業連合会
会 長 大宮 英明

 皆様、新年明けましておめでとうございます。
 年頭に当たり、平素より日本機械工業連合会にお寄せ頂いております皆様方の温かいご支援とご協力に対し、改めて深く御礼申し上げます。
 我が国機械産業全般の動向を見ますと、日機連の「機械生産見通し」においても、今年度の国内機械生産は、前年度比5・5%増と、この7年間で最大の伸び率が予想されるなど、国内外の景気動向を反映して総じて堅調な状況が続いております。昨年度のマイナス成長に対して今年度はほとんど全ての業種において増加基調にあり、こうした状況が新年度の4月以降も継続することを強く期待するところですが、労働需給のタイト化も気になるところです。
 いざなぎ景気を超えるアベノミクスの5年間にわたる景気回復のなかで、280万人の就業者の増加に伴い、失業率はバブル崩壊以降最低の水準となりました。人手不足の影響が大企業/中小企業、また地域を問わず日増しに高まっていることを、多くの皆様が実感しておられることと思います。
 こうした労働需給のトレンドは、今後のわが国経済の状況並びに我々機械産業の行方を左右する最も重要なポイントになるのではないかと感じております。少子高齢化のなかで、今後のわが国の「労働力人口」は、10年後には約8%の500万人の減少、そして20年後には約16%の1000万人以上の減少が見込まれるとも言われております。こうした予測値は、ワークライフバランスの改善等の取組みによってある程度変化するものではありますが、人手不足がわが国経済にとって最早構造的な課題であり、労働需給が構造的にタイト化してきていることは抗うことのできない潮流ではないかと考えます。
 こうしたなかで、政府におかれても昨年12月に、『新しい経済政策パッケージ』を取り纏められ、「少子高齢化という最大の壁に立ち向かうため、生産性革命と人づくり革命を車の両輪として、2020年までの3年間を集中投資期間と位置づけ、取組む」との方針が打ち出されました。また、このための対策の一環として、一定の賃上げや人材育成、設備投資を前提条件とした法人税率の引下げ措置の導入が決定されたところであります。構造的な労働需給のタイト化を前にして、人手不足を成長の隘路としないためのこれまでにない創意工夫が求められていることは論を俟たないところです。
 労働需給のタイト化は、機械産業にとって二重の意味を持っています。取引企業や自社の生産現場での人手不足に如何に対応するかという自らの課題の一方で、顧客への機械及びシステムの提供を通じて、ユーザーの省人化、生産性の向上に貢献するという立場です。人件費の上昇圧力の下で、企業がコスト競争力を維持する為には、相当程度の省力化投資を進め、生産性改革の実現に本気で取組む必要があります。日機連におきましても、こうした動きを促進すべく、所要の税制の実現につき、関係方面への要請を行ってまいりましたが、そうしたなかで償却資産向け固定資産税課税の改善、IoT関連税制の創設、省エネルギー税制の創設等、投資を円滑化するための一連の税制が実現することとなりました。人手不足のなかで製造業、サービス業を問わず所要の投資を進める上で、今回の決定は、時宜に適ったものと考えており、機械ユーザーサイドでの制度の積極的な活用を強く期待しております。
 加えて、イノベーションを活用した生産性革命への取組みは、わが国のみならず、世界各国において喫緊の課題として認識されております。私が併せて会長を務めておりますRRI、ロボット革命イニシアティブ協議会が経済産業省とともに昨年11月末に開催致しました国際シンポジウムにおきましても、ドイツ、アメリカ、中国、スウェーデン、チェコなど各国からの代表者が参加し、非常に強い問題認識のもとで、IoT革命を巡って極めて活発な議論が行われました。また、米国のIIC、インダストリアル・インターネット・コンソーシアムからの要請もあり、RRI-IIC間での連携協定の締結を発表致しました。今年前半からも具体的な連携活動が開始される予定であります。このシンポジウムに参加して、私は、取組むべき課題が山積しており、かつグローバルに共通していること、そうしたなかで課題解決に向けた各国間のコラボレーションが強く期待されていることを改めて痛感致しました。
 スマート・マニュファクチャリングに関する国際標準化に向けた取組みも今年はIEC中心に加速していくものと思われます。国内の取組み体制も充実が期待されるところであり、関連する工業会のご協力をいただきながら、わが国がこの面でも積極的に貢献できる立場に立てるよう取組んで参りたいと思います。
 皆様の一層のご健勝とご活躍を祈念申し上げ、新春のご挨拶とさせていただきます。

年頭の辞
岡谷鋼機
取締役社長 岡谷 篤一

(1月4日の同社年賀式で岡谷社長が述べた「年頭の辞」の要旨)
 昨年の日本国内は、少子化による人手不足を補うための設備投資が加速しました。世界では、米国経済の好調および中国の安定政権発足を背景にアセアン経済も拡大しました。またIT、IoTとAI等の第4次産業革命もEU他の経済を支えて個人消費や設備投資を生み、世界経済は拡大しました。
 本年は、中東情勢や北朝鮮問題等の課題はありますが、米国の減税などもあり、昨年を上回る世界同時好況に期待します。そして当社グループも、新年の追い風を捕捉し、中期計画Gih-2020の達成に向け邁進する年とします。
グローバル
 世界22ヶ国の当社ネットワーク全てにおいて目標を達成できるよう、グループ力を結集してグループ全体の活性化に努める。また、日本国内での人手不足による現場力・技能力低下に対してはロボット・IoT等の推進に努めるが、当社進出国でのものつくり加速の可能性にも注目し、貢献する。
イノベーション
 世界での次世代自動車の議論本格化は当社グループにとってチャンスと捉え、情報を収集・分析し、有効な戦略を実行する。また、昨年新設した米国岡谷鋼機シリコンバレー事務所より先端情報をグループに発信し、新産業にも精力的に取り組む。
 一方、国内では日本固有の自然災害対策とともに、東京オリンピックやリニア鉄道等の新しい国土作りに積極的に参画する。
ヒューマンリソース
 グループ一丸となった教育制度改革や人材確保が新たな課題。また、IT・AI時代を迎え人の役割が変化する中、戦略的計画力・想像力・対話力と判断力のレベルアップを期待する。
 そして引き続き競争力のあるIT活用を推進、スピード感のある組織体制、管理部門の牽制機能も点検・強化する。また、国内外各地域において従来以上に地域貢献活動にも注力し、地域の発展にも貢献する。
 新年は、大きな変革の年となりますが、世界経済の拡大が期待できる年です。グループ一丸となり密接な情報交換と議論を続け、新たな飛躍に向けて邁進しましょう。
 ※中期計画Gih-2020の3つの柱…Global(海外取引の拡大)▽Innovation(技術革新)▽Human resource(人材育成)

年頭挨拶
DMG森精機
取締役社長 森 雅彦

 新年明けましておめでとうございます。
 昨年は、世界中でのテロ事件勃発、北朝鮮のミサイル発射といった地政学的リスクの高まりや、米政権交代による国際政治の不安定化、国内大手企業の品質改ざん問題で、動揺・不安の多い一年となりました。一方で、日経平均株価がバブル崩壊後の最高値を更新し、当社も好調な受注環境および為替差益により、統合後最高の売上高を見込んでおります。9月のドイツ・ハノーバーで開催されたEMO2017では、過去最高額の引き合い・受注を達成する事が出来ました。同9月、ドイツでカールツァイス社やデュル社などと提携して、ジョイントベンチャーADAMOS(ADAptive Manufacturing Open Solutions)社を設立いたしました。同社はオープンな産業用IoTプラットフォームサービスを提供する企業として、どのベンダーからも中立の立場で最新のIT技術と業界知識の融合を推進します。
 2016年8月にドミネーション・アグリーメントが発効され、完全一体経営の深化が始まりました。部品共通化、機種統合、CRM、サービス・パーツシステム、グローバル生産を最適化しました。伊賀工場で生産している自社内製主軸「マスターシリーズ」を今春より全対象機種に標準採用してまいります。さらに、グループ会社であるマグネスケール製「スマートスケール」の全機種標準搭載を、制御システム強化による加工時間短縮・省エネを実現する「グリーンモード」の標準装備を推進してまいります。
 EV化、AI化、高齢化といった市場変化に伴い、当社では製品の5軸化、複合化、自動化をさらに拡充してまいります。さらに、テクノロジーサイクル、周辺機器メーカーとの連携、IoTを駆使し、お客様のお悩みを一手に引き受けるトータルソリューションプロバイダを目指します。
 また、「よく学び、よく働き、よく遊ぶ」をモットーに、コアタイム制や在宅勤務のさらなる活用で、全従業員の有給休暇20日取得を徹底いたします。また、4月には社内託児所を開園、定年年齢も従来の60歳から65歳へと延長し、社員のワークライフバランスの充実を図ります。
 本年も、世界中のお客様に、優れた品質の製品を最善の納期とサービスでお届けすべく、尽力して参ります。引き続き変わらぬご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

中部テクニカルセンターの紹介や
優秀販売員の表彰を行う
三菱マテリアル 豊削まつり2017開催

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=鶴巻二三男氏、住所=東京都千代田区大手町1-3-2経団連会館11階)は、11月8日午後6時より名古屋市中区のヒルトン名古屋において「豊削まつり2017」を開催した。豊削まつりは今回で24回目。第一線で活躍するMSM特約店と代理店の営業マンを対象とし、中部テクニカルセンターの概要説明や優秀販売員の表彰、キャンペーンの紹介、さらに同社製品を「見て・触れて・学ぶ」ことをテーマに新製品の展示紹介が行われた。
 冒頭、中村伸一三菱マテリアル執行役員加工事業カンパニーバイスプレジデント兼営業本部長が挨拶で「平素は、三菱マテリアルDIAEDGE(ダイヤエッジ)製品の拡販に格別なるご尽力を賜りまして、厚く御礼申し上げます。4月に新しく予算を掲げてスタートして、もう半年以上が経過しています。お陰様で、予算に対して約2%増の受注販売状況となっています。これも偏に、ご参席の販売店様ならびに代理店様の日頃のご活躍のお陰と思っています。また、このあと紹介がある、各賞を受賞される非常に優秀な営業の方々の多大なるご活躍、ご業績によって、我々のこの数字も出来上がっていると感じています。この豊削まつりも24回目となります。昔を振り返ると、私も岐阜製作所に勤務している時期があり、その頃、黒田(現・富士営業所長)と共に三感体験なるものをこの名古屋の地でスタートした記憶があります。三感体験というのは、人間の持つ『見て、触って、聞く』という感覚を使って直にこの場で商品の知識を身に付けてもらうというのが、当初の目的だったと思います。その三感体験から豊削まつりに移るまでに何年間かの時間があったと思っていますが、さらに20数年間の間にこんなに立派な企画になったということに対して、皆様のご尽力があってのことだと個人的には嬉しく思っています。先日、弊社のOBの方と話をする機会があり、ちょうど今の景気の話になりました。皆様も既に肌で感じているかとは思いますが、今はすべての業種において非常に好調だということで、その好況の波にいかに乗るかが大事なことだという話から、そもそも波に乗れる船があるのか、ないのか、それによって強い波に乗れる、あるいは上手く乗れないといったところで社業に影響するのだという話だったと記憶しています。その船というのは、すなわち私どもの製品・サービスの質であったり、あるいは人であったり、企業の体質であったりというものが、恐らく影響していると思います。勿論、弊社単独ではできませんので、今日ご参席の販売店様ならびに代理店様あっての総合力での船という思いが大変重要になると思っています。今年度3月まで残り5か月を切りました。好景気の波にしっかり乗って、取りこぼしのないように、我々これから数字につなげていきたいとの思いがあります。皆様方のより一層のご理解とご協力をお願いいたします」と述べた。
 昨年6月のオープンから既に1900名以上が来場し好評の「中部テクニカルセンター」について、馴田建一三菱マテリアル加工事業カンパニー開発本部加工技術センターセンター長補佐が概要を説明。同センターの技術サービス(テストカット▽ライン診断・工程改善提案▽解析・加工シミュレーション▽ツーリング提案▽電話技術相談等)、教育サービス(ユーザー研修・講習会▽eラーニング)の紹介などを行った。
 2017年優秀販売員表彰式では、各部門で優秀な成績を収めた特約店の営業マンが発表され、「インサート販売成長率賞」5名、「WSX445セールス賞」1名、「MS6015セールス賞」1名、「WSTARドリルセールス賞」1名、「エンドミルセールス賞」1名、「キャラバン賞」2名、「躍進賞」1名、「敢闘賞」1名、「最優秀賞」1名に中村営業本部長より賞状が授与された。
 受賞者を代表して最優秀賞を受賞した宮田憲人氏(新栄商會)が謝辞を述べ、その中で「中部テクニカルセンターは最強の武器になると確信しました。このセンターを活用させていただき、三菱ダイヤエッジの拡販に努めてまいりたい」と決意を語った。
 続いて、2018年度豊削まつり表彰内容の説明と2017年度ウィンターキャンペーン表彰内容の説明、ならびに新製品の高能率加工用多機能カッタ『VPXシリーズ』の紹介が百合洋三菱マテリアル加工事業カンパニー名古屋支店浜松営業所主任より行われた。VPXシリーズは、高負荷加工において耐欠損性に優れる縦刃インサートを採用し、ランピング加工やヘリカル加工など様々な加工形態に対応でき、経済性にも優れる両面インサート式多機能カッタであり、製品の特長とセールスポイントが紹介された。また、同社の各製作所(筑波製作所、岐阜製作所、明石製作所)の関係者の紹介も行われた。
 最後に、坂元秀幸三菱マテリアル加工事業カンパニー名古屋支店長が「豊削まつりでは私どもから色々なメッセージを皆様方にご提供したと感じていますが、まだまだ伝えきれていないことや、もっと皆様にお聞きしたいことがあります。この後の懇親会でも皆様方の貴重な時間をいただければありがたいと思います」と述べて第1部を終了した。
 第2部懇親会では、堀江武夫三菱マテリアル加工事業カンパニー流通営業部長が「私が潮田から引き継いで流通営業部を担当して初めての豊削まつりということで、非常に懐かしい顔も見受けられますし、今回初めてお会いする方も大勢お見えになる中で、第1部の表彰を、表彰された方、また会場の皆様も三菱ダイヤエッジ製品の拡販に努力していただいているのだろうと感じながら拝見させていただきました。この懇親会を盛り上げて、明日からさらに頑張っていただけるような楽しい場とさせていただきたいと思っています」と挨拶し乾杯の音頭をとった。
 出席者は互いに情報交換して親睦を深め、杉山達彦三菱マテリアル加工事業カンパニー名古屋支店流通営業課長による御礼の挨拶と三本締めでお開きとした。

広島の地で平和の大切さ再認識
第40回三親会総会を開催
サンコー商事 近況報告など行う

 サンコー商事(社長=小島徹氏、本社=名古屋市名東区高社2―245)の販売店と仕入先メーカーで組織する「三親会」(会長=野崎憲昭氏・常磐精機社長)の第40回定時総会が11月23日、広島市内のTKPガーデンシティ広島で開催され、会員ら33名が出席した。翌日は観光とゴルフが行われ、会員相互の親睦が図られた。
 総会当日は、午前11時50分にJR名古屋駅に集合し、東海道・山陽新幹線で広島へ。平和記念公園・原爆ドームを見学した後、午後5時からの総会に臨んだ。
 総会の進行を吉田寿行サンコー商事機工部GMが務め、冒頭、野崎会長が「先回の総会で新会長となりました。宜しくお願いします。今回は2年に一度の旅行を兼ねた総会です。遠過ぎず近過ぎず、また原爆ドームを含めてなかなか行けそうで行けない広島で開催することになりました。弊社は2018年に60周年を迎えますが、売上、利益以前に全社員統一の新スローガンを掲げています。それは、60周年にふさわしい質の向上です。挨拶、規律、ルールを守ること、そして人に気を使うことや助け合い、支え合い、美化の精神であることなど、再度徹底して教育をしています。営業マンは技術や能力も必要なことですが、最後の最後は質、人間性だと思っています。これから私たちが若い世代にそれを伝え、そして育てて、三親会の皆様の会社の業績がアップすることを私は願っています」と挨拶。
 続いて小島サンコー商事社長が挨拶に立ち、景況について「先月(2017年10月)の日銀短観、株価の動向を見ましても、企業の景況感はリーマンショック以前より良いということです。我々の業界に近い工作機械については、日工会の2017年1〜10月の受注額が1兆3211億円で前年対比128・2%、内需が116・4%と非常に好調に推移しており、この分で行くと、2017年は日工会が上方修正した1兆5500億円を超えるのではないかという見込みです。また、先月行われたメカトロテックジャパンをはじめ展示会に参加していますが、皆さん非常に忙しいということで、我々を取り巻く環境は非常に良いと感じています」と述べた。
 同社の近況については「7月に中国の上海に新しい現地法人として、参宏貿易(上海)有限公司を設立しました。上海には今までも事務所があり、子会社の三工機器の製品を販売していましたが、今回それを現地法人化し陣容も拡大して、今までのビジネスに加え、自動車関係の引き合い・受注をいただいているので、そのサポートをすることになりました。自動車業界では100年に一度の大変革と言われていますが、EV化、自動運転、コネクテッドなどが今まで思っていた以上にスピード感を持って進んでいくと感じています。先週末の新聞報道でもトヨタとスズキが共同で2020年にはインドに電気自動車を投入するとありました。この様な状況なのでユーザーさんも色々なことを考えておられ、我々が導入している設備関係もこれからどんどん変わっていくという状況で、営業環境もかなり変わってくると思います。大きなチャンスもあると思いますが、今までと同じことをしていてはジリ貧になる気がしており、これからが勝負だと思っています。基本的にはユーザーさん、メーカーさん、販売店さん、それぞれがきちんとしたリレーションをとって、皆様方の生の声を聞いてニーズを具現化していくことが重要かと思っています。そういった意味でも、この会の発展に努力していきたいと思います」と述べ、会員に対して引き続き協力を求めた。
 山口朗三親会副会長(黒田精工名古屋支店長)を議長に選出して議事に入り、第1号議案=第39期事業報告・会計報告及び監査報告、第2号議案=第40期事業計画案・予算計画案を原案通り承認した。
 総会終了後、会場を移して行われた懇親会は、野崎会長の乾杯で開宴。会員同士で情報交換しながら親睦を深め、藤本一三親会役員(北川鉄工所名古屋支店長)の中締めでお開きとなった。
 翌24日は観光組とゴルフ組とに分かれ、観光組は大和ミュージアム・てつのくじら館の見学や世界文化遺産「厳島神社」の参拝などを行い初冬の広島を満喫。ゴルフ組は広島ゴルフ倶楽部(鈴ヶ峰コース)でのラウンドを楽しんだ。

会員の家族や社員を対象に
昼食会と観劇会を楽しむ
名古屋水栓販売協会 家族会形式で例会開催

 名古屋水栓販売協会(理事長=伊藤辰之氏・イトウ社長)は昨年12月2日(土)、会員とその家族を対象とした家族会形式で12月例会(昼食会および観劇会)を開催。30名が参加した。
 参加者は当日午前11時30分に昼食会会場である活魚料理『まるはラシック店』に集合。大野直樹例会担当理事(大野管材社長)が世話人を務め、伊藤理事長が「今日1日おもいっきり楽しんでください」と乾杯の音頭をとり昼食会がスタート。参加者は思い思いに料理を楽しんでいた。
 昼食を済ませた一行は今年3月に閉場が決まっている中日劇場へと移動し、記念撮影を終え劇場内へ。同劇場ではお馴染みの『前進座』による笑いあり涙ありの名古屋特別公演『中日劇場さよなら公演』を約4時間に渡って堪能し、この日の例会はお開きとなった。

吉野新体制の1年を振り返る
名機工同友会 12月忘年例会

 名機工同友会(会長=吉野栄一氏・吉野機械工具社長)は昨年12月14日に12月例会(忘年例会)を開催。三木喜昌氏(三起工機専務)が司会進行を務め、会員ら18名が参加した。
 冒頭、同会の2018年1月〜3月の活動予定が確認された。●1月16日(火)新年宴会開催。(本紙掲載時、開催済み)●2月22日(木)=八幡ねじ社長を講師に招き講演会開催。●3月17日(土)〜18日(日)=浜松方面への旅行会開催。
 続いて、小島憲二副会長(小島商店社長)が挨拶に立ち「4月から吉野新会長へと体制が変わり、同友会会員による講演会を開くなど、充実した1年だったと思います。2018年も3月までは予定が決まっておりますのでよろしくお願いいたします。今年1年、同友会会員の皆さまの会社は順調に推移してきたと思いますが、2018年に向けてお互いさらに頑張っていきましょう」と語り、乾杯の音頭をとった。
 会員らは新しい年に向けての抱負を語り合いながら思い思いに時間を過ごし、宴もたけなわとなったところで吉野会長が「2018年も皆さまのお力を借りて、なんとかやっていきたいと思います」と中締めの挨拶をし、最後は1本締めでお開きとなった。

加藤製作所の創業者(前会長)
加藤富三氏お別れの会

 銅合金鋳物製造の加藤製作所(社長=加藤紘平氏、本社=愛知県清須市清洲1668)の創業者で、昨年8月31日に享年97歳で逝去した加藤富三前会長のお別れの会が11月17日、名古屋マリオットアソシアホテル16階のタワーズボールルームで午前11時より執り行われた。取引先を中心とした業界関係者ら約300名が参列し、在りし日の故人を偲んだ。
 お別れの会では、故人の足跡をたどるビデオ上映の後、黙祷、弔電の披露があり、続いて遺族を代表して長男の加藤丈人氏(加藤製作所会長)が「本日はお忙しいところ、弊社の創業者・加藤富三のお別れの会にご出席賜り、誠にありがとうございます。今年(2017年)は弊社の創業70周年にあたりますので、6月に私の次男の隼を東芝より会社に入れ、8月7日には社長を長男の紘平に引き継いだのを見届けて、安心して旅立ってくれたことと思います。97年という長い人生でしたが、悔いのない全力投球の人生が送れましたのも皆様方のご厚情のおかげと深く御礼申し上げます」と挨拶した。
 加藤富三氏は、戦後間もない昭和22年(1947年)1月、銅合金鋳物の製造を開始。これが加藤製作所の創業となる。
 最初に作ったのは、炭アイロンの底板。2年間作り続け、会社を軌道に乗せた。
 その後、家庭用電化製品の関連部品を作り、昭和29年には機械工場を新設しメタルの機械加工も開始した。昭和30年代に入るとガス機器が普及し始め、ガス湯沸かし器の鋳造を開始、パロマに1日2回納品するなど多忙な日々が続いた。
 電化製品、ガス機器に続いて注目したのが、水道器具。日本の力強い復興に伴う住宅着工の拡大、水道設備の拡大にあわせて会社も順調に成長し、昭和35年に機械工場、翌36年に鋳造工場の新設、さらに昭和41年には組立工場の建設と、業容を拡大していった。
 昭和55年にJISマーク表示許可を得て、水道用減圧弁、温水機器用逃し弁の製造を拡大。日本水道協会検査工場に指定され、企業としての信頼も増していった。
 創業40周年を迎えた昭和62年、長男加藤丈人氏が社長に就任。
 平成3年に100%出資会社として中国大連経済技術開発区に工場を建設。平成5年、バルブ工場では初めて中国でのJISマーク表示承認工場となった。
 平成19年から経済産業省の支援を受けて、世界で初めて、環境・省エネ・鉛フリーに応える「減圧凍結鋳造システム」という環境配慮に優れた性能の鋳造技術の研究・開発に取り組み、平成25年に実用化に成功した。
 同氏の愛知一中(現、愛知県立旭丘高校)の同級生にはソニー創業者の1人、盛田昭夫氏がいる。

鍛圧機械受注3か月ぶりに減少
国内16・9%増、輸出38・4%減
日鍛工 2017年11月度会員受注統計

 一般社団法人日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=宗田世一氏)が12月8日発表した月次会員受注統計によると、2017年11月度の鍛圧機械受注額は、前年同月比3・1%減の271億3000万円となり、3か月ぶりに前年を下回った。板金系機械、サービス等は好調を維持するものの、プレス系機械が輸出向けの超大型の低調などにより2か月連続で前年を下回った。全体としては、2017暦年受注予想3500億円の達成が見えてきた。
 機種別に見ると、プレス系機械は、前年同月比23・3%減の119億5800万円。大型が28・1%増、中型が45・5%増、小型が18・3%増となったが、超大型が78・6%減と大きく前年を下回った。フォーミングは89・3%増となったが、油圧プレスは31・4%減、自動化・安全装置も29・3%減となった。
 板金系機械は、前年同月比25・9%増の84億9600万円となり、4か月連続で前年を上回った。プレスブレーキが62・2%増、レーザ・プラズマが1・8%増、パンチングも22・9%増となった。
 その他、サービス・部品金型は、前年同月比17・9%増の66億7600万円となり、3か月連続で前年を上回った。
 内外別(機種計)では、国内が前年同月比16・9%増の141億3600万円。金属製品製造業は95・3%増、一般機械は86・4%増と好調で、自動車が15・9%減、電機12・0%減、鉄鋼・非鉄金属も36・0%減となったが、全体的には好調だった。
 一方の輸出は、前年同月比38・4%減の63億1800万円となった。インド向けが21倍増となったものの、北米向け46・9%減、中国向け24・7%減、欧州向け1・3%減、韓国・台湾向け54・4%減、東南アジア向け84・2%減と全般に低調な結果となった。これにより輸出比率も30・9%と低下した。同会では今後の特に北米市場の回復が待たれるとしている。

ウエダ合資会社
管工機材流通業を廃業

 ウエダ合資会社(代表社員=植田慎一郎氏、本社=名古屋市熱田区)は、創業以来85年間続けてきた管工機材流通業を、諸事情により1月31日をもって廃業する。同社は先代の植田昇一氏が愛知県管工機材商業協同組合の第9代理事長、現代表が同副理事長を務めた老舗。会社は存続の方向。

新メンバーとなり初の部会
愛知県管工機材商協組 広報部会開催

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=大藪淳一氏・大清社長)は昨年11月30日、組合事務局(所在地=名古屋市中区伊勢山)で広報部会(部会長=倉地克明氏・倉地社長)を開催。当時編集中だった『組合員名簿2018年度版』(発刊済み)を、集まった部会員ら9名で手分けして校正した後、懇親会を行った。
 新しいメンバーとなって初めての部会。同組合事務局に集まった部会員らを前に大藪理事長が挨拶した後、倉地部会長が手順や注意点などを説明し全員で約1時間かけて校正を終了させた。その後は会場を移し、村井善幸副理事長(広報部会担当、オータケ社長)の乾杯の挨拶で懇親会がスタート。改めて、部会員らは懇親を深め合った。

2018年1月7日・14(日)2657号・2658号
新年特集号
年 頭 所 感

平成30年 年頭所感
中部経済産業局長 富吉 賢一

平成30年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
我が国経済は、雇用環境の改善による就業者数の増加、また4年連続での高い賃上げ及び5年連続となる最低賃金の大幅な引き上げにより消費が持ち直しているなど、緩やかな回復基調が続いています。また、地方経済においても、全ての都道府県で有効求人倍率が1倍を超えるなど、長期にわたる景気回復が続いています。
しかしながら、民間の動きは、長期にわたる生産性の伸び悩みや、新たな需要創出の欠如といった先進国に共通する「長期停滞」によって、いまだ力強さを欠いており、これを打破し、中長期的な成長を実現することが必要です。
このため、経済産業省においては様々な業種、企業、人、データ、機械などのつながりによって新たな付加価値や製品・サービスを創出する「Connected Industries」の形成に向けた取組を推進し、政府が目指す「Society5・0」の実現につなげます。
また、昨年施行された「地域未来投資促進法」の下で成長ものづくり分野や観光・スポーツといった地域の特性を生かした成長性の高い分野に挑戦する取組に対し政策資源を集中投資し、当面3年間で2000程度の事業を創出し、企業の投資額1兆円、GDPを5兆円増大させることを目指します。
中部経済産業局としては、地域企業の生の声を反映して策定された地方版成長戦略である「TOKAT VISION」並びに「北陸産業競争力強化戦略」を着実に実行していくことで、地域経済を支える中小企業・小規模事業者等の「稼ぐ力」の強化に取り組み、地域の産業競争力強化を推進してまいります。
本年が皆様の飛躍の年となりますよう祈念いたしますとともに、経済産業行政へのご支援とご協力をお願いいたしまして、新年のご挨拶といたします。

年 頭 所 感
新春を迎えて
愛知県知事 大村 秀章

 あけましておめでとうございます。
 新たな年が、県民の皆様方にとりまして、素晴らしい1年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
 昨年は、愛知総合工科高等学校専攻科の公設民営化や、遠隔型自動運転システムの実証実験、「あいち航空ミュージアム」のオープンなど、全国初となる取組、愛知ならではの取組に果敢にチャレンジし、大きな成果を上げるとともに、アメリカのケンタッキー州やインディアナ州、ベルギーの3地域、インドネシアの経済調整担当大臣府とそれぞれ相互協力等の覚書を締結し、海外とのパイプを一層強固にした1年でした。
 また、世界に誇る日本のオリジナルコンテンツであるスタジオジブリ作品をテーマとした「ジブリパーク構想」の具体化に向け、大きな一歩を踏み出した年でもありました。
 今年も、様々な取組を積極的に進め、愛知の総合力に更なる厚みを加えていくとともに、未来へと続く取組を、愛知の発展の種として、しっかりと芽吹かせ、着実に育んでいく1年にしてまいります。
 そのためには、2027年度のリニア開業に向けた鉄道・道路ネットワークの強化など、中京大都市圏づくりを着実に前進させるとともに、次世代自動車、航空宇宙、ロボット・AIなどの次世代産業の育成・振興、企業立地の促進、中小企業支援、農林水産業の国際競争力の強化、愛知の魅力の発信と観光振興、来年秋開業を目指す国際展示場の整備などに取り組み、愛知の産業競争力を一層強化してまいります。
 また、ジブリパークについては、愛・地球博記念公園での2020年代初頭の開業を目指し、夢とファンタジーあふれるジブリの世界を再現したオンリーワンの施設を創り上げていけるよう、しっかりと取組を進めてまいります。
 そして、こうした取組以外にも、認知症にやさしいまちづくりを目指す「オレンジタウン構想」や子どもの貧困対策の具体的な取組の推進、スポーツ・文化芸術の振興、教育・人づくり、地震津波対策や交通安全対策、「環境首都あいち」の取組、東三河地域の振興などに力を注ぎ、「日本一住みやすい愛知」づくりを進めてまいります。
 今年も、「日本一元気な愛知」「すべての人が輝く愛知」の実現を目指し、県民の皆様に、笑顔で元気にお過ごしいただけるよう全力で取り組んでまいりますので、一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。

年頭あいさつ
岐阜県知事 古田 肇

 あけましておめでとうございます。
 皆様には、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 昨年は、「人づくり」、「魅力づくり」、「安全・安心づくり」の3つを政策の柱にして取り組んでまいりました。
 先ず、「人づくり」では、中小企業や農業者向けに「中小企業総合人材確保センター」、「ぎふアグリチャレンジ支援センター」など支援拠点を設け、人材確保・育成に努めてまいりました。
 「魅力づくり」では、「清流長良川の鮎」など近年急増した世界遺産や関ケ原古戦場、中山道・山城跡などの歴史資源が豊富な「ひがしみの歴史街道」などを活用し、県内外からの観光誘客に取り組んでまいりました。
 「安全・安心づくり」では、鳥インフルエンザなどの防疫体制の強化、「ぎふ清流福祉エリア」の拡充など福祉・教育の充実のほか、東海環状自動車道西回りなどの幹線ネットワークの整備も推進してまいりました。
 こうした取組みを着実に進めるとともに、新たな課題にも対応していくため、本年は「清流の国ぎふ」づくりを一段と深化させてまいります。
 特に、各産業では人手不足が深刻な課題となる中、建設業や建築業、林業分野でも人材確保・育成のための支援拠点を設けるほか、女性や外国人が活躍できる環境を整備するなど、あらゆる分野の「人づくり」を拡充してまいります。また、IoTの活用促進やそのための人材育成など第四次産業革命による生産性向上の取り組みも進めてまいります。
 次に、東京オリンピック・パラリンピック開催をにらんだ「魅力づくりと海外戦略」も重視してまいります。昨年、東京オリ・パラ選手村に県産木材の提供が決まりましたが、さらには、6月に本県で開催する「アジアジュニア陸上競技選手権大会」を成功に導くとともに、東京オリ・パラへの県内農畜水産物の提供に向けたGAPの取得促進なども加速させてまいります。また、県産品の「岐阜ブランド」のPRや、3月に開館する「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」をはじめ、世界に誇る遺産、アニメ・映画・ドラマの舞台などを活用した国内外からの観光誘客に取り組むとともに、本県と深い関わりをもつスペイン、モロッコ、フランス、リトアニアなど各国との国際交流を一層深めてまいります。
 一方、県民の皆様の安全・安心な暮らしを確保するため、医療と福祉の連携・充実をはじめ、子どもの貧困対策、障がいのある方の自立・社会参画を支援してまいります。また、新たな「防災情報通信システム」稼働による危機管理体制の強化を図るほか、東海環状自動車道西回り、リニア中央新幹線など広域交通の整備促進に努めてまいります。さらには、2020年に本県で開催する「全国健康福祉祭」を見据え、健康づくりにも一層力を入れてまいります。
 今年一年の県民の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

年 頭 所 感
年頭所感
三重県知事 鈴木 英敬

 新年あけましておめでとうございます。皆さんにおかれましては、清々しい新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 昨年の本県経済は、緩やかに持ち直していると言われるものの、多くの企業において労働力不足が表面化した一年でした。このような労働力不足に対応するためには、生産性の向上や優秀な人材の確保、企業の競争力の強化にも資する働き方改革が重要であると考えています。
 これまで、三重県では積極的に企業における働き方改革の取組を支援してきたところですが、支援を受けた企業が自発的に企業同士の情報交換会や経営者間の勉強会を開催するなど、民間主体の取組につながっており、全国からも注目を集めています。引き続き、働き方改革が県全体での取組となるよう広く展開していきます。
 また、昨年は、日EU・EPAやTPPといった経済連携協定が大きく動き出した年でした。各企業にとっては、中長期の事業展開を考えるうえで大きな分岐点となる一年であったと思います。三重県では、「みえ国際展開に関する基本方針」に基づいて企業の海外展開を支援しており、昨年の9月にはカナダ、同年11月にはベトナム・タイを訪問し、販路開拓に関するトップセールスや県内企業の海外展開に向けたネットワーク強化を行いました。
 三重県では、引き続き県内産業の維持・強化を図りつつ、県内企業の有する強みを後押しし、国内のみならずグローバルな経済活動を促進することで、地域経済の成長につなげていきたいと考えていますので、引き続きご支援・ご協力をお願い申し上げます。
 最後になりましたが、本年が皆さんにとって幸多い年となりますことを心から祈念申し上げます。

新春を迎えて 
長野県知事 阿部 守一

 明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。また、日頃から県政にお寄せいただいております御支援、御協力に対し、心より感謝申し上げます。
 今年は、信州にとって新たな時代に向けた節目の年となります。
 2月には長野冬季オリンピック・パラリンピックから20周年を迎えることから、世界中に感動をもたらしたレガシーを継承するべく、開催市町村とともにさまざまな記念事業を実施します。さらに、今冬の平昌を皮切りに東京、北京と続くオリンピックムーブメントを東アジアから発信し、スポーツ交流やインバウンドの促進などを通じて本県の発展へとつなげてまいります。
 4月からは、次期総合5か年計画がスタートします。急激な人口減少、第4次産業革命とも呼ばれる技術革新、人生100年時代の到来など私たちを取り巻く環境は加速度的に変化しています。こうした潮流を捉えつつ、多くの県民の皆様の夢を結集した計画とするために、幅広い県民の皆様との対話を重ねてきました。
 基本目標は、「確かな暮らしが営まれる美しい信州〜学びと自治の力で拓く新時代〜」とし、「学びの県づくり」、「産業の生産性が高い県づくり」、「人をひきつける快適な県づくり」、「いのちを守り育む県づくり」、「誰にでも居場所と出番がある県づくり」、「自治の力みなぎる県づくり」の6つの政策推進の基本方針のもとに施策を展開していきたいと考えています。
 平成26年9月に県民の負託を受けて2期目の県政に取り組み始めてから4年目の新年を迎えることとなりました。長野県知事として、207万県民の皆様と手を携え、人生100年時代における未来に向けた県づくりに挑戦できることに、大きな喜びと誇りを感じております。本年も「共感と対話」の県政を基本に据え、「しあわせ信州」の実現に向けて、全力で取り組んでまいります。
 結びに、皆様の御健康と御多幸をお祈り申し上げ新年の御挨拶といたします。 

“世界に認められる 大都会 ナゴヤへ”
名古屋市長 河村 たかし

 あけましておめでとうございます。市民の皆様には、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 昨年、本市では日本初上陸となるレゴランド・ジャパンがオープンし、名古屋港エリアに大きな注目が集まりました。また、名古屋駅・ささしまエリアでは、高層ビルのJRゲートタワー、グローバルゲートが全面開業し、ささしまライブ24地区のまちびらき≠熏sわれるなど、リニア開業に向けた再開発も進みました。
 昨年10月には、フランス・ランス市と姉妹都市提携を結び、6番目の姉妹友好都市が誕生しました。ランス市は、歴代国王の戴冠式が行われたノートルダム大聖堂など、幾つもの世界遺産を有する歴史と文化の街であります。今後、観光面での相互PRをはじめ、幅広い分野で交流を進めてまいります。
 さて、日本を訪れる外国人旅行者が年々増加しており、昨年は2500万人を大幅に超えました。政府は「2030年に6000万人」との目標を掲げており、本市としてもより多くの旅行者に訪れていただけるよう、都市魅力の磨き上げが必要と考えます。
 近世武家文化の象徴である名古屋城は、三英傑や配下武将にゆかりのあるナゴヤにとって観光の核となる存在です。昨年、天守閣が本物木造復元に向けて歩みはじめ、本年6月には本丸御殿の完成公開を予定しております。私としては、将来、名古屋城がノートルダム大聖堂と並ぶ世界遺産となれるよう、全体の整備を進めてまいりたいと考えております。
 一方、本市を訪れる旅行者に「来てよかった」「また来たい」と思っていただくためには、「食」の満足度を高めることも重要です。本年3月には、名古屋城エリアに「金シャチ横丁」が開業予定であり、近年内外から注目を集め、ナゴヤのおもてなしには欠かせない「なごやめし」などもお楽しみいただけます。この魅力ある食文化を市内の至るところで体感していただけるよう、本市としてもさらなる盛り上げを図ってまいります。
 今後は、東京オリンピック、アジア競技大会、リニア開業など、ビッグプロジェクトが目白押しです。これらをナゴヤの発展に確実につなげるためにも、産業競争力の強化や福祉の充実、子どもと親を日本一応援する施策など、様々な分野で積極的な投資を行うことが重要であります。そして、その魅力を全世界に強力に発信し続け、世界中から人や企業が集まる「世界に認められる大都会」に向けて取り組んでまいる所存です。ゆくゆくはロンドン、ニューヨーク、パリと並び称されるナゴヤとなれるよう、チャレンジしてまいります。
 本年が皆様にとりまして、素晴らしい飛躍の年となりますことを、心からお祈り申し上げます。

年 頭 所 感
東海3県で初となる
連携中枢都市圏の形成を目指す
岐阜市長 細江 茂光

 謹んで新年のご祝辞を申し上げます。
 皆様方には、清々しい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
 昨年は、官民一体となり「岐阜市信長公450プロジェクト」を推進し、国内外に「信長公ゆかりのまち・岐阜市」の魅力を発信してまいりました。様々なイベントが好評を博し大変うれしく感じております。
 また、ぎふ長良川鵜飼につきましても、同プロジェクトとの相乗効果とともに、公式ホームページの多言語化などにより外国人客が増加したこともあり、8年ぶりに観覧船乗船客数が11万人を突破しました。
 今後とも地域固有の宝であるぎふ長良川鵜飼、信長公を存分に活用し、国内外から益々多くのお客様をお迎えできるよう魅力の発信に努めてまいりたいと存じます。
 さて、我が国では急激な人口減少・高齢化を迎えており、国全体の活力低下や経済規模の縮小などから、基礎自治体を取り巻く環境は厳しくなるばかりです。
 こうした中、本市は東海3県で初となる連携中枢都市圏の形成を、山県市・瑞穂市・本巣市・岐南町・笠松町・北方町の3市3町とともに目指しております。昨年6月の連携中枢都市宣言に続き、11月には各市町とそれぞれ連携協約を締結し、今後、岐阜連携都市圏ビジョンを策定していきます。各市町の個性を生かしながら、行政サービスの向上を図り、未来に向けて活力を生み出していくことのできる連携都市圏の形成に取り組んでまいります。
 岐阜市では、平成30年度の重点政策の基本方針を「貫く底流〜前例なき時代への通奏低音〜」としました。これまで、弛まぬ行財政改革で培った財政基盤をもとに、人への投資をはじめとする各種施策に取り組んでまいりました。第4次産業革命や人生100年時代など前例なき時代を迎えようとしておりますが、不易流行≠フ言葉のとおり、時代の要請に応じながらも底流をなす政策や方針をぶれることなく貫き、本市の発展に努めてまいります。
 本年も皆様方のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

中小企業に対する
IT化の相談指導を強化
名古屋商工会議所会 頭 山本 亜土

 明けましておめでとうございます。
 会員の皆様には、平成30年の新春をお健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
 さて、我が国経済は昨年から緩やかな回復基調が続いており、中でも当地経済は、海外需要に支えられて設備投資にも前向きの動きが目立つなど他地域に比べても堅調です。ただ、各産業において引き続き人手不足が深刻で、中小・小規模企業では景気回復の実感が未だ浸透しているとは言えない状況です。
 海外に目を向けますと、経済面では、中国や米国の今後の動向等に懸念はあるものの、総じて回復の傾向にあります。通商貿易については、米政権の保護主義的な動きがある中で、昨年11月には米国が抜けた環太平洋パートナーシップ協定(TPP)につき、残る11カ国が改定案で大筋合意し、12月には日本とEUとの経済連携協定(EPA)交渉が妥結されるなど前向きの取り組みもあって、自由貿易堅持に向けた努力が今後更に進むことを期待します。他方、政治面では、北朝鮮問題、EU諸国の政治混乱、中東情勢、そして各地での度重なるテロ事件など、様々な波乱要因を抱えており、このようなリスクが顕在化することがないよう祈っております。
○大きな潮流変化を見据えて、新たな発展へ
 このように、現況において当地経済は比較的堅調であると申せます。一方、中長期的にみれば、ATやIoT、ビッグデータ等によるデジタル革命(デジタルトランスフォーメーション)などの変動が、企業活動のあり方を大きく変えつつあります。当地主力の自動車産業も、今後EV化の動きに加えて、自動走行やコネクティッドカー等による大きな変化が予想されます。当地の産業全体としても、このような100年に一度と言われる大変化を念頭に、新たな成長に向けた挑戦を加速しなければなりません。
 また、2027年にはリニア中央新幹線の先行開業を予定しており、堅調な経済の現況も相俟って、駅周辺で商業施設やホテルの建設・開業が相次ぎ、栄・伏見地区でも大規模な開発計画が進むなど、名古屋の街は大きく姿を変えつつあります。
 この新規投資への大きな動きを捉えて、リニア開通後に関東圏との一体化の中で埋没・吸収されるリスクを乗り越え、飛躍へのチャンスとするため、今後10年の間に、我々の街ナゴヤにしかない個性・魅力を創り上げていかなければなりません。そのために、街づくりと、これと一体で、商業・サービス業や観光・誘客・MICEなどの発展を進める包括的な戦略づくりが必要ではないかと思います。
○地域とともに
 以上の認識に立って、名古屋商工会議所は「中小企業支援」「次世代産業の振興」「都市力の増進」を3本柱として、本年も全力を挙げて取り組んで参ります。
 第一の「中小企業支援」については、70名の経営指導員が年間2万5000件の巡回指導や窓口相談の中で、資金調達、事業計画策定、販路開拓や人材育成など、中小・小規模事業者に寄り添ったきめ細やかな「伴走型支援」を行なっております。
 今後は、特に、デジタル革命の急速な進行に資金、人材等の制約で遅れがちな中小企業に対してIT化の相談指導を強化していきます。IT導入によるメリットや可能性を伝え気付きを促すため、セミナー等を大幅に増やすとともに、人材育成支援も拡充します。
 また、我が国の中小企業事業者数は、この5年間で40万者減少しており、経営者の高齢化が進む中で、今後10年の間に「大事業承継時代」を迎えます。これに対し、本所としても、円滑な事業承継への環境整備と個別支援のための諸施策を更に充実させて参ります。
○躍動し、愛されるナゴヤへ
 第二の「次世代産業の振興」では、航空宇宙や医療機器など、自動車産業に次ぐ新たな産業の振興のため、更なる取り組みを進めます。
 航空宇宙関連製造業は、当地域で我が国全体の約半分を生産するなど、既に国内最大の集積地になっております。しかし、米国シアトル地域や仏トゥールーズ地域などとの差は未だ大きく、今後当地域が世界的な航空宇宙産業クラスターへと発展するために、大手メーカーの更なる発展とともに、サプライヤー製造業の厚みと拡がりを増す取り組みが重要です。本所としては、昨年の第2回エアロマート名古屋の大成功を踏まえ、来年に予定している第3回の開催準備を鋭意進めるとともに、部品加工トライアルなど、多彩な事業を進めます。
 また、医療機器については、メディカルメッセの開催準備等の取り組みを行なうほか、ロボット産業の振興にも努力を続けます。
 最後に、「都市力の増進」です。当地はモノづくりの世界的集積地であり、「稼ぐ力」を持った地域です。当地が今後も発展を続けるために、インフラ整備は必要不可欠です。
 リニア中央新幹線の効果を最大化し、地域全体にあまねく行き渡らせるため、中部国際空港の二本目滑走路の早期整備、名古屋港整備の着実な推進、名古屋環状二号線や西知多道路等広域幹線道路の整備促進に、引き続き積極的に取り組んで参ります。
 更に、リニア開通までの10年間に、ナゴヤが「躍動し、愛されるナゴヤ」として、全国や世界に注目されるような都市になっていくため、行政等と一体となった包括的な戦略づくりと実行策の推進が必要と考えます。昨年夏以来、「躍動し愛されるナゴヤ研究会」を設置して検討を続けており、本年半ばまでには取りまとめを行なって、これに基づいた具体策を進めていきたいと思います。
 以上の3本柱の下で、本所としては、本年も全力を挙げて地域と産業の発展のために取り組んでまいる所存です。
 会員の皆様におかれては、本年も何卒、本所の活動にご理解とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げて、新年の挨拶とさせていただきます。

連携深め積極的な活動を展開
(一社)日本工作機器工業会
会 長 寺町 彰博

 あけましておめでとうございます。
 年頭に際し、所見を述べさせていただきます。
 昨年の世界経済は、欧米をはじめとする先進国は引続き好調に推移し、中国においては政府による経済対策の効果が見られ、総じて拡大基調で推移しました。一方で、ポピュリズムや保護主義の流れ、及びシリア情勢の悪化や北朝鮮の核開発問題などの地政学リスクの高まりにより、先行きに対する不透明感が高まりました。
 日本に目を向けますと、海外経済の回復などを背景として輸出や生産が好調に推移する中、経済は緩やかに回復しました。さらに、世界的な好景気と好調な企業業績を背景に、日経平均株価がバブル経済崩壊後の戻り高値を更新し、約26年ぶりの高水準となるなど、今後の持続的な成長へと弾みがついた1年となりました。
 世界経済の先行きに対する不透明感が高まる中、AT、IoTなどの高度情報技術による繋がりやロボットを活用した仕組みが進展し、私たちのビジネスチャンスは広がっています。一方で、それらのテクノロジーを武器に新市場を創り出すIT企業が世界の株式時価総額の上位を占め、その一角が既存の小売業を席巻し、業態自体に急激な変化を迫るなど、私たちを取り巻く環境は凄まじいスピードで変化しています。しかしながら、日本の製品やサービスは品質や信頼が高い分、それらを世に出すまでの時間がかかり過ぎるため、ややもすると、変化を起こすどころか、その波に乗り遅れる可能性すらあるかもしれません。
 したがって日本の製造業に求められることは、変化に怯むことなく、私たちの「強み」である高付加価値な製品力に新しい技術や仕組みを積極的に取り入れることにより、ダイナミックなイノベーションを大胆なスピードをもって成し遂げることと考えます。
 これらを実現できれば、必ずや私たちはグローバル競争の中で打ち勝ち、世界の製造業を引き続き牽引していくことができるものと考えております。
 従いまして、当工業会といたしましても、会員の皆様と強い信念を共有するとともに、これまで以上に連携を深め、日本の製造業の発展に寄与できますよう、積極的な活動を展開してまいる所存です。
 最後になりましたが、会員企業様の益々のご発展と皆様のご健勝とご多幸を心より祈念し、年頭の挨拶とさせていただきます。

年 頭 所 感
年頭の辞
愛知県中小企業団体中央会会長 長谷川 正己

 新年あけましておめでとうございます。
 会員の皆様には、輝かしい新春をお迎えになられましたことと、心よりお慶び申し上げます。
 平素は、本会の事業推進につきまして、多大なご支援・ご協力をいただき深く感謝申し上げます。
 顧みますと、昨年の我が国経済は、米国新政権の政策により景気の減速が懸念されましたが、政府による経済対策の効果もあって、個人消費や設備投資の持ち直し、雇用や所得環境での改善等が見られ、景気は緩やかな回復基調が続きました。
 しかしながら幅広く景気回復を実感するには至っておらず、とりわけ中小企業におきましては、人手不足の深刻化や働き方改革への対応などによる労務コストの上昇に加え、海外経済の不確実性、東アジア情勢の緊迫化など、先行き不透明な状況が続きました。
 こうした厳しい経済環境の中にあって、中小企業が時代の変化に的確に対応し、新たな発展を遂げていくためには、個々の事業者が自ら経営革新を図り、環境変化に即応できるような経営体質を作り上げていくことが何より肝要でありますが、同時に個々では解決できない諸問題に対しましては、中小企業組合をはじめとする連携組織の下に力を結集し、組合員相互の連携を今まで以上に強化して、積極果敢に対応していくことが必要であります。
 本会といたしましては、経営力の向上、強化を図る意欲ある中小企業への支援や円滑な事業承継の促進をはじめとして中小企業と組合の皆様の一助となれるよう積極的な事業推進を図り、中小企業の支援機関としての役割が果たせるよう、決意を新たにしているところでございます。
 会員の皆様におかれましても、新しい年を迎え決意を新たに、団結を更に強固にされ、中小企業の振興のために邁進されますことをご期待申し上げますとともに、ご繁栄とご健勝を心よりご祈念申し上げまして、年頭のご挨拶と致します。

希望にあふれた飛躍の1年に
三重県中小企業団体中央会会長 佐久間 裕之

 新年あけましておめでとうございます。
 名古屋機工新聞読者の中小企業の皆様方におかれましては、お健やかに新年をお迎えになられたことと心よりお慶び申しあげます。
 さて、政府による経済政策の効果により長期化しているデフレ経済からの脱却の兆しが見られ、わが国経済は、緩やかな景気回復基調にあると言われていますが、中小企業・小規模事業者については、改善の度合いが小さく、また、金融資本市場の変動など世界経済のリスクによる影響のほか、人手不足の深刻化とそれに伴う人件費等の高騰などの課題に直面し、収益状況の改善が進まず、加えて経営者の高齢化や技術革新、グローバル化への対応など先行き不透明感が依然として続いています。
 このような環境の中にあって、地域経済を担い、雇用と暮らしを支える中小企業が、経済の好循環の実現に寄与するためには、自らの事業環境の変化に対応し、生産性を向上させ、収益力を強化することが重要であり、そのために、多様な経営資源を相互に補完する組合等中小企業連携組織を活用し、諸課題の解決に果敢に挑戦するなど従来にも増して自助努力を行うことが求められております。
 中央会におきましては、中小企業連携組織の専門支援機関としての役割を最大限に発揮しながら、懸命の努力を続けている中小企業が経営力を強化し、組合等の連携組織が持っている企業同士の「つながる力」を大いに発揮できるよう、ものづくり、IT利活用、人材育成などをはじめとする積極的かつ多面的な支援により、中小企業、中小企業組合の持続的な成長に寄与すべく、新たな時代に即した事業を積極的かつ意欲的に展開するとともに、組合等を通じた中小企業・小規模事業者の振興を推進し三重県経済の活性化に全力で取り組んでまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申しあげます。
 本年が皆様方にとって、明るく希望に満ちあふれた素晴らしい飛躍の1年となりますとともに、皆様方のご繁栄とご健勝を心より祈念申しあげまして、新年のあいさつといたします。

年頭所感
岐阜商工会議所会頭 村瀬 幸雄

 皆様には、平成30年の新春を健やかにお迎えのことと心よりお祝い申し上げます。
 昨年のわが国経済は、米国における保護主義の台頭や中国の海洋進出、北朝鮮の核開発問題など多くの不安要素を抱えながらも、政府による成長戦略や堅調な大手企業の業績を背景に景気拡大し、11月には日経平均株価が約26年ぶりの高値を更新するなど、景況は概ね良好でありました。
 一方、物流業界を中心に人手不足が深刻化するなど、わが国の構造問題である少子高齢化にいよいよ正面から向き合わなければならなくなりました。
 岐阜県経済については、国内外の活発な設備投資や輸送機械などの生産持ち直しの動きにより、製造業を中心に回復基調となり、有効求人倍率は全国の中でも高い水準となりました。また、雇用・所得環境の改善により、個人消費についても改善傾向にあり、総じて緩やかな回復傾向にあるものと言えます。
 本年につきましては、米国との貿易問題や日本の品質主義を脅かす大手メーカーの不正問題など課題はあるものの、雇用や所得の改善による個人消費の増加や、AI・IoTなどによる世界的なイノベーションの発展に伴う市場拡大が見込まれ、全体では引き続き回復基調を維持するものと予測されます。
 こうしたなか、昨年6月に「まち・ひと・しごと創生基本方針2017」が閣議決定され、地方創生は新たな段階に移行しました。今後は、付加価値の高い地域産業の育成や東京一極集中の是正など、地方経済に好循環をもたらす取り組みが一層加速していくものと思われます。
 岐阜商工会議所は、地域の経済団体として、地域経済の活性化を図るため、諸事業の推進に邁進していく所存であります。
 とりわけ、人口減少が避けられない当地域にとっては、地方創生は第一に取り組むべき課題であります。地域の経済・社会機能を維持・向上させるには、生産性の向上や、地域間連携による補完・相乗効果の発揮が必要不可欠であり、そのどちらにとっても、道路網の整備は必須の課題であります。
 道路網の整備効果は、時間短縮や定時制の確保による物流の効率化は言うまでもなく、ヒト・モノの交流を加速させ、地域間連携を促す効果があり、道路網整備は地方創生の要であります。
 なかでも、岐阜県内道路網の骨格となる東海環状自動車道、岐阜南部横断ハイウェイ、また、一大経済圏である名古屋市との連携関係をさらに深める名岐道路については、地方創生にかかせないものとして、その整備促進に向けてより一層尽力してまいる所存です。
 また、長年の課題でありました岐阜商工会議所会館の耐震化工事につきましては、議員の皆様をはじめ、多くの方からの物心両面にわたるご協力・ご支援により、昨年10月25日に、耐震リニューアル工事が完成し無事ご披露することができました。今後は、新しくなった岐阜商工会議所会館を拠点として、岐阜のまちづくりや創業者支援に役立つ取り組みをしていきたいと思います。
 ガラス張りで開放的なつくりとした一階セミナールームでは、創業支援に関するセミナーを開催。また、岐阜あげての大きなイベントの大半は、長良橋通りで展開されることに鑑み、イベントに花を添えるような催しも企画してまいります。
 そして、毎年恒例となってまいりました「鮎菓子たべよー博」については、本年はこの新しくなった会館で執り行います。
 本年の「鮎菓子たべよー博」は、岐阜ブランドを盛り上げる「鮎菓子プロジェクト」の旗艦事業として、これまでにも増して、菓子事業者の意欲や創意工夫を引出し、その熱意を県内外へアピールする場としての意味を強くしていくため、事業者の皆様との連携を深め、「岐阜といえば鮎菓子。鮎菓子といえば岐阜」と全国から認識してもらえるよう、引き続き取り組んで参ります。
 一方、団塊世代の経営者が大量引退期を迎える「大事業承継時代」の到来が危惧されておりますが、中小企業には後継者不足に悩む企業が多く、後継者不在により廃業に追い込まれる企業も少なくありません。地方経済の中核を担う中小企業の減少は地域の活力低下に直結しており、当所としては、事業引継支援センター等を通じ、平成30年度税制改正に盛り込まれた事業承継税制を追い風に、中小企業の事業承継を支援してまいります。
 最後になりますが、皆様方の本年一年のご健勝とご繁栄を祈念いたしますとともに、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。

年 頭 所 感
モノづくりに歓びと誇りを再び
(一財)機械振興協会会長 釡  和明

 新年明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、健やかな年末年始となりましたことと心よりお慶び申し上げます。
 さて、わが国のモノづくり産業は、本格的なIoT時代を迎え大きな転換期にあります。誰でもどこからでも様々な情報にアクセス可能な情報環境の進展はモノづくり産業の姿を変えようとしています。日に日に進化するAI(人工知能)の性能には目を見張るものがあります。また、東京オリンピック・パラリンピックを2年後にひかえ、人やモノの移動、いわゆる次世代モビリティという言葉も注目され始めています。
 一方で、昨年後半から相次いだ名立たるモノづくり企業による「品質管理問題」はIoT、AI、次世代モビリティといった華々しいイノベーションとは裏腹にわが国のモノづくり産業にとって大きな危機感を抱かせる出来事となっています。
 日本はモノづくり大国≠ニ言われ続けて来ましたが、では、モノづくりは誰が行うのでしょうか。それはAIでもロボットでもありません。それは我々人間の成せる技です。「品質管理問題」が深刻なのは、それが単に企業倫理の低下だけで済まされる問題ではなく、その根底にある“モノづくり大国日本”に潜む構造的危機を感じさせるからです。
 “モノづくり大国”と言われながら日本の若者のモノづくり離れは続いています。政府は成長戦略と対になる政策として働き方改革を提唱していますが、モノづくりの現場では若い担い手の不足が慢性化しています。働き方改革は、当然のことながらモノづくり産業にとって大きな課題ですが、同時にそれは若者を製造現場に引き寄せる大きなチャンスでもあります。そうした中で発生している「品質管理問題」はモノづくり企業に対する信頼を損ねる深刻な問題です。今、日本のモノづくり企業が忘れているのは、モノは人がつくる、人は企業がつくるといった基本なのではないでしょうか。働き方改革の真の目的は何か?と問われれば、それは働くことの歓びと誇りを取り戻すことではないでしょうか。私たちはモノづくりに歓びと誇りを再び取り戻さなくてはなりません。歓びと誇りのあるところに優秀な若者は集います。疾風怒涛(Sturm und Drang)の世界情勢の直中にあって、日本企業はモノづくりに対する歓びと誇りをもう一度しっかりと抱き、そして噛締め、まさに「風に立つライオン」の如く毅然とした態度で本当に良い製品をこれからも世界に発信していかなくてはなりません。
 機械振興協会は、今年もそうした皆様のお役に立てるように様々なサービスを技術研究所と経済研究所のノウハウを活かしながら提供・提案してまいりますので、引き続き、ご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

グローバル時代における
「日本人のものづくり」を支援
日本工作機械輸入協会会長 中川 貴夫

 2018年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は当協会の事業活動にご支援ご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。
 輸入工作機械は日本の近代化や工業化の基盤を成すものであり、当協会はその発展と推進において貢献してまいりました。今後も、グローバル時代における「日本人のものづくり」を支えるため、一層の努力をしていく所存です。
 昨年2017年の工作機械の輸入通関実績は、約880億円(予想)となり、一昨年2016年の930億円から約5%減となりました。本邦通関ベースの数字であるため、三国間貿易の場合はカウントされません。業界各社の好業績からみて、三国間貿易分が増加したものかと推察しております。
 昨年9月にドイツ・ハノーバーで開催されたEMO2017は、約13万人の来場者を数えましたが、当協会からも42名からなる視察団を組み、大変有意義なミッションとなりました。
 さて、今年は11月1日から6日にかけて6日間、JIMTOFが開催されます。当協会会員企業様におきましては、世界の超一流の技術・製品を出展され、社業ひいては業界の益々の活性化に導かれることが期待されるところです。
 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、カウントダウンが始まりました。当協会でも、それに向け、ものづくりを通じて日本経済をしっかりと支えていく所存です。
 最後に、皆様にとりまして、本年が最良の年となりますよう祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

年頭挨拶
日本精密測定機器工業会会長 中川  徹

 明けましておめでとうございます。
 皆様には平素より日本精密測定機器工業会各社の製品をご愛顧賜り、また当工業会の活動に深いご理解、ご協力賜っておりますこと、この場をお借りして心より厚く御礼申し上げます。
 さて、昨年の我々製造業を巡る景況は、中国政府の半導体産業育成の方針や、スマホ、車載、そしてサーバー等関連の需要増に伴い半導体業界が飛躍し、その関連で、工作機械はじめ多くの産業が活況を呈しました。地域的にも、中国は、成長率を少しずつ切り下げてはいますが、引き続き拡大基調であり、東南アジアも輸出の回復により一時の低迷期を脱しつつあります。欧州では、例えばドイツは2009年1月以降約9年に亘り景気回復局面が続いていますし、昨年は、スペイン、フランスなども底堅い成長を示しました。アメリカもトランプ大統領の諸々の過激な発言は兎も角、経済に関しては、原油価格の上昇も手伝って堅調に推移しています。翻って日本ですが、回復の実感が、十分感じられないとの声も聞かれますが、外需に加え、内需もある程度バランスの取れた形で、回復して来ています。要するに世界的にまずまず以上の状況であり、結果、例えば、日本工作機械工業会は年間受注予想を1兆5千5百億円に上方修正されています。
 そうした環境下、お陰様で、日本精密測定機器工業会各社も、受注中心に景況の回復をみていますが、生産がまだ必ずしも追随していないこともあり、2017年の出荷額で申せば、前年比プラスは確保するものの、昨年年初に予想した、1020億円(一昨年比約7%増)からは、若干下振れる結果に終わるのではないかと予想しています。
 一方、今年に関しては、中東、東アジア等における地政学的リスク他、所謂イベントリスクが起こる可能性は否定できないものの、足元の景況が、早期に一転して悪化することはあまりないものとみられ、私ども製造業には、悪くない環境と言えるのではないかと思っています。精密測定機器業界に関しては、新興国も含め、製造業の人手不足、熟練技能者の不足が顕在化しつつあり、生産性の向上、自働化が叫ばれる中、また、色々な意味で品質問題に注目が集まる中、我々の業界が、課題解決に貢献できる面も多いのではないかと自負しているところです。その意味で、私ども、日本精密測定機器工業会も今年は、昨年を相当上回る結果を残したいと年初にあたり期しているところです。
 偶さか今年の干支は、戊戌(つちのえいぬ)で、戊も戌も変わり目を意味するようです。Industrie4・0、IoTの具体的な方向性も少しずつ見え始めて来ており、このパラダイムシフトの流れを捉え、自らを磨き、対応し、変わって行かなければと念じています。
 皆様の一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げるとともに、皆様の益々のご発展を祈念し、年頭の挨拶とさせて頂きます。

アットホームで会員相互の
親密度の高い工業会
日本精密機械工業会会長 稲葉 弘幸

 平成30年を迎え、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
 旧年中は当工業会の活動に格別のご支援、ご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 さて、当工業会は昨年「創立60周年」を迎えました。
 「超精密へのあくなき挑戦」を共通のテーマに掲げ、切削・非切削型加工機や周辺装置、工具メーカー、ソフトウエア・サービス会社など様々な企業にご参加頂き、現在では正会員42社、賛助会員62社、個人会員2名様と、106の企業、個人様にご参加頂いております。
 1957年に小型工作機械協会設立の声明書を発表、「会員相互の親睦」を重んじ、情報交換はもちろん、仕事を協力し合うことも多々あり、会員同士の密な連携は屈指であると自負しております。
 この密な関係は当工業会の伝統であり、最大の魅力であると思います。
 これからは経営者同士だけでなく、社員同士にも広げていきたいと考えております。
 技術委員会では提案力の向上を図りながら、お互いを知るためとして若手技術者を対象とした「プレゼン‥わが社の誇りと新商品紹介」と題した研修会を、販売委員会では新人社員を対象とした「マナー研修会」を実施しております。
 また、日本国内で「モノづくり」をしている集団として、「日本製」を更にアピールする思いから「JAPAN MADE」認証制度を設立しております。
 主要部品の70%以上を日本製とする機械を高品質製品と認定し、海外販売の促進を狙っております。
 更に、今年の11月に開催されるJIMTOF2018でも、「日本人の匠技・モノづくりコンテスト」を企画しております。
 是非、今回のコンテストにも奮ってご参加頂きたいと思います。
 今後も「超精密へのあくなき挑戦」を旗印に、工業立国である日本の技術力を示し続けていく所存です。
 「アットホームで会員相互の親密度の高い工業会」として、「日本のモノづくり」に貢献出来るよう努めてまいりますので、引き続きお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
 最後に、関係各位のご支援、ご協力をお願い申し上げますと共に、皆様にとって最良の年になりますよう祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。

年 頭 所 感
夢の実現に向けて
日本光学測定機工業会会長 浜田 智秀

 明けましておめでとうございます。平素より関係者の皆様には日本光学測定機工業会の活動に、ご理解とご支援を賜り、心よりお礼申し上げます。
 毎年大きな出来事が起こる中、私ども産業界におきましても昨年は多くの事件が生じました。
 そのなかでも製品の品質データ改ざん、無資格での検査など、メイド・イン・ジャパンを根底から大きく揺るがすような不正が発覚しました。
 一方、ガソリンエンジン車からEV車へシフトすることを自動車メーカが宣言するなど大きな変化も加速し、VRやAR、そしてAIを搭載したロボットや自動運転などは、まさに小さいころSF小説に登場していた夢物語がどんどんと実用化されてきています。
 近年ではIoTも身近となり、新たな夢の実現に向け、それらを支える電子機器の需要は今後ますます増える方向へと進んできています。
 日本光学測定機工業会におきましては、昨年9月に開催した測定計測機展での入場者は過去最高となる盛況であったことから判断すれば、景気回復が実感できることとなっただけでなく、この展示会が過去の夢物語を実現するための場になっている証だとも考えております。
 また、たびたび引き起こされている品質問題により、検査工程及び出荷・受入れにおける品質保証の重要性が再認識された側面もあると感じています。
 これまでの検査・測定での品質保証はどちらかというと歩留り向上やコストダウンといった狭義での視点が強かったのではないかと考えており、昨今の検査や品質の不祥事は、その製品評価を単に下げるだけでなく、企業価値そのものを大きく毀損させるリスクがあることを強く意識しておく必要があります。
 当工業会では、見えないものを見えるようにし、定性的なものを定量化できるよう活動を続けており、光学測定機が得意とする可視光領域だけでなく、近赤外、更にはX線などの不可視光を使用することによって測定での見える化を具現し、高速かつ大量な計測データにより、これまで見逃していた現象・事象の把握、評価方法の確立を進めております。
 これらの検査・測定・計測分野を益々進化させることによって、新たな技術開発に貢献し更なる夢を実現し、検査・測定・計測の自動化、省力化を一層推し進め、人間の恣意やバラツキ、不確かさが入る余地のない品質保証、信頼性、安心、安全を実現する世界へ向けて今後も新たな提案をすることで、過去には出来なかった夢物語を一つ一つ実現して行く礎になっていきたいと考えております。
 今回は夢について話をさせていただきましたが、お正月だということでお許しいただけますと幸いです。これまで以上に関係各位の皆様との連携を深化させ、ものづくり、ことづくりへの発展へ寄与できるよう本年も取り組んでいくことをお約束して、年頭のあいさつとさせていただきます。

平穏な1年を願う
(一社)日本フルードパワー工業会会長 永久 秀治

 新年明けましておめでとうございます。
 平成30年の年頭にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
 お正月はふと目にした風景に静寂と美しさを感じる瞬間があります。初詣に地元の小さな神社へ向かう小路や交通量が少ない都会の街路に静謐な空気が流れ、日本の平和を感じる瞬間です。本年も平穏な年であることを願って止みません。
 さて、昨年を振り返りますと、フルードパワー業界を取り巻く景況はまだら模様ながら、概ね良好のうちに推移いたしました。企業部門では生産の増加基調が続き、輸出は底堅く推移、また、企業収益が改善する中、設備投資も持ち直しに向かいました。株価は世界的に堅調に推移し、東証株価もバブル崩壊後の高値を更新するなど明るさを増しています。企業業績も9月の中間決算では製造業を中心に増益基調が確認されました。こうした中、当工業会では下期に入り、昨年4月に発表した需要予測の見直しを行いました。油圧機器では中国の建設機械需要がまだしばらく底堅い動きをすると判断し、前年比、前期比ともに約15%プラス、空気圧機器も外需を中心に工場自動化が更に強く伸びるとの判断のもと、前年比、前期比とも25%プラスを見込み、全体では今年度は8500億円近くに達するとの上方修正をいたしました。
 昨年の突然の衆議院解散の結果は引き続き与党多数の政権となり、政策の安定的な運営が期待されます。自民党の公約の中に、最先端のイノベーションによる「生産性改革」とあらゆる人にチャンスをつくる「人づくり改革」というのがあります。大胆な税制、予算、規制改革などを通じて、企業収益を設備投資や人材投資へ振り向けるというものです。大いに期待したいものです。一方で、少子高齢化による若手人材の不足が深刻です。当工業会では、昨年、高齢者活用指針を取りまとめました。シニアの方々、女性の方々にもより活躍していただける業界にしていくことが我々の更なる発展に資するものと考えております。
 今年を展望すると、米国や中国を中心に海外経済の堅調が見込まれる中、輸出は増加基調が続くことが期待されます。また、国内需要も人手不足が続くもとでの雇用環境の改善、旺盛な建設需要などを背景に底堅く推移すると見込まれており、総体としては底堅い内外需を背景に緩やかな回復基調が続く見通しです。一方で、止まることのない経済のグローバル化により事業を取り巻く環境は複雑さを増し、各地での新たなナショナリズムの台頭や地政学的リスクの発生は不確実性をますます高めています。また、ビジネスにおいては、IoT、AI、自動運転などの技術のさらなる発展が、産業構造を大きく変化させる起爆剤になる可能性があり、そこには新たな事業機会、収益機会が生まれてくると言われています。経営者にとってリスクに対応するための俯瞰的な視点と、変化を恐れないチャレンジ精神が一層、求められていると考えています。
 最後になりましたが、フルードパワー工業会と皆様方の会社の益々の清栄と発展を祈念し、私の年頭のご挨拶とさせていただきます。
謹んで新春のご祝詞を申し上げます

年 頭 所 感
営業マンのレベルアップ教育を強化
日本工作機械販売協会会長 冨田 薫

 皆様 新年明けましておめでとう御座います。
 健やかに新春を迎えられた事と、謹んでお慶び申し上げます。
 旧年中は当協会に対し一方ならぬご厚情と温かいご支援を賜り有難う御座いました。あらためて御礼申し上げますと共に本年も引き続き宜しくお願い申し上げます。
 昨年を振り返ってみますと10月に衆議院選挙があり、自民党が圧勝し安倍政権が再任されました。それを株式市場は好感をもって受け入れ、日経株価はうなぎ昇りに上昇しました。
 工作機械受注も日工会の上方修正された受注予測1兆5500億円を、内需も6000億円を上回ったと思われます。
 今年の工作機械受注は昨年同等が期待されます。
 ここでメカトロテック2017展(名古屋)と東京モーターショウ2017を見学して感じた事を述べます。
 メカトロテック展では、やはりIoT関連の展示が多く見受けられました。これからは、インターネット経由で機械等の稼働データーを取り、解析し稼働率向上、状況診断、機械故障の予防等に生かす方向です。
 東京モーターショウでは自動運転コンセプトカーが展示されており(レベル4を目指している)、システムが運転してくれる訳ですが、センサー、カメラ等で周りの状況を確認しながら、更にインターネット経由で継続的に道路状況情報を入手し目的地に到着する。
 両展示会のキーワードはコネクティビティ(インターネット)であり、今後インターネットとの付き合いがより重要になります。
 自動車業界の将来について、新聞等及び業界情報(日工販主催自動車勉強会)により次のキーワードに注力して、自分なりの戦略を立てる事が大切であるらしい。
●ガソリン車エンジンの省燃費化、CO 

削減
●EV、プラグインHEV、FCV(燃料電池車)
●自動運転
●カーシェアリング
 最後に日工販の役割についてですが、まず第1に営業マンレベルアップ教育の強化です。ユーザーの技術的要望を解決出来るプロの営業マンが必要であり、日工販としては、各種教育セミナーを提供して、営業マンのレベルアップに協力して行きたいと思います。営業マンとユーザー技術部、購買部との心の通った対応が重要になります。
 第2に各種情報の提供です。補助金、税制改正、PL保険等の情報を会員各社には迅速且つ的確に提供し更に工作機械の重要市場である自動車、航空機、他産業の将来について専門家に依頼して勉強会を開催します。
 第3にメーカー各社との情報交換及び人脈作りです。メーカーのご協力を得て新製品勉強会、工場見学会、またメーカー営業マンと会員各社との交流を積極的に実施し、より一層連携を深めて行くことを目的として取り進めたいと思います。
 上記の内容をひとつ、ひとつ実行してゆく所存ですので、本年も引き続きご支援を宜しくお願い申し上げます。
 最後となりますが、皆様の益々のご多幸とご健勝を祈念申し上げて、私の年頭のご挨拶とさせて戴きます。

環境対応車両、自動運転等
金型技術は大きな役割
(一社)日本金型工業会会長 牧野 俊清

 平成30年の新春を迎えるにあたり、謹んで会員の皆様、関連官公庁、関連業界の皆様にお慶び申し上げます。
 日本の金型業界はリーマンショックによる世界同時不況の影響により大打撃を受けましたが、2010年の底から自動車用を中心に少しずつですが回復を続けています。しかしながら、ショック前のピーク2007年と比較して64%から87%に戻したところで、さらなる回復を期待します。
 一昨年、米国の大統領にトランプ氏が選任され、保護主義等で世界経済に悪影響がないか懸念されました。また、昨年は、中国では習近平第2期指導部が発足し体制が強化され、韓国は文在寅大統領、フランスはマクロン大統領が就任しました。一方、北朝鮮は核実験・ミサイル発射を続け、世界・日本に脅威を与え続けています。
 その中で株式市場を見ると、昨年年初と12月初旬で比較して、ダウ平均は初めて2万4000ドルの大台を突破し1万9763↓2万4232ドル(123%)、日経平均1万9114↓2万2819円(119%)、上海総合3104↓3318元(107%)、韓国総合2026↓2475ウォン(123%)といずれも活況を呈しています。
 昨年は、国内車両生産台数が回復したこともあり、我々の需要業界である素形材産業の景況が、前年比102%〜110%といずれも好調でした。また、中国の日本からの工作機械輸入は2015年3月301億円でしたが、中国経済の悪化で2016年3月136億円となりました。2017年3月は367億円となっています。中国経済が好転していると思われます。株価は景気の先行指標とも言われており、本年は日本経済が良くなる期待が大であります。
 平成30年の干支は「戊戌(つちのえいぬ)」で、60年に一度巡ってきます。昨年の「酉」は、果実が極限まで熟した状態とのことで、「戌」は収穫するという意味もあるそうです。
 良いこと、悪いことがあるが、草木が再生するために地に還るように、不要なものは切り捨てることで新たなチャンスが得られ、何を取って何を捨てるかを明確に定めるのが大事だと干支の解説にはありました。
 昨年は、金型工業会にとって記念すべき年でした。11月に創立60周年記念式典を行い、「金型マスター認定制度」をスタートさせました。また、一時的に脱会していたISTMA(国際金型協会)に復帰いたしました。6代目会長に南アフリカ、副会長にポルトガル、ブラジルが選出されるように新市場BRICSへの関心が深くなっています。海外展開、周辺分野への事業展開にご活用いただけたら幸いです。
 グローバルでは、製造業に関する技術戦略の競合があり、日本では、人、モノ、技術、組織等が様々につながることにより新たな価値創出を図る「Connected Industries」が提唱されていますが、ドイツの「インダストリー4・0」、中国の「メイド・イン・チャイナ2025」、米国の「先進製造業戦略(AMT)」等も出ています。いずれも、「IoT(Internet of Things)」、「AI(人工知能)」をキーワードとしています。環境対応車両、自動運転、次世代材料等技術的課題は大きいですが、金型技術は大きな役割を果たします。
 2014年に「新金型産業ビジョン」を作成いたしましたが、営業力(提案力)、海外展開、周辺分野への事業展開、人材確保・人材育成、技術研究開発、連携・提携(Connected)のキーワードの重要性はさらに高まっています。また、新興国の成長を見ると設備力も重要なファクターで、補助金の有効活用等の検討が必要です。
 日本金型工業会は、現在、会報・ホームページのリニューアル等、サービスの拡充を進めており、全国からのご入会が増え、金型業界がより活性化することを期待しております。
 経済産業省では中小企業のため取引条件改善に注力していただいておりますが、会員、賛助会員、顧客、経済産業省素形材産業室を始めとした監督官庁、学会の大きな応援により、この難局を、「元気な業界」として乗り越えていきたく思う所存でございます。皆様のご理解ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げ、年頭の挨拶とさせて頂きます。

変化し続ける環境に対応し、更なる工業会発展に向けて
(一社)日本鍛圧機械工業会代表理事会長 宗田 世一

 新年明けましておめでとうございます。謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 平素は当工業会の運営に格別のご支援とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 当工業会は本年11月に創立70周年を迎えます。この長きにわたって活動が継続できましたのも、ひとえに皆様のご協力の賜物と感謝申し上げます。さて、2018年の年頭に当たり、昨年を振り返りますと共に本年の展望を述べさせていただきます。
 まず、受注状況ですが、工業会の受注予想を期中に暦年、年度予想共3500億円(前年比約12%増)、3400億円(前年度比約3%増)に上方修正しましたが、受注実績は現在のところ堅調に推移しており、いづれも達成が見込まれます。
 2018年暦年の受注予想は、引き続き堅調な経済動向より、2・5%増の3620億円と想定しています。このためには、今後も市場ニーズに迅速に対応できる高い技術力と技術革新力を持った世界のオンリーワン企業への変革が求められると考えています。
 当工業会の最大のイベントでありますMF-Tokyoが昨年7月12日から4日間、猛暑の中の開催ではありましたが天候にも恵まれ、過去最大の小間数及び出展社数で、過去最高の3万1715人の入場者を迎え盛大に開催できました。
 長年の懸案でありました産学連携につきましても、日本塑性加工学会との共同研究を昨年5月に開始、「成形プロセスの見える化」を目的とし、研究題目を決め、研究チームを立ち上げて推進しており、研究結果を公開してゆく予定です。
 世界の技術潮流でありますIndustry4・0やIoTをどう活用してゆくかは各社で検討され、順次実機への採用が始まっており、製造業も大きな転換期を迎えていると感じられます。当工業会も、業界の発展に向けて日本が先行する技術分野でイニシアチブをとるため、ISO国際規格の制定会議に積極的に参画し、日本のものづくり標準を世界標準に取り込んでゆく活動を2018年も進めます。
 また、当工業会主催のMF技術大賞は、2年に一回優れた鍛圧・板金機械の製造者とそれを使用されているユーザーに授与されますが、「MF技術大賞2018〓2019」の募集が本年4月1日より開始となります。今後も産学連携や他の工業会との連携を深め、会員企業のニーズを反映した工業会活動を積極的に展開し、会員企業のみならず業界の技術力向上に寄与できるよう活動してゆきたいと思います。
 皆様におかれましては本年も良い年でありますようご祈念申し上げますと共に、益々のご繁栄とご健勝をお祈り申し上げます。

年 頭 所 感
新年のご挨拶
日本機械工具工業会会長 牛島 望

 新年明けましておめでとうございます。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 昨年は、政治や安全保障については多事で慌ただしい1年でしたが、世界経済は比較的に順調であったことから、ビジネスは工作機械をはじめ、全般的に拡大基調の良い年であったと思います。先の読めない時代ですが、本年も世界経済が堅調であることを願うばかりです。
 私ども、日本機械工具工業会は、ハイス工具の日本工具工業会と、超硬工具協会が2015年6月に統合し発足しました。両工業会とも、1948年に設立され、歴史も伝統もあり、それぞれの流儀で運営してきました。そのため、両工業会の会員の融和について、当初は若干の不安もありましたが、統合から2年半が経過し、コンプライアンスを徹底しつつ、融和が進んでいるのではないかと思います。
 本年は、ハイスの原型とされるマシェット鋼が1868年に英国で発明されてから丁度150年に当たります。従来は水による急冷で焼きを入れていた工具鋼製のバイトを、大気中で融点に近い温度から焼きを入れ始めることで、バイトの硬度が上がり、切削性能が格段に向上することを偶然発見したことがきっかけだったようです。その後、1900年にタングステンやクロムを大量に添加した鋼の熱処理方法を発見、高速度で加工しても刃先が軟化せず、切れ味を保つ切削用鋼ということで、高速度工具鋼(ハイス)と名付けられたようです。モリブデン、コバルト等のレアメタルを添加物として加えることや粉末化、コーティング処理することで性能が向上し、金属加工に不可欠の材料として現在に至っています。
 更に、超硬が95年前の1923年に開発されました。ドイツの電球メーカーのエンジニアが、特殊鋼製のダイスでタングステンのフィラメントを伸線していたところ、ダイスの表面に炭化タングステンが析出してダイスが硬くなり、耐摩耗性が向上したことでダイス寿命が伸びることを偶然発見したことがきっかけだったようです。トライボロジーの一例と言えるかもしれません。超硬も耐摩工具のダイスだけでなく、バイトやフライス、ドリル等の切削工具が主用途となり、今日に至っています。
 両材料の使い分けですが、当初、超硬は主にバイト等ロー付け工具と刃先交換チップに使われていました。エンドミルやドリル等はハイスより超硬のシェアが圧倒的に高くなってきましたが、ホブ、ブローチ等の歯切り工具と高精度ネジ切り加工のタップについては今後も超硬よりも靭性が優れ、欠損し難いハイスが使われると考えられます。また、超硬の延長線上に、タングステンの代わりにチタンを主原料とするサーメットや、更に硬度を高めた多結晶焼結ダイヤモンド(PCD)や窒化ホウ素といった材料も使われています。チタン化合物等で表面処理を行うコーティングもハイス、超硬ともに一般に施されるようになっています。
 切削工具の主用途は、金属加工です。自動車や航空機、建機の関連部品、電子部品、筐体等の製造現場で使われていますが、自動車関連部品が最大の需要先になり、特にエンジンのシリンダーブロックやヘッド、トランスミッション部品等の鋳鍛造素材の切削加工にたくさんの工具が使用されています。最近は、車両の軽量化ニーズが大きくなっており、アルミ等軽量部材の使用量が増えていることもあり、PCD工具の使用が増える傾向にあります。
 また、電気自動車(EV)化の影響は避けられません。エンジンとトランスミッションが無くなると、自動車関連の切削加工が50%以上減ります。しかし、給電のインフラや時間の問題に加え、二次電池の重量やレアメタル確保等の制約から一挙にバッテリーだけのEVに切り替わることは考えにくい状況であることも確かです。当工業会としては、切削工具の主原料のタングステンに加え、切削工具と二次電池の両方に使用されるコバルト等のレアメタルの動向を注視する必要があると考えています。
 最後になりますが、昨年は、秋口から品質検査の問題で社会に動揺が走りました。納期に追われ、出来高増と能率向上を求められる現場が検査成績を捏造して客先に提出等を行っていたという事実は、驚きでした。しかし、現場が納期と出来高増に追われながらも高い品質を求められるのはいずこも然りであり、この問題は、どこの企業でも起こりえる事として予断・油断無く、経営者が陣頭に立って社内の状況や体制を再検証していく必要があると痛感しました。
 本年も宜しくお願い申し上げます。

働き方改革で業界全体のイメージアップへ
全日本機械工具商連合会会長 坂井 俊司

 明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
 昨年は、政治的には海外においても国内においても大きな体制の変化もなく、また経済においては世界的に景気が堅調に推移しており、国内景気もかなり上向いてきた1年ではなかったでしょうか。全業種、全企業がリーマンショック以前の状況に戻ったとは言えませんが、これから東京オリンピックに向けてさらに好景気が続いてくれるものと期待しています。
 さて、昨年11月18日に東京において『全機工連若手交流会 in Tokyo』が開催されました。その中では「働き方改革について」をテーマに掲げ、これからの会社経営のあるべき姿、経営者の意識向上等が議論されました。日本の製造業の生産性は先進諸国と比較して1人当たりでも時間当たりでも低いというデータがあります。我々機械工具商の業界でも恐らく同様な結果だと想定できます。また就労者人口も就業時間も減少する中、益々1人当たりの労働負荷が増加しています。そうした中、我々はこれまで以上に知恵を絞り、努力していかなければなりません。お客様、メーカー様がグローバル化し、また作業の自動化を推進し、業務のAI化を進めている中、機械工具商の業界も様々な仕事のシステム化はもちろんのこと、これまで蓄積してきた業務や営業方法までもデーターベース化を進めていかなければなりません。そうした基本的なベースを底上げしたうえで、各会社においてこれまで培った営業のノウハウや経験・コツが活かされ、そして技術的な専門性の向上が業界で生き残れる手段と他社との差別化を図るポイントだと感じます。またそういった取り組みが、我が国の就労者人口が減少する中で有望な人材の確保とその貴重な人材の効率的な育成につながっていくものと確信しています。
 私も50歳代半ばであり、もう若手ではありませんので、「最近の若い人は…」なんていう言葉がたまに出たりしますが、私も若い時には上司から同じことを言われていたんだなと思います。当時の私と比較すると、今の若手の方の方がずっと1人当たりの仕事量も、また生産性も向上していると思います。当然そこには作業のOA化と業務の標準化があるのでしょうが、各個人の能力もUPしているように思います。若手交流会と言いながらも、御出席されていた私と同世代の方々も、きっと同じ感覚ではないでしょうか。今回の若手交流会をきっかけに逆に若手経営者の方からも教えてもらえる事がたくさんあると感じていただけたことはたいへんよかったのではないでしょうか。
 働き方改革の取り組みは皆さんも手探りの状態かもしれません。まだまだ取り組めていない方もいらっしゃるかもしれません。業界全体で情報を共有しながら諸施策を行い、業務効率の向上と各会社の発展、業界全体のイメージアップにつながればと感じております。
 皆様のご協力をお願い申し上げます。

時代の変化に立ち向かい、新しい挑戦に取り組む
(一社)日本バルブ工業会会長 中村 善典

 平成30年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 工業会会員並びに関係各位には、平素から多大なるご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて昨年は、予想し得なかった米国大統領選挙から誕生した新大統領による、北朝鮮との対立姿勢に危機を感じ、中東に新たな紛争要因をもたらしたエルサレム問題に世界平和への不安を感じましたが、経済面では、米国の力強さとEU経済の復活と世界的景気回復を感じさせる1年でした。
 一方日本経済は、米国の影響と安倍政権の経済対策により経済環境が改善され、高度経済成長期の「いざなぎ景気」を超えた戦後2番目に長い景気回復期にあります。企業収益は最高益の記録を塗り替え、日経平均株価が26年ぶりの高値を付け好転し、消費者心理も改善してきていることが各統計からもうかがえます。しかしながら、実感としては感じられていないと言ったところが大方の意見ではないでしょうか。景気が回復しても、実感出来ないのは何故でしょうか。
 また昨年は、相次ぐデータ改ざん問題が発覚。日本の製造業に綻びが生じ、多年に渡り築いてきた、日本技術の信頼性を揺るがす事態となりました。多くの人達が、カイゼンを出し合い、コストダウンを考え、より良いモノ作りに取り組み努力してきました。何故このような不祥事が起こるのか?と疑問を持ちながらも、日本の労働生産性に目を向ければ、先進7カ国の中で最下位にある日本の製造業。
 景気成長期にあり、国民生活満足度調査では満足と回答した数値が73%にも達しながら、それを実感出来ない!一説に言われる「ぬるま湯心理」。日本の製造業は、コツコツとカイゼンに取り組んできましたが、それが限界に直面した現実。
 成長か衰退かを問われる新たな課題が生まれた昨今、これら実態を飛躍のきっかけとすべく、大胆な発想の転換が必要不可欠となり、経営の力が問われる時代となりました。
 製造業が主体である当工業会も、他人事であるとは考えずに向き合っていく必要があります。製造業こそ変革が必要であり、それは日本の製造業の巧みな技術、現場の力を、時代の変化に合わせて復活させられる経営の力が鍵となるのではないでしょうか。
 確かに時代の変化は感じていても、どこから取り組めばいいのかと言ったところが、各企業の実感だと思います。このような時代の到来には、一社単独ではなく、企業間のネットワークとコラボレーションが重要になると考えます。バルブ工業会として、新たな役割を果たせるよう取り組んでまいります。
 当工業会は、一般社団法人日本バルブ工業会として組織の再編を図り、運営会議を中心として最初の一歩を踏み出してから、1年弱が経過しました。これからも私たちは、時代の変化に立ち向かい、新しい挑戦に取り組まねばなりません。日本バルブ工業会業界一丸となって邁進すべく、本年も取り組んで参ります。今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
 最後に、皆様の益々のご繁栄とご健勝を祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

年 頭 所 感
流通のグローバル化
愛知県機械工具商業協同組合理事長 伊藤 高潤

 あけましておめでとうございます。昨年はMECT2017に多くの方々においで頂き誠に有り難うございました。おかげさまで9万を超すご来場者を数えることが出来ました。本当に有り難うございました。次回は2019年でございますのでよろしくお願いいたします。
 さて組合活動も昨年全機工連の会長が交代いたしました。坂井新会長の下で今までとは違った新しい体制で活動を始めておりますのでよろしくお願いいたします。
 最近ひしひしと感じていることがあります。何かが大きく変わろうとしているという予感です。今のところそれがなにかはよく分かっていないのですが、何がどうなるのかとか詳しいことは分かりません。しかし何かが大きく変わろうとしている予感がするのです。
 私どもの仕事でも最近のITとかIoTとかによって仕事の中身が変わろうとしています。今までの仕事のやり方は主にフェイス
toフェイスといわれる訪問して販売するのが主でしたが最近はインターネットによる取引が台頭してきてだんだんと変わりつつあります。このままみんなそんなやり方に変わっていってしまうのでしょうか?それともまた他のやり方が現れてくるのでしょうか。国内だけの競争だけでなく海外からの新規参入もあるのでは?とも思っています。すでにB to Cのインターネット販売は国境を超えてやってきています。B to Bの取引が海外からやってくる日もちかいのではないでしょうか。経済のグローバリゼーションはすでに色んな現象を起こしています。世界銀行のエコノミストであったミラノビックの示したエレファントカーブは、社会主義国が崩壊し世界のグローバリゼーションが始まった1988年からの20年間で世界の人々の個人所得がどう変わったかを表したグラフだそうです。それによると先進国の中間層以下の人の所得が横ばいかむしろ減少しているそうです。先進国の労働者の仕事が新興国に移って新興国の多くの人の所得が増えている事がはっきりと見てとれるのです。すでに大企業の多くは海外に進出し国内の工場は減少しています。生産工場ですらグローバルに展開しています、流通がグローバルに展開するのはむしろ遅すぎるのではないのでしょうか。国境の壁があるから大丈夫と思ってはいますが、その壁も近い将来無くなるかもしれません。物流のグローバル化の事もありますので簡単ではないでしょうがいずれその壁も無くなるかもしれません。
 新年早々こんな話で申しわけありませんが、昨年末にトヨタ自動車は『生きるか死ぬか』という瀬戸際の戦いが始まっているといって役員体制を大幅に変更されました。トヨタ自動車でさえそんな危機感を感じているのです。私どものような中小企業はもっと敏感に感じてゆかねばと思いあえて書かせて頂きました。
 平成最後の年の今年から始まる世の中の変化を乗り切るために皆さんと一緒に見つめてゆきたいと思いながら、寝苦しい初夢を感じてもがいてみました。
 本年も皆さまと一緒に頑張ってゆきますのでよろしくお願いいたします。

『改革に挑戦する岐阜機工会』へ
岐阜機工会会長 嶋ア 晴久

 新年あけましておめでとうございます。健やかに新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。
 旧年中は当会に対し一方ならぬご厚情と温かいご支援を賜りありがとうございました。あらためて御礼申し上げますと共に本年も引き続き宜しくお願い申し上げます。
 昨年の岐阜県内の我々の業界を取り巻く環境は、やさしくは無いですがなんとか穏やかに推移してくれたのではと思われます。しかしながら潜在成長率が低い今の状況では、多少景気が良くなってもそれが長続きするとは思えません。
 《機械工具商の将来を考えると、改革をしないと本当に危ういと思います》
 日本にとってひとつ救いなのは、本年は東京オリンピックに向けたいろいろな施設の建設需要がピークになるタイミングで、それもあって、補正予算の効果が少し残ることを考えたら、それほど悪くないかも知れません。ついでに来年になるともう世の中が盛り上がっていて、何とかなってしまうだろうと考えられます。おそらく、これから2年くらいはそこそこの状況が続くだろうと予想しています。ですからこれからの数年が将来にとって、大きな分かれ道になると考えています。これから数年は、自分たちの生産性を高めることがどれだけできるかが問われます。結論はシンプルで、私たち商社はニューコンビネーションをしっかりと創り出すということではないでしょうか。
 昨年11月に開催した『全機工連若手交流会 in Tokyo』に於いても、いろいろな改革、生産性の向上について活発な意見・情報交換が行われました。大変有意義で互いに切磋琢磨し、個々が成長する集まりが出来たと思っています。業界を取り巻く環境がまだましなうちに、将来を見据えた改革をすることが2018年以降の課題と考えております。
 本年は、『改革に挑戦する岐阜機工会』になるべく、さまざまな新しい取り組みを行いたいと考えております。皆様にはお手数をお掛けしますが、その際はご協力をお願い申し上げます。
 最後となりますが、この一年が皆様にとって明るく素晴らしい年になりますことを祈念申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

年 頭 所 感
平成の時代末
(一社)全国管工機材商業連合会会長 小泉 久則

 新年明けましておめでとうございます。
 平成は今年の30年が区切りとなり、来年4月に今上天皇陛下が譲位され、新しい時代が始まります。堺屋太一さんの「時代末」という小説がありましたが、つい18年前の世紀末も混沌としていたが、平成の時代末は混迷の時の度合いを深くしているようです。
 平成の30年間は、失われた30年と言われるように、成長どころか停滞の時代でGDPは中国にぬかれ、世界3位の位置にはいるものの中国との差は2倍以上となってしまいました。
 第2次安倍内閣になってGDP600兆円を目標とする施策が講じられ、新たな有望市場の創出の一つとして、既存住宅の流通、リフォーム市場の活性化があげられています。
 また、一方で省エネ、ゼロエネ住宅の研究も進み、建設業界はこれからも日本経済の成長を担い続けてゆく。地震、台風、豪雨と自然災害の多い日本では、防災、減災のための、インフラ整備や復旧のための労働力もなくてはならない存在です。「働き方改革」や「けんせつ小町」と呼ばれる女性の進出も進んできているので、魅力ある業界に変わりつつあります。
 私たち管機連の会員が取り扱う商品は、インフラを支え、快適な生活を提供する管工機材、住宅設備機器です。建設業界の一翼を担う業界として、大いに力を発揮してゆきたいところです。
 管機連の五大スローガン「工・販・製の協調」「適正利潤の確保」「取引改善の徹底」「連合会認識の向上」「環境保全の推進」を着実に実施し、時代を担う若い人たちが、GDP600兆円を早く実感し、さらに上をめざしていく力を蓄えて行けるような状況をつくりださねばなりません。
 各地区の管工事組合、各自治体との災害協定を結ぶ過程で相互の交流が進み、協調体制もできつつあります。このような協調体制を軸にして、会員一同一致団結し強固な結束を図り、管機連並びに業界の繁栄に寄与してまいりたいと存じますので、今年も管機連をよろしくお願い申し上げます。

犬も歩けば棒にあたる
遠州機工会会長 前嶋 孝行

 新年あけましておめでとうございます。
 健やかに新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。
 平成28年春に遠州機工会の会長に就任してあっという間に2年が過ぎようとしております。この間、関係各団体様には当会に多くのご厚情とご支援を賜り大変感謝しております。
 昨年はとり年、過去のとり年は政治、経済、社会とさまざまな大きな出来事があったと聞いております。いかがでしたでしょうか。確かに振り返ってみれば「ふむふむ」と思うことがありました。
 さて、今年は戌年。戌にまつわることわざの中で、代表的なものと言えば「犬も歩けば棒にあたる」でしょうか。このことわざには良い意味と、悪い意味の2通りの話があるようですが、新年ですので良い方を。良い方は「いろいろと行動していれば、思いがけない幸運に出会うこともある」。
 この言葉は非常にシンプルでわかりやすい表現と思います。ただ毎日実践するというのは難しいですね。
 やはりいろんな場面で躊躇して踏み出せないことが多いと思います。逆に行動をしないことの方が良い場合もある。皆さんはいかがでしょうか。
 私の好きな言葉に「TRY&ERROR」という言葉があります。なかなかエラーばかりができる立場ではなくなりましたが、トライをしないと前に進まないことも確かです。ラグビーもトライをしないと得点が増えないし、勝利を手繰り寄せることができません。今年は意識して戌年の犬のように走りまわり(積極的に動きたい)良いものをつかみたいと思います。
 最後になりましたが、平成30年、皆様方のご健勝と我々の業界が初日の出の様に脚光を浴びることを祈念申し上げ御挨拶とさせていただきます。

攻撃と守備
岐阜県管工機材商組合理事長 廣瀬 功

 新年明けましておめでとうございます。
 旧年中は、格別なるご支援・ご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
 理事長という大役を仰せつかってはや4年目を迎え、その間大過なく務めさせて頂けたのも、ひとえに組合員及び賛助会員様、また関連機関の皆様方のおかげとこの場をお借り致しまして改めて御礼申し上げます。
 さて昨年を振り返りますと、10月に行われた第48回衆議院選挙のニュースが挙げられます。野党が二転三転した中で、現行与党であった自民党(自公連立)が3分の2の議席を維持する圧勝の結果となりました。アベノミクスの政策が、細かな点では変化をもたらしたものの、地方や中小企業に好成果を残していない現況の中でこの結果が意味するものは、野党への諦めか・与党への期待の表れなのか、今後の政局や景気動向を注視していく必要があると思われます。
 また、大手企業による商品データ改ざんや粉飾決算等のごまかしが、相次いで発覚した1年でもありました。こうした事は、社会の混乱を招くばかりでなく景気の低迷へと繋がります。今一度、我々企業人は初心に立ち返り、誰に対しても正直に、また人として正しい道を模索し続けていく事が不可欠です。
 岐阜県内はと云いますと、人手不足の傾向が顕著に表れています。全国ベースで正社員が不足と考える企業が49・1%(建設業に於いては6割台)にのぼり、県内でも同様な状況がみられます。これは、人件費高騰によるコスト増や働き手の奪い合いを招き、今後の景気回復に向けて非常に大きな懸念材料となっています。また、県内の住宅着工件数は微増の傾向にはありますが、これは分譲住宅の増加が寄与しています。我々地場業者にはあまり縁のないフィールドであります。
 但しこういった悪条件は、旧態依然のやり方を変えていく良いきっかけ(チャンス)になるのではないでしょうか。こうした厳しい市況であるからこそ、今まで以上にメーカー各位・関連団体様及び同業間の密接な関係を構築し、岐阜の市場の安定へと繋げていかねばならないと考えております。エンドユーザー様にとっても我々企業にとっても明るい1年である為に、従来の良き慣習は徹底的に継承し、変えるべき点は勇気をもって変革していく「攻撃と守備」が必要であると肝に銘じ鋭意努力して参ります。
 皆様方の御指導・御鞭撻を切にお願い申し上げます。

不易と流行
愛知県管工機材商業協同組合理事長 大藪 淳一

 新年あけましておめでとうございます。
 昨年は、当組合にとって激動の幕開けとなりました。かねてより病気療養中の倉地久雄氏が、平成29年新年賀詞交歓会の開催直前に現役理事長のまま帰らぬ人となりました。大きな驚きと深い悲しみのなか、組合運営の空白をできるだけ作らぬようにという行政からの指導もあり、1月理事会でわたくし大藪が急遽理事長に選任されました。慌ただしく収支決算・新年度予算・事業計画などを立案し、続く5月の通常総会であらためて理事長職を仰せつかり、現在に至っております。
 今年は、「第32回管工機材・設備総合展」の開催年となります。株式会社大成工機商会の成田幸隆氏に実行委員長に就任いただき、既に昨年秋より出品募集も開始しております。「いのちの水、流す技、未来につなげ」のテーマのもと、10月4日から6日まで「名古屋市吹上ホール」にて開催いたします。当組合にとって2年に一度の大事業であり、中部地区の管工機材業界を盛り上げる重要な催しであります。多くの皆様にお越しいただき、出展メーカー様の実利に結びつくよう、組合員一同全力で企画を進めてまいります。
 また当組合では本年も、流通部会・事業部会・広報部会・福利厚生部会・経営研究部会・組合加入促進部会の6部会と幹事会を中心に、工場見学会、各種講演会、巡回健康診断、ボウリング大会、名管会(ゴルフ会)、賀詞交歓会、通常総会等々、多岐にわたる活動を推進してまいります。
 特に青年部会「愛青会」では、新入会員も増え、他地区との交流会や見学会等活発な活動を展開しており、次代を担う若手人材が着々と育ってきており、大変頼もしく感じております。
 AIをはじめとした技術革新により、業界を取り巻く外部環境は激変していくことが避けられない状況です。業界の新しい時代に向けて整備していくべき事項も数多く控えております。「不易と流行」の言葉を胸に、変えてはならぬものは頑なに守り、時代の変化に即して変えるべきものは断固として変える。そういう気構えで臨んでまいります。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

「勤勉で努力家」の体制で
三重県機械工具商組合理事長 門脇 匡伸

 新年あけましておめでとうございます。皆様は、新しい年を迎えいかがお過ごしでしょうか?
 2017年を振り返ってみますと、トランプ大統領就任、相撲力士の問題、森友学園問題、豊洲問題、加計学園問題、ミサイル(北)問題、100M9秒台、将棋藤井四段、眞子さま婚約、様々な出来事が紙面を賑わせておりました。
 2018年は、戌年です。犬は、社会性があり、忠実な動物です。人との付き合いも古く、親しみやすい動物。戌の干支の特徴として「勤勉で努力家」とあります。昨年の酉年は「商売繁盛・収穫」と言われていましたが、戌年は「守りの年」と言われています。商売ですから守りばかりでは商売になりませんが、アフターフォローやリスクヘッジをすることで既存のお客様を守り、そしてそれがまた信頼と商売に繋がっていく。まさに「商売人」におけるしたたかさが戌年の「勤勉で努力家」の象徴のように思えます。
 我々の機械工具商の2018年は、どのような年になるのでしょうか?2020年東京オリンピックに向けての新たな需要、しかしその前にある消費税のアップ前に起きる駆け込み需要、どの様な市場も期待に胸が膨らみます。でも一番期待をしたいのは、安心して過ごせる「豊かな心を持てる暮らし」ではないのでしょうか?日々の生活の中で「物」が溢れ「情報に流され」、贅沢が当たり前の毎日…。知らず知らずのうちに失っているものが多く感じられます。少しでも失われた大切なものを時間をかけて取り戻す年になることに期待したい。
 今年も我々の業界で良い風が吹きますように組合活動の仲間と共に祈念したいものです。三重で中部で日本で〜どこのエリアでも良い案件が一つでも多く我々に舞い降りるように、そして2018年は、明るい話題が溢れる日本国でありますように…。「勤勉で努力家」の体制で心待ちしたいものです。
 本年も関係者の皆様、宜しくお願いします。

年 頭 所 感
会員の積極的な参加協力により事業を推進
(一社)日本ねじ工業協会会長 椿 省一郎

 新年を迎え、心よりお慶び申し上げます。
 平素より当協会の諸活動に対して、多大のご支援ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 2017年のIMFの世界経済見通しでは、世界の主要国は低成長であっても成長率は全てプラスであり、また成長センターとも言えるアジア主要国の実質GDPも鈍化したとは言え引続き高い伸び率を維持しており、出来過ぎの経済と認識した方が良さそうです。一方政治的には、北朝鮮のカントリーリスクに加えて保護主義やポピュリズムが横行し不安感が増しています。今の世界経済回復の起点の一つは中国と思われますが、その一帯一路政策などに今後期待とリスクが半々の先行き不透明な状況が続くと思われます。
 国内では、昨年は日本が誇る大企業で信頼を揺るがす出来事が次々と発覚し、少なからず負の連鎖による経営環境の悪化が心配されました。一方日本経済は、GDPの約6割を占める個人消費が未だ消費税増税前の実績を大きく下回ったままですが、世界景気の回復が後押しし円安効果もあって上場企業の収益は大幅に改善し、設備投資も増加に転じ、日経平均株価が25年ぶりにバブル崩壊後高値を更新するなど総じて上向きになってきていますが、世界経済に依拠する日本経済にとっては、出来過ぎの世界経済が持続できるかが今後の課題と思われます。
 このような情勢下にあって、世界的潮流に変化の予兆が顕著となってきました。とくに産業界では、第4次産業革命とも言えるAT、IoT、BD、ロボット、自動車のEV化などの技術革新の波、そして日本を先頭に中国あるいは欧米でも顕著になってきた少子高齢化とものづくり人材不足や技能継承の難しさの波が押し寄せてきています。 
 そうした中、当協会では平成29年も様々な事業を展開してきました。
 東京ビッグサイトで7月に開催された「プレス・板金・フォーミング展(MF-Tokyo2017)に出展し、「いつだって、どこだって解決する“ねじ”」をテーマに、さまざまな分野で活躍する“ねじ”の世界を紹介し、1400名を超えるブースへのご来場を頂きました。
 ねじ製造技能検定事業では、東京、名古屋、大阪の3ヶ所で各3回の講習会を開催し132名が受講され、平成30年2月に7回目の協会認定の検定試験を行う予定です。
 10月には5地域ねじ協会交流大会を札幌で開催し、日本を含め121名が参加しました。今回の主催者である当協会から「協会について相互理解を深める」ことと「参加者個人の交流を図る」の2点を提案し、前者では当協会の委員会活動の一部を紹介、後者では5地域のメンバーが混じって同席し、自己紹介や会社紹介など言語の障害を乗り越えて交流する初めての機会を提供しました。
 さらに10月下旬にはドイツねじ協会の訪日団を迎え相互の情報交換や企業訪問を行い、また今後の交流と協力関係の継続を確認し友好な関係を築くスタートとなりました。
 今年も会員の皆様の積極的なご参加ご協力の下、様々な事業を継続して進めて参りたいと考えております。
 最後になりましたが、皆様の更なるご活躍とご健勝を祈念いたしまして、新年の挨拶とさせていただきます。

「自社ファースト」
三重県管工機材商業組合理事長 尾藤 彰

 昨年は、あっと驚くようなことが頻発しました。トランプ大統領誕生ののち、各国で「自国ファースト」の傾向が強まりつつあります。自国の国益追求は外交の基本ですが、少し度が過ぎるように思います。過去に経験したこともないような自然災害が多数発生し、各国に甚大な被害をもたらしました。地域紛争も続いています。この地球は、これから一体どうなってしまうのでしょう。
 地球規模の話は別にして、我々の業界についても大いに先行きを心配する必要があります。社員は高齢化するのに新規採用難、若手を採用できても定着せず、人口減少により住宅着工件数は減少、職人の確保難からお客さまは材料費を抑制、大手同業者や商社が多店舗化やM&Aを推進。どう考えても、地方の管材商にとって明るい話題がありません。このままだと会社が潰れるのではないかなどと、一瞬の不安が胸をよぎります。
 何かで読んだことを紹介します。『まず、どんな手段を取ればあなた自身の会社を潰せるかを想像する。次に、その手段への対抗策を考えすぐに実施する。そうすれば、会社は良くなり潰れることはない。』良くなるとは、安売りしてでも闇雲に売上額を上げることではありません。会社の存在意義を社内に十分浸透させ、良い商品やサービスを提供して社会に貢献し、結果としてこの仕事に社員が誇りを持つようなることです。業界全体の地位向上ということをよく耳にしますが、本当にこのことを望むのであれば、まず「自分の会社だけを良くする」方法を各社が必死になって考え実行することです。つまり、「自社ファースト」です。そうすれば、業界の地位は自ずと高まるでしょう。

より良い製品をユーザーに
日本ねじ商業協同組合連合会会長 筒井 三男

 明けましておめでとう御座います。輝かしい2018年の幕開けです。
 皆様方には、ご家族でごゆるりとお正月をお迎えの事とお慶び申し上げます。
 又、昨年は「日本ねじ商連」に対しまして各地区を通じて多大なご理解とご協力を頂きまして有り難う御座いました。連合会も40年を過ぎ人間で言えば「不惑」の域に達した事になります。各地区共今は若い世代が活動の中心となり新しい組合を目指して頑張っております。今後とも宜しくご支援をおねがいいたします。
 今年の干支は「戌」です。正確に言うと戊戌(つちのえいぬ、ぼじゅつ)と言うそうです。明と暗がはっきり分かれる年だそうで、今まで頑張って来た人は、2018年に見事に花開き、頑張ってこなかった人は現状維持…よりも悪い状態になる?という年だそうです。過去を見てみると文化的にも政治的にも大きな事件が多い年で時代の転換期になりやすく、また、戌年に発売されたファンタ、ほんだし、ウイダーゼリーなど商品はほとんどがロングセラーになっているそうです。ネジ業界でも今年発売される新商品は大いに期待してよいかもしれません。
 日本経済は緩やかな回復基調にあり昨年11月には株価が25年ぶりにバブル期の半値戻しで2万3000円まで上昇しました。衆議院選挙では大方の予想では自民党不利と言われていましたが思いがけない野党の乱れで自民党圧勝の結果でした。安倍政権が今後も続くのが良いか悪いか分かりませんが、ひとまず今の経済環境は継続するものと思われます。一方昨年は、安倍政権が打ち出している「誰もがその能力を発揮できる一億総活躍社会を作り上げ、日本経済の新たな成長軌道を描く」とうたっている基礎となる「ものづくり日本」の信頼を揺るがす不祥事が続発しました。シャープ、東芝の経営破綻、特に日本の基幹産業であり我々ネジ業界も大いに関係のある自動車業界の、日産、スバル、三菱自動車の無資格検査や燃費データ不正,欠陥エアバックのタカタ、神戸製鋼それに東レのデータ改ざんなど、今まで信頼に足る高品質な製造業で経済的評価を築いてきた日本でしたが、世界の「メイド・イン・ジャパン」ブランドを見る目にも影響を与えかねません。
 我々が携わっているネジは製品の安全を左右する重要な部品であり、いまやネジなしの産業は考えられない時代となっております。より良い製品をユーザーに提供出来るように今年
皆さんと共に頑張っていきたいと思います。

堅実な1年を願う
静岡県管工機材商組合理事長 一色 哲巳

 明けましておめでとうございます。
 私も自宅では犬を飼っているのですが、今年は戌年です。戊戌(つちのえいぬ)、紛らわしい文字ですね。十二支のうちで唯一人名に使ってはいけないそうです。また戌年の人は義理人情に篤い、警戒心が強い、まじめな努力家、堅実かつ慎重、愛情深いなどの性格があるそうです。
 トランプ大統領が就任1年になろうとしています。北朝鮮はどうなるのでしょうね?
 先の総選挙では自民党が勝利を収めましたが、自民党が勝ったというより、野党が勝手にこけたという感じでしょうか?安倍首相のおかげといえるのでしょうね、好景気が続いております(あまり実感はわかないのですが…)。ただやはり大企業に、大都会にその恩恵が偏っているような感じを受けます。我々のような地方の中小企業にはなかなか好景気が届かないのですかね?地方創生もあまりピンときません。
 おかげさまで静岡組合では昨年は賀詞交歓会、総会とも前回の来客数を上回るお客様が参加していただきました。本当にありがとうございます。今年もガラス張りの組合運営、明るくまとまりがある楽しい組合を続けて行きたいと思っております。
 昨今、いろいろなメーカーでの不正が目立つようになってきました。我々の業界とも関係のある神戸製鋼、三菱マテリアルや日産自動車、スバルなど目を覆うばかりです。とうとう東レでも不正がありました。
 日本のモノづくりに対する世界の信用が落ちることにならなければよいのですが…。一度失った信用を取り戻すのは大変ですから。我々の組合もお客様である設備業者様や建設業者様、お役所様、また物を納入していただけるメーカー、商社様の信用を絶対に失わないようしっかりスクラムを組んで行動していくつもりです。戌年にちなんで堅実な1年を過ごし、また本年も静岡県管工機材商組合をかわいがっていただけるようよろしくお願い申し上げます。

年 頭 所 感
新しい加工技術で木質材料の
 使用を増やし社会に貢献
全日本木工機械商業組合理事長 桑原 柾人

 平成30年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
 平素は、当組合の事業につきまして、格別のご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。新しい年を迎えるにあたり、関係業界並びに組合員各位に謹んでご挨拶申し上げます。
 昨年は、ドイツハノーバーで、2年に1回の世界最大の木工機械展が開催されました。川上の林業機械、ボード製造、製材機械から、川下の木工機械まで幅広い範囲の機械が一同に出品されていました。そのなかでも一般的な木工機械の中身を見ますと、私の単なる推定ですが、その中の約25%から1/3位は木製サッシ製造に関する機械であったと思います。日本人一人あたりの木工機械の消費が欧米先進国に比べ少ないのも、日本ではこの木製サッシの製造がまだまだ微々たることであるのが原因の一つと考えています。
 生活の基本的な要件に、衣食住があります。日本国内では、着ることと、食べる事に関しては、世界トップ水準に達しているとおもいます。しかしながら住宅に関しては疑問符がつきます。その一つが一般的に日本の住宅は暑くて、寒い。つまり断熱が悪いことです。その断熱性能の悪い住宅が、ヒートショックによる死亡事故や健康被害、結露によるカビの発生による健康被害と住宅の短命化、そしてエネルギーの無駄使いと多くの大問題を引き起こしています。そして日本建材・住宅設備産業協会の調べによれば暑さの原因の7割、寒さの原因の6割が窓とみなせるとなっています。それにも関わらず日本の窓の性能基準は先進国では最低レベルであるのが現実です。その主な理由として木材に比べ、熱伝導率(熱の漏れやすさ)が約1000倍もあるアルミ部材がいまだに窓に多く使用されているのが日本の住宅の断熱性能の悪さの大きな原因です。
 木製サッシの普及の他にも、新しい木材加工技術で木質材料の使用をあらゆるところで増やす事は、健康面への貢献、エネルギーの消費の低減につながり、いろんな面で社会貢献となります。そういった面で、日本が持つ最大資源の一つ木材を利用するために必要な木材加工機械産業は重要な産業ですし、それだからこそ着実な技術革新も常に必要です。
 本年も、業界関係、並びに組合員各位、協力できるところは協力し合い、また競争も大切ですので、切磋琢磨することにより、木工機械販売のパイをさらに大きくできればと思いますし、組合活動がすこしでもその手助けになればと考えています。本年も皆様のご協力よろしくお願い申し上げます。
 皆様にとりまして素晴らしい一年でありますように祈念してご挨拶といたします。

「笑う門には福来る」
愛知鋲螺商協同組合理事長 藤田 守彦

 新年明けましておめでとうございます。会員の皆様におかれましては、御健やかに新しい年を迎えられた事と御慶び申し上げます。
 昨年はアメリカのトランプ大統領就任で始まり、衆議院総選挙、中東問題で終わり、慌しく凄く早い1年となりました。景気は若干の回復基調を示しているとは思いますが、今一つ実感がわいてこないと思うのは私だけでしょうか。というより今後日本経済の大きな成長は望めないというのが本音ではないかと。むしろ大きな落ち込みがない事を期待した方が良いのではないかと思います。
 私は常々大切にしている言葉があります。「分相応」です。人はある時に勘違いをして分に相応しない事をして失敗し、恥ずかしい思いをする事があります。私もその一人です。これは企業も同じではないかと思います。前述の様に日本経済の回復を望めない今、企業は何をすべきかを考えなければなりません。背伸びせず。卑屈にならず。分相応に活動して行けば、必ずや道は真っ直ぐに続くものと確信をしております。
 さらには「笑顔」を絶やさない事も大切と思っています。難しい顔をしていると良い事は一つも有りませんし、周りも暗くなります。笑顔があれば周りも明るくなります。たとえ辛くても笑顔を絶やさない事が繁栄への一つの糸口ではと思います。
 まさに「笑う門には福来る」です。今年一年「笑顔で明るく」過ごして参りましょう。
 益々の御会社の御繁栄と会員皆様の御健勝を御祈念申し上げます。

若手組合員の人材育成に注力
中日本木工機械商工協同組合理事長 福本 豊彦

 平成30年の新春を迎え謹んでお慶び申し上げます。
 平素は私ども当組合に格別のご支援とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、昨年の政治情勢を振り返りますと、海外ではトランプ米大統領の誕生により外交方針の大幅な変更を行いました。TPPや地球温暖化対策のパリ協定からの離脱表明等、各国に戸惑いと困惑が拡がっており、アメリカのリーダーシップにも懐疑的な意見が出て参りました。北朝鮮問題では米朝間双方の強硬発言の応酬により、我が国にとっても安全保障上危機感を抱きながら重大な関心を持って推移を見守っている状況です。一方、国内情勢では10月の総選挙で自民党が圧勝した事もあり、政治の安定が計られた事は外交にも経済にも好影響が出るものと思われます。デフレ脱却と経済成長を標榜したアベノミクスの継続により、企業収益の増加と株式市場の活況、失業率の大幅な低下等力強い歩みとなっております。外交交渉でも自信を持って国際協調と国益追求が出来るものと期待しております。
 当業界ではここ数年の住宅着工件数の堅調な推移により、顧客の設備意欲も旺盛で木工機械メーカーの受注も大変好調なようです。昨年10月末に名古屋で開催されました「日本木工機械展」では出展者数や入場者数も従来になく増加し活況裡に終わりました。人工知能(AI)、IoT(モノのインターネット)の活用といった未来志向の出展も散見され業界の進む方向も暗示しているように思われます。2020年の東京オリンピックまでは建築需要は見込めますが、その後の反動と消費税8%から10%へのアップの際の消費の落込みが懸念材料となります。また、少子高齢化は近未来的には現実のものとなり、住宅着工件数の減少は明らかであります。私どもはその事態に備え早急にそれに対処できるような経営体質を作る必要があります。
 当組合は創立55周年を迎え、次代を荷負う若手組合員の人材育成に力を入れ研修会事業を積極的に行い、顧客や仕入先から信頼される企業、組合となるよう努力して参る所存です。
 最後となりましたが、業界各位に於かれましては本年も引き続きご指導ご鞭撻を賜りますと共に、関係各位のますますのご繁栄とご健勝を祈念申し上げ年頭のご挨拶といたします。

キーワードは健全
愛知県金物商工協同組合理事長 印藤 武司

 新年、明けましておめでとうございます。
 平素は、私ども組合に対しまして、格別のご支援とご協力を賜りまして、心より厚く御礼申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、昨年一年を振り返りますと、アメリカのトランプ大統領の就任で世界情勢も一層大変な混乱の時代へ入ったようです。隣国北朝鮮との関係もオバマ前大統領の積極的忍耐路線から強圧、攻撃、戦争という言葉まで飛び交う方向へ向かっています。本当に心配です。
 我が国の経済情勢は、円安株高という好循環で大企業においては史上最高益をだしているとの、新聞記事が見受けられます。しかしながら、利益のほとんどが内部留保にまわされているということで、社員従業員の人たちには還元されていないのが実態です。これでは末端の景気が良くなるはずはないと思います。また、大企業の一部特に名門企業と言われている企業において、不正経理、データの改ざん、残業代の不払いなど、いろいろなひずみが噴出してきています。物づくり日本の根幹がゆらいできています。
 少子高齢化が世界で類をみないスピードで進行している我が国で、取り組むべき問題は大きすぎ、又、多すぎるのが今の日本の実情だと思います。MRJいまだ飛ばずです。
 本年は、明治から150年という、節目の年です。大政奉還から150年で我々の先人は、日本を世界トップクラスの国に成長させてくれました。来年には元号も変わります。本年を日本再生元年として各人、各企業、各業界それぞれ出来るところから実行していこうではありませんか。キーワードは健全です。
 最後に昨年10月に全卸利商35回大会が大阪・堺大会として3年ぶりに堺において開催されました。関係者の皆様には心より感謝申し上げます。大会において今後も全国大会は極力簡素化して継続して行こうとの採択がなされました。2019年の三木・小野大会が簡素化のスタート、モデル大会となります。三木・小野の関係者の皆様どうか宜しくお願いします。
 結びに、今年一年間の皆様のご健勝とご事業のご発展を心よりお祈り申し上げます。

年 頭 所 感
より良い製品・サービスを提供
住友電気工業潟nードメタル事業部長 村山 敦

 新年明けましておめでとうございます。
 平素は格別のご高配を賜り、誠に有難く厚く御礼申し上げます。
 昨今の市場環境は、米国のトランプ政権発足以降の政策転換や日本を含む東アジアの諸問題により、景気の先行き不透明感は強まっていますが、足下の経済活動は世界的に上昇しております。日本経済も、個人消費や設備投資において持ち直しの動きがみられ、景気は回復傾向にあります。切削工具市場におきましても、工作機械の受注が内需、外需ともに堅調に推移し、主力自動車業界でも輸出向けの伸びが継続する見通しです。
 昨年は、国内では第16回メカトロテックジャパン2017(MECT2017)、海外では4年ぶりにドイツでEMO2017が開催され、いずれも景況回復と機械加工業界への関心の高さにしっかりとした手応えを感じることができました。弊社では、難削材旋削用コーティング材種AC5015S/AC5025S、SEC‐溝入れバイトGND型のシリーズ拡大、SEC‐スミデュアルミルTSX型、さらに自動車、航空機を中心とした難削材部品加工用途向けの各種工具や新加工方法、次世代を見据えた参考出展製品を多数出展し、多くの反響をいただきました。
 本年は、これらの製品の拡販、浸透と更なる新製品の開発を進めてまいります。また、昨年11月に本格稼働を開始した東北住電精密においては、最新の設備と生産システムを導入した最新鋭の工場として、拡大基調の穴あけ工具とホルダ、カッタ類のコスト、リードタイムの低減を推進します。
 サービス面では国内6拠点目となる東北ツールエンジニアリングセンターとオンラインTECを活用しての技術提案を強化し、営業面では今まで以上に充実した各種新製品と特型品および試作品のスピード対応を図ります。
 また、超硬工具の主原料であるタングステンのリサイクル事業においては、使用済み工具の回収重量が年々増加しています。限りある資源の有効活用、製品の安定した供給に向けたお客様のご理解と積極的なご対応に感謝し、引き続きご協力をお願い申し上げます。
 本年も、より良い製品・サービスを提供し、お客様とともに日本の製造業の競争力維持と発展に向けて、邁進していきます。引き続き、皆様方のご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

世界基準をいわきから
潟^ンガロイ代表取締役社長 木下 聡

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
 昨年の世界経済は、日米欧をはじめ全体として緩やかな回復基調の下、2008年のリーマンショック以降で、最も良好な年であったことは言を俟たないと思われます。国内経済におきましても、製造業を中心とした輸出の増加や堅調な企業収益に伴う設備投資意欲の改善により緩やかに回復傾向が続いた一年でした。
 こうした市場環境の中、当社は2016年よりスタートした高生産性切削工具であるTUNGFORCE製品のキャンペーンが大きな原動力となり、国内ならびに海外販売ともに高い成長を実現することができました。特に構造的問題である生産年齢人口の不足や世界と戦えるコスト競争力強化などの問題に対する解決策として、切削工具による生産性向上実現において確かな手応えを得たことは、お客様のニーズに確実に貢献できた大きな成果のひとつと考えています。
 本年におきましても、お客様への量的・質的サービスレベルの一層の向上を図るべく、切れ目なく生産能力を増強し、更により多くの高生産性切削工具を開発することで、最新の工具による加工効率向上を提案し、お客様でのコスト低減を確実に実現していくことをお約束します。“世界基準をいわきから”をスローガンに、タンガロイは本年も皆様と共に邁進して参ります。

未来に向かって大きく飛躍する年に
潟Lッツ代表取締役社長 堀田 康之

 昨年の4月から始まった「第3期中期経営計画」2年目の営業利益については、3年目の計画を前倒しして達成すべく取り組んでおります。
 昨年は、業務機能の拡充のため、中国の販売法人の分公司が運用を開始いたしました。また、一昨年のベトナムに続き、アセアンの地域統括会社の駐在員事務所をフィリピンに開設した他、現地対応の強化のため、タイの製造法人に技術部を新設いたしました。半導体向けではシステム製品専用の新工場を建設、また、小型パッケージユニットを用いた水素ステーションを、自家用として山梨県の長坂工場に建設することを決定するなど、重点エリアや市場分野ごとの成長への布石は、確実に打つことができたと思っております。
 今年の国内のバルブ市場については、首都圏再開発案件への納入が本格化する他、2020年開催予定の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた施設の建設も進み、今年の後半にはバルブの納入が始まるでしょう。一方、海外市場については、現在のところ、大きな景気回復は望めませんが、今年は底から脱し、当社グループを取り巻く環境にも少し明るさが見えてくることを期待しております。
 しかしながら、今年も、政治や経済の先行きは引き続き不透明であり、事業環境も複雑さを増してくると思っております。また、IoTやAIなどの情報技術は、想像を超えて進化しており、ビジネスの在り方そのものにインパクトを与え始めています。
 このような状況の中、部門の枠を超えて生産効率を上げ、お客様が欲しいものを、欲しい時に、欲しい価格で提供できる体制を構築してまいりたいと思います。「お客様が本当に欲しているものは何か?」という真のニーズを、「お客様目線」で捉え、スピードをもって対応してまいる所存です。
 今年4月からは「第3期中期経営計画」の最終年度が始まります。経営計画達成に向けて強い意志と信念を持ち、未来に向かって大きく飛躍する年にしたいと考えております。

創業80周年、多くのお客様と
  お取引先様の支援に感謝
ダイジェット工業椛纒\取締役社長 生悦住 歩

 新年あけましておめでとうございます。
 昨年の出来事を振り返ってみますと、海外では国政選挙が相次ぎ、アメリカ・フランス・韓国における新大統領の就任やEUとのEPA大枠合意など、わが国を取り巻く環境の変化を感じる1年となりました。一方国内においては、メーカーにおける品質データ改ざん、検査不正などが次々と明るみになり、日本製品への信頼が大きく揺らいだ年でもありました。
 市況としては、ASEANやインドなどの新興国及び中国、ユーロ圏の好調により総じて堅調に推移していたものの、北朝鮮のミサイル問題などの国際政治情勢の不安定化や地政学的リスクの懸念から、景気動向には注視が必要な状況でした。
 そんな中、当社におきましては、「高速・高能率・高精度」をキーワードとした工具の開発に注力致しました。主力の金型加工用工具では高硬度材・難削材対応、また、高精度モジュラー工具などの製品開発を進め、高送りカッタ「SKS‐GU」やソリッドタイプのモジュラー工具「防振Sヘッド」を開発、加えて穴あけ工具においても、多機能座ぐり加工用ドリル「タイラードリルシリーズ」に刃先交換タイプを追加ラインアップするなど、ユニークな新製品を市場投入致しました。今年は、さらに多様化するドリル市場に積極的に参入し、供給力の改善を図るとともに顧客満足の向上を目指して参りたいと存じます。
 また、耐摩耗工具では、レアメタルレスの複合新材料「サーメタル」の新規業界での採用やさらなる用途開発を進めており、昨年は様々な分野で高い評価をいただきました。
 世界経済は先行き不透明とも言われますが、昨年後半より製造業における輸出増加や内需の改善など、景気の緩やかな回復もみられます。本年もこの状況が続くことを期待しつつも、当社におきましては景況の変化にとらわれず引続き製品の供給体制を万全にし、品質・性能において幅広いお客様にご満足いただけるような製品を開発して参る所存です。
 最後に、本年、当社は創業80周年を迎えます。これまで多くのお客様・お取引先様に支えていただきましたことに深く感謝申し上げるとともに、今後ともより一層のご支援ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

年 頭 所 感
日々新たな意欲を持って、
  自らの進化に挑戦
且R善代表取締役社長 長尾 雄次

 年頭にあたり謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
 昨年は、米国大統領選挙に端を発する保護主義政策の先鋭化、テロ事件の多発や朝鮮半島の緊迫化など、国際情勢は不確実な状況が続きました。国内では第4次安倍政権が発足し、景気回復期間が長期にわたるなど、比較的安定した状況となりました。そうした状況下、当社を取り巻く経済環境は、堅調な海外景気を背景に、自動車や半導体関連の用途拡大や、自動化・省人化対応への設備投資の活発化に伴い、製造業を中心に好調を維持・継続し、個人消費も、雇用や所得環境の改善により、底堅く推移しました。一方で、少子高齢化社会での「人手不足」、そして「働き方改革」への対応に加え、「IoT」や「AI」による生産性の向上、自動車のEV(電気自動車)シフトなど、変化の波が急速に押し寄せ、産業構造の地殻変動が本格的に動き始めた年であったと言えます。
 新しい年を迎え、「変革」の流れは一段と加速すると予想されます。
 こうした中、当社は本年の経営スローガンを、「私たちは日々新たな意欲を持って自らの進化に挑戦し明るい未来を切拓こう」としました。
 私は常々、「山善は、世の中の変化に対応する『変化対応業』である」と申し上げています。変化が常態化した経営環境にあって、この時代を勝ち抜いていくためには、世の中の構造的な変化の胎動を見逃さず、常に新しいテーマに挑戦し、自ら変革を生み出していくことが大切であると思います。
 本年は、当社において中期経営計画「ONEXT YAMAZEN(ワンネクスト山善)2018〜ひとつになって、この先へ」の最終年度を迎えます。
 新たなステージに向けて、いかなる市場の変化にも機敏に対応できるように、まずは足元(基本)をしっかりと揺るぎないものとして、現場力を更に鍛え、攻めの姿勢を貫いてまいります。
 本年も皆様と一緒になって、明るい未来を切拓いて参る所存ですので、何とぞ倍旧のお引立てを賜わりますよう宜しくお願い申し上げます。
 皆様の益々のご健勝、ご発展を心よりお祈り申し上げます。 

「断層時代」
トラスコ中山椛纒\取締役社長 中山 哲也

 毎日、何の変化もなく一日は過ぎ去るように思うが、現代は「断層時代」の真っ只中だと思う。未来は現在の延長線上にあり、どのように世の中が変わってゆくかは、ある程度は予測可能であったが、ガソリン自動車から電気自動車への動力源の主役交代は、産業構造に大波乱を巻き起こすことは間違いない。
 金属加工の減少は、世の中に想像以上の痛みを伴う変化を要求するだろう。過去の延長線上に現在があり、現在の延長線上に未来があるという、時代の掟に断層が走ったのである。「断層時代」においては、過去の知識や経験は全く役に立たないかも知れない。「自分の困ることはきっと起こらないだろう」と考える人間の本能のような希望的観測には、早く見切りをつけた方がいいようだ。これから先は過去の経験則だけで生きていると、お困りごとに遭遇する確率が高まるような気がする。
 今やるべきことは「未来予想図」を作ることである。自動車のEV化により、どんな産業が発展し、どんな産業が衰退するのか。どんな企業が成長し、どんな企業が消えていくのか。どんな商品が売れるようになり、どんな商品が死筋になるのか。「未来予想図」にマッピングしていくと、何かしら「答」を見出せるのではないだろうか。ある大手商社では保有するプラチナ鉱山の処分を既に検討しているという。排気ガスを浄化するための触媒に大量のプラチナが使用されているが、EV化によりプラチナが全く不要になるとのこと。そのために金より高価なプラチナが、金より安く取引されている現実が将来を占っているようだ。触媒不要はずいぶん先の話だとは思うが、大手商社ではもう明日の問題として捉えている。
 EV化により事業構造の変革を迫られているのは、私たち機械工具流通業界も同じである。食品業界もファッション業界もEV化の影響は全くないと言える。「未来予想図」づくりが急がれる業界、企業の当事者として未来に目を凝らしたい。「ある日突然」はなくても「ある年突然」は起こり得る。
 何はともあれ、電気自動車が走り回る時代に、有望な産業や企業を見つけ出す作業にとりかからねばならない。取扱商品の顔ぶれもずいぶん変わることだろう。業界の構造変化は、間違いなく成長のチャンスでもある。「変化」に学び、「未来」を創造し、「断層時代」に独創力を磨く一年としたい。とことん考えれば、必ずや「答」は出るものである。
(平成30年社内向け年頭所感より)

スマートファクトリーで需要増加に対応
オーエスジー椛纒\取締役社長兼CEO 石川 則男

 2018年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
 昨年は北朝鮮ミサイル問題に振り回され、地政学リスクが大きくクローズアップされた一年でしたが、世界経済は中国経済の回復、好調な米国経済に引っ張られる形で日本及び他の地域の経済も好調に推移しました。10月にはIMFが世界経済の見通しを上方修正し、日本政府も日本経済はいざなぎ景気を超えたといった発表もされました。しかしながらそろそろ景気もピークに近づいており、何か一つのきっかけで一気に冷え込む懸念も捨てきれないと思います。
 そのような状況下、当社は創立80周年の年を迎えました。ここ数年間、販路拡大に努めたこともあり、新たなニーズを中心に受注は大きく伸びました。当社のビジネスモデルである多品種小ロット生産はユーザーニーズの広がりとともに増える一方であり、その反面、それに伴うコストアップに対する取り組みも大きな課題となっています。需要に応じ小口ラインと量産ラインを組み替えるフレキシブルな体制確立のためIoTを駆使したスマートファクトリーで対応したいと考えています。80周年の年を「成長元年」と位置付け、全社、全グループにスマートファクトリーを目指したスマートラインを拡大する一年にしたいと思います。
 最後になりますが、日本経済の益々の発展と皆様のご健勝を祈念いたしまして年初のご挨拶とさせていただきます。

「スピード感」
潟Wーネット取締役社長 古里 龍平

 新年を迎え、謹んでお慶びを申し上げます。
 ドッグイヤーという言葉があります。成長の速いイヌにとっての1年は、人間の7〜8年に相当するということから、技術革新など変化の激しいことのたとえとして用いられます。
 現在、AIやロボット、ビッグデータ解析、再生医療などの分野は、ドッグイヤーをはるかに上回るスピードで変化しており、今日常識であったことが明日には時代遅れになっていても不思議ではないくらいです。
 一方、ジーネットにおいてはスピード感に全く欠けていると警鐘を鳴らしています。時間当たりの生産性をあまり考えない風土があるように思います。取扱商品が劇的に変わるようなことがないからなのか、うかうかしていたら取り残されるようなビジネス環境の進化がないからなのか、どうも危機感が感じられません。
 しかしながら、このような流れは今後も同じということはなく、AIやロボットがどんな分野の仕事にとっても当たり前になるのは、そんなに遠い未来の話ではないと言われています。それほど、科学そして技術の進化は加速しているのです。
 ドッグイヤーをはるかに上回るスピード感を身に付けて、AIやロボットに取って代わられるのではなく、それらを使いこなせるような変革を起こすことが必要となります。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

平成30年 年頭所感
カツヤマキカイ椛纒\取締役社長 木村 吾郎

 新年明けましておめでとうございます。
 昨年は世界経済の回復も後押しとなり、我が国においても雇用と所得の改善が見受けられました。それらを背景に引き続き企業業績の成長は続くものとみられ、生産活動では研究開発や合理化への投資も増加傾向にありますので、2018年が我が国にとって更なる飛躍の年と成る事でしょう。韓国平昌オリンピック、ロシアでのサッカーW杯開催年ということもあり、経済回復基調の上に話題の多い年になりそうです。
 一方で不安な要素も無いわけではなく、特に事業継続計画の面では過去の教訓も踏まえ、新たな外的・内的要因による脅威に対してしっかりと備えておきたいものです。事業継続においては「合理性と安全性」両面の舵取りが大変重要だと認識しており、今後のビジネスにおいて更に重要なタスクになるのではないでしょうか。 
 第4次産業革命における革新的な変化を実感する話題も多い中で、我々には既存の概念を見直す事は勿論ながら、グローバルな課題に対する素早いアプローチが求められます。多角的な課題に対応出来る資質が必要で、理屈や知識以上に感性豊かな人、共感と調和を図れるクリエイティブなチームが欠かせません。
 動力が何であれ最も合理的かつ安全に成長トルクが高回転し、スピードとパワーに溢れ、明るくユニークに飛躍する平和の吉年となる事を期待しています。

年 頭 所 感
飛躍へ。ともに挑む。
ユアサ商事椛纒\取締役社長 田村 博之

 年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 昨年当社は新たな歴史に向かう第一歩として、創業360周年となる2026年を見据えた「ユアサビジョン360」を策定し、その実現を目指した第1ステージの3カ年中期経営計画「Growing Together2020」をスタートさせました。「コア事業の機能強化」「成長事業の再強化」「経営基盤の強化」の取組みを突き進めるとともに、ロボ&IoTや農業、介護・医療といった新市場・新分野への挑戦を開始するなど、計画達成に向け着実に布石を打つことができました。
 我々を取り巻く環境に目を向けますと、国内では人口減少社会、労働力不足という構造的な諸課題に直面しております。一方、世界は今、飛躍的な技術革新の大きなうねりの中にあります。「ものづくり」や「くらし」の分野において、ロボットの活用を含めた自動化・省人化の流れ、人工知能(AI)・IoTなどの情報技術の進化、EC(電子商取引)ビジネスのさらなる拡大、EV(電気自動車)・自動運転の急速な開発・進展などの変化が想像を超えるスピードで押し寄せています。
 2018年、当社はこれらの急激な変化を絶好のチャンスと捉え、ニーズに迅速に応える戦略をさらに推し進めてまいります。海外事業においては、日系企業や現地企業への販売拡大戦略を進めるとともに、1月に米国4カ所目となる新たな拠点を開設するなど、アジアと北米での事業拡大を加速させてまいります。ITを活用した新流通事業では、5月にはWeb商品検索サイト「Growing Navi」を稼働させ、工業分野、住環境分野、建材・建機分野の「産業とくらし」に不可欠な商品の幅広いラインナップを実現し、情報発信機能の強化を図ります。また、今後大きな成長が見込まれるロボ&IoT事業では、システム・インテグレーション機能の強化を進め、産業用ロボットをはじめとした各種ロボットの拡販に注力するなど、社会・産業構造の変革に対応してまいります。
 ユアサ商事は、2018年も「産業とくらし」に貢献し、「Growing Together」をスローガンに、さらなる飛躍に向けともに挑んでまいります。
 最後になりましたが、皆さまにとって希望に満ちた素晴らしい一年となりますよう心からお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

松田謙三氏(児玉興業会長)
「緑綬褒章」を受章平成29年秋の褒章で

 松田謙三氏(児玉興業会長、愛知県名古屋市西区在住)が、平成29年秋の褒章で、環境美化奉仕者として緑綬褒章を受章した。
 同氏は、戦後、名古屋市西区児玉町で起業して以来、70数年に渡り地域の美化活動に一人で取り組まれた。戦後間もない日本は焦土化した中、生活もままならない状況であったが、そのような中、部品加工工場を経営しながら、清掃は人間生活の基本と考え、工場内はもとより、工場の周囲はタバコの吸い殻ひとつないようにとゴミの清掃に毎日黙々と取り組んで来られた、長年の社会奉仕活動の功績が称えられた。満97歳を迎えた現在も、ほぼ毎日、周辺の清掃活動に取り組まれている。
 また、同氏は社業を御子息に任せた後も、社長時代から続けている異業種交流会「月曜会」の代表世話人として現在も年6回の例会を開催し、講師はじめ会場の手配、出欠確認、当日の司会進行等々を奥様と二人三脚で務められている。
 今回、受章の喜びのメッセージをご寄稿いただいたので掲載する。
昭和20年より毎日吸い殻ゴミ拾いして何の取り柄も無い私に最高のプレゼントを賜り若い日の想い出をエッセーいたします
    松田謙三

 昭和20年8月15日敗戦時、東北地方総軍司令官・藤江大将の乙副官(陸軍中尉)職にあり(甲副官前少将)、占領軍司令官ロバート・アイケルバーガー中将を仙台駅頭に迎え、東北地方の引渡しと六ヶ師団の武装解除の業務を終え、全市焼野原の名古屋に復員いたしました。葉巻をくゆらせながら、平然たる態度で厚木飛行場に降り立った占領軍総軍司令官マッカーサー元帥は占領方針として、躾の良い日本人が再び戦争を仕掛けて来ないよう、躾の為の修身(掃除など)を軍司令官が許可するまで日本のあらゆる教育機関で教育する事を禁止。解除する事無く逝去。その方針に反発して70数年に渡り毎日吸い殻ゴミ拾いを趣味として実践して参りました私に、近年ほとんど受章者のない緑綬褒章を天皇より賜り、人生此れに過ぎる幸せはありません。アジアで戦争に負けた国は日本唯一国、世界が認める躾の良い日本人の躾教育修身を禁止したマッカーサー元帥、敵ながらあっぱれと言う他言葉がありません。
 私は大正10年生まれ、7才で義務教育の小学校へ入学。当時の足跡を振り返りますと、服装は羽織・袴・下駄(3年頃洋服が輸入)で通学いたしました。始業前、全校生徒が校庭に整列、天皇陛下の御肖像を遥拝(ようはい)、続いて袱紗(ふくさ)に包まれた教育勅語を校長先生がうやうやしく拝読されるのを拝聴、それぞれ教室に入ります。必ず授業始めに姿勢を正しての修身教育に続いてその日の教科に入ります。一番恐ろしい事は、先生より指名を受け、勉強不足で答えられないと先生よりの鉄拳又は教壇から飛んでくる白墨(チョーク)でした。次に恐ろしい事は、授業が終わり教室の掃除が終わりましたら、教員室に報告に参りますと先生の点検。手抜きがありますと先生よりの鉄拳又は水を入れたバケツを両手に教室の前に数十分刑罰として立たされる事です。通学の朝、家の前の掃除と水の散布は子供の務めでした。満21才を迎えますと義務として軍隊に入りますが、一番怖い事は先輩の靴の手入れ、兵器の手入れ、寝具の整理整頓に手抜きがありますと木刀で蹴散らして鉄拳制裁でしたが、戦後はアメリカの占領政策として掃除行為は禁止された為、個人から大企業に至るまで掃除は無駄、生産第一と定着。私は何十年来、国道、バス停の吸い殻ゴミ拾いに参りますが1日100本、2日200本誰一人捨てる事を止めません。誰一人掃除をする人もありませんが、損得でなく掃除一つについても進んで行えばその行為は必ず日常生活、仕事に役立つ事を私は身を持って体験して居ります。ゴルフは趣味でありますので6時間かかろうが、数万円のプレー代がかかろうが、それはそれで良いと思いますが、ゴルフを健康の為と考える方は毎日1時間、掃除で汗を流していただく事をおすすめいたします。今回の受章を賜った私の行為で末端社員から社長に至る掃除は人間生活の大切な基本と実践いただく方があれば幸いに存じます。

 〜つもりちがい十カ条〜
・高いつもりで低いのが教養
・低いつもりで高いのが気位
・深いつもりで浅いのが知識
・浅いつもりで深いのが欲望
・厚いつもりで薄いのが人情
・薄いつもりで厚いのが面皮
・強いつもりで弱いのが根性
・弱いつもりで強いのが自我
・多いつもりで少ないのが分別
・少ないつもりで多いのが無駄

 〜私の人生二人旅〜
 私が結婚いたしましたのは昭和24年ですが、私の日常生活は仕事と雑用以外全く興味がありませんでした。その私に職場や日常生活で味わう事のない次元の異なった感情や発想、旅の楽しさや映画、演劇、音楽会等選択しては連れ出してくれました、夫を愛する、助ける、語り合うの三原則を兼ね備えた家内に今回の受章で恩返しが出来た事心より感謝する次第です。

第1回『全機工連若手交流会』
18団体・110名が一堂に集う
働き方改革シンポジウムを開催

 全日本機械工具商連合会(全機工連、会長=坂井俊司氏・NaITO社長)は11月18日、第1回『全機工連若手交流会』をロイヤルパークホテル(東京都中央区日本橋)で開催した。全国18団体から約110名の若手経営者らが参加して、「働き方改革」をテーマに意見を交わし、その後の懇親会で交流を深めた。
 全機工連が主催する若手交流会の開催は今回が初めて。開会にあたり、設営を担当した東京都機械工具商業協同組合青年部会の原忠夫部会長(原機工商会社長)が挨拶で経緯を説明した。
 これまでは、東京・愛知・大阪の3都市の青年部が主導して2年に一度、持ち回りで交流会を行ってきた。第1回は平成元年10月3日に愛知県で開催された(当初、数年間は毎年の開催)。6年前に東日本大震災があり、当時担当だった東京で開催されたが、見舞いを兼ねた特別な会を被災地である仙台で開こうとの合意があり、翌年6月に実現。その会以降、各地の青年部から地元での開催が望まれ、通常の会とは別に、浜松、岐阜で開催され意義深い交流が行われた。また、2年ほど前より全機工連から資金面でのバックアップもあり、参加しやすくなった。全機工連若手交流会と名称を改め、各地の若手経営者が交流できるように組織された。
 第1回目となる今回は、岩手イーハトーヴ機工会、郡山機工会、茨城機工会、埼玉県機械機器商協同組合、川口機械工具商業協同組合、千葉機工会、東京都機械工具商業協同組合、東京西部機械工具商業協同組合、神奈川県機械器具機材商業協同組合、長野機工会、遠州機工会、岐阜機工会、愛知県機械工具商業協同組合、三重県機械工具商組合、石川県金属商業組合、広島県機械工具商組合、大阪西機工会青年部、大阪上町機工会青年部より参加があった。
 原部会長は「我々の業界を取り巻く環境は、大企業が業績を伸ばし、株価もやっとバブルの水準あたりまで戻してきました。皆様の事業も数年前とは違う手応えを感じられていることと思います。一方で、大企業の不祥事が連日のように報道され、社会における企業の倫理観が強く求められていることも事実だと思います。我々の卸売業は、製造業全体に比べると小さなものですが、同様に倫理観の改善を強く求められ、また法律などの変更により非常に働きにくくなったような感じがしています。かと言って、蔑ろにできないことも肌で感じているのではないでしょうか。本日はシンポジウムの中で、講師の方に働き方改革についての講義をしていただくと共に、参加者全体で考えていきたいと思っています。短い時間ですが、皆様に世の中の動向を少しでも感じていただき、出席された方で熱く語っていただければ大変嬉しく思います」と歓迎の挨拶をした。
 昨年6月の総会で全機工連会長に就任した坂井俊司会長は「盛大に開催できますことを大変喜ばしく思っています。働き方改革をテーマに掲げ、これからの会社経営のあるべき姿、経営者の進むべき方向、意識を変える、そのような会になることを期待しています。今日のこの会は若手交流会という名称となっていますが、若手同士、若手とベテランとの交流、そして私も含めベテランの方々が若い方に教えを請うという会であっても良いのではとも考えています。働き方改革は、皆さん手探りの状態だと思います。今日この会で学んでもらう、議論し合うということをきっかけに、取り組みが深まっていけば良いと感じています」と挨拶した。
 全機工連人材開発委員会の水谷隆彦委員長(ミズタニ機販社長)は「人材開発委員会では、機工流通業界の将来を担う若手の皆様がこの全機工連若手交流会を、今後の業界を考え交流を図る場として末永く続けていただけること、そして集まる人数ではなく日本全国のより多くの地区から参加者を得て行われるよう工夫して運営していただけることを願っています。この交流会が将来の業界リーダーの発掘と育成に役立てばこんなに嬉しいことはありません」と期待を込めて挨拶した。
 続いて、当日所用のため参加できなかった東京都機械工具商業協同組合の小池達夫理事長(平和テクニカ社長)のメッセージが宮川栄一副理事長(青年部担当)・全機工連広報委員長(富士馬鋼業社長)の代読で「交流会が業界の今後に明るい道を開いていただけることに期待するところです。課題を議論する場としての若手交流会は大変重要な集まりと言えます。若い方々の集まりは次の若い方々に必ず引き継がれます。全機工連のレガシーとしての役割を大いに発揮していただきたいと思います」と紹介された。
 「働き方改革シンポジウム〜会社も社員もWIN WINとなるために〜」では、「中小企業の『働き方改革』について」と題して商工中金の町田崇男調査部長による基調講演が行われた。同氏は、生産人口の減少、長時間労働の慣行改善、生産性向上などを背景に、中小企業にとっても働き方改革は喫緊の課題であると指摘。その取り組みとして、シニアの活用、子育て支援、同一労働同一賃金、時間外労働の上限規制、モバイルワーク(テレワーク)などの状況を紹介し、「仕事のやり方を変える」という発想の転換が必要と話した。
 引き続いて、松下幸輝氏(松下工機社長)がコーディネーターを務める中、シンポジストの落合茂樹氏(落合専務)、幡野裕幸氏(朝日社長)、田中健一氏(Joyful喜一ホールディングスCEO)が働き方改革に関する各社の取り組みなどを紹介した。
 この後、経済産業省製造産業局産業機械課の潮崎雄治課長補佐が「我が国ものづくり産業の課題とConnected Industriesについて」と題して講演。国の取り組みを説明した。
 午後5時前から懇親会が催され、大阪上町機工会青年部の菊川遵部長(宇野社長)の開会挨拶、愛知県機械工具商業協同組合青年部の滝澤有一副部長(松本商店社長)による乾杯で親睦・情報交換の場となった。
 次回は2年後(2019年)に中部ブロックでの開催が予定されており、横断幕が東京組合から愛知組合に引き継がれた。

新年賀詞交歓会、ボウリング大会etc
今後の事業について意見交換
岐阜機工会 幹事会開催

 岐阜機工会(会長=嶋ア晴久氏・シマザキ商会社長)は昨年11月29日に第2回幹事会を開催。幹事7名が出席し、今後の事業などについて意見を交わした。話し合われた議題は以下の通りだ。
 1.中間会計報告の件▽市橋定之会計幹事(市橋商店社長)から、平成29年度会計についての中間報告(平成29年11月28日現在)が行われた。
 2.全日本機械工具商連合会(全機工連)「第1回全国若手交流会」に関する報告ならびに補助金の件▽昨年11月18日、東京都機械工具商業協同組合が幹事を務め、「第1回全機工連全国若手交流会」が東京のロイヤルパークホテルで開催された。全国から約100名が参加し、岐阜機工会からも嶋ア会長以下4名が参加した。この時の4名分の交通費として7万2000円が全機工連から振り込まれると嶋ア会長から報告があった。
 3.新年賀詞交歓会の件▽1月19日(金)に開催される新年賀詞交歓会について、幹事会当日現在の出席申込状況が徳永和也総務幹事(徳光社長)から報告されたほか、当日の役割分担について話し合われた。受付は市橋会計幹事に任され、司会進行は徳永総務幹事が担当することに決定。乾杯ならびに中締め挨拶の人選については嶋ア会長に一任された。
 4.中部ブロック会議の件▽2月19日(月)、三重県機械工具商組合が幹事を務め開催。幹事会当日現在、詳細は未定。次回幹事は岐阜機工会が担当する。
 5.ボウリング大会の件▽平成30年ボウリング大会は5月11日(金)、A.C.グランド(岐阜市茜部)での開催が決定。参加人数は、昨年並みの50名前後を想定。輿宗太郎幹事(KSコシ商会社長)が担当。
 すべての議題についての意見交換が終わり、忘年会を兼ねた食事会を経て、この日の全日程が終了した。

浦安物流センターを開設
オータケ 東日本のサービス強化

 管工機材の総合商社オータケ(社長=村井善幸氏、本社=名古屋市中村区名駅3-9-11)は、同社国内2つ目となる物流センター「浦安物流センター」を千葉県浦安市に12月18日開設した。
 これにより在庫商品の充実と物流のスピードアップを図り、東日本の得意先を中心に一層充実したサービスを提供する。
 【オータケ 浦安物流センター】
▽住所=〒279-0025 千葉県浦安市鉄鋼通り3-4-7
▽電話=047-350-7381
▽ファックス=047-350-7382

SiC単結晶工具の開発に成功した
青木渉氏(BTT)の講演会開催
名機工同友会 11月例会で

 名機工同友会(会長=吉野栄一氏・吉野機械工具社長)は昨年11月28日、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で11月例会を開催した。冒頭で同会の今年度残りの予定が確認された後、同会会員でもある青木渉ビーティーティー会長が講師を務め、「この業界でトップになるために必要なこと」と題した講演会が開催された。
 昨年12月4日付の日刊工業新聞に掲載され話題になったが、青木会長は江龍修名古屋工業大学教授と共に10数年にわたる研究を重ねた結果、遂に刃先に炭化ケイ素(SiC)単結晶を採用した切削工具の開発に成功した。詳細は省くが、このSiC単結晶工具は一般的なダイヤモンド工具よりも微細なナノメートルレベルの加工が可能で、レンズ用のアクリル加工や銅線の加工に向いているという。
 講演会で青木会長は、刃物の原理から切削加工における問題点、それを克服するために開発を始めたというSiC単結晶工具の特長などを語り、最後に、あくまで自身の考えと前置きしたうえで「市販されている切削工具は、その性能は、ユーザーの求めるそれの60%しか満たしていません。それは、ユーザー個々によって、エンドミルひとつ取ってみても加工品の違いで求める性能がまったく変わってくるからです。それをできる限り100%に近づけることができれば、その企業は間違いなく切削工具業界でトップになれるでしょう。かといって、いちいち切削工具を開発していては莫大な資金も時間も掛かってしまいます。だったら、ユーザー個々が欲するニーズに合わせて、市販されている切削工具をチューンアップすればいいんです。そのための技術、知識が必要なら、どうぞ私に声を掛けてください」との言葉で講演会を結んだ。
 講演会の後は、参加者からの質疑応答や記念撮影ならびに懇親会の時間が設けられ、この日の全日程が終了した。
 青木会長は現在、ビーティーティー・テクニカルセンターなどで「切削工具の再研削・設計製作技術」などをテーマとした技術セミナー(有料)を開催している。こうしたセミナーはもちろんのこと、SiC単結晶工具に興味のある方は、ビーティーティー(052-736-8441)の青木会長まで問い合わせてみてはいかがだろう。

メーカー・商社など104名が参加
1つの輪になり皆様に貢献
服部商会 恒例の忘年会盛況

 機械・工具の総合商社服部商会(社長=服部嘉高氏、本社=愛知県津島市)は、11月17日午後6時30分より名古屋駅前の北京料理「百楽」で、同社の仕入先と社員合わせて104名が参加し恒例の忘年会を開催した。
 はじめに服部社長が「本日はお忙しい中、多数の方にご出席賜り誠にありがとうございます。服部商会もお陰様で、昨年同様か、それ以上に順調に推移しており、このまま年末セール、初荷につなげて良い決算を迎えたいと思っています。(2017年は)私の中では一致団結して乗り切る年だという思いでやらせていただきました。半年以上かけて中間管理職の育成に主眼を置いて取り組んできました。私たちのやるべき仕事、その意義、そしてどのようにしていくべきか勉強していただいて、それを更に若い社員に指導していき、1つの輪になって、ユーザー様はじめ、仕入れ先・メーカーの皆様の売上に貢献していけたら素晴らしいことだと思っています。本日は皆様にとって1つでもプラスとなるコミュニケーションをとっていただければ幸いです」と挨拶。
 続いてメーカーを代表して、久野将稔オーエスジー中部営業部長(当時、現大宝産業)が「2018年は戌年。犬は鼻が利く、嗅覚が優れていることが特徴の1つかと思います。干支の本を見ると、戌年は仕事の面での嗅覚、鼻の違いで仕事に差が出る1年と書かれています。先日、服部会長と昼食をご一緒させていただく機会があり、会長から、営業マン(商売人)たるもの、まずは外に出なさい。机の前に座っていてはダメだ、机の上に注文はないというお話が1つ。2つ目に、新しいお客様にどんどん飛び込みなさい。無鉄砲にではなく、よく見て鼻を利かせて探ってから飛び込みなさいというお話がありました。これはなかなか真似ができない。それを50年以上も実践されてきたのが服部会長であり、その証が今の服部商会様だと思います。我々メーカーは同じことをコツコツやる真面目さはありますが、新規の所に飛び込む嗅覚が少し足りません。どちらかと言うと、苦手です。服部商会の営業の皆さんは新規にドンドン行っておられます。好況も長く続いており、そろそろ不安を感じなければならない年になろうかと思いますが、是非とも服部軍団の鼻の利くところで、我々メーカー、商社をグイグイ引っ張っていただくことをお願いします」と挨拶した。
 商社を代表して挨拶に立った吉村泰典山善執行役員名古屋営業本部長は、「1年を振り返ると、服部商会様はますます勢いよく、組織改革をされましたし、社屋もリニューアルされました。まだまだ大きくなるのではないかと感じています。服部商会様の特長は、まず勢いがあること、そして現場力が素晴らしいという所で、現在、世の中の景況は大変いいですし、工作機械も1兆5500億円の目論見でしたが、10月が終わった時点で1兆3200億円と前年と同じ数字を達成しました。12月末で、もしかしたら新記録に近い1兆5900億円ぐらい行くのではないかという景況です。また、車のEV化が進み大変革を迎える中で、服部商会様の得意とする現場力を発揮していただいて、色々改革もしていただければと感じています」と述べ、力強く乾杯の音頭をとった。
 歓談が進む中、ゲームなどで盛り上がり、最後に服部峰久専務が「2018年も社員一同、頑張ってまいりますのでご支援を宜しくお願いします」と挨拶、服部利一郎会長からも御礼の言葉があり、一本締めで終了した。

「ワンマイルモビリティ」
プロトタイプ初号機完成
岡谷鋼機 2019年事業化を目指す

 岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区栄2-4-18)は、自動運転技術の中でも先行して将来の新たな市場形成が見込まれる、一般道におけるワンマイルモビリティに着目し、2017年8月に高精度三次元地図データベース作成の「アイサンテクノロジー」および、自動運転システム開発の「ティアフォー」と、その事業化に向けた業務提携を実施。12月11日、プロトタイプ初号機(通称=Milee/マイリー)が完成したことを発表した。
 マイリーは、ハンドルやアクセル、ブレーキを一切必要としないラストワンマイル向けの完全自動運転EV。ティアフォーが、岡谷鋼機とアイサンテクノロジーと共同で進めているワンマイルモビリティ事業を通じて開発した。
 マイリーは、ティアフォーが開発中の自動運転ソフトウェア「Autoware」を使用し、アイサンテクノロジーの「高精度三次元地図」やレーザースキャナを搭載している。これにより周囲の物体検出、自車位置の推定、走行経路の策定、運転判断といった完全自動運転に必要となる主要な機能を実現している。
 【参考スペック】
・車両=電動ゴルフカート(ヤマハ発動機)
・車体=3Dプリンタ樹脂材(カブク)
・ECU=DRIVE PXプラットフォーム(NVIDIA)
・サイズ=全長3209o、全幅1488o、全高1944o
・重量=約700s
 今後は、同プロトタイプ初号機を用いて、2018年春以降より実証実験を実施する。マイリーは、主に市街地や中山間地域における近隣への移動手段としての利用を想定しており、今後、ドライバー不足が深刻化している旅客・物流サービスなどへの展開を目指す。岡谷鋼機は、アイサンテクノロジーおよびティアフォーと連携し、実証実験を着実に進めながら、2019年にかけてワンマイルモビリティの事業化を目指すとしている。 ※「ワンマイルモビリティ」とは、小型モビリティによる限定地域での低速自動走行技術を活用した、社会課題解決型の「次世代端末交通システム」をいう。また低速自動走行とは、概ね時速30q以下を前提とし、米当局や内閣府の定めるレベル4(完全自動運転)の走行を指す。 

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川島ベストパートナー展示会
大盛況裡に幕を閉じる

 新社屋も完成し勢いに乗る、工業用ゴム・プラスチック・樹脂製品販売の川島商事(社長=川島健一氏、本社=名古屋市熱田区)と、その主要仕入先メーカーで構成される「川島ベストパートナー会」主催の展示会『川島ベストパートナー展示会』が昨年11月29日、名古屋市中村区にあるウインクあいち(愛知県産業労働センター)で開催された。当日はあいにくの天気にもかかわらず目標を上回る来場者が訪れ、会場は大いに賑わいを見せていた。
 2年に1度開催されている本展示会。今回は、前回(2015年)から3社増えて(川島商事含め)20社が出展した。本展示会の特長は、来場者が展示品を直接見て、触れて、体感できる点にある。昨今、市場ニーズの高まりを見せている「省エネ節電」「環境」「新製品」をテーマに、各メーカーとも最新の技術やイチオシ製品を熱心にPRしていた。
 「皆さまが出品される展示品は、工場の方々の血と汗と涙で作られた製品ばかりです。ぜひとも来ていただいた方を引き留め、見て、触れて、体感していただき、製品の良さをしっかとりアピールしてください。そして拡販につなげていただければと思います」と、開会前に各出展メーカーに檄を飛ばしていた川島社長。次回開催は2019年の予定だが、今から期待は膨らむばかりだ。


2017年12月17日(日)2656号
悪天候の中、9万人超える来場者
MECT2017  出展者にも好評
愛機工 12月理事会を開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機会長)は、12月5日午後4時30分より名古屋市中区の東京第一ホテル錦で理事ら25人が出席して理事会を開いた。展示会MECT2017の報告をはじめ、新年会、中部ブロック会議などについて審議した。
 冒頭、伊藤理事長より挨拶があり、続いて議事に入った。
 「MECT2017」について、森田乾嗣副実行委員長(モリタ社長・組合会計理事)が報告。10月18〜21日の4日間、ポートメッセなごや1〜3号館にて開催された。開催規模は457社・1933小間で過去2番目となった(現在では、過去最高の1953小間を上回るのは消防法により不可能とされる)。動員は、前回(9万4134人)を下回ったものの、悪天候の中で9万2305人の来場者を迎え盛況だった。11月15日には東京第一ホテル錦で関係出展者と実行委員を招いて報告会と懇親会を開催し、総勢110人が参加。出展者との意見交換では、来場者の反応も良く概ね好評を得られた。課題として会場内の段差改善や小間装飾の高さ制限の緩和などの意見が出された。次回MECT2019は2019年10月23日(水)〜26日(土)に開催される。
 「全国若手交流会」について、滝澤有一青年部副部長(松本商店社長)が報告。第1回全機工連「全国若手交流会」が11月18日、東京組合青年部が幹事となりロイヤルパークホテルを会場に全国各地から約100人が参加して開催された。愛知組合からは、全機工連の人材開発委員長を務める水谷隆彦副理事長(ミズタニ機販社長)、滝澤青年部副部長はじめ12人が参加した。今回は、働き方改革フォーラム「会社も社員もWIN WINになるために」をテーマに講演を行った後、各地区の代表が職場環境の現状や見解を述べ、愛知組合では幡野裕幸理事(朝日社長)が発表した。フォーラム終了後は、懇親会で全国各地の交流と情報交換が活発に行われた。次回は中部ブロックが幹事となり三重県を開催地に設営・企画する。
 「組合ゴルフ大会」について、長村康義福利厚生部長(長村商店社長)が報告。10月13日、新南愛知カントリークラブにて開催し、山善の猪口博一氏が優勝した。参加38人。
 「機工商社座談会」について、林正人経営対策部長(広島商事社長)が報告。日本産機新聞社より2018年新年号に掲載する企画として、「未来を拓く戦略」をテーマにした同組合会員による新春座談会の依頼があり、経営対策部の林部長、幡野裕幸副部長、和久田修志理事(三和商事社長)、小浦正喜理事(こうら社長)がメンバーとなった。座談会は11月28日、広島商事の会議室で行われ、@直面する課題と対策A外的要因への対策B工具商の経営で今後最も大切なこと―の課題に沿って各企業の現状や課題・対策が発表された。
 「教育事業企画案」について、林経営対策部長が説明。社員教育研究所(管理者養成学校)が主催する外部研修(Off-JT)「リーダー育成セミナー」の案内を配信する。受講者数が限られるため、組合が主催となり同テーマでのセミナーの企画が提案された。また、以前から計画している営業社員を対象に研削加工および切削工具の知識を主とした座学と実習(2日間)の研修は、2018年の2月または3月を予定している。講師は青木渉氏(BTT会長)。
 「第74回組合親善野球大会」について、長村福利厚生部長が経過報告した。野球大会は、雨天の影響や日程調整が難しく、進行が大幅に遅れている。優勝戦は年明けの3月17日に開催する予定。
 「機工メイト推進委員会」について、伊藤正人推進委員(伊藤信産業社長)とブロードリーフの長谷川執行役員、岡本氏、麓氏が@機工メイト委員会の活動報告A機工メイト実績BOTRS(改善ソフト)について説明した。
 「新年会」について、幡野裕幸中北支部長(幹事支部=中北支部)が予告。2018年組合賀詞交歓会を1月18日午後6時よりクラウンプラザホテル・グランコート名古屋にて400人規模で開催する。
 「中部ブロック会議」については、2018年2月19日午後3時より東京第一ホテル錦にて開催する。三重組合(理事長=門脇匡伸氏・門脇商店社長)が担当。
 「支部再編」については、伊藤理事長が支部再編の経緯を踏まえ支部忘年会において改めて支部員の意見を確認するとした。
 部会報告は、【総務部】支部再編について議論を調整する。【情報部】組合報を11月に発行した。10月景況調査集計は同組合報に掲載。【経営対策部】社員研修、管理者セミナー等、今年度内に開催するセミナーを具体化する。【事業部】各種保険等、既存事業の拡販に努める。業務災害補償プランについては、順次、支部忘年会で説明を行っており、反応はまずまずで問い合わせも来ている。【青年部】青年部設立50周年事業として10月27日より3日間、中国・大連市の日系企業、伊藤機工(大連)有限公司を訪ね視察と講演会を開催した。日帰りバスツアーを2018年2月3日に実施する。満席となり11月28日に受付を締め切った。訪問先は吉本新喜劇。【福利厚生部】野球大会の年度内実施に努める。野球大会の反省会は優勝戦前の来年2月または3月に予定している。
 その他、事務局年末年始休業は12月29日〜2018年1月4日。次回理事会は2018年2月13日午後4時30分より。終了後、懇親会を開催する。会場は東京第一ホテル錦。

ボウリング大会、新年会、
会計中間報告などを審議
愛鋲協 29年度第5回定例理事会

 愛知鋲螺商協同組合(理事長=藤田守彦氏・藤田螺子工業常務)は、11月8日午後7時より名古屋市中村区の安保ホールにおいて平成29年度第5回定例理事会を開催した。理事6名が出席した。
 藤田理事長の挨拶の後、理事長が議長を務めて各議案の審議に入った。
 第1号議案=事業部委員会に関する件は、事務局より9、10月度の売上が報告され、承認された。
 第2号議案=新年会の件は、司会者、来賓、会費などについて審議した。新年会は平成30年1月26日午後6時より名鉄ニューグランドホテルにて開催する。司会者を土方博之理事(金城螺子製作所専務)が務め、来賓として中央会の出席を依頼する。乾杯の発声は出席する相談役の中から決める。閉会の辞は大野正博副理事長(中部製作所社長)。会費については各社1人無料、2人目以降1人につき5000円を徴収する。開催案内を発送する。
 第3号議案=親善ボウリング大会の件は、担当の鈴木憲一理事(エフシーテック社長)より説明された。12月3日午前10時より、星ケ丘ボウル(全60レーン)を貸切りにして参加予定180名で開催。申込締切後、子供の男女数により菓子を手配する。役員は9時20分集合。プレーしない役員は藤田理事長、大野副理事長、小倉正嗣副理事長(小倉商店社長)、鈴木理事、松原徳幸理事(千代松螺子社長)、そのほか組合員に手伝いを依頼する。
 第4号議案=会計中間報告に関する件は、事務局より10月末までの収支が報告された。前年に比べ事業部売上が減少していることに加え、ねじ商連総会費用の出費により、期末決算は若干の赤字が予想されるとした。来年1月の理事会で、ある程度決算予想が出せると報告された。
 第5号議案=その他として、中央会、名市協の会報と各業界紙への新年広告の掲載が承認された。
 また、11月20日に東京で開催のねじ商連常任理事会へは藤田理事長、大野副理事長、小倉副理事長が出席することを確認し、以上で全議案の審議を終了した。

『吉岡幸ジョイントフェア
in TAKEDA2017』
吉岡幸 武田機械の新工場にて開催

 建設・産業資材のトータルサプライヤー、吉岡幸(社長=吉岡正盛氏、本社=福井市宝永3-22-5)は11月16〜17日の2日間、金属工作機械及び機器の製造・販売を行う武田機械(社長=山口博徳氏、本社=福井市三尾野町1-1-1)において、ジョイントフェアを開催した。
 武田機械が、本社敷地内に今春、新社屋・新組立工場を竣工した記念として、「TAKEDAプレートソリューションフェア2017」を開催するにあたり、吉岡幸との共同での展示会開催を提案したもの。吉岡幸は切削やツーリング、精機製品、作業工具など、武田機械に関連する取扱いメーカー25社の新商品などを出品。「会場のにぎわい演出に一役買うことができた」と吉岡社長は振り返った。
 会場となった新工場には武田機械の最新の両頭フライス盤、プレートミル、インモーションセンタなどが展示され、明るい雰囲気の中、生産革新につながる新たな提案や商談が行われた。
 会期中は、武田機械の顧客である主に県外のディーラー・ユーザーなど460人と、吉岡幸の地元のユーザー298人、合わせて758人が来場した。
 展示会開催にあたり、武田機械の山口社長は「この春に竣工した新しい組立工場を見ていただく良いチャンスで、最新の機械も展示する。メーカーと1商社が共同でフェアを行うのは全国でも珍しい。最新の技術やどのようなことをやっているのか、日本のものづくりを理解する機会としていただけると幸い」とコメント。
 吉岡幸の吉岡社長は「武田機械の山口社長より『一緒に展示会をやらないか』とご提案いただいた。吉岡幸としては県内のものづくりユーザー様に最新の工場を見ていただく絶好のチャンスであると同時に、扱いメーカーを展示させていただき需要の掘り起こしをする機会でもある。ジョイントフェアの意味には武田機械様と吉岡幸、そして全国のものづくりユーザーと武田機械様とのジョイントという意味合いもある」とコメントした。

原 嘉輝氏(オンダ製作所)が優勝
岐阜県管工機材商組合 第72回ゴルフ会

 岐阜県管工機材商組合(理事長=廣瀬功氏・瓶由社長)は11月2日、岐阜関カントリー倶楽部東コースにて第72回ゴルフ会を開催した。正・賛助会員6組24名が参加して親睦を深めながらラウンドを楽しみ、原嘉輝氏(オンダ製作所)がN70・2で優勝した。
 上位入賞者は次の通り(敬称略)。
▽優勝=原嘉輝(オンダ製作所)N70・2H22・8
▽準優勝=木下昭彦(キッツ)N73・0H12・0
▽3位=廣瀬功(瓶由)N74・8H7・2
▽4位=小池弘明(東洋バルヴ)N75・6H26・4
▽5位=定益和博(大成機工)N77・2H22・8
▽ベストグロス=廣瀬功(瓶由)82

第32回管工機材・設備総合展
メーカーに開催概要等説明される
愛知県管工機材商協組 出品説明会開催

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=大藪淳一氏・大清社長)は11月28日、名古屋市千種区の名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)で『第32回管工機材・設備総合展』(以下、展示会)出品説明会を開催した。
 冒頭、大藪理事長は挨拶の中で「昨年開催した第31回展示会はおかげさまで満小間のお申し込みをいただき、消防法の関係などから、どうしても小間数が限られてしまい泣く泣くお断りをさせていただいたメーカーさまもございました。本日お集まりいただきました皆さまには早めに展示会概要を伝えさせていただき、来年度の事業計画や予算に展示会のことを組み込んで頂きたくご検討くださればと思います。皆さまにおかれましては、なるべく早くお申し込みをいただいて小間数を確定させ、実施に向けての活動を開始していただけたらと思います」と、早期出品申込をメーカー各社に訴えていた。
 続いて挨拶に立った成田幸隆展示会実行委員長(組合理事、大成工機商会社長)は「今回の展示会は『いのちの水、流す技、未来につなげ。』をテーマといたしました。快適で安心して暮らせる環境づくりと、常に時代の流れを敏感に受け止め最先端の技術とノウハウを生かした製品や技術を、ご来場される皆さまにご提供したい。そんな思いを込めた展示会にしていきたいと考えています。また、ポスターに関しては水に暮らすカエルと白クマをイメージに登場させ、私たちの生活だけでなく地球環境の問題に関わる管工機材の大切さを表現しました。さらに、緑色と青色のツートンカラーとすることで、我々の業界にあまり関わりのない方々の目を引くポスターになりました。出品者の皆さまには今回の展示会を通して新たな需要の掘り起こしと販路の拡大、この2つをもって売上の向上につなげていただければと思っております。また、ご来場いただくお客さまには本展示会を通して管工機材業界を少しでも身近に感じていただいて、未来の業界を担っていく人材を確保できるようにしていけたらと思っています」と、展示会を開催する意義などについて言及した。
 展示会実行委員会メンバーの紹介、本展示会をサポートするニホンディスプレイから開催概要や出品申込方法などが説明され、最後に小川誉之副理事長(小川管商社長)が「このような説明会は8年前の第28回展示会から始まりました。組合としては、この説明会を通して出品者の皆さまに実行委員長のテーマにかけた思い、そして展示会の詳細についてより深く知っていただければと思っております。フレッシュマンも居ればベテランも居る展示会実行委員会メンバー総勢22名で、第32回展示会の企画・運営を行ってまいる所存でございます。皆さま方におかれましては、本日の出品説明会でこの展示会に、より一層のご理解をいただき、ぜひ多くの企業さまのご出品をたまわりますよう、よろしくご検討をお願いいたします」と挨拶し、本会は終了した。

【開催概要】
▼目的/一般家庭からインフラ・産業活動にいたるまでの広い分野にわたって社会基盤を支える管工機材・設備機器の最新の製品・技術・情報を公開し、環境問題、資源の有効利用・リサイクル、少子高齢化などの時代の要請と関連付け、新たな需要の創造と販売促進を図り、もって業界の発展に寄与する。
▼主催/愛知県管工機材商業協同組合
▼後援/愛知県・名古屋市・名古屋商工会議所・愛知県中小企業団体中央会・愛知県管工事業協同組合連合会・愛知県空調衛生工事業協会・名古屋市指定水道工事店協同組合・全国管工機材商業連合会・静岡県管工機材商組合・岐阜県管工機材商組合・三重県管工機材商業組合・中部経済新聞社・日刊工業新聞社・商工経済新聞社・名古屋機工新聞社
▼開催期間/平成30年10月4日(木)10時〜17時、同5日(金)10時〜18時、同6日(土)10時〜16時
▼開催場所/名古屋市中小企業振興会館1F吹上ホール=名古屋市千種区吹上2-6-3、名古屋市営地下鉄桜通線「吹上」駅下車
▼展示出品(予定)/管工機材・設備機器・配管資材・計測器・関連コンピュータシステムなど
▼入場/一般公開(入場無料)
▼事務局/ニホンディスプレイ=愛知県大府市横根町名高山15-3、電話=0562(46)7800、FAX=0562(46)8611

【実行委員会】
▼実行委員長/成田幸隆氏
▼実行副委員長/坪井研二氏(ツボイ)
▼総務部/部長=安井文康氏(錦興業)、副部長=土橋治彦氏(岡谷鋼機)、部員=竹内裕二氏(丸金商会)
▼会場部/部長=田中勝次氏(タナカ)、副部長=東勝則氏(オータケ)、部員=加藤喜和氏(クリエイト)、鈴木啓由氏(ユアサ商事)、伊神敏雅氏(双葉製作所)、丹羽一幸氏(丹羽機材)、福元良貴氏(山信)、林幸広氏(中部マテリアルズ)
▼受付部/部長=粂内洋氏(名古屋機器)、副部長=大倉明久氏(橋本総業)、部員=川島宏紀氏(川島商事)、鈴木克利氏(米津物産)、荒木彌一郎氏(荒木商事)、安藤博司氏(川本第一製作所)
▼抽選部/部長=倉地克明氏(倉地)、副部長=長谷川尚氏(加藤商会)、倉橋茂己氏(明興)

人事異動
ダイジェット工業

 ダイジェット工業が発表した人事異動(12月1日付)は次の通り。
 太田映氏=業務役員耐摩工具事業部長兼生産企画部長(業務役員生産企画部長兼大阪事業所長)
 田中豊二氏=大阪事業所長兼富田林工場長(大阪事業所長代行兼富田林工場長)
※( )内は旧職名

第22回「IR優良企業賞」にて
トラスコ中山IR優良企業奨励賞を受賞

 機械工具卸売商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)はこのほど、一般社団法人日本IR協議会(会長=隅修三氏・東京海上ホールディングス会長)が主催する第22回「IR優良企業賞」において、「IR優良企業奨励賞」を受賞した。
 IR優良企業賞は、IR(投資家向け広報活動)の趣旨を深く理解し、積極的に取り組み、市場関係者の高い支持を得るなど優れた成果をあげた企業を選び表彰するもの。選定・表彰は毎年行われ、今年で22回目を迎えた。
 審査対象は、日本IR協議会の会員企業のうち株式を公開している企業で、2017年の応募企業は284社。ここから、応募企業が提出した「調査票」の結果をもとにした第1次審査、証券アナリスト・機関投資家・ジャーナリストなどの専門委員14名による第2次審査、さらに学術経験者・弁護士なども加えた審査委員全員による最終審査を経て、「IR優良企業大賞」2社、「IR優良企業賞」7社、「IR優良企業特別賞」3社、「IR優良企業奨励賞」2社の合計14社が選ばれた。
 同社の今回の受賞は、@経営トップのオープンな姿勢が高い評価を得ているA中短期業績予想などの投資家に有用な情報を積極的に発信しているB決算説明資料は日英で公表。決算説明会資料を同日にウェブサイトに掲載するなど早期、公平な情報開示に努めているC社会貢献や女性活躍などのESG情報を重視し、内容も詳細D個人投資家向け活動も充実させている-といった点が評価された。

現場第一線の営業マン対象に
新商品・サービスを学ぶ
岡谷管栄会 商品研修会開催

 岡谷管栄会(会長=大藪淳一氏・大清社長、岡谷鋼機と販売店・メーカーの集い)は11月27日、会員各社の実務者を対象とした商品研修会を名古屋市中区の岡谷鋼機名古屋本店ビルで開催。30名が参加した。同会では、会員各社の社員を対象とした研修会を年に2度開催しており、本年5月には新人を対象とした研修会が行われている。今回は、現場第一線で活躍している営業マンなどを対象に、同会に参加するメーカーら5社から、最新の商品やサービスについてのレクチャーが行われた。
 説明にあたったのは、@イノアック住環境『樹脂製スプリンクラーシステム、空調用配管システムについて』、Aシーケー金属『パイプシェーバーについて』、Bパーパス『業務用ハイブリッド給湯器、新型エコジョーズについて』、Cハウステック『ショールーム展開、製品キャンペーンについて』、D日立金属『ソフレAQ、WSPQについて』の5社。参加者は自社の拡販へとつなげるべく、熱心に耳を傾けていた。
 冒頭の大藪会長の挨拶にもあったが、岡谷鋼機は老舗企業の集うエノキアン協会(仏)のメンバーである。エノキアン協会に加盟するには創業200年以上であること、オーナー家が経営していること、健全経営を続けていることなどの条件を満たしている必要があり、日本では同社を含めて8社のみがメンバーに名を連ねている。1669年に名古屋の鉄砲町(現・本社所在地)で金物商「笹屋」として産声を上げ、2019年には350周年を迎える岡谷鋼機。その現社長である岡谷篤一氏が2018年1月、エノキアン協会初となる日本人会長に就任するという。任期は2年。
 商品研修会終了後は、会場を移して懇親会が開催された。研修会で説明にあたったメーカーらも参加し、お互いに名刺交換をするなどして交流を深めていた。

総受注高が前年同月比41・8%増
7か月連続で前年を上回る
中部経済産業局 10月度金属工作機械受注状況

 中部経済産業局が11月28日に発表した平成29年10月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、富士機械製造、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比41・8%増の433億400万円となり、7か月連続で前年を上回った。前月比は2・1%減だった。
 国内受注は、前年同月比29・0%増の163億4500万円となり、3か月連続で前年を上回った。前月比は4・5%減だった。主力の一般機械工業向けが前年同月比28・5%増の79億600万円と2か月連続で前年を上回り、自動車工業向けも同21・3%増の52億800万円と10か月連続で前年を上回った。
 海外受注は、前年同月比50・9%増の269億5900万円となり、5か月連続で前年を上回った。前月比は0・5%減だった。海外受注比率は前月より1・0ポイント増加し62・3%となった。
 アジア向けが前年同月比71・5%増、ヨーロッパ向けが同52・8%増とともに7か月連続で前年を上回り、北米向けも同24・6%増と5か月連続で前年を上回った。シェアは、アジア(トルコを含む)向け37・8%、北米向け30・7%、ヨーロッパ向け27・7%。
 国別にみると、1位の中国が70億5800万円(前年同月比135・0%増)、以下、アメリカ70億900万円(同18・8%増)、ドイツ19億6400万円(同30・2%増)、イタリア16億7400万円(同114・9%増)、インド11億1600万円(同186・2%増)の順となった。
 販売額は、前年同月比7・3%増の301億4300万円となり、7か月連続で前年を上回った。前月比は24・4%減だった。
 受注残高は、前年同月比21・5%増の1946億2000万円となり、7か月連続で前年を上回った。前月比は4・3%増だった。

2017年の活動を振り返る
役員会・忘年会開催
愛機工青年部 忘年会の模様

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機会長)の青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)は12月5日、名古屋市中区のCAFE LE DOME(カフェ・ル・ドーモ)にて役員会ならびに忘年会を開催した。
 忘年会前に行われた役員会では、来年2月3日に青年部主催で開催するレクリエーション「吉本新喜劇 体験・満喫ツアー」(好評につき、募集開始早々に定員に達し募集を終了)や、雨天のため進行が遅れている野球大会の経過について話された。野球の決勝戦は来年3月17日に行われる予定。そのほか、青年部役員新年会を来年1月23日に開催することも決まった。
 続いて午後7時から忘年会が開かれ、多数の部員が参加。
 森部長が「本日の忘年会までの間に色々な行事がありましたが、すべて滞りなくできましたことを感謝いたします。来年も、まだ2月にレクリエーションがあるので宜しくお願いします。私もこの年になるまで、楽しく青年部員の皆様と接して来ることができました。しかし、私も年ですので来年の改選期にはそろそろ退任させていただき、若い人にお任せしたいと思います。今年は本当にご苦労さまでした」と挨拶し、乾杯の音頭をとった。
 忘年会では青年部創立50周年を記念して10月27〜29日の3日間の日程で開催された「中国大連市視察」の参加者から報告が行われた。和やかに歓談が進む中、2名の部員に結婚祝い、1名の部員に出産祝いが贈られる一幕もあり、楽しいひと時を過ごした。
 最後に三木喜昌統括幹事長(三起工機)の中締めで盛会のうちにお開きとなった。

清水雄路氏(コサカ精工)が優勝
ナゴヤ西部機械協組 第27回ボウリング大会

 ナゴヤ西部機械協同組合(理事長=上野平雅裕氏・名上鈑金工業所社長)は、11月10日午後7時より愛知県稲沢市の稲沢グランドボウルで組合員とその従業員ら9社84名が参加して、組合最後のボウリング大会を開催した。
 大会は上野平理事長の始球式でスタート。2ゲーム行い日頃の腕前を競った結果、清水雄路氏(コサカ精工)がトータル409ピンで見事優勝した。ハイゲームは上田進氏(コサカ精工)の211ピン。団体戦は、両氏を擁するコサカ精工Aチームが優勝した。
 ゲーム終了後はパーティールームで表彰式が行われ、冒頭、上野平理事長が「このボウリング大会も年1回ではありましたが、20年以上続きました。これも皆様方のご支援、ご協力の賜物と感謝いたします。第1回目の大会もこの稲沢グランドボウルで開催しました。その後、富士中川ボウル、小牧ワクワクボウルと会場が変わり、再び稲沢に戻っての開催が続きましたが、組合が来年3月で解散の運びとなり、ボウリング大会も今回が最後となります。長い間ありがとうございました」と挨拶。
 順位の発表があり、各賞を受賞した個人と団体に賞品が授与された。
 上位入賞者及び団体は次の通り(敬称略)。
【個人の部】
▽優勝=清水雄路(コサカ精工)409ピン
▽準優勝=寺本愛海(島内製作所)375ピン(ハンデキャップ含む)
▽第3位=武藤梨加(近藤金属工業)375ピン(ハンデキャップ含む)
▽第4位=上田進(コサカ精工)364ピン
▽第5位=寺本裕昭(島内製作所)355ピン
【団体の部】
▽優勝=コサカ精工Aチーム 1110ピン
▽準優勝=島内製作所Aチーム 1079ピン
▽第3位=近藤金属工業Aチーム 972ピン

最新の機器・工具類を展示紹介
三井機工 最新情報をいち早く発信
『MECT2017フォロー展』盛況

 工作機械・精密切削工具・精密測定装置等の総合商社、三井機工(社長=三井重信氏、本社=愛知県岡崎市戸崎町牛転14-40)は11月24、25日の両日、岡崎市竜美丘会館において「メカトロテックジャパン(MECT)2017フォロー展」を開催した。2日間でユーザーなど約300名が来場し、会場は賑わいを見せた。
 同社は、MECTとJIMTOF(日本国際工作機械見本市)の閉幕後、展示会に出品された各分野の代表的なメーカーの最新商品を展示紹介する「フォロー展」を毎年開催している。最新情報をいち早く収集できる場としてユーザーに好評であり、30回以上続けられている。
 今回は、10月に今年最大の工作機械見本市として名古屋で開催され成功裡に終了したMECT2017のフォロー展で、メーカー約60社が出展し、高能率・高品位加工を提案した。
 会場には三井機工のスタッフがセレクトした、MECT2017で注目を集めた新商品や同社のユーザーにマッチした最新の機器・工具などが幅広く展示され、来場者は商品を間近に見ながらじっくりと担当者の説明に耳を傾けていた。特に初日は午後8時までの開催だったが、時間いっぱいまで熱心に会場を見て回る来場者の姿が見られた。
 また、会期中に行われた出展メーカー(日研工作所、住友電気工業、オーエスジー)による技術セミナーも好評を博した。

中部営業部長に風岡和則氏
オーエスジ

 オーエスジー(社長=石川則男氏、本社=愛知県豊川市本野ケ原3-22)では12月1日付の人事異動で、中部営業部長の久野将稔氏が大宝産業に出向となり、後任の部長に風岡和則氏(前インドネシア統括)が就任した。久野氏は大宝産業の社長に就任する予定。
 風岡氏は部長就任にあたり、「当地区は日本のモノづくりの最大拠点、大変大きな責任で身の引き締まる思いです。体制も新たにし、皆様に一層ご愛顧いただけるオーエスジー目指し鋭意努力する決意です」と所信を表明している。
 中部営業部の新体制は次の通り(敬称略)。
・部長=風岡和則※新任
・次長=近田忠史(工作機械メーカー担当)※新任
・一課長=村松久義(流通担当)
・二課長=亀谷仁志(大手ユーザー担当)
・三課長=浅沼広和(航空機関連担当、安城営業所長兼務)※新任
人事異動 12月1日付
オーエスジー
 敬称略、[ ]内は旧職
 【部長
 大竹孝之=第1製造部長[機械部長]
 笠原隆二=第3製造部長[第3製造部製造1課長]
 浅井邦裕=機械部長[機械部機械設計グループリーダー(課長)]
 尾嶋滋樹=経理部長[経営企画室長(次長)]
 清家政計=調達部長[OSG THAI CO.,LTD.出向]
 川村淳一=総務部長[サポートセンター経理部長]
 風岡和則=中部営業部長[PT.OSG INDONESIA出向]
 松尾直彦=大宝精密工具股有限公司出向(董事長代理 総経理)[第1製造部長]
 今泉英明=製造企画室グループサポートチーム勤務(部長級)[第3製造部長]
 久野将稔=大宝産業株式会社出向(社長就任予定)[中部営業部長]
 【次長】
 近田忠史=中部営業部次長[企画部カスタマーサービスグループリーダー(課長)]
 田中博信=経営企画室長付勤務(次長級)[企画部次長(グローバルマーケティング部次長兼務)]
 【課長】
 半田浩勝=第2製造部製造1課長[第4製造部製造1課2係長]
 小松忠司=第3製造部製造1課長[第3製造部生産管理課長]
 佐藤一成=第3製造部生産管理課長[第3製造部生産管理課2係長]
 高濱宏貢=機械部機械設計グループリーダー(課長)[機械部機械設計グループ設計チームチーフ(係長)]
 小島光晴=デザインセンター転造工具設計グループリーダー(課長)[デザインセンター転造工具設計グループ転造工具設計チームリーダー(係長)]
 竹田太=調達部調達グループリーダー(課長)[調達部調達グループ主材チームリーダー(係長)]
 伊藤秀高=グローバルマーケティング部国際営業課長[グローバルマーケティング部勤務(課長級)]
 水野晃=部営業部2課長(東部営業部東京営業所長兼務)[東部営業部上田事務所長]
 浅沼広和=中部営業部3課長(中部営業部安城営業所長兼務)[中部営業部安城営業所長]
 小林幹生=企画部カスタマーサービスグループリーダー(課長)[グローバルマーケティング部国際営業課長]
 山本茂之=第2製造部生産管理課1係勤務(課長級)[第2製造部製造1課長]
 栗本孝則=調達部調達グループ副資材チーム勤務(課長級)[調達部調達グループリーダー(課長)]
 島田正男=欧士机(上海)精密工具有限公司出向[東部営業部2課長]
 森西俊之=欧士机(上海)精密工具有限公司出向[中部営業部3課長(名古屋営業所長兼務)]
 日比康晴=オーエスジーコーティングサービス株式会社転籍[デザインセンター転造工具設計グループリーダー(課長)]
 福井康雄=デザインセンター長付(課長級)[R&D室長(課長)]
 羽生博之=オーエスジーコーティングサービス株式会社出向[R&D室開発グループリーダー(課長)]
 【営業所長】
 加藤司=東部営業部上田事務所長[東部営業部東京営業所勤務]
 下川康宏=東部営業部茨城事務所長[中部営業部浜松営業所勤務]
 片桐賢一=中部営業部名古屋営業所長[東部営業部東京営業所長]
 夏目貴正=西部営業部広島営業所長[西部営業部四国事務所長]
 竹下武蔵=西部営業部四国事務所長[西部営業部金沢営業所勤務]
 藤山昭憲=OSG EuropeS.A.(スロバキア支店)出向[東部営業部茨城事務所長]
 三好康雅=ORS株式会社転籍[西部営業部広島営業所長]

設備の進化、想いをカタチに!
第15回設和会商品技術展示会開催
主催・大和ハウス工業設和会

 大和ハウス工業(社長=芳井敬一氏、本社=大阪市北区)と設備メーカー、販売会社、エネルギー会社、通信会社などで構成される大和ハウス工業設和会中部支部(支部長=高崎達雄氏、会員数=76社)は、11月16日と17日の2日間にわたり、今回で15回目となる「設和会商品技術展示会」を開催した。今回展のテーマは『設備の進化、想いをカタチに!』だ。今年度から大和ハウス工業名古屋支社が名古屋市中村区ささしまライブ≠ヨ移転したことで会場もこれまで以上に広くなり、出展企業44社・カタログ参加企業7社、合計51社と昨年を6社上回る出展となった。来場者も2日間の合計目標動員数1500名を上回る1678名が訪れ、その注目の高さがうかがえる。
 前回展で好評だった体験コーナーは今回展でも設けられた。「最新ガスビルトインコンロ」(パロマ)、「お風呂用充電式水素発生器」(三浦電気)、「ストレス度測定」(ダイキン工業)。これら、暮らしをより快適にしてくれる新商品を体感できるとあって、今回もやはり人気のある一角だった。さらに、16日には「カワムラが考える住宅防災ソリューション」(河村電器産業)、「安全と安心をお客さまに!」(クボタケミックス)、17日には「無線LANでテレビを有効活用、4K8K放送の基本設計」(サン電子)、「東芝キヤリアが快適空間を提供します」(東芝キヤリア)と題したプレゼンテーションセミナーも同時開催され、来場者からは高い注目を集めていた。
 東京・名古屋・福岡・大阪の全国4会場で開催された設和会商品技術展示会。来年はどんな快適製品や安全設備が出品されるのか、今からとても待ち遠しい。

優勝は越智さん(粟井機鋼)
愛知県管工機材商協組ボウリング大会

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=大藪淳一氏・大清社長)は11月11日、毎年の恒例行事となっている同組合福利厚生部会(部会長=石原太郎理事・原芳商会社長)主管による「第37回ボウリング大会」を名古屋市千種区の星ヶ丘ボウルで開催。組合員・賛助会員合わせて144名(48チーム)が参加した。
 開会式でのトロフィー返還や大藪理事長らによる始球式を終え、いよいよ大会が開幕。3名1チームで2ゲームを投げ、個人戦・チーム戦それぞれの順位を競い合う熱戦が繰り広げられた。終了後はパーティールームに移動し、昼食の後、表彰式が執り行われた。
 上位入賞者ならびにチームは以下の通りだ。
【団体の部】
▽優勝=チーム・ゴーストバスター(粟井機鋼)/スコアトータル1181P(HDCP40)
▽準優勝=チーム・イトウ煌きらめき(イトウ)/スコアトータル1014P(HDCP0)
▽3位=チーム・CK(シーケー金属)/スコアトータル916P(HDCP0)
【個人の部】
▽優勝・ハイスコア賞=越智さん(粟井機鋼)/スコアトータル490P(HDCP20)・ハイスコア269P
▽準優勝=加藤さん(粟井機鋼)/スコアトータル412P(HDCP20)
▽3位=青木さん(イトウ)/スコアトータル395P(HDCP0)


2017年12月10日(日)2655号
平成30年10月開催展示会本格始動
各部会等の活動状況を報告
愛知県管工機材商協組 11月理事会開催

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=大藪淳一氏・大清社長)は11月6日、名古屋市中村区のウインクあいちで11月理事会を開催。全理事が出席(委任状1含む)した。今年最後となる今回の理事会では、平成30年10月4日(木)から6日(土)まで開催される『第32回管工機材・設備総合展』(展示会実行委員長=成田幸隆理事・大成工機商会社長)の準備進捗状況ほか、幹事会、各部会の活動状況などが報告された。
 本理事会での審議内容は以下の通りだ。
 【経過報告】●9月6日▽全国管工機材商業連合会(以下、管機連)大阪会合がホテル日航大阪で開催。●同7日▽大阪組合主催の第18回管工機材・設備総合展がインテックス大阪で開場。●10月16日▽第66回中小企業団体愛知県大会に同組合から大藪理事長ほか12名が参加。成田理事と北村憲正理事(龍玉精工社長)(両名とも組合役員歴8年)が中央会会長表彰(組合功労者)を受賞。そのほか、中国問題評論家の石平(せきへい)氏による記念講演会開催。●同20日▽第32回管工機材・設備総合展実行委員会発足式をホテル名古屋ガーデンパレスで開催。●同25日▽第49回名管会ゴルフ大会を春日井カントリークラブで開催。
 【議事1/第32回管工機材・設備総合展準備進捗報告】@経過報告=●9月21日▽部長会議を開催。●10月20日▽ホテル名古屋ガーデンパレスで実行委員会発足式を開催。A今後の予定=●11月28日(火)▽吹上ホールで出品説明会を開催(本紙掲載時開催済)。●12月11日(月)▽出品勧誘会議(商社会議)を開催。Bポスターデザイン(キービジュアル)を披露し、テーマについて解説が行われた。C展示会初日の開催記念パーティーについて▽これまで行われてきた同パーティーだが、今回展では開催しないことが決議された。
 【議事2/管機連大阪会合ならびに大阪管工機材・設備総合展について】@ホテル日航大阪で開催された管機連大阪会合に大藪理事長(管機連副会長)、伊藤辰之相談役(管機連理事、イトウ社長)、阪尾知治事務局長、青年部「愛青会」から長谷川尚部長(加藤商会営業統括部長)、倉橋茂己副部長(明興専務)、福元良貴部員(山信副社長)が参加した。Aインテックス大阪で開催された大阪展示会は、出品小間数322小間、来場者数1万5073名。前述の参加者に加え、同展開場式には峰澤彰宏副理事長(峰澤鋼機社長)、小川誉之副理事長(小川管商社長)、成田展示会実行委員長が参加。同展開催2日目以降に村井善幸副理事長(オータケ社長)、坪井研二展示会実行副委員長(組合理事、ツボイ常務)が参観に訪れた。
 【議事3/幹事会報告】@第49回名管会ゴルフ大会を10月25日、愛知県春日井市の春日井カントリークラブ東コースで開催。競技(Wぺリア方式)結果などは以下の通り。●参加者▽16組61名(内訳=組合員25名、賛助会員36名)。●優勝▽加賀洋氏(日本プラスチック工業中部営業所長)。●準優勝▽佐藤政洋氏(TOTO名古屋支店長)。●ベストグロス賞▽北村理事(グロス76)。A平成30年新年賀詞交歓会を、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルで平成30年1月23日(火)に開催。受付開始は15時30分。本理事会では案内状などについて協議されたほか、当日の司会進行は幹事会で協議して決定することが確認された。
 【議事4/各部会報告】●福利厚生部会(部会長=石原太郎理事・原芳商会社長)▽10月18日(水)部会会合を開催。▽11月2日(木)組合事務所で小川担当副理事長と石原部会長両名によりボウリング大会最終打合せ。▽同11日(土)名古屋市千種区の星ヶ丘ボウルで第37回ボウリング大会を開催。参加者48チーム・144名(内訳=組合員14社、賛助会員11社)。●流通部会(部会長=大野直樹理事・大野管材社長)+事業部会(部会長=安井文康理事・錦興業社長)▽11月7日(本理事会翌日・本紙掲載時開催済)に合同事業の見学会ならびにセミナーを開催。10月26日(木)大野部会長、安井部会長、阪尾事務局長の3名で見学会現地下見へ。●広報部会(部会長=倉地克明理事・倉地社長)▽12月18日(火)2018年度版組合員名簿ならびに組合だより140号を同時発行。組合員名簿には賛助会員47社から広告出稿があった。
 【議事5/青年部「愛青会」報告】▽12月7日(木)忘年例会を開催。
 次回理事会は平成30年1月23日(火)、名古屋マリオットアソシアホテルで新年賀詞交歓会開催前の16時からの開催が予定されている。

1月18日の賀詞交歓会など審議
静岡県管工機材商組合 12月理事会を開催

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は、12月1日午後3時より静岡市内のマイホテル竜宮にて定例理事会を開催した。一色理事長の議事進行の下、審議が行われた。
 12月の研修旅行について、参加者は17名と報告され、集合時間などを確認した。
 愛知県管工機材商業協同組合平成30年賀詞交歓会の件は、例年理事長が出席しているが、一色理事長所用の為やむなく欠席することとした。
 11月10日に開催された第58回ゴルフ大会の報告は、担当の金子理事(金子管材社長)より行われた(詳細は別掲)。
 1月18日の賀詞交歓会の件は、招待状・案内状の準備や理事の集合時間などを確認した。会場はグランディエール・ブケトーカイ。
 東京管工機材商業協同組合70周年記念式典が11月8日に帝国ホテルで開かれ、出席した一色理事長より報告があった。
 返品手数料のお願い文について、組合員からの要請を受け、文章を一部修正して再度発行することとした。
 全国管工事業協同組合連合会静岡大会が来年7月に静岡市のグランシップにて開催されるが、その際の広告協賛については個々で対応することを確認した。
 その他、12月1日朝に起きた富士市の荒川化学工業富士工場での爆発事故について話があり、隣接地にある組合員・小泉東海の富士営業所の被害が心配された。
第58回ゴルフ大会
 11月10日、静岡カントリー島田ゴルフコース(静岡県島田市)で組合員と賛助会員計38名が参加して開催され、斉藤日吉氏(前澤給装工業)がネット67で優勝した。
 上位入賞は次の皆さん(敬称略)。
▽優勝=斉藤日吉(前澤給装工業)N67H24
▽準優勝=金子光彦(金子管材)N68H31
▽第3位=丸尾氣窮雄(丸尾興商)N69H36
▽第4位=伊藤捷三(ヌマカン)N70H22
▽第5位=大村敏之(大村商会)N71H27
▽ベストグロス=鈴木日佐男(川本製作所)86

桁違いのスケールは圧巻
事業部会・流通部会共同事業
愛知県管工機材商協組 見学会&セミナー開催

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=大藪淳一氏・大清社長)は11月7日、事業部会(部会長=安井文康理事・錦興業社長)と流通部会(部会長=大野直樹理事・大野管材社長)による共同企画「大型造船所等見学会とメンタルトレーニングセミナー」を開催。組合員ら24名が参加した。
 午後1時、事業部会主管の見学会会場であるJFEエンジニアリング津製作所に到着した一行は同所施設内の簡単な説明を受けた後、さっそく視察現場へと移動。橋梁・沿岸構造物(ジャケットやケーソン等)の製造工程に始まり、タイミング良く建造中だった、新パナマ運河を通峡できる最大サイズの新造船(LNG船)や、同施設内にある巨大な海洋ドックを順次視察していった。その建造物や設備等の桁違いのスケールに圧倒されつつも、参加者らは担当者の説明に熱心に耳を傾けていた。
 JFEエンジニアリング津製作所の見学を終えた一行は、流通部会主管のセミナー会場へと移動し、佐藤浩氏(BEST社長)による『箱根駅伝優勝チームも実践! 簡単メンタルトレーニング!!』を受講。テニスボールを使った実践やチェックシートを使いながら行われた「身体のリラックス体操」「コミュニケーションがうまくいくためのコツ」「仕事の効率アップのためのメンタルトレーニング」といった内容のレクチャーを、笑いを交えながら約1時間、聴講した。
 最後は参加者全員での懇親会を経て、この日の全日程は終了した。
 ※JFEエンジニアリングは日本鋼管と川崎製鉄のエンジニアリング部門が統合して発足した事業会社。その津製作所はJFEの鋼構造分野の主力工場として長大橋を始めとする各種橋梁、ケーソン、ジャケットなどの沿岸構造物等を製作。100万uを誇る業界屈指の広大な敷地に、大型構造物の生産に適した設備と効率的なレイアウトを有した近代的な工場で、大型製品の出荷等に対応できる長大物用岸壁とクレーンを保有している。主要設備は、大型海洋ドック(150m×220m)、総延長1200mの岸壁、650tクローラークレーン1台等。
 ※佐藤浩氏=1987年、近畿大学卒業。現在は鰍aESTの代表取締役を務める。大脳生理学を基にした「心技体」を向上させるメンタルトレーニングの指導者。1988年、四日市大学で駅伝部を設立し、東海地区18位だったチームを全日本大学駅伝に出場させた経歴を持つ(三重県初。以後9年間連続出場)。退職後は各地でメンタルトレーニングセミナーを開催。2013年から2017年まで近畿大学陸上競技部の駅伝監督として選手の育成に尽力。著書に『いじめ問題解決法』(共著)等がある。

ソリッドモジュラーヘッド
「防振Sヘッド」 新発売
ダイジェット工業 各種部品の仕上げ加工に

 ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区加美東2-1-18)は、オール超硬シャンクアーバ「頑固一徹」に取り付け可能なソリッドモジュラーヘッド「Sヘッド」に、防振タイプの新製品「防振Sヘッド SMSR形」を追加し、2018年1月に発売する。航空機や金型向け部品の深堀加工の市場ニーズが増加する中、防振タイプのSヘッドの開発を望む声に応えた。航空機や金型向けなど各種部品の仕上げ加工に最適である。
 主な特長は次の通り。
@新PVDコーティング『DHコート』と超微粒子超硬合金の組合せによる、新材種『DH115』を採用。炭素鋼、プリハードン鋼はもとより、ステンレス鋼、チタン合金など幅広い被削材に対応。
A不等分割・不等リードの採用により防振性に優れ、安定した加工を実現。オール超硬シャンクアーバ「頑固一徹」との組合せによる相乗効果で、薄肉ワークやポケットの隅部加工でも加工面粗さが良好。
Bポジ刃形及び内部給油対応により、チタン合金やインコネルなどの耐熱合金の加工にも最適。
 サイズはφ16(R0・5〜R3)、φ20(R0・5〜R3)、φ25(R1〜R3)、φ30(R1〜R3)、φ32(R1〜R3)の合計17型番。
 標準価格(税別)は1万9000円(φ16)〜。初年度販売目標を6000万円としている。

第7回次世代ものづくり基盤技術産業展
「TECH Biz EXPO 2017」
最新要素技術を幅広く紹介し終了

 名古屋市、愛知県、名古屋商工会議所などでつくる名古屋国際見本市委員会が主催する、第7回次世代ものづくり基盤技術産業展「TECH Biz EXPO 2017」が11月15〜17日の3日間、「次世代自動車・航空機などに活かすモノづくり」をテーマに、名古屋市千種区の吹上ホールで開催された。「フロンティア21エレクトロニクスショー2017」「ロボットシンポジウム2017名古屋」も同時開催され、3日間で1万3582人が来場した。
 7回目となる今回は、189社・団体(同時開催含む)が出展し、「レーザ」「3Dプリンタ」の応用技術、「CFRP・GFRP・CNF」の製造・加工技術、モノがつながる「IoT」技術など、進化し続けるモノづくりを支える最新要素技術を幅広く展示紹介。会場では熱心に説明員の話に聞き入る来場者の姿が見られた。
 また、同展の特徴である、技術指針となり得る最新かつ高度な技術講習会・セミナーも数多く行われた。
 初日の午前9時30分から行われた開会式では主催者を代表して、河村たかし名古屋国際見本市委員会会長(名古屋市長)が「日本における生産の最大の基地が愛知県を中心とした地域。名古屋市も、72年前には戦災で焼け野原となり名古屋のシンボルである名古屋城まで焼失してしまいましたが、そこから日本中を支える街となりました。税金の上納率はダントツのトップ。2位が川崎、3位が大阪です。2位、3位とは2〜3割違う。これも皆様のお蔭だと思っています。モノづくりでは日本一ですが、これからは魅力ある街づくりをしていくことも重要、さらに産業面で世界のトップを走り続けていけるようにしていかなければなりません。名古屋市としても全力で産業界の皆様を応援してまいりたい」と挨拶。
 同時開催のフロンティア21エレクトロニクスショー2017を主催する中部エレクトロニクス振興会の松尾隆徳理事長は「中部で初めての電子・情報の展示会として昭和44年にスタートし、本年で48年の歴史を持つフロンティア21エレクトロニクスショー2017ですが、ショーの効果をより高めるにはよりたくさんの皆様に見ていただく場が必要ということで、TECH Bizと共催させていただく運びとなりました。この地区の産業である自動車並びにそれにかかわる業種がエレクトロニクスを求め、この10数年の間に大きく進展をしてまいりました。これからもIoT、AIの利活用を図りながら、より強い業界を作り上げる新しい技術を提供していくという思いで頑張ってまいります。会期中には、注目を集めているIoT、自動運転、コネクティッド等多彩なテーマで第一線の講師をお招きし、全14講座を開催します。新しいビジネスパートナーと知り合う場、新技術導入のヒントを得る場としてビジネスに直結する展示会となるよう努めてまいります」と挨拶した。
 来賓挨拶では富吉賢一中部経済産業局局長が「生産性革命に皆さん貢献していただきたいと存じます」と述べた。

「改善している」、5か月連続
生産は「増加の動きがみられる」
中部経産局11月公表 最近の管内総合経済動向

 中部経済産業局は、11月9日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を、5か月連続して「改善している」とした。※比較は、断りのあるものを除き、平成29年9月の実績値による。
 個別の項目では、生産の判断を4か月連続して「増加の動きがみられる」とした。鉱工業指数(9月速報)は、電子部品・デバイス工業、化学工業、窯業・土石製品工業などが低下したことから、前月比1・6%減と4か月ぶりに低下した。主要業種の輸送機械は、乗用車が海外向けで堅調、自動車部品が海外向けを中心に増加している。はん用・生産用・業務用機械は、金属工作機械が海外向けを中心に増加、土木建設機械が海外向けで堅調に推移、金型は自動車向けを中心に増加の動きがみられる。電子部品・デバイスは、スマートフォン向けを中心に緩やかに増加している。
 個人消費については、6か月連続して「緩やかに持ち直している」と判断した。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比2・9%増と7か月連続で前年を上回った。百貨店は、高額品や衣料品に動きがみられ、同5・4%増。スーパーは、衣料品や飲食料品に動きがみられ、同0・4%増となった。コンビニエンスストアは、カウンター商材、中食が引き続き好調で、同1・1%増。家電大型専門店は、白物家電が好調で、同2・5%増となった。乗用車販売は、普通車、小型車が3か月連続で前年を下回ったものの、軽自動車が6か月連続で前年を上回り、全体でも2か月連続で前年を上回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比0・8%増)。
 設備投資は、5か月連続して「増加している」と判断。管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)は、一般機械工業向けが3か月ぶりに、自動車工業向けが9か月連続で前年を上回り、全体でも2か月連続で前年を上回った。
 そのほか、公共投資は「おおむね横ばいとなっている」(2か月連続)、住宅投資は「おおむね横ばいとなっている」(2か月連続)、輸出は「持ち直している」(6か月連続)、雇用は「労働需給が引き締まっている」(16か月連続)と判断した。
 企業倒産(件数)は、「小売業」「不動産業」などで前年を下回ったものの、「製造業」「卸売業」などで前年を上回り、全体では2か月ぶりに前年を上回った。
 先行きについては、世界経済の下振れ、各国政策の不確実性の高まり、為替の動向、中小企業の経営環境の悪化などに注視が必要とし、各種政策の効果が生産や投資、所得の増加につながることが期待されるとしている。

雨天ながらも9万2305人が来場
次回2019年展に向け意見交換
愛機工 MECT報告・懇親会開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機会長)は、11月15日午後5時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦において、10月18〜21日に開催された「メカトロテックジャパン(MECT)2017」(主催=ニュースダイジェスト社、共催=同組合)の出展者・実行委員による報告会および懇親会を開催した。
 報告会はMECT実行副委員長の伊藤正人事業部長(伊藤信産業社長)の司会で進められ、冒頭、伊藤理事長が「今回のMECT2017は、台風が接近しており心配をしましたが、雨に降られた程度で大きな影響もなく無事に終了しました。今回のスローガンは『次世代技術は中部から 出会いが「ひらめき」になる四日間 最先端、集結』でしたが、皆様方にはお客様の手応えが十分にあったのではないかと思っています。最近の状況を見てみると、11月13日に日本工作機械工業会が発表した10月の受注速報は、受注額が前年同月比で約50%アップの1406億8600万円となり、同工業会としては11か月連続で対前年同月比を上回っている数字だそうです。工作機械販売のひとつのバロメーターは月1000億円を超えるかという所だそうで、超えれば少し良いし、下回れば悪いと言われていますが、こちらも12か月連続で1000億円を上回ったということです。昨日にはGDP(2017年7〜9月期)の発表があり、年率換算で1・4%増と最近では良い数字。数字だけを見ていると、最近の状況はかなり好景気だと思っています。この好況下で行われたMECT2017は、4日間で9万2305人の来場者をお迎えしました。これも皆様のご尽力の賜物であると感謝いたします。この東海4県(愛知、岐阜、三重、静岡)は日本の工業生産の約4分の1を行っていますが、ご来場者の中にはそれ以外の地域からお見えになっている方もいると聞いています。MECTも単なるローカル展示会から“日本のMECT”へと徐々になってきているのではないかと思っています。東京で開催されるJIMTOF(日本国際工作機械見本市)は世界に向けて技術を発信する場であるのに対して、MECTは生産現場に一番近い展示会であると思っています。今後もこの展示会の発展を目指して頑張ってまいりたい。本日は忌憚のないご意見をいただき、次回展に反映させていきたいと存じます。次回もご出展のほどをお願いいたします」と挨拶。
 次いで、MECT実行委員長の高田研至副理事長(井高社長)が同展について「来場者数で前回展を上回るという意気込みで取り組んでいましたが、台風接近の影響により初日の午前中を除き4日間とも雨ということで集客面には多少の影響が出たのではないか、これにより前回展より2000人ほど来場者が減ってしまったのではないかと感じています。天気が良ければ、あと5000人ほどの入場者が見込めたと思っています。会場内は非常に熱気があり、外に出られない分、会場で商品をじっくり見ていただけたのではないかとも思っています。MECTは人数だけではなく、内容的にも非常に充実した展示会であったと思います」と感想を述べた。
 続いて、展示会事務局長の平野清嗣ニュースダイジェスト社情報企画部長が各種報告を行った。
 その中で平野氏は、MECTが今回30周年を迎え通算16回目の開催となったことに触れ、「記念すべき30周年の節目の回となりました。規模としては、過去2番目の規模になる457社・団体が出展して1933小間での開催となりました(過去最高は2007年の1953小間だが、レギュレーションの関係で現在は今回の1933小間がキャパシティーマックスとなる)。来場者数は4日間で9万2305人。次回、過去最高を目指したいと思います」と話した。
 また、コンセプトゾーン(企画展示)について「今回、『宇宙』というテーマを掲げ、宇宙でどんな加工がこれから起こってくるのか、宇宙の市場がどれくらい広がっていくのかを来場者に紹介した」と報告したほか、来場者向けに見どころを紹介するウェブサイト「MECT NAVI」など新しく取り組んだことについても報告した。
 さらに、来場者に実施したアンケート調査の結果が平野氏より説明された。
 この後、出展者から展示会の感想や主催者・共催者に対する要望などが出され、今後の課題とした。
 報告会の後の懇親会は、樋口八郎ニュースダイジェスト社社長の乾杯で開宴。ここでも次回展に向けての忌憚のない意見交換が行われた。
 次回「MECT2019」の開催予定は、2019年10月23日(水)〜26日(土)の4日間。

青年部創立50周年を記念し
中国大連市を視察
愛機工青年部 10月27日から3日間

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機会長)の青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)は、青年部創立50周年を記念して10月27〜29日に中国大連市を訪れ、視察ならびに講演会を行った。
 森部長をはじめとする青年部員9名が参加し、伊藤機工(愛知県東海市)の100%出資により2003年に設立され、主に自動車、環境関係部品などに使用する高合金鋳物の製造販売を行っている「伊藤機工(大連)有限公司」の工場生産体制、従業員教育及び福利体制などを視察。また、大連市開発区に進出している日系企業(MAZAK、TDK、Panasonic、日本電産)、欧米企業(Intel、イスカル、VW、Audi)の工場を見学した。
 さらに、伊藤機工の和泉副社長による現在の中国情勢、中国東北地方の歴史と文化についての講演も行われた。
 今回の視察に参加した奥宏明教育幹事長(新栄商會)は報告書の中で、「大連視察の感想として、伊藤機工(大連)有限公司様は技術力もそうだが日本伊藤機工様との連携の深さを感じた。現地社員との交流を大切にして働きやすい環境を整えられていると実感した。大連市の歴史や文化にも近くで感じられた事として歴史上大連が注目された時期はそんなに古くない日露戦争時代からと思う。植民地時代が長かった為、中国、日本、ロシアの文化が交じり合った都市だった。中国経済の失速を日本では伝えられているが、中国の力はこの失速ではまだまだスピードを落としていないなと思う。開発区は物凄いスピードで開拓されており、これからもまだまだ大手企業工場の進出や増築が考えられる。日本とのスケールの違いを改めて考えた3日間となった」と記している。

「∞に広がる出会いの可能性」を求めて
メッセナゴヤ2017盛大に開催
会期4日間で6万2831人が来場

 日本最大級の異業種交流展示会「メッセナゴヤ2017」が11月8〜11日、ポートメッセなごや(名古屋市港区金城ふ頭)で盛大に開かれた。愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所でつくる同実行委が主催するもので、12回目の今回は全国1432社・団体と海外15ヶ国・地域が出展。自動車および航空機関連産業が集積するここ中部地区において、各社が「コスト低減、小型軽量化、効率化」をもって課題解決を進めるべく「∞に広がる出会いの可能性」を求めてアピールを行った。出展者は過去最多。4日間で6万2831人が会場を訪れた。
 オープニングセレモニーでは、はじめに主催者を代表して名古屋商工会議所の山本亜土会頭が「出展者のご努力により、異業種交流のクオリティが年々高まってきていることを実感している。これまで出会う機会の無かった企業が一堂に会し、互いの技術や製品、商品、サービスをアピールしあう中で、さらなるビジネスチャンスにつなげてもらえれば」と挨拶。
 続いて、大村秀章愛知県知事と河村たかし名古屋市長が挨拶に立ち、最後に来賓を代表して中部経済産業局の富吉賢一局長から「ずいぶん大きな展示会に成長しました。今、東海地区経済界は10年前と同じように緩やかな回復基調にあり、ようやく好景気と好況感が一致してきたところです。この傾向をさらに押し進めるためには他地域との連携が欠かせません。愛・地球博の理念継承の取り組みをいっそう進めていただきますようお願いします」と祝辞が送られた。
 この後、主催者と来賓がテープカットを行い、「メッセナゴヤ2017」の開幕となった。
 展示会場は「環境配慮・エネルギー」「コスト低減・小型軽量化・効率化」「独自の固有技術」「産学・企業提携、地域資源活用」などのコーナーに区分けされ、各社が「出会い」を求めて最新情報の提供に努めた。
メッセナゴヤ ピックアップ
岡谷鋼機
クローラー型搬送支援
ロボット「クローラーTO」

 岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)は、スマートフォン等を使った無線通信による指示で資材の搬送を可能とした、全方向クローラー型搬送支援ロボット「クローラーTO(トゥ)」を展示した。建設現場における作業員の負担軽減策として、竹中工務店、トピー工業と共同開発した。
 同製品は、資材運搬用台車の下に潜り込み搬送を支援するロボットで、オムニクローラー(東北大学大学院情報科学研究科多田隅建二郎准教授の研究成果をベースに、トピー工業が実用化を進めた移動機構)を生かした前後左右全方向移動が可能な点が特長。高齢作業員、女性作業員でも重量物の搬送が可能となり、建設作業所における搬送作業の省力化が可能となる。
 建設現場では、資材の揚重、運搬に工事用エレベーターを使用する場合、荷捌きスペースが広い現場ではフォークリフトで資材の積み込みを行っている。しかし、荷捌きスペースが狭い現場では、重量物である資材運搬用台車を作業員がエレベーターまで押して積み込む必要があり、積み込みに時間がかかる大変な重労働となっている。
 同製品は、小回りがきくオムニクローラーの特長を生かし、狭いスペースでもスマートフォンによる簡単な操作で、重量物を積載した資材運搬用台車の下に潜り込み、リフター機能を使って持ち上げ搬送する。
 今後、同社ら及び建設機械レンタル会社と共同で試行と改良を重ね、2018年2月を目途にレンタル及び販売を開始する予定。
 【クローラーTO 仕様】サイズ=幅54×長さ92×高さ24・6p▽本体重量=120s▽走行速度=3q/h▽稼働時間=2〜4時間▽積載量=500s(牽引1t)▽段差乗り越え=25o▽操作方法=スマートフォン(Wi-Fi通信) 
デュプロ販売
古紙100%の白い再生紙が
自動で作れる「レコティオ」

 印刷機・OA機器等販売のディプロ販売(社長=田島啓介氏、本社=名古屋市中区)は、使用済みコピー用紙をオフィスで再生可能なデュプロの小型製紙装置「RECOTiO(レコティオ)EV-i250」を出品した。
 同製品は、使用済みのコピー用紙をセットするだけで、後は自動で紙を水でほぐし、トナー成分を除去した後に、紙をすき、乾燥させて裁断し、再生紙に生まれ変わらせる。
 現在、環境保全を考える企業からの問い合わせが多いが、そのほか外部に委託していた機密文書の処理を自社で行うために導入する企業も増加しているという。
 レコティオEV-i250の主な特長は、@世界初のトナー除去機能を搭載A古紙をセットしたら約120分で1枚目の再生紙が出来上がるB1時間あたりA4普通紙約250枚、厚紙約110枚を再生可能Cリサイクル時に出るゴミはわずか15%D簡易異物除去機能を搭載ECO2発生を低減F従来機の約3分の2にダウンサイジング。
 詳細は、レコティオ特設サイトhttp://www.duplo-seiko.co.jp/recotio/を参照。
岐阜機械商事
空間搬送装置と協働ロボットによる半自動化セル

 工作機械・専用機・自動化装置販売の岐阜機械商事(社長=関谷治頼氏、本社=岐阜県岐阜市)は、メカトロシステムの設計・製作を行うアイビーデザイン(社長=同氏、本社=岐阜県可児市)と共同出展し、自動化において頻繁に発生する治具やグリッパー交換などの段取り替えを行う作業者の負担を軽減させるための、空間搬送装置と協働ロボット、クイックチェンジグリッパーによる半自動化セルを提案した。
 空間搬送装置には中洲電機の「空間搬送装置ランマスター」(吊下げ重量15s、搬送速度200o/s)、協働ロボットはファナックの「協働ロボットCR-7iA」(7s可搬)、クイックチェンジグリッパーは北川鉄工所の「クイックチェンジグリッパー(面板交換式)」(3ツ爪〈2種〉外径φ98、155)を使用。
 省人化、生産の効率化を図りたい、中小の町工場の自動化を進める提案として注目を集めていた。
ODS
仕上がりが美しく、環境にも
優しい「再生FRPブラシ」

 ODS(社長=大矢顕氏、本社=名古屋市中区)は、従来の砥粒入り線材を使用した工業用ブラシに変わる新商品として、FRP線材を用いたブラシを紹介した。
 同製品は、従来の砥粒とは違い、繊維が糸切れする事なく、独自の技術で長手方向に配向するため安定した効果を発揮でき、既存のバリ取りブラシ、研磨ブラシよりも表面を綺麗に仕上げることができるという。
 通常、FRPは加熱溶融すると強化繊維と樹脂との界面に亀裂が生じ、線材にすることが困難だが、今回同社は短炭素繊維で強化したCFRTPやガラス繊維で強化したGFRPを0・3〜0・5oの線材にする方法を開発。FRPの再生材を利用できることから、環境負荷の低減にも寄与する。
 同社では様々な用途に合わせて、ブラシの種類・線径・材質・回転数の提案を行っている。
 問合せは、同社052-613-8484まで(受付時間は平日の午前9時〜午後5時)。

INAXライブミュージアム企画展
「天然黒ぐろ‐鉄と炭素のものがたり」
会期12月9日(土)〜2018年4月10日(火)

 LIXILが運営する、土とやきものの魅力を伝える文化施設「INAXライブミュージアム」(所在地=愛知県常滑市)では、12月9日から2018年4月10日まで、企画展「天然黒ぐろ-鉄と炭素のものがたり」を開催する。
 同展では、現代の暮らしのなかで愛される「黒」と、その色素である、炭素と鉄に焦点を当てる。やきもの、漆、染織、墨、絵具などをより黒くするために、つくり手たちが挑み続けてきた技術や工夫を写真や動画、道具によって紹介し、その技の数々が結実した黒の完成品を展示する。それらを通して、各々の分野で「より黒い」とはどのようなことなのかを探ると共に、多様な「黒」の世界を見てもらう。
 ==開催概要==
 企画展「天然黒ぐろ-鉄と炭素のものがたり」Natural Black-A Tale of Iron and Carbon
 【会期】2017年12月9日(土)〜2018年4月10日(火)
 【会場】INAXライブミュージアム「土・どろんこ館」企画展示室(〒479-8586愛知県常滑市奥栄町1-130、電話0569-34-8282、ファクス0569-34-8283)
 【休館日】水曜日(祝日の場合は開館)、12月26日〜2018年1月4日
 【観覧料】共通入館料にて観覧可(一般=600円、高・大学生=400円、小・中学生=200円)
 【企画】INAXライブミュージアム企画委員会
 【展示デザイン】西本剛己氏(ARTLAB+)
 ■展示概要
 やきもの、漆、染織、墨、絵具において、「よい黒」とは何か。
 黒を出すための技術や工夫を写真や動画、道具によって紹介し、技の数々が結実した黒の完成品を展示する。展示室入り口付近には、鉄板で覆われた水槽に墨汁(炭)を流し込んだ展示空間を設け、鉄と炭素(墨)による黒の美しさを体感してもらう。
 ■主な展示品
 〈やきもの〉「瀬戸黒茶碗」、桃山時代(1590年代)、個人蔵
 〈漆〉小森邦衛「曲輪造籃胎盤」、漆器、個人蔵
 〈墨〉横山大観のために作られた特注の墨、個人蔵
 〈版画〉三代歌川豊国(国貞)「役者見立東海道五十三次之内 亀山 歌川水右衛門(松本幸四郎)」(1852年)、個人蔵
 〈道具類〉漆刷毛ほか
 ■関連企画
 小学生向けワークショップ「木炭で遊ぶ」、講師…森本玄氏(画家、京都造形芸術大学教授)
 【日時】2018年2月下旬〜3月上旬開催予定
 【会場】INAXライブミュージアム「土・どろんこ館」
 このほか、関連イベントの詳細は、「INAXライブミュージアム」ホームページ(http://www1.lixil.co.jp/ilm/)で順次告知する。

2018〜2022年度中期経営計画
「TOTO WILL2022」を策定
TOTO 売上高7200億円、営業利益800億円

 TOTO(社長=喜多村円氏、本社=福岡県北九州市)は10月30日、2018年度から2022年度まで5ヵ年の中期経営計画「TOTO WILL2022」を発表した。
 次なる成長に向け、コーポレートガバナンスを土台に、2つの事業軸「グローバル住設事業」、「新領域事業」と、3つの全社横断革新活動「マーケティング革新」、「デマンドチェーン革新」、「マネジメントリソース革新」、事業全体を囲む形で「TOTOグローバル環境ビジョン」を推進し、2022年度に売上高7200億円(2017年度計画…6000億円)、営業利益800億円(同…540億円)、ROA12・0%(同…9・6%)、ROE13・0%(同…12・4%)を目指すとしている。
 グローバル住設事業の中の「日本住設事業」では、住宅のリモデルに“あんしん≠プラスして届ける『あんしんリモデル戦略』を推進。2022年度に売上高4500億円、営業利益360億円を目指す。
 「中国・アジア住設事業」では、各国・各地域に合わせたマーケティング戦略を推進し、2022年度に売上高1620億円、営業利益350億円を目指す。中国においては、「信頼bPブランド」を目指し、ウォシュレットの更なる拡販を図るとともに、水栓金具の品揃えを拡充しブランドイメージを一新する。
 「米州・欧州住設事業」では、米州で「ウォシュレット」を最重点商品に位置づけ、ショールームでの価値伝達強化、市場が拡大するeコマースへの簡単取替商品の投入を実施。欧州では著名物件への商品納入を通したラグジュアリーブランドの地位確立などを推進し、両地域で2022年度に売上高580億円、営業利益70億円を目指す。
 新領域事業の「セラミック事業」では、高機能半導体製造技術や次世代高速光通信デバイスの分野を中心に、オンリーワン技術を進化させ、TOTOならではの価値を提供し、2022年度に売上高370億円、営業利益80億円を目指す。
 「環境建材事業」では、陶板、(高機能)鏡、ハイドロテクト液の3つの戦略事業に集中していき、2022年度に売上高130億円、営業利益10億円を目指す。
 投資については、5年間で約2500億円を計画。日本は工場の生産再編やショールーム投資、海外は衛生陶器や「ウォシュレット」の工場増強、新領域事業ではセラミック事業増強を実施する。
 また、現在「環境」の側面で6つのテーマを設定している「TOTOグローバル環境ビジョン」を見直し、事業と関係の深い「きれいと快適」、「環境」、「人とのつながり」という3つの社会的なテーマに整理し2018年4月から新たにスタートする。

携行性・作業性に優れた工具収納具
アクティブバディシリーズ新発売
KTC メンテナンスに機動力をプラス

 作業工具メーカーの京都機械工具(KTC、社長=宇城邦英氏、本社=京都府久世郡久御山町)は、収納性・携行性に加え、現場での作業性にも優れ、建築現場や設備・事務機器の保守・点検作業など、工具を現場に持ち運び作業するフィールドメンテナンスに最適な工具収納具「アクティブバディシリーズ」を発売した。
 作業工具は製造工場や修理工場だけでなく、ビルやオフィス、住宅など暮らしの中のさまざまなシーンで使われており、工具を現場に持ち込んで作業する際に公共交通機関による移動も可能な、携行性に優れた工具収納具のニーズが高まっている。
 同シリーズは、メイン素材に化繊布や樹脂を採用し軽量化を実現。キャリーバッグタイプやバックパックタイプなど、携行性を重視したアイテムを揃えた。また、ポケットや仕切り、専用トレイなどにより収納性や作業性も高く、作業工具や保護具、パーツ類、関連書類などを現場までストレスなく携行し、さらに作業を効率的に行える。
 容量や携行スタイルの違う6タイプをラインナップし、多様な作業シーンに対応。「2018SKセール」(セール期間〓2017年11月1日〜2018年4月20日)対象品として、ケース単品5アイテム、工具セット9アイテムの計14アイテムを販売している。
 【アクティブバディシリーズ(ケース単品)】
 「アクティブバディ キャリー」▽品番EKL-110▽サイズW500×D310×H410▽重量4・3s▽製品収納耐荷重15s▽容量60L▽小売参考価格1万9400円
 「アクティブバディ ボストン」▽品番EKL-120▽サイズW500×D290×H260▽重量3・3s▽製品収納耐荷重15s▽容量40L▽小売参考価格1万7100円
 「アクティブバディ バックパック」▽品番EKL-130▽サイズW360×D165×H440▽重量2・4s▽製品収納耐荷重10s▽容量30L▽小売参考価格1万4400円
 「アクティブバディ カバーロール」▽品番EKL-140▽サイズW305×D305×H330▽重量1・7s▽製品収納耐荷重10s▽容量24L▽小売参考価格7980円
 「アクティブバディ スタンドファイル」▽品番EKL-150▽サイズW285×D90×H340▽重量1・7s▽製品収納耐荷重3s▽容量8L▽小売参考価格6820円
 【アクティブバディシリーズ(工具セット)】
 「アクティブバディ ライト 軽量樹脂ケース工具セット」▽品番SK35618PH▽サイズW390×D192×H310▽重量7・9s(入組工具含む、ケース単体2・3s)▽小売参考価格9万6000円▽SKセールサービス価格7万9800円(2018年4月20日まで)※「アクティブバディ ライト」のケース単品での販売は行わない。
 その他、工具セット8アイテムあり。詳しくは2018SKセールスペシャルサイト(http://sk.ktc.jp/)で確認を。

DMG MORI 上海ソリューションセンタ
グランドオープン
中国全土を総合的にサポート

 DMG MORI(社長=森雅彦氏)が上海ソリューションセンタをグランドオープンし、11月8日に行われたオープニングセレモニーで森社長、DMG MORI AKTIENGESELLSCHAFT Chairman of the Executive Board クリスチャントゥーネス氏ら関係者によるテープカットが行われた。
 昨年12月に生産を終了した上海工場を全面的に改装しショールーム、アカデミーの機能を充実させ、さらに50mのラインを3案件同時に立ち上げ可能なターンキーエリアとスペアパーツ部門を新たに設置し、上海ソリューションセンタとしてスタート。グランドオープンでは最新機種の「DMU 50 3rd Generation」をはじめ、「CMX 600 V」「LASERTEC 65 3D」などの注目機種を含む25台で実演加工を行った。さらに、インダストリー4・0/IoTを駆使した自動化の提案、CELOSのアプリケーションを活用したスマートファクトリーの実演は好評を博した。
 同社は、自動化システム需要の拡大、EVシフトによる自動車産業への注目の高まりを背景に、これまで中国全土に約1万7千台以上の工作機械を納入している。今回オープンした上海ソリューションセンタでは、航空機、金型といった高精度を求められる産業に欠かせない5軸加工機のエキスパートであるアプリケーションエンジニア約30名、保守・保全の際にユーザーのもとに駆けつけるサービスエンジニア約260名を中心に、約330名の社員が活躍しており、中国全土のユーザーを総合的にサポートしていく。

4コーナ溝入れ加工用工具
「テトラミニカット」
タンガロイ TCG18のアイテム拡充

 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市)は、溝入れ加工用工具「TetraMini-Cut(テトラミニカット)」TCG18のアイテムを拡充(40アイテム)し、11月20日より全国で販売を開始した。
 4コーナ溝入れ加工用工具「テトラミニカット」は、小型かつ4コーナ仕様で経済性に優れ、また独自の高剛性クランプシステムを採用し、高い刃先位置安定性により優れた加工精度、安定した寿命を実現する溝入れ工具シリーズ。
 今回、TCG18のアイテムを拡充することで、小物部品から一般部品までの溝入れ加工に適用可能となり、さらにTCP18とTCG18のシリーズにより、被削材や加工環境に最適なインサートを選定できる。豊富なラインナップで、幅広い溝入れ加工への対応が可能となった。
 また、TCG18には溝入れ加工で要求される耐チッピング性と耐塑性変形性に優れる溝入れ専用新材種AH7025を設定しており、加工の安定性および加工能率の向上を可能とした。
 主な形番と標準価格(税別)は、「TCG18R150-010 AH7025」「TCG18R250-010 AH7025」「TCG18R300-010 AH7025」いずれも2970円。

 難削材加工用エンドミル
スマートミラクル
三菱マテ アイテムを追加発売

三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=鶴巻二三男氏、住所=東京都千代田区)は、難削材加工用エンドミル“SMART MIRACLE(スマートミラクル)”の4枚刃制振エンドミル「VQMHV」「VQJHV」にエンドミル外径1oと1・5oを追加し、11月15日より販売を開始した。
 スマートミラクルは、耐摩耗性の大幅な向上とコーティング膜の平滑化処理による、切削抵抗の低減、切りくず排出性を大幅に向上させた(Al-Cr)N系コーティングの採用により、チタン合金・耐熱合金などの加工において、加工能率と工具寿命延長を実現し、ユーザーの高い評価を得ている。
 今回、4枚刃制振エンドミルのミディアム刃長「VQMHV」2アイテム、セミロング刃長「VQJHV」2アイテムを追加し、シリーズの拡充を図った。
 4枚刃スマートミラクル制振エンドミル「VQMHV」「VQJHV」の主な特長は次の通り。
 @独自の表面処理技術“ZERO-μ(ミュー)サーフェース”により、平滑なコーティング膜を実現し、平滑面とシャープな切れ刃の両立によるスムーズな切りくず排出で切削抵抗が低減し、加工能率、工具寿命を向上。
 Aびびり振動を抑制し難削材や突き出しの長い加工において安定切削を実現。
 B耐欠損性・耐摩耗性に優れた超硬母材で荒加工から仕上げ加工までの幅広い領域に対応可能。
 標準価格(税別)は、「VQMHVD0100」「VQMHVD0150」が9640円、「VQJHVD0100」「VQJHVD0150」が1万2100円。

モジュラー式陸上電力供給システム
エナジーチェーンディスペンサー
イグス 伸長可能な旋回アームで給電を容易に

 モーション・プラスチック(※)カンパニーのイグス(東京都墨田区)はこのほど、船舶の陸上電力供給(陸電供給)が安全でシンプルに行える、モジュラー式給電システム「エナジーチェーンディスペンサー」を開発した。伸長式エナジーチェーンと高屈曲ケーブルにより、安全な電力供給を確保する。
 船舶業界においては、港湾に停泊中の船舶の船内発電機エンジンによる排出ガスを削減しようという動きがあり、その対応策として陸電供給システムが注目されている。船舶の種類によりケーブルガイドシステムに対する要件は異なるが、フェリーの場合、陸電供給システムは通常「ケーブルディスペンサー」によって行われる。このシステムは大型定置式クレーンで、1本または複数の多心ケーブルをプラグイン接続して延長する。延長ケーブルにはカバーがついていないため、使用時には潮流や波の動き、さらには貨物の積み下ろし作業によって大きな負荷がかかる。そこで同社は、陸から船舶へのケーブルを安全にガイドする「エナジーチェーンディスペンサー」を開発した。
 「エナジーチェーンディスペンサー」は、港湾の係留ポイントに設置され、伸長可能な旋回アームで船舶への陸電供給を容易にする。アーム動作や10メートルを超えるエナジーチェーンの伸長は電動で行われ、制御は陸上の操作パネル、あるいは船上からの遠隔操作で行う。
 「エナジーチェーンディスペンサー」は、@レディーチェーンAエナジーチェーン押し引き機構B支持構造の3つのコンポーネントで構成されている。レディーチェーンとは、ハーネス済みケーブルが収納されたエナジーチェーンのことで、このシステムでは高性能ポリマー製多軸動作向けケーブル保護管「トライフレックス」が使われており、直進だけでなく曲がる、捻じるといった動作にも無理なく追従する。このレディーチェーンをエナジーチェーン押し引き機構によって出し入れする。
 押し引き機構は、引き出すエナジーチェーンの長さ調節も可能。また、同機構を1モジュールとして5個まで隣接取付け可能なので、様々な船舶の種類に対応することができる。アラームや電力供給遮断の信号のほか、牽引や長さのモニター機能も付属できる。
 このコンパクトな陸電供給ソリューションは、国際規格IEC80005要求を満たしており、すでにノルウェーのベルゲン市に3基の導入実績があるという。
 (※)モーション・プラスチック…機械可動部での使用に適したプラスチック製部品、を意味する同社用語。

エアレス・ホースレスで吸着搬送可能な
コボットポンプECBPiシリーズ
シュマルツ 小型の新型真空ポンプを開発

 真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区)は、エアレスで真空搬送を可能にする小型真空ポンプ「ECBPi」を開発した。
 コボットポンプECBPiは、自動倉庫などで使用される自走式ロボットや人と共に作業を行う協働ロボット向けに開発された、小型の電気式真空ポンプ。従来の協働作業や自動運転による作業では、真空発生器に圧縮エアを供給するためのコンプレッサやホースが、ロボットの移動や作業内容を制限する要因となっていたが、コボットポンプECBPiは電気によって真空エアを発生させるため、圧縮エアの供給やホース配管が不要であり、さらに本体重量が約775gと軽量であるため、小型の協働ロボットや自走式ロボットの負担にならない。各社ロボットメーカー向けのロボットフランジもラインアップし、迅速かつ容易にロボットと接続することができる。
 また、コボットポンプECBPiは公共交通機関などで用いられるNFC(近距離無線通信)にも対応。NFCに対応するスマートフォンなどを通して、機器の取り外しやケーブル接続を行わずプロセスデータや取扱説明書、エラーメッセージの詳細などを確認できる。さらに各種フィールドネットワークシステムとの相互通信が可能となる通信技術IO-Linkにも対応し、離れた場所からの状態監視や予知保全、設定値の変更などが可能となっている。
 同製品は、11月29日から4日間東京で開催された「2017国際ロボット展」で国内初披露された。
 【主な特長】
 @電気で作動するため、圧縮エアやホース配管が不要で、協働ロボット・自走式ロボットに最適
 A小型・軽量のため、ロボットの負担を軽減
 B各社ロボットとの接続が容易なロボットフランジもラインアップし、迅速・容易に取付け可能
 CNFCやTO-Linkに対応し、スマートフォンによる設定値の変更や、離れた場所での状態監視・予知保全が可能
 【テクニカルデータ】
 最大吸込量=12L/min▽定格電力=13W▽電圧=24V-DC

金物業界の祖神を祀る
金山神社例祭、厳かに
那古野金山神社崇敬会

 11月8日、金物業界の祖神(そしん)を祀る金山神社例祭(ふいご祭)が今年も那古野金山神社崇敬会(世話人=岸邦治郎氏、種田健司氏、印藤武司氏)により名古屋市中区の那古野神社で執り行われた。当日は、あいにくの天気にもかかわらず金物業界から愛知県金物商工協同組合、名古屋建築金物卸商組合、名古屋利器工匠具卸業組合の代表者らが出席。参加者は順に玉串を奉奠(ほうてん)し、商売繁盛と業界の発展を祈願した。
 「ふいご祭」とは鍛冶屋や鋳物師(いもじ)などの職人が稲荷神または金屋子(かなやご)神を祀り、いつも仕事で使っている「ふいご」を清めて祝う神事のことで、毎年11月8日に行われている。別名「たたら祭」とも言う。「ふいご」は、その昔、金属の製鉄や加工の際に用いられた、火をおこすための送風機である。
 那古野金山神社崇敬会は金山神社例祭の開催にあたり「金山神社は明治43年7月、岐阜県不破郡垂井町宮代に鎮座まします南宮神社の御分霊を那古野神社境内に祀り金物業界の発展を祈願するために毎年11月8日に『ふいご祭』と称して報本反始(ほうほんはんし)の真を捧げ感謝の祭を盛大に執り行っておりましたが、戦後その祭礼が途絶えておりましたので業界先輩の遺志を継いで昭和52年10月8日、金物業界の有志により名古屋金山会を再興いたし爾来(じらい)、例祭を執り行い御神慮を案じ奉るとともに金物業界の発展を祈願いたしております」とコメントしている。

過去最高92名が参加
優勝は小室さん(日伝)
名古屋伝動機商組合 第15回ボウリング大会

 名古屋伝動機商組合(理事長=服部将康氏・服部社長)は11月10日、名古屋市中区のスポルト名古屋で第15回ボウリング大会(担当幹事=岩田典之理事・イワタ社長)を開催した。服部理事長の始球式で始まった本大会には、過去最高となる92名がエントリー。個人戦2ゲームのトータルスコア(女子一律1ゲーム20Pのハンデ)で競う熱戦が繰り広げられた。
 服部理事長は大会終了後、参加者に向け「今回は過去最高となる92名の方にご参加いただきました。この会は本当にいつも多くの方にご参加いただいており、運営する側も非常に嬉しく思っております。今回で15回目の開催となり、歴史の長い会になってきました。この調子で100名の参加を目指して、第16回、17回と続けていきたいと思っておりますので、今後ともぜひ皆さまのご参加をお願いします」と挨拶し、次回以降の参加を促していた。
 上位入賞者は以下の通りだ。
【総合】
●優勝(ハイゲーム)=日伝・小室さん▽トータルスコア/362P(HG/203P)
●準優勝=本田商店・本田(政)さん▽トータルスコア/351P
●3位=落合・早川さん▽トータルスコア/334P
【女子の部】(一律HDCP40P)
●優勝=藤川伝導・西村さん▽トータルスコア/286P
●準優勝=ダイドー・鈴村さん▽トータルスコア/277P
●3位=藤川伝導・伊藤さん▽トータルスコア/266P

2017年12月3日(日)2654号
第28回全国伝動機商組合
全国大会を大阪で開催
3組合から77名が参加し交流
 第28回全国伝動機商組合全国大会(大阪大会)が11月14、15の両日、大阪市北区梅田のザ・リッツ・カールトン大阪で開催され、東京伝動機商組合(理事長=高津正氏・高津伝動精機社長)から24名、名古屋伝動機商組合(理事長=服部将康氏・服部社長)から18名、大阪伝動機商組合(理事長=岩田哲也氏・岩田伝導機工社長)から35名の組合員合計77名が一堂に会して情報交換した。この大会は3年に一度、3組合の持ち回りで行われるもので、前回2014年の名古屋大会に続き、今回は大阪組合がホスト役を務めて開かれた。
 初日の14日は、
第1部「総会」が午後4時から開催された後、第2部「公演会・落語」が同5時、第3部「懇親会」が同6時から行われた。
 総会は、福益栄一大阪組合会計理事(大福伝動社長)が司会を務めて進行され、冒頭、前大会以降の物故者に対して全員で黙とうを捧げた。続いて、川口善隆大阪組合副理事長(大日オイルシール社長)が開会の辞を述べた。
 大会委員長の岩田大阪組合理事長が挨拶に立ち、大会出席への御礼を述べた後、「3年振りの大会ということで、2年ほど前から辰田愼司前理事長(タツタ会長)のもと準備を進めてまいりました。当初、京都での開催を計画していましたが、昨今の京都のホテル事情を考え、またコストもやや高かったので断念し、京都は明日の観光のみとして、総会並びに懇親会はここ大阪のザ・リッツ・カールトン大阪で開催することとしました。大阪らしさを演出しようと、今回は林家染二師匠の落語、懇親会ではものまねショーを予定しています。笑いで日頃のお疲れやストレスを少しでも癒すことができたらと考えていますので、楽しんでいただければと存じます。市況環境は、新興国、特に中国を中心としたEV、半導体の設備特需の影響もあり、かなり品薄感もありますが、それでも我々には多少の恩恵があるのかと感じられます。ただ経営環境としては、ネット通販等の拡大、人材確保・育成等々かなり難しい問題が山積しています。それぞれ皆様の会社では営業力をいかに上げるかを日々考え実行されているかと思います。その様なことも含めて情報交換ができればと思っています。2日間ではありますが、皆様と有意義な時間、空間を共有できるように努めてまいりますので、ご協力をお願いいたします」と歓迎の言葉を述べた。
 各地区理事長挨拶では、はじめに3年後の次期開催地となる東京組合の高津理事長が「この全国大会は、昭和28年(1953年)に愛知県にて機械工具商の全国大会があった折、大阪、名古屋、川口、東京の有志の方々が犬山に集まって伝動機の全国会を作ろうということになり、昭和29年に全国伝動機商組合連合会ができたということでした。その時の申し合わせで、翌年の昭和30年には全国大会(大阪大会)が兵庫県の有馬温泉で開催されました。昭和32年には東京が担当して静岡県の熱海温泉で行われました。当時77社の会員の方がおられ、そのうちの70社がお集まりになり盛大な大会が催されたと聞いています。それが続いて本日ここに大阪大会が開催されるということで、歴史のある大切な会だと思いました。色々と難しい時代ですので、企業が単独で出来るものと、出来ないものがあるかと思います。この様なときに皆さんと情報交換をしながらそれぞれの企業の行く方向を見極めていく良いチャンスだと思います。この2日間、楽しい時間を過ごしたいと存じます」と挨拶。
 次いで、名古屋組合の服部理事長が「3年前は私どもが運営を任され、大会の成功を目指して何度も打ち合わせを重ねたことを今でも覚えています。あっという間に過ぎた3年間ではありますが、この間に業界の状況は大きく変わってきたと思います。一番の変化は、私が思うに景況感が変わったと思っています。調べてみると、株価は3年前の11月には1万7500円ほどでしたが、今では2万2000円という高い数字をキープしています。伝動機業界も半導体関連の自動化の需要が好調で、昨年の秋頃からでしょうか、非常に景気の良い感じを持たれているのではないかと思いながら商売をさせていただいています。その反面、需給のバランスが悪くなっており、欲しい商品が手に入らないといった課題も見られるような気がしています。そういった中、人材という問題も併せて抱えていて、3年前は有効求人倍率が1倍をちょうど超えた位でしたが、この3年で1・5倍という高い水準で安定してしまい、昨日の報道でも内定辞退者が6割を超えるというニュースがあったように求職者の売り手市場が続いており、我々も人材確保が非常に難しいと感じながら日々過ごしています。状況が目まぐるしく変化していく現代において、情報収集は欠かせないと思っています。ネットなどで簡単に収集できる情報もあるのですが、やはり業界にあった生の情報を取得しようと思うと、こういった組合などの会合でお話を重ねることが大切なのではないかと思います。この伝動機商組合のネットワークを活用し、皆様も活用していただいて、活気ある組合、全国大会になればと思っています」と挨拶した。
 続いて、各組合の報告が行われた。
 大阪組合は、川口副理事長が組合活動について報告。青年部組織のODK-NEXTについては、今年度リーダーの耕善彦氏(前田伝導機専務)が6か月に及ぶ新入生講座などの活動を報告した。
 東京組合は、高津理事長が昭和11年に設立した同組合の生い立ちなどについて話した。
 名古屋組合は、岩田典之理事(イワタ社長)が人材確保・育成講習会、ボウリング大会等の活動報告並びに中部地区の好調な市況、品薄による納期問題、人手不足など近況報告を行った。
 この後、次期開催地への大会旗引き継ぎセレモニーが行われ、岩田大阪組合理事長から高津東京組合理事長に大会旗が手渡された。
 続いて開かれた公演会では、三代目林家染二師匠の落語『俥屋(くるまや)』を鑑賞し大阪文化に触れた。
 懇親会は、岩田大阪組合理事長の挨拶、高津東京組合理事長の乾杯で開宴。ものまねショーを楽しみながら歓談して親睦を深め、長村康義名古屋組合副理事長(長村商店社長)の中締め、岩田大阪組合理事長の閉会の辞で終了した。
 翌15日は京都観光として、秋の京都・嵯峨野をトロッコ列車の車窓から楽しみ、その後保津川下りで嵐山へ。嵐山での昼食後、次回東京での再会を誓いお開きとした。

リニューアルしたテクノセンターで
2017吉岡幸オータムフェア開催
売上・動員ともに目標大きく上回る
 建設・産業資材のトータルサプライヤー、吉岡幸(社長=吉岡正盛氏、本社=福井市)は10月26日、今年の春にリニューアルした吉岡幸テクノセンター(福井市二の宮1-12-7)において「2017吉岡幸オータムフェア」を開催した。
 同社のオータムフェアは、溶接関連・作業工具・配管資材を基本に現場の効率化を提案する展示会として2001年に第1回が開催されてから、今年で17回目となる。今回は、初参加の5社を含む45社のメーカーが出展した。
 8月21日のキックオフからフェア当日まで約2か月間にわたるメーカー・商社との同行販売、キャンペーン商品の拡販などが実を結び、当初目標を大幅に上回る売上額を達成。総動員数も764人(中部グランドフェア・バスツアー、日東工器アタックフェアを含む)と目標の600人を上回り、成功裡に終了した。
 開会式では吉岡社長が挨拶で「年初来の中国をはじめとする液晶パネルや半導体といった電子部品の急激な回復により、ものづくりの経済環境が驚くほど大きく変わってきた。また、北陸新幹線延伸工事が本格スタートするなど、賑やかになってきた」と景況について話した後、「吉岡幸はこの春テクノセンターを新装オープンし、こけら落としとしてスプリングフェアを実施した。そして、秋は溶・工・管(ようこうかん=溶接、工具、管材)のテーマのもと、現場作業の効率化を提案するオータムフェアを開催する。さらに今回は、北陸技術交流テクノフェア(会場=福井県産業会館)が本日から2日間の日程で開催されるが、わが社も出品させていただいており、2つの会場を連動させている。しっかりと商談をして皆が笑顔になるよう頑張りましょう」と述べた。
 次いで、メーカーを代表してパナソニック溶接システム総統括部国内営業部長・原博一氏、商社を代表してユアサ商事取締役執行役員工業マーケット事業本部長・高知尾敏之氏がそれぞれ挨拶した。
 台風の影響が心配されたが、フェア当日は秋晴れの快晴となり、会場のテクノセンターは活発な商談と和やかに懇談する人で賑わった。また、来年の新卒採用者、Uターン社員との懇談会を兼ねたオータムフェア見学会も行われた。さらに連動企画では「北陸技術交流テクノフェアも同時開催となり、吉岡幸としてもブースを出すと同時に、日伝さんのMEKASYS展とも連携することができた」(吉岡社長)。
 午後5時から行われた閉会式では、商社を代表して大陽日酸ガス&ウェルディング社長・財満正憲氏より挨拶があり、吉岡幸専務・吉岡正修氏の御礼挨拶でフェアを終了した。
 キャンペーン期間中はオータムフェア企画として展示会見学が行われ、9月2日の中部グランドフェア(ポートメッセなごや)に166人、8月29〜30日の日東工器アタックフェア(福井県産業会館本館展示場)に107人が参加した。

三菱マテリアルの「切削アカデミー」
CBN高能率加工コースを展開

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=鶴巻二三男氏、住所=東京都千代田区大手町)は、切削工具ユーザーにむけて、技術者育成を目的とした、切削工具メーカーならではの体系的な研修を行っている。
 2016年6月から開催している「切削アカデミー」は、これまでに初心者から熟練技術者まで切削加工に携わる幅広い人が受講し、高い評価を得ているという。2017年度からは、埼玉県にある東日本テクニカルセンター(東日本TC)と、岐阜県にある中部テクニカルセンター(中部TC)の2施設で開催されている。
 切削アカデミーでは、高硬度鋼や鋳鉄の高能率加工に適したCBN工具の知識習得に特化した切削加工技術者向け「CBN高能率加工コース」を2018年1月26日に開催する。このコースは、被削材の特性に合わせた工具選定、切削条件について学ぶ研修であり、受講者の募集を開始している。
 今年度の切削アカデミー開催日程は次の通り。
 【コースおよび開催日程(場所)】
●「基礎コース(2日)」…2017年12月7、8日(東日本TC)
《内容》切削加工の種類、被削材と切削工具の基礎知識を学び、切削条件の計算式を習得する。
●「応用ミーリング・ドリリングコース(2日)」…2018年1月11、12日(東日本TC)
《内容》転削加工の詳しい知識を体系的に学ぶ。切削作業職場で適切に工具が使用されているか判断する能力、一般的な工具損傷の基礎知識とその対策を身に付ける。
●「ターニング トラブルシューティングコース(1日)」…2017年12月22日(中部TC)、2018年2月2日(東日本TC)
《内容》旋削加工のトラブルシューティングを集中して学ぶ。
●「ミーリング トラブルシューティングコース(1日)」…2018年1月19日(中部TC)、3月2日(東日本TC)
《内容》転削加工のトラブルシューティングを集中して学ぶ。
●「ドリリング トラブルシューティングコース(1日)」…2018年2月16日(中部TC)
《内容》穴あけ加工のトラブルシューティングを集中して学ぶ。
●「難削材加工コース(1日)」…2018年3月16日(中部TC)
《内容》難削材加工の基本的な考え方と、実用的な加工を学ぶ。
●「高速度カメラ解析コース(1日)」…2018年2月9日(東日本TC)
《内容》異常の原因を高速度カメラで特定し、その対策を学ぶ。
●「CBN高能率加工コース(1日)」…2018年1月26日(東日本TC)
《内容》最新CBN工具の特徴と、被削材に応じた実用的な加工について学ぶ。
 【受講対象者】切削加工の実務者、生産技術者
 【受講料】コースごとに設定
 【申し込み方法】同社WEBサイトから申し込む
http://carbide.mmc.co.jp/solution/purpose/education/training/academy
 【所在地】東日本TC…埼玉県さいたま市大宮区北袋町1-297(加工技術センター内)、中部TC…岐阜県安八郡神戸町横井1528-1(岐阜製作所内)

5月の中部みらい市は大盛況に
上期好調の陰に『製販懇談会』
中部みらい会 実務責任者会開催

 橋本総業と販売店、メーカーでつくる「中部みらい会」(会長=伊藤辰之氏・イトウ社長)は10月17日、名古屋市中村区の名鉄ニューグランドホテルで中部みらい会実務責任者会を開催。会員ら118名が参加した。
 冒頭、伊藤会長は挨拶で「昨年から秋のみらい会は実務責任者会ということで現場の第一線で活躍されていらっしゃる皆さまを対象に行っております。『共に栄えるみらい会』というキャッチフレーズが示す通り、販売店の営業幹部の方々、メーカーさまの営業幹部の方々が共に有益な会となるよう願っております」と、この実務責任者会の開催意義について語っていた。
 賛助会員を代表して挨拶に立った鈴川賢一TOTO中部支社長は「昨今の中部地区の市場動向といえば、輸出が好調で地価ポイントも動いている一方、住設関連がまだまだといったところです。そうしたなかでも良い風を掴みながら、皆さまと共に中部地区の市場を盛り上げることができればと思っております。新築物件は住宅・非住宅とも毎月の動向では一長一短ですが、私どもが定義する『リモデル』の需要は個人消費の市場がなかなか伸びず、中部地区では少し頓挫しているという流れになっております。しかし、ひとつひとつの物件を見てみると、決して暗い話題ばかりでもありません。中部地区の市場を盛り上げていくためのアプローチの仕方にはいろんな方法があります。橋本総業さまのお力をお借りしながら、正会員の皆さま方と共に栄えていけるよう、我々賛助会員は一丸となって、この中部地区の市場を盛り上げられるよう頑張ってまいります」と、昨今の中部地区の市場動向も交えながら、中部みらい会にかける意気込みを語った。
 続いて、鈴木了橋本総業専務執行役員から、平成29年10月現在の業界・メーカー・流通状況と、今年度下期の営業基本取組が語られた。鈴木氏によると今年度の建設投資見通しは+4・7%、住宅+1・7%、非住宅+6・9%となっているが新築住宅着工には翳りも見え始めており、8月の新設着工は前年比△2・0%と2カ月連続マイナスとなった。貸家△4・9%ならびに持家△7・4%は、いずれも3カ月連続マイナスだ。なお、分譲はプラスを示した。一方、非住宅分野では企業の業績が好調でFA機器などの設備投資が堅調であること、非製造業ではインバウンド需要対応の投資が増加していることからプラス傾向を示した。公共投資も、防災投資とインフラ補修の需要でプラスへ。リフォームはこれらの要因を受け、住宅リフォームは伸び悩んでいるが、非住宅改修は好調を推移している。そうしたなか建設業界では、2020年開催の東京五輪まで残り3年を切り、東京圏では競技施設工事の本格化や周辺施設の開発案件も目白押しなことから資材価格や人件費の上昇につながるのではないか?また、先行き資材不足にならないか?などの懸念が見られる。市況は、原油ほか資源価格の持ち直しと為替の円安が影響して強めだ。鉄は鋼材需要が好調で値上げへと推移しているが、機器の薄板の価格影響は僅少。9月に銅・地金は上昇後にやや軟化。しかし空調用冷媒管は値上げへ。ニッケルは上昇後、直近に軟化。クロムは下落後、上昇へ。これによりSUS継手の値上げも。塩ビ樹脂は4月以降製品メーカーへ値上げもナフサ価格が軟調で、塩ビ管の値上げも浸透は不揃いだ。業界状況も建設投資増と値上げ基調となっており、上期は全体で前年比102%となった。メーカーは上期同102%と改善。住設は同101%、値上げとプラント系の牽引で管材は同102%、空調は同102%だが、住宅リフォームは低調。管・建・電の大手流通は上期同101・3%だがPV減で電材系が不振。住・建の流通は各社平均値。しかし管材専業は企業格差が大きいもようだ。
 橋本総業の今年度下期取組だが、各部署とも売上は前年比105%を目指す。それに向けて「チーム」でCSアップに取組み落込みを無くす。また、ITツールを駆使してスピードアップを図ることで、生産性を上げるなど付加価値を上げていくという。具体的には@商材を増やすA販売先を増やす(新規開拓)B機能を使う(CSアップ)C生産性のアップD「ジャパン建材」との業務提携、が挙げられた。みらい会活動にも言及し、@会員の増強活動A工事店との接点機会をつくる行事等の企画B分科会の充実C全国ネットワークづくり、などに積極的に取り組んでいくようだ。
 宇佐見徳秋橋本総業執行役員中部ブロック長
からは、中部みらい会の今年度上期活動状況の振り返りと下期活動計画の案内、中部みらい会の取組が語られた。まず上期の同社中部ブロック全体の売上は前年比112%。支店別では、中部支店が同112%、岐阜支店が同111%、三重営業所が同119%、浜松支店が同106%。分野別では、管材分野が同112%、衛生陶器分野が同106%、住設分野が同102%、空調分野が同118%を記録。宇佐見氏は「お客さまとメーカーさまとの目標と行動の共有化を図る意味で『製販懇談会』を実施させていただきました。これにより、非常に明確に何をやるべきか≠決められました。これが、5月に開催した『中部みらい市』の大成功へと繋がり上期は非常に良い着地ができました」と上期好調の要因を分析している。製販懇談会は、今後も上期・下期にそれぞれ1回ずつくらい開催していくという。
 中部みらい会の下期活動計画は以下の通りだ。●11月27日(月)▽岐阜製販懇談会●12月8日(金)▽第3回橋本学校名古屋校●平成30年2月8(木)▽中部製販懇談会●同3月16日(金)▽三重製販懇談会●同3月23日(金)▽第4回橋本学校名古屋校、ほか、現調研修会、工場研修会、商品研修会を開催。
 実務責任者会の後半では鎌田廣橋本総業教育研修部長による「建築設備業界の現状と展望〜ZEH・RF・BLR・建築物省エネ法〜」と題した講演会と、賛助会員メーカー12社による「管材」「住設」「空調」「建材」「その他」の各分野別業界動向・商品研修が行われた。その後、懇親会を経てこの日の全日程は終了した。

 『中部みらい会』は愛知・岐阜・三重各県の計139社(平成29年10月現在)の正会員・賛助会員で構成され、上期の年度方針説明会(経営者向け)と下期の実務責任者会(商売に繋げる企画・商品研修)の開催を基本方針としている。県別に開催する「製販懇談会」や、若手経営者や幹部の育成を目的とした年4回の「橋本学校名古屋校」の開校、「四位一体の構築」を目的とした工事店参加型事業などを企画・開催しており、また、地域ネットワーク作り(相互商品の融通)や全国ネットワーク作り(遠隔地工事の対応・他地区みらい会との連携)にも力を入れている。2年に1度開催する「中部みらい市」(今年5月に開催。過去最大の動員数と業績を記録した)も、毎回、大盛況を見せている。

エノキアン協会
日本セクション設立

 家業歴200年以上の歴史ある老舗企業のみが加盟できる経済団体「エノキアン協会」の日本会員は、11月20日に開催した第1回会員会議にて、エノキアン協会日本セクションの設立を決定した。セクション代表には来年1月にエノキアン協会会長にも就任予定の岡谷鋼機・岡谷篤一社長が選出された。正式には来年開催されるエノキアン協会役員会での承認を得て発足する。
 会員会議では規約、細則及び今後の目標についても協議し、定例会、親睦会、長寿企業研究の為の事業等を通じて会員相互の親睦を図ると共に協会発展に寄与すること、及び会員数の増強、日本での本会総会開催について検討することとした。
 また、エノキアン協会内の組織である次世代会(ネクストジェネレーションミーティング)の日本代表には虎屋・黒川光博社長御息女の周子氏が選出された。

第44回全国ユキワ会開催
酒巻弘和新社長が所信表明
有馬温泉「兵衛 向陽閣」にて

 ユキワ精工(社長=酒巻弘和氏、本社=新潟県小千谷市)の「第44回全国ユキワ会」(会長=山森哲朗氏・ヤマモリ会長)が11月7、8の両日、有馬温泉「兵衛 向陽閣」(兵庫県神戸市)で開催され、会員である代理店とユキワ精工幹部ら31名が出席した。今年6月に就任したユキワ精工の酒巻弘和新社長は、初日の総会で「製品の開発、人材の育成、現場力の向上を図りながら、変化に対応して行きたい」と抱負を述べ、会員に対して一層の協力をお願いした。
 全国ユキワ会は、国内で関東地区・中部地区・関西地区・北陸地区の4地区に営業拠点を構える、ユキワ精工の有力代理店の集い。各地区持ち回りで2年に一度開催され、今回は関西地区が担当した。初日は総会と懇親会、2日目はゴルフ大会、神戸観光が行われた。
 総会は午後4時より始まり、後藤哲ユキワ精工大阪営業所長が司会進行を務めた。
 はじめに山森会長が「
前回は新潟小千谷の本社での工場見学、翌日はゴルフと観光ということでしたが、つい先日のような気持ちがして、時の流れは早いと感じています。我々を取り巻いている環境も、新聞紙上などでは過去最高の売上と華々しい見出しが出ていますが、我々の業界を見ても、華々しいというほどではなくても悪くはないし、やはり良いといった方がよろしいのではないでしょうか。毎日営業マンの報告や数字を見ていて、そのように感じています。その中でユキワ精工様では、今年6月にご長男の酒巻弘和常務が新社長に就任され、社長(酒巻和男氏)が会長になられました。会長様、大変お世話になりました。新社長には、また違った観点から我々をご指導いただきたいと思いますし、新しい商品を作っていただければありがたいと思っています。前回の工場見学で、御社の非常に評価が高いというコレットについて、競合他社の製品と比べて把握力が強いということを実際に数字で示していただきました。他社は口のところで締めているのに対して、御社の製品は多点で捉えているため把握力が強く、振れ精度が良いということで、加工面が綺麗で効率よく加工できるという話を聞きました。それから本日に至っていますが、ツーリングメーカー様も非常に忙しい状況で、納期に間に合わない、品切れが起きているというのが現状かと思います。このような環境の中で、私ども代理店として、ユーザーさんとメーカーさんとのつなぎ役として、ユーザーさんにユキワ製品が高品質であるという情報を届け、追い風に乗って売っていくという努力をしていけば、我々も売上が伸びるし、勿論、メーカーさんの売上にもつながっていくということであります。是非ここにお集まりの方々、力を合わせて、高品質のユキワ製品、特にツーリングのG1チャックは非常に良いものですので、拡販いただきますようお願いいたします」と挨拶。
 出席の会員とユキワ精工幹部の紹介に続いて、酒巻和男会長が挨拶に立ち「ユキワ精工は昨年の11月にお陰様で創業70周年を迎えることができましたが、これを機に会社の刷新を図るべく、今年6月の株主総会日をもって社長を交代して、酒巻弘和常務が代表取締役社長に就任させていただきました。そして私が代表取締役会長として新社長を補佐し、監督をさせていただくことになりました。私は昭和63年4月に社長になりましたので、29年間社長を務めさせていただきました。在任中に何回も不況に会いましたが、現在あるのは皆様の心からのご支援があったからこそであり、心から感謝を申し上げます。新社長も社業の発展に精一杯頑張るものと思いますが、まだまだ未熟な点もありますし、景況の変化も激しい時代ですので、どうか皆様方から新社長に対してご指導ご鞭撻をいただけますようにお願いいたします」と御礼の挨拶をした。
 続いて、酒巻弘和社長が挨拶し、社長就任にあたっての心構えと同社の現況報告、今後の取り組みなどを話した。その中で、同氏は今年度に入ってツールホルダの販売が前年度比120%と伸びてきていることに触れ「加工ワークの品質の向上、サイクルタイムの短縮につながるなど、お客様から喜んでいただけるツールホルダとして、スーパーG1チャックをはじめとするコレットホルダがお客様へようやく認知されてきた」との認識を示した(社長挨拶骨子は別掲)。
 山森会長が議長を務めて議事に入り、会計報告と監査報告、予算案を審議し、全員異議なくこれらを承認した。
 議事終了後、酒巻孝次取締役技術部長兼設計開発部長が新製品紹介で、薄型円テーブル・サイドテーブルとして新登場した『CNC円テーブルTNC200』『サイドテーブルSTT160』をはじめ、CNC円テーブルの高剛性BNCシリーズに加わったビッグボアタイプφ400の『CNC円テーブルBNC400』、さらにスーパーG1チャックシリーズの新製品『スーパーG1チャックアドバンスシリーズ』、オイルホールドリルのチャッキングに最適な『YCCクーラントコレット センタースルー(CT)』を紹介した。
 また同氏は、10月に名古屋で開催されたメカトロテックジャパン2017で初披露したグリーンG1チャックの『BBT40-GGC』『BBT50-GGC』『HSK63A-GGC』について「好評の30番シリーズに、40番、50番、HSKまでラインナップを拡充し、シリーズ化した。ホルダ内部に振動減衰構造を設けて、高速、重切削での加工振動を抑え、特にエンドミルでの高送り加工が可能となり、加工時間の短縮および加工面品位の向上が図れるツーリングシステム」であると特長を紹介した(同製品は来春発売予定)。
 出石篤全国ユキワ会副会長(
出石社長)の閉会の辞で総会を終了した。
 懇親会では、衣斐誠関西地区幹事(丸一切削工具社長)が挨拶。酒巻社長の御礼の言葉に続いて、七里俊雄北陸地区幹事(七里商店社長)の発声で乾杯した。和やかに歓談が進む中、女流手品師による手妻の余興などを楽しみ、安藤仁志中部地区幹事(安藤社長)の中締めでお開きとなった。
 翌日は、観光組とゴルフ組に分かれて、それぞれ親睦を深めた。
 観光組は、灘酒造見学や北野異人館めぐりを楽しんだ。
 一方、有馬ロイヤルゴルフクラブ・ロイヤルコースで行われたゴルフ大会では、徳田信幸氏(NaITO)がN74・6H14・4で優勝した。準優勝は近藤敏之氏(山下機械)N76・0H24・0、3位が渡辺喜弘氏(森一産業)N76・2H10・8、ベストグロスは出石篤氏(出石)82。
ユキワ精工新製品
CNC円テーブルTNC200
サイドテーブルSTT160

 コンパクト設計の薄型円テーブル・サイドテーブル。パレットチェンジ付小型マシンでも広い治具エリアを確保できる。
 【CNC円テーブルTNC200の特徴】
 @胴厚97oの薄型形状=治具エリアが広くとれるため、複数のワーク取付が可能。
 Aロータリジョイント6ポート内蔵(オプション)=配管ブロックの飛出しが無いため、搭載機械との干渉を防止。
 【サイドテーブルSTT160の特徴】
 @CNC円テーブルTNC200との組み合わせで治具エリア拡大=搭載治具の自由度が増し、広範囲の部品に対応可能。
 Aトラニオン治具の支えに最適=クランプ機構を備え高剛性のため、高精度加工に有効。
CNC円テーブルBNC400
 高剛性BNCシリーズにφ400円テーブルが登場。高剛性で重切削に対応、大経長物ワークの加工に最適。
 【特徴】
 @高剛性=テーブル軸を大径軸受でガッチリ支持。エアハイドロユニット内蔵により、クラス最大のクランプ力を発揮。
 Aビッグボア=テーブル中心貫通穴φ180により、多様なジグ・ワークの搭載が可能。
 B精密割出=割出制度は累積20秒以内。耐久性に優れた特殊合金ウォームホイル採用。
 C防水構造=オートパージ(PAT.)を標準装備し、切削液の侵入をブロック。
 Dロータリジョイント10+1ポート内蔵(オプション)=配管ブロックの飛出しが無いため、搭載機械のストロークを有効に使える。
YCCクーラントコレット
センタースルー
(CT)
 発売以来好評のスーパーG1チャックに更に剛性を持たせた、高速・重切削に最適なツールホルダ。
 【特徴】
 @総合芯振れ精度5μm=ホルダにコレットをセットした状態での総合芯振れ精度5μm保証を採用。高振れ精度は、刃物寿命を延ばし、コストダウンに貢献する。
 A更なる高剛性を追求=ホルダの首部をテーパ形状にし、頭部の肉厚を厚くすることで、更なる高剛性を追求。エンドミル加工時の加工面の倒れを低減、ヒビリに強いホルダを実現した。
 B抜けに強い高把握力=高把握力なSGコレットの採用により、重切削や高速加工時のエンドミルの抜け、ドリルの沈み、タップの滑りに強く、刃物や機械の能力を十分に発揮する。
 C全数バランス取り=ホルダは、全数バランス取りを行い、高速切削に欠かせない、バランスを向上させた。
スーパーG1チャック
アドバンス

 オイルホールドリルを使用するのに最適なコレット。コレットのみで内部給油が可能となる。
 従来品を改良し、突き出し量に関係なく、クーラントコレットを使用するだけでクーラントが可能となるため、突き出し調整が簡単になり振れ精度も安定する。
 また、クーラントを工具先端にピンポイントで供給する「YCCクーラントコレット サイドスルー(ST)」は、高回転域でもクーラントの拡散が少なく、刃物寿命の向上、切りくずのはけに威力を発揮する。
グリーンG1チャック
GGC16/20/25
TNC200、STT160

 速くキレイに削れるエコなホルダ。好評の30番シリーズに、40番、50番、HSKまでラインナップを拡充し、シリーズ化した。(来春発売予定)
 【特徴】
 @加工送り速度を上げられる=ホルダ内部に振動減衰構造を設け、重切削での振動を抑え、高能率加工を実現。
 A工具の刃持ちが良くなる=ホルダにコレットをセットした状態での総合芯振れ精度5μmを保証。
 B粗加工と仕上げ加工が一発で出来る=ホルダ部の肉厚を厚くしたことと、二面拘束により高い剛性を確保。
 C抜けに強い高把握力=1/10テーパとダブルテーパ方式による高把握力で定評のあるSGコレットを採用。
「第44回全国ユキワ会」
ユキワ精工株式会社
酒巻弘和社長挨拶

 本日は、御多忙のところ、
ヤマモリ会長をはじめとして、代理店の皆さまよりご出席いただきまして、誠にありがとうございます。また、日頃は弊社製品の販売に対しまして、格別なお引き立てと、ご支援をいただいておりまして厚く御礼申し上げます。今年の6月末の株主総会、役員会を経て、社長に就任致しました。まだ至らぬ点も多くございますが、会社経営に際しては、真摯に取り組んで行く所存ですので、今後ともご指導、ご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。
 販売状況につきましてご説明申し上げます。国内販売につきましては、毎月の変動はあるものの、ここ2〜3年は、ほぼ横ばいに推移をしております。国内販売につきましては、ここ3年間は、踊り場のような状態で、2008年のリーマンショック前の販売金額までには届いていない状況です。円テーブルの販売がメインになりますが、今年度に入りましてからは、ツールホルダの販売が、前年度比120%と着実に伸びてきております。加工ワークの品質の向上、サイクルタイムの短縮につながるなど、お客様から喜んでいただけるツールホルダとして、スーパーG1チャックをはじめとするコレットホルダがお客様へようやく認知されてきました。また、オーダーメイドのコレットチャックにつきましては、市場規模は大きくないのですが、自動車産業向け以外にも様々な業界よりお引き合いをいただくようになりました。また、以前に韓国、台湾へ発注を切り替えられてしまったものが国内へ戻ってきた注文もありました。品質、納期の面で優位性が出てきたものです。今後もツールホルダやコレットチャックの販売を進めることで、国内販売を拡大して行きたいと考えております。
 輸出につきましては、自動車産業、IT産業向けの円テーブル、ツールホルダ、そして電動工具業界向けのドリルチャックが主体となっております。現在までのユーザー層は、自動車産業向けが圧倒的に多いのですが、ここ10年ほどは、IT産業に大きく影響を受けることが多くなってまいりました。今年度2017年度は、3年ぶりにIT業界の動きが活発な年でありまして、上期には中国向けに比較的大口の円テーブルの案件を受注致しましたが、下期につきましては、未定の状況であります。しかし、今期は、急激な需要増の中で、資材の調達が非常に困難になっており、生産に苦慮しているような状況です。輸出販売の向け先としましては、中国向けが最も多く、続いて韓国、タイ、フィリピン、台湾などのアセアン地区です。また、アメリカ向けも昨年度の後半から良好に推移しております。ともに自動車産業向けが主体ではありますが、先にも触れましたが、IT関係向けも増えております。IT関係は、なかなか話が決まらずに、決まったらすぐに持って来てくれという非常に厳しい業界でありますが、情報収集に努め、出来る限りの対応を行っているという現状です。
 会社の状況につきましては、現在の社員数ですが、グループ総員228名で、開発、製造、販売に当たっております。前回2年前の全国ユキワ会からの会社の動きとしましては、昨年、平成28年11月にて、創業70周年を迎えることが出来ました。これもひとえに皆さま代理店様のご支援の賜物と、深く感謝申し上げます。ありがとうございます。製造部にての取り組みとしましては、現場の技能レベルアップを目的として、国家技能検定の資格取得を進めております。今後も技能士を増やすことで、現場のレベルアップを図っていく考えであります。また、今後は5S活動をもう一度見直し、製造現場をショールーム化したいと考えております。
 現在は、先が予測出来ない状況下ではありますが、製品の開発、人材の育成、現場力の向上を図りながら、変化に対応して行きたいと考えております。そして、メーカーとして、お客様に満足していただける商品を提供して行きたいと考えております。代理店の皆様には、より一層のお引き立ての程、宜しくお願い申し上げます。

生産額、総出荷額、輸出額が
四半期ベースで過去最高に
日本ロボット工業会 2017年7〜9月期

 一般社団法人日本ロボット工業会(会長=稲葉善治氏・ファナック会長兼CEO)は10月26日、「ロボット統計受注・生産・出荷実績【会員ベース】2017年7〜9月期」を発表した。これによると、同会員対象企業32社の受注額は、前年同期比25・9%増の1782億円と5四半期連続のプラス成長となり、7〜9月期で過去最高値となった。生産額は同34・4%増の1891億円、総出荷額は同39・9%増の1960億円とそれぞれ5四半期連続のプラス成長となり、生産額、総出荷額ともに四半期ベースで過去最高値となった。※サービスロボットは調査対象外。
 同会は2017年の見通しについて、年初、会員外も含めた年間生産額を前年比7%増の7500億円(会員比率77・7%)としていたが、会員ベースでの3四半期(1〜9月)集計結果は、国内需要が堅調であるとともに、輸出はさらに大幅な伸びを示し、その生産額は前年比27・2%増の5204億円と年初見通しを大幅に上回る状況で推移しており、会員外も含めた年間生産額の8000億円超えは確実との見通しを発表した。
 2017年7〜9月期の受注・生産・出荷の各状況は、次の通り。
 1.受注について
 受注台数は、前年同期比39・5%増の5万1768台となり、8四半期連続のプラス成長。受注額は、同25・9%増の1782億円と5四半期連続のプラス成長となった。受注台数、受注額ともに7〜9月期で過去最高値となった。
 2.生産について
 生産台数は、前年同期比44・9%増の5万5998台となり、17四半期連続のプラス成長。生産額は、同34・4%増の1891億円と5四半期連続のプラス成長となった。生産台数、生産額ともに四半期ベースで過去最高値となった。
 3.出荷について
 総出荷台数は、前年同期比49・3%増の5万6258台と、17四半期連続のプラス成長。総出荷額は、同39・9%増の1960億円と5四半期連続のプラス成長となった。総出荷台数、総出荷額ともに四半期ベースで過去最高値となった。
 国内出荷台数は、同13・0%増の1万501台となり、3四半期連続のプラス成長。国内出荷額は、同11・6%増の483億円と16四半期連続のプラス成長となった。
 輸出台数は、同61・2%増の4万5757台となり、17四半期連続のプラス成長。輸出額は、同52・6%増の1476億円と4四半期連続のプラス成長となり、四半期ベースで過去最高値となった。
 @国内出荷
内訳
 自動車産業向けは、前年同期比8・9%増の3889台となり、プラス成長。出荷額は、同10・8%増の162億円とプラス成長となった。
 電気機械産業向けは、同5・4%増の2871台、出荷額は同14・7%増の155億円となり、ともに3四半期連続のプラス成長となった。
 国内需要の好調要因としては、溶接、組立、そして半導体用等が伸びたことによる。
 A輸出内訳
 溶接用は、前年同期比53・3%増の1万867台、輸出額は同44・3%増の267億円となり、ともに3四半期連続のプラス成長となった。
 電子部品実装用は、同71・6%増の3759台となり、5四半期連続のプラス成長。輸出額は、同70・7%増の581億円と4四半期連続のプラス成長となった。
 輸出国別では、中国向けが輸出額の46%を占めるほどの顕著な伸びとなっていることに加え、その他主要国であるアメリカ、韓国、台湾、ドイツいずれもが前年同期を上回ったことで需要全体を大きく押し上げた。

「実装機器通信規約
標準化分科会」を発足
日本ロボット工業会

 一般社団法人日本ロボット工業会は10月27日、電子回路基板製造装置及びその関連ソフトウェアを製造する事業者が製造装置間の通信方法(M2M連携)に関して共同で規格を策定していくため、「実装機器通信規約標準化分科会」を発足したと発表した。初年度の分科会長は富士機械製造から副分科会長はパナソニックから選出し、ヤマハ発動機、JUKI等の会員企業をはじめ、オムロン、サキコーポレーション、タムラ製作所、CKDを幹事会社として会員会社20社で標準化を進める。
 現在の電子回路基板製造ラインには、一般的に印刷・検査・マウンタ・リフローなどのさまざまな装置と、それらをつなぐ搬送装置が存在し、かつそれらのメーカーが異なっている事が大半である。この場合、装置内の基板情報の持ち方および他の装置との通信方法は各社独特で、ライン全体での一貫した情報管理はたいへん手間とコストがかかり、ユーザーの負担になっていた。
 この分科会では、実装ラインに設置されたさまざまな製造装置間の通信ルールを標準化することで、企業の垣根を超えた実装システムをユーザーがシンプルに構築しやすくなり、生産管理の容易化・変種変量生産への迅速対応などのメリットと、メーカー各社にもM2M連携のしやすさから新たな価値提供を生むチャンスとなる。
 【実装機器通信規約標準化分科会 会員会社】
 オムロン▽小松電子▽サキコーポレーション▽千住金属工業▽タムラ製作所▽ナガオカ製作所▽名古屋電機工業▽日本ミルテック▽パナソニック▽富士機械製造▽マイクロニックテクノロジーズ▽マランツエレクトロニクス▽武蔵エンジニアリング▽ヤマハ発動機▽ワイエス▽CKD▽JUKI▽KOH YOUNG TECHNOLOGY INC▽Parmi CO.,LTD▽Test Research,Inc.〈50音順〉

三菱マテリアル ヘッド交換式エンドミル
iMXエンドミルシリーズに
高硬度鋼加工用2枚刃ボールヘッドを追加

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=鶴巻二三男氏、住所=東京都千代田区大手町)は、ヘッド交換式エンドミル“iMXエンドミルシリーズ”に高硬度鋼加工用2枚刃ボールヘッドを追加し、11月1日より販売を開始した。
 ヘッドとホルダの締結面をすべて超硬製とすることでソリッド工具に近い剛性を発揮する同シリーズは、多彩なヘッド交換が可能で経済性に優れ、高精度・高剛性・高能率加工を可能にする。
 今回追加発売された、高硬度鋼加工用2枚刃ボールヘッド「iMX-B2S」は、芯結び先端刃と弱ねじれにすることにより、長い突出しの仕上げ加工に最適。耐酸化性と潤滑性に優れるコーティング層と、耐摩耗性と高密着性に優れるコーティング層の組み合わせにより、高硬度鋼加工に最適な新材種「EP8110」を採用している。エンドミル外径φ10・0o〜φ20・0oの4型番を揃えた。
 標準価格(税別)は、1万2600円(IMX10B2S10010 EP8110)〜2万9300円(IMX20B2S20020 EP8110)。
三菱マテリアル 高能率アルミニウム合金仕上げ
正面削りカッタ「FMAX」に
バリ抑制形インサートを追加

 三菱マテリアル加工事業カンパニーは、高能率アルミニウム合金仕上げ正面削りカッタ「FMAX」にバリ抑制形インサートを追加し、11月1日より販売を開始した。
 「FMAX」は、軽量化と高剛性を両立させ、従来品以上の多刃設計によりアルミニウム合金などの非鉄金属を工具径125o24枚刃にてテーブル送り速度毎分20m以上の高能率で加工することが可能となり、自動車部品などの加工の高能率化を実現できる正面削りカッタ。今回、バリ抑制形インサートを追加し、使用用途をさらに拡大した。
 バリ抑制形インサートは、コーナ角を設けて切りくず厚みを薄く生成することにより、バリの発生を抑制することが可能。エッジ部を微小なR形状にすることにより、チッピングなどの異常損傷を防止する。また、耐摩耗性重視の材種(ダイヤモンド焼結体材種)「MD220」は、刃先エッジの微小損傷が原因のバリ発生を抑制し、安定した寿命を実現する。
 バリ抑制形インサート(GOER1401ZXFR2 MD220)の標準価格(税別)は7500円。

『私の考える機械工具商』と題し
坂井全機工連会長が講演
名機工同友会 10月例会開催

 名機工同友会(会長=吉野栄一氏・吉野機械工具社長)は10月17日、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で10月例会を開催した。本例会では、今年6月に全日本機械工具商連合会(全機工連)の会長に就任した坂井俊司NaITO社長を講師に招き『卸商社から見た機械工具商社の今、そして未来』と題した講演会が開かれ、会員ら27名が参加した。
 冒頭に開かれた例会では野崎憲昭総務幹事(常磐精機社長)が司会進行を務め、同会の今後の予定が確認された。同会では▽12月14日(木)19時より忘年会開催、▽平成30年1月16日(火)18時より東京第一ホテル錦で新年会開催、が予定されている。
 講演会で坂井社長は、「卸商社というより『私が考える』機械工具商としてお話しさせていただきます」と前置きしたうえで、機械工具業界を取り巻く環境の変化について、●ネット販売の拡大●少子高齢化●技術革新●海外移転による国内製造現場の縮小●機械工具商社間のM&A●流通体系の変革(中抜き等)を挙げた。
 こうした環境変化のなかにあって『機械工具商としてやらなければならないこと』とは、@より近くでより速く対応することAメーカー営業ができることBユーザーとメーカーの間に入り皆が納得できるネゴシエーションができること。これらをすることで、ユーザーからもメーカーからも信頼されるようにならなければならないと坂井社長は言う。
 また、『御用聞きでデリバリーだけをやっていてもダメ』である。ユーザーを深堀し↓成功例を作る↓そうしてメーカーの中に自分や自社のファン≠作り↓そこからユーザーの横展開へ↓新たなユーザーを深堀…。こうした流れを確立したうえでなら他地区、異業種への展開もアリだろう。「トップが社員に対して何をやるのか明確に伝えることが重要」というのが坂井社長の考えだ。
 そして昨今、ユーザーもメーカーも人材難や人手不足に悩まされているが、機械工具商は『システマチックに考える、整理してみる』こと、『(機械加工だけでなくその前後の加工なども含め)大きく考える』ことが重要である。現場のニーズを掘り起こし↓提案↓工事↓調整…これは機械工具商にしかできないことである。誰からも『必要とされる存在』になるべきだ! と坂井社長は力強く語っていた。
 最後に「すぐに結果を出そうとする必要はないと思います。今、自動車業界では急速にEV化が進んでおります。現在、自動車の生産台数が1億台で、20年後には1億3000万台と言われております。その1億3000万台のうち、EVや燃料電池車の割合が35%になるそうです。逆に言うと、化石燃料の車がまだ1億台近く残るということになります。そう考えると、ここ数年で自動車が消えるわけでもないので心配はないと思います。しかし、経営者としては『継続して取り組む、信念を曲げない』こと、そして会社により踏み出すスタンスは違うと思いますが、それぞれに合ったやり方で一歩でも半歩でも新しいものに取り組む姿勢、深堀・横展開していく姿勢を社員に対しても、対外的にも示していくことが大事なんじゃないかなと思っております」との言葉で結び、講演会は終了した。
 その後は、参加者全員での記念撮影、懇親会を経て、この日の全日程は終了した。

超硬ソリッドエンドミル
「ソリッドマイスター」拡充
タンガロイ 耐びびり性に優れる305形番

 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市好間工業団地11―1)は、超硬ソリッドエンドミルSolidMeister(ソリッドマイスター)のラインナップを大幅に拡充し、11月1日より全国で販売を開始した。
 同シリーズは、さまざまなアプリケーションに対応する超硬ソリッドエンドミルシリーズ。スクエアやボールといった標準的なエンドミルから荒加工のラフィングタイプであるShredMeister(シュレッドマイスター)、ラフィングエンドミルの性能とスクエアエンドミルの加工面をあわせもつFinishMeister(フィニッシュマイスター)、耐びびり性に優れたVariableMeister(ヴァリアブルマイスター)、低切込み高送り加工用のFeedMeister(フィードマイスター)およびECOMeister(エコマイスター)の設定を行っている。
 今回、市場における更なる高能率化の要求に対して、高切込み量の加工や突き出しの長い加工、切削幅の長い加工が可能な耐びびり性に優れるヴァリアブルマイスターのアイテムを大幅に拡充(全305形番)。特に高能率な多刃アイテムの設定やチタン合金およびアルミ合金に特化した形状を設定することにより、各用途に応じた高能率なエンドミル加工を可能とした。
 主な特長は次の通り。
●「TEC-H4S/M-CF」…耐びびり性に優れ、高能率加工が可能
●「TEFS-E44-CF」…工程短縮が可能な荒・仕上げ一体型エンドミル
●「TECK-H4M-CFR」…チタン合金の加工に特化した高性能エンドミル
●「TEC-H7-CF」…耐びびり性に優れた高能率7枚刃エンドミル
 標準価格(税別)は、ヴァリアブルマイスター「TEC-H4M-CF」タイプの「TEC060H4M-12C06CF-E57」が5550円、「TEC160H4M-32C16CF-E92」が2万3660円など。

会員の若手社員らを対象に
減圧弁の分解・組み立てなど実習
中部桃友会 社員技術研修会開催

 中部桃友会(会長=大藪淳一氏・大清社長、ベンと販売店の集い)は10月26日、名古屋市中村区のキャッスルプラザで社員技術研修会を開催。中部桃友会会員の若手社員ら40名が参加した。研修会では減圧弁の仕組みや用途、また、その圧力調整や分解・組み立てなどの実習も行われ、参加者は実際に手で触れながら減圧弁などの基礎を学んだ。
 大藪会長挨拶の後、早速始まった座学では、その用途や種類から特性、選定方法まで、減圧弁などの基礎的な知識がテキストに沿ってレクチャーされ、参加者はメモを取りながら真剣に耳を傾けていた。研修会後半は、減圧弁の圧力調整、減圧弁の分解と組み立て、ベンの新製品説明など、参加者が実際に手に取って体験することで学ぶ実習の時間に充てられた。なかには分解や組み立てに手間取る参加者も居たが「直接手にすることで、その構造などが非常に良く分かった」と参加者は口を揃えて感想を述べていた。
 冒頭の挨拶で大藪会長も紹介していたが、ベンは岩手工場と相模原工場の大リニューアルにほぼ同時に着手していた。昭和25年(1950年)11月27日、岩手県矢巾(やはば)町で産声を上げたベン。その会社発祥の地に『自動弁トップメーカーとして恥じない工場・テスト設備を備え、手づくり製品の近代工場を目指す』ことをコンセプトとした新・岩手工場≠ェ今年9月に竣工した。さらに、『製造製品の見せる工場・ラインを備えた研修センター機能を持つエレクトロニクス工場を目指す』ことをコンセプトとした新・相模原工場≠焉A平成30年5月に最後の第3期(テスト・研修棟)工事が完了する予定だという。木下崇ベン執行役員西日本営業部長も「岩手工場は、我が社発祥の地に相応しい新工場として生まれ変わりました。来年5月に全工事が終了予定の相模原工場では、充実した研修メニューを用意しております。両工場へ、ぜひ一度お立ち寄りください」と新しく生まれ変わった両工場をPRしていた。ベンの今後の活躍に、ますます期待は膨らむばかりだ。

総受注高が前年同月比32・3%増
6か月連続で前年を上回る
中部経済産業局 9月度金属工作機械受注状況

 中部経済産業局が10月30日に発表した平成29年9月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、富士機械製造、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比32・3%増の442億1100万円となり、6か月連続で前年を上回った。前月比は8・6%増だった。
 国内受注は、前年同月比33・0%増の171億1200万円となり、2か月連続で前年を上回った。前月比は8・2%増だった。主力の一般機械工業向けが前年同月比30・8%増の90億2200万円となり3か月ぶりに前年を上回り、自動車工業向けが同35・3%増の45億8800万円となり9か月連続で前年を上回った。
 海外受注は、前年同月比31・8%増の270億9900万円となり、4か月連続で前年を上回った。前月比は8・9%増だった。海外受注比率は前月より0・1ポイント増加し61・3%となった。
 北米向けが前年同月比16・4%増と4か月連続で前年を上回り、ヨーロッパ向けが同21・0%増、アジア向けも同54・2%増とともに6か月連続で前年を上回った。シェアは、アジア(トルコを含む)向け39・2%、北米向け33・8%、ヨーロッパ向け24・7%となっている。
 国別にみると、1位のアメリカが85億7700万円(前年同月比18・7%増)、以下、中国67億1700万円(同125・3%増)、ドイツ22億3000万円(同2・0%増)、大韓民国16億9100万円(同147・2%増)、イタリア15億1600万円(同79・0%増)の順となった。
 販売額は、前年同月比5・1%増の398億6500万円となり、6か月連続で前年を上回った。前月比は33・7%増だった。
 受注残高は、前年同月比16・1%増の1865億6000万円となり、6か月連続で前年を上回った。前月比は0・4%減だった。

鍛圧機械受注額2か月連続で増加
国内9・4%減、輸出47・5%増
日鍛工 2017年10月度会員受注統計

 一般社団法人日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=宗田世一氏)が11月10日発表した月次会員受注統計によると、2017年10月度の鍛圧機械受注額は、前年同月比9・3%増の292億6900万円となり、2か月連続で増加した。プレス系機械が前年を下回ったものの、板金系機械、サービス等が前年を上回り、全体的には好調だった。
 機種別に見ると、プレス系機械は、前年同月比5・0%減の131億8200万円となった。超大型(21・1%減)、大型(37・9%減)は足踏み状態とみられるが、中型(2倍増)・小型(26・5%増)が堅調であることから需要の裾野は広い。油圧プレスは46・2%減、フォーミングも42・6%減となったが、自動化・安全装置は2・5倍増となった。
 板金系機械は、前年同月比41・9%増の94億6400万円となり、3か月連続で増加し回復基調が鮮明になってきた。レーザ・プラズマが61・8%増、パンチングが37・0%増、プレスブレーキも22・2%増となった。
 その他、サービス・部品金型は、前年同月比6・3%増の66億2200万円となり、2か月連続で増加した。
 内外別(機種計)では、国内が前年同月比9・4%減の121億9700万円。一般機械は19・9%増、電機1・9%増、鉄鋼・非鉄金属も22・3%増となったが、自動車は37・7%減、金属製品製造業も4・2%減となった。
 一方の輸出は、前年同月比47・5%増の104億4900万円となり、2か月連続で増加。北米向けが19・3%増、中国向けが22・2%増、ロシア向けが45倍増、欧州向けが65・7%増、韓国・台湾向けが24・3%増、インド向けが2・4倍増となり、東南アジア向けが1・5%減となったが、全体的に好調だった。輸出比率は46・1%となり、前年同月より11・6ポイント高まった。