今月のニュース
2020年11月15日(日)2761
2020年9月分の工作機械受注額
8か月ぶりの800億円超え
日工会 内外需ともに回復傾向が強まる

 日本工作機械工業会(日工会、会長=飯村幸生氏・芝浦機械会長)が10月20日発表した2020年9月分の工作機械受注額(確報値)は、前年同月比15・0%減の840億99百万円となり、24か月連続で減少した。前月比は23・7%増と2か月ぶりに増加し、8か月ぶりの800億円超えで本年の最高額となった。9月は、年度上期の期末効果に加え、中国市場の受注増のほか、国内外で自動車関連需要の受注がみられた。
 内需は、前年同月比34・3%減の302億70百万円となり、22か月連続で減少。前月比は31・2%増と2か月ぶりに増加し、6か月ぶりの300億円超えとなった。水準は依然低いものの、期末効果に加え、全11業種すべてで前月を上回るなど、5月を底に回復傾向が継続している。
 内需の主要業種では、一般機械向けが6か月ぶりの120億円超えとなった。自動車向けは、自動車部品、完成車とも前月を上回り、6か月ぶりの70億円超え。航空・造船・輸送用機械向けも6か月ぶりの10億円超えとなった。
 外需は、前年同月比1・7%増の538億29百万円となり、24か月ぶりに増加へ転じた。前月比も19・9%増で、8か月ぶりの500億円超え。堅調な中国をはじめ、主要3極(アジア、欧州、北米)すべてで前月を上回った。
 アジア向けは、東アジア、その他アジアともに前月を上回り、15か月ぶりの250億円超えとなった。中でも中国は、18か月ぶりの200億円超えで、前年同月比でも4か月連続の増加と堅調。 欧州向けは、前月比で2割超えの増加となったが、7か月連続の100億円割れと低調が続いている。
 北米向けは、アメリカが7か月ぶりの140億円超えとなり、北米全体で6か月ぶりの150億円超えとなった。
2020年度上期の受注額は
34・5%減の3964億39百万円

 併せて発表された2020年度上期(4月〜9月)の工作機械受注額は、前年同期比34・5%減の3964億39百万円となった。上期としては3年連続の減少で、2009年以来11年ぶりの4000億円割れ。
 内需は、前年同期比43・4%減の1408億50百万円となり、上期としては2年連続の減少。主要業種は、「電気・精密」のみ半導体関連の受注もあり前期比で増加したものの、多くの業種の受注水準は2009年下期以来のレベルまで減少した。
 外需は、前年同期比28・2%減の2555億89百万円となり、上期としては3年連続の減少。アジア向けは、3半期連続の1500億円割れとなったものの、中国の回復により前期比は5半期ぶりに増加した。

第10回の募集スタート
『バルブフォト五七五コンテスト』
日本バルブ工業会 来年1月末日締切

 いよいよ、日本バルブ工業会(会長=堀田康之氏・キッツ社長)が主催する『バルブフォト五七五コンテスト』の季節がやってきた。
 バルブが、いかに広く世の中で使われているかを知ってもらうため、同工業会が毎年開催しているこのコンテストも、今回で10回目を数える。バルブと日々の暮らしのつながりを写真と川柳で表した、ユーモアあふれる作品、芸術的な作品、ほのぼのとさせてくれる作品、切れ味鋭い作品が毎年数多く同工業会に寄せられている。
 最優秀作品賞に選ばれた1名には賞金12万円と記念の盾が、広報委員長賞1名ならびに優秀作品賞3名にはそれぞれ賞金3万円、入選5名にはそれぞれ賞金1万円が贈呈されるほか、バルブのイメージキャラクターばるちゃん<Oッズ一式などが贈られることとなっている。
 応募期間は2021年1月31日(日)まで。応募方法など詳しくは、日本バルブ工業会ウェブサイト内の特設ページ(https://j-valve.or.jp/valvephoto575/apply/)へアクセスを。
 なお、「新型コロナウイルス感染拡大防止のため撮影者自身が密閉、密集、密接の3密を避け、マスク着用や手指消毒など同ウイルス予防対策に十分注意のうえ写真撮影などに臨んでください。皆さんからのたくさんのご応募、お待ちしています」と、同工業会は呼び掛けている。

産業用ロボット受注額0.6%増
業種、用途などで強弱が混在
日本ロボット工業会 ロボット統計2020年7〜9月期

 日本ロボット工業会(会長=小笠原浩氏・安川電機社長)が10月22日発表した「ロボット統計受注・生産・出荷実績2020年7〜9月期【会員ベース】」によると、産業用ロボットの受注額は前年同期比0・6%増の1716億円で2四半期ぶりの増加、生産額は同8・9%減の1571億円で3四半期ぶりの減少となった。新型コロナウイルス感染症、貿易摩擦などによる不安定な状況が継続しており、業種、用途、仕向け地それぞれにおいて強弱が混在している。
 国内出荷額は前年同期比26・5%減の398億円となり、4四半期連続の減少。前四半期同様勢いがなく、自動車製造業、電気機械製造業を中心に主要業種、用途で減少した。
 輸出額は前年同期比3・2%減の1179億円となり、3四半期ぶりの減少となった。実装用は同用途向け輸出額の半数以上を占める中国向けを中心にアジア向けが堅調。溶接用は欧米向けが大きく減少、底這いが続いている。半導体用は昨年末からの堅調さが継続している。
 発表された2020年7〜9月期の受注・生産・出荷の各状況は次の通り。
 1.受注
 受注台数=4万3627台(前年同期比1・5%減)2四半期連続の減少▽受注額=1716億円(同0・6%増)2四半期ぶりの増加
 2.生産
 生産台数=4万135台(前年同期比11・1%減)3四半期ぶりの減少▽生産額=1571億円(同8・9%減)3四半期ぶりの減少
 3.出荷
 総出荷台数=4万414台(前年同期比12・4%減)3四半期ぶりの減少▽総出荷額=1577億円(同10・4%減)3四半期ぶりの減少
 国内出荷台数=7852台(前年同期比30・7%減)6四半期連続の減少▽国内出荷額=398億円(同26・5%減)4四半期連続の減少
 輸出台数=3万2562台(前年同期比6・5%減)3四半期ぶりの減少▽輸出額=1179億円(同3・2%減)3四半期ぶりの減少
 @国内出荷内訳
 〈電気機械製造業向け〉
 国内出荷台数=2212台(前年同期比20・6%減)6四半期連続の減少▽国内出荷額=109億円(同25・1%減)4四半期連続の減少
 〈自動車製造業向け〉
 国内出荷台数=2591台(前年同期比37・5%減)4四半期連続の減少▽国内出荷額=131億円(同28・5%減)4四半期連続の減少
 A輸出内訳
 〈電子部品実装用〉
 輸出台数=3598台(前年同期比17・0%増)3四半期連続の増加▽輸出額=550億円(同9・1%増)3四半期連続の増加
 〈溶接用〉
 輸出台数=5964台(前年同期比19・5%減)3四半期ぶりの減少▽輸出額=130億円(同20・8%減)2四半期ぶりの減少

ユアサ商事
丸建サービスの株式取得

 ユアサ商事(社長=田村博之氏、本社=東京都千代田区)は2020年10月1日(木)、丸建サービス(社長=高坂勝氏、所在地=名古屋市中川区)の株式を取得し子会社としたと発表した。
 丸建サービスは、愛知県名古屋市で舗装用および基礎工事用建設機械の修理・メンテナンスを営んでいる。その技術レベルの高い修理・メンテナンス体制が評価され、国内舗装機械メーカーや地盤改良機メーカーの指定修理工場のみならず、海外建設機械の指定サービス工場にもなっており、安定的に建設機械の修理・メンテナンス情報が入る仕組みが構築され、確固たる営業基盤を有している。
 丸建サービスの子会社である丸建商事(社長=高坂勝氏、所在地=名古屋市中川区)は、愛知県下を中心に道路建設機械の販売およびレンタル事業を展開しており、とくに道路建設機械を中心としたレンタル機のラインナップは充実し、同地域において安定した業績を確立している。
 両社はユアサ商事建設機械部門と48年におよぶ取引関係があり、建設機械の仕入を通じてユアサ商事と関わってきた。両社の事業リソースを相互に活用することで、ユアサ商事建設機械部門のコア事業である建設機械販売事業の強化と、とくにメンテナンスならびにレンタル機能の装備による事業領域の拡大および両社の中長期的な企業価値向上につながるものとの判断から、ユアサ商事は本件株式取得を実施したという。
 ユアサ商事は「今後、両社の強みと弊社グループの有する幅広い商品ラインナップ、豊富な機能を活かして事業領域の一層の拡大・拡充を図り、持続的な成長を目指してまいります」とコメントしている。

コロナ禍における地方での展示会に業界も注目
「2020オータムフェア」開催
吉岡幸 展示会の様子をライブ配信

 建設・産業資材のトータルサプライヤー、吉岡幸(社長=吉岡正盛氏、本社=福井市宝永3-22-5)は10月14日、福井市二の宮の吉岡幸テクノセンターにて「2020吉岡幸オータムフェア〜幸せディスタンス〜」を開催した。
 同フェアは、溶接関連、作業工具、配管資材を基本に現場の効率化を提案する展示会として2001年から毎年行われてきたが、20回目を迎えた今回は、コロナ禍における展示会として従来から180度考え方を見直し、3密を避けるためにメーカー数を絞り、オンラインを使った新しい形で実施。リアルな商品展示に加えて、会社や自宅にいながら展示会を見られるように、会場の様子をYouTubeで生中継したほか、出展各社のイチ押し展示品をライブ動画で紹介するなどした。
 同社によると、当日会場には224名が来場。ライブ配信については10分間16コマの配信を行い、県内のユーザーだけでなく、全国の業界関係者らが多数視聴したという。
 吉岡社長は「今回はコロナ禍ということで、開催するか否かという根本原則から見直さねばなりませんでしたが、環境に合わせた形の3次元型展示会(@リアルな展示会AYouTubeによるライブ配信B展示会終了後のホームページからの商品案内)の開催を無事することができました」と振り返り、より良い次回展示会に向けての手応えも感じられたようだった。

工作機械や関連機器の最新情報が集まる
“ものづくりのオンライン展示会”
多彩なオンラインセミナーも連日開催
「JIMTOF2020 Online」
世界9カ国・地域から395社が出展16日(月)より開催

 日本工作機械工業会(会長=飯村幸生氏)、東京ビッグサイト(社長=石原清次氏)主催の「JIMTOF2020 Online」が11月16日(月)〜27日(金)の12日間、Webサイト上で開催される。世界9カ国・地域から395社(国内370社・海外25社、10月26日現在)が出展する。
 「JIMTOF2020 Online」は、最先端の工作機械やその関連機器・技術が世界中から集結し、高度な情報交換の場として活用することができるオンライン展示会。動画配信や資料掲載を通じ、新製品・新技術が紹介され、来場者はそれらの最新情報に、時間や場所の制約なくアクセスすることができる。
 同展への入場は、完全登録制となっている(無料)。事前入場登録は、公式Webサイト(http://www.jimtof.org/online/jp/index.html)にて受付中。
未来のモビリティを
テーマにした講演など
 同展では、工作機械やロボット業界に関連する研究者や著名人が登場し、最先端の研究成果やものづくりに関する技術の展望を知ることができる、多彩なオンラインセミナーを連日開催する。
 「主催者セミナー」は、全8本を公開。イベントの初日となる16日(月)には、基調講演として「すべての人に移動の自由を―未来のモビリティ社会に向けた自動運転開発の取組み―」をテーマに、トヨタ自動車先進技術開発カンパニー先進安全領域統括部長の鯉渕健氏が登壇する。20日(金)には特別講演として、「ガンダム、横浜で動く〜ガンダムGLOBAL CHALLENGE〜」をテーマに講演を行い、18mの実物大ガンダムを動かすことに挑戦する“ガンダムGLOBAL CHALLENGE”に携わる人たちが、ロボット技術や同プロジェクトの展望について語る。いずれのセミナーも入場登録することで無料で聴講することができる。
 また、前回のJIMTOF2018でも好評だった、学生を対象にした「工作機械トップセミナー」を21日(土)にオンラインで開催する。工作機械メーカー経営者による講演、工作機械産業に従事するエンジニアによるラウンドテーブルトーク、工作機械関連企業とのオンライン交流会を予定している。参加は学生限定で、入場登録とは別に聴講登録が必要。
2年に一度開催してきた
JIMTOFをオンラインで開催

  「JIMTOF(日本国際工作機械見本市)」は、工作機械やそのあらゆる周辺機器が一堂に会する、ものづくりの総合見本市であり、かつ最先端の技術・製品が世界中から集結する、世界最大級の国際技術ショーだ。1962年から2年に一度開催され、50年以上の歴史を有している。工作機械、鍛圧機械、工作機器、機械工具、ダイヤモンド・CBN工具、研削砥石、歯車・歯車装置、油圧・空気圧・水圧機器、精密測定機器、光学測定機器、試験機器、CAD/CAM等、広範囲の製品分野において、各出展者の様々な最新の製品、技術が紹介されてきた。JIMTOFは、製造業で活用される各種製品分野の最新情報を入手できる展示会として定評がある。
 本年12月に開催を予定していた、第30回となる「JIMTOF2020」は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が延期されることに伴い展示会場を計画通り確保できなくなったことから、中止となった。しかし、新製品発表の場や商談の機会がほしいという出展者のニーズに応えるべく、オンライン開催が決定した。
開催概要
 【名称】JIMTOF2020 Online
 【会期】2020年11月16日(月)午前10時〜11月27日(金)午後5時
 ※2020年11月27日(金)午後5時〜12月11日(金)午後5時まではアーカイブ期間
 【開催時間】終日
 ※11月16日(金)〜11月27日(金)は、日本時間午前10時〜午後5時をコアタイムとする
 【会場】JIMTOF2020 Online Webサイト上
 【主催】一般社団法人日本工作機械工業会/株式会社東京ビッグサイト
 【後援】外務省、経済産業省、東京都、日本商工会議所(予定)
 【協賛】日本工作機械輸入協会、(一社)日本鍛圧機械工業会、日本精密機械工業会、日本機械工具工業会、(一社)日本工作機器工業会、日本精密測定機器工業会、研削砥石工業会、ダイヤモンド工業協会、日本光学測定機工業会、(一社)日本フルードパワー工業会、(一社)日本試験機工業会、(一社)日本歯車工業会
 【運営協力】株式会社日経イベント・プロ
 【出展物】工作機械/鍛圧機械/工作機器/機械工具(切削工具、耐摩耗工具)/ダイヤモンド・CBN工具/研削砥石/歯車・歯車装置/油圧・空気圧・水圧機器/精密測定機器/光学測定機器/試験機器/制御装置および関連ソフトウェア(CAD、CAM等)/その他工作機械に関する環境対応機器装置・機器・資材・製品・技術及び情報
 【入場方法】完全登録制(無料)
 【出展規模】395社(国内370社、海外25社)※10月26日現在
 【出展参加国・地域】9カ国・地域…アメリカ、オーストリア、中国、インド、イタリア、日本、韓国、スイス、台湾(アルファベット順)

開幕に向けて
(一社)日本工作機械工業会会長 飯村幸生 

 コロナ禍で経済活動が制約される中、中止となった「JIMTOF2020」出展申込者へのフォローと、新製品発表の継続的な機会創出を期して、鞄結档rッグサイトと共同で「JIMTOF2020 Online」を開催します。
 国内初の本格的な工作機械WEB展となる本展には、内外の有力メーカー約400社が集結し、動画配信等を駆使して最先端の工作機械や関連機器・技術を披露します。また、来場者との名刺交換やチャット機能を通じて、リアル展と同質の双方向ビジネスを可能としました。
 合わせて、来場者の満足度向上を目指し、従前にも増して、併催行事の充実にも力を入れております。主催者セミナーでは、5G、量子コンピューター、アディティブマニュファクチャリング、AIなど、時流に沿った8テーマの講演を連日用意しました。加えて、人材確保・育成の視点から、11月21日〓にはJIMTOF学生企画として業界に定着している「工作機械トップセミナー」も配信します。工作機械メーカートップの講演や、若手・ベテラン技術者によるラウンドテーブルトーク、学生と当会会員メーカーがつながるOnline交流会など、リアル展に近いプログラムを準備して、学生諸君の参加をお待ちしております。
 これまで、時間と距離の制約で、リアル展にご来場頂けなかった方も含め、多くの皆様のアクセスを心より歓迎申し上げます。本展が工作機械市況を回復させる良きビジネス契機となれば望外の喜びです。
 なお、次回JIMTOF2022は、2022年秋に東京ビッグサイトで開催を予定しております。
 また、当工業会では、来春以降の開設を視野に会員メーカーによる常設の工作機械WEB展示場について検討を開始するところです。JIMTOF同様、工作機械ビジネスの発展に貢献する場に仕上げたく、皆様のご支援をお願い申し上げます。

ご挨拶
鞄結档rッグサイト
代表取締役社長 石原清次

 株式会社東京ビッグサイトは、一般社団法人日本工作機械工業会との共催により、「JIMTOF2020 Online」を11月16日より27日までの12日間、開催致します。
 これは、コロナ禍で中止を余儀なくされた「JIMTOF2020」の出展者をはじめ、業界各社の新製品発表や新たな顧客確保の機会を設けるため、オンラインでの展示会を開催することとしたものです。今回、世界8カ国・地域から394社にご出展いただき開催できることは、出展者並びに協賛団体、関係の皆様のJIMTOFに対する熱意の賜物と改めて感謝申し上げます。
 WEB上に開設する本展は、9つにエリア分けしたオンライン展示と、オンラインセミナーで構成されます。
 オンライン展示は、出展各社の製品が画像・動画で確認できる他、チャット機能によるリアルタイムな情報交換や、出展者ワークショップによる新製品紹介等を閲覧いただくことが可能で、実りある商談の実現をサポート致します。
 オンラインセミナーでは、AIや5Gをテーマにした専門性の高いセミナーに加え、コロナ禍で注目される産業防災に関するセミナーや、ものづくりに興味を持っていただけるような話題性あるテーマも企画しております。
 オンラインならではの特徴として、時間や距離の制約がなく閲覧できるうえ、会期後のアーカイブ期間を含めると実質4週間閲覧が可能です。本展に多くの方がご参加いただき、国内外の取引回復の一助となることを期待しております。
 現在、東京ビッグサイトにおいても「3密」を避けながらの所謂リアル展示会の開催が拡大しております。次回JIMTOF2022は、現物に触れながら、直接担当者との商談を行えるリアル展示会として、例年どおり2022年秋に東京ビッグサイトを会場として開催する予定です。
 今後とも当社はJIMTOFが「世界で最も早く最先端の工作機械が見られる見本市」として、より一層発展できるよう、努めてまいります。

JIMTOF2020  Online特集
非接触式ツールプリセッタ
Raptor(ラプター)
エヌティーツール 出展エリア工作機器

 エヌティーツール(愛知県高浜市芳川町1-7-10)からは、非接触式ツールプリセッタ・Aegis-@(イージスアイ)シリーズ『Raptor(ラプター)』(自動測定タイプ)を紹介する。
 完全自社開発だからこその、現場に合わせたソフトウェアのカスタマイズに対応してくれる『Raptor』の最大測定範囲は径φ400o、高さ500o。カメラアームはモーター駆動によるX/Z軸の自動運転を測定プログラムに基づいて行うので、作業者の拘束時間を低減し、現場の生産性を高めてくれる。
 非接触式測定だから刃物の刃先を傷めることもなく、ダイヤモンドやCBNなど高価な工具の測定にも最適。その操作性はとても簡単であり、ヒューマンエラーを低減してくれるはずだ。
 ツールの取り付け・取り外しの繰り返し精度が安定するメカニカルクランプ方式を採用。機上でコレットホルダのキャップ締め付け(60N・mまで)が可能な点もうれしい機能のひとつだ。標準装備されているアダプタトレイは、効率的な作業をするうえできっと役立つことだろう。
 詳しくは、本社営業▽電話=0566(54)0101、または同社ウェブサイト▽https://www.nttool.com/へアクセスを。

新・傘型回転センター
BRFが12月1日新発売
二村機器 出展エリア工作機器

 愛知ブランド認定企業の二村機器(名古屋市中村区岩塚町字九反所55番地)から、待望の新製品が12月1日(火)に発売される。
 新製品『傘型回転センターBRF (Bevel Rolling  centers Fine)』は、ユーザーからの要望が多かった抜きナット付に変更可能な製品であり、同社従来品と比較して剛性がアップしている点が特長だ。抜きナットはオプションだが必要に応じて後付けが可能である。
 パイプ状、リング状の加工物のセンター押しとして用いられる本製品。全アイテムに防浸対策シールが標準装備されている。またモールステーパーはbR、bS、bTをラインアップ。先端角度は60度と75度の2種類の設定が用意されている。
 本製品に関して詳しくは、本社▽電話=052(411)1196撃ワたは大阪・東京各営業所へ問い合わせるか、メールアドレス▽otoiawase@futamurakk.co.jpまで。

連続で安定した加工と長寿命を実現
「Z-PRO VUシリーズ」
彌満和製作所 出展エリア機械工具

 彌満和製作所(東京都中央区京橋3-13-10)は、マシニングに最適化したタップシリーズ「Z-PRO」のVUシリーズと管用AUSPシリーズを紹介する。
 「Z-PRO VUシリーズ」は、マシニング+水溶性切削油材加工に最適な究極のタップである。過酷な加工環境でも安全にタッピング加工ができるように適正な突き出し長さを確保し独自の刃形状と溝形状によって切りくずの排出向上と切削抵抗を低減した。高級粉末ハイスに特殊コーティングの採用で耐久力にも優れている。さらに「コーティングスパイラルタップVUSP」には食付き長さ1・5山のショートチャンファが新たに加わった。
 「Z-PRO 管用AUSPシリーズ」は、管用テーパねじと管用平行ねじのむしれ改善に抜群の効果を発揮するタップである。独自の刃形状と特殊コーティングの採用によって、良好なめねじ肌と工具寿命が得られる。また、全長はセミロング品とロング品の採用で適正な工具突出し量を確保し、切りくずのホルダへの干渉を回避している。管用めねじの加工で究極の美肌が得られるタップとなっている。

高送り/肩削り加工用工具
「マルチエクストリーム」
ダイジェット工業 出展エリア機械工具

 ダイジェット工業(大阪市平野区加美東2-1-18)は、新製品の高送り/肩削り加工用工具「マルチエクストリーム」を出展する。
 マルチエクストリームは、高送り加工と肩削り加工のマルチな加工が可能な両面6コーナ小型インサートタイプの刃先交換式カッタ。ボアタイプフライスEXM形、エンドミルタイプEXM形およびモジュラーヘッドタイプMEX形をラインナップし、新シリーズとして今年5月に発売した。
 【特長】
 ▽本体は、軸方向切込み量(ap)最大2ミリの高能率高送り加工が可能なHFタイプと、平面・立壁・隅加工の肩削り加工が可能なSMタイプの2種類をラインナップ。本体を変え、同一インサートで高送り加工と肩削り加工に対応。また、SMタイプ本体には識別用の溝を入れているため、HF・SMタイプ本体の識別も容易。
 ▽インサートは、両面使用可能な6コーナ仕様で経済的。小型インサートの多刃仕様により高能率加工が可能。
 ▽インサート拘束面はダブテイル構造を採用。インサートをねじ1本で強固に固定でき、切削抵抗によるインサート動きを抑制、安定した長寿命加工を実現。
 ▽インサート材種は、耐欠損性と耐摩耗性のバランスに優れた汎用性の高いPVDコーティング材種「JC8050」および、難削材・高硬度材加工に適する「JC8118」を採用。一般鋼からプリハードン鋼、鋳鉄、50HRC以下の焼入れ鋼まで幅広い被削材に対応可能。
 【主用途】
 炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、50HRC以下の焼入れ鋼、鋳鉄、ステンレス鋼の高送り加工および肩削り加工用。

“速くキレイに削れるecoなホルダ”
グリーンG1チャック
ユキワ精工 出展エリア工作機器

 ユキワ精工(新潟県小千谷市千谷2600-1)は、“速くキレイに削れるecoなホルダ”として2011年の発売以来好評のグリーンG1チャックシリーズを紹介する。
 グリーンG1チャックは、生産現場が抱える「効率化」「工程集約」「コストダウン」といった課題に対応するため、ツーリングシステムに求められる「高剛性」「高振れ精度」「高把握力」を備え、従来よりもより速く、よりキレイに♂チ工を行うためのツールホルダとして開発され、進化を続けている。
 【製品の特長】
 @切削工具が長持ちする。
 同社のベストセラー商品であるスーパーG1チャックと同様に総合芯振れ精度5μ以内を保証。高い振れ精度で加工を行うことができるため、加工時の工具への負担が大幅に軽減し、工具寿命を延ばすことができる。
 Aワークの加工面がきれいに仕上がる。
 ホルダ内部の振動減衰構造で振動を発生しにくくすることにより、高速・重切削でもワークの仕上がりが良好。
 B加工送り速度を上げられる。
 振動減衰構造により、高速・重切削時の振動を発生しにくくする。振動が発生しにくくなるため、現状よりも条件を上げた加工にトライすることができる。
 C切削音が静かになる。
 振動減衰構造に加え、ホルダの高い剛性によりミーリング加工時に発生するビビリ音を抑えることができる。
 【製品仕様】
 シャンク形状=BBT30/BBT40/BBT50/HSK63A
 コレットサイズ(専用コレット SGコレット)=φ1・0〜φ25

より多彩な工具測定が可能に
「JUST-SCOPE-RX」
菱高精機 旋回角度拡大など機能を追加

 菱高精機(高知県高岡郡中土佐町上ノ加江2085-2)の誰でもどこでも簡単に工具測定ができる画像工具測定器「JUST-SCOPE(ジャストスコープ)」に、バージョンアップ品が登場した。
 「JUST-SCOPE-RX(MSR-100RX)」は、旋回可能角度を90度から135度に拡大し、さらに違った目線からの計測が可能になった。段付きドリルなどの逃げを見ることができる。旋回角度はデジタル表記に変わり、より細かい旋回が可能になった。
 同製品は、1000万画素のカメラ(4Kカメラ)を採用。撮像範囲を広げると共に高精細な撮像が可能になった。
 また、装置本体は大きくなったものの、パソコンを標準で付属し、パソコンとモニターを一体化しアームによって本体と接続することで、全体の設置面積はコンパクトになった。
 測定は、測りたい工具をVブロックに置いて、照明とカメラのピントを合わせるだけ。直感的でシンプルな操作画面は、誰でもいつでも簡単に使うことができる。工具をカメラに対して旋回し、自由に任意方向からの測定が可能。
 その他、標準レンズでは撮影しきれない小径の刃物も精細に高解像度で撮影することができる、小径用レンズ、中径用レンズもオプションで用意している。

JIMTOF2020  Online特集
ミリング用コーテッド超硬材種ACU2500など
新材種・新製品を中心に出展
住友電気工業 出展エリア機械工具

 住友電気工業(ハードメタル事業部名古屋=名古屋市西区牛島町)は、新材種・新製品を中心にonline展示会に出展する。その一部を次に紹介する。
 【ミリング用コーテッド超硬材種ACU2500】
 機械部品加工において、工具寿命向上によるコスト低減、高能率加工による生産性向上、突発的なトラブル抑制による設備の自動化などが求められており、近年では、一台の加工設備で様々な被削材を加工する工具の需要が増加している。
 これらのニーズに応えるため、同社では幅広い被削材で安定長寿命を実現するミリング用コーテッド超硬材種「ACU2500」を開発。広範な分野のミリング加工への対応を可能にすべく、インサート型番を主要カッタへ大幅に拡大して販売を開始した。
 【超硬ソリッドリーマSumiReamer-SSR型】
 リーマ加工では、穴径、面粗さなど高精度の穴品位が要求されると同時に、近年、生産性向上のためリーマ工具への加工能率改善要求がますます強まっている。
 同製品は、切れ味と刃先強度を兼ね備え、従来のリーマと比較して加工能率60倍以上を実現。さらにリーマ専用コーティングにより優れた耐摩耗性、耐熱性を有し、安定長寿命加工を実現する。
 〈特長〉
 ▽高精度穴加工と安定長寿命加工=微小チッピングのない優れた刃先品位により、高能率加工においても良好な穴面品位を実現。
 ▽穴径安定=バックテーパを最適化。穴壁面との擦り抵抗を低減させることで穴径が安定する。
 ▽スムーズな切りくず排出=右ねじれフルート採用により、優れた切りくず分断性と排出性を確保。さらに、最適なオイルホール設計によりスムーズな切りくず排出を実現する。

全長30pの世界最小レーザーマーカー
「NanoVISU」
東 陽 出展エリア機械工具/その他

 東陽(愛知県刈谷市中山町3-38)は、各種刻印機を紹介する。レーザーでは、世界最小のオールインワンレーザーマーカーの「NanoVISU」(オートメーター社製)や、UVレーザーマーカーの「UV ONE」(テレシス社製)を、ドット式刻印機では「TMP1700/TMP4750」(テレシス社製)や「ADP5090」(オートメーター社製)等、幅広いラインアップを揃えている。
 「NanoVISU」は、イタリア・オートメーター社が開発した全長30pの世界最小レーザーマーカーである。新技術e-Waveを搭載したコンパクトかつ低価格なレーザーユニット。「UV ONE」は、鉄から透明な樹脂まで幅広く対応可能な1Wのオールインワンモデル。一方、「TMP-1700」は独自のエアリターン方式を採用した高いコストパフォーマンスを実現したモデル。「TMP4750」は、深い刻印、広い刻印エリアを実現した新モデル。より深い刻印を可能にしたダブルストライク機能を搭載し、140o×140oの広範囲な刻印エリアが特長。「ADP5090」は、操作性抜群のタッチパネル式コントローラーAC500との組合せで、幅広いドット刻印に対応可能な万能モデル。
 同社は豊富なラインアップでユーザーの様々なニーズに応える。

オンラインセミナー
〜最先端の研究結果やテクノロジー
の未来に触れられる12日間〜

 ■主催者セミナー
 ※すべてのセミナーが視聴無料/英語対応
 【基調講演】11月16日(月)14時〜15時
 「すべての人に移動の自由を―未来のモビリティ社会に向けた自動運転開発の取組み―」▽鯉渕健氏(トヨタ自動車先進技術開発カンパニー先進安全領域統括部長)
 【講演@】11月17日(火)11時〜12時
 「量子コンピュータ研究開発の現状と展望」▽西森秀稔氏(東京工業大学科学技術創成研究院特任教授)
 【講演A】11月17日(火)14時〜15時
 「ものづくりで夢を叶える〜経営危機から航空宇宙産業を支えるイノベーター企業へ・挑戦し続ける由紀精密〜」▽大坪正人氏(由紀精密、由紀ホールディングス代表取締役社長)
 【講演B】11月18日(水)11時〜12時
 「人工知能とともに生きる未来〜本当は、ずっと愚かで、はるかに使えるAI〜」▽山田誠二氏(国立情報学研究所教授、総合研究大学院大学教授、東京工業大学特定教授、人工知能学会元会長・顧問)
 【講演C】11月18日(水)14時〜15時
 「金属材料のAdditive Manufacturingの基礎から見える未来予想図」▽笹原弘之氏(東京農工大学工学府機械システム工学専攻教授)
 【講演D】11月19日(木)11時〜12時
 「5Gネットワークが作る新しい社会《ビッグデータからダイナミックデータへ》」▽山中直明氏(慶應義塾大学理工学部情報工学科教授、慶應義塾先端科学技術研究センター所長)
 【講演E】11月19日(木)14時〜15時
 「多様な災禍を前にした産業防災」▽福和伸夫氏(名古屋大学減災連携研究センター長教授)
 【特別講演】11月20日(金)11時〜12時
 「ガンダム、横浜で動く〜ガンダムGLOBAL CHALLENGE〜」▽宮河恭夫氏(ガンダムGLOBAL CHALLENGE代表理事、バンダイナムコエンターテインメント代表取締役社長)▽橋本周司氏(GGCリーダー、早稲田大学名誉教授)▽ピトヨ ハルトノ氏(GGCリーダー、中京大学工学部教授)▽石井啓範氏(GGCテクニカルディレクター)
 《海外向け再配信》各配信日の深夜に、時差のある海外向けに再配信する。午前の講演=配信日の23時〜24時※11月20日の講演のみ24時〜25時、午後の講演=配信日の24時〜25時。
 《オンデマンド配信》11月23日(月・祝)10時~11月27日(金)17時は、いつでも何度でも視聴可能。
 ■工作機械トップセミナー
 ※参加は学生限定。入場登録とは別に聴講登録が必要。
 11月21日(土)13時30分〜16時30分
 【講演】工作機械メーカ経営者から学生へのメッセージ▽石井常路氏(岡本工作機械製作所代表取締役社長)
 【ラウンドテーブルトーク】工作機械エンジニアとしての現在と未来(工作機械産業に従事するエンジニアによる、ラウンドテーブルトーク)▽ファシリテータ=松村隆氏(東京電機大学工学部機械工学科教授)
 【オンライン交流会】交流会に参加する工作機械関連メーカと、オンラインで交流することができる。

コロナ禍の影響が具体的に
= 景気回復には最低2年 =
名機工同友会アンケート形式で情報交換

 新型コロナウイルスの影響により2020年は多くの展示会や各団体の例会などが中止もしくは延期の決断を余儀なくされている。そんななか、名機工同友会(会長=吉野栄一氏・吉野機械工具社長)は会員同士の情報交換をメールによるアンケート形式で実施した。その集計内容は以下の通りだ。
     ◇
【コロナウイルスの売上への影響は?】
●3〜5月は前年比10%のダウン、6〜8月は同40%ダウンした。
●切削工具を中心に25%落ちている。
●だいたい20〜30%減で推移。とくに切削工具の落ち込みが目立つ。
●自動車やパチンコ設備に関して落ち込んでいるように思う。
●稼働日数が少なくなったことも影響しているが切削加工品・切削工具が5月以降激減している。
●全体的に落ち込んでいるが、とくに設備関係が大きいように思う。
●切削工具を中心に、その他消耗品など、平均すると約20%のダウン。
     ◇
【雇用調整助成金を活用しているか?】
●緊急事態宣言以降から活用。現在は業務と若い営業マンに休業を入れて引き続き活用中。
●会社は通常通り営業しているが、加工部門の社員とパート全員に対し1人週1回の休業日を設け、活用させていただいている。
●現在まで活用していないが、単月の売上が前年対比半分以下になれば申請する予定である。
●助成金ではないが6月に「新型コロナウイルス感染症対応資金」(無担保・保証金ゼロ+金利ゼロ)の県制度融資を利用した。
●雇用調整助成金は申請していないが持続化給付金は受け取った。
     ◇
【コロナ禍にあって夏の賞与は?】
●夏の賞与は通常通り出したが、冬の賞与についてはコロナの影響分は減額することを社員に伝えている。
●全体で10%ほどダウンした。今後も不透明なため何とも言えないが、冬は20%以上のダウンになるかも。
●夏は通常通り支給したが、このままの数字で推移すれば冬は減額もやむを得ないと思っている。
●夏の賞与は、個人差はあるが昨年と比べ10%ほど減。冬は未定だが、合計で30%以上の減少となるはずだ。
     ◇
【コロナ禍の前と後で営業手法などに変化は?】
●海外の客に対しては現状渡航できない状況なので完全なリモートワークとなっている。
●3密を避け、マスク着用で会議を開催。メーカーとはZOOMなどを使い商談している。
●対面営業は機械工具商としては基本であり、欠かせないものと考えている。しかし対面を好まれない状況も出てくると思われるので、そのためのリモートワークの準備は終えている。
●残念ながらリモートワークのシステム構築ができておらず、従来通りの営業スタイルでここまでやってきている。
●5月頃よりメーカーとの同行は控えている。
●メール配信システムを活用して商品PRをする予定。
     ◇
【コロナ禍だからこその業務の効率化や社員のスキルアップなど教えて】
●以前から業務の効率化(営業マンの内勤業務の低減)をしたかったので試しにRPA(Robotic Process Automation)に取り組んでいる。
●業務改善(従来の顧客・商材・手法からの脱却)を実践中(各個スキルアップ、情報収集・交換から新規の成功パターンを構築すること)。
●今は時間が作りやすいので、勉強会や講習会に積極的に参加するよう指示している。売上が無い分、そういったところを冬のボーナス査定にすると伝えている。
●まずは自分が感染しないように、を第一に行動するよう言っている。
●メーカー勉強会(WEBセミナー)へ参加している。
     ◇
【コロナ以前の景気に戻るまでどれくらいの期間を要するか?】
●客先によって違いが出るのでは。早いところは10月くらいからであろうし、遅いところは2年以上かかると思う。
●リーマンショック時、弊社売上が回復傾向を示すのに1年半ほどを要した。それを鑑みて、2021年3月頃には回復傾向がみられるのではと推測している。
●2〜3年かけてゆっくりと戻ってくると予想しているが、それでも昨年や一昨年の80%ほどではないかと思う。
●2年で回復しなければ現状が平均になると思われる。
●消耗工具の需要(国内)は将来にわたって以前のピークより増加することはないと考えている。今後の展開として、マーケットシェアを増加させるか、新規商品に取り組むしかないと考えている。
●東京五輪・パラリンピックが開催されれば割と早く回復するのではと思うが、万が一中止となれば、回復傾向がみられるのは2022年以降になると考えている。
●今後、増税が予想され設備投資や個人消費が減少すると考えている。前々年対比で10%減くらいまでの回復として、3年程度要するのでは。製造業の再編成も想定しており、ターゲットとする顧客の見極めが必要となるだろう。
●回復するには、まだまだ5年以上は要すると思う。
●半導体や5G関連、医療や食品関連の顧客を有している機械工具商社は業績があまり落ちていない傾向にある。
以上だ。

テレワークを応援! 使用場所や高さも自由自在
レバー式昇降テーブル新発売
山善 くらしのeショップなどで販売

 山善(社長=長尾雄次氏、本社=大阪市西区)は、テレワークにぴったりの、使用者に合わせて高さが変えられる「レバー式昇降テーブルKUT-7040」と「レバー式昇降パーソナルデスクKUP-6045」を、全国の家電量販店、ホームセンター並びに同社が出店・運営するインターネット通販「くらしのeショップ」などで10月上旬より順次販売を開始している。
 同社が今年1月に発売した昇降デスクは、4月に入り、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務、テレワークが増加したことにより、仕事用デスクとしての需要が伸びている。
 そこで今回、昇降デスクシリーズにパーソナルユースに最適なサイズとして、「レバー式昇降テーブル」と「レバー式昇降パーソナルデスク」を新たに追加。ノートパソコンで作業する際にちょうど良いコンパクトな机のサイズで、椅子に座って使用することはもちろん、立ちながらの使用など、様々な形で使用できる。
 10月上旬発売の「レバー式昇降テーブル」は、机の高さを60〜95pまで調節可能。「コの字型」で60pまで下がるので、ソファやベッドでの作業用テーブルやサイドテーブルとしても使用できる。ガス圧式のレバータイプのため、高さ調節はスムーズかつ無段階で行える。また、低床キャスターを採用することで、脚部がソファと床面との狭い隙間にも入り込むため使いやすいうえ、床面との距離も近く、低重心で安定感がある。天板には天然木突板を使用。4色のカラーバリエーションで、どんな部屋にも溶け込む。
 また、支柱が中心にあることで安定感があり、デスクとしての使用に特化した「レバー式昇降パーソナルデスク」は12月上旬に発売される予定。
 【商品特長】
 (1)ガス圧式のレバー操作で机を簡単昇降
 「レバー式昇降テーブル」は気軽にサイドテーブルとして使用もできるコの字型。高さ60〜95pまで調節でき、ソファやベッドでの使用、座りから立ち姿勢まで多くのシーンに適している。
 「レバー式昇降パーソナルデスク」は机の高さを67・5〜102pとした。支柱が中心にあることで安定感があり、デスクとしての使用に特化している。
 (2)安定性のある低床キャスター≠採用
 低床キャスターは、床面との距離が近く、低重心で安定性が高いほか、「昇降テーブル」はコの字型なので、脚部(高さ約3・5p)がソファやベッドと床面との隙間に入り込み、サイドテーブルとしても使用可能。
 (3)天板に天然木突板を使用
 リビング、ダイニングなど様々な場所で使用できるよう、部屋に溶け込みやすい天然木の突板を使用。また、突板を使用することで強度もあり、安心して使用できる。天板のカラーは部屋のインテリアに合わせて4色(オーク、ウォルナット、ホワイト木目、ブラック木目)を用意した。
 【商品ラインナップ】
 (1)レバー式昇降テーブルKUT-7040
 カラー=オーク、ウォルナット、ホワイト木目、ブラック木目▽サイズ=約W70×D40×H60〜95p▽天板材質=突板18oMDF▽フレーム材質=スチール▽販売価格=オープン▽発売開始=10月上旬
 (2)レバー式昇降パーソナルデスクKUP-6045
 カラー=オーク、ウォルナット、ホワイト木目、ブラック木目▽サイズ=約W60×D45×H67・5〜102p▽天板材質=突板18oMDF▽フレーム材質=スチール▽販売価格=オープン▽発売開始=12月上旬
山善『三遠ネオフェニックス』を
公式スポンサーとして応援

 山善は、10月2日に開幕したプロバスケットボールB.LEAGUE(Bリーグ)に所属する『三遠ネオフェニックス』を、公式スポンサーとして今シーズンも引き続き応援する。
 『三遠ネオフェニックス』は、チームの不変のスローガン「全心全力」を胸に、日々高い目標に向かって挑戦しながら、スポーツの普及や振興を通じた地域貢献活動にも積極的に取り組んでいる。
 同社は、その姿勢に共感し、2008年から同チームを応援してきた。コロナ禍においてもチーム一丸となってホームタウン活動を実施し、愛知県の東三河地域と静岡県の遠州地域に元気と活力を届ける同チームのさらなる飛躍を願い、今シーズンもプラチナスポンサーとして応援していくとしている。
 『三遠ネオフェニックス』は、プロバスケットボールBリーグのB1西地区に所属。愛知県豊橋市と静岡県浜松市をホームとして活動している。公式ホームページは https://www.neophoenix.jp/

役員人事
MINEZAWA

 MINEZAWA(社長=峰澤彰宏氏、本社=愛知県岡崎市)では、10月20日開催の定時株主総会ならびに取締役会において次の役員が選任され、それぞれ就任した(敬称略)。
 代表取締役社長=峰澤彰宏▽取締役=前田俊幸▽同〈新任〉=峰澤匡範▽監査役=峰澤幸江▽執行役員=皆瀬慎治▽同=太澤幸利

耐性・強度に優れた次世代ライニング材
「ポリウレア」を見て触れて体感
オータケ 名古屋物流センターで見学会

 管工機材卸商社のオータケ(社長=村井善幸氏、本社=名古屋市中区)は、同社が施工販売を強化している、多様な変状要因から基材を保護するライニング材「ポリウレア」の吹き付け見学会を10月22、23の両日、同社名古屋物流センター(名古屋市中川区)で開いた。幅広い分野のメーカーなどから2日間で60名超が参加し盛況だった。
 ポリウレアは、イソシアネートとポリアミンの化学反応によって形成される樹脂化合物で、硬化時間が極めて速く、防水性・耐薬品性・耐摩耗性・耐熱性・防食性に優れ、さまざまな用途で対象物の強度を高めるライニング材。製品のコーティングや施設、設備のライニングなどに使われる。
 ポリウレタンなどの代表的なライニング材と比較して、米国では性能面でポリウレアが高く評価され広く使用されているという。
 オータケが販売するのは米NUKOTE(ニューコート)社製「NUKOTEポリウレア」(日本総販売元=金森藤平商事)で、中部地区を中心に全国展開する。
 今年の9月9〜11日に愛知県国際展示場で開催された「第5回名古屋ものづくりワールド」にオータケとして出展し、建物や設備を長期間保護するポリウレアの特性をPRしたところ、各方面から注目が集まった。
 見学会では、午前中に1回と午後から2回、2日間で合計6回の吹き付け実演が行われた。参加者は、スプレーによって塗布された後、わずかな時間(数十秒〜数分)で触っても全く手につかないポリウレアの速乾性を体験。また、それぞれの使用目的に合わせて参加者が持ち込んだ部材に塗布し、出来栄えを確認するなどしていた。
 説明・実演を担った金森藤平商事の担当者は「お客様から提案され、実際にやってみると、我々が思いもつかなかった使用方法、目的が見えてくることもある」と話し、ポリウレアの用途拡大に期待を寄せていた。
 【ポリウレアの特徴】
 @優れた柔軟性と強度
 ポリウレアの最大の特徴は、強度と柔軟性。グレードによっては400%以上の伸長率を誇る。その柔軟性がもたらす強度は、軍事施設の防爆対策としても使用されるほど。特にコンクリート基材のクラックには割れることなく追従、基材の保護に力を発揮する。
 A施工が早い、硬化が速い
 スプレー塗布による施工で1日当たり数百uの施工が可能。吹き付け後、硬化に要する時間は数十秒〜数分で、施工後数時間で歩行可能、条件によっては数時間で供用可能となる。
 B優れた耐薬品・防食性
 激しい摩耗、薬品・海水による腐食、熱影響、衝撃による割れなど、さまざまな劣化要因が複合して起きる環境下において、ポリウレアはその特性を発揮し、長期間基材を保護し続ける。耐薬品性能の高いグレードでは50%硫酸への長期耐性を有し、腐食要因(酸・アルカリ等)から基材を保護する。
 また、JIS規格、塗料摩耗試験においても試験後塗膜損耗量3rと他のライニング材料と比較して格段の耐摩耗性を有する。耐候性にも優れ、過酷な屋外環境下でも長期間安定した強度を発揮する。
 同商品についての問い合わせは、オータケ各支店、営業所まで。

表面構造が複雑な実装基板も安定搬送
搬送の汎用化&ESD対策を実現
シュマルツ 新型ハンド「SCG-HSS」

 真空機器専門メーカーのシュマルツ(日本法人=横浜市都筑区、社長=ゲッテゲンス・アーネ氏)は、強い吸引で凹凸や通気性のあるワークにも対応可能なコンポジットグリッパーの性能を活用し、より大きな凹凸や複雑な表面形状にも対応する新型の真空ハンド「SCG-HSS」をラインアップした。
 SCG-HSSは、ワークとの接地面に円筒状に「ならいピン」を設置した真空グリッパーであり、従来のパッドでの吸着ではカバーしきれなかった激しい凹凸にもピンが柔軟になじむため、より表面形状が複雑な基板でも安定した搬送が可能。ピンの操作は空圧式で、特別なセットアップも必要としない。ワークに合わせた状態でピンを固定するだけで、その基板専用のハンドとして使用することができる。基板に合わせた専用ハンドの設計や製作、都度の段替えの手間を削減する。
 また、同製品はESD(静電気放電)破壊対策に適した10 6〜10 9Ωの電気抵抗値をもっている。ESD破壊による電子部品の不良・破損防止に寄与し、実装基板製造や機器への組付け工程の生産性を向上させる。
 複雑な形状が多い実装基板の搬送では、空圧式のメカチャックや基板の形状に合わせて吸着パッドを配置し設計されたハンドが一般的に使用されているが、これらの方式ではワークごとにハンドを設計・製作し、さらに生産時のワーク変更に伴うハンド変更・調整が発生するため、コストと生産性に課題があった。
 同社では、凹凸やスルーホールのある基板搬送へ向け、これまでにもコンポジットグリッパーSCG/SCGSをラインアップし好評を得ていたが、今回、より複雑な表面形状の基板に対応可能な新型ハンドをリリースした。
 【SCG-HSSの主な特長】
 @吸着面に備えられた「ならいピン」がより大きな凹凸にも柔軟に追従し、確実な吸着を実現。
 Aワークに合わせた状態でエアのみでピンの固定・開放を行うので、セットアップ時間を削減。ハンドの段替えなしで様々なワークに対応。
 BESD対策に適した電気抵抗値10 6〜10 9Ωで、静電気放電による電子部品の破損を防止。

魚津工場(富山県)を再稼働
MOLDINO 製造体制の強化図る

 MOLDINO(モルディノ、社長=菊池仁氏、本社=東京都墨田区)は、製造体制の強化を目的に、休止していた魚津工場(富山県魚津市川縁258)を10月5日から操業開始させた。
 1933年設立の同社は、2015年4月に三菱マテリアルグループの一員に加わり、2020年4月1日には、モノづくりを支える金型業界に「加工イノベーション」をもたらす決意を込め、三菱日立ツールからMOLDINOに社名を変更。新社名のもと金型加工分野向け超硬工具に軸足を置く事業戦略を掲げて世界に展開を進めている。
 魚津工場では、超硬エンドミル、インサートを製造する。敷地面積は約2万3400u、延床面積は約1万1000u。
 同工場は1936年に魚津製作所として創業し、その後1997年に日立ツールに合併、ドリルの製造拠点として2009年まで操業したが、事業再編により野洲工場に業務を移管し休止していた。

2020年11月1日(日)8日(日)2759号・2760号
MECT2021第1回実行委員会開催
新年会、SEスクールは中止に
愛機工 令和2年度10月理事会開く

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、10月2日午後4時30分より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて理事会を開催した。理事18名、監事1名が出席。来年10月開催のメカトロテックジャパン2021(MECT2021)に向けて、第1回実行委員会を開き準備を開始することなどが報告された。
 理事会は定刻に志知亨総務部長(志知社長)の司会進行で始まり、審議前に、東邦ガス都市エネルギー事業部より電気料金低減についての提案があった。また、MECT2021について、ニュースダイジェスト社の樋口八郎社長と平野清嗣情報企画部長より、展示会への協力要請と今展の開催要項の説明が行われた。
 水谷理事長が挨拶で「我々業界の展示会もぼつぼつ見られるようになってきましたが、その中でリモートの展示会という話も聞きます。視覚と聴覚はリモートでできますが、味覚と嗅覚と触覚、特に触覚は触ってみるということが、今後の展示会においてリアルでやる場合の鍵になるのではないかと思ったりしています。世の中これから変わって行きますが、生き残っていくために我々はそれに対応して行かなければならないと思います。今日も来年のMECTに向けて重要な説明がありますので宜しくお願いします」と述べた後、各議案の審議に入った。
 会員の状況について、事務局より賛助会員2社の脱退が報告された。これにより組合員228社、賛助会員106社となった。
 MECT2021実行委員会について、高田研至実行委員長(組合副理事長/井高社長)が説明。MECT2021は来年10月20〜23日にポートメッセなごやで開催される。出展者の募集開始は本年11月2日。同展に向け第1回実行委員会を10月6日に安保ホールにて午後1時30分より開催する。開催要項は従来と同じだが、入場の際は極力、事前登録を要請してQRコード(またはバーコード)等で管理する。組合が配布する招待券の対応については今後検討。恒例の特別企画はこれから具体化する。出展受付では、まずは申し込みを済ませコロナ感染の状況で申し込み締め切り前にキャンセル(キャンセル料が発生しない)する場合が想定されるため、正式な小間勧誘数は後日発表する。また、実行委員会は、受付状況によっては第2回目を開催する場合もあるとした。
 2021年組合新年会について、中止としたことが水谷理事長より報告された(9月1日、FAXにて配信)。来年1月21日に開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染の収束が不透明で、クラスター感染を避けるため。なお、2022年の新年会は1月19日にホテルグランコート名古屋にて開催を予定している。幹事(担当支部)はスライドして北支部が担当する。
 セールス・エンジニア(SE)スクールについて、中止としたことが林正人経営対策部長(広商NEXUS会長)より報告された(9月1日、FAXにて配信)。来年1月21日に開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染の収束が不透明で、クラスター感染を避けるため。なお、2022年の新年会は1月19日にホテルグランコート名古屋にて開催を予定している。幹事(担当支部)はスライドして北支部が担当する。
 セールス・エンジニア(SE)スクールについて、中止としたことが林正人経営対策部長(広商NEXUS会長)より報告された(9月1日、FAXにて配信)。10月1〜3日に予定していたが、コロナ感染収束の目処が立たず、会場となるポリテクセンター中部(愛知県小牧市)は県内各地から若年層の研修生が集まり、感染リスクを避けるため中止を決定した。なお、2021年度は6月および10月(または9月)に2回のSEスクールを予定している。
 今後の事業活動については、水谷理事長が年度内の事業はMECT関連を除いてすべて中止すると述べた。ただし、支部忘年会、年度末から4月に開催される支部総会等については、各支部に一任するとした。
 延期している前年度野球大会(第79回大会)については、野崎憲昭福利厚生部長(常磐精機社長)が10月中旬を目安に実施するかを決断すると話した。11月または12月を予定、会場は江南市民球場。試合を残す準決勝、決勝の出場チームにヒアリングをして決めるとした。
 全機工連・中部ブロック会議については、水谷理事長が、開催予定は半年後の来年2月だが、コロナ感染の推移を注視して10〜11月に開催するかを決断すると述べた。全機工連では開催の有無を各ブロックに一任している。ただし、開催の際は懇親会を取り止め、開催要項についても見直しが必要としている。ブロックヘの補助金は実施・中止にかかわらず支給される。幹事は遠州機工会(会長=前嶋孝行氏・前島商会社長)。
 コロナ禍における業界の状況について、林経営対策部長より9月10日に組合員を対象に実施した「景況等に関する臨時アンケート」の集計結果が報告された。直近3か月(7〜9月)の売上が前年同期比で「30%減少」した所が40・4%。それ以上減っている所も17%強あり、合わせて6割弱が大きく減少した。同氏は、回答の無い所を含めると30%以上減少した所は6〜7割にのぼるのではないかと予想。冬の賞与について「大手でも大幅に減ると聞いている。中小の場合で3割も4割も売上が減って、賞与が出せるのか。来月頃に賞与についてのアンケートを実施し結果を組合員に情報発信できれば」との考えを示した。(アンケート結果は別掲)
 訃報。MINEZAWA(三河支部)の取締役会長峰澤節子さん(峰澤彰宏社長の御母堂)が9月25日、永眠された。享年92歳。通夜および告別式は近親者のみで執り行われた。
 その他、事務局より、6月理事会で議論した理事定数の規約改正について、改正の素案が示された。今後、継続して審議する。これに関し、支部長会議を開催することを確認した。
 次回12月理事会は、12月1日に東京第一ホテル錦にて開催する。午後4時30分開始予定。
「景況等に関する臨時アンケート」調査結果
 同組合が組合員を対象に9月10日実施したアンケートの主な結果は次の通り。回答総数は94社/228社。
 @直近3か月(7〜9月)の売上は前年同期間に比較してどの程度か?▽「同水準」…4・3%▽「10%減少」…7・4%▽「20%減少」…30・8%▽「30%減少」…40・4%▽「40%減少」…14・9%▽「50%減少」…1・1%▽「50%以上減少」…1・1%。
 A直近3か月の営業利益の水準はどの程度か?▽「昨年度と同程度」…7・4%▽「大幅に減益であるが黒字を確保」…61・7%▽「営業赤字」…30・9%。
 B今後の見通しをどのように予想するか?▽「年末に向けて回復」…23・4%▽「2020年末まで回復しない」…41・5%▽「2021年以降も厳しい」…35・1%。
 C補助金等について(無回答・複数回答あり)▽「持続化給付金の給付を受けた」…19社▽「持続化給付金の申請を検討」…6社▽「雇用調整助成金の給付を受けた」…32社▽「雇用調整助成金の申請を検討」…8社。
 D固定費削減について(無回答・複数回答あり)▽「経営者の報酬削減を行った」…26社▽「管理職の報酬削減を行った」…5社▽「一般社員も含めて給与の削減を行った」…3社▽「営業所等の統廃合を行った」…1社▽「社員数の削減、営業所等の統廃合を行った」…6社▽「その他」…残業の削減、新入社員数を減らす、出張を減らす、テレワークの導入、業務効率化、会議や打合せのWEB化、リースや外注の見直し等、また特に何もしていないという回答も複数あり。

中部経産局10月公表 最近の管内総合経済動向
設備投資の判断を下方修正
「製造業を中心に弱い動きが広がっている」

 中部経済産業局は10月14日発表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動について「低迷しているものの、生産面に持ち直しの動きがみられる」とした前月の総括判断を据え置いた。(比較は、断りのあるものを除き、2020年8月の実績値による)
 個別の項目では、設備投資の判断を「増加しているものの、伸びは鈍化している」から「製造業を中心に弱い動きが広がっている」に6か月ぶりに下方修正。管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)は、21か月連続で前年を下回った。設備投資の判断指標としている日銀短観、法人企業景気予測調査及び日本政策投資銀行の設備投資計画調査などで、2020年度の設備投資計画は、前回調査時点よりも減少となっている。
 生産は、「持ち直しの動きがみられる」とした前月の判断を据え置いた。鉱工業生産の動向を指数(8月速報)でみると、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、鉄鋼業などが上昇したことから、前月比4・3%増と3か月連続で上昇した。前年同月比は16・6%減と11か月連続の低下となった。主要業種では、輸送機械が、乗用車及び自動車部品で持ち直しの動きがみられる。生産用機械は、金属工作機械が国内・海外向けともに低水準。電子部品・デバイスは、SSD向け等を中心に緩やかに持ち直している。
 個人消費については、3か月連続で「弱まっているものの、一部に持ち直しの動きがみられる」と判断した。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比2・6%増と全体では3か月連続で前年を上回った。スーパーは、食料品等に動きがみられ同7・5%増。家電大型専門店は、生活家電等が好調で同4・0%増。ドラッグストアは新規出店効果等がみられ同15・1%増となった。一方、百貨店は、猛暑や外出自粛の影響により同24・7%減。コンビニエンスストアは、外出自粛や在宅勤務拡大による来店客数減少の影響で同6・8%減となった。乗用車販売は、普通車、小型車及び軽自動車が前年を下回り、全体では11か月連続で前年を下回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比16・2%減)。
 その他、公共投資は「持ち直しの動きがみられる」(2か月連続)、住宅投資は「弱い動きとなっている」(4か月連続)、輸出は「持ち直しの動きがみられる」(2か月連続)、雇用は「需給が緩和している」(3か月連続)と判断した。

9月度鍛圧機械受注総額40・2%減
19か月連続で前年下回る
日鍛工 国内外向けともに改善見られず

 日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=坂木雅治氏・アマダ相談役)が10月8日発表した鍛圧機械会員月次統計によると、2020年9月度の受注総額は、前年同月比40・2%減の219億47百万円となり、19か月連続で前年を下回った。国内外ともに大型設備投資案件は低調で、回復の兆しの見えない状況が続いている。
 機種別にみると、プレス系機械は、前年同月比51・4%減の57億42百万円となり、3か月連続で前年を下回った。小型プレスが3・2%減、中型プレスが30・2%減、大型プレスが67・2%減、超大型プレスが75・0%減。油圧プレスは3・7%減、フォーミングが75・0%減、自動化・安全装置も69・4%減といずれも低調だった。
 板金系機械は、前年同月比41・0%減の98億79百万円となり、12か月連続で前年を下回った。レーザ・プラズマが57・0%減、プレスブレーキが25・5%減、パンチングも35・3%減だった。
 サービス系(サービス・部品金型)は、前年同月比22・5%減の63億26百万円となり、6か月連続で前年を下回った。
 内外別(機種計)では、国内が前年同月比39・9%減の114億52百万円。自動車向け36・3%減、金属製品製造業向け44・1%減、一般機械向け28・1%減、電機向け46・2%減、鉄鋼・非鉄金属向け55・2%減と振るわなかった。
 輸出は、前年同月比56・1%減の41億69百万円となり、中国向けが14・7%増となったものの低水準で、北米向け73・0%減、欧州向け61・9%減、東南アジア向け70・9%減、韓国・台湾向け88・5%減と各地区ともに低調だった。

コロナ禍の厳しい環境下で減収減益
通期業績予想は売上高7700億円
岡谷鋼機 令和3年2月期第2四半期決算報告

 岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)は、9月30日正午より名古屋証券取引所大ホールにて、令和3年2月期第2四半期決算説明会を開いた。馬場紀彰副社長、河村元志取締役、中島孝次企画本部企画部長が出席した。
 令和3年2月期第2四半期(令和2年3〜8月)の連結決算は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で経済活動が停滞し景気が急速に悪化した中で、売上高が3646億63百万円(前年同期比17・9%減)、営業利益が49億14百万円(同48・5%減)、経常利益が74億81百万円(同38・1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が49億54百万円(同42・0%減)となった。
 セグメント別売上高は、「産業資材」が、化成品部門で自動車関連や住設向け樹脂原料が減少、またメカトロ部門で自動車・工作機械等の減産の影響により部品・工具・設備等が減少し、全体で前年同期比23・2%減の大幅な減収となった。「鉄鋼」は、建材関連・製造業向けの国内販売に加え、米国及びアジア向けを中心に減少し、同15・9%減。その他のセグメントも「情報・電機」が同15・6%減、「生活産業」が同10・4%減となった。
 通期の連結業績予想については、公表を見送っていたが、現時点で入手可能な情報及び予測等に基づいて算定し、売上高7700億円(前期比12・1%減)、営業利益130億円(同31・7%減)、経常利益160億円(同30・5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益100億円(同36・2%減)と発表された。
 令和3年2月期の配当予想は、第2四半期110円、期末115円、年間配当225円とした。

メカトロテックジャパン2021
愛機工 第1回実行委員会を開催
安心・安全な展示会へ向け始動

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、ニュースダイジェスト社主催、同組合が共催する国内最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン2021」(略称=MECT2021、会期=2021年10月20〜23日)の第1回実行委員会を、10月6日午後1時30分より名古屋市中村区の安保ホールで開いた。高田研至実行委員長(組合副理事長/井高社長)をはじめとする実行委員・担当理事のほか、主催者のニュースダイジェスト社から樋口八郎社長ら3名も出席し、コロナ禍の中、感染症対策を講じつつ、安心・安全な展示会の開催に向け協力していくことを確認した。出展募集は11月2日から開始される。
 実行委員会は伊藤正人副実行委員長(組合事業部長/伊藤信産業社長)の司会進行のもと、冒頭、水谷理事長が「2年に一度のMECTなので、メーカーさんも多数参加してくださると思います。今後のコロナの状況を見ながら、安心・安全な展示会をめざし、まずは出品メーカーさんの勧誘、集客に努力してまいりたい。今日からスタートということで、来年の展示会に向けて頑張ってまいりましょう」と挨拶。
 ニュースダイジェスト社の出席者が紹介された後、同社の樋口社長が「出展募集活動の始まりです。コロナ禍の中なので対策をしっかりと行って、何とかMECT2021を通じて設備投資活動が積極的になるように、良い出展者を数多く集めてまいりたいと思っています。実行委員の皆様には格別のご協力をいただきまして、本日は懇親会もパスということですが、大盛会で終わった暁には盛大に皆さんと祝宴を開きたいと思っていますので、どうぞ宜しくお願いします」と挨拶した。
 続いて、平野清嗣MECT事務局長(ニュースダイジェスト社情報企画部長)が開催要項の説明を行い、従来からの変更点やコロナ禍の中での運営体制などについて話した。
 MECT2021は予測開催規模1700小間、予測来場者数8万人とし、数字自体は毎回掲げているものだが、今回「新型コロナウイルス感染拡大防止のため出展小間数の調整や館内への入場を制限する場合がある」との文言を付加した。平野事務局長は「厳密に会場内のシミュレーションを詰めているので、分かり次第、回答する。総小間数が減る可能性のあることを承知おき願いたい」と述べた。
 また、感染症対策として、来場者を把握する必要があるため、これまで行ってこなかった来場者登録を今回は実施する考えを示した。詳細は未定だが、バーコード等で小間でも管理できるシステムの導入を考えていると説明した。
 出展キャンセルについては、従来のルールを維持する。ただし、コロナの影響により展示会を開催できない場合は、状況に応じ、判断をしたタイミングで柔軟に考えていくとした。
 今回、出展案内用パンフレットに「新型コロナウイルス感染症対策について」の記述を追加した。来年6月の出展者説明会を目処に具体的な案を構築するなどと話した。
 この後、高田実行委員長が「お忙しい中、ご参集いただき誠にありがとうございます。皆さん、もう何回も出られている方が多いと思いますので、いつもの通り進めさせていただきます」と挨拶し、同氏を中心に実行委員と担当理事らで過去の資料に基づいて出展者の勧誘担当を決めるなど、出展募集開始前の準備作業を行った。
 出展申し込みの受付期間は11月2日から来年2月26日まで。満小間になり次第、受付を締め切る。
 最後に、森田乾嗣副実行委員長(組合副理事長/モリタ社長)が「力を合わせて、元気な愛知復活のために、大成功にMECT2021を開催していきたいと思っていますので、宜しくお願いします」と述べ、実行委員会を終了した。
MECT2021
開催概要

 【会期】2021年10月20日(水)〜23日(土)の4日間
 【開場時間】10時〜17時、10月22日(金)は18時まで、最終日23日(土)は16時まで
 【会場】ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)1号館・2号館・3号館
 【予測開催規模】1700小間
 【予測来場者数】8万人
 ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため出展小間数の調整や館内への入場を制限する場合がある。
 【入場料金】1人1000円、団体10人以上1人500円(いずれも消費税込み)、ただし公式ウェブサイトからの事前登録者、海外来場者、学生は無料
 【主催】ニュースダイジェスト社
 【共催】愛知県機械工具商業協同組合
 【後援】経済産業省、外務省、文部科学省、日本貿易振興機構(ジェトロ)名古屋貿易情報センター、愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所(順不同、申請予定)
 【特別協賛】日本工作機械工業会/全日本機械工具商連合会(順不同、申請予定)
 【協賛】日本鍛圧機械工業会/日本精密機械工業会/日本ロボット工業会/日本工作機器工業会/日本精密測定機器工業会/日本光学測定機工業会/日本機械工具工業会/ダイヤモンド工業協会/日本工作機械販売協会/日本工作機械輸入協会/製造科学技術センター/日本機械鋸・刃物工業会/日本金型工業会/日本電機工業会/日本フルードパワー工業会/マイクロマシンセンター/日本ロジスティクスシステム協会/日本電気制御機器工業会/日本産業洗浄協議会/研削砥石工業会(順不同、申請予定)
 【出展製品】工作機械、鍛圧・板金加工機、射出成形機、3Dプリンター、機械工具、のこ刃、切削工具、工作機器、測定機器、試験機器、研削砥石、研磨材、油圧・空圧・水圧機器、歯車・歯車装置、環境・安全対応機器装置、CAD/CAM/CAE、制御装置・関連ソフトウエア、産業用ロボット、搬送装置、洗浄機械装置、品質管理・安全・試験認証機関、新素材、マイクロマシン、ナノテクノロジー関連など

第43回ユアサ炭協会本部会総会に
リモートを含め290名が出席
ユアサ商事 新中期経営計画で売上高5450億円めざす

 ユアサ商事(社長=田村博之氏、本社=東京都千代田区)は、9月4日午後3時より東京都港区のANAインターコンチネンタルホテル東京にて、同社の仕入先で組織する「炭協会」の第43回本部会総会を開いた。例年5月に開催される同総会だが、新型コロナウイルスの影響により延期されていた。当日は徹底した感染防止策がとられ、会場に174名、リモートで116名の合計290名が出席した。
 冒頭、ユアサ炭協会本部会会長の花木義麿氏(オークマ会長)が挨拶で「工作機械受注は本年5月に底を打ったかと思います。そして、これから回復する兆しが見えているところです。中国ではいち早く市況が好転しましたし、また、アメリカでは思い切って経済活動を再開しています。国内においても、半導体製造装置は好調ですし、自動車販売も回復の途についているかと思います」と業況について述べた。
 さらに「ユアサ商事様は、幅広い分野で新たな成長に向けての新たな挑戦を続けておられます。この秋には、リアルとバーチャルを融合させた『YUASA Growingフェア』を関東と関西で開催される予定です。まさに今の時代にふさわしい取り組みであるかと存じます。私どももユアサ様とともに懸命に前に進んでまいりたい」と話した。
 ユアサ炭協持株会理事会の業務報告を理事長の岡村吉光氏(コガネイ社長)が行い、報告の最後に同氏は「私ども持株会の会員各社としては、ユアサ商事様の安定的な配当政策に期待するとともに、コロナ禍による不透明な経済状況が続く中、より一層、強固な関係を築いてまいりたい」と述べた。
 続いて、田村ユアサ商事社長が同社の業績報告と今年度から3カ年を対象とした中期経営計画「Growing Together2023」について説明した。
 2021年3月期第1四半期の業績は、売上高が943億円(前年同期比12・8%減)、営業利益が14億円(同18・7%減)、経常利益が17億円(同15・1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が11億円(同17・4%減)となった。新型コロナウイルス感染症拡大による政府の緊急事態宣言や自粛要請等により経済活動が停滞し厳しい市況の中、AI企業との資本業務提携、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、関西圏物流機能強化、感染症対策商品の販売・開発などに取り組んだ。
 同社は創業360周年を迎える2026年に向けて、業界トップレベルの収益構造を持つ『つなぐ 複合専門商社グループ』への成長をめざしている(ユアサビジョン360)。2023年3月期を最終年度とする「Growing Together2023」はその第2ステージとなり、総合力、チャレンジ、コミュニケーションをキーワードに、社会課題解決ビジネス=成長事業と位置づけ事業の発掘・育成を行うとともに、コア事業の強化、経営基盤の強化により収益性を高め、計画の最終年度に売上高5450億円、営業利益154億円、経常利益164億円、純利益115億円の達成をめざす。
 成長事業は、@海外事業Aロボ(AI)&IoT事業B環境・エネルギ―ソリューション事業C新流通事業Dレジリエンス&セキュリティ事業E農業事業F介護・医療事業G食品事業Hシェアリング事業を展開。田村社長は、成長事業の売上を全体の約2割(2020年実績)から3割まで伸ばしたい考えを示し、「これらはすべてコア事業に関わるものであり、成長事業を成長させた上で、コア事業ビジネスを拡張していきたい」と話した。
 成長戦略の推進に向けては、本年4月からグローイング戦略本部を設置し、全社・グループ横断的に推進していく。
「YUASA Growingフェア」を関東・関西で開催
 今年は、全国5か所で毎年開いていたやまずみ会主催の「グランドフェア」に代えて、「YUASA Growingフェア」を関東(会期=11月13〜14日、会場=幕張メッセ)と関西(会期=12月11〜12日、会場=インテックス大阪)で開催する。ニューノーマル(新常態)にふさわしい『リアルとバーチャルが融合した展示会』となる予定。会場に複数のパソコンを用意し、仮想空間にVR(バーチャルリアリティ)でブースを作成し新情報を発信する一方、テーマゾーンは面積をグランドフェアの約2倍に拡大し、商品サービスをリアルに体験・体感してもらう。
 田村社長は、来年以降の展示会開催に向けての「一石を投じた展示会として、今回当社の主催で開催させていただきます」と述べ、出席者に対し来場を呼び掛けた。
 休憩をはさんで時局講演に移り、楠木建一橋大学ビジネススクール教授が「ストーリーとしての競争戦略〜優れた戦略の条件〜」と題して約1時間にわたり講演した。

福岡県に本社を置く切削工具商社
澤永商店を完全子会社化

Cominix 業容拡大を図る Cominix(社長=柳川重昌氏、本社=大阪市中央区)は9月18日、澤永商店(社長=澤永博史氏、本社=福岡市南区)の全株式を取得し、完全子会社とすることを発表した。
 澤永商店は、1951年の設立以来、九州エリアに確かな実績と取引先との信頼関係を構築し、70年にわたり切削工具卸売業を営んできた。2019年8月期の売上高は3億4300万円。
 切削工具・耐摩工具・光製品等の販売を主力事業として展開するCominixグループは、成長戦略として、優良顧客を持ちながら後継者不在等の経営上の課題がある企業との戦略的提携を継続的に検討しており、今回、澤永商店を連結子会社とすることで業容拡大が期待できるとして全株式の取得を決定した。

黒田彰一氏
黒田精工最高顧問

 ボールねじ、マシニングセンタ用ツーリング、精密金型、測定装置、工作機械等を製造・販売する黒田精工(社長=黒田浩史氏、本社=神奈川県川崎市)の最高顧問(元取締役会長)黒田彰一氏が9月30日、老衰のため逝去した。享年96歳。
 同氏は、日本金型工業会の会長を昭和48年5月〜同50年5月と同58年5月〜平成5年5月の通算20年間務め、業界の発展にも尽力した。
 葬儀は新型コロナウイルスの感染状況等を鑑み、家族葬にて執り行われた。喪主は長男で同社社長の黒田浩史氏。後日、「お別れ会」の開催を予定(日程未定)している。

峰澤節子氏
MINEZAWA会長

 機械工具・配管資材・マテハン機器等を販売するMINEZAWA(社長=峰澤彰宏氏、本社=愛知県岡崎市)の会長・峰澤節子氏が9月25日、逝去した。享年92歳。
 通夜および葬儀告別式は近親者のみで行われた。

コロナ禍の“新7つのみらい”掲げ
リアルとWEBのハイブリット開催
『中部みらい市』盛況裡に閉幕

 中部みらい会(会長=伊藤辰之氏・イトウ社長/橋本総業と販売店・メーカーの集い)が主催する『2020ハイブリット中部みらい市』が10月9日(金)・同10日(土)の2日間、名古屋市千種区の名古屋市中小企業振興会館「吹上ホール」で、自動検温装置や手指消毒液、飛沫防止用アクリル板など新型コロナウイルス感染予防対策を万全にしたうえで開催された。
 コロナ禍での開催とあり、橋本総業は試行錯誤を繰り返し“リアルとWEBの融合”という新たな『みらい市』のカタチを提唱。全国8か所で開催される『みらい市』の先陣を切った中部エリアでの開催はあいにくの空模様だったが、両日合わせて動員目標3000名(ウェブアクセス含む)、売上目標35億を突破。盛況裡に幕を下ろした。
 注目すべきは、やはり『WEBみらい市』だ。開催初日のオープニングセレモニーはZOOMでライブ配信され、セミナーも『WEBみらい市』のなかで常時放映されていた。会場内に設置された全方位カメラでのライブストリーミングは当日の臨場感を生で味わえ、各出展者を順に巡ったインタビュー形式のライブコマースも視聴数が非常に高く、当日の売上に大きく貢献した。国内はもちろん、ベトナムや米国など海外からのアクセスもあったようだ。スマートフォンからのアクセスを容易にできるよう設定した結果、20代〜30代のアクセス率がおよそ6割を占めていた。
 『リアルみらい市』では、新型コロナウイルス対策コーナーや家事ラクコーナー、昨今注目を集める防災コーナー、加速するデジタル時代の到来を見据えたITコーナーなど、時代のニーズを捉えた出展企画に来場者の注目は集まっていた。
 新型コロナウイルスの影響により多くの展示会などが中止もしくは延期を余儀なくされた2020年。工事店などからは「欲しい製品の情報をどこで仕入れたらよいのか見当もつかない。こうした展示会の開催を待っていた」といった声が聞かれ、また、メーカーからも「新製品の発表の場がことごとく失われてきたので、今回の開催は非常にありがたい」との声があちこちから上がっていた。主催者は「コロナ禍ということもあって開催は非常に悩みました。そんななかWEBみらい市を企画し、なんとか皆さんの期待に応えようと開催にこぎ着けました。初開催となったWEBみらい市にはまだまだ多くの課題も残っていますが、何はともあれ開催して良かったと思います」と安堵の声を漏らしていた。

現場第一線で活躍する会員集い
実務責任者会開催
中部みらい会 分野別動向など学ぶ

 中部みらい会は10月15日(木)午前10時より、名古屋市中村区の名鉄ニューグランドホテル7階椿の間において、体温測定や手指消毒、ソーシャルディスタンスなど充分な新型コロナウイルス感染拡大防止対策を施したうえで「実務責任者会」を開催した。会員各社の現場第一線で活躍するメンバーが集まった。
 会の冒頭、中部みらい会正会員を代表して中川正巳副会長(東晋商事社長)が、賛助会員を代表して小山内健晴TOTO中部支社副支社長が、特別会員の橋本総業からは田所浩行専務執行役員が(ビデオでの参加ではあるが)昨今の市場状況などを交えながらそれぞれ挨拶した。
 続いて、斎藤武宣橋本総業中部ブロック長から『2020ハイブリット中部みらい市』に対しての参加御礼ならびに結果報告が行われた。斎藤中部ブロック長は「今回はコロナ禍の状況で、リアルとWEBの融合型である『ハイブリットみらい市』として開催いたしました。WEBは、今後の新しい仕事の仕組みとして進化させていきます。結果につきましては、コロナ禍の影響および台風接近による交通機関の乱れなどを心配しましたが無事目標を達成することができました。また、アフターフォローとして、来場いただいた工事店さまへの四位一体営業の推進を積極的に実施したいと考えておりますので、ご協力よろしくお願いします」との言葉で報告を結んだ。
 その後、メーカー各社による分野別業界動向のレクチャーおよび商品研修会が開かれた。まず管材分野から積水化学、キッツ、タブチ、ブリヂストンが自社新製品などをアピール。休憩を挟み、住設分野からTOTO、ノーリツ、リンナイ、クリナップが、空調分野からダイキン、三菱電機、パナソニック、荏原製作所が、電材分野から橋本総業電材グループが、それぞれの分野市場の現況報告や新製品の紹介などを行った。
 会を終え、参加者は昼食を取りながら互いの近況報告などを交わし、親交を深めていた。

第8回山田貞夫音楽賞特選の
山田貞夫音楽財団 第8回新進演奏家コンサート
古田さん、水野さん、若菜さん出演

 公益財団法人山田貞夫音楽財団(代表理事=田中真紀代氏)主催の「第8回新進演奏家コンサート」が10月2日、名古屋市中区の三井住友海上しらかわホールで開催された。
 同財団は、クラシック音楽の振興並びに音楽文化水準の向上に寄与するため、愛知県における音楽家の支援などの活動を行っている。同コンサートの開催も主な事業のひとつで、将来有望な新進演奏家に発表の場を提供し、今後の活躍を奨励する。
 コンサートには、7月30日に行われた「第8回山田貞夫音楽賞」の最終選考会で特選に選ばれた、古田友哉さん、水野綸さん、若菜里香さんの3名が出演し、セントラル愛知交響楽団と協奏曲を協演した(指揮=松尾葉子セントラル愛知交響楽団特別客演指揮者)。
 演奏曲は、シューマン「ピアノ協奏曲イ短調Op.54」(古田友哉さん)、ブルッフ「ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26」(水野綸さん)、チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23」(若菜里香さん)。
 ソーシャルディスタンスを保つため、ホール全席約700席の半分の350名ほどに観客を絞り、入場時には検温と手指のアルコール消毒を要請。舞台上も演奏者、楽団員の間隔を通常より広く取り、弦楽器と管楽器の間に飛沫防止用シールドを設置するなど、感染症対策が取られた。

針葉樹の香り漂う水溶性切削液
「メタルカットフォレスト」発売
トラスコ中山 切削液の腐敗臭を抑制

 機械工具卸売商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は、プライベートブランド商品の水溶性切削液「メタルカットフォレスト」を発売した。
 同製品は、抗菌剤の配合や、抗酸化性に特化した製造法により、耐腐敗性能を向上させ、水溶性切削液特有の腐敗臭を抑制。さらに「針葉樹の蒸留抽出物」の配合により、天然由来のさわやかな香りを機械加工現場に漂わせる。
 マシニングセンター、平面研削盤等による、高速切削から研削まで使用可能なソリュブルタイプと、重切削の領域まで使用可能なエマルションタイプを揃えている。いずれも容量は18L。
 【規格】
 @ソリュブルタイプ
 MCF-55S〈発注コード206-8644〉液寿命の長いタイプ▽希望小売価格2万4900円(税抜)
 MCF-57S〈同215-6041〉防錆力、鋳物や鉄の加工に向くタイプ▽希望小売価格2万6600円(税抜)
 Aエマルションタイプ
 MCF-5E〈発注コード215-6040〉汎用タイプ▽希望小売価格1万5200円(税抜)
 MCF-11E〈同215-6043〉銅、銅合金を腐食させないタイプ▽希望小売価格2万3700円(税抜)
 MCF-15E〈同215-6044〉鉄からアルミまで加工できるタイプ▽希望小売価格1万8340円(税抜)
 MCF-16E〈同215-6042〉消泡性に優れたタイプ▽希望小売価格3万300円(税抜)
 MCF-18E〈同206-8643〉アルミ、ステンレス加工に向くタイプ▽希望小売価格3万400円(税抜)
役員人事
(10月1日付)
トラスコ中山

 トラスコ中山は、10月1日付役員人事異動を発表した。担当業務にとどまらず、社業全般を見る役員の育成が急務として、組織体制を改めた。
 取締役および執行役員は次の通り。
 敬称略、[ ]は旧役職。
 代表取締役社長 社業全般=中山哲也▽常務取締役 社業全般=藪野忠久[常務取締役 営業本部本部長、トラスコナカヤマタイランド担当役員、トラスコナカヤマインドネシア担当役員]▽取締役 商品本部本部長=宮田晋作▽取締役 営業本部本部長、トラスコナカヤマタイランド担当役員、トラスコナカヤマインドネシア担当役員=中井一雄[取締役 経営管理本部本部長]▽取締役 経営管理本部本部長兼デジタル戦略本部本部長兼デジタル推進部部長=数見篤[取締役 デジタル戦略本部本部長兼デジタル推進部部長]▽取締役 物流本部本部長=直吉秀樹▽執行役員 カタログメディア部部長=川合清治▽執行役員 ファクトリー営業部部長兼物流部首都圏部長=今川裕章▽常勤監査役=松田昌樹▽常勤監査役=田明▽社外取締役=齋藤顕一(フォアサイト・アンド・カンパニー代表取締役)▽社外取締役=萩原邦章(萩原工業代表取締役会長)▽社外取締役=鈴木貴子(エステー代表執行役社長)▽非常勤監査役=鎌倉寛保(公認会計士)

2020年10月18日(日)2758号
2020年8月分の工作機械受注額
前年同月比23.2%減の679億80百万円
日工会 10〜12月期見通しではDI値が改善

 
日本工作機械工業会(日工会、会長=飯村幸生氏・芝浦機械会長)が9月30日発表した2020年8月分の工作機械受注額(確報値)は、前年同月比23・2%減の679億80百万円となり、23か月連続で減少した。夏季休暇の影響などで前月比も2・6%減と3か月ぶりに減少に転じ、5か月連続で700億円を下回った。8月単月としては2009年以来11年ぶりの700億円割れとなった。
 内需は、前年同月比38・5%減の230億69百万円となり、21か月連続で減少。前月比も7・0%減と3か月ぶりに減少に転じ、5か月連続で250億円を下回った。半導体関連以外の動きが鈍く、国内需要は依然低調。自動車向け受注額は2019年平均の半分以下の水準で、自動車部品・完成車とも自動車関連投資は底ばいの動きが続いている。
 内需主要4業種の受注額は次の通り。一般機械…102億56百万円(前年同月比42・4%減/前月比4・2%減)▽自動車…51億48百万円(前年同月比40・0%減/前月比1・1%増)▽電気・精密機械…24億48百万円(前年同月比26・4%減/前月比24・7%減)▽航空機・造船・輸送用機械…6億13百万円(前年同月比63・0%減/前月比18・6%減)。
 外需は、前年同月比11・8%減の449億11百万円となり、23か月連続で減少した。メキシコで自動車関連の大型受注があったものの、欧州等で夏季休暇の影響があり前月比は0・2%減と微減、6か月連続の450億円割れとなった。
 アジア向けは、230億88百万円(前年同月比11・5%増/前月比3・8%減)で、3か月連続の200億円超えとなった。欧州向けは、60億65百万円(前年同月比46・0%減/前月比22・3%減)となり、2か月ぶりの70億円割れ。北米向けは、149億9百万円(前年同月比16・7%減/前月比21・3%増)で、2か月ぶりに140億円を上回ったものの、8月単月としては2010年以来10年ぶりの150億円割れとなった。
 この結果、2020年1〜8月の受注累計額は前年同期比37・2%減の5477億88百万円となった。このうち内需が同40・2%減の2064億9百万円、外需が同35・2%減の3413億79百万円で、外需比率は62・3%となっている。
 日工会が9月上旬に実施した会員アンケート調査では、10〜12月期の受注見通しについてのDI値(「増加」-「減少」)がマイナス14・9と6月の前回調査から16・2ポイント改善し、6四半期ぶりにマイナス20を上回った。
 
同会は今後の受注動向について、新型コロナウイルス感染拡大の影響が不透明な中で、底を打ち、改善への期待が窺える一方、「増加」(13・5%)よりも「保合」(58・1%)が多くなっており、回復は緩やかなものになるとの見通しを示した。

主要8社の総受注高22か月連続で前年割れ
北米向けは前年同月比13.8%増
中部経済産業局 8月度金属工作機械受注状況

 中部経済産業局が9月30日に発表した令和2年8月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシナリー、ジェイテクト、コマツNTC、FUJI、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比20・5%減の231億61百万円となり、22か月連続で前年を下回った。前月比は1・5%増と3か月連続で増加した。
 国内受注は、前年同月比26・7%減の77億88百万円となり、21か月連続で前年を下回った。前月比は0・1%増だった。
 主力の一般機械工業向けが前年同月比30・9%減の44億36百万円と22か月連続で前年を下回り、自動車工業向けも同25・0%減の17億59百万円と21か月連続で前年を下回った。
 海外受注は、前年同月比16・8%減の153億73百万円となり、22か月連続で前年を下回った。前月比は2・2%増。海外受注比率は66・4%となった。
 ヨーロッパ向けは前年同月比59・3%減と22か月連続で前年を下回り、アジア向け(トルコを含む)も同12・1%減と2か月ぶりに前年を下回った。一方、北米向けは13・8%増と19か月ぶりに前年を上回った。シェアは北米向け43・7%、アジア向け38・9%、ヨーロッパ向け12・6%となっている。
 国別にみると、1位の中国が40億95百万円(前年同月比11・1%減)、以下、アメリカ38億5百万円(同32・7%減)、メキシコ28億54百万円(同1629・7%増)、ドイツ5億74百万円(同58・6%減)、インド4億58百万円(同34・4%減)の順となった。
 販売額は、前年同月比41・4%減の175億25百万円となり、8か月連続で前年を下回った。前月比は11・4%減だった。
 受注残高は、前年同月比34・9%減の1283億30百万円となり、17か月連続で前年を下回った。前月比は1・0%増だった。

テュフ ラインランド ジャパン
愛知県知立市にて8月1日より稼働
増加するEMC試験の需要に対応
「モビリティ技術開発センター」

 テュフ ラインランド ジャパン(社長=トビアス・シュヴァインフルター氏、本社=神奈川県横浜市)は、拡大するCASE(コネクティッド・自動運転・シェア/サービス・電動化)市場でニーズの高まりが予測される車載用電子部品のEMC・ワイヤレス試験に対応するため、自動車産業に特化した「モビリティ技術開発センター(MTC)」を愛知県知立市に開設し、8月1日より稼働を開始させた。
 これに先立ち、同社は7月30日にオンライン記者発表会を開き、トビアス・シュヴァインフルター社長、有馬一志運輸・交通部部長らが同社のモビリティ戦略、MTCの詳細などを説明した。
 同社は、145年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関テュフ ラインランド(本社=ドイツ・ケルン市)のグループ会社。第三者検査機関として1978年より日本でサービスを提供しており、自動車の車両と部品全般の安全規格・法規に関わる認証に実績がある。今回稼働したMTCは、横浜、大阪、福岡に続く、4か所目の試験所となる。
 知立駅から徒歩10分の所にあるMTCは、鉄骨2階建て、延べ床面積1154・6uで、1階が試験エリア、2階が事務所、会議室、セミナールームなど。試験エリアには車載機器用電波暗室を2基、車載機器&ワイヤレス機器用電波暗室を1基、シールドルームを1室備え、これにより車載されるECU(エレクトロニックコントロールユニット)や電気・電子機器のEMC(電磁両立性)試験のほか、スマートキーレスをはじめとしたSRD(短距離デバイス)の無線試験を行うことができる。EMC試験には、EMI(電磁妨害性/エミッション)試験とEMS(電磁耐性/イミュニティ)試験の両方が含まれる。
 現在の車は、システムを電子回路で制御するECUが、多いものでは20個以上搭載され、パワートレインやシャシー、また衝突安全や走行安全などさまざまな制御に使われており、自動運転やADAS開発を支えている。
 また、ECUが正しく動作するためには、外部へ電磁波を出して他の電子機器へ影響を与えないように放射(エミッション)を抑制することと、外部からの電磁波の影響を受けないように耐性(イミュニティ)を確保することが重要となる。
 CASE技術が進むにつれ、車載システムがより高度化し、それらの技術に対する安全法規が増加するとともに、それぞれの法規の中にEMC要件が含まれてくるのは明白であり、第三者認証機関のサポートにより、技術的・法規的な適合性を評価する需要がますます増加すると予想される。
 トビアス・シュヴァインフルター社長は、MTCの開設により「CASEの試験計画から認証までをワンストップで提供できる体制が強化された」と強調した。
 車両部品に適用されるEMC法規は国連規則第10号(略称UN R10)だが、EMC要件を含む安全法規は現在22項目ある。具体的には、ステアリング(含む自動運転Level2)や衝突被害軽減制動制御装置、自動事故緊急通報装置、乗用車の衝突被害軽減ブレーキ、車両側方の自転車に対する衝突回避、自動運転Level3などの法規。MTCでは、これらすべてのEMC要件を含む法規に対し、適切に適合性を判断することができる。
 稼働開始時は16名のスタッフで運用を開始し、2021年にはスタッフ数を1・5倍に増員する予定としている。

最大246本収納可能
大容量工具マガジン開発
DMG森精機 多品種少量生産にも最適

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、名古屋本社=名古屋市中村区名駅2)は大容量工具マガジンを開発し、複合加工機NTXシリーズに搭載を開始した。複合加工機NTXシリーズは航空・宇宙、医療機器、精密機器など世界中のユーザーに使用されており、大容量工具マガジンを搭載することで、増加している多品種少量生産にもフレキシブルに対応できる。また、大容量の工具マガジンながら省スペースを実現しており、自動化システムを検討するうえで今後、欠かせないものとなるだろう。
 近年、生産形態の多様化に伴い、多品種少量生産を行う企業が増加しており、これに対応する複合加工機の需要も高まっている。さまざまな形状を加工する多品種生産では、加工形状に応じて多種多様な工具が必要となるが、今回、同社が開発した最大246本の工具を収納できる大容量工具マガジンを搭載することで、工具段取りや工具交換を効率化することが可能となる。
 チェーン式を採用し大容量かつ省スペースを実現したこの工具マガジンは、従来のラック式と比較して、工具交換時間が約12%短縮されている。工具マガジン内にはLED照明が設置され、工具確認や工具交換時の視認性が向上。工具マガジンの扉は90度まで開閉可能で清掃やメンテナンス作業を容易に行うことができる。
 工具の着脱は、簡単なボタン操作で安全かつ短時間で行える。工具交換用の扉は3ヵ所あり、プログラム中に工具段取りが可能なのも魅力のひとつだ。ユーザーの用途に応じて工具収納本数194本仕様と246本仕様が用意されており、さらにバーフィーダも取り付け可能で、素材供給の自動化にも対応する。収納工具サイズは、工具最大長さ400o、工具最大径130o(隣接工具有りの場合は70o)となっている。詳しくは同社ホームページで確認を。

経産省と東証による「DX銘柄2020」
「DXグランプリ2020」に選定
トラスコ中山 デジタル時代を先導する企業として

 機械工具卸売商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は、8月25日に経済産業省と東京証券取引所より「DX銘柄2020」及び「DXグランプリ2020」に選定されたことを発表した。
 これは、中長期的な企業価値の向上や競争力強化に結び付く戦略的IT投資の促進に向けた取り組みの一環として、毎年経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する銘柄で、過去5回にわたり「攻めのIT経営銘柄」として選定を実施。2020年より、デジタルトランスフォーメーション(DX)のグローバルな潮流が起こってきていることを踏まえて、「DX銘柄」として選定した。
 トラスコ中山は、銘柄選定企業のなかから“デジタル時代を先導する企業”として「DXグランプリ」に選ばれた。
 同社は、DXの位置づけを明確にして取り組みを行った結果、「様々なソースからデータを収集し、AI等を活用してデータを分析し、それを同社の独創力としてサービスに転換するサイクルを柔軟に回すことに成功している点」や、「DX施策をKPI(重要業績評価指標)化し、具体的なKPIをリアルタイムで経営判断に活用している点」などが評価されたとしている。
 【トラスコ中山のDXに関する取り組み】
 キャッチコピーは「どんな時代も『こころざし』を胸に、トラスコ中山らしさ溢れるDXで明るく元気な社風とヒトを醸成していく」。
 @DXの取り組み
 2020年1月に基幹システム「パラダイス」を刷新。社内の業務改革とともに、問屋としてサプライチェーンの中流に位置する同社が、ITを活用しDXを図ることで、サプライチェーン全体の商習慣を変え、利便性を高めることに繋がり、日本のモノづくりに貢献することができると考えている。取引先とのデータ連携手段を多種多様な形で用意し、同社の機能(在庫・物流・システム・データ)をプラットフォームとして利用できる環境を整備し、高度化している。
 A新規ビジネスの創出「MROストッカー」
 MROストッカーは販売店と製造現場の利便性向上を目的としたプロツール(工場用副資材)の調達サービス。工場や建設現場などのプロツール使用現場に隣接して設置し、現場でよく使用される間接材を、トラスコ中山の資産として棚に取り揃える。「置き薬」の仕組みを最新のIT技術と高度なデータ分析を利用することで、先回りしてユーザーの手元に必要になるプロツールを在庫化し、必要なときに必要な分だけ商品を利用することが可能となる究極の即納サービスである。
 B最先端物流倉庫「ロジスティクス ワンダーランド」
 世界最先端の物流機器を導入した倉庫を埼玉県幸手市に建設。40万アイテムの在庫を管理して入出庫を行うために、デジタルとメカ(物流機器)を組み合わせてフル活用している。ユーザーが欲しいときに欲しい分だけ商品を届けるため、商品をリアルタイムに届けるための物流と欠品させない在庫を、データを高度に分析することで磨いている。
 【コロナ禍における取り組み】
 @営業変革スタイルの一つとして、同社独自のアプリ「T-Rate(トレイト)」と、オンライン通話アプリを組み合わせたサービスTRUSCOいつでもつながる「フェイスフォン」≠開始。
 A2020年1月にリリースされたAI見積「即答名人」では、従来社員が事務所で行っていた見積業務が自動化され、社員がより在宅勤務しやすい環境の構築と、ユーザーへの回答スピード向上を実現した。2020年7月度は見積全体の8・7%(6万3678行)を自動化。最終的に40%程度の自動化を見込んでいる。

「公益信託山本猛夫記念奨学基金」
新規奨学生4名に認定書を授与
山 善 奨学生は累計113名に

 山善(社長=長尾雄次氏、本社=大阪市西区)は、経済的な理由等により修学困難な学生をサポートすることを目的として「公益信託山本猛夫記念奨学基金」を設立し、委託者として支援している。今年度は新たに4名の学生が新規奨学生として認定され、9月29日に認定書の授与式が本社にて行われた。
 「公益信託山本猛夫記念奨学基金」は、同社の創業者である山本猛夫氏の「勉強したくても十分に出来なかった悔しさをバネに経営に打ち込んできた。一人でも多くの人に勉学に励んで欲しい」という強い遺志を継承し、1992年に設立された。基金から奨学金を受けた学生はアジアからの留学生を含め、今回の認定で累計113名となった。奨学生は各方面で活躍している。
 今年度の授与式では、長尾社長が奨学生に向けて激励の言葉を贈り、続いて新規奨学生に認定された4名が認定書を受け取り、さらなる学業への精進を誓った。
 今後も同社は「一人でも多くの学生が勉学に励む機会を持ち、社会進出できるよう支援を行いながら、人財育成を通して社会に貢献してまいります」としている。

超硬防振型エンドミル「AE-VMシリーズ」に
ライトアングルタイプ登場
オーエスジー 刃先剛性と直角コーナ加工を両立

 オーエスジー(社長=石川則男氏、本社=愛知県豊川市)は、炭素鋼・合金鋼・ステンレス鋼からチタン合金・N@基合金まで幅広い被削材に対応可能な超硬防振型エンドミル「AE-VMシリーズ」に、直角コーナを加工できるライトアングルタイプを追加し、9月9日発売した。ギャッシュ当てをしつつも、刃径が変化しない特殊形状を実現した。
 同シリーズのスタブ形「AE-VMSS」は、工具剛性と切りくず排出性を両立した溝フォーム、短い刃長、φ1という小径から4枚刃の仕様により、高能率な加工が可能。今回、ライトアングルタイプφ1〜6(11アイテム)を追加し、より幅広いニーズに対応する。
 また、ショート形「AE-VMS」は、工具剛性と切りくず排出性を両立した溝フォームにより安定加工を実現し、部品加工で嫌がられるバリを抑制する。ラジアス形状のサイズ拡充により、自動車産業から航空機産業まで幅広い分野で使用可能。さらに、ライトアングルタイプφ3〜6(4アイテム)を追加し、あらゆるニーズに応える。
 AE-VMSS・AE-VMSのライトアングルタイプは、現在開催中のお得な「A-END MILLキャンペーン」の対象製品となっている(期間は2020年11月30日まで)。キャンペーンの詳細についてはhttps://www.osg.co.jp/news/file/f_246.pdfで確認を。

『BoreMeister』シリーズに
芯高調整用デバイス拡充
タンガロイ 最大工具突出しL/D=10可能

 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市好間工業団地)は内径旋削加工において、最大工具突出しL/D=10を可能とした深穴内径旋削加工用工具『Bore Meister(ボア・マイスター)』シリーズに芯高調整用デバイス(写真)を拡充。全国で発売開始した。
 発売以来、航空機産業や建築機械産業をはじめとする多くの産業にて好評の『Bore Meister』シリーズは、工具本体に内蔵された独自の振動抑制機構によって最大工具突出しL/D=10までの深穴内径旋削加工を安定して加工することができ、ユーザーの生産性を確実に向上させる革新的な工具シリーズだ。
 『Bore Meister』シリーズの性能を最大限引き出すためには正確な芯高調整が必要とされる。今回拡充発売された芯高調整用デバイスは芯高をより簡易的に調整できるようにすることを目的とした製品である。芯高調整用デバイスのセレーション部に設けた磁石により防振バーへの取り付け・取り外しを簡易的に行うことができ、工具の高い操作性を実現。芯高調整用デバイスは工具径φ16、φ20、φ25用デバイスおよびφ32、φ40、φ50、φ60用デバイスの2種類が設定され、1種類のデバイスで数種類の工具径に併用可能な仕様だ。
 主な形番と標準価格は以下の通りだ。●AVC-SET16-25(芯高調整デバイス=防振バーφ16-25用)▽8730円(税込9603円)、●AVC-SET32-60(芯高調整デバイス=防振バーφ32-60用)▽1万1700円(税込1万2870円)。同社は、本製品の発売初年度の販売を175万円(年間)と見込んでいる。
 本製品に関して詳しくは、同社各営業所へ問い合わせ、または同社ウェブサイトへアクセスを。

一台当たりの受注金額は5.5%増
全社受注前  年同期比39.3%減の1355億円
DMG森精機 2020年度上半期連結決算

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区)が8月27日に発表した2020年度上半期(1〜6月)の連結決算(国際会計基準)は、売上収益が1543億44百万円(前年同期比35・3%減)、営業利益が24億29百万円(同87・9%減)、税引前四半期損失が5億59百万円、親会社の所有者に帰属する四半期損失が21億53百万円となった。
 全社受注金額は1355億円で、前年同期比39・3%の減少。同社は早くからデジタル化を推進し、ユーザーとの商談は継続できたものの、都市封鎖や移動制限などの影響は避けられず、特に4月、5月の受注が大きな落ち込みとなった。
 一方、1台当たりの受注金額は前年度比5・5%増と引き続き増加。森社長は「同時5軸・複合加工機、自動化、デジタル化などで機械の安売りをせずにグロスマージンを確保しながら、丁寧に直販、直サービスの体制を用いてお客さまに届けたことが効いている」と同日開かれたオンライン決算説明会で述べた。
 デジタル化について、同社では設計データが完全デジタル化されており、その後の製造、テスト加工、ユーザーへのプレゼンテーション、説明、立ち会い等の工程において、デジタルツイン技術を用い、コロナ禍にあっても円滑な業務が行えるよう推進している。また、伊賀グローバルソリューションセンタをフルCG化した「デジタルツインショールーム」を7月に公開し、「DMG MORI Webinar」も拡充した。
 さらに、実際にユーザーとのコンタクトを確保するため、毎週金曜日に東京および伊賀で少人数によるプライベートショー「テクノロジーフライデー」を開催しており、従来以上に個別対応が可能となった。
 2020年12月期の連結業績予想については、前回(5月28日)の予想を修正し、予想レンジを売上収益3300〜3400億円(前回3200〜3400億円)、営業利益70〜100億円(同50〜100億円)と幅を縮めると発表。前回未定としていた、最終損益は10〜30億円の黒字と予想した。なお、為替レートは米ドル110円、ユーロ120円を想定している。

サンドビック・コロマント・ジャパン
アフターサービスを拡充
再研磨・再コーティングの対象製品を追加

 サンドビック・コロマント・ジャパン(カンパニープレジデント=山本雅広氏、本社=名古屋市名東区)は、ユーザーからの再研磨・再コーティングサービスに対する要望に応えるため、2019年末に宮城県栗原市瀬峰にある同社工場内に「リコンディショニングセンター瀬峰」を開設。このほど、同センターにて「CoroDrill860-SM」と今春リリースした「CoroDrill860-GM」の再研磨・再コーティングサービスも開始することとなり、対応可能な製品数が拡大したと発表した。
 アフターサービスを強化することで、ユーザーに同社の超硬ソリッド工具製品の品質を維持しながら長く活用してもらうことが可能。また、製品を再利用することで環境に配慮すると共に、コスト削減も実現できる。
 さらに、日本国内でのサービス稼働により、受注から納入までの期間をこれまでよりも大幅に短縮することができる。
 同センターでは、同社がグローバルで設定している再研磨、再コーティング技術の高い基準をクリアし、対応可能な製品、サービスを今後も拡充していく予定。
 同社は「世界で高い評価を得ている当社の瀬峰ブランドの優れたサービスを、再研磨、再コーティングにおいても最大限発揮し、お客様からの微細な要望にも対応できるよう努める」としている。

御器谷俊雄氏
日東工器会長・創業者

 日東工器(社長=小形明誠氏、本社=東京都大田区)の会長で創業者の御器谷俊雄氏が9月16日、急性骨髄性白血病のため逝去した。満94歳。
 同氏は、1956年10月に東京都大田区で日東工器を創業。「開発は企業の保険なり」を社是に、エアマイクロメーターをはじめ、迅速流体継手「カプラ」や機械工具「アトラ」「ジェットタガネ」等、独創的な製品を次々と生み出した。社会貢献のため、1990年に財団法人(現・公益財団法人)「御器谷科学技術財団」を設立。1997年には黄綬褒章を受章した。
 通夜・葬儀は近親者のみで行われた。後日、「お別れの会」が催される予定。

機能性とデザイン性を向上させた
「ローロン コンパクトレール・プラス」
キャプテンインダストリーズ 国内販売を開始

 キャプテンインダストリーズ(社長=山下宏氏、東京本社=東京都江戸川区)は、従来品と比較し耐荷重(基本静定格荷重、基本動定格荷重、静的許容モーメント)性能の向上をはかるとともに、見栄えの良い生産現場を設計できるように製品デザインも一新したコンパクトレール、伊ローロン社製「ローロン コンパクトレール・プラス」の国内販売を開始した。
 世界各地から主に工業・産業用機械部品や各種ツール・ソフトウェアを輸入販売している同社の販売網を活かし、産業機械、ロボット、梱包、物流、鉄道などの自動搬送を必要とする企業をターゲットに、本年度300システムの販売を目指す。
 ローロン コンパクトレールは、高いミスアライメント(芯ずれ)吸収機構を特徴とし、冷間引き抜き材の転動面に高周波焼入れ、および研削されたレールにスチールベアリングを備えたリニアガイドシステムで、悪環境下および防錆処理(不動態化処理された電気亜鉛メッキ、ニッケルメッキ、ISO2081に準じた亜鉛メッキ)への信頼性が高く、転動面に施された高周波焼入れによる長寿命化、高速運転、耐久性でユーザーの好評を得ている。
 新商品では新たに、複列ボールベアリングのスライダーと凸型状の転動面を備えた新しいレールにより、アキシアル方向で最大+170%、ラジアル方向で最大+65%の許容荷重に増加したことで、より高い剛性と重荷重に対応できるようになった。
 また、セルフセンタリングワイパーを装備した新しいスチール製スライダーボディ、必要箇所全体にグリースが行きわたるフェルト素材を使用した潤滑システムとフロントからの再潤滑、内部コンポーネントを保護するためのサイドシールも備わっている。
 【特徴】
●凸形状のレールと複列のボールベアリングで構成されたリニアガイド
●設置面の平行、傾き誤差吸収機構(V+P/V+UまたはA+P/A+U)
●スチール製スライダーは、複列ボールベアリング、サイドシール、フローティングワイパーで構成
●スライダーと回転部品を含むCプロファイルで確保するコンパクトな寸法
●高周波焼入れ、研削された転動面(サイズ28、43)
●窒化、黒色酸化被膜、研磨転動面(サイズ18)
●予圧調整可能
●3種類のレールサイズ(18、28、43o)をラインナップ
●各サイズのスライダーはローラー数の異なる仕様をラインナップ
 【主要アプリケーション例】
●溶接機械向けリニアガイド、木工機用リニアガイド、セラミック加工用リニアガイド
●搬送用ピックアンドプレース、ボーリングマシン用リニアガイド
※自動車産業・パッケージング・医療機器・セラミック・強化ガラス・大理石・木材・金属加工現場など
 キャプテンインダストリーズURL https://www.capind.co.jp/

身近な社会インフラを活用
冠水センサ付きボラード
ユアサ商事ら 静岡県内で実証試験開始

 サンポール(社長=山根以久子氏、本社=広島県広島市)、ユアサ商事(社長=田村博之氏、本社=東京都千代田区)、応用地質(社長=成田賢氏、本社=東京都千代田区)の3社は、共同開発した冠水センサ付きボラード(車止め)を静岡県内に設置し、実証試験を開始した。また、新たに2段階の深度で水位を設定・検知し、アラート通知する機能を追加したことも発表された。
 令和2年7月豪雨は熊本県を中心に、九州、中部、東北地方などの広範囲で多くの人命や家屋、ライフラインに甚大な被害をもたらした。また、大きな被害には至っていないものの、局所的な集中豪雨による道路の冠水や施設への浸水被害などは、今年も全国で多発している。静岡県では、令和元年東日本台風(令和元年10月台風19号)により、県内全域で大きな被害が発生した。県東部では、主要道路の冠水による通行止めや家屋の浸水被害が多く発生し、伊豆の国市および函南町には災害救助法が適用されている。気候変動の影響により、このような大雨による被害は、全国いつ、どこで発生してもおかしくない状況だ。
 冠水センサ付きボラード(車止め)には、水を検知するセンサ2つ(最大)と通信機が内蔵されている。あらかじめ設定した水位(30o〜300oまで任意に設定可能)に達することで冠水を検知する。今回、新たにパトロール水位と通行止め水位など、異なる2つの水位を設定・検知できる機能が追加されている。近隣住民や通行者、運転者を危険箇所に近づけさせないために、冠水を検知するとボラード(車止め)がフラッシュして周囲に危険を知らせてくれる。冠水を検知すると同時に、道路管理者や関係機関に冠水情報をメールで通知。冠水状況の早期把握により、パトロールや通行規制準備など、初動対応のリードタイムの確保が可能となる。
 静岡県の協力のもと、田方郡函南町内の国道136号、ならびに伊豆の国市内に冠水センサ付きボラード(車止め)が計4か所設置され、令和2年9月から1年間、実証試験が行われる。実証試験では冠水検知情報が道路管理者や関係機関に通知され、道路パトロールや通行止めなど、道路管理オペレーションへの有効性などの検証が行われる。9月1日(火)には関係者を集めた防災訓練を実施。冠水センサ付きボラード(車止め)の機能やメール通知などについて確認された。

これまでにない表情と質感を再現
トステムの新しい内窓
LIXIL オンライン発表会でお披露目

 LIXIL(社長兼CEO=瀬戸欣哉氏、本社=東京都江東区)は、優れた断熱性・遮音性・防露性はもちろん、これまでにない表情と質感を再現したデザインで、快適で理想のインテリア空間を演出するリノベーション向けの内窓「INPLUS for Renovation」を、TOSTEMブランドから2020年10月1日(木)より全国で販売開始した。
 コロナ禍をきっかけに暮らし方や働き方は劇的に変化し、リモート社会が本格化した。住まいにおいては、リモート化によって距離や時間、場所の制約から解放され、例えば地方の古民家を購入してリノベーションをするなど大都市集中から地方回帰といったトレンドの変化をはじめ、今後、住まいの選択肢は多様化していくと考えられている。
 LIXILでは、このようなウィズコロナ時代の新しい日常を健康・快適・安心・安全に過ごせるよう「かんたんリフォームで、♯おうち時間を幸せに」(https://www.lixil.co.jp/ouchijikan/)を通じて、暑さ・寒さや防音、換気、防災対策として「窓・ドアリフォーム」を提案しているほか暮らしに関するさまざまなアイデアを紹介している。
 新しく発売された「INPLUS for Renovation」は、デザインの観点から内窓を考え直すことでインテリアに美しく馴染む、これまでにない表情と質感を再現。加えて「インプラス」シリーズの断熱性や遮音性、防露性といった窓の快適性能を引き継ぐことで、これまで以上に「設計の自由度」が高まり、自分好みのスタイルを採り入れた憧れのインテリア空間や優れた遮音性能で仕事に集中できる自宅ワークスペースの設置など、さまざまな空間を思い通りにリノベーションで実現できる。
 「INPLUS for Renovation」のデザインはフレームの質感にこだわり、高精細のオレフィンシートをラミネートすることで上質な素材感・質感を再現している。そのカラーバリエーションには、現代のリノベーションニーズに合わせたリアルな質感や風合いを重視した「ブリュームメタルグレー」「チーク」「チェリー」「ライトオーク」の全4色をラインアップ。家具や床の色とも合わせやすく、インテリアとも美しく調和する。
 さらにガラスはLow-E複層ガラス、一般的な複層ガラスに加えチェッカー、アンティーク、モール(モールのみ2020年11月発売予定)の3種類のデザイン複層ガラスが用意され、懐かしさや優しさを感じさせるウィンドウトリートメントとして楽しめる。クレセント錠も、建築にも人にも馴染むLIXIL標準の新デザインL-fitが採用され、手にフィットして、よりつかみやすく操作しやすい形状となっている。
 LIXILが提案する「LIXIL Design Style」(https://www.lixil.co.jp/lineup/designstyle/)ともコーディネートが可能だ。
 「INPLUS for Renovation」は「インプラス」シリーズと同様に、今ある窓の内側に商品を取り付けるだけなので、1窓あたり約1時間から簡単に設置できる。本製品に関して詳しくは、同社お客さま相談センター▽通話料無料のフリーダイヤル=0120(126)001まで問合せを。
 LIXILはTOSTEMブランドが提供する価値「風と光を楽しみ、空を味わう。」を、世界中でより多くのエンドユーザーに発信することを目的に、新たにブランドサイト「TOSTEM.com」を立ち上げた。TOSTEMブランドは、今後もさまざまな商品・サービスを通じて、豊かで快適な住生活の未来に貢献してくれることだろう。

エナジーチェーンやケーブルを使用した
革新的なエネルギー供給システムを表彰
イグス 第7回ベクター賞受賞事例を紹介

 イグス(本社=ドイツ)は、エナジーチェーンやチェーンフレックス可動ケーブルを使用した独創的なエネルギー供給システムの事例を表彰する「ベクター賞」を2年に一度開催している。今年の第7回ベクター賞には、32ヶ国から266の事例が集まった。
 ベクター金賞はGildemeister Italiana社(イタリア)による多軸旋盤
 Gildemeister Italiana社の多軸旋盤は、リードタイムや段取り時間、プロセス開発および統合に必要な作業を削減すると同時に、複雑化する工程にも対応している。機械の心臓部は、複数の加工を同時に行う6つのスピンドルを備えたスピンドルドラムで、ドラムは迅速かつ正確に加工物を加工位置まで動かす。1つのスピンドルが次の加工位置まで移動する時間はわずか0・65秒。また、6つのステーションで加工が完了した後、スピンドルがスタート位置に戻るにはドラムを300度逆回転させる必要があるが、その所要時間は重量が3トンを超えるユニットでもわずか1秒という。
 最大の課題は6つのスピンドル全てに安全にエネルギーを供給するシステムだった。解決策として採用されたのが、ドラムに合わせて回転し、スピンドルドラムの直線動作を可能にした独自のエネルギー供給システム。この多軸旋盤には、イグスのエナジーチェーンが合計8本、ケーブル64本、ホース73本が使用されている。
 ベクター銀賞は宇宙監視レーダー、銅賞は摩擦攪拌接合装置
 ベクター銀賞は、フラウンホーファー研究所の「GESTRA」プロジェクトに採用されたAlpina Tec社(オーストリア)の宇宙監視レーダーに贈られた。「GESTRA」は、スペースデブリの探索とマッピングに使用されるレーダーベースシステム。方位角軸には複雑な回転型エネルギー供給システムが特別設計され、仰角軸には両側にダブルチェーンシステムが採用されている。
 ベクター銅賞は、Grenzebach Maschinenbau社(ドイツ)の摩擦攪拌接合装置に贈られた。溶接ヘッド内のエネルギー供給機構も付随物も柔軟性を持たせる必要があった。限られた設置スペースでR4エナジーチェーンとツイスターバンドを直接接続して、創造的かつフェイルセーフなソリューションを実現している。
 サステナブルな事例に贈られるグリーンベクター賞
 今回初めてエナジーチェーンを使用した特にサステナブルなプロジェクトにグリーンベクター賞を贈ることとなり、アメリカのDrop Water社とドイツのHuber社のアプリケーションが選出された。
 Drop Water社は、ボタンを押すと生分解性容器に飲料を充填する飲料自動販売機で受賞した。自動販売機は設置場所の水源につながっているため、水を運ぶ必要がない。ハーネス済みレディーチェーンが、リニアロボット用ケーブルを安全かつ確実にガイドする。
 Huber社の下水汚泥処理装置は、エジプトの水処理プラントにおいて太陽エネルギーを利用して下水汚泥を乾燥させている。水分を取り除いた汚泥は、天日乾燥によって質量・体積ともに約4分の1まで減り、粒状物に変換される。このプラントでは、バハル・エル・バカール運河システムより汲み上げた汚染水を処理し50万人分の飲料水を供給することができる。自動装置に電力や動力を確実に供給するために、チェーンフレックス可動ケーブルを備えたエナジーチェーンが、ストローク100mの128ユニットに使用されている。
 第7回ベクター賞に関する詳細情報や授賞式の様子などは次のURLより見ることができる。www.igus.co.jp/vector-award

小物高精度部品旋削加工用
PVDコーテッド超硬材種
三菱マテリアル 「MS9025」を発売

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=田中徹也氏、住所=東京都千代田区)は、小物高精度部品旋削加工用PVDコーテッド超硬材種「MS9025」を発売した。
 MS9025は、振動切削加工向けに最適化された切削工具材種。高い母材靭性により耐欠損性に優れ、粗粒WCによる高熱伝導率によって刃先の熱を抑制し、刃先強度の低下を軽減できることで、ステンレス鋼など加工硬化しやすい被削材での切り込み境界損傷抑制に効果を発揮する。
 自動車産業を中心とした電動化技術の発達に伴い需要が高まっている、高精度な小物部品にはステンレス鋼をはじめとした難削材が多く使用され、その加工に切りくず処理の改善を図るため振動切削技術を採用するユーザーも増えている。
 一方で、振動切削加工時は通常の切削加工とは違い被削材への接触回数が増えるため、切り込み境界摩耗や欠損などが発生しやすいというデメリットがあり、同社では従来の切削方法はもちろんのこと、振動切削でも安定した加工が可能になるよう最適化された新材種を開発し、今回12アイテムの販売を開始した。
 標準価格(代表型番)は、インサート「DCGT070201M-FS-P MS9025」が1770円、「DCGT11T304M-FS-P MS9025」が2090円、「DCGT11T302M-LS-P MS9025」が2090円。

2020年10月4日(日)11日(日)2756号・2757号
中部経産局9月公表 最近の管内総合経済動向
「低迷しているものの、生産面に
持ち直しの動きがみられる」
2か月連続の上方修正

 中部経済産業局は9月10日発表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を「悪化が続いているなか、下げ止まりの動きがみられる」から「低迷しているものの、生産面に持ち直しの動きがみられる」に上方修正した。上方修正は前月の発表に続いて2か月連続。(比較は、断りのあるものを除き、2020年7月の実績値による)
 個別の項目では、生産、公共投資、輸出の判断を上方修正した。
 生産は、「下げ止まりの動きがみられる」から「持ち直しの動きがみられる」に前月に続いて上方修正。鉱工業生産の動向を指数(7月速報)でみると、輸送機械工業、プラスチック製品工業、鉄鋼業などが上昇したことから、前月比20・4%増と2か月連続で上昇した。前年同月比は19・7%減と10か月連続の低下となった。主要業種では、輸送機械が、乗用車及び自動車部品で持ち直しの動きがみられる。生産用機械は、金属工作機械が国内・海外向けともに低水準。電子部品・デバイスは、SSD向け等を中心に緩やかに持ち直している。
 公共投資は、判断を「弱い動きとなっている」から「持ち直しの動きがみられる」に上方修正した。上方修正は、2019年9月の発表以来、12か月ぶり。公共工事前払金保証請負金額は、単月で前年比2・3%増となり、年度累計では前年度比10・1%減と下回っているものの低下幅は縮小している。
 輸出は、「下げ止まりの動きがみられる」から「持ち直しの動きがみられる」に前月に続いて判断を上方修正。名古屋税関管内の輸出通関額(円ベース・速報)は、12か月連続で前年を下回った。品目別では自動車や自動車の部分品などが、主要地域別ではアジア向け、アメリカ向け及びEU向けが前年を下回ったものの低下幅は縮小し、中国向けが3か月連続で前年を上回るなど持ち直しの動きがみられた。
 その他、個人消費は「弱まっているものの、一部に持ち直しの動きがみられる」(2か月連続)、設備投資は「増加しているものの、伸びは鈍化している」(6か月連続)、住宅投資は「弱い動きとなっている」(3か月連続)、雇用は「需給が緩和している」(2か月連続)と判断した。

コロナ感染拡大防止の観点から
令和3年賀詞交歓会を中止に
静岡県管工機材商組合 9月理事会を開催

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は、9月11日午後3時より静岡市内のホテルシティオ静岡で、理事8名が出席して理事会を開いた。
 組合員・賛助会員が参加する恒例の組合コンペについて、コロナ禍の中にあっても製販交流の場は必要との考えから、11月5日に富嶽カントリークラブ(静岡市清水区)にて開催すると決定した。ただし、参加者は静岡県内に営業所のある賛助会員、県在住者に限る。表彰式およびパーティーは、ソーシャルディスタンスを充分取るなど感染予防に最大限配慮して行うこととした。
 役員会有志コンペについても、10月6日に富嶽カントリークラブで開催することを決めた。午前9時スタート。表彰式やパーティーは行わないこととした。
 賀詞交歓会については、毎年多くの組合員と全国各地から参加する賛助会員により盛大に開催されるが、今期は密を避けられないとして中止を決定した。祝辞の依頼を予定していた来賓にはヌマカンの伊藤会長より断りの連絡をしてもらうことを確認した。
 組合研修旅行は、賛助会員も参加して例年12月に開催されるが、今期については中止することとした。
 業界の市況、新型コロナウイルスの影響等については、静岡県下で特に伊豆半島は観光で持っているところがあり非常に悪い、管材・住設関係の売上は対前期比70〜80%になっているところが多く見受けられると報告された。
 管機連理事会は、10月7日にビデオ会議アプリ「ズーム」を使用してオンラインで開催される。一色理事長が参加予定。接続テストを9月30日午後3時〜4時に行う。
 その他、理事長交代の件は、次期理事長候補者の承諾を得てほぼ決定したと報告。また、会費未納会員(数社)に対し、各担当理事が督促することを確認するなどして、理事会を終了した。
 当日は理事会前に合成管部会(担当=大河理事・大河機材社長)が開かれ、ブリヂストンの岡本課長と田中氏が配管資材の紹介、賠償保険制度の説明などを行った。

導電性を備えた耐摩耗性部品を3Dプリント
イグリデュールI8-ESD
イグス SLS方式用新材質を開発

 イグス(本社=ドイツ)は、ESD(静電気放電)対策が必要な耐摩耗性部品をユーザーの要望に応じて優れたコスト効率で作成できるよう、SLS(粉末焼結積層造形)方式の3Dプリンター用に新材質「イグリデュールI8-ESD」を開発した。この新材質で作成した部品は導電性を備え、静電気を嫌う産業分野において安全な製造ラインを実現する。
 電子産業や半導体産業で使われる耐摩耗性部品には、耐久性だけでなく、静電破壊を防ぐために導電性が求められる。導電性を備えた特殊部品の迅速な製造を実現するため、このほど同社はSLS方式用3Dプリント材質を開発した。
 SLS方式のメリットとして、プリント後の未焼結パウダーを再利用できるため無駄がなく、プラスチック廃棄物の削減に貢献する。さらにプリントした部品はリサイクルが可能。
 イグリデュールI8-ESD製部品は同社の全ての材質と同じく無潤滑で、構造的に安定している。また、体積抵抗率は3× 
10 7Ω・pで静電気対策が必要な用途に適しているだけでなく、材質自体が黒色なため着色作業が不要でコスト削減や納期短縮を実現する。
 同社は、広さ3800uの試験施設において多くのトライボポリマー製品試験を行っている。SLS方式で作成したイグリデュールI8-ESD製部品は、揺動時の摩耗試験においてPA12製3Dプリント部品の約2倍の耐摩耗性を示し、また直動時の摩耗試験でも優れた性能を実証したという。
 この新材質は、ユーザー自身で加工することも、イグス3Dプリントサービスを利用することも可能。同社のオンライン3Dプリントサービスを利用する場合は、STEPファイルをアップロードするだけで簡単に注文できる。同サービスの詳細についてはhttps://www.igus.co.jp/3dprintserviceを参照。

8月度鍛圧機械受注総額30%減
日鍛工 18か月連続で前年下回る

 日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=坂木雅治氏・アマダ相談役)が9月8日発表した鍛圧機械会員月次統計によると、2020年8月度の受注総額は、前年同月比30・0%減の160億56百万円となり、18か月連続で前年を下回った。国内外ともに大型設備投資案件は低調で、設備投資意欲の改善は見られない状況が続いている。
 機種別にみると、プレス系機械は、前年同月比16・9%減の61億38百万円となり、2か月連続で前年を下回った。小型プレスが15・1%増、大型プレスが21・0%増、超大型プレスも4・0%増となったが、中型プレスは3・2%減。油圧プレスは58・0%減、フォーミングが31・8%減、自動化・安全装置も64・6%減だった。
 板金系機械は、前年同月比50・6%減の44億72百万円と大幅に減少、11か月連続で前年を下回った。レーザ・プラズマが57・6%減、プレスブレーキが39・2%減、パンチングも58・1%減だった。
 サービス系(サービス・部品金型)は、前年同月比16・4%減の54億46百万円となり、5か月連続で前年を下回った。
 内外別(機種計)では、国内が前年同月比25・6%減の74億74百万円。自動車向けが22・5%増とやや持ち直したものの、その他は金属製品製造業向け26・1%減、一般機械向け40・7%減、電機向け26・6%減、鉄鋼・非鉄金属向け72・2%減と低調のままだった。
 輸出は、前年同月比50・9%減の31億36百万円となり、北米向け69・5%減、中国向け41・4%減、欧州向け10・1%減、東南アジア向け54・5%減、韓国・台湾向け87・8%減。依然北米市場の低迷が続いており、全般的に極めて低位での推移となっている。

売上高1.1%減、純利益9.9%減
トラスコ中山 2020年12月期第2四半期決算

 機械工具卸売商社トラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)が8月7日発表した2020年12月期第2四半期連結決算(2020年1〜6月)は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大による製造業の工場稼働率低下や能力増強投資の先送りの広がりなどが影響し、売上高は1084億13百万円(前年同期比1・1%減)、営業利益が61億61百万円(同11・5%減)、経常利益が64億円(同9・9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が43億33百万円(同9・9%減)となった。
 全売上高の74%を占めるファクトリールート(製造業、建設関連業等向け卸売)は、感染症拡大の影響を受けて、マスクや保護服、消毒液などの引き合いは増加したものの、設備投資の際に必要とされる物流保管用品や工場の稼働に必要な製品群の引き合いの低下により、売上高が前年同期比5・8%減。粗利率の高いeビジネスルート(ネット通販企業等向け販売)の売上高が増加(同15・7%増)したことにより、全体の売上総利益率は22・0%と前年同期に比べ0・3ポイント増加した。一方、運賃荷造費や減価償却費の増加により、販売管理費は同5・7%増となった。
 2020年12月期通期業績予想については、上期の業績を踏まえた上で、下期(2020年7〜12月)においては新型コロナウイルス感染症の収束時期が不透明な状況下であることから、当初予想(2月10日発表)を下方修正し、レンジ形式による開示に変更。売上高2258億49百万円〜1985億48百万円(前年比2・3%増〜10・0%減)、営業利益126億40百万円〜76億36百万円(同8・4%減〜44・7%減)、経常利益130億円〜79億96百万円(同8・4%減〜43・7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益89億52百万円〜54億99百万円(同6・9%減〜42・8%減)とした。

令和2年度第2回
WMゴルフ大会開く

 木工機械研究会WM会(会長=福本豊彦氏・フクモト会長)の令和2年度第2回ゴルフ大会が7月19日、涼を求めて長野県木曽町の御岳ゴルフ&リゾートホテルで開かれた。
 当日は、梅雨の合間の晴天に恵まれ、14名が参加。ダブルペリアのプレイで熱戦の末、川瀬敏裕氏がネット71で優勝を飾った。
 上位入賞者は次の通り(敬称略)。
▽優勝=川瀬敏裕(中京)G95、H24、N71
▽1位=渡邉将人(兼房)G95、H20・4、N74・6
▽2位=青山真人(青山工機)G106、H31・2、N74・8
▽3位=松井忠彦(アミテック)G96、H20・4、N75・6
▽4位=山本隆夫(山本機工)G107、H31・2、N75・8
▽5位=坂入義久(代東)G104、H26・4、N77・4

INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展
オンライン展示会5日より開催
510社超が出展 チャットによる商談も可能

 日本金型工業会、日本金属プレス工業協会、インターモールド振興会は、10月5日(月)〜16日(金)に「INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展」のオンライン展示会を開催する。
 同展は長く金型および金属プレス加工技術に焦点を当てた国内唯一の専門展示会としてビジネスマッチングの場を提供してきたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、展示会の開催が見送られた。
 そこで主催者は、Webサイトを活用し、技術・製品・サービスの紹介動画や資料の掲載に加え、チャット機能によるリアルタイムでの商談機能、オンラインセミナー開講など各種機能を盛り込んだ「オンライン展示会」を企画した。
 10月5日からのメイン会期に先立ち、プレオープン期間として9月23日から出展企業情報の公開を開始。510社・団体を超える出展者が、製品パンフレットやデモ動画を公開している。
 メイン会期中は、出展者の詳細ページや来場者と出展者をつなぐチャット機能の解放、オンラインセミナーの開講など、展示会の中心的コンテンツが公開される。
 現在、公式サイト(https://online.intermold.jp/)にて事前来場登録を受付中。一度来場登録すれば、期間中何度でもログインすることができる。
 【公開予定のオンラインセミナー】
 ■10月5日(月)〜
 @「自動車業界のCASE展望」…松島正秀氏(一般社団法人日本自動車部品工業会技術担当顧問、早稲田大学自動車部品産業研究所招聘研究員)  
 A「アディティブマニュファクチャリング(3Dプリンティング)の勝ちパターン-導入、その次に-」…永野知与氏(テュフズードジャパンCOM事業部IEP部アディティブマニュファクチャリングチームAMエキスパート)
 B「アディティブマニュファクチャリング(3Dプリンティング)のチームの作り方-AM人材開発-」…永野知与氏(Aと同じ)
 ■10月6日(火)〜
 C「パワートレインに変革をもたらす、Additive Manufacturing」…塩飽紀之氏(日産自動車パワートレイン生産技術開発本部パワートレイン技術企画部エキスパートリーダー〈新商品工法開発〉)
 ■10月7日(水)〜
 D「コロナ禍での金型IoTへの取り組み」 「KMC金型IoTソリューションのご紹介」…佐藤声喜氏(KMC代表取締役社長)、黒羽根悠氏(KMCソリューション企画推進本部リーダー)
 ■10月8日(木)〜
 E「モータ高効率化に向けたモータコア製造の技術開発動向」…福山修氏(黒田精工技術本部プロセス開発推進室)
 ■《LIVE配信》10月13日(火)午後2時〜3時
 F日本のモノづくり革新に向けた「Kansai-3D実用化プロジェクト」の取り組み…谷川淑子氏(経済産業省近畿経済産業局次世代産業・情報政策課課長補佐)

仕上げ面の測定をサポートする
低接触圧プローブの販売を開始
キャプテンインダストリーズ

 キャプテンインダストリーズ(社長=山下宏氏、東京本社=東京都江戸川区)は、ワーク表面に接触する測定球の圧力を低減した、仕上げ面の測定をサポートする独Hexagon社製「低接触圧プローブ IRP40.02-LF」の国内販売を開始した。工作機械メーカー、自動車メーカーをはじめとするものづくり企業をターゲットに、初年度100システムの販売を目指す。
 「低接触圧プローブ IRP40.02-LF」は、測定圧力を従来品と比較し]-Y方向で約40%、Z方向で約50%低減。精密切削仕上げ面、研削仕上げ面、金型自由曲面仕上げ面等、高精度な面仕上げを施したワークをプローブを使って測定する機上計測が増加する中、従来品のプローブ(標準、高精度)を使った測定では、測定球をワークに接触させてタッチ信号を出力する時に接触圧力で微小な圧痕が残る場合や、柔らかい材料では塑性変形を引き起こす可能性があり、従来品よりワーク表面に接触する測定球の圧力を低減した同製品が開発された。
 また、同社が販売する機上計測ソフト「Hexagon m&h NCゲージ」等と組み合わせることで、より簡易で高精度な機上計測が可能になる。
 「低接触圧プローブ IRP40.02-LF」は、外観では認識できないZ方向のオーバートラベル(行きすぎる量)を検知し青色LEDで知らせる機能を持つほか、ITE高速移動テクノロジーでタッチ信号を正確に判断し50m/minの速度までスキップ送りが可能。
 さらにノイズを検知するパルス量とマージンを増やし、耐ノイズ性を向上させた。電池寿命は、1回/2秒のタッチサイクルで、連続計測800時間。

工場保全・部品製作の
専門情報サイト開設
久満田商会 各種事例を多数紹介

 機械工具商社の久満田商会(社長=熊田誠司氏、本社=名古屋市北区、TEL052-911-0401)はこのほど、尾張・名古屋地域を対象に工場の保全・メンテナンスに特化した専門情報サイト「尾張・名古屋 工場修理・メンテナンス.com」を開設した(https://japan-factory-repairandmaintenance.com/owari/)。
 これまで実施した修理・メンテナンスの事例や、工場の各種設備のメンテナンスのポイントなどを公開している。同社では工場のさまざまな困りごとに対して幅広いメニューで解決・改善提案を実施。現地調査・見積りは無料となっている。
 また、同社公式HP(https://kumadashokai.co.jp/)のオープンに伴い、部品製作・調達の専門情報サイト「尾張・岐阜 部品加工センター.com」を開設https://kumadashokai.co.jp/work/)。特殊製作部品・機械加工品、板金加工品などの製作事例を多数掲載し、部品製作外注時のリードタイム短縮や工程集約を実現したいユーザーなどに役立つ情報を紹介している。小ロット・単品部品の製作にも対応する。

フラッグシップモデル「ネプロス」から
ツールセット2種を新発売
KTC 狭小作業にも対応

 総合ハンドツールメーカー京都機械工具(KTC)(社長=田中滋氏、本社=京都府久世郡)は、ネプロス両開きツールセット2種を発売した。同製品は昨年6月に限定発売したネプロス25周年限定モデル「ネプロス両開きツールセット2種」と同モデルで、発売以降好評を得て、このほど定番化した。
 「ネプロス9・5 ツールセット[32点]」NTX632WZは、自動車整備における作業性にこだわった差込角9・5 のツールセット。ラチェットハンドルはスタンダードタイプに加え、狭小作業にも対応するコンパクトヘッドタイプもセットした。また、ディープソケットは奥まった箇所へのアプローチ時のはまりやすさを重視し、十二角を採用している。
 「ネプロス6・3 ツールセット[41点]」NTX641WZは、コンパクトさと信頼性を両立する差込角6・3 のツールセット。狭所作業に適した6・3 の特長を最大限に活かす入組で、ラチェットハンドルとビット類はスタッビタイプもセットした。ハンドル類はドライバタイプやT形ハンドルなど、早回しに最適なアイテムを追加した。
 いずれのセットも、収納ケースはネプロスのセットでは初となる両開きタイプのメタルケースを採用。カラーはネプロス専用色のダークチャコールパールで、天面に専用のエンブレムをセットした特別仕様となる。
 標準小売価格は「ネプロス9・5 ツールセット[32点]」が15万7000円、「ネプロス6・3 ツールセット[41点]」が16万1000円(いずれも税別)。
 同製品に関する問合せは、同社お客様窓口TEL0774-46-4159、Eメールsupport@kyototool.co.jpまで。

給湯設備に最適
新たな定流量弁を発売
ベン 水道法性能基準(耐圧・浸出性能)適合品

 バルブメーカーのベン(社長=鈴木一実氏、本社=東京都大田区)から水道法性能基準(耐圧・浸出性能)に適合した新しい定流量弁『FD-13N型(青銅製)』と『FD-14型(ステンレス製)』が登場だ。
 本製品の要部はステンレス製のニードル式で耐熱性ならびに耐久性に優れており、コンパクト設計だから取り扱いがとても容易。ホテルや学校、病院、福祉施設などの給湯設備に最適だ。コンパクト設計だから、給湯・給水機器などにも使用できるのが嬉しい。
 『FD-13N型』『FD-14型』の仕様は以下の通り。
●呼び径▽20、25
●適用流体▽温水、水道水
●流体温度▽5〜90度
●一次側適用圧力▽1・0MPa
●設定流量・記号▽8〜20L/min
●作動差圧範囲▽0・05〜0・3MPa
●端接続▽JIS Rcねじ
●設定流量の許容差▽設定流量プラスマイナス15%以内
●本体耐圧試験▽水圧にて1・75MPa
●取付姿勢▽水平・垂直取付自由
●材質▽『FD-13N型』=本体/CAC・要部/SUS、『FD-14型』=本体・要部/SUS
 関連商品として、中央式給湯設備(定流量循環方式)用定流量弁『FD-11N型』ならびに『FD-12型』も好評発売中だ。
 本製品に関して詳しくは、同社名古屋営業所▽電話=052(411)5840/同社静岡出張所▽電話=054(275)2705、または各営業所まで問合せを。

高知ミツトヨ移転に伴う
工場用地購入(高知県香南市)
ミツトヨ 2022年10月操業予定

 精密測定機器メーカーのミツトヨ(社長=沼田恵明氏、本社=神奈川県川崎市)は8月19日、連結子会社の高知ミツトヨ(社長=坂井知峰氏、所在地=高知県高岡郡中土佐町)の移転を伴う工場の拡充を決定し、同月7日に移転先の工場用地譲渡契約を高知県と締結したと発表した。
 今回、移転先として高知県香南市の川谷刈谷工場用地(香南市香我美町徳王子字関屋120-1)を購入し、新工場を建設する。敷地面積3万3833・66u。建物面積は6800u(延床)で現状の約2・6倍に拡大する計画。投資額は約41億円(土地5・6億円、建物18・4億円、設備17億円)を見込んでいる。
 操業開始は2022年10月を予定し、主にマイクロメータヘッド及びマイクロメータ部品の製造を行う。

銀イオンと光触媒の
ハタヤ除菌照明シリーズ
ハタヤリミテッド 電気配線工事なしで簡単導入

 コードリールや照明器具の専門メーカーであるハタヤリミテッド(社長=足立憲泰氏、本社=名古屋市中区)で、今注目を集めている新製品が『ハタヤ除菌照明シリーズ』だ。
 銀イオン(Ag+)と光触媒(酸化チタン)の力により点灯するだけで除菌∞消臭∞防カビ′果が期待できるCCFL蛍光ランプ(冷陰極管)を採用。ノートパソコンや液晶テレビのバックライトにも使われるCCFL蛍光ランプは一般蛍光灯と比べ省エネ・長寿命なだけでなく低発熱で人体にも無害だ。
 仕組みはこうだ。放電管の電位とナノシルバーが銀イオンを発生させて空間に浮遊することで、周囲のウイルスや有害菌(レジオネラ菌、ブドウ球菌、大腸菌など)の殺菌に効力を発揮。さらに浮遊する花粉や悪臭、カビ菌などを光触媒(可視光応答型光触媒)が吸着・殺菌・分解。これが空気の循環で繰り返し作用する。
 ライトに付着する油汚れやタバコのヤニ、鳥の糞尿などを分解して取り除くセルフクリーニング機能≠燉Lしており、その使用例は、内装工事やイベント会場、畜舎、飲食店厨房、魚市場、喫煙所、スポーツ施設など多岐にわたる。
 『ハタヤ除菌照明シリーズ』は現在6つのタイプがラインアップされている。連結点灯が可能な「連結型ライトタイプ(吊り下げ用)」と「三脚スタンド1灯タイプ」(※いずれも最大15灯まで)のほか「キャスター付スタンド2灯タイプ(写真)」「クリップライトタイプ」「スタンドライトタイプ」「ロングライトスタンド4灯タイプ」。
LEDと同等の明るさで照らしてくれる本製品に関して、詳しくは同社顧客サービスデスク▽通話無料のフリーダイヤル=0120(686)888、または同社ウェブサイトへアクセスを。

全工種対応型予約管理システム
『ITENE』提供開始
ユアサクオビスとダンドリワークスで

 建築業界の現場管理アプリ「ダンドリワーク」を運営するダンドリワークス(社長=加賀爪宏介氏、本社=滋賀県)と、ユアサ商事(社長=田村博之氏、本社=東京都千代田区)のグループ会社ユアサクオビス(社長=村山英明氏、本社=東京都千代田区)の2社は、集合住宅における予約管理システム『ITENE(イテネ)』を共同で開発。2020年8月27日(木)より管理会社、工事会社、点検会社、清掃会社などに対してサービスの展開を始めた。
 マンションなどの集合住宅を管理する管理会社は、インターホン交換や水道点検など専有部の工事・点検をしようとする際、その都度居住者と日程を調整し工事・点検を実施している。日程調整の方法は主に電話や書面を用いたアナログによる方法、システムを用いたデジタルによる方法の2通りがある。
 具体的には、電話や書面を用いたアナログによる方法の場合、ポスティングなどにより居住者に専用コールセンターの電話番号を案内し専用コールセンターで居住者の希望日時を受け付けるか、郵送で居住者から希望日時を知らせてもらい居住者の希望日時を受け付ける。この方法は従来から広く行われていたが、ヒューマンエラーが発生しやすいことや専用コールセンターの運営に係る人件費や通信費が相当に生じるという問題が指摘されていた。
 こうした問題点を解決するため2010年代に登場したのがシステムを用いたデジタルによる方法だ。この場合、まず一般的な予約管理システムを用いる方法が考えられるが、一般的な予約管理システムを用いて管理できるのは「予約した人」のみで「予約していない人」を管理できないという問題点がある。予約したい人だけが予約すればよい美容院や英会話教室などではこのようなシステムでも支障がないことがほとんどだが、集合住宅の管理においては法定の工事や点検などが存在し対象者すべてに工事や点検を行う必要がある。そのため、まず「予約すべき人」のすべてを把握し、そのうえで「予約した人」だけでなく、「予約していない人」の管理を行う必要がある。このような業界のニーズに対応したシステムはこれまでも存在したが、特定の機器を施工する場合にのみ使用することができるという制約が存在していた。
 『ITENE』を利用することで、電話や書面を用いたアナログによる方法で懸念されるヒューマンエラーの削減はもちろん、業務上の効率化も実現できるという。ユアサクオビスの試算によると、1物件(平均50戸)の日程調整に平均28時間を要していたところ『ITENE』を利用する方法では約9時間に短縮できると見込まれている。また、システムを用いたデジタルによる方法と比べても、工種に限定されることなく従来のシステムより低価格で「予約すべき人」の予約状況を網羅的に把握することができるという。
 『ITENE』は管理会社がポスティングなどの方法により居住者に専用予約サイトのQRコードを案内し居住者がスマートフォンなどでQRコードを読み取り、アクセスしたうえ空き予定に予約することができるシステムである。管理会社側は居住者の予約状況を管理画面で確認できる。また、居住者との日程調整を各工事会社に行わせている管理会社は所定の設定を行うことにより各工事会社が『ITENE』を用いて行った居住者との日程調整の状況を横断的に閲覧・管理することができるため正しく早く予約状況を管理することが可能だ。これまで物件単位で予約と未予約を確認できるシステムはあったが管理会社(親権限)と協力会社(子権限)の権限階層を分け、管理会社からのみすべての協力会社の予約状況を横断的に確認できるシステムは業界初となる。
 使用方法は、管理会社などの大元となる指定のサーバーに設置しシステムやソフトウェアなどを単一の利用主体(協力業者など)のみで専有して使用できるシングルテナントOEM形式、ダンドリワークスが費用負担するサーバーを間借りするマルチテナント形式の2パターンあり、どちらも管理会社は全工事を確認できるが協力会社間の工事情報は開示されない仕様となっている。また、完工後は居住者の個人情報は一括削除されるため個人情報データが保存されたままになることはなく安全だ。

令和2年7月豪雨の
ボランティアスタッフに寄贈
ノダキ 現場の相棒・塩ビタミンゼリー

 弊紙がこの夏注目してきた、ノダキ(社長=野田典嗣氏、本社=名古屋市西区)と共親製菓(社長=安部隆三氏、本社=名古屋市西区)の共同開発により誕生した熱中症対策用ゼリー飲料の『現場の相棒 塩ビタミンゼリー』。今度は、令和2年7月豪雨のボランティアに携わる学生などに対して寄贈された。
 静岡県浜松市で国内最高気温に並ぶ41・1度を記録した2020年夏のある日、ノダキに「令和2年7月豪雨のボランティアスタッフには学生が多く、彼らは自身を顧みず作業に取り組んでいるため熱中症の問題が出ているという話を聞いた。そんな彼らに『現場の相棒 塩ビタミンゼリー』を1000本ほど寄贈したい!」との問い合わせが寄せられたという。この申し出を受け、ノダキが全国社会福祉協議会の千葉和成氏に問い合わせたところ、5か所のボランティアセンターから熱中症で困っているとの報告が上がってきたという。計2000名のスタッフが熱中症の問題に直面していたことが判明し、寄贈数を大幅に増やさなければと思い至ったノダキはSNSで経緯や状況などを発信。この協力要請に、なんと22組が賛同し『現場の相棒 塩ビタミンゼリー』1万1200本の寄贈が実現した。
 協力を申し出たのは、ノダキの取引先である仕入先や得意先、クリニック、デザイン会社、アパレルショップ、ラジオナビゲーター、芸人、スポーツ選手、その他多くの個人など多岐に亘った。彼らには、ノダキから感謝状が贈られている。
 「今年の夏は非常に厳しい暑さが続きました。各地の災害ボランティアセンターでは、皆さまからのご好意を大切に活用させていただきました。誠にありがとうございます」とは、全国社会福祉協議会の千葉和成氏のコメント。野田ノダキ社長は、「個人の方の想いに我々が協力できたことで現場の相棒≠ェ共創する風土を作れたように思っています。また、これをきっかけに社会福祉協議会に代わって我々の方から共同寄贈してくださった方一組一組にお礼と共にSDGsを広めながら、感謝状を贈らせていただきました。たくさんの皆さまの気持ちが社会貢献につながり、そのプラットフォームとなれたことを誇りに思います」とコメントを寄せてくれた。
 『現場の相棒 塩ビタミンゼリー』は、ほかにも、名古屋市内3店舗の有名バーとのコラボ企画である相棒カクテル≠フ提供、オリジナルラベルでの発注、また、野球チームからの注文が相次いだことから新たに『ベースボールの相棒』が発売されるなど、多くの反響を呼んでいる。

今年度事業はすべて中止に
来年度に向け万全の準備進める
愛機工青年部 9月リモート役員会開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の青年部(部長=滝澤有一氏・松本商店社長)は9月3日(木)、なかなか終息の見えない新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から役員会をリモートで開催。組合事業の中止が相次いで決議されるなか、青年部の各事業を今後どう展開していくかについて議論した。
 本役員会の数日前に厚生部がリモート会議を開催。その場で厚生部の今後の事業展望などについて意見交換がなされた。そこで出された意見は、@今年度の事業(1泊2日のキャンプ、レクリエーション“日帰りバスツアー”)は新型コロナウイルスの感染拡大を考慮してすべて中止とするべきか、もしくは今できる範囲内で何かアクションを起こすべきか? A今年度の事業はすべて中止とし、今から来年度に向けて準備を充実させるべきではないか? の2点に集約された。
 こうした意見をうけ本役員会では、@今年度のすべての青年部事業は中止とする。Aそのうえで来年度に入り新型コロナウイルスの感染状況などがどのような状態であっても動けるよう、例えばキャンプや他産業視察などについて今から万全の準備を進めていくことで全員が合意した。
 本役員会ではその他、青年部組織図作成の件や会計に関する確認などが行われた。

山田貞夫音楽賞 4名受賞
特選は阿部氏と松川氏
山田貞夫音楽財団 第2回指揮者オーディション

 公益財団法人山田貞夫音楽財団(代表理事=田中真紀代氏)主催の「2020年度(第2回)指揮者オーディション」が9月10日、名古屋市中区の三井住友海上しらかわホールで午後1時より行われ、新人指揮者4名が山田貞夫音楽賞を受賞、このうち阿部未来氏(秋田県出身)と松川創氏(東京都出身)が「特選」に選ばれた。特選の2人は、11月11日に同ホールで開催される「第2回新進指揮者コンサート」への出演が決まっている。
 このオーディションは、愛知県内で活動している将来有望な新人クラシック音楽家(指揮者)の活動を支援し、愛知県の文化芸術の振興に寄与することを目的に同財団が実施するもの。中部地区唯一の指揮者コンクールとして昨年、第1回が開かれた。
 対象者は愛知県で指揮者として演奏実績のある人で、今回は昨年より年齢枠を3歳引き上げ38歳以下とした。
 当日は、第一次選考(書類審査)を通過した8名がオーディションに臨み、課題曲であるベートーヴェンの交響曲第3番第4楽章を指揮した。オーケストラはセントラル愛知交響楽団。審査・採点の後、上位者がさらに選択曲を指揮し、選考の結果、山田貞夫音楽賞の受賞者4名が確定した。
 同賞は受賞者に賞金10万円、特選にはさらに20万円が贈呈される。また、特選の人は受賞披露コンサートで交響曲を指揮し(演奏はセントラル愛知交響楽団)、コンサートの後、賞金とは別に奨学金として30万円が財団から贈られることになっている。
 今回は新型コロナウイルス感染症対策のため、来場者を制限し、ソーシャルディスタンスを確保した形でオーディションが行われた。
 冒頭の挨拶で田中代表理事は「今年は、春からずっと見えない小さな敵がいるので、世界中、子供から大人まで振り回されており、なかなか思い通りにならないことが多くありますが、この自粛生活の中で小さな楽しみを見つけました。それは世界中の音楽家やアーティストの方々がSNS等を通じて素晴らしいパフォーマンスを発信してくれたことです。映像の中で素晴らしいことがリモートでもできるのだと思いましたが、それと同時にますます普通の日常がどれだけ大事だったかを思い知らされた今年であります。私の父、山田貞夫も幼少の頃、戦後間もない時に友達の家にあった手回し蓄音機でベートーヴェンの交響曲を聴いて、体が震えるほど感動し、力が漲り、音楽から力をもらい、今に至っています。戦後と今は少し違いますが、音楽の素晴らしさを改めて痛感しています。今年はベートーヴェンの生誕250周年ということです。250年間も愛され続けているベートーヴェン。一度聞いたら耳から離れないほど、とても素晴らしい。これからもずっと先まで残ると思います。本日の指揮者オーディションの課題曲は、ベートーヴェン交響曲第3番第4楽章です。天国のベートーヴェンにも届くぐらいの素晴らしいシンフォニーを、素晴らしいタクトで叶えていただくことを期待しています」と述べた。
 選考委員は、瀬戸和夫氏(愛知芸術文化協会理事)、佐藤恵子氏(名古屋音楽大学学長)、竹本義明氏(名古屋芸術大学学長)、オーケストラのメンバーから寺田史人氏(セントラル愛知交響楽団ヴァイオリン奏者、コンサートマスター)、榊原利修氏(同コントラバス奏者、楽団長)、吉岡秀和氏(同ヴァイオリン奏者、アシスタントコンサートマスター)、大津敦氏(同ファゴット奏者)の計7名。
 表彰式では、選考委員の瀬戸氏が「今年で2回目となりますが、昨年に引き続き、短い時間で皆さんのやりたい個性がちゃんと伝わってきて、とても充実した時間を共に過ごすことができました」と講評を述べた後、田中代表理事から受賞者に賞状と賞金が手渡された。
 最後に、財団創設者の山田貞夫会長(ダイドー社長)が「公益財団を作って再来年で10周年となります。今後もますます音楽の振興を通じて社会奉仕をしてまいりたいと思います。日本の音楽を世界レベルにし、是非音楽大国になりたいと思っていますので、皆様のご協力をお願いします。本日はどうもありがとうございました」と感謝の言葉を述べ、閉会した。

人事異動
(10月1日付)
山 善

 山善(社長=長尾雄次氏、本社=大阪市西区)は9月1日、人事異動(10月1日付、一般人事)を次のように発表した。
 敬称略、[ ]は現職
▽坂田正則=経営企画本部副本部長兼DX戦略部長[経営企画本部副本部長]
▽川口将士=大阪支社滋賀支店長[機工事業部大阪業務部長]
▽公文良成=FAE支社名古屋支店長[FAE支社営業部長(自動車担当・名古屋駐在)]
▽萩原学=機械事業部マーケティング部長兼SFS営業部長兼FAE営業部長[名古屋支社岐阜支店副支店長]
▽大山隆司=機械事業部業務部長[機械事業部業務部長兼マーケティング部長兼SFS営業部長兼FAE営業部長]
▽長尾寿朗=機工事業部大阪第1営業部長兼大阪業務部長[機工事業部大阪第1営業部長]
▽辻治樹=家庭機器事業部第1商品統括部営業1部長[家庭機器事業部量販九州営業部長]
▽荒川博幸=家庭機器事業部量販九州営業部長[家庭機器事業部第1商品統括部営業1部長]
左から受賞者の神成大輝氏、松川創氏、財団の山田貞夫会長、山田弘子評議員、田中真紀代代表理事、受賞者の阿部未来氏、服部洋樹氏

2020年9月20日(日)2755号
賀詞交歓会の開催は状況を見て判断
全員例会は感染予防について
岐阜県管工機材商組合 9月度理事会を開催

 岐阜県管工機材商組合(理事長=渡部勝裕氏・大東社長)は、9月3日午後5時より岐阜市長良の岐阜グランドホテルにて理事会を開いた。理事7名が出席した。
 冒頭、渡部理事長が挨拶で「昨今新型コロナウイルスの話題が尽きぬ中、安倍晋三総理大臣が体調不良のため、退陣宣言をされました。また、新型コロナは感染症の2類相当が高すぎるのではないかという話。実際は1類と同じ扱いをしており、陽性になったら隔離、ほとんど医療費は無料となっている。インフルエンザは5類ということで、認定としてやり過ぎかと半年経って政治家や役人の方は思っている状況だそうです。ランクを下げる方向になるのではと思っています。経済については、株価は世界中であまり下がっていない。逆に上がっている。実体経済と株価がリンクしない状況になっている。実際は失業率が上がり、生産性も落ちている。日本もこれからデフレになるのではないかとも言われています。皆様の適切な判断で、このコロナ禍を乗り切っていただきたいと思っています」と述べた。
 引き続き理事長が議長を務めて議事に入った。
 賀詞交歓会について、令和3年1月22日に岐阜グランドホテルでの開催を予定しているが、コロナの影響を考慮し中止してはどうかという意見もあり、様子を見ながら開催するか否かを決めていくとした。開催する場合も従来とは異なり、人員を限定して行うことなどを検討。開催案内の作成が間近に迫っていることから、数パターンの原稿を準備しておく。また、中止の場合の代替案も検討し、どちらになっても迅速に対応できるよう準備を進めていくことを確認した。
 12月の理事会については、賀詞交歓会の有無にかかわらず準備や意見交換が必要だとして、開催することを決めた。会場は密にならないように留意して選定することとした。
 その他の件では、来年2月に開催予定の全員例会について、担当の白木伸道副理事長(白木商会社長)より、コロナ禍の中、自己の感染予防を基本テーマに、医師に講演を依頼する方向で準備を進めていると報告された。

各部会報告なども
令和3年度総会会場決まる
愛知県管工機材商協組 9月度書面理事会

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=大藪淳一氏・大清社長)は9月1日(火)、同組合事務所にて書面による9月理事会を開催した。すべて議案は原案通り可決された。
 【経過報告】7月31日(金)▽大藪理事長ならびに阪尾知治事務局長が大野管材を訪問し、大野洋揮新社長と面談。
 【第1号議案】令和3年度第59回通常総会ならびに事前開催理事会・役員選考委員会会場の件▽令和3年度総会時期(5月〜6月)においては、その需要がホテル宴会場から専業会議室へとシフトする傾向が高まると見込まれることから早期に会場を確保したいことなどを踏まえ、三役ならびに竹内裕二懇親会幹事長(丸金商会社長)合意のもと、8月6日(木)、名古屋市西区のTKPガーデンシティPREMIUM名古屋駅前に申し込みを済ませていると報告された。なお、総会当日の懇親会は、本理事会当日現在、予定されていない。
 【第2号議案】賛助会員退会の件▽帝国金属より、廃業にともない同組合賛助会員退会届けが提出され、受理された。
 【その他】@各部会等経過報告▽●福利厚生部会=巡回健康診断を継続実施中。●青年部「愛青会」=7月16日(木)、令和2年度第1回例会開催。部員ら13名が参加した。A同組合正会員人事▽●大野管材=大野洋揮社長へ。●久門製作所=坂本武名古屋営業所長へ。B正会員企業人事▽●山信=福元良貴氏社長就任。●山直=藤堂泰寿氏社長就任。

日工会 2020年8月分工作機械 受注速報
受注総額は前年同月比23.3%減の678億円

 日本工作機械工業会(日工会、会長=飯村幸生氏・芝浦機械会長)が9月9日発表した2020年8月分の工作機械受注総額(速報値)は、前年同月比23・3%減の678億91百万円となり、23か月連続で前年を下回った。前月比は2・7%減だった。
 このうち内需は、前年同月比38・6%減の230億41百万円。前月比は7・1%減だった。
 外需は、前年同月比22・0%減の448億50百万円。前月比は0・3%減だった。
 これにより2020年累計(2020年1〜8月)は、受注総額が前年比37・2%減の5476億99百万円。内外需別では、内需が同40・2%減の2063億81百万円、外需が同35・2%減の3413億18百万円となった。

抗菌・殺菌素材の純銅を使用した
ドアオープナー『フレン銅』
近藤金属工業 銅を知り尽くした町工場が製作

 精密板金・プレス加工の近藤金属工業(社長=近藤隆史氏、所在地=愛知県あま市)はこのほど、非接触でドアの開閉ができる純銅製のドアオープナー「フレン銅」を開発、商品化した。
 同社は産業電気関連に特化し、板金業界でも珍しい銅や真鍮などの加工を60年以上手掛けてきた。同社が得意とする「銅」は、細菌やウイルスなどを死滅させる超抗菌作用があるといい、長年培った技術を生かし、感染症予防のためのドアオープナーを製作した。
 「フレン銅」は、抗菌・殺菌素材である純銅(純度99・9%以上)を使用。材料から加工、梱包や出荷まですべて国内で行っている。縦79o×横42o×厚さ3o、重さ29gで、名刺入れにもちょうど収まり携帯に便利。
 また、指入れ部分を大きくすることで指への負担を軽減するなど、材質だけでなく、形状や使いやすさ、安全性などいたるところに使う人への配慮がなされている。
 ドアの開閉や鍵の施錠をはじめ、ボタン・スイッチ、電車のつり革など不特定多数の人が触れる部分に、手の代わりに使用でき感染予防に役立つ。
 同社では、新型コロナウイルスの影響により余裕ができた時間を活用し、何か会社のためになるものを作ろうと、今井勝利部長をリーダーに社員から意見を聞く中で、女性社員から挙がった感染予防グッズに着目。材料の特性に精通し、強度も問題ないことから、純銅製のドアオープナーの製作に着手した。数十回の試作を重ねて不具合を解消し、一つ一つ面取りも丁寧に仕上げ完成させた。
 近藤社長は「今までは依頼されたものを作り出すという作業だったが、今回の商品開発で、社員皆が意見を出し合って現物ができていく、ゼロからスタートして現物を作り出すという感覚は、モチベーションの向上につながり、商品ができ上がったことで達成感も得られ、ものづくり企業にとっては役立つ経験になった」と振り返り、今後も商品開発を続けることで経営陣・社員の一体感、モチベーションの向上につなげ、さらにメーカーとして確立していきたいと将来の展望も語った。
 商品に関する問い合わせは、同社TEL052-442-0055、Eメールinfo@kon-kin.co.jpまで。

主要8社の総受注高21か月連続で前年割れ
中国向けは前年同月比85・4%増
中部経済産業局 7月度金属工作機械受注状況

 中部経済産業局が8月31日に発表した令和2年7月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシナリー、ジェイテクト、コマツNTC、FUJI、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比29・4%減の228億24百万円となり、21か月連続で前年を下回った。前月比は4・8%増と2か月連続で増加した。
 国内受注は、前年同月比36・5%減の77億79百万円となり、20か月連続で前年を下回った。前月比は11・0%増だった。
 主力の一般機械工業向けが前年同月比37・7%減の43億7百万円と21か月連続で前年を下回り、自動車工業向けも同54・7%減の15億23百万円と20か月連続で前年を下回った。
 海外受注は、前年同月比25・1%減の150億45百万円となり、21か月連続で前年を下回った。前月比は1・9%増だった。海外受注比率は65・9%。
 北米向けが前年同月比50・0%減と18か月連続で前年を下回り、ヨーロッパ向けも同42・8%減と21か月連続で前年を下回った。一方、アジア向け(トルコを含む)は同31・9%増となり、21か月ぶりに前年を上回った。
 国別にみると、1位の中国が56億91百万円(前年同月比85・4%増)、以下、アメリカ36億81百万円(同44・3%減)、ドイツ7億37百万円(同37・7%減)、イタリア5億37百万円(同36・6%減)、インド3億70百万円(同50・7%減)の順となった。
 販売額は、前年同月比41・4%減の197億88百万円となり、7か月連続で前年を下回った。前月比は5・4%減だった。
 受注残高は、前年同月比37・2%減の1270億99百万円となり、16か月連続で前年を下回った。前月比は1・2%減だった。

人事異動
岡谷鋼機

 岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)は、9月1日付人事異動を次のように行った。
 敬称略、( )は旧職
 松岡俊行=審査法務本部審査部長(審査法務本部審査部室長)▽宮成敏行=審査法務本部法務部長(審査法務本部審査部長)▽柿沼豊成=企画本部関連事業部担当部長(〈出向〉シンガポール岡谷鋼機会社社長)▽山下洋=〈出向〉シンガポール岡谷鋼機会社社長(審査法務本部法務部長)

役員人事
藤田螺子工業

 藤田螺子工業(社長=藤田尚大氏、本社=名古屋市中村区)では、去る8月26日開催の定時株主総会ならびに取締役会にて、新役員体制を次のように決定した。
 代表取締役会長=藤田K▽取締役副会長=藤田眞(QMS・技術・グローバル)▽同=藤田守彦(渉外・業界関係)▽代表取締役社長=藤田尚大▽取締役=水野信治(技術・製造・生産管理、会長補佐)▽執行役員=東清彦(品質保証)▽同=鈴木徹(営業・調達)▽監査役=原邦男(常勤)
※敬称略
 なお、取締役の北宮伸浩氏は同日付で退任し非常勤顧問に就任、また、取締役の朝岡龍治氏は同日付で退任した。

本社ショールームから直接対応
『リアルバーチャル展示会』
第一測範製作所 希望する時間帯で随時開催

 第一測範製作所(社長=木村敬知氏、本社=新潟県小千谷市)は、本社ショールームよりネットを介して測定機器の説明と操作実演をする「リアルバーチャル展示会」を、8月3日からユーザーの希望する時間帯に合わせて随時開催している。
 新型コロナウイルス感染症拡大の影響でユーザーとの対面が難しくなっていることから、同社ではWeb会議システムZoomやskypeなどでユーザーとつなぎ、スタッフが測定機器を操作実演しながら説明、ユーザーは聞きたいことを一対一で気軽に話せるWeb展示会を企画した。
 同展示会では製品の操作実演と質疑応答を中心に行い、ユーザーが測定したいワーク・ゲージを事前に送付することで、実際の測定作業を確認することができる。
 また、実際の展示会で移動が困難な大型測長機や長くて持ち運びが難しいボールねじの説明も可能。技術的な相談などにも対応する。
 展示会は主に次のテーマで実施する。@生産性向上のご提案…空気/電気マイクロメータ表示機「Smp」A医療用ゲ―ジの需要急増!各種ゲージについてご紹介B測定方法を見直し効率を上げる方法!事前にワーク、ゲージをお送りいただければ測定実演可能Cホームページ掲載製品の紹介…光学式非接触小径内径測定器「IDM」、タップ穴自動検査装置「Bee-1」、ハイトゲージ、ボールねじ、他。
 ねじゲージや空気マイクロの基礎編など希望するテーマで質疑応答を交えた少人数でのグループ参加も可能としており、問合せるとよい。
 開催時間は平日9時〜16時の間で、目安は30分〜60分。
 申込方法は、同社HP(https://issoku.jp/)内の「リアルバーチャル展示会開催中」案内にある「申込書」に必要事項を記入の上、FAX(0258-81-2113)またはメールに添付して申し込む。メールは営業推進グループ・竹石氏(y-takeishi@issoku.jp)、販売管理課・南雲氏(r-nagumo@issoku.jp)、もしくは最寄りの営業所へ連絡を。

無料シミュレーション 優れたコスト効率
「イグス ロボット制御システム」
自社のすべてのロボット製品に対応

 イグス(本社=ドイツ、日本法人=東京都墨田区)は、ロボットのプログラミングを簡単にするため、低コスト自動化ソリューション向けに制御ソフトウェアを開発した。「イグス ロボット制御システム」はオンラインで無料利用可能、ライセンスフリーで、自動化導入の際に簡単に使うことができる。
 イグスでは、多関節ロボット、パラレルリンクロボット、ガントリーロボットの3種類を、低コスト自動化向けソリューションとして取り揃えている。「イグス ロボット制御システム」は、同社のすべてのロボット製品に対応したシミュレーションやプログラミングを行えるソフトウェア。これを利用することで、ユーザーの用途に最適なロボットを、購入前に確認することができる。すべてのイグスロボット用のデジタルツインがあり、動作をシミュレーション、学習させたりすることが可能という。
 同システムで、ユーザーは3Dインターフェースを介してデジタルツインの全軸を自由に動かすことができる。ティーチング機能を用いれば、ロボットに接続することなく、ロボットのプログラミングを簡単に行える。
 ユーザーの思い描く所定のポジションにロボットを手動で動かし、ロボットの動作を定義する。イメージ通りのモーションプロファイルを作成するまで、このプロセスを繰り返す。グリッパーなどのエンドエフェクターの追加も簡単で、ツールの中心点は自動調整される。ロボットと装置の衝突を防ぐため、バーチャルボックスを設定することもできる。
 同システムは、デジタル入出力インターフェース通信や、IPアドレスを使用したイーサネット通信を介して、より高度な制御システムへの接続も可能としている。
 「イグス ロボット制御システム」について詳しくはこちらhttps://www.igus.co.jp/info/robot-software

「JIMTOF2020 Online」
出展募集開始、9月30日まで

 日本工作機械工業会と東京ビッグサイトが主催して11月16〜27日の12日間開催される、オンライン展示会「JIMTOF2020 Online」の出展募集が9月7日より開始された。
 この展示会は、最先端の工作機械やその関連機器・技術が世界中から集結し、高度な情報交換の場として活用できるオンライン展示会(開催概要等は弊紙2752号で既報)。
 出展プラン(スタンダードプラン/ベーシックプラン)の詳細や、その他チャット機能、アンケート機能、出展者ワークショップなどオプションメニューの詳細については、JIMTOF2020 Online公式WEBサイト上に公開されている。http://www.jimtof.org/online/jp/index.htmlで確認を。
 出展の申し込みは、公式WEBサイトの「出展申込フォーム」にて受け付ける(http://www.jimtof.org/online/jp/application.html)。申し込み締め切りは9月30日まで。

行って 見て 買って良かった!
中部みらい市
10月9日(金)・10日(土)吹上ホール

コロナ対策商材も
リアルとWebのハイブリッド
主催 中部みらい市実行委員会

 中部みらい会(会長=伊藤辰之氏・イトウ社長、橋本総業と販売店・メーカーの集い)が全国の先陣を切って開催することが決まった『2020 共に栄える 中部みらい市』。今回、驚きの情報として飛び込んできたのが『WEBみらい市』との連動開催である。コロナ対策商材からエネルギー商材・リフォーム商材をその環境や状況、また現場に合わせて、リアルでもネットでも提案してくれるという。
 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今年は数多くの展示会が延期もしくは中止を余儀なくされている。メーカー各社からは「せっかく新商品を発売しても、商品訴求の機会や場が無くなりPRできない」と嘆きの声が相次いであがっているのが現状だ。こうした状況を憂いた橋本総業(社長=橋本政昭氏、本社=東京都中央区)はまったく新しい仕組みとして『WEBみらい市』の企画・運営を始めた。この『WEBみらい市』は中部エリアを皮切りに全国8エリアで開催される『2020みらい市』と連動。新型コロナウイルスの影響などにより当日会場に行けないという読者こそ、ぜひともこの『WEBみらい市』を利用してほしい。
 “共に栄える”『2020中部みらい市』が間もなく開催される。テーマは「7つのみらいをキーワードに、快適な社会へ!」だ。実際に商品を手にとって見ることのできる2日間で、会場となる吹上ホールには延べ3000名を超える来場者が訪れるものと予想される。開催日程は、10月9日(金)が15時〜18時、同10日(土)が9時30分〜16時30分となっている。
 中部みらい会が提示する“みらい”とは、@“ウィズコロナ”を考える「コロナ対策」、Aエネルギー商材へ取り組む「環境・エネルギー」、B中古住宅の流通とリフォームに対応する「中古・リフォーム」、C高齢化社会に対応する「健康・快適」、D災害リスクに対応する「安全・安心」、E地域活性化と自立を促す「地域活性化」、Fネット社会に対応する「ITフル」の7つである。出展メーカー・団体は、それぞれが得意とする分野の“みらい”を提案するべく「ITツール提案・みらいタウン」「工具・販売タウン」「商材展示タウン」「空調・配管システム提案コーナー」に分かれ、新商品やイチオシ商品などを展示・販売する。
 今回、新たに導入が発表された『WEBみらい市』は通常営業のツールとしての役割のほか“いつでもどこでも、みらい市”をテーマに、ポイント2倍やチャンスカード(番号くじ)といった、みらい市ならではの特典などが得られるチャンスも付与される。利用者の多くがスマートフォンからアクセスすることを想定し画面のデザインはスマートフォン向けに最適化。パソコンからの利用ももちろん可能である。各メーカーの最新情報などは随時この『WEBみらい市』へと集約され、ワンストップでの情報発信が実現する。さらに、メーカーのショールームを仮想化しスマートフォンで閲覧できる「バーチャル・ショールーム」から、各社の動画サイトや商品詳細ページへとアクセスすることも可能だ。
 このほか、女子プロテニスプレーヤーから直接レッスンを受けることのできる恒例の「テニススクール」は、子供から大人まで参加できる。(雨天中止)
 『2020中部みらい市』では、もちろん新型コロナウイルス対策に力を入れる。政府や自治体が提示するガイドラインを遵守するとともに、来場者や出展スタッフにはマスクやフェイスガードの着用、手洗いや手指消毒の徹底と敢行を周知。来場者との対面エリアにはアクリルボードが設置される。さらに、発熱や咳、倦怠感など体調不良の症状が見受けられる来場者や出展スタッフには来場・入場を辞退するよう呼びかけるという。

【開催概要】
●開催日時▽2020年10月9日(金)15時〜18時、同10日(土)9時30分〜16時30分
●会 場▽名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)1階大展示場(所在地=名古屋市千種区吹上2-6-3/地下鉄桜通線「吹上」駅5番出口下車徒歩約5分)
●出展社数▽220社・団体/240小間
●目標動員数▽3000名(WEBみらい市アクセス1回/1名)
●テーマ▽7つのみらいをキーワードに、快適な社会へ!
●主 催▽中部みらい市実行委員会
●問合せ▽橋本総業中部支店・電話=052(269)3520

業界初の管材注文アプリ
イトウ 9月7日サービス開始
その名も『管注くん』

 イトウ(社長=伊藤辰之氏、本社=名古屋市北区)は、管材注文アプリ『管注くん』をこのほど開発。9月7日(月)よりサービスがスタートした。そこで、業界では初となるこのサービスの開発に携わった西尾朋也営業部営業課課長代理、伊藤弘晃専務取締役営業本部長の両名に、開発経緯などを聞いた。
 ■『管注くん』開発に至った経緯は?
 西尾氏「弊社では、お客さまから電話でご注文いただく案件がまだまだありますが、電話だけのやりとりですと受注ミスが稀にですが発生してしまうことがあります。そのたびに『何か別の受注方法はないか?』と模索してきました。今の世の中、ほとんどの方がスマートフォンをお使いですので、この端末を活かさない手はないと思い、簡単で間違いの起こらないアプリでの受発注システム≠フ開発に着手しました」
 ■このサービスの利用者、取扱商材は?
 伊藤氏「まずは弊社と現在お取引のあるお客さまから順次ご利用いただいていきます。サービスは始まったばかりですので現在の掲載数は弊社の在庫品4000アイテムほどとなっていますが、もちろん順次増やしていく予定です。現場にはファックスなんてありませんが、仕事中でもお手持ちのスマートフォンで簡単操作できますので、現場で作業に従事される皆さんに一番に使ってほしいですね」
 ■よく目にするインターネット販売≠ニどう違う?
 伊藤氏「ホームページにアクセスして商品を購入する≠ニいうシステムは同業でも他業界でも多くのメーカーさまや商社さまがやってらっしゃいますが、スマートフォンからのアクセスを考えるとどうしても1アクション、2アクション多くなってしまいますし、フルブラウザですとスマートフォンでは見づらかったりといった問題が生じてきます。しかし『管注くん』はアプリ≠ナすから、1アクションで起動できますしスピーディーかつ簡単にご利用いただける点が一番の訴求ポイントです」
 西尾氏「印象的にも、アプリ≠ニ聞くと身近に感じる方が多いのではないでしょうか」
 ■今後、掲載アイテム数はどこまで広げる?
 西尾氏「アイテム数というよりも、弊社のお客さまが必要とされるもの全てを網羅できるようにしたいと考えています。現状は卸売業者からの目線で作っていますが、利用者さまが増え、ご要望を反映させていくことでさらに使い勝手の良いアプリになっていくと自分でも期待しています」
 伊藤氏「今はまだ漠然としたイメージですが、例えば、マンションの現場ではフロアーごとに同じ材料が同じ数だけ出てきます。これを、AIなどを駆使してアプリで簡単に一括受発注できるようなシステムができればお客さまにとって便利だろうなと考えています」
 ■『管注くん』の名前の由来は?
 伊藤氏「社内公募で決まりました。管材発注アプリとイメージしやすい名前ですよね。キャラクターのねずみは『管注くん』の注(チュー)から来ています。そのねずみの好物というイメージのチーズ(継手の一種。直管の接続部分からさらに直角に分岐させたいときに使用する継手のこと)を持たせてみました」
 ■それでは最後に一言ずつ!
 西尾氏「はじめは、もしかしたら使いづらさを感じさせてしまうかもしれませんが、アップデートはもちろんしていきますし、慣れていただければ利用者さまにとって必ず役立つアプリに育っていくと確信しています。ぜひとも使い続けていってください」
 伊藤氏「価格などももちろん大事ですが、弊社の特長はアイデアで勝負していくところにあると思っています。この『管注くん』をはじめ、これからもどんどんアイデアで勝負していきたいと思っております」
 業界初の管材注文アプリ『管注くん』はAndroid版、iOS版ともに用意されている。このサービスの登録方法など詳しくは同社▽電話=052(914)6121まで問い合わせを。

朝日 新社屋へ移転
9月23日営業開始

 機械工具商社の朝日(社長=幡野裕幸氏)では、このほど新社屋が完成し、9月23日(水)より新社屋にて営業を開始する。
 新住所、TEL・FAX番号は次の通り。
[住所]〒467-0003 愛知県名古屋市瑞穂区汐路町4-4
[TEL]052-680-7581(代表)
[FAX]052-680-7815

山田貞夫ダイドー社長が登壇
「トップリーダートーク」
留学生を含む名大院生と意見交換

 名古屋大学大学院の学生を対象とした「トップリーダートーク」が8月29日午後2時30分より名古屋市中村区のダイドーロボット館で開かれ、海外からの留学生を含む15名の学生が山田貞夫ダイドー社長と意見交換した。
 高い専門性とそれを社会において活用する能力を兼ね備えた次世代リーダーを育成する、名古屋大学の博士課程教育リーディングプログラムにおける教育プログラムの一つ。
 山田社長は、父親が創業した伝動機を販売する数人規模の会社を、全国約40拠点、年商1200億円以上のメカトロニクス専門商社に成長させた。業界での率先垂範の姿勢と分かりやすい語り口で、4年連続して講師を務めているという。
 当日は、まず同館4階のロボット学校第1教室で同社のプロモーションビデオを見ながら、会社概要や同社が積極的に推進している産業用ロボットへの取り組みなどについて説明を受けた。
 続いて、産業用ロボットが40台ほど稼動状態で展示されているロボット展示場を見学。ここでは実際にユーザーの要望に合わせた長時間の稼動実験なども行われており、大型産業用ロボットをはじめ、今後増加が予想される人と一緒に安全に作業できる協働ロボットや、自走式ロボットを使用した全自動ラインモデルなどを見て回った。
 この後、8階のホールへ移動し、杉山直名古屋大学副総長の司会進行の下、トップリーダートークが行われた。
 山田社長は、ダイドーが「産業界のコンダクター」として様々な分野のニーズに対して、蓄積したノウハウと情報力を活用し新技術・新製品の開発と供給、多彩なシステムの提案を行ってきたことを実例を挙げて説明した。
 積極的に取り組んでいるロボット事業については、ロボットメーカーはロボット製造に特化しており、それを実際に使えるようにするにはロボットシステムインテグレータ(STer)が必要だが、SIerは専門性が高く一人一人の得意範囲が限られていると指摘。「ダイドーでは60名ほどのSIerが活躍している」と話し、ロボットを使用する企業のニーズにきめ細やかに対応できる体制を整えていることを強調した。
 また、実際の現場で産業用ロボットにかかわる作業員には資格が必要で、この資格を取得するための講習会も名古屋と東京にある同社のロボット館にて無料で実施していることなどを紹介した。
 質疑応答では、留学生から多くの質問があり、活発な意見交換の場となった。

「ダイドー」に紺綬褒章
名古屋大学で伝達式
松尾総長から山田社長へ

 ダイドー(社長=山田貞夫氏、本社=名古屋市中村区)に本年4月25日、紺綬褒章が授与された。
 紺綬褒章は、公益のために私財を寄附した個人や法人・団体に日本政府から授与される褒章の一つ。
 9月8日に名古屋大学本部1号館の総長応接室で行われた伝達式では、松尾清一名古屋大学総長より山田社長に紺綬褒章が伝達され、同大学への日頃の貢献に対して謝意が表された。

2020年9月6日(日)13日(日)2753号・2754号
日機連 2020年度機械工業生産額見通し
前年度比10.4%減の65兆3704億円

 日本機械工業連合会(日機連)が7月21日に発表した2020年度の機械工業生産額見通しは、前年度比10・4%減の65兆3704億円で、2年連続の減少見込みとなった。新型コロナウイルス感染症により、機械工業生産は需要・供給両面で大きな影響が出ていることから、リーマンショック以来の厳しい状況になる見込み。上期は特に自動車を中心に輸送機械の生産が大きく減少し、全体の生産額は15・3%減となる見通しだが、下期は自動車の回復と、5G向けをはじめとした情報通信機械、電子部品・デバイスの生産増加が期待され、5・5%減まで回復すると見込んでいる。
 日機連では、毎年関係工業会の協力を得て、年度ごとの機械工業の生産額見通し調査を実施しており、2020年度見通しの集計結果(調査時点2020年6月15日)をこの程まとめた。
 今年度の生産額見通し65兆3704億円は、リーマンショック翌年(2009年)の生産額(約61兆円)を上回るものの、2013年度以来の70兆円割れで、東日本大震災翌年(2012年)の生産額(約65兆円)と同程度となる。
 なお、先行き不透明感が強い品目もあり、新型コロナウイルスの影響が生産額見通しに反映されていない品目もある。
 主な業種別機械工業の動向は次の通り。
 ◎一般機械
 一般機械の生産額は、前年度比6・3%減の14兆1833億円となる見通し。機種別にみると、▼ボイラー・原動機は、4・6%減。▼土木建設機械は、2・5%減。▼ポンプ・送風機・圧縮機は、官公需に期待するものの、民需が厳しいと見込み、10・0%減。▼ロボットは、省力化等による産業用ロボットへの関心の高まりは続いているものの、国内外共に投資の先送りや自動車向けの低調が続くと見込み、8・4%減。▼動力伝導装置は、変速機が民間設備投資の伸びが期待できず減少、歯車は減少、スチールチェーンは在庫増加による生産調整が行われていることから減少を見込み、全体で14・1%減。▼金属工作機械は、国内外共に自動化、省力化のニーズは高いものの、大口の自動車向けをはじめ、多くの需要先で設備投資が厳しいと見込み、23・1%減。▼食料品加工機械は、飲料加工、肉類加工業界向けは横ばいを見込むものの、製パン・製菓、乳製品加工業界向け等で減少を見込み、全体で5・0%減。▼包装機械・荷造機械は、下期の回復に期待するものの、上期は更新需要の減少を見込み、2・7%減。▼木材加工機械は、新設住宅着工戸数の減少による先行き不安を見込み、25・1%減。▼冷凍機・同応用装置は、比較的高水準の生産が続いているものの、エアコンディショナの減少や輸出の減少を見込み、全体で4・1%減。▼半導体製造装置及びFPD製造装置は、高水準の生産が続いており、半導体製造装置がメモリ向けで増加、FPD製造装置はG10・5世代のTV用の需要増により、7・9%増加の見通し。
 ◎電気機械
 電気機械の生産額は、前年度比0・1%減の7兆6686億円となる見通し。機種別にみると、▼回転電気機械・静止電気機械器具・開閉制御装置は、0・3%増。▼電気計測器は、電気測定器が増加、工業用計測制御機器は横ばい、電気計器、放射線計測機器、環境計測器は減少し、全体で0・9%減少の見通し。
 ◎情報通信機械
 情報通信機械の生産額は、前年度比3・9%増の3兆1262億円となる見通し。機種別にみると、▼民生用電子機器は、薄型テレビ、ビデオカメラ、デジタルカメラ、カーナビゲーションシステムの減少を見込み、全体では13・0%減。▼通信機器は、8・1%増。▼電子計算機及び関連装置は、記憶装置が減少、プリンタは増加、パソコンはテレワーク等のリモート化によるモバイルノート型の需要好調による増加を見込み、全体で6・6%増加の見通し。
 ◎電子部品・デバイス
 電子部品・デバイスの生産額は、前年度比2・1%増の6兆7586億円となる見通し。先行きの不透明感はあるものの、データ量の急増によるデータセンタの拡張や増強へのニーズの高まり、小型・薄型・省エネルギーに貢献する高信頼性電子部品や半導体に対するニーズの増加や、5Gやローカル5G対応の進展による新たな需要喚起も期待できることから、下期に回復を見込み、電子デバイスは0・7%減少するものの、電子部品は6・3%増加の見通し。
 ◎輸送機械
 輸送機械の生産額は、前年度比18・2%減の27兆4294億円となる見通し。機種別にみると、▼自動車は、上期が国内外共に厳しく、下期は安全装備の拡充や環境対策、買替需要等による回復に期待するものの、全体では18・6%減。▼自動車部品は、自動車生産台数が上期の減少により部品も大幅に減少し、下期は回復を見込むものの、22・7%減。▼産業車両は、上期が需要減から減少するものの、下期は物流効率化ニーズからの根強い需要で回復が見込まれ、全体では5・1%減。▼航空機は、新型コロナウイルスの影響による航空機需要減が見込まれることから、13・9%減少の見通し。
 ◎精密機械
 精密機械の生産額は、前年度比6・0%減の1兆3620億円となる見通し。機種別にみると、▼計測機器は、計量機器が0・6%減、光学・精密測定機が33・4%減、分析機器が5・1%減、測量機器が19・5%減、全体で5・1%減。▼光学機械は、写真機が5・5%減、望遠鏡・顕微鏡は工業用顕微鏡、実体顕微鏡、教育用顕微鏡の減少が見込まれ12・7%減、カメラの交換レンズ・付属品が13・8%減、全体では10・8%減少の見通し。
 ◎金属製品
 金属製品の生産額は、前年度比7・2%減の2兆6999億円となる見通し。機種別にみると、▼鉄構物・架線金物は、横ばい。▼ばねは、30・8%減。▼機械工具は、特殊鋼・超硬工具が12・4%減、ダイヤモンド工具は大口需要先の電子部品、自動車向けが下期に回復すると期待し3・2%増、全体で9・9%減。▼バルブ・コック・鉄管継手は、国内外の景気低迷による受注減があると見込み、8・3%減少の見通し。
 ◎鋳鍛造品
 鋳鍛造品の生産額は、前年度比18・2%減の2兆1423億円となる見通し。機種別にみると、▼粉末冶金製品は、19・7%減。▼鍛工品は、産業機械、土木建設機械、自動車向け等の減少を見込み、25・8%減。▼銑鉄鋳物は、電気機械、輸送機械向け等の減少を見込み、22・8%減。▼可鍛鋳鉄・精密鋳造品は、2・3%減。▼非鉄金属鋳物は、3・4%減。▼ダイカストは、15・1%減少の見通し。
(注)単位は百億円。(  )内は前年度比(%)、(△はマイナス)
※ 生産額は、経済産業省生産動態統計ベース、輸出額は、財務省貿易統計ベースのため、ベースが合致しない。

中部経産局8月公表 最近の管内総合経済動向
「悪化が続いているなか、 下げ止まりの動きがみられる」
上方修正は37か月ぶり

 中部経済産業局は8月19日発表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を、「悪化している」から「悪化が続いているなか、下げ止まりの動きがみられる」に上方修正した。上方修正は2017年7月発表以来37か月ぶり。(比較は、断りのあるものを除き、2020年6月の実績値による)
 個別の項目では、生産、個人消費、輸出の判断を上方修正した。
 生産は、「大幅に減少している」から「下げ止まりの動きがみられる」に上方修正。鉱工業生産の動向を指数(6月速報)でみると、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、プラスチック製品工業などが上昇したことから、前月比5・7%増と5か月ぶりに上昇した。前年同月比は29・1%減と9か月連続の低下となった。主要業種では、輸送機械が、乗用車及び自動車部品で国内・海外向けともに下げ止まりの動きがみられる。生産用機械は、金属工作機械が大幅に減少。電子部品・デバイスは、SSD向け等を中心に緩やかに持ち直している。
 個人消費は、判断を「弱まっている」から「弱まっているものの、一部に持ち直しの動きがみられる」に上方修正した。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比3・5%増と全体では4か月ぶりに前年を上回った。スーパーは、食料品等に動きがみられ同5・9%増。家電大型専門店販売は、生活家電等が好調で同21・9%増となった。一方、百貨店は、営業時間の短縮や外出自粛の影響により同14・7%減。コンビニエンスストアは、外出自粛や在宅勤務拡大による来店客数減少の影響で同6・6%減となった。乗用車販売は、普通車、小型車及び軽自動車が前年を下回り、全体では9か月連続で前年を下回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比24・4%減)。
 輸出は、判断を「大幅に減少している」から「下げ止まりの動きがみられる」に上方修正。名古屋税関管内の輸出通関額(円ベース・速報)は、11か月連続で前年を下回った。品目別では自動車や自動車の部分品などが、主要地域別ではアジア向け、アメリカ向け及びEU向けが前年を下回ったものの、中国向けが2か月連続で前年を上回るなど下げ止まりの動きがみられた。
 雇用については、判断を「労働需給の引き締まりが緩和している」から「需給が緩和している」に下方修正した。新規求人数は、「製造業」「卸売業、小売業」「宿泊業、飲食サービス業」などで前年を下り、全体では11か月連続で前年を下回った。有効求人倍率は1・17倍と14か月連続で前月を下回り、完全失業率は、東海では2四半期連続で、北陸では2四半期ぶりに悪化した。
 その他、設備投資は「増加しているものの、伸びは鈍化している」(5か月連続)、公共投資は「弱い動きとなっている」(3か月連続)、住宅投資は「弱い動きとなっている」(2か月連続)と判断した。
 先行きについては、新型コロナウイルス感染症の拡大、世界経済の下振れ、各国政策の不確実性の高まり、為替の動向、中小企業の経営環境の悪化などに注視が必要としている。

令和2年度後期行事について
現況を踏まえ意見を聴取
静岡県管工機材商組合 8月理事会(書面)を開催

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は、8月7日に開催を予定していた定例理事会を、新型コロナウイルス感染症が再び広がっていることを受け、書面理事会の形で行った。理事会では、今年度の行事開催の可否などが検討された。
 「役員コンペ」については、中止とした。代替案として、役員有志によるコンペを10月6日、富嶽カントリークラブ(静岡市清水区)にて開催するとし、次回理事会で参加者を決めることとした。感染予防のため表彰式やパーティーは行わない。
 正・賛助会員が交流する「組合コンペ」について、開催への意見を求めたところ、「中止」が2名、「次回(理事会)まで保留」が1名、「条件付き開催」が3名だった。条件は、参加者を正会員に限る、正会員で県内居住者に限る、有志で表彰式は無しが各1名。コロナの状況を見ながら、次回理事会まで保留することとした。
 例年12月に開催している「組合研修旅行」についても聞いたところ、「中止」が3名、「国内なら」が2名、「保留」が1名だった。国外は中止、国内は政府の施策が利用できることもあり、次回理事会にて審議する。
 「賀詞交歓会」の開催については、「中止」「1月開催は無理」「開催の準備をしておく」「条件付き開催」が各1名、「様子見」が2名となり、次回理事会にて開催の可否を審議する。
 コロナウイルスの影響等については、「安売りを懸念している」「売上が落ちている」などと報告された。
 次回理事会は、9月11日午後3時よりホテルシティオ静岡にて開催の予定。部会は合成管部会(担当=大河公也理事・大河機材社長)を予定しているが、状況によっては中止となる場合もある。

「CoroDrillDS20」
φ41〜65oのラインアップを追加
サンドビック さらに大径での加工が可能に

 サンドビック・コロマントは、刃先交換式ドリル「CoroDrill-DS20」のφ41〜65oのラインアップを追加導入した。
 同製品は、ダブルステップテクノロジーを採用することでスムーズな食いつきを実現し、7Dまでの加工をパイロット穴無しで行うことができる高性能刃先交換式ドリル。今回の追加導入でさらに大径での加工が可能となる。φ46〜65oは5Dまで対応。
 主な特長は次の通り。
・ダブルステップテクノロジーを採用することで、スムーズな食い付きが可能となり、食い付き時の径方向(Y軸)切削抵抗を小さくしビビリを抑制、7XDまでの加工が可能。
・スパイラル+直線フルート設計で高い剛性を実現。
・中心刃、外周刃共に4コーナ仕様のチップ設計。剛性の高いクランプにより、加工中のチップの動きを抑制。
・中心刃、外周刃のクーラント穴がトップ面に配置されているダブルクーラントホールで切りくず排出を向上。
・モジュラー式穴あけ工具インターフェースMDIアダプタにより、Coromant CaptoおよびHSKの両方に適応可能で、高精度、優れたセンタリング機能、工具在庫の低減を実現することが可能。

最大積層ワークサイズφ1010×3702o
レーザ金属積層造形機を販売開始
DMG森精機 航空宇宙産業などの大型ワークに

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区)は、旋削やミーリングなどの切削加工を行う複合加工機にレーザ金属積層造形技術であるアディティブマニュファクチャリング(AdditiveManufacturing 以下、AM)を融合し、大きな積層造形領域を持つレーザ金属積層造形機「LASERTEC 6600 3D hybrid」の販売を開始した。
 同製品は、広い積層領域を備え、金属の積層造形と切削加工が1台の機械で可能になるため、従来の加工方法ではできなかったことを補うだけでなく、さらに進んだ加工を実現できる。
 例えば、金属材料粉末とレーザを同時に照射し、積層と溶融を行う指向性エネルギー堆積法(Directed Energy Deposition)を採用しており、積層と溶融を同時に行うことができるため、造形時間が早く、異なる金属材料粉末の積層も可能。1つの素材の上に少しずつ異なる素材を積層することで、複数の素材を融合させて1つの製品を造ることができる。
 また、工具主軸に金属材料粉末とレーザを同時に照射するAMノズルを搭載することで、B軸を加えた5軸の積層造形を行うことができるため、ワンチャッキングでの加工が可能となり、長時間の自動連続積層造形にも対応する。
 【主な特長】
 @大きな積層造形領域
 ]軸1040o、Y軸マイナス280〜プラス330o、Z軸3890oの広い加工領域▼最大積層ワークサイズφ1010×3702oに対応▼航空宇宙産業のロケットエンジンやエネルギー産業の油井管、輸送機のシャフトなどの大型ワークの積層造形に対応
 A金属積層造形技術と切削加工のハイブリッド
 ]/Y/Z軸の直線軸とB軸(工具主軸)、C軸(第1/第2主軸)による5軸制御により、効率的な金属積層造形と切削加工を1台の機械に融合▼第1/第2主軸の同期運転により、主軸同士のワークの受け渡しが可能で、効率的な積層造形を実現▼AMノズルを旋回させることにより、端面積層を実現▼工具主軸にAMヘッドとAMノズルを搭載し、金属材料粉末とレーザを同時に照射▼2種類のAMノズルを準備(ワークへの干渉が少ないシングルノズル、積層効率の高いマルチジェットノズル ※標準付属は1本)▼AMノズルストッカにより、AMノズルの自動交換が可能。用途に応じたノズルの使い分け、予備ノズルへ交換による長時間積層を実現(オプション)▼AMノズルストッカは切屑、クーラント、金属粉末がAMノズルの光学系に付着しないようにカバーに個別収納
 B充実したメンテナンス機能
 高い集塵能力を持つ可動式集塵ダクトにより、積層粉末の飛散を防止▼クーラントタンク内の微細なスラッジを効率的に回収するゼロスラッジクーラントタンクを標準搭載▼機械カバーや窓に設置したレーザセンサにより、レーザがカバーを貫通する前に検知してレーザを停止▼パウダーの補給を制御するパウダーフィーダを機械前面に搭載

DMG MORI SAILING TEAM
予選レースを完走し、
Vendee Globe 2020への出場が内定

 DMG森精機は7月22日、同社が2018年10月に立ち上げたDMG MORI SAILING TEAMのスキッパー白石康次郎選手が外洋ヨットレース「Vendee-Arctique-Les Sables d'Olonne(ヴァンデ・アークティック・レ・サーブル・ドロンヌ)」を完走したと発表した。
 これにより、同チームは、本年11月8日スタート予定の単独無寄港無補給世界一周ヨットレース「Vendee Globe 2020(ヴァンデ・グローブ)」への出場が内定した。同チームは、Vendee Globe 2020での完走を目指し、引き続きフランス・ロリアンを拠点に活動していくとしている。
 チームスキッパーの白石康次郎選手は「DMG MORI SAILING TEAMにとって初めて出場するレースでしたので、まず完走できたことを大変嬉しく思います。スポンサーやファンの皆様をはじめ、多くの方々より声援を頂き、本当にありがとうございました。本予選レースでは、電気関係、ハードウエア、走り方、体力等、さまざまな課題が見つかりましたが、Vendee Globe2020に向けて、最高の経験となりました。これら一つ一つをクリアにし、約80日間の世界一周ヨットレースに耐えられる艇に作り込んでいきます。Vend?e Globe 2020を完走できるよう、チーム一丸となって活動してまいりますので、今後とも応援をよろしくお願いします」とコメントした。
 《予選レース結果》
▽大会名称=Vendee-Arctique-Les Sables d'Olonne
▽大会日程=2020年7月4日15時30分スタート
▽走行記録=10日11時間30分29秒
▽順位=10位(参加20艇、途中リタイア3艇)

トップ工業 軸用・穴用カンタン切り替え! 
「ワンタッチ式コンバーチブルプライヤ」
スナップリングの着脱に

 トップ工業(社長=石井真人氏、本社=新潟県三条市)は、1丁で軸(シャフト)と穴(ホール)用スナップリングに兼用できる「ワンタッチ式コンバーチブルプライヤ」(CHS-150NX/CHS-200NX)を発売した。
 同製品は、「従来のネジ式ではなく、より便利に、ワンタッチで切り替え可能な形状で製品化できないか?」との開発担当者自らの提案に基づき開発・製品化されたもので、ワンタッチの簡単操作で軸用・穴用に切り替えられるのが特長。切り替えマーク付きで、使用中の状態も一目で確認できる。
 滑りにくく、力が掛けやすい硬質ビニールグリップ付き。先端はリング穴に引っ掛かりやすい形状となっている。
 適用リング径は、CHS-150NXが軸・穴ともに12〜32o、CHS-200NXが軸19〜40o・穴19〜65o。
 標準価格は、CHS-150NXが3800円、CHS-200NXが4700円(いずれも税別)。
 同製品についての詳細は、同社ホームページhttps://www.toptools.co.jp/products/chs-150nx/にて確認を。

7月度鍛圧機械受注総額26・5%減
17か月連続で前年下回る
日鍛工 国内需要にやや持ち直しの兆しも

 日本鍛圧機械工業会(日鍛工)が8月7日発表した鍛圧機械会員月次統計によると、2020年7月度の受注総額は、前年同月比26・5%減の185億11百万円となり、17か月連続で前年を下回った。
 海外での大型設備投資案件も低調で具体的な動きは見えてこない。新型コロナウイルス感染予防と経済活動再開の難しいかじ取りに主要国が取り組んでいるが、需要の急回復には至らず、生産設備投資の回復には更に時間を要するとの見方が示された。
 機種別にみると、プレス系機械は、前年同月比40・0%減の54億3百万円となり、2か月ぶりに前年を下回った。小型プレスは17・0%増となったものの、超大型プレスは99・8%減、大型プレスは29・2%減、中型プレスも14・8%減と低調。また、油圧プレスは44・1%減、フォーミングが19・2%減、自動化・安全装置も51・7%減だった。
 板金系機械は、前年同月比19・4%減の72億26百万円となり、10か月連続で前年を下回った。レーザ・プラズマが1・0%減、プレスブレーキが25・9%減、パンチングも31・2%減だった。
 サービス系(サービス・部品金型)は、前年同月比18・3%減の58億82百万円となり、4か月連続で前年を下回った。
 内外別(機種計)では、国内が前年同月比12・6%減の91億79百万円。金属製品製造業向けが2・3%増、鉄鋼・非鉄金属向けが19・0%増となったものの、自動車向け19・4%減、一般機械向け19・9%減、電機向け33・9%減とこれらの設備投資意欲に回復の傾向はみられないとした。
 輸出は、前年同月比53・8%減の34億50百万円となり、欧州向けが36・4%増となったものの、北米向け66・5%減、中国向け45・8%減、東南アジア向け79・2%減、韓国・台湾向け28・4%減、インド向け71・1%減と全体的に低調だった。

新世代モーター用
ハーネス済ハイブリッドケーブル
イグス 動力ケーブルとデータケーブル一体化

 最新のモーターにエネルギーやデータを供給するためには、高加速時やロングストローク走行でも安定して機能する適切なケーブルが必要不可欠だ。そこでイグス(所在地=東京都墨田区)は、Bosch Rexrothの新型モーター用ドライブソリューションとして、ハーネス済ハイブリッドケーブルを開発。動力ケーブルとデータケーブルを一体化し、省スペース化も期待できる。
 モーター開発の分野では、よりコンパクトな構造で、より高い出力を求める傾向がますます強くなってきている。この要件を満たすには、モーターだけでなく使用するケーブルでも対策が必要である。このような背景から、同社はBosch  RexrothのMS2NモーターおよびIndra Drive Miモーターに適合する新しいハーネス済ハイブリッドケーブルを開発した。このハイブリッドケーブルはエンコーダケーブルを複合ケーブルに統合し、動力とデータの供給をひとつにまとめているためエンコーダ用に別途ケーブル敷設が不要となる。また、ハロゲンフリーのPUR外被は耐油性を備えており、ケーブルの寿命を延ばすことを可能とした。
 このドライブソリューションは、ハーネス済ケーブル「レディーケーブル」でコネクタ付ケーブルのため、ユーザーの使用する機械や装置に直接接続でき、ハーネス処理や取付け時間を削減してくれる。また、レディーケーブルはメートル単位での注文が可能で、コスト削減および不要な廃棄物や切残しの無駄の削減にも貢献してくれることだろう。
 イグスは24のメーカー規格に対応した4200以上のドライブケーブルを取り揃えている。適切なソリューションを素早く選定するため、同社は便利なオンラインツール「レディーケーブル製品検索ツール」を提供している。製品番号やメーカー名を入力、またはメニューからメーカー名を選択し希望するケーブルタイプをクリックするだけで、適切なレディーケーブルが表示される。さらに外被や曲げ半径、走行距離、準拠規格など、ケーブルの品質情報の一覧まで確認できる。製品検索ツールの選定結果のなかに表示される寿命予測計算ツールでは、エナジーチェーンを使用した場合のケーブルの予測寿命算出も可能だ。
 詳しくは電話▽03(5819)2500、または同社ウェブサイトへアクセス。

40V電動インパクトドライバー対応
『超剛鍛ミラーソケットアダプターシリーズ』
ベッセル 発売以来売れ行き好調

 ファスニングツール大手のベッセル(社長=田口順一氏、本社=大阪市東成区深江北)は6月2日(火)、新製品『超剛鍛ミラーソケットアダプターMTA20BSQシリーズ』の販売を開始。現在、絶賛発売中だ。
 電動インパクトドライバーが40Vのハイパワー時代となり、ハイトルクに対応したソケットアダプターが今、あらゆる現場で求められている。とくに建築現場においては耐震の面から住宅の非木造化が進み、鉄骨構造の住宅建造が増えてボルト締結がますます需要増となっている。
 今回発売された『超剛鍛ミラーソケットアダプターMTA20BSQシリーズ』(写真)には、ソケットアダプター4サイズ、首振りソケットアダプター4サイズが用意されている。シャンクの折れ曲がり方向への力を新衝撃吸収材と長めのビット軸のトーション効果で分散し、同社従来品ソケットと比較して5倍の耐久性を誇るという。
 同社は「鳶(躯体・足場)や大工、電気工事、管工事、設備工事、自動車整備に携わる方々をユーザー層と想定しております。建築金物、型枠の組立・解体、産業機器のメンテナンスにぜひお使いください。また、首振りタイプはカドギワや作業性の悪い箇所に、固定タイプは数打ちでスピードが求められる現場において非常に重宝するかと思います」と本製品に対する自信をのぞかせていた。
 本製品に関して詳しくは、通話無料のフリーダイヤル▽0120(999)914、または各支店・営業所へ問い合わせるか、同社ウェブサイトへアクセスを。

開発途上国向け手洗いソリューション
「SATO Tap」開発
LIXILグループ 総額約1億円拠出

 LIXILグループ(社長兼CEO=瀬戸欣哉氏、本社=東京都江東区大島)は、住生活に関わる製品・サービスをグローバルに展開するリーディング企業として世界の衛生課題の解決に貢献するソーシャルビジネス『SATO』を手がけているが、この度、上下水道が整備されていない地域でも利用が可能な開発途上国向け手洗いソリューション「SATO Tap」を発表した。「SATO Tap」は水道が利用できない地域でも家庭で手洗いができるような設計と低価格を実現している。
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染予防には石鹸での丁寧な手洗いが有効な手段とされているが、世界では約30億人にのぼる人びとが手洗い設備を利用できないという現実がある。国連児童基金(ユニセフ)の最新調査によると、世界人口の40%が基本的な手洗い設備が自宅で利用できず、このような家庭の割合は後発開発途上国においては75%にのぼる。COVID-19の脅威の中で世界の多くの人びとが衛生的な水やトイレ、手洗い設備が利用できない状況に置かれているという深刻な課題が浮き彫りとなった。
 このような状況に対しLIXILグループでは多くの人びとの健康を守ることができるよう、衛生的な手洗い設備を迅速に提供するとともに、長期的な視点で手洗いの普及を目指し支援していくという。この取り組みの一環としてSATOブランドが開発した新しい手洗いソリューション「SATO Tap」の提供開始にあたりLIXILグループは総額約1億円(100万USドル)を拠出。より多くの人びとに利用してもらうよう迅速にこのソリューションを届け、長期にわたって手洗いができる環境づくりを支援していく。LIXILグループはさまざまなパートナーとも連携することで、500万人の衛生環境の改善につなげることができるよう「SATO Tap」の提供拡大と手洗いの普及を推進していく。
 LIXILグループ社長兼CEOの瀬戸欣哉氏は次のようにコメントしている。「LIXILは事業活動を通じて、より豊かで快適な住まいと暮らしを実現することを目指し、さまざまな取り組みを推進しています。COVID-19の感染拡大は開発途上国で暮らす多くの人びとにとって大きな脅威となっています。感染予防のための手洗いが必要とされているのにもかかわらず、世界の5人に2人が、手洗いをするための基本的な設備が家では利用できない状況にあります。優れたデザイン、高い技術力と専門性を生かして開発された『SATO Tap』は世界で手洗いを普及させ多くの人びとの衛生環境の改善に貢献できるソリューションであると確信しています。手洗い設備を最も必要とする人びとにこのソリューションを届けることができるよう当社が資金面でも支援を行い、提供拡大を進めていきます。また、ユニセフをはじめとするパートナーの皆さまがこの取り組みに賛同し、多くの人びとの命を救うために協力してくださっていることに感謝しています。今後、さらに多くの方々と連携することで、誰一人取り残すことなく衛生環境の改善を目指してまいります」。
 LIXILグループはユニセフをはじめさまざまなパートナーから「SATO Tap」の設計や技術面について助言を受け、手洗い設備を必要とするコミュニティのニーズに適した仕様を実現した。「SATO Tap」は、プラスチック製の本体とノズルで構成されており、広く普及しているさまざまな形状のペットボトルに対応している。エンドユーザーやさまざまなステークホルダーからの意見をふまえ開発途上国で利用されている既存のソリューションを分析したうえで、この独自のデザインが生まれた。小型の本体は各家庭の屋内での使用だけでなく公共の手洗い施設に設置することも可能だ。できるだけ手で触れずに操作できる設計は感染リスクを軽減してくれる。さらに、手を洗うのに十分な水量を確保しつつ一度に出る水量を極力抑えたことで水を詰め替える頻度が減り、水を無駄なく利用することができる。
 LIXILグループは今後、最も必要としている家庭に手頃な価格の手洗いソリューションとして「SATO Tap」を提供するだけでなく、ユニセフとの既存のパートナーシップによりCOVID-19の感染拡大防止に向けて手洗い・衛生分野での活動を拡大していく。開発途上国の商習慣や行動様式に関する情報に基づいて行動変容を促すほか、衛生プログラムを推進するための共同提言、官民双方の既存のネットワークとサプライチェーンを最大限に活用して手洗い設備の普及活動を進めるなど多岐にわたる活動を展開する。
 ユニセフの水と衛生部門アソシエイト・ディレクターのケリー・アン・ナイラー氏は次のようにコメントしている。「手洗いは感染症対策として最も効果的な方法の一つです。しかし、最も貧しく脆弱なコミュニティでは基本的な手洗い設備が利用できないため、COVID-19の感染リスクを高めています。世界的なパンデミックを受け、LIXILをはじめとする官民双方のパートナーと連携して、世界中の誰もが手洗いができるような衛生環境を整備することがこれまで以上に重要になっています」。
 SATOの石山大吾 Chief Technology and Marketing Officerは次のようにコメントしている。「COVID-19をはじめとする感染症から身を守るためには石鹸と水で手を洗うことは最も費用がかからず有効な方法だと言えます。しかしながら世界の多くの人にとって手洗いという行為は、いまだにやりたくてもできないことなのです。私たちはCOVID-19によるさまざまな制約の中で、どうすれば革新的なソリューションを生み出すことができるかを考えました。開発途上国の多くの家庭では水道が通っていませんが、最低限の水はどうにか確保できることと、ペットボトルは比較的容易に手に入れられることに着目しました。これまで同様SATOのソリューションは手頃な価格で、製造や輸送が簡単にでき、子供にも使いやすく、信頼性が高く、水を節約できるという現地のニーズに適したものでなくてはいけません。『SATO Tap』は、水と重力の特性を生かしたシンプルなオンとオフとの切り替え構造が特徴ですが、これは接触による感染リスクの軽減にもつながると考えています」。
 LIXILのソーシャルビジネスであるSATOブランドは、低価格の開発途上国向け簡易トイレシステムを開発し、衛生ソリューションの提供を通して38カ国以上、1800万人以上の人びとの衛生環境の改善に貢献してきた。今回新たに開発した「SATO Tap」は、SATOブランド初の手洗いソリューションであり、これまでのSATO製品と同様に利用者の視点に立ったデザインであるとともに、事業としての実現可能性と持続可能なアプローチを重視している。
 「SATO Tap」は、まずインドを皮切りに生産を始め2020年9月よりパートナー向けに先行して提供を開始。2021年初旬までに生産をさらに拡大し、一般向けの販売を開始する予定だ。加えて、アジア以外にも提供を拡大するため、アフリカなどその他の市場でもライセンス生産を行う企業と協働していく予定だという。LIXILグループは、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の目標6「安全な水とトイレを世界中に」の達成に向けて継続的に取り組んできたが、「SATO Tap」の開発、提供はこうした活動の一環である。

鋼アプリケーション用高性能ドリルにより
工具寿命と生産性の新たな基準を確立
ケナメタル HPX超硬ソリッドドリル登場

 ケナメタル(日本法人=東京都江東区、TEL03-3820-2855)は、鋼の高性能大量ドリル加工に対応するHPXドリルを超硬ソリッドドリル製品ラインナップに追加した。
 HPXドリルは、ISO P種被削材で最大8xDの穴を素早く効率的に加工することを目的に設計され、乾式加工アプリケーションや最小量潤滑(MQL)アプリケーションでも、他社製品と比較して工具寿命を最大2倍に延長し、生産性を3倍向上させるという。
 鋼は、大量生産を行う自動車産業などで幅広いアプリケーションに使用されるが、ドリル加工中に高レベルの機械的負荷を発生させ、その結果、工具の早期摩耗や工具の脆弱なコーナーの欠損につながる切削抵抗が生じる。同社は小さなコーナー面取りを採用し、HPXドリルの切れ刃をストレートにすることにより、この欠点を解消した。これにより、フルート全長にわたって施されたマージン(丸ランド)とともに、摩擦を軽減しながらドリルを安定させる役割を果たす。
 ユニークな先端形状から独自の多層コーティングに至るまで、HPXドリルの革新的な設計は、メーカーが鋼の穴あけ加工作業を極めるのに貢献
 合金鋼をドリル加工する場合に共通する別の問題は構成刃先。HPXドリルのストレート切れ刃はこの問題の一部を解消するのに役立つが、実際にはドリルの最適な切れ刃処理が決め手となる。工具の高度に研磨されたフルートと同様、軽いホーニングにより構成刃先の原因となる摩擦がさらに軽減される。鋼に特化して設計された超硬材種KCP15Bと、独自の多層AlTiNコーティングを組み合わせ、HPXドリルはISO P種の大量ドリル加工において、工具寿命の新たな基準を設定する。
 切削抵抗を低減し、信頼性をさらに向上
 HPXドリルは、特殊な溝により切り屑形成が向上し、非常に小さい切り屑をカールさせる。被削材別のHPX先端形状により切削抵抗が大きく低減し、機械のスピンドル機能が低い場合、切削条件が不安定な場合、またはワーク材のクランプが不安定な場合に優れた機能を発揮する。
 連続した断面により、HPXドリルは工具破損が発生しにくく、超高品質研磨が施された切り屑フルートにより、確実な切り屑排出が可能。これは、乾式加工システムまたはMQLシステムを好み、高圧力クーラントポンプの使用を避けたい自動車メーカーなどのメーカーにとって特に重要な特長となる。このような加工工場にとって、効率的な切り屑排出と低摩擦加工は必須であり、HPXドリルはその両方を実現する。
 実際に、ドリルにはDIN6535および69090-03規格を満たす漏れ防止MQLインターフェイスが装備されているため、特別注文や社内での改造は不要。

スーパークリーンフード(LED)搭載
システムキッチン『ミッテ』
TOTO フルモデルチェンジし9月1日発売

 TOTO(社長=清田徳明氏、本社=福岡県北九州市)は、使いやすくて手入れのしやすい、スタンダードなシステムキッチン『mitte(ミッテ)』をモデルチェンジし、2020年9月1日(火)発売した。
 新しい『ミッテ』にはファンの手入れが10年間不要な「スーパークリーンフード(LED)」が搭載され、撥油コートを施したファンが回転することでファンの付着油を軽減。ユーザーの掃除の悩み事の上位を占めるフードの手入れを解決してくれるアイテムだ。また、シンク内の「排水口」まわりも大きく進化。水や汚れをたまりにくくする傾斜と目皿の抗菌・防カビ樹脂の効果で気になるヌメリや汚れを抑えてくれる。
 それだけではない。扉カラーには、リビングのテイストにも合う人気の木目柄が追加された。単色・抽象柄も含め13色が刷新され、新しい取手も2種類追加されている。
 さらに、マンションのリフォームに便利な「配管まわしキャビネット」が新しくラインアップ。今まで対応できなかったレイアウトもカバーすることができ、憧れの対面キッチンを実現できるだろう。新築・リフォーム市場の環境変化に柔軟に対応し、ユーザーのそれぞれのスタイルに合わせたデザインと、もっと充実した機能を選べるキッチンだ。
 『mitte(ミッテ)』は、ドイツ語で“中央”という意味があり、「家族が集まる場所」としてネーミングされたという。発売3年目で年間約3万台の販売を目指す本製品に関して、詳しくは同社お客様相談室▽通話料無料のフリーダイヤル=0120(03)1010、または同社ホームページへアクセスを。

「リアル」と「バーチャル」の融合
YUASA Growing フェア
ユアサ商事 関東と関西で開催

 ユアサ商事(社長=田村博之氏、本社=東京都千代田区)は、ユーザーに対しさまざまな情報発信と新しいビジネスを提案するため、関東と関西の2エリアで『YUASA Growingフェア』を開催すると発表した。
 開催スケジュールだが、関東地区では千葉市の幕張メッセ9ホールで11月13日(金)と同14日(土)の2日間、関西地区では大阪市のインテックス大阪6号館A・Bで12月11日(金)と同12日(土)の2日間、それぞれ開催される。
 今回開催される『YUASA Growingフェア』は商品展示(リアル)とWEBを活用したVR(バーチャルリアリティ)展示を融合した新しいスタイルの展示会になるという。
 商品展示(リアル)では、AIやIoTを活用した未来ビジネスを創出するためconnectome.design(社長=佐藤聡氏、本社=東京都千代田区)のAIを中心に「AI活用事例」や「業界最先端の商材」を来場者に幅広く提案。「情報発信・共有」のみならず「新たな商談の発掘」を目指していく。
 またVR(バーチャルリアリティ)展示ではWEB上に「仮想展示場」を展開し、商品画像・PR動画・説明パネルなどを織り交ぜ、来場者へVR空間を活用した新しいスタイルの情報提供を目指していく。
 会場内に設置されるセミナーブースでは、AIやドローン、ロボット、BCPなどに関するセミナーが多数開催される予定だ。
 本件に関して詳しくは、同社WEBサイトなどで確認を。

グローベン“庭にもっと快適を”
「ポンドテック」発刊
池・小川システム別冊カタログ

 造園・景観資材メーカーのグローベン(社長=服部吉剛氏、本社=名古屋市港区)がこのほど、池・小川システム別冊カタログ「ポンドテック」を発刊した。“庭にもっと快適を”をテーマに、快適な水辺のある庭空間を実現、演出する商品を多数掲載している。
 「ポンドテック」は自然の水辺をモデルに、自然界の様々なサイクルを考慮し個人の邸宅でも簡単に水辺を設置・維持管理できる同社のシステム名でもあり、池や小川を造るために必要な基本器材と多彩なメンテナンスアイテムで構成された独自性の高いカタログになっている。

 【主な掲載商品】
・池、小川を新設する際に容易に設計・積算可能な様々なキット商品
・魚のいない池であれば最大80トンの池までろ過できる大型フィルター
・ろ過機内部に堆積したゴミを自動で収集バスケットに落下させるフィルター
・豊富なメンテナンスアイテム

2020年8月16日(日)2752号
MECT実行委員会10月開催予定
今期後半の事業開催を検討
愛機工 令和2年度8月理事会開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、8月4日午後4時30分より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて、令和2年度8月理事会を開いた。理事14名が出席。新型コロナウイルスの再拡大がみられる中、本年度後半の事業について協議した。その中で、感染状況を注視しながら事業運営をしていくが、青年部や各支部活動は極力休止する方向が確認された。また、来年秋に開催予定のメカトロテックジャパン2021(MECT2021)の第1回実行委員会は、感染対策を講じた上で10月初旬に開催される見込み。
 理事会は定刻に伊藤久輝理事(丸正社長)の司会進行で始まり、水谷理事長の挨拶の後、各議案の審議に入った。
 (1)会員の状況
 組合員1社が7月末日付けで廃業のため脱退したと事務局より報告された。
 (2)当面の事業について
 @セールス・エンジニアスクールについては、林正人経営対策部長(広商NEXUS会長)より説明された。10月1日(木)〜3日(土)にポリテクセンター中部にて開催予定。同センターでは新型コロナウイルスに関わる緊急事態宣言により5月末日まで各種講義を中止していたが、現在は感染対策を徹底し通常通り講義を実施している。現状では同センターで感染者の発症は無い。ただし、愛知県内の感染が拡大する中で、若者を中心に多くの人が集まる施設での感染が若干ではあるが懸念されるため、今後の状況によっては中止する場合もあるとした。
 AMECT2021実行委員会については、高田研至実行委員長(組合副理事長、井高社長)より説明された。MECT2021は2021年10月20日(水)〜23日(土)の4日間、ポートメッセなごやにて開催予定。出展者募集を本年11月2日(月)より開始する。同展に向け第1回実行委員会を10月初旬に開催する(委員会終了後の懇親会は開催しない)。展示会の開会まで1年以上の猶予があり、コロナ禍はある程度収束が予測される。入場者数や小間の配置など開催要項を規制される事態が想定されるが、緊急事態以外は予定通り開催する。ただし今回は、コロナの影響により経済が低迷する中で、出展者の勧誘が難しくなることが想定される。一方では関連する展示会がことごとく中止されており、新製品の紹介など積極的に営業展開する企業も見込まれていると話された。
 (3)2021年組合新年会について〈水谷理事長〉
 2021年1月21日(木)にホテルグランコート名古屋にて北支部(支部長=熊田誠司氏・久満田商会社長)の担当で開催予定としているが、現状のコロナ感染状況を見ると急激に拡大しているため開催の見直しを検討することとした。
 (4)青年部事業について〈滝澤有一青年部長(松本商店社長)〉
 @青年部定年延長について、当組合では定年40歳の規約を設けているが、現状では40歳未満の経営者は限られており、加入してもすぐに定年を迎えるケースが目立っている。若手経営者・幹部社員・若手社員のバランスを考慮し、青年部の定年を40歳から45歳に延長したいとの考えが示された。東京、大阪(OMJC)は定年を50歳に設定しており、他団体との交流会では若干のギャップが生じるケースも見られ、定年延長は青年部内でも議論されている。
 A事業活動について、当初は年度後半だけでも事業計画を立て予算を組んでいたが、コロナの状況は更に悪化し、今年度の事業実施は難しい状況にあると報告された。その他、青年部活動休止につき、例年は部員から青年部費を徴収しているが、今年度は特例として徴収しないこととした。
 (5)組合野球大会について
 野崎憲昭福利厚生部長(常磐精機社長)より、前年度大会(第79回)の残りBゾーン準決勝戦1試合およびA・Bゾーンの優勝戦を当初は10月(3日または17日)に予定していたが、急激なコロナ感染拡大のため実施を見合わせると報告された。会場は11月も確保しているが、感染状況により大会の中止を含め開催を検討するとした。
 (6)コロナ禍における業界の状況について
 林経営対策部長より、コロナ禍で関係者の集まりが絶たれているため業界の情報交換を主旨に7月31日、経営対策部会を開く予定だったが、県内の感染が拡大したため延期したと報告された。経営対策部の中で行った緊急アンケートの結果によると、直近3か月(5〜7月)の売上高は前年同期比30〜50%減が最も多い。いつ頃から回復するかの問いには、2021年、今年中は無理という回答が多かった。雇用調整助成金はほとんどの会社が貰っていなかったが、今後は休業し貰うという所もある。固定費削減については、取締役の給料を下げた、夏のボーナスの支給額を減らしたという所があった。今後については、「従来の取引商品以外を開発して維持拡大を図る」が多く、「異業種への展開を含め抜本的な改革を図る」「経営規模を縮小して生き残りを図る」という所もあったなどと報告された。
 (7)愛知県鉄工連合会(愛鉄運)との交流について
 水谷理事長より、7月29日に愛鉄連の鬼頭佑治会長(協和工業社長、組合賛助会員)と杉浦政弘常務理事が事務局を訪れ、愛鉄連と当組合の交流について意見交換したと報告された。
 (8)全機工連・中部ブロック会議について
 高田研至ブロック長(組合副理事長、井高社長)より、中部ブロック会議は2021年2月に予定され開催は半年後になるが、コロナ感染の推移を注視し、開催の際は全機工連本部の指導に沿って対応する。恒例の懇親会は難しいと思われると話された。幹事組合は遠州機工会(会長=前嶋孝行氏・前島商会社長)。
 (9)その他
 次回理事会は10月2日(金)、東京第一ホテル錦で開催される。
 以上で議事を終了。この後、コロナ禍においての支部事業や各社の状況・取り組みについて忌憚のない意見交換がなされた。

最先端の工作機械が集まるオンライン展示会
「JIMTOF2020  Online」
11月16日(月)〜27日(金) 開催決定

 日本工作機械工業会と東京ビッグサイトは8月4日、本年11月16〜27日の12日間、Webサイト上で「JIMTOF2020 Online」を開催すると発表した。12月に予定していた「JIMTOF2020(第30回日本国際工作機械見本市)」は、2020年東京オリンピックの開催延期に伴い、展示会場を計画通り確保できなくなり中止となったが、新製品発表の場や商談の機会がほしいというニーズに応えるため、オンライン開催という形で同企画を実施することになった。
 「JIMTOF2020 Online」は、最先端の工作機械やその関連機器・技術が世界中から集結し、高度な情報交換の場として活用できるオンライン展示会。動画配信や資料掲載を通じた新製品・新技術の紹介が可能なほか、参加者データ提供による質の高いリード獲得など、参加者の実りある商談をサポートする。また、ウェビナーや学生向けの企画等の充実した併催企画も展開する予定としている。
 各種企画の詳細については順次発表を予定しており、出展募集は9月上旬に開始する予定。

【開催概要】
▼名称=JIMTOF2020 Online
▼会期=2020年11月16日(月)〜27日(金)
※11月28日(土)〜12月11日(金)は閲覧のみ可能(コンテンツ等の更新なし)
▼会場=JIMTOF2020 Online Webサイト上
▼主催=一般社団法人日本工作機械工業会/株式会社東京ビッグサイト
▼後援=外務省、経済産業省、東京都、日本商工会議所(予定)
▼協賛=日本工作機械輸入協会、(一社)日本鍛圧機械工業会、日本精密機械工業会、日本機械工具工業会、(一社)日本工作機器工業会、日本精密測定機器工業会、研削砥石工業会、ダイヤモンド工業協会、日本光学測定機工業会、(一社)日本フルードパワー工業会、(一社)日本試験機工業会、(一社)日本歯車工業会
▼出展物=工作機械/鍛圧機械/工作機器/機械工具(切削工具、耐摩耗工具)/ダイヤモンド・CBN工具/研削砥石/歯車・歯車装置/油圧・空気圧・水圧機器/精密測定機器/光学測定機器/試験機器/制御装置および関連ソフトウェア(CAD、CAM等)/その他工作機械に関する環境対応機器装置・機器・資材・製品・技術および情報
▼出展資格者=前記出展物に関連する設計、製造または販売業を営む法人および団体ならびにこれに準ずる機関とする
▼参加方法=完全登録制(無料)、10月より事前来場登録受付開始予定
【出展申込】
▼申込期間=2020年9月上旬(予定)
▼申込方法=JIMTOF公式Webサイト上からの申込みとなる(公式Webサイトに設置する「出展申込フォーム」より必要事項を入力し、申込む。「出展申込フォーム」以外からの申込みは不可)
【出展料金(税抜)】
@スタンダードプラン=[機能]製品情報掲載(文章・画像・動画等/5製品まで)、問合せフォーム、来場者ログ提供等▽主催者会員33万円/協賛団体会員・海外工業会会員36万円/一般40万円
Aベーシックプラン=[機能]製品情報掲載(文章・画像・動画等/2製品まで)、問合せフォーム等▽主催者会員15万円/協賛団体会員・海外工業会会員18万円/一般20万円
※その他オプションメニュー(アンケート機能、チャット機能、出展者ワークショップ、広告枠等)を用意する予定。詳細は順次発表する。
【今後のスケジュール(予定)】
▼8月以降=各種企画情報等について、公式ホームページにて順次情報公開
▼9月上旬=出展の案内および出展募集
▼10月=事前来場登録開始
▼11月=JIMTOF2020 Online開催(11月16〜27日)
※開催日以外の前記予定は変更となる場合がある。最新の情報は公式HP(http://www.jimtof.org/)にて確認を。

 次回「JIMTOF2022」は、2022年秋に東京ビッグサイトで開催を予定している。
 《JIMTOF(日本国際工作機械見本市)とは》
 JIMTOFは、工作機械やそのあらゆる周辺機器が一堂に会する、ものづくりの総合見本市であり、かつ最先端の技術・製品が世界中から集結する、世界最大級の国際技術ショー。1962年から2年に一度開催され、50年以上の歴史を有している。JIMTOFでは、工作機械、鍛圧機械、工作機器、機械工具、ダイヤモンド・CBN工具、研削砥石、歯車・歯車装置、油圧・空気圧・水圧機器、精密測定機器、光学測定機器、試験機器、CAD/CAM等、広範囲の製品分野において、各出展社の様々な最新の製品、技術が紹介され、製造業で活用される各種製品分野の最新情報を入手できる展示会として定評がある。

INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展
オンライン開催決定
10月5日(月)〜16日(金)
9月23日(水)より来場者登録開始予定

 日本金型工業会、日本金属プレス工業協会、インターモールド振興会はこのほど、オンライン展示会「INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展オンライン」を開催することを決定した。
 金型および金属プレス加工技術に焦点を当てた国内唯一の専門展示会としてビジネスマッチングの場を提供してきた「INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展」だが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により大阪展、名古屋展ともに開催中止となった。
 そこで2021年の開催に先駆けてWebサイトを活用し、技術・製品・サービスの紹介動画や資料の掲載に加え、チャット機能によるリアルタイムでの商談機能、オンラインセミナー開講など各種機能を盛り込んだオンライン展示会を開催する。
 開催期間(メイン会期)は2020年10月5日(月)〜16日(金)。出展者情報については9月23日(水)から12月23日(水)まで公開予定としている。
 現在、公式サイト(https://www.intermold.jp/)にて出展申込みの受付を行っている(8月31日(月)まで)。来場者登録は9月23日(水)より開始予定。
 「INTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展オンライン」の主な特徴は次の通り。
●400社超の出展者情報を掲載。
●出展製品・サービス紹介資料のダウンロードや動画視聴が可能。
●各出展者実施のセミナー動画配信。
●主催者・協力団体によるオンラインセミナー動画の配信。
●出展者・来場者間のチャットによる商談ができる。
●来場登録制のため、多方面からの新規顧客を得られる。
 問合せは、インターモールド振興会(電話06-6944-9911、Eメールinfoim2020@tvoe.co.jp)まで。

伝動機商組合全国大会(東京大会)
1年延期し来年11月開催へ
名古屋伝動機商組合 名古屋大会は2024年を予定

 名古屋伝動機商組合(理事長=岩田典之氏・イワタ社長)は、7月22日午後6時30分より名古屋市中区の名古屋国際ホテルで、理事4名が参加して理事会を開いた。
 岩田理事長の挨拶に続いて、議事に入った。
 「伝動機商組合全国大会(東京大会)」については、今年の11月18・19日に東京伝動機商組合(理事長=黒田準一氏)が主催して横浜のホテルニューグランドで開催される予定であったが、依然として収束の見通しが立たない新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、東京組合の理事会で慎重に協議した結果、参集する全国の組合員の安心・安全を第一に考え、東京大会開催の1年延期を決議したことが報告された。開催日程は未定だが、第1候補を2021年11月17・18日、第2候補を同月10・11日としている。
 伝動機商組合全国大会は3年に一度、東京・名古屋・大阪の各組合が持ち回りで開催することになっているが、東京大会の1年延期に伴い、3年後に予定されていた名古屋大会も1年延期し、2024年の開催とすることを承認した。
 今年度の組合事業については、ボウリング大会、例会などの年内行事は中止とし、会費の徴収も今年に限り行わないこととした。
 今後は、理事会などで情報を共有して、事業を再開させていく考え。
 審議後は、現在の新型コロナウイルスの影響について情報交換がなされ、岩田理事長が「厳しい中ではあるが、来年、笑顔で全国大会ができるように頑張りたい」と締めくくった。

「KITZグループ イノベーションセンター」建設
キッツ 7月着工、2022年3月稼働予定

 キッツ(社長=堀田康之氏、本社=千葉市美浜区)は7月14日、2021年に迎える創業70周年記念事業の一環として、茅野工場(長野県茅野市金沢5125)敷地内に、人財育成、技術開発及び情報発信機能を備えた「KITZグループ イノベーションセンター」を建設すると発表した。鉄骨造・地上3階建(建築面積1500u、床面積3600u)で、災害発生時には地域の避難施設としても機能させる。2022年3月稼働予定。
 1階には実習室と会議室を備え、キッツ研修センターが担ってきた研修機能を継承する他、ショールームやリフレッシュコーナーを設け、会社情報、技術及び商品等に関する情報発信などの場として活用する。2階は、現在、茅野工場で業務を行っている開発、設計部門の執務スペースとして使用し、フリーアドレスの導入やミーティングスペースの充実により、自由で柔軟な発想や知見の交換を促進し、顧客のニーズに合った商品や技術の開発を加速する。3階には、創造的な発想で新たな価値を生み出す「デザイン思考」を実践する「イノベーションスタジオ」を設け、次世代に向けたソリューションを提供していく。
 また、イノベーションセンターの建設に合わせ、隣接地(茅野工場敷地内)に地上2階建の実験棟(建築面積500u、床面積700u)を新設。現在、複数の拠点に分散している試験評価体制を再編し、開発・設計のリードタイム短縮により業務効率を向上させるとともに、イノベーションセンターとの連携によりさらなる開発・評価体制の強化を目指す。
 同社は、創業30周年記念事業の一環として、1981年にキッツ研修センター(山梨県北杜市小淵沢町)を建設。バルブ技術に関する日本で唯一の常設研修所として、長きにわたり社員教育及びバルブ業界関係者の人財育成に寄与してきたが、施設の老朽化に加え、収容人員やレイアウトの制限等の問題により、多様化する研修ニーズに充分に対応することができなくなってきていた。

「関西・新型コロナウイルス
医療体制支援基金」へ寄付
山善 医療体制強化に500万円

 山善(社長=長尾雄次氏、本社=大阪市西区)は8月3日、新型コロナウイルスに関連する医療体制の強化等に役立ててもらうために、関西経済連合会が創設した「関西・新型コロナウイルス医療体制支援基金」へ500万円を寄付したと発表した。
 寄付金は、感染状況の把握や重症化患者への対応体制整備など、新型コロナウイルスへの医療体制強化に取り組むための費用の一部に充当される。
 同社は、新型コロナウイルス感染症に被患した人の1日も早い回復と、困難な状況にある人たちが1日でも早く日常を取り戻すことを心より祈念するとともに、同社グループも、関係各位の安全を最優先に考え、引き続き感染予防と対策に努めていくとしている。

「令和2年7月豪雨被害」
義援金総額110万円を寄付
岡谷鋼機・岡谷鋼機九州

 岡谷鋼機(社長=岡谷篤一氏、本社=名古屋市中区)はこのほど、グループ会社の岡谷鋼機九州とともに、「令和2年7月豪雨被害」の義援金として、社会福祉法人愛知県共同募金会に対し100万円を寄付した。
 さらに、岡谷鋼機は同社社員向け保養所がある長野県木曽町にも10万円を義援金として寄付した。

『現場の相棒 塩ビタミンゼリー』
寄贈先へ熱中症予防を呼び掛け
ノダキ ホタコン社長とともに

 ノダキ(社長=野田典嗣氏、本社=名古屋市西区)が共親製菓(社長=安部隆三氏、本社=名古屋市西区)と共同開発し6月1日(月)から発売開始した熱中症対策商品『現場の相棒 塩ビタミンゼリー』(詳細は弊紙6月21日発行号に掲載)が、ノダキから磐田市教育委員会(統括マネージャー=仲山彩織氏)放課後児童クラブや、障がい者みらい創造センター(理事長=竹内亜沙美氏、以下「みらせん」と表記)ほかへと寄贈された。
 野田ノダキ社長は7月16日(木)、本企画に賛同した外構・エクステリア施工のホタコン(社長=保田隼希氏、本社=名古屋市守山区)保田社長と共に、静岡県磐田市の磐田中部小分教室を訪問し、磐田市教育委員会・放課後児童クラブに対し『現場の相棒 塩ビタミンゼリー』を寄贈した。
 この件に対し野田ノダキ社長は「新型コロナ予防のためにマスクをしている子供たちは熱中症にかかるリスクが高いと思います。子供は自分でマスクを外す判断もできない可能性があると思い危険性を感じていました。そんな理由から熱中症予防商品として、本来子供向けの駄菓子を作っている共親製菓さんが作っていることもあり、子供でも食べやすいと好評の商品なので寄贈させてもらっています。今回は弊社浜松営業所長から提案をもらい、すぐに今日に至ることができました。夏本番前に提供することができてうれしいです」とコメントしている。
 また、『現場の相棒 塩ビタミンゼリー』を受け取った仲山統括マネージャーは「もともと熱中症予防としては毎日麦茶を子供たちに飲むよう指導し、お外遊びのときもなるべく日陰に入るよう言っています。今年は新型コロナウイルス対策で子供たちにマスクをつけさせ、室内の場合も1時間に1度は必ず換気をするので冷房が効きにくく熱中症へどう対策をとっていかなければならないのか常日頃より考えていました。昔は氷砂糖を配布していましたが、それに代わる子供のための熱中症予防対策として、この『現場の相棒 塩ビタミンゼリー』はスタンダードになりそうな予感がします。職員が食べても非常においしく、磐田市に50か所ある学童すべてに配布を考えています」とコメントしている。
 野田ノダキ社長と保田ホタコン社長は7月24日(金)、名古屋市熱田区のみらせんジュニア熱田教室を訪問。竹内理事長に『現場の相棒 塩ビタミンゼリー』を手渡した。
 野田ノダキ社長は「障がいを持つ子供たちが安全にインターンシップに取り組めるために、熱中症の被害の深刻さを理解してもらいながら、健康維持に努めてもらえたらと思います。この地区はモノづくりが盛んで、モノづくりの作業現場でのインターンシップも多いと聞いていたので、ぜひ皆さんにモノづくりの未来を支えていただければと思います」とコメントしている。
 また、保田ホタコン社長は「子供のためになることを惜しむつもりはまったくない。今後も積極的に寄贈を行いたいと思います。子供たちが輝いて活躍できる環境を作れることには投資を惜しまないつもりです」とコメントしている。
 竹内理事長も「みらせんでは130人の障がいを持つ子供たちを抱えています。今年も7月24日(金)から8月14日(金)まで、高校1年生と2年生の子供たちが毎年恒例のインターンシップに出向きます(コロナの影響で期間を例年の半分に縮小)。このインターンシップ期間を含めた夏の間に、どうしても熱中症の症状を訴える子が出てしまうのも事実で、まずは美味しいゼリーをおやつとして定期的に食べてもらうところから熱中症予防を心掛けて、これを機会に熱中症についての危機管理を、子供たちだけでなく指導員も一緒に心掛けていきたいと思います」とコメントしている。
 年々暑さが厳しくなっている夏。ノダキとホタコンは今後も『現場の相棒 塩ビタミンゼリー』の寄贈を通して、熱中症対策の重要性を訴えていくという。

4年ぶりフルモデルチェンジ
システムキッチン『ザ・クラッソ』
TOTO オンライン記者会見で発表

 TOTO(社長=清田徳明氏、本社=福岡県北九州市)は、2016年に発売したシステムキッチン『THE CRASSO(ザ・クラッソ)』を4年ぶりにフルモデルチェンジし、9月1日(火)に新発売すると発表した。それに先立ち、7月30日(水)には白川敬TOTO副社長執行役員と坂田満洋TOTOキッチン・洗面開発第二部部長の両名による新商品オンライン記者発表会が開かれた。
 近年の日本の住宅ではキッチン・リビング・ダイニングが隣接するLDK空間が増加しており、戸建て・マンション共にキッチンのレイアウトは対面式の比率が高くなっている。この市場背景から、多様なライフスタイルに合わせたさまざまな機能はもちろん、キッチンがリビングの一部として調和するようデザイン性も強く求められるようになってきた。新しく生まれ変わる『ザ・クラッソ』は「デザインと機能の融合」をさらに進化させた、ユーザーの声とトレンドを取り入れて「美しく、使いやすく、きれい」なキッチンを実現したという。
 「美しさ」の進化のひとつはTOTOオリジナルの「クリスタルカウンター」に見られる。従来の耐久性や透明感のある素材をベースに、クリスタルカウンター(単色)端部に新たにクリアエッジ仕上げを採用。さらに透明感が増したことで空間に明るいアクセントが加えられた。クリスタルカウンター(柄入り)には新柄「葉の音(はのね)」が登場する。また「使いやすさ」の進化は調理動作に無駄がないフロアキャビネットの「たっぷりラクラク収納」に見ることができる。フロアキャビネットの総収納面積(物が置ける部分の底面積)がこれまでと比較して22%もアップし、出し入れしやすい収納だからこそのスムーズな調理動線を描くことが可能となる。さらに、「きれい」の進化として、汚れにくさと掃除のしやすさをコンロまわりと水まわり双方で向上させているという。
 本製品の販売目標は、発売3年目で年間約2万台を見込んでいると同社は言う。詳しくは、同社お客様相談室▽通話無料のフリーダイヤル=0120(03)1010へ問い合わせ、または同社ホームページ▽https://jp.toto.comへアクセスを。

LOVEあいちキャンペーン
県内旅行を値打ちに
ディパーチャーズ 団体バスツアーなど盛り沢山

 愛知県知事登録旅行業ディパーチャーズ(社長=天野幹三氏、本社=名古屋市千種区)では、愛知県が実施している「LOVEあいちキャンペーン」に採択された企画商品を好評発売中だ。
 同キャンペーンは、愛知県が新型コロナウイルス感染症により深刻な影響を受けた観光関連事業者を支援するため県内旅行を呼びかけるもので、旅行業者がつくる県内発着の旅行商品に対し、県が代金の2分の1相当分(上限1万円)を助成する。期間は10月末まで。
 例えば、同社の団体募集企画「愛知県の魅力を再発見!!団体日帰りバスツアー」では、▼朝ドラでおなじみ豊橋日帰りの旅(名古屋・高浜・岡崎発着)▼渥美半島メロン狩り日帰りの旅(名古屋・高浜・豊橋発着)▼三河うなぎと佐久島日帰りの旅(名古屋・高浜発着)などをラインアップしている。
 貸切バスは大型バス(特大)を用意。15〜25名限定でソーシャルディスタンスをとった商品作りをしている。
 今回紹介するのは、《日帰りバスツアー/名古屋・三河発着》NHK朝ドラ「エール」でおなじみ豊橋日帰りの旅。ドラマロケ地・金子のふるさと豊橋(吉田城から豊橋公会堂をボランティアガイドの案内で歩く)、二川宿本陣資料館、ブラックサンダー有楽製菓直売所(ショッピング)、ちくわの里を巡る。見どころは次の通り。
 ●豊橋グルメに舌鼓…昼食は、菜飯田楽の「きく宗」、豊橋カレーうどんの「勢川本店」、しゃぶしゃぶの「らく楽」のいずれか。※日替わりのため選択は不可。
 ●東海道五十三次33番目の宿場・二川宿 豊橋市二川宿本陣資料館…江戸時代の交通と地域の歴史文化というコンセプトの下、東海道・二川宿・本陣の3つのテーマで展示。二川宿は、江戸から西に向かうと三河の国最初の宿場となる。
 ●ブラックサンダー…ブラックサンダーでおなじみの有楽製菓。豊橋夢工場直営店はブラックサンダーをはじめ、シリーズ商品を販売している。北海道の「白いブラックサンダー」、東京の「東京ブラックサンダー」などの地域限定商品も取り扱っている。豊橋限定の「豊橋ブラックサンダーミニバー」もある。※工場見学は行わない。
 【設定日】9月14日(月)/17日(木)/24日(木)/26日(土)、10月3日(土)/8日(木)/10日(土)/20日(火)/24日(土)/28日(水)
 【集合】JR名古屋駅新幹線改札口(銀の時計前)、名鉄三河高浜駅、JR岡崎駅

 その他、同社では豊富なキャンペーン商品を取り揃えている。ラインアップの詳細は同社ホームページ(https://tabi-departures.jp)で見ることができる。GoToトラベルキャンペーンも受付している。
 申込み・問合せは、同社ホームページまたは電話052-734-8385、Eメールinfo@tabi-departures.jpにて連絡を。
【豊橋】LOVEあいちキャンペーン価格
このツアーは愛知県から上記の通り補助を受けています。
最少催行人員:大人15名以上の参加が必要となります。

“VPXシリーズ”に
低抵抗形「Lブレーカ」インサート
三菱マテリアル 16アイテムを追加

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=田中徹也氏、所在地=東京都千代田区丸の内)は、高能率加工用多機能カッタ“VPXシリーズ”に低抵抗形「Lブレーカ」インサート(全16アイテム)を追加し、販売を開始した。
 高能率加工用多機能カッタ“VPXシリーズ”は、高負荷加工において耐欠損性に優れる縦刃インサート設計、ランピングやヘリカル加工など、さまざまな加工形態に対応でき、さらに、経済性にも優れる両面インサートを採用した多機能カッタだ。
 今回、より低抵抗で高精度な加工に対応する低抵抗形「Lブレーカ」インサートが追加され、使用用途がさらに拡大。低抵抗を追求したブレーカ形状で、仕上げ領域など安定切削において高精度な仕上げ面を実現してくれる。
 標準価格(代表型番)は●LOGU1207040PNER-L VP15TF▽2640円(税込2904円)●LOGU1207080PNER-L MP6120▽2640円(税込2904円)●LOGU1207040PNER-L MP9120▽2640円(税込2904円)●LOGU1207080PNFR-L TF15▽2040円(税込2244円)となっている。
 本製品に関して詳しくは各営業所へ問い合わせるか、同社ウェブサイトへアクセスを。

ユーザーの声から生まれた
剛彩ビット・チューブ付GSC16シリーズ
ベッセルから絶賛発売中

 ファスニングツールのリーディングカンパニーとして知られるベッセル(社長=田口順一氏、本社=大阪市東成区)から新製品「剛彩ビット・チューブ付bfSC16シリーズ」が絶賛発売中だ。
 電気工事、とくに弱電(通信、電話、火報機、音響、表示設備など)は強電(通常電気工事、幹線工事、動力設備など)よりも狭い端子台があり「短絡を防止する被覆がドライバーの先端近くまであり、できるだけ細いものがあると作業が効率的にできる」というユーザーの声をもとに開発されたという。
 @スリム形状・最細軸設計(他社比較・同社調べ)で、狭い個所や穴奥のネジに対応。A刃先先端ギリギリまでチューブ付きだから万が一のショート事故を防止。B六角部に長さがあるので同社のネジマグキャッチャーが安定して取り付けでき内装建築業(装飾仕上げ、カーテンレール取付など)でも使いやすい。Cビット材はダイハード鋼(最高硬度HRC62)を使用。強くしなやかで耐久性は抜群(マイナス6ミリ除く)。D樹脂被覆と金属軸への印刷でサイズを色分けし、ビットが選びやすい。E精緻な刃先加工で高い嵌合性を実現。と多くの特徴を列挙することができる本商品は、電気工事、制御盤組立、火災報知器配線、通信配線、室内音響配線、弱電、強電、ほか内装工事などのネジ締め作業に最適だ。
 価格など、本商品に関して詳しくは、同社名古屋営業所▽電話=052(821)9575、または同社ウェヴサイトへアクセスを。

令和2年7月豪雨被害
ユアサ商事が支援

 ユアサ商事(社長=田村博之氏、本社=東京都千代田区)は、令和2年7月豪雨における各地の被害に対し日本赤十字社を通じた義援金ならびに支援物資として発電機、高圧洗浄機など総額1100万円相当の支援を行ったと7月21日(火)に発表した。
 同社は取材に対し「このたびの令和2年7月豪雨によりお亡くなりになられた方々、そしてご遺族の方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災されたすべての皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます」とコメントを寄せてくれた。
 同社は今後も、こうした支援活動を積極的に、継続的に行っていくという。

庭にもっと快適を!
カタログ「庭演」新版発刊
グローベン 新商品も掲載

 造園・景観資材メーカーのグローベン(社長=服部吉剛氏、本社=名古屋市港区)が、新総合カタログ「庭演2020年度上期-2021年度下期」を発刊。庭演カタログは「庭にもっと快適を」をテーマに、快適な庭空間を実現、演出する商品を多数掲載している。
 天然木の質感が好評を得ている樹脂板塀「複層合成木材PLAD(プラド)シリーズ」に天然銘竹をリアルに再現した人工竹「リアルフィットシリーズ」、日本に古くから伝わる文様をモチーフにデザインしたオリジナルデザインの竹垣「文様シリーズ」など、今回のカタログも独自性の高い掲載内容となっている。
 新たに掲載された新商品は、アルミ角材と表層の合成木材を一体化した複層合成木材「PLAD/plus(プラドプラス)」、降雪地帯や仮設置など簡単に繰り返し脱着可能な「脱着式竹垣Gユニット15型」、複層合成木材と人工竹の素材を融合した上質な外観の木戸「人工庭木戸」、などである。
 本カタログに関して詳しくは本社営業所▽電話=052(829)0800、または同社ウェブサイトへアクセスを。

高機能真空発生器コンパクトエジェクタに
大吸込量タイプをラインアップ
シュマルツ SCPS-L/SCPS@-L 発売

 真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区)は、バルブや真空スイッチを一体化した高機能真空発生器コンパクトエジェクタ≠ノ、新たに大吸込量タイプ「SCPS-L/SCPS@-L」をラインアップした。
 小型・軽量ながら真空搬送工程の制御に必要な機能をひとまとめにし、さらに状態監視や予知保全に寄与するタイプも選択可能なコンパクトエジェクタは、ユーザーから好評を得ている製品の一つ。
 今回新たにラインアップした大吸込量タイプの「SCPS-L/SCPS@-L」は、小型・軽量のボディはそのままに、多段式ノズルを搭載することで、最小限のエア消費で高い吸込み能力を実現した。素早い真空到達が可能なため、タクトアップに貢献する。
 ノズル部分は取り外しできるため、本体を装置から外さずにメンテナンスが可能で、工数を削減できる。
 また、IO-Link通信に対応した「SCPS@-L」タイプでは、遠隔での制御が可能なほか、真空回路の状態監視・予知保全に寄与する機能を搭載している。
 飲料のカプセルや包装製品の箱詰めといった高速搬送が求められるアプリケーションや、段ボール箱の通気性のあるワーク、パウチや充填された袋など形状が変化しやすいワークなど、幅広いアプリケーションに適するとしている。
 【主な特長】
@多段式ノズルを採用し、最小限のエア消費で最大360l/minの大吸込量を実現、素早い真空到達でタクトアップに貢献。
Aノズル部分の取り外しが可能なモジュール構造のため、メンテナンスが容易。
B(SCPS@-L)IO-Link通信に対応し、真空回路の状態監視・予知保全に寄与。
C包装製品の搬送・箱詰めなど、高速での搬送が求められるアプリケーションに最適。
ハニカムデザインの新型パッドに
ベローズタイプが登場
変形しやすい紙やフィルムなどに

 シュマルツは、柔らかく変形しやすい紙やフィルムなどのワークに最適な真空パッドシリーズに、新たにベローズタイプのパッド「SFB1」をラインアップした。
 同社は今春、吸着時にしわや変形が発生しやすい繊細なワークへの負荷を抑えつつ安定した把持を行える、新しい形状の真空パッド「SFF」を発売。これに続いて、今回新たにベローズタイプの真空パッド「SFB1」を発売した。
 「SFB1」は、「SFF」と同様に吸着面にハニカムデザインを採用し、パッドの全面にムラなく吸着エアが行きわたるため、平面に近い状態での吸着を実現する。吸着時に発生するワークの引き込みといった局所的な負荷による変形・破損を予防する。
 さらに1・5段のじゃばら形状のため、ワーク表面の高さが均一でない場合の高低差の補正や、ワークを吸着した際の緩衝にも有効。プランジャーなどの間接部品数を削減し、設置の工数やコスト削減にも寄与する。
 より幅広いアプリケーションに対応するため、食品対応のシリコーン素材、化学薬品への耐性に優れたEPDM素材、吸着跡の発生を抑えるマークレス素材、ESD(静電気放電)破壊対策に有効な静電気拡散性素材など、さまざまな材質をラインアップしている。
 【主な特長】
 @吸着面にハニカムデザインを採用し、ワークへの局所的な負荷を軽減。
 A柔らかなシールリップがワーク表面にしっかりと追従し、曲面や変形しやすいワークでも安定したハンドリングを実現。
 B1・5段のじゃばらがついているため、プランジャーなどの追加部品なしでワークのわずかな高低差の補正や吸着時の緩衝が可能。
 C紙やフィルム、電極材のセパレータなどの薄く繊細なワークから、飲料のカプセル、アルミトレイなどの変形を避けたいワークまで幅広く使用可能。

長谷川工業 Hasegawa公式
オンラインショップ 7月30日オープン

 はしご・脚立のパイオニアメーカー長谷川工業(社長=長谷川泰正氏、本社=大阪市西区)が運営する、「Hasegawa公式オンラインショップ」が7月30日にオープンした。URL=https://hasegawa-online.jp
 このオンラインショップでは、同社の人気デザインシリーズ「lucano」を中心に29アイテムを提供する。人気ブランド「SOPH.」や「♯FR2」とのコラボlucanoなど、人気が集中することが予想されるアイテムの取り扱いもあるという。
 プレゼントとしても好評なデザインシリーズならではのサービスとして、同ショップから「ギフトカード」を購入すると、贈り物としても利用できる。
 また、新アイテムの先行発売やオンラインショップ限定モデルの発売などを予定しており、面白さが詰まったショップになりそうだ。
 自宅で過ごす機会が増える昨今、時間などを気にせず楽しめるサービスとして注目される。

2020年8月9日(日)2751号
日工会 6月の工作機械受注額671億90百万円
2020年上期は10年ぶりの5000億円割れ

 日本工作機械工業会(日工会)が7月21日発表した2020年6月の工作機械受注額(確報値)は、前年同月比32・1%減の671億90百万円となった。前月比は31・1%増で3か月ぶりに600億円を上回ったものの、6月単月としては2009年以来11年ぶりの700億円割れとなり、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により需要低迷が続いている。
 内需は、前年同月比38・0%減の233億62百万円。前月比は28・4%増となり、2か月ぶりに200億円を上回った。外需は、前年同月比28・4%減の438億28百万円。前月比は32・6%増で3か月ぶりに400億円を上回った。同会は、内外需とも4、5月の停滞分が受注計上され前月比増加となったが、依然低水準だとしている。
 同時に発表された2020年上期(1〜6月)の受注総額は、前年同期比39・9%減の4100億20百万円となり、上期としては10年ぶりの5000億円割れとなった。内需は同40・5%減の1585億32百万円、外需は同39・5%減の2514億88百万円だった。

産業用ロボット受注額9.9%減
日本ロボット工業会 ロボット統計2020年4〜6月期

 日本ロボット工業会が7月30日発表した「ロボット統計受注・生産・出荷実績2020年4〜6月期【会員ベース】」によると、産業用ロボットの受注額は前年同期比9・9%減の1599億円で2四半期ぶりの減少、生産額は同3・0%増の1581億円で3四半期連続の増加となった。受注額は米中貿易摩擦等による大幅な需要減少となった前年同期を、更に下回る結果となった。
 国内出荷額は前年同期比22・0%減の346億円となり、3四半期連続の減少。昨年末からの景気停滞感、消費税率引上げに新型コロナウイルス感染症の影響が続く形となり、自動車製造業、電気機械製造業を中心に主要業種で減少した。
 輸出額は前年同期比9・2%増の1241億円となり、2四半期連続の増加となった。電子部品実装用は、欧米向けが減少する中、同用途向け輸出額の半分以上を占める中国向けや台湾向けなどが大きく増加。溶接用は、中国を除くアジア、欧州向けを中心に減少が目立ち、9四半期ぶりに増加に転じたものの、全体的な水準は低い。半導体用は、需要増から、現在の状況下にもかかわらず昨年末からの堅調さが継続していると業況を報告した。
 発表された2020年4〜6月期の受注・生産・出荷の各状況は次の通り。
 1.受注
 受注台数=4万4817台(前年同期比3・4%減)3四半期ぶりの減少▽受注額=1599億円(同9・9%減)2四半期ぶりの減少
 2.生産
 生産台数=4万3269台(前年同期比3・1%増)2四半期連続の増加▽生産額=1581億円(同3・0%増)3四半期連続の増加
 3.出荷
 総出荷台数=4万4288台(前年同期比4・1%増)2四半期連続の増加▽総出荷額=1587億円(同0・4%増)2四半期連続の増加
 国内出荷台数=7407台(前年同期比24・5%減)5四半期連続の減少▽国内出荷額=346億円(同22・0%減)3四半期連続の減少
 輸出台数=3万6881台(前年同期比12・7%増)2四半期連続の増加▽輸出額=1241億円(同9・2%増)2四半期連続の増加
 @国内出荷内訳
 〈電気機械製造業向け〉
 国内出荷台数=1889台(前年同期比20・0%減)5四半期連続の減少▽国内出荷額=88億円(同26・5%減)3四半期連続の減少
 〈自動車製造業向け〉
 国内出荷台数=2522台(前年同期比37・1%減)3四半期連続の減少▽国内出荷額=111億円(同34・4%減)3四半期連続の減少
 A輸出内訳
 〈電子部品実装用〉
 輸出台数=3831台(前年同期比23・7%増)2四半期連続の増加▽輸出額=573億円(同14・4%増)2四半期連続の増加
 〈溶接用〉
 輸出台数=6324台(前年同期比2・8%増)2四半期連続の増加▽輸出額=141億円(同4・0%増)9四半期ぶりの増加

6月度総受注高 前年同月比27.3%減
20か月連続で前年を下回る
中部経済産業局 主要8社の金属工作機械受注状況

 中部経済産業局が7月31日に発表した令和2年6月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシナリー、ジェイテクト、コマツNTC、FUJI、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は、前年同月比27・3%減の217億78百万円となり、20か月連続で前年を下回った。前月比は35・8%増となり、3か月ぶりに200億円を上回ったが、低水準が続いている。
 国内受注は、前年同月比29・9%減の70億7百万円となり、19か月連続で前年を下回った。前月比は35・3%増だった。
 主力の一般機械工業向けが前年同月比37・0%減の33億17百万円と20か月連続で前年を下回り、自動車工業向けも同39・2%減の15億41百万円と19か月連続で前年を下回った。
 海外受注は、前年同月比26・0%減の147億71百万円となり、20か月連続で前年を下回った。前月比は36・0%増だった。海外受注比率は67・8%。
 北米向けが前年同月比16・9%減と17か月連続で前年を下回り、ヨーロッパ向けが同55・6%減、アジア向け(トルコを含む)が同8・5%減とともに20か月連続で前年を下回った。
 国別にみると、1位のアメリカが53億17百万円(前年同月比15・1%減)、以下、中国41億62百万円(同4・8%増)、インド10億96百万円(同29・4%減)、ドイツ5億50百万円(同69・4%減)、イタリア4億85百万円(同43・9%減)の順となった。
 販売額は、前年同月比41・0%減の209億10百万円となり、6か月連続で前年を下回った。前月比は21・1%増だった。
 受注残高は、前年同月比37・9%減の1286億1百万円となり、15か月連続で前年を下回った。前月比は2・1%減だった。

自由度の高い設計と容易な組み立て
ツーリングシステム「SXT」
シュマルツ アルミ製で軽量化、高速搬送にも

 真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区)は、モジュール式で容易かつ自在に設計・調整が可能なツーリングシステム「SXT」を発売した。
 SXTは、約150種類のパーツからなるモジュール式ツーリングシステム。パイプやクランプ、真空パッド用のホルダーなどを組み合わせ、アプリケーションに合わせた最適な形状のハンドを、自在に作製することができる。
 パーツ同士はボルト留めで連結されるため、専用の工具などは必要なく、組み立てや改造も容易に行うことができる。
 また、モジュール式のため、品種変更が行われた際にも簡単にハンドの調整が可能。容易に分解、再利用することができるため、テストやトライ用のハンドとしても気軽に使え、製作コストを削減できる。パーツごとに管理することで、保管や保守部品の管理も省スペースで行うことが可能。
 パーツには軽量かつ高耐久の6000系アルミを使用し、ハンドの軽量化を実現する。ロボットへの負荷を軽減し、高速かつ安定した搬送を実現、タクトアップに寄与するとしている。
 シュマルツが提供する真空パッドや真空発生器に対応したホルダーもラインアップしており、従来品ユーザーはもちろん、新たに導入を検討している人にはロボットフランジから真空パッドまでのシステムをまとめて提供可能。
 プレス機への鋼板投入や工程間搬送、成型後の取り出し・積層工程のほか、ボディショップや組立ラインでの高速搬送にも最適としている。

日本バルブ工業会の新会長に
堀田康之氏(キッツ社長)が就任

 日本バルブ工業会(所在地=東京都港区)では、6月26日開催の第8回通常総会並びに臨時理事会にて、新会長に堀田康之氏(キッツ社長)が選任され就任した。
 新役員は次の通り(敬称略)。
 会長[代表理事]=堀田康之(キッツ社長)※新任▽副会長[理事・東京支部長]=横山逹也(東工・バレックス社長)※新任▽副会長[理事・東海支部長]=早川徹(水生活製作所社長)▽副会長[理事・彦根支部長]=村井米男(オーケーエム社長)▽副会長[理事・近畿支部長]=西岡利明(SANEI社長)▽専務理事[業務執行理事]=濱崎雅幸(日本バルブ工業会)▽監事=石田貴嗣(石田バルブ工業社長)▽監事=福山信也(アイエス工業所社長)▽監事=大野裕(早稲田大学理工学術院教授)。
堀田会長 就任挨拶
 一般社団法人日本バルブ工業会会長に就任するにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
 年初には想像もしていなかった新型コロナウイルス感染症の拡大が、全世界の経済活動に大きな影響を及ぼしました。未だに多くの国で収束していませんが、我が国においては緊急事態宣言による外出自粛などが一定の効果を上げ、新しい生活様式を取り入れながら、経済活動を再開したところです。
 コロナ禍以前に我々が考えていたリスクは、大規模自然災害など、特定の地域で起こることを前提としていました。ところが、今回はその想定を超え、全世界で同時期に発生したことによりその考え方が覆されました。企業活動のグローバル化により、海外での生産や販売にとどまらず、サプライチェーンも国境を越えて複雑に絡み合っています。今回のコロナ禍を契機にリスクの捉え方を見直すとともに、日本バルブ工業会会長として、以下の3つについて会員企業の皆様と検討を進めたいと思っています。
 一つ目は、働き方改革です。今回、外出自粛を受けて、各企業においては、事業継続のために様々な工夫が行われました。その一つはテレワークです。これは、図らずもこれまでの仕事にムダが多かったという事実を浮き彫りにし、働き方の改革を迫るものとなりました。IoTやAIの導入も含め、デジタル化の波に遅れることのないよう、いかに働き方を変えるか、会員企業の皆様と知恵を絞るとともに、会員企業のお役に立てることを、日本バルブ工業会として力を入れて取り組んでまいりたいと考えています。 
 二つ目は、人財育成についてです。少子高齢化が進行し、若者のモノづくりへの関心が年々低下しているのが現状です。また、人手不足の中、バルブを実際に使用するエンドユーザーにあっても、知識や技術の伝承に苦慮しています。この問題を解決するためには、多様な人財が創造力を発揮しながら活躍できるダイバーシティを推進するとともに、やりがいを感じられる新しい働き方を定着させて人財を育成することにより、活気溢れる魅力のある業界にしていくことに尽きると思います。これにより、バルブ産業の認知度を向上させ、若い優秀な人財が集まる業界に変革するとともに、技能伝承問題にも積極的に寄与する役割を果たしてまいりたいと考えています。 
 三つ目は、サステナビリティについてです。日本のバルブ産業は、製品品質の高さはもとより、地球環境にこだわり、脱炭素社会に向けたモノづくりを行っています。新型コロナウイルスは、社会のサステナビリティへの脅威となり、また、近年では大規模な自然災害が発生していることを踏まえると、気候変動問題への対応は引き続き急務となります。日本バルブ工業会を挙げて、バルブの製造から流通に至るあらゆる段階において、環境負荷低減への取り組みをより一層推進してまいりたいと考えています。
会員相互の交流を一層強化して、これらの課題に会員企業の皆様と取り組むとともに、新型コロナウイルスが与えた経済ダメージを乗り越えてさらなる経済成長の実現に向けて、日本バルブ工業会会長としての役割を果たしてまいる所存です。

「未来ロボティクスエンジニア
育成協議会(CHERSI)」設立
産学が連携したロボット人材育成協議会

 ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会(略称RRI、旧ロボット革命イニシアティブ協議会)は6月24日、経済産業省が主導した産学連携のロボットに関連する人材育成協議会「未来ロボティクスエンジニア育成協議会(略称CHERSI/チェルシー)」を正式に設立したと発表した。RRIに事務局を置き活動を行う。
 産業界からは、昨年12月に覚書を締結した川崎重工業、デンソー、ファナック、不二越、三菱電機、安川電機に加え、新たに平田機工を含めたロボットメーカー7社と、FA・ロボットシステムインテグレータ協会が参画し、最新の技術動向、シーズ等を教育機関に提供していく。教育機関からは国立高等専門学校機構、全国工業高等学校長協会、高齢・障害・求職者雇用支援機構が参画する。
 具体的な取り組みとして、今年度上期には、高等専門学校教員向け研修を実施することを予定している。例えば、高等専門学校の教員が、CHERSI会員企業を訪問し最新の技術動向や最新のロボット適用事例を俯瞰することで、産業界の知見を高等専門学校教育に取り入れていく。同年下期は、CHERSI会員企業から高等専門学校向けに講師を派遣し、授業を通して直接学生に最新の技術動向やロボット適用事例等を伝えるといった活動を行う予定としている。これらの活動結果については、来年度以降の高等専門学校のロボット関連カリキュラムや教材に反映することなどを通じて、全国の高等専門学校への水平展開を目指す。
 全国工業高等学校長協会と高齢・障害・求職者雇用支援機構についても、高等専門学校の活動を参考にしつつ、産業界との連携を進めていく。具体的には、工業高校においては、2021年度に夏期講習として教員を対象としたロボットに係る研修を実施すべく、今年度検討を進めていく予定。また、高齢・障害・求職者雇用支援機構においては、ロボット分野におけるセミナーコースの開発や講演会の開催に向けて具体化を進めていく予定としている。
 CHERSI設立の経緯は、2019年5月に内閣府、文部科学省、厚生労働省、経済産業省が合同で「ロボットによる社会変革推進会議」を開催し、同年7月に「ロボットによる社会変革推進計画」が取りまとめられ、この中で、将来のロボット人材の育成に向けて、産学が連携した人材育成枠組の構築の必要性が打ち出された。
 これを踏まえ、経済産業省の音頭のもと産業界と教育機関が結集して体制構築について検討を重ね、同年12月に、高等専門学校や工業高校の教育機関における産業界に対するニーズと、ロボットメーカー/ロボットシステムインテグレータ等が有するシーズとのマッチングを通じた人材育成を担う協議会設立に係る覚書を締結し、これまで設立に向けた準備を進めてきた。

ダイドーロボット館見学会同時開催
「今年度事業は臨機応変に!」
愛機工青年部 7月度役員会開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)の青年部(部長=滝澤有一氏・松本商店社長)は7月2日(木)、ダイドー(社長=山田貞夫氏、本社=名古屋市中村区名駅南)ロボット館内の会議室において、充分な換気とソーシャルディスタンスなどに配慮したうえで7月度青年部役員会を開催した。その後、ダイドーロボット館内の各施設を見学。部員ら21名が参加した。
 本会では、当初予定されていた以下4点の議題〈@新旧役員交代について、A今後の青年部各事業予定(日帰りバス旅行レクリエーション、講演会、他産業視察、忘新年会など)について、B会計振込口座の件、C今後の役員会について〉のほか、これまで幾度か議題に挙がった、青年部員の定年についても議論された。しかし、先の見通しのつかないコロナ禍において今後の役員会や各事業の開催の目途は立てられず、いずれの議題も決議は先送りされた。
 滝澤部長は「これまで当たり前のように開催してきた青年部の各事業ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からも、今年度のすべての事業は開催の有無も含めて臨機応変に考えていきましょう」とコメントしていた。
 その後、参加したメンバーは二班に分かれ、ダイドーロボット館に展示されているおよそ80台にもおよぶ各種ロボットの実機や、その関連機器の機能・性能・用途などを見学し、この日は散会となった。
 次回青年部役員会は、本会当日現在、開催は未定とされた。

2020年度事業計画案など承認
前嶋会長はじめ役員留任
東海イゲタロイ会

 住友電気工業と東海地区の販売店、代理店で構成する「東海イゲタロイ会」(会長=前嶋孝行氏・前島商会社長)は、新型コロナウイルスの影響により、6月16日に予定していた「第27回東海イゲタロイ会総会」の開催を中止した。本来は総会で議決承認を得る議案について、2月26日に開催した同会三役会で審議し、その後幹事会社とも審議を行い、2019年度事業・会計報告、2020年度事業・予算計画案、会員異動、役員改選の全議案を承認したことが、同会事務局(住友電気工業)より報告された。
 これにより、会長以下役員会社の留任が決定した。また、新たに日本機械部品(三重県伊賀市)、ハラミツ商店(名古屋市中川区)、吉野機械工具(名古屋市中川区)の入会と、3社の退会が報告された。
 今年度事業計画では、年2回の幹事会(8月、2月)をはじめ、一線会(名古屋・浜松地区で9月と2月の各2回)、地区講習会(13地区)などが予定されているが、新型コロナウイルスの影響により日程変更や中止となる場合もあるとしている。

役員人事
ヤマザキマザック

 ヤマザキマザック(社長=山崎高嗣氏、本社=愛知県丹羽郡)では7月、同社グループにおいて役員が選任され、それぞれ就任した。取締役並びに執行役員は次の通り(敬称略)。
 【取締役】代表取締役会長=山崎智久▽取締役副会長=清水紀彦▽代表取締役社長=山崎高嗣▽取締役副社長=丸山晴也(新任)▽取締役常務執行役員経営本部本部長兼法務室室長=伊藤芳明▽取締役執行役員コーポレート戦略室室長=山崎真嗣(新任)
 【執行役員】常務執行役員商品開発本部本部長=岡田聡▽同営業・CS本部本部長=中西正純▽同調達本部本部長=角田知彦▽同いなべ製作所所長=北山稔▽同生産・品質革新本部本部長=堀田政春(昇任)▽上席執行役員営業・CS本部副本部長兼営業・CS戦略室室長兼CS統括=金井英一▽同大口製作所所長=山本亨▽同経営本部副本部長兼人事・総務部部長=水谷健治▽同商品開発本部副本部長兼FAソリューション事業部事業部長兼先行開発センタセンタ長=堀部和也(昇任)▽執行役員本社役員室室長=中井輝▽同生産支援部・情報システム部担当=稲鶴勇

 関連会社の主な役員の委嘱は次の通り(敬称略)。
 [ヤマザキマザックマニュファクチャリング]常務執行役員いなべ製作所所長=北山稔▽執行役員美濃加茂製作所所長=板津朋範▽同いなべ製作所副所長=松田毅
 [ヤマザキマザックオプトニクス]執行役員オプトニクス事業部事業部長=棚橋誠
 [ヤマザキマザックトレーディング]専務執行役員(コンプライアンス担当)=金井英一(兼務)▽常務執行役員(国内担当)=志村雅人▽同(海外担当)=山崎裕幸

 なお、取締役副社長を退任した長江昭充氏は常任顧問兼ヤマザキマザック工作機械博物館館長に、また常務執行役員を退任した大野寧彦氏は泉鋳造常務取締役にそれぞれ就任した。

見やすく、直感的で操作しやすい
WEBみらい市開設へ
橋本総業 リアルとWEBの両立目指し

 橋本総業(社長=橋本政昭氏、本社=東京都中央区)の中部支店(支店長=大倉明久氏、所在地=名古屋市中区)は7月15日(水)、検温や換気、手指消毒など充分なウイルス対策を施したうえで2020『中部みらい市』説明会を開催した。
 本年開催予定であった「三重みらい市」は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となった。その他にも、数多くの展示会の延期や中止が相次ぐなか、メーカー各社から「商品訴求の場が無くなりPRできる機会が欲しい」との要望が橋本総業にはこれまで数多く寄せられていたという。こうした状況を鑑み橋本総業はまったく新しい仕組みとして『WEBみらい市』の導入計画を始動。全国各地区のみらい会と連携しコロナウイルスの安全対策に最大限配慮しつつ“リアル”みらい市と“WEB”みらい市を融合させた新しい『みらい市』を下半期、国や自治体のガイドラインに沿って全国8会場で開催すると発表した。ただし、コロナウイルスの感染状況などにより中止となる場合もある。
 今回、新たに導入が発表されたWEBみらい市は通常営業(対面営業)のツールとしての役割のほか、“いつでもどこでもみらい市”のテーマが表すとおり、一年中、みらい市ならではの特典を得られるチャンスなどが付与される。説明会当日現在、まだ開発途中ではあるものの、その概要の一部が紹介された。
 【販促・キャンペーンに対応】▽WEBみらい市用ポイント2倍DAYの設定や、チャンスカード(番号くじ)などの企画に対応。
 【最新情報の提供】▽各メーカーの最新情報などをWEBみらい市に集約することで、ワンストップでの情報発信を実現可能に。
 【販売店ごとに公開商品を制御可能】▽販売店ごとに公開する商品をコントロールすることが可能。商品単価も販売店ごとに設定・管理が可能。
 【メーカー各社のWEBとも連動】▽メーカーのショールームをWEBみらい市で仮想化し、スマホでの観覧を可能に。仮想ショールームから動画サイトや詳細ページへの誘導もできるほか、すでに開設されている(メーカーの)バーチャルショールームとも、もちろん連動が可能だ。

 2020年下期、“リアル”みらい市は10月9日(金)・10日(土)の2日間、名古屋市千種区の名古屋市中小企業振興会館・吹上ホールにおいて『中部みらい市』が開催されるのを皮切りに全国8か所の会場で開催される。
 「共に栄える 2020中部みらい市」は、出展社数260社・280小間の規模で開催。動員目標は3000名、売上目標は30億円と設定され、コロナウイルス対策(除菌・殺菌、非接触、換気空調、入浴・免疫効果)商品のほか、暑さ(クール)対策商品、家事楽商品、防災対策商品などが多数出品される。
 安全対策にも、もちろん力を入れる。政府や自治体、利用施設サイドが提示するガイドラインを順守するとともに来場者や出展スタッフにはマスク・フェイスガードの着用、手洗い・手指消毒の徹底・敢行を周知。来場者との対面エリアにはアクリルボードが設置される。さらに、発熱や咳、倦怠感など体調不良が見受けられる来場者や出展スタッフには、来場・入場を辞退するよう呼びかけるという。
 「安全対策には万全を期すが、それでもコロナウイルスの感染拡大状況などにより開催中止となる場合もあることをご了承ください」と橋本総業はコメントしている。

 また、橋本社長はこの日、タイ現地法人を設立したと発表した。
 橋本総業ホールディングスは、環境・設備商品の流通とサービスを通じて快適な暮らしを実現することを基本理念に、日本国内において橋本総業を中核として子会社8社で企業グループを形成している。グループ各社は取扱商材や販売先の違いによる役割分担のもとで管材類、衛生陶器類、給湯機器など住宅設備に関する卸売業を事業としている。
 近年の東南アジア諸国は内需の堅調な成長のみならず外国資本の積極的な投資を背景に成長を続けている。そんななか同社は、日本国内において培ってきた仕入・販売機能、物流機能を生かして東南アジア諸国における建設市場、ニーズの多様化、短納期化などに対応すべく6月19日(金)、タイ現地法人を設立。7月15日(水)、開業した。橋本社長は「今般設立した現地法人を通じ、タイ王国を中心として新たな市場開拓の機会創出に積極的に取り組んでまいります。そして、今後は海外ビジネスのさらなる拡大と充実に努めていきます」とコメントを残している。

新型コロナで困窮する人々を支援
ユアサ商事 同社社員の善意集まる
合計320万円の寄付実施を発表

 ユアサ商事(社長=田村博之氏、本社=東京都千代田区)は、新型コロナウイルス感染症の影響により経済的に困窮する人々を支援するため同社社員から寄付金を募り、集まった寄付金に対し、会社が金額を上乗せする「マッチングギフト」のカタチで、以下の支援先(活動)に合計320万円の寄付を実施したと6月26日(金)に発表した。
【中央共同募金会】▽@臨時休校中の子どもと家族を支えよう緊急支援募金、A支える人を支えよう! 赤い羽根新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン。
【東京コミュニティー財団】新型コロナウイルス感染症・拡大防止活動基金。
【あしなが育英会】遺児の生活と教育の緊急支援金。
【中央共同募金会(赤い羽根福祉基金)】盛和塾社会人定着応援プログラム 新型コロナウイルス対策緊急助成。
 同社は「この度の新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々と、そのご家族に対し謹んでお悔やみを申し上げます。そして、罹患された方々に対しお見舞い申し上げます。コロナ禍の一日も早い収束を心よりお祈り申し上げます」とコメントを発表するとともに、今後ともこのような活動を継続していくことを誓った。

久しぶりに集う部員ら
今年度は事業縮小へ
愛青会 第1回例会開催

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=大藪淳一氏・大清社長)の青年部「愛青会」(部長=伊神敏雅氏・双葉製作所社長)は7月16日(木)、部員ら13名が集まり、2020年度第1回例会を開催した。
 伊神部長は冒頭の挨拶で「コロナ禍にあって、今年度は青年部としての事業の開催は控えめになります。今日(例会)現在、9月頃に青年部としての活動の開催を予定しておりますが、新型コロナウイルス感染拡大の影響が今後どれだけ拡がっていくのか皆目見当もつきませんので何とも言えない状況であります。今年度は、あと2回、もしくは1回くらいしか例会も開催できないかもしれませんが皆さまどうぞよろしくお願いします」と、今年度の「愛青会」事業について言及した。
 この日、部員らは各社コロナ対策への取り組みや現状などを報告しあい、久しぶりの顔合わせで、さらなる親交を深めていた。

感染症防止など考慮
書面による開催へと切り替え
名古屋水栓販売協会 第63回通常総会

 名古屋水栓販売協会(理事長=在田忠之氏・在田商店社長)は、予定されていた第63回通常総会を、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から書面による総会の開催へと切り替え、6月10日(水)に開催した。以下の議事について審議・報告がなされ、いずれも承認・可決されている。
 【議事1/2019年度事業報告の件】●2019年4月22日(月)▽4月役員会を開催。総会に向けての進行・役割分担・総会資料内容の確認などが行われた。●同5月17日(金)▽名古屋国際ホテルで2019年度(第62回)通常総会を開催。正会員全22社が出席(委任状含む)した。役員改選により在田理事長が選出された。●同6月5日(水)▽愛岐カントリークラブでゴルフ同好会によるゴルフコンペを開催。正会員、賛助会員合わせて27名が参加した。●同8月2日(金)▽LIVE HOUSE「NAGOYA KENTOS」で納涼例会を開催。オールディーズバンドの生演奏などを楽しんだ。●同8月28日(水)▽8月役員会を開催。下半期の事業などについて協議された。●同9月25日(水)▽リンナイ中部支社ホットラボで9月例会を開催。ガス業界の現況、ならびにリンナイ製品についての勉強会が行われた。●同10月30日(水)▽10月役員会を開催。11月例会や新年例会の準備進捗状況の確認などが行われた。●同11月15日(金)▽11月例会を開催。屋形船による堀川クルージングが企画され、正会員やその家族ら19名が出席した。●同12月4日(水)▽12月役員会を開催。11月例会の報告、ならびに新年例会、2020年3月同好会開催の件などについて協議が行われた。●2020年1月15日(水)▽インド料理店「ムガルパレス」で1月新年例会を開催。海外料理店での例会開催は、今回で9回目となる。正会員や賛助会員ら合わせて67名が参加した。●同2月26日(水)▽2月役員会を開催。新年例会の反省、次年度総会日程などが協議された。また、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、3月開催予定だった同好会の中止が決議された。
 【議事2/2019年度決算報告ならびに監査報告の件】2019年度決算報告ならびに監査報告について、これが承認された。
 【議事3/2020年度事業計画(案)の件】新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、2020年内のすべての事業は中止の方向で調整が進められた。なお、2021年1月13日(水)に開催が予定されている新年例会については、本総会当日現在、開催に向けての準備を進めていくことが確認された。
 【議事4/2020年度予算(案)の件】2020年度予算について報告、承認された。
 【議事5/その他】正会員名簿の確認などが行われた。

三菱マテリアル新製品紹介
高送り加工用両面インサート式
ラジアスカッタ“WJXシリーズ”に
小型インサートタイプを発売

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=田中徹也氏、本社=東京都千代田区)は、高送り加工用両面インサート式ラジアスカッタ“WJXシリーズ”に小型インサートタイプ「WJX09」を7月15日発売した。
 “WJXシリーズ”は発売以来ユーザーの好評を得て、順調に売り上げを伸ばしてきた。
 同社は今回、小径の加工や刃数を増やすことで、更なる加工効率の向上に対応すべく、小型インサートタイプ「WJX09」を開発した。
 「WJX09」の主な特長は次の通り。
 @インサートが小型化することにより、工具のヘッド分が小さくなり、ランピング角度を大きく取れるため、加工のバリエーションが増加。
 Aインサートおよび保持部を小型化することで、刃数を増やすことができ、加工能率が向上。
 BBT40などの低出力機械でも使用可能。
 今回発売されたのは、高送り加工用両面インサート式ラジアスカッタ“WJXシリーズ”小型インサートタイプ「WJX09」のアーバタイプ13アイテム、シャンクタイプ25アイテム、スクリューインタイプ12アイテム、インサート23アイテム、部品2アイテム。
 標準価格(代表型番)は、「WJX09R05004BA」が6万300円、「WJX09R2802SA25L」が4万6800円、「WJX09R2502AM1235」が4万1700円、「JOMU090512ZZER-M MP9130」が1580円(いずれも税抜き)。
転削加工用コーテッド
超硬材種「MV1020」
インサート型番追加発売

 三菱マテリアル加工事業カンパニーは、難削材転削加工用PVDコーテッド超硬材種「MP9140」に難削材加工用ラジアスカッタ「ARP」搭載インサート8アイテムを7月15日より販売開始した。
 難削材転削加工用PVDコーテッド超硬材種「MP9140」は、耐熱合金やチタン合金の転削加工において耐溶着性、耐熱性、耐欠損性を向上させることにより荒加工に適したインサート材種であり、その主な特長は次の通り。
 @インサート表面を従来品より平滑化させ、耐溶着性を大幅に向上。
 AAl含有量を高めたAlTiN系皮膜により、耐摩耗性と耐熱性を大幅に向上。
 B耐亀裂進展性を向上させた専用超硬合金母材により、耐欠損性を向上。
 今回、難削材加工用ラジアスカッタ「ARP」の搭載インサート材種として追加し、使用領域の拡大を図った。
 標準価格(代表型番)は、「RPMT1040M0E8-L1 MP9140」が880円、「RPMT1040M0E8-M1 MP9140」が880円、「RPMT1248M0E4-L2 MP9140」が1170円、「RPMT1248M0E4-M2 MP9140」が1170円(いずれも税抜き)。
難削材転削加工用PVD
コーテッド超硬材種
「MP9140」を発売

 三菱マテリアル加工事業カンパニーは、転削加工用コーテッド超硬材種「MV1020」インサートに11型番を追加し、7月15日発売した。
 転削加工用コーテッド超硬材種「MV1020」は、独自技術による新しいコーティングプロセスにより、Al含有比率を高めても結晶構造が変化しないAl-Richコーティングを開発し、高い皮膜硬さを実現させたインサート材種。
 今回、好評につき、インサート型番を主要カッタに展開して、使用用途の拡大を図った。
 「MV1020」の主な特長は次の通り。
 @高い硬さを持った(Al、T@)N膜を採用し、硬さに加え耐酸化性も大幅に向上させ、優れた耐摩耗性を実現。
 A耐熱衝撃性に優れ、熱亀裂の発生しやすい湿式切削においても加工安定性が向上。
 B軟鋼、炭素鋼・合金鋼から析出硬化系ステンレス鋼、ダクタイル鋳鉄の加工に最適。
 今回発売されたのは、転削加工用コーテッド超硬材種「MV1020」インサートの高能率加工用多機能カッタ“VPXシリーズ”搭載インサート8アイテム、高送り加工用両面インサート式ラジアスカッタ“WJXシリーズ”小型09タイプインサート3アイテム。
 標準価格(代表型番)は、「LOGU0904040PNER-L MV1020」が3050円、「LOGU1207040PNER-M MV1020」が3300円、「JOMU090512ZZER-M MV1020」が1980円(いずれも税抜き)。

役員人事
東 陽

 機械・工具の総合商社東陽(社長=羽賀象二郎氏、本社=愛知県刈谷市)では6月25日開催の定時株主総会にて取締役および監査役の選任が行われ、それぞれ就任した。
 新たな陣容は次の通り(敬称略)。
 取締役会長=羽賀昭雄▽代表取締役社長=羽賀象二郎[海外事業会社統括]▽専務取締役=水谷孝志[管理部門統括、経理部、グローバル経理部担当]※昇任▽専務取締役=近藤裕二[工作機械部、システムエンジニアリング部担当]※昇任▽専務取締役=戸軽建夫[第一営業部、第三営業部、第五営業部、TMGセンター(製造部、営業技術部)担当]※昇任▽取締役=夏目勝広[第八営業部、第十営業部、熱処理事業部担当、和泉支店長]▽取締役=富田基実[第二営業部、第六営業部、富山営業部、産機システム部、市場開発部担当]▽取締役=中根誠[東アジア事業会社統括補佐、グローバル営業部、海外プロジェクト部、グローバル商品部、グリーンエネック部担当]▽取締役=小島敏幸[業務物流部、サプライ戦略部担当]▽取締役=政年啓介[経営企画部、情報システム部、総務人事部担当]※新任▽取締役=江原勉[北米・欧州事業会社統括補佐、Precision Tools Service,Inc. PTS Automation,Inc.担当]▽取締役=長ア俊也[東南・南アジア事業会社統括補佐、Precision Tools Service(Thailand)Co.,Ltd.  PTS Tool(Thailand)Co.,Ltd.担当]▽常勤監査役=田中正之▽常勤監査役=宅野一生▽常勤監査役=沖田秀幸。
 なお、同日付で退任した専務取締役酒見知彦氏、同河村道明氏の2名は、参与に就任した。

伊賀グローバルソリューションセンタ
フルCG(4K画質)化!
DMG森精機 デジタルツインショールーム完成

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、名古屋本社=名古屋市中村区名駅2)はWEBサイトにて、同社グループ最大の生産拠点である伊賀事業所内のショールーム「伊賀グローバルソリューションセンタ」をデジタルツインで再現した『デジタルツインショールーム』を7月3日(金)、日英版同時公開した。
 3DCGソフトウェアによるフルCG制作(4K画質)で、360度パノラマビューにより、まるで実際にショールームを歩いているようなリアルな没入感を体感できるという。PCやタブレット、スマートフォンにて同社WEBサイトにアクセスし、圧倒的な画像品質で再現されたショールーム空間をぜひ体験いただきたい。
 デジタルツインショールーム内には機械だけでなく自動化システムや加工ワーク、さらに治具・工具・周辺装置などのDMQP製品(DMG森精機認定周辺機器)が展示されている。さらに製品情報やカタログ、展示に応じた特集ページ、関連動画も用意されており、合計200以上のコンテンツへ直接つながることが可能だ。
 今後は、機械の周囲を確認できる360度VIEW機能や周辺機器(DMQP)購入、デジタル新機種発表会などのリリースが予定されており、デジタル空間でしかできないユーザー体験を提供してくれるという。
 同社は、当日開催したオンライン会見のなかで「デジタルツインショールームを通して、24時間365日いつでもどこからでもお気軽に当社を訪問いただき、お客さまのご関心に沿った最適な製品・技術をご紹介いたします。また、実空間のショールームでは、毎週金曜日開催の『DMG MORIテクノロジーフライデー』にて、最新技術セミナーや実演加工を通して、お客さまのご関心や課題にエンジニアが直接お応えいたします。今後当社はデジタルとリアルの両方でお客さまとつながり、最適なソリューションをご提案してまいります」とコメントを発表した。

【展示概要】
●インフォメーションブース▽同社の最新情報の閲覧
●オンラインセミナー受付▽最新のオンラインセミナー受付情報と申し込みが可能
●DMQP製品の展示▽実物展示と同様の展示とオンラインストアへのリンク
●AM Lab&Fab▽2020年開設予定の先行展示
●デジタルソリューションブース▽my DMGMORI、デジタルアカデミー、CELOS Clubの案内
●5軸加工機、複合加工機、立形/横形マシニングセンタ、ターニングセンタ▽計45機種デジタル展示
●『デジタルツインショールーム』日本語版URL▽https://www.dmgmori.co.jp/sp/dtsr/
 ※会員登録すれば限定コンテンツも閲覧できる。

新人クラシック音楽家5名が受賞
『第8回山田貞夫音楽賞』
特選の3名は新進演奏家コンサートに出演

 愛知県におけるクラシック音楽の振興並びにその担い手である音楽家を支援する活動を通じて音楽文化水準の向上に寄与する、公益財団法人山田貞夫音楽財団(代表理事〓田中真紀代氏)は7月30日、名古屋市中区の広小路ヤマハホールで「第8回山田貞夫音楽賞」の最終選考会を開いた。5名の受賞が決まり、この中から古田友哉さん(ピアノ)、水野綸さん(ヴァイオリン)、若菜里香さん(ピアノ)が特選に選ばれた。特選の3名は、10月2日に名古屋市中区の三井住友海上しらかわホールにて開催される「第8回新進演奏家コンサート」でオーケストラ(セントラル愛知交響楽団)と協演することになっている。
 山田貞夫音楽賞は、愛知県内で活躍している将来有望な新人クラシック音楽家の活動を支援するために設けられた賞で、受賞者に賞金10万円が贈呈される。そのうち特選受賞者には別途賞金20万円と新進演奏家コンサートで演奏を披露する場が与えられる。
 開催にあたり、本年度から財団の代表を務める田中真紀代代表理事が「本日は選考委員の先生方、お客様方、出場者の皆様、そしてコロナ禍の中、いつもと違う体制で大変な準備をしていただいたスタッフの方々、細心の注意を払って行ってまいりますので、どうぞ宜しくお願いします。2020年7月も明日で終わってしまいます。本当なら東京でオリンピックが開催されて、世界中からたくさんの方が来られ笑顔が見られたはずでしたが、残念ながら見えない敵がやって来て、この様な不便な世の中になってしまいました。私の父、山田貞夫は幼少の頃、日本が第二次世界大戦で敗戦して大変な中、友人の家にあった蓄音機でベートーヴェンの協奏曲を聴いて力をもらい、今日に至っていると聞いています。本日はコンクールという形ですが、これからさらに活躍されていく皆様の素晴らしい音楽を聴いて、力をいただきたいと存じます」と挨拶。
 続いて、財団設立時より毎年多額の寄付をはじめ多大な貢献をしている山田弘子評議員に対し、財団より感謝状が贈られた。
 今回の山田貞夫音楽賞は、平成31年3月に音楽大学または音楽大学院を卒業し、愛知県内で活動している新人クラシック音楽家などを対象に募集が行われ、第1次選考の書類審査及び音源審査を通過した9名の若手演奏家(ピアノ部門7名、ヴァイオリン部門2名)が最終選考のコンクールに臨んだ。このうち竹野有紀さんは、新型コロナウイルスの影響により帰国できず、ドイツからのリモート出場となった。
 選考委員は、小松長生氏(コスタリカ国立交響楽団桂冠指揮者、セントラル愛知交響楽団名誉指揮者)、瀬戸和夫氏(愛知芸術文化協会理事)、佐藤恵子氏(名古屋音楽大学学長)、竹本義明氏(名古屋芸術大学学長)、松尾葉子氏(愛知県立芸術大学客員教授)、寺田史人氏(寺田弦楽四重奏団・プシャーテルアンサンブル主宰)が務めた。
 選考の結果、古田友哉さん、水野綸さん、若菜里香さん(以上、特選)、伊藤優里さん(ピアノ)、竹野有紀さん(同)が受賞。その他、山田弘子評議員より特別賞が中島舞さん(ピアノ)に贈られた。
 当日リモート参加した選考委員の松尾葉子氏は「皆さん、とても良く演奏されていると思います。ただ、この中で必要とされているのは、人を感動させることなのです。ステイホームだと本当に心から感動できる演奏が欲しい。そういう演奏が中々なかったというのが私の印象でした」とコメント。
 また、選考委員の小松長生氏は「演奏面でレベルが高かった。コロナ禍の中でよく練習されていて、特に1曲目の自由曲はこの状態では判断がつかないほど高レベルです。後半の選定曲では一緒に演奏できるのはどの方かという目で見ます。今回素晴らしいレベルで、ちょっとだけ抜きん出ている方が選ばれたのかと思います。選考委員の先生方の意見は割れていますが、それを統一してみると、そのように考えられます。感動を与えるという演奏は、我々も含めて一人ひとりが挑戦していることなので、頑張っていきたいと思います」と総評を述べた。
 最後に財団の創設者である山田貞夫会長(ダイドー社長)が挨拶し、その中で「皆様の温かいご理解とご協力をいただき、今回8回を迎えることができました。2年先は10回目ということで、世界にこの財団の音楽活動を周知できるようなイベントを盛大に行ってまいりたいと存じますので、その時も宜しくお願いします」と話した。

 山田貞夫音楽財団は、メカトロニクスの専門商社ダイドー(名古屋市中村区)の山田貞夫社長が、愛知県におけるクラシック音楽の振興並びに担い手である音楽家の支援を行い音楽文化水準の向上に寄与することを目的に、私財を投じて平成24年11月に設立。翌25年の10月に公益財団法人として認定された。事業内容は山田貞夫音楽賞の贈呈、奨学金の給付、新進演奏家コンサートの開催。


2020年8月2日(日)2750号
管機連のIT推進委員会メンバーに
今年度の行事について審議
静岡県管工機材商組合 7月理事会を開く

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は、7月3日午後3時より静岡市内のホテルシティオ静岡にて理事会を開催した。理事9名が出席し、新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、行事予定について審議した。
 冒頭、一色理事長より挨拶があり、続いて議事に入った。
 まず、全国管工機材商業連合会(管機連)の理事会報告が一色理事長より行われた。
 当初3月に予定されていた同連合会総会は、新型コロナの影響により一旦5月に変更された後、さらに6月15日に延期されたが、最終的には書面総会となり、同日理事会が開催された。静岡組合は諸般の事情を鑑み欠席した。
 また、6月24日に結果報告会がZoomを用いて行われ、一色理事長がテレビ会議に出席。橋本政昭管機連会長(橋本総業社長)が理事会の審議内容などを報告した。静岡組合はIT推進委員会の委員となり、伊藤りゅういち理事(ヌマカン社長)が担当する。
 続いて、今後の行事予定について審議した。
 役員コンペについては、8月25日に行う方向で準備を進める。会場は静岡カントリー浜岡コースを予定。組合コンペは、現時点で未定とし、今後の新型コロナ感染状況を見て判断することを確認した。
 各支部の納涼会は、中止することを決めた。
 今回の理事会と併せて開催する予定だった7月の研修会(衛陶・水栓部会)は、丸尾氣窮雄理事(丸尾興商相談役)が担当し、水栓メーカーKVKを講師に招いて行う準備をしていたが、新型コロナ感染拡大防止のため中止とした。8月の研修会(鋼管継手部会)は、村松孝一顧問(村松商店会長)が担当し、鉄鋼メーカーJFEスチールを招聘して行う予定。
 次回理事会は、8月7日にホテルシティオ静岡で開催される。

年内開催予定の行事を中止に
賀詞交歓会は1月22日を予定
岐阜県管工機材商組合 7月度理事会を開催

 岐阜県管工機材商組合(理事長=渡部勝裕氏・大東社長)は、7月16日午後5時より岐阜市長良の岐阜グランドホテルにて理事会を開いた。理事8名が出席した。
 理事会に先立ち、今年度から入会したアクアフィールド野原英樹社長が紹介され、同氏より挨拶が行われた。
 続いて、渡部理事長が「お忙しい中、また新型コロナウイルスの感染が懸念される中、お集まりいただき誠にありがとうございます。昨今はコロナウイルスの話題が尽きぬ中、熊本での豪雨などがありました。コロナウイルスの感染も少し減っていましたが、また東京を中心とした関東地区で感染がすごい勢いで拡大しているように見受けられます。正しく恐れるというところから逸脱して、マスコミ報道等により恐怖心が先に立っているように感じています。感染に気をつけて生活していただければと思っています」と挨拶。引き続き理事長が議長を務めて議事に入った。
 令和2年度役員改選について、書面総会の結果、19社中全社の承認を得て、すべての理事役員の留任が決まったと報告された。
 愛知県管工機材商業協同組合が主催・運営して10月8〜10日に吹上ホールで開催予定だった「第33回管工機材設備総合展」は、新型コロナウイルスの影響により開催中止となったことが報告された。
 令和3年新年賀詞交歓会については、愛知県管工機材商業協同組合が1月19日に開催を予定(同組合の11月理事会で開催の可否が最終決定される)。岐阜県管工機材商組合は、同月22日に岐阜グランドホテルでの開催を予定しているが、今後の新型コロナ感染状況を注視しながら最良な手段を取ることを確認した。
 その他の組合行事について、新型コロナ感染拡大防止のため、9月に開催予定としていた「全員例会」と毎年10月に開催している製販合同による「ゴルフ会」は中止とした。「9月理事会」は、例年全員例会の前に行うが、全員例会の開催中止に伴い単独での開催とすることとした。
 全国管工機材商業連合会(管機連)の総会・理事会については、当初3月に開催が予定されていたが、新型コロナ感染防止の観点から6月15日に延期して行われ、書面表決の形がとられた。また、同月24日にテレビ会議システムを使用して橋本政昭会長(橋本総業社長)より総会報告などが行われた。渡部理事長は、今後リモートでの会議などが増えていくのではないかとも話した。
 次回理事会は、9月3日午後5時より岐阜グランドホテルにて開催される。
 【役員】 敬称略
▽理事長=渡部勝裕(大東)
▽副理事長=白木伸道(白木商会)
▽理事=廣瀬功(瓶由)
▽理事=中川貴央(安田)
▽理事=神隆(五光山彦)
▽理事=森浩(山兼)
▽理事=木野村文彦(木野村)
▽理事=宮崎宏一郎(西武管商)
▽監事=岩田充(イワタ)
▽監事=山田益巳(関建材)

中部経産局7月公表 最近の管内総合経済動向
「悪化している」、2か月連続
生産、輸出は「大幅に減少している」

 中部経済産業局は、7月14日発表の「最近の管内総合経済動向」で、2020年5月の管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)における経済活動の総括判断を、2か月連続で「悪化している」とした。
 個別の項目では、生産、住宅投資、輸出の判断をいずれも下方修正した。
 生産は、「減少している」から「大幅に減少している」に2か月連続して下方修正。鉱工業生産の動向を指数(5月速報)でみると、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、プラスチック製品工業などが低下したことから、前月比18・5%減と4か月連続で低下した。前年同月比は40・6%減と8か月連続の低下となった。主要業種では、輸送機械は、乗用車及び自動車部品、航空機体部品・同付属品が大幅に減少。生産用機械は、金属工作機械を中心に大幅に減少している。電子部品・デバイスは、パソコン向け等を中心に緩やかに持ち直している。
 個人消費については、2か月連続で「弱まっている」と判断した。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比0・6%減と全体では3か月連続で前年を下回った。百貨店は、営業時間の短縮や臨時休業の影響により同62・9%減と大幅に減少。コンビニエンスストアは、外出自粛や在宅勤務拡大による来店客数減少の影響で同10・0%減となった。一方、スーパーは、食料品等に動きがみられ同9・5%増。家電大型専門店販売は、情報家電等が好調で同9・4%増となった。乗用車販売は、小型車が2か月連続で、普通車及び軽自動車が8か月連続で前年を下回ったことから、全体でも8か月連続で前年を下回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比48・1%減)。
 住宅投資は、判断を「弱含みとなっている」から「弱い動きとなっている」に3か月ぶりに下方修正。新設住宅着工戸数は、持家が10か月連続で、貸家が4か月連続で、分譲が2か月ぶりに前年を下回ったことから、全体でも2か月ぶりに前年を下回った。
 輸出については、「減少している」から「大幅に減少している」に2か月連続で判断を下方修正した。名古屋税関管内の輸出総額は、10か月連続で前年を下回った。品目別では自動車や自動車の部分品などが、主要地域別ではアジア向け、アメリカ向け及びEU向けがともに前年を大幅に下回った。
 その他、設備投資は「増加しているものの、伸びは鈍化している」(4か月連続)、公共投資は「弱い動きとなっている」(2か月連続)、雇用は「労働需給の引き締まりが緩和している」(2か月連続)と判断した。
 企業倒産(件数)は、「小売業」が前年を上回ったものの、「サービス業他」「製造業」「建設業」「卸売業」などが前年を下回り、全体でも3か月ぶりに前年を下回った。
 先行きについては、新型コロナウイルス感染症の拡大、世界経済の下振れ、各国政策の不確実性の高まり、為替の動向、中小企業の経営環境の悪化などに注視が必要としている。

6月度鍛圧機械受注総額14・5%減
16か月連続で前年割れ
日鍛工 中国などでやや持ち直しの傾向も

 日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=坂木雅治氏・アマダ相談役)が7月8日発表した鍛圧機械会員月次統計によると、2020年6月度の受注総額は前年同月比14・5%減の216億23百万円となった。5月度の64・6%減と比べ減少幅が縮小したものの、前年割れは16か月連続となりリーマンショック時を超えた。
 海外での持ち直し傾向が見られるものの、コロナ禍に伴う世界的な緊急事態制限の下、経済活動は大幅な制約を受け、需要の低迷、生産設備投資の遅延および見直しなどにより、回復に時間を要するとの見方が示された。
 プレス系機械は、前年同月比11・6%増の111億80百万円となり、16か月ぶりに前年を上回った。超大型プレスは15倍増、小型プレスは15・9%増となったが、大型プレスは59・3%減、中型プレスも24・6%減と減少。また、油圧プレスは51・7%増、自動化・安全装置は45・8%増、フォーミングは80・1%減だった。
 板金系機械は、前年同月比44・5%減の44億85百万円となり、9か月連続で前年を下回った。レーザ・プラズマが49・6%減、プレスブレーキが45・4%減、パンチングも39・0%減と振るわなかった。
 サービス系(サービス・部品金型)は、前年同月比17・2%減の59億58百万円となり、3か月連続で前年を下回った。
 内外別(機種計)では、国内が前年同月比43・2%減の70億57百万円。電機向けは15・2%増となったが、自動車向けが49・5%減、一般機械向けが88・4%減と設備投資意欲に回復の傾向は見られないとした。
 輸出は、前年同月比51・8%増の86億8百万円となり、中国向け3・5倍増、インド向け2・7倍増、欧州向け83・2%増とやや持ち直しの傾向がうかがえるが、北米向けが78・4%減となるなど地域差が見られる。

役員人事
日東工器

 迅速流体継手(カプラ)、省力化機械工具などを製造する日東工器(社長=小形明誠氏、本社=東京都大田区)では、6月23日開催の定時株主総会および取締役会にて役員の選任が行われ、それぞれ就任した。
 新役員は次の通り(敬称略)。
 代表取締役会長=御器谷俊雄▽代表取締役社長・社長執行役員=小形明誠▽取締役=高田揚子▽取締役・常務執行役員(管理統轄)=森憲司▽取締役=中川康生▽取締役=小見山満▽監査役=西田豊▽監査役=加々美博久▽監査役=篠塚久志※新任▽常務執行役員(営業統轄兼建築機器事業部長)=石澤正光▽執行役員(メドテック常務取締役工場長)=新井一成▽執行役員(管理本部長)=井上光弘▽執行役員(技術統轄)=千葉隆志▽執行役員(総務本部長兼IR担当)=野口浩臣。

高能率肩削りカッタ
「ショルダーエクストリーム」
ダイジェット工業 ラインナップ拡張

 ダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区)は、高能率・高精度な肩削り加工を可能とした刃先交換式カッタ「ショルダーエクストリーム」に、標準化ニーズの高い大径サイズ本体φ100、φ125およびインサートコーナR2、R3タイプを追加し、7月1日発売した。幅広い加工に対応できるラインナップを揃えた。
 「ショルダーエクストリームEXSAP/MS]形」は、肩削り軸方向切込み量(Ap)が最大15oと大きく、平面削り・溝削り・プランジ加工など幅広い用途で使用できる。
 インサートは、両面4コーナ使用可能で経済性に優れ、コーナRはR0・4〜R3の5種類をラインナップ。高精度な外周研磨級により、荒加工だけでなく中仕上げ加工領域においても適用可能としている。
 インサート刃先形状は低抵抗な三次元ブレーカー形状で強度を有し、カッタ本体セット時強固にクランプできる機構により、荒加工での高能率加工を実現する。
 インサート材種は、耐欠損性と耐摩耗性のバランスに優れた「JC8050」と、一般鋼・プリハードン鋼および50HRC程度の焼入れ鋼が加工可能な汎用性の高い「JC8118」を採用した。
 炭素鋼、工具鋼、プリハードン鋼、鋳鉄、ステンレス鋼等に対する、肩削り、平面削り、溝削り加工等の荒〜中仕上げ加工に適している。
 サイズは、本体「ボアタイプフライス」がφ50〜φ125(計6形番)、「モジュラーヘッドタイプ」がφ25〜φ40(計9形番)をラインナップ。標準価格は2万8500円〜8万2000円(税抜)。
 インサート形番は「ZNGU形」(インサート材種=JC8050、JC8118)。コーナR0・4、R0・8、R1・6、R2、R3を揃え標準価格は1710円(税抜)。
「ダイジェット サマー
キャンペーン2020」
9月30日(水)まで

 ダイジェット工業では、好評の「タイラーシリーズ」「エクストリームシリーズ」の新製品発売を記念したキャンペーンを実施している。
 4月発売の「ソリッドタイラードリル3D/5Dタイプ」、5月発売の「マルチエクストリーム」および7月1日にサイズを拡張して発売した「ショルダーエクストリーム」など、今期新製品が対象。多彩な加工ができ、多機能用途に適用可能な一押しアイテムを揃えた。
 対象製品は、@両面6コーナ仕様・高送り/肩削り加工用マルチカッタ「マルチエクストリームMEX/EXM形」A両面4コーナ仕様・高能率・高精度肩削りカッタ「ショルダーエクストリームMS]/EXSAP形」B多機能座ぐり加工用ソリッドドリル・3D/5Dタイプ(深穴加工用)「ソリッドタイラードリルTLD3D/TLD5D形」C多機能座ぐり加工用ソリッドドリル・2Dタイプ「ソリッドタイラードリルTLDM形」。
 実施期間は9月30日まで。販売目標を合計500セットとし、数量限定につき、なくなり次第終了となる。
 セール内容は次の通り。
 【Aコース…他社乗り換えお試しコース】インサート20個購入+他社本体引き取りで適用本体1台サービス【Bコース…本体サービスコース】刃数×インサート10個購入につき、適用本体1台サービス《A、Bコース対象製品=マルチエクストリーム、ショルダーエクストリーム》。
 【Cコース…新製品お試しコース】1本購入につき、購入価格以下品を1本サービス《Cコース対象製品=ソリッドタイラードリル3D/5Dタイプ》。
 【Dコース…プラスワンコース】3本購入につき、購入の最安値以下品を1本サービス《Dコース対象製品=ソリッドタイラードリル2D/3D/5Dタイプ》。

工作機械にニコンの非接触
レーザースキャナーを搭載
DMG森精機 搭載機種は順次拡大予定

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区)は5月28日、同社の工作機械にニコンの非接触レーザースキャナー「LC15Dx」を搭載することが決定したと発表した。両社は、2019年11月に包括的な業務提携を行うことで基本合意し、2020年3月に正式契約を締結しており、今回はその業務提携の一環。
「LC15Dx」は、高性能データ処理機能の搭載により、接触式の三次元測定機と同等の精度で、さらに高速に多点測定をすることが可能な非接触レーザースキャナー。タッチプローブでの測定が困難な小寸法や複雑な形状の被検物など、さまざまな部品を非接触で効率よく測定することができるという。
 DMG森精機は、独自の非接触機上計測システムにこの「LC15Dx」を組み込み、オプションとして一部の工作機械に搭載し、今秋より販売を開始する。航空機や建設機械、エネルギー産業向けの大型ギヤやタービンブレードの計測・測定に最適で、加工工程の改善、加工精度の向上に貢献できるとしている。
 DMG森精機は6月10日、創業の地である奈良に、新たにデジタル・トランスフォーメーション(D])構築と先進技術のための開発拠点として、「奈良商品開発センタ」を新設すると発表した。JR奈良駅前に2022年春の開設を予定している。
D]構築と先進技術の開発拠点
「奈良商品開発センタ」新設
DMG森精機 JR奈良駅から徒歩1分の所に

 DMG MORIグループ最大の最先端研究開発センタとなり、5Gを使ったデジタル通信技術、AI、クラウドコンピューティング、デジタルツインなどのテクノロジーを用いたデジタル化およびコネクティビティを含むD]構築を行う。
 さらに、工作機械の要素技術、次世代複合加工機、Additive Manufacturing機、自動化システム、ビジョンカメラを使った非接触計測システム、次世代の切りくず・クーラント・ミスト処理装置などの工作機械および周辺装置とそれらに搭載される制御ソフトウェア他、最先端のイノベーティブな開発実験を行うとしている。
 オフィスフロアの他に、1階、2階には機械、要素技術開発の実験センタ、6階には300席のカンファレンスセンタ、レストラン、カフェを配置した。京都・大阪・奈良の学生インターンシップの受け入れに加えて、電気、通信、エレクトロニクス、組込ソフト、コネクティビティ、ロボティクス、センサー分野からの経験者採用や同分野の技術者との交流を推進する拠点となる。
 建物のデザインは建築家の隈研吾氏に委託。メインエントランスはDMG森精機の先進の金属加工技術により、有機的な木目柄に切削されたアルミ材を用い、ヒューマンスケールで温かみのあるオフィスで、古都奈良と調和する建築をコンセプトとしているという。
 【奈良商品開発センタ概要】
・所在地=奈良県奈良市三条本町1002番(JR奈良駅から徒歩1分)
・開所=21022年春(予定)
・敷地面積=3624・65u
・建物=6階建て(1階…機械開発、2階…要素技術開発、3-5階…オフィスフロア、6階…カンファレンスセンタ、レストラン、カフェ)
・従業員=約300名

売上収益0.1%増、事業利益7.5%増
最終利益は125億円の黒字化達成
LIXILグ ル ー プ 2020年3月期連結決算

 LIXILグループ(社長兼CEO=瀬戸欣哉氏、本社=東京都江東区)が5月29日に発表した2020年3月期連結決算(IFRS)は、安定した売上収益を維持し、事業利益、最終利益ともに増益となった。2021年3月期の業績予想については新型コロナウイルスの影響を見極めるため公表を延期した。
 2020年3月期連結決算(継続事業に係る)は、売上収益が前期比0・1%増の1兆6944億円。国内事業は、住宅建材事業(LHT)、水まわり事業(LWT)および流通・小売事業(D&R)が増収に貢献し、上期の消費税増税前の好調な売上が、下期における増税後の反動減や新型コロナウイルスの影響による需要減を補い、前期比0・6%増の1兆3231億円となった。
 海外事業は、東南アジアにおける需要減および為替の影響を要因に、前期比2・5%減の3986億円となった(為替影響を除く現地通貨ベースでは同1・2%増)。
 営業利益にあたる事業利益は、前期比7・5%増の586億円。国内事業は、キャリアオプション制度の実施に伴う費用を計上したものの、LHTの価格改定効果や、生産効率改善により増益を達成。海外事業は、東南アジアを除く、北米・欧州などの好調により増益となった。
 事業利益の増加に加え、米企業に全株式を譲渡することが決定しているイタリア建材子会社ペルマスティリーザ社の損失縮小により、新型コロナウイルス対策費用を計上した上でも、非継続事業を含む最終利益は前期比647億円増の125億円となり、黒字化を達成した。
 瀬戸社長は「世界のあらゆる産業において、ニューノーマル(新しい日常)への転換が求められています。デジタル技術を活用し、より柔軟な働き方を可能とするなど、当社では様々な対策を講じてきました。一方で、タッチレス水栓のような健康や衛生面に焦点を当てた商品や、IoT技術を導入したスマート宅配ポストに対する需要が高まっており、長期的にもエンドユーザーのニーズが変化していくと考えられます。当社は、世界中の人びとにより豊かで快適な住まいと暮らしを実現することを目指しており、ニューノーマルを見据え、エンドユーザーに長期的な価値を提供できるよう、取り組みを強化してまいります」とコメントしている。

人事異動
LIXIL
6月1日付

 敬称略、[ ]は前職
 宮尾栄二=LIXIL Water Technology Japanキッチン事業部キッチン製造部長[LIXIL Water Technology Japanキッチン事業部キッチン製造部長(兼)キッチン製造部LIXILサンウェーブ製作所深谷工場長]
 北岡淳児=LIXIL Water Technology Japanキッチン事業部キッチン製造部LIXILサンウェーブ製作所深谷工場長[LIXIL Water Technology Japanキッチン事業部キッチン製造部SCI推進室長]
 福元貴裕=LIXIL Water Technology Japanキッチン事業部キッチン製造部LIXILサンウェーブ製作所桐生工場長[LIXIL Water Technology Japanトイレ・洗面事業部トイレ・洗面製造部大谷工場技術課長]

「TRUSCOいつでもつながるフェイスフォン」開始
〜新たな営業スタイルへ転換〜

 機械工具卸売商社トラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は、ビジネススタイル改革の一つとして、「いつでも・どこでも」営業担当者とコンタクトがとれるサービス「TRUSCOいつでもつながるフェイスフォン」を、6月17日より開始した。
 顧客である販売店のPCやスマートフォンから、トラスコ独自のスマートフォンアプリ「T―Rate(トレイト)」と、Zoom、Skypeなどのオンライン通話アプリを利用して、対面営業と同じサービスを実現するもので、新たな営業スタイルにチャレンジする。
 同社では1日当たり平均2・5時間と営業活動の多くを移動時間に費やしており、顧客とすぐにコンタクトがとれず回答まで時間を要したり、コンタクトが少ないため解決できる課題数も十分でなかったりするなど、本来の営業活動ができていない部分もあったという。
 「TRUSCOいつでもつながるフェイスフォン」を活用した新営業スタイルでは、場所を選ばず、「距離・時間ゼロ」の営業活動が可能。さらに従来は困難だった、オンラインメーカー商談、若手社員同士の意見交換会、海外メーカーとのオンライン勉強会、売れる商品開発ミーティングなど、よりユニークな営業活動も展開していく。
 同社は「従来の営業活動で多くの時間を費やしていた移動時間を見直し、新たな営業スタイルで、よりお客様や社会のお役に立てるような活動を行ってまいります」としている。

宇都宮事業所内に国内外最大規模の
M3 Solution Center
ミツトヨ 大型三次元測定機などを展示

 ミツトヨ(社長=沼田恵明氏、本社=川崎市高津区)は、提案型ソリューションをアピールできる国内外最大規模のM Solution Center「M Solution Center UTSUNOMIYA(エムキューブ・ソリューションセンタ・宇都宮)」を、宇都宮事業所内に新しく建設したソリューション棟の1、2階に開設した。
 ソリューション棟は、宇都宮事業所再開発計画の1次工事のひとつとして、ショールームの機能拡充と校正事業の強化を目的に建てられた。地上3階建で、建築面積は2650u(延べ面積は6849u)。2003年5月から宇都宮事業所内に三次元測定機をはじめとする商品実演や最先端の計測技術を提案できるショールームとして活動していたM Solution Center UTSUNOMIYAを移転し、6月1日から活動を開始した。
 宇都宮事業所は、1944年に精密測定機器の生産拠点として操業を開始し、現在では、測定工具の中のノギス、ハイトゲージ、最先端技術を駆使した三次元測定機、測定機器・工作機械等の位置決めをするリニヤスケールを生産する同社最大の生産拠点である。
 新しくなったM Solution Center UTSUNOMIYAは、展示面積1741u(1階と2階)、展示点数1050点(測定工具は除く)、展示商品の価格は約6億円で、1階が商品展示スペース、2階が応接スペース。国内7か所にあるM Solution Centerの中で他にはない大型三次元測定機や測定機器を展示し、さらに測定機器の製造工程(測器工場・MC工場・清原工場の3工場)を見学できるのが特長。
 また、ソリューション棟にはユーザーの測定器を預かり校正業務を行うキャリブレーション・ラボが併設されており、こちらも見学できる。
 さらに、最先端測定機器を市場動向に応じた内容で提案する「コンセプトゾーン」を設置し、見学するだけのショールームではなく、ユーザーの計測に関する課題を測定機器の実演を通じて解決し、提案する場としても活用していく 。

MOLDINO WEB EXPO
WEB展示会、9月6日まで開催

 MOLDINO(社長=菊池仁氏、本社=東京都墨田区)は、新型コロナウイルス感染症の影響により開催中止となったインターモールド2020の代替として、WEB上で独自の展示会「MOLDINO WEB EXPO〜Intermold2020 on the web〜」を開催している。9月6日まで。
 テーマを「MOLDINO Products History & New Application」とし、同社の最新コンテンツを披露している。
 「商品開発の歴史」では、高送り工具の歴史▽刃先交換式仕上げ加工用工具の歴史▽高硬度鋼用コーティング超硬エンドミルの歴史を紹介。
 「最新工具による最新の加工アプリケーション」では、自動車アウタープレス型の高能率加工▽順送型プレートにおける高硬度鋼への直彫り加工▽高硬度鋼5軸加工を紹介する。
 ユーザー向けのWEBセミナーも開催しており、受講の募集については順次WEB展示会上で表示するとしている。セミナー参加には事前の申し込みが必要。
 同社は今後、中止となったJIMTOF2020の代替としても内容を拡充して開催を予定しているという。
 「MOLDINO WEB EXPO」特設サイト
http://www.moldino.com/expo

非鉄金属旋削加工用PCD材種
「MD220」VCGW形を発売
三菱マテリアル 外径・内径加工など幅広く対応

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=田中徹也氏、住所=東京都千代田区)は、非鉄金属旋削加工用PCD材種「MD220」VCGW形の販売を開始した。
 同製品は35度菱形のポジインサート。刃先強度が高く、勝手が無いため、外径および内径加工など幅広い加工に適用できる。小型旋盤や自動旋盤によるアルミニウム合金や非鉄金属部品の加工に高い面品位を実現する。
 主な特長は次の通り。
 @刃先強度が高く、勝手が無いため、外径および内径加工など幅広い加工に適用可能。
 A耐摩耗性と耐欠損性のバランスに優れる。
 B超高速仕上げ切削に対応可能。
 今回、3アイテムを発売。標準価格は「VCGW110301 MD220」「VCGW110302 MD220」「VCGW110304 MD220」いずれも1万1040円(税抜)。

差し返し不要!ラチェット機構で断然楽!
「鋼製束レンチ」発売
トップ工業 鋼製束(床束)の高さ調整に

 トップ工業(社長=石井真人氏、本社=新潟県三条市)は、7月1日より新たに「鋼製束レンチ」(KSW-200)の販売を開始した。通常、スパナで行うことの多い鋼製束(床束)の高さ調整作業を、ラチェット機構を採用しスピーディに行えるものとして開発された。
 同製品は、差し返しが不要で、板バネによるスピーディな反復作業が可能。鋼製束の四角形状のターンバックル(19、21o)と、上下6角ナット(17、19、21o)両方に使用できる。
 片手で容易に開閉でき、握りやすく力を掛けやすい硬質グリップ付。全長は取り回しやすい長さの210oとなっている。
 標準価格は4500円(税別)。

沈殿物(スラッジ)一掃! 簡単吸引
タンクの掃除機 「タンクリーン」
曽根田工業 切削液の回収・ろ過・再利用に

 曽根田工業(社長=曽根田直樹氏、本社=静岡県磐田市)は、アルミや鉄などの切屑・沈殿物(スラッジ)混じりの切削油をろ過・除去し、再利用を可能にするタンクの掃除機「TanClean(タンクリーン)」を開発、このほど販売を開始した。コンパクトな設計で工場内の移動も簡単に行える。
 研削・切削加工等の現場において、スラッジは工作機械で金属を削ることにより発生し、浮遊しながら切削液と共にタンクのいたるところに存在する。クーラント液を腐敗させ、フィルターを目詰まりさせて加工に悪影響を及ぼすこともある。
 タンクリーンは、スラッジ除去を簡単に行えるため、切削液の腐敗や悪臭を防ぐことができ、品質の安定や切削液の長期利用が可能。廃液処理削減によるコスト削減にもつながる。
 主な利用用途は、水溶液クーラント液に含まれる微細なスラッジや混入油等の除去▽低粘土油の浄化・異物除去▽水没試験機の水の濁りや異物の除去▽切削加工時の切粉缶に排出された切削液の吸引回収など。
 タンクリーンの吸引側のノズルと排出側のノズルをクーラントタンクに入れるだけの簡単操作にて掃除機感覚で沈殿物を吸引でき、約5分でクーラントタンクを綺麗に高速洗浄できるという。
 電源不要のエアー駆動式、連続運転が可能。ステンレス製ストレーナメッシュ使用のため、消耗フィルター不要でコストを軽減。機械を停止させずに切削液のろ過が可能で、作業時間の有効活用、効率向上も期待できる。
 同社では、タンクリーンの販売のほか、安価での貸し出しも行っている。詳細については、同社担当スタッフ(TEL0538―66―8605)または同社WEBサイト(https://soneda.jp)へ問い合わせを。

自動旋盤用超硬4枚刃エンドミル
THECUT IC4EAV
丸一切削工具 超硬の小径タイプを新発売

 丸一切削工具(社長=衣斐剛氏、本社=大阪府東大阪市)は、同社オリジナルブランド「THECUT」から自動旋盤用超硬4枚刃エンドミル「IC4EAV」を発売した。
 同社はこれまで自動旋盤用エンドミルとして外径がφ14〜φ20のスローアウェー式タイプ(MT―JE)を販売していたが、ユーザーから小さい径の要望も多く、今回ソリッド(超硬)の小径タイプを新たに発売した。
 IC4EAVは、全長を35oに統一することにより自動旋盤で使用する際に干渉を防ぎ、取扱いが容易。シャンク径はφ4、φ6、φ10の3種類に集約することにより、自動旋盤で一般的に使用されているERコレットに対応している。
 また、刃先にギャッシュランドを付けて刃先の強度を上げることで、耐欠損性も向上。Vc(AlT@N)コーティングは硬度約3000HV、酸化開始温度約800℃で、従来のコーティングより更に幅広い被削材に対し長寿命を実現している。

工具再研磨を更に手軽に
「EPSILON(イプシロン)Q」
菱高精機 従来機イプシロンの小型機

 菱高精機(社長=町田淳一郎氏、本社=高知県高岡郡)の新製品、5軸CNC工具再研削盤「EPSILON(イプシロン)Q」は、従来のイプシロンの小型機。コンパクトな機体に同社のノウハウを凝縮し、従来機と同様に高品質なドリル、リーマー、タップ、エンドミルの再研磨が自動で行える。
 スラッジ処理機、クーラントタンク、集塵機を1つのユニットにまとめたことで、小スペース化を実現した。
 主な特長は次の通り。
 @多種多様な工具形状に対応
 主要な工具形状の研磨プログラムは機内に搭載されているため、形状を選び、必要最低限のパラメータを設定するだけで、各工具メーカーの刃型形状を簡単に再現できる。
 A全自動センシングシステム
 研磨前に刃物を取り付ける時、面倒な位置合わせや芯出しなどの作業が不要。動作開始後、庫内に搭載されたタッチプローブで先端の位置・突き出しの長さ・刃先の位置・振れ量などを全て自動で計測し、計測した振れ量を元に常に位置補正をしながら研磨を行う。
 B対話型簡単データ設定
 工具寸法や研磨動作に関する難しい設定は不要。工具の形状は簡単に選択でき、必要最低限の各パラメータを入力するだけで工具データが作成できる。
 C省スペース・自由なレイアウト
 設置面積は一般的な大型研削盤の約1/3程度。クーラントタンクとスラッジ処理装置を一体型にすることで、必要な設置面積を大幅に縮小した。また、モニター・操作部は可動式で、状況に応じて自由に設置場所を選べるため、作業環境に応じた柔軟なレイアウトが可能。
 D自動スラッジ処理装置
 サンメンテナンス工機社製の高性能自動スラッジ処理装置が、タンクと一体型となって標準搭載。フィルターは、交換が容易な上、複層プリーツ構造で長寿命を実現する。

社労士、税理士を講師に招聘し
各種補助金の内容や申請方法を学ぶ
愛機工 新型コロナ関連助成金セミナー開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=水谷隆彦氏・ミズタニ機販社長)は、6月30日午後1時30分より名古屋市中区の東京第一ホテル錦にて、新型コロナウイルス関連助成金セミナーを開催した。組合員企業の経営者、総務・経理担当者ら約20名が参加した。
 同組合では組合員を対象に先ごろ実施したコロナ関連のアンケート調査で、補助金に関するセミナー開催の要望が多く寄せられていた。
 講師には助成金に詳しい、社会保険労務士の湯浅勉氏と税理士・中小企業診断士の豊島維大氏(いずれもインターグロー税理士法人)を招聘した。
 冒頭、林正人経営対策部長(広商NEXUS会長)が挨拶で、自動車産業の状況として主要各国の今年に入ってからの自動車販売台数の推移に触れた後、「今、世界で大体1億台が売れている。過去一番ひどかったのはリーマンショック時。この時でも7〜8%しか落ちなかった。2年間で元に戻ったので何とかやって来られたが、今回はそんな訳にはいかないだろう。このような状況なので、売上を伸ばす、利益を確保することは当たり前に努力されていると思うが、いかに生き残るか、この1、2年が勝負だと思う。政府も色々と補助金や特別な融資を行っており、本日はそれに関するセミナーを開催するので宜しくお願いします」と開催の趣旨を述べた。
 セミナーでは、雇用調整助成金、テレワーク助成金、持続化給付金、家賃支援給付金等の種類、内容及び申請方法、さらに融資制度について説明され、質疑応答の後、午後3時30分に終了した。

フルサトグループ2020年3月期決算
景況感減退の影響で減収減益
ジーネットの工業機器など売上減少

 ジーネット(社長=古里龍平氏、本社=大阪市中央区)は6月22日、本社ビル5階会議室にてジーネット及びフルサトグループの2020年3月期決算に関する記者発表を行い、古里社長が概要を報告した。
 2020年3月期の連結業績は、売上高が1046億19百万円(前期比3・0%減)、営業利益が39億73百万円(同1・7%減)、経常利益が43億34百万円(同1・9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が28億8百万円(同2・9%減)。セキュリティ機器の販売や防犯監視システムの導入などを行う「セキュリティデザイン」が連結対象となった効果はあったものの、経営環境の急変により減収減益となった。
 中期経営計画の最終年度にあたり、数値目標の売上高1080億円、営業利益40億円はともに未達に終わった。
 古里社長は「下期を中心に米中貿易摩擦の影響が、特にジーネットの売上に顕著に出た。昨年10月の消費税率引き上げのネガティブインパクトも加わった。さらに新型コロナウイルス感染の拡大で、2月、3月と日を追うごとに経済状況が悪化。1月までの結果では計画を達成できると思っていたが、急ブレーキがかかってしまった」と振り返った。
 ジーネットが関係する事業では、「工業機器事業」が下期からの生産稼働減速の影響を受け売上高が前期比8・2%減。新型コロナウイルス感染拡大により大阪と中部で予定していた機械加工システム展が開催中止となったことも影響した。「工作機械事業」は工作機械の受注額が前期比35・8%減と大幅に減少し売上高は同9・5%減、「FAシステム事業」も受注額の減少により売上高が同41・5%減となった。「住宅設備機器事業」はリノベーション市場への展開開始などで売上高が同6・2%増という結果だった。
 2021年3月期の業績予想については、新型コロナウイルスによる影響を合理的に算定することが困難なため、未定とした。

2019年(暦年)産業用ロボット受注額
前年比16・2%減の8064億円
日本ロボット工業会 2020年見通しの公表は見送り

 日本ロボット工業会が6月18日に発表した「ロボット統計受注・生産・出荷実績2019年【会員+非会員】」によると、会員と非会員を含めた産業用ロボット(サービスロボットを除く)の年間受注額は前年比16・2%減の8064億円、生産額は同15・1%減の7743億円と、それぞれ2桁の減少となった。需要の約7割を占める輸出で減少傾向が続いたが、年初を底に年後半より減少幅に改善がみられた。
 2020年の見通しについては、自動化に対する強いニーズによる投資への期待がある一方、各種地政学的リスクに加え、新型コロナウイルス感染症による景気の下押しは避けられない状況となっており、今後の状況も不透明だとして公表を見送った。
 2019年の受注・生産・出荷の各状況は次の通り。
 【受注】
・受注台数=20万1520台(前年比18・8%減)、7年ぶりの減少
・受注額=8064億円(同16・2%減)、7年ぶりの減少
 【生産】
・生産台数=19万2707台(前年比19・8%減)、6年ぶりの減少
・生産額=7743億円(同15・1%減)、6年ぶりの減少
 【出荷】
・総出荷台数=19万6488台(前年比18・8%減)、6年ぶりの減少
・総出荷額=7985億円(同14・4%減)、6年ぶりの減少
・国内出荷台数=5万3561台(同9・3%減)、6年ぶりの減少
・国内出荷額=2513億円(同8・0%減)、6年ぶりの減少
・輸出台数=14万2928台(同21・9%減)、2年連続の減少
・輸出額=5472億円(同17・0%減)、6年ぶりの減少
 @国内出荷内訳
 [業種別]電気・電子機械製造業向け
・国内出荷台数=1万8338台(前年比11・1%減)、5年ぶりの減少
・国内出荷額=925億円(同8・4%減)、3年ぶりの減少
 [業種別]自動車製造業向け
・国内出荷台数=1万7481台(前年比2・3%減)、6年ぶりの減少
・国内出荷額=750億円(同1・9%減)、6年ぶりの減少
 A輸出内訳
 [用途別]電子部品実装用
・輸出台数=1万1493台(前年比14・9%減)、4年ぶりの減少
・輸出額=1903億円(同11・6%減)、4年ぶりの減少
 [用途別]溶接用
・輸出台数=2万6398台(前年比28・0%減)、2年連続の減少
・輸出額=612億円(同35・2%減)、2年連続の減少

日本のトイレ文化に革命
『ウォシュレット』発売40周年
TOTO おしりを洗い続けて40年

 TOTO(社長=清田徳明氏、本社=福岡県北九州市)が販売する温水洗浄便座『ウォシュレット』は1980年6月に誕生し、今年で発売40周年を迎えた。今では『ウォシュレット』を含む温水洗浄便座の一般世帯普及率は80・2%(2020年3月、内閣府調べ)となり、生活に欠かせないアイテムとなっている。
 「拭くから洗う」へ。トイレの生活文化を変えるためのTOTOのチャレンジは、最適なおしり洗浄の位置も、快適な温度も、何も分からない状態から始まり、多くの課題を乗り越えて『ウォシュレット』は世に生み出された。発売当初は「おしりだって洗ってほしい」というキャッチコピーが新鮮だったが、今では当たり前の生活習慣として根付き、多くの公共施設やオフィスなどでも採用が進み、あらゆる場所で温水洗浄便座の快適さを享受できるようになった。
 2019年には累計出荷台数は全世界で5000万台を超え、海外での販売も着実に伸長している。同社は今後、海外での『ウォシュレット』の出荷台数を2018年度58万台から2022年には200万台へと拡大させるという。現在世界各地の5つ星ホテルや著名なランドマーク物件への採用も増加しているようで、旅先でも快適に使用できる場所が増えている。成田空港のトイレには訪日外国人の『ウォシュレット』体験を促進するため多言語対応のタブレットリモコンを備えた『ウォシュレット〓』も設置されている。
 40年の間に同社は「おしりを洗う」基本機能以外にも、清潔で安心して使用できるようにノズルや便器を清潔に保つ「きれい除菌水」など、さまざまな最新機能を搭載してきた。最近では海外の著名なデザイン賞であるiFデザイン賞やレッドドット・デザイン賞を受賞するなどデザインと機能を高度に融合させた商品を次々発売している。
 TOTOは、今後も各国・各地域のニーズに合わせて『ウォシュレット』をより進化させ、快適で清潔なトイレ文化を国内外に広めていくという。

オーダーメイド式軽量ハンドSLGシリーズ
専用設計システムを公開
シュマルツ オンラインで簡単に設計可能

 真空機器専門メーカーのシュマルツ(横浜市都筑区)は6月4日、ロボットハンド「オーダーメイド式軽量ハンドSLG」のコンフィギュレータ(専用設計システム)をリリースしたと発表した。表示に従って必要情報を入力するだけで最適なハンドの設計が完了するため、初心者でも簡単に設計が可能。設計の手間やコストを大幅に削減できるとしている。
 SLG専用コンフィギュレータは、特別なソフトやデータのインストールが不要。オンライン上でアクセスすることができ、ユーザーはいつでもどこでも設計を開始できる。案内に従い、「ワークのサイズ・重量」「搬送方向・加速度」「真空発生器の有無」「接続するロボットの種類」を入力することで、最適なロボットハンドを自動で生成する。また、ワーク情報はCADデータを用いて読み込ませることもできるため、複雑な形状のハンドも容易に設計できるという。
 使用する真空パッドは入力した情報から自動で選定される。真空パッドの位置や数、材質は後から任意で変更することも可能。
 すべての工程が完了すると、設計したハンドのデザインデータやテクニカルデータを確認でき、そのまま見積もりを依頼することができる。
 SLG専用コンフィギュレータを使用することで、ユーザーは必要な時にすぐ設計を開始し、複雑な計算や細かな選定の手間なく、最適な真空ロボットハンドを入手・使用することができる。最適なハンド形状や真空パッドを自動で選定するので、真空システムやロボットハンドの設計経験の少ない人でも手軽に使用できるとしている。
 同社ホームページにて、コンフィギュレータを公開中。http://www.schmalz.co.jp/products/vacuum-gripper/light-weight-gripper-slg/configurator.html
 【オーダーメイド式軽量ハンドSLGの主な特長】
 @ワークやアプリケーションに適したロボットハンドをオーダーメイドで設計可能。
 A専用設計システムによって、シンプルかつ容易にハンドを設計でき、設計時間を短縮。
 B3Dプリンタによって配管も一体化したハンドが生成されるため、軽量かつ別途配管作業が不要。
 Cロボットに取付けるためのフランジを含めて設計・製作が可能なため、素早いセットアップに寄与。

MF-TOKYO2021  開催中止
日鍛工 WEB展示会など代替案を模索

 日本鍛圧機械工業会(日鍛工、代表理事会長=坂木雅治氏・アマダ相談役)は7月15日、2021年7月14日〜17日の4日間にわたり東京ビッグサイトでの開催を計画していた「MF-TOKYO2021 第7回プレス・板金・フォーミング展」の開催中止を決定したと発表した。
 東京オリンピック・パラリンピックの1年延期に伴い、開催予定規模の展示会場の確保が困難になったことに併せ、終息が見通せないコロナ禍の影響を鑑み、中止の結論に至った。
 同会では、次回2023年の開催を見込んでいるが、来年度はコロナ感染症の影響を注視しつつWEB展示会など代替案を模索していくとしている。

役員人事
ヨシタケ

 バルブ総合メーカーのヨシタケ(社長=山田哲氏、本社=名古屋市瑞穂区)では、6月29日開催の定時株主総会と取締役会にて役員の選任が行われ、それぞれ就任した。
 新役員は次の通り(敬称略)。
 代表取締役社長=山田哲▽取締役(相談役)=山田進▽取締役(総務部長兼経理部長)=島勝彦▽取締役(エンジニアリング事業本部長兼品質保証部長)=吉野幸司▽取締役(生産本部長)=早川健二▽取締役(エンジニアリング事業本部営業本部長)=浅田幸男▽取締役=加藤敦。