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2017年(平成29年)9月
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2017年9月3日(日)・10日(日)・2645号・2646号
全機工連若手交流会11月開催
MECT展への来場者動員に注力
愛機工 8月理事会開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機会長)は8月8日、東京第一ホテル錦で8月理事会を開催した。理事会には、10月に開催されるメカトロテックジャパン2017(以下、MECT展)を主催するニュースダイジェスト社から樋口八郎社長と平野清嗣MECT事務局長が訪れ、企画展示、セミナーなどについての説明が行われた。
 理事会では、以下の議題についての審議・報告が行われた。
 【議題1】会員の増強活動▽8月1日現在、組合員246社、賛助会員103社となっている。
 【議題2】第77回親善野球大会について▽7月29日までに大会4日目が終了し1回戦14試合(棄権2試合含む)が実施された。今大会は雨天により2日と半日が中止となり、残り必要な日数の会場は確保されているものの、日程調整や天候の影響が懸念される。当面の試合は9月9日(土)、9月23日(土)に実施。なお優勝戦は10月28日(土)に開催が予定されている。
 【議題3】教育事業報告および計画▽@事業報告=●第1回ツール・エンジニアリング・スクールを6月15日から17日の3日間、中部ポリテクセンターで開催。受講者は20名。●「最近の求職者の傾向および人材確保の要点」をテーマとした経営者・管理者セミナーが6月6日、理事会終了後に東京第一ホテル錦で開催された。受講者は32名。セミナーでは、中小企業の人材確保が近年ますます困難となるなかで、最近の求職者の傾向を踏まえた有効な求人方法が提唱された。A研修会予定=●本理事会(当日)終了後、経営者・管理者セミナーを同ホテルで開催。テーマは「過重労働対策の最新情報と営業部門の生産性向上」。近年、過重労働に関わるトラブルが頻発し、残業時間の制限など法改正の具体的な内容と、それに伴う企業の経営リスクをはじめ増加する労働基準監督署調査のポイントや対応策についてレクチャーされたほか、残業時間の短縮に対応した営業部門の生産性向上の余地や阻む原因、取り組み方などについて具体的に紹介された。●第2回ツール・エンジニア・スクールを9月7日(木)から9日(土)まで中部ポリテクセンターで開催。B事業計画(案)=●経営者・管理者セミナーは今後、BCP(事業継続計画・緊急事態への対策/マニュアル策定)をテーマに開催予定。●営業社員を対象に研削加工を主とした座学と実習(2日間)を予定。講師は青木渉氏(ビーティーティー会長)。※受講者数が限定されるセミナーについては実費(昼食代除く)受益者負担となる。●幹部社員育成セミナーの開催。C教育用DVDの貸し出しについて=教材として購入したDVD『金属切削の基礎(上・下巻)』『旋盤加工の基礎(上・下巻)』をはじめ、組合が管理する教育用DVDを、組合員各社は無料で借りることができる。詳しくは組合事務局まで。
 【議題4】全機工連総会報告▽全日本機械工具商連合会(全機工連)の平成29年度通常総会が6月22日、東京都港区の機械工具会館で開催され、平成28年度事業報告・決算報告ならびに平成29年度事業計画案・予算案が原案通り承認された。事業計画では、予(かね)てから構想のあった「全機工連若手交流会」が正式に承認された。また、今年度は役員改選期にあたり、会長に坂井俊司氏(NaITO社長)を選出。副会長は2名から3名に増員され、東京組合理事長の小池達夫氏(平和テクニカ社長)、大阪組合理事長の中山哲也氏(トラスコ中山社長)が就任(共に新任)し、本組合の伊藤理事長は留任した。高田研至中部ブロック長(本組合副理事長、井高社長)と水谷隆彦人材開発委員長(本組合副理事長、ミズタニ機販社長)も留任となった。
 【議題5】全機工連若手交流会について▽東京都中央区のロイヤルパークホテルで11月18日(土)に開催される。幹事は東京組合青年部。これまで実施されてきた東西交流会および全国若手交流会の意義を継承し、今後は全機工連主催として、交通費補助金の支給など財政支援が行われることとなった。隔年で東京、大阪、愛知の組合が輪番で設営し、開催地については関東、関西、中部圏に範囲を広げることとなった。今後は運営委員会(仮称)が設置され、交流会の充実が図られる。
 【議題6】MECT展について▽10月18日(水)から21日(土)までの4日間、名古屋市港区のポートメッセなごや全館で開催される。出展者数は457社・1933小間(うち組合関連の出展は125社・457小間)で、史上2番目の開催規模となる。出展者説明会が6月9日に開催され、開催要項はじめ、特別企画や出展者の小間配置などが発表された。特別企画では宇宙をコンセプトに、人工衛星部品を削る加工実演や宇宙ビジネスに携わる町工場の技術が紹介される。また、自動車・航空機・宇宙をテーマにした主催者セミナーも企画されている。なお、20日(金)は午後7時までナイター開催される。組合としては今後、来場者の動員に注力することが確認されたほか、組合事務所を2号館西側に設置することなどが報告された。
 【議題7】組合ゴルフ大会▽第43回組合ゴルフ大会が10月13日(金)、愛知県知多郡美浜町の新南愛知カントリークラブ美浜コースで開催される。
 【議題8】機工メイト推進委員会予告▽機工メイト推進委員会が9月13日(水)、大阪で開催される。委員会では販売実績の報告をはじめ、機工メイトVや商品データベースの分類統一について検討される。
 【議題9】部会報告▽●総務部=支部再編について議論を継続。●情報部=組合報夏号を8月第2週に発送(本紙掲載時、発送済み)。7月実施の景況調査の集計を配布。●経対部=研修会の企画実施に向け集中する。●事業部=MECT展動員に注力。ほか。●青年部=キャンプの集いを8月5日・6日「すぎのこキャンプ場バンガロー村」で開催。参加者は約200名。また、青年部設立50周年事業として10月27日(金)から29日(日)までの3日間、中国大連市の日系企業への視察と講演会が予定されている。●厚生部=野球大会は、雨天順延により会場確保の日程が限定されるため、参加チームに日程調整の協力を要請していくとともに、予備日の会場を確保する。
 【議題10】支部再編について▽これまでに示された支部再編案を総務部などで熟慮。この件に関し、9月中の支部長会議開催が予定されている。
 次回、10月理事会は、10月3日(火)午後4時30分からの開催が予定されている。


岩手・相模原両工場リニューアル
ベン製品の更なる拡販に注力
中部桃友会 第31回定期総会

 中部桃友会(会長=大藪淳一氏・大清社長、ベンと販売店の集い)は8月3日、名古屋市中村区のキャッスルプラザで第31回定期総会を開催。全会員が出席し、会則第8条に則り本会が成立したことが後藤邦彦事務局担当(ベン名古屋営業所所長)より報告された。大藪会長は冒頭の挨拶で、ベンの岩手工場ならびに相模原工場のリニューアルについて触れ、ベン製品の更なる拡販に注力していくことを誓った。
 総会は会則第6条に則って大藪会長を議長に選任し、以下の議案について慎重審議が行われ、いずれも満場一致で承認・可決された。
 【第1号議案】平成28年度事業報告・決算報告承認の件▽後藤事務局担当から平成28年度の事業報告ならびに決算報告が、小川誉之会計幹事(小川管商社長)から会計監査報告がそれぞれ行われ、いずれも満場一致で承認された。
 【第2号議案】役員改選の件▽本年度は同会役員の改選期にあたり、会則第7条に則り以下の4名がベンの推薦を受け、いずれも満場一致で承認された。平成31年度の総会までその任を務める。●会長=大藪淳一氏●会計幹事=小川誉之氏●幹事=尾藤彰氏(旭工機社長)●幹事=村松尋代氏(村松商店社長)。
 【第3号議案】平成29年度事業計画(案)・収支予算(案)承認の件▽平成29年度の事業計画案ならびに収支予算案が後藤事務局担当より発表され、いずれも満場一致で承認された。平成29年度の事業計画は以下の通りだ。●8月3日(当日)=キャッスルプラザで幹事会、総会ならびに懇親会を開催。●10月=名古屋地区と静岡地区の各エリアで商品技術研修会を開催。●通期=製品開発改良提案を随時募集。
 【第4号議案】その他▽同会会員2社から退会届が提出され、本総会前に開催した幹事会がこれを受理。いずれも承認されたことが後藤事務局担当から報告された。
 【製品開発改良提案表彰】平成28年度中に会員各社からベンへと寄せられた製品開発改良提案は20件を数え、これは会員全社から1件以上の提案が寄せられたことになる。その中からベンが製品改良や新製品開発へ繋がりそうだと判断した3件を木下崇ベン西日本営業部長が発表し、各社に記念品が贈呈された。提案が採用されたのは、村松商店、大丸産業、クロミヤ商店(順不同)の3社。
 総会が滞りなく終了した後、挨拶に立った横沢好夫ベン社長は同社の岩手・相模原両工場リニューアルについて「まず、相模原工場は第一期工事として、工場棟と事務所棟が平成28年4月に完成しました。引き渡し後、工場棟のみ移転しております。第二期工事として相模原中央配送センターを平成28年5月に着手し、こちらは平成29年3月に完成しました。配送センター完成引き渡し後、事務所、相模原製品倉庫、中山配送センターの移転をしております。岩手工場につきましては第二期工事として工場棟を平成28年5月に着手し平成29年2月に完成しました。工場棟完成引き渡し後に工場移転を行いました。今後は、相模原工場第三期工事として、平成29年4月に着手しました相模原研修センター、テスト場、その他について、平成30年5月の完成を目指します」と工事の進捗状況を説明し、相模原研修センターが完成した際には大いに利用してほしいとアピールした。
 引き続き、木下ベン西日本営業部長から、同社の平成29年度組織体系や平成28年度品目別売上構成率と共に、全国バルブ類生産実績などが説明された。また、虎谷貴文ベン静岡出張所所長から、同社新商品5点『スチームトラップAD―19型』『複式逆止弁CS―2SSN型』『蒸気用空気抜弁AT―7型』『逆止弁(高温用)CS―11型』『温度開閉弁JRG6320N型』と、販売強化商品3点『ポンピングトラップAFP―1型(ポンプ+トラップ機能)・AFP―2型(ポンプ機能)』『ストレート形ストレーナ』『震災対策用機械式緊急遮断弁EIM型シリーズ(耐震総合安全機構推奨品)』が紹介された。
 会場を移し、一色哲巳一色機材社長の乾杯の音頭で懇親会がスタート。情報交換や各社の近況報告などで盛り上がるなか宴もたけなわとなり、最後は尾藤幹事の中締めの挨拶と一本締めで、この日の全日程が終了した。

猛暑続くなか
200名が自然環境でリフレッシュ
愛機工青年部 キャンプの集い

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機会長)青年部(部長森庸一氏・森哲社長)主催のキャンプの集いが8月5・6日の2日間、組合員各社から約200名の参加者を集め岐阜県関市板取の「すぎのこキャンプ場バンガロー村」で開催された。参加者は青年部が企画した魚のつかみ取りやキャンプファイヤー、ビンゴゲームなどで暑い夏の2日間を楽しんだ。
 終了後に回収されたアンケートには、魚のつかみ取りは「大人も必死になって楽しめる企画でした」、ビンゴ大会は「景品を少なくして、その分、商品を豪華にしては」、キャンプ全体では「保育園のママ友と参加したけど次回も参加したい」などの意見が寄せられたが若干の改善提案も見られ、青年部キャンプ担当部員は「改善して来年はもっと楽しく盛り上がるキャンプにする」と意気込みを見せていた。

ノーリツ、9月から新体制へ
東海エリアは上期販売実績好調
ノーリツ中部NOVANO会 情報交換会を開催

 ノーリツ中部NOVANO会(ノーリツ代理店会、会長=後藤栄一郎氏・後藤木材社長)は7月25日、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で第18回情報交換会を開催した。以下のように、本年度の行事計画進捗具合などが事務局より報告された。
 @転勤などにより5社の会員変更があったことを報告。
 A平成29年度上期行事報告=●1月5日〜6月30日▽第30回販売コンテスト開催。●2月21日▽役員会、第18回総会、第29回販売コンテスト表彰式開催。●5月23日▽ビジネスセミナー(コーチング研修)開催。
 B平成29年度下期行事計画=●7月3日〜12月28日▽第31回販売コンテスト。●7月25日(当日)▽役員会、第18回情報交換会、第30回販売コンテスト表彰式。●9月21日▽第17回ゴルフコンペ。●12月4日▽臨時役員会。●2月20日▽第19回総会、第31回販売コンテスト表彰式、ノーリツ方針発表会。
 続いて行われた第30回販売コンテスト表彰式では「総取引部門」「重点商品部門」「システム商品部門」「新商品発売記念特別部門」の各部門で米津物産や原芳商会など上位1位から3位までの延べ12社がノーリツから表彰された。
 休憩を挟み、ノーリツの水野誠国内事業本部営業本部長が登壇。新中期経営計画「Vプラン20」の進捗状況を報告した。水野氏によると、同社は『世界で戦えるノーリツグループ』をビジョンに掲げた「Vプラン20」のもと、@環境配慮への取り組みとしてブルー&グリーンプロジェクトの植樹活動。A障がい者就労機会の創出を目的とした給湯器リサイクル事業への取り組み。B2つの安心を兼ね備えた給湯機器の新製品『GT―C62シリーズ』を通じた社会課題解決への貢献。などの活動に力を入れているという。同時に、エリアマーケティングの強化と営業活動の強化を図るための組織改革を行い、9月から新体制となることも発表された。
 滝居和弘ノーリツ東海支店長からは、東海支店の平成29年下期取り組みが発表された。まず同支店の上期販売実績だが、対前年比で温水機器105%、温水システム116%、厨房機器100%、住設システム94%、全売上103%となっており、温水機器・温水システムで伸長し全売上は前年を上回っているものの、住設システムでは苦戦を強いられているようだ。滝居氏は「分野別では、温水・厨房は前年以上を確保したものの当初計画していた増量とまではいかなかった。温水システムは110%以上と好調に推移したが、住設システムは、新設は良かったもののリフォームで苦戦した。また、営業活動については合同会議で目標・課題の共有化はできたものの、実際の行動が不足した。ただし、直近の5月・6月では訪問活動量・同行販売など具体的な営業活動ができるようになってきた」と上期を振り返った。下期については、@温水分野▽「見まもり」と「ハイブリッド」で圧倒的増量。A厨房分野▽『piatto(ピアット)』新製品で中級品の拡大(スタンダード化)。B住設システム分野▽オリジナル商品で継続扱い店拡大。を営業方針に掲げ、新給湯機器『GT―C62シリーズ』や、8月に新発売されたビルトインコンロ『piatto』シリーズなどに注力していくという。
 情報交換会の後は、日本ゼネラルモーターズの元社長である佐藤満氏を講師に招き「逆境を切り拓く経営」〜視点を変えれば勝(商)機は見える〜と題した講演会と懇親会が行われ、この日の全日程が終了した。

Good Living 
フォーラム2017 in名古屋開催
LIXIL 名古屋国際会議場で

 住まいと暮らしの総合住生活企業であるLIXIL(社長=瀬戸欣哉氏、本社=東京都千代田区)は、高性能住宅づくりのヒントから、基準クリアに対応するための商品情報まで、実践的で役立つ情報を提案するプロユーザー向けのイベント「Good Living フォーラム 2017 in 名古屋」を7月27日、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場に800名を超す来場者を集めて開催した。石川県金沢市で5月に開催されたのを皮切りに全国11都市で開催中の本フォーラム。今回のテーマは、「いい住まい・いい暮らしを考えるLIXIL 〜室温バリアフリー ちょう℃(ど)いい暮らし〜」だ。
 2020年にすべての新築住宅で義務化となる省エネ基準や、より高い水準の性能が求められるZEH(ゼッチ=Net Zero Energy House―ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略)の採用を見据え、住宅業界では、いかに住宅の基本性能を高め快適な住まいを実現していくか? また、基準をクリアする商品をどのように採り入れていくかが大きな課題となっている。
 そこで本フォーラムではいい住まい・いい暮らし≠フ実現に向けて同社が目指すものづくりが紹介されたほか、エリアごとに異なる省エネ基準に対応するための商品や、健康で快適な住宅づくりに役立つ商品などが、住宅性能グレードに合わせて紹介された。
 その他にも、健やかで快適な住まいづくりをテーマにした首都大学東京名誉教授の星旦二氏による基調講演や、これからの住宅ビジネスのポイントをテーマにした新建新聞社社長の三浦祐成氏による基調講演が開催されたほか、「いい住まい・いい暮らしを考える」をテーマにしたパネルディスカッションも開催された。

支社建替えによる一時移転の報告
着任した支社幹部を紹介
中部ジーネット会 ビアパーティー開く
 ジーネット名古屋支社(取締役支社長=大谷秀典氏)の主力仕入先メーカーで構成する中部ジーネット会(会長=飯野敏彦氏・SMCプロジェクト推進部長)は、7月26日午後6時30分より名古屋市中村区のアサヒスーパードライ名古屋においてビアパーティーを開催した。
 ジーネットの新入社員が進行役を務める中、冒頭、大谷支社長が「恒例のビアパーティーということで、暑さを吹き飛ばして大いに楽しんでいただきたいと思います」と挨拶。続けて大谷支社長は名古屋支社の現況について3点報告した。
 1つ目は、支社幹部の異動について。今年の4月から、機工部長に溝手義孝氏、名古屋営業所長に東英寿氏、名古屋住設システム部のマネージャーに佐藤正知氏、一宮営業所長に伊勢欣司氏がそれぞれ着任した。
 2つ目、名古屋支社の4〜6月の売上については、ほぼ横ばいであることが報告された。
 3つ目は、名古屋支社の建替えについて。社屋建替えのため一時的に盆明けより、名古屋駅から西の名鉄栄生駅近くに1年2か月ほど支社を移転する。新社屋は4階建てで、1〜3階が倉庫、4階の1フロアーが事務所となる。平成30年秋(10月頃)の完成を予定している。
 大谷支社長は「倉庫スペースが約2倍、事務所スペースが約1・5倍。在庫をしっかり置いて、事務所も増員ができます。何より営業力に磨きをかけて、皆様と共にしっかり歩んでいきたい。来年の秋には、さらにパワーアップした名古屋支社をお見せしたいと思います」と話した。
 続いて、中部ジーネット会会長会社SMCの関康成名古屋営業所長が音頭をとって乾杯した。
 ジョッキ片手に会話が弾む中、豪華景品のワンダーコアスマート、米沢牛の焼肉セット、ホテルアソシアグループの宿泊券等が当たる、恒例の抽選会も行われ、楽しく会員相互の親睦が図られた。 
 溝手機工部長のお礼の言葉、中部ジーネット会幹事の袴田明弘アネスト岩田コンプレッサ中部支店長の中締めで、盛会のうちに終了した。

会員など81名が参加し
 冷えたビールで暑気払い
岐阜機工会 ビアガーデンの集い

 岐阜機工会(会長=嶋ア晴久氏・シマザキ商会社長)は7月28日午後7時より、毎年恒例の「ビアガーデンの集い」を3年ぶりに岐阜市柳ヶ瀬通のホテル・グランヴェール岐山にて開催し、会員ら81名が参加して暑気払いをした。
 ホテル庭園でのバーベキューで、参加者は冷えたビールとバイキング方式のバーベキューを堪能しながら楽しく情報交換し、溜まった疲れをリフレッシュした。午後9時前に散会した。幹事会を開き、事業日程などを審議
 同日、ビアガーデンの集い開催前の午後6時より、今年度第1回目の幹事会が開かれた。
 9月30日に開催される「第5回ゴルフコンペ」については、当初の予定通り、やまがたゴルフ倶楽部・美山コース(岐阜県山県市)にて開催することを承認。また、案内文を確認し、8月上旬に会員に配布することとした。
 11月18日に全機工連が主催して東京で開催される「全機工連若手交流会」(担当=東京組合)については、岐阜から4〜5名の参加を予定。嶋ア会長、高橋副会長(澤商社長)、徳永総務幹事(徳光社長)、渡辺幹事(三信商会社長)、他1名ほどが参加見込みであることを確認した。
 平成30年新年賀詞交歓会については、1月19日にホテルリソル岐阜(岐阜市長住町)での開催を第一候補として、他地区の機工商組合と調整していくことを承認した。
 次回、第2回幹事会を11月29日に開催(会場は未定)することを決め、幹事会を終了した。

トラスコ中山提供のテレビ番組放送決定
『TRUSCO 知られざるガリバー』
〜消費者の知らないエクセレントカンパニー〜

 機械工具卸売商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区)は、テレビ番組『TRUSCO 知られざるガリバー』〜消費者の知らないエクセレントカンパニー〜を、テレビ東京系列6局にて10月1日(日)より放送開始する。
 同社は番組を企画した目的について「日本には一般消費者に名前が知られていなくても世界に通用するスゴイ企業がたくさんあります。そのような企業を視聴者に紹介することで『日本も捨てたものではない、自分ももっとがんばろう』と思ってもらえるような、日本を元気にする番組をつくりたいと考えました。また、就職を控えた学生はIT関連企業などに注目しがちですが、モノづくり企業はじめ、日本にはたくさんの魅力的な企業があることを学生に知ってもらい、各業界の採用活動の助力にもなってほしいと考えています」とコメントしている。
 番組の詳細は次の通り。
・番組タイトル=『TRUSCO 知られざるガリバー』〜消費者の知らないエクセレントカンパニー〜
・番組内容=一般的にはあまり知られていないが、世界に通用する、日本が誇る企業にスポットを当て、毎回1社ずつその魅力を紹介する。
・放送開始日=2017年10月1日(日)スタート。
 毎週日曜日夕方5時30分〜6時。※放送日はテレビ局の都合により急遽変更になる可能性がある。
・放送エリア=テレビ東京系列6局ネット(テレビ東京、テレビ北海道、テレビ愛知、テレビ大阪、テレビせとうち、TVQ九州放送)
・提供=トラスコ中山(一社提供番組)
・CM枠=60秒×3回、計3分(新CM放送予定)  

品質向上、コスト削減を提案
予定を上回る来場者で盛況
山下機械 2017プライベートショー

 山下機械(社長=近藤敏之氏、本社=名古屋市熱田区中田町8-20)の「2017プライベートショー」が7月7、8の両日、同社の本社工場において開催され、2日間で当初の予定を上回るユーザーら472名が来場し賑わいを見せた。
 9回目の開催となる今回の展示会には、過去最多となった昨年と同様、18社の有力仕入先メーカーが出展。生産現場における生産性向上、コスト削減などに役立つ最新の工作機械、消耗工具、ツーリング、周辺機器を展示紹介した。
 中でも工作機械では、ブラザー工業のコンパクトマシニングセンタ「SPEEDIO M140X2」や、滝澤鉄工所の高速ツインガントリーローダー搭載の平行2主軸CNC旋盤「TT-2100G」、小物部品の加工に最適なCNC旋盤「TCC-2100G」などが注目された。会場では加工実演も行われ、多くの人が集まっていた。
 また、人気の展示即売会や、恒例となった同社のスタッフ及びメーカーの技術担当者による技術相談会も行われた。
 開会式で近藤社長は「今回は例年より少し遅い開催となりました。各メーカー様には、お忙しい時期と聞いていますが、弊社の出展協力ならびに、朝早くから大勢の方に応援に駆けつけていただき、ありがとうございます。日工会も3月、4月、5月と内需が500億円を超える高い数字を出しています。世界ならびに国内でも設備投資が旺盛となっており、納期対応が大変な時期での開催となりましたし、また後半を占う大事な展示会ともなりました。我々の主力の自動車産業市場では、新たな部品変革が起こる中、部品の共通化により一部の特定部品工場様での集中集約生産が推し進められています。それにより、勝ち残りをかけたお客様の品質とコストの競争がより激しくなってきています。また人手不足も大きな問題となってきています。そのような状況の中で、お客様の生産会社ではIoTまたはAT、そして自動化等を取り込んだ新たな生産体制の構築と技術革新が必要となってきています。しかし、お客様からはそれに対応できる自社の生産技術能力の低下と不足の強化(改善)が今後の課題とも言われています。山下機械は、メーカー様の商品の優れた所をしっかりと説明させていただき、多くの引き合いと大きな成果につなげたいと望んでいますので、ご協力のほど宜しくお願いいたします。今回は2日間で296社469名の方に来場していただける予定です。売上目標は機械と工具の合計で15億円とさせていただきました」と挨拶した。
導入事例を交えた
「IoT説明会」も好評

 展示会両日に開催された「IoT説明会」では、「町工場でも成果の出るIoT〜昭和の機械も接続〜」と題してi Smart Technologies(iSTC)執行役員COOの黒川龍二氏が講演。同社が開発した、費用や人材をかけずに製造ラインをIoT化するシステムの開発と活用について解説した。
 黒川氏によると、始まりは、自動車部品製造の旭鉄工(愛知県碧南市)の生産性を向上させるために、生産実績と停止時間の把握を自動化し改善に役立てようと、IoTの導入を検討したこと。市販のものは大掛かりで高く、また古い設備には取り付けられない、さらにTPS(トヨタ生産方式)に則った改善のスピードアップを図りたいというのが根底にあったが、そのための欲しいデータが取れないという問題があり、自社開発することとした。
 2014年に素人集団により開発をスタート。試行錯誤の中、初期投資を安くするため、タブレットやスマートフォンなど既存のものを使い、クラウド、無線を活用。必要とするデータも絞り込んだ。
 データを管理して、運用していくことが重要であり、設備の状況を見ることで不良品が激減、設備投資費を削減でき、さらに工数も低減したという。
 現在の会社(iSTC、2016年設立)は、旭鉄工から独立することで意思決定が早くなり、チャレンジできるようになった。親会社の製造現場ですぐに試して結果を出せるので、開発スピードが早い。
 また、「データを欲張らなかった」ことも、効果が出せた理由のひとつという。センサーを1つにして、生産性向上に特化。機械内の送信機を小さくすることができたため乾電池での稼働が可能となり、イニシャルコストを低減できた。ライン変更時も余分な配線が不要となる。
 黒川氏は「多くの中小企業は、設備の停止時間がわからない。まだまだ生産性向上の余地がある」と指摘。「IoTは見える化と言われるが、見える化のシステムではない。改善の道具。運用とセットで考えないといけない。中小企業は、人をなかなか採用できないし、設備に大きな費用も掛けられない。しかしながら改善の余地はまだまだある。小さな会社の方が小回りが利き大胆な改革ができる。IoTを入れると、効果が出てくる」と話した。

「光周波数コム装置」を用いた
校正業務でJCSSの認定を取得
ミツトヨ 民間事業者として日本初

 ミツトヨ(社長=沼田恵明氏、本社=川崎市高津区坂戸1-20-1)は7月24日、光周波数コム装置を基準とする校正業務のJCSS認定を取得した民間の認定事業者として、今年4月28日に日本で初めて登録されたと発表した。これにより、長さの国家標準と同等の性能をもつ光周波数コム装置を頂点としたミツトヨのトレーサビリティ体系が構築された。
最高測定能力
1.1×10−13を達成

 1メートルの長さは、光が真空中を2億9979万2458分の1秒間に進む距離であると定義されている。光周波数コム装置は、時間の国家標準にトレーサブルな基準周波数発振器を基準に正確な光周波数を発生させることのできる「光周波数のものさし」であり、同装置により長さの基準として使われている、よう素分子吸収線波長安定化He-Neレーザ装置等の正確なレーザ光の波長である「長さのものさし」を校正することができる。
 同社は社内の最上位の長さの基準とすべく、光周波数コム装置を産業技術総合研究所の指導のもと、同社つくば研究所にて開発してきた。
 光周波数コム装置は、これまでの同社の長さの基準であった特定二次標準器の、よう素分子吸収線波長安定化He-Neレーザ装置を基準とした校正の最高測定能力4・2×10
−11の約380倍という、世界トップレベルの最高測定能力1・1×1−13
を達成した。
 今までの最高測定能力が東京から博多までの約1000qを髪の毛の太さくらい(約0・05o)の精度で測定する能力に相当するのに対し、光周波数コム装置の最高測定能力は地球から月までの距離(約38万q)を髪の毛の太さくらいの精度で測定する能力だという。
 光周波数コム装置の基準である基準周波数発振器は、産業技術総合研究所の時間の国家標準である原子時計とトレーサブルであり、GPSを介した遠隔校正により約960秒周期で常時校正されている。
 また、光周波数コム装置のシステム性能を確認、維持していくために、同社では社内に2台の光周波数コム装置を整備し、定期的に相互比較評価を行い、最高の性能を確保している。
 この件に関する問い合わせは、ミツトヨ国内営業推進部(電話044-813-5410、ファクス044-813-5433)まで。

各国の工作機械の研究者が参加し
最先端の研究成果を発表
MTTRF年次総会開催

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区)が主要な支援会社として運営に参加している、アメリカ政府認可公的非営利慈善団体の工作機械技術研究財団(英文名=MTTRF-Machine Tool Technologies Research Foundation-)の年次総会が7月6〜7日の2日間、米国カリフォルニア州サンフランシスコにあるインターコンチネンタルマークホプキンスホテルで、世界各国の工作機械の研究者約70名が参加して開催された。
 総会では、同社の森社長による「DMG MORI トータルソリューションプロバイダーとして」の講演に続いて、今後の工作機械の開発や加工技術に大きな影響を与える最先端の研究成果が発表された。
 MTTRFは、2002年10月に同社(当時は森精機製作所)が基本財源を拠出して設立された非営利財団法人。理事長はカリフォルニア大学デービス校及びバークレー校の山崎和雄教授、理事を同社からは森社長が務めている。
 同社は、今後も工作機械に関する革新的技術の研究開発を行う大学及び公的研究機関を対象に、工作機械の提供など研究助成活動を世界的な規模で進めていくとしている。
 【MTTRF年次総会発表内容】
 @高性能2次元スケールのキャリブレーション手法に関する研究(マグネスケール谷口氏・田宮氏、MTTRF理事長山崎教授、慶應義塾大学青山教授)
 A工作機械用磁気リニアスケール開発の進捗(マグネスケール丸山氏・谷口氏・藤森氏、MTTRF理事長山崎教授、慶應義塾大学青山教授)
 BDMG MORI SPRINTスイス型CNC旋盤を使用した医療分野におけるアプリケーション技術(ギルデマイスターイタリアRingolone氏、カリフォルニア大学デービス校Sheffield氏)
 C多軸マシニングセンタを使用したスキャニングレーザー焼入れ工程のプログラミングおよび制御-複雑形状部品加工への適用(ルーヴァン・カトリック大学Lauwers教授・Bouquet氏・Peeters氏、Flanders Make Helsen氏、Sirris Mielnik氏)
 D工具すくい面に埋め込んだ熱電対による切削チップの温度測定(Third Wave Systems Arthur氏、ウィスコンシン大学Morrow博士・Pfefferkorn准教授・Kesriklioglu氏)
 ES型加工試験の動作分析(神戸大学白瀬教授・佐藤准教授、大阪工業大学井原教授)
 Fボールエンドミルを使用した複合加工工程における表面性状制御(大阪工業大学井原教授・辻氏・海部氏)
 ?積層造形部品における薄壁加工の最適化(フィレンツェ大学Campatelli教授・Montevecchi氏・Scippa氏・Grossi氏)
 HCFRPの高品質エンドミル加工(金沢大学細川教授・小谷野博士・小林氏・野村氏)
 I工作機械の軸駆動系における省エネおよび高精度制御(豊橋技術科学大学内山教授・泉准教授・野口氏)
 JAM/SMハイブリッドマニュファクチャリングによるグリッド方式の射出金型の開発(カリフォルニア大学デービス校曽雌准教授・Ring氏・Young氏)
 K割出し可能なインサートドリルを使用した穴あけ加工におけるダイナミック動作およびマシンハンマピーニングによる表面加工に関する接触エネルギーの影響に関する研究(ウィーン工科大学Bleicher教授・Krall教授・Steininger教授・Brier氏・Nikolaev氏・Reiter氏)
 Lコバルトクロム合金製インプラントの加工用ツールパスの研究(ダブリン大学Byrne教授・Ahearne准教授・Baron氏)
 M歯車および薄壁部品の高速加工の最新手法(ノース・カロライナ大学Goch教授・Schmitz教授・Groover氏・Honeycutt氏)
 N5軸加工機における熱エネルギー問題(チューリッヒ大学Wegner教授・Mayr博士・Knapp博士・Zust氏・Blaser氏)
東京グローバルヘッドクォータ内に
先端技術研究センター開所
DMG森精機 高度専門技術社員を育成

 DMG森精機では、今年1月に同社内に設立した先端技術研究センターの施設が完成し、7月24日に開所した。
 同センターは、IoT、インダストリー4・0、AIなどのデジタル革命を主導する人材を集積し、同社が時代に求められる顧客価値と社会的価値を創成し顧客に提供するための人材育成の場として設立された。企業内大学院≠フ創設も意味している。
 同センターでは、機械学習のプログラミング、IoT、ネットワーク、クラウド、英語(TOEIC900点)のすべてに精通した人材を育成する。個別の専門家を集めたチームとは次元が違う技術陣をつくり、同社の競争優位の基盤にしたい考えだ。
 センター長には、元東京大学工学系研究科・技術経営戦略学専攻教授の松島克守氏(東京大学名誉教授)が就任。東京大学・大学院の教育水準での研究指導により、先端技術の分野に卓越した社員を育成していく。
 【先端技術研究センター概要】
 ・所在地=東京都江東区潮見2-3-23(DMG森精機東京グローバルヘッドクォータ内)
 ・設立=2017年1月1日
 ・センター長=松島克守氏(東京大学名誉教授)
 ・研究員=社内6名(今後人材獲得により増強する)
 ・技術アドバイザー=蒲地輝尚氏(元NEC、ソニー)
 ・連携研究機関=東京大学工学系研究科・システム創成学専攻・白山晋研究室

長谷川工業 コンパクト1連はしご
「スカイラダー」新発売
完全国内自社生産で高品質を追及

 はしご・脚立のパイオニアメーカー長谷川工業(社長=長谷川泰正氏、本社=大阪市西区)は、使用用途に合わせ高さを調整することができるコンパクト1連はしご「スカイラダー」を、9月1日に発売した。
 スカイラダーは、縮長高さが88・2p(型式LS-39の場合)とコンパクトなサイズのため乗用車のトランクに収納することができる。また、高さ制限や曲がり角が多い室内でも、持ち運びが便利なので使用場所を選ばない。
 完全国内自社生産は業界初といい、これにより部品交換やメンテナンスもスムーズに対応することができる。
 さらに、同製品は「安全性」「デザイン性」「機能性」の3つの性能を追求。
 「安全性」は、脚幅を56p(製品サイズによって異なる)と広く設計することで横倒れ防止につながり、支柱は四角形状なので、はしごのねじれを軽減しロックピンの外れを防ぐ。
 「デザイン性」は、脚部の端具をグレーでボディーとの一体感を高めた。はしごの最上部とエンドキャップを同社のコーポレートカラーの赤色で統一し、インパクトのある外観で、一目で同社の製品と認識できる。
 「機能性」は、支柱にリブを入れることでグリップ性を高めた。踏ざんは、人間工学に基づいた設計で、昇降する際、体が前傾になりやすく安心して使用できる。はしごを伸ばすと自動的にロックがかかり、ロックピンを引っ張るだけで解錠でき、伸縮作業をスムーズに行うことができる。
 ■製品概要
 【型式LS-39】全長3・89m▽縮長0・88m▽重量13・4s▽価格6万6000円。
 【型式LS-49】全長4・88m▽縮長0・96m▽重量19・5s▽価格11万6000円。
 【型式LS-59】全長5・87m▽縮長1・05m▽重量25・8s▽価格13万円。
 最大使用質量はいずれも100s。

平成29年度第2回
WMゴルフ大会開く

 木工機械研究会WM会(会長=福本豊彦氏・フクモト会長)の平成29年度第2回ゴルフ大会が7月16日、長野県木曽町にある御岳ゴルフ&リゾートホテルの御岳コースで開催された。
 当日は梅雨の合間の快晴に恵まれ、14名が参加。ダブルペリアで行い熱戦の末、桑原武郎氏がネット74・2で優勝を飾った。
 上位入賞者は次の通り(敬称略)。
▽優勝=桑原武郎(ミエフソー)G85H10・8N74・2
▽1位=渡邉将人(兼房)G97H19・2N77・8
▽2位=川瀬敏裕(中京)G97H18・0N79・0
▽3位=福本豊彦(フクモト)G94H14・4N79・6
▽4位=松井忠彦(アミテック)G100H20・4N79・6
▽5位=若原透(若原工機)G105H25・2N79・8

メカトロテックジャパン2017 セミナー予約受付中
トヨタ、ボーイングらに加え、宇宙ベンチャーが講演

 ニュースダイジェスト社(社長=樋口八郎氏、本社=名古屋市千種区内山3-5-3)は、同社が主催する国内最大級の工作機械見本市メカトロテックジャパン2017(MECT2017)で実施する、セミナーの聴講予約を8月21日から開始した。
 今回のセミナーでは「自動車」「航空機」「宇宙」をテーマに、各分野に精通した6人の講師がものづくりの今後について講演する。トヨタ自動車常務理事の近藤禎人氏が新しいクルマづくりへの取り組みについて講演するほか、ボーイングバイスプレジデントのレーン・バラード氏が米国から来日し航空宇宙産業における生産動向について紹介する。また、民間企業の参入が相次ぐ宇宙ビジネスに取り組むベンチャー企業の代表者が、日本の宇宙産業の可能性について語る。
 今年10月に名古屋市港区のポートメッセなごやで開催されるMECT2017は、2年に一度東京で開催される日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に次ぐ、国内で2番目の規模の工作機械・技術の専門見本市。今回は過去2番目となる1933小間(457社)の開催規模になる予定とされている。
 各セミナーとも定員は400人(先着順)。事前登録制で、申し込みは公式Webサイトから。
 【セミナー概要】
 ◆講演内容
 10月18日(水)
 テーマ「自動車」 クルマづくり最前線
 講演@13時〜14時「次世代に向けた新しいクルマづくり」▽トヨタ自動車 常務理事 パワートレーンカンパニー 量産開発 生産技術担当 近藤禎人氏
 講演A14時20分〜15時20分「飽くなき挑戦」▽マツダ パワートレイン開発本部 エンジン設計部 部長 林裕二氏
 10月19日(木)
 テーマ「航空機」 進化する航空機産業
 講演@13時〜14時「航空宇宙産業における生産の動向」▽ボーイング マテリアルマニュファクチュアリングテクノロジー担当 バイスプレジデント レーン・バラード氏
 講演A14時20分〜15時20分「航空機用ジェットエンジンのものづくり技術〜自動化への取り組み〜」▽川崎重工業 ガスタービン・機械カンパニー ガスタービンビジネスセンター 生産総括部 総括部長 三島悦朗氏
 10月20日(金)
 テーマ「宇宙」 宇宙ビジネス新時代
 講演@13時〜14時「北海道から宇宙へ打上がるロケットの現状と今後の産業発展」▽インターステラテクノロジズ 代表取締役 稲川貴大氏
 講演A14時20分〜15時20分「アストロスケールが目指す宇宙ビジネス」▽アストロスケール CEO 岡田光信氏
 ◆開催場所
 交流センター3階会議ホール
 ◆聴講料金
 無料 ※MECT会場への入場料1000円は別途必要
 ◆申込方法
 公式Webサイト(mect-japan.com)セミナーページから受け付け
 ◆定員
 各セミナーとも400人(先着順)

会員の林氏が講師を務め
自社の歩みや経営者の心構えなど語る
名機工同友会 7月例会開催

 名機工同友会(会長=吉野栄一氏・吉野機械工具社長)は7月18日、名古屋市中区の東京第一ホテル錦で7月例会を開催した。冒頭に行われた例会では、野崎憲昭総務幹事(常磐精機社長)から8月に開催する(本紙掲載時、開催済み)ビアパーティーについての報告があったほか、前期までの2年間に開催された業界トップメーカー社長らによる講演会の内容をまとめた小冊子が会員に配られた。
 本例会では、同会会員の林正人氏(広島商事社長)が講師を務め『いち機械工具商社の歩みと将来への思い』と題した講演会が催された。そのなかで林氏は「広島商事の歴史」「同社と業界の現状」「将来の展望」を具体的な売上数値なども交えながら語っていた。
 国内自動車市場が継続的に縮小するなかで、同社は如何にして成長してきたのか? 「30年間で当社の最大の変化のひとつは仕入先の多様化だろう」と林氏は分析する。新しい仕入先、新しい商品を開拓することで成長してきた同社。これまでにあったさまざまな事例を挙げながら林氏は「危機は常に機会と表裏にある」と、経営者としての心構えを会員に説いた。
 また、今後予想される「電気自動車への移行」「シェアエコノミーの進展に伴う自動車需要の減少」「自動運転技術の発展」「ネット通販市場の拡大」といった外部環境の激変に、広島商事としてはどう対処していくのか? そんな将来ビジョンも林氏の考えを聞くことができた。
 最後に、林氏が経営者としてこれまで重視してきたこととして「取扱商品、仕入先の多様化」「人財の養成」「海外展開」「エンジニアリング会社の設立」「財務内容の改善」「経理の公開と公私混同の排除」を挙げ講演会を締めくくった。
 その後は、会員による質疑応答の時間や懇親会を経て、最後は鈴木俊雄相談役(マルマン商事社長)による挨拶と1本締めで本例会はお開きとなった。次回、同会は8月21日(月)に、8月例会としてビアパーティーを開催する(本紙掲載時、開催済み)。

150項目以上の機能強化が行われた
「Mastercam 2018」
ゼネテック 日本語版をリリース

 ゼネテック(社長=上野憲二氏、本社=東京都新宿区)は7月24日、3D CAD/CAMシステム「Mastercam(マスターキャム)」の最新バージョンとなる「Mastercam2018」の日本語版を国内リリースした。
 最新バージョン「Mastercam2018」では、ユーザーに好評のリボンスタイルのユーザーインターフェース(各コマンドがタブでグループ化された形式)が強化され、使い勝手がさらに向上した。
 また、CAD関連ではソリッドモデリング機能におけるスウィープ機能とフィーチャー管理機能を強化。CAM関連では図面上の公差情報にもとづき、加工部位ごとに残し代が設定可能となったほか、荒取りや仕上げ動作でのアプローチ動作に新機能が搭載された。
 さらに、シミュレーション機能では、切削シミュレーションと機械シミュレーションが統合され、シームレスな検証機能が可能となった。
 インターフェイスからCAD・CAM・シミュレーションに至る全般的な機能強化により、ツールパス作成の大幅な効率化を支援する。
 「Mastercam2018」の主な新機能
 ■ソリッドモデリングの強化点
 スウィープ機能が強化された。複数ガイドをはじめとする、複数断面、平行/法線、ツイストオプションの搭載により、モデリングの自由度が大幅に向上した。
 ■CAM機能の強化点
 3D Highspeedツールパスにおいて、図面上の公差情報をもとに、加工部位ごとに残し代を設定・色分け表示することが可能となった。仕上げ加工時の取り代の設定や中間公差などを反映させることができ、これまで以上に詳細なツールパスの作り込みが可能となった。また、旋盤機能では長尺のワーク加工や1回あたりの旋削距離が長い場合に有効な、区切り旋削機能が追加された。Mastercam独自のダイナミックモーションテクノロジーにより、ツールパス作成時に刃先チップの非切削領域を指定することで工具負荷を大幅に軽減する。
 ■シミュレーション機能の強化点
 Mastercamシミュレーションとマシンシミュレーションが統合され、シームレスな検証が可能となった。新機能の「ブックマーク」により、ブックマーク位置でのワーク形状の確認や再検証が可能となり、検証作業の大幅な効率化を実現する。
 ■その他新機能、対応環境
 インターフェースパネルにフラットスタイルを採用。
 150点以上の新機能と改良点を含み、Windows10に標準対応する。
 【Mastercamについて】
 Mastercamは、1984年に米国CNC Software社によって開発された3次元CAD/CAMシステム。柔軟性に富んだCAD機能、そして幅広い加工に対応する強力なCAM機能が多くのユーザーに支持され、全世界で21万シート以上のインストール実績を持つ世界シェアbPのCAD/CAMシステムと位置づけられている(米国の調査会社CIM data社の調べによる)。
 主な製品価格はMill(マシニング用CAM)が168万円より、Lathe(旋盤用CAM)、Wire(ワイヤEDM用CAM)が140万円より(それぞれ3次元サーフェス/ソリッドCAD機能含む)。

クラシック音楽を専攻する
学生56名に奨学金を給付
山田貞夫音楽財団 5回目を記念して増員増額

 公益財団法人山田貞夫音楽財団(代表理事=山田貞夫氏・ダイドー社長)は、財団の事業の1つとして、クラシック音楽を専攻する学生に対する奨学金の給付を行っており、今年度は各大学から推薦された56名への奨学金給付を決定した。
 対象となるのは、愛知県所在の音楽大学またはその大学院の在学生か、愛知県出身者でクラシック音楽を専攻する音楽大学またはその大学院の在学生で、月額3万円(年額36万円)の奨学金が給付される。
 これまでに奨学金を受給した学生の数は、延べ232名。財団設立5周年の節目にあたる今年は、給付対象者数、月額ともに増加された。
 平成29年度奨学金給付認定証授与式は、8月4日午前11時より名古屋駅前の名鉄グランドホテル内「涵梅舫」で開催され、式の冒頭、山田代表理事が「私どもは公益財団法人として、社会に還元をしなければなりません。皆様に少しではありますが奨学金を差し上げたり、コンサートを毎年開催するなどの事業を行っています。今年は5年目となり、過去4回のコンクールにおいて特選に選ばれコンサートで演奏した、10名の中でコンクールを行いました。そこから4名(山田貞夫音楽賞メモリアル受賞者)を選び、10月に開催するメモリアルコンサートで演奏していただきます。皆様の中にはプロを目指している方もおられるかと思います。僅かですが、皆様の勉学の足しにしていただけたら幸いです。そして将来、是非私どものコンクールにご参加いただけることを、私も楽しみにしています。皆様方のご成功をお祈りします」と挨拶。
 当日出席した学生一人一人に山田代表理事から奨学金給付の認定証が手渡された。
 同財団は、メカトロニクスの専門商社ダイドー(本社=名古屋市中村区名駅南4―12―19)の山田貞夫社長が、愛知県におけるクラシック音楽の振興並びに担い手である音楽家の支援を行い音楽文化水準の向上に寄与することを目的に、私財を投じて平成24年11月に設立。翌25年の10月には個人が行う財団としては愛知県で初めて公益財団法人として認可された。
山田貞夫音楽賞特選受賞者がオケと協演
「第5回新進演奏家コンサート」
9月21日、しらかわホールで開催

 公益財団法人山田貞夫音楽財団主催の「第5回新進演奏家コンサート」が9月21日、名古屋市中区の三井住友海上しらかわホールで開催される。
 コンサートには「第5回(平成29年度)山田貞夫音楽賞」の特選を受賞した新進演奏家3名が出演し、名古屋に本拠地を置くオーケストラ、セントラル愛知交響楽団と協演する。指揮・監修は同交響楽団特別客演指揮者の松尾葉子さん。
 曲目は、モーツァルトのクラリネット協奏曲イ長調K.622(岩倉彩乃さん)、モーツァルトのピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491(安藤玲奈さん)、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64(大澤愛衣子さん)が予定されている。
 当日は、午後6時開場、同6時45分開演予定。
 【読者プレゼント】
 同コンサートのチケットを読者の皆様の中から先着10組20名様にプレゼントいたします。
 応募方法は、Eメールにて氏名・住所・郵便番号・電話番号を明記の上、名古屋機工新聞社コンサート係(nagoya@kikou.co.jp)までお送りください。受付開始は9月11日(月)午前10時より(受付開始以降送信分のみ有効)。

2017年9月17日(日)・2647号
中部経産局8月公表 最近の管内総合経済動向
「改善している」2か月連続
生産、公共投資の判断を上方修正

 中部経済産業局は、8月10日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を、2か月連続して「改善している」とした。※比較は、断りのあるものを除き、平成29年6月の実績値による。
 個別の項目では、生産の判断を「堅調となっている」から「増加の動きがみられる」に2か月ぶりに上方修正した。鉱工業生産の指数(6月速報)は、輸送機械工業、電気機械工業、金属製品工業などが上昇したことから、前月比1・8%増と2か月ぶりに上昇。主要業種の輸送機械は、乗用車が海外向けに堅調、自動車部品が海外向けに増加し、同10・8%増となった。はん用・生産用・業務用機械は、金属工作機械(海外向け)、土木建設機械(国内向け)が増加し、全体としては同0・9%増と緩やかに増加。電子部品・デバイスは同9・1%減だが、スマートフォン向けを中心に一部で増加の動きがみられた。
 個人消費については、3か月連続して「緩やかに持ち直している」と判断した。管内商業動態統計(販売額)は、前年同月比0・9%増と4か月連続で前年を上回った。百貨店は、改装・催事による効果に加え、高額品に動きがみられ、同0・4%増。コンビニエンスストアは、カウンター商材、中食が引き続き好調で、同2・6%増となった。一方、スーパーは、飲食料品に動きがみられたものの、衣料品の不振が継続しており、同1・0%減。家電大型専門店も、季節空調、AV家電が振るわず、同2・6%減となった。乗用車販売は、小型車が8か月連続で、普通車が5か月連続で、軽自動車が3か月連続でそれぞれ前年を上回り、全体でも12か月連続で前年を上回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比15・4%増)。
 設備投資は、2か月連続して「増加している」と判断。管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)は、一般機械工業向けが3か月連続で、自動車工業向けが6か月連続で前年を上回り、全体でも3か月連続で前年を上回った。
 公共投資については、判断を「緩やかに持ち直している」から「持ち直している」に4か月ぶりに上方修正した。公共工事前払金保証請負金額は、6か月連続で前年を上回った。
 そのほか、住宅投資については「緩やかに持ち直している」、輸出は「持ち直している」、雇用は「労働需給が引き締まっている」と引き続き判断した。
 企業倒産(件数)は、「不動産業」「卸売業」などで前年を上回ったものの、「建設業」「小売業」などで前年を下回り、全体では2か月ぶりに前年を下回った。
 先行きについては、世界経済の下振れ、各国政策の不確実性の高まり、為替の動向、中小企業の経営環境の悪化などに注視が必要とし、各種政策の効果が生産や投資、所得の増加につながることが期待されるとしている。

カクダイを講師に衛陶・水栓部会
年度後半の事業を審議
静岡県管工機材商組合 8月理事会を開催

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は、8月4日午後3時より静岡市内のマイホテル竜宮において理事会を開き、今年度後半の事業を中心に審議した。
 一色理事長の挨拶の後、議事に入り、理事会ゴルフコンペ(8月29日に静岡カントリー浜岡コースで開催)について、今回は欠席が多く2組で開催予定であると報告された。各地区の納涼会については、中部支部と西部支部の状況が報告された。
 12月の研修旅行の件は、開催案内を送り、参加者多数の場合は、組合員を優先し、あとは抽選とすることを確認した。
 その他、賛助会費の未納企業に対しては、担当の理事を決めて確認の連絡をとることとした。
 業界情報としては、継手の老舗メーカー「吉年」の民事再生法申請について報告された。また、雇用、人材の見極め方などで意見交換する中で、就業規則の確認や、パワハラ・セクハラ対策の勉強会を実施するなどの対応策をとっている企業もあると紹介された。
 【衛陶・水栓部会】
 同日は、理事会の前に衛陶・水栓部会(担当=大村敏之副理事長)が開催され、今回はカクダイ静岡営業所所長の阿諏訪江生氏が講師を務めた。
 阿諏訪氏は会社の概要を説明する中で、同社の4つの配送センターの中で最大の、奈良県五條市に2013年に開設された「五條配送センター」について紹介。九州から静岡までをカバーし、ほとんどの商品をここに置いて商品をスピーディーに提供できるよう企業努力していると話した。
 同社の水栓の比率は、以前は5%程度だったものが、現在は20%にまで増加。一般的な水栓金具がメインだったが、10年程前におしゃれな陶器の洗面ボウルを作り始めてから、それに付随して混合栓なども選んでもらえるようになったという。
 製品紹介では、コンパクトで持ち運びが楽なカクダイオリジナルフレキケース(赤)と巻フレキパイプ、フクロナットがセットになったキャンペーン商品をはじめ、ウォーターハンマーを軽減するボンパミニシリーズ、注目を集めている「Da Reya アイキャッチ水栓」シリーズなどが紹介された。

持ち運びのできるエアダスター
「バッテリーダスター
日東工器 BD-410」を発売

 日東工器(社長=小武尚之氏、本社=東京都大田区仲池上2-9-4)は、ゴミ・ホコリをエアで除去する携帯型バッテリー式除塵器「バッテリーダスター BD-410」の本格販売を9月1日から開始した。
 精密機器や電子機器内に溜まったゴミ・ホコリをエアで除去する作業は、エア配管からの空気をエアガンで吹き付けて行うのが一般的とされている。エア配管のない環境下では、缶ダスターを使用してホコリを除去している。
 そのような中、今回同社は、バッテリー駆動可能なエアコンプレッサを搭載し、エア配管や電源のない現場において持ち運びができる小型・軽量な携帯型ダスターを開発した。
 同製品は、リチウムイオンバッテリーを採用したコードレスの携帯型で、重さは3・2s、駆動時間ならびに充電時間は約1時間。先端部を細くしたノズル形状とホース伸び縮みが可能なスパイラルチューブを標準装備し、機器の奥まった狭いところでの作業が容易に行える。ノズルはドレントラップ構造になっており、結露の心配もないという。
 また、搭載するコンプレッサはオイルレス構造のため、クリーンなエアを吐出。缶ダスターに含まれる代替フロンや可燃性ガスも含まれず、地球温暖化ガス削減にも貢献する。
 さらに、使い捨ての缶ダスタータイプのダスターと比べ、缶の廃棄が不要な上、ランニングコストも抑えることができる。
 標準価格は、本体・付属品合わせて12万2500円(税別)。
 【仕様】
 型式=BD-410▽定格電圧=DC18V▽定格圧力=100 
kPa
▽定格空気量=9L/min以上▽定格時間=連続▽電池パック駆動時間=約1時間▽電池パック充電時間=約1時間▽耐用時間(MTTF)=3000時間▽寸法=233(L)×111(W)×194(H)o▽質量=3・2s▽使用場所=屋内

三菱マテリアル
難削材加工用マルチクーラント
ホール付き制振エンドミル発売
「CoolStarシリーズ

 三菱マテリアル加工事業カンパニー(カンパニープレジデント=鶴巻二三男氏、住所=東京都千代田区大手町)は、難削材加工用マルチクーラントホール付き制振エンドミル「CoolStarシリーズ」の販売を8月1日より開始した。
 優れた冷却効果を備え、耐摩耗性を向上させた(Al、Cr)N系スマートミラクルコーティングを施した同シリーズは、航空機部品などに多く用いられるステンレス鋼やチタン合金などの加工における高能率化・長寿命化を実現する。
 主な特長は次の通り。
 @各切れ刃に複数のクーラント供給穴を配置し、穴位置を最適化したことにより、優れた冷却効果を発揮し、高能率加工を実現。
 A(Al、Cr)N系スマートミラクルコーティングは、熱の膨張と収縮に強く、ステンレス鋼やチタン合金などの加工時において耐摩耗性が大幅に向上。
 B独自の表面処理技術「ZERO-μサーフェース」は、平滑面とシャープな切れ刃を両立させることにより、切削抵抗の低減と切りくず排出性を大幅に向上。
 同シリーズには6枚刃スマートミラクルマルチクーラントホール付き制振エンドミル「VQ6MHVCH」、6枚刃スマートミラクルマルチクーラントホール付き制振ラジアスエンドミル「VQ6MHVRBCH」の2種類があり、今回、エンドミル外径φ10・0o〜φ20・0oの「VQ6MHVCH」4型番と「VQ6MHVRBCH」10型番を発売した。
 標準価格(代表型番)は、VQ6MHVCHD1000が3万2300円、VQ6MHVCHD2000が10万円、VQ6MHVRBCHD1000R050が4万2000円、VQ6MHVRBCHD2000R400が12万5000円(いずれも税抜き)。
バッテリーダスター BD−410

Tung Threadシリーズに
自動盤向け外径ねじ加工用
タンガロイ 丸シャンクホルダを拡充

 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市好間工業団地11-1)は、ねじ切り工具Tung Thread(タングスレッド)シリーズに自動盤向け外径ねじ加工用丸シャンクホルダを追加し、8月31日より全国で販売を開始した。
 今回発売された丸シャンクホルダには、多種多様なねじ種に対応可能な16ERインサートを取り付けることができ、同インサートを使用してISO(メートル)ねじ、ユニファイねじ、ウィットねじ、PTねじ、NPTねじ、NPTFねじ、30°台形ねじ(DIN103)、29°台形ねじ(ACME)、APTラウンドねじ、丸ねじ(DIN405)、UNJねじの加工が可能。
 また、丸シャンクホルダには加工中のたわみやびびりを抑制するタンガロイ独自のヘッド形状が採用され、安定したねじ加工を行うことができる。
 シャンク径は、φ16o、φ19・05o、φ20o、φ25o、φ25・4oを標準設定。
 主な形番と標準価格(税抜き)は、JS16F-SEL16が2万2200円、JS19G-SEL16が2万3900円、JS25H-SEL16が2万4700円。初年度3000万円の販売を見込む(設定アイテム=シャンクホルダ7形番)。

生産性向上と省エネ・高精度加工を提案
「2017駿河機械加工システム展」
ツインメッセ静岡で9月22、23日

 ジーネット名古屋支社(取締役支社長=大谷秀典氏)管轄の静岡地区における有力販売店が主催店となって9月22、23の両日、ツインメッセ静岡・北館大展示場にて「2017駿河機械加工システム展」が開催される。
 同展は機械加工に特化した展示会で、「生産性向上と省エネ・高精度加工のご提案」をテーマに、ものづくり現場の問題解決につながるさまざまな提案を行う。
 今回、3つの特設コーナーを設置。「バリ取りコーナー」では、悩みの尽きないバリ取り・面取り加工の困り事への解決策を提案する。また、企業のロボットシステム構築に貢献する「ロボットシステムコーナー」、機械設備の保全について幅広く提案する「機械保全特集コーナー」を設ける。
 会期中は、各種セミナーも開催される。
 【展示会の概要】
 ●開催日時=9月22日(金)10時〜19時、23日(土)10時〜17時
 ●場所=ツインメッセ静岡・北館大展示場(静岡市駿河区曲金3―1―10)
 ●出品メーカー=機械加工周辺機器メーカー、工作機械・CAD/CAMメーカーなど約110社
 【セミナー】
 9月22日(金)
 ◆11時〜12時/昭和電機『リスクアセスメント』〈講師〉関西環境科学代表取締役・中家隆博氏
 ◆11時〜12時30分/ミツトヨ『測定工具の正しい取扱いと保守管理およびデータ管理システム』〈講師〉ミツトヨ東日本営業部副主査・伊東創造氏
 ◆13時〜14時/ロボットテクニカルセンター『システムインテグレーター(Sler)に学ぶロボットシステム導入ノウハウ』〈講師〉ロボットテクニカルセンター代表取締役・丸正氏
 ◆13時〜14時/ヤマザキマザック『iSMART Factory及び構成するIoT商品のご紹介』〈講師〉ヤマザキマザックソリューション開発部グループリーダー・戸塚美樹夫氏
 ◆15時〜16時30分/トクピ製作所、徳永塾『切削加工の課題解決・生産性向上への挑戦』 @「切削加工の課題解決」〜刃先冷却と切り屑処理〈講師〉トクピ製作所代表取締役社長・森合主税氏A「生産性を阻害する加工トラブルに正面から挑戦する」〜被削材の性質を理解することが生産性向上の近道である〜〈講師〉徳永塾塾長・徳永秀夫氏
 ◆15時〜16時/ジーベックテクノロジー『マシニングセンタでのバリ取り自動化』〈講師〉ジーベックテクノロジーセールスエンジニア・赤川康太氏
 ◆17時〜18時30分/タンガロイ『切削工具の基礎』〈講師〉タンガロイマーケティング部スキルアップセンター主査・大屋周一氏
 9月23日(土)
 ◆11時〜12時30分/ミツトヨ『測定工具の正しい取扱いと保守管理およびデータ管理システム』〈講師〉ミツトヨ東日本営業部副主査・伊東創造氏
 ◆13時〜14時/ナベヤ『標準治具の効率的活用方法と高効率生産対応』〈講師〉ナベヤ製品技術部課長・長野史学氏
 ◆13時〜14時/ロボットテクニカルセンター『システムインテグレーター(Sler)に学ぶロボットシステム導入ノウハウ』〈講師〉ロボットテクニカルセンター代表取締役・丸正氏
 ◆15時〜16時/2017駿河機械加工システム展事務局『機械保全の省力化対策』〈講師〉ジーネット経営企画室室長・田中光氏
 ◆15時〜16時30分/タンガロイ『切削工具の基礎』〈講師〉タンガロイマーケティング部スキルアップセンター主査・大屋周一氏

NTERMOLD/金型展/金属プレス加工技術展
2018年は4月に大阪開催、6月には名古屋で初開催

 インターモールド振興会では、2018年4月18日(水)〜21日(土)の4日間にわたりインテックス大阪にて開催する『INTERMOLD2018/金型展2018』(主催=一般社団法人日本金型工業会/テレビ大阪)ならびに『金属プレス加工技術展2018』(主催=一般社団法人日本金属プレス工業協会)の出展募集を開始した。
 また、同年6月13日(水)〜16日(土)の4日間の日程でポートメッセなごや(名古屋市)にて、初めての名古屋開催となる『INTERMOLD 名古屋/金型展 名古屋』『金属プレス加工技術展 名古屋』も同じく出展募集を開始した。
 「金型」専門見本市として、金型設計・製造から金属プレス・プラスチック成形に至る一連の工程が集まり最新のソリューション提案が行われる。日本のモノづくりを支える素形材産業の最新情報を発信する展示会となる。
 毎年4月に東京と大阪の交互開催であったが、次回は4月に大阪開催、6月には待望の名古屋での初開催を迎える。第29回開催を大阪展で迎え、前回同様の440社900小間以上の出展を見込む。
 初開催となる名古屋地域は自動車産業の集積地でもあり、岐阜や三重、長野、静岡などの周辺地域も含め、金型はじめプレス加工事業者など素形材産業の中小企業が多く存在する市場となっており、多くの出展企業と来場者の動員を目指す。
 【公式ホームページ】http://www.intermold.jp/
 ■開催概要■
 《大阪開催》
 【名称】INTERMOLD2018【主催】一般社団法人日本金型工業会/テレビ大阪
 【名称】金型展2018【主催】一般社団法人日本金型工業会
 【名称】金属プレス加工技術展2018【主催】一般社団法人日本金属プレス工業協会
 【会期】2018年4月18日(水)〜21日(土)の4日間【開場時間】10時〜17時(最終日21日は16時まで)【会場】インテックス大阪(大阪市)
 《名古屋開催》
 【名称】INTERMOLD 名古屋【主催】一般社団法人日本金型工業会
 【名称】金型展 名古屋【主催】一般社団法人日本金型工業会
 【名称】金属プレス加工技術展 名古屋【主催】一般社団法人日本金属プレス工業協会
 【会期】2018年6月13日(水)〜16日(土)の4日間【開場時間】10時〜17時(最終日16日は16時まで)【会場】ポートメッセなごや(名古屋市)
 《大阪・名古屋共通》
 【入場料】1000円(登録入場制・税込)※招待券持参者・事前来場登録者は無料【運営】インターモールド振興会【予想来場者数】5万人
 ■出展申し込み■
 出展申し込みは公式サイトにて、WEB申込による手続きを行う。
http://www.intermold.jp/application/
http://www.intermold.jp/nagoya/application/
 《申込締切日》
 【大阪開催】2017年12月22日(金)【名古屋開催】2018年1月31日(水)
 同展に関する問い合わせは、インターモールド振興会(大阪市中央区大手前1-2-15、電話06-6944-9911、ファックス06-6944-9912)まで。

「メッセナゴヤ2017」 11月8日から
∞に広がる出会いの可能性
過去最多の1432社が出展して開催

 日本最大級の異業種交流展示会「メッセナゴヤ2017」が11月8日(水)〜11日(土)の4日間、ポートメッセなごやにて開催される。
 「メッセナゴヤ」は、愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所でつくるメッセナゴヤ実行委員会が愛・地球博の理念を継承する事業として中小企業の販路拡大と異業種交流を目的に2006年秋から開催している、国際総合見本市。昨年は、1409社・団体が出展し、期間中6万4792人が来場した。
 第12回目を迎える今年は、「∞に広がる出会いの可能性」をキャッチフレーズに、過去最大規模で実施された昨年をさらに上回る、1432社・団体が1714小間に出展し情報発信する。
 今回、出展提案分野を見直し、新設の2分野を含む10分野―@独自の固有技術への提案《新設》A機能・性能の高度化への提案Bコスト低減・小型軽量化・効率化への提案C環境配慮・エネルギーへの提案D信頼性・安全性への提案E営業支援・業務管理への提案《新設》Fデザイン性への提案G産学・企業連携、地域資源活用への提案Hメッセチャレンジ応援コーナーIポスターセッションコーナー―で構成。新設分野の「独自の固有技術への提案」に最も多い287社・団体が出展する。会場はこの10分野でレイアウトされる。
 業種別では「製造業」が出展者の48%(前年比3%増)を占め、製造業における「要素技術」をメッセナゴヤ公式ホームページ、社名板などへ明記表示する。出展動向として、材料(鉄鋼、金属、樹脂、等)、成形加工(鍛造・プレス、射出成型・鋳造、等)、除去加工(切削・研削・研磨、放電加工、レーザー切断、等)で44%を占めている。
 中小企業の割合は、出展者全体の80%。海外からは、15か国・地域より過去最多の95の企業・団体が出展する。
 新規事業として、出展者・来場者を問わずビジネス交流を目的とする全てのビジネスパーソンが会期前から会期中のアポイントを取れ、商談を促進する「事前アポイントシステム」を導入。公式ホームページの出展者一覧から簡単にアクセスができ、効率よく多くの出展者に直接商談のアプローチをすることで商談の機会を増やす。
 もう一つの新規事業は、メッセナゴヤ2017とリンカーズの共同企画による、大手・中堅企業への持ち込み提案商談会「メッセBIZ」の実施。会期中、ものづくり系マッチングサービスを展開するリンカーズと連携し、予め同社が選定した大手・中堅企業の発注案件(ニーズ)とメッセナゴヤの出展者・来場者をマッチングする商談会を開催する。
 会期中には、多彩な講師陣によるセミナーやイベントも多数開催される。
 スムーズに入場できる事前入場登録やセミナー・イベントの参加申込みは公式ホームページ(http://www.messenagoya.jp/)から。「メッセナゴヤ」で検索。
【メッセナゴヤ2017概要】
・主催=メッセナゴヤ実行委員会(構成=愛知県・名古屋市・名古屋商工会議所、委員長=小林耕士名古屋商工会議所副会頭)
・会期=2017年11月8日(水)〜11日(土)
・会場=ポートメッセなごや(名古屋市港区金城ふ頭2―2)
・開場時間=10時〜17時 (ただし、10日(金)は18時まで、11日(土)は16時まで)
・入場料=無料
・出展者数=1432社・団体(内訳=一般出展1394社・団体、東日本・熊本復興支援コーナー38社・団体)
・目標入場者数=6万5000人(前回=6万4792人)
・併催セミナー・イベント=ビジネスセミナー、特別セミナー、グローバルセミナー、出展者プレゼンテーション、ミライ製品開発!メッセラボ、メッセBIZ、など
主な併催セミナー等 参加無料・要予約
ビジネスセミナー

 ■11月9日(木)13時〜14時/交流センター3階会議ホール
 『日本の技術で、宇宙輸送をリードせよ。〜H3ロケットの開発と中部地域への期待〜』/講師=国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構第一宇宙技術部門H3プロジェクトチームプロジェクトマネージャー 岡田匡史氏
 ■11月10日(金)13時〜14時/交流センター3階会議ホール
 『ものづくりで生きる〜異業種・異分野への進出・脱下請けへの挑戦〜』/講師=由紀精密代表取締役社長 大坪正人氏、西村プレシジョン代表取締役社長 西村昭宏氏
特別セミナー
 ■11月11日(土)14時〜15時30分/交流センター3階会議ホール
 『スポーツで日本を元気に』/講師=公益財団法人日本バレーボール協会理事、日本ビーチバレーボール連盟会長、トヨタ自動車ビーチバレーボール部ジェネラルマネージャー 川合俊一氏
グローバルセミナー
 各国政府機関による投資環境・メリットに関するセミナー/交流センター3階第3及び第4会議室
 ■11月9日(木)10時20分〜11時20分「インド」、11時40分〜12時40分「ベトナム」、14時20分〜15時20分「インドネシア」
 ■11月10日(金)10時20分〜11時20分「韓国・昌原市」、11時40分〜12時40分「ロシア」、14時20分〜15時20分「タイ」、15時40分〜16時40分「中国・天津市」
セミナー・フォーラムイベント
 ■11月8日(水)13時30分〜15時50分/交流センター3階会議ホール
 『愛知県 ロボットセミナー』
 講演@「ロボット産業拠点の形成を目指す愛知県の取組」/講師=愛知県副知事 森岡仙太氏
 講演A「我が国のロボット政策とワールドロボットサミットの概要」/講師=経済産業省製造産業局産業機械課ロボット政策室
 講演B「ロボット・ATのさらなる普及に向けて〜WRSへの期待」/講師=ソフトバンクロボティクス取締役兼CCROコンテンツマーケティング本部長 蓮実一隆氏
 ■11月9日(木)15時〜16時/イベント館2階ホール
 『リニア特別セミナー』
 「リニア時代の東海創生=経済効果と地域づくり!」/講師=三菱UFJリサーチ&コンサルティング政策研究事業本部執行役員 加藤義人氏
 ■11月10日(金)10時30分〜12時45分/イベント館2階ホール
 『新エネルギー情報発信セミナー2017』
 講演@「新たなエネルギーシステムの構築に向けた経済産業省の取組」/講師=経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギーシステム課長 山影雅良氏
 講演A「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン構想への取組(仮題)」/講師=パナソニックビジネスソリューション本部CRE事業推進部事業開発課
 ■11月10日(金)13時30分〜15時45分/イベント館2階ホール
 『次世代自動車フォーラム2017』
 講演@「燃料電池自動車MIRAIの開発並びに水素社会実現に向けたチャレンジ」/講師=トヨタ自動車Mid-size Vehicle Company MS製品企画チーフエンジニア 田中義和氏
 講演A「三菱自動車における予防安全技術開発への取組」/講師=三菱自動車工業車両技術開発本部チーフテクノロジーエンジニア 白石恭裕氏
 ※燃料電池自動車試乗会…11月9日(木)午後、10日(金)終日。当日受付。

高い切削力と面品位を両立した立形マシニングセンタ
NVX5000 2nd Generationを販売開始 DMG森精機

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区名駅2-35-16)は、NVX5000シリーズの第2世代となる、高い重切削能力と金型加工にも適した高い面品位を兼ね備えた、高精度・高速立形マシニングセンタ「NVX5000 2nd Generation」の販売を開始した。
 「NVX5000 2nd Generation」は、コラム・ベッド連結部を強化することで剛性を高め、切削能力を同社従来金型機の2倍に向上、加工時間の短縮を可能にした。高性能主軸speedMASTER(最高回転速度1万5000
−1min〈標準〉)と、powerMASTER(最大トルク360N・m〈10%ED〉)を搭載し、高い加工能力を備えている。
 面品位・精度の向上では、ベッドやコラムの鋳物内部にクーラントを循環させることで、室温8℃の変化に対し、Z軸熱変位量を4μmに抑制。マグネスケール社製の磁気式リニアスケールを採用し、高精度な位置決めを効果的に行うダイレクトスケールフィードバックを全軸に標準装備することで、位置決め精度4μm以内を保証している。また、摺動面内の油溝形状を最適化し、移動時の動圧を等分布化することで、テーブル位置や加工条件に関わらず安定した真円精度(ばらつき4μm以内)を実現した。
 さらに、ワークストッカや機内計測装置など各ユニットをモジュール化したロボットシステムや、非切削時間を大きく短縮する2面シャトル式APCの自動化システムを構築することも可能としている。
 その他、微細な切りくずが溜まりにくいタンク構造(チップコンベヤ仕様)により、切りくずによる機械停止を予防するなど、作業性やメンテナンス性にも優れている。
 NVX5060(X軸移動量600o)、NVX5080(同800o)、NVX5100(同1050o)の3機種をラインアップ(Y軸移動量530o、Z軸移動量510oは共通)。
 定価は税抜き1700万円から(NVX5080)。月40台の販売を見込む。

ゼネテック
「GC遠隔稼働監視ソリ ューション」提供開始

 ゼネテック(社長=上野憲二氏、本社=東京都新宿区)は、同社が提供しているIoTプラットフォーム「Surve-i」をベースにした、モニタリングサービス「GC遠隔稼働監視ソリューション」の提供を開始した。工作機器などの稼働監視を必要としている製造業関連ユーザーを主なターゲットに、直販・代理店販売にて1年間で100社への納入を目指す。
古い工作機械でも手軽にIoTを
活用した遠隔稼働監視が可能に

 同ソリューションは、工場内の各工作機器の「電源」、「運転状況(稼働/停止/運転モード)」およびアラート有無などの情報を取得し、同社が提供しているモニタリングアプリケーション「Surve-i Monitor」上で可視化することで、遠隔からの稼働監視を可能にする。
 工作機器からの情報取得には、シムトップス(社長=水野貴司氏、本社=東京都目黒区)が提供する「カレントトランスセンサーを利用した稼働収集デバイスMCW-NX8-001(以下、MCW)」を使用。MCWがNC工作機器などの稼働信号配線より直流または交流回路のON/OFF信号を取得し、ゼネテックのクラウドサーバへ随時通知を行う。
 同ソリューションのベースとなっている「Surve-i」は、IoTに必要なデバイス、ネットワーク、サーバ、アプリケーションまでのシステムを一元的に提供し、エンドツーエンドでサポートすることをコンセプトとしており、クラウドサーバとモバイル回線を活用することで、IoTをスモールスタートできる設計となっている。ネットワーク機能のない古い工作機械であっても、稼働信号配線にクランプ式の電流センサーを挟むだけでデジタル変換できる「MCW」と「Surve-i」を組み合わせることで、手軽にIoTを活用し、課題解決につなげることができるという。また、オプションとしてオフィスや工場内の電力監視や業務施設の環境管理サービスも提供する。
 費用構成は初期費用と月額費用となっており、工作機械10台に導入することを想定した場合、初年度は252万8000円、2年目以降54万円で運用が可能。なお、設置状況等によって変動する可能性がある。
 「GC遠隔稼働監視ソリューション」の主な機能
 (1)工作機器からのデータ収集機能「MCW」にて取得された信号線をモバイルルータなどの通信装置を経由して、ネットワーク上のSurve-iクラウドサーバに随時データ送信を行う。
 (2)稼働監視機能…次の可視化情報を表示する。「信号」状態表示▽「イベント」状態表示▽「履歴」表示▽「稼働状況」表示。
 (3)閾値(しきいち)監視機能…当該工作機器のイベントに対して閾値設定を行うことで、対象イベントが閾値(範囲含む)に該当した場合には登録済みメールアドレスに対して通知する。
 (4)管理者機能…工作機器、MCWなどの各装置の定義とイベント登録設定、閾値監視登録およびアカウント登録等の管理情報を設定する。
 【オプション・サービス】
 @電力監視…デマンド(パルス)電力、各分電盤での消費電力監視(積算電力、瞬時電力)。
 A環境管理…温・湿度センサー、照度センサーなどを用いた温度、湿度、照度他の監視。

第43回従業員組合総会開く
新委員長に河村武史氏
オータケ 納涼会で親睦を深める

 管工機材の総合商社オータケ(社長=村井善幸氏、本社=名古屋市中村区名駅3-9-11)の平成29年度(第43回)従業員組合総会が8月4日午後6時30分より名古屋市中村区のザ・グランクレールで開かれ、磯部高文委員長の任期満了による退任に伴い、河村武史氏(名古屋支店)が新委員長に就任した。総会後に催された納涼会に来賓として出席した村井社長は、昨年創業70周年を迎えられたことは社員一人一人が真面目に努力した結果だとして御礼を述べ、今後も一層の変化が予想される中「皆様とともに勢いのある会社づくりをしていきたい」と話した。
 従業員組合総会では執行委員の改選が行われ、新委員長に河村武史氏、新副委員長に井上裕介氏(直需営業部)、新書記長に坂本茂充氏(本社営業部二課)が就任した。
 本社・各支店営業所の新執行委員が紹介され、代表して河村新委員長が「従業員組合も無事に43期を迎えることができました。誠にありがとうございます。昨年の日本経済は、個人消費の伸び悩みが見られたものの、為替の円安、株高等で堅調に推移しました。海外においては、アメリカの新政権による政策運営、EU圏での不安定要素、中国等の新興国の経済活動に不透明な要因があります。私どもの業界の今後については、東京オリンピック関連の設備投資の増加が見込まれるものの、人手不足による工事の遅れが懸念されます。この中部地域においては、大規模な設備投資案件や地域開発案件がなく、引き続き厳しい状況で推移するものと思われます。帝国データバンクの調査でも、企業の43・9%が人手不足と回答、建設業では60%以上となっており、弊社にも少なからず影響が出てくると思われます。より働きやすい環境を作るために、部署ごとでのコミュニケーションを取っていただき、皆で協力して仕事に打ち込める環境を組合員の皆様と作っていきたいと思っています。皆様のより一層のご協力をお願いいたします」と挨拶。
 続いて、第42期決算報告を原案通り承認し、総会を終了した。
 納涼会は来賓を交えて別室で開かれ、河村委員長が挨拶で、従業員組合総会が無事終了し新執行部にて運営して行くことを報告した後、「執行委員を含め、任期満了まで精一杯頑張ってまいりますので宜しくお願いいたします。仕入先様、得意先様あってのオータケを、今一度肝に銘じ営業活動を続けていきたいと思っています。オータケ従業員組合も、皆様のおかげをもちまして、43期を迎えることができました。また、私たちオータケも創業70周年を迎えることができました。世の中の統計では、企業というのは10年で30%、20年では半分の企業がなくなると言われます。そこから見ると、この43年、70年という数字はとてつもない数字であり、我々の諸先輩方が築き上げてきたものと、世の中のニーズに合わせ我々が変わってきた結晶であると思います。今後も、この受け継いだ財産を守り抜き、私たちも努力を続け、90年、100年と会社を発展させるべく、従業員組合としても、一社員としても真摯に打ち込んでまいりたいと思っています」と述べた。
 来賓を代表して村井社長が挨拶に立ち「第43回の従業員組合総会を無事終了されましたこと、誠におめでとうございます。昨年は会社のシステム更新の時にこの総会があり大変だったと記憶していますが、そのシステムも皆様のおかげで順調に運用できており、今後も従業員皆様のご意見を取り入れながら、より使いやすいものに構築していきたいと思っています。昨年は70周年でした。これはお客様、仕入先様とつながった結果なのですが、それ以上に、社員の皆様一人一人が本当に真面目に努力した結果が、つながっているということです。改めて皆様方に御礼を申したい。過去を振り返ると、大きな変化があったかと思います。これから先を見ると、より一層の変化があるかと思います。私どもの業界の中でも、まだまだやることはあります。地域ごとに戦略を立てながら、色々な施策、設備投資等を行って、皆様が働きやすい環境づくりをしています。皆様とともに勢いのある会社づくりをしていきたいと思います」と述べた。
 井上副委員長の音頭で乾杯し懇親の場となった。転勤者、新入社員の紹介や抽選会で楽しいひと時をともに過ごして社員同士の親交を深め、坂本書記長の中締めで終了した。

タンガロイ製品のさらなる拡販へ
第23回タンガロイビアパーティー開催
中部タンガロイ特約店会

 中部タンガロイ特約店会(会長=水谷彰宏氏・東亜機工社長)は7月21日、名古屋市中区の名古屋クレストンホテルに特約店や代理店など多くの会員を集めて第23回タンガロイビアパーティーを開催した。
 開会にあたって和田健二タンガロイ中部支店長が挨拶に立ち、昨年までの同社新製品発売件数の推移や同社が主催する講習会概要などを説明。また、平成28年度日本機械工具工業会賞技術功績賞を受賞した同社製品『DEEP T DRILL』『T515』『AH8000SERIES』(76社全15件中3件)の紹介、9月29日まで開催中の『火の弾プロモーション』や10月18日(水)から開催されるメカトロテックジャパン2017への出展などをPRした。
 棚木基之NaITO中部営業部長の乾杯の音頭でスタートしたビアパーティーは、豪華景品が用意されたビンゴ大会やドリンク早飲み大会などで大いに盛り上がりをみせた。
 宴もたけなわとなったところで、毎年趣向を凝らしたパフォーマンスでそのファンの数が増しているという野崎憲昭常磐精機社長が、今ブレイク中の某お笑い芸人のコスプレで登場したことで会場のボルテージは一気にMAX状態へ。中締めという名のパフォーマンスで最後の盛り上がりをみせた後は、一本締めでこの日のビアパーティーをお開きとした。

恒例のビアパーティー
愛機工青年部 楽しく語らい暑気払い

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機会長)の青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)は、8月3日午後7時より炉端焼き所・喰海(くうかい)名古屋栄錦本店にてビアパーティーを開催した。
 冒頭、森部長が「近々はキャンプ、また野球大会のお手伝いなど何かと忙しいとは思いますが、今後も真面目に楽しく青年部で活動しましょう」と挨拶。
 森部長の音頭で乾杯し、参加者は情報交換などで懇親を深めた。賛助会員の匠ライフデザインの吉澤美紀さんも現在唯一の女性部員として初参加した。
8月度役員会を開催
 同日、ビアパーティー開催前の午後6時30分より同会場にて役員会が開かれた。
 キャンプについて、森勇介キャンプ担当幹事(ジーネット)が申込状況などを報告。参加人数は200名(大人177名、子供23名)。バンガローは大が12棟、小が24棟の合計36棟。当日の役割分担については、7月末に厚生部で打ち合わせを行い、万全を期した。台風等の自然災害の対策として連絡網も確認した。
 組合野球大会について、梅本陽史野球担当幹事(杉本商事)が進捗状況を報告した。7月22日、29日に予定通り1回戦7試合が行われた。今後の日程を確認し、協力が呼びかけられた。
 同理事会後に開催する青年部ビアパーティーについては、参加人数29名で行うと近藤健志会合担当幹事(長村商店)が報告。今後について、できる限り個室でできる会場を選択したい。また、参加人数を増やせるよう努めたいと話した。
 その他、10月に行う中国・大連への創部50周年記念視察旅行について、現時点で9名が参加する予定で、今後詳細を詰めていくと奥宏明教育幹事長(新栄商會)より話があった。

今回から青年部担当に
29社78名が参加し大盛況!
三重県機械工具商組合 納涼祭ビアパーティー

 三重県機械工具商組合(理事長=門脇匡伸氏・門脇商店社長)は7月27日、四日市市諏訪町のアサヒビアケラー四日市で平成29年度納涼祭ビアパーティーを開催。同組合青年部が今回から主催となり、組合員ら29社78名が参加し日頃の労をねぎらい合った。
 開会に先立ち挨拶に立った水野隆次青年部部長(組合理事・共栄商会社長)は「青年部は発足3年目になりますが、少しずつ成長していると思います。今回から納涼祭は青年部が請け負うこととなりました。不慣れなことも多々あるかと思いますが、皆さんに少しでも楽しんでいただければと思っております。青年部は現在、部員数は19社です。まだまだ発足して間もなく主催する事業も少ないですが、徐々に活性化を図っていき将来の当組合と機械工具商の育成に努めていきたいと思っております。今回は若い方はもちろん、女性にも多く集まっていただきました。これまでとは違う余興も準備し、すごく良い会になると確信しております。最後まで楽しんでください」と乾杯の音頭をとった。
 パーティーでは途中、豪華賞品が用意されたジャンケン大会が行われるなど大いに盛り上がりをみせ、宴もたけなわとなったところで門脇理事長が「青年部の力でこの業界で働いていらっしゃる方を78名も集めていただき、本当に楽しいひとときを過ごさせていただきました。青年部にはこれからもいろんな事業をしていただきます。多くの方に参加していただき、中にはライバル会社の方もいらっしゃるでしょうが、名刺交換していただくだけで少しは仕事がしやすくなったりと、非常に有意義な時間になると思います。これからも皆さんには青年部主催の事業にご参加いただいて、青年部を、組合を、そしてこの業界を盛り上げていただければと思っております」と中締めの挨拶をし、最後は参加者全員での1本締めでパーティーはお開きとなった。

プロフェッショナルの生演奏
会場は例年以上に大盛況
名古屋水栓販売協会 納涼例会開催

 名古屋水栓販売協会(理事長=伊藤辰之氏・イトウ社長)は7月26日午後6時、LIVE BAR「Antique‘Noel’(アンティークノエル)」(所在地=名古屋市東区泉1-15-13)に正会員・賛助会員らを集めて、毎年恒例の納涼例会を開催した。司会進行は安井文康庶務理事(錦興業社長)が務めた。
 冒頭、伊藤理事長が参加者に、日頃の労をねぎらいながら「今日は食事とお酒と音楽を思いっきり楽しんでください」と挨拶。続いて、今年度から賛助会員となったKVK名古屋営業所(所在地=名古屋市熱田区新尾頭3-2-1)が安井庶務理事から紹介された後、川本克己会計監査(共和商会社長)の乾杯の音頭により納涼会がスタートした。
 会の途中には、プロのオールディーズバンド「Baileys(ベイリーズ)」によるライブが2度も開催され、参加者は懐かしの曲に合わせて踊りだすなど大いに盛り上がりを見せた2時間だった。
 宴もたけなわとなったところで、最後は在田忠之副理事長(在田商店社長)の中締めの挨拶でこの日はお開きとなった。

美味しい料理で暑気払い
愛機工南支部 ビアパーティー開催

 愛知県機械工具商業協同組合の南支部(支部長=森庸一理事・森哲社長)は7月28日午後6時30分から、名古屋市中区錦にある名古屋国際ホテル「ガーデンサイド」でビアパーティーを開催。支部員ら20名が参加し、日頃の労をねぎらいながら美味しい料理やお酒に舌鼓を打った。
 伊藤久輝理事(丸正社長)の司会進行で始まった同パーティー。冒頭で森支部長は「こんな良い場所で皆さんと共にこの会を開催できることに大変感謝しております。今日は仕事のことは忘れて楽しみましょう」と挨拶し乾杯の音頭をとった。また、今年度から新たに賛助会員に加わったJTB中部 法人営業名古屋支店(名古屋市中区丸の内)の横田旭弘氏が、この場で紹介された。
 参加者は近況報告や業界動向などの話で盛り上がりを見せていたが宴もたけなわとなり、中川雅夫副支部長(組合理事、ナカガワ社長)が「皆さん体調には十分注意して、これからもお仕事に励んでください」と中締めの挨拶をし、参加者全員での1本締めで、パーティーはお開きとなった。

ビンゴ大会で盛り上がる
愛機工西支部 ビアパーティー開催

 西支部(支部長=内藤和美氏・内藤商事社長)は、8月25日午後6時30分より名古屋市中村区のスーパードライ名古屋において、ビアパーティーを開催した。
 冒頭、矢野茂雄理事(滝川物産社長)が「本日は、第3回の西支部ビアパーティーということで、恒例となりましたビンゴ大会の準備をしております。みなさん頑張って当てていただければと思います。本日は短い時間ですが、お楽しみいただければ幸いです」と挨拶し、乾杯の音頭をとった。
 歓談が弾む中、豪華景品をかけたビンゴ大会が始まるとパーティーは大いに盛り上がりを見せ、最後は梅村龍盛理事(梅村本店社長)の中締めでお開きとなった。

情報交換など和やかに
愛機工東支部 ビアパーティー開催

 東支部(支部長=野崎憲昭氏・常磐精機社長)は、8月30日午後7時30分より名古屋市中区にある久屋大通庭園フラリエのビアガーデン「ガーデンキッチンフラリエ」において、恒例のビアパーティーを開催した。支部員ら29名が参加した。
 はじめに野崎支部長が「ご参加いただき誠にありがとうございます。このフラリエで行うのは2回目。前回、この会場は広くてのんびりできると好評だったので、今回もこの会場にしました。ストレス発散、支部員相互の親睦も兼ねて楽しんで行いたいと思います」と挨拶し乾杯の音頭をとった。
 バーベキューを楽しみながら和やかに歓談して親睦を深め、時津達也副支部長(新栄商會社長)の中締めで終了した。

第77回愛機工組合野球大会
3日目(草井)・4日目(一宮)
1回戦7試合、熱戦繰り広げる

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機会長)の第77回野球大会3日目が7月22日草井球場(愛知県江南市)で、4日目が同月29日に一宮総合運動場(愛知県一宮市)で開催された。試合結果は次の通り。
 【大会3日目】
 7月22日・草井球場
 ■第1試合 Aゾーン
 石原商事×ダイドーの試合は、石原商事が1回表に1点を先制。ダイドーもその裏すぐに1点を返して同点に追いつき、2回裏には2点を取ってリード。その後、3回、4回は両チームとも無得点。5回裏にダイドーが2点を追加してリードを広げ、石原商事の6回最終回の攻撃を0点に抑えて、ダイドーが5対1で勝利した。
石原商事 100000=1
ダイドー 12002X=5
 ■第2試合 Bゾーン
 三枝電機×三栄商事の試合は、1回表に三枝電機が4点を先制し一方的な試合になるかと思われたが、三栄商事もその裏すぐに4点を返して同点に追いつき、更に2回裏には2点を取りリード。その後、3回、4回は両チームとも無得点。三栄商事の初勝利も見えてきたが、5回に三枝電機が5点を挙げて逆転。その裏、三栄商事の最終回の攻撃を0点に抑えて、三枝電機が9対6で勝利した。
三枝電機40005=9
三栄商事42000=6
 ■第3試合 Aゾーン
 日伝×太田廣Aの試合は、太田廣Aが1回裏に1点を先制。その後も2回裏に1点、3回裏に2点を追加。日伝も4回表に1点を返したが、太田廣Aは4回にも4点を追加。その後、両チームともに1点を取り、太田廣Aが9対2で勝利した。ホームランは千田選手(太田廣A)。
日  伝00011 =2
太田廣A11241X=9
 ■第4試合 Bゾーン
 山下機械×トラスコ中山の試合は、1回裏にトラスコ中山が2点を先制。続く2回にも4点を追加してリードを広げた。3回表、山下機械が3点を返し3点差に。その後、5回裏にトラスコ中山が1点を追加し4点差に広げた。山下機械も6回表に意地を見せ2点を返し2点差まで詰め寄ったが、トラスコ中山がそのまま逃げ切り7対5で勝利した。ホームランは忠内選手(トラスコ中山)。
山 下 機 械  003002=5
トラスコ中山 24001X=7
【大会4日目】
 7月29日・一宮総合運動場
 ■第1試合 Bゾーン
 ナスコム×杉本商事の試合は、ナスコムが1回表に1点を先制。2回裏には杉本商事が1点を返して同点に追いついた。ナスコムは3回表に1点、5回にも1点を取りリードを2点に広げたが、杉本商事が6回裏に4点を取り逆転。しかし、ナスコムは最終回に一挙7点を挙げて再び逆転。杉本商事の反撃は0点に抑えられ、ナスコムが10対5で勝利した。ホームランは小川選手(ナスコム)、野村選手(杉本商事)。
ナスコム 1010107=10
杉本商事 0100040=5
 ■第2試合 Bゾーン
 志知×ゼノー商事の試合は、2回表に志知が1点を先制。3回に3点、4回に3点、5回に3点と点数を重ね、ゼノー商事の反撃を5回裏の1点に抑え、志知が10対1で勝利した。ホームランは久保田選手(志知)。
志  知 01333=10
ゼノー商事 00001= 1
 ■第3試合 Aゾーン
 ユアサ商事×山善の試合は、山善が1回裏に1点を先制したが、ユアサ商事はすぐに2回表に5点を挙げて逆転。続く3回に1点、5回にも3点を取ってリードを広げ、山善の反撃を5回の1点に抑え、ユアサ商事が9対2で勝利した。
ユアサ商事 05103=9
山  善 10001=2
 なお、第4試合は、三菱マテリアルが協和工業の棄権による不戦勝で2回戦進出となった。