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2016年(平成28年)9月
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2016年9月4日・1126092610
中部経産局8月公表 最近の管内総合経済動向
総括判断を据え置き
雇用は27か月ぶりに上方修正

 中部経済産業局は、8月10日公表の「最近の管内総合経済動向」で、管内(愛知、岐阜、三重、富山、石川の5県)の経済活動についての総括判断を、前月に続いて「一部に弱い動きがみられるものの、緩やかに改善している」とした。※比較は、断りのあるものを除き、平成28年6月の実績値による。
 個別の項目では、生産の判断を9か月連続して「持ち直しの動きがみられる」とした。鉱工業生産指数(6月速報)は、輸送機械工業、電気機械工業、金属製品工業などが上昇したことから、前月比3・7%増と2か月ぶりに上昇。主力の輸送機械は、乗用車で、北米向けが堅調、国内向けに新型車効果がみられ、熊本地震等からの挽回も継続していることなどから、全体として緩やかに持ち直している(前月比5・6%増)。はん用・生産用・業務用機械は、弱い動きとなっている(同1・5%増)。電子部品・デバイスも、スマートフォン向けを中心に弱い動きとなっている(同2・3%増)。
 個人消費については、2か月連続して「足踏み状態となっている」と判断。百貨店は、売り場面積の減少に加え、衣料品が振るわず、販売額は前年同月比3・2%減。スーパーは、飲食料品、衣料品に動きがみられ、同1・3%増。コンビニエンスストアは、出店効果に加え、カウンター商材などが引き続き堅調に推移し、同3・1%増。家電大型専門店は、エアコンなどの季節空調に動きがみられ、同3・4%増となった。乗用車販売は、普通車が3か月連続で前年を上回ったものの、小型車が3か月ぶりに、軽自動車が18か月連続で前年を下回ったことから、全体でも2か月連続で前年を下回った(乗用車新車新規登録・届出台数…前年同月比6・9%減)。
 設備投資は、2か月連続して「増加しているものの、伸びは鈍化している」と判断した。管内主要8社の金属工作機械受注(国内向け)は、一般機械工業向けが3か月連続で、自動車工業向けが5か月連続で前年を下回り、全体でも9か月連続で前年を下回った。
 雇用については、判断を「着実に改善している」から「労働需給が引き締まっている」に27か月ぶりに上方修正。新規求人数は5か月連続で前年を上回った。有効求人倍率は1・61倍と4か月ぶりに低下したものの、3か月連続で1・60倍を上回るなど全国と比べても高い水準が続いている。完全失業率は東海・北陸ともに改善している。
 そのほか、公共投資は「おおむね横ばいとなっている」、住宅投資は「緩やかに持ち直している」、輸出は「弱い動きがみられる」と引き続き判断した。
 企業倒産(件数)は、「製造業」「建設業」「卸売業」などで前年を下回ったものの、「サービス業他」「小売業」で前年を上回り、全体では4か月ぶりに前年を上回った。
 先行きについては、世界経済の下振れ、為替の動向、イギリスのEU離脱の行方、中小企業の経営環境の悪化などに注視が必要とし、各種政策の効果が生産や投資、所得の増加につながることが期待されるとしている。

寺田ポンプを講師に部会
年度後半の事業を審議
静岡県管工機材商組合 8月理事会を開催

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲巳氏・一色機材社長)は、8月5日午後3時より静岡市内のマイホテル竜宮において理事会を開き、主に今年度後半の事業について審議した。また、10月6日から開催される愛知組合主催の「第31回管工機材・設備総合展」の広報活動の一環として、実行委員長の小川誉之氏(小川管商社長)と阪尾知治事務局長が理事会を訪れ、展示会のPRを行った。
 理事会では一色理事長の挨拶に続いて、次の項目が話し合われた。
 @議事録については、現在、理事会の議事録を全会員に配信しているが、今後はできるだけ容量を抑えるためにPDF化して発信することを確認した。
 A12月に実施する研修旅行については、研修先、行程など詳細について審議し承認、組合員に案内を発送することとした。
 B9月2日のバルブ部会については、「ベン」を講師に迎えることを確認した。
 C全国管工機材商業組合連合会より依頼のあった事業報告については、一色理事長が行事予定を提出することを確認した。
 D会費未納については、数社あり、理事が分担して連絡することとした。
 議事終了後は、業界の情報交換が行われた。

 【ポンプ部会】
 理事会に先立って行われたポンプ部会では、寺田ポンプ製作所静岡営業所の小出敏伸所長より、同社の特徴ある7つの商品@スラッジの多い現場で使う自吸式ダブルメカニカルシール式ポンプ『セルプラポンプOW/OHW』A羽根車の所に大きな掃除蓋を持つ自吸式ポンプ『トラッシュポンプTO』B錆びに強い樹脂製自吸式ポンプ『セルプラテクポンCMP』C逆止弁内蔵の底水用水中ポンプ『Mr.底水S−500LN』Dスラリー(土砂)用水中ポンプ『SSX−500』E最低限の機能に限定しリーズナブルな『浅井戸用ホームポンプTHP』F浮上油回収装置『DS1−120』が紹介された。
第31回管工機材・設備総合展を小川実行委員長がPR
 愛知組合が主催する「第31回管工機材・設備総合展」は10月6〜8日の3日間、吹上ホール(名古屋市千種区)において開催される。
 この日、展示会のPRに訪れた小川実行委員長は「2年に一度の愛知組合の大イベントです。今回は新規出展13社を含む134社、250小間の申し込みをいただきました。お陰様で満小間となりました。この状態で開会を迎えられることを感謝しています。静岡組合の皆様には、この展示会をずっとご後援いただきまして誠に有難うございます」と述べて展示会の概要などを説明。
 今回のテーマ「おっ!こんなとこにも管工機材」の選定理由については、普段なかなか一般の人の目に触れることのない縁の下の力持ち的な存在である管工機材について、展示会を通じて、時代を敏感に受け止めた商品や技法などで、来場者に新しい気づきを提供できる場にしたいとして決定されたと話した。
 最後に小川実行委員長は「静岡組合様には、毎回バスでご来場いただいており、今回もバスで来ていただけるとのこと、誠に有難うございます。実行委員23名が色々な企画を用意して皆様のお越しをお待ちしています。是非たくさんのお客様とともにご来場賜りますよう心からお願いいたします」と呼びかけた。

2016年12月期第2四半期決算
売上高7.2%増、経常利益13.3%増
トラスコ中山 通期の業績予想を上方修正

 機械工具卸商社のトラスコ中山(社長=中山哲也氏、本社=東京都港区新橋4―28―1 トラスコフィオリートビル)は8月9日、2016年12月期(第54期)第2四半期の決算発表を行った。
 2016年12月期第2四半期の売上高は883億6500万円(前年同期比7・2%増)。販売ルート別では、ファクトリールートが物流投資や取扱いアイテムの拡大により堅調に増加し732億2000万円(同5・2%増)、eビジネスルートはネット通販企業への売上が伸び90億8600万円(同27・2%増)、ホームセンタールートは新規出店が進むプロショップ業態店舗の売上を取り込み58億400万円(同6・0%増)と、すべてのルートで増加した。商品別では工事用品、環境安全用品が売上を伸ばした。
 営業利益は72億5700万円(同12・6%増)、経常利益は73億9500万円(同13・3%増)、当期純利益は48億3000万円(同18・9%増)となった。
 これにより同社では通期の業績予想を上方修正し、売上高を当初予想の1760億円から1770億円(前期比6・3%増)に、当期純利益を88億500万円から94億5000万円(同14・6%増)に引き上げた。配当予想も上方修正し、年間1株当たり72円と前期より9円50銭の増配見込みとした。
 中山社長は「とにかく取扱い商品を増やす、在庫を増やす、この一点張りでやってきた。在庫は少なければ少ない程よい、在庫回転率を高めるためにも在庫を圧縮すべきである、と言われているが、在庫回転率がいくら高かろうとお客様には何のメリットもない。トラスコは在庫ヒット率に注目している。注文いただいた商品をいかに在庫から出荷するかというところにフォーカスしている」と述べ、「即納こそ最大のサービス」「利便性が最大の購買判断となる」と強調。
 徹底した在庫の拡大戦略をとり、同社の在庫アイテム数は約5年間で8万6000点増え現在27万8400点、在庫ヒット率は88・5%まで伸びた。
 継続的な取扱い商品の拡大と在庫化の推進により粗利率が改善。また在庫と情報システム整備により、ネット通販企業との取引が急拡大している。労働面では、在庫があるとネット受注が効率よく活用でき(現在の全社ネット受注率80%以上)、業務効率が改善。時間外労働が大幅に減少し、女性の営業の活用にも貢献している。
 同社では今後も引き続き物流、システムなどへの投資を行う。2018年に物流センター「プラネット埼玉」を稼働させ、2021年までに在庫を50万アイテムに引き上げていく計画としている。
 今後の課題は、入荷検収の自動化、24時間365日受注システムの構築、365日稼働可能な物流センターの構築。さらに置き場所を固定しないで空いているところに商品を詰めていくフリーロケーションの在庫管理システム(トラスコ流では住所不定在庫管理システム)の開発を挙げ、「倉庫の中の容積管理を行い高密度収納をし、大きな投資をせずに50万アイテムを実現したい」と中山社長は話した。

新たなビジネス拠点「沖縄」の
魅力と強み、立地企業の生の声が聞ける
『沖縄県企業誘致セミナーin名古屋・浜松』

 今、企業のグローバル化が進む中で、日本本土とアジアの中心に位置する沖縄の地理的優位性が注目を集めている。
 沖縄県商工労働部が主催する『沖縄県企業誘致セミナーin名古屋・浜松』では、経済特区≠はじめとする沖縄の投資環境のプレゼンテーションや、立地企業による沖縄進出の情報提供を行う。
 さらなる成長が見込まれるアジアを見据えた事業展開や国内拠点分散の候補地として、沖縄における様々な可能性を実感できるセミナーとなっている。参加は無料。
 セミナー詳細・参加申込はhttp://business-tokku.okinawa/へアクセスを。
 【名古屋会場】
・日時=9月14日(水)15時〜17時
・場所=安保ホール(愛知県名古屋市中村区名駅3―15―9)
 【浜松会場】
・日時=9月15日(木)15時〜17時
・場所=アクトシティ浜松コングレスセンター(静岡県浜松市中区板屋町111―1)
 【申込事務局】
 沖縄県企業誘致セミナーin名古屋・浜松開催事務局¥外字(939d)098―941―3004、Eメールokinawa.seminar2016@sun-agc.co.jp
 【問い合わせ】
 沖縄県商工労働部企業立地推進課 電話098―866―2770

平成28年6月度金属工作機械受注状況
総受注高10か月連続で前年下回る
中部経済産業局 6月度金属工作機械受注状況

 中部経済産業局が7月29日に発表した平成28年6月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、富士機械製造、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は前年同月比22・2%減の348億3600万円となり10か月連続で減少した。前月比は1・6%減となった。
 国内受注は、前年同月比18・6%減の151億300万円となり、9か月連続して減少。前月比は33・4%増となった。主力の一般機械工業向けが前年同月比9・5%減の83億700万円と3か月連続で減少し、自動車工業向けも同36・8%減の35億5300万円と5か月連続で減少した。
 海外受注は、前年同月比24・8%減の197億3300万円となり、2か月ぶりに減少した。前月比も18・1%減となった。
 北米向けが前年同月比28・0%減と4か月ぶりに減少。ヨーロッパ向けは同12・3%減と3か月連続で、アジア向けも同25・5%減と12か月連続でそれぞれ減少した。
 国別にみると、1位のアメリカが56億5500万円(前年同月比35・4%減)、以下、中国38億7200万円(同16・8%減)、ドイツ17億6700万円(同27・4%増)、メキシコ10億7600万円(同252・8%増)、イタリア9億2400万円(同17・9%減)の順となった。
 販売額は、前年同月比9・8%減の291億8900万円となり、4か月連続で減少した。前月比は15・5%増となった。受注残高は、前年同月比9・7%減の1623億9000万円となり、7か月連続で減少した。前月比は0・6%増となった。

カラー画像による高精度監視で
トラブルを未然に防ぐ
ウシオライティング 金型監視装置を発売

 ウシオライティング(社長=吉川隆雅氏、本社=東京都中央区八丁堀2―9―1 RBM東八重洲ビル)は、プラスチック射出成形機、ダイカスト成形機用の金型監視装置「PLUS−E(プラスイー)」の新型モデルPE−600の販売を8月8日から開始した。カラー画像による監視、基本性能の強化などで監視精度を高めたことにより、成形機の高価な金型破損を防ぎ、さらに材料、設備稼働時間のロスや、製造に関するトータルコストを低減できる。
 同社は、このPLUS−E PE−600モデルの国内販売開始を契機に、今後は海外販売に向けてウシオグループの海外現地法人と協業しながらの拡販を計画、国内外でのシェア拡大を目指す。販売目標は約1000台(販売開始から1年)、海外での発売は2016年10月を予定している。販売価格はオープン。
 金型監視装置は、プラスチック射出成形やダイカスト成形のプロセスで、成形品の落下不良、成形不良、ピン折れなどを監視し、これらを検知したときには成形機を停止、または自動復帰させることにより、金型破損を未然に防ぐ働きをする。成形品が精密化、複雑化するなか、これまで以上の高精度監視に対応する機能を備えた装置が求められていた。
 PLUS−E PE−600は、高画素デジタルカラーカメラ(200万画素)を採用、業界初(2016年7月末現在、同社調べ)のデジタルカラー画像処理による金型監視(特許出願中)を可能にしたことで、従来機(PE−500)と比べ、監視精度の向上を実現させた。
 基本性能については、取り込んだ画像データの処理速度短縮(従来機比約1/2・5)、分解能、画素数の向上(それぞれ従来機比2倍以上、約5・4倍)を達成、プロセスのハイサイクル化支援と高精度監視を両立させる。加えて、モニタサイズの大型化(8・5↓10・4インチ)、直感的にできる監視エリア設定など、ユーザフレンドリな操作環境を提供。操作はすべてPE−600本体のタッチパネル画面上で行えるので、成形プロセスにおける金型の高精度・高速監視を、これまで以上の簡単操作で可能にするという。
 【PLUS−E PE−600 新たな特長のポイント】
 @デジタルカラー画像処理による金型監視…監視対象をカラーCMOSカメラで撮像、得られたカラーの画像データからRGB各色の輝度(0−255)を解析し、基準色データとして取り込む。このデータと、成形プロセスの画像データを比較することで、金型の成形品残留、不良、挿入ミス、ショートショット(金型内への樹脂の充填不足)などを検出。これまではモノクロによる輝度差で判定していたため、外光、照明の反射、金型の影、樹脂の残渣などが影響するケースもあったが、カラー監視によって軽減できる。
 A直感的にできる監視エリア設定…WordやExcel上に、図形ツールを使って円や四角形を描くように、直感的な操作で簡単に監視エリアを設定することができる。
 Bデータの外部記憶…データの外部記憶機能を充実させた。従来機同様、金型ごとの設定条件や監視実績情報、NG発生時の画像などを保存できるだけでなく、デジタルビデオレコーダ(DVR/オプション)に、NG発生時前後の動画を保存することも可能。これらデータや画像、動画を解析することにより、問題の解決に役立つ。
 C充実したオプション…監視エリアに必要な照明については、照明メーカであるウシオの技術、ノウハウを投入したLED照明に加え、誤認防止や精細な監視のための赤外線LED照明、明るさを調整(調光)する必要があるケースには、DMX信号で制御できるセットを用意している。なお調光は、PE−600本体のタッチパネル画面上で操作が可能。
 D世界標準機…海外販売に向けて、RoHS指令、FCC CLASS−A、KCに適合予定。また、標準で日本語、英語、中国語、韓国語に対応するほか、その他言語にも対応できる拡張性を備えている。

高能率仕上げ加工用
異形工具シリーズ第2弾
三菱日立ツール『GP1LB形』発売

 三菱日立ツール(社長=増田照彦氏、本社=東京都墨田区両国4―31―11  ヒューリック両国ビル8階)は、外周刃・底刃の異形状で高能率加工を実現する『高能率仕上げ加工用異形工具GP1LB形』を8月22日に発売した。
 同社は今年4月、異形工具シリーズとして、壁部の仕上げ加工で従来のボールエンドミルやコーナラジアス工具に比べて高能率、長寿命、かつ良好な加工面を実現した、バレル形状の「GF1形」を発売。今回、新たにバレル形状に加えレンズ形状を付加した「GP1LB形」を発売した。
 新製品「GP1LB形」は、外周部がバレル形状、先端部がレンズ形状をした複合R切れ刃形状となっている。外周部のバレル形状は「GF1形」同様に壁部の仕上げ加工で、従来のボールエンドミルやコーナラジアス工具よりも高能率な加工を可能にし、それに加え底刃をレンズ形状にしたことで、平面に近い緩やかな曲面を、従来のボールエンドミルやコーナラジアス工具よりも、高能率に加工することを可能にした。
 同一工具径のボールエンドミルと「GP1LB形」のレンズ形状部を使用し、緩やかな曲面を加工して同等の加工面粗さを得ようとした場合、「GP1LB形」はボールエンドミルよりも約1・4倍の切込み(加工ピッチ)で加工が可能。また、同一工具径のボールエンドミルと同一条件(同一加工ピッチ)で加工した場合の加工面粗さは、約半分近くになり、「GP1LB形」は良好な加工面が得られるという。
 「GP1LB形」のインサートは、既存製品アルファーボールプレシジョンABPF形のホルダーにも取り付け可能な形状となっており、既にABPF形を使用のユーザーはABPF形のホルダーで共用することが可能。
 最近の5軸加工は、異形状を演算できるCAD/CAMが増え、異形状工具でも比較的簡単に形状定義できるようになり、今後ますます拡大することが期待されるとして、同社では今回の「GP1LB形」の発売を機に、高能率仕上げ加工用異形工具の総称を『GALLEA(ガレア)シリーズ』という1つのブランドとして位置づけ展開していく。
 価格(税抜)は、モジュラータイプホルダー(φ20〜φ30)が2万2900円〜3万5000円、インサート(φ20〜φ30)が1万800円〜1万4800円、モジュラーミル専用超硬シャンク(φ20〜φ32)が4万8400円〜17万3000円。年商5000万円を見込む。

水ほうき水栓、すべり台シンクを品揃え
システムキッチン『ミッテ』
TOTO モデルチェンジして発売

 TOTO(社長=喜多村円氏、本社=福岡県北九州市)は、使いやすく手入れのしやすい、スタンダードなシステムキッチン『mitte(ミッテ)』をモデルチェンジし、8月1日に発売した。
 今回、上位機種の「クラッソ」で好評の「水ほうき水栓」、「すべり台シンク」をオプションとして「ミッテ」に展開した。
 「水ほうき水栓」は、ほうきのような幅広のシャワーで素早く汚れを流すほか、節水効果を高める、水に空気を含ませた「エアインシャワー」の機能により、従来より約37%の節水を実現。さらに水と湯の使い分けに配慮した「エコシングル」機構も搭載され、ガス代の節約にもつながる。
 「すべり台シンク」は、排水口をシンク奥の隅に配置し、排水口に向かって。3の勾配をつけることで、水やゴミを1か所に集めやすくしたシンク。排水口を奥の隅にしたことで、シンク内を広く使うことができる。
 また、扉カラーはトレンドの木目色を3色追加。ホワイトカラー1色をリニューアルし全34色を用意した。
 「ミッテ」では昨今のLDK空間に人気のレイアウトプランとして「フラット対面型アイランド」を品揃え。奥行きは750o、970oの2タイプ、間口は2446o、2596o、2746oの3タイプから選べる。
 その他、既存の配管を利用することでリフォームの際の設置工事が容易にできる「マンションリモデルプラン」の仕様を見直し、シンク下キャビネットの底板が取り外せる仕様としたことで、キャビネット設置後の配管工事が可能になった。
 価格はT型2550oで、基本プラン69万2400円〜、開き扉プラン64万7600円〜、マンションリモデルプラン77万5300円〜(いずれも税抜、組立費別途)。発売3年目で、約3万台/年の販売を見込む。

ホテル向けユニットバスルーム
『和風ユニット(EDシリーズ)』新発売
TOTO 洗い場付きのユニットバスルーム

 TOTOは、ホテル向けユニットバスルームにおいて、洗い場付きの『和風ユニット(EDシリーズ)』を8月1日発売した。
 近年、客の「洗い場でしっかり洗え、浴槽でゆったり浸かりたい」などの要望を受けて、ホテル向けに洗い場付きのユニットバスルームの出荷が増加しており、特に新築ホテルでは約3割(TOTO品出荷の割合)が洗い場付きのユニットバスルームを採用しているという。同社はこれまで、一般住宅向けのユニットバスルームの仕様をホテル向けに変更して対応していたが、今回、ホテル向けとして開発し新たに発売した。
 今回発売された『和風ユニット(EDシリーズ)』は、洗面・トイレと独立させ、洗い場を設け、洗い場にシャワーバーを標準仕様で設置。その他、オーバーヘッドシャワーやボディシャワーが付いた「エアインシャワーバー」、天井直付けの「エアインオーバーヘッドシャワー」などオプションのシャワー機能を充実させた。
 また、リラックスした時に人が取る自然な姿勢に沿うように浴槽のカーブを設定しゆりかご≠フようなカタチが全身を包み込む「クレイドル浴槽」と、開放感のあるガラス面材の開き戸を標準仕様とし、出張先、旅先などでゆったりくつろげるユニットバスルームとした。
 価格は、写真セット(品番EDV1416UXX1RM)で160万6800円(本体149万円+オプション11万6800円)※税抜・組立費別途。

ジャパンホームシールドと東急リバブル、
共同出資による新会社を設立

 LIXILグループで建物検査・地盤調査を手掛けるジャパンホームシールド(社長=斉藤武司氏、本社=東京都墨田区)と東急リバブル(社長=榊真二氏、本社=東京都渋谷区)は8月5日、共同出資により、東急リバブルの売買仲介サービスにおける建物検査・住宅設備検査などを専門に行う新会社「ファーストインスペクションサービス」(代表=宮川邦雄氏、本社=東京都渋谷区)を設立したと発表した。
 ジャパンホームシールドと東急リバブルでは東急リバブルが2012年10月より業界に先駆けて開始した「リバブルあんしん仲介保証(※1)(以下『あんしん保証』)」の建物検査をジャパンホームシールドが当初より担当、以来、中古住宅売買での瑕疵担保責任(※2)の不安を解消し、売主・買主の双方にメリットのあるサービスとして、2万1000件を超える申込みに対応してきた。
 本年4月にスタートした国土交通省の「住生活基本計画」には、2025年までに中古住宅の市場規模を倍増させる目標が掲げられ、建物状況調査(インスペクション)や既存住宅売買瑕疵保険(※3)等を活用した品質の確保が基本的な施策として明記された。また、本年5月には専門家によるインスペクションの活用促進のため、不動産売買取引時における買主へのインスペクションの説明義務等を規定した宅地建物取引業法の改正案が成立している。
 今後、インスペクションの普及により、そのニーズはこれまで以上に高まるものと予測され、こうした背景のもと、両社は検査品質の維持・向上及び拡大する検査件数にも対応できる体制の構築を目的として共同での新会社設立に至ったと経緯を説明している。
 「ファーストインスペクションサービス」は、2016年10月より、『あんしん保証』向けの建物検査・住宅設備検査をはじめ、東急リバブルが提供する不動産に係るサービスの窓口として業務を行っていく。
 ※1「リバブルあんしん仲介保証」…東急リバブルが専属専任または専任媒介契約を締結した中古住宅(マンション・一戸建)に対して一級・二級建築士が建物検査を実施し、最大500万円まで補修費用を保証するサービスで、一戸建については公的制度である「既存住宅売買かし保険」にも対応したものとなっており、その検査費用、保険料ともに東急リバブルの負担で利用できる。
 ※2「瑕疵担保責任」…(一社)不動産流通経営協会〈FRK〉作成のFRK標準書式では、売主は買主への引渡しから3ヶ月間「主要構造部位の木部の腐食〈一戸建のみ〉」「雨漏り」「シロアリの害」「給配水管の故障」に関する瑕疵の補修の責任を負うと規定している。
 ※3「既存住宅売買かし保険」…新耐震基準(昭和56年6月1日施行)に適合している既存(中古)住宅について、第三者の検査機関が住宅の検査を行い住宅の品質の確保の促進等に関する法律に定める、基本構造部分の隠れた瑕疵について1年間または5年間の瑕疵保証を行う有料保険制度。
 【新会社の概要】
・商号=ファーストインスペクションサービス株式会社
・所在地=東京都渋谷区道玄坂一丁目9番4号 ODAビル
・代表者=宮川邦雄氏
・事業内容=東急リバブルの売買仲介サービスにおける建物検査・住宅設備検査等
・資本金=1000万円
・出資比率=ジャパンホームシールド66・5%、東急リバブル33・5%
・設立=2016年7月1日
・営業開始時期=2016年10月(予定)

展示会抽選部の企画進行中
暑気払いを兼ね例会開催
愛青会 平成28年度第一回例会

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=倉地久雄氏・倉地社長)の青年部「愛青会」(部長=山田康成氏・山彦)は7月12日(火)、平成28年度第一回例会を開催した。倉地理事長、峰澤彰宏副理事長(青年部担当理事、峰澤鋼機社長)をはじめ、愛青会メンバーら合わせて15名が参加した。
 例会冒頭、倉地理事長は挨拶で「第31回管工機材・設備総合展も近づいてきて、小川実行委員長、成田実行副委員長のもと大変な盛り上がりをみせております。展示会の内容をいかにして盛り上げるかという面では、愛青会の皆さんには抽選部という重責を担っていただいており大いに期待しております。また展示会前日には、我々の上部団体である管機連(全国管工機材商業連合会)の会合が名古屋で開かれ、展示会当日には、東京や大阪をはじめとする各地の青年部員が展示会場に視察に訪れます。愛青会の皆さんには何らかのおもてなしをしていただけたらと思っています。さらに、今年度は展示会以外にも全国各地で様々な会合などが開かれます。愛青会の皆さんには自分たちの意志で自由に活動していただき、今年度を楽しい一年にしてもらいたいと思います」と語った。
 次に、山田部長から今後の活動予定が、伊神敏雅副部長(双葉製作所)から展示会抽選部の企画内容が発表された。山田部長によると、愛青会の今後の予定は(7月12日現在)、▽10月6日(木)〜8日(土)=名古屋市千種区の吹上ホールで開催される『第31回管工機材・設備総合展』に抽選部として参加。▽12月=第二回例会として忘年会を開催予定。▽2017年3月=第三回例会として年度末慰労会を開催予定。となっている。
 続いて、峰澤副理事長が挨拶に立ち「いよいよ今秋、当組合最大のイベントである第31回管工機材・設備総合展が開催されます。愛青会には前回展から非常に大きな力となって活躍していただいております。展示会だからと堅苦しく考えず、楽しく、楽しくやれば、結果は愛青会の皆さんにも大きな実となることにつながるかと思います。ぜひ一生懸命に、そして楽しくやっていただけたらと思います」と語り、乾杯の音頭をとった。
 参加者全員で食事を楽しみながら懇親を深め、宴もたけなわとなったところで、最後は伊神副部長の締めの挨拶でこの日はお開きとなった。

岐阜機工会 ビアガーデンの集い
会員ら80名余が参加

 岐阜機工会(会長=嶋崎晴久氏・シマザキ商会社長)は8月19日午後7時より、協同組合時代から続く恒例の「ビアガーデンの集い」を、昨年に引き続きホテルスポーツパルコ(岐阜市南殿町)で開催し、会員ら31社80名余が参加して暑気払いをした。
 嶋¥外字(cb33)会長が「日頃は組合活動に色々とご協力を賜り有難うございます。本日はお盆休み明けの忙しい中、たくさんの方にご参加いただきました。限られた時間ではありますが、情報交換をして、しっかりと食べ、飲んで、英気を養っていただきたい」と挨拶、同氏の音頭で乾杯した。
 参加者は、バイキング料理を楽しみながらビール片手に歓談。途中、突然の雨で会場の可動式の屋根を閉めるなどのハプニングもあったが、和やかに夏のひとときを過ごした。
 午後8時半過ぎ、石田顧問(石田商会会長)の中締めで盛会のうちにお開きとなった。
役員会を開催し、若手交流会に備える
 この日は午後6時より岐阜機工会の役員会を同会場で開き、秋のゴルフ会の申込状況報告や、開催が間近に迫った全機工連若手交流会(開催日=9月9〜10日、会場=ホテルパーク)の運営についての詳細な打ち合わせが行われた。若手交流会には全国14団体などから101名が参加の予定。

9月には遠征例会を予定
生ライブ演奏で暑気払い
名古屋水栓販売協会 納涼例会開催

 名古屋水栓販売協会(理事長=伊藤辰之氏・イトウ社長)は7月27日(水)午後6時より、名古屋市東区泉にあるLIVEBAR「AntiqueNoel=iアンティーク・ノエル)」で、毎年恒例となっている納涼例会を開催した。司会進行は安井文康理事(錦興業社長)が務め、正会員、賛助会員合わせて51名が参加し、会は大変な賑わいをみせていた。
 冒頭、伊藤理事長が「暑い日がまだまだ続きますが、今日は生バンド演奏とおいしい食事を楽しんで暑気払いをしてください」と挨拶。引き続き、10月6日(木)から8日(土)までの3日間、名古屋市千種区にある吹上ホール(名古屋市中小企業振興会館)での開催が予定されている『第31回管工機材・設備総合展』において展示会総括部長も務める安井理事が同展示会をPR。その後、内藤善徳相談役(三和管材社長)の音頭で乾杯し、会がスタートした。
 伊藤理事長が各テーブルをまわり参加者らとの歓談を楽しんだ後は、リバプールのキャバーンクラブで2度の出演を果たしている、名古屋を代表するThe Beatlesトリビュートバンド『One After 909』が20分×2ステージの生ライブを披露。2ステージ目では、伊藤理事長が飛び入り参加でThe Beatlesの名曲に合わせて歌声を披露するなど、盛り上がりはピークを迎えた。
 宴もたけなわとなったところで在田忠之副理事長(在田商店社長)が「皆さん、本日はお疲れさまでした。9月には遠征例会の実施も企画しておりますので、こちらもどうぞ楽しみにしていてください」と中締めの挨拶をし、この日は盛会のうちにお開きとなった。

JIMTOF 2016
事前に入場証を用意して
入場をよりスムーズに!

 11月17日から6日間、東京ビッグサイトにおいて過去最大規模で開催される、JIMTOF2016(第28回日本国際工作機械見本市)の入場事前登録が9月1日から同展公式Webサイトで開始された。
 これに合わせて、JIMTOF事務局では入場証の発券方法について次のように紹介している。
 =入場証について=
 入場証は来場者ご自身が事前にA4用紙にカラー印刷し、4つ折りのうえ、直接会場へお持ち下さい。首掛型の入場証フォルダは会場にご用意しております。
 【入場までの流れ】
 @事前登録をする(9月1日(木)〜)。
 A画面に表示された入場証をA4用紙にカラー印刷する。
 B印刷した入場証を4つ折りにする。
 C当日会場で入場証フォルダに入れ使用する。
 ※事前登録をされなかった場合でも、当日会場にて入場登録を行うことが可能です。
 (JIMTOF2016メールマガジン8月16日号より)

青年部主催キャンプ大盛況!
ビアパーティーは大盛りあがり
愛機工青年部 8月度役員会等

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機会長)の青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)は8月3日、名古屋市中区の居酒屋「ざぶん錦店」で8月度役員会ならびにビアパーティーを開催した。
 先行して開かれた役員会では、以下のテーマについて報告、審議がなされた。
 1.8月6日(土)・7日(日)開催のキャンプについて横井尉人キャンプ担当幹事(大矢伝動精機)より報告▽参加人数は全厚生部員を含め21社272名となり、バンガローが足らなくなって急遽テントを用意するなど過去最高となった。
 2.講演会について横山博隆講演担当幹事(山下機械)より報告▽以前開催し好評だった「プロトコールとホテルセールス(講師は東京第一ホテル錦の稲垣伸一氏)」の第2段、または3Dプリンタをテーマとした講演のいずれかで検討中とのことだったが、本役員会で審議し、3Dプリンタをテーマとして企画を進めていったらどうかとの方向性で全役員が合意した。開催日時は11月9日(水)を予定している。
 3.組合野球大会について梅本陽史野球担当幹事(杉本商事)より報告▽今年は雨による順延が無く、スムーズにスケジュールを消化している。本役員会当日現在、大会5日目を終え、A・Bゾーン合わせて31試合中20試合までを消化した。今後の予定だが、8月27日(土)4試合(掲載時終了済み)、9月3日(土)もしくは10日(土)1試合、同24日(土)4試合、10月22日(土)決勝戦となっている。
 4.青年部ビアパーティーについて近藤健志会合担当幹事(長村商店)より報告▽本役員会終了後の午後7時より、同会場にて開催。参加人数は29名となった。
 5.その他▽川島雅行会計幹事長(六浦本店)と、竹中克徳広報担当幹事(ダイドー)の後任人事について議論されたが、本議題については次回役員会へ持ち越された。また、三木喜昌統括幹事長(三起工機)より、9月9日(金)・10日(土)に岐阜市で開催される「全国機工流通若手会」(岐阜機工会幹事)の件で報告事項が伝えられた。
 すべての議案審議が終了し、8月度役員会は閉会した。次回役員会は9月13日(火)午後7時から、組合事務局にて開催を予定している。
 その後は、滝澤有一理事(青年部副部長・松本商店社長)が「キャンプに講演会、野球大会のお手伝いなど何かと忙しいとは思いますが、今後も真面目に楽しく青年部で活動しましょう」と冒頭で挨拶し、服部嘉高理事(青年部中央会担当・服部商会社長)が乾杯の音頭を取ってビアパーティーがスタート。参加者が情報交換などで懇親を深めるなか、役員一人ひとりが挨拶に立ち、最後は三木統括幹事長の中締めでお開きとなった。

大相撲名古屋場所を観戦
愛機工熱田支部 優勝を争う好取組も

 愛知県機械工具商業協同組合の熱田支部(支部長=滝澤有一氏・松本商店社長)は7月22日、愛知県体育館(名古屋市中区二の丸)において、大相撲名古屋場所を昨年に引き続いて観戦した。
 今年の名古屋場所は、久しぶりに日本人横綱の誕生なるかと話題になった場所。特に22日は13日目と優勝をかけた好取組が期待され、実際に横綱日馬富士と大関稀勢の里が10勝2敗と同じ星での取組があり大いに盛り上がった。
 取組では、日馬富士が、横綱を取るための必須条件とされた優勝を目指している稀勢の里を寄り倒しで破って2敗を守り、名古屋場所の優勝を引き寄せた一番などを見ることができ、参加者も大いに興奮した。
行事参加で支部の盛り上げを
愛機工東支部 ビアパーティーを開催

 愛知県機械工具商業協同組合の東支部(支部長=野崎憲昭氏・常磐精機社長)は、8月24日午後7時より名古屋市中区のガーデンキッチンフラリエにおいて、支部員ら26名が参加して恒例のビアパーティーを開催した。この日は午前中から正午にかけて局地的に強い雨が名古屋市内でも降り、屋外での開催が心配されたが、雨雲は見られたものの、開催中は降りだすことなく予定通りに行われた。
 坂井一斉支部幹事(サンコー商事GL)の司会で進められ、野崎支部長が「本日はお忙しい中、東支部のビアパーティーにお越しいただき有難うございます。ここ最近の出来事は、リオオリンピック一色でした。オリンピックの熱狂に負けないぐらい東支部をこれから盛り上げてまいりたいと思います。支部の企画がありましたら、必ずご参加をよろしくお願いします」と挨拶、同氏の音頭で乾杯した。
 和やかに宴は進み、最後に時津達也副支部長(新栄商會社長)が「東支部ではこれからも色々なイベントがあります。ご参加いただければ有難いと存じます。組合、そして東支部を皆様の力で盛り上げていきたい」と挨拶し、1本で締められた。
組合新年会への協力呼びかけ
愛機工西支部 冷たいビールで暑気払い

 愛知県機械工具商業協同組合の西支部(支部長=内藤和美氏・内藤商事社長)は、8月18日午後6時30分より名古屋市中村区にあるスーパードライ名古屋において、今年で3回目となるビアパーティーを開催した。
 司会進行を矢野茂雄理事(滝川物産社長)が担当し、はじめに内藤支部長が「本日はお忙しい中、第3回西支部ビアパーティーにご出席いただきまして有難うございます。また日頃は組合並びに支部活動に積極的にご参加いただき有難うございます。支部の今後の予定は、忘年会と、来年の組合新年会の当番支部となっておりますので、ご協力のほど宜しくお願いします」と挨拶、続けて乾杯の音頭をとった。
 会話が弾む中、パーティーは豪華景品が当たるビンゴゲームで一層の盛り上がりを見せ、服部将康支部役員(服部社長)の中締めで盛会のうちにお開きとなった。
韓国料理で英気を養う
愛機工中南支部 納涼会を開催

 愛知県機械工具商業協同組合の中南支部(支部長=鈴木俊雄氏・マルマン商事社長)は8月5日(金)午後6時30分から、名古屋市熱田区金山町にある韓国料理店『豊味韓(プンミカン)』において、毎年恒例となっている「平成28年度中南支部納涼会」を開催した。幹事はサカイリフテク営業部部長の赤地洋司氏が務め、支部員らあわせて15名が参加し大いに盛り上がりをみせた。
 鈴木支部長が冒頭で「毎年この納涼会を続けておりますが、とても楽しい会ですので、これからもぜひ続けていきたいと思います」と挨拶した後、愛機工組合事務局長の山崎公明氏による乾杯の音頭で納涼会はスタートした。
 参加したメンバーらは用意された韓国料理に舌鼓を打ち、お互いの近況報告や情報交換などに花を咲かせた。宴もたけなわとなったところで、サカイリフテク営業部係長の五味正彦氏と、岡新専務取締役の岡本康宏氏の両名による中締めの挨拶で、この日の納涼会は幕を下ろした。
若手社員の資質向上を
愛機工三河支部 初の納涼会を開催

 愛知県機械工具商業協同組合の三河支部(支部長=三井重信氏・三井機工社長)は、7月15日午後6時40分よりホテルアソシア豊橋内の中国料理・梨杏において、JIMTOF見学補助の説明会と納涼会を開催した。支部員ら25名が出席した。
 同支部では今後の商流把握に直結する展示会としてJIMTOFの参観を勧めており、三井支部長は挨拶で「今秋開催のJIMTOF2016は、例年より会期が少し遅く、11月17日から6日間となっています。今年も支部員の方にJIMTOF見学の補助を行いますので、若手社員の資質向上に活用していただければ幸いです」と述べ補助の内容を説明した。
 また支部長は、支部の有志によるゴルフ会を来年3月に行う予定としていることや、組合で取り組まれている事業などについても報告した。
 続いて納涼会に移り、中根義典峰澤鋼機執行役員の力強い発声で乾杯。同支部はエリアが広いため頻繁に集まれないこともあり、出席者は近況や業界動向などの情報交換を活発に行い親睦を深めていた。

磯部委員長はじめ3役を留任
第42回従業員組合総会開催
オータケ 総会後は納涼会で交流

 管工機材の総合商社オータケ(社長=村井善幸氏、本社=名古屋市中村区名駅3−9−11)の平成28年度(第42回)従業員組合総会が8月5日午後6時30分より名古屋市中村区のザ・グランクレールで開かれ、磯部高文委員長(設備営業部)をはじめとする3役の留任と一部執行委員の交代が承認された。総会後に催された納涼会に来賓として出席した村井社長は「今年、創業70周年を迎えるに当たり、特色のある会社を目指し、さらに80年、100年へとつなげていきたい」と述べた。
 従業員組合総会では執行委員の改選がおこなわれ、新執行委員の紹介の後、代表して磯部委員長が「皆様のお陰をもちまして、従業員組合も無事42期を迎えることができました。この1年景気は緩やかな回復という形でしたが、6月にイギリスのEU離脱の決定という大きなニュースがあり、株価の下落や円高などが急激に進み大変驚かされました。常日頃から仕事を丁寧におこない、お客様との信頼関係をより良いものにする努力を怠らなければ必ず結果は良い形になると考え、真摯に取り組んでいかなければと感じています。部署ごとにコミュニケーションをしっかりとりストレスや不安を溜めないように協力していただき、仕事に打ち込める環境を整えていけるように会社とも話し合いの場を設けていきます」と挨拶。
 続いて、第41期決算報告を原案通り承認可決し、総会を終了した。
 納涼会は来賓を交えて別室で開かれ、磯部委員長が挨拶で、従業員組合総会が無事終了したことを報告した後、「今年オータケは創業70周年を迎えています。70年という長い歴史の中に、これまでも様々な経済の影響があったことと思いますが、諸先輩の方々がつないでくださった信頼が私たち社員の支えになっています。組合としては、従業員の皆様の働きやすい環境を整え、部署ごとの円滑なコミュニケーションに協力できるように努力してまいります。我々を取り巻く環境はまだまだ予断を許さない状況にあります。これを乗り越えていくには、競争が激しく厳しい環境下であっても毎日の業務を確実におこない、そしてまた新しいことにも挑戦し奮励努力していく姿勢が大切かと存じます。組合としても、その様な活気のある会社づくりに貢献できるよう努力してまいります」と決意を語った。
 来賓を代表して村井オータケ社長が挨拶に立ち「組合の総会も42回目ということで、誠におめでとうございます。従業員組合の初代委員長を鈴木照最高顧問(前会長)が務められ、私も5人目か、6人目のところで委員長をしました。歴史のある素晴らしい組合ですので、色々な形でコミュニケーションをとって組合活動を続けて行っていただきたい。厳しい中ではありますが、今期の計画は達成できるものと信じています。特色のある会社を目指していますので、皆さん確実に実行していっていただきたい。今期は創業70周年、来年5月にはイベントを行う予定です。さらに80年、90年、100年に向けて皆様とともに良い会社を作ってまいりたい」と話した。
 河村武史副委員長(名古屋支店)の音頭で乾杯し懇親の場となった。転勤者、新入社員の紹介や恒例となった豪華景品が当たる大ビンゴ大会などで社員同士の親睦を深め、加納義之書記長(設備営業部)の中締めで終了した。

人と人とのつながりが一番大切
楽しい企画で親睦図る
中部ジーネット会 ビアパーティーを開催

 ジーネット名古屋支社(支社長=大谷秀典氏)の主力仕入先メーカーで構成する中部ジーネット会(会長=飯野敏彦氏・SMCグローバル営業部長)は、8月3日午後6時30分より名古屋市中村区のアサヒスーパードライ名古屋においてビアパーティーを開いた。
 パーティーはジーネットの新入社員による進行でスタート。
 冒頭、寺田愼一郎ジーネット常務取締役営業本部長が挨拶で「IoTは我々の業界で2年ほど前から話題となってきています。今週、トヨタの豊田社長も『車は、走る、曲がる、止まるに加えて、つながるがキーワードになる』と述べたと報道されました。IoTもつながるということですが、皆様方の商品も将来はどんどんつながっていくと思います。まずは、本日のビアパーティーで皆様方と親しくつながって、商売を密にしていきたい。人と人とのつながりが一番大切だと思っています」と話した。
 飯野会長は「先月、10年ほど乗った車から新車に変えました。技術の進歩は素晴らしいです。今後は車についているバックミラー、サイドミラーが割と近い将来なくなっていく。自動運転もすぐそばまで来ている。車本来の機能もそうですが、ソフトとの融合も重要になってくる。そう考えると、まだまだ私どもがこの業界で売れるものがたくさん出てきますし、アイデアをお客様からいただいて製品化していけると思っています。日頃、ジーネット様を通じて色々販売していただいていますが、お客様のニーズを製品化してさらなる拡販につなげたい。この地域、売れる商材はたくさんあります。力を合わせてジーネット様を盛り上げていきたい」と挨拶し、乾杯の音頭をとった。
 ジョッキ片手に会話が弾む中、豪華景品が当たる恒例の抽選会などもおこなわれ、楽しく会員相互の親睦が図られた。

すぎの 子キャンプ場を会場に
21社274名が参加して開催
愛機工青年部 第37回キャンプの集い

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機会長)の青年部(部長=森庸一氏・森哲社長)が主催する「第37回キャンプの集い」が8月6、7日の2日間にわたり岐阜県関市板取一里保木の「すぎの子キャンプ場」で開催され、組合員21社から社員とその家族ら274名が参加した。同キャンプ場での開催は1989年以来、27年ぶり。
 初日は午後1時から現地での受付を開始。受付開始時間より早く訪れる参加者もいて定刻にはほぼ全員が到着した。
 午後4時からは入村式がおこなわれ、横井キャンプ担当幹事(大矢伝動精機)が「本日はお忙しい中、しかも大変暑い中、ご参加いただきまして誠に有難うございます。今回、参加会社数21社、参加人数274名。昨年が220名だったので人数は大幅に増え、バンガローの棟数を当初の予定から急遽増やして開催の運びとなりました。皆様の協力の下、楽しく開催したいと思いますので、盛り上げをよろしくお願いします」と挨拶。
 組合を代表して服部理事(青年部担当・服部商会社長)が「今年は一番暑い。熱中症をはじめ、事故の無いように気をつけていただきたいと思います。今日、明日と会社の同僚、家族、また業界の方々と親睦を深め、楽しんでいただければ幸いです」と挨拶した。
 当日参加した青年部厚生担当スタッフの紹介とスケジュール、注意事項の説明がおこなわれた後、荒木厚生幹事長(NaITO)の音頭で元気よく「エイエイオー」の掛け声を唱和しスタートした。
 魚のつかみ取りは毎年人気で、子供から大人まで歓声を上げながら澄んだ水の中を元気に泳ぎ回るアユや虹マスを追いかけ捕まえていた。
 その後、各々夕食の準備に取りかかり、取った魚を塩焼きにしたり、持ち寄った食材でバーベキューをしたりと、野外での食事を楽しんだ。
 また、好評の屋台コーナーは今年も設けられ、冷えた生ビール、かき氷、焼き鳥の店がならび盛況だった。
 日が沈んでようやく涼しくなった午後7時30分、参加各社の紹介を兼ねたコーラの早飲み大会で夜の部のイベントの始まり。キャンプファイヤーの点火式を合図に、火の灯りの下、豪華景品が当たるビンゴ大会をはじめ部員らが趣向を凝らしたイベントが催され、参加者は思い思いにキャンプの夜を満喫した。
 翌日は、朝からキャンプ場の清掃と資源ゴミの分別作業をし、その後は各自でバンガローの周りを片付け、三々五々家路に就いた。

第4回山田貞夫音楽賞
特選3名を含む5名が入賞
山田貞夫音楽財団 14日に新進演奏家コンサート

 愛知県におけるクラシック音楽の振興並びにその担い手である音楽家の支援を行う、公益財団法人山田貞夫音楽財団(代表理事=山田貞夫氏・ダイドー社長)は7月7日、名古屋市中区の広小路ヤマハホールにて「平成28年度(第4回)山田貞夫音楽賞」の最終選考会を行った。
 この賞は、愛知県内で活躍している将来有望な新人クラシック音楽家の活動を支援するために設けられたもので、入賞者に賞金10万円が贈呈され、そのうち特選に選ばれた人には別途20万円と新進演奏家コンサートで演奏を披露する場が与えられる。
 今回は、平成27年3月に音楽大学または音楽大学院を卒業し、県内で活動、もしくは県内の大学の推薦を受けた人を対象に募集が行われ、第1次選考の書類審査及び音源審査を通過した、ピアノ部門8名の若手演奏家が演奏選考に臨んだ。
 開催にあたり、山田代表理事が「山田貞夫音楽賞は第4回を迎えることとなりました。ますます応募者が増え、知名度も少し上がってまいりました。本日はいよいよ最終選考会です。特選の方は9月14日にしらかわホールで発表会をさせていただきます。今後とも、この山田貞夫音楽財団の育成にお力添えをお願いいたします」と挨拶。
 選考委員は、大口光子名古屋音楽大学前学長、小松長生金城学院大学教授、竹本義明名古屋芸術大学学長、松尾葉子愛知県立芸術大学客員教授、瀬戸和夫名古屋芸術大学非常勤講師・金城学院大学非常勤講師。
 審査の結果、岩田晃さん、桐山尚子さん、福本真弓さん、本多万祐子さん、上田麻里江さんの5名の入賞が決定し、そのうち桐山さん、福本さん、本多さんの3名が特選に選ばれ、9月14日に三井住友海上しらかわホールで開催される「第4回新進演奏家コンサート」でオーケストラと協奏曲を協演する。
 選考委員の小松長生氏は講評で「今年特に特徴的だったのは、点差が僅差であったこと。審査員5名の中で点数が割れました。これは皆さんのレベルが高く、ひとり一人の審査員の気持ちとか、音楽にかける思いとかで点差が少し付いた。最終選考に残った8人の方には、この選考会に出たことに誇りを持っていただきたい。9月14日に指揮者として3名の方とご一緒させてもらいますが、演奏者、オーケストラ、指揮者が精一杯頑張って、聞いていただける方に音楽をお届けしたい」と話した。
クラシック音楽を
 専攻する学生に奨学金

 山田貞夫音楽財団は、クラシック音楽を専攻する学生に対する奨学金の給付も行っている。対象は、愛知県所在の音楽大学またはその大学院の在学生か、愛知県出身者でクラシック音楽を専攻する音楽大学またはその大学院の在学生で、月額2万円(年額24万円)の奨学金が給付される。給付対象者は40名程度。
 平成28年度奨学金給付認定証授与式は、8月5日午前11時より名古屋駅前の名鉄グランドホテル内「涵梅舫」で開催され、冒頭、山田代表理事が「皆様の中にはプロを目指されている方もおられるかと思います。僅かな金額ですが皆様の勉学の足しにしていただけたらと存じます。将来、私も楽しみにしております。皆様方のご成功をお祈りいたします」と挨拶。名古屋在住の学生を中心とした44名に奨学金の目録が手渡された。
 同財団は、メカトロニクス専門商社ダイドー(本社=名古屋市中村区名駅南4−12−19)の山田貞夫社長が、愛知県におけるクラシック音楽の振興並びに担い手である音楽家の支援を行い音楽文化水準の向上に寄与することを目的に、私財を投じて平成24年11月に設立。翌25年の10月には個人が行う財団としては愛知県で初めて公益財団法人として認可された。

2016年9月182611
展示会開催まで1カ月
準備進捗を入念に確認
愛知県管工機材商協組 9月理事会開催

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=倉地久雄氏・倉地社長)は9月6日午後6時より、名古屋市中村区にあるウインクあいち(愛知県産業労働センター)で9月理事会を開催。理事23名中22名(委任状3通含む)が出席し本理事会は成立した。『第31回管工機材・設備総合展』を1カ月後に控え、展示会の準備進捗状況や、開催初日のタイムスケジュールなどを、参加した全理事で入念に打合せし確認しあった。
 倉地理事長の挨拶から始まった本理事会では、以下の項目についての審議・報告がなされた。
 1.小川誉之
展示会実行委員長(小川管商社長)より『第31回管工機材・設備総合展』の準備進捗を報告。@7月理事会以降の経過報告について▽7月26日、出品者会議を「吹上ホール(メインホール)」にて開催。▽8月30日、「愛知県空調衛生工事業協会」「愛知県管工事業協同組合連合会」「名古屋市指定水道工事店協同組合」による3団体懇談会に小川実行委員長らが参加し展示会期間中の来場を促す。など。A展示会場レイアウト平面図(小間配置図)、展示会チラシ、組合員分担表(9月6日現在)を各理事へ配布、説明。中心部にインフォメーションセンターを設け、クイズラリーポイントやウォーターサーバーも設置するという。B三役ならびに実行委員の展示会期間中(3日間)の役割、実行委員以外の理事・監事の展示会初日(10月6日)の役割、それ以外の組合員、青年部員についての役割分担の説明。C展示会初日開場前に開催を予定しているオープニングセレモニーのプログラム等について説明。なお、オープニングセレモニーは10月6日午前9時30分から開催される。オープニングセレモニーの説明に合わせて、展示会初日開場までのタイムスケジュールも発表された。Dその他、開催記念パーティー、展示会へのバス動員に関して、また、クイズラリーポイントやウォーターサーバーの設置場所についてなどが報告された。
 2.『全国管工機材商業連合会(管機連)名古屋会合』について、倉地理事長(管機連副会長)より説明があった。倉地理事長によると、展示会に合わせて開催が予定されている管機連の名古屋会合は、名古屋市中区の「東京第一ホテル錦」にて、展示会前日の10月5日に開催されるという。本組合からは、倉地理事長、伊藤辰之理事(管機連理事/イトウ社長)、大藪淳一副理事長(同代議員/大清社長)、峰澤彰宏副理事長(同代議員/峰澤鋼機社長)、在田忠之理事(同代議員/在田商店社長)、阪尾知治事務局長の6名および小川実行委員長が出席する予定となっているほか、東京、大阪、静岡、岐阜などの各組合から総勢31名が参加予定となっている。なお、名古屋会合の参加メンバーらは、翌日の展示会オープニングセレモニーに出席する。また、展示会初日には東京組合の青年部から4名、大阪組合の青年部から2名が参観を予定している。
 3.今年度中での組合事務所の移転について倉地理事長より提案▽倉地理事長は「現在、組合事務所が入居しているビルは昭和38年に建築され、耐震性や、エレベーターサポートの終了を迎えるなどの問題が浮上していました。そこで、移転先は未定ですが、今年度中には引っ越しをと考えていますが、いかがでしょうか?」と各理事に賛同を求め、これが満場一致で了承された。移転先については、正式に決定次第発表される。
 4.各部会報告
 【事業部会】
安井文康事業部会長(錦興業社長)より報告=『第48回名管会ゴルフ大会』は9月27日、愛知県知多郡美浜町の「新南愛知カントリークラブ美浜コース」での開催が予定されている。参加申込人数は58名。組合せ表は各参加者に発送済み。
 【流通部会】大野直樹流通部会長(大野管材社長)より報告=2017年2月ごろに、事業部会とのコラボ企画として『工場見学会ならびにセミナー勉強会』の開催を検討中であり、工場見学会は豊橋エリアの企業へ依頼することで調整中。
 【広報部会】坪井研二広報部会長(ツボイ常務)より報告=「組合だより第137号(展示会特集号)」を制作し、9月中旬から随時発送を予定している。また、組合ホームページをリニューアルし、手軽に検索などできるよう改築した。
 【経営研究部会】伊藤信哉経営研究部会長(伊藤柳商店社長)より報告=2017年3月7日、経営研究セミナーの開催を予定。講師は、昨年の講演会で反響の高かった黒田昌義氏(名古屋市住宅都市局長)に再度依頼を検討中。
 【福利厚生部会】成田幸隆福利厚生部会長(大成工機商会社長)より報告=8月19日、福利厚生部会会合を開催し、毎年恒例となっている「ボウリング大会」についての話し合いが行われた。第36回を数える今年度のボウリング大会は、これまで同様、名古屋市千種区の「星ヶ丘ボウル」にて11月12日午前10時からの開催を予定している。定員は60組・180名で定員数に達し次第募集は締め切られる。各組合員・賛助会員らには申込用紙は配布済み。
 【組合加入促進委員会】服部透委員長(オータケ部長)より報告=8月1日、加入促進委員会会合を開催。展示会出品者でまだ賛助会員未加入の企業に対して、展示会会期中に加入声かけを行う。などが話し合われた。また、加藤水道用品株式会社(名古屋市熱田区)から、10月末での廃業に伴い組合員を脱退するとの報告があり、これが承認された。
 5.平成29年度新年賀詞交歓会について在田新年会幹事長より報告▽平成29年1月24日、名古屋市中村区にある「名古屋マリオットアソシアホテル」にて開催。
 6.今後の主な日程について▽11月1日=11月理事会、平成29年3月7日=3月理事会、同4月25日=4月決算承認理事会、など。

愛知の管材展見学の準備と
研修旅行等について審議
静岡県管工機材商組合 9月度理事会開く

 静岡県管工機材商組合(理事長=一色哲已氏・一色機材社長)は、9月2日午後3時より静岡市内のマイホテル竜宮において定例理事会を開催した。愛知県管工機材商業協同組合が10月6〜8日に名古屋市内の吹上ホールで開催する「第31回管工機材・設備総合展」見学の組合員への周知や、研修旅行の内容などを確認した。
 冒頭、一色理事長より挨拶があり、続いて議事に入った。
 「第31回管工機材・設備総合展」見学については、展示会最終日の10月8日に実施することを決めた。当日はバスで静岡市を出発し、吉田町、浜松市を経由して昼前に展示会場に到着の予定。停車場所などの詳細な打ち合わせを行い、直ちに組合員に向け案内を発送することとした。
 12月に開催の研修旅行については、提案された行程表をもとに研修(見学)先などを確認。参加予定者に配布することとした。
 会費の未納については、経過報告として、前月の理事会の時点で未納だった6社のうち5社から入金があり、残り1社となったことが報告された。
 東京都管工事工業協同組合、東京管工機材商業協同組合などの共催により10月19〜21日に東京都立産業貿易センター台東館で開催される「第48回管工機材・設備総合展」についての紹介があり、招待状が配布された。
 その他、業界動向について情報交換が行われた。
 【バルブ部会】
 理事会の前には、虎谷貴文ベン静岡出張所所長を迎えてバルブ部会が開かれた。
 虎谷氏は、ベンの企業概要に続いて、全国のバルブ類生産実績、品種別生産金額実績や、静岡県下の建設投資額、マンション建設状況、一戸建の着工数などを統計資料に基づき説明した。
 また、同社の新商品4点@空気排出量大の「蒸気用空気抜弁AT−7型」AMAX184℃、ステンレス鋼製「逆止弁(高温用)CS−11型」B小型・軽量の「温度開閉弁JRG6320N型」C圧力調整が容易な「ハンドル付ポンプレリーフ弁」の特長や使用例などを説明したほか、販売強化商品として、電源・制御盤不要の「小型機械式緊急遮断弁」、機械式ドレン回収機「ポンピングトラップ」を紹介した。

10月6日に愛知の管材展を視察
第70回ゴルフ会は12月1日に
岐阜県管工機材商組合9月度理事会を開催

 岐阜県管工機材商組合(理事長=廣瀬功氏・瓶由社長)は、9月5日午後5時より岐阜市長良川河畔の岐阜グランドホテルにおいて理事会を開いた。
 廣瀬理事長の挨拶に続いて、議事に入った。
 第1号議案=愛知組合主催「第31回管工機材・設備総合展」(会期=10月6〜8日、会場=吹上ホール)視察の件は、開催初日の10月6日に視察を行うことが決まり、担当の白木伸道理事(白木商会社長)より行程が説明された。
 当日は午前8時45分にJR岐阜駅のじゅうろくプラザ前に集合▽同9時、バスで出発▽同10時ごろ吹上ホールに到着し、約1時間30分、会場内を自由に見学▽前日の全国管工機材商業組合連合会理事会と、当日の展示会開会式に出席するため前日より名古屋入りしている廣瀬理事長と合流し、午前11時30分に会場を出発▽正午、名古屋観光ホテルにて昼食▽昼食後帰路に就き、午後2時30分岐阜駅着解散。
 廣瀬理事長が、視察への多くの参加を呼びかけた。
 第2号議案=第70回ゴルフ会の件は、担当の山田謙一理事(山兼社長)が12月1日に関カントリークラブにて開催することを発表。廣瀬理事長は「メーカー(賛助会員)だけの組ができてしまうことがありました。組合員と賛助会員が交流する折角の機会ですから、多くの組合員に参加していただけるようにしたい」と話した。
 第3号議案=その他の件は、@大垣管材より組合員としての入会申込みがあり、理事会で承認。来年5月の総会で承認された後、正式に入会となることを確認した。また、第一線で活躍する営業マンの会である「木曜会」への加入についても打診があったが、組合員として活動し数年経過したときに再度検討することとした。あわせて、木曜会の定義についても再確認することとした。
 A賛助会員1社より退会の意向が示されていることについては、退会を承認した。
 B京都管工機材商業協同組合の設立30周年記念式典(開催日=11月25日、会場=ホテルグランヴィア京都)の件は、廣瀬理事長が所用により出席できないため、奥村威彦副理事長(安田取締役本店長)が出席することを承認した。
 C2月に開催する全員例会について、担当の浦瀬武夫理事(西部管商社長)より帝国データバンクに講師を依頼したいとの提案があり、これを承認。テーマは今後検討していくこととした。
 次回理事会は10月27日、岐阜グランドホテルにて午後5時より開催される。

ボウリング大会、新年会など
年度後半の事業を審議
愛鋲協 平成28年度第3回定例理事会

 愛知鋲螺商協同組合(理事長=馬場將嘉氏・メイナン会長)は、9月6日午後6時より名鉄ニューグランドホテルにおいて、平成28年度第3回定例理事会を開催した。
 理事9名が出席し、馬場理事長の挨拶の後、各議案の審議を行った。
 第1号議案=事業部委員会に関する件は、事務局より7、8月度の売上が報告され、これを承認した。
 第2号議案=セミナーについては、9月6日午後7時(同理事会終了後)より名鉄ニューグランドホテルにて開催、参加人数が報告された。テーマは「中小企業の事業承継」、講師に堀尾大志朗氏(匠ライフデザイン取締役)を招へいする。
 第3号議案=優良従業員表彰(名古屋商工協同組合協会)については、組合員3社から被表彰者として8名が推薦されたことを報告。表彰式は10月17日午後2時より名古屋ガーデンパレスにて開催される。表彰式には同協会の理事を務める馬場理事長も出席する。
 第4号議案=親善ボウリング大会については、12月18日午前10時より星が丘ボウルで開催予定とし、60レーン180名分を予約済みであると報告された。詳細については次回理事会で報告する。
 第5号議案=新年会については、平成29年1月27日午後6時より名鉄ニューグランドホテルにおいて開催することとした。会場は予約済み。詳細については今後検討していく。
 第6号議案=組合報「愛鋲協」については、現在作成中で9月30日付とし、10月初めに発送予定と報告された。
 第7号議案=第44期通常総会については、平成29年5月26日に名鉄ニューグランドホテルにおいて開催することとした。会場は予約済み。詳細については今後検討していく。
 第8号議案=ねじ商工連盟の総会(8月4日)報告は、馬場理事長より行われた。愛鋲協より馬場理事長と大野理事(中部製作所社長)が出席。新JIS規格の件は進展なし。ねじの日記念品は日本ねじ工業協会提案のクリアファイルを配布予定。11月21日に日本ねじ商連の常任理事会が名古屋で開催される予定で、馬場理事長、阿部副理事長(織田商店社長)、藤田副理事長(藤田螺子工業常務)、宮川事務局の4名が出席することを承認した。
 第9号議案=その他の件は、@事務局のプリンター買い替えについて、老朽化により印字が欠落するため買い替えを承認した。3〜5万円程度の機種を予定。A匠ライフデザインより保険手数料が入金された件は、他の保険手数料と同様に事業部手数料で処理することを承認した。B年末に忘年会(理事会)を開催することを承認した。C関西方面へ荷物を配送するネオスタイルロジについて説明された。
 次回理事会は、10月17日午後6時30分より安保ホールにて開催される。
保険を活用したスムーズな
中小企業の事業承継

 理事会に引き続いてセミナーが開催され、一般組合員も加わり17名が聴講した。
 セミナーは「中小企業の事業承継」をテーマに行われ、今年度より組合と提携した匠ライフデザイン(保険代理店)の堀尾大志朗取締役が、保険を活用したスムーズな事業承継について説明した。
 堀尾氏は、生命保険に関連した有利な制度、退職金課税の優遇措置、事業承継で使う保険を紹介。当面の運転資金に加え、赤字の補填を生命保険で準備することも有用だと話した。
 事業承継対策の進め方として、事業承継計画の作成が重要と指摘。具体的な事例(@株式を会長が大半を保有しているケースA借入金が多く実子が社長を継ぐ覚悟がつかないケースB自社株が上昇しているケースC多額の納税資金が見込まれるケースD後継者に事業用資金の集中が出来なかったケースE自社の役員を後継者とするケース)をもとに対応策が詳しく解説され、参加者は熱心に聞き入っていた。

刃先交換式エンドミルアイテム拡充
『Ball Finish Nose』
タンガロイ 高精度仕上げ加工用

 タンガロイ(社長=木下聡氏、本社=福島県いわき市好間工業団地11―1)は、高精度仕上げ加工用刃先交換式エンドミル『BallFinishNose』のアイテムを拡充し、9月5日より全国での販売を開始した。
 『BallFinishNose』は、金型および航空機部品加工に最適な工具。クランプ機構は、インサート底面を左右非対称にすることで、高精度な着座安定性と高剛性なクランプを実現し、優れた仕上げ面精度と安定した長寿命加工を可能にする。今回新たに工具径8、10、25、30、32oを追加し、さらなる加工領域の拡大が可能となった。
 ホルダには鋼シャンク、超硬シャンクおよびモジュラータイプを標準設定し、加工用途に合わせた使い分けが可能。また、インサートにクーラント供給溝を設けた新クーラント供給機構により、加工点にクーラントを供給することで優れた切りくず排出性と長寿命加工を可能にした。
 インサート材種には、鋼、ステンレス鋼など多種多様な被削材に対応する『AH725』と、高硬度鋼や鋳鉄加工に最適な『AH710』を設定している。
 【主な特長】
・金型および航空機部品の加工に最適
・新クランプ機構により、高精度な着座安定性と高剛性なクランプが可能
・インサートにクーラント供給溝を設けた新クーラント供給機構により、優れた切りくず排出性と長寿命加工が可能
・ホルダは鋼シャンク、超硬シャンクおよびモジュラータイプを標準設定
 【主な形番と標準価格】
 《ホルダ》
 EBFM08T12S100…1万4300円▽EBFM32S32C300…18万2900円▽HBFM10M06…1万4900円(いずれも税抜)
 《インサート》
 ZFBM080R00−MJ AH725…4150円▽ZFBM320R00−MJ AH725…9760円(いずれも税抜)
 《全アイテム》
 ホルダ18形番、インサート10形番
 【販売見込み】
 初年度3000万円

第28回日本国際工作機械見本市
講演会・セミナーのプログラム決定
辻井潤一氏(人工知能研究センター長)が基調講演

 アジア最大級の工作機械見本市「JIMTOF2016(第28回日本国際工作機械見本市)」(会期=11月17日(木)〜22日(火)の6日間、会場=東京ビッグサイト)の開催期間中に実施される、講演会やセミナー、トークセッションなどのプログラムがこのほど決定した。産業技術総合研究所人工知能研究センターセンター長の辻井潤一氏による基調講演をはじめ、自動車やIoTなどに関する特別講演など、モノづくりの世界を様々な角度から紹介する多彩なイベントが予定されている。
 11月20日(日)の特別セミナーは『勝利を掴む!日本の技術〜世界で戦うアスリートを支えるモノづくり〜』と題して実施される。トークセッションでは、ウエイトリフティング・パワーリフティング用のバーベルや競技用車いすを使用するアスリートを招き、日本の高い技術を実感できる内容が予定されている。
 その他、企画展示では日本の「へら絞り」技術を訴求するプログラムの実施や「福井産メガネ」を作るために不可欠な技術の紹介が行われる。さらに、毎回好評の「The 17 th IMEC(第17回国際工作機械技術者会議)」、「学生向けセミナー」なども会期中に開催される。
 ■基調講演
 『人工知能(AT)の今後の展開と機械産業への応用』
[講演者]国立研究開発法人産業技術総合研究所人工知能研究センター研究センター長 辻井潤一氏
[日時/会場]11月17日(木)13時30分〜14時30分/会議棟7階国際会議場
[内容]車をはじめ、工作機械でも進む知能化、ATは様々な分野に入り込み、産業全体の基礎技術になろうとしている中で、これからの日本の競争力の源泉であるATの発展のために設立された人工知能研究センターの¥外字(9183)井センター長が、ATの現状と今後の展望などを紹介する。
 ■特別講演
 @『工作機械業界と歩む新しいクルマづくり』
[講演者]トヨタ自動車パワートレーンカンパニーユニット生産技術領域常務理事 近藤禎人氏
[日時/会場]11月18日(金)13時〜14時/会議棟7階国際会議場
[内容]MIRAIやトヨタ環境チャレンジ2050発表など、新たなクルマづくりにチャレンジし続けるトヨタ。今までも共に歩んできた工作機械業界と自動車業界が、いかに連携し続け、モノづくりを更に進化させていくのか、について説明する。
 A『グローバル経済と、製造業における近未来の企業経営』
[講演者]東京大学名誉教授/学習院大学国際社会科学部教授 伊藤元重氏
[日時/会場]11月21日(月)13時〜14時/会議棟7階国際会議場
[内容]様々なメディアで活躍されてきたエコノミストの伊藤教授。IoT、つながる工場など新たな課題に直面している日本の製造業が、今後とるべき戦略について説明する。
 B『炭素繊維強化プラスチック(CFRP)と工作機械の関わり‥CFRP製造とCFRP適用』
[講演者]名古屋大学特任教授総長補佐/SAMPE Global President 石川隆司氏
[日時/会場]11月22日(火)11時〜12時/会議棟1階レセプションホールA
[内容]軽量で強度が強く、疲労耐久性などにも優れている炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は、航空機をはじめ風車などのエネルギー関連、そして自動車にも使用されはじめている。本講演では工作機械とCFRPの関わりの二方向性、つまりCFRPの製造に果たす役割と工作機械へのCFRPの適用について解説する。
 C『日本発のつながる工場=@IVI(Industrial Value Chain Initiative)の取組み』
[講演者]未定
[内容]IVIは「つながる工場」のための仕組み作りを目指して製造業を中心とした企業が参加する会員組織。ゆるやかな標準≠ニいう考え方で、人を起点とした日本版インダストリー4・0に取り組んでおり、本講演では、IVIの活動について紹介する。
 ※講演会・セミナーは事前申込制。詳細はhttp://www.jimtof.org/jp/evt.htmlで確認を。

太平洋戦争激戦地ソロモン諸島について
足立英雄氏(日本・ソロモン友好協会理事)が講演
月曜会 8月例会を開く

 異業種交流の月曜会(代表世話人=松田謙三氏・児玉興業会長)は、8月22日午後6時より名鉄ニューグランドホテルにおいて例会を開催した。会員ら60名余が出席した。
 今回の例会は、名古屋日豪ニュージーランド協会副会長、日本・ソロモン友好協会理事(名古屋支部長)の足立英雄氏を講師に招へいし、「戦後70周年の節目を迎え太平洋戦争激戦地ソロモン諸島ガダルカナル島に平和の鐘建立と現地人の生活」と題した講演が行われた。
 足立氏は、大学在学中に経済研究のためソロモン諸島を、戦後初めてイギリス政府から入国許可を得て訪れた日本人。主な著書に「ソロモン群島探査記」(1967年)、「ソロモン群島を行く」(1979年)がある。
 講演で足立氏は、南太平洋は文化人類学的に大きく「ミクロネシア」「メラネシア」「ポリネシア」の3つに分けられソロモン諸島はメラネシアに属すること、また主食はタロイモ、サツマイモであることなど、現地の人たちの生活について紹介。
 平和の鐘建立については、ソロモン諸島のガダルカナル島は太平洋戦争の激戦地であり日本兵をはじめ多くの人が戦死しており、その鎮魂のため戦後70年という節目の2015年に日本・ソロモン友好協会により行われたことを説明した。
 足立氏は、戦争は資源確保のために起こるとし、「地政学的には第3次資源戦争が始まっていると考える」と懸念を示す。
 「ガダルカナル島のジャングルの奥地には、まだまだ日本兵の遺骨が眠っている。平和を守るために戦争が起こらないようにするための努力をしなければならない。平和な未来に向かって皆で頑張って行きたい」と述べて講演を締めくくった。

TOTO 戸建向けシステムバスルーム『サザナ』
プレミアムHGシリーズに
「おそうじ浴槽」品揃え

 TOTO(社長=喜多村円氏、本社=福岡県北九州市)は、戸建向けシステムバスルーム『サザナ』のプレミアムHGシリーズに「おそうじ浴槽」を品揃えし、8月1日に発売した。
 スイッチを押せば開栓から洗浄、閉栓、お湯はりまで自動で行う「おそうじ浴槽」を、今回、リモデルにも適したバスルームとしても好評な『サザナ』の中・高級ゾーンのプレミアムHGシリーズにオプションとして品揃えし、清掃性をさらにアップさせた。
 今年2月にフルモデルチェンジした『サザナ』は、床表面に親水特殊処理を施し汚れが楽に落ちる「ほっカラリ床」、炭素の膜で水あかのこびり付きをふせぐ「鏡」、汚れを弾く人工大理石素材の「人大浴槽」、壁や浴槽と接していないデザインで掃除が簡単な「カウンター」の4つの「お掃除ラクラク」機能(オプション仕様のタイプもあり)を搭載している。
 新たに品揃えした「おそうじ浴槽」は、毎日の浴槽洗いがスイッチひとつで簡単に行えるのが特長。スイッチを押すと排水栓が自動的に開き排水し、底面にある洗浄ノズルから全体にお湯を噴射し、汚れを落としやすくする。その後、洗剤を浴槽とふた全体に吹き付け、汚れに洗剤をしみ込ませ(数回くり返す)最後に、お湯ですすぎ、リモコンの音声で完了を知らせる。汚れの度合いに合わせて、「標準」「強力」「節約」の3つのコースから選べる。洗浄時間は標準コースで約7分(排水時間は除く)、コストは1回約23円。入浴直後、毎日この機能を使用することで、手洗いは2週間に1回程度で済むという。
 価格は、1616サイズ(1坪サイズ)プレミアムHGシリーズが125万円〜(税別/組立費別途)。写真は、Aタイプ1620サイズ(1・25坪サイズ)・おそうじ浴槽付き、セット価格212万3200円(本体156万円+オプション56万3200円、税別/組立費別途)。
TOTO 宿泊施設のバスルーム内設置に対応
「ホテル向けウォシュレット一体形便器」発売

 TOTOは、宿泊施設のバスルーム内への設置に対応した「ホテル向けウォシュレット一体形便器」を8月1日に発売した。
 浴槽・洗面器・トイレが一室に納まる洋風バスルームに設置できるウォシュレット一体形便器で、新築のほか、20〜30年前のホテルに数多く納入されているローシルエット便器(ワンピース便器)のリモデルにも適した商品。便器とウォシュレットが一体となったシンプルなローシルエットデザインにより、バスルームにすっきりと納まる。
 また、大4・8L、小3・6Lの節水便器の採用により、従来品の13Lタイプからの取り換えで約71%の節水(同社の試算による)となり、さらに定格消費電力を約150Wに抑えているため、既存の電気設備への負荷軽減にもつながるという。
 外国からの客も利用できるよう、リモコンは日本語と英語を併記し、4ヶ国語(日本語・英語・中国語・韓国語)表記の使い方ラベルを同梱している。
 このほか、利用者の快適性に配慮した「ノズルきれい」「クリーンノズル」、清掃担当者の作業負荷軽減に効果的な「プレミスト」「クリーン便座」、管理者の手間を軽減する「連続設定(乾電池リモコンタイプのみ)」「暖房便座オフモード(同)」など、ホテルをはじめとする宿泊施設ならではの使われ方に配慮した機能を搭載している。
 価格は、ホテルリモコンタイプが33万7000円、乾電池リモコンタイプが30万円(いずれも税別)。

LIXIL 賃貸アパートを魅力的に見せる
アパートドア「リジェーロα」
「リジェーロα防火戸」新発売

 LIXIL(社長=瀬戸欣哉氏、本社=東京都千代田区)は、アパート用玄関ドアシリーズを一新し、11デザイン・14カラー全85種類の豊富なバリエーションから選べるアパートドア「リジェーロα」、国土交通大臣認定防火設備「リジェーロα防火戸」として、10月1日から全国で発売する。
 新発売の「リジェーロα」「リジェーロα防火戸」は、防火タイプと非防火タイプの構造・仕様を共通化し、デザイン・カラーバリエーションも統一、同一物件での混使用も可能とすることで、アパート全体でのコーディネートをしやすい設計としていることが特長。
 デザインラインアップも一新し、手書き風のリーフ調プリントや、ステンパネルで緩やかなカーブラインを施した個性的なデザインをはじめ、“自分らしいスタイルを楽しみたい”というニーズに応えるべく、さまざまな嗜好性にマッチするデザインを揃えた。扉カラー外観は木目色を中心に14色を設定。内観色は壁紙やインテリアに合わせやすい「ナチュラルホワイト」を設定している。11デザイン・14カラー全85種類という業界トップクラスの品揃えで多様なニーズに対応するほか、断熱仕様もk2、k3、k4を設定している。
 また、ドア表面温度が上昇し室内外の温度差が生じることで発生する熱反り≠軽減する「遮熱鋼板」をアパートドアとして業界で初めて扉本体に標準採用しているほか、入居者が変わるたびにシリンダーを交換する手間とコストを解消する先進のキーシステム「カザスプラス」、「チェンジキー」をオプションとして用意するなど、管理・メンテナンス面にも配慮されている。
 価格は、「リジェーロα」片開き(k4仕様)の採光部なしが9万3000円〜、採光部ありが12万8000円〜。「リジェーロα防火戸」片開き(k4仕様)の採光部なしが15万3000円〜、採光部ありが19万8000円〜。※消費税、組立代、取付費、運賃等は別途。

9年連続提案件数全国一位を達成
役員5名は全員が留任決定
北陸桃友会 平成28年度第23回総会

 北陸桃友会(会長=辻亮一氏・辻さく社長、ベンと販売店の集い)では8月23日午後5時より、金沢市のANAクラウンプラザホテル金沢において第23回総会を開催し、全会員11社が出席のもとで全ての議案をいずれも承認可決した。その後は懇親会を開催し、互いに親睦を深めた。
 総会は司会進行を務めるベン金沢営業所の中野英二所長が開会の辞を述べてスタート。中野所長から出席者が紹介された後、辻会長が全参加者へお礼の言葉を述べ、続く挨拶ではスポーツ界を例に挙げ「東京オリンピックに向けて世代交代がうまく進んでいる印象をうけます。我々も先輩と若手がタッグを組んで活気のある会社にする必要があります」と述べた。
 引き続き、辻会長を議長に選出して各議案の慎重審議を行った。
 第1号議案=平成27年度事業報告・決算報告承認の件▽監査報告について、会計監査の宮重光男氏(ミヤシゲ専務)が報告し、原案通りこれが承認可決された。
 第2号議案=役員改選の件▽ベンの推薦もあり役員全員の留任が満場一致で承認された。役員は以下の5名。●会長=辻亮一氏(辻さく社長)●副会長=上坂泰啓氏(中島管材鋼機社長)●会計幹事=宮重清氏(ミヤシゲ社長)●幹事=吉岡氏(吉岡幸会長)●幹事=山岸氏(辻茂常務)。
 第3号議案=平成28年度事業計画案・収支予算案承認の件▽いずれも原案通り承認可決された。
 第4号議案=その他、報告事項などを確認。
 議案審議終了後は、製品開発・改良案表彰へと移行。実施表彰1件、採用提案12件、類似その他提案93件が発表され、それぞれ表彰された。さらに、北陸桃友会が9年連続提案件数全国一位の偉業を達成したことが告げられた。
 総会が終了し、メーカーを代表してベンの横沢好夫社長が同社の平成27年度業績報告と、岩手工場ならびに相模原工場の建て替えについての進捗状況を説明。「第25回北陸桃友会総会では是非皆さんに新しくなった工場を見て頂きたい」と述べていた。ベン西日本営業部の木下崇部長からメーカー資料について説明され、また、同社の商品の紹介(蒸気用空気抜弁・高温用逆止弁・温度開閉弁・ハンドル付ポンプレリーフ弁・小型機械式緊急遮断弁・ポンピングトラップ)も行われた。
 懇親会は辻会長の乾杯の音頭で開宴。参加者たちは終始和やかに懇談に興じ、最後は上坂副会長の中締めで閉宴した。

三菱日立ツール 『エポックコンビネーションリブボール』
リブ溝加工の常識が変わる
放電加工から切削加工へ

 三菱日立ツール(社長=増田照彦氏、本社=東京都墨田区両国4−31−11ヒューリック両国ビル8階)は、樹脂金型の補強リブ溝加工に適した超硬テーパーボールエンドミル『エポックコンビネーションリブボール』を発売した。
 樹脂製品においては、補強用のリブが多く存在し、特に自動車等の大型樹脂金型に存在する補強リブ溝は、要求精度を達成するのが難しく、放電加工等では最終仕上げの磨き工程に多大な時間がかかる等の問題点があった。同社ではより高品質な仕上げを短時間で実現するために、仕上げ前工程の高精度化を推進するHi−Pre2<Rンセプトを市場に向け提唱しており、『エポックコンビネーションリブボール』はこのコンセプトをもとに開発された。
 新製品は、特に上面幅と底幅が規定されたリブ溝に対応したラインナップとなっている。
 リブ溝を往復切削にて加工することで高精度なリブ溝が加工でき、従来の深彫り加工用工具では切削困難な放電加工領域においても切削化が可能となり、次工程である磨き工程の大幅な時間短縮につながる。往復切削に適した特殊刃形を採用し、送り速度・切込みを上げた高能率切削が可能となり、さらにコーティングは密着性と耐摩耗性に優れた同社オリジナルのPNコートを採用することで、大幅な寿命の向上を実現した。
 サイズφ0・8〜φ1・0oの14アイテムを用意。価格は1万2500円〜1万6400円(税抜)。年間1億円の販売を見込む。
 【エポックコンビネーションリブボールの特長】
 @往復切削にてリブ溝を加工することで、工具のたわみ無く高精度なリブ溝加工が可能。また、それにより従来の放電加工の一部を切削へ切替えることが出来る。
 A上面幅と底幅が規定された3サイズのリブ溝に対応したラインナップであり、上面幅と底幅を加工する工程を組み合わせた新加工法により高能率・高精度なリブ溝加工が可能。
 Bボール刃断面形状の適正化や刃数の適正化(工具先端刃を2枚、外周刃を4枚)により、従来と比較し送り速度・切込みを上げた高能率切削が可能。
 C外周刃には高能率加工でも良好な加工面が得られる専用設計の刃形を採用。
 D密着性と耐摩耗性に優れた同社オリジナルのPNコートを採用することで、大幅な寿命の向上を実現。

京セラ 鋳鉄加工用新材種
「CA3シリーズ」発売
荒切削から仕上げまで一連の加工に対応

 京セラ(社長=山口悟郎氏、本社=京都市伏見区竹田鳥羽殿町6)は、鋳鉄加工用の切削工具(チップ)の新材種「CA3シリーズ」(CA310/CA315/CA320)と、これら材種に合わせて設計した新ブレーカ「Kシリーズ」(KH/KG/KQ)を開発し、9月12日より本格的に販売を開始している。
 金属部品の主要材料のひとつである鋳鉄は、自動車や産業機械など、あらゆる産業で使用されている。
 新材種「CA3シリーズ」は、鋳鉄加工用に新開発したピンクゴールド色の輝きを持つCVD(化学蒸着法)コーティングを超硬母材に施したもの。各層間の結晶組織・構造を最適化したことで、被膜密着強度を高めたほか、硬質表面被膜の採用、コーティング表面層の状態を改善することで、耐摩耗性と耐欠損性を向上させた。さらに用途に合わせて、各層のバランス調整を行うことで、チップの長寿命化と、切削時の安定加工を実現した。
 また、新ブレーカ「Kシリーズ」は、新材種「CA3シリーズ」と組み合わせることで、性能が最大限発揮されるよう新設計の刃先形状を採用。さらに用途別に特化したブレーカ形状を追求することで、高負荷がかかる切削条件においても高い安定性を発揮する。
 新材種および新ブレーカともに、用途別に3種類のラインアップを揃え、これらの組み合わせにより、荒切削から仕上げまで、一連の鋳鉄加工に対応できる。
 【新材種「CA3シリーズ」製品概要】
・CA310《用途=ねずみ鋳鉄(第1推奨)》…アルミナ層を厚膜化し、ねずみ鋳鉄(ダクタイル鋳鉄も可)での耐摩耗性を重視。
・CA315《用途=ダクタイル鋳鉄(第1推奨)》…膜厚バランスを調整し、ダクタイル鋳鉄(ねずみ鋳鉄も可)の加工で高い性能を発揮。
・CA320《用途=ダクタイル鋳鉄/ねずみ鋳鉄(安定重視)》…CVD膜全体を薄膜化し、ダクタイル鋳鉄とねずみ鋳鉄の強断続加工での安定性を向上。
 【新ブレーカ「Kシリーズ」製品概要】
・KH《用途=強断続〜断続(第1推奨)》…フラットランドを採用し、高レベルの安定性を実現。黒皮素材、強断続部材に対応。
・KG《用途=断続〜連続》…ポジランドを採用しながらも耐欠損性を向上。連続素材、長尺部材に対応。
・KQ《用途=切れ味重視》…低抵抗かつ刃先強度の両立を実現。薄肉素材、高精度部材に対応。
 価格は、新材種「CA3シリーズ」が550円〜2200円(税抜)、新ブレーカ「Kシリーズ」が750円〜1320円(税抜)。年間5億円を販売目標としている。

西日本最大 過去最多1180社が出展!
『第19回関西ものづくりワールド』
10月5日よりインテックス大阪で開催

昨年開催「第18回関西ものづくりワールド」の会場風景
 リードエグジビションジャパン(社長=石積忠夫氏、本社=東京都新宿区)は10月5日(水)〜7日(金)の3日間、インテックス大阪にて「第19回関西ものづくりワールド」を開催する。
 「第19回関西ものづくりワールド」は、製造業向けITソリューションの「第19回関西設計・製造ソリューション展」、機械要素・加工技術が集まる「第19回関西機械要素技術展」、今回初開催となる工場向け設備・備品に特化した「第1回関西工場設備・備品展」の3つの専門展で構成され、国内外から1180社が出展する予定。
 展示会招待券(無料)請求は展示会HPで受付中。
・第19回関西設計・製造ソリューション展…http://www.dms-kansai.jp/
・第19回関西機械要素技術展…http://www.mtech-kansai.jp/
・第1回関西工場設備・備品展…http://www.factex-kansai.jp/
 【第19回関西設計・製造ソリューション展(DMS関西)】
 製造業向けITソリューションが一堂に出展する西日本最大の専門展。設計・開発期間の短縮やコストダウン、グローバル化への対応などの課題解決に最適な製品・技術を効率的に導入・比較検討することができる。
 @特別企画『事前アポイントシステム』
 展示会をより効率的に活用するための特別企画として毎年好評の『事前アポイントシステム』。展示会に来場する前に探している製品や抱えている課題を登録すると、条件に合った出展企業から提案メールが届き、事前に打ち合わせをすることで、会期当日に効率よくブースを回ることができる。
 A『つながる工場ゾーン』を新設
 同展では、新たに『つながる工場ゾーン』が新設される。このゾーンでは、IoT/M2Mソリューション、制御システム、制御機器、通信機器・情報伝送機器などが出展される。
 新設ゾーンを含め、同展には製品カテゴリーごとに7つの専門ゾーンを特設している。つながる工場ゾーン(新設)▽CAD/CAM&PLM/PDMゾーン▽CAEゾーン▽3Dプリンタ/RPゾーン▽3次元測定ゾーン▽SCM・ERP・生産管理システムゾーン▽設計・製造アウトソーシングゾーン。
 B関西設計・製造ソリューション展 専門セミナーを併催
 設計・開発でのIT活用、人材育成、コスト削減など、課題解決に役立つ全9セッションを実施。「CAD/CAE/PLMを活用した効率化事例」をはじめ、「3Dプリンタを活用した『新時代』の製品開発事例」「品質問題を未然に防止するポイント」「ものづくり人材育成術」「コストマネジメント事例」「生産現場の改善事例」などのテーマで、製造業を代表する企業の先進事例を紹介する。
 【第19回関西機械要素技術展(M−Tech関西)】
 機械要素、加工技術を一堂に集めた西日本最大の専門技術展。「コストダウンを図りたい」「小型・軽量化を実現したい」「品質向上を図りたい」等、製造業が日頃から抱えている課題の解決に役立つ提案が行われる。
 @製品カテゴリーごとに17の特設フェアを設置
 同展は製品カテゴリーごとに17の専門フェアを特設している。モーション技術フェア▽モータフェア▽油空圧機器フェア▽配管部品フェア▽機構部品フェア▽ねじ・締結技術フェア▽ばねフェア▽機械材料・加工技術フェア▽微細・超精密加工フェア▽表面処理・改質フェア▽塗料・塗装フェア▽摩擦・摩耗対策フェア▽洗浄フェア▽バリ取り・表面仕上げフェア▽試験・計測機器/センサフェア▽工具・加工機フェア▽企業・工場誘致フェア。
 A海外出展社は11%、海外来場者は56%拡大
 ものづくり業界のグローバル化を受け、同展ではグローバルなビジネスマッチングに力を入れている。海外からは、中国、台湾、韓国、タイなど世界10カ国・地域より前年比11%増の約200社が出展、海外来場者はアジア大手製造業を中心に前年比56%増の800名を見込む。
 Bバリ取り・表面仕上げフェア 専門セミナーを併催
 セミナーは、バリ取り・表面仕上げの基礎から応用事例まで理解することができる内容となっており、日本の産業技術力を発展させる鍵として注目が集まるバリ取り技術について、体系的に学ぶ絶好のチャンスといえる。
 【第1回関西工場設備・備品展(FacTex関西)】
 今年初開催の、製造業をはじめとしたあらゆる工場ユーザーに必要な工場向け設備、備品に特化した専門展。工場設備、工場備品、省力・物流・マテハン機器、省エネ・節エネ製品、保守・メンテナンス、工場セキュリティ、防災製品などを取扱う企業が一堂に出展する。
 工場ユーザー向けのあらゆる製品を一堂に出展
 空調、清掃機器、刻印器、クリーンルームなどの工場設備▽防災製品▽作業服、作業工具、補給部材などの工場備品▽省力・物流・マテハン機器▽省エネ・節エネ製品▽工場セキュリティ▽ITソリューション…など。
 【第19回関西ものづくりワールド基調講演・特別講演】
 製造業にまつわるトピックを体系的・効率的に学べる場として、毎年多くの人が受講する。基調・特別講演では、日産自動車副社長やデンソー専務が登壇するほか、今注目の「IoTやATを活用したものづくり」を各社が事例を交えて紹介するセッションに加え、コニカミノルタ・日立建機のIT部門トップが語る「グローバルなものづくり」を紹介する。

ドミネーション・アグリーメントの発効により
DMG森精機・AG完全一体経営へ

 DMG森精機(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区名駅2−35−16)は8月29日、同社とDMG MORI AKTIENGESELLSCHAFT(AG)との一体性を強化することを目的として、連結対象会社であるDMG MORI GmbHとAG間で締結した、ドミネーション・アグリーメントの登記が完了し、発効したことを発表した。
 今年6月2日の同社取締役会において、ドイツ連邦共和国の法令に基づくドミネーション・アグリーメントの締結を決議し、7月15日にAG株主総会において95%以上の賛成をもって承認された。8月24日にAGの商業登記簿への登記が完了し、このほどドミネーション・アグリーメントの発効となった。
 ドミネーション・アグリーメントの発効により、同社とAGの経営資源を一体のものとして活用することができ、完全一体経営となった。具体的には、部品共通化、機種統合、購買システムの統合、グローバル生産能力の最適活用をグループ全体で強力に推進していく。
 同社は「製品とサービスのより一層の品質向上とお客様への高付加価値ソリューションの提供、オープンイノベーションの推進をはじめとしたパートナー企業との連携と共存共栄、当社の企業価値の最大化を促進してまいります」としている。

総受注高11か月連続で前年下回る
国内19・0%減、海外21・5%減
中部経済産業局 7月度金属工作機械受注状況

 中部経済産業局が8月30日に発表した平成28年7月度金属工作機械受注状況によると、管内金属工作機械メーカー主要8社(オークマ、アマダマシンツール、ジェイテクト、コマツNTC、富士機械製造、豊和工業、三菱電機名古屋製作所、ヤマザキマザック)の総受注高は前年同月比20・4%減の351億2200万円となり11か月連続で減少した。前月比は0・8%増となった。
 国内受注は、前年同月比19・0%減の152億4600万円となり10か月連続して減少。前月比は0・9%増となった。主力の一般機械工業向けが前年同月比11・6%減の88億300万円と4か月連続で減少し、自動車工業向けも同20・7%減の41億7400万円と6か月連続で減少した。
 海外受注は、前年同月比21・5%減の198億7600万円となり、2か月連続で減少した。前月比は0・7%増となった。海外受注比率は前年に比べて0・8ポイント減の56・6%となっている。
 北米向けが前年同月比30・7%減と2か月連続で、ヨーロッパ向けが同28・9%減と4か月連続でそれぞれ減少。さらにアジア向けも同7・8%減と13か月連続で減少した。シェアは、アジア(トルコを含む)向け37・1%、北米向け31・4%、ヨーロッパ向け27・1%。
 国別にみると、1位のアメリカが49億9200万円(前年同月比37・2%減)、以下、中国34億9700万円(同17・6%減)、ドイツ14億9600万円(同33・1%減)、メキシコ10億8600万円(同474・6%増)、イタリア10億3400万円(同16・3%増)の順となった。
 販売額は、前年同月比20・8%減の285億8100万円となり、5か月連続で減少した。前月比は2・1%減となった。
 受注残高は、前年同月比11・8%減の1642億9100万円となり、8か月連続で減少した。前月比は1・2%増となった。

第5回納涼祭 屋上ビアパーティー
72名が参加して暑気払い
三重県機械工具商組合 例年より規模を拡大して開催

 三重県機械工具商組合(理事長=門脇匡伸氏・門脇商店社長)は、8月27日午後6時より三重県四日市市のプラトンホテル四日市において、5回目となる納涼祭を開催した。会員・賛助会員ら72名が参加して親睦を深めた。
 会の冒頭、担当の戸谷真基理事(常盤機工社長)が「土曜日の午後にもかかわらず、70名余の方にご出席いただきまして誠に有難うございます。例年は50名ほどの規模で実施していましたが、今回20名増員ということで初めて試みました。皆さんの積極的な参加がありまして、締切日までに70名の申し込みをいただきました。今後も組合では皆さんで交流を深めるような行事を行っていきたいと思います。本日は同業者同士、和気藹々と飲んで食べて楽しんでいただきたいと思います」と挨拶。
 門脇理事長は「当初、台風の予想が出ていましたが、幹事の皆様の心意気でコースをずらしていただきまして、無事ホテルの屋上ビアガーデンで開催する運びとなりました。70名の定員が一杯となるお申し込みをいただきまして、誠に有難うございます。私は、4月から新理事長とのご指名をいただきました。不慣れで戸惑いもありますが、皆様からいただいた会費をこの様な形で還元できるように、そしてたくさんの方にご参加いただいて楽しい組合の集まりになることを、皆様とともに頑張ってまいりますので、今後もどんどんご参加いただければと思っています」と挨拶した。
 乾杯の発声を溝義文トラスコ中山四日市支店長が行い、開宴。
 和やかに歓談が進む中、新たに入会した五光商會(社長=清水智氏、本社=三重県四日市市昌栄町4−5)の紹介、恒例の大抽選会で大いに盛り上がり、午後8時前、山田浩副理事長(コジマ・フジ通商社長)が「三重の機工組合はこれからも色々と事業を行ってまいりますので、今後とも宜しくお願いいたします」と挨拶し一本締めで終了した。

水陸両用バスでめぐる
びわ湖ダックツアーを体験
愛機工北支部 支部員ら19名が参加

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機会長)の北支部(支部長=長村康義氏・長村商店社長)は、昨年、岐阜県関市の板取川洞戸観光ヤナで鮎料理を満喫して好評だった、日帰りバスツアーを今年も内容を変えて開催。9月2日に支部員とその家族・従業員など19名が参加し、滋賀県長浜市で「長浜発びわ湖ダックツアー(水陸両用バス)」体験と「黒壁スクエア」散策を楽しんだ。
 当日は天候にも恵まれ、朝9時15分に地下鉄黒川駅付近に集合、全員が揃い定刻の9時30分少し前にバスで出発した。車中、長村支部長が「本日は短い時間ですが、日本でも数両しかない国産の水陸両用バスの乗車などで、一日楽しんでいただければ幸いです」と挨拶。
 道中心配された交通渋滞もなく順調に進み、予定より早い長浜到着となったため、水陸両用バス発着場近くの黒壁ガラス館などで時間を過ごし、午前11時30分発の水陸両用バスに乗車した。
 関西弁の軽快なガイドの案内を聞きながら、まずは陸上から長浜の街並みを観光。長浜港からやや急なスロープを利用して、待望のびわ湖への「スプラッシュイン」を体験した後は、湖上から長浜城を眺めたり、マリンスポーツを楽しむ人たちとすれ違ったりしながらゆったりと20分間のクルージングを楽しみ、再び長浜港から上陸した。
 昼食は、長浜浪漫ビール(長浜市朝日町)で、日本地ビール協会主催のビア・コンペティションで金賞を受賞した「長浜エール」をはじめとする数々の地ビールと近江牛を堪能。
 食事後は再び黒壁スクエアに戻り、各々自由散策して初秋の一日を有意義に過ごした。その後、帰路に就き、予定通り午後5時前に出発地点の黒川に到着、解散した。
 今回のツアーも好評を博し、参加者からは「来年は何かな」と早くも次回に期待する声が聞かれた。