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2013年(平成25年)9月
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2013年9月1・8(日) 25012502
全機工連・愛知大会の準備順調
大会案内を加盟団体に配布
愛機工 8月定例理事会開く

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)は、8月6日午後4時より東京第一ホテル錦において、理事ら28名が出席して8月理事会を開催した。理事会では、来る10月22日に開催される全機工連・愛知大会の準備状況が詳細に報告されたほか、10月23日〜26日開催のメカトロテックジャパン2013(MECT2013)の来場者動員に注力することも確認された。また、当日は理事会開催前にニュースダイジェスト社の岩波社長らからMECT2013の講演会などについての話もあった。
 伊藤理事長の挨拶に続いて、各議案の審議が行われた。
 1.会員の増強活動の件は、菱栄工機(三河支部)が賛助会員へ異動する意向であることと、寺西商事(北支部)に対し脱退慰留中であることが、事務局より報告された。
 2.第73回親善野球大会報告は、野崎厚生部副部長(常磐精機社長)より行われた。大会は8月3日終了時点で、Aゾーンのベスト4進出チームが揃い、Bゾーンではベスト4進出2チームが決まり、残り準々決勝2試合は8月24日に予定している。A・Bゾーンの準決勝戦を9月7日または14日に行い、優勝戦は9月21日に予定している。優勝戦当日は、江南市民球場と草井球場で並行して試合を行い、閉会式(表彰式)は江南市民球場で開催する。
 3.親善ゴルフ大会の件は、引き続き野崎厚生部副部長より、第40回組合親善ゴルフ大会を11月8日に新南愛知カントリークラブで開催すると伝えられた。スタートは午前9時、会費は前回同様とし、参加者約50名を想定している。
 4.セミナーの開催につては、林経対部長(広島商事社長)より、今後の予定が示された。@経営者・管理者セミナーを8月6日理事会後に開催する。テーマは「人事制度の策定」、受講者37名。Aツール・エンジニアスクールを9月12日〜14日に中部ポリテクセンターで開催する。実施要項は従来と同じ。募集人員20名。
 5.人材開発委員会(全機工連事業)については、水谷委員長(組合副理事長・ミズタニ機販社長)より、中部ブロック会員を対象にした経営者・管理者セミナーの実施について説明された。内容は愛知大会パネルディスカッション「機械工具商の将来を考える」のプレセミナーとして、船井総合研究所の片山和也氏による「これからの機械工具商の時流対策」の講演を企画。開催日時は10月4日午後4時30分〜6時30分、会場は名古屋駅周辺で調整中。
 6.MECT展については、森田副実行委員長(組合会計理事兼事業部長・モリタ社長)より報告された。開催要項は従来と同様だが、特別展では3D造形機や磁気研磨、複合加工機の加工技術に関わる実演や各種セミナーなどを企画している。会期中は、JR刈谷駅〜会場の間で無料シャトルバスを運行。金曜日のナイター開催は午後7時までとなる。また組合事務所をポートメッセなごや2号館西側に設置する。
 今後は、組合として来場者の動員に注力する。動員については従来同様、招待券を組合員に配布しユーザーに手渡しで来場を呼びかける。他、中部ブロック、金属連、全機工連近隣組合および東京組合・大阪組合、中央会機械金属製造業30団体に配布を予定。また全機工連・愛知大会にて招待券とリーフレットを配り来場を呼びかける。
 実行委員と関係出展者の報告会及び懇談会は11月18日に開催する。
 7.2013年全機工連・愛知大会については、伊藤理事長より説明された。大会は10月22日、マリオットアソシアホテルにて「機械工具商業界の将来を考える」をテーマに開催。
 要項は@大会式典A基調講演BパネルディスカッションC懇親会で構成する。配布資料は大会プログラムに集約し、全機工連・委員会(IT・情報、広報、人材開発)の報告書、海外進出企業の現状および課題と関係業界の海外展開に関わる資料を掲載する。
 大会案内(リーフレット)は、8月1日全機工連加盟団体に配布。臨席願い、挨拶依頼も合わせ発送した。申込締切は8月30日とし、参加者500名を想定している。
 (1)基調講演=テーマ「社会の変化と流通の進化」。アスクル社の岩田彰一郎社長を講師に1980年代半ばから90年代に起こった国内流通の構造変化の時代に、文具・事務機器業界からスタートしたアスクル事業が、客の声をもとに、エージェント(アスクル取扱販売店)との協業を通じて、どのように二十一世紀の新しい流通の創造を目指したのか…。その挑戦と成長の軌跡を紹介する。
 (2)パネルディスカッション=第2回の打ち合わせを8月1日に開催し、ディスカッションの課題とパネラーのコメントの割振りを決めた。打ち合わせは今後2回開催する予定で、シナリオをまとめ当日を想定した議論を行う。主要課題は、@ユーザーの海外移転、現地調達の拡大A国内市場の縮小Bインターネット販売、通販の台頭による流通革命の進化C付加価値率の低下など。
 (3)海外事業(大会資料)=@アンケー卜報告▽組合員の海外事業活動についてのアンケート調査報告A座談会報告▽組合員有志が参加し「海外進出における課題」で開催した座談会の報告B海外進出企業調査▽自動車産業や工具業界など関係が深い企業の海外進出状況を調査し報告。原稿は概ねまとまり、8月9日の小委員会で内容を確認する。
 (4)スケジュール=《8月》プログラム挨拶文、参加申込締切《9月》出席者名簿作成、大会プログラム掲載項目のまとめ編集、他、会場レイアウト、備品等詳細確認《10月2日理事会》各要項の最終確認および当日スケジュール、役割分担等詳細を提示。
 8.海外業界調査については、林経対部長より報告された。訪問先は未定だが、案としてインドネシア、ベトナムの声が上がっている。先般、林経対部長がベトナム(ホーチミン)を視察し現地展示会と日系商社を訪ねた。関連産業をみると、「自動車産業の北部(ハノイ)」と「電気・電子産業の南部(ホーチミン)」に大きく分かれている。発展途上の国であり、同国への進出においては5〜10年を見据えた考え方が必要と思われる。自動車産業においては、周辺諸国から部品を調達し組み立てるアッセンブリー工場の位置づけになると想定される。また、インドネシアにおいては関連する日系企業が一部の地域に集中しており、視察は容易になると思われる。ただし一般的な商社機能での進出となると、既に多くの商社が参入しており新規参入は難しいと思われる。
 海外調査は、これまで一部海外進出も視野に入れ実施しているが、関連業界の現状や流通形態の調査が主旨となる見込み。
 9.部会報告=【総務部】愛知大会の案内発送を済ませ、今後は参加者名簿・挨拶の編集、校正に取り組む。【情報部】愛知大会案内を8月1日、組合報・夏号を翌2日に発送した。7月景況調査集計を発表。当面は愛知大会プログラムの編集校正に携わる。【経対部】人材開発委員会と並行してTEスクール等、各種セミナーを企画する。【事業部】MECT展来場者の動員に積極的に取り組む。また、愛知大会の進行運営に万全を期す。【青年部】恒例の青年部キャンプの集いを8月3日〜4日に板取キャンプ場にて実施した。参加者186名。当面の行事は8月9日にビアパーティーを開催する。【厚生部】野球大会の優勝戦を9月21日に実施する。親善ゴルフ大会は11月8日に開催する。
 10.その他=訃報。大島商会(熱田支部)大島光司社長の父、和夫氏が6月27日永眠された。享年103歳。大崎機工(尾張支部)大崎政雄社長の夫人、祐子さんが7月9日永眠された。満59歳。
 次回理事会は10月2日午後4時から東京第一ホテル錦で開催予定。

トヨタ自動車、米ボーイング等が
ものづくりの今後を講演
メカトロテックジャパン2013

 ニュースダイジェスト社(社長=岩波徹氏)は、主催する国内最大級の工作機械見本市メカトロテックジャパン2013(以下=MECT2013)で実施するセミナーの聴講予約を8月1日より開始した。トヨタ自動車専務役員の牟田弘文氏や米ボーイング民間航空機部門マーケティング担当バイスプレジデントのランディ・ティンゼス氏など各分野に精通した9人の講師が、「自動車」「航空機」「医療」をテーマに、ものづくりの今後について講演する。 
 今年10月に名古屋市で開催されるMECT2013は、2年に一度東京で開催される日本国際工作機械見本市(JIMTOF)に次ぐ国内で2番目の規模の工作機械・技術の専門見本市。今回は、過去最多の社数となる466社(1,747小間)が出展する予定。
 各セミナーとも定員は400人。申し込みは公式Webサイトからのみ。事前登録制で申し込みは先着順となる。
 セミナー概要 
 開催初日23日(水)のテーマは「ニッポンのクルマづくりの底力」。自動車生産の海外移転が進むなか、日本で必要とされるクルマづくりについて、トヨタ自動車の生産技術を指揮する牟田弘文氏のほか、マツダでロータリエンジンの実験研究に従事し、部品共通化について提唱する日本モジュラーデザイン研究会会長の日野三十四氏、自動車部品向け設備メーカー大手ジェイテクト副社長の井坂雅一氏が講演する。
 2日目、24日(木)のテーマは「いま、航空機産業が熱い」。ボーイング民間航空機部門副社長のランディ・ティンゼス氏が米国から来日し、ボーイングの考える旅客機市場の方向性について講演するほか、地元愛知県が「アジアbP航空宇宙産業クラスター構想」について、三菱重工業が航空機製造のポイントを語る。
 3日目、25日(金)のテーマは「医療参入に必要なものとは」。脱自動車を考える部品メーカーに向けて、参入のコツや医療分野に適した加工技術や機械は何かなど、東京大学の杉田直彦准教授ほか2人の講師がヒントを提供する。
 【開催場所】ポートメッセなごや交流センター3F会議ホール
 【開催日時】10月23日(水)〜25日(金)
 10月23日(水)テーマ「自動車」ニッポンのクルマづくりの底力
 講演@13時〜14時
 トヨタのモノづくり革新〜「もっといいクルマづくり」に向けて〜(トヨタ自動車専務役員 牟田弘文氏)
 講演A14時10分〜15時10分 価値商品、品揃え、JIT提供を実現する自動車のモジュール化戦略(日本モジュラーデザイン研究会会長 日野三十四氏)
 講演B15時20分〜16時20分 Creating the next value―モノづくりでまだない価値を―(ジェイテクト副社長 井坂雅一氏)
 10月24日(木)テーマ「航空機」いま、航空機産業が熱い
 講演@13時〜14時 ボーイングが見る、旅客機市場の最新動向(米ボーイング民間航空機部門マーケティング担当バイスプレジデント ランディ・ティンゼス氏)
 講演A14時10分〜15時10分 愛知県の航空機産業の歴史とアジアbP航空宇宙産業クラスターの形成(愛知県産業労働部技監 加藤丈雄氏)
 講演B15時20分〜16時20分 航空機製造-構造事業の観点から(三菱重工業民間航空機事業部長 巽重文氏)
 10月25日(金)テーマ「医療」医療参入に必要なものとは
 講演@13時〜14時 生産加工技術の医療分野への展開(東京大学准教授 杉田直彦氏)
 講演A14時10分〜15時10分 ヤマザキマザックの医療産業との関わり(ヤマザキマザック営業技術部長 伊藤博氏)
 講演B15時20分〜16時20分 医療分野参入事例〜第二の柱の育て方(東鋼代表取締役社長 寺島誠人氏)
 【聴講料金】無料 ※会場への入場料1,000円は別途必要
 【申込方法】公式Webサイト(mect:japan.com)のセミナーページから受付
 【定員】各セミナーとも400名(先着順)
 MECT2013概要
●会場=ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)
●開催期間=2013年10月23日(水)〜10月26日(土)の4日間
●会場時間=10時〜17時 ※25日(金)は19時までナイター開催、最終日26日(土)は16時まで
●主催=ニュースダイジェスト社
●共催=愛知県機械工具商業協同組合
●開催規模=466社 1,747小間
●出展対象製品=工作機械/鍛圧・板金加工機械/射出成形機/工作機器/精密測定機器、光学測定機器、試験機器/機械工具/切削工具/研削砥石、研磨材/鋸刃物/油圧・空気圧・水圧機器/歯車、歯車装置/環境・安全対応機器装置/CAD、CAM、CAE/産業用ロボット/物流搬送機器/制御装置、関連ソフトウェア/洗浄機械装置/品質管理・安全・試験認証機関/新素材/マイクロマシン、ナノテクノロジー関連など

ボウリング大会は10月11日に
来年の全国大会について検討
名古屋伝動機商組合 7月例会を開催

 名古屋伝動機商組合(理事長=椿井基男氏・椿井精工社長)の7月例会が7月23日午後6時より名古屋市中区の東京第一ホテル錦で開催され、組合員20名が出席した。当番幹事をダイドーと高津伝動精機が務めた。
 例会はダイドーの松野氏の司会で進められ、冒頭、椿井理事長が「参加されます方に少しでも役に立つ組合にしていきたい」と挨拶。
 議案審議に移り、第1号議案=全国大会については、来年の秋に伝動機商組合の全国大会(名古屋大会)が開催されるにあたり、会場にウェスティンナゴヤキャッスル(名古屋市西区)を予定しており、翌日の観光について椿井理事長より複数案が示された。
 また、理事長は「テーマなどについて意見があれば出していただきたい」と述べ、10月例会で大まかな内容を決めることとした。
 第2号議案=ボウリング大会については、長村副理事長(長村商店社長)より、ボウリング場(ブランズウィック)が十月から来年一月にかけて混んでいて、10月11日(金)が唯一あいていることが報告され、この日の開催を承認した。
 ただし、パーティールームは当日別の予約で埋まっていることから、ボウリング場一階のレストランで表彰式を行うことも併せて報告された。
 例会終了後は懇親会が開かれ、組合員相互の親睦が図られた。

ソリューションフェアの充実を
新会長に飯野氏(SMC)を選出
中部ジーネット会 平成25年度総会を開催

 中部ジーネット会(会長=片岡暢博氏・ヤマザキマザックシステムセールス中日本販売部長、ジーネット名古屋支社の有力協賛メーカーで構成)は、7月26日午後4時より愛知県犬山市の名鉄犬山ホテルで会員68社が出席して、平成25年度総会を開いた。
 最初に片岡会長が「6月までの工作機械販売は前年比20%ダウンと低調。中小ユーザーも仕事量が増えないことには設備投資できないようだ。ただ少しずつ回復基調となり、今月からは補助金や減税の呼び水もあり、受注増を実感。しかし、リーマン以降低迷した国内販売数字は回復したと言っても60〜70%に留まり、100%回復は難しい。中部は自動車が中心だが、コスト削減要求が厳しく、円安効果がどれだけ現れるか。こういった状況下では、企業の成長に従業員のやる気を引き出す、遊び心なども大切。一昨年から開催されているコマ競技大会に美濃の企業が参加、見事栄冠を勝ち取った。従業員のモチベーションが上がり、社内が活気づいたと聞く。チャレンジの精神で頑張っていきたい」と挨拶。
 次いで古里龍平ジーネット社長が同社の決算報告、2013年度の方針などを発表。
 「足下は昨年からの流れと同様だが、少し変化の兆しも見られる。工作機械への投資は中小にも意欲が出てきたようだ。工具受注も今月から変化、来年の総会時にはもう少し良い数字が出ていると期待している。事業戦略のコアテーマは“潜在需要の顕在化”。今こそ卸商社の役割を考え、新しい提供・提案を進める時。そのために効果的なマーケティングを進め、ソリューションフェアなどで結実させる。機械工具商の販売にウルトラCはない。多様な解決策を提案、マーケットにインパクトを与えることで成長を積み上げていく」と、日本のものづくり支援を徹底する中での成長を目指す。
 その後、各議案の審議を行い原案通り承認、役員改選では新会長に飯野敏彦氏(SMC豊田営業所所長)を選出した。
 ジーネット名古屋支社の現況報告では、大谷秀典支社長が今後の取り組みを説明。
 「前期の半ば以降失速、今期もこれまでは前年比ダウンとなったが、第2四半期に入り、工作機械が動き出し、工具も追随した。売れる時に売れる商品を提案することで拡販したい」
 今期の方針を『市場にインパクトを与え続けるイノベーションの探求』とし、テーマ・対象を絞ったソリューションフェアでは今年は“コストダウンの提案”を前面に、2カ所で開催(9月は12〜13日に小牧勤労センターで開催)する。また工作機械をメインにした機械加工システム展を来年2月14〜15日にポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)第二展示館で開催予定。
 このほか従来の主力販売店会である機工百社会・名古屋黒潮会・住設GRG会を統合した『中部GN会』を設立し会員相互の連携を強化していくことなどを報告、顧客満足のできる業界トップリーダーを目指していくと話した。

MEKASYS in  NAGOYA 2013
現場のカイゼンを形に!
日伝 名古屋国際会議場で5日開催

 日伝名古屋支店(支店長=細川幸明氏、所在地=名古屋市昭和区)は9月5日(木)、名古屋国際会議場白鳥ホールにおいて、軸受け、ベアリング、ねじなどの機械要素部品や自動化・制御機器、ファン・ポンプ、空圧・油圧機器、環境機器、マテハン機器、計測機器などを一堂に集めた、メカニカルパーツ&システム総合展「MEKASYS in  NAGOYA 2013」を開催する。販売店とともに創り上げるブランド『MEKASYS(メカシス)』の展示会として、名古屋では今年で五回目の開催となる。
 今回は、「生産性の向上と省力化への貢献〜現場のカイゼンを形に!〜」をテーマに、過去最高の70社が出展。
 「会場内をユーザー目線で4つのカテゴリーに分類し、各テーマに合わせた展示品を揃えてさらなる魅力あふれる展示会にしている。ロボット技術を活用したデモンストレーションを多数実施し、自動化・省力化への提案を行う」と、細川支店長は今回の見どころについて語る。
 他に、ユーザーの日頃の課題解決やトラブル解決に役立つセミナーも同時開催される。
 【展示会の概要】
▽名称=MEKASYS in  NAGOYA 2013[メカニカルパーツ&システム総合展]
▽会期=2013年9月5日(木)10時〜18時
▽会場=名古屋国際会議場 4号館 白鳥ホール(名古屋市熱田区熱田西町1-1)
▽入場料=無料
▽出展メーカー=70社[省力・生産性・作業性改善(40社)、品質改善(8社)、環境・安全改善(12社)、省エネ改善(10社)、MEKASYSゾーン]
 【同時開催セミナー】
・11時〜12時 『日本の照明が変わる』(アイリスオーヤマ)◇省エネ&環境負荷低減に対応するLED照明の今後。用途や設置場所に合わせた照明器具と品質・安心について。
・13時〜14時30分 『油圧の保全とトラブルシューティング』(MEKASYS)◇現場で起こるトラブルを事例を交えて説明。
・15時30分〜16時30分 『接着剤を使用した作業改善』(ヘンケルジャパン)◇接着剤の硬化メカニズムと、ねじのゆるみ対策における接着剤の効用。

中部産業とくらしのグランドフェア2013
9月6日(金)〜7日(土)ポートメッセなごやで開催
テーマは “Smart Eco Challenge!”
技術と人で、「新・イノベーション」を創ります。

 ユアサ商事(社長=佐藤悦郎氏、本社=東京都中央区)中部支社(支社長=長谷川勝照氏)傘下の販売店でつくる、中部ユアサやまずみ会主催の中部『産業とくらしのグランドフェア2013』が9月6日(金)、ポートメッセなごや第3展示館で開幕する。会期は2日間で、主催社91社(バス主催社含む)、出品メーカー322社(いずれも8月2日現在)を予定して盛大に行われる。協賛は仕入先メーカーで組織する中部ユアサ炭協会、後援ユアサ商事。開催時間は、6日(金)が午前10時から午後5時まで、7日(土)が午前9時30分から午後4時30分まで。
 今年のグランドフェアは関東、東北、中部、九州、関西の5カ所で開催され、7月に開催された関東グランドフェアは各方面からの注目を集め、受注金額、来場者数ともに目標を上回る好調なスタートを切った。中部地域は生産、設備投資が緩やかに増加するなど景況感に明るさも見えはじめ、今回、34回目の開催となる中部グランドフェアでは受注目標162億円、来場者目標9,800人を掲げており、「新たなビジネスバリュー」を構築する場として関係者らの期待も高まっている。
Smart Eco ゾーンを設置
 今回のグランドフェアは、「診断」「設計」「調達」「施工」まで全てをカバーできる、ユアサグループ独自の『エコ・エンジニアリング機能』を一層強化・アピールする。
 テーマゾーンとして会場内に『Smart Ecoゾーン』を設置し、その中に工場向けの「Smartファクトリーゾーン」、住宅向けの「Smartハウスゾーン」、省エネの「Smartインフラゾーン」と、今回新たに「防災コーナー」を設け、防災倉庫および非常用発電機等の防災関連商品を展示する。
 また、一般家庭から工場、ビル・オフィスなど様々な分野でニーズのある「太陽光発電システム」「LED照明」「蓄電池」「エネルギー管理システム」等の新商品をカテゴリー別に提案。出展各社の最新技術を取り入れた高性能・高効率な商品を幅広く展示し、来場者のニーズに応える。
 毎年好評となっているSmart Ecoゾーン内の専門の説明員による「インカムツアー」を今年も実施。多くの来場者に環境商品をわかりやすく説明する。
 展示方法については、Smart Ecoゾーンを会場中央部に設置し、その周りに工業マーケット、住環境マーケット、建設マーケットの各市場別に出展商品を展示。最新鋭商品の展示や環境商品を展示するとともに、展示商品にアイキャッチマークを貼り付けるなど、ビジュアル面でも工夫を凝らした展示を行う。
 さらに当日の特別価格商品や目玉商品も豊富に準備し来場者を迎える。
=各部門の取り組み方針=
 【機械エンジニアリング

 先進性と拡張性をもった最適ソリューションを提案し、次世代モノづくりに貢献する。
 【機電
 産業機器分野でのトータルコーディネートを提案する。
 【プラント
 従来の扱い商材の枠を超えた幅広い環境・省エネ・省コスト・節電商材に施工を加えたトータル提案をさらに推し進めて展開していく。また、今年も植物工場の展示により新たな分野のユーザー開拓に注力する。
 【住環境マーケット】
 建築設備・住宅設備・工場ユーティリティ設備等各分野への豊富な品揃えと、エネルギーに関するソリューション提案・コンサルティング機能で市場のニーズに応え、主催社・出展メーカーとともにビジネスチャンスを拡大させる。
 【建材】
 社会変革ニーズに対応した「環境」「改修」「安心」をキーワードに進化を遂げる新工法・新商材による、快適な街創りを提案する。
 【建機】
 土木・建設における『現場の環境改善・作業効率アップ』『新しい工法』に役立つ「あったらいいな」をお届けする。
特別セミナーも実施
 初日の6日(金)は、ポートメッセなごや交流センター4階第6会議室にて特別セミナーを2つ実施する。
 午前11時から、東京工業大学先進エネルギー国際研究センター特任教授の金谷年展(かなや・としのぶ)氏が「国土強靭化(ナショナル・レジリエンス)の動向と今後の展望について」と題して講演を行う。
 また、午後1時からは、「遊休地を活用した産業用ソーラー導入のポイント」と題し、第一部・遊休地を活用した産業用ソーラー導入のメリットについてをユアサ商事総合企画部ユアサエナジーソリューション室室長の広瀬薫氏が、第二部・ユアサ商事平生メガソーラーパークの取組みについてはユアサクオビス経営企画室室長の村山英明氏がそれぞれ講演する。
出品メーカー一覧
工業機械

 アマダマシンツール▽アルテック▽大阪機工▽オークマ▽岡本工作機械製作所▽大島機工▽カナエ技研▽キャムタス▽キタムラ機械▽黒田精工▽グラボテック▽コマツ産機▽三共製作所▽澁谷工業▽静岡鐵工所▽C&Gシステムズ▽システムクリエイト▽ジェービーエム▽ジェイテクト▽ゼネテック▽ソディック▽田中鉄工所▽滝澤鉄工所▽太陽メカトロニクス▽タクテックス▽大日金属工業▽TEKNIA▽東芝機械▽ナガセインテグレックス▽ニコテック▽日本ユニシス・エクセリューションズ▽ファナック▽フロージャパン▽ブルームLMT▽牧野フライス製作所▽美濃工業▽三菱UFJリース▽三井住友ファイナンス&リース▽三鷹工業所▽三井精機工業▽村田機械▽森精機セールスアンドサービス▽ヤマザキマザックシステムセールス▽安田工業▽ユキ技研▽ユアサテクノ▽リコーリース▽ロフィン・バーゼルジャパン
機  電
 アマノ▽アピコ▽アネスト岩田▽アイエイアイ▽赤松電機製作所▽イマオコーポレーション▽イノアック車輪▽瓜生製作▽エービーシー商会▽エイエスケイ▽エフ・イー・シー▽MRO▽エイテック▽オーエスジー▽オークラ輸送機▽河原▽カントー▽片山チエン▽キトー▽北川鉄工所▽共和▽クロダ▽クリーンテックス・ジャパン▽ケルヒャージャパン▽コベルコ・コンプレッサ▽小堀鉄工▽小林鉄工▽コガネイ▽三甲▽サンコーミタチ▽サンキテック▽静岡製機▽シンフォニアテクノロジー▽スーパーツール▽スギヤス▽スイデン▽洲本整備機製作所▽住友重機械精機販売▽タンガロイ▽ダイフク▽大昭和精機▽DAITO販売▽津田駒工業▽テクノプラン▽TAG▽東洋アソシエイツ▽豊興工業▽東和精機▽トーヨーコーケン▽トスマック▽名古屋ダイヤモンド工業▽ナベヤ▽日本プラパレット▽日東造機▽日研工作所▽日東工器▽日本オートマチックマシン▽ニッケーコー▽日機▽花岡車輌▽ハタヤリミテッド▽花園工具▽パナソニック▽菱小▽ピカコーポレイション▽富士フイルム▽フルテック▽ファーステック▽フルタ電機▽ブロードリーフ▽ブラザー工業▽平和テクニカ▽ヘルツ電子▽ホータス▽北越工業▽マルヤス機械▽三菱マテリアルツールズ▽ミツトヨ▽ヤマダコーポレーション▽山金工業▽ユキワ精工▽油研工業▽ユアサプロマテック▽理研コランダム▽ロブテックス▽ワタベ産業
住 環 境
 アサダ▽アズビル金門▽アサヒ衛陶▽愛知時計電機▽アンレット▽イノアック住環境▽内田時計店▽荏原製作所▽MCCコーポレーション▽エス・エス・ショップ▽オーデリック▽オーケーエム▽オカグレート▽カクダイ▽キッツ▽ギリオン▽クリナップ▽クアトロ・ラガッツィ▽倉敷化工▽クマクラ工業▽グローベン▽K.I.ドリル▽サンポット▽サムソン▽シャープエレクトロニクスマーケティング▽積水ホームテクノ▽セールス・オンデマンド▽ソディックLED▽タブチ▽タクミナ▽ダイニチ工業▽ダイキン工業▽ダイキンHVACソリューション東海▽ツツミ▽寺西商事▽TOTO▽TOZEN▽東尾メック▽トーヨーキッチン&リビング▽東邦ガス▽東芝▽特許機器▽土牛産業▽ナイキ▽ナカトウ▽日本デコラックス▽日本電興▽日本トリム▽日本イトミック▽ノーリツ▽ハウステック▽長谷川工業▽パナソニック▽パロマ▽日立コンシューマ・マーケティング▽フジ医療器▽ブリヂストン化工品西日本▽北越工業▽前澤化成工業▽マックス▽三菱電機冷熱機器販売中部支部▽三井化学産資▽名東化工機▽森永エンジニアリング▽ヤマハリビングテック▽ヤガミ▽ユーイング▽ヨシタケ▽リンナイ▽LIXIL▽ワタナベ
建  材
 アルミック▽愛東▽泉▽稲葉製作所▽キョーワナスタ▽キョーラク▽久米工業▽グローベン▽サンポール▽SHINUNG S&T▽四国化成工業▽積水樹脂▽JFE機材フォーミング▽JFEシビル▽JFE建材フェンス▽住友金属鉱山シンポレックス▽セイキ販売▽ソウル建材▽立川ブラインド工業▽タカショー▽田窪工業所▽ダイケン▽第一機材販売▽大建工業▽中部コーポレーション▽帝金▽東京測機製作所▽とめ太郎▽ナカ工業▽長尾木鋼▽日本ベターリビング▽ノザワ▽長谷川工業▽HUROM▽美装▽ミヅシマ工業▽ユキプライム▽ユアサ木材▽淀川製鋼所▽LIXIL▽YKK AP エクステリア
建  機
 アイティエス▽アイチコーポレーション▽アイデア・サポート▽旭ダイヤモンド工業▽アピコ▽アイデック▽イーエスエス▽育良精機▽イーグル・クランプ▽エクセン▽荏原製作所▽エスアールシー・消耗品▽大阪ジャッキ製作所▽オグラ▽大竹建機産業▽君岡鉄工▽クボタ建機ジャパン▽ゲート工業▽コンセック▽今野製作所▽コンラックス松本▽酒井重工業▽サンキョウ・トレーディング▽サンドビックRammer▽三乗工業▽シーエーシーナレッジ▽静岡製機▽篠田ゴム▽シブヤ▽ジニー▽住友建機販売▽住電オプコム▽ソネ▽田村総業▽瀧冨工機▽大和機工▽DAITO▽筑水キャニコム▽鶴見製作所▽TMコーポレーション▽デンヨー▽東空販売▽トーヨーコーケン▽鳥居金属興業▽ナカオ▽日工▽日成ビルド工業▽日動工業▽日本クランプ▽日本ダイヤモンド▽ハスクバーナ・ゼノア▽長谷川工業▽ハマネツ▽範多機械▽長谷川製作所▽フクダ電子▽富士重工業▽富士重工ハウス▽北越工業▽マイト工業▽マックス▽マルサ▽丸善工業▽丸山製作所▽三笠産業▽ミツワ東海▽三乗工業▽明和製作所▽モトユキ▽八重洲無線▽やまびこ産業機械▽ヤンマー建機▽ヨコカワコーポレーション▽リョービ販売
そ の 他
 MO―YA―COオリーブ▽奥村▽サーティーワン▽大丸松坂屋百貨店▽だるま▽東京コーシン産業▽ハム工房ジロー▽マルフク商事
部門別・50音順
中部『産業とくらしのグランドフェア2013』
ご挨拶
ユアサ商事株式会社 中部支社長 長谷川 勝照

 平素は私どもユアサ商事に対し、ひとかたならぬご愛顧を賜りまして、誠に有り難うございます。紙面をお借りいたしまして衷心より御礼を申し上げます。
 さて、中部経済産業局の発表による中部管内の経済動向は、「緩やかに改善している」とされておりますが、先行きにつきましては、「世界経済の改善や内需拡大により底堅い生産が見込まれるものの、株価・為替や原材料等価格の動向、世界経済の下振れ、海外現地調達の進展による国内生産の減少、さらには中小企業の経営悪化などに注視が必要」とされております。
 このような経済情勢のもと、中部『産業とくらしのグランドフェア2013』を、9月6日、7日の両日、〈ポートメッセなごや第3展示館〉においてご来場者目標を9,800人、売上目標を162億円と定め開催いたします。
 今年のグランドフェアは、我々の持つ「診断」「設計」「調達」「施工」まで全てをカバーできる、ユアサグループ独自の『エコ・エンジニアリング機能』を一層強化・アピールします。さらに「出展各社の最新鋭機器」を広く展示し、活発な提案・受注活動を通じてご来場者数のさらなる増加と受注確保を目指し、「主催社・出展社・ご来場者」とともに社会変革に適合した「新たなビジネスバリュー」を構築することを目指します。
 テーマゾーンにつきまして、グランドフェアの会場内に「Smart Ecoゾーン」を設置し、各シーンに合わせた節電・省エネ商品と一般家庭から工場、ビル・オフィスなど様々な分野でニーズのある新商品をカテゴリー別に提案してまいります。
 今回は新たに「防災コーナー」を設置するほか、「産業用太陽光・節電・省エネ相談コーナー」で、産業用太陽光発電システムやエネルギーの見える化(BEMS)を提案いたします。
 また、Smart Ecoゾーンの展示物をよりわかりやすく説明する為に、今年もご来場者様にインカム(無線機)を装着していただき説明を聞く企画を用意しており、ご来場者様に環境商品をわかりやすく説明してまいります。
 グランドフェア開催日当日は、「それまでの販促活動集大成の場であり、最大のビジネスチャンスの場」であるとの認識のもと、来場者の期待に応えられる新商品・環境商品の品揃え、開催当日の集客・売上に寄与する「アウトレット品・目玉商品」の選定・確保による受注拡大活動を推進し、主催社数・来場者数・受注額の増加に向けベストを尽くす事により顧客戦略・商品戦略を強化し、受注目標、ご来場者数目標の達成に向け、主催社様、出品メーカー様と弊社が相互に連携強化を図り、幅広くユーザー様にアピール推進しておるところでございます。
 一方で、主催社様にとりましては、グランドフェアは展示即売会として絶好の売上獲得機会の場であると同時に新たな商談掘り起こしの場でございます。設備投資提案や法規制に準拠した省エネ提案など、環境・省エネ投資のための「智恵」と「ノウハウ」を提供します。皆様のご商談にご活用下さい。さらに当日の特別価格商品や目玉商品も豊富に準備しております。
 また、本年度のグランドフェアにおいて、特別セミナーを二回実施いたします。
 グランドフェアは、これからの環境に配慮した社会を実現していくための提案をアピール出来る展示会として考えています。時代のニーズに応えると共に、新しい情報を発信し続ける展示会を目指して参ります。中部『産業とくらしのグランドフェア2013』に是非ご期待いただきたいと思います。

3軸立形マシニングセンタを5軸加工へ
5軸加工用ロータリテーブル発売
森精機 5AX-DDRT200X

 森精機製作所(社長=森雅彦氏、本社=名古屋市中村区)は、高速・高精度ロータリテーブルDDRTシリーズの新ラインアップとして、5軸加工用ロータリテーブル5AX-DDRT200Xの販売を8月20日から開始した。
 5AX-DDRT200Xは、3軸制御の立形マシニングセンタと組み合わせることで、医療関連、航空機などの分野での複雑形状ワークの同時5軸加工を実現する。
 同商品は、新たに5軸加工機を購入するための設備投資費用を抑え、3軸制御の立形マシニングセンタを5軸加工へ進化させることができる。
 駆動方式にはダイレクト・ドライブ方式モータを採用。ウォームギヤ方式と比較して伝達効率が大幅に向上し、高速送りとバックラッシゼロを実現した。
 割出し時間は傾斜軸と回転軸ともに、約15%短縮。テーブル最高回転速度は傾斜軸150min−1、回転軸250min−1と、それぞれクラス最速だ。また位置決め精度は傾斜軸±4秒、回転軸±2.5秒を達成し、インペラなど複雑形状の同時5軸加工や自動車部品などの割出し5軸加工の場合に高精度かつ非切削時間を短縮し、生産性を向上させる。割出し5軸加工と同時5軸加工に最適なソフトウェアパッケージも用意され、5軸加工をサポートする。
 新開発のカスケードビルトインモータブレーキを採用し耐久性が大幅に向上。マグネスケール社製のスケールを標準装備することで圧倒的な高剛性、高精度を実現している。
 また回転軸モータトルクは280N・mを達成し、傾斜軸のベアリング剛性も大幅に向上したため、重切削加工も十分に対応でき難削材加工も可能になった。そして低重心構造を採用することで駆動位置が重心位置から近くなり、安定した駆動を実現。
 最大ワーク積載質量も30kgとなり、幅広いワークに対応可能だ。さらに傾斜軸回転中心から面板間の距離を短縮することで加工領域が拡大し、治具の設計も容易となっている。
 同社製品だけでなく、主要な数値制御装置を搭載した3軸制御の立形マニシングセンタに対応。同社のエンジニアが取り付けから加工開始まで一貫してサポート。MSQP(森精機認定周辺機器)として、2年間の保証期間を含め、同社が機械本体と同様にサポートする。販売定価は400万円。

『変新〜CHANGE !〜』をテーマに
サンコーフェア2013開催
サンコー商事 特別技術セミナーも盛況

 サンコー商事(社長=野路周治氏、本社=名古屋市名東区)は7月19日の午後1時から5時30分まで、愛知県刈谷市のジェイテクト・カスタマーセンターにおいて、プライベートショー『サンコーフェア2013』を開催した。
 アベノミクス効果で日本経済が新たな成長に向けて動き出そうとしている今、流れに乗り遅れないよう一歩前に踏み出すために、今回は『変新〜CHANGE!〜』をテーマに、出展メーカー約40社の新技術・新製品が一堂に展示された。
 開会式で野路社長は「このサンコーフェアも回を重ねること、12回となりました。会場をお貸しいただいているジェイテクトさん、並びに本日ご出展いただいている各社様のご支援、ご協力の賜物と深く感謝いたします。景況感につきましては、私どもが肌で良いと感じるものはまだありませんが、今、政府がやられている援助資金が、下期あたりから非常に効果が出てくると期待しています。本日はそれに合わせ準備をするということで、テーマを『変新〜CHANGE!〜』として、今日のフェアに来て良かったと印象に残るようなフェアにしたい。短時間ですので、お客様にインパクトのあるPR効果を出していただき、一件でも多く受注、引き合いを取れるようにお願いいたします」と挨拶。
 続いて奥田ジェイテクト専務(工作機械・メカトロ事業本部長)が「このサンコー様のフェアは、2001年より、東日本大震災の年(2011年)は開催されなかったようですが、それ以外は毎年の開催で、今回12回目ということです。本日もしっかり成果を上げていただき、来年、再来年と、将来も続けていただければと感じています。是非私どものカスタマーセンターをご活用いただければと思っています。本日、700名の方にお越しいただけるということで、すごい集客力だと思っています。自動車メーカー様はじめ、関連メーカー様からたくさん来られます。全てのお客様に気持ち良くご覧いただけますよう、我々元気よく対応していきたい」と挨拶した。
 サンコー商事の新入社員がリーダーとなってのシュプレヒコールで気合入れをし、フェアの開幕となった。
 今展では『変新』のテーマに沿った、生産現場に変化をもたらすような、省エネや生産性向上などに役立つメーカー各社の技術や製品が紹介され、中でも、話題のポータブル3Dスキャナーなどが注目を浴びていた。会場には熱心に説明を聞く来場者の姿が多く見られた。
 同時開催された、@『SFC制御の展開〜ラダー言語、G言語からの脱却〜』(ジェイテクト)A「振動センサーによる工作機械の状態監視」(エフェクター)の特別技術セミナーも好評を博した。

超硬シャンク一体型ホルダ
「頑固一体」BTシャンク・HSK−Aシャンク
ダイジェット工業 8月12日発売開始

 超硬工具メーカーのダイジェット工業(社長=生悦住歩氏、本社=大阪市平野区)は、モジュラーヘッドシリーズに、超硬シャンク一体型ホルダ『頑固一体MSA型』を8月12日より追加発売した。
 特長は超硬シャンクが一体化された高能率加工用ホルダで、ホルダはBTシャンクタイプとHSK-Aシャンクタイプの2種類。シャンク部が超硬のため、突出しの長い加工でもびびりが抑制され、高速・高能率加工が可能だ。荒加工、仕上げ加工、往復加工、面取り加工など、多岐に亘る各種モジュラーヘッドとの組合せができる。
 商品サイズはM8用〜M16用。BTシャンクタイプ30型番、HSK-Aシャンクタイプ30型番。全アイテム受注生産対応で納期は2週間。価格は10万7,000円〜。

イスラームの美や世界感を体現
『ラスター彩タイル〜天地水土の輝き』展
LIXIL 9月7日から開催

 住まいと暮らしの総合住生活企業のLIXIL(社長=藤森義明氏、本社=東京都千代田区)は、INAXライブミュージアム(愛知県常滑市)にて、企画展『ラスター彩タイル〜天地水土(てんちみずつち)の輝き』を、9月7日(土)から来年の2月16日(日)まで開催する。
 「ラスター彩」とは、英語で「輝き」を意味する言葉“luster”に由来し、表面に金属的な光沢を持つ特殊な陶器や、その加飾技法を指す。ラスター彩を施したタイルは、霊廟や宗教施設(モスク)、宮殿など、イスラーム地域の神聖な建築の壁を装飾するために使われた。ラスター彩のやきものは、9世紀アッバース朝時代のバグダードやバスラ(現在のイラク地域)で始まったとされ、特に12世紀から14世紀にかけて、カシャーンを中心とする地域(現在のイラン)で、幾何学文様やアラビア文字、植物文様などを描いたタイルが盛んにつくられ、イスラーム美術の特徴が体現されており、イスラームの世界観、宗教観までもが反映されている。
 同展では、これまで日本では馴染みの薄かった「ラスター彩」に光を
 あて、「世界のタイル博物館」収蔵のコレクションからラスター彩タイ
ルの逸品を展示。また、これらのタイルが使われた空間を再現した展示ゾーンでは、ラスター彩独特の輝きによる光の効果を体感できる。また特設会場では、日本におけるラスター彩復元の第一人者でペルシア陶器、正倉院三彩の復元などを手掛けた、重要無形文化財保持者(人間国宝)故・加藤卓男氏と、氏の子息でペルシア陶技を継承する陶芸家・七代加藤幸兵衛氏のラスター彩の作品を特別展示する(加藤幸兵衛の作品は、来年1月18日〜2月16日のみ)
【会場】
INAXライブミュージアム=愛知県常滑市奥栄町1-130
【会期】
9月7日(土)〜2014年2月16日(日)
【開館】午前10時〜午後5時(入館は午後4時半まで)
【休館日】第3水曜日、
年末年始(2013年12月26日〜14年1月4日)
【観覧料】
一般=600円、高・大学生=400円、小・中学生=200円

米津西部8番目の店舗
中勢支店が7月に開業
米津物産 開設披露交歓会盛大に

 管工機材・住宅設備機器総合商社の米津物産(社長=鈴木章夫氏、本社=名古屋市南区)の子会社、米津西部(社長=伊澤修氏)の8番目の拠点(米津物産グループで16店舗目)となる中勢支店がこのほど完成し、7月3日に仕入先メーカーと工事・設備業者などユーザーを招待して開設披露交歓会が開かれた。
 三重県鈴鹿市に開設した中勢支店は、敷地面積672坪、建屋の延床面積423坪の鉄骨一部2階建。1階部分が倉庫と事務所、応接室、書庫、2階部分が倉庫と会議室になっている。鈴鹿を中心に津、松阪、亀山地区をサポートする。
 今後の目標について谷口征哉支店長は「スタッフ10名で7月22日から業務を開始する。当地区は交通アクセスも良く、また工場関係に活気があり、期待したい。競争は激しくなってきているが価格だけでないサービス第一の商売を進め、当初月商5,000万円を目標に頑張っていきたい」と地域密着型の営業をアピールした。
 披露当日は午前9時半から神事を行い着実な発展を祈願、午前に仕入先メーカー200名、午後からは近在のユーザー200社以上を招き在庫体制、サービスシステムなどを説明。
 午前11時から行われた開設披露交歓会では最初に伊澤米津西部社長が「西部地区では8つ目、全体で16番目の拠点、三重地区では四日市に続く2番目の拠点開設となった。地元に愛され必要とされる支店としたい。そのためにはきちんとした挨拶の励行や明るさ、元気を前面に顧客へのサービスを行っていく」と挨拶。
 次いで谷口支店長が「中勢地区でナンバーワンの評価をいただける支店となるよう、またやっぱり米津と選ばれる会社となるよう、頑張りたい」と決意を表明、支店10名のスタッフを紹介した。
 仕入先を代表して本間健司TOTO執行役員中部支社長が「一国一城となる拠点が出来上がった。谷口支店長は北勢支店時代から当地区を回り、当エリアのエキスパート。一層のサービスで、まずは米津と声の掛かる体制を作っていただきたい。今、消費税増税前の住宅バブルの状況。ただそれが済んだ後、どう対応するか。今後の需要はリフォームと言われている。それらを地域の業者としっかり一体で提案していく必要がある。中勢米津と一緒になって頑張っていきたい」と祝辞を述べ、乾杯に際し島津正男積水化学工業執行役員環境・ライフラインカンパニー住宅システム事業部長が「中勢支店の開設、また米津物産65周年と勢いを感じる。昨年の豊橋支店開設に続く中勢支店の開設は企業の力。昨今、商売はIT化が重要といわれているが、的確な商品在庫、営業マンが足で稼いだ情報などが、客からのニーズを吸い上げられるポイント。当地区での一番身近な地域ナンバーワン企業を目指し頑張ってほしい」と述べて乾杯の音頭をとり新支店の門出を祝った。
 中締めで鈴木米津物産社長は「当社16番目の支店として中勢支店を開設することができた。愛知、岐阜、三重と中部3県の管材流通をサポートする体制がほぼ出来上がり、ネットワークの相乗効果で一層の企業力アップとなることを期待。これからは精いっぱいの営業活動に努め、皆様のお力も借り、支店として自立していければ嬉しい」と語り、納入業者と工事・設備業者などのユーザーにお礼を述べた。
 中勢支店の住所は三重県鈴鹿市中旭が丘一丁目10-11、TEL059-380-5211、FAX059-380-5200。

景況感や接待費等について
各社の現状を情報交換
名機工同友会 7月例会を開催

 名機工同友会(会長=田中知之氏・ミユキ商會社長)は7月30日午後6時30分より、名古屋市中区の東京第一ホテル錦において「7月例会」を開催した。
 野崎総務部長(常磐精機社長)の司会進行の下、田中会長の挨拶に続いて、今回体験入会で参加した相阪清美永田工具店社長が紹介された。
 各部報告では、新規事業部の吉野部長が共同購入実績について報告、経営対策部の小島部長は2月の講演会に向けて講師に関する情報提供を求めた。厚生部からは8月21日午後7時よりビアパーティーを開催する旨が報告された。
 続いて情報交換の場に移り、@現在の景況A目標額(売上・利益)設定B接待費Cお客様の葬儀(御香典)D会長との接し方をテーマに意見が出された(以下、抜粋)。
 @現在の景況については、「海外向けの専用機が出ている。また見積りも多く出ている。しかし消耗品は悪いと感じている」「間に合わせ用の注文が出始めていることなどから、徐々にではあるが良くなっていると思われる」「アベノミクスの影響は感じていない。今期の売上自体は増加しているが、地道な営業活動の成果。我々の業界は厳しいのではないかと感じている」「大手自動車関連や輸出関連の一部の景気は上向いていると感じているが、自動車関連の系列との取引はあるものの、新規の設備投資はなかなか厳しく、過去納めたオーバーホール、メンテナンスの仕事が増加している」「大手自動車メーカーの一次、二次あたりはかなり良いという感じがしている。ただし既存の商品で上昇しているのではなく、新規の商品を増やして取引額が増加している。それ以下は非常に厳しいという状況」。 
 A目標額(売上・利益)設定については、「年間目標を設定するときは、その期の予算から算出する。これは基本的には反映されないが、決算賞与等で対応している」「決算の一カ月前から予算を決めていく」。
 B接待費については、「中元、歳暮はある時期から全面廃止している。接待交際費は限度内に収めるようにしている。またその費用も申告制としている」「リーマンショック前まではあったが、それ以降は出していない状況」「基本的には出していないが、社員から申請があったところには中元、歳暮を出している。モラルハザードを危惧しており、あまり使わないようにしている」。
 Cお客様の葬儀(御香典)については、「定額にしているが、臨機応変に対応している面もある」「ある程度、取り決めをして対応している」。
 D会長との接し方については、「身内のため、会社と自宅での接し方は明確に分けている。そうでないと社員に対しての示しがつかない。どんなに良い議論でも親子喧嘩としか取られないので、お互いに尊重し合っている」。

新会長に鈴木建吾氏(八幡ねじ)
人材教育に力を注ぐ
日本ねじ商連 第38期通常総会開催

 日本ねじ商業協同組合連合会(会長=由良豊一氏・由良産商社長)の第38期通常総会が7月21日午後2時10分より舘山寺温泉「ホテル九重」(静岡県浜松市)において開催され、加盟四組合(東京鋲螺協同組合、神奈川県鋲螺協同組合、愛知鋲螺商協同組合、大阪鋲螺卸商協同組合)から115名が出席した。任期満了に伴う役員改選で会長に選出された鈴木建吾氏(八幡ねじ社長、愛知組合理事)は「40年近く続いている伝統ある日本ねじ商連をさらに発展させ、長い目で見たしっかりとしたねじの業界づくりをしていきたい」と所信を述べた。
 今回の総会は愛知組合が設営を担当。藤田守彦愛知組合副理事長(藤田螺子工業常務)の司会進行で、冒頭、物故者に対して黙祷を捧げた後、司会者より出席状況について報告があり総会の成立が宣言された。
 開会の辞を総会実行委員長の土方成一愛知組合前理事長(金城螺子製作所社長)が述べて開会。
 由良会長が「本日は、たくさんの方に総会に出席いただき、ありがとうございました。我々のねじ産業を今よりも良いものとして後世に残すこと、また日々の発展を目指すという大きな目標をもって、4地域の皆様方にお集まりいただきました。この後、9項目の議事があり、その中で役員の改選、新しい会長さんの選挙もございます。ご審議を賜りたく存じます」と挨拶した。
 議長に小林三洋大阪組合理事長(第一ボールト社長)を選出して議事に入り、第1号議案=平成24年度事業報告承認の件、第2号議案=平成24年度決算報告承認の件、第3号議案=平成24年度余剰金処分案承認の件・監査報告、第4号議案=平成25年度事業計画承認の件、第5号議案=平成25年度収支予算案検討の件、第6号議案=平成25年度経費の賦課金額及びその徴収方法決定の件、第7号議案=役員報酬決定の件、第8号議案=任期満了に伴う理事・監事改選の件、第9号議案=第40期通常総会開催担当組合決定の件を慎重に審議した。
 審議の結果、第1号から第7号議案までは原案通り満場一致で承認可決された。
 第8号議案の任期満了に伴う理事・監事改選の件は、指名推薦方式により理事30名、監事2名を決定(別掲)。直ちに第1回理事会を開催し、互選の結果、鈴木建吾氏を会長に選出したことが総会に報告された。
 第9号議案の第40期通常総会開催担当組合決定の件は、担当を大阪組合と決め、以上で全議案の審議を終了した。
 続いて、鈴木新会長より由良会長に記念品が贈呈された。
 鈴木新会長が挨拶に立ち「38年間続く伝統は素晴らしい。それだけ価値ある仕事をしてきたということを感じます。伝統は、過去のまま行うのではない。変化させることが伝統だと思います。その時代、時代で良いと思われることを行っていくことが大切だと感じています。今はグローバル化ということで、どんどん海外から商品が入って来ますし、海外に出て行っています。今の流れの中で、組合活動はどうしていったらよいのか。由良前会長も言われておりますが、品質を大切にしていく。国際化の中で、海外からの商品に対していくには、教育が大切です。ねじに関する教育を組合単位で行っていくことが大切。ねじ工業会の方でしっかりとした資料を作っていただいていますので、活用していきたい。力があれば、従業員にもプライドが出てくる。ねじ業界をプライドある業界にしていくことが大切だと思っています。色々な意味で知恵を絞って、良いものを作っていきたい。真実は何か、正しいことを正しくやる、これが残っていく一番良いやり方。継続は力と言いますが、正しいことをきちんと継続していくことが大切です。せっかくこのように多くの会員の方がお集まりいただいています。素晴らしい情報もあるかと存じます。そのような中で、これからどのようにしていったらよいのか、皆様と共に考えていきたい。20年、30年、その先に結果が出てくる。その時に、日本のねじ商社としてしっかりしたものができたという形を作っていきたい」と述べた。
 今西浩一東京組合理事長(イマニシ社長)の閉会の辞で総会を終了した。
 【新役員】(敬称略)
▽会長=鈴木建吾(八幡ねじ)
▽副会長=今西浩一(イマニシ)、小林三洋(第一ボールト)、馬場將嘉(メイナン)、青木宏志(青木製作所)
▽常任理事=増谷彰彦(増谷ボルト)、谷川清石(谷安鋲螺)、阿部常徳(織田商店)、藤田守彦(藤田螺子工業)、小杉哲博(サガミパーツ)、伊藤浩樹(平塚イトウネジ)、浦田秀明(明星興業)、小林潔(コバユー)
▽会計理事=馬場美由紀(馬場)、西幸男(サンワ・アイ)
▽理事・相談役=由良豊一(由良産商)
▽理事=勝亦良彰(三喜鋲螺)、原田棟弘(太洋ねぢ)、鈴木啓次(アサヒアペックス)、馬渕健司(太陽ファスナー)、小西弘美(ナニワネジ)、花井靖(ハナイタイト)、山田茂始(サンユーネジ)、北村修(北村ボールト)、後関長生(テックゴセキ)、小池昌彦(小池製作所)、石川隆一(石徳螺子)、小口正喜(日章鋲螺)、佐藤知志(ボルト・サトウナベ)、土方國任(東邦工業)
▽監事=大野正博(中部製作所)、小泉伸仁(富士鋲螺)
▽相談役=石川喜一郎(石徳螺子)、藤澤弘幸(コムウェル・フジサワ)、伊藤稔(平塚イトウネジ)、岡田眞治(岡總)、鈴木日出男(エフシーテック)、片倉新治(佐竹製作所)


2013年9月15(日) 2503
第30回管材展 来年10月9〜11日
コンセプトは「つなぐ」
愛知県管工機材商協組 9月理事会を開催

 愛知県管工機材商業協同組合(理事長=小川信氏・山信社長)は、9月3日午後6時より名古屋市中区の東別院会館において、理事21名が出席して九月理事会を開催した。来年10月に開催される「第30回管工機材・設備総合展」のコンセプトや実行委員の発表をはじめ、名管会ゴルフ大会、工場見学会、ボウリング大会、新年会など、今年度の主な事業予定が発表された。
 理事会の冒頭、小川理事長から挨拶があり、続いて議事に入った。
 第1号議案=第30回管工機材・設備総合展準備進捗報告は、峰澤実行委員長(峰澤鋼機社長)より行われた。
 同展の会期は平成26年10月9日〜11日の3日間とし、会場に従来通り「名古屋市中小企業振興会館」の吹上ホールと、これに加えて今回は第1ファッション展示場、第2ファッション展示場も使用する。
 展示会のコンセプトは「つなぐ」。テーマは「新発見」で、スマートな表現コピーをポスターデザインとリンクさせながら検討していく。
 展示会実行委員20名を選任。青年部「愛青会」の正副部長2名も委員に加え、抽選部(仮称)は青年部全員に協力してもらう。
 今後は10月2日に第1回部長会、同8日に第1回実行委員会、11月13日に出品説明会を実施する予定。
 第2号議案=全国管工機材商業連合会法人化については、事務局より法人化までの流れが報告された。9月11日にホテル日航大阪において一般社団法人全国管工機材商業連合会の「臨時社員総会」が開催され、愛知組合から連合会役員六名と事務局一名が参加する。
 第3号議案=各部会報告。
 事業部会(安井事業部会長・錦興業社長)は、8月27日に部会を開催した。今後は11月6日午後に工場見学会を開催予定。見学先は「うなぎパイファクトリー」。終了後浜松市内にて懇親会を行い、午後9時頃に名古屋帰着予定。懇親会会場など決定次第、参加者募集を開始する。
 広報部会(加藤広報部会長・岡谷鋼機名古屋本店配管住設本部長)は、2014年度版「組合員名簿」(年内発行予定)について報告。組合員・賛助会員向けの掲載データ修正シートを発送し、現在回収中。賛助会員向けの広告募集案内も発送した。名簿のサイズをB5からA4に変更する。また、組合だより130号の掲載広告を内々に依頼中。
 流通部会(小川流通部会長・小川管商社長)は、12月上旬に部会を開催する。また、平成26年2月上旬にセミナーを開催予定。
 福利厚生部会(成田福利厚生部会長・大成工機商会社長)は、8月8日に部会を開催した。今後は11月30日にボウリング大会を星ケ丘ボウルにて開催予定。9月4日以降に参加者募集を開始する。
 経営研究部会(伊藤経営研究部会長・伊藤柳商店社長)は、8月28日に部会を開催した。今後は12月10日に「武学・徳育セミナー」を開催予定。9月5日以降に参加者募集を開始する。
 加入促進部会(鈴木加入促進部会長・ユアサ商事中部住環境マーケット部部長)は、卸商社を中心に部員を構成した(小川理事長が説明)。また、群協製作所の賛助会員加入と江川商会の正会員脱退の意向が説明され、本理事会で承認された。賛助会員加入の群協製作所は、東京管工機材商業協同組合の賛助会員に既に加盟しており、今年開催された東京管工機材・設備総合展にも出品。正会員のイシグロより新たに推薦された。
 第4号議案=各幹事会報告。
 名管会幹事会(吉川名管会幹事長・オータケ社長、当日は服部オータケ取締役が代理)は、第45回名管会ゴルフ大会について報告。10月11日に藤岡カントリークラブ(愛知県豊田市)で開催する。午前8時30分にOUT/IN同時スタート。大会応募状況は55名(組合員23名、賛助会員32名)となっている。
 新年会・懇親会幹事会は、幹事長に竹内理事(丸金商会会長)が就任した。新年会・懇親会は平成26年1月21日、名古屋マリオットアソシアホテルにて開催する。
 第5号議案=青年部「愛青会」については、安井青年部顧問(錦興業社長)より活動報告があった。7月18日にビアカーニバル名駅店にて例会を開催した。今後の予定として、「第2回愛青会ゴルフコンペ」を11月10日に名古屋広幡ゴルフコース(愛知県豊田市)で開催する。
 第6号議案=愛知県中小企業団体中央会表彰の件は、県知事表彰に植田副理事長(ウエダ社長)、中央会会長表彰に大藪副理事長(大清社長)が該当するため推薦する。
 第7号議案=第62回中小企業団体愛知大会の件は、組合から約10名が参加予定と報告された。記念講演は読売新聞特別編集委員、橋本五郎氏の講演。
 第8号議案=災害時における資材提供に関する協定書については、愛知県管工事業協同組合連合会との間で交わす協定書の原案が示され、今後継続して審議していくことを確認した。
 第9号議案=その他は、愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)が共催する本年国内最大級の工作機械と工具の見本市「メカトロテックジャパン2013」が10月23日〜26日にポートメッセなごやで開催されることが紹介された。
 また、過日行われたイトウの創業者、伊藤仙二会長の通夜・告別式への参列に対して、伊藤辰之社長からお礼の言葉が述べられた。
 次回理事会は11月5日に開催予定。
第30回管工機材・設備
総合展 実行委員(敬称略)

▽実行委員長=峰澤彰宏(峰澤鋼機)
▽実行副委員長=小川誉之(小川管商)
▽総務部長=成田幸隆(大成工機商会)
▽総務部(会計補佐)=石原太郎(原芳商会)
▽会場部長=安井文康(錦興業)
▽受付部長=大野直樹(大野管材)
▽抽選部長(青年部部長)=竹内裕二(丸金商会)
▽抽選副部長(青年部副部長)=荒木彌一郎(荒木商事)
▽実行委員=滝澤昇一(オータケ)、土橋治彦(岡谷鋼機)、安藤博司(川本第一製作所)、加藤喜和(クリエイト)、黒宮誠一(クロミヤ商店)、田中勝次(タナカ)、坪井研二(ツボイ)、丹羽一幸(丹羽機材)、大倉明久(橋本総業)、福元良貴(山信)、鈴木圭造(ユアサ商事)、鈴木克利(米津物産)
【オブザーバー】
 小川信(組合理事長・山信)、倉地久雄(組合副理事長・倉地)、植田慎一郎(組合副理事長・ウエダ)、大藪淳一(組合副理事長・大清)、在田忠之(組合会計理事・在田商店)

第3回次世代ものづくり基盤技術産業展
TECH Biz EXPO2013
ポートメッセなごやで10月9日開幕

 第3回次世代ものづくり基盤技術産業展「TECH Biz EXPO2013」が10月9日から11日の3日間、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)にて開催される。同展はものづくりに特化した新しいスタイルの産業見本市として2011年から開催され、3回目となる今展は、199九社・団体が261小間出展。『次世代自動車・航空機などに活かすものづくり』というテーマのもと「レーザ加工技術」「3Dプリンタ」に大注目。加工技術、新素材、製品、検査機器・試験技術、物流など幅広い分野にわたって展示紹介する。目標来場者数は3万名。
 「TECH Biz EXPO2013」は主催の名古屋国際見本市委員会が、大学や公設研究機関、業界団体と連携して名古屋で開催する見本市。前回は218社・団体が出展し、期間中1万8,986名が来場した。今回は主催企画展示として、今大注目されているレーザー加工技術と3Dプリンタをテーマに展示、実演される。その他にも3日間に渡り29の講演会・セミナーをはじめ、各社・団体による一般展示、学術研究技術シーズ発表会・個別技術相談会、次世代モビリティフォーラム、中部経済局サポインコーナー、出展社テクニカルワークショップなど、盛りだくさんの内容で開かれ、「航空宇宙シンポジウム2013」(主催=航空宇宙シンポジウム実行委員会)も同時開催される。
 開催時間は午前10時から午後5時まで。入場料は1,000円。(ただし招待券持参、事前来場登録・講演会申込者、学生は無料)
http://www.techbizexpo.com/
日本の「ものづくり」を考える3日間
講演会
事前申込制・聴講無料

 10月9日
 1.10時30分〜15時30分/会場=第3会議室▼「輸送機器の軽量化に向けた軽量金属材料の挑戦」第5回産総研マグネシウムシンポジウム[共催=独産業技術総合研究所]
 2.10時30分〜12時30分▼ものづくりの変革を迫る3Dプリンタ
 3.10時30分〜12時▼空を守る品質保証〜セクター規格としてのAS9100の価値〜[協力=ペリージョンソンレジストラー]
 4.11時〜12時45分▼ゲームチェンジを可能にする先進材料テクノロジーPART1〜超軽量化材料・技術および耐熱金属材料〜[共催=名古屋大学材料バックキャストテクノロジー研究センター]
 5.13時30分〜14時30分▼ゲームチェンジを可能にする先進材料テクノロジーPART2〜熱制御材料〜[共催=名古屋大学材料バックキャストテクノロジー研究センター]
 6.14時40分〜15時45分▼ゲームチェンジを可能にする先進材料テクノロジーPART3〜創エネ・省エネを拓く新機能性材料・技術〜[共催=名古屋大学材料バックキャストテクノロジー研究センター]
 7.13時〜16時▼先端計測分析機器の利用公開と計測分析手法の国際標準化への取り組み〜産総研の先端計測分析技術で研究開発における課題解決にチャレンジ!〜[共催=独産業技術総合研究所計測フロンティア研究部門]
 8.13時〜16時25分▼航空宇宙シンポジウム[共催=航空宇宙シンポジウム実行委員会]
 9.13時30分〜16時30分▼第6回素形材新技術交流シンポジウム「AdditiveManufacturing(付加製造)技術の現状と今後の動向」[共催=(一財)素形材センター]
 10.13時〜16時30分▼次世代モビリティフォーラム モビリティビジネス創出セミナー[共催=次世代自動車地域産学官フォーラム、(一社)中部産業連盟]
 10月10日
 11.J10時30分〜11時30分▼JAXAの活動と宇宙ビジネス[協力=宇宙航空研究開発機構(JAXA)]
 12.10時30分〜12時30分▼医療機器の開発推進〜健康寿命達成に向け〜[共催=(公財)名古屋産業振興公社人工関節研究会]
 13.10時30分〜12時30分▼進化する塑性加工技術[共催=(一社)日本塑性加工学会]
 14.15.10時30分〜16時10分▼名古屋レーザフォーラム レーザによるものづくりの進化[共催=中部レーザ応用技術研究会]資料代(希望者)=4,000円(当日支払)
 16.11時〜12時▼クリーンディーゼルを支える技術革新[共催=クリーンディーゼル普及促進協議会]
 17.13時〜16時▼省燃費を支える最新テクノロジー[協力=(公社)自動車技術会中部支部]
 18.13時30分〜16時30分▼自動車輸送分野の軽量化に貢献する軽金属材料とその加工技術[共催=(一社)軽金属学会]
 19.13時〜16時30分▼次世代モビリティフォーラム「技術開発セミナー」[共催=次世代自動車地域産学官フォーラム、(公財)名古屋産業科学研究所]
 20.14時〜15時30分▼元気な中部メイカーズ、集まれ!3DプリンタやSNSについて話そう[連携協力=アイティメディアMONOist編集部」
 10月11日
 21.10時30分〜12時▼限りなき分子の謎に挑み
分子の可能性を広げ続けます〜分子科学研究所の研究シーズ紹介〜[共催=分子科学研究所]
 22.10時30分〜12時30分▼海外進出を成功に導く“知的財産&ビジネス対策”〜海外ビジネス出航前に確認すべき知的財産のあれこれ〜[共催=独工業所有権情報・研修館(INPIT)]
 23.11時〜11時40分▼EV・PHV用普通充電器の安全・安心な普及に向けて[協力=あいちEV・PHV普及ネットワーク]
 24.13時〜15時40分▼3D技術講演会〜3D活用金属材料積層造形の最前線〜[共催=東北大学金属材料研究所]
 25.13時〜15時▼研究設備とノウハウの提供〜分子・物質合成プラットフォームの支援紹介と成果事例〜[共催=分子・物質合成プラットフォーム]
 26.13時〜16時30分▼社会に役立つMEMS技術[協力=東北大学マイクロシステム融合研究開発センター]
 27.13時30分〜15時50分▼新興国自動車部品市場セミナー〜中南米(メキシコ)進出に伴う最新現地情報とサプライチェーン構築のヒント〜
 28.14時〜16時10分▼中部地域公的研究機関の炭素繊維複合材料研究「第20回名古屋駅前イノベーションハブ技術シーズ発表会」[共催=独産業技術総合研究所中部センター 名古屋駅前イノベーションハブ運営協議会]
 29.14時〜16時/会場=第三会議室▼次世代自動車の動向と今後の対応(仮)〜自動車の技術動向と部品メーカーの取り組み〜[協力=(一社)日本自動車部品工業会中部支部]

ゴム・プラスチックの最新製品・技術が集結
川島ベストパートナー展示会いよいよ開催
17社の新製品・最新技術が一堂に
10月3日ウインクあいちで

 工業用ゴム・プラスチック・各種設備機器卸・販売の川島商事(社長=川島健一氏、本社=名古屋市熱田区)と主要仕入れ先メーカーの会で構成される川島ベストパートナー会主催の「川島ベストパートナー展示会」が10月3日に、名古屋市中村区名駅にあるウインクあいち(愛知県産業労働センター)8八階で開催される。同展は、「省エネ節電」・「環境」をテーマに出展メーカーの新製品・新技術を紹介、提案する。
ゴム・プラスチックの
素材・加工の総合展示会

 同会は3度目の開催となるが、出展メーカーは前回実績から3三社加わり、17社に(出展メーカー一覧参照)。今回の展示テーマは昨今市場ニーズの高い「省エネ節電」・「環境」・「新製品」の三つを柱としている。前回開催時(2011年)も、来場者がゆっくり商品を見て触り、出展メーカーとじっくり商談ができるという内容の充実ぶりで好評を博している。
 川島商事は大正6年創業。96年の歴史をもつゴム・プラスチックを主力とした各種設備機器や資材の総合商社だ。初代社長の川島勘一氏がベルト販売の小売業を名古屋市中区東田町でスタート。昭和五十年代から独自性を打ち出す方向を模索。特殊技術を持つ加工会社との連携を広げ、顧客からの細かいニーズに応えた特殊品、難加工品などニッチ商品の製作・販売に注力。現在は、中部圏内に8カ所の営業所と、ベルト加工工場があり(セントラルゴム工業)、業容の拡大と生産能力を増強。ゴム・プラスチック販売と併せ、素材を活かした様々な加工品を生み出すことで、素材を加工から組み立てまで対応した総合力での営業を強化している。
 そんな流れの中、同社と仕入先メーカーが協力し、ゴム・プラスチックの総合展示会となる同会が09九年に初開催され、今回に至る。
展示会は販路拡大と、
新製品を生むきっかけに

 「今は高精度で、製作するにも特殊な素材や技術が必要となる商品が求められていますし、日々高度化するニーズに対応するべく、素材や技術の進化が本当に目覚ましいですね。お客様からのお話を伺っていると、こちらが思いもつかなかった発想と出会い、それが新しい技術開発や製品開発へのヒントとなっているのです。この展示会では出展メーカー様とお客様の出会いの場となり、ご来場くださった皆様にとって販路拡大やよりよいモノづくりのきっかけとなるお手伝いができれば、と思っています」と、川島ベストパートナー展示会への想いを話してくれたのは現社長で四代目の川島健一氏だ。
 『川島ベストパートナー会』は、川島商事が顧客から相談された高度なオーダーに応える為に様々なバックアップをする仕入先メーカーで構成されている会であるが、まさに「ベストパートナー」達と共に開催するこの展示会。今回もまた、新たな製品や技術を生むきっかけになる様な話題や出会いに恵まれるかもしれない。
川島商事ブースも
要注目

 川島商事独自の出展ブースも是非注目したい。日々、顧客からオーダーされ製作した特殊加工品などを多数展示する。通常では紹介が難しいゴム・プラスチック等の素材を使用した高度で細密な加工技術や成形・切削品などの展示を通して最新情報を紹介する。
開催にあたって
川島商事
川島健一社長

 平素は川島商事に対し格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。弊社は、工業用ゴム・プラスチック製品の販売を基盤とし、常にお客様に満足いただける商品の提供を使命と信じ、商社という枠を取り外した企業になるよう努めております。
 日々進化しつつある高い要求にお応えできる様、国内外で匠の技を持つ職人の方々や加工工場の情報収集や連携先を広げ、様々な加工やアッセンブリーをすることにより、自動車・半導体・食品・医療・建設・土木など、様々なものづくりのお手伝いをしております。
 例えば医療向け特殊精密フィルム材の成形や、半導体向けの精密樹脂切削加工品の製作、金属性の部品から耐熱・耐薬品・耐摩耗性に優れたゴム・プラスチック部品への代替や組合せなど、様々な情報を通じてご提案をし、お客様のニーズに合わせた商品や部材の提供を行っております。 
 『川島ベストパートナー展示会』はものづくりに携わる全ての方々にぜひご覧いただき、積極的な情報交換・商談の場として活かしていただければと存じます。私並びに社員一同、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
あのwakamaruを体験できる
 今回、三菱重工業の開発による最先端のコミュニケーションロボット「wakamaru」(ワカマル)が来場。人と暮らすために開発され、相手の顔を見ながら話したり握手したり、自然で豊かなコミュニケ―ションができる事で行く先々で子供からお年寄りまで大人気のロボットだ。会場で見かけたら、ぜひ話かけたり触ってみてwakamaruと遊んでみてはいかがだろう。 

三菱のシェア奪回に向けて
心を一つに拡販めざす
三菱マテリアルツールズ 三菱拡販戦略会議開催

 三菱マテリアルツールズ(社長=滝沢俊夫氏、本社=東京都墨田区)は、6月11日午後4時30分より名古屋市中区の名古屋東急ホテルにおいて「三菱拡販戦略会議(MSM)」を開き、主力特約店、代理店に対し概況や活動方針の説明、新製品紹介などを行った。メーカーから「流通の方々に安心して売っていただける、環境をしっかりと整える」ための方策が説明され、三菱切削工具のシェア奪回に向けて製販の結束を固めた。
 MSMは、司会の森村三菱マテリアルツールズ中部支店長が開会の辞で「第4回目となる本日の戦略会議ですが、三菱マテリアルツールズ発足10周年の節目の年となることから、これまでご支援いただきました特約店様、代理店様に感謝申し上げますと共に、今年目玉の新製品、ドリルシリーズ『MVE・MVS・MVX』の紹介をさせていただきます」と述べて、開会。
 増田三菱マテリアル常務執行役員加工事業カンパニープレジデントが「この年初以来、風が吹いてきたという感じがしています。この風を、本来三菱があるべきポジションに戻せる風にしていきたい。そのために、本日お集まりの皆様方の一層のご尽力をお願いしたいと思っています。ありがたいことに、三菱マテリアル、三菱マテリアルツールズ共に、新しい力が出てきています。そもそも手触りのよい、きめの細かいお付き合いをさせていただくことが三菱流と思っています。『物にも心ありて、まして人』ということを申し上げています。心を大切にしながらこの事業をもっと大きくしていきたいと考えています。今この時、皆様と一緒にこの景気の気を感じながら精一杯の働きをさせていただくことを、本当にありがたいと喜びを感じています。私たちの心意気を製品に乗せてお客様に伝えていくことを日々コツコツとしていく以外に、この風に乗っていく方法はないのではないかと考えています。心で生きてみる、働いてみることで、予測もしなかった大きな変化、大きな喜びの涙を共に流せるのではないかと、日ごろから考えています。どうぞ今年度も、また末永く、三菱マテリアル、三菱マテリアルツールズを叱咤激励いただきながら、一緒に進んでまいりたいと考えています」と挨拶した。
“お客様の信頼と安心を回復するために”
三菱マテリアル超
硬製品事業部方針

 鶴巻三菱マテリアル執行役員加工事業カンパニーバイスプレジデント超硬製品事業部長は「(2012年度は)三菱マテリアル全体としてはほぼ計画に近い数字が出せたが、超硬事業は減益となった。これは一昨年の東日本大震災、タイの洪水の影響で、製品を供給できない状態になったことが要因と考える」と業績について触れた上で、「本年度は野心的に拡大していく計画を立てている。超硬事業では巻き返しを図る」と述べ事業部の方針を説明した。
 超硬製品事業部としては「お客様の信頼と安心を回復するために、一つ一つの案件に丁寧にかつ迅速に対応する。我々の置かれている現実を捉えて、当たり前のことをしっかりと確実に遂行する」。今の状況を自覚し、ここからが新たなスタートだとして取り組んでいく。
 本年度の事業部のテーマを「特約店様、代理店様と連携して、モノがある三菱、納期を守る三菱」とし、ユーザー、流通が安心できる環境を構築する。そのための方策として、しっかりと在庫を持つ。設備投資についても昨年は過去十年間で最大の投資を行ったが、本年度も引き続き積極的な投資を計画。生産能力の増強のほか、テクニカルセンターの増強、教育設備の増強、工場のサンプルライン・試作品ラインの増強、コンピュータシステムの再構築などにも投資していく。また日系企業のグローバル展開にも対応したものとする。さらにユーザーの生産性向上に役立つ新製品を昨年以上に発売していく。
 中長期的には、2020年にこうありたいという姿を示した“VISION2020”で「お客様目線に根ざした、真の製品供給力、ソリューション提供力を堅持し、お客様よりパートナーとして十分な信頼を得る事業体になりたい」という理念の下、マーケティング、ソリューション、メーカーとしてベースとなる製品供給力の三つの切り口から施策を推進。製品供給力についてはコストの問題、ユーザーニーズへの対応、リスク分散の観点から取り組んでいる。
 鶴巻事業部長は、「流通の方々に安心して売っていただける、環境をしっかりと整えることがメーカーの使命」として積極的に取り組む決意を述べ、三菱製品のシェア奪回に向け一層の支援、協力を呼びかけた。
新製品54シリーズ・3000アイテムを発表
三菱マテリアルツ
ールズ活動方針
 
 続いて滝沢三菱マテリアルツールズ社長が、同社の概況と本年度の方針について述べた。
 2020年に国内シェア20%とすることを目標に、「信頼が上がると、シェアが上がる」を今年度の方針として取り組みを強化する。
 新製品については、昨年の2倍以上の54シリーズ・3,000アイテムを市場に投入していく。
 また、創業10周年を記念してアニバーサリーキャンペーンを実施。3月〜5月に第一弾を行い、今後は第二弾、第三弾と新製品を取り入れ継続して実施する。
 このほか、MSMを全国四か所で開催、情報を共有して製販の結束を固め拡販強化につなげる。展示会としては、この秋名古屋で開催されるメカトロテックジャパン2013に出展する。
 また、三菱マテリアルツールズの10年の歩みについても話された。
 優秀特約店表彰では、販売上位5社に贈られるツールズオブザイヤー賞をはじめ、チャレンジングスピリット賞、フロンティアスピリット賞、リサイクル賞の発表があり、各受賞者に三菱マテリアル製ゴールドインゴットが贈呈された。
 三菱マテリアルの核となる筑波製作所、岐阜製作所、明石製作所の所長三名が紹介された後、新製品の汎用超硬ソリッドドリル「MVE/MVS」、刃先交換式ドリル「MVX」の開発者から製品紹介があり、セールスポイントが説明された。
 続いて堀江三菱マテリアルツールズ中部支店販売二部部長が、新製品の超硬エンドミル「MSplus」、PVDコーティング「MP6120/MP9120」を紹介。創業10周年アニバーサリーキャンペーン(第一弾)の成果報告と、第二弾、第三弾を含めた拡販戦略について説明し、第一部を終了した。
 会場を移して行われた第二部懇親会では、三菱マテリアルグループが缶を製造する、サントリーの缶ビール“ザプレミアムモルツ”で乾杯。時津新栄商會社長が力強く乾杯の音頭をとった。
 新製品の拡販、三菱のシェア奪回に向け心を一つにして取り組む決意を新たにし、午後8時前に乾山下機械社長の中締めで終了した。

テラルを招きポンプ部会
研修会は12月に台北へ
静岡県管工機材商組合 8月理事会を開催

 静岡県管工機材商組合(理事長=村松孝一氏・村松商店社長)は、8月2日午後3時より静岡市内のマイホテル竜宮において8月度定例理事会を開催し、研修会の内容などを審議した。併せて行われたポンプ部会では、ポンプ・送風機メーカーのテラルから杉野静岡営業所長と磯部浜松営業所長を招いて最新のポンプ事情について聴いた。
 理事会での審議事項は次の通り。
 第1号議案=震災などの災害発生時緊急復旧工事対応について。
 前回の7月理事会で組合として前向きに取り組むことが決まり、今回は締結書の内容について検討した。
 第2号議案=平成25年度研修旅行について。
 12月19日〜22日の三泊四日の日程で台湾・台北市を訪ねる。出発は東京羽田午後1時20分発、帰りは台北現地時間午後1時30分発―羽田着午後5時45分をそれぞれ予定している。
 第3号議案=西部支部の暑気払い(納涼会)開催については、8月28日の開催が承認された。
 第4号議案=情報交換では、西伊豆のゲリラ豪雨の被害状況について報告された。
 ポンプ部会の主な内容は次の通り。
 最近のトレンドとして@立形ポンプA圧送排水ポンプB耐震性評価Cエンジニアリングについて話された。
 @立形ポンプは、主軸が鉛直に配置され、電動機がポンプケーシングに支えられる形で上部に設置されているため、従来の横形に比べ設置スペースが小さくて済む。また、電動機や羽根車などを取り外さずに軸封装置(メカニカルシール)の交換ができるため、メンテナンス性が良い。
 これらの特長から、立形ポンプユニットは横形に比べユニットスペースが約11%削減、メンテナンススペースを考慮した場合は約24%も削減できる。メンテナンスコストも約30%削減可能で、そのうえ低振動と、メリットが大きい。
 A圧送排水ポンプは、排水勾配が確保できない場合の解決策として使用されるもので、テラル製品のラインナップが紹介された。
 B耐震性評価で、テラルは防災科学技術研究所の耐震実験に参加。製品の耐震設計の検証と今後の研究課題を把握するために、2011年に同研究所の兵庫耐震工学研究センターにて、四層のコンクリート建物2棟を用いて阪神・淡路大震災規模の耐震実験が行われ、テラルは排煙ファン、消火ポンプ、給水装置を提供した。いずれも一部不具合はあったが、基本的な機能は損なわれず、直ちに運転の再開が可能な状態であった。
 Cエンジニアリングについては、テラルが対応した、流体解析による送風機吸込チャンバーの圧損改善などの事例を説明。同社のエンジニアリングメニューとして、熱流体解析、構造解析、計測分析、3D測定などが紹介された。

「人事諸制度策定」で
高付加価値経営の実現へ
愛知県機械工具商協組 経営者・管理者セミナー

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)の経営対策部(部長=林正人氏・広島商事社長)は、8月6日午後6時より東京第一ホテル錦において、経営者・管理者を対象に「人事諸制度策定〜高付加価値経営の実現に向けて〜」をテーマにしたセミナーを開催した。講師にトーカイマネジメントアソシエイツの吉井清二社長を招聘し、組合員37名が聴講した。
 講師の吉井氏は「人事制度で一番大切なことは、運用できる制度を作ること。立派な制度を作っても運用できなければ、どうしようもない」と前置きし、本題に入った。
 人事制度の目的は@公平な処遇の実現A働きがいのある職場の実現B人材育成体制の充実C経営的視点、チームワークの醸成D経営目標達成システムの強化E業務の効率化を図ることであるが、最終的には高付加価値経営を実現するものである。
 給与はコストではなく、生みだされた付加価値から分配されるもの。したがって、利益の分配である。高度成長期の年功重視の給与から、時代の変化とともに能力重視の給与へ、そして今のような超低成長期にはさらに実績重視の給与への移行が必要などと話され、受講者は熱心に聞き入った。

機構改革と人事異動
山 善 9月10日発表

 山善(社長=吉居亨氏、本社=大阪市西区)は9月10日、次の機構改革と人事異動を発表した。
◆機構改革
[9月24四日付]
 機工事業部 静岡営業所と沼津営業所を統合し、静岡支店とする。
[10月1日付]
 経営企画本部 情報システム部とIT企画部を統合し、情報システム部とする。
◆一般人事( )内は前職
[9月24四日付]
 中本佳孝=東日本営業本部静岡支店長(東日本営業本部静岡営業所長)
[10月1日付]
 那須純夫=経営企画本部情報システム部長(経営企画本部情報システム部副部長)▽上野和彦=大阪営業本部神戸支店長(東日本営業本部郡山支店長)▽赤尾博=大阪営業本部滋賀支店長(東日本営業本部沼津営業所長)▽川端修=東日本営業本部副本部長(名古屋営業本部副本部長)▽古谷孝=東日本営業本部札幌支店長(機工事業部東北営業部エリア長)▽粟飯原久志=東日本営業本部新潟支店長(東日本営業本部宇都宮支店副支店長)▽伊藤能久=東日本営業本部郡山支店長(東日本営業本部札幌支店長)▽吉村泰典=名古屋営業本部副本部長(大阪営業本部神戸支店長)▽池上忠志=名古屋営業本部浜松支店長(東日本営業本部神奈川支店副支店長)▽越智雄二=九州営業本部鹿児島支店長(九州営業本部長崎営業所長)▽細見明裕=国際事業本部SE支社副支社長兼東部SE部長(国際事業本部SE支社東部SE部長)▽中山勝人=国際事業本部SE支社西部SE部長兼中国支社メカトロ統括長(国際事業本部中国支社メカトロ統括長)▽福田佳彦=国際事業本部南アセアン支社長兼アセアン機械統括長兼YAMAZEN(THAILAND)CO.,LTD.社長(国際事業本部南アセアン支社長兼アセアン機械統括長)

量産部品加工の工程集約に最適
コンパクトマシニングセンタ
SPEEDIOM140X1新発売
ブラザー 旋削機能付き小型複合加工機

 工業機器製造大手のブラザー工業(社長=小池利和氏、本社=名古屋市瑞穂区)は、旋削加工が可能な小型複合機械「コンパクトマシニングセンタ「SPEEDIO(スピーディオ)M140X1」を8月8日より発売。
 同商品は、今年6月に発表された新ブランド「SPEEDIO」シリーズの第二弾であり、旋削機能を搭載しており、自動車部品、二輪車部品、一般機械部品などにおいて、旋削加工とマシニング加工の両方を必要とする量産部品加工の生産効率を大幅に向上させる。
【商品特長】
▽旋削機能
 同社独自の新開発ビルトイン・ダイレクト・ドライブモーターによる旋削主軸を搭載。この旋削主軸モーターに最高回転数2,000min−1、最大トルク55Nmの高出力タイプを採用している。
 また、複合加工機の重要な要素である旋削ツールの固定方法に、独自のプランジャーを2つ用いたダブルプランジャーロック方式を採用し、確実な旋削ツールの固定を実現。さらに旋削主軸と合わせて、割出し速度60min−1の高速傾斜軸も標準搭載し、最適なワークの位置による旋削加工や多面加工を可能にしている。
▽生産効率向上
 旋盤とマシニングセンタの2種類の工作機械で実施していた加工を一台で実施することにより機械間の加工物の移動作業を無くすことができ、さらにSPEEDIOシリーズの特長である、高生産性技術により非切削時間の大幅な短縮を実現。高速工具交換(Chip-Chip1.4秒)や主軸の高加減速、同時動作など同社独自の高生産性技術を多数搭載。生産効率の向上を図れる。
▽高い環境性能
 減速時の発電エネルギーを再利用する電源回生機能の搭載や、高効率モーター、省エネポンプ、LED機内灯の採用により、消費電力量の削減を実現。一般的な旋盤・マシニングセンタと比較し、消費電力量は約十五%低減。
▽使い易さ
 正面扉開口部から加工物を取り付けるテーブルまでの距離を可能な限り短くする(490mm)など、構造により加工物の取り付け・取り外しを容易にしている。また、新型制御装置「CNC-C00」の搭載により、ユーザービリティーの向上、メンテナンス機能の充実、周辺機器制御対応やネットワーク機能の強化など、操作性・保守性などの機能を格段に向上させている。
標準価格は1,048万円(税込本体価格)

名古屋支社の新社屋が
旧支社跡地に間もなく完成
山善 10月15日より営業開始

 山善(社長=吉居亨氏、本社=大阪市西区)の名古屋営業本部(上席執行役員本部長=森園慎一氏)では、かねてより建設中だった名古屋支社の新社屋が間もなく完成し、来る10月15日より新社屋での営業を開始する運びとなった。
 新社屋は、名古屋市熱田区白鳥の旧支社跡地に建てられ、敷地面積約782u、延床面積3,546u、地上6階建。1階は受付、エントランスホールで、2階に家庭機器事業部、ヤマゼンクリエイト、3階に住建事業部、国際事業本部・中部SE部、4階に機工事業部、5階に機械事業部、名古屋営業本部・本部室、営業管理室が入り、6階は会議室、ラウンジとなっている。省エネ・創エネ、防災の機能を備えた中部地区の中核拠点として機能を発揮する。
 また、得意先や仕入先メーカー向けに商品説明会や研修会などに利用できる多機能スペースも設けている。
◆名古屋支社 新社屋
【住 所】
 〒456-8588 愛知県名古屋市熱田区白鳥二丁目10番10号
【電話・FAX番号】
 名古屋営業本部本部室=052-682-1250、FAX052-682-7361
 営業管理室=052-682-1239、FAX052-682-5324
 機械事業部中部営業部=052-682-1251、FAX052-682-4752
 機工事業部名古屋第一営業部=052-682-1231、FAX052-682-4733、名古屋第二営業部=052-682-1241、FAX052-682-0867
 国際事業本部中部SE部=052-682-1247、FAX052-682-4746
 住建事業部中部営業部=052-682-1234、FAX052-682-5375
 家庭機器事業部名古屋営業部0582-682-1236、FAX052-682-0885
 ヤマゼンクリエイト名古屋支店=052-682-1271、FAX052-682-4747
 ※移転による電話・FAX番号の変更はなし。
 ※移転に伴い、電話・FAXは10月11日午後6時から10月14日まで受信不可。

一部需要機種に明るい兆し
日本鋳鍛鋼会 7月の鋳鋼・鍛鋼生産実績

 日本鋳鍛鋼会が8月29日に発表した、鋳鋼(全国74工場)、鍛鋼(同19工場)の平成25年7月分生産実績によると、7月の生産は、鋳鋼が前年同月比12.7%減の1万5,566トンとなり、16カ月連続のマイナスとなった。鍛鋼は同0.8%減の5万3,291トンとなり、13カ月連続で前年を下回った。
前月比は鋳鋼1.5%減、鍛鋼1.3%増となった。
 同会によると、鋳鋼の生産は、土木建設・鉱山機械向けが昨年度より減少しており、4月以降若干回復していたが、平成25年2月以前の3,000トン台の水準に戻りまだ底を打っていない。前年同月比では鋳鋼管や破砕機・摩砕機・選別機向けが上昇し、震災復興の影響も見て取れるが、全体に占める割合は小さく微増となっている。ただし、発電用機器が前年同月比で1.5五倍となるなど、ここへきて明るい兆しも見えてきている。
 鍛鋼については、自動車向けが牽引している中、ロールや型用鋼など製造業向け機種が前年同月を上回ってはいるものの、下支えにはまだ至っていない。発電用機器は鋳鋼では増加しているが鍛鋼では前年割れとなるなど対照的である。船舶向けは、鋳鋼・鍛鋼ともに減少し、先が見えない状況は変わらない、としている。

中部機械加工システム展をPR
ビアパーティー盛大に
中部ジーネット会 会員メーカー160名余が集う

 中部ジーネット会(会長=飯野敏彦氏・SMC豊田営業所長)は、8月22日午後6時30分より名古屋市中区のバドワイザー・ビアカーニバル名古屋伏見店において、恒例のビアパーティーを開催した。会員メーカーから160名余が参加して、情報交換をしながら親睦を深めた。
 ジーネット名古屋支社の営業社員8名が司会を務める中、冒頭、大谷支社長が日頃の支援に対しお礼を述べた後、名古屋支社の近況に触れ「7月単月で久しぶりに計画を達成しました。名古屋支社の回復が期待されますが、最近はエリア毎、部署毎でまだら模様で、計画を大きく達成する部署と非常に厳しい部署があります。全体的に良くなったわけではありませんが、若干、回復基調にあると感じています。そんな中で少し先の話ですが、来年(2014年)2月14、15日にポートメッセなごやの二号館で工作機械を軸にした切削関連の展示会『中部機械加工システム展』を開催しますので、ご出展のほどよろしくお願いいたします。本日はビアパーティーですので是非とも盛り上がり楽しい時間を過ごしたいと存じます」と挨拶。
 続いて飯野会長が「過日行われました、中部ジーネット会総会で会長を拝命いたしました。この頃非常に暑い日が続いており、とうとう日本も温帯性気候から亜熱帯性気候になってしまったのではないかと感じています。環境の変化が起きると、その中に必ず売れるもの、商材が生まれてくると思っています。時代の変化とともに環境の変化もあり、過去に経験しなかったことが起こり、その中で売れる商品も出てくるのではないかと考えながらまいりました」と挨拶した後、力強く乾杯の音頭をとった。
 外国人シンガーのライブステージや、今話題の電子書籍リーダーなど豪華景品が当たる「お楽しみ抽選会」も行われ、楽しいひと時を過ごした。
 最後に、中村名古屋支社機械担当部長がお礼の挨拶で中部機械加工システム展への支援協力をお願いし、一味中部ジーネット会副会長(ミツトヨ中部営業部部長)の中締めで終了した。

新製品が続々 昨年超える30種
アグレッシブさ前面に
第19回タンガロイビアパーティー

 中部タンガロイ特約店会(会長=水谷彰宏氏・東亜機工社長)は7月19日午後6時30分より名古屋市中区の名古屋クレストンホテルにおいて「第19回タンガロイビアパーティー」を開催し、特約店・代理店の約150名が集い交流した。
 タンガロイ名古屋営業所の岡田望さんが司会進行を務め、冒頭、和田タンガロイ中部支店長が「4月に中部タンガロイ特約店会総会を弊社のいわきの本社工場で開催しました。実は、2011年4月に私どもの新しい工場の竣工を兼ねて総会を行う予定でしたが、3月11日の震災の影響で延期となっていました。特約店の皆様に弊社の最新鋭工場を見ていただき、万全な供給体制を実感していただきました。現在、タンガロイは恒例の火の弾キャンペーン in summer 2013≠実施(9月30日まで)しています。この機会に高生産性を実現する工具を提供していきたい。ぜひ皆様のお力を借りながら拡販に努めたいと思っています。タンガロイは最近、新製品を続々と出しています。今年も、昨年を超える30種類の新製品を出していきます。アグレッシブな姿勢を示し、ユーザー様に紹介していただければと存じます。生産性の高い工具をいかにユーザー様に紹介するか、そして紹介する際には使い方をしっかりとお伝えしてユーザー様に喜んでいただく、これがこれからの我々の売上を確保していくことになるのではないかと思っています。私どもも新製品を開発して、皆様とともに発展していきたいと存じます」と挨拶。
 棚木NaITO中部営業部副部長の力強い発声で乾杯し懇親の場となった。
 恒例となったビールの早飲み大会やビンゴ大会などのイベントがあり、和気あいあいとした雰囲気の中で参加者同士の交流が図られた。
 最後に、特約店会幹事の野崎常磐精機社長がタンガロイや代理店、特約店の若手営業マンとともに趣向を凝らしたパフォーマンスで場を盛り上げ、同氏の中締めでお開きとなった。

冷えたビールで暑気払い
愛機工東支部 ビアパーティーを開催

 愛知県機械工具商業協同組合(理事長=伊藤高潤氏・春日鋼機社長)の東支部(支部長=田中知之氏・ミユキ商會社長)は、8月1日午後7時より名古屋市中区のランの館2階にある「ザ オーキッドガーデン ビアアンドグリル」において、支部恒例のビアパーティーを開催し、支部員ら26名が参加して親睦を深めた。
 野崎理事(常磐精機社長)の司会で進められ、会の冒頭、田中支部長が「日頃は東支部の活動にご協力を賜り誠にありがとうございます。本日は野崎理事の設定で、このような素晴らしい会場で支部のビアパーティーを開催することができました。厳しい暑さが続いておりますので、熱中症など体調管理に心掛けていきたい。本日は鋭気を養い明日からのお仕事につなげていただければ幸いです」と挨拶。
 時津支部幹事(新栄商會社長)の力強い発声で乾杯した。
 参加者は、ジョッキ片手に歓談しながら屋外での焼き肉でスタミナをつけ、楽しい夏の夜のひと時を過ごした。

第52回全国実業団対抗テニス大会
オーエスジー
ペアで最高殊勲選手賞も獲得

 総合工具メーカーのオーエスジー(社長=石川則男氏、本社=愛知県豊川市)の、硬式テニス部『オースジーフェニックス』(監督=大沢二朗氏)は、8月30日から9月1日にあづま総合運動公園テニスコート(福島市)にて開催された、第52回全国実業団対抗テニス大会(ビジネスパル・テニス、主催=日本テニス協会)において、団体男子部門で優勝を果たした。
 約6か月にわたり地区予選が行われる中、オーエスジーは東海大会を1位通過。全国大会には32チームが対戦、決勝トーナメントにはオーエスジーを含む8チームが進出した。この大会は1試合あたり、ダブルス2戦・シングルス1戦で対戦し、2勝したチームが勝ちとするルール。
 準々決勝のルネサンス・東京戦では(2‐1)で勝ち、準決勝ルネサンス・千葉戦でも(2‐1)で勝利。決勝では九州のテニススクール運営会社であるテニスクリエイションと対戦。(2‐1)で勝利。全国大会初優勝を果たした。
 また同チームからは、野口敏裕選手と木下翔二朗選手のペアが最高殊勲選手賞を獲得した。受賞理由は「予選時から強豪チームに対して先陣を切りこのペアが勝利。この勝利がチームのムードを盛り上げ優勝に貢献した。日頃から雨の降る中でも黙々と練習を重ね、その努力が試合の成果として現れた」と、大沢監督からの推薦もありこの度の受賞となった。
 同大会優勝によって、来年度の全国大会シード権を獲得。ディフェンディングチャンピオンとして連覇を目指す。
 テニス部員はあらゆる部署での業務に就いており、業務を優先しつつ、平日は週3日、夜3時間程練習。週末は可能な範囲で練習している。また、地域振興活動のひとつとして、子供たちを集めたテニススクールも定期的に開いている。

業界大注目のあの対決が
「ほこ×たて」(フジテレビ系列)にて
9月22日放送決定!

 フジテレビ系列の人気番組『ほこ×たて』(毎週日曜・午後7時放送)内でもはや看板企画となった「絶対に穴の開かない金属」対「どんな金属でも穴を開けられるドリル」の対決。第七戦がいよいよ9月22日放送される。対戦ルールは、時間無制限一本勝負。穴が開けば(ドリルが金属を貫通した状態)ドリルの勝利。ドリルが折れる又は安全装置が作動した時点で穴が開いていなければ金属の勝利というもの。過去6戦を振り返ると、金属を作った日本タングステン(社長=馬場信哉氏、本社=福岡県福岡市)が、第1戦=対タンガロイ、第2戦=対アライドマテリアル、第3戦=対古河ロックドリル、第4・5戦=対オーエスジー(引き分け・再戦)、第6戦=対不二越と、並居る強豪が用意したドリルとの激闘の末、5勝1分けで勝ちを収めてきたが、いよいよ新しい挑戦者が登場!今回は中小企業連合チームで持てる技術の粋を集結させた究極のドリルを製作し、日本タングステンに挑む。「絶対に穴の開かない硬い金属」・「どんな金属でも穴を開けるドリル」この究極の矛盾に勝つのはどっちだ